森喜朗

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森喜朗の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第101回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(森喜朗君) 戦後のわが国の六・三・三・四制学校制度は、教育の機会均等を実現し、国民の教育水準を高めてきたことにつきましては、大変大きな成果があったと思っております。ただいま先生から御指摘もございましたが、私は、ちょうど小学校の二年のときに終戦になりました。したがって、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) わが国の社会が今後とも活力ある文化国家として安定した発展をしていくという基本的な考え方、このスタンスが教育の果たす役割りにきわめて私は大きいこれは基礎だというふうに思っております。しかし、やはり時代の変化、歴史的な経過、それから単に日本だけではなくて国際社...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 平和憲法をしっかり守って、そして教育基本法にのっとって今日までの教育が大きな成果を見たと思っておりますし、この基本的な考え方は全くそのとおり遵守して進めていくことには間違いないと申し上げてよろしいと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 昨年の十三期中教審は、初等中等教育の教育内容、それから方法等を中心に今後の学校教育のあり方について審議されました。昨年十一月には教育内容等小委員会の審議計画をおまとめをいただいたわけであります。同報告でも現行の学校制度について見直しを行うべきであるという指...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) よろしゅうございますか。そういう考え方でおります。
○国務大臣(森喜朗君) いま、あえて私的な意見としてどうかというふうにお尋ねいただいたので、大変ありがたいと思っておりますが、僕自身もさっきから申し上げた六・三・三・四制で育ってきた一人でありますが、すべてそうだとも言い切れない面もあるんですが、私はこれでよかったのかなと思ってお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、文部省としてもさきの中教審十三期の報告を踏まえながら、教育改革に関する諸問題の今後の進め方について、いま慎重に検討いたしておるところでございます。御指摘のところにつきましても、その一環として慎重に検討してまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 幅広い皆さんから御意見をいただきたいというのは、私の基本的な考え方でございます。
○国務大臣(森喜朗君) 今日の学校教育におきましては、児童、生徒の一人一人の能力、適性等に応じた適切な教育を行うこと、あるいは非行等の問題、行動等に適切に対処する、大変大きな問題を先生方も学校も抱えておられるわけであります。これらの状況を改善して国民の信頼にこたえるために、個々の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのように受けとめていただいて結構です。
○国務大臣(森喜朗君) 私が党におりました——もちろんいまも党の所属ですが、おりましたときに、私立学校振興助成法を制定をした一人でありまして、私学を大事にしたい、そして私学がとっても社会の中に大きな寄与をしておるということを考えまして、私学だからといって、国が全くその手助けをしな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 管理局長を中心に努力を続けます。
○国務大臣(森喜朗君) 久保田先生からの御指摘をいただきました点、わが国では高等学校におきます家庭一般、四単位を必修といたしておりますことをお話しをいただいたものと受けとめておりますが、高等学校におきます家庭一般の必修は歴史的な背景のもとにわが国の実情に沿った家庭教育という、そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 長い間婦人問題について大変な御勉強と御努力をしてこられました久保田先生でありますし、かつて私も総理府にしばらく仕事をさしていただいたこともございまして、久保田先生のこの問題にかける情熱は本当に尊敬をいたしております。先生のその理念、お考えは文部省としても大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生の御趣旨を十分に踏まえながら、先ほど本岡先生の御質問の際にも申し上げましたけれども、できるだけ幅の広い、各分野の皆さんの御意見を賜れるようなそういう構成にしたいと考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 久保田先生御指摘のとおり、自然とそして長い日本の歴史を後世に残してくれる埋蔵文化財を大切にしていかなきゃならぬ、この姿勢は私も同じような考え方でございます。文化庁もそのような姿勢で埋蔵文化財を大事にしていきたい、こう考えております。  しかし、現実の問題...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) すべての教育またすべての社会の制度、これは男女の差別があってはならぬということは言うまでもないことでございます。しかし、教育の中身については、そういういろんな見方があると思うんですけれども、ここにございます家庭科におきます議論の中には、いま議論になっており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生のいまの御指摘の問題は、確かに話題というよりも課題になっているというそういう御指摘も正しいかと思います。  ただ、先ほどから私も局長も申し上げておりますように、中学や高校におきます家庭科の教科は、女性をこのような教育は絶対にやらなきゃだめなんだよと、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生のお考えどおり十分に配慮して進めていきたいと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 私が文部大臣を総理から拝命をいたしましたときには、教育がとっても大事な国民の関心を集めているときでありますから、多くの皆さんの意見を十分に踏まえながら日本の教育について新しい制度や新しい内容が必要かどうか、そうしたことも十分に議論を交わしながら積極的に取り...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いまの太田さんの御指摘のとおり、日本の教育は、確かに社会の犯罪、特に子供たちの犯罪が非常に多くなってきております。恐らく、第三の波と言われているように、昨今は特に低年齢化しておりますことは非常に私どもも頭の痛いところであります。これすべて学校教育、学校に責...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 最近共通一次についての賛否両論の意見は非常に多うございます。賛否というよりも、余り賛成やほめてくださる意見はどうも少ない。やめちまえなんていうような意見もたくさんあるわけであります。  ちょっと長くなって太田さん恐縮ですが、この間私ちょうど共通一次が無事...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 太田先生の御指摘、公明党さんのいろいろな御提言も私ども大変貴重に受けとめさしていただいております。大学の入試については、先ほどもちょっと申し上げたように、でき得ればわずか短い中学校の三年間、わずか高等学校の短い三年間ですから、学力だけではかることではなくて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) わが国の現行の教育は、教育基本法そして今日の憲法を基本として学校教育法その他諸法令に基づいてすべて行われているものであるというふうに私は認識をいたしております。  したがいまして、現在教育基本法を改正する考えも全く持っておりませんし、今日の日本の憲法の中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 総理が選挙中にお話しになっていたのは、私も選挙やっておりましたので直接聞いておりませんが、ただ新聞等で総理の御発言も後でよく読んでみました。  総理の御発言は、やっぱりわが国の教育の基本にはわが国古来から伝わる伝統や文化を大事にしてほしい、私はそういう精...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生御指摘の参議院文教委員会におきます附帯決議の件でございますが、共通一次試験を含めまして大学入試問題につきましては、国会におきます文教委員会あるいはまた予算委員会及びこの当決算委員会等におきまして、質疑を通じまして資料の提出等なども適宜報告をさしていただ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私学を含めて予算は大変厳しいものであったということは、私もこれは残余だなあという気持ちはございます。しかし、日本のこの予算の編成は各省概算要求をし、また前年度の予算を、シーリングという一つの基準があるわけでございますから、その枠の中で最大限の努力をして積み...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育がいろいろな角度でいま国民的な関心が大変寄せられておりますところでございます。中曽根総理も第二次中曽根内閣発足に当たりまして、教育改革をぜひ進めていきたい、十分なる角度から見直しをするようにということで、私もその命を受けておるところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 井上先生御指摘の教育全体が確かに、荒廃という言葉がいいか、荒れておるというのは私もやっぱりそのように率直に受けとめております。午前中にも私が申し上げたのでありますが、たとえば不良化が進んでおって、そしてその不良化、青少年の非行が非常に年齢がだんだん下がって...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま局長がお答えをいたしましたとおり、公務員であります教職員のストライキについては、その目的のいかんを問わず法律で厳に禁止されているところでございます。まして子供たちの鏡にならなきゃならぬ、法律をしっかり守るというそういう師の立場であります先生でありま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高村先生の御発言の新聞は、私もすぐこれを取り出しまして読んでみました。新聞の談話でございますから、こういろいろ記者さんとのやりとりの中にあったんだと思いますので、前提あるいは後の方のことなどはある程度新聞の紙面上切ってあるかもしれませんので、必ずしもそこの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 井上先生から参考資料いただきまして、私どもも、もう少し教科書をよく読んでおくことが大変大事なことだというふうに改めて痛感をいたしました。細かなことは、また事実関係いろいろについては局長から答弁をさせることにいたしますが、事実に全く間違っていることを書いてあ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもいま初めて見たわけでありまして、国の国会におきまして、いわゆる非核三原則というものは、国民の代表であります議会で決議をいたしたことでございますから、それに相反するということであるならばこれは大変大事な問題点の指摘であると、このように私自身は受けとめて...全文を見る
02月10日第101回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(森喜朗君) 前島議員の御質問にお答えをいたします。  心身障害児の教育につきましては、ただいま総理からもお答えをいたしたとおりでございますが、その児童生徒の可能性を最大限に伸ばして、可能な限り社会での自立の達成を図るために、その障害の種類、程度、能力、適性等に応じて...全文を見る
02月14日第101回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○森国務大臣 私も大臣に就任いたしましてから、ちょうど共通一次実施されまして、その前に入るというのはいけませんので、終わりましてから入試センターに激励と慰労を兼ねて行ってまいりまして、問題の出し方というものをいろいろ教えてもらいました。それぞれの部門の先生方が三十人ぐらい集まりま...全文を見る
○森国務大臣 新しい機関を設置をしようという考え方については、ただいま総理から申し上げたとおりであります。  組織あるいは運営その他につきましては文部省を中心に今検討いたしておるところでありますが、総理が諮問することによりまして、今総理からも申し上げたとおり、国民的なすそ野の広...全文を見る
○森国務大臣 三塚先生から御指摘がありましたように、中教審は御承知のように、文部省固有の事務であります教育、学術、文化の基本的な事柄を審査して研究をする、調査する、この機関でございます。したがいまして、今度新しく総理の構想によってできます機関は、わが国社会におきます二十一世紀にお...全文を見る
○森国務大臣 総理は、この間の共通一次でお確かめになられたら、二百点ぐらいとれるのじゃないか、そういうお話でありましたが、私は共通一次を見ると、まあ一割も書けないという感じてした。まして今の早稲田大学の問題を見ても、ほとんど私は解けません。本当にいい時期に入学をさせてもらったなと...全文を見る
○森国務大臣 昨年の十一月に第十三期の中教審の答申、経過報告等が出たのは御承知のとおりであります。その中に幾つかの指摘がございましたが、その中ですぐ取り組めるというのは、この高校入試の改善でございます。文部省といたしましても、昨年の十二月から有識者を集めまして、その専門の検討会議...全文を見る
○森国務大臣 少年非行は一つの波がございまして、国民全体がやはり子供たちに対する愛惜の目、関心の目というものを注いでおりますときには、比較的その波が低うございました。もう一つは、世の中がやはり物質文明といいましょうか、物、経済、金ということを優先をいたしますと、どうしても子供に対...全文を見る
○森国務大臣 ただいま総理からお答えを申し上げたとおりでございますが、当時といたしましては、確かに国民的コンセンサスというのはなかなか得られない状況でございました。具体的に言えば、例えば小学校長会の皆さんはやはり反対の御意見であったそうです。あるいは新聞論調もずっと見てまいります...全文を見る
02月15日第101回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○森国務大臣 今、矢野先生から御指摘をいただきました数字は、ちょっと今調べさせております。  たくさんの私に対する御質問をちょうだいいたしたようでありますが、三つぐらいにまとめて、長くなるかもしれませんがお許しをいただきたいと思います。  共通一次の試験を実施するに至ったのは...全文を見る
○森国務大臣 中教審の数々の答申は、すばらしいものでございました。またメンバーの皆様方も、それぞれのお立場で立派な考え方を述べて、おまとめをいただいております。  いま御指摘がありましたように、中教審の過去の答申については、いろいろな角度で国会で議論をしたり、法律で改めたりして...全文を見る
○森国務大臣 教育の自主性ということについてお尋ねでござい属すが、いわゆる不当な支配を排除しなければならないという意味でこれは教育の自主性の尊重だろうと思います。その不当な支配というのはやはり国民全体の意思を代表するものと言えない社会的な勢力、こういうことになってまいりますから、...全文を見る
○森国務大臣 これは議論を積み重ねてまいりますし、当然、先ほど申し上げたように、中教審の御答申をいただいたものをベースにまずスタートしてみたいということであります。議論の中でありますから、当然、食い違ったものが出てくるのかもしれません。これはやはり合意を得なければ前へ進められるは...全文を見る
○森国務大臣 御議論をいただきました御答申は、先ほど申し上げたように、私もかなり克明に調べてみましたが、量的に言えば差しさわりがあるかもしれませんが、八、九割はいろいろな形で改善をしております。  細かに申し上げたらまたおしかりをいただきますから、私の意見として申し上げます。 ...全文を見る
○森国務大臣 新しい機関につきましては、これからまだ検討いたします。しかし、私の今の自分の気持ちを率直に申し上げれば、総理も常々申し上げておりますように、できるだけ国民的な大きな議論の広場を広げていきたい、このように申されておるわけでございますので、まず構成のメンバーについてはで...全文を見る
○森国務大臣 お答えいたします。  教科書を薄くしろとか、それから学校の授業をできるだけもう少し、学問だけではなくて、みんなでホームルームをやったり、みんなでもうちょっと汗を流すようなそういう時間をつくりなさいという御指摘はよくいただいております。これも政治の立場からいえば、そ...全文を見る
○森国務大臣 過大規模校につきましては、確かに教育上あるいはまた学校の管理上いろいろと問題が多いということは先生からも御指摘のとおりでありますし、文部省も私どもも大変頭を痛めているところであります。文部省といたしましても、関係市町村に対しまして、できるだけ分離をして適正な学校単位...全文を見る
02月17日第101回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○森国務大臣 ただいまの大内先生のお話は、私どもの立場からいいますと、医師養成機関でございますから、むしろ私の方のお答えの方が大内先生の御質問に答えることになるのかもしれません。  基本的には、医師の定数がどの程度が必要なのかということは、これはぜひひとつ厚生省でお考えいただき...全文を見る
○森国務大臣 判決にございました社会に対する病理的影響大というのは私も承知もいたしておりますし、そのことは社会にいろいろな意味では影響があったと思っております。
○森国務大臣 子供たちの物の考え方は、湯山先生、もう長い間教職におありでございましたから、やはり心身の発達状況に応じていろいろな角度で物を考えるだろうと思います。やはりこれは学校教育の中でこうした問題を議論をしたり話し合いになるということは、我々大人の立場としては、子供の社会に極...全文を見る
○森国務大臣 私は、戦前のことは余り、子供だったものですから、つまびらかにはしていないのです。まあ湯山さんと同じように、私も国会へ出てきまして十五年目になりますが、主に文教問題を中心にやってまいりましたから、その力がないとかということよりも、ほかの役所に比べて、通産省や運輸省や農...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと私の言葉を、湯山さんは解釈を間違えられたと思います。お金が要るからというのではなくて、単にそういうような形でまず教育改革、六・三・三・四制を仮に変えたとしますね、いろいろな意見を聞いて。ということをちょっとはじいたって、幾らかかるかわかりませんけれども、やは...全文を見る
○森国務大臣 湯山さん、八割ぐらいというのは、私がたしかこの委員会で申したような記憶がございまして、総理が八割、二割というようなことはおっしゃらなかったと思います。中教審の四十六年の答申だけに限って、湯山さんも御承知のとおりです、勉強なさっていらっしゃいますから。項目的にこう見て...全文を見る
○森国務大臣 答弁要求がなかったのですが、政策協定は公党間で合意されるということですから、これは承知をいたしております。  私が今自分でちょっと資料をまとめてみたのですが……(湯山委員「なるべく短くやってください」と呼ぶ)はい。民社党さんから「活力ある福祉社会をめざして」という...全文を見る
○森国務大臣 教育といえども、やはりこれは内閣が責任を持っていかなければなりませんから、そういう意味では与党としての責任があるということを申し上げたわけです。今、公党間の新自由クラブさんとの政策協定の話が出ておりましたから、こうした一つのいろいろな考え方は耳を傾けていくことが当然...全文を見る
○森国務大臣 湯山さんが、とても文部省やそれから中教審を大事にしていただく気持ちは本当にありがたく思っております。しかし、新しい機関がどのような形で出ていくか、構成、組織、そのあたりを見るまでは、しばらくこの十四期について少し当面見合わせておこう、こういうことでございますから、新...全文を見る
○森国務大臣 地方教育委員会が充実をしてないということは、残念ながら確かに湯山先生の御指摘のとおりだと思います。したがいまして、先生も御承知のとおり、文部省としても地方教育委員会の充実強化につきましてはいろいろな角度で努力をしておるわけでございます。教育長は、できれば私も先生のお...全文を見る
○森国務大臣 確かに、今湯山さんおっしゃるように、学校教育に対して不満はあるということであろうと思いますが、同時に、これは入試改善、それから学歴社会、もう一つは、私ども政治の立場で言っていいかどうかわかりませんが、親自身の意識の改革というものが私は大事だと思います。  そういう...全文を見る
02月18日第101回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○森国務大臣 お答えいたします。  共通一次は五十四年度から実施をいたしまして、六回実施をいたしたわけであります。当時は難問奇問というようなこともございましたり、大学受験というものはいろいろな大変難しい社会的な問題も起こしたわけでございまして、そういう意味で、大体高等学校の学習...全文を見る
○森国務大臣 早稲田だけではなくて、慶応大学も三科目、その他の私立大学も三科目と選択をされているわけでございます。この議論は大変難しいところで、大学の入学の試験というのは、その問題を全部クリアしなければ高等教育機関に入れないのか、あるいはその学問を学ぶことによって頭の錬成を図るの...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、学問というものをきわめていくにはいろいろな考え方があるようでありますから、私どもからはできるだけ早く改善が望ましいという方向でお願いをいたしておりますが、今大変努力をいたしていただいておるところでございます。この程度のことでひとつお許し...全文を見る
○森国務大臣 これも個々の大学の名前を挙げるのはこの場所では差し控えたいと思いますが、かなりその敗者復活戦をやってくれている大学もあるのですが、端的に申し上げて旧帝大などではないわけであります。したがいまして、旧帝大も含めてできる限りそうした二次募集の枠を、先ほど申し上げたように...全文を見る
○森国務大臣 体外受精は、基本的には不妊治療に関する臨床研究として研究を進めておるものでございますが、今大体日本では約十大学が取り組んでおるというふうに承知をいたしております。東北大学が今お話がありましたように出産に成功いたしました。徳島大学と東京歯科大学と東海大学が妊娠に成功し...全文を見る
○森国務大臣 徳島大学は、世界医師会のヘルシンキ宣言にのっとって、倫理委員会を設置しておると承知をいたしております。東北大学は、日本産科婦人科学会の定めた留意事項を採用しておるということでございます。  体外受精の倫理基準につきましては、日本産科婦人科学会が統一的な基準を公表い...全文を見る
○森国務大臣 渡辺さんの御指摘がありましたように、国際社会の中で信頼と尊敬を受ける日本人の育成を図るということは、極めて重要なことでございます。再三総理も申しておりますし、また先ほど総理の御答弁にもございましたように、まさに二十一世紀を志向する教育というのはこのところに視点を置き...全文を見る
02月20日第101回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○森国務大臣 御指摘の問題は、先ほどから議論になっておりますように、閣議了解に基づきまして、どのようにその軽減を図ることができるか、ただいま事務当局で調整中でございますし、なお昨年の八月にもまた新たな国鉄再建監理委員会から意見も出されておりますので、政府の考え方がまとまりましたら...全文を見る
02月21日第101回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○森国務大臣 中野さんの御指摘になりました点、私も同世代として大変頭を痛めております。単に価値観が多様化した、世の中が変わったということだけでは片づけられない。子供たちをそういう環境から守ってあげるようにすることがやはり大人の責任であるし、とりわけ政治家の務めだ、こう考えておりま...全文を見る
○森国務大臣 承知いたしておりますし、大変関心を持って見ております。同時に、文部省の職員にも、この問題どういうふうに受けとめたかまとめてみるように指示をいたしております。  大体皆さんの意見を聞いてみても、これは各国と日本の比較の問題になっておりますから、どれがよくてどれが悪い...全文を見る
○森国務大臣 中野さん御指摘の幾つかの事例、私どもも承知をいたしております。具体的にこの中学校あるいは市の名前、自治体の名前は、後ほど局長から申し上げた方がいいかと思いますが、大変残念なことでありますけれども、日教組一九八三年度運動方針書というものを見てみますと、「押しつけの各種...全文を見る
○森国務大臣 中野さん御指摘のボランティア活動は、社会教育活動の振興にとって大変大事なものでございますし、その指導者はほとんどボランティアでやってくださるわけで、その役割は大変、国にとっても社会教育活動にとっても欠くことのできない要素でございます。  文部省としましては、従来、...全文を見る
02月23日第101回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(森喜朗君) お答えいたします。  新しい教育機関をどのような構成で、どのような人選でスタートをさせるか、ただいま検討中でございます。したがいまして、この新しい機関がどのような形でいけるかという一つの構想ができ上がるまでは当面見合わせていきたい、検討する事項についても...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中教審は、文部省固有の教育、芸術、文化、それを審議いたすものでございます。新しい機関は、衆議院の予算委員会でも総理がお述べをいただきましたので久保先生もお聞き取りをいただいているかもしれませんが、二十一世紀に向けて、これから日本の国の社会全体において教育が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これから国会の審議を重ねていくうちに各党会派の皆様方の御意見も十分聴取できるわけでございますし、またこれまで衆議院の予算委員会の前半行われました議論の中でも、総理もまた私も、できるだけ幅広く多くの皆さんの御意見を聴取していきたい。まだもちろん具体的にはどの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題につきましても、私がとやかく言うべきではないと思うのです。新しい機関の皆さんがお考えになることだと思いますが、文部大臣として常々私が衆議院の予算委員会も通して申し上げてきたことは、できるだけ議論したことは国民の前に明らかにしていこう、そしてその出て...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど永井さんと久保さんとの議論の中でお聞きをいたしまして、ちょっと時間をとって恐縮でありますが、中教審は、先ほど永井さんのお話にもございましたように、大変立派な答申をいたしております。それは先生方あるいはまた自民党もございますし、野党の皆さんもございます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、小学校二年生までが戦前の教育を受けてまいりまして、したがいまして二年生の途中からずっと新しい教育、特に日本の激しい教育の変化の中で学問、まあ学問を身につけたかどうかわかりませんが、学校におりました。そういうことを子供のころと比較してみますと、とっても...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生の御指摘のところは、いわゆる婦人差別撤廃条約の批准で、いま中学校あるいは高等学校で行われている、特に高等学校における女性の家庭科の必修の問題を恐らく御指摘をいただいておるものだというふうに理解をいたしております。これはやっぱり長い日本の教育の、これはも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 確かに教育課程全体の中でこの問題は検討していかなきゃならぬというふうに、私はその必要は認めております。この問題をどこで検討していくかということについては、先ほど久保さんとの御質疑の中でも申し上げましたように、新しい機関がどのような形で、それはそう長いことで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お答えをいたします。  記者会見のときにそのことについていろんな角度から御指摘、御質問をいただきまして、かれこれ三、四十分だったと思いました。いろいろな経緯が前後ございます。新聞に出るのは一行のことだけが出るようなものでありますから。その過程の中で、どう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今御指摘がございました中教審あるいはまたその他の審議会は文部省には十七ございまして、これは文部省固有の事務であります教育、芸術、文化、それの調査、審議を進めていこうというものでございます。それに、同時に今お話がございました連絡会議というのは、事に応じまして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま申し上げましたように、従来の審議の視点、見方、あるいは検討する角度を変えてみようと、それはどういう角度か、視点かということは、いままで何回か申し上げましたとおりです。したがって、そういう角度から見ますと、もう少しすそ野を広げるということを総理はおっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 例えば、今日までの四十六年の森戸答申がございますが、それはかなりいろんな角度で具体化してきて教育政策の中にもうすでに織り込んでございますが、例えば先導的試行という話が出ておりました。あるいは、ここに私は、中野さんの所属なさっておられます公明党の皆さんがおつ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) その当時の状況についてはむしろ事務当局の方が詳しく承知をしておるかと思いますが、たまたま進むべき方向の中で少し子供さんがダブったということで抽せんでというふうにどうもしたようです。日本人の感覚から見ると、これは入学の選抜も同じでありますが、どうも点数だけで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お尋ねの四十人学級につきましては、御承知のとおり五十六年のいわゆる行革関連特例法で一応抑制を受けております。しかし、十二年計画で六十六年度までの達成計画で設定をいたしました第五次教職員の改善計画は基本的にはこれはまだ変えておりません。確かに一クラス四十人が...全文を見る
02月25日第101回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○森国務大臣 お答え申し上げます。  教科書無償、有償論がいろいろと国会でも、また各党間においてでも、それからまた社会の中においても非常に議論されておることは、先生も御承知のとおりだと思うのです。憲法第二十六条の義務教育無償の精神をより広く実現する施策として、今有島さんおっしゃ...全文を見る
○森国務大臣 六十七年にたしか十八歳人口が二百五万ぐらいのピークに達します。しかし、その後からまたずっと激減をしていきます。百九十万、百八十万、百七十何万というような形で減っていくかと思います。したがって、この受け入れのキャパシティーを国が全部を受けるということになれば、これまた...全文を見る
○森国務大臣 やっぱり、釈明をすることではなくて、真意を申し上げておかなければならぬと思います。  私立学校振興助成法をつくりました際は、自由民主党が提案をいたしました。先ほど有島委員と総理との質疑の中にもありましたように、私学を大事にしようというこの気持ちがまず第一であります...全文を見る
○森国務大臣 有島さん御承知のとおりでございますが、先ほどお話の中にもありましたように、単位の互換性の導入でございますとか、この間、東大大学院論というのが三塚さんと総理の間に出ましたけれども、既に学部がなくて大学院というのはできるように、法的な道は先生にも御協力いただいて、そうい...全文を見る
○森国務大臣 高石初中局長からの、ただいまちょうどその作業中でございますから、その過程の中で議論することはお許しをいただきたい、むしろそのように山原先生の方がよくおわかりのことだと思うのです。  そこで、先ほどからお話がございましたように、官房長官談話、それから検定基準の改正、...全文を見る
○森国務大臣 四十人学級の実現を含む定数改善は、今山原さんから御指摘のとおり、五十九年度まで三年間、いわゆる抑制をいたしておるところであります。しかし、基本的には、この六十六年までの達成年度はまだ変更もいたしておりませんし、その方向に向かって我々は努力をしていかなければならぬと考...全文を見る
○森国務大臣 山原先生のお気持ちは私もよくわかります。しかし、財政というものをやはり常に考えることも、これまた私は、もちろん子供たちの心身の発達の程度にもよることだろうと思いますけれども、やはり国の財政状況が厳しいということも子供たちにも理解をしていただかなければならぬところだと...全文を見る
02月29日第101回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○森国務大臣 このたび文部大臣を拝命いたしました森喜朗でございます。  文教委員諸先生方の御指導をいただきながら文教行政を進めてまいりたいと思います。どうぞよろしく御教導賜りますように、お願いとごあいさつを申し上げる次第でございます。(拍手)  第百一国会におきまして、文教各...全文を見る
03月01日第101回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○森国務大臣 お答えいたします。  医薬品の購入につきましては一般的には値引きが行われているのが実態でございまして、国立大学附属病院でも購入者の立場で適正価格で購入するように努めておりますし、今後ともそのような趣旨で指導していきたいと思っております。  それから、今先生御指摘...全文を見る
○森国務大臣 お答えいたします。  文部省におきましては、中高校の教科書あるいは保健体育、特別活動の機会に、いろいろと細やかな指導をいたしております。中学校指導要領にも、嗜好品としてのたばこの常用、それから吸い過ぎによる健康障害についてもきちんと指導するようにいたしておりますし...全文を見る
○森国務大臣 井上さんの御指摘のけさのニュース、私は残念でありますが見なかったのですが、市民権をということは、これは文部省の私どもで今判断を示すということは適当ではないと考えますが、学校教育におきます中で点字というものをできるだけ認める方向にはやはり努力をしていかなければならぬ。...全文を見る
03月02日第101回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○森国務大臣 お答えをいたします。  プログラムは、コンピューターに特定の機能を果たさせることができるために一連の命令をするものであります。先生御存じだと思いますので大変失礼でありますが、著作権法の第二条を読ませていただきますと、「(定義)」では、「この法律において、次の各号に...全文を見る
○森国務大臣 育英奨学事業につきましては、今長田さんからお述べをいただきましたとおりでございます。従来は、政府の貸付金、一般会計からのものでございます。さらに卒業奨学生の返還金、これによってこの事業を行って、年々拡大はしてまいりました。しかし、御承知のように、高等教育を受けられる...全文を見る
○森国務大臣 基準につきましては今大学局長からお話を申し上げたとおりでございます。したがいまして、給与世帯とその他の世帯との均衡というのはやはりこれは改善をしていかなければならぬと思っております。したがいまして、その点を考慮いたしまして、昭和五十七年度に児童手当に対しましてのいわ...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、高等教育を受ける機会がだんだん増加もしてまいりますし、それから、いわゆる国公立と私立との差も出てまいりますし、また、今おっしゃったように、家庭の給与所得、その他の所得についてのバランスもございますので、そういうこともいろいろ考えまして、...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、高等教育の機会というのは年々増大をいたしておりまして、どちらかといいますと、私学の学生がふえておるということは事実でありまして、従来の奨学事業の枠の中ではなかなか、私学がふえてまいりますことについての対応がおくれたことは、これは率直な実...全文を見る
○森国務大臣 長田先生御指摘のとおりでございまして、日本の産業の発展に伴いまして、確かにこうした教育上にも大変不均衡な状態になっておりますし、あるいはまた、国鉄では、春には単身赴任用の特別列車を仕立てるなんという、これはやはり日本の経済の状況で必ずしも正常な社会の状況ではないとい...全文を見る
○森国務大臣 公立学校施設の被害状況でございますが、発生件数は全国十四府県で七十二校ございます。被害総額は大体四億円程度でございます。被害の内容の主なものは、屋内運動場、体育館の全壊が三校ございます。そのほかには、軒先の折損あるいは屋根がわらが崩れましたもの、こういうのが六十九校...全文を見る
○森国務大臣 お答えをいたします。  大変大事な問題の御指摘でございますが、今の心申された事件というのは、新聞でも私は読みました。大変痛ましい事件だと思います。午前中にもちょっと他の議員の方との質疑の中で申し上げたことですが、日本の経済成長に伴って、やはり働きずくめというのは、...全文を見る
○森国務大臣 武田さん御指摘のとおり、私もどちらかというと、合成樹脂よりも木でつくったふろへ入ると、何となく本当におふろに入っているという感じになりますし、木材である方が住居も、国会へ入りましてもやはり木の建物というのは風格もありますから、非常にその方がいいと私は個人的に考えます...全文を見る
○森国務大臣 武田さんの農業に対する御見識、大変感動深く拝聴いたしました。  高等学校の職業教育につきましては、後継者育成確保というその観点を十分に配慮しながら、職業教育が適切に行われるように改善充実をしてきたところであります。特に農業後継者の養成確保は、これは今先生もお話にな...全文を見る
03月03日第101回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○森国務大臣 伊藤先生の御意見、大変傾聴に値をいたします。私自身も昭和十二年生まれ、小学校二年生で終戦でございましたから、それから新しい教育体側に入るまでの教育の歴史の中でいろいろなことがございました。その歴史の中で積み上げて今日の、やはりいろいろな今先生が御指摘になったような弊...全文を見る
○森国務大臣 教育基本法の第一条の教育の目的の中には、「人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」と書いてございます。この教育基...全文を見る
○森国務大臣 お答えをいたしますが、伊藤先生、大変すばらしい教育に関する御見識をたくさんお述べになりまして、答える方だけ簡単にやるというわけにもなかなかいかないものですから、若干お許しをいただきたい。  小学校学習指導要領の新旧対照表、私、今持っております。もちろん今初めて見た...全文を見る
○森国務大臣 教科書の検定制度については、もう伊藤さんの方がよく御存じでいらっしゃいます。事実が間違っておりましたら、これは間違っておるということは言えるわけでありますが、見解とか意見とか客観的事実というのは、これはもう間違いだという言い方はできないわけであります。  先ほどの...全文を見る
○森国務大臣 大変広範にわたる御質問でございましたが、日教組は、学校現場の混乱、教育の荒廃等につきまして、最近大変な取り組み方を示しております。これは、私は評価をしていきたいと考えております。ただし、今御指摘をいただきましたような運動方針、私もここにいつも持って歩いておりますが、...全文を見る
○森国務大臣 三浦さんの御質問にお答えをいたします。  いずれも、教育を新しく見直していこう、そういう中で総理大臣も私も、できるだけ教育の現場を目の当たりに見ておきたい、そしてまた、いろいろな角度からいろいろな皆さんの御意見もちょうだいをしておきたい、そして、これからの教育の改...全文を見る
○森国務大臣 これからもいろいろな現場をできるだけ多く見させていただきたいと思っておりますが、確かにいいところとかすばらしいところばかり見ておるじゃないかという御批判があるのですが、それじゃ悪いところというふうに指定できるものではございませんし、なぜそこを選んだのだといったら、い...全文を見る
○森国務大臣 私どもも、先生になろうとされる方々に対しては、単に学力だけではなくて、できるだけ幅広いいろいろな体験をした方が教員としての資質を持つ者だろうというふうに考えております。したがいまして、これからの学校の先生方には、学力だけで見るのではなくて、できるだけクラブ活動である...全文を見る
○森国務大臣 三浦さんの御意見は、私は大変傾聴に値することだと思います。しかし、文部省としてすべからくこうあるべしというふうに決めてしまうことも果たしていかがなものか。他のところに転校させることについても、それはいいんだよ、あるいはあの先生の顔と相性が悪いんだから、変えた方がこの...全文を見る
○森国務大臣 日本の国のユネスコに対する考え方は外務大臣から述べられたとおりです。  それから、先般国内委員会が開かれました。湯山議員もメンバーで大変な御苦労をいただきました。時間がありませんから、そのときまとめられたことは湯山先生十分御承知ですから、その見解に対しては私も同感...全文を見る
○森国務大臣 第五次教職員の定数改善に関連しての行革関連法のお問い合わせだろうと拝察をいたしておりますが、今行政管理庁長官がおっしゃったように、三年間抑制をしていくというその方向に私どもも従っていくというふうに考えております。ただ、その定数改善についてはいろいろと工夫をしていかな...全文を見る
○森国務大臣 四十人学級につきまして先生方に大変御心配をいただいておりますことに対して、教育行政を預かる文部大臣としては大変敬意を表する次第です。  大部屋、小部屋論いろいろございましたけれども、当時党の文教部会長という立場で、四十人がやはり一番いい、こう思って、私ども信念を持...全文を見る
○森国務大臣 五十年に行政管理庁の勧告を受けまして、両省で御承知のとおり学識経験者によるものができました。それでも結果的には先生御承知のような経緯でございます。したがいまして、先生御指摘とお力、私と渡部厚生大臣が話し合って決められるには、厚生省、文部省両方とも歴史やすそ野のいろい...全文を見る
○森国務大臣 お答えをいたします。  共通一次のどの部分を改善するのかということは、ちょっと今のお話では明確ではなかったのですが、例えば試験実施の期日を繰り下げるというのは高等学校側から出ているわけですね。これは大体国大協も入試改善懇談会の方もそういう意向でありまして、これは国...全文を見る
○森国務大臣 これも、私どもとしてはできるだけ早く、今の国民のみんなが求めている、受験する学生たちの立場も考え、特に子供たちは直接言えるわけじゃありませんから、高等学校側からいろいろな要求が出ているわけでありますね、そして、私ども政治をやる者が、そういう共通試験、一次試験とかそう...全文を見る
○森国務大臣 今、厚生大臣からもお話がございましたのですが、幼保一元化であれ保助一元化であれ、要はやはり保育を受ける、あるいは幼児教育を受ける母親の立場といいますか、そういう視点で見ますと、そう変わらなくなってきているのですね。そこが問題だと思うのです。ですから本来は、今、厚生大...全文を見る
○森国務大臣 話し合いは幾らでもできると思いますし、それから、既に両省の関係の学識経験者による懇談会も考え方を述べているわけですね。ですから、私は、そういうお互いの角度で話し合うことも大事だし、随時また、事務的なレベルで議論もされていくことだろうと思いますが、先ほど申し上げたよう...全文を見る
○森国務大臣 池田さんの御心配のように、教育にかかわる経費が大変だという、その辺の認識は私も持っております。しかし、率直に言えばと、こういうふうにあえておっしゃってくださったものですから。  教育費の家庭における支出の割合というのは一体どこをベースにするかというのは、やはり非常...全文を見る
○森国務大臣 私学助成予算につきましては、今大蔵大臣から、ずっと年次を追って当時のシーリングだののお話がございました。  私学助成法は、私どもは本当に日本の私学を日本の教育の中にきちっとした位置づけをしたい、こういう気持ちで私どもが当時議員立法で御提案をして、本当にそれこそいろ...全文を見る
○森国務大臣 放送大学は、今、池田さん御指摘のように、まさにこの委員会では二十一世紀という話がよく出るわけですけれども、二十一世紀を目指す新しい高等教育機関が、大きくこれによっていろいろな意味でいい結果を生むと私は思っておるのです。そういう意味で、社会人、家庭婦人が大学教育に参加...全文を見る
○森国務大臣 大学間の単位の互換制というのは昭和四十七年から制度化をしておりまして、その道はもう開いております。したがいまして、放送大学が本当にスタートいたしますと、今もお話が出ましたし、さっきもちょっと教養部の問題も出ましたけれども、ある意味では教養の分野にも大きな革命が起きて...全文を見る
03月09日第101回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○森国務大臣 教育委員の選任に当たりましては、法治主義のルールに基づいて教育長が選任をするわけでございますから、形はいろいろ工夫はしてあるようでありますが、投票ということを参考にいたす限りは、やはりそこに選任の制約がおのずと働いてくるわけでございますから、これはやはり文部省といた...全文を見る
○森国務大臣 私どもとしては、中野区がそのシステムをおとりになってからも再三、東京都を通じまして、教育委員会を通じまして善処方、改善のお願いをいたしておるところでございます。今後ともこの姿勢は貫いていきたい、こう思っております。
○森国務大臣 上田さん御指摘の母子健康手帳を学校保健に一貫してつなげていく、健康管理の上において就学前の子供の健康と児童生徒とをつなげるということでありますから、極めて望ましい方向だと思います。やらないと言うのではないのです。ただ問題は、プライバシーの問題が若干入ってくるわけです...全文を見る
○森国務大臣 学校におきます骨折は確かに微増傾向です。ただ、骨が弱くなっておるとか、そういう数字も必ずしも出ていないのです。もう少し考えてみると、敏捷性とか転び方がどうもうまくないといいますか、遊びにも原因があるのじゃないかと思います。これからは、遊ばせることあるいは体操、これを...全文を見る
○森国務大臣 貝沼先生の御指摘の救急医学の講座の件でございますが、現在多くの大学では大体救急医学の講座実習を実施はいたしております。授業科目として独立していない場合でも、内科学あるいは外科学そしてまた整形外科等の授業科目の中には、救急関係の講義実習を随時行っているようであります。...全文を見る
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○森国務大臣 昭和五十九年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和五十九年度の文部省所管予算につきましては、現下の厳しい財政状況のもとに、臨時行政調査会の答申の趣旨をも踏まえつつ編成いたしたところでありますが、文教は国政の基本であるとの認識に立ち、教...全文を見る
○森国務大臣 井上先生の私に対するいろいろと御激励もいただいておりまして、大変感激をいたしております。  自民党内閣でございますから、大臣は仮に期間まででありましても、当選以来ずっと文教問題を一生懸命やってまいりましたので、仮に野に下りましても教育問題を大切に大切にしていきたい...全文を見る
○森国務大臣 またテレビはNHKにお願いしてぜひ拝見をしたいと思いますが、私もいろいろな外国に参ります。単に東南アジアだけではなくて、かつてルーマニアに参りましたときも、ルーマニアの中国大使館の門のところに今井上先生がお話をされたような絵が掲げてありまして、大変心の痛む思いがいた...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたことと関連をいたすと思いますが、やはり人間は法律を守らなければならぬ。自由主義国家というのはお互いに最低限の法律を守ることだと思います。共産主義、全体主義のような国は法律がすべてでございます。しかし、自由主義諸国というのは、最低限のルールの上に乗...全文を見る
○森国務大臣 井上先生のお話と私は基本的には同じだと考えております。私も、いまお褒めいただきましたけれども、別にいい成績で大学を出たわけでもありませんし、どちらかといいますとスポーツの方を中心にやっておりました。私どものころは高等教育機関のおおらかな最後のころだったのかなという感...全文を見る
○森国務大臣 私は教育への投資というのは惜しんではならない、こう思っております。ただ、今日のこの予算の制度、そういう大きな枠の中にあるわけでございますので、その中でどのように工夫していくかということもとても大事なことだと考えております。  先ほどからいろいろと井上さん御指摘をい...全文を見る
○森国務大臣 今局長が申し上げましたように、塾に通うことがむしろ無意味な状況を学校にもつくり上げていくことが大事だと考えておりますし、そのことを教育関係者にもお願いしなければなりませんけれども、先ほど申し上げたように、今日的な社会の状況、そうしたものを改善することもとても大事だ、...全文を見る
○森国務大臣 教科書の無償給与につきましては、今、柴田さんの御指摘どおりでございまして、文部省といたしましても、憲法そしてまた義務教育の意義から考えましても、無償制度を維持していきたいという基本的な考え方でおります。したがいまして、五十九年度予算につきましても無償措置の経費を計上...全文を見る
○森国務大臣 基本的な考え方といたしましては、柴田委員の御指摘のとおりに、教科書の無償は、子供たちに対して国が教育を真心を込めて進めている私は一つの愛情のきずなであろうというふうに考えております。  ただ、この法律が制定をされました日本の国情、経済情勢あるいは社会全体の環境、あ...全文を見る
○森国務大臣 予算編成の際にも、柴田先生も御指摘のとおり、ゼロ%あるいは五%というふうにマイナスシーリング等が定められたわけでありまして、したがって、私学経費につきましても、これは経常費であるということで今年度につきましては一〇%のシーリングがかけられたわけです。  私個人とし...全文を見る
○森国務大臣 柴田さんの私学にかける大変温かい思いやり、そしてまた、日本の教育の中で大変大事な役割をしておるということについての御認識、私も同感であります。先生のそうしたお考え方、私も大蔵委員長当時、柴田先生にもいろいろ御協力いただき、お力をちょうだいいたしました。どうぞそうした...全文を見る
○森国務大臣 先生御指摘の私学に対する御見識、思いやりを大事に、私も参考にさせていただきまして、今後とも法律をつくりました当時の二分の一以内、この気持ちを目的にいたしましてこれからも努力を傾けていきたいと思います。
○森国務大臣 高齢化社会に向けて我が国は今進展をいたしておりますことは先生御指摘どおりでありますし、そういう意味での高齢者の生きがい対策としての社会教育活動は大変重要であると考えております。  そしてまた、今日の日本の国の繁栄、その繁栄の中に大きな役割を、人生を経てとうとい経験...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ御指摘いただきました点を十分加味しながら、総合的に社会教育の一環として検討していきたいと思います。
○森国務大臣 私もかねがね、高等教育の整備計画はできるだけ地方大学を充実させていくということが非常に大事な点だというふうに考えております。ただ、御承知のような財政状況、あるいは特に大学におきます学部学科の新設というのはどうしても人が伴うことでもございまして、こうした行政改革を進め...全文を見る
○森国務大臣 教育の荒廃といいますか、私は、これは社会のいろいろな角度からの原因が多いと思います。時間がありませんから仮に一口で言うなら、文明というものが入り込んでくる、この文明というものは文化を破壊していく、私はそのようにいつも受けとめております。  ですから、例えば機械化が...全文を見る
○森国務大臣 このことにつきまして事改めて協議はしておりません。  ただ、義務教育の今日の充実、そして社会におきます定着度を考えてまいりますと、大体年限の九年というのは、日本の国の繁栄にもまた社会の安定にも、そして教育制度の中にも定着したものであるというふうな考え方を総理はおっ...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、新しい教育を考えていく、見直していく機関でこれから議論をされることでございますから、私の立場から今そのことすべてを入れるのは、いいとか悪いとかいうようなことはこの際申し上げることは適当ではないと考えております。  ただ、中教審の考え方と...全文を見る
○森国務大臣 御相談は、このことについてどういうふうにしようかということは改めて今日まで相談をいたしておりませんが、総理御自身としては、今日の教育制度、そしてまた憲法、教育基本法にのっとっての今日の教育の制度、それは勉強はされておると思います。したがいまして、先ほどもちょっと触れ...全文を見る
○森国務大臣 有害図書あるいはまたそうした環境から子供たちを守るということについては、私も強くそのことを望んでおります。予算委員会の中での質疑も御承知のとおりでございます。ただ今回、けさ出ました法律は、これは議員立法であるというふうに私は承知をいたしておりますので、直接この法律の...全文を見る
○森国務大臣 私学の予算が一二%前年度よりも削減をされたということは、私学を大事に思っている私としても大変残念なことであったと思っております。  ただ、先生も御承知だと思いますが、私学だけをカットしたということではございませんで、ことしの五十九年度の予算は、概算要求時におきまし...全文を見る
○森国務大臣 塩田さんから数々の御指摘をいただきました。先生の御指摘をいただきました点は、私はすべてそのとおりだと考えております。  今、知徳体というお話がございましたが、私は党におりますときから、文部省の皆さんに、知徳体という並べ方はどうもよくないのではないか、正直言うと、体...全文を見る
○森国務大臣 高等教育の中でそういう寮制度、いわゆる全寮的な制度をやっておるのは商船大学と高等専門学校だそうでございまして、この寮制度的なものの体験をしていくのはむしろ高校や中学くらいの方がいいなと私は思っております。しかし、これはいろいろな意味で国としてはむしろ、私立の学校がそ...全文を見る
○森国務大臣 大変多岐にわたるお話でございましたので、今主査から時間の制約をいただきましたのですべてのお答えができませんが、やはり教育の現場は生徒と先生、そして先生同士の信頼感、ましておや校長先生と先生、また校長先生と生徒さんとの信頼が一番大事だと思います。大人のそうした争い事や...全文を見る
○森国務大臣 直接の指示は総理からはございません。文部省といたしましては、固有の教育、学術、文化を大事に守り育てていくということでございますから、文部省としての考え方を進めてまいりたいと思います。  恐らく、総理がたくましい文化とおっしゃったことは、直接私も伺っておりませんけれ...全文を見る
○森国務大臣 もちろん文化というのは、一般的に言えば、例えば絵画でありますとか音楽でありますとか、いわゆる文化庁が主管する文化ということになれば、そういうことも挙げられると思います。私は、今この総理の演説の柱の中でたくましい文化というふうに、そして福祉の国というふうに考えられるの...全文を見る
○森国務大臣 教育改革を志向するということは独裁者だという、これは先生の一つのお考え方、また歴史的な今までの事実を言われたのかもしれませんが、少なくとも中曽根内閣において、また中曽根総理は国会の答弁にも申し上げておりますように、憲法、教育基本法をしっかり守って、その上に立っての教...全文を見る
○森国務大臣 文化庁が関係いたしております文化といえば、すぐ、先ほど言いました絵だとか歌だとかが出てまいりますが、そんなものがたくましいというものとつながるとは思っておりません。恐らく瀬戸山文部大臣はそういう意味でおっしゃったのじゃないかと思います。音楽がたくましいということにな...全文を見る
○森国務大臣 薮仲さんの御指摘のとおり、私たちの子供のころもそういう遊びの中で人間としてのマナーとか、また人間的な情愛とか友情とかそういうものを得てきたような感じがいたします。そういう意味では先生のおっしゃるとおりであります。  ただ、今、小学校というふうにあえて範囲を限られた...全文を見る
○森国務大臣 薮仲さんの御指摘のとお力だと思います。私は学問追求よりも人格形成の方にウエートを置くべきだと考えておりますし、教育はその両方が上手に相まっていくことが最もいいのかもしれませんが、ややもすれば今はやはり学歴、学力の方に偏重していることは、これは否定できない事実でありま...全文を見る
○森国務大臣 国家公務員の採用の試験については、文部省の方からどうこうしろということはあり得べきことではないかもしれません。ただ、こういう国家公務員の採用のみならず^高等学校の選抜方法あるいは大学の選抜方法、私も先生と同じように、学問だけではなくて、このことに一生懸命自分が情熱を...全文を見る
○森国務大臣 私は、先生というのは教育の中で一番大事なものだと思っております。したがって、先生から学問を教わるだけではなくて、先生の経験や先生の持っておられるお考え方、そういうものの全体的な、先生の人間的な面に触れて子供は育っていくであろう、こう思っております。  ただ、そうい...全文を見る
○森国務大臣 パン業界の皆さんが学校給食に対して大変な御努力をしていただいた、これは私も宵におりましてこの問題の調整をいたしました経験がございまして、十二分に承知をいたしております。  ただ、学校給食はあくまでも教育的見地に立つことでございまして、そういうことを言うとしかられる...全文を見る
○森国務大臣 中西先生、かねてから今御指摘をいただきました同和教育推進に対して大変御熱心に御努力いただいておりますことを、私も敬意を表します。  先ほど政府委員からも申し上げましたように、抑制をされました予算の中でこうしたところには、もちろんささやかという言葉が当てはまるかもし...全文を見る
○森国務大臣 先生御指摘のとおり、大学病院は医学教育、また現実に地域医療、あるいはまたそうした悩みを持つ患者さんに対するいろいろな意味での施策、すべて多元的に大変重要な仕事を持っている、そういう病院であるというふうに承知をいたしております。先生のおっしゃるとおりだと思います。
○森国務大臣 田中先生のお話は、今私も拝聴させていただきまして、確かに一面そういう面での矛盾点も学問を進める上にあると思います。  しかし、定員というものは、学問、教育を進める上においても、ある意味では工夫をしながら厳然として守っていかなければならぬものでございます。特に予算編...全文を見る
○森国務大臣 大学内で十分議論をしていただきたいと思いますし、また文部省としては、今、先生御指摘のように、大学の自治でございますから、必要に応じてその御相談にあずかっていきたい、こう思っております。
○森国務大臣 田中先生御指摘の大学の自治は、これはずっと守られていかなければなりません。文部省は、求められるところにより、また必要に応じて指導していきたい、こう思っております。
○森国務大臣 今御指摘がありましたように望ましくない条件、環境ができているということは大変残念なことでありますが、しかし、それを解消するにいたしましても、今局長が申しましたように新設がなかなか困難あるいは校地面積の関係上学級をふやすことも困難という、やむを得ない面もあるわけであり...全文を見る
○森国務大臣 現状の文部省の対応については今局長が申し上げたとおりでありますが、やはりそれぞれの症状、程度というものによって子供たちが、その教育環境が幸せである場合もありましょうし、またそうでない面も出てくるということがあってはならぬと思っております。したがいまして、先ほど先生か...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、新しくできます教育機関で十分検討していただくことが数々あると思いますが、今私からそういうことをやってくれとか、するなとかと言うことは適切ではありませんが、先生が御指摘をいただいたような、それぞれの子供たちがそれぞれ自分たちの好むところに...全文を見る
○森国務大臣 教育は小学校の教育から始めることだと考えておりますが、幼児教育は主に情操を中心とした教育であるべきだと思います。  今先生が御指摘いただきました点がちょっと定かではございませんが、たまたま幼保の問題のお話があの委員会の中でございまして、その中で、保育園も幼稚園も何...全文を見る
○森国務大臣 幼稚園としては、原則としてはやはり情操を中心とするものだというふうに私は承知をいたしておりますから、字を教えたり数字を教えたりということは——現実の問題としては、子供たちから聞かれれば先生は答えないわけにはいかないと思いますし、なかなかそこのところをしゃくし定規にで...全文を見る
○森国務大臣 私は幼児教育が大変大事だと思っております。少なくとも義務教育に入るということは、学校という一つの場を経てでありますから当然社会に参加をしていくことになるわけです。ですから、その事前の教育というのは、先ほどから私も申し上げているし、井上さん、あなたも言われたように、人...全文を見る
○森国務大臣 子供たちは、子供の段階でこの世の中に生まれてきたことの喜びを味わうということは無理だろうと思います。しかし少なくとも生涯を生き抜いて、人間として生きてきたことの喜びを感じられるように、私はそのことが一番大事だろうと思っております。したがって、どのような環境で、どのよ...全文を見る
○森国務大臣 先般の読書感想文のコンクールで、私の文部大臣奨励賞をもらわれた市原さん、直接私が選考したわけじゃありませんが、この「「パパラギ」を読んで」ということで選者の皆さんがこの方を優秀賞として選ばれた、大変私はよかったなと思いました。  それで、すぐこの「パパラギ」を文部...全文を見る
○森国務大臣 たびたび申し上げているように、新しい機関はそれぞれの識者がいろいろな角度からお考えいただくことだと思いますが、今いろいろと御指摘いただきました井上さんの哲学、それは私なりに十分に、まだ十二分にということは申し上げられないかもしれませんが、十分勉強もさせていただきまし...全文を見る
○森国務大臣 だれでもが希望する方向に進んでいくということは、これは自由主義国家において一番保障しておかなければならぬことでございます。しかし、今高石局長も申し上げましたように、生徒さんが、将来に何をやろうか、どのような方向に行こうということを定めるだけのそういう心の準備は、年齢...全文を見る
○森国務大臣 人間を資源というふうに言っていいのかどうかということになりますと、いささかおしかりをいただくかもしれませんが、今日の日本の繁栄というものを振り返ってみますと、資源が必要なことは間違いないし、石油を初めとして鉄あるいは金あるいは銀、ボーキサイト、マンガン、人間が生きて...全文を見る
○森国務大臣 新しい教育改革を検討していただく機関の設置法案は、三月二十七日の閣議が政府提案の予算関連以外の法案ということで設定されておりますので、先般官房長官とも打ち合わせをいたしまして、三月二十七日に閣議決定をいたしましてからそれぞれの方法をとりたい、こう考えております。した...全文を見る
○森国務大臣 戦後の教育が混乱の中からこれだけすばらしく発展をし、また戦後教育の成果が国の発展の中に大きな寄与をしたことは、今先生からも御指摘されたとおりでございます。そういう戦後の混乱から成熟した今日の社会、そして今日の教育の大きな支えは、やはり学校と父兄、教師と親、その関係が...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもPTAの活動の意義の見地からもいろいろ申し上げましたように、やはりPTAは自主的な社会教育団体である、私はその方がいいと思っております。教育の現場はやはり学校の先生が中心になって、そうして子供たちとの間にすばらしい人間関係をつくり上げていく、これが教育だろう...全文を見る
○森国務大臣 区長の専属的な権限であります教育委員候補者の選定権の行使についての条例で、このところは変わっておりません。そういうふうに私は判断いたします。
○森国務大臣 湯山先生の長い御経験に基づくお話、そしてまた高石局長も、先生より経験は浅いわけでございますけれども、それなりに文部省の立場でこの問題も十分勉強もし熟知もしておる、そういう中での御意見の開陳、またそれに対する文部省としての答弁、私は大変傾聴に値する意見のやりとりであっ...全文を見る
○森国務大臣 私もかねてから、できるだけ社会体育は振興できますように、党におりましていろいろな方途を進めてきた一人でございます。今御議論がございました学校施設の開放もやはりこれの一環で、かなり進んできたところでございますが、いろいろ部活動の制約はございますけれども、さらになお文部...全文を見る
○森国務大臣 柔道は、もう既にオリンピックの種目になりまして、国際的に大変人気を博しているスポーツであります。それがまた日本からスタートしたということに対して、私は大変意義があると思っております。しかし一方、柔道は日本古来の武道でありまして、講道館を発祥といいましょうか、そこを中...全文を見る
○森国務大臣 小林先生が大変とうとい経験の中から極めてこの問題を勇敢にお述べになったということに対して、私も大変敬意を表したいと思います。  おっしゃったとおり、やはり学問というのは連続性のものもあるでしょうし、教育を一生懸命進めながら、その学術文献あるいはその成果、それをまた...全文を見る
○森国務大臣 小林先生の御意見は、お世辞じゃなくて本当に傾聴に値する。いや本当なんです。私自身も党におりまして文教政策の仕事をいたしておりまして、このところがこれから日本の教育にとって一番大事なところだと考えております。  したがいまして、先ほども申し上げましたけれども、この終...全文を見る
○森国務大臣 男女差別の条約の問題ですね。恐らくその御指摘のところは、高等学校等におきます家庭科の必修、それが女性に対して大変負担になっているのではないか、こういうところだと思うのですが、長い教育の中の歴史があることでございますし、恐らく小林先生ならわかっていたたけると思います。...全文を見る
○森国務大臣 私も、実はラグビーをやっておりましたので、秩父宮ラグビー場を含めまして、国立競技場は非常に大事な、日本にとってすばらしい施設だ、こう思っております。たびたび向うへ行くのですが、大変恥ずかしい話でして、ラグビー場のクラブハウスまではよく出かけるのですが、そちらの方を見...全文を見る
○森国務大臣 ボランティアの皆さんの御苦労は私も大変評価をいたしておりますし、また、ボランティアはあくまでもボランティアでございますから、そういう皆さんのお気持ちをとうといものとして受けとめていかなければなりませんが、今、体育局長が申し上げましたように、安全とか保険の面ではそうい...全文を見る
○森国務大臣 引き続きどこをということは今の段階では、ちょうど入学試験、それから卒業、そしてまた入学というシーズンになりますので、学校としても大変忙しい時期でありますから、余り御迷惑をかけないようにしなければならぬと思っておりますが、これからもいろいろなところをいろいろな角度から...全文を見る
○森国務大臣 教育改革の推進に当たりましては、当然国民の理解と協力が何といっても必要であるということは、先生御指摘のとおりでございます。今その設置法の検討を急いでおるところでございますので、どのような方々にお願いし、どのような人選で、どのような規模でということはまだここで申し上げ...全文を見る
○森国務大臣 教育改革、そしてまた先ほどから地元の高等教育の問題、あるいはまた危険校舎の改築の問題、いろいろと御示唆を賜りまして感謝をいたします。先生から御指摘いただきましたことを十分踏まえて、積極的に進めてまいりたいと思っております。
○森国務大臣 いろいろと現場に即しました、また、私どもも知り得ないところも御調査をいただいて御教示をいただきました。  非常勤職員に対する給与につきましては、一般職の職員の給与に関する法律、それに基づく人事院規則等により適正に取り扱われているものと考えておりました。が、附属盲学...全文を見る
○森国務大臣 最初の教育委員会の公選制度をやりましたときには、私はまだ小学校でございまして、そういう問題意識としては持っておりませんでしたけれども、私は田舎の石川県ではございましたけれども、教育委員の選挙をめぐってかなり激しいいろいろな動きがございました。そういう意味で、教育に対...全文を見る
○森国務大臣 長が選ぶことの権限を与えられておるわけでありますが、その選挙によりまして一応候補者を出しているわけですから、その候補者を選び出す選挙は、これはやはり公費で、予算で執行しているわけでありますから、区長は当然その結果を無視するわけにはいかない。そういう意味では、これを参...全文を見る
○森国務大臣 教育の諸条件を整えていくということは細谷先生御指摘のとおりでございます。同時にまた、日本の教育行政は、地方自治法あるいはまた地方教育行政の組織及び運営に関する法律などに定めておりますとおり、教育に関する地方自治の考え方のもとに行われていかなければなりませんし、また、...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、教育行政を進めるに当たりまして、地方自治法あるいは地方教育行政の組織及び運営に関する法律の定めのとおり、教育に関する地方自治の考え方のもとに進めていきたいと思っております。  また、教育改革を進める場合においても、当然この考え方を十分に...全文を見る
○森国務大臣 高等学校はそれぞれの都道府県が設置の責任を持っておるわけでありますから、それぞれの考え方や現行の高等学校の配置は違っておると思います。職業教育のように、これは工業学校であるとか商業学校であるとか、教育を受ける立場から識別がきちっとできればいいわけでありますけれども、...全文を見る
○森国務大臣 田中委員御指摘のとおりでありまして、共通一次を含めて、高等教育機関の選抜方法についてできるだけ多様化してほしいと願っているのはこのところであります。文系を受ける人に無理やりに数学ばかり、あるいは物理や化学をやらせる必要はないじゃないか。そうして、この高等学校は個性に...全文を見る
○森国務大臣 児童生徒にとって知育、徳育、体育の調和がとれた学校教育が基本的な目標として大事だと考えております。そういう意味では、このところ知育偏重であったということは先ほどの先生との議論の中でも認めざるを得ないわけでありまして、そういう意味で教育の場で人間性というものをもう少し...全文を見る
○森国務大臣 正直申し上げて、青少年の、特に少年の非行、暴力傾向あるいは性犯罪、これは、学校といいますか、文部省だけでこれを解決しろと言っても無理なことだと思う。これは決して逃げではありません。我が国はすべて自由ということがありますけれども、その中に大人の、全体の社会の責任という...全文を見る
○森国務大臣 私学も、それから公立も、それぞれ日本の教育に果たした役割は極めて大きいと思っております。しかし、ややもすると最近ではその差が余りなくなるという感じは否めない事実だろうと思いますが、今後とも私学は私学に、やはり本来あるべき建学の精神に立ち戻っていきたい、また、余りそれ...全文を見る
○森国務大臣 子供たちが適正な教育の環境の中で教育が行われていくということは極めて大事なことでございます。また、文部省もそのことに一番意を用いながら教育条件の改善に努めてきたところであります。  今御指摘いただきましたいわゆるマンモス校、過大規模校、いろいろと教育を進めるに当た...全文を見る
○森国務大臣 過大規模校の解消につきましては、先ほどから管理局長が申しておりますように、文部省も決してそれを単に見逃しているわけではございませんで、いろいろな形で関係市町村に対して指導を行ってきておるわけであります。また、補助の執行に当たりましても、先ほども局長から出ましたように...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○森国務大臣 学校でいろいろ問題行動を起こして、そして他の生徒の教育を受ける権利を損なうというようなことになれば、しばらく学校を休んでいただく、これはできるわけですが、その間に働くということについて、やはりこれは今局長が申し上げたように、家庭でその問題行動に対しての解決を図ってい...全文を見る
○森国務大臣 調和のとれた人間形成を図るというのは、先生御指摘のとおり、教員が最も重要だと考えております。これはもう吉浦先生御指摘どおりであろうと思います。  文部省といたしましても、教員の資質、能力を一層向上させていくためにいろいろな施策は講じてまいりました。養成、免許制度の...全文を見る
○森国務大臣 今、先生と会計課長のやりとりを伺っておりましたが、よくそういう話を聞きます。私、自分の選挙区のことを言ってはいかぬのかもしれませんが、湯山先生も御一緒だったかもしれませんが、昔、文教委員会で金沢大学を視察したことがありました。金沢大学の石川門というのはやはり国宝なの...全文を見る
○森国務大臣 琉球大学の移転に対しましての計画、私も党でずっと文教部会長をいたしておりましたときから地元の先生方や知事さんからもいろいろと御指導もいただきましたし、御要望もちょうだいをいたしておりますから、ある程度経緯も承知をいたしておるところであります。県の方でも何か県立芸術大...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ事情はあるようでございますが、原則もございますので、私の今日ただいまの考えを述べろということであれば、地元のそういう要望を十分に踏まえつつ今後とも協議をさせていきたい、こういうふうに考えます。
○森国務大臣 お尋ねの九州工大の話とは別にしまして、確かに大学で学部、学科、講座をつくる上において、外から見ると、素人と言っていいかどうかわかりません、我々も学者さんから見れば素人ですが、何でこんなややこしいことをやっているのかという気持ちは確かにするのです。事実私も教育問題につ...全文を見る
03月13日第101回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○森国務大臣 お答え申し上げます。  近年・医学部の新設に伴いまして、今、厚生大臣が答弁いたしましたように、当面の目標、六十年度までに九万二百五十人という、これは目標年度を待たずして達成されることはもう確実でございます。しかし、今、岡田さん御指摘のように、現実の問題としては確か...全文を見る
○森国務大臣 お答え申し上げます。  新しい機関の組織、構成その他具体的な事項につきまして、今文部省が中心になりまして鋭意検討中でございます。でき得れば、今月末にはそれらを含めました設置法案を作成いたしまして国会にお願いをいたしたい、こう考えておりまして、ただいまその方向で懸命...全文を見る
○森国務大臣 小平先生、そしてまた、これまでの予算委員会の総括あるいは一般質問、また分科会等の審議を通じまして、いろいろと御意見をちょうだいいたしております。総理もたびたびお答え申し上げておりますように、憲法をしっかり守って、そして教育基本法にのっとりまして新しい教育をぜひ見直し...全文を見る
03月14日第101回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(森喜朗君) お答えいたします。  和田さん御指摘の東京大学の場合は確かに一六・七%、その分だけ安くなっているということになります。御承知のように、国の予算はそのまま国立学校特別会計の中で処理をいたしますので、支払いはその値引きをされた分だけが外に、薬メーカーに支払わ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お答え申し上げます。  新しい機関の設置に関します法律はただいま文部省が中心になりまして検討を進めておりまして、お尋ねの時期でございますが、大体三月の末をめどに、目標にいたしておりまして、できれば三月二十七日の閣議で御決定をいただいて国会提出の運びにいた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 委員の両院に対します同意などを含めまして、名称あるいは、人数、そうした面につきましては、できるだけ各方面と今検討をいたしながら、そしてまた、各党の皆様方の御意見も十分踏まえてまいりたい、こんなふうに考えております。率直に申し上げまして今詰めております段階で...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院の予算委員会の審議の中でも、こうしたことが各党の皆様からもかなり御質問にあわせて御意見としてちょうだいをいたしました。したがいまして、総理もたびたび御発言申し上げておりますが、教育基末法という、この法律の精神をより大事にします。これまでの中教審の審議...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 戦後の教育が日本の中に定着をいたしまして、そして今日も世界の中でこれだけの大きな力を得た、これはやはり戦後の民主主義教育というものが徹底したということも言えますが、もう一つは、恐らくこの議場にいらっしゃる方はまずほとんどだろうと思いますが、私自身が小学校二...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 幼稚園と保育所は、これは先生御専門でありますから、それぞれの法律、そしてそれぞれの目的、機能によってそれぞれの分野において打ち立てられているわけであります。しかし、現実の問題といたしましては、これを受ける子供たちあるいは保育園や幼稚園に通わせる親の立場から...全文を見る
03月15日第101回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(森喜朗君) 我が国の義務教育は九年間、これも戦後の教育の中で定着をいたしております。したがいまして、義務教育の九年という年限を変えるような考え方は必要ではないのではないかというふうに総理はお答えになっております。私が申し上げました趣旨は、これから新しく設けられるであろ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ございません。
○国務大臣(森喜朗君) ただいま先生御指摘でございますように、当面の目標は厚生大臣も今申し上げましたように、六十年を待たずに達成をいたすことは確実でございます。しかしながら、人口の高齢化、そしてこれに伴います医療需要の多様化、複雑化、さらに医学、医療の高度化等の事情もございます。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省といたしましても、ただいま厚生省が答弁いたしましたように検討委員会を設置いたしまして、どのような部門にどのような医師数が必要なのか、その結果をちょうだいをいたしませんと、医療需要の多様化等いろいろございますし、社会的要請にこたえていくことも医師を養成...全文を見る
03月17日第101回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(森喜朗君) お答えをいたします。  学校におきます問題行動がいろいろ起きておりますが、これにつきましては、ただいま総理からお答えをいただきましたように、すべての学校は正常に、特にこの三月期は入学、進学あるいは卒業という学生生活にとって大変歴史的に大きな意味を持つ時期...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 一般的な概論と言うと生意気なようですが、そういう角度から見て、村上さんの御指摘のとおりだと私は思います。ただ、この入学試験というのは絶対完璧というものはないんです。日本人というのは特に潔癖性が強いですから、村上さんと私が一点違いで村上さんの方が上だったとい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 総理以下お答えになりました大臣のとおりでございます。
03月19日第101回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(森喜朗君) お答えをいたします。  我が国の家庭科教育は、長い我が国の実情、歴史、そういう伝統の中から展開をされてきたものでございます。しかし、今御指摘ございましたように、また先般も先生から御指摘がございましたように、婦人差別撤廃条約第十条のところに問題ありというふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) カリキュラム全体との関連がございますので、内部ではいろいろ議論をいたしながら調整をいたすような方向で努力をいたしておるところであります。
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘の点は、ことしの共通一次の倫理・社会の問題で、青年期の発達段階に応じて達成しておく必要のある課題についての出題でございまして、入試センターに早速照会をいたしました。この問題の出題の意図は、まず第一に職業を選択し、準備すること。二、男性や女性としての性...全文を見る
03月21日第101回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(森喜朗君) 大学病院あるいは診療室、治療室等におきましては、診療業務の必要性あるいは火災予防の観点から既に喫煙を制限したり、あるいはまたそういう必要な措置をいろいろと工夫を凝らしております。
03月22日第101回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(森喜朗君) 専修学校が大変若い皆さんに好評を博している、表現はちょっとよろしくありませんが、そういう価値観の多様性というのは今総理が御答弁申し上げたとおりでございます。  専修学校はもう御承知のように、いわゆる中学卒対象あるいは高等学校卒業対象、あるいは学歴は全く問...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 芸大へ進む方に理科や数学は要らないというふうに私は決めつけたわけではございませんが、今の共通一次のやはり問題点は五教科七科目、学者によってはこれぐらいのことをマスターしてくれなければ国立に入る資格がないんだということもおっしゃる先生もおられますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省としましては、そういう方向で採用してもらいたいという希望はもう伝えてあるわけです。問題は、実施するのは国大協でございますから、国大協の先生方がどのように受けとめてくださるかということだと思います。でき得れば、国立だけをその枠にはめてしまいますので、私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 非常に難しい問題でありまして、今御指摘のとおり、芸大あたりではもう既に実際には数学とか理科というものにそうウエートを置いていないというふうに聞いております。ただ、点数を公表できないということもございますので、芸大の場合はやっぱり音楽、絵画の道に通ずるその方...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘の研究は、今、塩出先生からお話しのとおりでありますが、五十八年の十二月に循環器学会において成果を発表されております。研究の概要は、二十年前より全般的にコレステロール値が増加をしている、特に若者、十歳、二十歳台のコレステロール値は米国よりも高い値になっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新しい審議機関の設置法につきましては、今、今月末国会提出を目途といたしまして最終的な検討を進めておるところでございまして、衆議院予算委員会あるいはまた本予算委員会の諸先生方の御質疑によりまして、総理からも、教育基本法をしっかり守っていく、尊重していこう、こ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、設置法案につきまして今検討いたしておるわけでありまして、委員の国会同意につきましても検討をいたしておるところでございますが、委員の選任に当たりまして適、不適を個別に各党に御判断をいただくというようなそういう作業をすること自体が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも大変大事なところでございますが、審議をすべて公開をいたしますと、逆に委員一人一人の発言がまた束縛をされるような面が出てくる。かえって自由な議論の展開ができないという面が出てくるのではないか。そういう意味においてこれも今検討しておるところでありますが、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新しいこの機関は、いわゆるゼロからのスタートではないというふうに私ども申し上げておるわけでありますが、先ほども総理が申し上げましたように、中教審の長い間の議論あるいはたくさん積み重ねていただきました今日までの集積、そうしたものを踏まえながら、いわゆる新しい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中教審の議論を踏まえて、そこからスタートをしていきたいということでございますので、中教審とタブるということではございません。全く新しい角度から、別の視点から教育を改革をしていこう、こういう関係になるわけでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど久保さんの御質問にお答え申し上げましたのと重なるようで恐縮なんでありますが、公開をするということか必ずしも自由濶達な論議ができるかどうかというと、やはり見方にもよりますけれども、私はやっぱり一考を要するところがあると思うんです。議論をいたしますことを...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) こそこそ泥棒のようなと言われるとちょっと困るのでありますが、例え方が非常に悪いんですが、一番率直なことを申し上げます。この国会でも衆議院でも幼保の問題が出てまいりました。私は幼保の問題は幼保であれ保幼であれ、もう少し前向きに考える。それは今お互いに厚生省、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教科書の問題、それから教員の資質の問題等を含めた教員確保の問題、あり方の問題は確かに教育の大事な私は政策の柱だと思います。ただ、このたび新しく設置いたします審議機関はどのような事柄を議論するかということは、これはやはり新しい審議機関の皆さんがお考えになるこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新しい審議機関の皆さんがどのようにお考えになられるかという問題でございまして、この問題が審議機関にかかるということは私は断定できませんし、それは今申し上げた越権だというふうに申し上げております。しかし、別途文部省の方として、教員の資質向上の面、あるいはまた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、文部省が準備を進めております教員の問題は、これは先般の教養審の答申に基づくものでございます。したがいまして、これから新しい機関で議論をされ得るかどうかわかりませんけれども、そのこととは全く私は矛盾はしないというふうに思っておりますが、確かに久保さん御指...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部大臣は、いわゆる法治ルールに従いまして、中野区の教育委員会の選任は地教行法第四条に違反する、こういう判断をいわゆる主務大臣としていたしております。したがいまして、地方自治法二百四十五条四項に基づく勧告をいたした次第です。
03月23日第101回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○森国務大臣 木島先生、最初に野球の練習をたたえていただきましたが、一回だけ練習してみましたが、必ずしも直球ばかりでなくて、自然に、ナチュラルでカーブがかかったり、何となくスライダーぎみのものもございます。国会は、私も木島先生にいろいろと長い間文教委員会で御指導いただいてまいりま...全文を見る
○森国務大臣 私は、一国の総理大臣が重要な内閣の施策として教育問題を取り上げていただいたことに、教育問題に自分の政治生活の大半をかけてきた自分としては、言葉はよくありませんが、総理に大変感謝しているのです。今までも、歴代自由民主党内閣賦教育を大事にしてまいりました。しかし、それは...全文を見る
○森国務大臣 国務大臣の任務は、いま木島さんがおっしゃったような意味から言えば、各省すべてにまたがって国の内閣行政を進めることであろうと思うのです。しかし現実の問題として、教育制度を改革していこうとか新しい政策を推進していこうということになれば、やはり各省庁とのすり合わせといいま...全文を見る
○森国務大臣 総理と憲法論議というのはしたことございませんが、既に総理は、憲法は守る、そして自分の命の内閣のプログラムと言ったか、ちょっと私は忘れましたが、そういう政治のプログラム、日程の中にはそうしたことは全く考えていない、こういうようにも明確に答えておられます。私も予算委員会...全文を見る
○森国務大臣 中曽根さんのその演説を全部伺ったわけじゃありませんので、これは木島さんも直接話を聞かれたのではないだろうと思うのです、恐らく新聞その他でああいうのはやはりいろいろな前後の説明があると思うのですね。だから、そういうのはともすれば前後のところが案外消えていて、そこのとこ...全文を見る
○森国務大臣 今私も、審議官がくれましたので初めて読んでみました。確かにおっしゃるようにそのような表現がございます。だからこそこういうことを、これは何のときに発行されたのかつまびらかではありませんが、こういうお考えを持っておられればこそ私は御注意も申し上げ、そして教育改革をおやり...全文を見る
○森国務大臣 新しい機関で御検討いただくことは、新しくこれから御就任をいただく審議機関のメンバーで御検討いただくことでございます。運営あるいは審議の内容、すべて新しいメンバーの皆さんがお考えになることでございますから、きのう総理の私的諮問機関から出ております文化懇の問題を、その意...全文を見る
○森国務大臣 新しい審議機関を設置するために、まず国会にお諮りをしなければなりません。国民を代表する各党の皆様方の御審議をいただいて機関を設置するわけでございますから、まず、このスタートのところから国民の合意を形成することが大事だと考えます。  それから、新しい機関がスタートい...全文を見る
○森国務大臣 木島さんのおっしゃるように、とやかく外から言われても自分の自説をきちっと述べてそれを進めていく、そういう方でなければならぬことはもちろんでありますけれども、現実の問題として、新しい教育の改革をしていこうということになれば、現在あるものをある程度、場合によっては改廃し...全文を見る
○森国務大臣 ちょっとお尋ねをしたら失礼なんですが、審議機関全体に対する経費のことでしょうか。改革をすることによって伴う財政、こうおっしゃる……(木島委員「そうそう、改革の方」と呼ぶ)もちろん、新しい教育を見直していくということになれば財政的なものも当然伴ってくると思います。 ...全文を見る
○森国務大臣 財政改革も中曽根内閣の最も大事な柱であります。しかし、そのことと教育改革をこれから進めていこうということとは、ある意味ではリンクするところもございますけれども、教育改革と財政再建を常に絡ませた議論は、教育改革を進めることに適当でないと考えておりますし、ちょっと詳細な...全文を見る
○森国務大臣 私も浅学非才でございますから、二十一世紀はどういう世紀かと言われても、私はこういう時代になるだろうということはなかなか申し上げることはできません。まあ、二十一世紀とは何かといえば、一九九九年の次、西暦二〇〇〇年、単なる暦の延長だと私は考えております。ただ、人間は精神...全文を見る
○森国務大臣 基本的にはそういうことだと思いますが、それだけではないと思っております。
○森国務大臣 だれもがひとしく能力に応じて機会均等に教育を受ける、これは憲法や教育基本法の精神であるわけです。今日の教育の荒廃とあえて言いますか、教育に関連しての社会の病理現象といいましょうか、こういうのはやはりある意味では産業の繁栄とともに、これに付随して出てきているものだと私...全文を見る
○森国務大臣 学歴を書いたというのは、やはり昔大学、高等教育機関に進む人の率が少なかったころの名残だろう、こう思います。白川さんが東京大学、木島さんが師範学校でしょう。しかし、木島さん、もうたしか五回か六回当選、僕と一緒だと思うのですがね。やはりそれで票が減るのじゃなくて、師範学...全文を見る
○森国務大臣 大変多岐にわたる御意見の開陳でありましたから、簡単に言えといっても、文部省の方も説明すると、先生の倍くらい時間がないと説明できない。やはり文部省は大変努力をしてきたと思います。これは木島先生も御承知だと思うのです。  ただ、入学試験の改善をするということから言えば...全文を見る
○森国務大臣 木島先生の長い教育問題に関する御見識、また示唆に富むお話、大変参考になりました。そういう各般にわたる教育全般に対する問題を幅広く検討をしていきたい、こういうのが政府の考え方でございます。
○森国務大臣 新しい審議機関は、これから設置を見ました時点で新しい審議委員を御選任申し上げるわけでありますが、その審議委員の皆さんでどういうことを検討するかということは、新しい審議機関の皆さんがお考えになることでございます。したがいまして、今佐藤さんが御指摘ございました文化懇の考...全文を見る
○森国務大臣 審議機関との直接のかかわりはないと私は思います。ただ、総理も予算委員会の中でも申しておりましたし私も申し上げた記憶がございますが、日本の教育あるいは文化に関する一つの考え方をそれぞれの識者の皆さんがおまとめになったことでございますから、考え方として参考にはなるであり...全文を見る
○森国務大臣 文化懇の皆さんが、いろいろな角度で総合的に議論されておまとめになったことであろうと思いますので、その文化懇そのものが教育基本法あるいは憲法をどういうふうに考え、あるいはどういうふうに守る、そのこと自体私ども関知しないことであります。ただ、これから教育改革を進めていこ...全文を見る
○森国務大臣 政府は、教育改革を進めていくという上で憲法や教育基本法の精神を大事にしていきたい、こう何度も申し上げているわけでございます。文化懇の提言の中には、そういう考え方にとらわれずにということでありますが、これは文化懇の皆さんの議論の一つの舞台といいますか、そういう考え方で...全文を見る
○森国務大臣 教育基本法は、これは既に定められた法律でございます。この精神の中で教育改革を進めていくのは政府でございますから、教育基本法の中で政府はいわゆる改革を進めていくということでございますし、新しい審議機関の皆さんのお考えは、私どもとしては、この教育基本法の精神にのっとった...全文を見る
○森国務大臣 法律の最終的な判断というのは最高裁がやることになるのだろうと思いますが、教育の固有の事務を所掌いたしております教育基本法は文部大臣の責任でございますから、いろいろと今佐藤先生が御懸念の点の御指摘がございましたけれども、教育改革を進めていく責任は文部大臣にございます。...全文を見る
○森国務大臣 文部大臣の責任において改革を進めていくということでございます。
○森国務大臣 佐藤先生御承知なんだろうと思いますが、その総理が予算委員会で述べられたことは、どなたの御質問だったかちょっと私忘れてしまいましたが、昭和三十一年だったと記憶いたしますが、清瀬さんが文部大臣当時に、教育制度審議会ですか、そういう法案が出まして、そのときの清瀬さんの答弁...全文を見る
○森国務大臣 新しい教育審議機関が、幅広い各界の皆さんから御参加をいただくということになります。できるだけ自由濶達な、そしてそれぞれ御経験の深い御見識の中から議論を展開していただくわけでございます。そして、今佐藤さんも御指摘がありましたように、専門委員というのもその必要に応じてこ...全文を見る
○森国務大臣 今、中西さんに御指摘いただきました事例をつまびらかに私は承知いたしておりませんので具体的なことはわかりませんけれども、しかし、少なくとも教育の現場の中でそうした差別的な行為があるということは、実に遺憾なことであるというふうに私は思います。
○森国務大臣 今の中西さんの御指摘をいただきます問題点だけではなくて、やはり九州産業大学の今日までのいろいろなことを私どもも仄聞をいたしておりますが、少なくとも国民の信頼を裏切るもので、極めて遺憾であると私は思っております。  文部省といたしましても、今お話にございましたように...全文を見る
○森国務大臣 今日まで行われているところを見まして、少なくとも教育という大事な、崇高な仕事に携わっておられるような方々の反省があるとは思えません。
○森国務大臣 私は、大臣に就任する前からこの九州産業大学の事件を知って、非常に遺憾というよりも不愉快に思っておりました一人でございます。でき得る限り早く文部省の指導に従って刷新をしてもらいたいという気持ちで常々おりましたが、今改めてそういうお話を伺いますと、正直申し上げてやはり不...全文を見る
○森国務大臣 当時の経緯もございますので、まず管理局長から答えさせていただきたい。
○森国務大臣 私がお答えをすることが適当かどうかわかりませんが、今の中西議員と別府さんとのやりとりから見ますと、別府理事はどうも直接本人にきちっと、問いただした結果は言ってないと言っているのだそうであります。ただ、その八木さんというのはどういう立場がわかりませんが——これは私の想...全文を見る
○森国務大臣 お話の経緯を私もここで伺っておりまして、極めて遺憾なことだと思います。しかし、進退伺いを出し、あるいはまたそれを上司としてしばらくとどめ置く、あるいは返還手続やその他いろいろなことがあれば、ある程度注意をし、今後の指導をも兼ねながら慰留するということも、これは社会の...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、私学を大事にしたい、私学の助成は私立学校振興助成法の趣旨にものっとりましてできる限り伸ばしていきたいというのが私どもの考え方でございます。したがいまして、このたびの私学助成の削減というのは、直接このことのためになされたことではございませ...全文を見る
○森国務大臣 教育改革の実効といいますか教育の成果というのは、すぐ短時間に、ことし予算をつけて来年具体的なものが国民の前に展開できるというものではない。教育の成果というのは、むしろある意味では五十年、百年ぐらいの長い経緯を見ていかなければならぬものだろう、こう思います。  これ...全文を見る
○森国務大臣 結構です。
○森国務大臣 改善、改革は言葉の表現でございまして、私は昔から国語の点数が余りよくなかったものですから、有島先生が承知しておられるようなお答えがきちっとできるかわかりませんが、今そこに述べられております文部省固有の事務、教育、学術、文化につきましては、やはりでき得る限り充実をして...全文を見る
○森国務大臣 公明党さんが編集して発行されました「二十一世紀 日本の教育生命が躍動する教育を」を早くから私は有島先生からもちょうだいをいたしておりましたが、御承知のような日程でございますのでゆっくり全部なかなか拝読はできませんが、予算委員会の審議を通じながら、主なところはときどき...全文を見る
○森国務大臣 有島さん、済みませんがもう一遍……。
○森国務大臣 改善あるいは充実、それよりももっと幅広く、もっと意味も広く、また深く、制度も変わっていくということも含める、そういう意味で「改革」というふうに申し上げております。
○森国務大臣 今御質問いただきました総理と私の意見、答弁の食い違いがあるように見受けられるという点、具体的に今お話しがございませんでしたが、恐らく教育基本法を改めるのかどうかというあのくだりですか。
○森国務大臣 たしかあれは矢野さんの御質問だったと思いますが、矢野書記長が総理に義務教育の年限を改めるのかということをお聞きになりました。御承知のとおり、義務教育の年限を変えるということは教育基本法を改正するということになるわけでありますから、総理は直ちに、改める考えはありません...全文を見る
○森国務大臣 先ほど大変失礼しました。これは矢野さんではなくて、有島先生と総理のやりとりでございましたので訂正をさせていただきますが、総理は今のような答弁をいたしました。  私が申し上げておりますのは、義務教育は戦後は九年間、これは定着をいたしております、私自身はそれを改正する...全文を見る
○森国務大臣 今の問題について、詰めるとか意見を交わすということはいたしておりません。ただ、総理は、これは有島さんが当時御質問をずっと続けてこられた、あるいはその数日前に矢野さんの御意見もありましたし、教育基本法という問題を非常にシビアに総理は考えておられたと思うのです。ですから...全文を見る
○森国務大臣 今、有島さんからお話しをいただきましたことも含めまして、国会の予算委員会あるいは文教委員会等、これからいろいろと議論も重ねていくことでありましょうから、そうした議論の中で大事なところは、総理に私からもよく御説明も申し上げておきたいと思います。  同時にまた、今先生...全文を見る
○森国務大臣 どうも私の説明の仕方が悪いのだろうと思いますが、申しわけないことだと思いますが、総理は、義務教育九年を変える考えはない、こう言われました。私も、義務教育は戦後九年が定着して成果を上げているから変える必要はないと思うが、新しい審議機関の皆さんが教育制度を考えるについて...全文を見る
○森国務大臣 中教審が恒久的な機関でございますので、臨時に年限を限って教育制度を全般に見直しをしよう、そういう議論をしようということでございますから、中教審が恒久機関でございますので、この教育審議会は「臨時」というふうに名づけたわけです。
○森国務大臣 新しい教育制度の見直しをしていこうということになります。何回か朝からお話にも出まずし、今先生からもたまたま出ましたように、将来——将来というのはいつだということになりますから二十一世紀、こういうふうになるのでしょうが、二十一世紀を担っていってくれる青少年の教育、その...全文を見る
○森国務大臣 中教審でこれまで何回か答申を出してきております。特に四十六年に出しました答申は、かなり多くの各界の皆さんからも評価を受けた。先ほどもちょっと出ましたけれども、果たしてそれが、第三の教育改革と言うことがいいのかどうか別といたしましても、当時そう言われたぐらいのものでご...全文を見る
○森国務大臣 それも一つの考え方かもしれませんけれども、それこそ、政府が介入すると皆さんからおしかりをいただくのじゃないでしょうか。
○森国務大臣 政府が直接教育について、ああしろ、こうしろという言い方はできるだけ避けなければならない。そういう意味で、いわゆる各界から広範な範囲で審議機関の中に委員を派遣して、その皆さんで教育制度全般を議論していただく。そのことを御答申をいただいて、そして文部省が責任を持って進め...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから何回も申し上げるように、御審議をいただく中身で私どもから具体的なことを申し上げることは越権であります。が、しかし、例えば有島先生、これからの教育のことを考えてまいりますと、やはり国際的な問題あるいは国際経済、いろいろな視点で考えていかなければならぬことは随...全文を見る
○森国務大臣 中教審の中で議論をしていきますと、やはり従来の文部省の枠を超えるということが、私は心情的に委員の皆さん方も難しいだろう、こう思います。それと、先ほど答弁をいたしましたけれども、政府全体の責任において進めていくということを考え合わせますと、新しい機関の方が適切であると...全文を見る
○森国務大臣 国際的ということを申し上げたのは、一つの例として、私の文部大臣の私見も交えて申し上げたことで、例えばというふうに申し上げたわけでございます。そのことが新しい教育機関で見直される一つの要因であるというふうな、柱であるというようなことを申し上げたわけではございませんので...全文を見る
○森国務大臣 このようなことを改革するとか、例は何ぼでも挙げることはできます。しかし、何度も申し上げておりますように、新しい審議機関の皆さんがお考えになることでございますから、文部大臣という立場で、こういうことも、こういうこともと申し上げれば、大変言いにくいことでございますが、現...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げたことが整理をしたことでございますので、これ以上整理をしろと言われても困る。ただ、中教審は、文部省固有の事務でございます教育、学術、文化に対する審議、調査を進める機関でございます。
○森国務大臣 文部省の固有の事務でございます教育や学術、文化に関しますそれぞれの審議会は、必要に応じて調査、研究、審議は進めてまいります。ただ、中教審につきましては当分の間これは見合わせていくというふうに考えております。
○森国務大臣 教育制度にかかわることでございますので、やはり関連する問題もございます。最終的には新しい機関ができましてから判断をしなければならぬことだと思いますが、目下のところは当面これの審議を進めるということは見合わせていきたい、こう思っております。
○森国務大臣 次期中教審の発足は当面見合わせたい、こういうことでございます。
○森国務大臣 可能性はございます。
○森国務大臣 先ほどちょっと御答弁申し上げた中に入っておりましたが、四六答申の中で例えば「先導的試行」ということがございました。今の時点でございますと、今のような世論あるいは各政党の皆さんの教育に関するお考え方があれば、私は当時は実現したのではないかなという感じがいたしますが、当...全文を見る
○森国務大臣 中教審につきましては、先ほどからも、また前からの国会での答弁でも何度も申し上げておりますように、中教審の議論、これを踏まえて新しい教育機関はスタートをしたい。昨日答申をされました文化懇の意見はあくまでも総理の私的機関でございまして、一つの考え方として参考にはさせてい...全文を見る
○森国務大臣 検討したということは承知しております。ニュースで、そういうのを出すというのも数日前に見たことはございますが、中身は全部まだ私は承知しておりません。
○森国務大臣 私自身よく読んでおりませんけれども、何かそれは松下さんが座長をやっていらっしゃるものですね。かなりいろいろな御見識を持った方々がおまとめになったものでございますから、これも参考にはなるだろうと思います。
○森国務大臣 そのとおりです。
○森国務大臣 一般に言う公私混同は慎まなければなりません。しかし、今の有島先生が御指摘されますことの公私混同ということはどういう意味か、私はちょっと理解ができなかったのですが……。
○森国務大臣 文化懇は総理の私的諮問機関でおやりになったことでありまして、その経費がどうなったのかというのは、それはちょっと私も承知していないのです。官邸においでいただいて意見を聞く、そうすると、そのときに出したお茶やお菓子は公費になるからいけないということになると、お客様として...全文を見る
○森国務大臣 例えが悪かったのですが、茶菓、お菓子、お茶で額が少ないからという、そういう意味で私は申し上げたのではないので、私的諮問機関ということは法律によらないことでございますから、そういう意味で私的諮問機関。しかし、総理がいろいろな方から意見を聞くということで勉強される、その...全文を見る
○森国務大臣 私的諮問機関といいましても、それは先ほど申し上げたように、総理自身が勉強されて、そしてそれが国務遂行、国家の繁栄になり、また国民の幸せになるということであれば、そうした勉強をお続けになるということは私は公私混同だとは思わないし、またそれぞれの各省も大臣がそうした私的...全文を見る
○森国務大臣 新しい審議機関は、新しい委員の皆さんがどのようなことを御検討いただくか、審議機関の皆さん自身で御判断をいただくということを前からも申し上げております。文化懇の御提言をいただいたことは、それなりにすばらしい御提言でもあると思います。ただし、これを審議機関の皆さんが参考...全文を見る
○森国務大臣 総理の考え方と全く食い違いございません。
○森国務大臣 教育全般にわたりましての諸機能、そうしたことを審議、研究をしていただく、こういうことでございまして、そういう意味で、そういう一つの前提といいますか、教育全般にわたります諸機能、そのことについて新しい審議機関の皆さんで自由濶達に御論議をいただきたい、こういうことでござ...全文を見る
○森国務大臣 これは御論議の中を見てみないと何と宣言えないことでございまして、今から想像で物を言うということは正しいことではないのじゃないか、適当ではないのじゃないかと思います。
○森国務大臣 新しい教育制度全般にわたりまして御検討をいただくということでございますから、この審議機関に参加をしていただく諸委員の方々は当然教育の問題をお考えになってお入りになることは間違いありませんし、またいろいろな角度からの教育に対します御見識もお持ち合わせの方ばかりであろう...全文を見る
○森国務大臣 この教育改革は現下の国民的な要請にこたえて行うべきものでございますから、幅広く国民の皆さんから理解と協力を得られるようにする、そのことが合意だろうと私は考えます。したがいまして、先生が今御指摘をいただきましたのはまさに私も考え方を同じようにいたすところでございます。...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと高い御見識の中で先生から御忠告をいただきましたが、この論議を行うことによって、新しい審議機関ができますれば、恐らく委員の皆さん方が十分そのことを踏まえて国民合意が形成でき得るように最善の努力をされることを期待したい、こう思います。
○森国務大臣 たまたま森有禮という名前が出まして、私も偶然森ということでございます。余りにもその偉大さに、日本の姓名というのはもうちょっとたくさんあってしかるべきで、できれば森でなかった方が本当はよかったのかなと思います。  しかし、私も初めて国会に出てまいりましたのが昭和四十...全文を見る
○森国務大臣 政治家は、個人といわず政党といわず、やはり高い理想、それが実現しそうもないことでありましても、大きな理想を掲げて努力をするということが政治の一番大事な要請だろう、こう思います。  私は、中曽根さんとは個人的にそう親しい関係ではございません。しかし、総理がいわゆる総...全文を見る
○森国務大臣 審議機関が発足をいたすまでは、文部大臣が中心になりまして委員の人選、あるいは機関の発足までは文部大臣の責任においてこれを進めてまいります。  新しい機関が発足をいたしますと、これまでもたびたび議論の中で、中教審のこれまでの議論を踏まえてというふうに申し上げておりま...全文を見る
○森国務大臣 議論を、できるだけ国民の皆さんに理解を深めていただくという意味では、公開制ということをおっしゃってくださる、そういうことを御提言くださる方々もたくさんあります。しかし、先生も私よりずっと先輩でいらっしゃいますからよく御理解をいただけると思うのですが、審議会の会議をそ...全文を見る
○森国務大臣 総理も私も国会の審議の経過の中で、憲法そして教育基本法の精神はしっかり守っていく、大事にしていく、こういうふうに答弁をいたしてまいりました。したがいまして、今度の設置法案も、教育基本法の精神にのっとるということを明記をいたしております。しかし、教育基本法や憲法は、こ...全文を見る
○森国務大臣 教育全般に対します諸機能がいかにあるべきか、こうしたことを諮問するということになるかと思いますが、どういうことを、どういう角度から審議をお願いするかということについては、まだこれから、総理を中心にし検討していかなければならぬことでございます。  確かに、先生からお...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもちょっと触れましたけれども、私は、教育の大半といいますか、ほとんどが新憲法そして新しい教育基本法の中ではぐくまれてきた一人でございます。したがいまして、いいところ悪いところ、ある程度承知もいたしておるところでございますが、日本の今日の教育は、現実の問題といた...全文を見る
○森国務大臣 私も、これまた先ほどの繰り返しになって恐縮でございますが、二年生まで戦前の教育でございましたから、随分変わったなということは、当時は幼かったけれどもある程度よくわかるわけでございます。ただ、戦後の混乱期の中で、日本人が想像もしない敗戦というものを迎え、そして全く新し...全文を見る
○森国務大臣 私も、二十一世紀を展望すると、外国の話学というものがこれから世界に生きていく日本人としては確かに大事な学問だ、こう思います。しかし、私の個人的な見解を正直に申し上げると、正しい日本語、そしてもっと漢字を大事にしてもらいたい、こう思っております。そこにいらっしゃいます...全文を見る
○森国務大臣 これまで行われました予算委員会の中でも、衆参ともにこの問題はたびたび出ました。また、この問題はかなり以前からの経緯もございます。  私は、もうこの国会から、大臣に就任いたしましてからも申し上げているのです。それは幼稚園も保育所も、機能と目的は違いますけれども、完全...全文を見る
○森国務大臣 滝沢さん御指摘のとおり、憲法第二十六条は、義務教育はこれを有償としない、つまり授業料を徴収しないということを意味いたしておるものであります。したがいまして、教科書を無償にいたしておりますことは、その二十六条のいわゆる義務教育を無償ということの理念をより広く実現する意...全文を見る
○森国務大臣 塾につきましては、直接文部省がかかわり合いを持っているわけではございませんので、これは先生も御承知のとおりだと思います。  ただ、日本人の勉強熱心といいますか、向学心、また親が子供にかける期待感、そうしたものから塾が確かに大きくふえつつある。しかしこの壁も、学習塾...全文を見る
○森国務大臣 私も本当に浅学でありまして、速読学というのを先生から初めて教えられたんです。短い時間に多くの内容を読み取らせるという頭の回転、そういう意味でも大変教育的効果もあるだろう、こう思います。しかし、逆に言えば、そういう速読学をやるためにも小学校、中学校には、むしろそのこと...全文を見る
○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昭和五十九年度における国立大学の大学院の設置、短期大学部の併設及び附置研究所の廃止並びに国立大学共同利用機関の設置等に...全文を見る
03月24日第101回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(森喜朗君) 今日の教育に関します。ただいまの杉山さんの御指摘は、まさにそのとおりであろうと思っております。  明治以来、日本の教育が日本の発展、繁栄に大きな影響力を及ぼしまして、教育を新しく日本の国民に広く機会均等に与えることによっていわゆる身分制度や家柄制度という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 本予算委員会におきましても、共通一次を初めといたしまして入試問題の改善に対します諸先生方の御意見が多く出されてきたところでございます。共通一次は、もう杉山さんは十分御承知でございますが、今日までは一応の評価は得てきたと思います。それはいわゆる量的な拡大に対...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 知、徳、体、これが調和を図るということが文部省の一番教育の大きな目標でもあるわけでございます。特に杉山さんから今御指摘をいただきました児童生徒の豊かな人間形成を図るという意味では、極めて道徳教育は重要な役割を担っておると思うわけでございます。文部省といたし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘どおり、昨年の五月に文部省で実施をいたしました調査結果を見てみますと、道徳教育の取り組み方につきましては、確かに余り効果が出ていないという面もその結果として出てきておるところでございます。この背景をいろいろ考えてみますと、例えば先生方の中に共通の理解...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日教組におきますストライキが繰り返し実施されておりますことにつきましては、まことに遺憾に存じております。文部省といたしましても、従前からストライキには参加しないように、またストライキ参加者に対しては厳正な措置で臨むように各都道府県の教育委員会に対し指導いた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 杉山さんからいろいろな事例を挙げてお話をいただきまして、まさに御指摘どおりであろうと思います。私自身も自分の過去を振り返ってみまして、やはり教えられた先生の人柄、先生の人格、そうしたことが自分の人生の大きな糧となり、この方が大きなウエートがかかっていたよう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 杉山さんの非常に御懇切丁寧な資料をもとに先生のお考えも含めて御質問いただきまして、少し長い時間でございましたので、お答えをする方も非常に多岐にわたりますが、お許しいただきたいと、こう思います。  この委員会でも、幼保の問題は各党各派の皆さんからもいろいろ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 転入学の問題につきましても、今大変大事な社会的な問題でもございまして、先般、三月の一日にも転入学希望者に対する適切な情報の提供、あるいは転入生の受け入れのための特別定員枠をそれぞれ設定するように、転居者の子弟の転入学についてさらに一層の便宜を図るように各都...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私学が日本の教育の中で大きな柱になっておることは御指摘のとおりでございますし、先生自身も直接そのことについては十分御研究をなさっておられることもよく承知をいたしております。  ただ、御承知のように、私学助成は極めて厳しい財政状況の中で、臨調の御指摘もござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ベビーホテルのことについて文部大臣がお答えをするのは所管であるかどうかちょっと迷うわけでございますが、ただ、先生が御指摘をされた点は、やはり物質中心主義になっている今日的世相に対する厳しい御批判であろう、それについて教育の任にある文部大臣はどう考えるかとい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 家庭を構成するやはり主要な位置を占めるのは父親であり母親である、私はそう思っております。それぞれ人格を認め合い、尊敬し合い、そして自分の立場をやはりわきまえて子供の教育に当たっていくということが一番私は至当であると思います。差別ではなくて、お互いの人格を認...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校給食は、先生御承知だと思いますが、教育活動の一環として特別活動のうちの学級指導の中に位置づけられているわけでございます。御指摘のように、いろいろ工夫をして給食を一緒にやるというのは大変私は大切なことだと思っておりますが、教育の見地からいえば、同じものを...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お答えをいたします。  大学を中心といたします学術研究は、我が国の学問的な基盤を確保します。その水準の一層の向上を図ることのためにも必要欠くべからざることでございまして、あらゆる国家社会の分野の発展の基盤を形成するものでございます。特に、現在の社会経済を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今日までの日本の教育は、日本の子供たちの教育に大きな貢献をしてきましたし、また教育制度が定着して、そして特に戦後におきましては自由と民主主義、平和を志向する国民の大きな一つの目標、基盤にもなってきたわけでございます。しかし、いかなる制度にも、社会の変化対応...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 法律の大要は、大体文部省において定めておりまして、間もなく国会に提出するために、今さらにその手続をいたしておるところでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 政府がこのたびの法律を提案するものでございまして、総理の願望からいえば、提出の前にでき得れば各党との合意を得て提出したいという旨の御発言もございましたけれども、現実の問題として政府が案件を提出する前に各党と協議をするというその仕組みは、まだ私は成就されてい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私の方もまだ同会に提出をいたしておりませんので、この法案がどの委員会で御審議をいただくかについては、まだ私自身もつまびらかではございません。ただ、どの委員会で御審議をいただくにいたしましても、質疑要求というものが出されてくれば、私として当然出席をし、そして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 答弁の食い違いというのはどのところをお指しになっていらっしゃるのか、大変失礼でございますが具体的なところをお指しいただければと思いますが。
○国務大臣(森喜朗君) 私としてはないと考えておりますが。
○国務大臣(森喜朗君) 文化懇の答申は、今、粕谷さんも御指摘ありましたように、総理に対する私的諮問機関として提言をされたものでございまして、大変私にとりましても参考にさしていただくにふさわしい、またこれから日本の教育について大変御見識高い御提言であったというふうに私も感想を持って...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文化懇の報告には確かに「教育基本法や教育に関する特定の見解にとらわれずこという、そういうように書いてございます。そういう意見を整理したものであるというふうに述べられておるというふうに私は解釈いたしております。しかし、ちょっと勉強不足で、忙しいこともあるんで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文化懇の報告も先生が指摘されておりますように、自由にして濶達な未来を展望していくということでございますと、現時点で学制を一律に改めるということは妥当ではないけれども、しかしこれからの学校制度全般を眺めてまいりますと、このこと自体、再編について避けて通れない...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中教審は、文部省固有の事務でございます教育、学術、文化、これに関します調査、審議を進めてきておるものでございます。新しい審議機関は、これからのいわゆる二十一世紀に対応すべく、幅広いいろいろな角度からの教育の見方、また視点などもいろいろ角度を変えて考えていっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、そのような御指摘の点を申し上げたつもりはございません。中教審は、今日まで大変すばらしい議論を踏まえながら、そして戦後の日本の教育が誤りなきように立派な考え方を示してくれましたし、また文部省はそれにこたえて、恐らく御指摘、御提言をいただきましたことにつ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 総理の文化懇に選ばれているメンバーの皆さん、私は必ずしも経済界に偏重していると思っておりません。もちろん選ばれたのは総理ですから、どういう観点でお選びになったのかは官房長官にでもお聞きをいただいたらばと思いますが、いろんな分野の方々がおいでになったような気...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろ御関係の、また御造詣の深い委員の方がたくさんいらっしゃいますので、時々私が短い時間に限られた中で発言をするものですから、おしかりをいただいたり、また御激励もいただく面もあります。さっき私は杉山さんに対してお答え申し上げたのは、私は、幼保の一元化を非...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日本の高等学校におきます家庭科というのは、これは長い伝統の中から出てきたものでございます。これは粕谷さんの方が御専門ですから、よくおわかりのとおりでございます。しかしながら、そのことが差別撤廃条約を批准するために妨げになるという、こういう御指摘があるわけで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日本教職員組合は、今、粕谷さんから御指摘がありましたように、子供たちの教育に御熱心な先生方のお集まりの職員団体で、これは大変よくやっていらっしゃる。特に最近は教育荒廃あるいはまた教育の改革等についてもいろいろな御意見を持っていらっしゃるということについては...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨調の答申を受けまして、文部省も適切なる対応はいたしておるところでございます。しかしながら教育というものは、日本の国にとって、また将来の日本を支える青少年を育成するという立場から見ますと、もちろんお金という問題、財政という問題と全くこれは常にかかわり合いか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 尊重してまいりましたし、今後とも尊重していかなければならぬと考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 午前中の議論の中でも申し上げたことでございますが、日本の教育は戦後の日本の繁栄に大きな役割を果たしてまいりました。また、今日の教育制度は日本の中に定着をいたしておることも事実でございます。しかし、いかなる立派な諸制度であっても、社会の変化によってやはり対応...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新しい機関は、今、峯山さんからも御指摘をいただきました、公明党の諸政策の中で御指摘をいただいたとおり、極めて重要なものでございます。新たな機関は、総理の諮問に応じまして、教育改革につきまして調査、審議をいたすわけでございますが、このことは議院内閣制のもとで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま御指摘をいただきましたことは、やはり新しい機関が設置をされまして、新しい機関自身で御検討いただくことでございますけれども、やはり議論の中にございますこと、時々はこの概要を国民の前に明らかにしていくということは極めて大事なことであろうというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも今、峯山さんから御指摘をいただきましたとおりで、新機関である程度お考えをいただくことになるわけでございますが、当然広く国民の皆さんの議論をやはり起こしていただくということは、総理もまた私もこの委員会でたびたび申し上げておることでございますので、今御指...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 前後いたすかもしれませんが、中教審の議論を踏まえて、そこからスタートをしたいということは当初から申し上げているところでございまして、峯山先生の御指摘どおりの方向で進めてまいりたいと考えております。  それから、教育基本法、そしてまた憲法、この枠の中でやる...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これまでの中教審の答申は、ちょっと時間がかかりますので簡単に申し上げなければいけないと思いますが、ほとんどはいろいろな角度で実現をいたしております。昭和二十八年に文部省にこの中教審が設置されて以来数数の答申をいただいておりまして、教育、学術、文化の振興上に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省の固有の事務はいわゆる教育、芸術、文化でございます。今幾つか完全にでき得なかった問題というのは、文部省固有の事務からやはり枠を少し外れるものもかなりございます。そういう意味で今日まで国民的な合意がなかなか形成しにくかったと、こういうふうに御理解を得た...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府全体が取り組むというそういう姿勢、あるいはそういう空気がその当時はやはり醸成され得なかったんだろうと私は考えております。ただ、峯山さんにお言葉を返すようでございますが、私も決して総理の言いなりになっているわけではございませんで、このたびの法律のいわゆる...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の諸制度を進めて、あるいはまた改革をしていきますということになりますと、当然そうした財政的な負担というものは伴ってまいります。この教育を新たに見直していこう、また社会の変化に対応して新しい教育制度全般を考えてみよう、こういう総理のお考えの中には、こうし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御審議をいただくテーマは、まだここでこのようにしていくということを申し上げることは越権でございますが、予想できますところでは、やはり長期的なものと短期的なものというのが出てくると思います。長期的に日本の諸制度を全く改廃するという意見も出てくるかもしれません...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生御指摘のとおり、今三年間の抑制中でございまして、ただ、改善計画の全体規模とそして六十六年のいわゆる十二年計画の達成期間は変えておりません。ただ、来年度の予算編成の概算に当たりまして、ことしの夏に六十年度予算編成時に当たりましてどのような配置方法をとるの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 配置計画の六十六年度のこの全体計画達成年度は変更いたしておりません。今もし一年延びたらどうかというそういう御質問もございましたが、いわゆる行革関連特例法の延長ということについては、延長を前提とした議論というのはこれは私の立場では差し控えなければならぬと考え...全文を見る
03月27日第101回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○国務大臣(森喜朗君) このたび文部大臣を拝命いたしました森喜朗でございます。文教委員会では初めてでございますので、皆様方にいろんな意味で御指導を賜りますように、よろしくごあいさつを申し上げる次第でございます。  第百一国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、...全文を見る
03月28日第101回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(森喜朗君) お答え申し上げます。  委員の人選につきましては、設置法案がこれから国会で御論議いただきまして成立をさせていただきましてから検討していかなきゃならぬことでございますが、やはり委員一人一人の方々を各党の皆さんに適格か不適格かということをそれぞれお尋ねをする...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 顧問は、通常、会長の求めに応じましてその運営に関しまして適切な助言をする機関、こういうふうに考えられると思いますが、顧問につきましても臨教審自身が今後御検討をいただくことだと、そういうふうに考えております。ただ、審議会を運営していく上におきまして、人生経験...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中教審は、先生御承知のように、文部省固有の事務の教育、学術、文化に関しての調査審議を進める機関でございます。今度の臨教審との間には、審議の視点あるいは検討の角度を変えて教育全体を見ていきたい、政府全体の責任において見ていきたい、こういうことでございますが、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革に当たりましては、憲法、教育基本法を基本として取り組むことが肝要でございまして、昨日閣議決定をさしていただきました法案につきましてもこのことを明記いたしております。義務教育年限は教育基本法に定められた九年でございますので、私といたしましては、この義...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま申し上げましたとおり、この九年間の中でのいろんな、これは私が申し上げることは越権になるかと思いますけれども、審議会の皆様方で御議論をいただくことでございますが、その中の例えば区切りを少し弾力的にするとか、もう少し多様にするとかというようなことの考え...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 済みません。ちょっと聞き取れなかったので。
○国務大臣(森喜朗君) まだそういう細かな教育の課程や中身については議論をいたしておりませんが、教育基本法の中では、総理も私も常々申し上げておりますように、人間としての一番大事な基本的なしつけ、あるいは国を愛すること、あるいは親孝行をすること、人間として一番大事な基本的なこの事柄...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 端的に申し上げて、先生の方が御専門でいらっしゃいますので申し上げにくいのでありますが、やはり五教科七科目ということがとても過重の負担ではないか、この声がやはり一番受ける高校生側の皆さんからよく耳にいたす議論でございます。したがいまして、重要なことというとそ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育制度全般にわたって言えることかもしれませんが、やはりこれは人間が編み出すことでございますので、試行錯誤を繰り返していくということは何か責任回避になりますが、当時としてはやはり大変な日本の経済の伸展に伴って量的な拡大を求められていたときであったし、もう一...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生のおっしゃるとおりなんです。日本人というのは非常にきちょうめんでございまして、じゃんけんで負けたり、ジャイアンツとタイガースが一対ゼロで負ける、これはあきらめるんですね。ところが、同じ時間に同じ条件で同じ人が面接しても、やっぱりそれはどうしても主観が入...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 従来の幅広いがん研究を踏まえて、最近の組みかえDNA技術等の新しい手法を用いていわゆる重点的に研究を推進しております文部省の立場は、むしろがんの本態解明を目指すというそういう対がん十カ年戦略でございまして、極めて時宜を得たものでございます。    〔委員...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省のがん対策経費でございますが、五十七年度は六十五億四千万、五十八年度は六十七億一千百万、五十九年度は八十八億四千八百万でございます。
○国務大臣(森喜朗君) 医師過剰問題についていろいろと御指摘をいただきますが、現在厚生省で医師、歯科医師数の適正数を検討中だというふうに承知をいたしております。文部省としましては、医師養成の将来計画につきましては厚生省の結論を得てから対処したいと考えておりますが、その際も、医学、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 無医大県解消論というのも、当時は北海道のみならず、全国の各地域から医師数の不足、特に山村、僻地あるいは離島、そうしたところにお医者さんをいわゆる派遣、そしてぜひ解消してもらいたい、こういう声でございまして、私どもは当時自民党の文教政策の仕事をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生から御指摘をいただきました、いわゆる医学教育は医の倫理に立脚をいたします。生涯教育を前提といたすということも御指摘どおりでございます。このようないわゆる学術審議会の指摘もございましたので、こうした見地から文部省、厚生省両省とも、関係の審議会には相互に参...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御答弁申し上げます前に、私は、先生が教鞭をとっていらっしゃいます母校で残念ながらお教えをいただきませんでしたので、総理のような見識あるお答えを申し上げることはできませんし、たとえ一緒に教室の中でお話を聞く機会がございませんでしたとしても、私はやっぱり教え子...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 平仮名と片仮名をどちらを先にするか、その経過につきましては今、高石局長から御説明申し上げたとおりでございます。  私は、やはり私自身がちょうど小学校二年で終戦でございまして、最初に片仮名から一生懸命に覚えました。これは学校に入る前に一生懸命に覚えました。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、幼児教育と小学校のところの教育との関連がやっぱりあるのではないかというように考えておりますが、確かに私はその教科書、大変勉強不足で、まだ孫がおりませんので小学校の低学年の本は読んだことがないんですが、そんなことはもう十分に学校に入る前に知っておる。よ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お答えいたします。  文部大臣は地教行法を所管する大臣でございまして、同法を解釈し得る立場に立っております。したがいまして、その立場に立つと、中野区の教育委員の準公選の制度は同法に違反すると解釈をいたしました。したがいまして、地方教育行政はやはり法令に従...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) かつて公選によって教育委員を選んだ、そのことが教育の中立性を損なうということから今の制度に変えられたものでございます。先ほどの答弁の繰り返しになって恐縮でありますが、地方公共団体はやはり法治国家の中にあっては、当然法のやはり枠の中でルールに従って行われると...全文を見る
03月29日第101回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○森国務大臣 草川さん十分御承知だと思いますが、コンピューターに特定の機能を果たさせることができる一連の命令がプログラムでございますので、このプログラムは、学術的思想の創作的表現である、こういうふうに位置づけておりまして、学術論文あるいは設計図、建築物と同様に著作権である、このよ...全文を見る
03月30日第101回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○森国務大臣 国立学校設置法の一部を改正する法律案中修正点の趣旨を御説明申し上げます。  昭和五十九年度における国立大学の大学院の設置、短期大学部の併設及び附置研究所の廃止並びに国立大学共同利用機関の設置等について定めるため、国立学校設置法の一部を改正する法律案を既に今国会に提...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 滝沢さんから、大変多岐にわたります御調査の結果をちょうだいいたしまして恐縮をいたしておりますが、その御指摘をいただきました一カ所一カ所ずつ申し上げておりますのも、時間の関係もございますから御迷惑だと思います。  文部省といたしましては、今御指摘をいただきました北方...全文を見る
○森国務大臣 日本の先人たちがたどってまいりました日本の歴史を正しく、客観的に事実を子供たちが心身の発達に応じて理解を深めていくことだろう、こう思います。
○森国務大臣 おっしゃるとおりに、日本の歴史そのものすべてということになれば、それこそ二千年を超える歴史であります。小学校であれ中学校であれ、短い義務教育の過程の中ですべてを教えるということは大変なことだろうと思いますから、日本の歴史の中で一番必要、大事なところを教えていくだろう...全文を見る
○森国務大臣 先般のこの委員会でも、木島先生初め皆様方からいろいろな各般にわたる御質問をいただきまして、その際にも申し上げましたように、新しい審議機関におきます審議の課題は、新しい審議機関の皆様方でお考えをいただくことでございます。したがいまして、私の方から、こうした問題を検討し...全文を見る
○森国務大臣 教科書の検定制度は最高のものであるとはなかなか言い切れるものではございませんが、しかし、その制度の法律の中でできる限りの努力を皆さんでしていただくことだと思うのです。  ただ、今日、日本の教科書の検定制度は、著者、編集人あるいは発行所、それぞれが自主的におつくりを...全文を見る
○森国務大臣 ただいま国会に提出をさせていただいております臨時教育審議会の設置法案は、「教育基本法の精神にのっとりこと明記をいたしておることは御承知のとおりでございます。したがいまして、私といたしましては、新しい審議機関の皆様方によって、先ほども申し上げたように、これからの教育全...全文を見る
○森国務大臣 憲法、教育基本法のもとで御議論をいただくということは私の期待でもありますし、そのことは法律にも明記してあるということもしばしば申し上げております。そしてまた、御審議をいただいた結果政府に対して諮問をいただく、それをまた政策として具現化していく場合も、当然教育基本法の...全文を見る
○森国務大臣 私は、総理との見解は違っていないと思っております。またおしかりをいただくかもしれませんが、私ども政府といたしましては、議論は憲法や教育基本法のもとでやっていただきたい、こういう期待は持っております。そしてまた、答申をいただいたものにつきましては、当然法律として国会で...全文を見る
○森国務大臣 私は、今山原先生の御指摘をいただくような、そういう心配はないと思っておるのです。たまたま教育基本法といいましても、大変幅広くいろいろな事柄が織り込まれた法律でございますし、戦後の日本の民主主義が定着をして、その成果によって今日の子供たちの教育も大変諸外国から見ても注...全文を見る
○森国務大臣 会議をそのまま公開にいたしますと、やはりそこの御発言の中にいろいろ制約が出てくると思います。これも考え方でございましょうから、こうして国会のようにいろいろな方々がお聞きをいただく、これもやはり公開の意義はあるだろう、私はこう思っております。しかし、新しい審議機関にお...全文を見る
○森国務大臣 先生の御心配はそういうことでございますが、例えば、教育の機関はすべて公開だと先生おっしゃいましたけれども、中教審は公開制をとっておりません。しかし、中教審はいろいろな角度でいろいろな議論を今日までして、大きな成果を私は得ておると思います。それを受けて文部省も具体化を...全文を見る
○森国務大臣 顧問制をとるかとらないかも、新しい審議機関の皆様方にお考えをいただくことでございます。したがいまして、今後新しい審議機関の先生方あるいは会長がお考えになることだろうと思います。ただ、運営を適正化していくために、いろいろな意味で経験の深い方々から会長が御助言を受けられ...全文を見る
○森国務大臣 今、数字の方は管理局長、ちょっと調べておりますから……。  藤木さん御指摘どおり、五十八年度からこの大規模改修事業補助というのを始めておりまして、学校教育の円滑な実施を確保する、あるいは建物の質、屋根の防水、外壁等の回復、いろいろな意味で大変喜ばれているところでご...全文を見る
○森国務大臣 藤木さんの御要望されることも、また私も同じように、できるだけ地域の拡大をしたいというのは当然のことだと思いますが、先ほども申し上げましたように、やはり財政がこういう時期でもございます、それから先生も淡路島をお歩きになったのであり、いろいろな意味で自然のハンディが違う...全文を見る
○森国務大臣 ただいま申し上げましたように、むしろ対象地域の拡大をやることが先だと思いますので、幼稚園、高等学校につきましても当然私どもとしては希望としてやっていきたいな、こう思いますけれども、当面はむしろ対象地域の拡大を最初に進めていくことの方がより現実的であろう、こう考えてお...全文を見る
○森国務大臣 できる限り努力をしていきたい、こう思っております。
○森国務大臣 先ほど藤木さんも御指摘ございましたが、五十八年度から始めたものでございまして、これは学校を新規に建てるということではなくて改修ということがねらいでございます。しかも、新しく始めましたこの補助事業につきましては大変喜ばれているところでございます。しかし、離島、豪雪地帯...全文を見る
○森国務大臣 今御指摘ありましたように、私立学校は我が国の学校教育におきまして大変大きな役割を果たしてきております。そういう意味で、私学助成も私どもは日本の教育にとって最も大事なことだ、こう思って、法律の制定もいたしたところでございます。しかし、財政がこういう事態になりましたし、...全文を見る
○森国務大臣 臨調の答申がありまして、当面ということでございます、財政再建期間中縮減をしていかざるを得ない、こういう判断をいたしたわけです。
○森国務大臣 財政の好転ということも、これは政府にとりましても、また国民も期待をいたしているところでございますし、目下財政改革もあわせながら、日本の財政が少しでもゆとりができるようにみんなで努力をいたしておるところでございます。  同時にまた、臨調等の私学に対しての指摘もござい...全文を見る
○森国務大臣 臨調の指摘、そして政府全体の抑制の方針が貫かれている限りは、これはやむを得ない措置であるというように考えます。しかしながら、助成のあり方については、今文部省あるいはまたそれぞれの機関が、もっと適切なる助成の方法はないだろうか、そうしたことを検討いたしておるところでご...全文を見る
○森国務大臣 お言葉を返すようですが、介入しているというのはどの点を指していらっしゃるのかちょっとわからないのですが、今管理局長からも申し上げましたように、地方の自治体にも、高等学校以下等について大変御努力いただいていることは承知をいたしております。しかし、管理局長が説明をいたし...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから管理局長が申し上げておりますように、いわゆる急増用地の取得費に対する補助のあり方、ちょうどこれが期限切れになりますので、それを一つの機会に用地の問題についてはできる限り善処をしていきたい。  もうちょっと申し上げれば、この過大分離校に対して適切なる指導が...全文を見る
○森国務大臣 日本人の企業に対するあるいは会社に対する忠誠心みたいなものがありまして、とても難しいところだと思うのです。ここにいらっしゃる先生方の中でも、恐らく土曜、日曜日に選挙区に帰って子供さんにお会いするというようなケースも非常に多いわけで、いい悪いは別といたしまして、仕事の...全文を見る
○森国務大臣 先ほどからいろいろ御指摘をいただきましたが、文部省といたしましては、学校教育の環境を整えるあるいは教育の諸設備を充実し整えていくということは、もちろん意を用いているところでございます。  しかし、先ほどから申し上げておりますように、人口が急増していくあるいはまたそ...全文を見る
03月30日第101回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(森喜朗君) 昨日の判決につきましては、いわゆる人間の生命を預かる、そしてまた健康を預かる医師として、その医師をまた育てる教育というそういう立場にありまして、この犯罪は極めて残念なることでございますし、判決といたしまして私は当然なことであろうと考えております。とりわけ倫...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省といたしましては、今回の事件を契機といたしまして、各国立大学の医学部関係者に対しまして、大学自治の担い手としてのやはり自覚を促しておりますし、また再発防止をするために改めて指導をいたしておるところであります。具体的には、全国国立大学病院長会議常置委員...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省といたしましては、かねてから特殊法人の定員の縮減等経営の効率化に努めてまいりました。臨調答申も踏まえましてさらに推進をいたしておるところであります。御指摘をいただきました三法人の過去五年間の縮減数について申し上げますと、国立競技場は十二名減であります...全文を見る
04月02日第101回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(森喜朗君) お答え申し上げます。  学齢期に達しました心身障害児のごく一部に長期的にわたり登校していない者があることはまことに残念でございます。しかし、心身障害児の教育は、一人一人の障害の種類、そして程度等に応じまして、特殊教育諸学校等で手厚いきめ細かい教育を行うこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 鈴木前総理の答弁の趣旨は、障害の種類と程度に応じて適切な教育を行うという現行制度を前提としておりまして、その実際の運用に当たりましては、先ほども申し上げましたが、保護者の気持ちを十分しんしゃくしつつ、子供のために最も適切な判断をしてもらいたいというそういう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 強制はいたしません。ただいま局長からも申し上げましたように、また私も申し上げておりますように、十分にその障害の程度に応じまして、教育委員会が中心になりまして、またお医者さん初め関係者とも十分な協議をしながら、何としても親の理解を得られるように最大限の努力を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 強制は、あくまでも強制的にどこどこに行きなさいということを指示することになるわけでありますから、今、局長が申し上げておりましたように、教育委員会が理解を得られるようにできる限りの話し合いを進めるということでございますから、強制というふうに考えてはいないつも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 子供たちが教育に対してチャレンジ精神を持つというのはとても大事なことだと私も思います。しかし、先ほども申し上げましたように、心身の障害の程度あるいは能力、いろんな角度から十分このことを検討しなければなりませんし、教育委員会の方の指導も、単にその程度、能力の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 梶原さんの大変含蓄ある御指導をいただきました。梶原さんから見ると、私などはまだ人生経験も極めて少のうございます。ただ、私も私事を申し上げて恐縮ですが、私の郷里は昔の田舎の名主でございましただけに、父が戦争から帰ってまいりまして事業に手を出しまして何回も失敗...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) スクールバスの御指摘でございましたが、スクールバスの購入費補助というのは、三十四年以来、僻地を持つ市町村に対しまして遠距離児童生徒の通学対策のために、バス購入のための補助をいたしたものでございます。先生御指摘のように、できれば定期バスがあって、それが利用で...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学習塾につきましては、いわゆる補習型のものもございますし、それから進学塾的なものもございまして、それぞれ実態はさまざまでございますし、ここに通う児童生徒もそれぞれ理由の差異があるわけでございます。文部省といたしましては、学習塾に通う社会的な背景、このことに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、高等教育に進みたい人にはどんどん進んでいただいて、そしてそれこそ憲法にはっきり書いてありますように、能力に応じて学んでいただくということが一番理想的だと思います。しかし今、飯田先生から大胆でしかも大変興味ある御提言をいただきましたけれども、五十九年度...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますが、従来の経緯の中で共通一次というものはやはりみんなで編み出した方法でございます。確かに悪の権化のように言われている向きもございますが、むしろこのことを改善して、一次試験と二次試験の組み合わせを工夫していくことの方が今日的なやはり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 瀬谷先生から今いろいろ御指摘ございました。教育全般にわたりましていろいろと検討をしていかなければならない点は多くあるわけでありますが、特に社会の急激な変化がございます。また、教育の量的拡大等もございます。それもまた教育に大きな影響を与えているわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国歌につきましては、学校では学習指導要領におきまして、社会、音楽、特別活動等で適切な機会をとらえて指導をいたすことといたしております。例えば小学校では一年から六年まで各学年に指導すること。小学校、中学校、高等学校におきましては特別活動で、「国民の祝日などに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 各種の世論調査などを見ましても、「君が代」は国歌としてふさわしいということに対してはかなりの数字を示しております。また、これまでの歴史的な経過を見ましても、私は、極めて国歌としてふさわしいと、こういうふうに判断をいたしております。ただ、これは私のいささか私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 情報化社会の進展、技術革新の進展、社会の変化が学校教育にそれなりに対応していかなければならぬということは当然のことでございます。しかし先般、私も仙台の太白小学校に参りまして、一年生が教室の中にパソコンというんでしょうか、テレビゲームみたいなものを置きまして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども松岡さんの御指摘に申し上げましたとおりでございますが、やはり人間がお互いに人間同士触れ合っていく、その中で人間同士のやはり秩序感、そうしたものをつくり上げていくということが最も大事だというように私は考えております。したがいまして、先生と生徒、それか...全文を見る
04月03日第101回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(森喜朗君) 沼川さんにお答えを申し上げます。  医師の倫理観につきましては、先生の御指摘どおりでございます。大学の医学教育につきましては、医師として最小限の知識や技術の体得とともに、医学に関する豊かな思考力、創造力を涵養することはもとよりでございますが、同時に、すぐ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お答えを申し上げます。  大学の医学教育におきましては、医師といたしまして、先ほども沼川さんの御質問に対しましてお答えを申し上げましたように、必要最小限の知識や技術を体得をいたしますとともに、すぐれた指導者のもとで厳しい訓練を通じまして、人間の生命の尊厳...全文を見る
04月03日第101回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(森喜朗君) 御指摘の点はいろいろな面から考えられますが、留学生の交換、あるいはまた教育者あるいは学者の交流、極めて重大だと思いますし、とりわけこれからの日本の間がASEANを中心にし、あるいはまた世界全体に対して大きないろんな意味での役割を果たしていくという意味でも、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 留学生の交換等につきましては、どちらかといいますと、やはり先進諸国中心であったというふうに承知をいたしております。これから特にアジアを中心にして留学生あるいは教育者等の交流を深めていかなければならぬと考えておりますが、総理も二十一世紀に向けて少なくとも年間...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お尋ねの、全体の予算の中で文部省予算、教育予算もまた極めて厳しい財政状況の中で抑制をされているわけでございます。確かに教育につきましての予算は、これは遠い将来の日本の国の発展のためにも、どうしてもおざなりにはできないことではございますが、これまではどちらか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 成人の再教育の観点から、大学の機能を広く社会に開放するということは極めて意義のあることでございます。文部省といたしましては、こうした観点から種々の施策をとっております。夜間部、通信教育、それから昼夜開議制、特別選抜、公開講座、聴講生、それから研究生の受け入...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校におきます因際理解教育につきましては、小学校、中学校、高等学校の社会科等におきまして十分に国際理解の精神を養うことについて配慮をいたしております。  時間がございませんので細かく申し上げられませんが、例えば小学六年の社会科では、世界の中の日本人として...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会につきましては、今、先生から御指摘をいただきましたことはかなり重要な課題でございます。臨調も指摘いたしておりますように、追いつき型日本の社会というのはこれである程度終わったんだ、これからはむしろ国際社会の中において日本がどのように世界の役割を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 四十人学級を決めます定数改善計画につきましては、六十六年までの十二年計画につきましての計画変更はいたしておりません。最終の目標到達年度も変更いたしておりません。したがいまして、今後そうした多くの要望、またこれまでの経緯を踏まえまして、できる限り具体的に進め...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょうど当時、私が自民党の文教部会長をいたしておりまして、党員の夏季研修で講演をいたした件であろうと思いますが、その当時、四十人学級を大変苦労いたしまして予算化をいたしましたことを思い出して、党員の皆さんにいろいろ申し上げました。ここにいらっしゃいます竹下...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) とにかく個人一人一人の能力を開発していくためには四十人学級がいいか悪いかということ、絶対のものであるかどうかということは別といたしましても、各国の先進諸国の例を見ながら、四十人学級にこの際我が党としては踏み切ったわけですというような経緯を党員の皆さんに御披...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時と今の財政状況とは若干違いますが、当時はやはり財政当局や、あるいは我が党の中にもいろいろと四十人につきましてのやはり賛成意見、反対意見と、いろいろ議論がございました。我が党は、そうした議論を党の政調の部会の中で議論を交わしながら具体的に政策を進めていく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時のことでございますので、事務当局から経緯を説明させます。
○国務大臣(森喜朗君) 臨調の指摘等もございますし、また行革関連法案の三年間の抑制期間というものもございます。先ほどからたびたび申し上げておりますように、全体的な到達年度計画については変更いたしておりませんし、また私自身も党の部会長時代にこの四十人学級の政策に踏み切った責任を持つ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の諸条件を整えるということは各方面にわたって行われるべきでございまして、そのことだけを取り上げて、大臣としての責任をとらないというのは、いささか私も納得がいかないところでございます。たびたび申し上げておりますが、確かに今の時点では犠牲になるのかもしれま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 五十七年度の私立高校の中退者数は四万七百二十七人でございます。そのうち、経済的理由によるものが二千八百三十八人、中退者総数の約七%でございます。
○国務大臣(森喜朗君) 私学助成法を制定いたしました際の提案者であります藤波官房長官から当時のお話をいただきました。私も当時文教委員をいたしておりまして、藤波長官に変わらないぐらいこの私学助成法を大事にして、何としても成立をさせたい、そして私学を日本の国の教育の大きな柱として国が...全文を見る
04月04日第101回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○森国務大臣 馬場さんからいろいろ多岐にわたります御質問やお考えをいただいたわけであります。私も党におりまして文教部会の仕事をいたしておりましたときからの私の持論でもございますが、やはりできる限り地方にウエートを置いた高等教育機関の新設、あるいは学科、あるいは定員増というような方...全文を見る
○森国務大臣 総理の提言がございまして、そして二十一世紀までに目標としては十万人でありますが、その直前までは当面五万という形で有識者が中心になった御提言をいただいて、これから政府全体として取り組んでいかなければならぬ、今そういう時点でございます。  しかし、留学生というのは、た...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、大学全体として留学生を全部引き受けていく、新しいそういう大学というのは今のところは考えておりません。一つの考え方としてやはり検討すべき事柄であろうと思いますが、現在も進めております留学生をできるだけ受け入れていく、そういう特別コースという...全文を見る
○森国務大臣 今、馬場さんのお話をいろいろ伺いました。  水俣のみならず、最近、こうした科学時代といいましょうか、あるいは文明の進達の度合いによっていろいろな弊害が出てきておる。衆議院、参議院含めまして、予算委員会におきましてカネミを初めとして悲惨な事件の問題が提起をされておる...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、そうした新しい分野におきます学問というのは、財政がどういう形であれ、臨調のどういう答申があれ、そのことと学問をこれからさらに掘り下げていく、深めていくということとは別問題だと思っております。したがいまして、当面は財政状況あるいは臨調の...全文を見る
○森国務大臣 先ほど馬場さんの御質問の中にもございましたが、例えば国土庁の新しい定住圏構想におきます高等教育の振興策、これはどちらかといいますと、受け入れの入れ物のことについていろいろ御提言をいただいているわけでございます。したがって、大学独自の意欲と、そして地方自治体がそれに絡...全文を見る
○森国務大臣 そうした機会がございましたらお話を進めてみたい、こう思っております。
○森国務大臣 中西さんのお話を承ってもちろんでありますが、私も新聞等あるいはまた事務当局から国士舘大学の問題につきまして報告を受けておりますが、正直申し上げて極めて遺憾であります。私どもが私立大学というものを大事にしたい、こういう気持ちで私立学校振興助成法をつくった、何かそんな気...全文を見る
○森国務大臣 私立大学を問わず、大学の自治、学問の自由というのは大事にしなければならぬことであります。国公立につきましてはそれぞれ責任ある設置主体者がそれぞれの責任を持ってまいるわけでございますが、私立大学につきましては、まあ世間一般上常識的に考えて、私立大学を経営する人々がこん...全文を見る
○森国務大臣 先ほど私は、その中西先生の御趣旨に基づいて申し上げたと思っておりますが、あえてこういう議論をしなければならぬということに憤りを感じ、中西先生がそういう御指摘であるならそう受けとめざるを得ないな、私もそういう感想を持ちます、こう申し上げております。  ただ、その挑戦...全文を見る
○森国務大臣 現状の国士舘大学と当時の名城大学との差異といいましょうか、そのことについては今局長から申し上げたとおりでございます。  私自身も、先ほどから何度も申し上げますよに、私立大学というものは世間一般から見て大学の自主性を少なくとも誇り得る立場に立つべき人たちであろうとい...全文を見る
○森国務大臣 私学の自主性というものを大事にして文部省は今日まで対応してまいりました。しかし、瀬戸山前文部大臣の言葉をかりるまでもなく、確かに世間で通用しないそういう事態に立ち至っておりますし、こうしたことが新聞で報道されるたびに、国民全体に、また関係者あるいは私学全体に及ぼす影...全文を見る
○森国務大臣 九州産業大学につきましても先般の委員会、またかねて中西さんからもいろいろ御指摘をいただいております。  これもまた文部省も先ほどの、もちろん問題点は幾つか違うところはございますが、大学の自主性あるいはまた私立大学というそうした教育に携わる皆さんというものをあくまで...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんからいろいろ御指摘をいただきまして、今、入試センターの肥田野さんとのやりとりも伺っておりました。文部省といたしましては、入試センターが公正を持ってそうした素点の調整などはいたしておりません、この基本的な姿勢は私どもも、文部省として、そのとおりであると信じてい...全文を見る
○森国務大臣 私は、それぞれの地方の都市がこれから振興していくためには、先ほど馬場議員のときにも申し上げましたように、かつての第一高等学校から第三、第四というような、そういう高等学校のような形にはならぬにいたしましても、地域と若者とが学問において青春時代に結びついていく、そういう...全文を見る
○森国務大臣 正直申し上げまして、佐藤さん、大変難しい御質問をいただいているのです。私は、端的に一人の政治家という立場でございますから、私も基本的にはあなたと同じ考え方なんです。  私自身も党におりましたときは、ここにおられる宮地局長初め文部省の皆さんと、いつもそういう議論のや...全文を見る
○森国務大臣 中野さんからお褒めをいただくほど優秀な人材がどうかは疑問でございますが、私学に学んで、私学が大好きで、そして日本の教育はやはり私学によって大きく興隆している、そういうことにかけては、私もあなたに負けないぐらいそういう自負心を持っております。  先ほどからの、午前中...全文を見る
○森国務大臣 今厚生省の説明がございましたように、十万人当たり百五十人という、これがなぜ適正か適正でないのか、私も定かではありませんが、そういうふうに伝えられてきております。それが六十年を待たずに到達し得る。これは非公式に冗談で、親しいものですから言うのですが、渡部厚生大臣がよく...全文を見る
○森国務大臣 私も中野さんと同じ疑問を常々持っているわけです。私もいつもこれは打ち明けた話をするのですが、教育行政については局長の皆さん、課長の皆さん、私よりはるかにベテランでありますから、私はむしろ教えを毎日請うておる立場でありますが、いつも宮地さんなんかともやりとりをするので...全文を見る
○森国務大臣 これは私の出た学校のことですから遠慮なく言っていいと思うのですが、我々の先輩や仲間で、卒業した、就職どうするんだという話をしたら、いや就職行くところないから大学院にでも残るよ、そういうふうに言った仲間がいました。すべての大学がそうだと思いませんけれども、就職が、まあ...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと経緯等につきましては局長からお話がございました。なお一層叱咤激励をいただいた、こういうふうに受けとめさせていただきまして、所期の目的を達するようになお一層努力をいたします。
○森国務大臣 文部大臣といたしましては、子供たちの健全な育成を図る、そういう大事な仕事でございますので、こうした行き過ぎた性描写あるいは残虐な描写、そうしたことから子供たちを守ることが我々大人の務めであるし、また文部省としてもこのことに一番重きを置かなければならぬと考えております...全文を見る
○森国務大臣 委員会で御議論をいただいたり参考人をお呼びするということは、私から意見を申し上げることはいかがかと思いますが、こうした問題は、今山原さん御指摘のように、国民の大変大きな関心を持つ問題でございますので、関係者ができるだけフリーなお気持ちで御議論いただくということは私は...全文を見る
○森国務大臣 当面、財政の状況あるいはまた臨調の答申等もございますので、その方向に従っていかざるを得ないと思いますが、先ほどのどなたかの御質問にもございましたけれども、実質的には私学助成が生かされるような私学助成のおり方、配分の仕方等についていろいろ工夫をして、そして適切に、でき...全文を見る
○森国務大臣 細かな数字につきましては、今、大学局長から御説明申し上げ、山原先生の御納得いただけない点もあるようでございますが、恒常的な面である程度吸収をしていかなければならぬという点も局長、申し上げているとおりでございます。  ただ山原先生、私学に「水増し」という言葉は余りよ...全文を見る
○森国務大臣 答弁申し上げます前に、江田先生にも、それから山原先生にも、参議院の予算委員会の質疑要求がありました関係でもございますが、そうは言いながらも、衆議院の文教委員会を中断させて参議院の方に行かしていただきまして、大変御迷惑をおかけをいたしまして、おわびを申し上げる次第であ...全文を見る
○森国務大臣 私は、大臣に就任をいたしましてからも積極的に国立大学協会あるいは私立大学協会、連盟の皆さんと懇談もいたしております。当面は入試に関しましての改善ということで、私どもから、ああしろ、こうしろということは御遠慮しなければなりませんが、やはり高等教育機関としての使命に対し...全文を見る
○森国務大臣 ケース、ケースによって違いますし、それから希望されております大学によっても違ってくると思いますが、大ざっばに言えば試験だろう、こう思います。
○森国務大臣 共通一次試験であろうかと思います。
○森国務大臣 現在でも帰国子女などの入学につきましては、共通一次を廃しまして二次のところから面接中心にいたしておる、そういう大学も既にございます。  しかし、そういう議論からまいりますと、江田先生のおっしゃりたいことは、そういう多様的なことをやれば共通一次を廃止することが一番意...全文を見る
04月04日第101回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(森喜朗君) 最近、私立大学の経常費補助に対します不正受領、あるいはまた今お尋ねではございませんでしたけれども、学内の刺殺事件など不祥事が相次いで起きておりまして、学校法人の管理運営に適正を欠く事例が出てまいりましたことに対しまして、これは一私学のこととはいえ、私学全体...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、久保さんから御指摘をいただきましたことは新聞の報道でも承知をいたしておりまして、私学の自主判断でやったこととはいえ、社会一般の納得が得られるようなことではないと、私はそのように感じておりまして、早速事情を聴取すべく現在大学からその間の事情、経緯を今聴取...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 前の瀬戸山文部大臣も国会で申しておられたのを新聞でも承知をしておりますが、どうも一般の常識で考えられないようなことが起こり得るということでございまして、今の御指摘のこともまさに公私混同でございますし、学校法人としてあるべき私は事柄ではないと、こう思っており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいまのことを含めまして、今の退職金あるいはまた現在住んでいる公舎をしばらく使うというようなこと、これらにつきましては確かに私学自身が判断するとはいえ、どうしても常識で私どもも考えられませんので、ただいま事情聴取をいたしておるところでございます。何といい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省に関連してお答えを申し上げます。  公共工事の入札等につきましては、文部省といたしましても従来から適切な執行に努めてきたところでございます。ただいま御指摘をいただきました年次にわたりまして種々の批判を受けました状況にかんがみまして、文部省といたしま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お尋ねの昭和五十八年度におきまして、文部省関係者で承認を得まして営利企業へ就職した者は二十八名でございます。うち十三名は人事院の承認、他の十五名は人事院の承認権限の委任によりまして文部大臣が承認をいたしております。承認に当たりましては、ただいま建設大臣が御...全文を見る
04月05日第101回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(森喜朗君) 共通一次につきましては、もう御承知のとおり一般的、基礎的学習の到達程度を見るということになっておりますので、必修科目の範囲の中で五教科七科目を高校教育そして産業教育すべてに課しておるわけであります。五十七年度に改定をいたしました新しい教育課程に対応いたしま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 人事院勧告が出されました場合には、人事院勧告制度を尊重するという基本姿勢を堅持しつつ、完全実施に向けて誠意を持って対処すべきものと考えております。
○国務大臣(森喜朗君) お答え申し上げます。  文部省予算も、糸久さんも御専門家ですからよく御存じのとおり、人件費の占める割合が非常に文部省予算の場合多うございまして、確かに予算編成上大分苦労はいたしました。しかし、四十六、七年ごろから大体主な教育行政に対する施策は順調に進んで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校給食に要します経費は、学校給食法によりまして、施設設備、それから人件費は設置者負担をいたしております。これはもう先生御承知のとおりです。食材費がいわゆる保護者の負担と、こういうことになっておりまして、両者の密接な関係によりまして円滑に学校給食が行われる...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、設置者の負担そして保護者にお出しをいただく点、両者相まって学校給食を円滑に進めておるわけでございます。数字的にはカットされている面もございますけれども、実質的に執行していきます場合にそう大きな混乱や影響がないように十分配慮をいた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま管理局長から申し上げましたことによりまして、過大規模校につきましては多くの問題を抱えておりますが、文部省といたしましては、従来から可能な限り大勢といたしましては減少させていく方向でいろんな優先的な予算をつけてきたわけでございます。しかし、なかなかい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大規模学校を分離するということにつきましては、それに限って言えば市町村、用地の獲得も大変難しいことでありますが、同時に通学区の設置だとか、あるいは昔から、先生も現場におられたから、校下意識みたいなものがございますからそう学校を簡単に物理的に分けるというふう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど管理局長からも申し上げたことと同じでありますが、学校教育法施行規則、義務教育諸学校施設費国庫負担法の施行令によりますと、小中学校は十二ないし十八学級ないし二十四学級が標準、ただし、特別の事情を除いてということになっております。これが大体標準であろうと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも同じような答弁の繰り返しで大変恐縮でございますが、新設分離をさせようと、促進をしなければならぬと考えますのがこれは学校の設置者であるわけでございまして、文部省といたしましてはさっき管理局長が申し上げたように、いわゆる三十、三十一でなくても、二十五を超...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有利子貸与制度を創設をいたしましたというのは、糸久さんのような見方もあるかもしれませんけれども、私どもは、むしろ有利子貸与制度の創設をすることによって、事業量を拡大して、できる限りたくさんの方が育英奨学事業の適用を受けられるようにしようというのか今回の措置...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 概算要求時に、五十九年度におきます教育を進めるに当たっての予算を要求をいたして、その後大蔵と文部省と事務的な折衝を続け、なお本予算の折衝に入るわけでありまして、その予算折衝の道行きを見たがら足らざるを補う、そういう考え方でございまして、今のようだトータルで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) それぞれの要求項目に対して財政当局とどのような予算を詰めていくのか、そして文部省の事務当局が教育行政を進めるに当たって円滑に進め得るようなそういう予算要求をしていくわけでございまして、いわゆる復活財源の何%を取るとか、大体文部省の予算はこれだけのシェアを占...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび本委員会におきましても義務教育におきます教科書の無償制度について御議論があるわけでございます。文部省といたしましては、こうして野党の皆様方からも無償継続についての御質疑をいただくということは、御激励をいただいておるという意味で、文部省として大変あり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この件につきましても、糸久さん初め皆さんから再三御質問がございますが、何とか四十人学級を希望のとおり、計画のとおり進めていきたい、こう期待をしてくださるわけでございまして、この大変ロマンに満ちたと、これは大蔵大臣が名づけてくださったわけですが、この五十五年...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省といたしましては、先ほどから局長が申し上げましたように、地方公共団体に対しましては、いわゆる国立幼稚園教員給与を基準として定めるべきであるということの指導はいたしておるところでございます。ただ、若干先生の御指摘の中に賛意を示すところもございますが、お...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いわゆる学習塾というのは、補習塾型もございますし、それから進学塾的なものもありまして、実態はさまざまなんです。それに、例えば野末さんが近所の子供を集めて善意からいろんな指導をなさることもこれまた野末塾なんですね、お金を取るか取らないというのは別問題でありま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高い低いというのは、これはなかなか一概には言いにくいところでありまして、教育費はそれぞれの家庭の所得水準、それから子供の学校段階におきますかかる費用も大きく変わっておるわけでございます。結局、支出は家庭が判断をするということになってまいりますので、負担の軽...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も野末さんの今の御質問に対して、野末さんが一番好まれるような答弁をしたいのはやまやまなんでありますが、端的に申し上げて、学習塾というのはさまざまな社会的な必要性に応じて存在しているわけでありますから、国が基本的にこれに直接関与するということにはこれはなじ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたが、教育に自分たちもかかわり合いを持っておられるということの意識を持ってくださるなら、みずからそうした謙虚な気持ちでやっていただきたいたと望む以外に方法はないわけでありますが、先ほども申し上げましたように、そうした塾、予備校に通わなく...全文を見る
04月06日第101回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○国務大臣(森喜朗君) このたび政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昭和五十九年度における国立大学の大学院の設置、短期大学部の併設及び附置研究所の廃止並びに国立大学共同利用機関の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高等教育計画全般につきまして、新しい臨時教育審議会、今、国会に設置法案をお願いをいたしておりますが、ここでこの議論をいたすかどうかということについては、これは新しい審議機関の皆さんで御検討いただくことになるわけでございますが、そのことを議論するかしないかと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高等教育をめぐります諸般の情勢というのは大変難しいものがございます。今、先生の御意見の中にもございましたけれども、果たしてこの進学率というのがこのまま推移するものかどうか、これも予想でいくわけでございますし、それから、少なくとも今の日本の経済情勢あるいは社...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お言葉を返すようで恐縮でありますが、私学に全部押しつけて国は知らぬ顔をしているというわけじゃありませんので、私学にある程度お願いをすることになれば、私学に対する国の助成がそれに伴ってついてくることは当然のことでございます。それから、今お尋ねの、第三セクター...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国会への御報告等、委員会に対する報告等につきましては、これまた委員長や理事の皆様方、委員会の皆様方で御議論をいただき、御検討いただくことだろうと思います。ただ、今、安永先生が御指摘をなさいました点はとても重要なことだと考えております。したがいまして、これか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、高等教育機関のあり方について新しい審議機関で御決定いただくかどうかは、これは私自身が決定することでございませんが、当然、大事なやはり御議論をいただく柱になるだろうということは予想できるわけでございます。で、高等教育機関はとても...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、粕谷先生と厚生省の御議論を伺っておりまして、医師というのは、適当な数というのは一体どういうふうに見るのか、私自身も非常に疑問に思っております。今粕谷さんおっしゃったように偏在という面もありますし、実は私の父は田舎で町長をやっておりまして、自治体病院の責...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 自治体病院が要望しておりますことは、私は非常によく理解できます。せっかく県の県税を出資をして、何とか自治体に就職してもらいたい、こういう願いを込めて卒業生に多くの、まあ、言葉よくありませんけれども、お金かけているわけです。ですから、そういう意味では、義務規...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 自治医科大学、あるいは産業医科大学、防衛医科大学校、これはそれぞれ医学教育機関としては医師養成を任務といたしておりますが、それぞれの設置の目的がいろんな意味で特色があるわけでございまして、医師養成ということも大事なことでございますが、同時に教育研究活動とい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどからお話がありましたような理由で削減をするというのではなくて、いわゆる医師過剰云々ということではなくて、医学教育の現場というものの充実という意味で検討の課題ではないだろうか。ただし、先ほど申し上げたように、それはやはり大学の対応もございますし、それか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 専門の高木先生が専門でない私にそのようなお尋ねをなさると大変私もつらいところでございますが、研究荷の配置というのは大変むずかしい問題だと思います。学問、教育というのは連続性が必要だということもあるでしょうし、だからといって、常に停滞をしているといいましょう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学の教官の人事というのは、閉鎖性をできるだけ廃して、生き生きとした教育研究活動を展開する、このことが一番大事だと考えております。したがって、任期制を導入したり、あるいは業績を審査するというようなやり方を入れてみたらどうかというような、こういう御意見も事実...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいまのお話も含めて、高木先生から大変いろんな角度からの御示唆をいただきまして感謝を申し上げるわけであります。  私も時々難病とか心臓の手術でお母さんに抱かれた赤ちゃんが飛行機で遠くアメリカへ行くとかドイツヘ行くなんていうようなニュースを見ておって、先...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日々雇用は、先ほど申し上げたように、一年が限度でございまして、それをどれだけにするかということについては、先ほども答弁を官房長がいたしましたとおり、学内のコンセンサスを得て定めるということが基本でございます。したがいまして、これらの先ほどからの御質問に対し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題につきましては、先ほどから官房長が申し上げているとおりであるというふうに御理解を……
○国務大臣(森喜朗君) 各大学においても同じでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 筑波大学のお話を今、小西先生からいただきましたが、当時、私も筑波大学法案の審議の中に衆議院におりましたので、そのときにもいろんな議論が出ましたが、要は、多様的な高等教育機関がこれからあっていいんじゃないかと。国立学校設置法の中の枠の中ですべて大学というのは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、たまたま各党の代表の皆さんで教育改革に関するNHKの討論会がございましたので、教養課程を見直してということではなくて、例えば教養課程に対する意義もありますし、またそれに対する疑問もあるという意見がたくさんありますから、先ほども何回か申し上げましたが、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 実は私も大変、小西さん、うかつでございまして、第二外国語まで必ずとらなけりゃ卒業できないものだと実は私は思っておったんです。きょう実は先生からの御質疑があって、大学局長に意見を聞いたら、大学設置基準上は第一外国語のみが必要な要件なんだと、第二外国語は各大学...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げたように、各大学が自由に判断をすることだと思いますが、修学のことも、単位の取得の限度といいましょうか、科目の選定、学科、学部のあり方、私は高等教育機関はもっともっと自由奔放に柔軟であっていいんじゃないかなあと、そういう私は希望を持っておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時といたしましては、やはり非常に高等教育に進む進学率が高くなって、そして受験地獄という社会現象をもたらした。そういう中から、この共通一次を採用されましたし、もう一つは大学の試験は大学の自主性にお任せをしておったわけでありますが、学問は深めれば深めるほど難...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 繰り下げたんです。
○国務大臣(森喜朗君) これは六十年度から一月二十六、二十七日に繰り下げるということで、大体、国大協の皆さんのお考えがまとまりましたので、近くそのことを正式に要項の変更をいたしたいと、こう思っておりますが、御指摘どおり、高校生にとっては、もっと早くするべきだという意見はあると思い...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、久保さんから御指摘をいただきましたように、このテーマは幅広く、そして国民的な広がりということを第一にいたしたい。でき得れば法案を提案する際に各党の御意見を十分踏まえて-これは総理の言葉でございますが、できれば各党の御了解を得て提出をしたいというようなこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今日、戦後の日本の教育行政は憲法そしてまた教育基本法を遵守しながら、各教育関係の御協力を初めといたしまして、地教行法、すべての法律のもとに教育行政が進められているわけでございます。一番、教育改革の議論の中で、これは総理のいろいろな御発言からきていることなの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の実質的責任、教育行政を進めていく責任というのは県教育委員会あるいは市町村教育委員会等にあるわけでございますので、厳しい中でそうしたいろんな工夫を凝らしておられるということは、それなりに教育の現場を大切にしていこうという市町村、県の姿勢のあらわれであり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たしか昨日だったような気がいたしますが、久保先生も予算委員会にいらっしゃいましたので、私が申し上げたことをお聞き取りをいただけたかと思いますが、先ほども高石局長から申し上げたように全体の十二年計画、そして六十六年に完成をしたい。この全体計画は変更いたしてお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も再三、もう久保委員は何回もお聞きになったと思いますが、あえて竹下大蔵大臣あるいは山口主計局長の前で、おしかりをいただきながら、十二年計画、六十六年の最終年度は変えませんと、こう何回も委員会で申し上げておるのは、今、久保さんがおっしゃったそのとおりのこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも先ほどの教職員の足数と同様に大変大事な問題でございまして、久保先生を初め多くの先生方からも御質問ございますし、また私どもに対する激励もちょうだいをいたしておりまして、大変私どもも感謝をいたしておるところであります。先生に今さら、またここにいらっしゃい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新しい教育改革を進めるというこの審議機関は、まだどういうことを諮問するかということについては、御承知のとおり決定しておるものではございません。しかし、予測できるところは、いま久保さんがおっしゃるとおり、教育制度全般に対していろんな諸制度の見直しがあり得るだ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、久保さんの御質問の中にもございましたように、今度の育英事業のこの制度を変えますことは、対象人員をできるだけ広めたいという気持ちがまず第一にございます。これは久保先生一つの見識だというふうにおっしゃってくださって大変ありがたいわけでございますが、もう一つ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 戦後の日本の教育は私は輝かしい成果をもたらしていると思うんです。世界の国からも日本の教育に対しては大きな評価も得ておりますし、そういう意味では私は、戦後はみんな努力をして平和と民主主義、そのことを基調にしながら、今日の教育の成果が日本の現在の繁栄につながっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど先に趣旨みたいなことを申し上げたので、かえって御懸念が出たのかもしれませんが、まず設置をしていただいて、そしてスタートをいたします前に、当然どのようなことを御審議をいただくかということは、もちろん政府としてお願いをすることになると思いますが、このこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永先生の教育にかける情熱、大変多岐にわたる御意見の開陳をいただきました。どれからお答えをしていいかちょっと迷うわけでございますが、要は新しい機関を設置をしたいという私は先ほど趣旨を申し上げたわけでありますが、繰り返しになりますけれども、今後におきます社会...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今の御質問に対してお答えを申し上げます前に、文部省がもう限界でそして教育を何かちょっと言葉はよくありませんけれども、何か文部省でもうやれなくなって、そして総理に任すんじゃないか、こういう御心配をいただきましたが、逆でございまして、むしろ教育は大変大事で、教...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教員の資質能力の向上を図るということは、常に教育の基本的な課題でございます。いかなる教育、どのような諸制度を完備いたしましても、教育の最大の影響力は先生にある。これはもう先生方皆さん御承知おきをいただけることだろうと、こう思います。したがいまして、今度のお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますが、二十一世紀という言葉はきざな言葉で、お耳ざわりかもしれませんが、十五年、二十年後と申し上げてもいいし、五十年後と申し上げていいのかもしれません。いずれにいたしましても、将来の日本の国を担ってくれる青少年のために、教育はどのよう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろと安永先生から教育に対するお考えを承りました。大変、私自身も参考になることが多くございました。  しかし、冒頭に申し上げたように、日本の教育は私はすばらしい発展を遂げてきたと思います。そして、戦後の混乱の中から今日的繁栄を来したというのも、やはり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昨日も久保委員から予算委員会の一般質問にもこのことの御質問もございました。今、安永先生大変憤って御質問いただきましたが、決して文部省はのらりくらりやっておるわけではないわけであります。ただ、基本的には私立大学といえども大学の自主性、大学の自治、これを正しく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 最近はかっておりませんけれども、大臣に就任いたします前は九十五キロ、一メーター七十五ございました。最近は心労で大分減量されているのではないかということを期待しておるわけでございます。
○国務大臣(森喜朗君) いろいろと先生の御見識で御指導、レクチャーをいただいておりますことを大変感謝をいたします。先ほどから安永先生にも少しおしかりもいただきながら励ましていただいたわけでありますが、この臨時教育審議会に先ほども申し上げたように、当然、諮問事項というのは私どもでお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当然、教育改革というお話も出ておりますし、私もときどき見直しというお話も申し上げております。これももちろん諮問する事項がある程度決定をいたしましてからでございますが、御議論をいただく先生方の中で、いろんなこれから議論のやりとりの中から、かなりラジカルな改革...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げたように、制度というのは絶対なものはないと思います。素人という言葉、先生おっしゃいましたけれども、そういう発想が案外ユニークで、また所期の目的を果たし得ることもあるのかもしれません。しかしまた、制度は制度でこれまで長い間定着して、みんなで守っ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、広い意味で、制度も内容も先生がお話しになりましたのですべてを含んでいるというふうに申し上げておりますが、基本的なスタンスとしては制度の見直しだろう、制度の改善、改革だろう、こう思っております。  ただ、その制度論をやれば、内容やあるいはまた方法につ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも本当に正直に申し上げまして委員会で御審議いただいて――これは本当に建前論じゃないんです、本当の話なんです。やはり私の性格もそういうところきちっとする性格でございますので、法案が国会で御論議いただいてスタートしなければ、私は委員の人選などに手をつけるべ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私の浅薄な頭の中ではいい知恵がなかなか出てきませんし、またスタートいたしましたら、審議会の皆さんに十分そういうノーハウを御検討いただきたいし、場合によっちゃ国民の皆さんからどうしたら国民的合意を広げられるか、そんなこともお聞きするのも一つのことであり、ある...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは私の表現力がまずかったんだなと、こう思いますが、高桑さんのおっしゃるとおりなんです。ただ、総理の答弁、そういえば私もちょっと思い出しましたけれども、一区切りついたらというような表現がありましたけれども、その一つの問題が一区切りついて意見がまとまりまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そこまではまだ具体的に、これは当然新機関の事務局でお考えいただくことに、もちろん審議委員の先生方の意見を聞いてでしょうが、むしろ、こういうことは事務局がお考えになることであろうと思います。したがって、私から今どうこうということございませんが、公聴会も、でき...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから申し上げておりますように、今、私がどういうやり方がいいというふうなことをこの場で申し上げてしまうことは、かえって越権だと思いますが、先生からいろいろ御指摘がございましたように、できるだけフィードバックしやすいような方策は見出していかなければならぬ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の中立性を確保するということは、今後におきます教育の改革を推進するに当たりまして最も大切なところであると、これは常々国会の御論議の中でも私は申し上げてきておるところでございます。したがって、委員の皆さん方の、それこそ自由御濶達な議論というのが一番大事だ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 合意を最終的に取りまとめていくということは、非常に、今、先生からいろいろな角度の御指摘がございましたように、大変難しいことでございますが、しかし、これも別に逃げるわけじゃありませんが、審議機関の皆様方が十分にお考えをいただく、どういう形で合意を形成するかと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) もちろん私も、今こういう立場でありましても、国民のすべて、あるいは仮に、代議士ですから、私の選挙区の代弁者になるわけです。しかし、選挙区の皆さんが、仮に、私を入れた人が者すべて私にこのことを、こうだと、任じたというようなそんな恐しいことを私自身は考えており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変先生の難しい御質問で、どうも私のような力では先生の講義を受けるのが精いっぱいで、総理もお答えできなかったことを私が答えられるはずはございません。  ただ、ルールづくりをするということは当然だと思いますから、そのルールをつくる過程にあって、国会議員とし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっと、お答えをする前にお尋ねをさしていただいていいのか、国会で一は政府側が聞いちゃいかぬのかもしれませんが、財政の裏づけというのは、この審議機関の裏づけという意味でございますか。
○国務大臣(森喜朗君) 審議会に対する財政的なものはどの程度かということについては後で審議官からでもお答えをすることにいたしますが、私は、総理から教育改革をということで、数回にわたりまして総理とも議論をいたしてきました。少なくとも、先ほど先生からありましたように、本気でやる。まさ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 顧問につきましては、審議機関が設置をいたしまして、新しい審議会の皆さんがお考えになることだと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 今審議官が申し上げたように、仮説を立てることがという議論もあるわけですが、今私どもの立場で、それは確かに仮説を立てて就学年齢をこうしたらこの程度の金が要る、それは言えるのかもしれませんが、それはやっぱり教育改革になじむ――今の審議会というのは当然審議会御自...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文化庁が所管をいたします文化というのは、これは文化庁の所掌いたします事務の中にあらわれていることであろうと思います。総理がたくましい文化というふうに表現をされましたのは、正直申し上げて、総理に直接たくましい文化ということについてお伺いをいたしておりませんけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時、与野党の御決議の中で三年たって見直していこうというような議論であったというふうに伺っておりますが、ちょうどこの議論をしておりましたとき、たまたま私は政府の方の仕事をしておりまして、文教委員を離れておりました時期でございましたので、どういう経緯があった...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) クラスの数ですか。
○国務大臣(森喜朗君) 教えてもらいました。五十九クラスというのが最高だそうです。
○国務大臣(森喜朗君) 適正な規模というのは大体十二から十八、ないし二十四というのが大体標準になっておるように承知をいたしております。もちろん、設置者が、二十五を超えなくても分離をしたいというそういうお考えであれば、文部省としては積極的に、今の仕組みの制度ではございませんけれども...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も不勉強でございまして、さっきも五十人クラスを教えてもらったほどでございまして、大変申しわけないんですが。  実は、たしか高石局長だったと思いましたが、幼稚園で字を教えちゃいけないのかと言って実はお尋ねをしたんです、正直なところ。系統立って教えてはいけ...全文を見る
04月07日第101回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○国務大臣(森喜朗君) 高木高木先生に誤解をしていただくと恐縮なんですが、私が考えていたことより、期待がちょっとずれたというのは、当時党の文教政策の仕事をいたしておりました立場から見て、直接、私どもがこういう制度をつくるものじゃございませんし、入学試験の制度は当然大学の皆さんでお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高木先生の御自身の御経験も踏まえての御意見でございまして、いろいろ私も大変参考になる御意見でございました。  高木先生、私もこういう性格ですから、ざっくばらんに言わしていただくと、高木さんの御提案に対しては、今、宮地局長、これ文部省の考え方でしょう。高等...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には先生のお考えに私も賛成です。  入りたい人は——遊びに行くんじゃない、勉強しに行くんですから、入りたい人は、どんどん入ってもらう。そして大学は大変で難しかったら、やめればいいんだと私は思うんですね。どうも今、入るために予備校入って、塾へ入って、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変、先生から見ると、私などは年齢も非常に若うございますので、いろいろとお教えをいただいたという意味で感謝をまず冒頭に申し上げる次第です。  私は、今お話を伺っておりまして一番感ずることは、歴史の経過ということをふっと思うんですね。前も予算委員会の、あち...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 吉川さんの御注文でございましたが、正直申し上げて、きのう国会が終わって、夜、質問要求が出ておりまして、物理的に読む暇がないんです。けさ参りまして、初めてこういうテーマを与えられていることを承知いたしました。したがって、先ほどコピーを斜め読みをさっといたしま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 吉川さんにおしかりをいただくかもしれませんが、そこに持っていらっしゃるその本は、一般の市販されている本でしょう。教科書じゃないんでしょう。
○国務大臣(森喜朗君) いや、原作は…
○国務大臣(森喜朗君) そうですね。ですから、その本は三年生と限定せず、一年生の子だってお読みになるわけでしょうし、もっと五年生、六年生がお読みになることもあり得るわけですから、平易に平仮名をたくさん扱った本になったとしても私はおかしいことではない。ただ、教科書にお使いになるのは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は学者じゃありませんので、むしろ高木先生の方がそういう面ではお詳しいのじゃないかと思うんですが、人間は変わってないと思います。しかし、人間は環境条件によって脳も発達していくんだろう。漢字が多いか少ないかということの基準は、先ほど局長から申し上げたとおりで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、人間の能力というのは——これもまた高木さんの御専門みたいで、私もわかりませんが、やはり子供に苦痛を与えないようにして教えてあけるということは大事なことだと思いますが、やはり教育を施すという教師の立場、あるいはまたそれを行政で責任を持つ文部省の立場から...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 吉川さんに後でその本を見せていただきたいんですが、そんな本が出ておったかどうか私も知りませんし、今、挙げられた昭和四十何年というのは、私まだ当選してないものですから見ておりませんが、恐らく、それをお書きになった党の職員は、かなり、あのころ、私たちが当選する...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は小学校、特に低学年においては、いわゆる基本的なことを、できる限り繰り返し、繰り返し教えていくということが大事だと思っております。もちろん漢字のみならず、先ほどもお話に出ておりますように、しつけでありますとか、約束事でありますとか、人間として一番大事な基...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) やはり子供の能力に応じて繰り返して丁寧に教えていくということが教育をする基本的なスタンスだろう、こう思っております。したがって、文部省といたしましても、でき得る限り、そうした指導方法といいましょうか、そうしたものの手引や指導書なども作成をするように今努力を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど高木さん、高石先生の名前ばかり出して恐縮なんですが、高木さんとの御議論の中にも出ましたけれども、結果的に教育は大学に入るための高等学校の勉強、高等学校に入るための中学校の勉強、そして中学に入るための小学校というふうに、結局受験のための勉強ということに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 新聞はこの間さっとちょっと見まして非常に、ただ事実関係というのは完全にまだ把握をいたしておりませんので、私として今ここでコメントを申し上げるということは誤解を生むおそれもございますが、もし事実であるとするならば、教員が一層の資質向上が求められている今日、教...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 形式的にそういうあれがあるというふうに、形で取るというのはやっぱりおかしいと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 大変丁寧な、そして詳しい資料をおつくりになりましてありがとうございます。すぐ感想と、こう言われますと、随分勉強しなくていい時間が多いんだなと、即座にその感想を私はまず持つものです。
○国務大臣(森喜朗君) 大変、大事な問題を指摘をしていただきましたということについては、私も認識を同じにいたしております。きのうの私学の問題の議論でも出ましたけれど、国士舘といえども、九州産業大学といえども、自主性、大学の自主ということを大事にして文部省は対応してきました。お互い...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校教育の条件にもよると思いますが、原則的にはやはり学校の中で、それをまたベースにして行うことがクラブ活動だろうと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 入手しにくい大変貴重な資料を御提出をいただきましてありがとうございました。  先ほど高石局長からも申し上げたとおり、直接文部省から手を下すということはできないことは先生も御承知のとおりでございますが、さらに東京都教育委員会に十分厳しく指導をしていきたい。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 美濃部先生から今御指摘がございましたように、政府といたしましてのそれぞれの教育にかかわります審議機関等の報告等は、先生の御指摘のように、承知をいたしております。それぞれの年限もかけておるということも承知をいたしておりますが、今先生からお尋ねがあったというこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今お尋ねは中教審の方ですね、三つすべて……
○国務大臣(森喜朗君) 事務的なことになりますので、審議官から申し上げさしていただきます。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど齊藤審議官が申し上げまして、大体谷中の趣旨に沿いまして実施をいたしましたものというのを御説明申し上げました。今先生がおまとめになりました高等教育などは除いてのものでございますが、大体御指摘の点は私はそのとおりだろうと思います。したがって、その中で先生...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 美濃部先生の今の三つの審議会で十分検討ができて、これ以上、大体のことは網羅されているわけだから、新しい審議会の必要がないのではないか、こういうお説であるというふうに受けとめました。  中身といたしましては仰せのとおり一、二、三、この審議会あるいは懇談会、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変示唆に富むいろいろと御指摘をいただいたり、また、これまでの審議をちょうだいをしましたそれぞれの先生方の御意見等もおまとめいただきまして、先生のお考えも十分この中に含まれていただきまして、大変私も参考になりました。  ただ、新しい審議機関はどのようなこ...全文を見る
04月09日第101回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(森喜朗君) お尋ねの財政改革全体につきましては、政府全体として取り組む課題であるというふうに文部大臣としても承知をいたしておるわけでありますが、来年度以降の予算について政府の基本方針が定まっておりませんので、文部省の予算につきまして具体的にどういうふうにするかというこ...全文を見る
04月10日第101回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(森喜朗君) 学校におきます児童生徒の色覚異常の検査は、小学校一年生、それから小学校四年生、中学一年、高校一年、高等専門学校におきましては一年、四年と、大体三年ごとに学校保健法に基づきまして色覚異常の検査を色覚異常検査表を用いてその有無を調べているところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、個人個人の児童生徒に先生の立場で個人指導をしていくということは大事だと思います。その色覚異常に対しての区別、差別はあってはなりませんので、大学入試、高校入試、あるいは文部省からいえば教員の採用、そういったところには十分配慮しな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変重要な、そしてまた参考になる御意見をちょうだいしましたが、教科書は文部省が直接つくるものではございませんので、教科書会社等にそういうことができるかどうか、そう難しい問題ではないようだ気もいたしますが、十分指導してみたいと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘の有害図書問題は、衆議院の予算委員会で総理の御答弁を受けまして、有害図書の協議を与野党で今していると、こういうふうに聞いております。直接文部省としては、基本的には有害図書を文部省の所管で云々することはできないわけでございまして、ただ出版倫理の問題であ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたけれども、私は大変悲観的なことを見ておりまして、実効が上がらないと思っているんです。  ちょっと長くなって恐縮ですが、かつて放送倫理の問題も随分出てまいりました。もう十年も前でありますけれども、夜遅い番組は特にそうでありますが、非常...全文を見る
04月11日第101回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○森国務大臣 江田さんの御質問、大分遅くなりまして、秋の責任でもないのですが、おわびを申し上げるわけであります。私も同じように初めての体験でありますので、私もフレッシュに、一生懸命に頑張って日本の教育のために努力をしたいと思っておりますので、江田先生の御指導をまた心からお願いを申...全文を見る
○森国務大臣 教育の成果といいますか、これはなかなか予測しがたいものもございますし、今日までも日本の国民、そしてまた行政、政治、各種あらゆる分野の皆さんが、敗戦の中から今日の日本の興隆を皆目指して大変さまざまな努力をされたわけであります。やはりその基本的な大きなバックボーンという...全文を見る
○森国務大臣 私も初めて大臣として国会で答弁いたしましたのは、参議院の決算委員会だったんですが、そのときに参議院の社会党の先生から、大臣は戦後の教育を受けた初めての大臣だから、戦後教育がよかったか、戦前の教育がよかったか、どちらかという質問をいただきまして非常に困ったのですが、や...全文を見る
○森国務大臣 臨調方式という言葉がどうもひとり歩きをして、行政改革と同じように受けとめられているということについては、いささか言葉足りずであったなと思って反省をしておるわけですが、要は教育は、文部省の行政はもちろん中心でありますが、いろんな各行政の部局に関係のあることが非常に多く...全文を見る
○森国務大臣 それぞれの教育の任に当たっている方々は、自分たちの持っておられることに手を入れられることはやはり嫌なものだと思うのです。例えば四十六年答申がございましたいわゆる先導的試行という、今から見ればみんなが検討しなきゃならぬという立場になりますが、あの当時は国民が大変大きな...全文を見る
○森国務大臣 何度か申し上げてまいりましたが、基本的には今まで日本の教育というものは大きな成果を見ているんです。量的にも質的にも充実をいたしておりますし、世界の国々から比較いたしましても、日本の教育はまさに注目を集めている、こう申し上げてもいいぐらい充実をしていると思います。 ...全文を見る
○森国務大臣 今の江田さんの地元の旭操小学校のお話、大変興味深く伺いました。  私は、戦後の教育の中で、地方のそれぞれの教育委員会に教育のいろいろな意味での権限をお任せをしてある、それは学校教育が多様的になっていくという意味で非常にいいことだと思うのです。ですから、その地域地域...全文を見る
○森国務大臣 今お話がございましたような行事だけでなくて、学校を中心とした社会教育におきましても、できるだけ参加者の皆さんの健康とか安全に配慮するというのは当然のことだろうと思いますが、今御指摘をいただきましたように、教育行政の中でこうした立場の特別の補償制度、これはやはり教職員...全文を見る
○森国務大臣 今申し上げたように、それぞれの教育委員会のもとで生き生きとした教育をやるということは大変私は結構なことだと思いますが、やはり日本の国は法治国家ですから、法律の枠の中でやるということが基本的な姿勢じゃないでしょうか。教育行政を進めるに当たっては、教育基本法、学校教育法...全文を見る
○森国務大臣 それは区長を選ぶということに対しての法を皆で定めたんだろうと思いますが、教育委員を選びますのは、教育委員を任命制にするということは法律で決められているわけでございます。したがって、参考にする——当時は尊重するとかいろいろ変化をしたようでありますけれども、やはりこれは...全文を見る
○森国務大臣 今の江田さんのお尋ねの点、御意見の点、ちょっと二つあるような気がします。  私が間違っていたらお許しをいただきたいのですが、設置法案を国会にお願いをして御審議をいただき、一日も早い御採決をいただきたいわけでありますが、それまでに至ります過程としまして、各党のできる...全文を見る
○森国務大臣 日教組の委員長には、私は大臣に就任いたしましてからも比較的早い時期にお目にかかって、いろいろと御意見も交換をさしていただきました。この問題であろうとなかろうと、必要があるということでございましたら、やはりお話をするということはやぶさかではございません。ただ、常時、文...全文を見る
○森国務大臣 どういう方々にこの臨時教育審議会に御参加をいただくかということは、教育審議会がスタートいたしましてからお願いしていかなきゃならぬことでございますが、日教組と限らずに、幅広くいろんな皆さんの御参加というものは私ども、期待をいたしておるところであります。また、広く現場の...全文を見る
○森国務大臣 家庭科につきましては、日本の教育におきまして、大変長い歴史とそれぞれの伝統を持って展開をしてきたわけでございます。今、江田さんから外務省にお尋ねのように、それが女性生徒の必修ということになって男女差別撤廃条約に触れるということでございます。  日本の今日までの教育...全文を見る
○森国務大臣 いろいろこれから検討いたしてみますが、そういう考え方もできるかもしれませんが、女性が見るより男性が外から見た方が案外公平な意見が出るかもしれません。大変お考えとしては一考察あるべしと考えて、一応参考に承っておきます。
○森国務大臣 全体的にどれだけあって、どれだけかというようなことになると、私も残念ながら藩学でございましてそこまで承知しておりませんが、国際婦人年のときにそうした提言というのですか、お考え方のまとまりがあったようでございまして、大体審議会で二割ぐらいですか、そういうことを一つの目...全文を見る
○森国務大臣 今、江田さんからもたまたまこの問題でもお話あったように、やはりその機関によって違うんじゃないかなと思いますが、そうですね、大体一割から二割、二割いっているかどうか、その辺はちょっとわかりませんが、大体そんなところじゃないかなと思います。
○森国務大臣 現在も、これは必修ではなくて自由選択として男子も履修ができるようになっておりますし、今ここに数字がございますが、年々男子の家庭一般の履修者はふえているようでございます。五十五年〇・三九%が五十八年度では〇・七八%というふうにふえておりますので、いささか男性の女性化と...全文を見る
○森国務大臣 先ほど私も答弁申し上げましたときに、長い歴史と伝統ということを申し上げました。確かに家庭科というのは、何となく、今江田さんがおっしゃったような概念というのは日本人全体が共通して持っていることは間違いないと思いますが、もう既に台所というのは随分変わってしまいました。ま...全文を見る
○森国務大臣 昨年、暫定法を当文教委員会でお願いをいたして、各党の御協力をいただきまして可決をさせていただいたのですが、当初この法案の検討を、当時たまたま私は自民党の方の著作権のプロジェクトチームの座長というのですか委員長をいたしておりまして、いろんな意見を双方から伺いながら判断...全文を見る
○森国務大臣 予算委員会を初めといたしまして、この国会が始まりましてからたびたび御答弁をさせていただいておりますので、繰り返しになって恐縮でございますが、日本の教育制度は戦後大変大きな発展を見ました。先ほども申し上げましたが、量的にも質的にも十二分に行き届いておりますし、世界の国...全文を見る
○森国務大臣 今佐藤さんおっしゃいましたように、昭和二十八年に設置されて以来今日まで、教育、学術、文化に関しまして、重要政策の調査審議を機関として数々の答申をちょうだいしてきたわけでございます。先ほど申し上げましたように、戦後の日本の教育はいろいろな意味で日本の繁栄のために大きな...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんから河野先生の「論点」についてのお尋ねがあるということを伺っておりましたので、私もここにコピーを持っておりますが、その中で「放置されている。」——河野さんいらっしゃるとちょっと困るのですが、放置をしておったということではないと思います。  その経緯について...全文を見る
○森国務大臣 衆参あわせまして、予算委員会あるいは文教委員会等で何回かこうしたお尋ねがございましたので、どの点をどのような経過で申し上げたか、ちょっと今記憶いたしておりませんが、私の申し上げた趣旨は、例えば幼保の問題を議論いたしますときに、幼稚園、保育所を一元化するというのは、基...全文を見る
○森国務大臣 基本的には、義務教育が戦後三年間延長して九年になる、そのことが今日の学校教育の発展に大きな功績があった、こう私は思っております。したがって、義務教育の年限を変えようという気持ちは、総理も申し上げたように、私自身も、今変えることがいいか悪いかということよりも、変える必...全文を見る
○森国務大臣 諮問をいたしますのは総理大臣でございますので、総理がどのようなお考え方をお示しになるか、あるいは設置法をこれから国会で御議論をいただきまして、その国会の議論の中で多くの皆さんのいろいろな御意見もあろうと思います。それは当然踏まえなければなりませんし、そして審議機関が...全文を見る
○森国務大臣 拝見しました。
○森国務大臣 今、佐藤さんが主な点をお挙げになりましたように、調査結果は、教育の現状と今後の教育のあり方につきまして、国民の意見や要望の一端を示しているものといたしまして、大変傾聴に値するものである、このように考えております。  現在、政府におきましても、教育に対する属民的な要...全文を見る
○森国務大臣 これも国会の議論を通じまして、たびたび私も総理も申し上げておりますように、憲法、教育基本法の精神を大事にして教育改革に取り組みたい、こうはっきりと申し上げているわけでございます。  今佐藤さんから、読売新聞のアンケートといいますか、この調査結果のお話でございますが...全文を見る
○森国務大臣 校内暴力あるいは青少年の非行すべて含めまして問題行動が大変多いということについては、私も深刻に受けとめているわけでございます。こうした現在の状況というものを何とか解決をしていくということ、これがまた政治の上においても大変大事な問題だというふうに考えております。  ...全文を見る
○森国務大臣 偏差値教育はもう先生も御承知のとおり、これは業者がいろいろな形で出してきているわけでありまして、文部省としても、この偏差値教育を学校の中に取り込んでいくということについてはできるだけ避けていきたい、こういうふうに考えております。  これまで二回にわたりまして初中局...全文を見る
○森国務大臣 「よい子、悪い子、普通の子」、なかなかこれは、ケース・バイ・ケースですから、物事の考え方にもよるでありましょうから、そう簡単に識別できるものではないだろうと思います。テレビはどういうことをよい子と悪い子と普通の子の基準にしているのかわかりませんが、ごく普通を普通とし...全文を見る
○森国務大臣 今の茨城県の問題は、事実関係は今警察庁からお話があったとおりでございます。  一般的に申し上げて、校内暴力等の問題につきましては、やはり学校が主体的に取り組むということが基本的な姿勢でなければならぬ、そういう点では佐藤先生のお考えと同じだと思います。ただ、非常に複...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんと私で物の見方が多少違うかもしれませんが、どうも現職警察官、警察官と、警察官が悪いみたいなことのように私には受けとめられるのですが、警察官というのはお巡りさんという意味で、やはり子供たちにとって大変大事な、愛される職業だろうと私は思っております。しかも、その...全文を見る
○森国務大臣 私は、出向人事自体は特に問題ではないというように考えております。
○森国務大臣 再三先生からも御質疑がございましたし、文部省も当初から申し上げておりましたように、早く正常な状態に立ち返ってほしいということで、六項目につきまして厳しく指導をしてきたのは御承知のとおりでございます。特に文部省としましては、中心的な課題は理事長体制の刷新にある、つまり...全文を見る
○森国務大臣 ちょっとそれ、見せていただけませんか。きょう私、まだサンケイを見ておりませんので。  きのう夜、私の家の方に各社の記者さんが何人がお見えになりまして、ちょうど十一時のニュースを見た後に、どう受けとめていますかという質問でございました。別に改めて記者会見をいたしたわ...全文を見る
○森国務大臣 私はまだ詳しい報告を全部承知いたしておりませんが、先ほど申し上げましたように、新しい動きをみずから大学の理事会がやってくれたということには、私は大変好感を持っております。  ただ、この館長制度というのはどのようなものか。いろいろな新聞等を見まして、理事会とかそうい...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもたびたび申し上げておりますが、十分検討してみなければわかりませんという前提はございますが、一つの前進になる可能性は十分あるというふうに考えております。
○森国務大臣 先ほどからくどく申し上げて恐縮でありますが、十分にきょうの報告を検討してみたいと思っておりますが、一歩前進をした。それからまた、中西先生を初め多くの皆さんが、この神聖な国会の場で国士舘大学の問題の議論をたび重ねて積み重ねてきた、そうした結果からこうした動きが出てきた...全文を見る
○森国務大臣 そうした御指摘も十分に踏まえながら見守っていきたい、このように思っております。
○森国務大臣 まず、田中さんから今いろいろと、私に対して御激励をいただくという意味でも、大変温かい御発言をいただきまして、むしろ私は恐縮いたしております。私も決して年齢的にはそんなベテランの域でもございません。ただ、ここにいらっしゃいます馬場さんや木島先輩、中西さん、同じように私...全文を見る
○森国務大臣 私も総理もやはり同じでありまして、それなりの立場でいろいろとこのことについては考えますし、また当然苦悶もいたしてきておるわけです。総理自身も記者会見等々の発言ではいろいろな意味で微妙に揺れ動いていることも、これは先生も御承知のとおりだと思います。私自身も、中教審でや...全文を見る
○森国務大臣 今まさに先生がいろいろお話しされましたことは、大筋におきまして私と同じ考えでございます。  お名前を余り申し上げていいかわかりませんが、総理が坂田先生初めいろいろな方のお話をお聞きになったというのは、新聞では要請したとか、書き方は新聞社によっていろいろあるでしょう...全文を見る
○森国務大臣 これから設置法案をお願いするわけでありますが、その設置や審議のプロセスで、教育現場の方々の意見を含めまして、各界各層の意見が反映でき得るように配慮をすることであろう、こういうふうに思っております。したがって、委員にも国民の信頼にこたえ得るような、そうした幅広い分野の...全文を見る
○森国務大臣 これまで私がこの件に関しまして発言をいたしてまいりましたが、現場の先生方の意見を脚かないなどとは一遍も言ったことはございませんし、設置法案の中に現場の声云々というようなことの条項が入れられるものでもございませんが、もちろん、これから人選の問題にいたしましても、設置法...全文を見る
○森国務大臣 問題がいくつかありましたので前後いたしますが、四十人学級初め文教予算はこの抑制期間で大変厳しいものになった、そして次の六十年度への予算編成に当たっては最大限の努力をいたしますということは、先般の文教委員会でもまた予算委員会でもたびたび申し上げておるところでございまし...全文を見る
○森国務大臣 ですから、さっきちょっと、先生の御質問には幾つもあるので前後いたしますよと前もって申し上げて、先生は最初に行革全体の問題との関連を申されて、その後に四十人云々とおっしゃったから、私は答えを忘れるといかぬので、先に四十人等の話をしてしまって、後から、先に御質問のあった...全文を見る
○森国務大臣 田中さんもお認めをいただくように、厳しい財政、そして行革臨調の答申等を踏まえながら文教予算について努力をしているわけでございます。  今申し上げましたように、過大規模にいたしましても、三十一でなければならぬということを文部省は言っているわけではないわけで、二十五学...全文を見る
○森国務大臣 田中さん御承知のことだろうと思いますが、問題の提起として私がこれを新しい臨時教育審議会にかけると言った、そういう前提でお話をいただいているわけでございますが、私はそういう趣旨を申し上げているのではなくて、幼保の問題というのは、目的と機能が全然違っておりますけれども、...全文を見る
○森国務大臣 総理も私も同様に、どのようなやり方でやった方が一番国民的な合意を得ることができるだろうか、あるいはまた各党の皆様のお考え方というのはいろいろあるわけでございましょうし、そうしたことも踏まえながら、総理は総理なりに、私も私なりにいろいろと考えてみまして、その結果、先ほ...全文を見る
○森国務大臣 今、馬場さんから御指摘をいただきました総理のいろいろなお考え方については、承知をしておるところもございますし、私も中曽根さんとそう深いおつき合いかないわけですので、断片的なことしか承知をいたしておりません。  ただ、中曽根さんが総理になられましてから、国会の議論を...全文を見る
○森国務大臣 馬場さん、いろいろ御心配をいただくことは大変ありがたいことでございますし、また教育問題に大変御造詣の深い先生でありますから、何もかも承知の上であえて私に尋ねられているのだと思いますが、私は、やはりこの問題は、仮に中曽根さんが総裁選挙に利用しよう、あるいは利用したい—...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと長くなっておしかりをいただくかもしれませんが……(馬場委員「ちょっと長くならぬでください、時間がなくなりますから」と呼ぶ)経緯もお話しをしなければなりませんが、まだどのようなことを協議するとか、そういうことは全く考えておりません。また、それから具体的に七月ご...全文を見る
○森国務大臣 教育荒廃の原因というのは、先ほど佐藤さんの御質疑の中でもありましてお答えを申し上げましたが、これは繰り返しになるわけでありますが、幾つかの要因がすぐ考えられるわけであります。  ただ、今馬場さんが、それを文部省と自民党の責任とするのはどこか、こういうふうに言われて...全文を見る
○森国務大臣 もちろん、教育改革を進めるに当たっては、文部省も政党も、従来の教育がよかったか悪かったか、それは謙虚に反省の上に立つことは当然なことだと思います。いろいろな角度で、例えば今経済界というように馬場さん直接おっしゃいましたけれども、やはり経済界が頑張って、日本じゅうがみ...全文を見る
○森国務大臣 政治は国民の信頼がなければ一日たりともこれを担当していけない、私は基本的な真理だろう、こう思います。  中曽根総理が田中元総理に対してどういうお考えを持っているか、私は本心を考えたことありませんが、ただ、私の今文部大臣という立場からいえば、学校教育あるいは子供たち...全文を見る
○森国務大臣 私は全く触れてないわけじゃありませんので、先般予算委員会でもそういう御質問がどなたかから冒頭にございました。田中問題というのは、教育の中にいろんな意味で影響は受けました。私はこれは的確に認めております。また、私自身は、田中さんの行動というのは政治家としてやはり反省す...全文を見る
○森国務大臣 これもしばしば申し上げておりますように、中教審から答申をいただいたものは、教育を進める上に当たって大変すばらしい意見が多かったわけでありますし、ある程度それを教育行政の中に取り入れて実施してきたものも数々、まあほとんどと言っていいぐらいあるわけでございます。したがい...全文を見る
○森国務大臣 最初に、中教審はどうするのかという御質問でございましたが、この設置法案をこれから国会で御議論をいただくわけでございますので、それが国会で議論をしていただきまして御決定をいただくまでは所掌事務等も決定をいたしませんので、どのような事柄をこれから具体的に諮問するかという...全文を見る
○森国務大臣 あれは清瀬文部大臣が、今の教育基本法では国を愛するとか親孝行ということは読み取れない、こういうふうに御答弁があったという議事録を示されまして、たしか矢野さんだったと思いますが、公明党の矢野さんがそのことをお話しになったわけであります。文部省といたしましては、今の教育...全文を見る
○森国務大臣 これは、御議論をいただく先生方がどのようにお考えになっていくかという、これも仮定の問題で今の段階では何とも申し上げるわけにはいきませんが、ただ、これも前の文教委員会でも、木島先生だったか佐藤先生だったか、随分おしかりもいただいたところでありますけれども、教育基本法の...全文を見る
○森国務大臣 これは私だけではなくて、我が党の教育関係の先生方も今日に至るまで、総理といろいろとお話をなさっておられるわけでございますが、教育を国政の中心に据えるということは、いろいろな意味で当然諸経費も十分かかってくるであろうということは、当然総理自身にはお考えをいただかなけれ...全文を見る
○森国務大臣 教育改革は国民全体に深いかかわりがあるわけでございますし、我が国の将来を左右する基本的な問題でございますので、馬場さんおっしゃるとおり、できる限り幅広い国民の御意見をぜひちょうだいでき得るように配慮していかなければならぬ、これは大前提であろう、こう考えます。  た...全文を見る
○森国務大臣 これは馬場さん御指摘のとおり、総理の私的な懇談の場でございます。先ほど田中さんでしたか、佐藤さんの御質問の中でもちょっと申し上げたわけでございますが、あくまでも総理の私的な意見を求める会でございますから、これが臨教審と一緒に歩調を合わせるということは私はあってはなら...全文を見る
○森国務大臣 これは総理の御答弁ですから、どういう御意図があったかは本人じゃないとわからないところですが、あくまでも参考にするということでございまして、諮問案の中にそのことを入れるか入れないかは総理が考えられることでございますが、そういう具体的なことが諮問案の中に仮に入ったとしま...全文を見る
○森国務大臣 私は、まだ文部省事務当局にもそうしたことは命じたこともございませんし、ましてや人選のことも全く検討を命じたこともございません。これはもう信頼をしていただかなければしょうがないんですが、馬場さんと私と長いおつき合いですから、私は正直な人間だということをお認めをいただき...全文を見る
○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校教職員の福...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○森国務大臣 正直申し上げて、非常に難しいお問いかけだと思います。  私自身も、まだ子供が中学校に通っておりますので、父親として自分の子供をどのように教育という面で話をしたらいいのかということ、非常に迷いますから、どちらかといえば母親任せになってしまいます。  池田さんもそう...全文を見る
○森国務大臣 今池田さんのお話、一つ一つ大変よく理解もできますし、大事な問題だと思っておりますが、臨時教育審議会におきます人選につきましては、今国会で法案を提出したばかりでございまして、これから御議論をいただきまして設置法をお通しいただくことによって、言葉の表現がよくありませんけ...全文を見る
○森国務大臣 ですから、先ほど申し上げたように、どんな分野からお入りになってもやはり親は親なんで、かつて子供を教育させた経験があるわけですね。池田さんがおっしゃるように、今、学問を受けさしているその子供たちの親という意味もあるのかもしれませんが、私どものような年齢の世代の人を選べ...全文を見る
○森国務大臣 先ほどからたびたび申し上げているようでございますが、今の先生のいろいろなお話を十分に参考にさせていただいて、人選あるいはまた今後の審議の方向などについて十分にそのことを踏まえていきたい、こう思っております。
○森国務大臣 私も、大臣になりましてからいろいろやることもたくさんございまして、ここまで詳細に各局のことを精査しているわけじゃございませんが、話としては耳にいたすことはございました。  それから、今池田さんが持っておられる東京新聞も、この間ちょっと読んでみました。PTAの活動と...全文を見る
○森国務大臣 先ほども少し長々と申し上げて、かえって時間をおとりして恐縮に思っておりましたが、池田さんと宮野局長のやりとりの中で私の感想も申し上げたとおりでございまして、こちらから問い合わせるということもいささかちょっと……。文部省としての姿勢で、そんな話が出ておるがどうなのだ、...全文を見る
○森国務大臣 私は、個人的には、そろばんと計算機とどっちが教育上大事かというと、そろばんが大事だという考え方を持っておるのです。そろばんは文化で計算機は文明だと私は思っております。どちらも大事なことだと思いますけれども、ボタンを押すと自動的にいろいろ結論を得ることができるわけです...全文を見る
○森国務大臣 これも、基本的には各県教育委員会あるいはまた学校が修学旅行について判断をすべきだろう、こう考えております。  余計なことかもしれませんが、私の母校は石川県の公立高校ですが、修学旅行を飛行機で沖縄に行かせております。卒業生、同窓会、PTAみんなで相談をしまして、口幅...全文を見る
○森国務大臣 実は私も週刊新潮をとっておりまして、ところがたまたま今週号は見る暇がなかったものですから見なかったのですが、先生からそういう御質問があるというので、けさそのコピーを読んでみまして驚きました。こんなことが本当に行われているのかな、若干オーバーな記事なのかなということで...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの問題から含めまして、先生の一人一人の指導というのが教育上最も大事なことであるということが、今さらそうした例を挙げなくてもよくわかるわけでありまして、特に最初の豊中の小学校の問題は、今局長から申し上げたように、今後の指導、推移を少し見ていただきたい、こう申し上...全文を見る
○森国務大臣 私もこの間、参議院の予算委員会の委嘱審査でこのお話が出まして、実はちょっと驚きました。  全日制に比べて定時制の先生方には、それなりの仕事の場で厳しい面もありますし、条件の悪い面もありましょう。それから定時制に通われる生徒も、いろいろな事情によって少ない場合もある...全文を見る
○森国務大臣 基本的には、今中野さんおっしゃるとおり、教育という立場、同時にまた生命を預かる医の教育という立場から見れば、あってはならないことだと思います。基本的にはあなたのお考えと私は同じであります。  ただ、先ほどから宮地局長も申しましたし、また前の国会でも恐らく前任の大臣...全文を見る
○森国務大臣 御不満でありましょうが、現段階においては、医の倫理、そしてそうした事柄に対しての病院の自発的な対処策、これは大学みずからあるいは病院みずから考えていただく以外方法はない、私はそう申し上げるしかありません。  今おっしゃるように、こんなことを歴史と言っていいかわかり...全文を見る
○森国務大臣 詳細な国士館大学からの報告につきましては管理局長から御答弁をいただくことにいたしたいと思いますが、今先生からもお話がございましたように、民主的な運営が今でもなされていないというのは、一つの見方としてはそのとおりなのかもしれませんが、これまでのいろいろな経緯を見まして...全文を見る
○森国務大臣 まず学校、学園の現場が正常になるように、これは言葉はよくありませんけれども、今の理事者側、そしてまた刷新を求める立場、その双方に対しまして文部省としては、まず学校の現場が正常になるように指導いたし、お願いというんでしょうか要望というんでしょうか、文部省としてはそれは...全文を見る
○森国務大臣 幼稚園、小中高等学校学習指導要領におきましてのいろいろな配慮については、今高石局長から申し上げたとおりであります。  これは中野さん、おしかりをいただくかもしれませんが、私は個人的に自分の私見を申し上げるのですが、私も中野さんが色覚異常だというのを初めて知りまして...全文を見る
○森国務大臣 私自身もいつもやりましたから、検査がないと言っているのじゃありませんが、そういう調査の集計をきちっと文部省でしていなかったということは大変申しわけないことだと思いますが、改めてこうした問題に対しての御指摘が出てきておりますので、文部省としてもその対応やしっかりした指...全文を見る
○森国務大臣 教育改革を行います総理、そしてまた私ども自民党内閣、そして今度の二階堂副総裁の問題、今御指摘のような考え方もできるわけでございますが、今度の二階堂氏の副総裁就任というのは、あくまでもこれは党の運営に関して総理が考えられたものによるというふうに私は承知をいたしておりま...全文を見る
○森国務大臣 私も、予算委員会また文教委員会等でたびたび申し上げておりますが、もちろん教育改革を進めるのは総理大臣が政治的な判断をされたことによりますけれども、私自身も教育改革をしなければならぬという気持ちは従来から持っておりましたし、また各党各会派の皆様方も、教育改革に対してそ...全文を見る
○森国務大臣 事務当局の方で事情聴取をいたしたり報告を受けておりますので、その事実関係もございますので、まず政府委員から答弁をさせます。
○森国務大臣 大変長い間の経緯というのはございますし、それから今、山原さんが大変よく理解をしていただいておるということで、文部省も感謝をいたしますが、私学と文部省という立場、大学の自治、大学の自主性ということを考えまして文部省にはいわゆる限界というものがあるのも、先生も十分御理解...全文を見る
○森国務大臣 総理の過去の御発言についてどのように見解を持つかということでございますが、私は、総理のすべての発言を全部詳細に調べているわけでもございませんし、断片的にこの国会の審議を通じて、今山原さんも一例具体的に申されましたように、そういう形で認識をいたしておるところでございま...全文を見る
○森国務大臣 大変山原先生に気にさわることを言うかもしれませんが、山原先生よりも私の方が戦後の教育を実際受けてきたのです。私は小学校二年生になるまで戦前教育です。そして、戦後がらっと変わったわけです。いい悪いを言っているのではなくて、その体験者なんです。だから、環境や政治やいろい...全文を見る
○森国務大臣 長い答弁にならないように努めていたしますが、微妙な問題ですから若干言葉が長くなるのはお許しをいただきたいのです。  先生御指摘のとおり、教育基本法、憲法を守ってこの臨時教育審議会があるべきだ、そのように法律に書いてございます。ただし、新しくこの機関にお加わりになる...全文を見る
○森国務大臣 この「教育基本法の精神」ということを強調して明文化しなさいと言われたのは総理と私なんです。総理もこのことを特に強く言われましたし、私もそのことを事務当局に強く命じてまいりました。法律の形としてはなかなか難しい面があるんだというふうに、当時事務的にもその経緯の途中で聞...全文を見る
○森国務大臣 私の記憶でも、最終的には最高裁の判断というふうに言われたと記憶いたしております。
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、私は戦前の教育も若干承知をいたしております。戦後の教育を受けて世の中に出てきました。したがって戦前のよき面も知っておりますし、また悪き面も多かったと思います。戦後についても、いい面も悪い面もあると思っております。私は、戦前のよきもの、そし...全文を見る
○森国務大臣 先ほど、中曽根さんを別にかばったわけではございませんが、私も政治家でございます。しかも当選いたしましてから十五年間になりますが、教育問題をほとんどやってきましたから、私は私なりに矛盾点も感じておりますし、政治家としてこうあった方がいいのではないかという考え方を持って...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと委員長、済みません、今の点に一つだけ。  いろいろと山原先生の御指摘、大変私自身も感謝をいたしておりますが、先生の私の引用文について、速記録に残りますのでちょっと正しておきたいのは、先生ずっと私の発言をおっしゃってこられたのですが、最初のところは党の私の文...全文を見る
○森国務大臣 先生のいろいろの角度からの御指摘、そしてまた諸外国の例、おっしゃるとおりでございまして、私自身は先生の御指摘どおりだと考えております。  ただ、前の税制の改正の際にこの入場税の減免をいたしましたのがたしか五十年であったというように思っておりますが、そのときに三千円...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(森喜朗君) 日本育英会法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  昭和十九年日本育英会法施行以来、日本育英会は逐年発展を遂げ、今日まで同会を通じて学資の貸与を受けた学生及び生徒は約三百四十万人に達し、これらの人材は社会の各分野で活躍し、我が国の今日の発展に多大の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 佐藤徳雄議員にお答えをいたします。  第一に、制度改正と教育の機会均等についてでございますが、今回の育英会法案は、最近における高等教育等の普及にかんがみまして、育英奨学事業の量的拡充のため、現行の無利子貸与制度の単価などの改善を図るとともに、低利の有利子...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 田中克彦さんにお答えをいたします。  御質問の第一点は、日本学校健康会法の審議経過をどのように受けとめているかということでございますが、日本学校健康会法案の審議につきましては、御指摘ございましたように、長時間の御審議をいただいたところでございますが、この...全文を見る
04月17日第101回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから安永先生と高石局長の議論も私伺っておりまして、局長から申し上げましたように、高等学校へ進む人たちの価値観というものも大分変わってまいりましたし、高等学校の存在そのものも、社会の中でいろんな見方も、従来とは私は完全に変わってきたと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まず、今検討をいたしております検討会議、先ほど局長から申し上げたように、六月の末ごろまでには改善意見を取りまとめたい、こういう方針のもとで進めておるわけでありますが、幅広くいろんな角度からの議論をいただいておりますので、細かい内容につきましてはここで今申し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そういう方向を望んだのではなくて、予算委員会で、先ほど先生からおしかりをいただいたから、こういう考え方を前提に申し上げたのですというちょっと繰り返しをしたわけです。それもいけないというんだったら決まり言葉しか話ができないわけでありまして、そういうことになっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっと僕は二つに分けて申し上げたつもりがあるんです。最初は局長から申し上げたとおりで、六月ごろまでに改善意見がいいものが出るだろうということを期待しておりますと、こう言って、二度目は予算委員会のことをちょっと言いわけした。それがちょっと長くなったものです...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私はこの問題につきましては、直接、その当時の経緯をきょう安永先生の御質問があるということで、初めて事務当局の説明を聴取したわけでありますが、私自身も、率直に申し上げて、標準学力検査ということであっても、これは業者がつくったものであるということについては、い...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会の設置につきましてはたびたび当文教委員会あるいはまた予算委員会、衆議院、参議院あわせまして私どもの考え方を申し上げておりますが、今、あえて担当大臣としてどのような決意を持っておるかということでございますが、私は、今ほど日本の国民が教育に対して...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) どのような方を委員にお願いをするかにつきましては今後の課題でございまして、まず設置法案を国会で御審議をいただきまして、審議会が正式に決定をする運びになりましたら、目的や所掌事務等々も御決定をいただき、また国会におきます御議論等も十分踏まえて検討しなければな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 杉山さんから御指摘のように、確かに今の社会の情勢、また日本の今日的な勤労意欲、よく言えば意欲かもしれませんが、精神から言えば会社のためには家庭を犠牲にしてまでもというのが、何となく日本人の男子の本懐のような、そういう考え方——私はそれはそれなりに評価もしな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) さっきも、安永さんの御質問のとき少し言い過ぎておしかりをいただいたんですが、私は基本的には学校の中でもっと人間関係の触れ合いができるように、生徒と先生の触れ合いがもっとできるように、そういう楽しい、そしてある意味では勉強だけではなくて、もっともっと人間関係...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私立学校は、国公立に比べまして、それぞれ建学の精神あるいはまた教育の自主性、特殊性というものを発揮しながら日本を担っていける児童生徒を大きく成長させてくれる、そういう意味での役割は極めて高いわけでございます。そして、また私学ができ上がるといいましょうか、私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、私学につきましては私学の自主性を重んじたいと思いますし、特に建学の精神というのを大事にしたいと考えます。したがいまして、私学がみずから私学の役割、特に国民の皆さんから私学らしいそうした学問的土壌をつくり上げ、そのことにこれから...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 幼稚園の就園奨励費につきましては、随分、私ども党におりました際から、議論がいろいろにあったところでございまして、とりあえず、当面、現状のような形で就園奨励費、これも法律的には憲法の疑義があるなどとも随分議論も分かれましたし、今日また、個人立あるいは宗教法人...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 実態、事実関係の数字でもございますので、一応事務的に局長から御説明申し上げます。
○国務大臣(森喜朗君) 戦後、教育は、先ほども、私少し申し上げましたけれども、冒頭に先生の御質問のときにも申し上げたように、私自身がちょうど小学校二年生のときに終戦になりまして、恐らく、その当時は子供でございましたから、どうもわかりませんでした。今、こう静かに考えてみると、当時は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、杉山さんから御指摘がございましたように、体育、スポーツは心身の発達、そして健康で文化的な生活を営む上で極めて重要な役割を果たしていると思います。特に最近の生活様式というのは大変文明度が進んでおります。家庭の電気製品を初めといたしまして、例えばテレビ一つ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、粕谷さんから、民社党の佐々木委員長のお話やら、あるいはまた文部省がやる気がないのではないかとか、いろんな例を取り上げられてお話しになりましたけれども、それも一つの教育の改革をぜひしたいという、やらなければならぬという国民的な要請を各政党が政治的感覚で受...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 事務的に法律を作成をいたしますまでは、当然、法制局等と検討いたします。私たちは政治家でございますから、教育基本法にのっとる、教育基本法の精神にのっとる、これは答弁上申し上げておりますが、その私どもの気持ちや総理の気持ちを法律上書くとするならばどういう形が一...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昭和三十一年の当時の清瀬文部大臣の議事録も私読んでみましたが、また、そういう当時の発言からいろんな危惧、いろんなおそれというものも十分皆さん方から疑念として出てくるのは当然でございますが、今度の新しい臨時教育審議会の設置は、先ほども御議論に出ましたように、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この文化懇につきましても、いろいろと予算委員会またこの文教委員会でも出ましたが、大変、教育全般にわたりますお考え方を示されております。貴重な参考意見として私は評価をすると、こういうふうにも申し上げてきたわけでございます。しかし、新しい臨時教育審議会の審議委...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この件につきましても、私も何回か申し上げておるわけでありますが、制度全般を見直していただくということでございますから、学制のいわゆる年限、区切り等は議論はされるであろうということは予想できるわけでございまして、今から私どもから学校制度そのものを検討してくだ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 設置法案そのものが今国会に提案をさしていただいて、一日も早い御議論をいただきながらぜひ成立をさせていただきたいと、こう思っておるところでございまして、わかりやすく言えば、入れ物、土俵の法案をお願いをしているわけでございますので、この法案が通りましてというこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 仮にですよ、粕谷さん。総裁選挙が終わって中曽根さんが再選されたら、それは自分の命後の延命にということにまた言われるわけでしょうし、仮にだれかかわったといたしますと、その方が掲げられれば、それをまた総裁選のテーマにするんではないかということになるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも昔のことを申し上げて大変恐縮ですが、予算委員会でも私申し上げて粕谷先生お聞きをいただきましたが、四十人学級を各党の皆さんにも御協力いただきながら、当時いわゆる十二年計画でスタートしましたときに、私がその責任を我が党で持っておった一人でございます。自分...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろと教師観というのはいろんな見方あると思いますが、私は人間が人間を教えるということに、教育で最も崇高なことでありますし、最もそのことにおそれを私は教育者が持たなきゃならぬところだと思うんです。そういう意味で一口にはなかなか言いあらわせませんが、教育者...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、粕谷さんから御紹介ありました、そういう文献は私は見ておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 私もこの間、小西さんの御質問いただきまして、勉強不足で大変恥ずかしいところでありましたけれども、定時制高校というのはどうなっているんだろうかと思って、いろいろと事務当局に命じまして数字なども調べてみました。先生、十分おわかりのとおりだと思いますが、各委員の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、決して定時高校の先生方が全部そうした法律の奥をかいて不誠実なことをなさっているというふうには考えていませんが、先般は具体的な事例として東京都の中にそうした事例がある、これは大変私どもは遺憾なことであるというふうに申し上げたわけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども先生ちょっと御引用なさいましたし、また杉山先生御引用もなさいましたし、先般からの国会の場でも出ておりますが、いろんなアンケート、教育問題に対する調査をいたしますと、教員の資質に関したものが非常に多うございました。それは、今の先生方がいいとか悪いとか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 管理局長を中心にいたしましてこれまで国会でも何回か御答弁を申し上げてまいりましたが、柴田梵天氏のいわゆる理事長、学長退陣を一つのテーマといたしまして、六項目にわたります刷新の改善事項を文部省としてお願いをしていたわけであります。ようやくいろいろな議論もござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 粕谷先生おっしゃるとおり長い伝統の中で各界に多くの卒業生を出している。特に武道、スポーツを中心にした活躍も大変大きなものもございますし、私も、この間、オリンピック選手候補の一人である斎藤君にも会って、恥ずかしそうに、僕、国士館ですと、こう言ったときに、胸張...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 佐藤先生から御指摘ございました、共産党さんがいろいろと御提案をなさっておることも含めまして、今、高等学校そして大学への一つの関連、あるいは中学校から高等学校への関連、また小学校から中学校への一つの連結、言葉の表現はいろいろございますけれども、今の教育制度全...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 希望者をそのまま入れることがいいのかどうか、現実の問題として九四%を超えている高等学校が、能力、適性、いろんな意味で極めて多様化いたしております。そのために高等学校そのものも、いろんな価値観に基づいていろんなバラエティーに富んだ方向も——今の高石局長と先生...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 受験を一つの要因といたしまして教育全体に及ぼす影響あるいは社会的な風潮、いろんな問題を招来していることは先生も今御指摘のとおりでございます。  私も、文部大臣に就任をいたしましてから、総理も、このことに一番やはり何とかして今の時点を解消する方法はないのか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 考え方の違いでもあるわけでありますが、現行の教育制度の中で、高等学校希望者を全員入れてしまうということは確かに一つの安易な方法なのかもしれませんが、現在の時点の教育制度の中では、義務教育は九年間ということに、これは教育基本法の中に定められております。その中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高等学校をただ量的にふやすということについては、私は先生と同じ考え方は持てないと思っております。
○国務大臣(森喜朗君) 存じておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 私も不勉強でございまして、京都府教育委員会、市教育委員会におきまして高等学校教育制度の改善について教育懇談会を設けて御議論をいただいておるということ、けさ局長から報告を受けました。もちろん、私自身もまだ就任して間もないことでもございますし、そのまますぐ国会...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学の入学許可は、今、局長が申し上げたように、どういう人を入れようと入れまいと、その判断は大学自身が考えることでございまして、先ほど入試問題のときも、高等学校だけでよかったんですけれども、大学のこともちょっと私触れましたが、大学の固有のこれは権限でございま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 考え方が、私と佐藤さんと、どうしても同じくできない立場でございますが、防衛庁の判断として防衛庁の職員である、自衛隊の隊員であっても、広く一般教養あるいは専門的な学問を身につけたい、また、そういうことを身につけることが自衛隊の隊員として、また防衛庁として、そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は承知いたしておりませんので、事務当局からお答えさせます。
○国務大臣(森喜朗君) 私も、浅薄な知識しか持ち合わせておりませんが、今の日本の高等教育機関、国公私立を問わず、平和と日本の繁栄のために、また世界の学術が振興するためへの日本の大きな役割を十分に発揮するように努力しておる、こういうふうに私は承知をいたしております。
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘いただきました中国からの引き揚げをされました子供さんに対して、確かに言葉の障害ということで学校になじまない、そういう面があることも私どももしばしば耳にいたしておりまして、大変深刻な問題であるということも十分に承知をいたしております。しかし、でき得れば...全文を見る
04月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○森国務大臣 ちょうど私も息子が十九歳になりまして、東京大学に行くほど優秀じゃないんですけれども、ちょうどそういうふうに一番将来子供の成長を、親としての務めをある程度果たし——果たしたとは言えませんけれども、果たし得る状況になってきて、その子供がみずから招いたこととはいえ、自分の...全文を見る
○森国務大臣 伏屋さんおっしゃるとおり、東大では、ああしたことはもうやめるということではないので、とかくこういう問題、校外活動でいろいろなことがございますと、そのことに対する責任とかいろいろなことがありまして、じゃもうやめてしまおうか。校外活動、野外活動あるいは修学旅行、遠足のた...全文を見る
○森国務大臣 面接どういう形でそういう指導をするか、また十分大学局長にも検討していただきたいと思いますが、要は、伏屋さんや我々の時代と違って、入学試験に親がついてきて、そして下宿探しも、何から何までみんな親がやってくれるという、大体大学生の半分以上がそういう時代ですから、大学自身...全文を見る
○森国務大臣 昔は、野球といえば九州、四国、関西、大体これは優勝常連、ないしは岐阜、名古屋というところがそれに続く、こういうふうに見ておりましたし、それからまた春と夏のあれは、どちらかといえば、やはり雪のない西側の県が大体優勝常連ということでございました。しかし、最近は、野球の地...全文を見る
○森国務大臣 幾つも挙げることはできると思いますが、簡略にということでございます。  やはり、先ほど申し上げましたように、社会の環境というのは子供たちの教育にとって有害な面が非常に多い。それを吸収でき得るような心身の発達状況にまだなってない。これはやはり大人の社会であると思いま...全文を見る
○森国務大臣 もちろん、小学校から高等学校まで、端的に教員と言えばそういうふうなことが言えると思います。その小学校、中学校、高校によってそれぞれ違ってくると思いますが、要は、もちろん学問を教えていく、知識を修得させていくということも大事だと思いますが、もう一つは、やはり使命感に燃...全文を見る
○森国務大臣 今初中局長から申し上げましたように、私も、この国会が始まりまして衆参両予算委員会あるいは昨日も参議院の文教委員会がございまして、多くの各党の皆さん方の大変関心を寄せておる問題であるということを承知いたしております。実は、そこに坂田先生いらっしゃいますが、この第五次定...全文を見る
○森国務大臣 教員養成の基盤はやはり大学教育にあるわけでございますから、高等教育におきます教職員の養成に対して十分注意を払っていかなければならぬ。今伏屋さんおっしゃったように、教職員になられてそしてそれからの研修というのも、やはり日々努力をしていく、これは大事なことだと考えます。...全文を見る
○森国務大臣 先生方がさまざまな体験を通じながらいろいろな研究成果を発表し合う、そして、いろいろな機会に他の学校の先生方とも交流をする、それをそのまま素直にとれば、それはそれなりに大変いいことだと私は思います。伏屋さんのおっしゃるように、そのことを柔軟に受けとめていくことが大事だ...全文を見る
○森国務大臣 歴代文部大臣、私も文教委員という立場で随分接してまいりましたけれども、伏屋先生から柔軟にということでございますが、私ほど柔軟な文部大臣はいないと思っておるのです。私は、日教組の皆さんに対して、その活動等々については評価すべきところはちゃんと評価もいたしております。 ...全文を見る
○森国務大臣 三ページのところに、全体の問題として「学校体育、学校保健、学校安全の充実、魅力ある学校給食の推進に努めてまいります。」こういうふうに、一行だけでございますけれども、従来進めているものにつきましては、そのことによって強弱とか積極的でないということにおとりをいただくと困...全文を見る
○森国務大臣 実質的にアラカルト方式を採用しておられるという今お話でございましたが、国立大学の共通一次試験の採用につきましては、まだアラカルト方式の採用には踏み切っておりません。今、国立大学協会の入試検討委員会等で検討いたしておるところでございますが、実質的には、例えば芸術関係の...全文を見る
○森国務大臣 御指摘どおり、我が国の留学生に対する対応というのは、やはり諸外国に比べましてかなりおくれておるということは事実でございまして、先進諸国の留学生の受け入れ数から見ましても、日本は非常に少ないということでございます。最近はそうした国際社会への対応、役割ということが諸外国...全文を見る
○森国務大臣 私も、佐藤さんが今お話しされましたように、むしろ社会の病理現象というような見方で見ております。  たびたび申し上げるようでございますが、日本の戦後の教育は、量、質という面から見れば充実したという形は、私はそれなりに評価を受けていると思うのです。しかし、どうも教育が...全文を見る
○森国務大臣 これまでの佐藤さんのお話、私もある意味では大変興味深く、また大変的確にお調べをいただき、そしてさまざまな角度から御指摘をいただきまして、私どもにとりましても、それなりに大変参考になる御意見であるというふうに、まず申し上げておきます。  しかし、もう一つは、やはり日...全文を見る
○森国務大臣 大学の入り口を自由にするというのは、私も大賛成なんです。しかし、今日までの日本の高等教育機関と高藩学校とのちょうど連結部分というものは、そう簡単にはすぐ大きく変革はできないわけでありまして、みんながだれでも行けるようにするぞということになれば、今の段階ではやはり特定...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんの、日本の戦後の歴史の経過を踏まえつつ、佐藤さんの視点にとらえた一つの御指摘であろう。それはそれなりに、私は大変興味深くお伺いをすることができました。  しかし、これは私が申し上げるよりは、それに対応してまいりました役所の政府委員から申し上げた方がいいのか...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの先生のお話にもございましたように、教育も常に反省を加えながら進めていくということが大事でございますから、制度上の問題などは、やはりもう少し第三者の皆さんで御議論をいただきたいということで籍議会をお願いしておるということも先ほど申し上げたとおりでございます。 ...全文を見る
○森国務大臣 正直に申し上げまして、昨日参議院の文教委員会でもこの話が出ました。当時私も文部大臣でございませんでしたので、大変申しわけなかったのでありますが、当時の状況はよく承知をいたしておりませんでした。  きのうの参議院文教、そしてただいまの佐藤先生のお話も、見方の一つとし...全文を見る
○森国務大臣 大臣や局長が今すぐ動けるかどうかというのは、これまでのいろいろな経緯もありますし、そういう気持ちはないわけじゃありませんが、何か一つそういう問題が起きるたびに大臣が出ていくという習慣を、今先生は行けとおっしゃいますが(何かあったときに大臣がのこのこ行ったら、逆に今度...全文を見る
○森国務大臣 これもたびたび申し上げておりますことでまことに恐縮でございますが、私立学校振興助成法の制定を自由民主党が議員立法として提出をいたしましたときのその一端を私も担っていたわけでございまして、私立大学を大事にしていかなければならぬ、日本の国の私学に負うところのウエートとい...全文を見る
○森国務大臣 湯山先生は、私学共済の特に権威者だと伺っておりましたから、正直申し上げて、法案提出に際しましていろいろと勉強はしてみましたけれども、先生のようにそこまで、いろいろな角度から掘り下げられたところまでは私は承知をいたしておりませんでした。
○森国務大臣 私がお答えをするのが適当かどうかわかりませんが、一応国務大臣の一人であると同時に、自民党の議員でありますから……。  私どもとしても、三年延長はないという前提で文教政策を守っていきたい、こう思っておることは大前提でございますが、もしそういうことになるということであ...全文を見る
○森国務大臣 先般の予算委員会で湯山先生の御質問もいただきまして、ちょっとおしかりもいただいたわけでございますが、その後、文教委員会また参議院の予算委員会でも再三繰り返しておりますし、特にこの問題につきましては、私は先ほどもちょっと触れましたように、十二年計画そのものをつくりまし...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、この問題に関しましては大変御精通なさっておられます湯山先生の御質問、きょうは阿部局長から、事務局としていろいろ答弁に四苦八苦するかもしれない、よく聞いておいてくださいという話もさっきありまして、私も大変教えられることがたくさんございまし...全文を見る
○森国務大臣 中西先生からきょう御指摘をいただきましたことを踏まえまして、局長も、なお一層粘り強く改善を求めていく、こういうふうに申し上げております。私も、この国会が始まりましてから予算委員会、文教委員会を通じまして、世間では通用しないこと、私学全体に及ぼす影響が大きい、そういう...全文を見る
04月19日第101回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○国務大臣(森喜朗君) 久保さんの御指摘やまた今御心配は、私どもに対する注意を喚起するという意味でお話をいただきましたが、すべてそのとおりだと思うんです。  この問題は、長くなって恐縮でございますが、私も党におりまして部会長をやっておりましたときから、既にこのことについては早く...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっと、審議官の説明のとおりでいいんですが、四六答申——中教審答申は、この委員会でも予算委員会でも何回か議論に出ましたが、既に実施をし、行政の中で進めているものもございます。それから、例えば先導的試行でありますとか、あるいは幼保の問題というようなやつは現...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもたびたび申し上げていることでございますが、教育も、今の日本の教育制度は決して誤ったとは思っておりません。戦後の民主主義教育というのは、量的にも質的にも充実をいたしております。日本の教育の水準も大変高い。国際的にも科学技術の面でも大きな役割も果たしてま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘の点は、確かにそういう一面とらえ方もできると思いますけれども、文部省自身も、今日までいろんな社会的な変化、あるいは国民の要請におきまして、現実の教育基本法の枠の中で、今日まで文部省も所掌事務の事柄なども踏まえつつ、いろんな改革をいたしてきております。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、文部大臣という立場でございますから、私が具体的に、こういう考え方をという話をすれば、またこれがひとり歩きをしてしまうということにもなりますから、あくまでも個人的な考え方としてぜひ受けとめておいていただきたいんです。  私も党におりましたときは、どうも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも文部大臣としての答弁要求でありましたが、個人的な立場というふうにお断りをさしていただいて、久保先生お許しをいただきたいんですが、まだ大臣就任前に、この七月の機構改革、臨調答申を踏まえての機構改革ございましたときに、私は若干、役所と議論をしたことがある...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お考えとしては、とても私はおもしろい発想だろう、こう思います。ただ、現実の問題として、採用した方、あるいはある程度役所にいた方を地方に先生という形で現場に派遣する。このことが現実に物理的に可能かどうか。これは法律や規則ということではなくて、恐らく、それだけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) このお願いをいたしております臨時教育審議会は、いわゆる国家行政組織法第八条機関でございますから、先生御承知のとおり、総理大臣が諮問して総理府に置く、こうなります。従来のこうした機関は、八条機関は、背こういう形で今日まで法律ができております。行政改革の臨調も...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久保先生の後段の御発言どおり、文部省といたしましては、いろんな角度で検討し、関係省庁、法制局とも十分議論をした上で、ただいま提案をいたしました法案は最高、ベストのものであるというふうに私どもは考えております。ただ、あくまでもこの法案は国会で、これから御論議...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まあ、今即座に伺って瞬間的に判断すれば先生かなあという感じします。
○国務大臣(森喜朗君) 久保さんも、このことにつきましては、お立場上御専門でありますから、私から、かえって余計なことを申し上げてもおしかりをいただくかもしれませんが、高石局長としては、私は今申し上げたことは当然だと思うんです。確かに個人的には今のお話を例えば、それはここにいらっし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 一般的な、年齢的にも若い青年層でありますから、そういう世代観から見れば、物事に対しまず疑問、そしてそれに対しての批判、そこから新しい関心が高まっていく。そのことが人格形成の一つの方向にも進むこともあり得るだろうし、学術、学問をさらに追求するということの意欲...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 一般論ということでお許しをいただきたいんですが、私は、先生、そう思わないんです、先生よりは、若干、私の方が今の時代に近い大学で学んでおりますから。私は、卒業してから卒業生が、こういう仕事をしておりますから、いつも私の周辺に学生がたくさん来ておりまして話を聞...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省の範囲の中で申し上げれば、カウンセリングをもうちょっと充実させるとか、あるいは、いろんな管理センターみたいなものをつくって、先生と学生との間の交流を促進させるとか、課外活動をもう少しやらせるとか、それはそれなりの文部省が指導できるということは、もう本...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も勉強不足でありまして、そういう御質問があるということで、大学局長なんかに意見を聞いておりました。やはり、そういう規則ということではないんでしょうが、大学設置基準の第二十七条にそう書いてありますね。「一年間の授業日数は、定期試験等の日数を含め、三十五週に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部大臣という立場でございますので、先ほどレジャーランドになっておるというふうに私は申し上げたんではなくて、レジャーランドではないかと言われておりますと、こういうふうに申し上げたので、これは念のためにもう一度申し上げておきます。天城さんがどういうふうに言っ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは大学局長からお答えする方が正しいかと思いますが、レベルダウンは私はしてないんじゃないか。学問的に、学術的に、むしろ、大変、大きく日本の高等教育機関は進んでおる、私はそういうふうに見ております。  ただ、さっきちょっと申し上げたように、中村先生なんか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 一般教養につきましては、もう先生の方がよく御存じのとおり、戦後、日本の新制大学の一つの象徴的なものとして、一般教育とそして専門教育、それを合体した新しい新制総合大学、これは戦後教育の一つの象徴だろうと、こう思います。したがって、文部省の立場からいえば、この...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、先生から御指摘いただきましたこと、細かにまた私の意見具申し上げると時間にかえって食い込みますので、そういうふうに一般教養課程というのは、さまざまな意見が出てきておりますし、文化懇のところも、それを全くなくしろといっているわけじゃなくて、もうちょっと専門...全文を見る
04月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○森国務大臣 ただいまの御指摘の点でございますが、予算委員会や当委員会を通じましてたびたびこうしたお尋ねがあるわけでございます。  一部のごく限られた大学がいわゆる不正受給あるいはまた不祥事、そうしたことを行うことによってどうも私学に制裁を与えたのではないか、よくこういうお尋ね...全文を見る
○森国務大臣 私立学校振興助成法を制定いたしました際、私どもとしては、経常費の二分の一を一つのめどとして助成をしていきたい。ちょうど提案者が、そこに河野さんなどもいらっしゃいますが、大変苦労いたしまして、そしてその二分の一のところの表現で、財政当局あるいは自治省などと非常に激しく...全文を見る
○森国務大臣 最近、そうした予備校が大検コースというようなことで大変人気を博しておる。若干マスコミのあおりもあるような感じもいたしますが、そういう事実があることは承知をいたしております。  しかし、高等学校教育というのは、端的に言って、学問を身につけると同時に、小学校、中学校、...全文を見る
○森国務大臣 私は、しばしば申し上げておりますように、学校教育、学校の現場というのは、端的な表現をすれば、楽しかるべきであるというふうに思うのです。勉強することも楽しい、仲間を得ることもクラブ活動をすることも楽しかるべき、どうもその理想とは若干かけ離れているのが今日の高等学校であ...全文を見る
○森国務大臣 中野さん御指摘のように、五十八年度の人事院勧告の取り決めに際しましては、人事院勧告制度を尊重するという基本的な建前に立ちまして、給与関係閣僚としても十分検討を重ねてきたわけでございますが、御承知のように異例に厳しい財政状況、そしてまた行財政改革推進中ということに対し...全文を見る
○森国務大臣 中野さんから今御意見も含めてお尋ねでございましたが、公務員の皆さんは、国家、社会、そして国民に対するいわゆるサービスということも書めながら大変意欲的に取り組んでいらっしゃる。そしてまた、今おっしゃったように公務員であるということ、公のために働いていく、そうしたことか...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから先生と阿部管理局長の間での意見の交換を私も聞いておりましたが、文部省といたしましても、また私学共済といたしましても、大体先生のお話をいただきました趣旨に沿って適切な処置を指導しておるようでございますから、なお一層事務当局にそのような方向でできるだけ努力する...全文を見る
○森国務大臣 先般、参議院の予算委員会で民社党の伊藤さんから、そのような構想についてのお尋ねといいますか御提案もございました。一月四日の朝日新聞もすぐ取り寄せまして、今先生のおっしゃるとおり豪華客船の構想というのが出ておりました。海洋国家、ロマン、年金受給者が海上の慰安旅行ができ...全文を見る
○森国務大臣 江田さんの夢ある御質問に同じ世代としてどうも……。確かに御指摘のとおり、役所から言えば、この程度の大臣答弁ですよということになるわけでありますから、できれば、大変いい構想だと思いますので、政府の立場で賛成だからぜひ進めたいとか、そんなことが言えることではないくらいは...全文を見る
○森国務大臣 中西さんも今御質問の中で御指摘がありましたように、私学は量的にも質的にも我が国の学校教育に大きな貢献をいたしております。特に高等教育の面につきましては、私学が八割役割を負担しております。したがって、単に高等教育のシェアのところで八割というだけではなくて、今日の日本の...全文を見る
○森国務大臣 冒頭に申し上げましたように、私学が高等教育機関に占める比率のみならず、国の繁栄のために大変大きな役割を果たしてきてくれた、そういう形で私学法を制定して国が私学というものを位置づけた、こういうことに私立学校助成というのは意味がある、このように私は申し上げました。私学法...全文を見る
○森国務大臣 幼稚園に私学助成の一環として助成をするという見地から、まずここからスタートをしたものでございますから、当時は個人立あるいは宗教法人等いろいろ問題が招来したことは先生御承知のとおりであります。今管理局長から申し上げましたとおり、当時といたしましては、とりあえず個人立に...全文を見る
○森国務大臣 私学助成の重要性にもかんがみまして、文部省といたしましても、先ほど申し上げたように、まだ補助制度をとりまして歴史も浅い制度でございますけれども、国会論議を通じましていろいろな問題が指摘されてきておりますので、調査等も、あるいはまた私学へのいろいろな意味での自覚も期待...全文を見る
○森国務大臣 中西さんがこの問題に対しまして、大変貴重な御提言やまた御注意の喚起もいただいておりますことは、文部省にとっても大変ありがたいことだと思っております。  結論から申し上げて、いましばらくこの推移をお待ちをいただきたい。文部省としても最大限の努力をいたしておるところで...全文を見る
○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、著作物、実演、レコードの複製物の貸与に関して著作者、実演家及びレコード製作者の権利を創設するとともに、私的使用のために複製す...全文を見る
04月25日第101回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○森国務大臣 湯山先生のお尋ねの暫定措置法をいろいろ検討いたしました際、私も党で著作権問題に対します取りまとめの役をいたしておりまして、今先生が御指摘をされましたところは一番頭を悩ましたところでございます。  当時としては、権利者団体から見れば、レンタルレコードなんというのはま...全文を見る
○森国務大臣 この件につきましては、直接指導いたしておりました次長から答弁させたいと思います。
○森国務大臣 直接入ってみたことはないのですが、当時いろいろと問題の調整に、私が党の担当をさせられたものですから、軒先などを見ておりましたし、もう一つ非常に困ったのは、私の選挙区の事務所の同じビルの二階にレンタルレコード展さんがありまして、私の事務所の看板は小さくて、レンタルレコ...全文を見る
○森国務大臣 湯山先生と加戸次長の議論を伺っておりましても、正直言って、私も頭が痛くなるのです。先ほど申し上げましたように、二年前にレンタルレコードから出まして、たまたま私がこの仕事のまとめをしろと党で命じられたときにも、正直言って、もう投げ出したくなるほど難しい、そんな気持ちで...全文を見る
○森国務大臣 今、湯山さんお尋ねの隣接権条約、一九六一年でございまして、大体現在二十六カ国加入いたしておる条約だというふうに承知をいたしておりますし、先ほどから御議論の中に出ておりますように、我が国の著作権法もこの条約を参考にいたしまして隣接権制度を導入いたしておるところです。 ...全文を見る
○森国務大臣 今、先生からお話がございましたように、最近の判例それから特に国際条約、国際的に見ましても、いわゆるプログラムソフトにつきましては著作権法の保護を受けておるというのが大勢でございます。したがいまして、第六小委員会からも、そうしたコンピュータープログラムの特性に見合った...全文を見る
○森国務大臣 文部省といたしましては、コンピューターのプログラム、ソフトはいわゆる学術的表現、思想の表現である、あくまでもこういう考え方でおりまして、先ほども申し上げましたように、判例、国際的な慣行、すべてその方向にと私どもも承知をしているわけでございます。しかし、今通産省の河野...全文を見る
○森国務大臣 今ございます国立劇場が設立をされました際にも国会で御議論がいろいろございまして、そして今大久保さんがおっしゃった音楽あるいはオペラ、ミュージカル、その他いろいろのそうした新しい分野に対しても適切な措置をするようにという御議論もあり、また国会におきます附帯決議もあった...全文を見る
○森国務大臣 今大久保さんから御指摘いただきました点、二点あると認識をしております。  一つは、建築設計をいわゆる国際的な設計コンペにしたらどうかという御意見でございます。これにつきましては、日本は地震とかいろいろございますので、必ずしも世界の建築の設計そのままに採用できないと...全文を見る
○森国務大臣 大久保先生のお父さん以来の音楽、芸術に対する御関心と、そして日ごろからいろいろな意味で啓蒙、振興にお力添えをいただいておりますことに、私も大変敬意を表しております。  しかし、私は「第二国立劇場設立に関する経緯」、これは文化庁の、昭和四十一年の文教委員会で現国立劇...全文を見る
○森国務大臣 私も再三申し上げておりますように、党の立場でこれに関心を持ってきましたが、やはり政治的な決断といいましょうか、判断をどこに置くかだと思うのです。今加戸次長から申し上げたように、設計コンペのベースが財政当局から圧縮をされた、それならやめた方がいいのかなと当時僕も思いま...全文を見る
○森国務大臣 先生から御指摘をいただきました点は、日本の文化、芸術に対しまして大変大事な問題の御指摘だと考えております。したがいまして、今次長からも申し上げましたように、今後ともこれが設計コンペに至るまで、あるいはまたそれが完成をいたしますまで、当然その後の運営にいたしましても、...全文を見る
○森国務大臣 歴史的な経緯等につきましては事務当局からお答えをいただいた方が適切であると思いますが、文部省は固有の事務所掌として文化、教育、芸術、この振興に携わる行政府でございます。著作権はまさに文化、芸術、薫り高いものである、こういうふうに私は考えておるわけでございますが、今御...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりだと思います。
○森国務大臣 文部省といたしましては、先ほど本会議前の御質問の中でも申し上げましたけれども、コンピューターのいわゆるソフトプログラムは、これはいわゆる学術的な思想の表現でございます。したがいまして、これは著作権で保護されるべきである、こういう考え方に文部省は立っております。  ...全文を見る
○森国務大臣 先生にお許しをいただいてちょっとさかのぼって、先ほどの御質問も含めて、これに関連をいたしますので御答弁申し上げたいと思いますが、六月二日から暫定法の施行をして、今国会でまたこの法律を出して拙速でおかしいじゃないか、そういう御質問もございました。  これは今の御質問...全文を見る
○森国務大臣 著作権法の審議をいたしておりますので、著作権の立場で加戸次長が最近の出版図書についての見解を述べたわけですが、大局的に見て今の出版業界、出版についてどう思うかということで、私の個人的な見解も含めて申し上げるならば、やはりどうも子供たちも含めて人間がよく考えないような...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘また御注意もいただきましてありがたく思っておりますが、何しろ予測せざることがどんどん起こり得る社会の変化、あるいは学術の発展でございますので、その中でも文章あるいは表現を大事に守らなければならぬ、憲法も大事に守らなければならない、そういう中で、本当に...全文を見る
○森国務大臣 ただいま御決議がございました事項につきましては、御趣旨を尊重し、十分検討いたしたいと存じます。     ―――――――――――――
04月25日第101回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の教育は、国民のたゆみない努力により著しく普及し、その水準は国際的にも高く評価され、我が国の成長と発展に重要な役割を果たしてきております。特に、戦後において、その急速な普及充実が図ら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 町村さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、愛国心の欠如などの問題は教育基本法にその根源を求めるべきであり、したがって、臨時教育審議会において同法の改正が取り上げられることもあり得るのではないかとのお尋ねでございますが、教育改革に当たりましては...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小川仁一さんにお答え申し上げます。  第一点の、教育荒廃を生み出した責任はこれまでの文教政策にあるのではないかという趣旨のお尋ねでございますが、文部省におきましては、教育が時代の変化に対応しつつ行われるよう、中教審を初め各種審議会等の答申の趣旨に沿って、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 神崎さんにお答えを申し上げます。  私に対します質問は二点ございました。  御質問の第一点は、中教審の答申等を教育改革の中でどう位置づけているかというお尋ねでございますが、中教審答申は我が国の教育、学術、文化の振興を図る上で極めて重要な役割を果たしてま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中野寛成さんにお答えをいたします。  御質問の第一点は、これからの我が国においては、創造的能力や国際社会に通用する見識などの資質の要請に特に意を用いるべきではないかとの御趣旨でございます。  このたびの教育改革は、二十一世紀を担うにふさわしい青少年を育...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 藤木さんにお答えをいたします。  御質問の第一点は、政治倫理の問題が子供たちに与える影響についてどのように認識をしているかとのお尋ねでございますが、私は文部大臣として、この問題によって児童生徒が我が国の政治、行政に対し不信の念を抱くことのないように願って...全文を見る
04月26日第101回国会 参議院 文教委員会 第9号
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○国務大臣(森喜朗君) 大変高次元で、しかも広範囲な御質問でございますから、文部省を代表する文部大臣という立場で申し上げることがいいか、今、大変こう頭を痛めてお答えを申し上げるというのが率直なところでございますが、先生からごらんになった私というのは、私は、昭和十二年生まれ、小学校...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは、私文部大臣になりましてから、直接、教員養成の長であります宮地大学局長と少しやりとりしたところもあるんですが、大学に進むための高校、中学、小学校という教育が、下へずっとおりていくと、同じように、学校の先生も、どうも勉強しなければ学校の先生になれないと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変、高木先生、失礼でございましたが、あえて局長に最初に答弁をしていただいたんですが、文部省からいえば、この程度のことしか言えないわけです。それは私は当然だろうと思うんです。  今、先生が御指摘ありましたように、不純性行為をし、そして妊娠中絶をしていくよ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 人間が生きていく上において基本的な約束事といいましょうか、そういうふうに考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 今、お尋ねの問題はしばしば、この国会が始まりましてから、予算委員会、衆参両院でも出てきた問題でございますので、私が申し上げておりましたことを、もう一度、文部省としての考え方を申し述べさしていただきます。  今、御指摘のとおり、人口十万人当たり百五十人、大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、今までになかった新しいもの、こう求められましても、すぐ即座にこういう方法がベターであろう、ベストであろうというようなことはなかなか今言い切れるものではございません。しかし、いろんな原因がたくさんございますが、一番大事なことは、人物をどのように多様的に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も小西さんと基本的には同じ考えなんです。人間というのは、一体、じゃ、どれだけ学問しなきゃいけないのかということなんですがね。中村先生や美濃部先生や林先生や学問の粋をきわめられた方、いらっしゃる。美濃部先生なんかも相当勉強なさいましたか、昔は。私はよくわか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般、小西さんから向丘高校のことからお話がございまして、その後、また衆議院の方でも同じような御質問もございました。いろんな意見がさまざま寄せられておりますが、定時制高校全体について発足当初の目標と大分変わってきたという面もございますし、それから、今、先生お...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 美濃部先生御指摘どおり、教育制度そのもの、あるいは現在の日本の教育は、先生のように御専門的なお立場で見られたら、どうかまた別問題といたしましても、一応量的にも質的にも私はかなり行き届いて、完備していると思いますが、その反面、教育が原因で社会的ないろんな荒廃...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変難しい御質問で、何か入学試験の面接を受けているような気で-確かに、追跡をし、分析もし、研究もしなければならぬということはよくわかりますが、今先生がお挙げになりました、正常な状態でないもの、つまり、それが荒廃というふうに-その荒廃というのは、教員の質の問...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今のお尋ねは、先生がそういうふうに一つ一つ分析して究明、検討していきたいというお考えを述べられたということなら、私もそういう分析の仕方は大変結構だと思いますので、個別に御指導をいただきたいと思います。ただ、教科書が画一で、検定制度が画一だと思う、それについ...全文を見る
04月27日第101回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○森国務大臣 お尋ねの第二国立劇場の件につきましては、先生も十分従来の経緯は御承知でございますが、これまでは各界の専門家から構成いたしております第二国立劇場設立準備協議会におきまして、慎重な議論を積み重ねながら、昭和五十六年に「東京工業試験所跡地における第二国立劇場設置構想概要及...全文を見る
○森国務大臣 今、山原さんから御指摘をいただきましたところが一番大事なところでございまして、ちょっと長くなって恐縮ですが、私も党でこの問題を担当いたしまして一番頭を痛めましたのは、今先生がお話しのとおり、レンタルレコード業者は悪なりという考え方で、レコード関係者には当初そういうお...全文を見る
○森国務大臣 まず、この文教委員会で御論議をいただきまして、各党で合意をいただきまして暫定法が成立をいたしました。その暫定法の最初の段階で自民党の立場で取りまとめをさせていただきました一人といたしまして、大変感謝をいたしておるわけでございます。特に、先ほどもちょっと触れましたよう...全文を見る
○森国務大臣 まさにそのとおりでございまして、さっき山原さんのときにもちょっと申し上げたのですが、レコード業界がこれによって苦しむとかレコード屋さんがもうからないというのは、政治家の立場としては御同情しなければなりませんが、少なくとも文化庁や文部省やあるいは文教委員会が、そのこと...全文を見る
○森国務大臣 すべての当事者間同士で全部話がついてない段階でございますから、実際的には私どもが立ち入るべきではありませんし、文化庁の事務当局にお任せをいたしておりますが、やはり私は、大前提としては、先ほど馬場先生から強く御指摘をいただいたように、レンタルの皆さんが業界の話し合いの...全文を見る
○森国務大臣 私も先ほどから大変長々と、当時の経緯を思い出しながらお話ししておるのですが、この問題が起きましたときに、ちょっと私的なことで恐縮ですが、当時、私の娘がたしかまだ中学一年生で息子が高校三年だったと思います。たまたま日比谷公会堂で、レンタル業界をつぶせなんというような何...全文を見る
○森国務大臣 先ほどからも少し申し上げたのですが、文部省や文化庁は商いには余り関係がない、文化の薫り高い役所でございますから、ついつい文化振興、レコードが繁栄することは大変ありがたいことであります。しかし、それはお金をもうける意味での繁栄ではなくて、音楽が伸びていってくれる、そう...全文を見る
○森国務大臣 御指摘いただきましたことは、大変大事な問題をたくさん含んでいると思います。  十分御指摘の点を留意しつつ、そして、先ほどもちょっと申し上げましたように、著作権審議会の方にもまた次々と、新しい時代に対応して第七小委員会も発足をいたしておるわけでございまして、今後とも...全文を見る
○森国務大臣 先ほど馬場さんの御質問の中でも申し上げたのですが、一枚のLPレコードを静かな環境で、それこそ自分の吸うお茶の音も遠慮しながらじっと聞いていく、こういうファンもいる。しかし、若干は音質が悪くても、ヘッドホンか何かで喧騒のソウルなどを聞いて体を一緒になって動かしていく。...全文を見る
○森国務大臣 私は、どちらかというとビートルズとか、そういうことに余り心が弾んでこないのです。私の生まれたころ、昭和十二年から十六年というのは割と、この間御質問いただきました大久保直彦先生の御尊父さんあたりがおつくりになった歌が非常に流行いたしまして、母の胎内のときから覚えたのか...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから加戸次長もいろいろ苦労した話などもしておりましたけれども、私もこの問題を暫定法をまとめますまでに各業界の皆さんにお話を申し上げたとき、やはり業界全体がもう少し前向きに考えてみなければならぬ問題が多いのではないだろうか、レコード製作者側の皆さんは、やはりそう...全文を見る
○森国務大臣 商いに関係ないということを申し上げたわけですが、それは、この暫定法を最初にお取りまとめをさせていただいた当時の気持ちから言いまして、レンタルレコードをけしからぬのだ、業界の秩序を乱しているんだ、だから追放すべきなんだ、あるいはレコード製作者やレコード業者の皆さんの今...全文を見る
○森国務大臣 ただいまの御決議につきましては、御趣旨を体しまして、今後努力をいたしたいと考えております。     —————————————
05月08日第101回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(森喜朗君) 教育職員免許法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  教育の成果は、これを担当する教員に負うところが極めて大きく、このため、すぐれた教員を確保し、その資質能力の絶えざる向上を図ることは、教育の基本的な課題であります。  今日...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 佐藤誼さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、法案の背景について、教養審は文部省の隠れみので、自由民主党主導による法案でないかとのお尋ねでございますが、教育職員養成審議会は、教育職員の免許・養成制度等に関する事項を調査審議することを目的とし、文...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 駒谷さんにお答えをいたします。  御質問の第一点、試補制度の導入の問題でございますが、試補制度とは、特別の身分において一年程度の期間任命権者の計画のもとに実地訓練を行わせ、その成績によって教員に採用する制度を言うものと考えられますが、ただいま基本的な考え...全文を見る
05月08日第101回国会 参議院 文教委員会 第10号
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○国務大臣(森喜朗君) このたび、政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 粕谷先生御指摘のように、確かにこれからクラブ活動、あるいは生徒児童が自主的にいろんな課外活動、あるいは友誼を深める意味での校外活動、これは促進されなければいけないものであると思いますが、クラブ活動においては、これは正規な校務の仕事だという判断は当然なさるべ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生もう十分御承知のことでございますのでかえって失礼かと思いますが、今、御指摘の私学共済のこれからの基礎年金導入等を図る改正に対します対応の方針でございますが、二月二十四日の閣議決定におきまして、公約年金制度の長期的安定と整合性のある発展を図る、こういう目...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当然、これは教育基本法第六条の趣旨というふうに申し上げておりますので、国公立と、そして私学というものは、常に同じ条件であるべきであるという、そういう基本的な認識に立っておるわけでございますので、先生のお尋ねから言えば、積極的に対応していきたい、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校教育法におきましては、大学には学長を置かねばならないとされているわけであります。しかし、先生が今御指摘がございましたように、特に私立の大学におきましては、学長、総長と呼称いたしましたり、あるいは学長と理事長を兼ねておられるような方々を、総長や塾長という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、先生から御指摘がございましたように、学校教育法第五十九条におきまして「大学には、重要な事項を審議するために、教授会を置かなければならない。」と、これだけしか、明記だけで、内容といいますか、もう少しそういうところを、どういうことをやるのかということを明文...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般、懇話会と私立大学協会それから私立大学連盟、三団体が、これから将来に向けて、できるだけ統合をするということが、直接うたってはおりませんけれども、そういうふうに連絡団体協議会のような形で、ちょっと名称は私今忘れましたが、そういうスタートをいたしまして、私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 従来の調査が先生が御指摘をなされましたようなことであったとは私は思っておりませんが、従来につきましては管理局長からお答えをいただいた方がいいかと思いますが、先ほど私が申し上げましたように、大学人みずからが何らかの新しい方途をぜひお互いに検討していただきたい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高木先生の御質問、そして政府側の答弁のやりとりを伺っておりませんので、その経緯全部について申し上げることはかえって失礼であるかと思いますが、委員長初め委員の皆さんのお許しをいただきまして衆議院の本会議に出ておりましたので大変御無礼をいたしました。  いわ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永先生の御質問は幾つかにまたがっておりましたので、まず一番大事な点というと大変恐縮ですが、いわゆる特殊法人の削減の中に私学共済を入れられるようなことになってはいかぬという御心配の、また文部省に対する励ましのような、そういう御意見でもあるというふうに理解を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永さんから今、能力のある者は大学で、能力のなき者は専修学校ででもというふうに、どうも私が話したというふうに御指摘をいただきましたが、私はどうもそのような発言をした記憶はないんです。また、そんなことを発言するはずも私はないわけでありまして、私は専修学校とい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は広い意味でと、こう申し上げましたが、高等教育というのはここでも大学だけにそう限定をしないで、いわゆるこうした専修学校に行って専門的な学問をすることも広い意味での解釈からいえば、高等教育機関としての位置づけで、国民みんなが考えて受けとめてくれた方がいいな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 九産大につきましては、安永先生を初めといたしまして、当文教委員会諸先生にも大変御心配をちょうだいをいたしております。  文部省の対応につきましては、確かに若干ちゅうちょしながらというような印象はぬぐえないのかもしれませんが、これが単に九産大問題だけではな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昭和六十四年度にピークを迎えます高校生の急増対策につきましては、直接の設置責任者であります各地方公共団体が、それぞれの実情に応じ経過的に対処しつつあるところでございます。文部省といたしましてもかねてから都道府県に対しましてはその地域の実情に応じまして適切な...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども管理局長申し上げましたように、この五十九年度予算につきましても、大変厳しい中で最大限の努力をしたわけでございます。特に高等学校以下につきましては、自治省の御協力もいただきながら、前年度と全く変わらない、そういう措置もいたしたところであります。来年度...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも先ほど局長からも申し上げましたように、教育が教育の目的について学校で順調に事が運んでいくという意味から言えば、教職員会議というのはやはり開いていろいろな問題で協議をし、そしてまた学校運営についてお互いに意見の交換をするということは私は極めてよいことだ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今初めて伺った問題でございますので、どういう経緯があったか、ただ単に一方的に教職員会議は今後やりませんよという通知が唐突に出たとすると、若干首をかしげたくなるということは正直に申し上げられると思いますが、そこに至るまでの何らかの経過か何かがあったのではない...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) けさからの私学共済に関しましての御質問が数々ございましたが、むしろ、その私学共済にあわせまして私学の問題がいろんな方面から御論議をいただいたわけでございます。今、吉川さんから御指摘のように、急増、そして急増以上に急減期、これはむしろ私学の経営者にとっては極...全文を見る
05月09日第101回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○森国務大臣 二階さんは今度初当選をされてこられて、そしてこうして文教委員会にお入りをいただいて、お互いに日本の教育について議論を交わしながら、将来の日本の国を背負ってくれる子供たちのために政治家として御努力いただける。私もまた、少し早く国会には入りましたけれども、あなたと同じよ...全文を見る
○森国務大臣 今二階さんのお話にございましたように、和歌山県にもそうした動きがございますが、全国いろいろなところからこうした動きが出てきているわけです。  これはもちろん、高等教育機関を設置することによって、その地域のやはり文化や教育やという、そういうものを備えたふさわしい地域...全文を見る
○森国務大臣 二階さんのお話を今伺っておって、そう言えば私も小学校二年生のころまでは戦前でございましたから、確かに小学校の低学年のときに学校でしょっちゅう表彰制度があったような気がいたします。もっとも私は表彰されるような立派なことをしていないものですから、どうもその後全く表彰の経...全文を見る
○森国務大臣 最近のスポーツの隆盛といいますか、大変なものだと思っております。またその効果は、今先生が御心配をされましたような身体的な面から見ても、これからまた十年、二十年、いい結果が出てくるのじゃないか、私はこう思います。  地域のボランティア指導者、確かに今日までも文部省は...全文を見る
○森国務大臣 まず冒頭に、お答えを申し上げるということより、いろいろお励ましをいただきまして大変恐縮をいたしております。  国会も議論ということはいいと思うのですが、質疑ということになりますと、質問する方と答える方ということになる。大体質問するというのは物を焦らない人が知ってい...全文を見る
○森国務大臣 結論から言えば、今の先生のお話のとおりでございます。人間というのは心の動物である、したがって、人間が生きていくことによって、また人間同士がお互いに人間関係を持つことによってそこからエネルギーが出ていく、それがやはり文化活動だろう、私はこう思っております。したがって、...全文を見る
○森国務大臣 大変示唆に富む、しかも新米の大臣といたしまして大変いろいろと御指導をいただきまして、感激をいたしております。(稻葉(修)委員「いや、質問しているんだ」と呼ぶ)さっき申し上げたように、質問は知らない人が知っている人に聞くことでございます。先生のそれだけの含蓄あるお話と...全文を見る
○森国務大臣 ありがとうございました。  ただ一つだけ、文部大臣として、先生のお話の中で触れておきたいことがございます。  先生は、今日までの政治家としての長い間の御功績の中から、大変謙虚にお触れになって、坂田君やおれたちは責任を感じている、こうおっしゃった。それは私は先生の...全文を見る
○森国務大臣 中西先生を初め、多くの各党会派の先生方から四十人学級につきまして大変御心配をいただき、むしろ政府に督励をいただく、そういう意味で御質問いただいておりますことに感謝をいたしております。  私自身も、四十人学級を含むこの十二年計画は大変膨大なもので、ロマンがある、こう...全文を見る
○森国務大臣 財政の見通しを述べる、見通しをどういうように考えているかということの御指摘だろうと思いますが、頭がいいとか悪いとかということは別といたしまして、国務大臣という立場でございますので、そういう立場で、今の時点で大蔵大臣という担当大臣の権限を、外からこの国会の場所でその財...全文を見る
○森国務大臣 私は党の立場で文部省の予算というものも応援をしてきた立場でございますから、つまびらかにすべて行政の中のことを知るわけではございませんが、従来もいわゆる財政状況がこういう形になってまいりまして、その中で当然文部省としては概算要求を提出をする、それまでの間にどこのところ...全文を見る
○森国務大臣 今事務当局の方がお答え申し上げたように、極めて大事な問題でありますから、先生が御心配になるような、過去の例示と対比されて引用されてお話をされましたけれども、そうした形で一緒にすべきような事柄ではなく、極めて大事なものであり、またそれぞれ個人個人のいろんな意味での事情...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ中西先生から御指摘をいただきましたこと、大変大事な問題であると理解をいたしております。実態の把握をすることがやはり一番大事でございますが、そういう意味で、何といっても、各都道府県教育委員会の協力を得て調査をしていかなければなりません。今後とも同和教育の一層の...全文を見る
○森国務大臣 二国につきまして、馬場さんからいろいろと御注意を含めながら御意見をちょうだいいたしております。私は文部大臣ということよりも、お許しをいただいたら政治家として、二国の問題に大変関心を今日まで持ってきた一人でございますから、率直なことを言わせていただくと、先般の委員会で...全文を見る
○森国務大臣 最後の大臣折衝の項目の中で合意を見る、その項目の中に入っておったと記憶いたします。もちろんそれまでには局長あるいは次官、文化庁でございますから次長、長官折衝というのはないので次長が積み重ねていったようでありますし、当然事務レベルで大蔵省との詰めは非公式にもう進めてお...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの加戸次長に対する御質問とかかわりといいますか、関連をいたしますが、私どもとしては、設計競技に入り、何とか少しでも早く着工へ進めたい、これはもう文化庁としては当然であろうと思います。また、我々政治の立場におりましても、一日も早くこれらの希望を何とかかなえさせて...全文を見る
○森国務大臣 第二国立劇場を設立したい、そして長い間の懸案としてみんなが取り組んできた、これはもう今さらまたここで時間をかけて申し上げる必要はありません。私自身も、大臣であろうとなかろうと、この問題に関心を持ってお手伝いをしてきた一人でございますから、なお一層こうしたいろいろな御...全文を見る
○森国務大臣 先ほど私は、今さら異なことをというようなことをちょっと申し上げたのですが、文化庁にとっても、こんな迷惑な話はないと思うのです。国際コンペにしないというのは何も文化庁が決めているのじゃない。これは先生よく御存じのとおり、建設省が決めているわけです。文化庁としては別にそ...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ、第二国立劇場をぜひいいものにしてほしい、こういう見地で馬場さんから御指摘をいただきましたり、また御注意をいただいたり、あるいはまた御激励もいただきまして、感謝を申し上げるわけです。  ただ、先生のお話の中に拙速という言葉がございましたけれども、先ほど加戸...全文を見る
○森国務大臣 私も、けさのテレビのニュースを見て大変驚きましたし、そのときに率直に残念だ牧、オリンピックが行われるということは世界が平和であるという何よりのあかしだ、こういつも思っておりまして、ことしもいよいよロサンゼルス・オリンピックだし、聖火リレーが始まったというのもゆうベニ...全文を見る
○森国務大臣 有島先生が従来と違ってきたという御指摘の点は、どの角度からか、ちょっと明確には私は理解できなかったのですが、確かにオリンピックに対する意義とか位置づけとか、これはいろいろな意味で私は変遷があるなどいう感じがいたします。  現に、オリンピックを開催するということは、...全文を見る
○森国務大臣 これはまだ政府部内で話し合ったことでもありませんし、私のある程度個人的な見解としてお聞き取りをいただきたいのですが、モスクワ・オリンピックに対してアメリカが参加しなかった、そのことに対する、単純に考えればしっぺ返してはないかということも一部新聞には出ています。あるい...全文を見る
○森国務大臣 パイロットスクールなどを含めた、公明党の皆さんが御研究をされました教育改革に関します文献というか書物、著書をちょうだいいたしました。全部細かく完全に読んでおりませんので、すべてを申し上げるわけにはいきませんけれども、いわゆる中教審四十六年答申のときに「先導的試行」と...全文を見る
○森国務大臣 もちろん、そういう実験的な試みをやっておられますところも当然でありますし、できる限り現場も見たり、また関係者にお会いをしたり、我々の方がむしろ教えていただくことが多いわけですから、いろいろと勉強していきたい、こう思っております。特に、今先生が御指摘になりましたような...全文を見る
○森国務大臣 教育は、その教育を受けた児童生徒たちが、将来、社会人としてどのような行動をしていくか、そういうことを見守っていかなければ、成果というのはなかなか明確にわかるものではございません。そういう意味で、いろいろな実験的な試みを、いわゆる運用上柔軟な考え方でやっておられる公の...全文を見る
○森国務大臣 現行の制度の中で、その枠の中でいろいろと柔軟に、多様的に取り組んでいかれるということについては、例えばさっき例示に挙げられましたような、そういうことについての学校教育がつつがなく進められるように、直接文部省としては手を下せませんが、監督します県教育委員会に対しまして...全文を見る
○森国務大臣 大検コースというのですか、私も余りつまびらかではないのです。新聞で知る程度ですが、いわゆる中卒後高校へ進学しなかった人あるいは高校中退者のためにもう一度、大学へ行きたいというそういう方のために、この制度といいましょうか、そういう資格を得させる。途中で挫折したり、また...全文を見る
○森国務大臣 高等学校に学ぶということを拒否して大学に受験するための大検コースというものだけを選択するという、そういうことでお話がありましたから、そういう人たちと比較してみれば、そういう人たちは大変かわいそうだなと、むしろ私はそう警告と同情を申し上げたわけですが、そうは言っても確...全文を見る
○森国務大臣 婦人差別撤廃条約第十条に抵触するとかしないとか、この問題をちょっと切り離して、高等学校の女子高校生が家庭科一般を習得するといいますか、習うということは女性にとってとても大事なことだと思っております。
○森国務大臣 家庭科の内容にもいろいろよるのでしょうが、この間私は、先ほどちょっと議論に出ました文楽劇場の竣工式がありまして、たまたま大阪でホテルにおりましたら、全く知らない御婦人が何人かおられまして、あ、文部大臣だなんて言って飛んでこられて、家庭科をやめたらいけませんよ、こうお...全文を見る
05月10日第101回国会 参議院 文教委員会 第11号
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○国務大臣(森喜朗君) 日本の教育は、私学のみならず国公立、それぞれの機能を果たしながら、日本の教育のために大きな貢献をいたしておることは先生の御指摘のとおりでございます。とりわけ、高等教育機関におきましては、大体八割近く私学に負っているということになるわけでございます。そういう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私もちょっと勉強不足で、私学共済が二百名近くいらっしゃって、そして先ほど先生からも大変経営がうまくやっているではないかという御指摘もございましたが、資産も極めて資金量も豊富でありますし、しかも、私学が日本の高等教育の八割という比重を占めている。そういう意味...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、具体的に御指摘ございましたけれども、文部省といたしましても、実際にそのような形になっているかということについては十分承知をいたしておりませんけれども、もしその事態があるとするならば、法の規定に違反するものと考えられるところでございますので、これは私学共...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 田沢さんの私学の職員の皆さんに対する福祉、大変、御熱意のあることは、もう常々私も承知をいたしております。  御指摘の点につきましては、十分大事な問題として考えていかなければいけませんが、先ほどから議論にも出ておりますように、年金あるいは共済一元化という問...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 結論から申し上げますと、既に国立大学のいわゆる入試改善に関する懇談会等で検討いたしまして、この試験期日を繰り下げるということにつきましては、高等学校校長会等からのいわゆる要請によって検討いたしてきたものでございまして、種々、いろんな角度で検討いたしました結...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっと御質問の御通告がなかったものですから、大学局長がおりました方が詳しいかと思いますが、どういう状況になっておりますかについては、私も余り立ち入らない方がかえっていいと思っておりますので、承知はいたしておりません。また必要がございましたら事務当局から先...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私学経常費助成につきましては、私立学校が学校教育において果たしております役割の重要性にかんがみて、教育条件の維持、向上、学生等の修学上の経済的な負担の軽減等を図るために私立学校振興助成法の趣旨に沿って実施しているものであります。生意気なことを言うようですが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 長くなってかえって恐縮でございますから、結論から一口で言えば、今、先生がおっしゃっておられたような義務教育以外の教育のかかわり合いといいますか、これについては、まさに私学がある意味では国にかわってそれを受けている。私は、そういう考え方で、この私学助成法を国...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これ非常に難しい問題でございますが、私学は今先ほどから高等教育あるいは幼稚園については久保さんのお話のとおりだと考えますが、ある意味では高等学校などもかなり私学の柔軟性といいましょうか、そういう意味では非常に何か高等学校教育のあり方みたいなものを、もちろん...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まず、公教育を否定するというような、そういうケースが実際あるかどうかということは、私自身も知り得てないんですが、確かに、大検コースを利用して、高等学校に行くよりはそちらの方が大学に入りやすいというようなことは、これは新聞にも何かそういうことが出ておりました...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お尋ねの保健医療事業の概要、健康管理につきましてお答えを申し上げますが、私学共済では、まず福祉事業といたしまして組合員の保健、保養を目的とする保健事業、病院施設の運営に関する医療事業、宿泊施設の経営に関する宿泊事業、組合員の貯金の受け入れに関する貯金事業並...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高桑先生から、御質問というよりは、先生の御意見を加えて御教示をいただいたと、こう受けとめておりますが、大変私は大事な問題の御指摘であったなあと思います。いわゆる教育責任、経営責任とも、大学を認可するまでの間はかなり厳しく、今管理局長が申し上げたような形で、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもたびたび政府側から申し上げておりますが、閣議決定が二月二十四日になされておりますので、それに従いまして、いわゆる基本的には長期的な安定、そしてもう一つは公平というこの二つの基本、このことによってお互いにこれから協議していこうということでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) このたび、政府から提出いたしました著作権法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、著作物、実演、レコードの複製物の貸与に関して著作者、実演家及びレコード製作者の権利を創設するとともに、私的使用のた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいまの修正案につきましては、政府として反対であります。
○国務大臣(森喜朗君) ただいま御決議がございました事項につきましては、御趣旨を尊重し十分検討いたしたいと存じます。
05月11日第101回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○森国務大臣 大変難しい御質問でございまして、それこそ私が先般稻葉先生との御質疑で申し上げたように、これは教育問題というよりも、人生を私よりももっとより豊かに経験を積んでいらっしゃいます先生の方が、むしろそのことを一番よく御存じじゃないかと思います。  私は一つだけ、あえて何か...全文を見る
○森国務大臣 このたびの臨時教育審議会は、今、国会にその法案のお願いをしているわけでありますが、その法案の中に、教育基本法の精神をもとに、こういうふうに記述をさせていただいているわけでございます。この委員会でも何回か御議論が出たところでありますが、どのような事柄をどのように御議論...全文を見る
○森国務大臣 何回も目を通して見る機会があるのですが頭の中に入ってないものですから、今改めて先生が御指摘をいただいた点で見てまいりますと——世界とか人類ということが強調されて国家というのは余り書いてないのではないかな、そういう御質問だったという気がしますが、こうして目を通してみま...全文を見る
○森国務大臣 委員会には私が担当大臣として出席をいたします。  なお、この法案が三月二十七日、国会に提出する前、閣議で決定をいたします際に、法案担当大臣として閣議で文部大臣が指名をされたことによるものでございます。
○森国務大臣 法案を閣議決定いたします際に、法案の担当大臣として閣議で指名を受け決定をいたしたものでありまして、法案を国会によって成立させていただきまして臨時教育審議会が発足をいたしますならば、その審議会の担当大臣として文部大臣が指名を受けるものであろう、そういうふうに考えており...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、閣議決定の際、法案の担当大臣ということで指名を受けて閣議決定をいたしておりますので、法案の審議については私が委員会に出席をする、御答弁申し上げる、こういうことになると思います。ただ、組織上のこと等、その他関連のことにつきまして御質疑があ...全文を見る
○森国務大臣 議事録などを読んでみましたので、そのことは承知しております。
○森国務大臣 議論というのは、審議というのはどれだけをもって長い、どれだけをもって適量である、そしてどれだけが短いというようなことはなかなか難しい判断だと思います。ただ、今お願いをいたしております臨時教育審議会の設置法案につきましては、三年間というふうに規定をしているわけでござい...全文を見る
○森国務大臣 ただいまお尋ねの、私は文化懇、こう言っているのですが、これは総理の私的諮問機関でございますし、総理が文化、教育に関しての意見を勉強される、そういう懇談会であると私は理解しております。したがいまして、文部省はこれには直接のかかわり合いを持っておりませんので、今御指摘が...全文を見る
○森国務大臣 大変よくわかります。まず、坂田先生が、ちょうど山原先生が御当選されまして、当時文部大臣で親しみを大変持っておりますということですが、その四十人学級を推進する自由民主党の責任者が私であったのですから、どうぞ私にも親しみをぜひ持っていただきたいとお願いをしたいところでご...全文を見る
○森国務大臣 私は科学の方は大変弱い方でございまして、江田さんのときは幻灯というのを思い出しておりますし、私の時代は視聴覚らしきものは何があったかな、紙芝居くらいあったかな、そんな思い出しかありませんが、基本的には文部省としては、視聴覚教材を教材あるいは教具に計画的に利用すること...全文を見る
○森国務大臣 私は誤解はしていないのです。そういう教育機器を使うということにはいろいろな面があるでしょうということを申し上げたわけです。  その一つとして、例えばそのことが先行してしまうと先生との触れ合いかないがしろにされるという面も心配されます。便利になって、先生がある意味で...全文を見る
○森国務大臣 そうした補助教材は、文部省として検定するという考えはございません。
○森国務大臣 委員長、理事、委員各位の御配慮で席を外させていただきまして、ありがとうございました。  佐藤さん、そして提案者であります中西さん、御議論をずっと伺っておりませんので、どういう御議論がなされたのかは御指摘どおり、私として今すぐ感想といいますか申し上げると、かえって御...全文を見る
○森国務大臣 文部省といたしましては、いろいろと御議論がございましたが、いわゆる処遇の改善、このところに先ほども申し上げましたように問題がございますので、できる限り改善の方向になるようにさらに一層努力をしてまいりたい、こう考えております。
○森国務大臣 今有島先生は、高等学校の目的ということから御論議に入ったわけですが、私も、予算委員会でもあるいはまたこの文教委員会でも再三申し上げてまいりましたけれども、例えば私たちの子供のころは人生五十年、今は七十年、場合によっては八十年近くということも確かに言えるような時代にな...全文を見る
○森国務大臣 大臣や国会議員の秘書と学校事務職員と一緒にするというのは、学校の事務職員の皆さんに申しわけないような気がいたします、学校が大変忙しいこともございますし。  私もよく母校へ帰りますと、もっとも大臣になってから行ったことないのですが、議員のときに時折自分の昔学んだ学校...全文を見る
○森国務大臣 先般当委員会でお尋ねがございましたときは、ちょうど不参加が決まって報道されましたその日の午後でございましたので、政府としてどういう対応をするのかということはまだはっきりはいたしておりませんでした。ただ、オリンピックといいましょうか、スポーツを所管する文部省、その文部...全文を見る
○森国務大臣 毎日会っているようなものでもありますし、とりたててそのことについで話し合いはいたしておりませんけれども、恐らく外務大臣もそういう考え方でありましょうし、もう少しこの推移を見たい。体協の方にも、私的には私は専務理事にも別のことで会いましたので、できるだけオリンピック委...全文を見る
○森国務大臣 先般仙台に参りましたのは、給食を食べに行っただけじゃないのでありまして、幅広くいろいろと学校を見させていただきました。  私は大臣に就任いたしまして最初に、ちょっと委員会のお休みのときがありましたので、物すごい雪でしたけれども、中野区立の養護学校へ行ってまいりまし...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、必置の規定がない、そういう過程の中でおくれておりましたので、積極的に最大の配置計画を進めてきました。先ほどお答えが出たかもしれませんが、小中学校八五・四%ぐらい、それをさらに九六・四ですか、そこまで伸ばしていきたいという考えをいたしてお...全文を見る
○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました日本育英会法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和十九年日本育英会法施行以来、日本育英会は逐年発展を遂げ、今日まで局会を通じて学資の貸与を受けた学生及び生徒は、約三百四十万人に達し、これらの人材は社会...全文を見る
05月15日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました臨時教育審議会設置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の教育は、国民のたゆみない努力により著しく普及し、その水準は国際的にも高く評価され、我が国の成長と発展に重要な役割を果たしてきております。特...全文を見る
○森国務大臣 久しぶりに深谷さんのお話をここで承っておりまして、二十数年前の学生時代を思い出しました。学生時代、あなたが堂々として弁舌を振るっておられましたことを、当時私はまだ初めて弁論部などというものに入りまして、本当にそんなことを深い感慨とともに今あなたのお話を伺っておりまし...全文を見る
○森国務大臣 戦後の我が国の教育は、今深谷さんからお話しございましたように、何といいましても、機会均等の理念のもとに義務教育年限を延長いたしましたそのことによって、いわゆる中等、高等教育の普及等を通じまして量的な拡充と国民の教育水準の向上に大きな役割を果たした、私はこう考えており...全文を見る
○森国務大臣 知育、徳育、体育、いわゆる知徳体調和ある人間形成を教育の中心的な課題に据える、これは文部省の一貫した教育の基本的なスタンスでございます。しかしながら、今深谷さんから御指摘のとおり、確かにどうも受験競争ということが教育の中に入り込み過ぎる、この受験競争の過熱によって中...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のような中高一貫教育というのは、私は一つの重要な課題だろうと思いますし、先ほど申し上げましたように、ちょうど大事な年齢期にもその教育の期間が遭遇するわけでございますから、私はもう少しいろいろ多様的に考えてみる必要があるだろうと考えます。基本的には、設置していた...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のように、現在の高等学校の入学選抜のあり方については、確かに教育をゆがめるという面からも大変大きな論議があるわけでございまして、文部省といたしましては、昨年十二月に有識者による検討会議を発足させまして、六月中にはできるだけ取りまとめをしたいということで今御論議...全文を見る
○森国務大臣 この前、ちょうど国立大学の入試の発表がありました日の夜、テレビを見ておりましたら、東大に入った方にインタビューをして、ちょうど東大の構内でみんな万歳万歳して、胴上げをしているのをやっておりました。残念ながら一敗地にまみれた青年もいました。そこにインタビュアーが、あな...全文を見る
○森国務大臣 教育改革の視点、あるいはまた先ほど御質問がありましたいわゆる入試制度についても、人間の能力あるいは価値というものをもっと多様な面から見てあげてほしい。そういう意味で受験制度を変えることも大事でしょうし、もう一つやはり大学も多様に価値判断をしていく時代だろうと思います...全文を見る
○森国務大臣 教育基本法第一条には、国民が身につけるべき基本的な徳目を示しているわけであります。これは先生御承知ですから省きますが、その精神から見まして、愛国心とか家族敬愛というようなことは、普遍的にも、基本的にも十分身につけさせていくということは当然その趣旨の中に盛り込まれてい...全文を見る
○森国務大臣 青少年の徳育の充実は、今深谷さんから御指摘のように、学校だけではなくて社会や家庭の役割は極めて大きいと私も考えます。しかし、家庭教育というのは親の子に対する私的な教育でありますから、親の自由にゆだねられるのが本来のスタンスだろうと思いますが、同時に家庭は社会の基礎単...全文を見る
○森国務大臣 二十一世紀に視点を据えて、一体どういう社会が実現してくるんだろうか、非常に難しいお話です。  ちょっと長くなって恐縮ですが、二十一世紀、まずは一番先に頭に置かなければならぬことは高齢化社会だと私は思います。働いて税金を納めるという生産者人口に比べて、いわゆる非生産...全文を見る
○森国務大臣 先ほどからるる申し上げてまいりましたように、教育改革は国民全体にかかわる重要な課題でございます。臨教審の委員につきましては、広く国民各界各層の意見が反映できるような幅広い分野からぜひ委員をお願いいたしたい、これが政府の基本的な考え方でございますが、現在のところは、ど...全文を見る
05月17日第101回国会 参議院 文教委員会 第12号
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○国務大臣(森喜朗君) 安永先生が今御指摘をされましたように、現行法を制定いたしました際に、著作物利用手段の開発に伴う新しい著作権の課題に対処すること、こういった附帯決議を当参議院文教委員会において付されておるわけでございます。著作権審議会におきましては、そうした決議をちょうだい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから安永先生、著作権者を大変大事にしていただいて、著作権法というのはまさにその国の文化のバロメーターである、こういう御認識で文化庁を督励をいただいておる、そういうふうに受けとめさせていただきまして、大変ありがたいことだと思っております。  今、御提...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永さん、今御指摘いただきましたこの通産省のいわゆるプログラム権というような問題、この国会でもかなり話題になりました。いろんな方々とお話をいたしておりますと、コンピューターのソフト、これが著作権なんですかということはかなり一般的に皆さん不審がられておりまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 五十五年の夏に貸しレコードというのが出てまいりまして、そして、これは私の理解なんでちょっと間違っているのかもしれませんが、当時は、そういう著作権を持つ方々よりも、どちらかというとレコードを売る商売の皆さん、そういう方々が大変これに危機感をお持ちになって、そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどもちょっと申し上げましたように、この問題は私が五十五年に調整に当たったときに、商売をやらせるとかやらぬとかいうようなことは、これはもう文化庁や文部省が考えることじゃないんだと、したがって、大変申しわけないが、当時としては一番反対をした、貸しレコードに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も学者じゃありませんし、専門家じゃありませんので、極めて現実的な対応しか実はできなかったんです。先生、今御指摘になりました中で私も大変同感なのは、例えばいい音楽をつくる、いい流行歌なり、もうちょっとわかりいい演歌でもつくる、「矢切の渡し」ができる、これが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 詳しい経過は先生も御承知でありましょうし、また加戸次長から必要でございましたら御説明を申し上げますが、国立劇場、現在古典芸能をやっておりますが、あの国立劇場ができました際、その法律が国会を通りましたのが四十一年に衆参両文教委員会で、いわゆるオペラ、バレエあ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 専門的に詳しく次長から申し上げましたので、かえって私がそれ以上申し上げることは御迷惑をかけることになると思います。  ただ、本当にみんなで協議をしてやってきたことでございまして、確かにマスコミ等を通じて、あたかも文化庁が独断専行しておる、だれの話にも耳を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は別に不満の意を表明したんじゃないんですが、先ほどから次長も申し上げたし、私も申し上げておりますように、十数年近く、そして芸術、文化関係者のまさに長年にわたる悲願なんですね。いろいろ御意見を言われておられる方の、建築サイドの方は別だと思います、これは文化...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 午前中の御質疑の際にも触れたわけでございますが、コンピュータープログラムはコンピューターに特定の機能を果たさせる、そういうことをする一辺の命令をするわけでございますから、次長も申し上げておりましたように、学術的な思想の創作的な表現である、こういうふうに私ど...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、加戸次長のように専門的に精通いたしておりませんのですが、要は、先ほど加戸次長もちょっと申し上げたように、諸外国では、お互いの相手の立場を考え、良識的に、やはりこうしたものを余り法で規制をしたり、余り悪用、という言葉はよくありませんけれども、何かそのこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいまの御決議につきましては、御趣旨を体して今後努力をいたしたいと考えております。
05月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○森国務大臣 養護学校等に対します教育に手厚く措置をするようにということ、基本的には文部省としても伏屋さんと同じ考え方をいたしておるわけでございます。  そういう意味で盲・聾・養護学校、小中高等部の教諭、あるいはまた、今お話に出ておりましたような寮母等その他の教職員定数は、御承...全文を見る
○森国務大臣 私は、正直に申し上げて、湯山先生のお話に、なるほどな、そういう考え方もあるなということ、個人的には確かに感ずるところはたくさんございます。  ただ、特殊教育の用語使用につきましては、国会でも再三御議論があったことも記憶いたしておりますし、今の馬場さんと湯山さんのや...全文を見る
○森国務大臣 大変恐縮でございますが、参議院の本会議が十二時でございますので、もうちょっといろいろお話をしますと二、三分過ぎてしまいます。  先ほどから湯山先生にもおしかりをいただきましたが、決してこうした心身障害児の皆さんに対する教育に、文部省も私自身もちゅうちょしているわけ...全文を見る
○森国務大臣 公立幼稚園は市町村の要望、住民の要望によって設立されているものでございまして、先ほどから御論議がございますように、幼児教育にとって極めて大事な機能を果たしておるというふうに考えております。いろいろ御指摘がありました点もございますが、文部省としても、今後十二分に幼児教...全文を見る
○森国務大臣 幼稚園はどのような機能と目的を持って存在するか、設置されているか、それは事務当局から必要がございましたらお聞きをいただくといたしまして、政治家という立場で私が感じますのは、子供が世に誕生して最初に接するのは母親、そして本当の幼児期の初歩段階といいましょうか、最初の段...全文を見る
○森国務大臣 この国会が始まりましでから、予算委員会あるいはまた文教委員会で、幼児教育の問題はかなり議論をされておるわけでございます。  幼稚園教育、幼児教育に対する一つの考え方も、私、大体江田先生と一致していると思っております。それだけに、受ける立場に立ってみますと、どうも幼...全文を見る
○森国務大臣 私は、先ほど江田さんの御質問でお答えを申し上げましたけれども、幼児が成長過程にあって、家庭教育と、そして、年齢的にいえば大体三歳から四歳であろうと思いますが、社会的にいろいろなものに大変関心を持ち出す年齢だろうと思うのです。家庭にありますと、やはりある程度親の愛情の...全文を見る
○森国務大臣 池田先生御指摘のように、確かにそういう意味での幼児教育に携わる先生方、何としてもやはり社会で、親と別で初めて接する大人という立場から言えば、幼稚園の先生というのは恐らく子供たちにとって最も印象深い対社会の人だろう、こう私は思う。  私どもの年齢は、池田さんも同じで...全文を見る
○森国務大臣 池田さんが今おっしゃったように、ある意味では高等教育に携わる教員といいますか、教職者よりも確かに幼児教育に携わる方がより難しい問題も多い、子供たちの将来に与える影響も大変大きい。心身の発達状況に応じて、上に行けば行くほど、どちらかというと部分的なものを吸収する、学問...全文を見る
○森国務大臣 池田さんの幼児教育に対する極めて熱意あふれる御意見をちょうだいをいたしまして、私も基本的には全く同じでございます。また、そういう幼児教育の内容を充実させよう、子供たちのことをまず中心に考えようということから、中西さんたちもこうした法案を出していらっしゃるわけでありま...全文を見る
○森国務大臣 私は、やはり幼稚園教育は三歳ということになっているわけでありますから、乳幼児、ゼロ歳から二歳までは、ゼロ、一、二歳は家庭でやるべきだと思っています。その方が一番いいと私は思います。
○森国務大臣 限られた時間でありますから……。  私も、常々申し上げておりますように、全体的なものをもう一度見直してみる必要がある。それは、まさに今木島さんがおっしゃったとおり、ゼロ歳から生涯にわたるまでの教育という見地、もう一つはやはり社会の変化、文化、学術の進展に対応でき得...全文を見る
○森国務大臣 ただいま大学局長から、育英会の現状、また実績等の報告がございました。  特に最近は高等教育に進む量的普及もありますし、量的に大変な拡充がございます。社会、経済情勢の変化に対応して事業の一層の充実を図るためには、その内容も方法も抜本的に見直す必要があるのではないか。...全文を見る
○森国務大臣 現行の法の目的規定におきましては、ちょうど昭和十九年、戦時下におきます制度創設ということでございましたので、国家有用の人材育成のみが掲げられているわけであります。  戦後、憲法及び教育基本法は、いわゆる教育の機会均等について規定をいたしているわけでございますので、...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから申し上げましたように、育英奨学事業は教育のまさに機会均等を確保いたします、そういう意味で教育施策の基本だろうというふうに私は考えております。  今回の制度改正は、今北川さんがおっしゃいましたように、無利子貸与制度を事業の根幹として存続はさせます。そして、...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの返還免除制度でありますが、いわゆる一般貸与と特別貸与を一本化いたしましたので、特別貸与返還免除制度はこれに伴いまして廃止をいたしたいと考えております。ただし、死亡、心身障害返還免除制度は今後とも存続をさせていく。したがいまして、新しく創設をいたします有利子貸...全文を見る
○森国務大臣 北川さん御指摘のように、これからの科学技術あるいは産業の発達、大変大きなものがあるわけでありますので、そういう意味では、御指摘どおり物的な資源に乏しい我が国といたしましては、将来にわたる活力ある国家社会を築いていくためには、何といいましても有為な人材を育成するという...全文を見る
○森国務大臣 今、北川さんから学生時代のアルバイトという話、私も学生時代、昭和三十五年に卒業でありますので、その頃のアルバイト、幾らぐらいだったかなと今頭の中で描いております。私は後楽園で、スタンドで牛乳売りをやっておりましたが、あのとき一生懸命汗水流して働いて、たしか三百五十円...全文を見る
○森国務大臣 ただいまの理事会の御協議、そして委員長の御提案に対しまして、御趣旨を体しまして努力いたしたいと存じます。
06月19日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○森国務大臣 先ほど角屋先生の御質問の中にもございましたように、義務教育は国でできるだけ親の負担を軽減していく、そして子供たちに対して国が公費で手を差し伸べていく、基本的にはそういうことであろうと思います。しかし、やはり日本の国の経済情勢、あるいはそれぞれ一人一人の最近のいわゆる...全文を見る
○森国務大臣 先ほど総理からも御答弁申し上げましたように、教育改革全体はやはり一文部省だけで考えているというような段階ではないような感じを、私は個人的に率直に持っておりました。総理から教育改革についてこの内閣でぜひ取り組みたいというお話もございました。私自身も、中教審でやるべきか...全文を見る
○森国務大臣 先般の予算委員会あるいは文教委員会でも御答弁を申し上げてまいりましたが、中教審は文部省固有の事務所掌に関する基本的な問題を調査、審議をお願いをしているわけでございます。そして、今角屋先生の各種の審議会、調査会等の御指摘がございました。これらはそれぞれ文部省所管の特定...全文を見る
○森国務大臣 諮問につきましては、私も予算委員会あるいは文教委員会でお答えを申し上げておるのでありますが、この国会で今御審議をいただいております設置法案、この御審議の中でそれぞれ国会の諸先生方がどのようにお考えになるのか、当然そのことも踏まえたければなりませんし、そして法案ができ...全文を見る
○森国務大臣 この法案には「教育基本法の精神にのっとり、その実現を期して各般にわたる施策につき必要な改革を図ることによりこというふうに規定をいたしております。当然、この御論議をいただく上におきましては、政府といたしましては、正しく教育基本法の精神にのっとって改革をしていきたいとい...全文を見る
○森国務大臣 市川さん、私も文部大臣になりましてから、この点についても今でも非常に悩みを持っているのです。今市川さんがおっしゃったのは、テスト主義ではなくてもう少し人間の評価を多面的に見たらどうか、こういうお考えだろうと思うのです。私も大賛成なんです。そのことを文部省の局長の皆さ...全文を見る
○森国務大臣 子供の心身の発達程度によって違うと思いますが、一番今教育の現場に求められるものは、子供たちが学校に行くことが楽しい、こういう気持ちを持ってくれることが一番大事ではないかと私は考えております。
○森国務大臣 市川先生のおっしゃるとおりでありまして、私がさっき学校へ来ることが楽しいと言ったのも、当然学校に来るということは、建物の中に入るのではなくて、教師に触れて教師から知識を受けると同時に、教師の人格に触れていくということが私はやはり教育の最大の大事な点だろうと考えている...全文を見る
○森国務大臣 委員の人選につきましては、今国会で御審議をいただいているわけでございますので、各党の先生方の御意見、そしてまた審議のプロセスも十分踏まえつつ、人選をしていかなければならぬと思います。  この人選の問題について与野党間の政策機関ということとは、私はいささかなじまない...全文を見る
○森国務大臣 人選につきまして、その人選の問題をテーマとして与野党間でどういう方々をお選びしようかというようなことで選ぶというのは、私は現時点で考えていないということであります。  ただ、当然、臨時教育審議会設置に当たりまして、まだこれからの教育改革を進めるに当たりまして、与野...全文を見る
○森国務大臣 専門委員につきましては、先ほどの市川さんの際の御答弁でも申し上げましたように、これから審議会でいろいろ幅広い御論議があろうと思いますし、その具体的な条項につきまして専門の方々をその都度お選び申し上げたい、こう考えておるわけであります。したがいまして、今田中さんから御...全文を見る
○森国務大臣 既に準備室を文部省の中に設けて、この国会の御審議に対応いたしましてその作業を進めておるところでありまして、それも文部省が中心になりまして、関係省庁からそれぞれ御専門の方々を今いわゆる併任の形でお手伝いいただいておるところでございます。一日も早く国会で御承認をしていた...全文を見る
○森国務大臣 三十一学級以上の小中学校については、今三浦さんからいろいろな例を取り上げられて御説明をいただきましたが、まさにさまざまな問題があるわけであります。したがいまして、文部省といたしましても、従来この過大規模につきましては、小中学校の設置責任者であります市町村教育委員会、...全文を見る
○森国務大臣 今の日本の教育制度は、三浦先生も御承知のとおり、国がこうしなさいということを必ずしも強く言い切れる、そういう立場ではないわけでありまして、あくまでも小中学校は市町村教育委員会、あるいは高等学校は県の教育委員会がその設置をする責任者であります。文部省は一生懸命に助成を...全文を見る
○森国務大臣 四十人学級につきましても、文教委員会、予算委員会でも私は御答弁申し上げておりますが、六十六年度までのこの全体計画と最終年度は変えておりません。したがいまして、私どもいろいろな工夫をしながら、ただ毎年毎年児童生徒の増減というものもございますので、そうした実態も当然各県...全文を見る
○森国務大臣 私学助成につきましても、私どもは私立学校振興助成法をつくりました当時の気持ちを大事にいたしております。したがいまして、私学助成についてはこの精神を生かして、国からの助成が行き届いたものになるようになお一層の努力をしていきたいと考えております。  ただ、今年度の予算...全文を見る
06月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○森国務大臣 昭和五十九年度にかかわる在学生の新規募集を現行法に基づき実施することについて、早急に検討を行うことといたしたい。
○森国務大臣 憲法第二十六条におきまして、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」このように教育の機会均等を規定をいたしております。  今、佐藤さんの御質問の中にもございましたように、教育基本法は第三条第一項におきまして、...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから佐藤さんの御質問に対しまして局長からもお答えを申し上げておりますように、佐藤さんのお話の中にもありましたように、やはり奨学金を希望しておる学生が年々ふえておることは事実でございます。その希望する学生に対して奨学金をできるだけ多く貸与でき得るように措置するこ...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さん御指摘のように、臨時行政改革推進審議会は、昭和六十年度行財政改革小委員会とそして地方行革推進小委員会を設けて、当面の行政改革推進の課題の審議を行っているということは承知をいたしております。しかし、今佐藤さんのお尋ねでございますが、現在これらの小委員会では審議...全文を見る
○森国務大臣 先ほど佐藤議員からの最後の御質問にもございましたけれども、教育にかかわる経費というのは、今さまざまな論議のあるところでございます。できるだけ教育基本法あるいは日本国の定めております憲法、この精神にのっとりまして、教育をできる限りすそ野が幅広く、だれでもがどのような状...全文を見る
○森国務大臣 学生も量的に拡大をしてまいりますと、幅広くそれぞれの個人の事情というものもあると思います。私は、アルバイトで苦労をしておる学生さんのことも最初に例としてちょっと申し上げました。だから、そのアルバイトの量が大きいから有利子でも構わないのではないか、そういう意味ではござ...全文を見る
○森国務大臣 池田さんの今の御意見を踏まえての御質問というよりは、私に対する激励の辞であるというふうに私は受けとめて、大変光栄に思っております。  今さら生意気なことを言うようでございますが、私も文部大臣になります前は、自由民主党の文教部会の政策を進めてまいります責任者の仕事も...全文を見る
○森国務大臣 先ほども答弁の中で申し上げましたように、中曽根内閣といたしまして教育改革を政策の最大のテーマとしてこの国会でもお願いをし、国民の前でも明らかにしているわけであります。私が今、臨時教育審議会でこういうようなことを御論議いただくのだと言うことは越権でございますし、これか...全文を見る
○森国務大臣 私も余り勉強を好きな方じゃないものですから、こういう学業成績ですべてをはかるというのは、気持ちとしては余りいい方向じゃないと思います。  しかし、今事務当局にも最近の高校生の成績の実態をちょっと聞いてみますが、大体八割ぐらいが三・二。いわゆる評価が昔のように相対的...全文を見る
○森国務大臣 先般、大学設置審、六十七年度におきます十八歳人口の対応、先生方も御承知をいただいておるわけでありますが、数字的にもやはり今日までの私学と国公立との、二対八といいましょうか、八割が私学におぶさっている。その数字もある程度、今後もそういう方向で推移していくという前提で十...全文を見る
06月21日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○森国務大臣 今角屋先生からお話がございましたように、中央教育審議会は、文部省固有の所掌事務でございます教育、学術、文化等につきましていろいろな御審議をいただき、御提言をいただいてきたわけでございます。特に第十三期の教育内容等小委員会審議経過報告は、主として時代の変化に対応する初...全文を見る
○森国務大臣 人それぞれの考え方の違いというものもございますが、新たに臨時教育審議会を設置しようという考え方の判断をいたします。その際に、中央教育審議会として大変な御努力をいただいた高村先生初め関係者の皆様方と御相談を申し上げることが、その先生方に対してお答えをちょうだいすること...全文を見る
○森国務大臣 角屋先生のお尋ねに結論から申し上げれば、戦後の教育基本法の精神を大事にして、そして平和的な国家をつくるための人間教育、人間形成、その社会を構成する国民の教育をしている、私はそのように信じておりますし、今もそのことは変わってない、こういうふうに考えております。  今...全文を見る
○森国務大臣 角屋さんから私に対する御質問も含めて、むしろ御激励をいただいたものであるというふうに受けとめさせていただきます。ここにも肖像画が飾ってありますように大先輩、農民運動、労働運動を通じて、先ほど先生がおっしゃったように国会での同じセクションでは余り御議論することはござい...全文を見る
○森国務大臣 一口に三点とおっしゃいましたが、とても幅広い先生の御意見でございましたので、時間も余りとってはかえって御無礼でありますから、簡単に申し上げまして、もしまた御不審でございましたら、再度お尋ねをいただければと思います。  最初に共通一次の問題でありますが、基本的には、...全文を見る
○森国務大臣 今お願いをいたしております教育改革、そして臨時教育審議会は、まさにたびたび申し上げておりますように、日本の国を取り巻く国際社会もどんどん変わってきておりまして、今先生からいろいろと数字を挙げての御指摘をいただきましたように、日本への留学生、また日本から外国に学ぼうと...全文を見る
○森国務大臣 私よりも角屋先生の方が御経験が深いわけで、当時の経緯は一番よく御存じだと思いますが、日本の戦後教育の一番すばらしかったことというのは、戦争の大きな犠牲による反省の中で、平和あるいは民主主義、自由、平等というようなことが日本の教育や社会の全体の中に行き届いてきたという...全文を見る
○森国務大臣 今度の臨時教育審議会でさまざまな御議論をいただけるものであろうという期待をいたしております中の最大のものは、大学、高等教育機関のあり方だろうと思うのです。さっき高村先生自身もお話ししておられましたように、大学というのは一体何のために学ぶのだろうかというようなことも含...全文を見る
○森国務大臣 大検コースは、私も最近の新聞等で承知をいたしております。先生が御指摘でございましたように、家庭の事情等によって高等学校に行けなかったりあるいはやめたり、そういう方々が事情に応じて大学に進みたい、そういう人たちに受験の資格を与えるという制度でございますから、それなりに...全文を見る
○森国務大臣 教育全体の中での私立学校の役割は、今先生から御指摘のとおり大変大事なものだと考えております。今日の日本の教育の成果はまさに、大学あるいは幼稚園の数字だけではなくて、私立学校に負うところが極めて大きいわけでございます。  当時、私立学校振興助成法を私ども自由民主党で...全文を見る
○森国務大臣 今鈴切さんの御質問の中でお話をちょうだいいたしましたように、今ほど国民がいろんな意味で教育というものに関心を持っておられるときはないと思います。私ども自由民主党を初めといたしまして各政党も、政策の中にもあるいは選挙の際にも、教育問題というのは大きく政策の中心課題とし...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたが、政府は基本法の精神にのっとって社会及び文化の発展に対応する教育の実現を期して各般の施策につきまして必要な改革を図っていきたい、そのようなことに資するための措置である、このように御理解をいただきたいと思うわけでございます。具体的な審議事項等に...全文を見る
○森国務大臣 条文を法制局と関係省庁と検討いたしました政府委員から、もし詳細でございましたら御説明させたいと思いますが、社会の変化というのは、鈴切先生にこんなことを申し上げることはかえって失礼かと思いますが、今先生から御指摘ありましたように、明治以来日本の教育はまさに近代日本への...全文を見る
○森国務大臣 私は、鈴切さんの今お話しになっておりますこと、基本的には軌を同じにしていると思うのです。社会がいろいろな形で変化をしてくるであろう。今先生から御指摘がありましたように、私どもも、例えば高齢化社会になるでしょう、あるいは国際化社会になるでしょう、またコンピューター等を...全文を見る
○森国務大臣 今御指摘をいただきました点は、予算委員会の御議論でございましたし、また文教委員会でも、たしか鈴切さんの政党の有島先生だったと思いますが、そういう御質問がございました。  一番大事なところは義務教育の年限について私は申し上げたわけでございまして、それですべてなのかも...全文を見る
○森国務大臣 基本的な教育観といいましょうか、どういう理念の人間像をということになりますと、そのことをやはり多くの識者の皆さんに御議論をしていただきたいわけでございまして、どのような制度、そしてどのような人間像、どのような教育観、こうしたことを臨時教育審議会の委員の皆さんで御議論...全文を見る
○森国務大臣 今、先生のお考えとしての二十一世紀に向けて日本人の期待される人間像といいましょうか、人間観のお話、私もそのとおりだと思うのです。教育、学問が重視されるために人間として一番大事な社会に生きていく上の決まり、そうしたことがややもすれば最近は失われがちであるということは事...全文を見る
○森国務大臣 先日、総理と私とで小中高の先生方とテレビで座談会をいたしました。まだ放映はされてないだろうと思いますが、そのときに小学校の先生、まあ高等学校の先生、中学校の先生も共通におっしゃっておられたことでありますが、その中で小学校の先生は永田町の時任先生という女性の方で、年齢...全文を見る
○森国務大臣 どのような専門委員を置くか、どのような議論がこれから行われるかということによって審議会自身で御判断をいただくことになろうかと思いますが、当然政府としては想定をある程度しておかなければならぬと考えますので、どういう形で専門委員が必要になってくるか、事務局はどのように構...全文を見る
○森国務大臣 審議の仕方、運営の仕方は、たびたびで恐縮ですが、審議会自身でお決めをいただきますが、今先生から御指摘をいただいたのはまさにそのとおりでありまして、幾つかの役職をつくるということは余りいいことにはならぬと私は思います。したがって、この臨時教育審議会は基本的には総会中心...全文を見る
○森国務大臣 今申し上げましたように総会中心で御論議をいただくということが適当ではないかというように考えておりますので、委員の数は、皆さんで御論議をいただくという懇談の形式でいくということのノーハウから見ると、何か学問的にもあるそうでありまして、ちょっと名前は忘れましたが、まあ十...全文を見る
○森国務大臣 大変大事なところだということを十分御承知で先生の御質問をいただいたものでありまして、もちろん、ただいま国会で御論議をいただいている法案でございますから、それぞれの各先生方の御意見、国会審議の状況を十分踏まえて判断をしなければならぬということは言うまでもないことでござ...全文を見る
○森国務大臣 その辺の具体的な問題について総理とはまた意見を交換しておりませんので、それがどういうお考えで申されたのかわかりませんが、何か団体の代表という形でお選びすることになりますと、例えば小学校長会から選びなさい、じゃ教頭会からも出しなさい、じゃ中学校長会からも出なさい、大学...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、やはりお選びするのはその人個人を一つの基本に考えなければならぬと思います。したがってそういう意味で、今おっしゃるように、例えば財界というように考えます、あるいは言論界ということも考えられます。そうしますと、それは新聞の代表でいくのかテレビ...全文を見る
○森国務大臣 中教審の方々からお選びをするというそういう形ではなくて、やはり先ほど申し上げたような幾つかの範疇といいましょうか、そういう中で個人中心にお選びをする。その結果、当然中教審に今日まで御参加をいただいて御論議をいただき御提言をいただいた先生方が入ることもあり得るというふ...全文を見る
○森国務大臣 国会の同意を得るということもとても大事な手続の一つであるということは私も認識をいたしております。しかし、国会で御同意をいただくということになりますと、各党会派の皆さんにお一人お一人の先生方のよしあしといいますか是非というものをお願いをしなければならぬということにもな...全文を見る
○森国務大臣 この臨時教育審議会の法案を国会にお願いいたしまして、この国会で、予算委員会からずっと今日まで、この教育改革問題で各党の諸先生方から大変建設的な、またある意味では私どもに対していろいろな御指導もちょうだいをしております。人選に当たりましては、法律の建前からいいますと総...全文を見る
○森国務大臣 政府といたしましては、国会に御提案申し上げました法律はいろいろな角度から検討して最善のものである、最高のものであるというふうに考えて国会に御論議をお願いしているわけであります。しかし、鈴切先生からお尋ねのような御意見も多々ございまして、その法案の規定のところはそうで...全文を見る
○森国務大臣 国会は国民の意思を決定する最高の決議機関であると私は承知をいたしております。
○森国務大臣 教育改革をぜひしていきたい、こういうことを趣旨としてこの法案を国会にお願いしているわけでございまして、この設置法案を国会で御決定をいただくその過程の中でも、こうしてこの委員会も含め、予算委員会あるいは文教委員会等で各党のまた各先生方の御意見をいただいております。こう...全文を見る
○森国務大臣 今、鈴切先生から具体的な運営、さまざまな工夫の一つの考え方をお示しいただきまして、私もそのとおりだと思います。私は越権になってはいけませんから御遠慮申し上げながらお話をしているわけでありますが、当然審議会でお決めをいただくことでありますが、今おっしゃったような論文を...全文を見る
○森国務大臣 この国会を通じまして、審議の公開ということにつきましてはいろいろとお尋ねやら御質問、またそうした建議もございます。しかし、総理も同様な意見を述べておられるようでございますが、審議会の意見のすべてをそのまま外に公開をするということは、かえって委員の皆さんのお考えが、先...全文を見る
○森国務大臣 私は、会長が報告というのは一つの方法ということを申し上げたわけで、たまたま先ほど角屋さんの御質問で、高村先生の、会長がその都度報告しておられたというお答えがたまたま耳に残ったものですから会長と申し上げたのですが、その都度審議の概要を外にどういう形で国民の前に明らかに...全文を見る
○森国務大臣 これは、先ほど社会の変化に対応というところで少し先生から御意見もいただきましたけれども、臨時教育審議会におきましては、二十一世紀に向けて、我が国の社会の変化等に対応する教育の実現を期し、教育改革を図るための方策についてその意見を求めるわけでございまして、どのようなこ...全文を見る
○森国務大臣 諮問事項につきましては、先ほども申し上げましたように、これまでの国会の議論、あるいはまたこれから御審議をいただきます。そういう審議内容を十分に踏まえて、そしてまた各方面の意見も十分に参考としながら決定をいたしたい。そして総理と御相談申し上げて、総理から諮問いたしたい...全文を見る
○森国務大臣 事柄が教育でございますので、今日までのそうした審議会は大体二年ぐらいを一つの目途といたしておりますが、かなり幅広い、しかも長期的な問題でございますので三年を一つの期限と法律に書かしていただいたわけであります。もちろんどういうペースで、いつごろどのような目標で意見を取...全文を見る
○森国務大臣 御審議をいただいております法案の第三条におきまして、答申がなされた場合には総理大臣はこれを尊重すべき旨を定めているわけでございます。したがいまして、この場合、通常総理は、答申の趣旨を実現するために、必要に応じまして閣議に諮るなどをいたしまして施策を策定することになる...全文を見る
○森国務大臣 ただいま御指摘をいただきましたような点については、審議会の中でそういう御論議が出ることもあると思いますし、また政府としてその答申をちょうだいして、政府自身、特に事は教育でございますので文部省自身がそれを進めるときに、そういう方向をとることが適当であるということがあれ...全文を見る
○森国務大臣 確かに、今日までの中教審の答申等の報告等から、先生のそうしたお考えも一つのお考えとしては私は十分うなずけるものがございます。しかし、これを進めることが他省庁との縦割り行政といいますか、そういう中で難しいものであったとは必ずしも私は考えておりません。しかし、先ほど申し...全文を見る
○森国務大臣 今お示しをいただきました憲法第二十六条に掲げます義務教育無償の精神、これをより広く実現する一つの施策として教科書無償制度が今日まで続けられてきておるわけでございます。したがいまして、今後とも私どもはこの精神はさらに広く行き渡るようにしていくことが文教行政を預かるもの...全文を見る
○森国務大臣 私も法案の成立を一日も早くお願いをしたい、こう期待をいたしておるわけでございまして、法案が成立になりましたら速やかに審議会の発足をさせたいと考えております。ただ、具体的にいつまで、どのような時間をかけてどのように審議をするかということは、今の段階で私から申し上げるこ...全文を見る
○森国務大臣 矯正教育の先生のお考え方、大変私も参考になる御意見で、またかつて一緒に文教委員会の中でそこにいらっしゃる嶋崎先生や皆さんと教育問題を議論してまいりました。その都度先生からこうしたお考えを示されまして、大変私自身も敬意を表しておるところでございます。  もちろん矯正...全文を見る
○森国務大臣 今の青少年がだめであるとか今の青少年のどこが悪いんだということを文部大臣という教育の任にある長が申し上げるということは、これはどのようにお答えをしていいのか、私自身も非常に困っているところでございます。ただ午前中、また鈴切さんの御質問の中でも私は再三申し上げてまいり...全文を見る
○森国務大臣 これは先ほど申し上げたこととまさに裏腹のことになるのかと思いますが、個人としての自立精神を持つということが大事だと思いますし、創造性も持ってもらいたいと思います。それから特に、高齢化社会を迎えるという目前の日本の状況を考えてまいりますと、社会に対する連帯性あるいは協...全文を見る
○森国務大臣 教育を受ける立場といいましょうか、あるいは教育を求めるという気持ちは非常に多様的になっておりますし、幅の広いものでございます。そして、学術研究の面も非常に幅広くなってまいります。しょせん、人間が期限を定められた中で教育を受けるには、ある程度限度があるわけでございます...全文を見る
○森国務大臣 今ここで具体的にどのような方を理想像として挙げるかということは非常に難しい問題だと思います。政治家の立場ではそれぞれの立場で、例えば福田赳夫がいいとか中曽根康弘がいいとか、あるいは田中角榮さんを尊敬するという立場も、いろいろあるのだろうと思います。ですから、今ここで...全文を見る
○森国務大臣 今の教育基本法は、戦争を体験したその敗戦の反省という中から新しい憲法を制定をした、そしてその憲法の精神を大事にしながら教育のあり方を明確にあらわしたもの、これが教育基本法であるというふうに私は考えております。したがいまして、よく議論に出るところでございますが、やはり...全文を見る
○森国務大臣 先生は学者でいらっしゃいますから、非常に学術用語で御質問をいただくものですから、軽輩、博学ではない私は時々間違えて御答弁申し上げて非常に恐縮に存じておりますが、先ほど申し上げたことは、要は、確かに先生のおっしゃるように、かくあらねばならないということよりも、こうあっ...全文を見る
○森国務大臣 日本の国と諸外国との関係というものは、これはやはりその当時の政治の判断で行うべきものであろうというふうに考えます。したがいまして、現在の日本の国と例えばアメリカとの関係あるいはソ連との関係、これはそれぞれ先生方がどのように説明されていくか、やはり教師の判断にまつべき...全文を見る
○森国務大臣 ただいま三浦先生から御指摘ありましたようなことなども、これは、それぞれの教育の現場を通じてどのような御判断をされるかは、やはり教師の自主性にまつべきだろうと私は考えております。しかしながら、こうした政治的な課題というものの判断はやはり心身の発達程度の度合いに応じて考...全文を見る
○森国務大臣 具体的なことでありますので、政府委員から答弁をさせます。
○森国務大臣 韓国や中国から日本の教科書について当時いろいろな意見が出されたのは承知をいたしております。今初中局長からお答えを申し上げましたように、いわゆる近隣の友好国のそうした国民感情というものを十分に配慮するということ、これからの国の外交のあり方、また国と国との協力の関係等も...全文を見る
○森国務大臣 二点御質問がございましたが、教育職員免許法の改正法案につきましては、ただいま国会でぜひ成立をお願いをしたい、提出をさせていただいておるわけでございます。提案をいたしております法案は、現下の急務でございます教員の資質向上について、昨年の秘教養審の答申をいただきまして、...全文を見る
○森国務大臣 同じ考えでございます。
○森国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたし、またこの内閣委員会でもたびたび角屋先生を初めとして多くの方々から御質問をいただいておりますから、教育基本法について改正をするという考えはございませんと私は明言をいたしております。別にそう揺れ動いておるというわけじゃございません。私自身...全文を見る
○森国務大臣 政府は教育改革を進めたい、その教育改革は教育基本法にのっとってやりたい、こういうことでございます。御論議をいただく方々は、それぞれ御自分のいろいろな意見をお持ちでございましょうから、御意見は、どうぞ自由伸び伸びとした御意見をいただいた方がより建設的なすばらしい意見が...全文を見る
○森国務大臣 政府は教育改革を進めるわけです。教育改革を進めるに当たって、教育基本法の精神にのっとってやりたい、こう明言をいたしておるわけです。
○森国務大臣 いわゆる義務教育に触れるところは幾つか出てくるだろうと思いますが、この法律全体は当然教育基本法の精神で制約をされているわけであります。しかし、諸制度のところがいろいろ議論をされるときに、教育基本法があるから例えば義務教育の九年間は一切さわらないんだという形で論議をさ...全文を見る
○森国務大臣 三浦さんのお立場からいえば、何か戦前回帰の教育に戻すのではないかというようなこともある程度懸念をされて、想像の中でおっしゃるわけでございます。私は、先ほどからたびたび申し上げておりますように、義務教育の年限などもとても大事なテーマだろう、こう思いますから、まあそんな...全文を見る
○森国務大臣 第一条で「教育基本法の精神にのっとり」というふうに明記をいたしておるわけでございますから、そしてまた、総理も私もいわゆる教育基本法を改正する意思はありませんと、こう申し上げておりますから、当然そのことが一番大事なこの法律の、また教育改革の理念に通ずると私は思っており...全文を見る
○森国務大臣 ですから、たびたび申し上げておりますように、教育基本法のいわゆる精神にのっとって政府は改革をしたい、こういうことでございますから、いろいろな御議論はあるにいたしましても、政府は教育を変えていくということについては教育基本法を大切に守っていきたい、こう申し上げておるわ...全文を見る
○森国務大臣 答申は当然教育基本法にのっとっておまとめをいただきたい、そういう答申をいただきたいということを政府は期待をしておるわけでございます。今例え話で先生が御指摘なさいましたけれども、そのことが本当に正しいものであるかどうかということについては、政府は当然尊重する義務はござ...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりであります。
○森国務大臣 人選につきましては、まだ私は今の立場で政府として申し上げるという段階ではないと思います。たびたび申し上げておりますように、国会のいろいろな御論議、あるいはまた法律が国会を通過成立をさせていただいた時点で、目的や所掌事務等国会で合意をいただきましたことを一つの大きな柱...全文を見る
○森国務大臣 そういう制約を設ける考えはございません。
○森国務大臣 今のは朝日新聞のものではないかと思いますが、私も読んでみまして、初めから終わりまで速記をとってそのまま全部を掲載しているものではございません。長いいわゆる対談といいますか、何人かの記者さんがお見えになって、そういう中で一時間ぐらいのお話を申し上げて、いろいろな条項の...全文を見る
○森国務大臣 行革審では、二つの小委員会におきまして議論を進められておるということは承知をいたしております。ただ、政府部内の私の立場といたしましては、まだどのようなことが具体的に決められたか、どのような審議が進められているかということは、もちろん新聞等での予想記事は承知をいたして...全文を見る
○森国務大臣 今先生から御指摘ありました落ちこぼれあるいは受験地獄について、今おっしゃられた四十人でありますとか私学助成でありますとか、そのことが原因のすべてだと私どもは考えておりません。教育を進める上に当たって文部大臣として、四十人学級はぜひ実現をしたいし、私学の助成も、私学法...全文を見る
○森国務大臣 受験地獄あるいはまた落ちこぼれという問題の原因は、いろいろな意味で大変幅も広いし根も深いだろうと私は考えます。四十人学級でなければ落ちこぼれは解消しないというふうにも私は考えませんが、しかし、これだけ複雑なこういう人間社会にもなっておりますすし、子供たちもいろいろな...全文を見る
○森国務大臣 こういう劣悪な教育環境と言われると、私もちょっと賛成できないわけでございます。少なくとも日本の教育環境は、国民の努力、そしてまた国会でのいろいろな議論を踏まえて、各党各会派皆さん方のいろいろな御提言もあり、私はかなり行き届いた教育環境になっておると思っております。文...全文を見る
○森国務大臣 行革審、臨調の答申はいろいろございまして、当然それは遵守していかなければならぬというふうに私どもは考えております。  そういう中にありまして、一々細かいことを申し上げるとせっかくの貴重な時間、先生に御迷惑をかけますから、私学助成についても、シーリングは全体的にかか...全文を見る
○森国務大臣 次代を担っていく子供たち、また、この臨時教育審議会の設置をお願いいたしまして国会でもいろいろな議論が出ておりますが、国際社会の中で日本人がこれから生きていかなければならぬ、とりわけ子供たちが好むと好まざるとにかかわらず国際社会の中で生きていかなければならない、そうい...全文を見る
○森国務大臣 私は、それぞれの国が国歌と国旗を大事にするということは子供たちを教育する上においてとても大事なことだと考えておるのです。国会のやりとりでおしかりをいただくかもしれませんが、逆に、国旗や国歌を知らないあるいは歌わない、敬意を表さないというままに育ってきた子供たちという...全文を見る
○森国務大臣 子供たちが本を読むということは、これは単に教育上だけではなくて、やはり文化というものを振興させる意味においても大変大事なことだというふうに考えます。そういう意味では、三浦さんがいろいろと例を挙げて御指摘をいただきました、子供たちが本に親しむ、そういう教育環境をつくる...全文を見る
06月22日第101回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○森国務大臣 先般の各党の理事の皆さんからの御協議、そして委員長が衆議院、参議院それぞれ私どもに対しまして、ただいまお願いをいたしております法律が国会の都合等で成立をしていないということから、大変御心配をいただいて、奨学金を待望しております。その対象となる学生さんたちも大変困窮な...全文を見る
○森国務大臣 時間的にある程度急がれておるということ、学生の夏休み尊いろんな事情もあることもよく承知をいたしております。したがいまして、一昨日の委員会でも申し上げましたように、早急にというのもそうしたことを十分踏まえてのことでございます。なお一層そうしたことを踏まえながら早く結論...全文を見る
○森国務大臣 中西さんに諸外国にわたります奨学制度等もお調べいただき、大変参考にさせていただきまして、まず感謝をいたします。  日本の文教予算は、国全体の予算の比率からいきますと大体一〇%程度、もちろん教育予算がこれでいいかどうかということについてはそれなりのまた立論が出てくる...全文を見る
○森国務大臣 おしかりをいただくかもしれませんが、諸外国の例、比べてみなければならぬ点もありますし、制度として関心を持たなければならぬところもございますが、数字の絶対数から言えば少ないという面もございますでしょう。そういうことを申し上げたらまた先ほどの議論のようになってしまいます...全文を見る
○森国務大臣 たびたびお答えを申し上げておりまして、中野先生にまた同じようなことを申し上げるようで恐縮でございますが、日本育英会法が施行されました昭和十九年以来、各種の貸与を受けた学生生徒は大変大きな数字でございます。三百万を超えて約四百万近く、それが今日の日本の国の繁栄のために...全文を見る
○森国務大臣 例えば単価アップにいたしましても、しばらく凍結をされていたわけでありまして、経済情勢から見ましても、物価あるいはまた学生の生活経費というものを考えてみましても、授業料等を考えてみましても、そこは当然できるだけ充実してあげなければならぬ、そのことは文部省としても育英奨...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ御指摘をいただきました点、十分拝聴さしていただきまして、私どもとしても基本的には奨学制度というものを、もし皆さんにこの法案が御承認をいただくことになれば新しい方途を見出すことになるわけでございまして、そういう多様な、またある意味ではもっといろいろな工夫を凝ら...全文を見る
○森国務大臣 事実関係の詳細につきましては、捜査の進展を待たなければなりません。大学の経理部長、しかも今御指摘がございましたように、本省から参りました者がかかる容疑で逮捕されたということは極めて遺憾なことでありまして、また先生からそうした御指摘をいただいておりますこともよく承知を...全文を見る
○森国務大臣 局長が御答弁申し上げましたことは、予約採用生がいわゆる法律に基づいて行われたということではなくて、国会の御意思もございまして、委員会の御意思もございましたので、一つの行政上の判断をいたしたわけでございまして、その他につきましての皆様方のお考えもございましたので、でき...全文を見る
○森国務大臣 行革審は、御承知のように二つの小委員会で今検討、審議を進めておるというふうに承知をいたしております。新聞等ではいろいろな報道が流されておりますが、内容等についてどのような方向、どのような考え方を出しておりますか、まだ詳細は私どもは承知をいたしませんので、現段階におき...全文を見る
○森国務大臣 それくらいの認識、大事なものだと考えて、この三%という問題を一生懸命、この案を構築するために文部当局も努力をしてきたわけでございます。  先ほど中野さんからもその点については強い御指摘がございました。今後ともこのことを大事に守っていくことが――いわゆる育英奨学制度...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘をいただきましたこと、もちろん見解や立場が違うものもございますが、学生に対します奨学制度をなお一層充実をしろという、大変長い間の教育に対しての御見識を持っておられます山原先生のお考え、いろいろと御指摘をいただきまして感謝を申し上げる次第であります。 ...全文を見る
○森国務大臣 奨学生制度というのは、いろいろとその国によって制度としてしかれているわけです。中西さんもけさほど、諸外国の例を幾つかお話しをいただきました。給付制というのもございますし、ある意味ではおくれておるという意味での貸与制というのもありますから、そういう中の選択の道としては...全文を見る
○森国務大臣 日本の場合、東洋の大陸の文化あるいはまた儒教、仏教、そういうものを一つの文化のもととして東洋の民族、日本の文化というのは発達をしてきたのだろうと思いますし、また、西洋はどちらかというと西洋文明といいますか、また逆の面があるのだろうと思います。  日本人というのはど...全文を見る
○森国務大臣 概念的に申し上げれば、まだまだそういう意味では、そうしたものに対する国民全体の考え方というのはそういうところに行き着かないのかもしれません。これから本当の意味で日本が国際社会に対して大きく貢献をしていく。何といいましても急速にといいましょうか、急成長といいましょうか...全文を見る
06月25日第101回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(森喜朗君) 今回無資格診療等の問題で指摘されました、今本岡先生から御指摘をいただいております宇都宮病院におきましては、東京大学医学部の教官が診療の指導及び研究を行っていることにつきましては、文部省としては事態を深刻に受けとめておりまして、大学に対しまして事実関係の解明...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 事実関係につきましては、直接文部省が調査に当たるということよりも、東京大学を中心にいたしまして事実の調査を今日までいたしてきたわけでございます。  東大医学部などの医師が非常勤の医師として名を連ねていたわけでございますが、報告によりますと、症例研究会等に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回取りまとめをいたしましたのは、今、本岡先生から御質問の中にも御意見として入っておりましたが、私どもといたしましては健全で伸び伸びとした中学校教育をぜひ実現をしたい、高校を個性化、多様化に応じて多様な選抜が行われるようにしたいということが主眼でございまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今菅野さんから御指摘をいただきました点で、いろいろと御議論がございますが、文部省といたしましては、今先生から御指摘ありましたとおり、医師が過剰であるというそういう認識は持っていないわけでございます。ただ、御意見の中にもございましたし、厚生大臣からもお答えが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 柄谷さんから、文部省は一番多いがこの件は別にしてということでございましたので、多いということの前段についての私どもの考え方は一応省がしていただきまして、御指摘の二つの点についてお答えをさしていただきます。  御指摘をいただきました国際科学振興財団、五十七...全文を見る
06月26日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○森国務大臣 一般的には、法律は未来永劫に改正しないものであるというようなことは申し上げるべきことではない、法律はやはりその時代の変化、またそれぞれ国会の御審議、いろいろな御意見の中でより改善をされていく、改正をされていくというケースはあることだろう、こう考えております。しかし、...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 総理の御発言は、六月十九日、当内閣委員会、市川委員の御質問に対してお答えをされたところであろうと記憶をいたしておりますが、総理の答弁の趣旨は、教育改革により自主自立、連帯、友情等の徳目を教育において培い、これにより憲法にまつわるいわゆる弊害も解消される、こういうふう...全文を見る
○森国務大臣 そういう御発言、声が一部に見られる。現に昭和三十一年、私どもはそれを記録にしか承知することはできないわけでありますが、当時清瀬文部大臣も、議事録によりますと、新しい教育基本法では愛国心や親孝行などというものは教えられないというようなことを御発言されておるのです。 ...全文を見る
○森国務大臣 先般の内閣委員会でも御議論が出たところでございますし、予算委員会等を通じましても、この問題はよく御意見として私どもの考え方をただされるわけであります。端的に申し上げて、教育基本法というものを改正する意図があるのではないか、そのおそれがあるのではないか、それは中曽根さ...全文を見る
○森国務大臣 たびたび委員会でお答えをさせていただいておりますが、ただいま臨時教育審議会を国会で皆様で御議論をいただいておるところでございますので、皆さんの御審議を経て幸いにして速やかに御成立をちょうだいでき得たというふうに考えますと、その時点で目的や所掌事務等も明確になるわけで...全文を見る
○森国務大臣 心身に障害を持ちます児童生徒に対しましては、その障害の種類や程度に応じまして適切な教育を行うことは本人のためでもございますし、我が国の社会にとっても極めて大事なことであろうと考えております。また、人間尊重の精神、それから教育の機会均等等の理念を具現いたします上からも...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、心身の発達程度、それに応じてそれぞれ学校教育、そしてまた、今局長からも答弁申し上げましたように、社会に出ましてからは社会教育の中で心身障害者に対します教育を手厚く制度として施策を講じていくということが大切だと考えております。  そうい...全文を見る
○森国務大臣 国全体でそうした皆さんに対する教育のいろいろな施策は講じていかなければならぬというふうに申し上げているわけでございます。先ほど局長からも、社会教育全体を通じまして、あるいはまた高等教育などにつきましての障害者に対する教育は、必ずしも十分だというふうには言えないという...全文を見る
○森国務大臣 おくれておるというふうに私もあえて申し上げさせていただきましたが、施策の面でおくれているという点については十分政治の立場でも考えていかなければなりませんが、やはり日本の今日までのいろいろな物の考え方から見て、心身障害者に対して国民全体がみんなで手厚くしてあげなければ...全文を見る
○森国務大臣 先ほど局長が申し上げましたように、先生の特性、これは大事にしなければならぬと思いますし、特に心身障害児に対します手厚い教育というのは、やはり先生があってこそ初めて教育が展開をされるわけでございます。  私も、大臣に就任をいたしましてから、一番先に中野区の養護学校に...全文を見る
○森国務大臣 今先生から、国民の皆さんの中からいろいろとそうしたことについての御懸念がある、こういう御指摘でございます。再三申し上げてまいりましたように、この臨時教育審議会の設置をお願いいたしましたのは、憲法、教育基本法の精神をしっかり守って、必要な教育の改革をしていきたい、こう...全文を見る
○森国務大臣 先生の御指摘も、御意見は御意見として私ども十分理解をいたしております。しかし、審議会でその答申を国会へ報告するというのは極めて限られたものでございますし、教育の問題に関しましてはもう国会で、もちろん文教委員会もございますしその他いろいろな委員会で常に議論を交わしてい...全文を見る
○森国務大臣 たびたび申し上げておりますように、国会に提出をさせていただきました法案は、私どもといたしましてはベストのものであるという気持ちで提案をさせていただいておりますし、また、いろいろな事柄、いろいろな角度から十分検討をいたしまして、そして今の法案がベストであるというふうな...全文を見る
○森国務大臣 文部省からそんなものは出るはずがありません。しかし、やはり経験の深い新聞記者の皆さんは、もし変えるとするならば条文をこのようにしようとか、こういうところを変えようなんていうぐらいのことは、もうそこにいらっしゃる記者の方々は当然考えてお書きになるのだろうと思いますから...全文を見る
○森国務大臣 共通一次を含めまして入試の改善という問題は、教育改革をしようとしまいと、やはりこれは文部省として十分考えていかなければならぬことでございます。とりわけ、教育改革の中にもそうしたことも考えられるかもしれませんけれども、現実の問題として、恐らく先生もそうであろうと思いま...全文を見る
○森国務大臣 文部省は、文部省の固有の事務所掌でございます教育、そして学術あるいは文化、そうしたことについて常に改善を図っていかなければなりません。よりよき制度も求めていかなければなりませんし、また、よりよき内容に改善をしていくように常に工夫をしていかなければなりません。とりわけ...全文を見る
○森国務大臣 共通一次の改善については、既に私が大臣に就任をいたしましてから、国立大学協会の入試改善懇談会ですか、その委員の皆様方ともできるだけ改善をしていただきたいということでお話し合いをいたしております。総理も一度お目にかかっていろいろ御意見も交わされております。したがって、...全文を見る
○森国務大臣 先般も当委員会で、たしか三浦先生だったと思いますが、朝日新聞で私が答えをいたしましたものをお取り上げいただきまして御指摘をいただいたときも申し上げたのでありますが、一問一答形式でこう言ってこう言ってこう言ってという形ではございませんで、いろいろなお話を進めながら記者...全文を見る
○森国務大臣 私も、高校は石川県でございまして受験のときに東京に出てきましたものですから、三学期は全然学校に行きませんでした。早く入試が決まっておればうれしそうにすぐに田舎へ帰れたのですけれども、最後までなかなか決まらぬものですから、あっちこっち受け歩いたことを記憶いたします。卒...全文を見る
○森国務大臣 偏差値につきましては、先ほど申し上げましたように、常に偏差値のみに偏ることのないように、児童生徒の進路指導については、その適性や希望やいろいろな条件というものがたくさんあるわけでございますから、そういう中で進路指導をしてあげてほしいということは、いろいろな機会を通じ...全文を見る
○森国務大臣 今先生からお示しをいただきました二期分離案というのは、ちょっと私も詳細に承知いたしておりません。いろいろやり方は、恐らく御専門の方々がそれなりにお考えになっている御意見がたくさんあるだろうと思います。私どもといたしまして今国大協の入試改善委員会に幾つかのお願いも含め...全文を見る
○森国務大臣 今先生がお示しをいただきました案は、それはそれなりに一つの制度といいましょうか、仕組みとしては、言葉はよくありませんけれども、いい意味でおもしろい仕組みだなというふうに私は今伺いました。しかし、御承知のようにこの入試制度のやり方といいますか仕組みは、私どもが関与する...全文を見る
○森国務大臣 私も率直に言いまして、一週間延ばすことにどういう意味があるのかなと、随分そのときにいろいろ考えました。しかし、それぞれ、例えば共通一次試験を受ける人が三十万を超えるのです、先生。みんながこれが一番いい案だというのはあるはずがないと思います。ある程度最大公約数を考えて...全文を見る
○森国務大臣 先般の日教組大会の後に、田中委員長の記者会見の中で、私というよりも文部大臣という公職の立場で会見を求めたいというふうにありましたことは承知をいたしておりますが、まだ正式に申し入れがあるわけではございませんので、会見の申し入れがありましてから検討しなければならぬ、こう...全文を見る
○森国務大臣 日教組は日本の教職員の組合といいますか、団体でございますから、教育者の皆さんのお集まりの団体であるというふうに私は理解をいたしたいと考えております。  国会で御審議をいただいて御採択いただいたという前提でしか申し上げられませんが、臨時教育審議会のスタートということ...全文を見る
○森国務大臣 この前鈴切さんからの御質問に、どういう分野の方々をお選びするのかということについて、基本的にはまだ正式に決めているわけではございません、またかと言っておしかりをいただくかもしれませんが、あくまでもこれはやはり国会で成立をさせていただいてそれから考えるものでございます...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもちょっと言葉が足りなかったかもしれませんが、それぞれ教育に一家言持った方ということをいろいろな基準でお願いするということになれば、結果的に、これは日教組じゃありませんよ、どこかの組織に入っていらっしゃったり何かの役職をなさっておられる、とてもすばらしい考え方...全文を見る
○森国務大臣 そうした御意見もございますが、したがって、団体から何人とか、団体から出すというような考え方をいたすという考え方は持っていない、こういうふうに申し上げております。
○森国務大臣 御意見としては承っておきますが、先ほどから申し上げておりますように、まだどういう方々をお選びするというようなことは基本的には考えておりません。今そうした先生の御意見もありましたように、国会のそうした御議論にも十分耳を傾けていかなければならぬ、私は基本的にはそういう考...全文を見る
○森国務大臣 先ほど私が申し上げましたように、大局的な立場に立って、教育改革に対しましてもいろいろと国民に信頼をされるお立場をぜひとってもらいたいというふうに私は望んでおります。しかし、現実の問題といたしまして、今度の日教組の大会では、臨時教育審議会に参加するかしないかということ...全文を見る
○森国務大臣 そうした仮定でお答えを申し上げることは私は適当ではないと思います。大変御無礼ですが、逆に、いい方であった、その結果日教組に加わっておられた先生だ、だからその場合はだめなのか、そういう御質問にもなるわけですね。先ほどもちょっと触れましたように、日教組自身も、参加するか...全文を見る
○森国務大臣 私は、四十人学級を含む第五次定数の改善計画を、つくったというと大げさですが、当時自民党の文教部会長という立場でこの考え方を私どもも協力をして文部省におつくりをいただいたわけでございます。当時十二年なんというとてつもない長いことでございましたけれども、スタートすること...全文を見る
○森国務大臣 いわゆる定数の改善というのは、文部省として大事に今日まで法律に基づいて進めてきておるわけでございますから、これは着実に実行していきたい、こういうふうに申し上げているわけでございまして、その前のイントロ、導入部分がどういうものであったか、ちょっと今記憶がございませんけ...全文を見る
○森国務大臣 四十人学級は、先ほども申し上げましたように、子供たちが一クラスに一番どの数字が適正であろうか、いろいろな角度から検討されたものでございます。先進諸外国の例もいろいろあります。四十人よりも三十五人がいいという意見もあるでしょうし、二十五人の方が子供たちを掌握して行き届...全文を見る
○森国務大臣 今審議をしていただいております行革審の意見はまだまとまっておりませんので、それについて私から見解を述べることは差し控えたいと思います。ただ、教育改革は新たに二十一世紀を担う青少年のためにどのような教育制度があるべきかということを御議論をいただくということでございまし...全文を見る
○森国務大臣 先ほど山田さんの御質問の際にも申し上げましたけれども、文部省は教育の現場あるいは環境条件等々をできるだけ改善をしたい、そういう努力を今日までも続けてきたわけでございます。  教育は財政、予算全体から見ると全く聖域で、別問題であるという考え方をするかしないかというこ...全文を見る
○森国務大臣 教育の行政は、教育基本法、そして憲法の精神を大事にして行政を進めております。
06月26日第101回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(森喜朗君) 中村議員にお答えを申し上げます。  私への御質問の第一点は、家庭科教育について改めるべきではないかとのお尋ねでございます。  現在、高等学校「家庭一般」の女子のみ必修につきまして、婦人差別撤廃条約との関連で問題があるという御指摘がございます。このため、...全文を見る
06月28日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○森国務大臣 松浦さん、いろいろと御指摘をいただきましたように、教科書は、児童生徒の教育を進めていく上におきまして大変重要な役割を担っておるものでございます。したがいまして、教科書の記述が、先ほど初中局長から申し上げましたように、客観的でかつ公正で、そして適切な教育的な配慮が施さ...全文を見る
○森国務大臣 教科書のいわゆる検定を初めといたしまして文部省としての作業につきましては、ただいま申し上げたとおりでございます。  ただいま松浦さんがおっしゃったいわゆる金のかからない教育というのは、具体的にはどのようなことをお指しなのかは定かではございませんが、いわゆる臨調答申...全文を見る
○森国務大臣 臨調の方からは、国公立中心の、公の教育から私学に少しづつ切りかえていくというような、そういう具体的なお考えを示されてはいないと思います。しかし、民間の力を活用していこうという表現は、学校を経営する、設置する主体も民間の力をというふうに素直にそのまま判断すると、今先生...全文を見る
○森国務大臣 しばしば申し上げておりますように、臨時教育審議会はどのような審議の進め方をするか、あるいは長期的あるいは緊急答申というふうに分けることがいいのかどうか、これは私どもが今ここで申し上げる段階ではないわけでこざいまして、新たに発足をさしていただきましたならば、審議会自身...全文を見る
○森国務大臣 松浦さん、あくまでも仮定ということで御質問をいただいておりますが、私はたびたび答弁でも申し上げておりますように、審議会がどのような運用をするかということは、本当に私自身も今ここで申し上げるという段階ではございません。ただ、それぞれ今ございます審議会あるいは協力者会議...全文を見る
○森国務大臣 松浦さん、幾つかの例を挙げて御指摘をいただきましたように、私立大学、国立大学におきましての不祥事が発生をいたしておることにつきましては、一部ということでございますけれども、これは私立あるいは国立を問わず、大学教育全体に及ぼす影響、あるいは日本の教育の信頼の上におきま...全文を見る
○森国務大臣 基本的には中西先生のお考えどおりであろうというように考えております。
○森国務大臣 大変次元の高い御質問でございまして、私自身も文化とは何ぞや、そして文化が権力やあるいは刑罰を用いないで云々というような御議論をここで先生と申し上げるのは、私、それだけの博学ではございません。いろいろな概念、いろいろな見方があるだろうと考えますし、私は広い意味では、先...全文を見る
○森国務大臣 先ほど私も御答弁申し上げました、文化を創造するあるいは創出する、そういう中に教育は大きな役割を果たしていく、それで、その中でその教育、そういう文化を創造する教育の諸条件、環境を整えてあげることがそういう意味で政治の責任であるというふうに私は関係を申し上げたわけでござ...全文を見る
○森国務大臣 中西さんが今御指摘をされました教育基本法に関しまして、三つから成る前文を受けてそれぞれの基本法が進められてきた、それに対して適正に進められてきたかどうかということでありますが、私は全体的に、日本の教育の成果というものも今日までしばしばいろいろな角度のとらえ方はできま...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘いただきます先生のお考えの引用は、私はそれなりに、お立場としても多少違った面もございますが、お考えとしては大変参考にさしていただきたい御意見もございます。しかし、教育権が独立をしていくというそれは、私どもは受けとめかねる考え方でございまして、あくまで...全文を見る
○森国務大臣 「直接に責任を負って」ということを、中西先生、いろいろの角度から議論を展開されておるわけでありますが、これは、国民から信託されて教育を行うすべての関係者は、国民全体に対して直接責任を負う必要があるというふうに示しておるものでございまして、教育をする者と教育を受ける者...全文を見る
○森国務大臣 法律に従いまして、そして国民の総意を受けて国会、立法府でいわゆる条件を整えるためにいろいろな基準を設ける、そのことは当然立法府、国民の合意をいただいてお決めをいただくことになるわけでありますから、その基準に従って条件を整えていくことは、いわゆる直接的責任を負うという...全文を見る
○森国務大臣 いろいろとこれまでありましたことの例をとっての御指摘でございますので、私がお答えを申し上げることが誤解を生んでもいけませんので……。  ただ、基本的には公務員はやはり公務員であるということの法律を守る義務というものがございます。あるいは学校運営規則にいたしましても...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘をいただきまして、文部省としても十分に参考にいたしましたり、また現実の問題を直視するという態度は大事なことであろうというふうに考えております。  聞く気持ちはあるのかどうかというお問い合わせでございますと、聞く機会というのがどういう意味をあらわすの...全文を見る
○森国務大臣 先生からお示しをいただきました数字につきましては、一つの見方としてはそういう見方も、これは事実としてはあるだろうと思います。しかしまた、予算上国債費の増大、いろんな形で考えますと、確かに年上昇率あるいはシェアが下がっていくということは、これはまた事実であろうと思いま...全文を見る
○森国務大臣 今例示として田中さんもお取り上げになりましたけれども、試験の結果特定の大学に合格者が集中する、それをもってそこが一流大学であるというふうに私は必ずしも見ていないのです。  たまたま例示に早稲田を今おっしゃいましたが、私は自分の母校を考えてみて、公務員を志望する学生...全文を見る
○森国務大臣 幾つが御指摘がございましたけれども、文部省といたしましては、そういう排他的といいましょうか、そういう指定校制の是正については、労働省などとも十分協力をしながら企業側の自粛を要請をいたしております。昭和五十三年の調査によりますと、ちょっと古いのでありますが、指定校制を...全文を見る
○森国務大臣 先生が今参考としてお取り上げになりました神奈川新聞社、これは共同通信の世論調査でございますが、拝見をいたしております。そして学校教育で改革すべき課題という中の三つまでを選択するような問いかけでございますが、道徳やしつけに対する改革をすべきだというのが五一・一%あると...全文を見る
○森国務大臣 学校教育はもちろん学問を進めていかなければならぬということが第一義でございましょうが、今先生から御指摘がございましたように、人間として一番基本に何を心構えとして持っていくのか、そうした基本的なことをやはり十二分に子供たちに繰り返し繰り返し教えていくことが大事だろう。...全文を見る
○森国務大臣 御指摘をいただきましたようなことなども含めながら、文部省としては、できる限り学校教育の中で人間としての大事な基本的な決まりを会得できる、体得できるような、そうした教育内容にしていかなければならぬだろう、こう考えております。  ただ、例として私もたびたびいろいろな機...全文を見る
○森国務大臣 私は、教育に国として投資をする、教育にかける経費というのは基本的には惜しむべきではない、教育の成果は、先ほども中西さんの御質問の際にも申し上げましたが、まさに日本の国の将来の命運を左右する、それぐらい大きな事業である、また敬けんなものでなければならぬというように考え...全文を見る
○森国務大臣 私立学校が幼稚園から高等教育機関まで日本の教育において大変大きな役割を果たしている。特に就学前の幼児教育、そして教育のいわゆる完成といいましょうか高等教育機関が、今田中さんがおっしゃったとおり、八割近くが私学にむしろおぶさっている。そういう意味で、私学は日本の教育の...全文を見る
○森国務大臣 基本的には私も総理も、いわゆる修学年限、今九年と定められている義務教育の年限を私どもとしては変える必要はないというふうに考えております。  ただ、いつもここのところでおしかりをいただくのでありますが、義務教育の九年というものは絶対なのかというようなことは、これは御...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、細かく区切るということと、もう一つは受験というものといかに取り組むか、試験をどうクリアをするかということにどうしても教育の姿勢といいましょうかウエートがかかってくるところに、今日いろいろな教育における病理現象というものが出てくるんだろう...全文を見る
○森国務大臣 基本的には諸制度を含め幅広くいろいろなことを御議論をいただく。また教育全体に対します識者の御意見をぜひ幅広く求めたい。幅広い御論議を私は希望いたしておるところであります。
○森国務大臣 幅広く国民的な御論議をいただくという観点から、私が先ほど申し上げました考え方、それは今田中さんのお話の中にもよく含まれていることでございまして、いろんな工夫を凝らしながら国民の合意を得るということが臨時教育審議会の大事なスタンスでなければならぬと考えております。 ...全文を見る
○森国務大臣 民社党の皆さんが御熱心に教育問題を御論議いただいて、総理も当委員会であるいはまた国会のいろいろな委員会等におきまして民社党さんのそうした教育改革に対する御熱意に接し、総理自身が進めてまいりました教育に対する考え方に意を強くして今度の臨時教育審議会の法案をお願いいたし...全文を見る
○森国務大臣 たびたび申し上げてまいりましたが、日本の教育は、国民の教育に対する大変大きな関心によりまして量的にも拡大をいたしましたし、また質的にも世界的な水準に至っております。そういうように教育は発展をいたしてまいりましたし、またその教育の成果によって今日の繁栄した日本をつくり...全文を見る
○森国務大臣 幾つが御指摘がございましたけれども、私どもといたしましては、教育の諸条件は国民の努力によってさまざまな形で行き届いてきておるというふうに考えております。今御指摘がございましたような事柄について、まだ努力しなければならぬ面ももちろんたくさんございます。それも、すべてを...全文を見る
○森国務大臣 学習指導要領は国が基準を決めてそれに基づいて行われておるものでございまして、教育を子供たちに適切に進めていく上におきまして当然国として教育の責任を持っておるわけでございますから、その基準を定めることについては、これが画一性になって教育の主体性を損なっているなどという...全文を見る
○森国務大臣 今柴田さんがお述べになりましたその心得というのは、具体的にどこでどういうふうにされて一いるのか承知をいたしておりませんが、やはり人間の社会というのはいろいろな意味での制約や法律、また約束事というのがあります。そのことを学校教育においても子供たちが体で会得するというこ...全文を見る
○森国務大臣 私や総理がしばしば申し上げております多様化、弾力化ということは、それぞれ子供たちの適性、能力、個性、それを伸ばしてあげることが教育に一番大事なことだというように考えます。そういう意味では、先生から今御指摘をいただきました、御設問の冒頭に申されました事々は極めて大事な...全文を見る
○森国務大臣 今柴田さんがお取り上げをいただきました例示は、一人の学者でありましょうか、考え方であろうと思います。その考え方が、これからの日本の目指す教育にすべてそのことが合致するとは考えられておりません。もちろん、先ほどから御論議をいただいておりますように、多様的にあるいは弾力...全文を見る
○森国務大臣 具体的にどのような制度を取り入れるかについては、私は今文部大臣という立場で申し上げる段階ではございません。たびたび申し上げ」ておりますように、審議会で審議会の諸先生方が御議論をいただくことになろうかと思います。  選択制ということを私は一つの例えとして当時党の部会...全文を見る
○森国務大臣 日本は世界に対しまして平和憲法を掲げ、そして平和を最も大事にする国民であるというふうに世界の中で私どもは胸を張って宣伝をしているわけであります。何と言いましても資源のない日本でございますから、これから日本の国が海洋国家あるいは貿易立国としての一番大事な条件というのは...全文を見る
○森国務大臣 今柴田さんから臨調の答申でしょうか審議内容でしょうか、お述べになったわけでありまして、そのまま全部私も記憶をいたしておりませんので、先生がお述べになりましたのが臨調の述べたそのままであるとするならば、それは臨調が出したものであるというふうに私は認めなければならぬと思...全文を見る
○森国務大臣 日本の国は友好国との関係を深めながら、なおまたそれらの体制国家の協力も当然ちょうだいしなければなりません。  先ほど申し上げましたように、日本の国は島国でございます。また、無資源国でもございます。多くの国の国際的な協力をいただきながら、将来繁栄の方向を目指していか...全文を見る
○森国務大臣 日本の国は戦争による大きな反省の中から自由と民主主義、そして平和を大切にする国民として今日繁栄をしてまいりました。それは当然諸外国の多くの協力をちょうだいしながら今日の日本の繁栄が成り立っているわけでございます。  そういう意味で今後とも、自由主義、民主主義を基調...全文を見る
○森国務大臣 教科書の検定制度は、教科書の著作、編集を民間にゆだねることによりまして著作者の創意工夫に期待をいたしますとともに、検定を行うことによりまして適切な教科書の確保をするということがねらいでございます。したがいまして、この制度の趣旨から検定基準に創意工夫の項目を設けまして...全文を見る
○森国務大臣 まさに、二十一世紀を目指しまして日本の教育を一度見直してみよう、こういう基本的な考え方から教育改革をお願いするわけでございます。したがいまして、制度を改革する、また新しい将来の目標を設定するということになれば、当然反省の上に立って新しいものが醸成されていくようになる...全文を見る
○森国務大臣 今柴田さんが申されましたのは、いろいろの想定ということでお話をされたのだと思います。どういう革案といいましょうか答申をおまとめになるかということは、私が今この立場で申し上げることは適当ではございません。審議会の皆様方が御意見としておまとめになることであろうと思います...全文を見る
○森国務大臣 法律の技術的なことでございますので、法制局からお答えをさせます。
○森国務大臣 私は午前中もたしか申し上げたと思いますが、臨調答申は、変化に対応いたしました適正かつ合理的な行政の実現を目指しまして、行政各分野にわたりまして多くの指摘をちょうだいをいたしておるものでございます。その中で、文教に関する行政施策の基本方向というのは、第一には、学校教育...全文を見る
○森国務大臣 教育の諸条件を行き届いたものにするということは大事なことであるというふうに私どもは考えております。しかし、今柴田さんから、教育の条件をすべて具備、完備していくことが教育改革だというふうに御指摘いただきましたが、私はそのような立場はとらないものでございます。今お願いを...全文を見る
○森国務大臣 臨調は、時代の変化に対応できるように適正かつ合理的な行政をねらいといたしまして答申をいたしておるわけでございます。先ほど少し具体的に申し上げましたように、足らざるところは補わなければならぬ面ももちろんありましょうが、要らなくなったものはある程度削除していくという面も...全文を見る
○森国務大臣 たびたび同じようなお答えを申し上げて恐縮でございますが、行政改革は、あくまでも長い間日本の国の繁栄の基礎となってまいりました行政のいろいろなあり方が、不備になったものあるいはまた要らなくなったもの、総理の言葉をそのまま引用すれば、うみがたまったりあかがたまったりとい...全文を見る
○森国務大臣 審議会がどのような運営をなされていくのか、どういう方法で運営をしていくのか、これは私どもが申し上げることではございませんで、審議会自身でお決めいただくことでございます。  ただ、今先生が例としてお取り上げになりましたように、地方自治体の意見なども、むしろそこから組...全文を見る
○森国務大臣 これも先ほど申し上げましたように、臨教審が審議のプロセスにおきまして広く国民各界各層の意見を反映されるように、その理解と協力が得られるように配慮していくということは極めて大事なことでございます。しかし、臨時教育審議会の審議を公開するかどうかについては、これは審議会に...全文を見る
○森国務大臣 ただいま官房長官からも申し上げましたように、文部省といたしましても、今先生から御指摘をいただきましたそうしたことが起きないように、そして新たな規定を追加いたしましたそのことに基づきまして教科書の検定をいたして、昨年もそのようにいたしましたし、また今年度もそのような検...全文を見る
○森国務大臣 今の教育に対する、いろいろな意味でいいものもございますし、いろいろとまたこれに対する批判もあるわけでございます。恐らく上原先生の所属なさいます社会党さんもそうでありましょうし、ここにいらっしゃいますそれぞれ各委員の皆さんの会派も、教育の問題を政策の課題として大きく取...全文を見る
○森国務大臣 法律の技術的なことは法制局にお答えをいただきたいと思いますが、今上原さん御指摘の点につきましては、私もよく理解はいたします。  しかし、第一条になぜ「精神にのっとり」を先に書かなかったのか。「精神にのっとり」というのを先に書くと、また先生流に言えば全部乗っ取ってし...全文を見る
○森国務大臣 私も総理も、教育基本法を変えるという考えは持っておりませんということを、まず基本的に国会でたびたび申し上げております。また、私は午前中も、また午後の審議の際にもそういうことを申し上げております。したがいまして、今度の教育改革は教育基本法のこの精神を大事にしながら改革...全文を見る
○森国務大臣 国会同意につきましては、これもたびたび申し上げて同じことを繰り返すようで恐縮でございますが、お一人お一人の委員のお立場というものを私どもは考えまして、いわゆるいろいろな審議会というのがございますし、いろいろな審議機関のそれぞれのお立場の委員というのもございますが、事...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの前段のことでございますが、意見があれば言えということでございましたが、私どもや上原さん、特に上原さんは沖縄の復帰問題に対しまして大変御努力されましたこと、私も当時沖縄特別委員の一人で一緒に那覇まで参りましたから、大変なお立場であったということも承知いたしてお...全文を見る
○森国務大臣 今御指摘がございました教育基本法の第十条による「不当な支配」というのは、国民全体の意思を代表するとは言えない社会的な勢力というふうに私どもは判断をいたしております。したがいまして、例えば政党、労働組合あるいは宗教団体などによる党派的な支配というのは、国民全体の意思を...全文を見る
○森国務大臣 緊急課題というふうに御指摘がございましたが、緊急課題というのはどういうところを指していらっしゃるのか、ちょっと具体的には判断に苦しんでいるわけでございますが、例えば問題児だとかあるいは校内暴力等々ということも緊急課題、あるいは受験や塾問題、進学問題、そうしたことも当...全文を見る
○森国務大臣 外国との比較等につきましては後ほど政府委員からお答えをさせますが、たびたび申し上げておりますように、四十人学級を含みます第五次教員定数改善計画を策定いたしましたのはもちろん文部省でありますが、党として責任を持って進めたのが当時部会長をいたしておりました私でございます...全文を見る
○森国務大臣 数字のとり方はいろいろございますけれども、先生から今御指摘をいただきましたように、日本の教育行政を進めていく上において財政的には極めて厳しい状況になっておるということは、私も率直にそのように受けとめているわけでございます。  もちろん、文部省も教育の諸制度を充実し...全文を見る
○森国務大臣 先ほど官房長官からもお答えを申し上げましたように、不幸な事件が当時起きまして、極めて残念なことではございましたが、しかし、そのことによってアジアの近隣諸国とのいわゆる関係を十分配慮するという新たなる検定の基準ができたわけでございまして、よりよき教科書を求め得るような...全文を見る
○森国務大臣 事実関係というのはどちらのことでしょうか。家永さんが検定に対しましてそういうやりとりがあったということの事実でしょうか。それとも七三一部隊云々のことでしょうか。(上原委員「そうです」と呼ぶ)  私は、その当時のことは、子供でもございますし、承知をいたしておりまぜん...全文を見る
○森国務大臣 私は先ほども申し上げましたし、また局長も申し上げておりますように、過去のいろいろな不幸な戦争というものを否定しているものでもございません。そのこと自体について、教科書の中で記述されることをいけないとか書き改めるということを申し上げているのではありません。  ただ、...全文を見る
○森国務大臣 先生の体験に基づきますいろいろなお話は、私は私なりによく理解ができます。私は子供のころそういう大日本帝国少年団であったかどうか、どうもはっきり覚えておりませんが、私ども比較的戦禍を免れた石川県でございましたので、先生の沖縄のような厳しさはなかったかもしれませんけれど...全文を見る
○森国務大臣 沖縄の問題につきましては、事実であるとかないとかということよりも、上原先生が沖縄の御出身でありますし、そういう沖縄の戦時情勢の中で大変厳しいそういう御体験あるいはまたそうした事実を十分承知の方々の御意見を踏まえての御発言でございますから、先生の御発言は事実であるとか...全文を見る
○森国務大臣 具体的な事柄につきましては今局長が申し上げたとおりでございます。琉大がいわゆる国立大学という形で県立大学から移管されました際、当時私どもも党の立場におりまして、琉大が本当にその地域の特殊性に合った大学として発展することを願ってきたわけでございます。  これはまだ事...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御意見をちょうだいをいたしまして感謝を申し上げる次第であります。先生が強いことを申し上げたというふうにおっしゃってくださって大変恐縮をいたしておりますが、私もかなり本音のところを申し上げて、先生と意見は十分かみ合いながら大変実りの多い議論であったというふう...全文を見る
06月29日第101回国会 衆議院 文教委員会 第18号
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○森国務大臣 結果的にはこうした事態になりまして、大変対象となる学生の皆さんに不安あるいはまたいら立ちを生ずることになり、これはまことに遺憾であったというふうに思います。  しかし、これはお互いに政治家ですから、新しい年度に予算編成をする、その予算は当然関連法案というものが成立...全文を見る
○森国務大臣 怠慢を認めなければこの後の審議ができないと言われますと、これは怠慢を認めればいいのかもしれませんが、私は、怠慢だと言われるとやはりこれは問題だと思うのですね。先ほど長々申し上げましたが、そういう仕組みというか慣例みたいになっているわけです。そこまで田中さんおっしゃい...全文を見る
○森国務大臣 サミットの報告をここに今全文持っておりませんので、それを見ながら申し上げなければかえって御迷惑をかけることになるかもしれませんが、日本の果たすべき役割は極めて大きなものになってきている。どちらかといえば世界は緊張の方向にあるという感じで私どもとして受けとめております...全文を見る
○森国務大臣 今田中さんが御指摘をいただきました点というのは、それなりに御意見として伺っておくに十分値するお話であろうと私は思います。ただ、給付と貸与ということだけで比較すれば、確かにそういうことになると思うのです。それは有利子よりも無利子、無利子よりも返還免除、返還免除よりも給...全文を見る
○森国務大臣 そのような考え方ではございません。そして、財政再建中一時的に一部有利子をお願いしてこの制度を併用していく、したがって財政が健全化したりあるいは経済情勢が少しでも好転をすればこの制度はなくするのだということにはならないと私は思うのです。  もちろん、先ほど申し上げま...全文を見る
○森国務大臣 私は、人材育成、教育の機会均等、いずれも重要であるというふうに考えておりますので、今あえてどちらにウエートを置くか云云ということを申し上げますよりも、両方に配慮をしていくということの方がより適切ではないかというふうに私は考えるのです。  確かに能力のすぐれた者にと...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんの御指摘は、一つの見方としては、確かに今個人のお考えとして、私ならこういうふうにつくってみるという、これは私は一つの見識だろうと思います。教育基本法には人格の形成というふうに書いてございます。それはもちろん目指すことでございますが、その中には、間接的には、民...全文を見る
○森国務大臣 午前中、田中さんからも、今佐藤さん御指摘をいただきました点と同様な御質問をいただきました。  確かに奨学金制度そのものは、日本の場合は諸外国に比べてある意味ではまだ未熟な点もあるんだということは、今お話を伺っておりましただけではなくて、私も常々意識としては持ってお...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ御指摘をいただきました点は、政府といたしましても十分に拝聴いたしておきたいと存じます。  ただ、こういう財政状況下でございまして、たまたま数字のめぐり合わせから防衛費が突出をする、その分だけ文教費が回されたのではないかという御指摘もございますが、そういう数...全文を見る
○森国務大臣 筑波大学の法案提出の際に私も与党の理事でございまして、木島さんと随分議論をした記憶がございます。さっきも私は、田中さんの御質問の際にもそのことにちょっと触れました。確かに国会へ法案を提出する時期というのも非常に難しいところでございます。政府の立場から、これは木島さん...全文を見る
○森国務大臣 臨時教育審議会で奨学制度というものを御議論なさるかどうかということは、私の立場からは今申し上げられないわけでございますが、教育全般を見直していくということで制度のことを考えてまいりますと、これは私はかなり重要な課題だと思います。  したがいまして、先生がお話しのよ...全文を見る
○森国務大臣 四十七年三月十六日の木島先生と高見大臣の答弁、私は実はきょうコピーを拝見いたしまして、ちょうどこのころ私も委員をしておりましたのにちょっとその記憶がないのは、きっと国対の方にでも行っておったのではないかと思うのでありますが、大臣がこういうように発言をしても事務当局で...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと木島さんの御見識を伺いまして、日本の奨学制度のみならず、これからの日本の教育の中に御意見として承らなければならぬ点はたくさんあるというふうに今私も伺わせていただきました。  先ほど、田中さんのときにも佐藤誼さんのときにも申し上げましたけれども、スタートい...全文を見る
○森国務大臣 確かにあの当時の状況の中でこの制度をスタートさせた、これは大変なことだと私は思います。その当時の政府のいわゆる財政状態という見方で、今先生から御指摘をいただきました。先生は今、例の中で、それは数という問題もあるだろう、こういうふうにおっしゃいました。そういう面も確か...全文を見る
○森国務大臣 奨学制度は、基本的には、先ほどから各党の諸先生方が御質疑を踏まえながらいろいろと御意見を述べられておりますように、いかなる人々がどのような条件においても学べる、学問というものを保障する、そして、特にいわゆる経済的な理由で勉強する機会を得られないということがあってはな...全文を見る
○森国務大臣 足らざるを補う補完という意味ではなくて、制度として有利子という制度も採用させていただいた、そういう意味では、私はこの二つの制度が仕組みとして並立をしていくものであると考えておるわけでございます。ただし、基本的な姿勢といたしましては、無利子貸与というのが事業の中の大き...全文を見る
○森国務大臣 行革審は二つの小委員会でいろいろ今協議をしておられるということは承知をいたしておりますが、どういう内容をどういうふうにしていくかというふうなことは、新聞等で漏れ伝えられる程度のことは承知をいたしておりますが、具体的に私どもに対して、議論の中身の説明があったり私どもに...全文を見る
○森国務大臣 御心配をされる点はよく私もわかります。そして、有利子制というものを制度の中に仕組みとして取り入れた、確かに大きな転換でございます。しかし、なぜそうしたかということについては、これまで各党会派の皆さんの御質問に対しまして、私どもとしては、無利子というものをいわゆる奨学...全文を見る
○森国務大臣 ですから申し上げているわけです。今度の行革審は、もちろん中身について私どもは承知をいたしておりませんが、六十年度の概算要求の作業を間もなく八月末までにいたさねばなりません。そういう予算のあり方といいましょうか、予算上の問題につきまして、さきに臨調が答申をいたしました...全文を見る
○森国務大臣 たびたび申し上げておりますように、私どもとしては無利子制というものを大事にしていきたいと何回も申し上げているわけでありまして、どうもあなたは最初から、これを破棄するんだという、そういう立論の上で御質問をなさっておられる。逆に私どもから言えば、そういうふうに決めてかか...全文を見る
○森国務大臣 これは私は直接の任にあるわけではございませんが、この条約締結に際してのそうした希望的な意も当然園田外務大臣としては申しておられるのだろうと思います。  私どもといたしましては、今局長からも申し上げましたように、日本の国は高等教育におきます。私立学校の分野が非常に多...全文を見る
07月03日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○森国務大臣 御指摘をいただきました、国際的にも高く評価されている我が国の教育ということでございますが、戦後におきます我が国の教育は、明治以来の初等教育の普及に加えまして、新たに教育の機会均等という理念のもとに義務教育年限の延長をいたしまして、中等教育、高等教育の普及等が今日まで...全文を見る
○森国務大臣 政治において、諸制度というものはすべてそうでございますが、これが完璧であるというものはまずございません。みんなで努力して条件を整えていく。そして今私が、いつでも、どこでも、だれでもと申し上げましたけれども、例えば放送大学、視聴覚教育あるいはまた専修学校、各種学校を充...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、いかなる諸制度もこれで完璧であるというものはないと思うのです。そして教育というものは、教育基本法にも定められておりますように、人格形成、人格を完成させるところにあるわけでございます。今日までの教育の制度は、今先生からも御指摘を...全文を見る
○森国務大臣 今日の日本の教育の成果というのは、先ほど先生の御質問に対しましても申し上げましたように、いろいろな角度や視点は違うと思いますが、誇っていいと思います。現実に、敗戦の中からこれだけ急成長もいたしましたし、国際的な地位も高まっております。これは教育の成果に負うところであ...全文を見る
○森国務大臣 委員を人選申し上げますことは、当然国会の論議を踏まえまして、そして、臨時教育審議会設置法案が国会で御同意をちょうだいいたしましてから、私どもとしてはその基準等を考えていかなければならぬというふうに考えております。  しかし、今、広く各界というのはどういうことかとい...全文を見る
○森国務大臣 ただいま申し上げましたような、そうした分野の中から委員を人選いたしますが、その委員の人選に当たりましては、個別に具体的な候補者につきまして、その業績や経験あるいはその他いろいろ総合的に勘案をいたしまして、総理大臣が判断をいたすわけでございます。その判断をいたします上...全文を見る
○森国務大臣 基本的にはそういう形で御人選申し上げます、改めて推薦をちょうだいするという形ではございませんが、先ほど申し上げましたように、総合的な判断をいたします上においては、いろいろな皆様の御意見をちょうだいするというようなことも当然あるわけでございまして、そうしたことを総合的...全文を見る
○森国務大臣 基本的には審議会の先生方御自身で、公開にするのかしないのかということはお決めをいただくわけでございます。ただ、あえて今お問いかけがこの国会でもございましたので、私といたしましては、広く、自由に御論議をいただくということの方がより適切であろうというふうに考えて、公開と...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、今先生も御心配になりますように、一番大事なことは国民の理解と協力を得るということでございますので、そうした国会における御審議というものも恐らく審議会御自身が十分御判断の材料にされるであろう、私どもはそういう期待もいたしておりますので、今...全文を見る
○森国務大臣 総理も私も、国会で御答弁申し上げておりますように、基本法につきましては改正する考えは全くありません、こう申し上げておるわけでございます。
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 法律の技術的なことでございますので、政府委員から答弁をさせます。
○森国務大臣 先ほども申し上げてまいりましたように、今の教育は、教育の制度としてはやはり一つの成果を私どもは得ているわけでございます。そして、この教育の制度が社会の中におきましてさまざまな対応がしにくい、それぐらいに社会の変化が激しい。そして国民の意識も非常に多様化している。そう...全文を見る
○森国務大臣 今渡部さんが御引用なさいました森田さんそれから大田さんの御意見、今ここで先生からお読みをいただきました点を拝聴いたしただけでございますので、その意見、どちらがどうで云々ということをここで即断して私から御意見を申し上げることは適切ではないというふうに考えます。  教...全文を見る
○森国務大臣 先生が今、先生御自身としてお考えになります教育観、私どもとしても大変傾聴させていただいたわけでございます。  戦後日本は、やはり敗戦という反省の中に私どもは日本国憲法を確定をいたしました。そして、それを具体的に教育の中で実現をしていくということで教育基本法も定めた...全文を見る
○森国務大臣 先ほど先生は、「アフリカ物語」というお話をなさいました。私はその「アフリカ物語」を残念ながら見てないのですが、同じような「キタキツネ物語」を私はテレビで見たのです。私はそのテレビを、当時まだ小学校であった娘に誘われて見たのですが、大変印象深く見たところが一つございま...全文を見る
○森国務大臣 総理も過般の選挙に際しまして、教育改革に対します構想を述べておられるわけでございます。その中で、やはり今日の六・三・三・四制、これが私どもが今日まで教育を展開してまいりましたときの基本的な学校教育の制度でございます。しかし、先ほどからも申し上げておりますように、教育...全文を見る
○森国務大臣 まず、結論から申し上げましたら、そういう事態と決別をいたしたい、そのために教育を改めてみたい、改めたいと私どもは判断いたしておるわけでございます。  ただ、今先生が数々の例を、そしてまた先生御自身のお考え方も述べられました。私は、今先生がお述べになりましたすべてに...全文を見る
○森国務大臣 時間の関係もございますので、長い御説明を申し上げますと先生に御迷惑をおかけいたしますが、共通一次も、今高等学校に学んでおられる生徒さん、あるいは中学校に学んでおられる人も対象にしていいと思いますけれども、いい悪いは別といたしまして、現在ある共通一次というこの試験制度...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、共通一次試験はできるだけ改善をしていかなければならぬ、これは基本的にそういう認識を政府としてもいたしております。そして今、国立大学協会で特別委員会をおつくりいただきまして、鋭意作業を進めていただいておりますので、その結論を待って対処した...全文を見る
○森国務大臣 共通一次試験の科目を分けてみたり、その期日を延ばしたり、あるいは前へ持ってきたぐらいのことでは教育の改革ではないと私は思いますし、あるいは大臣の実績でもないと私は思っております。そのことよりも、先ほどから先生もいろいろとお述べになりました、そうした現実の教育の問題と...全文を見る
○森国務大臣 教育委員会制度につきましては、先生の御指摘もございますが、かって私たちが子供のころに公選制をしていたわけでございます。その公選制が選挙という形で行われる、そこにやはり政治的中立性の確保が困難であった、そういう過去の経験と反省に対しまして、昭和三十一年に現在のいわゆる...全文を見る
○森国務大臣 新しい高度な情報社会に入ります。このことは、私どもはもう否定はできない時代に突入をしていくというふうに考えます。したがいまして、激しい社会の変化あるいは文化の進展、そういう中に対応でき得るような学校教育制度、あるいは社会、家庭、すべてにおきます教育制度を考えていかな...全文を見る
○森国務大臣 御承知のように、教科書の検定は基準が設けられておりまして、その基準に従って適切な指導をいたしておるわけでございます。もちろん検定官一人の意見がそのまま教科書の改善あるいは修正意見になるわけではございませんで、委員会の議を経て、協議をした上で改善、修正をお願いしている...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘をいただきました点、私どもが教育を大事にしていくという基本的な考え方、そして先生が御心配いただきました点、私どもは大変ありがたく承らせていただきました。  私は、常日ごろ国会答弁でも申し上げておりますように、行政改革あるいは財政改革はすべてを合理的...全文を見る
○森国務大臣 臨時教育審議会は、先生も御承知だと思いますし、また先生も私は御賛成をいただけると思いますが、長期的に日本の教育の諸制度全体を見直してみよう、総合的にいろいろな機能を全般にわたりまして検討してみよう、こういうことでございます。したがいまして、どのような制度をどのように...全文を見る
○森国務大臣 臨調答申は、変化に対応いたしました適正な、合理的な行政の実現を目指して、いろいろな指摘をしているわけであります。今先生が一つ具体的に例として取り上げられましたが、それも含めまして学校教育の多様化あるいは弾力化の推進、それから今お話しになりました高等教育の質的充実、費...全文を見る
○森国務大臣 石原さんの今のお考えは、一つの御見識として拝聴いたしておきます。必ずしもそのことが間違っているとかいないとかいうことではないわけでありまして……。  今の育児休業制度というのは育児休業法に基づいて、先生も今おっしゃったように、女子職員の継続的な勤務を促進させる、そ...全文を見る
○森国務大臣 カウンセラーの配置、これは大変大事な御指摘だろうと思います。  しかし、私は、学校教育というのは、子供たちにとってすべての責任は校長と先生方みんなでやはり対応すべきだと思うのです。最近では分極化してしまって、それぞれ皆専門化してしまいます。問題のような行動が出てく...全文を見る
○森国務大臣 昨年十一月の教養審の答申におきましても、生徒指導に関する科目を必修とするような提案がなされておりました。これも石原さん御承知だと思うのであります。先ほどからカウンセラーのことに関しまして先生のいろいろな御指摘がございましたが、どうもそういう道徳教育、徳育の問題も最近...全文を見る
07月04日第101回国会 衆議院 文教委員会 第19号
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○森国務大臣 先ほど宮地局長からもお答え申し上げましたように、さまざまな要因もございまして、国会の御審議をお願いをいたしております。その過程の中で奨学金を待望いたしております学生生徒が大変困った状態になっておりましたということについては、私も大変心を痛めておりました。お互いに国会...全文を見る
○森国務大臣 ただいま馬場先生、御自分がちょうど教員におなりになりましたときの思い出を含めまして、育英奨学制度についての先生のお考え方を述べられました。基本的には先生のお考えどおりであろうというふうに私も思います。  憲法そして教育基本法の理念に基づく民主的、文化的そして平和的...全文を見る
○森国務大臣 お答え申し上げますのに正直申し上げて大変適当室言葉が出てこないのですが、基本的には、馬場さんが今おっしゃっておられるように、旧憲法のそういう精神の中での当時の「優秀ナル学徒ニシテ」云々ということをそのまま置きかえたということではないと思います。  いろいろと議論の...全文を見る
○森国務大臣 局長に答えると言えば、やはり馬場さんに敬意を表しなければならぬ、そういう立場……(馬場委員「余り長くやらぬでください、あとの質問があるんだから」と呼ぶ)  現行の育英会法は、「国家有用ノ人材ヲ育成スルコトヲ目的トス」、そこを「国家及び社会に」というふうにいたしてお...全文を見る
○森国務大臣 今御指摘の国際人権規約、そして留保事項、あるいはまた附帯決議も、今私も読み返しております。私の答弁が先生のお考えに当たって御不満のようでございますが、日本の高等教育は私学の占める割合が大変大きい、これはもう先生も御承知のとおりでございます。そしてまた、私立学校を含め...全文を見る
○森国務大臣 基本的には、今馬場さんのお述べになりましたようなそうした気持ちで私どもは教育の改革に当たっていきたいと考えております。この委員会でも、本案を御審議をいただいておるときにたびたび申し上げましたけれども、日本の教育の公の負担する費用、そしてまた個人が負担をする費用、これ...全文を見る
○森国務大臣 いろいろ御指摘をいただきましたが、基本的に、たびたびの各党の皆さんの御質問に対しましてもお答えを申し上げておりますように、私どもとしては、育英奨学資金制度は基本的にこの制度を充実していかなければならぬ、これが大前提でございます。したがいまして、質的な改善をしていきた...全文を見る
○森国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨について十分検討してまいりたいと存じます。
07月05日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○森国務大臣 徳島県の今御指摘の盲学校につきましては、私の方も詳細を承知いたしておりませんが、先生がわざわざ調査に行かれましたことにつきましては、国政の場で調査をなさるということで、御苦労でございましたとまず申し上げておきたいと思います。  一般論でございますけれども、学校にお...全文を見る
○森国務大臣 嶋崎さんから今、総理の施政方針あるいはまた答弁の中から基本的なスタンスについてのお尋ねがございました。私も予算委員会あるいはまた文教委員会、そして当内閣委員会等を通じまして、今嶋崎さんがお尋ねのような形で私も答弁をしてまいりました。基本的には、教育改革は日本の将来の...全文を見る
○森国務大臣 今の御指摘の点は総理の答弁ですか。(嶋崎委員「そうです」と呼ぶ)私もたしか委員会でそのようにも申し上げた記憶がございますが、この問題が国会に提案されましてからというものは、総理もそうですが、私も随分いろいろな方から手紙をいただいたり、あるいは投書をいただきます。一日...全文を見る
○森国務大臣 嶋崎さんの方が御専門でお詳しいだろうと思いますが、教育もいろいろ幅広く家庭教育、社会教育、学校教育もございます。また学校教育の中には、その設置の責任を持つ地方の自治体というものもございますし、直接国がかかわり合いを持つ高等教育の面あるいは私立大学の面、国公立含めまし...全文を見る
○森国務大臣 基本的にはそのとおりでございます。
○森国務大臣 お尋ねの問題はかなり昔の問題でございますので、経過もございますし、その当時の記録についても詳細に事務当局の方では承知をいたしておりますので、答弁をさせます。
○森国務大臣 中教審の答申は、いろいろ出し方にもよるわけでありますけれども、すべてそのままダイレクトで実施をいたしておるものもございますし、もちろんそれをまた専門分野に分けて、専門の研究の場でいろいろと御討議をいただいて、あるいは政策として取り上げた場合もございますし、政府がその...全文を見る
○森国務大臣 大変多くの答申でございますから、例えばというふうに申されて何を申し上げていいか、もっとも嶋崎さんが何を構えてお尋ねなさっておられるのかということがちょっとわかりにくい面もございますが、今申し上げた例えば私学助成法もそうでございましたし、あるいは教員の待遇の改善という...全文を見る
○森国務大臣 前後のやりとりのところが、後というよりも先の方がいいかと思いますが、その辺がちょっと定かじゃありませんが、私の認識といたしましては、先ほど申し上げたように、おおむね四六答申は数の上では実施をいたしておる。ただ、項目の中には、かなり大きなウエートのかかる面から見ますと...全文を見る
○森国務大臣 これも視点のとらまえ方がいろいろあると思いますけれども、私どもはおおむねそういう理解をいたしております。
○森国務大臣 私は、歴史的にその当時、もうちょっと大人であったら少し客観的に判断もできたと思うのですが、私も御質問のそういうお話があるということで当時の天野さんの答弁を読んでみているのですが、人格が高潔で、いわゆるそういういろいろな各専門分野の利益代表ではなくて人柄あるいは学識、...全文を見る
○森国務大臣 嶋崎さん御承知のように、私も党で、予算の編成の際あるいはまた政策を進める上でいろいろ文部省とも議論をいたしたことはございますが、確かにそういう面で、審議会がこういうふうな考え方をしておるんだ、ではその審議会のメンバーはだれがなるんだというふうに見てみると、確かに御指...全文を見る
○森国務大臣 たびたび御質問をいただきまして、その際にも申し上げておりますが、基本的には、私は、いろいろな団体の代表という視点で選ぶということはとるべきではない、こう思っております。ただ、さっき、中教審で文部省が多かったではないかという御指摘もございましたが、恐らく教育の行政の専...全文を見る
○森国務大臣 たびたび当委員会でも申し上げておりますが、公開をするかしないかについては、基本的には審議会自身で御判断をいただくことでございます。私といたしましては、今の嶋崎さんの御指摘の中で、情報の公開という大きな前提、民主的運営、あるいは国民に広く理解と協力を求める、こういうい...全文を見る
○森国務大臣 確かにいろいろな見方ができるわけでありますが、私どもが期待をいたしておりますのは、二十一世紀を担うべき青少年たちのためへの教育全体に対する見直しといいましょうか、改革を御論議をいただきたい。したがって、論議をしていただくその審議委員になる人の立場は私どもは考えてあげ...全文を見る
○森国務大臣 憲法と並び称してといいましょうか、並べて比べてみてもいいくらい大事な教育制度であるという御認識は、私は大変敬意を表します。そしてまた、それくらい大事なものであると思います。  ただ、今憲法と調査会との比べ方を先生がされましたけれども、憲法という一つの国の基本的な法...全文を見る
○森国務大臣 一つのお考えであるということを先ほどもお答えを申し上げました。御意見として十分承っておきますが、どういう議論の公開といいましょうか、国民に明らかにするかという方途については、審議会自身がお決めをいただくことであろうと思います。したがいまして、審議会が皆さんの御理解で...全文を見る
○森国務大臣 最後に嶋崎さんからお話のありました高学歴化、高齢化、国際化、技術革新社会等、私どももこの国会に法案をお願いいたしましてから、いわゆる社会の変化というもの、すべてここに視点を置いたわけでございまして、まさに先生と私どもとは、二十一世紀のある視点をとらえては同じ考え方で...全文を見る
○森国務大臣 審議の内容等は適宜いろいろな形で国民の前に明らかにされる、これはさまざまな工夫があってしかるべきである、私はこう答えを申し上げております。  したがいまして、今市川さんがおっしゃったように、ある意味では一つの区切りの期限的なものもあってもいいでしょう、一カ月とか二...全文を見る
○森国務大臣 一つの考え方として、審議会にいろいろな公開の仕方というものが考えられるでありましょう。そういう国会での御意見もあったということも、当然会長以下審議会の皆さんも踏まえていかれるだろう、こういうふうに思います。先生が別に、修正をして国会にその都度と言われたのでないことも...全文を見る
○森国務大臣 お考えの点は十分大事にしていきたい、こう考えております。
○森国務大臣 このたびの教育改革は、二十一世紀の我が国を担う青少年が、今後におきます社会の変化や文化の発展に主体的に対応する能力をぜひ持つことができるように、そういうことがねらいでございます。したがいまして、先生から今幾つか例を挙げてお尋ねでございますが、個別の問題を個々に諮問を...全文を見る
○森国務大臣 該当いたすと思います。
○森国務大臣 幅広くいろいろな角度から人選をお願いをするということになります。その結果、その方が今御指摘がありましたように日教組のメンバーであるあるいは校長会のメンバーであるということであっても、その団体を代表してお選びするということではございませんので、それは問題はないと思いま...全文を見る
○森国務大臣 市川さん、御自分でちょっと例えておっしゃいましたけれども、極めて公明な正大な御意見であろうというふうに私は伺っておりました。  確かに、もっと自由に伸び伸びと、どうも規制が多過ぎるのではないかというようなお考えもございます。しかし、ある面、国民の目から見ると、文部...全文を見る
○森国務大臣 私どもは、よりよき制度を求めて努力をしていかなければなりませんので、あえて限界があるというふうに、こう短絡的に物を言ってしまうということはどうもとり得ない立場でございまして、やはり人間社会でございますから競争原理というものは働いてまいりますから、競争を目的として、そ...全文を見る
○森国務大臣 大学教育のあり方、大学制度のあり方、高等教育機関のあり方という個別的なことを臨時教育審議会で御論議をいただくというふうに今申し上げる立場ではございません。しかし、私の個人的な考え方といたしましては、市川さんのお考えとまさに軌を同じゅういたしております。  私どもも...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、基本的には市川先生のお考えと私個人といたしましては同じ考え方を持ちます。
○森国務大臣 あえて所見ということでございますから自分の私見を交えてでございますが、非常に難しい問題だと思います。  例えば、教師のお話をされましたが、学校の先生というのはこれとこれとこれだけの学問を持っていなければできないのか。したがって、その学問をとるために勉強もしなきゃな...全文を見る
○森国務大臣 市川さん、いろいろとお話しになりましたので、そのすべてに対し所見を申し上げるのは時間の御迷惑になりますが、やはり基本的に人格の完成を目指すということでありまして、それには学問を身につけて、その学問をある程度身につけなければ次のランクの教育を学ぶことができないのか。あ...全文を見る
○森国務大臣 小川さんも教職として大変経験を持っていらっしゃいますので、何もかも御承知の上で私の試験をするぐらいのお気持ちでお尋ねなのかもしれませんが、あえて総理とそういう話があったのかということでございますので、お答え申し上げます。  偏差値にゆだねられた日本の今の教育、ある...全文を見る
○森国務大臣 私どもといたしましては、どの程度の教室が一番いいのかどうかといういろいろな論議がございますが、欧米先進国等いろいろな学校の現状等も考え、四十人を一つの目標としてその四十人学級の実現を期すために、六十六年度を最終目標として十二年計画におきますいわゆる第五次の定数改善計...全文を見る
○森国務大臣 私といたしましてもこの計画は何とか実現をしたい、こう願っておるところでございまして、全体的には私どもは、財政の基本的な方針というものをちょうだいをいたしましてから文部省の所要の予算を定めていかなければならぬ、その作業を始めていかなければならぬということもございますが...全文を見る
○森国務大臣 先生の前段のお話の中にございましたように、問題児が出ていること、あるいは教育のいろいろな意味での荒廃とか言われておるような状態は、例えば大規模高校あるいはマンモス校、もっと端的に言えば、四十人学級のようなことを後回しにしておるからそういうふうになるのだという御指摘も...全文を見る
○森国務大臣 臨時でない場合はやはり恒常的に、恒久的にということになるかと思いますが、臨時というのは、一つの年限を定めて、その期限を切ってという意味。私ども今お願いをしております法律の立場上から申し上げると、そういう解釈。もちろん臨時というのは、広義の解釈の仕方もいろいろあるだろ...全文を見る
○森国務大臣 名称につきましては、いろいろと政府にございます審議会あるいはまたこれまで教育にいろいろと関係がございましたような審議会等々、そしてまた、全体的に幅広く、自由濶達に二十一世紀を担う青少年たちのためへの教育の改革というようなことから考えまして、今の臨時教育審議会という名...全文を見る
○森国務大臣 今の先生のお尋ねの点は、大変難しい問題だと思います。  私どもは、憲法と教育基本法の精神を基本として教育改革に当たりたい、こう申し上げております。そして法案におきましても、基本法の精神にのっとって行うということを明示をさせていただきまして、そしてたびたび国会でも総...全文を見る
○森国務大臣 ちょっとその辺、教育基本法にのっとらない人というのは、具体的にはどういうことなのかも、ちょっと私の悪い頭でなかなかすぐぴんとこないのですが、基本的には当然のことだろう、こう思います。
○森国務大臣 人選は、たびたび申し上げておりますように、幅広くということを申し上げておりまして、人格識見をということを法律の中に一つ明記をいたしておりまして、いわゆる資格審査をするということであってはならないと思います。  義務教育のことを議論するには、いろいろな角度からいろい...全文を見る
○森国務大臣 先ほど事務当局が申し上げましたように、運営方法等につきましての細目は審議会自身でお考えをいただくことが適切であろうと思いますが、三年という一つの区切り、これは長いという見方もできますし、普通の審議会の二年というような形から見れば少し長いというような形もございますが、...全文を見る
○森国務大臣 今小川さんが御試算をされますとそういう数字になるのかもしれませんが、それぞれの分野というものもございますし、お話し合いがどういう形で進むかわかりませんけれども、短くてこれぐらいしか話せなかったというようなことでは必ずしもないだろうと思います。しかし、確かに先生のおっ...全文を見る
○森国務大臣 専門委員につきましては、これもたびたび申し上げておりますように、審議会自身でいろいろと御論議をいただきました中で、専門的な部門につきまして、なおその中身といいましょうか、具体的な事柄といいましょうか、そうしたことなどについて十分な知識を持った方々に十二分に御検討いた...全文を見る
○森国務大臣 確かに教育論議がさまざまな形で指摘をされておりますが、その中には自由化というような議論もございます。しかし、学校の自由化という言葉はいろんな意味で多岐に用いられているということでございますので、学校の自由化ということはいろんな意味で、言葉はよくありませんが、あいまい...全文を見る
○森国務大臣 公立につきまして検討をしてみたらという考え方を一応中教審の中で、先般の答申で考えているようでございますが、文部省といたしましてそのことを具体的に実施をしたり検討はいたしていないわけでございます。今日本で行われている中高一貫というのは、先生の御指摘のとおり組み合わせは...全文を見る
○森国務大臣 これ、どこの学校かわかりませんが、写真のできぐあいから見ると、何か写真をまた写真で撮ったというような感じで、古いような感じもいたしますが、もし先生がおっしゃるように今ある学校の写真だということでございますと、かなり規律正しく厳しいことをやっておられるな、そんな感想を...全文を見る
○森国務大臣 御指摘をいただきました学校について申し上げるということではございませんが、公の教育を担います高等学校におきましては、軍国主義的な教育が行われるようなことがあってはならないというふうに考えます。しかし、今その写真等を拝見いたしまして、先生から御指摘がありましたように、...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたが、私どもは学校の自由化という考え方は持っておりません。自由化という言葉はいろいろ広義に理解されますので、今の立場でそれがどのような意味をするかというようなことについては、この際、この場所でございますので、私から言及は差し控えます。  ただ、...全文を見る
○森国務大臣 社会の変化という中で先ほど嶋崎さんからも御指摘がございました国際化という問題については、二十一世紀というものをとらえていけば当然考えておかなければならない社会の大きな変化の条件の一つでございます。今具体的に国際化に対応した学校の諸制度はどのようにあるべきかということ...全文を見る
○森国務大臣 私は、基本的には漢字はできるだけ大事にしたいという個人的な考えなんです。  どうも漢字というのは、小川先生には理解をしていただけると思いますが、私なんかは小学校二年のときに終戦になりましたから、それまで随分いろいろな漢字をある程度覚えたのです。小学校へ入ってから片...全文を見る
○森国務大臣 おしかりをいただくかもしれませんが、先ほど嶋崎さんの御質問の際にも申し上げましたけれども、学校の直接の指導の責任、これはもちろん現場であります校長と教職員が持っておられるわけでありますが、同時に、運営の責任というのは市町村あるいは県の教育委員会がやっておりまして、私...全文を見る
07月06日第101回国会 衆議院 内閣委員会文教委員会連合審査会 第1号
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○森国務大臣 このたび、政府から提出いたしました臨時教育審議会設置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の教育は、国民のたゆみない努力により著しく普及し、その水準は国際的にも高く評価され、我が国の成長と発展に重要な役割を果たしてきております。特...全文を見る
○森国務大臣 文教委員会あるいはまた内閣委員会等の御質問に対しましてたびたびお答え申し上げてまいりましたが、二十一世紀に向けて我が国を担う青少年の育成のために、我が国の社会がこれからどんどん変化するでありましょう、その変化に対応できる教育の実現を期し、教育改革を図るための方策につ...全文を見る
○森国務大臣 今木島さんから御指摘いただきました例えば高校入試制度の改善あるいは共通一次、これは総理が昨年の十二月十日に七つの構想の中で意見として申し上げたものでございます。  これはいずれも文部省の行政にとりましても大変大事なことでございますし、国民がこのことに対して大変大き...全文を見る
○森国務大臣 木島さん、ある程度よくおわかりの上でお尋ねになっておられるので、私も真っ正面からお答えを申し上げてかえって失礼になるかと思いますが、教育職員免許法の改正案の内容は、現下の急務でございます教員の資質の向上のための基本的な方策として、十分な検討を得て提出をいたしたもので...全文を見る
○森国務大臣 先ほど七つの構想を、これを基本としてというふうなことを木島さんおっしゃいましたが、私は五要な参考の一つになる、こう申し上げたわけでございます。もちろんそのことを参考にするかされないかは、当然臨時教育界議会の委員の皆さんがお考えになることであります。  さて、お尋ね...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの趣旨説明にも申し上げましたように、日本の教育は、量的な面でもまた水準の面でも、極めて高い評価を得ております。そういう意味では、国民の教育に対する関心とその深まりで大きく成功をもたらしている、このように判断をいたしております。
○森国務大臣 確かに今の教育に対して、画一的ではないかという批判があることは、私どももしばしば耳にすることでございます。今木島さんがその一つの例えといいいましょうか、引用の中で、むしろ規則に準ずるというような話がございました。例えば髪の毛がどうであるとかスカートがどうであるという...全文を見る
○森国務大臣 一般的に画一化ということに対してこれを指摘する場合は、それぞれのお立場と前段があるだろうと思いますが、私は、ある意味では制度的にもう少し多様にしていくということが、これから社会の変化というものに対応していくためにはそうしたことをとることが正しいというふうに思います。
○森国務大臣 臨時教育審議会のこれからの御審議の方向と来年度のいわゆる四十人学級等も含めて行われるべき予算の問題との関係は、これはまた別問題だろうと思います。  ただ、私はきのうも内閣委員会で申し上げましたし、この四十人学級は何とかして着実に進めていきたい、こういう希望を持って...全文を見る
○森国務大臣 時間を急がれておりますから、理由を全部言うとまた御迷惑になりますから……。  そういう面も含めております。
○森国務大臣 先生がいろいろな例を取り上げられたり想定をされて、そして御質問いただくのでありますが、それを簡単に短く答えるというのは非常に困るのです。そう簡単に画一的に答えられるものではないわけでございます。  縦、積と、いろいろ例えの仕方はございますが、やはり今先生がおっしゃ...全文を見る
○森国務大臣 先生のお考え方、私もよく理解できます。
○森国務大臣 できるだけ短い時間でということでございますので、はしょったお答え方ばかりいたしておりまして御理解を得られないのかもしれませんが、何事もすべて審議会にということで決して責任を転嫁しておるわけではございません。ただ、今先生のお尋ねの中でお話しになりましたように、どんな学...全文を見る
○森国務大臣 有島先生の御質問は大変難しいお問いかけでありまして、文部省といたしましてはということを申し上げるにはいささか荷の重い御質問でございますから、私が今お話を伺っておりまして感じますことは、人間はこれからいろいろな将来というものを予測しながら生きていかなければなりません。...全文を見る
○森国務大臣 どのような形でどのようなことを諮問するかにつきましては、先ほど諮問の中身につきましても木島さんからもそれに関連してお問いかけがございました。  政府といたしましては、どういう形で諮問するかという形式等もまだ定めておりません。もちろん、これから国会で御論議をいただく...全文を見る
○森国務大臣 そうした御論議を十分踏まえていきたい、こういうことでございます。
○森国務大臣 総理は先般、たしか予算委員会であったと記憶いたしておりますが、基本法を改正する考えはない、また内閣委員会にも御出席をいただきまして、そのことを明確に答弁をいただいております。私といたしましても、この点については教育基本法の見直しは必要はないと思っております。今度の教...全文を見る
○森国務大臣 ただいま申し上げましたように、総理ともこの点については十分意見の疎通を図っておりまして、私も総理も同じ考えでございます。
○森国務大臣 それは、総理に対して、義務教育の年限云々ということをおっしゃった質問に対して、総理は、義務教育を変える考えはございません、こう答えられたということを私は承知いたしております。したがいまして、そこに欠落があるとは私は、そういう中身のことについて仮定の問答をして、そうい...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと時間をとるようなことになって恐縮ですが、有島先生の二月二十五日の予算委員会の会議録を今ちょっと読んでみました。もちろん前にも読んだのですが、全部頭に入ってないものですから。  先生が御指摘をされたのは、いわゆる諮問をする際に、教育基本法を拡大的に考えて諮問...全文を見る
○森国務大臣 社会の変化ということを申し上げましたが、その大きな要件の一つには国際化ということがあると思います。そういう意味では、国際認識といいましょうか、国際問題に対しまして精通をされた方、そういうことに対して理解を深めておられる方、こうしたこともその分野の一つとして十分考えら...全文を見る
○森国務大臣 人選等につきましてはこれから配慮しなければならぬと思いますが、私といたしましては、世代のバランスがとれることと、男性と女性とのバランスということも十分配慮していかなければならぬことだと考えております。
○森国務大臣 山原さんが今御質問の中に御引用なさいました新聞等の情報は、私も承知をいたしております。しかし、行革審が今議論をいたしておるところでございますし、そのまとめがどのような形になったかについては正式にはまだ報告もちょうだいをいたしておりませんし、承知をいたしておりません。...全文を見る
○森国務大臣 山原さんから御激励をいただいて、大変感激をいたしております。  たびたび申し上げておりますが、この四十人学級は何としても着実に進展をさせたい、この私の気持ちは今も変わっておりません。一生懸命努力をして、今先生が御指摘になったようなことなども、そうした弊害が起きない...全文を見る
○森国務大臣 法律の技術的なことでございますので、事務当局よりお答えさせていただきます。
○森国務大臣 先ほど審議官からも申し上げましたが、修正案は私どもがお願いをしておるわけじゃございません。私は、この臨時教育審議会の御審議をいただいているその審議の中にありましてたびたび申し上げておりますように、いろいろなことを勘案をいたし、いろいろ検討した結果、私どもがお願いした...全文を見る
○森国務大臣 承知をいたしております。
○森国務大臣 再三、政府といたしましては最上のものであるという立場で法案をお願いをいたしましたが、私は内閣委員会で、しかし結果は国会がお決めになることでございますので、国会の御判断も政府としては十分大事にしていかなければならぬ、こう申し上げてまいりました。
○森国務大臣 江田さんが今おっしゃいましたように、非公開だからそのことはすべて機密事項だというふうに私どもも判断はいたしておりません。これもたびたび申し上げてまいりましたけれども、今江田さんからまさしく御指摘がありましたように、国民の幅広い御論議をいただきたいということでございま...全文を見る
○森国務大臣 いろいろな見方はできますけれども、やはりこの自由な、そして闊達な御論議をいただきたいということが、私ども政府として一番求めているところでございます。したがいまして、委員のお立場になって考えてあげる必要があると思うのです。  ちょっとくどいようで時間がないときに恐縮...全文を見る
○森国務大臣 審議の経過については、これもたびたび申し上げておりますが、適宜公表をしていくことが大事だと思います。その仕方等については、会長や審議会の皆さんでお決めいただくことになると思います。議事録を外に出すかどうかということについては、私が今ここで申し上げる立場ではないと思い...全文を見る
○森国務大臣 私は、日教組だからこの団体の代表はだめだということを申し上げているわけではございません。  人選についてはこれから考えなければならぬことでございますけれども、例えば教職員団体でありますと、日教組でありますとか全日教連とかというふうにある。そういうふうな形で選ぶのが...全文を見る
○森国務大臣 端的にということでございますから、幾つかの要因はございますが、教育というのはやはり社会のいろいろな構造、そのことにかかわり合いがあると思っておりますので、一つだけ申し上げるということは誤解を生む要素もございますが、やはり人間の、私ども住んでおる社会の、そういう学歴を...全文を見る
○森国務大臣 佐藤先生がいろいろな要因を御指摘なさいました。先生のお考えとして、また私どもも素直にそのことには耳を傾けなければならぬと思っております。  ただ、私は、生意気なことを申し上げて恐縮でありますが、戦後の日本の教育というのは、必ずしもそういうハイタレントのみを養成して...全文を見る
○森国務大臣 私も大臣に就任をいたしましてから、またこの教育改革をお願いしておりますあらゆる場面で、まず学校は楽しいところであってほしい、そしてもう一つは、先生との触れ合い、それが最も感動的であってほしい。今先生も、背のことを思い出すと、といろいろなことをおっしゃいました。まさに...全文を見る
○森国務大臣 感想と言われますと、大変御無礼になりますから……。  ただ、総理が総理になられる前にいろいろなところで演説をされておられたと思いますが、総理御自身は、政治家としていろいろなお立場で物をおっしゃっておられたと思いますが、総理大臣になられましてからの姿勢は明確にされて...全文を見る
○森国務大臣 不当な支配、そのことが中立性を侵すという佐藤さんの御指摘でありますが、内閣全体の総合調整権を持っております総理大臣の諮問でございますので、これは法律的には「不当な支配」に該当しないというふうに私どもは考えております。  そしてもう一つは、どういう人選、まあ文部大臣...全文を見る
○森国務大臣 たびたび申し上げておりますように、教育基本法を改正するという考えは私どもは持っておりません。
07月06日第101回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(森喜朗君) 日本育英会法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  昭和十九年日本育英会法施行以来、日本育英会は逐年発展を遂げ、今日まで同会を通じて学資の貸与を受けた学生及び生徒は約三百四十万人に達し、これらの人材は社会の各分野で活躍し、我が国の今日の発展に多大の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 粕谷さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、有利子貸与制度の導入は奨学制度の基本理念に逆行し、教育の機会均等を妨げるものではないかとのお尋ねでございますが、日本育英会の育英奨学事業は、国家及び社会に有為な人材の育成に資するとともに、教育の機会均...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高木先生にお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、育英奨学制度の改善は何をもって改善と言うのかとのお尋ねでございますが、今回の制度改正は、最近におきます高等教育等の普及状況や社会経済情勢の変化に対応し、日本育英会の育英奨学事業の一層の充実を図るために...全文を見る
07月09日第101回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(森喜朗君) お尋ねのいわゆる七三一部隊につきましては、学会の現状では資料収集の段階でございまして、専門的な学術研究が発表されるまでには至っておりません。したがいまして、これを教科書に取り上げることは時期尚早であるという趣旨の意見を付したわけでございます。この意見を受け...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、七三一部隊につきましてはいわゆる専門的学術研究が発表されるまでに至ってないということを申し上げたわけでございます。  歴史教育は児童生徒に歴史について国民としての基礎的な教養を与えることを目的といたしております。教科書は教科...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも先ほど申し上げましたように、歴史教育は児童生徒に歴史について国民としての基礎的な教養を与えるということが目的でございます。したがいまして、生徒の発達段階に応じましてやはり基本的基礎的事項に精選される必要がある。今先生がおっしゃるように、一つの本にはそ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 事実関係でありますから、局長からお答えさせます。
○国務大臣(森喜朗君) 公正なバランスということも考えますと、これは適当ではない、ふさわしくないという判断をいたしております。
○国務大臣(森喜朗君) ただいま御決議のありました東京医科歯科大学にかかわる事項につきましては、大学における自主的改善措置を踏まえつつ、今後再びこのような事態の生じないよう御決議の趣旨に沿って一層努力してまいる所存であります。
07月10日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○森国務大臣 もう佐藤さん、十二分に御専門のお立場でございましたので、先生のお考え、基本的には私とそう違っていないというふうに私は愚考いたしております。  戦前の我が国の近代教育制度というものは、まさしく明治政府が世界に目を向けて、そして長い鎖国の中で世界の先進諸国は大変文明が...全文を見る
○森国務大臣 戦後私どもが会得したといいましょうか、そういう教育、新しい教育は、まさに先ほども申し上げましたように、平和そして自由、民主主義、そうした基本的な哲学というものを大事にしていこう、そういう中から、先ほど反省点の中で申し上げましたように、そういう戦時体制下でその目的のた...全文を見る
○森国務大臣 憲法と教育基本法を大事にして、今お願いを申し上げております臨時教育審議会におきまして教育の改革を進めていきたいというのが政府の基本的な考え方でございます。
○森国務大臣 佐藤さん、幾つかの総理の発言等も取り上げながらかなりいろいろな角度のお尋ねでございましたので、すべてお答えを申し上げておりますと時間をとりましてかえって御迷惑になると思いますが、一つの中には、上から権力的に教育改革を進めるようなことがあってはならない、そういうお話も...全文を見る
○森国務大臣 これもたびたび文教委員会やこの内閣委員会でも申し上げてまいりましたように、教育は単に教育の制度だけでこれを改革ができるものではない。教育に関連する行政各部にすべて関係を及ぼしてまいります。一部の事項だけを改善いたしましても、教育全体がやはり諸制度としてこれに協力をし...全文を見る
○森国務大臣 戦後教育は六・三制を中心にし、普及発展をしてまいりました。この制度は教育の機会均等を実現いたしましたし、また国民の教育水準を向上させ、国民の人間形成や人材の育成の面で大きな成果を上げ得た、それが今日の我が国の国際社会におきます信頼、日本の発展に対して大きな成果をつく...全文を見る
○森国務大臣 臨時行政改革推進審議会の地方行革推進小委員会におきまして、昨日、「地方公共団体における行政改革の推進方策」という報告が審議会に対しまして行われましたことは私も承知をいたしております。  同小委員会の報告におきまして、教職員定数の改善計画等について具体的な指摘はなさ...全文を見る
○森国務大臣 時間がございませんので、市川さんからの冒頭の前提になります御議論、御意見として大変傾聴に値する御意見でございまして、私、十二分に参考にさせていただきたいと思います。  今お尋ねをいただきました、一定区間を区切って公表してはどうかということでございますが、審議会の具...全文を見る
○森国務大臣 具体的な委員の人選につきましては、これも国会で論議をいただきましたことを十分に踏まえまして慎重に検討いたしてまいりたいと考えます。  市川さんの御指摘もございましたように、教育改革は我が国の将来をまさに左右する、そういう重要な課題でございますので、広く国民各界各層...全文を見る
○森国務大臣 委員の人選につきましても、先ほども触れましたように、国会におきます議論を十分踏まえてまいりたい。そして、国民の各界各層の意見が反映されるように配慮をいたしたい、正直このように考えているわけでございます。  この内閣委員会が御審議をいただきました際にも、鈴切先生にも...全文を見る
○森国務大臣 私よりもはるかに、はるかにと言うと御無礼でございますが、人生観も立派にお持ちの滝沢先生から御激励をいただきまして大変恐縮に存じておりますが、一生懸命やらせていただきたい、こう思っているところでございます。  対応あるいは実行のプログラム、そういうことについていかが...全文を見る
○森国務大臣 基本的には、諮問をいたします事柄につきましては、まず包括的、基本的なことになるであろう、こういうように考えます。そして、これは私のあくまでも私見でございますが、審議会といたしましては、その基本的な事柄、包括的な事柄をまず少し幅広く御議論をいただく、その中で幾つか項目...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、どのような項目について御論議をいただくかということにつきまして、私からここで申し上げるということは越権でございます。したがいまして、こうした事柄などもある意味では御論議があろうかとも思います。今日までの日本の教育の諸制度につきまし...全文を見る
○森国務大臣 これも先ほどの御答弁の中に入るわけでございますが、審議会自身でいろいろな角度から御論議をいただくことでございましょうから、そうした一つの目標を定めるということはいいのか悪いのか、また定めるにいたしましてもどのようなものが必要なのか、これは審議会がお考えになることであ...全文を見る
○森国務大臣 ただいま国会にお願いをいたしておりますいわゆる教員免許法の改正案は、現下の急務でございます教員の資質向上のための基本的な方策として、十分検討いたしまして提出をさしていただいたものでございます。教育改革は、先生も御承知のように、長期的展望に立って幅広い論議を行うことが...全文を見る
○森国務大臣 政府といたしましては、臨時教育審議会が十分に御論議をいただきますことを、基本法の精神を大事にし、基本法の精神にのっとって御論議をいただきたいということを期待をいたしておるものでございます。
○森国務大臣 たびたび申し上げておりますが、教育改革はぜひ教育基本法の精神を大事にして進めていきたい、政府も教育基本法の精神にのっとって改革をしたい。それから、今答弁をいたしましたように、審議会の皆様方にもこのことを十分大切にしていただきたい、こう期待をいたしておるものでございま...全文を見る
○森国務大臣 教育改革を進めるに当たりまして、憲法、教育基本法を大事にしていきたい。そして、総理も私もたびたび国会で、教育基本法を変える意思はない、こう申し上げておるわけでございまして、そのことが今先生のお尋ねの担保になるのではないか、私はこう考えます。
07月11日第101回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(森喜朗君) 志苫議員にお答えを申し上げます。  お尋ねの点は、文部省として青少年非行の防止に対しどのように取り組んでおり、また今後どうしていくかということでございますが、青少年の非行の原因、背景は、家庭における親の養育態度、学校における教師の指導力の低下、急激な社会...全文を見る
07月12日第101回国会 参議院 文教委員会 第13号
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○国務大臣(森喜朗君) このたび、政府から提出いたしました日本育英会法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和十九年日本育英会法施行以来、日本育英会は、逐年発展を遂げ、今日まで同会を通じて学資の貸与を受けた学生及び生徒は、約三百四十万人に達し、これら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 行政改革につきましての受けとめ方というのは、先生方も、また私ども与党にいたしましても、それぞれの考え方がございます。  私は衆議院の委員会を通じて申し上げてまいりましたが、行政改革はすべて行政を簡素化するということも一つのねらいでありますが、もう一つに効...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部大臣といたしまして教育行政については最大の私は苦心をいたしておりますし、教育予算が停滞をすることのないように、少しでもこれは、数字からいきましても伸びるように最大の努力をすることが私の大事な仕事だと考えております。しかしまた、中曽根内閣の一国務大臣でご...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもたびたび申し上げておりますが、全体計画、最終年度は六十六年度、これについては見直しの考え方はございません。したがいまして、着実に、厳しいでございましょうが、いろいろ工夫を凝らしながら、ぜひ一つずつ進めていきたい。特に三年間の抑制期間がございましたので...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 随分、時間をかけて先生の教育論をおっしゃいまして、一々ごもっともなところもございますし、私なりに反論を加えたいところもございます。全部申し上げでおりましたら時間が過ぎてしまいますから、また先生におしかりをいただきますことは本意でもございませんので、今幾つか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生のところで持っておられます立派なヤマモモの木というのを一度また拝見をさしていただきたいんですが、木の枝、幹というのもそいでいかなきゃならぬ面もございますし、茂っていって立派な木になっていく形もございます。例えで先生がおっしゃいましたから申し上げたわけで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから局長も申し上げておりますように、国会の御審議を決して無にもいたしておるわけではございません。たまたま法案の提出をいたしましたそういう種々の要件もございまして、奨学資金を期待をいたしておる学生諸君に対して大変な迷惑をかけておるということについては、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高木先生の御意見を交えてのお尋ねでございますが、私として総論的な感想ということで申し上げさせていただきまして、必要がございましたら、数字や、文部省として、どうとらえているかということを事務当局から説明をさせたいと思います。  今、御指摘がございました家庭...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高木先生、御自分で大学の研究に携わっておられまして、示唆に富むお話などもいただきまして、大変参考になります。私自身も実はこの講座制というやり方がいいのか悪いのか、これは、今、文部大臣という立場ではなくて、ずっと文教問題を担当しておりまして、党の一員として、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろ、この問題につきましては衆議院の委員会あるいはまた参議院の委員会——本日から御審議をいただいているわけでございまして、その都度御指摘をいただきます。それの理由を幾つか申し上げておりますと、これまた言いわけになってしまいます。基本的には国の一般会計の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) こういう事態になったということについて、大変残念でもございますし、遺憾でありましたというふうに申し上げます。
○国務大臣(森喜朗君) 責任というかどうか、これはこういう制度で、国会の審議のいろんな制度もあるわけでございます。そうなれば、行政府である私どもも、国会の審議の進め方に対していろいろ——私は政治の立場ですから、いろいろあるわけでありますが、そんなことを申し上げたら国会に対して御無...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国会の審議に対して責任を押しつけていると、そういうふうに先生は判断をされましたが、私はそういう誤解があってはいかぬと思いますので幾つかの理由を申し上げてまいりました。そこまで先生がおっしゃって、私に責任をとれということをおっしゃるということになれば、私直言...全文を見る
07月13日第101回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の教育は、国民のたゆみない努力により、著しく普及し、その水準は、国際的にも高く評価され、我が国の成長と発展に重要な役割を果たしてきております。特に、戦後において、その急速な普及充実が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 田沢さんの私に対する御質問は、審議会の運営の方針や方法についてどう考えているかとのお尋ねでございますが、臨教審の設置や審議の過程において広く国民各界各層の意見が反映されますように、またその理解と協力が得られるように配慮が必要であろうと考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小野さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、総理と私の間に意見の相違があるのではないかというお尋ねでございますが、臨時教育審議会は、教育改革に対する国民的な要請にこたえまして、二十一世紀の我が国を担うにふさわしい青少年を育成すべく、政府全体の責...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 太田さんの御質問の第一点は、臨時教育審議会が設置されている三年間は中央教育審議会は活動を停止するのかとのお尋ねでございますが、中教審は、文部大臣の諮問に応じまして、文部省の固有の事務でございます教育、学術、文化に関する基本的な重要事項について調査、審議する...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 吉川さんにお答えを申し上げます。  教育予算の確保についてのお尋ねでございますが、現下の深刻な財政事情の折から、政府全体として、臨調答申にも留意しながら財政改革の努力が続けられておりまして、文教予算につきましても、このような全体の枠組みの中で所要の経費の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 田渕さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、臨時教育審議会を設置する理由についてのお尋ねでございましたが、戦後の我が国の教育は、いわゆる六・三制の学校制度を中心に普及発展してきたところでございますが、この制度は、教育の機会均等を実現し、国民の教...全文を見る
07月16日第101回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(森喜朗君) 高桑さんにお答えを申し上げます。  医学教育会議の設置について学術会議が勧告しているが、これに対し文部、厚生両省における取り組み状況はいかがかというお尋ねでございました。  勧告に指摘されておりますとおり、医学教育は年前、卒後を通じ一貫した方針のもとに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 柄谷さんにお答えを申し上げます。  御質問の第一点は、医学教育の立場から医の倫理の確立を文部大臣はどのように受けとめているのか、また医の倫理の確立に向けての対策はいかがとのお尋ねでございますが、大学の医学教育におきましては、医師として必要な最小限の知識や...全文を見る
07月17日第101回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(森喜朗君) このたび、政府から提出いたしました臨時教育審議会設置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の教育は、国民のたゆみない努力により、著しく普及し、その水準は国際的にも高く評価され、我が国の成長と発展に重要な役割を果たしてきて...全文を見る
07月17日第101回国会 参議院 文教委員会 第14号
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○国務大臣(森喜朗君) このたびの国立大学におきます機器購入をめぐりまして、文部省及び国立大学関係者において不祥事を生みましたことはまことに遺憾でございまして、深くおわびを申し上げる次第でございます。  特に文教行政が大変大事な課題を抱えております今日の時点におきましてこうした...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま官房長から申し上げましたように、確かに、大阪大学で起きました問題について、一カ月も前という御指摘でございますが、本省といたしましては対応が遅いのではないかという久保先生の御指摘でございますが、国立大学の大学内で起きた問題でございますので、できる限り...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたが、事態は極めて深刻なものであるというふうに私も受けとめております。昨日、発足いたしました検討委員会におきまして、今、久保さんから幾つか御指摘をいただきましたような契約上の問題、あるいは予算の執行の問題、こうした問題について十分検討し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まず、先ほど久保さんからの御覧間に対して申し上げましたように、ただただ残念のきわみである、こういうふうに思っておりますし、そしてまた、この問題が国民の皆さんから信頼を失うような、しかも、教育行政を担当する文部省として、こうしたことを生じさしたということにつ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昨年の、私学予算が削減をされましたという理由は、今、吉川さんから御指摘をいただきましたような理由で制裁を加えたというようなものではございませんで、いわゆる一般的な政策経費として、一〇%のシーリングという、その枠の中で私学予算も同様な政策経費として考えて講じ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 吉川さんの御指摘をいただきました点について、詳細は私も読んでおりませんが、教育費が家庭の中で大変大きな比率を占めるようになっているという事態は、私もこれは認めなければならぬと思います。  ただ、教育費全体の占める比率の中にも、これはそれぞれの家庭が考える...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今の御指摘は大変大事な問題だと思います。結論から申し上げますと、臨時教育審議会でどうしたことを審議するかは、今の段階では私から申し上げる立場ではないわけでございますが、高等教育を含めまして、教育全般にわたる検討をされるわけでございますから、当然やはり教育に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昭和十八年というと、私は六歳だったものですから、どういう状況であったかわかりませんが、私の郷里の、また大学の先輩でもある永井先生が主宰をされてこの制度を設けられたことについて県人として誇りを持ちますし、政治家としてすばらしいなというふうに思います。しかし、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 奨学金とか、そういう面だけで取り上げてまいりますと、今のような比較の論旨も成り立つだろうと思いますが、予算、教育費全体というものを見ていった場合に、そこだけ取り上げていくのはいかがなものか。公教育全体にかかわるもの、そしてまた日本の国の教育というのは非常に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 防衛費と教育費という予算のことで比較検討していくということは、これは一つの立て方として立論はなり得ると。防衛庁と文部省との予算の立て方、これを比較していくということ、これまた一つの角度から見ますと、いろんな見方があろうと思います。  ただ、日本の国はまさ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 深刻な財政事情でございますので、やむを得ず幾つか縮減したものもございます。しかし、必要に応じましては科学研究費、あるいはまた新しく施行いたします放送大学等々についての予算は逆に増額をいたしているという面もあるわけでございまして、全体といたしましては、所要の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時行政調査会からは、財政全般にわたりまして、また行政改革につきまして、いろいろと御指摘をいただいておるわけでございまして、内閣全体として行政改革にこれは取り組んでいかなきゃならぬということについての基本的な考え方は、たびたびこの委員会でも私は申し上げてお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には、今、粕谷さんが御指摘になりましたように、総理も、私も単なる一つの試験の判断だけで人間を評価すべきではないという、こうした考え方は、あなたと同じなんです。ただ、今、奨学生の採用に当たっての条件ということになりますと、それぞれ学校が募集し推薦をする...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会は、もちろん、まだ国会で御同意をいただいておりませんので、委員の人選については、国会で法律が成立をいたしましてから、その作業を開始することは言うまでもありません。そして人選を進めるに当たりましては、広く国民各界各層からお選びを申し上げたいし、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいまお願いをいたしております有利子制度を併用していきますこの制度は、先ほど先生の御覧間に対して大蔵大臣も本会議で申し上げておりましたように、私どもとしては恒常的なものだというふうな考え方はいたしております。しかし、制度や法律というのは、すべてこれは絶対...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学の学術研究に対しまして、産業界から多様な協力の要請があるということは、これは従来も行われでおるわけでございますし、また、学術研究を伸ばしていくためには、産業界のそうしたニーズということに対してこたえていくことに対しても、これはまだある意味では科学技術が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省の基本的な今の立場の考えといたしましては、先ほど大崎局長から申し上げただろうと思います。しかし、私は、今、久保さんが御指摘ありますように、こうした問題が出てきて、あたら有為な学者さんが世間からおかしな目で見られなきゃならぬようになるというのは、私はと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 敗れて出できたものだというふうに私どもは考えておりませんが、確かに、臨調としては、この育英奨学制度について検計を要するという指摘はあったわけでありますが、その結果を受けてというよりも、私どもは、そういう考え方もあるということを踏まえて、文部省の中に独自な調...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 憲法は第二十六条で教育の機会均等を規定をいたしております。ただいま先生から御指摘をなされたとおりでございます。  また教育基本法は第三条第一項におきまして、憲法第二十六条の趣旨を踏まえまして教育の機会均等の原則を明示をいたしますとともに、第二項におきまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中西さん、いろいろと例を取り上げて御指摘でございますが、最近の立法例によりますと、特殊法人の財務会計に関する重要事項につきましては大蔵大臣と密接な連絡を保つ必要がありまして、そのために、これらの事項につきましては大蔵大臣と協議することになっておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、中西さんからいろいろと例を引用しながらお話しいただきまして、確かに日本の国は人的資源が最大の資源でございます。したがいまして、よその国々と比較いたしますと、確かに奨学制度の面ではやや劣っているという、そういう見方もできるわけでありますけれども、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今御指摘ありましたように、昭和四十五年の一月のOECD調査団の一員としてフォールさん、元フランスの首相の発言でありますが、承知をいたしております。御指摘いただきましたように忘れておりましたので、先生から御質問の趣があるということでございましたので抜粋だけは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中西さんのいろんなお考えを示しながら私どもに対する御激励をいただいた、このように受けとめさしていただきまして、もちろん我が国の将来は教育がまさに左右するという、こういう考え方を私ども持っておるわけでございますし、そのためへの文教予算というものは、十分に私ど...全文を見る
07月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○森国務大臣 国立大学の事務機器の購入をめぐりまして、大阪大学、文部本省の職員が相次いで逮捕されましたことは、現在文教行政が重大な課題を抱えている時期におきまして、国民の信頼を著しく損なうものとしてまことに遺憾に存じておる次第でございます。  文部省といたしましても、直ちに国立...全文を見る
○森国務大臣 文部大臣といたしまして、このたびの事件につきまして、正直申し上げて残念で残念でしょうがないというのが率直な私の気持ちでございまして、今臼井さんから文部省は一番まじめな役所だというふうに言ってくださったわけですが、単にまじめであるとかまじめでないということよりも、やは...全文を見る
○森国務大臣 今、臼井さんから御指摘をいただきました総理の教育改革七つの構想と臨時教育審議会との関連といいましょうか、どのように位置づけていくのかというような意味でのお問い合わせだろうと思いますが、先般参議院の本会議の際にもそうした質疑が出たわけでございます。  教育改革七つの...全文を見る
○森国務大臣 内閣委員会等でも、そしてまた当文教委員会でもたびたびお答えを申し上げ、先生方からのお尋ねもございましたが、臨時教育審議会がどのような教育改革に関する議論をするかについては、これは審議会自身で御判断をいただくということになろうと思います。総理といたしましては、これから...全文を見る
○森国務大臣 臼井さん御指摘のように、四六答申におきましては、それぞれの角度、それぞれの視点から実施をいたしておりますものもかなり大きな成果をおさめているわけでございます。その中で、今御指摘がございましたように、先導的試行のところ、あるいは幼稚園の設置義務、それから公立、私立学校...全文を見る
○森国務大臣 具体的な事例の対応でございますので、政府委員から答弁をさせます。
○森国務大臣 今、臼井さんから、相次ぐ私学の不祥事があった、そのために五十九年度予算案、私学助成についてはかなり厳しいシーリングがあったのではないか、まあ臼井さんはそう思っていないけれどもそういう意見もあるというお話でございました。  毎年私学助成は、私立学校助成法の精神を生か...全文を見る
○森国務大臣 六十年度の概算要求はこれから作業が始まるわけでございますので、全体的な財政計画の枠組みはまだ定まっておりませんので、今の段階で私からとやかく申し上げることはかえって御迷惑になることではないかと思います。  ただ、今臼井さんから御指摘のように、私たちが本当に苦労して...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたように、現時点で財政全体の方向が示されておりません中で、国務大臣という立場で申し上げることはどうかと思うわけでございますが、文教行政を預かる文部大臣という立場でございますと、今臼井先生から御指摘いただきましたことは一々私はごもっともであろうとい...全文を見る
○森国務大臣 慶応大学の問題は新聞等で承知をいたしておる程度でございますが、当該教授が委託研究費を研究上必要な経費以外の経費に流用したことが問題になっておる、こういうふうに私どもは承知いたしております。しかし、私は、委託研究というのは大学が本来持っております使命をしっかり踏まえて...全文を見る
○森国務大臣 産学協同憲章につきましては、具体的な段階ではないというふうに承知をいたしておりますが、新聞等では、慶応の石川塾長は、私大連盟の会長というお立場でございましょうか、そうしたこともお話しになっておられますということを承知をいたしております。基本的な方向としては、委託研究...全文を見る
○森国務大臣 当時の経緯は先生方もよく御承知のとおりでございまして、私立幼稚園に対しても国の助成をという、幼稚園を大事にしていこう、そして、今臼井さんから御指摘がありましたように、戦後の日本の発展期といいましょうか、その中に大変大きな幼児教育に対して果たしていただいた役割、そうい...全文を見る
○森国務大臣 これもしばしば予算委員会等でもまた文教委員会等でも取り上げられた問題でございます。これは大体、目的そしてそれぞれの法律が違っておるわけでございますが、現実的にはほとんど同じような行き方をしておる。そしてまた、これは地方によって非常に偏在をいたしておりまして、幼稚園が...全文を見る
○森国務大臣 午前中、当委員会の冒頭に私からもおわびを申し上げましたが、正直申し上げて、このような事態になりましたことに対しましては、本当に残念なことでございまして、そういう意味で、今先生からも御指摘ございましたし、午前中臼井さんからも御指摘ございましたように、ちょうど今、教育問...全文を見る
○森国務大臣 午前中にも申し上げましたが、産業界の求めによって学問が進められるということ、そういう形がいいか悪いかは別といたしましても、やはり民間が求めていくということで科学技術がどんどん進歩していくということになるわけでございますから、そういう意味では、産業界から多様な協力要請...全文を見る
○森国務大臣 今日の時点におきまして、先ほども御答弁申し上げ、また冒頭にも私の見解を申し上げ、おわびを申し上げたわけでありますが、文教行政が極めて重大な時期でございますし、また国民の大変大きな関心をお持ちいただいているときでもございます。また、単に公務員といいましても、文部省とい...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんのお尋ねの第一点でございますが、もちろんこのたびのこの不祥事に対しまして、本人のみの処分をし、それで責任を済ませる、そんなものでないということは言うまでもないことでございまして、御指摘がございましたように、やはり服務規律の保持あるいは適正な予算執行等々につい...全文を見る
○森国務大臣 佐藤さんの御質問に対しまして政府委員からいろいろ御答弁を申し上げて、私もお話を伺っておりました。たびたび申し上げておりますように、偏差値を使ってそのまま進路指導に充てるということであればこれは業者テストである、こういうふうに申し上げているわけであります。あくまでも、...全文を見る
○森国務大臣 池田さんの今御心配になっております自然教育園、ちょうどあそこは高速道路の目黒へ出る出口のところで、昔の迎賓館のあるところですけれども、何かホテル建設をめぐってもたしかいろいろ論議があったところでございますので、大変貴重な自然のものだというふうに私もよく承知をいたして...全文を見る
○森国務大臣 池田さんの御質問にいささかおしかりをいただくかもしれませんが、現在の段階におきましては財政全体の枠組みがまだ定められておりませんので、その中で来年度の概算要求の作業は間もなく始めるということになるわけでありますが、いずれにいたしましても、財政全体の枠組みが設定をされ...全文を見る
○森国務大臣 これまでの私学助成は、確かに近年いわゆるゼロシーリングあるいはマイナスシーリングによって抑制を余儀なくされておるわけであります。今そういう中で先生が一番心配をされましたところは、結局それが父兄にはね返ってくるのではないかということでございますが、今日までのところは私...全文を見る
○森国務大臣 私学は、基本的には、先ほどから池田さんのお話にもありましたように、篤志家また民間の浄財をいただいて大きく発展をしていくということが一番好ましいことだというふうに私は思っております。また、今日の日本の国民の力から見て、教育に投資をしていくことも将来への日本の大きな繁栄...全文を見る
07月19日第101回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○国務大臣(森喜朗君) 衆議院、参議院の文教委員会等でも私からおわびを申し上げたのでございますが、今回の相次ぐ不祥事に対しまして、まず国会を通じまして国民の皆さんに心から深くおわびを申し上げる次第であります。  教育が大変重大な国民的関心を持たれております段階でございますので、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたが、事実関係につきましては今捜査段階でございますので、そのことのすべてが終わりまして判断をしなければなりません。責任等につきましては、本人等も含めまして、私どもその事態の解明が終わりましてから処分、処理をしていかなきゃならぬ、このよう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学の学問、学術研究というのは、これはなお一層促進をしていかなきゃならぬ。国民的な学術に対するニーズ、この場合、国民的なニーズというのは、何が国民のニーズかということのその基準を見つけるというのは非常に難しいものでございます。したがいまして、産業界が国民の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、衆議院で臨時教育審議会法案が成立をいたしました際に、廊下で、そこに取材をしていらっしゃいます記者団の皆さんがインタビューに来られまして、私は大変時間もかかってつらかったけれども実り多い議論ができてよかったと思う、しかし衆議院段階を終えただけで、これか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 全く人選を文部省としてはいたしておりません。  それから、私はむしろ記者団の皆さんにお願いをしたことがあるんです。立派な方々ですから、いろんなお立場もあろうと思いますので、ミスリードをしたり、新聞にお書きになることによってその先生のお立場を悪くするような...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 人選につきましては、私どもはまだ明確に、そのことについて総理とも、また官房長官とも、文部省としましてもその判断をいたしていないわけでございます。先ほども申しましたように、具体的な委員の人選につきましては国会におきます論議を十分踏まえて検討したい、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、広く国民各界各層の意見を反映させるということが大事でありまして、今、先生から御指摘がございましたように、国民を公正に代表するお立場の方々、幅広くいろんなお立場の方をお選びするということであろうかというふうに考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 私も昔の記録をいろいろひもといてみまして、国会議員等がお入りになっているのでちょっと驚いたわけであります。私は、浅学にしまして、当時、昔のことを余り承知をいたしておりませんので驚いたわけでございます。そういう意味で、現役の官僚でありますとか国会議員という者...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 従来がどういう形で人選をされたかということは私は定かにいたしておりませんが、この臨時教育審議会、もちろん国会で成立をちょうだいいたしてから十二分に国会の論議を踏まえて判断をしていかなければならぬところでございますが、私の基本的な考え方といたしましては、従来...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 矢田部先生の御意見として大事に伺っておかなければならぬ点だろうと思いますが、今、先生のお話をそのまま伺いますと、諸分野というのをどういうふうに分野別にするのかということもそれにはかかわってまいりますが、私は衆議院の内閣委員会でも御答弁申し上げてきたのであり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御審議をお願いいたしております臨時教育審議会設置法案につきましては、「教育基本法の精神にのっとり、」というふうに明記をいたしております。私ども政府といたしましては、この教育改革は、憲法の精神をしっかり教育に具体的に反映をさせる教育基本法の精神、このことを大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会は、先ほどから申し上げておりますように、幅広く国民各界各層からのいわゆる識見を持つ方々によって二十一世紀あるべき日本の教育の姿を自由闊達に御論議をいただきたい、こういうふうに私どもは期待をいたしておるところであります。特に教育は、先ほども申し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは基本的には審議会自身で御判断をいただくことでございますけれども、今、久保さんのお考えでは、原則を公開として委員の皆さんの同意を得て非公開にするという一つのやり方もあるわけでありますが、私どもは審議は原則として公開しないが、適宜論議の内容についてはいろ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中教審は、これも矢田部先生十分御存じでありますが、文部大臣の諮問に応じまして、文部省の固有の事務、教育、芸術、文化に関します基本的な重要施策について調査審議をしていただく、そういう機関でございます。今回お願いをいたしております臨時教育審議会は、いわゆる二十...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、今回お願いをいたしております臨時教育審議会、いわゆる教育改革は二十一世紀を担う子供たちのためにどのような教育のあり方がいいのか、そうしたことを幅広くいろんな角度から検討していきたい、そういうのが基本的なスタンスでございます。し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 確かに、現実には学校教育におきましてもさまざまな問題が提起をされておりまして、問題の多い教育荒廃という一つの現象、教育荒廃というのはどういう現象であるかというようなことは概念はなかなか難しいわけでありますが、社会におきますいろんな病理現象みたいなものはやは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府は、今回の教育改革に際しましては、教育基本法の精神で改革を進めたい、また臨時教育審議会の委員の皆様方にも教育基本法の精神を大事にして御論議をしていただきたい、こういうふうに期待をいたしております。
○国務大臣(森喜朗君) どのようなことを論議するかは、たびたび申し上げて恐縮ですが、審議会自身で御判断をいただくことになります。もちろん、総理は諮問をいたさなきゃなりませんので、これも国会の論議を十分踏まえてからのことでございますが、基本的、包括的なことになるのではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 必ずしも教育荒廃、それは大規模校に多いという、それがすべてがそのとおりだと思いませんが、一面においては教育荒廃の理由というのは、教育条件というものを整備するということは大事なことだというふうに私は感じております。  その前の御質問といいましょうか、御指摘...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、政府はこのたびの教育改革はあくまでも教育基本法の精神を大事にして教育改革をしたい、こういうことでございますから、どのような答申が出るかはあくまでも仮定でございますが、もちろん教育基本法の精神で教育改革をやるということと違った答...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 林先生から御自分の体験に基づく教育観を伺うことができまして、大変ありがたいことだと思っております。  このたび政府がお願いをいたしております臨時教育審議会、そしてその審議会がこれから行うべきであろう教育改革は、先ほどからたびたび申し上げておりますが、二十...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 具体的な委員の人選につきましては国会の論議を十分に踏まえまして慎重に検討いたしたい、こう考えております。しかし、教育改革は、先ほども矢田部さんのときにも申し上げましたが、国民全体にかかわり合いの極めて深いものでございますし、我が国の将来のまさに命運を左右す...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議会の性格、あるいは審議会がどのような形で国民に理解と協力を求める方向を選ぶか、これは審議会御自身でお考えをいただくことでございます。先ほど矢田部さんとの御議論の中にも出てまいりましたが、私どもは臨時教育審議会の中身をすべて密室性で閉鎖的に置こうと言って...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 林さんも今御指摘をされましたけれども、問いかけの仕方、またそういう答えをする年齢層、いろいろあるのだろうと思いますから一概にこの数字だけで物を言うことはできませんが、従来いろいろな意味で例えば受験制度、これをもう少し改革をしなきゃならぬということで共通一次...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議内容をどのような項目に絞るかというのは、これは審議会でお決めをいただくことでございまして、全般的には、たびたび申し上げているように、教育改革についての基本的なあるいは包括的なものになるかと思いますが、やはり学校教育を考えてまいりますときに、先ほどからお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 次代を担う子供たちに、自分の国の国旗や国歌を大切にする、そのことは基本的な、やはり国民としての大事な私はこれは規範だろうと考えます。そういう中で、自国の国旗や国歌を大切にすることによって他の国の国旗や国歌を大切にする態度を養う、そういう意味で極めて大事なこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたが、このたびの教育改革は、二十一世紀のまさに我が国を担う青少年、今後におきます社会の変化や文化の発展に主体的に対応できる能力、具体的に言えば、困難に立ち向かう強い意思、あるいは問題の解決に積極的に挑む知的探求心、知識や情報を選択、活用...全文を見る
07月19日第101回国会 参議院 文教委員会 第15号
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○国務大臣(森喜朗君) 小西先生御指摘どおり、確かにこの種の法律の改正は、四月一日から新学期が始まるという、日本のそういう学生に対する配慮という面と、そして、もう一つは、国会の法案の審議の経緯というものとが絡むわけでございまして、大変、その点については、御指摘どおり、今回の場合は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 無利子貸与制度というのはこの奨学制度の根幹であるというふうに常々政府としては申し上げているわけでありまして、量的な拡充を図っていかなければなりませんし、小西さんから御指摘がありましたように、単価アップ等、その育英資金の中身の充実も図っていかなければならぬ、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 永井柳太郎先生は、私の郷里の政治家として大先輩でございまして、私も、永井先生の秘書官をしておられる方に学生時代御指導いただきました。そういう縁もございまして、永井先生のこの国会におきます趣旨説明等も大変私も感激をして読ませていただきました。  確かにその...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは、法案の準備をいたしました当時、私もまだ大臣という立場でなかったものでございますので、事務当局からその経緯、背景などを説明させます。
○国務大臣(森喜朗君) 今、局長から申し上げましたように、民間団体は大変な数でこうした事業を行っているわけです。もちろん、政府としては、それぞれの、民間がいろいろな角度からこうした学生たちに対する援助をしていく、大変すばらしいことだと思いますし、民間活力を導入するということは、新...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども、目頭の際、小西さんとの御議論の中で出ましたが、時代的な背景というのが大分変わってきておりますから、一律に学問研究を進めていく、その学問研究をしていく範囲をどこに置くかということで、簡単に割り切れば大学院がそうだとか、大学の場合は一般的な学問という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 細かな説明が必要でございましたら局長からお答えをさせますが、高等教育の量的拡大というのは私立大学にウェートがかかったというのは先生も御承知だろうと思います。そういう意味で私立大学の学生数が著しく増加をしておる。そのために貸与人員も私立大学にかなり増員の幅を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろ示唆に富む御意見をちょうだいをいたしまして、ありがとうございました。確かに歴史的にも奨学生制度というのは、まだ国民の中に、ある意味では成熟しでないような面もあると思うんです。小西さん、さっき、同じような世代だとおっしゃいましたが、私も学生時代のこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には先生のお考えと同様でございまして、まずそういう同じテーブルといいますか、同じベースで教育の振興の議論をしていくということが大事だというふうに考えます。
○国務大臣(森喜朗君) 美濃部先生の憲法、教育基本法を中心にした教育の民主的あり方、お説はそれぞれごもっともでございますし、文部省といたしましても、憲法、教育基本法は先ほども先生が引用されましたけれども、民主的で文化的な国家建設の理想の実現は教育の力にまつべきことを示している、こ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 先生のお話になりたい点というものを想像いたしますと、そのとおりであろうというふうに思います。いろいろと民主主義の教育、そうして民主主義教育を行うという理念や哲学は、角度によってはいろんな見方があろうかと思いますが、要は先生の御指摘のように、平和的な国家ある...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 教育基本法第三条第二項に言っております、先生も今引用なさいました「能力があるにもかかわらず」というこの「能力」というのは、どの程度の能力かというのは、これはそれぞれ議論があるというふうに思いますが、一定のすぐれた能力を持ちながら、経済的理由により進学の道を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 公選制から任命制に切りかえましたのは昭和三十一年で、直接、私の知らないころだというふうに先生がおっしゃってくださっていますが、私も当時の、子供時代といいますか、高校生時代でございましたか、小さなころの教育委員会の選挙というのをよく見聞きをしておりましたが、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教科書は、端的に言えば、まさに心身が未発達な、もちろん、これは学習の進達程度によって違うわけですけれども、いわゆる初等教育でいえば、まさに未発達で純真な、それこそ真っ白なハンカチ、そういう純真な子供たちに与えるものでありますから、教科書は、常に子供たちの判...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まさに、私学は、日本の国の教育に大変大きな役割を果たしておりますし、特に高等教育部門については、八割が私学におぶさっているわけでございますから、国公私立間の格差というものはどうしても是正をしていかなきゃならぬ。そういう意味で私立学校助成法も私どもは提案をさ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生から御指摘をいただく以上に、私自身も、まことに今度の事件については残念に思っております。特に先般も当委員会で申し上げましたように、教育問題が国民の極めて大きな関心のあるときでございますだけに、今回の問題に対しましては、まことに申しわけない、委員会を通じ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、御指摘をいただきました六十年度行財政改革小委員会の報告が、二つの委員会から審議会に報告をなされておることは私も承知をいたしております。その中には、文教に関しまして幾つかの事項が述べられているわけでございます。  正直申し上げて、本岡さんの御指摘どおり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 行革小委員会の報告について、担当大臣として、まだ審議会で決定をしているものじゃありません。これはあくまでも小委員会の報告でプロセスにすぎないわけですから、現時点で文部大臣という立場で、このことについてとやかく申し上げることは差し控えたい、こう申し上げており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっとお尋ねに外れるかもしれませんが……
○国務大臣(森喜朗君) 私は、この奨学資金の制度、どういう判断を基準にするかというのは非常に難しいところだと思うんです。入学の選抜にもよくあることで、我々としても、余り、点数で判断をするというのは好きじゃないんです。私は本岡さんと同じです。だけど、日本人には、どうしても、何といい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 三・五、三・二というのは、学業を続けているという一つの目安だろうと思うんです。先ほども申し上げましたように、遊ぶためにその金を使うということはいかがなものかというふうに、当然、国の予算がございますから、国の、国民の税金でありますから。ですから、そういう意味...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) その具体的な事例を私は承知をいたしておりません。その当時、どういう判断をしたのか、ちょっと局長からお答えさせます。
07月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第21号
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○森国務大臣 船田さんから、かかる事態に対しまして、文部省をある意味ではおしかりもいただきながら御激励をいただいておりますことに対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  先般の当委員会でも申し上げましたように、このような事態になりましたことにつきまして、もうただた...全文を見る
○森国務大臣 文部省の今の立場から、いわゆる産業社会におきます病理、こうした問題に対しまして私から見解を述べるというのは、非常に正直言ってつろうございます。何を今さらというおしかりをいただくような気がいたします。     〔大塚委員長代理退席、船田委員長代理着席〕  しかし、...全文を見る
○森国務大臣 木島さんの御指摘のとおりでございまして、予算の仕組みや物品の購入等につきましては、確かに大学の自主性あるいは学問の自由自治という問題と文部省との絡み、そういうことはまさに信頼関係の上に成り立ってくると思うのです。また、予算を留保して後ほどその予算計上をしていくという...全文を見る
○森国務大臣 私以下、文部省、特に幹部は、かばい立てをしようという気持ちは全くございません。ただ、先ほどこの仕組みについて船田さんからも御指摘がございましたが、あくまでも学問を研究を進めていく、その上に少しでも都合のいい、という言葉はちょっとまずいかもしれませんが、できるだけ効率...全文を見る
○森国務大臣 先生からの御指摘をまつだけではなくて、たびたび申し上げておりますように、国民の皆さんから極めて不信感を持たれたというこの信頼を回復させるために、私どもとしては最大の努力をしなければならない、私の頭にありますのはまずこのことでございます。  事実関係自体の解明は警察...全文を見る
○森国務大臣 今、中野さんから御指摘がありましたようなことなどがないことを、私は今の段階では願いたい、その気持ちでいっぱいであります。  ただ、文部省といたしましては、この問題をどのような形で省内の職員が受けとめているのか、あるいはまた、先ほど細かな御指摘もございましたけれども...全文を見る
○森国務大臣 今度の事件で私自身が一番深刻に考えますことは、私は初めてこういう閣僚の立場に立って、これは時間的な経緯から見て、直接自分の関係ではなかったとはいえ、自分の部下でありますので、この部下がこんなことになったということに対して、何とも言えない複雑な気持ちです。そして、正直...全文を見る
○森国務大臣 私自身もたびたび申し上げておりますように、極めて遺憾な事態だと考えております。もちろん、就任前の問題でございますが、責任は私ども大臣以下全職員が持たなければならぬというふうに考えてもおります。  なお、今御指摘がありましたようなことで、官房長からも説明がございまし...全文を見る
○森国務大臣 一生懸命公務員の道を歩んでおりました者が、今先生からお話がありましたように、いわゆる社会の病魔に侵されているというのを見ておりますだけでも断腸の思いであります。本人をかばい立てするつもりはありませんが、本当にお気の毒だなあという気持ちもございます。  しかし、倫理...全文を見る
○森国務大臣 中野さんから、先般読んでみろということでございましたから、正直言って余りいい気分で読まなかったというのが率直なところです。記事がそのまま真相がどうかということは問題がございますので、私の立場からは感想は差し控えたいと思いますが、大阪大学の教官についてこのような記事が...全文を見る
○森国務大臣 基本的には、今中野さんがおっしゃったように、そういうことをルール化するということがいいかどうかということよりも、現実の問題として社会的に慣習になっておるということであるならば、やはり一つのルールをきちんと明確にすることも一つの考え方じゃないかなという感じがします。 ...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 滝沢先生の教育に寄せる大変大きな情熱や、そしてまた、子供たちが学校で教科書を中心にして人間形成を目指す、そういう意味で大変御心配をしていただいておりますということについては、そしてまた、先生のいろんな私どもに対する御注意に対しましては、心から敬意を表して拝聴いたして...全文を見る
○森国務大臣 小委員会報告を受けまして、現在行革審で二つの小委員会報告を審議中であります。したがいまして、審議会の報告がまとまりますまでは、これはプロセスでございますので、同じ政府部内でございますので、文部省としての意見を述べることは差し控えたいと考えます。  ただ、今先生から...全文を見る
○森国務大臣 中西さん御指摘の、この問題を明確にして共通の理解と認識を持たなければならぬということでありますが、確かに、この財政状況の中で、文教予算につきましてのこの小委員会報告は大変厳しいものであるというふうに、私もその点では先生と認識は一緒でございます。しかし、これは過程でご...全文を見る
○森国務大臣 前提条件はいろいろございますが、国政全般に対しまして私どもも心を痛めておるという時期でもございます。特に、文教行政につきましては、財政状況とのにらみ合わせから見ましても大変厳しい事態に立ち至っておる。そのために、教育の諸条件が文部省が考えておりますような政策が遂行し...全文を見る
○森国務大臣 六十六年の最終年度は変えない、こう申し上げております。三年間の抑制がございましただけに、かなりこれから後の計画が窮屈になってくるだろうということは今から想定ができるわけでございまして、ぜひ六十年度の予算からは何とかそのような方向で計画をつくり上げていきたい、こういう...全文を見る
○森国務大臣 確かに、学校建築、これは公共事業として考えていくには非常にいいものだと思いまして、当時、ちょうど福田内閣のときに、総理から、学校を公共事業の枠に入れるというふうに、できるだけ学校の改築を進めようじゃないか、当時の経済状況の中からそういう指示が出まして、随分全国を調査...全文を見る
○森国務大臣 私学につきましても、ただいまの小委員会報告におきましては厳しい状況の表現になっておるということは承知をいたしております。先ほどから申し上げましたように、最終的の審議会の報告作成の決定に至っておりませんので、今の立場ではそれについてとやかく申し上げるということはできま...全文を見る
○森国務大臣 ただいま局長からお答えを申し上げましたように、具体的にはそのような指示もありませんし、そういう論議も党内でも恐らくそんなことはなされていないと思います。むしろ、五十九年度予算につきましては、全体的な一〇%のシーリングの政策経費の枠の中で予算の積算をいたしたわけであり...全文を見る
07月24日第101回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○国務大臣(森喜朗君) 二十一世紀の社会を的確に予測するということは極めて困難でございます。今、郵政省あるいは経済企画庁等々の二十一世紀への予測といいましょうか、こうした社会になるのではないか、こうした時代をある程度予測ができるという御指摘が幾つかございました。文部省といたしまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お言葉を返すようで恐縮でございますが、先ほど私が申し上げましたように、二十一世紀という言葉はいろいろなふうに取り上げられているわけですが、健保は展望してとかあるいは二十一世紀を安定的なものにというふうな表現もあります。私どもは、二十一世紀の我が国を担うにふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会におきまして具体的にどのような審議をしていただくかということにつきましては、これは総理の諮問に応じまして審議会自身でお決めをいただくということが適当であるというふうに考えております。しかし、私は、衆議院の内閣委員会でもあえて大臣はどう考えるか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私にもあえて感想をということでございますので、私の意見を含めて申し上げさせていただきたいと思います。  昭和三十一年といいますと、私がちょうど高等学校に入学した年でございます。ですから、高度経済成長に入る前でございまして、私たちも小学校、中学校というのは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般、総理の私的諮問機関としての文化と教育に関する懇談会の報告、これは私も大変興味深く拝見をいたしました。これは総理の私的諮問機関で、予算委員会でもこのことについては議論があったようでございますが、総理はそれぞれの委員の方々から直接いろんな御意見を私的に伺...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておるのでありますが、教育の諸制度全般に対して広く御論議をいただきたい、これがお願いをいたしたい希望の第一でございます。しかし、穐山さんが今御指摘がございましたように、もっと具体的に何を指摘するのか、このことを明らかにしろということでござい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ですから、申し上げておりますように、二十一世紀を担っていくであろうその青少年がどのような教育を受けるであろうか。それは、社会がいろんな形で変化をしてまいります。文化というものもどんどん変わってまいります。ですから、それに対応し得る教育制度というものを全体的...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたびでまたおしかりをいただくかもしれませんが、教育の諸制度全般にわたってというふうに申し上げておるわけでありまして、今あえてその中で何かと問われれば、いろんな角度のことはある程度指摘はできると思うんです。そういうふうに申し上げますと、恐らくこちらの方に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は言えないと申し上げているのじゃないんです。諸制度全般にわたりまして、各行政諸部にかかわり合いがございます諸制度全体について御論議をいただきたい、こういうふうに申し上げております。具体的な諮問の事項については、国会の論議を踏まえて、国会での御意思をいただ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたびで恐縮でございますが、ですから私は申し上げておりますように、教育の諸制度全般に対しましてぜひ論議をしていただきたい。ただし、今、先生が、例えばこんなこととこんなことなども含めて、もちろんそのほかにもいっぱいあるだろうからそのことも含めて諮問の枠ぐら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 二週間後に諮問を申し上げるというようなことなども今は全く、もちろん一日も早い御審議をちょうだいして、ぜひ御理解をいただきたい、こう私どもは願ってはおります。その国会の御意思をいただいてから人選の仕事もしていかなければなりません。当然に国会にお願いをしなけれ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、委員長御指摘なさいましたが、総理があえてこういうような形で教育の改革の一つの視点みたいなことは申し上げた。これは、さっき穐山さん自身も例として取り上げられました。国際主義とか人間主義、こういうような考え方でというふうに申された。私もさっき冒頭にあえてそ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) また、おしかりをいただくかもしれませんが、骨子だけをという、その骨子をどのようにするかを国会の論議というものを十分に参考にしてこれから決めるのじゃないでしょうか。そこは穐山さん、私はそのことの方がより正しいと思うんです。今あらかじめ、ですから、じゃ何をとい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから答弁を申し上げてまいりましたが、戦後の教育は、日本の今日の国際社会の中の役割から含めまして、大変ある意味では成果を誇るべき確実な発展を遂げてきた、こういうふうに私は考えています。また、国際的にも日本の教育というものに対します評価というものも非常に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) スリムという言葉を峯山さんおっしゃいましたが、私はこの行政改革というのは、やはり肥大化したものをある程度スリム化して、より将来に向けて意欲的に取り組んでいく、そのために柔軟な対応をしていく政府でなければならぬ、こういうことが行政改革、これは後藤田先生の領分...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国家的な大事な将来の命運を左右するものでありますだけに、しかもなおかつ、今、先生からも御指摘ありましたように、教育の中立性ということを一番大事に考えていかなきゃならぬだろう、こういうふうに私どももそのことについては十分配慮を加えまして、したがいまして、先ほ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部省に設置をいたすということは、これは文部省の固有の所掌事務でございます。あえて申し上げて御無礼かと思いますが、教育や学術や文化は文部省固有の事務、こういうことになるわけでございます。総理府ということは、先ほど申し上げましたように、内閣全体でこの問題を取...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 三年間が長いか短いかというのはこれは見方にもよるだろうというふうに思いますが、従来、こうした審議会の審議期間ということから見れば、むしろ三年というふうに少し長期間に私どもはこれを求めているわけであります。それは学校制度を初めといたしまして、教育のあり方とい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御質問の中にございましたように、私どもといたしましては、まだ国会の御論議も得ておりませんので、まだ人選等については協議もいたしたこともございません。もちろん、分野も幅広く考えていかなきゃならぬということもございますが、今、先生がお読み上げになりましたような...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 法律上の技術的なことでございますので、審議官からお答えをいたします。
○国務大臣(森喜朗君) この臨時教育審議会は、人的構成におきまして二十五人以内の委員、こういうふうに明記をいたしております。そのほか必要に応じまして専門委員を置くことができる、こういうふうにもいたしております。この専門委員につきましても、国会の論議の中でも出てまいりますが、やはり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 専門委員につきましては、審議事項が具体化した段階で必要な専門分野についてそれにふさわしい学識経験者を任命するということになるわけでございまして、具体的な人選等につきましては、これは審議の内容に応じてまいります。したがって、会長の意見もそのとき伺いながら、そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 専門委員をどのような形で置く、あるいは専門委員の機関をつくるかどうか、これはやはり会長が審議の中身によって、あるいはまた審議の事項によってお決めになることだろうと思います。したがって、専門委員を置くということになれば、これは会長が御判断をされるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは先ほどからも申し上げましたが、私どもとしては教育改革を全くただ何にもしないで論議をしるということを審議会にお願いするという、そういう気持ちではございません。教育改革をする一つの目的というのは、これはちょっと抽象的な言い方になるかもしれませんが、これか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革そのものがどれだけの財政を伴うかどうか、これは私がここで申し上げるということは適当ではないと思いますが、もちろん必要によっては財政的な負担というものを政府はしていかなきゃならぬ、これは当然総理が御決意をされた以上は、そのことは十分考慮に入れておられ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ちょっとお答え申し上げようと思ったところを先生に先取りされてしまいまして、正直なところ。しかし、基本的には、小委員会の報告でありますので、これが審議会で今議論をして間もなくその答えをいただくということだろうと思いますから、それまでについては今のところはこの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨調答申で指摘されました行政改革の具体化の方策につきましては、大変文教の関連事項が多い。峯山さんがおっしゃいましたように、かなり教育制度について突っ込んだ話をいたしておる点も十分承知をいたしております。教育の弾力化、多様化という方向については、これは臨時教...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 改めて申し上げることではかえって御無礼だと思いますが、行政改革は変化に対応して適正かつ合理的な行政の実現を目指すというものでございます。文部省といたしましては、当然このような臨調答申の趣旨を踏まえて行政の簡素化や効率化を進めるために改革を図ってまいりました...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど私の予算委員会の際の答弁も先生が引用していただいたわけでございますが、私といたしましては、もちろん国務大臣という立場で行政改革をこれは守っていかなきゃならぬ、臨調の指摘も重視していかなきゃならぬというのは当然のことではございます。しかし、その中にあっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 総理が諮問事項について御判断をなさると思います。その前段階といたしましては、当然、教育行政の責任にある私との間でいろんな協議もいたさなければならぬと思います。そういう中では、今、先生から御指摘をいただきましたような事柄等も含めて、国会でありました論議につい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私学の経常費助成は、先生から御指摘がありましたように、私ども法律制定をして国会にお願いしました際、二分の一以内という、しかし私どもの気持ちは、二分の一をめどにしたい、そういう気持ちで、この私学の法律の精神はまさにそこにある、このように考えております。また、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、教育論議というものは、財政的な裏づけといいましょうか、そうしたことを頭に置かずして議論というものはあり得ないと思っております。先ほどから先生に御指摘をいただきましたように、私自身も党におりまして文教関係の仕事をずっと続けておりまして、したがって教育の...全文を見る
07月24日第101回国会 参議院 文教委員会 第16号
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○国務大臣(森喜朗君) ただいま局長から、このたびの経緯につきまして先生に御説明をさせていただいたわけでございます。推薦調書が二月に印刷されておりましたことや、大学予約について文章記述を実施しておりましたのが一県二校のみであった等という事情もございまして、推薦調書の表記を残しなが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) もし、必要でございましたら事務的には局長から申し上げた方がいいかと思いますが、私も、基本的には、人間を数字で評価するという、こういうやり方というのは、これは教育上好ましいことではないというふうに私自身は、そういう持論を持っております。したがって、先般の先生...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私が申し上げたことで先生が大変不愉快な思いを……
○国務大臣(森喜朗君) いや、ただいまのお話でそういう感じがいたしました。これについてはまことに申しわけないとおわびを申し上げます。先生が、その後、そのことについて大変お気にさわっておられるということを文部省の職員からも伺いましたので、私も速記録を一生懸命に起こして、どうも私は当...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今お尋ねをいただきまして、局長からも御答弁申し上げましたように、利子補給金が、極めて年次を追って多額に累計をしていくということについては、私も大変このことについては十分関心を払っておかなきゃならぬ大事なところだと考えております。しかし、この法案を御審議をい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろんな角度から配慮をいたした結果、今の時点で、この三%が、学生が卒業してから返還をしていく際、その利息としてはまずまずこのあたりが妥当であるというふうに私どもは考えたわけでございまして、したがいまして、この数字が今後もちろん、これからの経済情勢あるいは財...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 率直に申し上げて、文部省がこうした工業振興会等のような法人に対してどういう指導をしてきたかということについては、正直に申し上げて私は、まだ勉強不足でございます。ただ、これは文部省のそうした指導方針、あるいはまた法律というものの建前、あるいはまたその法律の中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学は本来の使命を踏まえまして、その主体性のもとに産業界の要請にこたえていくという、これは大学研究活動をむしろ促進をするという意味では、基本的に私はこの方向を維持していくべきだとこう考えている、また積極的にも推進していくべきだと、こう考えます。しかし、今、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 育英会の言葉につきまして、あるいはまた英才を何か育てるというような、そういう受けとめ方もあると思いますが、現実の問題としてはまだまだ足らざる点は御指摘をいただき、御注意をいただいておりますものの、育英奨学制度というのはかなり幅広く、そしてまた、大変国民の中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど久保さんの御質問の際にも申し上げましたが、当時の財政、国家の置かれております状況、大分違っておりますし、例えば大学に進学するというその目的、あるいはまた大学教育の中身、それも当時とは大分違っております。そういう意味で、奨学資金制度そのものについては、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 学校の立地条件が教育上ふさわしいものでなければならぬということは、これはもう文部省としても従来そういう考え方で学校設置者に対しましては指導をいたしておるところでございます。ただいまの御指摘をいただきました件につきましては、文部省としてもそのような方向で指導...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高等学校に進学をしておられる方の数、それに対しての奨学資金を受けている高校生の数、確かに御指摘のように、大学等に比べますと大変少ないということはよくわかります。しかし、先ほどから局長も答弁申し上げておりますし、先生の御意見も踏まえて、私はここで承っておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有利子貸与制度は量的な拡大ということを一つのねらい、そしてまた無利子貸与制度というものに対してのこれは補完的な役割という意味で、量が非常に拡大をするということにむしろ私どもとしてはプラス面を考えているわけでございます。したがいまして、卒業後、これを返還をし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、先生から御指摘をいただきましたが、そうした御指摘も、もちろん私どもとして大事に受けとめていかなきゃなりませんが、たびたび申し上げておりますように、教育の機会均等、そしてまた量的な拡大、できる限りこの恩恵を多くの方々に広げてあげたい、こういう気持ちから、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 私どもといたしましては、教育は国政の基本であるというそういう立場から、できる限り学生に対しての教育の機会を与えて差し上げる、こういうスタンスが必要だと思っております。したがいまして、高等教育の機会均等を確保するためには、いろいろと国会でも御論議をいただいて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 義務教育については国がその経費を負担をしていくこと、これは義務教育の公がかかわる精神としては大事なところでございますから、これは国としての責務というものは伴ってくると思います。しかし、高等学校以上の学生及び生徒に対しては、私はこれはまた義務教育とは観点が違...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、まず先生のは意見だというふうに私は申し上げておるのではなくて、そうした御意見であるということも私は踏まえますが、私どもといたしましてはこの制度改正につきましては、先生がおっしゃるように民主主義教育というものに対して反していると...全文を見る
07月25日第101回国会 衆議院 文教委員会 第22号
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○森国務大臣 相次ぐ不祥事を文部省で生じさせまして、大変残念至極でございます。まさかと思っておりましたことが相次いでこうして行われますことに対しまして、今山原さんから御指摘をいただくまでもなく、文部行政の責にあります私といたしましても重大なる責任を感じております。特に、権威ある国...全文を見る
○森国務大臣 行革小委の報告を受けて、審議会でいわゆる六十年度概算要求の作業を前提といたしましての方向が示されるのは、恐らくきょうあたりではないかということは承知をいたしております。もちろん、その報告を受けて、財政当局から来年度の概算要求の基本的な考え方が示されると思います。その...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘をいただきましたこと、私も大変勉強にもなりました。局長からもお答えを申し上げましたように、学校衛生設備につきましては、年々交付税でできるだけ増額ができ得るように、文部省としてもそういう要求もいたしておりますし、また五十九年度も、若干でございますが、こ...全文を見る
○森国務大臣 先ほど山原さんの御質問の際にも申し上げましたように、予想もできないような事態でございまして、しかも、なおまた、国民の奉仕者である公務員ということだけではなくて、教育公務員という立場、教育に関する公務員ということでございまして、子供たちの教育への影響ということも考え、...全文を見る
○森国務大臣 一般的なお話といたしましてお答えを申し上げた方が適当かと思いますが、このたびの文部省の問題について、私は、先ほど申し上げましたように、極めて遺憾であり、そしてまた率直におわびを申し上げておるわけでございます。だからといって、日本人の文化性というようなことについて、私...全文を見る
07月26日第101回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○国務大臣(森喜朗君) ただいま橋本先生から御指摘をいただきましたが、大阪大学の経理部長、また文部省会計課の総括予算班主査、さらに引き続き一昨日、文化庁の会計課長がそれぞれ収賄容疑で逮捕されました。まことに私にとりましてもショッキングな事件でもございましたし、正直申し上げて、まさ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 既に、捜査当局が事実関係の解明をいたしておるところでございますから、ここに基本的にはお任せをするというのが筋で、また文部省といたしましても捜査当局にできる限り御協力を申し上げるということが正しい、こう考えております。  しかし、その判断といいましょうか、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 特定の同一人物が同じ職務にあったということについて、内閣の通達に対してその意に沿っていなかったということについては、大変私も遺憾なことであろうというふうに考えます。決してかばうわけではございませんけれども、やはり文部省のこうした予算の執行あるいは購入契約等...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今の先生のお話は、もちろん先生の御調査ということもございましょうが、またある意味では推測という点も、若干そういう点も含まれておると思います。私といたしましては、今日、事態の解明を今急がせておりますので、そうした事態を十分承知をし、把握をいたしてから考えなけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私の言葉が適切を欠いておるとしたらこれはおわびを申し上げますが、先生の御調査なさったことがすべて推測で申しておられる、私はこういうふうに言っているのじゃございません。御調査をいただいている面もございますが、実質的にはこれは検察当局で調査をいたして解明を進め...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) その部分だけをお取り上げいただくということは不適当かと思いますが、そういうことを申し上げたことは事実でございます。私は、きょうの午前中の参議院の文教委員会でもそのようなことは申し上げています。  それは、まじめに一生懸命に国家、国民に対し奉仕をしなきゃな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題につきまして、衆議院文教委員会あるいは参議院文教委員会を通じまして、私は、私も含めて責任はある、こういうふうに御答弁を申し上げさせていただいております。率直に申し上げて、文部省の省員全体は今意気消沈いたしております。私は、きのうも事務次官とも夕方ゆ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革は広く国民全体にかかわっておりまして、たびたび申し上げておりますが、我が国の将来の命運を左右する大事な問題であろうというふうに考えております。したがいまして、臨教審の審議のプロセスあるいはその概要等につきましては国民に、当然多くの皆さんの意見が反映...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会の設置法案の中に公開制という問題を条項として書いていないではないかという御指摘は、衆議院段階でもよくございました。今、先生がお尋ねのも、この審議の公開についてどう思うかということでございますから、私なりの見解を申し上げたわけでございまして、ど...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議会自身で御判断をいただくことであろうと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 教育委員会の現状につきましては、今、局長から御答弁申し上げましたように、現状についてはそういう認識をいたしておりますし、それは基本的にそのような判断でよろしいかと思います。
○国務大臣(森喜朗君) もちろん、運営の仕方あるいは公開をどうするか等々については審議会自身で御判断をいただくものであろう、このように考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 審議会の公開、非公開につきましては、先ほどからも答弁をさせていただきましたように、審議会御自身が国会の御判断をいただいて成立をいたしましてスタートいたしました時点で御判断をいただく大事な点であろうと思います。  また、おしかりをいただくといけませんので、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 戦後教育の評価あるいは戦後教育の欠点という点をどう考えるかということでございますが、どうも御質問をされます先生が教育に極めて御経験深い関先生、私は年齢的にも極めてまだ非才でございまして、御質問をされる方の方がよく教育に御精通をされておるお立場、そういう面で...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会は、先般の委員会でも申し上げましたが、教育改革に対します国民的な要請にこたえていかなければなりません。そしてまた、教育というのは将来の日本の命運を左右する大変大事なことでございますし、また穐山先生におしかりをいただくかもしれませんが、二十一世...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も具体的な委員の人選についてはいろんな委員会等でも申し上げてまいりましたが、あくまでも国会における論議を十分にまず踏まえておかなければならぬ。そして、具体的に審議会の設置を国会でお認めをいただいた上で検討いたしたいと考えておりますが、たびたび申し上げてお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的な議論といたしましては、今、関先生御指摘のように、また久保さんもお話がございましたように、できるだけ議論というものは広く濶達におやりをいただく、そしておまとめをいただくときにはもちろん少数の意見をたっとび、それは必要によっては併記していかなければなら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には、私は今、先生がおっしゃいましたような考え方と同じ考え方でよろしいかと思っております。先ほど橋本さんの御質問に対しても私は申し上げましたが、決して議論を隠すということではなくて、制度の改革でありますので、できるだけ自由な発言をしていただきたい、そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 何か大学で、関教授のもとで試験問題を与えられているような感じがいたします。  大変お答えを申し上げにくい雰囲気でございますが、私も教育基本法というのは、もちろんこの法律のみならず、文部大臣として、大事なすべての教育に関する法体系、教育基本法あるいは憲法の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 必ずしも私は法律の専門家でございませんので、法的にどのような解釈をとるかというのはこれは専門の方々に御判断をいただかなきゃならぬことだと考えております。教育基本法の精神を大事にして教育改革をしたいというのが政府の考えておる基本的な立場でございます。  私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生の御質問に対してお答えを申し上げる立場で大変恐縮でございますが、若干私の私見を交えて申し上げたいと思います。  人間が学び取っていかなければならぬ学問の領域というのはどの程度にあるのか、どこまでを学ばなければならぬのかということについてのこれの必ずし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題、私も今これを拝見いたしますと、答える自信はございません。  それだけではなくて、私の娘は今高校一年生ですが、中学二、三年のころから彼女が私に時々社会の問題で質問を浴びせますが、全く答えられないです。これは正直なところでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 時間のむだかどうかということについては議論があると思いますが、私自身もこういう社会的な変化や政治的な変化というものも考えていく問題も一つの考え方でありますが、例えば私は高等学校でコサイン、タンジェントというのを不承不承一生懸命やらされました。卒業してから一...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど関先生からお尋ねいただきましたことと若干関連もございまして、同じようなことを繰り返すことになるかもしれませんが、冒頭にその点については御了承を賜りたいと思っております。  話は少し変わって恐縮ですが、たまたま先生できるだけ懇切に答えろということでご...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 具体的な学校の立地の条件といいましょうか、そうしたことについては当然、設置主体、持ちます責任であります教育委員会等が考えなければならぬことだと思いますが、具体的なことにつきましては後ほど必要があれば政府委員からお答えをさせていただきますが、学校の立地条件は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 参考人のお話やら、また前島さんの御調査のお話を承っておりまして、正式には、私が就任をいたしましてから、そのことについて具体的な経緯等についての私に対する報告等はまだございませんが、一般的に言いまして、いろいろと経緯はあったのだろうと思いますが、今のお話をこ...全文を見る
07月26日第101回国会 参議院 文教委員会 第17号
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○国務大臣(森喜朗君) 今、安永さんから御指摘をいただきましたように、阪大経理部長、それから文部省会計課総括予算班の主査、それに引き続きまして文化庁の会計課長が相次いで逮捕されまして、どういうふうに感じておるかという先生のお尋ねでございますが、率直に申し上げて、私にとりましても大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永先生の御指摘をまつまでもなく、責任は極めて私は重大だというふうに受けとめております。大学関係を初めとして、今、先生からいろんな例示もございましたけれども、そうした高等教育機関だけではなくて、初等中等教育を含めて、教育というものの極めて神聖さ、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昨日、行革審から出されました意見は、臨調の答申を基礎といたしまして、当面の行政改革推進方策に関するその取りまとめであるというふうに私は承知をいたしております。  行政改革の推進は、現下の重要な政策の課題でございまして、私も中曽根内閣の国務大臣の一人として...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろと先生方からも、御批判も含めながら、有利子貸与制度についての御心配というのは、この国会を通じて私も十分受けとめております。  有利子貸与制度は初めての試みでございますので、もう少しこの推移も、これからの進展状況も見ていかなきゃならぬだろう、こうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど、その前提が一つございまして、初めてするこの有利子制度でございますから、しばらくこの状況を見ていかなきゃならぬだろうということでございまして、学年進行が完成するまでは、これも局長もたびたび答弁しておりますように、この形は変えていかないだろう、しかし、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当面は今の対応で進めたい、このようにどうぞ御理解いただきたいと。当面は当面の対応で進めてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(森喜朗君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨について十分検討してまいりたいと存じます。
07月31日第101回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○国務大臣(森喜朗君) 先般の委員会、そしてきょうまた前島先生と初中局長のこの議論を私、承っておりまして、基本的にはこのペーパーの書き方、私は政治家という立場で、今、文部大臣でありますけれども、一政治家として見ておりますと、ちょっとこの書き方については先生から見るとおやっと首をか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生から御指摘がございましたように、幾つかの視点をとらえなが文部省に対しまして御指導をちょうだいいたしております。私も大変感銘深く拝聴をいたしておりました。  先ほども申し上げましたように、初めから障害を持つ子供たちとそうでない子供たちを分け隔てをしよう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 粕谷さんの御指摘の中の防衛費云々につきましては、同じ政府部内の所管の違うところでございますので、私からそのことについての意見は、この際、差し控えたいと考えております。  しかし、教育の予算につきましては、極めて財政的に厳しい状況であるということ、そしてき...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) スポーツ担当をいたしております大臣といたしまして大変関心を持っておりますが、ちょうど開会式の時間帯は、私は残念ながらテレビを見る機会はございませんでした。後で、収録いたしたものや、新聞や、またスポーツニュース等々でできるだけ細かくテレビを見ておりました。開...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、専門的なそういう知識や、また学問というものを吸収しておるわけではございませんが、やはりアメリカにとっての一番の悩みというのは、昔からの歴史から見て黒人に対する人種的な問題、アメリカ人としてはおおらかな気持ちで、かなりそういうことについての前進は見られ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 隣におりましたので、聞いております。
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には、懲戒として体罰を加えるということは学校教育法によって禁止をされているわけでございます。したがいまして、体罰を加える、ひっぱたくというのは体罰に当たるだろうと思いますが、そうしたことを懲戒の意味で先生がなさるということは、これは教育上好ましいこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますように、このたびの教育改革に当たりましては、政府は、法律の中にも明記をいたしておりますように、教育基本法の精神を大事にして教育改革に当たりたい、これがまず政府の基本的な姿勢でございます。  したがいまして、審議会でいろいろと御意...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文教懇は、総理が私的に教育に対する考え方、そうしたことについての勉強を進めていかれる、そういう意見を総合的に皆さんが御一緒に議論をされているという、あくまでもそういう私的な諮問機関でございまして、したがってこの文教懇の報告そのものは臨時教育審議会がそれに対...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議会の人選につきましては、たびたび申し上げておりますように、国会でこの法案が御可決をちょうだいいたしましてから、私どもで意見を総理に申し上げて、総理に御判断をいただくわけでございます。当然、各界各層の中から幅広く御人選を申し上げたいというのが基本的な考え...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 人選につきましては、国会の論議というものを十分踏まえるということも、これはたびたび申し上げておるわけでございます。もちろん、総理に任命をしていただくわけでございますが、国会でどういう論議があったかということについては、私から一つの参考の考え方として総理に示...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) どのような方をお選びするかということについては、仮定の問題でありましても、私から今その方がどういう考え方を持つ方をお入れをする、あるいは排除をするというふうなことを申し上げることは、私は適当ではないと考えております。しかし、今、粕谷さんがお示しになりました...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 顧問を置くかどうかということにつきましては、これは発足をいたしてから審議会で御判断をいただくものでございます。ただ、教育の論議というものは、極めて歴史的にも、また社会の諸制度といろいろ関連もいたしております。そういう意味では、日本の教育に関心を持っておられ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府といたしましては、当初、修正をされる前の法案としてお願いをいたして、これも国会には私どもはこれがいろんな角度から検討して最上のものであろうという考え方から政府原案を提出いたしだわけでございます。審議の結果によりまして衆議院でこれが修正をされたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会でどのような事項をどのように審議をするかということは、これはまだ明らかではないわけでございまして、その中にどのような秘密が考えられるかというようなことについても、今お答えを申し上げるというのは極めて困難なことだと思います。しかし、一般論として...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革を進めるに当たりまして、広く国民各界各層の御意見も十分聴取をしなきゃならない。それからまた、論議をいただきまして政府が答申をしていただくことにつきましても、やはり国民の理解と協力を得なければ教育改革は進められるわけではないわけであります。したがいま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 具体的にマークシート方式につきましてお答えを申し上げる前に、先生がいろいろと今数字をもってお示しになりました。私も総理も、教育改革をなぜ政府全体でしなければならぬという考え方になったのか、これはぜひ御理解をいただきたいのでありますが、私も、十五から十八歳と...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私が申し上げたのは、文部大臣という立場でありましても、文部省という立場でありましても、受験生を大学がどう採るか、どうこれを卒業させるか、あるいは進級させるかというようなことは、これは大学の学長の持っておる固有の権限でございます、こう申し上げております。その...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは誤解を受けるとおしかりをいただきますが、先生と私と大体年齢的に共通いたしておりますから、先生は二十三年から教職、私は二十三のときまだ小学校だったんですが、お互いに戦前あるいは戦中、戦後の教育というものをある程度体を通して、先生の方がはるかにその当時か...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) それぞれさまざまな学校あるいは地域によって、また子供たちの将来の傾向というものは違っておりますので、一律的に物を申し上げることはできないかと思いますが、今、先生がおっしゃった中に、入りたい大学よりも入れる大学というふうに、これが一般的な傾向になりがちでござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的には選抜方式の仕組みはもう少し検討を加えていかなければならぬし、またある意味では抜本的な改革も検討していかなければなりません。と同時に、先ほどから申し上げておりますように、社会全体の仕組み、そしてまた端的に言えば、こうした学歴、過熱受験体制ができたと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議会は、発足をさせていただきましたならば、たびたび申し上げておるようでありますが、自由な御論議をいただいて、将来の日本の国を背負ってくれる子供たちに対してどのような教育制度がいいのかということを本当に自由なお立場で御論議をいただきたい、これが政府の一番大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) はい、そのとおりです。
○国務大臣(森喜朗君) 嶋崎委員の御質問に対しまして、そのようにお答えを申し上げております。
○国務大臣(森喜朗君) 私は、そのように述べております。
○国務大臣(森喜朗君) 国会の議論のやりとりでございますので、その前後の経緯がいろいろあるわけでありますから、言葉の表現については、先生の御指摘ありましたように、多少のニュアンスが違うのかもしれませんが、基本的には審議の公開をするかしないかということはこれは審議会で御判断をいただ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の論議は、国民の幅広い各界各層の論議、これをまとめていくということが大事だというふうに考えております。決して審議会は秘密を保ってやりたいということではないので、できるだけ委員の皆さんに自由に発言をしてもらいたいというのが基本的な考え方でございます。した...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中曽根総理も私も、教育論議というのは大変幅広いものでなきゃなりませんし、国民が総参加をしていただくということが大事なことだというふうに考えております。したがって、総理が内閣全体でこの問題をとらまえていこう、あえて総理大臣の諮問機関としたところもここにあるわ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革をこれから御議論いただくということの、社会の変化、環境というものを考えてまいりますと、その一つには当然、国際社会の中における対応というものを考えていかなきゃならない。それは今、先生から御指摘がございましたように、単に留学生に対するもの、あるいはまた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会には広く教育諸制度全般に対して御議論をお願いする、これは政府の基本的な考え方でございます。何をどうするのかということで先生からもおしかりを今いただいておるわけでございます。先般、穐山先生にも大分おしかりをいただきました。それは法案を国会で成立...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げていることで、またおしかりをいただいて恐縮なんですが、議論はあってしかるべきだと思いますが、臨時教育審議会の三年は大体長いか短いかという議論はありますが、これは三年間で改革しろというのじゃないのであって、三年間ひとつ議論をしようじゃないか、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回の不祥事で文部本省、そして文化庁、また大阪大学におきまして三人の逮捕者を出したということは、本当に大臣としてこんなに苦痛なことはございませんし、また極めて遺憾でありまして、たびたび申し上げておりますが、国会のこうした議論を通じまして深くおわびを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨時行政調査会は、先生も十分御承知のとおり、変化に対応いたしまして適正かつ合理的な行政の実現を目指すという、こうした観点から行政の各分野について調査審議をいたしておる機関でございまして、それを政府としてはまた遵守すべきことも法律の中に明記されております。内...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この臨時教育審議会を国会で御論議をいただいておりますその過程の中で、もちろん基本的な諮問案につきましてはこれから総理にお考えをいただくということは、基本的にそうしたスタンスをとりますが、文部大臣としてどう考えるかということについての御指摘がよくございまして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども御答弁の際に申し上げましたように、これまでの日本の教育は、まず近代日本を完成させるために、諸外国に追いつけ、追い越せというのが明治以来今日までの日本の教育であった。これからは国際化ということを十分考えていく。そのような点としては、いわゆる海外で働い...全文を見る
07月31日第101回国会 参議院 文教委員会 第18号
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○国務大臣(森喜朗君) 先般の委員会で、先生の質問に対しまして、幾つか私なり、に個人的な考え方も述べたわけでありまして、それにつきまして先生から若干誤解をちょうだいをしておるような点もございまして、適切な言葉でなかったということであるとするならばおわびを申し上げる次第でございます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 概算要求の基準につきましては、きょうの閣議で財政当局から政府全体の考え方として示されたわけでございます。私どもは、その中にありまして、文教行政がスムーズに展開ができるように、これから最大の努力をしていかなければならぬ。私もけさほど記者会見でもそのように申し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) その点のところが一番大事なところであろうと思います。  先ほど官房長も申し上げておりますように、今回の事件は、基本的には職員のモラルと、公務員としての自覚の欠如ということは、これは指摘ができますし、このことについては、まず基本的に、一番弁解の私はできると...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大学におきます学問研究を進めていくという上でのとらえ方は、今、先生が御指摘されたとおりだというふうに思います。ただ、経費が国として十分ではない。そういう中から民間の資金を仰がなければならぬという、そういう考え方で民間の資金を導入するというものではないと思う...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 長期在籍の問題につきましては、先ほどもちょっと御質問の中に触れましたわけですが、決してそのこと自体を容認をしているわけじゃございませんが、それだけのタイミングとかいろいろな角度から検討されて、そのままになった点はあろうと思います。したがいまして、そのことが...全文を見る
08月01日第101回国会 参議院 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(森喜朗君) 今先生から御指摘がございましたように、幼稚園と保育所というのはそれぞれ定められております法律は違っておりますし、また目的、機能というのもそれに合わせまして異なっているわけでありますが、実態的にはほとんど混同されております。そしてまた、これも先生から今御指摘...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、政府委員から御説明を申し上げました。先生から御質問がございましたのは、私立幼稚園協会も含めておりますが、全日本私立幼稚園連合会といいまして、幼稚園が三つの団体に分かれておりましたが、それが先般一緒になりまして、そして一緒に構想を検討いたしたものでござい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど私は幼保の問題をお答え申し上げましたが、ちょっと御了解をいただきたいのですが、臨時教育審議会の中でこの問題を御論議をいただくという意味ではございません。審議会が国会でお許しをいただいて発足をいたしましたならば、どういう事柄を議論するかというのは、これ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 具体的なそれぞれの例があるわけでございまして、それぞれその地域、また親の考え方、教育委員会の指導、さまざまでございますので、一律にどこに問題があるということについては、私はこの場で申し上げるそれだけの資料は持ち合わせておりません。ただ、そうしたお子様をお持...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) できる限り直接の指導をいたしております教育委員会などが中心にお話を伺うことがやはり一番適当だろうと思います。もちろん、私個人でそうした方々にお目にかかることも決してやぶさかではございませんが、文部大臣という立場でまた判断を示さなければならないようなことにな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永さんから特に不明確――ちょっと言葉はそうおっしゃったかどうかわかりませんが、二点あるということで御指摘をいただきました。  臨時教育審議会を総理直轄の審議会にさしていただくという理由、これも文教委員会で先生のお尋ねもかつてございましたときにも申し上げ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 穐山さんの内閣委員会の御質問に私は渋々お答えをしたのではないので、審議会でいろいろと制度について御判断をいただくことを最初から拘束するということは、かえってこれは越権ではないかという、極めて私はへりくだった気持ちでおるわけでございまして、それで穐山さんはお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 言わないとか言うという問題ではないのでありまして、諮問内容といいますか、諮問事項は総理がこれから判断をされるんです。したがって、私は直接この法案の担当を命ぜられている大臣といたしまして、衆議院の予算委員会、参議院の予算委員会、また内閣、文教委員会で大変教育...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生の方が私よりもよく御存じでございますが、文部省は中教審のほかに十六の審議会を持っております。それぞれが文部省所管の特定分野につきまして調査、審議をし、そして時々課題につきまして必要に応じて答申をちょうだいをいたして、また提言もちょうだいをしておる、そし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 安永さんは大変御無礼でございますが、確かにある一面の答弁のところだけとらえていらっしゃる面もある。予算委員会の際も、大蔵大臣は私の前で答弁しておられたこともありますし、行管長官、今の総務庁長官も私の隣におられました。そのときの答弁も私は承知をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この合同審査の会場には、お見受けをいたしますと高等教育機関でいわゆる指導をなさいました先生方もたくさんいらっしゃいます。私のような浅学な者が専門的なお話を申し上げることは恐縮でございますが、当面いわゆる六十七年度を一つの目途として十八歳人口が二百五万に達す...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そんなこと言ってないですよ。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどの安永さんの御質問の際にも申し上げたのでありますが、総理が諮問事項を決めます際、もちろん担当大臣として私の意見を申し上げる機会もあると思います。まだ正直申し上げて総理がどのような考え方で諮問事項をお決めになろうとしているのかについては具体的には当然話...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育改革は、これもたびたび私も総理も申し上げておりますが、広く国民全体にかかわりを持つ大事なテーマであります。また、国の将来を左右するという大変大きなまたテーマでもあるわけでございます。そういう大きなテーマ、まさに国の将来を左右するようなテーマであるだけに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も基本的には政治というのは、例えば文化を創造する、その文化を創造する舞台というのは教育だろうと思う。そういう創造が沸き上がってくるような、そういう教育の環境、諸制度、これを整えることが政治だろうというふうに私は理解をいたしております。したがって、そういう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基本的なこの仕組みといいましょうか、ルールというのは、私は先生の今お示しをいただいたお考え方であろうと思います。私はそういう意味でいろいろ論議をしていただく、それを国民にどういう形で問いかけていくか、それをまたフィードバックさせる、その私は繰り返し、やはり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) どうも、大学の先生であった先生から私にどうかと聞かれると、やっぱり先生の考えが正しいと言わさるを得ないわけで、基本的にはそういうスタンスで御答弁を申し上げることになるかと思いますが、確かに最終的にはやはり全体の責任というのは国民全体が負うべきであろう。そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時の四六答申については、今先生から御指摘がございました現行の六・三制というものを根幹としてその充実を図っていくけれども、学校制度上特例を設けて、学問的な根拠ある見通しに立って、現行制度のもとでは十分実施できない実際的な研究を積み重ねていく、そして将来の学...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 時間を気にして御質問されておりますから、私もそれに合わせて申し上げなければ申しわけないと思っておりますが、あえて感想ということでございますが、今、先生が具体的にこの就学年齢、学制制度の区切りの仕方についての一つの御意見を述べられました。私は大変示唆に富む興...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは困らないんです。私はやはり人間の多様性を引き出すというのが大事です。これも大学にいらっしゃった伏見先生と高桑先生におしかりをいただくかもしれませんが、今の大学は一般論から言えば、十八歳で一番頭のいいとき、二十歳までの一番いい頭のパターン、大変申し上げ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 時間がございませんので、すべてに対してお答え申し上げることができませんが、医学教育につきましても先生の御持論はよく承知をいたしております。これまた学術会議の御提言ということも私も承知もいたしておりまして、こうした事柄につきましても十分可能な限り尊重してまい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 行革審の報告につきましては、昨日閣議におきまして、時間がありませんからそこのところを省かしていただきますが、閣議におきましてもその旨を決定をいたしました。行政改革の推進は、たびたび申し上げておりますように、現下の重要な政策の課題でございまして、閣議決定を踏...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府といたしましては、これはやはり当面の最大の課題であるというふうに私は受けとめております。  文教委員会でも先生に申し上げたような記憶をいたしておりますが、国務大臣という立場ではこのことを私はやはり重視をしながら、内閣全体として行政改革は進めていかなけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨調の答申、そしてそれを受けまして、フォローをしてまいりますという意味で行革審がいろいろと提言をいたしております。これは国民の声に真っ向から私は対決するものだというふうには考えません。政治はいろいろな理想を求めていかなければなりません。また政治は将来に対す...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 埼玉県の事例でございますので、具体的な事柄につきまして全部掌握いたしておりませんので、政府委員から答弁させます。
○国務大臣(森喜朗君) 防衛費と教育費、見方としては並んで一つの視点として考えるということもこれはまた一つの見方だろうと思います。しかし、私ども、日本の国はやはり国際社会の中で平和憲法を掲げ、そして平和で豊かな発展をこれから維持していかなければならない、そういう観点から考えますと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) やはり基本的には教育条件の維持、そして向上さしていくということであろうというふうに考えますので、就学上の経済的負担の軽減等を図る、こういう考え方から、私立学校振興助成法、この趣旨に沿いましていわゆる経常的経費に対する補助を実施をいたしておるということでござ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私立学校振興助成法の趣旨はそうしたところにもあるわけでございまして、もちろん全体をすぐ埋めていくということは非常に困難なことでございますが、そういう中で最大の努力をしながらその公私格差の是正を図っていきたい、こういうふうに考えております。
○国務大臣(森喜朗君) これは義務教育諸学校でもよく議論に出るところでありますが、何人が一番いいのかということの絶対的なものはないわけでありまして、国によっては、ソビエトなどはかなり少ない人数で一クラス編制しておりますし、四十人よりも三十五人がいいという説もございます。しかし当面...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろの角度から御指摘をいただいております。もちろん、小西さんが所属をなさっておられます民社党の一つの考え方をお示しをいただいたものであろうというふうに考えます。私ども大変ありがたく、またいろいろと示唆に富むお考えとして拝聴させていただきました。  た...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、今小西さん御指摘のように、今日の日本の教育というのは戦後これだけの大きな国の発展を見た。この最大の原因はいろいろございましたけれども、戦前、戦後の教育のこれは積み重ねであろうというふうに思います。  ですから、初めて明治政府...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 総理が諮問をいたしまして、総理が答申を得る。それについてこれを現実に実現をしていく責任を負っておるわけです。同時に先生も先ほどおっしゃったように、政府全体がこの問題について責任を持って取り組むということになります。しかし、それだけではやはり教育改革というの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国民の理解と協力を得るということがやはり基本的なルールだろうと、私どもはこう思います。そういう意味につきましては、今、小西さんがおっしゃったように一つの考え方を示すということも大事かと思いますが、教育というものの事の重大性から考えますと、審議会で十分自由な...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 事務局体制につきましては、先生の御指摘がございました点は十分留意をしなければなりません。ただ、もちろん法律が成立をさしていただいてからの判断でございますが、事が教育でございますので、事務局長は文部事務次官を充てるというふうに法律で明記をさしていただきまして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) イエスでございます。
○国務大臣(森喜朗君) イエスと、こう申し上げたらよろしいんでしょうか。賛成でございます。
○国務大臣(森喜朗君) 文部省の哲学というふうに申し上げていいかどうかわかりませんが、やはり教育を進めていく上におきましては憲法、そしてこの憲法の精神を教育の中で具体的に実現をした法律が教育基本法、そして教育のいろんな諸関連法案にこれが影響といいましょうか、その中にあるわけであり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) やはりマークシート方式というのは余りよろしくないなあという感じがいたしまして、いろいろと先生がおっしゃるその理由を全部私がイエスかノーかとまとめて言うということは、これはやはり無理な話でございます。先生時間気にしておられますが、やはりこれは大事なところでご...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ノーでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 不祥事を起こしたということについては、たびたび私からもおわびを申し上げておりますが、国民の皆さんの期待を裏切ったということでは、これは大変申しわけないことであったというふうに考えます。そこのところはイエスでございます。しかし、そのことは文部省の体質が非民主...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 心身障害児の教育につきましては、たびたび政府からも申し上げておりますように、障害の種類と程度に応じてやはり適切な教育を施すということが大事であろう。したがって、やはり教育の場を整える、整備をしていくということが大事でございます。ただ、その程度と種類というも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、特殊教育を充実させるということは、これは大事な施策でございます。今高石局長からも申し上げましたように、歴史の積み重ねの中から一つずつ解決をしている面もございます。まだなかなか制度上未解決な面も若干、受けとめ方にもよりますが、ご...全文を見る
08月01日第101回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(森喜朗君) 中西さんお尋ねの点は、男子労働者の長時間労働が子供の養育責任を母親だけに押しつけ、このことが家庭内暴力や非行等の原因になっているのではないかということでございますが、家庭においては親と子の触れ合いの中で基本的な生活習慣の形成、情緒の安定などにより子供の人格...全文を見る
08月02日第101回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○国務大臣(森喜朗君) 審議を公開するか否かに限らず、臨時教育審議会の運営等につきましては、国会で審議会法案が御可決をいただきまして、スタートいたします審議会自身でその運営規則等々お決めをいただくということが、これは適当であろうという考え方をいたしております。  ただ、私は国会...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) また同じような繰り返しになっておしかりをいただくかもしれませんが、再度答弁をしろということでございますから。  たびたび申し上げておりますように、審議を公開するか否かとか、その他審議会の運営の規則については、審議会をスタートさせていただきました際に会長を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは穐山先生、こういうふうにお考えをいただけないでしょうか。むしろ、専門委員の場合は教育に関する専門的な事柄に入って審議をしていくということになるわけです。ですから、文部省、教育を担当する省というものを大事に考えなければならない。これは私のことを言ってい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 常識か非常識かというのは、これはまた別の議論だろうと思うんですが、会長が委員の御意見を聞いて専門委員を置こう、こういう分野において専門委員を選びたいということは会長が当然お決めになることです。そして、会長がどういう分野の方々をということの御希望は当然出ます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先生のそういう御意見も、私は十分理解はされます。しかし、また同じようなことの繰り返しで恐縮ですが、専門委員を置くということになれば会長が審議委員の意見を聞いて、その議論の中から専門委員をこういう分野に置きたいということになれば、どういう分野にするのか、どう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般、穐山さんの御質問がございまして、諮問することについては今何も考えていないと答えたという御指摘がございましたが、そのような私は意味で申し上げたわけではございません。審議事項については、これは当然審議会自身で御判断をいただくことになります。審議会でお決め...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この法律にも明記をいたしておりますように、私ども教育改革を行うに当たりまして、教育基本法の精神を大事にして当たりたい、こういうふうに再三答弁でも申し上げさせていただいております。憲法を大事に守る、その憲法の精神を教育の諸施策の中に生かしたものがこれは教育基...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 確かに穐山さん御指摘のように、このいわゆる影という、影という表現がいいかどうかは別といたしまして、御指摘がありました今の一、二、三の問題は確かに今日的な時点の問題でもございます。しかし、例えば青少年の非行、校内暴力、登校拒否、児童生徒の問題行動、今の時点と...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 偏差値指導というようなことを今、先生がちょっと例としてお取り上げになりました。例えば偏差値指導を重視していくような、こういう過熱した受験競争、こういう学校の先生方、むしろ私は先生方が一番お気の毒だと思っているんです。  しかし、学校単位の評価の仕方という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、どのような形でおやりになるのかということについては経験もございませんし、文部省が従来やっておりましたことについて先生から御指摘ございましたが、私自身としてもそうしたことを承知いたしておりません。しかし、この臨時教育審議会の御議論をいただく上におきまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 突然、文部省についてどう考えるかというお問いかけでございますから……
○国務大臣(森喜朗君) そういう通告があったかどうかはちょっと私も明確でございませんが、私たびたび申し上げておりますように、日本の今日の繁栄、そしてまた国際的にも評価をされる、そうした国になってきた、これはまさしく国民総意のエネルギーであることは間違いありませんし、その大きなよっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久保先生の御意見は御意見として、また同じ国会に議席を持つそうした政治家のお立場としてのお考えを示されたものであろうということで、御意見として私は伺っておきたいと思います。  しかし、文部省といたしましては、中教審が決して形骸化したとか、あるいは文部省の力...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 五つの具体的なお考えをお示しいただきまして、それぞれお一つお一つについて、私の感想や、また先生のお考え方について、また文部省の実態というものについても御説明をさせていただきたいと思いますが、限られた時間でございますから略させていただきます。  ただ、先生...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 四十人が一番適当な一学級の編制であるかどうかということはこれはいろいろ議論の分かれるところでございますし、また学説的にもどれだけがいいかというそういう明確なものはないわけでございます。しかし、行き届いた、また一人一人の先生方の立場、そして先生と生徒との触れ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、先生から御指摘がございましたように、四十人学級を含みます第五次定数改善計画、私はこの国会の冒頭の予算委員会の際から申し上げてまいりましたように、六十五年までの全体計画、それからその最終年度、これについては全体規模等を含めて変更をする考えはないと、こうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもたびたび申し上げておりますように、全体規模を変えない、六十六年度の最終年度を変更しない、こう申し上げておりますことは、今先生がお尋ねになりましたように、このことについて明確に文部大臣として進めていきたい、こういう意思を私は明確に申し上げた、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 本岡さんからいろいろと具体的な条項なども挙げられて、民主的でそして非政治的な国民の合意を得られるようなそうした手続のもとに審議会をつくれ、こういう御注意でもございました。もとより私どもも、今、本岡先生のお考えになっているとおりの考え方を持っております。具体...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘いただきましたように、文部省には中教審のほかにそれぞれの専門的な審議会や懇談会等が設けてございまして、それぞれの特定の分野につきまして調査あるいは審議をしていただき、そして的確なる御提言、御建議をいただいております。これは先生の方が私よりはるかによく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 少し重複するようでございますが、臨時教育審議会で当然どういう事項などを論議するかということも話題になるであろうと思います。したがいまして、当面見合わすというふうにも申し上げておりますのは、共通した部分もかなりあるだろうということでございまして、例えば臨時教...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、そうした審議会というものは直接かかわり合いを持ったことございません。これはむしろ先生がいろいろと御経験深いわけでございます。しかし、確かに段取りという言葉がいいかどうかわかりませんが、やはりある時期に、今、官房長官が申し上げたように、まとめなきゃなら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 審議を公開するかどうかということについては、随分この当内閣委員会でも御論議をいただきました。けさほども、そこにいらっしゃいます穐山先生からもいろいろと御意見をちょうだいいたしました。また、文部大臣が先に、公開するのかしないのか、非公開にするのかと言うとまた...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部大臣は政治家でもございますが、やはり文部官僚の上に立ちます。そういう立場でもございますので、先生のお考えをそのまま私はなるほど大変結構なことでございますというふうには申し上げにくい立場にもあるわけでございます。しかし、教育を進めていく、研究を進めていく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) どうも伏見教授の何か面接を受けているような感じがいたしまして、私、個人的な立場でございましたならばいろんなまた私なりの愚見も申し上げることができると思いますが、ただいまは文部行政の任の責任者でございます。そういう立場もぜひ御理解をいただきたい、こう思うんで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 詳細については私も明確に把握をいたしておりませんが、東工大のことなどだけを指摘するのではなくて、やはり上手にそういうところをうまくいい意味で利用していく制度というのはあるわけでございまして、そういう意味では一たん国庫に入れ、そしてそれをきちっとした協議の中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まず端的に、たびたび申し上げて恐縮でござますが、こうした不祥事、そして逮捕者を出したという、文部省にとりましてこれだけ恥ずかしいことはございません。また、その責任は最も私が文部大臣として痛感をいたしておるところでございまして、これも国会を通じまして国民の皆...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げました ように、この不祥事に対します責任は私も極めて遺憾にも思っておりますし、私も次官もまた官房長も全員その責任を痛感いたしておる、これは私もたびたび申し上げておるところでございます。ただこの事態を、もう少し捜査の状況を見きわめた上でなけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) もちろん、内閣と文教の連合審査で申し上げたことでございますから、議事録のとおりでございます。ただ、そのイントロのところがどういうふうになっておりますか、ちょっと今記憶いたしておりませんが、たびたび申し上げておりますように、私どもといたしましては、衆議院の方...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、衆議院の段階でも申し上げておりますのは、国会で国会の御意思として御判断をいただくことに私どもは従っていかなければならぬでしょう。もっともこの案件だけじゃございませんでした。いろんな御意見が当時ございましたので、そのときに私ども政府として提案をいたして...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、途中の前提の確認を申し上げておったところで先生がちょよと遮られたわけでございまして、私はそういう意味で国会で各党の皆さんで御協議をいただくということでございますから、そのことについて私どもから論評をするということは適当ではない、こういう答弁をずっと衆...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもおしかりをいただくかもしれませんが、一般論としか申し上げることはできません。国会で御修正をいただく、そのことについて私どもからとやかく申し上げるということは適当ではないという考え方を申し上げておるわけでございます。  ただ、確かに一般法律論としてこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変難しい問題です。ですから私、浅薄な知識しか持っておりませんし、なかなかどの方法がいいかということは非常に申し上げにくい。同じようなところに長い間いなければなかなか掌握し切れないものもございましょうし、全く知らない人が上に座ってきて、単なる管理職の立場で...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小西さん御承知のとおり、私立大学には私大連盟、協会、その他懇話会等々幾つかのグループに分かれているわけでありますが、私大連盟が出しました財政白書というのは、私も全部詳細に読んでおりませんけれども承知をいたしております。時間の都合もございますから、詳細に申し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 臨教審に諮問いたしますことにつきましては、国会の論議を踏まえてから総理が御判断をされることでございますので、たびたび申し上げて恐縮ですが、基本的、包括的なことになるだろうと考えます。教育理念だけを取り上げでそのことを審議する、論議するということは政府として...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育基本法の解釈というのはいろいろございまして、沼地三十一年の当時のいわゆる清瀬文部大臣の際のこうした審議会、この当時の教育基本法の枠の中で考えることは、また今とは大分違っておったような気がするのです。速記録などを読んでみますと大臣の御発言なども随分今とは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 確かに、教育基本法は一般の国民から見ると、とても大事な法律でありますが、なじみにくい。我々も国会へ入ってきて読んでみると、いろいろ首をかしげながら読んでいる。確かにいいことは書いてあるのですが、ストレートにはちょっと話のしにくい面もたくさんあると思うのです...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今の教育基本法、今の教育の指導理念からいって、ときたまどうも権利義務のところが上手にうまく表現されていないのじゃないかとか、あるいは権利意識が強くて、義務規定については例えば教科書の中などでも薄いのではないかという論議はいろいろございます。このことは私承知...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 一般論として申し上げた方がいいかと思いますが、先生から御指摘をいただきました点などについては、十分文部省事務当局としても個々の問題については指導をさせていきたい、こう思っております。  やはり、戦後の日本の教育のいろんないい面、悪い面というのも出ておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 人選につきましては、国会で今、前島先生、大詰めでございますとおっしゃってくださって、私なりの解釈をいたしますれば大変ありがたいなと、こう思っておりますが、国会で成立をさせていただきましたら、国会の諸先生方からちょうだいをしました多くの論議、御意見、このこと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、できるだけ時間を御迷惑かけないようにと思って少し割愛をして申し上げて恐縮でございましたが、先ほども申し上げました分野の中に、人間発達や社会の発展についてというふうに私は申し上げました。これはもう少し私なりに細分化いたしますと、経済学や社会科学や情報科...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これから審議会をスタートさせていただきましたことを前提にしてお話しさせていただきますが、審議事項につきましては、これはたびたび申し上げておりますように、審議会の先生方御自身でお考えをいただくということであろうというふうに思います。諮問内容につきましては総理...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、先生が大変この問題に対しまして御勉強もされておられますし、またそうした方々の御意見も十分踏まえて代弁者として国政で御活躍しておられる、大変敬意を表しておるわけでございます。  大臣になりまして私が一番先に、実はこの間初めの本会議にも、私は本会議の初...全文を見る
08月03日第101回国会 衆議院 文教委員会 第23号
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○森国務大臣 今、馬場さんからいろいろと具体的にも取り上げられまして御指摘をいただきました。文部省そしてまた教育界全体が、いろいろな意味でいささか社会をにぎわすといいましょうか、御迷惑をおかけするという事態が確かに今現象として非常に多いというふうに私も受けとめて粘ります、こういう...全文を見る
○森国務大臣 今、馬場さんが御指摘になりましたように、やはり長い歴史みたいなものがあるのだろうと思います。私もこうして直接役所の立場に入ったのは初めてのことでございまして、キャリア、ノンキャリア、そう大きな違いも隔たりもないわけだし、また省内も、全体は皆さん非常に上手にやっていら...全文を見る
○森国務大臣 留保予算につきましては、今官房長が申し上げたとおりでございます。  基本的には、先生も御専門でお詳しいだろうと思いますが、要は、国立大学等の研究体制がスムーズにできるように、また、普通の役所の機構と違いまして、大学というものの自主性、そうしたことの信頼感の中でこう...全文を見る
○森国務大臣 私といたしましては、こうしたことはできるだけ早く責任態勢というものを明らかにすることが常識的であろうというように考えております。ただ、今捜査が進んでおる段階でございますし、その辺の状況ももう少し捜査当局等の報告も受けてというふうに考えております。先ほど申し上げました...全文を見る
○森国務大臣 最近におきます教育荒廃について、さまざまな指摘がございます。その理由というのはまたいろいろあろうと思います。ここで一つの問題だけに偏った御答弁を申し上げるということも、かえって御迷惑だろうというふうに思います。  先ほど申し上げましたように、政治全体が何といいまし...全文を見る
○森国務大臣 いろいろとお話を承りました。先ほどから局長も申し上げておりますように、業者テストとこの標準学力テスト、調査とは異質なものである。これは先生のお尋ねの中にもそういうふうにお話をいただいております。同じ質のものであって、そしてそのことで偏差値を求めて進路指導をしていくと...全文を見る
○森国務大臣 お話を伺っておりますと、大変重要な問題でもあろうと思います。また、食糧庁の方も推測でここで物を言うということは、やはり本人たちもある意味では専門的な立場でもないわけでございますので、いろいろと先生の御想像の上での御質問というのは十分わかりますが、それを受けてそのまま...全文を見る
○森国務大臣 臨時教育審議会設置法案につきましては、先般、衆議院の諸先生方からいろいろな角度から御質問等ちょうだいをいたしまして、衆議院で実りの多い論議を深めることができまして、一部修正も加えられまして、今参議院で審議をさせていただいております。  今具体的なお尋ねでございまし...全文を見る
○森国務大臣 大変大事な御質問でございますが、先ほど申し上げましたような今大事な時点であるというふうにも判断をいたしておりまして、一日も早い、でき得ればきょうにでも成立をさせていただきたい、そうすれば直ちに人選に入りまして、国会の同意を会期末までにちょうだいをしたい、こういうふう...全文を見る
○森国務大臣 まず第一に、長期、中期あるいは短期的なことというふうに分けて諮問をするというような、今のところはそういう考えはいたしておりません。  審議の諮問内容につきましては、これは国会で設置法が成立をさせていただいて国会からお許しをいただいたその時点で総理にお考えをいただく...全文を見る
○森国務大臣 どういう会か私は承知いたしておりませんでしたが、先般、先生でしたか、実際には国会では質問されませんでしたが、そういう御質問があるのではないかという御通告がございましたので、そのときに初めて四三会という会を事務当局から聞きまして、そういう会があるということは承知をいた...全文を見る
○森国務大臣 中野さんの今の御指摘の点、いろいろございました。確かに、会計課の予算班は大変幅の広い極めて奥の深い非常に専門的な大事な職場でございます。端的に言えば、まさに一年間の教育行政全般を把握するというくらい大きな仕事でございますから、文部省にとっても大事な職場でございます。...全文を見る
○森国務大臣 中野さんは、この問題につきましてはしばしばこうした大きな問題として出てくる以前から警鐘を乱打していただいておりまして、そのゆえんは、まさに文部省また大学教育はとても大事である、そういうお考えの上に立っての私どもに対する御注意でもあったというふうに私は承知もいたしてお...全文を見る
○森国務大臣 いろいろと御指摘をいただきましたことは私どもといたしまして謙虚に耳を傾けております。それだけにかえってまた、できたものはしようがないという考え方は持っておりません。私を初め一人一人が、日々本当に恥ずかしい思いをいたしながら、文教行政に取り組んでいるわけでございます。...全文を見る
○森国務大臣 今、先生からお尋ねの際にもお話がございましたように、ただいま臨時教育審議会設置法案が参議院で審議を、きょうも恐らく参考人の意見聴取をしていただいております。きょうにでも何とか国会の御意思をいただきたいというふうに私ども願っておるところでございます。したがいまして、ま...全文を見る
○森国務大臣 入選は慎重にいたさなければなりませんし、また、たびたび申し上げておりますように、国会で長い間、こうして衆議院、参議院を通じて各先生方からのいろいろ御質問も交えながら御意見も付されておるわけでございます。そうした国会の論議というものも十分踏まえながら私が判断をいたすと...全文を見る
○森国務大臣 今の場合は仮定のお話でございますが、当然、委員会でどのように審議をし、どのように――例えば、中期、長期あるいは短期の中間的な答申というようなことなども想定をして今先生お尋ねになったのだと思うのですが、そういう先生のお立場でのお尋ねでございますが、これはやはり、会長を...全文を見る
○森国務大臣 コンピューターのみならず、私ども、この著作権に係ります現行法制定後十四年を経過いたしたわけでございますが、確かに、世の中の科学技術の進歩は目覚ましいものがございまして、当時として予想しなかった制度上の問題がたくさん生じておる、これも先生もう十分御承知で御指摘をいただ...全文を見る
08月06日第101回国会 参議院 内閣委員会 第22号
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○国務大臣(森喜朗君) 臨時教育審議会におきまして教育改革に関しますどのような方策を御論議するかというのはこれからの段階でございまして、国会で諸先生方の御了承をちょうだいいたしまして成立いたしましてからいろいろと審議の事項等について審議会が御検討されるわけでございますので、所要経...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘ございました国際科学振興財団は、昭和五十七年の末に基本財産の一部を正規の手続を経ずに取り崩した、こういう事態がございまして、御指摘ございまして、文部省といたしまして厳重に注意をいたしまして運営の適正化等につきまして指導をいたしたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど総理も申し上げましたように、この教育改革は幅広くいろんな国民各界各層の御意見をお伺いして、それを教育政策全体に反映していくということが基本的に極めて大事なことでございます。したがいまして、例えば四六答申などもございまして、私は予算委員会で申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院、参議院の予算委員会あるいは内閣委員会、そしてまた文教委員会、数々の各党の皆さんからいろんな御意見をちょうだいいたしました。どの政党、どの会派も、それぞれ教育に対する大変な御見識を持っていらっしゃいます。総理と私に寄せていただきます。ある意味での激励...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この臨時教育審議会を通じまして、先生の大変御熱心な障害児教育に対するお考えをお示しをいただきまして、私も総理も同様に、先生のそうしたまじめな障害児教育に対する考え方については、基本的にはやはり先生のお考えをできる限りこれを具体化していきたい、こういう気持ち...全文を見る