安田純治

やすだじゅんじ



当選回数回

安田純治の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○公述人(安田純治君) 公述人の安田でございます。  冒頭に、ほかの公述人も申し上げましたけれども、きのうきょうの報道によりますと、どうもこうした公聴会を単なるセレモニー化するような参議院の動きがあるということが報道されておりますけれども、まことに遺憾でございますので、ぜひそう...全文を見る
○公述人(安田純治君) はい。二十一分までですから、あと二分、私の時計ではあるようでございますけれども。  外国の例について、小選挙区の国もございますけれども、これは強力な大統領選挙、大統領制というものがございますので、必ずしも議決機関における民意のゆがみが政権選択につながらな...全文を見る
○公述人(安田純治君) 今回の法律案について国民の理解はどうかという御質問だと思いますが、理解の中身というのが、この仕組みに対して理解するかどうかということと、もう一つはその仕組みがどういう効果を生ずるかというところまでいろいろ検討されて理解されているのかどうかということがまず考...全文を見る
○公述人(安田純治君) まず全体的な政治改革がすぐにできるならばそれは一番それに越したことはないと思うんですが、なかなか困難だろう。というより実際上は不可能だろうというふうに思いますので、もう既に以前の国会決議で一票格差をなくせというようなことが決議されておりまして、その方がずっ...全文を見る
○公述人(安田純治君) 根拠を一つだけ挙げれば、密室政治の横行であるというふうに思います。二つ挙げれば、金権腐敗がもう一つ加わる。しかし、金権腐敗の政治にしてもいずれにしても、やはりこれは密室政治、国民が国政の動きをよく知らないところで動いておるというところに政治不信の発生する大...全文を見る
○公述人(安田純治君) 今、会田先生が首長選挙の投票率の低下を御指摘になりましたけれども、一つの選挙区から一人しか当選しないという仕組みにおいては小選挙区は全く同じことでありまして、そういう意味では、首長選挙で投票率が下がっているというのは小選挙区制の運命を暗示しているものだとい...全文を見る
○公述人(安田純治君) 多選が必ずしも腐敗の絶対的な条件ではない。今、山崎公述人がおっしゃったように、やっぱり人の問題だろうと思います。ただ、腐敗する傾向が強いこともまた否めないところだと思いますので、それじゃどうしたらいいかといえば、やっぱりチェック機能をきちんと働かせるという...全文を見る
○公述人(安田純治君) 私は、法律家の立場から戦後の日本をずっと見てまいりますと、目的のために手段を選ばずといいますか、ルールを踏み外しても平気だと、実利実益だけを追求するというような社会的風潮があることは非常に残念に思っておるわけであります。  先ほどほかの公述人あるいは委員...全文を見る
○公述人(安田純治君) 小選挙区と金権腐敗防止とは全く因果関係はないと私は思います。これは単に私が思うだけじゃなくて、実例からして、衆議院選挙で奄美地区の一対一の例の選挙、奄美選挙というのがありますけれども、あのときの金権腐敗は目に余るものがございます。したがって小選挙区制になれ...全文を見る