安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第87回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会をいたします。  小柳委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十六日、片岡勝治君、勝又武一君及び佐藤...全文を見る
○理事(安恒良一君) 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、小柳委員長から委員長辞任の願いが提出をされております。これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定をいたしました。     —————————————
○理事(安恒良一君) これより委員長の補欠選任を行いたいと存じます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(安恒良一君) ただいまの竹内君の動議に御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、委員長に竹田四郎君が選任されました。     —————————————   〔竹田四郎君委員長席に着く〕
02月28日第87回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○安恒良一君 前回の本委員会に報告をされましたが、わが国の交通事故による死者の数は、昭和四十六年以来連続八年にわたって減少を続けており、昨年一カ年の死者の数は、対前年比で一・八%の減、八千七百八十三人となりました。このことは、総理府、警察庁、運輸省、建設省等の関係官庁並びに民間の...全文を見る
○安恒良一君 長官、私、御質問申し上げたのは二つございまして、これは長官ではなくして警察庁の方がお答えになるのかどうかわかりませんが、残念ながら死者の数は減ったが、交通事故発生の件数は増加をしていると、だからその原因と、それに対する重点的な対策をどうお考えかということを申し上げた...全文を見る
○安恒良一君 お答えいただきましたが、私は、道交法を改正をして、道交法の取り締まり強化を通じて事故を防止する、これは事故防止の一つだと思いますが、それだけでは余りにも前向きではないんじゃないか、もう少し前向きの対策があってもいいんじゃないかと思います。  そこで総理府長官にお聞...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、自転車だけと言われましたが、自動車に関しましては、トラックとか乗用車にはいろんな法律的な規制、それから現行道交法との関係等、それから道路運送法との関係等でこれはもう明確になっているわけですね。いま問題になっておりますのは、たとえば原付自転車とか、それから自...全文を見る
○安恒良一君 去年あなたが答えた議事録読まれるとわかりますが、それから少ししか出ていないわけですよね。私は、いま言われたように交通規制問題というのは非常に重要でありますが、重要であると同時に、やはり結論は急がなきゃならぬと思うんです。  たとえば建設省お見えになっていますが、今...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ大臣お願いをしておきますが、三月末までは結論が出るそうですから、出次第早急に、ぜひひとつ私どもの方にそういう資料をいただきまして、今会期中に私はもう一遍この問題について、その資料に基づいて、大臣並びに関係各省との間にやりとりをやりたいと、こう思います。でない...全文を見る
○安恒良一君 運輸省の関係の点、いまさっきのやつ、それから国家公安委員長、どうですか。
○安恒良一君 そこで私はお願いをしておきたいんですが、これは抽象的にお互いに言うのは簡単ですが、かなりぼくはやっぱり勇気の要ることだと思います。率直なことを言って。しかし、ヨーロッパ各国、アメリカ、資本主義、社会主義を問わず、大都市における自家用自動車を初めとする交通規制というの...全文を見る
○安恒良一君 まあ私がきのう質問通告をしたのは昼ごろでしたから、時間的に無理があったというならやむを得ません。ただ、私たち運輸白書なんかいただいておりまして読ましていただいていますが、どうしても三大首都圏別にそういう諸資料があるわけです。しかし、いまや交通問題というのは、三大都市...全文を見る
○安恒良一君 これもいま杉原さんぺらぺらしゃべられたんですけれども、去年かなり私はやっぱりこの議論をしておりましてね、私が去年持っておった資料は五十一年度の数字しかないから、そこで、次回議論をするときには、いわゆるこの一時間当たりの渋滞による速度低下、当時私が各省から取り寄せた資...全文を見る
○安恒良一君 まあ、いまの数字を聞く限りにおいて表定速度でもそういう状況ですね。その実際の運行から言うと、さらにそういうことになっていると思います。  そこで、これも時間がありませんから、余り細かく中身はやれませんが、一つのこういう場合の解決策としてバスの専用レーン並びに優先レ...全文を見る
○安恒良一君 去年答えられたわりに、たとえば一つの例を挙げると、バス専用帯、通行帯は一年間で五十七・八キロ延びているだけなんですよね、一年間で。それから、バス優先帯が三十八・四キロしか延びてないんですよね。ですから、私はやはり何としても都市交通の渋滞の中で公共輸送を重点的にやって...全文を見る
○安恒良一君 いや、だから私が言ったのは片側と言ったところじゃありませんよ。広いところで両方に分けて十五メートルですね。それから狭いところで歩道は十二メートルというふうに発表された。いまあなたが言われたところは平和台。それから私がお聞きしたいのは車道がその場合どうなるかというと、...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ自動車局長からそういうことを言われましたから、どうかそれぞれ関係各省、下部にきちっと指示をしていただいて、やはりこういう問題を議論する際には、一つは歩道というのは、これは非常に歩道が広くなるということは決して悪いことじゃないわけですね。しかし、それと同時に、...全文を見る
○安恒良一君 取り締まられたのは、私は氷山の一角だと思います。ただ、自家用トラックの台数と輸送数量はわかるが、なかなか白トラはわからぬということでありますからやむを得ませんが、今後これは取り締まりを強化してもらいたいと思います。  そこで、ひとつ過積問題でお聞きをしたいんですが...全文を見る
○安恒良一君 前段の質問は。
○安恒良一君 それでは、これも十二月一日から変わったばかりでありますから、二月でありますから、いまのところ過積載を定量積載にするに当たっての自動車のふえた台数、それからそれに伴う運転手さんの増員問題は、いまはむずかしければ、できるだけ早くつかんでいただきたい。もちろん、局長言われ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  そうしますと、自粛率は営業車の方が高いということ。そこで少し中身を突っ込んでお聞きをしておきたいんですが、一つは建設省にお聞きをしたいと思いますが、この過積み防止のために去年からの委員会でいわゆるいまは主要国道に計量器を備えつけておる。しかし今日...全文を見る
○安恒良一君 運輸省港湾局ありませんか。
○安恒良一君 それは責任怠慢じゃないですか。去年の委員会の中で、結局杉原交通局長その他関係者とやりとりしたときには、主要国道における計量器は備えつけて、こういう取り締まりをやっているということの議論がありまして、そこで私の方からは、主要国道だけでは不十分だ、いわゆる今日フェリーに...全文を見る
○安恒良一君 これもひとつ当該のトラック労働者は期待しておるわけですね。このことについてはすでに知っています。ですから、次回までに総理府は責任を持って運輸省、建設省、警察等関係省との間でひとつこれは議論していただいて、五十四年度どこに何基つけるのか、これをひとつ明らかにしてくださ...全文を見る
○安恒良一君 この問題、少し突っ込みたいと思いましたが、時間がありませんので、最後に御要望なり見解を聞いておきたいと思いますが、いま運輸省に聞く限り、営業用のトラックの認可運賃は、道交法、道路運送法、労働基準法などすべて関係法規を遵守をしてやれるというたてまえできちっとした運賃体...全文を見る
○安恒良一君 はい、以上です。
03月20日第87回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○安恒良一君 私は、今井先生が財政当局の資源の再配分、それから所得の再配分機能、それと財政健全化、こういうことを言われて大変共感を覚えるところですが、その角度で一、二点御質問申し上げたいと思います。  まず一つは、先生も言われましたように、どうも安上がりの政府ということの強調の...全文を見る
○安恒良一君 渡辺先生に私がお聞きをしたのは、やはり社会保障の長期的な計画を持つべきではないだろうかというのが、これが先生に対する御質問です。
○安恒良一君 まず、私は八城さんにお聞きをしたいのですが、スタンダードの販売会社の社長ですから、こういう質問がいいのかどうかわかりませんけれども、私は、省エネルギーをやる場合に、日本の場合においてはすでに自家用のかなりのやはり制限をすべきところに来ているのじゃないだろうか。そして...全文を見る
03月26日第87回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○安恒良一君 まず運輸大臣に御質問を申し上げたいのですが、昭和四十六年の七月三十一日の日に、運輸政策審議会から総合交通体系に関する答申が出ていると思いますが、一言でこの答申の重要的な部分について御説明をお願いしたいと思います。
○安恒良一君 四十六年答申で昭和六十年を目標にしておりますが、四十五年価格でどのくらいの資金を投入するという計画だったのでしょうか。
○安恒良一君 私がお聞きしましたのは、昭和六十年を目標に、昭和四十五年価格で総額幾ら投資をする予定だったのか、こういうこと聞いている。
○安恒良一君 総額約百兆円を昭和四十五年から六十年まで投入して、総合交通体系の整備を図る、こういうふうになっておりはしませんか。
○安恒良一君 それから、体系を大きく四つの柱に分けられておったと思いますが、その四つの柱、いわゆる総合交通体系を整備する大きな四つの柱というこの柱はどういうものでしたでしょうか。
○安恒良一君 私がお聞きしましたのは、以上のようなことのほかに、総合交通体系を整備をしていくに当たっての四つの柱というのが、大体大きく四つに分けられていると思いますが、いまあなたが言われたことは、これは前段の問題として基本的な考えの方ですが、交通体系を整備していくための四つの柱と...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたのは基本ですね。私は、体系整備には全国幹線交通と国際輸送と、それから大都市交通と地方交通、こういう四本柱が立てられておったと思うのですが、どうでしょうか。
○安恒良一君 そこでお聞きをしたいのですが、ことしはもう五十五年なんです。六十年までということであと五年ありますが、この中でまず財政投資について、当時約四十五年価格で百兆という投資計画を立てられておったのですが、今年度までどのぐらいその百兆のうちの投資がされているんでしょうか。
○安恒良一君 それではこの点は保留しまして、後でまた残った時間のところで聞きますが、ぜひこういう問題は調べておいていただきたいと思います。  そこで、その次といたしまして、数字が言われないということになるならば、あとこれの具体化について、本年度までこの部分について、特に国際輸送...全文を見る
○安恒良一君 私は大変答弁には不満なんです。私は答申書を持っておりますし、審議官もお持ちだと思うのですね。そこで私がお聞きをしていることは、この答申の中で数々のやるべきことが指摘されてますから、その中で何と何とはやった、何と何は残っていると、こういうことですね。それと同時に、まあ...全文を見る
○安恒良一君 地下鉄建設にはかなりの効果が上がっていると思いますが、これは運輸省が無理ならば、たとえばいま言われましたバスに関して、この答申書の十九ページに、専用レーンやバス優先レーンの問題、その他いろいろなことが書いてありますが、これはどの程度進行しておるのか、具体的な数字です...全文を見る
○安恒良一君 指数だけではわかりませんからね、バス優先レーンを、四十六年にこの答申を受けた以降、どれだけのキロ数ならキロ数、バス優先レーンがどれだけ今日までできたのかということを教えてください。
○安恒良一君 いまの数字は、いま議論しているのは大都市交通ですが、大都市交通でいいわけですね。いま議論しているのは大都市の交通体系を議論しているんですよ。
○安恒良一君 次に道について質問しますが、答申書の十九ページに道について「自動車交通需要の激増に伴って」云々、いわゆる自動車の法的なまたは経済的な規制を強化すべきである、こういうふうに書いてありますが、この点はどういうふうになっていますか。
○安恒良一君 運輸省だけでも無理だと思いますが、ここに書いてありますのは、「道路の効率的な利用を図るため自動車の使用についての法的または経済的な規制を強化すべきであり、」と、こういうふうに書いてあるんですが、その点についてどうなんでしょうか。いま言われたように私は誘導という問題だ...全文を見る
○安恒良一君 次に、時間が余りありませんから急いで聞きますが、地方交通体系の整備についてはどうでしょうか。
○安恒良一君 地方公共団体が第一次的に考えるべきだというのは、私は非常に重要なことだと思います。  そこで自治大臣にお聞きをしたいんですが、いわゆる自治大臣として地方交通の整備についてどういうふうにお考えですか。
○安恒良一君 私の質問を正確に聞いておられなかったのじゃないかと思いますがね、いま一遍よく事務当局から聞いて答えてください。
○安恒良一君 そこで経企庁長官にお伺いをしたいのですが、いま運輸大臣も言われましたように、これを立てたときはまだ高度経済成長政策のさなかだったわけですね。その後オイルショック、世界的なパニックが起こったわけですが、現在経企庁といたしまして総合交通体系についてどうするのか、長期的な...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ運輸大臣にもお聞きしますが、やはり私は、この答申は答申としてのあれがありますが、運輸大臣自体も省エネルギーその他で見直しということを言われていますが、一遍ここらでこれを全体的に見直しをして、実行できたもの実行できないもの、さらに今日の時点において手直しをすべ...全文を見る
○安恒良一君 内訳は後で正確なものを下さい。  それにしましても、いま聞きますと、当時昭和四十五年の価格で約百兆円という投資が、現在実は四十兆しか進んでないというところにも私は問題があると思います。  そこで、次にお聞きしたいのですが、輸送分野の明確化ということがいろいろ言わ...全文を見る
○安恒良一君 建設省関係はどうですか。
○安恒良一君 それでは、両省にお聞きしますが、たとえば沖繩のモノレール、広島市内の新交通システム、岡山の倉敷市のデュアルモードバス等々の問題はありませんか。
○安恒良一君 建設省にお聞きしたいのですが、岡山市内に共同溝を掘る、それがために現在走っております岡山の市内交通、岡電――電気軌道ですが、工事期間中に営業停止をしてくれとかもしくは片側通行にしてくれなどという経営の危機に関するような申し出がされていると思いますが、その点はどういう...全文を見る
○安恒良一君 そこで、最後に運輸大臣、建設大臣、いろいろ例をお聞きしたのですが、私は新しく新交通システムができて国民の足になることについて異存はないんですが、問題は既設の国鉄や私鉄、その他関係の産業との調和ということでなければ、率直に言って、いま雇用問題が重大なときに、労働者の解...全文を見る
○安恒良一君 それでは、運輸大臣としてはできるだけ調整をするし、調整がつかない段階では簡単に認可をしない、やむを得ずやった場合でも、三大臣からは雇用の確保、そういうことについては十分配慮する、こういうふうに承っておきます。  そこで、次の問題に行きますが、運輸大臣それから大蔵大...全文を見る
○安恒良一君 それから、当時の福永運輸大臣が決議の意を体して速やかに処置をするように努力したい、こういうことを表明されたことも御承知ですね。それならば、その後五カ月たっておりますが、現在具体的な動きがない。私はどうも決議のしっ放しになっておりはしないかと思いますが、それはどうした...全文を見る
○安恒良一君 この決議というのは財政措置だけではありませんね。安定的な財源確保を初めとする所要の立法行政措置を講ずるべきであるということで、それを受けてやりたいということですから、私はその立法化すべきものが何なのか、政府の責任において立法化すべきものが何であるか、財政措置すべきも...全文を見る
○安恒良一君 問題点がわかったのですが、それならばやはりこれは決議のしっ放し、しかも六与野党全部で決議しているわけですから、どういうふうにして、これは大蔵大臣、運輸大臣にお聞きをしたいのですが、それから自治大臣にも関係しますが、どういうふうにしてこの問題の解決をこれからされようと...全文を見る
○安恒良一君 特に自治大臣と運輸大臣にお聞きしたいのですが、私はそのネックの一つとして責任分担論、なわ張り論がどうも自治省と運輸省にあるように聞いておるわけです。そういうところをどういうふうに解決するか。それがため、私が前段で聞いたのは、たとえばこの答申の中に、公共交通については...全文を見る
○安恒良一君 それぞれ三大臣からお答えがありましたが、来年の予算委員会で再び私がこのようなことを聞かなくて済むように、福永元運輸大臣が所要の立法、行財政措置を講ずるように努力しますと、こう言い切っているわけですから、どうかそういうふうにしていただきたい。このことはよろしゅうござい...全文を見る
○安恒良一君 いや、五十四年度はそればわかりました。来年度ですね、五十五年のこの予算委員会の席上で私がまた再びこういうことを質問しなくて済むようにきちっとしていただけますねと、こう聞いているわけです。
○安恒良一君 三大臣に聞いています。
○安恒良一君 三大臣が約束をされましたから、私は来年の予算委員会が大変楽しみです。  次に、交通事業における公共割引の国庫負担に関する問題についてお聞きをしたいのですが、これはすでに数年前から国会で議論をされまして、関係閣僚協ができているというふうに聞いてますが、関係閣僚協をこ...全文を見る
○安恒良一君 これはすでに、五十二年の秋の国会に、田村元運輸大臣が発言をされ、この参議院だけでも五十三年六月一日、五十三年八月十八日の運輸委員会でいろいろ福永大臣は決意のほどを言われているわけです。で、それがたった一回しか開かれてない、今日までたった一回しか開かれてない。それはど...全文を見る
○安恒良一君 関係大臣を挙げてください。
○安恒良一君 それじゃ運輸大臣の御見解を承りましたが、以下各大臣、この公共割引の国庫負担に関する御見解を聞かしてください。
○安恒良一君 いや、関係大臣の御主張にいろいろあるように聞いておりますので、それで承っておるわけです。それで最後に官房長官に聞きますから。
○安恒良一君 私は、全部これが国が持てなどということを言っているわけじゃないんです。受益者負担の要素もあります。ただ国家政策的な性質のもので、それぞれの企業が持っているものがある、これは国鉄だけじゃない、都市交も私鉄も。たとえば一番わかりやすい例で言うならば通学ですね。これは必要...全文を見る
○安恒良一君 これで交通関係を終わります。
03月27日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○安恒良一君 それでは、政府側と参考人と、両方に漸次お聞きをしていきますから、ひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、いまクリーニング業界の現状について、賛成、反対の両派から、率直に言って自分の方が多数だ多数だと、こういう話があったんですが、その実態について、厚生省、...全文を見る
○安恒良一君 そこでお聞きをしたいんですが、これをちょっと見ますと、東京なんかはアウトサイダーの方がこの資料で多いわけですよね。東京の場合は五千八百五十三名と六千六百三十九と、こういうことなんです。明らかにアウトサイダーの人はみんな反対だと、こう言っているわけです。そういうふうに...全文を見る
○安恒良一君 そんなことは聞いていない。人の質問に正確に答えなさい。差別なんかと聞いていない。
○安恒良一君 両方平等だと言うけど、アウトサイダーが多い方が、たとえば指導センターなら指導センターで決められたことに反対だと言ったとき、その人の数が多いときにどうしてそれが拘束になるんですか、どうしてそれが拘束になるんですか、私は地域的に見て多いところは多いから、そのことを聞いて...全文を見る
○安恒良一君 まず、それではこれも厚生省側に聞きますが、消費者の利益、消費者の利益とこう言っておられ、それがためだと言うんですが、衆議院においても消費者団体反対、参議院においても消費者団体こぞって反対、こう言っているわけですね、こぞって反対。しかも消費者の利益と言いながら、この法...全文を見る
○安恒良一君 委員長、それじゃ大臣で答弁できないところがあるんでしたら提案者を呼んでください、提案者を。提案者を呼んでください。提案者が来るまでほかのことを聞いておきますから、提案者を呼んでください。
○安恒良一君 まず、私お聞きをしたいのは、それならば今度は厚生大臣として橋本さんにお聞きをしますが、実は私、衆議院の社労の議事録を読みました。春野参考人が述べられたことを聞いて、大変、厚生省がこういうことをしていいのかどうかということを私は疑いたくなるんですが、実は厚生省の環境衛...全文を見る
○安恒良一君 たとえば、添加物その他いろんな問題で、消費者団体がぜひ厚生省に勉強会があるから来てくれと、こういうときには出ていかないというんです。そして、頼みもしないのに押しかけ女房で出てきて、いまになったらそういう答弁内容整えているかわからぬけれども、これはテープでもそのときの...全文を見る
○安恒良一君 いや、ぼくは両方から出てきてくれというときに出ていくななんという、そんなばかなこと言ってないんですよ。そんなものはあたりまえだ。役所はサービスするんだから。そうじゃなくして、今回のこのケースのことを言っている。今回消費者団体から、厚生省の担当課長出てきてくれという要...全文を見る
○安恒良一君 まあこれはあなたが大臣のときじゃないんだからね、あなたばっかり責めても。局長、どうなんだ。こんなやり方というものは国民に疑惑を——橋本さんはその後大臣になったんだからやむを得ない。私が言ったように、両方から希望されるとか、どうしても厚生省として割って入らなきゃならぬ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。遺憾と言うんなら、今後こんなばかげたことをして疑惑を持たれないようにしてください。厚生行政というのは国民に対するサービス行政なんだから、国民から疑惑を持たれたら終わりなんだ。  そこで、今度は具体的な法律の中身について少しお聞きをしたいと思いますが、...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、保健所単位ということになると人口十万ぐらいですか。
○安恒良一君 まだ申し上げられないじゃ、そんなあいまいなことでは困るんだよ。環境衛生同業小組合の設置基準というのは非常に重要であって、この要綱の第三項を見る限りにおいてわからないから聞いているのであって、あなたは保健所単位と言うから、わが国の保健所単位というのは大体人口十万人当た...全文を見る
○安恒良一君 さっきから私言っているように、議員立法だ、議員立法だと言うから衆議院からあれを呼んでください。そうでないと何聞いたってすぐそこで逃げられたんじゃどうにもならぬからすぐ呼んでください。担当者、答弁者を呼んでください。そして進めていきますから。でないと進みません。(「提...全文を見る
○安恒良一君 それでは、もう一回そこのところを聞きますが、小組合の設置の基準ですね、基準は、たとえば人口で見られるのですか、それとも地域もしくは地域と人口の加味の中でおやりになるのですか。やはり私は、小組合の設置基準、規模というのは非常に重要だと思いますので、その点についてお答え...全文を見る
○安恒良一君 保健所単位ということですね。そうすると、いまさっきも私が言いましたように、保健所というのはおおむね人口十万に一カ所というのがほぼ設置基準になっていますが、それでいいですね。
○安恒良一君 次に、要綱第四の二でありますが、振興計画の作成、認定です。組合員たる営業者の営業の振興のための事業を組合が行なうことは、従来自主的に行っていたことでありますが、今回の改正では厚生大臣の認定を要するものとし、それを要件に租税特別措置法等を認めると、こういうふうに、行政...全文を見る
○安恒良一君 現行法の第二節に、「組合は、第一条の目的を達成するため、次に掲げる事業を行うものとする。」ということで、一号から十二号までいろいろなことがやれるようになっているわけです。この部分のどこがいわゆる差しさわりがあってこのように変えなきゃならないのか。私は、これだけのこと...全文を見る
○安恒良一君 いま大臣のお答え、ちょっとピントが外れているんじゃないですか。県単位では広過ぎると、そういうことになれば、その広過ぎるということは、いま言われたようにいわゆる小組合を保健所単位にやるということですから、広さの問題、量の問題は解決する。私がいま聞いていることは、いわゆ...全文を見る
○安恒良一君 いや、大臣やっぱりあなた責任を持って答弁することになっているのだから、理事会で。そんな抽象的では困るんですよ。たとえば第八条のどの条項が動いてないからこう変えるという、中身の問題ですからね。そんな一般論をあなたに聞いているのじゃないんですよ。たとえば、この第八条の一...全文を見る
○安恒良一君 じゃお聞きしますが、そうするとあれですか、この第八条というのは業種ごとの適用になっているんじゃないですか、これは。あなたは業種ごとにつくった方がいいと言うが、これは第八条は業種ごとになっていますよ。いま少しきちっと答えてくださいよ、やはり。これはちゃんとこの第八条は...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、税制上の優遇措置ということは、それならばこれに税制上の優遇措置をおつけ加えになればいいことじゃないですか。この八条の一から十二に書いてあることは支障がないんだと、しかも業種ごとにできるんだし、事業の振興もできるんだと。しかし、やはり中小零細企業であるか...全文を見る
○安恒良一君 何か、かなり自信のなさそうなおろおろした答弁ですが、まず聞きますと、組合員たる者の営業者の営業の振興のための事業というのは、従来から自主的にこの第八条に基づいて行ってきているわけでしょう。そうでしょう。十分に従来から行ってきている。今回の改正では、これが厚生大臣の認...全文を見る
○安恒良一君 時間がないんだからもう少し的確にぱっぱっと答弁してください。  事業と振興といって、振興と事業と関係ないような話をされていますけれども、この第八条でいろんな事業ができるわけでしょう、これで。しかもこの要綱も振興事業と書いてあるんだ。だから、振興と事業というのは表裏...全文を見る
○安恒良一君 いや、私が聞いたことはクリーニング業と美容業のことを聞いている。飲食業のことは聞いてない。
○安恒良一君 わかりました、美容業は過当競争と。第八条の一、二、三を読んでごらんなさい。過当競争は完全にこれで防止できるように書いてある、第八条の一、二、三。過当競争の制限についてはここにちゃんと書いてある。「料金又は販売価格の制限」、さらに「営業方法の制限」、そこまでちゃんと書...全文を見る
○安恒良一君 一貫した計画という、それがわからないんだよ、どういう意味なのか。だから私は、では美容業で議論しましょう。美容業の場合に一貫をした計画というのはどういうことなんですか。過当競争防止には一から三まで書いてあるんだけれども、この以外に一貫をした計画というのはどういうやり方...全文を見る
○安恒良一君 また私の聞いたことをだんだん広げていってるので、窓口をしぼってやらないと時間がもったいないからね。私がいま聞いていることは、振興計画の中の振興事業の問題について聞いているんですね、振興事業の問題。その振興事業の中であなたが一番挙げられたのは、過当競争を防止をするんだ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃさらに聞きますがね。大手資本が出てきて非常な安い料金でやると、中小零細企業を圧迫をすると、だからそれを守らなきゃならない、それに対して対抗していく方法を考えると言うんですがね、具体的にこの振興事業の中でどういうふうに対抗するんですか、そういう場合に具体的にあ...全文を見る
○安恒良一君 だんだん話が価格問題から横にそれてきましたね。最初私は価格問題で議論をしておったんですが、あなたが言われたような共同仕入れであるとか、共同の保育所、いわゆる従業員の施設をつくると、そういうことは私は何も議論をしているわけじゃないんですよね、これは。話をだからだんだん...全文を見る
○安恒良一君 この問題はこれぐらいにしておきましょう。時間がだんだんなくなっています。そこで、あと都道府県及び全国指導センターの設置が要綱の第五にありますが、まずセンターの設置がひとつやはりいろいろ心配されているのは、いわゆる厚生省の天下り先となりはしないかと。それから第二番目に...全文を見る
○安恒良一君 天下りがないと思いますじゃ困るんで、この前も予算委員会で、かつて薬務局長や事務次官をしている人が製薬業界にまた近くも行くということで同僚委員から問題にされたでしょう、厚生大臣。ですから、私はやはり、なるほど指導センターの役員をどう置くかというのはみんなで相談をすると...全文を見る
○安恒良一君 私は、ところがわからないんだよ。技術の改善向上とか、技術者の養成という、これはわかるんですよ。ところが、わざわざ「技能の改善向上若しくは審査」と書いてある。あなたが言われたように、そんなことは何も法律で書かないで、業界が自主的に技術向上したり審査会開くのはあたりまえ...全文を見る
○安恒良一君 私は、連合会なら連合会が審査することは自主的でいいことなんですよ。どうもあなたの説明聞いてもわからないのは、たとえば美容なら美容というときに、全国一本の審査基準なんてないんですよ。同じパーマネント業でもいろんな、わかりやすい言葉で言うと、山野さんの系統とか何々の系統...全文を見る
○安恒良一君 もう時間が参ったそうですから終わりますが、客観的評価を与えることが無理なんですよ。無理なものに客観的な評価を与えると逆にやや統制になってくる。そのことだけは、美容とか理容とかいうものに全国一本の客観的評価をつくろうというあなたの頭の発想がもうそもそも実態をお知りにな...全文を見る
03月27日第87回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○安恒良一君 まず、郵政大臣にお伺いをしたいんですが、俗にいまマル生問題ということでこの成り行きについて大変国民も注目をしているわけですが、私は、この郵政事業というのはいわば労働力集約産業であります。でありますから、何といってもまず労使関係の安定ということが郵政事業を遂行する上で...全文を見る
○安恒良一君 そこでお伺いしたいんですが、すでに昨年末この問題が問題になりまして以来、本国会におきましても、わが党の多賀谷書記長を初めとしまして約三十名に及ぶ衆参両議院の議員から労使問題の改善に関しての質問がされています。ところが、どうも郵政省当局の御返事を見ますと、双方の責任と...全文を見る
○安恒良一君 人事局長はそういうふうに答弁をされておりますが、私、全逓の組合から事情を聴取しますと、どうもいわば抽象論、精神論、こういうことで交渉がなかなか難航している、進まない、こういうふうに聞いています。  そこで、私は、私も民間の出身で議員になる前に約三十年間労働運動をや...全文を見る
○安恒良一君 重ねて大臣にお聞きしたいんですが、民間であろうとどこであろうと、社宅に入れるときに住居の困窮度というのが基準にならぬことはないんですよ。そんなばかげた答弁はやめてもらいたいんです、国家公務員だからといって。民間で入れるときにどうして住居の困窮度を考えないで入れるばか...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣にちょっとお聞きしたいんですが、郵政省労使問題は郵政大臣だということであります。私は、こういうふうに非常に不信感があって、残念なことですが、組合が二つに分かれている。そういうとき問題の解決のやり方というのは、できるだけオープンにできるものはオープンにする、た...全文を見る
○安恒良一君 また労働大臣も労働大臣らしからぬいわゆる抽象的な答弁で大変不満なんですが、郵政大臣、どうですか、ひとついま私が申し上げましたように、解決できる問題から郵政省側が積極的に解決の具体案を提示していく、そして問題の解決をするようにひとつ大臣として一段と努力をしていただきた...全文を見る
○安恒良一君 行き過ぎがあればということじゃなくして、ここに書いてあるようなことはこれは事実なんですから、やはり私は、大臣、それを調べられて、そういう行き過ぎをやっている人にやめさせること、行き過ぎがあれば適当にこれはやはり処分をする、こういうことをやってもらいたい。  そこで...全文を見る
○安恒良一君 承知していると言うが、事情を聞いているのじゃないんですよ。大臣に聞いているんです、こういうことは行き過ぎじゃありませんかと。キャンドルサービスの中で全員に歌わせるとか、大正生まれや明治生まれの人がカラオケのバーで余興で歌っておるのとは違うんです。訓練の課程の中でこう...全文を見る
○安恒良一君 自然発生的じゃなくて、全員のキャンドルの集いの中で歌わせられるということですね。それから、文部大臣は、この程度のことと言われますけれども、全く軍国主義時代の歌であって、私はこれで文部大臣がいかにタカ派かというのがよくわかりました、あなたの思想は。それはわかりましたが...全文を見る
○安恒良一君 最後に、どうか郵政大臣いま何項目か挙げましたが、これらの問題は具体的に取り組めば解決できる問題ですから、ぜひ大臣みずから、頭のかたい官僚に任しておったらだめです、大臣みずから問題の解決をやっていただきたいということをお願いして終わります。(拍手)
03月28日第87回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○安恒良一君 私は、通産大臣初め通産省の関係局長、それから労働省の関係局長に対してわが国のゴム履物産業問題について質問をしたいと思いますが、昨年の三月三十日の予算委員会の第二分科会におきまして、当時の河本通産大臣を初め所管の生活産業局長、それから労働省の審議官に対して種々お尋ねを...全文を見る
○安恒良一君 数字と見通しを言われましたが、たとえばこのゴム底布ぐつがすでに輸入比率が四三・八%に、大臣実は上がっているわけです。これが五〇%を超えるとその産業は壊滅する、こう言われていますから、私は輸入増加の傾向というのは十分注目をしてみなきゃならぬ重大な問題だとまず思っていま...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きのような状況なんですがね、私はやはり去年も言ったのですが、これは後で総括的に触れますが、輸入問題自体もやはり考えなきゃならぬところに来ていると思うのです。いま新しい産業局長からそのことをむずかしい問題だとだけ聞いたことは大変実は遺憾なんですが、私はや...全文を見る
○安恒良一君 どうも私どもが非公式に聞いていることといまの局長の、いわゆる私はざっくばらんに言って、中間報告にしてもどうもやはり検討の結果がやや片手落ちといいますか、まあ通産省から言わせるとちょっと困ったものだと、なかなかこのままではいただけないなどということをざっくばらんに言っ...全文を見る
○安恒良一君 実は私も中間検討の結果を業界の方から入手して読んだのです。ところが、私はもうざっくばらんに言って、この研究会の内容では、いま遠慮しがちに局長が指摘をされたように種々の私は問題があると言うんです。それはなぜかと言うと、ゴム履物産業の再生につながるかどうか私も非常に実は...全文を見る
○安恒良一君 大臣、去年から私はこれを提案しておりまして、まず大臣がとりあえず使用者、労働者、学識経験者、そういうものに政策研究委員会をつくらせるということはいいことだろうと、ただこれは大臣、担当局長にもお聞きくださればいいと思いますが、やはり通産省、労働省が一緒にかまないと、た...全文を見る
○安恒良一君 ですから私は、私もかなりこういうことは知っていますから、審議会ということになりますと、これはまた行管の方からやかましく言われますから、あえて私は大臣の私的諮問機関と言ったわけです。これは大臣の私的諮問機関というのはかなりあっちこっちにできているんです。ですから、私は...全文を見る
○安恒良一君 いや私は、私たちも業界を呼んだときに、いま局長が指摘をされたような、輸入の六割をあなたたちということの指摘はしているわけです。しかしそのことと、いわゆるたとえばOMA協定を行うとか二国間における貿易調整政策をやること等が消されることじゃないのですよ。ゴム履物産業の場...全文を見る
○安恒良一君 大臣、私も決して単純な貿易制限論なんか言っているわけじゃないのですよね。私はやっぱり秩序ある輸入なら輸入、輸出なら輸出ということがいま国際的に求められておること、私は単純な保護貿易論者ではありません。ですからその点はひとつ誤解がないように……
○安恒良一君 秩序あるやっぱり輸出入ということを考えていかないと、わが国の立場が世界的にもアメリカ側から攻撃されるし、今度は逆に経済未開発国からもまた攻撃される。だから私はやっぱり秩序ある輸出輸入体制というものをとる中で、こういう問題をぜひ考えていただきたいということを言っている...全文を見る
○安恒良一君 きょうは労働大臣は忙しくて局長においで願いましたから、お帰りになったら労働大臣の方にもお伝えを願いまして、ぜひ通産大臣と御協議の上前向きにこの事態が進むことをお願いを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。
03月29日第87回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○安恒良一君 私は、労働省所管の中の雇用問題について質問をしたいのでありますが、割り当てられた時間が三十分ですから、その中で造船産業に関する雇用問題について質問をしたいと思います。  まず、わが国の産業全体がかなり上向いてきたのでありますが、依然として造船、重機が非常に低迷をし...全文を見る
○安恒良一君 いま希望退職が行われているということでしたが、私が把握しておる限りにおいては、希望退職だけじゃなくして指名解雇等が行われているようでありますが、そのことはちょっと後でお聞きします。いまの説明に対して私は不十分だと思いますね。  そこでまず、船舶局長にお聞きしますが...全文を見る
○安恒良一君 いま船舶局長が、きわめて大きな効果があるということでありますが、この予算措置、効果を及ぼす措置というのは、いま急ピッチに合理化を進めておりますところの造船大手七社、もちろん中小にも仕事はいくと思いますが、そういうところにも大きな影響を持つと、こういうふうに承っていい...全文を見る
○安恒良一君 いわゆる大手、それから中小問わず、率直に言ってその会社の造船能力でできるものとできないものもありますから、大体運輸省としては、大手、中小を問わず、官公庁船の建造であるとか、その他ここにも、時間がありませんから読み上げませんが、予算措置なり財政投融資措置なりされている...全文を見る
○安恒良一君 いや、玉島だけじゃないでしょう、指名解雇が行われたのは。
○安恒良一君 そこで、労働大臣並びに労働省にお聞きをしたいんですが、私は、この合理化を進める場合にある程度労使で同意をしまして希望退職が募られるということは、いいことではないけれども、やむを得ないと思うのであります。ところが、そこで応募数に達しなかったからということで指名解雇がや...全文を見る
○安恒良一君 そんなことを聞いているんじゃないんですよ。私は大臣に、今日の雇用構造の問題の中で、中高年を中心とする雇用確保を進めなきゃならぬということで、政府はあらゆる積極対策を進めている、造船についても特別対策を進めていると。そういう中において、一方的にいま言ったような基準に基...全文を見る
○安恒良一君 いや、組合と会社の間に協定されたものに基づいてやられることについて言っているんじゃないんです。協定されないままやられているんですね。そこで、いま労働大臣が言われたように、社会的常識に反するようなやり方ということ、これが社会的常識なのかどうかというのを聞いている。たと...全文を見る
○安恒良一君 まあ労働大臣は第三者と言えば第三者ですね。しかし、あなたは労働行政を担当している人間として、たとえば一つの例を言いますと、過去五年間に減給または出勤停止の懲戒処分を受けた人ということは、その時点でそういうことについて一つの清算がきちっと済んでいるわけでしょう。それに...全文を見る
○安恒良一君 そうするとあれですね、住友の問題はどうこうしても、こういう基準でやるということはやっぱり社会的常識に外れますね、一般論としてでもね。過去に、たとえば一つの懲戒処分なら懲戒処分を受けた者という者については、それはそれなりにちゃんとそこで処分をされて、本人もそれをしてい...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、具体的な会社のことは言えぬというから、私はこれからもまた出てくるおそれがあるから、どの会社と言っているわけじゃないんだよね。希望退職を募ったがだめだったと、数が足らなかったというときに、いわゆる共かせぎの人間であるとか、それから過去に何々があったと、あった...全文を見る
○安恒良一君 運輸省どうですか。
○安恒良一君 私は、まず労働大臣にあれしておきたいんですが、私はすでにこの二つの事例については全くけしからぬことだと思うんです。いわゆる住友重機の今日の経営状態の中で、希望退職をしたと、ほぼ目的を達している。ところがごく一部の数が足らないということで、全くこれは労使慣行から考えて...全文を見る
○安恒良一君 船舶局長ね、私がこう言っているのは、いわゆる労使でできるだけ話し合いをして解決をしていくということはいいんです。しかし、話し合いをしないまま一方的に、後から世間常識で、裁判所でその会社が負けたり、地労委で負けるというようなことをやっているようなところに、それについて...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、どうも結論の方だけにあなた重点を置いているが、私が言っていることは、まあ労働問題だから労働省が指導監督することは第一義的ですね。しかし、この種の不況産業の場合には労働省だけでは十分でないので、やはり運輸省も、もちろんこの官公庁の発注は運輸省所管だけではあり...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もうこれで終わりますが、やはり船舶局長じゃ無理なようですね、この答弁は。  そこで労働大臣、ひとつ運輸大臣とお話し合いを願って、労働大臣の努力をされること、さらに運輸大臣もいま言ったような立場で努力をされれば、私は両省の協力のもとでうまくいくと、こう思い...全文を見る
○安恒良一君 以上で終わります。     —————————————
04月24日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○安恒良一君 私の要求した出席者、来ておりますか。厚生省、大蔵省、それから総務長官、以下関係者。――来ていませんね、委員長。
○安恒良一君 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に関連をするものとして、次のことを質問をしたいと思うのでありますが、もともとこの戦傷病者戦没者等は、この法律の規定をするとおりでありまして中身はよくわかっているんです。   〔委員長退席、理事片山甚市君着席〕...全文を見る
○安恒良一君 そこで、これはそうしますと、主体的には、予算委員会でも三原長官は再度再検討してみたいと。ですから、きょうぜひ三原長官を呼びたかったんですが、いまこちらに向かわれているそうですが、再度再検討してみたいと、こう答えられていますから、その点は総理府いいわけですね。いま厚生...全文を見る
○安恒良一君 それでは、私はこれは理由を再現してもしょうがありませんから、まず国会で問題になっておることだけ私の方で整理して申し上げますと、日赤と陸海軍の看護婦さんの違いは、片方はいわば昔流で言いますと赤紙で召集しているんだと、片方は志願だと、こんなことになっていますね。志願もし...全文を見る
○安恒良一君 そうなりますと、私は次のことを明確にまずお願いをしなきゃならぬと思うのですが、後でこれは……。  それから、その次に在職期間の各種公的年金の通算の処置ですね、これについて少しお聞きしたいんですが、大体陸海軍従軍看護婦さんは、陸海軍病院というのは、その後主として国立...全文を見る
○安恒良一君 一定の条件のもとにというのはどういうことですか。
○安恒良一君 きのう細かく聞いていますからわかっているんです、ある程度。婦長さんは恩給法になっている、それから一般の看護婦さんは雇傭人と、こういうことでやられている等々、率直なことを言って、私の時間二十分しかありませんからあれですが、お聞きをした限りにおいてかなりぼくは問題がある...全文を見る
○安恒良一君 これ、総理府長官に最後のところは答えてもらわなきゃならぬところですが、長官はまだですか。
○安恒良一君 長官ね、ほかの用で行かれたのにわざわざ来ていただきましたのは、予算委員会で、すでに私どもの同僚委員の粕谷先生から質問をされたときに、長官が一番――というのは、厚生大臣以下みんな戦後っ子ですからわからないわからないと、こうなりますから、それは長官はみずから戦地に赴かれ...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ大臣、誠心誠意やっていただけるそうですから、ただ単に他省にまたがるということじゃなくて、この問題はやはり、いまさっき大臣おいでにならないときに、どうしても主管庁は総理府であろうと、こういうふうに私どもも考えますから、どうかそういう意味で大臣積極的なお取り組みをぜ...全文を見る
04月26日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○安恒良一君 私は、きょうは労働大臣の前回の所信表明に対する一般であります。持ち時間が五十分でもありますし、それからすでに私の先輩委員が二人質問をされましたので、いわば三番手ということですから少し細かい中身のことのお聞きをお許しを願いたいと思います。  それからいま一つは、質問...全文を見る
○安恒良一君 事務当局がちょっと答える前に、大臣いまの答弁で、大臣は大平内閣になって大臣になられましてね、大臣がそうお答えになったのは、議事録はこれ三月の社労委員会でお答えになっているわけですね。ですから私は、完全に見直されたというのはどうかと思いますけれども、もうあなたが大臣に...全文を見る
○安恒良一君 もういままで国会で答弁したこととダブったことは答えなくていいから、わかっているからね。たとえば、いま二人の局長に聞きましたけれども、ほかの委員会なりわれわれの質問で答えたことと余り域出ていないんだ。私はそんなこときょう聞こうと思っていないんだから。それからさらに突っ...全文を見る
○安恒良一君 前段のやつはわかったけどね、後段のやつは、こんなものはあんた基準法違反じゃないと言うけどね、私たちからすると、年次有給休暇とか、年次有給休暇をとることによってボーナスが減らされたり精皆勤手当が減らされる、そんなばかなことはない。そういうものはどんどんやってもらわなき...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、あなたが意欲的に行政を見直すというのはこういうところなんですよね。これは基準法の精神から考えても、こんなばかなことないんですよ。年次有給休暇をとったからボーナスが減らされたり、精皆勤手当に影響があるなどというのは、これはもう憲法の精神からいっても、労働組合法...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、それがすぐ、いわゆる大臣答弁というんで、個々のケースじゃないんですよ。いま言ったように、いいですか、もうはっきりしているんです、ケースは。年次有給休暇をとることによってボーナスが減らされたり精皆勤手当が減らされるというのは、局長も言っているように、基準法の...全文を見る
○安恒良一君 あれはどうですか、職安局長、いまさっき言った雇用率六%の達成計画と作成命令、それから具体的な実行命令。三月末まであなたは全部を見ると、こういうことを前の委員会で言われていますから、三月末過ぎて四月ですから、どうなっていますか。
○安恒良一君 これもまた水かけ論で、私が読みました議事録の限りにおいてあなたは六月などと当時は答えてないんですよ。きょう言ったら、また、いや最後は六月だとこう言うんですから、まあしようがないですね。今度は六月になったときに、また七月や八月やと言わぬようにしてくださいよ、いいですか...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、そんなすぐまた若干のずれとか、できるだけ早くということじゃなくして、そういうのをいわゆる言い逃れ答弁だと言うんだよ。自分の言ったことに責任持ちなさいよ。責任持てなかったら余裕を持った答えをしておきなさいよ。そのときそのときで言われて、そのときそのときでいわ...全文を見る
○安恒良一君 その次、労災保険のことについて、もう時間がだんだんなくなってきたんですが、労災保険の一層改善のための制度の見直しを行いたいということを言われていますが、具体的にどういう条項をいま見直しの作業なり議論がされているんでしょう。それから、これもすでに先輩の片山委員から、労...全文を見る
○安恒良一君 これも時間がありませんから、私は、いまどういうことが検討項目に上がっているかということですから、いま答えてもらったらまた時間がたちますから、後で検討項目をください。それから、実態調査をもう片山委員が問題にされて年限たっていますから、実態調査をことしの三月にしたという...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたように、だんだん不況になればなるほど処理日数——これ逆なんですよね、不況になったら処理日数を早めてもらわにゃいかぬわけです。それが逆なことになっていますから、せっかく研究会持たれているなら、やはり私は早急に研究してもらいたい。往々いままでの運動としては、...全文を見る
○安恒良一君 そこで、お聞きをしたいんですが、これは労働省にも運輸省にも、鉄建公団にもお聞きしたいんですが、原因は解明中ですという言葉が返ってくる。なるほど裁判などになったときのこの原因問題について、火災の原因についてはいま司法当局が調査しているということで、これもまだ結論が出な...全文を見る
○安恒良一君 委員長から時間が超過した点、再三注意受けているんですが、そちら側が長いんだから。ダブっていることはいいから簡単に最後の一問だけ。  私はどうも聞いていてね、あなたたちは簡単なことを見落としているんじゃないですか、労働省も運輸省も鉄建も。なぜかというと、それで私は死...全文を見る
○安恒良一君 各人に持たせろと言っているんです。各人が持っておるべきだと言っているんです。終わります。
05月08日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○安恒良一君 本日は、国民年金法等の一部修正に対する議論でありますが、すでに委員長の御裁断で十一日の日に年金の集中審議をやると、こういうことを聞いております。これは、御承知のように年金懇の答申が出たし、それに基づいて厚生省の作業も始まっている、こういうことを聞いております。そこで...全文を見る
○安恒良一君 どうも、長く社労をやられました橋本厚生大臣としての答弁は、全く私は平面的だと思うんです。いま言われたようなことはもう新聞にもすでに書いてあるわけですよ、厚生大臣談話ということでかなりですね、まあ断片的でもあるかもわかりませんが。私がいまお聞きをしていることは、そうい...全文を見る
○安恒良一君 まだ中身がかなり抽象的なんですが、時間がありませんから、きょうはその中の問題の一つだけにしぼって少しお聞きをしたいと思うんです。  そこで一つ、大蔵省からもお見えになっていると思いますが、私はきょうは支給開始年齢のところだけに問題をしぼって少しお聞きをしたいと思う...全文を見る
○安恒良一君 いや、そういうことで、いまも官房長官に出席の要求を急いでいるのはそういうところにあるんです。それはなぜかというと、いわゆる大蔵省としては、共済年金担当だものだから、これはこれから二十年かけて六十歳にしようと、こう言われているんですね。厚生大臣はその点どうですか。いま...全文を見る
○安恒良一君 どうも、将来においてといっても共済はこれから二十年かけて六十になるわけですよ。あなたの方はこれから二十年かけて、どうもえらい遠慮されて厚生年金を六十五歳にすると、こう言われているんですね、国民年金はすでに六十五歳になっているんですから。そうするとまた二十年以上ずっと...全文を見る
○安恒良一君 いや、官房長官、年金のところだけ答えられたけれども、私はそういうことをあなたに聞いていないんですよ。年金のことだけ聞くならば官房長官わざわざ御出席願わなくてもいいぐらいですけれども、まあ何省かにまたがっているから。  私が聞いていることは、大平内閣の方針として、い...全文を見る
○安恒良一君 まあ、官房長官、あれもこれもやっておられるから余りいじめるのはいやだけれども、ちょっと全く、いまの御答弁ややお粗末の限りがないと思うんですね。なぜかというと、私はきょうわざわざ官房長官にお見え願ったのは、たとえば年金の点一つをとらえましても、いま申し上げたように、政...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は何も機関のことだけこだわっているわけじゃないんですよ。内閣全体が責任を持ってと。わかりました。それじゃ内閣全体が責任を持っていま言われた点をどうしようとされるんですか。たとえばいま申し上げた支給開始年齢と雇用の問題、定年制の問題をこれからどういう考えでどう...全文を見る
○安恒良一君 委員長、私は五十四分でこれで終わりますし、官房長官もお忙しいから結構だと思いますが、この次、委員長ぜひ十一日の日には、ひとつ集中的審議の際にはいま少し中身について御答弁できるように御用意願いたい。たとえばいま現実に食い違っているわけですよ、現実に。現実に食い違ってい...全文を見る
05月09日第87回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号
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○安恒良一君 私は三月二十日、上越新幹線大清水トンネル内に起きました坑内火災事故に関しまして、十六名というとうとい人命を失っておりますこの問題について、本日は、それぞれ、運輸大臣を初め関係の皆さん方にいろんなことをお聞きをしたい。  それはなぜかというと、結論から言いますと、私...全文を見る
○安恒良一君 いま起こった事故――建設工事における事故防止総点検の結果について、私手元に資料いただいていますし、それを運輸大臣言われたわけですが、私お聞きしたのは、まず運輸大臣としてどういうお考えなのかということですからね。こんな事故を起こしたことは運輸大臣としても大変遺憾なこと...全文を見る
○安恒良一君 警察庁の方がお見えになっていると思います。  これも衆議院で議論したときは、非常に土砂の降下等があって現場検証が大変困難だということで、その時点において、わかる時点においての話がいわゆる警察庁からあってます。それから相当日にちもたっておりますから、現場検証等含めて...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、まあ火災の起こった原因というのは確定的ではないけど、大体衆議院の運輸委員会でお答えくださったとおりに考えていいわけですか、当時捜査課長が答えてますね。
○安恒良一君 労働省見えてますね。――労働省にお聞きをしたいのですが、労働省としては、五十二年の七月二十五日付で労働基準局長が、当時起きましたところのいわゆるこのトンネル――新幹線の湯沢のトンネル事故が起きました後、トンネル工事における火災防止について、ということで通達を出されて...全文を見る
○安恒良一君 労働省にお聞きしたいんですが、私はまだ総点検中だ、総点検をした上で補強する、こういうことでありますから、それはまた改めてそういう点検の結果について委員会でいろいろお聞きをしたいと思いますが、たとえばいまの時点で考えられることはないんでしょうか、いまの時点で。たとえば...全文を見る
○安恒良一君 まあ労働省は安全衛生を指導監督する立場だから、えらいいまお聞きする限りにおいて、公団側なり建設会社なりが不十分だったというふうに一生懸命部長言っていますけれども、私は後から公団側に証言させますが、公団側に聞いたところ、労働省の指導を受けて空気マスクの設置は義務づけら...全文を見る
○安恒良一君 人の聞いたことを聞いてそのとおり具体的に答えてください。  私はそんなことを聞いたんじゃないでしょう。いわゆる三月二十日の上越新幹線大清水トンネルの火災事故が起こる前にあなたたちは指導監督をしたのか。いまあなたが言ったように、具体的に入って距離が幾らある、坑道の直...全文を見る
○安恒良一君 はい、わかりました。  それじゃ、必要な改善事項について指導した、何と何を指導しましたか。それを言ってください。
○安恒良一君 そのときは、やはりいまあなたがおっしゃったように避難用具等もちゃんと調べられたでしょうね。避難用具等については何にも指示はなかったんですか。また不備はなかったんですか。
○安恒良一君 いや、だから聞いておるのは、指導しておきながら事故が起きた、事故が起きて、今度ぼくが聞くと空気用具も不十分だった、それからガスマスクも不十分だったと、こういう答えになる。二回もあなたたちは指導しておって、具体的にしかもこの局長通達が出ておるじゃないですか。この局長通...全文を見る
○安恒良一君 ぼくはきょうは監督の立場から入っているから労働省だけを責めているようだけれども、まず労働省としても、私はきょうは労働大臣、ほかのあれで呼んでないけれども、きちっと反省をしてもらいたいと思う。あなたたち自身が本当に労働安全行政を担当する立場から二回も――いま言ったこと...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ労働省には、明確に言っておきますが、もう一遍この通達を読み直して、そして足らないところは早急に補足をする。たとえば延長何キロなら何キロとか、何メートル以上については防毒マスクなら防毒マスク等も備えつける必要があるということ、そういうこと。  それからいま一...全文を見る
○安恒良一君 まあ、きょうはこの委員会でいろいろしかられるということで万全の準備をされてきていますが、私は総裁にお聞きしたいんですが、いま言われたようなことはかなり衆議院の運輸委員会で同僚委員からも御指摘があり、私などは事故が起こったときに非公式にそれぞれお伝えをしたんですが、な...全文を見る
○安恒良一君 いわゆるあなたたちが本当に湯沢のトンネルでこういう問題が起こったときにいろいろ考えたとかいろいろ何とか会議やったと言うけど、それはまあ会議はやったかどうか知らぬけど、親身になってそこで働いている労働者なり、そういう人々の命のことについて考えられておったとは私は考えら...全文を見る
○安恒良一君 このトンネルで当時何人働いておったんですか。それから最盛期にはこのトンネルの中で大体何人ぐらいの人が常時働いていましたか。
○安恒良一君 そんなときに、いわゆる避難用具というものの知識が乏しかったからなんて不謹慎じゃないですか。十個程度備えてどうするんですか、空気呼吸器をたった十個程度備えて。当時でも五十何名働いていた。最盛期には場合によれば二千人からの人が入って仕事をしているときに十個程度備えつけて...全文を見る
○安恒良一君 ぼくが、請負契約になってるからということで、それをやや助け舟的に考える。そこにあなたのもう人間的な良心の麻痺があるわけなんだよ。私は雇用形態は工事の請負契約ということになっておるのは知ってます。しかし、あなたたちがすでに新幹線の湯沢トンネル工事においてこのような事故...全文を見る
○安恒良一君 それから、鉄建公団の総裁、あなたたちももう一遍よく自分たちの置かれておる立場、そういうもの等を踏まえて――結局あれでしょう、あなたたちはいま言っていることは、こういう防護装置その他をきちっとすればそれで済むと、こういうふうに思っているわけでしょう。この事故が起こって...全文を見る
○安恒良一君 そういうことだろうと思うので中を聞いたんですがね。もうこれより以上、私は細かく言いません。だけど、新潟の局長を厳重注意処分をしたなどということで遺族の方が浮かばれますか。私は浮かばれないと思う。死んだ方も浮かばれないと思う。ですからこれより以上言いません。これはあん...全文を見る
○安恒良一君 改正道交法というのは、いま言われたように、三悪の追放とか過積のほかに、少なくとも当時われわれが改正道交法を議論をするときにも、死亡はだんだん減っていると、しかしいわゆる事故件数なりそれから負傷者、そういうものがあると、この傾向は続いておったわけですね。  そこで、...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、長官、ここでお願いしておきたいんですが、まあ交通安全運動非常に結構なことなんですが、私はいま杉原さんが言われたこと、非常に重要だと思いますのは、やはりこれからはもちろん三悪の追放に一層努力しなきゃなりませんが、本委員会としてやらなきゃならぬことの一つと...全文を見る
○安恒良一君 次に、運輸大臣と自動車局長においで願っていますので、バスの事故防止についてちょっとお聞きしたい、もう時間が余りありませんので。  過日、本委員長の計らいでわれわれもこの大型トラックにおける事故防止のための大型ミラーの設置その他については実地に国会に持ってきていただ...全文を見る
○安恒良一君 そうですか。まだ検討中ですか。何か新聞で見ると、いまのバスにすぐつけられないけれども、これから新しく新造なりもしくは購入するものに何かやや大型トラックと同じような義務づけ的なことが書いてありましたが、その点はまだこれから検討中と、こういうことですか。
○安恒良一君 わかりました。  そういうことで検討中ということであるならば、やはり事故が若干起きているというならば、事故を防止をしなきゃならぬと同時に、ミラー対策にしましても、トラックと違ってなかなかバスはそう簡単にうまくトラックのように設置できるのかどうかという技術的なことも...全文を見る
05月24日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○安恒良一君 私は与えられた時間で港湾労働法の一部改正について質問をしたいと思います。  一時間しかありませんからこれもまたお断りしておきますが、各審議会の答申であるとか、それから衆議院のやりとりは十分承知をいたしておりますから、そこらはダブる必要はありません。  そこで、端...全文を見る
○安恒良一君 大体と言われましたが、その大体というのはどういう意味ですか。
○安恒良一君 一部分じゃないんじゃないでしょうか。長い文章を読まれましたが、今回の法案の改正の趣旨はそこにあるんじゃないか、こういうことを聞いているわけです。
○安恒良一君 そこでお聞きをしますが、これは港湾局長もお見えになっていると思いますから、午前中、目黒さんと大臣、港湾局長との間に、港湾労働の位置づけについて、基幹産業であるか重要産業であるかと、かなり議論されました。私はそれを拝聴しておって、角度を変えて次のような角度からお聞きを...全文を見る
○安恒良一君 いまの局長の中で、港の施設、それからつくり方、管理、これはもう私もそのとおり。問題は、それをだれが利用するのかというと、一つは船会社、それから荷主ですね、そしてその仕事を直接担当しているのは港運業者で、これが港湾労働者を使っている。このことは間違いないわけでしょう、...全文を見る
○安恒良一君 港湾運送事業者がだれかとか、港湾労働者がだれかと聞いているんじゃないんですよ。わが国における港湾問題というものを議論をするときに、まず前提を私はきちっとしておこうと思うんです。それはどういうことかともう一遍言いますと、わが国の港湾は、基本的生産手段である港と基本的施...全文を見る
○安恒良一君 そこで、私はまずそこまで認識がある程度一致するとお聞きしたいんですが、魅力ある港湾労働という問題で、これは関係審議会の中でも魅力ある港湾労働制度をやはりつくらなければならぬと、こういうことの合意ができています。そこで、魅力ある港湾労働をつくるために何が必要かというこ...全文を見る
○安恒良一君 港湾局長は全く賛成だと言うし、細野さんはあえて基本的にという修飾語をつけられたんですが、何か意図はありますか、あなたは。基本的にというのはどういう意味ですか。私は言葉じりをとるのはいやですけど、こういうことは非常に重要ですからね。私はいま言ったように、港湾労働問題を...全文を見る
○安恒良一君 さっきから言っているように、官僚答弁ということで用心に用心をするのはいいけど、やはりすぱっとしたところはすぱっとしないと私はいけないと思う。政府委員というのはそういう意味で呼んであるのだから、説明者であるならば法の解釈だけしてくれればいいけれど、大臣や局長呼んでいる...全文を見る
○安恒良一君 そこで、まず前文の解釈に問題があるというのは、これは衆議院でも矢山先生も言われているように、私はなぜ前文の解釈に問題があるのかというのがわからないわけですね。いわゆる港湾労働者が新しい荷役方法の導入がもたらす利益の配分にあずかるべきである、このことはILO条約の中に...全文を見る
○安恒良一君 そこで問題になるのはですね、そこまで読めないという、なぜ読めないか、だから私が聞いたわけですね。港湾事業というのはどういうものだろうかと聞いたら、これは国や地方自治体がつくって管理をし、そしてそれに関係するものとして船会社、荷主、そして港湾業者、港運業者、労働者とい...全文を見る
○安恒良一君 共同雇用のところでそれは議論をすることにしましょう。その点はそのまま置いておきましょう。  第二点目の、この登録制度についてまた意見の違いがあると、こういうことを言われていますが、私はこれも意見の違いはむしろ違うというところに無理があるんじゃないかと思う。というの...全文を見る
○安恒良一君 いや、ぼくはいま違反する違反しないということよりも、実態論として、いわゆるろILO条約の条文はここに持っておりまして、子のことはよくわかっている。そこで問題になるのは、いまのわが国の届け出制度ということについては、いまあなたは十分か不十分かというが、不十分じゃないで...全文を見る
○安恒良一君 そういうことを聞いているんじゃないんだよ。私は条約が批准できないネックの問題の一つとして、登録制度の解釈があるというから、それはわかったと、政府の主張と労働側の主張はわかった。わかったが、それを前向きに進めるために、問題の解決のためにいま聞いていることは、届け出制と...全文を見る
○安恒良一君 総合的に判断をするべきなら、あなたはどう考えるんですかということを聞いている。審議してもらっているというのは答えにならないんだよ、そんなことは。わかっている、審議してもらっているということは。担当する大臣として、局長として、いま言っているようなこういうやみ雇用とか偽...全文を見る
○安恒良一君 そんなのは三百代言が言うこと。なぜかというと、私は日本の代表的な審議会には全部出てきました、いままで議員になる前に。そういう使い分けをしてはいけない。私はこういうことを言っている。審議会を軽視しろと言っているんじゃない。審議会の答申待ち、そのことはわかる。しかし、審...全文を見る
○安恒良一君 それじゃお聞きしますがね、人付リースの問題はどうするんですか。私は港湾の荷役機械の賃貸し業、私は機械だけ貸すということは間違いではないと思います。しかし、人をつけて貸すということは明らかに違反だと思うんですが、衆議院における答弁は非常にあいまいです。こういう問題はど...全文を見る
○安恒良一君 四月十日の答えと全く同じですね。きょうは何日ですか、あなたその後調査したんですか、いつまでかかるんですか、調査は。国会でそういうことが問題になったら、そんな同じ答えでは通らないんだ。何月何日までに調査を完了します、何月何日に方針をと、こう言ってもらわぬと、衆議院で言...全文を見る
○安恒良一君 いいですか。私が聞いていることは、いわゆる機械の貸し業というのは、これはすぐわかるわけですね。通産省を通じて調べればすぐわかることなんです。たとえば横浜港に何千社あるとか何百社あるとか。あとは今度は人づきでやっているのかどうかということの調査でしょう。そんなに長くか...全文を見る
○安恒良一君 そういうことですから、次回また社労日にはこういうことを——今国会は、まだ労働日ありますから、お聞きをしますから、少なくとも、私は声を荒げましたが、衆議院で答えたことと同じような答えをして、法案をさえ通してもらえばいいという、そういう消極的な姿勢はひとつやめてください...全文を見る
○安恒良一君 あんたが言っていることはわかっているんだよ。たとえば、ぼくが聞いたときに、この調査は秋なら秋ごろまでにやりたいと言えばこんなことにはならないんだよ。衆議院と同じことを答えるから怒るわけ。調査中でございます、時間がかかります、それじゃ答えにならぬでしょうと、こう言って...全文を見る
○安恒良一君 いや、どっちも全く月並みな答弁なんですね。私が聞いていることは、この中で一番これからこの協定を実行していく上の一つの問題としては、基金の財政問題に問題があるんじゃないだろうかということを聞いているんです。  そこで、そういうことやっておったら時間がたっていきますか...全文を見る
○安恒良一君 いや、私の聞き方は、共同雇用制度が完全なのができ上がるかどうかはまだこれからの問題といたしまして、やはり共同雇用を初め、魅力ある港湾労働の確立を図るために諸制度が必要だということで、この諸制度が仮協定で書いてあるわけですね。ですからこれは共同雇用制度と書いてないんで...全文を見る
○安恒良一君 ちょっとあなた、港湾局長、人の質問よく聞きなさいよ。あなたにこんなものの解釈をここで教えてもらうほど頭がばかじゃないんだよ、私は。あなたが見守っていきたいということも何回も聞いているんだよ。そんなこと聞いているんじゃないんだよ。あなたたちの政策としてこういうことをや...全文を見る
○安恒良一君 それじゃあなたいいわ。やっぱり運輸大臣が来なきゃだめ、そんな話じゃ。  労働大臣どうですか。私が聞いていることは、このことは結構なことだ、しかしこれをさらに充実させるためには業者だけでは負担能力の限界があるわけですよ。だから、どうしても負担能力の限界を超えるものに...全文を見る
○安恒良一君 ぼくは、国としてだけじゃなくて、こういう利益を受けているものについて、たとえばあなたたちの行政として、やはり船主も少し持ってもらったらどうかとか、地方自治体も財政の援助をしたらどうかとか、国も財政の援助について考えるとか、そういう施策はあっていいんじゃないでしょうか...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もう時間がだんだんなくなりますから、どうかこの点は港湾局長の方も運輸大臣とよく御相談を願って、やはり前向きの政策を持って、あなたも専門家として考えて、労使だけで、いわゆる港湾運送業者と労働者だけでこれだけのことがやれるかやれないかというのは、あなたは専門家...全文を見る
○安恒良一君 諸外国はどういうことになっているでしょうか、共同雇用と登録制等の運営について代表的な諸外国の実例はどうなっているでしょうか。
○安恒良一君 それじゃこれで終わりますが、私はいまのお答えに不満足です。なぜかというと、これは研究をしてまた次回にあれしていただきたいと思いますが、まあアメリカは別ですけれども、西ドイツ、オランダ、イギリス等ははっきり共同雇用システム、登録制度にきれいに分けられませんね。大体共同...全文を見る
05月30日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○安恒良一君 きょう年金の集中審議で、私が出席を要求しておりました大臣は厚生大臣、労働大臣、大蔵大臣、自治大臣、運輸大臣、官房長官、こういうふうにお願いをしておったわけです。しかし、大蔵大臣の場合には、ほかの委員会、決算委員会との関係があるということでやむを得ないのですが、官房長...全文を見る
○安恒良一君 ちょっとほかの大臣、大蔵大臣がお急ぎのようですから……。  いま大蔵大臣ね、あなたの言われたことに大変矛盾があるんですね。というのは、年金懇をも含めて共済年金の——私は断っておきたいのは、共済年金の支給開始年齢を六十五歳にしろとか、厚生年金を六十五歳にしろというこ...全文を見る
○安恒良一君 大臣以外の人の答弁は大臣が帰った後でいいから、大臣はそこまでしか答弁できないというなら同僚が大臣に質問しますから。
○安恒良一君 それじゃ、何か審議の仕方がえらいちぐはぐになりましたから、順序立てて、あとの大臣は全部おそろいだと、こういうことですから、官房長官も間もなくお見えになると思いますのでひとつ質問をしたいと思います。  まず、私は今回の年金懇が橋本厚生大臣に提出しました改革の方向につ...全文を見る
○安恒良一君 具体方法。
○安恒良一君 簡単に具体案を、抽象的じゃなくて六十歳実現する具体案を簡単にやってください。
○安恒良一君 わかっている、そんなことはわかっているんだ。
○安恒良一君 まず、私は、労働大臣にはっきりしておきたいのは、昭和二十九年に五十五歳から六十歳の引き上げを行うということを言って、その当時六十歳定年制の実現に努力するということでこれはやられたわけですね。ところが、なるほど閣議で決められたのは昭和四十八年だから、私は閣議前に労働省...全文を見る
○安恒良一君 運輸大臣、自治大臣、どうですか、いまの。
○安恒良一君 ちょっと各大臣、御注意しますが、答弁になってない。私が聞いているのは、いま共済年金を国鉄も含めて六十歳にしたいという提案がこの国会に出ているじゃないですかと。そこで私は、必ずしも五十五歳を六十歳にすることを全面的に反対しているわけじゃないんですよと、国家公務員も地方...全文を見る
○安恒良一君 私の質問をこれまたすりかえて定年制問題を議論している。私はそういうことを言ってるわけじゃないんです。私の考え方は、年金の支給開始年齢と定年はドッキングをすべきであろうと、そこで、国家公務員等を今度五十五歳からいま支給されているのを六十歳にするというならば、最小限度六...全文を見る
○安恒良一君 ですから、何歳にということは、これはあなたと私で見解は対立していますが、たとえば六十歳の場合でも、炭鉱の労働者、船乗り、鉄道員ですね、そういう人々はそこまで勤められない、現実にこれは。そういういろいろありますから、どうかこの点は、少しEC各国における年金受給資格年齢...全文を見る
○安恒良一君 これは官房長官にお願いしておきたいんですが、厚生年金と国民年金の財政計算資料は一応細かいのがあるわけですね。ところが、共済は自治省、大蔵省、それから運輸省に分かれておりまして、具体的数字のつかみようがないんですよ。ある場合は少しいろいろなごまかしがあるんじゃないかな...全文を見る
○安恒良一君 答弁は簡単にしてください。わからぬならわからぬでいいんだよ。あなたの言っておること結局わからぬのだよ、何にも。  そこで、これも時間がなくなりますから、官房長官にちょっとお聞きをしておきたいんですが、官房長官、きょうあなたにお聞きしたいことは実は二つ三つあります。...全文を見る
○安恒良一君 そうしますとあれですか、大平内閣としては、これから二十年かけた後も、厚生年金といわゆる共済年金の支給開始年齢は、一方は六十歳にしておく、一方は六十五歳でやむを得ない、こういう御見解ですか、そのことのいい悪いは別にいたしまして。二十年かけてそういう現象が出てくるわけで...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、どうも時間がありませんから、どうか、これはことしから来年にかけて年金問題は非常に重要になりますから、官房長官いま少し関係大臣との間に、いま言ったような問題について少し御協議を願って、いずれこの国会が終わった次の通常国会にはいろんな法律が出てくるでありましょ...全文を見る
○安恒良一君 厚生大臣、全くあの人たちは怠慢だと思う。私はここに昭和五十二年の四月二十一日の議事録を持ってきています。当時木暮君は何と答えているのかというと、五人未満の事業所の適用問題は長年の宿題になっていますと、「結果的には、」云々ということで、「私どもといたしましては、最重点...全文を見る
06月07日第87回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
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○安恒良一君 六人の参考人の方に私ども社会党が与えられている時間は往復で五十分なんです。しかもそれは三人で質問する、こういうことでありますから、まことに六人の参考人の方には失礼に当たると思いますが、国会の運営上でありますのでお許しを願いたいと思います。そこで私は六人の方に全部お聞...全文を見る
06月14日第87回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○理事(安恒良一君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  竹田委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を代行させていただきます。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る五月九日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠...全文を見る
○理事(安恒良一君) 次に、委員長の辞任の件についてお諮りをいたします。  ただいま申し上げましたように、竹田委員長から委員長辞任の願いが提出をされております。これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより委員長の補欠選任を行いたいと存じます。  つきましては、選考方法をいかがいたしましょうか。
○理事(安恒良一君) ただいまの竹内君の動議に御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(安恒良一君) 御異議ないと認めます。よって、委員長に目黒今朝次郎君が選任をされました。     —————————————   〔目黒今朝次郎君委員長席に着く〕
09月06日第88回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
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○安恒良一君 薬事二法問題については、私どもの片山理事からすでに詳細に聞かれましたし、やりとりを聞いておりまして大分不十分な点があると思います。しかし、時間がございませんので、追ってこれらはこの二法が成立をし、行政の場において、実行の段階においてさらにいろいろ御質問をしたり御要望...全文を見る
○安恒良一君 もちろん、大臣から十四日をめどに調印にこぎつけたいということでありまして、この間総評の福田生活局長立ち会いのもとに進められておりますし、率直に言って私も同僚からミスタースモンというあだ名をつけられるほど横からいろいろお手伝いは申し上げているつもりであります。そこでぜ...全文を見る
○安恒良一君 私は、毎回申し上げますが、解決一時金は三分の一国が持つ、これは国の責任。ところが、健康管理手当に国が責任がないということはあり得ないんです、これは。でありますから、どうか、重ねて強調しておきますが、五十五年度の予算化の中でこれが実現できるように大臣並びに局長以下努力...全文を見る
○安恒良一君 次に、死亡弔慰金についてであります。  スモン患者の中には御不幸にしてすでにお亡くなりになった人々があります。そこで、ス全協の皆さん方を中心に患者の皆さんから、死亡者一人当たり金百万円の死亡弔慰金を支払うように要求が出されております。そして、すでに直接交渉の中で、...全文を見る
○安恒良一君 第五点は、投薬証明のない者の取り扱いについてであります。この点についても、いま片山理事から若干の御質問がありましたが、私は重ねて中身を明らかにしてもらいたいと思います。  投薬証明のないスモン患者については、ス全協、弁護団、国、製薬関係三社との間の議事録確認事項が...全文を見る
○安恒良一君 東京地裁に判断を求められているということは聞いておりますが、もうこれも非常に長い時間かかっております。そして、調印ができたならば、具体的に投薬証明のない方について話し合いを進めなきゃなりません。その意味からいって、一段と東京地裁に督促をされると同時に、私は明確に申し...全文を見る
○安恒良一君 次に、解決促進について少しさらにお聞きをしておきたいと思いますが、現在の直接交渉は、十四日を目標に調印ができるように努力する、こういうお約束をいただきました一この点は私は一番はっきりしたことだと思って、大変前向きな答えだと思うのです。  そこで、その後もそれが調印...全文を見る
○安恒良一君 大臣はなかなかベテランですから、首になられないのじゃないかと思いますけれども、それはひとつ、万が一そういうことがあったら申し伝えをお願いをしておきます。  そこで、国の今度は最終的恒久対策についてお聞きしておきたいのですが、健康管理手当とか介護手当とか、それから死...全文を見る
○安恒良一君 以上でスモン問題の問題点についての質問が終わりました。  私は、いま本委員会で大臣が明らかにされましたことについて、全力を挙げてその実現に、まず私は、スモン問題が全面解決するということが、本委員会で成立いたしました薬事二法、こういうものが今後円滑にやはり運営される...全文を見る
○安恒良一君 率直に言っていま少し突っ込みたいんですが、薬事二法問題その他で連日頭を痛められ、総選挙も控えている厚生大臣ですから、きょうはここのところはこれぐらいにしておきますが、本当に真剣にもう一遍十分な御検討をぜひお願いをしておきたいと思います。  以上をもって終わります。
12月10日第90回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○安恒良一君 目黒委員長、高橋理事、阿部理事、森田委員と私の五名は、十二月六日から八日の三日間、福岡、宮崎の両県の交通事情及び交通安全対策の実態調査を行ってまいりました。  まず、福岡県では、亀井知事出席のもと、県の各担当部長、県教育長、県警察本部長、建設省九州地方建設局長、運...全文を見る
12月10日第90回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
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○安恒良一君 ただいまから質問に入りたいんですが、時間が遅くなっておりますから、時間が制限をされておりますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  そこで、本法案の通過に当たって、衆議院で野呂厚生大臣、田中医務局長との間に一問一答がなされています。そしてこのことはもう承知をし...全文を見る
○安恒良一君 件数を聞いたでしょう、何件ぐらい成功して、何件ぐらい不成功に終わったかと。
○安恒良一君 その場合の成功した件数と成功しなかった件数。これ、時間をとるからはっきり答えてよ、ぱっぱっと。
○安恒良一君 この詳細な資料は次回に譲って、保留しておきます。ちょっとはっきりしません。  それから次に、第二条に、医者は「診療上必要な注意」をしなきゃならぬと書いてありますね。この「診療上必要な注意」というのはどういうことなんでしょうか、第二条。
○安恒良一君 そんなことあたりまえでしょう。不適な人をやるはずないんです。それをあえて「診療上必要な注意」をしなきゃならぬということは、あなたお医者さんで、それだけじゃないんじゃないんですか。いま言われたような適当かどうかという判断はあたりまえで、不適当な人にやるばかはいないでし...全文を見る
○安恒良一君 この点も医務局長、専門のお医者さんだと思いますが、どうも的確を欠いてますから、これも保留しておきます。伝染病なんてこんなこともあたりまえのことなんです。だから私はやっぱり「診療上必要な注意」というのは、これとこれとこういうことがありますということを答えていただきたか...全文を見る
○安恒良一君 これもいま聞きましたように一万二千五百台あるとすると、それを国立病院、公立病院、私立がどういう仕分けで持っているのか、こういうことを聞いたんです。
○安恒良一君 これもじゃ保留しておきます。非常にそれは重要なことなんですね。どの医療機関が人工透析の機械を持っているのかということは、これは後の質問に関係する、営利の問題になってきますから。そこであえて国立で幾らあるのか、公立で幾らあるのか、私立で幾らあるのかとこう聞いたわけです...全文を見る
○安恒良一君 そういうことは当然やられていると思いますが、私は、それでは不十分ではないか。そこであえて大臣に聞きたいんですが、少なくとも人工透析を行うかどうかということの医師の判断によることはもちろんのことでありますが、その場合に複数の医師をもって制断をする、もしくは複数の医療機...全文を見る
○安恒良一君 もちろん、人工透析を設置しているのは主として病院ですから、医者が複数いることはあたりまえなんです。私はそんなことを聞いているんじゃないんです。いわゆるこの人は人工透析を行う必要があるかという判断、診断を一人の主治医でやることなく、最小限二人の主治医、場合によれば一カ...全文を見る
○安恒良一君 指導監査の問題は、また改めて一般のときにやらしていただきますが、きょうは人工透析だけに限っていますから、ぜひ大臣に、前向きに検討していただくということですから、お願いをしておきたいのは、まず、人工透析がどのような形において分布をしているのか、まあ一万二千台ありますか...全文を見る
○安恒良一君 大臣が、移植目的でないと、これはわかるんです。しかし、私があえてここを聞いたのは、「医療上の目的」と「治療を促進するため」というのは不可分の問題じゃないですか。たとえば、いま大臣が言われました脳下垂体の摘出ですね。脳下垂体成長ホルモンがございます。これをいわゆる小人...全文を見る
○安恒良一君 それじゃお聞きしますが、現在脳下垂体成長ホルモンというのは、私お聞きしますと、どうもわが国では摘出ができないものですから、スウェーデンから輸入をされているというふうに聞いていますが、年間どのくらいの輸入をされて、どのくらいの治療がされているのか。それから、私調べまし...全文を見る
○安恒良一君 わが国でできない理由はなんでしょうか。わざわざこちらで摘出をしたのをスウェーデンに送って、それは医学の、もしくは薬学の技術上の問題ですか。それとも法律上不備があってやれないんですか。そのことを私は聞いているんです。
○安恒良一君 大臣、この点も私はぜひ御検討願いたいと思いますが、どうもお聞きしますと集まる数が少ない。そこで商業ベースに乗らない、商業ベースとはおっしゃいませんでしたが、局長の答弁はそういう印象を受けるわけだ。しかし私は、やはりいまも数は挙げられたように、脳下垂体から成長ホルモン...全文を見る
○安恒良一君 はい。それではあと一問にしますが、どうかそれも前向きに検討していただきたいと思います。  それから、これは保険局長と医務局長両方だと思いますが、移植に際しての患者の経費負担問題で衆議院で答弁をされています。ただ、ちょっと私が気になるのは、このような移植経費について...全文を見る
○安恒良一君 本人はないと。それから、これは本人だけじゃありませんからね、これだけの大変なことをやるわけですから。本人、家族も含めて負担はない、ただし、よほどの高額所得者については一部持ってもらう、こういうことですか。その高額所得という高額の範囲はどこですか。それから、その場合に...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ委員長、保留しておきます、ちょっとわかりません、いまのことだけでは。というのは、市町村民税の非課税の人、こんなのあたりまえですよ、税金を一銭も納めぬような低所得者ですよ。問題は、税金を納めておっても中低所得者がおりますから、それがどうなっているかというのはき...全文を見る