安田純治

やすだじゅんじ



当選回数回

安田純治の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第91回国会 衆議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○安田(純)委員 けさから同僚委員の方々が各方面から本法案についての質疑を行われました。私もこの法案について若干お伺いするわけですけれども、多少重複するところがあるかもしれませんけれども、確認の意味でも伺うわけでございますので、お答えを明確にいただきたいと思います。  まずガッ...全文を見る
○安田(純)委員 JISマークの表示の開放をされていないことが本当に非関税障壁になっているとお考えなのかどうか、この点を伺いたいと思います。
○安田(純)委員 一般的にという御答弁でなかなか微妙なお答えだと思いますけれども、どうもこのJISマークの表示の開放をしないことが非関税障壁に具体的になっておるということが本当なのかどうか、これは大いに検討してみる必要があるのではないか。ただ一般的に、まさにおっしゃるようにそうい...全文を見る
○安田(純)委員 私が伺っているのは、一般論としてどうも日本にもそういう非関税障壁があるということで従来いろいろ問い合わせがあったということでなくて、具体化した、つまり東京ラウンド交渉で一応妥結してから一年の間にせきを切ったように、多分非関税障壁でいらいらしているとすれば、いよい...全文を見る
○安田(純)委員 スタンダードコードの批准に伴う規格の制定、規格との適合性の認定、まあ検査ですね。認証、こうした制度の国内法は幾つあるのか。     〔委員長退席、堀内委員長代理着席〕 また、その中で、批准に際して国内法を改正しなければならないのはこの工業標準化法だけなのかど...全文を見る
○安田(純)委員 スタンダードコードに反するものはないというお答えですけれども、それはそれとしてまた議論することにいたしまして、要するに、スタンダードコードの批准に伴って改正しなければならない法律ということじゃなくて、JIS以外に電気用品取締法とか計量法とか消費生活用製品安全法、...全文を見る
○安田(純)委員 いまのお答えのように、外国製品にJISマークの表示を与えたとしても、物によっては輸入品として日本に入ってくるときに、電気製品なら電気用品取締法、自動車なら道路運送車両法などの検査を受けなければ国内で販売できない。ですから、そのほかにもいろいろなそういう強制規格が...全文を見る
○安田(純)委員 外国の規格に関する認証制度はどうなっているのかも若干伺いたいわけですが、日本と同様に工場を検査して許可を与えているという制度が一般的なのか、それとも製品検査を実施した上で認証を与えているのか、それはいろいろ物によってケース・バイ・ケースだと思いますけれども、一般...全文を見る
○安田(純)委員 私が、本当に非関税障壁になっていると思うのかどうかをしつこく伺ったのは、実は今回の改正でJISマーク表示について、承認を受けた外国製造業者にこれを表示することを許す。これは、今回の開放で外国が一体納得するのかどうかというところに実は議論が進んでいく前提として、立...全文を見る
○安田(純)委員 それでは別の面からも伺いますけれども、やはりNIRAの報告によりますと、先ほど言ったように、アメリカ人側の考えは製品の品質や安全性を検査する上で重要なものは性能規格基準であるとしておるということで、一方日本政府による工場審査を受け入れる点についても企業秘密の漏洩...全文を見る
○安田(純)委員 いや、もちろん実施する方はそのように考えるでしょうけれども、これは相手がどう考えるかという問題ですから。あなた方の考えはわかった、政府の考えは。しかし相手方、つまり非関税障壁だと攻撃しておった側の考え方、これをいま言ったようにいろいろ見ますとこれでおさまらない。...全文を見る
○安田(純)委員 この問題はまた後で伺うことにいたしましてこの程度にしておきまして、ちょっと別な角度から伺いますが、先ほども同僚委員が伺っておりましたけれども、外国工場の承認に当たって、この費用は政令の定めるところ云々となっているようでありまして、具体的にはそっちの方に任せておる...全文を見る
○安田(純)委員 滞在費も入るわけですか。
○安田(純)委員 もう一つ、手続面ですけれども、この申請書は日本語で日本の主務官庁へ直接出すという手続になるのでしょうか。
○安田(純)委員 五十五年度の予算では、外国製造業者からの申請はどのくらいと見て計上しておりますか。
○安田(純)委員 具体的に外国からの問い合わせも、一般論としてはいろいろあるでしょうけれども余りないようでありますし、予算計上も、初年度だったからとおっしゃいますけれども三件だけ。また、先ほど挙げておるNIRAの報告書の示すとおり、どうもいわば標準規格というものについての考え方が...全文を見る
○安田(純)委員 前向きというと、どっちの方向に前向きか、非常にあいまいでございますけれども……。  スタンダードコードの二条の二ですか、強制規格及び任意規格で、中央政府機関に関し規格の改正、新たな制定に当たっては、国際規格が存在するときには基礎として用いるように、そっちの方へ...全文を見る
○安田(純)委員 ISO、IECなどの国際規格は、参加をたてまえとしておるようであります。幹事国になれば規格原案を提案して、その線を中心に検討される仕組みになっているようでありますが、現在日本が引き受けているものはどのくらいあるのか、お答えいただきたいと思います。
○安田(純)委員 ISO、IECなどの国際規格を自分の国の規格にしている国は、イギリス、西ドイツ、フランスなど、ヨーロッパで十カ国も生まれておりますし、一方、発展途上国でも採用する国はふえておる。こうした中で、スタンダードコードにより国内規格の国際規格への準拠がうたわれているわけ...全文を見る
○安田(純)委員 私の聞いたところでは、技術的な貿易障害対策として三千万円という項目がちょっとあるようですが、これはどういう関係になりますか。間違いですか。
○安田(純)委員 予算の面で見まして、いまJISを国際規格に合わせていく予算として御答弁いただきましたけれども、そんなもので足りるんですかね。本格的な対応が必要ではないのかと思うのですが、その点いかがでしょうか。     〔堀内委員長代理退席、委員長着席〕
○安田(純)委員 ちょっと問題を変えまして、国内の製造業者に対するJIS表示の問題については、この民間の検査機関ですか、これは問題ありとした場合にはその使用を四十日間ですか、差しとめてその間にもう一遍検討をして、そして取り消すなりなんなりする、こういう仕組みになっていますね。 ...全文を見る
○安田(純)委員 いまちょっと非常にお声が小さくてよく聞こえなかったのですが、外国の製造業者に対しては日本の権力が及ばないということですか。行政権力が及ばない、それは当然ですね。そうすると、この請求の法律的性質はどうなるんでしょうね。相手がうんと言わなければだめだという一般の民事...全文を見る
○安田(純)委員 そうしますと、外国に居住しておる製造業者に対して日本の行政権力が及ぶという考えですか。
○安田(純)委員 それは、輸入業者が使ってはならないということはこの法文にもちゃんと書いてあります。それから、日本の領域内に入ってきてからの問題は、それは日本の行政権力が及ぶわけですから当然なんですね。問題は、外国の製造業者、承認された業者に対してJISマークを使うな、要するに認...全文を見る
○安田(純)委員 こういう点は立法技術の問題や国際法上の問題もいろいろ考えなければならないと思うのですが、一つの解決方法として、先ほど近江委員も、外国における立入検査の場合にその製造業者と相対ではなくて、やはり外国の政府、御答弁もそうだったですか、外国の政府の包括的な承認も必要だ...全文を見る
○安田(純)委員 それならいっそすべて日本の水際で問題を解決することにして、輸入業者のところでぴしっと押さえるということにしたら、これまたわかりやすくていいと思うのですが、いかがですか。
○安田(純)委員 きょうの持ち時間が迫ってまいりましたのでこの問題余りやっているとあれですが、私の質問は、相手に利益を与えるときにはそれは向こうはJISマークもらいたくて申請するわけですから協力すると思うのですよ。問題は利益を剥奪するときの問題を言っているんですよ。だから、利益を...全文を見る
○安田(純)委員 持ち時間がなくなりましたので、いまの質問に対するお答えは私は不満足ですけれども、きょうはこの程度で終わっておきます。まだほかにも国内の中小企業に対する影響の問題、いろいろお伺いしたいことありますけれども、次回に譲りたいと思います。  終わります。
03月04日第91回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○安田(純)分科員 私は、現下の経済情勢の中で学生諸君の生活が非常に圧迫されておるという問題について、まず若干お伺いをしたいと思います。  言うまでもなく、公共料金の相次ぐ値上げや国立大学を初めとする大幅な学費値上げなどによって、学生生活はきわめて苦しくなっておるわけであります...全文を見る
○安田(純)分科員 おっしゃるように、日本育英会の育英資金といいますか奨学金は非常に大きな役割りを過去において果たしておりましたし、将来も果たすことになると思うのであります。しかし、先ほどの学生生活の実態、私申し上げましたけれども、この実態から見てまだまだその枠や領の面できわめて...全文を見る
○安田(純)分科員 確かにいろいろな御苦心はされていることはわかりますけれども、なおそういう分納を認める大学に対する援助と同時に、そういう入学金の支払いについての学生の側に対する奨学金の枠の拡大といいますか、対象の拡大ということをすべきであると私は思うわけであります。  また、...全文を見る
○安田(純)分科員 ぜひそういうふうにお願いしたいと思います。低所得者層の進学率が落ちてないからまあやれるだろうというようなお考えではなくて、いま伺うとそういうお考えはないようでございますが、今後ともぜひ努力をしていただきたい。  法律を見ますと、育英会の事業目的として、一つに...全文を見る
○安田(純)分科員 いろいろ苦心されていらっしゃると思うのですが、しかし、それだけでは私は不十分だと思いますし、教職員ということに免除の範囲が決まっておるということは、私先ほど言ったように、大体育英会の事業の目的は、国家社会のために有為な人材を養成して、国家社会を発展させるという...全文を見る
○安田(純)分科員 それでは、この奨学金といいますか、育英会の制度があれされたときに学校教育の教員に限った精神は何だったのですか。
○安田(純)分科員 確かに学校教育というものを重視したことはわかりますけれども、教育は学校だけで行われるものでないこともまた事実であります。日本国民の資質を高めていくという面ではまさに生涯教育といいますか、いろいろな面で教育があるわけでして、学校教育だけを尊重したというのは、昔学...全文を見る
○安田(純)分科員 時間が来ましたので、これで終わります。
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○安田(純)分科員 ただいま同僚委員の方からも原子力発電の問題について若干質疑がございましたけれども、まず長官にお伺いしたいんですけれども、先ほどの質疑の中で長官から、国民の理解を得て原子力発電を促進していきたいというような御趣旨の御答弁があったと思います。国民の理解を受けるため...全文を見る
○安田(純)分科員 そうしますと、一つは科学的なといいますか、客観的な安全性の問題についての十分な技術的な検討と、その実態について国民に理解されるように国民に対して情報を提供するといいますか、このことの二つが必要だと思いますね。  そこで、その実態の問題なんですけれども、実態に...全文を見る
○安田(純)分科員 御答弁のお言葉を返すようですが、先ほどの同僚委員も質疑の中で発言されておったように、原発周辺の住民は、果たして本当に理解しているのかどうか。     〔主査退席、中島(源)主査代理着席〕 お金で、端的に言ってしまえば、札束でほっぺたをひっぱたいて、不安だけ...全文を見る
○安田(純)分科員 つまり原子炉の基数がふえたということでの増加というのは、自然的なといいますか、当然随伴する増加ですが、稼働率が低下と私は言いましたけれども、いろいろ事故があったり検査が必要なことがあってとまる。そうすると、いまおっしゃったように、そこで働く人がふえるわけです、...全文を見る
○安田(純)分科員 その定期検査項目の見直しや期間短縮などについてはどうですか。そういうことをお考えのように報道されておりますが、全くそのお考えがないということですか。
○安田(純)分科員 そうしますと、むしろ検査項目は今後ふえる、期間短縮は考えていないということですか。新聞報道によると、そういうことを考えておるようなことを言われますけれども、どうですか。
○安田(純)分科員 一月二十七日の朝日新聞の報道によりますと、「通産省資源エネルギー庁は、」ということになっていますが、「原子力発電所の稼働率を向上させるため、」つまり稼働率を向上させるということは、経済的にも効率があるし、先ほど言ったように、とまっている間にいろいろ人が入ってい...全文を見る
○安田(純)分科員 私はそんなことを聞いているんじゃないのですよ。この朝日新聞の報道、これは間違いかと聞いているのです。あなた方の考えは先ほど答弁を受けました。この朝日新聞が報道している内容は間違いかと聞いているのです。端的に答えてください。
○安田(純)分科員 そこで長官、国民の理解の問題にまた返っていくわけですけれども、確かに科学技術上の問題は、そのほかの社会的ないろいろなシステムもそうでしょうけれども、事前に相当研究してかかっても、なおかつ実際に運用する段階で、一般に試行錯誤的なものがあり得る。これは化学工場であ...全文を見る
○安田(純)分科員 いや、私が伺っているのは原子力発電所内の、いわゆる管理区域内において被曝する従事者の問題でなくて、環境に、外にどのくらい放出することを設計上あらかじめ許容しているのかという問題です。
○安田(純)分科員 この場合に、蓄積あるいは食物連鎖過程における濃縮などの危険はない、こういうふうに考えておるのかどうか。もしそうだとすれば、その根拠は何か。
○安田(純)分科員 そうしますと、食物の連鎖過程における濃縮などの結果、いわば濃縮された最後の結果の段階で、たとえば貝ならば、一日に何キロ食ったら障害を受けるという、その障害といいますか、その許容量に達するかどうかという一つのメルクマールがあるわけですね。濃縮というのは、消えるも...全文を見る
○安田(純)分科員 さて、東京電力の福島第一原発の周辺海域のホッキガイから、ホッキガイに限らないのですが、人工放射性物質であるコバルト60及びマンガン54などが検出されたという報告が——これは民間だと思いますが、放射能汚染調査グループと俗に言っておりますが、大学の研究者などがやっ...全文を見る
○安田(純)分科員 いまの御答弁でまことに明らかになったように、長官、すぐ自然の放射能と比べてみて、人工的にできる放射性物質で自然界には存在しない、つまり原発があるために出てきた放射能をそれに比較するわけですね。それで安全だというふうに、すぐ国民を説得しようとすることが一つ。 ...全文を見る
○安田(純)分科員 とうとう時間が来てしまいましたので、実は労働省の方にも来ていただいて、一原発従事者の放射線被曝と白血病なんかの労災認定の関係なども含めて、またその答弁によって科学技術庁の方に再び伺う予定で大分資料も用意してきたのですが、時間がなくなってしまいましたのでこれで終...全文を見る
○安田(純)分科員 はい。役所の方が机の上でといいますか、決してそれだけじゃないだろうと思いますけれども、本当に現場の中まで入っていって、実態がどうなっているのか、この点はもう少し真剣にやっていただきたいということもございます。そういう点で長官の御意見を最後に伺って終わりにします...全文を見る
○安田(純)分科員 終わります。
03月07日第91回国会 衆議院 商工委員会 第6号
議事録を見る
○安田(純)委員 前回の審議以来二日にわたって同僚委員の方からも多方面から質疑が行われましたし、私もいろいろお伺いいたしましたけれども、最後に大臣に若干お尋ねをしておきたいと思うわけであります。  前回の私の質疑の中でいろいろ申し上げました。一つは標準化というものの考え方につい...全文を見る
○安田(純)委員 いまのお答えは大変前向きのお答えではありますけれども、本当に指導体制が十分にいくような予算措置が行われているとお考えですかどうですか、その点、最後にひとつはっきりお答えいただきたいと思います。
○安田(純)委員 終わります。
03月28日第91回国会 衆議院 商工委員会 第11号
議事録を見る
○安田(純)委員 私は、まず初めに大規模小売店舗法の問題について、主としてその運用についてお伺いしておきたいと思います。時間がございましたら、繊維の問題についても若干伺いたいのですが、その点は時間の都合でどうなるかわかりませんので、あらかじめ繊維問題でお願いしておった方々には御了...全文を見る
○安田(純)委員 調査をされた結果の細かい数字は出ていないとしても、異常な、つまり人口の伸び率といいますか、都市に集中する率よりも大きい伸びで小売の売り場面積が拡大しておるというような傾向はあると思うのですが、現在、細かい数字は出なくとも、傾向としてはそういうことは否定できないの...全文を見る
○安田(純)委員 少なくともそういう非常に大きな拡大の勢いでありまして、私が先ほど述べましたような新聞社の調査の数字が正しいとすれば、これはまさに異常な拡大と言ってもいいのではないかと思います。このまま推移すれば流通経済秩序に大きな破壊が起きるのではないかということを心配するわけ...全文を見る
○安田(純)委員 私、幾つか例を挙げたいのですが、たとえば東京都の練馬区に、東映と西友が大泉学園コミュニティーセンターというのをつくるということで、これは売り場面積が一万五百二十六平米だそうでありますけれども、三条届け出が昨年の六月になされているようであります。このケースでは、届...全文を見る
○安田(純)委員 この連絡会も協議会も、両方とも小売業者といいますか、直接の利害関係人が、構成比率は多少数字が違うかもしれませんけれども入っておりますので、そういう点ではまさにあなたのおっしゃる商業関係団体であるというふうに言ってもいいだろうと思うのですね。そういう点で、特定の団...全文を見る
○安田(純)委員 私が問題にしているのは、一つは、いま御答弁ありましたように、少数意見でも商調協の中では議論されるということは当然だと思うんですよ。その事前の段階といいますか、窓口一本化と先ほど言いましたけれども、そういう形になって、あらかじめ排除されてしまうということがあるんで...全文を見る
○安田(純)委員 それでは、これまで大型店による影響によって地元小売業者が転廃業を余儀なくされた状況などがあるかどうか。もしあるとすればどういう程度の状況になっておるか、調査したことがございますか。
○安田(純)委員 大店法の運用に関して、先ほど言ったようないろいろな適切な調整のための基準といいますか、いろいろお考えいただいておるようでありますけれども、調整後の実態も常に把握して運用の改善を図ることが必要ではないかと思うのですね。事前に十分調整を図ったから、やった後でどうなっ...全文を見る
○安田(純)委員 江釣子村、これは例に挙げたわけでありますから、江釣子村でどうこうということではなくてもいいのですが、いま申し上げましたように、出店者の配偶者がこんなに多く、こんなにというと江釣子村になりますが、一般的に五人のうちに二人とかというのは適当じゃないんじゃないかと思い...全文を見る
○安田(純)委員 私が強調したいのは、当時の中島政務次官がおっしゃっていたように途中でも遠慮してもらうというぐらいのことでなければ困るということなんですよ。地元の中小業者が近代化のために出るので、できるということになってからおれも入ろうと思った場合しようがないんじゃないかとおっし...全文を見る
○安田(純)委員 そこで、実は調整行為について行政不服の申し立てができるかどうかという点であります。昭和四十八年の七月十一日の当委員会におきましてこの問題が議論をされておるわけでございますが、私どもの方の野間友一委員の調整行為について行政不服の申し立てができるかというような質問に...全文を見る
○安田(純)委員 それ以外のことは議論されておらないのですかね。当時の中曽根通産大臣が野間委員の質問に対して、「これは行政処分としての勧告、変更命令があった場合にはもちろん訴訟の対象になりますけれども、届け出の段階ではまだならないのは、行政処分に対する異議申し立て、そのほかの法令...全文を見る
○安田(純)委員 私が聞いておるのは、この江釣子村で異議申し立てが出ておる、それができるかどうかということを聞いておるのじゃないのですよ。四十八年七月十一日の委員会において政府が答弁した、この答弁の中身を聞いておるのですよ。それが江釣子問題の異議申し立てにどういう影響があるかはそ...全文を見る
○安田(純)委員 そうでしょう。ですから、勧告があって変更命令が出た場合と読むべきだなんというのはおかしいのであって、これは変更命令と言えば当然その前に前置行為として勧告があるわけですよ。だから勧告があった変更命令と、勧告がない変更命令と二つに分けるということはあり得ないので、変...全文を見る
○安田(純)委員 時間が来ましたので。しかし、私その答弁納得できません。したがって引き続き当委員会において機会をいただいてお伺いしたいと思いますけれども、一言だけ聞き捨てならないことがあるのですが、野間委員が最後に変更命令云々と言った。これはまさにあなたのおっしゃるように、この文...全文を見る
04月09日第91回国会 衆議院 商工委員会 第15号
議事録を見る
○安田(純)委員 いままで同僚議員の方々からいろいろな角度から質問されたわけでございますけれども、私はまず最初に条文に即して若干伺いたいと思うのです。  この石油代替エネルギー法案の第五条の導入指針というのがございますけれども、これはどういう形になるのでしょうか。
○安田(純)委員 そうしますと、この導入の指針は業種、業態ごとに出るのであって、個々の工場ごとに出るわけではございませんね。
○安田(純)委員 次に、第七条の財政上の措置についてですけれども、「石油代替エネルギーの開発及び導入を促進するために必要な財政上、金融上及び税制上の措置を講ずるよう努めなければならない。」この財政上、金融上、税制上の措置はどんなことを考えていらっしゃいますか。
○安田(純)委員 現在、石油代替エネルギーといいますとたとえば石炭ですね。石炭専焼の火力発電所なんか建設しますけれども、そうした問題について、現在ある財政上、金融上、税制上の措置はどんなものですか。
○安田(純)委員 いまのは予定されているということですか。そうじゃなくて、いまあるのを私は聞いたのですけれども。さっき予定されているものを聞きましたら、森山長官はいまのところ具体的に考えてないというような話だったのですが、ちょっと答弁が食い違っているようですね。いまあるものはなに...全文を見る
○安田(純)委員 この問題は、時間があればまた後で若干質問をして深めたいと思います。  大臣にお伺いしますけれども、きわめて初歩的な質問ですけれども、石油代替エネルギーの開発、導入が必要な理由は何ですか。
○安田(純)委員 大臣の御答弁の中で、石油が有限なものであるということは事実だと思います。化石燃料はすべて有限だと思うのですね。だから、有限なものを掘り尽くしたらなくなってしまうので、いまのうちからそれにかわるべきエネルギーの開発をしておかなければならぬという意味はわかります。わ...全文を見る
○安田(純)委員 そうしますと、石油の需給のアンバランスが、五年から十年くらい先にはいわば危機的な状況になるという大臣の御認識ですね。そうしますと、代替エネルギーの開発をやって間に合いますかね。とりあえず間に合うのはこの中で何と何なんですか。
○安田(純)委員 地熱や太陽熱のことまで先回りしてお答えいただいたのであれですけれども、どうも大臣の御認識が石油のそういう不足といいますか、これは五年から十年の間にアンバランスがひどくなるということであるとすれば、これを穴埋めするための間に合うものというのは限られてくると思うので...全文を見る
○安田(純)委員 エネルギー源の安定的な確保ということが非常に重要なことは申すまでもありませんけれども、その場合に日本の国内にある石炭は理論可採炭量で三十億トン幾らあるというふうに言う人もおるようでありますけれども、これを活用するということが非常に重要ではないかと思うのですよ。た...全文を見る
○安田(純)委員 たとえば北海道の天北炭田とかいろいろ言われておりますけれども、そういう新しい鉱区の開発あるいは一たん合理化で買い上げてつぶした周辺地域の鉱区の再開発といいますか、こういうことについてはどうですか。
○安田(純)委員 高瀬部長さんはいろいろ困難なところをずっと挙げられましたけれども、こうしたいろいろ難点があるにもかかわらず、やはり国内資源を活用するということのために相当われわれは努力をしなきゃならないんじゃないか。こういう難点があるからだめなんだというふうにあきらめたのではし...全文を見る
○安田(純)委員 私が申し上げたいのは、二千万トン体制と言いますけれども、実際はいま二千万トンを切っている状況だと思います。私は前に石特をやっておりましたが、そのころは二千万トンを切って、二千万トンなどというのは実際はなかなか容易じゃないのじゃないかというふうな感じだったと思いま...全文を見る
○安田(純)委員 この点はまた後から伺うことにいたしまして、石炭の液化技術の協力について若干お伺いしたいと思うのですが、国が援助している石炭液化プロジェクト、EDS、SRCIIですか、それから直接水添方式もあるようですが、これは国内炭をもこの技術の対象としているのかどうかというこ...全文を見る
○安田(純)委員 EDSやSRCIIの研究によって得られる特許、この特許権の所有者はだれになりますかね。
○安田(純)委員 このEDSあるいはSRCIIについては、特許だけではなくて、大体特許権なんというのはたとえて言えばトレードマークみたいなものでして、ノーハウがいろいろあって、それがきちっと身についていないとその特許をうまく使えませんよね。いまの複雑な技術はそうだと思うのですね。...全文を見る
○安田(純)委員 このEDSに参加しておる日本側の企業というのは、石炭液化技術開発株式会社ということになると思うのですが、この石炭液化技術開発株式会社とEDSとの間の契約といいますか、そうした技術内容についての契約ですね、これは一〇〇%政府は知っておりますか。
○安田(純)委員 補助金を交付したことについての必要な範囲でチェックをしておるという話ですが、一〇〇%すべてについて報告を受けたりあるいは知っている立場にはないということになりますか。補助金を交付しているそういう立場で必要な限りというのは非常にあいまいな話ですが、補助金を出してい...全文を見る
○安田(純)委員 世界のこうした企業の企業間競争というのは非常に激しいものがあるわけですけれども、そういう中で、自分たちの開発した技術についてのノーハウをやたらによそにばらまくということはしないのが普通だと思うのですね。そこで、聞くところによると、場合によっては技術拒否協定といい...全文を見る
○安田(純)委員 いや私が伺っているのはその工業所有権といいますか、そういういわば凝縮された技術の中身ではなくて、その周辺の部分も含めてのノーハウがいろいろありますね。こういうものについて、場合によっては個人の名前まで指定して、この人にしかこの技術は教えないとかそういうような、こ...全文を見る
○安田(純)委員 この石炭液化技術開発株式会社をみますと、この会社の事業目的は、「石炭液化等合成燃料に関する技術開発、研究、調査並びにこれらの受託及び委託」、それから「石炭液化等合成燃料に関する技術情報の取得または処分」、こういうことが書かれておるわけですね。そしてもちろん政府は...全文を見る
○安田(純)委員 これは株式会社になっているようですが、いまの中身を見ますと、研究負担金なるものを各株主になっている会社から取って従業員の給与など運営経費を払ったほかはエクソンへ送金する、こういう仕組みになっているようですが、営利会社として実際はもうかるかもうからないかは別として...全文を見る
○安田(純)委員 私どもの方でこの会社についていろいろ調査をさせていただいたのですが、それによると、補助金の交付の必要範囲において協定を把握しておるというふうに微妙なお答えだったのですが、協定は秘密であるということになっておるようでありまして、全部は政府にも教えていない、政府もま...全文を見る
○安田(純)委員 そこが問題なんでして、必要な限りにおいて、その以外は日本政府はつんぼさじきである、そういうことになるわけですよね。その必要な範囲がどの範囲か、またいろいろ微妙ではありましょうけれども、その辺が一つ問題だと思うのです。  そこで大臣、最後に、そろそろ時間も近づい...全文を見る
○安田(純)委員 そこで、大臣はきわめて科学的に日本の石炭は二千万トンだということに算定されたとおっしゃいますけれども、私はそれも実際はエネルギー構造の政策の方から逆算してきたのじゃないかというふうに疑いを持っていますが、それでも科学的とおっしゃるのだけれども、国内のそれさえもい...全文を見る
○安田(純)委員 終わります。
04月14日第91回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号
議事録を見る
○安田(純)委員 浜田幸一氏は四月十一日の各紙との記者会見におきまして、検察当局に事情聴取をされた、名前と友人関係とばくちをやったことしか申しておらない、こういうようなことを発言しておりますけれども、浜田幸一氏に対して事情聴取したことは事実ですか。
○安田(純)委員 そこで名前と友人関係とばくちをやったことしか申していない、こういうふうに言っておるのですが、それは事実なんですか。
○安田(純)委員 それでは、浜田幸一氏にいつといつ、何回事情聴取をされましたか。
○安田(純)委員 ちょっとおかしいんじゃないですか。回数ぐらい言っても特に捜査の秘密に触れるということはないと思いますし、それから先ほどの御答弁で、名前と友人関係とばくちをやったことしか申していない、これは事実かと伺ったのに対する答弁で、どういう時点の話を頭に浮かべて浜田氏が申さ...全文を見る
○安田(純)委員 どうもいまの答弁にはきわめて不満でありますけれども、浜田幸一氏がこの記者会見で、この会見の後、検察庁にも私のとった行動を報告するというような発言もされておりますけれども、会見の後、報告に見えましたでしょうかね。来たとすれば、その報告の中身はどういうことですか。
○安田(純)委員 同じくこの記者会見で浜田氏は、新聞に出ている額に近い、相当額のギャンブルの負けがあるというようなことを言っておりますね。冒陳の補充書では、百五十万ドルの債務でその後百二十万ドルに値引きをしてもらったとしてあるわけでありますが、これ以外にも浜田氏の債務はあるのでは...全文を見る
○安田(純)委員 それ以外のことは明らかにされていないけれども、それ以外のことがあるというふうに推察されるわけですよね。この記者会見で、新聞に出ている額に近い——近いと言っても、それより低い近さもあるしそれより多い近さもあるわけですけれどもね。百五十万ドルの債務で百二十万ドルに値...全文を見る
○安田(純)委員 しかし少なくともこの冒陳補充書は、二十万ドルの授受についての非常に重要な問題が出ておるわけですから、債務の方が、この二十万ドルに見合わない額であるとするならば、これはつながってきますね。非常に重要な発言だと思うのです、この発言は。だから、近いという近さがどの程度...全文を見る
○安田(純)委員 コーチャンの嘱託尋問調書では、四十八年一月三日に盗難に遭った百六十六万六千六百六十七ドルの小切手は小佐野向けのものと理解しておったというふうに証言しておるようであります。この小切手盗難事件の捜査はどうなったのでしょうか。
○安田(純)委員 これだけの巨額な小切手の盗難があったとすれば、その捜査が行われていると思うのですが、その捜査の結果はどうなったかを伺っているわけであります。
○安田(純)委員 事件当時の新聞では、怪盗八百二号のしわざかという記事や、盗難事件そのものに疑問を投げかけている記事も多いわけであります。小切手はどこへ行ったのか、怪盗八百二号とは無関係だったのかどうか、これは全く当局はこの結果はわからぬというふうに伺ってよろしいのですか。
○安田(純)委員 浜田氏のラスベガス・ツアーは合計何回になるかということなんでありますが、私どもの調査では、四十七年の四月に浜田氏の議員請暇が出ております。小佐野被告人の出入国ともダブっておるようであります。議員請暇が四月二十八日から五月四日。で、小佐野氏の出国が、四月二十七日に...全文を見る
○安田(純)委員 そうすると、これはまさに小佐野被告人と同じ日に出て、同じ日に帰ってきておるということになりますね。同じ便であるかどう……。  それから、四十七年の七月あるいはその前後にも小佐野氏の一行がラスベガス・ツアーに行っているはずであります。出入国の数字を見ますと、小佐...全文を見る
○安田(純)委員 四十七年の十月に百五十万ドル負けたと言われておりますが、衆議院の法務委員会で、四月八日に入管局長が小佐野氏と浜田氏のこのときの出入国記録を明らかにしているようでありますが、これは間違いございませんか。
○安田(純)委員 このときはいわゆる陰謀説の真っ最中でございまして、出国の十月五日と入国の十月十四日の両日、小佐野はコーチャンと会っておりまして、十月五日にはけんもほろろだった小佐野が、十月十四日には協力を約束している、コーチャンの調書のその部分は報道のとおりだと思いますが、いか...全文を見る
○安田(純)委員 たびたびサンズホテルに支払いに行ったりして出入国をしていることになるわけですが、四十八年に五十万ドル、二十五万ドル、二十五万ドル、この三回サンズホテルで払ったときに一体浜田氏の出入国はどうなっているのかということも伺いたいわけであります。  それから、四十九年...全文を見る
○安田(純)委員 四十九年の四、五月ごろはどうですか。
○安田(純)委員 先ほどの坂井委員も申し上げましたけれども、賭博ツァーの同行者と言われている人たちの出入国記録、昭和四十七年から四十九年までの提出をぜひお願いしたいということを、ここで私の方からも強くお願いしておきます。  ところで、記者会見において浜田氏は、自分が汗水流してと...全文を見る
○安田(純)委員 一説によれば、小佐野はロッキード事件発覚後に金を返せと浜田氏に詰め寄ったと言われておりますが、そうだとすればその時点でまだ求償権を放棄しておらないということになりますから、百二十万ドルとすれば、約二億四千八百万円くらいの贈与税の時効は現在も完成していないというこ...全文を見る
○安田(純)委員 大変なまぬるいやり方だと思います。とにかく先ほど来同僚委員の、自民党の委員の方からもいろいろ質疑が出ましたが、浜田氏の可処分所得が幾らあって、それで一体サンズホテルのばくちの負けを浜田氏自身が払えるかどうかというところにも議論が集中したように伺っておったわけであ...全文を見る
○安田(純)委員 いま公判に係属中だから推移を見たいとおっしゃるならば、実はここにもうすでに確定した裁判がございます。昭和五十年十二月十二日、東京地方裁判所で有罪判決が確定しております新星企業等の宅建業法違反事件の訴訟記録の中で、四街道町の山林、原野、田、畑九万五千九百三十九坪を...全文を見る
○安田(純)委員 捜査当局の方にもお願いしたいわけですけれども、そういう意味で、サンズホテルにおける二十万ドルの支払い、その前のロス空港における授受ですね。これについて浜田さんは、それを否定するがごとく、自分の金で払ったんだとおっしゃるけれども、終局的に、いま言ったような土地転が...全文を見る
○安田(純)委員 ぜひその辺は調査をされたいと思うわけであります。ともかく、浜田氏が言うように、小佐野氏には立てかえてもらわないんだというニュアンスにも聞きますから、あの記者会見の答弁。自分で返したとすれば、こうした土地転がしで、しかも田中ファミリーの日本電建が入っているという、...全文を見る
05月08日第91回国会 衆議院 商工委員会 第21号
議事録を見る
○安田(純)委員 午前中から同僚委員がいろいろな角度から本法案の内容について、あるいは関連する事項について質疑をいたしましたので、私は若干の問題点について伺いたいと思います。  まず最初に、午前中の質疑の中で中村重光委員が改正案の三十六条、つまり登記を十年間しなかった組合のみな...全文を見る
○安田(純)委員 いや私が聞いたのは、法律を知らなかったために登記手続をしなかったとか、そういうような人たちのためにというような御答弁があったように伺いますけれども、それに間違いございませんかと確認したのです。つまり、実際活動しておるのだけれども、しかしいろいろな法律を知らなかっ...全文を見る
○安田(純)委員 そのうっかりしている人のためにこの規定を設けたとすれば、みなし解散があったときに何らかの方法で該当組合に通知をしなければならないと思うのです。事前にテレビでPRするとか、先ほど近江委員の発言に対していろいろお答えもありましたけれども、それだけうっかりしている人な...全文を見る
○安田(純)委員 そうなりますと、十年間も活動しながらまじめにいろいろ総会もやり、議決もしたり、役員をかえたりしておっても、どだい登記をしなかった、そういうのはいわばうっかり組合になるわけです。十年間もうっかりしていたのが、自分のところがみなし解散になったかどうか個別の通知は受け...全文を見る
○安田(純)委員 そうすると、あくまでも個別の通知はする気がない。法律にはしろとはどこにも書いてないわけですね。商業登記法九十一条の二でやっても、あれは支店の所在地の登記所に通知するだけですからね。個別の通知ということはどこにもないので、それは何かの形でおやりになる気はございませ...全文を見る
○安田(純)委員 十年間何かの事情で全く登記の手続といいますか、協同組合などの事項について登記所に近づかなかったような組合がもし存在する——まあ存在することが前提でしょう、法律の条文がつくられるということは。不存在なことについて条文をつくるというのはあり得ないはずでありますから、...全文を見る
○安田(純)委員 このそれぞれ四種類の団地の団地化の目的は何ですか。
○安田(純)委員 考えますに、この四種類の団地については、いま御答弁があったような一般的なといいますか、メリットのほかにも、各団地の種類ごとによっては別ないろいろな効果があるだろうと思うのですね。たとえば工場団地でいえば、公害なんかが発生するおそれのある工場を一カ所にまとめること...全文を見る
○安田(純)委員 高度化事業の融資を受けた場合に、その償還期限前にはそういうことになるでしょうが、償還後の場合はどうなるかということ、それからその場合にも各組合員の専用部分と共用部分と出てくると思うのですが、共用部分の場合はどうなるかという点を伺いたいと思います。
○安田(純)委員 償還後組合員の私有となった土地、施設について、これは譲渡の自由を制限することは日本国憲法上もできないと思いますが、かといって、譲渡の自由を無制限に認めると、団地としての、先ほど四種類の団地の話がありましたが、それぞれ団地化のメリットがあるわけですけれども、償還後...全文を見る
○安田(純)委員 先ほど言われた四種類の団地それぞれについて、いまお答えがあったような共用施設の整備充実といいますか、中身は大分違うと思うのです。現在全国に設置されておる団地それぞれについて見ますと、共用部分を押さえてみたところで、土地を売って、その共用部分については余りお世話に...全文を見る
○安田(純)委員 確かにおっしゃるように協同組合であり共同事業であるわけですから、みんなで力を合わせて共同の仕事をしていくのが本旨でありまして、確かにおっしゃるとおりが理想なんですが、頭数をそろえないと一定の規模にならぬということから、組合員がすべて同じ方向に意思が一致して始まっ...全文を見る
○安田(純)委員 それは団地にまとめて設置するときの話でしょうけれども、そうではなくて、設置された団地の機能を維持、発展させるための助成措置に何かあるかということを聞いているのです。
○安田(純)委員 後の方はいわゆる緑地帯などの設置だろうと思うのですが、緑地帯以外にもいろいろ対象になり得るのでしょうか。たとえば共用部分ですが、ことに公共施設に当たる部分、道路とか下水とかありますけれども、それは県道なり市道なりであれば当然市や県がやるのでしょうけれども、そうじ...全文を見る
○安田(純)委員 こうしたいわば公共施設に当たる共用部分といいますか、これについての助成は今後引き続きぜひ継続して助成の対象を拡大するように御努力をお願いしたいというふうに思います。  それから、ちょっと質問が別なことになりますが、役員の選任制度の新設の理由については先ほど同僚...全文を見る
○安田(純)委員 次に、いわば魅力ある協同組合を育成していく必要がありますし、まさに協同組合としての理念、理想を実現するようにしていかなければならないと思うのですが、そのことと関連してちょっと伺います。中小企業団体の組織に関する法律や、現在議案になっております協同組合法によって設...全文を見る
○安田(純)委員 では、大蔵省の方来ていらっしゃると思いますが、たとえば中小企業等協同組合法による信用組合が大蔵省の管轄分になると思います。信用組合連合会については、全国信用組合中央協会というものがあるように伺っておりますが、そういうものがあるのですか。
○安田(純)委員 これは中小企業だけが入っているわけじゃありませんけれども、それで、中小企業等協同組合法によって設立された団体ではございませんが、たとえば商工会の連合会を見ますと、協力会というものがあるそうであります。この業務の内容を聞きますと、調査事務といいますか、コピーの機械...全文を見る
○安田(純)委員 仕事の中身はわかりましたけれども、私が先ほど例に挙げた商工会の場合には、商工会自体がやってもいいような仕事をどうも協力会がやっているように見えるのですが、この信用組合連合会は、中小企業等協同組合法の第九条の九の中に、やってはならないと禁止されている事項があります...全文を見る
○安田(純)委員 いや、私は混同していないので、質問が、一つは中央協会の仕事の中身を聞いて、一つは今度は、連合会の方が九条の九の二項の、いわゆる金融業務を扱うといいますか、連合会はそういう協同組合連合会なのかということを聞いたので、混同しているわけじゃないのです。この次にその質問...全文を見る
○安田(純)委員 信用組合の方でお金を出しているわけですね。これは寄付行為として出している、社団法人だから、違いますか、常に運営費といいますか、これを各信用組合が負担しておるということなんですか、そうでしょう。
○安田(純)委員 ところで、協同組合法の五条三項を見ますと、「組合は、特定の政党のために利用してはならない。」と書いてありますけれども、これは、協同組合法の実施については通産省が設置法によって管轄しておるようでありますので、通産省に伺いますが、この立法趣旨は何ですか。
○安田(純)委員 そこでちょっと伺いたいわけですが、もちろんこの協同組合法の五条三項は、組合という言葉を使っていますから、定義上信用組合も入るわけですね。この信用組合の中で、特定政党に政治献金を出しておる。特定政党というとちょっと言葉が言い過ぎかもしれませんけれども、実際上特定政...全文を見る
○安田(純)委員 私は、政治資金が適当であるかどうかというよりは、信用組合、この場合には信用組合ストレートでいきましょう。     〔堀内委員長代理退席、委員長着席〕 都留信用組合あるいは新潟県信用組合などが五十三年度の表に載っているわけですが、この場合どうですか。この場合で...全文を見る
○安田(純)委員 私は自治省の役人に聞いておるのじゃないのです。大蔵省が直接管轄しているのでしょう、信用組合は。中小企業等協同組合法の実施自体は通産省ですけれども、その協同組合の中身によっては各省が分担しているわけです。信用組合については大蔵省が当然指導監督すべきであると思うので...全文を見る
○安田(純)委員 当、不当の問題は答えられないというのですか。全く考えがないということですか。まさか奨励する気はないんでしょうね。どんどん政治資金を献金しろなんということは、これはまあ言えないと思うんですね。ただ、この程度のものだから、世間もやっているからおつき合いだとか、判例に...全文を見る
○安田(純)委員 その辺、ぜひよろしくお願いしたいと思います。私は、外郭団体は一切不必要だとかなんとか言っているわけじゃありません。本当に協同組合法の理想を追求し、これを実現するためにぜひ必要な協力的な団体があるのはいいと思うんですよ。脱法行為的にあるいはワンステップを置くために...全文を見る
○安田(純)委員 そういうお答えですけれども、仙台国税局のある課長は、酒販小売組合の例の安売りなんかの規制の規約ですか、あの解説の講演の中で、運転免許のように三年で切りかえると断言しているのですね。私はそのテープを持っています。はっきり断言しているのですよ。運転免許証のように三年...全文を見る
○安田(純)委員 終わります。
05月09日第91回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第1号
議事録を見る
○安田(純)小委員 厚生省に伺いますけれども、本件のように食用として輸入されたものが途中から食糧に使ってはだめだというふうになった場合に、誓約書なるものは常に出させているわけですね。
○安田(純)小委員 その誓約の時期といいますか、こういう処理をしたあるいはするという時期はいつになるわけですか。
○安田(純)小委員 稲井参考人にお伺いいたしますけれども、こうした誓約書を出した後の商品の流通におけるフォローはどのようにされるわけですか。
○安田(純)小委員 そうすると、明糖での処理の段階までと言われると、明糖から次の段階に行くまでですか。それとも明糖に渡してしまえばそれきりなんですか。
○安田(純)小委員 搾油終了までは丸紅さんの方に責任があるわけですね。
○安田(純)小委員 厚生省に伺いますけれども、お調べになったのは問題になってからですね。
○安田(純)小委員 そうすると、一般に全部調べているわけではなくて、このケースについては問題になったからお調べになったわけでしょう。にもかかわらず、書類だけで調べられた理由は何ですか。一般に全部調べるから研究不足ということもあるでしょうけれども、社労で問題になってからお調べになっ...全文を見る
○安田(純)小委員 時間が来ましたのでやめますけれども、では社労で問題になったり、新聞記者が追いかけたりし始めてから特に調ぺたということはないというわけですか。
○安田(純)小委員 それは調べが不十分だと渋沢先生が非常に怒られるのも無理ないと思うのです。一般的な手続でやって書類の不備がなかったならそれはそうかもしれません、手不足だから、しかし問題になってから調べられたのだから、そうすると書類は一応整っていても問題があるということを指摘され...全文を見る
○安田(純)小委員 中江参考人でも嘉野参考人でもどちらでもよろしいんですけれども、先ほど通産側は、大島つむぎとその他のつむぎの区別がむずかしいというので、区別の商標指導などについてえらい技術的困難があるような答弁があったわけですけれども、そんなにむずかしいものでしょうか。お二人か...全文を見る
○安田(純)小委員 中江さんの御意見も同じですか。
○安田(純)小委員 じゃ先ほど答弁された通産の方に伺いますけれども、いま参考人はこうおっしゃるのですが、区別は困難なんですか、役所の立場として。
○安田(純)小委員 そうしますと、参考人の嘉野さんでよろしいのですけれども、いま役所の方ではそう言われたわけですな。なかなか区別は困難だ、いや区別はできるはずだ、こういうように製造する側、輸入する側の見方とお役所の見方と全く違うようでございますけれども、それについてこういうふうに...全文を見る
○安田(純)小委員 先ほどの川崎委員からの質疑の中でも、どうも言い逃れをしているんじゃないかというような意味のことが役所に対して出されましたけれども、私も先ほどから伺っておって、どうもそういう点で伝統的工芸品であるこの大島つむぎの維持、発展のために余り通産当局は熱心じゃないんじゃ...全文を見る
○安田(純)小委員 もう一つ前の方の質問ですが、あれはどうなんですか。
○安田(純)小委員 与えられた時間が来ましたので、これで終わりますけれども、ぜひそういう点で.役所の方で、それは確かに外国との交渉でもありますし、あいまいな定義づけのまま交渉するわけにもいきませんでしょうし、そこによって調べる数字も違ってくるという点もございましょうから、いろいろ...全文を見る
05月15日第91回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第2号
議事録を見る
○安田(純)小委員 共産党・革新共同の安田でございます。本日は参考人の方々、大変貴重な御意見をわれわれに聞かしていただきましてありがとうございます。  若干お伺いをしたいわけですけれども、御存じのように昨年大店舗法の改正法が施行されました。それで知事に対して権限が委譲されて面積...全文を見る
○安田(純)小委員 並木参考人のお言葉でございましたけれども、しかし実は、これは大店舗法の対象店舗面積を下げたからそういう現象が起きたというよりは、むしろそういう現象が先に起きたために大店舗法の対象店舗の面積の範囲を下げなければならないということになったのではないかというふうに思...全文を見る
○安田(純)小委員 調整期間や何かで、それが改正で話し合いがスムーズになったか、かえってぎくしゃくするようになったか、変わらないか。
○安田(純)小委員 実は私ども共産党・革新共同は、かつて旧百貨店法から大店法に移るときも許可制を主張いたしましたし、この間の改正のときも許可制の導入をしたらいいのではないかと主張したわけです。残念ながら届け出制のままなんですけれども、考えてみますと、この国会内における議論でもいろ...全文を見る
○安田(純)小委員 中澤参考人に伺いますけれども、先ほど井川参考人の方から員外利用の問題についていろいろお話がありましたけれども、農協の場合には員外利用がある程度は法律で認められているようですね。ですから、生協よりもなお員外利用のチェックについては、法律である程度認められていると...全文を見る
○安田(純)小委員 時間が来ましたから終わります。