安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第77回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○安恒参考人 安恒であります。  賃上げ交渉の時期につきましては、私たちはいま日経連の櫻田会長も言われましたように、二十数年来、春の時期に賃金を決めてきております。そしてこれはすでに各企業では労使協定になって、新賃金は四月一日から、こういう協定も非常にたくさんあるわけであります...全文を見る
○安恒参考人 私は、不況、雇用問題、賃金、物価問題等に対する私どもの現在における基本的な考え方について申し述べたいと思います。  まず、これは委員先生も御承知のように、高度経済成長政策というものは、わが国におきまして忍び寄るインフレということで、徐々に高度経済成長政策の中にイン...全文を見る
○安恒参考人 私は、去年の賃上げとことしの違いを申し上げますと、去年は、ここに御出席の福田副総理みずから先頭に立たれまして、率直に申し上げて政府、財界一体となって賃金を一五%以内におさめると、こういう御努力をされたのであります。ことしは、私ども承りますところによりますと、財界の日...全文を見る
○安恒参考人 全国的な統計は、労働省の大臣並びに局、長が出ておられますから、そちら側からすでに議会に報告があったと思いますが、私は失業発生と仕事の確保状況について私どもで調査した実態を申し上げ、問題点を指摘をしたいのですが、これは一つは石川県、一つは福岡で調べました。  まず石...全文を見る
○安恒参考人 いま多賀谷先生から御指摘のあった点は非常に重要な問題でありまして、私たちは率直なことを申し上げまして、昭和三十年代から四十年代の前半に新しく労働者になった人々は、場合によればいま申されたような、東京で言うと千数百万の分譲住宅を買って月々のローンで払っていくということ...全文を見る
○安恒参考人 私は、いま御質問されました点で一番先にまず取り上げなければならぬのは、高度経済成長政策時代の雇用政策と質的相違がある雇用政策というものをぜひこの国会で取り上げていただきたい。これはなぜかというと、高成長の場合には経済成長のメカニズムに任せまして、いわば全体的量的なバ...全文を見る
○安恒参考人 私、総評を代表してお願いしたいのは、審議会ではいま議論が続けられていますが、当時私たちが政府と話し合いをしました中の一つといたしまして、衆議院の社労委員会の中にもそのような全国一律最低賃金制の問題等を検討する特別委員会をつくっていただくようにお願いをしておりましたが...全文を見る
○安恒参考人 私どもも、その問題を過日日経連と議論をしたときに、賃金を下げるという問題じゃなくて、御承知のようにわが国の賃金は年功序列賃金でありますから、いままでどおり、五十五歳以上定年を延ばしたときに、それを全部延ばしていくのがいいのかどうかということについては、これは私は、た...全文を見る
○安恒参考人 これは当然労働力でありまして、わが国の就業人口の中に約半分に近い女子労働者がおるわけでありますから、これは当然正規の労働力と見てすべての労働行政をやってもらいたい、こういうことです。
○安恒参考人 経営者の過剰雇用論について、私たち反対の意見を持っているのですが、まず、あの出された数字の根拠がかなり恣意的だと思います。それはどういうことかというと、一つは基準時のとり方が問題がありまして、四十九年の六月が一つの基準時になっています。その当時はまだまだ狂乱インフレ...全文を見る
05月06日第77回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○公述人(安恒良一君) ただいま御紹介にあずかりました安恒であります。  私は、昭和五十一年度の予算の中で、特に社会保障に問題をしぼって意見を申し上げたいと思います。ただ、社会保障と申し上げましても、広義に考える場合と狭義に考える場合にはいろいろありますから、その点は私なりの解...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 二つの御質問についてお答えをいたします。  まず最初に、私どもが申し上げておりますところの国家予算の性格についてでありますが、これは前の先生からもちょっと私の名前も挙げられながらおっしゃいましたから、その点をちょっとお答えしたいのですが、私はわが国の経済...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 目黒先生の御質問についてお答え申し上げます。  四点ございましたが、第一点のナショナルミニマムの問題、これは私はぜひとも設定をすべきだと思います。もちろん、私たちはできるだけ急速にこれをやっていただきたいと思いますが、直ちにできない場合には、私は社会保障...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私が福祉を袋だたきにするいいかげんな予算と申し上げて、自民党の先生方からもいろいろ御批判をいただいているんですが、私は根拠があって申し上げているわけでございまして、時間がなかったから申し上げませんでしたが、まず受益者負担で公共料金がむちゃくちゃに上げられる...全文を見る
05月22日第77回国会 参議院 大蔵委員会公聴会 第1号
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○公述人(安恒良一君) 御紹介をいただきました安恒であります。  私は、五十一年度財政特例法に反対の立場で公述を述べたいと思います。  まず、私は次の四点について申し上げたいと思います。第一点は、財政支出の膨張の反国民的な性格について。第二点目は、負担の公平化と公債の処理の問...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私に御質問は、直接公共料金——国鉄の問題のようでありますが、少し私も十五分ではしょりましたから、前段のところを申し上げておかないと……。私も前段で申し上げましたんですが、何が何でも公債という財源調達方法は間違いであるとか、それからどんな経済情勢でも公債を発...全文を見る
○公述人(安恒良一君) 私は、二つの角度から先生の御質問にお答えしなけりゃならぬと思いますが、一つは、中期計画における政府が示していますところの、いわゆる国民全体の国民所得の伸びといいますか、それからわが国の経済の発展の成長率の問題がある、それと、いま一つ、御質問のいわゆる税収の...全文を見る
10月07日第78回国会 衆議院 運輸委員会公聴会 第1号
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○安恒公述人 御紹介がありました総評の副議長の安恒であります。私は、総評に結集いたします労働者の立場から見解を申し上げてみたいと考えます。  まず、私は、今回政府が国会に提出し、現在当運輸委員会において審議をされておりますところの国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する...全文を見る
○安恒公述人 簡単に答えたいと思います。  第一は、運賃法定主義を存続するのかどうかということで、私は存続するという主張でありますが、私は、きょう公述を申し上げましたように、国鉄は国民の国鉄として必要だ、そして今後国家の負担分と国鉄自主努力分と運賃の負担分とに分けてやるべきであ...全文を見る
○安恒公述人 梅田先生からの御質問にお答えしたいのですが、公述人の公述時間が十五分に制限をされておりましたから細かく答えることができませんでしたけれども、御質問の御趣旨、お考えに基本的に私は余り食い違いがありません。  ただ、少し正確を期す意味でまず申し上げておきたいのですが、...全文を見る
○安恒公述人 私は、結論から言いますと、陸上輸送の中の約半分に近いものをまだ国鉄が運んでいるわけで、でありますから、法定主義をいま直ちに外すということについては賛成できかねます。  ただし、貨物運賃のあり方について私は詳しく申し上げる時間がありませんでしたから、ちょっと一、二点...全文を見る