安恒良一

やすつねりょういち



当選回数回

安恒良一の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第94回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、午前中に大木議員との間に若干のやりとりがありましたところの実質賃金の目減り問題について、少しお聞きをしたいと思います。  まず第一に、総理にお聞きをしたいのでありますが、八〇年春闘は七九年から続きます第二次石油危機を背景に決着を見ましたし、いままさに八一年春...全文を見る
○安恒良一君 いま総理、経営者も組合もと言われましたが、もちろんそれは両方があると思いますが、私は、第一次石油ショックの際は、いわゆる石油の値上がりの所得の移転のコストの主役は企業が払ったと思います。しかし、八一年春闘のときには主として労働者が主体となってそのコストを支払う結果に...全文を見る
○安恒良一君 総理、大切なことをお忘れになっておりはしないでしょうか。労働組合側は、当時政府の見通し、五十五年度消費者物価の上昇率六・四%を背景に考えまして、そしていわゆる第一次石油ショックの後のような長期不況の再現を阻止をしたい、雇用を確保したい、こういう選択があったのではない...全文を見る
○安恒良一君 そこで、実質賃金の目減りについて労働省にお聞きしたいんですが、五十五年の四月から十二月までの実質賃金の目減りと五十五年度の実質賃金の目減りについて説明してください。労働大臣にお聞きします。
○安恒良一君 五十五年度はすでに一月まで出ていますから、残り二月と三月ですから、その中から推計をされて一%程度になるというふうに見て間違いないでしょうか、どうでしょうか。
○安恒良一君 そうしますと、一%の減少になるというのは、わが国においてはいままで過去においてあったでしょうか。年度を通じて一%実質賃金がマイナスになるという年が戦後あったでしょうか。それ聞かしてください。
○安恒良一君 認識は一致しました。総理よく聞いてください。戦後統計をとり出して初めてだと、一%マイナスは。  そこで、次は経企庁長官にお聞きいたしますが、物価の上昇が勤労者の生活にどのような点で悪影響を及ぼすというふうに御理解されておりますか。
○安恒良一君 私の質問に答えられていません。私がお聞きしましたのは、物価上昇が勤労者の生活にどのような点で悪影響を及ぼすと理解されているか、まあ家計に対する直接影響もあれば間接的影響もありますから、そういう意味で長官にいろいろお聞きしているんです。
○安恒良一君 せっかくきのう質問取りに来られて、長官に正確に伝えてないと思いますが、やむを得ませんから私の方から申し上げますと、まず家計に対する直接影響は実質所得の低下、これはもちろんですね、それからやはり貯蓄の減。私が聞いたことは、物価の上昇が勤労者にどういう影響を与えるかと聞...全文を見る
○安恒良一君 私は、消費者物価の上昇は、総理、まさに家計をいま直撃していると思います。そこで、これまたお聞きをしたいのでありますが、きのうこれも通告しておきましたが、東京都がいわゆる電気料金、ガス料金の値上げの影響がどういうふうに及んでいるかと一世帯四人家族の調査をしておるようで...全文を見る
○安恒良一君 質問したことに答えてください。私は全国とか何も言っていません。
○安恒良一君 質問に正確に、答えてください。私は値上げ率も聞いています。それと同時に、いわゆる東京都で、五月です、値上げがあった五月の対前年同月比の上昇率、それからその金額が幾らになるのかと、こういうことを聞いているんですよ。
○安恒良一君 まだ正確じゃない。それから、年間の光熱費はどれだけ上がったのか、東京都は。それも聞いているんですよ。
○安恒良一君 それで、次にお聞きしますが、公共的料金が五十五年度には対前年でどれだけ上がったでしょうか、五十五年ですね。
○安恒良一君 昨年の予算を審議しておったときに、公共的料金の値上げの寄与率は何%ということをここで言われましたか。
○安恒良一君 予算関連公共料金〇・八%がいま現在で寄与率何ぼになってますか。
○安恒良一君 いまあなたがおっしゃったところの二・二%と〇・五%の違いを説明してください。
○安恒良一君 五十五年度予算関連公共料金の中身をちょっと説明してください。そしてそれがどの程度変化したかと、全部中身説明してください。
○安恒良一君 それではいま審議しております五十六年予算関連公共料金の値上げが物価にどの程度寄与するか、それを説明してください。    〔理事古賀雷四郎君退席、委員長着席〕
○安恒良一君 昨年議論したときに、公共料金の値上げが物価に与える影響は、予算関連の方は〇・八程度だと、こういう説明があったことは事実であります。そして、今日では大体物価上昇が七%程度と言われていますが、現実はそれをもう超えている、八に近い、そういう中で公共料金部分が二・二だと、こ...全文を見る
○安恒良一君 総理、いまのやりとりの中でお聞きくださったと思いますが、公共料金の引き上げが五十五年度物価に影響したのが二・二%だと、こういうことなんですよね、これは事実認めたわけです。そこで今度は長官等は、物価は至極五%範囲でおさまるとか公共料金については寄与率は〇・三%程度だと...全文を見る
○安恒良一君 いや、そういう基本方針はわかっていまして、私は民間の公共料金だけ言っているわけじゃないんですね。五十六年度予算にかかわるところの関連する公共料金の値上げが四月以降メジロ押しあるわけですから、そのことについてこの際まず政府が率先垂範をたれるという意味で、これの値上げを...全文を見る
○安恒良一君 まあ必要最小限度と総理は言われましたし、それから長官は厳しく査定すると、こういうことであります。それは受けておきますが、ただこのことを覚えておいていただきたいのは、公共料金の値上げがどう消費者物価に影響するかという政府の試算は、いわゆる直接効果だけ計算している。たと...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、電気とガスで約一%というふうに考えていいでしょうか。
○安恒良一君 それじゃ、さっき経企庁がお答えになった公共料金が二・二%上がっている、その中でほとんどが電気、ガスだとこうおっしゃったんですが、その食い違いについて説明してください。
○安恒良一君 まだ質問に答えていない。
○安恒良一君 正確を期して中間決算で言われましたが、私はもう三月ですから年度決算でこのくらいと見て間違いないでしょうか、これは日経新聞が書いておりましたが、八電力会社で八千九百二十億程度だと。それから同じく差益高が八電力で約二千五百億。ただ、東京ガスの場合はそのほかに約三百億程度...全文を見る
○安恒良一君 いや、私が問いているのは、そういうかなり根拠のある説明がされていますが、そういうふうにある程度見ていいんでしょうかということ。大臣答えてください、事務当局よう答えぬでしょう。
○安恒良一君 総理、いま言ったようなことですが、私は専門の経済新聞社が分析をしておりますから間違いがほぼないと思います。しかし答えられぬそうです。  そこで、私は円高になった理由はどういう理由があるかというと、私は経済のファンダメンタルズが見直されたと、それには日本の労働者が昨...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたように、総合的な日本の経済力が判断されていると思いますが、その中でやはり私は日本の労働者の、総理も認められたように、理解と協力が一つ大きな要因であるということは間違いがないと思います。  そこで、いま円高差益、中間決算でも出ておりますが、さらに間もなく...全文を見る
○安恒良一君 長期にわたってということを、総理、どの程度お考えでしょうか。長期にわたって電気料金、ガス料金を改定しないというのはどのくらいの年数をお考えですか。
○安恒良一君 わかりません。ちょっと具体的に、これは経済問題ですから、ひとつ私は電力料金の値下げをしたらどうかと、そうでなければいま一つは差益を還元したらどうだということに対して総理のお答えは長期、期は取り消されて長くと、こうおっしゃいますから、それならば長いというのはどのことを...全文を見る
○安恒良一君 総理から質問してもらう必要ないんです。  それじゃ、こう承っておきましょう。会社側はすでに一年ぐらいはもう据え置きたいと言ってますが、総理は長期にと言われてますから、まさか会社側と同じようなお考えはないだろうと思いますから、そのように承っておいてよろしゅうございま...全文を見る
○安恒良一君 そこで、まず大蔵大臣と労働大臣にお聞きしたいのですが、まあ前のときは大変な異常な状態だったと、こういうふうに大蔵大臣言われました。しかし、今回も実質賃金が年間に一%下がるということは、わが国の統計を始めて以来かつてなかった異常な事態なんですよ、異常な事態。ですから、...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣の御見解を聞いて、総理、いまの御見解に対するお考えを聞かしてください。
○安恒良一君 この問題だけにかかっておるわけにいきませんから、最後に総理にもう一遍要望しておきたいと思います。  まず、労働大臣がおっしゃいましたことは、やはり目減りしたから何らかの目減りに対する所得補償をしなきゃならぬと、これが二段目に言われたことだと思います。そのことを受け...全文を見る
○安恒良一君 値切ったり、二つに分けたりしているんじゃないですよ。いわゆる当面の予備費の残額をまずひとつ減税にされたらどうでしょう、あとはいわゆる自然増や不用額というのは七月にならぬとわからぬでしょうから、その時点でと、こういうことを申し上げているんですが。
○安恒良一君 この問題、まあこれ以上時間どれませんので、どうか私はこの国会があなたのおっしゃる和の考えで、円満にいくように、ひとつ格段の御配慮をお願いをしておきたいと思う。  次は国際障害者年の問題に入ってまいります。  国際障害者年問題は御承知のようにこれは集中審議等が予定...全文を見る
○安恒良一君 自治省、答えてください。
○安恒良一君 総理、国際障害者年に、こんなことが起こっているというのは、私はいけないことだと思う。そして、金井君のお母さんはきのうからハンガーストライキに実は入っています。というのは、すでに去年の三月、きちっとした協定ができているんですよ。それが守れないんですから、そのことについ...全文を見る
○安恒良一君 それではお願いします。  そこで、今度は前のことに戻りますが、労働省、自治省に、私はきのう質問取りに来ていただいて、きょうは各省別の、いわゆる障害者をどれだけ雇用しているか、障害の種類と障害の等級について出してもらいたい、ただし、答弁を各省ごとにやると時間が浪費を...全文を見る
○安恒良一君 委員長、手違いでは困るんですね。きのうの五時にすでに私はこのことを、きょう資料でいただきますよ、各省庁別にしゃべったんでは時間が長くなるであろうからと、このこと係を中央官庁に、要求しておきました。それから、同じく自治省の問題も、念のために、きょうは自治省の方に、私は...全文を見る
03月13日第94回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○安恒良一君 事務的なことは両大臣謝っていただきましたが、資料要求の件については資料が出てこないそうでありますが、これで時間をとるわけにいきませんので、集中審議の際にその問題はやることにいたしまして、次の問題に入ります。  去る十日、関係審議会に諮問されました老人保健法案要綱に...全文を見る
○安恒良一君 私は、やはり一部負担問題は大問題だと思いますが、これは改めて後からまた総理、それから大蔵大臣にもお聞きしますので、次に入っていこうと思います。  いま言われましたようなねらいがあるということでありますが、そういうような問題を十分果たせる法案要綱になっているかという...全文を見る
○安恒良一君 法律の中に入れるということですから、十分審議会の意見を聞いてやっていただきたい。  その次お聞きしたいのですが、老人医療無料制度は、国庫負担は七十歳以上というふうに法律では規定されていますが、都道府県では、二十三都府県はいわゆる上積みということで開始年齢等が早いの...全文を見る
○安恒良一君 質問の趣旨と違います。
○安恒良一君 委員長、質問の趣旨と全然違います、答弁が。
○安恒良一君 いわゆる国の老人医療無料化制度は七十歳から行われることになっている。都道府県単独で、六十五歳以上七十歳未満について公費で負担していますが、それはどうするつもりですか。このことを厚生大臣と自治大臣にお聞きをしたわけです。
○安恒良一君 次に、退職後七十歳までのつなぎをどう改善をするお考えなのか。現在のこの任意継続給付制度及び国民健康保険制度についても何ら手がつけられておりませんが、その点はどうなんでしょうか。
○安恒良一君 私は、この制度を生かす重要な根幹として、何でも相談できるかかりつけの医者、いわゆるホームドクターを確保しやすいような配慮が必要であると思いますし、プライマリーケア担当医師の適正配置をどうするのか。これと同時に、その医師に対する登録人頭払いを採用すべきではないかと思い...全文を見る
○安恒良一君 まだ質問に答えてないです。
○安恒良一君 こっちははっきりしているんだよ。向こうが忘れているんだよ。
○安恒良一君 いずれも十分に御意見を承りながらと、こういうことでありますから、十分にこれから議論をしていきたいと思いますし、まず関係審議会の意見を十分尊重をして法律についてお考えを願いたいと思います。  そこで私は、社会保障全体に対する鈴木内閣の基本的態度について、総理にひとつ...全文を見る
○安恒良一君 総理以下関係大臣の社会保障ないし福祉に対する思想、哲学を承りまして、いろいろ意見のあるところですが、時間がありませんから、最後に一つだけお聞きいたします。  私は、この予算編成というものは単年度ベースで行われるから弾力的に対応ということが必要でありますし、その限り...全文を見る
03月18日第94回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○安恒良一君 官房長官が外国の大統領がお見えになってお急ぎのようですから、順序を不同にして始めたいと思いますし、また、大臣おそろいでないのですから、その点もあれしてやります。  まず私は、運輸大臣、大蔵大臣、自治大臣にお聞きをしたいのでありますが、地方陸上公共交通整備維持に関す...全文を見る
○安恒良一君 いまお聞きをしたんですが、運輸大臣所管に関しましては地方陸上交通審議会が発足をしたというのは、去年私の質問でそれをいまつくると自治省との間に権限問題があるということで、これは一歩前進したと思いますが、そのほか私は理解に苦しむのは、陸上特会を二年間積極的に出されました...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣にお聞きしますが、その財源のところが一番重要な問題で、大蔵大臣の所管に係るのでありますが、去年、竹下大蔵大臣と私とのやりとりの間に、「自民党の税制改正大綱におきましては、本件については「省エネルギー時代に対応する陸上公共輸送の整備充実を強力に推進することとし...全文を見る
○安恒良一君 まだこの問題いろいろ議論したいんですが、官房長官の時間が迫りましたから……。  そこで、まず私は官房長官にお聞きをしたいんですが、御承知のように、去年も総理が「実のある御報告ができるように」と、こういうことで結ばれているんですが、いまお聞きのとおり何にも前進をして...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、官房長官、御退席願う前ですから一括をして申し上げておきたいと思いますが、五十三年の十月に出されて、私は毎年国会でこの問題を議論しているんですね。議事録を読み返していただきたいんですが、大体同じような進行しかしないわけです。  そこで、私は、やはり国民の足...全文を見る
○安恒良一君 それでは、この問題はこれで終わりまして、次は医療問題についてお聞きをいたします。  昨日、社労委員会の中において、厚生大臣は医療費の引き上げ問題について共産党の沓脱さんの質問に答えられているようでありますが、この新聞で拝見いたしますと、四月に医療費の引き上げを諮問...全文を見る
○安恒良一君 これは昨年の健保国会におきまして、臨時国会の間において私と厚生大臣との間のやりとりがあり、一問一答で確認されている点が二つあります。  一つは、薬価基準の引き下げは年度内に行うということが約束の一つであります。  医療費については年度内には引き上げは行わない。た...全文を見る
○安恒良一君 そういたしますと、この薬価問題について、年度内というのは、きょうはもう三月の御承知のようなことでありますから、私は、もう薬価についてはこれは御決定されて、事務的な手続が要りますから、三月三十一日までにやるためには、もう何%下げるかということの作業が完了しておかないと...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、いまおっしゃったように、一八%ということは大体引き下げたい、こういうことで年度内に約束どおり、これは健保国会における法案を通すための約束なんですから、そのとおり実施をするということですね。
○安恒良一君 数字は一八%見当と、これはまあきょう初めて公の席上で明らかにされましたから承っておきますが、年度内には必ず約束どおりやっていただく。  そこで、今度は医療費でありますが、大臣は、医療費は四月ないし五月ごろということを当時言われていました。そうしますと、これはきのう...全文を見る
○安恒良一君 それでは、医療費改定は伺っていないし、していないということでありますと、そうしますと、いま言った保険料率の十月改定の千分の八十四とか八十五の諮問というのも、これもいわゆる医療費改定の結果を待った上で諮問すると、こういうことですか。それだけは先に出ていますね。どういう...全文を見る
○安恒良一君 それでは、医療費問題はこれぐらいにいたしまして、次は、今年度の社会保障後退の特徴の一番大きい問題は所得制限が社会保障の中に明確に入ってきたという問題であります。  そこで、私はその点について聞きたいと思いますが、まず社会保障における所得制限の意義について、厚生大臣...全文を見る
○安恒良一君 お二人の方から所得制限の意味を単純に言われましたが、私は所得制限の意義は、いわゆる対象者の所得上のハンディキャップを補うための制度として、老齢、障害、疾病、育児など所得とは直接関係のないハンディキャップを補うための制度であるものと、生活保護法のように、二つのことがあ...全文を見る
○安恒良一君 園田厚生大臣の苦労のあるところの答弁はわかりましたが、私はひとつ厚生大臣並びに大蔵大臣にお聞きしたいんですが、社会保障給付における所得制限には、どうも私は政府の態度は何ら原則もなければ統一した方針もないのではないか。それでは困るわけです。  そこで、具体的なことを...全文を見る
○安恒良一君 時間がないから、五十年度と五十五年度と五十六年度を。表をいただいていますので。
○安恒良一君 厚生大臣、大蔵大臣、いま一覧表がお手元へ行っていると思いますから、時間の関係で中を飛び抜かして説明していただきましたが、これを考えますと、いわゆる所得制限、やっぱり無原則で恣意的じゃないか、理論的な根拠が横並びに見てもありませんね。でありますから、どうも国の財政によ...全文を見る
○安恒良一君 それでは大蔵大臣にお聞きします。  横並びにしてしんしゃくされたというのですが、これは数字は事務当局から答えられても結構ですが、児童手当が発足したときの金額が幾らで、いま現在幾らになっているでしょうか。それから老齢福祉年金、これも昭和四十六年から五十五年はどのよう...全文を見る
○安恒良一君 五十五年度。
○安恒良一君 児童扶養手当。
○安恒良一君 厚生大臣にお聞きしますが、そもそも児童手当が発足当時に基礎として使われました数字のこの三千円が出ました根拠はどのようにお考えになっていますか。
○安恒良一君 そこで、以上の数字が明らかになりましたから大蔵大臣と厚生大臣に聞きますが、いわゆる児童手当の額は、ここに言われているとおりに実態調査をしてその二分の一、三分の一を家計の中で確保する、こういうことで発足して三千円がやっと五千円になったんですね。一方老齢福祉年金二千三百...全文を見る
○安恒良一君 厚生大臣、児童手当ができましたときに、いわゆる義務教育終了前の児童三人を養育している家庭では現金支出の三八%程度を占めているという調査のもとに、いま児童家庭局長が答えたとおりの意味で三千円が決まったのです。現在五千円ですよ。この立法の精神どおりいっていますか、児童手...全文を見る
○安恒良一君 全然賄ってないですね。そうしますと、そういう中でなお所得制限を強化されるということについては私はもう全然理解ができない。  そこで、まず今度は不公平税制の上における所得制限の問題でお聞きしたいと思いますが、五十六年度で結構ですから給与所得者の中の納税者の占める割合...全文を見る
○安恒良一君 数字は、大臣、以上のとおりで、いわゆるトーゴーサンとかクロヨンとか、いろいろ税制上の問題があるわけですね。その上に課税最低限をいわゆる所得制限、所得税の課税所得を算定の基礎としますから、税制上の不合理と不公平の上に今度いわゆる各種の所得制限が乗ってまいりますと、不合...全文を見る
○安恒良一君 質問に答えていないですね。農業外事業所得者それから農業所得者、給与所得者との間にいろいろ格差がある。クロヨンとかトーゴーサン、それに対していわゆる今度所得制限がさらに上乗せされる。その点をどう考えるか。いま農民のことだけ一生懸命お答えになりました。
○安恒良一君 そんな質問はしていないんだ。質問の趣旨に答えてください。
○安恒良一君 いや、現状の説明じゃなくて、そういう上で不合理と不公平が上乗せされるのじゃないでしょうかと、こういうことを大蔵大臣とそれから厚生大臣に。ですから、現状のことを聞いているのじゃない。私も税調が長かったからよく知っているのです。
○安恒良一君 いま厚生大臣が的確にお答えになったと思う。私はやっぱり所得税の課税算定を基礎にする以上、自営業者とサラリーマンの間に支給対象が違ってきているし、それから大蔵大臣はそんなことはないと言うけれども、トーゴーサンとかクロヨンというのは、もう世間の一般の常識になっているんで...全文を見る
○安恒良一君 少し親切に答えてもらわぬとわかりませんね。児童の扶養についての考え方の違いとか賃金との関係、中身を説明してください。
○安恒良一君 それではお聞きしますが、賃金の中で、現行の手当額が今度やっと五千円になるんですが、どうして家族手当の代行がこれでできるんでしょうか。いまあなたがおっしゃったように、賃金の中に家族手当があると言われますが、五千円でどうして代行ができるのでしょうか。
○安恒良一君 いや、そうじゃない。家族手当もあると言われたから、五千円でどうして家族手当が代行できるんですかと聞いている。
○安恒良一君 私は、たとえばいま親子の家庭における結びつき、こういうことを言われましたが、急速な高齢化社会を迎えまして、若い世代の負担というのは大変にこれからなってくると思うのですね。でありますから、親子の結びつきが強いからといって国や社会が応分の責務を果たしていくという思想を育...全文を見る
○安恒良一君 もうほかの項目へ入らなきゃなりませんが、時間がありませんから私は申し上げておきたいのですが、やはりこれは生産人口と六十五歳以上の人口の問題とを考えましても、私は児童手当問題というのは単なる財政問題ではないと。わが国の国家経済の将来に重大なことでありまして、こんなもの...全文を見る
○安恒良一君 いや、各都道府県自体がまずつくるわけでしょう。だから、つくってしまってからなかなか整合性が得られないでしょう、どうするんですかと聞いているんですよ。
○安恒良一君 ああ、先にまずやるんですか。わかりました。  それじゃ、医療審議会というのは非常に重要になってきますし、和田委員からも住民代表なり国民代表を入れろということになっていますが、中央の医療審議会の構成、それからいわゆるお医者さん、歯科医師さん、それから官僚出身者何名い...全文を見る
○安恒良一君 質問に答えてません。中央医療協議会の委員の名簿の中で、医療担当者が何名、学識経験者が何名、それからいわゆる医療を受ける側の代表が何名、その中で官僚出身が何名かと、こういうことを聞いている。その内訳を全部。
○安恒良一君 正確でありませんね。いろんな、医者以外にはかなり官僚出身がほとんど入っておられるわけですね。  そこで厚生大臣、私はもうこれで、またやりとりすると時間がなくなりますから。私は医療審議会というのは非常にこれから重要になってまいります。そこで、私は中央、地方とも本当の...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣は、あなた物申し、いろいろお書きになってしゃべられていますから遠慮せぬでひとつ言ってください。
○安恒良一君 それじゃ時間がありませんから次のことに入っていきますが、まず今度は労働大臣、それから運輸大臣、建設大臣、通産大臣等関係大臣でありますが、まず一つ、去年私が国会の中で取り上げましたところの自動車運転手労働時間の改善問題について、いろいろ関係大臣にお聞きをしました。その...全文を見る
○安恒良一君 時間の関係がありますから、きょうは主としてトラック運送業についてお聞きをしていこうと思いますが、その角度で御答弁願います。  私は、実施状況がいまおっしゃったとおりに非常にきわめて遺憾だと思います。でありますから、これは、せっかくこのような新二・九通達を出したので...全文を見る
○安恒良一君 答弁、答えていません。  まず、最近交通事故全体がふえているじゃないか、その実情と、あと、いま答えられたこと、その二つを聞いているわけですから。
○安恒良一君 そこで、省エネルギーの観点から、私は運輸トラック業の今後置かれている立場について、去年それぞれ運輸大臣並びに通産大臣から御答弁を願っています。ですから、ダブった答弁は必要ないんです。この省エネルギーの観点から、今日の時点において、わが国におけるトラック運送業にどのよ...全文を見る
○安恒良一君 両大臣並びに事務官からお答えがありましたし、私は、やはりわが国の産業構造上トラック輸送の占めるウエートというのは非常に重要になってくる。  そこで問題になりますのは、去年、道路公団の総裁お見えになっていると思いますが、私の質問に対して、このサービスエリアやそれから...全文を見る
○安恒良一君 少し公団の方もピッチを上げてやっていただきたいということをお願いしておきます。  そこで、運輸大臣がトラックステーションの拡充についてお答えくださいましたが、昨年私はこのことについて質問していますが、具体的に何カ所この通達を守るために要るのかということを、昨年のや...全文を見る
○安恒良一君 答弁が正確でありません。私が聞きましたのは、去年の質疑応答を踏まえて、この新二・九通達を完全に実施をするためには何ヵ所必要なのかと。去年はトラック協会とか建設省、道路公団と十分連絡協議をしたいと、こう言っておられますから、一年たっておりますから、何カ所とりあえず建設...全文を見る
○安恒良一君 運輸大臣、これは去年からもう一年だって何カ所かわからないということでは困るわけです、これは一般道を含めて。私はいま関係者であるところの運輸省、トラック協会、建設省、道路公団等々で議論をされて、また労働省も含めて何カ所まず必要だと。それに基づいて年次計画が立てられてし...全文を見る
○安恒良一君 そこで財源問題で、去年私はいま軽油引取税だけでは十分でないので、一般財政は赤字の折でもありますから、道路整備特別会計をこれに使ったらどうかということで宿題としてあるわけです。ですから、この問題について各大臣はそれにいろいろ意見を言われて検討するということになっていま...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣、法律を守らせる立場で、どうしても休憩所をつくらなきゃなりませんが、いま申し上げた財源問題についてどうお考え――この交付金だけではとても、何十年とかかると思いますが、どうお考えですか。
○安恒良一君 この問題もいろいろ意見がありますが、次の問題に入ります。いずれにしましても、私は道路財源の使用について各大臣で御検討願いたい。  河本長官にお聞きしますが、昨日、経済対策閣僚会議で総合経済に対する問題が出ました。きょうはその対策そのものをお聞きしようと思っているん...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、最後に行管長官にお聞きしますが、私は再建に歳出の削減がまず必要だと思う。それは何も行政サービスの低下じゃなくて効率化だと思います。  そこで、行政サービスの効率化について行管庁としてはどういう研究をいつごろから始められていますか。それはなぜかと言うと、赤...全文を見る
○安恒良一君 終わります。
03月19日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、大臣の所信表明の中の失対問題に、時間の関係がありますから、しぼってお伺いをしたいと思います。  まず最初に、大体承知しておりますからごく簡単に最近の失対の現状について御説明ください。
○安恒良一君 そこで今度は大臣にお聞きをしたいんですが、研究会の報告が出ました。これを大臣としてはどのように具体化をするのか、また具体化するに当たっての大臣の考え方を、これもごく簡潔にひとつお願いいたします。
○安恒良一君 問題は、正常なところに戻す戻し方にある。それはなぜかというと、あえて私が失対の現状を言わせましたのは、失対にいまは従事してらっしゃる方は非常に高齢化されていますから、若い方なら正常な戻し方というのは私は簡単だと思いますが、そこで以下のことについてこれからお聞きをして...全文を見る
○安恒良一君 私はいまあなたがおっしゃったことの中に重大な誤りがあると思います。私どもが定年制の現状をここで報告を求めますと、六十歳以上の定年をとっているところが約三九%と報告受けております。そうすると、六十歳までの定年は六〇%ですね、五十五歳定年がこれも約四〇%ぐらいですね、そ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、ここで私はやっぱり考えられなければならぬことは、全国市長会からも出て、就労者みずからの選択にゆだねる方法にしたらどうだと、こう言っておりまして、盛んに民間で民間でというけれども一民間は定年制というのは労働組合と会社が労働条件として話し合って、お互いが理解と納得...全文を見る
○安恒良一君 まあそこはいろいろ私は意見があるところですが、持ち時間制限されていますから、そこで私は希望だけしておきますが、やはり強制的なことはひとつぜひやめてもらいたい。やはりいままでいろんないきさつは、日々雇用形態と言いながら現実に二十年も十年も働いてきている人にやめてもらう...全文を見る
○安恒良一君 大臣、お聞き願いたいんですが、簡単にパートとか臨時で世話しますと言って、本当に世話できるんですか。労働省自体が御発表になっている高齢者の就職企業と就職率をお考えください。なかなか中高年齢者の就職率というのは、就職希望に比較して非常に悪いんじゃないですか。そういう中で...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、私はここのところ大切だと思うのは、いま失対事業の平均賃金を言われましたね。ですからこういう賃金の中で、特例納付を過去三回やったからといって、失対で働かれている高齢者の方々がね、私は年金を納められなかったんじゃないか。だから私はいま厚生省が言ったように全く年金...全文を見る
○安恒良一君 まあいずれにしましても、あくまでもそれは抽出調査ですからあれですが、私は厚生省が心配をしているように、かなりこれ無年金者が、特に女性の場合に私は出はしないかというふうに思います。そういう意味で、この方々をどう救うのかということについては、至急ひとつ私は労働大臣だけで...全文を見る
○安恒良一君 その点はぜひひとつ、両大臣の中で無年金者をつくらないように、それから、無年金者が出た場合の救済措置をひとつぜひお約束をいただきましたので実現をしていただきたいと思います。  次に、少数事業の廃止問題についてお聞きをしたいんですが、私どもは少数事業というのはどうして...全文を見る
○安恒良一君 これも時間がありませんから、四十五年と最近のいわゆる雇用失業情勢がどういうふうになっているのか、この二つについてちょっと御説明ください。
○安恒良一君 四十五年が必要なんです、この法律をあれしたときの関係で。
○安恒良一君 私の手元にある資料、四十五年で完全失業者が五十九万、五十四年が百十七万、有効求人倍率一・四一倍と〇・七一倍、就職率が一四・八と七・七、中高年齢の就職率が一二・五と五・七、常用就職者が九・四と三・四ということで、全然状況は改善をされてないわけですね。大臣、これはおたく...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もうあと一分しかありませんから、こちら側から問題を出して、ぜひ大臣ひとつこの点について前向きにお取り組みを願いたいと思います。  まず一つは、失業者の皆さんがみずから運営します高齢者事業団、こういうものに対して国や地方自治体が法人の認可をし、そしてこうい...全文を見る
○安恒良一君 終わります。
03月20日第94回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 本日は清水先生、高垣先生、北田先生大変御苦労さまでございます。貴重な御意見を賜りましたが、私の持ち時間は往復で二十三分、こういうことでございますので、各先生に簡潔に質問を申し上げたいと思います。  まず、北田先生でありますが、自動車を中心とする日米経済摩擦の問題に...全文を見る
03月26日第94回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○安恒良一君 総理が午後でありますから大変質問がしにくいんですから、その点で各閣僚の皆さんのところには私の資料をまず全部配っておいていただいていますから、参議院社会労働委員会の二号、二号、それから労働省から出してあります雇用率の問題がございます。これはひとつお読み置きを願うという...全文を見る
○安恒良一君 厚生大臣はある程度わかったのですが、総理府長官、本部長でありながら答申を待って待ってでは、大変私はお粗末だと思います。私の方から問題意識を出しますから、賛成か反対か、お答えください。  身体障害者福祉法の抜本的な見直し。最も施策のおくれていると言われている精神障害...全文を見る
○安恒良一君 それなら、それらを進める事務機構や機構のあり方は、いま村沢委員が関係大臣とは大分やられましてらちが明いておりませんから、これは後から総理に直接お聞きをすることにして次に入ります。  次は、いわゆる「完全参加と平等」のテーマで国際障害者年が行われますが、私はその中の...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣、この前、私の質問のときに、いまあなたのところに議事録を差し上げていますが、公庫、公団、こういうものについては達成しないのはいけないのだ、おれは閣議でひとつ発言をしてでもやるという強い、大変りっぱな御意見を承っていますが、すでにそれは十月の二十三日のお話であ...全文を見る
○安恒良一君 対象が七十で達成が二十二、未達成が四十七、ことしそれから五ふえましたから四十二もあるわけです。  ですから、少なくとも私は特殊法人については、これはそれぞれ各大臣の監督下にあるわけですから、これはたとえば厚生大臣のところも一つあるわけですからね、こういうものについ...全文を見る
○安恒良一君 医療金融公庫はだめだ、医療金融公庫。
○安恒良一君 それから、あとこの点で各大臣お答え——文部大臣、教育委員会が四十六だめですね。これをどうされますか、自治大臣、数は申し上げません、議事録がそこに配ってあります。これも都道府県、市町村が非常に悪いですね。それから大蔵大臣にお聞きしますが、大蔵大臣の方のいわゆる金融機関...全文を見る
○安恒良一君 文部省じゃない、教育委員会だ。
○安恒良一君 未達成が四十六だよ、未達成が四十六ですよ、あなた達成と言ったけれど。
○安恒良一君 いや、もう簡単でいいです、簡単で。
○安恒良一君 時間がない。簡単にやってください、簡単に。
○安恒良一君 官房長官、お忙しいところをお見えになっていますが、いま少しやりとりを聞かれたと思いますが、総理がおいでになりませんから、午後総理にもお願いしますが、政府関係の特殊法人であるとか、それからいわゆる都道府県、市町村であるとか、教育委員会であるとか、こういうところがまず率...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣に感謝されたわけですが、そこで、また午後、雇用率の引き上げその他の問題は、少し村沢さんの質問があったんですが、なかなか前進しませんから、総理おいでになるところでお聞きすることにしまして、雇用拡大について、雇用率達成のためには雇用拡大をしなきゃなりません。そこ...全文を見る
○安恒良一君 これは厚生大臣も聞いていていただきたいのですが、障害者の中で、重度障害者というのは三二・八%あるわけですね。就職率は大体一〇%なんです。そして、福祉工場というのは、これ法律調べてみましたら社会局長の通達で出ているわけですよ。私は福祉工場なんというのはやっぱり労働省が...全文を見る
○安恒良一君 いや、お金もかかることだということを申し上げたたけで、いま言ったことの中身は厚生大臣と労働大臣の方に言ったわけですから、ぜひ前向きに取り組んでもらいたい。  そこで、次は所得問題について。これは村沢さんからも聞かれました。私は少し所得問題の中身に突っ込んでお聞きを...全文を見る
○安恒良一君 省内で特別チームをつくってということでありますが、私はやはりその場合にぜひお願いしておかなきゃならぬことは、働きたくても労働ができない、また、一部労働しかできないと、そういう人が人間らしい暮らしができる所得保障という角度から御研究願わないと、もちろん年金の手直しも、...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、厚生大臣、いま部会の中では、学識経験者なりその方が入っておられるところで議論されているそうでありますから、ぜひ厚生大臣がおつくりになりますプロジェクトチームとそこの連携をよくとって——私は、この問題はどうしてもことしから来年にかけて答えを出さなきゃなら...全文を見る
○安恒良一君 もう二分しかありませんから、法定雇用率の引き上げ問題は、労働大臣、各大臣、いまお手元に、諸外国の法定雇用率の現状それから、法定雇用率を守らなかった場合のペナルティーであります一人三万円の問題、この現状も全部ありますから、どうかひとつ昼休みの間によくそこのところをお読...全文を見る
○安恒良一君 実態調査をして、その実態調査にまた年数がかかって、結論が出るのが遅くなりはしませんか。
○安恒良一君 総理、お忙しいところでありますが、本部長でありますので、午前中に各大臣とのやりとりはほぼお聞きくださったと思いますし、また配付した資料も事前にお届けしてありますからごらんになっていただいたと、こういう前提で、ごく簡潔に質問をしたいと思います。  まず御承知のように...全文を見る
○安恒良一君 総理、中央心身障害者対策協議会は、これはあくまでも協議会でございまして、その具体的執行を推進をするのには協議会ではなじまないわけです。  そこで、いまどうなっておるかと申しますと、総理府長官の所管のもとに、その事務は厚生省社会局の更生課が中心になりまして、文部省の...全文を見る
○安恒良一君 それでは総理、少なくとも総合事務局の設置については十分ひとつ御検討を、特別委員会の方も検討をすると思いますが、総合事務局がないとこれは進まぬと思いますから、その点だけは強く要望を申し上げておきます。  次に、総理にこれまたお聞きしたいのでありますが、これも所管大臣...全文を見る
○安恒良一君 特に総理、脚注目願っておきたいのは、運輸省と建設省は全く達成してないわけですからね。午前中にも両大臣には私から注文をつけておきましたが、特にそういう全く七あって七やってないなどというのはいけませんので、総理としての特段の御督励をお願いしておきます。  次の問題に入...全文を見る
○安恒良一君 総理、まず一・五%を達成してということでありますが、一・五%が達成されないうちに、これもお手元に差し上げております資料を見ていただくとわかりますが、身体障害者はどんどんふえているわけなんです。身体障害者のふえる方が多いわけです、資料そこにありますから。そうしますと、...全文を見る
○安恒良一君 私も身体障害者の問題について、総理が財政再建に絡ましてと、こんなお気持ちはないだろうということはよくわかっておりますから、それはなお承ってはっきりいたしました。安心いたしました。  最後に一つ、二つお聞きしておきたいのですが、この前私はいわゆる足立の金井康治君の問...全文を見る
○安恒良一君 総理、お聞きください。これ何もやってません。ああ言ったけれども、聞いておりますと希望してますと。何にもやってないです。私は、こういうことはもう詳細に、聞く以上調べているわけです。何を文部大臣はやったのか。自治大臣、あなたが言われたとおりに、その後相当日にちがたってい...全文を見る
03月27日第94回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 まあ大臣、読まれてないということは非常に残念ですし、また国会開催中でもありますから、お忙しいということはよくわかりますが、ぜひひとつ一読をしていただきたい。  実は、私のところにきょうお客さんがありまして、安恒さん、どういうことをきょうやられるんですか、私は余りこ...全文を見る
○安恒良一君 同対法の産業、職業に対する基本方針というのがございますが、これの中で、そこの中心になっているところを読み上げますと、「同和問題の根本的解決をはかる政策の中心的課題の一つとしては、同和地区の産業・職業問題を解決し、地区住民の経済的、文化的水準の向上を保障する経済的基礎...全文を見る
○安恒良一君 そこで労働省と厚生省にお聞きしたいのですが、まず労働省にお聞きしたいのですが、いま申し上げたような状況の中におきまして、非常に中小零細企業が多い。労働条件も劣悪だ。と同時に、労働災害の発生率も非常に高い。これは私どもも、ここに私は総評が全国的に調査をいたしました調査...全文を見る
○安恒良一君 知っているか知らないか、ちょっと、これを。
○安恒良一君 厚生省。
○安恒良一君 違うです。解放同盟の皆さんや、社会党、総評なんかが一緒になりまして全国的な被差別部落の実態調査というのを調査しまして、一つにまとめているのですが、あなたたちはこういうことを見たことがありますかと、こう聞いている、まず。見たことがありますかと聞いている。あるならある、...全文を見る
○安恒良一君 労働省は知っている。労働省は御承知ですね、わかりました。  それじゃ厚生省の方もぜひ、せっかくいい調査をしていますから、同和対策を進めていく上に当たってこういうものを参考資料として、何なら私が総評から届けさしても結構ですから、ぜひ読んでおっていただきたい、こういう...全文を見る
○安恒良一君 労働省の方ではいろいろ調査をされておるようでありますし、私どももたとえば大阪なら大阪だけの状態を見ますと、さらに同和地区におけるところの従業員に対する雇用保険の適用状況や、それから万人保険の適用状況か非常に低い。たとえば健康保険で見ますと、大阪で実態調査がされている...全文を見る
○安恒良一君 いろいろな施策についての考えわかりましたが、実態についてどういうふうに把握されているのでしょうか、いま私か申し上げましたようなまあ部落の産業で、そしてそれが率直に申し上げて臭いとか汚いとか、こういうことで地域住民の反発を買っていると、こういうのかなめし革とか食肉とか...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きくださったように、私はやっぱりそういう個所がまだ何カ所残っているのかという、これはぜひひとつ調査をしてほしいと思います。それに基づいていまいろんな施策を講じていただかないと、通産省自体がそういういわゆる地域住民とのトラブルか起こっている地区が全国に何...全文を見る
○安恒良一君 いま進んでいる状況については重ねてお聞きしてわかりましたが、私はまだまだそういう臭い、汚いということで、地域住民とのトラブルが発生している地域が残っていると、そういうことを聞いているわけです。また私どもの実態調査の中でも、行ってみましたら県当局の姿勢一つをとっても、...全文を見る
○安恒良一君 じゃあ、私の時間はまだちょっとありますが、大臣が強化延長について一生懸命努力すると、こういうことをお答えをしていただきましたので、これをもちまして私の質問は終わりたいと思います。
04月01日第94回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第4号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、本日は同和対策事業問題に限定をいたしまして、大蔵大臣及び関係各省に御質問を申し上げたいと思います。  まず大臣のお手元には「全国のあいつぐ差別事件」ということで、これは特別措置法の強化改正要求をしております中央実行委員会発行の資料をずっと前にお渡しをしている...全文を見る
○安恒良一君 大臣お忙しいと思いますから、ところどころ見たということでありますが、ぜひ一遍、これは今後の同和対策事業を強化していく上でも重要な資料、御参考になると思いますから、時間を見てひとつお読みをいただきたいということをお願いをしておきます。  そこで、いまも大臣がおっしゃ...全文を見る
○安恒良一君 いまも大臣は根本的な問題は教育の問題だと、こういうふうに御指摘をされました。私も一つの問題として教育の問題があるということを否定をいたしません。しかし私はそれだけでこの問題が解決できるのだろうか、教育だけで解決できるだろうか。たとえば大臣もいまおっしゃいましたように...全文を見る
○安恒良一君 時間がございませんからごく簡潔にひとつ大臣に御答弁をお願いを申し上げておきます。  私は、いま大臣のりっぱな御見識には敬意を表します。  そこまでの認識はそれで結構なんですが、そこで、そういう御認識の上で問題をどういうふうに解決をしていけばいいのかというのがこの...全文を見る
○安恒良一君 厳しい財政の中で努力をしたと言われていますが、これらの問題点は後から具体的項目で少し私としては指摘をしていこうと思います。  そこで次の問題に入るわけでありますが、いまも大臣が盛んにおっしゃいましたし、教育の問題だと、私はその点はひとつよく認めるわけであります。い...全文を見る
○安恒良一君 そこで、ちょっと私、大臣にさらにお聞きしたいのですが、いま次長が言われたように、八一年度の同和予算の中で、人権擁護、啓発に関する予算は、私の調査では、法務省が五千九百四十九万円、総理府が二億一千四百一万円ですか。それから労働省が四千三百四十四万円。合計いま次長が言わ...全文を見る
○安恒良一君 啓発、意識の変革、教育予算としての増額は必要だと、これはお認めくださいましたからそれは結構ですが、そこで、大臣、御参考のためにちょっと来年度予算にも関係いたしますからこの点についてなお深く触れておきたいと思いますが、全日本同和対策協議会に加盟をしております三十六都道...全文を見る
○安恒良一君 いばってそんなもの承知してませんなんというのは怠慢なんで、自治省としては、これだけ同和問題が非常に重要な状況になってますから、あなたの方の管轄でありますところの都道府県、市町村がどういうふうに予算組んでいるかなどということは承知をしておってもらわなきゃ困ります。知っ...全文を見る
○安恒良一君 いや、それらの問題は後から議論しますが、いま問題になっているのは、教育とか啓発の関係の費用が、大蔵省がお組みになっているのに比べて各都道府県、市町村の方が非常な膨大な予算を組んで一生懸命やっていると、だからもう少し大蔵省自体も各省庁の要求に基づく啓発費については少し...全文を見る
○安恒良一君 いや、そういう社会的に空気がないことは非常に結構なことですが、やはり大臣にきちっと御認識をお願いをしておかなければならぬのは、いわゆる私の選挙区にはそういう話は実際問題として余り聞いたことがないのです、こういう御認識なんですから、現実には一九八〇年度だけでも大臣の県...全文を見る
○安恒良一君 大臣のお考えはわかりました。ぜひひとつ、金融機関は大臣の直接管轄、大蔵省の管轄下にございますから、三十五社もこういうものを買い込んでおりますので、ひとつ大臣名なり、またこの前のように銀行局長名なんかで、ひとつこういうことが起こらないように、また、こんなものを買って—...全文を見る
○安恒良一君 ちょっと認識の違いがありますが、私が言っていることは道交法との関係で、法律があって、それがやはり実効を上げていることは事実ですね。ところが、この同対法が決められてもう相当の年限がたっていますが、私は、正確な認識としては依然としてまだ差別事件が続いている、もしくは一部...全文を見る
○安恒良一君 いろいろ努力をされているという点はわからぬわけでもありませんが、自治省はこう言っておるわけですね。同和対策事業は、「原則としてすべての事業を国庫補助負担事業として採択し、」地方負担の軽減を図るようにと、こういうふうに自治省は七月二十三日の通達文書の中に書いてあるわけ...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣そう言われているのですが、自治省きょうお見えになっているのですが、このような財政局長通達は、単に財政局長通達でなくて自治大臣の御方針でもあるというふうに私は思うわけでありますが、去年の七月二十二日にこのようなことを出されてそれが大蔵省でどう受けとめられたとい...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣を目の前にして一参事官だから限度そこまでだとこう思いますけれども、しかし、この文書を読みますと、「同和対策事業については、同法の基本的精神にかんがみ原則としてすべての事業を国庫補助負担事業として採択し、事業費の全額について同法に定める高率の国庫補助負担を行う...全文を見る
○安恒良一君 大蔵大臣。大臣御承知かどうかわかりませんが、私のところに一覧表が来ていますが、厚生省から要求しました同和保育所とか児童館の用地、診療所、それから保健婦の三十八人の配置とか、こんなものがみんな削られておるわけですね。それから、通産省の工場等貸与事業。それから、労働省が...全文を見る
○安恒良一君 まあ時間がありませんから余り中身に——たとえば一つの例を挙げますとね、労働保険組合の事務所設立資金であるとか職業訓練の資金であるとか、やはり非箱に同対地区においては職業の問題、就職の問題があるわけです。それから労働保険の適用状況なんかも、これはほかの委員会で私はやっ...全文を見る
○安恒良一君 これも非常に私から言うと怠慢だと思います。私は、その四十七都道府県は全部それは調査されているかわかりませんが、特に問題のあるところについてちょっと挙げてみたのでありますが、たとえば大阪では一九七九年度以降で二千八百億ある、福岡県は一九八〇年度以降で三千二百十億円ある...全文を見る
○安恒良一君 その点は衆議院の答弁でも伺っておるわけでありますが、三項目の附帯決議の第一項にある「法の有効期間中に、実態把握に努め、」「法の総合的改正及びその運営の改善について検討する」となっていますが、今後の同和対策の方向は環境改善のみならず、人権啓発、産業、労働、教育、福祉施...全文を見る
○安恒良一君 私はまあこれは予算と法との関係でありますけれども、まず最初は、私は政府はどう対応するかという方針が決まっておると、そして概算要求ができると、こういうことではないだろうかと思います。でありますから、やはり法を改正をしまして、強化延長しまして、そうしてその新しい角度から...全文を見る
○安恒良一君 そこで、私はやはりぜひ、この点は後で結論として申し上げますが、今度はちょっと観点を変えまして、大蔵省としては特別措置法の強化改正の点、特に財政のあり方についてはどういうお考えをお持ちですか。
○安恒良一君 いかなる点についても聖域は設けない、こういう大臣のお考えはわかりました。  そこで、いわゆる大蔵省としては、私は、自治省から出されました財政局長通達、これはまあ自治大臣の意見でもあるというふうに私は前段申し上げましたが、すべての同和対策事業を国庫補助事業とすること...全文を見る
○安恒良一君 ここでそれぞれの支出項目や補助項目の細かいことをいま大臣と私の間で議論をしようと思っておりませんし、またそういう時間もありません。  そこで、私は特に大臣にお願いをしておきたいことは、三項目の附帯決議がございますから、これを尊重いたしまして、早急にひとつ——何とい...全文を見る
○安恒良一君 それでは最後に、なかなか大臣えらい慎重ですからあれですが、私はぜひ大臣に再度強く要望を申し上げておきたいと思いますが、いま一回申し上げますと、三項目の附帯決議を尊重して早急に特別措置法の強化改正をする、こういうことを再度強く大臣に御要望申し上げまして、この問題に関す...全文を見る
04月09日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、ただいま議題となりました雇用に係る給付金等の整備充実を図るための関係法律の整備に関する法律案について、以下の質問をしたいと思います。  まず第一に、御承知のように五十四年八月の十日に第四次雇用対策基本計画が決定をされておりますし、また新経済社会七カ年計画が策...全文を見る
○安恒良一君 問題は、私は二つ聞いているわけですね。八五年度には何とか持っていきたいと、こう言われていますから、たとえば新経済計画で経済成長率五・五%ということでありますが、去年は四・八%、ことしの政府原案は五・三なんですね。その五・三すら問題がいろいろ出てきているわけで、ですか...全文を見る
○安恒良一君 いや、経済論争をしているわけじゃないんですよ。経済論争は大臣はごく一部だと言われるけれども、これ主要業種ほとんどだと書いてあるんですからね。あなたよりもこっちの方がやっぱり専門ですからね、経済。ですから、そんな論争きょうここでしているわけじゃない。私は雇用問題に問題...全文を見る
○安恒良一君 どうも大変抽象的ですが、時間が四十分しかありませんから、これ以上突っ込むのやめておきます。  そこで、まずお聞きしたいんですが、やはり私は雇用情勢を、いわゆる完全雇用に近づくためには一つはわが国における定年制の延長と時間短縮問題をかねがね取り上げて論争をしているわ...全文を見る
○安恒良一君 私は、大臣、それはぜひ早急に調査をしていただいて、それ基づいた対策――それはなぜかというと、この前も大臣とやりとりしまして、私はたとえばアメリカ等における高年齢を理由とする解雇制限法をつくったらどうかということを提起したんですが、いや、あくまでも行政で誘導していくと...全文を見る
○安恒良一君 お互いに感じで物を言うとそんな印象になるかもわかりませんが、私は、労働省の統計資料の中でも、きょういただいている資料なんかでも、たとえば年齢階層別有効求人倍率の推移などというのも後で議論にしようと思っていただいておりますけれども、いま申し上げたような観点の調査という...全文を見る
○安恒良一君 時間がないから……。
○安恒良一君 資料をもらっているから……。  大臣、たとえば、いま言われたんですが、いまの数字は五十四年で〇・六八が五十五年は〇・六四ですね、有効求人倍率が。五十歳から五十四歳が〇・五一が〇・五一ということで、それに加えて、雇用情勢がどうも悪化してきて、その状況が一時的な現象じ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、お聞きのとおり審議会で煮詰まっていないからということを言われるとそれまでなんですが、いま言われた三点、この法律の中身にとってかなり重要なところなんですよね。ですから、私はこの次からお願いしておきたいんですが、たとえばいま一〇%と言われた。一〇%は問題があるから...全文を見る
○安恒良一君 あと三分しかありませんから、二つ聞きますから同時にお答えを願いたいと思いますが、まず、特定求職者雇用開発助成金についても、これ衆議院でかなりやりとりがあっていますが、緊急時には特例措置をやると、こう言っていますね。その特例措置は何を基準にするかというのは、失業率とか...全文を見る
○安恒良一君 じゃ最後ですが、どの程度余剰人員が、もしくは作業量としてどの程度これで浮くというお考えなんでしょうか。その点は大臣じゃなくて局長で結構ですから。  それから守屋さん、その前のところはそういうこと、審議会というのはわかっていますが、あなたたちの考えはどうなんですかと...全文を見る
○安恒良一君 もう終わります。  それじゃ、それはきょうは無理なら一遍、大臣、積算をやっぱりしてみていただく必要があると思うんですよ。どの程度浮いてくるかわからぬといって――役人というのは、パーキンソンの法則で部課が減ることを絶対反対するんですよ。だからこの前、予算委員会であれ...全文を見る
04月14日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
議事録を見る
○安恒良一君 本来でありますならば、いま提案をされました法律の中身に、直ちに質疑に入らなきゃなりませんが、委員長からも特別に御発言をされまして、大臣に報告を求められました問題について、まず私はそのことについてきょうはひとつ質問をせざるを得ません。それはなぜかと言うと、厚生行政に対...全文を見る
○安恒良一君 子供だましをしてはいけません。三月の中旬、私がやりとりをしたころは何とか間に合うと思ったが、その後間に合わなくなったって、そんなばかな話はないんですよ。薬価の改定にはどういう作業をするかというのはもうしばしば議論をして、明確にどれだけの日にちがかかるかというのは知っ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、お聞きのとおりです。ですから、それまでは約束が守られているわけです。  問題は、昨年末保険局が受け取ってから何かが起こっているんです、何かが起こっている。いろんなことを言って——私はこの前のやりとりのときに、薬価の引き下げと医療費の改定はたまたまリンクする場...全文を見る
○安恒良一君 大変甘かったなんて、まだ君はここでしらを切るのかね。「薬価基準収載全品目について、品名、規格の確認、供給継続の有無等につき収載会社の確認を求める。  このため四月六日より四月十五日まで、改定薬価基準の内示及びヒアリングを実施し、そのうえで官報掲載の手続きをとる」こ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。大臣が時間をかしていただきたいということ、それはかします。ですが大臣、やはり事の真相はぜひひとつあなたの調査によって究明をしてください。  ここでもう、いろんなやりとりをするのに時間がありませんから、幾ら保険局長が抗弁をしようとすとんとこないんです、...全文を見る
○安恒良一君 納得できません。なぜかというと、去年の五月に、六月には調査の結果がまとまると。それが九月になったということで三カ月ずれてますね。まあ、それ、やむを得ないことだと思います。しかし、もう去年の九月から、ことしはいま四月なんですからね、それをいまもあなたは最終的な分析をし...全文を見る
○安恒良一君 私たちは一貫して、社会保障政策の一環という議論は一つもしてないんですよ。やはり軍人軍属も一般の国民も一億総動員で大変な戦災に遭ったじゃないかと、戦後処理として西ドイツにおけるやり方等を事例に挙げながらやるべきだということでずっと攻めてきている、で、それに対して去年、...全文を見る
○安恒良一君 社会局長、大臣、いつ終わりますか、これ。できるだけ早くとか何とかそんなもの全然信用ならぬです、厚生官僚は。できるだけ早くとか一日も早くと言って、ずるずるやるんですから、どうなりますか、大臣、その分析がいつ終わるんですか、明確にしてください、分析はいつ終わるなら終わる...全文を見る
○安恒良一君 理解できません。社会局長呼んでください。できるだけ早くなんて一番あいまいなんですよ、少なくとも作業のことですからね、おおむねこれぐらいで終わるということは言えるはずです。理解できません、社会局長を直ちに呼んでください。それまで休憩してください、こんなあいまいなことは...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、いま私が質問したことに、社会局長も見えたんですから御答弁を願いたい——中身は聞いていますね。
○安恒良一君 大臣、いま言われましたように二、三カ月めどに大体作業が終わるそうでありますから、私は早急に、やはりもう長い間のやりとりは大臣十分御承知だと思います。私は戦後処理は終わってないと思うんです。やはり当時のことを考えますと、内地におろうと何であろうと、一般国民の中で戦災に...全文を見る
○安恒良一君 大臣ひとつ、まずお考え方聞かしてください。
○安恒良一君 大臣ね、私は当時一億総国民が肉体的に、精神的に、財産的にいろんな被害を受けたことは承知しております。しかし、私どもが言っているのは、たとえば空襲で亡くなった方、空襲の中で戦傷、いわゆる傷つけられた方、そういう一般の戦災者についていわゆるこれは見るべきではないかと、こ...全文を見る
○安恒良一君 そんなことを聞いているんじゃないですよ。現実がどうなっているかというのは承知の上で聞いているのは、去年野呂さんが言われたのは「なかなかこういう援護法の接点にあるもの、恩給法上の接点にあるもの、そういった問題全体の中で、ソ連の抑留者の実態から考えて、今後これに対してど...全文を見る
○安恒良一君 もう時間がありませんから。——何ですかあんた、大臣が答えたのに、舌足らずとかなんとか、そんな失礼なことを言っていいの。もう大臣やめたかと思って、いまになったら今度は舌足らずとか、そんなばかなことないでしょう。少なくともやりとりするときには、ちゃんと大臣が答弁をするの...全文を見る
○安恒良一君 もう時間ありませんから、後で高杉さんにお願いしますけれども、大臣あんな調子ですよ。片方は片方にお願いしているし、片方は厚生省から提起がないとこう言って逃げ切るわけです。どれが縦割りの官僚の実態なんですよ。少なくとも野呂さんなら野呂さんが言ったらそれに対してこういう努...全文を見る
04月16日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、昨日、二公社五現業に対してことしの賃上げに対する有額回答が出されておりますから、そのことについて御質問をして、政府の所見をただしたいと思います。  まず、公共企業体労働者の賃金は昭和三十九年、当時の池田総理と太田議長の会談に基づきまして、自来、民間賃金準拠に...全文を見る
○安恒良一君 私は労働大臣にお聞きをしているんですが、ですから、歴史的に太田・池田会談の中から、公共企業体等の労働者の賃金は、民間賃金に準拠して今日まで決められてきていることは事実であります。  そこで労働大臣にお聞きしているのは、政府として民間賃金準拠ということはどういう中身...全文を見る
○安恒良一君 私は、公労懇でいま問題になっていますね、たとえば民間の企業は何人以上をとればいいのかとか、性別、それから学歴別、それからいわゆる年齢ですね。大体こんなところまではある程度意見が一致しておるようですが、金属をその中に入れるか入れぬかということが議論されていることは聞い...全文を見る
○安恒良一君 私は、公労委のことを聞いているのじゃないんです。あなたたちがしばしば労使交渉の場において、政労交渉の場において民間準拠という言葉を使われるから、あなたたちが考えられている民間準拠というのはどういうことなのかと、公労委のことを聞いてない。公労委きょう呼んでないんですか...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、答えにならないんですよ。じゃこれからあなたたちは、民間準拠という言葉は使ったらいけませんよ。公労委が使うのはわかるけれども、あなたたちが勝手に公労委に行く前に政労交渉のときに賃金どうしてくれるかと言ったら、民間に準拠してできるだけ決めたいから、ひとつ平和的に...全文を見る
○安恒良一君 それではこれはこれぐらいに、大臣答弁はそういうことで承っておきます。  そこでお聞きをしたいんですが、きのう二公社五現業が有額回答をしました。それを見ますと、いわゆる二公社五現業の有額回答は単純平均で四・四四%であります。まあ定期昇給の取り方のところによって大体昨...全文を見る
○安恒良一君 いまお聞きして私は非常におかしくてならないんですがね。労使関係の長期安定を図ると、こういうことなんですが、実は私はこういうふうに思うんですし、またそのことをお聞きしたいんですが、すでに現実の姿として鉄鋼各社、それから造船、家電、自動車等々に具体的な回答が出ておる。そ...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、私本当にあなたがおっしゃっていること、かなり矛盾があって理解に苦しむんです。それはどういうことかというと、本来賃金は労使で決めるべきだと、それならそれで、公共企業体の三公社五現業に当事者能力を与えなきゃいかぬわけですね。たとえば回答することですら、きのうの公...全文を見る
○安恒良一君 まあ、少なくともこれだけの官房長官が主宰をして関係閣僚が集まられて、子供であるまいし、有額回答を出すか出さぬかだけの議論じゃないと思うんですよね。それも一つの議論でしょうけれど、有額回答を出すに当たってはどうかということで、三公社五現業の方としてはそういうことを含め...全文を見る
○安恒良一君 官房長官がお見えになりましたから……。  官房長官、いま労働大臣との間にかなりのやりとりをしておったんですが、官房長官にかかわるところについて、まずちょっとお聞きしますが、きのう公共企業体等給与関係閣僚会議、官房長官が主宰をされて関係閣僚の間で御決定されたというふ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  そうしますと、そこで、いま私は労働大臣に盛んに聞いておったんですが、あなたがいまおっしゃったように、民間賃金の動向とか労使関係の安定とか、もしくはこれからの経営合理化を労働組合にしてもらいたいと、こういう考えがあったということがいまはっきりしたん...全文を見る
○安恒良一君 閣僚会議の中では、いわゆるパーセントについては議論しなかった。じゃ、議論しなかったことは、それじゃそれとしまして、したしないを幾ら議論したって意味がありません。それじゃあなたは、あなたの談話にある経営合理化、財政事情、民間賃金の動向、労使の関係を総合的に勘案をした立...全文を見る
○安恒良一君 いや、だから四・四四で出していなければ、私はいまあなたに、その後そういう談話の後に四・四四というのが出ていますからね。出ていますから、さらに私はあとから聞かなければならぬことは、あなたはそのほかに、いわゆるこういう回答をさしておきながら、今後の違法スト中止についての...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は違法スト論をやっているわけじゃないのですよ。組合もまだやってないわけですからね。組合はやっているわけではないのですから、少なくとも組合は、自分たちの満足な回答がない場合にはやらざるを得ないということを言っているのであって、違法スト論をここでやっているわけじ...全文を見る
○安恒良一君 何回も聞いているように質問のとおり答えてください。私は違法とか違法でないという議論をしているのではないのですよ。あなたの談話の中に、いわゆる政府は、関係組合が各当局の努力を良識をもって受けとめ、交渉による解決が困難な場合には、法の定めによる紛争処理手続を活用してと、...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は電電のことを言っているわけですよ、電電は労使でやろうということを言っておられますからね。私が聞いているのは、そうでないところについて、いわゆる法の定めによる「紛争調整の手続を活用して問題の平和的解決を」図ってもらいたいと、そして違法ストライキはできるだけ避...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、交通関係のストライキというのは突然やるわけにいかぬのですわ、やる場合にね。満足いかなかったらいわゆるやる場合があるということはあるわけですから。満足いかなかったらやる場合があると、こういうことなんですよ。ですから、その限りにおいて私は、組合側が早々と意思表示...全文を見る
○安恒良一君 もう時間が過ぎましたからこれで終わります。  私はいまここで、二公社五現業の一つ一つのこを議論しようと思っていません。国鉄には国鉄の主張がありますからこれはおきましょう。ただ、私は官房長官それから大臣に最終的にお聞きをしておきたいことは、少なくとも三公社五現業の場...全文を見る
04月21日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、向陽会サンメディック倒産問題の事件について、少しきょうは大臣並びに関係局長にいろいろ御意見を承るとともに、善処方をお願いをしたいと思います。  御承知のように高齢化社会を急速に迎えつつあります。こういう中においてお年寄りの方々の安住の地をどこに求めるかという...全文を見る
○安恒良一君 私どもは四月十八日の日に、社会党の衆参の社労の委員三名、それから他の国会議員二名、五名で実はこの状況について実態調査をしたわけです。  いま局長が言われたこと、きわめて平面的に言われたんですが、大変な問題が起こっておりまして、現代お化け屋敷といいますか、もしくは幽...全文を見る
○安恒良一君 大臣、実は次のようなことが調査で判明したんですが、まず、いま社長をしている森田というのはどうも大変いかがわしい。こんなことを言うのは失礼でありますが、ここをやる前にも一九七四年九月から七五年の十二月に、多摩市域内で老人医療施設をつくるとして株式会社「ゼロトピア」を設...全文を見る
○安恒良一君 まずお願いをしたいのは、東京電力はお金を払ってもらわないにもかかわらずに、東京都なり村からの要請があって電力を供給しているわけですよね。だから少なくとも私は、反対派であろうと何であろうと廊下における非常灯、廊下の灯を私はともすべきだと思う、自分は金払ってないんですか...全文を見る
○安恒良一君 早急にひとつ実態を調べられて、全くそういう無法的なごとがまかり通っておりますから、ひとつやっていただきたい。  そこで、第二番目に御質問したいんですが、現在有料老人ホームはこれ大臣、届け出制になっております。この場合も東京都に、調べましたら、届け出があったんですが...全文を見る
○安恒良一君 自由主義社会、資本主義社会の中のこの事業でありますが、たとえばいま問題になっているのは二つあるわけですね。いわゆるお年寄りの有料老人ホームのあり方、いま一つはやっぱりベビーホテルなんですね。ですから私は、子供とか高齢者とかこういう、弱い方々という言葉がいいのかどうか...全文を見る
○安恒良一君 これはすでに、東京地裁におきまして関係者の間にこの問題解決のためのいわゆる調停工作が行われておりまして、八〇年度中に七回、今年になりまして二回行われまして、次は五月二十一日になっております。  そこで、入居者中すでに訴訟を起こされている十二名の方々は、もうとっても...全文を見る
○安恒良一君 大変ありがとうございました。私どもが調査をしまして調停の作業の進みぐあいを聞いておりますと、ここで大臣のお口添えがあれば、ある程度私は、円満な調停が次回あたりからできるんじゃないだろうか、こういうふうに実は大臣、その実態を関係の弁護士さんからもいろいろ聞いてまいりま...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、大臣から調査をしていただくことと、解決のためのいろいろ関係者に対するお口添えをしていただくことを約束をしていただきましたので、向陽会サンメディック問題は終わりにしたいと思いますが、ぜひ局長、いま申し上げた電気をとめているとか、それからいわゆる入浴をさせない...全文を見る
○安恒良一君 それでは向陽会サンメディック問題についての質問は終わります。  私の持ち時間が、あと十二時十一分まででありますから次のことに入ってまいりたいと思います。  第一点の問題は、昨年の健康保険法の臨時国会の中におきまして、大臣からたくさんのいろいろなお約束を制度の改正...全文を見る
○安恒良一君 私は、もちろん第一線である支払基金の中に検討委員会が設けられ、それに必要な調査費用等が配備をされて、いま言われたように進んでいることについては当然なことでありますが、私どものこのやりとりの中においては、厚生省の部内にも検討委員会を設置し、そこでこのプログラム導入等々...全文を見る
○安恒良一君 大臣にお願いしておきたいんですが、どうも支払基金にほぼ、最初の検討は全面的に、いまのやりとりを聞いていますと任されているようです。もちろん審査、支払い業務を担当しております第一線の支払基金が検討委員会を設けて、あらゆる角度から検討することは当然です。しかし、私はそれ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃぜひ大臣、そういう方向でこの支払基金におけるコンピューター導入を中心とする審査、支払いの適正化について、一段と御努力をお願いをしておきたいと思います。  次の問題は、いま高杉同僚委員からも出ましたように、すでに医療費の引き上げ問題がいわゆる大きい話題になっ...全文を見る
○安恒良一君 私は、調査費が百七十万しかつかなかったというのはちょっと、いろいろ御努力をされたんでしょうが、今日の緊縮財政の折からだと。しかし、私はこういうものの調査費というのは、本当に渡辺大蔵大臣とお話になったら、渡辺大蔵大臣の年来の主張から言ってこんなところを調査してはいかぬ...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと大体いつごろ調査をされるんですか、何日とか、大目安として。いまあなたが言われた臨検法の成立、それから経過措置等々あって、これは今年度調査費ということでついているんですから、もちろん今年度おやりになることは当然だと思いますが、大体いつごろをめどに調査をされ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。じゃ、いま事務当局から今年度秋をめどに調査をしたい、こういうことでありますから、ぜひお約束どおりにひとつ調査をやっていただきまして、それと同時に、医療費の改定はこれは中医協マターの問題でありますから、私たちが国会の中でとやかく申し上げるわけでありません...全文を見る
○安恒良一君 これで終わります。
04月28日第94回国会 参議院 運輸委員会 第8号
議事録を見る
○安恒良一君 大変長い名前ですから、初めは広域臨海環境整備センター法案、こういうふうに呼びますが、後は質疑の中ではセンター法案、こういうことでひとつお許しを願いたいと思います。これが一つであります。  まず、質疑に入る前にちょっと両大臣にお尋ねをしたいんでありますが、実はこの法...全文を見る
○安恒良一君 両大臣が釈明されましたから、私はこれより以上のことを申し上げませんが、少なくとも私は、国費を八億も使って、この法案の審議に重要な関係がある場合にはやはり事前に提出されてしかるべきだと、そして委員会の中においてこの部分はやはり公表していただきたくないということがあれば...全文を見る
○安恒良一君 いま両大臣からお聞きをしますと、まあお聞きをする限りにおいてはどちらが先かどちらが後でないと、両方整合性をやると、こう言われていますが、それは私は観念論だと思うんです。  そこで、少し中身についてお聞きをしたいと思いますが、まず、たとえば廃棄物の処理、これが非常に...全文を見る
○安恒良一君 いま港湾局長は一つの前提を置いて言われましたですね。いわゆる徹底したリサイクルをやるとか再生利用をやるとか、それでもどうにもならないときと、こういうことを言われたわけですが、そのことは後で議論することにいたしまして、その前提はおきまして、まずいま前段あなたが言われた...全文を見る
○安恒良一君 いや、大臣、決して私は港湾を優先をさせると、こう言って急げ急げということを言っているんじゃないんですよ。いま私が当初両大臣に、この法案の目的は何ですかとお聞きしましたら、一つは、一番先にゃはり挙げられるのは、首都圏、関西圏においては大変なごみがある、これをどう最終処...全文を見る
○安恒良一君 いや、もちろん埋立物はごみ中心ということはわかっています。私が盛んに聞いていることは、このセンター法案というのは、廃棄物の処理対策が重点なのかということを盛んにお聞きしているんです。廃棄物が重点なのかどうなのかということをお聞きしているんですね。それならばいままでの...全文を見る
○安恒良一君 いや、どうも無理に切り離す必要もないんです。どちらが重点ですかと聞いているから、あっさり答えてください、両大臣。どちらを重点にお考えになっていますかと。何も切り離せと私は言っているんじゃないんですよ。いわゆるごみを集めて港湾に埋め立てようということなんですから、その...全文を見る
○安恒良一君 厚生大臣の答弁でよくわかりました。ごみを捨てることが重点で、それをいわゆる活用して港湾を埋め立てる、こういうことになりましたから、今後の問題はこれに置きましょう。  それじゃ、次にまいります。  そこで、今度はごみを捨てるということが重点だということになりました...全文を見る
○安恒良一君 どの資料、それを言ってちょうだい、たくさん資料もらっているから。
○安恒良一君 それじゃ一と二で言ってください。きょうもらったのを二にします、きのうのを一にするから。
○安恒良一君 一番の何ページ。
○安恒良一君 全国、近畿圏。
○安恒良一君 これは現在の資料ですね。それで昭和五十二年の資料ですね、これは。一番新しい最近のたとえば五十五年は無理でしょうが、五十四年ぐらいの資料はあっていいんじゃないですか。私はきのう資料要求に、五十四年を出しなさい、五十五年は無理だろうと。あなたがいま説明したのは五十二年で...全文を見る
○安恒良一君 一般は。
○安恒良一君 資料一の五十二年都道府県別というのはあなた、これ五十三年の資料ですか。
○安恒良一君 それなら五十三年の資料は。
○安恒良一君 いや、二の方の四ページは産業廃棄物でしょうが、何を言っておるか、もうちょっときちきちと答えなさい。二の四は産業廃棄物でしょうが。
○安恒良一君 ちょっと頭が悪いのか何か知らぬけれども、資料きちっとそろえて出してください。わけがわからぬですよ、あなたがいま言っていることは。  私が聞いたことは、きのう通告したことは、廃棄物を一般と産業に分けて、一番最近の新しい調査、五十二年とかそんな古いのじゃなくて、できれ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃお聞きしますが、この資料のこれ、ちょっと見てください。四ページというのは産業廃棄物ですね。そしてこれは「都道府県より聴取した五十六年四月における状況に基づき厚生省がまとめた」と、こういうことですね。これはいつの年のやつですか、ことしの四月に聞いたと。こっちは...全文を見る
○安恒良一君 それからこれは五十二年都道府県別とこう書いてあるのですが、五十二年というのはあなたのいま言を聞いていると、何か五十二年のようにも聞こえるし、どうなんですか。私の手元にあなたが持ってきたのは、「首都圏及び近畿圏における廃棄物処理の状況(昭和五十二年都道府県別)」と、こ...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、見てごらん、大臣、それだったらないわけですよ。資料一は一般廃棄物、こっちは産業廃棄物ですから。私は一般廃棄物についてもできるだけ新しい年の調査をと。そうすると、五十二年の調査じゃ困るわけです、五十三年か五十四年、まあ五十五年は無理にしても、そういう調査が...全文を見る
○安恒良一君 欠落しておったら質問できません。埋めてください。何のために質問取りに来たんだ。これから君たちには質問取りを断るぞ、こういうことだったら。人の部屋にたくさん来て、資料を一々きちっと説明して、そしていまごろになって欠落しているというのは何のために……。これから私は質問取...全文を見る
○安恒良一君 大臣から率直なおわびがございましたし、委員長初め理事のおとりなしがございましたから、いま私が要求している資料は急いで集計をして出していただくということにいたしまして次に進みたいと思います。ただ、率直なことを申し上げまして、私もごみというのはかなり素人なんですが、素人...全文を見る
○安恒良一君 資料の何番のどれと言わなければわからぬでしょう。
○安恒良一君 いま私がお聞きしたことの答えになってないんですね。というのは、通産省がお出しになっているのは企業種別の統計的な推計値ですね。それからさらに燃えがらとか廃油とか廃酸とか、こういうのを出されていますが、たとえばきのうは建設省も呼んでおきましたけれども、建設廃材等はどうも...全文を見る
○安恒良一君 だから君には聞いてないんだ、第二のことは厚生省に聞いているんだ。要らぬこと言うことないの。
○安恒良一君 どれ、こんなよけいあるから。
○安恒良一君 何ページ。
○安恒良一君 まあ大臣、こんな、きのう渡していて、いまになってこういうものを見れと、こういうことに審議がなるわけですよね。きのう渡してあるからと、向こうはこういう言い分になるわけでしょう。ところが、きのうこれだけ持ってきていますからね、いかに私が超人でも、これ全部とても読むわけに...全文を見る
○安恒良一君 了解はできないね。そんな言い方で了解できないね。  大臣聞いてください。総量とあれば電話で聞いたと、内訳は聞かなかったから御了解くださいって、何ですか、あの言い方。この項目も通告してありますよ。とりあえず電話で聞いたんだから総量しかわからないんだ、内訳はわからない...全文を見る
○安恒良一君 各県でも四十七都道府県全部聞けと言っているわけじゃないでしょう。あなた、たとえば茨城とか群馬とか、いま電話はダイヤル全部直通になっていますからね。だから、本当に私の質問の真意をきちっと理解をしているなら、きょうまで時間あるわけですよ。きのうの夕方でしょう、私とあなた...全文を見る
○安恒良一君 休憩前にお願いをいたしておりました産業廃棄物の種類別発生表をいただいたわけですが、この点について、もう時間がありませんからごく簡単に説明してください。
○安恒良一君 資料をいただきましたが、私はこれらの問題について、これは数字的に発生量とそれからこういうふうに種類別の処分、そのことだけが出されています。そこで、私はどうもいままでのやりとりから見ますと、まず実態の把握、処理、それから処分の現状、それから発生源での実態調査、こういう...全文を見る
○安恒良一君 私があなたに質問したのは、そういうものがどうなっているかということで、都道府県が掌握をしていろんならば、その報告を聞かれた上でいま私が申し上げたように実態の把握、処理、処分の現状、発生源での実態調査、こういうことをやっておるということを、都道府県がやっておるというな...全文を見る
○安恒良一君 私は、このところは正直にうたっておいてもらわないと、またこれ後でひっかかることになるんですからね。後から私の要求している資料の中で県自体がわからぬという資料があるわけですから、やはり大臣ね、ここのところ私非常に重要だと思いますが、どうも私は、国はもちろんのこと、都道...全文を見る
○安恒良一君 そこで大臣、私はこう思うんですね。そういう実態が十分に把握されてない。そういう把握されてない中でどうして私は広域処分の計画や見通しができるのかわからないんですね。実態が十分に把握されてない。厚生省はもちろんのこと、残念なことにどうも都道府県においても十分な報告なり実...全文を見る
○安恒良一君 一般論的に厚生大臣お答えになりましたが、少し実態論的にそれじゃ議論をしてみたいと思います。  まず警察庁にお聞きをしたいんですが、産業廃棄物の不法投棄等の違反行為、それから廃棄物処理法違反の件数等で、警察庁が検挙されました一番最近の新しい資料について説明をしてくだ...全文を見る
○安恒良一君 数字は明らかになったんですが、ひとつ、たとえば順序として建設関係がどうなっているか、汚泥がどうなっているのか。それから、こういう不法投棄が行われました原因、動機、そういうものについて、これは厚生省ですか、説明してください。
○安恒良一君 いま言われましたように、いわゆる原因、動機につきましては処理経費の節減のためというのが大体六一・五%ありますね。それから、処分場が遠距離のためというのが一二・一%それから、事業所みずからが不法投棄したのが七五・一%にも及んでいるわけであります。そのほかに無許可の業者...全文を見る
○安恒良一君 大体検挙率の中で八%ということですが、どの程度無許可の業者がたとえば首都圏、近畿圏等にあるというふうに思われていますかしそういう実態は追跡調査なんか調べられたことがありますか。
○安恒良一君 大臣、いま検挙した中で約八%無許可の人がいると、こう言っているんです。これは警察庁の方がやっているわけですね。ところが、どの程度無許可のものがあるかというのは調べてないと、こういうわけですね。私は、やっぱりこのフェニックス計画等をやられる以上は、まあこれは無許可です...全文を見る
○安恒良一君 どの資料。
○安恒良一君 ちょっと待ってください。午前中もらっておったやつを昼からこれに差しかえるといったって差しかえたやつには載っていないじゃないですか、それは。
○安恒良一君 そうすると、これからナンバー二が二つある方にこうして見ていくわけですか、私は。
○安恒良一君 東京で専従している人、東京は六十六人ということですが、専従は何人いますか。いわゆる専従というのはこれを専業にやっている人ですね。それから大阪府は出ていますが、政令都市でありますから、大阪市の場合に専業でやっている人が何人いますか山
○安恒良一君 大臣お聞きください。東京が六十六人おりますが、監視のための専任でやっている人はゼロなんですね。それから大阪は、向こう数字を言われませんでしたが、百五十六人おるんですが、その中でやっている人は一人もやっぱりいないんですよ。全部ほかに仕事を持ってやっているんですね。全部...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これだけの事業所があるわけですよね。そして人数はいま明らかになりました。そして、専業でやっている人は東京と大阪の場合には全然いない。これで果たしてチェックができるんでしょうか山それならば、まあできないとはなかなか言わないでしょうが、できるとすれば、東京、大阪の...全文を見る
○安恒良一君 それならば、有害産業廃棄物をやっているところを重点的にやっているということでありますならば、首都圏の三十九万三千百三十、近畿圏の二十五万四千のうちに、そういう事業所は何カ所ですか。
○安恒良一君 こういう点も、あなたがいま言われたのは、チェックをしているのかと言ったら、そういう事業所を重点的にチェックしています、その件数はこれだけだと言われた以上、ラフな答えでは困るわけです、ラフな答えでは。これだけの事業所が東京都にはございます、大阪なら大阪にこれだけござい...全文を見る
○安恒良一君 大臣、こういうことなんです。いまの議論は、いまさっき言ったことを直ちに訂正しなければならない、直ちに訂正。前段に言ったことと、いままた私から突っ込まれると、いよいよ資料がなくなるものだから、今度はやってないと、こう言うんです。これが産業廃棄物に対する実態なんです山大...全文を見る
○安恒良一君 大臣、やはり、指導員、特に専従指導員を増員しないと、兼務ではできないんですよ。それと同時に、指導員の資格研修、活動内容等もきちっとして、それと同時に、これは予算が伴うことなんですから、そういう予算的な措置もきちっとしていただかないと、せっかくフェニックスでいわゆる処...全文を見る
○安恒良一君 それでは、大臣としては指導員の増員、それから専従指導員を置くということ、それから指導員の研修等にも全力を挙げるということ、そしてこれは都道府県にやれやれと言っただけではできないことなんですから、それに対する財政援助、こういうことも含めてお約束をいただいたということに...全文を見る
○安恒良一君 ところが、私の調査によりますと、厚生省はそういう定義をされておるようでありますが、取り扱いについては実態的に混乱が起きているんじゃないですか。地方自治体の中においてはこれは一般廃棄物というふうに必ずしも考えない、こういう等々があって、なるほど十八品目の指定はされてま...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これもこういうことになってくるんですね。最初はすきっとこれは一廃であるとこう答えた。私から実態を言われると、いまお聞きをしていますとなかなか一廃としては必ずしもなじみにくい、私はそうだと思います。それはなぜかというと、廃材を大都市で処分するとしますとこれは焼却...全文を見る
○安恒良一君 大臣お聞きのとおりだそうですから、行き詰まるとすぐ何とか審議会とこういうことに答弁がなるわけですが、私はやはり早急に、生活環境審議会にかけているというならば、いわゆる法律的な定義と実態との間に大きな乖離があるわけですから、これはやはりどうするのかというのは早急に結論...全文を見る
○安恒良一君 いまあなたがしゃべったの、私の手元にあるやつは、これはまず首都圏及び近畿圏プール五百七十二ですね。それからその次の表ですか、あなたが言われたのは。これどうしてプールしてあるの、首都圏及び近畿圏で自己処理は何件、委託が何件と、こういうふうにこの表は分かれてないんですが...全文を見る
○安恒良一君 私が要求しているのは、上の表の場合でも、首都圏は全体で自己処理が何ぼある、委託処理が何ぽある。近畿圏は何ぼある。そして、それが今度は首都圏の県別に見た場合に内訳がこうなると、こういう資料を要求しているんですよ、そういう資料。
○安恒良一君 いやそれ、あれも出してない、これも出してないと言って、理事からある程度進めると言われるからこう進めてるんですけれども、私は首都圏と近畿圏と、それから今度は、首都圏内の各県別のことを全部出してくれと。何もこれ意地悪でやってるわけじゃないんですよ。そういうものを全体をど...全文を見る
04月28日第94回国会 参議院 本会議 第15号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、鈴木総理並びに関係大臣に質問を行おうとするものであります。  わが国の人口構成は急速に高齢化しつつあります。生産年齢人口に対する老齢者の割合は急速に高まり、八〇年代...全文を見る
05月07日第94回国会 参議院 運輸委員会 第9号
議事録を見る
○安恒良一君 余り資料の事務手続のことだけでやり合っておると本論に入らないまま時間が終わりますからやめたいんですが、やはりちょっと各委員にもお耳に入れておき、大臣からも釈明していただかなきゃならぬ。というのは、二十八日の日に私はこれを見せまして、これはほかに出してくれるなというこ...全文を見る
○安恒良一君 まあ大臣から謹んでおわびがございましたから、それではこの問題はこれぐらいにいたします。  そこで、きょうはたくさんの私が要求しておった資料、ほぼ全面的にそろえていただきました、率直に申し上げて。ですから、この資料の中身を一つ一つやっておったら七十分間、幾らあっても...全文を見る
○安恒良一君 首都圏と関西圏。
○安恒良一君 それではぜひ、まだこの法案審議に日程がございますから、この法案を最終的に取り扱うまでの間に具体案について、これは来年、再来年とか二、三年計画になると思います、率直に言って。そういう計画の中身をひとつ、まあ私はもう質問に立つ時間がないと思いますが、さらに同僚委員が質問...全文を見る
○安恒良一君 検討してまいりたいと言われるならやむを得ぬから、少し資料の中身のずさんさについてちょっと大臣に言って、やりますと言ってもらわにゃいかぬのですが、実はいただいた大変厚い資料を勉強をさしていただきましたら、産業廃棄物についてこんなに処理の状況が違うわけであります。たとえ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きのとおりなんです。私はこのデータはかなりずさんだと思うんです。これ一々やっとる時間ありません。少なくとも二ついただきました資料をこうして突き合わして見ただけで。こんなばかなことないですよ、いわゆる五十二年と五十六年で、それはまあうんと倍数が上がること...全文を見る
○安恒良一君 それでは、調査をやるということと、それから、監視体制についてはお約束をいただきましたので、次にまいります。  次は、いわゆる産業廃棄物でもなければ一般廃棄物でもないというような問題点がたくさん出ております。その中の一つの問題点といたしまして、庭木材についてまずお聞...全文を見る
○安恒良一君 それで、その後、四十六年の法改正の施行令の第一条の九号で、工作物除去物、もしくは二号の木くず等々で、自治体とすればできればこれはやはり産業廃棄物としてほしいということに対して、あなたたちはいわゆる施行令第六条の三号のイの規定によると建築廃材についてはそのまま海洋投棄...全文を見る
○安恒良一君 そこで大臣、これから今度は大臣の所見を承りたいんですが、私はこの解釈は非常に無理だと思うんであります。それはなぜかと言うと、工作物除去物は混合排出をされます。土砂、瓦れき等、それから建設廃材、角材、板切れ等に選別されます。そして選別された土砂及び建築廃材は埋め立て材...全文を見る
○安恒良一君 大臣から政令改正のお約束をいただきましたから、この問題はそれにしておきたいと思います。  次は、いま廃棄物は、分け方といたしまして一般廃棄物と産業廃棄物に分けられております。ところが、私はこれは法改正をやらなきゃ無理だと思いますが、適正処理困難物についてどういうふ...全文を見る
○安恒良一君 いま周辺とおっしゃったですね。あの島に上がったのはぼくたちが初めてだと言われたのです。国会議員でこの埋立地に上がってつぶさに視察をしていただいたのは初めてでございますと、こう言ったんですからね。まずぼくは、やっぱりこういうフェニックス計画などを出すんだったら、関係大...全文を見る
○安恒良一君 大臣、ぜひこれはいま申し上げたように法律改正をしていただかないと、私はいまの区分では非常に無理があるというふうに思います、率直なところ。それから適正処理ができません、いまの区分だったら。結果的にかなり引き取らない自治体があるわけですから不法投棄になる。それから引き取...全文を見る
○安恒良一君 大臣、私はこれもひとつぜひ大臣にきょうはお約束をいただきたいと思いますが、生活環境審議会委員の名簿、それからその中の廃棄物処理部会委員の名簿、それから産業廃棄物専門委員会の名簿、それから廃棄物処理部会専門委員会の名簿、それから熱利用研究委員会の名簿等々、それからいま...全文を見る
○安恒良一君 専門委員会は、いま入れるという話は、もう事務当局は当該のところとも話をしているわけです。で、私、あえてきょう大臣にそれを持ち出しましたのは、もちろん専門委員会で入れていただくこと結構ですが、審議会の方にも、というのは専門委員会は専門委員でして、専門委員会がそれを部会...全文を見る
○安恒良一君 発言の趣旨に従って御検討願うということでありますから、いま私が申し上げましたようなことをひとつ十分に御承知おきを願って、私はより廃棄物の処理が適正に行われるように、こういう角度から、大臣、申し上げているわけです。何でもかんでも労働者の代表を無理に入れよという意味で言...全文を見る
○安恒良一君 そして大臣ね、いまの処理方法は、これはもう大臣専門で御承知だと思いますが、この工場排水も一般家庭から出ます下水も、合流方式になっているわけなんです。でありますから、これが非常に厄介なものになっているわけですね。たとえば一般家庭から出ます下水だけであるならば、これは再...全文を見る
○安恒良一君 それじゃあなたに聞きますが、監視体制を強化するためにどうするんですか。それから除去するためにどうするんですか。あなたたちはそういうチェックをしていますか。この資料見てごらんなさい、何ぼ監視員がおって何%指導に行っていますか。口で、こういうところでぼくから責められたら...全文を見る
○安恒良一君 いや、全体の業者について何%やっているの。資料で言いなさいよ。そんなあなた抽象論じゃ困るわな。資料あるなら持ってきなさい。そしてあなた言いなさい。その資料を持ってきてから言いなさいよ、あなた。抽象論じゃ困るわな。資料持ってきてくれ。
○安恒良一君 あなただめじゃないの。幾つ工場があって幾つやったと言わぬとわからぬでしょう。資料持ってきなさいよ。あなた赤ちゃんかね。かわれ、かわれ、答弁のきちっとできる人間に。  工場が幾つあって、そのうちの幾つをしたと言わなけりゃ、そんなあなた回数だけ言って一体だれがわかるか...全文を見る
○安恒良一君 これね、こんなずさんな資料じゃわかりません、これ全国のやつ集めてきているだけですから。いま議論しているのは、主として首都圏、関西圏ですから。首都圏、関西圏でまずそういう工場が幾つある、そしてそれに対して検査を何回やった、検査率は幾らになっている。それから、それがため...全文を見る
○安恒良一君 そうですね。  以上、大臣お聞きのとおりなんです。それでひとつ、私もそれは率直なことを言って合流方式を簡単に分流方式にすぐ直るとは思っていません、全く素人じゃないわけですから。しかし、何らかの方法を、たとえばいまのままの方式でいくならいくに当たって、いま私が何回も...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、その問題は次回に大臣も御検討いただくということでありますからおきまして、減量化というのが非常に重要だと思うんですね。でないと、この前もお聞きしましたように、これだけの大きな埋立地をしてもせいぜい十年だろうと言うんですね。十年たったらどうするんですかと言った...全文を見る
○安恒良一君 私の持ち時間は五十九分までですから、簡潔にひとつお答えください。  大臣、いまお聞きのとおりで、私も減量化についてはいま言った五つのやり方があると思いますが、やはり今度第六次計画をお出しになるそうですから、やっぱり何といっても本来地方自治体の固有の事務でありますが...全文を見る
○安恒良一君 それじゃその次の問題にまいりますが、まず、さっきも何回も申し上げましたように、廃棄物行政は地方自治体の固有事務でありまして、そこで今度センターをおつくりになるわけですが、その場合の基本計画の策定に関しましては、ひとつ十分関係自治体と協議をして決める、この保証をいただ...全文を見る
○安恒良一君 主務大臣をふやすのは。
○安恒良一君 これは意見の違いで、私はなるほど所掌事務の大半は厚生大臣であることを認めるわけです。しかし、いまも答弁が何回もありましたように、これはやっぱり自治大臣と相談をしてという事項がかなり出てくるわけです。それから、きょう私は環境汚染をやってませんけれども、環境汚染をやれば...全文を見る
○安恒良一君 もう一つ、二番目は、厚生大臣。
○安恒良一君 もう時間が参りましたが、いま言われました後段の方は、ぜひそういうことでお願いをしておきます、両大臣で御相談くださって。  それから、前のことは、計画を立てられる以上、いまおっしゃったように万全の計画でおやりになると思いますが、そうは言いましてもなかなか土地というの...全文を見る
○安恒良一君 以上で終わります。
05月12日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
議事録を見る
○安恒良一君 昨年の十月二十八日に本委員会で、厚生年金等の一部改正を、大改正をやっておりますから、率直なことを言ってまだ半年ぐらいしかたっておりません。こういう中で出てきましたところの国民年金法等の一部改正に関する問題でありますから、本質的な議論はかなり昨年やっておりますので、そ...全文を見る
○安恒良一君 企画課長が答弁をされましたが、一つ大きいことをお忘れになっておりはしませんか。というのは、私はやっぱり国民年金を中心に未成熟な部分があって、老齢年金の給付対象者の大部分がなお低水準に置かれている。これをやっぱりどう引き上げるかというのはあなたおっしゃいませんでしたが...全文を見る
○安恒良一君 私は、老齢福祉年金だけじゃなくて、やはり拠出制の五年年金も十年年金も経過措置でありますが、大変低水準に置かれて、これらを含めた引き上げというのは、各種の審議会からも御指摘をされているところだと思いますから、いま、あなたは老齢福祉年金と財政の関係を言われましたが、以上...全文を見る
○安恒良一君 そこで、それらの問題点について、これから私たちは、改正のたびに一歩一歩前進をしていかなければならないと思います。  そこで、きょうはその中の一つの問題点といたしまして、スライド制のあり方の問題についてちょっとお聞きをしておきたいのでありますが、今回の国民年金、厚生...全文を見る
○安恒良一君 これは当然のことですから、政府の物価見込みが高くなったから七・八であれし、それに必要な所要財源等は一覧表をもらってありますから、この中身は時間がありませんから申し上げませんが、所要財源等は今後の推移を見て、たとえば予算の流用とか補正まで——金額からいうと大した金額じ...全文を見る
○安恒良一君 そこで、これは去年ここで議論をしたときのことを、ひとつ厚生大臣思い起こしていただきたいのでありますが、去年の十月の二十八日のときに、有子の寡婦、それから高齢の寡婦の加算問題について議論をしました。まず数字的にお聞きしたいんですが、当時の議論では、これだけ加算をすると...全文を見る
○安恒良一君 そこで、その第二の例は妥当でありませんね。なかなか二子といいましても、これは十八歳未満ですからね、だから二十年加入して十八歳未満が二人おるというのは、実態的に考えますと、そういう場合もありますよ、多くの場合には。しかし平均的にとる場合には問題があると思う。そこで、私...全文を見る
○安恒良一君 大臣、お聞きのとおりなんですよね、いま言われたように。私は当時、大臣にもぜひ加給についてもこれが水準の引き上げが望ましいが、水準の引き上げが無理というなら、加給された部分についてもスライド制をぜひ考えてほしいということを強調して終わっていますが、いま具体的数字を言わ...全文を見る
○安恒良一君 残念ながらできなかったということでありますが、まあ再計算は五年ごととか場合によれば四年ということになりますが、大臣、これをこのまま据え置いておくわけにいかないと思うんですね。ですから、ことしはまあできなかったのですが、たとえばことし七・八上がりまして、来年が政府公約...全文を見る
○安恒良一君 それではスライド制の問題は、いま申し上げましたように、有子の寡婦とか高齢者の寡婦については、厚生年金や国民年金の物価スライドと同じようにスライドする方向で前向きに大臣に御努力いただくと、こういうことのお約束をいただきましたので、その点をぜひひとつ大臣、来年の改正のと...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これは事務当局に答えさせると全く同じことが、大体ほぼ、議事録を見ると、課長が言ったことも部長が言ったことも、毎年同じことを言っています。だから私は、本当は課長や部長に答えてもらいたくなかったんです。同じことを聞いたって意味ないんです。と言うのは、たとえば物価が...全文を見る
○安恒良一君 大臣、事務当局に、ぜひ私はお願いしたいんですが、たとえば昭和六十年までということじゃなくして、いま抽象的に事務能力が大変だとか、オンライン化が進んでないということの答弁は何回聞いたって同じなんですよ。私がきょう期待しておったことは、こういう年次で、たとえばいま昭和五...全文を見る
○安恒良一君 大臣、ぜひそういうふうに事務当局に作業を進めさしてください。そして、これを私たちの審議の場にのせてください。そうすれば私たちは、いいことはいいことだと、賛成することは賛成すると。こういうことで、やはり国民が、非常に高齢化社会でこれから受給者がどんどんふえていきます。...全文を見る
○安恒良一君 じゃ、スライド制と年金の支払い回数の問題はそれぐらいで……。  そこで、これもまた問題でありますが、五人未満の事業所適用問題についても、これももう私、国会議員になってから年金上げるたびに決議されています。私、国会議員になる前の記録も読ましていただいて、去年も申し上...全文を見る
○安恒良一君 まあ、なるほど六月に一遍実態調査をやろうということはわかりましたが、プロジェクトチームを設けられたというのは、これは年金だけじゃなくて医療保険にもかかわるんですが、どういう、だれが長になって、どこの馬とどこの局が合同でプロジェクトチームをつくったらつくったとか、どう...全文を見る
○安恒良一君 五人未満の事業所数及び従業員数、現在でどのくらいあるというふうにおつかみになっていますか。
○安恒良一君 答弁は、時間がないから簡単にしてください。  私ども、一番最近の、いまあなたが言われた調査では、大体五人未満の事業所数は百五十一万四千事業所、従業員数が四百八十二万一千人、これが一番新しい資料ではないかと、一事業所当たり三・一八人というふうに人を把握していますが、...全文を見る
○安恒良一君 まず私は、プロジェクトをおつくりになったら、一番直近のそういう実態を把握した上で、その上で御議論くださらぬと、これは厚生省だけじゃなくて、必要なら労働省や総理府統計局、その他いろいろ各省に調査資料があるわけですから、各省は各省なりにいろいろ政策上持っていますから、そ...全文を見る
○安恒良一君 年金資金懇談会は定例的に、たとえば一カ月に一回とか二カ月に一回とか、そういうふうにおやりになるんですか。それとも、議題があるとき随時適当にお開きになっているんですか。その運営の規則的なものはどうですか。たとえば定例的なのかどうか。
○安恒良一君 少なくとも厚生年金審議会、ここの、いわゆる社労委員会の議論、それから総理大臣の諮問機関でありますところの社会保険審議会、社会保障制度審議会で議論をされておるところの問題は、いわゆる保険者、被保険者——国もお金を若干出しているからいいだろうと、学識経験者等入れて、年金...全文を見る
○安恒良一君 これだけやるわけにいきませんけれども、私は全くいまの運営はびほう策だと思いますね。ですから、もう少しどうしたらこの懇談会を設けた趣旨にこたえられるのかということで、そんな不定期ではなくして、最低月に一回なら一回ぐらいきちっと会合を開いて、何も懇談会ですから諮問方式を...全文を見る
○安恒良一君 まあ時間が十分までしかございませんから、二つの点をお聞きしたいんですが、これは丸谷先生からいろいろな実例が出されて、国民が困っておられる例がありました。私ももう何件かありました。私の場合は、その都度年金部長や担当の方々とお話をして、問題の解決に努力をして、解決した国...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、もう時間がないですから、最後にこれだけもう一つ、全体の制度の改正について、いろいろ御議論くださっていると思いますが、これもわれわれの前からの持論でありますが、とりあえず、国民年金について、いわゆる保険料の一律定額と、給付も全額定額と、こういうことを基礎にし...全文を見る
05月26日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第13号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、本日議題となっております二つの議案の中で、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を中心に質問を行いたいと思いますが、たまたま、本法案審議の過程におきまして村山大臣からごあいさつがありましたように、大臣がおかわりになりました。そして、大...全文を見る
○安恒良一君 かなり慎重な発言をされていますが、私は特に、たとえばこの法案なら法案を審議するときに、これは衆議院では園田さんの時代に審議していますね。今度は参議院に来たらあなたの時代ですけれども、私はこの法案の審議に関しては継承されていると思うんですよ。でなけりゃ、もう一遍衆議院...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ角度を変えまして、ほかの方からお聞きしたいんですが、きょうあなたの厚生行政に対する所信表明を聞いて安心したのですが、一部、これはあくまでも単なる新聞の論評的なものだと思いますが、大臣御自身が大蔵省の御出身である。今日、国家財政が非常に赤字の中における財政的な...全文を見る
○安恒良一君 お話を承っていますと、やはりどうもやや大蔵大臣の御経験者でもありますし、大蔵省御出身でありますから、そちらの方にポイントを置かれた御説明されますが、どうかお願いしておきますが、決して大蔵省厚生局にならないようにひとつお願いをしたいということと、それから、福祉とか社会...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  それじゃ、認定は各都道府県から出して厚生省でやるということですから、私は、やはり特殊事情にあるかどうかということの認定を急がれなきゃいけないと思います。  それから大臣、やっぱり少なくとも六人部屋とか八人部屋で四千五百円とか取るのは特殊事情じゃ...全文を見る
○安恒良一君 それでは六人部屋とか八人部屋は、抽象論ではいけませんから、後で具体的に担当の方に知らしておきますから、どんどん調査して、六人とか八人部屋で四千五百円も取るなどというのは私は間違いだと思う、ただ、まあ大臣、世の中には金持ちがおりまして個室の方がいいと、デラックスな部屋...全文を見る
○安恒良一君 そういたしますと、そこで認識が一致しました。そうなりますと私は、この戦争被害者である国民に対して、国が国家補償をやる必要があると思うんです。というのは、御承知のように西ドイツにおいては、風が立法措置をしまして国民全体に対する国家補償をしておる。そういう角度から私たち...全文を見る
○安恒良一君 「懇談会の結論は、第一に社会保障の理念から国家補償の理念にと大きくかじを切ったことについて私は評価をいたしております。」と、こういうふうに園田さんは述べられていますが、そのお考えはそれでいいわけですね、いま申し上げたように。  そこでじゃお聞きをしたい人ですが、そ...全文を見る
○安恒良一君 いや、私はここで法律論をやろうとしていません。法律論をやるなら法制局も呼ばなきゃいけませんし、外務省も呼ばなきゃいけません。必要ならそれは次回やってもいいです。いま私は、ここであなたと法律論をやろうとしているわけじゃないんです。ですから国内法としての賠償云々というこ...全文を見る
○安恒良一君 衆議院における答弁との食い違いがありますね。園田さんは衆議院におけるそういう議論の中で、実は所得制限の撤廃も全面的にやりたかったのだと、しかし今回、力及ばずこういうことになったと、さらに引き続いて所得制限の撤廃については努力をしていきたいということを言われていますが...全文を見る
○安恒良一君 人の質問をよく聞いてください。議事録を後で見てください、私は今年度のことだけ聞いていませんよ。今年度の評価するべき点は評価しながら、さらに今後どうしていこうとするのか、せめて所得制限の撤廃については考えられないのかと、こういうことを聞いているのですからね、あなた、こ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、答弁してください、いまの問題について。
○安恒良一君 それじゃ、この問題についての所得制限の撤廃についてはひとつ一段と御努力をお願いを申し上げたいと思います。  それから第二に、近距離被爆者対策の強化についてもいろいろ基本懇も触れていますし、衆議院でも議論されていますが、この近距離被爆者対策の強化問題についての、今年...全文を見る
○安恒良一君 急に御質問があったというのは、ばかじゃないかと言うんだよ、その答弁はね。この法案を審議するときには、いわゆることしの措置と同時に、将来どういうふうにする考えを持っているのかと聞くのはあたりまえでしょう、あなた。あたりまえでしょう、そんなこと。よくそれで局長勤まります...全文を見る
○安恒良一君 大臣、あの程度でございますから、これはもうこれ以上やってもやむを得ませんから、またこの問題は、必要なら次回にさらに中身を少し議論さしてもらうことにしましょう、それじゃ、きょうのところはそれでそこのところはおいておきます。  次に、認定申請の問題について、これも衆議...全文を見る
○安恒良一君 まだ私の質問に全部お答えになっていないじゃないですか。
○安恒良一君 そうしますと、たとえばいまあなたがおっしゃったような外傷性疾患——ガラス片残留、ケロイド等は、手術を確認した時点で認定を行うケースである、こういうことになりますね。それならば、ちょっとお聞きをしたいんですが、その他ですね、五十四年度その他が六十六件あるわけですね。そ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃひとつ、これはきょうは無理でしょうから、ぜひいま言ったところを正確に——私の手元には五十二年、五十三年、五十四年の申請件数と認定件数と却下件数、その他が出ています。で、その他の中で、その後さらに認定されたものが何件あるのか、いまあなたがおっしゃったように、た...全文を見る
○安恒良一君 事務当局改善策は。
○安恒良一君 以上で終わります。
06月02日第94回国会 参議院 建設委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、連合審査に当たりまして、本来でありますならば今回の財政再建、臨時行政調査会の提案等によりましてきょう審議している一ルート三橋自体が問題になりつつありますが、これらの問題は後から質問をしたいと思います。と言いますのは、運輸大臣が衆議院との御関係で本席上には二十五...全文を見る
○安恒良一君 ぜひいま大臣が言われましたように、まず雇用の拡大を図る、もしくは船員は船員として働けるという観点において航路の再編成なり実施計画の策定に御指導願いたいと思いますし、またいま一方においては、非常に増便を望んだり新しい航路を望んでいる、瀬戸内海には島が多いわけですからそ...全文を見る
○安恒良一君 調査の結果の中身について少し私は私なりに意見がありますが、これも運輸大臣がお帰りになった後でも審議官は残られていると思いますからそこでひとつ議論させていただいて、運輸大臣に関係することだけに限定しておきます。  そこで運輸大臣、受けられる数の見方はいろいろございま...全文を見る
○安恒良一君 これは大臣御承知のように、五十三年の十月六日に本四連絡橋に伴う港湾・陸上運送関係雇用問題に関する協定書の中にも、「国は港湾労働者としての雇用の確保について、必要な措置を講ずるものとする。」、こういうことで衆議院段階ではかなり法律論争までされています。いま時間がありま...全文を見る
○安恒良一君 それじゃだんだん大臣がもう退席される時間になってきていますから、これも後からゆっくり事務当局とは持ち時間の範囲で議論させていただくことにいたしまして、一括お答えをお願いしたいんですが、道路運送業に関する問題でありますが、これもまたかなりの変化を伴うと思います。特にル...全文を見る
○安恒良一君 運輸大臣も御承知のように、トラック運送業というのは三万を超えておりまして、もう百鬼夜行の形でダンピングその他行われています。私はもうトラック業なんかにまた新免がおりるなどということは実は考えられない問題だと思います。しかし、こういう際ですから往々にしてそういうことが...全文を見る
○安恒良一君 大臣の御決意のほどはわかりますが、しかし、たとえばさしずめ来年度公共事業費の伸びはゼロということで決まりますと、私はやはりこの本四架橋を含めた五十八年から六十年度におけるこの伸び率は二〇ないし三〇の伸び率がないと、この公共投資の長期計画の実施がなかなか不可能だとされ...全文を見る
○安恒良一君 大臣のそういう御意欲だけは承っておきます。これは後ですぐ結果が出ることなのですから。私は何も一ルートつくること自体に反対をしているわけじゃないのです。しかし、取り巻く経済情勢、臨調のこと等から考えるとなかなか大変だなと思いましたからそういうことをお聞きをしているわけ...全文を見る
○安恒良一君 労働大臣は国務大臣ですから、いろいろな行政の、運輸行政のことまで御言及されて御答弁いただきましたが、私はいま一度労働大臣にお聞きしておきたいのですが、港湾行政をどうするかとか、トラック運送業界をどうするかとか、バス、ハイヤー、タクシーをどうするかとか、船舶をどうする...全文を見る
○安恒良一君 私はこの問題における労働行政を、労働大臣が後半に言われましたように、国家的プロジェクトの結果出てくる失業者については格段の配慮をしていくと。できればできるだけ現職の中に働かせるし、それがどうしても無理な場合もスムーズな転換に労働省が特別の施策を持つことは私はもう当然...全文を見る
○安恒良一君 公団側がお見えになっていると思いますから、公団側が本四架橋に伴う港湾労働者の影響調査というのを出されていますが、私はここに数字を持っていますから、ごく簡単にひとつ説明してみてください。結果だけで結構ですから。
○安恒良一君 これは運輸大臣がおられませんから運輸省の審議官、それから建設大臣、労働大臣にお聞き願っておきたいのですが、私はこんな公団がやった調査で労働対策をやられたら大変なことになると思うのです。というのは、港湾の事業主調査によりますと四百六十四と出ています。それから組合の方の...全文を見る
○安恒良一君 どうか労働大臣、労働省の方も、いま言ったように、どれだけ影響が出てくるかというのは客観的にきちっと正確につかまないと雇用対策というのはうまくいかないと思いますから、運輸省だけじゃなくて、いま言ったように四つの調査がかなり数値が違っているわけです。しかもいま言ったよう...全文を見る
○安恒良一君 それでは、ぜひひとついま私が指摘をしましたようなことを踏まえて公団側も再見直しをする、こういうことについてはよろしゅうございますか。
○安恒良一君 どうか、公団側に言っておきますが、一遍発表したからといって往々にして役人は自分がやったら絶対正しいということで直すのをいやがりますけれども、私が指摘をしたこと自体を考えても、ロット問題一つを考えても、現状固定とロットが小型になる場合には全然違ってくるのですからね。橋...全文を見る
○安恒良一君 自動車局長、問題は総体的にその輸送総量がある程度ふえるだろう、これはだれでもわかるわけですね。私が聞いていることはそういうことじゃありませんし、また、その計算もどうも公団がされたようでありますが、これはやっぱり運輸省は運輸省の専門的な立場から精査されないと、港湾労働...全文を見る
○安恒良一君 ぜひいま言われたような観点をしかと踏まえた行政対策をお願いをしたい。特に大臣にもお答え願いましたように、新しい他の業者がこの際転換を図って乗り出してくるというおそれは多分にあるわけです。そうすると、またそうでなくても四国の中小バスというのは非常に問題がたくさんいまあ...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ最後に三大臣にお願いをしておきたいと思います。特に建設大臣にはお聞き願いたいと思いますが、今回のこの法律は当面一ルート三橋に伴うところの旅客船業者並びにそこの労働者等々に対する法案でありましたが、私は橋をかけることを非常にお急ぎになることは結構でございますが...全文を見る
10月08日第95回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 去る七月二十三日から二十五日までの三日間、粕谷委員長、佐々木理事、田代委員、沓脱委員、山田委員と私、安恒及び現地参加の対馬委員の七名は、本年が国際障害者年であり、また老人保健法案が提出されていますので、調査の目的を心身障害児者の福祉、医療、雇用及び老人保健・医療等と...全文を見る
10月22日第95回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○安恒良一君 私もきょうは夕張新鉱災害についていろいろお聞きをしたいということで、関係各省出てきていただいていましたが、先輩でありますし、また炭労出身の対馬さんから専門的に聞かれました。そこで私がお聞きをしたいと思っておりましたことの大部分がもう解明されましたので、そういう点は時...全文を見る
○安恒良一君 いまお二方から聞いたけれども、理由にならないんですよ。たとえば生産と保安の一体というのは、私は交通産業出身ですけれども、人キロ、トンキロを生産すると同時に、安全というのは交通労働者にとっては大変なことなんです、炭鉱以上。たとえば航空なら航空の場合は、一回あれば全員死...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、主としていまの場合は薫蒸剤、それからガソリンの中の排気ガス規制を実現するために使用されておる、こういうふうに承っていいわけですね。——わかりました。  そこで問題は、薫蒸剤に使われているんですが、殺虫剤に使われているEDB、これは各省に聞きたいんですが...全文を見る
○安恒良一君 各省の把握の程度はよくわかりました。  そこでお聞きをしたいんですが、今回のEDBの発がん性が問題になってから、労働省はいま言ったどのような処置をこれにとられたのか、その点について労働省の考えを聞かしてください。
○安恒良一君 ちょっとあいまいですから、少し系統的に聞きますが、まずEDBが発がん性があるとか、それから毒物劇物取締法でアメリカでは劇物に指定されているとか、それからアメリカの環境保護庁では、これはカーター政権のときであります、一九八三年から使用を禁止するように、こういうことを提...全文を見る
○安恒良一君 大臣よく聞いておってくださいよ。——後にします。  それじゃ、そこのところを後にしまして、この取り扱いをめぐって米国の港湾労働者で組織するILWUが、果実の荷役作業が危険である、こういうことで取り扱いを拒否する、そしてその後港湾作業を拒否する、こういう中で柑橘類の...全文を見る
○安恒良一君 私の質問に正確に答えてくださいね。  まず、そういう荷役作業を拒否するという事態が起こったこと、それからいま言われたような協定がいつ結ばれたのか、またそのことの情報入手を労働省はいつされたのか、この三つを聞きたいんです。
○安恒良一君 何月の十八日。
○安恒良一君 いま言ったのは、私は三項目を聞いたが、それらをすべて知ったのが十月の十八日だと、こういうことですか。
○安恒良一君 私は三点聞いているんです。聞いたこと全部答えなさい。
○安恒良一君 横浜のことを聞いていないでしょう。あなた、何を聞いているんですか、人の質問を。三項目、私が言ったのは。横浜のことを聞いていませんよ。  アメリカにおける港湾労働者が、この扱いについて危険があるということで一時扱わないということを決めたのはいつなんだろうか、それから...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、これは農水省が答えるのが適当でしょうか、まず、いろいろ問題があったけれども、輸入再開をしましたね。それで日本の各港にいつこれらの問題の船が入港したんでしょうか。その入港した日にちは、運輸省ですか、それとも農水省ですか、答えてみてください。
○安恒良一君 そうすると、輸入再開で第一船が日本に入港したのは十月八日横浜、第二船十月九日東京港、十一日神戸、こんなぐあいのことは間違いありませんね。  そこで労働大臣にお聞きしたい。いまちょっとあなたはトイレに行っておられましたけれども、こういうことなんですよ。  いわゆる...全文を見る
○安恒良一君 各省答えてもらう前に、それじゃちょっと事態を二つだけ大臣に明らかにしておきたいと思いますがね。  わが国は、これは農水省に質問しておきたいんですが、以前からEDBで薫蒸された果物が輸入されておったのではないか。それから国内でもEDB薫蒸を行っていると聞きますが、そ...全文を見る
○安恒良一君 いまのは果物名、それからそれぞれに対する輸入数量等もトータルで答えられましたから、後で結構ですから資料でください。それで一々細かくしゃべられると時間がなくなりますから、いいですね、トータルじゃなくして。  それから次のその荷役に携わる労働者の数及びこのEDBの薫蒸...全文を見る
○安恒良一君 大臣、経過はいまお聞きのとおりですね。まず、すでに四十四年からいま言ったような国から入ってきているということですね。それからその次に、おたくの省はその荷役に携わっておる労働者の数とか薫蒸作業の労働者の数はおつかみになっていない、残念なことですがおつかみになっていない...全文を見る
○安恒良一君 農水省の答弁には大変問題がありますね。  なるほどレーガンが出てきまして、このことについて一九八三年に使用を禁止するかどうかということの問題は出ています。  しかし、あなたはそんなこと言われましたけれども、このEDBの果実残留基準をやっぱり決めなきゃならぬことも...全文を見る
○安恒良一君 そうでしょう。労働省や厚生省はそれぞれ責任官庁が出したものに従わなきゃならない。それならそれのような答弁をしてください。何かいかにも危険がないようなことを言われていますが、そうではないんですね。  そこで労働大臣、いまお聞きのようなことなんですよ。私はもう時間があ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これも労働組合側が荷役を拒否して初めて、労働組合側からの申し入れによって初めて関係各省との話し合いでいま言ったような協定ができたんです。全く労働安全行政に携わる労働省としては怠慢なんですよ、率直なことを言って。労働組合側が実力行使をして、そして——オレンジは腐...全文を見る
○安恒良一君 時間になりましたけれども、皆さん並ぶのにちょっと一、二分かかっていますから、その点で最後のことだけ聞いておきますが、私は、労働大臣がおっしゃったこと、ぜひそういうことはやっていただきたいと思います。  それから荷役作業のやり方についてどういう指導をされるんでしょう...全文を見る
○安恒良一君 それでは、時間がありませんから、私はこれはこうだと思いますね。まず送風、換気をやる、それから防毒マスクを着用する、それからゴム手袋、長ぐつ等を着用すると、こういうようなことで私は作業をきちっとやってもらわなきゃならぬと思いますから、そういう御指導を願いたい。  大...全文を見る
10月27日第95回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○安恒良一君 まず、私はスモン訴訟問題についてお伺いをしたいんでありますが、特に十月二十二日に、東京地裁におきまして和解が成立したもの及び勧告がなされたものがあると聞いていますが、それがどうなってるのか。それからスモンの解決状態、全体は私承知いたしておりますから、これはごく簡略に...全文を見る
○安恒良一君 全体の状況はわかりましたが、東京で今回出るであろうと思われた中で保留された数。和解成立したのはわかっていますが、和解が勧告で、その諾否について態度を明らかにしていないところがあると思いますから、その中身について説明してください。
○安恒良一君 人の質問を的確に聞いて答えてください。要らぬことをしゃべることない。  私は、二十二日に出された中で和解したものはわかった、和解しないで勧告にとどまっているものの内訳はどうなっているのか、それだけ聞いているんですから、後のことは要らぬことです。時間が足りませんから...全文を見る
○安恒良一君 チバ、武田関係は、田辺との複合でありませんか。
○安恒良一君 ですから、初めからそう答えてくださいよ。事実をわかった上でここで議事録にきちっとするために聞いているんですからね。  そこで大臣、いまお聞きのとおりの現状であります。このスモン問題というのは五十四年九月十五日、橋本大臣のときに、製薬三社と原告団、それから国の間に和...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、まず二十二日に勧告が出て、いま主として田辺が保留している、田辺関連でチバと武田が一部保留していますが、これはひとつ大臣の責任で早急に関係会社の社長なり首脳を呼んで受諾するはうに勧告していただきたい、これをお願いしておきます。  それから第二番目の点は、こ...全文を見る
○安恒良一君 それではスモン問題はそれぐらいにしまして、次に薬価調査についてちょっとお聞きをしたいんですが、二つのことをお聞きいたします。  一つは、薬価調査は、私が新聞で見る限り、また御連絡いただいた限り、十二月の市場取引分を対象にして来年の一月に調査を行いたいというふうに聞...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これは聞いておいてほしいんですが、十二月の調査というのは私は余り適当でないと思うんです。それはなぜかといいますと、年末年始の薬の流通形態が非常に不安定なんです。たとえば年末年始休み等もありますから、あるところでは一月の半ばころまでの分を買い込むところもあります...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きくださったように、十二月という月は私はきわめて変則的だと思います。いま言われましたように取引が非常に流動的であります。しかし国会との約束もあるので今回はやむを得ないということになれば、それは今回限りにしていただいて、次回からは調査は一番安定していると...全文を見る
○安恒良一君 いや、参考にしてくれと言っているんじゃないですよ。すでに業務局長も言ったように、中医協で議論して、調査の対象月は四月か五月が適当であるという結論が出ているんですよ。ただ、ことしの場合は、年に一回ということであるからやむを得ず十二月にやったんだから、来年から戻しますか...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、尊重するということで……。  そこで次にお聞きしたいんですが、現在中医協に薬価の算定方法について諮問をされていると聞いておりますが、中医協に薬価問題にかかわって諮問をされている中身は何でしょうか、それを聞かせてください。
○安恒良一君 それじゃちょっとお聞きいたしますが、薬価の調査方法は中医協にかけなくてもできることでしょうか、算定方法は中医協にかけなければできないことなんでしょうか、そこの二つについて考えを聞かせてください。
○安恒良一君 いや、ちょっと違う。諮問事項とかそんな言葉で言っても——だれがお答えになってもいいんですが、薬価は調査方法と算定方法があります。調査方法は中医協に諮問をされているんですかどうか。それからいま現在中医協に諮問をされていることは算定方法なのですかどうですか。こういうこと...全文を見る
○安恒良一君 去年の十一月十八日の参議院の議事録を見てください。大和田さんは、「薬価の算定方式につきましては中医協で御議論願うことでございますが、薬価調査自体は中医協ではなく厚生省プロパーでやるわけでございます。」と、こういうふうにお答えになっている。ですからわざわざ私はお伺いし...全文を見る
○安恒良一君 いや、あり得ることじゃない。いまあなたは中医協に何を諮問されているんですかと言ったら、薬価の算定方法について御議論願いたいと言っておるという、今度はこっちの局長は、いやそうじゃない、調査方法も含めて中医協に諮問していますというから、二人が食い違っている、その食い違い...全文を見る
○安恒良一君 大臣、答えてください。官僚というのは自分が一遍言い出したらつじつまを合わせようと思うからいたずらに時間がかかる。私は端的にやってもらいたいんですよ、中心とか中心でないとかじゃなくて。大臣がいま中医協に薬価問題を御相談されておることは、調査方法並びに集計方法が入ってい...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、いま明らかになったように、薬価の集計、算定方式を諮問されている。だから、調査方法は諮問をされてないそうでありますから、それならば大臣、今回は十二月の分は間に合いませんが、調査方法はずっと前から問題になっているわけですね。一番わかりやすいのは、たった一週...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、幸いいま中医協が算定方法を中心にやっているようですから、直ちに調査方法も追加諮問をしてください。いまやらぬと、またそれが終わってというとややこしくなりますから。私は算定方式と調査方法というのはかなり密接な関連があると思うんですよ。ただし、中医協にかけなきゃ...全文を見る
○安恒良一君 わかりました。  大臣、そういうことだそうでございますから、ぜひ調査方法も、いままで歴代大臣が改善に向かってやるというお約束がありますから、ひとつ中医協にすぐはっきり諮問追加していただいて、調査方法についてもいまのと並行してできれば本年度内に結論が得られるように、...全文を見る
○安恒良一君 次に、大腸薬品工業が九月から発売をしております抗炎症剤ダニロンについてお伺いをいたします。  実は私、非常にびっくりしたんですが、厚生省が薬事審議会等で十分調査された上で新薬として許可をされたんであります。ところが、当該の労働組合から、会社側は、マウス実験で発がん...全文を見る
○安恒良一君 薬品の製造承認は薬事法十四条に定められていて、同三項の中で、申請者は「臨床試験の試験成績に関する資料その他の資料を添付して申請しなければならない。」とあり、動物実験などのデータはすべて薬事審議会に提出することが原則になっていると思いますが、その点は間違いありませんか...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、いま言ったように、当然このマウスの実験データは添付しなければならなかったと、この薬事法の解釈からいいますとですね。動物実験を含めてすべてのそういうものは提出しなきゃならぬというふうになっていますが、その点についていまもあなたも認められたように、そのマウ...全文を見る
○安恒良一君 どうもあなたの答弁、歯切れが余りよくないんですがね。  やったとしたらって——マウスの実験はやっているでしょう。それから科学的であるとかなんとかと、こういうふうに言いわけされますけれども、薬事法には、申請者は「臨床試験の試験成績に関する資料その他の資料を添付」しな...全文を見る
○安恒良一君 大臣、お聞きのとおりですね。当然出すべきものを出してないんです。そして、いま遺憾だと言われた。  そこで、この措置ですがね。まず、そういう点について今後そんなことがないように大臣から厳しく当該者の社長以下に申しつけられることと同時に、ダニロンの販売を一たん中止する...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は大鵬薬品さんがすぐされたことはそれでいいんですよ。しかし行政として、あなたたちは製造、販売を許可している立場にあるんですから、そこで大臣として、全医療機関なりそういうところに、これを使用するな、結論がわかるまで使用するなということは当然出されていいんじゃな...全文を見る
○安恒良一君 私は大臣の答弁でいいんですけれどもね。  局長、問題があればじゃ困るんですよ。問題が起こったときでは遅いんだよ、君。問題が起こらないようにやらなければだめなんだよ。製薬会社だけに任しておると問題がやっぱり起こるんだよ。一番いい例はスモンじゃないですか。だから、私は...全文を見る
○安恒良一君 有償ということですが、幾らお取りになるんですか。
○安恒良一君 現在、丸山先生のところに行ったときにお金を払っていますね。それと考えてどうなんですか、そこらは。それはあくまでもまだあなたは、丸山先生のところとゼリア新薬工業の話し合いの上で、それからだ、こう言われていますけれども、厚生省として丸山ワクチン、これだけの異例のことをお...全文を見る
○安恒良一君 遠隔の地から日本医大まで月に一回足を運んでいるということで、この点で物心両面から遠隔地の患者さんの負担が軽減になったということは私もわかった上で聞いているんです。私が聞いていることに端的に答えてくださり  いま丸山先生のところでもらうときの薬の値段と、郵送料は別で...全文を見る
○安恒良一君 大臣、これは値段の決まり方いかんで大変な問題になる。というのは、国民皆保険なんですよね。皆保険でこういうものが有償であること自体が大体おかしい。それはなぜかというと、すでに丸山ワクチンというのはいわゆる治験薬の範囲を越えているんです。現在三万五千人の人がこれを使って...全文を見る
○安恒良一君 私が大臣に言っていることは、一つは、患者の手に入りやすくということは価格問題もあるわけですね。それから私も、治験薬というものをいまの健康保険法に基づいて持てと、こう言っているわけじゃない。それは法の問題があるでしょう。それから薬事法から考えてもいろいろ問題があるでし...全文を見る
○安恒良一君 同じ免疫療法剤のクレスチンですね、これは呉羽化学工業が出していますが、初めに薬効成分の解明、副作用のチェック、臨床効果の報告など条件つきであなたたちはクレスチンを認可をしているじゃないですか。そして、ここに私は新聞の切り抜きを持ってきていますが、がんの免疫療法剤のピ...全文を見る
○安恒良一君 そうすると、(1)(2)(3)は並行的にやると、こういうふうにお聞きをいたしました。それから従来のデータも、これは不採用にしなくて採用し、さらに追加データに基づいてやる。  そういうことになりますと、それでどのくらいこれはかかるんでしょうか。普通のように長々とこれ...全文を見る
○安恒良一君 私は、ゼリア工業側がと言われますけれども、あなたたちができるだけ早くこれの結論を持ちたいということの行政指導をする場合と、そうでない場合では、全然違ってくるんですよ。普通、新薬の承認を得るのにはかなりの年数がかかっていますね。その場合でも、局長以下担当課長が、これは...全文を見る
○安恒良一君 大臣、以上のようなことでございます。本当にこれが治験薬じゃなくして治療薬として認められることを渇望している人が百万もおる。しかも不思議なことには、薬事審議会でこれが待ったがかかった以降も、逆に使いたいという人がどんどんふえているんですよ。本当なら待ったがかかりますと...全文を見る
○安恒良一君 成功を心から祈られるのも結構ですけど、祈るだけじゃだめなんですからね。何回も私が言っているように、早くこれが治験薬から治療薬になるような、いい意味の行政的な指導ですね、そういうことをやっぱり積極的にやってほしいと、こういうことであります。  それからこれにかかわる...全文を見る
○安恒良一君 私は結果を聞いているのですがね。  結局、丸山ワクチンを打たれた方、私はこれをA群と呼んでいるんですが、結果として、A群の方は三名を残して全部死亡した。それからB群は百七名全部が死亡したと聞いておりますが、それは間違いありませんか。そして三%という数字が出てきてい...全文を見る
○安恒良一君 村山大臣、ちょっとお聞きしたいんですが、あなたは山崎局長から東北大学の結果はこれこれだということをお聞きになりましたか。
○安恒良一君 そのときに生き残った人は三名だと、こういう報告だったんですか、それともいま言われているような詳しい中身をあなたはお聞きになったんでしょうか。それを聞かせてください。
○安恒良一君 二重盲検というのは、私は読んで字のごとく、患者とその家族は何をどうされているか全くわからない、主治医も看護婦も抗がん剤以外何を打っているのか全くわからない、こういう検査方法を二重盲検と言うんでしょうか。私はそういうふうに聞いていますが、それは間違いありませんか。
○安恒良一君 ぼくが聞いたことに的確に答えてください。  二重盲検方法なんか私は勉強した上で聞いている。私が聞いていることは、これを東北大で現実に行う場合に——これは患者はもちろんのことですよ。患者にがんですから何だかんだというばかはいないんですよ。患者とか家族に中身が知らされ...全文を見る
○安恒良一君 患者はもちろんです。私が言っているのは家族のことも聞いているんですよ。家族にはどうされていますかと聞いている。いたずらに時間を取らさないでください何回も同じことを言わせないで。患者、家族、主治医も看護婦も知らなかったんじゃないですか。知っているなら知っているとか、そ...全文を見る
○安恒良一君 全くわからぬ、あなたの言っていることは。わかりやすく言ってください、日本語でああでもない、こうでもないじゃ……。  大臣、ここはちょっと重要なところですからお聞きしたいんです。まず、抗がん剤と食塩水を打っているんですよ。だから私は、患者の同意というよりも最低限家族...全文を見る
○安恒良一君 大臣、いまお聞きのとおりです。そんなむちゃなことがあってどうですか。知らないと言うんだ、わからないと言うんだ。少なくともこれだけのたくさんの人の人体実験をやるときに、医の倫理として当然家族の同意を得なきゃならぬ、その上で始められてしかるべきだ。こんな試験の方法は間違...全文を見る
○安恒良一君 大臣ね、有害なものを打つばかはいないんですよ。有害なのを打ったら大変なことになりますよ。そんなことはあたりまえなんだ。  ただ、私が言っているのは、たとえば私なら私の親類が入院しているときに、そういうことで制がん剤と食塩水を使うときに、そういう人体実験をするときに...全文を見る
○安恒良一君 私はぜひ早急に調査されて、そしてそういう過ちを犯されておったならば、今後だけじゃなくて、過ちを犯した人に対しても、厚生行政として、医療行政としてきちっと警告して、今後はそういうことを起こさないようにしてもらいたい。過ちを犯しておれば——調査した結果、全部家族から同意...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、正委員も臨時委員も含めてそういうことで承っておっていいわけですね。いままでのようにたとえば正委員を八年やって、それからまた臨時委員を八年やると、十六年になってしまいますからね。いかに薬事専門であっても私はそれは長過ぎると思う。だから、閣議口頭了解の線に...全文を見る
○安恒良一君 そういたしますと、大臣ね、合計十六年やれることになるんですよ。まず正委員をやって臨時委員をやったら、どっちも八年ですからね。正委員の八年、臨時委員の八年の準じてというのはいいけれども、二つをやられる場合があるわけですから、正委員をやめて臨時委員になられる場合、そうい...全文を見る
○安恒良一君 そこで大臣、工夫してもらうと同時に、薬事審議を特定の専門委員におんぶしているといういまの制度に問題があるんじゃないでしょうか。私はやっぱり本来行政の内部の中に審査する核となるべき専門的な人材と組織を持つべきじゃないでしょうか。これは何も私が言っているだけじゃなくて、...全文を見る
○安恒良一君 ぜひとも二つの点——アメリカの方式も私は知ってますが、私はすべてを政府機関でいまの場合やれと言っているわけではないんです。しかしいまの業務局の機構では、ほとんど薬事審議会に、一〇〇%といったら言い過ぎかもわかりませんが、おんぶしているわけですよ。それは間違いじゃない...全文を見る
○安恒良一君 五十七年度から試験的にやるんですか、どこかの基金で。抽象的じゃなくて。私が言っていることは、いつごろから、どういうふうにして実施するのか、問題点があるのかないのか、あるならば何なのか。そういう点についてせっかく私が聞いているし、私も支払基金は理事を長くやっていますか...全文を見る
○安恒良一君 五十七年度のトライアルをやった後、いつからこれを全面的に採用されるんですか。私たちとの間には当時五十七年とか「可及的速やかに」ということになっておるわけですよね、これは議事録で明確にその点はなっているわけですから。五十七年度にトライアルをやればいいということじゃない...全文を見る
○安恒良一君 大臣、もうまる一年たっているんですよね。たった四回しかやっていない。少なくとも一カ月に最低一回ぐらいは十分議論すべきものは議論していかなければならぬ。  それから私たちには「可及的速やかに」と、こうなって、まあ五十六年度からは無理だろう、五十五年の議論でしたから。...全文を見る
○安恒良一君 いやいや、五十九年といったら「可及的速やかに」なりますか。五十五年に「可及的速やか」と言っておって、五十九年で「可及的速やか」——日本語をどう解釈されるかということになりますね。私は、いま言っていることは、いま少しピッチを上げてもらいたい。会議の回数なんかも月に一回...全文を見る
○安恒良一君 大臣、そんなことを聞いているんじゃないんですよ。去年からもう一年たってますから、私は私立医科大学の差額ベッドが問題になっていることは百も承知しているんです。だから、あなたたちが一年努力した結果どういう実績が上がっているのか。話し合いだけしてたってだめなんですよ。話し...全文を見る
○安恒良一君 ぼくは大臣、私大なんかで三人部屋だとか一人部屋、二人部屋で取っているのにはやっぱり時間がかかると思いますよ。しかし六人とか八人入れておって取るのは、こんなものに時間をかけてはいけないんですよ。具体的にそういうのはどんどん厚生大臣として指摘をされて、文部省との協議が要...全文を見る
○安恒良一君 これも大臣、一年たってしまっているわけですよね。だから、私は臨床検査技師法の改正はこの前の通常国会でやっておりますから、早急にこういう約束事は約束事でぼくはどんどんやっていかなきゃいかぬと思うんですよね。でないと、何回も同じことを言うようですけれども、そのときは約束...全文を見る
○理事(安恒良一君) それじゃ沓脱さん、時間ですから。大臣、答えてください、それで終わりにします。
11月04日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、いまの野田さんの質問に関連しまして総理と防衛庁長官にお聞きしたいのでありますが、防衛庁長官は減らすものは減らすんだ、だからわからないんだとこう言われますが、いま野田委員の指摘のとおりに、防衛費はふくれ上がる一方じゃないですか。だから、減らすものは減らすと言いな...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は現行予算の範囲とか範囲内と言っているわけではなくて、総理に重ねて一問だけお聞きしたいと思いますが、士気を高揚したいと、こういうことですね。そういたしますと、たとえば公務員に対しても、総理としては行政改革をやる以上士気を高揚し、公務員として一生懸命働いていた...全文を見る
11月06日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○安恒良一君 私は、行財政改革問題の質疑に入る前に、これと重大な関心のあります昨日のロッキード裁判の諸判決、すなわち児玉ルート、小佐野ルートの判決公判が昨日東京地裁刑事二十五部で開かれ、公判で半谷裁判長は、ロ事件に関与しながら国会でうその証言をしたとして議院証言法違反に問われた国...全文を見る
○安恒良一君 総理、もちろん私も判決について総理がどうこう言われるというのは、これは三権分立がありますから、そういうことを申し上げているわけじゃないんです。いま私が申し上げたような、総理がおっしゃっているところの綱紀粛正や倫理の確立ということが言われています。また、国民もきのうの...全文を見る
○安恒良一君 それではまた、これを長くあれするわけにいきませんから、次に譲ることにいたしまして、私は防衛庁長官にお聞きをしたいのでありますが、小佐野被告がロッキード社のコーチャン社長から、児玉氏と同席の上、P3Cの日本政府売り込みの援助を頼まれた、児玉氏と協議したと、こういうこと...全文を見る
○安恒良一君 私は、野田さんの関連質問の中で防衛庁長官の答弁は大変疑惑に思いますが、理事会で議論をする、こういうことでありますから、この問題はそれに譲って次に入ってまいります。  そこで、私は、政府が国政の舞台で追求をしようとしております行政改革路線、社会保障、社会福祉の分野に...全文を見る
○安恒良一君 それでは総理にお聞きをしたいのでありますが、いますべてを平等にとこう言われていますが、私は必ずしも平等にやられていると思いません。そこで総理にお聞きしたいのですが、わが国の社会保障費は、昭和四十八年を福祉元年としまして、それまでの財政経済の運営の反省に立って、すなわ...全文を見る
○安恒良一君 私はいまの鈴木総理の答弁、それから衆議院におきましてもこの問題についてのかなりの議論が進められていますが、そういう中で鈴木総理を初め政府の関係閣僚は日本型福祉社会論の繰り返しでもありましたし、また、今日の財政赤字の元凶が高度経済成長期から拡大をされた社会保障や福祉で...全文を見る
○安恒良一君 財政再建のため社会保障なり福祉を削減するという発想には、社会保障の政策なり制度が登場をせざるを得なかった歴史的な経過から見れば、私は完全にこれは逆転した発想だというふうに言わざるを得ないと思うんです。それはなぜかというと、社会保障の給付水準の設定の仕方は、たとえばイ...全文を見る
○安恒良一君 私が言ったことは、財源論とか削減論を議論しないと言っているわけじゃないんですよ。少なくとも、まず水準と目標というものを明確にした上でどうするかという議論をすべきではないか。どうも今回のやり方は、目標など明らかにしないまま、たとえば厚生年金をどうするとかこうするとか、...全文を見る
○安恒良一君 各論は、また改めて各論に入ったときやりますから、御答弁のときはあれにしていただいて、いろいろ各論で物の見方には相当長官の考え方と私の間に違いがございますから。  そこで、私は財源論について少し申し上げてみたいと思うんですが、田中内閣時代に始まった赤字公債への依存で...全文を見る
○安恒良一君 国債政策の最大の恩恵を受けた財界にも率先して負担をしてもらう方向でと、こういうことが総理から明確になりましたから、その点はその点でひとつ五十七年度予算の中では明確に私はやっていただきたいということを申し上げておきます。  そこで、私はいままで総論的に総理、大蔵大臣...全文を見る
○安恒良一君 私は、担当の長官からそういう答弁がありましたが、私がいまお聞きしておることは、特殊法人の改革をなぜこの国会に取り上げなかったと聞いておる。もちろんいまやられていることを承知しています。それからさらに、五十七年度ですね、来年度の行財政改革初年度に実行をなぜしなかったの...全文を見る
○安恒良一君 いまも長官の答弁を聞いていますと、何か臨調待ち、私はこれでは納得はできないわけです。それはなぜかというと、行財政の改革の責任は内閣にあります。臨調に審議を依頼しても、政府みずから行財政改革の推進に当たるべきであって、げたを預けて何か人ごどのようなことであってはならな...全文を見る
○安恒良一君 どうも総理、そのように答弁をされますけれども、行政改革の責任は総理以下政府にあるわけですから、そこのところはまず意欲的にお出しになって…。  そこで、いや政府は考えを出している、こう言われましたね。その出している考えというのは、私は、どうも特殊法人のうち三公社に偏...全文を見る
○安恒良一君 私は、三公社の改革は必要がないなどということを言っているわけではありません。しかし、多くの国民が特殊法人問題で緊急に改革を孜々として考えているのは、高度成長期に雨の後のタケノコのようにつくられました高級官僚の天下り先に利用され、さらに所管官庁の外郭団体として人事や行...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は性格の違うことを言っているわけじゃないのです。国民金融公庫、それから環境衛生金融公庫、全く同じとは言いません。しかし、片方は職員十一人に役員が一人おるのです。片方は五百二十一人に一人なんですからね。同じいわゆる零細企業に対する貸し付けをやっているわけですね...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いたことに正確に答えられていませんが、時間をとりますから言うと、私が言ったことは、たとえば十一人に一人というときに、それが全部理事長とか副理事長とかそういう役員たる必要があるのか。普通の官庁だったら、十一人ぐらいの人なら課長か係長が責任者となってやっているんで...全文を見る
○安恒良一君 いまの答弁を聞きますと、あの人なかなか正面だと思いますね。適当に、適当にとこう言って、あわてて適切にと言いなさる。そういうふうになかなか正面な答弁だと思いますが、私は長官ね、やはり一律と言っているばかりではありませんが、何らかのやはり基準を行管庁としてつくる、これが...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ私はきちっとした基準をつくってもらいたいと思います。  そこで、いま人件費の点に触れられましたから、私から言わせると課長程度の職員しか把握をしてない、こういう特殊法人の役員が多いわけでありますが、特殊法人の役員をABC三クラス、Aクラスというのは三公社の総裁、...全文を見る
○安恒良一君 総理、お聞きになったとおりで、いま事務次官の給料は、たしか私は八十五万五千円だと思いますね。これで役員の給与が妥当だろうか。というのは、世間ではまあいわば第二の就職と言われる。いまも長官が言われたように、高級官僚がほとんど天下りするのが多いということですから、そうす...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は天下りそのものを全面的に否定しているわけじゃないんですよ、天下りの場合もあり得る。しかし、やっている仕事から、また天下りをした後、今度給料だけが天上がりする。現役の事務次官よりも事務次官をやめて行ったら途端に二十万も上がる、これがどうなのかということを私は...全文を見る
○安恒良一君 総理、お聞きのとおりです。しかも設立してもう二十年たっているのですよ。二十年たっているのに、いわゆる年金福祉事業団に奉職した、生え抜いて係長になった人がたった三人なんです。あとは全部官庁から大転がし。こういう実態をまず厚生大臣は御承知なのですか。あなたの監督下にある...全文を見る
○安恒良一君 総理、あなたは行政改革に政治生命をかけるとおっしゃっているのに、厚生大臣はあんなのんきなことを言っているのですね、あんなのんきなことを。いままで知りませんでした、きのう私の質問通告であわてて見てみたらこんな実態になっておって遺憾でありますと、こう言っている。私は何も...全文を見る
○安恒良一君 そういう点を是正されるということでありますから、総理、一通り各大臣を督励して当たってみてください。そして、本当にそこのプロパーの人が意欲を持って働く、そのことが私は行政能率を上げることだと思います。  そこで、いま一つこの点も総理並びに厚生大臣に認識をしていただこ...全文を見る
○安恒良一君 いま聞いたら、しかもどうですか、総理、五十四年と五十五年でぼくの調査では六十六名が出向してきているんですよ、二年間で。そしてまた五十五年には今度は逆に帰った人が五十五名もおるんですよ。そうすると、せいぜいそこに二年しかいないんです。二年おって、その人たちはかなりのポ...全文を見る
○安恒良一君 長官、中身を知らないで余り答弁されない方がいいと思いますよ。年金福祉事業団が何をやっておって、二年間おってどういう役に立つのかというのをあなたが知っておって言われるなら説得性があるけれども、一般論で言われたらいけないのですよ。いいですか。ほとんど社会保険庁から行って...全文を見る
○安恒良一君 総理は真剣に取り組みたいということでありますから、ぜひ私は五十七年度からこれを実施をしていただきたいということを強く希望しまして、次の問題に入ります。  次は、私はいわゆる社会保障の各論に入って少し議論をしてみたいと思いますが、厚生省の概算要求における臨調答申の対...全文を見る
○安恒良一君 委員長、そういうのは資料をもらった方が早いんですよ、時間の節約。きのう資料要求してあるんですからね。ぺらぺら十年間しゃべられたら、それだけ時間がたつのですよ。だめですよ、資料をください、資料を。
○安恒良一君 これで十年間の医療費の伸びがわかりました。  そこで、これを見ますと、五十四年は九・五%と対前年比はなっています。ところが、臨調の答申を受けた五十七年度の対応についてこういうふうに書いてありますね、医療費の伸び率を一二%程度と見込み、これを九%に抑え三%相当の節減...全文を見る
○安恒良一君 全然私の部屋に質問取りに来た趣旨が伝わっておりません。これでは議論できません。私はなぜ一二%になって、それが三%下がるのか、その三%の中身は何をやることによって三%——いまあんなことで、私の部屋に部屋いっぱい質問取りに来ておるんですよ。これでは審議できません。どうし...全文を見る
11月10日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○安恒良一君 中がとぎれたわけですが、この前の質問の場合に、御承知のように医療費の伸び率を一二%程度と見込んでこれを九%に抑える、三%節約を行う、こういうことによって合計で千百七十億の節減ということでありましたから、具体的にどのような方法でされようとしているのか、簡潔に御答弁願い...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いていることはそんなことじゃないのです。それはもう前に何遍も言われていますから。この前の私の質問は、たとえば指導監査の強化とかレセプトの云々で具体的にどの項目で何%、幾ら節減できるのか、こういうことを聞いている。というのは、合計で千百七十億節減できるというふう...全文を見る
○安恒良一君 少なくとも積算の根拠がなくしてまず一二が三下がるはずがないんですよ。それからまた金額も千百七十億と、努力目標であっても明確に出されているわけで、そうしますと、どの項目をやることによってこれだけお金が出てくるということがなければあるはずがないわけですから、そうしますと...全文を見る
○安恒良一君 そうしますと、これは幾らやってもしょうがありません。総理お聞きください。いまのように三%というのも、少なくともゼロシーリング、来年の概算要求の中でこういうふうに出されますと、医療費は本当は一二%伸びるのをいろいろな節減をやって三%節約するんだ、そのことによってお金を...全文を見る
○安恒良一君 いま言われましたように厚生省はどうも内輪に見込んだのじゃないか、やり方が手ぬるい、こういうふうに大蔵大臣の御見解を承りました。そこで、これ以上このことについて議論をしている時間はありませんから、いずれまた専門委員会である社労委員会でやることにいたしまして、いまも言わ...全文を見る
○安恒良一君 私は支払い方式について二つお聞きしたいのですが、何か老人の保険に関する支払い方法は老人保健審議会でやるという政府原案は出ているようでありますが、これは総理にもお伺いしたいのですが、政府提案に対して今度は自民党は必死になりまして、老人保健審議会では支払い方式については...全文を見る
○安恒良一君 信用できません、信用。というのは、証明する方法はあるわけです。証明する方法はある。こういうふうに議事録に明確に載っている以上、あなたが部下を調べて、なかったからおれを信用しろと言ったって、言う方が無理なのですよ。何もあなたの個人的人格を言っているわけじゃないのですよ...全文を見る
○安恒良一君 信用できないです。そんなばかなことはない。
○安恒良一君 それじゃ、委員長のお計らいで結構でございます。  最後に総理にちょっとお聞きしたいのですが、これはぜひ総理にお答え願いたいのですが、臨調でもやはり支払い方式の変更について十分に検討しろ、こういうことになっています。それから、しばしばいままでの委員会でも、また健康保...全文を見る
○安恒良一君 ぜひ、これを変えることは、戦後ずっと長い間やってきておりますから大変勇気の要ることです。勇気の要ることでありますが、もう各界からの御指摘があっていますから。総理は行政改革に政治生命をかけると言われています。私は医療を改正するための一つの重要なポイントだと思いますから...全文を見る
○安恒良一君 一本化に至るカテゴリー、総理の考え、わかりましたが、私がお聞きをしておきたいのは、社会保障制度審議会が五十二年の十二月に基本年金というのを一本にして、その上にそれぞれの産業別なりをという、そういうことに大体側賛成なのか、そこだけ聞かせていただければいいわけです。
○安恒良一君 総理はきわめて有力な提言であるという評価をされている。  そこで、今度は厚生大臣にお聞きをしたいのですが、厚生省は五十四年の四月、年金制度基本構想懇談会の報告を受けて「分立を前提としながら制度間の不均衡の是正」を図ると、こういう態度でありますが、そうしますと、私は...全文を見る
○安恒良一君 私は、このところは大切だと思いますがね。もちろん一本化をするためのまず不公平の是正、合理化とか格差、これは当然ですね。ところが、年金の改正というのは、少なくとも私たちは二十年なら二十年先ぐらいを展望して、そして一本化なら一本化に持っていく必要があります。ただ総理はや...全文を見る
○安恒良一君 そこで、今度はそれぞれ年金をお持ちの関係大臣にお聞きをしたいのですが、まあ二十年がいいのか三十年がいいのか四十年がいいのか、これは論争のあるところです。論争のあるところですが、いずれにいたしましても、この制度の一本化ということをやっていかなければならぬということにな...全文を見る
○安恒良一君 私が聞いていることを答えてください。私は、一本化の方向はもう総理が言われたのですから、何十年でいいかというのは、それはこれからの議論ですから。問題は、私が聞いていることは、それぞれ共済をお持ちのところの長期的な財政の収支の見通しについていまここでべらべらしゃべられて...全文を見る
○安恒良一君 文部大臣と大蔵大臣が言われましたから、ほかの大臣も資料を出していただく、こういうことで次に進めさせていただきます、時間の関係がございますから。  それでは年金を終わりまして、続いて児童手当に入りたいと思います。  今回の児童手当の改正ですね、私これまた大変問題が...全文を見る
○安恒良一君 総理、お聞きのとおりなんです。欧米先進諸国では、家庭の所得とか収入を基礎にした国は一つもこれはございません。  そこでお聞きをしたいのですが、いろいろ所得制限を設けるために大蔵省の方で歳出百科などでいろいろなことが書いてあります。その中で、これは全部やる時間はあり...全文を見る
○安恒良一君 私がお聞きしていることと全くかみ合いませんが、これもまた改めてゆっくり専門委員会の中で議論をすることにして、私が大臣にお聞きをしようと思っておったのは、社会的に負担するという考え方というものを大切にしておかなければいかぬのじゃないか、こういうことを言っているのです。...全文を見る
○安恒良一君 いま法制局長官は、支給率をそろえるためにと言われたのですね。ところが問題は、児童手当というのは、わが国は本来なれば入れてはいけない所得によってこれは制限をしているわけです。今回、所得について自営業者は三百九十一万円ですね、そして逆に被用者は五百六十万円ということで区...全文を見る
○安恒良一君 私がお聞きしたのは、地方自治法施行令第百六十七条の七には、入札に当たっては入札保証金を納めさせるというふうになっているのですから、そういう点が違反ではないかと聞いたのですが、いずれ後で。  そこで、自治大臣に少しお聞きをしたいのですが、きのうもいろいろ問題になりま...全文を見る
○安恒良一君 これは建設大臣にも関係することですが、時間がありませんから建設大臣の方はあれをしまして、私は少なくとも自治大臣にお願いしたいことは、最近非常にこれがあちらこちらに出てくる。私は守口の問題は氷山の一角ではないかという心配をしております。  そこで、いまローアーリミッ...全文を見る
○安恒良一君 それでは結構です。  そこで、次は会計検査院にお聞きします。  最近しばしばこういうことが問題になっておりまして、官公需をめぐる不正入札、談合入札について会計検査院は実態を把握されておりますか。
○安恒良一君 十分な把握をされていないということでありますが、私は公正入札が行われたかどうかを検査する権限を持つ必要があると思います。たとえば国の補助金による工事を自治体が事業主に発注した場合に、その請負をした業者を検査できるかどうかということにつきましては、現行法の会計検査院法...全文を見る
○安恒良一君 私は、このところはきょう結論は出ませんが、国が補助金を出してやる事業というのは非常に多いわけでありますから、ぜひ研究をしておいていただきたいと思います。  そこで、最後に厚生大臣にお聞きするのですが、いまいろいろ大臣もお聞きのような議論の中で、厚生省として調査され...全文を見る
○安恒良一君 それでは私はお願いしておきますが、きょう質問したわけでありますから、ぜひ解明の進行については御報告をいただきたいと思います。  続いて次に移らせていただきます。労働大臣が十一時半に御退席されるというふうに了解しておりますから、ちょっとそちらの方からまず話を進めさせ...全文を見る
○安恒良一君 いや、新聞発表は明日ですが、私がお聞きしておるのは実態についてどう改善をされたかということをポイントの点だけを御報告してください、こういうことを言っているわけです。
○安恒良一君 抽象的でなくて、数字があるわけですから、政府職員の方から全体がどうなっているかとか、大企業の雇用率がどういうふうに前進をしたのかというところの数字を一、二点答弁してもらうようにお願いしてあるわけですから、やってください。
○安恒良一君 大きな伸びを示したと言われましたが、伸びるのはあたりまえなんですね。それはなぜかというと、国際障害者年ですから。それで衆議院、参議院でも大変追及しましたし、特に政府、公庫、公団、特殊法人については、総理と官房長官が責任を持ってまず政府機関が率先垂範をしてやると、こう...全文を見る
○安恒良一君 特殊法人だよ。
○安恒良一君 総理、この前の予算委員会で総理が明確に雇用率の成績の悪いのはすべて私の責任だ、国際障害者年を契機に政府関係機関等を督励し、達成するようにしたいと、こういうふうに私の質問に対して明確な御答弁いただきまして、私は大変結構なことですと言ったのですが、特殊法人の達成率、六月...全文を見る
○安恒良一君 総理が引き続いてこれを達成するように努力する、こういうことでありますから、私は、まず政府が率先垂範をしてやって、非常に大企業中心におくれていますから、そういうところにもやれということをやっていただきたいと思います。  そこで労働省にお聞きをしておきたいのですが、特...全文を見る
○安恒良一君 そこで大臣、退席される時間が来ましたから、ちょっと最後にお聞きしておきたいのですが、民間の雇用達成状況がまだ残念ながら非常に悪い。こういう中で、ことしはこの雇用率を見直しをする年であります。五年に一度ずつ雇用率の見直しをやることになっておったのでありますが、ところが...全文を見る
○安恒良一君 大臣、後段の方はわかりましたが、私がお聞きしたことに的確にお答えくださってないのは、もうことしの六月一日の現状は出ているわけですね。そして審議会の方も一・五に達してないじゃないか、だから今回は据え置いておくから、早く一・五にするように指導しろ、こう大きく出ているわけ...全文を見る
○安恒良一君 大臣、声だけでかく言われましたから、来年の調査のときにあなたは大臣をおやりになってないかもわかりませんけれども、そのときは議員では残られていますから、どうぞ全力を挙げて御指導願って、私がびっくりするように、一・五が一年間で達成できるようにぜひお願いをしたい。どうか大...全文を見る
○安恒良一君 なければ、私はずっと前からこの資料を要求しておきましたが、私に来た資料はまるで見当が違っていましたから、けさほど訂正を言いましたからやむを得ません。これはひとつ、いま申し上げた五十万円刻みで個人と法人に分け、刻みごとの件数、全体に対する比率、それから資料要求、後から...全文を見る
○安恒良一君 いや、私は帳面をつけることはいいのですけれども、いま具体的な実例を挙げましたように、奥さんの給与に年間三千万円も組んだり、いろいろなことがされているわけです。それはなぜかというと、青色申告の場合は、仕事に見合った額を必要な経費とすることで青天井になっていますからね。...全文を見る
○安恒良一君 すでに大蔵省は申告税制全体について洗い直しをするということで研究会もおつぐりになっているようですから、そういう中で青色申告の場合も、記帳するということは私も非常にいいことだと思いますが、いま申し上げたような問題がいろいろありますし、それから特典が四十項目ありまして、...全文を見る
○安恒良一君 洗い直してくれと言うんです。
○安恒良一君 私は青色申告制度が悪いとは言っていないのですからね。そういうものについて正すべきものは正してください。四十項目あるうちで検討して正すべきもの、たとえばいまあなたがおっしゃったように、幾ら所得を認めるといっても、奥さんに三千万円給料をやることはないですよね、八千万円の...全文を見る
○安恒良一君 そこで、いろいろお聞きをしたいことがあるのですが時間が余りありませんから、私は次の点をまずお聞きをしたいと思います。  いわゆる給与所得者の税の負担について、大蔵省の提出資料を見ますと、給与所得者階層別人員増減表がありますが、五十一年から五十四年まで百万円以下と二...全文を見る
○安恒良一君 どういう資料かというのは、これは大蔵省提出の五十六年六月の私たちがいただいた資料です。それでありまして、結局それはなぜかというと、三百万から五百万という階層は、ボーナスを含めますと、これを一七・一八で割りますと月当たり十七万円からせいぜい十六、七、八万円になるわけで...全文を見る
○安恒良一君 前段のところは議論を後で続けたいと思いますが、もう少し具体的にお答え願いたい。  税の負担の公平のために「制度面、執行面の改善に一層の努力を傾注する必要がある。」というふうに答申では指摘をされているわけです。そこで私が具体的にお聞きしたいのは、税の不公平が存在する...全文を見る
○安恒良一君 臨調の答申を尊重する、これは総理もそれから担当長官もしばしば言われておりますが、どうもいまの大蔵大臣とのやりとりを見ましても、歳出を切ることだけに精力を使われまして、いま一番国民が問題にしておりますところの不公平税制の是正をたな上げしているのじゃないかという感じを国...全文を見る
○安恒良一君 いま言われたこと、こういう場ですからかなり慎重に言われていますけれども、やはり私がお聞きしたいことは、あなたが景気の悪い要因のすべてである個人消費の回復が不可欠であると。だからわれわれが物価調整減税を言っているんですが、そんなものどころじゃない、やはり本格的な減税を...全文を見る
○安恒良一君 そうすると経企庁長官自身としては、ここに書かれているような政策を積極的にやって来年度は高目に、五・五%以上にしたい。そうしますと、あなたがおっしゃったことがそこへ出てくるわけですから、その場合にはいわゆる物価調整減税ではなくして所得減税実施もやりたいと、こういうふう...全文を見る
○安恒良一君 私、新聞で承る限り、あなたは来年度実質経済成長率をと、こういうふうにお話をされたと聞いたものですから、いまお聞きする、どうも五十八年度だとこういうことですから、まあいずれにいたしましても五十八年度以降そういう経済成長を達成した、五十八年に達成した場合にはそういうお考...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ最後にお聞きしますが、たとえばこの答申の中に自家用の活用ということが非常に大きく取り上げられていますが、私は非常にこの点には問題があると思いますし、時間がありませんから改めてまた連合審査その他のときやらしていただこうと思いますが、私はたとえばレンタカーやリー...全文を見る
○安恒良一君 それじゃ、まだ具体的に検討されてないということですから、私は強く要望しておきたいのは、そのやり方でやると第三種路線が全部だめになります。そうすると、次に第二種路線も全部だめになる。これは川の流れと同じですから、支流から本流へとお客は集まってまいります。そうしますと、...全文を見る
11月12日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○安恒良一君 各公述人の先生方、お忙しいところ本日大変貴重な意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。私に与えられております時間は往復で三十分なのでございますから、簡潔に関係の先生に御質問したいと思いますので、お答えをお願いしたいと思います。  私は、時間を節約する...全文を見る
○安恒良一君 もう四十三分までしかありませんから、石田さんに、一つは、歳出カットの御希望を言われましたから、どのような部分を歳出カットすればいいのか、もしくは御希望される項目があればお知らせを願いたいということを質問したのですが、その点の御回答がありませんでしたから。  それと...全文を見る
○安恒良一君 終わります。
11月18日第95回国会 参議院 行財政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○安恒良一君 各公述人の方にはお忙しいところ本日はほんとうに御苦労さんでございます。私ども社会党に与えられている質問の時間は多くて三十分でありますから、四人の公述人の方にごく簡単にお聞きしますので、お答えをお願いしたいと思います。  まず私は樫原公述人にお聞きしたいのですが、ど...全文を見る
○安恒良一君 私は日本社会党の安恒ですが、私に与えられた時間は往復で三十分でございますので、その範囲で御返事を聞かしていただきたいのであります。  きょうは三人の公述人の先生方、大変に御苦労さまでございます。一人一人にお伺いしていきますが、私は森本先生の御意見を聞きますと、私た...全文を見る
○安恒良一君 ちょっといまの国鉄のところですがね。分割経営というふうにあなたのメモがなっていますからね。それだけ必要な鉄道を分割経営すると、物すごい道民に対する負担増になりはしませんか。ここをお聞かせいただきたい。
○安恒良一君 いや、けっこうです。