柳澤伯夫

やなぎさわはくお



当選回数回

柳澤伯夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月14日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第2号
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○柳澤議員 私、この問題について、今までそんなには専門的にかかわり合ってきたという立場のものではありません。ですけれども、私なりに一般の政治家の一人として意見がございますので、それをここで発言させていただきたい、こう思います。  まず、この合同会議がスタートするときに、我が党の...全文を見る
05月23日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第1号
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○柳澤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○柳澤委員 ただいまの松岡利勝君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柳澤委員 御異議なしと認めます。よって、二階俊博君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長二階俊博君に本席を譲ります。     〔二階委員長、委員長席に着く〕
05月26日第162回国会 衆議院 本会議 第27号
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○柳澤伯夫君 自由民主党の柳澤でございます。(拍手)  私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法案につきまして質問をするのでありますが、民主党・無所属クラブ及び社会民主党・市民連合の議員の出席が、田中眞紀子議員を除きありません。(拍手)極めて遺憾であります...全文を見る
06月30日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第21号
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○柳澤委員 郵政民営化につきましては、関連六法案の内容が、先ほど山崎筆頭の御質疑にもありましたように、去る四月二十七日の政府・与党合意に基づいてまとまり、法案が同日国会へ提出されました。その後、五月二十日に当特別委員会が設置され、五月二十六日から延べ九十一時間余りにわたり、多面的...全文を見る
○柳澤委員 第二は、郵政グループ内での郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式保有をめぐる問題であります。  政府・与党合意では、持ち株会社による二社の株式処分の最終段階において株主名簿ベースで株式の連続的保有が生じても差し支えないとされ、今回の修正案では、そのことを確実に可能にする...全文を見る
○柳澤委員 第三は、郵便貯金銀行の預入限度額及び保険会社の保険金額の問題であります。  郵貯銀行を例にとって申し上げます。郵便貯金の現行の限度額は、言うまでもなく、一千万円であります。他方、郵便貯金が完全民営化された後は限度額などというものは完全に撤廃され、預入金額は全く自由に...全文を見る
○柳澤委員 ただいままでが、私ども与党がまとめました法案の修正本体、それからまた、いわば修正並みの、国会答弁による法の運用の指針を明らかにしてもらうための質疑でございました。  これから先は、私が、長い審議、これは与野党の議員を通じて大変御熱心な、多角的な論点にわたっての審議が...全文を見る
○柳澤委員 貯金の種類別の内訳でも、定額貯金が三億五千万口座、それから通常貯金が切り上げまして一億二千万口座ということでございます。  そこで、定額貯金は三億五千万口座だということで、少し安心するというか、そういう感もなきにしもあらずですが、しかし、これにはいろいろな物語があり...全文を見る
○柳澤委員 二十四件ありますと、同じ通帳でも、これは勘定の仕方、今の三億五千万の勘定の仕方では、一口座ということではなくて二十四口座ということになる、こういうことですね。こういうことによって、これは私は、こういう発表の仕方、こういう世の中をミスリードするような発表の仕方がよかった...全文を見る
○柳澤委員 これは一億一千万、十年たつと睡眠口座ということになるけれども、やはりこれが今の、口座を尋ねられれば答える、その口座の中に含まれて、全然動かない貯金としてある一定のコストをかけて管理されている、こういうことでございます。これは永遠にこういうことが行われるわけでしょうか。
○柳澤委員 権利消滅という制度があるんだそうですね。そして、何のことはない、公社の場合には公社の収益になる、こういうことであるということでございます。  これは国民によく、特に民間会社などになるに当たっては周知をしておくことが大事だろうと思います。権利消滅ということが起こるんで...全文を見る
○柳澤委員 現在段階では、失礼ですが、今の竹中大臣の答弁程度の御答弁しかできないかと思うんですが、やはり私も金融再生委員会というものに、もっと深刻な問題を扱ったんですが、かかわりを持った者として、この事前のルールというものは非常に重要だというのが私の経験からも申し上げられることで...全文を見る
○柳澤委員 慎重な検討をいたしたということで、その結論は法文にもあらわれているということでございます。  ただ、柴山委員は、彼も法律家ですから厳密な検討をして、その結果、この二番目と三番目については、迅速性こそが命だという考え方をとっておるようです。したがって、引き受けをする人...全文を見る
○柳澤委員 ちょっと早口だったので、速記の方も大変だったと思うので、後で、ここのところは非常に重要ですから、速記録の整備には遺憾なきを期してもらいたい、こう思います。  最後にちょっと、大変恐縮なんですが、もう一問だけにいたしますのでお許しいただきたいと思うんですが、これまで保...全文を見る
○柳澤委員 終わります。
07月01日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第22号
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○柳澤委員 先生御指摘のように、今回の郵政の民営化におきましては、特に十年間の移行期間中に、民営化委員会は非常に大きな働きをいたします。諮問委員会ではありますが、意見の陳述を中立的な見地に立ってやる、こういうことになっておりまして、その中でも最も大事なのは、今の公社から民間各社に...全文を見る
○柳澤委員 法案の内容については事前に自民党の中の論議がありまして、公明党さんにもあったわけですが、それらが集約をされまして政府・与党合意というものができ上がったわけでございます。その政府・与党合意では、あるものは法律に当初案の段階から規定をされたわけですが、そうでないものもあっ...全文を見る
○柳澤委員 これは、私ども当初から大変苦労したところでございますけれども、要するに、郵貯銀行それから保険会社、こういうようなものは民間の純然たる金融業でございます。そういうものに義務づけをするということはできない、しからば、実際上の業務をしてもらうという実際上の担保をどうやってつ...全文を見る
○柳澤委員 まず、持ち株会社が貯金銀行、保険会社、例を貯金銀行に絞って論を進めさせていただきたいんですが、これの持ち株をすべて処分をする、完全処分をする、これは、完全に民営会社にするという、そういう法律上の枠組みとしてそういうことが要請されているわけであります。  一方、しかし...全文を見る
○柳澤委員 私どもはそのように考えているわけです。(発言する者あり)ですから、基準日は、基準日において株主名簿に登載されて、そうして一定の期間を置いて株主総会が招集される。恐らく、定款で何日前までにそれが到着しなきゃいけないというようなことが書いてあるだろうと思いますので、それの...全文を見る
○柳澤委員 それは、冒頭申したように、連続して一六年度も一七年度も議決権を持つ、しかし、その間に完全売却が行われているというケースがあり得るということで、それを想定して、原始定款にそういうことが可能になるような基準日を定めておかなければならないということを決めたということでござい...全文を見る
○柳澤委員 先ほど申したように、そのとおりであります。  これ、何回も申しておるような答弁を繰り返しているんですが、一六年度も一七年度も議決権を行使できる株主になっている、こういう事態を確保しよう、こういうことであります。
○柳澤委員 要するに、持ち株会社も、三分の一を国が持っている特殊会社とは言い条、株式会社なんですね。株式会社ですから、いろいろな考え方で企業の株を買うということは十分あり得るわけでございます。  そういうようなことで、株を買う、先ほど来、株を買い戻すとかというようなことで、あた...全文を見る
○柳澤委員 これは要するに、もう初めからこのスキームというのは政府・与党合意の中にあったわけです。もうずっと四月二十五日からやっているわけです。それを、先ほど言ったように法律化して、より担保の強化を図った、これが今回の法律修正の意味ですよということを申し上げたんです。  今、中...全文を見る
○柳澤委員 簡潔に答えます。  要するに、この支配、管理のための持ち株会社が持っているそういう株式の多寡と、一般の株式会社が投資対象として株を取得、保有しようということの多寡が、あたかも同じぐらいのというような考え方で支配、管理が続くかのような前提というか、そういう先入観に基づ...全文を見る
○柳澤委員 金融のユニバーサルサービスを、法律上どこかの機関に義務づけてそれを実現するということ、なかんずく、郵貯銀行に義務づけてそれを実現するということについては、我々は、これはできない、このように当初から考えておりました。  そういう前提の上で、しかし、事実上我々は金融のユ...全文を見る
○柳澤委員 これは、政府側と交渉したときのテーマに関係があるわけですけれども、要するに、党としては、省令で定めたことをそっくりそのまま法律化できないのかということで政府に迫ったわけであります。しかし、この点はやはり、逆に言うと、せっかく一般の会社になった、そういうことのよさも減殺...全文を見る
○柳澤委員 国会答弁がどのぐらいの重みを持つか。これはもう非常に重みを持ちます。しかし、私がそこで言ったことは、法律の修正に、本当は修正をしたいんだ、しかし一方、弾力性を確保しなきゃいけない、それでは、修正ではなくて、同じような重みを持つ改めての国会答弁をしてもらいたい、こういう...全文を見る
○柳澤委員 まあ、そういう揚げ足取りのような話は、塩川先生も十分御存じの上でなさっているんだろうと思いますけれども、我々は、いろいろなことを将来規範として考える場合に、どんな国会答弁があったんだろうかと検索もします、探索もします。そういうようなときに、私が政府側に与えたようなそう...全文を見る
○柳澤委員 文言どおりでございまして、積み立て方を問わないならば上限はないわけであります。
○柳澤委員 これは私が答弁すべき問いではないと思いますね。つまり、採算がとれない郵便局に基金が発動されて資金が供与されるというような仕組みには直ちになっていないということは、かねて竹中大臣がたびたび御答弁になっていたと私は記憶いたしております。
○柳澤委員 正直言って、一兆ということを、我々はそれで何とか処理できるのではないかということを基本に思っておりましたけれども、私どもの党内論議では、やはりそれでは足りないという声が非常に強かったわけです。  他方、まさに横光委員が指摘されたように、しかし、これは持ち株会社の利益...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○柳澤委員 私ども自民党の中で、与党として郵政民営化関連六法案を審議いたしました。そのときに、民営化の基本は総理が今力説されたとおりなんだけれども、その中で、貯金それから保険のサービスを何とかユニバーサルにやらせる道はないのか、これは国民の、利用者の立場に立った見地です。もう一つ...全文を見る
○柳澤委員 これは、先ほど言ったように、設置義務であるとかあるいは基金であるとか、そういうような四つの工夫をして、何とか義務づけないでできるだけ実現できるような方法はないのかということで、実は我々、そういう手だてを講じたわけです。  そうして、その手だてに基づいてこの金融の二つ...全文を見る
07月08日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第6号
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○柳澤議員 私、先ほど佐々木憲昭議員の方からメンションがありました私どもの研究会の論点整理、これについて若干説明しておきたい、こう思って、挙手というか挙札をさせていただきました。  私どもの考え方というのは、研究会の使命が財政改革ということでしたので、すぐれて財政の観点から問題...全文を見る
07月15日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) ユニバーサルサービスについては、これは一貫して我々、政府、与党との調整でも、どうやってこれを確保するんだということについて論議を積み重ねてまいりました。  結論は、金融二社、銀行、保険会社に直接義務付けるということは、これは純粋民間会社であるからでき...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) これ、ちょっといきさつがありまして、峰崎先生にもお話を申し上げます。  それはどういうことかといいますと、まず、我々政府と与党の間では法律原案を作るときからもうこれはもうさんざっぱら議論しました。原案でもある程度与党の要求を受け入れた原案になっており...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) これは、先ほど竹中大臣が御答弁になられたように、最初持ち株会社が持っている株というのは、まあ言わば国有時代の言わば名残。その実効の面でいえば、効果の面でいえば、管理支配のためとも思います。それをいったん解消した後、これはいろんな、会社、民間会社ですから...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) あればいいんだということではなくて、もちろんさっき言った郵貯銀行、それから保険会社、郵便保険会社、この仕事は今、桝屋委員が言ったようにほかのいろんな手だてでできるだけ事実上担保しよう、法律上は無理だけれどもと、こうなっています。しかし、じゃその他の民間...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) 先生、「総合的な検証」が「総合的な見直し」になったという修正過程、御存じのとおり、総合的なというのは国会修正ではなくて、国会に法案を提出するに当たって、政府・与党で調整した結果、総合的なという言葉を入れました。  それはなぜ入れたかといいますと、これ...全文を見る
07月22日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) 民営化委員会の人選について先生から御意見がございました。  それで、民営化委員会のお仕事については、先生御案内のように、個々の業務、新規業務への進出をチェックする、そういうものとしょっぱなの承継計画をチェックして、そして三年ごとにこうチェックを入れて...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) これは、百五条の実質民営化が達成されたという判断に基づく決定があった場合に、実はこの前の国会修正では、郵便局会社が金融二社、つまり銀行と保険会社の株を持つと、これは取引の安定のために通常一般の民間会社の間でも行われていることだから、それはいいんではない...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) それこそは先生方の審議されるべき、また御決定されるべきテーマであろうと、このように思っております。私がここにいるのは、衆議院段階での修正について御疑問があればそれに対してお答えするというのが私の使命だということでございます。
07月25日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) 実はこの点が一番最初、政府と与党とが論争をした点なんです。  基本方針では努力義務しか書いていないということを私どもはとてもこれは我慢できないということで、政府側と随分論争しました。そして、最初に落城したのがこの設置基準における義務規定、法律上義務付...全文を見る
○衆議院議員(柳澤伯夫君) 先ほど来、金融サービスが本当にあまねく提供されるかということについて大変御心配の立場からるる御質問があったわけでございます。  私ども、党内調整における議論も全く軌を一にしておりまして、そこで大変な激論がございました。経緯的に申しますと、しかし金融二...全文を見る
07月29日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第8号
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○柳澤議員 枝野議員の御発言、興味深く伺いました。  消費税のゼロ税率みたいな話もされたわけですが、手続面のことなんですが、これを申告でやって、それの正当性、妥当性というものを調査するのかしないのか。  私は、スウェーデンのみなし積立金の制度は、いわばそれを常に知らせることに...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) 消費税の問題でございますが、草川先生つとに御存じのように、消費税というのは極めてうまく仕組まれておりまして、経営形態がどんなになっても公平に税が負担されるということでございまして、だから分社化云々ということで消費税をまけろという話は、これは出てこないと...全文を見る
08月03日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号
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○衆議院議員(柳澤伯夫君) 今のところ、田中委員の御指摘の点は、要するに政府、与党合意で政府原案には盛り込まれました。したがって、私ども与党側も非常にここのところは慎重に議論をした点でございます。  なぜ国会承認人事ではなくて、人事は任せるけれども、その意見について報告を求める...全文を見る
09月22日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第1号
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○柳澤委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○柳澤委員 ただいまの石破茂君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柳澤委員 御異議なしと認めます。よって、二階俊博君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長二階俊博君に本席を譲ります。     〔二階委員長、委員長席に着く〕
10月31日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○柳澤委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、その指名により、私が委員長の職務を行います。  この際、御報告申し上げます。  本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、お手元に配付してありますとおり四件であります。...全文を見る
○柳澤委員長代理 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  郵政民営化に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柳澤委員長代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後四時一分散会