浜野喜史

はまのよしふみ

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

浜野喜史の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第190回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○浜野喜史君 民主党・新緑風会の浜野喜史でございます。  今日は原子力規制委員会にお伺いをしたいと思います。まずは、高浜発電所に対する仮処分についてお伺いをいたします。  三月の九日に大津地方裁判所におきまして、高浜原子力発電所について、運転してはならないと仮処分決定が下され...全文を見る
○浜野喜史君 当事者として答える立場にないという旨のお話でございました。それも分からなくもございません。  しかし、今回の決定内容を見てみますと、新規制基準及び本件各原発に係る設置変更許可が、直ちに公共の安寧の基礎となると考えることをためらわざるを得ないと、こういうふうに規制行...全文を見る
○浜野喜史君 そこは見解の相違ということでやむを得ないかもしれません。  その上でお伺いをいたします。決定内容の中には事実誤認と言うべきものが私はあるというふうに認識をしております。  一つお尋ねをいたしますけれども、決定内容の中には、使用済燃料ピットの冷却設備を安全性審査の...全文を見る
○浜野喜史君 昨年、田中委員長は、福井地裁の仮処分決定について、昨年の四月十五日ですけれども、ざっと見ただけでも、そういった非常に重要なところの事実誤認が幾つかあるかなと思っていますというふうに記者会見でコメントされております。  今回の件についても、事実誤認をやはり把握をして...全文を見る
○浜野喜史君 話題を変えまして、次は、敷地内破砕帯の評価の関係についてお伺いをいたします。  法にのっとって行われている適合性審査とは別枠で行われております敷地内の破砕帯の評価についてであります。有識者会合なるものが設置をされて、評価が行われてきておりまして、敦賀発電所、そして...全文を見る
○浜野喜史君 結局のところは、そういうふうなやり方をしていないという説明に私はすぎないと思います。評価書の案が出されてから、やはり事業者の考え方をしっかりと述べさせる場を設けるべきであるということ、これは私はもう最低限の対応だというふうに思います。  質問をさせていただきました...全文を見る
○浜野喜史君 全くもってそれは理解できません。この議事録は今既に規制委員会の責任で公開されているんです。そして、評価書案も公開されております。それについて、議事録に基づいて、評価書の案に基づいて私は質問させていただいているんです。そのお答えは、私は全くもって不誠実極まりないという...全文を見る
○浜野喜史君 それも全くもって私は不誠実なお答えだというふうに言わざるを得ません。  更にお伺いをいたします。  この調査は、先ほど申し上げましたように、旧トレンチは今存在していないということであります。こういう場合はその断層の延長線上のところを調査して判断をしていくんだとい...全文を見る
○浜野喜史君 櫻田部長が説明したことを全て否定するつもりはございません。  しかしながら、今回の評価をしようとされている中身が、過去のスケッチとそれから写真、これに余りにも依拠し過ぎているということを私は言わざるを得ません。トータル的な判断がなされていないという問題意識を持って...全文を見る
○浜野喜史君 核心部分を外して私説明されたんだというふうに思いますけれども、削除されたのはモデルの計算がなされていたというところでありますけれども、その部分について、加わった四名のピアレビューアーの方々から強い疑念、異論が提起をされて、そのことを受け止めざるを得なかったということ...全文を見る
○浜野喜史君 総論的に櫻田部長御説明をされたと思いますけれども、私はこれもう全く納得いきません。そのことは申し上げておきたいと思います。  そこで、時間もありませんので、一つだけ資料要求させていただきたいと思います。  評価書は、S—1の北西部分だけが活動したことをどのように...全文を見る
○浜野喜史君 そろそろ時間も参りましたのでまとめに入りたいと思いますけれども、御説明ありましたように、報告の断面に入っているということだと思います。いずれかの断面でこれが報告されるということだと思いますけれども、私は、有識者会合がまとめてきたので、それを、報告を規制委員会として受...全文を見る
○浜野喜史君 終わります。  プロセス、内容、私は全くもって納得し難いものがあるというふうに思います。今後とも、本委員会を始め国会で取り上げ続けてまいりたいと思います。  ありがとうございました。
04月05日第190回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○浜野喜史君 民進党・新緑風会の浜野喜史でございます。  本日は、環境に関する研究、技術開発の重要性の観点から質問をさせていただきます。  今回の法改正によりまして、環境研究総合推進費が環境再生保全機構に移管されるということとなります。これは研究開発力強化法に基づく競争的資金...全文を見る
○浜野喜史君 御説明いただきましたように、環境省の研究、技術開発の方向性は、中央環境審議会の答申であります環境研究・環境技術開発の推進戦略についてに基づいて行われているというところであります。  そこで、これと政府全体として閣議決定がされております環境基本計画や科学技術基本計画...全文を見る
○浜野喜史君 更に御質問をさせていただきます。  中央環境審議会の答申に基づきまして、研究目的やテーマ、課題が設定されているというところでありますけれども、環境省の本省や国立環境研究所、さらに、今回の環境研究総合推進費ということで役割分担がなされて研究が行われているというふうに...全文を見る
○浜野喜史君 環境研究・技術開発は、今を生きる我々が未来への責任を果たすためにも非常に重要だと認識をしております。そのように重要な研究でありますからこそ、環境大臣の責任で行われるべきではないかとも思います。  今回、環境研究総合推進費が環境再生保全機構に移行されるという意味合い...全文を見る
○浜野喜史君 御答弁の中で、効果的、効率的な研究開発の推進という御説明がございました。この場合の効果的、効率的というのは何をもって評価をしておられるのか、御説明をいただきたいと思います。あわせて、効率的、効果的な推進により想定する具体的な成果についても併せて御説明を願います。
○浜野喜史君 済みません、私が聞き漏らしたのかも分かりませんけれども、効果的、効率的というのは、何をもって効果的、効率的というふうに評価をしようとされておるのか、改めて御説明をいただきます。
○浜野喜史君 すっきり落ちませんけれども、質問を続けます。  研究開発力強化法には、競争的資金を含む公募型研究開発の効率的推進に資すると認めるときには、可能な限りこれを独立行政法人に移管するとされております。これを受けて、文部科学省の科研費の日本学術振興会への移管を始めとした移...全文を見る
○浜野喜史君 先ほどの御質問にもございましたけれども、財務省の平成二十七年度の予算執行調査総括調査票を見てまいりますと、環境研究総合推進費の実施課題の事後評価で、環境省自身が設定した政策評価の目標値を四年連続で達成できておりません。また、研究の終了後に環境政策に反映されている研究...全文を見る
○浜野喜史君 次に、衆議院の環境委員会の議論を踏まえてでありますけれども、衆議院の環境委員会におきましては、今回の法案提出に当たって環境再生保全機構理事長と事前の協議をしたのかという質問に対しまして、大臣は、協議は行っていないという御答弁でございました。  これまで公害補償業務...全文を見る
○浜野喜史君 環境省設置法の第四条を見てみますと、研究開発も含んだ環境政策については、環境省が政府全体の総合調整機能を持っていると解釈できるというふうに思いますけれども、法律の条文も挙げて具体的に御説明を願いたいと思います。
○浜野喜史君 その御答弁を踏まえまして質問をさせていただきます。  昨年十二月のCOP21、パリ協定を踏まえまして、我が国には脱炭素社会の実現に向けた技術開発面での国際貢献が求められます。そのためには、環境省が総合調整機能を十分に発揮し、政府全体として環境分野に関わる調査研究、...全文を見る
○浜野喜史君 環境省のみならず、他省庁におきましても環境分野における研究は行われております。  例えば、農林水産省では、農地における温室効果ガスの吸収・排出量を国連に報告するため、農地土壌の炭素貯留量の調査を行うとともに、温室効果ガスの排出削減を目的とした農地管理技術の検証を行...全文を見る
○浜野喜史君 関連して更に御質問をさせていただきます。  先週成立をいたしました平成二十八年度予算は、過去最大となる九十六兆円を超える規模の内容となりました。もちろん、必要なものには重点的に政策資源を集中するべきでありますけれども、無駄は排除をしていかなければなりません。  ...全文を見る
○浜野喜史君 政府全体の競争的資金は、先ほども申し上げました文部科学省の科研費を始めとして約四千億円規模というところであります。その中で、今回、移管の対象となる環境研究総合推進費はおよそ五十億円という、一・二五%であります。この予算額について環境省としてどのように評価をされておら...全文を見る
○浜野喜史君 こういった環境分野における研究開発につきましては、民間企業も積極的に取り組んでおられるというふうに認識をいたします。政府部門と民間部門の役割分担の考え方、何らかの考え方を持って政府部門としても研究開発を進めておられるというふうに認識をいたしますが、政府部門と民間部門...全文を見る
○浜野喜史君 加えて、政府部門による研究内容をグリーンイノベーションにつなげていくためにも産学官の連携が重要になってくるというふうに考えますけれども、現状はどのようなものであるのか、さらに、今後どのように進めていこうとされておられるのか、お伺いをしたいと思います。
○浜野喜史君 続きまして、こういった環境研究の中身について御質問をいたします。  中央環境審議会は昨年の八月に、環境研究・環境技術開発の推進戦略についての中で十五の重点課題を示しております。その中の一つとして、地球温暖化現象の解明、予測、対策評価とありますが、その具体的な中身に...全文を見る
○浜野喜史君 こうした研究で得られた科学的な知見につきましては、今後しっかりと温室効果ガス削減目標の設定などの行政面で御活用いただきたいと思います。  また、答申には、二酸化炭素の回収、貯留、いわゆるCCSに関する研究、技術開発についても記載があります。CCSにつきましては現時...全文を見る
○浜野喜史君 最後の質問にさせていただきます。  少し気が早い話なんですけれども、CCSが仮に技術が確立をした上に立ってでありますけれども、研究開発の成果を社会に普及、定着させていくためには、そういった環境技術の社会的認知や社会的理解は必要不可欠であります。政府としてもしっかり...全文を見る
○浜野喜史君 終わります。
04月21日第190回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、前半はPCB特措法についてお伺いをし、後半は原子力規制委員会に対して質問をさせていただきます。  まず、PCB特措法についてお伺いをいたします。処理期限の延長についてであります。  平成十三年のPCB特措法及びPCB廃...全文を見る
○浜野喜史君 次に、自治体の掘り起こし調査についてお伺いをいたします。  そもそも、昭和四十三年のカネミ油症事件の発生地となり、この問題への意識の高いと思われる北九州市においてさえ、市内の全事業所の掘り起こし調査には平成二十年から五年掛かりました。  今回の法改正によって、事...全文を見る
○浜野喜史君 次に、高濃度PCB廃棄物の処理についてお伺いをいたします。  高濃度PCB廃棄物の処理につきましては、今回の改正案では、処分委託の義務付けや都道府県の立入調査を定めております。しかしながら、JESCOへの処分委託には百万円から三百万円の費用が掛かることから引渡しが...全文を見る
○浜野喜史君 PCB特措法関係につきましては以上とさせていただきます。この後は原子力規制委員会に御質問をさせていただきます。  平成二十八年熊本地震に関する原子力規制委員会の対応についてお伺いをいたします。  熊本地震を受けまして、四月の十八日、臨時会議が開催されたということ...全文を見る
○浜野喜史君 その後の記者会見の中で、規制委員長は、今回の場合、国民への情報提供が不足していたのではないかという反省もあるといったようなこともおっしゃっておられます。どのようにお考えなのかということを改めてお伺いしたいとともに、今後、国民への情報発出をこういうような場合にどのよう...全文を見る
○浜野喜史君 今後とも科学的、技術的見地に立ってしっかりとした評価を行い、的確な情報を発出されるようお願いを申し上げます。  続きまして、日本原電敦賀の敷地内破砕帯の評価について質問をさせていただきます。昨年の十二月の環境委員会におきましても質問をさせていただきましたが、通告内...全文を見る
○浜野喜史君 次に、今日も資料をお配りをいたしております。平成二十六年の十二月十日の会合から最終的な二十七年の三月十五日の原子力規制委員会で報告された評価書、結論部分の書換えが行われております。評価書案が提出された後、議論が行われましたのは、先ほど申し上げた平成二十六年十一月十九...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっと確認させていただきますけれども、評価書案の書換えに関して議論が行われたのは十一月十九日に加えてピアレビュー会合でも議論が行われたという御答弁でしたか、確認させてください。
○浜野喜史君 明示的に書換えの議論が行われたのは、平成二十六年十一月十九日の調査会合だけであるということでございました。  そして、結論部分の書換えに関する議論が平成二十六年の十一月十九日の会合で行われましたが、最終的には変更しないというふうに結論付けられたということでいいかど...全文を見る
○浜野喜史君 平成二十六年十二月十日のピアレビュー会合以降の有識者と事務局のやり取りの分かる資料は昨年四月に環境委員会へ提出されたものだけであるということでよろしいかどうか、お願いいたします。
○浜野喜史君 全てということでございました。  次に、昨年四月に環境委員会へ提出された資料のうち結論部分の書換えの理由が分かる箇所は、四月の提出資料六における、有識者会合としても、限られたデータの中でそこまで踏み込んだ検討を行ったわけではないので、D―1破砕帯と一連の構造という...全文を見る
○浜野喜史君 明示的に書換えの理由が分かる箇所は、先ほど申し上げた資料六と資料三、四であるというふうに認識しますけれども、それ以外にもあるという御答弁でしたでしょうか。確認させてください。
○浜野喜史君 明示的な箇所は二か所のみということでございました。  事実確認、もう一つさせていただきます。  平成二十六年十二月十日のピアレビュー会合以降、結論部分を書き換えた評価書案を事務局が有識者に提案をする以前に、有識者から書換えに関する提起がなされたのかどうか、お伺い...全文を見る
○浜野喜史君 以上、事実確認をさせていただきました。  結論部分を変更する理由は、今日お示しをした資料の一枚目、有識者会合としても、限られたデータの中でそこまで踏み込んだ検討を行ったわけではないので変更した、Kの相方をD―1に限る根拠はないという指摘への対応、この箇所を根拠とし...全文を見る
○浜野喜史君 まともに御答弁いただいておりません。原子炉建屋の直下の評価というのは極めて重要な問題である、これはもう当然のことだと思います。そのお答えをはぐらかすというのは極めて不適切な御答弁だということを申し上げておきたいと思います。  その上で、そのような重要な内容を、有識...全文を見る
○浜野喜史君 とても重要なことをおっしゃいました。どのような提案をするかを相談されたという御答弁でございますけれども、その相談の内容を記録されたものがあるでしょうから、それ御提出を願いたいと思います。いかがですか。
○浜野喜史君 戻りますけれども、明示的に書き換えた理由が分かる箇所は先ほどの二か所だけなんです。二か所だけのこの理由をもって重要な箇所を書き換えた、これはこれでいいというふうにおっしゃるわけですか。事務方でも結構です。
○浜野喜史君 櫻田部長の御答弁、確認させていただきますけれども、事務局が提案をしたと、これはもう前々からおっしゃっています。事務局が提案した根拠はピアレビューアーのコメントであるという理解でよろしいですか。
○浜野喜史君 ちょっとよく分からないんですけれども、先ほどの御答弁では、この資料にもありますように、平成二十六年十一月十九日の第五回会合で結論部分は書き換えないという結論が出たと、それ以降、事務局が二か所の理由を付けて御提案をしたということなんです。  その御提案をした動機は何...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっと確認いたしますけれども、今日は資料を付けておりませんけれども、四月に提出をいただいた資料の中、ピアレビュー会合でのコメントと評価書での対応についてという資料、資料二を提出していただいております。その中で、今、櫻田部長がおっしゃったコメントを付けられた方は粟田...全文を見る
○浜野喜史君 そこで、私は資料要求をさせていただきたいと思います。  粟田さん、それから岡田さんのピアレビューのコメントでは、原子炉建屋直下のいずれかと一体であるのではないかということは一切出ておりません。むしろ、ピアレビュー会合の中では、K断層は消滅してしまって原子炉建屋の方...全文を見る
○浜野喜史君 あと、この件、もう一つだけお伺いします。  先ほどの二か所の限られたデータの中でそこまで踏み込んだ検討を行ったわけではないというのは、どこまで、どういう意味なのか、御説明願います。  さらに、Kの相方をD―1に限る根拠はないということでありますけれども、Kの相方...全文を見る
○浜野喜史君 この敦賀の件につきましては、資料要求もさせていただきました。それを踏まえて今後とも質疑をさせていただきたいと思います。  それから、お伺いいたします。原子力発電所の運転制限について、昨年の七月の八日、田中委員長は、本院の復興・原子力問題特別委員会においてこのように...全文を見る
○浜野喜史君 そういう認識に変わりはあるかないかで結構です。
○浜野喜史君 一方、田中委員長は記者会見で、四月十三日の記者会見でありますけれども、こういうこともおっしゃっています。これは、国際アドバイザーのお一人からのコメントに関わる記者会見における田中委員長の御答弁ですけれども、四十年について疑問を持つのは向こうの勝手だけれども、四十年と...全文を見る
○浜野喜史君 もう時間来ておりますけど、もう一つだけ最後に確認させてください。  今後の一つの課題であるという委員長の認識にお変わりはないという理解でよろしいですね。
○浜野喜史君 今日のところは終わります。ありがとうございました。
05月10日第190回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、日本原電敦賀の敷地内の破砕帯の評価の関係、そして後半は原子力規制の三年以内の見直しについて御質問をさせていただきたいと思います。  まずは、日本原電の敦賀の敷地内の破砕帯の評価についてであります。四月二十一日の環境委員会...全文を見る
○浜野喜史君 私、正確性を期して申し上げたつもりです。誤りがあれば、具体的にもう一度おっしゃってください。
○浜野喜史君 再確認させていただきますけれども、今日も資料を配らせていただいております。  櫻田部長おっしゃったのは、二ページの参考資料の、私が今日配らせていただいた配付資料の中の資料一、資料二ということをおっしゃっているんだと思いますけれども、これは事後に、評価書が取りまとめ...全文を見る
○浜野喜史君 続いて質問をさせていただきます。  新規制基準によれば、耐震設計上の重要度Sクラスの建物、構築物等は活断層等の露頭がない地盤に設置することが要求されております。原子炉建屋は、この耐震設計上の重要度Sクラスの建物、構築物に該当するということでよろしいでしょうか、お願...全文を見る
○浜野喜史君 続けて質問いたします。  ということは、原子炉建屋の下に活断層等があった場合、その発電所を運転することはできるのでしょうか、お答えください。
○浜野喜史君 ということは、この原子炉建屋直下を通過する破砕帯の評価というのは施設の存続を左右するものであるというふうに考えられると思いますけれども、見解をお伺いしたいと思います。
○浜野喜史君 私の質問にお答えいただきたいと思います。これはもう委員長でなくても、事務方でも結構でございます。  私が質問申し上げたのは、原子炉建屋直下を通過する破砕帯の評価は施設の存続を左右するものであるというふうに考えますけれども、いかがでしょうかというふうにお尋ねを申し上...全文を見る
○浜野喜史君 今の櫻田部長の御説明は、私が申し上げたとおり、原子炉建屋直下を通過する破砕帯の評価は施設の存続を左右するものであるということを違った表現でお答えになられたものだというふうに私は理解をいたしました。  その上で、今回、評価書の結論部分を書換えをされたわけでございます...全文を見る
○浜野喜史君 私の質問に向き合っていただいてお答えをいただきたいと思います。委員長にお答えを絞り込むつもりはございません。事務方でも結構でございますので、私の質問にお答えいただきたいと思います。  繰り返しますけれども、施設の存続を左右する結論部分の書換えが行われたということで...全文を見る
○浜野喜史君 櫻田部長は、一定の記録は残す必要があるというふうにおっしゃったと思います。加えて、検討してきた有識者間で共有をしておくということも必要だというふうにおっしゃいましたけれども、結果的に、残された記録は、国民においてもそれが理解されるというものである必要があるというふう...全文を見る
○浜野喜史君 国民においても理解される記録が残されておらなければならないということをお答えになられたんだと私は理解をいたしました。  振り返ってみて、改めてこれは質問いたしますけれども、書換えの理由、経過が、書換えを提案をされた当時の記録として残っておりますのは、冒頭確認させて...全文を見る
○浜野喜史君 その部分で国民が書き換えた理由、経過を理解できるというふうにお考えかどうか、これも櫻田部長で結構でございます、お願いします。
○浜野喜史君 私は信じ難い御答弁だと思います。  もう一回質問させていただきます。書換えの理由が示されたのは二か所だけなんです。そして、二か所の理由を付けて有識者に問いかけを行った、それに関してノーコメントだった、賛成も反対も明示的にコメントはなかったと。これだけで、被規制者も...全文を見る
○浜野喜史君 田中委員長お答えになりましたが、櫻田部長に御質問させていただきます。再度です。  全てオープンになっている、資料も出していただきました。資料を見た上で、繰り返しますけれども、書換え理由が明示的に示されているのは、もう繰り返しません、二か所です。正直申し上げて、意味...全文を見る
○浜野喜史君 事後説明に御対応いただいているということについては私も承知をいたしております。  そして、全て克明に残さなければならないか、これも程度問題があろうかというふうに私も理解をいたします。しかしながら、先ほども申し上げましたように、結論部分、施設の存続を左右するような評...全文を見る
○浜野喜史君 私はとても十分な記録が残っているとは考えられないということを改めて申し上げておきたいと思います。  通告をしております質問を少し順序を変えさせていただきまして、質問を続けさせていただきます。  資料の五ページを御覧いただきたいと思います。十二月二十二日に事務局に...全文を見る
○浜野喜史君 昨年、一旦本委員会に提出をしていただいた資料を訂正をされたということであります。訂正は訂正で私は結構なんですけれども、どのような経過で訂正をしたのかということ。担当者の当時の記憶に基づいて訂正をしたということになりますと、それはどうなのかということになりますので、訂...全文を見る
○浜野喜史君 その上で、この鈴木先生のコメントでありますけれども、ピアレビュー会合後、コメントが寄せられたということであります。  ここで質問ですけれども、事務局が書換えの提案をされたのは、櫻田部長、このピアレビュー会合が十二月に行われましたので、その翌年の一月だったというふう...全文を見る
○浜野喜史君 事務局が提案をされる前にこの鈴木先生のコメントは寄せられたということであります。  この五ページ見ていただきたいんですけれども、分かりやすくするように枠取りをいたしております。日本原電の主張に基づけば、K断層はD―1破砕帯と一連の構造であるという記述がなされており...全文を見る
○浜野喜史君 ピアレビュー会合における岡田先生、粟田先生のコメントを踏まえて提案をされたということを前回も御説明されましたので、それに関しては、どのようにコメントを踏まえたのかという資料を要求させていただいて、それを御検討いただいているというところでありますので、それは資料を提出...全文を見る
○浜野喜史君 敦賀の関係は、本日のところはもう一問だけにさせていただきたいと思います。  資料六を御覧いただきたいと思います。同じく鈴木先生からのコメントでございます。昨年の四月に提出いただいた資料のうちの資料十一でございます。冒頭部分と最終部分だけこれは切り取って今日配付させ...全文を見る
○浜野喜史君 昨年提出していただいた資料においては、各有識者からは承認メールは届けられていたという説明をいただいておりました。それは、櫻田部長の今の御説明だったら、そういう承認メールは届いていないということですか、お願いします。
○浜野喜史君 委員長、これはまた確認いただきたいと思うんですけれども、説明いただいていましたのは、有識者から承認メールは届いていると、しかしそれは今後の業務に必要がないので削除をしたということでありますので、説明が、答弁が食い違っているということは指摘をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○浜野喜史君 この見直しに当たって関係方面からどのように意見集約をされたのかということについてお伺いをいたします。  広くやはり意見を聞いた上で検討していくということが必要だったかと思います。特に、被規制者の意見を聞くべきではなかったのかなというふうにも考えられます。これは、意...全文を見る
○浜野喜史君 確認をさせていただきたいと思うんですけれども、被規制者の意見はそもそも聞くべきではないんだという観点に立って対応されたというわけではないというふうに私は理解するんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 三年以内の見直しの関係、最後の質問にさせていただきたいと思います。今後とも不断の見直しを行っていただくべきではないかという御質問でございます。  実効ある厳正な原子力規制行政ということにつきましては、ひとしく国民の期待するところだというふうに思います。そのような規...全文を見る
○浜野喜史君 終わります。
05月12日第190回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。本日は、法律の改正に加えまして、温暖化対策全般に関してお伺いをしたいと思います。  まず、今回の法改正についてでございます。  二〇三〇年二六%削減の約束草案を達成するための措置であり、国民運動、普及啓発の強化を図ることを柱とすると...全文を見る
○浜野喜史君 続いて、昨年十二月に合意に至りましたパリ協定についてお伺いをいたします。  昨年十二月十八日の環境委員会で丸川大臣は、京都議定書のその後のてん末を反省として、全ての国が参加する公平で実効的な枠組みをつくることを我々ずっと申し上げてまいりましたとコメントされておりま...全文を見る
○浜野喜史君 今御説明がありましたように、今回のパリ協定に当たり、我が国は、新たな枠組みは全ての国が参加する公平かつ実効的なものであるべきとの主張をし続けてこられました。その努力もありまして、今回の協定は全ての国が参加するものとなりました。しかしながら、現時点におきまして、実効性...全文を見る
○浜野喜史君 パリ協定の批准についてお伺いをいたします。  批准につきましては、京都議定書の教訓を踏まえ、米国の動向を注視する必要があり、具体的には、来年発足する新政権がその方針を引き継ぐのかどうかを見極めるべきであるとの意見もございますけれども、大臣の見解をお伺いいたします。
○浜野喜史君 続きまして、原子力と地球温暖化対策との関係についてお伺いをいたします。  政府が掲げております二〇三〇年度二六%削減という日本の温室効果ガス削減目標は、原子力発電の利用なくして実現可能というふうにお考えなのかどうか、見解をお伺いをいたします。
○浜野喜史君 原子力発電につきましては、エネルギー基本計画におきまして重要なベースロード電源と位置付けられております。また、二六%削減の前提となるエネルギーミックスにおきましても、再生可能エネルギーとほぼ同等の水準である二〇から二二%の利用を織り込んでおります。  このように、...全文を見る
○浜野喜史君 記載はされておりますけれども、基本的な考え方の中には原子力の利用という表現は一切ございません。政府の方針にのっとって、正々堂々基本的な考え方の中にも盛り込むべきであるということを申し上げておきたいと思います。  質問を続けます。  本年三月九日に、大津地方裁判所...全文を見る
○浜野喜史君 こういった状況に関しまして林経済産業大臣は、本年四月一日の衆議院経済産業委員会で民進党の近藤洋介議員の質問に対しまして、政府としても危機感を持っており、どういう対応ができるかどうかも含めて検討してみたいと答弁をしておられます。具体的にどういった検討をなされるおつもり...全文を見る
○浜野喜史君 続きまして、日本の約束草案を実現するために現在策定中の地球温暖化対策計画についてお伺いをいたします。  この計画につきましては、四月十三日までパブコメが募集されておりました。パブリックコメントではどのような意見が上がったのか、概要について説明いただきますとともに、...全文を見る
○浜野喜史君 今ほど御説明がありました長期的な削減目標についてお伺いをしたいと思います。  長期的な削減目標というものをどう考えるのかということにつきましては、我が国の今後の温暖化対策を考える上において極めて重要なテーマであるというふうに認識をいたしております。今日までの経過を...全文を見る
○浜野喜史君 今ほど御説明いただきましたように、先進国が二〇五〇年に八〇%削減するという目標は、二〇〇九年のラクイラ・サミットにおいて、世界全体で五〇%削減するという目標とセットで支持されたものでありました。しかしながら、二〇一五年六月のエルマウ・サミットにおきましては、世界全体...全文を見る
○浜野喜史君 通告しておりました質問を少し飛ばさせていただきまして、御説明いただきましたが、いずれにいたしましても、二〇一五年のエルマウ・サミットにおいて先進国についての目標は設定されておりません。また、昨年十二月のパリ協定においても、産業革命前と比べプラス一・五度から二・〇度と...全文を見る
○浜野喜史君 丸川大臣にお伺いをいたします。  大臣は、昨年十二月十八日の環境委員会において、COP21パリ協定を総括をして、先進国と途上国の立場の違いを乗り越えて、歴史上初めて全ての国が参加する公平な合意が得られたことを高く評価しますと答弁をしておられます。  そんな中で、...全文を見る
○浜野喜史君 質問を続けます。  二〇一五年のエルマウ・サミットにおける世界全体の目標は、四〇から七〇%と非常に幅を持っております。これにつきましては、温室効果ガス濃度が倍増した場合、気温が何度上昇するかを示す気候感度について不確実性が高いことによるものと理解をしております。気...全文を見る
○浜野喜史君 確認をさせていただきますけれども、科学的知見が積み重なっていく、それだけじゃないと思いますけれども、それも含めて様々な状況変化が起こった際に適宜目標を見直していくということは、私はもう当然のことだというふうに思いますけれども、そのことについて再確認させてください。
○浜野喜史君 通告しております質問を少し飛ばさせていただきます。  長期的な削減目標につきましては、国際的公平性や技術的実現可能性、経済への影響について十分検証を経た上で設定されるべきであると考えますけれども、今回の八〇%という長期目標につきましてはそれぞれどのように検証がされ...全文を見る
○浜野喜史君 続きまして、排出量取引制度についてお伺いいたします。  地球温暖化対策計画の案の中にも記載のある排出量取引制度につきましては、二〇〇五年以降EUで先行して導入されており、数多くの問題点が指摘されていると承知をしております。  これらについてどのように評価をされて...全文を見る
○浜野喜史君 御説明いただきましたけれども、私は排出量取引制度について、有効な制度であるというような認定といいますか評価が国際的にも定着しているというふうには考えられません。検討に当たっては、是非慎重にも慎重を期していただいて、十分な調査検討を行っていただくということもこれ当然の...全文を見る
○浜野喜史君 目標でありますとか方策でありますとか、そういった類いのものについて、決め打ちといいますか、固定的にそれを決め付けることなく、様々な分析、検討を踏まえて方策を確立をしていただきますことをお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月20日第190回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第6号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、原子力発電所の敷地内の破砕帯の評価についてお伺いをいたします。  まず、北陸電力の志賀発電所についてお伺いをいたします。  今後の適合性審査についてであります。今後の適合性審査につきましては、評価書をベースに行うのでは...全文を見る
○浜野喜史君 予断なく審査がなされるものであるというふうに理解をいたしました。  その上で、評価書につきましては数々の疑問がございます。お伺いをいたします。  志賀の評価書では、発電所建設時に問題ないとされたトレンチ調査時の壁面のスケッチ、写真を持ち出してきて、北西部につきま...全文を見る
○浜野喜史君 この際、志賀の評価書につきまして三件の資料要求をさせていただきたいと思います。  三月二十三日の環境委員会におきまして、S—1破砕帯の北西部のみが活動したことを評価、説明した資料を要求いたしました。  その結果、提出いただきました資料を見ますと、北西部が動いたと...全文を見る
○浜野喜史君 本件については様々な疑問がありますが、今後質疑をさせていただくということで、本日はこれぐらいにさせていただきます。  いずれにいたしましても、予断なく適合性審査を進めていただくように求めておきたいと思います。  次に、日本原電の敦賀の関係についてお伺いをいたしま...全文を見る
○浜野喜史君 先ほども申し上げましたように、結論部分が書き換えられたというところでございます。  本日も資料を配らせていただいております。二ページでございます。  二十六年の十一月十九日におきましては、K断層はD—1破砕帯と一連の構造である可能性が否定できないと考えているとい...全文を見る
○浜野喜史君 通告させていただきました。通告させていただいていますので、もう一度、定かではないけれども一号炉だというふうにおっしゃいましたけれども、通告をいたしています、もう一度答弁ください。
○浜野喜史君 この十行のコメントの中で、原子炉建屋直下、これは二号炉なんです、原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれかという記述を加える根拠になり得るのは、私は先ほどの部分だけだというふうに理解をいたしました。ただ、これは二号炉じゃないんです。一号炉の下を走っている断層のことを指...全文を見る
○浜野喜史君 私の質問にまともに答えていただいておりません。  資料二ページも配らせていただいております。二十六年の十一月の十九日には、結論部分の記述についての議論はあったんです。D—1破砕帯等、こういう表現を入れようじゃないかということがありましたが、最終的には記述は変えない...全文を見る
○浜野喜史君 これ、この部分は通告していないんですけれども、提出をしていただいた資料の中にも書いてありますので、少し質問させていただきます。  先ほども申し上げましたけれども、D—1破砕帯等という等が書き加えられたんです。これが一つです。もう一つ、原子炉建屋直下を通過する破砕帯...全文を見る
○浜野喜史君 同じ意味なんですかということです。
○浜野喜史君 残り時間も僅かですので、この件をもう少し質問させていただきたいと思いますけれども、違う意味なんです。これを、この十行をいろいろ私も読んでみました。櫻田部長もずうっと答弁いただいています。櫻田部長は大体こういうことをおっしゃっているんです。KとD—1は違うということ、...全文を見る
○浜野喜史君 これで終わります。  本日のも含めて、これまで質疑を通じまして、敦賀の評価書は、公開原則にのっとらず、密室で、規制庁、事務局が、ピアレビューアーの意見、コメントを適切に取り扱わずに勝手に結論を書き換えるような案を作り、有識者からはそれに対して全面否定の意見も出され...全文を見る
10月20日第192回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、前半は環境省にお伺いし、後半は原子力規制委員会、規制庁に御質問をさせていただきたいと思います。  まず、パリ協定についてお伺いをいたします。  昨日の本会議でも厳しい指摘がございました。パリ協定の国会承認手続につきまし...全文を見る
○浜野喜史君 これまでも可能な限り早く締結をしたいということをやってきたというふうに御答弁されたというふうに思いますけれども、次の通常国会中には程度の認識であったということは、これは事実であります。  再答弁お願いいたします。
○浜野喜史君 少なくとも、遅くとも次の通常国会ではという御発言だったということは私も承知をいたしております。  しかし、それにしても、通常国会の時期を出してそういう対応で臨みたいということは余りにもやはり認識が甘いというふうにこれはもう認めざるを得ないことだと思いますけれども、...全文を見る
○浜野喜史君 あっさりとお認めになられた方がいいというふうに私は思いますけれども、いずれにしましても、次の通常国会中にはというような御発言をされたということはやはり甘かったということをもうこれ言わざるを得ないんだというふうに思います。猛省を求めたいと思います。その上で質問に移りま...全文を見る
○浜野喜史君 検討状況については御説明いただいたというふうに受け止めるんですけれども、済みません、私が聞き漏らしたのかも分かりません、検討に際しての基本的な考え方が何なのかということでありますけれども、私の理解では、長期戦略策定に際しての基本的な考え方というものは地球温暖化対策と...全文を見る
○浜野喜史君 対策と経済成長との両立が基本的考え方であるということは御説明されたと理解をいたします。  そして、なぜその両立が大切なのかという理由も若干御説明になられたんだというふうに思いますけれども、私なりの理解としては、温暖化対策と経済成長の両立が必要なのだというその理由は...全文を見る
○浜野喜史君 技術開発のためにも経済成長は大切なんだという趣旨のことをお話をされたというふうに理解をいたします。  その上で、長期目標に向けての対応をお伺いをいたします。二〇五〇年八〇%削減という、その長期目標に向けての対応であります。  大臣も言及されましたように、二〇三〇...全文を見る
○浜野喜史君 繰り返しの質問になるかも分かりませんけれども、大臣は革新的技術開発がもう極めて大事だということをお答えになられました。これも繰り返しの質問になりますけれども、とするならば、その革新的技術開発を生む必要条件というものは、先ほど申し上げましたとおり、経済の安定そして持続...全文を見る
○浜野喜史君 革新的技術開発のためには経済の安定成長が必要だということを御確認をさせていただきました。  質問を続けます。  環境大臣の私的懇談会であります気候変動長期戦略懇談会において取りまとめられた提言を拝見をいたしますと、長期戦略の策定に関し、あるべき姿から逆算して取組...全文を見る
○浜野喜史君 御説明をいただきました。その上で、環境省として、長期戦略の策定に際して、今挙げましたバックキャストの考え方、炭素バジェットの考え方に立っているのかどうか御説明をいただきます。
○浜野喜史君 ちょっとよく分からなかったんですけれども、諸外国でも採用している、考え方は採用している。我が国においてはそういう考え方に立つというふうに決めたわけではなくして、それも一つ選択肢としてあるんだけれども、検討しているということでよろしいんでしょうか。
○浜野喜史君 そういう考え方に立っているということを決め付けたわけじゃないということだと理解をいたしました。  そこで見解をお伺いしたいんですけれども、このバックキャストの考え方というのは、将来のあるべき姿を描きながらものを組み立てていくということなので、非常に広い概念で、まあ...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっと私は疑問があります。総論的には経済成長と両立を前提に置いているんだというふうにおっしゃりながらも、具体的にどういう考え方でもってやっていこうかという段になれば、長期の目標を定めて、それに向けてある意味ストイックに取り組んでいくことがその企業活動の活性化につな...全文を見る
○浜野喜史君 地球が温暖化しているという大きな潮流はおっしゃるとおりだというふうに思うんですけれども、環境影響の分析面、そして国際政治の動向、技術進歩についての不確実性があるということも一方では私は否定できないものだというふうに思うんですけれども、いや、その不確実性はないというふ...全文を見る
○浜野喜史君 よく分からないです。  だから、そういう意見があるのはあるんだということはそれはそのとおりだと思うんです、私が言っているんですから、この不確実性があると。いや、そうじゃないんだと、もうほぼ状況は固まっているんだと、将来に向けても、という御見解ですか。
○浜野喜史君 不確実性ということは否定できないということだと思います。  その上で、今後の施策についてお伺いをして環境関係は質問を終えたいと思いますけれども、そういう不確実性があるということでありますので、高いレベルの長期目標を直線的に逆算する形で削減目標を設定をしていくという...全文を見る
○浜野喜史君 地球温暖化対策の関係につきましては、当面大きな課題として議論され続けていくということだと思います。今後とも、環境委員会等で質疑を交わさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いを申し上げます。  環境関係は以上にさせていただきまして、次に、原子力規...全文を見る
○浜野喜史君 先ほども説明しましたように、この資料の三ページ目、これは今年の五月に出されてきたのであるとともに、昨年の五月にも出てきていたんです。  昨年の五月に評価での対応を見させていただいた上で、この部分が理解できないので何を材料とされたんですかということを質問したところ、...全文を見る
○浜野喜史君 櫻田部長は、失礼ながらもう本当に芸術的なごまかし答弁をされるというふうに私は思います。いや、これは真面目な話。  動機、材料、それはいろいろ受け止め方あると思います。これは、書換えをした理由はこういう説明なんです。有識者会合の方々から何か問題提起があったのかと、な...全文を見る
○浜野喜史君 またはぐらかされてしまいそうですけれども、この十行の中に建屋直下ということを付け加えるコメントはあるのかということを聞いたところ、明示的にありますとおっしゃったので、私はさっきから言っていますように、「等」までなら分かると。で、いや、それはないということであれば、な...全文を見る
○浜野喜史君 全くもって不誠実な対応を今日までしてきたということだと私は思います。  今日付けていますけれども、今年の四月にピアレビュー会合のコメントの中にこの部分について明示的にコメントがございましたというふうにおっしゃっているんですよ、これ。しかし、それはコメントの中にはな...全文を見る
○浜野喜史君 これも抜粋ですけれども、明示的にありますと、明示的にあるのであればもう出してくださいということをお願いした結果、去年の五月と今年の五月、同じ資料出てきたんですよ。自信があるから私の資料要求に対してこれを出してこられたわけでしょう。それで、入っていないなら入っていない...全文を見る
○浜野喜史君 二十六年の十一月十九日の議論も含めて、それまでの間のということですね。  としますと、そういう議論を種々踏まえて、この二十六年十一月十九日に結論付けをしたわけです。それで話は付いているんです、それまでの議論ということは。そういう議論があった上でこのような結論で落ち...全文を見る
○浜野喜史君 ここでまた話が戻るんです。いろいろ説明を受けて解明してきたんだけれども、結局、ピアレビュー会合と過去の議論を併せて説明される。それで、失礼ながら、ごまかされているんです、ごまかしをされていると私は思います。  いずれにしましても、冒頭申し上げました様々に不適切な対...全文を見る
○浜野喜史君 規制委員会、規制庁におかれましては、膨大な業務を抱えて御尽力をいただいているものと受け止めております。その中にありまして、このIRRSの報告書に対してどう対応いただくかということは、原子力規制委員会、規制庁にとっても本当に重要な事柄だというふうに私は受け止めておりま...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 議院運営委員会 第15号
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○浜野喜史君 まず、この議院運営委員会の職権によるセットには抗議をせざるを得ません。委員長には、円満な委員会運営を強く求めます。  私は、民進党・新緑風会を代表して、年金関連法案について、明日の本会議において趣旨説明及び審議を行うことに反対の立場から意見を申し上げます。  第...全文を見る
12月07日第192回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
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○浜野喜史君 民進党・新緑風会の浜野喜史でございます。  ただいま議題となりましたIR推進法案の審議入りに反対をいたします。  今後の国民生活に多大の影響を与えるおそれのあるIR推進法案、認識は皆様方も一致されているところだと思います。この法案につきまして、国民的な理解そして...全文を見る