矢田部理
やたべおさむ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月26日 | 第118回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○矢田部理君 平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長より指名せられました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、矢田部理が、副議長に太田淳...全文を見る |
03月26日 | 第118回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○矢田部理君 私は、平成元年度補正予算三案のうち、平成元年度一般会計補正予算及び平成元年度政府関係機関補正予算に対し、日本社会党・護憲共同を代表して、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について...全文を見る |
03月26日 | 第118回国会 両院 平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○議長(矢田部理君) これより平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会を開会いたします。 抽せんにより、私が本日の両院協議会の議長を務めます。どうぞよろしくお願いいたします。 この際、御報告いたします。 衆議院の協議委員議長には野田毅君、副議長には近藤鉄雄...全文を見る |
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、衆議院側から御説明を願います。佐藤信二君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、参議院側から御説明を願います。安恒良一君。 | ||
○議長(矢田部理君) 以上で各議院の議決の趣旨についての説明は終わりました。 これより協議に入ります。 先ほどの議長、副議長の打合会の申し合わせに基づき、御意見のある方の発言を許します。穐山篤君。 | ||
○議長(矢田部理君) 吉岡吉典君。 | ||
○議長(矢田部理君) 池田治君。 | ||
○議長(矢田部理君) 足立良平君。 | ||
○議長(矢田部理君) 宮下創平君。 | ||
○議長(矢田部理君) 速記をとめてください。 〔速記中止〕 | ||
○議長(矢田部理君) それでは、速記を起こしてください。 参議院、衆議院双方から、おのおの一名、見解が述べられます。参議院太田淳夫君。 | ||
○議長(矢田部理君) 衆議院原田昇左右君。 | ||
○議長(矢田部理君) 種々御協議を願いましたが、意見の一致を見るに至りませんので、本協議会といたしましては、成案を得るに至らなかったものとして、各議院にその旨を報告するほかないと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 以上をもって本協議会の議事は終了いたしました。 本日は、協議委員の皆様の御協力により議長を無事務めさせていただきました。ありがとうございました。 これにて散会いたします。 午後八時五十二分散会 | ||
04月04日 | 第118回国会 参議院 本会議 第8号 議事録を見る | ○矢田部理君 平成二年度一般会計暫定予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長より指名せられました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、矢田部理が、副議長に太田淳夫君がそれ...全文を見る |
05月11日 | 第118回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○矢田部理君 まず、総理にただしたいと思いますが、社会党と公明党、民社党、進民連の四党が衆議院におきまして平成二年度予算案について消費税削除を主たる内容とする予算の組み替えを求めましたが、政府はこれを一顧だにしませんでした。この態度を参議院でも固執するとしますならば、参議院で否決...全文を見る |
○矢田部理君 歩み寄るのは私どもではなくて、消費税問題に政府が組み替え要求を出したわけでありますから、積極的に対応することが大事だと思いますが、もう一度だけ答弁を求めます。 | ||
○矢田部理君 消費税問題は当予算委員会においても中心的な課題の一つでありますから、各般の議論を同僚委員とともにさらにやっていきたいと思いますが、先立って、国際情勢についてまずただしていきたいと思います。 ソ連、東欧の歴史的な変化と国際的な軍縮の動向、これを受けてのマルタ会談以...全文を見る | ||
○矢田部理君 六〇年代から七〇年代にかけてもデタントとか平和共存という時代がありました。しかし、このときのデタントはどちらかというと冷戦構造そのものの基本には手をつけずに、そのもとでの一時的、部分的な緊張緩和だったと思われます。しかし、今日の変化は冷戦体制の根底そのものを問う、そ...全文を見る | ||
○矢田部理君 従来の冷戦体制は異常かつ不毛の軍拡をその後も続けることになりました。それが、財政問題だけではないと思いますが、巨額の軍事負担に米ソともに苦しむようになった。その反省が共通の認識になったことがいわば今度のマルタ沖会談を成功させたというふうに考えます。 その一方の担...全文を見る | ||
○矢田部理君 総理の一部の答弁の中にもありましたが、いたずらに不透明性や不確実性を強調するのではなくて、まさに劇的な変化、歴史的な転換を遂げようとしているわけでありますから、そういう立場に我が国も立って、冷戦時代の発想を越えて新しい外交戦略を打ち出すべきときではないかというふうに...全文を見る | ||
○矢田部理君 この新しい時代の外交のスタートに当たってどうしても忘れてはならない原点というのは、過去の侵略戦争や植民地支配に対して根本的に謝罪をし反省をする態度だと思っております。西ドイツは絶えずこのことにやっぱり留意して節々でそのことを明らかにしてきました。 これは総理にお...全文を見る | ||
○矢田部理君 改めるべきは改めるではなくて、過去の中国侵略、朝鮮に対する植民地支配、アジア侵略、これを明確に認めてその責任を明らかにしつつ、謙虚に謝罪をしていく、その態度が実は問われているのであります。もう一度答弁を求めます。 | ||
○矢田部理君 いまだにわかっておられない。韓国の大統領についてだけ言えばいいということじゃないんですよ。 | ||
○矢田部理君 以下、平和と軍縮、それからODA、地球環境問題について個別的に伺っていきたいと思いますが、マルタ会談が行われた後もアジアの安全保障の環境は基本的に欧州と違って変わっていない、冷戦終結と軍縮の潮流はヨーロッパのものであってアジアのものではないというような認識にどうも政...全文を見る | ||
○矢田部理君 個別的な努力は多といたしますが、全体としてアジアの安全保障には基本的な変化がないということで、アジアを冷戦構造の上にとらえている節がやはり外務省を中心にあるわけであります。かつて、大綱をつくる時代、ヨーロッパとの違いでアジアの方が緊張は緩い、こう言ってきたわけですね...全文を見る | ||
○矢田部理君 外務大臣も触れられましたが、どうも日本の外交戦略、あるいは防衛担当者の間に抜きがたい対ソ脅威論を払拭できないものがありはしないかと私は考えております。 そこで、最近の情勢の認識を伺いたいのでありますが、アメリカではチェイニー国防長官がこの一月の国防報告で、ソ連の...全文を見る | ||
○矢田部理君 侵攻の可能性は戦後最低、脅威は減っているというアメリカの認識と日本政府の認識は同じ立場に立つかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 聞いているのは事実関係じゃない。違う違う。大きな政治的な評価の問題だから総理ないし外務大臣ですよ。あんたには聞いておらぬ。 | ||
○矢田部理君 いや、事実関係を聞いているんじゃないんです。アメリカの認識と同じような認識に立つかという政治の認識を聞いている。事務屋の話を聞いているんじゃない。 | ||
○矢田部理君 冷戦構造の解体過程ですから、まだ基本的な枠組みが残っておることはそのとおりですよ。全部終わったなどと私も言っておりません。ただ、従前に比べれば大幅にこの脅威はダウンしているというもう一つの認識を示しているので、日本政府としても同じ認識に立ちますかと、こう言っている。 | ||
○矢田部理君 アメリカとそれは違うんですか、同じなんですか、認識は。 | ||
○矢田部理君 かみ合ってないんですよ。防衛力というのは、脅威対応では即ならないにしても、やっぱり相手方の侵攻の可能性とかそれから攻撃の蓋然性とかということがもう一つ問われるわけでありまして、それは戦後最低になったと、アメリカの認識は。基本的な枠組みが変わったとか、ソ連の軍事力が大...全文を見る | ||
○矢田部理君 私は日本の防衛をどうするなどということを一言もまだ言っていないんです。これは後で言います。 ソビエトの侵攻の可能性が急速に薄まった、戦後最低だというアメリカの認識と同じ認識に立つかと言っているんです。それだけの話です。 | ||
○矢田部理君 情勢の認識を聞いているんです。日本の防衛をどうするかとか、防衛の根拠を聞いているんじゃないんです。 | ||
○矢田部理君 にもかかわらず、アジアにおいても日本周辺の脅威、ソビエトの脅威について侵攻の可能性は急速に薄まったという認識を示している。侵攻の可能性は昔どおりあるという認識ですか、日本政府の認識は。どっちなんですか、逆に言えば。 | ||
○矢田部理君 ソビエトに軍事力があるかどうかということを聞いているんじゃないんですよ。意図とか政策が大幅に変わってきた、冷戦構造の終えんという方向づけの中で。外務省の栗山さんですら、言い方は余り素直ではありませんが、ソ連にはこれまでのように直接間接、軍事力に依拠した拡張主義的政策...全文を見る | ||
○矢田部理君 それを最初からそう答えたら余り時間をかけないで済んだのに……。 そこで、脅威の問題から次の問題に発展をさせたいのですが、米ソとも、マルタの冷戦終結宣言以降、これは欧州だけのものではなくて全世界的なものにしていきたい。アジアはヨーロッパほど顕著ではありませんが、防...全文を見る | ||
○矢田部理君 どうも軍縮の話というと、演説はするが実際はやりたがらないという癖がしばしば出るのでありますが、もう一度アメリカの、例えば最近出ました共同防衛に対する同盟国の貢献に関する報告でも、今日の諸条件は軍事力の大幅な削減を達成するには極めて良好な状況にあるという、今の情勢を非...全文を見る | ||
○矢田部理君 石川防衛庁長官に伺いたいと思いますが、先日、タイでしたか、ソ連の軍事力は軍縮の妨害になっておる、ソビエトは一方的に軍備を削減すべきだと声高らかに宣言したそうでありますが、これはどういうことですか。 | ||
○矢田部理君 そんなことで軍縮が進むのなら、これほど単純な話はない。 ソ連はなるほど強大な軍事力をアジアに展開していますよ。しかし、その展開の主要な要素は中国に向けられているというのがアメリカのペンタゴンの分析です。日本の自衛隊と比べてソビエトが強大だというのは当たり前の話で...全文を見る | ||
○矢田部理君 個人が茶飲み話で話したり雑談で物を言ってもらっちゃ困るのでありまして、防衛庁長官としての発言ですから、これは重大だと言わなければなりません。 | ||
○矢田部理君 あなたには聞いていない。呼び出しもしていないのだから帰っていなさい。全然聞いていません。防衛庁長官の発言です。 | ||
○矢田部理君 役人に補足説明をしてもらわなきゃ説明ができぬような防衛庁長官では非常に心もとないのであります。とりわけこの軍縮というのは一方的に進められるような性質のものでないことだけはやっぱりきちっと押さえておいてほしい。 先ほど外務大臣からもお話がありましたが、ヨーロッパの...全文を見る | ||
○矢田部理君 地域紛争に一定の役割を果たすというのは私も大事だと思いますよ。しかし、アジアの軍縮にとってより大きいのは対ソ関係だと私は思っているんです。事実、例えばゴルバチョフ書記長時代ですが、ゴルバチョフのウラジオストク演説というのがあります。ヨーロッパには先ほどの全欧安保会議...全文を見る | ||
○矢田部理君 総理は、所信表明演説で、脱冷戦、軍縮の時代、流れというものをヨーロッパだけのものにしてはならない、アジア・太平洋にもこれを連動させていかなきゃならぬということを言われた。その言やよしてあります。具体的にそれをどう展開するのかが今総理に求められているのでありまして、そ...全文を見る | ||
○矢田部理君 次期防について伺います。 平和と軍縮への新しい扉が開かれつつある、具体的にその過程がアジアでも始まっていると私は思うのでありますが、にもかかわらず、防衛庁のとっている態度は旧来の方式で五年間にわたって今後次期防を作成しようとしておりますが、これは時代の要請に逆行...全文を見る | ||
○矢田部理君 これは総理が議長ですから総理に伺った方がいいんですが、防衛庁サイドの問題ではなくて、この国際情勢の歴史的な変化、これが取り込まれていない、これが踏まえられていないという中での次期防策定方針でありますから、もう一度やっぱり開いて総理の責任で分析をし直すべきだと思います...全文を見る | ||
○矢田部理君 おととしの安全保障会議をもとにして作業が始まっておるんです。報道などによれば、今の防衛力整備計画は十八兆四千億、五年間でありますが実に二十三兆五千億という金額を出している。二八%も拡大する方向づけをなされているというのであります。米ソともが国防費を少なくとも削減しよ...全文を見る | ||
○矢田部理君 国連の経済特別総会が開かれて、五月一日に宣言を採択しているようでありますが、外務省、宣言の中身、とりわけ軍事費についてどう言っているか、御説明をいただきたい。 | ||
○矢田部理君 この宣言の採択にはもちろん日本は賛成したんでしょうね。 | ||
○矢田部理君 いずれにしても、日本もかかわってこの重大な宣言を採択したわけですね。各国は軍事費を削減しよう、その削減した一部を途上国の開発に充てようという歴史的というか画期的な宣言を日本も参加してつくったんですから、防衛費を削減しなきゃならぬのですよ。次期防がふやすという方向で仕...全文を見る | ||
○矢田部理君 それに国連総会の宣言が加わるということを留意しておいてほしい。 | ||
○矢田部理君 情勢が物すごく動いているわけでしょう。政府としてもまだ不透明だ、推移を見守るという態度をとっている。その煮え切らない態度に私は不満がありますが、政府の態度がそうだとすれば、なおさらのこと、今後五年間固定して防衛費をやっぱり仕切っていく、中期的な防衛力の整備計画を立て...全文を見る | ||
○矢田部理君 同じことの繰り返しを言いたくありませんが、国際情勢は不透明だと。不透明だとはいっても全体として雪解け、平和の方向に動いていることは間違いないんですよ。だとすれば、五年間も固定をして拡大基調で防衛力の整備計画を仕切るというやり方はいかにも時代錯誤である。この際、脅威の...全文を見る | ||
○矢田部理君 これはあなた方の機関紙自由新報でも正式に言っていることですがね、冷戦を終結して軍縮を目指すアメリカが、アメリカは国防費を削減するがかわりに日本が負担してくれと盛んに日本に肩がわりを求めてきている駐留軍経費の負担増の問題だとか、これらもこの際お断りしてはいかがでしょう...全文を見る | ||
○矢田部理君 どうもやっぱり、世界の軍縮の流れ、歴史的転換点とか劇的な変化だと言いながら、何一つ日本政府は努力の跡、軍縮への道筋が明確にならない。これで世界情勢に対応していけるんでしょうか。 外交の基本方針を示せと言ったら、軍縮も平和も希求しておりますと。みずからを縮めること...全文を見る | ||
○矢田部理君 本当は大綱についてもう少し議論したいのでいろいろ準備はしておるのでありますが、時間がありませんので一点だけ大綱について聞いておきますと、大綱で言う基盤的防衛力の整備というのは、相手国との限定的な戦争しかも小規模な戦争を想定している、そういう戦争というのは何があるのか...全文を見る | ||
○矢田部理君 総理、聞いておってわかりますか。 奇襲攻撃があるかもしらぬ、それを独力で排除するために基盤的防衛力を整備するんだと、こう言ってきた。その奇襲攻撃などというのを考えているのはばかげていると中曽根さんが言うんです。今どきそんな話はない、そんな想定をしておったら間違っ...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう終わりにしなきゃなりませんが、限定、小規模侵略の可能性ということを想定したわけですね。それについては限定、小規模侵略の能力があるかどうか、三、四個師団が日本に攻めてこれるかどうかということを一つ見積もったわけです。その意図があるかどうかということがもう一つあるわ...全文を見る | ||
○矢田部理君 そういうことなんですよね。やっぱり相手の出方や動きや、防衛の本質は脅威だ、こう言っているんでしょう。脅威を考えざる防衛はない、こう言っているわけでしょう。その脅威が縮まってくる、小さくなってくれば、これは平時のものだ、基盤的なんだというだけの説明だけでは足りないので...全文を見る | ||
○矢田部理君 国連特別総会の決議もある。宣言もあった。それから、世は挙げて軍縮の方向づけで動いている。基盤的防衛力整備だからといって手をつけなくていいんだという考え方はやっぱり立ち得ないのでありまして、その点では日本が世界に先駆けて軍縮への道を追求する、みずからも削減の方向で動く...全文を見る | ||
○矢田部理君 海外経済協力基金の総裁にもおいでをいただいておりますが、この借款をするに当たって外務省ないし基金としてはどんな調査をしましたでしょうか。具体的に明らかにしていただきたい。 | ||
○矢田部理君 基金として現地に入って直接住民の意見を聞くとか、現地をずっと歩いて調査をするとか、専門家を配置するとかということはしたのでしょうか。 | ||
○矢田部理君 調査の結果はどうですか。 | ||
○矢田部理君 どうもわからないのは、もともとOECDにしましても世銀にしましても、大型のプロジェクトをやる、それが環境破壊を伴う、住民の移動を求めなきゃならぬという場合には、事前にやりなさい、そして先住民とも直接話をして同意を取りつけなさいというのが基本になっているんじゃありませ...全文を見る | ||
○矢田部理君 この種環境問題や住民の生活、文化の問題は相手国政府、当該政府の問題であるという考え方が間違っておるんですよ。これからODAを実施するに当たっては、みずからの課題として基金自身の問題として日本政府自身が環境問題やその他の問題について責任を持った対応をするということが基...全文を見る | ||
○矢田部理君 世銀の調査ももともと手おくれだと思う。本格的な調査をしないまま強行的に仕事をしたことが住民の反発を買っているもう一つの理由でありますが、その世銀がおくればせながらインド政府に対して、八五年以来でありますが、立ち退き計画の策定と代替地の確保を要求し続けておりますが、今...全文を見る | ||
○矢田部理君 この件については、国際的な批判も高まっているわけですね。アメリカの下院がインドの関係者を呼んで特別公聴会を開きました。それをもとにして世銀あてに、ダムの建設の中止を勧告する公開書簡を送っております。また、西ドイツの経済協力担当大臣も住民と会って、インドに対する融資要...全文を見る | ||
○矢田部理君 総理はこの間インドに行かれて一千億の借款を約束されたと言われている。この一千億の中には追加借款、これは入っておりますか、このダムに関する。 | ||
○矢田部理君 ということになると、今年度は出さないということになると思いますが、慎重検討ということはやめるというふうに私はとりますが、やっぱり国際的な批判もあり、これはとても動きませんよ。住民の猛烈な反発、移住計画などは立ちっこない、物すごい森林が破壊されるというようなことであり...全文を見る | ||
○矢田部理君 あわせて、世銀が主導権をとっているわけでありますが、我が国は第二番目の出資国なんだ。世銀に対しても、今後理事会が近々開かれるようでありますが、融資の中止という対応をすべきだと思いますが、これは大蔵大臣いかがですか。 | ||
○矢田部理君 世銀に対しても我が国の立場を強く要請すべきだということをつけ加えておきます。 ここでやっぱりODAのあり方そのものが問われていると私は思うんです。ODAについては、量をふやすことも非常に大事でありますが、理念、哲学を明らかにして、環境だとか自然だとか住民だとか、...全文を見る | ||
○矢田部理君 リクルートと政治改革について質問いたします。 リクルート疑獄は、はしなくも政治と株とのかかわりを白日のもとにさらしました。かつての殖産住宅事件以来、株式の上場、仕手戦、インサイダー取引など株の動きにしばしば政治家の影がつきまとってきました。政治資金規正法が厳しく...全文を見る | ||
○矢田部理君 同じ八七年でありますが、国際航業は百億円の転換社債を発行しました。その一部が大手の証券会社等を通して相当数特定の政治家に流れている、複数でありますけれども。仕手戦との絡みで株価が暴騰する、巨額の利益が政治家とその周辺にもたらされた、まさにぬれ手でアワの構造はリクルー...全文を見る | ||
○矢田部理君 リクルート事件で証券業界のアンフェアな部分が随分露出をしました。これに抜本的なメスを入れることも政治改革のポイントの一つなのでありますが、この事件にちなんで申しますと、乗っ取り側は短期間に百億の転換社債のうち四十億強を入手したと言われております。通常の取引ではこのよ...全文を見る | ||
○矢田部理君 じゃ政府委員。 | ||
○矢田部理君 親引け筋からも一部動いたという指摘もありますが、あわせて次の問題として、乗っ取り側の会社に藤田観光という会社があります。ずっと株が暴落しているのに、四月の二十五日ごろだと言われておりますが、それまで三千円だった株が五千円台に急騰しました。そして翌日には反落をする。ど...全文を見る | ||
○矢田部理君 最後に、法務省にちょっと伺っておきたいと思いますが、この一連のずっとした動きの中で、暴力、脱税、証取法違反、場合によっては政治資金規正法違反なども含めて、相当の刑事事件絡みの動きもにおわないわけではありませんが、法務省としてこの問題に関心を持っておられるかどうか、そ...全文を見る | ||
○矢田部理君 次の問題に移ります。 深谷郵政大臣に伺いますが、前回いろいろここで説明をされたが、その後弁明すべきこと、あるいは事実関係に修正を加えるようなことはございますか。 | ||
○矢田部理君 政治献金を六十年から六十二年にかけて受け取った中身が報告されておりますが、六十年以前には全くありませんでしたか。 | ||
○矢田部理君 資料のあるものは出した、ないものは出さないということになりますと、それ以前にもあり得たと。事実としては、五十六年から盆暮れには百万ずつ政治献金がなされていたのではありませんか。 | ||
○矢田部理君 承知をしていないとは、ないということですか、あるかどうかわからぬということですか。 | ||
○矢田部理君 資料がないから、資料がある分だけ正確に出す。みんな五十八年も七年も出しているんですよ、海部さんだって、前のやつも。あなた、わかるでしょう、五万や十万の話じゃない。百万ずつ盆暮れに来ておったと、確かな証言もありますよ。事実を率直に語ることが今大事なんじゃありませんか。 | ||
○矢田部理君 官房長官の報告によりますと、六十年に百万、六十二年に四百万政治献金がなされておりますね。この間の六十一年がゼロというのは事実ですか。 | ||
○矢田部理君 六十一年にはただの一銭ももらっておりませんか。 | ||
○矢田部理君 パーティー券は後で聞きますが、ずっとパーティー券も買ってもらっている。六十一年は選挙の年だ、選挙のときに陣中見舞い二百万持ってきていると。届け出をしてないじゃありませんか。どうですか。 | ||
○矢田部理君 毎年持ってきておった。事実、五十六年から盆暮れに百万ずつ持ってきておると。有力な証人もいますよ、関係者の中で。そして五十八年と——五十八年はあえて言いません。六十一年は選挙の年です、二百万陣中見舞いを受け取っているんですよ。だめですよ、いいかげんなことを言っちゃ。 | ||
○矢田部理君 あなたの方にそういう証拠があったかどうかは知りませんよ、資料はないかもしらぬ、選挙事務所で受け取ったかもしらぬから。しかし、受け取っているんですよ。そんなことであなたが事実を認めないのなら、これは私は証人を出してもいいぐらいだ。(「出してもらおうじゃないか」「じゃ出...全文を見る | ||
○矢田部理君 知らないということともらっていないというのは別問題ですからね。 | ||
○矢田部理君 こう伺いましょう。あなたはその調査に当たってリクルート側から事情を聞きましたか。私に幾ら実際はくれているのか、いつごろからどうしてくれたのかということを聞きましたか。 | ||
○矢田部理君 手元に資料がないとかでなく、事実関係を全部明らかにしなきゃならぬ責任があるんですよ、疑惑を受けているわけですから。みずから疑惑を晴らすための政治倫理綱領の責任があるわけです。相手には問い合わせておりません。こちらのだれとだれに当たりましたか。 | ||
○矢田部理君 だれとだれに当たったかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 その人たちの調べでは、六十年以前はもらった記憶はだれもないと言うんですか。受け取った記憶もだれもないと言うんですか。 | ||
○矢田部理君 あなたの後援会にリクルートが入ったのはいつですか。 | ||
○矢田部理君 あなた、三年とか帳簿とかばかり言っておって、有力な後援会員ですよ、お金も随分出してくれた。大体いつごろ入ったか、見当はつくでしょう。 | ||
○矢田部理君 数は多いでしょうが、年間に何百万も献金する、パーティー券も買ってもらう。会ったときお礼ぐらい言わなきゃならぬでしょう。この程度のことは知っておるのは常識ですよ。後援会の退会届の話は後でしますが、仰々しく退会届を出して、いつ入ったかわからぬ、そんなばかなことはないでし...全文を見る | ||
○矢田部理君 それは後で聞きますから、入った時期について。 | ||
○矢田部理君 入会したのは、あなたが労働次官をやっていた時期に入会しているんですよ。自来ずっと後援会費は入っている。銀行の振り込みのあれもあるわけだから、調べればすぐわかるじゃありませんか。 | ||
○矢田部理君 五十六年に入会しているんですよ。三井銀行の上野支店に会費を納めているはずです。調べましたか。 | ||
○矢田部理君 もう一回ちょっと。ちょっと意味がわからない。 | ||
○矢田部理君 銀行口座そのものを調べましたか。 | ||
○矢田部理君 資金集めのパーティーを始めるようになったのはいつごろからですか。 | ||
○矢田部理君 これまた五十六年からニューオータニの鶴の間で毎年恒例のようにやっているんじゃありませんか、年末です。 | ||
○矢田部理君 パーティー券を六十一年百枚、二百万。六十二年十二月百五十八枚、三百十六万。二百万、三百万単位で買ってくれる方というのは多いんですか。 | ||
○矢田部理君 いろんな形はあると思いますが、やっぱり百枚、二百枚とまとめて買ってくれるのはそれなりに限界もあるので、大口は全部あなたにも報告をしておったと。また、後でお礼も言わなきゃならぬし。六十年までもいろいろ報告を受けていたんじゃありませんか。百枚程度まとめ買いしてくれておっ...全文を見る | ||
○矢田部理君 どうも六十年以前は記憶喪失にかかったみたいな答弁しかない、意図的にやっているんじゃありませんか。そんな六十年からははっきりしているがそれまでは全然わかりませんなんてばかなことはないです。何年何月何日からなどと聞かれればわからないのはあるかもしらぬが、三年前だとか四、...全文を見る | ||
○矢田部理君 そうすると、六十年以前もゼロだとは言っていない、灰色ですわね。 あなたの方ではわからなくても、贈った方では相当程度わかっているはずだ。当然のことながら、問い合わせて、あなたは六十年以前のことを出しますか。 | ||
○矢田部理君 ですから、不明確な部分を幾つか指摘しましたから、リクルート社に直接当たるなどして、調べて報告をしますかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 もう改めて申し上げるまでもありませんが、政治倫理綱領では、疑いを受けたときには全部調べて、潔白か疑惑かは知りませんが、責任を明らかにして、出処進退を決めなさいと、こう言っているんですよ。 あなたも六十年以前は否定はされない。しかし、資料がないからわからないという...全文を見る | ||
○矢田部理君 今の答えには納得できませんが、全部まとめてから後でお願いをしたいと思います。 その石塚猛という方はリクルート社の社員で、リクルート社からお金が出ていたという時期がありますね。本当にリクルート社の社員だったんでしょうか。社員だったとすれば、どんな部署に所属をし、ど...全文を見る | ||
○矢田部理君 私の質問に答えておりません。リクルートのどんな部署にいて何の仕事をしてきたのかという質問です。 | ||
○矢田部理君 名目だけじゃありませんか。ただの一日も勤めたことはありませんよ。 | ||
○矢田部理君 一番身近にいる人の問題になっている前歴、仕事の内容も定かでないというので、私たち結構ですということになりますか。 | ||
○矢田部理君 そんなことを聞いているんじゃないんですよ。もともとあなたの秘書だ。五十五年の自民党の名簿にもある。それが名目をリクルート社の嘱託社員にして給料だけ払っている。仕事は一切あなたの方でしてきた。そのために彼は履歴書を持参して、付き添って行った人もいますが、辰巳というリク...全文を見る | ||
○矢田部理君 自治省に伺います。 全くそこで仕事をせず、名目だけの社員でほかの方の仕事をしていた、その雇い主が払うべきものを名目上社員である会社から払われてきたということになれば、当然のことながらこれは政治献金だと思いますが、いかがですか。 | ||
○矢田部理君 私は一般化して言ったわけですから、一般論でまず答えてください、どういう基準、どういう状況ならばそれは政治資金と認定できると。 | ||
○矢田部理君 まさにずばりじゃありませんか。一切仕事をしていないんですよ。ともに働いていた人たちがみんなそう言っている。リクルート社などにただの一日も行ったことはない。雇い主であるあなたが、少なくとも現在は、どんな仕事をしていたか定かでない。これだけ問題になっているのにいまだに説...全文を見る | ||
○矢田部理君 六十二年十二月の政治献金二百万、だれからもらって、どういう扱いをしたか。 | ||
○矢田部理君 これまた有名なリクルートコスモスの松原氏からもらっている、二百万まとめてもらっている。一遍に入れるのはぐあいが悪い、表に出るから、小分けにして二つに分けた。これだって政治資金規正法違反ですよ。そう思いませんか。 | ||
○矢田部理君 最初はまとめて二百万もらってきたんですか。その点いかがですか。 | ||
○矢田部理君 後援会の南陽会の退会届、それはそのときに出したんではなくて、発覚以後もらった人たちはみんな大臣をやめましたね、これはまずいというので、その翌年の一月に十万円返した、そのときに日付をさかのぼらせて退会届を出させたんじゃありませんか。その関係者もいますよ。ここで名前を挙...全文を見る | ||
○矢田部理君 名前を挙げるのは控えておきますが、事実そのことを手続したりかかわった人がいるんですよ。全部あなたが言っているのはごまかしに近い、ごまかしもある。 法務省に聞きましょう。 リクルートから接待を受けたのをあなたは記憶がないそうですが、法務省が法廷で述べた検事調書...全文を見る | ||
○矢田部理君 新聞に出ていることを否定しないということでありますから、新聞に基づいて言いますと、五十九年の二月です、浅草の料亭であなたは接待を受けた。野見山審議官、リクルートの大沢さん、それから現社長の位田さんなどが一緒に対応した。その記憶はありませんか。 | ||
○矢田部理君 あなたは労働政務次官をやったのはいつからいつまでですか。それから、リクルート社の幹部と知り合うようになったのはいつごろでしょうか。 | ||
○矢田部理君 位田さんという今の社長、面識はありませんか。江副氏とも会ったことがありませんか。 | ||
○矢田部理君 そういうリクルート社の幹部の接待を受けた記憶はありませんか、江副さんも含めて。何回も受けているんじゃありませんか。 | ||
○矢田部理君 五十九年二月の浅草の接待というのは非常に重要なんですね。あなたはその前に労働次官をやっておられる。この五十九年二月というのは、今度のリクルート社の刑事被告になった鹿野、彼が接待を始められたのはこの時期なんです、同じ月です、築地で。そして、ここに招待をされて、就職情報...全文を見る | ||
○矢田部理君 以上何点かにわたって幾つかの疑問点、それから事実関係の違いを私は指摘いたしました。これだけ疑惑を受けたことになるわけであります。私もただ思いつきや推量で言っているのじゃありません。裏づけも関係者の有力な証言も得ております。したがって、あなたは政治倫理法に基づいて、そ...全文を見る | ||
○矢田部理君 政治倫理法にのっとった措置をみずからとるべきだ、とってほしい。その約束をやっぱりしていただきたい。 先ほどの質問に答えておりませんから了解できません。 | ||
○矢田部理君 前回安恒さんが要求した資料についても、努力しますと言って答えていない。調査をして、しかと当委員会に答えていただきたいのが第一であります。 それから、総理に申し上げたいのでありますが、リクルート疑獄というのは、政治の利権体質や金権政治そのものが批判をされてきたわけ...全文を見る | ||
05月18日 | 第118回国会 参議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○矢田部理君 平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長より指名せられました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、矢田部理が、副議長に太田...全文を見る |
05月18日 | 第118回国会 両院 平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○議長(矢田部理君) これより平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会を開会いたします。 抽せんにより、私が本日の両院協議会の議長を務めます。どうぞよろしくお願いいたします。 この際、御報告いたします。 衆議院の協議委員議長には野田毅君、副議長には近藤...全文を見る |
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、衆議院側から御説明を願います。佐藤信二君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、参議院側から御説明を願います。穐山篤君。 | ||
○議長(矢田部理君) 以上で各議院の議決の趣旨についての説明は終わりました。 これより協議に入ります。 速記をとめてください。 〔速記中止〕 | ||
○議長(矢田部理君) 速記を起こしてください。 参議院側、衆議院側双方から発言を求められておりますので、順次これを許します。参議院太田淳夫君。 | ||
○議長(矢田部理君) 衆議院原田昇左右君。 | ||
○議長(矢田部理君) 種々御協議を願いましたが、意見の一致を見るに至りませんので、本協議会といたしましては、成案を得るに至らなかったものとして、各議院にその旨を報告するほかないと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。 以上をもって本協議会の議事は終了いたしました。 本日は、協議委員の皆様の御協力により議長を無事務めさせていただきました。ありがとうございました。 これにて散会いたします。 午後五時四十八分散会 | ||
06月05日 | 第118回国会 参議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○矢田部理君 米ソの首脳会談について伺いたいと思います。 STARTを初めとする米ソの一連の合意、これはマルタの冷戦終結宣言を具体化し、かつ実質化した大きな第一歩だというふうに思いますが、私はその中で二つの意味を見ていきたいと考えております。その一つはSTARTでありますが、...全文を見る |
○矢田部理君 本格的な軍縮時代の新しい幕明け、冷戦終結宣言の大きな一歩という認識とあわせて、とりわけアジアとの関係で私が申し上げたいのは、今まで海の核、これに実は手がつけられなかったのであります。アジア・太平洋地域に展開する核は、海中、海上を含めて海の核が大変問題にされてきた。し...全文を見る | ||
○矢田部理君 SLCMの方はそれぞれの国が自主的に抑制措置を宣言するという形でのものでありますから、これからのそれぞれの国の宣言にまたなければなりませんが、全体としての戦略核の対象の一部にSLBMを入れたということが大きい、そしてそれはとりわけアジアの軍縮、アジアにおける核軍縮に...全文を見る | ||
○矢田部理君 私が申し上げているのは、そういう一般論やこれからの原則論についてはまたお話をしますが、SLBMを軍縮の対象にしたということになると、海の軍縮、これに手がついたということが日本とアジア、とりわけ太平洋圏にとっては非常に重要だ、その認識を総理はお持ちになりますか。 | ||
○矢田部理君 なぜこういうことを申すかと申しますと、アジア・太平洋地域は戦略型原潜を中心にして、それを守るための攻撃型の原潜なり水上艦艇が展開をするということで、ヨーロッパ以上に海の核軍縮をいかがするかということがかねてからの課題だったのであります。しかも、その点ではアメリカが決...全文を見る | ||
○矢田部理君 今度の米ソ首脳会談でも、アジアを重視していこうという流れの中で位置づけられるかと思います。とりわけ、総理からもお話がありましたように、ゴルバチョフ大統領がその後の記者会見で、日本との対話を徹底的にやっぱり追求をしたいと。つい先ごろ行われたスタンフォード大学での講演で...全文を見る | ||
○矢田部理君 そこまでで結構です。 あわせてアジアの平和の関係では、総理も先ほどお触れになりましたように、韓ソ会談がきょうの日本時間の八時ごろから持たれている。その詳細はまだ伝わってきておりませんが、先般、盧泰愚大統領が訪日されたのですが、外務大臣、この辺の感触は何かつかんで...全文を見る | ||
○矢田部理君 連絡は前に受けておったのかもしれませんが、日本に大統領が来られたときに既にその向きの話はあったんですか。 | ||
○矢田部理君 随分親しくつき合っておられたようですが、日本には一切話がなかったわけですか。 この持つ政治的な意味、今後のアジアにおける動きの中における位直づけはどんなふうに考えておられますか。 | ||
○矢田部理君 私が申し上げたいのは、かつての米中復交もそうでしたが、一番身近なところが大きく動いてきているのにどうも日本は外されている、蚊帳の外に置かれているという感じがいたします。今度も、ついせんだって日本に来られたのに日本には連絡もないということは、やっぱり日本外交がどうも国...全文を見る | ||
○矢田部理君 今の外務大臣の発言にもあるわけですが、向こうからお話があれば対応する、この姿勢が逆に問われているのじゃありませんか。向こうからのお話も必要かもしれませんが、我が方からお話を申し上げてもいいのじゃありませんか。そこが出ませんか。 | ||
○矢田部理君 それは水面下の接触を私も全く知らないわけではありませんが、やはり従来やってきた韓国一辺倒の外交政策とか、共和国から言わせれば共和国敵視政策とか二つの朝鮮論とか、いろんな指摘がずっとなされてきたわけでありますが、そういういろんな過去の経緯もあるわけでありますが、こう時...全文を見る | ||
○矢田部理君 話題を変えます。 防衛庁は、今まで対ソ脅威論ということを盛んに喧伝をしています。極東ソ連軍のその地区における展開を過大に見積もって、それを前提に日本の軍備拡大の裏打ちにしてきた、こういうことをかねてから私どもは指摘してきたのでありますが、たまたまですか昨日の夕刊...全文を見る | ||
○矢田部理君 ソビエトの太平洋艦隊の見積もりを見直している、その見直しにかかわる文書が複数のマスコミに流れているわけでありまして、ないというのは違うんじゃありませんか。その文書はマスコミにも渡しているわけでありますから、国会に提出してしかるべきだと思いますが、いかがですか。 | ||
○矢田部理君 防衛白書では主要水上艦艇百隻、きのうの報道によればそれが八十一隻で二一%減るであろう、それから潜水艦艇が百四十隻が九十八隻になって三〇%減る、こういうことを内容とする文書がある。相当の新聞社等々に流れているわけでありまして、そういう文書はないというのはおかしいんじゃ...全文を見る | ||
○矢田部理君 長官が知らないと。あなたはシビリアンコントロールの一番最前線にいるわけですよ。そういうところで知らないことがどんどん作業として行われている。今までの過大見積もりでもち切れなくなってこれは見直さざるを得なくなってきている。長官にはもとの数字だけがずっと並べられて、それ...全文を見る | ||
○矢田部理君 委員長、これから防衛論議をしていく上においても脅威の見積もりというのは非常に大事なんですね。それを過大に評価してきている。それを前提にして、日本の基盤的防衛力といいながらも脅威対応型でやってきているわけでありますから、事実を正確にする意味でも当予算委員会ではぜひ必要...全文を見る | ||
○矢田部理君 今の答弁でもメモという言い方でありますが、担当者レベルのものがあるようでありますから、それは委員長の手元に出していただきたいというのが第一点であります。 それから二番目に、今の質問に関連しますが、従来そういうことで保有ベースと称する数を出しておったが、廃船寸前の...全文を見る | ||
○矢田部理君 理事会で協議してくださいよ。そんな独断専行はいけませんよ。 いいですか、ちゃんとした、単なるメモじゃありませんよ、この新聞にきちっと出ているわけですから。 | ||
○矢田部理君 次の問題に入ります。 防衛庁は、限定小規模侵攻を想定して日本の防衛力を持つ、こういうふうに言っておるわけでありますが、ソビエトの極東軍の中で限定小規模の能力を持つ部隊はどんな部隊が想定されますか。 | ||
○矢田部理君 極東軍管区の部隊が焦点になると思うのでありますが、そのうちの三、四個師団というふうにも言っているわけですね、防衛庁としては。その極東軍管区のどのような種類の部隊が想定されますか、部隊名を具体的に挙げてください。 | ||
○矢田部理君 千島や樺太の師団が考えられると。三、四個師団というのは何名ぐらいが想定されますか。 | ||
○矢田部理君 三、四個師団が侵攻してくる場合を想定して、それを限定小規模侵攻と言っておる。それに見合って基盤的防衛力を整備すると言ってきているわけでありますが、ソビエトの師団というのは充足率が非常に低いんですね。自衛隊も相当下がっておりますが、もっともっと低いんです。カテゴリーA...全文を見る | ||
○矢田部理君 一般論、概念論は今さらここでそらぞらしく説明されなくても、防衛庁が何をねらい何を考えてやっているかぐらいは、だれだって常識でしょう。輸送能力が決定的にないんです。揚陸艦がある。イワン・ロゴフというのが一番大きい。これは二隻あって、極東に配備をされているのは一隻しかな...全文を見る | ||
○矢田部理君 商船を軍艦に転用可能だと。これは港がなけりゃ揚がれないんです。そんな、昔、輸送船なんかを使ったけれども、港がなきゃ揚がれないんです、それから直では。そんないいかげんな説明、抽象的な説明じゃだめですよ。挙げてごらんなさい、それじゃ。 | ||
○矢田部理君 私が軍事専門家などを動員して調べたところでは、今のロゴフ級というので五百五十人しか運べない。その次にロプーチャ級というのが何隻かありますが、これは二百三十人です。あとは百とか二百しか運べないんですよ。それで一万人を運ぶというのは大変なことなんです。四個師団というと四...全文を見る | ||
○矢田部理君 シビリアンコントロールというのは、防衛庁長官、そういうことを自分でよく聞き、第三者からもいろんな意見を聞いて抑え込んでいかなきゃ、軍というのはもともと増殖本能を持っているわけですから、決して彼らは自分の身を縮めるようなことはしないのであります。それを縮めさせる役割を...全文を見る | ||
○矢田部理君 飛行機は。 | ||
○矢田部理君 総理、外務大臣、それから防衛庁長官もお聞きをいただきたいのですが、ソ連の軍用機の日本間辺におけるいろんな動きが急速に減っているわけです。今もお話がありましたように、ここ数年間の動きでありますが、一番多いときは四百近かった。この一年間、去年の四月からこの三月まで調べて...全文を見る | ||
○矢田部理君 私も全部調査しましたが、八〇年から今日まで毎年のように防衛費を高率でアップしてきた国は全くないんです。日本だけなんです。どこかの年、これはカーブはいろいろありますよ、必ずマイナスになっている、これは歴然とした資料なんですよ、どこですか、あるとすれば。 | ||
○矢田部理君 それは数字だけを並べるからそういうことになるんですよ。デフレーターを使用して、八五年ですが、当該国の通貨で算出したものの増減率で掛けませんと実態は出ないのであります。イギリスは相当程度マイナスになっています。いずれにいたしましても、各国を調べましても日本のように高率...全文を見る | ||
○矢田部理君 防衛庁の説明によっても、ソビエトもアメリカも減らしてきているんです。これは明白なんですよ。それはアメリカから比べりゃ全然また違いますよ、低いですよ。だけではなくて、何か二つは特別の国だから減らしているんだというのじゃありませんよ。 ついせんだっての五月二十三日に...全文を見る | ||
○矢田部理君 大蔵大臣、もうすぐ聞きますからね。 そうすると、国連総会で日本は国際的に軍事費を下げますという宣言にかかわったのは、それは日本は関係ないという総理の御理解になりますか。国連総会の宣言はどういう効力を持つんですか。 | ||
○矢田部理君 ですから、国連総会では、軍事目的のための支出を減らすように努めなきゃならぬ。減らすように努めなきゃならぬという努力義務です。法律的な義務はともかくとして、少なくとも道義的政治的な国際約束ですよ、これは。それは、日本は主権国家で日本のために云々だなんという議論で対応で...全文を見る | ||
○矢田部理君 国連局長の解釈を何も聞くことはないんです。言葉ははっきりしておるんです。軍事目的のための支出を減らすよう努めなきゃならぬというお努めは、我が国の総理としていかがするのですかと聞いておるんです。(「そんなものは関係ないと言ったでしょう」と呼ぶ者あり) | ||
○矢田部理君 そうすると、軍事目的のための支出を減らすように努力するんですね、そこだけ端的に答えてください。 | ||
○矢田部理君 余り繰り返して時間をとりたくありませんが、だから、そういう軍事目的での支出を減らすように努めるという努力目標について努力しますかと、国連で。せっかく参加してきたんですから。そこをやはり――それは義務ですよ。国際的な義務、政治的な義務だ。それを簡単に受けてもらっちゃ困...全文を見る | ||
○矢田部理君 私は解釈を求めているんじゃないんです。ちょっと待ってください。私は解釈はちゃんとわかっている、法律的な義務ではないと。しかし、国際的にせっかく約束をし、日本もそれに賛同をしてきたんだから、そういう国際約束というのは大事にすべきだ。いいですか。そして、軍事費を削減して...全文を見る | ||
○矢田部理君 これは大事なことでちょっと看過しがたいのでありますが、ひとつやっぱりきちっと総理、私はちゃんと言っているんですよ、法律的な義務ではないが、しかし政治的道義的にはこれは守る、そのための努力をする立場に立つと。国連総会のコミュニケであれ約束ごとであれ、軽視しちゃいかぬの...全文を見る | ||
○矢田部理君 九一年から五年間の経済見通し、GNPの成長率は出ているんですか、経企庁として。 | ||
○矢田部理君 そこだけお答えいただければいいのでありますが。 次期防を策定する。五年論も一つあるわけですが、その次期防の策定に当たっては、経済成長はどうなるのか、GNP比をどう考えるのかというのは非常に大事な点なんです。ところが、五年間の景気見通しなりGNPの伸び率については...全文を見る | ||
○矢田部理君 その見通しもない、国際的な情勢も流動的だというならば、仮にそれを受けたとして、私は単年度主義をとりあえずとるべきだということが一つと、それから総理に伺いたいのでありますが、もう一度一%枠を、撤廃はしましたが、次期防などを考えるに当たっては少なくとも一%の精神は尊重す...全文を見る | ||
○矢田部理君 精神尊重論は前から聞いておるんですが、一%を守るという約束ぐらいはもうこの際決断をしていいんじゃありませんか。いいですか。 それから、外務大臣に一点だけ。 軍縮にはなかなか逆らっていて踏み込めないようでありますが、やっぱり軍縮の前提として信頼醸成措置というの...全文を見る | ||
○矢田部理君 どうも依然として冷戦構造を越え切れないでいるというのが日本の外交なり政府の姿勢だということで大変遺憾でありますが、早期に大転換を図られることを心から期待しておきたいと思います。 最後になりますが、流行性出血熱というのがかねてから問題にされてきました。中国の東北地...全文を見る | ||
○矢田部理君 既に血清の開発も進んで病気もなくなったと言われているのに、アメリカの幾つかの軍の研究所があります。日米医学協力計画というのがずっとあって、佐藤・ジョンソン会談で合意されたと言われておるわけでありますが、これ以降日本の研究者や大学や厚生省の研究所はしきりにアメリカの軍...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう一点だけで終わりますが、ABC兵器というのがあります。Aは核です。Cは化学兵器です。これを首脳会談でやめることになりました。あるいは核の半減条約を結ぶことになりました、戦略核の。米ソでですね。B兵器という生物兵器が残っているわけです。それにかかわる研究だという指...全文を見る | ||
06月06日 | 第118回国会 参議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○矢田部理君 お話しの資料は、「ソ連太平洋艦隊の主要艦艇の戦力見積もりについて」という内部文書でありますが、まだ防衛庁としてオーソライズしていないから、したがって出せないという理屈は私は納得できません。したがって、その資料の提出は従来どおり求めていきたいと考えますが、きょうの段階...全文を見る |
○矢田部理君 内部の文書であれ、またオーソライズされていないとは言っても、全体に建艦ペースが落ちてきて、そして老朽化艦船の廃艦が強まる傾向にあるという認識は重大なのでありまして、この点は依然引き続き文書の提出を求めていきたいと考えております。 きょうは関連でありますから、その...全文を見る | ||
○矢田部理君 あと一、二問で終わりますが、潜水艦の寿命というのは二十年なんです。これは二十五年で計算しています。水上艦艇は三十年ぐらいもつのもあるそうであります。そうすると、二十年という寿命から考えてみますと、もっと数はふえるんじゃありませんか。それはどのぐらいになりますか。 | ||
○矢田部理君 潜水艦で寿命と言われる二十年以上たったものは、二十五年の数字が出ておりますが、あと何隻ぐらい見込まれますかと聞いているんです。 | ||
○矢田部理君 関連ですからまとめますが、総理にも聞いていただきたいのです。 今まで潜水艦は百四十隻ある、水上主要艦艇があと百隻あって合計二百四十隻だと防衛庁は言ってきたんです。きょうこれは極めて新しい資料で、驚くべきことに百四十隻のうち七十隻、五割は老齢艦だ。実際上使い物にな...全文を見る | ||
○矢田部理君 一言だけ言っておきますが、内部文書を出せと言ったら出せないと。そして、ぎりぎり実態図を出せと言ったら、一晩かかってこれをつくってきた。この程度の資料、これは私は極めて重要な資料だと思いますが、それならきょうから予算は動かないということになって初めてこの文書が出てくる...全文を見る | ||
06月07日 | 第118回国会 参議院 本会議 第13号 議事録を見る | ○矢田部理君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております平成二年度総予算三案に対し、反対の討論を行います。 昨年末のマルタ島での米ソ首脳会談は、戦後四十年の長さにわたって続いてきた東西の冷戦に終止符を打ち、本格的な緊張緩和と軍縮の時代を切り開きました。...全文を見る |
○矢田部理君 平成二年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長より指名せられました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、矢田部理が、副議長に太田淳夫君がそれぞれ...全文を見る | ||
06月07日 | 第118回国会 両院 平成二年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○議長(矢田部理君) これより平成二年度一般会計予算外二件両院協議会を開会いたします。 抽せんにより、私が本日の両院協議会の議長を務めます。どうぞよろしくお願いいたします。 この際、御報告いたします。 衆議院の協議委員議長には越智伊平君、副議長には近藤鉄雄君が、また、...全文を見る |
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、衆議院側から御説明を願います。佐藤信二君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、参議院側から御説明を願います。安恒良一君。 | ||
○議長(矢田部理君) 以上で各議院の議決の趣旨についての説明は終わりました。 これより協議に入ります。 先ほどの協議委員議長及び副議長の打合会における申し合わせに基づきまして、御意見のある方の発言を許します。穐山篤君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、白浜一良君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、吉岡吉典君。 | ||
○議長(矢田部理君) 次に、池田治君。 | ||
○議長(矢田部理君) 足立良平君。 | ||
○議長(矢田部理君) 宮下創平君。 | ||
○議長(矢田部理君) 特に指名をいたしませんが、これまでの発言についてさらに御意見のある方がありましたら、どうぞ。 | ||
○議長(矢田部理君) ほかに御発言は。 | ||
○議長(矢田部理君) ほかに御発言はございませんか。 それでは、速記をとめてください。 〔速記中止〕 | ||
○議長(矢田部理君) 速記を起こしてください。 参議院側、衆議院側双方から発言を求められておりますので、順次これを許します。参議院太田淳夫君。 | ||
○議長(矢田部理君) 衆議院側原田昇左右君。 | ||
○議長(矢田部理君) 種々御協議を願いましたが、意見の一致を見るに至りませんので、本協議会といたしましては、成案を得るに至らなかったものとして、各議院にその旨を報告するほかないと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○議長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。 以上をもって本協議会の議事は終了いたしました。 本日は、協議委員の皆様の御協力により議長を無事務めさせていただきました。ありがとうございました。 これにて散会いたします。 午後五時散会 | ||
06月12日 | 第118回国会 参議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○矢田部理君 麻薬問題でありますが、国際的にも極めて深刻な状況が広がっております。政府は、本年二月の国連麻薬総会で、麻薬問題に対する国際協力を拡充する方向でその姿勢を明らかにされました。具体的にどんな展開をされるのか、どんな方策を講じられるのか、御説明をいただきたいと思います。 |
○矢田部理君 麻薬をなくするための国際協力が極めて重要でありますが、同時に、そのことのた めにそれらの当該国に対する内政干渉とか主権侵害があってはならないという懸念も中南米各国や中国などからも表明をされておるのですが、これに対する考え方なり対策は何か考えておられますか。アメリカ...全文を見る | ||
○矢田部理君 警察庁に伺いますが、最近覚せい剤関連の犯罪が非常に多くなってきております。刑事事件の中に占める比重も高まってきているように思われるのですが、どんな問題点を持ち、犯罪の傾向がどんなふうにふえておるのか、それに対してどんな対策を考えておられるのかについてまとめて御説明を...全文を見る | ||
○矢田部理君 話題を変えます。 厚生省に伺うのが適当かどうかわかりませんが、アメリカの米陸軍感染症医学研究所というのはどういう研究をする団体でしょうか。 | ||
○矢田部理君 もう一つ伺いますが、米陸軍のウォルター・リード研究所というのはどういう団体でしょうか。 | ||
○矢田部理君 今二つの研究所を典型例として挙げましたが、これらはいずれも軍事目的を持った研究所なんです。幾つかの紹介文書、ここにもありますが、例えば米陸軍感染症医学研究所というのは、生物兵器戦争における防御手段を求める研究を目的とするというふうに明示をされております。また陸軍のウ...全文を見る | ||
○矢田部理君 八六年から二年間、北大の獣医学部の助手が、今の陸軍感染症医学研究所に出向いていって研究をしている。八六年から同じ二年間、国立予防研の主任研究官が同じように、この感染症医学研究所の研究者と共同研究に入っている。それから、八七年から一年間、国立予防研の中村室長がウォルタ...全文を見る | ||
○矢田部理君 私が伺っているのは、国立予研の研究者などが米軍関係の研究所といろんな意味で交流をしたり研究に行ったりしているのは、定期的な交流の計画なり特別な約束事でもあるのかと聞いているんです。それはいかがですか。 | ||
○矢田部理君 北大の人たちが比較的多くこれに かかわっているようにも思われるんですが、文部省いかがですか。 | ||
○矢田部理君 大学関係の研究者が向こうに出向いていって留学をする、共同研究をやるというようなことについて、研究費なり、それから出張関係の費用なりを文部省の予算から支出していることはありませんか。 | ||
○矢田部理君 日米医学協力計画、これは外務省に伺いますが、これはどんないきさつで、いつごろから発足し、どんなことをやっているのでしょうか。 | ||
○矢田部理君 八五年の十月二十八日にアメリカで開かれたウイルス病部会、その日米協力計画の一環でありますが、の主催者はどこだったでしょうか。 | ||
○矢田部理君 主催者、主催団体はどこかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 ここにプログラムがありますが、主催者は先ほど申し上げた米陸軍感染症医学研究所なんですね。米側参加者に非常に軍人が多数参加しているのはどういうわけでしょうか。 | ||
○矢田部理君 説明しにくいようだから私から指摘をしますが、このウイルス病部会の主催者が陸軍感染症医学研究所であり、そこを借りて研究会も開かれておるわけでありますが、参加した人たちの中に軍関係者が目立つんですよ。例えばウォルター・リード研究所のドナルド・バーグ陸軍中佐、それから感染...全文を見る | ||
○矢田部理君 報告者を聞いているんですが。 ここでも北大の橋本さんという獣医学部の教授が出てくるんですね。北大がいろんなところで随分出てくるんですよ。北大だけをやり玉に上げて いるわけじゃなくて、北大の中でもこのことは大変問題になってきておるわけでありますが、北大とここの米...全文を見る | ||
○矢田部理君 八〇年の十一月に日本の大磯で日米医学協力計画の会議が開かれたのでありますが、合同専門部会で特別セッションとして韓国の出血熱が取り上げられて、以後毎年これに関する会議なり報告が行われてきているように見受けられるんですが、事実はいかがでしょうか。 | ||
○矢田部理君 八十年十一月。 | ||
○矢田部理君 八十年十一月ですよ、私が聞いているのは。それ以降ずっとウイルスの研究が一貫して行われている。——わからないようなので私の方から説明しますが、ここでもずっとアメリカの軍が関与している。ここまできますと、日米医学協力計画、これはできた当初から日本のウイルス関係の学会など...全文を見る | ||
○矢田部理君 米軍と韓国との間にチームスピリットという軍事演習が定期的に行われておりますが、このチームスピリットに参加した米軍が韓国型の出血熱にかかったという報道というか指摘も一部あるんですが、そういう事実は知りませんか。 | ||
○矢田部理君 八三、四年ごろに日本でも大学の研究所などで病人が出たりして研究が行われたが、一応血清というかワクチンができて日本では解決したとされているんですが、執拗にその後も米軍関係者を中心に追跡をされている。日本がこれにかかわっているというのは、どう見ても私は納得しかねるんです...全文を見る | ||
○矢田部理君 まとめなければなりませんのであれしますが、フォートデトリックにある先ほどの米軍の研究所、感染症医学研究所というのは米軍の生物兵器研究の中枢なんですね。こういう中枢にある軍の関係者と共同研究を行う。ここに大学ないし国立予研の研究者を配置する。しかも軍の施設を利用して研...全文を見る | ||
○矢田部理君 純粋な学術研究ということは軍が関与する関係ではあり得ないのであります。特に 研究所などの目的を見ますれば、軍はあくまでも細菌戦争等を想定して、ばらまかれるかもしれない細菌やウイルスの種類や特性を研究している。また、自分の側のその予防や対策のための研究をするというこ...全文を見る | ||
○矢田部理君 最後にまとめますが、やはり医学の純粋な研究ならば、軍の施設を使ったり、軍に呼ばれて共同の研究をしたりするのではなくて、民間レベルで純粋に学術的に進めるべきである。とりわけABC兵器の中で生物兵器の研究開発ということは、とりわけ開発につながる研究はやっちゃならぬという...全文を見る | ||
○矢田部理君 終わります。 | ||
06月21日 | 第118回国会 参議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○矢田部理君 日仏原子力協定の論議に入る前に、昨日の昼前後から起きました空母ミッドウェーの爆発火災事故についてまずお尋ねをしたいと思います。 ミッドウェーの事故、火災と爆発が相伴ったわけでありますが、この事故の概況とその原因につ いて、まず外務大臣から説明をいただきたいと思...全文を見る |
○矢田部理君 事故の中身についてはさらに詳細にいずれ伺わなければなりませんが、事故の原因についてはどの程度わかっているんでしょうか。 | ||
○矢田部理君 ミッドウェーはもうかねてから核疑惑艦船で、私は完全に積んでいると思いますが、この帰港問題で当委員会でもしばしば問題になっている艦船ですね。事故の起こった場所いかん、内容いかんによっては大惨事に発展する可能性もある極めて問題の艦船だったわけです。したがって、事故原因の...全文を見る | ||
○矢田部理君 事故が起きたのが十二時二十三分、その前に煙が出ておったという外務大臣の報告でありましたが、外務省に事故の通告があったのは昨日の何時ごろでしょう。防衛庁はまた何時ごろ連絡を受けたでしょうか。両省から伺いたいと思います。 | ||
○矢田部理君 それはどこからどんな内容の第一報だったでしょうか。 | ||
○矢田部理君 太平洋船隊の中枢とも言うべきミッドウェー、しかも核搭載の可能性が極めて強いミッドウェーが事故を起こした。火災事故だということで説明をしようとしているようでありますし、事実火災事故なのかもしれませんが、それにしても場所いかん内容いかんによっては、先ほどから申し上げてお...全文を見る | ||
○矢田部理君 外務大臣、近海におけるしかも共同訓練に入ろうとしている事故、あるいは共同訓練中の事故と言ってもいいんでしょうがね、そういうものの連絡が緊急になされるシステムにはなっていないんですか。四時間というのは大変な時間帯ですよ。これは日本の、何というか、そういう安全というか、...全文を見る | ||
○矢田部理君 あわせて事故原因の究明でありますが、以前にもミッドウェーは横須賀で事故を起こしていると思うんですね。間もなく退役するであろうという見方もあるわけでありますが、原因の究明は極めて重要だと考えます。アメリカは事故調査団を配置するということでありますが、この事故調査を緊急...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう入港しちゃった時間ですから今さら取り返しがつかないのでありますが、私はやっぱり事故原因を究明し、かつ安全が確認されるまでは入港をさせるべきでなかったと。しかし、現にもう入港したということになっている時間帯でありますから、だとすれば、早急にこの事故原因究明のための...全文を見る | ||
○矢田部理君 お願いをすることじゃないんですよね、日本国民のそれは生命、財産に極めて重要な問題なんですから。現行法上は義務がないということは、それはわかりました。しかし、任意に通知をいただくとかお願いしてお知らせしてもらうということではなくて、今後のやっぱり日米間の重要な課題とし...全文を見る | ||
○矢田部理君 そのことを強く要請するとともに、アメリカは事故調査団を配置するということですが、調査団の編成とか、配置の日程とか、いつごろまでにとかという計画とか、めどということについてほどの程度わかっておりますか。 | ||
○矢田部理君 防衛庁に伺いますが、防衛庁は日米共同訓練、海上自衛隊が中心になってやっておる最中あるいはやる直前というふうに伺っておりますが、共同訓練は当然中止ということになるわけですか。 | ||
○矢田部理君 事故原因がはっきりしないわけですし、まだ調査についてもめどが立っていないわけでありますから、事故原因がはっきりしないあるいは安全性の確認はしたがってまだできないという状況下では、きょうあすという議論だけでなしに、この日米共同訓練は中止をすべきであるということを強く要...全文を見る | ||
○矢田部理君 ではこう言いましょうか。これはもともとミッドウェーが中心なんですよ、太平洋艦隊の。そして、それを守ったり、守る中でどう攻めるかという訓練に違いないんです。その中心の航空母船を欠いた演習なんというのは私は余り意味がないと思うが、いずれにしても、ミッドウェーのこの火災な...全文を見る | ||
○矢田部理君 それから、ミッドウェーについては核の搭載の有無がもう一つ極めて重要な問題であります。もともとその予定をきょうあるいは今度の原子力協定にちなんでやりたいと思っておったのでありますが、来週月曜日に総理が三時半からここにお見えになるそうでありますから、他の各艦船の寄港の問...全文を見る | ||
○矢田部理君 大島さん、協定の第一条のAというのをお読みになったことありますか。協定上問題はないと言っておられますが、第一条のAの(a)と(b)、(a)は日本政府について規定をしております、(b)はフランス政府について規定をしております。同じでしょうか。随分違った規定になっていま...全文を見る | ||
○矢田部理君 そうじゃなくて、あなた協定上平等だと、問題ないと、核保有国と非核保有国との関係で協定を結ぶことにあつれきや問題や違いはないかということに対して問題ないとおっしゃるから、私は問題あると見るので、それならば第一条ごらんなさい。あなたは少なくとも大臣で、この協定の締結につ...全文を見る | ||
○矢田部理君 丹波さんはまだ御指名してないんだよ。 | ||
○矢田部理君 わからないというんならいいよ、ずっと待つけれどもさ。 | ||
○矢田部理君 ちょっとお待ちください。いや、技術的じゃなくて、これ読めば明白に日本に関する条項とフランスに関する条項は違っているんです、並列して並んでいながら。だから困るんですよ、こういう問題についてもう少し明確な認識を大臣なり為政者は持ってもらわないと。外務大臣は読まれましたか...全文を見る | ||
○矢田部理君 丹波さんが大臣にかわり、かつ私が質問しないことまで答弁を先回りして言っておられますが、(a)の日本政府に関する部分につきましては、「すべての原子力活動に係るすべての核物質について、国際原子力機関の保障措置が適用される」、こうなっているんです。これに対してフランスにつ...全文を見る | ||
○矢田部理君 ほかに心配もあるので私もおいおい申し上げていきますが、外務大臣、核拡散防止条約にフランスは加盟していないんです、独自の核政策を持っていますから。これ自身も問題なのでありますが、同時に、外務省筋の説明は、欧州原子力共同体、ユーラトム、それから国際原子力機関、IAEAに...全文を見る | ||
○矢田部理君 核拡散防止条約の規定については、法律上義務規定、言うならば法的拘束力を持っているというふうに読めます。ところが、その二つの機関の持っている諸規定につきましては、今あなたがたまたま言われたように、ボランタリーサブミッション、いわば任意の協力というものである。政治的、道...全文を見る | ||
○矢田部理君 あなたの説明によっても、一たん結べばということと結んだ以上は受け入れられなきゃならぬということですが、即義務規定になっているかどうかについてはもう少し私は違うんではないかという見解を持っています。 もう一つは、この協定にちなんでロンドン・ガイドラインということを...全文を見る | ||
○矢田部理君 ということなどで、フランスの受けている国際的な制約と日本の持つ制約にまず基本的な違いがあるというふうに私は指摘をしたいのですが、同時に、日本の場合には原子力協定とあわせて国内法が、原子力基本法とか幾つかの関連法がありますね。つまり平和目的、非軍事利用というふうには書...全文を見る | ||
○矢田部理君 その国内法制の中では、フランスは核保有国ですから当然と言えば当然でありますが、平和目的、非爆発目的などという限定はもちろんないんでしょうね。 | ||
○矢田部理君 そこが心配の種の背景になるわけですが、その前にもう一つだけ伺っておきたいのは、どうもこの協定と日本の原子力基本法を読み比べてみますと、微妙な違いがあるような気もするし、そうでないのかなと思ってもみたりするんですが、「平和的非爆発目的」にかかるのは利用と開発なんですね...全文を見る | ||
○矢田部理君 にもかかわらず、インドがやったから入れたのだという議論もあるわけですから、日本の場合にもこの点は明確にしておくべきだと思います。 それからもう一つ、今度の原子力協定で「機微な技術」という表現が使われておる、これを加えることになった。この「機微な技術」というのはい...全文を見る | ||
○矢田部理君 ごく簡単に言えば、核兵器開発に直結する技術とでも受けとめた方がいいと思うんでありますが、そういう技術を今度の協定の中に取り込むということから、さらに問題が先ほどの議論と関連して派生するわけでありますが、一、二この条項に即し私なりに考えてみたのですが、例えばフランスか...全文を見る | ||
○矢田部理君 あなたがおっしゃった合意議事録6(b)というところですが、利用技術の主要部分であるかないかの判断基準は、一つは濃縮、再処理、または重水生産の工程との関連の特有性の程度、二つ目にはその技術が移転された機微な技術の貢献の基礎の上に開発された場合、その貢献の大きさとなって...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう一つ別の問題点を提起しますが、日本が開発した新技術を付加した機微な技術ですが、それがフランスに移転をされる、それがさらにフランス国内で再移転される場合が想定をされるわけでありますが、その再移転先が直接的な核兵器製造過程ではないとしても、フランス政府の管轄下にある...全文を見る | ||
○矢田部理君 協定の目的論から説明するしか外務省はないんだろうと思いますが、その目的論と行為論とは必ずしも一体ではないんでありまして、とりわけ合意議事録の五というのを読んでごらんなさい。再移転された機微な技術は、フランス政府の管轄に入るときからこの協定の適用を受けないこととなる、...全文を見る | ||
○矢田部理君 先ほどからの議論を前提にしないで答えている。もともとあった技術ですよ、フランスに。しかし、それが日本に渡ってきて新しい技術がつけ加えられた。それの扱いいかんによっては歯どめがかからないことがありはしないか、 また、この条項はそれに使われる可能性を持っているのではな...全文を見る | ||
○矢田部理君 そうすると、プルトニウムがなけりゃないで濃縮ウランでやっていくという考え方ですか。 | ||
○矢田部理君 プルサーマルの話もわかるけれども、その割合はどんなふうに試算し、見通しを立てているかということを聞いたら、それはないんでしょう。 | ||
○矢田部理君 その分野では決まっているんですか。 | ||
○矢田部理君 濃縮ウランならいいというふうな立場に私ば必ずしも立ちませんが、値段の比較がさっき出ましたですね。プルトニウムの方がかなり我々の試算では高い値段につく、危険性も高い、毒性も強い。そして、日本のエネルギー事情を盛んに言われるわけだけれども、今濃縮ウランは余っているんです...全文を見る | ||
○矢田部理君 こんなことをしゃあしゃあと言え るんですかね。いいですか。自分の議事録を読むのも余りいいものではありませんが、六十三年の五月十七日、当参議院外務委員会です。「二番目には、キャスク、輸送容器ですね、これについても開発が必ずしも十分じゃないんじゃありませんか。アメリカ...全文を見る | ||
○矢田部理君 素人をだますみたいなことを言っちゃだめだよ。ちゃんとそのとき私はマコウスキー法案をきちっと指摘をした、今この科技庁などが考えている基準はだめなんじゃないかと。読んでみますと、「アメリカの議会でマコウスキー法案というのが出された、それを見ますと、最高巡航高度から落下を...全文を見る | ||
○矢田部理君 ちょっと端的に答えてよ。もう時間なくてね。もうさっきから、私が聞いたことに。 くだくだした説明は要らないんですよ。完全に見通しを誤ったんじゃありませんか。少なくともその法案についての認識を軽視をした。そこの謝罪から今度はスタートすべきなんですよ。弁解から始めるべ...全文を見る | ||
○矢田部理君 後段じゃなくて前段の話をしている。前の見通しは間違って、いいですか、言葉だけの問題で済むんじゃないんですよ。そのための予算もここで見ると十二億幾らかの金を使っている。容器の製作だとか実験だとか性能試験だとかいろいろやってきた。アメリカにも頼んできた。そんな簡単な、間...全文を見る | ||
○矢田部理君 いや、事実関係要らないんだって、もうさっきから説明しているんだから。大臣。 | ||
○矢田部理君 それがまた問題なんだ。 | ||
○矢田部理君 そこの後段がまた問題なんですぞ。空輸はだめだと、今度は海上輸送だと言って、そして補正予算まで組んで二百億の船の建造に取りかかるという。この船について、巡視船、アメリカとの間で、いいですか、時間がないから話を進めます、交換公文を見ますと、武装護衛船 によって護衛され...全文を見る | ||
○矢田部理君 ちょっと、アメリカとの了解がきちっとこれでついているかと聞いているんです。そこの結論だけ言ってください、時間がないんだから。 | ||
○矢田部理君 微妙な発言ですね。一つの要素として一隻の巡視艇で、巡視艦で大丈夫だという了解がついていると。そうすると、別の要素が加わるんですか、余地があるんですか。 | ||
○矢田部理君 そういう意味での要素ならわかりますが、この一隻の護衛船、今建造に入ったんでしょうか、入ろうとしているんでしょうか。その護衛船でよろしいと、アメリカ了解という話はきっちりついているんですね。そこを結論だけイエスとかノーで答えてください。 | ||
○矢田部理君 というのは、なぜこんなことを聞くかといいますと、アメリカの国務省筋から二月に今の護衛では同意できないと、巡視船護衛ではだめだという通告が外務省に来ているとか、これまたアメリカの議会筋でいろんな議論が起こっているわけですよ。そういう話も報道等によって伝えられているので...全文を見る | ||
○矢田部理君 結論的な話だけでいいです。 | ||
○矢田部理君 この問題が、しかし議会筋で必ずしもきちっと抑え切れていない動きがあることは、恐らく外務省だから知っていると思いますよ。それあたりがてこになってさっきみたいな、マコウスキー法案みたいな議論が出てこないようになることを厳しく求めておきますが、同時に、今度は船だ船だと言っ...全文を見る | ||
○矢田部理君 会計検査院も、政策上の問題だけではないんですよ。物すごく変わって、猫の目のようにくるくる変わっています。押さえ切れていない。またまたこの飛行機の余地を残し、かつそこにも予算を計上しておきながら、補正予算まで組んでこの船の方に投資をする。これだって本当にアメリカの了解...全文を見る | ||
○矢田部理君 もうここまで来たら船なら船と決めるべきなんだ。依然としてその当てどもないところにやっぱりお金をつぎ込む、相手の条件次第だと、その条件も決まらぬ、いつ決まるかわからぬ、「むつ」でも大分失敗しているわけですが。どうもやっぱり科技庁なりその関係者がおやりになることは無責任...全文を見る | ||
○矢田部理君 それはIAEAの基準を満たすもの、あるいはその程度のものですか。 | ||
○矢田部理君 従前から問題になっておって、水深にしたって、これはまあどういうコースを通るかは別として、かつては、あれでしょう、この覚書にもよるが、危険地域はだめだと言っているんでしょう。これは中近東を回るわけにいかぬ、ずうっと遠回りで四十日もかけて船で持ってくる。物すごい深いとこ...全文を見る | ||
○矢田部理君 それで、実はようやくこの資料の一部が出していただきました。これはここ二、三日大変どなったり怒ったりして初めて出てきた東海村の再処理施設の保安規程。中を見ますと相当白紙の部分があるから、相当抜かれたとは思いますが、再処理問題、特にこの日仏原子力協定は六ケ所村の再処理問...全文を見る | ||
○矢田部理君 残念ながら時間が来ましたので終わります。 | ||
06月25日 | 第118回国会 参議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○矢田部理君 せっかく総理と外務大臣がおそろいでありますので冒頭に伺いたいのは、日米構造協議が大詰めに向かっております。構造協議の中身については、これはもう内政干渉に過ぎるのではないかというような指摘もあり、私どもとしてもいたずらに向こう側の要求に流されるのではなくて、自主性を持...全文を見る |
○矢田部理君 形の問題がいろいろあるようでありますが、恐らく日本政府側が示した四百十五兆円では向こう側は満足すまい、どうしても上積みを求められるのではないか、その際総理の決断が、それから政治的判断がという見方があるのですが、その点はいかがですか。 | ||
○矢田部理君 次の質問に移ります。 日仏原子力協定に関連して、プルトニウムが大変問題になりました。海上輸送の問題、それから六ケ所村に建設する再処理工場の問題、いずれも私どもは賛成しかねておるわけでありますが、アメリカ筋でも、日本にプルトニウムが膨大に蓄積をされるということにな...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう一つ日仏原子力協定で私が問題にしましたのは、いろいろ各論ありますが、日本は非核、核を持たない国、フランスは核保有国であります。この間にあって平和目的、非爆発目的の日仏原子力協定を締結することになるわけでありますが、その中で機微な技術、これに日本が付加した技術がフ...全文を見る | ||
○矢田部理君 協定上は必ずしもそう読めませんから、この点はしかと今後ともやっぱり留意をしていただきたいということを特に注文をしておきたいと思います。 次の質問に移ります。 タイコンデロガの件についてでありますが、何度か私はここで質問をしてきました。そのたびごとに、アメリカ...全文を見る | ||
○矢田部理君 あのタイコンデロガが水爆を落として、その後横須賀に寄港したことは記録上明らかなんですね。そして、タイコンデロガだけではなしに、ここに幾つかの資料を私は取り寄せてみました。ほかのアメリカの艦船がずっと日本の軍港に、横須賀とか佐世保にどんなふうにして寄港したか、全部一覧...全文を見る | ||
○矢田部理君 ここにアメリカの軍が発表したアメリカ艦船の日本寄港の一覧表があります。ほかの船の寄港ですよ、これは。空母も含みます。この一覧表は一年半分ぐらいあるのでありますが、こういうことを一方で発表しておきながら、タイコンデロガの寄港だけが、今何とおっしゃいましたか、作戦上の政...全文を見る | ||
○矢田部理君 作戦上の政策を危うくする、二十五年も前にタイコンデロガが横須賀港に寄港したかどうかということを説明するのがどうして作戦上の政策を危うくすることになるんでしょうか。わかりますか、この回答書を見て。二十五年も前のことがどうして安全保障上の利害に背く影響を持つんでしょうか...全文を見る | ||
○矢田部理君 繰り返し言いませんが、どう見たって脈絡が合っていない。これで理解した、了解したでは日本は独立国家と言うことはできない。外務省の態度に厳しく抗議をし、私どもはこれでは了解できないということを明確にしておきたいと思います。 もう一つ、ミッドウェーです。 火災の原...全文を見る | ||
○矢田部理君 ミッドウェーは、天下に名立たる核搭載艦船だと私は思っているのでありますが、だから事故の原因いかん、内容いかんによっては大変な惨事になる。これが港の中などであれしたら物すごい被害を拡大することになるというだけに、これは黙視するわけにはいかないのであります。その点で原因...全文を見る | ||
○矢田部理君 それは単に搭載可能と、攻撃機のA6とかA7というのを載せているわけでありますから当然の話でありますが、現に積んでいるんですよ。 ここにアメリカ海軍省発表の核兵器の積み込みと行動中の積みかえについてのマニュアルがあります。これを読んでみますと、これら艦船に搭載され...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう一つ、時間がありませんから早口でやりますが、根拠を挙げましょう。 ミッドウェーがこの一年半、八四年一月一日から八五年の五月二十日までの間でありますが、この間のミッドウェーの行動日程といいますか、どこを出発しどこに寄ったかをずっと調べてみました。これはアメリカ...全文を見る | ||
○矢田部理君 その話は時間のむだですから余り聞きたくありませんが、三点目の根拠を挙げましょう。 八九年の十月九日、第九回の核戦争防止国際医師会議というのがありました。この会議にキャロルというミッドウェーの元艦長が出席をしました。核搭載の事実を明確に指摘しております。その内容を...全文を見る | ||
○矢田部理君 ミッドウェーだけではないのです。その前提となるあまたの発言があることはもう御承知のとおりでありますが、ついせんだってもマッカーサー大使、これは六〇年安保条約を締結したときの日本の大使でありますが、核搭載米艦船の日本寄港は事前協議の対象にならないというアメリカの立場を...全文を見る | ||
○矢田部理君 最初の段階は少しはっきりしなかったのでありますが、その後、たしか共同電だったと思いますが、明確に藤山外相は了解しておったと述べているだけではなくて、現にそれを裏づけるための文書がアメリカの公文書館で発見されたわけですね。これはNHKで先般テレビ報道されました。アメリ...全文を見る | ||
○矢田部理君 この間新聞見ておりましたら、自民党の中にも、こうした虚構をいつまで続けているのだ、この虚構には無理がある、国民をだまし続けているものだから、もうはっきりした方がいいと。安保三十年とか言われて、その安保が核安保ということまでずっと指摘をされておりながら、依然として抽象...全文を見る | ||
○矢田部理君 ちょっと私二十分までしかないんですから、別にやってください。そんな話聞く必要はないんだ。 | ||
○矢田部理君 日本政府の立場や考えを理解しているということを言うだけであって、あるいは尊重しているとか理解していると言うだけであって、具体的にそれなら一札とってきなさいよ。寄港や通過は持ち込みと同じように事前協議の対象になるんだ。一札とりなさい。そのぐらいの努力、約束はしてもいい...全文を見る | ||
○矢田部理君 一言だけ。 総理、これだけアメリカの大使とか相当枢要な地位にあった人たち、艦長も含めた当事者たち、ラロック提督も含めて、核を積んでいると、これで寄港していると、あるいはそういう枠組みになっておったということが言われ、国民から重大な疑義が差し挟まれているときに、日...全文を見る | ||
06月26日 | 第118回国会 参議院 建設委員会 第10号 議事録を見る | ○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を再開いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 本日、井上孝君、吉川博君、対馬孝且君及び松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として石井一二君、狩野明男君、青木薪次君及び私、矢田部理が選任されました。 ...全文を見る |
○委員長(矢田部理君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日、本会議におきまして建設委員長に選任されました矢田部理でございます。 本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして公正円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支援のほど...全文を見る | ||
○委員長(矢田部理君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔...全文を見る | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。 なお、残り一名は都合により後日指名いたします。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時十九分散会 | ||
10月22日 | 第119回国会 参議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○矢田部理君 総理は先ほどイラクのラマダン副首相との会談の経緯に触れましたが、その翌々日、私もラマダンさんとお会いしました。日本に対して、総理も含めて大変な批判でした。私は、イラクの態度は非難されなければならないと思いますが、今大事なのは、その上に立ってどうやって平和の道筋を立て...全文を見る |
○矢田部理君 ミッテランは四段階の解決案を提案しておるわけですね。あなたは第一段階しか言わないんです。それ以降どうするかがこれからの和平策にとって極めて重要なのであります。そこが問われている。だから、イラクも、ヨルダンやPLOも当然でありますが、ミッテラン提案を支持する、イラクも...全文を見る | ||
○矢田部理君 余り力まなくてもいいんですよ。第一段階は、イラクが軍隊を撤退する意向を明確にしなさい、意向ですよ。そして人質を解放する、そうすればすべてが可能になると言っているのであります。それが第一段階なのであります。そこをよくしかとお読みいただくことを注意しておきたいと思います...全文を見る | ||
○矢田部理君 私も言っているんですよ。だから、アメリカに加担することだけではなくて、それ以上に平和解決策を具体的に出しなさい、そのための努力をしなさい、それが私の基本なんですよ。同じ認識です。それをもっともっとやるべきだということです。 もう一つ避難民対策と経済支援であります...全文を見る | ||
○矢田部理君 もうちょっと知恵がありませんかね。船をほかの国から借りて配船したっていいじゃありませんか。飛行機だってチャーターできるじゃありませんか。どうしてそういう知恵を絞らないんですか、そういうことを言うのなら。 | ||
○矢田部理君 さらに、この支援策をアジアの人人も含めて大いに強化をしていただきたいということを強く要望し、具体的な提案がありますから、後で私は政府の方に別途申し上げたいと思っております。 次の課題に移ります。 政府が、山口書記長の質問に答えて多国籍単に関して統一見解を出し...全文を見る | ||
○矢田部理君 端的に伺いますが、多国籍軍の展開、アメリカの中東展開は国連決議のどこに書いてありますか。 | ||
○矢田部理君 国連決議に全く書いてない。国連決議に基づいていますか。 | ||
○矢田部理君 基づいているかとだけ聞いているんです。 | ||
○矢田部理君 サウジに展開しているアメリカ軍、その他の多国籍軍は基づいていますか。 | ||
○矢田部理君 国連決議に多国籍軍の展開は、内容にないのはもとよりでありますが、基づいてもいないんです。 国連は明確に、幾つかの決議がありますが、三本柱です。一つは、イラクの侵略はだめだ、撤退しなさい。撤退しないから経済制裁を加えます。そして、一部海上兵力の、海軍力の展開を認め...全文を見る | ||
○矢田部理君 アメリカの世論調査を見ましても、アメリカのサウジ展開は間違っておる、経済制裁の効果をもっと見きわめるべきだったと、世論調査で七〇%以上の支持率ですよ。この状況を見るべきなんです。 国連は、経済制裁でまずこの問題を処理しよう、海上の面では一定の海軍力の行使を限定的...全文を見る | ||
○矢田部理君 私も国連を大事だと思っているんです。だから、国連中心主義も国連の尊重も唱えておりますけれども、しかしその枠組みというものもまた大事にしなきゃなりません。実力でやるか、経済制裁で行うか、非軍事的手段を使うかと非常に慎重に国連は論議しているんです。その合意ができた範囲で...全文を見る | ||
○矢田部理君 この論争は余り繰り返したくありませんが、国連は、イラクは撤退をしなさい、その撤退を促進する手段として経済制裁とか実効措置を決めたのであって、それ以上に派兵だとか力の解決の路線をとることは国連は決めておらないのです。そこをしかと押さえてください、こういうことが第一であ...全文を見る | ||
○矢田部理君 もう繰り返しになりますからあれですが、外務省も私たちにそう説明しておったんですよ。今ごろになってから国連を次々に引き出してきて、あたかも国連がにしきの御旗のごとく言うのは正しくない。国連は大事だけれども、国連を利用するのにも限界がある。必要があるならば国連に論議を持...全文を見る | ||
○矢田部理君 こういうことで、内容でもない、基づきもしないで、受けたとか、それから実効性確保だとかということで何でもできる体制になったら、国連協力法もまさに同じ思想であります。これから無制限に日本がずるずるとのめり込むことになってしまう。その点ではこの問題は厳格に処理しなきゃなら...全文を見る | ||
○矢田部理君 答弁を整理してもらうのと、私が言っているのは、あの政府の見解では歯どめがないじゃないか、どこで抑えるんだということを聞いているんですが、そこを明確にしてほしい。 | ||
○矢田部理君 政府の見解には依然として歯どめがない。私は、少なくとも日本の動きは国連決議に基づかなきゃならぬ、それ以上に勝手に拡大解釈してやることに対しては大変な反対の意見を持っております。その点で議論を留保して、次の問題に入りたいと思います。 一つは海外派兵です。アジアの諸...全文を見る | ||
○矢田部理君 説明が不足だから憂慮の念を表明しているのじゃないんです。彼らは、本質を見てアジアの人たちは大変に心配をしているのであります。 その一つに、総理のふらつきがあります。八月二十三日の記者会見では、自衛隊の海外派遣などは考えていないと言明したじゃありませんか。どうして...全文を見る | ||
○矢田部理君 その問題の重要な一つでありますが、この平和協力隊は武装して行くことになります。小型武器が貸与され、携行を許されることになるわけでありますが、この小型武器とは何ですか。 | ||
○矢田部理君 機関銃は入るんですか。 | ||
○矢田部理君 この法案の特徴は、自衛隊が個々の参加だけではなくて部隊として参加をするというところに大きな特徴がある。部隊として参加をする自衛隊も小型武器で統一するんですか、それともまた、独自の道を講じることになるんですか。 | ||
○矢田部理君 とりわけ陸上自衛隊が部隊として後方支援の任務に当たる同能性が想定されますが、この場合はどうなりますか。 | ||
○矢田部理君 この問題点は、陸上自衛隊が部隊として参加する、自衛隊はその身分をあわせ持つ。自衛隊の身分を持っているわけでありますから、自衛隊が固有に持っている武器がこの際持ち込める可能性が残されてはいないかということでありますが、その点はいかがですか。 | ||
○矢田部理君 ならば伺いますが、自衛隊法の八十七条で、「自衛隊は、その任務の遂行に必要な武器を保有することができる。」と書いてある。この規定はどこで排除されますか。 | ||
○矢田部理君 自衛隊は必要な武器を保有できるという規定があるが、この規定はどこの条文で排除されるかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 これは排除できずに、持てることになりませんか。 | ||
○矢田部理君 そういうことを聞いているんじゃない。持てるか持てないかの違いだ。 | ||
○矢田部理君 午前中の質疑で、自衛隊の武装問題について質疑をしてきました。その中ではっきりしましたのは、平和協力隊員になって小型武器を貸与され、かつ携行することができるのが一つ。それから、自衛隊の艦船や航空機が出向く場合には、その艦船や航空機が固有に持っている武器をそのまま持って...全文を見る | ||
○矢田部理君 法的な抑えがあるかどうか、自衛隊法八十七条。 | ||
○矢田部理君 自衛隊法八十七条を排除する規定、法的根拠があるかと聞いている。 | ||
○矢田部理君 運用や行政サイドで何を決めるか、どうやるかを聞いているんじゃなくて、法律的な歯どめがあるか、無制限に持っていけるんじゃないか、軍艦は、輸送船は独自の武器を持っていけるんだから陸上自衛隊だって同じじゃないか、こう聞いているんです。 | ||
○矢田部理君 排除されていないじゃないか。だめだ。排除されていない。全然了解できません。 | ||
○矢田部理君 全く納得できません。 | ||
○矢田部理君 総理、こうなったら歯どめなく武装自衛隊を配置することが可能じゃありませんか。それでいいんですか。 | ||
○矢田部理君 自衛隊法八十七条で明確な武器保有の規定があるのに、それを排除の明文がなければ排除できないというのは、これは当たり前の話ですよ。解釈や運用の問題じゃないんです、これは。 | ||
○矢田部理君 今の総理の答弁に納得したわけではありませんが、問題点を留保して次に進みたいと思います。 ただ、一言だけ申し上げたいのは、自衛隊の海外展開を決めただけでなしに、歯どめなき武装自衛隊の海外展開の危険が高まっている、そういう内容をはらんでいるということを私は重大な問題...全文を見る | ||
○矢田部理君 攻撃を受けた場合、交戦、応戦するんですかしないんですか。 | ||
○矢田部理君 後方支援をして、総理、安全地域、危険地域は何を基準にして決めるんですか。危険地域にはやらないという法律上の制度、保証がありますか。 | ||
○矢田部理君 後方と前線の区別がわかっていないんじゃありませんか。今、戦争は前線も後方も一体となってやるんです。後方こそ攻撃されやすい。安全地帯だの、来たら逃げるというような生易しい状況でないことをやっぱり認識すべきだと思うんです。そういうところに自衛隊を含む日本の人たちが展開を...全文を見る | ||
○矢田部理君 いろいろな危険や問題が山ほどありますが、他は委員会の審議に譲ることといたしまして、私の質問を終わります。 | ||
11月08日 | 第119回国会 参議院 建設委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十四日、狩野明男君が委員を辞任され、その補欠として石原健太郎君が選任されました。 ───────────── |
○委員長(矢田部理君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 去る六月二十六日の委員会において、委員の異動に伴う補欠選任につきましては一名は後日指名することといたしておりましたが、この際、その補欠に井上吉夫君を指名いたします。 また、委員の異動に伴い理事が一名欠...全文を見る | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に石原健太郎君を指名いたします。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) この際、木部北海道開発庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。木部北海道開発庁長官。 | ||
○委員長(矢田部理君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、建設事 業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。 先般、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。 まず、第一班の報告をお願いいたします。沓掛君。 | ||
○委員長(矢田部理君) 次に、第二班の報告をお願いいたします。青木君。 | ||
○委員長(矢田部理君) 以上で派遣委員の報告は終わりました。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) これより請願の審査を行います。 第四〇号公共投資基本計画の具体化に関する請願外三十一件を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。 これらの請願につきましては、理事会において協議い...全文を見る | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 建設事業及び建設諸計画等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十一分散会 | ||
12月18日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 |
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(矢田部理君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(矢田部理君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時三分休憩 ─────・───── 午後一時三十二分開会 | ||
○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(矢田部理君) そろそろまとめてください。 | ||
○委員長(矢田部理君) 本日の調査はこの程度にとどめます。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時五十八分散会 |