安恒良一
やすつねりょういち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月17日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第2号 議事録を見る | ○安恒良一君 まず私は、今回の兵庫県南部地震によって亡くなられた方々に哀悼の意を表すと同時に、負傷された方や、復興のために村山総理以下、法務大臣を含め、政府機関、関係者が全力を挙げてやっておられますので、そのことは既に多くの同僚委員から質問ありましたから、時間がございませんから質...全文を見る |
○安恒良一君 裁判所にもその点を答えてもらいますが、ちょっと私、裁判所の答えられる前に数字を申し上げておきたいんですが、明治二十三年に裁判官の定数は千五百三十一人でした。平成四年で二千二十九人ですね。そうしますと、当時の、明治二十三年の日本の人口は三千九百九十万なんです。今は一億...全文を見る | ||
○安恒良一君 また、これいずれ定員法がかかりますからそのときにあれするとして、それからいま一つは、私は裁判が遅延している原因の一つに、法曹界の人々の質の問題もあるんじゃないかという心配をしています。それはなぜかというと、大学を卒業して司法試験に合格して、二年間の修習生活を終えてす...全文を見る | ||
○安恒良一君 そこで、私は司法改革に具体的提案をしたいんですが、今まで私が聞きますと、いやこれは法務省と弁護士会とか、裁判所とどこどこ、それに若干学識経験者を加えたいろんな委員会がつくられています。しかし、私は法曹界内部だけでやると次のような弊害が出てくると思いますのは、内部だけ...全文を見る | ||
○安恒良一君 それで、去年、私が民事訴訟に関する扶助制度のあり方を質問したら、当時の大臣から、検討委員会を、研究会をつくってやると、こう言われていますが、問題は、その後どういうふうに進行しているか。どうも僕の耳には、三年間ぐらいかかるんじゃないかと聞いていますが、外国の諸事例はた...全文を見る | ||
03月10日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○安恒良一君 私は大臣の所信に対して、二割司法の解消問題、特に長期裁判の根本原因が法曹人口の不足と予算の貧弱にあるということを前回指摘をして、その改善を大臣に促しましたし、また最高裁にも促しました。私は、国民にとって身近な司法にするためには、やはり裁判にかかる時間と費用とアクセス...全文を見る |
○安恒良一君 次に、これも基本的な理念、最高裁の方に聞きたいんですが、どうも皆さんは裁判官の増員に対しては一貫して消極的であったのではないか。これは日弁連の資料の中で、平成元年五月二十二日の法曹協議会で、裁判所も有為な人材を多数確保する必要があることを一応認めたが、と書いてありま...全文を見る | ||
○安恒良一君 口ではそういうことを言うけれども、現実には私は、本当にあなたたちが裁判官をふやそうという努力をされているかどうかという点について、まず私が今両者に聞きましたように、アメリカが三百二十人、イギリスが六百九十三人、ドイツが九百八十一人、フランスが千七百八十四人、日本が六...全文を見る | ||
○安恒良一君 七百人になったとき、どうするかというのを聞いているんです。 | ||
○安恒良一君 何を言っているんだね、君たちは。七百人になることはもう間違いないんだよ。現在、研修受けて、来年の四月からそれが実際に。そのときにただ単純に、いわゆる志望者がなければどうにもなりませんと、君たちは答えているんだよ。そんなことでバランスがどうしてとれるの。 例えば、...全文を見る | ||
○安恒良一君 もう時間になりましたから、私は、どうしたら検察官がふえるか裁判官がふえるかというのはまた改めて議論したいと思います。 ただ、一言だけ言っておきますが、転勤問題がというのは僕はよくないと思うんです。今、民間は日本全国、世界各国にも転勤していくんですから、いわゆる転...全文を見る | ||
○安恒良一君 この法律、二つちゃんと規定されていて、一つは罹災都市借地借家臨時処理法に指定された地域と、それからいま一つは「阪神・淡路大震災に起因する民事に関する紛争」と、こういうふうにこれはなっているわけですね。 それで、今まで七十六件あったというんですが、私が事務当局から...全文を見る | ||
○安恒良一君 それじゃ大臣、お願いしておきますが、今おっしゃったことで、できるだけ広くということですから、それなら、今さっき何か裁判所の人が広報については窓口に掲載するなんて答弁していましたけれども、そんなことじゃだめですね。やっぱりメディアを使ってできるだけ皆さんがこれが適用、...全文を見る | ||
03月17日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第7号 議事録を見る | ○安恒良一君 時間がございませんので、主としてできれば大臣とやりとりをさせてもらいたいと思います。 まず、一つの問題は、いわゆる帰化申請の処理期間の短縮問題についてですが、これは去年の十一月八日、本委員会で荒木委員からも大臣に質問されまして、大臣は「一年以上経過するということ...全文を見る |
○安恒良一君 いろいろ事務的なことを言われましたが、私は時間が余計かかっている最大のものの一つには、関係官庁への照会、回答の遅延というのが挙げられている。これは何だろうと聞いたら、民事局は、これはワープロに打ち込めばすぐ出てきますから、それですからいいんですが、問題は大都会で警察...全文を見る | ||
○安恒良一君 時間がもうありませんから私の方から言って、大臣の考えをこれ聞かせてもらいたいんですが、毎日新聞の三月十三日から十六日まで連日のようなキャンペーンが続いています。これは入管行政のあり方についての問題、それからほかの新聞もこれ取り上げていますが、これは大臣も衆議院でいろ...全文を見る | ||
○安恒良一君 結局、もう私は、事例は物事簡単ですから、早く調査してきちっと入管行政への不信を払拭するように要望しておきます。 それから、いま一つ、この団体に入国で許可した以外の、資格外の活動をどうも特例で扱うんじゃないかと、これも新聞報道、そういうことまで報道されていますから...全文を見る | ||
○安恒良一君 私は、今提案をされました更生保護事業法並びに同法の施行及びこれに関係する法律案には基本的には賛成であります。 ただ、総体的にちょっと批評したら失礼ですが、やや仏つくって魂入れずという感じがするわけであります。それは、今回はいわゆる社会福祉法人並みに法人格もとり、...全文を見る | ||
○安恒良一君 大臣の決意はわかりましたが、ただ盛んに使われる言葉で、もともと民間の善意から出たと、こういう言葉を使われますけれども、それは歴史的であって、現実にはこのような法律を出して、国の責務と書いてあるわけです。更生保護事業というのは国の責務ということですから、その限りにおい...全文を見る | ||
○安恒良一君 終わります。 | ||
○安恒良一君 十分しかありませんからまとめて聞きますので、まとめて答えてください。 まず私は、両法案とも時宜に適した法案で賛成であります。その上で聞きたいんですが、最低資本金制度に対する経過措置が平成八年が平成九年まで一年題はされたことは評価するんです。しかし未達成が約四十数...全文を見る | ||
○安恒良一君 もう一分しかありませんから私は大臣に申し上げておきますが、今後政令を定められるときに、よほどそこのところは関係各省ともまた内容を十分検討されてお決めにならぬと、これは恒久立法になりますからね。今回のような場合はもうだれが見てもわかりますけれども、何回も言いますように...全文を見る | ||
04月25日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○安恒良一君 三人の参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 三人の先生からある程度今回の改正、評価をほとんどされました。私も評価しております。 ただ、私の実感を言うと、明治四十一年来、こんなものをよくほっでおいたなと。特に、近代憲法になって今日までこんなことでよかっ...全文を見る |
○安恒良一君 審議会のオープン化の問題。 | ||
○安恒良一君 ありがとうございました。 | ||
04月27日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○安恒良一君 二日間にわたって下稲葉委員を初め八名の人が質問されましたので、質問したいと思っておることはほとんど終わりましたから、私はいわば落ち穂拾い的に、もしくはある程度今までのやりとりの中でさらに納得いかない点を少し聞きたいと思います。 まず、今回の改正には私は賛成なんで...全文を見る |
○安恒良一君 大臣は午前中の質問の中で、冷静かつ慎重にといろいろ改正について言われましたけれども、私が心配しているのは、これで現代用語化ができたということでまた何十年ほっておかれたらかなわぬわけですよ。現実に今までほっておったわけですから、平和憲法になって約五十年間。これができた...全文を見る | ||
○安恒良一君 大臣、望みたいなんてそんな消極的なことじゃなくて、やはり法務省自身がその気持ちに僕はやっぱりならなければだめだと思うんですよ。 私も政府関係の審議会、国会議員になる前、米審から税調から中医協から社会保険審議会、ありとあらゆる審議会やりましたけれども、そんなばかげ...全文を見る | ||
○安恒良一君 これももうたくさんの議員から出ました、地下鉄サリン事件、それから國松長官の狙撃事件、最近の横浜周辺駅におけるいろんな問題。私は、こういう凶悪犯は断固として、我が国の法の秩序に対する重大な挑戦ですから断じて許すことはできないし、これは捜査を進めて処罰すべきものはしなき...全文を見る | ||
○安恒良一君 終わります。 | ||
06月08日 | 第132回国会 参議院 法務委員会 第10号 議事録を見る | ○安恒良一君 私は、空前の惨事となったあの地下鉄サリン事件で東京地検がオウム真理教の麻原彰晃を首謀者として殺人犯などで起訴し、またその他の重立った幹部も順次起訴されて、このオウムの類のない組織的犯行が三カ月に近い捜査の中で固まったと。私は、この間の警察当局、検察当局の組織の総力を...全文を見る |
○安恒良一君 まずこれを頭に入れていただきたいと思います。 そこで、私はまず聞きたいのですが、国民的な危機に当たってなぜ内閣が機敏な対応がとれなかったのかということです。 これも役人答弁してもらってもしようがありませんから、私の方から、こういうふうに言われているが間違いな...全文を見る | ||
○安恒良一君 私は、よくこうして質問をしますと、総理を初め各大臣は、検討中でございます、一生懸命検討していますと言う。だけれども、これほっておったら、また検討検討で終わったらいけないと思いますから、少し具体的に、いろんな人がいろんなことを提起していますからお聞きをしたいんです。 ...全文を見る | ||
○安恒良一君 答弁がかなりやっぱり次元が違うんだよね。だから私は、きょう本来なら内閣官房長官に出てきてもらいたいと、言ったけれども、議院の手続が要るからということでしたけれども。 僕が聞いているのは、やっぱりここまで来れば防衛、治安、災害、緊急事態に対して内閣総理大臣の権限を...全文を見る | ||
○安恒良一君 それから、時間がありませんから簡単に聞いて簡単に答えていただきたいんですが、今何名かの同僚議員から別件逮捕とか問題が、逮捕上のゆがみがあったんじゃないかということ、このことについて私は、大臣や警察庁長官、少し国民に説明が足りなかったんじゃないか、毅然たる態度でやった...全文を見る | ||
○安恒良一君 終わります。 |