安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1965年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第48回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○公述人(安恒良一君) ただいま御紹介にあずかりました安恒であります。  本予算委員会から私に求められております公述は、医療保険関係でありますが、予算総額と社会保障関係費並びにこの中に占める医療費、医療関係保険費の割合は、これから述べますところの医療保険関係の予算案に重要な関係...全文を見る
○公述人(安恒良一君) それでは私から申し上げますが、社会保険審議会は、いま川合さんからも言われましたように、私は三者構成の原則は守られていると思います。すなわち公益代表とそれから労働者、これは被保険者代表といっておりますが、それと事業主、これは保険者代表であります。こういうもの...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私どもは医療制度の根幹を審議するものについては、今回自民党の皆さん方や政府の代表とお話し合いをしまして申し上げましたところの、各界の代表が入ったところのいわゆる医療問題調査会、こういうものが設けられ、そこで医療制度の根幹についてやればいいという考え方であの...全文を見る
○公述人(安恒良一君) ちょっと丸茂先生が社会保険審議会の性格について誤解があるんじゃないかと思いますが、御承知のように、社会保険審議会は政府管掌健康保険を中心にやることは事実であります。しかし、その中では日雇い健保の問題ですね。それから私たち労働者にとっては大きい厚生年金という...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 医療費の問題であるとかそれから保険の基本に触れる問題について審議をする場が、どうも丸茂さんは社会保険審議会のみに限定をしてお考えではないかと思います。たとえば一番大きな問題を申しますと、医療費の問題は、何といってもこれは医療協議会で私どもは審議をしておりま...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 参議院はまことに良識の府ということを誇っておられますから、あまり私はどろ仕合いをここで演じたくないと思っておりました。しかし、川合さんからあのような激しいことばで私たちのとりました態度——まあ質問の要点に最後にお答えにならなかったようでありますけれども——...全文を見る
○公述人(安恒良一君) お断わりをしておきますが、支払い七団体というものは、それぞれの団体の性格があって、あのような最大公約数的な約束をしておりますから、私は、きょうはその中のいわゆる被保険者という立場で公述に出向いておりますから、そういう前提でいまの問題について申し上げたいと思...全文を見る
○公述人(安恒良一君) これは何か中医協の再来をやるようなことになると思いますけれども、御承知のように、今回の医療費の改訂は一昨年にお医者さんの皆さん方から再診料十点設定という問題が出ました。これと相前後いたしまして、ときの厚生大臣小林さんから、いわゆる国民所得の上昇に伴なうもの...全文を見る
○参考人(安恒良一君) その点が一つあります。それからいま一つは、いわゆる赤字対策の問題ですね、これは四月十八日の答申のときにこういうことでありました。平年度は健康保険料は上げないということ、それからいま一つは、本年度についても、いま出されているような手荒い方法をしなくて、これは...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 簡単にと言われますが、丸茂さんもかなり長々しゃべられましたが、これはやはり国民がたいへん重視している問題でありますから、あまり誤解を与えるといけないと思いますから、御了解を願いたい。  そこで、いま言われましたところのいわゆる八%の問題については、これは...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私は、ちょっとこの議事録をいま川合さんからお借りしたのですが、実はきょうの公述で、いわゆる中医協の経過を一々聞かれるというなら、そういう御注意をいただいておれば、全部用意しておったのですが、ちょっとそういう私の公述したことにお聞きくださると思っておりました...全文を見る
○公述人(安恒良一君) ちょっと、私は四月十八日の答申が必ずしも八%であるということを認めたわけではありません。私はやはり四月十八日の答申は八%であったと思います。ただ、私どもが、何か八%に一・五積むことのみが今回の医療費問題の大きな混乱の最大の原因のように言われますから、その後...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私は、その問題の解決は二つの方向から取っ組んでいかなきゃならぬと思います。私も、ことしだけの問題をこの国会で御決定願っても、来年度また問題が出ます。ですから、それは現在すでに総医療費というものが一兆億であります。いわゆる国民生活所得水準に占める割合は約五%...全文を見る