矢島恒夫

やじまつねお



当選回数回

矢島恒夫の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○矢島委員 阪神大震災では、通信、放送あるいは郵便などで多大な被害が出ました。そういう中で、地震直後から、多くの郵政職員やあるいはNTT、その関連会社あるいは放送関係の方々、極めて困難な条件の中で、寝食を忘れて仕事をしているわけです。国民のライフラインである電話を必死に守り、そし...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向で頑張っていただきたいと思います。  先ほど来出ていますように、今回の大震災で、電話で最大三十万回線も途絶えたという事態が起こりました。この教訓から、災害に強い通信網、通信システムをどう構築していくかは非常に重要な問題であろうと思うのです。安全神話の...全文を見る
○矢島委員 その後の応援体制だとか、懸命に取り組まれたということについてはよくわかります。ただ、地震が起きたときに、神戸市、西宮市、淡路島など、今回の地震で被害を受けた地域全体で、お話ですと一人しか宿直者がいなかった、これではもうとても対応できなかっただろうということは十分に察し...全文を見る
○矢島委員 地震の想定の問題はともかくとして、実際にそういう事故が多発したわけですよ。一人の宿直で今被災地全域をカバーしなきゃならないというのは、こういう事態でいいのかというのが私の聞きたいところなんですよ。  ですから、今も今後体制も含めて考えていくとおっしゃられましたので、...全文を見る
○矢島委員 非常に重大な発言なんですが、私は、後の体制で、支援体制だとか、それから復旧に対する対応、そのことを言っているのじゃないのですよ。宿直が、まず五時四十六分に起きたときにいろいろな事故がぱっぱっと来るわけです。例えばALICEの問題だってそうですよ。いわゆる広域集中監視装...全文を見る
○矢島委員 といいますのは、私のところに、NTTファシリティーズに勤めていて、しかも電力関係の講習等を行っている方から手紙をいただいたのですよ。この方は実際に自分が被災したわけで、家屋は崩壊し、その中から奥さんを助け出し、子供たちを連れて避難所へ行って、それからすぐに自分の担当し...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○矢島委員 提案されております第一次の補正予算は、そもそも異常に高い経済成長率を見込んで、税収見積もりの不正確さ、誤り、さらにはその補正の中身等々問題がありますけれども、このたびの災害対策の緊急性、こういうことと同時に、今年度いっぱいどうしてもやらなければならない緊急問題として、...全文を見る
○矢島委員 昨年リクルートが行った学生の就職実態調査、これは就職ジャーナルの三月号に発表されております。労働省も大体同じような方向で発表されておりますけれども、男女とも大企業が激減しているわけですね。  四年制の理科系の男子生徒、調べてみましたら、九二年のとき、大体千人未満の企...全文を見る
○矢島委員 今の就職難の中で、生まれた年が悪かった、運が悪かった、こう考えている新卒者もいるわけですよ。しかし、そうさせては大変なのであって、やはり抜本的ないろいろな対策が必要だし、転換も必要であると私思うわけです。  そこで、労働大臣、男女機会均等法についてお聞きしたいのです...全文を見る
○矢島委員 指針そのほか見せていただきまして、それぞれ取り組んでおられることはわかるのです。  ただ、私申し上げましたように、この均等法に罰則規定をきちんと設けるという、審議はやっているんですが、結論が出ない、こういう事態を何としても早めて、結論を出して、きちんとそういう企業に...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういうものを根絶していただきたいと思います。  被災地では、内定取り消し問題など、いろいろとこれから取り組まなければならない問題がたくさん山積しておりますが、時間の関係がありますので、申しわけございませんが、そのことについて労働大臣にお聞きしようと思いましたけ...全文を見る
○矢島委員 私も、現地の学校、あるいは先生方にも会いましたし、校長先生にも会いましたし、教育委員会にもお伺いしたりして、いろいろと要望を伺ってまいりました。その要望については、大臣の方に項目で既に提出してあるとおりであります。  現地では、いろいろな問題の中でも、共通してこの問...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、外へ出ていったり、またあるいは帰ってきたり、いろいろ流動的な部分がありますから、しゃくし定規じゃなく、例えば現地が安定した状況になった時点でやったってこれは別に差し支えないことですから、そういう方向で……。  それで、財政当局との相談というのですが、大蔵大臣、...全文を見る
○矢島委員 もう一つの問題として、現地の先生方、避難所に充てられた方は、もちろん避難してきた方々へのいろいろな世話をしなきゃならないという新たな仕事と、それから学校再開へ向けての仕事、それから自分の子供の家庭訪問から安否を気遣って一軒一軒行かなきゃならないということ、それから転出...全文を見る
○矢島委員 事は急を要するわけです。やはり大臣、のんびり構えているわけじゃないと思いますけれども、本当に一日でも早く現地が安心して教育に携わることができるような方向をつくり上げていただきたい、このことを申し上げたいと思います。  次に、高校入試の問題で、これまた現地の方々が、特...全文を見る
○矢島委員 ぜひ受験生の精神的な今の不安定さを取り除くという意味からも、積極的にその部分を進めていただきたいということをお願いしておきます。  時間がなくなりますので、大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  今被災者の方々は、営業や生活というものを立て直そうと努力されています。...全文を見る
○矢島委員 委員長、こういうものです。
○矢島委員 総理にもよろしいですか。——そして、その三枚目です。三枚つづりですが、三枚目のものを見ていていただきますと、今私が言いましたものが一番上の四角の中に出ている設問であります。  これに対して、下の方が大体回答例、こういうことなんですね。庁舎の損壊によりすぐに証明が出せ...全文を見る
○矢島委員 現状はそういうことだということで承知しましたけれども、こういう税務資料というのはコンピューターに入力されているわけですね。コンピューターでアウトプットすれば納税者の所得だとか納税額はすぐわかるわけだと思うのですよ。コンピューターセンター、大阪の場合には商税務署ですか、...全文を見る
○矢島委員 大体そういう方向だろうということを確認いたしまして、質問を終わります。
02月09日第132回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○矢島委員 公述人の皆さん、御苦労さまでございます。日本共産党の矢島恒夫でございます。  私も、まず最初は、今度の阪神大震災に関連することで下河辺さんにお聞きしたいのですが、先ほどの御意見の中で、大規模災害のような状態、今度の大地震のような状態は、一〇〇%安全を保証するというこ...全文を見る
○矢島委員 そういう検討を要する状況の中で、特に活断層の破壊が地表に近い、こういう場合に、震度七という激震、これを前提にして、一つには耐震基準を見直すことが必要じゃないかと思いますし、また、液状化現象、これが今度の場合には広範囲に起こったわけですね。こういう場面を考えますと、やは...全文を見る
○矢島委員 それから、先ほど下河辺さんは、復興に関しては予算的には一括計上、これが望ましいというお話がございました。被害総額が十兆円を超すかもしれない、こういう状況ですから、本当に完全に復興するにはその二倍、三倍とかかるかもしれない。そういう状況にいかに対応するかというのは、今日...全文を見る
○矢島委員 私どもは、こういう事態の中で、不要不急のものだとか、あるいはできるだけ、むだと言うとあれがありますが、今やらなくてもいいようなもの、むだを省くというようなことを今要求しているわけですが、私の持ち時間は非常に短いので、最後に深谷さんにお聞きしたいのです。  先ほど御意...全文を見る
○矢島委員 深谷公述人に、もし御意見があったらお聞きしたいんですが、先ほど下河辺さんに御質問したように、今提案されている補正予算と、それからこれの組み替え問題等について。
○矢島委員 残念ながら時間が来ました。まだ一問ありますが、質問を終わります。
02月14日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○矢島委員 これは経済企画庁が二月十日に出した月例経済報告でございますけれども、この中に「兵庫県南部地震の被災地域についても、一部の商品・サービスに値上げの事例も認められるが物価は総じて安定している。」さらに「政府は、関係府県市、事業者等の協力も得つつ、生活関連物資、建設資材、賃...全文を見る
○矢島委員 推定でも出ていないようですけれども、やはり十五万棟以上の住宅が倒壊したり焼失したりしました。そうしますと、その中に借地・借家人の方々というのも相当含まれているだろう、こう思います。今の段階ではいろいろと現地との関係で支障があるという状況ですが、ぜひひとつ、今後こういう...全文を見る
○矢島委員 法務省にお聞きしますけれども、これは阿部印刷されて、どういうところに配布されたのか、そしてまたこれに対する現地での反応、反響というのはどういうのがあるか、教えていただきたいと思います。
○矢島委員 これに関しての何か現地の反響とか、こういう相談があったとかというのはお聞きになっていらっしゃいますか。
○矢島委員 経企庁にお尋ねいたしますけれども、経企庁の方でも、被災者から先ほど来の生活問題一一〇番等の中での相談が持ち込まれていると思うのですけれども、この罹災都市借地借家臨時処理法に関係する問題での相談というのはどれくらいあったか、また、それに対してどういう対応をとられたのか、...全文を見る
○矢島委員 今までのやりとり、高村長官お聞きいただいて、住宅問題についての御感想がありましたらお述べいただければと思います。
○矢島委員 非常に不動産関係や住宅問題というのは深刻な問題になってきていることは事実です。  それについてですが、このリーフの問題で、まことに不十分だと私は考えるわけなんです。といいますのは、まず一つは、作成した部数が非常に少ないということが一つ。十五万棟からの倒壊や焼失があっ...全文を見る
○矢島委員 先ほど生活局長の方からもお話がありましたとおり、幾つかの事例がありました。家主から退去を命ぜられているとか、あるいは避難中に家主が別の人に貸しちゃったとか、いろいろな問題があります。私のところにもいろいろな問い合わせがあるのですが、中にこういうのもあるのです。これは貸...全文を見る
○矢島委員 それは内容的に難しい面もあるかもしれませんが、余り省庁間の縄張りに拘束されることなく、できることはどんどん被災者の要求にこたえていくというのが今積極的に求められていると思います。これは地方自治体の仕事だとか、これは民間の問題だというような形じゃなくて、今政府は何をやる...全文を見る
○矢島委員 最後ですが、質問じゃありません。法務省と建設省がこの法律を出すに当たって、図入りで出ていますね。これの方がまだわかりやすいなと私は思ったという感想だけ述べまして、終わります。
02月15日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 前回の委員会に続きまして、阪神大震災にかかわる問題でお伺いしたいと思います。  あの震災で、一時三十万回線が通話不能になった、それと同時に、いわゆるふくそうによる通信の大混乱が起きまして、電話を何回かけても通じないという状態が起こった、被災地を中心といたしまして電話...全文を見る
○矢島委員 一方では原因調査中、もう一方では、震度六の耐震設計をしていたが今回はそれ以上だったから仕方がない、こういう言い方というのは非常に無責任だと思う。なぜならば、私、十三日付でやはり郵政省の電気通信局の電気通信技術システムからいただいた原因についてという調査報告によると、や...全文を見る
○矢島委員 NTTやファシリティーズやあるいはTEが協力する中で一生懸命、困難な中で復旧に励んでいらっしゃる。このことは私も評価しているのです。ただ、どうも指揮命令系統といいますか、そういうものがばらばらの状況が当初は続いた、この点も今後の一つの教訓ではないかな、こういうことで申...全文を見る
○矢島委員 地震発生後にNTTが無料公衆電話を急いで設置したということを承知しております。郵政省が、地震発生後毎日、郵政省関係の被害状況及び応急対策についてという資料を配っていただきました。十八日の段階のを見ますと、数百台の特設公衆電話を設置予定、こう書いてあります。二十四日の時...全文を見る
○矢島委員 私も西宮の避難場所へお伺いしました。学校ですけれども、やはり電話がなくていろいろと苦労されていたという場面にぶつかりましたので、よろしくお願いしたいと思います。  その次に、郵政関係の問題で、この阪神大震災で、普通局では神戸港郵便局が倒壊して使用不能となりました。既...全文を見る
○矢島委員 この神戸港郵便局というのは、まさに三宮のビジネス街のど真ん中にあるということで、いろいろ仮局舎で業務を始めたというわけですが、窓口業務についてはほかのどこかを見つけているということですが、実は、この付近には五つの郵便局があったと思うのですね。JRの三ノ宮の駅の構内に一...全文を見る
○矢島委員 前回の委員会でもいろいろ論議になりましたけれども、これから被災地の復興という場合、やはり国の機関が先頭に立っていく必要があると私は思うのです。そういう意味でも、神戸の罹災した工場だとか会社というのはどこかへ移転してしまうのではないかという心配を神戸の人たちもしている。...全文を見る
○矢島委員 時間になりますので、最後に一言だけお聞きしたいのですが、前回私も大臣に目配りの問題をお願いいたしまして、積極的な答弁をいただきました。  そこで、もう一つ目配りをということで、特に住宅をなくした職員の方が大変なのです。それで、ローンだけ残ったという報道も出てまいりま...全文を見る
○矢島委員 終わります。      ――――◇―――――
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○矢島分科員 先ほど長官の予算概要の説明の中でも、生物多様性の保全とか、あるいは国際条約等に基づく取り組みを積極的に進めていく、こういうようなお話がございました。  そこで、私は、渡良瀬遊水地の問題でまずお聞きしたいわけです。  御案内のとおり、この渡良瀬遊水地というのが、栃...全文を見る
○矢島分科員 そこで、私は、いわゆるラムサール条約リストに登録すべきではないか、こう思うわけですが、この点についてはどうでしょう。
○矢島分科員 今言われた第二の条件、第三の条件はあるわけですが、これは日本独自の登録を申請する上での自主的条件とも言えるのではないかと思うのです。  この間、釧路の会議のときに五つふやしたと思います。現在九カ所の登録ということになっていると思います。依然としてこの湿地登録が非常...全文を見る
○矢島分科員 ラムサール条約では、指定登録地の選定基準について、先ほど申し上げたほかに、その土地における代表的な、または特異な価値を有するウエットランドであるということや、もう一つは絶滅のおそれのあるような動植物が生育しているなど、生態的多様性を維持するための特別の価値のあるウエ...全文を見る
○矢島分科員 今日環境という場合には、単に風光明媚だとかあるいは自然が豊かだとかそういう意味だけではなくて、歴史的な今日までの過程とか伝統とか、そういうものをどう守っていくかということも必要な課題になってきていると思います。ぜひ環境庁としても、また長官といたしましても、その面でも...全文を見る
○矢島分科員 先ほどの建設省の資料の中にも、関東地方でこれほどの豊かな生物相を維持している地域はごく限られている、大変に貴重な場所となっている、これは遊水地としての機能を保持するために、広大なヨシ原や沼をごく自然に近い形のままにしてきた結果だ、こう書いてあります。まさにそのことが...全文を見る
○矢島分科員 今いろいろとおっしゃられましたが、それでは不十分なんですね。どこにどれだけ古い鉱滓が埋まっているかわかりません、こう工場側は言うわけですよ。そういう事実を隠して、この六価クロムの含有量が高い古い鉱滓が埋まっているだろうと思われるところを掘り起こして、現在新しい工場の...全文を見る
○矢島分科員 環境庁としてはあれですか、大気汚染防止法に六価クロムやあるいは総クロムの基準がないわけですけれども、法律の谷間がここにあるのではないかと私は思うのですが、それを、基準を決めるという方向についてはどういうお考えですか。
○矢島分科員 長官にお伺いしたいのですけれども、長官は今国会の所信表明の中で、化学物質による環境リスクを低減させるための総合的な取り組みや大気、水寺における有害な未規制物質への対策を一層推進してまいります、こう述べていらっしゃると思います。  今もお話がありましたとおり、人の皮...全文を見る
○矢島分科員 ぜひひとつ技術的な面での研究も進められると同時に、そういうものを規制する部分についても積極的な対策、対応を今後お願いしたいと思います。  終わります。
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○矢島分科員 所得税などの確定申告が始まりました。最初に、この確定申告の問題でお尋ねしたいと思います。  被災地の納税者の方々には、納付期限の二カ月延長という措置がとられました。さらにまた、阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律も施行されました。そし...全文を見る
○矢島分科員 ぜひ十分な対応をお願いしたいと思います。  もう一つ、確定申告の問題でお尋ねしたいわけですけれども、税務署に確定申告に行く納税者というのは、中小企業関係者が多いと思います。ただでさえなかなか、税務署に行くのが好きな人は少ないのじゃないかなと思うのですけれども、長引...全文を見る
○矢島分科員 税務署の職員の中にも立派な職員がたくさんいらっしゃいます。同時に、ひどい税務調査というのもいろいろと聞くわけであります。  そこで、法務省においでいただいておりますけれども、まずお伺いしたいのは、刑法第百九十三条の公務員職権濫用罪はどういう場合が該当するのか、簡潔...全文を見る
○矢島分科員 そこで、具体的な例でお伺いしますけれども、これは昨年五月の話なのですが、大阪の藤井寺市で美容院を経営している納税者の方でございます。五月十日午前十時ごろ、事前通知もなく突然富田林税務署員二人が来て調査した。さらに五月十三日には三人が来た。そのときのことですけれども、...全文を見る
○矢島分科員 法務省は非常に慎重な答弁をされましたが、私は今述べた例などはこの公務員職権濫用罪に該当するのではないかと思うのです。こういう事例が多いから、公務員職権濫用罪での告訴も出ているわけですね。  その一つが、これは九二年十二月二十五日ですけれども、いずれも新聞に報道され...全文を見る
○矢島分科員 納税者を指導するというのならば、このような納税者に屈辱感を与えるような文書は書かすべきではないと私は思います。  また、こういう法定文書ではない文書を納税者からとるということは、一つには腐敗行政の温床にもなりかねないということを心配するわけです。なぜなら、こういう...全文を見る
○矢島分科員 そういう答弁は、私どうしても今までいろいろな納税に関する相談を受けた中では納得できないわけでありますけれども、私が聞いている話では、税務当局の最近の修正申告の奨励というのは、従来のように三年間ではなくて四年、五年、場合によっては七年もさかのぼって修正申告をさせるのが...全文を見る
○矢島分科員 今お答えの中にもありました、五十六年に国税通則法が改正された、脱税の場合の更正・決定等の制限期間の延長という法律、国税通則法でいいますと七十条第五項になっております。  それから、脱税の場合の徴収権の消滅時効の特例を、今おっしゃられましたけれども、もちろんその背景...全文を見る
○矢島分科員 ぜひ厳正、厳格に対処していただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。
02月24日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○矢島委員 今回の阪神・淡路大震災という突発的かつ大規模な被害に対しまして、被災地が必要としている救援あるいは復旧対策予算、これを緊急に組むことは当然であると思います。  問題は、その財源措置と償還財源の問題であります。予算というものは、法律上は単年度主義である。この前提から九...全文を見る
○矢島委員 否定されましたが、第一次補正段階で税収を高目に設定したのは、国債発行を避けるためだったという報道もあります。  そこで、当初取り崩すと言われていた予備費の問題です。現在九百十八億円残っているそうですが、これに全く手をつけなかった。そのため、また赤字国債の発行額をふや...全文を見る
○矢島委員 もう一つの最大の問題としては、政府、大蔵大臣がそのように膨らました本法案の八千百六億円の赤字国債、これを建設国債と合わせて今その早期償還のために、当面二ないし四年物の中期国債を発行する、こうしております。  実はその償還財源についての問題であります。先ほども同僚委員...全文を見る
○矢島委員 今回のこの赤字国債など、国債発行というのはあくまで臨時緊急のものであると思います。私どもは、つなぎによる赤字国債として、これを九五年度本予算の本格的組み替えによって補てんすべきものである、こういうふうに考えております。  先ほど、九五年度予算にはむだなものはないのだ...全文を見る
○矢島委員 九五年度本予算の組み替えによって震災対策の財源づくりをやるべきだということを主張いたしまして、私の質問を終わります。
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の一九九五年度予算三案並びに新進党提出の組み替え動議に対し反対し、我が党提出の予算編成替えを求める動議に賛成の討論を行います。  戦後最大の災害となった阪神・淡路大震災は、五千四百人を超えるとうとい命を奪い、現在もなお二十万人に及...全文を見る
02月27日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○矢島委員 私は、提案されております法案の質問に入る前に、東京協和、安全両信用組合の問題で二、三お聞きしたいと思います。  経営が破綻したこの東京協和信用組合が、一昨年から昨年にかけて、特定の大口預金者にこの信用組合の基準レートの二倍に当たる年五%以上の高金利で契約していた。こ...全文を見る
○矢島委員 そういう問題について、銀行局としてはいつの時点でこういう高金利のものを知ったか、またどういう対処をしたか、その点についてはいかがです。
○矢島委員 こういう特定預金者に高金利で契約する一方で、両信用組合が法律で定められた規制、つまり法定貸出限度額を超えて行った大口融資、合計で約千七百八十一億円とも報道されております。東京都が行った「東京協和信用組合の経営実態と指導事項」この中にも、平成五年に法定超過貸し出しか二十...全文を見る
○矢島委員 大臣は、昨日テレビの中で、船は沈める、船長の責任は重大だ、しかしお客の問題等もあるというような発言をされていましたが、ぜひ厳正に事実を解明すると同時に、国民が納得し理解できる対処をお願いしたいと思います。  法案に対しての質問に入りたいと思います。  昨年秋の国会...全文を見る
○矢島委員 私、今大企業に対する特権的な減免税にメスを入れていないことを申し上げたわけですけれども、具体的な問題で質問したいと思います。  まず、事業革新円滑化法、この制定に伴う税制措置の拡充関係についてお聞きしたいと思います。  政府がこの法律の目的に沿って事業革新計画を進...全文を見る
○矢島委員 百億円という答弁がございましたけれども、全部計算するともっとふえると思います。この増加試験研究費税額控除制度というのは何度も見直されてきたわけですけれども、そして同時に、対象を拡大してきた歴史があると思うのです。昨年度も対象を拡大いたしまして、八百九十億円の減収になっ...全文を見る
○矢島委員 私は、大企業に対する特権的減免税にメスを入れていないことを指摘しているわけでありますが、今申し上げた増加試験研究費税額控除制度について言いますと、私ここに国税庁の「法人企業の実態」というのを持ってまいりましたが、それを見ればはっきりしているわけです。  増加試験研究...全文を見る
○矢島委員 そうおっしゃいますけれども、来年度の加入者系光ファイバーの敷設計画を見てみますと、NTTとともに、NTT以外の第一種電気通信事業者、NCCと、CATV、こういう事業者が設備投資計画を持っています。  郵政省に聞きましたところ、設備投資計画の八割以上をNTT一社が占め...全文を見る
○矢島委員 特定企業に対する優遇をどんどん進めるということについての問題点を私指摘しました。消費税増税の大前提である不公平税制の是正、私ども全く不徹底だ、このように感じております。こういうやり方では、国民は税率五%への引き上げを納得しないだろうと思います。そのことを申し上げて、質...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○矢島委員 提案されております本法案、今賛成するという立場から幾つかの点について確認させていただいたり、今後のいろいろな問題について、検討を要する問題等もあろうかと思いますので、質問させていただきます。  この法案は、放送番組の制作を政府が支援する、こういうものですけれども、こ...全文を見る
○矢島委員 そこで、先ほど来質問もあるのですが、山口局長の方からも、このタイプの放送の普及の見通しということでは難しい問題だ、パソコンの普及など受け入れ態勢はかなりできているというような答弁もございました。  そこで、この法案、十年の時限立法ですけれども、どの程度の世帯でこの間...全文を見る
○矢島委員 いわゆるマルチメディア社会に向かって今後こうしたタイプの放送が普及する可能性というのは私もあると思います。現時点での見通しは定かではない、まだこれからの問題ということで今やっているところだと思うのです。こういう。事業に一般会計の補助金二千万円とそれから産業投資特別会計...全文を見る
○矢島委員 次の問題に移りますが、この法案はいわゆるマルチメディアソフトを政府が支援するという発想から生まれたと思いますけれども、このマルチメディア社会というものは何かといろいろなことが今言われていると思います。その中で、一つのネットワークの上にもう一つの社会ができる、こういう解...全文を見る
○矢島委員 大阪高裁の判決では、このダイヤルQ2については、電気通信事業法三十一条に違反した無認可事業として形式的違法性を有する疑いがある、こうも言っているわけです。これは当事者だけの問題ではなくて、NTTだけの問題ではなくて、郵政省も深刻な問題だと思うわけです。この大阪高裁の判...全文を見る
○矢島委員 引き続き、この「国民生活」という国民生活センターが出していることしの三月号、最新号ですけれども、これにも「情報提供会社から突然請求された有料情報サービスの情報料」という相談が載っております。まさに、まだまだいろいろと問題が引き続いて起こっているという状況にあると思いま...全文を見る
○矢島委員 終わります。
03月15日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○矢島委員 私が最後でございます。よろしくお願いいたします。  既に阪神大震災における災害時の放送のあり方、こういう問題についてはけさからたくさんの委員から出されておりますが、私も一、二最初にその問題についてお聞きしたいと思います。  あの大地震と大混乱の中で、神戸放送局やあ...全文を見る
○矢島委員 私、NHKの対応というのが非常によかったという点で申し上げたので、それを今後の教訓にしていくためには、ぜひひとつ広いレベルでいろいろな意見を検討の対象にしてもらいたい、こういう意味で実は申し上げたわけであります。  被災地では、今も仮設住宅、避難所、あるいは自分で建...全文を見る
○矢島委員 ぜひ国民の立場に立って遠慮なくやっていただきたいと思います。  そこで、NHKの「中長期経営方針」では、二十一世紀の新しい放送に向けていろいろな方向を出されておりますが、その中で、「NHKは、文化を創造する事業体として、また、コマーシャリズム、センセーショナリズムに...全文を見る
○矢島委員 視聴者はやはりNHKの放送を見てNHKに対するイメージを形成していくと思うのです。政治的公平を確保しつつ、また、ジャーナリズムとして民主主義社会の発展に寄与するということを日々の放送の中で貫いていく、これが国営放送だとかあるいは政府寄りだとかいう、そういうイメージを国...全文を見る
○矢島委員 そういう内容だということだとするならば、私は、いろいろな、そのことを読んだ人に与えた誤解といいますか、こういうものを解くかぎは、NHKの放送、報道姿勢にあると思います。それで払拭していくということだろうと思います。この「中長期経営方針」にもありますように、政治的公平を...全文を見る
○矢島委員 次に、受信料の問題でお聞きしたいと思います。  同僚委員の質問に、七年度、八年度は現行どおり、九年度についてはできるだけ値上げしないよう努力する、こういう答弁が既にございました。ところで、平成九年には、NHK経営にとっても重大な外部的要因があるわけです。それは、消費...全文を見る
○矢島委員 NHKはできるだけ努力するとしておりますけれども、消費税の税率アップ分は少なくとも値上げになる。これだけにとどまらずに、いわばこれが引き金になる可能性もなきにしもあらず。  そこで、今答弁の中にもありましたとおり、そもそも受信料に消費税を課税することの問題、これを再...全文を見る
○矢島委員 なかなかこの問題は、当時のやりとりを見ましても非常に無理があるのじゃないか。  そこで大臣、これは極めて政治的な問題なんですね。というのは、大臣も消費税の導入のときのいきさつ、経過をよく御存じだと思います。当時私も大蔵委員であり、また税制改革特別委員でありました。消...全文を見る
○矢島委員 いろいろな面から検討されると思いますので、私は、基本的な間違いだと思いますので、正す方向でぜひ御検討を願いたいと思います。  最後に、ことしは放送七十周年、記念事業としてNHKは、民間伝承の日本の心というのですか、消滅寸前の日本の民俗、民間伝承だとかあるいは地域固有...全文を見る
○矢島委員 ぜひひとつ、そういう方向での御努力をお願いして、私の質問は終わります。
03月16日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○矢島委員 法案の質問に入る前に、郵政省の基本的な問題で一つだけお聞きしたいと思います。  それは、今大きな問題になっております東京協和信用組合と安全信用組合の問題で、大蔵省の幹部が東京協和の高橋前理事長の接待攻勢を受けた、これが大きな問題になって、大蔵省は処分を発表いたしまし...全文を見る
○矢島委員 そういうお答えですが、高橋前理事長のイ・アイ・イ・グループと、それから電気通信行政、無関係でないというのは、一九八七年に日本携帯電話株式会社を設立して副社長になっておりますが、この間、予算委員会やそのほかで、あるいは証人喚問等で明らかになったことから考えてみますと、関...全文を見る
○矢島委員 ぜひきちんとした調査をしていただくようお願いして、法案の方に入ります。  法案に関連した来年度予算からの支出についてお伺いしたいと思います。  いわゆるNTT、C融資、これを来年度は三百億円、二・五%下限という超低利で融資することになっているわけですが、この融資対...全文を見る
○矢島委員 私の質問の中の一つ、投資額につきまして千百億円程度というお答えがありました。それから、大体三割弱に当たるというその割合もいただきました。  もう一つの、それぞれの加入者系光ファイバーの投資計画に対してどれだけこの三百億円が配分されるかということについてはまだだという...全文を見る
○矢島委員 法律が成立して、その後のいろいろな手続を経てということでございますので、その質問はそこまでにしておきます。  それで、この大体一千百億円程度の投資額、三百億円、大体三割ぐらいに当たる額が融資ということでございますが、実は衆議院の予算委員会に要求資料というのがあります...全文を見る
○矢島委員 光ファイバーの全国ネットワークというものをどういうふうにつくっていくかということは国政上の非常に重要な問題だろうと私は思います。しかも、郵政省の方針としては、その主体はNTTでありNCCでありCATV事業者であると。こうした民間事業者は、今確たるものは持っていないと言...全文を見る
○矢島委員 そこで大臣、今そういう状況で確定的なものはないようですけれども、今後具体的に、この法案が通ってさらにそれを具体的に融資していくということになれば、具体的な計画がなくちゃおかしいわけで、そういう部分についてはぜひ国会の場でも国民の前にオープンにしていただきたいということ...全文を見る
○矢島委員 この融資と同時に、もう一つ、租税特別措置法で加入者系の光ファイバー敷設に関する特別償却、これが認められました。新たな税制上の優遇措置だと思うのですが、そもそも、我が国の電気通信事業者は、税制面で国際的にも例がないような優遇がされているのではないかという点でお聞きしたい...全文を見る
○矢島委員 電通審の答申ですけれども、高齢化社会への対応とか一極集中の是正なども挙げております。この答申を読みますと、最大の眼目が経済構造の改革にあるように思えます。百二十三兆円の経済効果がある、これが盛んに言われているわけです。そこで、実はこの答申の中に、経済構造を変えなければ...全文を見る
○矢島委員 そこで、よく言われる百二十三兆円の経済効果がある、こういう点で一つだけお聞きしたいのですが、マルチメディアの産業の市場規模として二〇一〇年には百二十三兆円になるという試算はしています。しかし、これはいわゆる経済効果の方の単純な足し算だと思うのです。その陰で少なくない産...全文を見る
○矢島委員 時間になりました。私は光ファイバーのネットワーク構築やあるいはマルチメディアに反対するものではありません。ただ、大企業による海外への生産拠点を移すというような問題あるいは日本経済の空洞化、こういうことを当然のこととして、その穴埋めをマルチメディアに求めるような議論は私...全文を見る
04月12日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○矢島委員 規制緩和についての二つの法案についてですが、電波法につきましては、無線資格取得要件の緩和など、私ども規制緩和というものについての内容を吟味しながらそれぞれ態度を決めているわけですけれども、これについては賛成できる法案だと思っております。しかし、電気通信事業法については...全文を見る
○矢島委員 先ほどの質問の中にもありましたが、その業務改善命令というのは今まで出されたことがない、こういうお話でした。そこで私、そういうものがあるけれども、実際問題として消費者、利用者の意向というのが反映されるだろうか、非常に疑問を持つので、具体的にお聞きしたいと思うんです。 ...全文を見る
○矢島委員 プッシュ回線について、いろいろなサービスが受けられるということについては確かにできるわけです。とりわけNTTが、「ネットワーク商品販売マニュアル」という業務用の手引書があるわけですが、これは営業の窓口などで使用しているものですけれども、プッシュ回線サービスについての売...全文を見る
○矢島委員 コスト対利便ということを考えてお客さんが使わなければいいんだ、そういう考え方というのは、これからマルチメディア時代においていろいろなサービスもあるだろうし、いろいろな要求も利用者には出てくる、しかし使わないのは勝手だという考え方は本末転倒しているのじゃないか、納得でき...全文を見る
○矢島委員 代表リレーサービスの場合には代表の電話があるわけですけれども、それにはいろいろかかるわけです。それとキャッチホンとの場合ということになると、利用者にとっては、どうも料金に差別があるのじゃないかというような意識を持つわけですから、やはりこの合理的な説明というのは必要にな...全文を見る
○矢島委員 いわゆる局内工事ということで、ディジタル交換機の場合はキーボードで入力するだけで事足りる。現在八割以上がもうディジタル交換機になっていますね。平成九年には一〇〇%にやっていこうという状況にあります。だから、キーボードを幾つか操作するだけで二千円の局内工事だ、こういうの...全文を見る
○矢島委員 確かに工事料金というのは非認可料金ですから、今後いろいろそういう部分にまで目を届かせて御言及いただければと思います。  時間がなくなってまいりましたので、大臣にお聞きしたいのです。  要するに、今まで時間をかけて私いろいろ聞きましたが、大体NTTの独占料金なのです...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向で対処していただくということをお願いして、質問を終わります。
04月13日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○矢島委員 訂正放送の請求期間を延長するという改正案、基本的に賛成でありますけれども、その上に立って幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、法案についてですけれども、いわゆる三カ月という今回の改正、先ほども論議されました。その経過については既に局長の方から説明がありま...全文を見る
○矢島委員 その経過につきましては、先ほどの質問者の答弁で私も聞きました。今後も、これが固定的なものではなくて、いろいろ検討されると思いますので、いろいろ御考慮いただきたいと思います。  その次に、訂正放送は、放送が真実でなかったことが判明したときに行わなければならない、こうい...全文を見る
○矢島委員 江川局長、私がまとめたのは、三カ月を検討するというふうにあなたが言ったと言ったのじゃないのですよ。よく聞いていていただきたい。私は、三カ月が、これが今後固定的なものじゃなくて、御検討いただきたいと要望を言っただけであって、いや、これは検討するのだとあなたが言われたなど...全文を見る
○矢島委員 先ほども大臣の方からもこの懇談会、御説明がありました。それで、言うまでもなく、放送番組という問題は、放送の自由あるいは表現の自由と直接かかわる問題であります。ですから、行政が放送内容に口を出すことがあってはならないのは当然でありますし、間接的にせよ、放送の自由に介入で...全文を見る
○矢島委員 大臣のお考えを私はお聞きしたのですが、やはりこの問題は言論の自由にかかわる議論ということになりますので、今までの傾向は局長が答弁されたとおりだと思いますが、可能な限りのオープンということが必要じゃないかと私は思うのですが、その点について。
○矢島委員 可能な限りという面で広く公開されることを希望したいと思います。  法改正の対象となった訂正放送はこの六年間で十六件ということでございました。訂正放送が新聞などと比べて非常に少ないという御意見もありました。その理由として、放送事業者が免許の関係で失点になるのを恐れてな...全文を見る
○矢島委員 FCT市民のテレビの会といいますから、後でぜひ参考にしていただければと思います。  視聴者の権利と同時に放送番組の問題で必要なのは、制作者の内部的自由の保障という問題だろうと思うのです。番組制作に当たって、局内でいわゆる制作者の自由が保障されていなければ表現の自由と...全文を見る
○矢島委員 時間になりましたが、最後に大臣に、いわゆる上からの規制という発想ではなくて、視聴者の権利、あるいは番組制作者の自由、これをどのように保障していくかという点でこれから当たっていくべきだと思うのですけれども、その点について。
○矢島委員 終わります。
04月26日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○矢島委員 郵便振替法の一部改正案については、国税やあるいは電波料を納付する納税者やあるいは免許人の利便、こういうものでありますから、私たちとしても賛成であります。しかし、郵便貯金法の改正案と簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の改正案については、いろいろ問題があると考えており...全文を見る
○矢島委員 お答えいただけませんので、その全体像というものがはっきりとしないという点、非常に困るわけなんですが、郵政省は評価損が増大しているのを国民に知られるのを恐れているなんということを書いている新聞もございました。評価損を明らかにすることで、国民の財産の運用についてのいろいろ...全文を見る
○矢島委員 そういうお答え、先ほど来お聞きしているわけですけれども、実際に実現損にならないという保証もないし、また、国民の不安を本当にそれでぬぐえるかというと、依然として国民は不安を持っているわけです。ですから、やはりこの際、この資金運用について根本的に検討すべきだと私は思うわけ...全文を見る
○矢島委員 いろいろと不安定材料というものも残していることは事実だろうと思います。私どもは、それができればそれでよいというわけではございません。そのことを申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。  外債の運用によって多額の為替差損を抱えている、株式市場の低迷の方で指定単運...全文を見る
○矢島委員 私が言いたいのは、運用での失敗というものを、今度は、それが失敗しているのだからひとつしりたたきをして保険料をどんどん集めるのだという趣旨で書かれているこの内容、今局長の答弁の内容からいえば、ごもっともだ、こうなる部分もあるのですが、実態はそうなっていない。こういうのも...全文を見る
○矢島委員 各職場の管理職やあるいはこれは全逓の多摩地区地本の資料ですけれども、人事交流についてというところには、対象者千四百人ほどというのが出てます。つまり、現場ではそういうことが盛んに言われているという事実があるんですが、今局長おっしゃられましたように、千五百人もやったら大変...全文を見る
○矢島委員 いろいろと局長言われましたが、実際問題として現場では成績がなかなか上がらない職員もいるわけです。この安住を許すなと言われて、五十代前半で退職勧奨が行われたとか、それから東京のある郵便局では、二十五年間勤続した四十八歳の職員がこれ以上はできないとして退職した、こういう話...全文を見る
○矢島委員 終わります。
05月10日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○矢島委員 提案されております法案の中で、前払い式カードによる納付、それから料金後納制度の改善、これを可とするものでございますけれども、通常郵便物の大口割引の上限を撤廃する件、これにはいろいろな問題があろうかと思いますので、これについて質問をさせていただきたいと思います。  先...全文を見る
○矢島委員 新聞報道でもいろいろと郵便離れの問題が、昨年の十月来、毎日、日経その他も、郵便離れあるいは民間への乗りかえが加速している、そこで赤字解消を目指した今回の措置というような表現がありますけれども、実際に今の答弁では、同時に行うことができなかった理由もお伺いいたしました。た...全文を見る
○矢島委員 私も郵政省のこの増収五億円というものの根拠やそのほかについてお聞きしたのですが、サンプル調査等で大体これくらいというのが出てきている。過去のいろいろな実績もあるでしょう。しかし、だからといって、本当にこの五億円だ、かたく見積もっているのだと言われますけれども、そこに非...全文を見る
○矢島委員 今審議されているのは、広告郵便物の割引の問題なんです。その総収入、つまり大口郵便の経営に与えている現状はどうなのかということすら実際には具体的にわかっていない。値引きをすれば五億円の増収になるだろう、こういう説明ではどうも一般の国民の皆さん方は、利用者の皆さん方は、う...全文を見る
○矢島委員 段階別でなくてもいいですが、いわゆる大口についての物数とかあるいは収入とか、資料があったら後でいただきたいと思っております。  次のことに入りますけれども、確かに内務作業だけではないというけれども、内務作業のコスト削減というのが一つの目的でのこの割引制度ということは...全文を見る
○矢島委員 どうも納得いかないですね。それは確かに新東京郵便局が中心にそういうものを扱っているということは知っています。しかし、なぜ川越の西郵便局へ持っていってはいけないのか。そこまでわざわざレンタカーを借りて、そしてアルバイトの運転手まで雇って、一人の常勤者を乗せて行くのです。...全文を見る
○矢島委員 絶対見通しを誤らないように、同時にまた、そういう部分にもきちんと目配りをしながら、直すべきは直していくということで取り組んでいただきたいと思います。  大臣には、実はコストの問題も絡んでニュー夜勤の問題についてお聞きしようと思ったのです。やはり夜やる仕事だからコスト...全文を見る
05月11日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号
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○矢島委員 参考人の皆さん、長時間にわたって本当に御苦労さまでございます。私が最後でございます。  私は、今まで三人の方のいろいろな御発言、御意見、それから質問に対するいろいろな御答弁をお聞きしておりまして、大体大きな問題点については相当程度解明されたり、あるいは出されてきたな...全文を見る
○矢島委員 武長参考人にお聞きしたいと思うのですが、今のことでもしございましたらおっしゃっていただいて結構ですけれども、もう一つ、円高に対しての生活者の心理といいますか、世代によっていろいろな違いがある。四十代、五十代はやはり雇用問題というのは非常に心配の種になっております。新し...全文を見る
○矢島委員 佐々波先生にお聞きしますが、今の私の質問の中で、もし先生独自のお考えが何かありましたらお聞かせいただくとして、さらに、あっても役に立たないような規制はどんどんなくすべきだと私も思います。ただ、規制をすべてなくせばよいというわけではないというお話がございました。私もその...全文を見る
○矢島委員 どうもありがとうございました。私の持ち時間はこれで終わりますので、この間の皆さん方の御意見、非常にありがとうございました。  終わります。
05月18日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第6号
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○矢島委員 参考人の皆さん、本当に長時間にわたって御苦労さまでございます。私が最後でございます。あと十五分でございますから。  今までの参考人の皆さん方、いずれも内外価格差問題と円高というのは切っても切れない縁、そういう問題でいろいろとお話をいただいてきたわけですけれども、最初...全文を見る
○矢島委員 井出さんにお聞きしたいのですが、昨年十月二十日に、ACCJのトーマス・ジョルダン会長を初めとして専務理事の皆さん方、私どもの方の党本部へ参りました。そして、不破委員長と約一時間にわたって懇談したわけですけれども、その中で、規制緩和の問題だとかあるいは内外価格差の問題に...全文を見る
○矢島委員 南雲さんにお聞きしたいのですが、規制緩和というのは何でもかんでも規制緩和しゃないんだというお話、私もいわゆる経済的な規制につきましては、国民生活や経済発展の障害になって、もう古びてしまって使っでないような官僚的な規制なんというものは取っ払うべきだと思います。しかし、環...全文を見る
○矢島委員 時間になってしまいました。日和佐さんには独禁法の問題点でちょっとお聞きしようかと思いましたけれども、申しわけございません。また後の機会にやらせていただきます。  終わります。
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、平成七年度一般会計補正予算三案並びに新進党提出の編成替え動議に対して反対し、我が党提出の補正予算編成替えを求める動議に賛成の討論を行います。  今、阪神・淡路大震災の救援・復興対策の抜本的な強化と緊急の円高対策が求められていることは言うま...全文を見る
05月30日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第7号
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○矢島委員 きょうの委員会の中で先ほど来出ている問題等あるわけですけれども、とりわけ円高の問題等が論議されております。先ほど来出ておりますが、経済企画庁の物価局から、昨年の十一月の時点での「生計費調査による購買力平価及び内外価格差の概況」という文書がございます。これを見ますと、近...全文を見る
○矢島委員 その点で、今日の状況を考えるときに、やはり根本的な問題にメスを入れていく必要があるんじゃないか。  そこで、まず第一には、この急激な異常な円高の中で、アメリカがいずれにしろこの円高容認という態度をとることに非常に問題があるんじゃないか。この点では、日本政府はアメリカ...全文を見る
○矢島委員 雇用の問題が出ましたので、その点でお聞きしたいんですが、規制緩和の点で先ほど来、いい規制と悪い規制といろいろあるわけです。私どもも、既に古びた規制などというのはどんどん撤廃しろ、しかし、国民生活に役立つとかあるいは消費者保護という立場にある規制というものは、これはやは...全文を見る
○矢島委員 労働者の転換がうまくいくかどうかという問題についてもいろいろと触れております。  年間の成長率が五%という全体のパイが広がっていた当時ならば、繊維やアルミニウムなどの産業の転換という状況もうまくいった。しかし、日本の成長は七〇年代のアメリカのようにピークを打っている...全文を見る
○矢島委員 通産省の方の諮問機関だと思いますが、企業法制研究会というのがあります。この委員十六名中十名が大企業の役員で構成されておりますが、ここも、現行独禁法における個々の一般集中規制の必要性、合理性は十分に説明ないし論証されているとは言いがたいなどという圧力をかけているようです...全文を見る
○矢島委員 最後に長官にお聞きしたいのですが、企画庁の白川一郎さんという審議官の方が「内外価格差 もうひとつの物価問題」、こういう本を出されまして、その中で「洋酒の値段はなぜ下がったか」という項目があるわけなんですね。「内外価格差がはっきりと是正された典型的な例が洋酒の値段である...全文を見る
○矢島委員 終わります。
06月01日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第8号
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○矢島委員 私は、大体中心は厚生省になると思いますが、ごみ問題で質問していきたいと思います。  一般廃棄物の量が年々増大していくという状況の中で、先ほど来答弁の中にもありますように、最終処分場が非常に逼迫してきているという状況で、とりわけ首都圏ではあと四・八年だとか言われており...全文を見る
○矢島委員 確かにおっしゃられるように、主としてオフィスビルなどのOA用紙と呼ばれている紙ごみ、これがふえている非常に重要な部分を占めていると思います。このいわゆる事業系可燃ごみがふえ続けるということは、大体主犯は大企業を初め多量排出事業者ではないかと思うわけです。  現行の廃...全文を見る
○矢島委員 ぜひ法の精神にのっとって、指導とかそういう点で強めていただくということをお願いしたいわけです。  ここでもう一つお伺いしたいわけですが、現在このOA用紙を廃棄物処理法でいわゆる一般廃棄物、こうしているわけです。そこに問題があるのじゃないかと私は思うのです。  これ...全文を見る
○矢島委員 私は、平成二年の状況で答申が出されたわけですけれども、その後の状況の中を見ましても、いわゆるオフィスビルから出てくる紙の量というのはどんどんふえているわけですから、もうそれはそれでいいんだというのじゃなくて、今後ともこの問題についても検討していく、とりわけ答申の内容等...全文を見る
○矢島委員 現在の状況の中では非常に少ないということは、それを合計しましても五十二カ所ということですから、これをどういうふうにこれから厚生省として進めていくかという問題になってくるわけだと思うのです。  廃棄物処理施設整備費という予算の中での部門ですけれども、最近増額している。...全文を見る
○矢島委員 ぜひその補助率のアップというものも含めて考えながら、大蔵省と交渉していただきたいと思うのです。  もう一つ、同じリサイクルセンターとかあるいはリサイクルプラザにかかわる問題なんですけれども、実はこの施設費、プラントの一つ一つが大変高価だということですね。先ほど来、油...全文を見る
○矢島委員 地方自治体はそういう面では積極的に何とかリサイクルセンターやプラザをつくろうという方向があるのですから、それに対しての国としてのいろいろな補助、助成について検討し、また実施していただきたい、このことを申し上げて、時間が来ましたので終わります。
06月06日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○矢島委員 ことしで文字放送が始まって十周年を迎えているわけであります。そこで、私、文字放送、字幕放送について何点かお伺いしたいと思います。  聴覚障害者団体の粘り強い運動もあって、一昨年、いわゆる通信・放送障害者利用円滑化法というのが施行されました。最近では受信機やデコーダー...全文を見る
○矢島委員 私、新聞の番組表を見まして、字幕放送の場合にはタイトルの前に「字」という字が四角の中に入って印があるわけであります。五月二十七日から六月二日までの一週間、再放送を除きまして二十七番組、放送時間では十四時間でした。それでその六割はNHKだ、こういうことを見たわけです。今...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう技術開発の方も一層努力していただきたいと思います。  それから、テレビ番組表を見ますと、例えば地上波では、「八代将軍吉宗」には字幕放送の印がついております。ところが、BSの方はないんですね。大河ドラマですら、こういうBS放送では、いわゆる視覚障害者向けの...全文を見る
○矢島委員 ぜひひとつそういう方向での取り組みをお願いしたいと思います。  川口会長にお伺いしますが、さきの阪神大震災のときでも、百四十台の文字受信機を設置する、あるいはNHKなどで文字放送によって安否情報あるいは救援物資、それから妊産婦についての相談、人工透析あるいは貯金通帳...全文を見る
○矢島委員 障害を持つ方々あるいは耳の遠い高齢者の方々がこういう新しいメディアから取り残されるということは、これはまた一つ重大な問題だと思います。「NHK中長期経営方針」を見ますと、「障害者向け番組」のところで、「障害者の幅広い情報ニーズに応えるため、字幕・手話・解説放送等を充実...全文を見る
○矢島委員 郵政省の方は頑張っているという評価ですけれども、五局合わせて一週間で九番組七時間というのはまことに少ないというふうに一般的には判断されるのではないか。  なぜなかなか字幕放送が進まないかという理由にはいろいろあると思うのです。一つには制作費の問題もあろうかと思います...全文を見る
○矢島委員 進まない理由というのはいろいろあることは私も承知しております。しかし、キー局との関係からいえば、免許法というのもいろいろとかかわり合いを持っているということを申し述べておきたいと思います。障害者利用円滑化法、この精神からいって、新しいメディアから障害者を締め出してしま...全文を見る
○矢島委員 この障害者利用円滑化法が審議されたときに、当時の放送行政局長もこの法案の支援措置を呼び水にするという言葉を使いました。今、江川局長もそういう言葉を使いましたが、十分に呼び水になっているのかどうかという点が一つの問題だ。もちろん、お金のかかることですからいろいろあるでし...全文を見る
○矢島委員 ぜひひとつ、聴覚障害者に対する字幕放送、文字放送の前進、それから、最後にちょこっとつけ加えました銚子無線局の問題などについても、今後いろいろと御努力いただきたいと思います。  終わります。
06月07日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
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○矢島委員 どうも先生方御苦労さまです。  時間が来てしまっているわけですが、やはり国民に開かれた情報インフラの議論が必要だということは論をまたないと思うのです。そういう点から、利用者本位の情報通信基盤の確立という点では、私、公文先生の「アメリカの情報革命」という、あれは百六十...全文を見る
06月08日第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第9号
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○矢島委員 参考人の皆さん、二度にわたって本委員会への御参加、本当に御苦労さまでございます。  私、まず日和佐さんにお尋ねしたいのですが、円高差益還元の問題であります。前回の御意見でも、電気料金のいわゆる差益還元の問題では、棚ぼた式に得た利益は消費者に戻すべきだ。私もまさにその...全文を見る
○矢島委員 もう少しお聞きしたいなというのがあるのですが、では次の質問に入ります。  井出さんにお聞きしたいのですが、前回の御発言の中で以前のアメリカの不景気に触れられまして、今は立ち直って調子がいいからよくなった、しかし、高額所得者と低額所得者の差、いわゆる貧富の差、これが拡...全文を見る
○矢島委員 武長先生にお聞きしたいのですけれども、前回また今回の御発言の中でも公共料金の問題が述べられました。この間、公共料金の値上げが家計に対しては一兆七千九百億円負担になるというお話も承りました。また、日本とアメリカの公共料金の格差というものもお聞きいたしました。  そこで...全文を見る
○矢島委員 時間が来ましたので、参考人の皆さん方にお礼を申し上げて、質問を終わりたいと思います。  終わります。
10月13日第134回国会 衆議院 本会議 第6号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の平成七年度一般会計補正予算外二件に対する反対討論を行います。(拍手)  本補正予算に反対する第一の理由は、過去の景気対策について何らの総括もなく、従来型の対策を惰性的に拡大するものであり、景気回復の主役である庶民減税、雇用の安...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○矢島委員 この法案は、阪神・淡路大震災復興策という柱もあるわけでありますけれども、本当に復興策として役に立つのかということや、あるいは現在非常に景気が低迷しているという状況の中で、この地域の景気をよくするための経済対策という面での効果が本当にあるのだろうか、私、たくさんの疑問を...全文を見る
○矢島委員 私が挙げた幾つかの企業、これの利用ということについては相当確かなものなのかどうかという見通しについて、もう一度お聞きしたい。
○矢島委員 そこで、次のことについてお聞きしたいのですが、神戸製鋼だとかあるいは三菱重工だとか、民間企業がこの施設を利用して研究開発をする場合に、その利用者の負担はどのように考えておられるかということ、それから、研究開発によって実った果実というもの、これはどこに所属するかというこ...全文を見る
○矢島委員 この研究施設と、それから阪神・淡路大震災の復興という関係についてお尋ねしたいわけですけれども、神戸の経済的な復興というのは非常に重要であることは申すまでもありません。もちろん私は、本筋として、今の神戸の現状の中で、個人生活と営業を再建していく問題だとか、雇用の確保の問...全文を見る
○矢島委員 確かに、復興計画の中の十七項目の中に入っているということを私も承知しております。  そういう中で、企業集積を図る、あるいはそのための中核施設としてこれを役立てていきたい、期待は高まっている、これもそのとおりだと思うのです。しかし、問題は、企業が集積することによって、...全文を見る
○矢島委員 もう一つの別の面からちょっと質問したいわけです。角度を変えてお聞きしてまいります。  通信・放送機構のもう一つの事業として、いわゆる字幕放送や解説放送など、障害者に対するいろいろな対策、助成を行っているわけです。これは十億円を基金として運用していっているわけですけれ...全文を見る
○矢島委員 この質問で終わりでございますが、ぜひひとつそういう方向で、一千万か二千万円という額でございますから、人に優しい行政を進めていく上でも考えていただきたい、このことを申し上げまして終わりたいと思います。
11月07日第134回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
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○矢島委員 きょうこの委員会では、いろいろな委員からそれぞれ経済問題、景気問題などさまざまな角度から取り上げられてきました。私も今回の経済対策とそれから個人消費の問題に絞ってお尋ねしたいと思うわけです。  今回のこの経済対策が総事業費にしまして十四兆二千二百億円、その中のいわゆ...全文を見る
○矢島委員 そういう公共投資の上積みがめぐりめぐって個人消費の回復というものにつながる、これが前々から景気対策あるいは経済対策をやってきたときの政府の言い分であったわけです。  ところが、実際にはそうなっていないということは、きょうの委員会の中でいろいろな委員からの質問の中にも...全文を見る
○矢島委員 そのバトンタッチの問題は、先ほども同僚委員から質問がありまして、本当にうまくいくのか、こういう質問がございました。消費が伸び悩んでいる中で、どうやって個人消費の拡大を図るか、これは非常に重要な問題であると同時に、総合的に考えていかなければならない問題であるということは...全文を見る
○矢島委員 減税の問題といえば、特別減税の二兆円、来年度という発言もありますが、実際に制度的な減税をきちんとやることがやはり国民が所得が上がったときの消費にそれを使っていこうという意欲につながっていくんじゃないかと思うのです。  いろいろ仰せられましたけれども、確かに今、一つに...全文を見る
○矢島委員 国民の懐を暖めて、そして購買力の向上を図る、そういう積極的な施策をぜひひとつ続けてさらに前進させていただきたい、このことを申し上げまして、時間が来ましたので終わります。
11月08日第134回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 本委員会でもこれまで何回も、またきょうも高度情報化社会の問題や、あるいはマルチメディアの問題についていろいろ論議されてまいりました。日本経済が大変な状況にある中で、雇用の問題というのは極めて深刻な事態になってきていると思います。この情報通信産業というものが不況に苦しむ...全文を見る
○矢島委員 そういうお答えですけれども、先ほど五十嵐局長の方からも、移動電話の問題等で詳しく数字を挙げてお答えがございました。  平成七年版の通信白書というもの、この八十四ページのところに「情報通信産業の雇用動向」というのが出ているのですね。それを見ますと、狭い通信産業ではなく...全文を見る
○矢島委員 将来の見通しはともかくも、まあそれも確たる根拠はどうなのかということもあるのですが、現実の問題として、大変な不況の中で、雇用については不安が広がっているし、新卒者の状況なんというのは本当に大変な状況です。そういう中で、実際に今日の状況はどうかというのを見てみたいと思う...全文を見る
○矢島委員 私は、将来どうなっていくかということについてはいろいろな見方があるし、また大きく広がっていくだろうという、これは希望が大きく広がると同時に、現実問題としてそうなることは望ましいと思いますよ。  しかし、現実の問題なんですよ。それはNTTのやっていることとこっちの産業...全文を見る
○矢島委員 時間がないので、局長、申しわけありません。後で個人的にお伺いします。  残り時間が少ないのですが、こうしたNTTの人減らしの実際、これはいろいろな問題を今起こしているわけです。そこで、いらしておりますので、今度はNTTの方にお聞きいたします。  今年度末で銚子無線...全文を見る
○矢島委員 私はバックアップ体制の問題を聞いたのですよ。長崎は、非常にいい場所にあって設備もきちんとしていて、これは大丈夫だよと言っているときに、銚子がなくなってしまえば、何か起きたときにはなくなってしまうわけですよ。ですから、阪神・淡路大震災の教訓から、建物は大丈夫だったけれど...全文を見る
○矢島委員 時間が来たので、大臣にもお聞きしようと思いましたが、やめます。  いずれにしましても、この銚子の無線局の廃止の問題というのは、NTT一社の問題じゃなくて、銚子、その周辺の自治体、それからそこに住んでいらっしゃる皆さん、それからそこで働いている人、それから船に乗ってい...全文を見る
12月06日第134回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  本当に参考人の皆さん方、いろいろとありがとうございました。私の持ち時間、非常に短いものですから、早速端的な質問をさせていただきたいと思います。  最初に、金子先生にお伺いしたいのですが、先ほど高齢化率の基本公式というので、比率...全文を見る
○矢島委員 島田先生にお伺いしたいと思うのですが、実は私、地元は埼玉県でございまして、埼玉県で有料老人ホームの設置運営指導基準というのを、九一年のときだったと思いますが、つくりました。当時の新聞等で、なかなか創意工夫されたものだ、こういうのが載っておりましたけれども、確かに、終身...全文を見る
○矢島委員 どうもありがとうございます。  また、金子先生にちょっとお聞きしたいのです。  これは平成六年度国民生活白書でありまして、経企庁です。「実りある長寿社会に向けて」というところのまとめの部分、「むすび」の部分にこういう文章があるのです。「自分の裁量可能な時間を若い時...全文を見る
○矢島委員 青山参考人にお聞きしたいのです。  お年寄りのいろいろな相談事というのは、やはり一般の人たちの相談と違っていろいろな面で配慮しなければならない問題が、あるいはまた対応の仕方とかそういうことで御苦労されていると思うのです。そういう意味では、お年寄りに対応する専門的な人...全文を見る
○矢島委員 この問題は河上先生にお尋ねすることになるかと思うのです。  今、有料老人ホームの問題では、種々の問題点あるいは今後考えていかなければならない点等をお話しいただいて、ある程度理解することはできたわけです。  これからそういう状況が続いていきますといろいろな問題が今後...全文を見る
○矢島委員 長時間にわたりまして、参考人の皆さん、本当にありがとうございました。私の持ち時間が終わりましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。