柳澤伯夫

やなぎさわはくお



当選回数回

柳澤伯夫の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月03日第165回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 太田代表からは、肝炎対策と障害者自立支援法の施行状況についてお尋ねがございました。  まず、ウイルス性肝炎につきましてですけれども、かつて予防注射が行われておりましたが、それの針が連続使用された、お互い経験のあるところですが、そういうことであるとか、あ...全文を見る
10月04日第165回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 公明党の代表代行でもあられる浜四津議員から、私にかなり多数の御質問をいただきました。福祉の党ということが背景にあろうかと、このように理解をいたしております。  しかし、大きく分けまして三つのグループでございまして、一つは医師の確保の問題、それからがん対...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 有村治子議員からマタニティマークの普及、定着の必要性につきまして熱のこもった御意見をお聞かせいただきました。  実は、政府・与党の合意であります「新しい少子化対策について」におきましても本マークの広報、普及を図ることといたしておりまして、厚労省といたし...全文を見る
10月05日第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○柳澤国務大臣 少子化対策そのものについては、安倍内閣におきましては専任担当の大臣が置かれておりますので、むしろその大臣から御答弁があった方がよろしいのではないか、このように思いますが、いかがでございましょうか。  私、税制調査会長をついこの前までやっておりまして、その間でもこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 午前中、森さんの質問に対して甘利通産大臣が、専門家に対して生徒が答えるような局面だということをおっしゃいましたが、ややそういう嫌いもあるんですが、私も一生懸命にお答えいたしたい、このように思います。  すべての年金を一元化してしまう、このことも正直言ってなかなか...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民の信頼あるいは年金の被保険者の信頼というものを、賦課方式の方が得られるのか、あるいは積立方式の方が得られるのかといいますと、これはごくごく素朴な感情からいうと、積立方式の方が得られやすい。ちょっと国の作用、機能というようなものに信頼を置いていただくならば、賦課...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう総理が御答弁になったとおりでございます。  ただ、私は、加えまして、税の方を少しばかりやった人間として考えますときに、例えば、最後に石原委員が触れられた免除の問題等々につきまして、賦課方式ですから賦課と言わせていただきますが、賦課をしますと、それがもう債権に...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般、今お触れになられたようにがん対策基本法ができまして、がんに対する取り組みというものがさらにまた一段と真剣味を帯びてきたというふうに受けとめております。  私は、先般本会議で申しましたように、昭和五十九年、最初に中曽根内閣でがん対策総合戦略というものが制定さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 骨髄移植、臍帯血移植をいつでも容易に受けることができるようにするために、移植医療を専門とする大規模移植センターを集約的に整備すべきではないかという御議論があることは承知をいたしております。  しかしまた他方、移植については長期間の入院を要することなどを考えれば、...全文を見る
○柳澤国務大臣 硫黄島におきます遺骨収集につきましては、昭和二十七年度以降、本年三月までに六十一回にわたって実施してきておりまして、硫黄島の戦没者約二万一千九百人のうち八千五百十一柱の遺骨を収集してきたところでございます。  硫黄島につきましては、玉砕の島であり、当時を知る戦友...全文を見る
10月06日第165回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柳澤国務大臣 菅議員にお答え申し上げます。  まず最初に、税の問題ですけれども、税の問題は、菅議員も御承知だと思いますけれども、我々は従来は、高齢者は即弱者である、低所得者であることが多い、あるいは所得に担税力がない方が多い、こういうような考え方で、高齢者なるがゆえの控除をい...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々は、あれは最初の閣議の日でございますが、継続案件にしていただきました社会保険庁の改革案、法案を、前国会の意思をそのまま踏まえて再提出して御審議をお願いするということにいたしました。  しかし他方、今、菅議員が指摘をされましたように、自民党の中にも、その後のい...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来岡田委員がおっしゃった捕捉の問題もそうなんですけれども、やはり現実を公平に処理するということで、例えば給与所得者に対しては給与所得控除、これは経費なんですけれども、本当に満額が経費かと言われればなかなか、どちらからどういう御議論を聞いてみても、やはりそうで...全文を見る
○柳澤国務大臣 子育て支援として、乳幼児の時期における児童手当の増額というようなものをイメージされての御質問だと思うんです。歳出の方面の措置としてはそういうことだろうと思うんです。  しかしまた他方、今御指摘のように、税でこれを考えていくというようなことの中で、今は扶養控除で基...全文を見る
○柳澤国務大臣 枝野先生は、応能でやってきたものを応益にしたというのがこの障害者自立支援法のあり方だ、こういうお話でありましたけれども、今までの障害者支援というものがそれでは本当に満足すべき状態だったと思っていらっしゃるんでしょうか。我々はそうは思っていない。  そこで私どもは...全文を見る
○柳澤国務大臣 それを我々は一歩一歩今改善しているわけでありまして、それを、措置費じゃなくて支援措置にする、それから、この支援措置を今度応益負担にして、むしろそういう施設の利用者がはっきり自分たちが利用者であるという意識を持って、契約の相手方に対していろいろ物を言う、こういうよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在、今枝野議員が御指摘になられたように、この法律は、四月に施行され十月に完全施行ということの中で推進をされているわけです。  そういう中で、各市町村等の、あるいは都道府県等の事務もかなり錯綜しているということが現実にありますので、そういうときに本省がいろいろ新...全文を見る
○柳澤国務大臣 したがいまして、現在、利用者負担を理由に利用を中止したものにつきましても、十三都道府県を情報収集しておりまして、もうちょっと細かい数字も実は持っていますけれども、私どもとしては、〇・五%を下回るという程度である、そういう情報を得ているということです。  今後の実...全文を見る
○柳澤国務大臣 別段あれなんですけれども、今までの枝野委員のおっしゃり方は、全部が全部否定されるわけではないということで、私も若干の救いの気持ちを覚えたんですけれども、この法律は、障害者のソサエティーというか、そういうものがやや閉じられた感じが今まであったというのは否めないんです...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのとおりでございます。
○柳澤国務大臣 枝野議員の、同じ年金をもらうのに倍ぐらいの保険料を納めなきゃならない、あるいは、同じ保険料を納めていたら半分の年金しか受けとめられない、こういう事実があるのではないかという御質問でございます。  計数の真偽について私が今ここで正否を申し述べるだけの材料を持ってい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもう私がちょうちょう言うまでもないことですけれども、要するに、事業主負担をなぜするかといったら、事業主の側にもいろいろな見方があって、その労働者が本当に自分らのチームの一員として同じチームワークを遂行してくれるかどうか、こういうこともあろうかと思います。他方...全文を見る
○柳澤国務大臣 枝野先生、もうすべてわかっておっしゃっていらっしゃるだろうと思いますけれども、労働者の労働の態度あるいは生産性等々が、単純に時間だけに規定されるというものではない。やはり、日本の労働者がよく言われましたように、マニュアルを与えられなくても、しっかり全体を見て、自分...全文を見る
○柳澤国務大臣 簡潔にお答えします。  まず、この「社会保障財源の項目別推移」におきましては、事業主負担の最近における低下というのは、これは先生お気づきのとおり、厚生年金基金の代行返上が反映しているんだろう、このように考えております。  それから、保険料につきましては、やはり...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○柳澤国務大臣 まず、児童養護施設に入所している子供たちが大学等へ進学する率は、平成十六年度で一九・一%。ちょっと古い数字で恐縮ですが、私ども利用可能な最新の数字でございます。そういうことになってございます。  それからもう一つお尋ねの、生活保護世帯からの大学進学率でございます...全文を見る
10月11日第165回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 児童の虐待の問題について、二〇〇四年度で三万三千件も発生しているというような御指摘をいただきましたが、日常の報道等に接する中でも、私自身も大変、またこんなことが起こるのかと。片っ方で少子化と言って、子供は大事だ、大勢育てたいと言いながら、せっかく生まれた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、総理からお述べになったとおりでございます。失業率は最高五・五%というようなレベルに達したこともありますけれども、それがかなり最近顕著に改善を見まして、現在は四・一%というところまで来ていると、こういうことでございます。  もう一つ、この場合に、この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは言わずもがなのことを申したかもしれませんが、経済政策の実体を扱う責任ある、まあ責任を取った行政をしていくためには、やはりかなり経済が順調に回っているときにもそこに一定程度の失業というものが摩擦的に生ずるということがあり得るわけでありまして、そういう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先生の御指摘のチューダーさんのことについても、私も大変、正にあれは、美しいガーデニングの中で、九十歳を超えてなおかくしゃくとして人生をエンジョイされているということで、でき得べくんばみんながそういうような生活を送られるということがやはり一つの夢ではないか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先生御指摘のように、正規労働と非正規労働の比率、先生が三二・六ぐらいをおっしゃっておられたでしょうか。現在は三三・二ぐらいになっていること、最近の数字で御案内のとおりかと思います。  こういうことについて今後どのように取り組んでいくかということでござい...全文を見る
10月12日第165回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員長の御指名でございますし、また質疑者も私を御指名いただきましたので、私の観点からのお答えで補足をさせていただきます。  まず第一に、障害者の自立支援の制度というもの、あるいはまたその運用ぶりというものがこの新しい制度の前にどのようなものであったかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員長。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘の二つの点、それからまたあと六つの緊急提言というものは確かにお受け取りいたしまして、私も目を通させていただきました。  最初の二点の問題で定率一割負担の凍結というようなお話があったわけですけれども、今総理も冒頭からお話をいただいておりますように...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この審議ということが何を意味しておられるかですけれども、委員会における審議は委員会に置かれている理事会の協議に従って行われるものと、このように理解をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これ、四月から始めて、本格実施は十月からなんですね。本日がいつかということを考えても、我々としてはこの実施の状況をよく見て、将来我々が改正ということが必要だというふうな認識に至れば、それはもうそのときの判断に従って当然適切な対応をするということに相なるわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者の自立ということを考える場合に、最も重要なのは就労ということになるわけです。この就労ということについては、私どもとしては工賃のレベルアップのいろんな施策を講じていきたいというようなことで今取り組んでいるところでございます。  この実態調査というの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今申しておりますように、災害のところに行って、災害の視察団だけが出掛けていって、その応接に困ってしまうというようなことがよくありまして、我々、災害の視察なんかに行くときには、よく現場の状況というものを分かった上でこれに取り組むというのは常識になっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、現場が非常に新しい制度あるいは新しく発生した事態に対して真剣に取り組んでいる、そこにエネルギーを一〇〇%投入することの方がベストであるというときに、さあ調査ですよというようなことを言って新しいロードを掛けていくということが適切かどうか、これは我々が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私がそのようなことを行うのにふさわしい事態が出現しているという認識に至れば、私はそのことをするにやぶさかではありません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) マクロ的に見ますと、日本でお医者さんが減っているというような事態がない。あるいは、例えば小児科などについても、あるいは産科などについても、それぞれの対象一人当たりの医師の数が減っているというような状況にはないということなのでございます。しかし、現実に私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重ねての答弁になるわけですけれども、一つは、やっぱり今までのように各地に産婦人科のお医者さんがいるということを維持しようということにはなかなか難しさがある。  そこで、拠点化する、あるいはオープンシステムにして、そこにいろんな方々が来て、必ずそこでは面...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当に片っ方で、少子化ということを我々の国はもう何とかこれを克服していきたいという大きな目標が与えられております。そのときに、正にそのときに、産婦人科の先生が不足で、女性が妊娠をするあるいは出産をするということを迷うような医療の状況というものをつくり出し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申し上げましたとおり、研修医制度の中で、若い将来にいろんな希望を持っているお医者さんの卵が自分の技量を磨こうと、そこを磨くには一番どこがいいだろうかということに今非常に傾斜していっているということが、昔に比べて必要なところに医者が必要な量配分され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 研修医制度に背景があるというふうに思われる点もあるんですが、またそれがすべてかというとそうでもないということだろうと思います。  したがって、全体として総合的にうまい配置にするように我々としてはいろんな手だて、先ほど来御説明をさせていただいたような手だ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々としてはいろいろな手だて、先ほど来申し上げているような拠点病院であるとか、あるいは一度医療界から引退されたような女性医師をカムバックしていただいて、そのしかも技量も今の時代にもふさわしいような技量に向上させた上で御診療をいただく等々の手だてを講じてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 総理御自身から大変行き届いた実例を挙げての御説明もありましたので私から別段補足をすることもございませんけれども、恐らく一人か二人でその問題を処理しろと、あるいは数人で処理しろというのは難しいかもしれませんけれども、先ほど来総理のお話にもありましたように、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険の保険料と税とは何が違うかということは、負担という側面から見れば確かに同じようなものではないか。我々はそういう意味から、国民負担論からいうと一緒にこれから考えていかなきゃいけないよというそういうものを与えるわけですけれども、トータルとして、じゃそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働分配率が最近低いんではないかと、こういうお話でございました。  労働分配率につきましては、例の失われた十年の日本経済の低迷の時期に、逆にあの当時は労働分配率は少し高止まりして、なかなか硬直的になっているんじゃないかと、こういうようなこともありました...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お答え申し上げます。  子供の成長、発達のある段階において愛着関係の形成というのは極めて重要でありまして、そのためにも温かい家庭環境の中で養育するということが重要であります。その関連で里親制度は大変有意義な制度であるというふうに厚生労働行政上位置付けて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今国家公安委員長の方からお話がありましたように、一般論で言うと外国人労働者が非正規労働に従事することが多くて、移動も激しい。そういうような環境の中で、いろいろ悪い環境もあるんだろうと思うんですけれども、何というか治安上の問題を起こしてしまうと、こういうよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今後の取組ということにつきましては、骨太の二〇〇六におきましても明記されていることでございますけれども、規制改革・民間開放推進三か年計画の中でも「実務研修中の法的保護の在り方」という命題の下でこの検討を進めることにいたしております。また、厚生労働省として...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山下先生から、いろんな制度の改革が行われるときについそこから目こぼしが起こってしまって非常に悲惨なことになってしまう方、そういう者がもう一人たりとも出ないような配慮をしてもらいたいと。山下先生もう日ごろのお人柄も私もよく承知しておりますけれども、先生から...全文を見る
10月13日第165回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) お母さんが子供を育てながら就職、職を持ちたい、こういうような方々に職をあっせんするためのマザーズハローワークのありようについては、先ほど総理から、御自身が見学にいらっしゃって、かつての職安の環境とは随分変わった状況になっているという御説明までございました...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今先生おっしゃるように、職住近接、それから、まだ特に幼児期の子供は発熱が非常にしやすいんですね。そういうことからすると、お母さんがすぐ戻れる距離に働いているというのがもうこれはいいに決まっているんですね。  そういう意味で、恐らく先生は職場内の、事業所...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 育児休業制度をしっかり取る、あるいは勤務時間についてフレックスな、子育てによく適合したような勤務時間を取るということの重要性は私は論をまたないことだと思っております。  これについて今厚労省がどういう取組をしているかということでございますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今先生御指摘のように、事実上保育所にあるわけですけれども、保育所に子供をまだ預けてもらってない、こういうような人たち、こういうような親御さんたちの育児の相談にあずかる拠点といたしまして地域子育て支援センターというものを設置をいたしております。  これに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御指摘の大阪労働局による処分の対象会社につきましては、労働者派遣法に違反する請負を継続していたこと、労働者派遣法第五十条に基づく報告徴求に対して正しくない報告を寄せていたこと、平成十七年六月に既に業務改善命令を発出していたにもかかわらず遵法体制が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 株式会社コラボレートが対象でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この会社は一つの企業グループのメンバー企業でございまして、そのグループ会社の名称はクリスタルコーポレートかと存じます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 請負契約というのは、委員も御承知のとおり、ある一つの仕事を完成するということを請け負う。そして、それが契約上の債務です。そういうものでございますが、他方、労働者派遣法というのは、一人一人の労働者を雇用している先から派遣先に派遣をさせると、こういうものでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、受け入れた企業においては、ある一つの仕事、例えばメーカーであったらこん包なぞの部門が請負で下請に出されることが多いわけですけれども、そういうようなことは専門のこん包会社がやるのが非常に効率的であると、こういうようなメリットがあると、こういうことで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、市田委員の質問を真っ正面から受け止めているんですよ。どういうことが受入先のメリットかといったら、私が今言ったようなことがメリットだという、まず第一にそれを答えるのは、私は当然だと思いますよ。  この調べたかという質問に対しては、調べて、先ほど私が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々が処分をしたのは株式会社コラボレートでございまして、その労働者派遣なり請負の事業の現場がどこであったか、どの企業の中にあったかということについては、私どもとしては、将来の行政の正しい運営というものを考える中から、細目にわたって御説明をするのは差し控え...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、法に基づいて私どもは行政を展開し、また必要に応じて司法的な手続の発端を作っているということでございますので、そのように御理解をお願いしたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本の国がバブル崩壊後の不況に突入したころから実はこの労働形態の多様化というものが進んでおります。したがいまして、今先生が御指摘するような労働法規の規制緩和、これが一〇〇%こういったことの原因であるというふうには私どもは認識しておりません。一定のトレンド...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、製造業について緩和をしたということから、製造業についてそうしたことが、労働者派遣が許されるようになったという限りではそういう影響もそこに加算されているだろうとは思っています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) その点については、福島委員ですね、先ほど総理も明確に御答弁をされておったとおり、私どもは法令に照らして非違なことがあったらこれは絶対許さない、何人に対しても許さない、こういう厳格な態度でこれからも臨んでまいりたいと、このように考えています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは本当に安倍内閣の中心的な課題だということで私ども労働市場の正常化ということをこれから取り組んでいかなきゃいけない、このように考えているわけです。  したがって、第一にハローワークにおいてできるだけ非正規の雇用を正規の雇用にきめ細かく誘導していく、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経済がグローバル化しました、ボーダーレスになりました。そういう中で、日本の企業も国際的な厳しい競争にさらされています。そういうことの中で、日本が、この日本の企業を中心としたそういう力でもって経済の成長を図っていかなければならない、こういうことがありまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、均衡処遇を実現するような法整備をこれから考えていきたいと、こういうことです。したがいまして、全くほとんど同じような労働をしているというようなことについては、これはまあ、もちろん経営者側からいたしますとその労働者の、私メンタリティーという言葉を使わ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 微力ですけれども、全力を挙げてやらしていただきます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、診療報酬改定で、リハビリについて、急性期及び回復期は医療保険でこれを手当てする、それから維持期は介護保険で手当てをすると、こういうような分担の制度を取ることにいたしました。医療保険では、発症後早期に集中的にリハビリが行えるようにその報酬を引き上げる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、私が尊敬する多田富雄先生が先頭になってこの問題についていろんな御意見を書かれているということをよく知っています。よく知っていますので、多田先生等の、御自身がああいう立派な免疫学者でありながら、それからまた、同時に余技として能の専門家であられると、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者自立支援法につきましても、我々の努力も不足だったかもしれませんけれども、やや誤解に基づく短絡的な理解がありまして、私どもがこの制度によって本当に障害者の状況の改善に役立とうとしていることも十分に理解されない、そういううらみを私も感じております。 ...全文を見る
10月20日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○柳澤国務大臣 このたび厚生労働大臣を拝命いたしました柳澤伯夫でございます。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国民一人一人が、こ...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました柳澤伯夫でございます。  厚生労働行政の当面する諸問題の解決に向け先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を始め国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国民一人一人...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○柳澤国務大臣 社保庁改革につきましては、もう一つの事業法、事業面の改革を行っております法案とともに、社保庁改革、二つの関連法案ということで、前国会に提出をさせて御審議をいただいたわけでございます。審議未了ということになりましたので、私ども、九月の二十六日の日に安倍内閣の組閣が行...全文を見る
○柳澤国務大臣 医療事故が起こって医療紛争につながることが多くなっているということでございます。  医療というのは、私ども素人にはなかなかわからない、そういう分野であるということもございます。それから、恐らく、これを立件するあるいはそこを司法手続にのせていく最初の端緒の警察とし...全文を見る
○柳澤国務大臣 今石崎先生御指摘になられたとおり、骨太で今回歳出歳入一体改革をやるに当たって、この社会保障の分野につきましては、これから五年で一兆一千の節減を求められたということでございます。しかしその前提は、もちろん自然増というか当然増を前提にして、そこの見通しのところから一兆...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働市場あるいは雇用というものに正規のものと非正規のものが生じております。これは、ある意味で従前からあった形でございましたけれども、それが今回の長い日本経済の低迷期の中で、非常に非正規のウエートが高まってきまして、雇用全体の三分の一だとか四分の一だとかというふうな...全文を見る
○柳澤国務大臣 代理懐胎につきまして、最近、今石崎委員が御指摘になられたとおり二件ほど具体の事案が持ち上がりまして、大変国民世論の注目を浴びたところだ、このように認識をいたしております。  いきさつ的に言いますと、今御指摘になられたとおり、平成十五年に厚生労働省の審議会、それか...全文を見る
○柳澤国務大臣 はい、承知しました。  奈良県大淀病院におきまして妊婦さんが死亡されるという大変痛ましい事件が起きまして、私ども、この場でも、亡くなられた妊婦の方に心から御冥福をお祈りしたい、このように思います。  問題は、そういったことが起こらないように、そういう配慮もあり...全文を見る
○柳澤国務大臣 医療機関に診療をお願いして、帰り際に当然自己負担の部分をお支払いして帰るわけですが、それをしない患者さんがあらわれて医療機関の側の未収金になってしまう、こういうことが相当の規模で行われるようになったという御指摘がございました。  この点は本当に、個々の患者さんの...全文を見る
○柳澤国務大臣 健康保険組合とは何ぞや、こういうことを申しますと、私もこの立場に立って勉強させていただいたわけですが、政府管掌の健康保険というのが原則の形である。そういう中で、政府管掌のものから自分たちは独自に健康保険組合をつくって業務をしっかりやりますよ、こういう建前でもって、...全文を見る
○柳澤国務大臣 本件、まことに遺憾でございます。今、本年七月六日以降四回にわたり実地監査を、これは立ち入りでございますが、継続して実施しているところでございます。  今後は、監査終了後速やかに監査結果の取りまとめを行い、その結果をよく検証してまいります。その上で、健康保険法第二...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本の財政が非常に逼迫をしておる、特に長期債務残高の規模なぞは先進国の中で最悪の状況である、こういうことはみんなよく承知をいたしているわけでございます。  そういう中で、毎年毎年の予算というものがどういうふうになっておるかといいますと、いろいろな費目が予算にはあ...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁の改革につきましては、私ども政府は、先国会にこれに関連する二つの法案を出させていただいております。あえて言いますと、その前に、政府管掌の健康保険については別の協会という公法人を立てるということを、これは別の法律で手当てをさせていただいておりますので、社会...全文を見る
○柳澤国務大臣 少子化対策として、ワークライフバランス、ワークとライフのバランスについて、もっと少子化、子供に対して重点を置いた、そういうバランスというものをこれからどう回復していくか、非常に大事な視点ではないか、こういうことでございます。  これは全く私も同じように考えており...全文を見る
○柳澤国務大臣 今先生御指摘をいただきましたように、e—Japan戦略第二フェーズでは、就業人口に占めるテレワーカー、八時間以上テレワークを実施する人の比率を、二〇〇二年の六・一%から二〇一〇年までに二〇%にするという目標を掲げております。現状どうかといいますと、これは国土交通省...全文を見る
○柳澤国務大臣 議員立法が非常に盛んになりまして、その意義はいろいろにあるわけでございますけれども、議員立法をすることによって、そこにそういう問題があるということを国会それから国民が非常に強く意識する。宣言的な法文が多いというようなことで批判的に言う向きもあるわけですけれども、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもの国は、地球上あまたの国が今存在しておりますけれども、その中で唯一核兵器によって攻撃を受け被災をした、そういう被爆国でございます。そういう立場で、私どもの国は非核三原則というものを国是として打ち出しまして、これはなかなか一朝一夕にはまいりませんけれども、全世...全文を見る
○柳澤国務大臣 三井委員から、個人の生い立ちといろいろな政治に対する考え方、これは非常に、何と申しますか、心の相当奥のところにさかのぼってお話を聞かれたということでして、私、政治家になって、今の委員から聞かれた初めての質問ということでございます。  私は若いころ、ちょうど就職し...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の景気回復、多分二〇〇二年一月がボトムで、そこから回復期に入っていると記憶しておりますけれども、実はそういうことを言われ始めて丸二年くらいは景気が回復の状況にあるなどというのは、私自身は地元が静岡県で、愛知県ほどじゃないんですが、その隣接地でかなりいいはずなん...全文を見る
○柳澤国務大臣 格差ということは、非常に先覚者はともかくとして、私どもは割と最近に至ってこの現象についての論議に触れるというようなことが実態であったと思います。私はかなりこういったような論議については割と関心を払うようだと言わせていただいていいと思うんですけれども、確かにジニ係数...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保障制度というのは、今たまたま話の続きで申させていただきますと、ジニ係数というのは三段階出るわけです。一つは出しっ放し。民間の所得なりなんなりが、民間会社から給料として払われたというようなものの出しっ放しの数字が、それでどのぐらい開きがあるか、これは所得の格差...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保障制度を、改革をしながらもかなりの国民の期待にこたえられる規模で維持するためには、いずれ税の投入ということは避けられない。そして、その税の中で、社会保障という非常に安定的に伸びていく、景気の変動なんかには余りかかわらず伸びていく、そういう経費に安定的な財源と...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、先国会で審議未了になりまして継続審議にしていただいております社会保険庁改革関連の二法案を、新たな閣議決定という意思決定をして国会に提出させていただいております。したがいまして、これの審議をぜひお願い申し上げたいということでございます。
○柳澤国務大臣 この被用者年金としての厚生年金と三つの共済年金の統合の問題、一元化の問題につきましては、四月の段階であらあらの基本的な方針というものを閣議で決定いたしております。しかし、なおそこには残された問題もあるわけでございまして、これらについて現在鋭意検討を進めているところ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今例に挙げられた、聴覚障害のある方が薬剤師資格をお取りになったというようなこと、これは自立であることは申すまでもないわけでございます。  しかし、そのような、職業をしっかり持つ、所得の稼得の機会ともなる職業のある生活に入るということだけが自立かというと、厚労省の...全文を見る
○柳澤国務大臣 失礼します。  今、見合いとして出された高速道路と、今度の障害者自立支援法でお願いする金額とを比較するということは、ちょっと私の貧弱な頭の中ではどうもなかなかつながりませんので、またおいおい考えていくことにいたします。  私は、今度の障害者自立支援法というのは...全文を見る
○柳澤国務大臣 最近の非正規雇用の増加傾向につきましては、今先生もお触れになりましたように、二つの面がございます。  一つは、経営者側の経済産業構造の変化に対応しようという、そういう対応の一つとして出てきたという側面。それからもう一つは、若者の側に今価値観の多様化と申しましょう...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の地元でも、実は大変たくさんのメーカーが、製造業がございます。そういうところへ行きまして、特に選挙のときにお願いに行くわけですけれども、大きな会社の従業員は労働組合に入っておりまして、民主党を御支持なさっているものですから、私の演説会を聞いてくれるという気遣いは...全文を見る
○柳澤国務大臣 記憶しておりません。
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、私どもとしては、法令の違反がないように厳格に対処していくということを旨としておるわけでございます。その場合に、発注者というかそういうものに対しては、是正のための指導や助言は当然しているわけでございます。そういうことを通じて改善を促して...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、法令に違背している企業に対しては厳格に対処していこうということは、たびたび今申してきたとおりでございます。したがいまして、先生が例として挙げられた事案に対しても、先ほど来御説明申し上げておりますとおり、発注者に対しても是正の指導をしているというところでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 今細川先生御指摘のように、同じ構内で元請と下請の労働者が混在して作業する、そういう元請の作業の仕方の場合に、相互の作業間の連絡調整が不十分であったことによって災害が発生するということが懸念をされるわけでございます。  そのため、御指摘のように、昨年、労働安全衛生...全文を見る
○柳澤国務大臣 本当に、今のお話を一つ一つお聞きしますと、個人的な気持ちとしては非常にかわいそうなケースということ、これは労働賃金もそうだし、また、供託して自分の預金というか退職金みたいなものを預け入れてそのままになった等々、一々お気の毒なケースという気はいたします。  ただ、...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護の需要が介護保険の導入後、急増していまして、そのペースというのがやはり我々の予想を上回るものであったという事実が一つあろうかと思います。  現在盛んに、介護従事者というものについていろいろな研修が民間でも行われていますし、あるいは、場合によっては公的なところ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、現在の介護報酬ということで、それなりの手当てをしているという認識が基本にあります。これが現実にヘルパーの派遣会社や何かの雇用という形をとるときに、どういったことになっているのかというようなことについても、これは総合的にやはり検討しないといけないとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 米国産牛肉の輸入再開に当たりましては、日本でも食品安全委員会の先生方でけんけんがくがく科学的な所見の応酬がありまして、二十カ月齢以下の牛で危険部位を除いたものであれば十分安全だということを結論づけまして、それをもって輸入再開の基準にしているということでして、我々と...全文を見る
○柳澤国務大臣 今の法律案というお言葉で、現在この国会に提出させていただいている法案ということであれば、これについて御審議をお願いしたいということが私どもの立場でございます。
○柳澤国務大臣 これは、政府としては基本的にこれを御審議いただきたいということに尽きます。御修正しない、これはまさに国会審議の結果でございますので、私どもとしては、これをぜひ御審議いただきたいとして御提出申し上げているものであります。
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法が制定されました。この目的とするところは、これまで非常に、特に在宅のケアを中心として地域的に格差のあった、そういうサービスを全国一律のものに近づけて、どこに住んでいる障害者もそのケアに均てんをできる、こういうようにしようということでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 制度をつくった場合に、万人にそれが適用されるわけですけれども、そういうことの中では、いろいろ問題が起こるということもあり得るというふうに思います。今、我々としては、大局をつかんで、まあまあいけるかなということで進んでいるわけですけれども、なおこれから先、いろいろな...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員には、今冒頭、先生御自身からお話しになられたように、ほかの委員会で随分厳しい、鋭い質問を浴びまして、私もたびたび答弁に窮するようなことがありましたけれども、にもかかわらず、大変お優しいお言葉をいただきましたことを心から感謝申し上げる次第です。  さて、御...全文を見る
○柳澤国務大臣 また後で事務方から補足の説明をしてもらいたい、このように思いますけれども、こういう制度の運営の場合は、法律の枠組みをつくるときから、ある程度事態の展開というものをパターン化して予測をしまして、そして、こういうときにはこういう措置に出るのが一番ベストである、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 今阿部委員がおっしゃったように、我々の社会に生きていく会社、あるいはいろいろな形態での法人、これらはすべてコンプライアンス、ガバナンスが目下一番大事だということで、いろいろな立法も行われておりますし、また事実、そうしたことに企業、法人等も心がけているというふうに考...全文を見る
○柳澤国務大臣 今御指摘になられた企業、日本の代表的な企業でございますが、これが海外に出ていった現地法人の次元で労働争議が起こっているということで、それがいろいろな道筋をたどって我が国の労働争議の一つの形として今手続が進行中ということは、今御指摘いただきまして、私も承知をいたした...全文を見る
○柳澤国務大臣 もとより、その出産を控えた妊婦の方が入院されていた病院が、非常に緊急の事態が発生したということで他の適切と思われる病院に連絡をとって、そこに搬送したいということが起こったわけですから、一番いいのは、そのベストとして選択された搬送先が、何が何でもとりあえずこれを受け...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、ここで一々言うわけにはいきませんけれども、正直言って、部内での検討では、今阿部先生がおっしゃられたこととほぼ同様のことをあるべきではないかということを問題提起などさせていただいているんです。  今私が回答としてもらっているのは、確かにセンター的なところ、拠...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保障制度が、総理の言葉を使って言わせていただきますと、人生におけるリスクに対するセーフティーネット、こういうことで国民の大きな期待を差し向けられているということは、お互いよく承知をしているところでございます。  ところが、その社会保障制度が今何が不安かといえ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今糸川先生から生活保障費と国民年金の金額の比較のお話をいただいたわけでございますが、生活保障費というのは、本当に生活保護の対象者に一律に渡されるものではありません。これはもう先生つとに御承知のとおりでございます。したがって、そちらの方は、生活保護世帯というのは一律...全文を見る
○柳澤国務大臣 昔は、所得税の課税最低限あるいは基礎控除というものの金額を決めるときに、マーケットに行きまして、かごを持ちまして、これはかなりフィクションですけれども、一カ月あるいは一年に必要な品物を買った。そして、それを積算して幾々ら最低生活費がかかるから、したがってここには税...全文を見る
○柳澤国務大臣 出生率について、御承知のとおり、今の年金を維持できるのは二〇五〇年の出生率が一・三九、こういうかなり遠い将来のことですけれども、一応そういうものを掲げた計算が行われているということです。前の川崎二郎厚生大臣はそのあたりをめどにして、目標という言葉を使われたかどうか...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 笠議員から、私に対しては六点にわたって御質問がありました。  まず、フィリピン人看護師及び介護福祉士の受け入れの背景についてでございます。  国内におきましては、御指摘のように、看護、介護いずれの分野におきましても、全体としては人手不足の状況ではない...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保障の役割というのは、最近安倍総理御自身がお述べになっておられますが、人生のいろいろなリスクに対するセーフティーネット、こういう新しい言葉で定義がなされておりますが、私もそのようなものであると、このように考えております。簡潔な答弁を心掛けさせていただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変広範な問題を提起をされましたので、そのすべてにわたってお答えするということはできかねるのではないかと恐れるわけですけれども、できる限り短く私の考え方を申し述べさせていただきたいと、このように思います。  社会保障制度につきましては、ただいま私申し上...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 前回の年金改正法におきまして、その問題は言わば、法律的に言わば我々の課題として提示をいただいたわけでございます。  実態的にも、私は、パートの労働者への厚生年金の適用拡大という問題はこれは真剣に取り組まなければならない課題であると、このように考えますが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々の国の経済の運営あるいは社会の形づくり方というのは、個々人の自由意思に基づいて自由の中でこれを構築をしていこうということでございます。そういう中で、別の言葉で言えば、競争ということが行われる中で社会経済を構築していこうということでございますから、結果...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パートタイム労働者というものが非常に多くなりまして、言わば、特に女性が中心でしょうけれども、できるだけ労働力化を図っていくという経済運営あるいは社会の成り立ちの点からもこれは非常に望ましい方向ということでこれまでそれが拡大してきたわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 地域におきまして安心、安全なお産ができる体制を確保する上で、産科のお医者さんと適切な役割分担、あるいは連携の下で助産師さんが活躍していただくそういう体制を整備することは、極めて重要なことだと私は思うわけでございます。  そういう考え方の下で、今厚生労働...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 母体が危険な妊産婦なぞによる、いろんな段階の医療を適切に提供するために、今先生御指摘のように、一般の産科病院と高次の医療機関を連携させる体制を我々は周産期医療ネットワークという形で全都道府県に整備をさせたいということで進めているわけでございますが、御指摘...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、就任もう本当に直後に看護師さんの御陳情をいただきました。今、南野先生の御指摘のような状況というものを御陳情いただいたわけでございます。  他方、いろいろながん対策なぞでチーム医療というものが非常に大事だということが最近クローズアップされておるわけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、坂本先生から現在我々が直面している医師不足という実感ですね、そういうものと、それが、もしその実感が客観的にも存在しているならばそれは日本の医療そのものに大きな影響を、悪い影響を与えるんではないかと、こういう御指摘をいただきました。私も、地元の病院がい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、坂本委員から技能に対する世間の評価というものが高くないんじゃないかというようなお話がありましたが、私はちょっと違う受け止め方を率直に言ってしております。  私は、中小企業、これ坂本委員も同じ地域を地元にお持ちなんでよく御存じなんですけれども、浜松地...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、櫻井委員が御指摘になられた最近の我が国政治の運営上活用されているこの審議会あるいは会議というものの在り方についてお話をされ、また一つの角度からの問題提起をされたということと受け止めております。  これはどういうことでこういうふうになったかといいます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 民間委員を登用するということでございますと、それはもちろん人選によるとも言える面もありますが、特に現役あるいは現役を退いて近い元気のある経済界の人なぞを登用するときには、どうしても全くどの分野にも利害が、全く持たないあるいは持たないと推定されるという人を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) アメリカの民間会社による保険は公的保険では当然ないと、そのように認識しています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 民間、アメリカ系の民間保険会社が自分の商品を医療保険というふうに名のっているということでございますけれども、保険事故をどういうふうにとらえるかということですけれども、病気になったとき、病気になったことを広く保険事故ととらえているという商品を売っているとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々の国は自由企業体制でやっておりますので、民間の企業の活動というのは、公序良俗とかその他の規制に反しない限り自由だということでございます。そういう中で、彼らは彼らなりの広告宣伝、PR等をしているということだというふうに私は認識しております。  他方、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療の現場については櫻井委員の方がはるかに私なぞよりもよく御存じだということで申し上げますが、確かに医療事故も起こってはいますけれども、この比率がどういうものなんでしょうか。私は、やはりみんな日本の国民は患者としてお医者様のお世話になって、そして病気を治...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この書面の作成というのは、必要なときに患者さんとの同意の下で発給しているということでございまして、先生が……
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、先生が必要でないというふうになれば、患者さんの方が要求しない限りそれは必要ないということで治療に御専念いただくことも可能だと、こういう制度であるというふうに承知をしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、いろんな御審議、診療報酬等の審議の中からこういう結論を出したと、こういうふうに私は承知をいたしております。  私、就任するなり同僚の議員から、神奈川県の例ですけれども、こんなにすごい書式でもって出さされるんだよという話を聞きまして、それを直ちに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非常に難しい複雑な要因が絡んでいる問題だと思います。  私は、基本的に医療費について上限を画する、あるいは伸び率について頭から何か何パーセントというようにするということはやっぱりふさわしくないと、こういうように思っております。  ただ、また他面、身の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) といったことは不適切であるということは、私もそのとおりだということを前の答弁で申し上げたところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これ、先ほども申したように、GDPといったそうした頭から決め込んだメルクマールで律していくということは不適当であるということはそのとおりだということを申し上げているわけです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは、私が言ったように、この医療費についてはやっぱりそれぞれの制度について改革をし、その改革の一つ一つについて国民が理解と納得をしてくれるというものの積み上げの結果出てくるものであろうというふうに申し上げているわけです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は私の考えの道筋に従ってこれからの厚生労働行政をやらせていただこうと、このように思っておりまして、だれかが決められた枠の中でいろいろ考えて、必ずしもそのとおりにはならないというのは人間である限りこれはやむを得ないことではないかと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 機械的な伸び率管理を行うことは不適切というのは、私も先ほど来申し上げているように、そのとおりだと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 川崎大臣のお立場というもの、あるいはおっしゃられたことということに私は限りなく共感を覚えますけれども、今ここで、まだ就任してほぼ一か月でございましょうか、ほとんど連日国会ありまして、私の頭も十分、正直言って整理されていないということもありますので、ここは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、川崎前大臣の表明されたこのお話ということに限りなく共感をいたしておりますけれども、今ここで明確に申し上げるだけの自分に準備がないということを是非御理解お願いしたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 共感の下でいろいろ考えていきたいということです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 共感はしているんです。共感をしていますということですけれども、なお今ここで私のこれだけの蓄積でもって明確に申し上げることは私としてちゅうちょを感じているだけだと、こういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、川崎大臣は医療法の改正の中で申されているわけです。医療法の改正の中身についていろんな議論をした上で、大臣としてこれぞということで決定した案を国会に提出してその御審議をいただいた。そのときに排除したその点について大臣は答えられているというのが私のと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう全く白紙とは言っていないんですね。要するに、そういうことに共感を覚えていますけれども、これからまた更にいろんなことを検討していかなければならないというのが私の立場ではないかということを申し上げているわけです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要は、検討するということです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、共感をしているという立場はもう皆さんに申し上げたとおりであります。そういう立場で私としてまたその検討に参画すると、こういうことです。我が省の検討に参画すると、こういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 同じですよ。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 具体の問題として俎上に上がらない限りは……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 具体の問題として俎上に上がらない限り、私は一貫して共感をして、何か問題が出てきたとしたら、そういう共感の下で検討をすると、こういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ここで尾辻大臣が当時の規制改革大臣と合意した事項はすべて対応済みというのは、尾辻大臣のその当時の立場というものを御答弁になっているんだろうと、このように考えるわけでございます。私も、この解決というのは一つの解決だったということは、そういうふうに受け止めて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大きな枠組みとしては非常にうまい案ができ上がったというふうに、成案が得られたというふうに思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者自立支援法につきましてはいろんな声が寄せられておりますし、また同僚議員の間にもいろんな御議論があるということをよく承知いたしております。私どもも今、現状を更に的確に、また広範にその情報を集めたいということで今努力をしているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 全くもって痛ましい事件が次々起こることについては、もう私も本当に心を痛めているということでございます。  今御質問をいただいた制度的な側面については、今お触れになったような一昨年の改正がありまして、警察官により、懇ろなと申しますか、そういう内輪に入った...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先般の改正のときには、やはり家庭に入ると、介入していくということで、児童相談所としてはそこに介入していくんだけれども、物理的な抵抗なぞをされた場合に、これもうどうしようもないじゃないかという問題点が浮上しまして、やはり警察の助力を求めようと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことでありまして、そういう方向で努力をしていきたいということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今も局長の方から申したように、必要とあらばそういう文書による周知徹底も図っていきたいということでございますので、御趣旨に沿ったことが行われるということだろうと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 地域包括支援センターの体制が整っていないということはこちら側のフォールトだろうと思うんですね。そういうことでありながら計画ができないということであれば、これはもう本当に我々の方の責任でありますので、期限を延長して、そして体制の整備を急ぐというのは当然のこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはやっぱり考え方の問題でして、そういう御負担をいただくことによってある意味権利者としての目を備えていただく、そしてサービスに対して訴求力を持つ、十分なサービスの実現に対して訴求力を持つと、こういうことも期待されているわけです。ですから、そういう考え方...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 両方側面があるわけで、財政的な側面もあるし、また考え方の基本の問題もあるということで、私は先ほど申したように、是非その点は御理解を賜りたいと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、少子化対策として最も基本なのはやっぱり経済的な支援をするということであるわけですけれども、同時に今御指摘のように、働き方の問題ということが非常に大きなかぎを握っているというふうに我々思っております。長時間労働の是正ということが非常に望まれているわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 育児休業制度があって育児休業をするということが女性の方が多いというのは、もうこれは背に腹が代えられなくて、恐らくそういうことになるだろうと思います。男性の方は、このごろは男女共同での子育てということですから、取って今度は奥さんが働くというようなことも考え...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう少子化を克服しないと、いろんなところにきしみが生じてくるということが見通されると思います。  少し、最近、出生数が上がっているというようなことがあります。これは一体背景は何なんだろうかということです。一つには、こういう政治や行政の方から子育て支援と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いやもう本当に先生が御指摘のとおりで、恐らくこの仕事を万全の体制でもってやるという場合には、臨床心理学であるとか、そういうかなり高度な学問を身に付けていただいた方ということになるんだろうと思います。このごろ、昔、保育士の養成という課程を短大で従来はこなし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) リハビリテーションにつきまして、このリハビリという言葉が意味するところの機能の回復ということがもう全く期待されないという方々にはまた別途の介護をしていただくということで、医療によるリハビリについてはこれを打ち切らせていただく、そしていろいろな、症状によっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 元々こういうスキームをつくるに当たっては、いろんな先生方の意見を聞いて結論を得ているわけでございます。  この実態調査をするということは、別に何かやったことに自信がないから実態調査をするということではなくて、こういう改定をさせていただいたときには常に検...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もその点については全く小池委員と同じです。  こういう偽装請負というようなことはもう明らかなる法律違反ですから、これはもう根絶をしなければいけないと、こういう考え方でございます。したがいまして、これから個別の事業所に対する監督指導というものを強化して...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御手洗経団連会長の、これは経済財政諮問会議における御発言について御指摘があったわけですけれども、我々が知るところでは、同じ発言の中で御手洗議員は、同時に、法律を遵守するのは当然ということを発言なさっておりまして、十分、人から言われるまでもなくその点は分か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その指摘というのが、仕事を教えるということでそれに言及してなさったというふうに私ども理解をしておりますけれども、仕事を教えるというのは非常に意味内容は多様でありまして、私どもはいろんな態様があると思うんですけれども、そのすべてがこの法律に、労働者派遣法で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これ本当に、今御指摘になられたとおり、現状は賃金不払残業というのが大変高水準で推移しております。  これについては、こういうことが事実として把握できているのも、労働基準監督署が監督官を現地に派遣をして巡回をしているということの結果と申しますか、その結果...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実は私は、経済犯罪についてはむしろ課徴金の方がいいんじゃないかということをしばしば考え、また発言もしております。ただ、これなかなか日本の法制には刑罰法規の体系というのがありまして、課徴金で経済事犯というものを整序していくということが難しいという状況がある...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パートタイム労働法の改正につきましては、もう既に厚生労働省として検討を開始する体制を整えております。労働政策審議会雇用均等分科会で審議が始まりまして、十月十日に開催された分科会では論点整理が行われたということでございます。  主な項目を申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は元々、何というか、厳しいことをつい口にするような、そういう局面でもあるんですけれども、そういうことを言いがちな人間で、できるだけそういうことのないように気を付けながら、自戒しながら御答弁申し上げますが、要はこの均衡処遇というものをどういうふうに図って...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ限りなく近づけるということになっちゃうと正社員になっちゃうということの方がむしろ選択されるべきだというようなことでもあろうと私はこれは論理的に思うわけです。ですから、ひとつ私が努力をさせていただきますので、是非またその結果については御理解をいただきた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それが、仕事というのもいろんな多面的な面があるわけでございまして、何と申しますか、責任ということを一つ取ってみても、全体の目配りの中でやる人なのか、マニュアルどおり自分の流れてきた仕事だけを処理するところかというようなところでは、おのずといろいろなバラエ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) とにかく私としては、予算委員会でも申し上げましたように、大変微力な者でございますけれども、全力を挙げる決意でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 臓器の移植に関する法律に係る附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告いたします。  まず、移植希望登録者数は、本年九月末現在、心臓は八十六名、肺は百二十一名、心肺同時は四名、肝臓は百二十三名、腎臓は一万千五百二十七名、膵臓は二十五名、膵腎同...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○柳澤国務大臣 今、筒井委員から、厚生年金それから各共済年金、さらに国民年金の積立金の規模について、トータルしたところ非常に巨額なものになっておる、この運用を考えたときにこれをどう評価すべきか、こういうお話がございました。  これについては、筒井委員もつとに御承知のとおり、従前...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと固有名詞が混乱しまして、失礼しました。  しばしば、厚生年金基金の方で、いろいろ物申す株主というような立場での発言が紙上に載ったりするわけでございまして、ああいうように、どこの基金も、株の投資者というような立場ですと非常に大きな発言力を持つというようなこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 原爆症の認定というのは、非常に丁寧な仕組みでもってこれを行わせていただいておるということでございます。  具体的には、申請疾病が原爆放射線に起因していることがまず要件となるわけですが、その判断は、申請者の方がどのくらい放射線を浴びたか、またその浴びた量と疾病との...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、園田委員が仰せになられたとおり、先般、十月の十九日に日本原水爆被害者団体協議会の皆さんが厚生労働省を訪問されて、いろいろと意見交換の場を持たれたということでございます。  これは、我々役所の考え方からいたしますと、訴訟上の争点というのはやはり司法の場で処理を...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、園田委員が、今度の障害者自立支援法にあらわれた、障害者の皆さんに対する施策について新しい方向を模索している、こういうことについては御理解をしていただけるということで、これは大変ありがたいことだというふうに、私、お聞きしながら思ったわけでございます。  ただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、今委員がおっしゃられたように、それだけを別に自立と言ったわけではないんです。それをスタートとして、最終的には経済的な、所得の稼得というものもできるようなところまでを一貫して、その方向に行くことを自立の方向というふうに考えていると申したということでございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者支援の制度につきましては、国の制度で行う部分と、市町村が現実いろいろやっていらっしゃる部分もございまして、国の部分については、制度移行後におきましても、平成十七年度実績を下回ることがないように従前額保障をすることといたしています。  したがいまして、こうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 国庫負担の基準につきましては、全国どこでも支援の必要度に応じて一定のサービス利用が可能となりますように、障害程度区分ごとに設定しているわけでございます。この基準は、あくまでも国庫負担の際の一人当たりの基準額でありまして、個々の利用者に対する支給量の上限となるもので...全文を見る
○柳澤国務大臣 いや、全く委員のおっしゃるとおり、我々としては支援のレベルはこれを維持しようということを考えて、そのように申し上げているわけでございますが、この例そのものについてどうかと言われますと、これはもう少し我々としてちょっと分析をさせていただかないと何とも申し上げようがな...全文を見る
○柳澤国務大臣 国庫負担の基準というのは、あくまでも一人当たりの基準で、市町村に対する給付費の支弁をする積算の基礎ということになっているわけでございまして、個々のケースにつきましては、別にそれが上限になるものではなくて、その範囲内で、支給決定に当たっては障害者の一人一人の事情を踏...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げていることですけれども、国の補助金としては、その対象自治体にある、これが都道府県から市町村に大きく転換しているわけですが、その人たちの積算をしているわけでございます。そして、それの国庫補助金というものを市町村に支給している。その中で市町村が、この積...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもの施策につきましては、正確な理解というか、そういうものが十分行き渡っていないということも非常に、これは、だれのとがかと言われれば、我々の側の説明の仕方が不足しているということがあるわけですけれども、例えば、今先生のおっしゃられた、都道府県で小規模作業所に対す...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは実数を調査したということがなくて、率でもって答えていただくというか、公表されたものを集計したということでございますので、実数は、今ここでというか、我々のところでは把握しておりません。
○柳澤国務大臣 今手元に持ち合わせておりませんけれども、原資料に当たって調査をさせていただけば、あるいは実数の把握ができるかもしれません。
○柳澤国務大臣 大変失礼しました。  資料を探しまして、十四府県の単純な合計によりますと、百八十五名の人がこのサービスを中止したということを掌握しまして、今申し上げた〇・三九という計数を計算した、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 十四府県のうちで、入所施設の退所者数が三十四名、通所施設の中止者数が七十九名、このように掌握しております。
○柳澤国務大臣 今回の調査におきまして、県の公表をもとに我々集計をさせていただきましたので、一部の県については入所、通所別の申告がなかったということで、今のは、十四府県のうちデータが明らかな府県における入所、通所別の人数を申し上げたということでございます。
○柳澤国務大臣 今お触れになられたそういうことが起こっては断じてならないんです。  したがいまして、私ども、こういうように、先ほども民主党の先生方もこの方向性というものについては、一定のとあえて言わせていただきますが、一定の御理解がいただけている。現場がこれをどう受けとめるかと...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、いろいろと厚生労働省としても工夫をしていまして、一つ一つのグループホームではなくて、一つのグループホームのネットワーク化というか、そういうもので一つの事業体としてとらえて、いろいろ条件を満たしていただくということの中で、今我々の提示している報酬でもって運営...全文を見る
○柳澤国務大臣 都道府県の調査では、居宅サービスの利用についてデータをとっているものもあるが、この調査の方法と指標がさまざまでございますので取りまとめることが困難であった、こういうことでございます。そして、私どもが活用、利用可能なデータとしては、定点市町村、百四市町村における居宅...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろ山井先生、非常に広範に資料を収集され、また、実際に非常に膨大な資料を分析されたということからいろいろ御質疑を、御指摘をいただいているわけですけれども、私どもとしては、このサービスの趨勢を給付費の趨勢でもって推しはかることができるだろう、こういうことで、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々も、制度の改善、あるいは私どもが想定したとおりに円滑に運営されていないというようなところがあれば、これは早急に手を打っていかなきゃいけない、こういうように思っております。  そのための実態調査がどういうことが有効であるか、どういう調査をしたら一番負担が少なく...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、市町村として現実にいろいろな工夫をする、その工夫は、単に利用者の負担軽減ということだけではなくて、それぞれの地域の実情に応じて、やはり市町村も一つの財政団体でありますから、効率というようなことも考え、また利用者にとって温かいものである、そういうようなことを...全文を見る
○柳澤国務大臣 リハビリテーションの今回の期限の設定は、結局、事態、状態が改善しないままに同じような医療の資源を投入していくということはある意味で合理的でないのではないか、そういう方々は逆に介護の方に移行していただくということが合理的ではないか、こういう考え方からこういう制度を導...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童相談所の判断というのは、やはり、起こったことからすれば、明らかに間違いであったということは明確に言えると思います。  私ども、こうした場合のどうした対応がいいかということについて一つのマニュアルを示しているわけですが、そこには、まずこうした情報提供があった場...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、児童相談所に情報がもたらされた、それが信憑性も高いということであれば、この場合、すぐに直接目視をすべく現場に足を運ぶ、そして現実に児童の状態をみずからの目で見る、こういうことが必要になってくるということでございます。  したがって、いつということですが、...全文を見る
○柳澤国務大臣 もとより、人の命というのは、昔、地球より重いということを言った総理大臣もいますけれども、一人一人の命は極めてとうといものだ、このように私も思っております。  ただ他方、いろいろな社会的な制度を考えていくときには、これはマクロ的にという言葉が正しいかどうかはともか...全文を見る
○柳澤国務大臣 実は、青森だけじゃなくて、私の地元も不足しているんです。私は、お医者さんの不足の問題は非常に深刻な問題だ、こういうように思っております。  したがいまして、田名部委員のところには今回、十県において最大十人、医師養成数を増加することを認めるということにもいたしてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう原理原則的なお話は十分御理解の上でなさっていると思いますけれども、お医者さんの数は毎年三千五百人から四千人ふえているわけでございます。そういう中で、地域の偏在にどうやって対処していくかということで、ある意味で地域の努力も期待した上で、今定員増を認めるという施策...全文を見る
○柳澤国務大臣 鳥インフルエンザにつきましては、二〇〇三年以降患者の発生が継続いたしておりまして、さらに、ウイルスの変異による新型インフルエンザの発生が危惧されているところであります。  世界保健機関、WHOや各国ともかなり高い危機意識を持って対策を講じているところでございます...全文を見る
○柳澤国務大臣 最初の御答弁で申し上げましたように、私は、政府部内の準備状況というのは、せんだっての九月に内閣官房が中心になって机上訓練まで行っている、こういうことでございます。  そこで、実際いろいろな訓練をしてみますと、問題点というのも出てくるわけでありまして、恐らくそうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、ちょっと院が違うんですけれども、昨日参議院の方で、経済事犯については、刑事犯として刑務所に経営者を収容するような刑罰、こういうのがいいか、あるいは課徴金がいいかという議論をたまたましたばかりなんですね。そのときに、個人的には実は私は、経済事犯については、機動的...全文を見る
○柳澤国務大臣 今先生が、奈良県の今回の不幸な事故が起こってしまった現場を早速に踏まれて、関係の当事者の方々から悲痛な声を聞いてこられた、こういうことでございまして、私も大変緊張をしてお話を伺っていたところでございます。私も、また、今回のお亡くなりになられた実香さんに対して心から...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど犠牲者の御主人のお言葉として、ぜひこういうことが再発しないように体制を築いてもらいたいという悲痛なお言葉もありましたが、その関連で、私どもとしては、もう一回この死因の究明というものを客観的に行って、そのことを今後の発生予防、再発防止に生かしていくということが...全文を見る
○柳澤国務大臣 事件、事故には、最近のような複雑な社会のもと、また高度に技術が進歩した段階におきましては、警察権力が直接に入っていろいろと処断をしていくことが必ずしも適切でない分野というものが非常に多くなっているというふうに私は考えるわけでございます。  そういうことで、別に警...全文を見る
○柳澤国務大臣 御指摘のとおり、総合周産期母子医療センターを中心としてネットワークをつくらせるということが、非常に危険なというか難しい分娩に対処するには一番よろしいのではないか、こういう考え方で今このネットワークの整備を進めているわけですけれども、これにつきましては、厚生労働省と...全文を見る
○柳澤国務大臣 実施も当然、そういう構築をして機能し始めるというのは十九年度ということを想定いたしております。
○柳澤国務大臣 これは、ひとり厚生労働省の問題というよりも、先般来あります少子化社会対策会議というところでも決定しておりまして、十九年度までに達成ということでございますので、我々の方も、今申した指導助言、さらには補助金の交付というものをそういう期限に合わせて確実に実施してまいりた...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず各県におきまして、この場合、奈良県でございますけれども、周産期医療ネットワークを構築していただくということがまず第一だと思います。  私もそんな専門知識を持ち合わせていませんので専門家に聞いているわけですけれども、これを整備してやることによって、今回の事故に...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな問題が、今回の高崎さんの事故から我々は教訓を引き出さなければいけない、このように考えております。  もうこれまで質疑のあった問題については避けますけれども、最後の、産科のお医者さんが足りないのではないか、あるいは助産師さんが十分にその力を活用されていな...全文を見る
○柳澤国務大臣 私も、友人の中にそうした小規模作業所をつくって、そして、その後運営している方もいらっしゃいますので、その点はよく承知をしているつもりでございます。
○柳澤国務大臣 じん肺を病む方々については、本当に御同情申し上げるわけですけれども、今先生御指摘の四ページ目の有所見者数また要療養患者数の推移を見ますと、これはやはり、徐々にではありますけれども減少をしているというのが読み取れるのではないか、このように思います。特に、新規の有所見...全文を見る
○柳澤国務大臣 助産師さんを、そのお力をかりるということの重要性ということは、私も本当に大事に考えているわけです。殊に、もちろん助産師さんが産科のお医者さんのかわりになってということを言いますとこれは語弊があるわけですけれども、実際の問題として、今こうして産科のお医者さんが少なく...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般来、社会保障全体の財源の拠出者を中心とした時系列的な推移を示されまして、非常にこの最近の状況についての憂慮を表明されております。  先般の私の予算委員会での答えは、二〇〇二年から二〇〇三年度のこの事業者拠出のかなりの減少、これは代行返上が主たる背景だ、こうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 大変恐縮ですけれども、本文についてはまだ私つまびらかに読むという時間がとれておりません。概要につきまして、これはどこが作成してくれたものか承知をいたしておりませんけれども、先ほども、これは非常に的確に要点を摘記しているねというようなことで感心して見ておりましたけれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金等なんですけれども、これは一つには、制度というものがしっかりと国民の信頼を得るように構築されなければいけない、これが一つあります。これは年金局が主として扱っていることです。そして、その制度に基づいてしっかりした実際の運営ができるかということは、それの任に当たっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、現在御審議をいただくべく提出をさせていただいておる社会保険庁改革法案、これをぜひ踏まえた御議論、御審議をお願いしたいという立場でございまして、今先生が、それをさらに飛び越えて、もし独立行政法人化ありせば、あるいは非公務員化ありせばという前提でこれについて...全文を見る
○柳澤国務大臣 大変御親切に、我々の提案の内容についてよく見ていただいておる、そういうお立場からの御指摘でございました。  ぜひ、事務事業の合理化のための、国民へのサービスの向上のための法律案、これについても御審議をいただきたいと思いますし、同時に組織の方も、私の立場としては御...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、国民の生命及び健康に影響を与えるおそれがある感染症の病原体等の管理が、研究者...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○柳澤国務大臣 専門家の福島先生から、いろいろと御経験に基づいた御指摘を質問の形でいただきまして、私ども、一々ごもっともで、心して取り組まなければならない、このように思ってお聞きをいたしておりました。  国際的な協力というのは、もとより、交通手段が各般に発達してボーダーレスにな...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、もちろん若いころというか子供のころ、野球の選手なんぞをやって非常に華々しく地域の青年リーダーとしてやっていた人が、突如結核に倒れて若い命を失っていく、非常に悔しい表情をしながら、言動をとりながらというような話も随分耳にいたしました。  そういう経験からしま...全文を見る
○柳澤国務大臣 新型インフルエンザは、流行というものが世界的にあった場合には非常に人類社会に大きな脅威になるものだということで、大変我々も深刻に受けとめているわけでございます。これに対しては、もちろん政府として、そういう認識のもとでこれまでもいろいろな取り組みというものを積み重ね...全文を見る
○柳澤国務大臣 私も本当に不勉強で、岡本委員が私と何か同郷というか、そういうお住まいというか、学校にいらっしゃったというようなことを全然知りませんで、きょう初めてこうして御質問にお答えすることになりまして、自分の不勉強を少し後悔しておるんですけれども。  今御質問のことについて...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、しっかりしたプログラムで、また研修等も行われた上で、今回の三十七施設で全部整然と行われればよかったわけですけれども、それが二施設、どういうわけかわからないわけですけれども二施設だけ、そのプログラムに違反した出荷が行われたということが判明した、こういうわけです...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回、いろいろな国際情勢の変化あるいはグローバルスタンダードと言われるものも念頭にいたしまして、さらに国内法制の整備ということの観点に立ちまして、こうした新しい法制を導入するということで御審議をお願いしているわけでございますけれども、今、岡本委員御指摘のとおり、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、このたび厚生労働大臣に就任いたしまして、各局のいわゆるレクをずっと聴取してきているわけですけれども、その中で最も恐ろしい話、最も私自身の危機意識をあおられた話は、健康局長からのこの件の話でございました。  そういうことで、危機意識というものについては厚生労働...全文を見る
○柳澤国務大臣 後でまたいろいろな御指摘もいただくんだろうと思うんですけれども、万般にわたって、とにかく私としては施策の整備を急ぎたいということでございます。
○柳澤国務大臣 ただいま、小一時間にわたって末松委員から、新型インフルエンザの各ステージにおけるいろいろな問題点というものを御指摘いただきながら論を展開していただきまして、私どももよく聞かせていただきました。  アメリカの例、それから私が聞くところではオーストラリアがやはり非常...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、ひとり指定医療機関の整備だけではなくて、一般に、地方財政再建促進特別措置法という法律がございまして、その規定によって、地方自治体は、国だとか独立行政法人あるいは国立大学法人等に対して、法令が規定すれば格別ですけれども、そうではない寄附、負担金の支出は地方財...全文を見る
○柳澤国務大臣 協議をするにやぶさかではありません。ぜひそのように前向きに取り組みたい、こう思います。ただ、相手のあることだということは、やはりここで申し添えておきたいと思います。
○柳澤国務大臣 園田委員から、昨日の日比谷公園で行われましたフォーラムのことについて実情を懇切に御報告いただきまして、私も耳を傾けさせていただきました。本当にいろいろな障害者の皆さんが困難を乗り越えられて、わざわざ日比谷まで足を運ばれて意思の表明をされたということ、そのこと自体は...全文を見る
○柳澤国務大臣 生物テロにつきましては、まず未然防止という観点から、テロに使用される可能性の高い病原体等につきまして今回管理体制を確立する、そういう意味合いでこの感染症法改正案を提出させていただいたということでございます。  次に、万一、生物テロが発生した場合はどうか、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 現行の結核予防法ですけれども、これについては、患者の人権上、手続が十分ではないのではないか、あるいは、特定の感染症の病名を冠した法律はとかく差別、偏見の温床になるのではないか、こういうような問題点の指摘があったところでございます。  そこで、こうした指摘を踏まえ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは非常に皆さんから御批判をいただきまして、事業量が減っているんじゃないか、つまり、皆さんもう利用を中止されて、それからまた、事業所も非常に苦しい、厳しい状況に立たされて、そもそもサービスの提供量を少なくしているんじゃないか、こういう御意見がたくさん聞かれたわけ...全文を見る
○柳澤国務大臣 もうたびたびここで申し上げていることでございますけれども、私どもとしては、今回の障害者自立支援法というのは、とにかく、障害者の方々を今のように一ところにいさせるんじゃなくて、できるだけ地域の普通の社会に戻したい、こういう方向で、それを進める観点から、今回こういうよ...全文を見る
11月02日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 専門の西島先生から大変専門的な見地からの見方、考え方について御披露をいただきまして、私どもも大変参考になるというふうに受け止めさせていただきます。  私は、今のお話聞きながら、昔、大平元総理が青年たちとテレビで対談をしたときの光景を思い出したのです。そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) せんだって、私、多分この委員会で同じような御質問をいただいたわけでございますけれども、その際、質疑者の方から、尾辻大臣、特に川崎大臣の発言の御披露があって、新任の私がどう考えるかと、同じように考えるかというようなことの御質疑をいただいたわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今局長の方からもお話をしたかと思うんですけれども、この医師法二十一条の規定の異状とは何かということにつきましては、これは病理学的の異状ではなくて法医学的なそれを意味するものという解釈が当時の厚生省の書物の中でも、これはまあどれだけ権威があるかはいろいろ議...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 代理懐胎につきましてのこの考え方というのは、今先生御指摘の平成十五年の厚生労働省の審議会の報告、さらにはそれと関連するところの日本産科婦人科学会の会告によって、これはもう実施すべきでないということにされているところでございます。そういうことなんでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) リハビリの問題もこの療養病床の問題も、厚労省が考えている方向としては理解をしていただいているということでございますが、その具体の適用について無理があるんじゃないかという観点からいろんな事実も御指摘をされたのでございますが、いずれにせよ早急に実態の調査をし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 法案を出しておきながら……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 成立についてどれだけ一生懸命なのかと、法案の審議の順番も、違う法案の方を優先させてんじゃないかと、それはこの議会に対して礼を失することではないかと、こういうお話がございました。しかし、客観的にはもう山本委員何もかも御存じのとおりでございまして、つまり我々...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、現象的に見ますと給付時に投入されるということではないかというお話で、それがゆえに高額所得者の年金にも税金が投入されるということはおかしいんではないかということかと思うんですが、その点については私ももう一回考えてはみますが、やっぱり金に色目は付いて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 地域間で格差があるじゃないかということは、さしずめ私の立場からいいますと、例えば有効求人倍率なぞに非常に大きな格差が表れているということからもこれは否定できないことであろうと、こういうように考えるわけです。  しかしながら、今委員のおっしゃったように、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 移植医療は、移植を受けなければ病気を克服できないと、そういう患者さんにとっては非常に重要な医療行為であると、このように思っております。  そこで、それでは、それは生体移植であるべきか、あるいはそうでない脳死下あるいは心停止下の移植であるべきかということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 足立委員が御提示いただいたこの非常に分かりやすい図表、これを見まして、私もなるほどと、こういう状況でそれぞれに理由があって、その理由の中には我々の努力で克服できるものもあるという御指摘は、誠に有意義なものであるというふうにお受け止めさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 骨髄移植につきましては、今ずっと質疑の中でも、また答弁者の方でも、ドナーの登録については近時その目標を達しつつあるということで、大変この点については、私はそういうドナーの皆さんに、意思表示をされた皆さんに心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、雇・児局長が御答弁申し上げましたように、まず第一に、我々としてはこの診療報酬改定の効果を適切に見極めたいということでございます。しかる後に、また小児科病棟、重症心身障害児施設それから在宅でのケアなぞ、医療、福祉、保健にわたる多様な施策を総合的に検討を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実は、今もお触れになられたように、九月の中旬に終末期医療に関するガイドライン、たたき台というものを国民にお示ししているところでございます。このたたき台といったものは、意思確認のできない患者を含めまして、回復の見込みのない末期状態の患者に対して、医療内容の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、医療法には助産師の数については看護職員のうちの適当数とすると、こういう規定になっているわけでございます。これはどうしてこのような、ある意味一義的な基準が設けられていないかということでございますが、これは当該の医療機関における産科医師の、何というか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々も、着任するなり、助産師のこの配置状況は、診療所は手薄なんだけれどもそれは病院の方にむしろ手厚く配置が行われていることの反映かもしれませんと、そういう意味ではここにある種の偏在というものがあるということの報告を聞いたわけでございますけれども、ただいま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々は、この資料を見ましても、ちょっと今まで聞いてまいりましたこととも状況が違うんで、まずこの資料そのものについて正確な把握をいたしたいというのが先ほど来の私の答弁でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医師の偏在それからまた助産師の偏在等々が指摘をされるわけですけれども、私どもの考え方として、基本はやはり日本の、非常に日本社会の高密度と申しましょうかそういうことの中で、やはりすぐに数の拡充を図るというようなことよりも、与えられた数の中でできるだけ働きの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま山本委員がお触れになりました健康日本21につきましては、現在中間評価を行っておりますけれども、確かに御指摘のように策定時よりむしろ悪化してしまった、そういう項目も見られるということでございます。これまでの進捗状況は必ずしも十分でないということでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療技術、医薬品は正に日進月歩の進歩を遂げております。一方、海外の医療現場で利用されている医薬品が国内では速やかに利用できないんじゃないかという声もありまして、私どもとしては、まず、基本的に安全で有効な医薬品が迅速に国民の手元に届くということが必要だとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員お触れになりましたがん対策基本法におきましても、確かにがん患者の療養生活の質の維持向上ということが大きな眼目としてうたわれているところでございます。その観点で、この緩和ケアというものが非常に重要だということが理解されるわけでございますけれども、中で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 近年、医師国家試験の合格者に占める女性の割合が、先ほど来お触れになりますように約三分の一にまで高まっているということで、医療現場における女性の進出が進んでおります。こうした状況の下で継続して国民に医療を提供していただくためには、女性医師の方々に安心して働...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 何回も申し上げていることですけれども、医師の数そのものは毎年三千五百人から四千人程度増加いたしておりまして、平成十六年度末現在で約二十七万人、人口十万人当たり医師数は二百十一・七人ということになってございます。  そういう中で、私どもとしては、非常に勤...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このグラフを見ますと今、小池委員の指摘されるような状況というのが読み取れるわけでございますが、我々の国におきます例えば乳幼児の死亡率であるとかあるいは平均寿命であるとかということを考えると、ここが直ちに私どもが医師が不足して国民の健康あるいは寿命といった...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、偏在は偏在なんだろうと思いますね。  やっぱり、二百八十二というようなところがあるかと思うと百五十とか、私の選挙区の静岡も百七十四ということで大変苦戦をしておるわけでございまして、そういうへんぱな数、偏った数が見て取れるという意味では、やはり偏在...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、過剰と言っているわけじゃないんです。平均値を置いた場合にばらけているということを言っているんですね。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう、基本的に介護、受皿だということなんですが、当初のところでは集中的な介護サービスをお願いするということ等をやっておりまして、いろいろ合目的の加算も置かせていただいておるということで、私どもとしては、こういうことで介護に移行していただくということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々としては、具体の問題としていろいろ配慮をしてめり張りも利かせているということを是非御理解いただきたいんですね。百八十日で打切りというのも随分言われたわけですけれども、現実の我々想定している制度では、これはそんなに画一的な打切りをするわけじゃなくて、お...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 希少な病気であろうと希少でない病気であろうと、いずれにしても病気にかかった場合には非常にお気の毒だということでございます。  本当に全部、治療費も何もかも自己負担がない、そういう治療が行われれば、それはもうそれで非常に良いわけでありますけれども、やはり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう福島委員も御存じだと思いますが、まず上限額を打って、それで実際には利用料の一〇%というのを、これをもう既に減じているわけです。そういう上に更に減免ということをやろうという場合に、今度は所得基準にプラスして資産の基準を設けたということでございまし...全文を見る
11月08日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○柳澤国務大臣 今の大島委員の御指摘は、要するに、研修に振り分けられた施設が、本当に研修に力を入れて、資格を取ることに協力的であるかどうか、この点は非常に問題ではないか。むしろ、単純な労働力の不足の補充というようなことで、余り研修に熱心でなくて、認められた滞在の日数をいわばそうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 大島委員から、受け入れ者の側に沿った大変温かい御配慮をいただく御質疑をいただいたわけでございます。  確かに、現在、日本語研修が予定されておる海外技術者研修協会の研修所は沖縄にはございません。ただ、御指摘のように、ほかのいろいろな施設については、東南アジアの皆さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今御指摘のように、最近の請負の形態につきまして、昨年、各都道府県労働局において是正を指導しなければならない案件が生じておることは御指摘のとおりでございます。そういうときに、単に労働局ラインの是正を求めるだけではなくて、社会保険事務所の事業所調査とよく連携がとれる形...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般来お話ししております利用中止者の割合というのは、通所、入所、いわば込み込みの比率でございました。  今、先生から、特に通所の利用中止者の割合についてお尋ねがございました。今お答え申し上げる中止者の割合というのは、実はデータが明らかになっている県に限るわけでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどはちょっと失礼いたしました。私、御質問に全部答えていませんので、それをちょっと補足させていただきますと、通所施設における利用抑制、滞納は、利用抑制につきましては、調査を行っている六県を見ますと、一・四%ないし二・九%という数字が出ております。また、滞納につい...全文を見る
○柳澤国務大臣 B型肝炎の話からお始めになられましたので、そのラインで私の答弁を申し上げますけれども、B型肝炎の感染経路も、今先生御指摘の注射器の回し使用ということだけではなくて、他の感染経路もあるという認識がございます。  したがいまして、最高裁の判示におきましても、この起源...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、その可能性は完全には排除できないと思います。
○柳澤国務大臣 今の福田さんのお話、御本人もあそこにいらっしゃるわけですけれども、お話を含めまして、山井委員の御指摘というのは、まことに胸の詰まる思いで聞かせていただきました。  本当に、例えば今のクリスマシンによる肝炎というものも、お母様の御出産のときに生じた、治癒させるため...全文を見る
○柳澤国務大臣 B型肝炎、C型肝炎につきまして、これには多様な感染経路があるということでございます。  したがいまして、その中で、確かに国の過失があったかもしれない、あるいは、全く国は関与していなかったというような分類分けが一応できるかと思いますけれども、現在のところ、私どもと...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、山井委員御指摘の熊田先生の研究でございますから、私ども、これを何か軽視するとか、そういうふうなことは全くないわけでございます。非常に重く受けとめるわけでございますが、多分先生もお認めになられると思うんですけれども、この推計というのは相当いろいろな仮定を置いての...全文を見る
○柳澤国務大臣 インターフェロン治療を行っております患者さんが一年間に五万人いると仮定をいたしまして、現行の医療保険制度における平均的な自己負担、これは必ずしも三割ということにはならないわけでございますが、そういう前提でごく粗い推計をいたしますと、この治療の自己負担部分を無料とす...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどの試算、二百億円というのは、現在治療を行っている患者さんを推計して五万人と仮定いたしたわけでございます。それをもっと、無料にしたら一体どうなるか。  こういう言い方が適切かどうかわかりませんが、今自分が肝炎に感染しているということを知りながら治療の方にまだ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、山井委員からどうしても推計しろというお話であれば、それはもう、推計は役所は何とか、私は形を整えるかと思うんですけれども、そういうようなことがその後のいろいろな施策に結びつくようなものであるかどうかということについては、私は極めておぼつかない気持ちがいたしま...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来のいろいろな仮定計算による推計、これをぜひしろ、こういう仰せでございまして、これをいろいろとくだくだしい理屈をこねて申し上げる気持ちもないわけでありますけれども、この肝炎の治療というか、そういうものが非常にタイミングをとって行われるということが必要だ、こう...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員が、本当に感にたえない、そういう御様子で切々と訴えられるこのお気持ちについては、私も本当にこの気持ちは酌み取らなきゃいけない、こういう気持ちで聞いております。  ただ、私も行政の責任者でして、行政というのはやはりどこから見ても、先ほど来申しておりますよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 さきの大戦の終結に伴う内地への引き揚げにつきましてはいろいろな事柄があったわけでございますけれども、今委員御指摘の引き揚げ船コレラ事件は、まことに多くの痛ましい犠牲者を出したということでございます。  御指摘の供養塔の問題につきましては、実は、この供養塔の所在地...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、古屋先生と当局者である健康局長等との話を聞いておりまして、私自身も今の予防接種につきまして、何か予防接種をすると副作用で悪いことがあるからこれはやめにしようとか、あるいは今御指摘になったように、短期間の間に方針を変えるとかというようなことで、昔のように、国民が...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の宇和島徳洲会病院で行われました腎移植につきましては、これが正当であるかどうかということの観点で考えますに、やはり医学的にも、また、手続的と申しましょうか、提供者への説明、あるいは同意の取得などの点にも問題のある可能性があるというふうに考えておるわけでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今阿部委員の方から、この移植というのはドナー、レシピエントの極めて微妙な人権のバランスの上で成り立つ医療である、こういう御指摘をいただきました。私も本当にそのとおり思います。  余り申し上げるのもどうかと思うんですけれども、脳死等そういう方からの移植であれば非常...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の地元にも、昔、JTの子会社だったか一部門だったかの、バイオテクノロジーの実験をする、実際は生産、開発をしているところなんですが、そういうところがございまして、そこを見学したことがありますけれども、バイオといって植物の研究なんですが、それでもやはり、減圧というか...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○柳澤国務大臣 日本で初めて熊本市の病院が、ドイツの先例等が恐らく念頭にあったかと思うんですけれども、赤ちゃんポストということで、ここに赤ちゃんを置いていってくれれば後は善処しましょう、こういう前提のもとでこうした施設をつくられるということ、この報道には私自身も接して承知をいたし...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、世界の歴史を学ぶ中で一番、例えばペストの恐ろしさというもの、これはヨーロッパに猛威を振るって、ヨーロッパ社会の政治や社会あるいは経済、こういったものに甚大な影響を与えて、ある意味で歴史の経路を決めた、そういうような側面を持つ、そういう感染症であったというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 危機管理、安全保障というのにどれだけ人手をかけるか、あるいは予算をかけるかということは非常に難しい問題であります。  よく、ある党が、いろいろな施策に経費がかかると言うと、わかった、その経費は出すべきで、自衛隊の経費を回せばいいじゃないかというようなことを御主張...全文を見る
○柳澤国務大臣 感染症は、その疾病の性格から患者への差別、偏見が生じやすい、したがって人権侵害も起こりやすい、そういう性格は否定できない、このように思います。  このため、今回の改正によりまして、基本理念に人権の尊重という文言を特に盛り込みまして、その考え方のもとで施策を推進す...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来、三井委員からるる我々のこの法案とかつての結核予防法等との比較考量の中からいろいろな論点を御指摘いただきまして、この議事録もきちっと後々に残りますから、そういう意味で非常に有益な、有意義な御議論をいただいた、このように考えております。  私に対しては、一...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の米国産牛肉の輸入に胸腺という部位のパックが一箱含まれていたという事案でございます。これは、今委員の御指摘になりますとおり、仮に適格品リストにこれが掲載されていれば対日輸出も可能な品目でございまして、その意味でも特定危険部位ではないということでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、国際的な約束事に基づいて、冷静に、また的確に対応するということを旨として今後にも臨んでまいりたい、このように思っています。
○柳澤国務大臣 国立感染症研究所につきましては、感染症の流行時の疫学調査であるとか海外との情報交換などといった国民の健康管理に直結した業務を行っているところでございまして、これはまさしく国の責任において直接実施すべき業務である、このように考えております。したがいまして、感染症対策...全文を見る
○柳澤国務大臣 ここには、五十六条の二十四ですけれども、この施設の位置、構造、設備を厚生省令で定める技術上の基準に適合するように維持しなければならない、こういう規定がございまして、この技術上の基準につきましては、いろいろな専門家の御検討も参考にしてこれから定めていくわけでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
11月10日第165回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 製品の安全性に関連して雇用政策についてお尋ねがありました。  最近の非正規雇用の増加につきましては、経済・産業構造の変化や労働者自身が多様な働き方を求めるようになってきたことが背景にあるものと認識しております。しかし、他方、若年層の非正規化や未就業者の...全文を見る
11月14日第165回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 平岡議員から私へは、五点にわたって御質問がございました。  まず、少年事件への対応についてでございます。  今回の少年法改正案は、触法少年等に対する厳罰化を意図したものではなく、一つには、加害少年の立ち直り支援の観点から調査の充実を図ること、二つ、個...全文を見る
11月15日第165回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、国民の生命及び健康に影響を与えるおそれがある感染症の病原体等の管理が研究者、施設管理者等の自主性にゆだねられており...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 島田議員にお答え申し上げます。  子供たちが緊急に駆け込める場などにつきましてのお尋ねが冒頭ございました。  子供たちからの相談につきましては、全国の児童相談所や福祉事務所などで対応するほか、チャイルドラインなど民間団体も我が省の後援の下で活動を行っ...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 吉田議員にお答え申し上げます。  都道府県労働局における不正経理等についてお尋ねをいただきました。  労働局の不正及び不適正経理につきましては、国家公務員倫理審査会との協議の結果等を踏まえまして厳正な処分を実施いたしますとともに、不正経理の部分を速や...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私に対しまして羽田議員から、まずチャイルドラインに対する支援につきましてお尋ねがございました。  厚生労働省では、現在、独立行政法人福祉医療機構を通じまして助成を行っておるほか、現在進行中のチャイルドラインの全国キャンペーンの後援を行う等によりその活動...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 都道府県労働局におきます不正経理等についてまずお尋ねがございました。  厚生労働省といたしましては、当初独自の調査を行っておりましたところ、国会での御議論を踏まえ、会計検査院における検査が開始されることとなりまして、それに対して厚労省の調査結果を提出す...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 携帯電話の健康への影響に関しましては、海外において、今先生お触れになられたように、いろいろな研究報告があることは承知をいたしておりますが、現時点で統一的な見解が確立されているというふうには理解をいたしておりません。  我が国におきましては、国立保健医療...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま文科大臣がお話しになられたことと私も全く同様でございます。というのは、やはり物事に幾つかの面がありまして、それをこの一つの面で選択した場合には必ずまたほかの面の不足が起こる、これはもう避けられないと思います。  今、冒頭、文科大臣が指摘をされた...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、国民の生命及び健康に影響を与えるおそれがある感染症の病原体等の管理...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今先生仰せのとおり、平成十三年十一月八日に、政府におきましては生物化学テロ対処政府基本方針というものを決定いたしております。この基本方針でございますけれども、この基本方針におきましては、まず第一にテロの発生時において事態をいかに迅速に認識するか、情報の行...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今の先生の冒頭からの御指摘、私も聞いておりまして、この尊重というものを前文にありながら実際の条文では配意等の言葉が使われておったと、こういうことで、当初から改正の要求をなさったということでございました。しかし、この話を聞いて外口局長の答弁も聞いております...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この一類、二類、三類、四類と、こういうふうにありますが、それにはそれぞれの措置が裏付けになっております。ですから、そういう措置が、どういう措置が必要かという、逆ですね、そちらの方から実はこの感染症については一類に分類する、二類に分類するというようなことに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今、櫻井委員がおっしゃるのは、例えばエボラ出血熱とは何々をいうとではないわけですね。一類感染症とはでしょうか、では。これは今の、何というか、私どもの考え方、感染力と重篤性でもってそれに対応する措置が決まってくる、したがってそういう措置が必要な感染...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 例えば、もし第六条に前文的な規定を置いて、この二項等は仮に号にするというような立法技術を使いまして、そしてその柱書きのところで、この法律において感染症を一類から四類までに、例えばその重篤性及び感染力の強度に応じて分類するとかというふうに書けと、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本の役所は、まあ我が省には医官もおりますけれども、基本的にまあジェネラリストということだというふうに言っていいと思うんですね。そうすると、ある特別な問題が起こったときに、これは専門的な知識を有している方々のお知恵を拝借するということは、私は今の体制では...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは立法の経緯を説明しているということでお受け止めいただけたらと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私はちゃんと事務当局から御説明をいただいております。なんですけれども、まあ概括的に産科のお医者さんあるいは助産師さん、これについては、出生数、出生一人当たりの数ということになりますと別段減少しているわけではないというような話を聞いてまいりましたの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重ねて申し上げることになるわけですけれども、平成十七年の医療施設調査を分析することによりまして、各都道府県ごとに実態を把握するということがまず基本だろうと思います。  その場合に、先般、我々の議論の対象になった十四年でございますか、あの調査というのは、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今ずっとこのポリオワクチンをめぐるこれまでのいろいろな動きについて島田委員の方から詳細にわたってフォローをする御質疑が行われ、役所の側からも答弁をいたしました。それを聞いておりますと、誠に何というか、方針が少し途中で揺らぐというか、そういうようなことがあ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 都道府県のエイズ対策予算の減少の背景についてお尋ねがございました。  やはりこの背景には、この十年間、厳しい財政が続く中で、普及啓発等の経費を中心に地方公共団体のエイズ対策予算が減少しているということだと考えております。  ただ、今この普及啓発の施策...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) エイズ対策につきましては、本年四月に改正されましたエイズ予防指針というものにおきまして、国と地方との、都道府県等との役割分担を明確化するということを行いました。そういうことで、我々としては都道府県の中心となった取組が強化されることを願っているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 指針を作りまして、それぞれの分担というものを明確にいたしました。そうして新たなその指針の考え方というのは、まず疾病概念が変わってきましたと、不治の特別な病ということからコントロール可能な一般的な病ということであるという、そういうことで、これは恐らく一番こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今申したように、モニタリングのスケジュールを考えているわけでございますが、確かにこのスキームはやや長きにわたっているというか、そういう、二年間でありますけれども、施策の展開ぶりについては、少なくとも中間的な評価というようなことを織り交ぜて、もっとこの関係...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 性感染症、それから今やその一つにもうはっきりなったと言っていいんだろうHIVの感染の問題、こういう問題について、大変山本委員から広範な角度からのお話をいただきました。  冒頭委員がおっしゃられたように、今や先進国ではもう横ばい状態が実現していると、それ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今般導入いたします病原体等の管理は、当然に企業、大学等に対してもこれは基本的に適用されるべきものだと考えております。その際、現在行われている研究等に支障が生じないかということで、今、浮島委員は海外の事例等についても御質疑をいただいたわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現行の結核予防法につきましては、これは国会決議でもそういうことを御指摘いただいたわけですけれども、特定の感染症の病名を冠した法律は差別、偏見の温床になりがちだということがございまして、今回、このような御指摘を踏まえて感染症予防法に統合しまして、人権の尊重...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 栗生楽泉園の慰霊祭につきましては、私も就任直後にハンセン病元患者の代表団とお会いしたときに、今後こういう予定があるというようなことで、これのみならず、ほかの慰霊祭あるいは行事についてもお聞きをいたしました。そして、そのときには大変理解のある御発言をいただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点については先ほど私としては、数々の人権を損なうようなことが行われたということで申し上げたつもりでございますけれども、当然その中には強制的な堕胎というようなことも私は含んでいるつもりであります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現行の結核予防法については、先ほど来申し上げておりますとおり、国会の附帯決議における御指摘等もありまして、今回、感染症予防法に統合することにいたしました。その際、従来の結核予防法が持っている数々の施策等については、これをすべて取り込むということと同時に、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結核がアメリカで一九八〇年代に非常に減少したと。そうして、予算が削減されたら、今度はあたかもそれに対する反発のように反転上昇してしまうと、こういうことが指摘をする向きが確かにございます。  予算の削減だけだったかといえば、まあ移民の増加なぞの背景もあっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、水田局長との間の御議論、聞いておりまして、水田局長の言っているこの取りまとめの文書が、それが研究会の文書であるということは、これは御理解願いたいと思います。  その上で申し上げますと、お医者さんがなおリハビリに効果があるとされる場合は、これは継続し...全文を見る
11月29日第165回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 白眞勲議員にお答え申し上げます。  まず、衆議院本会議での私の答弁につきましてお尋ねがありました。  経済連携協定による看護師、介護福祉士の受入れは、労働力の受入れについての基本的な考え方を変えるものではなく、相手国の要望を踏まえつつ、労働市場に悪影...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小川勝也議員の質疑に対してお答えを申し上げます。  地域の医療におけるアクセスについてまずお尋ねがございました。  国民がそれぞれの地域において必要な医療を受けられるということは、極めて重要なことであると認識をいたしております。このため、国におきまし...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) たまたま今先生の御質疑の中のお話で、WHOの進藤奈邦子さんのお話がございまして、私も何かその番組を見たような記憶がございます。まあ、この職におりませんでしたのでついうかつに見た面もありますけれども、彼女が息子さんに、自分はいつ何どきどうなるか分からないと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結核につきましては、今清水委員御指摘のとおり、昭和五十年代後半から次第にまあ順調に減少してきたんですけれども、その減少の足取りというものの勢いが鈍りまして、ついに、昨日私ちょっと九八年と申したんですが、これは私の誤りで大変恐縮ですが、九六年にボトムが打た...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど申し上げましたし、また清水委員の既に御質疑の中でも取り上げていただいたわけですが、結核非常事態宣言というものがございまして、これはこれで私ども非常に、やはり言葉からしましても緊迫感を持った、緊急事態宣言、これを既に行ったところでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師、保健師、助産師の教育の体系をどうすべきかという観点でお話がございました。  看護師、それからまた助産師につきましては、これはもう現在大変な需給の状況にあるという御指摘もいただいておるわけでございますし、また保健師につきましても、今後の需要という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変、日本語のというか紛らわしい面が御指摘いただいている点かと思います。ただ、今これ先生方の、お医者様たちの現場での御意見ということであれば、我々もこれをまた重く受け止めざるを得ないとは思いますけれども、今局長が説明したように、病原体はまずそこが認識され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはもう本当にそのとおりでございまして、結核をさっきから見ておったんですが、結核菌は第三種病原体、それから感染症は二類と、こういうふうになりまして、数字がやっぱりねじれているというか、そういう状況にありますので、この点はもうしっかりとPRをして認識を徹...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この附帯決議については、当然、厚生労働省としても重く受け止めているわけでございます。  私は、このお話を承ったときに、これはもう労働安全衛生の問題だろうと、こういうふうに思ったわけでございます。で、ちょっとただしましたところ、労働安全衛生法でどうなって...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一般論として申し上げますが、今先生の御指摘は私は当たっているというふうに思います。やはり行政において不法行為を、自分で考えて自らに対する行政行為を不服としてこれを損害賠償の対象にして訴えると、裁判に持ち込むということは、言わば非常な巨人に向かって普通の人...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) タイミングの問題を今、津田理事は主としてお触れになっているかと思いますが、私どもも裁判を長引かせてどうこうというようなことは全くこれは考えておりません。また、考えるべきではないと思っております。  ただ、やはり双方言い分があるわけでございまして、それら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、平成十年当時、私は厚生委員長でございました。その当時、この結核予防法の改正がかかって、そもそもこの結核予防法における患者の人権上の問題が質疑応答の中で問題になったということ自体が、ある意味でもう既にやはりこの結核予防法上の人権の規定について関心が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 津田理事の御指摘のとおり、今回法律案におきましては、その附則で、施行後五年を経過した場合に、必要があると認めるときはこの法律の規定について検討を加えて、その検討の結果に基づいて必要な措置を講ずるという、いわゆる見直しの規定がございます。ただし、これは別段...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 新型インフルエンザについての危機感の推移いかんということでございますけれども、現在、新型インフルエンザにおきまして、世界的な流行の段階には至っておりませんけれども、インフルエンザの鳥から人へ感染する事例が広く見られるようになっておりまして、その中には人か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 感染症は正に今、津田理事が御指摘になられたとおり、昨今のボーダレス社会、もうグローバルに物、人が非常に短時間に動き回るような、そういう世界におきましては、これはもう全く一国の国内問題などというような取組は許されないというのは御指摘のとおりだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 倉田先生のお話でございますが、一つは感染症研究所の人数、人員の問題、さらには予算規模の問題もお触れになられたかもしれません。それからまた、今、その御寄稿の文章ではなくて、先生たちとの対話の中でより踏み込んだ形で感染症研究所の支所を配置するといったようなこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変残念なことだと思いますが、過ちを直すにはばかることなかれでございますので、とにかく早急に必要な手だてを講じていくべきだと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、さしずめ鳥インフルエンザのことについて大変心配をしておりまして、そしてその関連で第一種感染症指定医療機関の整備ということをほとんど局長の顔を見る都度言っているというような状況であります。  そのときに、先ほど来答弁の中でも申し上げたわけでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) テロが起こって、それが生物テロであったというようなことで、感染症絡みの話であるという際には、当然、厚生労働省が責任を取り、その責任者である私が責任を負うというふうに申し上げます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ予算というのは、白紙でその年の予算をつくるわけではなくて、ずっと長い経緯をたどって、少しずつと言ってはまた櫻井委員にしかられますけれども、まあ動いていくという性質のものであります。それはどうしてかというと、それは別に、単に財政ニーズに対して的確な対応...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いいシステムかどうかということは、もうこれは多角的に検討しないと結論が出ませんが、これはこれなりの合理性を持っているという面もあると私は考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあシーリングをはめられますと、それぞれの、何というか、この施策の責任者というのは、自らの存在を懸けて頑張りますからね、なかなかこれは変化をしてそういかないということです。これには相当の政治的な決断というようなものでアクセントを付けていくということの必要...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、大体、櫻井理事が総括したとおりの法制というか、そういうことですね。閣議決定があってその下で各省の法律がある、そして国民の権利義務にかかわるようなことについては、これはもう法律事項としてこの法律の中に盛り込まれると、こういうことでございます。  生物...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 何と申しますか、地方分権というのが非常に大きな流れになりまして、そうして医療監視というのが自治事務ということに今はなったといういきさつがあります。それでしばらく推移したんですが、感染症を自治事務とするのはやはりおかしいということで、これも大いに主張した結...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国におきましては、昭和二十六年の結核予防法制定以来、官民一体となった取組によりまして、年間の新しい登録結核患者数は昭和二十六年当時の約六十万人から平成十七年には約三万人に減少するなど、飛躍的に改善を見たという状況がございました。  しかし、最近また...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この生活保護の在り方につきましては、実は骨太方針二〇〇六、今年は六月だったかと思います、あるいは七月にずれ込んだかと思いますが、この骨太方針におきまして、既に母子加算につきまして就労支援策を講じつつ廃止を含めた見直しを行うこと、それから自宅を保有している...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、一般の母子世帯、これまあ母子世帯ということですから子供一人の場合を基準に取っているわけですけれども、この消費支出額の平均、これを取りましても、これはもう非常に、全国の平均ということですけれども、これをも上回っているということもございますし、また低...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、本当に、その場面もそうだし、また、いろいろな場面にそうですけれども、感情的には、気持ちの上ではいろいろなことのお訴えを理解しているということを申し上げるわけです。  ただ、私も行政の責任者として、これについて公費負担医療制度の対象にできるかどうかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 肝炎の問題については、現在、司法手続が取られているという側面もございます。そういうようなこともありまして、その問題については、やはり従来とも、これは政府として一貫してそういう態度を取っているわけですけれども、そういった問題について法廷の外でいろいろと話の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは、何回言われても、私の今の答弁を変えるつもりはありません。やっぱり法廷で争っていることのその当事者のお話を私が直接聞いて法廷外でやり取りするというのはやっぱり適切を欠くと、このように思います。  ですから、それ以外の患者さんの実情等についてのお話...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 除斥期間という法的地位の安定を図るために、客観的にその期間が経過すれば損害賠償請求権が消滅すると、それは被害者側の認識のいかんを問わないという厳然たる制度があるわけです。したがいまして、この除斥期間の問題というのは、正に民法解釈の根幹にかかわる一般的な問...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来お答えいたしておりますとおり、特定疾患治療研究事業というのは、一定の要件に該当する疾患を対象として行われているところでございます。研究ができるだけ効果的に実施されるためには、患者数の推移など、状況の変化に応じて対象の見直しを行うことは、これはもう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も同情を申し上げるというか、お気の毒な事態だというふうに思っておることはもう間違いありません。ただ、私も行政の責任者でして、制度を構築する、あるいは発動するという場合には、これはもう公平公正、他との均衡、こういったものを常に念頭に置いて判断をしなければ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来申し上げていることの繰り返しですけれども、公費負担医療制度の対象疾病、これまでのものとどういう関係に立つかということを私として考えなきゃなりません。  したがいまして、涙の点はよく分かりますけれども、どこでどういうことをなすべきかということは、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 解決するということで、どういうことを意味されたかあれですけれども、私、必ずしも十分に御理解をさせていただいたかどうかは分かりませんけれども、我々としては、先ほど言ったような健診の強化その他の措置でもってこの肝炎対策の充実を図っていくということが私どもの道...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) やはり、国の制度について、これについて判断をいただくという場合には、しっかりした法律構成、法律判断がそこにあったということでございまして、私どもとしては、それに従ってそれに沿った措置を早速講じているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは医療費だと思います。ですから、また自己負担とはまた別途の話ではないかと、このようにお聞きいたしました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう、健診を含めて、公費負担の問題というのは一つのルールに基づいて行われているということでありまして、それ以外の制度を仕組むということになれば、私ども、先ほど言ったように、行政制度の基本に立ち返ってこれを考えていかなきゃならないと、こういうことです...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの前任者がいろんな努力をしたということについての御評価のお言葉をいただきました。私も前任者たちのやられたことについてはいろいろと勉強をさせていただいております。  この問題につきましては、先ほど来申し上げておるような基本的な立場でありますが、これ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
12月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○柳澤国務大臣 結論を申しますと、いたしておりません。  これは、今筒井委員が御指摘になられた私の十一月十日の経済財政諮問会議における発言ということでございますけれども、私は、その際、年末までに新人口推計を策定予定ではあるけれども、推計結果は前回推計より厳しくなる可能性がある、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今局長が説明をさせていただきましたような法律上の文言、これからそんたくされるところは、五〇%を維持したいというのが法律の中で非常に強い意向だということになっていると思います。その意向を実現するためのいろいろな考え方、措置というものが規定されているということでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 維持しようという意思を持って構成された制度であり、法律だというふうに私は読み取っております。
○柳澤国務大臣 十六年改正法附則第二条におきましては、年金給付については、老齢基礎年金の額に二を乗じて得た額と平均的な男子の賃金を平均標準報酬額として計算した老齢厚生年金の額との合計額の男子被保険者の平均的な賃金に対する比率が百分の五十を上回ることとなるような給付水準を将来にわた...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、加藤委員御指摘のように、私は、安倍総理の所信表明演説を受けまして、イノベーションのトップバッターに医薬というものが掲げられたことを非常に重要に受けとめているわけでございます。そうした意味で、医薬の分野におけるイノベーションを、役所のいろいろな手だてを使って、し...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな制度の、特に保険料徴収というのはなかなか難しい問題を抱えているということの中で、これまでそれぞれの制度がつくられるに当たってどういう徴収の仕組みをつくったらいいか、こういうことで苦労をされてきたと思います。  今、加藤委員が、最近スタートした保険制度は...全文を見る
○柳澤国務大臣 急速な高齢化の進展に伴いまして、どうしても若者に比べて高齢者の医療費はかさみますので、医療費全体としてもこれが増加をしてしまう、こういう状況にあります。  この状況の中で、医療制度を将来にわたって国民皆保険というものを中心として持続可能なものにしていく観点から、...全文を見る
○柳澤国務大臣 まずNICUの確保が大事、そしてまたそれを取り巻くところの周産期医療のネットワークの構築が大事ということなんですが、今古屋委員の御指摘のように、NICUに長期に入院をする、そういうような患者さん、新生児の方が非常に多くて、NICUが占拠状態になっている、こういう事...全文を見る
○柳澤国務大臣 古屋先生御指摘のとおり、産科のお医者様の萎縮ということがあってはならないわけでございまして、そのためには、一定の確率で生じてしまう脳性麻痺の新生児などの問題に関しまして、無過失補償制度の御要望がかねてあったところでございます。  この制度を仕組むことによって安心...全文を見る
○柳澤国務大臣 非常に難しい問題状況を御提起いただいていると思います。  障害者の自立支援のための就業ということで、福祉の面は当然あるわけですけれども、同時に、就業ということで、労働者としての基準法の遵守の問題、あるいは労働条件の確保の問題もある、こういうことでございますが、仮...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の特定疾患の対象者の見直しの動きと申しますのは、平成十四年八月の厚生科学審議会疾病対策部会の難病対策委員会中間報告において、対象となった後で患者数が五万人を上回るような疾患については引き続き特定疾患として取り扱うかどうかという問題提起を受けて、これについて検討...全文を見る
○柳澤国務大臣 難病対策につきましては、つとに難病対策要綱という総合的な施策の構えができておりまして、それによりますと、第一は調査研究の推進、第二は医療施設等の整備、第三は医療費の自己負担の軽減、第四は地域における保健、医療、福祉の充実、連携、第五にクオリティー・オブ・ライフの向...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、郡委員の方から既に御指摘をいただきましたように、先ほど来の、厚生科学審議会の難病対策委員会の方であったと思いますが、法制化については二つの意見が分かれたということでございます。  厚生労働省といたしましては、難病対策を着実に推進するとともに、法制化については...全文を見る
○柳澤国務大臣 今提案されている法案が仮に成立をした場合に、特にA案が成立した場合にどのぐらい腎移植、死体腎の移植がふえるかということについては、我が省として予測の数字を持っているという状況にありません。
○柳澤国務大臣 これまで、この問題について、政府の考え方はもう既に何回もここで申し上げたので、ここでは繰り返しません。  それからまた、現に医療費の自己負担部分について、政府がいろいろな形、保険を使い、あるいは公費を使って助成しているものには一つの原則があるようにも思いまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 率直に言って、今山井議員がおっしゃられたように、私、全部を熱心に読むというだけの時間はありませんでしたけれども、文字どおり目を通させていただきました。大変恵まれた御家庭に育ち、また青春期、思春期に恵まれた学生生活を送られた方だったな、それだけに肝炎の診断というもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、裁判というのは、もう山井委員もよく御案内のように、法と証拠に基づいて行われるわけです。だから、推測、想定はできても、やはり、その証拠、そういうようなことでこういう過失が認定されるというようなことが必要になるということだろうと思います。
○柳澤国務大臣 そのとおりです。
○柳澤国務大臣 今、ちょっと私、同じようなケースの訴訟が行われているというようなことを含めて、法廷の場で、一応争いという形式を、争訟という形をとるわけですが、そういうようなことをやっている当事者同士が法廷外でお会いをするということには、とかくいろいろな問題も起きがちなので、そうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 森上さん、お母様は大変お気の毒な目にお遭いになられたということで、心から御同情申し上げますと同時に、息子さんとの間でそういう手術を受けられて、とにかくその後もこうしたところにまでお出ましいただくまでに御回復になっていらっしゃるということについては、これはもう本当に...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろ山井議員の勉強を踏まえた、具体的な制度にまで踏み込んだ御質疑に対して心から敬意を表しますが、今お触れになられた、特定疾病というんですか、我々の方で言う高額療養費制度における長期高額疾病の特例というものは、実は疾患の要件がありまして、一つは費用が著しく高額な...全文を見る
○柳澤国務大臣 もちろん、検討と申しますか勉強はさせていただいているわけですけれども、これは政令でございまして、私の一存だけで、今、山井委員がそういう考え方の前提のようにお聞きしましたけれども、そういうことにはなっておりません。
○柳澤国務大臣 少子高齢化が進む中で、私ども、労働力人口の減少を大変懸念しているところでございます。したがいまして、これを補わなければならないということで、女性の方あるいは高齢者の方、こういうような方、特に高齢者の方が長年にわたって培った知識や経験を生かして職場の現場で働いていた...全文を見る
○柳澤国務大臣 まさに、四千カ所が三千カ所になったという報道で私もその実感を持ったわけですけれども、同時に、阿部委員に唆されてわき道にそれるわけじゃありませんけれども、私は、自分の孫が三歳の七五三になったときに、家内が一生懸命デパートに電話をして、それも直前になって電話して、安く...全文を見る
12月04日第165回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今般、会計検査院の検査結果におきまして、地方労働局の不正経理の問題、これは多く国家の財政に損害を与える性質の指摘事項でございますが、それとともに不適正経理、これは経理のやり方が適正を欠いている、法令に遵守していない、こういうたぐいの指摘事項でございますが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、中島委員の御指摘になりましたように、国民年金の保険料につきまして百十六事務所で二十二万二千五百八十七件という多数の事案につきまして不適正な手続の下で免除の措置がとられたということ、これにつきましても今この決算上の大きな我々の課題だと、このように受け止...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生活保護の点につきましては、保護率に地域格差が見られるというのは先生御指摘のとおりでございました。  私も党におりますときには、この問題について、本当、那辺に一体原因があるのかというようなことで検討をさせていただく会議に参画をいたしましたけれども、私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 多額の医療費がこの皆保険ということの中でお医者様からの、医療機関からの請求にこたえて審査が行われ、それでその支払が行われているということでございますが、これをいかに適正化するかということはもう非常に大きな課題だと、そういうふうに認識しております。  そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護がひとつ成熟をし始めて、そしてその医療によるケアとの間で分界を画すべきところが多いわけですが、現実にはなかなかそれが難しいということで、検査院の不当な会計処理ということで指摘も受けちゃうというようになっているということは私も大きな問題であるというふう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国の医薬品の承認手続におきましては、欧米諸国で既に承認されておりながらまだ未承認と、こういうようなものがあるということは御指摘のとおりでございます。したがいまして、これについて早く承認をするというこの考え方の下で、まず第一に、その未承認の医薬品が医療...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、科学技術担当大臣が申し上げましたとおり、安全で有効な医薬品を迅速に国民の手元に届けるということは、私どもにとってもう本当に重要な課題でございます。それには治験というものが少し不振であったということで、これについても治験活性化三か年計画というのをやって...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医薬の開発は、まず基礎研究、それから開発段階、それから治療研究ということの中で、その一部に今委員仰せのとおり治験も位置付けられておって、こういう一連の流れの中で国民に提供されるという、こういうことでございますが、今私どもも、この治療研究の段階、本当に国民...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民に有効で安全な医薬を、医療を提供していくということを考えた場合に、日々の医療保険の支払、こういうことももちろん、今や巨額にもう上っているわけですけれども、だからといって新しいフロンティアの開発というか研究というか、さらに、臨床研究といったものをおろそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) DOTSが結核の蔓延に大変大事な措置であるということは、もうみんなほぼ共通の認識になってきていると思うわけでございます。  高齢者の結核が増えておりますが、これも、昔薬を、本来だったら飲み切らなきゃいけないのを飲み切らなかったということから再発をしてい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに後期高齢者医療制度というものが始まるわけですが、その点については、これからどういうふうな医療にするかということにつきまして、現在、社会保障審議会特別部会において御議論をいただいておりますので、今ここで我々が予断を持っていろいろお話をするということは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 遠山議員から現在の労働市場のお話をいろいろ深刻な問題、指摘を含めてお伺いしました。  ただ、私、ここでちょっとお時間いただいて申し上げたいんですけれども、派遣が悪い、あるいは短時間労働が悪いというように一刀両断に決め付けた議論というのは、現在のように雇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっとその前に、三年期限の話をミスリードになっても困りますので申させていただきたいんですけれども、三年を期限にするのは、最初の技術的な、ちゃんと自分に専門の技術を持っているいわゆる二十六業種の方にはそういう制限はありません。彼らは自分自身そういう技術持...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十六年度末で四〇・五%となりまして、一年前倒しで十七年度に三〇%とするという目標をクリアいたしました。最近時点ではどうかと申しますと、平成十八年十月末における、これはまあ先生、広告とおっしゃられたかもしれませんが、ハローワークでの求人について年齢不問...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず第一に、六十五歳以上のところに奨励金を出しまして、企業規模に応じまして四十万ないし八十万ということで、一時金でございますけれども、奨励金を出させていただいております。それを今度、七十歳以上の定年、あるいは定年の廃止の企業に対してはこれを倍増するという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護の費用の適正化は、今先生がおっしゃられるように、今厚労省が熱心に取り組んでいるところでございますけれども、大きな柱であるところの通知制度については、今言われたようなちょっと欠陥というか、そういう問題があることも確かであります。  いずれにいたしまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者自立支援法につきましては、もう紙委員も御承知のとおりの目的がございます。それは、今までどちらかというと措置費でやられていたころの言わば延長だったと思われるんですけれども、まず第一に、この障害者福祉の自立支援についても実は地域的なばらつきが非常に多か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども厚生労働省は、国会の議論もございましたが、もうできるだけ法施行後の実際の法の運用状況、こういうことについて調査をいたしております。大体先月末をめどにこれを取りまとめたいということでございますが、まあこの調査そのものもかなり手間が掛かるものですからな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしましては、この障害者自立支援制度が円滑にいく、特に利用者の観点からこれが耐えられないから施設をやめてしまうというようなことの生じないように、そういう方向での改善策を探ってまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど事業者についても改善の方策がないのかということについて、その可能性を探ってまいるということを申し上げました。報酬単価の問題もありますが、基本を我々変えるわけにはまいらないということで、現在あります最低保障、従前のレベルに比べて今原案では八〇%保障し...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま中村委員から新しくスタートをいたしました障害者自立支援制度につきまして、やや現状とそぐわない点があるという御指摘をいただきました。  私どもは、まず障害者自立支援制度そのものの基本的な方向、これについては大方の御理解をいただいているというふうに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 会計基準とは、中村委員専門でいらっしゃるのに釈迦に説法になって恐縮ですけれども、通常は、企業の会計基準というのは、まず第一義的には投資家のためにあるわけでございます。投資家がしっかりした会計基準によって処理された会計の状況、経理の状況、会社の財務内容、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、柳澤姓というのはそう少なくもないんだろうと思うんですけれども、国会議員として二人以上柳澤姓を名乗る議員がいるということはめったにない。柳澤光美先生が御当選になられるまで私は柳澤姓のために孤軍奮闘してまいりましたけれども、今度大変な援軍が現れたという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどの私の所信におきましても、「様々な政策を適切に実施する」というくだりがございます。結局、この適切さというものが非常に時代環境等によりまして判断が難しいところでございまして、私ども政府側でいろいろ考えたところを提案させていただく中でいろいろと御議論を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それじゃ、雇用だけちょっと申し上げますと、要するに、ミスマッチを解消するため、あるいはこれを活性化するために実はこの規制緩和というものをある程度行ったというようなことでございまして、そういう、先ほど言った主要な分野について国民の信頼、それから持続可能性と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう柳澤委員御指摘のこと、ほとんどすべて私も同感でございます。厚生労働行政におきましては人という要素が非常に大事だと、これも全くそのとおりであると思っております。  それから、労働の質ということにかんがみますと、労働人口が減る中で日本が所要の経済成長を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者の皆さんをできるだけたくさん雇用していただいて、法定の障害者雇用率というものもございますけれども、できるだけそれを実現をしていただきたいということでございます。  今御指摘になられたように、正に企業の社会的責任、CSRそのものでありまして、このご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護労働者の今の定着の状況というものが非常に厳しい状況にあるということは、私どももよく認識をいたしております。  そういう中で、委員は今、賃金の安さはまた後で論ずるとして、社会的な評価が低いところも問題ではないかということを御指摘になられまして、私もそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 率直に言って、私も相当の年齢を重ねておりまして、あることを始めたら、なぜそういうことをやったんだと理由を聞かれまして、私は、そんなこと言われても分からぬよと言いましたら、それは余生を感じ始めたからだとずばり友人に言われまして、なるほどそう言われてみるとそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 野田先生は、私も個人的にも承知して……
○国務大臣(柳澤伯夫君) いやいや、野田一夫さんのことを言ったんでしょう。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 野田一夫先生のことを私も個人的によく知っておりまして、経営学を日本でほとんど戦後切り開いたような位置に立つ学者さんでございまして、多摩大学という非常にユニークな、初めて学生によって教授を評価するというようなシステムを入れたあの学校の学長をされていたことも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあそう性急におっしゃらないで、ひとつお聞き取りをいただきたいと思いますが。  現在、ほとんどの都道府県教育委員会が法定雇用率を達成していないという状況にございます。これは障害者の雇用機会の確保という同法の趣旨に反するわけですけれども、達していない場合...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 端的にお答えいたしますと、違法な状態であると申せます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 公的な機関でございますので、我が厚労省としては恐らく高めの目標を設定している、民間の方よりも高めの目標を設定して率先垂範を期待するということがこの二・〇という目標率に示されていると、このように思います。  一方、罰則がないのは何か。これは公的機関が公的...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 報告を受けます期限が十一月末日ということになっておりました。したがいまして、これをまとまり次第速やかに公表いたすということでございます。来年一月には公表できるのではないかと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 津田委員が御指摘になりますように、第一次判定と第二次判定との間にかなりの開差があるということがまず事実としてありますし、それからまた、こんなことはあってはならないことですけれども、そういうことがあるとすると、今度は二次判定というような、合議体ではございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 世帯というのが大変たくさんの法律で使われているけれども、定義がないという御教示もいただきました。  私は、できればどの法律でも世帯というのは、率直に言って、住民基本台帳事務処理要領が示すところが常識的なところだろうと思いまして、そういうものに一本化され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 二つ申し上げたいんでございますけれども、一つは、所得の捕捉ということをよく言われるわけでございますけれども、私は少しばかり税のことを扱った経験がある人間でございますが、その立場から言わせていただきますと、一般に必要経費の認定、これはサラリーマンでいう給与...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、何か抽象的に、自分の信念で、信念と申しますか、先入見でもってトッププライオリティーというふうに言ったわけではないんです。これは、多分その発言のときにも申しておると思うんですけれども、内閣に対する期待というようなものの中で、財政再建とか東アジア外交とか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変この分野に通暁なさっている山本委員の御提案、障害者に対する支援というものは非常に専門性の高い知見というものを背景にしたものでなければならないのではないかということは、私も直観的には何となく理解できるというふうに思います。  障害ということになります...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず昭和六十二年の意見具申でございますけれども、ケアワーカーにつきまして、社会福祉に働く者としての倫理性等を前提として、生命と生活にかかわる専門性が求められる旨の記述が盛り込まれております。介護福祉士の資格は、この意見具申等も踏まえまして、専門的知識及び...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の判決につきましては、国側一部敗訴という判決でございまして、国側にとって厳しい判決であると受け止めております。  今後の対応につきましては、関係各省において判決内容を詳しく検討して、協議した上で決めることとしたいということでございます。  私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点につきましても、同じような訴訟で十月に東京高裁において逆に国側の主張を認める判決をいただいたというようなこともございますので、先ほどの判決の場合と同様、判決内容を十分検討して、その上で関係機関と協議の上、対応を決定いたしたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘のように、この条約案につきましては、国際社会における障害者の権利の擁護と促進を達成していく上で非常に重要との認識に立ちまして、当初から条約交渉に厚生労働省としては積極的に対応をいたしておりました。  厚生労働省、我々といたしましては、本条約が国...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も記録でしかこの状況を承知しておらないところでありますけれども、お聞きするところによりますと、書き物による報告ですが、議員の肉声は他の議員が十分に聞き取れるレベルに回復していないということでございますので、会議録等の作成のため、読み上げパソコンとの併用...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も乖離が多いと、大きいと思いますが、今の中村局長の話を聞いておりますと、これは変更というよりも、一次、二次を合わせて評価してもらいたいというのが担当局長の意見だということです。  ただ、私としては、これは一次、二次というふうにいって、二次で変更をする...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、多くの人、特に与党からも実はそういう御提言がありまして、私としては、このような意見にも従ってまず速やかに着手したいと、このように思います。  いずれにしても、データの収集等には一定の期間が必要となりますので、現時点でいつまでと言うことは困難であ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小池委員は、何もかも国で施策を決めて画一的な行政を国の負担でやるべきだって言うんですが、他方、地方分権という声も随分大きいわけですよね。そういうことの中で、我々は、この地域生活支援事業につきましてはやはり交付金でやりまして、それで地域の実情に応じたいろん...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この障害者自立支援法全体がかなり大きな改革であったということ、それから言わば何か準備期間というようなものがほかの介護の事業等に比べまして非常に短かったじゃないかというような御指摘もあって、その間の移行期間での特別な措置を講ずるということで、できるだけ移行...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは補助金でございまして、実際事業が行われて、それが不足だということになりましたらまた手当てをしていくということになるものと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) お尋ねの判決につきましては、十二月の一日に神戸地方裁判所において国側一部敗訴の判決が言い渡されまして、国側にとって厳しい判決であると受け止めております。この判決についての今後の対応については、関係各省において判決内容を詳しく検討して協議をした上で決めるこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 判決文そのものはまだ読んでおりませんが、基本的なこの争点というべきものについては一応整理をされたものがございますので、それで私は一応のポイントだけは理解していると、このように申し上げることができようかと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず一つは、早期帰国義務という論点についての判決が国側の主張が取り入れられなくて、それが政府側の懈怠ということで、帰国に関し、まず、早期帰国義務につきまして、日中国交正常化後における残留孤児の帰国の妨げとなる違法な措置により帰国を制限され、永住帰国を遅延...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは先ほど答弁したように、厳しい判決だというふうに受け止めました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはやはり専門的な分析を経て今後の対応を決めなければならないということが第一点ですし、第二点は、もうすぐに国会での論議がありまして、先ほど福島委員も触れたような総理の答弁もありましたので、その線で我々は具体的な措置を検討しなければならないと、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう先ほど来答弁をいたしておりますとおり、中国残留孤児の方々がだんだん高齢化しているということもございまして、きめ細やかな対応を考えていかなければならないということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 福島委員もお認めになられたとおり、これまでも実態に即してきめ細かな支援が行われてきた、これはお認めいただいたとおりだと思うんです。ただし、これが、今政府側が、政府参考人が答弁申し上げましたとおり、やや見込み違いのところもあったと、こういうことです。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今後の措置につきましては、対応については先ほど申したようなことを私どもは考えておりまして、これはそれとは一応切り離した形で、これまでとった措置のよりきめ細やかな検討の下での改善策ということを考えようということを先ほど来申し上げているところです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは与党の非常な御熱心な検討の結果出てきたものでありまして、私どもとしてはそれを重く置け止めて、更にそうしたことに耳を傾けながら、私どもの調査結果も踏まえて今後とるべき措置を検討したいと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 自立とは何かというお話をいただきまして、私は本当に自分のかつての選挙区ですけれども、大変恩義になった方が理事長だった天竜厚生会という施設があるんですが、そこに行きまして、これは本当に重度の方たちもそこにはいらっしゃるわけですけれども、そこで少しでも身の回...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この自立支援法の考えているところについて、応益負担というお話もありましたけれども、現実には、応益負担一割をそのまま施行しているわけではなくて、上限を所得に応じて段階的に置いているということがございます。  私は、今ちょっと、それがどういうカーブになるか...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○柳澤国務大臣 障害者自立支援法は、本当に、今、吉野委員が触れられたように、八代議員を筆頭にいろいろな方々のお知恵をいただいて、障害者福祉のあり方というものをよりよいものに改めていくという大きな構想のもとで制定されたものだということでございます。  今委員がお触れになりましたよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、吉野委員から御指摘になりましたことでございますけれども、現行も軽減措置を講じてはいるわけでございます。  しかし、在宅の場合に、大体において稼得能力のある家族と同居していることが多いものですから、なかなか、我々が設定いたしました軽減の適用については、その割合...全文を見る
○柳澤国務大臣 自立支援法におきましては、サービスを利用していない場合でも毎月一定額の報酬を保障している月払い方式から、いわゆる日払い方式へと方式を改めたわけでございます。これは、複数のサービスを組み合わせて利用者が利用できるということをねらった仕組みであったわけでございます。日...全文を見る
○柳澤国務大臣 自立支援法におきましては、できる限り住みなれた地域において生活を継続していただく観点から、自立訓練事業や就労移行支援事業を創設いたしました。これらの事業に積極的に取り組むことによって障害者の方々が地域移行を円滑に進めていく、こういうことが重要であると考えております...全文を見る
○柳澤国務大臣 利用者の負担につきまして、特に通所、在宅サービスを利用している低所得者の方々につきましては、私どももこれまで配慮をしてまいったつもりでございます。所得に応じた負担上限額の設定、それに加えまして、社会福祉法人軽減により上限額を二分の一に引き下げるというような措置を既...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害児施設の利用者負担の見直しでございますけれども、本年十月からこの制度が施行されたばかりでもあるということで、その状況について私どもとしても注視をしているところでございます。  しかし、自治体などからいろいろな御要望をいただいておるところでございまして、現在の...全文を見る
○柳澤国務大臣 利用者については、ただいま既に申し上げたようなことで問題点に対応していくということでございますが、今御指摘のように、事業者にもまた問題があるのではないか、こういうことでございます。報酬の日払い化への即時の対応に苦慮している事業者が見られる、そういうようなことから、...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法の附則におきましては、障害者の定義の問題、あるいは障害者の就労支援を含めた所得確保に係る施策のあり方が検討課題とされておりまして、法施行三年後の見直しに向けて検討を進めるべきこととされております。  このため、障害者の所得の確保については、働いて...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法は、もう何回も申し上げておりますように、地域での生活や就業など障害者のニーズに即応した支援を体系づけるなどの改革を行うものでありまして、こうした自立支援法の目指す方向性については、いろいろな方から御賛同の声をいただいているものと認識をいたしておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 自立支援法は、支援措置に移りましてから補正予算のたびに大変多額の財政資金投入をしなければならない、こういう事態に立ち至りまして、より安定した財政的な裏打ちをした制度にしたい、こういう考え方のもとで、かたがた、また実際に障害者の状況を施設に閉じ込めておくような傾向の...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在の社会保障制度は、国民皆保険、皆年金その他万般にわたりまして、国際的に見てもかなりの水準にあるというふうに考えております。  ところが、他方で社会保障制度を支える財政資金、こういうものについては、社会保障制度の枠内ではこれがしっかりと投入されている。昔のよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 自立支援法の考え方でございますけれども、財政的な裏打ちを本当に不足のないようにしようということでありますと、やはりその制度は、制限的な支援費あるいは制限的な措置費の時代に比べましてより広く国民の支持を得なければならない、このように私は考えるわけでございます。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 民間企業におきます障害者の雇用状況でございますが、平成十七年六月一日現在におきまして実雇用率が一・四九%、これは確かに委員の御指摘のとおり、法定雇用率の一・八%が未達の状態ということでございます。  他方、この法定雇用率達成企業の割合が四二・一%というふうになっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 働きに行ってということで、働きに行ってもらう賃金、工賃よりも支払う方が多くなるということは通常あり得ないではないかという田名部委員の仰せは、それは、そういうことであれば、そういう言い方をするとそのとおりかと思うんです。  しかし、その場合に、働きに行くということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 仰せのとおりと思っております。
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法につきましては、たびたび申し上げておりますように、これが当初の措置費から支援費に変わり、支援費をぜひもっと安定的な財源で裏打ちしてもらいたい、かたがた、障害者の支援については地域的な偏りもあるので、それを全市町村の障害福祉計画のもとでみんなが均てん...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法におきます事業者への報酬の支払いは、日払い方式になったわけでございます。これは、利用者にとりましては複数のサービスを組み合わせて利用することができるということ、それからまた事業者にとっては、利用者から選ばれる存在になることによってサービスの向上に努...全文を見る
○柳澤国務大臣 たびたび山井委員を中心とした方々からそういう強い要請がございまして、私どもも、実態を把握することは何よりも必要である、こういうようなことから、現在、調査を行っております。  共通のフォーマットで、そうした利用抑制というようなことを中心として今尋ねているわけでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害児を持たれた親御さんというのは本当に御苦労が多いということも、私も近回りにそういう方がいらっしゃいますので、よく承知をしております。  そういうことで、山井委員からはせめてこの部分だけでも、応益制というのは私どもこれを申し上げておりません、むしろ定率負担とい...全文を見る
○柳澤国務大臣 保育所が日割りであるということは、私、聞いておりません。そういうことはないというふうに認識をいたしております。  このたびの施設の事業者につきまして、日割りになったことによって、特に通所のケースが多いと思いますので、通所の場合にはなかなか減免のところの適用者が少...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは非常に、山井委員の現実に即してよく事実をごらんになった立場からの御質問だと思って、受けとめました。  私の友人で、知的障害を持っているかなり重症の障害児をお持ちの方がいらっしゃるわけですが、彼が言うには、こう言うんですね。ずうっと何にも言葉を発しない、しか...全文を見る
○柳澤国務大臣 いずれにしても、私も、もしそういうことが事実であれば、本当にお気の毒だというふうに申さざるを得ないと思います。  私ども、そうした悲劇が起こらないように、本当にきめ細かく、負担能力をよく見て負担のレベルを決めていこうということで今いろいろと努力をいたしておるとこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま山井委員がおっしゃられたとおり、障害児の皆さん方は、施設を利用することによって少しでも発達、それからいい方向への状況の改善ということの希望がふえるんだろう、こういうように思います。ですから、施設をできるだけ円滑に利用していただけるように、所得の状況に応じて...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の御指摘のとおり、質の高いサービスを確保する上では、資質の高い職員を確保しておくことが非常に重要だ、このように考えます。  これも今委員のお述べになったところから、やはり事業者に対する報酬がそういう事態をもたらしているのではないかというようなことを御主張され...全文を見る
○柳澤国務大臣 同じ事態に着目してどのような表現をするかということではないか、このように思います。  事業者のもとにおける職員の皆さんが生きがいを持ってやっていただけるというように私は申したのでございますけれども、そうした職場を離れたいというような消極的な気持ちに陥っている、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害児の方々は発達過程にもとよりあることでございますので、個々の状況に応じて適切な療育や支援を行うことがその発達にとって極めて重要だと思っております。  それから、障害児についても、措置ではなくてサービスの選択ができるように新しい制度がなったわけでございますけれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 この障害者に対する施策のいきさつをよくお考えいただきたい、こう思うわけでございます。  最初は措置費、これはもう全く施設の中でいろいろ処遇をするということが基本です。  それが支援費になった。私も実は党の政調におりまして、当時の厚生省の担当官が、補正の都度、二...全文を見る
○柳澤国務大臣 余り財政論を振り回すつもりはありません。ありませんが、義務的な経費にするということ、それに加えて、もっともっと、今まで放置されてきたと言っては、厚生労働省の職員、事務方にちょっと厳しい言い方過ぎるかもしれませんけれども、そういう方がもしいたとしても、それを漏れなく...全文を見る
○柳澤国務大臣 自治体の財政力については、それぞれの自治体が置かれている経済状況、地域地域の経済状況によって一定の格差があるという御指摘は、私どももよく認識をいたしております。同じ認識だということでございます。  しかし、これはそのまま私ども、これで固定化させていいということは...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働省より資料を提出させていただきましたので、発言させていただきます。  平成十七年度決算検査報告において指摘されました都道府県労働局における不正経理等について御報告申し上げます。  厚生労働省としましては、平成十...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金制度は、これから我が国が高齢化社会に移行する、あるいは突入するということの中で、国民の生活を安定させるためには極めて重要な制度であることは申すまでもないわけでございます。この年金制度を国民の信頼に足る持続可能な制度にするということを主眼にいたしまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 中島先生には、この最初に御提起いただきました平成十六年度の年金の抜本改革のときに党の政策責任を担う立場から大変大きな御貢献をいただいたということは私としてもよく承知をいたしているところでございます。  で、そういうお立場から、制度そのものが信頼されると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 財政検証の時期といたしましては、これは平成二十一年度までの間にこれをしっかり行って、結果を公表するという大きな、またしっかりした枠組みの下で事を進めたいと思っております。  ただ、その前に、実は国勢調査に基づきまして新しい人口推計を発表するというタイミ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正に中島先生おっしゃられましたとおり、これから我が国が高齢化社会を迎えるということの中で、高齢者の雇用の問題、これはどちらかというと労働力の減少をむしろ補てんする、そういう一つの、何というか、人材確保策としても非常に社会的な要請が強いものだと、このように...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、実は先ほども申し上げましたように、新しい人口推計は昨今の子供の出生数等を見ますと、前回推計よりもかなり厳しいものになると、こういうことが見込まれるわけです。  それは具体的にどうこうということは、我々まだだれも数字としてこの情報を持ち合わせてい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 中国残留邦人の訴訟につきましては、仰せのとおり、神戸地裁の判決がございまして、これに対しては私どもとしては上級審の判断を仰ぐことに決定いたしました。と申しますのも、この訴訟につきましては、既に大阪地裁と東京地裁におきまして、いずれも国側が勝訴する判決が出...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者自立支援法につきましては、これまでの支援をより改善をするというか、そちらの方向に私どもとしては体系付けてまいりたい、こういうようなことで改革を行わせていただいたわけでございます。  この法の目指す方向性につきましては大方の賛同も得られているのでは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、辻委員が御指摘になられましたとおり、年金課税の見直しなどが税制改正の一環として行われたわけでございます。それは要するに、年金の受給者であるからこれは負担能力がないというような考え方ではなくて、やっぱり所得に応じてそれぞれに御負担をいただく、つまり年齢...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ですから、それに対してはそのものずばりがいいということではなくて、工夫をしながら、負担調整をしながらこうした制度の導入を図ったということで、全体として御理解をいただきたいということを申し上げている次第です。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、先般の税の改正に伴う跳ね返りあるいはこの保険料、利用者負担そのものの改定といったことについては、先ほど来申しているように激変緩和措置等を入れての導入でございますので、これはこれとして是非御理解を賜りたい、このように考えておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そもそも労働行政あるいは労働法制というものがどこから出てきたかといえば、これはもう、この自由社会の中で経営と労働側が一対一で自由な契約を結ぶということでは、やはり労働者の側が基本的に弱い立場にあって、公正な契約というものが期待しがたいというところで労働法...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう、要するに均衡処遇というのは明らかにそうした方向での均衡処遇でありまして、私ども労働側がこの条件を悪化させるというようなことを推し進めるというような立場には本来ないと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経済財政諮問会議というのは、もうこれは、何と申しますか、総理が任命するということでございまして、その中に労働側が入っていないというようなことの労働者の声も聞いておりますけれども、今のメンバーでもって進んでいくんだろうと思うわけでございます。  私がそこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 全く知りませんでした。  しかし、その患者さん御自身が最近厚生労働省においでになられたということで事務方から報告を受けました。現在は治療法が確立しておらず、研究の推進を望んでいる等の実情をお聞かせいただいたとの報告を受けております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 難病対策予算につきましては、当然のことながら、十八年度予算に比較して、十九年度におきましてはその増額を要求しているところでございます。なかなか財政当局の姿勢も硬くて、果たしてこれが十分な成果を上げ得るかどうかということは、現在段階では内容もはっきりしてい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 企業及び企業の中で働いている従業員、労働者、こういうような方々について日本的な色彩がどうしてはぐくまれてきたか、またそれが現在の経済の潮流の中でどういう変容を遂げていると評価するかといったことを問題提起いただいたのではないかと、このように理解いたしており...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本の労働者、従業員の方々の労働時間というのはやっぱり総体的に長いのではないかと、こういうように思っております。  特にまた、失業率というかそういうものが非常に上がってきたときに、ワークシェアリングというか、そういうようなことで雇用をお互いに確保し合お...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働時間につきましては、今、小泉内閣で千八百時間の目標というものの旗を下ろしたというお話がございましたけれども、これは総実労働時間では一応ほぼ目標を達したということで、その実態が今委員が御指摘のとおり二極分化をしているということになりましたので、そういう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変厳しいお言葉をいただきまして、自分の不敏、不徳を大変感じざるを得ないわけでございます。  しかし、そういうことでございますが、先生のお話の中で、やはり景気の伸縮に応じて社会保障の給付が伸縮するということはまかりならないと、このお話は私もそのとおりだ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 行政各分野はそれぞれに、現在のこういうシーリング、厳しい財政の引き締め基調の中で目一杯冗費の節減等に努めているわけでございまして、ほかの省庁はゆるゆるだから厚生労働省の社会保障経費のためにそれをはがして持ってこいということになりますと、なかなか私の力に余...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、労働あるいは雇用の形態が非常に多様化しているという、この事実はもう事実としてあると思います。  そして、それぞれの形態で働く労働者の意識はどうかといいますと、私ども、常用雇用、長期雇用であるのが望ましい。だけど、やむを得ず今こういう非正規の労働...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 製造現場への労働者派遣の解禁というのは、産業構造の転換や国際化が進展する中で、日々変動する業務量に応じて労働力の需要に弾力的に対処したいというニーズにこたえるものだというふうに考えております。  改正法の施行後、製造現場における労働者派遣が広がりを見せ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働者派遣事業にかかわる指導監督の実施の状況でございますけれども、これは平成十七年度で、労働者派遣請負の合計でございますが、六千六十八件ということになっておりまして、これらは時系列的に見ると大変最近において増加の傾向にあるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) こういう観点からの調査がかねてから行われておればこれは簡単に出せますし、集計の問題にしかすぎません。しかし、もしそうでないとしますと、なかなか時間が掛かる。  と申しますのは、請負の労働者のうち正規、非正規ということは、これはもう当然のことながらすぐ出...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、委員が御指摘になられたとおり、製造業におきましては、建設業と事情が違うということから統括安全衛生責任者の選任等は一律に義務付けられておりません。その代わりということで、作業間の連絡調整等を的確に実施するため統括管理する者を選任するということで、労働災...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もかねがねそのように思っております。本当に日本の皆年金、また健康保険についての皆保険というのは、正に誇るべき制度であるというふうに思っております。にもかかわらず、何か年金について非常に脆弱である、将来展望も明るくないというような、むしろマイナスイメージ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま本当にFOPを病むお子さんのために高校生まで立ち上がったという御報告をいただきまして、私も大変印象深く伺った次第です。  このFOPにつきましては、新たな対象疾患の選定ということで、その他のものも含めて多くの要望が寄せられております。昨日開催さ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金一つ取ってみましても、当初、国民年金というのは自営業者のための制度ということで、主として自営業者を念頭に仕組まれたものだということでございます。ところが最近の実情はどうかといいますと、自営業者はもうずっとシェアダウンしまして、それに引き換えて、今先生...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 数からいいますと、正社員志向の方々が現在は非正規労働に従事しておりましても、そうした希望を持っている方が多いということは、これは詳しいデータに当たるまでもなく、一般的にあり得ることだと思うんです。私も、そういうことで、できるだけ正社員化というか常用雇用化...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことは、まず法人税の基本ではそういうことは不可能だろうと思います。恐らく委員が御指摘、提起をされている仕組みというのは政策的な特別措置でそういうことを計らえないかということになるんだろうと思いますけれども、他の制度でカバーすべきことをそうした租税...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう全く政策の割当ての問題ではないかと思います。  本来、雇用の問題はできるだけ雇用政策の中で行いたい、それぞれの分野でできるだけ、恐らく政策を総動員をして、そうして対処すべきものだろうと、このように思うわけでございまして、租税で何もかも取り仕切...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう財政資金というものをどこから求めるかということですけれども、これはできるだけ公平な税制をしいたところの税収に求めるべきであって、不公平をあえてやってそこから求めるということは、やっぱり財政資金の調達方法としては、そういうものを当てにするというの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結果としてそういうことになっているということであろうというふうに思います。  私どもとしては、まともに正規雇用を増やすべく雇用政策の中で努力をしていきたいということでございます。これはもう非正規雇用が多いと、どんなに多くなってもそれをがえんずるつもりか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういう労働の、ある種物理的な形によってストレスがあるないという、あるいは程度が異なるというようなことも一つの側面だと思うんですが、同時に私は、職場での人間関係というようなことも相当大きな側面になっているのではないかと、こういうように考えます。ですから、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 限られた資源をどうして国民の医療を確保するために重点化していくかということの中で今回とられた措置でございます。  しかし、これが現実の医療界にとっていろいろな混乱を招いているのではないかと、こういう御指摘でございますけれども、私どももよく実情の把握に努...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変いつも視野の広い、しかも専門的な見地からの御質疑をされる下田委員のお話には常に耳を傾けております。本日も大変広範囲な御質問をいただいたものと承知をいたしております。  先ほど老健局長の答弁の中にございましたように、私どもも有床の療養病床の転換先につ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パート労働者への厚生年金の適用拡大の問題でございますけれども、パート労働者といえども被用者としての年金保障を充実させるという観点からは基本的にこれを進めるべきだと、こういうふうに考えているわけであります。  しかしまた、他方、今先生お触れになられたよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いわゆる偽装請負につきましては、もうこれは労働者派遣法に違反する違法行為でございます。したがいまして、この違法行為が明らかになった場合には是正のための指導を行うということでございます。  違法状態の解消に当たっては、具体的には派遣先又は発注先による雇入...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今のホワイトカラーエグゼンプションが時間外手当をなくすためであると、したがって、それは労働者の賃金を更に低下させる制度であるというような御議論かと思いますけれども、それは私はそう思わないんです。それは思いません。  それで、やはり私どもが考えるのは、や...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 十一月三十日の経済財政諮問会議におきまして、労働市場改革について議論が行われました。その際、民間議員から労働ビッグバン等に関するペーパーが提出をされました。私としては、この民間議員の方々による労働ビッグバンという言葉を使っての問題提起であると、このように...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま申し上げたとおり、これは民間議員からのペーパーに書かれた言葉であります。それ以上のものでもそれ以下のものでもない。私どもは私どもの考え方をこの会議でも主張してまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、経済財政諮問会議でも申し上げました。御意見をばんばんというんでしょうか、活発に闘わせることは、それはそれで別段、我々の方が何か申し上げてもそれはもう委員の方の御自由と、こういうことだろうと思います。  私はそこで申し上げたのは、労働法規の実定法につ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 失礼しました。ちょっとほかのことを考えておりまして十分留意をしておりませんでしたが、労働者派遣法の改正につきましては、これはいろいろな経済の構造改革や労働者側の多様な働き方を求めるということから制定をされたものでございます。  現在の派遣対象業務や派遣...全文を見る
12月13日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○柳澤国務大臣 ただいまは、大村筆頭理事の方から、公的年金をどうとらえているのか、それから、これをつかさどる組織はどうあるべきかという根源的なことについて、厚生労働省の見解を改めて御確認いただくための御質疑をいただいたもの、このように思っております。  公的年金は、老齢、障害ま...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁につきましては、これまで事業運営に関しましてさまざまな問題が生じたところでもあり、このため、業務面での改革を進めるとともに、組織改革についても、政府の有識者会議の取りまとめに沿って、ただいま大村委員も御指摘のような経緯で、さきの通常国会に改革関連二法案を...全文を見る
○柳澤国務大臣 西川委員の仰せのとおりだと私も思っております。  助産師さんという方々が現にいらっしゃる。しかし、最近では、それが助産所という形ではなくて、むしろ病院の中に大勢配置されるようになってしまった、こういうことが現実問題あります。  しかし、では、病院が今お産をする...全文を見る
○柳澤国務大臣 行政は、これはもう憲法のもとにあるわけでございまして、憲法の精神を酌んだ、そうした行政を展開するというのは当然だと思います。  ただ、具体的な事柄につきましては、憲法の趣旨を生かして、そして国民の間の公平であるとか、その制度が持続可能であるとかというような総合的...全文を見る
○柳澤国務大臣 個々のケースについて、私はコメントをするだけの情報を持っておりません。しかし、いずれにしましても、福祉事務所に来られた方に対して必要な指導、指示をすることはできるとされておりますけれども、保護の目的の達成のため、必要最小限度で行うべきものである、このように考えてお...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、九月の二十六日、安倍内閣が発足をした日に厚生労働大臣を拝命いたしました。その夜に臨時閣議がありまして、継続の審議になっておりました法案につきまして再度国会の御審議をお願いするという旨の閣議決定が実は行われました。そういう私の立場から申しますと、やはりこの際、提...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険料の徴収ということは、同じ徴収なので国税の徴収と同じように見て、これを一緒にして、それで、どうせのことだから国税庁ともあるいは財務省とも分離して歳入庁にしたらどうか、こういう御意見かと思います。  しかしながら、先ほども申しましたように、年金は保険という...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生年金にせよ国民年金にせよ、国庫負担というものを法律上規定をいたしておりまして、国庫はいわば特別会計、特にまたそれぞれの年金勘定に対してこれに繰り入れをする債務を負っている、こういうことでございます。それを、財政が非常に大変でございますので、したがって、資金繰り...全文を見る
○柳澤国務大臣 この特別保健福祉事業というものについては、恐らく委員もこれはこれで必要なものだということは御理解いただいているのではないか、このように思います。言うまでもなく、新たな高齢者医療制度の創設に伴って、健保組合への影響を考慮してこういう事業をいたしておるということで、存...全文を見る
○柳澤国務大臣 中国残留孤児の皆さんに関連する判決が十二月一日に神戸地裁でございました。そして、今委員が御指摘になられるとおり、政府は十二月十一日、これを高裁に控訴いたしたわけでございます。  この理由としては、一番簡明に言いますと、それに先立つ大阪地裁、東京地裁の判決で、同じ...全文を見る
○柳澤国務大臣 移植医療の問題の焦点は、これまでドナー側の問題に当てられてきたということでございます。私も、こういう立場に立たせていただいてから、若干、外国の行政の責任者などとも話をすることがございますが、その場合でも、臓器をとるところがどういう基本的な考え方で行われているかとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 奈良の本当に痛ましい、悲しい事案もありまして、産科医というか周産期医療の医療体制の不足というか欠点というものがそうした形で現実の問題として私どもに突きつけられた、こういう認識でございます。  新医師確保総合対策におきましては、産科医師等を確保する対策として、まず...全文を見る
○柳澤国務大臣 救急医療体制につきましては、都道府県と消防機関等とが緊密な連携のもとで、救急医療機関の体系的な整備や、救急医療情報システムの構築、医療従事者の研修の実施などを通じまして、都会でも地方でも地域住民にとって安心できる体制の充実に努めているところでございます。  今般...全文を見る