安井美沙子
やすいみさこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月18日 | 第180回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○安井美沙子君 これまでの調査会において、経営者や学識経験者の方々から貴重な御意見や御提言をいただきました。改めまして、参考人の皆様に感謝申し上げます。 中でも共感を覚えたのは、京都大学大学院教授の藤井聡参考人のデフレ期こそ公共投資を積極的に行うべきだとの見解です。 民主...全文を見る |
04月19日 | 第180回国会 参議院 経済産業委員会 第7号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。 経産委員会で初めて質問する機会をいただきまして、ありがとうございます。元気出して頑張りたいと思います。 元々、経営コンサルタント出身でありまして、政府の中小企業対策には少なからず関心を持っておりました。より正確に申し上げる...全文を見る |
○安井美沙子君 ありがとうございます。 本支援機関に参画する支援者に財務及び会計等の専門的知識を有する者として金融機関や税理士法人等が法案に明示されている、これは今副大臣がおっしゃったとおりなんですけれども、地方の中小企業や零細企業にとっては金融機関というのは敷居が高くて、ざ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 次に、海外展開に伴う資金調達支援についてお伺いします。 まず、対象事業を限定するのはなぜでしょうか。本法律案において、資金調達円滑化支援の対象は、経営革新事業、新連携事業、農商工等連携事業など四つに限定されています。これらに限定する...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 そもそも、本法律案で支援しようとしているのはどんな業種でどんな海外展開を想定しているのでしょうか。中小企業庁の皆さんは全国各地の現場を見られていると思いますので、本スキームで海外展開を支援したい、そのことによって日本経済にとってプラスの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 中小企業のみならず日本の企業は、韓国を筆頭とするアジア新興諸国と比べ、イコールフッティングとは程遠い厳しい競争条件を抱えて戦っています。空洞化による雇用喪失が懸念される中、あえて中小企業の海外展開を支援、促進するのはなぜでしょうか。こ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。大変よく分かりました。 地元愛知だけでなくて全国の中小企業経営者の皆さんと意見交換して感じることは、中小企業、特に小規模、個人経営の問題点の多くは、事業計画と資金計画の立案、そしてそれに連動した計画的な資金調達にあると思っています。その...全文を見る | ||
06月15日 | 第180回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子です。 ただいま議題となりました原子力規制委員会設置法案について、会派を代表して質問させていただきます。 昨年の三月十一日、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故は、レベル七、すなわちチェルノブイリ並みの史上最悪の原発事故...全文を見る |
08月02日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 昨日は地元名古屋での地方公聴会にも参加させていただきまして、本日は質問の機会もいただきまして、ありがとうございます。 昨日の地方公聴会でも取り上げられました給付付き税額控除と軽減税率について今日は絞って質問をさせ...全文を見る |
○安井美沙子君 例えば、我が国ではまさに生活保護と最低賃金の逆転現象による勤労意欲の低下や不正受給の問題を抱えているのですから、課税最低限以下ではあるが生活保護レベルまでには至らない低所得者に対して、給付付き税額控除であれば、勤労を促進しつつ生活支援をすることができると思います。...全文を見る | ||
○安井美沙子君 また、子育て支援に関して、七月二十五日の本委員会で、野田総理は、年少扶養控除が廃止されたまま子ども手当が児童手当に戻った結果、所得の減った子育て世帯の扱いについて、特定のところが逆に負担だけ増えている状況は好ましくない、控除を見直すのか、手当の厚みを増すのかも含め...全文を見る | ||
○安井美沙子君 給付付き税額控除は、先ほど岡田副総理も述べられましたように、将来的には、社会保障制度の充実を図るために使い回しのできるプラットホーム的な仕組みだと考えます。そして、複数の政策目的を受益者の元で束ね、省庁の縦割りや省内のセクショナリズムを乗り越えるきっかけともなり得...全文を見る | ||
○安井美沙子君 マイナンバーについてお伺いしますけれども、給付付き税額控除の前提となるマイナンバー制度の設計とそれに伴うシステム投資はそれなりの負担を伴うものですが、給付付き税額控除が消費税の逆進性対策だけでなく社会保障制度の充実を図るために使い回しの利くプラットホームと考えれば...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これまで給付付き税額控除について伺ってまいりました。現在ある制度を基に今は考えなければいけないという各大臣のお話はよく分かりましたけれども、一方で、逆進性対策を入口として将来考えるというのでは遅いといいますか、投資対効果も含めて先まで考えた上でこの給付付き税額控除...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今既に言及いただいたんですけれども、食品全般を例えば含めるとなると、松阪牛とか高級食材にも適用されますから、高所得者層にも恩恵が及び、逆進性対策にならないという指摘があります。これに対し、年収五千万円以上に対し四五%という政府の所得税改正案より更に累進機能を強化し...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 あくまでも、この軽減税率導入の場合のインパクトを私たち真剣に考えなければいけないと思ってシミュレーションをしているわけですけれども、先ほどちょっとお答えいただかなかったんですけれども、もし消費税を更に引き上げるということでこの税収毀損分...全文を見る | ||
○安井美沙子君 話は理解できますが、その軽減税率導入のインパクトが、まあ負のインパクトと言っては言い過ぎかもしれませんけれども、どれだけ大きいかをきちんと議論して、みんなで真っ正面から見詰めないとこの審議は終わってはいけないと私は思っているんです。 公明党さんからは、軽減税率...全文を見る | ||
○安井美沙子君 結局よく分かりませんでしたが、軽減税率を導入しているOECD諸国の標準税率を見てみますと、資料をお配りしておりますけれども、二〇%前後に集中しています。中央大学法科大学院の森信茂樹氏も、消費税が一〇%を超える水準にならない限り、軽減税率の導入を我慢することが結局社...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 いずれにしろ、今回の消費税増税法案の採決に当たっては、二〇一四年度と一五年度の引上げだけでなく、将来の引上げの可能性やそれに伴う逆進性対策まで見据えた政治判断が必要と思います。今、岡田副総理の御発言もあったんですけれども、私は、国民の皆...全文を見る | ||
○安井美沙子君 るるいろいろ大臣のお考えを伺っていまして、理解できたところもございますけれども、私、もうこの参議院の審議も後半に入りまして、国民の皆様もこれで採決が行われてしまうのかと非常に心配になって見ていただいていると思います。その割には、この国民の皆さんが一番心配している逆...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ちょっと時間があるので……(発言する者あり)やめます。 ありがとうございました。 | ||
08月22日 | 第180回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、平成二十二年度外務省決算のうち国際機関の邦人職員増強の必要性について伺います。 玄葉大臣におかれましては、近隣諸国との緊張関係が増し大変お忙しい中御対応いただきまして、感謝申し上げます。 本日のテーマ...全文を見る |
○安井美沙子君 今、まず国連事務局についてお伺いをしたのですが、御答弁の中で幹部職を始めILOやWHOなどの国連専門機関も含めたお答えをしていただきましたので、大分質問の手間が省け、時間の節約になりました。ありがとうございました。 それでは、早速玄葉大臣にお話を伺いたいと思い...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 国際機関のトップのポストについてはまた後ほど伺いたいと思っています。 次は、公務員以外、非公務員にも目を向けていただきたいと思っています。日本においては、これまで公的な業務を担う人材は公務員、官が中心でありましたけれども、ここ十数年...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。 次に、国連機関のトップのポストについてお伺いします。 先ほど大臣にも少し言及していただいたんですけれども、管理職の中でも長のポストを獲得することは日本人のプレゼンスを内外に示すことにもなり、日本のイメー...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これまで日本で獲得できたポスト、こういった成功例というのは日本政府の全面的な支援があったからこその結果だと思います。人選の段階から、関連する省庁内での調整を始め、政治家があらゆる機会を見ては国連事務総長や幹部、関係国首脳へ働きかけるなど、まさに国を挙げて選挙戦を戦...全文を見る | ||
○安井美沙子君 もう少し具体的なお話を伺いたいと思っていたんですけれども、たしかJPOの場合は任期の二年が終わった後、その後のまた継続的な採用については同じ機関で必ずしもなくてもいいというふうに理解しておりますけれども、そのことも含めて、玄葉大臣、何かこのJPO制度について今後の...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 今まで幹部それからその中でも長のポスト、そしてもっと厚みのある各層について伺ってきたわけですけれども、もっとその前の段階といいますか、国際人材の育成そのものについて最後にお伺いしたいと思っています。 国連機関で働き、幹部職員になる...全文を見る | ||
○安井美沙子君 是非とも政府全体で取り組んでいただきたいと思います。 私たちの議連でも、一案として、せっかく日本に国連大学があるので、この国連大学を何か日本人を国際人材として育成するために使えないかという提案をしています。もちろん、これは日本のためだけにある大学ではないんです...全文を見る | ||
08月28日 | 第180回国会 参議院 経済産業委員会 第11号 議事録を見る | ○安井美沙子君 おはようございます。民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日審議の対象となっている通称石油備蓄法ですが、災害時の石油の供給については、私も被災地に行って実際にガス欠に遭いまして非常に大変な目に遭いましたので、本当にこの法案がいよいよ審議にかかったことは...全文を見る |
○安井美沙子君 ありがとうございます。大臣との認識が一致しているということで先に質問を進めさせていただきますけれども。 昨年の福島原発事故を受けて私の地元、近くですけれども、浜岡原発が政府の要請によって操業を停止したために中部電力では火力発電量を急遽増やすことになりまして、そ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 御努力、本当にありがとうございます。私からも、引き続きこの努力を続けていただくよう切にお願いいたします。 その浜岡停止の後ですが、中部電力さんとお話をしておりましても、企業の個別の努力に負うところが多いという話を、その当時はですね、聞いておりまして、日本の総理...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 最後に御言及いただいた今度の改正法案でJOGMEC法の改正が含まれておりまして、産投出資を天然ガスなどの資源開発に活用できるということですけれども、これによってシェールガスも含め開発段階にあるガス田の積極的な買収が可能となるわけですけれ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 先般、日本再生戦略が発表になりました。グリーン、ライフ、農林水産など、今後国として力を入れていく分野として全く異論はありませんが、今後も日本経済の屋台骨である製造業の重要性が減じるわけではありません。そして、この製造業を取り巻く、製造...全文を見る | ||
○安井美沙子君 大変熱意のある御答弁、ありがとうございます。私も委員としてこれから全力で応援してまいりたいと思います。 ありがとうございます。 | ||
09月03日 | 第180回国会 参議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、国の食育事業についてお伺いします。 私は、議員になる前から食料安全保障や食の安全、そして食育といったこと、食をライフワークとして研究調査に取り組んでまいりました。そして、議員になった直後の党内事業仕分にお...全文を見る |
○安井美沙子君 推移を教えていただきましたけれども、その省庁別の割合についてもかなり変化があったことと理解しております。 さて、平成二十二年の事業仕分の際に食育関連事業が幾つか対象になったと思うんですけれども、このときに仕分人が予算削減という判定をしたこの主な理由は何だったの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 確かに私が党内仕分で検証したのは農水省だけなんですけれども、その農水省の個別の事業を検証している中でも、どうしても横串的に見るという自然な発想で重複事業があるんじゃないかなという感じはいたしておりました。 それでは、今の御指摘も踏まえまして、食育事業の実態につ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 大臣の思いも伺わせていただいてありがとうございます。 世代間のプライオリティーといいますか、優先順位、こういうところについて私、私見があるんですけれども、実は中学生、高校生がキーではないかと思っているんです。大学生も含めてでしょうか、ごめんなさい、高校生、大学...全文を見る | ||
○安井美沙子君 事業仕分や行政事業レビューを経て、各省庁が重複がないように配慮していただいていることはお話を伺っていて分かります。今度は、重複ではなくて、いかに連携できているか、こちらに着目したいと思うんです。 食育基本計画にいろいろな数値目標があります。この数値目標の達成に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今、食育基本計画の中で挙げられている数値目標というのはなかなか抽象的なものも多うございまして、対面調査やアンケートで、食育を意識しているかとか、そういったことを、国民の意識を聞いても、これが様々な省庁の事業の結果によるものなのかどうなのかというのはなかなか測り難く...全文を見る | ||
○安井美沙子君 実は、今回、この質問を準備するに当たって、内閣府の食育推進室の方々が窓口になって調整をしてくださったわけですけれども、その数値目標達成のための責任体制とか、それから目標達成のためのPDCAサイクル、この辺を何度も確認したんですけれども、なかなか明確なお答えがいただ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 自主的と言いながら、みんなが同じようにキャラクターを作らなければいけないというところがちょっと矛盾しているような感じもいたします。 そして、まさに広告とか、その辺御言及いただいたんですけれども、今度、私が一番気になっていた農水省の事業に、AKBをテレビコマーシ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 伺っておいてよかったです。 それにしても、私は、テレビCMなどの受動的なものよりも、むしろもっともっと参加型のものを増やしていただきたいと思っているんです。 例えば、私の地元、愛知県の西尾市では抹茶が非常に有名なんですけれども、中学生、小学生、もう今大人の...全文を見る | ||
○安井美沙子君 たかが食といっても、されど食でございまして、私は日本の将来を左右する、ひいては食料安全保障、今エネルギー安全保障の問題が大きく言われていますけれども、食も将来の非常に大きなキーファクターになっていくと思いますので、是非国も国家戦略の一つとして、軽んじないでしっかり...全文を見る |