八代英太

やしろえいた



当選回数回

八代英太の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、田代由紀男君、浜本万三君、渡辺四郎君が委員を辞任され、その補欠として佐藤謙一郎君、及川一夫君、渕上貞雄君がそれぞれ選任されました。  また、本...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署並びに公共職業安定所及びその出張所の設置等に関し承認を求めるの件を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。丹羽労働大臣。
○委員長(前島英三郎君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(前島英三郎君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、斎藤十朗君が委員を辞任され、その補欠として大浜方栄君が選任されました。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 以上で本件に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、石井道子君、岩崎純三君が委員を辞任され、その補欠として小野清子君及び寺内弘子君が選任されました。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、労働基準監督署並びに公共職業安定所及びその出張所の設置等に関...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。佐々木満君。
○委員長(前島英三郎君) 以上をもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、佐々木君の報告中、御要望のありました愛媛県及び高知県当局からの要望事項を本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十三分散会      —————・—————
03月27日第114回国会 参議院 本会議 第7号
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○前島英三郎君 ただいま議題となりました承認案件につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本件は、労働省の所掌事務の円滑かつ効率的な遂行を図るため、労働基準監督署並びに公共職業安定所及びその出張所の設置等を行うことについて国会の承認を求め...全文を見る
06月16日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山本正和君を指名いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題といたします。  小泉厚生大臣及び堀内労働大臣からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) 次に、堀内労働大臣。
○委員長(前島英三郎君) 次に、近岡厚生政務次官及び宮島労働政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。近岡厚生政務次官。
○委員長(前島英三郎君) 次に、宮島労働政務次官。
○委員長(前島英三郎君) 御苦労さまでした。労働大臣、労働政務次官、御退席で結構でございます。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 次に、民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(前島英三郎君) 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十四分休憩      —————・—————    午後一時三十分開会
○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案を議題とし、これより質疑を行います。
○委員長(前島英三郎君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として高平公友君が選任されました。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 以上で本案に対する質疑は終局いたしました。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(前島英三郎君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、山本君から発言を求められておりますので、これを許します。山本君。
○委員長(前島英三郎君) ただいま山本君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、山本君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、小泉厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案及び戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。  まず、政府より順次趣旨説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時四十五分散会      —————・—————
06月19日第114回国会 参議院 本会議 第15号
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○前島英三郎君 ただいま議題となりました本法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、老後における健康の保持及び老人の福祉の増進を図り、あわせて老人が生きがいを持ち健康で安らかな生活を営むことのできる地域社会の形成に資する...全文を見る
06月20日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案及び社会保障制度等に関する調査のうち厚生行政に関する件の三件を便宜一括して議題といたしま...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) それでは、午後一時に再開することといたしまして、休憩いたします。    午前十一時三十一分休憩      —————・—————    午後一時一分休憩
○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案及び社会保障制度等に関する調査のうち厚生行政に関する件の三件を便宜一括...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 以上で、ただいま議題となっております三件のうち、厚生行政に関する件についての質疑は終了することとし、両案に対する質疑は終局いたしました。  これより両案の討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようで...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、山本正和君から発言を求められておりますので、これを許します。山本正和君。
○委員長(前島英三郎君) ただいま山本君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、山本君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、小泉厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) 次に、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、宮崎秀樹君から発言を求められておりますので、これを許します。宮崎秀樹君。
○委員長(前島英三郎君) ただいま宮崎君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、宮崎君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、小泉厚生大臣から発言を求められておりますので、これを許します。小泉厚生大臣。
○委員長(前島英三郎君) なお、両案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 歯科衛生士法の一部を改正する法律案を議題といたします。  衆議院社会労働委員長代理野呂昭彦君から趣旨説明を聴取いたします。野呂昭彦君。
○委員長(前島英三郎君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。——別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案並びに日本労働協会法の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。  まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。堀内労働大臣。
○委員長(前島英三郎君) この際、雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の衆議院における修正部分について、衆議院社会労働委員長代理野呂昭彦君から説明を聴取いたします。野呂昭彦君。
○委員長(前島英三郎君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。  午後三時三十五分散会      —————・—————
06月21日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○委員長(前島英三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案、日本労働協会法の一部を改正する法律案並びに労働問題に関する調査のうち労働行政に関する件の三案件を便宜一括して議題といたします。 ...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 以上で、ただいま議題となっております三案件のうち、労働行政に関する件について質疑を終了することとし、両法律案に対する質疑は終局したものと認めます。  これより両法律案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、山本正和君から発言を求められておりますので、これを許します。山本正和君。
○委員長(前島英三郎君) ただいま山本君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、山本君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、堀内労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。堀内労働大臣。
○委員長(前島英三郎君) 次に、日本労働協会法の一部を改正する法律案について採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(前島英三郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、両法律案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 次に、請願の審査を行います。  第四号保育所制度の充実に関する請願外五百五十三件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第四号保育所制度の充実に関する請願外百二十三件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するも...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、これら二件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   ...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前島英三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(前島英三郎君) この際、委員会を代表して、このたび御勇退になります石本茂君、藤井恒男君の長年にわたる御活躍と御労苦に対しまして、一言謝辞を申し述べたいと存じます。  石本君は、本院議員といたしまして昭和四十年以来二十四年にわたり在職され、その間、懲罰委員長、社会労働委...全文を見る
○委員長(前島英三郎君) 続きまして、私ごととなりますが、任期満了と同時に委員長を退任することになります。時期としては閉会中に当たりますので、今後ごあいさつの機会を得られませんので、この場をおかりいたしまして一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。  一年足らずの間でござい...全文を見る
06月21日第114回国会 参議院 本会議 第16号
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○前島英三郎君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案は、医療特別手当等の額を引き上げるとともに、平成二年度以降の医療特別手当等の額...全文を見る
06月22日第114回国会 参議院 本会議 第17号
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○前島英三郎君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の主な内容は、短時間労働者について、雇用保険法の適用拡大を図ることとし...全文を見る
10月20日第116回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○前島英三郎君 参議院自由民主党を代表いたしまして、海部総理並びに関係閣僚に緊急の課題を質問させていただきます。  まず冒頭、一昨日のアメリカ西海岸サンフランシスコ大地震は大変驚きました。最も友好国であるアメリカでありますし、そしてまた、被害の大きさ、犠牲者の多さ、こういうこと...全文を見る
○前島英三郎君 今総理が援助態勢、取り組みについてお話しくださいましたけれども、外務省、何か補足することがございますか。
○前島英三郎君 歴史的に見ましても、かつてのサンフランシスコ大地震、そして関東大震災、太平洋プレートの問題もありましょうが、何か交互連動のような雰囲気があります。これがもし東京で起きたらという思いを持ちますと、大変心配であります。  国土庁長官、もしこういうような地震が東京に起...全文を見る
○前島英三郎君 ことしは本当にいろいろなことが起きました。ことしは悲しいことから始まったわけで、一月七日、昭和天皇が御崩御あそばされました。戦前、戦中、戦後を通じまして、動乱の中での昭和天皇のお姿をしのぶとき、まことに感慨 深いものがございます。とりわけ、終戦後の混乱した中で、...全文を見る
○前島英三郎君 世界にも我が国のように君主を仰いだ国が多くありますが、これら世界の王室と比較して我が国の皇室はどのような点が違い、どのようなところが特色でありましょうか。
○前島英三郎君 総理にお伺いいたしますが、さきの百十四国会の衆議院予算委員会におきまして味村法制局長官は、一月に行われた剣璽等承継の儀、それから即位後朝見、私も社会労働委員長として出席させていただきましたが、これらは皇室典範第二十四条に明記された即位の礼の一環をなす儀式である、こ...全文を見る
○前島英三郎君 大嘗祭は大切な御即位の伝統的な行事である。国民の皆さんがこれにどれだけ御理解を示していただいているかというのは、私はなかなか難しいと思います。特に子供たち、小中高校生は、これは教科書には載っておりませんので大変この部分の理解は乏しいと思うのでありますが、やはり来年...全文を見る
○前島英三郎君 新天皇が皇太子であられたときに障害者福祉には格別の御理解を賜りました。新天皇が皇位を継承されましたことをみんなの喜びとしまして、国際障害者年がちょうど十年の区切りを間もなく迎えるわけでありますが、例えば記念ホールを創設するとか、あるいは障害者基金とかというような慶...全文を見る
○前島英三郎君 新憲法のもとでは初めての儀式になりますが、大切なことは、いかに伝統を将来に継承するか、こういうことだろうと思うんです。そして、憲法第一条におきまして天皇の地位は「国民の総意に基く。」と規定されているとおり、深い伝統に根差したものとして日本国民の統合の象徴としての伝...全文を見る
○前島英三郎君 それでは、総理の政治姿勢につきましてお尋ねをいたします。  過ぐる参議院選挙におきまして、自由民主党は歴史的な敗北をいたしました。与野党伯仲を通り越しまして与野党逆転という状況となったわけでございます。この選挙で私たちの同志の多くが敗れまして、ともに国政における...全文を見る
○前島英三郎君 総理は「対話と改革の政治」を内閣の旗印とされましたが、なかなかすばらしい旗印だと思うわけであります。  特に、対話ということが本質的に重要な時代になってきたと思うんです。現在の国会の状況は常に衆参両院で異なった結論が出るような姿となっておるわけでありますが、もし...全文を見る
○前島英三郎君 ぜひ粘り強い、そして率直な対話を期待したいと思います。  さて、参議院において与野党が逆転したことで、このところ参議院とは何かという原点が見えにくくなってきたように思えてなりません。国家予算案の衆議院先議等々の憲法の規定は、チェック・アンド・バランスの機能を第二...全文を見る
○前島英三郎君 政治改革、そして消費税にまつわるいろいろな国民の意見、そこでこれから消費税の問題、税制改革全般にわたっていろいろお話を伺っていきたいと思うわけであります。  一部に、二十歳未満の若い人口が減るから高齢者の比率がふえても働き手の負担はふえないんだという説を主張する...全文を見る
○前島英三郎君 そこで、先ほど私が申しました二十未満の若い人口が減るから高齢者の比率がふえても働き手の負担はふえないんだというこの説というのは、したがってこうした一つの考え方からすると非常に間違っている、こういうことも指摘できると思うんですが、いかがでしょうか。
○前島英三郎君 つまりは出生率がこのところずっと低い水準で来ている、そのために全人口に占める若い人の比率が小さくなっている、一方で寿命も伸びている、だから人口の高齢化が進んでいる、それも世界に例のない勢いで進んでいるということで理解してよろしいわけでしょうか。
○前島英三郎君 人口の高齢化の現象は、欧米先進国に共通するこれはもう大きな悩みだと思うわけでありますけれども、ただ日本の場合、そのあらわれ方が他の先進国に比べまして新しく、そしてかつ急速であるというところが特色であり、実は問題だと、このように私も思うわけであります。欧米先進国では...全文を見る
○前島英三郎君 私は昭和十二年生まれでありますので、当時は生めよふやせよの時代の国策もあったやに聞いておるわけでありますが、我が国も今後、次の一つの世代をつくっていくために出生促進策が必要か否かといったこと、これからきっと議論すべきときも来るのではないかと思うんですけれども、いず...全文を見る
○前島英三郎君 どうもありがとうございました。  科学技術庁長官、まさしくこれは科学で解決すべきものじゃないわけでありますが、しかしライフサイエンスというとらえ方も一面ではございます。  この中の提言では、「現状では育児休業制度の普及は図られていないが、早期法制化へ向けて、啓...全文を見る
○前島英三郎君 原点に戻りますが、高齢化社会、すなわち人口の高齢化の最も重要な要因は出生率の低下にあるということが明らかになったと思うんです。  西暦二〇一〇年では二十歳から六十四歳までの人口は二・八人で六十五歳以上の方一人を支えることになるという推計でありますが、二〇一〇年と...全文を見る
○前島英三郎君 つまり、高齢化の主役は女性であるということなんですね。これは「高齢化の主役は女」という本も出たぐらいであります。単に女性の方が寿命が長いだけでなく、いろんな要素が絡んで高齢化社会と女性とは切っても切り離せないということが言えると思うんです。  実は、ここに一冊の...全文を見る
○前島英三郎君 そこで、三度ではなくて四度にしようかとも考えたというのは、その四度目というのは何でございましょうか。
○前島英三郎君 その意味では、男性もそうですが、特に女性が買い物のたびに税を支払うという行為を通して日本の未来を支えることに自分が参加しているんだというこの自覚、御自分でそれを呼び戻すということは大切なことだというふうに思うんですけれども、そういうことに対しては長 官はどのよう...全文を見る
○前島英三郎君 そうです。
○前島英三郎君 地球全体では人口爆発が問題となっておりますけれども、先進国の中ではどこも人口減少傾向になっている。それが悩みでもあります。ヨーロッパでは日本よりも早く減少傾向があらわれまして、ヨーロッパ衰退の危機という受けとめ方もあったそうでございます。我が国の場合はヨーロッパよ...全文を見る
○前島英三郎君 それでは、税制改革について各論に入っていきたいと思うんですが、まず、今月十三日に発表した国税庁の一九八八年分民間給与の実態調査でありますが、新聞各紙の報道は、重税感変わらず、公的負担増が減税を上回るといったトーンでありますが、この発表の読み方はいろいろとらえ方が違...全文を見る
○前島英三郎君 つまり新聞の重税感消えずという見出しは、すなわち直接税を減税してもなお重税感が残るからもっと直接税を減らして間接税に移してほしいというふうに解釈もできるんじゃないかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。
○前島英三郎君 税について考えるときに忘れてならないポイント、それは税体系全体を通じた負担の公平とは何かということだと思うんですが、国が行おうとする施策に必要な費用は、最終的にはこれは税という形で国民みんなが負担しなけれ ばなりません。これは近代国家すべてがそうなっているわけで...全文を見る
○前島英三郎君 次に、従来の個別間接税なんですけれども、我が国には特定のものをねらい撃ちにした重い負担を求める、こういう間接税が長い間あったわけであります。しかも、その課税対象は著しく物品に偏っていたわけでありますが、その結果、例えばオーディオファンが買うステレオは課税されるけれ...全文を見る
○前島英三郎君 そして、こうした消費税、世界の流れもそういう方向であるということで、既に先進国はほとんど採用している。お隣の韓国もそうですし、台湾そしてまたフィリピン、そして社 会主義国でさえも取り入れている。こういうことですが、今何カ国ぐらい付加価値税も含めましてこの消費税と...全文を見る
○前島英三郎君 そうした中で日本は三%ということでありますが、最も低いわけであります。  ところで、消費に対する課税が負担の公平という点から合理性がある反面、所得の少ない人、所得のない人も消費を通じて税を負担することになる、これがいわば逆進性、ひどい、こういう声であると思うんで...全文を見る
○前島英三郎君 消費税は減税先行という形で実施されたわけでありますが、その導入前にはやっぱりいろんな声がありました。消費者からは、物価が上昇しインフレになるんじゃないかという懸念が示される一方、事業者からは価格への転嫁が難しいのじゃないかというふうな心配。しかし、導入後半年を経た...全文を見る
○前島英三郎君 そうしますと、消費者物価とか転嫁とかあるいは家計消費とかで見ますと、消費税は国民の皆さんの御協力によりまして、国民生活や経済取引の中ではスムーズに浸透している、定着してきておる、実施前に心配されたさまざまな懸念は解消しつつあると、このように言えると思うんですけれど...全文を見る
○前島英三郎君 こうしてやりとりをしていきますと、税制改革の意義、その中の消費税の必要性の理解というのも深まるわけですが、私のところにも実はいっぱい御意見をいただいておりまして、大蔵大臣のところにも全国からたくさん寄せられているということを伺いましたが、いろいろな声があったと思う...全文を見る
○前島英三郎君 じゃ、まことに申しわけないんですけれども、私のところにも今消費税に対するいろんな意見、大蔵大臣のところに寄せられた意見は大蔵大臣に御紹介いただいたんですけれども、この際でありますから幾つか私のところの意見にもお答えいただければと思います。  消費税は低所得者や老...全文を見る
○前島英三郎君 後ろからいろいろお声をいただいておりますが、こういう疑問にこうして答えていく、そして国民の皆さんへの御理解をお願いすることが国会でできなかったことを本当に残念に思っております。  参議院選挙以来野党の皆さんは、消費税により国民生活が混乱している混乱していると主張...全文を見る
○前島英三郎君 じゃ、もし消費税が廃止されて、その分物価が必ず下がるとは私は言えないと思うんですね。他方、増税となるものは値上げが必要であることを考えますと、家計の負担がふえるだけという事態も予想されると私は思っております。安易に廃止とか二年間の暫定措置とかいって、国民の迷惑に目...全文を見る
○前島英三郎君 さきの参議院選挙におきましては、この税制改革なかんずく消費税が争点の一つとされたわけでありますけれども、消費税のみに焦点を当てた、しかも感覚的な議論に終始しておりました。消費税が好きか嫌いか、あるいは廃止か存続か、こういう一部分の全体的な流れであったようにも思うわ...全文を見る
○前島英三郎君 先ほど人口問題を論じましたので、我が国の高齢化が世界に類のないスピードで進行しておると、非常に明確になったと思うんです。  そういう状況の中で私たちは立派な福祉社会、福祉国家を建設していかなければなりません。そして、次の世代に引き継いでいかなければならないと思っ...全文を見る
○前島英三郎君 大変よくわかりました。  そうはいいましても、北欧諸国の福祉政策は私たちが学ぶべき点が非常に多いわけでありまして、現にノーマライゼーションという言葉もまた理念も北欧から学び取ったものでありますし、個々の政策でも数多くのことを私たちは学んでまいりました。しかし、一...全文を見る
○前島英三郎君 はい、ありがとうございました。  後ろの方から西ドイツはどうなっているということですが、日本が三八・八%、西ドイツは五二・二%、そういう数字もございます。  私は思うんですが、やっぱり四つ提案したいと思うんですね。活力に満ちた明るい高齢化社会のためには、老後の...全文を見る
○前島英三郎君 私たちの子供や孫の世代の負担が過重になることのないように、やっぱり時代の変化を考慮しながら緩やかに調整していこうということが大切だと思うんですね。支給開始年齢、これもやっぱり段階的な引き上げというのは、欧米諸国の実態に比較いたしましても、これはもう将来的な計画を早...全文を見る
○前島英三郎君 簡潔にお願いいたします。後ろから、答弁が長いという御指摘でございました。しかし、丁寧にお願いいたします。  それじゃ、三つ目ですね。  健康づくりや寝たきり防止に努めても、やはり介護が必要な高齢者が増大することは避けられないと思うんですが、介護につきましては、...全文を見る
○前島英三郎君 四つ目でありますが、高齢者でも働く意欲や体力のある方には働く場をどんどん用意することが活力につながると思います。  労働大臣、ひとつ見解を伺うわけでありますけれども、同時に今、六十歳から六十五歳までの雇用の場の確保が非常に重要な課題となっているんですね。今非常に...全文を見る
○前島英三郎君 一生懸命生きている人が幸せになれる社会、汗を流す人が報われる社会、どんな人も年老いていくわけでありますから、みんなが助け合う心が大切だと思います。  今、障害を持っている人も、あるいは痴呆性老人と言われる方も、あるいは寝たきり老人になってしまった人も、みずから進...全文を見る
○前島英三郎君 北朝鮮との関係は。
○前島英三郎君 朝鮮総連は日本国内でどういった活動を主体にしておるんですか。
○前島英三郎君 日本の国内法に触れることはこれまであったんですか。
○前島英三郎君 朝鮮総連幹部の中には北朝鮮の国会議員が何名かいると聞いているんですが、それは事実ですか。
○前島英三郎君 何人いて、お名前あるいはその肩書、わかりますか。
○前島英三郎君 その中で商工連の会長と言われる人、全何という方ですか。
○前島英三郎君 商工連の方。
○前島英三郎君 この間マスコミでも報道されましたが、この方は競馬馬を百頭ぐらい持っておられて、中で持ち馬のサクラユタカオーが昨年天皇賞で優勝して、そのお祝いで府中競馬場で三千人ほど御招待して、先着三百名の女性の皆さんには二万五千円相当の金のネックレスを引き出物として贈呈したという...全文を見る
10月23日第116回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○前島英三郎君 あと十分少々でありますけれども、これから幾つか質問させていただきますが、冒頭私、どうしても申し上げたいことは、私の審議時間中に一方的に質疑を打ち切られたこと、このようなことが二度と起こってはならない、このように思います。二度とこのようなことがないよう私は委員長に申...全文を見る
○前島英三郎君 パチンコ疑惑、また朝鮮総連の問題、まだ幾つか私たちも質問したいことがございますが、これは同僚議員とともに後日に留保させていただくといたしまして、私のこれからの質問は、特に障害者福祉の問題につきまして総理並びに関係大臣に伺っておきたいと思うのであります。  政府の...全文を見る
○前島英三郎君 ぜひ推進方をよろしくお願い申し上げます。  政府の障害者対策推進本部の副本部長に初めて女性が就任されたわけでございますが、森山官房長官は国際婦人年でも大変活躍をされまして国際年の意義というのはもう十分御承知だと思いますので、二重に喜ばしいところでありますが、ひと...全文を見る
○前島英三郎君 障害者対策を進める上でノーマライゼーションという、これは北欧から入ってきた言葉でありますけれども、その理念が大変ポピュラーになりまして、つまり世の中には歩ける人もいれば歩けない人もいる、目の見える人もいれば目の見えない人もいる、いろんな人がいて初めて人間社会という...全文を見る
○前島英三郎君 健康な人を中心とした社会が今までつくられてきたと思うのですが、健康な人はともすれば障害を持つこともある。私なんかまさにそうです。そしてまた、すべての人が年老いていく。そういうことを考えますと、トータルにはもっと世の中にはいろんな人たちがいる。そういう人たちも、人間...全文を見る
○前島英三郎君 いろんな授産施設も、大きなものではなくて、なるべく小さなものを点在していく、こういう方向が昭和五十二年あたりから非常に取り組みが進んでまいりまして、当時小規模作業所というようなものは、無認可のものはいろいろありましたが、政府が助成するというものは十五カ所程度しかな...全文を見る
○前島英三郎君 確かに精神保健法の改正によりまして一応社会復帰対策というのは導入されたんですけれども、しかし全体的には医療面が主体でございますから、これからやっぱり生活とか福祉面での充実を心から期待したいと思います。いわば抜本的に精神障害者の生活保障ということもこれから議論をしな...全文を見る
○前島英三郎君 お願いします。  国連基金への拠出とか、リハビリテーション及び関係分野での各種研修の実施、JICAの協力をいただきましていろいろ私たちも取り組みをいたしておりますが、私はこれを福祉外交と、こう言いたいわけでありますけれども、一層これは拡大すべきだ、こう思うんです...全文を見る
○前島英三郎君 福祉外交を展開するにつけましても、成田空港を利用する機会が非常に多くなっております。しかし全体として成田空港、当初は大きいなと思いましたが、今や手狭で、何か荷物の方はどこかへ移さなきゃならぬじゃないかとか、いろいろ言われておりますが、二期工事には私たちは大変期待を...全文を見る
○前島英三郎君 ぜひひとつ期待をいたしております。  ところで、現在点字郵便物の無料制度などがありますが、聴覚障害者につきましてもこれに準じた扱いをしてほしいという請願が幾つか寄せられておりまして、このたび十一月六日から字幕スーパー入りのビデオテープの郵送料が割引制度になる、長...全文を見る
○前島英三郎君 障害者福祉というのもかように総理、多岐にわたっております。高齢化時代、ここにもいろいろと取り組みの問題が多々あろうと思うわけでありますけれども、やっぱりこれからこういう世の中というものは、私たち一人一人が、選択をしてそういう障害を持ったり、そしてまた寝たきり、ある...全文を見る
○前島英三郎君 どうもありがとうございました。(拍手)     ─────────────
11月16日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○前島英三郎君 浜本新委員長のもとに初めて質問させていただきますが、また、以前に国会の中に補聴器を使用しておられる方々のために磁気ループをつけていただきまして、きょうも午前中試聴していただいたそうで、まだいろいろ問題点もあるようですが、私も委員長時代に各会派の皆様の御協力をいただ...全文を見る
○前島英三郎君 さて、私は障害者の雇用促進対策ということに絞りまして質問させていただきたいと思いますが、まずことし六月一日現在の障害者の雇用状況が先月十月に発表されております。(図表掲示)  その現状認識を確認する意味で、ちょっとこのデータを私なりにまとめてみたのですが、このデ...全文を見る
○前島英三郎君 この全体を見ますとS字型のカーブが出ておりまして、最初はゆっくりと上昇して、国際障害者年を契機としてぐんと障害者の雇用が伸びて、その後だんだんと勢いがなくなって、六十二年に至っては雇用率がマイナスを記録してしまったと、こういうわけなんです。六十三年以後は精神薄弱者...全文を見る
○前島英三郎君 午前中私は税特委の関係で席を外しておりましたんですが、傍聴した人の話によりますと、堀委員の質問に対しまして労働大臣はお子さんのことまで言及されて、さらに涙ぐんで答弁されたと伺いまして、大臣がいかに真剣に障害者問題に、政治全般に対してであると思うんですけれども、大変...全文を見る
○前島英三郎君 私の理解では、もし一口に言うとすれば、身体障害者の場合は物理的といいますか、どちらかといえばハード面での配慮が主要な問題としてあらわれるのに対しまして、精神薄弱者の方の場合には、指導に当たる人、仕事や生活を適切に導くためのいわば人的な面、言いかえればソフトの面での...全文を見る
○前島英三郎君 精神薄弱者の育成会の皆さんを初め、強力な施策の推進を要望されておりますので、今後積極的な展開を要望しておきたいと思います。  さて次に、精神障害者の方々の雇用対策なんですけれども、労働行政としては極めて新しい課題というのが実態であろうと思うんです。しかし、西欧な...全文を見る
○前島英三郎君 たまたまあしたは全家連の全国大会が私の郷土の山梨で開かれますし、来年は大臣の郷土の熊本でまた全国大会が開かれるということで、そのたびごとにやはり精神障害者の社会復帰とともに精神障害者の雇用というものに、非常に日本では雇用の面では谷間に置かれている部分という声も強う...全文を見る
○前島英三郎君 障害者雇用審議会に精神障害者関係の方も今度加わっているんですよ。そういう意味では、例えば精神障害者を雇い入れた場合には助成金を支給できるようにするといったことから始めてはどうかというような気がするんですが、その辺はどうですか。
○前島英三郎君 ぜひそう遠くはない形で実施していただきたいと思うんですね。  こうしてみますと、助成金制度全体のあり方が現状のままでいいのかという問題が出てくると思うんです。障害者の範囲を、身体障害者のみではなく、精神薄弱者あるいは精神障害者を含めてすべての障害者に拡大して雇用...全文を見る
○前島英三郎君 これも期待するといたしまして、障害者の雇用対策でやはり重度障害者の雇用というのがより大きな問題であり、また困難さがあることは否定できないと思うんですけれども、この部分はやっぱり労働省だけで考えるのではなくて、厚生行政、福祉行政でいう重度障害者と雇用という面からいう...全文を見る
○前島英三郎君 そういう意味では、共同作業所とか小規模作業所とかというようなものもたくさんあります。昭和五十二年、私が初めて国会に来ましたときには、例えば小規模作業所などの公的な援助施設は十五カ所程度でありました、昭和五十二年当時。それから十二年たったわけですけれども、今年度は六...全文を見る
11月30日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第11号
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○前島英三郎君 連日御苦労さまでございます。  先ほどは北先生、きのうは佐々木委員の質問がございましたが、私の関心分野ときのうの佐々木質問は大変重なっておりますので、随分勉強いたしたところでございます。佐々木委員は、その見識が高いのみならず、人格も極めて温厚でありまして、心は寛...全文を見る
○前島英三郎君 今の答弁はなかなかいい答弁なんですね。しかし細かい部分で非常に矛盾がありますから後でそれは伺うとしまして、次、では公明党さん。
○前島英三郎君 では、連合さん。
○前島英三郎君 民社党さん。
○前島英三郎君 給付と自立との関係につきまして各党の皆さんの考え方を伺ったわけでありますが、ところで、佐々木委員のきのうの質問に対する発議者であります社会党の梶原敬義さんの答弁について、ちょっと確認したい点がありますのでお願いをしたいと思うんです。  まず、社会党の最低保障年金...全文を見る
○前島英三郎君 それはちょっとごまかしなんですよね。佐々木委員が指摘した全額国庫負担というのは、いいですか、政策集、きのう梶原さん、これを私きょう初めて見たと、こうおっしゃいましたが、百一ページの上の段の記述についてでありまして、明らかに最低保障年金の財源のことであるわけですね。...全文を見る
○前島英三郎君 さらに梶原さんは、生活保護廃止の考え方は、隣近所いろいろあるので、六十五歳以上の生活保護世帯を前提としたものであり、高齢者のすべてに最低保障年金を支給する、つまりこういう意味なんですね。いかがですか。六十五歳以上。高齢者ということは六十五歳ととらえましょう。いかが...全文を見る
○前島英三郎君 それで、百六ページの記述をどう読みましたらそうなるか、もう一度ちょっと私が読みますね。「差別的烙印となっている生活保護制度の廃止とその最低保障年金制度への統合をめざす。」の「差別的烙印」、これはもちろん問題ですよ、こんな言葉を公党が使うことは。私は問題だと思います...全文を見る
○前島英三郎君 結局、答弁のとおりでありますと公約である政策集が全くのうそを書いてあったと、こういうことですね。いいですか、書いてあったと、こういうことが言えると思います。あるいは政策集が間違いでない、後ろでは読み違いとか何とか言っています、政策集が間違いでないとするなら、梶原さ...全文を見る
○前島英三郎君 じゃ、こちらが間違っている。政策集が間違っている。
○前島英三郎君 わかりました。  梶原さんは最低保障年金の水準についてどの程度の金額を考えているかということを佐々木さんが尋ねました。たまたま私は、きょうのちょうどレクチャーがありまして、退席をしておりました。ちょっと秘書が速記をやるものですから、速記を調べました。九万二千円と...全文を見る
○前島英三郎君 そこで、そこもちょっと聞いてなかったんですけれども、将来の国民負担率は大体四〇%前後を目途とする、こういうふうに答弁されたようですが、これは間違いありませんか。国民負担率ですね、社会保障も含めて。
○前島英三郎君 今九万二千円、最低保障年金は と、こう考えているわけですね。政府提案の、今衆議院でもう審議されている、すぐ参議院へ来るんですが、五万五千五百円の基礎年金ですね、これが九万二千円であると。これは年々、物価スライドが今度導入されますから、伸びていくでしょう。そうする...全文を見る
○前島英三郎君 いいですよ、わかりました。数字を出してくれるかどうかの話なんですから。
○前島英三郎君 これは、国民負担率は将来の重要課題なんですよ。これがやっぱり消費税というものの導入のいわば入り口なんですよ。そして、なるべく税金を取られるものを少なくして、懐は太くして、そして消費の中でそれぞれが応分の負担をしていく。その応分の負担をしていくという形の一つの水平的...全文を見る
○前島英三郎君 だって、発議者ですから、九万二千円というやり方の中の五年か十年は出してもらわなきゃ。
○前島英三郎君 大変エキサイトしておりましたが、まことに残念でありました。  私が先ほどるる申し上げたことにつきましては、さきの本会議におきまして「伯仲新時代へ」は社会党の公約であると、こういう御答弁をいただいているからでもあります。梶原さんは、その本を適当ではないと先ほど言わ...全文を見る
○前島英三郎君 それではちょっと納得できないんです。なぜかといいますと、四〇%前後を一つの負担率とする、これはもう再三述べておられますね。しかし給付は、例えば最低保障年金は九万二千円を妥当とする、こうおっしゃっているわけです。例えば米の一トンに対して二十八万であると、先ほど北委員...全文を見る
○前島英三郎君 大体四〇%というから別に代替財源をつくったとは思いませんけれども、私はやっぱりその数字を出していただきたい。そのために私のその部分の質問は留保したいと思うんです。ぜひそれは確約をいただきたい。
○前島英三郎君 それでは審議がちょっとできませんので、その答えをいただくまではできません。
○前島英三郎君 私がなぜ何回も繰り返し申し上げたかというのは、きょうの新聞に、    国民負担率四割前後に 社・公が初の見通し   消費税廃止関連九法案を提出している社会、公明、民社、連合参議院の四会派は、二十九日の参院税制問題等特別委員会で、社会保障給付と負担の問題に関連し...全文を見る
○前島英三郎君 「国民各層を代表する者」と。通常の審議会は審議事項につきまして学識経験のある人や直接の利害関係のある人などから組織されまして、専門的な知識に基づく意見などを答申するもののように思うんですけれども、協議会のように「国民各層を代表する」とする、こういうふうなものですね...全文を見る
○前島英三郎君 「国民各層」といいますから、いろんな意味を先ほど峯山さんお答えになりましたが、収入階層が主流になりましょうか、職域が主流になりましょうか、性別が主流になりましょうか、その基準なんかはどうでしょうか。
○前島英三郎君 どうも何も決まっていないようなんですけれども、いずれにしましても、私たちは消費税の廃止は反対でありますから、皆さんは賛成であるということになってこれが成立をするということになると、来年は皆さんの内閣が誕生するということでありますから、時間的にいきますと。そうすると...全文を見る
○前島英三郎君 まだその入り口も正直言ってわかっていない、こういうことで平成四年の四月一日からということを思いますと、余りにも拙速過ぎるのではないか。消費税が拙速拙速ということで非常に厳しく御指摘もいただいておるわけでありますだけに、皆様方のこの協議会なるものがいつごろから始まる...全文を見る
○前島英三郎君 労働団体も入るでしょう。政府の税制調査会には総評と連合の代表が入っているわけですね。消費者団体は入るのだろうか。多分入るでしょうね。政府税制調査会には地婦連の代表が入っておりますよね。これでは不十分です
○前島英三郎君 総理大臣が選んだと。総理大臣はだれが選んだのですか、峯山さん。
○前島英三郎君 総理大臣が、両院の国会議員で選ばれたその人が選んだ政府税調と皆さんの協議会とが何で違うんですか。それは総理大臣だからけしからぬ、海部さんだからけしからぬ、土井さんならいい、こういうことでしょうかね。
○前島英三郎君 どうも基準がはっきりしないわけですけれども、リストアップする段階でそうしますとすべてが決まってしまうように思うわけです。そのリストアップの権能というのは私はやっぱり内閣総理大臣でなければならないという気がするんですけれども、どうなんでしょうか。
○前島英三郎君 そうしますと、これまた後ろからもおしかりの言葉がありますが、「国民各層を代表する者」というのは、我々国会議員は国民各層を代表する者とは違いますかね。どうなんでしょう。
○前島英三郎君 どうもいろいろずっと何人か聞いて議論に参加してまいりましたけれども、「国民各層を代表する者」が苦労なく五十人絞り込めるとすれば、何か国会は要らないのではないか、こういうちょっと危惧をするのですけれども、その辺をわかりやすく説明していただけますか、危惧のないように。
○前島英三郎君 国民各界各層を代表するのは私はまさに国会議員だと思うんですよ。委員の任命には国会の承認が必要だとしましても、国会議員がまた国会議員のような存在を選ぶことになって何か甚だ妙だと僕は思うわけです。その辺はどう御説明いただけますか。
○前島英三郎君 大変無理もあるような気がするんですけれども、さっきも北さんが採決方法なんかを伺っていましたですね。国民各層を代表する者が税制の具体的内容を多数決で決めるとすると、協議会はますます国会に似てきてしまうような気もするんですね。確かに「講ずるものとする。」という文言は修...全文を見る
○前島英三郎君 そうすると、多数決で話が、とにかく二年間で仕上げなきゃいかぬわけですから、それはけんけんがくがくになりまして、最後は多数決だということにならぬとも限りませんな。それから、全員が全会一致というような方向になるかもしれない。全会一致ということは、これは社会主義国ならい...全文を見る
○前島英三郎君 私は、その委員の選び方、運営のやり方で恐らく一年や一年半はかかるだろうと思っています。そのくらい私は大変だと思いますね。ここの責任が国民合意という形をつくらなければならないからなんですよ。ここに無理があると私は思っているわけですね。  政府税調があるわけですけれ...全文を見る
○前島英三郎君 「消費税廃止Q&A」ですね。これは日本社会党、公明党、民社党、社会民主連合、連合参議院というこの本では、政府税調は休止すると書いてあるんですね。年度改正はどうなるんだろう。税制再改革基本法案の審議事項には年度改正は入らないと思うんですけれども、だれがそれは審議する...全文を見る
○前島英三郎君 そうすると、年度改正は政府税調が審議することもあり得るということでよろしいですか。
○前島英三郎君 税制というのは非常に継続的なものでありまして、これはなかなかいろんな政府の審議会と区別するのは難しい部分が出てくると思うんです。例えば土地税制はどちらで審議するようになるんでしょう、土地税制。野党は二年間の代替財源と二年後の税制再改革ということでありますけれども、...全文を見る
○前島英三郎君 そうするとその部分、政府の土地の一つの何といいますか税制の中と、それから政府税調と協議会と一緒に、いい言葉で言えば両輪のようにという部分ですが、政府税調の意見が協議会と違った場合、この場合は内閣総理大臣はどちらを尊重したらいいとお考えになりますか。これは基本的には...全文を見る
○前島英三郎君 協議会の条文は、質疑の中で、憲法違反のおそれが大きいとかいろんなやりとりがありました。私に言わせれば法案の撤回、出直し的な修正が行われることになった、こういうふうに位置づけてもいいと思いますけれども、これは院の歴史に傷がつかず大変結構だと思うんですが、しかし修正の...全文を見る
○前島英三郎君 どうも今、行財政改革、行政改革というのは公明党さんもおっしゃっていますし、民社党さんも強力に推進をしていただいているわけですが、そういう行政改革の面からいっても二つの審議会が存在してよいのかというような気がするんですが、その辺はちょっと勝木さん何か御意見がありまし...全文を見る
○前島英三郎君 次への質問のちょうどイントロを峯山さんが振っていただいたような感じがいたします。  いろいろ考えてきますと、消費税廃止法案それから再改革基本法案いろいろ見ますと、この国民税制改革協議会というのが非常に大きな責任を持たせられる、また持たす形になっているわけですね。...全文を見る
○前島英三郎君 そこで、私どもの自民党のそれぞれが三時間担当しておりますが、私がちょうど中間点の折り返しでございますから、いま一たび原点に戻らせていただきまして、その趣旨説明を逐条的にお伺いしてまいりたいと思います。  「まず、消費税の廃止を求める理由について申し上げます。言う...全文を見る
○前島英三郎君 それも一理あると思いますね。公約の履行は確かに重要なんです。重要なんですが、憲法が国民はみずから選んだ代表者に従って行動するという間接民主主義を採用している以上、代表者たる議員は国民に次の選挙という洗礼を受けるという意味で拘束されると私は思っているんですね。もし公...全文を見る
○前島英三郎君 消費税は公約違反の大型間接税であり一度たりとも民意に問われていない、まさしくそこへそれが入っていくわけですね。  私は、確かにあの売上税、あれは私たちは党の税調の中でも公約違反のおそれあり、こういう議論が本当にたくさんありました。そして、それをもって廃案という形...全文を見る
○前島英三郎君 私は売上税の議論をしました。大型間接税にならないためにどうするか。あるいは五十八品目の非課税品を設けました。むしろこの五十八品目が私はあの売上税には大きな問題があったようなまた一面もいたします。縦横十文字、投網をかけるように、こういうものであるならばこれは公約違反...全文を見る
○前島英三郎君 国会において十分な審議も行われていない、こういう説明でございました。私の考えは、審議に応じなかったのは野党側であろう、こう思います。また、審議に入りましてもリクルート問題にばかり焦点を向けまして、せっかく創設した税制特別委員会を有効に活用できなかったのは野党の責任...全文を見る
○前島英三郎君 それが、比例代表制において自民党はだから二七%の支持しか得られず、そして消費税廃止という国民の意思は明確であるという言葉へつながっていくのだろうと思うわけであります。比例代表選挙での二七%の支持しか得られなかったのは事実でありますし、仲間を失ったことは大変私も残念...全文を見る
○前島英三郎君 そういう意味で、「政府・与党の中には、参議院選挙の結果を国民の理解不足に転嫁しようとする意見が」あると、そういうことにつながっていくのでしょう。しかし、確かに社会党は得票をしました。今、社公民合わせて五〇%とおっしゃいました。公明党はあるいは民社党は今度の選挙結果...全文を見る
○前島英三郎君 そうそうそう、木を見て森……
○前島英三郎君 演説を聞きましたが、「最高の社会正義が要求される税制が、リクルート疑惑のような不正義の権力によって提起され、強行された」というくだりもございましたね。私はやっぱりリクルート疑惑と税制とを同一視するのは、白馬は馬にあらずといった詭弁のたぐいだと思うんです。確かに税制...全文を見る
○前島英三郎君 わかりました。それも一理あるかもしれませんね。しかし、基本的に私とは違うようであります。  そこで、いずれにしましても、次の社会保障へ残す時間がなくなってしまうと大変ですから最後の質問をしたいと思うのですが、委員会はいろんなプロセスで皆さんから問題の指摘を受けま...全文を見る
○前島英三郎君 そのとおりです。私たちは多数決でそれを間接民主主義、議会制民主主義の中で決定するわけですね。したがって、我々は、特に国会議員そして、また、政党はその法律を守っていく責任もまたあると思うんです。しかし、この消費税廃止法が新たに出てこれがまた多数決で可決されたら、これ...全文を見る
○前島英三郎君 しかし、皆さんのこの「Q&A」を私は書店で買いましたが、「千三百六十円、悪税四十円」と記載するわけですよね、「悪税四十円」と。私たちは、皆さんから見ればけしからぬと思うかもしれないけれども、必死に政策を立案し必死な討論をして血のにじむような思いをしてつくり上げた法...全文を見る
○前島英三郎君 当たる当たらないを私は聞いているわけじゃなくて、当たる当たらないは、それま……。だけれども、我々は多数決で決めた。決めたものは法律としてある。それは国民は尊重すべきなんですよ。そして、それを私たちは率先して範を示さなければならないのが国会議員ですよ。  その国会...全文を見る
○前島英三郎君 回収。
12月04日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第13号
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○前島英三郎君 去る十一月三十日に、私の質問時間におきましていわば給付と負担の問題をお伺いいたしたわけであります。それは、発議者を代表して久保さんが、この社会党の「伯仲新時代へ」、これはいわば公約であると、こういうことを申された。その公約に基づいて私たちも、年金、社会保障について...全文を見る
○前島英三郎君 この「社会党はめざす」「最低保障年金の創設」、今、段階的なもので、すぐやるべきものではないという御答弁ですけれども、その中の冒頭の「最低保障年金の創設」については、「一定年齢(当面六十五歳、段階的に早めて十年後は六十歳)」にする、もうこういう数字を明記しているわけ...全文を見る
○前島英三郎君 国庫負担を今の三分の一から二分の一にすべきだと書いてある社会党のペーパーがぜひほしい。選挙期間中、その前を含む中で、例えば公表したものがあるかどうか、その資料を要求したいと思うんです。それはいかがですか。
○前島英三郎君 いずれにしましても、「伯仲新時代へ」という本としては、これは三月一日に発行されていまして、以来約十カ月間公約として存在をしてきたわけですね。選挙結果にも相当の影響を及ぼしたと僕は思っています。先日の質疑の中でも、梶原さんも久保さんも、「伯仲新時代へ」というこの社会...全文を見る
○前島英三郎君 そうすると、「伯仲新時代へ」というこの政策集は、やはりうその部分が多いということはお認めになりますか。どうですか、梶原さん。
○前島英三郎君 いや、それは間違った政策をしたつもりはないと。しかし、人間はいろんな階層の人たちがいるわけですね。特に、障害を持った人々あるいは年金生活者あるいはまた生活保護に依存せざるを得ないという人々にとっては、これはまさしくもう天からわいてきたバラ色の政策でしかないわけです...全文を見る
○前島英三郎君 いずれにしましても、やはり生活保護世帯というのは今七十万世帯百万人以上と言われておりますよね。で、社会党の政策集の表現によって百万人の皆さんの心を惑わした部分も私はあるように思います。最低保障年金についても佐々木さんが指摘をしたような形になっておりまして、やっぱり...全文を見る
○前島英三郎君 それでは、次の問題に入らしていただきます。  提案者は、消費税廃止の代替財源は本来野党は示す必要はないのだ、財源確保は政府の責任なのだ、しかし四党は政権担当能力を示すために代替財源確保のための五法案を提出したんだと、こういう力説をされておるわけですけれども、そう...全文を見る
○前島英三郎君 消費税の代替財源を用意したと言いながら初年度の増収額は消費税の半分しかないことも明らかになりましたし、二年間の暫定税制の話をしているのに初年度は半分しかないというふうなことも出てまいりました。これについて峯山さんは、財政運営はもともと政府の責任であるとあなたもそう...全文を見る
○前島英三郎君 いろいろこう審議に参加していますと実に妙に思えるわけですけれども、我々自民党は消費税を廃止するつもりは毛頭ないわけでありますね。とすると、消費税廃止が実現するときというのはすなわら野党が政権を握っているときであろう、こう思うわけですね。でも、あなた方は代替財源確保...全文を見る
○前島英三郎君 心意気は心意気といたしまして、私が言いたいのは、消費税のように六兆円という大きな税収が予定されている租税を廃止するということは国家財政の土台を揺るがしかねない大変なことだと、こういうことを皆さん方に認識してほしいという点でございます。それをかわり財源を見つけること...全文を見る
○前島英三郎君 この前も私は、税制改革協議会の矛盾を、峯山さんがその窓口でありますからいろいろお伺いしていったわけでありますけれども、野党代替財源を二年間のものとしているわけですが、これについてはその税制改革法第八条では、「設置後二年以内を目途として、その調査審議の結果を、」「報...全文を見る
○前島英三郎君 拙速でという言葉を回避するにも、やっぱり一年ぐらいの国民周知の期間は必要になってくると私は思うのです。これは親切心から言っているんですから、お気を悪くなさらないで聞いていただきたい。そういう意味では、代替財源案はその二年間のつなぎという考え方をいたしましても、実施...全文を見る
○前島英三郎君 そういう中で代替財源案、物品税というものを復活してこういうことになるわけでありますけれども、私もその物品税に対しましてはいろいろと私なりの意見を持っているわけでありますけれども、特に勝木さんが物品税につきましては随分お答えをしておられるわけであります。  消費税...全文を見る
○前島英三郎君 日本の物品税は何年に制定されたかということは、経緯はこれは昭和十二年、ちょうど私が生まれた年でもありますけれども、税の歴史を考えますと戦費調達のためというのがこの物品税であります。物品税というものが一体奢侈品として――ぜいたくかぜいたくでないかという線引きは私は大...全文を見る
○前島英三郎君 委員の質問に対して本人に答える前に、実は同じ社会党同士でこれはやりとりをしているんですね。委員会のこの場でこの件を持ち出しまして、理事さんが集まって後ほどこれはしっかりと理事会の協議になるという形をもとっているわけで、私はやっぱり同じ委員会に属する委員として甚だこ...全文を見る
○前島英三郎君 ちょっと、じゃ申し上げましょうね。これは理事会の協議ということになっているんです。「久保君の方から、近日中に調査の上回答する旨申し出がありましたので御了承願います。」、伊江議員「それで結構です。」と、こういうことですけれども、それはいかがですか。
○前島英三郎君 どういうお調べの仕方したか知りませんけれども、昭和五十九年改正の審議の中で伊藤茂議員は、昭和五十九年三月二十一日の衆議院大蔵委員会の質疑におきまして、従来物品税の本質はぜいたく品課税という説明を政府はしてきたと、物品税の性格を変えないまま課税対象を拡大したのは憲法...全文を見る
○前島英三郎君 その結果として、憲法違反ではないと。そういう文言に対してはどういう認識をお持ちですか。
○前島英三郎君 しかし、憲法違反と述べているんですよ。憲法違反という言葉を使って物品税に対する考えを述べたことはどうですか、あったかなかったか、その辺はどうですか。
○前島英三郎君 伊藤議員の質疑の五日後の昭和五十九年三月二十六日のまた委員会で、採択前の討論において今度は渋沢議員は伊藤議員の質疑を紹介しまして、物品税はぜいたく品課税と説明していたのに生活必需品にその課税範囲を拡大しておると、「これは明らかに憲法八十四条に反するとの我が党委員の...全文を見る
○前島英三郎君 それは議事録の前段の部分でありまして、「とにかく憲法問題を含めた、これについてのきちんとしたけじめを出してください。そうでなかったら、こんな法案を審議して、こんな法案を通しては絶対にいけません。私は一委員としても、一議員としてもはっきり言っておきます。こんなばかげ...全文を見る
○前島英三郎君 いろいろな言葉で憲法違反ということを伊藤さんが述べておった。そういうその物品税が今度の代替財源案の主流になっている。特にその主流になっている部分でも、女性の香水とかあるいはまた口紅とかあるいはまた車などに対しましてもいろんな形の物品税の復活、中にはかつての三%より...全文を見る
○前島英三郎君 やっぱり税収が好調であったのは、実体的な景気のよさに加えまして三高二安、よく株、土地、円高ですか、それから原油、金利安といったものがあるということが大きいと思うんですけれども、今後の景気という見通しですけれども、それはどのような形、やはりこういうものの一つの国際的...全文を見る
○前島英三郎君 ここでちょっとまた社会党さんに伺うんですけれども、その政策集の中で、「国民いじめとNTT株の売却益、加えて思わぬ好景気による見積りを大幅に上回る税収の好調さとによって、数字の上では財政再建の目標に近づいているといえますが、財政再建の考え方や財政運営のあり方を抜本的...全文を見る
○前島英三郎君 その中で、つまり御紹介した見解の中で「思わぬ好景気」と、こう言っているわけですね。他方、先ほどは代替財源案では大型景気は定着したというふうな述べ方をしておられるわけですが、つまり、一方では「思わぬ好景気」と言って現在の好景気がいかにも偶然でもう危なげなものという認...全文を見る
○前島英三郎君 私は、その思わぬ好景気がそんなに当てになるのかと言いたいわけですよね。東ヨーロッパのああいう政治情勢、全く予想だにつかないこれからの速いテンポの国際情勢ということを考えますと、皆さんがおっしゃる思わぬ好景気が思わぬ不景気だってこれは当然想定しなきゃならないと思うん...全文を見る
○前島英三郎君 政策集ではそれに続きまして、社会党の財政再建計画として、第一段階は一般会計における国債依存率を二〇%以下にする、第二段階は国債依存率を一〇%以下にする、第三段階は特例国債の発行を取りやめるとして、いずれもその期間を五年間を目途にしているわけですね。国債依存率一〇%...全文を見る
○前島英三郎君 百六十兆円も私たちは子々孫々に今のままでいったらツケを残してしまう。今年度の国家予算も六十兆円のうちの二割、十二兆円はその利払いで消えていく。その三割は地方へ配分するとしましても、その中の十二兆円弱はいわば福祉予算である。その次は教育予算である。こういう流れを見ま...全文を見る
○前島英三郎君 私たちはとにかく消費税へのやはり国民の皆さんの理解を求め、そして今度の選挙も戦いました。それは御指摘のように、やはり皆さんのおっしゃるように、消費税のイエスノーというふうな戦いだけではなくて、そこには農業問題や政治不信やいろんなものが絡み合ったと思うわけであります...全文を見る
○前島英三郎君 いろいろ言いわけといいますか、それは理由はあるにいたしましても、消費税が国民のすべての合意でそれは廃止だという決めつけ方はやっぱりおかしいんですよね。やっぱりおかしいんです。選挙というのはそれだけがすべてではなくて、いろいろなものが錯綜した中で選挙が行われたんだと...全文を見る
○前島英三郎君 どうもありがとうございました。
12月08日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○前島英三郎君 それではお伺いをします。  どうも参考人の皆様、意見の開陳御苦労さまでございました。ありがとうございました。  まず、電動車いすで八王子からおいでいただいた今岡参考人にお伺いします。  障害者の所得保障の運動、そしてこの障害基礎年金の導入、そのプロセスの中で...全文を見る
○前島英三郎君 次に庭田参考人にお伺いをしたいわけですけれども、公的年金の仕組みに関してなんですけれども、払った保険料に対する給付額の割合を見ますと、若い人ほど不利になるという説がありまして、きょうも他の参考人の方々からもそういうお話がございました。それが国民の間に不安を与えてい...全文を見る
○前島英三郎君 大変よくわかりました。  損得論という表現が適切かどうかは別といたしまして、跡田参考人の方もそういう考え方の部分がありました。しかし一面では、またそれはそれなりに違う税制の中で、応分の負担をしつつ財政というものを考えていくべきだと。我々は、今消費税問題で大変苦し...全文を見る
○前島英三郎君 草島参考人は、余りにも私と考えがかけ離れていますから違う方が御質問すると思います。  五十嵐参考人に伺いたいんですけれども、厚生年金の保険料は、政府案では二・二%引き上げるとされておりましたが、この引き上げ幅については、衆議院におきまして修正で平成二年一月から〇...全文を見る
12月12日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○前島英三郎君 発議者の皆さん、早朝から御苦労さまでございます。私は、自民党の立場から、原子爆弾被爆者等援護法案につきまして提案者に対して幾つか質問をさせていただきます。  今日までの原爆被爆者の皆さんへの政策を振り返ってみますと、原爆被爆者の方々が原爆の放射線を浴び今なお健康...全文を見る
○前島英三郎君 精神論はよくわかりました。  次に、そのほかの戦争犠牲者との均衡の問題についてでありますけれども、さきの大戦は我が国にとって未曾有の事態でありまして、当時の国民すべてが戦争による何らかの犠牲を受けております。しかしながら、このような戦争被害につきましては仮に生命...全文を見る
○前島英三郎君 今、一般戦災者に対しても補償をすべきだというふうなお答えもいただき、いわばこの法案はその突破口である、そういう御答弁でございましたけれども、しかし本当にすべての戦争犠牲者への補償ということが可能と考えられるかという点に立つと、私はなかなか難しいだろうと思うんです。...全文を見る
○前島英三郎君 わかりました。  恐らくその数字は大変な数字であろうと思うんです。何千億という単位のものではなくて、その上の兆という数字がやっぱりそのあたりにはひらめくだろうというふうに思うんです。  次に、被爆者年金の問題についてお伺いしたいんですが、被爆者援護法案におきま...全文を見る
○前島英三郎君 私もその心という問題につきましては理解を非常に持っている一人でもあるわけでありますが、しかし、国民全体のいわば感情のコンセンサスが、その土台がありませんと、やっぱりなかなか難しい問題も多々あるということを申し上げているわけであります。  そこで、援護法案の施行に...全文を見る
○前島英三郎君 これまでいろいろ質問してまいりましたけれども、その基本となる考え方をお尋ねしたわけでありますが、いろいろ問題があると いうことは発議者の皆さんも御承知だろうと思いますし、私たちもそう思っております。  私は、被爆者対策というのは政策論として議論すべきであり、仮...全文を見る