矢島恒夫

やじまつねお



当選回数回

矢島恒夫の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○矢島委員 三人の参考人の皆さん方から、日本経済の現状あるいは景気に対する御認識などなど、御意見をお聞かせいただきました。ありがとうございました。  そこで、私、与えられました時間がたったの十分でございますので、取り急ぎ金森先生の方から御質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○矢島委員 笹森さんに質問したいと思います。  もちろん、今日の不況、元凶は、いろいろ要件はあると思いますが、直接的なものとして、消費税の増税だとかあるいは福祉、医療の負担増とか、九兆円、九兆円、こう言われているものも非常に重要な影響を及ぼしていることは確かですし、そういうお話...全文を見る
○矢島委員 石先生にもお尋ねしたかったわけですが、残念ながらもう時間になりました。終わらせていただきます。
01月23日第142回国会 衆議院 本会議 第5号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました減税関連法案について質問いたします。  今日の深刻な不況は、消費税増税を初めとする九兆円負担増に最大の原因があったことは、今では政府の白書も認める国民的常識であります。  日本共産党は、景気の二大主役というべき...全文を見る
01月28日第142回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の一九九七年度補正予算三案に反対の討論を行います。  まず最初に、銀行の破綻処理には国民の税金を使わないというこれまでの橋本内閣の国会と国民に対する公約をじゅうりんして、三十兆円の公的資金を銀行支援、救済のためにつぎ込むこととなる...全文を見る
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○矢島委員 私は、質問に入る前に一言抗議を申し上げたいと思います。二つあります。二つの点で。  一つは、今の採決をするに当たって、質問者はまだ自分の席へ、自分の委員席へ戻れなかった。私は次の質問者ですから、次のところに待っていました。そうしたら、途端に公聴会についての採決を行っ...全文を見る
○矢島委員 では、質問者の方も戻る時間はあったというふうにお考えですか。
○矢島委員 私は、実を言いますと、自分の質問する時間をこんなことで割きたくないのですよ。ただ、そういう問題について後で理事会でよく相談してもらいたいということと、もう一つは、きょうのお昼の理事会で、証人喚問の問題など、それぞれまだ決着がついていないわけですよ。ない段階でこういう決...全文を見る
○矢島委員 国民の持つ疑念とかそういうものに対して、率直に、しかも納得のいく説明をすることが非常に重要だと思っているわけです。国民の声の圧倒的な部分は、やはりこの大蔵不祥事だとかあるいは金融機関の一連の贈賄事件、こういうものは許されることではない、そして、そういう銀行になぜ税金を...全文を見る
○矢島委員 日本道路公団のかかわりの問題ですけれども、一昨日ですか、また汚職事件で施設第二課長が逮捕されましたけれども、これまでも道路公団の問題、いろいろ出てまいりました。その中で一つきょうお聞きしたいのは、大蔵省の初代の金融検査部長、そして造幣局長までやられた、それから道路公団...全文を見る
○矢島委員 大臣、私聞いたのは、一般的なものじゃなかったんですよ。実は、外債発行の問題でお尋ねしたわけなんです。やはり、いろいろ外債発行が自由化され、規制緩和された、そういう中で証券会社も参入することができた、それで野村証券としては何とかその中に入っていくための有利な立場をとりた...全文を見る
○矢島委員 資料を用意しましたので、委員部の方、配っていただけますか。  私、一つの問題を指摘したいと思うんです、そのことについて。それは、今お配りしてある資料の一枚目と二枚目をごらんいただければと思うんです。外債発行機関への大蔵OB天下り理事です。理事というのは、いわゆる外債...全文を見る
○矢島委員 いや、種々雑多とおっしゃいましたが、比較的系統的な順繰り順繰りのもありますし、なぜそうなっているかということについては、私、後から質問の中でお尋ねしようとは思っているんですけれども、いわゆる退職管理という言葉が大蔵省の中にあると思うんですが、大蔵省、それでいいですか。
○矢島委員 官房長だけ知らなくて、あと職員は全部知っているというのがこの退職管理という言葉ですけれども、また後でその問題についてお聞きするとして、さらに問題になっているのは、やはりこういう天下り指定席になる中での業者との癒着や接待、これが汚職、腐敗にまで発展する温床というところを...全文を見る
○矢島委員 四年と六年というのは、この三十名いるうちのたったの四名ですよね。ですから、三年を含めるか含めないかは別ですけれども、半分は、三十名中十五名はやはり二年で終わりになっているんですよ。  私が指摘したいのは、やはり、きのうも問題になったかと思いますが、国家公務員法の百三...全文を見る
○矢島委員 大蔵大臣には、また感想を述べたいときに言っていただければと思います。  そもそも、この公務員の天下りを規制する現行の国家公務員法というのは、一九四八年に制定をされたものですね。そのころは、特殊法人なんというのは極めてわずかだったんですよ。現在は百五十を超えていますか...全文を見る
○矢島委員 公務員の退職後の生活、このことを考えるというのは別にキャリア組に限ったことじゃないのです、これは。私がなぜこの問題をこういうふうにやっているかというと、先ほど退職管理の問題をちょっと話しましたけれども、そういう中でキャリア組というのはきちんと後が保障されている。しかも...全文を見る
○矢島委員 今の内容の中の三番目ですか、中島氏が知人から極めて多額の贈与を受けた。この知人、約十人、その金額は約五千万円、こういう贈与であった。さらに別の人から一億円の低利の融資を受けた。  大臣、調査の中でこういう報告も大蔵省から受けながら、中島については適切であって安堵した...全文を見る
○矢島委員 大蔵大臣、私がお聞きしたのは、大蔵大臣が自分で調査するわけじゃありませんから、この中島問題についてはどうだったのかと聞いたと思うのですよ。その結果、これこれだから、だから大丈夫だということに、答弁のように結論になったと思うのですよ。では、そのこれこれだったから大丈夫で...全文を見る
○矢島委員 もう一度聞きたいのですが、大蔵大臣に説明した、説明した結果、この三項目め、多額の贈与の中身はこういうことですよというのを説明なさった、こういうことですか。
○矢島委員 それじゃ税の方の説明をした方、いらっしゃいますか、国税の方の方。来ていないですか。じゃ、いいです。  大臣がどういう説明を受けてどう判断されてこの結論が出たかということを私はお聞きしたいわけなんですよ。
○矢島委員 その問題ばかりやっているわけにいきません。  それでは、いわゆる贈与を受けたわけですが、その知人の中に金融業者は含まれていましたか。
○矢島委員 拓銀についてはもちろん調査に入っていろいろわかっていると思うんですけれども、ノンバンクから贈与を受けていたというお話です。その知人の中にあの大阪に住んでいる垣端信栄、通称中岡という人なんですが、その人の名前は出ていましたか。
○矢島委員 いわゆる拓銀の直系のノンバンク、エスコリースだと思うのですけれども、今出てきているノンバンクというのは。もちろん拓銀に調査に入ったのですからわかると思うのですが、拓銀からこのエスコリースへの融資、ピーク時はどれくらいあったのですか。
○矢島委員 持ってきて、途中でもいいから答えてもらいたいと思います。  私は今こういう問題を何で聞いているかということについて、お手元に配付した資料の三枚目を見ていただきたいのです。  三枚目の一番左側下のところに、イージー・キャピタル・アンド・コンサルタンツ、約してECCと...全文を見る
○矢島委員 手元に数字がないのか、あっても言いたくないのか、こういうことはなるべく言わない方がいいというのか。いずれにしろ、二千億円の融資があったのですよ。  それで、その図をちょっと説明させていただきます。  このECCというのは、総額二千五百億円の負債を抱えた。そのうちの...全文を見る
○矢島委員 ここに私は重大な疑惑がある。  またその表を見ながら聞いていただきたいのですが、一九九三年の十二月二十二日、拓銀をメーンとするところのECCに融資している金融団会議というのが持たれているのです。その十二月の二十二日の会議で、もうECCについては十二月いっぱいで二回目...全文を見る
○矢島委員 そういう検査が行われたにもかかわらず、拓銀の負債がますます拡大するような和議というものが認められて、それが成立しているという経過がこの間にあるわけです。  この和議が最大の疑問点なのです。中岡氏が、これは条件によって会長を退いた。後任に会長になったのは、頼松という元...全文を見る
○矢島委員 ひとつ法務省としても重大な関心を持って調べてもらいたいと思うのです。  大蔵大臣、中島についての調査は適切だったと、今後はそれで何もしないという結論を出されたわけですよね。  ただ、このECCの中岡という人物と中島氏への贈与関係は、非常に疑惑の多いものです。まさに...全文を見る
○矢島委員 委員長。先ほど、私、突然の質問だからその資料が手元にないということで答弁をもらえませんでした。この中島氏に対する資金提供をした人物とその金額、あるいは調査結果の報告等、先ほど答弁できなかったものも含めて資料として提出してもらいたいと思いますが、後ほど……。
○矢島委員 資料については、また後ほどお願いするとして、時間がありません。中小企業問題で大蔵大臣にお聞きしようというので、質問通告は出してあります。貸し渋り問題です。ただ、残り時間が物すごく少なくなりました。  実は、もう私がくどくど申し上げるまでもなく、中小企業の経営というも...全文を見る
○矢島委員 時間が来ました。  ただ、計画書の中のその問題ですが、数量的にきちんと出すということになってないのですね、融資の問題のところの書類には。私は、あそこは不満なところがあるということを一言だけ申し上げまして、終わりたいと思います。
03月11日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 昨日の大臣所信の中で、こういうことを大臣は言われました。「NTT再編成の実施を初め、この分野における公正有効競争を確保するための条件整備や規制緩和を積極的に進め、一層の料金の低廉化とサービスの多様化を実現してまいります。」  私は、このことに関連いたしまして、特に、...全文を見る
○矢島委員 今度の値上げというのは非常に問題が多いのですね。というのは、これが電気通信審議会でいろいろと意見が分かれて、全会一致で普通ならば答申が出されるというのに、多数決で決まった、こう聞いております。  この一〇四については、有料化され、値上げが繰り返される。その値上げの問...全文を見る
○矢島委員 実はそれは、この条文を素直に読めば、本来ならばその都度申請が出されるべきだと私は思うのです。そうでないといろいろな問題が起こるのではないのですか。  これは、委託を受けた会社というのは全部同じなのですか。北陸も関東も、全部同じ会社が委託を受けたのですか。その辺どうで...全文を見る
○矢島委員 委託を出す時期も違う、それから委託を受ける会社も違う。そして全部、多分二月の二十六日に一括して出されたのだと思うのですけれども、そうすると、もしその最後の段階において、二十七日、翌日には認可してしまったのですけれども、どうも問題があるというようなことが起きたとき、非常...全文を見る
○矢島委員 それぞれ契約をやるというわけですが、そうすると、今までやってきていた、つまり認可前に行ってきた委託業務というのは、これはNTTは契約なしでやってきたのですか。
○矢島委員 私は現場を見ているのですよ。そんな生易しいものじゃないですよ。どんどん始まったのです。それでも申請はなかなか出ないな、それで委託契約はどうなっているかな、こういうことを私も心配していたけれども、どうもきちんとした委託契約が結ばれていないようだ。いろいろな点で不明な点が...全文を見る
○矢島委員 番号案内業務全般ということは、接続業務とかあるいはハローダイヤル案内業務、これも委託ということになって申請されているのですか。
○矢島委員 これは、NTTの子会社のNTTテレマーケティング株式会社、そことの委託契約ですね。委託先がそこです。  そして、NTTの関東情報案内事業部が部内に知らせた文盲の中で、委託業務については「番号案内・接続業務」「ハローダイヤル案内業務」、こう書かれているのですよ。  ...全文を見る
○矢島委員 そうすると、ハローダイヤルについては、業務委託を自由に出せるという判断、それから、接続業務については、今後、委託ということになればきちんとした申請を出さなければならない、そう理解してよろしいですか。
○矢島委員 中でというのは、郵政省の中なのですか、そういうことですね。
○矢島委員 もう認可してあるということですね。なるほど。  郵政省からいただいた資料の中には、番号案内のオペレーション業務、こういうところしか委託対象業務にないので、これは落とされているというふうに考えてよろしいですか。
○矢島委員 中身がよくわからないので、今とは言いません、NTTと委託を受けた業者との間でどういう委託契約がなされたのか、もちろん郵政省はつかんでいると思うのですけれども、それら等も含めて、いわゆる接続業務の委託の問題も含めて、後で資料をいただければよろしいかと思うのですが、委員長...全文を見る
○矢島委員 先ほどの大臣の御答弁の中にも、委託の理由として九百五十億円の赤字となっていることなどが出されて、いただいた資料の中にも、委託によって番号案内コストの削減を図るためというのもございます。  そこで、先ほど、資料をいただくということですけれども、認可をした一〇〇あるいは...全文を見る
○矢島委員 そうすると、先ほどの九百五十億円の赤字というのは、分けていないというわけですから、両方含めた額、こう考えてよろしいですか。
○矢島委員 会計の中で接続業務とあれは分けていないのでしょう、だったら、その中かと。ハローダイヤルは別でいいですよ。
○矢島委員 接続業務だとか、あるいはハローダイヤルの方、それぞれ、二十六億円のところはわかりましたが、また資料等ありましたら後ほどぜひお願いできればと思います。  次の問題へ進んでいきます。  もう一つは、この委託の理由は、今いろいろ論議してきましたように、コストの削減となっ...全文を見る
○矢島委員 基本的な責任はやはり本体のNTTにある、やはり業務の内容が内容ですから、十分にその点に留意してもらいたいと思います。  次の問題に移ります。  次に、二つ目の問題ですが、大臣所信で言われた公正有効競争の確保と、それからユニバーサルサービスの問題で、NTT市内電話の...全文を見る
○矢島委員 電話の市内通話料が幾らかということはユニバーサルサービスというもののいろいろなあれがありますけれども、そのユニバーサルサービスの中でも基本的なものだと私は考えております。  首都圏、今一年間でという条件は、初めからNTTが一年間にやりますよと言っているのか、それとも...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなってまいりました。  いろいろ言われましたけれども、私は、昨年五月十四日の当委員会だと思いますけれども、これは東西会社にそれぞれ分かれた状況を想定してのユニバーサルサービスの問題というので、宮津社長や谷局長といろいろ論議をしたわけです。  やはり宮津社...全文を見る
○矢島委員 大臣、時間が来てしまいましたので、またの機会にお聞かせいただくということで、やはり私は、もうけ本位の電気通信市場への参入競争が起こりますと、大都市だとかあるいは人口の多いところは有利なサービス、あるいは地方とか個人は不利な状況に置かれる、こういうようなことになっては大...全文を見る
03月12日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  お三人の公述人の皆さん、本当に大変貴重な御意見を承りました。大変参考になりました。お礼を申し上げたいと思います。  私の持ち時間は極めて短いものですから、申しわけございませんが、まとめながら質問させていただきます。  最初に...全文を見る
○矢島委員 舛添さんにお聞きしたいと思います。  一つは、私、いろいろ書かれた本や、マスコミにもたくさん登場していらっしゃるので、なかなか読み切れないのですけれども、幾つかきょうの御意見との関係でお聞かせいただきたいと思うのです。  景気回復のための行政改革、こういうお話を聞...全文を見る
○矢島委員 小野先生、申しわけございません。時間がなくなりました。私は、福祉に使えば雇用も拡大するという面で、昨年の財政構造改革法のときに質問をさせていただきましたので、その続きをやろうかと思いましたが、申しわけございません。  三人の先生方、ありがとうございました。終わります...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○矢島委員 大蔵大臣、私は、去る三月四日、当委員会で、大蔵の調査の問題で質問いたしました。その調査にかかわる問題として、きょうは引き続きただしていきたいと思います。  まず、長野証券局長については、衆参両院の予算委員会や大蔵委員会でさまざまな角度から問題が指摘され、今日に至って...全文を見る
○矢島委員 そういうメモといいますか、記憶をメモしたものを頼りに、それぞれヒアリングが行われてきているわけですね。長野局長の報告に対してのヒアリングというのは行われたのですか、行われているのですか。
○矢島委員 局長、やっている最中ということは、やっているということですね、ヒアリングを。
○矢島委員 どうもはっきりしないですが、大臣、三月十日の当委員会で、幹部職員からひとつ調査をやったらどうだという質問に対して、大臣は、今委員のおっしゃった、上からやれというのは一つの御提案だというふうに思います、私はそのことを念頭に置いて考えさせていただきたいと思いますと。局長の...全文を見る
○矢島委員 先ほど、大臣も、いろんな忙しさの中、それから、全体を把握した上で処分ということも含めて進めているということですが、今、上からということで進めていったらどうかという提案があって、そういう方向で考えていきましょう、こういうことになっているわけなので、この問題は、五百五十人...全文を見る
○矢島委員 どうも納得いかないです。これだけ騒がれている問題をほかと同一に考えていくというべき問題ではないということを指摘して、そういうことだったら、私、本人に聞きます。  長野証券局長、あなたの接待感覚というものは非常に重大な問題だと思うのですよ。再三論議になっているわけです...全文を見る
○矢島委員 局長、ずっとあなたに聞きますので、できるだけこっちの近い方にいてもらいたいと思うのです。  刑事的責任を問われなければ何をやってもいいとか、そういう問題じゃないんですね。身に覚えのないでっち上げがあったというので訴えていること、これは私も知っていますよ。しかし、全部...全文を見る
○矢島委員 あなたが調査に応じて、知り得る限りのこと、思い出した限りのこと、これを報告しているわけですからね。確かに、生方委員の質問に対してあなたは答えていますよ。そうじゃなくて、報告したそのものをここに出しなさいということを私は今要求したわけですよ。  私は、長野局長の答弁を...全文を見る
○矢島委員 局長、あなたが近畿財務局長のとき、平成四年六月から平成五年五月まで、この間のことです。時間の関係で三つまとめて聞きますから、それぞれ余り長くならずに的確に答えていただきたい。  この近畿財務局長のときに、この時期、接待はどれくらいあったかということが一つ。もう一つ、...全文を見る
○矢島委員 この問題については、私、時間の関係もありますので、続きをあしたやっていきたいと思うので、ぜひいろいろ思い出しておいていただきたいのです。この先の問題についてお聞きいたします。  大臣、お聞きのように、やはり局長といえども大臣がお考えのようにきちんと調査すべきだと思い...全文を見る
○矢島委員 浦和です。
○矢島委員 浦和に住んでいる方ですね、社長は。
○矢島委員 ビル清掃管理をやっておる会社です。  時間の関係があるので、またあしたお聞きしたいというのがもう一つあるのです。というのは、墓石の問題なのです。結論だけ聞きます。  浦和学院の理事長、何か後援会の役員をやっていらっしゃる、その方が霊園をつくられた。そこに大臣の墓石...全文を見る
○矢島委員 これで終わります。
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○矢島委員 昨日に続いて、大蔵省にかかわる問題、特に長野証券局長にかかわる問題で質問いたします。  私は、昨日、長野局長に、大阪ミナミの料亭大和屋を知っているかということを尋ねました。これに対して局長は、料亭のあることは存じ上げているし、そこに参ったこともあると答えました。 ...全文を見る
○矢島委員 大和屋という料亭は、大阪では最高級の料亭だと聞いております。一人座れば十万円とも言われているわけです。  その大和屋で、九二年の十月のことですが、関西興銀の李会長の勲三等叙勲祝賀会というのが開かれました。長野局長、あなたは招待されてその祝賀会に出席しておりますね。こ...全文を見る
○矢島委員 私の聞いたのは、祝賀会でも祝賀パーティーでもよろしいのですが、李会長の勲三等叙勲パーティーというか叙勲祝賀会、あなたはそこに出席されているわけですが、どんな関係で招待されたかということをお聞きしたのです。  つまり、この祝賀会というのは、大和屋でも大変立派な能舞台の...全文を見る
○矢島委員 あなたは、あなたに疑惑が集中しているので何となく、私は接待などと言っているのじゃないのですよ、これを。これは一つの祝賀会あるいは祝賀パーティーですから、それぞれ何かお祝いを持っていったか、会費制でやったか、そのことは別なんです。他の四人が出席していることは覚えていない...全文を見る
○矢島委員 今私が申し上げましたように、大阪税関長を初めとする五人が、もちろん長野局長も含めて、出席しております。  それで、私が聞きたいのは、関西興銀の李会長、長野局長は割合と親密な間柄だったと思うのですが、これは李会長の祝賀パーティーなんですが、そんな関係はございましたか。
○矢島委員 この関西興銀というのは、何回かお会いしていると思いますが、あなたが近畿財務局長時代の九三年のときに、近隣四県の信用組合を合併して近畿財務局の所管になりました。ところが、この祝賀パーティーが行われた九二年という年は、まだ合併しておりませんので大阪府の所管だった、こういう...全文を見る
○矢島委員 長野局長、あなたは、昨日私が関西興銀との間に接待関係はどうかと聞いたら、全くの事実無根だと答弁されました。  興銀の招待はなくても、あなたが数回会っていらっしゃる李会長個人の接待を受けたことはありますか。
○矢島委員 その辺のことについてはまだこれから聞きたいと思いますが、もう一つ、次の問題に移ります。  あなたは大阪にあるノンバンク、ECC、イージー・キャピタル・アンド・コンサルタンツという会社を御存じかどうか。  また、そのECCの会長の垣端信栄さん、通称中岡さんというふう...全文を見る
○矢島委員 私は三月四日のこの委員会の中で、当時の中島主計局次長がこのECCの中岡会長から資金提供を受けた事実を確認しましたところ、武藤官房長は、相当額の資金提供を受けていた事実を認めました。  この二信組事件の当時、田谷、中島両氏の問題が表面化いたしました。もちろん私、その質...全文を見る
○矢島委員 三月四日の私の質問の中でも明らかにしたことですが、ECCは、エスコリースから借りた二千五百億円もの融資が返済できなくなってしまった、そして倒産必至というところだった。ところが、そのときに和議申請を提出しました。それが、一年たった後、拓銀とエスコリース側にとっては七割以...全文を見る
○矢島委員 この問題で、あなたは中島氏を通して何らかの要請を受けたことはございませんか。
○矢島委員 そういう状況の中で、私が今申し上げたもので記憶が戻ったことがありましたら、また次の機会に聞きたいと思うのです。  大蔵大臣、ずっとお聞きいただいたかと思うのですが、最初、大阪時代、いわゆる近畿財務局長在任中、大蔵の内部調査にかかっているのは半分だ、在任中の半分が五年...全文を見る
○矢島委員 あなたに聞いたんじゃないのですよ。そういうことでやっているけれどもと、それはもう前提はわかっていますよ、今まで答弁したのですから。  あなたの方はそういうことでやろうとしているけれども、大臣、こういう今の事態を聞いて、これは五年でいいのかな、少し前までもやらなければ...全文を見る
○矢島委員 検察が五年だから五年だということじゃないんだけれどもということでお答えになりましたので、私、まあそうだと。  先ほど官房長が答えたのは、検察もそうだからこっちもそうだと。しかし、内部調査というのは、疑惑があれば明らかにしなかったら、やはり国民の納得は得られないし、大...全文を見る
○矢島委員 大臣の答弁の中で、昨日、上の方の人は、例えば官房長だとか事務次官だとかこういう人は私がやります、局長級についてはこうやります、そういう方向も示されました。  実はそのときに私も申し上げたのですが、五百五十人というたくさんの人数を、桜の花が咲くというか、春のうちには、...全文を見る
○矢島委員 大臣の決意やあるいは国民に対する約束は今お聞きしました。  やはりそれをいかに実行するかというのが今求められているわけです。ですから、速やかにそれを実行していくということが重要だということを重ねて申しまして、時間が参りましたので終わりたいと思います。終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○矢島委員 私は、NHK予算に関する質問に入る前に、海老沢会長に、政府関係審議会の委員の問題でお尋ねしたいと思います。  このことは川口前会長にもお聞きしたことがございますが、会長は、副会長時代、九六年十二月だったかと思いますが、国会等移転審議会の委員に就任されて、現在も委員を...全文を見る
○矢島委員 やはり国会の方で決めていくという形での審議会ですけれども、就任していただけますかという打診はあったのだろうと思うのです。  その段階での問題ということも言えるかもしれませんが、実は、あれは九四年の三月二十五日のやはりNHK予算を審議している国会で、私が川口会長に大体...全文を見る
○矢島委員 川口前会長が言われたことはNHKの一つの考え方だと思うのですが、NHK関係者の政府審議会入りは慎重に考えていくと。  前会長も、実際には行革会議やられました。そして、海老沢会長も、現在会長になられて、引き続き首都機能移転に入っている。慎重に考えるというのが、個人で入...全文を見る
○矢島委員 そういう会長のお考えをお聞きしました。  そこで、九七年の初頭に川口前会長が記者会見で、料金体系の見直しということに言及をされています。それから、「より豊かな公共放送のために」、この中では、検討すると書いてあります。  今、会長が言われた相入れないものだというのは...全文を見る
○矢島委員 この「より豊かな公共放送のために デジタル時代へのNHKビジョン」、この十ページになりますか、「受信料を基本に、財源の確保に努力します」というのが九ページの終わりから十ページにかけて書いてあります。  その中で、「受信料は、NHKが放送による表現の自由を確保しつつ、...全文を見る
○矢島委員 確かに、視聴者の負担増を抑える、こういうことは非常に重要なことだし、言うまでもないことだろうと思います。  ただ、受信料を左右するような、上げない、抑えるような量の副次収入ということになりますと、これは相当な額になるのではないかなと思うのです。そうした相当な額をこの...全文を見る
○矢島委員 この間、NHKの字幕放送が拡充され前進している、このことに対して、視聴者からも喜ばれています。その点につきましては、私も評価していきたいと思います。  ただ、以前から私が毎回指摘しているのは、やはりアメリカやイギリスに比べたらまだまだ字幕番組の実施状況というのはおく...全文を見る
○矢島委員 会長にお聞きしたいんですが、そういう一つのガイドラインがあり、さらにそれを早めていくといういろいろな技術開発の問題も含まれます。  一つには、私ちょっと最後に言った、年次的に、NHKとしては、来年はこれだけ、再来年はこれだけという年次計画というのはどうなんだろうか。...全文を見る
○矢島委員 最後に大臣にお聞きしたいのですけれども、指針が、ガイドラインが出された翌日の新聞で、二〇〇七年までに生番組を除く全番組に字幕導入という報道がなされました。それは前進面ですが、ただ、裏返せば、そうすると今後十年間生番組には字幕がつけられないのかという声も一方聴覚障害者の...全文を見る
○矢島委員 終わります。
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になりました平成十年度予算三案について、反対の討論を行います。  我が国経済が今直面している最大の問題は、国民経済の六割を占める個人消費が氷のように冷え込んでいることであります。冷え込んだ消費を温めることで、不況を打開し、日本...全文を見る
04月01日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○矢島委員 今回提出されております法案によりますと、第二条の定義のところ、それから第四条ではその研究開発の業務、読んでみますと、この特定公共電気通信システムのうちの六種類のもの、これを研究開発するということになっておりますが、まず最初に、基本的なことなのですけれども、なぜ六種類な...全文を見る
○矢島委員 いろいろな条件がちょうどうまくいったということだろうと思うのです。ですから、ここに挙げられた六つが最重要な問題だとか、これが基本的なものだということだけではなくて、高度化できる数々ある公共システムの中から、省庁の都合といいますか、予算の関係もあるでしょうから、そういう...全文を見る
○矢島委員 私、この法律のつくりからして、予算的合意ができれば、恐らく法改正によってこの二条なり四条なりに新たな機能や業務を追加することができるようになるだろうと思います。  何が追加可能かということを考えるときに、この新たな機能がいわゆる特定公共電気通信の範囲でなければならな...全文を見る
○矢島委員 やはり運営主体が企業であるような場合、障害者や高齢者の方々のサービスと、この向上のための電気通信技術の開発というのは、企業に任せてもなかなか進まないという面がありますから、そういう点では大いにそういう部分について力を入れていただきたいと思うのです。  この通信・放送...全文を見る
○矢島委員 最初に私、六つの分野に絞ったことについて質問をしたわけですが、実際に公共的な電気通信システムというものを考えた場合に、今回の法案が予定している六つに限らないものだと思います。  例えば、教育分野を見てみますと、通信・放送機構の岡崎リサーチセンターでは、ブルネットワー...全文を見る
○矢島委員 そこで大臣にお聞きしたいのですが、やはり公共電気通信システムの導入によって、官庁だとか学校だとかあるいは郵便局だとか、こういうところの利便性が改善されるのは確かに国民の利益になりますし、望ましいことだと思います。  しかし、私、今まで少し取り上げてきましたように、公...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、この法案が成立いたしました ら、そういう方向への力点ということをお願いいたしまして、時間が参りましたので、終わります。
04月09日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  昨年十二月二十四日、このポケモンの問題で逓信委員会が開かれたわけですが、私、そのときにこんな質問をしたわけです。「今回の事件の根底には、アニメ関連ビジネスのための視聴率獲得競争、そのためのより刺激的画像づくり、こういった構造的問...全文を見る
○矢島委員 アニメが子供の文化であるという点では、私もそのとおりだと思います。一木社長もそのときの委員会で、内容が一番問題という形でも答弁されたかと思います。  そこで、私がきょうお伺いしたいのは、そういう状況で、子供の文化ということでアニメを大いに普及するということはいいこと...全文を見る
○矢島委員 いろいろ言われましたけれども、これは十二月十九日の産経新聞ですけれども、「より刺激性を強めるのは、受け手の子供たちに、より深く印象づけようとする狙いがうかがえる。その背景には「メディアミックス」という企業戦略の存在がある。」こういう記事が載っておりました。  私は、...全文を見る
○矢島委員 ですから、私がお聞きしたがったのは、実際に身体的な影響のあるようないろいろな手法、表現方法、これは問題があることは今度のガイドラインの中でそれを言っています。今後、このガイドラインというのは、条件によってはいろいろ見直さなければならないところが出てきたらそうするのだと...全文を見る
○矢島委員 そういう考え方に対しては、非常に問題があると思うのです。  というのは、メディアミックス戦略ということを取り上げた報道はこの間たくさんあります。私は今、朝日新聞の三月二十四日だけを取り上げてお話をしたのですが、それは「ポケットモンスター」が大成功した例だ。つまり、ゲ...全文を見る
○矢島委員 私は、民放連のこの規定の中で、不当にというところですが、その条項だけで十分かということをお聞きしたがったわけです。だから、今後の研究課題として、先ほどのお答えのようにぜひやっていただきたいと思います。  それから、これは最後、お答えは結構なんですが、今度のこのガイド...全文を見る
04月23日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○矢島委員 私、提案されております法案のうちの電気通信事業法、その中の第一種電気通信事業者の料金の問題で質問してきたいと思います。  既にそれぞれ各委員からも質問がありましたが、この見直し案によりますと、国民生活にとって非常にかかわり合いの深いこの電話料金を認可制から原則届け出...全文を見る
○矢島委員 私は、法文の解釈上の問題だけで、期待とかそのほかはお聞きしているわけではなくて、このままこの法律を読めば、上になることもあるし下のこともありますね、こういうことなんです。そういうことがあり得るということだろうと思います。  それから、もう一つ、この法案でいきますと「...全文を見る
○矢島委員 もう一つ、その同じところの「適正な原価」という点ですけれども、例えば、東京のように人口の密集地域、こういうところと、それから離島を抱えているような長崎やそのほかのようなところでは、いわゆる高コスト地域においては、こうしたコストも適正な原価というものに入ると考えてよろし...全文を見る
○矢島委員 次に、低廉化を目指しての一つの方式、こういうわけですけれども、法文上の問題ですからどういうふうに読むかということでお答えいただければいいのですが、この基準料金指数というものがこれまでの料金以上になった場合ということを考えてみたいと思います。  以下になるような方向、...全文を見る
○矢島委員 この法律を読みますと、料金指数以下の料金であれば自由に設定できることになっておりますから、上限価格がそこだからといって、企業がどの辺に料金を設定するかということは企業の方の判断ということになるかと思うのです。  ただ、そういうことからいいますと、今まで百円の料金のと...全文を見る
○矢島委員 今までこの法文の読み方についていろいろお聞きしてまいりました。  現行料金以上に実際にこの指数が設定される場合もあるし、そうなれば、また事業者の方はぎりぎりいっぱい、上限いっぱいに料金を設定することもできる。また、東西会社は今後の問題として、NTTの場合には地域ごと...全文を見る
○矢島委員 日本でいわゆる基準料金指数を導入するというのはNTTの県内電話に該当するわけですので、いわゆる長距離の部分については値下がりしているけれども、基本料金や市内通話料金については、イギリスではこの間、今お答えがあったような上がり方をしているというわけです。  私、この研...全文を見る
○矢島委員 いわゆる住宅用の基本料金、これだけに限って言いますと、どんな状況でこの間推移したかわかりますか。
○矢島委員 このマルチメディア時代に向けた料金・サービス政策に関する研究会が出しました資料で、十二ページのところに、英国の場合、八四年から八九年までの間は料金上限というのは物価指数にプラス二%、こういうような数値が出ていて、ずっと見ますと、すべてプラス二%というような数値が並んで...全文を見る
○矢島委員 質問レクのときにもそういうデータはないかもしれないというお答えでしたので、何かの形で、もし今後そういう資料もつくることができたら教えていただければと思います。  そこで、今NTT及び郵政省は、今後加入者線を光ファイバー化していこうということで取り組んでいるわけですが...全文を見る
○矢島委員 先ほど私、イギリスの例を挙げたわけですが、アメリカでも長距離料金以外はやはり基本料金あるいは市内通話料金というのは値上がりしているわけなんですね。料金全体を見渡せば、一方の値下げ、他方の値上げというりバランシングになっているわけですが、実際にイギリスのBTだとかあるい...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、そういう大臣の答弁のような方向できちんと対処していくことが必要だろうと思います。  これはお答えいただくわけではありませんが、最後に、私は、加入者回線網の問題が基本料金の問題としては非常に大きい。これをどう維持し、発展させていくかという点において、もっぱら基本...全文を見る
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、電気通信分野における規制の合理化のための関係法律の整備等に関する法律案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、今まで認可制であった第一種電気通信事業者の料金規制を原則届け出制に変えることです。  NTTの県内電話等にはプライスキ...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○矢島委員 行革会議の中間報告あるいは最終報告、さらに基本法案そのもの、いろいろ読んでみました。また、本委員会でもいろいろと論議されてきたわけですけれども、どうも中身がはっきりしない部分が多い、姿が見えてこないといいますか。  そういう観点から、きょうは、時間の関係もありますの...全文を見る
○矢島委員 そうしますと、論議の中で、こういう条件ならいいだろうとか、こういう条件ではだめだどか、そういうのもなかった、このように理解してよろしいですね。
○矢島委員 具体的条件については白紙で、これからだということだろうと思います。  そこで、長官、今度の出されております基本法、先ほども出ました三十三条の三項にも、「政府は、郵便事業への民間事業者の参入について、その具体的条件の検討に入るものとする。」という文言が書かれております...全文を見る
○矢島委員 具体的にはこれからだ、先ほどの具体的条件もこれからしていく、法律を変えなければならない部分が出てくるかどうかについてもこれからだと。  私、この問題では、第五条の問題だけじゃなくて、郵便事業、あるいは郵政事業という範囲に広げたとしても、この基本法が成立すれば、そうい...全文を見る
○矢島委員 いずれにしても、この特別委員会にそういうものを出すだけの時間的なあれがないと言うのだろうと思うのですが、これから検討だと。  本来ならば、もし基本法ができたら郵便法のこういうところがこう変わってくるのだ、そういうものを提示しながらいろいろと論議していくことが必要で、...全文を見る
○矢島委員 郵政省は、これまで民間参入というのは、ユニバーサルサービス、つまり、今言いました全国均一料金だとか、前にも答弁がありましたポスト投函制だとか、そういうものを崩し、ひいては郵便ネットワーク自体の崩壊を招くと主張されております。行政改革会議ヒアリング資料の中にも、郵政省は...全文を見る
○矢島委員 同じユニバーサルサービスの確保というこの言葉の意味するところは、中心的には、全国均一料金でポスト投函制、これらを中心にして考えられていると思うのですが、このユニバーサルサービスを確保したとしても、国民へのサービスの点で、現行よりサービスの低下はあり得るのだと。  つ...全文を見る
○矢島委員 大臣の後半の人員削減、コスト問題、これについても、私、時間があれば質問したいと思っているわけです。  一言だけ言っておきますと、今の状況の中でも、いわゆる正規の職員というのは、十年前と変わらないような人員の中で一生懸命頑張っている。もちろん、臨時的な職員はふえている...全文を見る
○矢島委員 先ほどの私の質問に対して、総務庁長官は、法案が成立してから郵便法の第五条についてどうするか、これも考えていくのだという答弁がございました。また、具体的な条件につきましても今後どうするかということを考えていく、だから、郵便法でいえば、五条が残ることもあるかもしれないし、...全文を見る
○矢島委員 ユニバーサルサービスの確保はわかったのです。ですから、ほかの、現行の国民に対するサービスを低下させない、そういう意気込みでぜひ検討していただきたい、このことを申し上げて、終わりたいと思います。
05月12日第142回国会 衆議院 本会議 第37号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、橋本総理に質問いたします。  今、日本経済は大変な状態に陥っています。どの商店街を歩いても、売り上げはさっぱりと中小業者の嘆きのため息ばかりが聞こえてきます。大学生は卒業を迎えたのに就職の行き場がなく、前途多難そのものです。我が国の完全...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○矢島委員 私、まず、先物外国為替取引の問題で質問したいと思います。  郵貯、簡保は、九五年の法改正で、先物外国為替取引が証券会社等を通して実施できるようになりました。今回のこの法案は証券会社等を通さずに実施できるようにしようということですが、「簡易保険97」というディスクロー...全文を見る
○矢島委員 年度途中で行った取引、つまり最終段階では、期末では残高を保有していなかったけれども、実際に、その間において先物外国為替取引、ヘッジとしてやった経験は一度もないのですか。
○矢島委員 郵貯はどうですか。
○矢島委員 安岡局長に郵貯の方で聞きますが、平成八年の八月、円高に向かう状況の中で一部についてやったということですが、どれだけの額を行って、どういう結果になったか、取引期間はどれぐらいかわかりますか。
○矢島委員 もうちょっと聞いたのですが、わからないのですか。もしわかれば、どれだけの差益があったか、それから取引期間はどういう期間だったか。
○矢島委員 そうすると、今の御答弁ですと、三百三十三万円の差益があった、取引期間は短い期間であった、こういうことでありますが、このヘッジをかけた外国債は、このヘッジ終了時には償還あるいは売却したのかどうか、その辺を。
○矢島委員 ヘッジ終了時保有している、こういうわけですが、そうしますと、その後、円安に為替が振れていきますと、ヘッジをかけたこの外国債は、その後の状況によって、差益を生んでいるかもしれないわけですね。そうすれば、この差益というのは、現物の実現損と相殺されることなくその利益になって...全文を見る
○矢島委員 どうも今の答弁では、繰り返しをしたわけですが、その取引が本当にヘッジ取引なのかどうか、きちんと私が判断できる材料を与えていただけないのです。  つまり、私が言いたいのは、そのとき本当にヘッジが必要だった、円高方向だと判断された、そうすると、そのとき保有していたドル建...全文を見る
○矢島委員 平成七年に法律的にでき上がって、八年度の実績の中でそういうことが行われたわけですが、その後は別にそういうことは郵貯の場合はないのですか。
○矢島委員 円安の方向ですからヘッジをかける必要はないという御判断だろうと思うのですが、ただ、私が非常に危惧するのは、局長、短期間だということで言葉を濁されましたが、私、一日だと思うのですよ、これは一日取引。後で調べてください。一日取引だ、間違いないと思います。  つまり、三千...全文を見る
○矢島委員 外債の方は長期保有であるし、先物の方は三カ月が基本というのですから、ヘッジをかけざるを得ないときには三カ月、三カ月、三カ月と継続してヘッジをかけ続けなければならないということになろうかと思うのです。  そこで、時間の関係がありますので、この外債の差益損が生ずるような...全文を見る
○矢島委員 いろいろな、ほかのもひっくるめて今局長が答弁されましたが、外国債について、このディスクロージャー誌に書かれていることは私が先ほど申し上げた数字で、実際にその額は償還益やあるいは売買益よりも上回るという、全体を通してどうかというより、その外国債のところだけを私は問題にし...全文を見る
○矢島委員 時間になりましたので、いろいろなマニュアルをつくったり何かと言いますが、マニュアルの数も物すごく少ないのですよ。郵便局の窓口全部に行き渡るような数をつくっていないのです、その中身も問題ですが。また、善管注意義務違反であれ、やはりいろいろな手だてをしているということは、...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
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○矢島委員 私は、まず公共投資の問題で質問したいと思います。  まず大蔵省ですが、財革法によってそれぞれ七%のキャップがかかったわけです。この公共投資、当初予算ですと、その結果、前年度と比べて約八千億円の減になったと思います。今度の補正では三兆四千億円の追加があった。  そこ...全文を見る
○矢島委員 昨年、私も財革法の審議の特別委員会でいろいろお尋ねしたわけですが、その基本的な骨格というのは聖域なき歳出削減だということで、それぞれ各歳出分野に対してキャップ制を導入する、こういうことであったわけです。  それで、七・六%のカットで出発したわけですけれども、当初予算...全文を見る
○矢島委員 財政構造改革の骨格が大きく変わったということの事実は数字の上からも明らかだろうと思うのです。  そこで、今回の補正の各省の配分について聞きたいのですが、大蔵省はどのように各省庁に配分を決めていったのか。  私は、当初予算という場合には、各省からそれぞれ要求が出てま...全文を見る
○矢島委員 建設大臣もきょうは委員会の方の出席で、出られないということですので、建設省にお伺いします。  建設省の所管する部分について、事業費で四兆五千億円、国費で二兆円規模の一般公共事業となっているわけですが、この予算枠についてどのように積み上げてきたのか、その方式についてお...全文を見る
○矢島委員 実際にはこれからだというその六つの項目、六つの区分ですけれども、それを盛んに言われるのですが、その点について建設省にお尋ねしたいのです。この六つの区分というのはどういうようにして分けたのか、こういう点です。  実は、確かにそれぞれ六つの区分になっているのですが、建設...全文を見る
○矢島委員 実際の中身はこれからという部分がありますから、果たして環境・エネルギーの分野にこの部分はどういう形で、聞くところによりますと、環境対策の道路の部分は、例えば騒音対策、これは環境に関係するのだとか、いろいろ説明を受けたわけですが、どうも無理やり環境とのかかわり合いをつく...全文を見る
○矢島委員 約五千億円が指定単運用に積み増しされるというお答えです。  私、この指定単運用というのは株式を組み入れた運用ですから、安全、確実な運用を第一義とする郵貯資金については、今局長答弁されたいろいろな使い方があるわけですが、その中でも最もリスクの高い運用であって、極めて慎...全文を見る
○矢島委員 この問題では当委員会で十八日にも質問がありました。大臣がそのときに言われた二つのことについてただしていきたいのですが、一つは、もしそこで運用しなければ、それから一年間ほかのもっと低利の何かにやっていかなければいけないから、有利の点ではやはり問題があるということ。  ...全文を見る
○矢島委員 大蔵省に聞いても、これは今までのいきさつを私よく知っておりますので、大蔵省、なかなかこの問題では答えにくい面もあるかと思いますが、郵政大臣、何回も安全、確実、有利という言葉を使って説明されております。  ただ、私、簡保の指定単運用の実績、平成四年から八年まで見たので...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなりました。  これは、きょう総務庁から、郵政事業に関する行政監察結果に基づく勧告というのが出されております。その中に、やはりもう少し情報開示をしろという項目があるのです。もう時間がありませんので、読みません。  やはりハイリスク・ハイリターンという危険...全文を見る
○矢島委員 それからもう一つは、そうすると、関連法案が施行されて国民に周知徹底される、本体もないのにそういう状態になるということについてはどうお考えになっているか。
○矢島委員 私、問題は……
○矢島委員 今お答えがなかったのですが、五月三十一日に地方税の執行日が決まっちゃっているでしょう、それとのかかわりです。
○矢島委員 はい、終わります。  何としても正常な形に審議してもらいたい、このことを申し上げたい。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の財政構造改革法改正案外に反対、民主党、平和・改革、自由党提出の財革法停止法案に賛成の討論を行います。  橋本内閣が本年度予算成立直後に決定した総合経済対策及び財政構造改革法の改定方針は、消費不況克服のため...全文を見る
05月27日第142回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○矢島委員 今石垣委員の方からBSデジタルの有料か無料かという話がございました。各社ともお話がありましたけれども、私もそこからまずちょっと入ってみたいと思うのです。  これは、三月二十四日に言われたことについての記事なんですが、「テレビ朝日の伊藤邦男社長は二十四日、二〇〇〇年に...全文を見る
○矢島委員 いきなり伊藤社長の新聞、私、質問をするということは伊藤社長の方には言ってないのですが、もしこの記事のことで何か御意見がございましたらお願いします。
○矢島委員 BS放送というのは、地上波のように、国民生活に密着したいわゆる基幹放送と位置づけられておりますし、また、民放連としても、ハードとソフト一致の免許を主張したときには、基幹放送であるから、放送事業者が衛星を調達、保有し、安定、継続して放送を提供する責任体制をとることが必要...全文を見る
○矢島委員 海老沢会長さんにお尋ねいたします。  このBSデジタル化、今スクランブル化の問題についてお聞きしたのですが、このことで私、三月の逓信委員会で会長にお伺いいたしました。会長は、スクランブルと受信料制度は相入れないものというので、個人的見解だと断りながらも、そのようなお...全文を見る
○矢島委員 私も同意見でございますけれども、そこで、受信料の問題で、引き続いて海老沢会長にお聞きしたいのです。  二〇〇〇年までには受信料を上げない、こういう前川口会長の御発言もありますし、海老沢会長もそれを継承されていると思います。私、この「より豊かな公共放送のために デジタ...全文を見る
○矢島委員 地上波のデジタル化の問題が出されましたけれども、NHKとしても、いわゆる取り巻く環境が著しい変化があったというふうに判断をされるかどうかはその時点だろうと思うのですけれども、いずれにしろ、今の会長の言われたような方向は国民も願っていることですし、ぜひそういうことで進め...全文を見る
○矢島委員 終わります。
○矢島委員 今回の放送法の改正、BS放送にCS放送と同様な受託委託制度を導入して、そして、競争を活発化させていこうということでもあるわけですけれども、二〇〇〇年から開始されるBSデジタル放送というのは、CSのように数百チャンネルというようなものではなくて、今聞いているところにより...全文を見る
○矢島委員 「BS−4後発機の在り方について」というので、BS4後発機検討会というところが報告書を出しておりますけれども、これによりますと、中にこういうようなことが書かれているわけです。  これまで「国民生活の充実や多様な文化の創造等に大きく寄与する基幹的放送メディアとしての役...全文を見る
○矢島委員 大臣も手を挙げられたので、もし御発言がありましたらこの問題で御発言いただければと思います。  今、品川局長のお話ですと、そのために基幹放送というのはどういうものをいうのか、そして実際にBS放送というのは基幹放送であるという認識の上に立って、また大臣もそのような方向で...全文を見る
○矢島委員 午前中の参考人質疑の中で、氏家民放連会長にこのことについて私は聞いたわけですけれども、やはりアクセスが自由にできるということは、スクランブルをかけないことにこしたことはないというような御答弁でした。  時間の関係で、次へ参ります。  受託とか委託方式によるまでもな...全文を見る
○矢島委員 それから、地上波のデジタル化の問題ですが、午前中もなかなか大変な費用がかかる問題などがありました。私は、膨大な費用が、それは放送事業者の方にもあるかもしれないけれども、実際に、今度は見る側にとってもいろいろと経費がかかってくるわけです。  三月二十三日の日経で、地上...全文を見る
○矢島委員 ぜひ慎重にというのは、やはり技術面でまだクリアしなければならない問題もあるし、経費の面でもクリアしなければならないいろいろな問題がある。そういうものをきちんと解決した上で進めるという方向を私はぜひやってもらいたいということを要望しまして、質問を終わりたいと思います。
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算三案に対して、反対の討論を行います。  本補正予算案に反対する理由の第一は、橋本内閣による昨年の九兆円負担増政策以来の一連の経済失政を反省すらせず、ますます深い失政の道へと突き進んでいく中身となっ...全文を見る
09月22日第143回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○矢島委員 八月末の集中豪雨による被害、この状況について、去る九月九日に委員派遣の第一班の一員といたしまして、福島県の中通り、中央部から南部にかけて調査してまいりました。  私、それに先立ちまして、党の集中豪雨対策本部の副本部長といたしまして、あの集中豪雨の翌日、八月二十八日に...全文を見る
○矢島委員 荒れ果てた農地や、その他農業施設などなど、早期に復旧することが求められております。そのためにも激甚災害の指定ということが非常に重要になってきていると思うのですが、先ほど国土庁の方の答弁の中で、いわゆる本激甚と局地激甚の話が出たのですが、那須や黒磯、福島南部地域は非常な...全文を見る
○矢島委員 現地の人たちは、本当にどうやって農業を続けたらいいのか、あるいはもう農業をやめようかなどという言葉も聞かれるような状況にあるわけであります。こういう農家に営農意欲を持たせていくということ、そして希望を持たせる支援、これが本当に今求められていると思います。  これは昨...全文を見る
○矢島委員 やはり先ほどの新聞記事の中にも、「「被災者の復興意欲を奮い起こす」はずの激甚災害法。高道にも映る法理念のもと補助金獲得に奔走する自治体と、生活のすべを失った被災者との間には、深い溝が横たわっているようにもみえる。」というような文面もございました。  確かに、激甚に指...全文を見る
○矢島委員 いずれにいたしましても、先ほど渡辺局長も御答弁の中にありましたけれども、被災された農家の希望や要望をよく聞いて進めていただきたいと思いますし、先ほど御答弁ございました、河川改修と農地の復旧工事というのは建設省とのかかわり合いも非常にあるわけですから、ぜひ連携をとって進...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなってまいりました。  いずれにいたしましても、被害を受けた農家の皆さん方が希望を持って営農を続けていただけるような方向というのに万全を期していくことが必要だろうと思います。  家畜の被害についても実はお聞きしたがったわけです。乳牛、肉牛合わせて四百十四...全文を見る
○矢島委員 ありがとうございました。終わります。
10月01日第143回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○矢島委員 私、きょうは、持ち時間の関係から、またNTTの参考人の方々に御出席いただくということから、NTTの再編成問題を中心に質問していきたいと思います。  きょう、二つの大きな分野でお聞きしたいと思いました。一つはユニバーサルサービスの問題、もう一つは雇用や労働条件の問題。...全文を見る
○矢島委員 NTTに聞きますが、分割再編によって社員の雇用というのは確保される、こういうふうに理解していいか。現在、在籍出向の社員、約七万人いるかと思うのですが、それも含めてお答えいただきたい。
○矢島委員 情報通信産業というのは、まさに二十一世紀へ向けてリーディング産業として、経済の面だけではなくて、雇用の面でも非常に期待されている部分だろうと思うのです。雇用確保だけではなくて、いろいろとリストラ、合理化の方向が進んでおりますけれども、そこに期待しているのは、日本経済が...全文を見る
○矢島委員 単身赴任という問題は今非常に社会的な問題になっているわけですね。特に、教育の問題も含めて、あるいは家庭崩壊の問題などなど、いろいろ出されております。  それで、NTTはそれぞれ地域に単身赴任のための寮を設置していると思うのです。しかも、静岡や岐阜ではさらに単身赴任の...全文を見る
○矢島委員 次に、長時間通勤の問題でお聞きしたいのですが、通勤に一時間半以上を要する人たちは何人ぐらいいるか、県をまたがって他県へ通勤していらっしゃる方がいるか、その辺の調査結果を教えていただきたいと思います。
○矢島委員 人数の点ではそれぞれ各地域の問題ですからわかりにくいかと思いますが、もし調べられたらで結構ですから、後で御報告いだだければと思います。  私が調べた範囲では、いや、これは一時間半ですよと言うのですが、乗りかえなければならないのがあるんですよ。バスを待たなければならな...全文を見る
○矢島委員 一年間で十七名。一月に一名以上の割合で自殺者がいらっしゃるのですね。このことを私も調べてみました。それぞれ事情はいろいろですよ。一つ一つの事情はそれぞれ原因があろうかと思います。その理由、状況も私は聞いてまいりました。もちろん、単身赴任の方は休みがとれずに地元へ帰れな...全文を見る
○矢島委員 時間がなくなってきて、ユニバーサルサービスの方へもう入らなければならなくなりました。  そこで、時間の関係で、大臣に二つの点でまとめてお聞きしたいのですが、一つは、今NTTとやりとりをして、こういう事態が進んでおります。私とNTTのやりとりで、長時間通勤の問題や単身...全文を見る
○矢島委員 NTTにお聞きしますが、実は、先ほどちょっと私触れましたが、日経新聞などで宮津社長が、いわゆる東西会社間の料金の格差の問題でいろいろ発言をされているのです。  時間がありませんが、結論だけ二つお聞きします。一つは、再編成以後、東西間の料金において格差が生じるのか生じ...全文を見る
○矢島委員 料金格差をつくらないというのは宮津社長の国会での答弁でもございますので、そのことをきっちりと守ってやっていただきたい、このことを申し上げて、質問を終わります。
10月13日第143回国会 衆議院 本会議 第19号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、本補正予算に反対の討論を行います。(拍手)  初めに、政府・与党は、本日午後二時にいきなり補正予算案を国会に提出し、本会議での財政演説も行わず、予算委員会の審議もたったの二時間足らず、その上緊急上程を強行するなど、国会無視の暴挙として厳...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、本補正予算に反対の討論を行います。  本補正予算案に反対する第一の理由は、銀行の不始末やさらなる体力増強のために、国民の血税をさらに大規模に投入して、露骨な銀行支援を行おうとするためのものであるからであります。  金融再生勘定は破綻前の...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。私は、まず昨日来いろいろと本委員会でも問題になっております貸し渋りの問題で質問したいと思います。  このたびの第三次補正、緊急経済対策を見ますと、貸し渋り対策が大きな目玉となっていると思います。八月二十八日の閣議決定では、信用保証と...全文を見る
○矢島委員 その後半に言われた、いわゆる銀行が自分のリスクを保証協会につけかえるということなどがあってはならないというのも同じ答弁の中で出ております。  私がお聞きしたのは、そういうことがあるので、実は借りたい大勢の中小業者がいる、そしてこの貸し出しが行われているけれども、実際...全文を見る
○矢島委員 今、日銀の方から言われたように、それぞれ大変なマイナスの数値が出ています。残念ながら十月分というのはまだ出ていないということですので、実際にこの特別枠が開始された以降どうなっているかというのはこれからのことになりますけれども、全信連の調査でもマイナス〇・七八という数字...全文を見る
○矢島委員 今配付してもらっております資料ですが、その一ページから三ページまで、これが横浜銀行の十月六日付の文書そのものであります。  一ページ目には、アンダーラインを引いてありますが、本制度を貸出資産内容健全化の千載一遇のチャンスとか、あるいは、二ページ目に行きますと、格付の...全文を見る
○矢島委員 まだこれから後聞いていきますが、報道によりますと、横浜銀行は不適切な表現を撤回したというように聞いております。不適切な表現というのはどこを撤回し、撤回後の文書、中身について問題はないのか、その辺、監督庁、把握しておりますか。
○矢島委員 そうすると、まだその新しい文書というものについては監督庁は入手していない、こういうことですか。
○矢島委員 そこで私、先ほど質問の中で、不適切な表現を撤回した、こう言うんだけれども、どこを撤回し、そして撤回の中身に問題はないのかということをお尋ねしたわけです。
○矢島委員 千載一遇の機会というふうな言葉が今まで、これは撤回したのかどうか、その辺については、中身の問題はまだ長官は答えてなかったのですが、この言葉を聞きますと、総理もそうだろうと思いますが、二十五年前を思い出すのです。あの石油ショックの際の物不足の中で、ゼネラル石油の内部文書...全文を見る
○矢島委員 もちろん、こうしたやり方をしているのは、横浜銀行がたまたまマスコミでも取り上げられたりしたという点で、そこだけではないのですね。  金融監督庁、都銀を調査したという答弁がありました。都銀十八行で十九億円の振りかえがあった、こういう内容だったと思います。そんなに少ない...全文を見る
○矢島委員 だからこんな十九億円などという数字が出てきたんだと思うんです。  私、東京都で調べたんです。これは十月末の件数になっております。振りかえ件数というのが承諾数全体の約三%、こう出ております。十月末の承諾の金額を見ますと、全国で二兆六千億円ぐらいになると思います。そこで...全文を見る
○矢島委員 ですから、私も十月末の数字で先ほどの質問はつくったわけでございますから、その十月末ということについては一致しているんですが、ただ、こんなに少ないわけがない。恐らく振りかえ、つけかえという形が同意書なしに行われている、そういう事態がこんな結果にあらわれてきているんではな...全文を見る
○矢島委員 監督庁、都市銀行に対する調査をそういう本人の同意書だけに絞らないで、そういう中でやっている資金回収、こういうのもひとつ徹底的に調べるということ。  それからもう一つは、野中官房長官がこういう発言をされておりました。モラルのない銀行については金融機関名を公表する、資金...全文を見る
○矢島委員 総理、今やりとりをやってまいりました。週刊誌なんですが、こういうことを書いている。金融機関が特別保証制度を貸出資金の健全化と、債権保全の手段にしているのは疑うべくもない、信用保証協会の代位弁済の不足額は国が補てんする、第二の公的資金注入がひそかに、しかし組織的に行われ...全文を見る
○矢島委員 次に、防衛庁の新たな資料隠ぺい問題で質問いたします。  このことは、もう本委員会で昨日も問題になりました。けさもこの問題が取り上げられました。八月下旬から九月にかけて関係資料を中央指揮所の地下に隠した問題であります。  野呂田長官、長官は、その答弁の中で、今後、技...全文を見る
○矢島委員 前回の最終調査報告書というものの中身についてはまだまだ多くの問題があるのです。完璧なものだなどと言えるような状況じゃないのです。その点はそのままにしておいて、新たな部分だけを報告されるというお話でございますが、前回の最終報告書については、まだこれから私たちも取り上げて...全文を見る
○矢島委員 私は、隠されたこれらの予算関連の資料というのが、私が考えるのに、こういう意図があったんではないかということであって、別に隠そうといってやったんじゃないんだという答弁を私は求めていたわけではありません。  むしろ後半の、まだ捜査中だとかいろいろ言われておりますけれども...全文を見る
○矢島委員 そうすると、防衛庁長官、専ら検察任せであって、それはそうなんですよ、この返還額を調べてみまして、今度の補正予算に入っている額というのは、検察の出した最低の額が補正予算の中に計上されているんですよね。向こうが結論出さなきゃこっちは決まらないと。  防衛庁としては、どう...全文を見る
○矢島委員 そのときに、対象契約額と返還額をマクロに出すんじゃなくて、その中での、幾ら水増し請求があって、過払いが幾らあったかということや、具体的な契約内容などをぜひ一緒に示すべきだ、それを最終報告の中で出すつもりは、最終報告というか、今度新たに報告する中身の中でやるお考えがあり...全文を見る
○矢島委員 押し問答になります。額だけ出してもらっても中身はさっぱりわからないということを指摘して、今回の事件は防衛庁の装備品の装備をめぐっての国民の血税を食い物にした事件なんですから、こういう内容を明らかにしないで国民の信頼なんというのは得られるわけがない。  もう一つ質問し...全文を見る
○矢島委員 当事者が言ったので、この事件を今、水増し背任事件と無関係だとも思っていないし——そのことのお答えはございませんでしたが、少なくとも、当事者の考え方だ、プライバシーというのはということなので、事件と無関係とは言えないと私は思うわけです。  というのは、この私のつくった...全文を見る
○矢島委員 時間になりました。資料の説明だけさせていただきます。  四ページです。四ページの資料は、これは防衛庁の資料を使ってです。上の黒丸二つを読んでいただければわかると思います。一番左、上位七社、まさに天下り幹部の人数と受注額とが相関関係にあるということ。一番右側は私の調査...全文を見る