矢田部理

やたべおさむ



当選回数回

矢田部理の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月19日第134回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○矢田部理君 沖縄における米軍の少女暴行事件、レイプ事件と言っていいと思いますが、大変な憤激を買っております。また、これを契機に地位協定や基地の課題、さらには安保条約の根幹にかかわるような問題が政治の場でも当然議論しなければならないその矢先に、宝珠山防衛施設庁長官が私どもには到底...全文を見る
○矢田部理君 まず、私が聞いた外形的な事実、きのう会談を持ったかどうかだけをお答えください。
○矢田部理君 その際、「首相を激しく批判」、「長官が放言」、大きな見出しで各紙が報じております。その中身はもう改めて言うまでもありませんが、「首相の頭が悪いからこうなるんだ。総理府の主務大臣としての総理大臣として行動して欲しい。そう首相に言ってもらいたい」ということを古川官房副長...全文を見る
○矢田部理君 詳細な中身を私は聞いているんじゃないんですよ。今、話し合いをしたり出向いていったりして努力することはだめです、難しいと。法律の規定があるんだから手続に従ってやるべしと。勧告とか命令とかいろいろありますね。そこの話をしたことは事実でしょうが、そういうことをやらずに別な...全文を見る
○矢田部理君 どの点じゃなくて、首相は頭が悪いからこうなると。首相は頭が悪い、だからこうなるという趣旨の発言はしているんじゃありませんか。
○矢田部理君 頭が悪いんじゃなくて、整理しろと言っていますか。
○矢田部理君 主要な新聞は全部「頭が悪い」と書いてあるのを、整理と頭が悪いというのは言葉の音感からいったってそんな間違う言葉じゃありませんよ。余りぬけぬけとしらを切りなさるな。そう言ったなら言ったといって、きちっと謝罪するとか責任をとるとかというのが役人のトップとしての態度じゃあ...全文を見る
○矢田部理君 沖縄問題の解決や対処がいろんな面で難しいということは私も百も承知ですよ。そのことをあなたに聞いているのではなくて、あなたのとられた言動そのものに、役人を長いことやってこられて、やっぱり人間にはけじめをつけなきゃならぬことがあります。ここまで言い切ったんだから潔く辞職...全文を見る
○矢田部理君 外務大臣、私も丹念にやりたい。時間をかけて詰めたいです。ここでもう辞意をとりたいぐらいの気持ちですよ。  しかし、一つだけ申し上げますと、全部の新聞が間違って発言を書くなんということが考えられますか。全紙が見出しも含めて間違って書くなんということがありますか、日本...全文を見る
○矢田部理君 くどくなるのでもうやめますが、同じ見出しで、同じ表現で書くなどということは、その発言がなければ書ける中身の表現じゃありませんよ。大臣としてかばう気持ちはわかりますが、かばってはかりいると大臣自身も変なことになりかねませんので、厳重に御注意を申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○矢田部理君 安保条約、安保体制の本格的な論議、特に冷戦後の日米軍事同盟をいかがするかということは、これは時間をかけて論議しなきゃならぬというふうに私も思っております。  私なりの見解もありますが、今、外務大臣に伺っておりますのは、沖縄の今日の深刻な事態について、レイプ事件の扱...全文を見る
○矢田部理君 個人の兵士の倫理観とかそれに対する教育というレベルの問題も全く否定するわけではありませんが、そこがポイントではないと私は思っているんですね。やっぱり外国軍隊の駐留そのもの、基地の存在そのものに大きな原因がある。とりわけ、このレイプ事件の処理とあわせて地位協定そのもの...全文を見る
○矢田部理君 湾岸戦争に出動するのは極東の安全の寄与にどう関係するんですか。  極東条項をめぐっては随分いろんな議論があるところです。これが湾岸戦争やソマリアにまで沖縄から出動していくことが問題なのであって、これは日本の防衛のためじゃないんだ。それから極東の安全と平和のためでも...全文を見る
○矢田部理君 冷戦時代は、私の理解ではソビエトの核攻撃を未然に防止し、反撃力を持っていることを通して抑止していくんだという考え方が基調になっていたと思うんです。そのソ連がつぶれて、核問題も含めて対ソ脅威論というのは姿を消した。むしろ、アメリカと非常に兄弟分のような仲よしの部分も出...全文を見る
○矢田部理君 なぜこういう質問をするかというと、核実験に反対をする、それは私も賛成だし大いにやっていただきたいと思うのですが、やっぱり聞こえてくる声は、核抑止力論に依拠しておる日本が核実験に反対する資格があるのか、抑止力に依拠するということになれば核の信頼性を高める、高めるための...全文を見る
○矢田部理君 その究極的にという言葉が気に入らないんですが、それはそれとして、本格的に核実験に反対をするためにはやっぱり核の傘からの離脱と、核の傘そのものも冷戦時代と違ってもう意味をなさなくなってきつつあるということを、河野さんも私どもと軍縮で一緒にやってきた経過もあるので、やっ...全文を見る
○矢田部理君 状況は私も知っているんですが、やっぱり核抑止力に依拠しない、核の傘から離脱をする方向の政治を追求しながら核実験に反対をしていくということにならないと説得力が弱いと思う。だから、相手国と何も仲を悪くすることはありません。基本的な外交関係を壊さないためにという配慮も私は...全文を見る
○矢田部理君 アメリカに聞いても言わないんですよ。だから、防止装置もつけずにやったんですかと、そんなに通産省というのはガードが甘いんですかと聞きたいわけですが、きょうは終わります。
11月30日第134回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○矢田部理君 私は、自由民主党・自由国民会議、平成会、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案に係るあらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約に関する決議案を提案いたします。  まず、提案理由を御説明いたします。  提案理由。  あらゆる形態の人種差...全文を見る