矢島恒夫

やじまつねお



当選回数回

矢島恒夫の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対理由の第一は、交付税の減額の半分を地方に押しつけ、国の責任を放棄するものだからであります。  そもそも、地方財政計画を策定し、交付税総額を見積もることは、地方交付...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 本会議 第3号
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○矢島恒夫君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇二年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手)  小泉内閣は、構造改革路線のもと、不良債権の処理を加速し、大企業のリストラ支援を進め、社会保障と医療制度の大改悪を進めました。あらゆる分野で国民に痛みを押しつけ、日本経済と景気を...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、二〇〇二年度補正予算三案に反対する討論を行います。  反対する第一の理由は、長引く不況で大量の倒産と失業が増大する中で、本補正予算案には庶民の暮らしと営業を応援し、冷え込んだ個人消費を温める抜本策が盛り込まれていないことであります。  ...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  質問通告の方では法務大臣の質問が入っていたんですが、こちらの方は、明後日の集中というのがございますので、そちらに回すことにいたしまして、きょうは環境問題でお尋ねしたいと思います。  特に、今全国的にも大変問題になっているのが産...全文を見る
○矢島委員 今大臣答えられたように、その法律ができた以降、一応この廃棄物の量は減っていることは確かなんです。ただ、それ以前にあちらこちら暴力団関係とのかかわり合いの中で不法投棄されたところの産業廃棄物、これをどうするかという問題ですね、この辺が非常に重要な問題だろうと。そのために...全文を見る
○矢島委員 まず、環境省もごまかされた。県の調査、今言いましたね。二〇〇〇年の十一月から十二月に群馬県の方で行ってみたというんですが、こういうふうに言っているんですね。現地の最小限の試掘を行った、少数の廃棄物があった、ただし特に異常はなかったような報告を言っているんです。  し...全文を見る
○矢島委員 太田市がやったり、そのほか流域の自治体がやったところ、水の中から有害物質は検出されていない、されたら大変なんですよ、千八百万人も飲んでいるのがいきなりされちゃったら、それこそ大変なことですからね。  ただ、あるんですよ、穴を掘ってその中に埋めましたから。しかも、ダイ...全文を見る
○矢島委員 今お聞きいただいたような状況が一度はあったんですよ。それで、警察との連絡とか、そのほか密にやっているんだろうと思いますが、そういうふうに考えてよろしいですか。
○矢島委員 中のごみの問題じゃなくて、盛り土だとか、河川敷を許可なくやったとかそういう問題の範囲であって、これだけのごみが入っていた、それを不法投棄したんだというところまで突っ込まなかったという一つの問題があります。これは指摘しておきます。  そこで、警察庁に聞きたいんです。 ...全文を見る
○矢島委員 生かされなかったんですよ。せっかくのこの目撃者の告発、私は告発と言いますが、あなた方は、告発じゃなかった、説明、情報提供だと、どちらでもいいです。要するに、そういう重大な問題が握りつぶされたというところに大きな問題があるんですよ。それを早く、今から、三年間ですから、そ...全文を見る
○矢島委員 この三年間も放置された理由の中には、現地ではいろいろなうわさが飛んでいるんですよ、太田警察署の中身にも入る問題ですが。それは告発文の中に出ていますから、後で見ていただければ、どういう癒着が警察と暴力団の中にあったかというようなことも、それは告発文の中の文章ですから、そ...全文を見る
○矢島委員 私、行為者の特定をやらなきゃならないと。これは鈴木大臣もおっしゃられました。撤去しなきゃならないですから、これは。それは捨てた違反者に、法律違反した者にやらせなきゃいけない。  警察、今までのことを言いますと、どうもこの行為者の特定をわざわざやらないようなことをやっ...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、今それが言えないということについてはやむを得ないですが、こういうことが出ているんだということを基本に据えながら、この行為者の特定というものを急いでもらいたいと思います。  それで、これだけちょっと言っておきますが、地元で警察に対しての不信感、あるいは、三年間放...全文を見る
○矢島委員 谷垣大臣、大分お待たせしました。私と、こういうやりとりをずっとお聞きいただいたと思います。  結局、不審死の問題だとか、帳簿の問題だとか、姻戚関係の問題だとか、いろいろ挙げてきましたけれども、実際はやはりそういうものが、現地では、あそこは汚れたものがいっぱい入ってい...全文を見る
○矢島委員 今、監察の問題が出ましたが、ぜひひとつ、いろいろな情勢などを見ながら、ぜひ関心を持っていていただきたいと思います。  最後に、環境大臣にお聞きします。お聞きするというよりは要望なんですが、不法投棄されたこの現場の調査、それからどうやって改善するか、つまり撤去するか。...全文を見る
○矢島委員 時間になりましたので、きょうは入ることができなかったわけですが、産廃業者と政治献金のリストを私つくっているんですよ。引き続きこの問題、というのは、産廃業者というのは違反者というわけじゃありませんから、今のところはまだ。出てくる可能性はあるんです。この中から、この私が持...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  私、きょうは、地上放送のデジタル化の問題、これでただしていきたいと思います。  まず片山大臣にお尋ねいたしますが、地上放送をこれからアナログ放送からデジタル放送へと移行するわけですが、この移行というのは、やはり国民や利用者に混...全文を見る
○矢島委員 いよいよことしの十二月から地上デジタル放送が開始される予定です。一昨年のデジタル化のためのアナ・アナ変換にかかわる電波法の審議の中で、私どもは、このことが、いわゆるデジタルテレビを買えと、つまりテレビの買いかえを強制するものじゃないかとか、あるいは、二〇一一年にアナロ...全文を見る
○矢島委員 局長でいいですけれども、局長、現在も変わっていない、その見通しの根拠、どこにあるんですか。
○矢島委員 民放連が昨年十月に経営研究会というのを行いました。この民放連の研究主事が「地上デジタルテレビの普及推計とキャッシュ・フローシミュレーション」という報告をこの研究会の中で行っています。  これによりますと、主要中継局までのいわゆる送信設備のデジタル化、これは北海道は九...全文を見る
○矢島委員 答弁にありましたように、一つの研究所の研究の中身だと。しかし、これ、完全に無視しているわけではないと思うんですよ。研究者が研究発表したわけですから、総務省としても、いろいろな意見を周りから聞いているわけですから、こういうのも参考にしながら対処しているんだろうと思います...全文を見る
○矢島委員 局長、デジタル放送チャンネル案というものがあるわけですけれども、もちろん、デジタル放送を行うためには、NHKやあるいは民放局の各デジタル化した中継局にデジタル放送チャンネルを割り振る必要があるわけです。  そこで、北海道のデジタル放送チャンネル案では、現在のアナログ...全文を見る
○矢島委員 確かに、東京を初めとする三大広域圏については、もうことしの暮れには始まるわけですから、それぞれチャンネルプランを持ってやっている。そのほか、全国的な状況というのはこれからだということもわかります。しかし、それがないと実際にアナ・アナ変換できませんから、ですから、まずそ...全文を見る
○矢島委員 昨年の十二月十日、局長は、これは参議院の方ですが、我が党の宮本岳志議員の質問に答えて、これは、いわゆる関東広域圏の親局の送信出力十キロワット、ところが、現在アナ・アナ変換の問題が出てまいりました、そこで、いきなり最大の出力では出せないから段階的にこの出力を拡大していく...全文を見る
○矢島委員 今、三大広域圏全体の数でお答えいただいたと思うんですが、総務省からいただいた資料によりますと、例えば多摩地区のアナ・アナ変換対象世帯というのは約二十一万世帯、こう出ております。それから、宇都宮のアナ・アナ変換で、いわゆる変更対象世帯というのが三十一万世帯。  単純に...全文を見る
○矢島委員 では、いつの時点で例えば多摩地域をカバーするそういう出力になるのか、それから、宇都宮が終わって、北関東一帯がいつごろにカバーできるような出力になるのか、そのときそうなると世帯数はこれくらいになる。出ていなきゃいいですよ、また後で。——いいですか。
○矢島委員 ぜひ、予備免許が出た段階でそれらの数値を教えていただきたいと思います。  それから、もう一つお聞きしたいのは、昨年の十二月に、各放送局、免許申請が出されました。マスコミによりますと、二〇〇三年十二月の開始時点では、港区や千代田区、中央区の一部の十二万世帯、多摩地区等...全文を見る
○矢島委員 約二倍近くにふえているわけです。  私は、非常に心配しているのは、このアナ・アナ変更が順調にいくかどうかということで関東広域圏のデジタル放送カバーエリアは大幅に影響を受ける。一応、改正電波法では五年以内に行うということが求められているわけですが、実際には、既に当初の...全文を見る
○矢島委員 細かいデータ、あるいは私が要求した数字等を出していただいて、私どもも十分その面からの検討をしたいと思います。  そこで、時間がなくなりましたので、大臣、今までずっとお聞きいただいていたと思います。大臣は、二〇一一年にはもう完全に実施していこうということについて、私が...全文を見る
○矢島委員 最後に要望です。要望というか、私の意見なんですが。  今私がずっと言ってきたように、大臣、いろいろな面でまだ困難さが残っているんです。困難さが残っているけれども、ことしの十二月になりますと三大広域圏で始まるわけですよ、いわゆる本放送です。しかし、東京の場合には、そう...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。四人の公述人の皆さん方には、大変貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  早速、幾つかお尋ねしたいと思います。  最初に、草野さんにお尋ねしたいんですが、国民負担増と消費不況の問題でお話がありました。私たちも、野党四党、健...全文を見る
○矢島委員 松本さんにお伺いしたいのですけれども、同じく、医療制度改革と言われる中で国民負担増がもたらされると。恐らく診療抑制、九七年の二割負担のときにも、四十九万人とも言われておりますけれども、病院に行かなくなったということが統計的にあらわれている。既にもう昨年の十月から高齢者...全文を見る
○矢島委員 次に、富田さんにお伺いいたします。きょうのお話にもありましたが、地方交付税の問題です。  来年度の地方交付税法について、いよいよ総務委員会では審議が始まります。いずれにしろ、「金融財政事情」の昨年の十一月号だったと思いますけれども、その中で「時論」というのがあります...全文を見る
○矢島委員 同じ問題で加藤さんにお聞きしようと思いましたが、時間になってしまいました。また機会があればということで、終わります。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○矢島分科員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  私、先般、予算委員会の一般質疑で、利根川河川敷の不法投棄の問題、これを取り上げました。環境省の早速の対応、評価したいと思います。  そこで、きょうは北関東でのその他の産廃問題を取り上げてみたいと思います。  環境省からいた...全文を見る
○矢島分科員 私ども、この一月に、産廃の不法投棄が大変多い北関東のそれぞれの自治体、八十七自治体、ここにアンケートで、どんな状況かを調査いたしました。ぜひ、これから申し上げるそれぞれの自治体の要望等を政府としても十分耳を傾け、誠実に対応していただきたいと思うんです。  そこで、...全文を見る
○矢島分科員 同じく飯島部長の方からお答えいただければいいかと思いますが、先ほどの新里村の村会議員からさらに、不法投棄が多い農地改良地域、そこへ埋めちゃうわけですね、泥の中へ、農地改良だといって。あるいは、埋め立て地域があると、その埋め立て地域の下にはごみがあって上には普通の土が...全文を見る
○矢島分科員 次に、不法投棄された産廃の撤去の問題でお尋ねします。  これは埼玉県の三芳町、いろいろ産業廃棄物の問題では物議を醸した地域ですけれども、この上富という地域にあります産廃、ごみの山が高さ二十メートルだと。そこで問題は、業者が行方不明で大変困っている、国と県の力で撤去...全文を見る
○矢島分科員 確かに、地方自治体だけの力ではなかなか処理し切れないという事態等もあります。平成十年以降のものについては基金の対応で、それ以前は予算措置ということですが、平成十年以前のものも結構そのままに放置されておりますので、ぜひ十分な対応をしていただきたいと思います。  建設...全文を見る
○矢島分科員 それぞれ関係する省庁との連絡もぜひ密にしながら、生活環境を守るという方向での対応をお願いしたいと思います。  次に、処分場の建設について、いろいろな意見や要望が出ております。群馬県の渋川の市会議員団ですが、処分場新設許可に際して、建設予定地の三百メートル以内住民五...全文を見る
○矢島分科員 住民同意に際して不正があっては絶対なりません。それは当然のことですが、アセスメント、あるいは意見を聞く、こういう状況の中で住民の意見が反映できるような対応をぜひ進めていただきたいと思います。  時間がなくなってまいりましたので、次に、自分の土地の中に、自分の土地だ...全文を見る
○矢島分科員 また機会がありましたらお答えいただければと思います。  時間になりましたので、最後に大臣に決意をお聞きしたいんですが、以上、いろいろと具体例を挙げながら政府の対応というのをお聞きしてまいりました。それぞれ一生懸命頑張っているということはわかりました。そういう状況の...全文を見る
○矢島分科員 弘友副大臣や望月政務官にも、ぜひ私が提起しました問題等を心に置いていただいて今後取り組んでいただきたい、このことを申し上げまして、終わります。
03月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対理由の第一は、地方交付税法の趣旨に反し、恒常化した財源不足の補てんを地方に押しつけるだけでなく、今年度もその補てんに赤字地方債の発行を強いていることであります。 ...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度政府予算三案に反対、野党共同提出の予算組み替え動議に賛成の討論を行います。  この間の審議で明らかになったことは、小泉内閣が、イラクをめぐる国際問題でも、経済や雇用、政治と金をめぐる国内問題でも、ことごとく民意に逆行する政治姿...全文を見る
03月06日第156回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  反対理由の第一は、改正案が、個人住民税の配偶者特別控除上乗せ分の廃止二千五百五十四億円、地方たばこ税千五十五億円など庶民増税であること、国税改正による地方消費税千二百六十億...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○矢島委員 恩給法の改正案が出されているわけですが、これを見ますと、普通扶助料に係る寡婦加算に限って〇・九%引き下げる、こういうものになっているわけです。年額にして七億三千万円程度減額となるわけです。現在の厳しい経済情勢のもとで、七十一万三千人の方々に影響を及ぼすわけです。  ...全文を見る
○矢島委員 七十一万三千人の方々に千四百円から二千四百円の減額、決して少額ではないんです。血も涙もない処置じゃないかということを私は考えるわけですが、そのことを指摘しまして、次の質問に移りたいと思います。  第二次世界大戦の中で、日本とアジアの人々、大変犠牲になりました。あの戦...全文を見る
○矢島委員 平和祈念事業特別基金、こういうものを使っての例えば十万円の国債交付や銀杯だとか、あるいは書状、いろいろございました。これはいわゆる強制労働の賃金補償問題の解決とは関係ないんだ、今、不払い賃金についてはどうするのか、どう対応しているのかが重要だろうと私は思うんです。 ...全文を見る
○矢島委員 そこで、大変な人道的問題であり、国際法に照らしても問題があるという認識があるわけですけれども、そういう大きな犠牲に対する補償措置というものが必要だと思うんです。  シベリアでの強制労働に対する未払い賃金の問題については、主要な責任は当時のソ連政府にあるという、これは...全文を見る
○矢島委員 最高裁の問題が出ました。九七年の三月の最高裁判決だろうと思います。  これによりますと、旧日本兵の賃金支払いについて、原告の人たちが、南方から復員した兵士の方々には未払い賃金が支払われた、シベリアからの帰還兵には認められないというのは、不平等感、こういうものを持って...全文を見る
○矢島委員 私、極めて不公平な、南方からの帰還の方々、もちろん個人計算カードを持っていらっしゃる方々には支払われたわけですけれども、その方々と、それからソ連に抑留された方々との不公平さというものを感じます。  外務省の答弁などもこの問題ではありますので、時間の関係で深くは突っ込...全文を見る
○矢島委員 長々と、私がお聞きしたのは、前の私の聞いたことを今になって答弁してもらって時間を食ってもらっても困るんですが、私は大臣に、未払いがあるということと、それから労働証明書というのが発行された、この事実については御認識いただけるんでしょうねと、このことだけ聞いたんです。
○矢島委員 以上のような状況の中で、やはり立法措置というのが一つの、大臣も言われたように、今後考えていかなきゃならない、論議していくべき問題だろうということは、先ほど、九七年三月の最高裁の判決の内容をいろいろと総務省の方、述べられましたが、それは、そういう部分もあるんです。しかし...全文を見る
○矢島委員 ぜひ、議論もいたしますけれども、政府自身も考え方を基本的にそういう方向へかじ取りを変えるということを希望して、質問を終わります。
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  本法案は、物価スライドによる公的年金の引き下げに準じて、普通扶助料に係る寡婦加算を年額千四百円から二千四百円引き下げるものであります。もともと、寡婦加算の...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  私どもは、提出されておりますNHK予算の承認につきましては、承認することに賛成です。しかし、もろ手を挙げて賛成だというわけにもいかない部分がございます。そこで、限られた時間ですが、その問題点をただしていきたいと思っております。 ...全文を見る
○矢島委員 安岡さんとはこの問題で十二月に随分やって、雇用契約の問題というのはもう大体お互いに出し合ったんですよ。ですから、きょう聞いているのは別の角度で、つまり、今聞いたのは、もちろん労災は関係ないというお答えなんですが、ここに書いてあるように国民健康保険で治療させる、そういう...全文を見る
○矢島委員 なかなか答えにくそうですので、私、こういうことがあるという事実だけをお知らせして、ひとつお考えをお聞きしたい。  ここに、大阪北区の山本スミ子さんという集金業務に従事している労働者の方のこんなケースがあります。  この方は、一九九九年五月十五日、平成十一年の五月十...全文を見る
○矢島委員 大体、労災で診療中に解雇などという事態もこれは重大な問題だし、それから、この方は職場に復帰したんです。そうしたら、軽労働部門に移りました。その間、給料も大幅に減少したんです。これも、労災というものとの関係からいえば重大問題だと私は思うんです。時間がありませんから、次の...全文を見る
○矢島委員 どうも安岡さんの大変な考え方ですね。和解していますよと。もしこの問題を出したらもっと聞きたいと私は思うんですが、時間が何しろないんですよ。和解の中で五千万円払っていますよね。どこで決めて、どうやって、どこの予算から出しているか、そういうことも聞きたかったんですよ。どこ...全文を見る
○矢島委員 組合の大小で差別しないようにということだけ申し上げて、時間になりましたので終わります。
03月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さん方、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  最初に、音さんに質問したいと思います。  地上波デジタル放送の問題でお尋ねしたいのですけれども、「ニューメディア」という雑誌の中で、BSデジタ...全文を見る
○矢島委員 次に、市川さんにお聞きしたいと思います。  日本放送作家協会の理事長になられたときだと思うのですけれども、以前は放送局側に脚本家を育てる土壌があった、今は使い捨ての傾向があるというコメントが読売新聞にその当時載ったのです。  いよいよ地上波デジタル放送が始まろうと...全文を見る
○矢島委員 田原さんにお尋ねいたします。  以前、立教大学の服部教授との対談だと思うのですけれども、湾岸戦争について、対談はテロ事件とアメリカのメディア戦略というような表題がついておりましたけれども、こんなのがあるのです。  いま思えば僕も湾岸戦争の時に「金を出したのに何が悪...全文を見る
○矢島委員 もちろん、そういうことを言っておくべきだったんだけれども。  そして、「サンデープロジェクト」、これはそんなに突っ込んでお聞きする問題じゃないんですが……(田原参考人「いや、突っ込んでください」と呼ぶ)気軽に聞いていただければいいんですが、当時、まだ土台がしっかり固...全文を見る
○矢島委員 先ほど委員長が、参考人の方からは質問ができないんだというお話があって、それに答えてしまうと……(田原参考人「それは国会の方が間違っているんだ」と呼ぶ)はい、この間違いを正さなきゃいけないと思いますが……(田原参考人「そうでしょう」と呼ぶ)きょうの段階はそういうことで進...全文を見る
○矢島委員 ありがとうございました。終わります。
04月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  きょうは、三人の幹部の皆さん、本当に御苦労さまでございます。  まず最初に、基本的な問題なので少し重複いたしますが、お答えいただいて、具体的な問題に移らせていただきたいと思います。  基本的な問題というのは、結局、郵貯、簡保...全文を見る
○矢島委員 日経ビジネスの先月の十七日号ですか、総裁がインタビューを受けていらっしゃいます。そして、その中で、企業会計原則を導入するなどして三事業の健全化とともにユニバーサルサービスで社会的な公共性を追求します、これは両立し得るものだろうと思っていますとお答えになった。  そこ...全文を見る
○矢島委員 ぜひそういう方向を貫いていただきたいと思いますが、この郵便事業のサービス向上についてもう一つ注文を出しておきたいと思います。  今取り上げました日経ビジネスのインタビュー、そのタイトルを見ますと「黒字確保はムダ取りで」、こういうタイトルをこの日経ビジネスはつけたわけ...全文を見る
○矢島委員 やはり、国民が公社になってサービスがよくなったなと実感できるような方向で御検討いただければと思います。  その次に、健全な経営ということを総裁は強調されております。そこで、健全な経営という問題で、郵政事業には避けて通れない二つの大きな問題があると思うんです。これは、...全文を見る
○矢島委員 そのインタビューに答えて、つき合っている企業も努力しないと納入する品物が割高になる、こういうこともお答えになっていらっしゃいます。私たちも、天下りを受け入れるところのファミリー企業が、天下りを受け入れるための原資をこういう割高な物の販売から得られるのでは大変だ、こうい...全文を見る
○矢島委員 私も、天下り全部だめだということで言ったわけじゃないです。天下りとファミリー企業やその他の癒着の問題が問題だ。そこへメスを入れていただきたい。  次に、特定郵便局の問題についてお伺いしたいと思います。  実は私たち、郵便局のネットワークを維持していく、あるいはこれ...全文を見る
○矢島委員 高祖事件などはもう絶対あってはならない事件ですから、そういう部分は二度と再び起こさないという点での経営をひとつお願いしたいと思っております。  実は、この特定郵便局の問題で大変異常だと思っているのは、それだけではないんです。それは、事業経営の根幹である人事権の問題な...全文を見る
○矢島委員 この特定郵便局長会の問題でもう一つ指摘し、そしてぜひ改革をお願いしたいと思う点を述べたいと思います。  役員に対して役員用の特別な経費が認められていて、これは今まで渡切費ということだったんです。この渡切費の問題の中身というのが極めて不明朗であるという点を指摘し、不正...全文を見る
○矢島委員 郵便事業をまともに事業として進めていく上で、天下り、ファミリー企業、あるいは任意団体の影響を遮断できなかった特定郵便局の問題、この辺の改革は避けて通れないと私は思います。  郵政公社化の中で、郵政事業の抜本的な改革、こういうことになれば、この二つの大きな問題の改革を...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  同僚委員から、天下りの問題あるいは高額退職金の問題等々を指摘してまいりました。これらの問題は、国民からは非常に厳しい批判の的となっている問題であります。今や、もう批判というよりは、怒りというような状況にまでなってきていると思いま...全文を見る
○矢島委員 これまで六回の民間調査をやってきましたけれども、民間役員については一回もやっていないんですね。まあまあではないかと言うけれども、調査もありませんから、まあまあだということ以外に言いようがないんですけれども、やはり、やっていないと言う前に、実際に着手しようという姿勢すら...全文を見る
○矢島委員 私、そのことがいろいろな矛盾を引き起こしているという点を指摘したいんです。  この幹部公務員である指定職については、給与については民間役員との比較、均衡という観点が入っているけれども、退職手当については支給率の比較がない。また、その一方で、今言われたように、特定独法...全文を見る
○矢島委員 そういう質問じゃないんですよ。そんなことはわかっているんですよ、そうなっているから、だから高くなっていてということは。  そこを、私が言うような方法で変える必要があるんじゃないか、そうしないと矛盾は解決しない、そういうことでお聞きしたんですが、大臣、わかったらお願い...全文を見る
○矢島委員 そういう矛盾というのは、いわゆる非現業の国家公務員、それと公社とかあるいは特定独法の職員、こういう間でも起こり得るわけなんですね、今私が指摘したような矛盾というのは。ですから、そういう点から、ぜひひとつ検討していただきたいということ。  それから、労働協約締結権があ...全文を見る
○矢島委員 私の聞いた範囲では、局長が今言われたような、十分話し合ったと、十分などというものではないなというように聞いておりますし、また、そういうことが果たして行われたのかなと。全然行われなかったんじゃないかという意見も耳に入ってきておりますので。それは本当でしょうね、今の答弁は...全文を見る
○矢島委員 一応、基本的にその三つの性格というものがいろいろと混在している、賃金後払いの性格というものも完全に排除をすることができない、そういうことであると思うんです。そうであれば、国家公務員の退職手当が労働基準法の第十一条で言うところの労働の対償としての賃金、こういう性格を完全...全文を見る
○矢島委員 何が交渉事項かという問題ですね。つまり、勤務条件性、ここのところは大臣と見解が違います。だから、労働基本権そのものの問題について、それは労働条件とは考えない、いや労働条件と考える、だから交渉事項だと。いろいろありますけれども、この問題を、一方的な判断で、労働条件じゃな...全文を見る
○矢島委員 時間になりました。  人事院総裁も予算委員会で答弁しているように、労使協議も不十分である、それから、ILO勧告でも指摘されているように、国際的基準にも反している、こういう状態では、やはり閣議決定を急ぐこと自体が私は大問題だと思います。きちんと労使交渉、意義ある対話を...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  午前中から、電波利用料の問題についていろいろと論議されてまいりました。私も、まず最初に、電波利用料の額の改定、この考え方について質問していきたいと思います。  そこで、まず最初に、今回、地上アナログ放送局だけから特別に電波利用...全文を見る
○矢島委員 要するに、アナログ放送を継続できるという受益が発生しているということだろうと思うんですが、どうもその説明、私、総務省の説明は納得できないんですよ。  といいますのは、前回、アナ・アナ変換業務を導入したときに法改正が行われて、そのときに既にアナログ放送局の受益というの...全文を見る
○矢島委員 そうすると、こういうことですか。前回も受益が発生するということについては認識していた、ただし、先ほど言った、いつ徴収するかという問題や、一応、電波利用料で足りるからとかいうような問題があったので、そこで受益が発生するという認識はあったけれども、それを放送業者側に負担を...全文を見る
○矢島委員 いろいろと言いわけを言いますよね。そもそも認識していたならば——徴収の仕方というのは、これはいろいろありますよ。確かに言われるとおり、後でまとめていただこうとか、今回のように分割でいただこうとかいろいろありますよ。しかし、もう一言もその問題に触れないで前回、法案が出て...全文を見る
○矢島委員 非常に整合性がないんですよ、提案された法案が。だから、法律である以上、そういう面がきちんとしていないと。  ただ、またこの問題も後で取り上げたいと思うんですが、午前中の答弁で放送局の負担能力の問題も出ましたけれども、この法案のどこにも負担能力に応じてやるんだというよ...全文を見る
○矢島委員 私の言ったことに何か、その式の内容はどうでもいいんですよ。もう午前中からやっているんですから、二・八がどうして二・八になったかとか、十分のは何かとかはね。  つまり、この一対一というのは、アナログの放送局の受ける利益、つまり受益と総無線局の受益を比較して、そして一対...全文を見る
○矢島委員 比較できないものを無理やり比較して、無理やりこの二分の一というのをつくり上げたんですよ、これは、どう考えても。今局長、答弁されたように、一対一というのは両者の、つまり放送局の方の受益と無線局の受益、これが一対一だ、こういうわけですよね。そうすると、比較できない、別次元...全文を見る
○矢島委員 全然わからないです。午前中もこの問題で質問された方もいらっしゃいましたけれども、いいですか、二百四十五億円という算定、この根拠ですね、その根拠の中にこの一対一という考え方が入っているんですよ。  この一対一というのは、そもそも比較できないもの。つまり、片方は放送局の...全文を見る
○矢島委員 私もわからなくはないんですよ、そういう考え方。  ただ、私たちは、この出された法案というものを今審議しているんです。その法案の百三条の二の二項という問題を今取り上げているんですが、その中に、もちろんどこにも負担能力というのは書いてないんですよ、そんなことは書くわけな...全文を見る
○矢島委員 その数字の内容をちょっと聞きたいんですが、果たしてその数字は、つまり、そういう数字が今、例えば、ことしの末には千二百万世帯が見られるんですよということについては、たくさんの人が知っているとは言わないけれども、これに関心を持っている、地上波デジタル放送というものに関心を...全文を見る
○矢島委員 ちゃんと視聴者に説明しないと、詐欺的な行為だ。つまり、見られないのに、あたかも、いや、受け取る側の問題だと言われればそれまでですが、教育やあるいは民間、これは東京、いわゆる東京タワー中心の地域、ここでは五百二十二万世帯なんて見ることはできないで、十二万世帯だというわけ...全文を見る
○矢島委員 高原局長、この問題は委員会で質問が出ているんですよ。二〇〇一年六月七日の参議院の総務委員会です。我が党の宮本岳志議員が、二〇〇三年にデジタル放送が開始されるのは、関東を初め三大圏の親局でどれだけだということを質問したんです。そうしたら、当時の鍋倉真一情報通信政策局長は...全文を見る
○矢島委員 それは、見られる率からいけばそうかもしれませんが、テレビがいよいよデジタル電波が来ますよ、テレビを一つ買いかえればそれらが全部できるんだといって買ってみたら、いや、NHKの総合だけじゃないかといったら、これはもう見る率の問題じゃないんですよ。ですから、その辺はきちんと...全文を見る
○矢島委員 二〇〇〇年に約千三十万台買いかえがされているんですね。二〇〇一年には千三十八万台、二〇〇二年には九百六十三万台、それぞれ買いかえがあるんです。そうすると、今の目標というのはべらぼうにすごいんですよ。一応二〇〇六年夏に千二百万台というのはあれとしても、それから後、三千六...全文を見る
○矢島委員 今お答えいただいたように、二〇〇四年が二百三十八万台ですか、二〇〇五年が三百五万台、二〇〇六年が三百九十三万台、こういうペースなんですね。第三次の行動計画で、二〇〇六年夏には千二百万台と先ほどお答えいただいたわけですが、こういう目標になっている。これはほぼ達成できるん...全文を見る
○矢島委員 時間になったので終わります。
05月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、地方自治法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  現行制度のもとでは、住民の福祉を増進する目的で自治体が設置する公の施設の管理委託の対象は、公の施設を設置した当該自治体以外の自治体か、利潤追求を主たる目的としない公共的団体、ある...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、地方独立行政法人法案及び同法施行法案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、この法案が、地方独立行政法人の運営や監督について、地方自治の重要な柱であり住民の代表機関である地方議会の関与を外し、住民訴訟や住民監査制度の適用外と...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、小規模企業共済法一部改正案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、予定利率を引き下げ、共済給付金額を削減することが、超低金利政策を進めてきた政府の責任を棚上げし、そのツケを小規模事業者である加入者に押しつけるものだからです。 ...全文を見る
06月12日第156回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま提出されました市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。  反対の第一は、この間、国による強制合併の進行の中で、数々のあめとむちが用意され、合併のためには何でもありというモラルハザ...全文を見る
06月26日第156回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  私、法案の質疑に入る前に、去る四月三日、生田総裁に当委員会においでいただきまして幾つか質問をさせていただきましたので、そのことに関連して最初にお尋ねしたいと思います。  そのとき取り上げた問題というのは、本来ならば郵政公社に移...全文を見る
○矢島委員 昨年の六月二十五日のこの委員会で、我が党の春名議員から、特定郵便局長会と特推連の役員の表裏一体の状況について、資料を提出いたしまして、全く兼任されちゃっているのが九四%だったという状況を出しました。  私、実は今年度、今総裁が言われたように、特推連と局長会との関係で...全文を見る
○矢島委員 この問題については、経営的な問題にもいろいろと改善しなきゃならないことが、この局長会の問題やあるいは特推連の問題はたくさんありますけれども、時間の関係がありますので、ぜひ検討し、改善の方向を進めてもらいたいということだけ申し上げまして、次の問題に移りたいと思います。 ...全文を見る
○矢島委員 お尋ねしましたところ、私どもに寄せられた苦情が、確かにそういう事態が起こっているということがわかりました。しかも、両方合わせますと三千四百前後の局が実際にそういう事態に陥っているということ。  そこで、事業者の方あるいは郵便局を利用される方は、翌日配達に間に合う最終...全文を見る
○矢島委員 それでは、法案の中身についていろいろ質問していきたいと思います。  今回の改正というのが、資金運用の方法を、コール資金の貸し付け、それから投資顧問業者との投資一任契約、これによって信託会社への信託をつけ加えるというものであると思います。この投資顧問業者との投資一任契...全文を見る
○矢島委員 そこで私、ちょっとさかのぼりますが、実際の結果は去年出ているわけですから、それを聞きたいんです。  といいますのは、この資金運用の基本から逸脱しているところのいわゆるPKO、これに投入されたということで、私、以前当委員会で質問したことがあるんです。  それは、九八...全文を見る
○矢島委員 わからないんですよ。つまり、いつもそういう答弁なんですよ。毎回、全部一緒になっちゃっていてわからないという答弁が続いているんですが、安全確実な運用ということは何回も話に出ているわけです。とりわけ九八年三月末の指定単運用というのは、これはPKO運用だったことは明々白々な...全文を見る
○矢島委員 失敗しようと思ってやったことじゃないと言うけれども、この運用の仕方というのは基本原則に反しているんですよ。安全確実ということ、それから五年以上、国会の議決に従って運用期間を決める、全部なしにしていきなりぽんとやったものですから、これは失敗しようとしてやったんじゃないと...全文を見る
○矢島委員 時間が来ちゃったのでこれ以上はあれですが、大体八兆円を超える何かあれがありますよね、先ほどの審議の中で出ましたが。全体としての評価損、その中にこれも含まれているんですよ、このPKO発動によっての損も。ですから、とりわけ重要な問題だからというので指摘したわけで、少し研究...全文を見る
07月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○矢島委員 日本共産党の矢島恒夫でございます。  私はまず、提案されておりますNTT法の改正に関して最初に質問していきたいと思います。  NTTの東西分割が審議されました九七年、私はその審議の中で、分割して、それぞれのコストに基づいて料金を決めれば、西日本は離島が多い、いろい...全文を見る
○矢島委員 接続料金の中心的なものは、やはりGC接続及びZC接続だと思います。そこで、今答弁いただいたように、おおよそ三〇%ぐらいの格差があるということ。  そこで情報通信審議会の答申を見ますと、「GC接続コストについては、NTT西日本は小規模局が多いことから局設置RT〜加入者...全文を見る
○矢島委員 NTT東西のコスト差に基づいて料金を設定すると、分割を推進してきた政府から見ても、ユニバーサルサービスであるNTTの電話料金に容認することができないような格差が生じる、こういうことから、この法案のような接続料金を均一にするという法案が出たんだと思うんです。  そこで...全文を見る
○矢島委員 私たちは、分割そのものがどうだったのかということを十分考えなきゃいけない。今大臣が、東西格差は仕方がないんだというお考えも述べられましたけれども、そういうことから、ユニバーサルサービスとして容認できない格差、三〇%前後、こういうものを生じてしまったというところは、やは...全文を見る
○矢島委員 私が質問したのは、十分に達成されているかどうかという問題じゃないんですよ。  二〇〇〇年のモデル、それから二〇〇三年のモデルを見ますと、そもそも長期増分費用方式というのが導入されたその根本的な精神は、一番安い、そして高度の技術、それを基本に計算していこうということで...全文を見る
○矢島委員 八千億円と七千九百四十六億円、ほとんど同じだということが言えると思います。なぜそうなったか。その主要な原因を見てみますと、耐用年数の見直し、つまり減価償却の軽減というところにあると思うんです。  そこで、正確に比較するという意味から、二〇〇三年のモデルを二〇〇〇年モ...全文を見る
○矢島委員 約一兆円ということです。  二〇〇三年モデルは、会計上の操作でどうにか、先ほど局長が答えたように、二〇〇〇年モデル並みの総費用となったわけです。もしそれをしなければ、つまり、操作をしなければ、耐用年数の見直しをしなければ、三年経過して安くなるはずであった二〇〇三年モ...全文を見る
○矢島委員 私たちは、そもそもこの長期増分費用方式というものについて、机上で、机の上でつくり上げたプランというのでいろいろ問題があるということを指摘しながら反対いたしました。新電電も、こういう状況で、今まで長期増分費用方式に賛成、当時していたわけですが、問題ありという声を上げたわ...全文を見る
○矢島委員 局長にもう一つお聞きしたいんです。  長期増分費用モデル研究会、そこが、これらの設備が、今答弁されたような耐用年数になっているけれども、実際にはもっと長く使われていると。そこで、経済的耐用年数といいますか、これを改定せよということで研究会が出しました。それはそれぞれ...全文を見る
○矢島委員 今お答えいただいたように、どの部分を見ましても、実際に使っている年数の約半分の年数で減価償却しているという事実がはっきりしたわけであります。  アメリカではどうかというので、ちょっと調べてみました。そうしましたら、交換機については十六年、メタリックケーブル二十一年、...全文を見る
○矢島委員 NTTのネットワーク設備の実際上の耐用年数と比べて、会計上の耐用年数、今答弁いただいたように、おおよそ半分である。  そこで、十年で償却するものを半分の五年で償却した、そうすると減価償却費は当然二倍になるわけですけれども、今答弁いただいたように、それぞれ二・九五倍か...全文を見る
○矢島委員 耐用年数の短縮によって減価償却費が水増しされるということが、まさに接続料金の拡大の最大の要因だと私は思うわけです。  そこで、あと、時間がなくなりましたので、このNTTネットワークの減価償却が、現実にも、諸外国との比較でも半分の期間で行われている。それから、その結果...全文を見る
○矢島委員 無関係であることは当然のことだと思います。耐用年数を改めれば、電話料金の土台となっているNTTネットワークのコストは安くなってくる、これは当然であります。  ところで、これも確かめておくわけですが、NTT東西の競争、こういう競争によってこのコストは削減できる性質のも...全文を見る
○矢島委員 確かにお答えのとおりです。競争の関係、東西分割によってどうかこうかということは無関係だ。そういうことによって減価償却費の水増し計上というのが改まらないことは確かです。  そこで、東西分割によってNTTネットワークのコストが諸外国に比べて割高な根本原因、ここへメスを入...全文を見る
○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案が提出されるに至った背景には、急速なIT技術の発展やインターネットの普及によって、電話事業を基本に第一種と第二種と区分し...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○矢島委員 私は、日本共産党を代表して、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、前回の七千億円に今回の六千六百億円、二年前に比べると合わせて一兆三千六百億円もの削減となる国と地方の公務員給与引き下げが、国民の懐...全文を見る