安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第84回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○安恒良一君 まず最初に環境庁長官に質問をいたします。  私は昨日環境庁で発生した事態を大変実は遺憾に思います。というのは、水俣病患者が国の具体的解決策を求めて二十三日間にわたって環境庁に座り込みを続けている、その水俣病の患者並びに支援団体の八十名に対しまして、環境庁は突如とし...全文を見る
○安恒良一君 話し合いを強調されましたが、二十三日間患者が座り込みをしている間に、長官みずからは何回お話し合いをされましたか。
○安恒良一君 大臣、あなたは二十三日の間にたった一回しかお会いになってないんじゃないですか。あなたの記憶違いでしょう。私は、正常とか不正常を言われれば、環境庁の長官としてなぜもっと誠意を持ってひざを突き合わしてお話し合いをされないんですか。そしていまのような事態を避ける努力をなぜ...全文を見る
○安恒良一君 望んでも不可能だと、やってみなくてどうしてわかるんですか。二十三日の座り込みの間にあなたはたった一回しか会っていない。患者が大変な苦しみをしていることはあなたも御承知だ。環境庁というのは患者の立場に立つ省じゃないでしょうか。そういう点は大変遺憾に思います。  続い...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いているのは、いわゆる公式の記者会見の席上に入っておったということ、しかも、フリーの記者ですということを答えて、すでに所轄の警察署長は記者クラブに陳謝をしているではないですか。国家公安委員長に対して、このことについての見解を求めます。
○安恒良一君 私は、国民にとって欠くことのできない生活基盤であるところの交通問題について、特にその中でも、この国会の中においていままで余り議論をされておりません私鉄バスの問題について質問をしたいと思います。  今日ほど公的機能の拡充が強く望まれているときはないと思います。しかし...全文を見る
○安恒良一君 質問を正確に聞いていただきたいのですが、私はバスと鉄道を分けて質問しています。もう一遍言いますと、五十一年度鉄道関係輸送量の中で、国鉄と私鉄の別に見るとどうなっているか。  続いて第二問を重ねて質問しますが、その鉄道軌道の場合に、首都圏、中京圏、京阪神圏等の大都市...全文を見る
○安恒良一君 バスはまだ聞いておりません。  私の質問に対する答えがまだ正確じゃないんですが。首都圏、中京圏、京阪神圏等における大都市の鉄道部門の輸送量と私鉄のシェアについて聞いた。
○安恒良一君 次に自動車輸送、特にこれは輸送関係の私鉄の輸送人員とシェアはどうなっていますか。これは国内全体です。
○安恒良一君 次に、三大交通圏における全輸送機関に占める割合、その割合を私鉄、これは地下鉄を含みます。それからバス、これは民営、公営を含みますが、三大交通圏における全輸送機関に占める割合について示してください。
○安恒良一君 私が聞きましたのは、五十年なら五十年の統計しかないだろうと思いますが、三大都市圏におけるいま申し上げましたように全体の輸送機関ですね、これは自家用の方も輸送機関に入るんですが、それらを含めました輸送人員、それからそれの中に占める私鉄、これはただし地下鉄を含む、それか...全文を見る
○安恒良一君 以上の説明で私鉄軌道、バス部門がいかに大きな交通の役割りを果たしているかということが明らかになったと思います。  そこで私は、このような役割りを果たしている私鉄バスに対する国の助成と補助金についてひとつ伺いたいと思うのでありますが、このような大きな役割りを受け持っ...全文を見る
○安恒良一君 国鉄のいわゆる助成を、対比をするために報告してください。
○安恒良一君 その次にお聞きしたいのは補助金についてですが、この補助金についても国鉄、私鉄、それから地方バスの補助金、これは五十三年度、五十二年度等について説明していただきたいと思います。
○安恒良一君 以上のような数字のとおりに、私は国鉄に対して手厚い助成が行われることについては意見があるわけでないんでありますが、それに比べても、輸送の果たしている割合から体して、私鉄に対するいわゆる助成、補助が余りにも少ない、こういうことが大変目立つと思いますが、この点運輸大臣、...全文を見る
○安恒良一君 大臣もその点については認められましたので、今後とも格段の努力をお願いをしておきたいと思います。  そこで、きょうはその中でも特に問題になっています中小私鉄とバスについてさらに質問を続けたいと思います。まず中小私鉄についてお聞きをしますが、敗戦直後百九十四社あった中...全文を見る
○安恒良一君 過去十ヵ年の輸送量の推移はどうなっていますか。また最近五カ年間の営業収益、これは鉄道についてどうなっていますか。ひとつそれを年次別に答えてください。
○安恒良一君 過去十年。
○安恒良一君 最初にお答えくださった過去十年の輸送量の推移は中小私鉄だけ聞いたんですが、間違いないですか。
○安恒良一君 私は、この輸送量の推移というのが四十三年が一つの区切り、さらに四十六年が一つの区切りで、非常に輸送量が大きく減っているというふうに思うのでありますが、こういうような状況の中で今後もインフレが進行する、そして経営は慢性的な赤字を示しています。こういうような状態で非常に...全文を見る
○安恒良一君 どうもお二人のお答えが大変抽象的なんですが、いままでのやり方としては、運賃値上げによる増収によってこういう地方鉄道を守っていく、もしくは現行法による補助ということでやられていますが、私はもう運賃を上げればさらにお客が逃げていく、こういうこと。それから物価問題の観点か...全文を見る
○安恒良一君 どうも大変抽象的ですが、時間の関係がありますからまたその点をお聞きしたいと思います。  次はバス事業についてです。一般路線バスの最盛期は四十五年だったと思いますが、四十六年以降五十一年までの輸送人員の推移について御説明を願いたいと思います。
○安恒良一君 保有台数三十両以上の全国二百十七社の昭和五十一年度の収支状況はどうでしょうか。
○安恒良一君 過去四年間の年次別の経常の損失、これを公営、民営の別にひとつ報告してください。
○安恒良一君 その別を言ってください。
○安恒良一君 このようにバスも衰退の一途をたどり、しかも慢性的な赤字が続いておりますが、これらの衰退の原因は何にあると考えますか、運輸大臣にお答え願いたいと思います。
○安恒良一君 衰退の原因は、いま言われたほかに私はインフレの進行に伴う諸資材、動力費等の上昇があると思いますが、そのことはさておきまして、次に路線の休廃止状況についてお伺いをしたいと思います。  これは鉄道軌道、バス等を含めてでありますが、まず四十年から五十一年までの十二年間の...全文を見る
○安恒良一君 どうも私の発言が悪いのか聞き取り方が悪いのかわかりませんが、私は四十年から五十一、二年までの十二年間、しかもバスについては路線の廃止と休止はどうなっているかと、こういうことも聞いているわけですから。
○安恒良一君 後でこの問題についてはそれに伴う人員削減についてお聞きしますから、この程度にとめます。  その次に補助制度の実態と問題点について少しお聞きしたいのでありますが、第一は、私鉄バスに対する財政金融の特別措置のうち、中小私鉄バスについて問題をしぼって質問をします。まず地...全文を見る
○安恒良一君 私はこの補助を出す際かなり厳しい要件があるように聞いていますが、具体的な要件、こういう点について少しお聞かせを願いたいと思います。
○安恒良一君 そのほかに十キロ以上、それから輸送人員八千人以下、それからラッシュ時一時間の輸送人員千人以上、こういう条件が一つついているんじゃないですか。
○安恒良一君 具体的に聞きますが、紀州鉄道は補助を受けてないんですが、これはどういう理由でしょうか。また紀州鉄道のような鉄道がどのくらいあるでしょうか。
○安恒良一君 答えにならない、どちらかでは。
○安恒良一君 答えになりません、いまの点は。
○安恒良一君 それじゃ提出をしてもらうことにします。  私はこれはどうも条件が厳し過ぎると、やはり要件を緩和する必要があるというふうに考えますが、どうでしょうか。
○安恒良一君 この点は紀州鉄道の調査が出てこないとわかりませんから、後にしますが、銚子電鉄は十キロ未満の鉄道ですが助成を受けています。これはどういうことでしょう。
○安恒良一君 十キロ未満ですが、助成している理由。十キロという一つの制限条項があるでしょう、それを聞いているわけです。
○安恒良一君 確認をしておきます。  次に、中小民鉄に対する融資についてお聞きしますが、五十三年度の予算要求に当たって、中小民鉄の融資に対して運輸省はどういう方針をとられたのか、また具体的要求はどのようにされたのか、お聞かせ願いたい。
○安恒良一君 五十三年度予算要求の中で中小民鉄分として二十七億三千九百万円を要求されているんじゃないでしょうか。間違いありませんか。
○安恒良一君 それが昨年十二月段階で大蔵省の査定の結果削減をされたというふうに聞いていますが、削減をした理由は何でしょうか、大蔵省。
○安恒良一君 いや、大蔵省に聞いている、削減した大蔵省に。
○安恒良一君 関係はありません、あなたは。削減をした大蔵省に聞いている。
○安恒良一君 推察では困ります。
○安恒良一君 私はこういう問題について一つ一つの何局長までは通告していません。件名は通告してあります。だから、全部その関係局長は用意してもらわなきゃ困ります。
○安恒良一君 それでは、一応おいでになっていなかったことに遺憾の意を表して、早急にお見えになるそうですから次に進めていきます。  次はバスについてですが、バスの補助制度について、地方バス路線運行維持要綱に基づく補助が行われていると思いますが、これについてまず説明をしてください。
○安恒良一君 それならば、まずこの制度は四十一年のいわゆる車両購入費から始まっているように思いますが、この四十一年以降地方バス路線維持費補助金交付、実績について年次別に説明してください。
○安恒良一君 五十年度以降未消化があるというふうに聞いていますが、その金額と理由を聞かしてください。
○安恒良一君 五十三年度の見通しはどうですか。
○安恒良一君 その未消化の理由を聞いたんです。
○安恒良一君 そうしますと、地方財政の危機とそれから合理化を条件としているんだが、それがなかなかうまくいかないから未消化と、こういうふうに承っていいんでしょうか。
○安恒良一君 地方財政危機の問題はありませんか。
○安恒良一君 それでは自治大臣にお聞きしますが、いわゆる五十年度が三億七千万円、五十一年度が九億一千万円の未消化、五十二年度も私どもの調査では未消化が出るんじゃないかと言われていますが、その理由の中に地方財政の危機という問題がよく挙げられていますが、自治大臣としては関知をされてい...全文を見る
○安恒良一君 これもまた質問に的確にお答えになっていないんですが、民営バスに対する補助金が地方財政の危機の理由で地方自治体が出されない、こういう中から未消化があるというふうに聞いているんですが、その点についてお聞きをしているんです。民営バスの場合ですね。
○安恒良一君 次に、補助金交付に当たっての運輸省の方針が、一つは五十年九月を境にある程度変わっているように思います。ですから、この方針の変化について説明をしてもらいたいと思います。前と後。
○安恒良一君 経営改善五カ年計画の実施を義務づけていると思いますが、その中身について話してください。
○安恒良一君 いま言われたような、合理化の達成によって補助金の交付を見直すという厳しい方針となっているというふうに聞いていますが、そうですか。
○安恒良一君 関係者とよく協議をしてと言われましたが、関係者というのは会社と私は労働者、労働組合があれば労働組合だと思いますが、いま経営改善計画について関係者とよく協議をしてと言われましたが、実際に協議がされているというふうにおとりになっていますか。
○安恒良一君 そういう手だてを経て出てくるということですが、事前協議がされたかどうか、こういう点についてチェックをされましたか。チェックされておりましたなら、どの程度事前協議ないしろ過がされているというふうに、たとえば五十一年度申請会社何社のうちにどうだ、こういうことについておわ...全文を見る
○安恒良一君 チェックをいたしてなくて、どうして関係者同士の協議というのがわかるんですか。
○安恒良一君 思うわけでは困るんです。大臣にお聞きします。事前の協議がされてなかったときはどうしますか。
○安恒良一君 いや、私の調査では残念ながら事前協議がほとんどされてないんです。ですから局長は、関係者がよく話し合った上で計画が出てきておる、そしてこれは会社が出していることだろうと、こういうことになるわけです。そこで私がお聞きしているのは、事前協議がなされてないということがはっき...全文を見る
○安恒良一君 それじゃこの点は保留しておきます、答えになっていません、事前協議がされてないんですから。それでは後でこれはまたやります。  続いて、このような合理化の強要によってバスの労働者がどれだけ減少したのか、四十六年以降五十一年まで、年次別にバス関係労働者がどのように減少し...全文を見る
○安恒良一君 四十六年以降五十一年まで年次別にどれだけバスの労働者が減少したか、その数を言ってくださいと言っているんです。質問をよく聞いてください。
○安恒良一君 の減少ですか。
○安恒良一君 ちょっと委員長、私の言うことを正確に聞いて答弁するように言ってください。時間がたってしょうがないですよ、こんなことでは。
○安恒良一君 五十三年度要求の中で、運輸省がこのバスの補助金交付に当たっての制度改正を大蔵省に要求したというふうに聞いていますが、それを説明してください。
○安恒良一君 いま少し、これは後から大蔵省に答弁してもらう関係がありますから、中身を正確に言ってください。
○安恒良一君 補助対象経費の引き上げを要求しておりはしませんですか、デマンドバス以外に。補助対象経費の引き上げ、甲乙丙のいろいろ区分がありますね、それはしていませんか。
○安恒良一君 それでは、それらの問題を含めて、いま申し上げた補助対象経費の引き上げを含めてあなたたちが要求をした中で、実現をしたもの、しなかったものを詳しく言ってください。
○安恒良一君 補助対象経費の引き上げは、私の手元にある資料では、現行と同じということになっていますし、それから第三種生活路線補助費については、これは第三種をなくすということであるので、なくなったと思う。運輸省の要求になかったんですが、大蔵省は現行と同じと、こういうふうになっていま...全文を見る
○安恒良一君 大蔵省にお聞きをしたいのですが、これは逆に、運輸省から第二種生活路線の運行補助費についていろいろ要求がありますが、その中で認めたもの、認めなかったもの――認めなかったものについての理由を聞かしてください。
○安恒良一君 いや、あとのことはちょっと要らぬことだと思うのは、われわれが運輸省に行くと、こういう要求を出したけれども大蔵省で削減をされた、こういう話があるから、そうするとこれは聞かざるを得ない。だからそんな要らぬことを言う必要はない。  次に、地方バスの補助制度をどういうふう...全文を見る
○安恒良一君 紀州鉄道のような地方鉄道はどのくらいあるかということもあわせて聞いていますよ。
○安恒良一君 どうも地方バスの補助要綱の改正が、大変抽象的なお答えですから、こちらから聞いていきたいと思いますが、単に補助要綱ではなくて法律化が必要だと思いますが、どうでしょうか。これは大臣にお聞きしたい。
○安恒良一君 次は基礎施設です。インフラストラクチュアという言葉を使われていますが、それから車両、ターミナル施設等は公費負担にすべきだと思いますが、どうでしょうか。
○安恒良一君 いわゆる合理化がかなり条件づけられていますが、私は合理化というのは地域の条件によってやるべきであって、画一的にやるべきでないと思いますが、どうでしょうか。
○安恒良一君 合理化推進と補助をセットにすべきでない。いわゆるペナルティー制度の導入は問題だと思いますが、どうでしょうか。
○安恒良一君 運輸大臣、いま、以上四つの要件を聞きましたが、答え方がかなり矛盾をしていますし、私は地方バスの補助要綱についてはぜひ再検討をお願いをしたいと思います。  続いて、今度は税制問題についてお聞きをしたいのでありますが、租税特別措置について、公営、準公営、民営の順でいろ...全文を見る
○安恒良一君 自治省。
○安恒良一君 非課税の理由はよくわかりませんが、後からそれはやることにしまして、民営営業バス関係諸税の納付実績、四十八年から五十一年度まで国税、地方税を含めてお答えを願いたいと思います。
○安恒良一君 二つともそれでは答弁になりません。私は、これは税制問題についてお聞きをするということをきのう通告しておりますから、答弁をしてください。
○安恒良一君 自治省関係であるでしょう、それを早急に出してください。
03月23日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○安恒良一君 いまも私どもの調査報告の中にありましたように、長期不況下における雇用・失業情勢というのは、いろんな努力を政府は政府なり、民間は民間なりにされているようでありますが、私は今日厳しい状況になっていると思います。そこで、きょうは、雇用問題に問題の焦点をしぼって、大臣以下、...全文を見る
○安恒良一君 私は、雇用の安定は、何といっても、四年間連続の不況状態を脱して経済の回復にあるというふうに思っていますが、問題は、その経済の回復はわが国の場合には内需の拡大によって経済を回復しなきゃならぬ、こう思うんであります。福田内閣は内需の拡大を主として公共投資を行うことによっ...全文を見る
○安恒良一君 資料をきのうから要求しておきましたから、私のところには資料を出してください。その資料を見ながらお聞きします。  次に、これも現状把握のためにお聞きしたいんですか、中高年齢等の雇用促進に関する特別措置法に基づく特定地域の指定に関する状況についてお聞きをしたいのであり...全文を見る
○安恒良一君 私かお聞きしたことを的確にお答えになってないんですが、指定地域別の吸収率達成状況について、ひとつ一覧表を欲しいということを言っている。いま、あなたは必ずしも十分でないと、こう言われたんですが、それではわかりません。これは大臣にも後から聞かなきゃなりませんから、きのう...全文を見る
○安恒良一君 その達成率を聞いているんだよ。わかっているんだ、そんなことは。
○安恒良一君 資料がないということですが、しかし達成率は必ずしも十分でないということは前段に言われたわけですね。これはひとつ、きょうはもう資料がないということですから大臣にお願いをしておきたいんですが、私は後からこれは論点を展開をしていきますが、中高年齢者の失業者が一番深刻なので...全文を見る
○安恒良一君 第三番目は、特定不況業種離職者臨時措置法について、それと同じく国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法についてお尋ねしますが、いま、六十四の指定地域以外の地域が最近指定されたというふうに聞いておりますが、指定の個所及び指定の時期、それから公共事業の内容、新...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたような地域ですから、公共事業の内容はもうわかっていますか、何かさらに、そういうところにおきましては、たとえば私らの実態調査の中でも、兵庫における造船問題等について委員長から報告ありました。私は新規事業を何か実施をしないとなかなか簡単にこういう問題は解決で...全文を見る
○安恒良一君 私はやはり、いまいろいろの資料をお聞きをした限りにおいて、何といっても国としての雇用創出の拡大の具体策が非常に重要なことだと思うんです。それと同時に、地方公共団体における雇用創出の具体策というものがないと、今日の深刻な不況状況は解決ができないと思います。なぜかという...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと、福岡県全体と北九州市の場合には非常に特徴が違っているんです。だから、私はやはり福岡県全体のことをお聞きをしているわけじゃないんですから、それを読み上げられていたずらに時間とられても意味がありませんから、御把握がなければやむを得ません、それじゃ私の方から少し...全文を見る
○安恒良一君 そんなことはありません。きのう質問取りにお見えになったときに私は北九州市だと言ったら、質問取りに来られた方か、いや困ったな、最大限やってみますと、こういうことだったんですよ。何で福岡県って、そんなことを言った覚えはありません。それは訂正してください。そうでないと、こ...全文を見る
○安恒良一君 そうするとあれですか、これから幾らお聞きをしても北九州市のことは一切わからぬわけですな。
○安恒良一君 それじゃ大臣、このことについてもお願いしておかなきゃならぬのは、私は労働省の方が事前に質問を取りにお見えになったときに、北九州市というのは非常に雇用問題で特徴があると、こういうことだからぜひこういう北九州市の、いま私が名前を読み上げましたような工業生産と労働者の数で...全文を見る
○安恒良一君 だからきょうと私は言ってないんですよね。委員の方にと言われましても、質問を取りにお見えになるのがきのうなんですから、ほかの委員会も一生懸命みんなやっているわけですから、そういう点で。だから私が言っていることは、そういう特徴的な地域の調査をぜひやって、生きた調査をして...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。それじゃ、まあ質問をした時期が遅いとか早いということでなくて、現在では実態調査をされてない、だからできるだけ早急にやっていただくと、こういうことだというふうにここを承っておきます。  それでは、きょうはこれは、北九州市問題は次回に、そういうでき...全文を見る
○安恒良一君 まだ予算か成立をしてないから最終的な金額決定ができないと、こう言われればそれまでです。しかし、私はいまも大臣が言われましたし、また、所信表明でも言われましたように、非常に緊急な状態だと。しかも、十五ヵ月予算を組んで、前倒しで十五ヵ月予算は執行されているわけですね。そ...全文を見る
○安恒良一君 論議が全然かみ合ってませんね。ますます大変失礼なことですが、お粗末と申し上げざるを得ない。それはなぜかと言うと、今日のわが国における雇用拡大のためには景気回復以外にはない。これはお互いが意見が一致をしているところです。そこで、景気回復についてどうするかということが予...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣、そんなことはもう何回も聞いてわかっている。そういうことを聞いているんじゃないんですよ。いわゆる、いまのわが国の政治の課題というのは二つあるんだと。一つは何としても四年連続の不況をどう克服するか。それと同時に、雇用問題というのは、これは福田総理を初めあなたも...全文を見る
○安恒良一君 どうもあれですがね。私は、そこで前段言ったように、雇用対策の面は何があるかというと、一つは失業防止、二つ目には離職者に対する措置と再就職の促進、そして三番目には積極的な雇用の創出と拡大なんですよ。労働省は、この三つを私はやる省だと思う。特に第三番目には、労働省だけで...全文を見る
○安恒良一君 何回も言いますように、もう全体の問題はなかなか労働省むずかしいようですから、問題をいま労働省にしぼってますから、その角度でお答えを願いたい。経済七%成長すれば解決するなどという話はもう百遍聞いたって、それは具体的な問題じゃないんですから、それはわかってるわけですから...全文を見る
○安恒良一君 いまちょっと労働大臣の御発言の中で気になる点が一つあったんですが、いわゆる週休二日制の実施や労働時間の短縮は、当面の雇用安定にはすぐ役立たないと、主としていわゆる貿易問題における公正労働の基準からと言われましたか、私はそんなことないと思うんですね。週休二日制や時間短...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ大蔵来てないそうですから、後で呼んでください。私の持ち時間の中でそこを聞きますから。  それでは、労働省はこれぐらいにしまして、次は農林省お見えになっていると思いますが、農林省のいま私が言いましたことは、私は農林省というのは、やはり雇用拡大には非常に重要な...全文を見る
○安恒良一君 どうも、これもまたあと各省も同じことになると思いますが、予算が審議中であると、このことはよくわかるわけですね。たとえば、それならば逆に聞きますと、この予算が今月か来月の初め決まったらすぐやれるのかどうかということになると、私はやっぱり事前の準備がないとできないと思う...全文を見る
○安恒良一君 これより以上またこれもやりますと時間がなくなりますから、私は、たとえば建設なら建設予算の場合には、いまはこの発注と同時に四〇%なら四〇%払うと、こういうことで予算の前倒しがされて行われておるわけですね。私はそれは時宜に適した方法だと思うんですよ。ですから、私は何かど...全文を見る
○安恒良一君 まあ、これも後から詳しい資料を私はぜひもらいたい。いまちょっと言われましたが、わかりかねます。それと同時に、どうも御本人もお答えになっているように、単純に割ればこれだけだというその単純にか困るわけなんですよ、私たちとしては。単純に割っただけで何か機械的に人がふえるよ...全文を見る
○安恒良一君 これも議論かみ合いませんから、そのままにあれしておきたいと思います。後でまたあれします。  それじゃ、次は運輸省どうですか。
○安恒良一君 これも同じやりとりをしておったんじゃ時間がありませんから、私は、運輸省、公共事業のことだけに限られたのですが、やはりどうも私は労働省と運輸省との間に、たとえばいま私は必ずしも第三次産業だけにいわゆる失業者を吸収することをいいことだとは思いませんけれども、かなり運輸省...全文を見る
○安恒良一君 それでは、次に自治省にお聞きをしたいのですが、二つございます。  私は、自治省の指導のもとにおける雇用拡大、創出だけでなくてこれは逆に今度は雇用問題の三つのテーマがありまして、いわゆる防止等々を含め、これに果たす役割りは非常に大きいと思いますが、一つの方向といたし...全文を見る
○安恒良一君 対策委員会の設置の有無を自治省が把握されてないのは残念ですが、やはりこれは雇用安定なりそれから失業防止なり雇用創出に非常に重要な性格を持っていると思いますが、労働省はこの点をどういうふうに把握されていますか。少なくとも主管庁ですからこれぐらいのことは、どのくらいの都...全文を見る
○安恒良一君 政令都市等、都道府県だけじゃなくて大きいやはり政令都市等も非常に重要だと思いますが、そういう政令都市とか市町村段階にも私はつくられていると、こう聞いていますが、それは把握されていませんか。
○安恒良一君 それじゃ、どうかひとついま申し上げたように、安定所単位というのもわかりますが、私はやはり大きい政令都市等についてとか、それから人口がある一定以上の大きい市等において、それは安定所単位になる場合もない場合もありますね、これは。ですから、ぜひこの点はひとつ早急に一遍、こ...全文を見る
○安恒良一君 この問題も機が熟してないとか何とか抽象的でわかりかねますが、もう私の質問時間も余りありませんから、改めてまたこの問題だけで、いずれ掘り下げて少し聞きたいと思います。  きょうは少し、いまの調査課長の御説明では理解しがたい点がありますから、保留をしておきます。  ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃもう最後になりますが、厚生省には、いま国立並びに主として公的なところを言われたんですが、基準看護問題というのはまた改めて厚生日にこのことは議論しますが、今日非常に重要な問題ですから、これは人員増、減という問題以上にやはり重要です。そして、そのことは結果的には...全文を見る
○安恒良一君 それから、実は企画庁にもお聞きしたいと思ってお見え願っておったんですが、もう時間がございませんから、企画庁の方には特に御要望だけ申し上げておきたいと思いますが、まあ企画庁長官のいわゆる計量的な答弁はよく承知しています。しかし、どうしても、いま私は労働大臣に強く要望し...全文を見る
○安恒良一君 戦後、新憲法のもとで労働者の団結権が保障されるようになって、ちょうど三十有余年を経過しました。わが国の日本の労働運動は著しい発展を見せて、いまや経済社会の中できわめて重要な役割りを担うようになっていると思います。労働組合法は労働基本権を具体的に保障することを目的とす...全文を見る
○安恒良一君 時間がありませんから、私が言ったことは中労委の不当労働行為事件の平均処理日数と、それから全労委の、全国地労委の処理日数を私は挙げて正確かどうかということを聞いたわけです。それから、大阪の場合には、私の手元には五十年の命令決定に至るまでの日数が五百三十七日かかった。そ...全文を見る
○安恒良一君 以上、大臣お聞きのとおりに、まず不当労働行為というのは労働者の団結権の侵害なんですね。だから、非常に迅速にやらなきゃならないのですか、もちろん若干事件の複雑化というのもありますけれども、戦後三十数年たっておるのに、たとえば東京や大阪で命令を出すまでに五百日も六百日も...全文を見る
○安恒良一君 それは一般論としてわかるんですが、私がお聞きしましたのは、審査の長期化の傾向にかんがみまして、どういう面を是正をしようとされるのかと、そういう点について、制度面の運用で一層工夫をこらすとか、審査の手続のあり方があるとか、いろいろあると思うんですよ。私自身も十年やって...全文を見る
○安恒良一君 それでは、審査促進については一層の御努力をぜひお願いをしておきたいと思います。  そこで、いま一つやはり重要なことは、審査を促進をするためには、ふえます業務量に見合って委員の人員をふやすこともきわめて重要だと思います。そのことか提案でありますか、ところか、この委員...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これでもおわかりのように、肝心の職員定数か中労委の場合も現実に減っている、それからいわゆる東京都労委の場合にも減っている。これではせっかく委員をふやしましても、いま大臣が迅速処理に当たりたいと言われておるのでありますが、なかなかそうはいかないと思うんです。そこ...全文を見る
○安恒良一君 労働省全体が減っているということはわかっておりますけれども、中労委並びに地労委における取り扱い事件が非常にふえているわけですね。しかも、複雑になっている。そういうときに、せっかく法律で委員をふやすということについて私は最終的に賛成するのでありますか、肝心の補佐する事...全文を見る
○安恒良一君 それでは終わりますか、どうか労働大臣並びに行政担当、行管の方もせっかく今回法律改正で委員をふやすことでありますので、事務局職員をふやすと、こういうことについて格段の御努力をお願いをしまして終わりたいと思います。よろしゅうございますね、大臣。
○安恒良一君 ただいま可決されました労働組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による附帯決議案を提出したいと存じますので、御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。     労働組...全文を見る
03月24日第84回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○安恒良一君 時間がございませんから、もう細かい数字はのけまして、まず運輸大臣に御質問したいんですが、私は、この前、国税、地方税について、国と公営と私鉄バスの違いについていろいろ質問いたしました。  そこでお聞きしたいんですが、運輸省としては、国営、公営と全く同様とはいかないが...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣と自治大臣にお伺いいたします。  私鉄バス産業における諸税の中で、公共交通部門にかかわる部分については、国税、地方税とも、いわゆる国鉄、公営などと同じ扱いをしていただいたらどうかと、このように考えていますが、両大臣の御見解を賜りたいと思います。
○安恒良一君 もう時間がありませんから、現状がどうなっているかということを聞いたんじゃなくて、そこで私はわざと大臣を指名したんですが、公共交通にかかわる部面については同じような扱いをしたらどうだろうかと、こういうことをお聞きしたのであって、いま現状がどうなっているかというのは知っ...全文を見る
○安恒良一君 なっているかじゃなくて、私がお聞きしたのは、そういう取り扱いになっているんだが、いわゆる公共交通の輸送部門にかかる部面について、そういう取り扱いをしたらどうかと、こういうことでありまして、これももうこれより以上問答していますと時間がありませんから、次は労働大臣にお聞...全文を見る
○安恒良一君 私がお聞きしましたのは、昨年の十二月、それからことしの三月の時点、現在ですね、どれだけの賃金不払い総額があるのか、対象人員があるのか、こういうことを聞いたわけです。
○安恒良一君 私が十二月を聞いたのは年末一時金があるからです。そこで私から言いますと、十二月の時点で五社、三十八億七千五百万円の不払いがあるわけです。  ですから、そこで私はお聞きをしたいんですが、このような私鉄バス労働者の賃金不払い、それから雇用不安の解消のために、具体的など...全文を見る
○安恒良一君 公共交通の労働者の賃金、労働条件の確保は社会的に保障されるべきだと思いますが、労働大臣、この点はどうでしょうか。
○安恒良一君 それがためには、ILOの内陸運輸労働委員会で、輸送調整から生ずる労働問題に関する決議三十七号がございますが、これを国内法に速やかに制定をする必要があると思いますが、この点は労働大臣どうでしょうか。
○安恒良一君 いまの問題は後であれします。  そこで、最後の質問ですが、新交通システム、これはコンピューター機能を中軸に開発されていると聞きますが、建設省、通産省、運輸省が関係されているそうです。そこで、どういう都市において実施の予定なのか、それから既存の交通産業との関係をどう...全文を見る
○安恒良一君 安全面も聞いたんです、安全面。
○安恒良一君 それでは、この問題もまだありますが、時間がありませんから、最後に要望して終わりたいと思います。  私は、二日間にわたって各大臣にいろいろ私鉄バスを取り巻く問題について御説明をいただきました。率直に言って、構造的諸条件、過疎過密、渋滞、それから旅客の喪失、経営困難、...全文を見る
03月28日第84回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○安恒良一君 昭和五十三年度の一般会計予算では、いまも真鍋さんも触れられましたように、公共事業費が対前年度当初比で三四・五%という史上最高の伸び率を示している。これに対して社会保障費は一九・一で、一般会計全体の伸び率二〇・三%を下回っています。私はこのことを大変に重要視するのです...全文を見る
○安恒良一君 私のお聞きしたことについて一つしかお答えになっていない。私は長期社会保障計画を持つ必要があると思うが検討したのかどうかということ、これは大体お答えになったのですが、それと同時に、社会保障の基準、水準といいますか、ナショナルミニマムというものをやっぱり国民に明示しなけ...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣に御質問しましたが、どの大臣もまだ長期社会保障計画と社会保障の基準、水準については検討中と。しかし、それではやっぱりいけないのじゃないか。低経済成長に入っていまやわが国が大きく曲がり角に来ているときに、このことを速やかに明確にすることが一番必要だ。たとえば宮...全文を見る
○安恒良一君 長期計画。
○安恒良一君 長期計画の必要性は認められたのですが、現実にこれはやはり急いでつくらなきゃならぬと思うのです。  そこで、今度は長期計画のうらはらになる財源論についてお聞きしたいのですが、御承知のように厚生省は推計ということで五十二年度の国民総医療費が八兆六千五百億、五十八年度が...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣からの御答弁があったのですが、もうこれだけのたくさんの提言が出ていますから、財源問題についても、たとえば保険で持つべきもの、自己負担のもの、それから必要に応じて老人問題なんかは場合によれば目的税ということも考えなきゃならぬ段階にあるかもわかりません。それから...全文を見る
○安恒良一君 いま地主先生からも御指摘がありましたように、財源問題を考えるときに横並びの比較論というのはやはり私も間違いだと思う。たとえば老齢人口の度合いというのがこれからは大変になるにしても、いまはまだわが国は老人国とは言えないわけですから。それからいま一つ重要なことは、財源問...全文を見る
○安恒良一君 もう時間が来ましたからやめたいと思いますが、電気事業法をその部面は改正すればできることだし、為替差益が大きく出ておるということは大臣もお認めになりましたし、私はせいぜい二百億からまあ最大考えても三百億もあれば十分にこういう方々にできると思いますので、ぜひひとつ御検討...全文を見る
03月29日第84回国会 参議院 予算委員会第五分科会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 まあ分科会でもありますから、少し細かい問題について質問をします。その点は御了解を願いたいと思いますが、五十二年の十一月二日付で、警察庁交通局長名で、各管区警察局長、警視総監、各道府県警察本部長、各方面本部長あてに、「指定自動車教習所における高速教習の充実について」と...全文を見る
○安恒良一君 任意の教習、それから希望者、こういうところを言われました。これらの問題は後から少し中身についてお聞きをしたいと思います。  そこで、まず私は、今回の通達というのが法律的にも少し無理があると、こう思いますから、それらの問題について質問をしていきたいと思いますが、まあ...全文を見る
○安恒良一君 そこでお聞きしたいのは、この免許の効力の問題についてお聞きしたいんですが、いわゆる第九十二条、免許の効力があるんでありますが、「免許は、運転免許証を交付して行なう。」でありますから、この交付とは、免許証が現実に申請をされ、受領されることを意味し、したがって、運転免許...全文を見る
○安恒良一君 そういたしますと、現に仮免を受けている者で、かつ第一種運転免許試験に合格し、運転免許証の交付を受けてない者、交付をまだ受け取ってない者、これは仮免の所有者というふうに考えるのか、それとも、第一種免許所有者と言えるのでしょうか。
○安恒良一君 そうすると、仮免の所有者ということですね。
○安恒良一君 そういたしますと、仮免許について第八十七条その他にありますが、仮免も免許の一種であるが、あくまでも仮であるということですね、これは。  そこで、初心運転者は、標識、いわゆるマークをつけなきゃならない。七十一条の二。それから仮免を受けた者の練習または試験のための運転...全文を見る
○安恒良一君 未熟ですね。未熟でなければこんな条件をつける必要ないんですからね。何か一般的と言われますが、未熟でしょうね。一般的ということじゃないですね、未熟。未熟だからこういう条件がついているんでしょう。間違いありませんね。
○安恒良一君 そこで、次にお聞きしたいんですが、いわゆる総理府令、昭和三十五年十二月三日の道路交通施行規則の二十一条、それから十九条の関係について聞きますが、規則十九条の「(免許証の様式)」に、仮免許証の場合のいわゆる別紙記載十五のとおりということで記載様式がございまして、それに...全文を見る
○安恒良一君 私は、いまのところは少しわかりかねるんですね。いま少し詳しく説明してもらいたいんです。私も交通労働者なんですが、なぜ高速道路などで運転をしないことということが、仮免許のこの様式の中にこのように書かれているんでしょうか。いまあなたが言われた、どこでもやっていいんだとい...全文を見る
○安恒良一君 いま問題になっているのは、運転の練習をすることなんですよね、これは。そのことをいま問題にしているんですからね。いま私が問題にしようとしているのは、仮免で運転の練習をすることについて問題があるということで問題にしているのですから、どうもあなたの言われたことではわかりか...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、道路の限定をはずしたのにもかかわらずに、道交法の施行規則二十一条のこの様式がこのままになっているのは、どういう理由ですか。
○安恒良一君 そうすると、これに変えたというのはわからないですね。「高速道路など法令により運転練習をすることが適当でないとされている道路で運転しないこと。」と書いてある。運転をしないことと書いてある。そうすると、これわざわざこう書いておきながら、いや、練習は仮免でいいんだというの...全文を見る
○安恒良一君 いや、練習の場合を言っているんです。
○安恒良一君 いま、注意事項であって、法律的にいわゆる禁止をかけているんではないのだと、こう言われるのですが、なるほど禁止事項とあれは違うと思います。しかし、なぜこういう注意事項が書かれているかということなんですよ。必要でなければ書く必要はないのじゃないですか。そうしますと、私は...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、そうじゃないんだよ。あなたがいまこれは注意事項なんだ、禁止事項じゃないんだ、こういう法律解釈をされた。わかったと。じゃ、その法律解釈を一応肯定する肯定しないはおいていただきましょう。それならば何で注意事項というものがあるんですか。私は、法律の禁止条項の場合...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、法制局長官に聞きますが、注意事項というのは、そうすると罰則がないから守らなくてもいいと、こういうことに受け取れます。それでいいですか、あなたの言い方を聞いていますと。それでいいわけですか。注意事項というのは罰則がないんだから、法制局長官としては、禁止条項...全文を見る
○安恒良一君 守らなくてもいいわけだ。
○安恒良一君 いやいや、私は所管外なら所管外と言われればいいけれども、いろいろあなたが解釈するから、解釈するとややこしくなるわけだ。どうも聞いていると、長官は注意事項ということは単なる注意事項だから守らなくていいというような印象を受けるものだから、所管外であろうとなかろうと、わが...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ法制局長官までが不思議に思われるそうですから、何で書いてあるか不思議に思われるそうですから、ここのところ、いまの一連のことについて、ひとつこれは最終的には交通局長と同時に、ここの所管大臣というのは自治大臣になるんですか、それとも警察庁長官になるんですか、これ...全文を見る
○安恒良一君 そこで、それじゃひとつ自治大臣に、まずそこのところをお聞きをしたいんですが、いま言われておりますように、問題になっていることはこういうことなんですよね。仮免は受けられた、ところが、具体的に免許証はまだもらっていない、本免許証といいますか、普通免許証ですね。一種免許証...全文を見る
○安恒良一君 自治大臣の御見解はわかりました。それならば早速、本国会に道交法のいま改正原案が提案されていますから、道交法の中でいわゆるそういう問題についてぜひ改正の検討をお願いをしたい。いま総理府令の様式の問題についてお願いをしたいと思います。  そこで、今度は少し実務的に、局...全文を見る
○安恒良一君 いや、私はいま申し上げたような、特にこれなら大丈夫だとこう言われますけれども、いまの高速道路の実態を考えて、そうのんきに走っておられるような状態なんだろうか。これはやはりいま少しあなた方自体が、大臣も含めて、高速道路の実態を——もうそうじゃなくて、一般の通行者だけで...全文を見る
○安恒良一君 ぼくは、どうもその二週間ぐらいのところにひっかかるんですがね。大体希望者があればということで、あくまでも任意と言われているんですがね。ところが問題は、希望者があるということと、それに今度は教習するということ、この二つの要素が要るわけですよね。私が一番心配しておるのは...全文を見る
○安恒良一君 大臣、性能の問題は、御承知のように教官の横につけられているブレーキの問題なんですよね。一般の自動車は、何か練習用という特別の自動車があるわけじゃないんです。ただ教官が横に添乗しておりまして、いわゆる本人の運転事故なりミスがある場合にはいつでもブレーキがかけられるよう...全文を見る
○安恒良一君 そこで、私は労働省にもお聞きをしたいんですが、やはりいまの交通局長が言われたような精神でいきますならば、当然こういうことをやる場合には、当該の労働組合がある場合は——ほとんどあるんですが、事前に、いわゆる労働条件の変更になるわけですね、時間外労働もふえるし、それから...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、労働省の見解も明らかになりましたから、重ねてそこでお聞きしたいんですが、いま、いわば多くの労働組合は、大臣もお聞き願いたいんですが、むしろ絶対反対だと、こう言っているんです。で、この通達は撤回してくれ、こういうことを言って全国的な署名運動まで始めています。...全文を見る
○安恒良一君 交通局長、どうですか、いまのところ。あなたが現実に第一線を指導するわけなんだから。
○安恒良一君 そうしますと、いま少し、やはりあなたのこの通達文書ですな、これはその点が非常に不親切だと思います。特に私は、ここに岩手県のあれが出したのを見ますと、どうも任意ではないようなとられ方をする場面がしばしばある。たとえば、「結果報告 要領に基づく高速教習については、昭和五...全文を見る
○安恒良一君 実態を調査していただくことは結構ですが、是正をすべき点があればと、こう言われるけれども、それがあなたたちのいつもの言い逃れだよ。あればと、後でなかったと、こうなる。私は現実に、あなたもこれは見ているんでしょう、衆議院のときに問題にされているじゃないですか。衆議院のと...全文を見る
○安恒良一君 早急にひとつ実態を調査をして、きょうここの中でお互いにやりとりをし、述べられましたことについてのいわゆる再通達といいますか、指導文書といいますか、そういうことを早急にやっていただきたい、これが一つ。  それから、第二番目には、私はやはりいまのいわゆる道交法施行規則...全文を見る
03月29日第84回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 時間が三十分しかありませんので質問も簡単にいたしますから、内容を要領よくお答えを願いたいと思います。  まず、きょうの本会議でもいろいろ問題になっています都心から新成田空港に至る足の問題についてお聞きをしたいのですが、私いろいろ方法はもうすでに知っておりますから、...全文を見る
○安恒良一君 そこでお聞きをしたいんですが、京成電鉄からおりまして、バス輸送で六分間かかって、そして新空港ターミナルの四階に入る、こういう段取りになっているわけです。当初、計画をされたときに、いわゆる国鉄の新幹線が空港の中に一つ入っていく、これに対して、京成側もできれば同時にやは...全文を見る
○安恒良一君 京成側からは具体的な、やはり新空港の中に入った方が送迎にいたしましても、乗客に対しても便利だということで、図面まで付して出したと。ところが、新幹線優先主義ということで却下になったように聞いているわけです。  そこで、お聞きしたいんですが、新幹線はいつごろでき上がる...全文を見る
○安恒良一君 そこで、大臣にお聞きをしたいのですが、事実上、当初新幹線を考えられたが、住民の反対等があってできてない。いつでき上がるか、いまのところ見当がつかないと。そこで、現実の輸送状況はどうなっているかというと、外国に行くお客さんなり外国から来られた方々が、こちらから行く場合...全文を見る
○安恒良一君 私も私鉄の出身ですから、いまの京成をターミナルに乗り入れさせるのは技術的にはむずかしくないんです。いまの京成の駅から九十度曲げるわけにいきませんから、手前の方から京成をやはり新空港に乗り入れさせる、まあこれには相当の工事費がかかりますから、こういう問題についてはやは...全文を見る
○安恒良一君 現場を見てひとつ御判断願っておきたいと思います。私が考えますのに、バスで電車からおりたのをどんどん運ぶ、そのバスも四階のターミナルに入っていく。それから一般の方が高速道を使っておいでになる、そのおりるところも全部四階のターミナルになっていますからね。その限りにおいて...全文を見る
○安恒良一君 厳重に見守っていきたいと言われても、ないそでは振れないということで、やむを得ず労働組合が労働金庫からお金を借りて、そして立てかえ立てかえをしてやってきているというのが現状なんですよね。ですから、いまの現行法は倒産をした場合のいわゆる労働債権の保証はありますが、倒産を...全文を見る
○安恒良一君 大臣、こういうことじゃないんでしょうか。私は、いままでもそうだと思うし、これからもまた新線建設ということの要求が出てくると思いますが、新線建設をする際に、あらかじめその建設をされる地域内の交通労働者、それまでは一生懸命そこの国民の足として守ってきたのですから、その雇...全文を見る
○安恒良一君 それではそういうことで、福島県内における丸森線の問題については二百名という問題が出ておりますから、いろいろのことが国鉄当局にもまた政府の方にもお願いをしてありますので、十分その点についてお考えをお願いをしたいと思います。  それからその次、やはりこれも、わが国の交...全文を見る
○安恒良一君 やはりこういう問題は、自動車局は監督官庁の立場にありますから、いまも私が申し上げたように、キロ当たり原価が七十八円も違うなどということは常識で考えられないことなんですよ。それは国民のため安い方がいいという一般論理がありますけれども、御承知のように、輸送原価というのが...全文を見る
○安恒良一君 もう四分しかありませんので、最後の問題をお聞きしたいんですが、これもこの前私は新交通システムについてお尋ねをしたんですが、当時のお答えは、大阪南港ポートタウン線とそれから神戸ポートアイランド線のことだけを大臣は御答弁くださいました。しかし、いわゆる新交通システムとい...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もうなくなりましたから、私の方で調べますと、VONA、KRT、パラトラン、それから日産ALLシステム、それからCVS、それからDMS等々の方式を住友商事以下いわゆる大きい商事、それから重工業関係、車両関係、電機関係等々が中心になり、それに対して建設省、通産...全文を見る
○安恒良一君 以上で終わります。     —————————————
03月30日第84回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○安恒良一君 実は、私は、ゴム履物に関する問題を大臣以下関係局長に御質問をしたいということで用意をいたしておりましたが、大変遺憾な事態が出ましたので、通産省の勤務の状態ということについて、まず大臣に質問をしなければならぬことを大変遺憾に思いながら質問をしたいと思います。  実は...全文を見る
○安恒良一君 大臣がおわびをされましたので、じゃこの問題はこれぐらいにして、どうか今後そういう連絡のあれがないようにぜひやっていただきたいということをお願いをしまして、中身に入りたいと思います。  私は、わが国のこのゴム履物産業についていろいろこれからお聞きをしたいんであります...全文を見る
○安恒良一君 やはり衆議院の御答弁の域を出ておりません。  そこで、私は、具体的に少しお聞きしたいと思いますが、政府としては構造改善事業に対しては受け身ではなく、わが国のゴム産業を存立をさせるために、もしくはどうしても存立のできない企業に対してはスムーズに事業転換が図られるよう...全文を見る
○安恒良一君 一案であろうかということではなくして、それじゃ角度を変えて聞きたいと思いますが、協会側がいわゆるそういう受けざらをつくる、政府もぜひ出てもらいたい、こういうときには政府も積極的に出られて、たとえば調査をしていただいた大学の先生なんかを含めて構造改善問題について十分な...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、この点だけちょっと大臣にお願いをしておきたいんですが、いま申し上げたように、どうしてもやはり国内産業として残すもの、それからどうしても国内産業で存立できないもので構造改善をしなきゃならぬものというのがあるわけでありますから、いま申し上げたようないわゆる受け...全文を見る
○安恒良一君 どうも大臣の前向きの御答弁ありがとうございました。  それじゃ、その次にまいります。  そこでひとつ、受けざらの問題について御答弁いただいたわけですが、典型的な労働集約産業であるこのゴム履物はいま非常に大きい雇用問題を抱えております。しかも、それに加えて今日急激...全文を見る
○安恒良一君 きょうの新聞を見ますと、二百二十一円幾らという円高を迎えているわけです。ですから、商社や、それからいわゆるナショナルスーパー等々のゴムの履物の輸入促進の動きがあります。加えて、いま局長が指摘されたように、業界みずからの輸入が約六〇%あることも私は知っているわけです。...全文を見る
○安恒良一君 もう少し、もう少しと言われていますけれども、私は総体の輸入量が五〇%を超えると、もうその業界は壊滅をしてしまうような状況になると思うのです。そういう状況に近くいま来ているわけです。ですから、もちろん私は業界の六〇%輸入の自粛は当然なことですが、それだけではもう片づか...全文を見る
○安恒良一君 後段言われた、適用になっていることは承知しています。  そこで、どうかこれは通産省と労働省の間で御協議をぜひ願いたい。  というのは、いま申し上げたように、もう産業構造全体としても、いわゆる付加価値の高い、製品価値のあるものにある程度転換をせざるを得ないところに...全文を見る
03月31日第84回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第3号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、まず厚生大臣の政治姿勢について、同僚の広田委員からも質問がありましたが、私も重ねてまず冒頭にお聞きをしたいんです。というのは、厚生大臣になられましたときに、同僚の広田委員も言われましたように、不公正の是正、それから公平にやりたいと、こういうことであったわけです...全文を見る
○安恒良一君 まあ、余りこれで時間をとるとほかありませんが、国会があるから忙しいのはわかります。いや武見さんとは大臣が会っている。私は被保険者の最大の団体の代表ともこの問題について話し合いしました。大臣から話があったのか、全然ないと言っている。何で、武見さんとはあなたが会う、あと...全文を見る
○安恒良一君 私は、まあこれで時間をとるのはあれですから、大臣にひとつお願いしておきますが、どうか審議会に諮る前に各界の意見を聞くということであるならば、少し平等に、誤解が与えられないようなやり方をしてもらいたい。まず新聞見てごらんなさい。一斉に報じております。医師会長とあなたの...全文を見る
○安恒良一君 大臣、こういう重要な判決が出たときには、直ちに分析し読まれていただきたいと思いますけどね。  私は、判決の趣旨は、なるほど人道的なことも書いてありますが、私が画期的だと言ったのは、従来のこの現行の被爆者援護法は、主としてあなたたちは社会保障的性格、こういうことで厚...全文を見る
○安恒良一君 そこだけ読んだらいかぬ。
○安恒良一君 いや、私は従来の判断が誤りとかなんとか言っているんじゃない。社会保障的な性格のあることも事実です。それに加えて新しい——われわれは従来から主張しておったんですが、あなたたちは従来は主として国家補償的というのは否定的な態度だった。しかしこれに、社会保障に加えて国家補償...全文を見る
○安恒良一君 いわゆる軟投答弁といいますか、官僚答弁といいますか、大臣ですから官僚と言うのは失礼ですけれども、あなたは前身がそういうことだからどうしてもそういうふうになると思いますが、もう少し大臣なら大臣らしく、前向きに検討するものは検討すると言ってもらわぬといけませんが、これよ...全文を見る
○安恒良一君 いや、それじゃ全く精神論だけでね、そんなこと、この貴重な時間にあなたにお聞きしょうとは思わない。私は具体的に、たとえば何もこれはいわゆる支払い団体との約束だけじゃなくて、私は前臨時国会の中で医療費のむだの問題については詳しく私なりの意見を申し上げて、それらについては...全文を見る
○安恒良一君 また、大臣答弁ならあれだけれども、保険局長はそんな抽象的なことを言われたってだめですよ。検討しています、厳正に厳正にと、子供だましじゃないでしょう、あなた。私とあなたとやりとりして、ぼくもある程度こういう問題は専門家ですよ。あなたも専門家でしょう。その場合に、ただ精...全文を見る
○安恒良一君 たとえば監査を、やはり私は指導及び監査といま現在なっていますが、そういうものをやるために技官をやはりどうするかということについて、あなたたちはこの五十三年度に技官をどれだけふやす努力をしたのですか、予算要求の中で。それがどれだけ認められたか。現在非常に技官が不足して...全文を見る
○安恒良一君 いや、充足率のことなんか知って聞いているのですよ。それでは答えにならないでしょう。それじゃなぜ充足できないか。そこを原因を解明をして、その努力をしなければだめじゃないですか、充足ができません、できませんと言っておったら。私は私なりに充足できない理由を知っています。そ...全文を見る
○安恒良一君 次に、この薬価調査の方法についても私たちは何回も何回も問題を提起をしています。やはり薬問題というのは、非常にこれは重要な問題、それから、いわゆるバルクラインの引き下げの問題等も含めて、何回も何回も皆さん方に問題を提起をしているんですが、いわゆる薬価調査のいまのやり方...全文を見る
○安恒良一君 きのう質問取りには薬務局も見えておったじゃないですか。何で薬務局長は来てないの。私のところへ質問取りには薬務局の方も見えられていまして、私はきょうお聞きするのは、支払いいわゆる七団体が出した項目が一から七つまでありますと、こういう問題についても私はお聞きをしたいと、...全文を見る
○安恒良一君 これから質問取りに来たところの局長が来てないようだったら、質問取りは断りますからね。そういうふうにひとつ覚えておいてください。私は、質問取りに来られて担当局長が出てこないようなところは、これからそういうところについては、私は質問取りには来てもらわぬで、ぶっつけ本番で...全文を見る
○安恒良一君 それからいま一つお聞きしたいんですが、やっぱり指導、監査の強化の意味で、余りにも目に余るものが具体的にある。そういうものを持ち込んだときには、直ちに指導に行っていただけますね。これは大阪で有名な、頭文字だけ言いますと、N、H、K病院という三つの病院。N、H、Kと言い...全文を見る
○安恒良一君 何……。
○安恒良一君 だれと相談をするの。
○安恒良一君 私は大臣やはりだれが見ても目に余るということがあります、率直に言って。そういうものについては、ひとつびしびしやってもらわないと困ると思うんです。ですから、このことはぜひ、いま局長が答弁しましたが、ひとつあれをしておいて、お約束をしていただきたいと思います。  十二...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、ちょっと残るかもわかりませんから、残ったら後でまたやることにいたしまして、次は基準看護の問題であります。これはまあ広田委員も言いましたが、一月二十八日保険局長通達が出されました。いわゆる「今後は、指導を行ってもなお正当な理由なく患者の負担による付添看護が行...全文を見る
○安恒良一君 午前の質問の途中で予鈴が鳴ったものですから、保険局長の答弁が正確に聞こえなかったんですけれども、私がお聞きしたことについては保険局長は、職業付き添いに支払う料金を私は肩がわりするのかと言ったことに対して、それはいわゆる病院に支払わさせるように指導します、こういうこと...全文を見る
○安恒良一君 その分を返してもらうというのは、いわゆる付添料を返してもらうということでしょうね。基準看護料を返してもらうということじゃありませんね。
○安恒良一君 ところで次に、三局長通達並びにいろんなことが出ていることを知っているんですが、しかし、私は幾ら通達を出しても現実にそれが行われなければ意味がないと思うんです。  そこで一、二点、大臣並びに局長にお聞きしたいんですが、この通達が出ましたら、いわゆる大阪府病院協会は従...全文を見る
○安恒良一君 いま言われた点が差額ベッドが中心であることは事実ですが、実は私は大阪の阪大病院に実態調査に参りましたところ、阪大病院というのは、御承知のように基準看護を一回取り消されて最近改めて基準看護病院になった。ところが、行ってまいりますと、たとえば五百人ちょっとの入院の場合に...全文を見る
○安恒良一君 全員とは言いませんよ。正確に、五百人の中で百人程度とちゃんと言っております。
○安恒良一君 いや、私も希望についてそういうことを言っているわけじゃないんですよ。しかし、五人に約一人、しかも入院をするときに、いわゆる入院患者全員に対してもう家族付き添い願い書というものをまず配付をするなどというやり方についてどうですかと、こう聞いているんです。あなたの答えは全...全文を見る
○安恒良一君 もう私の持ち時間はあと二分しかありませんから、二つのことをお聞きしておきたいと思うのですが、やはり入院患者の中には常時一対一で観察及び介護をしなければならない患者がいると思うのです、率直なところ。ですから、いまのような特二類と、こういうようなこともありますが、そうい...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もう最後にいたします。  いま言われたように、外国のやつがモデルにこうなると言われているのですが、わが国の場合もやはりもう一対一ということでICU、CCUがあることは承知していますが、それだけでなくて、そういう重症病棟というのがあるわけですから、こういう...全文を見る
04月11日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、きょうは厚生行政の基本に関することを、一般を質問するということでありますが、四月八日に厚生大臣が社会保険審議会に諮問をされました健康保険の改正案の考え方についていろいろこれから質問をし、さらにこれは審議会に諮問をされておりますし、いずれ国会にまた出てまいるもの...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣は、十四項目の中で、これとこれはやるということを言われておりますが、私は今度の、私どもがあのとき議論したときの中で、一番大きいことを大臣はお忘れになっているのじゃないだろうか。私は国民が将来の負担増がある程度ふえましても、皆保険下においては、医療というのは、...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと医務局長に注意しておきますがね、演説会じゃないんですから、余り長くべらべらやらぬで、簡潔にやってください。あなたも専門です。私も専門でわかっていますからね。何か一人でべらべらべらべら、ぼくの質問時間の倍もしゃべるのは頭が悪い証拠ですよ。だから簡潔にひとつ答え...全文を見る
○安恒良一君 いま私は大臣にお聞きしたんでして、医療供給体制問題は、私はやはり一遍いま少しきめ細かく全国の実態をよく調査をされた上で、私はやはり医療供給体制の整備については、いずれ法案が、まあ今国会は間に合いそうもありませんが、審議するまでの間に、こういう医療供給体制の整備を行い...全文を見る
○安恒良一君 いや、あのね大臣、肝心なことをお忘れになっていると思うんですが、たとえば、私なら私が病気になってお医者さんに参りますと、お医者さんから病名が告げられ、これにはこういう薬が必要だと。いまはそういう話もないわけですね。お医者さんが一方的に薬も注射もされるわけですよ。これ...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、結局いま問題になっている十四項目の中にもありますが、現在の薬価基準をどうするのかということを明確にしないと、中間マージンが非常に多いわけですから、それをそのままにしておって——もちろんですよ、薬価基準で患者が金を取られた以上、返すときも同じ金額返しても...全文を見る
○安恒良一君 いや、物と技術を分離することがより合理的に近づくということは、それはだれもわかっている。問題は、今度の薬代の一部負担——一部じゃなくて薬代をまず全額患者に持たして、そうしてあとは償還をすると。そのときに、どうも二万円までとこう聞いているわけですね。そのことが、いまの...全文を見る
○安恒良一君 その考えが全く甘いんですよね、全く。というのは、何回も言うように、医療には国民の選択はできないのですよ。私のように専門屋であっても、行ってお医者さんに、あなたは肝臓なら肝臓が悪い、この薬を飲みなさいと言われたとき、先生ちっっとこれ種類が多過ぎます、二つにしてください...全文を見る
○安恒良一君 いや、中医協の分野だと言われますけれども、いまの中医協は昔の中医協と違って、いわゆる諮問方式なんですよね。大臣が諮問案を出されるやり方。ですから、私はやっぱりこれも、これ以上ここだけに時間をかけるわけにいきませんので、大臣に言っておきたいのは、制度改正について、いつ...全文を見る
○安恒良一君 私は医療の機械化について、むげに機械化を言っているわけじゃないんです。問題は、医療のそういう機械を備えつけるだけの施設の認定なり、それからいま一つは医療、医者の技能の認定がないと、たとえば生体断面のレントゲンというのが恐るべき勢いでふえていますですね。しかし、私はあ...全文を見る
○安恒良一君 私は、お医者さんの個々の技術というよりも、やはり問題は国民の必要性の問題があるわけですね。その点から考えますと、たとえばリハビリを中医協において点数化するときに、やっぱり施設認定をやったわけですよね、リハビリ問題について。こうこうこういう施設のあるところはいわゆる点...全文を見る
○安恒良一君 これも、これより以上やっても何ですが、ぜひこれも私どものところに、今回の改正の法律を審議をするときには、いま言ったような精神論ではなくして、具体的に監査、審査をこのように強化すると、こういうことをひとつぜひ持ってきてもらわなければ、これまた幾らもう少し時間をおかしを...全文を見る
○安恒良一君 何ぼ。
○安恒良一君 最後に、もう時間ありませんから私の考え言っておきますが、いまの説明はもう全く理解ができません。さっきから黙って聞いておると、診療の姿勢が変われば変わればと言って、どういうふうに診療の姿勢が変わるんですか、病気になったときのお医者と患者の場合に。どんなふうに診療の姿勢...全文を見る
04月13日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
議事録を見る
○安恒良一君 財形法に関しての関連の質問をしたいと思いますが、すでに同僚委員が二人質問をされていますから、できるだけそれとの重複を避けながら、少し問題点をお聞きをしてみたいと思います。  まず第一に、私は、どうも財形法というのは、名前が示すように、本当に、勤労者の自主的努力、そ...全文を見る
○安恒良一君 大臣から前向きの答弁をいただきましたから、できるだけ速やかに財形審議会の中で、私は今日のような情勢になればなるほど勤住協がいわゆるこの分譲住宅の建設に努めなければならぬと思いますから、それがための位置づけ、さらに勤住協に対する優遇措置、こういうような問題について、ぜ...全文を見る
○安恒良一君 それから、時間がございませんから項目だけを読み上げておきたいと思いますが、これは何も法改正じゃなくて事務的に、雇用促進事業団と勤住協、もしくは労働省と勤住協の間において、私は勤住協が労働者の住宅を建てるにやりやすい方向でできる項目が数項目ございますから、中身を一々申...全文を見る
○安恒良一君 それでは、これからの問題につきましても、すでに大臣から関係事務当局に検討させるということでありますので、私はぜひ前向きに事務的に進めていただきまして、一戸でも住宅が建設ができるように措置をしていただきたい、このように思うものであります。  そこで、次に問題を進めて...全文を見る
○安恒良一君 私は、どうも数字の上ではそういうふうになると思いますが、衆議院においても本法案審議のときにも問題になりましたように、当初建設省がお考えになっておったのは、個人向けは二十六万八千戸ぐらいの要求だったと聞いておる。ところが、いわゆるどうしても経済成長七%ということの中か...全文を見る
○安恒良一君 少し数字的にちょっとお聞きしたいんですが、勤労者の平均所得の中で、こういう住宅返済に使われ得るという限度ですね、何%ぐらいと、いま今日現在でお考えになっておるか。それがここ数年来どういうふうに変わっているのか。もしくはこれからことし、来年を含めて変わっていこうとする...全文を見る
○安恒良一君 そこで私は、今日残念ながら勤労者が持ち家を持つ、住宅を取得するのには経済情勢がきわめて悪化しているし、勤労者自体の所得の伸びというのが、ことしはこれからまだ春闘たけなわでありますからいま結論づけるわけにはいきませんけれども、なかなかいわゆる住宅ローンを借り、返済に回...全文を見る
○安恒良一君 同じような答弁は衆議院でもされているのですが、それはいつごろになるんでしょうか、大体結論が出るのは。もう予算は五十三年度は成立をして発足をしているわけですし、それから皆さん方としてはやはり公庫のいわゆる住宅融資の問題も始まるわけですから、その意味から言うと、いま言わ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きのような建設省とのやり取りをしたわけです。それは財形の方に関連があると思ってやったわけですが、そこで大臣、いま言われたように、ほぼ住宅金融公庫の金利については大筋として引き下げるということは政府は決められていますし、私は郵便貯金の結論も今月中には出る...全文を見る
○安恒良一君 次に、これは建設省にまたお聞きをしたいんですが、私はなぜ住宅が建たないかということについては、問題はやっぱり宅地の供給だと思うんです、宅地供給。そこで、これは労働大臣と建設省にお聞きしたいんですが、この前同僚委員が労働大臣になぜ住宅が建たないかということの中において...全文を見る
○安恒良一君 私は、決して労働大臣が土地政策に御認識をお持ちでないと、こういうことを申し上げたわけじゃありませんから、持たれていることは非常に結構でありますが、きょうはある程度三点ぐらい中身を言われましたけれども、私はいまお聞きをした限りにおいて、公的機関の宅地造成、まあ公的機関...全文を見る
○安恒良一君 次に、建設省にお伺いしたいんですが、土地の重課税と特別土地保有税が緩和されることになりました。それは宅地供給促進がその名分とされています。実は、私は議員になる前に税制調査会の委員をしておりまして、私はこの土地重課税、特別土地保有税をつくるために税制調査会の委員として...全文を見る
○安恒良一君 私は土地重価税や特別土地保有税の緩和のよしあしをいまあなたと議論しているわけじゃないのですね。私が聞いたことは、いろいろ私自身は意見を持っている。しかし、これによってどの程度宅地が供給されるというふうにお考えなのか。これはいわゆる公的な機関並びに民間のデベロッパーと...全文を見る
○安恒良一君 いま、そこで出てきたんですがね、企業がなぜ土地を売らないかと言えば、いま地価が安定していますね、最近ちょっと上がり出しましたけれども。そこで、高値でつかんだ上にずっと今日まで金利が払われてきています。ですから、採算がとれる価格で売れなかったからでないだろうかと思うわ...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたようなことも、私は土地政策上必要だということを否定いたしません。ただ、たとえばいまあなたが言われましたように、本当に建設省全体として、まああなたは担当局長ですから、たとえばいま土地を供給するに当たってやはり環境整備が非常に必要なんだと、なかなか大規模開発...全文を見る
○安恒良一君 私は政府の閣僚としては労働大臣しかお見えになってませんから、いま局長が言われましたように、私は西ドイツやイギリスに比べて、いわゆる土地の規制、公的利用と、こういうことが非常におくれていると思います、わが国は非常に。ただ全然努力はないとは言いません。私もこういう問題に...全文を見る
○安恒良一君 それじゃもう時間がありませんが、最後ですが、以上のようなやりとりの中から、すでに同僚委員からもいろいろ御質問があったように、私は財形法の今回の改正について、さらにどうしても問題があるというのは、初心に一遍返ってみる必要があるんじゃないか。今日のような低経済成長でます...全文を見る
○安恒良一君 どうも大臣、少し勉強してもらわなければ困ると思うんですが、何か一つのアイデアだと、そうじゃないですね。この法律をつくるとき、労働省がお出しになったこの法律の中にも、プレミアム制度というのは明確に書いてあるんですよ。一つのアイデアじゃない。もう一遍ひとつ大臣よく読んで...全文を見る
04月14日第84回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○安恒良一君 私は沖繩県における交通方法変更に関する問題について、まず御質問したいんでありますが、最初に総理府長官にお聞きをしたいのであります。  二月の十日の日に総理府長官が本委員会におきまして本年度における交通安全対策の基本について触れられました。実は沖繩県における交通方法...全文を見る
○安恒良一君 長官、時間がありませんから、聞いたことに正確に答えてください。  私は、それだけ重要な問題にもかかわらず、あなたはなぜ二月十日のいわゆる本委員会に対して沖繩問題を一言も触れられなかったんですかと、こう聞いているんですよ。私の質問は二つあったんです。
○安恒良一君 それでは、まあ申しわけないということですから結構です。  それから、連絡の点は、あったとするならばというんじゃなく、あるからこちらは指摘しているわけですから、連絡を十分にひとつ今後とるように、ぜひ御本人にも御指示を願っておきたいと思います。  そこで、次は、長官...全文を見る
○安恒良一君 まあ長官はかなり自信があるようなことを言われていますが、私はここに沖繩の新聞の切り抜きを、全体を、長官が行かれた前後のやつを持っていますけれども、なかなかそんなに長官が言われているような、めでたしめでたしの方向でいくんじゃないんじゃないだろうかという心配。たとえば県...全文を見る
○安恒良一君 どうも私の質問にお答えがない。というのは、総理府長官にもお聞きしましたことは、いわゆるいろいろ長官が向こうで述べられたことは私は十分承知をした上で損失の実態把握のための影響調査をやるのかやらないのかということを聞いたんですよ。やるならやる、やらぬならやらぬ。  そ...全文を見る
○安恒良一君 それから、これは総理府が全体を所管をされておりますから、無許可の保育所のバスですね、この問題はどうなりますか。
○安恒良一君 わかりました。  それならひとつぜひ長官、関係大臣との間に――この無許可の保育所であろうと、幼稚園であろうと、やはり国の施策変更に伴ってバスを改造しなきゃならぬわけですから、そして率直に言って国家の予算からいいますと、こういうものに出す金というのはたかが知れている...全文を見る
○安恒良一君 それはちょっとあれが違うんじゃないでしょうか。沖繩県の方では、もう明らかに交通災害医療センターについてぜひつくってくれと、それから交通安全教育センターということで、交通公園の問題等、中身はすでに去年われわれが調査に行った時点において項目を明らかにされているわけです。...全文を見る
○安恒良一君 だから、急いでおるというんじゃなくて、私が聞いているのは七月三十日の切りかえ時までに何らかの結論が出るんでしょうかと――調査研究というのは前から聞いておるわけですよ。県民はそれが七月三十日までの間に結論が出ることを強く望んでいるわけなんです。だから、そのことについて...全文を見る
○安恒良一君 長官は、これまた現地に行かれたときに復帰記念の区切りとして実現をさせると、特別事業については、その趣旨の談話を出されていますね。そこで、どうも私はいまの進捗状況では心配であります。もちろん、この種の事業でありますから、直ちにすべてが一年で完了するかどうか、これはわか...全文を見る
○安恒良一君 そこで、これは総理府長官と建設大臣にお聞きをしたいんですが、この那覇市が非常におくれているわけですね。しかし、これは沖繩における最大の市でありまして、ここでおくれることは七月三十日の実施が実際上は不可能になるわけであります。その一番大きい理由は、いま局長も言われたよ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ建設大臣にお願いしておきたいんですが、いまも言われましたように、肝心の那覇市の事業が非常におくれております。しかし、那覇市がおくれることは、何といったって沖繩の本島の中心ですから、そこがいかないことにはうまくいきませんから、どうか、いま言われたように、補償の...全文を見る
○安恒良一君 時間がありませんから、後から、四月以降の広報ですね、実施要領が細かく決まっておれば資料でください。私のところに残念ながらありませんから、四月以降七月までの広報があればいただきたいと思います。  そこで、最後になるんですが、第三点目は、いよいよ切りかえ時の具体的な措...全文を見る
○安恒良一君 知っています、それは。いままでのことは知っています。新しくあれば別です。  それじゃ時間が参りましたから終わりたいと思いますが、どうか、総理府長官も言われましたように、もういよいよ日にちがわずかになってまいりましたから、私どもも当委員会としてわざわざ調査に行ったの...全文を見る
04月20日第84回国会 参議院 商工委員会 第9号
議事録を見る
○安恒良一君 まず最初に、本法の対象になる業種の数でありますが、本法では法定四業種が明確にされておりますが、残りは政令で定めることを予定しております。ですから、政令で定められる、予定をされておる業種は幾つあるのか。衆議院の審議の過程等では九つぐらいだろうと、こういうことがされてお...全文を見る
○安恒良一君 これからの御答弁は通産省中心でありますが、いま言われたように、運輸省、農林省等々関係がありますから、それぞれ関係局長も御出席いただいていると思いますから、所管事項についてはそれぞれ所管省の方でひとつお答えをお願いをしておきたいと思います。  この法案を準備されるに...全文を見る
○安恒良一君 私は、ゴム履物もいわゆる本法が目的とされているところにこれは合致をするものだと、こういうふうに考えておりますが、いずれこれは後で個々の業界問題は御質問することにいたしまして、次に、この法案の性格について少し御質問をしたいんであります。  これは法案の目的、第一条に...全文を見る
○安恒良一君 そこで、これは各担当の方々にお聞きをしたいのですが、いま挙げられました私はこの構造不況業種というものについて、大臣は共通しているのは設備の過剰なんだ。だからまずそれを除くことだと、こういうふうに言われていますが、私は、構造不況業種に追い詰められた原因はいろいろあると...全文を見る
○安恒良一君 どうぞ言ってください。
○安恒良一君 私にはわずか五時間しか与えられていない中でこんなに貴重な時間をとったのは、率直に言って不況の原因ということをまず明確にしないと私は施策を誤ると思う。それはなぜかと言うと、これからこれは大臣にお聞きをしたいんですが、いま大臣御承知のとおりに、不況の原因の一つにはいわゆ...全文を見る
○安恒良一君 私の質問がはっきりしなかったのかわかりませんが、私は、いま、緊急避難的に手当てをするということ、そのものを全体的に否定しているわけじゃありません。しかし私が言っているのは、これは業界だけじゃないんですね。いま大臣の話を聞きますと、何か業界だけが誤ったようなことを言い...全文を見る
○安恒良一君 私もすべてを政府、業界の産業政策なり経営政策の失敗に求めているのじゃありません。しかし、まず一つそれに対する大きな反省があってしかるべきではないかということを言っている。いま初めて大臣の口からそういうやや反省めいたことを聞きましたが、いまさっきまで説明をされました各...全文を見る
○安恒良一君 総合的に判断をしただけでは片ずかない問題があるんじゃないでしょうか。ですから、私はこの安定計画だけで無理だと言う。たとえばいま一つの例を挙げますならばアルミにおける電力コストの問題ですね、これ。アルミがなぜ行き詰まったかというのは、最大の原因はいわゆる電力コストでし...全文を見る
○安恒良一君 私は一般論ではなかなか納得ができないんです。それはなぜかというと、たとえばアルミならアルミの例を世界的にとってみますと、いわゆる世界各国のたとえば北米におけるアルミ製錬会社、かなり大幅な増収、増益を上げていますし、フランス、豪州等々代表的なアルミ会社の売り上げ、それ...全文を見る
○安恒良一君 私はね、どうもお二方の御意見わかりかねるんですが、まあ一服だと言われますけれども、アルミの場合に、いわゆるいま申されましたような設備の廃棄ないし凍結をやる、やってみたところで将来どうなるだろうかと。たとえば、私はアルミの自給率というものは、やはりどうしてもわが国とし...全文を見る
○安恒良一君 この問題も、これより以上論争しても意見のすれ違いになりますが、私はやはりいま申し上げたような問題を、この法律を決定するに当たっていま少しわが国の産業政策というのですか、そういうものをぜひ明らかにしてもらいたい。でなければ、何となくいまの行き詰まりの現状を設備廃棄だけ...全文を見る
○安恒良一君 これも全業種長々としゃべられたのでは持ち時間が少なくなりますから、私はそれじゃ、関係局長の方で一つだけやってもらいたいと思いますが、いわゆる段ボール原紙、これにはどういうような計算をし、どのような形で設備の廃棄をお考えになるのか。いまの問題と関連をして、ひとつ段ボー...全文を見る
○安恒良一君 いや、あれじゃないでしょうか、通産省の紙業課が段ボール原紙は月に二十八日間の運転、年間三百三十六日の操業を前提にして生産能力を算定をしている。一方、需要はGNPの伸びに弾性値を乗じまして計算をし、そこから稼働率をはじき出している。この試算では三年後の一九八一年の稼働...全文を見る
○安恒良一君 どうも、これはこの次の質問とも関係しますが、緊急避難立法だということで法律の設定を急がれる、わが党の理事から聞きますと、何か知らぬけれども、連休前に上げてくれ上げてくれなんという話が、理事会の中では出ているようですね。ところが具体的なことを聞くと、いやそういう中身は...全文を見る
○安恒良一君 ちょうど午前中二時間になりましたから、ここで一遍切っていただいて、質問の区切りがいいわけですから……。
○安恒良一君 それでは、午前に引き続いて御質問をしたいと思いますが、いま午前中に、どの程度の設備廃棄を考えているのかと、こういう点についてそれぞれ担当局長さんからありました。ただ、遺憾に思いますのは、まだこれからだという業種が何業種かありました。私はやはりこの点は大変遺憾に——そ...全文を見る
○安恒良一君 いまの質問に関して、通産省関係で、数字が明らかにされなかったところがあるんじゃないですか。
○安恒良一君 それなればまあ少し、一〇%から二〇%と言っても、これはもう倍なんですからね、設備廃棄のね。ちょっと話がラフ過ぎると思うんですよ。一〇%と二〇%では倍なんですからね。ですから、まあしかしこれはこれ以上追及しても、そこのところ数字が出なければやむを得ませんが、どうかこの...全文を見る
○安恒良一君 それでは議論が進まないわけですね。少なくとも何百万トン設備を廃棄をするという計算の一つの大きい根拠が、私はやっぱり労働時間だと思うんです、労働時間。そういうものを全然いま手元にないとか、用意してなくて、きょうの私の質問に答えられるというふうにお考えになるのが間違いじ...全文を見る
○安恒良一君 そんなのは答弁になりませんね。たとえばいまのいわゆる平電炉の場合でも、私がお聞きしていることは結局週休二日について、その計算のときに組み入れられたのかどうか、もしくは隔週でやられているのかどうか。これはいまのそれぞれ産業界の実態においても違うわけでしょう。そうします...全文を見る
○安恒良一君 これまた答えになってませんね。というのはね、衆議院でもやはり修正がされて、あの中に雇用安定ということを、「目的」の第一条以下にも衆議院修正では入っているわけでしょう。そうしますと、いまあなたが言われたように、とにかく生産量から設備廃棄だけをはじき出せばいいということ...全文を見る
○安恒良一君 じゃあ繊維はどうですか。
○安恒良一君 あなたが言われたのは需給想定のほかに、具体的に四十五万錘なら四十五万錘は廃棄すると、こういうふうに答えられたのですよ。量だけじゃないですよ、設備の廃棄をする数も言われたのですよ。そこまで言われたら、私は少なくとも労働時間というものはやはりある程度きちっとしておかなけ...全文を見る
○安恒良一君 これもまた一般論、抽象論のお答えですが、そうしますと、いま産業政策局長が言われましたように、いわゆる業界の再編成をも考えなきゃならぬ業種もあるということですが、具体的にはそれはどういう業種なんでしょうか。いま九つぐらい挙げられました中で、具体的には業界の再編成も考え...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、さしずめいま問題になっている十幾つかの業種があるんですが、その中で、業界の再編成などというのは化繊業界だけと承っておっていいわけでしょうか。
○安恒良一君 そうしますと、いまお聞きをしました限りにおいては、まず合繊、それからアルミ、それから平電炉、それから造船産業が、場合によればこれは業界の再編成もしくは望ましいと、これは自主的に決めることだけれども望ましいと、こういうふうに承っていいわけですね。以上だけですね、いま当...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。それじゃ、その点はそのように承っておきます。  続いて、そこで問題になりますのは、少し中小企業や下請関連の関係を、今度はその関係でお聞きをしたいと思いますが、これは局長答弁の中にもありましたように、たとえば合繊なんかの場合に、原糸段階の設備廃棄...全文を見る
○安恒良一君 繊維の状況は、私もそういうものを研究して知っていますが、私がいまお聞きしたのは、いわゆる関連工場閉鎖もしくは過剰設備の廃棄等で、本法案の対象になっている各産業の中小企業に及ぼす影響はどの程度あるのか、またそれに対するための対策はどのように用意されているのかということ...全文を見る
○安恒良一君 ないところはいいんですよ、あるところだけ言ってもらえたら。
○安恒良一君 もう少し声を大きくしてください、私の声聞こえるはずですから。  いま御説明がありましたが、そうすると、いま御説明がなかったところは、本法案が成立をして予想どおり過剰設備が廃棄された場合も、余り関連中小企業に及ぼす影響はないというふうに承っていいんでしょうか。たとえ...全文を見る
○安恒良一君 何回も言っているように、同じことを言わさないでほしいんですがね。それでは答えにならないんですよね。午前中からの質疑応答よくお考えいただければ、なるほど業界はまだそういう相談しているところも承知の上で、しかし、あなたたちがこの法案を立案をされるに当たってどうお考えなの...全文を見る
○安恒良一君 そんならそれで答えていただいたらいいんですよ。私も民間出身ですからね、総評に長くおりましたから、肥料がどうだの、塩ビがどうなんて知っているんですよ。だからそんならそのように素直に影響ないならないと。私が間違えば間違いだと、そういうふうに議論を進めてください。こちらが...全文を見る
○安恒良一君 いまもちょっと言ったんだが、公取委員長はどんなおそくても二時半までに来ると言っておきながら、もう二時半過ぎていますね。質問できません。委員長がわびられたから私は進めたんです、二時半までに来るからと。恐らくあれ講演していると思うんですよ。そんな不まじめなことでどうして...全文を見る
○安恒良一君 私は、与党の理事から厳重な注意——事実関係をちょっと聞いておきたいと思うんですがね、私はきのう質問通告をいたしまして、きのうの三時ごろでしたか、公取からもお見えになりまして、こういうことについてお聞きをしたいと、そして御出席いただけますかということを確認しました。そ...全文を見る
○安恒良一君 いや、事実関係だけは明らかになりました、しかし私は、やはり事務連絡が不十分ということでは困ると思うんですね。あなたが言われたように、数カ月前から明らかになっていることが、どうしてけさになって、しかも、けさになって、たとえばきのう私の出席要求したのは三時過ぎなんですか...全文を見る
○安恒良一君 さっきの質疑応答の中で、一応設備が廃棄をされた場合に、関連中小企業に与える影響についてということについて議論をしておった最中でありますが、率直に言ってなかなか問題が明確にならないところもあります。ありますが、これもこれ以上やりますと、時間をとりますから私は続いて次の...全文を見る
○安恒良一君 全然答えになっておりません。  衆議院でもこの議論をされまして、第一条以下に雇用安定に関する追加があったことは谷口さんも御承知のとおりだ。そうしますと、一応通産省なり関係各省から設備の廃棄量もしくは生産量について明らかにされているわけですね。そうしますと、それから...全文を見る
○安恒良一君 私はどうしても納得できません。それではこの法律をつくる意味がないじゃないでしょう。この法律は、何回も言いますように、ただ単に特定不況産業を安定をさせるために設備の廃棄だけをうたっているわけじゃないんですよ、設備の廃棄をうたっているわけじゃないんですよ。そうしますと、...全文を見る
○安恒良一君 ますます話がわからないですね。いいですか、予算措置をするときに、基礎人員がないで予算措置がどうしてできますか。予算措置をするときに、いわゆるこの十条に書いてある二、三項を実際やる、その場合に予算措置はいろいろ講じてありますと。予算措置を講ずる場合には、いわゆる予算を...全文を見る
○安恒良一君 金額じゃないんだよ、人員だ、人員。
○安恒良一君 どうも納得できません。何か腰だめ的とか何とか言われますけれども、昨年の臨時国会で特定不況業種離職者臨時措置法が議員立法で議論されました。そのときも一つの具体的な、ある程度の数字が議論されているわけですね。そのことをあなたは腰だめ、目安と言われているのかも。それならば...全文を見る
○安恒良一君 大概私は黙ってがまんして聞いているけれども、いいかげんな答弁してもらっては困りますね。義務的経費、それだけであなたたちは役所勤まるんですか。失業手当を出せばいい、職業訓練手当を出せばいいじゃないんじゃないですか。雇用の安定というのは、それを再就職させるということなん...全文を見る
○安恒良一君 それじゃこれもこのまま労働省とやりとりしても進みませんから、私はこの点も保留しておきたいと思いますが、ひとつぜひ、私は雇用安定ということは、一つは失業の防止であるし、そして、それでもこれだけの設備を廃棄をすると、残念ながら失業は、短期的に見ると出ることはやむを得ない...全文を見る
○安恒良一君 労働省が労働省ですから、通産省の方がそういうあれがあると思いますが、どうも私は、やはりいまの答弁を聞いて大変不満に思うんです。というのは、これはもう一遍通産大臣にお聞きをしなきゃなりませんが、雇用安定ということがこの法律に何カ所か入っていますし、衆議院においてさらに...全文を見る
○安恒良一君 大臣、私の言うことを正確に聞かれてないし、また大臣としては本音が出たのじゃないかと思いますが、私は決してどれだけの人員が整理されるかというふうに聞いてないんです、それは労使関係もありますから。余剰人員がどの程度出るだろうかと、そして出た余剰人員の中で、いわゆるこれは...全文を見る
○安恒良一君 そんなのはあたりまえです。
○安恒良一君 現在不況業種にどれだけの人員がおるかわかっておるというのは、大臣そんなことはもうあたりまえじゃないですか。不況業種じゃなくても、産業別にどれだけの労働者が雇用されているかなんて、そんなことはもうわかっていることですから。問題は、いまあなたがおっしゃったことにかなり内...全文を見る
○安恒良一君 いや、はなはだ困難であるとか、現段階では、では困るんですよ。じゃ、この法律はあれですか、設備の廃棄だけやればいいと、どれだけ人が余ってどうなろうとそんなことは知っちゃいねえとこういうことですか。現段階ではとか、現段階でははなはだ困難、そんな無責任なことでは困るじゃな...全文を見る
○安恒良一君 委員長、いまの話するまでこれだけ時間がかかるわけですよ。何でそういうことになるんでしょうか。何でこんな時間がかかる。というのは私は少なくとも平電炉なら平電炉、アルミならアルミの勝手につくった数字じゃないことも知ってますし、基本問題研究会で議論をする。しかし基本問題研...全文を見る
○安恒良一君 お願いをしたいんですが、私はこういうことで余り時間をとりたくないんですが、私は私なりで自分で調査をある程度しているわけです。しかし、これは私の調査でありますから、どうしてもやはり政府側からこういう基本に、これは本法案の一つの大きな基礎になることでありますから、その数...全文を見る
○安恒良一君 委員長、この数字をひとつ明らかにしていただかないと、次の質問に進みにくいわけですね。私はもう進めるところはどんどん進めているわけです。たとえば、公取なんか飛ばしてやろうというんならやりますけれども、これはこの法律の一つの重要なかなめなんです。そうして私は数字というも...全文を見る
○安恒良一君 結局、この数字が明らかにされないと、次の質問が進みにくいんですよ、これは。だから発表してもらいたいと、こう言っているのですよ。ところが発表しねえと、こう言うから、だからその取り扱いをどうするかと。というのは、数字が明らかになれば、今度はじゃそれに対する具体策をどうす...全文を見る
○安恒良一君 私はますます遺憾だと思いますね。というのは、何も、何回も念を押しておりますように、すぐそれが解雇ということを言っているんじゃないんですよ。設備の廃棄をやる場合に余剰人員が全く出ない産業はいいんですよ。しかし余剰人員が残念ながら出る産業があるわけですよ。あるときに、ど...全文を見る
○安恒良一君 通産大臣の御答弁はそういうのを語るに落ちるということになります。それはどういうことかというと、運輸省では造船は減ると。減るけれど新しい仕事を一生懸命つくっていると、当然なことなんですよ。労働者が首を切られたら、その人の再就職の道を保障する。しからばどの程度減るのか、...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと待ってください。私は余り言葉じりをとりたくないけれども、船舶局長ともあろうものが、あるかもしれないけどというのは何ということですか。これだけの重大なことをやるときに、特に造船業の場合には労働集約産業で、人が余るだろうという心配・いままでもうんと合理化が進んで...全文を見る
○安恒良一君 ですからこの雇用のところは、これもまた私はきょうはもうこれ幾らやったって進まぬと思いますから、保留しておきますから、どうかいま小柳委員からも言いましたようにひとつ次回までに、私は、資料はないことはないと思いますから、資料出していただきたい。その上に基づいて、雇用の安...全文を見る
04月21日第84回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、本年度に入って事故が非常にふえている、特に交通安全週間に事故がふえているということについていろいろとお聞きをしたいと思いましたが、自民党の野呂田さんがかなり聞かれましたので、その点の重複は一切省略します。省略して、中身についてもう少しお聞きをしたいと思いますが...全文を見る
○安恒良一君 いま数日は減っているということですが、しかし新聞その他で見ますと、どうもこのような状況でいくと、ことしはさらに去年よりも逆戻りするんじゃないかという懸念があるわけですね。ですから、いまのことで少し中身はわかったんですが、さらにいままでの事故の発生がことしの場合どのよ...全文を見る
○安恒良一君 私はそれはぜひ、いま言われたように何によって引き起こされたかということと同時に、一つはやっぱり事故の発生の地点それから時間、そういうものを全部総合的に分析をされないと、なかなか事故防止というのがならないんじゃないか。まあ、総理府長官退席されていますが、一生懸命原因を...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  そこで、これは建設省だけでなくて総理府、警察庁に――総理府が総合的交通安全に当たられるんですから、私はぜひとも歩道の普及ということについて一遍建設省の計画は計画で聞きましたが、ひとつお考えを願いたい。それはなぜかというと、自動車がふえると同時に自...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、この問題はこれぐらいにして、それから、交通安全週間に、比較すれば五番目だと、こう言われますけれども、私はわからないのは、私も交通労働者なんですけれども、交通安全週間がほかのときよりも、区切ってみると事故がふえるというのはわからないんですが、それはどういうふ...全文を見る
○安恒良一君 以上のことだけではわからないわけですが、しかしきょうはこれより以上このことを追及しても同じ答えだと思います。時間もありませんから、これ一遍ずっと過去から今日に至って、私はやはり何としても国民的に納得できないのは、交通安全週間というのはかなり事故が減るということだと思...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、ぼくが言ったのは自動車の総数ですよ。それから自家用車の総数。
○安恒良一君 これは何年ですか、年数は。
○安恒良一君 そうしますと、いわゆる自動車総数の中で自家用の占める割合というのは九七・八%になりますね、これだったら。そうしますと、今度は逆にそれじゃ四十二年度における自動車の総数と、それから自家用自動車はどのくらいでしたでしょうか。
○安恒良一君 そうしますと、四十二年から五十三年、約十年ですが、自家用の増加状況というのは三倍弱ですね。非常に自家用がまずふえている、このことの現状認識ができると思うんです。  そこで今度は、これも一番新しい年で結構ですか、三大都市圏――三大都市圏というのは御承知のように東京と...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、一番新しいやつで自家用車の輸送量は、いわゆる三大都市圏においては約六十五億ぐらいの輸送量があるということが一つ明らかになったと思うんです。  そして、さらに東京の二十三区部、それから名古屋市、それから大阪市の中心部におきまして、自家用の輸送量はいま言...全文を見る
○安恒良一君 これもまたあれですがね、きょうはこういういわゆるバスレーンの問題を聞くからということはきのうちゃんと言っておきましたけれども、バスレーンの問題を聞く場合には、どうしてもまず自動車の輸送量というのが話題になることは、これは当然だと思いますね。ですから、いまないとおっし...全文を見る
○安恒良一君 どうも、これもまた大変遺憾の意を表しておかなきゃならぬのですがね。渋滞の状況を議論するときには、やっぱり一時間当たりにどの程度渋滞するか、一時間当たりの渋滞キロというのが一つは指標になる。――時間もありますけどね。たとえばこれは私の資料ですが、これは五十一年度におけ...全文を見る
○安恒良一君 いま言われましたように、何点か挙げられましたが、私は定時性の喪失と信頼性の喪失の最大の原因が、いわゆる三大都市圏、特に東京区部、名古屋、大阪等の中心部における渋滞にあると思う。信頼の一番喪失の原因は何かというのは、定時性の喪失、信頼性の喪失ということが、いわゆる――...全文を見る
○安恒良一君 警察庁はどうですか。
○安恒良一君 運輸省はどうですか。
○安恒良一君 交通安全室長が都市における交通量のいま調査中だというが、私はこのように考えますし、ぜひともやってもらわなければならぬと思いますのは、まず私はこの三大都市圏なり政令十大都市における自家用の交通量の規制というものはもうやるべきところにきているんじゃないか。その一つば省エ...全文を見る
○安恒良一君 ぼくは総理府の方に要望しておきたいんですが、五十一年度から研究してます研究してますって、大体その研究の結論はいつおりるんでしょうか、研究を五十一年度からやっているというんですが、大体めどはいつですか。
○安恒良一君 それじゃ、五十三年度には結論が出るそうですから、いま言われたように、まずそれをしていただいて、その上で速やかにやはり総合的な対策をぜひ立ててもらいたい。でなければ、私は、いま交通局長も言われましたように自動車の製造は無制限に行われる、そして野放しでふえていくというこ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、今後のバスレーンの計画はどうなっていますか。いまのはいわゆる五十二年十二月現在だというのですが、今後のバスレーンの計画をどうお持ちになっていますか。
○安恒良一君 これはやはり警察庁と総理府、運輸省なんかとの関連の中で道路の状況で何カ所となかなか言いにくいということですが、私は、やはり今後のバスレーンをどのように大都市においてはふやしていくかという、やっぱり計画性を持つべきだろうと思う。これは簡単に線を引けばということじゃない...全文を見る
○安恒良一君 時間が来たから終わりますが、私はせっかく専用レーンなり、優先レーンがつくられた場合には、それが十分に活用されるように、まあ担保という言葉を使われましたが、ぜひそういう点の指導をしていただきたいと同時に、都市によっては非常に専用レーンにおける交通例でモデル的にうまくい...全文を見る
04月25日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
議事録を見る
○安恒良一君 これから与えられた時間、年金問題について御質問をしたいと思いますが、昨日一晩じゅう寝てませんので、ちょっと声なんかかれていると思いますが、御容赦を願いたいと思います。  まず第一に、大臣にお聞きをしたいんですが、本格的な老齢化社会を迎えつつあるわが国にとりまして、...全文を見る
○安恒良一君 まあ、初めて厚生大臣になられた人なら、そういう月並みな御答弁で結構だと思いますが、大臣は厚生省の御出身でありまして、年金、医療には非常にお詳しいし、意欲もお持ちな方なんですね。どうもいまの答弁いただけないんです。主として、その社会保障制度審議会が皆年金下の新年金体系...全文を見る
○安恒良一君 まあ、大臣そういう謙遜されておっしゃっていますが、私はたとえば年金の中でもこれからいろんな問題を聞いていきたいと思いますが、そういう問題についてやっぱり私は大臣は大臣なりの一定の考えをお持ちだと思うんですね。そういうものを持ちながら、さらに関係審議会の意見や各界の意...全文を見る
○安恒良一君 そこでお聞きしたいんですが、まあちょっとわかりにくいんですが、昭和五十一年の改正の枠組みに従いというのは、どういう枠組みなんでしょう。というのは、昭和五十一年度の改正のときも、直ちに改正で取り上げるべきことと、さらに五十一年度改正ではできないけれどもやってほしいとい...全文を見る
○安恒良一君 無年金対策については、後から中身について議論しますが、どうもいま木暮さんの考えも試行錯誤というか、行ったり戻ったりしているんじゃないですか。たとえば、いまあなたがくしくも挙げられた遺族年金については、五十一年度改正のときに、さらにその後にもいわゆる改正のときに、厚生...全文を見る
○安恒良一君 どうも木暮さんのその三つの理由、これはもう私十分承知していますがね、これ大臣にお聞きしたいんですが、何か五十一年改正ではかなり意欲的に七割をやったと。ところが、なかなか当時は大蔵から主として財政的な理由で抵抗されたと聞いている。その後いろいろ勉強してみたら三つの問題...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ重ねてお聞きしますが、来年は財政の再計算期ではありませんが、しかし、何もいままで五年間ももてた場合もあるし、五年たたなくて、三年なら三年で財政計算をやったこともありますから、そうしますと、いまの大臣のお考えを聞いておりますと、まず基本的な年金の理念、あり方に...全文を見る
○安恒良一君 どうも内閣総理大臣と厚生大臣の言うこと、全く食い違いますね。内閣総理大臣は、すでにわが国のオイルショック以来の経済危機は、もうトンネルを抜け切るんだと、わが国の財政経済政策というのは、耳にたこができるほど、各予算委員会を初め本会議や各委員会の中で、うまくいってるんだ...全文を見る
○安恒良一君 大変遺憾ですね。というのはね、私はもう決して無理なことを言ってるわけじゃない。私は、ことしの改正は五十一年度の枠組みの中で、その延長だと、こう言われていますから、私が一番——そしたらまた来年も五十一年度の枠組みの延長であってはいけませんよ、ということをまず言ってるわ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃもう一遍ここだけ聞いておきましょう。五十一年改正の枠組みではないと、五十一年改正の枠組みの延長ではないということだけははっきりしておってください。いいことはいいんですよ。いいことは伸ばしていけばいいんですから、何も五十一年改正の枠組みということになると、おの...全文を見る
○安恒良一君 むずかしい、むずかしいということを事務当局言っているけれども、だからどうするんですかと聞いている。たとえば、いまあなたが言われたように、わが国の行政が縦割りであるということを私は知ってます。たとえば、この国会の中におきましても共済年金の審議というのはこの社会労働委員...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、少し聞き方を変えましょう、同じことで堂々めぐりを余りしてはいけませんので。それじゃ、わが国の国民皆年金が発足以来、もうすでに約十六年を経過しています。それではいま、十六年を経過した中で、あなたたちがわが国の国民年金の基本的な欠陥といいますか、問題点、それは...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたのは、私は何が問題があるから——これからやる順序をも言われたんで、いま言われたとおりの順序と承っていいわけですね、あなたが挙げられた順序で。
○安恒良一君 それじゃ、それを前提にして質問を続けていきましょう。  あなたは順序を言われましたけれども、いま少し中身をよく勉強してほしいと思うんですが、財政の長期的安定について支給開始年齢を一つ挙げました。支給開始年齢、あなたは何歳にお考えか知りませんが、審議会が六十五という...全文を見る
○安恒良一君 ああそうですか。それじゃ私の質問は速記録読んでください。私はそんな重要と言っておりません。私の速記録、後で見てください。  私は、いまわが国の年金の問題点を挙げてもらいたい。それから、来年度以降漸次実施をしていくものについての考えを聞かしてもらいたいと書いてあるは...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、重要な問題はわかりました。  それじゃ、来年度以降実施の順序について考え方。いまあなたが重要点を何点か挙げられました。いま挙げられたのは重要の順序だということになります。それでは、来年度の改正からはその中でまずどれから取っかけていこうとするか。実施の順序...全文を見る
○安恒良一君 何言っているかさっぱりわかりませんね。私はできるだけ議論をかみ合わせたいと思ってさっきから苦労しまして——観点を変えて、それならばわが国のいまの現状における年金の問題点は何があるだろうか。こういうことを拾い上げていただいて、そしてじゃそれからとりあえず手をつけていく...全文を見る
○安恒良一君 それから、物価スライド分を除いて、いわゆる単純な当時の掛金と運用の利回りを掛けたらどうなりますか。
○安恒良一君 わかりました。私が自分で計算しましたものも、私の場合には物価上昇分をなかなか掛けるだけの時間がありませんでしたから、単純な方法で計算をしましたのと、ほぼ金額が合っていますから、これは間違いないと思います。  そこで、大臣にお聞きしたい。大臣、いま言ったように、いま...全文を見る
○安恒良一君 いや、大臣に私は聞いているのですからね。平準保険料を取るということは、もう過去においてこれは退けられているのですよ。いまになって、それが理想的だと持ち出してもしようがない。問題は、私は高額負担の場合を考えたときに、過去の二回のときと違って、今回は余りにもいわゆる適用...全文を見る
○安恒良一君 いや、抜けていません。
○安恒良一君 いや、そんなことないですよ。たとえば二百五十円で二千円だったときに加入した人は、それはすぐそこで二百五十円で二千円をもらっているわけじゃないんですよ、そうでしょう。現実は、その人は今日までずっと積み立ててきて最終的な年金をもらうわけですよ、そうでしょう。ですから、何...全文を見る
○安恒良一君 幾ら聞いてもこれはわかりませんし、私はこれには反対ですし意見があります。そこで、この問題は、私の質問時間がなくなりますから、まだほかの関係省からもお見え願っていますから、これは意見の対立のままにしておきましよう。  そこで、いまひとつちょっとこの点でお聞きしたいの...全文を見る
○安恒良一君 どうもわからないのですよ。結局、率直に言って五十二万円なり五十万が納められるような財政状況にある、一定の所得の人はそれはいいんですよ。だから、低所得者の対策というのは、率直なことを言うとどっかで線を僕は引くしかないと思うのですね。これは全部に貸し付けするというならま...全文を見る
○安恒良一君 私はぜひ示して——というのは、わかりました、やりましょうと言った以上は、やらなければならぬわけです。問題は限度の問題。そのときに私は、何も不心得の者に貸してやれと言ってるわけじゃないんです。実際上低所得者で、それを貸してもらえなければなかなか実際は納め得ない——これ...全文を見る
○安恒良一君 どうもあなたは人の質問をよく聞いてないね。特例納付者のことだけを言っているんじゃないですよ。私は一般の人も安過ぎやしませんかと聞いているんですよ。もう少し大臣がいたときにあなたが立つなら、よく人の説明を聞いてから立ってください。早合点しないでください。私は特例納付の...全文を見る
○安恒良一君 やらしていただきたいじゃ困るんですよね。じゃ、ひとつ二万三千円のその掛け捨てではお気の毒だと、一部お返しをすると、二万三千円の理論的根拠についてどういう経過でこの二万三千円を理論的、数字的根拠ではじき出され、そしてそれがなお現行でよろしいということについて理論的に、...全文を見る
○安恒良一君 いや、だからその根拠は何ですか。計算をしておるということはわかったよ、その根拠は何ですか。何カ月という根拠は何ですか。
○安恒良一君 それでは答弁にならないんですよ。制度発足以来なら制度発足のときにこういう論理だったと言いなさいよ。何ですか、あなた、おとなしく聞いておったら、ばかにしたらいけませんよ。制度発足以来やっておるというのは何だ、その言い方は。じゃ制度の発足のときにはどういう理論根拠でやっ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、どうもね、この点も時間がありませんから、私はやりとりの宿題にしておきたいと思うんです。一遍、今日の時点において検討してもらいたい、ここのところについて。木暮君が言うように、制度発足のときそうだったからそれでいいということでは私はないと思うんです。それはなぜかと...全文を見る
○安恒良一君 大臣に聞いている。君に聞いてない。
○安恒良一君 はい、わかりました。それじゃあそういうことで一遍検討してみてください。  次に、大蔵省は何か三時過ぎには御退席だというふうに聞いていますから、まず、ちょっと飛びのかして年金の課税問題と財源問題についてちょっと大蔵省含めてお聞きしたいんですが、これも古くて新しいこと...全文を見る
○安恒良一君 はい結構です。
○安恒良一君 そこで、いま一遍大蔵省と竹内さんにお聞きしておきたいんですがね、私はたまたま分離課税と言ったんですが、分離課税というのは問題があるというならば、ひとつ年金について税金をかけるなということが実現する、たとえばいまの課税最低限をある程度上げていくなら上げていくということ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。それじゃ、私も、これ無税無税ということだけではなくして、やっぱり具体的に、いま八万人ということですから、そういうことが減るようにやっぱりしていくために一段の努力をお願いをしたいと思うんです。  そこで、時間がだんだんなくなってまいりましたから、最後に...全文を見る
○安恒良一君 それから逆の場合、御夫人がお勤めで御主人がうちで家庭の仕事をしておったと、その場合の年金権、遺族年金その他ですね、それはどうしますか。
○安恒良一君 私は、そう単純に割り切れないんじゃないか。というのは、普通男というものは奥さんに養ってもらうなどということは考えないものですよ。それでもいろんなことがあって本人が働けなくて奥さんが働いているという場合が往々にしてあり得るんですよ、これは。そしてその人が民間の職場で働...全文を見る
○安恒良一君 これは私はやっぱり労働省にもお願いしておきたいんですが、なるほど、いままでの調査の時点においては、私は定年制の延長がだんだん延びている時点の調査なんですね。しかし、昨今の雇用状況というのはかなり変わってきているわけです、率直なことを言って。むしろ、いろんな民間企業に...全文を見る
○安恒良一君 ぼくは満鉄を例に挙げて、だからどうもあんた、私はそういう政治的なことを事務屋のあんたに答えてもらうと、そんな答えが返ってくるから、大臣に聞いているんだ。それをあんたすぐ出しゃばるわけよ。そして、満鉄の例だけど、私は満鉄は一つの例だと、いろんなことをきのう事務屋から聞...全文を見る
○安恒良一君 だから、年金局長に答えにくかったら、年金局長を指してないんだよ。大臣が答えた方がいいものはわざと私はえり分けて質問している。
○安恒良一君 いや、だから私も検討してみてくれと言っているんですよ。
○安恒良一君 それから、私はこの際あえて言っておきますけれども、五人未満の適用の問題が出てきたら大変だと。五人未満の適用については、われわれはもう数年前から、私なんか議員になる前から審議会でも常に言っているじゃないですか。失業保険については五人未満の適用になったときに、なぜここを...全文を見る
○安恒良一君 質問をしていません。答弁に注意してもらいたいということを大臣に言っているんです。  以上をもって終わります。
04月25日第84回国会 参議院 商工委員会 第10号
議事録を見る
○安恒良一君 私はこの前、今回の特定不況産業安定臨時措置法によるいわゆる設備廃棄に伴って雇用がどれだけ、いわゆる余剰人員が出てくるかと、こういうことについてこの席上で徹底的に関係各省に答弁を求めたのでありますが、残念ながら答弁がありません。  その後私の部屋に、委員長の御指示だ...全文を見る
○安恒良一君 私は衆議院においても第一条、それから同じく第三条、そしていま申し上げたような第十条というふうに修正をされたのは、率直なことを言って、にもかかわらずにいまのような答弁が返ってくることを大変不満に思います。というのは、労働省のお答えはいわゆる雇用安定資金制度、それから昨...全文を見る
○安恒良一君 それではお聞きしますが、雇用安定資金制度とか、それから特定不況業種離職者臨時措置法というのは、本法の成立を意図してつくったわけですか、そうじゃないでしょう。雇用安定資金製度をつくるときに、本法のことを議論してつくった覚えはありません。それから特定不況業種離職者臨時措...全文を見る
○安恒良一君 通産大臣だから無理もないけれどね、いま労働省は、事細く具体的対策言わないですよ。あれは特定不況業種のいわゆる離職者法の解釈しただけですよ。いわゆる雇用安定資金制度はこういうものでございますよという説明をしただけですよ。何も具体策じゃないですよ。法律の説明をしただけで...全文を見る
○安恒良一君 さっきから盛んに失業の防止防止と労働省言われてますが、失業の防止防止と言われている労働省が、幾ら数字を聞いても数字もつかめなくて失業の防止ができるはずはないんです。  しかし、まあそのことはさておきまして、私は、この点も労働省に明確に申し上げておきますが、いま申し...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、私の質問時間は四十九分だということの通告を受けましたから、最後に一問だけちょっとお聞きしておきますが、私はこれらの業界の中身をかなり知っておるのですが、たとえばアウトサイダーの規制命令がなければ、その業界としてはなかなかまとまらないということで、まとまりの...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと重ねて。そういうただ設備廃棄だけでは片づかない問題がたくさんあるでしょう。この前私がるるお聞きしましたように、輸入という問題があるわけですね。そうすると、なかなか輸入については二国間協定とか、輸入制限はわが国は貿易自由主義の立場からとれない。そうしますと、幾...全文を見る
○安恒良一君 不十分ですが、時間が来ましたから終わります。
04月27日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第12号
議事録を見る
○安恒良一君 これから私は、許された時間の範囲で、職業訓練法の一部を改正する法律案について二、三の質問を行いたいと思いますが、その前にまず労働大臣並びに経企庁にお伺いをしたいのであります。  まず、労働大臣につきましては、最近の雇用、失業の情勢ですね、できるだけ新しいやつ。それ...全文を見る
○安恒良一君 まず、経企庁にお伺いしたいんですが、私の調べました限りにおいて一−三の景気動向というのが、いま鉱工業生産指数その他をとりましても上向いているということはよく承知をしていますが、これは去年、おととしも率直に言って一−四は上向いたわけですね。やれやれと思ったんですが、御...全文を見る
○安恒良一君 私もいろいろな指数を調べてみましたら、いま言われたような傾向があることはよくわかるんですが、まあ期待をしているということなんですから、これより以上この経済問題の論争やってもあれだと思います。  そこで私、ぜひ労働大臣にお聞きをしたいんですが、局長の答弁というのはも...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣いろいろ言われましたけれども、この問題だけをやっておると時間がありませんから。  一つは、いま大臣が言われたように、第三次雇用対策基本計画というのが、これは五十一年の六月につくられているわけですね。その当時もいろんなことを、低経済成長の問題なり、たとえばい...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ雇用問題関係閣僚会議では、やはり関係閣僚会議の域を出ないわけですよね。ですから、どうしても私はやはり総理みずからが中心となられ、そしてそれを労働大臣が中心に、そういう機構になれば、ある程度労働省が縦割り行政の弊を改めて各省にいろんなことが私は、まあ命令というのは...全文を見る
○安恒良一君 そこで、現在失業者が何人いるのか、その中で離転職の訓練を受けている人は何人いますか、そのことについて。
○安恒良一君 離転職の訓練を受けている人の率が、非常に低いわけですね。  そこで、今度はお聞きしたいんですが、五十一年度における公共職業訓練の入校状況、いわゆる充足率はどうなっているのか。そのことについて、養成訓練、能開発訓練、成人訓練等々関係の、簡単に充足率がどうなっているの...全文を見る
○安恒良一君 まあ、私の手元にも資料あるんですけれども、いま県訓校と総訓校みんな合わせてこう言われたんですが、総訓校が低いから、これ隠すために言われたんじゃないかと思いますけれども、たとえば当初言われた養成訓練は八二・四ですが、中身を見ますと、県訓校の場合が八六・三だと、総訓校が...全文を見る
○安恒良一君 まあそれも一つの原因でしょうが、そのほかにもこの原因があるんじゃないでしょうか。  それじゃ、いま離転職訓練を受けている人の数が言われましたが、その中で、いわゆる雇用保険の給付を受ける、たとえばまあ三百日の人もあればいろいろありますね、これは年齢。それが終了後受け...全文を見る
○安恒良一君 私はこれぜひ正確な実情を調べてほしいと思うんです。私どもが調査した限りにおいては、雇用保険の給付が途中とあなたは言われましたけれども、途中じゃないんですよ。ほぼ終わって、それから職業訓練に行く、こういう状況がほとんどのように私どもの関係の調査では出てきてます。ここの...全文を見る
○安恒良一君 どうも大臣、私の質問と的のはずれた先の方のことを答えられて、想定問答がたくさんつくってあるからときどきそういうことがあると思いますけれども、先の方のことじゃ困る。私がいま聞いているのは、いわゆる離転職者の場合に、会社を失業した、雇用保険の給付が始まる、始まったら直ち...全文を見る
○安恒良一君 私は財政との絡みのあることも承知をしております。しかし私は、今日のように中高年齢者の離転職が多いときに、私はそういう問題についていつまでもこういう雇用、失業状況が続いてはいけないのでありますから、その間に特別にやはり時限的にでも私はそこのところ、雇用保険の給付が終わ...全文を見る
○安恒良一君 まあ、弾力的に対応するというのは衆議院でもお答えですが、私は少なくともこの離転職の訓練の場合には、まあ今度新しくやはり一応この訓練期間というのがここに、たとえば一級技能士訓練課程は一ないし六カ月とか、それからまあいろいろ、ここに表をいただいてます、すでに。——失礼し...全文を見る
○安恒良一君 じゃあぜひ、そういうことができるということであれば——というのは、私は率直に言って、中高年齢層がいままで働いておった仕事とこれから希望する仕事には、これは画一的にはいかないと思うんですよ。いわば個人個人の過去のやはり経歴、経験によって非常に違ってくると思うんですね。...全文を見る
○安恒良一君 どうも大変答えが抽象的で、じゃ聞き方を変えましょう。  転換に当たっては二つの隘路がありますね。一つは、現在おられるところのいわゆる指導員の質の向上の問題がありますね。これも再教育しなければなかなかうまくいかないんですね。そうすると、再教育ということになると、ある...全文を見る
○安恒良一君 なかなか年限を言われないんですが、私がこれ調査したところでは、どうも労働省と大蔵省の話の中では、大体この転換に十年内外がかかると、こんな話が——これは私がある方面から聞いた話ですが、ということを実は聞いているわけです。やはり十年ぐらい転換にはどうも年限がかかる。私も...全文を見る
○安恒良一君 次に、大臣から、——そういうことでありますからぜひお願いしたい。  それから、今度これまた今回の改正で、現在、中央、地方にあります検定協会、それから訓練法人連合会ですか、これを統合して、よりこの法律の趣旨が生きるような方向にしたいと、こういうことで新しい構想が出さ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ一遍それ、ちょっと一覧表を後で出してもらいたいと思いますけれども、私は平均三百万と言われましたけれども、平均本当に三百万かどうかで、後で四十六——四十七ですか、都道府県の検定協会の予算と人員、訓練法人連合会の予算と人員を出してもらいたい。たとえば一つの例を、...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ統合された以上、それの所期の効果を上げるように、いま大臣も前向きにと。人ですね、いわゆる第二の人生を送るなどということじゃなくて、そういう人、それから予算、こういうことについて中身を充実させていただきたいと思います。  次に、最後の質問になるんですが、わが国の...全文を見る
○安恒良一君 どうも大変中身が抽象的で、満足いたしませんが、この問題だけでもまだ時間かかりますから、これはぜひ労働大臣、文部省の中において、いま私が問題点を指摘をしておきましたから、さらに御検討願って、いずれまた機会を改めてこの問題で論争をしたい。  最後ですが、結果的に言いま...全文を見る
○安恒良一君 以上をもって終わります。
05月10日第84回国会 参議院 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 今次の道交法の改正案は、国民皆免許時代といわれる新しい時代の要求に対して、大幅な改正である。こういうふうに説明を受けておるところでありますが、私は道交法の目的は第一条で規定をされているとおりでありまして、私は交通安全というものは総合的な安全対策が必要だと考えます。と...全文を見る
○安恒良一君 重要な将来の課題と言われてますが、たとえば東京都における混雑というのは、私は世界で一番ひどいんじゃないかとくらい思っています。ニューヨークであるとかパリであるとかローマであるとか知っておりますけど、その意味から言うと、東京よりもまだ混雑していないところでいろんな措置...全文を見る
○安恒良一君 そこでわからないのは、結局、そういう違反をした者の自動車を使用することが「著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認めるとき」という、ここがわからない、どういう意味なのか。著しく道における交通の危険を生じさせるおそれがあるというのがわからない。なぜわか...全文を見る
○安恒良一君 ところが、この七十五条の第二項はそういうふうに読み取れないですね。ただ「著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認めるとき」ということですから、そういうふうに説明を受ければわかるけれども、この表現では何のことやらわからないです。というのは、これ国民が読...全文を見る
○安恒良一君 この点についてはこれもまた必ずしも私の意見とぴたりとかみ合いませんが、ぜひ今後、大臣もお見えでございますし、きょうは運輸大臣お見えになっていないので残念ですが、こういう白ナンバーによって営業行為を行ってしかも違反をする、こういうのが一番いけないんですから、こういうこ...全文を見る
○安恒良一君 私は、この点も、たとえば高速道路のインターチェンジについては七三ということですが、これはひとつぜひ大臣にあれしていただきたいと思うんですが、たとえば東名の場合は、たしか二十三カ所の入り口で現在のところ十六カ所ぐらいついていると、そして残りがまだついていないというふう...全文を見る
○安恒良一君 これは、フェリーヤードの場合は——運輸省、建設省お見えになっていますが、それから総理府もお見えになっていると思いますが、どこの責任になるんですか、この問題は、フェリーヤードは。
○安恒良一君 そうしますと、建設省も運輸省も、いま国家公安委員長がお答えになったように、やはりこのフェリーヤードにこの荷重計をつけることは過積みを防止をするためにきわめて重要だと、こういうことについては認識を一致をされて御努力をしていただけますね。それぞれ建設省、運輸省答えてくだ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ国家公安委員長である大臣、それから運輸省、建設省ともこのフェリーヤードにおける荷重計の問題については前向きに取り組むと、こういうことでありますから、ぜひひとつ、たとえば五十四年度予算編成期に間もなく入るわけですから、そういうときから具体化をぜひしてもらいたい...全文を見る
○安恒良一君 いろいろ研究されているということを聞いていますが、大体研究のめどがつくのはいつごろでしょうか。いまのようにできるだけ早くとか、抽象的に言われても、いつごろまでに結論が出ますか、それは。
○安恒良一君 これもこれより以上に聞くとまた時間がたちますから、私はまた改めて交特でも聞こうと思いますから、やはり精力的にとかなんとか言われても、抽象的では困る。たとえば来年の何月ごろなら何月ごろとか、一年先とか、何かそういうことを聞きたいと思いましたが、残念ですがこれは改めてま...全文を見る
○安恒良一君 運輸省ですか、所管庁は。この義務づけをするという場合には運輸省になりますか、それじゃ運輸省の考え聞かしてください。
○安恒良一君 私の提起の方向に沿って努力するということですから、その点わかりました。そのときやはりぜひお願いしておかなければならぬことは前段でも言いましたように、これは使用者責任と同時に、やはり荷主に対しても処罰をきちっと科していくということがないと、いまの運送業界の場合には使用...全文を見る
○安恒良一君 そこで、私はこれを防止をするために過積み防止協議会というものをひとつ、これはもうぜひ大臣にお聞きしたいんですが、おつくりになったらどうだろうか、そしてこの過積み防止協議会というのは、関係の労使、それから荷主、それから関係官庁、その代表をもって、中央それから各地方です...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ国家公安委員長といたしましても、これは運輸大臣、それから総理府長官と御協議くださいまして中央、地方にぜひ設けていただきたい、地方は御承知のように交通安全対策基本法に基づいて現実に各都道府県に委員会があるわけですから、たとえばその中の一つの部会ということでも私はい...全文を見る
○安恒良一君 本法に入れたらどうだということについてはどうも御賛成ないようですが、これはもう時間がありませんからいずれ、本法で基本を決めて政令で抜かりなくやっておると言われていますが、私はここに交通違反点数の一覧表と、それから反則金額一覧表を持っていますが、かなりやはり矛盾があり...全文を見る
○安恒良一君 交通警察懇談会というのは中央にあるだけなんですね。そして交通事情というのはやっぱり地域の事情がはっきりしないとだめなんです。私は時間があれば、私自身が全く矛盾をしている交通取り締まりの実例知っていますから、ここで紹介すると交通局長顔が赤くなるようなことをやっているわ...全文を見る
○安恒良一君 交通局長どうですか。
○安恒良一君 ひとつ大臣も担当の交通局長も十分検討したいということですから、ぜひ私は、大臣も言われましたように中央の懇談会がかなりの役割りを果たしたということですから、それを評価されているわけですから、中央、地方に、私は名前には余りこだわりませんが、どうも日本の場合には懇談会と審...全文を見る
05月11日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
議事録を見る
○安恒良一君 私は与えられました時間が五十分ありますが、ちょうど昼の休みの時間にもかかりますので、テーマが二つありまして、一つのテーマは、ゴム産業に働く労働者の問題であります。それから第二番目の問題は、林業労働者のチェーンソーの特別教育の問題についていろいろ関係大臣並びに関係の所...全文を見る
○安恒良一君 私が提起しました研究委員会の準備会があしたあるということでありますから、結構なことでありますから、私はあしたの準備会を通じて直ちに研究委員会の発足をして、総体的な結論をおろしてもらいたい。でなければ、研究委員会が発足がおくれればおくれるほど、ゴム履物労働者のいわゆる...全文を見る
○安恒良一君 きょうは通産省の方も、その方向に従って極力努力をしているんだと。しかし、法律の要件から言うとゴム履物業界全体の意思がまとまらなければと、こういうことであると。ただ、そこで私は労働大臣にも通産省にもお聞きしたいんですが、研究会の準備会がやっとあした発足をする。そして、...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は個別企業の経営に介入をしろと、こう言っているのじゃないんですよ。構造改善をやるまでの間のつなぎをどうするのかと。いやそれはもう個別企業で考えればいいんだと、個別の労使で考えればいいということでは政治というのは要らないじゃないか。だから、私が言っているのは、...全文を見る
○安恒良一君 いや、私はそういうものは雇用政策の一環であるということを何も否定をしていないんです。しかし、それだけでは救えないのが現実に出てきているからどうするのかと。そうすると、やはりもうゴム履物業界については、構造改善問題を含めて全体で議論しなきゃならぬということ、それの結論...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、午前中はこれで終わりますが、もう一回要望しておきますが、きょうは通産大臣の御出席もお願いしたがったんですが、ほかの関係委員会との間がありますから、この前河本大臣には予算委員会で申し上げておきましたから、どうか労働大臣と通産大臣との御協力のもとで、いま私が言...全文を見る
○安恒良一君 私は、労働省と林野庁にお聞きをしたいのでありますが、五十二年の十月の労働安全衛生規則の一部改正に伴いまして、いわゆるチェーンソーの特別教育が二年間の範囲内で行われることになっているのでありますが、その実施状況が今日までどうなっているのかと、こういうことが一つ。  ...全文を見る
○安恒良一君 林野庁どうですか。
○安恒良一君 いま労働省も林野庁も言われましたように、これは事業主の責任においてやるということになっているわけですが、和歌山県で、いわゆる労働者から受講料を取った、こういうような事実が発生をしておりますが、そういうことについての事実を御承知でしょうか。
○安恒良一君 私は、ここに和歌山県の林業労災——労働災害防止協会が出した通達を持っておるんですが、改正後二年以内に特別教育をすべての対象者に行うこと。及びこの特別教育終了者でないとチェーンソーによる造材作業はできないことになりますと。なお、この教育を受講しないでチェーンソー作業に...全文を見る
○安恒良一君 たとえば、和歌山県の本宮町ですか、受講者が二百八十二人のうち、会社側が受講料を負担したのは十八人にしかすぎないわけですね、これは十八人にしか、これは。あなたの言い分で言うと、何かごく一部の人が手前で自腹切ったように言われていますが、そうでないんですよ、これは。現にこ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ時間がありませんから、林野庁の方もよろしゅうございますね。いま私が申し上げたようなことで、一人親方を含めて善処すると、こういうことでよろしゅうございますね。
○安恒良一君 それじゃ終わります。
06月07日第84回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、自動車損害賠償保障法に基づきまして、今回保険金額の引き上げに関してこれから質問をしたいと思いますが、その前にひとつ経過を明らかにしておかなきゃなりませんのは、百五十分ということで、やや自民党の先生方からもほおっというような顔をされましたが、それは少しいきさつが...全文を見る
○安恒良一君 運輸大臣の率直な御解明はよくわかりました。大蔵省の言い分には承服しがたいのであります。いわゆる時間の制約があるということは事実であります。しかし、わかりやすい資料と言うが、保険数理の資料というのは全然ないじゃないですか、これでは。わかりやすい、そういうあなたたちの考...全文を見る
○安恒良一君 以上のようなことですから、ある程度、大臣、せっかくですが少し保険数理につきましてはかなり聞かしていただきますので、どうぞ時間が来たら大臣は衆議院の方に行っていただいて結構でございます。  それじゃ、まずお聞きしたいんですが、自賠責制度の概要について、私は特に次の点...全文を見る
○安恒良一君 いつの年ですか。いっかわからないじゃないですか、あなたのいまのお答えじゃ、ただ件数を言われても。何年の資料がどうだということを言っているんです。
○安恒良一君 あれじゃないですか、五十一年度まで明確になっているんじゃないですか、そういうものは。いま五十三年ですからね。ですから、件数じゃなくて、私の手元にあるいわゆる陸運統計要覧では、自賠法の関係についてはすべて五十一年まで数字が出ています。
○安恒良一君 それじゃひとつ五十一年度を調べて、そしてその比率を出してください。  その次にお聞きをしたいんですが、いま五十年度のあれで見ますと、片一方が約二十九万、片一方が約十二万、こういう被害者請求と加害者請求になっているんですが、そこで、被害者救済を第一としてこの制度はつ...全文を見る
○安恒良一君 そういう被害者がいろいろ苦情を持ったときの救済はどのようにされておりますか。たとえば被害者が保険会社と話をした、保険会社が、いやこれはちょっとあなたの責任もありますよなどと、これは実際に私の身近に起こった事例があるんですが、そういう場合の救済措置、被害者が救済を求め...全文を見る
○安恒良一君 いま言われた中で、保険会社がやっているやつは保険会社のやり方に問題があって言うんですから、それを除いて、保険会社がやっていない、保険会社以外のいわゆる相談というのは全国で合わせて何カ所あるか。それから、どの程度そこに昨年一年に——資料は五十一年ですか。五十一年なら五...全文を見る
○安恒良一君 大臣、この点は、私はやはりもともと保険会社の恣意により被害者が不利益をこうむるのですから、いま少しこういう問題についてのやはり相談個所を、保険会社が自発的に設けるものではなくして、私はやはり十分に被害者の不利益をこうむらないようにするという意味から、ぜひひとつこの点...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いたのは四十年以降で結構なんです。四十四年以降各年とも収入が支出を上回っているんじゃないかと言ったんですから、何も四十四年から出しなさいと言っているんじゃない。きのう連絡をしたとおり四十年から出していただければいいわけです。  それで、これは自賠法の保険で入...全文を見る
○安恒良一君 いや、そういう論議になると、それならば今度は、保険に加入する人が加入をしたからすぐその人も今度は被害が起きるということじゃないわけですよね、これは。私が保険に今月かかったと、来月必ずしも事故を起こすということじゃないわけですよね。ですから、この見方というものについて...全文を見る
○安恒良一君 そうすると五千億というのは何ですか。これから払うんですか。どういう意味ですか、それは。どういう見込みですか、それは。
○安恒良一君 わかりました。  それじゃ、いま言われた八千六百二十億あるんだけど、純利益ということになると三千億しか、約五千億金が要るという中身を数字で示してください。いま口頭で言われただけではわかりません。たとえば、将来のいわゆるリスクを考えて、保険ですから全部使えないから内...全文を見る
○安恒良一君 第一番目の金額はどういう計算で出されたんですか、いま言われたのは。いわゆる将来に備えてというやつは、これはいわば内部保留的なものですね。それから未払いというのは、これはもう具体的に積算基礎があるわけですね。起こっている件数で金額はこうこうなるから総金額こうなるという...全文を見る
○安恒良一君 どういう中身ですか、その中身を……。
○安恒良一君 わかりました。  それじゃ、以上のやつはいまここに資料を出せと言ってもあれでしょうから、いま少し中身が——項目はよくわかりました。数字を出されたやつについて後で結構ですから資料をください。未払いについては何件あるということがないと、総金額だけ言われたってわからぬわ...全文を見る
○安恒良一君 どうも、できるだけこの数字はきのう頼んでおったんですがね。あなたのように私は頭がよくないから、べらべら言われるといかぬから、できるだけ数字は全部資料にしておいてもらいたいと、こう言っておいたんですがね。たとえば、いま言われたようなものについても、一応五十三年度という...全文を見る
○安恒良一君 だから、それも数字で言わなきゃわからないでしょう、ただ単に四・六年と言ったって。どうしてあなたたちは、あれだけきのう私からやかましく言われて、あしたは具体的数字を聞くから数字を用意しておってくださいよと。そういう口頭で人が言われたら、四・六年程度はもてると、ああそう...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ元請のやつを含めてやってください。私はそのことも後で聞こうと思っていた。
○安恒良一君 もう一遍言うけど、いま言われたようなやつをどうして資料として数字で出してくれないんですか、いま。というのは、たとえば、あなたたちがきのう持ってこられた資料の中で、いわゆる自賠責保険の改定保険料表というのは、これは据え置き、これは値上げというのが出されていますね。値上...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ大臣にお聞きしましょう。  大臣、この保険料、今回限度額が引き上げられること、これは結構なことですがね。保険料金はごく一部を除いてほとんど据え置きだと、こうなっている。結構なことなんです、据え置きは。ところが、いまの大蔵省の説明を聞くと、それは五十三年限り...全文を見る
○安恒良一君 結局、ぼくが怒っているのは、あくまでも五十三年度だと言うでしょう。五十三年度だけのことしか考えないで、こんなあなた、保険数理をはじき出すばかはいないんですよ、私から言わしてもらったら。
○安恒良一君 支払いの方は予測できないと言うけど、これを計算する場合にはいわゆる自動車損害賠償保険額ですね、損害率、それから事故率、こういうのがあるわけですよね。そういうものを基礎にして計算したんじゃないですか。だから、支払いの問題——将来、死亡が何件起こるかということを、これは...全文を見る
○安恒良一君 やはりこの資料というものは、交通事故というのは、一つは御承知のように警察が発表していますね。それからいま一つは、あなたが言われたように保険会社自体の資料があるでしょう。しかし、それはグラフにしてみたら、過去のそれぞれ一つの傾向値をちゃんと示しているんだ。その関係も、...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、純保険料が約八五%ですか。
○安恒良一君 そうすると、付加保険料は約一五%ですね。そうすると、この付加保険料というのは、いわゆる保険会社、代理店のいわゆる手数料ということになるんですか、事務費ということになるんですか。
○安恒良一君 手数料ですね。  そこで、そうしますと、お聞きをしたいんですが、いまあなたが言われたようなことで、またもとに戻るんですが、保険料が計算をされているということになりますと、ひとつ今回のこの表4ですね、これで現行保険料の据え置き、それから改定、こういうことについて出さ...全文を見る
○安恒良一君 委員長、どうもこういうことで困るんですよ。こういうことで困る。きょうは保険数理について徹底的に聞きますよということで私はいわゆる十項目挙げてあるわけですよ。きのうお見えになったときに、保険料の算定の基礎、構成要素とその割合、それから算定団体と政府との関係等についてお...全文を見る
○安恒良一君 それでは、これはこれからも出てきますけれども、資料要求があるとかないとかじゃないんですよ。いわゆる保険数理についていろいろお聞きをしたいということになれば、当然そういうややこしいこういう一覧表を算出したことを説明するときに、相手にそれを配らぬで口頭で言おうという頭が...全文を見る
○安恒良一君 それもやっぱり資料をいただかないとわからないでしょう、資料をいただかないと。ぺらぺらしゃべっているけれども、私が逆にしゃべって、あんた、わかりますか。だから、こういう保険料の決定で算定の基礎について聞くということになれば、当然経費が問題になるということは常識でしょう...全文を見る
○安恒良一君 きょう私が解明をしようとしていました保険料の決定とその算定の基礎については、残念ながら資料がございませんので、全然これは解明ができません。そこで、このことをこれより以上追及してもやむを得ませんから、これはまた改めて次回の当委員会で質問をするということにしまして、ここ...全文を見る
○安恒良一君 外交官の車はやはり適用になっていますか。
○安恒良一君 そうしますと、そこでお聞きしたいんですが、事故の発生時における処理状況と、それからいま言われた車の、最近で一番——最近と言っても五十二年はまだわかりませんかもわかりませんが、どの程度事故件数が発生をしていますか。いわゆるいま適用除外で事故件数がどの程度発生をしている...全文を見る
○安恒良一君 把握をしてないじゃ困るじゃないですか。やはり少なくとも事故が起これば、いわゆる被害者というのは、適用を除外をされている車からも国民は被害を受けるわけなんだからね。自賠法をやっておられる以上、そういうものについて事故発生件数は警察庁と連絡をとられればわかることなんだか...全文を見る
○安恒良一君 この点も、局長、少しやはり、適用除外車のことについて聞かれるというときには、それがどの程度の事故を発生をしているかなどということは、きょう出ておいでになるまでに調べてきていただかにゃいけませんね。適用除外車制度とその対象車両及び保険料に相当する金額と、こういうことま...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、この項目もきょうは残念ながらまた解決をしません。  それじゃ、その次に参ります。農林省お見えになっておりますね。——農林省が行っている自賠責共済の実施の体制の概要、その普及状況等について、まず自賠責共済について、それと同時に、今回このようないわゆる強制の...全文を見る
○安恒良一君 これも、少なくとも発生が四十一年からですから、四十年からは無理にいたしましても、やはり収支状況ですね、それからそういうような資料を、これもいま恐らくお手元にはあっても私に渡すのはないでしょうから、少なくとも、いまあなたはずっと聞かれておったと思いますから、後からそう...全文を見る
○安恒良一君 いや、どうも説明でわかりかねるのですが、それじゃこれ、運輸省の方にお聞きしょうと思うのですが、もともとそういう共済活動をやっているのは農協だけじゃないんですよね。農協だけではないのだ、共済活動は。火災であろうと、何であろうと、たとえば全労済もやっていますし、それから...全文を見る
○安恒良一君 いや、同じような能力を持ち、同じような力を持ったときに、農林省関係のやつは、率直なことを言って、これをつくるときにはかなり激烈な政府内の内部議論があったことは知ってますよ。承知の上で聞いているんですけれども、しかし、実際には認めたことは事実なんだよね。そして今度同じ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。右へならえということならば、そのとおりだと承っておきます。  そこで、この次は第六番目にまいりますが、自賠責運用益金について少しお聞きをしたいと思いますが、自賠責の運用の益金の具体的内容、それから益金の活用。具体的内容というのは、たとえばいわゆる ...全文を見る
○安恒良一君 これも、私がお聞きしたのは、預金がどれぐらいあるのか。一部現金もと聞いてますが、そういうもの。それから、それをいま言われたような形で——結局、大蔵省資金運用部にやられて、利回りをどうして、これだけの金がいわゆる益金として出てきてます、その使い方はこうなってますと、こ...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、七千八百億のいわゆる預金残高というのは、さっき配られました自動車損害賠償責任再保険特別会計、これの五十二年なら五十二年の累計との関係はどうなりますか。七千八百億、これは大蔵省資金運用部に預けて、いま言われているような利回りで回していると、こういうことで...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、五十二年度の預金残高は一応八千六百二十億預金残高があって、大蔵省資金運用部でそれを回している、こういうことですね。それじゃわかりました。  それじゃ、そのいまいろいろ口頭で言われたやつも後から資料でひとつください。今後の論争をするときに資料にしたいと思...全文を見る
○安恒良一君 いま、この役員名簿を見ますと、出身庁運輸省、理事長。理事の広瀬さんが運輸省、理事の近藤さんの前歴が大蔵省ですな。理事の影山さんが運輸省、理事の大竹さんが海上保安庁。それから監事の田中さんは警察庁。こういうふうに、皆さんそれぞれ中央の役員ですね。それから運輸省をやめて...全文を見る
○安恒良一君 いずれ、中央のことについてはお答えなかったんですが、これはあれですか、局長、いま言ったように、現職の常勤の理事、理事長、運輸省、運輸省、大蔵省、運輸省、海上保安庁、警察庁と、こういうところから固められていますね、これ。こういう問題をやるときに、たとえば民間の英知も加...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。またいずれ改めていろいろそれはあれしましよう。  それじゃ、その次にお聞きをしたいんですが、政府の監督責任について、一応この法律いろいろ読んでみますと、結局、運輸大臣、それから大蔵大臣、それから強制になっている共済を言うと農林大臣、こういうことにいろ...全文を見る
○安恒良一君 どうして人が言ったことを答えないんですか。いいですか、まず私がお聞きしていることは——この自賠法全体は承知していますよ。運輸大臣の権限、それから大蔵大臣の権限。自賠法全体の管轄は運輸省でしょう。大蔵大臣の権限、それから共済の方は農林大臣になっているでしょう。そういう...全文を見る
○安恒良一君 それでは、大蔵省と運輸省はこれまたやむを得ません。後で、いま言われましたように業務監査なり業務調査をやられた過去三年ぐらいの回数と、それからその結果、勧告などをされた場合、どういう勧告をしたのかというようなことですね、これは資料でください。  それから、農林省の方...全文を見る
○安恒良一君 いずれも、自賠責問題については、これまた後で資料をいただきたいと思います。  それで、最後ですか、そこで、その問題は、ある程度、性格上、保障作業に時間がかかるということは私も交通労働者としてわかるんですが、どうも本当に迅速に行われているのかどうか、大体平均的にどの...全文を見る
○安恒良一君 いわゆるあれですか、それは死亡も、それから事故も含めた数字ですね。
○安恒良一君 わかりました。  そこで、以上ずっとかなりやりとりをしたんですが、肝心の保険料の決定と算定の基礎なり、かなり保険数理のところの数字を全部後から私に持ってきてもらうと、こういうことになり、もしくはそれに基づいて次回やらなきやならないわけですが、そこで今度の引き上げに...全文を見る
○安恒良一君 問題は、私はカバー率を一つの参考にされることはわかるのですが、傷害の際には、やはりこの傷害の度合いによりますと、とてもこんなものではおさまらない傷害がたくさんあるわけですね。それはなるほど七割から八割はカバーできても、残りの二割の傷害が大変な問題があるわけですね。た...全文を見る
06月16日第84回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第7号
議事録を見る
○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  小野委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  昨十五日、佐藤三吾君が委員を辞任され、その補欠と...全文を見る
○理事(安恒良一君) 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小野委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。     —————————————
○理事(安恒良一君) これより委員長の補欠選任を行いたいと存じます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(安恒良一君) ただいまの中村君の動議に御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、委員長に小柳勇君が選任をされました。(拍手)     —————————————   〔小柳勇君委員長席に着く〕
07月17日第84回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○安恒良一君 私は質問に入る前に、本委員会の運営について委員長以下各理事が御苦労だと思っていますが、一、二点要望を委員長にしておきます。  まず第一に、休会中の委員会というのは法案を抱えておりませんから、時間をかなりとってお互いが議論をすべきだと思います。まあ、しかしきょうは五...全文を見る
○安恒良一君 それでは質問に入りたいと思いますが、私は、薬価問題にしぼってきょうは質問をしたいと思います。ただ、この問題につきましても、第八十二国会、五十二年十一月の二十二日に当社労委員会におきましてかなり詳細な質問をやっております。しかし、当時時間がございませんもので掘り下げで...全文を見る
○安恒良一君 専門家に対する御答弁としては、全くあなたたちの答弁はお粗末きわまりありません。しかし、これを言っておってもしようがありませんから、少し中身に入っていこうと思う。たとえば、一つの例を挙げますと、大臣、薬事審議会、これ中医協で決めることと、私が聞いたことは薬価を登載をす...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと、医務局長、よくお聞きくださいよ。私は五十二年の十一月一日で薬価調査があって、五十三年の二月一日で実施されている。だから、私がいま知りたい資料は、五十三年の二月以降のやつを具体的にもう表があるなら表をばっとくれと、こう言っているわけです。表があれば表をばっと...全文を見る
○安恒良一君 資料。
○安恒良一君 私はもうすでに、前もって資料をきょう配ってもらいたい、そして上位二十品目の対薬価基準比を出してもらいたいとけさほども言ってあるわけです。どうしてそれを配ってくれませんか。私が持っておる調査で言いますと、上位二十品目の対薬価基準比を言いますと、ことしの七月で大体四五・...全文を見る
○安恒良一君 それなら私のところに、国立病院は残念ながらできませんと、こういうお断りがありましたか、きょうまでに。ありませんよ、そういうのは。
○安恒良一君 これも手続のことで、大臣、こういうことじゃ困るんだ、やりとりやっておっても時間たつからね。少なくとも、私は私なりにいろいろなところの団体の協力を得て資料を持っておる。やる気になったらすぐできるんだ、こんなことは、やる気になれば。しかも、きょうは薬価問題だけを一本にし...全文を見る
○安恒良一君 まあ、そういうことですから、どうもせっかく事前にお願いをしておってもなかなか……。  それから資料というものは、私はやはり審議を正確にするためには、聞いている委員の方にもわかってもらおうと思いますから、できれば事前に配ってほしいということもお願いしているわけです。...全文を見る
○安恒良一君 大臣、この点は、私は場合によれば、必要ならば法律改正を含めてぜひ調査方法の改善をお考えを願いたい。それはなぜかというと、いまも皆さんが認められたように、実際薬価基準と、それから市中販売価格の間に値引きが上位二十品目ですよ、一番よく使われるのが四五・七%もある。約半分...全文を見る
○安恒良一君 これも私が急に新しく言い出したわけじゃなくて、すでに国会の中で先輩の議員からも、薬価調査の方法についていまの方法はいけないということは、もう何回も衆議院でも御指摘があるのですよ。その都度、できるだけ前向きに検討しますと、こういう御答弁になるわけです。そうして実際は、...全文を見る
○安恒良一君 これもひとつ参考資料をおつくりになっているでしょうから、配ってください。皆さんに理解してもらうために配ってください。問題点がすぐ一目でわかりますから。  結局、このオンライン方式というのはどういうものかと言いますと、価格の安いものから順次に並べて九〇%目に相当する...全文を見る
○安恒良一君 現在の薬価基準算定方法を丁寧に述べますと、こういうことですね。  大部分が銘柄別、一部統一限定方式で、後でこれは質問いたしますが、二対一の法則を取り入れた九〇%数量バルクオンライン方法で数値を求め、それに上下一〇%のアローアンス方式が導入されていますね。これで間違...全文を見る
○安恒良一君 まあ局長新しいから。ですが、この次までよく勉強しておいてください。  やり方はそういう方式なんですよね。これ、なかなかわからぬと思うんだ一般国民も、あなたがわからぬぐらいですからね。やっぱりこういうものは一般国民がわかるようにしなけりゃいかぬ、わかるように。  ...全文を見る
○安恒良一君 あなたはあれですか、医療機関が薬を使うことによって損害をこうむっていると思われていますか。上位二十品目でかなり高買いしている公的病院でも、いいですか、実際の薬価基準よりもはるかに安い値段で買っているんですよ、はるかに安い値段で買っている。あなたの言い方は、何かこうい...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ大臣、これも全く矛盾をしているんです、二倍の法則というのは。全く矛盾しているんですね。いいですか、大臣はおわかりだと思いますが、小包装がある、大包装がいろいろあります、種類が。小包装の二倍の量にならない限り、これから上は全部調査対象に入ってないんですよ、調査...全文を見る
○安恒良一君 結局、中医協、中医協と言いますけれども、これはたとえば薬価調査の問題のときにも、日医からもこの二倍の法則については何の理論的根拠もない手法だということで激しく言われているんですよ、日医からも当時。これは一九六九年の日医雑誌の中にも載ってますけれどもね、二倍の法則。日...全文を見る
○安恒良一君 大臣、一言だけ言っておきますがね、実勢価格の正確な把握、把握と言われていますが、高買いをしている公的病院でも、薬価基準よりも四五・七%安く買っていますよと、こう言っている。これ一番高買いしているのです。そうでないところは、もっと安く買っているのですよ。そのことをまず...全文を見る
09月22日第85回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○安恒良一君 派遣報告をいたします。  小柳委員長、それから田渕理事、野呂田委員、降矢委員、勝又委員、上林委員、森田委員と私の八名は、去る八月七日から九日までの三日間にわたり、七月三十日から施行された沖繩県における交通方法の実施状況及びこれに伴う諸問題の調査を行ってまいりました...全文を見る
○安恒良一君 ただいま私は現地における実態調査の報告、それから記者会見の状況等を申し上げました。そこで、七・三〇の交通方法の変更が一応円滑に実施されたことは関係行政機関の努力と沖繩県民各層の協力の成果であるというように私も思います。しかしながら、実施後の交通状況はなお大変厳しい条...全文を見る
○安恒良一君 そこで、さらに警察なり国家公安委員長に質問を進めるに当たって、いま問題になっておりますバスのことについてちょっとお聞きをしたいんですが、運輸大臣もあれでありますが、私たちが参りました当時のバスの運行率は、きょうの報告書に書いておきましたような、非常に異常な状態であり...全文を見る
○安恒良一君 一ヵ月の御資料ないようですから私の方で言いますと、一ヵ月の平均を言いますと、私も漸次よくなっていると思いますけれども、沖繩バスが一ヵ月一日平均しますと欠行率が約六%ですね。それから那覇交通が欠行率が約一八%、琉球バスが約二一%ですね。これは一ヵ月間です。ですから結果...全文を見る
○安恒良一君 それでは国道五十八号、県道四十五号、これはいますぐでもできるということだそうですから、大臣、直ちにひとつ実施をしていただきたい。そして、残された国際通りの問題は、どんなに遅くとも年内ということですから、これもやはり早い方がいいにこしたことはないわけですから、ぜひ少し...全文を見る
○安恒良一君 時間がありませんから細かく一つ一つを詰めるあれはないんですが、それからいまちょっと建設大臣所用があって退席されておりますから、後から建設大臣がお見えになったとき再度申し上げます。  細かいいま説明いただいた計画書をいただきました。  そこで、私はまず一つは、やは...全文を見る
○安恒良一君 いま国家公安委員長お聞きのとおり、国際通りにおけるバス乗り入れ運行調整について、運輸省側としてはかなりダイヤを減らすことになった。こういうことですから、杉原局長も聞かれたと思いますから、あなたたちが出した条件の一つが解決をしたんですから、国際通りのバス専用レーンの問...全文を見る
○安恒良一君 大変あれですね。まず、バス協会からと沖繩県私鉄から問題が提起されている。私はけさ電話を入れました。通告は行っておりません。けさ私は現地に電話を入れて、恐らくあなたたちの答弁が正確でなかったらいかぬと思いますから、この委員会に入る前にしたら、実施不可能なところ、もしく...全文を見る
○安恒良一君 きのうというあれですけれども、まあ恐らくぼくがきょう質問するからあわててやったのかどうか知りませんけれども、私は少なくとも九月の二日と九月の十九日にあなたたち関係官庁に集まっていただいてこの中身の話を詰めてあるわけですよね、これは。きょうできるだけきちっとした前進方...全文を見る
○安恒良一君 こういう問題ですから、横に連携をとってぜひ早急にひとつやっていただきたいと思います。  それで、時間がなくなりますから、あと簡単にお答えを願いたいと思いますが、交通渋滞の緊急緩和対策連絡協議会というのが設けられています。その目的は知ってます。協議会の構成も知ってま...全文を見る
○安恒良一君 中身はあれですから。——私は、もう率直に言って、どうも沖繩の皆さん方は、やや亜熱帯のせいか非常にやることがスローモーだと思うんですね。ですから、その意味で、これは早急に、せっかくこれだけのメンバーがおりますから中身をどんどん詰めてもらいたい、こういうことにしておきた...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ国家公安委員長にもお願いしておきたいのですが、交通三悪というのはこれはもうどうにもなりませんけれども、やはり事故発生状況を見ますと、たとえば物損事故なんというのは、去年統計がなかったんですが、ことしの統計からになっていますが、これは率直なことを言いますと、かなり...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。今度は大蔵省に聞きます。  それでは運輸大臣としては、この離島分についての通行税はいま言ったような理由で実現をしたいということでいま鋭意御努力中だ、本年度もすでに大蔵省にそういう運輸省としてのお考えが提示されている、こういうふうに承っておきました。 ...全文を見る
○安恒良一君 これも時間がありませんから、論争するつもりはないんですが、通常より高い輸送手段というと、たとえばそれじゃグリーン車の場合ですね、高い輸送手段かというと、高いんじゃないんですね。東京から大阪まで普通車で行ったってグリーン車で行ったって同じなんですよ。それから寝台の場合...全文を見る
○安恒良一君 鉄道はどうですか、鉄道建設について。
○安恒良一君 道路の整備の問題。
○安恒良一君 それでは、私も時間が参りましたから、これも国家公安委員長、交通管制センターですね、まあ特別事業ということで、いま局長が五十四年、五十五年、二ヵ年と、こう言われてるんですが、私はやはり沖繩の交通渋滞を解消するためには一つの方法として交通管制センターというのは非常に実効...全文を見る
10月17日第85回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 まず、ことしの二月に医療費の改定が行われていますが、その後七月分までの医療費の伸びの状態はどういうふうにあるのか。すでに細かい資料は私の手元にいただいていますから、これは一々読み上げられたらかないませんから、大体医療費の伸びが全体でどの程度伸びているのか。ことしの改...全文を見る
○安恒良一君 いや結構です。聞かないことは結構ですから。  大体、非常に自然増を含めて依然として医療費が二けた、特に歯科の場合には三けた、これをいま中身を五十分で分析し、論争する時間がありませんが、そういう状態にある、こういうことだけはまず認識を統一をしておきたい。  それか...全文を見る
○安恒良一君 そこで、これも広田委員が聞いたのですが、私は少し中身を具体的に聞かなきゃならぬと思いますが、本年の二月、医療費の改定の際に、厚生省と中央社会保険医療協議会支払い委員との間に、正確に言いますと「医療費の無駄を排除するための具体的方途については、六ヵ月を目途として検討し...全文を見る
○安恒良一君 いろいろなことを言われましたが、四回やられておりまして、厚生省からこういうことを検討したいということ、ないし支払い側から検討したいということが出されて一部進んでいますが、ほとんど議論が進んでいませんね、私はいまお聞きをした限りにおいて。これもまた一つ一つ細かく論議す...全文を見る
○安恒良一君 必要があればじゃないんですよね、保険局長は責任者なんです。前保険局長がこれに印鑑ついているんですね。私が調査しましたら、保険局長は二回もう出ていません、最近は。最近の二回には全然局長は出てません。必要があるとかないとかじゃないんです。保険局長と支払い者側一号委員の代...全文を見る
○安恒良一君 レセプトの内容といっても、個々の患者一人一人のレセプトの内容を公開をしろということは言っているわけじゃないですね。これは医療の秘密に属する。しかし、ここに出ておりますのは、たとえば調査医療機関の概況であるとか、Aという病院の一点当たりがどうなっているかということで、...全文を見る
○安恒良一君 結構ですね。それじゃ理事会でひとつぜひこの取り扱いを。  そこで私は、原本について、大臣もきょうは用意してきておってほしいというふうに事務局に言っておきましたから保険局長もお持ちだと思いますから、これでひとつ私の方からお聞きをしていきます。  まず、この調査は五...全文を見る
○安恒良一君 それならば、この調査、分析をされた結果の特徴についてどういうふうな特徴があるのか、どういう傾向があらわれているのかと、こういうことについて保険局長、これ間違いないそうですから、これをあなたが読み取られた結果どういう傾向にあるのか、どういうところに問題があるのか、こう...全文を見る
○安恒良一君 私は私なりに分析をしてみましたら、いまあなたが言われたように、一つは患者数というのは全国平均よりも下回っているが各種検査とレントゲンを多用している、だから一件当たりの額が物すごく高い、多少じゃないですね。たとえばAという病院見てごらんなさい、全部高額医療になっていま...全文を見る
○安恒良一君 武見さんもあなたと同じことを言っておられる、声明書の中にあなたと同じようなことを。第一は、問題の医療機関に対し監査指導を行った事実は全くない、こう言っているんですね、全くないと。そこでお聞きしたいのですが、武見さんの声明とあなたの考え方はやや裏打ち合わせをしたような...全文を見る
○安恒良一君 いま検討を進めているとか進めていないということじゃないんじゃないですか。あなたも言われたように、まず指導監査と言われたんでしょう。だから、指導をまずやるべきじゃないでしょうか、そしてさらに監査と。指導監査についてはやり方、方法論がここに全部きちっと書いてありますね、...全文を見る
○安恒良一君 あれでしょう、私は専門家ですから、指導と監査の違いは知っていますから、全部いきなり監査しろなどと言っているのじゃないですよ、これ。あなたじゃないけれども、昭和三十八年に、武見さんと厚生大臣の指導や監査のあり方に対する覚書その他もいろいろありますからね。しかし、少なく...全文を見る
○安恒良一君 私はぜひ速やかにやってもらいたいと思うんです。わが国の医療保険を守っていく意味からも、不正は不正、不当請求は不当請求なんです。そういうものについては私はやっぱり速やかにやる。もしもそれを妨げる人がおるならば、だれが妨げたかということを明らかにすればいいことなんです。...全文を見る
○安恒良一君 私は、まあそういうのも一つの方法だと思いますが、それだけでは私は問題がやっぱり解決できないんじゃないだろうかと思う。それから、支払基金の改組論にしても、もう少し私は突っ込んだ議論があってしかるべきじゃないかと思いますから、これも時間がありませんから私の方から、このこ...全文を見る
○安恒良一君 受診の都度渡すなんということになってないんですよ、もう少し諸外国のやつを研究してください。事前に年に三回なり四回各被保険者には受診券渡っているんです。で、それを持っていわゆる被保険者が診療の窓口に行くわけなんですね。  それから、医療機関側の同意という、私は不正や...全文を見る
○安恒良一君 まあこういう問題は、支払基金の検討というのは、もうずっと前からいろいろ議論して、支払基金自体としてもまだ議論している議論しているじゃ困るわけです。たとえば一つの例を挙げましょう。それならば、いまの支払基金というのは公的な機関ですか、半官半民じゃないですか、支払基金法...全文を見る
○安恒良一君 いずれ、行政機構にも関すると言うならば、こういう問題は次の予算委員会で今度私は内閣総理大臣にも質問せなきゃならぬと思いますが、大臣どうですか、少なくとも国民皆保険下にふさわしいやはり監査体制というものを、この際新しく考えるべきじゃないだろうかと思います。
○安恒良一君 ちょっと大臣、誤解していますね。まず、転帰別のときに支払いはおくれないのです。十日間置きに請求すると逆に取り扱い件数は減りますから。これ研究してください。  それから、受診券のところもあなたは全く誤解されています。受診抑制などになりません。事前にいま保険証を渡して...全文を見る
10月18日第85回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○安恒良一君 それでは、これから私は持ち時間五十分ございますから、この持ち時間五十分の中で両参考人並びにきょう出席要求をしております政府関係の各委員に質問をしていきたいと思います。  まず第一に、きょう大臣がおいでになれば大臣にお聞きをしようと思ったのですが、大臣がおいでになっ...全文を見る
○安恒良一君 これはいま指定自動車教習所のあり方と関係官庁の問題について二人の方からお伺いしたんですが、そこで政府側は杉原さんが答えることになるのかと思いますが、いま私が言ったように、今日非常に重要な仕事をしているという場合に、警察庁が主管庁としてやっているというやり方について、...全文を見る
○安恒良一君 そこで、質問をしたいのですが、いわゆる教習効果を上げるためには、指導員、教習員ができるだけりっぱに働けるように効果を上げるような作業環境をつくる必要がある。そこで一番問題になるのは、やはり私は、労働時間、それから教習の人員だと思うわけであります。いま秋山さんの答弁の...全文を見る
○安恒良一君 まず、これは後から労働省にも関係しますが、私はそういう実態をつかんでおかなきゃいけないと思うんですね。あなたはつかんでいない。あなたが言っていることと矛盾しておるのは、できるだけりっぱなドライバーをつくるためには教習員の問題だ、しかし、教習員ができるだけりっぱな教習...全文を見る
○安恒良一君 あなたは質問に答えてないんだよ。労働時間のことは労働省に聞く。私は、一日の教習が九人から十人になっている、これでりっぱな教習ができるのか、こういうことを聞いてるんです。そのことについてその人員は妥当なのかということを聞いている。何も労働時間のことはあなたは専門じゃな...全文を見る
○安恒良一君 理想的に言うと、あなたたちはこの方面の専門屋なんですが、いわゆる一人の教官が一日に十分な教育をする理想的な人員は大体どのぐらいでしょうか。それは一遍にはなかなか現状からできないにしても、安全の問題ですから、理想的な教育人員というのを大体どのくらいに考えられていますか...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ秋山さん、いまのところ理想な、いわゆるあなたたちが一番優秀なドライバーをつくり上げるというときに、一日に何人ぐらいが適当と思われますか。
○安恒良一君 ちょっと委員長、私は塩地参考人に御注意申し上げておきますが、私が言っている理想的というのは、いまやっておりますような一時間で十分休みながらやっているということであって、理想的だと言ったから、一時間やって一時間休んで、そんな、考えもしてないようなこと、ふまじめなこと言...全文を見る
○安恒良一君 そこで、今度は労働省にお聞きをいたしますが、これは過日衆議院でも問題になっているようですが、こういうようないわゆる長時間労働がされている。もちろん恐らく三六協定は結ばれているものだと思いますが、このような職場について最近指導監督をどうしたのかと、実態はどうあるのかと...全文を見る
○安恒良一君 何か、お願いしていますお願いしていますと言うけど、基準監督署というのは、あんたたちは監督の立場にあって、そういうものの違反があるのかどうかということを調査をするのが仕事なんですね。ですから、私がお聞きしたことは、こういう長時間労働の実態について全国的に調査をしたこと...全文を見る
○安恒良一君 どうもわかりませんね。いわゆる三六協定を結んでいないところがどのくらいあるのかと聞いている。三六協定は結んで私は当然やるべきだと思うが、どういうふうにその点を把握しているのかと、こういうことを聞いているんです、三六協定を。当然恒常的な長時間労働をやっていることは事実...全文を見る
○安恒良一君 きょう焦点を、こちらの質問を福岡に当ててないんだけれども、何か福岡、福岡と言うのはおかしな話で……。いまそれがために全国的な参考人を呼んでいますからね。私はいろいろぜひこの点は一遍調査をしてもらいたいと思います。  それはなぜかと言うと、いま申し上げたような恒常的...全文を見る
○安恒良一君 そんな段取りじゃないんだよ。ぼくが言っているのは、私は前の委員会の議事録も見ながら言っているんだからね。いわゆる小粥君はこういう説明をしているわけだ。三百ぐらいの教習所について労働条件の実態を調べたことがございますと。監督したわけですが、その結果、基準法の各条項につ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  そこで今度は、通産省、労働省、警察等にもこれは聞きますが、近代化計画というのがここに立てられている。私はこの近代化計画をよく読みました。その中にこういうことが書いてある。「従業員の福祉の向上 従業員の就業環境の改善、厚生施設等の整備、勤務体制の整...全文を見る
○安恒良一君 抽象的なんですね。それはなぜ私が抽象的かというと、秋山参考人が言われましたように、教習料金というのは、若干の格差はありますが、技能一時間当たりで二千五百円から四千円程度だと、で、三千円から三千五百円に集中をしていると言う。標準時間というのは大体二十七時間、あとは年齢...全文を見る
○安恒良一君 賃金は労使で決めることだから、期待をしているという答えになるのかもわかりませんけれども、私は少なくともこのような近代化計画というものを持たれますと、これは労使で決めることなんですけれども、しかし単に期待じゃ困ると思うんですね、これは期待では。「期待」という日本語は私...全文を見る
○安恒良一君 それでは、午前中に国家公安委員長も総理府長官もおいででございませんでしたから、総理府長官お急ぎで御退席のようですから、これにかかわる問題をまず冒頭にお聞きをしておきたいと思いますが、中身の報告は後からそれぞれ担当局長からしていただきたいと思いますが、私たちは午前中に...全文を見る
○安恒良一君 そこで、意見を聞く方法として、いわゆる行政監理委員会から余り審議会などを設けるのはいけないなんていうこともいろいろありますけれども、私は、意見を聞くというのは、定期的に意見を聞く場というのは、やはりこういうものは審議会が一番いいと思います。  そこで、いま公安委員...全文を見る
○安恒良一君 いや、基本の心構え、よくわかりましたが、これはこれ以上時間をとれませんから、私は、これは委員長からも強い御希望があるのでありますが、ぜひ近代化を促進するために、労使の代表を入れて、そこで十分議論のできる場を、いろんな知恵を働かしてつくってほしいと、こういうことを強く...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、大臣の考えはわかりましたけれども、私はそんななまやさしいことじゃないと思うんですね。事故が起こったわけでしょう。しかも抜き打ち調査に行ったわけじゃないんですよ。事故が起こったから、あらかじめ県会議員を通じて私と衆議院議員の太田さんと二人で伺いますと、しかも交...全文を見る
○安恒良一君 それを知らないと言っているんだよ。前のことを知らないと言っているんだ。それも知らないと言ったんだよ。
○安恒良一君 そんなことはない、そんなことはない。局長通達とは言わないんです。私は、局長通達を知らないと言うから、それならば県警から内示か示達か何かあっているはずだと、こう言っているんだ。それは三十何人かが聞いておったんだからそういう詭弁を弄してはいかぬよ、詭弁を弄したら。そうい...全文を見る
○安恒良一君 委員長ね、私はこれは正確に言っておきますが、供述調書を見せてくれと言ったわけじゃないですね。いわゆる供述があっているはずだからそれをひとつ聞かしてくれ、そうするとわれわれも事故の原因が一方である程度つかめる。それを知りたかったんですね。それは全然だめ。  それから...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ委員長ね、これ以上時間とれませんから、これは私は保留をしておきます。そればどういうことかというと、本庁からの通達の中身について私は、局長通達を見てないと言ったからわかりました、それは県警本部長の内示、示達等が出ているはずですが、それもどうですかと、こう言って...全文を見る
○安恒良一君 報告を聞いてるんじゃないんだ。杉原さん呼んできなさいよ。杉原さんとぼくとやり取りでこの通達はつくったんでしょう。杉原さん呼んできなさい。君じゃだめじゃ、杉原君呼んできなさい。議論をして決めたことを——彼はけさ謝り来たですよ、主管まで徹底してない。あんた、何言っとるね...全文を見る
○安恒良一君 まだ、私の時間はもう五十分までですから、きょうは日中の重要な本会議が後に控えていますから、この委員会の終わりが委員長から確認されていますから、私の質問はここで保留さしていただきまして、次回に十分に時間をとってこのことについては徹底的な究明をしたい、こう思いますので保...全文を見る
10月19日第85回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、いま片山議員の質問の中で、まず労働省にお聞きをしておきたいのは、今後のこの雇用情勢について、どうもやや少し労働大臣以下労働省の幹部に楽観的な物の見方があるんではないかというふうに思うんです。それはなぜかというと、いわゆる完全失業者が百十何万でおって、その点が少...全文を見る
○安恒良一君 そんなこと聞いているんじゃないんですよ。それはもう予算委員会でも知っていますし、私は予算委員で出ていましたからね、ダブったことを聞いているわけじゃないんですよ。なるほど今度の予算ではそうだと、私は今度の予算だけを言っているわけじゃないんですよ。これからの雇用創出をど...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、その点はひとつ大臣ぜひいま申し上げたように、こんなときこそ労働者が中心になってわが国のいわゆる雇用構造や産業構造はやっぱり考えるんだと、こういうひとつ意欲を持って関係審議会で議論するものはするし、それから関係審議会にかけなくても労働省自体としてやっぱりぼく...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。それじゃその問題はそのぐらいにして、これは苦言を呈しておきますから、この次からそんなことがないようにしてもらいたいと思います。  どうも野党が賛成法案というと、関係局長以下ここの運営を少し軽視をしているんじゃないか。それはどういうことかというと、私は...全文を見る
○安恒良一君 準備してくればいいということじゃないんですよ。準備してきているやつもまだ私が言ったことよりも粗末なんです。あわてていまつくったんだから、準備してきたやつ。それから、細かい数字の場合は、あなたたちが準備しておくだけじゃなくて私の方にもらっておかなきゃそれで時間がたっち...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。それじゃ今後そういうことがないようにしてもらいたいと思います。  そこで、この法案の中身に入る前に一つちょっとお聞きをしておきたいことがあります。  これは十月の四日ですか、与野党の幹事長・書記長会談の中で、雇用問題に関することについて四つの項目が...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。それじゃ四項目を読み上げるのは時間もったいないからやめますが、一、二、三、これは私はいわゆる省令、政令事項だと思います。省令事項だと思いますが、これについては、中央職業安定審議会にかけて処理をしようと思えば一、二、三のことはできるんでありますが、これは...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、たとえば、いま言われましたが、職業訓練受講者については、現行の一年の給付延長を二年間に延長するとか、それから、中高年齢者の雇用奨励助成金の支出区分の延長を、現行の三ないし六カ月を六ないし一年にするとか、こういうやつは、いま言われたように、一から三までは早...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣は、私はそれがために時間を省略して読み上げなかったけど、四項目知ってやるかと言ったら知っていると。一項目から三項目までは省令事項だから職安審の議さえ得られれば実行できるものであると、四項目は、これは法律改正事項だから次の通常国会だろう、こういうことをまず前提...全文を見る
○安恒良一君 結構です。それなら大臣の御答弁どおり承っておきます。  それからその次、これもすでに片山先生の質問で、いわゆる弾力的にやっていただけるということをはっきり確認をされましたから、私は弾力的にやっていただきたいと思いますが、なぜ弾力的にやっていただきたいかとう理由をち...全文を見る
○安恒良一君 たとえばこれ、大臣ちょっと細か過ぎてわからないかわかりませんが、これが函館市なんですね。そして職安の管轄はこれだけの地域を管轄している、この赤い線。そうすると、通産省の案でいきますと、函館市ということになると函館になってしまう。ところが、いわゆるこの職安はこれだけ管...全文を見る
○安恒良一君 それから、実はきょうは雇用保険の中身について少し洗った議論をしたいと思ったんですが、実は局長、雇用保険勘定というのがございまして、五十一年度、五十二年度、これはこういう縦書きの雇用保険勘定の細かいのをいただいたわけです。ところが、私がきのう設問をしておったのは、雇用...全文を見る
○安恒良一君 そこで、積立金の総額が説明をされました。それから、いわゆる四事業の今日の保留分の説明もされましたが、このように失業保険料の一%の値上げをするときに、こういう積立金を大体持っておる必要があるのだろうかどうだろうかと。というのは、これはどういうことかというと、どうも今後...全文を見る
○安恒良一君 これはいま言ったように、私がお願いをした財政見通しが出てきていませんからなかなか議論しにくいんですが、私は、当初あなたたちはやはり二%程度のことを一時お考えだったわけですね。それで職安審その他いろいろ受けて一%になっていますから、私はちょっと、どうも言っておることに...全文を見る
○安恒良一君 それ以外は、私もいまここに労働省が出しているパンフレットを持ってきていますが、それを一々読み上げる時間はありませんけど、私はそれはなぜそういうことを申し上げようとしているのかと言いますと、これも資料を要求して資料をきょうつくっていただいたんですが、いわゆる労働省がこ...全文を見る
○安恒良一君 ですから、私は決して確認をしないまま、まあノーチェックでやれと言っているわけじゃないんですよ。しかし、一応法のたてまえの中に、公共職業安定所を通じてのとなっている場合に、実態にそぐわないんじゃないかと、だからノーチェックじゃなくて確認は確認としてやっても、実態にそぐ...全文を見る
○安恒良一君 知っているんですよ。基準は知っているから、その基準をいまここで全面的に変えろと言っているわけじゃないんで、そういう特定不況地域に起こった場合に、この基準についてもしゃくし定規にやると問題がありますよということを言っているわけです。なぜかというと、特定不況地域ですから...全文を見る
○安恒良一君 それでは、私の持ち時間は十九分まであるんですが、実は資料が、雇用が出ていませんから、その点は早く終わりたいと思います。  そこで、最後に一つお聞きしておきたいのですが、まあこれでこういうことができることは非常に結構なことですが、またこれも総定員法ということがあると...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、まあ必要なと言われましたが、今回地域も指定をされましたし、それから来るところの仕事量のふえることも一応の見当がついていると思いますが、どの程度の人員増になるんでしょうか。まだそこまでいっていませんか。
○安恒良一君 それじゃぜひ大臣がおっしゃったように、やはりマン・ツー・マンの仕事ですから、必要な人員の増に一段と力を入れていただくことをお願いして、資料は後からいただきます。  私の質問はこれで終わります。
12月11日第86回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○安恒良一君 まず、道交法関係について質問をいたします。  道交法が改正をされて、いま御報告をいただいたようなりっぱな成績を上げられている点は大変喜ばしいことだと思いますが、そういうことを前提にしながら一、二お聞きをしたいのですが、まず、自転車横断帯等の新規交通規制の実施状況に...全文を見る
○安恒良一君 愛知のものは後でやります。
○安恒良一君 余り時間がありませんから、あれしておきたいんですが、委員会で審議をしたときに、捜査上の問題があるから出すとか出さぬとかいうやりとりは一つもないんですよね。そして、法律が通ってしまって、施行を決めるときになると今度はまた、いわゆる「捜査上」ということでは私は困ると思い...全文を見る
○安恒良一君 すでに二人の、署長並びに交通部長に対して厳重ないわゆる注意をしたという、厳重注意という処分をやったと、それから県警本部長に対しても警察庁からやったということで私は了解をしますが、ただ一つ、やはり今後のこともありますからきちっとしておってもらいたいと思いますのは、四月...全文を見る