森喜朗

もりよしろう



当選回数回

森喜朗の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第147回国会 衆議院 本会議 第4号
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○森喜朗君 私は、自由民主党を代表して、小渕総理の施政方針演説に対し、総理及び関係閣僚に質問いたします。  質問に入ります前に、総理の施政方針演説初め政府四演説に対する野党の態度について、一言申し上げたいと思います。  野党三党は、特定の法案が気に入らないからといって、その法...全文を見る
04月07日第147回国会 衆議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 日本経済の新生など五つの挑戦を掲げ、果断に政策に取り組んでこられた小渕前総理は、志半ばにして病に倒れ、退陣されました。  国内はもとより、海外からも各国首脳のお見舞いの言葉が相次いで寄せられているのを見るとき、内政から外交に至るまでの広範な分野におい...全文を見る
04月07日第147回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(森喜朗君) 日本経済の新生など五つの挑戦を掲げ、果断に政策に取り組んでこられた小渕前総理は、志半ばにして病に倒れ、退陣されました。国内はもとより、海外からも各国首脳のお見舞いの言葉が相次いで寄せられているのを見るとき、内政から外交に至るまでの広範な分野において、前総理...全文を見る
04月10日第147回国会 衆議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) まず、鳩山代表から、小渕前総理に対しまして御丁重なお見舞いをいただきましたこと、厚くお礼を申し上げる次第でございます。また、ちゅうちょしながらでもありましたが、私に対しても祝意をいただきまして、まことに恐縮に存じております。  小渕前総理の緊急入院に...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、野中議員から、小渕前総理のお人柄と政治姿勢について御紹介がございました。  世界の指導者や各界の有識者のみならず、広く国民の意見に耳を傾け、直接語りかける小渕前総理の政治姿勢は、国民の目線に立った政治を実践されるものでありました。小渕前総理が病...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 坂口議員からも御懇篤なる御激励をいただきまして、心からお礼を申し上げる次第でございます。  坂口議員は自自公連立の政策面での中心になって、大変な御苦労をいただきました。当時、幹事長といたしましても、心から敬意を表しておりました次第でございます。引き続...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、小渕総理へのお見舞いをいただきましたこと、私といたしましても、心からお礼を申し上げる次第でございます。  野中議員の発言についてどう思うかということでございますが、同氏のここにお立ちになっての御発言は、個人的な御発言でもありますし、私はこれにつ...全文を見る
04月11日第147回国会 衆議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 不破哲三さんから小渕前総理に対するお見舞いをいただきまして、お礼を申し上げる次第でございます。  前総理が突然病に倒れられて、総理臨時代理が決定されるまでの間の経緯についてお尋ねがありましたが、それにつきましては、昨日、鳩山議員の質問の際、官房長官か...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 野田議員に、私に対する祝意をいただきまして、まことに恐縮でございます。  冒頭、野田議員から、保守党の設立と今般の連立政権樹立の経緯について御説明がございました。  今般樹立いたしました、自民、公明・改革クラブ、保守三党の連立政権は、これまでの自自...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 二見議員から小渕前総理に対しますお見舞いをいただきまして、お礼を申し上げる次第でございます。  冒頭、二見さんから御発言ございましたことについて総理として意見を述べよということでございますが、二見さんのお述べになりましたことは、少なくとも小渕前総理と...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 臨時代理指定の経緯についてお尋ねでありますが、内閣総理大臣臨時代理については、内閣法第九条によりまして、総理が指定することとなっております。今回は、青木官房長官が小渕前総理から、有珠山噴火の心配もあり、何かあれば万事よろしく頼む旨の指示を受けており、今...全文を見る
04月11日第147回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(森喜朗君) まず、本岡さんから小渕前総理に対します御丁重なお見舞いをいただきましたこと、心からお礼を申し上げる次第でございます。  この内閣が選挙管理内閣ではないかとの御指摘がございました。  私は、この内閣が選挙管理内閣であるとは考えておりません。私は、これまで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 冒頭、倉田議員から、小渕前総理の心情を思い、漢詩の御紹介がございました。けさの新聞にも、村上議員がお詠みになった漢詩を拝読しながら、大変感動をいたしました。  小渕前総理は、二十一世紀の日本の骨格を形づくるような重要な政策を数多く推し進めてこられました。...全文を見る
04月12日第147回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(森喜朗君) 日笠議員から小渕前総理に対しますお見舞いをいただき、また、小渕さんの人柄などについていろいろと思い出を語りながらお話をいただきまして、ありがとうございました。恐らく総理も病床で……(「総理じゃない」と呼ぶ者あり)前総理もどんなに喜んでおられるだろうかと思い...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 筆坂議員からも小渕前総理に対するお見舞いをいただきまして、ありがたくお礼を申し上げる次第でございます。  累次お答えいたしておりますとおり、政府としては、これまでも避難所の生活環境の改善、保健・医療対策、応急仮設住宅の緊急整備への着手、農林水産業、観光業...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有珠山噴火対策につきましてのお尋ねがありました。  累次お答えを申し上げておりますとおり、政府としては、これまでも避難所の生活環境の改善、保健・医療対策、応急仮設住宅の緊急整備への着手、農林水産業、観光業などの生業支援のための資金手当てなど、各般の施策を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 最初に、有珠山噴火対策についてのお尋ねから入られました。  政府としてはこれまでも、避難所の生活環境の改善、保健・医療対策、応急仮設住宅の緊急整備への着手など、各般の施策を講じてまいりました。また、四月十七日までには避難指示地域にあるすべての小中学校で始...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 現下の雇用失業情勢については、有効求人倍率など一部に上向きの指標も見られるものの、二月の完全失業率が四・九%と過去最高水準となり、また世帯主の失業率についても過去最高の三・六%になるなど、依然として厳しい状況にあるものと認識しております。人々の雇用不安の解...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 熱烈な林寛子議員のお話を承っておりまして、立場とはいえメモを見ながらお答えをしなきゃならぬ自分が大変小さな存在に見えてまいりました。  林議員とはもう既に三十年近い御指導をいただいておりますけれども、改めて、本当にあの方が宝塚のお嬢さんだったのかなと、初...全文を見る
04月17日第147回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(森喜朗君) 冒頭、都知事の発言に関しまして御質問がございました。  私は、都知事の発言につきまして、その文脈については必ずしも十分承知はいたしておりませんし、また、一地方自治体の長の発言でありますので、このような場所で総理としてコメントすべき立場ではないと考えており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今後の雇用失業情勢の認識についてのお尋ねでありますが、雇用は景気におくれて回復する傾向があること、平成十二年三月新規学卒予定者の就職内定率がこれまでになく低い水準で推移していることなどから、雇用失業情勢は当面厳しい状況が続くものと考えております。  政府...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ここ三年間の雇用失業の特徴的な変化と労働者、家族の状況についてのお尋ねでございますが、非自発的失業者の増加などにより、完全失業率が平成九年二月の三・四%から大きく上昇し、本年二月には四・九%となっております。また、世帯主の失業率も上昇し、本年二月には過去最...全文を見る
04月19日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 今、鳩山さんからごあいさつございましたように、小渕さんの後を受けまして、急な話でございましたけれども、国家の政治に少しの空白もつくらないということで、私が前総理の後を受けて内閣の責任を負うことになりました。どうぞまた野党の皆様方にも、各般にわたりまして...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 幾つかございましたが、まず私の名誉のためにも申し上げておきますが、私は、内閣総理大臣に指名を受けましたのは、衆議院の本会議場と参議院の本会議場であるというふうに申し上げておきます。  なおかつ、これまで参議院ではなかなか指名を自由民主党の候補は受けら...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 鳩山さんにしては、実に思いやりのないお話だと思いますよ。皆さんが御家庭の中で家人が病気になられたとしたら、できるだけその病状についてはやはり慎重に見ていくものだ、まして、それが総理大臣ならなおかつのことではないでしょうか。  ですから、青木さんは、官...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 大事なお立場の方でありますから、余計我々は慎重にしなければならぬと考えました。ですから、医師団との連絡は官房長官、なおかつ青木官房長官は小渕家とも個人的にも極めてお親しい仲でもあるわけですから、そのことをやはりお任せすることが筋であって、我々役員なり他...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) もしものことがあったらどういうふうになるべきであろうかということは、それは相談はいたしますけれども、そんな中で総理大臣をこっそり決めておった、そんなことは断じてありません。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 御承知のように、皆さんの御協力もいただいて、十二年度予算は成立をいたしました。そして、目下予算関連法の審議をいただいているわけです。そういう事態の中で、先ほど冒頭に申し上げましたように、空白はできるだけ避けなきゃいけません。でき得る限り国会も間断なく進...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 今、先ほどの問題とストーカーと結びつけるというのはどうもおかしいなと思いますが、しかし、大事な問題だと思います。  民主党さんから、この法案については、既に国会へ出されていることも承知しておりますし、私ども自由民主党も今、政務調査会の中での機関で精力...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 四月十三日木曜日でございましたが、貴党首が官邸にお見えになりまして、額賀官房副長官に文書を手交されたことにつきましては、報告を受けております。また、同日に不破党首が記者会見を行われまして、文書を配付されたことについても、新聞報道を通じまして承知をいたし...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げておりますように、そうした文書はない、私どもはそういう判断をいたしております。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 貴党からいただきました文書は、政府としても、その性格等につき責任を持って判断をし得るようなものではなく、そのようなものに基づきコメントすることはできません。  いずれにせよ、事前協議に関する安保条約の関連取り決めは、先ほど申し上げましたように、岸・ハ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 増税は、ただいまのところ、全く考えておりません。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 大変多く述べられまして、時間の中ではすべてお話はできません。  ただ、それは土井委員長も御承知のように、急速に少子高齢化が進行しております中で、生涯を安心して暮らせる社会を築くためには、持続的に、そして安定的で効率的な社会保障制度を構築していくという...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 時間が大変惜しいんですが、私も、今小沢さんから祝意をいただきまして、大変恐縮をいたしております。  この国会は、まさに小沢党首のお力添えもいただきながら予算を編成し、そして法律もつくらせていただきました。いわゆる自自公の連立によっての大きな成果を上げ...全文を見る
04月21日第147回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(森喜朗君) 二十一世紀の金融業界の姿についてのお尋ねがございました。  現在、世界的に金融再編が進んでおりまして、我が国におきましても、金融システムについて抜本的な自由化を図るとともに、持ち株会社の活用等、組織再編も含めた経営戦略を行うための枠組みを整備しているとこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般の株価下落に対する与党三党の申し入れについてお尋ねがありました。  与党三党の申し入れにつきましては、我が国市場の動向はもちろん、ニューヨーク市場の動向や米国当局の対応ぶり等を十分に見きわめながら、引き続き対応を検討してまいりたいと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ペイオフ解禁に係る凍結部分を撤回せよとのお尋ねでありますが、ペイオフの解禁時期の問題につきましては、与党間におきます真摯な議論の末、昨年末、一年延長することが適当である旨の合意がなされたところでございます。  我が国の経済を確実な安定軌道に乗せるためには...全文を見る
04月24日第147回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○森内閣総理大臣 まさに図らずもでございまして、こういう立場になりました。待ったなしの案件も多いときでもございますので、誠心誠意、前総理がやり遂げ得なかったこと、またこれからやりたいと思われたこと、幸い、党で幹事長という立場でございましたし、一生懸命お支えをしてまいりました。私は...全文を見る
○森内閣総理大臣 昔といいますか、私どもが国会に当選をさせていただいたころ、まだ我が国にはやはりイデオロギー的な対立というのが非常に強かったと思います。ですから、安全保障にしましても、教育にいたしましても、あるいは防衛、外交面にいたしましても、本当の議論というのはなかなかできない...全文を見る
○森内閣総理大臣 大変格調の高い亀井議員のお話を承っておりまして、どの部分からお答え申し上げていいかわかりませんが、基本的には亀井議員と同じ考え方を私は持つものです。また、あなたと私は同年代でもありますから、同じような一つの価値観というものを持っているんだろう、そう思います。 ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、議員からお話がございましたように、すべての価値観が今大きくやはり変化をしてきているのだと思います。その価値観の基準というのは、やはり国際化の波というのは先ほども申し上げたようにありますし、それから最近では、情報化、科学技術というものがどんどん進展してきたこと...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど冒頭の御質問のときに申し上げましたように、小渕前総理が進めてこられた景気回復、そして経済の新生、この基本的な考え方を党の立場で私は支えてまいりました。こういう事態の中で小渕前総理の後を受けたわけですから、私のやるべき仕事は、小渕前総理が進めてこられたその考...全文を見る
○森内閣総理大臣 よく千三百兆、こう言われるわけですけれども、そうした預貯金というのは、細分化、よく見てみる必要がありますが、かなり高齢な方ほどたくさん預貯金を持っていらっしゃる、そういう数字も出てきているわけであります。要は、お金、資金というのは、眠っていてもこれは活用されない...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、ごく近年ですけれども、徳島に行きました。徳島の飛行場が海岸の見えるところにございましたが、ちょっと後ろを振り返ってみましたら、小高い丘がずっとあるんですね。その小高い丘にとてもきれいな、さっきあなたがおっしゃったような、大邸宅ではないけれども、本当にいい住...全文を見る
○森内閣総理大臣 有珠山のこのたびのことにつきましては、北大の岡田先生を初め予知連の皆様方が大変長い研究を進めておられまして、幸い、大きな犠牲を得るというようなことではなかったということでは、大変よかったなと思って、ありがたく思っているわけです。  政府が早く対応をいたしまして...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども亀井議員の御質問のときにも申し上げましたように、小渕前総理がああいう残念なことで体調を崩されて、今病院での生活を余儀なくされておられるわけです。その小渕前総理が教育改革に対して大変熱意を示されて、そして私も党の幹事長でございましたので、折々御相談もござい...全文を見る
○森内閣総理大臣 詳細は文部大臣からお答えをいただくことが適切だと思いますが、メーカーの名前を言ってはいけませんが、電子計算機というのが出てきたときに、そろばんよりすごく便利なんですね。しかし、そろばんというのは数学の基礎だったと思います。ワープロがいろいろな字を、漢字仮名まじり...全文を見る
○森内閣総理大臣 さまざまな社会の変化によって子供たちもいろいろな影響を受けてきた。そのため、いろいろな障害を持つ子供たちが出てきたことも我々の研究課題でございました。
○森内閣総理大臣 忘れないうちに申し上げておきますが、今お二人の女性が知事さんになられました。大阪も熊本も、女性の知事を選出することに私は一番率先して努力したと思ってございまして、それだけをごらんいただいても、男女参画社会をぜひ成功裏に導いていきたい、そういうふうに私は考えており...全文を見る
○森内閣総理大臣 北側議員の中に今御指摘ございましたが、先般、貴党の神崎代表から、そして皆さん御一緒に、今お話ございました中小企業対策の充実を求める申し入れ書と適切な調査の資料をいただきまして、今、それぞれ政府の所管の方にもそれをお伝えいたしております。  中小企業をめぐります...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど議員が御指摘されましたように、こうしてここまで経済がやや明るさを取り戻してきたいろいろな兆候は見える、これはやはり間断なく経済政策を手を打ってきたこと、あるいは減税政策もそうだったと思います。それにはやはり、当時のあの金融国会のことを思い起こしてみますと、...全文を見る
○森内閣総理大臣 永住外国人に対します地方選挙権の付与、これはもう今議員が御指摘のとおりでございまして、私もこの三党の政策合意を結んだときの責任者でございますから、今の経緯については十分勉強もいたしましたし、また冬柴幹事長を初め、当時自由党の藤井幹事長からもいろいろとお話を承って...全文を見る
○森内閣総理大臣 後ほど厚生大臣から専門的な立場でお答えをいただきますが、先般、今お話ございましたように、神崎代表から大変膨大な署名をいただきましたものを確かにちょうだいいたしました。中身の重さもございましたが、本当に署名簿の重さを感じたわけでございます。  生活様式が変わりま...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、平田議員から、名古屋の問題も含めていろいろとるるお話がございました。  この背景は、私は、やはり大変広範囲でもありますし、また大変複雑だろうと思います。  まず、子供たちが、私は教育改革の関連からも申し上げましたけれども、やっていいことか悪いことかという...全文を見る
○森内閣総理大臣 井上議員から御激励をいただきまして、大変光栄に存じております。  先ほどの自民党の亀井議員の御質問の際にも申し上げましたように、小渕総理は本当に残念な思いでああした事態になられた、そして今もまた病院で懸命に闘っておられる、そのことだけは常に私は頭に置きながら、...全文を見る
○森内閣総理大臣 社会を構成してまいります基本は、やはり家庭であり社会だということだと思います。どうも、高度情報化社会であるとか、科学技術でありますとか、あるいは国際化でありますとか、そういう大きな流れの中で、基本のことをややもするとみんなが忘れているということが最近のやはり社会...全文を見る
○森内閣総理大臣 マスコミに対してどう思うかというのは大変難しい問題でございますが、社会全体が、営業を、経済行為を営んでいく中で、子供たちにどういう影響を与えるのかということを、やはり一つの規範として考えていただきたいなと思うのです。これを政府や政治の力でどう制御するかというのは...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、一連の国会改革について御指摘がございました。国会の仕組みを変えるということを思い切ってみんなでやり遂げたということは、すばらしかったと思います。  しかし、まだそれぞれ成熟していない面もあると思うのです。政府委員を全部廃止したからといって、かえってスムーズ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、西田議員おっしゃいましたように、一番ここがやはり難しい、大事なところだと思います。経済の改革も行政の改革も、特にこうした医療、福祉の問題の改革も、すべてが、これでいい、満足だというものはなかなか出てこない。しかし、将来において、こういう少子高齢化が非常に激し...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど余り時間がないということでございますので、西田議員の時間をできるだけと思いまして御遠慮申し上げたわけですけれども。  やはり、先ほど申し上げましたように、税制も含めて、それから国の財政支出もあわせまして、本当に個人が社会的に公的な負担がどの程度までが必要...全文を見る
○森内閣総理大臣 菅議員の御質問の中で、保守党に対する一つの見方を述べられたわけですけれども、それはまた貴党と保守党との間の問題だと思いますが、少なくとも、今こうやって御審議をいただいている法律、それから先般皆様の御協力をいただいて可決をいたしました予算案、これは自自公三党連立に...全文を見る
○森内閣総理大臣 菅議員にちょっとお許しをいただきたいのですが……(菅(直)委員「いや、なるべく早く」と呼ぶ)いやいや、あなたはさっきから急げ急げとおっしゃるから、大事なことを先ほど少し省略したのですが、自公だけで組んでいくことが安定だ、こうおっしゃいますけれども、参議院の体制の...全文を見る
○森内閣総理大臣 個人的には、中国の方にもあるいはまた台湾の方にも親しくしている方がございます。しかし、この台湾の問題、中国の問題は、あくまでも中国人同士の問題でありますから、その当事者同士で平和的に話し合っていただきたいということは、絶えず、私は党の立場で、中国の要人ともあるい...全文を見る
○森内閣総理大臣 李登輝総統がそういうお気持ちがあるということは新聞等で伝えられておりますが、私どもとしても、政府としても、まだそのことを具体的に、正式なお話があるというふうに承知をいたしておりません。
○森内閣総理大臣 私も今は内閣総理大臣でありますから、個人森喜朗としての考え方をここで申し述べることは、これは適切ではないんじゃないですか。仮にそんなことが、こういう中で自分の意見を申し上げたら、逆にまた、日本の国とそれぞれの関係の国との関係は一体どうなってくるのか。大変大事な問...全文を見る
○森内閣総理大臣 これは、この御発言がありましたときにも、記者団からちょっとそのコメントを求められたときも申し上げました。  私たちが教育を受けてきたときには、第三国人というのは、他国の人たちをべっ視するというような、そういう意味で私どもはこの第三国という言葉を使わなかったと思...全文を見る
○森内閣総理大臣 私も当時、生まれた時代がちょうど十二年だったわけでありますし、父が戦争に応召をしたわけでありますから、そういうふうな形で私のときは聞いていたわけでございます。  今日、長い歴史を経て、ある時期こういう不幸な時代があったということについては我々は大いに反省もしな...全文を見る
○森内閣総理大臣 戦争というのは、やはりその時代その時代の背景でいろいろな問題意識はあったのだろうと思います。私は、日本が侵略戦争をしたかどうかということは、これは歴史の中でみんなが判断をしていくべきことであると思っておりますが、私は、日本の国であれ、どこであれ、国と国との戦いと...全文を見る
○森内閣総理大臣 これもこれまでの長い経緯、あるいはまた国会での議論、そういう中から、そうした多くの女性の皆さんに大変人間的にあってはならないことをさせたという面については大いに反省をしなければならぬ、そういう意味で、新しい基金を設けて、そうした皆さんに対する、気持ちを少しでも安...全文を見る
○森内閣総理大臣 警察法につきましては保利国家公安委員長にまずお尋ねをいただきたいと思いますが、今、国会に出されております警察法は……(菅(直)委員「解説はいいですよ」と呼ぶ)いや、あなたは一々私が話すと解説はいいとおっしゃいますけれども、御質問に対してお答えをするときに、やはり...全文を見る
○森内閣総理大臣 現在国会に提出されております健康保険法案は、予算関連法案でございますから、法案の主要な柱である老人の一部負担の見直しは医療制度の抜本的改革に向けた第一歩となるものと考えておりますから、政府としては極めて大事な法案だというふうに承知をいたしております。  法案の...全文を見る
○森内閣総理大臣 事実でございます。
○森内閣総理大臣 小渕前総理が体調がすぐれないということで入院をされたというのは、青木官房長官から二日の朝早くお電話がございました。私どもとしましては、ちょうど自自公の連立がああいう形で終わりましたので、やはりこれから後のことをどうするかということで、いずれ皆さんとどこかでお目に...全文を見る
○森内閣総理大臣 今申し上げましたけれども、あなたにとっては不必要な回答なのかもしれませんが、大事なことなのです。いろいろな方とお目にかかっています、あの日は。ですから、まとめて全部その場でまたもう一遍会ったということはございません。その都度その都度いろいろな方と連絡をとり合って...全文を見る
○森内閣総理大臣 それは総理の病状は大変私も関心があるし、心配ですから、当然御報告は受けました。(菅(直)委員「会われたのですか」と呼ぶ)会わなければ受けられないでしょう。
○森内閣総理大臣 たびたび申し上げておりますように、ほかのことをいろいろやっておりましたので、総理の御病状のことについては官房長官にお任せしておこう、そして、正式に医師団からのお話を承るまでは、その問題についてはむしろ触れる必要はないと。  だから、私どもはその他のことでいろい...全文を見る
○森内閣総理大臣 私の前ではそんなお話はなかったと思います。
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、私は党の立場で、いわゆる自自公連立が一応解消されましたので、その後の対応をどうするのかということで、やはりホテルの部屋をとりまして、そしていろいろな方にお入りをいただいたりして意見交換をしたり、いろいろな情勢などのそういう聴取をいたし...全文を見る
○森内閣総理大臣 青木さんはお見えになっていないと思います。それから後はずっと総理の身辺のことを恐らく心配しておられたのだろうと思います。
○森内閣総理大臣 そういう話が新聞に出てびっくりいたしました。そういう中に私はもちろん加わっておりません。
○森内閣総理大臣 私は直接そういう中に加わっていないということを申し上げたので、私は別のことが忙しくてそれどころじゃなかったのです、はっきり申し上げて。それどころじゃないというのは失礼かもしれませんが。  総理の病状については、これはもう官房長官にお任せして、医師団や御家族との...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、官房長官のお話がございましたが、官房長官が医師団の病状の結果が少し早くわかるということで、会見の前に私は官房長官にお目にかかりました。そして、万事よろしくお願いをするということを総理から言われておるということも、そのとき伺いました。  しかし、私は青木さん...全文を見る
○森内閣総理大臣 そうです、自分で書いたんですから。
○森内閣総理大臣 たしかそれは昭和四十七年のときでございますから、私もまだ一期生のころでございました。激しく角福戦争というのが起こったことは、自民党の中の総裁選挙として行われたことは事実でございまして、私としては、尊敬している福田先生に何とか総裁になってもらいたいと思う、しかし、...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、当時、若い、そういう立場で申し上げて、大変恥じ入っております、こう申し上げておる。恥じ入っているということは、そういうことを当時言ったとして、大変よくないことだったな、そう思っております。
○森内閣総理大臣 お答えする機会がないといけませんので。  私は、それ以後そういう言葉を自分の戒めにしているという意味で、そう書いたのであります。
○森内閣総理大臣 あえて、時間がありませんからすべてお話しできませんが、そういう一つの言葉の趣旨をとられたということは、大変私も残念ですし、反省しなきゃならぬところもございますが、私は、だれよりもだれよりも人を愛し、人格を大事にしている人間だ、そう思っています。
○森内閣総理大臣 経緯は農水大臣からお答えをいただきたいのですが、先般、鳩山代表が私のところに有珠山対策のことでお見えになりました。公共事業というのは、必要なところにはやはり必要なんだということを鳩山代表もそのときおっしゃいました。ですから、公共事業を外から見て、これは不必要なも...全文を見る
○森内閣総理大臣 今の御趣旨については、かねてから各党の皆さんからもそういう御意見があることを承知しています。  まずは、これは国会で、党と党、各党各党で話し合っていただくべきことだというふうに私は思います。
○森内閣総理大臣 経済全体を見通して、若干いい方向に今来ておりますけれども、まだまだ予断を許さない状況であるというふうに私は経済企画庁長官からも報告を受けております。  そういう中で、ゼロ金利というのはやはり本来あってはならないことだ、私はそういうふうに幹事長当時から思っており...全文を見る
○森内閣総理大臣 租税特別法についても、それぞれ経緯がやはりあるんだろうと思います。改正をしていかなきゃならぬところもございますでしょうし、これをもうそろそろ改廃してもいいというような事態もあるのかもしれませんし、やはりそうした事態を、その租税を講じたということは、それなりにまた...全文を見る
○森内閣総理大臣 それぞれ政治家の立場で、自分の今あるポジション、そのことをやはり大事に考えていかなかったら、かえって政治は混乱するんじゃないでしょうか。  また、これは、そこにいらっしゃいますから、いらっしゃらないところで言っちゃ失礼ですが、鳩山代表がお申し出になったとき、や...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は今、毎日毎日のことで頭がいっぱいでありまして、どの場面でも、どういう場合でも選挙のことを申し上げたことはございません。正直言って、本当にまだ考えておりません。  ただ、大勢の皆さんがいろいろな場面でいろいろな形でお話をくださる、非常に参考になることは参考に...全文を見る
○森内閣総理大臣 おしかりをいただき、御批判をいただくかもしれませんが、今の私は、解散をいつにして、そのためにどの程度のことを要するのかとか、それは全く頭にありません。  ただ、私は、幹事長当時、解散までの間のいろいろな事務的なことはどれぐらい必要なのか、解散してから選挙までに...全文を見る
○森内閣総理大臣 解散から公示までというふうに聞いております。
○森内閣総理大臣 解散に関してお尋ねでございましたから、考えていないと申し上げたのであって、私はサミットは極めて大事だし、それから小渕前総理にとっても、この沖縄・九州サミットを成功させることを恐らく悲願として思っていらっしゃった、私はそう思っております。  ですからこそ、こうし...全文を見る
○森内閣総理大臣 問題提起としては、こうした問題も出てくるんだろうと私は思っております。  ただ、今宮澤大蔵大臣からお話しのとおり、まず議長国である日本はできるのですかということ、この問題を解決しておかないと、その場に臨んでそうした問題を前向きにお話しするということは、やはりい...全文を見る
○森内閣総理大臣 今外務大臣からありましたように、沖縄県知事また関係自治体、名護の皆さんからもそういうお話があることを、当時党の立場におりましたので、私どもとしては大事に受けとめて、そして外務大臣あるいは防衛庁長官から米政府にそのことを申し上げているというふうに私は承知をいたして...全文を見る
○森内閣総理大臣 多くの要因があるんだろうと思いますが、今横路議員がおっしゃいましたことも、一つの判断の指標としてはそういうこともあったんだろうと私は思います。  要は、汗水流して丹念に物をつくってその成果を得るということが、だんだん多くの人たちからそのことについての関心が薄れ...全文を見る
○森内閣総理大臣 日本の政治史の中でこうしたリクルートの話は時たま出てまいりますが、私もそのリクルート事件の中に名前が時たま連なっているというふうに言われておりますが、私自身は極めて残念なことだと思っているんです。  今お話がございましたように、私がこのリクルート株を購入いたし...全文を見る
○森内閣総理大臣 その後、いつまでも持っていてはいけないということでありますから、それはもちろん売却をいたしました。
○森内閣総理大臣 明確に私は覚えておりません。調べればわかるのかもしれませんが、全くそういう意識はございませんでしたし、そしてそのことは、皆さんがそれぞれ党に対して、そうした問題については寄附をするということでございましたから、私は、そういう利潤を目的にしたものではございませんし...全文を見る
○森内閣総理大臣 調べてみないとわかりませんけれども、そんな大きなものではございません。  何かこの問題は、風評だのいろいろな人の話の中でだんだん大きくなったり、いろいろな形で伝えられておりますが、私は、当時は、自分の気持ちとして率直に申し上げると、私だけは別だということはやは...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、私がそういう株の知識がなかったというのはまことに恥ずかしいことなんですけれども、江副さんを私は大変尊敬いたしておりました。ですから、江副さんからそういうお話が、秘書を通じてでございますが、ありましたので、お役に立つことであればそれで結...全文を見る
○森内閣総理大臣 その発言全部を、発言されたときに私はそばにいたわけではございませんので、全体をつまびらかに承知したわけではありません。  ただ、党側としては、このペイオフについて、党としてはできる限り、信金であるとか信組であるとか、そういう地方の中小金融機関があるわけですから...全文を見る
○森内閣総理大臣 何も助けてくれとかどうこう、延ばしてくれ、そういうことじゃないでしょう。きちんとしたそういう調査をしていただいたり、御自分として主張ができないこと、また、なかなか、お役所でありますから聞いてくださらないようなことがあれば、やはりちゃんと話を聞いてもらうようにされ...全文を見る
○森内閣総理大臣 初めからあなたはそういう頭で物を考えていらっしゃるわけで、私さっき申し上げましたように、党の中にはいろいろな意見がやはりあったんです。党の中には、都市銀行のような尺度ですべてをやられると、やはり地方の信組、信金としては立ち行かなくなるような問題もまだありますよと...全文を見る
○森内閣総理大臣 ですから、冒頭に申し上げたように、越智さんがどういう形でおっしゃったかということは、その場にいたわけではありませんから、早い段階で、問題が出ましたときにそういうふうに私は申し上げたのであって、別に中をごまかすとか猶予をしろとか少し手心を加えろとか、そんなことを私...全文を見る
○森内閣総理大臣 経済の動向でありますとか、そうした社会的ないろいろな現象でありますとか、これも、やはり一つには、日本のすべて経済そのものが大きく構造が変わっていく、そういう一つのきっかけもあるんだろう、そう思っています。全体的に言えば、日本の経済そのものがやはり縮小していく方向...全文を見る
○森内閣総理大臣 いろいろ随分長くおっしゃいまして、最初の段階のところは、そのままになってしまいますと、後、テレビをごらんになっている国民の皆さんは、なるほど、そうかなと見られてもいけません。  いろいろな数字をお出しになったわけですが、今あなたが立論にされている数字から並べれ...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど経済そのものが大きく今構造変革をしていかざるを得ない、そういうときでありますから、そういう面では、確かにいわゆる非自発的失業者が出てきているということは承知をいたしております。そのためには、一時的にでも雇用創出というものをやはりつくらなければならぬというこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 小渕前総理も、十二年度予算を編成されるときに当たりまして、もちろん従来の公共事業というものも、経済を下支えさせていく、あるいは即効的に効果をあらわしていくという意味ではこれもまた大事にしていかなければならぬけれども、同時に、今御指摘ございました新しい分野の産業、...全文を見る
○森内閣総理大臣 財政を効率化していくということは、私はたびたび、午前中にも申し上げたと思います。  そういう意味で、今議員が指摘されましたように、小渕内閣になってこうもなった、ああもなった、悪い悪い、こうおっしゃいますからそのことを申し上げたわけでありまして、何も従来の公共事...全文を見る
○森内閣総理大臣 解雇につきましては、いわゆる整理解雇の四条件あるいは合理的な理由というものがあるわけでありますが、裁判例の考え方を踏まえて、具体的な実情に応じて労使間で十分話し合われていくべきものである、このように考えております。  サービス残業というのも一様に、会社が強制し...全文を見る
○森内閣総理大臣 ちょっと誤解があったと思いいますが、それぞれの事情で働いていらっしゃる方々の、やはりある意味では、この仕事はきょうじゅうにどうしても片づけたいとか、そういう思いでやっていらっしゃるケースもありますから、私はそう批判をしてはいけないということを申し上げた。  し...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、職種だとか職場、いろいろな質によってやはり違うのだろうと私は思うのですね。  ただし、先ほど申し上げたように、いわゆるサービス残業そのものは労働基準法の違反だということだけはこれは事実でありますから、そうしたケースにならないように...全文を見る
○森内閣総理大臣 介護保険制度は、全く新しいシステムとしてこの四月からスタートしたわけであります。志位議員のようにいろいろな角度で調査されるのも、それもまた一つの調査であろうと思いますが、まず基本的には、この新しい制度にまだ十分なれていないという面もありますから、そういう意味では...全文を見る
○森内閣総理大臣 貴党首不破議員が党首討論においてもお尋ねいただきましたし、これまで小渕総理のときも合わせまして四回にわたりまして、日米間で核持ち込み問題に関する密約があるのではないかということ、そういう指摘、提起をされたわけです。  この問題は、数十年前から議論されて既に結論...全文を見る
○森内閣総理大臣 先般の党首討論のときに申し上げましたのは、日本の戦後のシステムあるいは物の考え方というのは、そういう面で今の時代に適合しなくなった、こう申し上げた。そして、その一つの切り口としては、国際化がどんどん進んできている、あるいはまた少子高齢化が進んでいる、また価値観も...全文を見る
○森内閣総理大臣 憲法の基本理念であります民主主義でありますとか、平和主義でありますとか、あるいは基本的な人権、こうした尊重は、私は、憲法が制定されてから今日までの間、一貫して国民から広く支持をされているものだというふうに思っておりますし、また、将来ともこうした基本的な考え方とい...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は今内閣をお預かりしている立場でございますから、内閣が今の憲法を遵守しながら内閣の責任を果たしていくということは、これは大事な大事な基本的な姿勢だというふうに考えております。  ただ、先ほど申し上げましたように、戦争が終わりまして、そして憲法が制定をされて五...全文を見る
○森内閣総理大臣 今小沢議員からもお話がありましたように、極めて内閣総理大臣という立場は重うございます。それから、自由民主党の総裁という立場もございます。  しかし、この内閣は、今の憲法に従ってこれを遵守して行政を進めていくということは、これはもう間違いのないことでございます。...全文を見る
○森内閣総理大臣 先般も申し上げましたように、私は教育改革を中曽根内閣のときに大臣として任じた経験がございます。  ちょっと長くなって恐縮でございますが、そのときにいろいろな議論がございまして、教育改革というものを全く白紙の中で議論をしていく、そういう空気はやはりなかなか成就し...全文を見る
○森内閣総理大臣 教育改革も今、小渕前総理からお願いをして、幅広い角度で審議会の委員の皆さんに議論をしていただいているわけでありますから、率直に申し上げて、私は、それをこういう方向に持っていけということを申し上げることはやはり控えなきゃならぬと思っています。  私は、教育勅語を...全文を見る
○森内閣総理大臣 小沢議員、お話ありましたので、ちょっと誤解があってもいけませんのでね。  そういう仕組みについて議論をしてほしいということを私申し上げたのは、先ほど冒頭に申し上げましたように、自分が教育改革の任に一度あったわけですね。その結果、必ずしもすべてが、そのことによっ...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、江副さんとは、仕事を通じてとか、あるいは文部大臣であったとかいう、そういうおつき合いでは一切ないわけでありまして、私は、個人的に大変、あの方の創業の経緯というものを知っておりますので、そういう意味で、大変私は御尊敬申し上げておりました。  今の事件とかそ...全文を見る
○森内閣総理大臣 そのラベルは私の知らないことでございまして、その当時、それをまとめたときは、総理になるなんて夢にも思っておりませんでしたし、また、こういう立場になろうということも、その当時は考えていなかったことであります。ただ、ちょうど議会に当選をいたしましてから三十年たった。...全文を見る
○森内閣総理大臣 勉強を余りしなかったということが今、長い人生を振り返ってみて、もうちょっと勉強すればよかったなという思いはやはりありますね。そういう面での恥ずかしさはあります。  しかし、勉強だけが人生じゃないと私も思っておりますし、いろいろな面で人間完成を目指していくことも...全文を見る
○森内閣総理大臣 どうしてそれがコネになるのか、どうも私わかりません。(保坂委員「有力者の紹介」と呼ぶ)いや、有力者じゃないですよ。私は、その活動をしながらそういう人たち、いろいろな先輩たちと会って、たまたまそのときに、そういう水野さんという方がおられたから私は堂々と議論をしただ...全文を見る
○森内閣総理大臣 一つには時代というものも違うだろうと思いますし、それから、やはり私が常に言っておるのは、企業側もペーパーだけでテストするというのはよくない。いろいろな角度で十分にやはり人を見て採用すべきだ。  念のために申し上げますが、私は、教育改革をやりましたときの文部大臣...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は武勇伝だなんて思っておりません。  先ほど申し上げましたように、冒頭に申し上げたでしょう、いささか反省をして、学生時代にもう少し勉強しておけばよかったなという反省は常々持っておると私は申し上げている。しかし、教育というのは勉強だけではないんだろう、私はそう...全文を見る
○森内閣総理大臣 今外務大臣からもお話し申し上げましたけれども、稲嶺沖縄知事あるいは岸本名護市長から要請がされましたこと、これは政府としても重く受けとめて、河野外務大臣並びに瓦防衛庁長官が米国政府に対しましてそのことを取り上げてきたという経緯は、今お話ししたとおりでございます。 ...全文を見る
○森内閣総理大臣 極めて残念な御発言だと思います。  政治の世界も、やはり政治資金の規制ということについて、きちんとこれらの法律の枠の中で行動いたしているわけでございますし、そのために、小選挙区並立制というものを採用すると同時に、政党中心な政治に移行していこうということでみんな...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(森喜朗君) 四月二日、日曜日の朝早くでございました。官房長官からお電話をいただきました。
○国務大臣(森喜朗君) 今ほど申し上げましたように、官房長官から、小渕総理が少し気分がすぐれないということで大事をとって病院に入られたという、そういう報告を朝、受けました。  私はこの日、テレビ局が二つございまして、実はその前の日に例の連立与党が一応解消されたということを聞いて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 病院との連絡あるいは御家族とのこともありますので、その対応はすべて官房長官に政府部内のことでもありますのでお願いを申し上げ、私は別の案件の方でいろいろな方にお会いしておりました。たしかその夜であったような気がします。御容体が少し悪いので精密な検査をされるよ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから官房長官が、病状の状況等を病院とも打ち合わせをしながら、その間の対応についてのお話がありました。  青木官房長官からお話しのとおり、あの事態でもしものことがあればということも十分青木官房長官としては判断をなさって、総理大臣が欠けた場合、後ほど法...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 青木官房長官は、二日から恐らく大変な心労と、どういう的確な判断をしていくかということでお悩みになっておられたことは、伊藤議員もお認めいただいて、青木さんのお人柄というものをよく承知しておられての御発言を受けました。  私どもは党の立場でございますから、し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私が申し上げたかったのは、私が総理に就任した際に官房長官に留任することをお願いいたしました、官房長官はそのことを固辞されました、そういう官房長官であったと。  御自分で仕組んで臨時代理になったというような、そういう趣旨の質問が衆議院の予算委員会でございま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 青木官房長官がもちろん大変な思いでこの収拾に当たっておられたことは伊藤議員も峰崎議員も御理解をいただけると思います。  私どもとしては、こういうことについては、これは官房長官が直接御家族やあるいは医師団と連絡をとりながらやっていらっしゃることですから、党...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 我が国経済は、全体として需要の回復が弱く厳しい状況をまだ脱していない、このように見ております。しかし、各種の政策効果あるいはアジア経済などの回復の影響から景気は緩やかに改善が続いておる、このように見ております。企業の活動にも積極性が見られておりますし、自律...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま申し上げましたように、おおむね政府経済見通しで描いた回復過程をたどっております。平成十一年度はおおむね実績の見込み程度の成長の実現を期待いたしております。  経済の先行きにつきましては、設備投資の先行指標が持ち直しているなど明るい動きが見られると...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 財政構造改革法が成立をいたしました平成九年の秋前後からは、我が国経済はいろんな局面に立ち向かったわけでありまして、そのときにはやはりアジアの通貨と金融市場の混乱、それから金融機関の経営破綻という大変大きな問題がふくそうしておりました。そういう内外の悪条件が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 峰崎議員の種々の御指摘はよく我々も承知をいたしますし、理解をするところもございます。しかし、先ほど申し上げましたように、やはりまずは本格的な景気回復をするということが最重要だと思います。  経済は、御専門でありますからよくおわかりのとおり、極めて心理的な...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 農林水産省の一連の不祥事につきましては、公務員倫理が非常に厳しく問われておりますこの中でまことに遺憾でありますし、そしてまた残念に思っております。  今、農林水産大臣からもお話ございましたように、現在、仕事のあり方全体を見直して、地区認定や事業費決定の基...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まずもって、今、片山議員からのお話、自分の心境を本来吐露したい気持ちですが、それには片道ですから時間をできるだけ節約しろということでございます。  図らずもこういう立場になりましたこと、本当に大きな責任を感じております。ただ、お話しのとおり、小渕前総理を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いわゆる支持率につきましては世論の動きを示す一つの指標として受けとめておりまして、それなりに注目し、また参考にすべきものと考えております。  ただし、国政に当たりましては、支持率の動きに一喜一憂することではなくて、国家国民のことを第一に考え内政、外政に取...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、不思議な運命だなと思っているんです。細川内閣ができまして野党に転じましたそのときにもたまたま幹事長をいたしておりました。その後、村山内閣、これは自由民主党が当時の村山社会党委員長を支えていくという意味での内閣をつくりまして、今、奥村議員もいらっしゃい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどからたびたび申し上げておりますように、小渕前総理が残された課題をしっかり受けとめてそれを継続していく、そしてさらには発展をさせていくことが今の私どもの内閣の大きな役割だと、このように私自身が決意をいたしておるわけです。  そういう中で、小渕前総理は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 滅私奉公というのは何か古いとよく言われるんですけれども、小学校一年生のとき母親を亡くしまして、そして父親が昭和二十年に終戦の後にトラック島から引き揚げてまいりました。その先年に母が戦争の終結も知らないで死んでいきました。小さな、当時まだ私は二年生でございま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小渕前総理は、まず国が安定をして、皆さんのそういう幸せ感というものを実現できたら、次は、やはりそれぞれの国民が多くの徳を有する、そういう人間性を持たなきゃならぬ、それはある意味では最後にやり遂げたいという思いを持っておられた教育改革がその一つの具体的な方策...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、大蔵大臣からもお話がございましたように、景気がよい方向に動いているという、そういう胎動感があることはこれはもう御承知のとおりでございます。そういう明るさというものに対して、本当に、公需から民需に移っていく、本格的に国民の皆さんも、また経済を営む皆さんも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 十三年度の予算案等につきましては、もちろんまだ政府部内で協議をしている、そういう段階ではございません。  先般の所信表明演説の中で、省庁ごとの縦割りを優先する予算配分がもたらしている財政の硬直化を打破したい、平成十三年度予算編成に際しては、来年一月六日か...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育の目標といたしましては、個性や能力を伸ばしていけるような環境の整備をするということが第一でございますが、今、片山議員がおっしゃいましたように、今日の社会的な病理現象みたいなものも考えてみたり、今せっかく科学技術で便利な世の中、快適な世の中ということで、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 各界の皆さんから幅広く御議論をいただくということで、前総理が多くの皆さんに手紙を、教育に関する御意見を求められた。大変膨大なものだそうでございまして、それをまたもとにいろんな立場の方々にお願いをして今議論が始まっている。きょうの夕方も官邸で行われるというふ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育基本法をどういうふうにするかということについては、できればそうした国民会議の中で大いに議論もしていただきたいと思っております。  ただ、当時、二十二年、二十三年、ちょうど私たちが小学校の時代でございました。敗戦の中で大変混乱していた状況だと思っており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 個人的に安倍晋太郎外務大臣のそばによくいたものでありますから、創造的外交というのを唱えられて、我が国の国益を守るためには創意を持って能動的に外交に取り組むべきだということをよくおっしゃっておられた、その精神をあらわしたものでございまして、例えば、今でこそこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 片山議員のお話のとおり、七年ぶりのアジアのサミットでもございますし、また二十五年たったという意味では大変意味が大きい。特にこの二〇〇〇年、世紀の最後の年ということになりますので、そういう意味ではこれから国際社会が二十一世紀に向けて何をすべきかという大きなテ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有事法制に関しましては、これも小渕前総理が、我が国への武力攻撃などに際して自衛隊が文民統制のもとで適切に対処し、国民の生命、財産を守るために必要であり、平時においてこそ備えておくべきものであるとの認識を示されておられるのは御承知のとおりだと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども片山議員の御質問に対して申し上げましたが、九州・沖縄サミットはまさに万感の思いを込めましてその開催を決定された小渕前総理の基本的なお考えと熱意をしっかり踏襲してまいりたい、こう考えております。  本会議のときにも私は申し上げたような気がするんです...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 廃棄物リサイクル対策の推進は、これは我が国におきます喫緊の今課題であるということはよく認識をいたしております。  また、私も幹事長をいたしておりましたときにも、自由党、公明党との連立の際、また新たな連立の際、すべて貴党におかれましてはこの循環型社会という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高齢者や障害者等を含めすべての人が安心をして日常生活を営み、積極的に社会参加ができ生き生き暮らすことができるバリアフリーの社会の実現は極めて重要な課題であるということを私も認識いたしております。  特に町づくりの分野におきましても、今、木庭議員と郵政大臣...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私はたびたび、この五十年たって、日本のいろいろな仕組みは日本の成長のためにも発展のためにも大変大きな役割を果たしてきたけれども、やはり時代に少し合わなくなってきている面がありますねということを申し上げてきました。  例えば、こんなに高学歴社会になるとはだ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 文部大臣からお答えいただくことが適切かなと思っていますが、もう既に、大学に受験をする、高等教育のいわゆる定員割れはほとんどの大学の現象になってきていると思います。もちろん少子化という問題もあると思います。  それから、なぜいい大学へ行きたいのかといえば、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大変大事な問題でございますので、自治大臣の方、国家公安委員長としてもお話ししたいことがあるそうでございますので。
○国務大臣(森喜朗君) 大変大きな関心を持ち、今、厚生大臣からもお話しのとおり、まさに世紀の大事業だろうと思います。そして、多くの皆さんの英知を集めてこの制度が四月一日からスタートしたわけです。これだけの大きなテーマでありますから、さまざまな問題が出てくることは当然だろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、与党三党党首そろいまして現地をお見舞いかたがた視察をさせていただきました。  皆さんのお話を承って、今、中山大臣からもお話ございましたように、早く避難ができたということ、そして本当に犠牲者を出さずにこれだけの大きな災害に対してみんなが協力しておられ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いずれも石川県を代表される企業でございまして、長い古いおつき合いでございます。
○国務大臣(森喜朗君) お一人、何て言われましたか。
○国務大臣(森喜朗君) いや、もう一人。
○国務大臣(森喜朗君) もう一人。
○国務大臣(森喜朗君) お名前は全部、お三方ともよく承知しております。
○国務大臣(森喜朗君) 直接私がこうした資金団体を扱っているわけではありませんけれども、それぞれの立場の者が取り扱いをしていると思いますが、恐らくすべての、三人すべてだということは明確でありませんけれども、長いおつき合いでございますし、御支持をいただいている方々でございますので、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、自治大臣からもございましたように、いずれも直近のところに公安委員に御選任になっておられると思います。  私とそういう皆さんのおつき合いはもう何十年でございまして、それが政治資金を受けるとか受けないということは別としまして、長いおつき合いをさせていただ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政治資金規正法に定めます量的制限の範囲の中で個人が政治団体に寄附するということは同法に違反するものではないということを承知いたしております。橘議員が橘議員のお気持ちの中で、私どもが所属しております政策グループに政策研究費としていろんな形で御援助をいただいて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は長らく、もう三十年になりますが、前半十五年近くは文教委員をしたり教育担当の仕事をいたしておりまして、そしていろんな意味で全国各地の教育状況などもよくつまびらかにしておるつもりでございます。  そういう中で、沖縄の皆様方が当時まだ国からのそうした方針が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 言葉の節々を、その場におられたのか、お聞きになった記者さんがその部分的なところを取り上げられたんだと思いますが、共産党に支配されるというようなことは言っておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 共産党が支配をしている新聞、機関だというような、そういう発言は私はいたしておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、長い私の政治経験の中で、体験の中でそうした報告を党のいろんな機関の中でお聞きしたりしたということを申し上げているわけでありまして、ただ、平成三年春の卒業式、入学式以降現在に至るまでは一〇〇%実施されているというふうにその後報告を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも私の創作でそういうことを申し上げているわけではございませんで、そういういろんな党の機関の中で、いろんな報告の中からそういうふうに聴取をしているわけであります。  ですから、これは御迷惑をかけますからお名前申し上げられませんけれども、その取材に来られ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 言いなりになるとかならないということではなくて、やはり国にはそうした国旗あるいは国歌というものがあって、それぞれの国の国民はそれを大事にしているということだと思います。  私の記憶でございますけれども、本土復帰までは非常に日の丸を大事にされておられたとい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) あなたが今一つ一つお聞きになるからそれについてお答えをしたわけでありまして、それじゃ、私のその加賀市におきます発言といいますか、私はスピーチを約一時間ほどいたしておりますが、それを全部お聞きになっているわけじゃないでしょう。
○国務大臣(森喜朗君) 私はそれを今から一時間かけてやるんでしょうか。  私は、沖縄でサミットが行われるようになったことの意義、それから小渕総理が、これは国会でたびたび申し上げたし先ほども申し上げましたが、小渕総理が学生時代から私どもと一緒に沖縄に対する思いというものをかけてい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ですから私は、しばしばいろんなところで、不適切な誤解を受けたということであったらまことに申しわけない、ただ私は、沖縄が大事、そして沖縄の県民の皆さんに対して、私は真心を込めて政治家としても沖縄の振興のためにも努力してきたつもりでありますし、そんなつもりで私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私の選挙区の講演会でもそのことを私は申し上げたんです。  長い間、琉球王朝時代からの日本との歴史、そういうことも私なりに、浅薄な知識しか持ちませんけれども、そういう昔のお話を申し上げて、そして、どの地域にもなかった本土決戦というものの中の経験をされて、と...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これもたびたび申し上げておりますように、閣議で決定をされましたことを大事に守ってこれから沖縄の振興策に全身を傾けて努力していきたい、こう考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 私も常に沖縄を思う気持ちは議員の今御発言どおりでございまして、私がたまたま当選をさせていただきましたのは昭和四十四年でございました。そして、その後、沖縄復帰のお話になりまして、そして沖縄返還に対する法律の促進をしていくために、当時私も一年生議員でございまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたびこの委員会でも申し上げてまいりましたけれども、極めて厳しい我が国の財政の現状を見ますと、財政改革というのは必ずこれは実現しなければならない重要な課題であるということ、我が国経済が本格的な回復軌道に乗ることを見きわめた上で速やかに取りかからなければな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御承知のような緊急事態の中で私は内閣の責任を負ったわけです。これもしばしば申し上げておりますように、私は自由民主党の幹事長をいたしておりまして、連立与党の責任ある立場でございましたから、これまで御審議をいただき成立をいたしております十二年度予算にいたしまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、そんなに教育に対して権威者だとは思っていないんです。たまたまそういう担当をしてきたということと、もう一つは、中曽根内閣のときに教育改革をやれという、そういう御下命を受けて、私は臨時教育審議会設置のための当時の文部大臣であったということ、そしてその教育...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 環境庁長官からお話をされましたように、私も終了後、清水大臣、また参加をされました各国の担当の大臣にもお目にかかりました。大変精力的にいいまとめをしていただいたものだと考えております。  これをG8、いわゆる沖縄サミットのときにどういうふうに取り上げていく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 相次いで発覚しておりますそうした公務員の不祥事等については、これは極めて残念なことであります。厳格にそれぞれの役所の立場でも処分をしなければならぬということだろうと、そう思います。また、大いにそうしたことによって反省もし、何が問題であるのかということを大臣...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小渕前総理に対する思いやり、そしてまたお見舞い、それから私に対する祝意というより健康のことを気遣ってくださって、大変ありがたく思います。  おかげさまで体の方は元気でございますが、責任の重さを思いますと、本当に体を大事にしながら内閣の運営、国政の任に当た...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 担当の労働大臣あるいは厚生大臣からお話をいただくことが適切かと思いますが、今お話しございましたように、こうした昨今の厳しい経済情勢の中で労働者が過労死される、あるいは過労自殺をという事態に陥るということは本当に痛ましいことであるというふうに思います。そうし...全文を見る
05月10日第147回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第6号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) ちょうど日本の経済も長い間順調に歩んできて、そしていわゆるバブルという事態になり、そのバブルがはじく、はじかれるという事態、そういう状況の中で国際経済全体も低迷化していく、特に日本の周辺でありますアジアの経済が非常に悪化していく、そうしたことが相次いで...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 財政状況がこういう形の中で悪化してきた。百九十六兆円という長期債務というものも増加をしたということは、やはりこれは当然日本経済ということが大変な状況、つまりデフレスパイラルという危機から何とかして脱却をしたいということであったと思います。  したがっ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) ちょうど、日本の経済も産業も国際社会の中でやはり戦っていかなきゃならぬ、そういう事態の中でかなり思い切ったリストラも進んでいったと思います。  構造改革が進んでいないということからいえば、我が国は資本主義社会、自由主義社会でありますから、企業が当然そ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 構造改革、財政構造の改革というのは、これはやはり常に政府として、また政治家として考えておかなきゃならぬことだと思います。ですから、日本の財政の状況を見て少しでも財政を健全化していくということは、当時の政権としてあるいは政府としては当然主張していくべきだ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、財政構造改革というのは、これは常に頭に置かなければならないことだということは申し上げてきております。  そして、所信表明で、みんなでいろんな痛みを耐えなければならないというのは、財政構造のことだけ申し上げたわけじゃありません。すべての改革につい...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 凶悪犯と自殺者というのをちょっとリンクされてお話しされると、なかなか答弁申し上げるのは難しいんですけれども、自殺者が出られたということは本当に痛ましいことでありまして、我々にとっても残念なことだと思います。  しかし、逆に言えば、鳩山議員が今おっしゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 少年犯罪というのは、基本的にはまずは本人自身の問題であって、そしてやはり規範というのが薄れているということだろうと思うんです。やっていいこと悪いことというものの意識が薄れているということだと思うし、もう一つは青少年問題のやはり環境、これは社会、家庭、学...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、あの本を書きましたのは、三十年自分が国会議員の生活をやってきていろんな人からいろんなことを教わった、そういう教わったことの教訓を私はずっとまとめてきたものでありまして、あのことは何も恫喝をしたということではなくて、やはり入社試験というものをペーパ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほどの鳩山議員との議論の中にも出ましたように、やはり今の経済そのものが大きく変革をしていくときだと。特に、今まで当然のように順調な発展をしていくであろうと思った企業もまさかというような大きなやっぱりリストラをおやりになる。そういう中で非自発的な離職者...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 今、不破議員がおっしゃいましたように、その大もとということからいえば、ちょうど今お出しになった表、先ほどいただきましたので、それだけの数字を見ましても、一九八〇年のときには六十五歳以上の方が九%、人口でいえば十分の一ということになるわけですね。十人に一...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) それだけでおきますと私どもの考えも国民の皆さんに理解されませんので。  この社会保障の大部分を占める年金と医療というのは拠出と給付の関係の明確な保険方式というものを基本的にしているわけでありますから、ですから、国の負担の税負担とそしてこの保険方式、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 国会からそういうお呼び立てがないということだと思いますが、現にこのクエスチョンタイムで御質問いただければそうしたことも御報告できるんじゃないかと思いますが。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私も、帰国早々でございますのでまだそこまで自分から申し上げておりませんが、でき得ればいろんなところでお話し申し上げたいなという気持ちは持っております。
○内閣総理大臣(森喜朗君) クリントン大統領とお話し申し上げましたときに、小渕前総理がどうしても沖縄という県でサミットをしたい、九州や北海道、いろいろの要望があったけれども、あえて沖縄に決めたということの相談があったときに私は大賛成しましたと。それで、時間がありませんのでその幾つ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 当然、サミット全体の予定もございますし、それからアメリカ大統領のみならず参加国の首脳には、それぞれの市町村の御要望もあって、そういうところにもできるだけお出向きをいただきたい、シュレーダーさんにも、ちょっと遠いかもしれませんけれども宮古で期待をされてい...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 幅広くいろいろお話を申し上げました。特に各国首脳にも、北朝鮮の従来のかたくなな態度というものが大きく変化をしてきたという兆し、これについては、世界全体としてできるだけ国際社会の中に北朝鮮に参加をしてもらえるような、そういう皆さんの努力をしていただきたい...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 少年による凶悪犯罪の原因についてお尋ねがございました。  今月に入り、愛知県における高校生による主婦殺人事件や無職少年によるバスジャック事件が発生し、国民に大きな衝撃と不安を与えていることはまことに遺憾であり、犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先般発生いたしました少年事件についてのお尋ねがございました。  これらは、何よりも、理解困難な動機によりとうとい人命を奪うという極めて残忍な事件であり、私自身、大変な衝撃を受けるとともに、現下の少年犯罪の深刻さを改めて痛感したところであります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 犯罪被害者対策に関してのお尋ねがございました。  先ほども申し上げましたとおり、政府といたしましては、刑事手続における犯罪被害者保護のための二法案を今国会に提出したほか、これまでも警察など関係機関において所要の施策を講じ、また、犯罪被害者対策関係省庁...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 少年犯罪の現状とそれへの対処方策についてお尋ねがありました。  連休中に発生しました二件の十七歳の少年による凶悪な犯罪にも象徴されるとおり、最近の少年非行情勢は厳しい局面が続いており、極めて憂慮すべき状況にあると認識いたしております。  この原因に...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 少年法改正法案の成立に対する決意についてのお尋ねがありました。  本法案は、少年審判における事実認定手続の一層の適正化を図るとともに、被害者に対する配慮を実現するものであり、政府といたしましては、重大な少年犯罪が多発しているところから、法整備の重要性...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 最近の少年による二つの凶悪重大事件と本法案の審議との関係に関するお尋ねがありました。  法案審議の時期等につきましては、国会でお決めいただくことでありますが、私といたしましても、このような重大な少年犯罪が多発している実情も踏まえれば、適正な処分を行う...全文を見る
05月17日第147回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(森喜朗君) 神道政治連盟国会議員懇談会における私の発言について、一連の御質問がございました。  御指摘の発言は、神道政治連盟国会議員懇談会の活動の経緯を紹介する趣旨で申し上げたものでありますが、内閣総理大臣として、日本国憲法に定める主権在民、信教の自由について、これ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 神道政治連盟国会議員懇談会における私の発言について御質問がありました。  先ほども答弁いたしましたが、御指摘の発言は、神道政治連盟国会議員懇談会の活動の経緯を紹介する趣旨で申し上げたものでありますが、内閣総理大臣として、日本国憲法に定める主権在民、信教の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 神道政治連盟国会議員懇談会における私の発言についての御質問でありますが、先ほども御答弁申し上げましたが、御指摘の発言は、神道政治連盟国会議員懇談会の活動の経緯を紹介する趣旨で申し上げたものでありますが、内閣総理大臣として、日本国憲法に定める主権在民、信教の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政権交代についての正統性について御質問がありました。  今回の臨時代理や内閣総辞職については、青木官房長官は医師団の報告を確認しながら適時適切な判断を下してきたものと考えております。  臨時代理就任につきましては、小渕総理の有珠山噴火の心配もあり何かあ...全文を見る
05月19日第147回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(森喜朗君) 神道政治連盟国会議員懇談会における私の発言に関連して御質問がございました。  私は、一昨日の参議院本会議におきまして、私の発言の中で真意が伝わらず誤解を招く表現があったので、発言を直接間接に聞かれた方々、また国民の皆様方に対して素直におわびをしたものであ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 循環型社会を地球環境や自然循環も含めてとらえるべきだとの御指摘でありますが、廃棄物・リサイクル対策の推進は喫緊の課題であるため、本法案ではこれらの施策に焦点を絞っております。  このような社会における物質循環に関する施策にとどまらず、広い意味での循環に関...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 神道政治連盟国会議員懇談会における私の発言に関連して御質問がありました。  私の発言につきましては、一昨日の本会議で、誤解を招くものとして率直におわびし、その真意について御説明したところでありますが、決して天皇が神であるという趣旨で発言したものではなく、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 環境省設置の意義及びそれによる環境問題への取り組みの強化についてお尋ねがございました。  今回の省庁再編に当たりましては、環境問題を二十一世紀の重要な政策課題と位置づけ、環境関係行政の統合一元化を積極的に進めることとして環境省を創設することとしたものであ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国の制度や政策を資源循環型社会の視点から見直し、循環型社会を実現する決意についてお尋ねがございました。  循環型社会の形成のため、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会のあり方や国の制度のあり方をこの法案で示された基本的考え方に沿って根本から見直し、真に世...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○森内閣総理大臣 たびたび、本会議でございますとか、また予算委員会等でも申し上げたと思いますが、先ほど議員からも御指摘がありましたように、小渕総理が、あの金融破綻から金融国会、大変難しい、厳しい日本の経済状況の中から、今大蔵大臣からも御答弁がありましたように、ようやくここまで何と...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は特別、教育の専門家ではございませんが、議員生活におきまして比較的教育問題に携わっておりました期間が大変長かったということで、今の教育改革に関しましてはいろいろな思いがございます。幼児教育から大学院まで含めた高等教育機関までのシステムについては、いろいろとまた...全文を見る
○森内閣総理大臣 今御指摘がございましたように、四月の十二日、公明党神崎代表、浜四津代表代行そして青山議員、皆様おそろいで私どものところにわざわざ、署名簿をちょうだいいたしました。中身の重さもございましたけれども、千四百万という署名もとてもずっしり重いものでございましたので、重く...全文を見る
○森内閣総理大臣 アレルギー疾患に関する正しい知識の普及が重要であることは、議員の御指摘のとおりだと思います。  アレルギー疾患につきましてはその原因がさまざまであることから、政府といたしましては、関係省庁がよく連携をとりながらアレルギー疾患に関する治療法などの研究を進めており...全文を見る
○森内閣総理大臣 最近、凶悪・粗暴な少年犯罪が相次いで発生しておりますことは御指摘のとおりでございまして、私どもとしても、だんだん明らかになるところで理由などを聞きますと、慄然とすることも多いわけでございます。  少年のそうした原因といいましょうか、それは幾つかあるのだろうと思...全文を見る
○森内閣総理大臣 棒読みとおっしゃいましたけれども、権威ある国会でございますから、これまで答弁をいたしておりますこと、また政府、それぞれの閣僚の意見等も十分踏まえてお答えをしなければ、間違ったことを申し上げればまた、菅さんのことですから厳しくいろいろと御指摘あろうかと思いますから...全文を見る
○森内閣総理大臣 これもたびたび衆議院、参議院でも御質問がございましたのでお答えを申し上げたと思いますが、時間を奪うようなことがあってはいけませんので思い出していただきたいと思いますが。  私は、父が戦争から帰ってきまして、そして仏壇の前に私が招かれて、当時、私を育ててくれるべ...全文を見る
○森内閣総理大臣 これは議事録等をお調べいただければいいと思いますが、私は教育勅語を復活しろとか教育勅語がいいということは一遍も言っておりませんよ。(発言する者あり)いいえ。  もし、教育論議をこれからされて、教育基本法などのもし議論をされるということであれば、当時、教育勅語の...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、滅私奉公の公は私も民だと思っていますよ。当然のことじゃありませんか。ですから坂田先生が、人は先に、私は後にというので、なるほどなというふうに当時私は思いました。  ただ、あなたのお父さんは、公というのは、確かに軍人でありましたから、...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、これまでは一議員として、そういった立場でお参りを申し上げたこともございます。  ただ、文部大臣のときのことを思い出してみますと、これはやはり政府のそういう立場でございましたので、私は当日は、議員の皆様がおいでになるところには行かずに、自分で途中でおりまし...全文を見る
○森内閣総理大臣 リクルート株の問題については、当時御答弁を申し上げましたように、直接、未公開株を持って名前を貸してほしいということで協力したことは事実でございますが、これを売却しよう、そういう私益を得ようと思って譲渡を受けたわけではございません。  したがいまして、当時、党で...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、そういうつもりで、党で処理をすべきだというふうに考えて秘書に命じておきましたけれども、当時、党としては、それはあなたは対象外でありますからということで、党としてそれを受け付けてもらえなかったということでございました。  しかし、今申し上げましたように、そ...全文を見る
○森内閣総理大臣 ございません。
○森内閣総理大臣 一度もございませんが、選挙運動のお手伝いをしておりまして、一度警察にその事情を説明したことは覚えております。
○森内閣総理大臣 私は、青木さんとは、学生時代からですからかれこれ四十数年おつき合いをしておりますから、青木さんのお人柄、よく承知をしております。また、青木さんと小渕前総理の関係といいましょうか、そういうこともよく承知をしておりますから、青木官房長官がその判断をされておられたこと...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、まだ今、国会中に御審議をいただいている大事な法案もたくさんございますし、私から、いつ解散をするとか、そういうことも申し上げておりません。したがいまして、特別国会云々のことなども、全く私は今の頭の中には入っておりません。
○森内閣総理大臣 石井議員は、当然、勉強される方ですから、よくあれを読んで、私の発言を全部読んでいただいたのだろうと思いますけれども、余り時間をとっては恐縮でございますけれども、私が発言をしました趣旨は、よくお読みいただくとわかると思いますが、神道政治連盟の国会議員懇談会の三十年...全文を見る
○森内閣総理大臣 今細かな資料の御提示と御説明がございましたが、きょう初めてそれは伺うことでございまして、すべての議員の収支報告書を総裁としてすべてを承知している、そういうことは私としてはいたしておりません。  ただ、鈴木議員が受けられた政治献金については、そういうことは承知し...全文を見る
○森内閣総理大臣 政治資金規正法では、国から補助金等を受けている会社あるいはその他の法人については、政治活動に関する寄附を行うことを禁止しているところでありまして、また公職選挙法では、請負その他特別の利益を伴う契約の当事者について、当該選挙に関する寄附を行うことは禁止しているとい...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、鈴木議員の政治献金については政治資金規正法にのっとってきちっと報告をされている、そのように承知をしております。  政治資金は民主主義に必要なコストでありますから、また政治活動の自由とも関連するものでございますから、そのあり方について...全文を見る
○森内閣総理大臣 今お示しをいただいた教科書を私は覚えておりませんが、また、私の一年生、二年生、一年生のときはまだ戦争前でございましたけれども、そういうことを教えられた記憶は全くございません。  ですから、私の頭の中にありますのは、先ほども菅議員のとき申し上げましたけれども、天...全文を見る
○森内閣総理大臣 私はそういう認識を持っていないということを先ほど申し上げているわけです。
○森内閣総理大臣 間違ってとられちゃいけませんから。あなたが今読まれましたようなそういう認識ではないということを申し上げているのですよ。
○森内閣総理大臣 ですから、そういうことは過ちであったということで、戦後、そうしたことに対しては否定をし、そして、日本国憲法において、天皇を象徴とし、国民統合の象徴として定めたわけでしょう。そして、信教の自由、これもしっかりと憲法に書き、侵略戦争も否定したという、そこから歴史がス...全文を見る
○森内閣総理大臣 まさにそのとおりです。
○森内閣総理大臣 私は、この論議をたしか国会のどこかでいたしましたときも、そういう皇国史観的なことを認めるわけにはいかないがと、あるいは超国家的な思想はよくないがということをたびたび申し上げておりますよ。  ただ、その中で、今議員が指摘ありましたような、夫婦仲よくするとか、父母...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、夫婦でありますとか、兄弟でありますとか、あるいは父母にというところは、私は永遠のやはり大事な真理ではないかということを申し上げているのでありまして、いわゆる超国家的主義、あるいは国の命令で何をしてもいいんだとか、そういう考え方は当然否...全文を見る
○森内閣総理大臣 当然否定すべきことじゃありませんか。(志位委員「否定すべきことではない」と呼ぶ)否定すべきことですと、こう申し上げているのです。
○森内閣総理大臣 先ほどから申し上げておりますように、そうしたことをすべて含めて、やはり超国家主義あるいは皇国史観ということで私はまとめて申し上げたと思います。そういう考え方に立ってはいかぬということを私は申し上げております。  ただ、何度も申し上げておりますが、私は教育勅語を...全文を見る
○森内閣総理大臣 すべて何か決めつけられて、そういう中で、一つの志位議員の学説なのかもしれませんが、私はたびたび申し上げておりますように、戦後そうした反省の中から憲法を新しく定め、そして象徴天皇、国民統合の象徴として天皇制というものを大事にしていこうということ、私はその前提に立っ...全文を見る
○森内閣総理大臣 東議員の御指摘でありますが、私は失言をしているとは思っておりません。それはそれなりに経緯またすべての言葉を全部御理解いただければ、東議員の考えておられる心情とそう違っていない、私はそう思っております。
○森内閣総理大臣 有事法制に関しましては、小渕前総理が、我が国への武力攻撃などに際して自衛隊が文民統制のもとで適切に対処し、今御指摘ありましたように、国民の生命財産を守るためには必要であり、平時においてこそ備えておくべきものである、こういう認識を前総理は示されております。  私...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、また、委員もこれまで外交のそういう任にあられたわけでありますから、国会の論議やこれまでの内閣の姿勢というのは十分承知の上でお話をされていることだと思います。  私は、今、待ったなしだというお話があるということでございますから、本件...全文を見る
○森内閣総理大臣 ですから、法制化を目指した検討を開始するように政府に要請するというその与党の考え方を、今、政府ではそれを受けとめて、そしてこれから政府として十分対応を考えていきたい、こう申し上げているところでございます。
○森内閣総理大臣 二十年もほっておいたとかいろいろ御意見はございますが、それはやはり、国民全体には、そうした論議が深まっていった、私はそういう時期はなかっただろうと思います。それぞれいろいろなお立場のお考え方があったと思います。しかし、憲法にいたしましても、また、こうした安全保障...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、国民が理解をしていないとか、そんなことを申し上げておりません。  先ほどの議員の皆さんにも申し上げておりますように、私の発言の趣旨は、よくすべてをお読みいただければ御理解をいただけると私は思っております。たびたび申し上げておりますが、過去のそういう天皇制...全文を見る
○森内閣総理大臣 日本の国というのは、やはり悠久の歴史があるわけでございますし、また、それぞれ人間の能力を超える自然への敬意みたいなものもあるわけでございますね。ですから、そういう意味では、私たちが子供のときには、海にも神様がいらっしゃるし、山にも神様がいらっしゃるし、お米の中に...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、まだそれはもっと列挙すればいろいろあるのでしょうけれども、要は、それぞれの心の中で信ずる宗教というものを大事にすべきだということを申し上げたのであります。  そして、常に言っておりますことは、心の中にある神、仏というのは、これはやはりその心に宿る個人個人...全文を見る
○森内閣総理大臣 それは日中共同声明、あるいはまた一九九五年の総理大臣談話で、我が国としては、多くの国々、あるいはまた中国にそうした侵略行為をして御迷惑をかけたということを申し上げているわけでありまして、その当時私は党の幹部でもございましたので、そうした談話は正しいという判断をい...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたそうした談話あるいは日中共同宣言、それにつきましては、政府の認識は全くそれは変わっておりませんし、私の発言も、将来にわたって侵略ということがあってはならない、そういう認識を述べたことでございまして、こうした不幸な歴史への反省に立って、当時の戦...全文を見る
○森内閣総理大臣 いろいろな歴史の見方があるだろうと思いますが、そのことも私は申し上げましたし、今申し上げたことが正しい私の考え方でございます。
○森内閣総理大臣 いろいろな議論はあったと思いますが、そういう村山談話を決めたということについては承知をいたしておりますし、先ほど申し上げたように、当時私も党の責任者でございましたので、その談話は正しいという判断をいたしております。
○森内閣総理大臣 もちろん、当時はそれだけのテーマではなかったと思います。随分、教育から政治、行政、いろいろな幅広いテーマがあったと思います。当時私も、今御指摘のとおりまだ若い時期でもございましたから、それらの多くの考え方に共鳴をいたしました。  それは、自主憲法ということも今...全文を見る
○森内閣総理大臣 どの部分をおっしゃっているのかわかりませんけれども、私の当日のあいさつというのは非常に長いものでございますし、全体を見てぜひ御判断をいただきたいというふうに思います。  一部的なことを取り上げれば、それは御批判のあることもあろうと思いますし、そこについて誤解を...全文を見る
○森内閣総理大臣 議員連盟は、議員も御承知のようにいろいろなものがございますから、そういう議員の多くの中に参加をしているものもありますし、顧問や役員をしているものもございます。しかし、今回のこういう問題もございましたので、総理大臣という立場では議員連盟の活動をすべて中止をしたい、...全文を見る
05月30日第147回国会 衆議院 本会議 第38号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) ただいま採択されました御決議について所信を申し述べます。  我が国は、過去の歴史に対する深い反省に立って、日本国憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本理念を戦後一貫して堅持してまいりました。  政府としては、...全文を見る
07月28日第149回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 第百四十九回国会の開会に当たり、最初に、有珠山や伊豆諸島における噴火、地震により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に、心からお見舞いを申し上げます。監視活動を注意深く続けるとともに、公共事業等予備費の...全文を見る
07月28日第149回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(森喜朗君) 第百四十九回国会の開会に当たり、最初に、有珠山や伊豆諸島における噴火、地震により亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。監視活動を注意深く続けるとともに、公共事業等予備費...全文を見る
07月31日第149回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、鳩山議員から、さきの総選挙に関しての御指摘がございました。  自公保三党は、政権の枠組みを明示して選挙に臨み、絶対安定過半数の議席を得ることができ、国民の皆様から連立政権に対する信任をいただいたものと受けとめております。しかし、一方では厳しい評...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、小里議員から、国を取り巻く数々の課題に対応するための指針を示すことが政治の最大の役割であり、そして、今こそ各分野にわたる改革を力強く断行し、すべての国民が夢と自信を持って生涯安心できる社会に向けた勝負のときであるとの御指摘がございました。  私...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 初めて当選をされて、率直な御意見を発せられたわけでありますが、感銘深く拝聴いたしました。  いじめについてのお尋ねでありますが、いじめ問題を解決するためには、弱い者をいじめることは人間として絶対に許されないとの認識のもと、奉仕活動や自然体験活動などを...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 有珠山、伊豆諸島の災害対策についてお尋ねがありました。  まずもって、神津島の地震により亡くなられました方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  まず、有珠山の災害に...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 久世氏を任命した責任についてのお尋ねでありますが、新内閣の発足に当たっては、日本新生プランの実現のために適材適所の観点から大臣任命をいたしたところでありますが、結果としては辞任せざるを得ないような大臣を任命したということは、まことに残念であり、遺憾であ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、久世氏の任命についてのお尋ねをいただきました。  まず事実認識についてでありますが、三菱信託銀行関連及び霊友会関連の問題については、金融再生委員長に任命するに当たって、過去の報道で指摘された点につき調査を行いましたが、既にきちんとされている過去...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 土井議員の御質問にお答えする前に、大変恐縮でございますが、不破議員の御質問の中で、答弁が漏れておりましたので、お答えいたします。  当面の緊急策としての消費税の食料品非課税の実施は考えておりません。  冒頭、土井議員から、さきの総選挙の結果と、私の...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 金融機関の不良債権問題への対応についてのお尋ねでありますが、金融システムは経済全体のいわば動脈であり、我が国経済の再生と活性化のためには、不良債権問題を早期に解決し、金融機能の安定及び早期健全化を図ることが不可欠であります。  政府といたしましては、...全文を見る
08月01日第149回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(森喜朗君) 本日の答弁に先立ちまして、まずもって神津島の地震により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  被災者支援制度についてお尋ねがありました。  政府といたしましては、今...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) サミットの意義と評価につきましてお尋ねをいただきましたが、小渕前総理の万感の思いを込めて決定をされました九州・沖縄サミットでは、二十一世紀において一層の繁栄、心の安寧、世界の安定を実現するために何をなすべきかにつき、活発で実り多い議論が得られました。その結...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有珠山、伊豆諸島の災害についてのお尋ねがございました。  まず、有珠山の災害につきましては、私自身、神崎代表、扇党首とともに現地を視察いたしまして、被災者の方々や地元自治体の方々から御意見や御要望をお聞きしたところでございます。  政府としましては、こ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 冒頭、久世氏の任命についてのお尋ねをいただきました。  三菱信託銀行関連及び霊友会関連の問題については、金融再生委員長に任命するに当たって、過去の報道で指摘された点につき調査を行いましたが、既にきちんとされている過去の問題であり、現在は問題がないとの説明...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) サミットについて厳しい御意見がありました。  二十世紀最後の節目の年のサミットとして、世界の直面するさまざまな課題に対しG8がいかに取り組み、また二十一世紀を平和と希望の世紀にするために何をなすべきか、首脳間で活発で実りの多い意見交換を行いました。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 女性の尊厳や女性への暴力についてのお尋ねがございました。  その前に、私の発言が女性をべっ視しているかのように聞こえるがという御指摘でございます。あえてお答えをするのもどうかと思いますが……(「答弁しないでいいよ」と呼ぶ者あり)私の名誉にかかわることでも...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) サミットの意義と成果についてのお尋ねでありますが、小渕前総理が万感の思いを込めて決定された九州・沖縄サミットでは、二十一世紀において一層の繁栄、心の安寧、世界の安定を実現するために何をすべきか活発で実り多い議論が行われました。その結果、G8コミュニケ、沖縄...全文を見る
08月02日第149回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○森内閣総理大臣 今のこの小選挙区制、比例並立制というのは、将来においてやはり二大政党制というものを求める、そういう理想に燃えて長い間議論がありましたけれども、そういう理想に燃えてこの制度というものを取り入れた。これは我々与党だけではなくて、野党の皆さんも、これまで連立で与野党い...全文を見る
○森内閣総理大臣 私ももう三十一年になりますが、初めて昭和四十四年に当選をしてきましたときに、今甘利さんがおっしゃいましたように、毎朝党本部で勉強会が、いわゆる政調の部会、あるいはいろいろな委員会が開かれているのを見て、私のようなまだ一年生議員でも発言することをしっかりと受けとめ...全文を見る
○森内閣総理大臣 きのう参議院の本会議場でも、浜四津議員の御質問に答えて私は申し上げたんですけれども、やはり沖縄で開いたということはとてもよかった。それは、クリントン大統領がキャンプ・デービッドの厳しい日程を何とか中断して駆けつけてくれた、そして平和の礎ですばらしいスピーチをされ...全文を見る
○森内閣総理大臣 我々が、長い歴史を振り返ってみましても、自由であること、民主主義を守るということ、これはいかなる政党であれ、いかなる政治体制であれ、過去の世界の歴史から見ましても、このことだけは大事に守っていく、そしてそのことをしっかりかち取ってきた、そういうこれは哲理、哲学だ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今相沢委員長からもお話しのとおりでございまして、先ほども北側委員の御質問の中でもお答えをいたしましたように、この瑕疵担保条項ということについて、やはり国民の皆さんにできるだけ理解をいただくということが大事。その一つの期間を設けて、この国会の中でも大いに議論をして...全文を見る
○森内閣総理大臣 やはりこれは、個々のケースによってかなり慎重に検討していかなきゃならぬ、それからまた、いろいろな意味で具体的なものを予測してどういう判断をするかというのはとても難しい問題だというふうに私は率直に申し上げておきますが、いずれにしても、企業の再建というのは、あくまで...全文を見る
○森内閣総理大臣 確かにこれは、この雪印の問題だけではなくて、例えば臨界事故の場合もそうでしたけれども、日々なれていることを安易に見逃していくという傾向はやはり厳に慎んでいかなきゃならぬ。特に食品にかかわるそういう製造のお仕事をされていれば当然のこと、日々毎日、これは、それぞれの...全文を見る
○森内閣総理大臣 中尾元建設大臣の逮捕は、私自身、大変遺憾に思っております。政治家の倫理が強く求められている中で、まず一人一人の政治家がみずからの襟を正していくということが大前提であると考えております。  本件につきましては今司直の手にゆだねられておりますから、私としても、徹底...全文を見る
○森内閣総理大臣 今議員から御指摘がございましたように、学校教育の現場を見ましても社会を見ましても、例えばいじめにしても不登校にしても、あるいはなかなか団体生活になじめないというようなことなども、やはりこうした現象は、私は子供たちに責任はないと思うのです。  結局、子供たちがそ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、菅議員からもお話がございましたように、連立の時代にもう入っていて、そして、連立で、こういう政党とこういう政党で組んでやりますよということの問いかけをした選挙は今回が初めてでございました。  ですから、私どもも、選挙でございますから、菅代表にも申し上げたと思...全文を見る
○森内閣総理大臣 この問題は、今、極めて細かな当時の経緯の状況もございますから、事務局長から答えさせることが正しいと思います。
○森内閣総理大臣 今こうして議論がありますように、金融システム全体を安定させていかなければならぬ、そのためには、中小企業もございますし、金融にかかわる多くの人たちもおられるわけでありますから、私どもとしては私どもの考え方が最善であるというふうな判断をしたわけであります。  菅議...全文を見る
○森内閣総理大臣 久世大臣は、御自分のそうしたことについて、これからの金融担当大臣としていろいろと御迷惑をおかけすることになる、こういう思いで御自分から辞職をなされたわけであります。私は、それは極めて残念であり、遺憾なことだと思っております。  しかし、久世議員は、今菅議員のそ...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、政治資金規正法に基づいて、幅広く多くの方々から御支援をいただいております。そこの部分だけ取り上げて、そこでおっしゃるというのは、私は適当ではないと思っています。  そのことによって何か利益を与えるとか特別のことをした、そういう御指摘ならば私はお話をお伺い...全文を見る
○森内閣総理大臣 衆議院、参議院の本会議を通じて申し上げてまいりましたけれども、みずからおやめになったということについて、そういう閣僚をお選びしたということについては、大変私は残念なことであるし遺憾である、こう申し上げているわけです。そしてまた、そのことについては、国民の皆さんに...全文を見る
○森内閣総理大臣 おやめになったのはみずからおやめになったわけだけれども、そういう大臣を選んだ私は、大変残念に思い、反省をしている、だからそのことについてはおわびを申し上げていると、こう言っているんじゃありませんか。
○森内閣総理大臣 立てかえ払いというようなことはやっておりません。今、林さんのお話になりましたのは大分昔の話で、昔といいますか、前の、党にいらっしゃったころの話であります。  この比例代表制といいますか、比例区をつくったのは、菅議員も御承知のとおり、全国区というのはそれぞれ個人...全文を見る
○森内閣総理大臣 一昨日の水島議員の本会議におきます御質問を受けとめております。テレビ、雑誌あるいはゲームなどで青少年を取り巻く環境、暴力とか性暴力がはんらんをしておりまして、青少年にとって大変大きな問題だと思います。これらの問題は、菅議員御指摘のとおり、まさにこれは大人の社会責...全文を見る
○森内閣総理大臣 野党から出ておりますのは十分承知をいたしております。今、与党の方も、プロジェクトチームもスタートしまして議論をいたしております。極めて重要な問題でございますので、できるだけ早く速やかに成案を得るように、私としてもそのことを期待いたしておるところです。
○森内閣総理大臣 極めて大事な点がたくさんございますから、今与党三党できちんと前向きに議論をいたしております。野党が今の国会に出しておることは十分承知をいたしております。  ただ、この国会がそんなに長い期間があるわけでもございませんし、でき得れば成案を得て、少なくとも次の臨時国...全文を見る
○森内閣総理大臣 イギリスの予算の組み方がいいかどうかは別問題といたしまして、十三年度予算編成につきましては、新たに一月六日から新しい中央省庁がスタートするわけでありますから、それにふさわしい予算のあり方というものはぜひこの機会に組み直しをしたい、こういうふうにまず考えております...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、景気回復を維持したい、この姿勢は私はそのまま維持をさせていきたい。これは大方針だと思います。したがって、当然、当然増というのは必要になってきます。例えば人件費もありますし、あるいは社会保障費もございます。全体的には、今年度並みの形をぜ...全文を見る
○森内閣総理大臣 財政構造改革というものを私の頭の中で考えない日はありません。これは政治家として当然です。また、内閣をお預かりしている立場からいえば当然だと思います。  しかし、先ほど申し上げましたように、景気の回復はいまだしと私は思っております。先ほど、午前中にも経企庁長官か...全文を見る
○森内閣総理大臣 私自身、戦没者に対する追悼の気持ちはだれにも増して強いと思っておりますし、また、今日の我が国の平和と繁栄が戦没者の方々のとうとい犠牲の上にあると考えていることは、私は変わっておりません。  ただ、本年におきます私自身の公式参拝についてはというお尋ねでありますが...全文を見る
○森内閣総理大臣 そのとおりです。自主的に判断をしたいと思っています。
○森内閣総理大臣 今申し上げましたように、公式にいたしましても自主的なものにいたしましても、自分で判断をしたいと思っています。
○森内閣総理大臣 大臣室であろうとなかろうと、こうしたことが行われるということは断じてあってはならない、これはやはり、私はあなたと同じ考えであります。特に、中尾元大臣の逮捕というのは、私自身大変遺憾に思っております。  政治家の倫理が、今生方議員お話しのとおり、みんなで、党派を...全文を見る
○森内閣総理大臣 今の中尾元議員のこと、あるいは水野議員のこと、これは今捜査中の問題でありますから、事実関係については私は承知しておりませんので、このことについてのコメントは控えたいと思います。  自由民主党はなぜそんなにお金がかかるのですかというのは、私は極めて遺憾な発言だろ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今の生方さんの発言の中で、聞き違いならいいのですが、保守党だから金がかかるとちょっとおっしゃいましたけれども、保守党という政党があるのですから、そこはちょっと取り下げておかれたらと思う。(生方委員「政権党に」と呼ぶ)  それから、政権党だからといってお金がかか...全文を見る
○森内閣総理大臣 事実関係について私は何ら承知しておりません。また、総理大臣としてそれを確認するというそういう立場ではございません。亀井議員は事実そんな違法なことがあったということではないというふうに説明しておられることも、私よく承知をいたしております。  そういう一部の報道な...全文を見る
○森内閣総理大臣 事実関係については私は承知しておりませんし、総理大臣の立場でそのことについてお答えをするということは、私はできないと思います。  ただ、先ほどからお話を承っていると、何か随分断定的なことを、見てこられたようなことをおっしゃいますが、それだけあなたは責任を持って...全文を見る
○森内閣総理大臣 伝聞とか憶測とか、それから新聞による情報ということは、極めて私は大事な問題だと思いますよ。  まして、亀井議員がいろいろ政策的な判断をなさるということは、何も亀井議員が一人でなさっていることではありません。自由民主党あるいはまた与党三党で十分協議をして政策的な...全文を見る
○森内閣総理大臣 もう一度、もう一度申し上げておきます。  亀井議員は、そのような違法なお金を受けた事実はないと、きちっと説明をしておられます。
○森内閣総理大臣 中尾議員の問題は今司直の手にゆだねられているわけですね。中尾議員のケースがこうだからといって、他の皆さんも同じようだというそういう断定を、しかも、新聞だあるいは伝聞だけで、そういうことでお話しなさるということは、私は極めて残念なことだと思います。
○森内閣総理大臣 たびたび申し上げておりますが、私は亀井静香議員を信頼しております。
○森内閣総理大臣 久世さん個人の問題でございますから、私は直接お話を聞いているわけではございません。  今、総裁としてどうなのかというお尋ねでありますから、自民党からの報告によれば、大京から財団法人自由民主会館に寄附があったということであります。なお、当該財団への寄附は党本部の...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、直接、私は久世議員からそのことを聞いているわけではございません。ただ、党の総裁として、自由民主会館に寄附をされたということについて、私は調査をし、今御報告を申し上げたところであります。
○森内閣総理大臣 顧問として受け取っていた事実はございます。
○森内閣総理大臣 顧問をいたしておりましたのは、金沢工業大学というところと金沢医科大学の顧問をいたしておりました。  ただし、顧問料としての報酬を受け取っておりましたのは、金沢医科大学からちょうだいいたしておりました。
○森内閣総理大臣 顧問料というのは顧問に対する対価でありまして、また、顧問をしたことと私学助成を受けているということは、私は全く関係ないと思っております。ただし、もちろん、今はお断りをいたしていることは言うまでもございません。  細かなことをそれは申し上げてもいいんですけれども...全文を見る
○森内閣総理大臣 この兼職の問題については、大臣をお願いしますという任命時には、実は承知しておりませんでした。ただ、久世氏は、当時の上司であります農林大臣にみずから相談をして、お許しを得た上のものであったというふうに述べられているというふうに私は報告を受けております。  しかし...全文を見る
○森内閣総理大臣 二十世紀最後の節目の年のサミットとして、世界の直面するさまざまな課題に対しましてG8がいかに取り組み、また二十一世紀を平和と希望の世紀にするために何をなすべきか、首脳間で活発で実り多い意見交換を行いました。その結果、沖縄IT憲章、それから朝鮮半島情勢についての説...全文を見る
○森内閣総理大臣 サミットに関してだけ私申し上げておきますが、今何か私は百年の前半で戦争が終わったようなことを申し上げたと。別に五十年で区切っているということではございません。  それから、今お話ございましたように、科学技術が発達をしたということは、確かに大量殺りく兵器ができた...全文を見る
○森内閣総理大臣 今外務大臣からお話がございましたように、近年の弾道ミサイルの拡散が自国の安全保障に対する深刻な脅威というふうにアメリカはとらえておって、これに対処するための外交努力を行うと同時に、NMDの計画を検討しているということだと思います。そういうアメリカの立場に対して、...全文を見る
○森内閣総理大臣 確かに、具体的にこの問題はサミットでは取り上げられませんでしたが、沖縄での首脳会議では、二十一日のワーキングディナーにおきまして、世界の安定、そういうテーマで議論を行いました。  しかし、恐らく、このワーキングの中で共通したテーマとしてお話し合いをするというこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 難しい問題を避けて通ろう、私はそういうことを申し上げておりません。  会談は、やはり日本の立場もあればロシアの立場もあります。プーチン大統領の御発言の中をよくこれは吟味して精査しなければなりませんが、微妙な問題、敏感な問題というような、そういう発言をされたよう...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど触れましたように、日本側だけの主張で通って二国の会談とか協議というのはあり得ないわけでありまして、私は、就任をいたしました四月の末に、サンクトペテルブルクで初めてプーチン大統領とお目にかかったときも、やはりプーチン大統領も、まだそれは就任前のことでございま...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどからたびたび申し上げているように、プーチン大統領は、微妙、敏感という表現を、通訳がそうしていましたけれども、当然そのことを指しているんだろうと思います。もう少し詳しく述べれば、この問題は日本にとって重要な問題であることは十分承知をしておられ、しかし、自国に...全文を見る
○森内閣総理大臣 たびたび申し上げておりますように、政府は考え方を変えておりません。幹事長はいろいろなお立場で物を言っておられますが、先ほど申し上げたように、我々政府の考えと同じ文脈の中での考え方だということで一致をいたしております。森野中なんて失礼なことを言わないでください。
○森内閣総理大臣 大変失礼なことをおっしゃっていますけれども、私は党の総裁でもあるわけで、役員会ではちゃんと幹事長と会っていますし、役員会の執行部の中でこの問題についての議論もきちっとして、統一をいたしております。新聞をよくごらんになってください。
○森内閣総理大臣 歴史的な南北首脳会談の開催を初めとしまして、朝鮮半島をめぐって前向きな動きが見られる中で、先般、初めて日朝外相会談が行われて、八月下旬に日朝の国交正常化交渉を開催することになったわけでありまして、私は極めて意義深い、こう思っております。  今御指摘がございまし...全文を見る
○森内閣総理大臣 金大中大統領のアドバイスを私は受けて、そして河野外相に、機会があれば外相同士でまずお会いになることがいいですよということをお話ししたわけです。まだ南北の首脳会談が始まる前に金大統領とお目にかかったときには、会うということが大変意味があるので、まず会うということか...全文を見る
○森内閣総理大臣 いわゆるそごう問題に発しての基本的なお話を今鈴木議員からいただいたと思います。  経営責任の明確化や意思決定過程の透明性に十分配慮して国民の理解を求めることの重要性を示したものである、このそごう問題はまさにそういう問題であったというふうに私は受けとめております...全文を見る
○森内閣総理大臣 そごうの問題が起きましたそのときに、やはり今の鈴木議員のような意見がいろいろな方面から出ておりました。また、新聞にもそのような解説をしているところもございました。ですから、そういうことについてはそういう考え方もとれるのだと思いますが、今相沢委員長からお話がござい...全文を見る
○森内閣総理大臣 達増議員に。先ほど、自由民主党が多寡によって比例名簿の順位を決めるんだというようなことをおっしゃいましたけれども、我が党にとりまして大変不名誉なことの御指摘がございました。  参議院選挙の比例の名簿の作成はそれぞれの党で考えるということになっておりますが、政府...全文を見る
○森内閣総理大臣 無作為で抽出をして調査をするというのは、後援会のメンバーをそういう形で精度を確かめているということでございます。
○森内閣総理大臣 その発行を今の時点ではいたしておりませんし、こういう立場でございますから、当然活動を停止して中止をするということだろうと思いますが、年に一回ないし二回、そういう後援会の会誌を出します。そのときには、そういう営業として、団体として広告を徴集、集めているということは...全文を見る
○森内閣総理大臣 直接私は久世議員に確かめたわけではございませんが、大事な問題ですから、イエスかノーで答えるという筋ではないと思います。  いわゆる金融再生委員長に任命するに当たりまして、過去このことについて報道されましたので、その真偽はどうなっているかということを今の中川官房...全文を見る
○森内閣総理大臣 ですから、その問題について調査をしていただいた結果、これは過去の問題できちんといたしておりますということでございましたから、選任をいたしたわけでございます。
○森内閣総理大臣 今のところだけ申し上げます。(志位委員「では反省しますか。間違いを認めますか」と呼ぶ)ですから、そういう大臣を選んだということについては私は反省していると申し上げているのですが、大事なことですから……(志位委員「判断はどうなんですか、判断は」と呼ぶ)いや、この場...全文を見る
○森内閣総理大臣 久世氏にかかわる党員確保の問題につきましては、これは久世氏個人の問題でございまして、私はそのことについては承知をしておりません。ただ、自由民主党に調査をいたしますと、大京から財団法人自由民主会館に寄附があったということは報告を受けております。
○森内閣総理大臣 党の党員の支部というのは、御承知のように、地方の選挙区というのもございますし、それから、今の久世さんの場合の対象になります職域支部というのもございまして、いずれにしても、党員はその職域支部を通じて党本部に持ってこられるものでありますから、それはそれぞれ党の支部が...全文を見る
○森内閣総理大臣 直接私はまだ聞いておりませんが、党本部として、これは大事なことでございますから、その金額があったのかどうか、そのことの調査をさせた報告が今申し上げたようなことでございます。
○森内閣総理大臣 久世議員から直接私は伺っておりませんので、久世議員のその御発言に対して、どういう事実であったのかということは党を通じて調べてみたいというふうに思っております。
○森内閣総理大臣 いわゆるそごう問題は、そごうの自主的経営判断によって民事再生法の適用申請がなされたところでありまして、今後、こうした法的処理の枠組みの中で経営者や株主の責任も当然明らかにしていかなければなりませんし、この問題は経営責任の明確化や意思決定過程の透明性というものを十...全文を見る
○森内閣総理大臣 瑕疵担保条項は、いわゆる現行の金融再生法の枠の中で、長銀を速やかに譲渡させる、それから、国民負担というものもできるだけ抑制していくということで、いわゆるこの譲渡先との交渉の中から、民商法の法理を用いて交渉の過程でこれを盛り込まれたものであります。  ですから、...全文を見る
○森内閣総理大臣 できるだけ速やかにやはり譲渡先を見出すということが一番大事じゃないでしょうか。そのためにこうした方法をとってこういう判断を金融再生委員会としてはとらざるを得なかったということだと思います。
○森内閣総理大臣 志位議員から随分アメリカのシステムの評価があるというのは、大変私も参考になりました。  金融システムというのは、やはりこれは経済の動脈でありますね。だから、経済を安定させるということは、何といっても金融システムを安定させよう、今もいろいろ御議論ございましたし、...全文を見る
○森内閣総理大臣 久世金融再生委員長は更迭ではなくて、いわゆるみずから辞表をお出しになられたということでありまして、そのことについては、私は、みずから辞表を出される久世氏を金融再生委員長にしたことについては極めて遺憾なことで、また残念なことであり、このことについてはたびたび、本会...全文を見る
○森内閣総理大臣 最近は特にそういう時代なんでしょうか、また総理になってからもそうでありますが、とにかく投書だとかファクスだとか、いろいろなものが来ます。私は、もうそれを一々見ているというのは自分でも不愉快になりますし、まじめなお手紙もございますけれども。また、いわゆるメールも届...全文を見る
○森内閣総理大臣 滞貨一掃だとか派閥順繰りなんというようなことは、それはマスコミで報道しておるのかもしれませんが、余りあなたのような立派な政治家がこういう場所でお話しされるには不適切な表現だと思って、私は大変残念です。長い間あなたのことを随分よく承知しておりますから、ちょっと残念...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、御選任を申し上げたのは、先ほどから繰り返して申し上げている久世議員のまじめな、政策の担当の責任者をしておられたということから選任をさせていただいたということです。久世委員長は、内政、外政の諸課題に内閣が全力で取り組むべきこの時期に、久世委員長個人に関するこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 これは先ほどの他の議員の御質問の際も申し上げましたけれども、比例代表の候補者の順位を決めるのは、党員をどれだけ獲得したかというその多寡によって決めているわけではございません。少なくとも最低二万名の党員、ある時期は一万名という時期がございましたけれども、今は二万名...全文を見る
○森内閣総理大臣 私はそのアンケートを見ておりませんけれども、やはり、選挙の厳しさでありますとかそういうものがいろいろな形で伝えられる、あるいは、今横光議員が言われるような政治家に対するいろいろな批判等もあるのだろう、これは当然謙虚に受けとめなきゃなりません。  しかし、基本的...全文を見る
○森内閣総理大臣 これも先ほどから申し上げておりますように、今与党の方もプロジェクトチームをつくって論議を始めています。何か自民党が及び腰だというようなお話でございますが、平成十年のときに自由民主党も案をしっかりとまとめた経緯もございますから、決してそんな及び腰であるわけじゃあり...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、そのたびごとに申し上げていることでございますが、金融政策につきまして、これは日本銀行の所管事項でございますから、日銀政策委員会あるいは金融政策決定会合において、十分に現在の景気の動向等を踏まえて御議論をされて御決定をなさることだ、適切な対応をなさることだ、...全文を見る
08月07日第149回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(森喜朗君) 支持率は世論の動きを示す一つの指標として受けとめておりまして、それなりに注目をし、参考にし、また日々反省の糧ともいたしております。  内閣支持率につきましてはいろんな調査結果は出ておりますが、その原因としては、政権に対する御批判あるいは評価、期待、また私...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 後にいたしましても先にいたしましても、基本的には謙虚に受けとめておると、こういうことでございます。たまたま自分の出身の新聞のことを挙げられましたので、ちょっと触れただけでございます。
○国務大臣(森喜朗君) このたびの総選挙では、私どもとしては自公保三党、この三党の政権の枠組みを明示して選挙に臨んだということでございます。  我が国は、御承知のように、ここ近年連立政権に入らざるを得ない、そういう政治の形をとっているわけでありますけれども、よく私どもは、自社さ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 選挙制度は、現在これは個人中心の選挙から政党中心の、そういう政策中心の選挙にしようということでこの衆議院選挙は制度を改めたというふうに、私どもはその経過に携わっておりましたので、そのように理解をしております。  したがって、今回の総選挙というのは現行の選...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 選挙制度というのは、やはりいろんな試行錯誤というのをこれまで続けてきているんだろうと思います。これは絶対というものはなかなかないんだろうと思います。ですから、衆議院選挙に限っていえば、先ほど申し上げたように、小選挙区制と比例並立制という仕組みについての矛盾...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) サミットに対する評価というのは、あの時点ですぐ出ることもございましょうし、これからまたいろいろと内政、外交を進めていく中にまた評価が出てくる点もあるだろうと思いますし、また長い歴史の中においてあの沖縄サミットについての評価というのもまた私は出てくる、そうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) クリントン大統領は、先ほど久保委員から御指摘がありましたように、スピーチのときにもかなり明確に基地問題についての御発言がございます。  沖縄は、この同盟維持のために極めて重要な役割を担ってきました。私は、沖縄の人々がみずから進んでこの役割を果たしてこられ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 我が国の外交方針は日米が基軸であるということは、いろんな場面でも申し上げてまいりました。日米の関係というものを基軸に考えるその大きな一つの柱としては、やはり日米の安全保障ということがあることも委員にも御理解をいただけると私は思っております。  そういう中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御承知のように、サミットはこのたびは日本が議長国という立場でございました。そして、ITを進めていくということは、この人類を取り巻く環境に大きな変化を与えていくということは、これは単に産業を起爆剤として盛んにしていくということだけではなくて、人々の生活が大き...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世氏を金融再生委員長に御選任をさせていただきましたその当時といたしましては、過去の報道などから伝えられたところもございましたので、当時、幹事長代理として党の党務を担当しておられまして官房長官としてお願いする予定でございましたので、中川現官房長官に、久世氏...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久保議員からお話しのとおり、三菱信託銀行には平成十年と十一年に合計三千五百億円の資本注入があったということは、これは承知をいたしております。  久世氏を金融再生委員長に任命するに当たりまして、三菱信託銀行に関する問題についても、今、官房長官が申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世氏から、御自分がこういうことでいろいろと御批判をいただいている、そのことが、金融再生委員長としての職におれば内閣の運営あるいはまた金融問題について大変御迷惑になることになるので私からやめたいという、そういう理由でみずから辞表をお持ちになりましたので、こ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この件につきましては、自由民主党に私は調査を求めました。報告を求めました。  その党の報告によれば、平成三年当時、財団法人自由民主会館では建物の管理、維持運営費や人件費などに必要な寄附を募っておりまして、その一環として大京からは関連会社等も含めて平成三年...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そういう認識は持っております。
○国務大臣(森喜朗君) あっせん利得罪の法制化につきましては、絶えず私も先般の衆議院の予算委員会でも申し上げてまいりましたけれども、その目的については十分吟味をした上で、解釈次第では適用範囲が変わることがないように、法律はできてしまいましてからでは、いろんな解釈がとれるという面も...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 景気全般に対します判断は、今、大蔵大臣あるいはまた日銀総裁のお考え、見方と私も同じ考えでございますが、せっかくここまでプラス成長に転ずるような努力を政府としても大胆な施策を続いて進めてきたわけでありまして、小渕前総理の思いもまさに景気回復でございましたから...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 間違いございません。
○国務大臣(森喜朗君) 国民の合意というのは非常に難しい判断になると思いますけれども、増税をしなければ、あるいは行わなければならぬという事態になれば、やはり国会が国民を代表する一番の議論する機関でありますから、国会で十分な議論がまた大事だと思いますし、また、いろんな世論調査等も行...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いずれも、臨時教育審議会を設けたあの当時の教育改革は、中曽根総理大臣の強い御意思でございました。また、今回の教育改革につきましては、お亡くなりになられました小渕前総理の思いでございました。いずれにいたしましても、いろいろ立場は違いますけれども、教育改革問題...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育全般についてさまざまな問題が生じておりますときに、今日、幅広く教育全体について議論をするということは極めて私は適切だと思っているんです。  先ほども申し上げましたように、当時の教育改革については国会の議論の中から、これはどの党がどういうふうにおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 当時の議論で、先ほど申し上げましたように、財政的な問題についてはたしか国会の委員会の論議の中から出てきたと思います。どの党であったか記憶しておりませんが、教育改革を進めるには経費が必要だろうと、予算が必要だろうが思い切ってやられるんですねという御質問に対し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院におきます予算委員会でも、今、相沢委員長からお話がありましたように、各党それぞれこの国会審議の中でいろいろなお立場をとっておられたと思います。  私は、衆議院の予算委員会を伺っておりましても、これは与党と野党という意味での分かれではなくて、与党の中...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 相沢担当大臣は、これまでの国会での審議等いろいろと精査をされましての御発言でございますから、私は、相沢再生委員長の御答弁が当時御答弁をされた柳沢委員長と同趣旨のお話をされていると、私はこのように考えております。(発言する者多し)
○国務大臣(森喜朗君) 相沢委員長の御答弁は、当時の柳沢委員長の御判断のことを今の大臣としてお話しされているというふうに思っております。
○国務大臣(森喜朗君) 相沢委員長のお答えは、当時の柳沢委員長が御発言をされていることなども含めた再生委員会の責任者としてのそういう御判断だと、そういう趣旨の発言だというふうに私は理解しております。
○国務大臣(森喜朗君) この問題は金融再生委員会が判断することだというふうに思いますから、金融再生委員長のお答えが内閣としてとるべき判断だというふうに思っております。
○国務大臣(森喜朗君) いわゆるそごう問題に関しましては、なかなか国民の皆さんにも理解が得られなかったし、しかし金融再生委員会としては苦渋の判断をしたというふうに、当時、谷垣委員長がそういう御報告をしていたことも承知をいたしております。  しかし、国民にまず理解を得ること、それ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 瑕疵担保条項についてもやはり同じことでございまして、十分に国民に理解を得られるように御相談をいただくということが大事だというふうに私は考えております。  したがって、先ほど申し上げましたように、衆議院の予算委員会の中にもそれぞれの党の皆様方の御主張はそれ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 浅学非才といいますか、なかなか専門的な知識は私も余り持ち合わせておりませんが、IT革命が着々とやっぱり進行しているなという、そんな感じは我々の周囲にもひしひしと押し寄せてきているわけでありまして、そういう中で、まさに百聞は一見にしかずと。たまたま厚生省など...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども御答弁の中で申し上げましたが、いわゆる民間が技術を駆使していろいろの産業分野を大変リードしているという面は、これは我が国もかなり私は高い、先端を行っているというふうに判断をしています。  特に、情報家電の発達というのは大変目覚ましいですし、それか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 米軍の施設・区域が集中することによります沖縄の問題につきまして、先般クリントン大統領と日米首脳会談を行いました際に、私とクリントン大統領との間でのSACO最終報告の着実な実施に取り組むことで意見が一致をいたしました。  また、そのことに加えまして、その他...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) サミットが開かれる直前においでになって、そしてクリントン大統領からはもちろん関係から必ず出席をするという連絡が入っておりましたが、率直に申し上げて、キャンプ・デービッドにおきます中東紛争の調整に入っておられて、さまざまないろんな意見も入っていまして、お見え...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 小渕前総理が万感の思いで沖縄・九州サミットを決意されたわけでありまして、当時私は党の幹事長という立場でございましたので、小渕前総理から、まだ確定ももちろんいたしていない時期でもございましたけれども、こういう考えでいるんだというお話がございました。  私は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 公共事業を初めといたします公共投資につきましては、今、竹山委員から御発言のとおり、さまざまな指摘もあり、御批判もあるわけであります。  こうした状況を踏まえまして、十三年度の公共事業予算の編成に当たりまして、先ほどお話がございましたように、新しい中央省庁...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府・与党が大胆かつ迅速に取り組んでまいりました広範な政策の効果もございまして、我が国経済は緩やかな改善を続けてきているのは御承知のとおりでございます。  今、御議論の中にも出ておりましたし、午前中の各党の皆さんとの御質疑の中でも出ましたように、雇用面そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 沖縄でのプーチン大統領との会談では、九月の大統領の訪日の際に、平和条約問題を含めまして両国関係全体について率直かつ信頼関係に基づいた議論を行うということで一致を見ております。  その際、平和条約につきましては、領土問題という敏感な問題、これはロシアがそう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今の保坂議員の話が、現実の学校の現場で行われているという、何か全くつくられた話を聞くような思いでありますが、しかしそれは報道されているように事実だとすれば、やはり意図的に学校現場がそうした方向を求めているといいましょうか、そういう方向を持っているとしたらこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 経済戦略会議の答申は、今御指摘ございましたように、二十一世紀を展望した豊かな経済社会を切り開くために中長期的な経済運営の基本方針やまた理念を示していただいたものでございます。  この答申に対しまして、政府としましては昨年六月にフォローアップを行いまして、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 近年の急速な少子化の進展は、社会を支える働き手の減少、地域社会の活力の低下、こうした面からも我が国の社会経済にさまざまな影響を与えている、これは議員も御指摘のとおりでございまして、政府もその点については懸念を持っております。このために、二十一世紀の我が国を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 少子化の背景は、いろいろ幅広く論議をされなきゃならぬテーマだと思いますし、むしろ私よりも議員の方がお詳しいのだろうと思います。  育児そのものの負担感、それから育児と仕事の両立の負担感の問題、さらに個人の価値観もあると思います。また、企業風土やさまざまな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回のサミットにつきましては、これは小渕前総理のときからの、いわゆるキーワードが皆さんで協議をされておられたと思います。その結果、より世界が繁栄をするように、それから心の安寧、そして世界の安定という三つをキーワードといたしまして、私が小渕前総理の後を受けま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどもゆめ博に関しまして私も御答弁を申し上げましたが、まず、科学技術の振興は新産業を創出するということ、そしてもう一つは、やはり産業の発展によって雇用の拡大を図るという大きな意義があるわけでありまして、それと同時に、我が国の知的資産を豊かにするというもの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから、午前中の御質問の中でも申し上げましたように、まさに歴史上初めての南北の首脳会談が行われました。そして、将来ともに南北が共存し、将来への統一の方向に恐らく両国が努力されるだろうと思うし、また我々としてもそのことを期待いたしているわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、南北首脳の会談が行われまして、その直前にもその後にも金大中大統領とお話をする機会がございましたし、また最近もお電話でお話もいたしました。  この南北会談が行われたということは極めて意義のあることでございますけれども、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府といたしましては、御指摘のような朝鮮半島の緊張緩和あるいは対話をめぐる問題の平和的解決、さらには中東和平の解決の促進はいずれもアジアひいては国際社会の平和と安定のために極めて重要でありまして、そのためおのおのの問題に即した適切な形での外交努力を払ってい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御答弁を申し上げます前に、私からも神津島の地震によりまして亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされておられます方々に対しても心からお見舞いを申し上げたいと思います。  また、今御指摘ございましたように、災害によ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 自由民主党に対しましてその報告を求めたわけでありますが、先般も申し上げましたとおり、平成三年当時、財団法人自由民主会館では、建物の管理、維持運営費や人件費などに必要な寄附を募っておりまして、その一環として大京からは関連会社等を含め平成三年に合計一億円の寄附...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世氏とのお話し合いは、我が党の責任ある人によってそれをされているわけでありまして、我が党として公式な報告を私は受けておりますことを先ほど申し上げたわけであります。
○国務大臣(森喜朗君) 久世氏に確認をいたしましたところ、久世氏は、自分は霊友会を応援されていた株式会社大京の社長さんに党員集めの御協力をお願いしておりました。しかし、具体的にどのように処理したかについては、実務を自分がしたのでないのでよくわからないということでございました。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世議員の会見メモというものを私はここに持っておりますけれども、この中でも、先般の私の記者会見で、平成三年当時、株式会社大京が一億円を党費の立てかえとして支払ったと申し上げましたが、自民党の調査によれば、一億円は財団法人自由民主会館への党本部建物等の維持管...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も別に創作して申し上げているわけではありません。久世議員の会見のメモを今読み上げさせていただいたし、このことを久世議員から党を通じて報告をいただいたということです。  そして、調べたかということにつきましては、これは党務でございますから、党のしかるべき...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今会見でおりませんが、官房長官が党を通じまして久世氏に確認をいたしましたところ、久世氏は、自分は霊友会に応援をされていた大京の社長さんに党員集めの御協力をお願いしていた、しかし具体的にどのように処理したかについては実務を自分がしたのではないのでよくわからな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私が直接調査をするということは必ずしも適当ではないから、官房長官が久世議員にお会いになってお聞きになっていること、それから、これは党のことでございますので、私は党の総裁という立場で、党の責任ある立場の方にきちんと調査をして報告してくださいということでありま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世議員も、具体的にどのように処理したかについては、実務を自分がしたのではないのでよくわからない、こうおっしゃっているわけであります。
○国務大臣(森喜朗君) ですから、そういう報告を、そういうお話を承っておりますから、私の方としてもそのことはわかりようがないじゃありませんか。  しかし、党の方は、こういう形で受け入れた記録がちゃんとございます、こういうふうに銀行の通帳も確認しておりますと、こういう報告を受けて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世議員が御自分でやったのではないのでわからないと言っておられるということを私は報告を受けたということです、官房長官を通じて。しかし、お金についてはちゃんとした記録があって、銀行から財団法人自由民主会館に入っているわけでありまして、自民党の懐に入ったという...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますように、大京からの入金は財団法人自由民主会館に支払われているということだけは党として確認をいたしておるということです。  久世議員に関する件につきましては、久世氏自身も御自分で処理していないのでわからないとおっしゃっているわけで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大京からの入金は自由民主会館に入っております、この記録は銀行を通じてございましたと、こう申し上げている。
○国務大臣(森喜朗君) それは、党費として党員がそれぞれの支部、地域支部は各県連市町村支部、あるいは職域はそれぞれの職域支部を通じて党員名簿と入金をされているわけでありまして、党本部としてはそれを受け取るということが既定の取り扱い方でございます。
○国務大臣(森喜朗君) これはあくまでも、先ほど申し上げましたように支部を通じて党費が支払われるものであって、今議論になっております当該した資金が入ったとか、そういうことは我々としてはそれは把握ができないわけでありまして、あくまでも。ですから、当時その三万三千三百というのは実際は...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げて恐縮でございますが、久世議員の会見のメモによれば、何分とも十年近く前のことであり、事務手続については存じませんので、あるいは私の思い込みの部分があったかもしれませんと、このように述べておられるわけであります。久世議員がどれだけの党員を獲得...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 我が党におきましては、比例代表候補者の名簿の順位を決定するに当たりましては、その都度名簿作成基準というものを作成いたしております。そして、できる限りそのことを選挙を行うたびには、また改善をしたり、いろんな御意見をいただきながら、新しい基準のもとでそうした候...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 率直に申し上げまして、私どもこの衆議院の小選挙区の候補者も、大体党員の一つの条件といいましょうか、努力目標といたしまして、選挙区にもよりますけれども、大体四千名から五千名の党員を獲得するように私たちは努力をいたしております。  この衆議院の場合の小選挙区...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますが、党員、なかんずく党費等につきましては、それぞれの支部を通じて党本部に納められておりまして、党の組織、党の支部がそうしたもろもろの注意を十分にしながら、法に定めた枠の中できちんとした党費の支払いをしているものだと私は承知しており...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 福田先生の御発言を私は承知をいたしておりませんが、そうしたもろもろの先輩たちの皆さんのそういう御心配をいただいたことなどを常に念頭に置きながら、先ほど申し上げましたように、党としては比例名簿の策定あるいは党員の募集等については明確な基準をつくりながら実施を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政治資金制度は、政党本位、そして政策本位の政治を目指すという政治改革の理念に沿ったものであるべきと考えております。こうした政治改革の理念を踏まえまして、既に本年から政治家個人に対する企業・団体献金が禁止されたところは御承知のとおりだと思います。  一方、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたびお答え申し上げておりますように、久世議員が御自分の個人の問題で内閣全体に迷惑をかけてはならないという、そういう御判断もあって辞任を申し出られたわけでありまして、これをお受けいたしました。  御自分で辞任をされるということのような大臣を任命したのは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私どものところにはいろんなお手紙が参りましたり、あるいはファクスが参りましたり、そうした告発のようなたぐいのものもございますが、それを全部私は見ておりますと大変疲れてしまいます。したがいまして、正直言いましてEメールでも随分入っていることがございますが、一...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、そうした投書でありますとか手紙でありますとか、きちんとお名前を書いて御自分の住所もしっかり書いてございました、そういう方に対しては私は手紙を拝見いたしますけれども、匿名のような形、ましてファクスで入るというのは、いろいろ入っております。ですから、そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどからも申し上げておりますように、党のしかるべき責任ある立場でこれを調査をしていただきたいということを私から命じまして、先ほど官房長官また私からも申し上げたような党からの報告でございます。  また、御本人の会見のメモにも語っておられますように、私の思...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中尾元建設大臣が逮捕されたということについては極めて遺憾なことであると思っております。  詳細、建設大臣の方でお調べをいただいておりますけれども、そのことによって、特別の公共事業等によって便宜を与えたというようなことは私はないと承知をいたしております。
○国務大臣(森喜朗君) いわゆるあっせん利得罪の法制化につきましては、野党の皆さんが共同して法案を提出しておられますことは十分承知をいたしております。  与党は今、三党間におきましてもプロジェクトチームを設けて協議をいたしておるところでございまして、私といたしましては各党各会派...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、今、与党の三党で議論を始めたところでございます。もちろん、自由民主党も議員御承知のように平成十年にはこの法案を作業もいたして提示をいたしたのも御承知だと思いまして、決して我が党がそれについて腰が引けているということではございませ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、既に協議が始まっておりますから、できるだけ十分な議論をしておまとめをいただきたいということを希望いたしておると、こう申し上げておるわけです。  ただ、一点、先ほど申し上げましたように、解釈次第ではこの適用範囲というのが変わるこ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般の日米首脳会談におきまして、本件につきまして、私から、遺憾な事件の再発防止のために綱紀粛正を徹底し両首脳で協力して沖縄の人々の気持ちにこたえていきたい旨の発言をいたしました。これに対しましてクリントン大統領からは、一連の事件に対する県民の方々の気持ちを...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先般の日米首脳会談の際、普天間飛行場の移設につきましては、私から、代替施設に関する使用期限の要請については既に貴国政府との話し合いの中で数回にわたり取り上げたところであり、今後、国際情勢の変化に対応して、同飛行場の代替施設を含め、在沖縄米軍の兵力構成等の軍...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 外務大臣が申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 九州・沖縄サミットのコミュニケはG8各国との調整の上で作成をしたものでございまして、その結果、京都議定書の発効期限につきましては、今、議員が御指摘のように、強力なイニシアチブを発揮しなかったのではないか、そういう御指摘がございますが、具体的に二〇〇二年とい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 努力をしたいと思っております。
○国務大臣(森喜朗君) かつての事故のこと、事件のこと、また今御指摘がありましたことなど、こうした幼児死亡事件を聞くにつけ、あるいはまた見るにつけて、大変痛ましいことでありまして、これは遺憾というような言葉よりも、むしろ怒りを覚えるというふうな気持ちが私の率直な気持ちでございます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院の小選挙区選挙におきますいわゆる一票の格差の是正手続、すなわち小選挙区の区割りの見直しなどにつきましては、衆議院議員選挙区画定審議会設置法につきまして、基本的には十年ごとに行われます国勢調査に基づいて同審議会がその勧告を行うということになっております...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 都市と地方というのは本来これは対立するものではなくて、例えば都市の健全な発展のためには、地方からの食糧、水、電力といったそうしたライフラインの供給が不可欠であります。都市と地方の国民生活は相互に支え合う、そういう関係に私はあると思っております。  やはり...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題につきましては自民党内の議論を見守りたいと思っておりますが、財政節度という観点からは慎重に議論を尽くす必要があるというふうに考えておりまして、今、大蔵大臣からもお話がございましたように、政府としては直ちに財政法の改正を行うというふうなことは考えてお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 現在の総理大臣官邸は今私が利用をさせていただいているわけでありまして、築後大体七十年たっております。老朽化、狭隘化が大変著しいというのは、これはどの皆さんも官邸にお入りになったらよく御理解をいただけると思いますし、まずこのままでは耐震性にも不安がありますし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国会移転につきましては、それは各党間でも十分議論をして国会で法律を定めたというそういう経緯がございますから、それはやはりその法に基づいてどういう進め方をしていくかということを私どもとしては関心を持って政府としては見ているというのが正直なところだと思います。...全文を見る
09月21日第150回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 第百五十回国会の開会に当たり、当面する諸問題につき所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと考えます。  去る十四日、私は、公明、保守両党党首とともに、三宅島、神津島及び新島の被害状況を視察し、復旧作業等に当たっておられる皆様を激励し...全文を見る
09月21日第150回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(森喜朗君) 第百五十回国会の開会に当たり、当面する諸課題につき所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと考えます。  去る十四日、私は、公明・保守両党党首とともに、三宅島、神津島及び新島の被害状況を視察し、復旧作業等に当たっておられる皆様を激励してま...全文を見る
09月25日第150回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 答弁に先立ちまして、神津島の地震及び東海地方の大雨により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、有珠山や伊豆諸島におきます噴火、地震また秋雨前線豪雨等により不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。  冒頭、鳩山議...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、今後の経済運営についてのお尋ねがありました。  政府・与党の迅速にして大胆な経済政策によって、我が国経済は緩やかながら改善いたしております。しかしながら、雇用情勢はいまだ厳しく、消費は一進一退の状況にあり、企業の倒産件数も高水準になっております...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、岡田議員から、第二次森内閣の組閣についての御指摘がございました。  今次内閣は、さきの総選挙で国民の皆さんの御審判を経て、絶対安定多数を得た与党三党の連立内閣であり、選挙後の国会で首班指名を受けて組閣されたものであります。議員の御質問は、こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 九月の日ロ首脳会談のことにつきまして、再質問がございました。  私とプーチン大統領の間では、これまでの経緯、そうしたことをまず確認することが大事だ、このように考えまして、これらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、これまでの日ソ、日ロ両国の合意...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたとおり、沖縄におきます会談というのは、皆さんも御承知だと思いますが、サミットの首脳会議に来られた際に、二国間同士がそれぞれ体系的に総合的なお話し合いをすることはございます。そういう中で、具体的なことについてお互いに触れ合いませんが、...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 答弁に先立ちまして、東海地方を中心とする集中豪雨により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害をこうむり、不自由な生活を余儀なくされておられます方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  都市水害対策についてお尋ねがございました。  今...全文を見る
09月26日第150回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 佐藤公治君の演説を伺いました。  余計なことかもしれませんが、佐藤君のお父さんと私は同期生でありまして、昭和四十四年初当選いたしましたときは、ちょうどまだあなたが十歳であります。こうしてここで演説されるのを伺って、綿貫議長もそうですし、党首の小沢一郎...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 公的支援、個人補償制度を実現することが政治の責任ではないかとのお尋ねがございました。  災害により住宅などの財産に損害を受けた方に対しましては、長期、低利の融資等の各種施策を講じているところでございます。また、被災者生活再建支援法が共産党を除く六党の...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) IT革命で日本はどう変わるのかというお尋ねがありました。  IT革命という歴史的な機会と正面から取り組み、我々が目指すべき日本型IT社会とは、すべての国民がデジタル情報を基盤とした情報、知識を共有し、自由に情報を交換することが可能な社会であると考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 新しい憲法の制定についてお尋ねをいただきました。  憲法の基本理念であります民主主義、平和主義及び基本的な人権の尊重は、憲法が制定されてから今日に至るまでの間、一貫して国民から広く支持されてきたものであり、将来においてもこれを堅持すべきものと考えてお...全文を見る
09月26日第150回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(森喜朗君) 本日の答弁に先立ちまして、神津島の地震及び東海地方の大雨により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、有珠山や伊豆諸島におきます噴火、地震、また秋雨前線豪雨等により不安で不自由な生活を余儀なくされている皆様方に対して心からお見舞いを申し上げます。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 北澤議員の再質問の御要旨を伺ってまいりました。また、大変高邁なる御見識をお示しをいただきまして、私といたしましても謙虚にそのお話に耳を傾けて、日本の政治の責任を担ってまいりたい、このように考えております。  所信にも申し上げましたように、IT普及国民運動...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今後の災害復旧・復興への取り組みについてのお尋ねがございました。  三宅島、神津島及び新島の災害につきましては、九月十四日に、扇国土庁長官兼建設大臣、公明党の神崎代表とともにその状況を視察し、現地の御要望をお伺いしてまいりました。  被災者の方々が通常...全文を見る
09月27日第150回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(森喜朗君) 被災者の生活再建に対する支援体制が不十分であるという御指摘とあわせて、被災者生活再建支援法の改正について御質問をいただきました。  被災者への支援策といたしまして、災害救助法の適用による生活必需品の無償給与、長期低利の融資など、被災者の要望を踏まえ、関係...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 参議院選挙制度改革につきまして、参議院選挙制度改革に関する協議会の協議との関連で御質問がございました。  その件につきまして、昨日の北澤議員に対する私の答弁についても御指摘がございました。  参議院選挙制度改革に関する協議会においては、昨年六月から各党...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世前金融再生委員長の件について御質問がございました。  本件につきましては、従来からお答え申し上げておりますように、自由民主党によれば、平成三年当時、財団法人自由民主会館では建物の管理、維持管理費や人件費などに必要な寄附を募っており、その一環として大京...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 初めに、昨日の本会議での参議院選挙制度に関する質問に対する私の答弁に事実誤認があるとの御指摘がございました。  午前中、阿部議員に対してお答えを申し上げたところでありますが、本年二月に取りまとめられました参議院選挙制度改革に関する協議会の報告書においては...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 初めに、昨日の北澤議員からの参議院選挙制度に関する質問に対する私の答弁に誤りがあるとの御指摘がありました。  既に先ほど来、御質問に対する答弁においてお答えいたしておりますが、本年二月に取りまとめられた参議院選挙制度改革に関する協議会の報告書においては、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 教育基本法についてのお尋ねでありましたが、私は、二十一世紀の日本を支える子供たちが人間性豊かで創造性に富む立派な人間として成長することこそが心の豊かな美しい国家の礎であると考えております。  教育全般についてさまざまな問題が生じている今日、体育、徳育、知...全文を見る
09月28日第150回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○森内閣総理大臣 教育問題といいましょうか、教育に対する改革といいましょうか、これは何も今に始まったことではなくて、長い、多くの政治家も国民もみんな考えていたことだろうと思っています。  ただ、私は、ちょうどいよいよ今世紀も終わって新しい世紀に入る、いろいろな改革を進めていかな...全文を見る
○森内閣総理大臣 詳細、経済企画庁長官からでもまた補足をしていただけたらと思いますが、今金子議員のお話を承りながら、確かに、これまでのさまざまな努力で緩やかな改善をしておりますことは、御承知のとおりでございます。  しかし、今お話がございましたように、雇用情勢がいまだ厳しいとい...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、コンコルドとおっしゃいましたけれども、私も国会へ出ましてから三十年を超えておりますので、長い間、与党という立場の中にあっても、行政の皆さんといろいろな議論をしてきました。コンコルドという言い方がいいのかどうかわかりませんが、基本的には、やはり役所というのは単...全文を見る
○森内閣総理大臣 まだ、IT化といいましょうか、まさに創成期のところだろうと思うのです。  ちょっと御質問と違いますが、私がホームページを持っていなかったのは、一応開いたんですけれども、しばらく党の役員をやっておりまして、党の中にホームページを置いておりました。今、官邸としてま...全文を見る
○森内閣総理大臣 まだそのことにつきましては勉強中といいましょうか、検討中でございます。興味ある方は、これはもう御自分の意思でどんどん真摯に勉強していかれるだろうし、しかし、なかなか、ちょうど我々の世代かと思いますけれども、我々のエージといいましょうか、こういう世代は、やはりやや...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、私勉強中と申し上げましたのは、どういう方法がいいかということを取りまとめ中だという意味だというふうに御理解をいただければと思います。  今御指摘がありましたように、例えば学校の整備は少し早めていくべきだろうというふうに今私どもとしては政府部内で検討しており...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、議員から、私の昨日の本会議でのことでお話がございましたけれども、大変御無礼でございますが、改めて私からも議員に対してそのときのことを申し上げておきたいと思います。  二十二日のコーエン国防長官との会談の際に、話題が東アジア情勢に及んだ際に、私は、我が国は憲...全文を見る
○森内閣総理大臣 発足をしたばかりでございますし、これをみんなで支えて、さらによりよいものにしていくということが大事だと思います。そういう意味で、昨日、与党三党からのいろいろなお考えをお示しいただきましたことも、政府として真摯にこれを受けとめて、より改善できるようにしていきたいと...全文を見る
○森内閣総理大臣 早くから、公明党さんもそうでありましたし、我が党もそうでしたが、このITに関しての準備といいましょうか、勉強といいましょうか、これはかなり早くからいろいろな対応をするから進んでいたと思います。  ただ、当時は、今お話しのように、高度情報通信という日本語でむしろ...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は、先国会でも申し上げたと思いますが、今与党三党で取りまとめの協議を努力しております、こういうふうに申し上げたと思います。そして、私はそのときに、でき得れば次の国会、つまり今開かれている国会ということになるわけですが、この国会でぜひ成立を期すように結論を出すよ...全文を見る
○森内閣総理大臣 国政に関与する者は、広く国家国民のためにどのような法律をつくっていくのか、あるいはまた国際的に我が国はどのような役割を果たしていくのか、そういう大きな見地に立って、我が党のみならず、それぞれ国会議員はそういう自覚で国政に臨んでおられるということは言うまでもないこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 本会議のときにも申し上げましたけれども、私は、構成要件を明確にすること、それから国民の要望を幅広く行政に反映させるという政治の役割にも配慮する、こういうことを繰り返し申し上げてきたわけでありまして、そういう論点を十分に踏まえて今回の構成要件や対象行為等を定められ...全文を見る
○森内閣総理大臣 これは議員立法で、それぞれ党がまとめてお出しになっているものでありまして、ぜひこれは委員会で御論議をいただき、そしてお互いに足らざるところを補うというのも一つの議会のあり方だろう、私はそのように思います。
○森内閣総理大臣 私は逃げておりませんし、先国会から、先ほど申し上げたように、むしろ積極的に次の国会にまとめていただきたいというふうに今まで申し上げてきているわけです。  我が党が中心になった与党三党の案というのは、それぞれ皆さんが協議して認められたわけですから、皆さんがお出し...全文を見る
○森内閣総理大臣 財政構造というものの改革については、これは必ずなし遂げなければならない、そういう課題であるということを私は常々申し上げております。そして同時に、その前に、まずは経済を自律的な回復に持っていきたい、それに乗せていきたい、これが私の、今一番大事な政府がとるべきそうい...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、私どもとしては、今、次の補正予算の編成をしなければなりません。その補正予算の編成をするに当たって、財政というものを十分に考えて、そして編成をしなければならぬし、これ以上の国債に依存するようなことは極力避けていきたい。そのための財源をど...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、まだ私ども内閣といたしましては、本格的な景気の回復になったというふうに判断いたしておりません。まあ、ここが正念場だろうということを私は本会議でも申し上げました。ですから、次の補正予算についても、十分に景気対策ということに軸足を置いてい...全文を見る
○森内閣総理大臣 今、菅議員から御指摘がありましたように、公共事業につきましては、先般、与党政策責任者会議におきまして、大変準備を十分にしながら、また熱心な議論をいただきながら、二百三十三事業の中止を前提とする抜本的な見直しに関する三党合意を取りまとめていただきました。  御指...全文を見る
○森内閣総理大臣 公共事業というのは、やはりそれぞれの地域、地方にとっても、自分たちの地域にとって必要なことを事業として建設省なりあるいは農水省に、いわゆる事業の方向をお願いしているわけですね。それぞれ地元の皆さんのそういう声もあるということを、やはり私は忘れてはならないというふ...全文を見る
○森内閣総理大臣 五月に立川のホームに参りまして、視察をいたしたことがございます。
○森内閣総理大臣 立川の至誠ホームに参りました。
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、私は、この補正予算もそうでありますし、また十三年度予算につきましても、日本新生枠という枠を総理の分として残してございます。今回の補正予算も、まだこれから編成するわけでありますが、四分野を強めていきたい、こういうふうに申し上げて、その...全文を見る
○森内閣総理大臣 菅さん、承知の上で言っておられると思うのですが、総理大臣を密室で選んでいるんじゃないんですよ。まず、我が党としての総裁が倒れられたので、後継総裁をどうするかということを役員で話をしたということでありまして、総理大臣をその場で選んでいるということじゃないということ...全文を見る
○森内閣総理大臣 前回もお答えをいたしたとおり、逮捕されたということはございません。
○森内閣総理大臣 そのとおりであります。
○森内閣総理大臣 私は……(発言する者あり)ちょっと静かにしてくれませんか。  私は、自分の良心に従って自分の名誉に対して告訴をしているんです。そして、今それが裁判中であります。したがって、国会であろうとも、総理という立場であろうとも、公判中の問題について原告がここでコメントを...全文を見る
○森内閣総理大臣 サミットの際の日米首脳会談におきまして、普天間飛行場の移設につきまして、私から、代替施設に関する使用期限の要請については既に貴国政府との話し合いの中で数回にわたり取り上げたところであり、今後、国際情勢の変化に対応して、同飛行場の代替施設を含め、在沖縄米軍の兵力構...全文を見る
○森内閣総理大臣 菅議員は一九九六年の日米安保共同宣言のことに、そこだけにこだわってお話しになると、確かにそういう意見も成り立つのかもしれません。しかし、先ほど私が申し上げたのは、クリントン大統領からは、在沖縄米軍を含む在日米軍の兵力構成等の軍事態勢については、SACOの最終報告...全文を見る
○森内閣総理大臣 今私が申し上げたところ、ちょっと誤解がございまして……(菅(直)委員「誤解じゃないですよ」と呼ぶ)今のところは、そのSACO最終報告の中にその使用期限が入っていることは、入っていないということでありまして、そこを私は間違えて今答弁いたしました。取り消しておきます...全文を見る
○森内閣総理大臣 普天間の移設と返還が入っているという意味でございます。
○森内閣総理大臣 情報技術ということであります。
○森内閣総理大臣 正直申し上げまして、この議論をIT戦略会議等に入って伺っておりますと、わからない言葉は、率直に言って、結構私もありますよ、それは。ですから、IPバージョン6なんという言葉を、先ほど午前中も申し上げたと思いますが、果たして所信表明に入れることがいいのかということで...全文を見る
○森内閣総理大臣 承知いたしております。
○森内閣総理大臣 これは出井さん個人のお考えではないと思うんですね。いわゆるIT戦略会議の議長というお立場で、民間人、学者、多くの人たちといろいろ議論をした上で、出井案といいましょうか、出井メモがまとめられたということでありまして、このIT戦略会議は、IT担当である中川官房長官の...全文を見る
○森内閣総理大臣 本のタイトルは、たしか新聞の広告に出ておったと思いますが、本の中まで見ておりません。
○森内閣総理大臣 そういうことも含めて今IT戦略会議で議論をしていただいているんです。IT基本法も、今基本法案について成案中でございますが、政府としての役割はどういうことであろうか、あるいは民間の役割というのは何なんだろうか、それから、まずどういうところから取り上げていくべきであ...全文を見る
○森内閣総理大臣 確かに、我が国の対応がおくれていた面はあると思うのですね。ですから、私どもとしては、やはり国の一つの目標を立てて、この件は何年までにする、この件は何年を目標にするということを、そんなに長い目標年次ではなくて、定めていかなきゃなりません。それはまあ菅さんのように何...全文を見る
○森内閣総理大臣 義務教育は、わかりやすく言えば、子供をきちんと勉強させなさい、学校へやりなさいということを、親に、親権者に対してこれを規定している、義務化させているということだと思いますし、それから学校の設置義務者に対して、つまり小中学校であれば市町村が設置者でありますから、設...全文を見る
○森内閣総理大臣 菅さん、私は村上龍さんのその本は読んでおりませんが、教育国民会議の皆さんにも議論をぜひしてほしいということを言っていることが一点あるのです。  それは、これだけのIT社会というのができてまいりますと、確かに、ある意味では、自分でそういう専門の先生方と実際でのパ...全文を見る
○森内閣総理大臣 石井さんは我が党にかつておられましたときから選挙制度については大変な見識を持っておられましたし、参議院のみならず、今の衆議院の比例代表並立制の仕組みについても大変な努力をされたことを私はよく承知しています。特に、あなたと私は同期生ですから、同じ考えを持ったときも...全文を見る
○森内閣総理大臣 選挙制度というのは不変のものではないというふうに思いますから、政党によってまたいろいろと改正をしていくということは、当然これは予想でき得ることだというふうに思っています。  なお、拘束名簿方式と非拘束名簿式のこのものにつきましては、参議院の議員協議会でも議論を...全文を見る
○森内閣総理大臣 この名簿拘束制と非拘束という問題については、これは与野党でやはりあの協議会で話し合ってきているわけですから、その話し合ってきている経過を経て、与党の三党がその結論を出したということであります。
○森内閣総理大臣 石井議員の、今、どなたからどういうお話をお聞きになったのか私わかりませんが、少なくとも、自由民主党の参議院の皆さん、さらに与党三党の皆様が十分に協議をされた一つの結論が出たものだというふうに私は報告を受けております。
○森内閣総理大臣 参議院の方で皆さんが中心になって議論をされているというふうに、そしてその中で結論を出したと私は報告を受けております。
○森内閣総理大臣 参議院の皆さんがそういう協議をされて、そして、それは御党もそうだろうと思いますが、我が党もそれぞれ機関があるわけですから、その中で皆さんが議論をして意見の集約を図った、そういう私は報告を受けております。
○森内閣総理大臣 当時の衆議院の場合は、確かに自由党、自由民主党とのいわゆる連立ということ、その中から、小沢党首から当時五十人の削減をしよう、そういう御提案があって、それについて、小渕当時総裁はそのことを合意事項として取り入れられた。そして、私たちもその指示を受けたわけであります...全文を見る
○森内閣総理大臣 ちょっと石井さん、そこのところは念を押しておかなきゃなりませんが、公明党も与党でありますから……(発言する者あり)いや、この法案をいよいよ具体的に取りまとめていかなければなりませんから、与党の協議会をつくろうということだったと思います。  それから、公明党さん...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、今、石井さんがそう決め込んでお話をされているわけですが、この選挙制度がいいかどうかということは、一長一短あり、さまざまな意見があるということを常々申し上げております。  第一回目にあの選挙をやりました後にも、やはり顔が見えにくいと...全文を見る
○森内閣総理大臣 一票の格差につきましては、今自治大臣からお話しのとおりでございます。  私としては、一票の格差の是正についても重要な課題であるというふうに認識をいたしております。
○森内閣総理大臣 やはり国民にはわかりいい言葉がいいだろうということで申し上げたわけですね。といいますのは、印象深い方がいいという意味ですよ。ですから、さっきITの際にも申し上げたのもやはりそうであって、この公共事業ビッグバンについては、所信表明演説でも申し上げましたように、受益...全文を見る
○森内閣総理大臣 石井さんは今、五万幾つあるという公共事業がすべて最初からむだだとか政治家がむだ遣いに持っていったとか、そういう前提でお話しになっている。(発言する者あり)いや、私はそうは思っておりません。やはりそれなりに地域にとっても、社会資本を整備していくとか、農業基盤の整備...全文を見る
○森内閣総理大臣 七年半ぶりに、日朝間におきます正常化の話し合いがこれまでで二回進んでいるわけです。また、引き続きこのことは両代表団の中でこれからも議論を進められていくことになると思います。  一方では、今御指摘がありましたように、南北の首脳間の話し合いがあって、その後、いろい...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、多くの問題がございます。したがって、両国のいわゆる代表団が一つ一つしっかりと議論をして、そしてお互いの接点を求めていくことは当然大事なことだと思っています。いたずらにトップ会談だけすぐやるということがこれを解決する道だとも、私はそん...全文を見る
○森内閣総理大臣 李登輝氏の訪日につきましては、現時点では具体化していると承知をしておりません。我が国政府の対応につきましては、ビザ申請等の具体的な動きがあれば、これを受けて主体的に判断することになりますが、こうした具体的な動きがない現時点におきまして、これ以上のコメントは差し控...全文を見る
○森内閣総理大臣 これもしばしば申し上げていることで、お耳ざわりかもしれませんが、いわゆる参議院のこの制度を実施いたしました当時、私も当然議員としておりました。私は、個人的には、こういう仕組みでやることがいいのかなということは、若干ちゅうちょした立場をとっておりました。  しか...全文を見る
○森内閣総理大臣 前段のお話は別といたしまして、たびたび申し上げておりますように、参議院の方でいろいろな意見の経過の中から今回の法案の取りまとめになったというふうに私は聞いておりますし、協議会の方も、全く非拘束というものについて否定をした意見が結論で出ていたわけでもないというふう...全文を見る
○森内閣総理大臣 教育国民会議は、幅広い多くの方々から、今の教育について、またこれからあるべき教育についていろいろと御議論をいただいているわけでありまして、その議論の過程の中で、余り私どもとして、そのことが教育国民会議の意見の集約に影響を与えるようなことはできるだけ避けるというこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 介護制度は、いよいよ本格的なスタートになるわけでございます。ですから、これは、お年寄りに対しまして、国民全体でみんなが支え合っていこう、そういう新しい制度になったわけでありますから、まだこれがスタートしたばかりでありますし、保険料も現実、この十月からということで...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、従来の方式と違うことになるわけですから、さまざまなそういう事態もあるんでしょうが、そういういろいろな例を、いろいろな報告を受けながら、どのように改善をしていくか。積極的にできるだけ多くのそういう方々に耳を傾けながら改善していく努力をし...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどから申し上げておりますし、厚生大臣も申し上げたように、今スタートしたばかりの制度です。やはりこれを完全なものにしていくということが大事であります。そしてまた、そのために地方の市町村長は大変な苦労もし、努力もしておられると思います。碧南市のそういう行き方もあ...全文を見る
○森内閣総理大臣 これからの医療制度を充実させていく、そういう意味では、いわゆる社会保障の、私どもとしてはまた新生というふうに申し上げているわけですが、これを十二分に制度として構築していかなきゃならぬと思っています。そういう意味で、給付を受ける方々の立場も十分に考えていかなきゃな...全文を見る
○森内閣総理大臣 御承知のように、今社会保障構造のあり方に関する有識者会議において議論をしていただいているわけであります。恐らく間もなくこの御議論の成案といいましょうか、そういうものもまとまる、そういう予定をお願いしているわけでございますので、そういう議論を踏まえながら、平成十四...全文を見る
○森内閣総理大臣 それは、政党と政党の合意の中で協議したことでございますし、そうしたものを前提にしながら、政府としてもどう取り組むかということを、いろいろとこれまで協議をしながら、今の仕組みをまずお願いしているのだろうと思います。それは当時の社会党と私どもとそういう中で協議をした...全文を見る
○森内閣総理大臣 政治家が政策を立案し、国民に訴えまして、そして支持を得ていくためにはある程度の資金が必要でありまして、その意味では政治資金は民主主義に必要なコストである、このように考えています。  同時に、国民の政治に対する信頼を確立するためには、政治家一人一人の政治倫理の確...全文を見る
○森内閣総理大臣 医療改革につきましては、関係者間の真摯な政策的な議論によって政策が決定しているものでありまして、政治献金とは何ら関係がないと私は承知しています。
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、今有識者会議の中でそうしたことも含めて議論をしておられるわけでありまして、間もなくその答申をいただいて本格的に制度改革について検討を始めたい、こう考えております。
○森内閣総理大臣 政治家個人に対する企業・団体献金は、政党本位、政策本位の政治を目指す政治改革の理念を踏まえまして、既に本年から政治家個人に対する企業・団体献金が禁止されました。それは、私は決断をいたしました。  一方で、政党に対する企業・団体献金については、これは最高裁の判例...全文を見る
○森内閣総理大臣 私は政務に専念いたしております。このことについては弁護士にすべてお任せを申し上げて、今法廷で戦っているところです。そのために政治的に時間を割くようなことはございませんし、初めからそう決め込んでそういうものをおっしゃるというのは極めて失礼な話。私は自分の良心にかけ...全文を見る
○森内閣総理大臣 辻元さんのお考えによれば、すべてが全部古いしがらみだというふうに私は片づけられても困ると思います。温故知新、古きものをやはり温めながら、また新しい仕組みを時代に沿ったものとしてつくり上げていくということが新生だというふうに私は思っております。
○森内閣総理大臣 金融政策は日本銀行の所管事項でありまして、合議体の意思決定機関であります政策委員会が判断するものであります。これは前国会でも議員から御質問があって、申し上げたと思います。  日銀総裁が政府に事前に相談することにはなってはいないわけでありまして、先般のゼロ金利政...全文を見る
○森内閣総理大臣 どうもゼロ金利政策の解除と補正予算との関連性をつけて委員はお話をされていますが、この金利政策の解除とはまた別途に、やはりいろいろな経済動向を見ながら必要があれば補正予算を組まなければならないだろうということはかなり以前から申し上げてきたことでございまして、そのこ...全文を見る
09月29日第150回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(森喜朗君) 昨日の衆議院予算委員会で、私の自民党総裁選出に当たる過程のことでいささかちょっと興奮を私もいたしまして、御指摘の部分につきましては適切でない表現がありましたので、取り消したいと思います。こういう機会を与えていただきましてありがとうございました。
○国務大臣(森喜朗君) あえて私どもの時代、そしてまた今の時代、いろんな言葉の使い分けというもの、十分慎重にしなければならないということを改めて認識をいたしました。重ねて取り消しを申し上げておきます。
○国務大臣(森喜朗君) 担当大臣は、でき得る限り広範囲に、またきめの細かい対策、そしてまた復旧事業に対する国としての姿勢、そういうものを示そうという、そういう意思のもとに先ほどから御発言をいただいているものだというふうにぜひ御理解をいただきたいと思います。  当然、国費そして国...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 選択的夫婦別氏制度につきましては、婚姻制度や家族のあり方とも関連する重要な問題として、国民や関係各方面の意見が分かれている、そういう状況にございます。国民や関係各方面の各層の御意見を幅広く聞き、また各方面におきます議論の推移を踏まえながら適切に対処していく...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) もちろん多様性を認めますし、だから私は一緒に歩いている記者さんに小さな声で、私は個人としてやっぱり一個の方がなじむけれどもなと、私の家内もそれでいいと言ってくれていると、こう言ったんです。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど大蔵大臣もお述べになりましたように、我が国におきましては、行政でも営利企業でもない、いわゆる第三のセクターとしての、国民の多様化したニーズに効果的かつ機動的にこたえるとともに、個々人の自己実現の意欲を生かすということができる仕組みとして、二十一世紀に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 選挙制度であれ、いろんな諸改革というのは、当然政治が求めていくものとしてあってしかるべきだと思います。  この問題に関して言えば、参議院の皆様方の中でいろいろと議論があったというふうに我々承知をいたしております。与党は与党なりに与党の責任としてやり、まず...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、議院協議会のもとでそういう結論が出たとか、そういうことを申し上げているわけではございません。参議院選挙制度改革に関する協議会におきましては、昨年の六月から各党会派によって参議院議員の選挙制度改革について熱心な議論が行われてきている、このように承知をし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 議院協議会で取りまとめになったということを申し上げているわけでありません。与党としてそういう取りまとめの判断をされたものというふうに私は聞いておりますと、こう申し上げているわけで、先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 私は、参議院の与党の皆さんがそういう判断をされたものと承知しておりますと、こう申し上げているわけです。
○国務大臣(森喜朗君) 私は私の名誉に関して今裁判に訴えているわけでありますね。したがいまして、これは一切すべて弁護士に一任をいたしておりまして、そのことに関してこうした場所で私が個人的に申し上げるということは差し控えなければならぬと思っています。  ただ、これは江田さん、ぜひ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 疑惑として残っている、だから私はそのことに対して今名誉をかけて法廷で闘っているんでしょう。あなたは勝手に疑惑、疑惑と、あるようにおっしゃっていますけれども、もしなかったらあなたはどうするんですか、それじゃ。
○国務大臣(森喜朗君) 情報技術ということでしょう。  それから、衆議院でも議論をしたんですが、国会の用語として、また政府の用語として、こういう日本語でない文字を使うことがいいかどうかということは非常に私どもも悩んでいます。  かつて我が党でもこうした議論をしてまいるときには...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) IT革命というのは私が使っている言葉でありませんで、世間一般でマスコミ等の中においてもIT革命というようなお話が出ておりますから、そうしたことを我々としては参考にさせていただくわけですし、専門家の皆様方はやっぱりそういう言葉を使っていらっしゃいます。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) IT革命というのは、私がつくり上げたり、私の内閣でつくった言葉ではないという意味のことを申し上げているんです。社会全体や専門家の皆様方がIT革命という言葉を使っておられる。ただ私は、自分の、個人の気持ちとしては、IT革命という言葉が本当にいいのかなという思...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 言葉のことじゃないんでしょうか。私は、嫌だからやるとかやらないとかということじゃないんでしょう、世界全体がそういう流れにあるし、我が国もそういう流れにありますねと。ただ、IT革命という言葉を幾つも使っておられますねということを簗瀬さん、あなたはおっしゃるか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、そんな違和感を持っておりません。  簗瀬さんには、今の私の、ここから伺ってはいけないんでしょうけれども、鎮守の森というのはやっぱりお使いになるでしょうし、あなたの選挙区にもあるわけでしょう。私は、今あなたが非常に御専門であることも承知しておりますか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 知恵の時代とも呼ばれている今日であります。知的財産権というのは、いわばこれは国の富であり、そしてこれを源泉として一層大事にしていかなきゃならぬ、こう思っております。そういう点については簗瀬議員と同じ考えを持っております。  そして、その保護の充実をどうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 戦後、日本は高度成長をなし遂げたわけでありますが、バブルが崩壊をいたしまして、その後の厳しい経済状況の中でまさに経済構造改革が今急務となっていると思います。一方、御指摘がありましたように、物質的な豊かさを達成する過程で、命の尊厳でありますとか他人への思いや...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政治倫理の一層の確立のために、与党三党間においてあっせん利得罪の法制化に向けて大変御熱心に御議論をいただきまして、そして与党案として取りまとめをいただきましたことに敬意を表します。  私も、先国会で御質問がありましたときに、ぜひ与党間で早急にお取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 参議院の選挙制度につきましては、昭和五十七年に現行の拘束名簿式比例代表選挙が導入されました以降、制度改革についてはさまざまな議論があったというふうに私も承知しています。  選挙制度には一長一短あるわけでありまして、現行の拘束名簿方式は政党主体の選挙という...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、大蔵大臣からお話があったとおりでございまして、先ほど経企庁長官のお話もありましたように、もう一押しが必要な状況だろうと、こういう判断で補正予算を編成することにいたしました。  今その作業をいたしておるところでございまして、先ほども触れておりますように...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 十三年度予算編成につきましては、概算要求作業をいたしておりましたときにも申し上げておるわけですが、新しい世紀のスタートにふさわしいものにいたしたい。御指摘のとおり、我が国の将来の発展に向けた予算とするべく、今後とも私みずから主導によって発足させました政府・...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、改革しようというのはなぜかという視点かと思いますが、改革は常にどなたもやはり持っておられたと思います。現に、中曽根内閣のときにも教育改革という大きなテーマに取りかかったわけであります。  やはり、今ちょうど新しい世紀にいよいよ入ろうとしている。そうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、大島大臣からお話がありました我が国の文化とか伝統を尊重する気持ちを養う観点、それから生涯学習の観点、家庭や地域社会が果たすべき役割といった観点、こうしたことを教育の基本方針の中にしっかり意味をあらわすということは、私は大事ではないかと思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 九月十五日敬老の日に、たしか読売新聞の社説を読んでおりましたら、「村の渡しの 船頭さんは ことし六十のおじいさん 年はとっても お船をこぐ時は 元気いっぱい 櫓がしなる」、これは私、子供のとき歌っていたんです。六十ですと、あと数日であなたおじいちゃんになる...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日程の都合もございましたし、天候も余りよくありませんで延期しようかと思いましたけれども、せっかくの機会だろうと思いまして三島、わずかな時間でございましたけれども、神津島、新島、三宅島を視察してまいりました。  今、指摘されました点はちょっと何かの間違いだ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 被災者生活再建支援法の三宅村への適用につきましては、現時点ではまだ噴火等によりまして被害の実態が実際には調査できない状況です、現実にこういう毎日毎日が変化をしているわけですから。被害状況を把握する方法についての今検討をしているところです。今後、支援法の適用...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、木庭議員がおっしゃいましたように、同法が阪神・淡路の教訓を受けて皆さんで御苦労されてつくられた法案で、六党の共同提案によって成立をしましたし、昨年の四月から実は運用を開始したところでありますから、現行制度を円滑かつ適切に運用して、まず実績を積み重ねる。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 我が党の皆さんも聞いていらっしゃいますから、党としても、どのようなところが矛盾があったとか、現実にそぐわなかったというのはやっぱりわかるわけですし、保坂議員も東京都選出でありますから、三島のことをよく見ていらっしゃいますので、一度よく研究を始めてもらいたい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 八月九日に、長崎平和祈念式典終了後、皆さんのお話を聞く機会がございました。私から、今般長崎市が中心になって取りまとめておられます証言調査報告書につきまして、専門家の意見を聞くなど、十分精査研究するように厚生省に対し指示をしたところです。  要は、地域の指...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この問題につきましては、たびたび申し上げておりますように、今、七月五日、公明党・保守党案と民主党案の二法案が国会に出されているわけでございます。  我が国の制度のまさに根幹にかかわる重要な問題でもありますし、賛成論、反対論、さまざまな意見がございまして、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先日、本会議でもそうでございましたが、繰り返し本件に関しまして私自身の姿勢を問われているということを私もよく承知をいたしております。  私としても、自分自身、自由民主党の幹事長をいたしておりました昨年の十月にこの三党合意にかかわった経緯もございますし、ま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 大蔵大臣の今のお話で私は十分ではないかと、こう思っております。  松委員におきましては、平素から教育問題に対して大変熱心に取り組んでいただいておりまして、敬意を表する次第です。また今、子供ゆめ基金などについても御提案もいただいておりまして、子供の体験活動...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 確かに、御指摘がございましたように、教育現場の中の方々がごく少数といえば少数だと思います。  ですが、私、かつて臨時教育審議会のときには、できるだけ現場の声をということでお選びをいただいた、当時中曽根総理がお選びになったわけですが、そういたしますと、義務...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、我が党の参議院の皆様から報告を受けておりますことを先ほどからたびたびの御質問に対して申し上げてきたわけです。  そういう意味で、そういう議論を踏まえて、拘束、非拘束の問題については議論の結論は出なかったけれどもこれからも議論をしていこうという、そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いろいろ富樫議員の御意見は御意見として今承りました。しかし、我が党にとって不利だとか有利だとかという議論ではないと私は承知しています。仕組みとしては同じことが、各党の皆さんにも同じ、自民党だけがこれを受けるわけじゃないわけでありまして、各党がこの同じシステ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有権者はそれぞれの視点、基準でいろんな御判断をされるんだろうと思います。まず御自分の好きな、また支持をされる、そういう人物を見られるケースもあるでしょうし、逆に言えば、また政党の、好きな政党という、その政党のランクの枠の中から名簿を見るケースもあるだろうし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、私も伺っておりまして、共産党さんがどういう、資金がどういうふうになるのか私もわかりませんけれども、私どもは皆さんが、こぞって地方の皆さんが支持してくださるわけです。その中には、お医者さんもあれば農協の組合長さんもおられれば、いろんなお仕事の方々がおられ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは午前中のこの委員会等でもたびたび扇担当大臣からもお話がございますが、このたびの集中豪雨の被害を踏まえまして、治水治山の推進はもとより、雨水の貯留、浸透のための施設設置、あるいは安全な土地利用への誘導、危険箇所の周知徹底、情報伝達及び警戒避難態勢の整備...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 昨日は私ちょっと踏み外しまして訂正をいたしましたけれども、沖縄の日米首脳会談のときは、照屋議員も御地元でいらっしゃいますのでよくおわかりのとおり、時間的には三十分ほどしかございませんでしたので、基地の問題に集中して議論をするということはできませんでした。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま外務大臣からも申し上げましたとおり、政府としての方針は昨年末に行いました閣議決定にあるとおりでございまして、地位協定の運用改善について誠意を持って取り組み、必要な改善に努めていくというものでございます。  将来の可能性につき申し上げるということは...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ただいま外務大臣から申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(森喜朗君) そうしたお気持ちがあることも含めて、今、外務大臣からお話しのとおりでございます。  私も実は、全くそれは沖縄と比較はできませんけれども、私も小松基地のすぐ近くでございますから、騒音というものはいかにひどいかということをよく私も承知をいたしております。お互...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、堂本さんから御紹介ございましたこの事件につきましては、私も先日テレビを見ておりまして、たしかそのお母さんがテレビでの取材に対してお話をされておりましたのを見て、本当に胸が詰まるような思いでございました。  いずれの事故も飲酒運転等の悪質な交通違反によ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) こうした悲しいことが起きないことを、できるだけ万全の備えをするということも、亡くなられた方に対する、そうしたとうとい犠牲に対してのお報いをする一つのあらわし方かと思います。どういうやり方ができるか、今、法務大臣のお話も承りましたが、先ほど申し上げたように大...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いわゆる今御指摘あった第三号被保険者、昭和六十年のこのときは本当にサラリーマンの妻が払わなくても年金を受給できるということは皆さんの悲願でもあったわけですから、そういう仕組みをつくり上げてもう十数年たてばまた大きく変化をしてしまう。それだけこの年金制度は複...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 熱海で行われました日韓首脳会談では、日韓関係、対北朝鮮政策、国際情勢につきまして率直な意見の交換を行いました。  日韓関係につきましては、経済分野での協力、それから文化・国民交流、そして在日韓国人の地方参政権問題についてお話をいたしました。  国際情勢...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) お互いにこの会談は気楽な、本来はノーネクタイで話し合うというのが従来からの流れになっておるようでございますが、もっとも、私どもはきちっとネクタイをしてお話をいたしましたけれども、この話の中にはそうしたお話し合いをするという機会はございません。むしろ両国にと...全文を見る
10月03日第150回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 社会保障制度の見直しについてのお尋ねがございました。  社会保障については、国民生活のセーフティーネットとしての重要な機能を有し、我が国の経済社会においても重要な位置を占めるものとなっております。しかしながら、今後の少子高齢化の進行に伴い、社会保障に...全文を見る
10月05日第150回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 与党提出のあっせん利得処罰法案が政治改革の過程の中で有する意義についてお尋ねがございました。  政治倫理の一層の確立のため、与党三党間におかれまして、あっせん利得罪の法制化に向けて大変御熱心に御議論をいただき、与党案としておまとめをいただきました。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 与党提出のあっせん利得罪処罰法案が我が国の政治にもたらす歴史的な意義について御質問をいただきました。  政治倫理の一層の確立のため、与党三党間において、あっせん利得罪の法制化に向け大変御熱心に御議論をいただき、与党案をおまとめいただきました。  政...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、松浪議員から、二十一世紀の新しい日本を創造するため大切な国会であるという御指摘をいただきました。その国会で、政治が国民から信頼をしっかりとつなぎとめるためにもこのあっせん利得罪の法制化をやらなければならない、そうした御指摘をいただいたわけでありま...全文を見る
10月24日第150回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団に関連し、政治資金の流れについての事実関係を調査し、公表すべきとの御指摘がございました。  ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団に関しては、現在、同財団前理事長の背任容疑で捜査中であり、また、政治資金に関しましては...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 本法案におきます重点計画についてのお尋ねでありますが、この重点計画は、本法案に定める基本理念、基本方針にのっとり、高度情報通信ネットワークの形成、人材育成、電子商取引の促進、行政の情報化等につき、政府が迅速かつ重点的に実施すべき具体的な施策を定めるもの...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) さきのソウルにおきます日英首脳会談での拉致問題に関する私の発言について御質問がございました。  二十日にソウルで行われた日英首脳会談は、英国として北朝鮮と国交を樹立する方針を固めたことを踏まえ、この機会に私と直接北朝鮮問題について意見を交換しておきた...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 与党訪朝団の提案についてお尋ねがありました。  訪朝団が北朝鮮側と協議を行った際、問題により発言を分担していましたが、拉致問題については中山副団長から話をされました。その際、中山議員から、団を代表されて、国交正常化交渉の再開に向けた環境醸成を考える上...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 情報の民主化により、ネットワーク型の風通しのよい社会をつくることがIT社会の基準であるとの御指摘でありますが、私は、目指すべきIT社会とは、すべての国民がデジタル情報を基盤とした多様な情報、知識を共有し、これらを自由に交換することが可能な開かれたネット...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほど、辻元議員からのケーエスデー中小企業経営者福祉事業団に関連しての御質問の中で、自由民主党の党費につきましてはと申し上げるべきところを民主党、こう申し上げたわけでありまして、自由民主党の党費ということで訂正をいたしまして、おわびを申し上げます。(拍...全文を見る
10月25日第150回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 今の鳩山さんの御発言、いろいろ伺っていますが、どうも何か勘違いをしておられるようでありまして、この地球上のどこか、まあ第三国という言葉もありますが、どこかでもしいらっしゃればということを発言したのは、何も今が初めてのことではないんですよ。これはもう平成...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は首尾一貫して、当時の団長でもありましたから、私は何らお話の仕方は変わっておりません。  ただ、私は、あの当時の責任団長という立場でございました。そして、余りそういう時間を使うと、また皆さんがうるさく怒られますけれども、この拉致の問題についての話題...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) ですから、私は、この問題は、その形の中から、行方不明者という形で北朝鮮が捜査しましょうということで、この当時の与党三党の訪朝団の一応話し合いがついたわけです。  しかし、先ほど申し上げましたように、その後半年ぐらいいたしましてから、残念ながら、行方不...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 官房長官は、その後、そのことについてお取り消しになって、おわびをされていると私は承知をいたしております。  なぜあの個人かということを言ったのか、さっきちょっと触れましたけれども、自由民主党としては、その当時の社民党と、そしてたしかさきがけ、御一緒だ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、官房長官もそこのところは取り消しておられるわけだし、先ほど私が申し上げたように、私との意見が、私も帰国した早々でございましたから、そこのことは正式に話し合いができなかったということだけは、これは率直に申し上げ、認めなきゃなら...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 今でも我が国としては拉致問題として存在をいたしております。したがいまして、高野大使の、復活いたしましてからことしになりまして二回交渉がありましたね、その中でも、この問題は拉致問題として当然テーブルに上げていただいています。そして、今月末にも行われます第...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) どうも鳩山さんのお話を聞いていると、何か解決をできなくなったという結論をおっしゃっているようですけれども、私はこのことは交渉事だと思いますし、幸いにこれは交渉のテーブルに拉致問題として上っているわけですよ。ですから、これからは両方の論点をどう詰めていく...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私が鳩山さんにお尋ねをした中で、ワンパッケージとおっしゃいました。まさに私ども、政府としてもいろいろな障害の問題がある、これらの問題を解決しながら何とか正常化をしたいというのは、これはやはりそういう意味では同じワンパッケージだろう、そう思っています。た...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は極めて冷静で、沈着でございます。昔から、むしろ、乱にいて治、治にいて乱ですから、私はかえって冷静に考えておりまして、どうも、資質に欠ける、資質に欠けるというのは、あなたも菅さんもお好きなようだけれども、こんなことに過敏な反応をされて、騒ぎ立てするこ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、この会談でリストを渡したというのは、私が入っておりました会談で知る限り、そういうようなリストを渡したという事実はなかったと思っています。  ただ、この議題になりましたときに、これをそれぞれ担当しておりましたので、中山副団長から、担当された立場の...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 我が国政府といたしましては、捜査当局において総合的に検討した結果、北朝鮮による拉致の疑いがあると判断している七件十名、こういうふうにいたしておるわけでありまして、日朝国交正常化交渉におきましても、拉致問題としてこの七件十名についての解決を求めているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 不破議員のそういう御指摘も一つの考え方だろうと思いますが、少なくとも我が国としては、北朝鮮の国に対して、拉致問題につきましてきちっと根拠を明確に説明をしていると私どもは承知をしています。  警察当局においては、裏づけ捜査も行い、関係機関と密接な情報交...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、全くばらばらにしておりませんし、私の意見は、私の考えは一致いたしております。発言も全く一致いたしております。  まず、時間がありませんので、余りとると土井さんに御迷惑ですが、ブレア首相とお話をしたのは、日本と北朝鮮の間には、イギリスと北朝鮮のよ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私はそんなに言い直し、言い直しをいたしておりません。さっきもちょっと鳩山さんのとき申し上げたけれども、あえて団の意見ですよということをそこで言わなかったのは、今おっしゃるとおり、社民党さんとさきがけさんがいらっしゃった席だから、御迷惑をかけてもいけない...全文を見る
11月01日第150回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 中川さんは御自分の事実のことをおっしゃっておられると思います。うそをついているというふうに、私どもはそんなふうには理解しておりません。
○内閣総理大臣(森喜朗君) うそであるか、あるいは真実であるかというのは、恐らくもう少し時間が私は必要だろうと思います。御本人も辞任をされたわけですから、これから政治家としての名誉にかけて、私は恐らく御自分のことをきちんと解決といいましょうか、処理なさるだろうということを、私はそ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 御自分がこのことは本当に、その声は恐らく御自分でお聞きになって御自分で判断をされたんだと思いますが、しかしそれまでの過程の中では、やはり本当に自分のものであるかどうかということ、あるいは電話でそういうものを、恐らく鳩山さんだってそうだと思いますよ。まさ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 少なくともあのテレビ、私は電話というのはテープは聞いておりませんけれども、その日の夜のニュースは拝見をしましたから、少なくとも、それでどこからいつかけたというようなことがわかるような電話でなかったというふうに思いますよ。  ですから、これはこれから中...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、電話の中身については、私自身がそのテープを聞いているわけじゃありませんので、ですから断定したことは申し上げることは私は適当でないと思っています。  先ほどから何度も申し上げておりますように、このことについては、中川議員は官房長官をおやめになって...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 鳩山議員は、まあ鳩山議員というよりも民主党の皆さんがそうなのかもしれませんが、(「聞こえない」と呼ぶ者あり)聞こえないのは私のせいじゃないでしょう。そうしたらお互いに皆さんも静かにする。ちゃんと大事なことですから、鳩山さんの声も私の声もよく聞いていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 鳩山さんがこの場所で、民主党として調査をしたということでございますから、私はむしろどういう調査をなさったのかぜひお聞きをしたいなと、そう思っています。少なくとも私どもが聞いております点は、今伝えられておるような報道とはやや若干違うように私どもも聞いてお...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私はたびたび、きょうのこの場所でももう恐らく三回ぐらい言ったと思いますが、中川議員のやはり議員としての名誉、また人間としての名誉、私はそれをかけて彼は必ず解明をしてくれるぞと思うから、それには少し時間を私は与えるべきだろうと思います。だれもが御自分の十...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) これからその電話のことについてもあるいは写真のことについても、御自分でよく調査をして解明して、政治家として、また人間として、社会人としてきちっと私は名誉を回復してほしいと、こう思っているんです。  ですから、彼はみずからこれ以上御迷惑をかけたくないと...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 今、途中から北朝鮮のお話に切りかえられましたが、その前にあなたが大変大事なことをお話しになっているんです。総理としてなぜ調べないのか、どうしてきちっと調査をしないのかということでございます。  私はたびたび申し上げておりますように、少し中川さんにも時...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) ちょっと大事なところだから聞いてくださいよ。いいですか、鳩山さん。(発言する者多し)
○内閣総理大臣(森喜朗君) 話ができないんですよ、委員長、これではね。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 中川さんが警察から入手した情報ではないかというふうに先ほどから鳩山さんは決めつけていらっしゃるんですよね。ですから、今回の中川さんの事案について、同僚の潔白を証明する方法として、私が仮に具体的に捜査を指示することができるとすれば、これは私は大変危険なこ...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) ここは大事なことなんです。いいですか。ですから、野中さんも拉致の問題を中心になっていろいろ議論をなさっておられます中で、そうした話が、希望が相手側から出たということであります。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 不破委員長の御質問は、中川前官房長官が、その日本青年社とおっしゃいましたか、とあたかも関係があるということを何か断定されてお話をされたような気がいたしますが、私は少なくとも、中川議員はそうした団体と、特定の団体との交友関係はございません。私はしたがって...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 私は、直接はその件については承知しておりませんでしたが、たしか先月でございましたか、国会の予算委員会でございましたか、そこで野党の皆さんから御質問があって、初めてそれを知りました。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 確かに閣僚人事につきましては、これはすべからく任命権者である私にその責任があるということは十分私も承知をしております。  だが、本件につきましては、あらかじめこれは予測できなかったことでありますし、またこのような事態になったということはまことに残念遺...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 時間が参っておりますが、委員長の御配慮でいただきました。  女性との問題は、これは中川さんも電話と同時にお認めになっておられますが、そのことを一つのネタといいましょうかね、いい言葉じゃありませんが、それを右翼がもしおどかしたとしたら、そのことの方が私...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 現在、ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団ですね、元理事長が今背任容疑で捜査を進められておりますから、その点につきましては、私どもとしてはこの捜査の行方をやはり見守る必要があるというふうに思っております。  それから、労働省との関係からいえば、これま...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 非常に幅広くいろいろおっしゃいまして、あと一分で答えろといってもこれ非常に難しい話でございます。  ですから、はっきり申し上げておきますが、自由民主党の職域支部というのは、いろいろな分野の人の要望を吸収しながら活動を行っているわけでありますから、この...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 先ほどの鳩山議員からの御指摘がありました、何か私どもがこの北朝鮮とのいろいろの国交正常化に向けて国益を損ねるというような御発言がございましたが、これはぜひ私は訂正をしていただきたいと思います。  あなたも先週、ワンパッケージなんということをおっしゃい...全文を見る
11月06日第150回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(森喜朗君) 医療保険制度の抜本改革についてのお尋ねでございますが、急速な高齢化の進展などに伴い医療費が増大する一方、このところ経済が低迷していたことなどに起因して医療保険の財政は厳しい状況になっております。こうした中で、制度を将来にわたって持続可能な安定的なものにする...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 社会保障の改革に向けた方向性と決意についてのお尋ねがございました。  急速に少子高齢化が進行する中で、生涯を安心して暮らせる社会を築くため、将来にわたり持続可能で安定的、効率的な制度を構築することが必要であると考えております。  今般、社会保障構造の在...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 介護保険料の徴収と健康保険法等の改正についてのお尋ねがまずございました。  介護保険料の徴収につきましては、市町村において周知、広報にそれぞれ工夫を凝らしながら御尽力をいただいておりまして、これまで大きな混乱もなく実施されていると考えております。  ま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 他の分野の費用の社会保障分野への転換、再配分についてのお尋ねがありました。  これまで増大してきた社会保障の費用については、保険料と公費を組み合わせるとともに、一定の利用者の御負担もお願いしながら賄われてきたところであります。  このうち国庫負担につき...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○森内閣総理大臣 今、大畠委員からお話がございましたように、IT法案につきまして皆様方が大変御熱心に御議論をいただいておりますことに、まずお礼を申し上げたいと思います。  国会運営の交渉の中から委員会の議題を取り上げていくことでございますので、私から、ただ皆様がこうして精力的に...全文を見る
○森内閣総理大臣 今アメリカの大統領選挙が大変エキサイティングになって、外から見ていると、ある意味ではすごいなという感想もありますし、おもしろいなという見方もあるでしょうし、それから、各州が持っております投票者といいますか、その票数の分け方というのはどうなのかとか、いろいろな話題...全文を見る
○森内閣総理大臣 ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団の理事長が逮捕されたということを知りました。大変残念なことでありますし、残念といいますのは、理事長に対して残念だということではなくて、こういう事態になったということはまことに遺憾だという意味のことを申し上げたわけでございます。...全文を見る
○森内閣総理大臣 例えは余りよくないのかもしれませんけれども、大畠委員はそうした関連の企業にいらっしゃったわけですから、恐らくここにいらっしゃる委員の中でもかなり御専門的なことはお詳しい、むしろ私よりもはるかに詳しいだろうと思います。詳しい人が余り知らない人に聞くというのも的確な...全文を見る
○森内閣総理大臣 これまでの御議論の中で担当大臣からもお話があったのであろうと思いますが、繰り返しになるのかもしれませんが、ITの普及に際しましては、今大畠議員から御指摘ありましたような、いわゆる情報格差もございますし、それから雇用問題等の弊害が生じる懸念があることは十分承知をい...全文を見る
○森内閣総理大臣 まさに、今大畠議員からいろいろと御指摘がありました、そういう問題を解決するためにもこの基本法が必要なのでありますし、また、IT戦略本部というものも当然必要になってくるわけです。  今、政府で民間の皆様方からもいろいろなお話を伺って、今大畠議員がおっしゃるとおり...全文を見る
○森内閣総理大臣 IT革命を推進してまいりますには、御指摘どおり政治の強力なリーダーシップが必要だろうと思います。特に、省庁の横断的なスピードを持った対応が求められているわけでありますから、各省庁も縦割り、あるいは硬直的な行政体制を是正すべきという御指摘は、私も同感であります。 ...全文を見る
○森内閣総理大臣 技術革新がどんどん進んでまいりますと、確かに国民に大きな幸せも招来をさせるわけですが、その反面、デバイドといいましょうか、それによって支障を来すケースも多いわけです。  先ほど私はつまらぬ例を申し上げましたけれども、車もやはりそうなんで、こんな便利なものはない...全文を見る
○森内閣総理大臣 五カ条の御誓文、また教育基本法、先生の大変含蓄のあるお話を承りまして、それについて私は今お答え申し上げて感想を申し上げる時間も余りないようでございますが、例えば今の五カ条の御誓文を伺っていても、このIT社会を進めていく、IT革命と一つ一つ適合しているところが随分...全文を見る
○森内閣総理大臣 中川前官房長官は、今御指摘もございましたけれども、IT戦略を進めていく上において大変御専門的な知識も持っておられました。また、堺屋さんも、それと遜色のないといいましょうか、両方とも大変な御専門の立場でございます。  ただ、各省庁、これは全体に関係する法案でござ...全文を見る
○森内閣総理大臣 今御指摘ありました件につきましては、中川前官房長官個人にかかわることでございますし、また官房長官に就任をいただきましたときよりも随分と以前のことでもございまして、こうしたことにつきましてあらかじめ予想できなかったということでありますが、このような事態になりました...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、中川前官房長官の件につきましては、この問題がいろいろと今おっしゃったように週刊誌とかに出ておるじゃないかということですが、いずれにしてもこれは数年前の話でありますし、また個人的な問題でもございます。ですから、当時としては私もそうした...全文を見る
○森内閣総理大臣 極めて専門的なことでありますから、私が説明するとかえってわからなくなってしまうことがございますが、郵便番号が前の二けたから四けたに変わったんですか、そのときは結果的にはそれに対応でき得る容量ではなかったということで広げていくわけですが、今のインターネットにアクセ...全文を見る
○森内閣総理大臣 確かに、専門の方から見ればそれまで必要はないということにもなるのかもしれませんが、備えあれば憂いなしともいうわけでありまして、ですから、専門の方ではやはりそれだけのことを対応しておくことが、日本の国がこれから五年後に世界でITに関してのリードをしていける国になる...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどからいろいろと御答弁申し上げておりますように、民がどこまでこれにかかわるか、あるいは公がどういう立場でこれをバックアップしていくかということだろうと思います。光ファイバーを敷設していくということについても、主要なものはやはり民間が進めていくということであろ...全文を見る
○森内閣総理大臣 いろいろと御指摘をいただきました点も、十分私どもとしても考えながら進めているわけでありますが、基本的なことをやはり民で進めていって、その中にあって種々いろいろな問題が出てくる、それに対して適切に対応していくということが大事だと考えています。
○森内閣総理大臣 この基本法案の立案に当たりましては、民間の有識者から成るIT戦略会議の議論を踏まえますとともに、広く国民の皆様からも御意見、情報をいただくため、法案骨子案を提示の上に、パブリックコメントの募集も行いました。  その結果、まず第一番目に、デジタルデバイドの解消に...全文を見る
○森内閣総理大臣 そうしたパブリックコメントを十二分に参考にしながらこの法案を策定し、またこれからの政策を進めていくということであろうと思います。そして、先ほど松本議員のときにも申し上げましたように、基本的にはそういう方向を進めながら、また多くの問題が出てくるわけでありますから、...全文を見る
○森内閣総理大臣 IT革命を推進するに当たりましての具体的な政策を策定するに際しまして、国民の意見を反映させるということは、御指摘のとおり、極めて重要であると考えております。  こうした考えのもとで、本法案では、高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策を推進するために設置...全文を見る
○森内閣総理大臣 我々下々と言われるとちょっと困るのですけれども、植田さんがそんな下々にいらっしゃるお立場だと私は思っておりません。国会におきますそうした御意見も大事に私ども伺いながら、参考にさせていただきたいと思っております。  国民の視点といいましょうか、国民の声をどう反映...全文を見る
○森内閣総理大臣 御指摘のとおり、国民運動としてこのIT革命を推進していくためには、国民の皆さんの意見を聞くことが不可欠でありまして、そういう意味で、先ほどから植田議員の御指摘につきまして、私どもとしてもそれは謙虚に受けとめていきたいと考えているわけです。  この法案の立案に当...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げておりますように、各般の国民の皆さんの御意見を承りながら、またそういう意味では、そういう代表者の方々と政府が一体になって戦略本部をこれからつくっていくわけでございますから、国民の皆さんに対していろいろな形でお諮りを申し上げたりすることも可能だという...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、これらに関します新しい仕組み、またそれの対応策というのをつくっていくわけですから、そういう意味では、また国会の御審議そして国民の声を代表する議員の皆様のお話を伺っていくということも、広く意見を求めていく、意見を参考にしていくというこ...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどもお答えの中で申し上げましたように、その策定過程は、各政策において異なるわけですけれども、その政策内容に応じてニーズ調査など実態調査の実施をする、公開討論会やヒアリングの実施をする、審議会等における審議、そしてパブリックコメントなどの実施をその都度その都度...全文を見る
11月10日第150回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(森喜朗君) 情報ハイウエー構想に関するお尋ねでありますが、光ファイバー網の敷設については、IT戦略本部の前身でありました高度情報通信社会推進本部において平成七年二月に決定をいたしました高度情報通信社会推進に向けた基本方針におきまして、二〇一〇年を念頭に置いた早期の全国...全文を見る
11月13日第150回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(森喜朗君) 今日の政治状況と政治倫理の確立、そして二十一世紀の我が国の政治のあり方についてのお尋ねがございました。  今日の政治状況を見ますと、大変残念ではありますが、政治家と金をめぐる事件が絶無とならず、政治が国民からの信頼を高めていくことが求められております。 ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) あっせん利得処罰法が我が国の政治にもたらす効果について御質問いただきました。  もとより、私としても政治家が口ききをして私腹を肥やすようなことは正していかなければならないと考えておりまして、そうしたことは政治が国民から信頼されるようになるための大前提であ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 久世前金融再生委員長及び中川前官房長官の任命責任についてお尋ねがございました。  久世氏の件につきましては、自由民主党によれば、財団法人自由民主会館では建物の管理、維持運営費や人件費などに必要な寄附を募っており、その一環として大京からは関連会社を含め平成...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) あっせん利得罪処罰法案の必要性及び我が国の政治風土について御質問をいただきました。  政治倫理の一層の確立のためには、まず何よりも政治家一人一人の自覚が大切であると考えます。しかしながら、政治家と金をめぐる事件が絶無とならず、遺憾ながら国民の政治不信が深...全文を見る
11月14日第150回国会 衆議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(森喜朗君) 今回の補正予算がばらまき予算ではないかとの御指摘がございました。  日本新生のための新発展政策は、規制改革などの法制度の整備、二十一世紀の新たな発展基盤の整備など、時代を先取りした経済構造改革を推進する包括的な政策であります。また、これを受けた補正予...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 経済構造改革と財政構造改革を同時に進めるべきとの御指摘がございました。  我が国の財政は厳しい状況にありまして、財政構造改革は必ずなし遂げなければならない課題でありますが、まずは経済を自律的な回復軌道に乗せるため、景気回復に軸足を置いた経済財政運営を...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 景気回復のためには個人消費回復が重要との御指摘がありました。  個人消費は、GDPの約六割と大きなウエートを占める重要なものと認識をいたしておりまして、政府としては、十二年度予算におきましても、公共事業や中小企業対策、雇用対策に最大限配慮するとともに...全文を見る
○内閣総理大臣(森喜朗君) 中川前官房長官の辞任に関連してお尋ねがございました。  本件につきましては、中川氏個人にかかわる、官房長官就任よりも随分と以前のことでありまして、あらかじめ予想できなかったことでありますが、こうした事態になったことはまことに遺憾であり、私としても重く...全文を見る
11月14日第150回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(森喜朗君) 中川前官房長官の辞任に関連してお尋ねがございました。  鳩山代表は国家の基本政策を議論すべき党首討論の場でも本件を取り上げられましたが、私は私の立場としてこれに誠実にお答えをいたしました。  本件につきましては、中川氏個人にかかわる官房長官就任より随分...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 雇用の改善や個人消費回復のため、経済対策において的確な対策をとるべきという御指摘がございました。  我が国経済は緩やかな改善を続けておりますが、雇用情勢は幾分改善したもののなお厳しく、消費の動向も一進一退の状況にあります。そのため、今回の日本新生のための...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 冒頭、森内閣が退陣すべきとの御指摘がありました。  内閣支持率の変動についてはさまざまな要因があると思いますが、最近の厳しい調査結果につきましては、世論の動きを示す一つの指標として私も謙虚に受けとめております。  国民の負託を受けて内閣を預かる私といた...全文を見る
11月20日第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○森内閣総理大臣 御指摘ございました点が今三点あったというふうに承知をいたしております。  内閣の支持率につきましては、あるいはまた不支持率に関しましては、最近の厳しい調査結果については十分承知をいたしておりますし、これまでも、本会議等でも私の考えを述べております。世論の動きを...全文を見る
○森内閣総理大臣 今回のAPEC首脳会議では、WTO新ラウンドの立ち上げについての議論が中心となったわけでございます。  私からも、可能な限り早期のラウンドの立ち上げの必要性を強調いたしました。もちろん、その前には、河野外務大臣などを中心にいたしまして、いわゆる大臣会合も積み重...全文を見る
○森内閣総理大臣 今回、ブルネイでの日ロ首脳会談では、プーチン大統領の訪日、そして今月初めの河野外務大臣の訪ロのそうした結果を踏まえまして、平和条約問題につきまして、私とプーチン大統領の間に率直な話し合いを行いました。そして、交渉におきましては、着実な一歩を画することができたので...全文を見る
○森内閣総理大臣 ASEANの首脳の会議は、これまで歴史的な経過もあるわけでございますが、私の承知しておる範囲では、時折ASEAN以外の国々の首脳などもゲストとしてお迎えをしながら、いろいろと話し合いを詰めているということであります。  このところ、日韓そして中国の首脳を交えた...全文を見る
○森内閣総理大臣 これまでの政府・与党の迅速にして大胆な経済政策を積み重ねてまいりまして、我が国経済も緩やかながら改善をしている、このように承知をいたしております。しかしながら、依然として雇用情勢は厳しいわけでありますし、個人消費もおおむね横ばいの状況で、一進一退というふうに申し...全文を見る
○森内閣総理大臣 騒然とした中というふうにおっしゃいましたが、私は、この予算委員会、第一委員会室は極めて粛々と予算の御審議をいただいていると思いまして、本当に感謝を申し上げています。恐らく、国民の皆さんにおかれましては、本当に一日も早くこの補正予算が成立をしてくれることを期待して...全文を見る
○森内閣総理大臣 私が責任を持って任命をさせていただきまして、そして今重要な課題に取り組んでいらっしゃいます閣僚の皆さんを、私は御信頼を申し上げて、国民の皆さんのためにしっかりとした政策の遂行のために努力してくださる、このように私は考えております。
○森内閣総理大臣 今、坂口議員と津島厚生大臣のやりとりの中に、ポイントはある程度集約をされてきているというふうに私も拝聴いたしておりました。  公的年金は、所得保障制度として国民の生活に欠かせない重要な役割を担っているところでありまして、国民が安心して老後を送ることができるよう...全文を見る
○森内閣総理大臣 御指摘どおり、農業は国のまさに基、こういうふうに私たちも承知をしていたわけでありまして、極めて重要な産業であるわけです。農業者が明るい展望を持って農業に取り組めますように、将来にわたって守り育てていかなければならない、このように考えております。
○森内閣総理大臣 今回のAPEC首脳会議ではさまざまな議論が行われたわけですが、先ほどもちょっと触れましたけれども、グローバル化という問題、それからWTOが議題になったわけでありまして、とりわけグローバル化につきましては、途上エコノミーを含めまして域内の首脳が一堂に会しまして、そ...全文を見る
○森内閣総理大臣 御指摘のとおり、私も以前には繊維の主産業地域が選挙区でございまして、初めて当選をいたしましたときが昭和四十四年の暮れでございました。その四十五年に日米繊維協定が成立をいたしまして、話し合いが通じまして、それ以来、約三十二年間、私は議席を持っておりますこの間じゅう...全文を見る
○森内閣総理大臣 支持率あるいは不支持率は、そういう意味ではさまざまな要因があるというふうに私は申し上げております。  確かに私の支持率というのは低いということも、私は十分承知をいたしております。しかし、それはまた、ある意味では国民の皆さんによる叱咤勉励であるという意味にも私は...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほど申し上げたように、支持、不支持というのはそれぞれ要因があるわけでありまして、確かに私も、率直に申し上げれば、自分なりに、小渕政権の後をお引き受けさせていただきまして、一生懸命努力をいたしております。やはり私も、なかなか目に見えて効果があらわれないということ...全文を見る
○森内閣総理大臣 たびたび申し上げておりますように、私はこれを否定しているわけではございません。支持率、不支持率というのは謙虚に受けとめておかなければならぬし、先ほど申し上げましたように、ある意味では叱咤勉励もあるだろうし、あるいは今仙谷議員がおっしゃいますように、国民が認めてい...全文を見る
○森内閣総理大臣 これも先ほどからの御質問者に対しても申し上げてまいりましたけれども、もしそういう不信任が出るということであれば、それを私は正面からしっかり受けとめてまいりたいというふうに考えております。  我が党の同僚の方の具体的なお名前がございましたけれども、私は、我が党の...全文を見る
○森内閣総理大臣 夢も希望もないというのはどういうことか私もわかりませんが、先ほど言いましたように、私が内閣をお引き受けいたしましてから進めてきた政策は、国民の皆さんから、これはノーだ、これはよくないよという声は、残念ながらといいましょうか、幸いと申し上げていいでしょう、ございま...全文を見る
○森内閣総理大臣 これも先ほど大蔵大臣も触れておられましたが、株価というのは、やはりこれもさまざまな要因があるわけでありまして、そして、株価によって、政権がそれによって責任をとる云々ということになれば、それは株価を振り回せば政治が動いてしまうということにもなりかねないわけでありま...全文を見る
○森内閣総理大臣 大蔵大臣からもたびたび御答弁をされておりますが、まずは民需を回復させなければ健全な財政にはならないわけであります。  私が就任してから何か急に倒産が多くなったり、失業者が多くなったような数字でございますが、ここずっと、近年マイナス成長が二年続いたということもご...全文を見る
○森内閣総理大臣 今一つ一つ例示を挙げられましたことについて申し上げれば、また時間も要することでございますが、こうした法人格を持つもの、任意団体が工作をしたような活動というのは、やはりこれはかなり遺憾な点もあると私は思っております。  そこで、労働大臣も、今その改善の命令をして...全文を見る
○森内閣総理大臣 政党にとりましていろいろな支持団体というのは存在しているわけでございまして、それぞれの、政治資金法によりますところ、あるいは選挙法によって、そして支持団体が候補者を支持していくということは通常の、私は当然あるべきことであると思います。  ただ、先ほどの仙谷さん...全文を見る
○森内閣総理大臣 日英首脳会談におきまして、私は、確かにブレア首相とお話を申し上げたときに、過去の経緯といたしましてそのような発言をいたしました。これは、たびたび本会議でもお尋ねがございましたので申し上げてまいりましたけれども、日野議員のお耳に入っていなかったのかなと思うとちょっ...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、このことについてはいろいろな場面でお話し申し上げておりますし、ここに新聞のコピーもございますけれども、いろいろな当時の新聞にも、中山先生がいられて恐縮でございますが、そのことはきちっと出ております。むしろ日野さんのお目にと...全文を見る
○森内閣総理大臣 何か今まゆつばだとおっしゃった。まゆつばというのはうそをついたということになるのでしょうけれども、私は事実を、事実お話しになった中山さんがそこにいらっしゃるわけですから、私が言っていれば首を振られるはずであります。  ですから私は、あの場面は、それは今あなたも...全文を見る
○森内閣総理大臣 どうも私は日野さんのおっしゃることも理解できないんです。私が政府の正式な交渉で今のようなことを、第三国発見みたいなことを言えば、これは今あなたがそう言う御指摘があるかもしれぬ、御批判があるかもしれません。かつてのそういう経緯があって、こういう方法もないだろうかと...全文を見る
○森内閣総理大臣 何度も申し上げておりますとおり、完全な極秘の外交の案件ではないんですね。これは、多くの周知の事実であるし、何度も言っておりますように……(発言する者あり)いや、御存じないのはこれはやむを得ないと思いますよ。しかし、何も隠し事であったわけでも何でもないんで、党の中...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほども仙谷議員の御質問に対して大蔵大臣からもお話を申し上げておりますが、こうした財政が大変厳しい状況になっていることは、いいとはだれも思っておりません。  しかし、今、日野議員がおっしゃいましたように、平成元年からずっとの推移を見ましても、日本の経済はいろい...全文を見る
○森内閣総理大臣 中学一年生の方にしては、随分幅広く、広範囲な物の見方をされているなというのはまず率直に驚くとともに、大変よく勉強もしていらっしゃる方だなと思いました。今の社会におきますさまざまな、いろいろな現象を子供の目でとらえて、しっかりと指摘をしておられるというふうに思いま...全文を見る
○森内閣総理大臣 原口議員のお気持ちは私はよくわかりますが、国会では、委員会あるいは本会議もそうですけれども、委員会は、理事会で理事同士でいろいろ日程はお話をされる、そういうことでありますから、そのことに対して私に何か意見を言えと言われても、今私の立場で申し上げるべきではないと思...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどから、午前中からの議論にもありますように、そうした大変な一つの道のりを経て日本の経済が大きく変わろうとしているわけでありまして、そういう意味では、何とかして景気を安定的なものに持っていく、そのための施策の一つとして、今御指摘のような点も私どもとしては十分に...全文を見る
○森内閣総理大臣 我が党のことでございますので、いろいろ御心配をいただくのは大変ありがたいことでありますし、私自身も党改革の先頭に立ったわけでありますので、今の御指摘などにつきましては十分考えなければならぬというように思っております。  御指摘のとおり、平成五年八月から約二年間...全文を見る
○森内閣総理大臣 詳細、今金融庁長官からお話がございました。  現在、金融庁は、信用組合に対する集中検査をなお実施しているわけでありますが、これは、各信用組合の今後の存続の可能性を確認することを目的としているものでありまして、したがいまして、北朝鮮系の信用組合に限らず、既に破綻...全文を見る
○森内閣総理大臣 今再生委員長から御答弁申し上げましたように、県の監督から国の方に切りかえたわけでもありますし、そしてまた、この破綻した銀行あるいはこれを継続している金融機関、いろいろ、さまざまな条件が違うわけでありますし、引き続き営業を継続している取引先等にもまた不測のいろいろ...全文を見る
○森内閣総理大臣 これを全部今読む時間がございませんでしたが、政策が不在であるということであれば、党内のことでございますから、政策の提言もぜひしていただきたかったし、また、私はいつでもお目にかかってお話も聞きたいということを申し上げていたわけですが、それがなかったというのはとても...全文を見る
○森内閣総理大臣 先ほどからもるる申し上げておりますけれども、政府がこういう考え方を示したということを申し上げたわけでもありませんし、ブレア首相とお目にかかったときは、私は日本の総理という立場でお会いしていますが、日本の政府はこういう解決策があるというふうに申し上げたわけではない...全文を見る
○森内閣総理大臣 ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団やKSD豊明会などがどのような活動をしているか、私自身も細かに承知しているわけではございませんが、いずれにいたしましても、今御質問がございました党員の点について申し上げれば、党員の申込書及び党費は、党則に従って支部で申し込みを...全文を見る
○森内閣総理大臣 KSDの問題につきましては、先ほどからたびたび申し上げておりますように、理事長が逮捕されておりますので、今その捜査が進められている段階で、私の立場でこの問題について解明するということは、これは私は控えなければならない。捜査当局できちっとした結論を出してこられるか...全文を見る
○森内閣総理大臣 いろいろと御指摘がございましたけれども、政治倫理を一層確立していくためには何よりも政治家一人一人の自覚が大切である、このように考えておりますし、終始私はそのことを申し上げてまいりました。  遺憾ながら、政治家と金をめぐる事件というのが絶無となっていないという今...全文を見る
○森内閣総理大臣 誤解を生むから申し上げておきますが、選挙区の方がお見えになってそんな豪華な料亭などには行っておりません。  私の後援会の皆さんは、ありがたいことに皆さんが自分で会費を払って、私が計算しても、石川県から飛行機を使って一泊されると一回五万円ぐらいかかるんだと思いま...全文を見る
○森内閣総理大臣 野球の応援は趣味だとは私は言っておりませんよ。それから、選挙区の人たちと会食することが政治活動と言っていますが、私はそんなにいたしておりませんということを申し上げているんです。  皆さんがお見えになって、皆さんの会費で食事をなさることは当然あるでしょう。時間が...全文を見る
○森内閣総理大臣 何が政治活動かどうかというのは、どうもそこのところは私もわかりませんが。
○森内閣総理大臣 日本経済新生のためには景気回復と経済の構造改革を車の両輪として進める必要があるということは、しばしば申し上げてきたところであります。こういう認識のもとに、私は日本経済の新生と大胆な構造改革に取り組んでまいりました。こうした政府・与党の一貫した経済運営によりまして...全文を見る
○森内閣総理大臣 たびたび、午前中から御質問の中にこうした御指摘がございます。支持率、不支持率、さまざまな要因があると思っておりまして、また私に対するある意味では叱咤激励でもあるというふうにも思っておりますが、こうした国民の考え方というものを十分に私どもとしても認識をしながら、何...全文を見る
○森内閣総理大臣 私の発言が、こうして今御指摘がありますように、御批判があることも十分承知をしておりますが、私の話の仕方がまずいのかもしれませんけれども、そのことだけを申し上げてきたわけではございません。  神の国と申し上げたことも、天皇を申し上げたことも、象徴憲法として、我が...全文を見る
○森内閣総理大臣 多くおっしゃいましたので、全部お答えできるかわかりませんが、中川さんの問題については、私は、脅迫というふうに申し上げたのは、たしかこの委員会だったと思いましたけれども、どなたかちょっと忘れました、菅さんだったか、不破委員長でしたか、何か手紙の写しのようなものをお...全文を見る
○森内閣総理大臣 個人消費は、GDPの約六割という大きなウエートを占めておりまして、極めて重要なものだというふうに認識をいたしておりますし、また、今日のいろいろな景況感を見ましても、今御指摘がありましたように、消費の面だけがもう一つ、一進一退しているな、そういう状況は、我々も十分...全文を見る
○森内閣総理大臣 大蔵大臣が申し上げたとおりでございます。
○森内閣総理大臣 常々申し上げておりますように、財政は極めて厳しい状況にありまして、財政構造改革は必ず実現しなければならないものであるが、二十一世紀の我が国の経済社会のあり方と切り離しては論ずることはできない、こう思っております。  たびたび国会でも申し上げてまいりましたので、...全文を見る
○森内閣総理大臣 内閣の支持率あるいは不支持率に関する最近の厳しい調査結果については、きょうもたびたび申し上げておりますように、世論の動きを示す一つの指標として謙虚に受けとめております。  支持率の変動要因にはさまざまなものがあると考えておりますが、私としては、こういう厳しい状...全文を見る
○森内閣総理大臣 初めから注文をつけられるなら、お問いかけにならぬ方がいいのかもしれませんが、今お話しになりましたKSD問題は、理事長が今度逮捕されております。したがって、逮捕された時点の中で、私の方からこうしたことをとやかく申し上げるという立場は、私はやはりとれないと思っており...全文を見る
○森内閣総理大臣 一方的にお読みになりましたので、私どもから出た書類かどうか定かではございませんが、自民党の職域支部というのは、いろいろな分野の人の要望を吸収しながら活動を行っているわけでありまして、自民党東京都豊明支部は、政治資金規正法の届け出を行って、収支報告もきちんと行って...全文を見る
○森内閣総理大臣 党員の活動にいたしましても、後援会の活動にいたしましても、法のもとに、きちんとした、整然として行われるということが重要だというふうに考えております。
○森内閣総理大臣 私どもの党も、幅広い支持をしてくださいます皆さんによって支えられているわけでありまして、今あなたがいろいろと指摘をされた、組織ぐるみ、あるいは金だ、そうしたことだけで私どもは今日までの党の活動というものはいたしておりません。  それぞれの議員の皆さんは、それぞ...全文を見る
○森内閣総理大臣 御質問がありましたので、テレビをごらんになっている国民の皆さんにも明確にお答えをしておかなきゃなりませんが、選挙制度の改革は、何も今おっしゃったような理由だけでスタートしたわけじゃないですよ。この参議院の選挙制度については、二回、この拘束制名簿でやった後、見直し...全文を見る
○森内閣総理大臣 平井さんのお話を承りました。余り時間がありません。できるだけ平井さんの御発言に時間をとらなければいかぬと考えております。  私は、総裁としてたびたび申し上げておりますが、党の皆さんの御意見を承ることはやぶさかではありません。門戸を開いております。そのことは常々...全文を見る
○森内閣総理大臣 大変重要、極めてまた適切な助言をいただいた、こういうふうに受けとめて、大事にしたいと考えます。
○森内閣総理大臣 平井議員が、こうして国会に臨まれて、最初に委員会等あるいは本会議などに臨まれて、国会議員としての活動にいろいろな矛盾を感じられたと思いますし、そのことはまた、若い皆さんが中心になって国会の改革というものもぜひ進めていっていただきたいなということも希望をいたしてお...全文を見る
○森内閣総理大臣 ITという言葉は英語でありますから、法律の中でも、また日常のこうした会話の中にも果たしてそのことを言うことは、私自身は抵抗を感じているんです。しかし、情報技術と言うことも、また情報技術社会と言うことも、非常にまた長々しい説明にもなるわけでありますから、こうした、...全文を見る
11月22日第150回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(森喜朗君) 我が党の中にさまざまな、いろんな皆さんのお声というのは常にございます。そのことが政局であるとか我が党の内部の分裂であるとか、それは簗瀬議員がそのようにお考えになるのかもしれませんが、党としてはそうした意見の対立があったりあるいは意見の交換があったりして、政...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 簗瀬議員がどういう視点でそういうふうにおとらえになったかというのを伺ってからの方がいいと思いますが、加藤議員はしばしば国民の皆さんにという発言をされておられたような気がします。私たちも、形は変わるかもしれませんが、国家国民のために内閣をお預かりしているわけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 加藤さんのみならず、官邸にも毎日いろんな多くのお声が届いております。Eメールなどもちょうだいをいたしておりますし、そしてまたお電話もいただいておりますし、また私自身も家に持っておりますパソコンにはいろんなお話や、あるいはしかし、私にとりましてはむしろEメー...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 内閣の責任ある立場にとりましても、また党の一員という立場にとりましても、常に危機的ということよりも緊張感を持って事に当たっていくという気持ちは加藤さんも私も同じだというふうに思っております。  簗瀬議員もかつて我が党におられましたので、我が党の組織あるい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ニュースで拝見しました。
○国務大臣(森喜朗君) 加藤さんが出てどういうお立場を本会議でおとりになるのかは、私は結果がなかったわけですからわかりませんが、党としては、党にはやはり規律があるわけでありますし、党の内規もありますし、党則もあるわけであります。したがって、党の判断と違う行動をなされば、それだけの...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、これは私が勝ったとか自民党が敗れたとか混乱をしたということじゃないと思います。  先ほど触れましたように、申し上げましたように、今一番大事なことは、政治にいっときの停滞もあってはならない大事な時期だということは、これは与野党...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 何か加藤さんが不信任案に同調されて賛成票を投じられたり私が不信任を食らって退陣したらあなたは納得なさるのかなと、そう思いますけれども、それはあなたやそれをすることに同調される方の考えでありまして、そうでないことを願っている人たちの方が国会では多かったという...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、官邸にホームページがございます。それから、党にもホームページがございまして、総裁としての発言が出されたり、官邸はもう日々日々まさにリアルタイムで考え方をお示ししております。私自身、家にもそうしたパソコンも用意しておりますから、い...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府の交渉ではないわけですね、政府の関係者はだれもおりませんから。あくまでも政党代表でお伺いをした、当時の与党三党としてお伺いをしたということでございます。
○国務大臣(森喜朗君) 政党の場合は、相手側の立場もあると思いますが、お互いにフランクに率直ないろんなお話ができることであって、いわゆる政府が決めたことを持ちかける、話しかける、そのことを議題にして議論をするということではないと思います。  私たちは、あくまでも日朝関係が少しで...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 訪朝いたします前に、すべて話し合って、こういうふうにやろうとか、こういうことをしようというふうなことを別にまとめて行ったわけではございません。  先ほど申し上げましたように、あくまでも政府間の交渉が少しでもできるように、もし障害物があるということであれば...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 事前にはそういう打ち合わせはございません。
○国務大臣(森喜朗君) そうした中山副団長の御提案については、事前にそういう話し合いはいたしておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 直接的にこういう方式でどうしようとかああしようという、そういう話は何もいたしておりません。  向こう側といいますか、北朝鮮側は拉致というものはないんだという姿勢をとっておられますね。我々としてはこれはある程度間違いなく北朝鮮側に拉致されたものだという判断...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのときの議場で、それでまず皆さんが席へ着かれて、それでまたいわゆる三党の訪朝団の話が進んだものですから、それはそれで私はよかったなと思っています。  私は、何度も申し上げておりますが、衆議院でも予算委員会で申し上げた、あるいは本会議場でも申し上げた。そ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは中山さんのお気持ちを全部詳しく承知して聞いて話をするわけじゃないので、拉致問題が暗礁に乗り上げてこれ以上話が進まないということであれば、当時の思いとしては、後のことは外交交渉で政府がおやりになることであろうと思うけれども、拉致問題だけはこれはなかなか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 具体的な国の名前はそのときにはお話しなされなかったと思いますけれども、他の地域のどこかで発見をされたと。いわゆる行方不明者という考え方からいえば、そういう解決方法でもあるのではないかという、そういう私は示唆をされたと思っています。  ただ、その後、日本に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 国外とか国内というふうに特定はしておられなかったと思いますよ。拉致なんてないんだということをおっしゃるわけですからね、北朝鮮側は。それ以上のことは前に進まないし、それ以上言えば立ち上がってこの会談は終わっちゃうという形になりますから、それじゃ解決にならぬと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 例えばということを言っているわけであって、○○国にいたらいい、どこの国にいたらいい、そんなことを言っているわけじゃないんですよ。北朝鮮としては拉致をしていないと、こうおっしゃるわけですから。しかし、我々はある程度の資料を持っておりますから、間違いはないとい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 何度も申し上げていますが、政府の話じゃないんですよ。政府間同士の話じゃないんですよ。政党の、政党人としてあるいは政治家として、一般人でもいいと思いますよ、そういう皆さんの話し合いの中での話であって、そこまで具体的に第三国云々、どうこうしたらもっと別の問題が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) いや、失礼ですけれども、簗瀬さん、あなたもちょっと整理してください。  政府の交渉ではないので、政府の交渉がよりスムーズにいけるような環境を整えるために行ったと、こう申し上げているんです。
○国務大臣(森喜朗君) 政治家同士、あるいは恐らくこれまで例えば労働組合の代表の皆さんもおいでになったりいろいろしていますね、いろんなそれぞれの。その皆さんは、何も拘束されて、何をおっしゃろうと、少なくとも二国間の友好が、あるいは二国間が正常化になるための少しでも一助にでもなれか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中山副団長がお話しになったのは、地球上のどこかの地点でというふうにおっしゃったように私は記憶しています。
○国務大臣(森喜朗君) 中山議員がその後帰国されましてから、我が党の外交部会であるとか外交調査会であるとかそういうところでも御発言がございますし、あるいは拉致議員連盟の会合などでもそのようなお話をされているというふうに私は聞いておりますし、それから新聞などでの対談であるとかそうい...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 僕はどうも簗瀬さんのおっしゃることがわからないんだけれども。今ちょっと参考までにいただいたんですが、これは平成十年の六月十四日の産経新聞です。中山さんと元赤軍派の議長であった塩見さんとの対談という中にこのことも明確に出ております。一新聞に出ただけでそれは周...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 三年前の新聞をすべて知っているかと言われても、それは無理な話ですよ。
○国務大臣(森喜朗君) もちろんそうでありますし、私自身もいろんなところで話をしておりますし、その問題はいろんなところで議論にもうなっていることです、なったことです、かつて。
○国務大臣(森喜朗君) 周知だと申し上げているのは、何もこのことは外交上の機密事項であったということではありませんということを申し上げているんです。それから、政府が政府間交渉で出した話ではありませんよということを申し上げているんです。  あくまでも政党同士、政治家同士で行ったと...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 周知とか願望とか、国語の時間じゃないので、そう詳しい意義といいますか定義づける必要はないんだと思いますよ。  要は、そうしてでもいいから帰ってきてほしい、帰してほしいという中山さんの願望、思いがあったということじゃないでしょうか。
○国務大臣(森喜朗君) たまたまあなたがごらんになった新聞がそういうふうに書いてあるだけであって、ここにはちゃんとほかの国のことも書いてあるわけです。事実、お話しされたのを私が聞いていたわけですから。他の第三の国におられるというような解決方法もあるじゃないですかというふうにおっし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) だから、時間差があっても基本的にはこういう考え方を述べたということであれば、これが周知の、まさに周知の証拠じゃないですか。
○国務大臣(森喜朗君) ブレア首相とはいろんなお話をいたしました、さまざまな。その中の一つとして、我が国にとってはどの国にもない障害があるんですというお話で、それはどういうことかということですから、北朝鮮に拉致されたのではないかという問題があるんです、これは非常に難しい話なんです...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私どもといいましょうか、私個人の気持ちとしては、七件で十人の方が日本の国土から行方不明になっていらっしゃる、それについて警察白書等によれば、他国に連れ去られたのではないかというそういう客観的な資料が警察白書などにも出されておりますので、私自身としては、そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 河野外務大臣のお答えのとおりでございますが、テレビで国民の皆さんもごらんになっていますからここのところは明確に申し上げておきますが、私が総団長として行った当時のお話をブレア首相に、党としてこういう活動があったんですよとお話をしたことは、政府の外交上の機密を...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたびで恐縮ですが、当時、中山副団長としては、何とか子供たちの消息を知りたい、何とか子供たちを親元に帰してやりたい、そういう思いでお話をされたということなんです。そのことをぜひ理解していただきたいと思うんです。
○国務大臣(森喜朗君) 九五年の村山内閣総理大臣談話というもの、これが我が国の過去の問題についての政府としての正式な見解でございます。これに基づいて、特に周辺近隣アジア諸国とはこの精神をしっかり受けとめて、そして外交交渉を進めていくということが大事だと考えております。
○国務大臣(森喜朗君) この問題は、先ほど労働大臣からもお答え申し上げましたとおり、理事長が逮捕されているわけでございますし、その調査、その捜査の状況を私としては見守るというのが私の今の立場でございます。  また、今おっしゃいましたように、そのための労働大臣を任命したのはいかが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) だから捜査をし、理事長を逮捕されたんじゃないでしょうか。そして、これをさらにこれから捜査を続けて、内容をつまびらかにしていくということが捜査当局の意向ではないでしょうか。その間のことを木俣議員が納得されるように労働省が説明できるはずがないじゃないでしょうか...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 監督責任がありますから、先ほど労働大臣がお答えしたような指導をしたり、あるいは呼ばれてきちっと勧告をされたりしておられるんだと思います。
○国務大臣(森喜朗君) 先ほどから申し上げておりますように、こうした問題が生じて、そして捜査が続けられ、そして理事長が逮捕されたという経緯だろうと思います。それ以前のことにこういう問題があったとか云々と言われても、その当時としてはそうした話は全く聞いておりません。
○国務大臣(森喜朗君) 参議院であれ衆議院であれ、我が党にそういう権益政治があるということの御発言に対しては、私は極めてそういう御発言があることを遺憾に思います。
○国務大臣(森喜朗君) 久世問題もたびたびこの委員会でも、あるいは本会議場でも申し上げてまいりました。財団法人自由民主会館に大京から寄附としてちょうだいをし、そのことについては明確に銀行にもそのことの記入がございますし、我が党といたしましても自由民主会館の運営にその経費を使わせて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 比例代表の名簿に登載される我が党の基準といたしましては、党員二万名が基準になっていると思います。そして、その数によって順序を決めるというようなことはありませんということもきちっと詳細明記されております。
○国務大臣(森喜朗君) 木俣さんは自民党の方じゃないんですから、私は自民党の基準を総裁として申し上げているんです。  ですから、二万名というのが基準であって、少なくとも参議院で一人の方が、当時の制度ですね、比例で上がるにはやっぱり五、六十万必要なんでしょうね、組織としては、支持...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 党員を獲得するということも党活動にとっては大変大事なことだと思います。また、参議院のいよいよ選挙に近くなったその立候補なさる予定の方にとっては、選挙が近くなればそれだけ活動が盛んになるというのは、これは自民党だけじゃなくて、民主党の皆さんだって、どの政党だ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 皆さんが一生懸命努力をされているわけでありますから、また党に対して御協力をいただけるかどうかということもあるわけですから、私は増減はやっぱりあるんだろうと思います。基本的には減というのはないんだろうと思いますが、やはり増減はあるのじゃないでしょうか。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) どうも権益政治というふうに断定をされてお話をいただいては、党としては大変そういう御発言は不愉快です。それぞれ皆さんが見識を持っていらっしゃって、そしてそういう支持団体、支持母体によって選挙運動の支持をしていただいているわけでありますから、そういう皆さんの期...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 衆議院もこういう比例並立制というものになって、これまでの参議院の選挙の仕組みとそう変わらなくなってしまったと。もともと言えば、衆議院と参議院はやはり異なる選挙制度によってさまざまな層の有権者の方々の民意を国政に的確に反映するという、そういう役割が期待されて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 我が党の支持団体も大変多うございますし、支部もそれぞれ職域支部もたくさん抱えております。総裁としての立場であれ、それぞれの一支部のことを詳細に、その活動をつまびらかにしているということは、これは不可能でございますし、今のことは私としては承知をしておりません...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回のAPEC首脳会議では、主要なテーマといいましょうか議題は、グローバル化とWTOが御指摘どおり議題に上がっておりました。  とりわけグローバル化につきましては、いわゆる途上エコノミーを含めました域内の首脳が一堂に会しまして、それがもたらす具体的な利益...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日米安保体制についてのお尋ねでございましたが、アジア太平洋地域におきます安定と発展のための基本的な枠組みといたしましては有効に今日まで機能してきたと、このように私どもは評価をいたしております。このような日米安全保障条約の役割は、やはり国民の大多数によって今...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 沖縄のサミットがございましたが、日程が全部終わりましてから各首脳で食事をしながら、これから夏休みはどうするのかという話になりまして、大体首脳に聞きましたら、皆さんお休みが一番短い人で三週間。プライムミニスター・モリはどうなんだと、こう聞かれたから、私はスリ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、扇国土庁長官からも御答弁申し上げました。明日、蓮実総括政務次官に現地に行っていただきます。  この模様をテレビでごらんになっている方は、今ごろ行くのかねとおっしゃるかもしれませんが、そうではなくて、これまで何度も何度も、私も参りましたし皆さんが調査に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) PCB処理対策につきましては、PCB廃棄物の早期処理を進めてまいりますためには、今御議論ございましたように抜本的な方策を講じていく必要がある、このように認識をいたしております。  このため、具体的には、PCB処理施設を促進するなど総合的なPCB処理体制の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今お話がございましたように、ことしは有珠山噴火を初めといたしまして、三宅島の噴火、新島、神津島近海の地震、さらには東海地方の豪雨、そして今お話しの鳥取県西部地震など、本当に災害が相次いで発生をいたしました。  災害から国民の生命、財産を守ることは政府の最...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政治資金に関しましては、政治資金規正法によりまして収支報告を行うことが義務づけられておりますが、収支報告書は公開されてもいるわけでありまして、自民党の支部がKSD豊明会から寄附を受けておりましたことは事実でございます。その点については政治資金規正法上の収支...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたように、政治資金に関しましては政治資金規正法によりまして収支報告を行うことが義務づけられているわけでありまして、収支報告書は公開もされているわけでございますので、自民党の支部がこの豊明会から寄附を受けているということは事実でございます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 午前中であったかと思いますが、お答えを申し上げたわけですが、それぞれ自由民主党の組織にはいろんな幅広い職域があるわけでございまして、その皆様方がいろんな御熱意で党員の獲得の協力をされたり後援会をおつくりになったりなさっているわけでありまして、どういう形でど...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 党本部の私どもとしてはどういう党員手続をされてどういうふうになさるかというのは、我々は受け入れる側でございますから、豊明支部の方の事情が何かあったんだろうと思います。それを我々としては、事情は正確に承知をしているというわけには、申し上げることはできないと思...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 委員は御自分でこう決めつけられて、そして……
○国務大臣(森喜朗君) いや、そういうお考えもあるんだろうと思います。
○国務大臣(森喜朗君) いや、だから、それはあなたがそうおっしゃって、そういうふうに決めつけて、そのとおりにお答えをしなきゃならぬという、我々はそういう義務はないわけでありまして、KSDに関連いたしましては今捜査が進められているわけです。ですから、私どもの立場としてはその推移を見...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) うそだとは申し上げておりませんが、議員の方がそういうふうに決めつけておっしゃることを私どもとしては……
○国務大臣(森喜朗君) だから、お調べになったという、あなたはそういう捜査をされる権利があるのかどうかわかりませんが、我々としては、今理事長が逮捕されているわけですから、その捜査が何らかの形で明らかになっていくものだと思うから、それを見守りたい、こう申し上げているわけです。  ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私どもの党の支部のことでございますから、支部の方に聞いてみると、こう申し上げたんです。
○国務大臣(森喜朗君) 事業団の方の今事業のことをおっしゃったわけですが、それは今捜査をしておるところじゃないでしょうか。
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますように、財団法人の方は理事長が今逮捕されておりますから、この捜査の推移を見守りたいと、こう思っています。  任意団体との関連は、その財団法人との関連性もありますので、私どもの方から、それがどういう事情に、どういうふうになっておっ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) おかしいというのはどの範囲のことをおっしゃるのか、どうも私もわかりませんが、こうして新しい世紀に入るわけでありますから、従来と違って、国際化がどんどん進むとか、あるいは少子化、高齢化が非常なスピードで進んでいくとか、またいわゆるIT革命と言われるように情報...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 田名部さん、そういう意味で嘆かわしい時代だなという、そういう思いだろうと思います。私個人としてもそういう思いはないわけではございません。  今、言葉の中に使命感とおっしゃいましたけれども、確かに子供たちが教育のプロセス、過程の中で使命感というものを持つ。...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 九七年の与党訪朝団のときに参りましたときには、全体会議でもございましたが、そういうときにはそうした具体的なお米の話などは出ておりません。その後、非公式にそれぞれのレベルでそれぞれの党の皆さんが個々にいろんなお話をされておられました。そういう非公式の場におけ...全文を見る
11月28日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
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○国務大臣(森喜朗君) 今、中島委員からも御指摘ございましたが、IT基本法につきましては、御熱心に御協議、御討議をいただいておりますことをまずもって厚くお礼を申し上げる次第でございます。  昨日、今お話がございましたように、IT戦略会議におきまして、IT革命の飛躍的な推進を目指...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、お話がございましたように、IT革命はまさに産業革命に比すものであろうと思います。恐らく、蒸気機関が発明をされて、これがすべての社会や産業の中枢になるとは発明された当時はわからなかった。しかし、そのことは日本のみならず世界全体を大きく変えていったわけであ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) きのうおまとめをいただきましたITの戦略会議、ここで決定をされました基本戦略というのは、我が国は五年後に世界の情報通信の最先端国家になろうと、こういうことを目指しながら今後の我が国のIT革命推進に向けての道筋をお示しいただいたものでございます。  したが...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げたように、私は余り専門的じゃなくて、堺屋大臣や郵政大臣も大変な御専門家でもあるわけです。  私は、やはり国民の皆さんがこのITというものをどういうふうに受けとめておられるのか、また特に御商売、事業にとってこれをどういうふうに、むしろ政府や行...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) APECの首脳会議にいたしましても、あるいはまたこのたび行われましたASEANの会議にいたしましても、最大の関心事はやっぱりグローバル化ということが首脳の皆さんにとっては大変な関心事です。もう一つはやはりWTOということでしょう。  いずれにしても、そう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 御指摘ございましたように、ちょうど私どもの会議と同時並行的にハーグでのCOP6の会議が続けられておりまして、途中二度ばかり川口長官からもお電話をいただきながら状況なども報告を受け、そしてまた大いに激励も申し上げていたわけでございます。  一九九七年のいわ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 日本の考え方が受け入れられなかったとか、あるいはEUなどとの意見の違いであったということだけではないわけでありまして、他の国々もいろんな問題点でやはり整合性といいましょうか調整がつかなかったということでございます。  今、お話が齋藤先生からありましたとお...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 直接、政府の方向である、あるいは方針であるということではなくて、我が党の政調会長からODAについてはよく見直さなければならぬという御発言がありました。そのことについて、各首脳から、そういうニュースをごらんになって、私にそれが真実なのかどうか、政府もそういう...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 別に諮られたわけじゃないんですけれども、ゴー・チョクトン議長が最後の締めの言葉の中で幾つかいろいろ申し述べられまして、そして日本のこうしたいわゆるデジタルディバイドに対する国際的な協力、これは我々の国にとっても大変評価したいと。これまで日本の側からいろんな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これは別に、正式な会見の後のそういう質問ではなかったんです。終わりましてから道を歩いておりましたときに、どこかの記者だったか、たくさんおられまして、それはみんな真水ですかと、こういうふうに言われまして、外国の方でしたけれども、外国にも日本の真水が常用語にな...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 繰り返しになって恐縮ですけれども、先ほど申し上げましたとおり、これからそれぞれの国がどういうプログラム、どういう援助の方式を求めるか、これは話し合ってみなきゃならぬことでありますし、それぞれ日本の政府もそれに対応した仕組みがあるんだろうと、こう思っておりま...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げて恐縮ですが、どなたが質問されたのか、人が確定もできません。たくさんおられた中で、ある種のやじのようにして飛んだということでございますから、その場で、ケース・バイ・ケースでどうあるべきだよなんということを説明できるわけでもありませんし、また...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) もう一つ私は、これは歩きながらどなたに対してお答えという印象はないんですが、五年間でやることですよと。それから、国によってそれぞれのお考えがあることですから、それぞれの当事国と十分御相談をさせていただきますと、こういうふうに申し上げたんです。
○国務大臣(森喜朗君) 今御審議をいただいているこの基本法を成立させていただいて、先ほど申し上げましたように、政府に戦略本部を置いてこれから進めていかなきゃなりませんので、内閣にはできれば専任の担当の大臣がある方が、いろんな意味で政府の姿勢にもなりますし、また政策を進めていく上に...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) NPO法人は、二十一世紀に向けての活力ある経済社会を構築していく上で、今後その役割を果たしていくことが期待をされているわけでありまして、これは齋藤委員の御指摘と私もやはり同様の考えを持っております。  こうした点も世界的な傾向でもあるというふうにも考えて...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 堺屋長官からお話があったと思いますが、我々といたしましては二〇〇三年、電子政府実現という一つの目標を定めておるわけでありまして、これが実現するということにはやはり全国の多くの自治体の協力がなくてはこれは可能ではないわけであります。そういう意味では、市町村レ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) これも歩きながらの話ですので、最初の質問は、松浪議員が懲罰委員会で云々となったが、重いと思われますかという質問だったと思います。ですから、国会の委員会でお決めになったことを私から重いとか軽いとは言えないんじゃないでしょうか、政府の立場で。ですから私は、その...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 森本議員にも御同行いただいて、もちろん野党の皆様にもお呼びかけすればいいんでしょうけれども、なかなか政府と御一緒にということにはならぬと思いますので、与党三党の代表者においでをいただいたわけですが、このIT戦略といいましょうか、IT革命に政府としてこれだけ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) IT革命を推進するに当たりましては、民間による自由かつ創造的な取り組みが基本的には重要である、森本議員の御指摘どおりであります。政府の役割は、民間の知恵と活力を最大限に引き出す、そのための環境整備等の施策を行うことが極めて重要であるというふうに認識をいたし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 郵政大臣のお話のとおりでございますが、私にも御質問がございましたので。  公正取引委員会は中央省庁再編後もいわゆる独立の行政委員会として置かれることとされておりまして、その独立性と中立性は法律上からも担保されております。  すなわち、公正取引委員会につ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 高度情報通信ネットワーク社会の実現は二十一世紀という時代にふさわしい豊かな国民生活の実現のかぎとなるものであると、このように考えております。  本法案におきましても、高度情報通信ネットワーク社会形成の基本理念といたしまして、第三条において、すべての国民が...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) それを書かれた新聞記者はその会議を見ておられるわけじゃございません。また、話が時間をとっちゃいけませんけれども、グローバル化であるとかIT化という話でかなり発展の進みぐあいによってはそれぞれ国の首脳の考え方が違うわけです。さっきも齋藤議員の御質問に申し上げ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) ですから、今、宮本議員が指摘されたようなことの方がまず第一、優先の政治課題ですよという国がたくさんありますということをよくその場で聞きました。  しかし、だからといって、いつまでも枠を抑え込んで、そしてそういう国際社会、あるいはグローバル化という言葉は余...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 中川前官房長官、これは中川個人ではなくて、やはり政府全体にかかわる問題でありますので官房長官にお取りまとめをいただいた方がいいという私の判断で、当時、中川官房長官にIT担当の取りまとめのお願いをいたしたわけです。  その後、御承知のような経緯がございまし...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) そのように考えております。
○国務大臣(森喜朗君) 先般、野党から不信任案を出されましたが、私はこれを与党三党の皆さんの御努力によって不信任案を否決していただきました。それは一にも二にも一番大事な時期でございました、先週のちょうど月曜日でございます。補正予算も国会へ出されたときで、国民の皆さんはそれをかたず...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) たびたび申し上げておりますが、内閣の支持率あるいは不支持率というのはいろいろ厳しい結果が出ておりますことは、世論の動きを示すという意味で、私は一つの指標としていつも謙虚に受けとめております。  また、こうしたことを反映して、自民党の中にも野党が提出された...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) かつて渕上委員と一緒に政府をお互いに支えていたという立場もございまして、また大変難しい幹事長役をしていらっしゃるわけで、お互いに励まし合ったり慰め合ったり、お互いに人には言えない自分の党の愚痴も述べ合ったことがあることは委員もよく御承知のとおりでございます...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今、渕上委員からお話をいただきましたことは、やはり国民一人一人皆心配をされている面だろうというふうに、こう思っています。  高度情報通信ネットワーク社会というものを形成していくに当たりまして、民間による自由かつ創造的な取り組みということが基本的なことであ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は、前の、参議院のたしか予算委員会だったと思いましたが、簗瀬議員だったと思いますが、ちょっと議論いたしたことがございましたが、必ずしも、今、岩本さんがおっしゃいますように、IT革命という言葉がいいのかどうか、あるいはそれが革命であるかどうかということは、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私も、このIT化ということについて常にやはり心の中に戒めといいましょうか、懸念というものを感じておかなきゃならぬのは、やはり人間関係、これがだんだん薄れていく、人と人との直接のコミュニケーションというのが希薄化していくことになるというふうに思っております。...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○国務大臣(森喜朗君) 御熱心に御議論をいただいておりますことにまずお礼を申し上げたいと思います。  今、今井委員から御指摘をいただきました点でございますが、この有識者会議、これからたびたび御答弁申し上げますから全部読み上げますと長くなりますので有識者会議というふうにお答えをさ...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今井委員は一番よく御存じの方のお一人でもあるわけですが、有識者会議はそれぞれの分野の方々、給付を受ける立場の気持ちの方々、あるいは負担をどのようにしてつくり上げていくかということを考える方々、いろんな皆さんのお集まりでの議論でありますから、これをまとめた一...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほども申し上げましたが、社会保障の役割を明確にして、そして社会保障というものを二十一世紀においても持続可能なものとしていくための方策は一応示されている。それに対して給付と負担というものが、当然これは明確にしていかなきゃならぬわけでありますから、この給付と...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 有識者会議におきましては、社会保障における公費負担のあり方についても今御指摘がございましたように議論をされました。そして、報告書では、これまでの社会保険制度におきます公費負担投入の考え方を整理した上で、今後、所得水準以上に保険料水準の上昇が避けられないなら...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 基礎年金の国庫負担割合の二分の一への引き上げにつきましては、年金改正法の附則にありますとおり、安定した財源確保のための具体的方法と一体として検討の必要があるというふうに考えております。  なお、御指摘ございました消費税の使途を含めました将来の税制、財政の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 急速な高齢化の進展などに伴いまして医療費が増大する中で、制度を将来にわたりまして持続可能な安定的なものとするために、医療制度の抜本改革は避けて通れない課題、このように認識をいたしております。  これまで薬価制度、診療報酬体系、高齢者医療制度、そして医療提...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回の定率一割負担制の導入は、高齢者の方々に医療費に対するコスト意識を持っていただくとともに、定率負担になっております若年者とのバランスを図るという観点から行うものでございます。  導入に当たりましては、外来について比較的低い月額の上限を設けますとともに...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 先ほど申し上げましたように、現行制度に比べて負担が増加するということもあれば軽減されるということもございます。  いずれにいたしましても、この制度の趣旨を十分に皆さんに御理解をいただいて、そして無理のない範囲のものであるというふうに私どもも十分考えて、き...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今回の健康保険法等の改正は、医療保険制度を持続可能な安定的な制度とするための抜本改革の第一歩として行うものである、このように先ほどからも申し上げております。  医療保険制度は国民の負担に支えられて成り立つものでございまして、改革を進めて、国民が安心して良...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 年々増大をしてまいります医療費につきましては、保険料、そして公費、患者負担、この組み合わせによって賄われてきたところでございます。  このうち国庫負担につきましては、保険料等の拠出が困難な者にも適切な保障を及ぼすという観点などからこれまで適切に確保してき...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 制度はやっぱり年々いろんな状況の変化というのはあるわけであります。当然、税収入の変化もあれば国民の人口の変動もあればあるいはまた老人のいわゆる増加等も考える、増減もいろいろ、減はありませんが増加はございますが、そういうものを皆しんしゃくしながら、その年その...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 政府といたしましては、いわゆる有識者会議の御報告を受けまして、一体となって社会保障改革に取り組んでいくことといたしておりまして、先般、一昨日でありますが、この関係閣僚会議の第一回の会合を開催いたしました。今後、繰り返しになりますが、与党におきます検討体制の...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 医療制度の抜本改革につきましては、先ほどからの各委員の御質問の際にも申し上げておりますが、四つの課題に取り組んできたわけでありまして、今年度はその一環として、薬価や医療報酬の改定に際して薬価差の縮小や診療報酬の包括化などを行ったわけであります。  また、...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) この閣僚会議と政府・与党のどういう協議をこれから進めていくかは、まだ率直に申し上げて決めているわけではございません。しかし、委員も自社さでいろいろと専門的にいろんな政策について御参画いただいたことは、私もよく承知をいたしております。  我が党の議論も御承...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 私は余り専門的なことは承知をいたしておりませんが、女性の立場、女性の健康というのは、私は人一倍自分なりに留意をしているというふうに考えております。  今回、厚生省と労働省が一緒になるわけでありますし、そういう意味では、勤労者の女性の立場なども十分一体的な...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) まさに堂本委員のおっしゃるとおりでありまして、そういう人生というものを本当に健康に全うでき得る、そのための施策のためにみんなが今努力しているんだろうと思うし、また日本がその取り組みを非常に私はやっぱり真摯に積極的にやってきたからこそ、こうして短期間の間に世...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) それぞれの委員の皆様にも申し上げてまいりましたので、重複して時間をとることをできるだけ避けたいと思いますが、まさに今、その前に堂本委員が御質問になりましたように、その際申し上げたように、世界最高水準の平均寿命やあるいは低い乳児死亡率など、今日までのいわゆる...全文を見る
○国務大臣(森喜朗君) 今後とも良質な医療というものを効率的に提供ができるようにしていくためには、医療分野におきます必要な規制をやはり見直していくということは、これは時代の流れでもあろうと思います。そういう方向に努力をしてまいりたいというふうに考えております。