安井美沙子

やすいみさこ



当選回数回

安井美沙子の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第183回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号
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○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。質問の機会をありがとうございます。  主に総務省に質問をさせていただきます。  私、今日はODA特別委員会の派遣、ベトナムから今朝帰ってまいりまして、たまたま昨日、おとといと、ロンアンとそれからホーチミンの下水道事業及び工業団地...全文を見る
○安井美沙子君 はい。  そういった取組方というのもあるのではないかと思いました。  そんなことは私の私見ですけれども、先ほどの撤退の可能性というところについて、もう一度御意見をよろしくお願いいたします。
○安井美沙子君 総務省だけです。
03月21日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○安井美沙子君 民主党の安井美沙子です。  本日は、茂木大臣の所信表明に対する質問をさせていただきます。  最近、各委員会で質問者、答弁者の先輩後輩シリーズが続いておりますけれども、本日、私、マッキンゼー時代の大先輩である茂木大臣に質問させていただけることを大変光栄に思ってお...全文を見る
○安井美沙子君 大変御丁寧な分かりやすい御答弁、ありがとうございました。安倍政権のTPPに対するコミットメントをしっかり理解させていただきました。  さて、安倍総理は、参加表明の際に、参加による日本経済全体への効果に関する試算を示されました。それによれば、三・二兆円のGDP押し...全文を見る
○安井美沙子君 私の理解では、この即時撤廃を前提として、更にその構造調整が済んだ十年後以降に三・二兆円の押し上げ効果が出始めるということですので、あくまでこの三・二兆円というのは即時撤廃を前提としているというふうに理解しております。ですから、私が最初に質問したように、もし自民党さ...全文を見る
○安井美沙子君 質問の後半の部分、御理解いただいていなかったかもしれないんですけれども、それ、私、一〇〇%理解しております。そういうふうにおっしゃるんであれば、この第三パラグラフで自動車、保険分野を懸案事項として合意文書として明記されてしまったことが、逆に自民党公約を第二パラグラ...全文を見る
○安井美沙子君 まさに私はそこを心配しておりまして、この第三パラグラフに自動車部門、保険部門について明記されてしまったということがまさに百八十度違うという驚きだったわけですけれども、その自動車の関税撤廃についてお伺いします。  日米の事前協議において自動車の関税撤廃を見送るとい...全文を見る
○安井美沙子君 日本を含めた参加十二か国になりますけれども、アメリカのGDP規模が五九%であります。その他の参加国の成長率が幾ら高くても、市場規模では比較になりません。アメリカにおける自動車の市場シェアでは、日本車は既に韓国車に追い付かれています。韓国車の関税が間もなく撤廃された...全文を見る
○安井美沙子君 後ほどこのJ—ファイルについても、私、資料に用意しておりますので質問しますけれども、民主党の外交姿勢に対する御意見にはとどまらない発言を散見いたします。  例えば、「ウィル」二〇一二年一月号では、農業だけの問題ではなくて日本の文明、国柄の問題であって、参加すれば...全文を見る
○安井美沙子君 なぜ途中下車できないかという表現は、要は途中で国益にかなわないという判断をしたら撤退ができるかどうかということですけれども、これをもって途中下車できないということは私は到底理解できないわけでございます。  先ほど稲田大臣が御指摘されたこのJ—ファイル、資料の二ペ...全文を見る
○安井美沙子君 明快にお答えいただきたいんですけれども、もし一つでも守れなかったらTPP交渉から離脱すべきだとお考えでしょうか。
○安井美沙子君 万が一、安倍総理がこの六つの条件のうちどれかが守れないままに交渉締結に突き進んだ場合には、大臣はどうされるんでしょうか。いずれかの条件が満たされない場合、TPPを保守の正念場と位置付けられている稲田大臣は、閣議決定の際に職を賭して署名しない覚悟がおありですか。
○安井美沙子君 時間がもったいないのでこの辺でやめますけれども、一政治家として、私のような新人議員でも、何か発言したら、その発言について一生それを引きずらなければいけない、その十字架を背負うという覚悟を持っております。これまで種々非常に強い発言をされていること、それを先生の支援者...全文を見る
○安井美沙子君 是非この海外投融資、経産省も注目していただきたいと思います。  しかし、現地で事情を聞きますと、まだまだいわゆる袖の下、これがまかり通る文化が残り、インフラ輸出においては、現地政府関係者の腐敗という問題を避けて通ることができない実態を認識する必要があると思ってい...全文を見る
○安井美沙子君 今日は佐藤政務官には陪席は許可を差し上げたんですが、答弁はお願いしておりません。また、私の質問に対して全くお答えいただいておりません。  大臣は私が申し上げたこのフィリピンの事案についてどのような問題意識をお持ちですかと伺いました。
○安井美沙子君 はい、結構です。  ちなみに、大臣にお伺いしますけれども、不正競争防止法十八条に言う外国公務員には、外国政府の外郭団体上層部関係者も含まれるのでしょうか。
○安井美沙子君 分かりました。  次に、時効についてお尋ねします。  外国公務員贈賄罪の時効期間は五年ですが、賄賂が海外に送金された場合は時効期間はどこから起算するのでしょうか。法務省、お願いします。
○安井美沙子君 ありがとうございました。  海外投融資の話に戻しますけれども、インフラ輸出という意味では、やっぱり経産省のど真ん中の領域ですので、海外投融資あるいは途上国支援だから外務省とか、公共事業だから国交省とかいうような省庁の縦割りを廃して、是非、先ほど大臣がおっしゃった...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。  関連で、次に、安倍政権のエネルギー政策について伺います。  民主党政権が打ち出した革新的エネルギー・環境戦略というのを白紙撤回されて、先週の金曜日に総合エネルギー調査会の総合部会というのが開かれたということで、そのときに、エネルギー...全文を見る
○安井美沙子君 今大臣がおっしゃったこと、私よく分かります。一つ一つの課題が余りにも流動的で、真剣にやったら、ある程度誰がやっても時間が掛かると、衆議院の予算委員会でおっしゃったこの言葉も深く受け止めました。  しかしながら、これやっぱり十年は長いと思います。茂木大臣のお仕事の...全文を見る
○安井美沙子君 大変御丁寧な御答弁、この質問を通して、ありがとうございました。  エネルギー政策についてもまだまだお伺いしたいこともありますけれども、今後の委員会でまた一つ一つの課題についてお伺いしたいと思います。また、中小企業政策についてもちょっと聞く時間がなくなってしまいま...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  本日は、平成二十五年度当初予算案の委嘱審査ということですが、委嘱審査を行う本委員会を、このように与党の皆さんも全員おそろいになって当初の予定どおり開けて幸いに思います。  昨日は、与党の皆さん欠席の中、予算委員会が...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。  私も、大臣のおっしゃるトリクルダウン効果というのは否定するものではありません。しかしながら、まさにおっしゃったように、遅効性があるということも含めて、我が国を支える中小企業には特別の手当てが必要だと思っております。アベノミクスの今流れを...全文を見る
○安井美沙子君 私もそれは、そういう事実がないことを心から願っております。  経営状況の苦しい中小企業を単に延命するだけで再生の方向に導かないのであれば全く意味がありませんし、そういういかにも選挙対策的なことは断じてすべきではないと思っています。遅かれ早かれ、中小企業・小規模事...全文を見る
○安井美沙子君 自民党政権下においても中小企業対策に更に力を入れていただいていること、そして民主党政権下で始めたこと、着手したことを更に強化拡大していっていただいていることを私は非常に喜ばしく思いますし、それでこそこの日本が本当にデフレから脱却し、経済再生がかなうものと思いますの...全文を見る
○安井美沙子君 通告の件については先ほどお話ししたとおりでございます。私を責めていただいても困るのでございまして、自民党国対にお話しいただければと思います。  なぜこの民主党政権における中小企業対策の評価を伺いたかったといいますと、私は、与党、野党関係なくこの中小企業対策を進め...全文を見る
○安井美沙子君 今のお話を伺っておりまして、私も基本的に茂木大臣と同じ考えを持っていることに非常にうれしく思いました。  おっしゃるとおり、複合要因がございますので判断するのは難しいんだけれども、何とかそこを乗り越えて、一つ一つの要因を因数分解して、要は国がつくる補助金の政策で...全文を見る
○安井美沙子君 そうですね、そういうことも含めて次元の違う中小企業対策、茂木大臣の目でこれからどんどん打っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、個別事業の予算を取り上げてお伺いします。  私は基本的に、先ほど、民主党政権時代の中小企業対策踏襲していただ...全文を見る
○安井美沙子君 私の方は逆に、初めてストレートにお答えいただけなかったと思っております。  私がお伺いしたのは、現時点でグループ補助金の平成二十四年度予算の執行状況はどうなっているかという質問でございます。  そして、その次にお聞きしようと思っていた今年度のことについては逆に...全文を見る
○安井美沙子君 平成二十四年度のグループ補助金の予算があったと思うんですけれども、先ほど指摘しましたように、事業の計画があっても、被災地のかさ上げなどが遅々として進まないためにその事業を計画どおりに進められなかったようなケースもあると聞いているんです。その場合、必ずしもその執行が...全文を見る
○安井美沙子君 このグループ補助金って、政府の補助金としては非常に特殊なものだと私は考えております。これ、どこまで行ったら、あるいは何を達成したら使命を終えるというふうに御判断されますでしょうか。
○安井美沙子君 なぜ特例かと申したかと申しますと、基本的には政府として特定の個別企業の支援はできない中、苦肉の策としてこのグループ補助金というのが生まれたと思っているんですね。この考え方を特例中の特例というふうに位置付けされているのか、それとも、今後同様の大規模災害が起こった際に...全文を見る
○安井美沙子君 私もそのようになってほしいと思います。  しかしながら、先ほどの政策評価の話に戻りますけれども、このグループ補助金というのが被災地で非常に利便性が良いというか助かったという声が高い以上、特例中の特例であっても、これしっかり評価をしていただきまして、どこかの時点で...全文を見る
○安井美沙子君 着々と執行が進んでいるようで何よりと思います。そうはいいながらも、実は単年度主義を原則とします財政法における補正予算の位置付けからすると、平成二十四年度内に執行できないというのはそもそも緊急性を認め難いものですから、今回の補正予算については立法府の人間としては非常...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。  それでは、次に稲田大臣に本来お伺いしようと思っていた公正取引委員会関係の具体的には転嫁対策ですね、消費税の、これについて、今日は急遽、公正取引委員会委員長にお越しいただいていますので、お伺いさせていただきます。稲田大臣に聞くべき質問で...全文を見る
○安井美沙子君 済みません、急遽お答えいただいてありがとうございます。  私はアメリカでジャーナリズムを勉強して、アメリカの大手の新聞がそういう条件付けみたいなところを削除するということはちょっと考えにくいものですから、ちょっとその辺、疑問を持ちながら昨日の答弁聞いておりました...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。  法案の中身もさることながら、それに基づいた法案成立後の省庁一体となった取組というところに非常に期待をするというか、お願いをしたいところでございます。  次に、今まさに話題になっております消費税還元セールについてお伺いします。  昨日...全文を見る
○安井美沙子君 一連のお話、アベノミクスによる中小企業への影響、それから金融円滑化法が切れたこと、それからもろもろ、消費税の増税など中小企業にとって非常に気になることが続いてまいります。その中で昨日まさに統一見解が発表されたわけで、私はこれが本当にこれで十分なのかという危惧を抱い...全文を見る
○安井美沙子君 次に、TPPについてお伺いいたします。  三月二十一日の経産委員会で茂木大臣にTPPに関して質問をさせていただきましたけれども、あれから四月十二日に日本のTPP交渉参加に向けた日米の事前協議が決着し、アメリカ議会での承認を待つ段階まで進みましたので、その間の経緯...全文を見る
○安井美沙子君 確かにおっしゃるように、アメリカ議会向けの説得のための文書という意味の書簡と政府間の合意文書というのは目的や性質が異なりますので、多少書き方は変わってくると思うんですけれども、どうもやっぱり受ける印象が違うと思います。  繰り返しになりますけれども、書簡で、日本...全文を見る
○安井美沙子君 私もよくよく見て、ロジック的に考えると同じと思えないこともないわけです。ただ、これが違うじゃないかといって鉢巻きをして運動している人いるわけです、実際に。そういう余計なと言っては失礼ですけれども、ハレーションを起こすくらいであれば、私は、今後交渉を、オリンピック招...全文を見る
○安井美沙子君 その御答弁は繰り返しお伺いしております。理解しておりますけれども、こういったことを勝ちというふうに理解するか、それとも、例えばこの二国間の合意内容がほかの国との交渉に影響してこないかという懸念もあります。  例えば、今交渉が再開されたばかりの日・EUのEPAとか...全文を見る
○安井美沙子君 本当はもうちょっとお聞きしたいんですが、時間がなくなってきましたので、TPPに関して最後にお聞きしたいのは、統一試算の件なんですね。  以前の質問のときに茂木大臣は、このTPPというのは第三の矢、成長戦略の中に位置付けていらっしゃるということなんですけれども、こ...全文を見る
○安井美沙子君 私は、再試算ということができないということについてはこれにとどめますけれども、是非、疑念を持っている国民に対して試算を撤回するなり説明をする、少なくとも説明をする、こういったことが必要だということを御指摘申し上げて、本日の質問を終わらせていただきます。  どうも...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。  参考人の皆様におかれましては、本日大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  十分間の割当ての中で、できれば全く次元の違う質問なんですが二問させていただきたいと思っておりまして、質問内容から中上参考人と松村...全文を見る
○安井美沙子君 先ほど申しましたとおり、中上参考人、そして松村参考人にお願いいたします。
○安井美沙子君 ありがとうございました。  二問目にはもう入れそうもないので、私の、大変貴重な御意見いただきましたので、感想を述べさせていただきます。  本当に一生活者として素朴な疑問を持っていたことを今日は表明して大変よかったと今思いました。最終的に、個々の努力や声を上げる...全文を見る
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されましたエネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、生活の党及び新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     エネルギ...全文を見る
05月27日第183回国会 参議院 本会議 第23号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子です。  本日は、会派を代表して、消費税転嫁対策特別措置法案について、安倍総理と関係閣僚の皆様に質問をさせていただきます。  本法案は、今後の日本経済に大きな影響を及ぼす内容であり、衆議院でも長時間に及ぶ議論が行われたということです...全文を見る
05月28日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  本日は、昨日の代表質問に続きまして、消費税転嫁対策特別措置法案について関係閣僚の皆様に質問をさせていただきます。  昨日の本会議におきましては、私の真摯なる質問に対し、ほとんど意味のある答弁をいただけなかったこと、...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。  国民の皆様がこの審議を御覧になりますと、まるでもう消費税増税が決まったかのような印象を受けてしまわれる可能性があるので、あえて確認させていただきました。  本法律案を審議している現在、アベノミクス一本目の矢の金融政策により急上昇してい...全文を見る
○安井美沙子君 時間が限られているので、質問にストレートにお答えいただきたいと思います。  そうしますと、ただいまの御答弁によりますと、九月ないし十月というふうに確認させていただきました。高市政調会長は十月とおっしゃっていましたけれども、九月から十月ということで確認をさせていた...全文を見る
○安井美沙子君 これ以上聞いてもお答えいただけないと思いますので、次に行きます。  昨日これは質問させていただいたことなんですけれども、引き続き財務大臣政務官にお伺いします。  消費税の引上げに当たっては懸念材料が幾つかあるんですけれども、特に逆進性対策について何も決まってい...全文を見る
○安井美沙子君 まだ軽減税率の可能性は残っているというふうに理解をいたしました。  一方で、民主党は一貫して給付付き税額控除の導入を主張しております。先週、いわゆるマイナンバー法が成立しましたので、この給付付き税額控除を導入するためのシステムインフラが整う見込みとなりました。政...全文を見る
○安井美沙子君 その二月の三党合意、あるいは昨年さんざんいろんな予算委員会等で行われた議論から一歩も前に進んでいないという印象を受けます。当時から、その両方の、給付付き税額控除と軽減税率のメリット、デメリットを列挙するだけで、どっちがどういいのかという話が一歩も進んでいないのは非...全文を見る
○安井美沙子君 昨日の麻生大臣の御見解から更に一歩踏み込んだ御答弁、ありがとうございます。  同じ質問を、消費者保護の観点から消費者担当政務官に御見解を伺います。
○安井美沙子君 よく理解できました。ありがとうございます。  総額表示に戻すという方針があるのであれば、今回の特別措置について、移行がスムーズにいくように是非お取り計らいをお願いしたいと思います。  それでは次に、いわゆる第八条問題に移りたいと思います。  法案第八条は、消...全文を見る
○安井美沙子君 先ほど私、政府の見解を、事細かにというか、ほぼ正確に引用してお話しさせていただきましたので、答弁、見解がぶれたのは確かでございます。必要であればもう一回読みますけど、時間がもったいないのでそれはいたしません。確かに、五月八日の前と後ではあの見解がずれております。つ...全文を見る
○安井美沙子君 御答弁の意味がよく分かりません。  第八条の修正案によって、消費税と明示しなければ規制の取締り対象にならないことになりました。そうなりましたら、もし私が大手流通チェーンの経営者、担当者でありましたならば、消費税とか還元とかいう言葉は絶対に使いません。その代わり、...全文を見る
○安井美沙子君 もう一度だけ伺います。  消費税あるいは還元というような言葉を明示しなければ取締りの対象にならない。この場合に、わざとその言葉を使うチェーンはありません。ただし、この言葉を使わないで同じことをした場合にこれを取り締まれないということで、消費税の転嫁を適正に行うと...全文を見る
○安井美沙子君 私は、今問題になっているこの八条ですけれども、この表示規制をあえて法案化したこと、そして結果的にそれが骨抜きになってしまったことは最悪の結果だと考えておりますし、むしろ法案化しないで現実に即した対処の仕方を考える方法はなかったのかと残念に思っています。  民主党...全文を見る
○安井美沙子君 公正取引委員会担当大臣にもお伺いします。  第八条原案及び修正案で本当に公正な競争を促し、確保することができるのでしょうか。実質的に消費税還元セールはやりたい放題となりました、実質的にです。下請企業や特定供給事業者、このほとんどは中小企業ですけれども、なぜこうい...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、今度は修正案提出者にお伺いをいたします。  衆議院の経産委員会で閣法で法案を示されたときに、このままでは受け入れ難い、許される表示と許されない表示の判断が難しいということで議論が行われたと聞いております。最終的に法案修正に至った経緯と理由について、修正...全文を見る
○安井美沙子君 衆議院ではさらに、附帯決議においても重ねてガイドラインについて書いてありまして、禁止するという表示の限定を念押ししているように思うんですけれども、「関係者に無用な混乱を招くことのないよう、具体的かつ分かりやすいガイドラインを可及的速やかに策定・公表すること。」と、...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。衆議院での議論の経過がよく理解できました。ありがとうございました。  同じ質問を公正取引委員会担当大臣にもお伺いしたいんですけれども、この八条修正案をこのままにするのであれば、やはりこの規制の範囲を限定化したことによる悪影響を何とか防ぐよう...全文を見る
○安井美沙子君 もちろん取締りとかそういったことは別の条文の方できちんと明記されているわけですけれども、私が今申し上げているのは、八条は緩くしたけれども、取り締まれるからいいんだと、これは余り現実的ではないんですね。専門家をたくさん雇うと、そういうようなことも昨日おっしゃっていま...全文を見る
○安井美沙子君 皆さん、口をそろえてこの八条の規制対象を狭めたのではなく明確化したとおっしゃるんですけれども、私はこれはやはり納得できません。確実に、実態を考えれば、消費税あるいは還元という言葉を使わなければ何でもいいということになったわけですから、買いたたきあるいは転嫁をさせな...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員浜田和幸君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 ...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました株式会社海外需要開拓支援機構法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及び新党改革の各派並びに各派に属しない議員浜田和幸君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     株式会社海外需要開拓支援...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  本日は、諸般の事情によりまして、自民党筆頭理事の松村理事にトップバッターをお願いさせていただきましたが、これまでの中小企業政策の経緯を教えていただきまして、本当に勉強になりました。また、中小企業にそして小規模企業に対...全文を見る
○安井美沙子君 大臣おっしゃいますように、調査によって数字が違ってくるのは当然のことかと思います。私が先ほど御紹介申し上げた調査は、金属業、鋳物業、メッキ業などを中心、対象としておりますので、特にこの円安による影響が大きいのかと思われます。  特定の業種に対するこの影響を御紹介...全文を見る
○安井美沙子君 成長戦略においてもまた異次元というお言葉を使われたわけですけれども、金融緩和においてまず異次元ということで、量的にも質的にもこれまでとは異なる緩和をされているわけです。それによって特定の業種が短期的にダメージを受けるということはその業種にとっては想定外のことであり...全文を見る
○安井美沙子君 実際、東京商工リサーチが五月二十一日に公表した資料によれば、二〇一三年三月期の中小企業等貸出金残高は二年連続で前年同期を上回ったものの、総貸出しに占める中小企業等貸出比率五〇%未満が前年の一行から三行に増え、地銀十八行、第二地銀十三行と、それぞれ三割に当たる銀行で...全文を見る
○安井美沙子君 今の大臣の御答弁を聞いていまして、私は大変うれしくなりました。といいますのは、中小企業政策もそうですけれども、やっぱりポリシーミックスというふうに思っておりまして、これまでいろいろ種をまいてきた、そういった、ものづくりのもそうですし、中小企業活性化法案、支援法案も...全文を見る
○安井美沙子君 大変意欲的な目標であるとは思いますけれども、是非達成していただきたいと思います。  次に、同じ成長戦略の中なんですけれども、開廃業率についてお伺いいたします。  成長戦略で、低迷する開業率について、二〇二〇年までに一〇%という数値目標を掲げ、さらには開業率が廃...全文を見る
○安井美沙子君 茂木経産大臣の登場によって、私は中小企業政策にも新しい風が吹いてきたんではないかと期待しております。集中と選択ということですね、これをキーワードに頑張っていただきたいと思います。  引き続き成長戦略についてお伺いするんですけれども、全国の中小企業四百二十万社のう...全文を見る
○安井美沙子君 もちろんこれは、経済状況、背景がその時々によって違うものですから一概には言えませんけれども、それにしても百四十万社というのは実現可能性に疑義を感じてしまうほど大変壮大な目標であると思っています。  こうした目標を掲げるからには、実現に向けた具体的な戦略、政策的な...全文を見る
○安井美沙子君 成長戦略全般に言えることですけれども、非常に勇ましい数字、しかも結構中長期的な数字、現在の閣僚がもう閣僚でいなくなるときに達成されるかどうか分からない数字が多いということで、本当にこれが責任持って達成されるのかというところに非常に疑問を持っていたんですけれども、今...全文を見る
○安井美沙子君 概して女性の起業の割合が低いように感じますけれども、この理由をどのように分析されていますでしょうか。
○安井美沙子君 安倍内閣では、平成二十四年度補正予算で、地域需要創造型等起業・創業促進補助金二百億円を創設し、女性や若者の地域での起業や後継者の新分野への挑戦を応援していますとPRしています。また、平成二十五年度予算の小規模事業者活性化補助金三十億円では、小規模事業者において、女...全文を見る
○安井美沙子君 今回の事業の予算説明資料を見ると、新たに起業、創業や第二創業を行う女性及び若者に対して事業計画を募集し、計画の実施に要する費用の一部を助成することで、地域需要を興すビジネス等を支援する旨が示されておりますが、今回の法改正において女性による創業の促進を基本的施策に盛...全文を見る
○安井美沙子君 女性の社会進出をめぐって具体的な数値目標を掲げるべきか否かという点については、今年一月のテレビ番組で、自民党の野田聖子総務会長と高市早苗政調会長との間で論争となったことは記憶に新しいところでございます。  EUでは、昨年十一月、上場企業に対して、二〇二〇年までに...全文を見る
○安井美沙子君 赤羽副大臣にお伺いします。  衆議院の経済産業委員会で、女性の起業家同士のネットワークの構築などを可能とする支援ポータルサイトをこの七月中に立ち上げる旨の答弁をされておりましたけれども、このサービスが開始されることで女性の起業家が具体的にどのような支援を受けるこ...全文を見る
○安井美沙子君 今お伺いしていますと、そういった支援内容というのは私は特に女性を特出しするような内容ではないのではないかなと思うんです。  時間もありませんので、もう私のちょっと私見を述べさせていただきたいと思うんですけれども、女性の起業というものに対してのバランスの良い絵姿が...全文を見る
○安井美沙子君 どうもありがとうございました。  最後に、鈴木長官におかれましては、中小企業、小規模企業の振興に一歩一歩着実に取り組まれてきたことに敬意を表しまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月07日第185回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子です。  本日は、財政金融委員会において初めての質問をさせていただきます。復興財源及び金融緩和の出口戦略について、時間の許す限り伺いたいと思っております。  まずは、復興特別法人税について伺います。  安倍内閣では、五兆円の経済対...全文を見る
○安井美沙子君 平成二十三年七月に出された復興の基本方針の財源確保に係る基本的な考え方の中で、今を生きる世代全体で連帯し負担を分かち合うことを基本とするとしながら、復興特別所得税については二十五年間と長期にわたるため、現段階で生まれてもいない子供にも負担させることになり、三党合意...全文を見る
○安井美沙子君 確かに、国民のメリットとして、経営者の理解を得て賃金上昇につなげると総理も予算委員会で答弁されていますが、大企業の一部経営者が賃金上昇を約束することをもって経営者の理解を得たこととするのには無理があると思います。  今、財務大臣も、理解を得ていくのは非常に、一足...全文を見る
○安井美沙子君 納税企業七十一万社のうち九八%が中小企業ですが、十月のロイター企業調査によると、復興特別法人税が前倒し廃止となっても、その分のキャッシュフローを賃金に振り向けるとする企業が五%にとどまり、雇用人員の増強に充てる企業が五%、一番多いのは内部留保にとどめるとの回答で三...全文を見る
○安井美沙子君 それがある意味分かっていながらこの前倒し廃止をするわけですから、税の公平負担の原則に照らしても、それから被災地の心情を考えても非常に大きな決断だと思いますので、しっかり効果が出るようにお取り組みをお願いいたします。  さて、話が急に実務レベルになって恐縮なんです...全文を見る
○安井美沙子君 今申し上げました復興特別法人税申告書を作り続ける手間に加えまして、小規模企業の還付額は数円から数千円と少額なものがほとんどで、そのための申告受付の手間、e―Taxのシステムの管理、還付の振込手数料、還付作業の人件費などは看過できないレベルであることから、所得税本税...全文を見る
○安井美沙子君 いろいろなやり方が考えられると思いますので、是非創意工夫をよろしくお願いいたします。  次に、復興予算の未使用と流用問題についてお伺いします。  先月公表された会計検査院の報告によると、二〇一一年から一二年度の東日本大震災の復興予算十九兆八千九百四十九億円のう...全文を見る
○安井美沙子君 対策を具体的に打たれているということですけれども、六兆円予算を増やすということは国民にとって非常に大きなことですし、未使用ということがまた繰り返されますと納得を得られないと思いますので、是非、鋭意努力をよろしくお願いいたします。  次に、復興予算の流用問題につい...全文を見る
○安井美沙子君 もう一枚の資料を御覧ください。左側が菅内閣閣法の原案、これ復興基本法ですけれども、右側が三党協議後の実際の法文です。原案になかった活力ある日本の再生という文言を入れたことが、私は流用における諸悪の根源であると考えております。今後の復興関連予算に関する基本的な考え方...全文を見る
○安井美沙子君 私は、当該官庁が厳格な執行の監視、取組をしていただくことがもちろん最優先だと思いますけれども、それと法改正と併せてしていただくことが法治国家として正しいのではないかと思っております。今後お取り組みを拝見しながら、私自身も取り組みながら、また必要を感じましたらば再度...全文を見る
○安井美沙子君 状況が全然違うということは理解いたしました。  それでは、今度、最後に、現在出口に最も近いと考えられますアメリカについて伺います。アメリカがどういう戦略を選ぶかはまさに日本経済のみならず世界経済に影響するわけですけれども、今のアメリカが留意すべき点はどこにあると...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。  最初に申しましたように、この異次元の金融緩和、まさに異次元であるからこそ出口戦略が非常に心配だと私は個人的に考えております。先例を挙げさせていただきましたけれども、多分前例がないというようなことで非常に高度な戦略が求められるのだと思い...全文を見る