安井美沙子

やすいみさこ



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安井美沙子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  午前中の審議もなかなか充実した内容でございましたけれども、途中、麻生大臣から補正予算やろうというお声もありました。私、しっかりやらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、復興特別法人税の一年...全文を見る
○安井美沙子君 今は復興特別法人税をなぜ前倒しするかという御説明を先んじてしていただいてしまったんですけれども、私、この税体系について、元々の理念と体系を含めて御説明をいただきたかったわけなんです。  私の方から普通に説明させていただきますと、この四つありますよね、いや、麻生大...全文を見る
○安井美沙子君 甘利大臣、御丁寧にありがとうございました、通告もしていなかったんですが。  この三ついただいた一つ目の代替財源について伺いたいと思います。  先ほど麻生大臣もお示しいただいたんですけれども、八千億円が復興財源から毀損されるということで、今回の平成二十五年補正予...全文を見る
○安井美沙子君 その説明は分からなくもありませんが、財政規律、財政法からすると何でもありなのかなという印象もございます。  今、一般会計から繰り入れるというふうにおっしゃっていますけれども、お金には色が付いていないものですから、一般財源から補填するということになりますと、またこ...全文を見る
○安井美沙子君 このパネルにも復興基本法の精神、理念が書いてありますけれども、相互扶助と連帯の精神に基づいてということもありますし、税の公平の原則というのもございますので、もし復興法人税をいじるならば個人の所得税も併せて調整するということもあり得たのではないかというふうに思います...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、税率を下げるということは検討に値するかどうかお聞きします。  例えば二・一%ですけれども、このうちの〇・一%引き下げるとしたら税収減は約三千五百億円です。先ほど、賃金を上げる原資に向けることを狙って法人税を廃止するとおっしゃいましたけれども、個人への減...全文を見る
○安井美沙子君 それは考え方の違いかもしれませんが、消費税増税に当たっての景気対策ということであれば、手っ取り早いということも大事な側面かなとは思っています。後ほど賃金上げることについてもお伺いしますけれども、今、消費税増税のほかにも、電気料金の値上げ、年金支給額〇・七%切下げ、...全文を見る
○安井美沙子君 はい。
○安井美沙子君 分かりました。失礼いたしました。  次に、二つ目の前提であります国民の理解についてお伺いします、国民の理解。  昨年十月に行われた共同通信の世論調査によれば、東北地方では復興特別法人税廃止の前倒しに八割近くが反対していました。  その後、国民の理解を得られた...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、三番目の前提となっています賃金上昇につなげる方策と見通し、これについて伺います。  復興特別法人税を支払っている黒字企業、これはどのくらいあるのでしょうか。茂木大臣にお伺いします。
○安井美沙子君 私の手元にございます資料ですと、全法人数二百五十七万社のうち黒字企業は七十一万社ということになっております。  これは通告してありますけれども、このうちのどのくらいの企業が法人税の廃止を契機に賃金上昇に踏み切ると見込んでいらっしゃいますでしょうか。また、その企業...全文を見る
○安井美沙子君 先ほどの企業の数字、七十一万社というのが二七・七%の企業に当たるわけですけれども、このうちの、法人税前倒し廃止によって賃金、それも一時金ですね、一時金を上げるとしても、まあせいぜい半数じゃないかなというふうに私は思います。これだけで、せいぜい、よく見積もってと思っ...全文を見る
○安井美沙子君 はい。
○安井美沙子君 私は、賃金上昇への効果がごく限定的あるいは不明なままで法人税を廃止することには賛同しかねます。  ただ、百歩譲って、景気の腰折れを防ぐためだというならば、国民の皆様に広く御負担いただいている復興特別所得税の減税も併せて検討しなければ、復興特別税のそもそもの理念に...全文を見る
○安井美沙子君 私は、消費者庁長官、阿南さんを指名して質問させていただくつもりでしたけれども、今日はお越しいただけないということ、全く理由が理解できませんので、大変遺憾ではございますけれども、今日は、じゃ事務方の方に今の答弁をお願いいたします。
○安井美沙子君 消費者庁がかたくなに消費者庁長官を出さない理由はどこにあるんですか。森大臣にお伺いします。
○安井美沙子君 森大臣が大変優秀でタフでいらっしゃるということはよく分かっておりますけれども、皆さん、十月二十二日ですよ、この食品表示偽装問題出たのが。この十月二十二日から年末までの国会、森大臣がどんなに秘密保護法の方に邁進していらしたか、皆さん覚えていらっしゃいますよね。どんな...全文を見る
○安井美沙子君 ちょっとパネルを見ていただきたいんですけれども、外食とそれから今回対象になっていますお弁当やお総菜などを指す中食ですね、これに関わる事業所は外食店と百貨店やスーパー、さらに旅館、ホテルなどを合わせて約四十四万軒あります。この中には小さな単独店から数百店舗を抱えるチ...全文を見る
○安井美沙子君 このパネル見ていただきますと分かるんですけれども、首都圏と関西圏を合わせますと、一般飲食店で四六%、半数近く。百貨店、スーパーだと四一%になります。これを適切に調査するためには調査員の配置も考えなければいけないと思うんですけれども、今、どのように配置する予定ですか...全文を見る
○安井美沙子君 実際のところは余りまだ進んでいないのかなという印象を持ちました。  今回の調査は半年の特別体制というふうに理解していますけれども、その後、継続的にどのような調査をしていくお考えか、森大臣にお伺いします。
○安井美沙子君 調査については、今回の六か月の特別体制もまだ具体的な設計ができていないということで、大変不安を覚えます。この調査を経て、本格的な継続的な調査体制をしっかり確立していただきたいと思います。  それから、全部を調査しろとは言っておりませんで、適切に調査対象を選ぶ、そ...全文を見る
○安井美沙子君 今ガイドラインさえないとおっしゃいましたけれども、食品表示の基準については、既に農水省所管のJAS法、厚労省所管の健康増進法及び食品衛生法があります。複数のルールがあると消費者にも事業者にも煩雑で分かりにくいということで、昨年の通常国会で食品表示法に一元化されるこ...全文を見る
○安井美沙子君 このガイドラインが私は問題があると申しておりまして、むしろ食品表示法の中に外食、中食については虚偽の表示をすることだけを禁止するような規定を追加すればいいのではないかというふうに思っておりますが、これについてはまた別途提案させていただきます。  今、和食がユネス...全文を見る
○安井美沙子君 それから、この前起こった冷凍食品への農薬混入事件、これは全く性質の違うものではありますけれども、日本の食の安全、安心を脅かすものには違いありません。今回の事件の容疑者は非正規社員で、待遇に不満を持っていたと報道されています。この点は二〇〇七年の中国毒ギョーザ事件と...全文を見る
○安井美沙子君 このグラフ見ていただきますと、過去五年二%前後で推移していたものが、二十五年に入ってから七%前年比で非正規雇用が増えたわけですね。  今、成長戦略の一環として、派遣の業種制限や期間制限を撤廃する方向で今国会に法案が提出される予定と聞いております。世界で一番企業が...全文を見る
○安井美沙子君 それからもう一点は、食品業界なんですけれども、非常に厳しい現状があるということを国はもう少し理解しなければいけないというふうに思っています。ただでさえ収益率も低い、給与も相対的に低めで、大変きつい職場です。そして、今、時代の風がアゲンストでございまして、円安による...全文を見る
○安井美沙子君 是非よろしくお願いいたします。  これで質問を終わります。
03月13日第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。  永濱公述人、原田公述人におかれましては、貴重なお話をありがとうございました。  先ほど来、春闘の話が出ておりまして、私もこのことを聞きたいと思っておりました。大手製造業を中心に久々のベアを実現したということで、私もこれは朗報...全文を見る
○安井美沙子君 続いて、永濱公述人にお伺いします。  復興特別法人税の一年前倒し廃止についてなんですけれども、永濱公述人は六重苦の解消の一環として法人税を下げるべきだというふうにおっしゃっておりますが、これは私、賃上げの呼び水として一年前倒し廃止するというのは非常に筋の悪い政策...全文を見る
○安井美沙子君 私も法人税の引下げについては異論はないんですが、復興法人特別税についてお伺いをしたつもりでございました。  最後になりますけれども、原田公述人にお伺いします。  公共事業について問題点を指摘されていたと思います。アベノミクス、三本の矢から成る経済政策といいなが...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。
03月17日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○安井美沙子君 民主党の安井美沙子でございます。  今の風間さんの質問に引き続きまして、成長戦略についてまず伺わせていただきます。  安倍政権の成長戦略に女性の活躍推進が一つの重要な柱として盛り込まれていますけれども、今回の税制改正にはこの活躍を後押しするような具体的なメニュ...全文を見る
○安井美沙子君 今、中間目標を中心に教えていただいたんですけれども、ちょっとはっきりおっしゃらなかったその二〇二〇年の目標というのが三〇%ということで、現在の一桁台の数字からすると超野心的でございまして、本当にこれ真面目に実現できると思っていらっしゃるのかなと心配になります。 ...全文を見る
○安井美沙子君 この検討状況、十四日ということで、ようやくこれが出てきたなという印象を持っていますけれども、本来であれば、こういうふうに女性の就業率や指導的地位の女性の割合を増やすという大目標を掲げて、さんざん安倍政権では女性の活躍、女性の活躍と言っていますけれども、一番効くこの...全文を見る
○安井美沙子君 小泉政務官、それから麻生大臣からも前向きな発言をいただいて、大変力強いものを感じています。配偶者控除をなくすと家族制度が崩壊すると、こういうふうにおっしゃる方がいるんですけれども、片働きで専業主婦をという形態が望ましいと考えている方は別にその形を続けていただければ...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、今日の実はメーンテーマなんですけれども、日本酒でございます。日本酒です。  先日、この委員会で中山恭子先生が文化関係予算についてお話しになりましたときに、麻生大臣が、文化関係の予算をやっていくに当たって、その種のセンスが文科省にあるのかねと、センスのあ...全文を見る
○安井美沙子君 貿易統計ではそうなんですけれども、それぞれの酒造組合などを通してお酒の売上げ状況、輸出状況などはそれなりに定性的にでも把握していらっしゃると思いますので、この輸出の中の付加価値の高い清酒が八割、九割なのか、それとも五割ぐらいなのか、三割なのか、そういった規模感とい...全文を見る
○安井美沙子君 まずこれを把握していないとそもそも輸出の振興は難しいと思いますが、清酒の輸出目標値というのはあるんでしょうか。また、その中でも特定名称のお酒についての輸出目標はありますでしょうか。
○安井美沙子君 さっきおっしゃった計算式ですね、農産品の輸出に基づいてということでやりますと、どのぐらいになるんですか。
○安井美沙子君 それは具体的にどのぐらいのボリュームになるのかというのをお聞きしたかったんですが、分かりますか。
○安井美沙子君 何というか、シミュレーションというか、予測値が出てくるかと思ったんですけれども、それでは結構です。  日本酒の輸出振興に当たって、経産省が中心となって実施しているクールジャパン、あるいはそれを具体的に進める株式会社海外需要開拓支援機構とはどのように連携しています...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、農水省との連携について伺うんですけれども、農水省の方も輸出に非常に熱心なわけですけれども、具体的にどのように連携されていますか。
○安井美沙子君 ちょっと別の観点からお伺いしますけれども、日本酒というのはほかのお酒と比べて健康への影響度というのはどうなんでしょうか。特に、特定名称の清酒についてもお伺いしたいと思います。
○安井美沙子君 先ほど来、農水省やら経産省やらのお話、そして、この健康影響度などについてもお伺いしているんですけれども、全て受け身な印象があるんですね。何か要請があれば受ける、それから、健康影響度についても、自主的にこれは調査をしていないのかなというふうにちょっと思ってしまいます...全文を見る
○安井美沙子君 この日本酒が地理的表示制度に加わってから八年が経過しているんですけれども、なぜ白山のほかに申請がないんでしょうか。この申請は何か困難なのでしょうか。それとも、何かこれに登録してもメリットがないと、こういうことなのでしょうか。麻生大臣の御見解を伺いたいと思います。
○安井美沙子君 難しいんだと思います。ただ、普及がこれだけ八年たってもしないということは、何か制度に工夫の余地があるんではないかというふうに思っております。  今、御言及されたフランスのAOCという制度がありますけれども、資料付けさせていただいておりますけれども、原産地統制呼称...全文を見る
○安井美沙子君 非常に前向きな御答弁をありがとうございます。繰り返しますが、日本酒愛好家としてもっともっと日本酒のポテンシャルを発揮して日本を豊かにしてもらいたいと思っています。  日本酒を飲むときに、その地域とか蔵元、それからその作り手のストーリーに思いをはせながら飲みますと...全文を見る
○安井美沙子君 終わります。ありがとうございました。
03月20日第186回国会 参議院 本会議 第9号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子です。  私は、会派を代表しまして、ただいま議題となりました両法律案に反対の立場で討論いたします。  反対の第一の理由は、復興特別法人税を一年前倒しで廃止することです。  これについては、代表質問に始まり、予算委員会、財政金融委員...全文を見る
05月19日第186回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  本日は、環境省に幾つか質問させていただきます。  まず、被災地の災害廃棄物の広域処理についてお伺いをいたします。  東日本大震災の被災地におけます災害廃棄物及び津波堆積物の処理は、福島県ではまだ継続中ではあります...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。  確実に今回の広域処理の経験で学んだことはあると思います。恐らく広域や県同士の協力の在り方などももっと工夫があり得ると思いますので、是非ここは一緒に考えてまいりたいと思いますし、大臣の御努力をお願いしたいと思います。  さて、次は福島...全文を見る
○安井美沙子君 そうしますと、この二十六年中に宅地については終了、そして二十八年中に宅地周辺の田畑、山林、道路などについて終了するという、この計画は現時点では変えないということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
○安井美沙子君 一週間ぐらい前にレクでお話を伺ったときにはこの仮置場というのは五割というお答えでしたので、この今日までの一週間の間に四割の仮置場が見付かったというふうに、非常に驚きのことですけれども、あったというふうに考えてよろしいわけですね。  五割というふうに伺っていたとき...全文を見る
○安井美沙子君 では、今の約束を重く受け止めて、飯舘村の方々とこれからも取り組んでいただきたいと思います。  そして、その約束を守られれば言うことはないんですけれども、もう一つ問題提起をさせていただきたいんですね。  対象面積が二四%に限定されていまして、山は原則除染しないと...全文を見る
○安井美沙子君 何というんですか、取組をしていただいていることは承知しているのですが、環境省が進めている除染とタイミングを同じくしてやっていただきませんと、二十八年に環境省の除染が終わってもまだ帰村できないということになってしまうんですけれども、農水省の方の、除染とは言わないんで...全文を見る
○安井美沙子君 いつから始めるかではなくて、いつ終わるかというのをお伺いしております。
○安井美沙子君 お気持ちは分かります。丁寧にやっていただいていることも分かります。ただ、村民の立場になってみますと、この環境省の除染が終わるときに、一体、営農再開の環境が整っているのかどうかということが帰村の判断に関わるわけです。ですから、供給側の発想ではなくて、住んでいる村、住...全文を見る
○安井美沙子君 大臣から大変有り難い答弁をいただいたと思います。飯舘村の人たちは、愛する村に戻れるならば戻りたいという気持ちを持っていると思います。これは情緒的な話ではありません。生活圏をきちっと確立し、生活が成り立つような帰村の道筋を描いていくのが国の責任だと思いますので、本当...全文を見る
○安井美沙子君 その御説明はある程度納得のいくものでございます。  ところが、実態はと申しますと、全村避難のときに、やはり移転先の仮設住宅などの引っ越し先でペットを飼えないというケースは実際多くて、泣く泣くペットを置いていかざるを得なかったという人も多いんです。おっしゃる番犬と...全文を見る
○安井美沙子君 全くお答えいただいていないんですけれども。  最初の環境省の政策判断については、私は優先順位としてある意味正当だと思っています。しかしながら、今この現実についてお話をしました。そして、ボランティアの方々に全て頼っている、そして、国内外からの、特に海外からの寄附で...全文を見る
○安井美沙子君 正直な御答弁ありがとうございます。私もこの動物愛護の件については常に頭を悩ませております。お悩みはよく分かります。全体像を考え過ぎますと個々の案件に迅速に対処できないという面もあると思います。  飯舘村のこの事象についてはかなり特殊だと思います。警戒区域でなかっ...全文を見る
○安井美沙子君 建設的な御答弁、本当にありがとうございます。  地元の特に女性たちは、こういう問題、非常に敏感で賛同してくれます。しかし、やっぱり何をどう取り組んだらいいのかというのが示されないと皆さん取り組みにくいものですから、是非今の答弁のとおりお取組をよろしくお願いいたし...全文を見る
05月21日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。本日は質問の機会をいただきましてありがとうございました。  景表法に絞って質問させていただきます。  今回の景表法改正は、昨年秋以降のホテル、レストラン等における食品表示偽装事件を契機としてこの機運が高まりまして実現し...全文を見る
○安井美沙子君 予見可能性を高める、そうおっしゃいましたけれども、その割にはガイドラインは三十四しか事例がありません。その中身は、肉類が六、魚介類が十五、農産物が五、小麦製品、乳製品、飲料に関するものが八と、こういったことになっておりますけれども、外食店あるいは中食ですね、こうい...全文を見る
○安井美沙子君 今の御答弁によりますと、様子を見ながらと、今最終形のイメージがあるわけではないと、こういうふうに理解をさせていただきました。  ガイドラインを読んでも分からない例えば事業者、これは表示として適切なのかどうかということを問い合わせる窓口として、そのガイドラインの紙...全文を見る
○安井美沙子君 今のお答えからしますと必ずしも食のプロではないと、こういう感じがいたします。消費者庁はカバーする業種、業態が全部広いですから、食の専門家がこの事業者の問合せの表示に対する疑問に答えるわけではないと、これ非常に不安な気持ちになります。事例に出ていないケースのお問合せ...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、今の完成形に近いといいますか、表示のあるいは広告のイメージがもうある程度固まっている場合、これはアウトかセーフかという判断をしていただけるんでしょうか。
○安井美沙子君 これは、事業者の判断に任せるということは、これから課徴金制度なども考えられている折、非常に問題があると思っておりまして、基本的には、私は、消費者庁の窓口にちゃんとプロがいて食品表示基準やそれから公正競争規約などにも精通していて、これはセーフだ、アウトだときちんと責...全文を見る
○安井美沙子君 イコールではないということも、私も理解できます。ただ、三十四しか事例がなくて、それ以外のものが相談係の方の判断に任されるというところが非常に不安な気がいたします。そこをこれからガイドラインをもうちょっと精緻にしていく、あるいは、そのガイドラインの事例を集めていく中...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。  ここからは、今の大臣の答弁、消費者庁の考え方を私は了とした上で質問させていただくんですけれども、さきの臨時国会で私、この偽装表示の問題に対応するために議員立法を出させていただきまして、次の資料の最後のページに付けてありますけれども、JA...全文を見る
○安井美沙子君 両方執行する場合にどうなるか、そういった混乱が起きないのかというところはまだ検討の余地があると思います。しかしながら、私が申し上げておりますのは、景品表示法の改正、これは食品のみにかかわらず、全業態、業種、対象商品、サービス、こういうものを考えたときには大変すばら...全文を見る
○安井美沙子君 アレルギー患者の皆さんや事業者のヒアリング、これがガス抜きに終わらないかという懸念の声が聞かれます。確かに難しい課題であるということは承知しておりますけれども、消費者庁は消費者を守る省庁ですから、是非これ、前向きに御検討をお願いしたいと思います。  二〇〇〇年代...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  今日は、二十分の質問時間の中で、できれば三分野についてお伺いしたいと思っております。  今、安倍総理がダボス会議やそれからG7などでも法人税の減税ということに対する非常に強い決意を表明していらっしゃいますので、これ...全文を見る
○安井美沙子君 この実際の法人税の負担率というのが、これはトップ五社ではありますけれども、非常に低いという事実は余り知られていないと思います。このことが私はこの法人税減税の議論をする中で非常に問題だと思っています。どの企業がこれらの減税制度を使い幾ら納税したかというのは、もちろん...全文を見る
○安井美沙子君 その範囲までは理解しております。  先ほどお示ししました資料ですけれども、これもかなり今までに比べると踏み込んだ情報開示だというふうには理解しておりますが、今回のこの法人税減税の議論をする上で、現在、企業がどのぐらいの法人税を納めているのか、その割合がどのぐらい...全文を見る
○安井美沙子君 答弁になってはおりませんし、そもそも副大臣には通告をしておりませんので、二回答弁されましたけど、これは約束違反だと思います。大臣の御見解をお伺いします。
○安井美沙子君 いずれにしても、この社会保険料を含め企業負担というものを直視して、実際の負担率というものの情報をもっと開示して、国民的に正しい議論に導いていただきたいと思います。  恒久的な代替財源ということは今日はお聞きしないと言ったんですけれども、一つ、今まで取るべきなのに...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございます。前向きな検討を期待しております。  次に、話題は変わりますが、貸金業法の規制緩和についてお伺いいたします。  自民党の税調で貸金業法の規制緩和が検討されているという話が出ております。いろいろなデータを見る限り、高金利規制、数量規制と相談窓...全文を見る
○安井美沙子君 それを聞いて安心いたしました。自民党のこれ公約になっているんですね、規制緩和の見直しというのが。この公約は実現しないと考えてよろしいのかと思って安心いたしました。ありがとうございました。  次に、消費税の軽減税率についてお伺いいたします。  平成二十六年度与党...全文を見る
○安井美沙子君 済みません、時間ですけれども、検討状況は分かりました。現時点でのこの評価、特に軽減税率との比較における評価について最後によろしくお願いします。
○安井美沙子君 通告してあるんです。  はい、結構です。
10月16日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  本日は、今、小林議員が先ほども質問されていましたけれども、再生可能エネルギーの接続保留問題について、いただいた三十分間、ガチンコで政策議論をさせていただくつもりで昨夜まで準備しておりましたけれども、今朝になって小渕大...全文を見る
○安井美沙子君 このコンセプションという会社、つまり親族企業ということですけれども、ここに対して政治活動費から支出がございます。一般の方はなかなか分からないかと思いますけれども、政治資金収支報告書は公開されておりますので、これを見ますとどこに対してどこから幾ら出たかということが一...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、この親族の企業であるコンセプションという企業から何を購入されて、どのように使っていらっしゃるんでしょうか。
○安井美沙子君 親族の企業に対して政治資金から支出をするということは、これは公私混同ではないですか。
○安井美沙子君 それでは、それ以外の支出についてお伺いしますけれども、政治資金報告書によりますと、著名デザイナーズのブランドであるとか、それからベビー用品、化粧品、おもちゃ、ストール、それから御地元であられます下仁田ネギ、それからアクセサリー、葉巻、ハンドバッグなどなど、こういっ...全文を見る
○安井美沙子君 私も同じように政治資金管理団体を持っておりますけれども、経理の担当の秘書とは折々に意見交換というか確認をしておりまして、そういった報告書を見ながら、これは一体何なのかと、これはよく分からないねとかということをやっているわけなんですけれども、小渕大臣は事務所のそうい...全文を見る
○安井美沙子君 それは大問題だと思います。過去には政治資金の不適切な支出ということで閣僚を辞任されている方もおりますし、我が党でも、額は少なかったですけれども不適切な支出だということで自民党さんからも非常に指摘をされまして問題視したことがございました。政治家であれば誰しもこの政治...全文を見る
○安井美沙子君 それでは、今の支出については後刻資料を提出していただくことにして、これからもお聞きしていかなければならないんですけれども、もう一つの明治座での観劇というこの問題が、より額も大きくまた深刻でありまして、政治資金規正法にどころか公職選挙法にも引っかかるのではないかとい...全文を見る
○安井美沙子君 これ、毎年やっていらっしゃるんでしょうか。
○安井美沙子君 毎年の参加人数、大体、それと会費ですね、これはどのぐらいになるんでしょうか。
○安井美沙子君 そうしますと、大体一千万ぐらいの収入があったのかと思いますけれども、一方で、明治座、それからバスですね、そのときに使ったバスの会社に対して支払われた金額というのが三百万円台なんですね。ここに大きな乖離があるんですけれども、もしこれが、この乖離が説明できないとなりま...全文を見る
○安井美沙子君 この参加人数、それから会費について、これ毎年実施していらっしゃるということですので、その資料を請求したいと思います。
○安井美沙子君 それから、この明治座の観劇に対する事務所からの、政治団体からの支出ですけれども、一方で、自由民主党群馬県ふるさと振興支部というところからも同じ日付でこの明治座及びバスの会社に対して支出がございます。これが、入場料、食事代として八百四十四万円、そしてバス代三百八十九...全文を見る
○安井美沙子君 そうしましたら、これ、外形的には同じ明治座の観劇の件に関しての同じ日付の支出ということで、やはり非常に気になりますので、小渕優子後援会及び自由民主党群馬県ふるさと振興支部、双方のこの支出について資料を求めたいと思います。
○安井美沙子君 それから、この小渕優子後援会というのは、これはどんな政治活動をしていらっしゃるんでしょうか。
○安井美沙子君 この小渕優子後援会と自由民主党ふるさと振興支部、これ、双方の設立趣意書、この提出を求めます。
○安井美沙子君 るる伺ってまいりましたけれども、現時点ではお答えいただけないことがほとんどだったと思います。  前半にお聞きしました不適切に見える支出については、これは調べは簡単だと思います。親族の方に聞けばすぐにでもできること。それから、政治資金報告書の領収書を見れば、御自身...全文を見る
○安井美沙子君 お願いします。
○安井美沙子君 ありがとうございました。  それでは、残り少しありますので、本来質問したかったことに戻りたいと思います。  再生可能エネルギーの接続申請回答保留問題について、先ほど小林議員が質問しましたけれども、それの続きといいますか、更に深掘りをさせていただきたいと思ってお...全文を見る
○安井美沙子君 資料二を見ていただきたいんですけれども、これを見ていただきますと、五月末の時点で、既にこの九州電力に関しては認定が千七百八十七万キロワットということで、ピーク需要の千六百万キロワットを上回っているわけです。  国がこれだけ認定をしてしまった、そしてこの時点で、五...全文を見る
○安井美沙子君 それはおかしいと思いますよ。そういう状況が迫っていることが分かっているのに、ただ法律を執行すればいいんですか、国というのは。今、協議という言葉じゃなかったけれども、話合いをしながらというふうにおっしゃったと思いますけれども、今こういう状況になっているよということを...全文を見る
○安井美沙子君 法律の建前に従ってだけ仕事をしていただくのであれば、経産省は必要ありません。今、ピーク需要を五月末でもう超えていると。これは何か問題が起こるということは管轄の省庁であれば分かるべきことであって、これを電力会社に知らせてどう対応していこうかということをこの時点で動か...全文を見る
○安井美沙子君 そんな話では、その意気込みでは再生可能エネルギーというのは広がりません。この優先給電というのを徹底した上で、どれくらい受け入れられるのか、拡大できるのかということを政府は真剣にやっていただきたいと思います。  大臣は所信で、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて何...全文を見る
○安井美沙子君 はい。  最大限というのも、意気込みは今伺ったんですけれども、何せベストミックスが示されておりませんので、何が最大なのかというものが定量的に全く分かりません。これを一刻も早く示していただくことをお願いして、私の質問を終わります。
10月28日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  前回、十六日の質問機会をいただいたときには政治資金問題でほとんど私の質問の時間を使ってしまいましたので、今日はどうしようかなと思っておりましたけれども、国民の皆様からはしっかり政策の議論をしてほしいという声が多かった...全文を見る
○安井美沙子君 データだけで結構です。
○安井美沙子君 割合でお答えいただきたかったんですけれども、結局その設備認定申請のうち認定したのは一〇〇%というお答えだったというふうに思います。認定というのはいかに機械的に行われているかということが、私は印象として持ちました。  そして、この国による設備認定とそれから電力会社...全文を見る
○安井美沙子君 そうしますと、三月の時点でこの認定件数が急増し全てが接続されると需要量を上回ってしまうなどの報告を受けながら七月までそれを放置し、七月ぐらいからそろそろ相談に乗ってきたと、こういうことでしょうか。
○安井美沙子君 全くお答えいただいていないんですけれども、三月に報告を受けていたというふうに先回、エネ庁長官お答えになりましたが、なぜ報告を受けながら、危機感を感じて何かこれを対応しようと思わなかったんでしょうか。
○安井美沙子君 議事録を確認していただければ結構ですけれども、昨年度末に太陽光発電の認定件数が急増し、全ての認定案件が電力系統に接続されると需要量を上回ってしまう等々の報告を受けていたとおっしゃっております。私は、三月からこのような報告あるいは相談を受けながら、実際にこの対応を考...全文を見る
○安井美沙子君 おっしゃるとおりだと思います。前回からのやり取りでもあるんですけれども、法律の建前どおりに行政機関というのは動かなきゃいけないと、そのとおりなんですけれども、先ほどおっしゃっていたように、機械的に認定をする立場の方と日本のエネルギー政策をつかさどるエネルギー庁の長...全文を見る
○安井美沙子君 今、この提出した資料三の資料を御覧いただきますと出力抑制できていないことが明らかでありまして、火力の方はもう一〇〇%近く出していますから、事実に基づいて、そして法律の建前だけじゃなくて、今は再エネにかじを切っていくんだという意欲で、こういったところも、さっきの現場...全文を見る
○安井美沙子君 接続希望をしている事業者には、もう接続が可能だという前提の下に、土地を確保したり様々な太陽光パネルなどの設備に必要なものをもう購入したり、こういったものがあります。
○安井美沙子君 個別の事情をというところで、まさにこれからお伺いしようとしたんですが、この同じ資料の下に九州電力の資料が載せてあります。ここには、事業者様が蓄電池の併設や出力調整等の方策を御提案される場合は個別に協議というふうになっているんですね。これ、つまり接続事業者が蓄電池を...全文を見る
○安井美沙子君 これがどんなに事業者の収益計算を狂わせるものかということはよく分かると思います。  前回の質問のときに、小渕前大臣が、固定価格買取り制度の下では再生可能エネルギーの設備の導入時に補助金を出さない整理をしているというふうに答弁をされました。これ何の根拠があるんだろ...全文を見る
○安井美沙子君 具体的なことはこれからお考えいただくとしましても、是非この今の事態が再エネ拡大をくじくようなことにならないように対応をお願いしたいと思います。  それから、これから電力自由化に向けて連系線の強化など、それから蓄電池などにしても、非常にこれから国として必要な社会イ...全文を見る
○安井美沙子君 私は地方創生にこれは非常に資する話だと思いますので、どうか今意欲を持って接続申請をしようとしている中小・小規模事業者の意欲をくじかないように国として考えていただきたいと思います。  ベストミックスの話は先ほど来出ていますけれども、今は四十年廃炉ルールというのが原...全文を見る
○安井美沙子君 ベストミックスについては、本当に来年のいつ公表されるのか分かりませんけれども、それがいつの時点でのベストミックスなのか、そしてそれがどういうふうに移行していくというふうに見立てているのかということ、非常に大事だと思っています。  そして、私、二十五年の三月、茂木...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。
11月12日第187回国会 参議院 地方創生に関する特別委員会 第2号
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○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。  今、ちまたでは解散風が大いに吹いておりますけれども、この国会の優先課題がこの地方創生だったと思います。もしこの解散・総選挙が年内にありましてこの法案が廃案になるようなことがあったら、一体これは何だったのかと、そしてこ...全文を見る
○安井美沙子君 地域活性化統合本部の根拠条文にも、同じように横串、それから地域の自主的な取組を推進するという今回の主眼である内容が書いてあるものですから、私は、そちらで今まで仕事をしてきた方には、なかなか仕事の仕方をきちっとデマケをしてやっていくというのは難しいんではないかなと思...全文を見る
○安井美沙子君 本当はこれ、もっと先にやっていただきたかったと思います。この検証が終わる前に新事業を始めるということがやっぱり非常にいろんな矛盾をはらんでくると思います。  ですので、今回はそれを踏まえた上で個別の政策について少し伺ってみたいと思うんですけれども、今回の地方創生...全文を見る
○安井美沙子君 こういった専門家人材の派遣というのが、派遣と一言で言えるかどうか分かりませんが、こういった制度をいろいろ経て、今回新たにシティーマネジャー派遣制度が設立されました。  この制度においては公務員と民間人と両方が派遣されるようになっていますけれども、民間人としてこう...全文を見る
○安井美沙子君 同じシティーマネジャー制度で今度は公務員側なんですけれども、資料三にあります内閣官房地域活性化統合事務局の地域活性化プラットフォームという枠組みにおいて、本年五月に地域活性化モデルケース三十三件を選定され、個々に対し各省からの課長級レベルの職員を派遣してアドバイス...全文を見る
○安井美沙子君 違いを聞いているんじゃありません。
○安井美沙子君 随分いろんな制度が入り組んでいるようですよね。皆さん、省庁の方もなかなか、若手の方々はまだ理解していないようですし、私も自治体側にいたら大変だなというふうにちょっと正直思います。  これから、後でまたコンシェルジュ制度とか、その辺にもお聞きするんですけれども、国...全文を見る
○安井美沙子君 非常に分かりやすい説明でありました。  先ほどお伺いした地域活性化プラットフォームの方は、課長級レベルの職員を短期出張で送ると。シティーマネジャーの方は、五年以上十五年未満の公務員の経験の方ということですからもうちょっと若手になりますが、どうかこれが地方自治体の...全文を見る
○安井美沙子君 まあちょっと分かりにくいし、余り親身親身と言うと、今まで親身じゃなかったんですかということになりますと思います。  それからもう一つ、資料は用意していませんけれども、今回提出されている地域再生法改正案の第三十四条に、内閣府職員の派遣あるいは関係行政機関の職員の派...全文を見る
○安井美沙子君 いろいろな地方自治体からしてみるとメニューがあるという、いろいろな形態があるのは結構でございますけれども、いろいろな省庁にある補助金制度と同じく、大変分かりにくいし、本当に効果のあるものを選ぶのが難しいと思います。ですので、これ何か整理して図にしてくれないかと言っ...全文を見る
○安井美沙子君 これ、是非研究をしていただきたいと思っておりまして、私、随分いろんな役人の方にも自分が書いた論文を配ったんですけど、どなたも関心を持ってくださらないものですから、なかなか浸透しないんですけれども。  私、冒頭に申しましたように、いろんな地域のお手伝いをしている中...全文を見る
○安井美沙子君 ありがとうございました。