矢島恒夫

やじまつねお



当選回数回

矢島恒夫の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第140回国会 衆議院 本会議 第4号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、九六年度一般会計補正予算外二件に反対の討論を行います。(拍手)  反対の第一の理由は、本補正予算に四月からの消費税増税を前提とした税制改革関連費が盛り込まれているからであります。  消費税増税中止は、総選挙後の短期間に七百万を超す請願...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。公述人の皆さん方、本当に御苦労さまでございます。私の与えられた時間はたったの十分でございまして、できるだけ皆さん方にお聞きしたいと思いますが、まず最初に、谷山公述人にお聞きしたいと思うのです。  政府自身が、可処分所得の伸びが個人消...全文を見る
○矢島委員 これは、中小企業の大店法などによるいろいろな問題が地域にもう既に波及しております。  それともう一つ、また谷山公述人ですが、このバツ印、三角印の中にある失業者の問題なんですけれども、これについてはどんなふうなお考えかお聞かせ願いたい。
○矢島委員 谷山公述人にまた続きますけれども、消費税の問題です。  確かに、御指摘がありましたように、この問題の中身について深く論議されていない。確かに二%で五兆円という負担がかかってくるということは当委員会でもいろいろ出されているわけですが、中身に具体的に入った論議というのは...全文を見る
○矢島委員 岡崎先生にもお聞きしたがったのですが、集団的自衛権の問題はともかくとして、軍備はもう十分だ、これ以上拡大しなくてもいいんだ、そのあたりを興味を持ったのですが、時間が来てしまいましたので、終わります。
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○矢島委員 私は、景気の問題、特にGDPの六割を占めるという景気回復の最大のポイントである個人消費、この動向を政府はどう見ているのか、こういう問題で、経済企画庁長官にお聞きしたいと思います。  経企庁の月例経済報告、これを見てみますと、個人消費について昨年の一月からずっと、「緩...全文を見る
○矢島委員 個別の、自動車だとかあるいは住宅だとか海外旅行だとか、伸びている部分。しかし、私、後でこのことについては質問したいと思っているのですが、いわゆる実質消費支出という総体の数字で、先ほど私が申し上げたような数字になっているのですね、この間の経過というのは。ですから、個々の...全文を見る
○矢島委員 いろいろと数字を並べたり、回りくどく言われましたが、実質消費支出という総体の数字で、個人消費というのは回復しているとか、あるいは増加しているとかは言えない状態である。だからこそ「傾向」という二つの文字がついているのですね。緩やかな回復、そういう方向ですよね、傾向にある...全文を見る
○矢島委員 先日行われた公聴会の中でも、やはり景気への影響を懸念する公述人の意見もございました。  後半にはまあ軌道に乗っていくだろうというのが大体今までの政府の共通した答弁なのですけれども、どうもいまいちそれがはっきりしないのですね。言葉ではそういうのは何回も何回も出てきてい...全文を見る
○矢島委員 全体として効果があった、ただマイナスの面は考えない。よくわかりますね。マイナスをきちんと、こういう面がマイナスだ、例えば店舗が減った、売り上げが減った、それでプラスの面はこうある、差し引きこうなったんだと言えば私も納得しますが、マイナスの方はあるんだけれどもそのままわ...全文を見る
○矢島委員 正直に書いたと言いますが、ぜひこういう部分はきちんと国民の前にわかるように、マイナスの面もどうやったら、今後研究してもらってやってもらいたいと思うのです。  ただ、これは経企庁の事務次官の糠谷さんが公研セミナー、昨年の十月に行った財界人を集めた講演なのですが、あなた...全文を見る
○矢島委員 この経済効果の問題はどうなのかという点については、難しい面があると思います。  しかし、ここで経企庁としては、やはりプラス面だけではなくてマイナス面をどう表現するかという、数字で出てくるんですから、片方は八兆円という金が出てくる、それで〇・何ポイント上げたと出てくる...全文を見る
○矢島委員 国際競争力を高める、企業のコストを下げていく、改革を進める。しわ寄せが働いている人に行かないようにしないと、これは非常に重大な問題だと思うのですよ。コストを下げるのにどんどんリストラ、合理化だというのでやっていったのでは、これは政府が意図している改革とは、ねらった方向...全文を見る
○矢島委員 私は、いわゆる史上最悪の今の状況だと、財政的に。これをどう立て直すかという問題については、これはやらなければならないことですから、私たち、大臣御存じかどうかわかりませんが、財政再建十カ年計画というので、こういうところを削って、そして財政を立て直しをしょうじゃないかとい...全文を見る
○矢島委員 私、全部、その細かいことを官房長官答えてくれと言ったのじゃないのですよ。ことごとくこれは穴があいているという問題、それから、それは政治の責任だ、こう指摘した部分、これをどのようにお受けとめになっているか、ここだけなのです。
○矢島委員 首相の補佐官のこの発言ですが、これすらそういうお答えしかできないわけですけれども、財政について、あらゆる分野に聖域は設けない、こういう御答弁が何回かあっているわけです。一般論で聖域は設けないといっても、こういう既に進んでいる、先ほど挙げたような大型プロジェクトですね、...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、この部分も聖域としないで、十分に検討していただきたいと思います。  官房長官もう結構でございます。  さてそこで、首都移転問題で国土庁にお聞きしたいと思うわけです。  やはり、今現在進められている、いろいろと問題が起きているそのような大型プロジェクト、これ...全文を見る
○矢島委員 今答えていただきましたが、直接的な過密解消に寄与する部分というのは、霞が関、永田町付近の地下鉄の混雑率の一〇%程度の緩和、首都高速環状線、これの交通量の三%程度が減少する、それから優良な土地が提供できるとか。しかし、首都圏三百万人のうち、実際に首都から移るのは三十万だ...全文を見る
○矢島委員 私、直接的な寄与というのをお聞きしたら、やはり挙げるものがないんですわ。ですから、間接的な効果は幾つかそれなりに挙がりますが、最後は精神論になってきます。  どうも、この首都機能移転の目的は何だったのか。そもそもの目的からいろいろ変わっているんですよ、いわゆる過密解...全文を見る
○矢島委員 これ、出したんですよ、二百十ヘクタール、こういうのを。これはどうやって出したんですか。積み上げたんでしょう、やはりだったら、そういう資料あるんじゃないですか。いや、もういいです、時間がなくなっちゃったから。  ぜひ委員長、資料をこの委員会に提出するように、理事会でお...全文を見る
○矢島委員 あと、時間がわずかになりましたので、財源の問題で大蔵大臣に聞きたいんですが、先ほどもちょっと出ましたが、調査報告では十四兆円、本体だけで二十五兆円だということも言われていますし、道路や、それから空港だアクセスだというとどれだけかかるかわからないという、こういう発言まで...全文を見る
○矢島委員 いや、今の財政危機という状況の中で、二十五兆円とも、もっとかかるだろうとも言われる。あるいは地方財政への応分な負担も必要だ。これはどこから出すんですか。国費が必要だったら、いわゆる赤字国債発行するんだとか、こんなことできませんし、六百三十兆円というのは、これはひとつ見...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなっちゃいました。  最後に、九兆円というものの負担が経済に対する影響というのは非常に大きいということや、あるいは規制緩和というものの経済効果というものも期待できないというような中で、大型プロジェクトや首都機能移転などというところへこれだけ使うんだよとなる...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○矢島分科員 日本共産党の矢島恒夫でございます。私は、米軍機の低空飛行訓練による被害の問題で質問をしたいと思います。  防衛施設庁、来ておりますか。まず防衛施設庁に聞きますが、ここ数年で、米軍の艦載機による低空飛行訓練によって発生した被害状況、県別件数をお答えいただければと思い...全文を見る
○矢島分科員 予算委員会に防衛施設庁から出された資料、これによりますと、今高知県の一件、お話ありましたが、群馬県の渋川、北橘村あるいは富士見村、この辺ではもっと多くないのですか。これは予算委員会に提出された資料ですけれども。
○矢島分科員 件数の方というか、一件と考えるけれども、実際に被害があったのはどれだけかという数字はありますか。
○矢島分科員 そこで、外務省に聞くわけですが、今お聞きになったように、この数年の中で、特に九五年からことしにかけてこの群馬県での被害が突出しているのです。最近この地域が新たな訓練ルートになったのか、あるいはまた、以前から訓練空域だったところに衝撃波が生じるような飛行を必要とする訓...全文を見る
○矢島分科員 私の質問に答えていないのですが。どういう対応をしているかというのじゃなくて、ブルールートとかあるいはオレンジルートとか、今まで明らかになっている低空飛行ルートという地域というのはそういう地域には当たらないのじゃないかと思うのですが、新たに今これだけたくさん起こったと...全文を見る
○矢島分科員 新たに、この低空飛行ルートに当たらないようなところで被害が突出しているわけですね。九五年の夏から昨年の春にかけて、群馬県の、先ほど申しました渋川、北橘、富士見、赤城、前橋、さらには埼玉県の北部の方まで、窓ガラスが割れるなど米軍機の爆音によって被害が集中したわけです。...全文を見る
○矢島分科員 米軍側は具体的に、こういう被害や事故が起きているわけだから、こういうようにしますというようなことを外務省に何か答えているものはありますか。
○矢島分科員 米軍の、例えば厚木基地の司令官フィリップ・H・ミルズ大佐、最低飛行高度を上げるとか、音速の出ないよう積載重量を重くするなど指示した。これは昨年五月段階の県の申し入れに対しての米軍側の回答であります。そのほか毎回、これだけたくさん起きておりますから、六、七回、県や市町...全文を見る
○矢島分科員 これは焼き物が破損した写真でございます。  そこで、外務省に聞くわけですけれども、何回もこういういろいろな改善策を米軍は県民に約束しているわけですね。しかし、そのたびに、もう何回となくそれがこけにされている。仏の顔も三度という言葉もありますけれども、これだけ約束を...全文を見る
○矢島分科員 どうも、絶対に今後は起こらないようにするという約束は、外務省としてはできないようであります。そこが問題なんですね。  渋川の平和委員会の監視記録を見ますと、地上から監視できたものだけですけれども、九六年は八十八日、三百八十五回艦載機が飛来しているのですね。それから...全文を見る
○矢島分科員 自衛隊機と米軍機との性能の違いの問題ではないんですね、これは。つまり、自衛隊機だって超音速で飛行することもできますし、衝撃波を発生させる可能性を持つわけです。しかし、同じような戦闘機で訓練しながら、米軍機のみこうした被害を繰り返しているのですね。  外務省、どうし...全文を見る
○矢島分科員 役割が違うなどという問題ではないのですよ。市街地でそういう飛行訓練は自衛隊はやらないのですよ。ところが、アメリカ側の飛行機は、アメリカ本土では人口密集地ではやってはいけないということを日本でやっているのですよ。この衝撃波、ソニックブームというこの被害は、飛行機が地上...全文を見る
○矢島分科員 その部分になりますと、アメリカ軍からの説明あるいはこの被害がなぜ起きたのか、どういう飛行をやったのか、外務省自身がそれをきちんと把握していないということが証明されたわけです。そういう対地攻撃訓練ではなくてもいいですよ。なぜあそこでそういう訓練をやる必要があるかという...全文を見る
○矢島分科員 そうすると、アメリカ軍は日本の上空、とりわけ人口が密集している地域での訓練、しかも具体的に衝撃波が起きて被害を受けているし、そこに住んでいる住民の人たちが突然の爆発音ですから非常に不安に思っている。こういうことがどういう訓練の中で起こったかということについては、アメ...全文を見る
○矢島分科員 そういう事故を起こさないように、あるいはそういうことがないようにということは、私が先ほど申し上げたように何回も米軍側は言っているのですよ。言っていながら何回もこういうように起こっているのですよ。ですから、それを外務省は今そう言っているのだから大丈夫だ、こう考えている...全文を見る
○矢島分科員 そうなりますと、気象条件によっては、同じような気象条件というのはあるでしょうから、今後いつ起こるとも限らないのですね。こういう気象条件のときにはそういう訓練をすると衝撃波が起こるから、これは中止するかほかの場所にするか何か対応が考えられるわけです。ところが、気象条件...全文を見る
○矢島分科員 そのパイロットに対して徹底していくとか、こういうことを対処したいというのは、私は何回も言っているように、米軍側はもう何回も言っているんですよ。何回言っていても被害が起きたり、あるいは今回の二月一日の状況などのように気象条件だと言うわけですが、その気象条件の中身もはっ...全文を見る
○矢島分科員 質問を終わりますが、実際になくなるかなくならないかの保証というのはやめる以外にないわけですし、何といってもこの日米地位協定というものが、厳格にこういう市街地での超低空を規制するという方向での見直し、これが必要だということを私は主張いたしまして、質問を終わりたいと思い...全文を見る
03月05日第140回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の一九九七年度予算三案に反対、我が党提出の政府予算撤回のうえ編成替えを求める動議に賛成の討論を行います。  まず最初に、本予算案の最大の問題である消費税の五%への増税について、昨年の総選挙で三百人を超える議員が反対や見直しを公約し...全文を見る
03月17日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 私、まず、字幕放送の充実の問題で幾つかお尋ねしたいと思います。  私もこの委員会でしばしば、NHKは公共放送として字幕放送にも積極的に取り組んでいただきたい、こういうことを申し上げてまいりました。これに対して、川口会長を初めそれぞれ積極的な決意がこれまでも表明されて...全文を見る
○矢島委員 今お答えいただきました地上二波、衛星二波、それの割合が九年度で三・三%ぐらい。あとハイビジョンもありますが、試験放送だという意味はありますけども、さらにNHKの放送ということになれば、全放送に対する割合となるとこれよりも下がってきてしまうというのが現状だろうと思うので...全文を見る
○矢島委員 ことしの秋ごろから、衛星第二でも字幕を開始するということを聞いております。このこと自身は確かに前進であります。  昨年の通常国会のときに、全会一致で、字幕放送の拡充の請願、これが採択されました。その中に、NHK教育テレビも字幕放送を実施してください、こういう項目があ...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、会長を含めて、平成十年からということで、時間数もできるだけ検討の上、もし長くなるのだったら、子供たちは非常に楽しみにしているわけですので。  また、この問題は、ただ単に難聴者だけの問題じゃないのですね。普通のクラスで授業をするときに、字幕放送をやりますと、健聴...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました一九九七年度NHK予算案に反対の討論を行います。  反対の理由は、消費税の増税分を受信料に転嫁することによる値上げであります。  NHK受信料は、政府やNHKの見解でも特殊な負担金とされ、放送サービスの対価ではあ...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○矢島委員 大臣の本法案についての趣旨説明、それからずっと今までの間、それぞれの委員から質問がありまして、それぞれの質疑の中でいろいろとその中身について問題点などが出されたわけです。  最初に私、このストックオプション制度というものを導入するということの目的は木村局長の方から再...全文を見る
○矢島委員 そこで、実際に、企業としての認定の適格条項ということになりますと、株式が非公開であるかどうかということになるかと思うんです。株式が非公開であって、かつ事業に新規性がある、計画に無理がないというような企業です と、これはもう認定することができる、このようになると思うん...全文を見る
○矢島委員 法律の上からは、そういう一〇〇%子会社であっても非公開の会社であればできるということだと思います。もちろん、NTTや民放大手の一〇〇%子会社あるいは子会社というものが人材確保のための資金力が乏しいというようなことは余り考えられないわけです。しかし、この法案では認定の対...全文を見る
○矢島委員 けさからその答弁は何回もお聞きしていますので、そういう目的なり方向で臨んでいるというのはわかるのです。しかし、そういう考え方とは逆に、ネガティブチェックとおっしゃられましたけれども、やはりネガティブなんですね。本当にそういう事態が起こらないという保証はないし、また、そ...全文を見る
○矢島委員 いや、大企業そのものがこれを使うためにではない、大企業の子会社ということで私はお聞きしたわけですし、円滑化法にこの十二月の段階で駆け込みで七社がばっとやったのも、これもいずれも大企業がバックにいるところの子会社あるいは関連会社。  こういうことで、ですからそれは大企...全文を見る
○矢島委員 私たちの危惧することが本当にそういうような事態にならないで、当初からの目的である中小のベンチャー企業の立ち上がりを支援していくという内容で、ネガティブであってもきちんとチェックし、運営していくということが必要だということを申し述べておきたいと思います。  最後に、大...全文を見る
○矢島委員 よろしくお願いします。  谷局長をお呼びしておりますので、次の問題に移りたいと思います。  通信の防災体制についてお聞きしたいと思います。阪神・淡路大震災でも、電話を初めとして通信の大混乱というのがあって、いろいろ問題になりました。私も震災後のこの委員会等では、そ...全文を見る
○矢島委員 大変深刻な問題であると私は思います。というのは、NTTの建物の管理をしている子会社のNTTファシリティーズというのがございます。そこが、昨年二月に各支店あてに文書を配付したのです。こんなことなんですね。「NTTビルの防災機能について」というので、「NTTの建物は「防災...全文を見る
○矢島委員 大臣も局長も御存じないのだろうと思います。  そこで、非常に重要な問題なので、私、委員長にお願いがあるのですが、そのことに関する資料を大臣や局長ある、は委員の方々に配らせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。資料です。  今お配りしてお手元に参ります資料...全文を見る
○矢島委員 一つには‘実際に、NTTがこういうような指摘を受け、重大な問題が起こっているにもかかわらず、部内だけで、しかもその中身というのは一般の社員こま知らされていないのですよ。恐らく、どこまで知られているか、これらの文章からいきますと、これは総務部長段階だとかあるいは課長段階...全文を見る
○矢島委員 大臣、一般論として、こういう事態があるのだけれども、ひとつ決意のほどを。
○矢島委員 そういう意味からしても、やはり指摘されたもの、これだと四百九の事項で指摘されているわけですが、どういうものであったか。それから、NTTがその後それぞれとった対応はこんなことだったとか、あるいは防災修繕費も出しづらい状況、こう書いてあるのだけれども、その具体的な内容と、...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、委員長といたしましても、今私が申し上げた四つの内容について理事会等で相談の上、資料提出方については御尽力いただきたい、このことを申し上げたいと思います。
○矢島委員 以上、円滑化法の問題についてはやはり当初の目的、つまり中小、ベンチャー企業に対して、その立ち上がりをどう支援していくかというところがゆがめられないような具体的な手だてというものも今後必要だろうということを重ねて申し上げたいと思います。  また、谷局長の方には突然の質...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○矢島委員 今回のこの法改正につきましては、私どもも急速に普及している電波の利用状況あるいは技術力の向上という実態に見合ったものだと考えます。賛成でございますが、幾つかの改正点について確認をしておきたいということで質問したいと思います。  まず最初に、認定点検事業者制度について...全文を見る
○矢島委員 問題は、やはり民間がやらないところ、もちろん国の関係するところの無線局については国がやっていくということですけれども、その他今のお話の二と三の部分については、これからやることであって、やってみないとわからない、こういうお答えかと思いますが、採算ベースに乗らないところが...全文を見る
○矢島委員 大臣、今局長の方から答弁がございましたけれども、お聞きになっておられたように、やってみなきやわからないという事情はありますけれども、制度の変わり目で何か混乱が起きないように、ぜひ万全の体制をとってもらうということが非常に重要だと思いますが、大臣、その辺についての御見解...全文を見る
○矢島委員 ぜひ万全を期していただきたいと思います。  次に、今度の改正で包括免許制というのが導入される携帯電話、それからPHSについてお聞きしたいと思います。  御答弁によりますと、既に二千六百万台を超える携帯電話あるいはPHSがあるわけですけれども、この数からしても、一本...全文を見る
○矢島委員 満員電車などで携帯電話等の電源を切るということが、たしか昨年の暫定指針の中ではなかったのが今回は新しい配慮として出てきていると思うのです。  実は、ペースメーカーを使っている方が朝の通勤途上、山手線ですけれども、心臓が急におかしくなって、そして苦しくなって外へ出たの...全文を見る
○矢島委員 今局長が言われたこと、非常に大切なことだし、きちんとやってもらわなければならないことだと思うのです。  実は、日本医用機器工業会ペースメーカ協議会、こういうところが昨年の暫定指針を受けて、昨年の三月二十二日付で「植込み型心臓ペースメーカ利用者の携帯電話使用上の注意」...全文を見る
○矢島委員 私、電波産業会の方でパンフレット、「いつでも、どこでも、携帯電話。ちょっとその前に…。」というのをつくっておられるというので、いただきました。「病院内で」というところでは、もちろん「携帯電話の電源を切ってください。」、「病院外で」では、「満員電車の中など、人と人が近接...全文を見る
○矢島委員 いや、先ほども私が言ったように、そういう避けることが困難な場所はできるだけ利用するなというのはここに出ていたのですよ、これに。だからそれはおかしいのだと。つまり、使っている側の責任で、しかも、込んだ電車に乗るなと言われても、通勤するときに実際に込んだ電車に乗らないわけ...全文を見る
○矢島委員 終わります。
04月16日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○矢島委員 私は、まず最初に、番組審議会についてお聞きしたいと思います。  先ほど来お話もありますとおり、番組審議会というものが、視聴者を代表する方々から意見を聞く、そして放送局がその視聴者の意見を放送に反映させるということに意義があると思います。言論、報道の自由、あるいは放送...全文を見る
○矢島委員 ぜひ公表の仕方についても御研究いただきたいと思います。  もう一つだけ。字幕放送についてお尋ねしたいと思います。  今回の改正の中でもその柱になっているわけですが、字幕放送を含めて、各放送局が決めることだということについては民放連に権限があるわけではないということ...全文を見る
○矢島委員 全部の局を合わせればいろいろな問題を抱えていることはわかりますが、東京キー局の場合、実際に今言ったように一%前後ではとてもとても字幕放送を行っているとは、それが経費の点だと言われる点があれば、大体字幕放送の制作費というのは一時間で四十二万とおおよそ言われております。大...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 まず、番組審議会の問題でお聞きしたいと思います。  番組審議会の議事録の公表の問題ですけれども、現行法では、午前中にも私申し上げましたように、放送法の五十三条の八と放送法の施行令の五条によって決められております。番組審議会の「議事の概要並びにその答申又は意見に対して...全文を見る
○矢島委員 議事録概要についてはわかりましたが、答申や意見に対してとった措置というものについてはどういう状況でしょうか。
○矢島委員 午前中も私申し上げたのですが、やはり番租審議会というのは、その存在意義というのは、国民・視聴者を代表して放送番組について意見を述べる、そして放送の中にそういう国民のあるいは視聴者の意見、これを反映させる、そのために存在する、こう考えるわけですが、その議事内容が、郵政省...全文を見る
○矢島委員 番組審議会の委員長の会合の中でいろいろな発言があったわけですけれども、同時に、この多チャンネル懇の報告を読んでみますと、番組審議会への不信といいますか、もう少し活性化しろとかいろいろと出ておりますが、と読めるわけであります。活性化を求めるというのに、当事者の、実際にこ...全文を見る
○矢島委員 十分その点を留意してこれから進められることを要望して、次に進みます。  字幕放送について何点かお聞きしたいと思います。  今回改正された内容は、昨年当委員会で請願採択、あるいは障害者の皆ざん方が長い間粘り強い運動をされてきた成果が実ったもの、大きな改善であると私は...全文を見る
○矢島委員 いろいろ事情があるということでお話になったわけですが、そういう事情、いろいろな事情を百も承知で報告書が出ているのではないかと思います。  いずれにいたしましても、字幕放送の普及という面で、ぜひ今局長が言われたような、努力目標といってもこれは一つの義務づけに近いもので...全文を見る
○矢島委員 目標を設定するのは放送事業者みずからがやるのが当たり前のことだとは思いますけれども、今局長述べられたように、条件の違ういろいろな事業者がいるわけですが、ぜひそれぞれそれに合った方向で、拡充を進めるという方向での取り組みをしていただきたい。同時に、このガイドラインを設定...全文を見る
○矢島委員 字幕制作共同機構に私先日お邪魔しまして、現場を見せていただいたのです。確かに、中四日かかるというのは、紙と鉛筆の世界なのですね。放送番組ができ上がると、この字幕制作機構にビデオが持ち込まれてくるわけです。これを、字幕をつくる人たちが自宅に持ち帰るわけです。それで、いわ...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向でも取り租んでいただきたいと思います。  さて、最後に大臣、今ずっと字幕放送問題でやりとりをしてまいりました。先日NHKの予算審議をしたときに、川口会長も、字幕放送は諸外国に比べて相当低率であるごとを率直に認めながら、法改正を受けて新たな覚悟で臨んで...全文を見る
○矢島委員 終わります。
04月24日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○矢島委員 今回の郵便法の改正案で、第三種郵便の認可条件というものを緩和するということと、それから料金受取人払い制度の改善、このことについては私ども異論はないのですが、問題は、大口割引の拡大という問題です。  現在、広告郵便物いわゆるダイレクトメールは最大で四三%という値引きを...全文を見る
○矢島委員 結局、私の質問には答えられない状況である。それだけ個別に収支を明らかにしていない。先ほど郵便事業の公開性の質問もございました。種類別に収支を明らかにしているというような答弁も先ほどありました。  ところが、広告郵便物につきましては、三十一億あるとか、これは非常に経営...全文を見る
○矢島委員 営業上、収益が上がる、具体的にどういうふうになるのか。どうも物数がふえて上がっていくというだけのことで、果たしてその間のコストはどうなっているのかということも余りはっきり答弁いただけなかったし、それから具体的に今度の改正でどうなるかという問題は、安くなればふえるだろう...全文を見る
○矢島委員 先ほど言ったのは平成九年度の郵便営業方針に対する要望に対しての郵政省の答えなんですよ。タコ足営業は、どなたか、後ろの方でわかっている方がいらっしゃると思うのですが、時間の関係がありますから、これ、後半の方ですよ、自分の足を食ってしまう方です、中身を読んでいきますと。だ...全文を見る
○矢島委員 いわゆるいろいろな施策小包というのはあるんですね。いろいろな会社のある中の一つがこのユー企画だというお話ですがね。扱っているのを見ますと、何と年間十四施策中十二施策はつまり東京ユー企画であって、ほかのはたった二つの施策しかないんです。重点はここにあるということで、ほと...全文を見る
○矢島委員 時間がないんで、まあ何とか私を言いくるめようとしているんだろうと思うんですけれども、私、あと本当に時間がなくなっちゃやいました、局長の答弁、もう非常に長いんで。それぞれの郵便局が出しているいろいろな資料があるんです。「TOKYO POSTA」という、これは営業編、「日...全文を見る
○矢島委員 時間がないんで、まだまだその中身について私たちの資料でお聞きしたいところがたくさんあるんです。しかし、時間が参りました。  大臣、ずっと今局長とやりとりをやっていたんですが、郵政事業というのは今最も重要な時期を迎えていると思うんですね。先ほども民営化の問題などの質問...全文を見る
○矢島委員 終わります。
05月14日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○矢島委員 提案されておりますNTTあるいはKDD法、電気通信事業法、この三法、いずれも非常に重要な内容を持っているということについては、申し上げるまでもないと思います。  まさに、電気通信事業というのは、社会の神経系統とも言えるものであるし、国民生活あるいは経済活動にとっても...全文を見る
○矢島委員 NTTの方に同じようなことでお聞きしたいのですが、宮脇さんでしたか、ちょっと名前がもし間違っていたらお許しいただきたいのですが、サービス、料金はどうなるかという質問に対して、三年間の負担金制度などがあり、何とか乗り切る、サービスの水準を確保するよう努める。宮津社長の方...全文を見る
○矢島委員 この質問に対する郵政省の答弁とNTTの答弁は、大分方向づけでは差があるのですよ。このことを問題にしながら、片方は、サービス向上をどんどんしていくんだ、料金も下がっていくんだ。片方は、サービスの低下をしないよういろいろ努力して河とか乗り切る、こういうわけなんですね。その...全文を見る
○矢島委員 上げないように努力するのだろうと思うのですが、三分十円、値上げしない、この分割再編による値上げはしない、こういうふうにお約束できますか。
○矢島委員 どうも微妙な言いあらわし方でございます。  ところで、東西のサービスの格差の問題です。  このことについて児島前社長は、このNTTの分割を審議した電気通信審議会のヒアリングの中で問題点をいろいろ述べられているわけですが、分割されれば地域間のサービス格差、料金値上げ...全文を見る
○矢島委員 ユニバーサルサービスは格差が生じないようにやるけれども、その他多様なサービスには格差が生じてくる、こういうことだろうと思うのです。  ということは、今考えていることでいきますと、例えば東京で受けられるサービスというものが大阪で受けられなくなる可能性も多様なサービスの...全文を見る
○矢島委員 いや、私は東と西の、それはそのほかも入ってくるでしょう、競争相手は。だけれども、東と西の間だけでもそういうことを生ずるということはお認めになるわけですね。片方では受けられるけれども、同じサービスでも西の方では受けられないサービスも生ずる。そこだけに限定して答えてくださ...全文を見る
○矢島委員 結局盛んにサービスにおける格差は生じないと言っていたけれども、それはユニバーサルサービスの段階のことであって、多様なそのほかのサービスの中には格差を生じるということだろうと思うのです。  そうなりますと、一つお聞きしたいのは、また児島前社長の意見陳述を例にとりまして...全文を見る
○矢島委員 分離分割あるいは分割再編、こういろいろ言葉は使われていますが、これによって、利用者・国民へのサービスが低下することになっては大変だと私は思うんです。サービス向上につながらないような分割再編なんというのはやってはならないと思うんですね。大臣、今までずっと私、サービス、料...全文を見る
○矢島委員 次の問題に入ります。  国際進出の問題です。先ほど来質問にもありましたように、電通審では持ち株会社問題というのは一度も論議されない。どこでどうなったのか、いきなり出てきた、こういう論議もありました。  これについていろいろな報道がありますけれども、橋本総理が昨年の...全文を見る
○矢島委員 ただ私、その内容が非常に重要な影響を持って、そして今日の状況に来たかと思うんです。そういう意味では、この問題を論議するまず出発点はここにあったんだろうと思うんです。  そこで、KDDにお聞きしたいんですが、今まで国際通信というのは、KDDが中心になってずっと担ってい...全文を見る
○矢島委員 先ほどサミット後の橋本総理の五十嵐事務次官に対する話をちょっとお聞きしたところ、急ぐ必要があるというだけで、なぜ急ぐ必要があるのかという点については、局長御存じないのかあるいは言わなかったのか、要するにこのことは、KDDでは資本力や競争力が小さい、巨大なNTTが必要だ...全文を見る
○矢島委員 判断というか、そういうやりとりがあったかどうかということは承知しているかどうかということなんです。
○矢島委員 国際通信市場というのは、これまでもいろいろ出てまいりましたが、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスの巨大通信会社、いわゆるメガキャリアと呼ばれている、あるいは国を代表するという意味でしょう、フラッグキャリアというような呼び方もしておりますが、大競争状態にあるわけです。...全文を見る
○矢島委員 そこで私、時間の関係で、さらに国際進出の問題についていろいろお聞きしたい点はあるんですけれども、実は基本指針の問題できょうの段階でぜひ確かめておきたいということがありますので、しばらくそちらへ移りたいと思います。  分割によってどんな影響があるかということは、この法...全文を見る
○矢島委員 要するに、これから検討したりあるいは事業者の方から出てくるやり方というようなもので、決まっていない。  それじゃこういうのはどうなっていますか。子会社の問題で、四つの会社のどこに帰属するかという問題です。  NTTドコモグループは、説明を聞きましたら、何か持ち株会...全文を見る
○矢島委員 私、最初から、重要な問題であり、そして重要な課題についてはできるだけ国民の前に明らかにするということが国会審議としての責務であると。ところが、今言ったようなものも含めて、私が郵政省に聞いたりする内容については、これからの問題だ、これからの問題だ、基本方針で決めるんだと...全文を見る
○矢島委員 本来ならば、これだと質問もできなくなってしまうのですが、時間が来てしまったから終わるのですけれども、私、谷局長、細かい、債務を分けるのはどうするんだ、あれはこうするんだというような、私がさっき質問したようなことを全部資料にして出せと言っているんじゃないのですよ。それは...全文を見る
○矢島委員 終わります。
05月15日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○矢島委員 私は昨日、この分割再編によるサービスや料金あるいは東西間の格差、こういう問題だとか、あるいは基本方針について、これは本当に時間がなかったので十分ではありませんので、また後ほど機会がありましたら質問をさせていただくとして、もう一つの問題として、国際進出の問題をお伺いした...全文を見る
○矢島委員 もう一つの点について、この長距離NTTの規模を大体どのぐらいに考えておられるのですか。
○矢島委員 どのようにしてNTTグループの総力を上げていくかという具体的なことでもう少し中身をお聞かせいただきたかったわけですが、研究開発体制というのは、一つ重要なファクターだろうと思います。これは、確かに持ち株会社が直轄するわけですから、その費用というのは、グループ各社の利益に...全文を見る
○矢島委員 直接国際通信市場に乗り出すのは、もちろんこの分割された長距離NTTということになるわけであります。先ほど、幾つかのメガキャリアについて申し上げたんですが、例えばAT&Tなどの巨大企業に伍した競争をしていくということになりますと、NTTグループ全体の総合的ないわゆる経営...全文を見る
○矢島委員 今度の法案の中でも、内部相互補助というのはできないと言っておるわけですけれども、一方で、きのうも私質問の中で申し上げたんですが、橋本首相みずからの指示のNTTの国際進出、これは、NTTグループ全体の力が発揮できるように持ち株会社にしていこうということで今日来ていると思...全文を見る
○矢島委員 いずれにしろ、このNTTの「今後の国際事業への取り組みについて」の中で示されているように、まず最初に手がけていくのは多国籍企業向けのいろいろな形態がずっと書かれているわけですが、そういう方向だ。要するにまず手がけていこうというのは、多国籍企業向けの情報通信システムの構...全文を見る
○矢島委員 今の時点では全体の額その他についての構想もなかなかはっきりお答えいただかなかったわけですけれども、NTTが国際通信事業に進出していく。私は、国内の電気通信事業をこの源泉とする以上は、国民・利用者にいろいろと公開されていかなきゃいけない問題であろう、どれだけ海外進出のた...全文を見る
○矢島委員 大臣、今ちょっとやりとりお聞きいただいたと思うのですけれども、もちろん、電話料金というのは公共料金であることはこれはもうそのとおりであります。NTTの総収入ということから考えてみれば、その圧倒的部分はやはりこの電話料金ということはこれまた事実であります。大多数のユーザ...全文を見る
○矢島委員 私は、海外進出していろいろな、資本が投入されなきゃならない、あるいは総力を挙げなきゃならない、そのことが国内サービスを低下させることになるということでの問題を提起しているわけじゃないんですよ。時間がなくなりましたので結論だけ言いますけれども、やはりNTTが国際進出する...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○矢島委員 この委員会でも今までの間に、分離、分割、再編、そういうことによっての利用者へのサービス問題、これがたびたびいろいろ論議されてまいりました。サービスが低下するというような事態は起こらないのかというような論議であります。  そこで、最初に鴨川参考人にお聞きしたいわけです...全文を見る
○矢島委員 もう一つこの委員会でいろいろ論議された中身として、NTTの分割によって、料金やサービスで東西で格差が生じるのではないかという議論がたびたびなされました。  そこで、佐々森参考人と鴨川参考人、お二人にお伺いしたいのですけれども、労働条件にも格差が生じるのではないかとい...全文を見る
○矢島委員 もう一つの問題として、今度の分割再編によって子会社がどうなるか、こういう問題があろうかと思います。現在のNTTでは、電力関係のエヌ・ティニアィ・ファシリティーズあるいはテレコムエンジニアリング、こういうところに在籍出向という形で大勢の社員の皆さん方が仕事をしていらっし...全文を見る
○矢島委員 持ち株会社制度ということになって、その中での労働組合の団体交渉権など重大な問題になっていると思います。東日本、西日本、長距離、各社それぞれになるわけですが、賃金を初めとする労働条件について、事実上の本社であるこの持ち株会社、新NTT、これと労働組合との団交ができるかど...全文を見る
○矢島委員 利用者へのサービスの問題、あるいは東西格差の問題、あるいは労働条件の格差の問題、それから今後の労使間の問題、いろいろと論議を深めていかなければならない問題が残っているという状況の中でこの委員会審議が進められているわけであります。私ども、それらの問題点が本当に利用者・国...全文を見る
○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  この間逓信委員会においてこの分割再編問題についていろいろ論議されてくる中で、やはり今日の情報化社会の中で、電気通信事業のあり方というのは国民生活に非常に大きくかかわり合いを持っ...全文を見る
○矢島委員 東参考人にお聞きしたいのですが、先ほど来出ている問題の一つでありますけれども、メガキャリアやフラッグキャリアと呼ばれるような巨大な企業との大競争が展開されるという状況の中で、東参考人も先ほど長距離市場競争の激化という言葉を使われました。ある本によりますと、日本の長距離...全文を見る
○矢島委員 続いて東参考人にお聞きするわけですが、NTTの分割再編のやり方が持ち株会社方式になったということで、報道によりますと、あれは分割ではないんだという報道をしたものもあります。NTTの地域独占ということは変わらないんだ。確かにそういう状況の中で公平、公正な競争ということで...全文を見る
○矢島委員 また鬼木先生の方に戻らせていただきます。  やはり、ユニバーサルサービス、今度は国内の方の問題、レジュメでいきますと〔1〕のDの責務の規定のところに関係する事柄なんですが、既にこの問題についてはいろいろと御質問も出ておったようでございます。この問題がやはり種々論議さ...全文を見る
○矢島委員 鈴木参考人にもお聞きしたいと思ったのですが、実は質疑時間が終了をいたしましたという紙が届きました。まことに残念ですが、またの機会に、そういう機会がございましたら質問させていただくということで、本当にありがとうございました。
05月21日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
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○矢島委員 私、前回の委員会で、NTTの国際進出の問題についてお尋ねいたしました。その中身というのは、経費がたくさんかかるけれども、どれくらいかかるだろうかというようなことだとか、どこからそういう経費が生み出されるか、また、だれの負担になるのか、こういうようなことをお聞きしたわけ...全文を見る
○矢島委員 確かに、今答弁にありましたように、企業会計の中でどこまでを内部留保にするか。例えば、退職給与引当金、貸倒引当金、あるいはまたそのほかの準備金など、いろいろあります。私たち、もちろん、すべてが内部留保だというように言っているわけではありません。そこは、規模と種類、そうい...全文を見る
○矢島委員 どこまでを内部留保として考えるかという点については、先ほど申しましたように、議論が分かれるところであります。ですから、一部報道されておりますように、約五兆円からの内部留保、これはいろいろな引当金や何かを全部ひっくるめているのだろうと思うのですけれども、そういう報道もあ...全文を見る
○矢島委員 そこで、管理運営に関係するところの機能ということになってまいりますと、NCCが主張しておりますところの、国際本部にかかわる、つまり海外進出にかかわる部分だとかあるいは海外でのキャリア事業というのは、大体方向づけとしては、コストに入らないで接続料金というものを決めていこ...全文を見る
○矢島委員 大臣、お聞きいただいたように、接続事業者同士の場合にはコスト、そのコストをどこまで考えるかというのは今後の問題でもあるのですけれども、それを基礎にして、積み上げて接続料金というのは決まっていく。  ただ、先ほど局長も、情報公開についてはできるだけ情報公開をやっていく...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向を強めると同時に、今後の検討ですが、料金のルールづくりというようなものができるのかできないのかも検討していただければ、こんなふうに思います。そのことをひとつ要請しておきまして、次の問題に移ります。  次に、NTTにお伺いするわけですが、この前、私、分...全文を見る
○矢島委員 今時点では白紙ということですが、いろいろ巷間伝えられているところによりますと、公衆電話の撤去、これはサービスの一つの削減だろうと思いますが、あるいは一〇四の問題などなど言われておりますが、今の答弁で当面そういうのは白紙だということを確認しておきたいと思います。  そ...全文を見る
○矢島委員 ベテランのコミュニケーターの方々の対応というのとどうしてもパートの方の対応というのは違うんでしょう。というのは、NTTの今の状況を言いますと、番号案内は一〇四ですよね。故障の場合には一一三にかけなさい、それから引っ越しや移転の場合は一一六だ、こういうことになるわけです...全文を見る
○矢島委員 NTTじゃなくてほかの企業がみんなそうだと開き直られましたので、それはNTTは、六千万の電話加入者の皆さん方の、公共料金というものがその経営の基盤になっているんですよ。それを抜きにして、一般の会社だって電話をかければどこかの部署に回されるんだぞ、うちが回してどこが悪い...全文を見る
05月22日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
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○矢島委員 この三つの法案について、きょうまで種々論議されてまいりました。その中で到達している、いろいろな推移の中の到達であるわけですけれども、そういう今までの議論を踏まえまして、二つの点できょう私は質問をさせていただきたいと思います。  まず、その一つは、この間何回も論議の中...全文を見る
○矢島委員 なぜ東西の格差が生ずるかという問題でありますけれども、あるいは格差が出るのではないか、こういう問題について少し尋ねていきたい。  既に本委員会の質疑の中でも、NTTから、西日本会社は当面赤字になる、こういう見通しが出されております。  そこで、なぜ西日本が赤字にな...全文を見る
○矢島委員 今度の分け方によって分けますと、西の方の要員の数も多いと。離島の数あるいは市町村数等を挙げられたわけであります。  要するに、離島が多いとか市町村数が多いというのは、一つは西日本の地形的な特徴だとかそういうものに関係してきているわけで、今度のように東日本と西日本と区...全文を見る
○矢島委員 私が懸念するのは、一つは、もともとの基盤的な格差というものについて、経営努力というだけでこれを解消できるのか。経営努力という場合に、先ほども要員の問題などが出されました。そういうところを合理化していく、削減していくということになれば、やはり人員が減るわけですから、サー...全文を見る
○矢島委員 NTTの国際進出というのは、まさにユニバーサルサービスをどうするのかという点について、鬼木先生も指摘されたように、今度の法案の中で考慮されていない、このことが一つ指摘できるのではないかと思うのです。  NTTは、国内ではもちろん先ほど来出ておりますユニバーサルサービ...全文を見る
○矢島委員 圧倒的に強い方がもうかる部分だけに参入するという、いいとこどりということはどう考えても逆立ちしているのではないかと私は考えるわけです。  時間になりましたので、大臣に一つ、この国際通信におけるユニバーサルサービスというもので、NTTとKDDの競争の中で起きるだろうと...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、日本電信電話株式会社法一部改正案、国際電信電話株式会社法一部改正案、電気通信事業法一部改正案に反対の討論を行います。  まず最初に、本法案の中核であるNTTの国際進出は橋本首相の直接の指示であり、総理の政策判断によって持ち出されたものであ...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○矢島分科員 矢島恒夫でございます。  私、埼玉県の川越市というところに住んでおります。今、この川越、所沢、狭山、三芳、この四自治体にまたがる三富という地域がございますけれども、産業廃棄物の焼却場によってダイオキシン汚染、この問題が大変になっているわけです。きょうはダイオキシン...全文を見る
○矢島分科員 ぜひそういう方向で取り組んでいただきたいわけですが、厚生省が発表いたしました一般ごみ焼却場の調査結果、これを見ますと、大変な状況だということがわかるわけであります。  調査結果で、基準八十ナノグラムのところ、兵庫県の施設ですけれども、この施設を見てみますと、九百九...全文を見る
○矢島分科員 ぜひ早急に取り組んでいただきたい。確かに検討項目も非常に多い、また多岐にわたる、あるいは小さい炉についてもどこをすそ切りするかというような問題等あろうかと思いますけれども、事態は非常に深刻になっておりますから、早急にひとつ取り組んでいただくことと、それから小型の炉を...全文を見る
○矢島分科員 例えば、すそ切りの問題にも関係してくることですけれども、私の地元の、先ほど申しました、所沢、狭山、川越、三芳、この地域の問題ですけれども、ここ十年来産業廃棄物の焼却場が次々とできたわけです。そして、十四ないし十五カ所が煙をもくもく上げているわけです。余りの悪臭とそれ...全文を見る
○矢島分科員 ぜひ早急にお願いしたいと思います。  私、一つお尋ねしたいのは、五トン未満の、例えば四・八トンだとかそういうものを同じ敷地の中ですぐ隣接して使うわけですね。合計しますとこれは九・六トンになりまして、合算すればこの炉はもう規制の範囲に入るわけなのですね。しかし、分け...全文を見る
○矢島分科員 やはりこれは脱法的な行為だろうと私は思うのです。ですから、そういう行為に対しても、きちんと規制ができるような手だてを検討し、研究していただきたいということを申し上げておきたいと思います。  それから、私、もう一つの観点ということで、この産業廃棄物焼却場から出るダイ...全文を見る
○矢島分科員 そこで、排出業者の責任をどうとらせるかという問題で、いろいろあると思うのです。これはそれぞれ御研究いただくということですけれども、コストの点で負担をするのかしないのかという問題についてもぜひ御検討いただきたいということと、それからもう一つは、そういう検討をしながら、...全文を見る
○矢島分科員 資金調達の面で困っている業者、良心的にやろうという業者もいるわけです。ただし、中にはとんでもない業者もおりますけれども。ぜひ、そういう人たちに対して、そういう施設が設備できるような対策もあわせてお願いしたいと思います。  そこで、私今まで、実態調査、実際に産業廃棄...全文を見る
○矢島分科員 母乳中のダイオキシンに係る検討会の提言についてちょっと触れられましたが、果たしてそういう認識でいいのかということを私は指摘したわけであります。また同時に、報道は少し誇張されたと言うけれども、誇張ではなくて、ぜひひとつこの線を大いに進めてもらいたいということを希望いた...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第14号
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○矢島委員 法案の質疑に入る前に、急を要する問題だと私考えておりますので、一問だけ、東京の成城郵便局で起きた事故についてお尋ねしたいと思います。  郵政省は、来年二月から郵便番号七けた化ということを実施する予定でいるわけですけれども、そのために成城郵便局に三月末に導入された区分...全文を見る
○矢島委員 ぜひきちんとした対策をとっていただきたいということで、法案の質問に入っていきたいと思います。  既にけさからいろいろ論議されております。私、まず最初に、大臣に通信主権という問題でちょっとお聞きしたいのですが、NTTとKDDに外資規制二〇%としている。WTOにおける各...全文を見る
○矢島委員 それぞれ今度のWTOの基本的合意については、まあ差はありますけれども、我が国としても通信主権という問題をきちんと踏まえた上で考えているというように私は聞きました。  そこで、今まで出てきている問題を整理しながらお聞きしたいのです。  というのは、アメリカやフランス...全文を見る
○矢島委員 そういう御答弁ではございますけれども、実態的には、アメリカの外資規制というのを見てみますと、NTT、KDDの二〇%規制以外をすべて開放してしまうという我が国の今出ている法案と比べてみれば、一極めて厳格なものになっていると思うのです。  そのアメリカが、先ほど来いろい...全文を見る
○矢島委員 この問題については、先ほど来五月二十二日付の大臣名でアメリカに送った書簡の問題など、大臣からも答弁がありましたし、郵政省も大臣の答弁と同じ考え方だろうと思うのです。  私は、これらの論議を聞いておりまして、NTT、KDDの二〇%規制と認証問題は関係ない問題だという日...全文を見る
○矢島委員 実際に合意されてこれが効力を発揮するまでの間、そこの間を二国間交渉でやっていこうという、アメリカの圧力の一つのあらわれだろうと私は思うんです。  つまり、WTOの場で議論して合意した、そういう外資の開放について、アメリカ自身が、合意した翌日に各国の保留事項というもの...全文を見る
○矢島委員 一つには面倒くさいということがあるというのが現場の実態であろうと思うのですよ。しかし、確かに額についてはそういう状況だし、実際に請求額というのは消費税分を含んだものに延滞のための利息をかけていくということになるわけですけれども、やはり面倒くさいということだけで済まされ...全文を見る
06月04日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第15号
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○矢島委員 私、まず最初に法案についてですが、この債券貸借市場といういわゆる貸し債市場ですか、金融自由化の中で一九八九年から債券のショートセール、いわゆる空売りが解禁されたことによって、簡保も翌年の九〇年から法改正を受けて貸し付け運用を開始したわけです。この法改正のときに郵政省は...全文を見る
○矢島委員 いろいろ理由を言われましたけれども、金融機関のリスクの高まりというのもありました。私、非常に不安定な市場であるということがこの間の運用実績と運用収入とにあらわれていると思うのです。そういう意味からしますと、まさにこの市場は、巷間言われておりますとおり、日本版レポ市場と...全文を見る
○矢島委員 この法改正を行ったときの議事録を見ますと、当時、やはりいろいろな目的を言ってはおられましたけれども、たしか、郵政省として、平成二年六月十四日の逓信委員会ですけれども、やはり債券貸借市場の育成ということが言われているわけです。確かに、配当をふやすためのいろいろな手だて、...全文を見る
○矢島委員 大臣も申されましたように、国民から預かっている簡保資金の運用です。そういう意味では、本当に公共の利益という点を重視してやっていただきたいと思います。  そういう中で、三月二十五日の参議院逓信委員会での局長の答弁ですが、その一部ですので、局長も、前後をやればそういう気...全文を見る
○矢島委員 そういうことで、細かいことは現在把握していらっしゃらないようですけれども、たしかこの課長が瑞穂郵便局に在任していた期間というのは、平成六、七、八年、今局長が答弁された五百十二、千八十、千三百幾つ、こういう期間だろうと思うのです。  非常に数字からいえばふえているけれ...全文を見る
○矢島委員 いや、私のお聞きしているのはそういうことじゃないのですけれども、後でまた聞きましょう。  捜査中だということで、郵政省としてのいわゆる自浄努力、みずから、悪いことをした、これを明らかにする勇気、これが必要だと思うのですよ。  今、民営化問題が重要な時期を迎えており...全文を見る
○矢島委員 先ほど結城首席監察官の方からの答弁がありました。内部告発があった、それで郵政監察が捜査した、逮捕された課長本人からは二度事情聴取をしている、にもかかわらず保険に関しては犯罪に当たる事実はなかったという結論になったという先ほどの答弁です。  そして、この保険課長につい...全文を見る
○矢島委員 団体保険に加入させることが問題であるようなことが行われておれば、こんなことはすぐわかるわけです。わいろのことはわからなくたって、もしそこで気がつけば、調べればすぐわかることです。投書になかったからそのことまで気がつかなかったということですけれども、実際に報道の一部には...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 私は、日本共産党を代表し、簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の一部改正案に反対の討論を行います。  本法案に反対する理由は、国民の預託金という公的資金である簡保資金を、債券の空売りなどという投機を促進する債券貸借市場で、さらに大規模に運用するものだからであります...全文を見る
10月27日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第8号
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○矢島委員 景気の問題が大変重大な局面を迎えております。私は、こういう中にあって、現在提案されております財革法なるものが実施されたらどうなるんだろうか、とりわけGDPの六割を占める個人消費、これがどのような影響を受けるのだろうか、こういう問題を中心にお尋ねしたいと思います。  ...全文を見る
○矢島委員 もう時間がもったいないので。多分やっていないんじゃないですか。だから、出てこられないのだろうと思うんですよ。やってあったら後で言ってください。  これだけのことをやろうとしているわけですよ、この財政改革の中で。それなのに、後でどうなるかわかりませんが、計算していない...全文を見る
○矢島委員 今の大臣の答弁を聞いて、病院に通っているお年寄りなんかは到底安心できるものではないと思うし、働き盛りの世代が、老後の年金や医療というものに安心できるような答弁ではなかった。ますます心配はふえてくる。  そこで、私は、消費とのかかわり合いで、このメッセージは大変なメッ...全文を見る
○矢島委員 そういう医療費の問題や年金の問題や、そういう状況の中でさらにこの財革が進んでいくと、さらに国民消費というものが打撃を受ける。そういう状況にある中で、景気はやはりどんどん落ち込んでいるし、特に消費の問題は、今までもここで論議されたとおりであります。  それでお聞きした...全文を見る
○矢島委員 あえて申しますがと言いますから、私もあえて申します。  大体、土志田さんの文章については、私、ニュースを持ってまいりました。それから、フィナンシャル・タイムズもあります。私はこれを引用したわけであって、私が怒られる筋合いのものじゃないのですよ。それと同時に、あなたは...全文を見る
○矢島委員 今、景気の現状についてお聞きしたわけですが、大体私はずっとこの委員会に出席しておりますから、長官が繰り返しておられる内容というのは大体変わっていないと思います。その中で、気になる点が一つある。それは、勤労者の所得、これが、前年比でどのくらいという数値をおっしゃったとき...全文を見る
○矢島委員 私はここに、月例経済報告、これは企画庁が出しているものですね、これを持ってきているんですが、事務方でいいです、実質賃金、四月以降、今長官が答弁されたのと同じかどうか、ちょっと調べてください。
○矢島委員 実質賃金が前年同月比でどうなっているかということを聞いているのですよ、私は。
○矢島委員 労働省が出している毎月勤労統計調査、これは労働省の方ですけれども、それを実質賃金の部分で経企庁は月例経済報告として載せている。言いますよ、違っていたらちゃんと言ってください。長官も聞いていてください。四月は実質はプラス・マイナス・ゼロです、前年同月比。五月がマイナス〇...全文を見る
○矢島委員 結局、八月部分については確定値が出た後変化はしているとしてもですよ、私が申し上げた数値については、これはやはり認めているわけですよ、実質賃金という部分については。それを聞きたかったのですよ。ほかの数値を一々持ってきて、何かプラスの材料を一生懸命見つけて答弁してもらうと...全文を見る
○矢島委員 毎度毎度、経企庁、いろいろなことで訂正しなきゃならないことが今までも出てきました。甘い見通したということを私は指摘しておきたいと思います。  いずれにしろ、盛んに、何とか経済というものはこれから持ち直していく、あるいはそういう方向でそれぞれ、大蔵大臣そのほか頑張って...全文を見る
○矢島委員 私の質問は、個人消費が伸びていくという方向を明確に示すということであったわけです。それに対して、依然として大蔵大臣も、懐は暖かくなっていると。  実質賃金の関係でいえば、またそこへ戻しませんけれども一言だけ言っておきますと、やはり可処分所得、消費に向かうのは。名目賃...全文を見る
○矢島委員 財政再建のやり方について、私たちは、もうさきの通常国会で私たちの財政再建十カ年計画というのをお示しして、だから、私と大蔵大臣との違いというのはそれを比べてみていただければはっきりするわけですけれども、この財政をどう立て直していくかというやり方については私たちも示してい...全文を見る
○矢島委員 労働大臣もあえて言って、社会主義だ、共産主義だと、統制経済の問題まで持ち出してきましたけれども、私たちがどういう将来を目指しているかということは労働大臣御存じの上で言われたのだろうと思いますので、時間の関係で、あえてその辺のことについてのやりとりはやりませんが、今日の...全文を見る
○矢島委員 私が指摘したように、公共的な分野と民間的な分野は、この福祉関係ではいろいろつながりを持った形で今進んでいるわけですよ。ですから、片方を、公共的な部分が落ち込んでいくと、その分は民間の方でどんどんこれから進んでいきますよと簡単にならないという点を私は指摘しておきたいので...全文を見る
○矢島委員 はい。  少子社会を迎えるんだからもう必然だ、こうなっている。この路線というのは、中長期的にも景気上昇の持続性に常に懸念をもたらすものではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○矢島委員 時間になりました。  私たちは、国民生活に重大な影響を及ぼす、財政再建、こういうものにも逆行するのがこの法案だと思います。法案の撤回を求めて、質問を終わります。
10月30日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第11号
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○矢島委員 参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  私の持ち時間は十五分ということでございます。しかも、お聞きしたい主要な部分につきましては相当程度出てきております。今までの先生方の発言だとかその他も引用させていただきますけれども、お答えいただければと思います。  ...全文を見る
○矢島委員 石先生にお聞きするのですが、ちょうど財政構造改革会議が結論を出したときですか、六月四日の読売新聞をちょっと見ておりましたら先生のいろいろな御意見が出ておりまして、その中に、焦点のウルグアイ・ラウンド農業対策費の問題と公共投資基本計画はその絶対額を減額できず、延長しただ...全文を見る
○矢島委員 財部参考人にお聞きしたい。  一つは、建設国債をゼロとすべきだというお考えでありました。赤字国債だけをいつまでにゼロにするのだぞというのは入っていますが、その辺についての問題が残されているわけです。ただ一方、一つは景気対策ということもありますけれども、もう一つは、日...全文を見る
○矢島委員 引き続いて財部参考人に聞きますが、公共投資のあり方、今のに関連ありますけれごも、たしか整備新幹線を例に挙げていっか論じられていたことがあったかと思うのです。結局、一度着工すれば十年とか二十年のいわゆる公共投寅というものが地方の自治体にとっては約束されるわけだというよう...全文を見る
○矢島委員 吉田先生にお伺いしたいのですが、ちょうどこれも六月四日の朝日に先生が出されておるのですが、公共事業などへの国からの補助金と地方交付税、地方の財政というものはこれで支える仕組みになっている、今度の財政構造改革の行き方ではそこに十分にメスが入っていないのではないか、地方が...全文を見る
○矢島委員 小野先生、やはり小野先生も公共事業の使い道には首をかしげるようなものがあるということを言っていらっしゃいます。  私たちも確かに、今の公共事業を見たときに、実際に計画は前にあって着工も前だけれども、もう十年も十五年もかかって、本当にそのまま続けていいのかというような...全文を見る
○矢島委員 ありがとうございました。  時間になりましたので終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第14号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表し、財政構造改革の推進に関する特別措置法案及び漁港整備計画の一部変更について承認を求める件に反対の討論を行います。  まず初めに、本法案は、今後三年間の予算の骨格を決めてしまうとともに、国民に大きな負担増をもたらすという重大な内容を持っているに...全文を見る
12月03日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  きょうも何回も論議されてきたNHK新会長としての基本姿勢だとかあるいは抱負だとか、お話が出ておりました。会長が就任のあいさつそのほかで、きょうも出されましたが、改革と実行、こういうことを言われ、今NHKの改革を進めるときだ、こう...全文を見る
○矢島委員 その会長の言われる原点という点から、幾つかお尋ねしたいと思います。  本委員会でも、午前中からたくさん出ておりますが、いわゆる放送のデジタル化についての問題であります。今いろいろな論議がこのデジタル化の問題では出てきております用地上放送を含めたデジタル化というのを二...全文を見る
○矢島委員 それで、やはりこれも就任のごあいさつの中の部分ですけれども、「いずれにしても新しいデジタル化対応といった課題に向けて、われわれも設備投資やあるいは新しいサービスの開発など、いろいろな面で資金も必要ですし、」きょうもそういう問題も一部触れて、設備投資だけで三千億円ぐらい...全文を見る
○矢島委員 ことしの九月のことだと思うのですが、NHKの編成や制作にかかわる部署で、こういう文書、「デジタル時代にふさわしい体制への転換を図るため、全部局で業務改革を推し進めると同時に、来年度は今年を大幅に上回る経費を削減する」という方針が示されたという文書が、制作にかかわる、あ...全文を見る
○矢島委員 大変御苦心、御苦労をされていることはわかりますが、最後に今会長が言われた、番組の低下の問題、やはりこれを来してはいけない、これは全くそのとおりだと思うのです。  ただ、制作現場で七%削れといいますと、やはりいろいろ苦心はするでしょうけれども、そっちへつながらないかな...全文を見る
○矢島委員 郵政省にお聞きしますけれども、今、地上波のデジタル化という問題については、景気対策として推進するということだとか、あるいは前倒しすべしという議論も出ております。先ほど品川局長が既にお答えになっていらっしゃるので、確認ということの一つとしては、いわゆる環境整備、条件整備...全文を見る
○矢島委員 地上波のデジタル化については懇談会で検討中であって、衛星と地上の方式をどうするとか、あるいは標準化の問題もありますし、設備投資の規模といったって、これは概算であって、精査したものでもないでしょう。メーカーの方も、デジタル対応の受信機の生産というものも一定の条件整備や環...全文を見る
○矢島委員 先ほど来、急ぐことによってのデメリットの問題、それから、景気対策と言うけれども、本当にそうなのかというあたり、十分大臣もおわかりのことだと思いますし、御判断の材料にしながら進めていただきたい、こんなふうに思います。  次に、もう一つ、私毎回取り上げている問題ですけれ...全文を見る
○矢島委員 そこで郵政省にお聞きしたいのですが、十一月十七日に字幕放送普及行政の指針、いわゆるガイドライン、こういうことで出されておるわけですが、ことしの通常国会でこのガイドライン問題を論議したときに、前の楠田局長から研究していくという答弁をいただきました。その研究の成果がこうい...全文を見る
○矢島委員 最後に、大臣に決意をお聞きしたいのですが、そういうことで、必ずしも固定しないで、技術開発というものがありますから、それに伴って字幕放送もふえていく、このガイドラインが固定的なものでない、私もそう思いますし、そういう御答弁だったわけですが、ぜひその技術開発などの進展も見...全文を見る
○矢島委員 終わります。
12月24日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  先ほどからの参考人からの意見陳述や、あるいはほかの委員からの質問の中で、原因とかあるいは今後の対応、対策の問題等出されてまいりまして、お答えがありました。  私は、この際、別の角度から何点かお聞きしたいと思うのです。それは、放...全文を見る