矢田部理

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当選回数回

矢田部理の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第104回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十八日、原文兵衛君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、去る一月、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。山東昭子君。
○委員長(矢田部理君) 以上をもちまして、派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、山東君の報告中、御要望のありました兵庫県からの要望事項等を本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 次に、公害対策及び環境保全の基本施策について、森環境庁長官から所信を聴取いたします。森環境庁長官。
○委員長(矢田部理君) 小杉環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。小杉環境政務次官。
○委員長(矢田部理君) 次に、昭和六十一年度環境庁関係予算及び昭和六十一年度各省庁の環境保全関係予算について順次説明を聴取いたします。古賀官房長。
○委員長(矢田部理君) 岡崎企画調整局長。
○委員長(矢田部理君) 次に、公害等調整委員会の事務の概要等について説明を聴取いたします。大塚公害等調整委員会委員長。
○委員長(矢田部理君) 以上で所信及び説明の聴取を終わります。  本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十七分散会      —————・—————
03月28日第104回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(矢田部理君) 的確に答えてください、問題をそらさないで。
○委員長(矢田部理君) 端的に答えてください。
○委員長(矢田部理君) 委員長からも運輸省及び環境庁、十分勉強をするように注意しておきます。
○委員長(矢田部理君) 本件に対する質疑は以上で終了いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十八分散会
04月03日第104回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二日、寺田熊雄君並びに安恒良一君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君並びに村沢牧君がそれぞれ選任されました。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 去る三月二十八日、予算委員会から、四月三日の午後一時までの間、昭和六十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち、公害等調整委員会及び環境庁についての審査の委嘱がございました。  この際、本件を議題といたします。    ...全文を見る
○委員長(矢田部理君) まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本件審査中、日本道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 予算の説明につきましては、去る三月五日の委員会におきまして既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(矢田部理君) ちょっと速記をとめて。    〔速記中止〕
○委員長(矢田部理君) 速記起こして。
○委員長(矢田部理君) その今の説明の次をさっきから聞いている。そういう質問なんで、次を答えてない。
○委員長(矢田部理君) 村沢君、そろそろ時間が参りました。
○委員長(矢田部理君) 以上をもちまして、昭和六十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御...全文を見る
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二分散会
04月15日第104回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○矢田部理君 私は、人事院勧告、そして恩給、さらには筑波手当、三つのテーマについて質疑をしたいと思いますが、何か官房長官の出席の時間の都合があるそうでありますので、恩給から入らせていただきたいと思います。  先ほどもちょっと触れておりましたが、恩給の実施時期をできるだけ早めるべ...全文を見る
○矢田部理君 内容わからないで聞いているわけじゃないので、端的に答えてください。  これは何度も衆参の内閣委員会等で附帯決議をつけているわけですね。したがって、財源がないとか公務員賃金の引き上げの実施時期がおくれたからこちらも右へならえだということでは説明がつかないのでありまし...全文を見る
○矢田部理君 もともと一年おくれという問題があるわけですから、人事院勧告、そして公務員給与ということにならえばそれでいいというふうには私ども受けとめていない。やはりできるだけ早目に実施する努力を今後ともしていくべきだということが第一点であります。  それから、二番目には増額の中...全文を見る
○矢田部理君 まだまだ下厚型の保障ということになると少しく弱いというふうに言わざるを得ないのでありまして、なお一層の努力をしてほしいというふうに私は考えております。  それからもう一つは、先ほどお話がありましたように、恩給については賃金スライド方式をとっている。ところが、最近共...全文を見る
○矢田部理君 言わずもがなでありますが、物価スライドだということになりますと物価だけが反映する、しかし賃金スライドだということになりますと物価プラス生活改善論ということが思想的に盛り込まれているわけでありますが、これから高齢者に対しては生活改善は要らぬものだという思想は、いかにも...全文を見る
○矢田部理君 それから、これまた附帯決議でしばしば指摘をしているのでありますが、恩給欠格者等がまだまだ相当程度いるわけでありますし、それから例えば抑留者、とりわけ長期の方々に対する対応、対策等についてもしばしば当委員会等でも問題になっているのでありますが、これらに対する実態把握な...全文を見る
○矢田部理君 今の話は私にはわかりますが、局長の方の話は、事務屋の話じゃなくて、国会の決議として正式に政府に要請をし、政府としてもその意を体して十分努力しますという答弁をしているわけでありますから、そうでない弁解がましい話は余り必要でないのでありまして、その努力をやっぱり促進して...全文を見る
○矢田部理君 諸般の状況を勘案して積極的な考え方で対処をするということの意味は、以下であっても勧告をするつもりであるというふうに受けとめてよろしゅうございますね。
○矢田部理君 積極的に対処をするという意味は、人事院勧告を行いますというふうに受けとめてよろしゅうございますねと言っている。問いに対して答えてください。
○矢田部理君 私はくどい方でありますが、そういう積極的に対処するという別の言い方じゃなくて、端的に答えてください。そんな難しいことじゃない、人事院として当たり前のことなんです。だめですよ、今の答弁じゃ。いや総裁に、補強する必要はない、ほかの人は。
○矢田部理君 そういう何というか妙な表現というか、ニュアンスで聞き取れるような節を出しているものだから、何となくさわやかでないんです。もうちょっとびしっと言ったらどうですか。これはあなた、その任務のために総裁になったんだ。最大の任務でしょう。まさに人事院の存在理由そのものが問われ...全文を見る
○矢田部理君 ということは当然勧告を出すというふうに受けとめて、次の質問に入りますが、そこで、勧告があれば、当然のことでありますが、政府はこれを完全に実施すべき立場にあるというふうに思うのでありますが、特にことし問題にされておりますのは、従前ですと一%程度でありますが予算措置を講...全文を見る
○矢田部理君 従前たしか五%ぐらいとってきたこともある。それが三%になり一%になりゼロになった。この流れは、単なる技術的な問題とかいうことを超えて、やっぱり政府のこの給与問題に対する姿勢をあらわしているのではないかと心配をしておるんですが、そういうことありませんか。
○矢田部理君 そこで総務長官、今度は実力者大臣でありますから大変期待をしているわけでありますが、いよいよことしは三年目ということになるわけですね。ずっと不完全実施、抑制基調できたものが、少なくともことしは四月から勧告どおりの引き上げに踏み切るという時期に来ているかと思うんですが、...全文を見る
○矢田部理君 完全実施ということの意味は、給与の内容そのものが完全に実施されるということ、時期も当然四月からというふうに伺ってよろしゅうございますね。
○矢田部理君 官房長官が見えませんのでテーマを別のテーマにしたいと思いますが、筑波研究学園都市というのがありまして、そこに研究機関が移るに当たって職員の方々に移転手当というのを出してきました。それが延長されたりしてきておるのでありますが、今年末で期限が来ることになるようであります...全文を見る
○矢田部理君 当面人事院が中心になるのでありますが、総務庁としてもぜひ御配意いただきたいと思いますのは、都市手当という議論の根拠であります。  筑波学園都市というのはもともと政府の方針、国の政策であそこに移ったわけですね。そして、全部研究機関は東京にあったんです。当時はこの都市...全文を見る
○矢田部理君 成田で同じような手当がついているわけですね。東京にあった羽田空港が成田に移転をした。民間会社も行き、各政府関係の職員も行った。そこで成田手当というのが同じような趣旨でついているわけでありますが、これは比較的当分の間ということで、時限を定めず、切らずに、時限を切らずに...全文を見る
○矢田部理君 激変しなきゃいいということではありませんで、今私が申し上げたような趣旨をよく含んでいただきまして、生活実態や研究の条件等も十分調査していただきまして、それに見合った対応をすべきだと。特に、同じ研究に参加しておりながら、補助職のためにそういう手当がもらえないとか、非常...全文を見る
○矢田部理君 最大限の努力とか完全実施に向けてという話は昔も大分聞かされたような気が実はしているのであります。その例年の状況とは違ってことしはいよいよ完全実施と、これは当たり前の話なんでありますが、ということで決断をするときです。官房長官、政府側から、ずっと今日まで待たせたときが...全文を見る
○矢田部理君 三年間で完全実施に持っていきますという話が経過としてあったことは篤と御記憶だと思いますが、その点を十分に念頭に置いておやりになるというふうに承ってよろしゅうございますか。
○矢田部理君 三年後にはやると言ったのですから、これはやらなかったら大変なことになる。政治の責任といいますか、行政のやっぱり根幹にかかわる問題ですから、その点はしかと受けとめていただきたいということを特に要望しておきたいと思います。  それからもう一点、人事院に伺っておきたいの...全文を見る
○矢田部理君 その点はしかと実態を調査をし、しかるべき指導を早急にやってほしいということを特にこれまた希望しておきたいと思います。  最後に官房長官、少し話題が変わりますが、ついせんだっての情報で、アメリカがリビアの首都トリポリを攻撃しているというふうな報道が入ってまいりました...全文を見る
○矢田部理君 正確な情報はまだ十分に入っていないのかもしれませんが、そういう報道なり連絡なりはあったんでしょうか。知っておられる程度で結構ですから、お伺いいたします。
○矢田部理君 わかりました。不十分さはわかるんですが、概括的にというか、どんな状況なのかということはそれ以上述べるわけにいかないでしょうか、少しコメントするわけにいかないでしょうか。
05月14日第104回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、青木茂君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
05月22日第104回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十九日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として青木茂君が選任されました。     —————————————
○委員長(矢田部理君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり...全文を見る
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(矢田部理君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年、本委員長に選任されて以来今日までの間、大過なくその職責を遂行できましたことは、ひとえに皆様の御協力のたまものと心から厚く御礼申し上げます。  これから通常選挙へと舞台はかわり、皆様御多忙な日々を送られるこ...全文を見る
11月25日第107回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○矢田部理君 小麦協定に関連してでありますが、ここ一両年の国際的に見た場合の小麦の需給状況、それから中長期的に見て穀物の生産なり需給状況はどういう見通しに立っておられるか、まず説明をいただきたいと思います。
○矢田部理君 アメリカを初めとする先進諸国では一定の生産が確保され、かつ供給が可能なわけでありますが、同時に開発途上国等では依然として飢餓が広がっており、問題の根本的な解決はなされていないという状況下で、食糧援助問題がODAの一つとして重要視されるわけでありますが、この食糧援助を...全文を見る
○矢田部理君 欧米全般の援助の姿勢とも絡むわけでありますが、どうも最近援助のあり方が人道的立場よりも戦略的な観点が強く打ち出されておるという傾向が見られるわけでありますが、この食糧援助について、そういう視点が相当程度入ってきているという指摘も一部なされておりますが、そういう嫌いは...全文を見る
○矢田部理君 アフリカの飢餓の状況ですが、その後雨などもある程度あって、従前よりは幾分改善されたかに言われておりますが、本質的な解決には至っていないし構造的な要因が強いわけでありますから、もっとアフリカに対する飢餓の援助はふやしてしかるべきではないかというふうに考えておるのであり...全文を見る
○矢田部理君 食糧援助等については、やはり人道的な視点が基本に置かれなければならないし、特に他の援助よりもその要請は強いと思われますので、どうもやっぱり日本の援助について、日米諮問委員会などでも既にもう日本の援助は戦略的観点で評価をされるというようなことにもなっていて、今の外務省...全文を見る
○矢田部理君 そのサトウキビの農園の経営者が経営を放棄してしまって、飢餓だけではなくて失業という、あるいは失業とあわせて飢餓という両面で問題が深刻に進行しているわけでありますが、どうもその後抜本的な改善策が、フィリピン経済も容易でないということもあるのでしょうか、必ずしもアキノ政...全文を見る
○矢田部理君 これは土地問題等も絡んでおり、なかなか現地の人たちが飢餓を克服するためにみずからの生産にかかわろうと思っても実際上できないでいるという状況等もあるわけでありますから、フィリピン政府の努力にもまたなければならないところが多々あろうかと思うのでありますが、しかし、これだ...全文を見る
○矢田部理君 フィリピンは御承知のようにいろんな不安定要素を抱えております。同時に、経済的な危機も極めて深刻だというふうに私も見ておるわけでありますが、そういう中で対比援助について先般アキノ大統領が来られるに当たって特別円借四百四億円ですかを行ったわけですが、これはどういう位置づ...全文を見る
○矢田部理君 円借については既に十三次まで来ているわけですね。これから十四次の交渉に入ろうかというところに来ているわけでありますが、この十四次の円借款についてはどんな考え、どんな構想をお持ちでしょうか。
○矢田部理君 伝えられるところによりますと十四次の円借は、十三次は四百九十五億でありますがこれを上回る規模というふうにも言われているのでありますが、考え方としてはそういうことで受けとめてよろしいのでしょうか。
○矢田部理君 従来に増した協力ということでありますから上回る規模というふうに伺うわけでありますが、それらを含めて、先ほどの特別円借もあるわけでありますが、大体一千億規模とか一千億を上回るという情報等も流れておるわけでありますが、そういうふうな受けとめ方でよろしいんでしょうか。
○矢田部理君 私どもとしましても、ODAの量的拡大については基本的に賛成の立場に立つわけでありますが、同時にもう一つの視点として質的な問題が、先ほどの食糧援助でもそうでありますが、問われなければならないというふうに実は考えているわけであります。特にフィリピンの場合には、マルコス疑...全文を見る
○矢田部理君 私どもも昨年フィリピンをいろんな面で調査をして幾つかの提案、提言等もしておるわけでありますから、ぜひ参考にしていただきたいと思いますし、またその立場から少しくこれからの改善策を見守っていきたい、またいろいろ意見も申し上げていきたいと思いますが、時間の関係でその点は省...全文を見る
○矢田部理君 検討中というのは少しく時間がかかり過ぎると思うんですね。特にフィリピンの場合には、体制も変わり新しい援助を行おうということでありますから、これを機会にやっぱり根本的な改善策を追求すべきなのであって、少なくともその一つに大変問題になりました、できるだけ公開をしていくと...全文を見る
○矢田部理君 少しくくどいようですが、秘密なんでしょうかね。例えば電力の開発の事業を行う、これに対して日本がお金を貸し付ける、その事業を請け負う会社の名前というのは秘密なものでしょうかね。何も軍事機密でもなければ外交上の秘密でもない。その程度のことは発表して当たり前の話ではないで...全文を見る
○矢田部理君 拝聴だけでは困るんでありまして、早期に結論を出して、やっぱり企業名だけではありませんで、援助全体をできるだけガラス張りにして、国民の税金の行方をはっきりさせる意味でも、それから本当の適切かつ効率的な援助を行う意味でも、そのことを強く私は求めておきたいというふうに思い...全文を見る
○矢田部理君 十月末に外務大臣の改善命令に対する報告が出されておりますが、その中に再発防止のための改善措置等など何項目かにわたってJICAとしての改善策を出しておられるわけでありますが、これで十全だというふうにお考えですか。
○矢田部理君 外務省に伺いますが、外務省としては次官が長になって経済協力検討委員会というのを発足させた、さしあたりこのJICA改革の本格的な検討に入ったというような話も聞くのでありますが、この改善命令だけでは不十分だという認識でしょうか、またこの検討委員会は何をいつごろまでにどう...全文を見る
○矢田部理君 それは、時期的にはいつごろまでに結論を出すんですか。
○矢田部理君 外務省に対しても、またJICAに対しても申し上げたいのでありますが、やはり海外経済協力が日本以外の外側で行われる、あるいは仕事がなされるということから遠目で見えないということもあるわけですが、全体として秘密主義というようなことが流れておって、そのことがこの種の悪を生...全文を見る
○矢田部理君 コンサルタント選定委員会の民主化の問題あるいはまた調達部の組織改正の課題、さらにはプロパーの職員の養成などいろんな課題があるわけでありますが、幾つか出された提案も大事でありますが、今、大臣の指摘された点も含めて本格的な改善策をひとつぜひ早期に実現をしていただきたいと...全文を見る
○矢田部理君 そのまとめというのは年内に出るわけでしょうか。いつごろまでを時期的にはめどにしておられましょうか。
○矢田部理君 そうすると年内かあるいは来春早々ということになるわけでしょうか。  そういうことが一つと、それから最終的な結論はまだそこにまつといたしまして、これまでの調査、検査の過程の中で少なくともこんな点は注意すべきだとか、こんな点に問題ありという問題点の指摘だけでも今の段階...全文を見る
○矢田部理君 それから最後になりますが、今のところ各部とか局に分かれている者をいわば特別チームを編成してやっておられるということでありますが、これは機構を改正して外務検査課みたいなものをつくって、これから組織的に、あるいはまた一体となって対応するというような構想は検査院としてはお...全文を見る
○矢田部理君 結構です。総裁も結構です。ありがとうございました。  外務大臣、経済協力の最後のところで申し上げたいのでありますが、我々としてもODAの量的な拡大をもっとやっぱりすべきであると。外務省自身も努力をされておられまして、従前から比べれば大分伸びてはきているわけでありま...全文を見る
○矢田部理君 私も共通の認識なのでありますが、そこで、各国の経済制裁のあり方とか意味とかということについて今いろんな議論があるわけでありますが、どうも日本政府の対応を見ておりますと、九月の半ばに追加的な措置はとりましたけれども、少しく及び腰である。アメリカやイギリスなどがどんなふ...全文を見る
○矢田部理君 アメリカでは先般、議会として南ア制裁法を成立させました。ここで幾つかの措置がとられたのでありますが、日本の場合にはこのアメリカのとった措置の水準よりも低いというふうに言い得るわけでありまして、その点でさらにこの追加的措置は考えていないなどという情報も流れておるのであ...全文を見る
○矢田部理君 それは知っておりますから。
○矢田部理君 アメリカの議会は、先般の制裁法でウランとか石炭の輸入を禁止しました。日本はこれを禁止していないんですね。ウランについては全体の一一ぐらいを南アフリカから買い付けている。それから石炭もあんな遠いところから、日本の石炭は国内事情、いろいろ問題があるわけでありますが、買い...全文を見る
○矢田部理君 そこが少し弱腰なんですね。アメリカの制裁法が成立したときに、少なくともそれに日本とかヨーロッパあるいはイギリス等が同調するかどうかが一つの大きなポイントだと言われてきた。ところが、業界に自粛は要望したが禁輸措置はとらない、自動車部品などは大量に輸出をしている、去年の...全文を見る
○矢田部理君 随分違っていますな。起訴状自身に、その稲葉君が、左翼的な朝鮮全史一巻から五巻、近代朝鮮歴史一冊など十七冊を今名前の出ました藤井新君あてに小包で郵送した。当時日本の大使館、韓国ソウルの大使館に藤井新君がいたわけでありますが、そこに送ったわけですよ。そして、その書物を藤...全文を見る
○矢田部理君 わかりました。  この一点だけ。藤井新という人は外務省の職員でしょうか。それから、起訴状自身は藤井新というふうに私は見ているんですが、そうでないと言うんですか。
○矢田部理君 時間がありませんので質問は終わりますが、問題を余りすりかえられては困るし、それから、日本人の人権が外務省の職員も絡んで起きた事実について侵害されたときの外務省の対応としては、いかにも私は逃げ回っているという印象を持たざるを得ないのでありまして、この点は別の機会にいた...全文を見る