安井美沙子
やすいみさこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月21日 | 第190回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、決算の参議院というぐらいで、私たち参議院が非常に重要視している決算審議、私もいろんな質問を準備してまいりましたけれども、昨晩、大変衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。 甘利大臣、尊敬申し上げる甘利大...全文を見る |
○安井美沙子君 それでは、具体的な質問をさせていただきます。 まず、この記事におきましては、二〇一三年の十一月十四日、S社の総務担当者I氏から、大臣室において、URとの補償交渉への口利きの見返りとして、大臣自らが五十万円入りの封筒を受け取ったとの記載がございます。これは事実で...全文を見る | ||
○安井美沙子君 御自身が受け取ったかどうかという質問ですので、調べるもなく覚えていらっしゃるはずだとは思いますけれども。 もう一つ、二〇一四年の二月一日の午前十時半頃、I氏が神奈川県大和市にある大臣の地元事務所で同じように大臣に五十万円を渡したとの記載がございますが、これは事...全文を見る | ||
○安井美沙子君 もし私が五十万円を受け取ったら多分忘れられないと思いますけれども、この件、今調べてくださるという御発言ございましたので、これら二件についてきちんと確認して事実を決算委員会に報告するように、委員長、お取り計らいを願います。 | ||
○安井美沙子君 では、今の二件については決算委員会への御報告をお待ちしております。 さらに、この記事には、二〇一三年の八月二十日、大臣の地元事務所長、この方がI氏から五百万円を受け取ったとされ、大臣が代表を務めます自由民主党神奈川県第十三選挙区支部の受領の記載のある四百万円の...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それでは、この件についても御自身の受取と同様に確認していただけるお気持ちはありますでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 この受け取ったとされる五百万、このうち、大臣の神奈川県第十三選挙区支部の政治資金収支報告書を見ますと、受け取ったとされる同日、八月二十日付けでS社からの寄附金というのは百万円記載されています。そして、大和市第二支部という、県議の支部なんでしょうか、こちらにも百万円...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今の件についても、甘利大臣、確認されて決算委員会に報告をしていただきたいと思いますので、委員長、お取り計らいをお願いいたします。 | ||
○安井美沙子君 さらに、記事では、二〇一四年の十一月二十日に、事務所長が衆議院選挙に向けてS社に五十万円、I氏に五十万円の寄附を依頼したのに応じて支払ったとありまして、その領収書らしき写真が載っています。大臣の政治資金収支報告書では、このうちS社からの五十万円分しか記載されていま...全文を見る | ||
○安井美沙子君 秘書の方がされたことをお忙しくてほとんど把握されていなかったというふうに今おっしゃっていましたね。 もう一度最初の質問に戻りますけれども、御自身が受け取ったものについては、やはり普通だったら覚えているんじゃないかというのが一般の人の感じ方だと思います。 大...全文を見る | ||
○安井美沙子君 先ほど大臣室のことは、たくさんの方がいらっしゃっている、しょっちゅういらっしゃっているというようなことをおっしゃっていまして、想像するに、たくさんの方が立ち会っていらしたんだと思います。 これ、覚えていないということがなかなか納得がいかないことではありますけれ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 正確な報告をしていただけることは、私どもの望むところでございます。 先ほどの五十万円の掛ける二回、お二人からの寄附については、これは御報告をまた委員長の方でしっかり決算委員会にしていただけるようによろしくお願いいたします。 | ||
○安井美沙子君 それでは、ちょっと総務大臣にお伺いしたいんですけれども、一般的に寄附として受け取った金銭を意図的に政治資金収支報告書に記載しない場合、どのような罪に問われますか。 | ||
○安井美沙子君 政治資金規正法違反ということですね。 次ですけれども、さらにこの記事に、今度は甘利大臣の政策秘書がS社とURとの交渉に同席したとして、UR千葉ニュータウン事業本部に出向く様子と見られる写真が掲載されています。 この同席については大臣の指示だったのでしょうか...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これは、報告を受けていないということははっきり覚えていらっしゃるということですが、この件についても確認をされるお気持ちはありますか。 | ||
○安井美沙子君 確認をするおつもりはありますか。 | ||
○安井美沙子君 本件についても、確認の上、決算委員会に報告していただけるように、委員長、お取り計らいをお願いいたします。 | ||
○安井美沙子君 法務大臣にお伺いいたします。 一般的にですけれども、URと民間事業者の補償交渉において、国会議員やその秘書が金銭を受け取り、影響力を行使し、民間事業者に有利な契約を行おうとした場合、どのような罪に問われますか。 | ||
○安井美沙子君 このあっせん利得罪と、もう一つあっせん収賄罪というのがありますが、こちらにこのようなケースが問われることはありませんか。 | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 本件についてまだ事実がよく分かりませんので、あっせん利得罪、あっせん収賄罪、この辺の仕切りが分かりませんけれども、これはまた、事実関係分かってきたらまたお伺いしたいと思います。 次に、国交大臣にお伺いします。 記事中では、S社...全文を見る | ||
○安井美沙子君 突然の報道でしたので、通告はできません。 もう一つ国土交通大臣にお聞きします。 S社とURの間で産業廃棄物の処理に絡みトラブルがあったということですけれども、このような事実については認識をされていますでしょうか。また、この記事を受けて調査をするお気持ちはあ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 大事な情報が上に上がっていないということが分かりましたけれども。 これら二件、今国交大臣にお伺いした二件についても、きちんと確認をして、事実を決算委員会に報告するよう、委員長、よろしくお取り計らいください。 | ||
○安井美沙子君 甘利大臣は昨日の会見でこのようにおっしゃいました、私自身は国民の皆様から後ろ指を指されるような行動は今日までやっていないと思います。 大臣、改めて伺いますが、政治と金の問題とは無縁であり、罪に問われるような事実は一切ないと天に誓って言えますか。 | ||
○安井美沙子君 しっかりと承りました。 総理、この記事が仮に事実であったとすれば、あっせん利得処罰法違反や政治資金規正法にも問われる可能性のある重大な問題です。総理からも、事実関係を調査し、速やかに説明を尽くすよう大臣に指示すべきかと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 総理からもう指示するまでもないと、こういうことでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 これ、きちっとおっしゃっているとおり説明責任を果たしていただかないと、国民の疑惑がますます増すことになりますし、総理の任命責任というようなことも言われかねませんので、是非総理も、引き続きこれを見守っていただきたい、指示をしていただきたいと思います。 さて、大筋...全文を見る | ||
○安井美沙子君 この説明責任の問題をずっと引きずっておりますと、これからの衆参の議論の中でもかなりの時間が使われることが容易に想像できますけれども、このTPPの前途を考えたときに、辞職という選択肢もありますでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 私は、この件についての質問は、今日はこれで終わらせていただきたいと思っています。 次の質問にこのまま移らせていただきます。よろしいでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 今日はたくさん質問を用意してきたんですが、消費者庁移転についてお伺いをしたいと思います。 さっき二之湯先生の方からも文化庁の移転というお話が出てまいりましたので、私はその続きのような形で、この中央省庁移転の一環の中にあります消費者庁の移転について、非常に問題視...全文を見る | ||
○安井美沙子君 実際にいろいろなテストをしてみて判断をされるというところは大変合理的だと思うんですけれども、先ほどのコメント、移転はゴーだと思う、極めて前向きに考えたいという発言が非常に重いものですから、消費者団体の方とか消費者庁発足に関わった皆さんが大変心配をしています。 ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 そうすると、この報道がちょっと前のめりだったというふうに私は今の御発言で思いましたけれども、移転がゴーということではないんですねというふうに受け止めました。 御提案のあった徳島県、聞くところによりますと、消費生活サポーターの養成や地域連携の推進など消費者行政に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 その御答弁に対して、次はこの対面業務という方なんですけれども、司令塔が私は対面でなければいけないというふうに消費者庁の場合は思っております。消費者庁発足の経緯とそれから日常業務の実態を踏まえた場合に、対面でなければ成り立たないということが明らかです。 各省庁に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 かなり壮大な構想をお持ちなのかなというふうに思います。消費者庁だけがICTが発達していても、周りが付いていけないような心配がございます。 私は、消費者庁というのは、危機管理の緊急性を考えても、それから他省庁や立法府との緊密なコミュニケーションという観点でも、実...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これは私の、あくまでも私の意見でございますし、私が今日代弁している方々、消費者団体の皆様などの意見も踏まえて申しております。もちろん、まち・ひと・しごと創生本部が中立の立場でしっかりと客観的に地方とそれから中央省庁の立場を鑑みて御判断いただければよろしいのかと思い...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それを聞いて少し安心をいたしました。是非、地方分権改革の流れを止めず、そして、この中央省庁の地方移転に関しては、本当にメリットとデメリットをきちっと考えられた上で、先ほど消費者庁についても百害あって一利なしとまでは言えないのではないかとおっしゃいましたので、メリッ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 このODA、円借款も含むODAの仕組みは非常に複雑で、また予算措置も複数年度にまたがるものもありまして、なかなか国民に分かりにくいというところがあります。 インドにも、この前も一・五兆円規模の投融資という話でしたし、シリアに九百七十二億円とか、中東、アフリカに...全文を見る | ||
○安井美沙子君 二年前の答弁から余り変わっていないという印象がありました。 例えば、具体的に見てみますと、草の根案件ですね。先方にも拠出してもらうということはいいんです。そういったプロジェクトがあるのも存じております。しかし、そうでないプロジェクトがほとんど。一件一千万円程度...全文を見る | ||
○安井美沙子君 もう一つだけ聞かせてください。 技術協力の中で、あの悪名高いPM二・五抑制のためのプロジェクトというのがございますね。これは日本にとっても裨益するということは理解できるんですけれども、もうこれ、二〇一三年の十一月から三年間するものということで続いています。二年...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
02月17日 | 第190回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、両参考人、ありがとうございました。 時間が短いですので、別々の質問をさせていただきたいと思います。 まず、岩崎参考人にお伺いをいたします。 先ほど、参議院の選挙制度については、一票の較差問題に翻弄...全文を見る |
○安井美沙子君 ありがとうございました。 次に、日野参考人にお伺いをいたします。 お話の中で、衆議院の選挙については政権選択を可能とする政党本位の選挙制度、一方で、参議院については政策立案を可能とする人物本位といった具合に、政党本位、それから文献の中で政策本位、人物本位と...全文を見る | ||
○安井美沙子君 あと一分ありますので。 おっしゃることは分かりますが、最後に私が申し上げた、衆議院の選挙においても二つ投票できるという部分ですね、名前と政党と。そこをうまく区別してバランスを取ることで有権者はより賢い選択ができ、その人物との関係や人物の見極めとともに安定性、継...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 | ||
03月10日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民主党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、一昨日の大臣の所信に対しての質問、経済産業分野の多岐にわたる分野について質問させていただきます。初めてのやり取りになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、大臣が就任されたのは、安倍第三次改造...全文を見る |
○安井美沙子君 今大臣は、所信の時期、臨時国会の開催の有無については国会が判断することという趣旨のことをおっしゃったと思いますけれども、この臨時国会を開かなかったのは内閣の決定によります。野党が憲法五十三条の手続にのっとりまして、衆参いずれかの議院の四分の一以上の議員の要請があれ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 この問題にこんなに時間を掛けるつもりはございませんでしたけれども、召集については、自民党さんの憲法草案において、開会の要求から二十日以内に臨時国会を開くべきだという提案がなされています。そういった意味では、憲法問題に今立ち入ることはいたしませんけれども、日程につい...全文を見る | ||
○安井美沙子君 議論がかみ合わなくて、この先の議論が非常に不安になってまいりましたけれども、臨時国会の召集についてはもう結構ですというふうに申し上げまして、大臣個人として、所信の表明時期が遅れたことは大臣として残念ではないかという個人的な見解をお聞きしたわけでございます。この問題...全文を見る | ||
○安井美沙子君 かつて、いろいろな事務所費問題なんかがありましたことから、政治資金の使途の透明性を高めるために二〇〇七年に政治資金規正法が改正されまして、各事務所とも一円からの領収書が求められるようになりました。一万円を超える分については提出の義務がありまして、それ以下については...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今は少し改善をしていらっしゃるということが先ほど言われましたけれども、それ以前は、大臣に対して支払われていた個人の支出、これは雑所得として申告をされていたのでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 確かに、こういった収入に関して、政治活動に使っていれば経費として認められるわけですけれども、この経費の詳細がなければ税務調査に堪えることはできません。もし政治活動に使った残りがあればそれは私的流用とされ、追徴課税がされるわけですけれども、この明細について、事務所で...全文を見る | ||
○安井美沙子君 その割には丸まった数字がずっと続いておりまして、十万円、八万円、三万円という感じになっておりますけれども、もしその立替えをされているのであれば、なぜ、実際に支払った先の領収書を事務所に出してそれを政治資金管理団体が支出すると、そういうノーマルな形を取らないのでしょ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 また後でお聞きはしますけれども、そういった交際費的なもの、会合費、食事代というのはまた別途これはこれで支出されておりますので、なぜ一部のものが大臣宛ての支出になっているのかというのはまだちょっと理解しかねるところであります。 次の質問に行きますけれども、今度は...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今お聞きしましたのは、政治資金管理団体から活動費として毎月大臣に出ているお金でございます。贈答費あるいは交際費というのはまた別途後でお聞きしますけど、今、大臣個人に出されているものについてお伺いをしています。大樹会からの活動費のことをお伺いしております。何に使って...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それがもし本当だったらまたそれはそれで困るんですけれども、議員連盟費というものは別に計上されております。ですから、活動費は別だと思います。何に使っていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 議員連盟費という名目で大樹会から支出されております。これは、大臣おっしゃったように、どの議員も歳費から議員連盟費というのは引き落とされております。それを私は戻してもらったことはありませんし、戻しているという習慣がもしほかの党の方はあるんであれば、それはそれで、ああ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 本日は、一応大臣がお答えされやすいようにということで、通告は二本に分けてさせていただきました。一つは大臣個人への支出、もう一つは交際費、それぞれの名目で出されている交際費、これを分けてお伺いをするということは通告してあります。 今は、前半の大臣個人への支出につ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 調査に資するという意味では、公開されている平成二十四年、二十五年、二十六年の三年分が適切かと思います。 先ほどの質問を確認しますけれども、最初に大臣がお答えくださいました総支部の組織活動費と、それから大樹会の活動費、これの違いも含めて使途を教えていただきたいの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 この大樹会の活動費については、それでは後の調査をお待ちしたいと思います。 委員長、どうぞよろしくお願いいたします。 | ||
○安井美沙子君 それから、大臣宛ての支出として、これは定期的なものではないので先ほど申し上げませんでしたけれども、平成二十四年に十区総支部から大臣に八百万円、二十六年に八百五十万円が寄附金として支出されています。これは何に使われたのでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 はい。 | ||
○安井美沙子君 それでは、これについても、後の調査の上、報告をお願いいたします。 | ||
○安井美沙子君 先ほど大臣が触れられました事務所の地代ですけれども、これは毎月二万五千円が林大臣個人宛てに支出されております。これ、恐らく事務所の所有者でいらっしゃるのではないかと拝察いたしますけれども、これ銚子の事務所と先ほどおっしゃっていました。なぜ、これ平成二十六年から急に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 そうしますと、これ年間で合計三十万円になるんですが、これは不動産所得として申告されているんでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 では、先ほどの議員連盟費ですけれども、これは歳費から引き落とされたものを戻しているということですけれども、これはどういうお考えに基づいてされているんですか。 | ||
○安井美沙子君 私たち国会議員は、みんな文書通信交通滞在費というのを月に百万円いただいておりますが、これも、年間千二百万円になるわけですけれども、これについても国民の間では使途の公開を求める声が高まっています。そういう意味では、議員連盟費もそこから出している議員もかなり多いとは思...全文を見る | ||
○安井美沙子君 分かりました。 次に、個人宛てではない各費目別の支出についてお伺いいたします。 総支部と大樹会から頻繁に会合代や食事代が支出されています。平成二十四年では、総支部から百九万円、大樹会から百四十八万円、合わせて年間二百五十六万円、月平均で二十一万円程度。二十...全文を見る | ||
○安井美沙子君 選挙区の方と食事をするときは割り勘にするものではないですか。 | ||
○安井美沙子君 一回の支出が七万、九万、十万というふうになってきますと、なかなか、お弁当程度で済んでいるのかなという少し思いもありますけれども、あくまで選挙区内では賄賂に当たるということを政治家は常に心配をするわけですから、そういったことがないと信じて、この辺にとどめておきたいと...全文を見る | ||
○安井美沙子君 そうであろうと思います。 一件だけ気になったのが、平成二十六年十二月二十三日に三越伊勢丹日本橋本店に対して五十万円ジャストの支出がございました。これは、私は推測するに商品券ではないかというふうに思ったわけですが、選挙後で年末の御挨拶の時期でもありますけれども、...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これについては、ちょっと気になりますので、後ほど調査の上、御報告いただきたいと思いますが。 | ||
○安井美沙子君 私、今回、誰に何を贈ったとか誰と何を食べたとか、そういうことをお聞きしたかったわけでは決してないんです。なぜこうした接待費や贈答品というものを取り出してきたかといいますと、あくまで先ほどの大臣個人への支出が気になったからなんです。大臣個人への支出が、こういった会合...全文を見る | ||
○安井美沙子君 法に違反していないというところが大臣の御主張かと思います。 実際に、この政治資金規正法というのはざる法とも言われています。これがいいか悪いかというのはなかなか難しいところではありますけれども、やはり問題は、政治不信をこれ以上招きたくないと、これに尽きると思いま...全文を見る | ||
○安井美沙子君 私もそこは同感でございます。毎月のように広報誌発行しておりますし、大変お金が掛かります。そのお金の入りと出を明確にしていさえすれば、国民の皆さんも納得していただけると思うんです。そういった方向に向けて政治家が努力をすれば、私は必ず国民の皆さんの御理解いただけると思...全文を見る | ||
○安井美沙子君 見方の違いというのは平行線のままかとは思います。ただ、中小企業や地方を元気にしたいという思いは同じでございます。ただ、そのトリクルダウン、経済の好循環が今のこの日本ではアベノミクスモデルがどうもワークしないということが三年間で分かってきた以上は、中小企業や地方、あ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ボトムアップ型の経済政策を一部お認めいただいたようにも思いますが、その手法は明らかに違います。私たち民主党は、そういった給付金、商品券も含めて、そういったものは経済効果がないということが分かっておりますので、そういうものは採用することができません。経済効果のある、...全文を見る | ||
○安井美沙子君 明快な御答弁、ありがとうございました。 続きまして、軽減税率について伺います。 消費税増税の逆進性対策として政府は軽減税率を導入することを決めましたけれども、これについてどう評価されていますか。 | ||
○安井美沙子君 痛税感の緩和、買物の都度の痛税感の緩和ということが繰り返し安倍内閣の閣僚から発言されるわけですけれども、これ、今の税率が下がるわけではなくて、食品や新聞の税率がキープされるわけですから、ああ、よかったわと思う人は一人もいないと思います。しかも、一回の買物で数円、数...全文を見る | ||
○安井美沙子君 軽減税率が導入されることになれば、もう本当にそれは必要な措置だと思います。でも、そもそも本当に必要ではないと私は思っておりますので、大変だなというふうに思うしかございません。 消費税の増税が一〇〇%実施されるという保証はありません。大臣は今のところ増税をするべ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これは仮定の質問という意味で言っているのではございません。消費税が上がらないという可能性がある以上は、やはりこれは一度システムを改修したり、いろいろな設備をそれに合わせて準備をした中小企業者はきちっと救ってあげなければいけないというふうに思っています。もし余計なコ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 自動車産業はやはり現実には日本の産業を牽引している大事な産業ですので、是非とも、今注視されるとおっしゃいましたけれども、よろしくお願いいたします。 車体課税全般に言いますと、取得と保有の両方に対して複雑で重層的な税が掛かっていることからユーザーにとっては非常に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 是非よろしくお願いしたいと思います。 特に軽自動車、これは私も今地方に住んでいて実感しています。普通自動車の購入、維持に対する重税感が大きいから余計軽自動車の方にシフトするわけですけれども、その軽自動車の課税も強化されますと、もう車離れにつながることは間違いな...全文を見る | ||
○安井美沙子君 この一括法案ということには本当に憤りを覚えますけれども、この経済産業委員会では少なくとも経済産業分野に関わるTPPの交渉の意味合いをしっかり審議してまいりたいと思います。 一つちょっと時間がなくなりましたので質問を飛ばしますけれども、今回のTPP交渉の冒頭に当...全文を見る | ||
○安井美沙子君 私も部品については非常に期待をしておりますが、今御説明いただいたこの定性的な評価、これを是非定量的にもお示しいただきたいと思うんです。TPPの経済効果については、以前の内閣府の、全体で十三・六兆円辺りという数字しかございません。特に、経済産業分野、自動車分野での経...全文を見る | ||
○安井美沙子君 国民の皆さんはTPPに関する情報に飢えていると思います。そして、デメリットばかりが伝わっているように思えてなりません。 先ほどおっしゃった部品や完成車におけるこれからの自動車産業への影響など、こういったことをしっかりとお伝えしなければいけないと思いますし、でき...全文を見る | ||
○安井美沙子君 政府のお考えは分かりました。 これからこの3EプラスSのフレームワークに基づいて詳しく次回にでも議論をさせていただきたいと思います。 最後に、次世代エネルギーについてお伺いをいたします。 これまで議論したように、資源に乏しい我が国においては、この3Eプ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 おっしゃるとおり、このエネルギー供給における今の制約課題を一気に克服する可能性のある次世代スパコンというのが期待されるわけですけれども、政府として、中でも経産省としてはこれに具体的にどのように取り組んでおられるのでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 我が国が抱えるこのエネルギー制約という問題は日本の将来を本当に左右するものだと、一番深刻な課題ではないかというふうにも思います、少子高齢化とともにですね。 ですから、私は、経産省には、このエネルギー問題とそれからイノベーションを、それぞれ縦割りで考えるのではな...全文を見る | ||
03月28日 | 第190回国会 参議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 会派の名前はまだ変わっておりませんけれども、昨日、結党大会がございまして、国民とともに進む民進党が生まれました。必要ならいつでも政権交代ができる勢力が存在して、日本も初めて普通の国になれるのだと思います。 ゲストでお越しに...全文を見る |
○安井美沙子君 総理からのお祝いのお言葉いただきまして、ありがとうございます。そして、共生社会についても建設的な御意見いただきまして、本当にありがとうございます。 ところで、共生や一億総活躍からはかなり懸け離れた自民党議員の言動が目立ちます。 まず、みこのくせにという発言...全文を見る | ||
○安井美沙子君 また、別の御党議員がJA関係者に対し暴力を振るったということが報道されています。食品表示をめぐって口論となった末に、胸部を数回殴り、全治一週間の打撲傷の診断書が出たと聞いています。こちらの議員に対しては、総理は何らかの注意や指導をされたのでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 こういった事例が増えているような気がいたします。事実関係を確認され次第、必ずや御注意されていただきたいと思います。こういったことは、御党だけの問題にとどまらず、国民の政治不信や政治離れにつながることでありますので、気を引き締めていただきたいと思います。 そして...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それでは、これ誤報ということになりますね。 もし、これ消費税が一〇%再延期ということになりますと、これまで積み重ねてきた社会保障の議論や財政健全化の議論を全てやり直しということになりますので、改めて予算委員会を開いていただきたいと思います。 さて、私は、一...全文を見る | ||
○安井美沙子君 第三者による調査、すると言ったのにしていないじゃないですか。 安倍総理はそのとき、私に対してこう答弁されました。速やかに必要な調査を行い、自ら国民に対する説明責任を果たしていく、このようにおっしゃられておられますから、しっかりとその責任を果たしていかれるものと...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それから二か月たっていると申し上げているわけです。政治家や秘書がその影響力を行使して口利きをし、その見返りとして報酬を得る、これは国民に対する重大な裏切り行為です。本来、この問題をうやむやにして予算を通すべきではないと思いますけれども、予算も大事なので、百歩譲って...全文を見る | ||
○安井美沙子君 先ほどの政府参考人の答弁、聞いていらっしゃらなかったんですか。第三者による調査していないんですよ、この二か月。幾ら待っていたって何にも出てきません。このまま国会を閉会して参院選へ突入したら、これは安倍内閣の姿勢が大いに問われると思いますので、そう申し上げておきます...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ようやく本題に入ります。 共生社会ということで、今日は女性の活躍をテーマにしたいと思っております。 昨年成立した女性活躍推進法が間もなく四月一日から施行されるに当たりまして、安倍内閣の女性政策への本気度をお伺いします。 安倍政権では、二〇二〇年までに女...全文を見る | ||
○安井美沙子君 総理がおっしゃったとおり、女性の予備軍が少ないんですね。ですから、なかなかこの三割が達成できないというのは無理もないことでありまして、次のパネルを御覧ください。管理職になれる女性というのは、女性社員の中でも限られた一部なんですね。 総合職を増やすために検討すべ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 これ、管理職を増やすための具体的な方策を考える上でまずもって必須なデータなので、すぐに調べていただきたいと思うんです。データが古いということと、それから、コース別の採用をしていなくても実質的に総合職であるという女性はいますから、そこら辺の実態はアンケートを取ればす...全文を見る | ||
○安井美沙子君 女性の活躍は企業などの組織の中で管理職になることだけでは決してないのですけれども、活躍の一つの在り方として、実現に向けてイメージを皆さんと共有したいと思います。 私は、男女雇用機会均等法第一世代で、総合職のはしりです。その世代が三十年前後を経て、金融機関などの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 私はあえて自分自身のストーリーを恥ずかしいけれどもお話ししましたけれど、総理の心には届かなかったのかなと思いました。 資料を御覧ください。 これ、大学三、四年生の女子大生を対象にしたアンケートです。結婚や出産を考えるに当たって仕事において不安に思うことは、...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 今盛んに与党・政府でも取組を始めていただいた保育園の問題もこの女性活躍の問題と表裏一体だと思います。別々の政策としてではなく、保育園に落ちたと言っていらっしゃる方々が、じゃ、どういう仕事の仕方をしているのか、ここもつぶさに想像力を豊か...全文を見る | ||
○安井美沙子君 具体的に答えてくださいと言っていませんよ。ボトムアップ政策じゃなきゃ駄目じゃないですかと聞いたんですよ。お考えを聞いたんですよ。 意欲と能力のある女性を企業が三顧の礼をもって迎えて、キャリアの途上で出産、育児を選択したら、仕事を何としても続けられるように制度を...全文を見る | ||
03月30日 | 第190回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党の安井美沙子です。 私は、会派を代表して、ただいま議題となりました地域再生法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 石破大臣は、安倍内閣が進める地方創生について、従来の取組とは大きく異なるものであると認識している、かつてのような高度経済成...全文を見る |
04月04日 | 第190回国会 参議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 今日は、食品ロスの問題について質問させていただきます。 食品ロス、御案内の方も多いかと思いますけれども、日本では食品廃棄物等二千八百一万トンが一年間に出ておりまして、このうちいわゆる食べられるのに捨てられている食品ロスが六...全文を見る |
○安井美沙子君 多くの委員がこれを指摘してきたこと、そして有識者会議がこのことで少し動いてくださって、一万トン単位の数字が把握できるようになったことは評価したいと思います。 しかし、私が二年前にお願いした各施策の定量的な効果といいますか、多くの省庁が多くの施策を行っていまして...全文を見る | ||
○安井美沙子君 お聞きしていても、やはり間接的に消費者の啓蒙をするとかそういったものが多くて、これをやればがつんと廃棄物を減らしていけるというふうなものがないんですよね。それは元々無理だというふうにお考えかもしれませんけれども、少なくとも、削減目標がこのぐらいあってそのうちの半分...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。助かりました。 そんなに全体としては減っていないということが分かりましたけれども、そもそもこの予算が適正なのかどうかということを判断することができないのと、どの施策に予算をどう適切に配分していけばいいかということがまだ判断するためのデー...全文を見る | ||
○安井美沙子君 大臣、答えていないんですよ。私が説明した仕組みの説明をもう一回してくださって、あとは一生懸命やるとおっしゃっただけで、どの程度の対象に広げ、店舗と商品をどのぐらい広げていきますかということをお伺いしたんです。 河野大臣、この六百四十二万トンのうち、今このパイロ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 理解しました。 その中で、このパイロットプロジェクトでさえ四万トンというのは大きいと思いますので、是非森山大臣におかれましては、これビジネス慣行ですから、国が口を出すのも限界はあるとは思いますけれども、業者の皆さんもメーカーも流通も、このロスというのは結局収益...全文を見る | ||
○安井美沙子君 全く関係ない答弁なんですけど。発生抑制目標を各食品の業種に対して課していると、間違えないでくださいね、答弁、時間の無駄なので。 それぞれの目標を設定して、それを守らせるというこの施策、私、現実的でないと思っているんですが、これを今後どうしていくんですかという質...全文を見る | ||
○安井美沙子君 もう少し真面目に取り組んでください。 食品発生抑制目標値、これは、私は余り現実的ではないのではないかというふうに申し上げております。各業種、流通とか小売とかメーカーとか、そのメーカーも、作っている産品によってそれぞれの発生抑制目標を課すということ。これが実際に...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ということは、これまで行ってきたこの発生抑制目標値の施策というのは、まだ評価が定まっていないということですよね。つまり、先ほど来資料をお見せしてお問合せをしているたくさんの施策があるわけですけれども、どれがどのくらい効くのかということを検証もせずに、ずっとそれぞれ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今もまた大臣、お答えいただいていないんですけれども、もう一度お伺いします。 施策の取りまとめは消費者庁がしてくださる、だけれども、削減を実現すること、それは、では農水省と考えてよろしいですか。 | ||
○安井美沙子君 こういう方法で取り組んでいますと、結局は共同無責任体制が続くと思います。 森山大臣はこの問題は非常に重要だとお答えいただいていますので、是非、責任体制を明確にして、政府としてこの問題に取り組んでいただきたいということを強く要望して、質問を終わります。 あり...全文を見る | ||
04月06日 | 第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 地域再生改正法については、これまでも衆参両院で多くの質問がされてきまして、いい議論がされてきていると思います。私は、石破大臣はほかの閣僚と違って御自分の言葉で信念を持って真摯に答弁してくださいますので、耳を傾け拝聴し...全文を見る |
○安井美沙子君 少し中途半端に答弁いただいたんですけれど、要は、まず、この制度自体は、今のをお聞きしていますとほぼ変わっていないという理解でよろしいのかと思いますが、その次に質問を、これを政府参考人にお願いしたかったわけですが、この中で、地方版総合戦略と地域再生計画の策定に向けて...全文を見る | ||
○安井美沙子君 そうしますと、まだ実績ということをお聞きするには時期尚早というふうに考えてよろしいのかなというふうにも思いましたけれども、今後この法律がもし成立した暁には、これからどんどん活用されるというふうに理解してよろしいのかと思いましたけれども、これまででも、この各種支援制...全文を見る | ||
○安井美沙子君 質問が前後して恐縮なんですけれども、今のお話を踏まえた上で、二十六年の十一月の質疑のときに、有識者から成るまち・ひと・しごと創生会議に基本政策検討チームを設置して、それまでの政策について検証を進めているというふうに答弁されたんですね。その結果がもう出ている頃かと思...全文を見る | ||
○安井美沙子君 同じ日の質疑で、私は人的支援の一つの形態として、韓国の地方専門契約職公務員制度というのを提案をさせていただきました。そのときには石破大臣は余りこの制度についてお知りでないという答弁でしたので、私が書いた論文をその後にお届けしました。また今日これをしつこく申し上げま...全文を見る | ||
○安井美沙子君 私も、その御指摘いただきました任期付職員法についてはこれから詳しく研究をさせていただきたいと思います。 しかし、なぜこの話をもう一度しつこく持ち上げたかといいますと、今まち・ひと・しごと創生本部の方でいろいろメニューをそろえていらっしゃる人的支援のここに、おっ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 シティーマネジャーというのは公務員も民間もありだというふうに聞いていますけれども、今のお話で出た公務員ですね、これは若手公務員を中心とするというふうに聞いておりまして、確かに優秀な方が多いと思うんですね。これは前の議論でも指摘したんですけれども、その公務員の方とい...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。 よく大臣がいろんな話の中で、例えば、地元から東京に出て商社に勤めて、そこで海外にも行っていろんな知見を積んだ人がまた、一つのキャリアを終えた後に地元に帰ってその能力を発揮してくれたらいいですねというようなことをおっしゃったと思いますけれ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 是非よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 | ||
04月14日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第7号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 本日は、中小企業の法案については柳澤先生の方にお任せをすることにいたしておりまして、その法案の質疑に先立ちまして、先日、三月十日の本委員会において、大臣所信に対する質疑で私が質問させていただきました林大臣の政治資金に...全文を見る |
○安井美沙子君 前回の答弁とほとんど変わっていない、非常に残念に思います。私は話を前に進めています。大臣からの御回答をいただいた上で、私は、違法ではないからといってこういう資金の処理をしていることが更に問題ではないかという御見解を伺っています。 しかも、大臣は前回の答弁で、そ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 是非よろしくお願いいたします。なぜなら、大臣一人の問題ではなくて、こういったことで政治家のお金の使い方ということについて国民があるネガティブな印象を持つと結局政治不信が高まると、みんなに返ってくる問題ですので、是非その辺はよろしくお願いいたします。 今後のこと...全文を見る | ||
○安井美沙子君 それでは重ねてお伺いしますが、そのような支出に該当するということをどのように証明したらよろしいんでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 実際には、税務調査が入らなければこれは中身がどうであろうと分からないということが実態だと思います。 大臣は、この雑所得に計上していないが個人に入っている政治資金については、どのように支出を管理されているんですか。 | ||
○安井美沙子君 これについても前回の答弁と同じで、どのように管理していらっしゃるかということにはお答えいただけないわけですが、この問題、これ以上やっても仕方ないと思います。国会議員である以上は所得の申告等については法令遵守、最も求められる職種でございますので、お互いに、国会議員、...全文を見る | ||
○安井美沙子君 明確な御答弁をありがとうございました。大臣の発言一つが大変重くて、帰還を目指している方々にも大変心理的にも影響を及ぼすと思いますので、そういった丁寧な御説明を更によろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。 | ||
○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党、おおさか維新の会、日本を元気にする会・無所属会、日本のこころを大切にする党及び新党改革・無所属の会の各派共同提案に...全文を見る | ||
04月20日 | 第190回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 まずは、熊本地震で亡くなった皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、今もなお不安の中で大変不便な生活を強いられている皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、このことについては与野党を超えて早期の打開に向けて努...全文を見る |
○安井美沙子君 もっともだと思います。東日本大震災からの復興に当たられているわけですから、その経験値は大変なものがあると思います。それを是非とも熊本の復旧復興に生かして指揮命令をしていただきたいと思います。 現時点の状況を見た上で、今後の、東日本からの教訓をどう生かしていきた...全文を見る | ||
○安井美沙子君 是非よろしくお願いいたします。 安倍政権は今月五日に、今年度の当初予算を前倒しで執行することを決めたと承知しております。これを受けて、麻生財務大臣はこうおっしゃっていますね。公共事業は、上半期末で全体の十二兆一千億円の八割程度が契約済みとなることを目指すと。契...全文を見る | ||
○安井美沙子君 通告をしたものを実は二つに分けて御質問したいと思っております。 まずは、この機動的な財政支出ということをしたことで東日本大震災の復興にどのようなマイナスの影響、あるとしたらどのように起こっているかということをまずはお答えいただきまして、その後、今回前倒し執行を...全文を見る | ||
○安井美沙子君 だから最初の質問分けて聞いたんですよね。 オールジャパンで、日本各地に建設の資材、特にオリンピックも控えておりますよね、資材が回ることで資材が不足になって高騰する、また人件費が高騰する、こういうことで、復興の予算は確保しているものの実際に困るのではないか、これ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 安倍総理はいつも、福島の復興なくして日本の経済の再生はないとおっしゃっていますよね。私、それ何度聞いてもいつもクエスチョンマークが出るんですよ。要は、公共事業を全国で、あるいはオリンピックの準備も含めて、がんがんがんがんやっていらして、そして被災地への人や資材が回...全文を見る | ||
○安井美沙子君 御担当のところに傾注されるのはもちろんのことですけれども、過去に過ちがあったと私は思いますので、そこを復興担当の大臣ならではの経験から総理に是非進言をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 さて、原子力規制委員会に伺います。 現在、熊...全文を見る | ||
○安井美沙子君 御説明ありがとうございます。 おおむね分かったんですけれども、やはり素人としてちょっともう一点だけ確認させていただきたいのは、要は、それぞれの、川内原発にしても、それから福島の廃炉に向けた第一原発にしても、ほかの原発にしても、稼働中、未稼働、それにはかかわらず...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございます。理解いたしました。 先ほど、高木大臣が山口委員の質問の中で、復興とは何かという質問に対し、住民を安全に帰還させることだというふうにおっしゃったと思うんですね。ただ、原発があるところだと、一刻も早く帰還させることが果たして正解なのかどうかと...全文を見る | ||
○安井美沙子君 本当に大変なお仕事だと思いますが、よろしくお願いをいたします。 では、今日の元々予定していた質問に入らせていただきます。 先日、農水省の省庁別審査という部分でも、食品ロスの問題、質問させていただきましたし、過去にも質問させていただいております。多くの議員が...全文を見る | ||
○安井美沙子君 要は定量的に削減を実現するということの最終責任官庁はどこかという部分でちょっと答弁がよく分からなかったんですけれども、消費者庁は取りまとめなんですね。ですから、数字を削減することの責任省庁はどこかという質問です。 加えまして、これにももう一回御答弁いただきたい...全文を見る | ||
○安井美沙子君 そうしますと、やはり消費者庁は取りまとめにすぎないと思いますが、環境省と農水省が実際に数字を削減していく責任を持っているというふうに理解しましたが、それでは、それぞれの省庁の削減目標というのはどこにあるんですか、どのぐらいなんですか。 | ||
○安井美沙子君 それでは駄目なんですよ。消費者を啓蒙するとか事業者に目標を設定させるとか、それでは食品ロスというのは減っていきません。 今六百四十二万トン、年間にありますけれども、私が欲しかった数字は、一つのどこかの省庁が責任を持って最終的に数字を減らすということではなくて環...全文を見る | ||
○安井美沙子君 二年前に質問してから全くこれ前へ進んでいないんですね。要は、やっと定量的に把握できたというところは評価しているんですけれども、いわゆる政策評価においても、あるいは予算編成においても、政府はPDCAというフレームワークに依拠していると思いますが、今まで食品ロス削減と...全文を見る | ||
○安井美沙子君 最初に申し上げましたとおり、やはり共同無責任体制が続いていると思います。私は、この前の決算委員会で農水大臣にいろいろ伺ったんですけれども、大事な問題だと農水省として考えていると、そして、今後も真摯に取り組んでまいるとおっしゃったんですけれども、具体的な政策について...全文を見る | ||
○安井美沙子君 その調査費用というのは三百万円ですね、増えたのは。ボランティアの方々の方がもっとたくさん支出してくださっていると思いますよ。国が、日本国が、三百万円の予算を確保したと言って威張っているようではどうしようもありません。 私、望月環境大臣のところに陳情にも行きまし...全文を見る | ||
○安井美沙子君 地方自治体の方は、その補助率が二分の一ということですと、残りの二分の一を議会で通すということは非常に困難なわけですね。やはり多数の必要経費がある中で、人間より犬猫を優先するのかという話が当然議会の中では出てきます。 そんな中、この二分の一という補助率をどうして...全文を見る | ||
○安井美沙子君 狭い枠の中での整合性ですね。最初に申し上げたように、先進国でこのようなことを行っているということ自体、私は非常に恥ずかしいことだと思いますし、補助金の狭い枠組みの中の整合性にとらわれずに、今のお話聞いていると、犬猫の殺処分というのは環境保全のためにやっているんです...全文を見る | ||
○安井美沙子君 質問を終わります。どうもありがとうございました。 ───────────── | ||
04月28日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第8号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。今日はよろしくお願いいたします。 今般の熊本地震では、多くの犠牲者の方が出、また建物の損壊など多くの被害も出ているわけですけれども、企業も様々な被害を被り、事業の継続、再開に困難を感じている経営者の方もさぞ多いことと思...全文を見る |
○安井美沙子君 是非よろしくお願いいたします。 とにかく今は迅速な対応が求められます。中企庁が早速に支援策ガイドブックというものをまとめたことは私は大変評価をしているのですけれども、これが必要な人に行き渡らないと、そして役立てていただかないと意味がないわけですが、現時点での支...全文を見る | ||
○安井美沙子君 非常にいい手段をいろいろ講じていただいていると思いますけれども、私たちもそういったせっかくの支援メニューを周知することに協力をできればさせていただきたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします。 今度、五月に第二弾といいますか、今のこの急遽の応急策に続いて...全文を見る | ||
○安井美沙子君 大臣おっしゃるように、現地の声を反映した内容にしていただきたいと思います。 東日本大震災のときには民主党政権でグループ補助金というものを創設しましたが、これがかなり長期にわたって、長期といってもまだ五、六年ですけれども、非常に役立っている、使い勝手がいいという...全文を見る | ||
○安井美沙子君 余りはっきりとは答弁してくださらなかったんですけれども、私は、大臣の答弁の裏には私が推測したことが言外に言われているのだというふうに解釈をせざるを得ませんでした。 先に行きます。 今般の法案で、再処理に関しては、事業者の経営状況の悪化を懸念して拠出金制度を...全文を見る | ||
○安井美沙子君 一歩踏み込んだ答弁をいただきました。 不確実性は相対的には低いとはいえ、ないとはもちろん断言できないわけですので、この辺についても法案審議の中でもまた深めていきたいと思いますし、この課題は法案が成立しても消えるわけではございませんので、しっかり責任を持って考え...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ハード事業が削減されたというふうに理解しているんですけれども、ハード事業がソフト事業に比べて費用対効果が低いと結論付けた根拠はどこにあるのでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 指摘を受けてそういうふうにシフトしているというふうに理解しますけれども、厳密に費用対効果ということを定量的に測定したわけではないのかなというふうに思います。 それでは、今実際のそれぞれの補助金を交付するにおいて、あと採択事業の効果を測定する指標として、売上高の...全文を見る | ||
○安井美沙子君 その効果の測定のときに、あるいはその報告書の提出のときに、売上高や歩行者の通行量が増加したかどうかというのはちょっと分かりにくいというふうに私は思います。というのは、増加も〇・一%なのか、それとも二〇%なのか、これが一緒くたになって増加したというふうに判定されるの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 様々な理由があるかと思いますけれども、私も同じような推測をしています。 いずれにしても、応募率が低いということはやはり事業の設計に何か問題があるということで、全体の予算は削減されて無駄をなくしてきたというふうには考えるわけですけれども、それにしても、効果がない...全文を見る | ||
○安井美沙子君 次は、その内閣府の日本版CCRC構想と商店街支援のドッキングというか連携についてお聞きしようと思っておりました。 商店街、幾らいろんなにぎわいの仕掛けをしても、必要がなければ行かないわけですよね。CCRC構想というのは、やはり生涯活躍の町、それから介護、医療の...全文を見る | ||
○安井美沙子君 もう一つは、先般この委員会で成立させました中小企業経営強化法でございます。これ、サービス業の生産性を高めることを目的としております。小売はまさにサービス業でありますけれども、空き店舗が埋まらない理由としてアンケートの結果で店舗の老朽化というのを挙げる方が多いわけで...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今三つほどほかの事業との連携について聞かせていただいたわけですけれども、いずれも私は可能性が大いにあると思います。是非、商店街支援という単独で進むのではなく、こういったこともこれから積極的にお願いをしたいと思います。 最後に、この商店街についてですけれども、シ...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今日の議論の中で出てきた論点、これから具体的な政策に落としていっていただきたいと思います。ただ連携するというだけでは抽象的ですので、実際の連携をして新たな商店街支援をしていただくことを心からお願いをいたします。商店街、非常に地方創生にとって大事だと思っておりますの...全文を見る | ||
○安井美沙子君 毛皮の表示が義務付けられていない、この自主規制だけになりますと、要は知らないで毛皮製品を購入、使用してしまう可能性があるわけですね。動物愛護の観点から毛皮を回避している人でさえ、皮肉なことに、動物好きだからこそ、ふわふわした襟やバッグがかわいいなといって本物だと知...全文を見る | ||
○安井美沙子君 消費者庁の方に重ねてお伺いします。 業界団体である日本毛皮協会も、消費者に適切に表示することが公正な競争にかなうとの立場で毛皮の表示義務に賛成しているんです。先ほどの答弁ですと、そういった協会の側の意向は全然反映しておりませんでしたけれども、協会自らが表示義務...全文を見る | ||
○安井美沙子君 後段の質問にお答えいただいていないんですけれども。海外の法規制はどうなっているか、それについてどう思われているかということです。 | ||
○安井美沙子君 そういったことを踏まえて、なぜ海外ではそういうことが当たり前になっているのに日本では検討すらしていないのか、その辺についてはどう思われますか。 | ||
○安井美沙子君 団体からの意見のみならず世界の趨勢あるいは消費の現場を見て、今後も調査、進めていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 | ||
05月10日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第9号 議事録を見る | ○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党及び日本のこころを大切にする党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を...全文を見る |
05月19日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第10号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党の安井美沙子でございます。 各参考人の先生方におかれましては、本日は貴重なお話をありがとうございました。 石川参考人にお伺いをいたします。 シンクタンクで御一緒していた頃からその現実的な政策提言にはいつも感心をしていたわけですけれども、この再エネ...全文を見る |
○安井美沙子君 引き続き、石川参考人にお伺いします。 系統への接続容量というのには限度がありますので、御提案のように原発の稼働率を高めると結果的に再エネの接続枠が減ってしまうのではないかというふうに懸念しております。既設の電源は安いですから、麻薬のようにこれを使い続け、四十年...全文を見る | ||
○安井美沙子君 山地参考人に一問お伺いします。 電力システム改革により広域連系が順調に進みますと、こういった今申し上げたような再エネの抑制の心配がなくなるとお考えでしょうか。 | ||
○安井美沙子君 では、再び石川参考人にお伺いします。 原発を稼働させる、高稼働率で回すということになりますと、使用済核燃料がたまっていきます。先日、再処理等拠出金法を審議、可決、成立を見たわけですけれども、これは使用済燃料の再処理を前提としております。附帯決議の中で直接処分も...全文を見る | ||
○安井美沙子君 ありがとうございました。 | ||
05月20日 | 第190回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子でございます。 私も、引き続きまして消費者庁等の徳島移転について伺います。 私は、この件が大きく報道された三月に予算委員会で河野大臣に既に質問をさせていただきましたけれども、その後、衆参の多くの議員が質問してまいりました。それだ...全文を見る |
○安井美沙子君 結構です。 | ||
○安井美沙子君 長い時間を使った割に、私への質問に対しては答えていただいていないんですよ。 その後とおっしゃったところに注目していたんです。その後というところが、内閣総理大臣をヘッドにした会議で決められた、そこの中身、その手続の正当さを確認したかったんです。そして、消費者庁が...全文を見る | ||
○安井美沙子君 消費者庁じゃない。七つの仕分。 | ||
○安井美沙子君 それを聞きたかったんです。さっきの時間を返してください。 そもそも今回の中央省庁移転というのは、地方からの発意を重視するということで手挙げ方式で始まりましたね。だけれども、この提案を受けた後に、国が公正中立でない理由でこれをこういうふうに仕分したら、結局、最初...全文を見る | ||
○安井美沙子君 頭の中だけで考えるのは良くない、実証実験をした方がいいというのは、必ずしもそうではないと思います。 私は、先ほども申しましたように、地方はそれぞれの中央省庁の仕事の本質を必ずしも理解しているとは思えませんし、業務の詳細なものを理解しているとも思えません。それは...全文を見る | ||
○安井美沙子君 今の御答弁を聞いて安心いたしました。それがもちろん一番大事なはずです。消費者行政を減退させてはならないんです。 そこで、移転の可能性を検討する際に、中央に残さなければいけない機能は何だとお考えでしょうか。そして、その結果、現時点での御判断で結構ですけれども、消...全文を見る | ||
○安井美沙子君 検証、実証テストの考え方として、私、それは正しいと思います。ただ、既にもう、何というんでしょうか、消費者庁の性格からいって地方に持っていけないものというのは明らかであります。石破大臣も四月四日の参議院決算委員会で、消費者庁について、危機管理の部門というのはきちんと...全文を見る | ||
○安井美沙子君 いろいろ消費者行政に関わっている方々からの懸念の声が上がっています。この前実証実験した研修にしても、商品テストにしても、移転によって支障が出る可能性は枚挙にいとまがない。もし実証実験をするならば、こうした消費者行政のエッセンスとも言える部分は、私は全部やってみなき...全文を見る | ||
○安井美沙子君 るる申し述べてまいりましたが、到底、消費者行政に関する移転による懸念というのを全て表明することは時間の関係でできません。しかし、このまま国会審議の機会を経ずに八月になし崩し的にこれが決まってしまうようなことがあれば、私は非常に後悔をすることになると思って、今日は強...全文を見る | ||
05月24日 | 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第11号 議事録を見る | ○安井美沙子君 私は、ただいま可決されました電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、おおさか維新の会、日本を元気にする会・無所属会及び日本のこころを大切にする党の各派共同提案による附帯決議...全文を見る |
05月25日 | 第190回国会 参議院 本会議 第30号 議事録を見る | ○安井美沙子君 民進党・新緑風会の安井美沙子です。 私は、会派を代表し、平成二十六年度決算の是認に反対、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、無償貸付状況総計算書の是認に反対、予備費二件の承諾に反対、国庫債務負担行為の是認に反対、内閣に対する警告案に賛成するとともに、昭...全文を見る |