浜野喜史

はまのよしふみ

比例代表選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

浜野喜史の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。  まずは、国際原子力機関、IAEAの総合規制評価サービス、IRRSへの対応についてお伺いをいたします。  本年の一月十二日の原子力規制委員会におきまして、炉安審、燃安審の会長がIRRSへの規制委員会の対...全文を見る
○浜野喜史君 もう一度、委員長、お答えいただきたいんですけれども、可能な限りで対応するということを委員長おっしゃいましたけれども、汲み取るべき事項についても規制委員会として対応するんだと、こういうふうな理解でよろしいんでしょうか。もう一度お願いいたします。
○浜野喜史君 御対応をいただくんだというふうに理解をいたしました。  その上で、これはもう規制庁でも結構でございます、お答えいただきたいと思います。  まず、正式に指摘されたものというふうに両会長がおっしゃっていることは、私なりには提言と勧告だというふうに理解するんですけれど...全文を見る
○浜野喜史君 正式な指摘事項というものは提言それから勧告だというふうに御説明されたというふうに理解をいたしました。  その上でなんですけれども、この炉安審、燃安審の会長が、汲み取るべき事項が含まれていると、こう明言されているんですね。この会合の中でも何回も、山本燃安審会長を中心...全文を見る
○浜野喜史君 汲み取るべき事項というのは、必ずしもこれだというふうに明らかにはなっていないという理解でしょうか。もう一回お願いします。
○浜野喜史君 そのことに関連しまして、昨年の七月一日の第八回の炉安審、燃安審の合同審査会で、当時の山本委員、今の山本燃安審会長でありますけれども、こういうことをおっしゃっています。私がちょっとざっと見ただけでも十から二十くらいの汲み取るべき事項があると、こういう趣旨の発言をされて...全文を見る
○浜野喜史君 ということは、今後の規制委員会の様々な会合の中で、炉安審、燃安審の会長の方にこの汲み取るべき事項というのはどういうものであるんですかということを今後問いかけていきますという御答弁だったというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 規制委員会は炉安審、燃安審に指示できるわけですね。したがって、私が申し上げているのは、汲み取るべき事項があるとおっしゃっているんだから、それを明示してくださいということを指示すればいいと思うんですね。そういう指示はできる立場にあるわけですから、そういうことをやってい...全文を見る
○浜野喜史君 当然にやっていただけるというお話でありますので、私は、ここで資料要求を二つさせていただきたいと思います。  汲み取るべき事項とは何かが分かる資料、これが一つ目でございます。二つ目は、汲み取るべき事項への対応は、本年一月十二日の第五十五回原子力規制委員会臨時会議で配...全文を見る
○浜野喜史君 次に、四十年超えの運転延長の認可申請時期につきまして御質問をさせていただきます。  四十年超え運転の延長認可につきましては、運転期間満了の一年三か月から一年前の三か月間に申請を行うというようなルールになっております。そのような結果、審査の過程において追加評価が必要...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。おっしゃったとおり、規制行政の充実という観点から前向きに検討いただきたいと思います。  質問を続けます。  次に、四十年運転制限・二十年延長制度につきましてお伺いいたします。  原子炉等規制法では、発電用原子炉の運転期間を四十年、認可を得...全文を見る
○浜野喜史君 今の御答弁は、四十年については設計上の評価を運開後四十年というふうにしていることを考慮して定めたと、二十年につきましては高経年化の技術評価が六十年間を目安として行われていることを考慮して定めたと、こういう趣旨の御答弁だったと思います。  とすれば、四十年、二十年と...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。  次に、この年限の議論に関連をいたしまして、安全対策工事などで原子炉が運転停止している間は、原子炉容器の中性子照射脆化など、安全上重要な設備に関する劣化は進展せず、技術的に影響ないという意見もありますけれども、見解をお伺いをいたします。規制...全文を見る
○浜野喜史君 この関係、最後にさせていただきますけれども、現行の四十年運転制限・二十年延長制度につきましては、過去、田中委員長も今後の検討課題であると国会で答弁をされておられます。  大きな課題でありますので、まずは四十年、二十年といった年限の科学的、技術的な意味や劣化評価を踏...全文を見る
○浜野喜史君 委員長、お答えいただきました。いろいろ御説明いただきましたけれども、私には、検討課題なんだけれども今はそのときにあらずという御説明であります。  私は、直ちに結論を出すべきだということを申し上げているわけでは決してありません。ただ、検討課題であるということはもう明...全文を見る
○浜野喜史君 全くもって納得がいきません。本当にもう、何といいますか、虚偽答弁というふうに言ってもいいと思います。この件につきましては、引き続き質疑を交わさせていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
03月09日第193回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。芝理事に引き続きまして、地球温暖化対策について質問をさせていただきます。  まず、長期低炭素ビジョンについてお伺いをいたします。  現在、環境省が中央環境審議会、中環審におきまして長期低炭素ビジョンというものを検討されておられます。...全文を見る
○浜野喜史君 このビジョンは戦略とか計画ではなくして、戦略とか計画を今後検討していく参考だというふうに私は理解しておるんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 戦略とか計画とはまた別物だというふうに理解をさせていただきます。それでなければまた後ほど訂正をしてください。  その上に立って、私の理解では、このビジョンを参考として今後戦略とか計画が立てられていくものというふうに私は理解しているんですけれども、その進め方ですね、...全文を見る
○浜野喜史君 ビジョンを踏まえて、今後、戦略そして計画を検討していくということだと思います。早期にということをおっしゃいましたけれども、国民生活とか経済への影響、極めて大ということだと思います。拙速を取ることなく、しっかりと検討、議論をした上で、実効ある戦略をまとめていただくよう...全文を見る
○浜野喜史君 パリ協定、国際的枠組みはパリ協定そのものを表しているんだということ、それは私も否定をいたしません。しかしながら、一方で、具体的な制度設計は全て終わったわけではなくして、現在も制度設計の検討が続いているということだと思いますけれども、それはそういう理解でよろしいでしょ...全文を見る
○浜野喜史君 現在作業は進んでいるということでもございます。先ほど芝理事からも強く問題提起をさせていただきましたように、今後、パリ協定で合意した国際的枠組みというものが維持されていくのかどうかということについても懸念されるところであります。今後、どのように具体的な制度設計がなされ...全文を見る
○浜野喜史君 今の御説明でありますけれども、私なりの理解は、八〇%という数値は、数値自体に意味があるというものではなくして、大幅削減ということを表しているものと理解すべきだと私は考えます。こういうふうに私は認識するんですけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 繰り返しますけれども、大幅削減ということを表しているものと私は理解すべきだと考えます。二〇三〇年二六%目標ということと性格が違うということを十分踏まえて今後の戦略を検討すべきであるということを申し上げておきたいと思います。  次に、カーボンバジェットというものにつ...全文を見る
○浜野喜史君 ということは、このカーボンバジェットという考え方は、パリ協定などにおきまして国際的に合意されたものであるというふうに環境省としては認識されているのかどうか、御説明願います。
○浜野喜史君 更に質問しますけれども、カーボンバジェットという記述は合意文書の中にあるんでしょうか。
○浜野喜史君 私が承知しているところでは、検討途上ではこのカーボンバジェットという記述は記載されていたというふうに承知をしております。ただ、議論の結果、そのカーボンバジェットという記載は削除をされたというふうに経過として承知をしております。  したがって、このカーボンバジェット...全文を見る
○浜野喜史君 カーボンバジェットというのは、訳すると炭素予算というふうにも訳せるんだろうと私は思うんですけれども、予算という限りは、数値が合意されていて初めて炭素予算なるものの考え方に国際的に合意したということになるんではないかと私は理解をいたします。  そういう意味でいえば、...全文を見る
○浜野喜史君 ということは、数値がないのになぜ炭素予算、カーボンバジェットという考え方に合意をしたんだというふうに言い切れるんでしょうか。
○浜野喜史君 それはねじ曲げた解釈だというふうに私は思います。  繰り返しますけれども、カーボンバジェット、訳すれば炭素予算、数値のない予算ということは私はあり得ないと思うんですね。したがって、数値も合意をしていないのにカーボンバジェットなるものは国際的に合意をしたんだというふ...全文を見る
○浜野喜史君 少し私はここにこだわりがありますので、パリ協定を始めとする国際的な合意文書の中にカーボンバジェットの考え方は反映されているんだというふうな御説明をされるのであれば、その根拠を資料として整理をしてこの委員会に提出をしていただくようにお願いをいたします。
○浜野喜史君 次に、長期的目標に向けてのイノベーションの関係についてお伺いをいたします。  先ほど、大臣も二〇三〇年の二六%削減目標も大変厳しいものだということをおっしゃいました。さらに、二〇五〇年に向けての八〇%削減目標ということ、これも大変、大幅削減ということでありますので...全文を見る
○浜野喜史君 御説明は私なりには、やはりイノベーションが大切なんだと、長期的目標に向けて戦略を立てていくためにはやはりイノベーションというものが鍵になるということを御説明をされたというふうに理解をいたしました。  その上で、イノベーションを起こしていくということに関して方程式、...全文を見る
○浜野喜史君 様々なことが必要だろうということは言えるということで、御説明あったことも私は否定をしません。ただ、何と何と何を組み合わせればイノベーションがなし得るんだという方程式はやはりないというふうに私は考えるべきではないかと思っております。  ただ、一つだけ言えるのは、やは...全文を見る
○浜野喜史君 やはり私は、イノベーションを起こすためには、繰り返しになりますけれども、経済の安定、そして成長、これに最大限配慮をするということが大切だと思っております。  これでもう最後にいたしますけれども、と考えれば、今後の対策として考え得る例えば地球温暖化対策税の強化である...全文を見る
○浜野喜史君 もうこれで終わりますけれども、私は、ここは非常に疑問があるのは、様々な大臣始め御発言を聞いておりますと、この地球温暖化対策を進めていくこと自体が経済成長に結び付くんだという説明をされているんです。そこは、これはまた今後質疑を交わさせていただきたいと思いますけれども、...全文を見る
03月22日第193回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  まず、防衛省の特別防衛監察についてお伺いをさせていただきます。  三月十七日、防衛省は、南スーダンPKO部隊が作成した日報を陸上自衛隊が破棄したと説明しながら保管をしていた問題で、特別防衛監察に着手をいたしました。  環境大臣...全文を見る
○浜野喜史君 この防衛省の特別防衛監察の結果いかんによりましては、防衛大臣は重大な責任を取っていただかざるを得ないのではないかと私は考えますけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 大臣からお答えをいただきましたけれども、私は、省庁を問わず、事実を隠すとか事実を曲げるといったようなことがあってはならず、事実に基づいて業務が遂行されていくべきだというふうに考えます。  環境省としては、それを自信を持ってやっているということを大臣はお考えでしょう...全文を見る
○浜野喜史君 私は、後ほど指摘をさせていただきますけれども、環境省におきましても、事実を隠すとまでは申し上げませんけれども、都合の良い事実だけを示して事を進めようとしているのではないかと疑念を持つ部分がございます。これは後ほど指摘をさせていただいて、大臣始め環境省の見解を伺いたい...全文を見る
○浜野喜史君 このカーボンプライシングでありますけれども、経済成長であるとか長期の目標に向けて最も大切とされておりますイノベーションに役立つものであるというふうにお考えかどうか、お願いいたします。
○浜野喜史君 大臣のお答えは、カーボンプライシングは経済成長に結び付く可能性ありというお話でした。可能性ありということは私も否定しませんけれども、そもそも基本的に、カーボンプライシング、いろんなことが考えられるかも分かりませんけれども、要は環境規制ということになるんだろうと私は理...全文を見る
○浜野喜史君 可能性は私も否定するところではありません。  少し別の角度からお伺いしますけれども、私は、地球温暖化をめぐる国際交渉は困難を極めてきたというふうに認識をしております。様々な合意がなされたとしても、関係国が離脱をしたり、そして先進国とそれから途上国との厳しい対立もあ...全文を見る
○浜野喜史君 パリ協定の成果は私も否定するものではありません。  ただ、この地球温暖化をめぐる国際交渉が大変厳しいものであったということを考えますと、どうしてもやはり対策については、自国の経済成長を抑制するという面があるということを各国が認識をしていたからこういう厳しい交渉が続...全文を見る
○浜野喜史君 そこは見解の分かれるところかも分かりませんけれども、私は楽観論には立つべきではないということを申し上げておきたいと思います。  その上で質問させていただきます。イノベーションと環境規制ということについて御質問をさせていただきます。  今日は資料も配らせていただき...全文を見る
○浜野喜史君 適切に引用してきたんだという御説明だったと思いますけれども、もう一枚めくっていただきまして、資料二を御覧いただきたいと思います。二十二年度の年次経済財政報告の中から引っ張り出してまいりました。  おっしゃるとおり、環境規制がマクロ的な生産性の上昇を大きく阻害した事...全文を見る
○浜野喜史君 失礼ながら、苦しい私は御答弁じゃないかなというふうに思いますけれども。  もう一つ、この資料の二の下の部分です。  同じこの報告書の中で、環境とイノベーションという項目のその記述のすぐ下に、環境規制は少なくとも短期的には生産性にマイナスという項目、これは別の場所...全文を見る
○浜野喜史君 しっかりと受け止めるべきというふうに認識されるのであれば、当然こういうことも記述をした上で国民に判断を求めていくということではないかというふうに思います。全く別の部分に記述されてあるのであれば見落としたということもあるのかも分かりませんけれども、すぐその下に記述され...全文を見る
○浜野喜史君 そういうふうにおっしゃいますけれども、ここに記述されているのは、環境規制と生産性との関係について楽観的に捉えるべきでないという記述がしっかりと入っているんですね。短期のことだけをどうこう言っている記述じゃありませんので、それは指摘をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○浜野喜史君 おっしゃったように、国内対策やカーボンプライシングを含め、排出削減にインセンティブを与えることの重要性を認識すると。重要だという認識はありますけれども、カーボンプライシングという手法をもって各国が取組を進めていこうじゃないかというような合意は私はなされていないという...全文を見る
○浜野喜史君 国際的な合意はないというふうに理解をいたしました。  その上で、そういう合意はないんですけれども、国際的に共通したといいますか、標準化されたカーボンプライシングというようなものは私は存在しないというふうに考えるんですけれども、見解を伺います。
○浜野喜史君 標準的なというか、共通するカーボンプライシング制度というものが存在するわけではないというふうに理解をいたしました。  次に、炭素リーケージと呼ばれるものにつきまして御質問をいたします。  環境規制の掛け方によりましては、規制の厳しい国から緩い国に産業、企業が出て...全文を見る
○浜野喜史君 炭素リーケージというものについてのリスクは認識しているということでよろしいんでしょうか。
○浜野喜史君 ということは、元々の話に戻りますけれども、この地球温暖化対策というものは産業、企業が自国から出ていってしまうようなおそれがあるんだということを認識されているということになるわけでして、ということは、冒頭の私の質問に戻りますけれども、基本的にはやはり地球温暖化対策、環...全文を見る
○浜野喜史君 リーケージが起こり得る、そういうふうに起こるようなことがあるのであれば何らかの対策が講じられるんだという御説明ですから、炭素リーケージがあるんだという前提でお考えになっておられるわけで、本音のところではやはり地球温暖化対策というのは経済成長を抑制するものだというふう...全文を見る
○浜野喜史君 要は、そのカーボンプライシングと言われるものの導入であるとか強化ということの結論を現時点において導き出しているわけではないというふうに理解をしてよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 結論が出ているわけではないというふうに理解させていただいてよろしいでしょうか。もう一度お願いします。
○浜野喜史君 予算の関係について質問いたします。  この二十九年度の予算におきましては、カーボンプライシングの導入可能性調査事業として二・五億円計上がなされております。この内容について御説明を願います。
○浜野喜史君 ということは、導入ということ自体が目的になっているわけではないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 導入することとなった場合にという、そのために検討しておられるということでございました。  とすると、導入されなければこの二・五億円というのは無駄になってしまうというふうに私は理解するんですけれども、いかがでしょうか。
○浜野喜史君 導入することとなった場合にどういう制度がいいのかということを検討するんだということは、まだ導入するということは決まっていないというわけですので、導入されなかった場合にはこれは全く無駄なお金になってしまうということではないかなということだと思います。  導入すること...全文を見る
○浜野喜史君 先ほど来指摘をさせていただいてまいりましたけれども、これまで指摘してきたものは議論に当たっての参考資料というふうに提示されているものでありました。先ほど指摘させていただきました部分はビジョンの本文、記述の部分で事実関係が記載されている部分でございます。繰り返しません...全文を見る
○浜野喜史君 私が申し上げたいのは、原理的にはということを記述したのをおかしいというふうに言っているわけじゃないんです。原理的には実現できるんだけれども、かくかくしかじかだという、なぜこの後段の部分をわざわざ削除をして本文の中に記述をするのかということを質問させていただいておりま...全文を見る
○浜野喜史君 これ、全く答えていただいていないんですね。私が御質問させていただいているのは、なぜこの後段の部分を載せなかったのかということなんです。もう一度お願いいたします。
○浜野喜史君 全く説明に私はなっていないというふうに思います。  大臣、ここの部分も大臣が掌握されている、把握されているところじゃないと思いますけれども、やはりこれ本文ですから、IPCCがどういうふうに評価をしているのかということはやはり正確に記述をして、その上で国民に判断をし...全文を見る
○浜野喜史君 失礼ながら、大臣も私の質問に対しては真正面からお答えいただけなかったということは申し上げたいと思います。  そして、大臣、言葉の端々に、日本は遅れているんだと、諸外国ではこういう施策が入っているんだけど日本は遅れているんだというお言葉をお話しされる中で端々にちりば...全文を見る
○浜野喜史君 中国のことをおっしゃったので、またこれは別の機会にお伺いしたいと思うんですけれども、おっしゃったように、中国が導入したということに衝撃を受けた、中国が導入してどういう効果が現実問題出ているのかということを分析した上に立って、それなら日本でもという話であれば私は分から...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっと一つだけ確認いたしますけれども、この約束された市場というようなこの記述、これはパリ協定等々の国際合意の中にはこういう表現がされたことがあるんでしょうか。
○浜野喜史君 この部分も私は非常に前のめりの表現ではないのかなというふうに思います。約束された市場というのがそもそもあるのかという、私、根本的な疑問もありますし、少し譲って表現するのであれば、今後現れ得る市場とか期待される市場というふうな程度の表現にとどめておくべきものであって、...全文を見る
04月04日第193回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。  まず冒頭、山本大臣にお伺いをいたします。大阪の森友学園に関わる国有地の売却問題についてでございます。  総理は、この問題の本質は国有地の売却が適切に行われたかということと言っておられます。この総理の認...全文を見る
○浜野喜史君 コメントを差し控えていただくべきような質問じゃないんですね、これ。総理がこの問題の本質は国有地の売却が適切に行われたかということと言っておられることについて大臣はどうお考えかと、言わば感想ですので、お答えをいただければと思います。
○浜野喜史君 大臣、これ答弁拒否だと私は認識をいたしますけれども、更に質問をさせていただきます。  一般論としてお伺いをしますけれども、官民を問わず財産を市中価格に比して大幅に安く売却するということになれば、その根拠を明確にして組織の意思決定をするということ、そして内外へしっか...全文を見る
○浜野喜史君 一般論としても常識的な私はことだというふうに思います。  その上で、今回の森友学園に関わる国有地の売却につきましても、役所内部で十分検討が加えられて意思決定されたということだと私は思っております。そして、しっかりとその記録も残っているんだというふうに私は認識するん...全文を見る
○浜野喜史君 私は、国民はこういうふうに考えているんだと思うんです。国有地の売却をする場合には、当然しっかりとした検討が加えられて、そしてそれぞれの権限に基づいて役所において意思決定がなされると、そしてしっかりと記録も残っているということであろうというふうに当然国民は認識をしてい...全文を見る
○浜野喜史君 この件はもう一問だけにさせていただきたいと思いますけれども、この国有地の今回の売却問題につきまして、政府において納得いく説明がなされたというふうに国民が認識しているというふうに大臣はお考えかどうか、お願いいたします。
○浜野喜史君 とするならば、大臣、大臣が総理に対して、納得いく説明を更にすべきだと、資料を更に提出すべきだということを進言されたらどうでしょうか。
○浜野喜史君 もうこれで本件終わりますけれども、大臣も、内心は十分説明し切れていないと、国民の理解が得られていないということはこれ当然だというふうに内心思っておられるんだというふうに、苦しい大臣のお気持ちをそんたくをしつつ、質問に移らせていただきたいと思います。  まず、今回の...全文を見る
○浜野喜史君 その上で御質問をさせていただきます。  資料一を御覧いただければと思います。  新たな規制基準のいわゆるバックフィットの運用に関する基本的考え方、平成二十七年十一月十三日、原子力規制委員会。  核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律による原子炉等の...全文を見る
○浜野喜史君 その上で御質問をさせていただきます。  先ほど、新たな条文が追加をされるということでございます。「原子力施設に係る基準の明確化」ということであります。こういう条文が加えられた上に立って考えてみますと、このバックフィットの運用に関する基本的な考え方、これを更に明確化...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっともう一回聞きますけれども、この基本的な考え方、私は真っ当な考え方だというふうには理解するんですけれども、この中で、必要な期間設定、これらの期間は、原子力規制委員会が、当該規制基準の新設・変更の安全上の重要性、被規制者が対応するために必要な期間等を総合的に判断...全文を見る
○浜野喜史君 御説明で規制基準を策定する際にはというふうにおっしゃいましたけれども、このバックフィット運用に関する基本的な考え方をどう適用していくのかということ、これも基準だというふうに思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。
○浜野喜史君 どう適用するかということにおいてもやはり私は基準があるんだというふうに思います。  その上でお伺いしますけれども、今回、原子力施設に係る基準の明確化に努力をするという条文を加えるということになるわけですけれども、その場合に、直ちにこのバックフィットの適用に関して基...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっとここはこだわらせていただきますけれども、もう一度申し上げます。  原子力規制委員会が、当該規制基準の新設・変更の安全上の重要性、被規制者が対応するために必要な期間等を総合的に判断して、個別に設定すると。これは、いつから適用するのかという期間設定についてはと...全文を見る
○浜野喜史君 もう一回質問しますけれども、私の理解では、こういう条文が追加されたと、基準の明確化に努めるんだという、これ努力義務ですね、努力義務の対象にこの先ほど申し上げたバックフィットルールも対象になるんじゃないでしょうかと。それを対象にならないということであるならば、その理由...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっとよく分からないんですけれども。  もう一回言いますね。原子力規制委員会が、当該規制基準の新設・変更の安全上の重要性、被規制者が対応するために必要な期間等を総合的に判断して、個別に設定すると。これ、総合的に判断して個別に設定すると。要は、規制委員会に言わば丸...全文を見る
○浜野喜史君 資料二を御覧いただきたいと思います。これ、米国のバックフィット規則の一部を抜き出してきたものでございます。  米国の場合、即時に適用する場合、そして、即時に適用しない場合には規制上の各代替案を摘出をいたします。そして予備評価を行う、安全目標スクリーニング基準なるも...全文を見る
○浜野喜史君 私は全く理解ができません。  今回、条文を追加されて、原子力施設に係る基準の明確化ということに努力するというふうにされているわけですので、基準を明確にしていくその検討の対象にこのバックフィットの考え方、ルールはなってしかるべきだということを強く主張申し上げて、今日...全文を見る
○浜野喜史君 その上で質問させていただきますけれども、IRRSの報告書には十三の提言、十三の勧告というものがなされております。  いろいろ見てまいりますと、特にマネジメントシステムに関する記述が多いように思われます。資料三を御覧いただきたいと思います。  所見の後段から読み上...全文を見る
○浜野喜史君 この勧告の中に、等級別扱いを一貫して適用すべきだということが強調されてあります。その部分について説明をいただきたいと思います。
○浜野喜史君 IRRSの勧告の中で、先ほど申し上げましたように、マネジメントシステムということに関する記述は極めて多いということだと思います。  この勧告六をしっかり踏まえて規制委員会として対応されているというふうに理解をいたしますけれども、状況を御説明願います。
○浜野喜史君 この関係でもう一つだけ質問させていただきますけれども、ここで勧告されていますのは、一言で言えば、等級別扱いが一貫して適用されたマネジメントシステムなるものを構築しなさいということ、これが勧告六だというふうに理解をいたします。  努力されているんだと思うんですけれど...全文を見る
○浜野喜史君 IRRSの勧告の関係、更に質問させていただきますが、この勧告、提言以外にも汲み取るべき事項というものがあるという指摘が炉安審、燃安審の両会長からなされております。  汲み取るべき事項があるというふうに明言されているので、それを明らかにしていただきたいということをお...全文を見る
○浜野喜史君 炉安審、燃安審に対しては、規制委員会が指示をできるということだと私は理解しておりますので、汲み取るべき事項というものがあると明言されているわけですから、それを明らかにしてほしいという指示を規制委員長の方から出していただくように、これはお願いを申し上げておきたいと思い...全文を見る
○浜野喜史君 今回の検査制度の見直しにつきましては、IRRS報告書の勧告九に基づくものであるというふうに理解をいたしております。  資料四を御覧いただければと思います。  勧告の九。政府は、効率的で、パフォーマンスベースの、より規範的でない、リスク情報を活用した原子力安全と放...全文を見る
○浜野喜史君 少し分かりやすく御説明いただければ有り難いんですけれども、これまでもリスク情報を活用した検査が全く行われていなかったかといえば、私はそうではないんではないかというふうに思うんですけれども、新旧比較で説明いただくならばどのようなことを求めていこうというふうにされている...全文を見る
○浜野喜史君 この勧告九には、余り聞き慣れない言葉として、パフォーマンスベースのというようなことも記載されております。これにつきましても御説明を願います。
○浜野喜史君 これも少し分かりやすく解説をいただければと思うんですけれども、我が国の検査制度に関してはパフォーマンスベースの考え方は一切取られていなかったということなんでしょうか。御説明願います。
○浜野喜史君 次に、具体的な制度づくりについてお伺いをいたします。  今回は制度の骨格がつくられただけであり、引き続き、基準の整備など詳細な制度設計が必要だというふうに考えております。これも膨大な内容になるのではないかというふうに推測をいたしますけれども、どのような内容をお考え...全文を見る
○浜野喜史君 御説明がありましたように、被規制者との間でも十分に議論を行っていただきながら具体的な制度設計を行っていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  衆議院での質疑を見ていますと、原子力規制検査の結果につきましては、セキュリティーに関することを除いて原則全て公...全文を見る
○浜野喜史君 次に、検査官の養成、力量の向上についてお伺いをいたします。  今回の見直しによりまして、検査官の法的権限が強くなるというふうに理解をいたします。そのような中で、一貫した基準で検査官が対応していくということが重要であり、恣意的な対応に流れることのないようにしなければ...全文を見る
○浜野喜史君 検査官の力量を向上していくための教育訓練の充実も重要だと考えますけれども、どのようなことを検討しておられるのか。また、優秀な人材を検査官として集めるためには、キャリアアップの見通しを明確に示す必要があるとも考えます。その手段の一つとして、資格付与といった能力管理の仕...全文を見る
○浜野喜史君 次に、スムースな制度移行についてお伺いをいたします。  今回の制度変更は、規制者、事業者双方にとって非常に大幅な変更であるというふうに認識をいたします。制度運用の実務を担う現場において過度な混乱や負担が生じないよう、試運用、そしてその上での評価、分析も含め、十分な...全文を見る
○浜野喜史君 その試運用について、今現時点で何か具体的なことをイメージされているのであれば御説明いただきたいと思います。  さらに、この新たな検査制度の考え方が実務を担う現場に浸透するよう説明会等を開催し、解説を行うといったような配慮も必要だというふうに考えますけれども、いかが...全文を見る
○浜野喜史君 そろそろ時間も迫ってまいりましたので、質問は以上にさせていただいて、最後に要望を申し上げておきたいと思います。  今回の制度変更につきまして、原子力規制委員会、規制庁におきましても、立地自治体や立地地域の皆さん、国民各層に対して十分かつ丁寧な説明を尽くしていただき...全文を見る
04月06日第193回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○浜野喜史君 私は、ただいま可決されました原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案...全文を見る
04月06日第193回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、主には化審法の改正についてお伺いをいたします。そして、後段には、今日は経産大臣、環境大臣、来ていただいておりますので、地球温暖化対策について見解をお伺いしたいと思います。  その前に、まずは世耕大臣にお伺いをいたします。...全文を見る
○浜野喜史君 そのとおりということ、私も同感でございます。  その上でお伺いいたしますけれども、今回の大阪の森友学園の対応についても、当然ながらそのような対応がなされたものというふうに私は推察をいたしております。関係されたと言われております近畿財務局そして大阪航空局においてもこ...全文を見る
○浜野喜史君 そのような御答弁にならざるを得ないのかも分かりませんけれども、この関係、最後にもう一問だけ質問させていただきます。  この関係について、適切に国有地の売却がされたということを政府が説明し切れているというふうに世耕大臣は考えておられるのかどうか、これをお伺いしたいと...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  大臣は、内心は説明し切れていないんじゃないかというふうに私は思っておられるというふうに拝察をいたします。そういう苦しい大臣のお気持ちを私はそんたくしつつ、本題の質問に移らさせていただきたいと思います。  化学物質審査特例制度の見直しに...全文を見る
○浜野喜史君 そもそもこの全国数量上限につきましては、先ほど御説明もありましたように、諸外国には見られない制度ということでございます。我が国におきましてこの全国数量上限を導入をした経緯と、今回の改正案でも制度の骨格自体は維持をするとしたこの理由につきまして、御説明を願いたいと思い...全文を見る
○浜野喜史君 全国のこの数量上限が維持される以上、数量調整は残るということになると理解をいたします。先ほどの質疑でも、平成二十七年度の少量新規の数量調整四千二百七十六件、同じく低生産量新規の二百四十八件が八割程度減少する見込みとの御説明でございましたが、それでもなお二割の数量調整...全文を見る
○浜野喜史君 今回の法改正では、全国数量上限が環境排出量換算に変更されるのに対しまして、個社数量上限は製造・輸入量上限のままとなっております。なぜこのような扱いの違いが残るのか、御説明を願います。
○浜野喜史君 そもそも、現在の制度におきまして国内総量上限を少量新規では一トン、低生産量新規では十トンと定めた理由は何なのでしょうか。数量の根拠を御説明願います。
○浜野喜史君 今回の改正によりまして環境排出量換算の全国数量上限へと制度が変わりますけれども、少量新規では一トン、低生産量新規では十トンという上限の数量の見直し自体の問題提起はなかったのかという疑問もございます。論議経過を御説明願います。
○浜野喜史君 今回の法改正で、関連する事業者の製造・輸入量は増加することが予想されます。であれば、現行の規制は過剰過ぎたものであったということになるのではないかとも考えます。  そうではなくして、化学物質を取り巻く情勢変化が何かあったということになるのか、見解をお伺いをいたしま...全文を見る
○浜野喜史君 現状では、数量調整の結果、事業者の予見可能性が低下し、生産拠点の海外移転を図る動きもあるとのことでありますけれども、具体的にはどのような影響が出ているのか、また、今回の改正によりましてそれがどの程度改善するというふうに見通しておられるのか、御説明を願います。
○浜野喜史君 今回の法改正では、施行が公布の三年以内とされております。現実に厳しい規制でビジネス機会を喪失する事業者が多いということであれば、施行をもっと早くすることが必要ではとも考えますけれども、見解を伺います。
○浜野喜史君 先ほどの質疑でも取り上げられましたけれども、環境排出量につきましては、製造・輸入数量に用途別の排出係数を乗じて算出することになるため、国が用途情報を厳密に把握することが重要になります。  川下の事業者が実際にどのような用途で化学物質を使用しているかといった用途情報...全文を見る
○浜野喜史君 先ほども御説明いただきましたけれども、用途情報を把握するために事業者に過度な負担が生じることのないよう取り組まれるということでありますけれども、効率的に把握できるような制度設計が必要と考えますけれども、具体的に何か現時点でお考えがありましたら御説明願います。
○浜野喜史君 先ほども質疑がございましたけれども、排出係数につきましては、環境への影響を過小評価することのないよう安全の観点に立った設定を行い、不断の見直しを行うべきであるというふうに考えますけれども、基本的な考え方をお伺いいたします。
○浜野喜史君 現行の審査特例制度では、毒性についての試験は不要とされております。主務大臣が、既に得られている知見等に基づいて、新規化学物質の構造からの類推等によって人の健康や動植物等への被害がないことを確認することとなっております。  なぜ毒性試験が不要なのでしょうか。毒性の情...全文を見る
○浜野喜史君 次に、毒性が特に強い新規化学物質規制の見直しについてお伺いをいたします。  まず、今回の改正の対象であります特定新規化学物質とはどのような物質なのか、御説明を願います。
○浜野喜史君 特定新規化学物質に相当するような化学物質は、既に一般化学物質として市場に流通しているということになると考えます。既に市場に出ているこれらの物質についても同様の規制を行う必要があるのではとも考えますけれども、見解をお伺いします。
○浜野喜史君 この法改正の内容は、既に行政指導で事実上行っていると聞いております。今回、法律に明記する必要性が何なのか、御説明を願います。
○浜野喜史君 今回の法改正によりまして、特定新規化学物質を取り扱う事業者につきまして、その情報を伝達することを義務ではなく努力義務とした理由は何なのでしょうか。最大限環境に配慮するということであれば、義務化ということも考えられたのではないかというふうに思いますけれども、見解を伺い...全文を見る
○浜野喜史君 特定新規化学物質につきまして、事業者間の情報伝達は努力義務化されますけれども、そのような物質が含まれる製品を使用する消費者への情報伝達については定められておりません。  前回の化審法改正の際には、「消費者への理解を促進するため、化学物質に関する安全性情報の製品表示...全文を見る
○浜野喜史君 特定新規化学物質につきまして、環境への影響を排除するため、国が事業者に対しまして積極的に指導や助言を行うなどの対応を取る必要があると考えますけれども、見解をお伺いいたします。
○浜野喜史君 もう一問だけ化審法改正の関係をお伺いいたします。  これまでの御説明の中で、今回の法改正によって事業者のビジネス機会が増え、競争力も上昇するのだという御説明をいただきました。そもそも、これまで我が国独自の規制で国際競争力をそがれてきた事業者に対して、国がどのような...全文を見る
○浜野喜史君 残りの時間、地球温暖化対策について質問をさせていただきます。  長期戦略、策定をしていく必要があるというふうに考えます。世耕大臣、山本大臣、お二人が非常に重要な役割を果たされるものというふうに理解をいたしますけれども、それぞれ策定に向けてどのようなスタンスで臨まれ...全文を見る
○浜野喜史君 引き続き、両大臣に二つのことをお伺いしたいと思います。  私は、長期の大幅削減を果たせるかどうかということにつきましては、鍵はイノベーション、革新的な技術開発だというふうに考えております。そのことについて両大臣はどのようにお考えか。加えて、そのイノベーションのため...全文を見る
○浜野喜史君 これを最後の質問とさせていただきたいと思いますけれども、手法の一つとしてカーボンプライシングと言われるものが検討されているというふうに思います。この有効性について、両大臣それぞれどのようにお考えか、お願いいたします。
○浜野喜史君 国内的にも世界的にも、実効ある施策を打ち出していただきますようにお願いをいたします。  終わります。ありがとうございました。
04月12日第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問をさせていただきます。  まず一つ目ですけれども、四月の七日に炉規法の改正が成立をいたしました。四月の六日の環境委員会におきまして、その法改正に関して十六項目から成る附帯決議がなされました。  今日は、資料を配らせていただいて...全文を見る
○浜野喜史君 是非、真摯に検討していただくようにお願いを申し上げます。  その上でお伺いをいたします。  資料の一でございます。バックフィットに関する基本的な考え方が、平成二十七年十一月十三日、原子力規制委員会において決定がなされております。  読み上げさせていただきます。...全文を見る
○浜野喜史君 私は、このバックフィットルールに関して御質問させていただいておりますので、新たな基準策定とは切り離して答弁をいただければと思います。  バックフィットに関して判断をしていく評価項目というものが正式に規制委員会において決定されて存在するのかどうか、お答えをいただけれ...全文を見る
○浜野喜史君 それは私も否定しておりません。その上で、バックフィットに関して、四月の四日、環境委員会でも、安全上の重要性であるとかコストであるとか、それから工事に要する期間などがあるんだということを荻野次長おっしゃったわけですので、そもそも、整理をされた、決定された評価項目という...全文を見る
○浜野喜史君 ちょっともう一回確認させていただきますけれども、私が申し上げている評価項目というものはないということかと私は理解をいたしましたが、そういうことでいいのかどうか。  その上に立って、そんなようなことも今後検討をしていく課題だというふうに認識をされているというふうに私...全文を見る
○浜野喜史君 冒頭、前向きに、前向きにという表現はなかったかも分かりませんけれども、附帯決議を踏まえて検討していただくということでありましたので、是非、被規制者からの率直な意見等も踏まえて議論をし、検討していただければというふうに思います。  この関係でもう一つお伺いしますけれ...全文を見る
○浜野喜史君 その資料、私の手元にもございます。昨年の十一月に決定された、最新知見を規制に反映するためのプロセスについてという確かに文書を決定されておりますけれども、これを私も見てみました。見てみたんですけれども、この中に私が申し上げておりますバックフィットをどのように行っていく...全文を見る
○浜野喜史君 そういうことなんですね。おっしゃったように、昨年の十一月には最新知見を規制に反映するためのプロセスということは決定しています。ただ、そのプロセスの中に記述されているバックフィットの考え方は、平成二十七年十一月十三日、資料一でお示ししたこの内容なんです。  というこ...全文を見る
○浜野喜史君 意図的かどうかあれですけれども、お答えになっていただけていないというふうに私は理解するんですね。  四月四日の環境委員会でも資料として示させていただきましたけれども、米国の制度のような基準までということを私、問題提起させていただいているつもりはありません。  例...全文を見る
○浜野喜史君 時間も迫ってまいりましたので質問を、これについてはある程度区切りをさせていただきたいと思いますけれども。  例えば、こういう附帯決議がなされたので、問題提起がなされたので、炉安審、燃安審としてその附帯決議に関して検討してくださいという指示をしていただくということは...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。是非前向きに御検討いただければと思います。  時間もそろそろ参りました、最後にさせていただきます。  資料の三を御覧いただければと思います。荻野次長が先ほど御説明された新たな調査審議事項ということが、今年の二月一日、原子力規制委員会において...全文を見る
○浜野喜史君 終わります。
04月13日第193回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。御質問を申し上げます。  本日は、カルタヘナ法を主に質問させていただき、後段は地球温暖化対策につきまして質問をさせていただきます。  まずその前に、山本大臣にお伺いをいたします。  私は、国会議員の質問権についてでありますけれども...全文を見る
○浜野喜史君 そのことを確認して、安心をして次の質問に移らせていただきたいと思います。  四月四日の環境委員会で、大臣はこういうことをおっしゃいました。森友学園の国有地の売却をめぐっての問題でございます。「各社の世論調査の結果も承知をいたしております。国民の皆様方がまだまだ納得...全文を見る
○浜野喜史君 予想以上に大臣踏み込んでお答えいただいたんではないかなと私は思うんですけれども、説明が不十分だということを大臣はおっしゃいました。であるならば、前回も申し上げましたけれども、近しい存在ではないということではありましたけれども、総理に、しっかりと説明すべきだ、出すべき...全文を見る
○浜野喜史君 そのような慎重な審査を行ってきていただいているというところでありますけれども、平成二十三年の報道では、未承認の遺伝子組換えパパイヤが沖縄で年間百トン生産されておりまして、カルタヘナ法に基づいて四ヘクタールの果樹園が伐採を余儀なくされたというふうに聞いております。この...全文を見る
○浜野喜史君 さらに、関連してその事案をお伺いいたしますけれども、パパイヤ農家の方が種苗会社から買った種の中にたまたま遺伝子組換えパパイヤが含まれてしまっていた、そして法律違反という指摘を受けたというところであります。  責任を負うべきは種苗会社ではないかなというふうに私は推察...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  この事案につきましては以上とさせていただきます。  先ほども中川委員との間で質疑が交わされました。今回の補足議定書が採択されてから六年以上の期間を要して、今回、国内法ということになっております。先ほども御説明がございましたけれども、慎...全文を見る
○浜野喜史君 引き続きまして、同じく先ほども中川委員との間で質疑が交わされましたけれども、遺伝子組換え生物による生物多様性への損害が生じた場合における事業者に対する回復措置命令などの新たな措置が追加されることとなるわけであります。一方で、我が国では、これまで承認した遺伝子組換え生...全文を見る
○浜野喜史君 今回新たに追加される措置の対象は環境省令で定めるものとされております。現行の生物多様性保全に係る法令で保護されている地域及び種を想定されているというふうに理解をいたしておりますけれども、想定される主な区域、そして合計の面積がどれぐらいになるのか、我が国の国土面積に占...全文を見る
○浜野喜史君 地方公共団体も独自に希少な生物の保護を行っております。例えば、希少な野生動物が生息する奄美大島では、奄美市が動植物保護のための条例を制定しております。  このような地方公共団体それぞれの状況を勘案して指定を行うということもあり得るのかなと考えますけれども、御見解を...全文を見る
○浜野喜史君 カルタヘナ法の関係につきまして、もう一問だけ質問をさせていただきます。  衆議院の質疑でも指摘されておりましたけれども、輸入された遺伝子組換え菜種が国内での輸送時にこぼれ落ち、それが何年も成長しているという事例があるというふうに聞いております。  現状がどうなっ...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  以降は、地球温暖化対策についてお伺いをいたします。  大幅削減の長期戦略の検討に向けまして、環境省におきましては三月十六日に長期低炭素ビジョン、経済産業省においては四月七日に長期地球温暖化対策プラットフォーム報告書がそれぞれ取りまとめ...全文を見る
○浜野喜史君 ここからは経済産業省にお伺いをいたします。  環境省の長期低炭素ビジョンでは、我が国の炭素税について、諸外国の水準と比べて極めて低く、排出削減の経済的インセンティブは極めて小さいと評価をされております。これについて、経済産業省としてはどのようにお考えか、お伺いをい...全文を見る
○浜野喜史君 更に御質問をいたします。  排出量取引制度も含めたカーボンプライシングにつきましては、排出削減に対して有効な施策と考えるかどうか、これも経済産業省の見解を伺います。
○浜野喜史君 経済産業省に対してこれで最後にしたいと思いますけれども、私自身は、カーボンプライシングが経済成長を促すというような主張は非常に疑わしいのではないかというふうに私自身は考えております。経済産業省としてはどのようにお考えか、見解を伺います。
○浜野喜史君 ありがとうございました。  これで終えると大変不公平なことになりますので、そういう指摘も踏まえながら、環境省としてはどのようにこれからの議論を進めていこうというふうにされるのか、環境省でも結構ですし、大臣でも結構でございます。お願いいたします。
○浜野喜史君 長期大幅削減に向けた長期戦略を作っていくということは公になって決定されていると思うんですけれども、これは私のちょっと理解不足かも分かりませんけれども、どういうプロセスでどういう時期までに作るんだということは必ずしも明らかになっていないんじゃないかなというふうに思うん...全文を見る
○浜野喜史君 いろいろ質疑をさせていただきまして、ありがとうございました。  御答弁もありましたように、大幅削減に関してはイノベーションが大切、技術革新が大切だということ、これはもう全く認識が両省とも一致しておられるということだと思います。その上に立って、イノベーションをどう実...全文を見る
○浜野喜史君 終わります。     ─────────────
05月10日第193回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  御質問をさせていただきます。  まずは、昨年、原子力規制委員会に対して行われました国際原子力機関、IAEAによる総合規制評価サービス、IRRSへの対応についてお伺いをいたします。このIRRSの勧告、提言には基本的には真摯に対応を...全文を見る
○浜野喜史君 その御答弁というかお話に対してちょっと確認させていただきたいんですけれども、今のお話は、グレーデッドアプローチというものは重要であるというふうにお考えになられた上での御発言だというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 次に、リスクコミュニケーションについてお伺いをいたします。  原子力規制行政につきましては、安全神話に立ってはならないということは当然のことだと思います。ただ、一方で、ゼロリスクの考え方からも脱却をすべきだということが言えようかと思います。  非常に難しい課題だ...全文を見る
○浜野喜史君 それに関連して更にちょっと質問させていただきますけれども、リスクコミュニケーションというその言葉、どう定義するかということにもよるんですけれども、いわゆるリスクコミュニケーションということについて規制委員会としては既に検討に着手しておられるというふうに理解していいの...全文を見る
○浜野喜史君 関連して、具体的な質問になろうかと思いますけれども、たしか炉安審、燃安審に安全目標というものを定めておられるわけですけれども、それを国民に対してどういうふうに分かりやすく説明したらよいのかということを検討してほしいということを炉安審、燃安審に提起されているように記憶...全文を見る
○浜野喜史君 最後の質問にさせていただきます。  参考人は、この秋までお務めになられれば五年間、さらに、承認されれば更に五年間お務めになられるということになります。率直に、過去の五年間近くを振り返っていただいて、反省されているところもあるんじゃないかなと私なりには推察をいたしま...全文を見る
○浜野喜史君 時間が参りました。  法にのっとって、恣意性というものを徹底的に排除をして、規制行政を就任された上に立って行っていただきますことを強く求めて、質問を終わります。ありがとうございました。
05月18日第193回国会 参議院 環境委員会 第14号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。今日はどうもありがとうございます。  まず、矢後参考人にお伺いをしたいと思います。標本譲渡の制限の関係についてお伺いをしたいと思います。  アマチュア研究者の研究教育活動の妨げになっている、過去の貴重な標本が市場を移るおそれがある、...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  次に、坂元参考人に、象牙取引の関係、お伺いをしたいと思います。  今回の法改正、全く不十分であるという御主張だったかというふうに理解をいたしました。御提案としては、第一に、規制対象を象牙全般に広げる、二つ目に、例外的に取引できる品目を...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  辻村参考人に次にお伺いをいたします。  今日配付されております意見書を見させていただき、さらに先ほどの御意見お伺いをいたしまして、この種の保全とか環境保全と財産権との関係がどうしても出てくる、それについて問題意識を持っておられるんでは...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  もう一問、辻村参考人にお伺いしたいんですけれども、海洋生物の保全といいますか、について問題提起を強くされておられるように理解をいたしました。  海洋生物のうち、内海の保護について御見解をお伺いしたいんですけれども、私、兵庫県出身でござ...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。  残り時間が迫ってまいりましたけれども、坂元参考人、矢後参考人、お二人にそれぞれお伺いいたします。  この種の保全ということに限らず、環境保全全般について政府が取っている施策全般で問題意識を持っておられる事柄があれば、それぞれお述べをいた...全文を見る
05月31日第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第7号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史です。  まず、安全目標についてお伺いをしたいと思います。  原子力規制委員会で決定をしている安全目標というものはどういうものであり、どういった目的で定められたものなのか、さらに、現在、この安全目標は原子力規制行政でどのように活用をされているのか...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。  この安全目標に関してでありますけれども、平成十五年、旧原子力安全委員会の安全目標専門部会におきまして中間取りまとめがなされております。その中で、規制活動に一層の透明性、予見性を与える、規制活動の内容をより効果的で効率的なものにするといった...全文を見る
○浜野喜史君 その上で、安全目標に関わるものとして、確率論的リスク評価というものがあると思います。この確率論的リスク評価とはどういったものか説明をいただきますとともに、効果的な規制行政を行うためにも確率論的リスク評価を有効に活用することが重要であるというような意見もあると承知をし...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  御説明がありましたように、安全目標という考え方、さらには確率論的リスク評価というこのツール、規制行政において非常に重要なものだというふうに私も認識をいたします。規制行政を遂行される中で更に深掘りの御検討をいただきますようにお願いを申し上...全文を見る
○浜野喜史君 これ、通告していますので、端的にお答えください。  先ほど申し上げたとおり、事務局が追加の提案ですね、「原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれか」という文言を追加された根拠がピアレビュー会合におけるコメントの中にはないという理解でいいのか、あるということなのか、端...全文を見る
○浜野喜史君 これも通告しております。  今回の破砕帯の評価の対象は敦賀発電所二号機という理解でよろしいかどうか、これも端的にお願いします。
○浜野喜史君 ちょっと確認しますけれども、この評価は、一号機の、一号炉の建屋の下も評価しているということですか。お答えください。
○浜野喜史君 最終的なこれ表現になっていますが、K断層の連続性については、「D—1破砕帯等、原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれか」という、この原子炉建屋直下というのは、二号機の原子炉建屋直下という理解でよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 その上で御質問します。  今日も資料を配っておりますけれども、二十六年の十二月十日、ピアレビュー会合で粟田産総研の主任研究員がこのように発言されています。  例えば、一号機の下に延びている、これ何というんですか、太い、浦底断層からちょっとS字状に屈曲したところか...全文を見る
○浜野喜史君 その説明であれば、「D—1破砕帯等、」というところまでは、私は、百歩譲って、修正提案は事務局がするということは成り立つんだと思うんですね。これ、百歩譲ってですよ。「等」などと付けること自体も私はおかしいと思いますけれども、百歩譲って、「等」まではぎりぎりあり得るのか...全文を見る
○浜野喜史君 失礼ながら、全く説明になっていないと思います。  資料を配っておりますように、二十六年の十一月十九日の第五回追加調査評価会合で有識者の方々が集まられて、K断層はD—1破砕帯と一連の構造である可能性が否定できないと考えている、こういう結論付けがされたんです。このとき...全文を見る
○浜野喜史君 全くおかしいんですね。  そういうことであるならば、その結論付けした後に、事務局がいろいろ問題があったことを思い出した、事務局の頭の中から恣意的に書換え提案をしたという説明になってしまうんじゃないですか。もう一度お願いします。
○浜野喜史君 全く、私は、これ説明になっていないんですね、失礼ながら。そういうことをするのであれば、二十六年の十一月十九日に最終的な内容をまとめるまでにやっておくべきであるわけで、全くもってこれはもう説明になっていないということを改めて申し上げておきたいと思います。  別の質問...全文を見る
○浜野喜史君 であるならば、有識者会合が最終的にいつまとめたのかということがはっきりしていなければならないと思いますけれども、以前お伺いしたときには不明だということでございました。現在、どのような状況でしょうか。
○浜野喜史君 規制部長、それは振り返ってみて適切なことだったというふうに思われますか。
○浜野喜史君 適切なわけないですよね、これ。規制部長、苦しい御説明だと思いますけれども。  有識者の責任でまとめたものであるというものについて、有識者がいつまとめ上げたのかということが残っていない、明らかでないと。もうとんでもないこれは評価書であるということを、このことからも私...全文を見る
○浜野喜史君 ここまで反対されたんだけれども合意されたという説明ですけれども、その記録は残っているんですか。
○浜野喜史君 これで終わりますけれども、冒頭申し上げましたように、この評価書は全くもってもう不適切極まりないプロセスの中でまとめ上げられたものだというふうなことを最後に強調もさせていただき、今後ともこのことは国会で取り上げ続けさせていただくということを申し上げて、質問を終わります...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 環境委員会 第17号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  本日は、参考人の皆様方、誠にありがとうございます。  まず、寺園参考人にお伺いをいたします。  御説明いただきました資料の三ページ目のところでありますけれども、雑品スクラップと言われるものの起源について御説明をいただきました。...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。  その御説明を踏まえて考えますと、私なりには、その対策をどう講じていくのかということを考えましたときに、やはりその排出者、これは家庭も含めてですけれども、家庭も含めた排出者にしっかりと、何といいますか、適正な業者に処理をお願いするということ...全文を見る
○浜野喜史君 引き続き寺園参考人にお伺いいたしますけれども、御説明をいただきました十一ページ、雑品スクラップ火災の発生件数、寺園参考人調べということについて御説明をいただきました。実際問題、このような実態の把握ということがどの程度しっかり行われているのかという状況、全国的にはほぼ...全文を見る
○浜野喜史君 寺園参考人に、最後の質問させていただきます。  説明をいただきました十七ページですね、今回の廃棄物処理法とバーゼル法改正で期待されるものという御説明でございます。  バーゼル法、先ほども御説明ありましたように、バーゼル法において規制対象範囲がどのように明確化され...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。  続きまして、菅沼参考人にお伺いをいたします。  まず一つ目は、端的にお伺いをいたしますけれども、今回予定されております法改正が行われればダイコーのような事件はなかったというふうにお考えかどうか、まず一つ目、お願いいたします。
○浜野喜史君 ありがとうございます。  引き続き菅沼参考人にお伺いをいたしますけれども、昨年の十一月の七日、中部圏の知事会議が国への緊急提言というものを行っておられます。参議院の環境委員会の調査室の資料で拝見をさせていただきました。  廃棄物と管理票との突き合わせにより排出事...全文を見る
○浜野喜史君 これで質問最後にさせていただきたいと思いますけれども、引き続き菅沼参考人にお伺いをいたします。  先ほど、最後に四つ、提言というか御意見がなされました。そのうちの一つに電子マニフェストの虚偽記載を自動検出する制度があればいいのではないかということをおっしゃいました...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございました。
06月08日第193回国会 参議院 環境委員会 第18号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  今日は、廃棄物処理法などにつきましてお伺いをし、後段は地球温暖化対策についてお伺いをいたします。  その前に、まず大臣にお伺いをいたします。森友学園の問題についてであります。  四月四日の環境委員会で大臣は、国民はまだまだ納得...全文を見る
○浜野喜史君 もう一度聞きますけれども、国民はまだまだ納得していないというふうに大臣は四月四日の環境委員会で答弁されているんですね。そのお考えは変わっていないかということについてお答えいただきたいと思います。
○浜野喜史君 ということは、説明が尽くされていないというふうに大臣は思っておられるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 国民はまだまだ納得していないというふうに大臣は御答弁されたというふうに理解をいたします。  一方、加計学園の問題についてお伺いをいたしますけれども、適切に手続を進めているというこの政府の説明を多くの国民は納得しているというふうに大臣はお考えかどうか、お答えをいただ...全文を見る
○浜野喜史君 森友学園の問題については大臣は説明がまだ尽くされていないというふうにお答えになられましたけれども、加計学園については説明は尽くされているというふうにお思いでしょうか。
○浜野喜史君 明確には大臣おっしゃいませんでしたけれども、内心は、国民は納得していないというふうに、森友学園と同様にお考えになられているというふうに私は拝察をいたします。  六月の三日、四日のJNNの調査におきましても、八割超の国民が納得していないというような調査の結果も出てお...全文を見る
○浜野喜史君 もう一度申し上げますけれども、森友につきましては、値引きの根拠資料を示せば済むんだというふうに思います。加計についても、関係者を国会に呼んでしっかりと説明を尽くされれば、それで疑念は晴れるんだろうと思います。そういうことを総理大臣にやったらどうかということを是非進言...全文を見る
○浜野喜史君 福島県の早期復興に向けましてこういった組織体制の強化は必要不可欠であるというふうに考えますけれども、あわせまして、除去土壌等の減容・再生利用技術の開発導入といった取組も重要であると考えます。  環境省としてどのように取り組んでいこうとされているのか、説明を願います...全文を見る
○浜野喜史君 地域の方々に安心をしていただくためには、除染作業のみならず、放射線に対する科学的なリスクコミュニケーションと言われるものも必要不可欠だと考えております。  格上げされる福島地方環境事務所におきましてはそういった取組も強化をして推進をしていくべきと考えておりますけれ...全文を見る
○浜野喜史君 次に、廃棄物処理法改正についてお伺いをいたします。  政府は、平成二十五年に閣議決定されました循環型推進基本計画におきまして、平成二十八年度中に電子マニフェストの普及率を五〇%にするという目標を掲げておられました。しかしながら、衆議院の質疑でも指摘がありましたよう...全文を見る
○浜野喜史君 今回の法改正で電子マニフェストが一部義務化をされるということになるわけであります。これは産業廃棄物の適正処理を進める上で必要な措置ではあるというふうに考えております。一方で、中小の排出事業者や廃棄物処理業者の負担が重くなり過ぎないように留意もする必要があると考えてお...全文を見る
○浜野喜史君 電子マニフェスト使用の一部義務化を円滑に施行するためには、排出事業者や廃棄物処理業者、都道府県等に対する周知、普及啓発を計画的に進めていくことが重要であると考えます。  今回の措置が施行されるのは法律の公布から三年以内とされておりますけれども、今後の周知、普及啓発...全文を見る
○浜野喜史君 本年五月十九日に、兵庫県尼崎におきましてスクラップ置場で火災が発生し、全国的に大きく報道をされました。先日の参考人からもそのような御説明をいただきました。  こうしたことを起こさないために、今回の法改正で雑品スクラップ等の適正な保管を義務付けることになったというふ...全文を見る
○浜野喜史君 御説明をいただきましたような状況を改善するために、環境省は、平成二十四年に、リユースに適さない又は粗雑な取扱いが行われている使用済家電等は廃棄物に該当すると積極的に判断して差し支えないというふうに通知をしております。  それから五年がたっているわけでありますけれど...全文を見る
○浜野喜史君 今回の法改正による規制強化を踏まえまして、火災を始めとした事故防止に向けた具体的な取組を今後どのように進めようとされているおつもりか、説明を願います。
○浜野喜史君 雑品スクラップ対策を進める上では、不適切な不用品回収業者に関する注意の呼びかけなど、消費者に対する啓発や周知が極めて重要だというふうに考えます。  環境省としてどのように今日まで取組をしてこられたのか、今後それをどのように強化していこうとされているのか、御説明をお...全文を見る
○浜野喜史君 次に、バーゼル法についてお伺いをいたします。  使用済家電等による発展途上国での環境汚染につきまして、具体的にどのような問題が生じているのかということを御説明いただきますとともに、それらを踏まえて国際的にどのような議論が行われているのか、概要を御説明願います。
○浜野喜史君 御説明いただきましたように、使用済家電等による発展途上国での環境汚染が問題視されている中、我が国といたしましても雑品スクラップの不適正輸出を防止する必要があるわけでありますけれども、今回の法改正を受けまして具体的にどのような対策を行っていこうとされるおつもりか、説明...全文を見る
○浜野喜史君 次に、衆議院の質疑でも指摘がなされたところでありますけれども、我が国から韓国への鉛蓄電池の輸出が大幅に増加しているというところであります。  昨年六月、これが不適正に処理された事案が発覚し、今回の法改正に先駆けて新たな措置を講じているというふうにお伺いしております...全文を見る
○浜野喜史君 不適正な輸入を防止し、また今回の法改正で創設される輸入・再生利用等事業者の認定制度の運用を進めていくためには、行政側の体制確保も重要と考えております。  例えば、各地の税関と密に連携できるよう、地方環境事務所の体制強化なども必要かというふうに考えておりますけれども...全文を見る
○浜野喜史君 ありがとうございます。  法改正に関する質疑はこれで区切らせていただきまして、これからは地球温暖化対策についてお伺いをしてまいりたいと思います。  まず、カーボンプライシングのあり方に関する検討会についてお伺いをいたします。  先日、六月二日ですか、会議も開催...全文を見る
○浜野喜史君 本検討会におきましては、カーボンプライシングの導入という結論ありきの議論ではなく、カーボンプライシングに関する懸念事項や課題も踏まえて多面的で公平な議論がなされるものというふうに理解をいたしますけれども、見解をお伺いいたします。
○浜野喜史君 結論ありきという議論ではないという趣旨のことを御説明いただいたと思いますけれども、その上で御質問しますけれども、当日配られた「「カーボンプライシングのあり方に関する検討会」の設置について」ということ、資料二というものがあります。この中には、各主体の行動を変え、イノベ...全文を見る
○浜野喜史君 くどいようですけれども、導入がこれ決まっているというわけではないというふうに理解をしておりますけれども、それでよろしいでしょうか。
○浜野喜史君 ありがとうございます。  検討会の委員名簿を見てみますと、経済界、産業界のメンバーが全くおられません。多面的で公平な議論をする必要があるにもかかわらず、様々な懸念の声を寄せております経済界、産業界のメンバーを検討会の委員から除外しているのは公平な運営とは言い難いの...全文を見る
○浜野喜史君 通告はしていないんですけれども、大臣に少しお伺いをいたします。  大幅削減には、大臣はかねてよりイノベーションそして革新的技術開発が必要だということをおっしゃっておられます。その革新的技術開発を生み出していく主役は、私は産業界、職場にあるというふうに理解をしている...全文を見る
○浜野喜史君 その大臣のお話からすれば、革新的技術開発をどのように生み出していこうかと、この地球温暖化対策に関して、それを検討していくのがこの検討会だというふうに私は理解するんですね。そういうふうに考えれば、主役である産業界、経済界のメンバーが入っていないと、革新的技術開発を生み...全文を見る
○浜野喜史君 本来であれば、やはり経済界、産業界、これ主役なんですから、検討会に当然入ってしかるべきだということはもう強く申し上げておきたいと思います。  その上で、ヒアリングもしっかりしていくということでありましたので、そのヒアリングにおいて出された意見については重く受け止め...全文を見る
○浜野喜史君 御説明がありましたように、主役の立場である産業界、職場の意見をしっかりと受け止めていただくように強く求めておきたいと思います。  次に、カーボンプライシングとイノベーションの関係についてお伺いをいたします。  環境省がまとめられました長期低炭素ビジョンにおきまし...全文を見る
○浜野喜史君 御説明いただきましたけれども、更にちょっと質問させていただきますが、確かに、規制強化をすれば、省エネルギー化であるとか低炭素化等に関する分野における投資は増加する可能性があるということだと私も思います。  しかしながら、その結果、その他の分野の投資をやはり抑制をす...全文を見る
○浜野喜史君 負の影響はないということですが、それじゃプラスがあるというふうに断定的な報告書になっているんでしょうか。
○浜野喜史君 これは今後とも更に質疑をさせていただきたいと思いますけれども、私は、ある分野に関して規制を入れて、その分野を刺激することによってその分野における投資が促されるということは事実だと思うんですけれども、それは単にそういう話であって、全体的な経済の活性化につながるというの...全文を見る
○浜野喜史君 局長、いろいろ御説明いただきましたので、また議事録を見させていただいて、また更に質疑を深めさせていただきたいと思います。  同様の質問をもう一問させていただきます。  環境省のビジョンでは、実効炭素価格が高い国は炭素生産性が高い傾向があるとする分析に基づきまして...全文を見る
○浜野喜史君 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、いずれにしましても、カーボンプライシングにつきましては意見の隔たりが環境省と経済産業省、もう極めて大きいということだと思います。しっかり冷静に議論をしていただいて、どのような考え方でまとめていくのかということをしっかり公...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○浜野喜史君 民進党の浜野喜史でございます。  まず冒頭に、商工中金の不正融資問題についてでありますけれども、我々は、当然のことといたしまして、本委員会での集中審議を求めているところでございます。それにつきまして与党は応じていただいていないというふうに承知をいたしております。 ...全文を見る
○浜野喜史君 それでは、質問に入らせていただきます。  まず、更田新委員長にお伺いをいたします。  滝波理事も触れられましたけれども、原子力発電所の敷地内破砕帯の再評価についてお伺いをいたします。  資料をお配りをいたしております。一枚目。今年の八月三十一日、田中委員長によ...全文を見る
○浜野喜史君 田中前委員長は、責任を持って結論を出してくれるわけではないんですよねと、こういうコメントをされています。その責任というのは、今、更田新委員長は、科学的な責任は有識者会合の委員の方々には持っていただくんだと、ただ、行政上の責任は当初から一貫して原子力規制委員会として負...全文を見る
○浜野喜史君 お答えいただいていないとは思いますけれども、また後ほど戻るといたしまして、もう一つ、そうすると最終的にはやっぱり責任を負わなきゃいけないのは原子力規制委員会だということで、有識者会合の知見は参考にしつつ、やはりきちっと原子力規制委員会が納得できる判断をしようというこ...全文を見る
○浜野喜史君 もう端的に私申し上げますけれども、田中委員長、九月の二十一日で退任されて、更田委員長が二十二日に就任されたと、こういうことです。  その三週間前、八月の末の記者会見でこういうコメントをされているんですけれども、今までの御説明を聞きますと、このコメントは原子力規制委...全文を見る
○浜野喜史君 最後に、これも更田委員長に御質問して、これで更田委員長、私もこれ以上質問しませんので、よろしければ退席いただいたら結構なんですけれども。  更田委員長は、この五年間、本当に御苦労されてきたということだと思います。この五年間を踏まえて新委員長というお立場になるわけで...全文を見る
○浜野喜史君 話題を変えまして、再生可能エネルギーの大量導入に伴う課題につきましてお伺いをいたします。  固定価格買取り制度による再生可能エネルギーの大量普及によりまして、各エリアにおきましては発電、送配電ネットワーク上の様々な問題が生じており、事業者は再生可能エネルギーの受入...全文を見る
○浜野喜史君 時間の関係もありますので、通告しております項目を少し割愛をさせていただく部分もありますけれども、よろしくお願い申し上げます。  御説明いただきましたように、再生可能エネルギーの大量普及に伴いまして、各エリアではその受入れと需給バランスの維持に最大限努力をしておりま...全文を見る
○浜野喜史君 太陽光といった自然によって変動する電源を導入するに際しましては、現状においては火力を始めとする調整電源が必要不可欠であります。しかしながら、太陽光等の増加に対しまして優先給電ルールに基づき需給調整を行う結果、火力発電所の稼働率が低下し、十分な投資回収ができない事態が...全文を見る
○浜野喜史君 再生可能エネルギー関係について、もう一問だけお願いを申し上げます。  現在、経済産業省では、電力システム改革の貫徹に向けまして、発送電分離の詳細設計を始め、非常に多岐にわたる検討が行われていると承知をしております。その目的は、競争を活性化し、電気料金を最大限に抑制...全文を見る
○浜野喜史君 いずれにいたしましても、再生可能エネルギーの大量導入、極めて難しい課題だというふうに思います。中長期的な安定供給確保との整合を始めとして、丁寧に今後とも検討をいただくようお願いを申し上げたいと思います。  次に、エネルギー基本計画についてお伺いをいたします。時間の...全文を見る
○浜野喜史君 同様に、エネルギー基本計画についてお伺いをいたします。  八月九日に開催されました分科会における議論では、多くの委員の方々から原子力の新増設、リプレースについても議論すべきであるという意見があったと承知をいたしております。  具体的には、橘川委員は、原発を何らか...全文を見る
○浜野喜史君 急ぎました結果、若干結果的に時間が余りましたので。  いずれにしましても、新増設、リプレースの議論ですね、これは、繰り返しますけど、私は結論をどうこうせよということを主張しているわけではありません。議論をしていただいて、それをしっかりと公開をして、国民がその公開さ...全文を見る