矢島恒夫

やじまつねお



当選回数回

矢島恒夫の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第136回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○矢島委員 提案されております平成七年度補正予算、この案は税収不足を赤字国債で補う、こういう内容になっています。これは昨年度もやはりこういう形になりましたから二年連続の減額補正、こういうことになるわけです。  八年度の公債の残高というのが二百四十一兆円になる。こうした中で、政府...全文を見る
○矢島委員 大蔵大臣、きのう国税当局が、富士住建だとかあるいは末野興産など、借り手企業に対して立入調査を行いました。借り手責任の追及という点で、私、見逃してはならないことがあると思うのです。それは、今後の債権回収に備えて、この借金を返さない側が資産隠しをしているという一部の報道が...全文を見る
○矢島委員 総理並びに大蔵大臣からそのような御答弁がありました。  実は処理機構の中でやっていく問題なんですが、現実の問題として、もうそういう資産隠しといういろいろな策謀が進んでいるわけなんですよ。  私、具体的な例でちょっと申し上げたいんですが、マスコミにもたびたび登場して...全文を見る
○矢島委員 これは、税法上の問題でもあると同時に、処理機構が今後どういうふうなところまでやっていくかという問題でもあるんですよ。ですから、私はもうちょっと中身について、その情報も大事にしながらという答弁ですけれども、申し上げたいと思うんです。  要するに、そういうようにやってい...全文を見る
○矢島委員 悠長なことを言っていられないということはおわかりだと思うのです。処理機構をつくってそこでいよいよ動き出して、じゃ、この問題も念頭に入れながらやっていこうなどという問題じゃないのですよ。日本生命を調べればすぐわかるのですよ。二十五億円の、ばらばらになっていると思いますけ...全文を見る
○矢島委員 母体行の、今までのいろいろな論議の中で出てきて、きのうからきようにかけて、総理もそのことについての答弁をされていらっしゃるんですよ。私もこういう例を挙げて御質問したんですが、銀行局長が出てまいりまして、ああいう答弁をされました。  そこで、私、再度総理に質問するんで...全文を見る
○矢島委員 再度私、母体行の責任というものが重大ですから、今回提案されております現在の六千八百五十億円、税金から、こういうことですけれども、母体行の責任をもっともっと追及すべきだということを主張したいと思います。  次の質問に入ります。  次は、暴力団企業への融資の問題につい...全文を見る
○矢島委員 具体的な暴力団関係のフロント企業と大口貸出先になっているそういうところとの関係というのや、あるいは住専との関係というのは明らかにしていただけなかったわけですが、政府が提出いたしました住専七社上位百貸付先実名リストというのがございますね。その資料の中で、五ページに住総関...全文を見る
○矢島委員 どうもお答えいただけない。  我々の調査の結果を申し上げます。  我々が入手した暴力団関係の資料を見ますと、いわゆるフロント企業として、株式会社、(株)と書いてあるわけですね、(株)日建企画という会社があります。この会社の所在地は、大阪市中央区内本町二の三の八、責...全文を見る
○矢島委員 私、ここに住総の最近の「融資権限規程及び関連諸規程の改定」、昨年の十一月二十八日に改定されたものです、これを持っているわけですが、この中には、例えば一番上の方には取引ベースで融資審議会。融資審議会というのは会長、社長、それから専務、常務、こういう人たちで構成するわけで...全文を見る
○矢島委員 大蔵大臣、この日建企画に住総が融資して焦げついちゃっているのですが、この日建企画というのはそもそも、私が先ほど申しましたように暴力団のフロント企業なんですよ。ですから、こういうところに国民の税金が使われたらそれこそ大変だ。しかも、そのこと自身は、前に私どもの不破委員長...全文を見る
○矢島委員 この問題は委員会でも何回も出ていますし、委員長の方も、理事会で処理するということをおっしゃっていらっしゃいます。ぜひ出していただきたい。  最後に私は、平成七年度一般会計補正予算外一件に対して反対であることを表明したいと思います。  今回提出された補正予算案という...全文を見る
02月16日第136回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  住総社長の山本参考人にお伺いしたいと思います。  あなたの会社は、不動産投機ということで多額の不良債権をつくったところの住専七社の一つであります。大蔵省の調査報告書あるいはまたあなたの会社の監査法人がつくった監査意見書というも...全文を見る
○矢島委員 母体行の紹介融資というのが相当の部分を占めており、しかも九四・八%。私どもの計算によれば九八・二六%になるんじゃないかと思いますが、それはともかくもわずかな差でございますから。それぞれの対象をどこにとったか、私どもは大蔵省から出されました調査の範囲内で計算したものです...全文を見る
○矢島委員 そうしますと、私が一昨日、本委員会で質問したわけですけれども、山口組系の暴力団関係企業である日建企画、ここに住総は、母体行の住友信託銀行の紹介で百三十一億円融資しています。これももちろん融資審議会で決裁されたものだと思います。あなたが社長になる前のことですけれども、こ...全文を見る
○矢島委員 最後にお聞きします。  先ほども質問がありましたけれども、現在、住総の役員は全員が母体行の出身者である、これは間違いありませんね。歴代の役員の中で母体行以外で関係した役員いますか。
○矢島委員 今答弁があったように、まさにこの住総の経営破綻に結びついた乱脈な融資、母体行からの紹介も含めて、母体行から派遣された役員によって決裁されてきた、これがはっきりしたと思うんです。  今の答弁で、母体行がまあ九十数%、不良債権のような融資を……
○矢島委員 はい、終わります。  住総に回した。私たちは、やはりこの母体行は単に出資者としての設立母体ではない、経営権、人事権あるいは融資案件、大口融資の審査、すべてこの母体行というところがやってきた、これが明らかになったと思います。母体行の責任は重大だということを申し上げて、...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 私は、沖縄における電波にかかわる問題で質問したいと思います。  昨年来、あの米兵による蛮行以来、沖縄における基地の問題あるいは日米地位協定の問題さらには日米安保条約、これらにかかわる問題が非常に大きな関心事となり全国的な問題になってきております。確かに沖縄県には、在...全文を見る
○矢島委員 そこで、そういう形の調査及び改善ということがなされたわけですが、受信障害が起きた地域というのを見ますと、その周辺に、例えばキャンプ瑞慶覧だとかあるいは嘉手納基地などたくさんの基地があります。  時間の関係がありますので、私まとめてお聞きしますのでお答えいただきたいと...全文を見る
○矢島委員 結局、私が四つの点についてお聞きをしたわけですが、一つもはっきりしないというのが今の局長の答弁だということになるわけで、これがやはり沖縄の電波事情の実態だと思うわけです。  放送局が他の放送局の電波を妨害するなどということは、日本の放送事業者の間では決して考えられな...全文を見る
○矢島委員 今の運輸省の報告にもありますとおり、那覇の管制部が突出しているんですね、この問題では。  郵政省の方からいただいた、一般といいますか、全体の混信、妨害の苦情申告の状況、これを見ますと、まず正反対の結果が出てくる。つまり沖縄は極めて少ないわけですよ。例えば、平成五年、...全文を見る
○矢島委員 特定できないということで、はっきりした答弁が得られませんが、私が申し上げたいろいろな数値から見て、だれが見ても、どうも沖縄はほかにない特別な電波環境だ、このことは明らかだと思うのですね。  郵政省が、この沖縄における混信、妨害で、その原因者が米軍であると特定したこと...全文を見る
○矢島委員 御答弁ですと、特定したことはないと考えてよろしいのですか。特定するのは困難だということで、調査を依頼したことはある、こういうお話です。  私が最初に挙げたテレビの混信の問題ですが、この受信妨害について、郵政省の御説明をお聞きいたしますと、米軍の方から修理したよ、こう...全文を見る
○矢島委員 確かに現場の職員の皆さんは一生懸命苦労されていますよ。嘉手納基地といえばあれは広大な基地ですから、こちらのフェンスの外から、もちろん中に入れませんから、測定器を使って方位を探るわけですね。今度は反対側までずっと行くわけです。そしてフェンスの外から測定するというような苦...全文を見る
○矢島委員 大臣、これはSOS用の、緊急用の周波数なんです。十回も混信、妨害があったのですよ。大臣、今までずっと論議をお聞きになっていて、沖縄の電波事情の実態がどうなのか、ほかと、日本の本土の方とどういう違いがあるかというのをおわかりいただいたかと思うのですけれども、地位協定の見...全文を見る
○矢島委員 まあ、大臣の御答弁、大変なことだと思います。というのは、今申しましたSOSの緊急電波さえ混信が入ってきている、ほかにはどこにもないのですよ、こういうことは。そういうような状況だとか、あるいは特に民間機の航空に支障を来すような混信なんかが起こったら、本当に航行の安全すら...全文を見る
○矢島委員 時間になりました。  ぜひひとつ、日米地位協定の見直しとかあるいは米軍の電波利用の縮小、あるいは占有電波の返還、こういうことを求めていくということは、今日沖縄県民の重要な要求であるし、沖縄の今後の経済発展の中でも、あるいは情報化社会へ向かっていく場合でも重要な問題だ...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○矢島委員 公述人の皆さん、御苦労さまです。日本共産党の矢島恒夫でございます。  まず最初に、島田先生にお伺いしたいんですが、先生、昨年の五月ですか、「新世紀における日本の経済」と題しまして、講演をされたことがあったかと思います。これは、「租税研究」の昨年の七月号に大体収録され...全文を見る
○矢島委員 私の持ち時間は本当に短いので、申しわけございません。  引き続いて島田先生にお聞きしたいんですが、何か手術する必要があるというのは、これはもう実際の場面として必要です。結局その手術の仕方なんですけれども、住専問題をひとつ破産処理ということでやっていったらどうか、こう...全文を見る
○矢島委員 また島田先生にお聞きしますが、第一回目の手術の後の問題になるわけですけれども、と申しますのは、先生も意見陳述の中で、いわゆる信用組合やあるいはノンバンクの問題、これはどうなるのかということを問題提起されておりますけれども、六千八百五十億円というのは第一次分のロスに対す...全文を見る
○矢島委員 終わります。
02月23日第136回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○矢島委員 公述人の皆さん、御苦労さまでございます。日本共産党の矢島恒夫でございます。  最初に植田先生にお聞きするのですが、情報開示の問題、ディスクロージャーの問題についてお聞きしたいと思います。  住専問題というのは、いわゆる金融機関が抱えている不良債権問題全体から見ます...全文を見る
○矢島委員 そこで、私は、今度の住専問題処理に当たっては、やはりその原因と責任というのをはっきりさせないと、何回もこんなことを繰り返したのではとんでもないことですから、原因と責任をはっきり解明していくという点が非常に重要だろうと思います。その上に立っての処理の仕方については、それ...全文を見る
○矢島委員 宮尾先生に聞きたいんですが、実は私は持ち時間が非常に少ないので、余り大きなことでお聞きするので申しわけないのですが、実は先生の論文で日本の経済は三つのKに苦しむというのを前に読ませていただいております。空洞化とか価格破壊の問題です。きょうの先生の最前のお話の中で与えら...全文を見る
○矢島委員 ありがとうございました。終わります。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○矢島分科員 まず、長官にお聞きするわけですが、自然環境の保全とか特にナショナルトラスト、こういう問題についての基本的な御見解を承りたいと思うわけです。  埼玉県では、さいたま緑のトラスト基金条例というものが制定されました。そして土地や建物等を買い取りまして、管理保全、こういう...全文を見る
○矢島分科員 そこで、私、保全の第二号地として指定されており、また埼玉でも取り組んでおります狭山丘陵を取り上げてお聞きしたいわけです。  委員長、私、狭山丘陵付近のパネル、航空写真を持ってまいりましたので、長官に見せながら御説明申し上げたいと思います。  ここに入間基地があり...全文を見る
○矢島分科員 予算の面もございますが、ぜひ積極的な長官の御活躍を期待いたします。  ところが、実はこの狭山丘陵の歴史、私も環境庁にいろいろお願いしたりお尋ねしたこともあるのですが、振り返ってみますと、狭山湖、多摩湖という二つの湖が完成した後、開発しようという勢力やあるいは自然を...全文を見る
○矢島分科員 そういうことで調査中で、ルートについては今後検討ということだそうですが、実は所沢市総合振興計画という、これは九一年から九五年にかけての基本計画でございますけれども、これを見ますと、この核都市連絡道路というのはこんなふうなルートだというので既に書かれているのですね。こ...全文を見る
○矢島分科員 ルートもまだ決まっていないし、どこが事業を行うかということも決まっていないということですけれども、狭山丘陵を分断するような、自動車専用道路であるかどうか、この辺もまだ未定だそうでございますけれども、いずれにしろ、道路ができるということは狭山丘陵に非常に悪い影響を与え...全文を見る
○矢島分科員 実際に具体化されていない状況であることは、先ほどの建設省のお答えでわかりましたが、しかし、これは計画が具体化されてしまいますと、実はなかなか大変なんですよ。これは、ルートを変えるとかいろいろな問題が起きてまいりますので、私はやはり今の段階で、この狭山丘陵の自然を守っ...全文を見る
○矢島分科員 ひとつ長官にも頑張っていただくことをお願いして、質問を終わります。
03月14日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○矢島委員 先ほど来いろいろとお話がありますように、今、国会は極めて異常な状況にあります。そうした中できょうこの委員会が開催されたわけでありますが、私どもは、この異常な状況というもののそもそもの発端は、三月一日予算委員会理事会において採決を前提とした日程を設定したという与党側の一...全文を見る
○矢島委員 NTTの分割をめぐるこれまでの議論というものを見てみますと、役所と事業者、企業の論理とその対立というような構図に終始してきたように思うわけです。この点で言えば、一月に経団連がこの問題での見解を出しましたが、これもいわゆる玉虫色というか、両論併記というものでありました。...全文を見る
○矢島委員 ぜひ国民、消費者のための考え方を貫いていただきたいし、今後ともそういう方向でこそあるべきだということを申し上げて、次の質問に入ります。  小笠原におけるテレビの問題で何問かお願いします。  郵政省が行っている事業で電気通信格差是正事業、こういうのがあるわけですが、...全文を見る
○矢島委員 東京都はもちろんですけれども、全国どこへ行ってもNHKの受信料以外テレビ放送を見るのにお金を払うというところはないわけです。小笠原だけ毎月三千円、年額にしますと三万六千円になりますか、こういうお金を払うことが求められるわけです。もちろんこれ以外にNHKの受信料は必要で...全文を見る
○矢島委員 そこで、実際に負担するところもあるわけですが、その金額は今度の場合に比べて少額だろうと思うのです。  もう一つ電気通信格差是正事業で、これは来年度から沖縄の南北大東島でも実施されて、二年後には同じ通信衛星の電波を大東島でも受信して、各家庭に再送信する、こういうように...全文を見る
○矢島委員 今行われているこれらの事業というのは、いわゆる格差是正事業、こういうことで行われてまいりました。確かにテレビ放送の電波の格差というものをなくしていこうということで、このことによって小笠原及び南北大東島での格差がなくなっていくということは非常に結構なことだと思います。 ...全文を見る
○矢島委員 大臣、今までのやりとりをお聞きいただいて、やはりこれは政治的な判断で解決する必要があるのじゃないか。といいますのは、先ほどの答弁にもありましたように、国が負担できるようなものではない。お話にもありましたように、郵政省の予算の枠組みでいいますと、この格差是正事業というの...全文を見る
○矢島委員 それぞれ合意して進められている事業あるいは進んでいる事業ですけれども、ぜひその間においてもあらゆる努力や知恵を絞っていただきたいということを申し上げまして、郵便番号七けた化の問題でお聞きしたいと思います。  来年二月から郵便番号七けた化を導入するわけですが、どういう...全文を見る
○矢島委員 そういうことの周知と同時に、余り短期間で全部七けたにぱっとやるような雰囲気を国民に与えるのじゃなくて、一定期間は五けたでも三けたでもいいのですよ、七けたに最終的には向かっていくのだけれども、せっからにやらないで、その少し時間的な余裕をぜひ持ちながら、またそのことを国民...全文を見る
03月25日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○矢島委員 提出されておりますNHKの来年度予算、二年連続赤字予算となるわけです。ただ、今年度の場合には、阪神・淡路大震災の被災者への受信料の減免措置だとかあるいは復興経費等、予想できなかった経費がふえて赤字予算、こういうふうになったわけですが、そういう意味からしますと、来年度は...全文を見る
○矢島委員 そのとおりということでございますね。  確かに、消費税というのが値上げされて転嫁されますと、実際に消費者あるいは視聴者にとりましては、やはり値上げたと受け取らざるを得ない。あれは国で決めたことだから違うんだ、そういうことで実際に上げないということになれば、料金値上げ...全文を見る
○矢島委員 どうも私、聞き違いかなと思ったのですが、はっきりと会長おっしゃられたので、ああ、これはよかったなということで次の質問に入ろうと思ったのですが、今訂正されましたので、さらにお聞きしたいのですが、先ほど私ちょっと申しましたように、消費税分を転嫁するということは、消費者や視...全文を見る
○矢島委員 通常の値上げとは違うという点は私も先ほど申し上げたとおりなんです。しかし、消費者にとってみれば、値上げかな、値が上がったんだな、受信料上がったんだな、こういう結果が来るわけですね。同時に、放送法の第三十七条の四項ですか、この規定によっても、もし転嫁して上乗せすれば、月...全文を見る
○矢島委員 次に、来年度予算の事業支出というものを見てみますと、全体の伸びが二・五%、これは昨年度から今年度の伸びの三・九%から見ますとかなり少なくなっておりますし、実際の額でも、支出の伸びが二百十二億円から百四十二億円になりますか、圧縮されております。  赤字予算というもとで...全文を見る
○矢島委員 ハイビジョン放送については、今のところ実用試験放送の段階だと思います。これに対応する収入が特にあるわけではありませんし、先ほど会長の方からも、質問に対して、今までは抑えてきたが、より味わいがある画面、よりよい音声をという視聴者の要求も拡大している、長野オリンピックもあ...全文を見る
○矢島委員 NHKの経営計画で、BS4ですか、この段階で本放送へ移行しようというような計画だとか、あるいは二十一世紀の早い時期に衛星放送二波をハイビジョンに移行させたい、あるいは先ほど来ずっと話が出ておりますが、長野オリンピックの問題ですね、この辺でいわゆる完全実用化の一つの節目...全文を見る
○矢島委員 これも先ほど来何名かの方が取り上げてきている問題ですが、いわゆる障害者向けの放送、字幕放送等についてございました。  先ほど齊藤専務の方からも、大体来年度はどう拡充していくか、二時間三十五分ふやすということだとか、あるいはその後の状況については、九年度以降ということ...全文を見る
○矢島委員 免許申請手数料、これはNHKの方からいただいた資料なんでございますが、郵政省、もしどこかおかしいということがあればあれですけれども、大体八百万円ということになりますと、全国で三千四百局ぐらいあるわけですか、そうしますと、その倍、こう掛け算していきますと相当の額になると...全文を見る
○矢島委員 いずれにいたしましても相当の額が局数によっては必要になってくるということになるわけですし、同時に、先ほども質問の中に出ておりましたが、キー局は文字を入れた放送を出すけれども、実際に地方局になっていきますと、その免許証を持っていないために、せっかくこの文字ができているの...全文を見る
○矢島委員 四月に報告がまとまる方向だということをお聞きいたしました。  そこで大臣、そういう方向で今研究が進んでいるところです。先ほど来、本委員会におきましても何回となくこの問題ではいろいろな質問が出ました。そういう意味では、その報告、改善ということで、免許制度を含めてですが...全文を見る
○矢島委員 終わります。
04月03日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。私、まず、番組制作の外注の問題でお尋ねしたいと思います。  外部プロダクションによるところの番組制作というのは、NHKも含めて民放各社が行っているわけですが、特に今回のTBSの問題で、このこともいろいろと取り上げられております。 ...全文を見る
○矢島委員 社の方針ということでございますが、その社の方針もやはり民主主義が土台になっているということを私は申し上げたいと思います。  次に、視聴率の問題についてお尋ねしたいと思います。  視聴率戦争がいろいろ展開されております。問題になったワイドショーでいいますと、各局が同...全文を見る
○矢島委員 今のテレビというものが視聴率戦争だとかあるいは視聴率至上主義と言われているわけですが、俳優の愛川欽也さんなど、俳優、文化人の人たちが「テレビについて話す会」、こういうものをつくられております。その中心メンバーであります愛川欽也さんはこんなことを言っていらっしゃる。「な...全文を見る
○矢島委員 この視聴率の問題とも関連して、いわゆる超能力番組といいますか、オウムに若者が取り込まれてそしてオウムに走ったという要因として、このテレビの超能力とかあるいは心霊番組というものが挙げられました。つくった方は娯楽番組という認識だと思いますけれども、無批判に超能力とかあるい...全文を見る
○矢島委員 私、ここに、民放連の「放送基準解説書」というのを持ってきたんですけれども、この第五十六項には、「医療及び薬品の知識に関しては、いたずらに不安、焦燥、恐怖、楽観などを与えないように注意する。」こういうのがあります。その「解説」の方に、「病人や身体虚弱者あるいは一部の視聴...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 質問に入る前に、私の午前中の質問の中で、TBS「三時にあいましょう」をフジテレビの番組の「三時のあなた」と言い間違えました。フジテレビに御迷惑をおかけしました。おわびして訂正させていただきます。  質問に入りたいと思います。  まず、私、TBSの調査に対する姿勢と...全文を見る
○矢島委員 いや、私がお聞きしたのは、おわびしたとか間違っていたとかいうのじゃなくて、当初、まだ調査を始める初期の段階で、見せた事実はなかったということを全国の視聴者に既に公言したわけですからね。これがその後の調査に非常に予断となって誘導されたものだというのは常識ではないかという...全文を見る
○矢島委員 見せた事実は出てこなかったかどうかの結論ではなくて、この調査書そのものが、例えば問題のビデオを検察に任意提出したこの経緯の問題にしても、それから放送企画の変更の後オウムが抗議に来たという問題でも、一々私時間がありませんからやりませんが、いずれも中身は、読んでみればあれ...全文を見る
○矢島委員 今度の問題で重要なことは、放送の自由、放送事業者の編集権が外部からの介入によって侵されたということだと思います。この「三時にあいましょう」で坂本さんへのインタビューがどうして放送中止になったのか、なぜ、だれが、どういう理由で放送中止を決定したのか、これが解明しなければ...全文を見る
○矢島委員 先ほどいわゆるNルートという質問がなされました。私は別の角度から、その問題で、今調査中なのか、調査の結果どういうふうになったのかお聞きしたいのです。  早川メモというあの大学ノート七ページに書かれた一番最後のところに、「新聞タイトルに入れている 番組変更 ××さんの...全文を見る
○矢島委員 私の質問の千代田分室の方についてはお答えがなかったようでございますが、時間が参りましたので、質問を終わります。
04月09日第136回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○矢島委員 大蔵大臣、昨日当委員会で、大臣は我が党の佐々木議員の質問に答えて、追加負担について三つの点を述べられたと思うんです。その中の一つに、「さらにもう一つの問題は、この住専問題に対する責任をそれぞれの当事者が十分に自覚することによって、みずからの体力に応じてその負担の責めを...全文を見る
○矢島委員 業務純益を上げながら、十分な、総じて体力はあると私どもも思っているわけですけれども、体力があるということを幾つかの例を挙げて申し上げたいと思うんです。  企業の体力という場合には、やはり企業のいわゆる財務諸表というものをいろいろ分析する必要があると思うわけです。 ...全文を見る
○矢島委員 資料ではなくて、私どもが要求した中身まで出ておりませんので、やはり委員長、母体行の内部留保がどのような状態かということは、母体行の体力診断という面では非常に重要なものだと思います。  そこで、お願いがあるんですが、こういう母体行の内部留保についての状態を示す資料を提...全文を見る
○矢島委員 そこで、お手元に、私どもがっくりました「銀行の内部留保について」という資料を配付させていただきました。この一番上が都市銀行の内部留保となっております。以下、信託銀行と長期信用銀行の内部留保について計算していったわけであります。  「公表内部留保」というのがそれぞれ三...全文を見る
○矢島委員 銀行みずからがこれに対応する、政府としてそれに積極的に要請していくということですけれども、やはり私、ここで銀行法をきちんと見る必要があるのではないか。それは、銀行みずからがこの対応を決めればいいんだというのじゃなくて、積極的な政府の交渉なり要請なりが必要なんじゃないか...全文を見る
○矢島委員 公定歩合の引き下げ問題で、前々から銀行局長も、いわゆる銀行のためじゃなくて景気対策だということの答弁をしておりました。今、大臣もそう答弁されました。しかし、この間本当に景気はよくなったかといいますと、それは大企業や大銀行は上り調子だというようなのもありますが、中小業者...全文を見る
○矢島委員 九一年、九二年、九三年、中間の状況については必要があればということですが、私どもの方の資料を見ますと、提出いただいた資料を見ますと、それぞれ出ております。  そして、その五年間におけるいわゆる合計、全国ベースでです、十四兆四千九百五十二億円になるわけなんですね。二十...全文を見る
○矢島委員 協議でできた枠組み、これはもう絶対だということでやっていらっしゃるわけですが、やはり母体行の追加負担は必要だ、責任の問題やあるいは体力の問題でも必要なのだと、額とかいつだというのは出ていないけれども。だけれども、これは、口で言っていることと実際にやっていること、本腰で...全文を見る
○矢島委員 関係者それぞれぎりぎりの努力とか言っていますが、既に母体行の問題についてはこの委員会で種々論議されて、やはり追加負担というものが必要なのだという方向にある、どうやるか、いつやるかは別ですよ、そういうことが必要だという方向になっているわけですよ。ということは、十二月の時...全文を見る
○矢島委員 いろいろと国民はごまかされてきたのですよ、今まで。ですから、そういう御答弁だけでは、なるほどやってくれるな、こうは思わないと、一般の人がそう言っているよということを私は申し上げたわけです。  時間が来てしまいました。最後に、重ねてこの六千八百五十億円というものを予算...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、与党修正案及び政府提出の一九九六年度予算三案に反対し、我が党提出の政府予算撤回のうえ編成替えを求める動議に賛成の討論を行います。  私はまず、本日予算の審議を打ち切り採決を強行することは、住専問題に対する審議の到達点に照らしても、また、十...全文を見る
05月15日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○矢島委員 まず、機構法についてお尋ねしたいと思います。  今度の改正で新たに民間企業への委託研究制度というのがつくられました。一つは、大学や国立研究所、こういうところなどが主体で研究テーマを公募する、もう一つが、機構が研究テーマを定めて主に民間企業に委託する、この二種類がある...全文を見る
○矢島委員 民間への委託研究というのは、その内容によっては本来であれば民間企業がみずからリスクを負って開発すべきもの、国が委託費という形で援助する必要のないもの、いわゆる委託研究とはいうものの実質的な補助金というような形態のものも、郵政関係じゃありませんが、今までの中でいろいろ私...全文を見る
○矢島委員 先ほど局長も、以前は一〇〇%国に帰属したものだ、そういうこともあったというお話がありましたが、平成三年の産業技術法によって、国の委託事業の場合に、いわゆる特許権等の帰属というのが、今まで一〇〇%であったものが大体五〇%というように変わってきたわけです。それはちょうど、...全文を見る
○矢島委員 今回の委託研究にかける予算が民間企業向けで十一億九千六百万円、これに比べても非常に貧弱だなという気がするわけです。その上、今お話にもありましたように、平成七年度というのは六年度に比べて助成金が大幅に減少して、三分の二以下になってしまった。これは、基金の運用益を助成金に...全文を見る
○矢島委員 本当に視聴覚障害者の皆さん方が期待を持って見守っているわけですから、その辺については大いに大臣も努力していただきたいと思いますが、助成とともに、放送時間数の問題もこの調査研究会の報告書の中で出されております。いわゆるガイドラインの設定の問題ですね。既にアメリカでは四大...全文を見る
○矢島委員 今、報告書の内容も局長の方から話されました。我が国で本格的に視聴覚障害者向けの放送を拡充していく上で、極めて重要な報告書になっていると思います。放送法だとか、あるいは障害者利用円滑化法、こういうようなものの改正、措置を求めるというようなのも入っております。この問題を本...全文を見る
○矢島委員 ぜひ全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  それで、基盤法について何問かお聞きしたいのですが、まず、加入者系の光ファイバー網の整備に対する超低利融資制度、昨年度から始まりました。まず、実績について、融資を行った事業所と融資額。それから、今年度の計画では四百...全文を見る
○矢島委員 今の最後の、CATVの方の業者をもう一度お答えいただけますか。NTT九百八十、それからNCC四百一億、CATVは先ほどのでよろしいですか。
○矢島委員 今御説明いただいたように、実績の方ですけれども、NTTが大体百七十四億円、NCCが百二十四億六千万円、CATVは約一億円ですね。今年度の計画は、先はどのような数値が出ておるわけですが、大体融資対象というのは事業全体の大体三〇%、こういうふうに聞いております。そうします...全文を見る
○矢島委員 ぜひNTTに対する支援策みたいな超低金利の融資じゃなくて、幅広く、特にCATVの業者なんかへの目配りも十分やってもらいたいと思います。  後半の問題は、そういう状況が実際に起きておりますので、早急に研究を進めてもらいたいと思います。  そこで、時間が参りましたので...全文を見る
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、通信・放送機構法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  本法案に反対する理由は、新たに設けられた民間企業への委託研究が、事実上の大企業への新たな補助金となる危険が極めて高いからであります。  通信・放送機構が民間企業に...全文を見る
05月22日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○矢島委員 電波利用料制度についてお尋ねしたいと思います。  そこに入る前に、まず、電波は国民共有の財産である、また有限の資源だ、こう言われておりますけれども、その電波を利用するということは、結局、共有の財産の一部を、独占的といいますか、あるいは専有的といいますか、あるいは排他...全文を見る
○矢島委員 もう一つの問題として、この電波利用料というもの、電波利用共益費、こういうようなことになっておりまして、この共益費用というのはどういうことなのかという点なんです。  つまり、今度の電波利用共益費の内容というのは、監視のための経費だとか、あるいは無線局データベースのため...全文を見る
○矢島委員 結局、受益者負担ということで、電波利用者の共同の利益といいますかに関する費用に充てるんだ、こういうことではないかと思うのですが、この場合、電波利用者というのは、もちろん免許を受けている者ということになると思うのです。  そこで、先ほど、いわゆる電波利用とはということ...全文を見る
○矢島委員 この部分については後でまた大臣にもお聞きしたいと思いますけれども、次の方へ移ります。  今度の改正で試験研究費にもこの利用料を使うというふうに使途が拡大されました。三年前のこの利用料制度の導入のときには、いわゆる周波数資源の開発のための研究費というのは共益費用にはな...全文を見る
○矢島委員 なぜ今度対象になったかということについていろいろ言われましたが、どうもすっきりしないのですね。つまり、三年前のときに、大蔵省が、これはどうもだめだよと。それをこの三年間の経過の中でやっと一つ風穴をあけたというのではないかなと私は思うわけです。  私自身は、周波数資源...全文を見る
○矢島委員 先ほど来、質問の中でもまたいろいろ出ていましたが、いわゆる現行の料金体系というものに対して、まあこれでもう十分だというような意見はありませんでしたし、それで行こうというのじゃなくて、何とか不公平をなくす方法ということの検討ということを要求された方がたくさんいたわけです...全文を見る
○矢島委員 料金体系の方については何かお考えですか。今のはいわゆる共益費ということで大臣の考え、先ほど私は、いわゆる料金体系というものをより公平にしていくという意味で、その体系の抜本的な見直しというのはお考えにならないか、こういうことであります。
○矢島委員 時間になりました。ぜひいろいろとそういう面についても研究を重ねていただくということをお願いして、質問を終わりたいと思います。
○矢島委員 郵政省は、このたびTBSに対して厳重注意という行政処分、文書で行ったわけです。あわせて、TBS以外の放送事業者と、それから民放連に対しても文書で要請というのもありました。  ところが、重要な問題は、その文書が公表されてないということを私はここで指摘したいんです。郵政...全文を見る
○矢島委員 内容は言ったと。先ほど局長もその中身について、少し、この我々が手に入れたところのA4の一枚よりは詳しいことを発言されました。しかし、この大臣の談話とかあるいは厳重注意という行政指導の文書、こういうものはもともと性格が異なるものですから。内容の上でも、この談話とそれから...全文を見る
○矢島委員 先ほど来この問題については、TBSの報告書そのものの中にも大変いろいろな疑問があって、それをどう調査したのか、そしてこの結論に至ったのか、この辺が非常に重要なところなのですよ。ところが、調査したのはこれだけですよと渡されたのですけれども、実際には重要ではなかったと思っ...全文を見る
○矢島委員 先ほどの六項目の問題も、内容はいろいろもっと、長い文章であったり、三カ月ごとの調査とかいろいろあるわけですし、私は、やはりこの文書をぜひ本委員会に提出するという方向で委員長の方でお計らいをいただきたいと思います。  それで、最後に一言だけ。  実際、やらせ事件だと...全文を見る
○矢島委員 先ほどの私の資料を委員会としてひとつお計らいいただきたいということを申し上げたいのですが、それについてはどうでしょうか。
○矢島委員 終わります。
05月30日第136回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
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○矢島委員 長官にまず消費税の問題でお聞きしたいと思います。  最近の閣僚の発言や新聞報道などによりますと、政府は、消費税の税率は来年四月から五%にする方向のようですが、そうなのかどうか。  私は地元でいろいろな方に会います。商店街の人たちだとかあるいはまた零細な企業の経営者...全文を見る
○矢島委員 ひとつ、一政治家としての信念を貫いていただければ……(田中国務大臣「信念じゃなくて気持ちです。信念は、やはりだめだったらあきらめるというところです」と呼ぶ)気持ちですか。あきらめないでひとつぜひお願いしたいと思うのですが、国民はそういうことを本当に願っていると思うので...全文を見る
○矢島委員 いろいろな試算というのがなされていることは承知しております。ただ、大蔵省の平成六年の例も挙げられましたけれども、これはいわゆる勤労者標準世帯の例であるほか、給与収入が年率四%アップするというような前提に立った計算であると思います。そういう二年前に作成したものであります...全文を見る
○矢島委員 七十一国会だけではなくて、その翌年の国会でも、予算委員会分科会だったかと思いますが、経済企画庁担当のところでこの問題が論議されたと思うのですね。その論議の内容からいうと、今御答弁いただいたものでは極めて不十分だというように私は思うのです。  経済企画庁の場合、非常勤...全文を見る
○矢島委員 派遣元企業の方からの出張ということになりますから、なかなか企画庁としてその内容、全容を克明には把握できないという部分があるかもしれませんが、また調査の結果、もし、もっと詳しい実態がわかりましたら教えていただければと思います。  もう一つの問題で、この委嘱調査員は、国...全文を見る
○矢島委員 そういう会議に出席できるということはいろいろと情報が得られると思うのですね、その委嘱調査員の方に。海外へ行けば、肩書は企画庁の委嘱調査員ということですから、これまたその肩書を持ったまま、先ほど答弁があったように十三名ですか、行っているわけですね。そういうところを考えて...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向でさらに検討を進めていただきたいと思います。  終わります。      ————◇—————
05月30日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○矢島委員 TBSにお伺いします。  四月三十日に調査報告を出されました。それ以降、五月十七日に郵政省が、いわゆる厳重注意の措置を通告する。これまでの間に郵政省がTBSに対して追加調査というのを行ったと思うのです。どのような調査をしたかということを私、郵政省に問い合わせてみまし...全文を見る
○矢島委員 そうすると、第三者にビデオを見せることの判断というのは、TBSの社員プロデューサーが行う、これがルールだと。ところで、この調査報告を読んでみますと、この懲戒解雇になった総合プロデューサーと曜日担当プロデューサーが見せる決断をして指示を下した、こうなっているわけですね。...全文を見る
○矢島委員 そこで問題になるのは、ビデオを第三者に見せるときの、文書化されていないけれどもルールがあったんだというこのことは、実は、TBSが出されたその調査報告の中には何も書いてありません。それに基づくところの検証番組が放映された後、郵政省の追加調査の中で初めて出てきたわけなんで...全文を見る
○矢島委員 いや、質問の方は、郵政省が追加調査の中で、第三者に見せるときのルールというふうにきちんとなっているのですよ。それに対しての答えが、「TBSの社員プロデューサーが行うことがルールになっていた。」と、こうなっているのです。これは間違いないのでしょう。
○矢島委員 だから、文書化されてないけれどもというのは書いてあるのですね。しかし、そういうルールとして社内では今までやってきたわけでしょう、第三者に見せるときには。だから、簡単に言いますと、その部分についてはこの二人はルール違反してないのだから、懲戒というものの条件にはこれは入っ...全文を見る
○矢島委員 だから、私が聞いているのは、その後の、どういうことで、これがどういう影響を及ぼしたかというのじゃなくて、いいですか、見せること自身は社内のプロデューサーが見せることにルールとしてなっているわけですから、ですから、そのこと自身はということですよ、限定してですよ。  懲...全文を見る
○矢島委員 六項目で、ほかのことは大したことはないと。それは、大したことがあるのかないのかというのは、これは郵政省が判断をしたわけでしょうから。しかし、私たちは、このルールの点だけを見ましても、これでは、これがどういう内容なのかというのがさっぱりわからないのですよ、三行きりしか書...全文を見る
○矢島委員 そこで、もう一つの問題でTBSにお伺いするわけですが、この問題というのは、やはり、オウムの圧力に屈して放送前のビデオを見せ、かつ放送を中止したということがありますが、もう一つ、先ほど来問題になっている、第一次調査で事実と正反対の誤りを犯した、ここにあるわけですよね。磯...全文を見る
○矢島委員 第一次調査をしている経過とか、それからその誤った結果を出した状況だとか、その調査の責任者だとか、その前に、絶対見せたことはないんだという断定的な決断だとか、一連の流れをずっと見ますと、これはやはり予断があったんですよ。見せないというもとに調査が第一次は行われた。それは...全文を見る
○矢島委員 やはり視聴者の信頼回復というのは今後の放送にかかっていると思うのです。今後の問題は、外部からの圧力に屈してしまったという、放送の自由、放送ジャーナリズムの原点とも言えるところに重大な誤りがあった、これを繰り 返してはならない。  しかし、TBSがとったその後の幾つ...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第9号
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○矢島委員 住専問題については今なお国民が納得できない、こう言っているわけですけれども、それは、住専だとかあるいは母体行、金融機関、こういうものの不始末を、なぜ関係のない国民が犠牲者になって六千八百五十億円も穴埋めに出さなければならないのかとか、あるいはさらには、第二次ロスでその...全文を見る
○矢島委員 私が言いたいのは、母体行の責任は極めて重大である、そして追加負担というものも母体行に要請していかなければならない、そういう方向でずっときているわけです。ところが、依然として、この母体行の居直りという形に対して国民は納得しないでいるわけですよ。母体行がなぜこういうような...全文を見る
○矢島委員 私が指摘したいのは、母体行が依然として追加負担というものに対して積極的な態度をとるべきなのにとっていなくて、まさに私に言わせれば居直りだと。そういうことをやっているのは、そもそもは、あのスキームというものを決めて、そして税金を投入しますよというあれがあるから居直ってい...全文を見る
○矢島委員 いや、そうではなくて、これはもしあれだったら銀行局長の方から答えてもらってもいいのですが、この文書というのは、大蔵省が住専処理政府案というのはこういうのだ、これでどうですかということに対しての大蔵省に対する回答なんですよ。そうですね。
○矢島委員 この文書の一番の書き出しがそういう書き出しで、七つの条件を前提として、そうして検討するんだなんという居丈高な内容になっているのですよ。  では、具体的に聞きましょう。そのうちの①というのがありますね、「前提条件」の中の①、系統金融の負担し得る損失の合理的な理由、根拠...全文を見る
○矢島委員 これは、一番最初に「受け入れ難いものであるが、」こういう文章から始まっているのですよ。そして、「下記条件を前提」とするというのです。その中の条件の一つを今私読み上げたわけですよ。このことに対して、そのとおりですというので説明をしたわけですね、それでは。根拠が当局から明...全文を見る
○矢島委員 それでは、⑤というのがあるでしょう、条件の中に。「「住専処理機構」が住専から資産譲渡を受けるにあたっての」、その次からですね、「買取資金の融資は、母体・一般・系統とも金利・返済条件が同一となること。」という条件がありますね。  そもそも住宅ローンサービスは、平成五年...全文を見る
○矢島委員 私が質問したことに対して、共産党と同じじゃないけれどもなんて、いわゆる答弁の要求していることと違うことを一々言わなくても結構ですよ。  私が聞きたいのは最後の一言なんですよ。これ、どういうふうに措置したのですか、これらの七つの条件に対して。こういうのが来たんでしょう...全文を見る
○矢島委員 一つ一つなんていいです、一つ一つやらなくて……。  こういう大蔵省あての回答、これは住専処理政府案ができた、これに対して母体行としてどうですかと。それで、「受け入れ難いものである」けれども、このときには、「二行は、「条件が整わず回答し難い」。」というのが注に入ってい...全文を見る
○矢島委員 そうしますと、それぞれの母体行の代表ということになると思いますけれども、そういうところから、これは、私が提示したのはたまたま証人喚問の中で出てきた一つの書類ですけれども、ほかの住専母体行の代表からもこういう回答が出てきているんですか。
○矢島委員 非常に重大なんですよ。というのは、既に閣議決定したその後出てきたいろいろな条件なんですよ、ここに出てくるのは。スキームができ上がっている上で、こういうことはどうだ、こういうことはどうだと、こうくるわけです。  それでこれは、ほかの母体は、口頭で来たのもあればあるいは...全文を見る
○矢島委員 どうもわからないのですよ。こういうのを、いいですか、住宅ローンサービスとして、橋本頭取が証人喚問として出てきて、いろいろこの問題が論議されて、この問題というのは⑦の問題ですけれども、そうしたら、その結果、これが出てきたのですよ。今まで大蔵省は一度も出してないのですよ、...全文を見る
○矢島委員 そういうプロセスが大事なんですよ、全部論議しているんですから。母体行責任をどういうふうに追及していこうかとやっているわけでしょう。そういうときに、これはたまたま出てきたからわかったのですよ。そして、なるほど居直りですごい要求しているんだなあということになったわけです。...全文を見る
○矢島委員 だから、その経過の中でいろいろな条件が出てきて、そしてそれに対して大蔵省としてはいろいろ折衝したわけでしょう。それで、全体的には今大蔵大臣おっしゃったとおりの方向へ行ったと。  しかし、その経過というのはやはり重要なんですよ。その後、スキームをつくった後どういう条件...全文を見る
○矢島委員 大臣が文書で出してあるものは出してもいいんじゃないかと言うのですよ。  委員長、これは重大ですから、ひとつ委員会に出すように取り計らってください。
○矢島委員 ぜひ、大臣が出してもいいということなのですから……。  時間が少なくなりました。  私は、何回も今この問題をやったのは、母体行の責任というものをやはり明確にしなければならないのですよ。そういう意味では、このスキームをつくったことによって母体行は安心して居直って、次...全文を見る
○矢島委員 私最初から言っておりますように、銀行がこのような態度をとり、居直り、あるいは傲慢な態度をとったりやっているのは、やはりこの処理スキームがあるというところ、ここにボタンのかけ違いがそもそもあるんだ。このボタンのかけ違いをそのままにして住専処理法案を提案するとかこういうこ...全文を見る
○矢島委員 体力の問題でも、大蔵大臣に予算委員会の中で私いろいろとお聞きしまして、十分に体力があるという状況については、これは全銀協も認めているわけですね。確かに、業務純益を見ますと相当の純益を上げている。  一番最近の資料で見てみましても、九五年度の決算内容が発表されたわけで...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなってきました。  昭和六十三年の国会で消費税が審議され、平成元年の四月一日から導入をされたわけですけれども、そのとき、それと引きかえに、法人税の税率というものがいわゆる税制の国際化という名のもとで大幅に引き下げられたわけです。  私、あのときの法人所得...全文を見る
○矢島委員 今の答弁ではなかなか納得しないと思いますが、時間が来ました。  終わります。
06月05日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○矢島委員 民間ボランティア支援の問題でお聞きしたいと思います。  災害時に民間ボランティア団体の活動を支援しようというこの法案については、私たちもその趣旨に賛成するものであります。ただ、運用の仕方で、この民間ボランティア団体の活動を阻害するといいますか、そういうようなことがも...全文を見る
○矢島委員 ぜひそのようにお願いしたいと思います。  もう一つの懸念というのは募集の問題なんですが、阪神・淡路大震災では、赤十字を初めとして、さまざまな団体が義援金、カンパを集めて救援活動を行ってまいりました。この義援金やカンパの送金に郵便局も大いに利用されて、大きな貢献をした...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向で運用していただきたいと思います。  その次に、郵便局の窓口での欠損金問題でお尋ねしたいわけです。  郵便局で窓口を閉めてその日の収支をやってみたらお金が合わないという場合、多くなるときもあるだろうし、欠損、少なくなるときもあると思うのです。私、現...全文を見る
○矢島委員 任意弁償は四十八万以上になっておりますが、欠損金の方は千四百四十九件ですか、任意弁償の件数の方が圧倒的に多いわけですけれども、この任意弁償というやり方はどういう法的な根拠で行われているのか、教えていただきたい。
○矢島委員 この今お答えいただいた任意弁償額、平均一回当たりの金額を計算してみますと、大体二千三百円ぐらいだろうと思うのですが、現場の話を私聞いたのですが、数万円規模の任意弁償も少なくないというのですよ。というのは、やはり高額の収入印紙か何か一枚なくなれば、相当額も大きくなるわけ...全文を見る
○矢島委員 そういう状況のお話がありましたけれども、先ほどの御答弁のように、一年間に四十八万件、全国の郵便局数で割り算すれば大体一局平均二十件ぐらいになりますか。そうなりますと、窓口業務に携わっている職員ということになりますと、大体この任意弁償を経験していると言えるような数だろう...全文を見る
○矢島委員 本庁の方で見ている限り、これは強制するものじゃなくて任意なんだ、あくまでも任意だ、それは言葉は任意弁償ですから、そのとおりなんですよ。大臣も、ちょっと気持ちの上ではというお話で、監察が入ったり面倒なことになるからというようなこともあるかもしれないとおっしゃったけれども...全文を見る
○矢島委員 確かに、その点は私も重要だと思うのですよ。  例えば、窓口の配置については十分訓練するとか、あるいは今一人でやっているのを複数にしてそういうミスが起きないように考えてみるとか、先ほどちょっと言ったんですが、善良なる管理者の注意義務、こういうものを具体化したマニュアル...全文を見る
○矢島委員 多少は円安傾向の中でいい方向へ行っていると言いますが、八〇年代と比べたらまだまだ到底そんなことが言える状況でないということは、いただいた資料からも十分判断できます。  毎年の利子というのは、これまでの配当に回しているのではないだろうかということ。そうであれば、現実と...全文を見る
○矢島委員 それでは次に、簡保福祉事業団の運用事業特別勘定についてお聞きしたいと思います。  この勘定は株式を含む指定単で運用されている。この間大変な赤字続きだ。決算公表時に毎年マスコミが取り上げてきておりますけれども、九四年度決算は取り上げられておらないのです。赤字が縮小した...全文を見る
○矢島委員 大臣、外国債権の評価損、これが実現してくるというような問題だとか、あるいは今の株式の含み損、公表されている数字をいろいろ使いましてやってみますと、大体相当な額になるということが出てまいります。  こうした外国債権投資や株式投資というのが、簡易保険の積立金の運用に関す...全文を見る
○矢島委員 終わります。
07月18日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第12号
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○矢島委員 きょうの質疑の中でも、新たな寄与、いわゆる新基金構想についての問題がいろいろ出されました。しかし、答弁その他を聞いておりますと、全然中身がはっきりしないという状況が今日の状況、具体的にどういう形になるかはそれぞれ検討中だというのが今の状況であり、基金の総額とか、あるい...全文を見る
○矢島委員 やはり、大蔵省自身が持っておる目安についても、どうもお答えいただけないようであります。  ただ、実際に具体的な金額まで挙げていろいろ報道されているわけですよ。ですから、進行状況を可能な限り明らかにしながら論議していくということは今後とも必要なことだろうと私は思うので...全文を見る
○矢島委員 そういうお答えですけれども、この新基金というものが、六月十八日に大臣がそれぞれ要請された、政府・与党の追加負担に関する声明というものも出された、それにこたえるものとしてこの新しい基金というのが出てきたかと思うのですけれども、六月二十日付の日経の報道によりますと、これは...全文を見る
○矢島委員 この新基金の中身というものが、先ほど来出ておりますように明確になっていない。いずれにしろ各金融機関が今検討中という状況。それから、六千八百億円というものに対して、運用益が十五年間でどれほどになるかということももちろん明確にはなっていないし、大臣も今もお答えできる段階じ...全文を見る
○矢島委員 時間になりましたので、最後に一言、意見だけ申し上げたいと思います。  いずれにしましても、いわゆる穴埋めに公的資金を使うというので問題だということを指摘したいと思うのです。  六月十九日の政府・与党の追加負担に関する声明というのにも、日銀資金の性格に留意し、金融シ...全文を見る