安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月09日第81回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号
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○安恒良一君 小野委員長、それから阿部理事、田渕理事、二木委員、降矢委員、穐山委員、山中委員と私の八名は、八月三十一日から九月二日までの三日間、沖繩県における交通事情、交通安全対策及び交通方法の変更問題についての現地の実態を調査してまいりました。  以下各事項につきまして簡単に...全文を見る
○安恒良一君 沖繩県における交通方法の変更に関する質問を、私に与えられました時間九十分の以内で行いたいと思います。  まず、私は、実施に当たっての政府の基本的な考え方、方針につきまして、藤田長官及び政府関係者に質問をしたいと思います。そして、基本方針の質問が終わりましたならば、...全文を見る
○安恒良一君 長官から基本的な考え方に対するお答えがありましたが、私は重ねてここで要望しておきたいと思いますが、見切り発車はしないというお考えを明らかにされました。そこで、長官が御指摘のとおりに、県議会は、きのう県議会としての意見をまとめて、できればきょう上京したいと言っておった...全文を見る
○安恒良一君 以上で私は基本的問題を終わりまして、今度は少し具体的問題を、これは長官だけじゃなくて各省含めてお聞きをしたいんですが、いまも長官が言われましたように、本問題の実施は沖繩県民がとりわけ希望してやったわけではなくして、一国一方式に基づいてやられるわけであります。そこで、...全文を見る
○安恒良一君 まあ、各省から一応出されたんですが、そこで私は少し中身を一、二点お聞きをしたいんですが、私質問のときに第一回にお断りをすればよかったんですが、総理府を通じて昭和五十二年八月の「交通方法変更対策について」という沖繩県からの要望書が各省に行っていると思います。その中には...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、重ねて一、二点お聞きしておきたいんですが、救急医療体制問題については、厚生省の方にも県から出てくる予算を待っているというふうに、ちょっと医務局長言われましたが、お手元に沖繩県が配っていると思いますが、いわゆる昭和五十二年八月、「交通方法変更対策について」の...全文を見る
○安恒良一君 時間が大分なくなってまいりましたから、それじゃこの問題はこれぐらいにして要望だけを長官に申し上げておきますが、かなり県側から出されたやつを各省が真剣に取り組んでいただいて予算を組まれていることわかりましたが、やはりいま申されましたようなことで特に市なんかとの間に食い...全文を見る
○安恒良一君 これもやりとりするとまたこれだけになりますが、たとえば、交通安全教育センターの中身については、ある程度この計画書の中で細かくなっていますが、交通災害医療センターは設置場所その他が明らかになっていませんから長官が言われる点がありますが、私がいま長官にお聞きしておること...全文を見る
○安恒良一君 スウェーデンの例を挙げられましたが、これは、局長御承知だと思いますが、スウェーデンとわが国における交通事故の発生率は、スウェーデンは非常に低いですね。その中で全国的な切りかえをやって、いまあなたが言われたように、一カ月ぐらいの間にやられたと思いますが、わが国は交通事...全文を見る
○安恒良一君 私も細かいあれを持ってないんです。私は政府の調査室を通じまして、たとえば、自動車一万台当たりの死傷者数ということで、スウェーデンが四・八人、日本が七・八人、負傷者が八十七人で片っ方が四百五十四人と、こういうふうに自動車一万台当たりでは出ているわけですね。  それか...全文を見る
10月25日第82回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○安恒良一君 厚生大臣並びに担当の局長に御質問をしたいと思うんですが、問題は二つあります。  まず最初に、一つについてやりたいと思うんですが、WHOの委員会がことしの三月に、エックス線などの放射線を医療に無差別に乱用することは、人体にとって原子力産業よりも総体的に危険が大きいと...全文を見る
○安恒良一君 お答えが一つ落ちてますが、潜伏期間はどういうものでしょうか。
○安恒良一君 時間がありませんから、余りこのことでやりとりしたくないんですが、私がいろいろ学者諸先生から拝見をいたしますと、いま言われましたような発がん、白血病がんであるとか遺伝的影響、それから寿命の短縮ですね、加齢現象、こういうものがあるということを学者諸先生は言われております...全文を見る
○安恒良一君 そこでお聞きしたいんですが、私もICRPの年間五千ミリレントゲン・パー・アワー、これが二十年前にこれが決められているということなんですね。そこで、私は質問をしたいことは、この当時にはいろいろな化学的物質での汚染の例が余り考えられなかったと思うのです。ところが、たとえ...全文を見る
○安恒良一君 まあ変わってないということでありますが、私はこれから先はやりとりになります、時間がありませんから。私はこれは後から指導の中で申し上げますが、やはりICRPのこれはいわば最高のこれが限度だということなんでありますから、そういう点においてパラメルワーカーの安全を保つため...全文を見る
○安恒良一君 委員長、ちょっと。聞いてないことを一生懸命答えよるからさ、先走ることないんだよ、先走ること。聞いてないことを答弁している。質問だけ答えてください。
○安恒良一君 どうか、もう一遍言っておきますが、聞いたことに正確にお答えを願いたいと思います。余り学があり過ぎるようですから、先走ってどんどん言われても、こちらは学がありませんから、ひとつよろしくお願いします。  まず、いま言われた問題の中で一つただしておきたいんですが、結局、...全文を見る
○安恒良一君 きょう私がこういうことを、いわゆる放射線のやつをやるということは、もうあなたの方の政府委員が来て通告してありますからね。やむを得ませんが、このときは、あらゆることをこれから用意をしてきてください。私は、すでにきのう、きょうは中心にこのことをやりますということは、件名...全文を見る
○安恒良一君 まあ、これもここでそれじゃ四千が正しいか、五千が正しいかという議論はまた改めてやることにいたしまして、承ってまいりましたと言われてますが、かつて同じ医務局におられた方が、やはりいわゆる「霞ケ関レポート」の中に、担当専門官としてお書きになっている点がありますから、どう...全文を見る
○安恒良一君 どうも、私大変不満に思うんですが、なかなかデータをお持ち合わせがないということで、きょうこういうことを御質問を申し上げるわけですから、次回からはできるだけデータをきちっとそろえてお願いをしたい。  そこで、私は素人ですから素人なりにちょっとお聞きをしてみたいんです...全文を見る
○安恒良一君 質問通告してあります。
○安恒良一君 それは、委員長、私は言っておきますけれども、内容を細かく通告するあれはないと思います。しかし、担当局長としてはそれぐらいのことは全部用意しておかないと、私はそれじゃ担当局長なり、それから場合によれば専門官を用意をされて御出席下さっていますから、まあ一々細かく通告する...全文を見る
○安恒良一君 いや、私がお聞きしましたのは、そこで毎時〇・二ミリレントゲン・パー・アワーであるということは私も承知しているのですが、私はこの次の論争をするために、いま一般の歯科で使われているデンタル・レントゲンを使った場合に、これ測定をしてみればわかると思いますが、どの程度のいわ...全文を見る
○安恒良一君 いま言われましたように。実は私もこれは素人ですから、具体的にある所へ行きまして実態調査をやってみたわけです。実は私、三メートル離れたところで、いわゆるどの程度かということを調べましたら、もちろんデンタルの口は向こうに向けてあって、私たちは横の方から測定をしたんですが...全文を見る
○安恒良一君 私は大変不満です、いまの答弁は。そこで、大臣にお聞きをします。  大臣はお忘れもないと思いますが、ことしの三月の十八日の衆議院の予算委員会において、当時は社会党でありましたところの楢崎さんから質問があって、この問題について、石丸政府委員、大臣との間にやりとりがされ...全文を見る
○安恒良一君 守っていてくれるものと考えるというんなら、私は率直に言って、これは大臣にお聞きしたいんですが、守ってないところが圧倒的に多い。これはもう圧倒的に多い、診療所の場合ですよ。そういうこと、いま四つの項目を私は挙げていますからね。それをあなたは守っていてくれるものがおると...全文を見る
○安恒良一君 この点も時間がありませんから。私は守られなきゃならない問題を四つ聞いているわけですよね。ですから、たとえば月に一回もしくは放射線、照射方向が一定している場合には六カ月を超えない範囲に一回エックス線の装置が室内及び室外に漏れているかどうかということの測定の義務等がある...全文を見る
○安恒良一君 私は、原因の中に次のような問題点がありはしないかというふうに思うんですが、いまも局長が言われたように、率直に申し上げて医師の国家試験の中に、歯科医師に関しては放射線問題が国家試験に入ったのは最近ですね、それまでは入っていない。そこで大多数の先生方が、いまもおっしゃっ...全文を見る
○安恒良一君 同僚の時間を少し使わさしていただいていますから、私も簡潔に聞きますから簡潔にお答えを願いたいと思いますが、私はどうしても医師の再研修が必要だ。それはなぜかというと、いま私が挙げました諸規則の読み方というのが、非常にむずかしい通達を出されている。たとえば私ここに安藤正...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ最後ですがね、北海道の前文の解釈のところはさておきまして、私もただ、これはあなたがお出しになったと思いませんが、前に出されたやつが非常に読み方がなかなかむずかしいんですね。そういう意味で私は言っていることは、やはり疑義解釈的にきちっとわかるようなことを出して...全文を見る
○安恒良一君 最後ですが、こう言えば、すぐ口頭でそうやったと言う。しかし、私たちは判断をするときには、あなたたちが出した医発の五五九号を見るしかないんですよ。そういうのは私は言い逃れだと思う。少なくとも文書で出しておかないと、こうして詰められると、いやそれは口頭で指導をしたんだと...全文を見る
10月26日第82回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○安恒良一君 一九七三年の七月、ドバイのハイジャック事件以来、政府及び各航空会社のハイジャック防止対策に私ども社会党としましては重大な関心を持ってまいりましたし、また、その事件が起こった都度、私どもといたしましては、それなりに防止対策について提言をしてきたつもりなのであります。し...全文を見る
○安恒良一君 私は、もちろんハイジャック対策でありますから、再び起こらないようにすると、これは当然なことでありまして、そういうことを御質問申し上げているわけではないのです。私は、いま日本政府の処理の仕方と、ドイツの政府の処理の仕方について違いがあって、世論がさまざまあるじやないか...全文を見る
○安恒良一君 よくわかりました。  それでは、やはり政府のお考えも私と同じように、ハイジャック対策というものは、乗客、乗員の人命尊重、飛行機の安全確保を最優先に、この目的に沿うためにこれからいろいろな改正をやろうとされているということを承って大変安心いたしました。  そこで、...全文を見る
○安恒良一君 もちろん国際協力、国内とありますが、私は、これは一番簡単なことだと思いますが、官房長官、こうじゃないんでしょうか、ハイジャック防止の基本は、まず航空機内にハイジャッカーを搭乗させない。それから、武器を搬入させない。このことをまず基本に置いて、そしていま具体的な対策と...全文を見る
○安恒良一君 この点も安心をいたしました。  それならば、そこで今度はお聞きをしたいんでありますが、いわゆる政府が三つのことをいまされてます。たとえば、いわゆる航空機の強奪等に対する処罰の法律改正とか、それからいわゆる旅券法を改正をするとか、それから爆発物等の、これらについてい...全文を見る
○安恒良一君 官房長官の御滞在の時間が短いですから私もできるだけあれにしたいと思います。  それで、あと一、二点聞きたいと思うのですが、一時、航空公安官等を搭乗させるなどという意見が出ておったようでありますが、私はその効果は全然期待ができないし、むしろ危険を増大させるという、こ...全文を見る
○安恒良一君 そこで、私は以上の基本方針の上に従って、やはりハイジャック防止のためには、当面次のことが必要だと思いますが、この点について官房長官の御意見と一致するところもあるのですが、まず一つは、赤軍派などの集団の、国内はもちろん国外における組織、行動について常に情報を収集する。...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、最後にお願いしておきたいんですが、これは後から日航の社長にも要望しますが、どうもやはり私は日本航空の会社が安全よりも営業、まあ安全と営業のバランスということで、いわゆる防止体制を強化すると、特に国際路線等においては激しい競争が行われている、こういうことから...全文を見る
○安恒良一君 私は日航の社長にお伺いをしたいんですが、私は、これは今回の墜落事故、それからハイジャック防止、両方含めてお聞きをするんですが、いま日航の社長は、民間航空会社であっても、まず安全ということが最重点だと、こういうことを強調されまして、具体的な安全対策項目について意見を開...全文を見る
○安恒良一君 私は、これは具体的な事実に基づいてますから、昭和五十一年の五月二十六日に、乗員組合に対して航空保安室長が、安全対策は営業とのバランスで行うと、こういうことを言ってますから、間違いなら間違いということで、航空保安室長というのはおたくの会社の幹部ですから、その点は厳重に...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、時間も十五分で終わりたいと思います。  私、社長に要望して再検討をお願いしておきたいのは、私はやはり、この安全第一ということで経営重点ということではないということですが、その方針があれば変えてもらいたい。特に悪天候下で強引に着陸をするということは私はいけ...全文を見る
10月27日第82回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○安恒良一君 雇用失業状況についてこれから何点か御質問をしたいと思います。  率直に申し上げて、かなり衆参の予算委員会でも議論をされてますから、できるだけ重複を避けてやりたいと思いますし、また衆参予算委員会の中で大臣が御答弁をされた点などについて、若干その日によって中身の食い違...全文を見る
○安恒良一君 いまの大臣の御答弁は参議院におけるわが党並びに関係各党の代表質問のときのお答えの域を、率直に申し上げて出ないわけですが、私は必ずしもそういうふうに楽観をしていいのかどうかということについて少しお聞きしたいんですが、大臣は上半期で来年の見通しを言われましたが、私は上半...全文を見る
○安恒良一君 これより以上、五十五年に一・三%になるかどうかということの議論は、時間がありませんから避けたいと思いますが、どうか大臣、お願いをしておきたいのは、いま調査をされていると言われてますから、円高がどのような影響を与えるのかということ。それから、私はヨーロッパのことを申し...全文を見る
○安恒良一君 私がお聞きしているのは、率直に申し上げて、労働省が御発表されたものは、労働の投入力がふえているかどうかということもあるわけですね。その中で、一つ人員の問題もあるわけです。私がいま指摘をしましたのは、不況業種ということで、いわゆる雇用安定資金の事業転換等の雇用調整事業...全文を見る
○安恒良一君 これも余りこれより以上時間をかけるとほかの命題ができませんから、ぜひ私は、労働生産性が大幅に上昇しているところについては、少なくともいまのところ労働力の投入というのが、主としていわゆる時間外であるとか残業規制をやめるとか、一時帰休をやめるとか、こういうことが中心にな...全文を見る
○安恒良一君 少しさらに突っ込んでお聞きしたいんですが、御承知のようにカルテルというのは、たとえば合板の場合には個々の企業がやるのではなくて、いわゆる合板の商工組合自身がこの法律に基づいてカルテルの許可を得るわけです。そこで、労働組合がいわゆる商工組合に対してひとつ労働条件に関す...全文を見る
○安恒良一君 まあ労働省のお考えはわかりましたから、私は、最近の通常国会でも労働大臣が、産業政策と雇用政策の調整、こういうことについては労使の意見が十分反映するようにしていかなければならぬということを労働大臣もお答えになっていますし、いまも労働大臣並びに関係局長からそういう御答弁...全文を見る
○安恒良一君 もう林野庁にこれ以上聞きませんが、ただ言っておきたいのは、私は労働大臣なり北川労政局長との問答をしましたことをお聞きの上での御答弁だと思いますがね、いわゆる労使という問題について私はその合板——日合連といいますか、日合連と関係の労働組合が、これは総評、同盟、中立と分...全文を見る
○安恒良一君 昨年のやつは結構ですからね。  そうすると、あれですか、大体私たちは六月調査で十月公表というふうに聞いてますが、これはいつごろ集計がされ、発表されることになるんでしょうか。
○安恒良一君 それでは来月の中旬ぐらいに発表できるということですと、そうすると去年のやつは私も知っていますが、いま集まっておる限りにおいて——再点検だということからできないのかどうか知りませんが、中高年労働者の求職数なり求人数、求人倍率がどういうふうに変化しているかというのは、い...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、やむを得ません。どうか、一般には六月調査、十月発表ということでありますから、一日も早く正確なことを発表していただくように、このことはお願いを申し上げておきます。  そこで、これから今度は大臣にお聞きをしますが、いわゆる十月の、きのうですが、新聞に発表され...全文を見る
○安恒良一君 いや、大臣、わずかじゃないですよ。それは国と地方公共団体は、これはわずかですが、一番大きい問題は、公団、事業団は九十三法人が該当しまして、雇用率は〇・九五なんですよ。〇・九五。片っ方は一・八なんですから、だから、わずかなどじゃなくて半分にも満たないんですから、七〇%...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ余りにも公庫、公団はひどいわけですね。ですから、個々の実情がわかっているというなら、大臣なり担当の方で、どういう実情で、どういう理由で一・八の義務づけが〇・九五になっているのか、そのことについてひとつ御説明を願いたいと思います。  私は、関係省庁は全部きょ...全文を見る
○安恒良一君 どうも遺憾です。私は大臣にお聞きしたら、大臣はそういうものについては把握していると、それでやりたいという抽象的な答弁で、私が黙っておればそれでそのまま通ってしまうんですが、私はそういう抽象的ではいけないから、大臣答弁を受けて、それじゃ全部は無理でしょうと、九十三は。...全文を見る
○安恒良一君 それはあたりまえでしょう。統計が出てきているから、統計がこれでできているから、実数がないところに最終値がないわけです。そうすると、これは幾らこれ攻めてもしょうがないから、実数はつかまれているのはあたりまえだ。実数がつかまれているから発表されているわけですからね、これ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ個々の事業団別の達成率その他の資料は後からいただきたいと思います、私の方にですね。いまでも結構ですが。  そして、大臣にお願いしておきたいことは、早急に達成率の悪いところについて理由を御調査をくださって、そしてさらにそれが速やかに達成できるような指導、その...全文を見る
○安恒良一君 そこで今度は、これは労働省だけではなくて、大蔵省もお見え願っていると思いますからお聞きをしたいんですが、これ産業別で見ますとワーストワンが発表によりますと金融、保険、不動産が〇・四八になっておるわけですね。私はどうもこれは納得できないのは、不動産業というのが今日土地...全文を見る
○安恒良一君 石田労働大臣は善意で推測をされたのですが、直接監督官庁である大蔵省銀行局として、ワーストワンになった理由はどういうふうに把握されていますか。
○安恒良一君 発表になったのが十月二十六日なんですから、そういうお答えだと思いますが、率直に申し上げていまのことは答弁になっていません。少なくとも労働省がこれから聞くというのと違って、あなたたちは直接の関係監督官庁なんですからね。そして、いまあなたがおっしゃったように、副会長クラ...全文を見る
○安恒良一君 まあ、これも押し問答で時間とってはいけませんが、それでは私は銀行局の方に、きょう局長出てきてないけど、次は局長呼び出しますから、早急に相手側の研究を待つのじゃなくして、あなたたちとしてなぜ守られないかということの実情はやっぱり調査してもらいたい。そしてそれに対する指...全文を見る
○安恒良一君 いやそれは早い方がいいんですが、大臣の口から言われることは結構ですが、私はやっぱり口で言うと同時に、大臣が目黒さんに答弁されているように、やっぱりこの通牒を発行するつもりですということですから、文書でこれはきちっと、通牒というのは石田大臣どういうことでお使いになった...全文を見る
○安恒良一君 それはやっていただきますが、ここでまた通牒と通達の論争をしておったらまた時間ありませんから、これは目黒さん来たらかんかんに怒ると思うからね、これは私はこの点は保留しておきます。あなたが言われたように、大臣みずから行政の責任者として厳しくあしたは言うということは、それ...全文を見る
○安恒良一君 いや、私のお聞きしたいのは、その三百人以上と、率直に言って三百人から四百九十九人、五百人から九百九十九人、それから千人以上という三つの段階に分けて、納付金がどの程度になるのか、このことについてお聞きをする。私の言う意味は、法律に言う中小企業という意味じゃなくて、いわ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、これも宿題として、やはり達成率が規模別に出されておりますから、ですから、やはりお金の方も私は金で済むという考えじゃ困ると思いますから、ひとつ早急に規模別にいまあなたが言われた約七十幾ら、六十何億か……
○安恒良一君 五十七億ですね、をひとつ分けて次回でもいいから出してもらいたいと思いますし、わかれば私の方にお届けを願いたい。  そこで、今度は大臣にお聞きしたいのですが、私が何回も心配をしましたように、身障者を雇用するより納付金を納めた方が安上がりだと、記事がこうなっているわけ...全文を見る
○安恒良一君 その方面の御努力は一段とお願いしなきゃならんです。私は実効ある方策の一つとして、どうも納付金さえ納めれば安上がりだと、こういう気持ちがあるような気もいたしますから、たとえば、納付金を大幅に引き上げる、そのことによって実効を期す。これはこれだけではできませんよ。できま...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は発足した、すぐ法体系全体を変えろと、こう言っているわけじゃなくて、どうも金さえ出せばということが、これはまあ私だけじゃなくて新聞もそういう報道をしているぐらいこれは感じていると思うんですが、そういう意味で、私は一つの方法としては金さえ出せばとおっしゃるなら...全文を見る
○安恒良一君 いいです。
11月01日第82回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○安恒良一君 私は、本日は医療機関における不正防止、それから所得税問題等の医療費控除等の問題をめぐりまして、領収書発行問題について、大臣並びに関係局長さんに御質問を申し上げたいと思います。   〔委員長退席、理事佐々木満君着席〕  いずれ健康保険法が、審議がこちらに回ってきそ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ質問を続行しますから、その間にひとつ調べて、架空請求、水増し請求等がどれだけあったのかという最近の資料をひとつあれをしていただきたい。  そこで、その次にお聞きしたいんですが、保険医療機関及び保険医療養担当規則というのがありますが、その第四条に、被保険者証...全文を見る
○安恒良一君 お願いしておきたいんですが、質問時間六十分ですから、こちらが質問したときにぱっぱっと答えてもらわぬと、そこでもたもたされると時間全部たってしまいますから。  保険局長さんですから、健康保険証の中身は御承知のように開始の年月日、終了の年月日、それから請求金額ですね、...全文を見る
○安恒良一君 必ずしも守られてない例もあると言われますが、むしろ実態は守られてない方が多いんじゃないですか。あなたそんな適当なことを言うけれども、私たちはよく調査してますが、むしろ実態はほとんどが記入されてないというのが実態じゃないですか。そこのところはどうですか。あなたはほとん...全文を見る
○安恒良一君 それならば、なぜ守られてないんでしょうか。守られてない例がかなりあると言われましたが、なぜそれが守られてないか、その理由は何でしょうか。
○安恒良一君 それならば、これは大臣にもお聞きしますけれども、現実にこの規則四条が今日は守られてない方が多い、また実態的にも大変問題がある、そういうときに、どうしてこの規則をそのままにされているんですか。これを改正するとかもしくはほかの——私はこのことはいいことだと思うんです。診...全文を見る
○安恒良一君 いや、私が問題にしている点は、今日いろいろあなたの方からまだ資料出てきてませんけど、架空請求や水増し請求等々いろんな不正問題が出ている。それから薬やレントゲンの乱用を防ぐという意味から言っても、これに記載をすることはごくほんのわずかなことなんですが、いつから始めた、...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。それじゃ厚生大臣がそうおっしゃいましたことで、その方向でひとつよくお調べになって、実態はわかっているわけですから、何らかのこれが生かされる方法についてひとつぜひ前向きに進めてほしいと思います。  続いて次に参ります。  それでは今度、主税局の...全文を見る
○安恒良一君 七十三条はよく私もわかっているんですか、その医療費控除の中身について——じゃあ私の方からお聞きいたしましょう。その中には通院のための交通費差額ベッド、付き添い、出産に関する料金まで控除の対象になると、いま言われたあなたの基準に従って、こういうふうに承っていいでしょう...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、それは所得税法の七十三条、施行令の二百七条及び所得税基本通達七十三の三、そういうことでいいですね。
○安恒良一君 そこでお聞きを今度はしたいんですが、今度は医務局の方にお聞きしたいんですが、このような重要な役割りを持つ医療機関の領収証について、政府はいわゆる国民に周知徹底をせしめるための行政指導を厚生省なりそれから大蔵省なり行われた例がありますか。ありましたならば何月何日、どの...全文を見る
○安恒良一君 どうも医務局長、少しあなた先走る癖があるから、人の聞いたことに答えてくださいね。私流に言わせると一言多いということになる。なぜかというと、義務づけのことなんかまだ聞いてないんだよ。あなた義務づけする気はありませんとか、何でそんなこと答えるのか。ぼくはこの前からあなた...全文を見る
○安恒良一君 だから私がお聞きしているのは、通達の中身がいい悪いを議論しているわけじゃないんですよ。私はいま領収証発行問題についての行政指導のことを聞いているわけですから、いわゆる請求があれば領収証を発行するんだと、こう医務局長言っているわけですね、医務局長は。ところが、この通達...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ次にお聞きしますけれども、これは主税局にも厚生省にもお聞きしますが、請求があれば出せることになっているんだからそれでいいんだというのは、どういう根拠なんでしょうか、請求があれば出せる、PRしたことはない、いわゆる主税局は領収証だけ取れというPRはしたと、こう...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、そこでお聞きしたいんですが、いわゆる中身について、たとえばいま私がお聞きしましたように、なぜ通院のための交通費であるとか差額ベッドであるとか付添料であるとか、特に出産に関する料金まで控除していることのPRをしないのですか。これは厚生省に聞きたいのは、出産と...全文を見る
○安恒良一君 それなら国税庁にお聞きしますが、所得税を納めているいわゆるそれぞれ勤労者、その中から確定申告をする数はどれだけですか、何%に当たりますか。いわゆる源泉徴収でほとんどの勤労者は控除されている、そしてその中のごく一部分が私は確定申告していると思いますが、あなたは確定申告...全文を見る
○安恒良一君 そうでしょう。だから、あなたがいま言われたように、確定申告を出してもらうときにその人にPRしただけでは七、八%しかカバーできないわけです。ほとんどの人が源泉徴収なんです。源泉徴収をしている人々に対して、受けている人々に対してどういうPRしていますか。いま言われた中身...全文を見る
○安恒良一君 そこで今度は、この問題についてひとつ大臣にもお聞きをしたいんですが、どうもいまのようなやりとりで時間を全部とるわけにいかないんですが、私はどうも国民に周知徹底してない、特に出産の費用を含めてということが周知徹底してないと思うんですね。  そこで二つのことを大臣にお...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、まあ厚生大臣のお答えは、結論としてはやはりいわゆるそういうことをやらなきゃならぬと、しかしまあ厚生省と大蔵省に二省にまたがる事柄でもあるから、方法論については早急に検討したいと、こういうふうに言う。   〔理事佐々木満君退席、理事浜本万三君着席〕 ...全文を見る
○安恒良一君 税法上の関係法規はわかりました。  それじゃ、医務局長が答えられましたいわゆる民法上の——私は領収書発行のルールを定める唯一の立法は民法だと思いますが、それについてどういう条項が該当するのか。それが医療の場合に当てはまったときにはどういうことを意味するか、説明して...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、私はあなたに医療に当てはめたときの意味を聞いたのですが、お答えがありませんでしたから、私の方から言いますと、四百八十六条受取証書交付は、このように医療の場合には読み取れるんでしょうか。料金を支払った患者は、これを受け取った医療機関に対して領収書の発行を...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ関係条文の解釈の仕方は一致しました。  そこで、今度は現実問題について大臣にお聞きしたいんですが、大臣が病気になられた——大臣というよりも、大臣の奥様やお子様なんかが病気になられた。そういうときにお医者さんに、ぜひ領収書を発行してほしい、こういうことが言え...全文を見る
○安恒良一君 私は、大臣やら私のような、こういう方面を専門にやっておったり、私も大臣に負けず劣らず気が強い方ですから、そういうときは言いますけれども、私は一般の国民の場合に、やはり何としても患者は命を預ける、こういう決定的な弱い立場にあるわけですね。それで、お医者さんというのは一...全文を見る
○安恒良一君 私は、現実の理解は、医務局長が言われたことと——いわゆる国立、これはいま言ったようなことを完全に守っている点を知っていますが、それ以外のところはきちっと守られていない。特に私立ですね、個人立の場合にはむしろ逆だ、ほとんど領収書の発行というのはされていません。これが私...全文を見る
○安恒良一君 それから、その前の、領収書を出さないような医者は、選択権があるんだからかわればいいじゃないかとか、請求すれば出るんじゃないですかと。特に選択権があるからかわればいいんじゃないですかと。それはどういうことですか。
○安恒良一君 私はこれから厚生省の幹部にお願いしておきたいんですけれども、やはり婦人団体なんかがおいでになったときには、少し親切丁寧に、あなたたちは行政官なんだから、わかるように言っていただかないと——こうして私たちがこの場で聞きますと、親切丁寧に言われるわけですね。それは、言わ...全文を見る
○安恒良一君 大臣も御承知だと思いますが、法の規定から言うと年間五万円以上二百万円までなんでして、これ一件当たりじゃないわけですね。一件で見ますと、たとえばわずか三百円とか千円とか、こういうことがありましても、これは本人並びに家族を含めての医療費控除になるわけなんですから、その意...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、以上のようなことで私の時間は四十五分までになっておりますから、どうかひとつ、領収書を患者がなかなか発行してくれということは言えない弱い立場にあるということを十分念頭に置いていただいて、この問題が前向きに解決できるように一段と大臣は行政当局を督促をして進めて...全文を見る
11月15日第82回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○安恒良一君 ただいま厚生大臣から、国民が重大な関心を寄せております健康保険法等の一部改正の法律の提案がありましたし、さらに衆議院におきますところの修正をされたことについても衆議院側から趣旨説明がございました。  私は、いま厚生大臣の趣旨説明を承っておりますと、五十二年度末まで...全文を見る
○安恒良一君 大臣、不徳のいたすところと言われたが、私は決して大臣の個人的な人格のことを言っているわけじゃないんであります。この点は誤解がないようにしてもらいたい。  というのは、それでは局長に聞きたいと思いますが、社会保障制度審議会及び社会保険審議会から、昭和三十年度代からい...全文を見る
○安恒良一君 私が御質問をしたことに——私は時間を省略をする意味で提案の繰り返しをやらなかったのですが、いま局長の答弁では理解ができないのであります。  なるほど一部分を実行されていることは事実であります。しかし、たとえば四十八年改正の場合でも、家族給付の引き上げであるとか、高...全文を見る
○安恒良一君 どうも担当局長としてはお答えが非常に抽象的で、私は、いまあなたも読まれておりますところの「医療保険制度の根本的改正」に関する答申ということの中に、第一には、健康管理体制の問題から触れているわけですね。結局、わが国の医療というものは病気やけがをしたときの治療に重点が置...全文を見る
○安恒良一君 まあ厚生大臣、正直にかぶとを脱がれましたから、それはそれでいいといたしまして、私はそこでたとえばこれも一つの例を挙げておきますと、差額ベッド問題についても、もうこれは当時厳しく規制の強化をしているわけです。これは後で、いま答えてもらわなくても各論に入ったときやります...全文を見る
○安恒良一君 私、あえて言ったでしょう。そういう不親切じゃなくして、配るものがあったら配って説明をしてもらいたいと、こう言っているわけでしょう。それを読み上げただけでは、あなたは頭がいいかわからぬけれども、私はわかりません。  それから、いま私がお聞きしているのは、衆議院におい...全文を見る
○安恒良一君 いまの点に関して。  配付をする、いわゆる配付をする用意をしてないというのはどういうことですか。私は、あらゆる資料をひとつ準備をしてきてもらいたい、こういうことは前の日にちゃんと通告してあります。厚生省の全局長、挙げて出てきて、英知をふるって答弁してもらいたいとい...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ委員長、重ねて言いますが、やはり資料を見ながら議論した方が早いんですから、暫時休憩していただいて、その資料を配付してください。
○安恒良一君 いま配られた表の中で、まず一つお聞きをしたいんですが、特別保険料を当初原案どおりにやる場合には、政府は百三十億だけいわゆる国庫補助をする、こういうことでしたね。これ間違いありませんね。そこで、六月分が実施できないから十二月分だけになるとその百三十億を幾らに減らすとい...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、結局八十億だけはボーナスを一・五——政府が〇・一五ですから一・三五%の場合の見合うものとして八十億と、こういうことですね。  そこで、次お聞きしたいんですが、いわゆる五十三年度はそうしますと、ここに国庫補助の五十億に見合うものは百九億というふうにこう出...全文を見る
○安恒良一君 そんなばかなことはないじゃないですか。特別保険料を徴収をすると、賞与二%と。いま一・五に下がったんですが、盛んに大臣その他が説明されておることは、特別保険料を出してもらいますと。そのかわり政府も一部分国庫補助を出しますと。こういう説明されておって、五十三年度は、この...全文を見る
○安恒良一君 いや、そんなこと聞いているんじゃないんですよ。それはわかるんですよ。しかし、物事の発想として、特別保険料の徴収を賞与の二%すると、労使一%ずつ持っていただきますと。しかし、政管の体質その他から考えても、いわゆるいままでの定率のほかに、政府もこれに見合うものとして当初...全文を見る
○安恒良一君 もちろん大蔵省と話はついていないけれども、大臣としてどうするかということを聞いているんですから、あなたのいまの答弁は、その部分についてはことしに準ずることをしなきゃならぬだろうと、そういう努力をすると、大臣としては。それでいいですか、そこのところは。
○安恒良一君 私は何も全体を是認しているわけじゃなくて、数字をきちっとするためにはそこのところを聞いておかなきゃいかぬから聞いていますから、誤解がないように。  そこで、今度はお聞きをしたいんですが、大臣がきょうこの法案を提案をする趣旨を説明されました。きのうですか、本会議でも...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、医療費を上限の八十まで上げたと仮定をしますよ。仮定をした場合に、私がいま試算をした医療費、一〇%ですね、これ仮定で。収支はどうなりますか。医療費一〇%で計算してください。
○安恒良一君 一カ月ですか。
○安恒良一君 いや、だから七十八億になるから、そうしますと、あれですか、あなたたちは、医療費がこれは上がるということは事実なんだからね。そうすると、五十三年度はまた、このままでいけば、五十三年度の赤字が二千億近く出ることは事実ですからね、これは、二千億近く出ることは事実だから。そ...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、あれですか。来年度、抜本改正の中でさらにまだ八十を上げることも考えると、こういうことですか、いまあなたの言われたのは、八十でもう頭打ちだから困っちゃうと。私が聞いていることは、財政効果を、あなたたちは収支のバランスをとろうということでこれをお出しになっ...全文を見る
○安恒良一君 いよいよ物事がはっきりしてまいりました。そうすると、あなたたちのやり方は、私が何回も言ったように、全く物事の考え方が単純なんですね。赤字が出ればまた来年度も赤字対策を考えると、主として。たとえば弾力条項を上げる、場合によれば八十をさらに上げる。ことしこれだけ大問題に...全文を見る
○安恒良一君 そんなことあなたたちの勝手な決めじゃないですか。保険料を納めるのは、被保険者も納めるのですよ。事業主だけが納めるわけじゃないんですよ。ボーナスから引くのが間に合わないから、翌月の月給から引くということでしょう。それは。翌月の月給から引くということでしょう、あなたがい...全文を見る
○安恒良一君 そういう答弁は全然問題になりません。あなたのひとりよがりだというのだよ、そんなことは。この法律が通るか通らぬかということはまだみんなこれからなんですよ、きょうからなんだよ。いまさっきも昼休みの理事会でもいろいろどないしようかとか、大変な問題だということになりよるわな...全文を見る
○安恒良一君 お気持ちはそういう気持ちであっても、私は物理的にむずかしさがあるでしょうと、私も民間出身ですし、いわゆるボーナスの支払いというものがどれだけの事務量であるかというのは知っているんです。そういう、またコンピューターというのが今日あってそれに入れるところもあるのです。こ...全文を見る
○安恒良一君 どこに法律にそういう場合にはそんなこと書いてありますか。それ説明してください。このあなたたちが出した法律の中で、いまあなたが言ったようなことはどの条項でそんなことができるんですか、それを説明してください。
○安恒良一君 いや、御協力をお願いすると言ったって、法律に基づいてやることは法律的な根拠がないとできないんですよ、法律的な根拠が。特別保険料は賞与から引くと、こうなっている。なっているときに、賞与から引かれなかった、といったときに、簡単に次の月給から引いていいということにはならな...全文を見る
○安恒良一君 「賞与等」ってどこに書いてある。「賞与等」って今度の改正案のどこに書いてある。
○安恒良一君 いいですか。「賞与に関する特別保険料の徴収」「政府管掌健康保険の被保険者の受ける賞与につき、当面の臨時的な措置として、賞与を受けるつど、これに二%を乗じて得た額を特別保険料として徴収するものとし、事業主及び被保険者が」ということで「等」とか何も入ってない。「賞与につ...全文を見る
○安恒良一君 これだよ。あんたたちが出した。きょう配ったやつよ。
○安恒良一君 どこに。あれですか、要綱に、いいですか、要綱には明確に書いておって法律にはこういう抜け穴がある。そんな要綱の提案がありますか。要綱の提案の文章と法律の文章が違っておるじゃないか。そんな、あんた、提案がどうしてある。委員会悔辱じゃないですか。要綱にはっきり書かないで、...全文を見る
○安恒良一君 委員長、ますますけしからぬですよ。わかりやすいから代表的な例とは何ですか。こういうものは非常に厳格にやってもらわなきゃ困ります。そんなばかなことはないですよ。わかりやすいからとかね、少なくともわれわれに審議を求める場合には、法律と要綱——わかりやすいとは何事ですか、...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、いままで、衆議院における議論においても、本会議における議論においても、特別保険料についていまあなたたちが言っているような賞与から取るということが一貫をして述べられている。ところが、ここで私からそのことを突っつかれると「賞与等」ということで法律の中にあるか...全文を見る
○安恒良一君 そうしますとね、あなたたちの言う「等」というのは期末手当など賞与に準ずるものを言っておられるわけですね。そうでしょう。そうですね。ですから、そういう議論は衆議院であったことは知っていますよ。しかし、私が言っているのはそういうことを言っているわけじゃなくして、賞与の支...全文を見る
○安恒良一君 事業主も困るんじゃないですか、あんたそんなこと言っているけどさ。源泉徴収であっても、いいですか、私が政管の被保険者としますとですな、被保険者としますとね、いや、おれは、ボーナスから引けと書いてあるんだと、ボーナスのとき、あんた引かなかったじゃないかと、後で相談しても...全文を見る
○安恒良一君 あのね、そんな法律は私は百も承知しているんだよ、あんた。あんたからそんないまごろ解釈してもらわなくたって。問題は、いいですか、二分の一を負担をするといっても、負担をする原資というのは賞与からということ、「等」というのはそれに準ずると局長が言ったじゃないですか。賞与は...全文を見る
○安恒良一君 ますますわからぬようになる。というのは、いいですか、法律では、ボーナス等でもいいです、ボーナスでも、それから引きなさいと書いてあるんです。いいですか。それで、ボーナスが支給されたと、間に合わなかったと、そのときに私はもうそれは免除されるんですかと、こう言っている。免...全文を見る
○安恒良一君 答えがもう全然ピントがはずれているんだよな。まあ少しあれしてください。こんなことだったら、われわれここだけできょう過ぎてしまうじゃないですか。私が聞いていることをはっきり——いいですか、法律的にこういう法律があることを承知しているんですよ。ただ、あなたたちが無理をし...全文を見る
○安恒良一君 大臣の答弁でもわかりかねます。ここは保留しておきましょう。というのは、これだけで貴重な時間を費やすわけにいきませんから。私が言っていることは、情報化時代であろうと何であろうと、今日の不況の中で事業主もみな忙しいんですよ。一遍コンピューターに入れたやつを、またコンピュ...全文を見る
○安恒良一君 もう保留です。幾ら言ったって、これで時間かせがれちゃかなわぬ。
○安恒良一君 委員長が言われたような意味で私は保留してますから、私は後で質問をするなり、また多くの同僚委員もこれは質問をすることなんですから、私はきょうここでこのやりとりだけしておけば、それだけで終わっちゃうんですよ。それじゃ余りにもこの法案の重要審議に時間がもったいないと思って...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いているのは法律解釈聞いているんですよ。これが大変であるとか大変でないというのではないんですよ。何なら法制局を呼んでもらえばいいんです。私も質問をする以上法制局との間の打ち合わせも済んだ上で質問をしているんですから。いいですか、法案が通過すれば給付改善があり、...全文を見る
○安恒良一君 五十一年度まではそういうことですね。  そこで私は五十二年度を聞いているわけです。五十二年度で法案が通過した場合は弾力条項の引き上げを要件に十八条の三項による借り入れができるのですか。それから、法案が未成立でも診療報酬の改定を上げる、これはもう診療報酬の改定が一月...全文を見る
○安恒良一君 二つあります。改定が行われない場合と、行われる場合、二つ言っています。正確に聞いてください。
○安恒良一君 法律改正のことを聞いているのに、あなた、すべてをつじつまを合わせようとするからそういう答弁になる。診療報酬の改定が行われないときには四項でできますと、診療報酬の改定が行われた場合は大変困難になると、そんな法律の解釈はないじゃないですか。それなら一遍、あなたがそういう...全文を見る
○安恒良一君 それじゃあ、内閣法制局が来て、そこのところは明らかにいたしましょう。率直に言って私は内閣法制局との間ではいま申し上げたことで借りられると、未成立の場合でもということを聞いておりますので、そこで私からこの結論を言うならば、私が冒頭申し上げたようにボーナスの十二月からの...全文を見る
○安恒良一君 そういたしますと、いまの数字の中で明らかになるのは、まずこれは実数でいきますと三年間で、いわゆる四十七年は発表されていますから、二倍になっていますね、二倍に。そして、それが今度は五十年が六兆四千億で、五十三年度はもう明らかに九兆を超すということになると、またそこで三...全文を見る
○安恒良一君 私はやはりここのところもまた資料を見せていただきながら説明をしていただかないとわからないんですが、赤字の原因は、とにかくいろんな要素が複雑に絡んでおりますだけでは困るわけなんです。それはなぜかと言うと、政府が赤字の原因について解明をしようとしなかったことを、怠った点...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと待ってください。昼休みのときにも、官房長とお見えになって、こういうことを議論するときにはいろんな資料が要るでしょうと。だから、口頭ではわからないと。というのは、議論というのは私だけ聞けばいいわけじゃないでしょう。まだほかの先生方も質問されるわけなんですから。...全文を見る
○安恒良一君 はい。わかりました。
○安恒良一君 いや、そうじゃない。印刷してくださいよ、すぐ。というのは、物事というのはきちっと順序立って質問をしないと、関連があるわけですから、それはそこを飛び抜かしてというわけにはいかない。ですからリコピーしてください。
○安恒良一君 はい、できません。
○安恒良一君 それではいま私の手元に、私に資料をいただきました。そこで、どうかこの資料に基づいて、いわゆるいま申し上げた、局長が説明されたところのことについて御説明を願いたいと思います。この資料に基づいてあなたが言われた——医療費の改定とか、それから給付率の改正とか、被保険者の増...全文を見る
○安恒良一君 どの資料、いまここへくれた資料の。
○安恒良一君 いや、どれをいまあなた言っているんですか、資料の中の。ただ、ばっと持ってきたただけでしょう。番号で、たとえば「3」、「4」、「6「、「7」、「8」、「9」、「10」とあります。このうちのどれをあなたは言おうとしているんですか。
○安恒良一君 よくわかりました。  それでは、そこでやはりどうしても問題にしなきゃならないのは、一日当たりの点数が非常にふえている。受診率、一件当たりの日数は横ばい、ないし下がりぎみである。  そこで問題は、なぜ一日当たりの点数がふえているかということの解明をしなければ、赤字...全文を見る
○安恒良一君 それじゃそれ下さい。持ってきて下さい。数字があるならそれ下さい、五十一年ですね。
○安恒良一君 全部読み上げなくていいです、見てますから。高いところと低いところを言ってください。
○安恒良一君 何%の開きですか。
○安恒良一君 金額はわかってますから、西高東低の開きは何%ありますか、と聞いている。
○安恒良一君 そうですね。いま五十年度しか私たちに発表されてませんから、私は五十年度で計算をしますと、京都と埼玉の間は、西高東低の話をいたしているわけですが、そうしますと六八・七%になる。沖繩では六二・四%になる。四〇%もいわゆる一件当たりの点数で医療費給付に開きがあるということ...全文を見る
○安恒良一君 また、これも答弁になりません。いいですか。私が急に指摘をしたわけじゃないんですよ。四十六年の九月の社会保障制度審議会なり、同じく社会保険審議会の中で、こういう点について、西高東低についてやはり指摘をして原因を解明しなさいと言っている。いまあなたが言ったことは、ただ単...全文を見る
○安恒良一君 いまの説明でますますわからなくなりました。いいですか、医療密度、京都が一番、鳥取が二番とおっしゃいました。鳥取はこの表で見ると七千九百一円で、いわゆる下の方なんですね、はるかに。はるかに下の方なんです。医療密度の相関関係がこのあなたのことで説明できますか、いま言われ...全文を見る
○安恒良一君 島根は三十六番。
○安恒良一君 話せば話すほどあなたの話はわからなくなるわけですよね。だから、無理なつじつま合わせる答弁をすると、いま言ったようなことになる。たとえば、医療機関の分布などというのは、全然あなたの言ったこととは、あなたが挙げた事例自体が違うことになっていますし、それから年齢の場合でも...全文を見る
○安恒良一君 またこれもね、質問の要旨とは全然違うんですね。私が言っているのは、現物給付出来高払い制度はわが国がとっておること知っていますし、私も勉強していますから、ヨーロッパの方式なんか全部知っているんですよ。そんなことを聞いているんじゃないですよ。有島先生の質問に対して、「現...全文を見る
○安恒良一君 私は、変える、変えないということに結論を求めているのではないんですよ。よく私の質問を聞きなさい。この文章は厚生省が——いいですか、あなたたちがこの文書を出したんですよ。こういう問題点があると、ね。だから、あなたはその後、これが出たら途端に医師会から声明が出たし、委員...全文を見る
○安恒良一君 あなたね、そんなことを聞いているんじゃないんです。委員長、少し整理して……私はね、いいですか、「より高価な医薬品を投与しないと点数が増加しない。」と書いてある。「病名をたくさん列挙しないと点数が増加しない。」と書いてある。こういうことについてどうかということについて...全文を見る
○安恒良一君 あなたがどうかということです。
○安恒良一君 時間がまたかかるでしょう。いいですか、包括的な答弁をお願いしているんじゃないんですよ。一項目ごとに項目が重要な項目なんですから、あなたの見解を聞いているんです、あなたの見解を。包括的な答弁では困ります。
○安恒良一君 それじゃ、ちょっと待ってください。一項目ずつやりますからね。でないと時間かかってしようがないから。  そうすると、いまあなたは適正な診療報酬が確立をされておる場合は、患者の数が多い少ないということだけではないとおっしゃいました。じゃ、現在ですね、これは現在のお話、...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、いまの場合で言うと、第一項は、適正な診療報酬であるから、そうすると「患者が多くないと医業が成りたたない。」ということは誤りだと、こういうことですか。どうですか。
○安恒良一君 あのね、そんなことはわかっているでしょう。子供の論議をしているのではないのですよ。患者が全く来なかったら成り立たないなんてあたりまえじゃないですか、あんた。委員長、ああいう発言は取り消してください。何を人をばかにしているのですか。患者が全く来なかったら成り立たないと...全文を見る
○安恒良一君 第二番目。「医薬品を多量に投与しないと点数が増加しない。」このことはどうですか。
○安恒良一君 いや、いまの点も大変あいまいなので、薬価基準のことを聞いているのではないのですよ。薬のことや薬価基準のことは、後でまた時間をかけてあなたによくお聞きしますし、今度は薬務局長ですか、後ろに控えているの。それにも聞きますから、そんなこと聞いているのではないのですよ。これ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ一々読み上げる時間を省略しまして、三番目はどうですか。「より高価な医薬品を投与しないと点数が増加しない。」と、こういうやつ、どうですか。
○安恒良一君 三番目は、こういうやり方が適切でないということですか。行き方というと、行き方というのはどういうものですか。行き方とやり方では違う。どういうことなんでしょうか。
○安恒良一君 いやいや、また表現の仕方ということになると話がややこしくなるんだけどね、この文章は厚生省が書いたんでしょう。これはだれが書いたんですか。表現の仕方が適当でないとおっしゃると、これは厚生省がお書きになって出された文書ですからね。これはだれがお書きになったんですか。
○安恒良一君 いや、こういうような意見があるというと、あなたはいま文章の表現を言われたから言ったんですよ。あなたはとらえ方の問題で、あなたが、「より高価な医療品を投与しないと点数が増加しない。」というこの文章になって、この文章が適当でないとおっしゃるから聞いているんですよ。だから...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、この文書はあなたは承知をされているわけですね。あなたは局長だからこういう文書を国会に出すということは、あなたは局長として了解をされたわけですね。ですから、いまさら文章がいいの悪いの言ったってだめですよ。自分の顔につばを吐いているようなものですね、そういう...全文を見る
○安恒良一君 これはこのとおりですね。そうすると、名医の場合が点数が少ない、こう書いてありますね。いわゆる繰り返し治療するお医者の方が「名医よりも点数が増加する。」、これはこのとおりだと、こういうことですね。この表現のとおりだというふうに承っていいですか。
○安恒良一君 また言い方変えたんじゃないですか。そんなことこれは書いてないじゃないですか。名医と一般医の差がつけてあるという文章ですか、あなた。そんなあなた言い逃がれしてはいかぬですよ、これ。この文章を自分で読んでごらんなさい。そんなこと書いてないじゃないですか。いわゆる繰り返し...全文を見る
○安恒良一君 反復施療の医者の方が名医よりも、いいですな、これは。そうすると、これはこの文章のとおりということですね。文章のとおりということでいいですね。あなた文章を見て出したと言うんだから、文章のとおりならとおりとか、違うなら違うとか、これは書き誤ったなら誤ったとか何とか、それ...全文を見る
○安恒良一君 それから第五番目、「施設の良否の差は点数表に反映されない。」、これはどうですか。
○安恒良一君 いやいや、こういうケースもあるということじゃなくて、これは特別なことを言っているわけじゃないでしょう。一般的な問題として、いまの現物給付出来高払い方式の中における問題点を指摘をされていますから、あなたにお聞きしていることは、施設の良否の差は点数に反映されないと指摘さ...全文を見る
○安恒良一君 問題点として出しているということになると、やはりあなたの御意見は、施設の良否は点数に反映された方がいいというふうに思っているんですか、それとも反映されない方がいいというふうに思っているんですか。そのことを聞いているんです、私は、ここね。
○安恒良一君 そうじゃないんだよ。また話がもとに戻ったけどね、そんなことを聞いているんじゃないんだよ。出来高払いをこうしよう、ああしようと言っているんじゃないんだよ。あなたが問題点を指摘したんだから、局内でつくったと言うから、この一項目一項目についてあなたの考え方を——それはあな...全文を見る
○安恒良一君 ちょっとお聞きしますけれども、施設の良否というものは点数にあらわすことがあなたは方式の問題だと。それじゃお聞きをしますと、出来高払い方式のいまの点数の場合には、これはできないんですか。あなたの言い方から言うと、いわゆる方式を変えればできる場合もあるということ。私が聞...全文を見る
○安恒良一君 そうでしょう。そうするとあなたの答弁は違っているんじゃないですか。できないことはないでしょう。そうすると、できないことはない場合に、厚生省全体の意見を聞くと、あなたは保険局長としていまこの問題を担当している中心の局長ですから、どうお考えになっているんですかと聞いてい...全文を見る
○安恒良一君 あなたは赤字の原因が非常に問題になっているときに、そういうことは全然まだ勉強してないと、ああそういうことですか、はい。  それじゃ、「診療時間の長短に応じた点数が認められない。」、これはどうですか。「診療時間の長短に応じた点数が認められない。」ということはあなたは...全文を見る
○安恒良一君 いや、現状のことを言っているんじゃなくて、そのことについてあなたはどう考えられるんですかということ。現状は私は点数表をよく知っていますよ。しかし、問題点として指摘をされているんですから、あなたはそのことについてどんなお考えをお持ちなのですかと、こういうことを聞いてい...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。こういうことは望ましい方向だと、しかし現在の制度の中では、実現がなかなかむずかしいと、こういうことですね。はい、それじゃ、次。  「病名をたくさん列挙しないと点数が増加しない。」と、こういうことになっておりますが、この点はどうですか。病名をたくさん列...全文を見る
○安恒良一君 いや、病名を列挙すれば点数が増加することは、いまの仕組みはあたりまえなんだ。そのことについて、あなたがどう考えるかということを聞いてるんですよ。だから、そこのところをいま一遍言うてください。私は、現状がこうなっているという点数の仕組みは、あなたほど詳しくないかもわか...全文を見る
○安恒良一君 以上で、お答えをいただきましたが、そこで私は、法制局お見えになっておりますから、ちょっとここ、まだこれ続きがありますが、法制局に迷惑かけてはいけませんので、法制局からいまさっきの問題点について御解明をお願いをしておきたいと思います。いま一遍、質問をしましよう、法制局...全文を見る
○安恒良一君 いま部長が出てこられましたけどね、私はきのう、この原文を法制局の責任者に見せましてね、そして、ひとつこれでいいんだろうかどうだろうかということを申し上げたんです。そうしたら法制局の方は、いますぐ即答しかねます、ということで、これをお持ち帰りになった。なって、検討され...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。参議院の法制局を呼びました、参議院のですね。そこで私は、いまあなたの、あなたとの間の食い違いは対象者が違ってますから。  そこで私は今度は、ここのところ、大蔵省と厚生省のいわゆる話し合いだと、どう判断をするかと、こう言われてるんですから、判断の...全文を見る
○安恒良一君 私は、参議院の法制局と内閣でそんな食い違いあってはいけないと思いますから、そこは後でただしますから、この点は保留して、次に進めたいと思います。  次の問題は、いま私の手元に示されました、年齢階級別一件当たりの診療費というのを、いま資料でいただきました。この資料をこ...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は年齢構造を横にそろえて見ているんですよ、そろえてね。それから同じ疾病でも見ているんですよ。そうすると、私から言わせると政管の本人と家族と、それから国保の、国保の本人、家族これはありません、一本ですからね、それにどうしてそんなに点数の違いがあるかということが...全文を見る
○安恒良一君 ああそうですか。これも大変困ったことですね。やはり赤字対策の一環として、一つは私はあなたが言われた前段の本人は十割給付と、一部負担ございますけれども、家族は七割給付と、その違いがあるんじゃないかと私も思います。しかし、あなたは分析されてないと言うんだから、分析されて...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。大臣は明快にいままで大変厚生当局が当然解明をすべきものを解明を怠った点の不明についてわびられましたから、そこで私は西高東低問題にしろ、それから年齢階級別の一件当たりの診療費の本人と家族について、本人は十割給付だから高くていいんだと、家族は七割給付...全文を見る
○安恒良一君 次に、診療報酬支払基金が審査をしています。これはお医者さんから請求があった請求明細書が妥当なのかどうかということで審査をしています。そこで、次のことについて資料を出してお答えを願いたいと思います。各都道府県別の査定状況、請求点数と審査査定状況について、それから平均の...全文を見る
○安恒良一君 これも非常に重要なことですから、これは支払基金に言えばすぐわかることですからね。これはなぜかというと、私はまず平均の査定率が知りたいんです。それから、これまた私は都道府県別にいわゆる格差があると思いますから、審査の格差がある、これはやはり赤字原因に大きい問題ですから...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、出てくるまでこの関連について聞きますが、大臣にお聞きしたいんですが、いわゆる査定に対して訴訟に持ち込むと、こういうことを武見さんが言っておられますが、そういうことが起きると、これは私は大変な問題に発展をしていくだろうと思うのです。また支払基金の業務ができな...全文を見る
○安恒良一君 大臣のところに十二日の大会のことを言ってきてないからと言われますけれどもね、支払基金で一生懸命に業務をやっている人々は大変こういうことが出ると心配をするわけですよ。一つ一つ査定されて、点数が削られたら訴訟に持ち込むと、こう言われる。それでは支払基金業務というのはうま...全文を見る
○安恒良一君 どうですか大臣、一万円から一万五千円の検査を武見さんはやるように全国の医師大会で言われているわけですよね。そんなことをやられたら、そうでなくても保険財政は赤字なんですよ。赤字で、健康保険の改正をいまあなたは慎重御審議願いたいと、こう言っているときに、言ってこないから...全文を見る
○安恒良一君 また大臣もこれ、おとぼけがお上手で、何か条件と言われていますけれども、条件は二つ書いてあるんですね。一つは、いわゆる医師会が反対をしている健康保険法の改正が参議院審議に入りつつある、二つ目、渡辺厚相が診療報酬改定を延期する合理的な理由がない、この二点を挙げて「厚相は...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、この問題は、そういう場合には国が受けて立って、ひとつきちっとした姿勢を示していただくと。と同時に、まあ下部のお医者さんは従うはずがないと言われていますが、なかなか日本医師会における武見会長の威力というものは、大臣、あなたも御承知のとおりです。厚生省の中には...全文を見る
○安恒良一君 まあ、通る通らぬは問題でありませんね。こういうことは通らなくてもやってもらわなきゃならぬことですから、通ったらなどということはお取り消しを願いたい。というのは、健康保険法が通ったら会うということじゃないと思うんですね、お忙しいということはわかりますけど。お忙しいとい...全文を見る
○安恒良一君 そこで、いま一つお聞きをしておきたいことがあるんです。これはいまさっきの点数のことでちょっとお聞きをしておきたかったんです。これも理由が私わからないんですが、いまさっきいただいた資料の年齢階層別一件当たりの診療費を、この表で見ますと、十五歳から十九歳とずっと挙げてあ...全文を見る
○安恒良一君 もうあれも答えできない、これも答えできないということで、これも私はどうしても解明していただかなきゃならぬのですね。年齢が六十五歳から六十九歳と七十歳以上になると、いわゆる一件当たりの診療費の金額が全部横に並ぶわけだ。横に並ぶ。ところがその間では、しかもこれは五歳刻み...全文を見る
○安恒良一君 老人の無料化が原因じゃないかというのも、これもまたおかしなことですね。無料だったら横に並ぶと、有料だったら本人と家族と国保にそんな大きな違いが、同じ疾病ですからあるの、これもわかりませんね。そうするとあれですか。もうこう解釈していいんでしょうか。七十歳以上になると無...全文を見る
○安恒良一君 程度じゃ困りまして、これも保留しておきますから、次回までにこんなことは解明すぐできるわけですから、どうか——なぜこういうふうに七十歳になると途端に横並びに金額が皆同じになるかということが一つと、それからいま一つは、六十五歳から六十九歳について余りにも、このところの金...全文を見る
○安恒良一君 そこで、支払基金のいわゆる診療報酬請求明細の状況が出てまいりました。これで一つ、いまさっき申し上げましたいわゆるこの平均査定率ですね、いわゆるこの平均査定率がどうなっているのかという点と、それからいわゆるこの高いところと低いところ、県別によって査定率がどういう傾向に...全文を見る
○安恒良一君 あのね、逆数ではわからないんですよね。ですから、平均査定率が〇・六というと、それについて今度は、いわゆる平均が〇・六なんですから、最高が何ぼ、最低が何ぼと、こういうことで、それを置き直して言ってください。これは逆数になっています、私が見ても。
○安恒良一君 これも何で平均査定率で〇・八のときに、医科の場合ね、片っ方が一・五の査定ですね、一・五の。片っ方は〇・一と。これはどこに原因があるんでしょうか。同じ支払基金でこういう査定率が、請求点数に対する審査裁定状況がこんなに違うというのは、国民の一人として大変私は疑問に思いま...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いているのは、理由が何でしょうかと聞いてるんですね。高い方は一・五もきちっとした査定をされている。片っ方は〇・一なんですよ。十五倍でしょう。それはどこに原因があるんですかと聞いてるんです、どこに原因があるんですかと。
○安恒良一君 委員長、どうも次から次にこういう問題は全部研究して研究してと、これじゃ困るわけですよね。やはり支払基金の任務というのは、請求点数を厳正に審査するのが支払基金の任務なんですよ。ところが平均査定率が〇・八のときに片っ方は一・五なんだと、片っ方は〇・一なんだと、十五倍なん...全文を見る
○安恒良一君 あのね、大臣ね、一部にと言われますけれども、いまお手元に見られた請求点数と査定点数の金額を見てごらんなさい、これで。そんなにほんの一部と、十五倍もあっていいんですか。総医療費は九兆円と言われている。今年度国家予算が二十八兆幾らで補正をされているんですよ。そのときにす...全文を見る
○安恒良一君 それでは、この点もこれより以上追及しましても、率直に言っていまは原因が解明できてないということですからこれも保留しまして、早急にひとつ査定率がこんなに違っているということについての原因については次回にお答えをお願いをしたいと思います。  次に、薬価、薬害を中心とす...全文を見る
○安恒良一君 いわゆる薬害問題だけを聞いたのでありませんから、総論でこれまた時間をとってはいけませんから、薬害、薬の多用問題について各論の中からひとつお聞きをしていきたいと思います。  まず、薬害問題ですが、去る十月二十九日にスモン訴訟の原告三十五人について和解が成立をしました...全文を見る
○安恒良一君 いま言われましたように大変な金額ですね、現在訴訟されている方だけでも。ところが、厚生省の難病実態調査によりますと、スモン患者は全国で一万一千人いると言われております、おたくの調査で。これがこういうことで和解で、お金で解決できることじゃありませんが、一応こういう負担が...全文を見る
○安恒良一君 現在では八件もこういう問題がありますね。  そこで、それではお聞きをしたいのです。質問の第一は、これらの被害者にとりましては、ノーモア薬害、こういうのが切実な願いだと思います。そこでいわゆる薬害の発生予防のための総合対策を厚生省はお持ちになっていると思いますが、具...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、私は薬害の防止のためには製造承認基準の厳格化、薬効再評価の徹底ですね、副作用情報の収集と普及、それからこれは後から議論しますが、薬価基準の適正化、それから薬に頼らない健康教育の徹底、こういうことが私は必要だと思いますが、いわゆる厚生省薬務局、保険局、そ...全文を見る
○安恒良一君 まことにお説のとおりだということですから、大臣、ぜひ薬害問題というのも、今日国民は非常に不安を持っていますから、ぜひやっていただきたい。  そこで、具体的な例を一つ。これもまた、一一〇番の中から聞いて早急にやっていただかなきゃならぬと思いますが、私が冒頭申し上げま...全文を見る
○安恒良一君 ございますればとか、でき得ますればということじゃないのですね。現実に保健所にも県の薬務課にも行っておるのですよ、この人は。そうして、ひとつぜひ分析してくれと言ったら、保健所は、分析する施設がない。県の薬務課は、開業医が出したものを分析するわけにはいかぬと、こう言って...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。  それではいま一つ。いまあなたが、薬害をなくす有力な手段ということで、副作用情報の収集と伝達について、厚生省は四十八年六月から医療品副作用情報を隔月に作成をされ、普及するなどの努力をされています。二つ聞きたいことがある。この場合に、副作用問題...全文を見る
○安恒良一君 私は、やはり副作用であるかどうかということは、これは患者からの報告を聞いた後に医学的に解明されればいいことなんですから、往々にしてやはりこういうことを医療機関が余り一般に知られたくない、こういう心理があると思います。そこで、私の意見について前向きにひとつぜひ患者から...全文を見る
○安恒良一君 そこで委員長、これからの議事進行なんですが、理事の方から切りのいいところでひとつあれをしてくれということなんですが、まあいま薬害問題について私は質問をしました。これからまず一つは薬価問題ですね。これ薬価問題になるとかなり時間がかかると思います。そこで薬価問題、それか...全文を見る
11月21日第82回国会 参議院 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○安恒良一君 私は、社会党を代表いたしまして、持ち時間四十分でありますから、ごく簡単に、しかも法律の中身だけでなくてやはり行政の問題を含めて質問をしたいと思います。  それはどういうことかといいますと、率直に申し上げまして、今度出されました航空機強取等防止対策を強化するための関...全文を見る
○安恒良一君 決意はいろいろお聞きをしているのです。私も、大臣が、言われたように、どうしても機械の設備をしてくれないようなところ、もしくはダブルチェックそのものを認めないということであるならば、そこにもう寄港を断ると、寄港しないと、こういうことでありますが、この運輸省提出の参考資...全文を見る
○安恒良一君 いまお聞きしましたら、ダブルチェックが始まったところには、まあ機械等があるとこでも始まった、このことも私は念には念を入れで結構だと思いますが、この表で見ますと全く両方がないというところにおいていま運輸大臣がお挙げになりました中にダブルチェックの話がまだ進んでいないよ...全文を見る
○安恒良一君 いや、そのことは私は議事録を読んで知っているのですが、いま言われたように金属探知器をくぐろうとする時点で実行の着手があるというふうに考えられるという点がよくわからないわけです。ですから、これが故意の場合は私は未遂罪となると思いますが、金属探知器をくぐろうとしたときに...全文を見る
○安恒良一君 それからその次に、これもかなりのやりとりが衆議院でされておるのですが、いまのところの第二条の「業務中」の解釈について、これまたすでに業務中とはということで飛行機が着陸をして二十四時間以内等々、この参考資料の中にもモントリオール条約の第二条の規定する概念をとって「ある...全文を見る
○安恒良一君 いや、そう言われればそれまでですけれども、たとえば外国航路の場合と内国航路の場合ですね、それから準備時間等は私は非常に違うと思うのですね、いわゆる出発地の場合。途中寄港する場合は、これの適用で着陸して二十四時間というからすぐわかりますけれども、特に出発地の場合に、準...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。問題が起こることはないと、こういうことでありますから、それはそれで、やはりそこのところをきちっとしてもらわないと問題があるのじゃないか。  それから同じその条項に関係をしてくるのでありますが、今度法律をこのように強化されているわけですが、危険物の輸送...全文を見る
○安恒良一君 そこまではわかるのですが、私も航空機が交通関係で一番危険性があるということは考えるのですが、たとえばこの前バスジャックというのが起こりまして幸い解決しましたけれども、今後、たとえばバスジャックとか、その他たとえば新幹線なんかもかなりのスピードで進んでおりまして事故な...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。それじゃ、そういう他の交通機関におきましても、このような不法な行為が行われる場合、それを事前に防ぐためには、次の通常国会等においてこの法律との見合いの中で改正を考えていると、こういうことに承っておきます。  そこで、その次にお聞きをしたいのですが、い...全文を見る
○安恒良一君 私もそのようなへーグ条約のことは承知をした上で聞いているのですが、いま言われましたようにいろいろ外交ルートを含めてあらゆる機会に積極的に努力するというふうに対策本部でも言われていますが、これまたさっきから申し上げたように、いつまた再発生するかわからないわけなんですか...全文を見る
○安恒良一君 それから「ハイジャック等防止対策について」の十一月八日の対策本部の御決定の中で、「安全検査等の徹底」の中に「緊急事態に対処するための機器の開発について検討する。」となっておりますね。その前には、「検査用機器及び地上作業監視用機器の開発・改善を含む有効な検査監視方法」...全文を見る
○安恒良一君 まあジェームズボンドじゃないのですから、何かかなり抽象的なことなので、私はこの点にお願いしておかなきゃならぬのは、いまも担当の政府委員が言われましたように、これは事前のチェックということはもうあらゆることでぼくはやった方がいいと思いますけれども、起きた場合の処置の仕...全文を見る
○安恒良一君 以上で私の質問を終わります。
11月22日第82回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○安恒良一君 私は、先日赤字の原因問題について、それからいわゆる今回の改正の財政措置についていろいろお伺いをいたしました。率直に申し上げて赤字の原因というのはたくさんあるわけでありまして、私はきょうはわが党に与えられた時間が二時間四十分でありますから、その範囲内で全部を済ますこと...全文を見る
○安恒良一君 前回の中で留保しております中で、これをやりますとまた二時間以上かかりますから、この中の第一点でありますところの抜本改正についてどの点をやるのか、それから実施の年月日はどうなのかということを聞いていますから、これだけはまず冒頭にやりまして、そして、この点委員長から御注...全文を見る
○安恒良一君 委員長からも御答弁に注意がありましたが、これから内容を深めていくときにお願いをしておきたいのは、私、先日の答弁のやりとりを見ますと、医療問題は大変むずかしいわけです。しかし、物事によりましては、一つはやはりこの国民の側といいますか、その立場に立ってはっきり物を言うと...全文を見る
○安恒良一君 いや、いま配給公社をつくることを考えているかと聞いたんじゃないんですよ。そういうことについても薬問題の一つとして、流通機構の問題を含めて議論をするのですかとこう聞いているんですから、大臣考えてなくてもいいんですよ。そういうことをこの中で含めて議論をしていくのですかと...全文を見る
○安恒良一君 それでは、いまこれの問題についてはこれより以上もう時間がとれませんから、どうか私は抜本改正というものは、いま言ったように全体をやはりこの際洗い直す、その中でできるだけ早期に実施できるものからどんどん実施をして、国民の医療を守っていくと、こういうことでやっていきたいと...全文を見る
○安恒良一君 はい、結構です。
○安恒良一君 薬問題について、私がお聞きいたしました医療薬品の生産額、それから、これも増加率をわかるように、昭和三十三年を一〇〇とした場合に五十一年がどうなっているか、これは総数、それから抗生物質の増加率も含めてひとつ御答弁を願いたいと思います。
○安恒良一君 いま中野さんは、皆保険が達成のときからということで三十六年を持ってきた。私が質問したのは、皆保険制度が実施されるのは昭和三十三年ですから、まあしかし三年のことをここで言わないで。  そこで、私は、これを少し整理してみたいんですが、なるほど抗生物質の使用が、いま言っ...全文を見る
○安恒良一君 そこで、医療費の中に占める薬剤の割合がどうなっているのか。これは、もう私、ずっとこれを専門にやっていましたからお聞きしないで、大体、最近は四〇%をちょっと割っていますが、ほぼ四〇%というところをずっと今日まで推移をしてきている。最近三七ぐらい。そこで、これを世界の各...全文を見る
○安恒良一君 計算方法の違いというのは私は承知していまして、これを余り計算方法の違いを強調されますと、それでは計算方法をそろえてひとつ資料を出してくれと、こういうことになります。そうすると、なかなかいますぐはできないでしょう。私は分子、分母の違いはよく知ってます。私は、それをそろ...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いたことにお答えになってません。私は、わが国の場合、人口の比率との対比で薬の生産量が諸外国——金額でいまあなたが言った。  それから、私が第二番目に聞いている、全体がなかなかむずかしくなってはいけないと思って、一年間の抗生物質の使用量がどのくらいあるのか、一...全文を見る
○安恒良一君 私の調査の方でも、平均で七グラム、これは赤ん坊からおじいちゃん、おばあちゃんまで含めてになるんですが、そうしますと、これは飲まない人もあるわけですから、一人当たりの消費量というのは数倍になるということになります。  そうしますと、これはアメリカに比べまして国民一人...全文を見る
○安恒良一君 これもまた論争してもあれですが、私は医学部を卒業しているわけじゃありませんから、私は日本化学療法学会の理事長であり、帝京大学で臨床をやっておられます藤井先生が論文を発表され、お書きになったのを読みました。その中にこういうことを言われています。いわゆる抗生物質の過剰使...全文を見る
○安恒良一君 これも時間がありませんから、それじゃ私は、私の方から原因を挙げて、これは大臣でお答えいただくのか局長になるのかわかりませんが、私は薬づけの原因がどこにあるかということで考えますと、一つは、いまの診療報酬制度のあり方にあるだろう。いわゆる薬なり注射を多用すれば多用する...全文を見る
○安恒良一君 私はいま、大臣との間に出来高払い制度のよしあしを議論しているわけじゃありません。私はやはり診療報酬の方法としましては、大臣も言われましたように、登録人員の人頭払い、それから包括払い、総額制請負の方式ですね、出来高払い制度等々いろいろありまして、このうちのどれか一つに...全文を見る
○安恒良一君 それでは解決策については意見が皆さんと一致をしました。  そこで、今度はその薬の中心の課題であります薬価問題について触れていきたいと思いますが、医療機関が仕入れて投薬する医療用の薬品については、健保財政では実費弁償をたてまえとしているというふうになっていると思いま...全文を見る
○安恒良一君 そこで、お聞きをしたいのでありますが、果たして医療機関では薬価基準の何割程度で購入されているというふうに思っておられますか。購入価格と実勢価格の現在について説明をしてもらいたい。特にこの中には、一つはたとえば国立病院、国立療養所等における主要医療薬品の購入状況の中で...全文を見る
○安恒良一君 そんな古い調査でないですよ。四十五年とは何ですか。これだけ薬価の問題か大きい問題になっているのに、少なくとも薬価の実勢価格と薬価基準の乖離がどの程度あるかということを、四十五年の調査で答えられても私は理解できません。中医協なんかでも議論をしているし、社会保険審議会等...全文を見る
○安恒良一君 いや、私も去年の秋まで中医協をやっていましたから、医療経済実態調査は知ってます。私が聞いていることは、それじゃなくしても、これだけ薬問題についていわゆる乖離の状況が国民でやかましく議論になっているわけですね。ですから、医療経済実態調査だけじゃなくして、私はあなたたち...全文を見る
○安恒良一君 少なくとも私は、やはりきょうは、こういう問題について薬品の購入のいわゆる価格と薬価基準について質問をしますと、きのう担当課長が五、六人そろってお見えになったとき、ちゃんと言ってあるんだ。どうして少なくともそういういまのような、何年ですかと委員長が聞いたら五十一年なん...全文を見る
○安恒良一君 不可能です。それは最低少なくとも、私は全病院を調べろと言っているんじゃないんです。国立病院とか国立療養所における主要薬品の購入状況等は、少なくとも五十年なら五十年とか、五十一年なら五十一年はそんなに薬数があるわけじゃないですね。私がそこで言っているのは主要な医療薬品...全文を見る
○安恒良一君 いまの時間は差し引いてくださいよ、委員長。
○安恒良一君 結果的に、私は、国立の実情とそれから一般の実情とを対比をしながら議論しなきゃなりませんので、正確にやるためには、十五分なら十五分休憩していただいて資料を整備してもらいたいと、こう思います。
○安恒良一君 加重平均と言われたけど、加重平均の資料はここにありませんね。ですから、私の手元にいまいただいた資料では七八%ということで、加重平均といったら、またそれ出せということになるから時間かかるから、ですから、余りつじつまを自分の言ったことに無理に合わせないようにして、出た資...全文を見る
○安恒良一君 私は乖離がわずかであるならば、九〇バルク方式をとっておりますからそういうことはあると思いますが、余りにも実勢価格といわゆる現実の薬価基準の間に開きがあり過ぎると思います。なるほど、薬価基準の引き下げは四十八年に三%、四十七年に三・九%、四十九年三・四%、五十年が一・...全文を見る
○安恒良一君 私もまず薬価調査の方法についてはいま言われましたように、この自計調査ですね、この自計調査というのは販売面の卸売サイド、いま数が約四千と言われていますね。それから購入面では病院、診療所が千三百ですね、調査対象が。しかも、一ヵ月と言っていますが、千品目以上の薬を取り扱っ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ資料で説明してください。
○安恒良一君 それでは後でその資料をください。私自分で見ればわかりますから、係数を二・五だと。しかし、経時変動調査の反映の結果五・八になったということですから、私はその数字を見ればわかりますから、いまその数字をここで細かく議論しておられぬ。私から言わせると、少なくとも私はまず薬価...全文を見る
○安恒良一君 私は、もうすでに中医協がこのことを出して相当たっていますから、こういう問題はときどききちっとやらなきゃだめなんですよ。私の調査では、上箱だけにいわゆる実験用、治療用という判こを押したものや、試供品としながら五千錠単位の包装がメーカーから出ている、そういうことを知って...全文を見る
○安恒良一君 試供品が四〇%もあれば当たりまえなことなんですよね。そして試供品というものは、私はやはりその医療機関の規模によって常識の範囲があると思うんですよね、常識の範囲が。その常識の範囲をやはり超えておるもの、総生産高の四〇%あれば、これはもう当然なことなんです。それと、いま...全文を見る
○安恒良一君 それなら、いま薬価の決め方の問題について議論を進めましたが、次は、やはり新薬の登載と薬価の決定方法についてひとつ説明をしてください。  新薬の登載はどういう方法で登載される、その場合の薬価の決定の方法ですね。これは、率直に言って、薬ができて、薬害があるかどうかとい...全文を見る
○安恒良一君 私に対する説明では的確ではないですね。抽象的ではないでしょうか。何割増しなんて言われても。そこのところを、私は、薬価は新薬の場合にどういうふうに決定しているか、もう少し具体的にきちっと説明してください。そんな、何割増しとか何とか、薬効がこれだけすぐれているからとか、...全文を見る
○安恒良一君 これも私はまた専門的になり過ぎますからね。私は、やっぱりどうも、新薬の薬価登載の決定方法に疑問を感じている。それは、いま言われたように、何割引きとか何割増しと、こう言われている。それで、いわゆる類似医薬品がある場合は簡単なんだ。なかなか類似薬品がない。そうすると、あ...全文を見る
○安恒良一君 いや、中医協で薬の値段は決めませんよ、中医協では、新薬の。それはあんた、間違いじゃないですか。私は決めた覚えありません。中医協で使用基準を、この薬を使うということのときに中医協は許可しますが、薬の値段を決めた覚えは全然ありません。  ですから、そこでひとつ大臣にお...全文を見る
○安恒良一君 それじゃぜひ、やはり私はこういうことで国民に疑惑を持たれることはよくないと思いますから、どうか前向きに、国民にわかるように、新薬の決定方法がわかるように関係審議会等をぜひ設けていただくことを強く大臣に希望をいたしておきます。  最後に、薬問題で、流通機構についてお...全文を見る
○安恒良一君 いまの流通が健全でない、通常、メーカーから卸屋、卸屋から医療機関というふうに行ってないと、こういう点についてはあなたも認められましたし、現実に私が調査いたしましたところによりますと、いわゆる換金のために、医療機関が大量に購入をして逆に換金をするとか、卸屋がいわゆる換...全文を見る
○安恒良一君 それでは、御承知のように、十月の十四日の朝日新聞に浴風会病院の問題が出ています。そして、これは十月の二十七日に衆議院の社会労働委員会で同僚の大原議員がこの問題について質問をされています。ですから、厚生省は現場を見に行かれたんでしょうか、その後。
○安恒良一君 いまの点は、いま委員長からもう時間だと言われていますから、老人医療の問題は後から午後お答えを願いたいと思いまして、最後に一つだけお聞きをしておきたいことがあるのですが、これは財政問題の中で、今回の政正で、国民健康保険法の一部改正について「国は、前項の補助をする場合に...全文を見る
12月09日第83回国会 参議院 本会議 第2号
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○安恒良一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案について反対の討論を行うものであります。  国民皆保険下の医療は、いつでも、どこでも、だれでもよい医療が受けられることが大原則でなければなりません。しかるに、国民は、...全文を見る