柳澤伯夫

やなぎさわはくお



当選回数回

柳澤伯夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第166回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 松本議員にお答え申し上げます。  私は、去る一月二十七日、島根県松江におきまして講演をいたしました。その講演の一部におきまして、人口推計の説明をいたしました。その際、女性と人口の関係につきまして、女性の方々を傷つける不適切な表現を用いました。国民の皆様...全文を見る
01月30日第166回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 太田議員から私に対しまして、新人口推計と年金制度の持続可能性につきましてお尋ねをいただきました。  平成十六年の年金制度改正によりまして、保険料水準の範囲内で給付水準を自動的に調整する仕組みなどを導入しまして、将来にわたって持続可能なものとするというと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、去る一月二十七日、島根県松江におきまして講演をし、その中で人口推計の説明をいたしました。その際、女性と人口との関係につきまして、女性の方々を傷つける不適切な表現を用いました。この点、まことに申しわけなく、深くおわびを申し上げます。  今後は、深い...全文を見る
01月31日第166回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 草川議員から、地方公務員への健康保険法の適用についてお尋ねをいただきました。  地方公務員には、本来、健康保険法が適用されませんが、昭和三十七年の地方公務員等共済組合法の公布の際、現に健康保険組合が組織されていた地方公共団体については引き続きその組合か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 谷議員から私に対しまして八点につきましてお尋ねがございました。  お答えに先立ちまして、私、谷議員の御質問の中で、私の先般講演の中での言葉に触れるくだりがございました。私は、過日、講演の中で誠に不適切な表現を用いまして、この表現によりまして女性の方々を...全文を見る
02月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○柳澤国務大臣 まず、野田議員にお答えする前に、一言だけ申させていただきたいと思います。  私の過般の講演の一部におきます女性の方々と人口との関係に関します表現で、私、大変不適切な言葉遣いをいたしてしまいました。このことによりまして、国民の皆様、また女性の方々の一番大事な部分を...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、いろいろな視点に立ちましたデータをもとに大島委員が格差の問題を論じられました。私ども、それを今回労働法制の中でどのように取り組もうとしているかということについてお尋ねがあったわけでございます。  私どもは、今の格差を生んでいるまず第一の問題は、就業しようにも...全文を見る
○柳澤国務大臣 冒頭、萩山委員からも、私の過日の発言について御指摘をいただきました。大変不適切な発言をしまして、皆さんには大変な御迷惑、また御不快、またいろいろな御不都合を生じていることに対して、心からおわびを申し上げます。  さて、御質疑のことでございますが、障害者自立支援法...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨年の京都府長岡京市の事件、まことに私は抜かりがあったというふうに残念に思って、その報に接したわけでございます。  再発防止に向けて早急な取り組みが必要だということでありました。それでも、やはり役所の仕事というのはかなり組織的に進めますので、まず実態調査を徹底的...全文を見る
○柳澤国務大臣 御質問にお答えする前に、公明党を代表して斉藤政調会長からも私の過日の発言について御注意をいただきました。本当に、私も、深く反省をし、今後、今先生御指摘のように、女性に対する敬意というものをしっかりと心の底に置きながら、与えられた任務、殊に少子化対策等の立案のために...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者自立支援法は、今斉藤委員御指摘のとおり、地域移行の推進あるいは就労支援の強化など、障害者が施設というよりもむしろ地域で普通に暮らせる社会の構築を目指すものでございまして、これを着実に定着させるということはやはり大方の御賛同をいただいている方向であろう、このよ...全文を見る
02月02日第166回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○柳澤国務大臣 新型インフルエンザの問題というのは、私が厚生労働大臣に就任して事務当局からいろいろな説明をされる中で、最も私自身が緊張して聞かざるを得なかったテーマでございます。  それはさておきまして、そういった観点から、抗インフルエンザの対処策については、現在、新型インフル...全文を見る
02月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者に対する措置につきましては、従来、スタートは措置費ということで、行政官庁が障害者に対して、この障害者に対してはこういう措置をするのがいいというようなことを決めてきたと、そういう歴史がありました。それを支援費制度というものにしたわけですけれども、その...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者自立支援法におきまして、障害程度区分というものをかっちり決めてそれにふさわしいサービスを供給すると、こういう関係が成り立つ、そういう制度の枠組みができました。  その場合に、障害程度区分の判定というのをどうするか、これは非常に大きな問題であったわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 高額療養費につきましては自己負担限度額というものが設けられておりますが、今先生御指摘のように、それは保険者ごとであるということでございます。したがって、一年間でしたか、三回以上、高額療養費の場合には四回目からはまた更に減額されるということがありますが、そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ドクターヘリにつきましては、平成十三年度以降、都道府県に対して導入促進事業として運営費を補助しているところでございます。運営費と申しましても、結局リース事業でございますので、最初の初期投資の費用も併せて払っていると、こういうふうに御理解いただきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、御指摘のとおり、五か年で三十機というようなことを申したこともあるわけですけれども、これはある意味で、ヘリコプターの飛行範囲内、範囲円あるいは範囲圏というものを基にしまして全国をカバーしたとしたらどのくらいの機数が必要かというようなことで、あえて申...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 別段、現在のドクターヘリの補助事業につきまして補助要件のような形で規制を一切設けているわけではございません。ただ、一般的に、例えば実際にその運航をしているヘリコプター会社等の実施規則におきましては、基本的に原則として昼間であることということの下で運用がな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 救急医療ではなくて、無医地区等を対象にして巡回診療にヘリコプターを活用したらどうかという御提案でございます。  現在のところは船舶であるとか自動車で実施されているものでございますけれども、やはりこの点、確かに先生御指摘の面があろうかと思います。平成十九...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 高病原性鳥インフルエンザ、いわゆるH5N1につきまして現在の状況を申し上げますと、WHOの公表によりますと、平成十五年、二〇〇三年十一月以降に限って申し上げますと、高病原性鳥インフルエンザ、H5N1亜型の患者の発生状況は、本年二月四日現在、発生国が十一か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 澤委員御承知のとおり、現在、政府におきましては、新型インフルエンザ対策ガイドライン、フェーズ4以降をパブリックコメントに付しております。ただ、パブリックコメントに付しているだけではなくて、もう実行上、各関係の機関にはこれを配付しておりまして、いざというと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今先生御指摘のように、我が国におきましては、新型インフルエンザの言わばプレパンデミックワクチン、つまりプロトタイプのワクチンでございますが、これ、まだパンデミックワクチンというものは作りようがないですから当然こうなるわけですけれども、これを我々はベトナム...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もその大専門家というわけではございませんけれども、大きな性質変化があったということが認定されるかどうかということがやはり基本なんだろうと思います。そうであれば、そこのところのまた株を取得をして、そして今先生がおっしゃったように有精卵の手当てをして製造を...全文を見る
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○柳澤国務大臣 ただいま猪口委員から、本当にいろいろな多角的な見地から、私のこれまでの発言について、非常に御同情をいただく、温かい励ましの言葉を含めてのお話がございました。大変感銘を受けてお聞きいたしておりました。  私の一月二十七日の松江における発言、これは講演中に発した発言...全文を見る
○柳澤国務大臣 猪口委員が初代の少子化担当大臣として八面六臂の御活躍をなさったわけですが、それは、ただに議員の間を立ち回るというようなこと、これも非常に大事なんですが、それにとどまらず、学者の御出身というようなバックグラウンドもございまして、非常に根本的な施策、お考え、そのもとで...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、委員から、欧米の、例えばノルウェーとかスウェーデンで実施をされておりますパパクオータということで、男性が育児休業制度を活用する、こういうことにお触れになられて、こういうこともまた促進をすべきではないか、こういうお話がございました。  現状は、冒頭、この質問の...全文を見る
○柳澤国務大臣 子育て支援のためには、希望と現実との間にある障害を取り除いてあげるということは公的な任務であろうという先生の基本的なお立場から、経済的支援についてもなおまだ考えるべきところは相当残されている、その一つが健診の費用である、こういう御指摘でございます。  そのとおり...全文を見る
○柳澤国務大臣 やや細かいことになって恐縮ですけれども、現在、確かに、同じ保育園に行っているということであれば、二人目の方は二分の一ということになりますし、三人目の方に至っては一割負担ということで、子供の順番が遅くなるということによって非常に軽減をされているというのが実情でござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護の保険料、これは、地方団体がそれぞれに保険者になっておるということで、課税の要件等も決めております。もちろん、国の大枠の指針のもとでそういうことを決めているわけでございます。  その場合、国の大枠の指針からしてそうでございますけれども、これが、負担が階段状に...全文を見る
○柳澤国務大臣 一月二十七日に私は島根県松江に参りまして、ある政治家の後援会の応援弁士の一人として入場しました。そのときに、私、お約束は実は厚生労働大臣になる前にしてあったんですが、その後厚生労働大臣になりましたので、演題も何か社会保障とかいろいろ書いてございましたので、そういっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 表現というか発言ですね、これが非常に適切を欠いた、それからまた、人の、特に女性の方々のお気持ちを傷つけたということを私は深く反省して、おわびを申し上げているところでございます。まことに申しわけありません。
○柳澤国務大臣 おいおい委員の方から御質問がありまして、それに対してお答えしようと思いますが、今委員の前段で御指摘になられたことは、まさしく私もそのとおりだ、このように考えております。  あえて申し上げさせていただきますと、私は、実は去る十月の二十五日に厚生労働委員会で、人口の...全文を見る
○柳澤国務大臣 医師の数が医療の需要とどのようにマッチするかということは、我々の行政にとっても基本的な課題であります。言うまでもないことでございます。  特に、今先生が御指摘になられたような産科の医師の場合は、出生数の減少というようなことで、実は総数においても減っているわけです...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、枝野委員の御指摘になられた離島であるとか僻地であるとかということにつきましては、私どもも、これは格別の措置をいたしておりまして、出産の日が近づいたときには、もっと近くに来て宿泊をして出産の時期を待つ、それからまた、そういったことの宿泊の手当て、あるいは運賃等の...全文を見る
○柳澤国務大臣 産科は、先ほど来私も触れたかと思いますけれども、出生数の減少で、医療ニーズがはっきり低減しているということの反映というふうに承知をいたしております。  外科については、一般の外科というとらえ方をすると確かに減少しているんですけれども、医療の専門化が進捗しておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 大野病院事件につきましては、私ども、個別の事案であるということで、これは従来の慣例によりまして、ここで所見を申し述べることは差し控えさせていただきたいということでございます。
○柳澤国務大臣 この事案については、いろいろ経緯もあるようでございますが、ここではこれに所見を述べることは差し控えさせていただきます。  いずれにしましても、こういうことに非常な危機感を持って、関係の団体等も、これでは困るという声を上げていらっしゃることもございます。  医事...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度の我が省における検討、それからまた、それに引き続きます専門家、有識者による検討の中でそうしたことも扱って、今、司法手続の中間段階にあるものについて何が可能なのかというようなこと、これも制度論としてもいろいろと研究をしていく必要があるだろう、このように考えます。
○柳澤国務大臣 厚生労働省としては、法と証拠に基づいてこれは違法であるということで立件されることをそのままにしておいたということでございますが、判決において構造的問題をいわば理由とされたそうした扱いが行われたことについては、司法の側からもこの問題について重大な問題提起があったとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 失礼しました。起訴猶予ということであれば、これは検察官の判断ということでございますので、その点は訂正いたします。  先ほど申したように、そうしたことを仮に検察官であれ指摘をされていわば司法の処分を差し控えるということは、やはり我々の行政に対して重大な問題提起をし...全文を見る
○柳澤国務大臣 もちろん、中期的というか、先生は時間がかかるというので、あえて私は中期的という話をさせていただきますけれども、厚生労働省としては、先ほど申し上げたように、看護師に特別な養成コースで、そして助産師資格も持っていただく、これも一つの方法です。  それからまた、現に現...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは重ねての答弁になりますが、今のシステムを、今の各診療所あるいは病院が、ばらばらに、余り連携しないで対処している、そういうものをもっとネットワーク化して、そしていろいろなところに、円滑に、一番適切な医療が受けられるところに患者さんを持っていく、こういうようなこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはほかの医療においてもそうなんですけれども、周産期の医療につきましても、私どもといたしましては、やはり、診療所あるいは助産所というようなことで独立にやっている方々も含めて、とにかく、先ほど来同じような言葉を使って私も本当に申しわけないと思うんですけれども、しか...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、先ほど来御答弁申し上げておりますが、この大野病院事件の現状は、今枝野先生から御報告いただいて、そういうものなんですが、この件については、私として、何かここで言及するということは差し控えさせていただかざるを得ないということが一つあります。  それから、一般的...全文を見る
○柳澤国務大臣 不妊に悩む方々の数がどのくらいあるかと我々が承知をしているかといえば、平成十四年度における推計でございますけれども、約四十七万人の方がそうした問題を抱えていらっしゃるということでございます。
○柳澤国務大臣 今私が触れました概数でございますが、触れました方は、不妊治療の患者の方の数でございます。     〔委員長退席、森(英)委員長代理着席〕
○柳澤国務大臣 不妊治療に取り組む患者さんが不妊治療に取り組む期間は、平成十六年度の研究によりますと、五年未満が約半数、五年から七年までが、さらにそれに加える二割強ということで、今委員が指摘するように、かなり長期にわたるということを把握いたしております。
○柳澤国務大臣 研究結果ですけれども、調査において、一夫婦が取り組む不妊治療の期間について、別に五年で切っているわけではなくて、研究の便宜で、治療期間を、一年未満、一年から三年未満、三年から五年未満、五年から七年、七年から十年、十年から十五年、十五年以上ということで、それぞれ取り...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは保険の対象でないということもありまして、そうしたことは極めて困難であろうと容易に察せられます。
○柳澤国務大臣 今申しました体外受精あるいは顕微授精というものにつきましては、これを特定不妊治療費助成事業ということで平成十六年度から助成をいたしておりますけれども、今回、平成十九年度予算におきましては、一年度一回当たり十万円ということは変更させていただきませんけれども、これを二...全文を見る
○柳澤国務大臣 不妊治療を受ける際に男性も休暇をとらなければならない場合があるということは、今先生の御指摘のとおりだと我々も同じ認識を持っております。  不妊治療のための休暇については、そうは申しましても、ほかの理由による通院治療とのバランス等を勘案しますと、別枠で有給休暇の制...全文を見る
○柳澤国務大臣 私がああいう発言をしてしまった後、私のごくごく近い周りの男性、女性ともに、基本的には私の人柄というのを信じてくれて、いろいろ激励をしてくれたわけですけれども、ただ、そういう方々の中にも、私は親からでも早く結婚しなさい、あるいは子供はいつということを言われるのが一番...全文を見る
○柳澤国務大臣 請負における発注者が請負事業主の労働者に対して指揮命令を行って業務の処理を管理し進行させるということは、明らかに労働者派遣法に抵触しておりまして、これは違法行為ということになるわけでございます。  今先生は個別の企業の名前を出されまして、これに対する労働監督上の...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の、去る一月二十七日、松江におきます講演で、人口推計のお話を申し上げるくだりで、女性と人口との関係につきまして、今先生御指摘の数々の不適切な発言をいたしまして、本当に多くの方々、特に女性の方々を大変傷つけてしまったということ、本当に申しわけなく思っておりまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ここで、本当に不適切な表現あるいは発言をいたしたわけでございまして、不適切さかげんにつきましては私自身深く反省しておりますので、本当に、私のそうした反省の気持ちをぜひそのままお受け取りいただきたいと思います。
○柳澤国務大臣 男性にしても女性にしても、結婚をしたい、それから子供を持ちたい、こういうような希望というものがあるわけですが、今日までの実績を見ますと、非常に少子化が進んでいるということでございまして、そのよって来るところは、結局、希望と実態との間に乖離があるということでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど申したように、一・二六というのが、今も現実なんですが、それが、二〇五五年においてもたまたまそういう数字になっている。今みんなが、我々の一致した考え方として、少子化が現実のものになりつつある、こういう認識でございまして、もし、日本の男性、女性が希望しているもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨年の十二月ですけれども、新しい人口推計をいたしました。その結果が一・二六ということでございました。  以上でございます。
○柳澤国務大臣 あの平成十六年度の年金改革では非常に大きな改革が行われておりまして、保険料率は一定、一八・三%、厚生年金ですけれども、徐々に下げていく、それからまた給付については、調整率と申しますか、マクロ経済スライドということで、これをそれぞれの経済実態あるいは人口の状態に合わ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもともと、文脈的にいっても明らかなことですけれども、若者全体の状況について申し述べたということでございまして、個々の方々が、先ほど来申し上げますように、結婚をするかどうか、あるいは子供を持つかどうか、何人持つかどうか、こういうようなことは主体的にも完全に個人...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな問題があるのでしょうけれども、まず、代理母の問題につきまして、我々のなしておりますことを御報告して、御理解をいただきたいと思います。  代理懐胎につきましては、個人の倫理観にかかわり、かつ身体的な危険も伴う問題でありますため、平成十五年の厚生労働省の審...全文を見る
○柳澤国務大臣 この調査は、前々から国会で御議論をいただきまして、そして、少しお時間をちょうだいしたいということをお断りしながら、ようやく全四十七都道府県の調査が同じ様式でもって調査できて、これがまとめられつつある、こういう状況でございます。  したがいまして、もう一度数字等に...全文を見る
○柳澤国務大臣 何か調査をしている過程でこの個票を出すことについては、出した都道府県の方でちょっといろいろな御意向があるようですが、私としては、できる限り国会の先生方に実態を把握してもらうのが大事だと思っておりますので、できるだけ先生方が実態がわかるような、そういう取りまとめをし...全文を見る
○柳澤国務大臣 この障害者自立支援法ができましたときに、施設から地域へというようなことで、一つの、今よりもできるだけよくしようという方向でこの制度を考えた。そのときに自立という言葉を使ったわけですが、これは必ずしも経済的な自立、もちろん就労支援というのも大きな柱ではあるんですけれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど、いろいろな措置による入所をされた施設に比べてというお話がございましたけれども、これはちょっと別の体系で、行政措置でもってそこにあえて入所をさせるということでございますので、ちょっと性格が違うということを御理解いただきたいと思います。  それからまた、もう...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童虐待の窓口であります児童相談所の機能については、本当に私ども大きな期待をかけているというのが率直なところでございます。  私も視察に出かけてまいりまして、本当にその真剣な取り組みに感心、感銘を受けてきたわけでございます。そこでは、まず、とにかく先延ばしをしな...全文を見る
○柳澤国務大臣 速記録を別に持っているわけではありません、新聞記者会見ですから持っているわけじゃありませんが、間違いないと思います。
○柳澤国務大臣 基本的に正規雇用のことであります。  それで、ちょっと敷衍させていただきますが、最初に御党のことを申し上げてはなんですが、先般、私、演説を聞いておりまして、民主党でも、要するに管理者は競争をしろということですね。管理者でない人たちはできるだけ正規雇用というか長期...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、やはり労働者が望むところを実現するのがよろしいと思います。そして、安定した職場として若い人たちが正社員を望んでいるのが圧倒的な多数であるという認識を持っています。
○柳澤国務大臣 これは、にわかに何かデータをもって私答える用意がございません。もう少しいろいろなことにブレークダウンしていただいてそれで御議論しないと、それだけでちょっと私もお答えすることはかなわないので、御理解をお願いしたいと思います。
○柳澤国務大臣 ワーキングプアについて、なかなか定義等も難しい、いろいろな見方があるんだろうと思いますが、私ども、関係する分野の各般の調査はたくさんあるわけです。それを今取りまとめまして、そして、何とか一つの像を析出して、それを中心にして、これからいろいろな施策を考えるに当たって...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど言いましたような、各般の調査を取りまとめてどういう像を結べるか、我々も、ワーキングプアというものをしっかりつかまえて、そしてそれに対して施策を打っていきたい、こういう考え方を持っているわけです。同じ方向だと思います。  そういうことで今調査を分析しているわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、川内委員もワーキングプアと言いながらちょっと口ごもるところがある、そのぐらい難しい概念です。というのは、少なくとも、若者だけに限るのも果たしてどうかという側面があり得ると思うんですね、中高年の人たちもいらっしゃるわけですから。  そこで、今、私がちょっと勝手...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことかと思いまして、私としてはとにかく、ただ、念頭に置いて目標にするというのはやはり非常に問題がある。これは、私自身がかつてそのことをそのものはずばり厚生労働委員会で問われていまして、私は、目標にはしない、目標は設定しないと答えております。これは明確に答え...全文を見る
○柳澤国務大臣 この「新しい少子化対策について」で先生御指摘の箇所かと思いますが、第一項目に「子育て支援策」、「1 新生児・乳幼児期」というのがありまして、その5番に「産科医等の確保等産科医療システムの充実」ということが書かれております。先生がおっしゃる充実という言葉も使われてお...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、先生と私との間で実態についてはそごがなかったと思いますので、それをもって、充実するという言葉で表現することで私としては結構でございます。
○柳澤国務大臣 私、今、川内委員が御指摘になられた雑誌の記事は、読んだとまでは、見ました。ただ、真っ黒でございますからそう克明に読んだわけじゃないんですが、この雑誌の記事について論評するということは差し控えたい、このように思います。  ただ、そこで述べられていること、記されてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、単純な諮問機関の委員でございますので、公務員であるとか特別職の公務員であるとかということはないと思います。——私は、必ずしも、今申し上げましたように、非常勤の一般職の公務員、こういうこと。
○柳澤国務大臣 私は、その発言自体が、もし執行者であれば大変な問題だと思います。ただ、諮問委員ということでございますので、余り御発言についてこれは憲法との関係でいかがかというような議論をわきでいたしますと、これはまた諮問機関の機能というものに対して果たしていい影響があるだろうかと...全文を見る
○柳澤国務大臣 ホワイトカラーエグゼンプションについてちょっとだけどういうものかということを申し上げておきますが、現在でも裁量労働制というものがあることは御存じのとおりです。その裁量労働制の中で、企画、立案、調査、分析、このすべてをやる部署に属する者は、管理職から下のところはすべ...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生労働省、裁量労働制の施行状況等に関する調査、平成十七年、調査の回答時期は二〇〇五年三月末現在でございます。
○柳澤国務大臣 これは、先ほど申し上げましたとおり、裁量労働制導入事業場の労働者でございます。
○柳澤国務大臣 今の二四・九%というパーセンテージで、自分の意思というか考えを表明した者が六百四十三名に当たります。
○柳澤国務大臣 一番パーセンテージとして多いのは、特になしという、考えがないというか、要するにDKとすべき人たちではないかと思います。
○柳澤国務大臣 これは本当に私の抜かりといえば抜かりなんですけれども、最初から残業代ゼロなんて言われちゃいまして、全然もう誤解が横行してしまったということが背景にあろうかと思います。年収でいうと四百万以上、四百万というのは、恐らく平均のフルタイムワーカー、常用の雇用者だと思います...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろ統計データを引用されてのお話でございますけれども、国民の理解という今総理がおっしゃったことは、私も、今後とも最大の配慮をして国民の理解を得るように努めていかなきゃいけない、これはもう当然のことだというふうに思っておりますが、それが即具体的に、労働側からの何...全文を見る
○柳澤国務大臣 働く側の理解と納得を得て、さらにまたほかの方々も含めて国民の理解を得て、私どもとしてはこの政策を推進したいということでございます。(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 一月二十七日でございましたが、私が島根県松江市で行いました講演におきまして、人口推計の御説明を申し上げるくだりで、女性と人口にかかわる話の中で大変不適切な発言をいたしまして、女性の方、さらには国民の皆様方に、大変心を傷つける、申しわけない発言をいたしました。私は、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま委員が例示をされたようなことにつきましての私の発言が不適切であったということで、心からおわびを申し上げます。
○柳澤国務大臣 今、委員が御指摘というか、私の発言どおりかどうか、私は速記を別に保存しているわけではありませんのでわかりませんが、趣旨としてはそうした趣旨のことを、その放送した表現のもとで申し上げたかと思いますが、いずれにしても、それらの表現、発言は適切を欠いており、心からおわび...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま先生が御指摘になられた点を含めて、大変不適切な表現、発言をいたしたことを心からおわびを申し上げます。
○柳澤国務大臣 今、先生御指摘の表現、発言を含めて、御指摘のくだりなぞにつきましては、本当に申しわけなく思っておりまして、心からおわびを申し上げます。
○柳澤国務大臣 その点につきましては、委員は、ぜひ、十月二十五日衆議院厚生労働委員会における私の答弁も御参照賜りたいと思います。
○柳澤国務大臣 私も、女性の議員がそろわれて、ただただ恐懼しておわびを申し上げていたということでございまして、当時の発言についてはつまびらかに記憶をいたしておりません。
○柳澤国務大臣 ただただ、不適切な言葉を使用したのではないかと恐縮いたしております。
○柳澤国務大臣 深い反省の上に立って、これからも与えられた任務を全力を挙げて遂行してまいりたいと考えております。
○柳澤国務大臣 国家にしろあるいは世界にしろ、人間のつくる社会でございまして、そこの社会のもろもろの活動に対して男女が共同して参画するということが大切だ、このように考えております。
○柳澤国務大臣 今、委員の御発言を通じてこの前文を読ませていただきました。  今後、これを拳々服膺して、深い反省の上に立って与えられた任務を遂行してまいりたいと考えております。
○柳澤国務大臣 私もふつつかな男でございますけれども、かつて、平成八年十二月の六日、当予算委員会で当時の橋本内閣総理大臣に質問をさせていただいております。いろいろ、委員のような開明化された女性議員のお立場からは多々御不満な点があろうかと思いますけれども、私がこのような質問をしてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどお断り申し上げましたように、あらかじめ申し上げましたように、言葉の中には多々間違いがあろうかと思いますが、私の当時の発言についても、また御批判の対象としても、ぜひ俎上に上げていただきたい、このように思います。
○柳澤国務大臣 それは、先ほどどなたかの質問にもございましたとおり、日本の若者の全体の状況、意識の状況を私がそのように受けとめたということでございます。
○柳澤国務大臣 みんなが持ちたくないという意思表示をされたら、私は大変困ってしまうということでございます。
○柳澤国務大臣 国語の力も十分ではございませんので、またここで何か申し上げますと、またそれが新たな波紋を呼んでいくということでございますので、健全というのは皆さんおわかりになるような意味合いで私も使わせていただいているということで、御理解を賜りたいと思います。
○柳澤国務大臣 先ほど私が申したように、日本の若者たちが、そうでないような、先ほど言ったようなことになれば、やはり私は、大変困った状態になるであろうということでございます。
○柳澤国務大臣 とにかく、世論調査の結果出てきた若い人たちの意識、全体の意識の状況が、私としてはプラスに評価できることだというふうな受けとめ方をしたということでございます。
○柳澤国務大臣 今、委員のお話を聞いておりましても、私がここでその言葉を撤回しなければならない理由が、ちょっと私、わかりませんでした。
○柳澤国務大臣 もし若者が、子供は持ちたくない、結婚もしたくないというようなことが社会の大勢になってしまう、そういう社会であるということであれば、やはりそれは困る社会ではないか、このように考えます。
○柳澤国務大臣 ですから、先ほどの答弁で累次申し上げておりますように、そういう希望を持つ若者たちがいらっしゃる、一方、それが実現されていないという現実がある、したがって、その乖離をいかに埋めていくかということが我々が少子化対策として取り組むべき課題である、このように認識していると...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、委員から御紹介いただきまして、私の本当に不適切な発言がそのように多くの人々にまで伝わって、大変恥ずかしく思い、また強い反省をしているというところでございます。
○柳澤国務大臣 平成六年にエジプトのカイロで開催されました国際人口・開発会議において採択された行動計画におきましては、すべてのカップルと個人は、自分たちの子供の数と出産間隔について自由にかつ責任を持って決定し、そのために必要な情報、教育及び手段を持つ権利を有するものである旨の原則...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の発言における表現がこのような国際会議で採択された原則と違背しているということについて御指摘をいただいたわけですが、よく、今後これらの原則を踏まえて、課題に向けて取り組んでまいりたい、このように考えます。
○柳澤国務大臣 昨年十二月に新しい人口推計を発表いたしました。  近年の出生率の低下や寿命の延びを反映し、前回推計よりも人口減少、少子高齢化が進みまして、二〇五五年の総人口は九千万人を下回り、合計特殊出生率は一・二六、六十五歳以上の高齢者が、今委員御指摘のように、総人口の四〇・...全文を見る
○柳澤国務大臣 第一に、やはり、先ほどどなたかの質問にもお答えいたしましたように、若い人たちの雇用の安定を図るということが迂遠のようなんだけれども非常に大事なことである、このように考えております。これは先ほども話題になりましたけれども、やはり、雇用が安定している、自分の勤め先が安...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど私が挙げさせていただきました要因がやはり十分うまく克服できていないということだろうと思います。  例えば、所得環境というものを考えますと、この間に、バブルの崩壊、それから低迷の十年あるいは十五年というようなものが間に挟まっておりまして、その間、日本経済が大...全文を見る
○柳澤国務大臣 これからの検討課題だと思っておりますが、私は、もし本当に戦略ということであれば、これからその会議で発言させていただきたいと思いますが、やはり今までは、例えば私どもの役所の予算もぎりぎりと歳出の削減を求められるわけでございます。  しかし、今度もし、私どもの役所を...全文を見る
○柳澤国務大臣 小宮山委員の御指摘も一々うなずけることが多いわけですが、ただ、去年の婚姻の率、それは前々年に婚姻の率が高まってまいりましたけれども、それで去年の出生率、出生数は高まりました。これは久々のことです。いろいろおっしゃって、もう本当に絶望的なようなことを小宮山委員はおっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 月額一万六千円の子ども手当を創設すべきではないか。私どもの試算では、三兆四千億円のお金が要る、こういうことのようでございます。  そういうことから、我々はすぐに、財源はどこから持ってくるんだろうかということでございますが、今、小宮山委員がおっしゃるには、扶養控除...全文を見る
○柳澤国務大臣 今のは育児休業ですね。育児休業ということでありますれば、そのほかに何が分母として考えられるかということでしょうけれども、育児休業は雇用保険に入っていらっしゃる方々は皆対象になっているはずですから、雇用保険に入っている人たち以外の分母に算入すべき方々がどのぐらいいら...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、私は、雇用保険の対象になる女性労働者ということを申し上げたつもりなんです。ですから、引き続いて、雇用保険の対象になる方々が育児休業手当をもらいながら、また継続雇用をされる機会をいただく、こういうことだろう、このように思っているわけです。
○柳澤国務大臣 これは、私どもとしては、できるだけ継続雇用というものをこれから奨励するというか、そういう方向でないと、ワーク・ライフ・バランスのとれた、子育てフレンドリーと申しましたか、ファミリー・フレンドリーの社会を構築するということにはならない。ですから、ファミリー・フレンド...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、我が国の労働力を確保する観点からも、どうしても必要なことなのでございます。  今、我々の人口推計を労働力調査の方に投影してみますと、二〇三〇年の時点で、大体、労働力はそのままにしておきますと一千万人単位で減ってしまうということでございまして、これをこのま...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと時間があれなんでしょうか。  先ほどパート労働の均衡待遇の話についてお触れになりましたが、私は民主党さんにも考えていただきたいのは、日本の労働賃金が職務給でないということをお認めになるのかならないかなんです。職務給というものを、私は、いわゆる自己管理型労...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民の税金を差し向けていろいろな対策を打っていく場合に、それがどのような結果を招来するかということも全然放念して取り組むということは、私はあり得ないと思います。
○柳澤国務大臣 出生率を念頭に置くということです。
○柳澤国務大臣 国民の希望が実現される、現実との乖離がそれで埋められていくというときに、どのぐらいの出生率になるかという見通しが立てられます。その見通しから出てきた出生率、合計特殊出生率というわけですが、それを念頭に置いて我々は子育ての支援をしていく、こういう少子化対策を打ってい...全文を見る
○柳澤国務大臣 一生懸命やってきた、先ほど来申し上げました。しかし、限界があったんです。経済状況、何のためにさっきから私いろいろと御説明申し上げたんですか。よく聞いてくださいよ。経済状況、それから、子育ての支援の歳出をやるにしても、それは、いろいろな財政の制約のもとで我々は一生懸...全文を見る
○柳澤国務大臣 去年は合計特殊出生率の上昇を見ました、我々はそのように受けとめていますということを先ほど来御説明させていただいた次第でございます。
02月08日第166回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○柳澤国務大臣 今、佐々木委員御指摘のとおり、私が一月二十七日に講演しまして、その講演の一部で人口推計の説明をした際、女性と人口との関係について説明をしたくだりがございます。その中で今御指摘のような箇所がございまして、それらについて、そういう不適切な発言をしたということをまことに...全文を見る
○柳澤国務大臣 とにかく、人口推計の説明に当たりまして、女性と人口との関係につきまして大変不適切な発言をしたということでございまして、その点はもう本当に申しわけなく思っているということでございます。
○柳澤国務大臣 労働の現場で女性の活躍が現にありますし、さらに我々としては期待をしたいというふうに考えておりまして、その場合には、子供さんを産んでいただく、あるいは育てる、そういうこととの関係でワーク・ライフ・バランスの実現というのは、これはもう絶対必要でございます。  今、先...全文を見る
○柳澤国務大臣 御指摘の児童扶養手当の問題ですけれども、平成十四年の法律改正におきまして、離婚等による生活の激変を緩和するための給付というふうに、いわばその位置づけを見直したわけでございます。そういうようなことで、受給期間が五年、この激変の期間を大体そんな期間ということで考えてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童扶養手当の一部支給停止ということでございますけれども、これは、経済的な支援から、今総理が御答弁申し上げましたとおり、総合的な支援にする、こういうことで就労支援などをその中に入れ込んでいく。あるいは養育費につきましても、今の離婚される御夫婦の場合に、養育費という...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の一月二十七日の松江における発言、これは人口推計を御説明させていただく話の中で、女性と人口との関係について、もう本当に今反省しているわけですけれども、不適切きわまりない発言をいたしてしまいまして、女性の方、また国民の皆さんに大変心を傷つけるようなことになりました...全文を見る
○柳澤国務大臣 非常に世界的に情報がたくさん行き交って、人間が生きる上での選択肢が広がっているということが背景にあるんだろうと思いますけれども、人それぞれがいろいろな生き方を選択し、そしてその中で自己実現し、また社会的な貢献をしていくという生き方が非常に広がっているということであ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは非常にグラフとしてはわかりやすいグラフであるわけですが、これに対する感想いかん、こういうことでございます。  大体において、派遣労働者につきましては、これは男女を通じての話ですけれども、消極的な理由もありますけれども、同時に積極的な理由もあるというふうに私...全文を見る
○柳澤国務大臣 派遣につきましても、消極的に、正社員として働ける会社がなかったからという方々が、これは男女を通じてですけれども、多いということも事実でございまして、これに対しては、私どもは今度、パート労働法等でも、これをできるだけ正社員化するという方向で、方向づけていくという法律...全文を見る
○柳澤国務大臣 大変恐縮ですが、先ほど阿部委員が、私の昨日の枝野委員に対する答弁で、あなたはこういう趣旨のことを言ったではないかというお話がありましたが、私は、女性の身近に、助産院というのは最近は少なくなりましたがいらっしゃる、それから診療所もあるということを否定してはおりません...全文を見る
○柳澤国務大臣 若い方々の、これはいろいろな人がいるわけですけれども、それを集計して全体として見ますと、そういうことで、今御指摘の状況、八〇%以上ですよということでございますが、それが、そういう希望を持つ方がそんなに大勢いながら、現実の私どもの直面しているものというのはそこに到底...全文を見る
○柳澤国務大臣 一つには、今糸川委員が御紹介いただきましたように、経済的な状況ということがあろうと思います。具体的には、自分の雇用が本当に安定しているか、それから収入というか所得というか、そういったものの現状、あるいは将来の展望、こういうようなものも影響しているだろうと思います。...全文を見る
○柳澤国務大臣 理想の人口論というようなことは我々は考えられない、このように思います。  そうではなくて、ちなみに申しますと、例えば、現在、我々が人口問題研究所等を通じて、若い人たちの、結婚あるいは出産に対する意向調査というものを世論調査の形で調べたわけでございますが、ここに表...全文を見る
○柳澤国務大臣 糸川委員が御指摘になられましたとおり、育児休業の取得率は、事業所規模でいいますと、やはり大企業と申しますべきでしょうか、五百人以上のところと二十九人以下のところではかなりの差があるということでございます。  ただ、きのう小宮山委員から御注意がありましたように、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 乳幼児加算と我々は呼んでいるわけですが、普通の児童手当に加えて、三歳までの乳幼児を持っている場合には加算をしまして、児童手当を充実するということをいたしたわけでございます。これは、三人目のお子さんについては既にやっておったことですけれども、これはそうではなくて、一...全文を見る
02月09日第166回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○柳澤国務大臣 我が国の社会保障制度が、国民皆年金、国民皆保険ということで世界に冠たる給付内容を実現しているという御指摘、社会保障を専門としてこれまで数々の実績を挙げてこられた丹羽委員の御指摘は、私も全く同感でございます。  二つ問題があるのだろうと思います。一つは、すべて税方...全文を見る
○柳澤国務大臣 斉藤委員が新健康フロンティア戦略に大変大きな関心を向けていただいておりますことを感謝したいと思います。  私の記憶では、健康フロンティア戦略というものがまずあったわけですが、これは、イニシアチブをとった議員の名前を冠してその構想を呼ぶというならわしが余り日本には...全文を見る
○柳澤国務大臣 斉藤委員御指摘のように、障害者保健福祉関係予算というものを取り上げてみますと、義務的経費、裁量的経費を合わせたところで、例えば十九年度においては一〇・七%増ということになっております。  今、ちょっと義務的経費と裁量的経費のことを申させていただきましたけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 非常に興味深い御議論だというふうに思います。  まず第一に、労働力の減少は、これはもう避けられないわけですが、それを補うために、二〇三〇年ころまでは、とにかく、少し年をとった男性の人たち、またM字型カーブで、通常だったら、今の現状だったら労働力率がおっこってしま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、大変わかりやすい絵図でもって北側委員から御説明がありました。多くのところは私どもの認識と同じでございます。  一つは、やはりお医者さんの意識が、昔のように、大学の教授、自分の教わった先生だけのことで、忠実で、少なくとも博士号を取るぐらいまではいたいというよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 地域医療の確保については、昨年八月でしたか、私ども事務局でつくった確保対策という取りまとめの資料がございます。しかし、なかなかその内容自体も、現在浸透しているかというと、あるいは普及しているかというと、必ずしもそうでないという状況でございます。  しかしながら、...全文を見る
○柳澤国務大臣 結論的に申しますと、個別の、今御指摘の企業名を挙げての現在の労働行政の執行の状況を申し上げるわけにはまいらないということです。  ただ、一般的に申し上げまして、労働者派遣法の法令違反が起こった場合にどうするかということを申し上げますと、各労働局におきましては、ま...全文を見る
○柳澤国務大臣 実際に委員の今おっしゃられたようなことがどこで起こっていらっしゃるかということも……(山井委員「全国で起こっていますよ」と呼ぶ)いや、そういう意味ではなくて、入所の方々で起こっているのか、あるいは在宅の方々で起こっているのか、そういうこともやはりしっかりと指摘をし...全文を見る
○柳澤国務大臣 一割負担と先生はおっしゃいますけれども……(発言する者あり)いやいや、そうじゃなくて、上限というのは定額なんです。上限は定額ですから、スライドして、サービスの量にスライドして伸びていくというものではないんです。もう頭打ちになってしまう。その頭打ちの限度を四分の一に...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員が障害者の問題について非常にいろいろの情報をお集めになられて、私、厚生労働委員会でいろいろなことを、情報をもたらしていただいた、そういうことを踏まえて今回の特別措置を講じたのでございます。それでございますので、そのことをぜひ理解していただいて、山井委員のよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 一番低いんだったら三千七百円なんです。ですから、もう、一日当たり百何円というようなことで、できる限りの配慮をしている。それで、一番所得のある方でも、先ほど申し上げたように九千三百円ということに今度は引き下げていただきましたので、ぜひもう一度お考えいただいて、通所の...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのような通所の共同作業所等で一生懸命、ある意味でこれは創造的な仕事という範疇のものだと思いますけれども、そうしたことを実にけなげにやっていらっしゃることは、私どももよく承知をいたしております。  そういうことで、むしろ、できるだけそれが、値段が高く売れるように...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、工賃の点は、山井委員もよく御存じだと思うんですけれども、これは、平均の一万五千円を上回るというような事態を避けようということで今回の特別措置を講じました。  それからまた、今いろいろおっしゃっていただいたんですが、収入が六万六千円まででしたら、資産をこの場...全文を見る
02月13日第166回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○柳澤国務大臣 事実ですから、事実の問題ですから私から御答弁させていただきます。  まずパート労働法ですけれども、パート労働法は、確かに菅さんがおっしゃられるように、十六年と十八年に民主党は出されております。しかし、これは一律にパートの労働について差別の禁止をするというようなこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 また、コールセンターか何かで電話の応答をしているというような、まさに文字どおりのパートをしていらっしゃる方もいる。そういうようないろいろな働き方をしている人たちを一視同仁にして、全部、差別撤廃、差別の禁止というようなことを御提案になったのが実は民主党案でありました...全文を見る
○柳澤国務大臣 パート労働についてはいろいろな形態があるということを、まず私、申し上げました。  まずパート労働の要素をあえて言うと、仕事の内容、責任、これがあります。それから、人事異動に対して、どれだけの予定が、枠組みが事前に考えられているか、そういう人材であるかという位置づ...全文を見る
○柳澤国務大臣 差別禁止は、全体の四、五%かなということを私どもは考えております。  しかし、現実に、菅先生、職務も異なるというような方々が、コールセンターの電話の受け付けなんかをしているような方々が非常にパート労働全体の中では大きなウエートを占めますから、そういうようなことに...全文を見る
○柳澤国務大臣 菅委員がパートの労働者のわずか四%のためにパート労働法の改正をするというような誤ったメッセージを国民の皆様に与えるような御発言がありましたので、それは全く違う。我々の案こそ、すべてのパート労働者を対象にしまして、そしてそれぞれのパート労働者の労働の形態に応じてきめ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、あの任を解かれまして、金融再生委員長あるいは金融担当大臣というのはもう本当に全力を尽くして取り組みますので、任を離れますと少しほっとする、させていただくというようなことがございますので、その間の事情をつまびらかに記憶をいたしておりません。大変恐縮です。
○柳澤国務大臣 志位委員、大変恐縮ですが、データのことでちょっと申し上げます。  今、依拠されておりますデータでございますけれども、先ほどちょっと総理が違ったことをおっしゃったかもしれませんが、私どもの承知しているところでは、OECDの対日審査には掲載されていない文書であるとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 データを申し上げますが、今志位委員が引用されているのは、二〇〇〇年の、当然、諸国をそろえなければならないという都合でそこを引いていらっしゃるわけですが、私どもの新しい、例えば二〇〇三年のデータで申し上げますと、この十年間に、エンゼルプラン以降、子供に対する社会保障...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童扶養手当につきましては、平成十四年の改正におきまして、これは、激変緩和措置、離婚等による生活の激変緩和のための措置ということでスタートをいたしたわけでございますが、その位置づけを見直しまして、受給期間が五年経過をした場合には、その一部を支給停止するという仕組み...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、志位委員の読み上げられた文章を私ちょっと聞いておりまして、間違いはないと思いますけれども、要するに、今、私どもは、福祉から就業へということ、あるいは自立へ、そういう基本的理念のもとでこうした政策の展開をいたしているわけでございますが、先ほどお読みになられた文章...全文を見る
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○柳澤国務大臣 今、小野寺委員が御指摘になられたように、平成十七年の十月に介護保険制度を見直し、改正いたしました。そのときに、在宅と施設入所の方の負担の公平性という観点から、介護保険施設等における居住費、食費というものについては保険給付の対象外ということにいたしました。  した...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨年十二月のノロウイルスの流行につきましては、昨年十二月八日、薬事・食品衛生審議会食中毒部会におきます専門家の先生方の御意見を踏まえまして、感染拡大防止の観点から「ノロウイルスに関するQ&A」というものを配布させていただきまして、手洗いの励行などの国民への周知を図...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、岩國委員から御指摘になられましたように、私、一月の二十七日に、土曜日の日だったと思うんですけれども、休日ということで、かねて依頼をされておった島根県の県議選出馬予定者の応援演説というか、後援会の講演に出向いたわけでございます。そのときに、勢い、もちろん選挙演説...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働分配率、日本の統計では二つの方法で、国民経済計算の上で出す方策と法人企業統計から出す方策、二つありますが、大体同じトレンドをたどっていますから、どちらによってもいいかと思います。とりあえず国民経済計算によってフォローしてみますと、〇一年の不況の時代に七四・四%...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどは国民経済計算で計算しましたけれども、今先生は支払い金利のことをお触れになりましたので、ここでは付加価値と法人企業統計の方に少しコンセプトを移して申し上げますと、私は、にわかの御質問ですから、的確性についてややおぼつかない点はありますけれども、付加価値の中で...全文を見る
○柳澤国務大臣 五十八歳通知というのをやらせていただいております。これは、実際に支給が行われる、現在では六十二歳ということですが、六十歳というようなことも考えまして、その二年前にこの被保険者の方に確かめていただく、こういう制度でございます。いわば、ねんきん定期便のはしりというふう...全文を見る
○柳澤国務大臣 発送件数がほぼ三十五万件ということでございますが、その回答内容のうち、訂正したものの件数等の内訳につきましては、業務上特段の必要がないことからデータとして整理をしておらないということでございまして、これを調査する場合には、本来業務もかなり多忙のうちに処理しておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは私も、長妻委員がおっしゃるとおり、業務の遂行上はそういう整理があった方が、後々、トレースをする、これから事務処理の改善点などを検討するためにもいいかと思うんですが、しかし、年金の事務そのものは、被保険者と、今もそうですが、社会保険庁の問題で被保険者が納得して...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、もう少しつまびらかに申し上げますと、原資料みたいなものはある、保存されている、こういうわけです。しかし、そういうものをまた新たにカテゴリー別に分けて集計をしてという手間をかける時間的な余裕がないということで、それは今そのまま保留されている、こういうことです。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、そういうものの処理も、実は、当然、回答も様式化して、もうあらかじめフォームをつくっておいて、やって、それがすぐトレースできるようにしておいた方がいいと思うんですけれども、それがやはり今までの社会保険庁の力だと思うんですけれども、そういうところにまでなかなか気...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは既裁定者の問題ですね。  既裁定者につきまして、十五年度から十八年十二月までに、社会保険事務所からの進達に基づいて、十四万三千九百八十一件の裁定変更処理依頼を受け付けております。  それで、裁定変更処理の主な事例として御参考までに申し上げますと、裁定請求...全文を見る
○柳澤国務大臣 これもまた恐らく私想像するに、被保険者との間の事務処理だけをやって、そうした部内の手続のプロセスを保存しておくというようなことにどうも気が回らない事務組織ということとしか考えられないですが、そうなんですけれども、システムとして把握する仕組みになっていませんでした。...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、厚生年金保険につきましては、これはすべて……(発言する者あり)ちょっとお聞きください。すべての被保険者名簿等のマイクロフィルム化を実施し、これを保管している。  国民年金につきましては、社会保険業務のオンライン化に伴ってすべての記録を今のような磁気フ...全文を見る
○柳澤国務大臣 磁気ファイルに入れたものとマイクロフィルムに入れたものがある、こういうことでございまして、したがって、磁気ファイルの作成が完了した被保険者台帳は廃棄することといたしました、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 これは、昭和六十年九月三日、庁業発第三十一号ということで、都道府県民生主管部国民年金主管課長あての通知と言っていいかと思うんですが、「新しい事務処理方式(後期計画)の実施に伴う国民年金被保険者台帳の取扱いについて」ということで、そういう通知を……(発言する者あり)...全文を見る
○柳澤国務大臣 その前に、台帳のマイクロフィルム化についてという先ほど読み始めました通牒の中身ですけれども、社会保険事務所で管理している台帳のうち、昭和五十八年六月二十九日付及び同年七月二十七日付の通知に基づき整理された国民年金被保険者台帳、以下特殊台帳という、については、保険料...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず区分で申し上げますと、年金事務費というものがございます。それと、福祉施設費というのがございます。そのうち、国庫負担が十九年度予算で千七百九十六億円、それから、特例措置として、今回の特例公債法でもって保険料で支払うことを可能とされたものが九百五十七億円、それから...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはよくないと思います。  したがいまして、どういう名称になりますか、新しい組織法における業務の箇所にはそのようなことは一切とらない、削除したい、このように思っております。
○柳澤国務大臣 先ほど組織法と言いましたけれども、事業法でした。  だから、あえて長妻先生に答えた事務当局は、事業法は組織法の巻き添えを食って廃案になっちゃったけれども、できればそのまま出したいなという気持ちがあってそう言ったんだろうと思うんですが、私もそんなことはとても認めま...全文を見る
02月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、千葉景子委員御指摘のように、私、去る一月の二十七日に島根県の松江で講演をいたしました。その一部におきまして、人口推計の説明をいたした際に、女性と人口の関係につきまして誠に不適切な発言をし、国民の皆様、特に女性の方々を深く傷付けたことになりました。この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来先生も御指摘いただいておる点でございますけれども、このくだりは全く全体として適切を欠く発言であったと、こういうことでおわびをし、また反省をしているというところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、最近になりまして結婚、出産に関する若者の意識調査をいたしたその結果を参考にさせていただいておりますが、九割以上が将来結婚をしたいと希望しており、また希望する子供の数は二人以上となっている。全体としてこのような希望がある一方で、現実には生涯未婚率...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申し上げましたように、私どもは今いろいろな角度、視点に立って各般の少子化対策というものを講じておりますし、また、これを更に充実したものにしようと、このように考えておるわけでございますが、その前提は、結婚、出産に関する若者の意識は、九割以上が将来結...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどの御質問に対するお答えからまず申し上げますと、これは先ほど言ったような枠組みで私たちが少子化対策を進めていこうというふうに考える場合に、その困難の度合いというものを考えたときには、こうした状況の方が非常に、もっと若者の結婚だとか、あるいは子供を持ち...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山本委員、いつも実情を踏まえた的確な御質疑をいただいて大変感謝いたしております。  体調不良の児童や病気の回復期にある児童に対する保育、いわゆる病児・病後児保育につきましては、今委員の御指摘のように、地域児童を対象として、特定の医療機関、保育所等におい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 育児休業制度をまとめて取るのか、あるいはやや、毎日の中で必要な時間に短時間取るのかというのは、なかなかこれは大事なところかと思います。  かなり子供が大きくなればあるいは長期間取るようなことも必要かとも思うんですけれども、しかし、特に乳幼児のときには、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護保険につきまして、介護予防事業というものを創設いたしたわけですが、今先生からはその実施についていろいろアイデア、いつもながらのアイデアをいただきました。  現在は、その実施については、その事業が介護予防に効果があるかということなど、また高齢者の自立...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員長。
○国務大臣(柳澤伯夫君) やや技術的な側面になってまいりましたので、私から御答弁申し上げます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、委員も御案内のとおり、既に裁量労働制というものが行われております。専門型裁量労働制、企画業務型の裁量労働制というのが行われているんです。しかし、現実の今の活用のされ方はどうかというと、もう非常に専門型のむしろ裁量労働制の方が多いんです。それで、企画業...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 個人としてはいろいろ言う人は、どこか探してくればいるかと思いますよ。しかし、我々は実際に、例えば専門型の裁量労働制をやっている人の中には、やっぱりビジネススクールに現実に行って非常に有効に時間を使っている人も現実におります。  そういうようなことを考え...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省が把握しておりますデータのうち、推定対象者数として最も近いものは、平成十三年に厚生労働省の外郭団体、二十一世紀職業団体が実施した多様な就業形態の在り方に関する調査による数字でございます。これによりますと、責任の重さが同じかパートの方が重い方、重...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国の少子化の現状につきましては、多くの国民が結婚したい、子供を産み育てたい、結婚しても、子供を持っても働き続けていきたいと希望しているにもかかわらず、その希望がかなえられない結果として少子化が進んでしまったという面が多いのではないかと、このように考え...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま阿部委員から大変高い、また広い視野に立って我々のこれまで取ってきた少子化対策ということの発想を抜本的に次世代育成力という視点から組み直してみたらどうかと、こういう御示唆に富んだお話を承りました。  私どもも、ただいま高市大臣の方から御報告をいた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ先ほど来度々申し上げておりますように、私どもとしても基本的なデータを出しましたけれども、それはまあ一応念頭に置きましてこれからの日本社会の在り方について広範な立場から検討をいただくということで、恐らくこの発想は今の阿部委員の御主張とかなり近いものがあ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 後で何か財務省の担当者も補足をしてくれるのかとも思いますけれども、御指名ございましたので、厚労大臣という立場をちょっと離れまして、私がここへ座る前に務めておった税制調査会でどんな議論をしたかということだけちょっと御報告させていただきます。  これは今、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 何かもういい加減にやめなきゃいけないかと思いますけれども、この元税制調査会長の発言は……
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、やめますけれども。  むしろ、相続税につきましては贈与税と一体化するということを最近やりましたものですから、そういう意味で、その趣旨、今、下田委員の御指摘になられるような趣旨もかなり実現に向けてもう一歩も二歩も進んでおるということでございまして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国におきましても、政策や各種の方針決定過程へ女性が参画を拡大していくことは極めて重要であると、このように考えております。政府は、十七年、平成十七年十二月に第二次男女共同参画基本計画におきまして、二〇二〇年までに、指導的地位に女性が占める割合が少なくと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 政策決定の場。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 政策決定の場においては指導的地位というものの中として考えておりまして、それを三〇%にするということでございます。  昨日の議論をちょっとだけ紹介しますと、例えば県議会議員のレベルで、先生は県議会での御経験があるということですが、どうもそこが少し少ないん...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、今、山本委員の御指摘にありましたとおり、去る二月の九日、中国残留邦人の方々とお会いをいたしました。その際、実は私が、この東京地裁での判決のあった日に総理官邸でその原告団の方々が総理にお会いになり、その流れで言わば私のところにお寄りになられて、そこで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ごめんなさい。  その方々も入っておりましたが、ほかの方々が大半でございましたので、私は今回こうして皆さんにお会いするいきさつからお話を申し上げました。特に総理から指示のあった向きをお話し申し上げまして、この一連の政府側の動きというのは、法律理論である...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては、これは、まず何といっても中国の残留邦人の方々のお話を、あるいは実情を聞かせていただくということ、これをやらせていただいております。同時に、私ども、総理からの御指示の一か所でもあったわけですが、一部分でもあったわけですけれども、第三...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の最高裁判決におきましては、これまでの取扱いが適切でなかったと指摘されたことを重く受け止めておりまして、在外被爆者の方々のお気持ちを十分踏まえて、手当の支給のための措置を速やかにとることといたしたいと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは厚生労働省といたしましては、諸手当の支給決定をするに当たって関係の法律に定められたところで自分たちとしては善かれと、これこそ適法だという考え方でそういう決定をしたということでございまして、今回それが法的に争われて敗訴したと、こういうことが今回の事案...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、これは行政庁としてはその準拠すべき法令に照らして、それはかくあるべしという、そういう判断をするわけでありまして、それが後日、国民から争われて裁判所が一定の判断を下すということは、通常の三権分立の手続としてこれはそういうこともあるという前提で事が進ん...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、岩渕先生の研究成果を踏まえて、豊かな地方自治体ではかなりうまくやっているところがあるということの御報告をいただきながら、では豊かなその地方政策、地方を実現するための政策として何か腹案があるか、こういうお尋ねでございますけれども、私は今、自身の所掌の範...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用の場。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用が確保されるということが一番基本ではないかと、そこでワーク・ライフ・バランスもあり得るしという、あと申しませんけれども、そういう一つの考え方の系列があると。したがって、雇用がまず確保されるということが非常に大事だと。私も全くその点は同じです。  考...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、これ釈迦に説法みたいになっちゃうんですけれども……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々はそういう認識です。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 度々申し上げたことを重ねて申し上げるようになってしまうわけですけれども、私、松江で講演しました。そして、そのときに今、山本先生がお示しになられたような人口推計のお話をしたわけです。その中で、女性と人口との関係について本当に不適切な発言をしまして、女性の皆...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 賃金不払残業は労働基準法の違反でございます。あってはならないものであるということでございます。  厚生労働省としては、平成十五年五月に策定いたしました賃金不払残業総合対策要綱等に基づきまして、賃金不払残業の解消に向けた総合的な対策を推進しています。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま、尾辻大臣当時に行いました申入れにつきましては、日本経団連が平成十七年一月から三月ごろにかけまして都道府県の経営者協会を回ってその趣旨を説明したことを確認しておるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十五年の五月に賃金不払残業総合対策要綱、それからまた賃金不払残業の解消を図るために講ずべき措置等に関する指針を策定いたしました際、労働基準局長が日本経団連に対し、文書により賃金不払残業の解消について協力を要請しております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 賃金不払残業対策につきましては、平成十五年に賃金不払残業総合対策要綱を策定いたしまして、以後、十一月を賃金不払残業解消キャンペーン月間と定めまして、賃金不払残業の解消と適正な労働時間の管理に向けた労使の主体的な取組について、日本経団連を含む経営者団体等を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この件につきましては、法の枠組みがあらかじめ設けられております。これはもう何回も答弁いたしますともういいと言われかねないんですけれども、違反しておる派遣先に対しましては、まず各労働局におきまして是正指導を行いまして、違法状態の解消、この段階でも図っている...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあこれ、そもそもそうした契約、労働契約の申込義務を設定した理由というのは、私が申したような考え方の下で行われていると、そういうものだと言っていいと思います。  ただ、現実の雇用契約あるいは労働契約というものは、これは基本的に労使の当事者同士の契約であ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私といたしましてはそういう方向で是非努力をしてもらいたいということですけれども、労働契約の個々について私どもが立ち入っていろいろ差配をするということは、これは慎まなければならないもう一つの命題だと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) その制度の趣旨はそういう方向のものだということを私としては考えております。しかし、具体の個々の労働契約について私どもがこれに介入していくということは慎まなければならないことであると、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これも何度お尋ねいただいても、個別の労働契約に対して私どもが介入する立場にはないと、こういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々も、非正規雇用者が正規雇用に転換していくということが、これはもう希望をすればということですけれども、基本的に必要な方向だと、このように考えております。そのために、今度、雇対法あるいはパート法を改正するその内容では、できる限り正規雇用を希望する若者たち...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在、医師の総数につきましては、毎年三千五百人から四千人程度増加をしているという状況にあります。したがって、まだ過剰な状態などには到底至っていないわけですけれども、将来的には必要となる医師の数を上回る数の医師が供給されるという見込みを昨年の七月に厚労省は...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このような方針の下で医学部の定員増を容認することにいたしたわけですけれども、その際には、卒業後地元で医療に従事することを条件とする奨学金を用意していただかなきゃならないということにいたしております。このような条件を設定した理由は、医学部の定員増が医師の地...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 度々申し上げておりますけれども、私、去る一月の二十七日、島根県松江で講演をいたしまして、その講演の一部で人口推計の説明をいたしました際、女性と人口との関係について誠に不適切な発言をいたしました。これによりまして、女性の方々、また広く国民の皆さんに深く心に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘の文言、表現、発言、これは誠に女性の方々を深く傷付けるものと思っておりまして、深くおわびを申し上げているところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう度々申し上げておりますとおり、私の発言が極めて不適切であるということでございまして、この点は深くおわびを申し上げている次第でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろいろ指摘をいただいております私の発言が不適切であるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは余り深く説明もしなくても、私も本当にもう、全くもってこの不適切な発言をしたと、このように思っているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実は、非正規雇用というのは派遣労働法を改正する以前から趨勢的には増加傾向にありまして、そういう増加傾向が非常に日本経済が低迷をした期間を通じて上昇を示したということだと認識しています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと私、委員のお話のうち二つにちょっと分けてお話をしなければいけないかと思いますが、偽装請負については、私どもも法令違反ということでこれはもう断固これに対応していかなければならない、このように考えているということでございます。  それからもう一つは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々が、例えば人口推計するときにも、もう全然、若い人たちが結婚の希望を示す、あるいは子供を持ちたいというような希望を非常に低いレベルでしか示さないというようなことになりますと、私どもはその希望と現実とのギャップを埋めようというようなことの政策をすらなかな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、福島委員もいみじくもおっしゃられたように、希望がこういうレベルであると。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それから、現実がこういうレベルでしかない。このギャップを、我々はもういろんな手だてを講じて、環境整備ですよ、しかも。そういうような形で私どもは取り組ませていただきたいと、こういうように考えているということでございまして、そういう希望が示されているというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、日本の若い人たちの全体の意識、これはいずれにしても統計での数字でございますから、そういう個々の問題ではなくて統計の数字としてですね、それを若い、そこに示される若い人たちの全体の状況がいい状況にあるではないかと、こういうことを申したということでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は本当にそういうことを申したわけですけれども、同時に私の気持ちの中に、今、福島委員が指摘されたように、いろんな方々がいろんな選択肢を持って人生を過ごされて進んでいく、これをもう考えていないことは私はありません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私がそのような考え方を持っている、それぞれ個人は自由意思を持って自らの人生でいろんな選択肢の中からその選択をしていくということは、私はこの国会の中で既に申し上げております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう先ほど来申し上げておりますように、私は国会で、本当に個人は自由であり、自由意思でもっていろんな選択肢の中から人生でいろんな選択をしていく、そういう国、我々の国はそういう自由社会であるということをはっきり申しております。どうぞ御理解を賜りたいと思います...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 仮定の議論ではございますので、そのときに私がどういう表現をするかというのはちょっと答えにくいんですけれども、気持ちとしてはやはり、少子化対策というか、そういう、このことを担当している者としては困ったなと思うだろうと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私と同じと言いたいところですが、私は人口推計の説明をしていたときですけれども、その方は親権を争うときにしているということで、随分違うんじゃないかと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) やはり、みんなそれぞれに、先ほど申したように、人生にはいろんな選択肢がありますので、本当に自分の自由意思でその数多くの選択肢の中で選択をして、自己実現をし、また社会にも貢献し、そういう生き方を望んでいらっしゃるのではないかと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それこそが今、高市大臣が幹事役をなさっている「子どもと家族を応援する日本」戦略会議、この会議で行われていることがそのものであるというふうに申し上げます。  要するに、我々はその会議に一番多分基礎的な資料になるであろうデータを出させていただきました。その...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 男性も女性も子育てをしながら安心して働き続けることができる社会を実現すること、そのために希望に応じてだれもが育児休業を取得できる、そういう職場環境の整備が重要であることは私ども全くそのとおりと思っております。  で、男性の育児休業取得率が進んでいない理...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当にそういう職場の理解、雰囲気というものをつくっていくことが非常に重要だと、このように思います。私もちょっとよく正確には記憶しておりませんけれども、我が役所でやはりまず第一号を出そうというようなことで、育児休業を取る男性職員が出たというようなことで、み...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○柳澤国務大臣 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず初めに、去る一月二十七日、島根県松江市において、女性と人口の関係につきまして不適切な発言を行い、国民、特に女性の方々を傷...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○柳澤国務大臣 近年、企業、労働者双方のニーズによりまして働き方が多様化しているということがございます。そして、非正規雇用が増加をして、今、全雇用のほぼ三分の一にならんとしている。こういう状況にあることは、私も当然のことながらよく認識しているところでございます。  私どもは、問...全文を見る
○柳澤国務大臣 そもそもが、派遣労働法を制定したときに、最終的には、専門的な二十六業種、この人たちについては雇用の制限、期間の制限を設けませんでした。今日も設けておりません。これが製造業に広がったところでこの期間の制限を設けさせていただきました。この設けさせていただいたゆえんのも...全文を見る
○柳澤国務大臣 請負というのは、これは、私どもの経済社会には非常に古くからあった労働形態というか、雇用の形態というか、あるいは事業の取引形態というか、そうしたものであったというふうに認識しております。  私ども、日ごろ、いろいろ親しい地元の企業におきましても、例えば、ある部門、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、中川委員が御指摘になりますように、派遣社員あるいは請負の社員というものは、その派遣会社あるいは請負の事業主、これとはいわばしっかりした社員関係にあるわけです。しかし、実際に働いている現場の会社とは何にも雇用関係がない、こういう非常に難しい労働形態だと言ってよろ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今私が申し上げたこともそうなんですけれども、偽装請負というのは派遣法違反なんですね、派遣法違反になる。そういう意味で、派遣法の運用と今の請負のいろいろな形とが関連があるということで、もう一回整理して申しますと、派遣法についてのあり方を研究し、あわせて、そのときに請...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働行政の中で外国人はいかなる位置づけになっているか、こういうことでございますけれども、三つほどあるということが言えようかと思います。  一つは入管法の関係で、いろいろな総合的な勘案の結果、今、専門的、技術的分野の方にはこれは入って大いに活躍してもらおう、こうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは多分、日系の方々が中心であろうかと思います。つまり、身分に基づいて入国をされ、その人たちの国内の活動については別段の制限が置かれておりませんので、労働にも従事をなさる、こういう形での雇用が行われていることだろうと思います。  この場合に企業との関係ではどう...全文を見る
○柳澤国務大臣 外国人研修・技能実習制度というものがありまして、これは国際協力による技能移転を目的としている、今委員の御指摘のとおりでございます。この目的に沿った研修・技能実習が行われるよう、国際研修協力機構、JITCOを通じまして、技能実習移行時における研修成果の評価であるとか...全文を見る
○柳澤国務大臣 そう余り性急な御質問を畳み込まれると困るのでございますが、そこで、昨年末に、規制改革・民間開放推進会議というものがございますが、そこから第三次答申というものが出まして、そこでは、実務研修中のこれらの研修生の法的保護のあり方について、遅くとも平成二十一年通常国会に関...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、中川先生から、私も実は個人的にも強い関心を持っておる分野での御質問がありました。  ただ、私、逃げじゃありませんけれども、この問題というのは、国策全体の上で非常に重要な問題なんですね。したがって、一厚生労働省だけで解決できる問題ではないということも、もう当然...全文を見る
○柳澤国務大臣 末松先生、大変新型インフルエンザのことを御研究いただいておりまして、いろいろな機会に私どもにこうした形でいろいろな問題点を指摘していただいて、私どもの準備に対して非常に参考になる情報をもたらしていただいていることに、まず感謝をいたしておきます。  そういうような...全文を見る
○柳澤国務大臣 外口局長としては、研究目的でというようなことをおっしゃって、結局はやるということを言っているようにも私には聞こえましたが、しかし、これは、本当に今、防護服の効用があるということが確認されたのでその必要はないというふうに思ったということが答弁だったんですが、やはり念...全文を見る
○柳澤国務大臣 プレパンデミックワクチンのことにつきまして御質疑をいただいたわけでございますけれども、今日までのところでは、ベトナムではやったトリ・ヒトのワクチンを原株にしまして、それをもとにつくったワクチンが半分、五百万人分、それから、その後インドネシアで同じようにトリ・ヒトで...全文を見る
○柳澤国務大臣 今のこの一千万人分につきましては、今委員が御指摘になられたように、まず医療関係者、それから社会機能維持者というカテゴリーの方々を大体対象として備蓄量を考えているということでございます。  したがいまして、これまた、これも専門家でないとなかなかわからないんですが、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今私どもの間で話し合いましたこの問題点につきましては、きちっと検討して対応していきたい、このように思います。
○柳澤国務大臣 現在、アメリカのプレパンデミックの段階のワクチンというのは、人口のことを考えますと、日本とほぼ同水準の備蓄ということで理解してよろしいんではないかと思います。(末松委員「二倍じゃないの」と呼ぶ)いやいや、それでいい、こういうことです。  問題は、パンデミックワク...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の混載品につきましては、そもそも衛生証明書に記載がなく、米国農務省が対日輸出を認めていない貨物であるということでございます。そういうことを考えますと、誤って混載されたものではないか、こういう報告も受けているところでございます。  したがいまして、現在、米国農...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま委員が仰せのとおり、今回私どもは、新たな人口推計に基づきまして、二十一年度の本格的な検証に向けて試算を行ったわけでございます。その試算におきまして、経済的な前提を幾つか当然とるわけでございますけれども、この前提におきましては、まず短期的には、内閣府の「日本...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の試算におきます労働力の計算におきましては、今御指摘のように、十七年七月の雇用政策研究会報告書で、目指すべき社会が実現した場合に見込まれる姿として示された見通しを用いていることは、御指摘のとおりでございます。  私どもとしては、この報告書におけるすべての人が...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金に対する不安がどこに由来しているかということでございますけれども、やはり国民の中にある気持ちとしては、また目に触れることといたしましても、少子高齢化が急速に進んでいるということ、特に若い世代に、将来の年金給付に対する不安や給付と負担の関係について世代間の不公平...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、大串委員の言われたことは、昔は五年ごとに財政再計算というものをしておりました。そして、その再計算のもとで、給付と負担のバランスをとるためには、給付をどうするか、あるいは保険料負担をどうするかということを個別具体的に、その際に国会で御審議をいただく、こういうプロ...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな観点からのお話がございましたけれども、私が先般の発言で女性の方を傷つけたということで、自後、私は妻がおりますので、妻からしかられたのでございますが、いろいろな点でしかられましたけれども、一番しかられたのは、女性が子供を産むのは命がけという、今先生がまさに...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○柳澤国務大臣 本事案に係ります混載された牛肉二箱は、米国政府が発行する衛生証明書に記載がなく、すなわち、米国農務省が対日輸出を認めた貨物ではないこと、次に、米国政府より誤って混載されたのではないかとのとりあえずの報告を受けているところであります。  したがいまして、本事案につ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まさしく、そのような点について今米国政府に調査を求め、そして、米国政府のそのあたりのことについての調査結果の報告を待っている、こういう段階であります。
○柳澤国務大臣 今、突然にその御指摘を受けましたけれども、私の記憶におきましても、大体そうした言葉遣いで申し上げたかなという記憶でございます。
○柳澤国務大臣 何と申しますか、私のそこでの表現、全体としてとらえていただきますとその趣旨は理解いただけるんじゃないかと、このように思いますけれども、指図でありますから、また関係のところと協議をさせていただきたい、このように思います。
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、私は、我々の社会は人間によってつくられている、人間にはそれぞれ尊厳があるということをもちろん前提にして、すべてのことについて臨んでおります。  しかしながら、先ほどの御指摘のこの私の発言についても、私は、全体を見ていただければその観...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、先生から、十月六日の、臨時国会における予算委員会におきます菅代表代行と私との質疑応答について御指摘をいただきました。  あのときの議論を思い返してみますと、要は、菅委員からは、今回の公的年金控除の二十万円削減、縮小、縮減でもって当然課税最低限が変わるわけです...全文を見る
○柳澤国務大臣 この問題、非常に幾つかの要素が間に挟まりましてそういう結果を招来しているということであろうと思います。したがいまして、今のお話は、私だけで何か答えが出るかといいますと、なかなかそうでない面もあります。  しかし、理屈をこねますと、生活保護の級地というのは、やはり...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、言葉が足りなく、それからまた、事態については認識がございましたということを申し上げた次第でございます。
○柳澤国務大臣 ワーキングプアにつきましては、今、大田大臣がお話しになられたとおり、もともとが英語でありまして、それはアメリカの基準からきている、こういうことでございます。  しかし、私どもの国においても今そうしたことが非常に問題意識として国民の間に持たれているというようなこと...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、川内先生御自身が指摘をされましたように、生活保護法第三条そのものにも、健康で文化的な最低限度の生活がということで、これを保障するという制度としてつくられるべきだ、こういうふうになっておりまして、それを端折って最低限度の生活というような言葉でいろいろと便宜使って...全文を見る
○柳澤国務大臣 極めて、ここのところは法律にもう書いてあるわけでございますので、便宜の問題だ、このように思います。  しかし、今後折に触れて、今委員の御指摘になられたようなことをこれからさらに強く念頭に置いて取り組むということは言わせていただきますが、すべからく、それはもう法律...全文を見る
○柳澤国務大臣 こうした審議会の議事録というのは、それぞれの委員の先生方の御意見に満遍なく配慮をした文章を書いて取りまとめの文書にするということは、この審議に参加した先生方への敬意の気持ちもありまして、こうしたことになることはありがちなことだと私は思います。  しかし、そこから...全文を見る
○柳澤国務大臣 これを私も今こうして見ておりますが、やはりこれはどう考えても見直しの方向性を言っておりますし、そのときの留意事項もちゃんと記しておりますから、これだけの答申を、そんなことは全く言っていないとされるのは、ちょっと川内先生にしては……(川内委員「廃止を決定していないと...全文を見る
○柳澤国務大臣 技能実習制度につきましては、私は、両面あったと思います。日本が空洞化というふうな言われ方もしたんですが、海外に工場進出するときに、そこで雇用する労働者をあらかじめ日本に呼んで本社工場か何かでがっちり技能実習をさせる、そういう意味の、本当にコネクションもしっかりした...全文を見る
○柳澤国務大臣 ノロウイルスについては、やはり、ウイルスで現実に発症をしてしまうというようなことを、私どもは一番、役所の役割柄、最も強い関心を払っているところであります。  そういう意味で、少し流行の兆しが見えた段階で、十二月の十八日でしたけれども、総理からも特別な指示をいただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうようなことは、当然、私ども避けなければならないわけでありまして、その観点から、都道府県等に対しまして、食中毒原因の公表の際に、正確な原因の公表によって風評被害の防止に努めるよう、そういうことに格段の留意をするように通知をするとともに、厚生労働省においては今...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのつもりで取り組んでまいりたい、このように思います。  同時に、我々は、この問題について、やはり水産庁との連携も非常に大事だと思います。ですから、我々は客観的な事実をしっかり把握する、そしてそれを水産庁にしっかり受け渡して、水産庁はそれを受けて、厚労省もこう言...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護保険の負担でございますけれども、今委員がおっしゃられるような図式、資料の六ページの仕組みで運用されています。こういう仕組みでございますけれども、これで現実がどうなっているかと申しますと、平均値を中心として、まだそれほど開いていないという認識でございます。それか...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、全体の費用が、給付費が膨らむということは、この円の面積が膨らむということでありまして、その円の膨らんだものを前提として、今言ったような負担割合で負担をしていく。そして、その負担割合につきまして、例えば、後期高齢者の人口構成割合が大きいとか被保険者の所得水準...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいまの枝野委員の御質疑、私の応答の場面におきまして、現在、産科のお医者さんが直面している大変困難な問題、すなわち、各病院におきます産科医の配置が非常に薄く広く行われていることなどによりまして、勤務医の勤務条件が非常に厳しいこと、それからまた、特に産科におきます...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな現象が起こるときに、いろいろな理由、背景があるというふうに思っております。  そして、この産科のお医者さんの減少については、私が今申し上げましたとおり、産科のお医者さんの特に病院への配置、これが薄いということをもって、勤務医の先生方の勤務環境が非常に厳...全文を見る
○柳澤国務大臣 産科のお医者さんの減少の原因いかんというときに、まず第一に、出生、出産の数が減っていること、それも理由の一つではなかろうか。加えまして、今申し上げたとおり、実際に病院への産科のお医者さんの配置が非常に薄くなっているために、お医者さんたちの勤務条件、勤務環境というも...全文を見る
○柳澤国務大臣 総理がおっしゃったのは、私はここにはおりましたけれども、総理は社会部会長ということで、こういった分野について練達の方でございますけれども、総理が何を目しておっしゃったかということまで私がここで解釈をして申し上げるというのは、私としては控えたい、このように思います。...全文を見る
○柳澤国務大臣 まさに枝野委員おっしゃられるとおり、業務上過失致死というようなことですけれども、本当の過失があったかなかったかというようなことについて、専門家以外の方々が判断をするという通常の司法手続のほかに、いわば前置手続のような形で死因の究明の制度……(枝野委員「決意だけ示し...全文を見る
○柳澤国務大臣 日々さまざまな現場におきまして働いておられる看護師の方々には、感謝の念を抱いております。その中でも、働きながら助産師養成コースで学びたいという思いを抱いておられる方々に対して、どういう措置を、対応をしていくかということが我々の課題だ、このように考えております。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 助産師さんにつきましては、助産師で独立の業を、お仕事をされる場合には、嘱託医というものを指名しておくという制度を今持たせていただいておりますが、これに加えて、連携医療機関を確保するということを後方支援の一環として義務づけさせていただきました。  そういうようなこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 嘱託医の先生を、従来はほかの科目の先生であってもよろしいということであったのを、今回は産婦人科の先生にしてもらいたい、こういうことをこちらはお願いしているわけでございますが、それに絡みまして、やはり嘱託医の先生方の方から、今、枝野委員の指摘するような声が上がってい...全文を見る
○柳澤国務大臣 去る二月の十五日の参議院厚生労働委員会におきまして、安倍総理から、自己管理型労働制については今国会への法案提出を見送る、こういう御発言がございました。同じ労働基準法の中身でございますが、法定割り増し賃金率については、中小企業にも配慮しつつこれを引き上げるというため...全文を見る
○柳澤国務大臣 自己管理型労働制は、日々の労働時間を働く人々自身が決め、時間ではなく成果等によって評価される仕組みでありまして、仕事と生活の調和の実現にも資する制度でございます。その意味で、この創設に向けて検討を行ってまいりました。  具体的には、労働時間の配分をみずから行うこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず管理監督者という人たちがおりまして、これは、今もう既に労働時間の規制を適用除外になっている方々でございます。  その下の三角の底辺の方に、専門業務型の裁量労働制と企画業務型の裁量労働制という方々が既に現行制度のもとでもいらっしゃるわけですが、今回の自己管理型...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、これから具体的には詰めの作業を法案化ということが決まった後において行うわけですけれども、権限とか責任とか年収で下限を画するわけですから、むしろ、ここの下限の方が非常に明確になってくるということすら言えるのではないかと私は思うのでございます。
○柳澤国務大臣 労働時間で賃金を決めていくということではなくて、賃金を決めるということに絡んだ労働時間ということからは離れる。しかし、他方、健康管理については、これは別途の話として、やはり休日であるとか、あるいは長く勤務すること、在社することによる、お医者さんに診ていただくという...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、その労働時間規制の適用除外をすることについて、やはり労働強化というか過労というか、そういったことについての懸念があるということで、先ほど来申し上げております健康に配慮したこういう措置をとって、そうした不幸な事態に絶対に陥らないようにしようということで当時...全文を見る
○柳澤国務大臣 健康に対して配慮をしているということですし、それからまた、この導入については、先ほど基準局長から申させていただきましたように、集団的な労使の委員会で合意をするということ、それからまた、本人が同意をするということを前提としてこの制度を運用していこうという、そこまで二...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 池田議員から私への御質問は、年金事務費の節減状況についての御質問でございました。  保険料を充てている年金事務費等は、十九年度の予算におきまして、前年度比五%減の二千三十九億円としておりまして、引き続き、無駄遣いを排除するための取り組みを徹底してまいる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 西村議員にお答え申し上げます。  私に対しましては、児童手当の乳幼児加算に関する平成二十年度以降の公費財源につきましてお尋ねでございます。  平成十九年度に乳幼児加算をしましたけれども、その財源は、十九年度予算の中で、いわば基金の取り崩しで手当てをし...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○柳澤国務大臣 今、中川委員から、かねてからの発言に端を発しまして、私自身の発言に対する信頼がだんだん減衰をしてきているのではないか、こういう御指摘をいただきましたけれども、発端になりました、先月一月末の松江での私の発言というものがやはり非常に適切を欠いたというものでございました...全文を見る
○柳澤国務大臣 この問題について、具体的な食品安全委員会の答申では、米国におけるBSE検査、屠畜方法等を評価した上で、二点、基準を定めているわけです。一つは、特定危険部位をあらゆる月齢から除去する、それから二つ目は、対日輸出される牛肉等が二十カ月齢以下の牛由来との証明がなされる、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま農水相から御答弁申し上げましたように、制度的には、科学的知見に基づいた枠組みとしては、先ほど来私が申し上げたとおりでございます。日本のものについても同じなんです。  ただ、我が国産の牛肉についてはそういう全頭検査を事実上行っているということであって、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、食品安全委員会の科学的知見に基づく検査にのっとる限りは、そういうのが合理的な処理の仕方ということになるわけですけれども、食品については、安全とあるいは国民の安心感ということがやはり重視されるべきだという考え方から、事実上そういうことが継続をしているというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういう考え方、国民のこの問題をきっかけとしたある種の衝撃、そういうものを前提として、その後ずっと行政がそれにふさわしい対応をしてきている中で今もってそういうことが行われているということは、これが国民に支持されているということは事実だろうと思います。
○柳澤国務大臣 先ほど申し上げましたように、我が国食品安全委員会の答申では、米国におけるBSE検査と屠畜方法を評価した上で先ほど申した二つの基準を決めて、これであればよろしい、こういうことになっておるわけですけれども、今委員の御指摘になられたように、工場によっては、自分は全頭検査...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、我々の国内の体制、これは我々の食品安全委員会の答申をスタートとする体制でございますけれども、そういうものが満足されれば、アメリカサイドとしてはそれでよしとするという態度だろうと思います。  私は、今、アメリカが自分たちの国内の業者に対して全頭検査なんかし...全文を見る
○柳澤国務大臣 こうした事案というのは、それぞれの専門家が専門的な知見に基づいて枠組みを決めるということが基本であります。私はそのように思います。  その上にどのようなそれぞれの国内措置を事実上とるかということについては、それぞれの国内の国民の意識、世論の動向を踏まえて決定がな...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、選挙の応援演説に行ったんですけれども、表題を見ますと、垂れ幕に何か社会保障とかいろいろ書いてあるわけですね。社会保障のことに何にも触れないで帰るわけにも、これはもう羊頭狗肉で避けなきゃならないだろう、こう思いましたので、少しばかり社会保障の話をした。年金の話...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、中井委員が御指摘になられましたように、一月三十日、東京の地裁の判決が出まして、そこでは国が勝訴した形になっての判決でございました。  しかし、そうした裁判の結果だとか法律問題とは別にして、中国残留邦人の方々の支援について実情を見て考え直したらどうか、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 今とっさに岩國委員の方から御指摘を受けまして、さっと目を通させていただいておりますけれども、やはり私の発言がこうした若い女性をも大変傷つけてしまっているということを目の当たりにいたしまして、深い反省をさらに募らせているところでございます。  この反省の上に立って...全文を見る
○柳澤国務大臣 「偽装請負の解消に向けた当面の取組について」という文書ですが、昨年九月四日、職業安定局長及び労働基準局長の連名でもって都道府県の労働局長あて通達をいたしました。  これを受けまして、全国の労働局では、昨年の九月から十二月までの間に、請負事業に係る千九百十一事業所...全文を見る
○柳澤国務大臣 安倍総理の答弁というのは、私ども安倍内閣が進めているまさに一貫した政策的な態度である、このようにぜひ御理解を賜りたいと思います。私自身も、正規雇用を望む非正規労働者に対して、できる限り正規雇用の機会の拡大を図っていくことが重要だと考えております。  現実、具体的...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先ほど御答弁申し上げましたように、現時点では考えておらないということを申し上げた、これは後で議事録を見ていただきたいんですが、そのつもりでおりますが、今職安局長が答弁したように、いろいろな問題点がありますので、これを幅広く検討するということになっております...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先行する閣議決定に私どもも簡単にこの場で全く反する、逆行した御答弁は申し上げかねるわけでございまして、その意味で、幅広く検討するということについては、検討するという立場を申し上げているわけであります。  しかし、私どもとしては、今、派遣労働において、また...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、キヤノンの広告のことに委員はお触れになられましたけれども、私どもは個別の事案についてコメントをすることは差し控えさせていただきたい、このように思っております。  ただ、一般論を申し上げますと、職安法の四十二条には、労働者の募集を行う者は、労働者の適切な職業...全文を見る
○柳澤国務大臣 糸川委員は、かねてこの問題に非常に御関心で、熱心にお取り組みということで、まずその点に心から敬意を表します。  私も非常に幅の広い厚生労働省の所管事務を扱うんですが、水道の問題を初めて話題にするということで、大変印象に残る機会になりました。  ところで、平成十...全文を見る
○柳澤国務大臣 この間、私も両面の、自分の情報というか、そういうものを耳にし、また、そうしたことで自分たちの生活態度も決めた面も正直言ってございました。  平成二年ごろをピークとしまして、水道水をそのまま飲まないという人がふえた。その背景にはカビ臭いというような話があったという...全文を見る
○柳澤国務大臣 申すまでもなく、水道は国民生活に欠くことのできないものでありまして、災害時におきましても、断水等を生じることなく水道水を供給できる体制をきっちり整備しておくということは、極めて重要な課題であると認識をいたしております。  このため、厚生労働省におきましては、漏水...全文を見る
○柳澤国務大臣 鉛製給水管、鉛の給水管というのは、要するに家庭内に入るところのメーターのところまでと、それから、メーターから実際の、蛇口と我々が言う、あそこまでに使われているケースがある、こういうことで、これをどうするか、こういう問題なのでございますが、いずれにせよ、それは個人財...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○柳澤国務大臣 皆さんおはようございます。  本日から通常国会における厚生労働委員会の御審議を、かなり長丁場になるかと思いますが、いろいろとお世話になって始めていただくわけでございます。特に、ただいま質疑のトップバッターにお立ちになられた谷畑委員におかれましては、今度は与党の筆...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、地元に児童養護施設がございまして、そこを中心とする社会福祉法人の理事の末席を務めていたこともございまして、養護施設の問題、状況についてはそれなりに理解を持っております。  厚生労働大臣に就任後は、今先生がおっしゃられた養護施設と同時に、そこから出張った形の...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな制度変更があったから非正規労働が多くなったのではないかというよりも、実は、以前から非正規労働の上昇傾向があったわけでございますが、いずれにせよ、今谷畑委員の御指摘のとおり、今、こうして景気の回復期を迎えたこの段階でどういう結果になったかといえば、三分の一...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金というものに対して、国民の関心は非常に高くなりました。従前、私どもの若いころは、もう到底そういう状況ではなくて、年金について博士論文を書いた先輩を、何を時代錯誤のことをしているんだろうみたいな気持ちで眺めたり口をきいたりして、大変失礼をした思い出すら持っていま...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、持論というほどのものを持ち合わせておりませんけれども、かねてこの医療保険の問題を考えてきたときに念頭にありましたのは、やはり保険者機能ということをもっともっと発揮するいろいろな施策はできないだろうかということを正直考えておりました。  もちろん、民間の保険会...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、宮澤委員の方から質問要旨を受けたとき、正直言って、目を通しただけで、何をおっしゃっているのかよくわからなかったというようなことが、正直告白しなければならないことでございます。今のお話で非常によくわかって、これは自己負担との関係でそういったことが生じてしまうのを...全文を見る
○柳澤国務大臣 三割負担、自己負担については、もう一つ、高額医療にかかった場合の負担上限額の設定というものが行われております。そういうことで、社会政策的な面ではそこでもって手当てをするということが基本の制度になっているということでありまして、高額医療でないという分野については三割...全文を見る
○柳澤国務大臣 川条委員にお答え申し上げます。  非常に患者数の少ない、希少な、しかし重篤な御病気について、最近の事例ということで、FOPについて御質疑をいただいたわけでございます。  厚生労働省の制度といたしましては、今先生も既に御言及になられましたけれども、治療研究の事業...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在のお医者さんの状態を申し上げますと、お医者さんの総数につきましては、毎年三千五百人から四千人程度増加をしている、そういう状況でございます。今後ともこれまでと同程度の増加が見込まれますことから、現状においては医学部定員を抜本的にふやすということが必要かといえば、...全文を見る
○柳澤国務大臣 昔は、当初から委員が御指摘になられたように、大学の附属病院あるいは医局というようなものがそういう役目を果たしておられたわけです。つまり、そこの出身の医学部の学生がお医者さんの試験に受かったら、必ずそこに籍を置いて、そしてそこの主任の指導的な教授さんのいろいろな指示...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、福島委員御指摘のように、いろいろ社会保険料が税の仕組みと絡み合っておる、それから地方税と絡み合っている。地方税と絡み合いますと、それが勢い今度は生活保護の級地の段差によってまたいろいろと差等が生まれてくる。こういうように、非常に複雑な制度になっておるだけでなく...全文を見る
○柳澤国務大臣 御指摘のとおりでございます。  これまで政府におきましても、累次にわたりまして少子化対策に取り組んできたわけでございますけれども、そういう情勢の中で、一昨年から人口減少社会が現実のものとなり、また、昨年末には新しい将来人口推計も公表させていただいたところでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろと年金につきましてはいきさつがあったわけですけれども、平成十六年の制度改正というのは、私は、大変大きな意義を持った改革であった、このように認識をいたしております。  五年ごとに財政再計算というようなことで、そのとき、これから給付をどうするか、年金の保険料...全文を見る
○柳澤国務大臣 もともとが、十六年度改正によりまして、次の財政試算をするというのは平成二十一年度までということに法律で決められているわけでございます。ただ、今回、昨年末に新しい人口推計が、その前年の国調を基礎といたしまして出ましたので、やはり国民の関心も非常に強い、そういうことを...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働力の人口の見通しでございますけれども、これは、二〇〇五年七月の雇用政策研究会の推計におきまして、もう既に一定の作業を経まして、その結果を明らかにしているところでございます。今回の新しい生産年齢人口の下方修正の結果を受け、二〇三〇年の労働力人口は、これまでの見通...全文を見る
○柳澤国務大臣 少子化対策、新しい政府、内閣における戦略検討会議というものもスタートいたしまして、私もその一翼を担わせていただく、そういうお立場をいただいているわけでございます。  考え方としては、先ほど来たびたび申し上げましたとおり、結婚や出産はあくまで個人の選択にゆだねられ...全文を見る
○柳澤国務大臣 最近の賃金の推移をごらんになられまして、都市と地方別にも概して厳しい状況になっているのではないか、また、男女の賃金格差等についても同様の傾向があることも思い起こされるというような御指摘であったかと思います。  地域間の賃金格差の縮小につきましては、政府、地方自治...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金、皆年金、それから医療、介護、皆保険というようなことで、我が国の社会保障制度は、私は制度として非常にいいものができているという認識を持っているわけでございます。ただし、その間、自己負担というようなものについても、このごろ少し、それぞれの保険財政が持続可能なもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が一月末に松江で行いました発言が大変不適切なものであったということは、もう御指摘をいただいておるとおりと思っております。私としては、本当に心から反省をしておりますが、その反省の上に立って、この大事な厚生労働行政の諸課題の解決のために全力を尽くして取り組んでまいり...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働市場の改革という言葉を使った意味合いは何かというお尋ねでございますが、私が使っておりますのは、就業形態の多様化であるとか、あるいは経済の進展のために必要な、労働市場でどういうことかと言われるとちょっとあれですけれども、いずれにしても、流動化だとか自由化というよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 いわゆるホワイトカラーエグゼンプション、私どもは、立案の過程におきまして、自己管理型労働制という名称で呼ばせていただきたい、こう思ってそのように呼ばせていただきましたけれども、これは、一定のホワイトカラーの方々を対象として、働く人がみずから労働時間を管理して仕事と...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は実は、ホワイトカラーの働き方につきましては、これは単に民間労働組合だけではなくて、みずからもそうだったんですけれども、公務員なんかにおきましても、もっともっと勉強しなきゃだめだという気持ちを非常に強く持ってまいりました。やはりどうしても、ホワイトカラーの皆さん...全文を見る
○柳澤国務大臣 要は、国民の理解が得られなかったということに私は尽きるんだろうと思います。そして、では、すぐ選挙のことを今細川委員はおっしゃいましたけれども、選挙でも終わったらまた出してくるのか、すぐ出してくるのかなんというようなお考えを、あるいはひょっとしてお持ちかもしれません...全文を見る
○柳澤国務大臣 今申し上げたとおりでございます。今申し上げたとおり、そういう、何と申しますか、臨時国会というか、参議院の選挙をとりあえず避けたというような考え方でこの提案を見送ったわけではありません。
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、残業代ゼロ法案というふうにされてしまいまして、どう考えてもこれを、この厚い高い壁を乗り越えていくことはもうほとんど不可能という判断をして、私どもは、そういう提案をする考え方を放棄したわけでございます。今、細川先生、何か次にまたすぐ...全文を見る
○柳澤国務大臣 もっと、何というか消極的な答えを、私としてはしたつもりでございます。
○柳澤国務大臣 労政審に諮問した労働契約法案要綱におきましては、労働契約は労働者及び使用者の合意により成立し、変更されるものである旨の合意原則をまず明確に規定いたしております。  その上で、就業規則による労働条件変更に関する最高裁判所の判例法理に沿って、まず原則として、使用者が...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が所信でも述べさせていただきましたように、最賃制度は賃金の低廉な労働者の労働条件の下支えとして重要なものであると認識しておりまして、就業形態の多様化等といった社会経済情勢の変化に対応する中でも、今後とも安全網として一層適切に機能することが求められている、このよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働契約において労使の合意が重要であるということは、私は十分認識しておりますが、同時に、今回の労政審に諮問をして、いただきました労働契約法案要綱におきましても、労働契約は、労働者及び使用者の合意により成立し、変更されるものである旨の合意原則と、今、筒井委員がお触れ...全文を見る
○柳澤国務大臣 当然そうでございます。  そこで、就業規則と労使の合意というものに関する関係について、これまで最高裁判所の判例法理が積み上がってまいりましたので、それに沿いまして、まず原則として、使用者が労働者と合意することなく、就業規則の変更によって、労働者の不利益に労働契約...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、この法律に練達な筒井先生のおっしゃることが正しいんだろうと思います。しかし、最高裁の判例の、いわばそこに一貫して流れている考え方、原理、こういうものを取り入れて法文化するということは、ほかにも例があるんだろうと私は思っております。
○柳澤国務大臣 雇用形態が非常に多様化していることは、私も認識しているところでございます。
○柳澤国務大臣 筒井委員から御指摘をいただきました。  労働者と使用者との間で個別に労働条件を設定するという合意があった場合には、その合意が就業規則よりも優先されることを明確化するという規定がありますが、この労働契約の個別化が進むことに対応している規定でありますが、これと、私ど...全文を見る
○柳澤国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○柳澤国務大臣 それは当然であります。
○柳澤国務大臣 筒井委員のおっしゃることもわかりますけれども、どちら側から攻撃されて批判をされているのかちょっとわからない面もあるんですね。  つまり、私は、自己管理型労働制というものを実現したいと思っていろいろ考えてはまいりましたが、それはある意味で、かなり限られた人たちにし...全文を見る
○柳澤国務大臣 筒井委員とは非常に長いおつき合いでございまして、もう私の人柄も御認識いただいているかと思います。いいところ、悪いところ、私も本当に多い人間でございます。  ただ、私の先般の発言というのは、もう不適切きわまりないものであるというふうに私、深く反省をいたしておりまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の発言は、今、山井委員の御指摘になられたとおり、平成十三年の二十一世紀職業財団が実施した多様な就業形態のあり方に関する調査による数字でございます。  これによりますと、責任の重さが同じかパートの方が重いこと、あるいは残業、休日出勤が同じかパートの方が多いこと、...全文を見る
○柳澤国務大臣 私もその調査書そのものを全文読んだわけじゃありませんので、今この場でつまびらかにいたしておりませんけれども、契約期間の有無については承知をいたしておりません。
○柳澤国務大臣 契約期間の有無そのものは、調査をしていないということのようです。
○柳澤国務大臣 そういう人たちも入っていないとは断言できないし、入っているかと思いますが、ただ、配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じと回答したものであることから、いわゆる短期の契約者等差別的取扱禁止の対象とならないもののほとんどは、この配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、調査のどんぴしゃりの結果はないものですから、それに類似しているものとして、配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じということでもって相当のことが推測されるのではないか、こういう考え方のもとでこの数字を取り扱わせていただいた、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 私どもが今度差別的取り扱いの禁止の対象となるというふうに考えておりますパートの労働者というのは、期間の定めのない場合だけではなくて、期間の定めのある契約であっても、それが反復更新され、期間の定めのない契約と同視し得る場合も含むというふうに考えておりますので、契約期...全文を見る
○柳澤国務大臣 その点については、調査結果として私どもがつかんでいるものはないということでございます。
○柳澤国務大臣 どんぴしゃり調査した結果はないわけですけれども、そこからかなりの程度推測できるという調査がたまたまございましたので、その調査について、四、五%かなというふうに考えていますということを申し上げたということでございます。
○柳澤国務大臣 期間の定めのある契約であっても、それが反復更新され、期間の定めのない契約と同視し得る場合を含めることといたしております。  それが幾らかということについては、私どもは、いわばそのうちの四、五%というか、それも立場によって違う回答が出ているわけですけれども、そのう...全文を見る
○柳澤国務大臣 どんぴしゃりの数字はなかったので、それに近いものとしてこういう数字がありますので、我々はその近傍の数字だというふうに考えていますということを申し上げたのです。
○柳澤国務大臣 先ほど来お答えいたしておりますとおり、期間の定めのある契約であっても、それが反復更新され、期間の定めのない契約と同視し得る場合も含めることになっております。  他方、アンケート調査かと思いますけれども、配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じと回答したものが数字とし...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、どんぴしゃりの数字はなかったわけです。そこで、それと近い数字で、これもまた先ほど申したように、配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じというアンケート調査に対して答えていらっしゃる数字でございますので、それから、我々の法律上の定義もそ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の一月末における松江の講演での不適切な発言、これが本当に女性の方を初めとして国民の皆様に大変御迷惑をかけ、また、その方々の心を傷つけたということで、本当に申しわけなく思っております。反省の上に立って、私の与えられた任務を果たしてまいりたい、このように考えておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 女性の方々の尊厳を傷つけたということで、心からおわびを申し上げます。     〔谷畑委員長代理退席、委員長着席〕
○柳澤国務大臣 御指摘のとおり、働くお父さん、お母さんが安心して子供を生み育てる環境ができること、これはもう非常に重要な課題だと思っております。  育児・介護休業法には、仕事と家庭の両立のための制度として、育児休業制度や短時間勤務制度などが定められておりまして、労働者が気兼ねな...全文を見る
○柳澤国務大臣 係争中の具体の案件についてコメントは差し控えさせていただきますけれども、安心して子供を生み育てやすい職場環境の整備は重要だという認識は、全く委員と同じであります。  厚生労働省としては、今後とも、各都道府県労働局におきまして、労働者からの相談への対応や事業主に対...全文を見る
○柳澤国務大臣 医療事故に関します無過失補償の問題については、もとより、私どもの役所でもいろいろと、どのようにすべきかということについて検討をいたしておりましたが、十一月の末の段階になりまして、与党の検討会の話が進みまして、分娩により脳性麻痺となった場合を対象とする制度という枠組...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、民間の保険会社が保険事故と申しますか、補償金の支払いを行うきっかけになる判定というか、査定というものを行う際に、この場合は無過失の補償をうたっているわけでございますので、とにかくまず日本医療機能評価機構という運営組織、これは実際の組織運営に当たっては、この機...全文を見る
○柳澤国務大臣 リハビリテーションに関しまして昨年四月に行われた見直しというのは、リハビリテーションの一種の体系と申しましょうか、そういうものの改善を図るという趣旨から出たものでございます。  具体的に申しますと、リハビリテーションの体系を疾患別に再編成する中で、発症後早期のリ...全文を見る
○柳澤国務大臣 算定日数の上限を超えたリハビリテーションにつきましては、日常生活を送る上で必要となる機能の維持及び向上を主たる目的として行われるものでございます。このようないわゆる維持期のリハビリテーションは介護保険などによって適切に対応されるというふうになっておりまして、御懸念...全文を見る
○柳澤国務大臣 リハビリテーションにおける個別性あるいは集団性ということの問題提起かと思いますけれども、まず第一に、介護保険のリハビリテーションにおきましては、維持期のリハビリにつきましてはそれに適した方法や人員配置を定めているということでございます。  それからまた、質の高い...全文を見る
○柳澤国務大臣 日数上限は、十六年度に行われましたリハビリテーション・消炎鎮痛等処置に係る調査のデータを参考に、専門家や関係学会等の意見も聞いた上で慎重に行っているものでございます。  それから、除外対象疾患につきましては、リハビリテーションを上限日数を超えても継続して受けるこ...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 馬淵議員にお答え申し上げます。  雇用保険三事業の見直しについてのお尋ねがございました。  今回の雇用保険の見直しに当たりましては、雇用保険三事業について、失業等給付の抑制に資するものに限定するという観点から雇用福祉事業を廃止することとし、これを盛り...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○柳澤国務大臣 今、笠井委員御指摘のとおり、生活保護の中に老齢加算という制度で加算が行われておりました。これは昭和三十五年に創設されたものでございますが、加算の理由としては、高齢者の場合には、それ以外の年齢の者と比べて消化吸収のよい食品が必要になる、あるいは厚着をするための被服費...全文を見る
○柳澤国務大臣 老齢加算の創設後、生活保護基準につきましては、加算を含めて、一般国民の消費の伸び以上に、全体として水準を引き上げてきたところでございます。  ところが、一方、平成十五年から十六年にかけまして、今笠井委員も御指摘になられた、社会保障審議会におきまして、特に生活保護...全文を見る
○柳澤国務大臣 いや、ですから、この制度の考え方というものが、そういう考え方で行う、そういう仕組みで考えるということでなくなったということを先ほどお答えしたつもりでございます。  つまり、そういう個々の、レベルが一般に低いとき、生活保護の基準が低いときには、そういう勘案すべき要...全文を見る
○柳澤国務大臣 生活保護基準につきましては、一般の国民の生活実態等を見きわめて判断していかなければならない、これは当然のことだと認識をいたしております。  平成十五年から十六年にかけまして開催した社会保障審議会の、先ほど申した生活保護制度の在り方に関する専門委員会の報告書におい...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○柳澤国務大臣 正社員、非正社員といいますか、正規労働、正規雇用、あるいは非正規の労働、雇用といったような範疇で労働市場の動向を見ますと、今深谷委員の仰せられるとおり、最近においては、大変非正規労働が、雇用が多くなっている、大体三分の一近くになっている、こういう状況でございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま少子化についての認識、それから今後の取り組みにつきまして、大変総理から行き届いた考え方の御説明がございましたので、私がつけ加えることはもうほとんどないのでございますけれども。  働き方の問題、それから経済的支援の問題、あるいは意識、意識は個人意識だけでは...全文を見る
○柳澤国務大臣 若者の雇用情勢の中で、今、増原委員の指摘されるようなニートと言われる人たち、それからまたフリーターと言われる人たちの問題、これは、別の面を実は持っているわけですけれども、我々としては、せっかくの我々の次の世代を担う若者が、彼らの希望する状況でないそういう状況に身を...全文を見る
○柳澤国務大臣 今古屋委員の御指摘のとおり、日本の労働力の見通しを見ますと、二〇三〇年ごろまでの労働力というのは一千万人規模で、そのままにしておくと減ってしまう。これを何とか、もう少し労働力率を引き上げることによって、何とか五百万人ぐらい、半分ぐらいはカバーしないといろいろな面に...全文を見る
○柳澤国務大臣 テレワークは、ITを活用して、時間や場所に制約されない働き方であるということで、古屋委員などがリーダーになられまして、特に女性の育児、介護、家事、要はライフ・ワーク・バランスを実現するための有効な手段ではないか、こういうことで御推奨になっておられます。  我が厚...全文を見る
○柳澤国務大臣 個別の企業の点について新聞報道等を確認せよと言われましても、そういうことは私はできないし、差し控えるべきであろう、このように思います。
○柳澤国務大臣 個別の企業に対して私ども行政がどのようなことをやっておるかということについては、私はこれについてお話を申し上げることは差し控えるべきだと思います。
○柳澤国務大臣 私どもとしては、国会のおつくりになられた法律に基づいて行政をやっていく、これが私たちの使命だと考えておりまして、今先生御指摘のとおり、公表そのものについても一つの行政手続として法定されていることでございますので、その手続の命ずるところによって我々はこれを執行する、...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは本当に、是正指導、勧告、それから公表という一定の枠組みで規定されていることは枝野先生御指摘のとおりだし、お互い、今それをもとに議論しているということでございますが、基本的に、是正指導をした場合に、自主的に是正をしていくということが私どもがこの法律で一番期待し...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、枝野委員は、繰り返しの話と、それからグループの別会社の話と一緒に論じられたわけでございますけれども、私は、今お聞きしていて思うんですけれども、同じ会社で繰り返しということになりますと、これは行政判断としてもいろいろな判断があり得ると思うんです。しかし、この法律...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、少なくとも現行法では一社ごとで行政指導なり行政処分の手続に入っていくということでありまして、私が先ほど申したのは、同じ会社で一度是正されるけれどもすぐ次にまたやるというようなことになれば、一定の心証というかそういうものが形成されて、勧告等についてもそれなり...全文を見る
○柳澤国務大臣 少子化社会への適切な対応というのがいかにあるべきか。少子化は非常にいろいろな困難をもたらすので、やはり、もう少し人口がふえるような方向の施策を行うことは一つの方策だと思いますが、今、原口委員からは、むしろ、少子化あるいは少人口化、人口減少が進んだとしても困らないよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは正直言って、そういう観点からのデータをとっていないということを今職業安定局長からお答えしたとおりでございます。  私どもとしては、そういう大企業、小企業、中小企業というようなことにとらわれないで、請負の事案について派遣法違反にわたるような事案を、これに対し...全文を見る
○柳澤国務大臣 枝野委員との質疑応答の中にもありましたけれども、違反の、監督件数というものは、まさに件数一件一件ということです。それで、派遣というか、請負の発注先というのは、社ごとというふうになっているんだろうと思います。  このことについては、監督件数のうち請負の発注者に対す...全文を見る
○柳澤国務大臣 今総理がおっしゃったとおりの状況にあるわけでございますので、次の骨太では、その時点の状況、それから我々の考え方、こういうことを中心に記述をしていただくべく、私は取りまとめ役の大田大臣にお願いすることになろうと思います。
○柳澤国務大臣 お答えを繰り返すことになりますけれども、要は、幾つかの要因が重なりましてそのようなことになっております。  まず第一に、考え方としては、公的年金というのは国家の制度ですから、国家のどの地域にもあまねく同じ制度が適用される、こういうことでございます。それに対して課...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々の国の労働市場の中で、正規雇用、非正規雇用というものがそれぞれどういう推移をたどったか、それが政府の政策によってどの程度左右されたかということの御質問ですけれども、非正規雇用が徐々に増嵩してきてシェアを多くしているのは随分前からでございます、佐々木先生も御存じ...全文を見る
○柳澤国務大臣 簡単に事実を申し上げますと、そういうことの取り組みではなくて、我々は、この国会に対して新しい法制を御提案して、ぜひそれを成立させてもらいたい、その法制を通じて、今言ったように、非正規雇用の状況のもとにある若い方々を中心とする人たちが正規の雇用に移行、転換するように...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、昭和六十年、一九八五年に制定されました労働者派遣法につきましては、経済社会構造の変化や価値観の多様化に伴う、企業や労働者の多様な働き方に対するニーズに対応すべくこれを制定し、その後、数次の改正を行ってきたという経緯でございます。  平成十一年、一九九九年の...全文を見る
○柳澤国務大臣 最初に派遣労働法が制定されたときの専門的、技術的な分野と、それが最終的に二十六業種まで広がっておったんですが、その後、ネガティブリスト化をして製造業なんかも入ってきた。そのときにこの臨時的、一時的ということになっているということでございます。  したがいまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは大変難しい問題なんですね。つまり、派遣労働者というのは派遣元と雇用関係にあるわけなんですね。したがいまして、派遣元の労働者を今度は派遣先の企業と雇用を義務づけてしまうというようなことになりますと、これはある意味で引き抜きみたいなことの現象も起きかねないわけで...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働政策審議会に諮問いたしました労働契約法案要綱におきます労働者の範囲につきましては、労働基準法と同様とすることとしておりますが、労働基準法上の労働者とは、事業または事務所に使用され、賃金を支払われる者を言うものであって、労働者であるか否かは、契約形式にとらわれず...全文を見る
○柳澤国務大臣 具体的なことを補足申し上げますと、最低賃金の具体的な水準については、公労使三者構成の地方最低賃金審議会における、地域の実情を踏まえた審議を経て決定されるものでございます。  今回の法案が成立した暁には、それぞれの都道府県の今申した地方最低賃金審議会において法の改...全文を見る
○柳澤国務大臣 大体ほかの国においても同様でございますけれども、最低賃金の決定は審議会の議を経る方式を採用しておられる、そういう国が多いわけでございます。我が国におきましても、公労使の三者により構成される地方最低賃金審議会の調査審議を経て決定する、こういう方式が採用されているわけ...全文を見る
○柳澤国務大臣 総実労働時間は、労働者全体としてはむしろ減少の傾向にございます。しかしながら、短時間労働者の割合が高まっている一方、一般労働者については、だから依然として長時間労働の実態がある、こういうふうに解されるわけでございます。  中でも、子育て世代の男性を中心に長時間労...全文を見る
○柳澤国務大臣 今御指摘のように、長時間労働を抑制するために、今国会に提出する労働基準法改正法案には、法定割り増し賃金率を引き上げる、そういうことを盛り込む予定にいたしております。  そして同時に、時間外労働の削減に積極的に取り組む中小企業に対する助成金を創設する、さらには、限...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま糸川委員がおっしゃられたとおり、労働安全衛生法の長時間労働者への医師の面接の指導制度というものが平成十八年四月から実施されたところでございまして、今、現にこれを実行いたしているところでございます。  この面接指導制度につきましては、労働者が疲労の蓄積を自...全文を見る
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○柳澤国務大臣 研修・技能実習制度につきましては、特に技能実習生に係る法定の労働条件の履行の問題につきまして、従来から重点的に取り組んでいるところでございます。  監督対象事業場については、投書等の各種の情報から、法定労働時間の履行確保上特に問題があると考えられる事業場を選定し...全文を見る
○柳澤国務大臣 我が国は、今、石井委員御指摘のように国民皆保険制度をとっているわけでございますが、改めて、この国民皆保険制度とは何ぞやということについて、確認のための御質問がありました。  私どもといたしましては、まず第一に、すべての国民が何らかの医療保険に加入していること、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民皆保険制度のもとで、私どもとしては、医師についてもその総数は増加しているというふうに認識をしておるんですけれども、また、現にそうだと考えておりますけれども、ただ、医師の偏在によって、地域やあるいは診療科によっては必要な医師が必ずしも確保できない状況が見られると...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま石井委員が指摘されたような状況というのは、そこかしこに見られるということは御指摘のとおりというふうに承知をいたしております。  地域で必要な産科、小児科のお医者さんを確保するためには、まず国と都道府県が協力をして、地域の医療関係者の理解も得ながら医療機関...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生労働省の医療施設調査によりますと、開設者を国としている産婦人科及び産科の設置状況は、国立病院のほか、国立大学法人等国の設置する法人等と合わせますと、平成八年十月一日現在百八十カ所が、平成十七年十月一日現在百四十五カ所となっておりまして、率にいたしますと一九・四...全文を見る
○柳澤国務大臣 女性医師が非常に多くなってきている中で、家庭生活と仕事の両立を支援していかなければならない、こういう認識は共有させていただいていると申し上げてよろしいと思います。各病院等におきましても、育児休業の円滑な取得の推進や短時間労働の促進、さらには女性医師の復職支援等に取...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成十八年十月十九日から十一月五日に行われました、内閣府の面接方式によります国民生活に関する世論調査によりますと、政府に対する要望として一番この上位に挙げられましたのが「医療・年金等の社会保障構造改革」ということでございまして、非常にこの面での要望が強いということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 やはり社会保障制度についての透明性というか、そういうことで国民にわかりやすくその安定性というものをもっと示してもらいたいというようなことが一番根幹に横たわっている問題ではないか、私はこのように考えています。
○柳澤国務大臣 先ほど来のお話はどういう前提に立っているのか、ちょっと小川委員の立場がわかりませんが、現役世代がその時々の高齢者世帯を支えていくという方式が限界に突き当たっている、こういうことは、小川委員は、今の例えば年金制度なんかを賦課式ではなく積み立て式にしない限り国民の信頼...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、年金が安定するというのは、長期にわたって負担と給付が安定的な関係にあるということでございます。したがいまして、これは、給付を多くしようとしたら今度は保険料として支払う負担が多くなるというところでありまして、そういったものを総合的に勘案して、それぞれの負担...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○柳澤国務大臣 平成十九年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成十九年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は二十一兆四千七百六十九億円であり、平成十八年度当初予算額と比較いたしますと五千三百五十二億円、二・六%の増加となっております。こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 特養の設立等について、複数の事業者がこれを申請したときにどういう形でこれを最終的に選定するか、これは行政手続としても非常に公正中立を期さなければならない、こういうことであろうかと思うんです。  ただ、今先生のいろいろな御議論を聞いておりまして思うのですけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま斉藤政調会長の方から、かねてお取り組みの在外被爆者を中心とする被爆者問題について、事務当局との質疑応答の状況を聞かせていただきました。  在外被爆者の方々に対する援護については、いろいろ医療制度や社会経済情勢が国によって異なっているということがありつつも...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルとどのような関係にあるかということは私ども確認しておりませんけれども、いずれにしても、そういう若い少年、そういうような方が今回のような悲しむべき死を遂げられたということに対しては、本当に強く胸を痛めているところでございます。  タミフルのことについてなん...全文を見る
○柳澤国務大臣 前田委員が大変、現在の健康食品について深い関心をお持ちで、その観点からいろいろな問題提起をされていることにまず敬意を表したい、このように思います。  ただ、私どもの取り組みについても御理解をいただきたいと思うんですけれども、たとえ健康食品というふうに称しておった...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本が、過ぐる大戦の最終段階におきまして、人類最初の原子爆弾の被害をこうむったということは歴史的事実でございますが、具体的には、この原子爆弾の投下によりまして、原爆の放射線に起因して原爆症を患われる方々がいらっしゃるということ、これはもう本当に悲しむべき悲惨なこと...全文を見る
○柳澤国務大臣 原爆症認定訴訟におきましては、放射線と疾病の関係に関する科学的な知見が争点となっているところでございます。これまでの各地裁における判決は、医学、放射線学の上での一般的な理解と異なるものでありましたことから、それぞれ控訴をし、上級審の判断を仰ぐこととしたところでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今保坂委員がおっしゃられるように、原爆症の方々に対する認定の問題等につきましては、与野党を問わずいろいろな見解をお持ちである方々がいらっしゃることを私もよく承知いたしておりまして、そういう方々からいろいろな御意見の表明が私どもにも寄せられておりまして、これにつきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 そうしたいろいろな声があることにつきましては私どもも承知をし、また、そういう先生方の御意見については、事務当局にもその声をよく聞くということを私ども申しておりまして、そういう立場にいるわけでございますが、今後そういったことについてどういうことが考えられるか、これは...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、そうしたいろいろな声を受けとめられて、論点等いろいろな問題を整理されて、そしていろいろ我々に意見として声を届けていただく先生方の御意見、これについてはいろいろ聞かせていただいております。  しかしながら、それは保坂先生の御意見もまた、こうしたこと以外にも...全文を見る
○柳澤国務大臣 保坂委員のお訴えになるお気持ちというのは十分わかるわけでございますけれども、訴訟の原告の方々と裁判外でお会いをするということには、やはりこれはもう、我々、法の執行に当たっている行政当局ということになりますと、かなり制約があるということは重ねて御理解をいただきたいと...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことであれば、これはもう、先ほど保坂委員が仰せられたとおりに、事務局に対してよく話を聞くようにということで、私どもの方もそういういろいろな立場の者がおりますので、しかるべきポストにある者で対応させていただくということは、私、指示をいたしたい、このように思い...全文を見る
○柳澤国務大臣 八月のそういう式典には、歴代厚生労働大臣も寄せていただいているということでございますので、私ども、そうした機会にはぜひ参列をさせていただくということを継続いたしたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 この裁判にお訴えになっていらっしゃる方々と広い意味での政府との争点というものは、放射線と疾病の関係に関する科学的知見の問題をめぐる訴訟ということでございまして、こうした問題をめぐっては、従来、本当に専門の方々がいろいろと携わって、一番適切だという考え方のもとで一つ...全文を見る
○柳澤国務大臣 原爆症の認定というのは、先ほど来申し上げておりますとおり、申請の方がどのくらい放射線を浴びたか、また、その放射線量と疾病との因果関係がどの程度認められるかなどにつきまして、確立した科学的知見に基づいて個別に合議制の審査会で審査をしているところでございます。  そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、個別に合議制の審査会で審査をしていらっしゃるというのが現在決められている手続でございまして、その基準なりなんなりについて、これをどのように、変える見地があるのかどうか。私は、今まで積み重ねられてきたことからすると、極めてまた、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 穀田委員から私どもの役所の仕事について、大変かけがえのない施設だというようなお褒めの言葉をいただけるというのは大変幸せでございます。(穀田分科員「千葉の人が言っているんです。幸せでしょう」と呼ぶ)不規則発言はちょっと控えていただきたいんですけれども。  しかし、...全文を見る
○柳澤国務大臣 二つ問題があったかと思います。  一つは、派遣法上の許可を得ない前に採用をしたというのについてどう考えるか、これが一つ問題だと思うんですが、これは今局長が答弁したように、採用まではよろしい、しかし、実際に許可もなく派遣行為をするというようなことは許されない、こう...全文を見る
○柳澤国務大臣 民間であれ公的な団体であれ、不安定雇用を促進するというか、そういうようなことは、私どもの労働行政の上では全く望ましくないことだ、このように考えます。
○柳澤国務大臣 食物アレルギー等によるアナフィラキシーという症状につきまして深い御見識を持たれている江田委員からの御提案でございます。  救急救命士にその使用を業務の拡大の一環として考えたらどうかという御提案かと思いますが、この救急救命士による業務につきましては、心肺機能停止の...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来、救急車の救急搬送、これにつきまして各方面からの深い御関心をお示しになられて、傾聴いたしておりました。その関連で、救急車を利用した人から感謝の気持ちの寄附を考えられないか、こういうお話でございまして、私も、前からの先生のいろいろな角度からの御議論同様に、大...全文を見る
○柳澤国務大臣 特養の介護職員は、若年者の割合が高いわけですけれども、離職率も相対的に高いという状況にあることは承知をいたしております。  介護サービスの効率化が求められる中で、各施設が、人員配置基準を遵守していただいた上で、常勤、非常勤の職員を適切に組み合わせていただくという...全文を見る
○柳澤国務大臣 我が国は、国民皆保険のもとで、だれもが安心して医療を受けられる制度を構築してまいりました。そのもとで、医師の総数は全国的には毎年三千五百人ないし四千人程度増加をしているわけでございますけれども、その中で住民にとって必要な医療を確保する観点からは、今仲野委員が御指摘...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、仲野委員から、地方における医師不足、特にお地元の北海道、根室地域における医師不足の深刻さといったものをお訴えになられまして、私もさまざまなことを考えながらお聞きいたしておりました。  私どもは、これから先は、今委員が御指摘になられたように、この問題に取り組む...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○柳澤国務大臣 厚生労働省におきましては、これまでも離島を含めて僻地医療の確保という観点は大変重要なものだというふうに考えておりまして、僻地診療所の整備、僻地医師が不在の場合に代理を務める医師の派遣、このようなことについての都道府県の取り組みを支援しているところでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 篠原委員御明察のとおりでございまして、狂犬病予防法におきましては、別に犬の放し飼いという行為を禁止はいたしておりません。狂犬病予防法で義務づけておりますのは犬の登録と犬の予防注射でございまして、これらが済みますと、鑑札とそれから注射済票の装着を義務づけているという...全文を見る
○柳澤国務大臣 このジョブカードは、民間の方々がボランタリーに率先してくれるということを期待しておりますが、我々としても、これをどのように支援していくか、これは来年度予算の課題であろうと考えております。
○柳澤国務大臣 ちょっと具体的な、今国会に提出する改正法案の中身、考え方について御説明をさせていただきます。  今国会に提出する改正法案につきましては、地域別最低賃金について、生活保護との整合性も考慮することを明確にする、こういうことを眼目にいたしております。そして、先ほどちょ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、先ほど、水準の問題としては生活保護との整合性というものを考慮するということを申し上げましたが、ここのところの整合性を具体的にどう考えていくかということ、これが非常に私どもの大きなテーマだ、このように考えております。私は、先般予算委員会でも申し上げましたけれども...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは今すぐここで持ち合わせておりませんけれども、当然、その賃金コストにつきまして、我々は、ある程度の水準を想定した場合にどのぐらいの負担になるか、これは試算を当然しております。
○柳澤国務大臣 今、具体の数字を私は持ち合わせていないわけですけれども、今、八百円と松本委員はおっしゃられましたけれども、このレベルになりますと、アメリカの三段階ぐらいで今考えておりますが、最初のレベルよりもかなり高いという私印象を今持ちましたが、八百円はかなり中小企業にとっては...全文を見る
○柳澤国務大臣 抽象論になるので、私が立つには及ばないのかもしれませんけれども、我々の検討の中では、アメリカの最初のレベルぐらいでどうだろうかというようなことを、ごくごくハイポセティカルというか、仮想の問題として、というのは、今松本委員が仰せのとおり、一円、二円を今まで刻んできた...全文を見る
○柳澤国務大臣 医師が毎年かなりの規模で増加しているにもかかわらず、偏在ということが起こって、各地域でその問題について非常に深刻な声が上がっているということを私どもよく承知をいたしております。  どうするかということでございますけれども、今回の予算で、中央にも、地方の医療対策協...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員のようにお医者さんとして専門的な知見を持っていらっしゃる方に私がこのようなことを申し上げるのは、通常ははばかられることですけれども、立場上これはもうそんなことを言っていられませんので、私として申し上げるわけでございます。  それは、こうした問題は、しっか...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員が御指摘のとおりの状況になっておりまして、労災病院の産婦人科体制の現状ということですと、九つが閉鎖をされている。ただ、その中には、本当に、婦人科だけは三つほど残っているということは、これは先生御案内のとおりでございます。私の近くの労災病院というのは浜松労災...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○柳澤国務大臣 今、赤羽委員のおっしゃるとおり、去る一月の三十日に東京地裁の判決がありまして、その判決自体は国側勝訴ということでありましたけれども、その機会に総理から御指示をいただきました。法律問題や裁判の結果は別として、中国残留邦人の方々への支援のあり方について、誠意を持って対...全文を見る
○柳澤国務大臣 御案内のように、今、日本の人口の動態というものは、合計特殊出生率が一・二六であるとか、そういうようなことが将来の見通しで出てくるとか、現在もたまたま同じ数値なんですが、そういう状況ではないか、こういうようなことが言われておりまして、このままですといろいろなところに...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのデータは、別に今ここですぐにお示しすることはできませんけれども、まず経済のことはともかくとして、少なくとも年金を初めとする社会保障については、やはり、特に年金などは賦課式の年金を基本としてとっている、こういうことからして、年金に対する若者たちの持っている不安と...全文を見る
○柳澤国務大臣 せんだっての私どもの新しい将来人口推計に基づきまして、私ども、年金の正式な財政検証は二十一年度に行われるわけですが、せっかく人口推計という数字が出ましたので、この機会に暫定的な試算をしてみようということでやらせていただきました。  それによりますと、このプロセス...全文を見る
○柳澤国務大臣 少子化というものが現在進んでいるということは委員もお認めになられると思うんですね。この少子化が進んだ場合に、我が国社会、経済、あるいはいろいろな制度にどういう影響が出てくるだろうか。こういうことを考えますときに、今、大きく申しまして、経済への影響、それから年金を初...全文を見る
○柳澤国務大臣 この御質問は、同じような御質問を実は厚生労働委員会でも私は受けたことがございます。そのときにも私は申し上げましたけれども、出生率のようなものに目標というような観念を入れるのは、私は非常にちゅうちょしますということを申し上げました。  それはどうしてかというと、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、戸籍がない場合でも国籍がない場合でも、住民票を出して、住民票を起点としていろいろな施策の対象になるということは十分考えられる場合でございます。出生届が出されないでも、住民票を出すというようなことによって、そういうことで、いろいろな施策の対象になることができ...全文を見る
○柳澤国務大臣 母子保健法によるいろいろな行政のサービスということは、幼児の健康維持、あるいはその他、いろいろ幼児を取り巻く厳しい環境の判断のために大変重要なことだと考えております。  そういったことから、今言ったような出生の届けが円滑に行われることがまず基本なんですけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことは、現在の状況のもとでは十分あり得ることだというふうに認識をします。
○柳澤国務大臣 出生届がいろいろな事由で出ていない子供たちがいる、その子供たちに本来必要な行政サービスの手が届くようにしなければいけないわけですけれども、それをどういう制度の調整の中で実行上いいものを生み出していくかというようなことについては、なかなか難しい問題もあろうかと思いま...全文を見る
○柳澤国務大臣 非常に難しい問題でございます。  児童手当は、児童の養育のためにいろいろとまたかかり増しもする、そういうようなことで、経済的な支援のかなり大きな柱としてこれが行われているわけですが、現在のところは小学校六年生まで、所得制限がある。ただ、カバレッジは、もう委員御存...全文を見る
○柳澤国務大臣 柚木先生にあのときに応答を申し上げておったことを思い出すわけですけれども、本当にああいうことはもう二度と再び起こしてはいけないということで、私もこの周産期医療ネットワークの整備の促進ということを強く考えたわけでございます。  私自身、関係の都道府県からの、あれは...全文を見る
○柳澤国務大臣 必ずやります。その考え方を毫も変えるつもりもありませんし、絶対実現したい、このように考えています。
○柳澤国務大臣 現在の病院の先生方の厳しい勤務状況、さらには産科、小児科の医師の不足、こういったようなものを背景として、次期の診療報酬改定のときに、その面からの取り組みについてどう考えるか、こういうお話でございます。  これは、私どもとしても、私自身は、診療報酬というのは余り政...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在、この地域枠の設定とそれを奨学金で裏打ちしていくという制度につきましては、厚生労働省、総務省、文科省が共同して取り組んでいるということを言わせていただいてよろしいかと思います。それをさらに関連づけて、地域枠と特定診療科勤務をクロスさせたらどうだろうか、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 生体部分肝移植を行う医師であれば適用基準というものについても熟知していたはずであるということでございまして、私どもとしては、現場の混乱というようなことについては、その点、すっとはなかなか理解できないという状況です。そういう意味で、当省におきましても周知を図ってきた...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童虐待の対応件数が増加する中で、児童虐待への対応については、平成十六年の児童虐待防止法等の改正をいただきまして、市町村も虐待通告の通告先となりまして、その意味では窓口がそれだけ広がった。広がると同時に、児童相談所と市町村がよく連携をして、これにすき間のないように...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員がおっしゃられたとおり、平成十八年八月二十一日から十二月の末日までで記録の相談をいたしたわけでございますが、全部は、大ざっぱに言って百万件ほどの記録確認の作業に取り組んだわけですけれども、そのうちの三万二千六百八十五件の回答済みの中に、もうこれで記録が双方判...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、制度がいろいろ変わる中で、その都度、事務に当たった社会保険庁としてはこれに対応してきているわけでございます。  そういうことで、今後は、かなりいろいろな機会、その中には、こういう特別強化体制をこちらがしいていますから記録の確認に来て...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、委員は三パターンを挙げましたけれども、この一万件余りの案件について、さらに被保険者の側で、自分には、領収書とかそういう、そのものがなくても、いろいろな状況からいって主張すべき点があるというようなことでおっしゃられる方々があるとすれば、その方々については、そうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、一つのルールのもとでやっておりますので、できるだけぎりぎりのところまで、とにかくお互いに、状況のいろいろな詳細、そういったようなものをまた言っていただいて、ほかの周囲の納付の記録などからいってもこの方の言っていることが正しいかなというようなことの判断は、全...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁のこれまでの運営の状況につきましては、数々の問題点が露呈したということでございまして、今の長妻委員の、我々の組織に対する評価というものに対して大きな疑念を持たれるということは、それはそれでわかるわけですけれども、新しい社会保険庁に生まれ変わろうということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 いや、ですから、この一万八百五十八については、ちゃんと私どもなりの調査をして、確認をさせていただいたわけでございます。したがって、それでなお、またいろいろ納得し得ないという方については、もう少し、証拠そのものでなくて、何かそれを状況的に、そっちの方があり得るかなと...全文を見る
○柳澤国務大臣 この方々については、申し立ての書類に基づきまして記録を訂正させていただいたということでございます。過去にどういう原因があったかということについては、そういうことは私の手元では現在不明ということでございます。
○柳澤国務大臣 社会保険庁の中ではお申し立ての記録を確認できなかったということでございまして、それで、被保険者の側にそういう領収書等が保有されておったということで訂正をさせていただいたということでございます。
○柳澤国務大臣 この八十六件につきましては、今委員が御指摘いただいたように、本人、被保険者の側でそうした証拠となる記録をお持ちだったということでございます。  これは、原因を究明しろ、こういうことでございますけれども、将来のためにはそうしたことも必要かとも思いますけれども、八十...全文を見る
○柳澤国務大臣 こうしたことで、現実に納付の手続をちゃんと済ませたということで、我々の方ではそれが判明できなかったということで、八十六件、これはほぼ百万件の中の八十六件なんですけれども、しかし、この八十六件というのは、ある意味で大切な例だというふうにも考えられることは先ほど申した...全文を見る
03月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変失礼いたしました。  事実でございますので、私から数字の点は触れさせていただきたいと思います。  正規雇用者はずっと確かに平成十四年からずっと減ってきました。それは小川委員の御指摘のとおりです。ただ、今総理がおっしゃったのは、平成十八年に入ってこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) タミフルにつきましては、この因果関係は定かではないと私どもは考えておりますが、いずれにしましても、本年の二月十六日、愛知県蒲郡の十四歳の女性、それから二十七日、今先生御指摘のように、仙台市の十四歳の男性が高層階から転落死するということで亡くなられました。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) インフルエンザの治療に当たりましてタミフルを使用するか否かは、基本的にはそれぞれのお医者さんが患者の状態を十分診察した上で個別的に判断されることであろうと、このように思います。  十歳代の子供に処方する必要があるかどうかについても、一律に制限をするとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年末に作成いたしました第六次看護職員需給見通しにおきます助産師の需給見通しにおきましては、常勤換算で、平成十八年末、需要が二万七千七百人、供給二万六千人とされております。これは充足率としては約九四%ということでございますが、実際にこれを達成したか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほども申し上げましたように、第六次看護職員需給見通しの中の助産師さんの需給の見通しというものを立てているわけでございます。そういう意味で、不足というものを数字上でいえば、需要二万七千七百人に対して供給が二万六千人であるということからまいりまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このような形で需給の見通しを立てましたのは十七年末ということでございますので、今回こうした形で助産師の不足状況を明確に認識し得たのはこの調査によってであるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、櫻井委員の指摘をされた問題というのはいわゆる内診に係る厚生省の通達ということでございますけれども、これはいろいろなことを総合的に勘案して、本当に安全な助産ということを確保するためにはやはりこういう形で内診を助産師又は医師に限るということで、それ以外の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 助産師さんの不足の問題につきましては、先ほど申し上げましたように、いわゆる潜在的な方々を、看護師さんと同じですけれども、これを顕在化させるということで、私どもそのマンパワーの確保に努力をしているわけでございます。  今委員が仰せられるように、安全なんだ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 恐らく、通達のことについて先生から……
○国務大臣(柳澤伯夫君) お話をなさっている観点かと思いますけれども、あの通達自身は別段改めて方針を転換したとかということではなくて、やはり法令の解釈というものをきちっと確定、確認をしたと、こういうものであるわけで、答弁としてはやはりその上に立って、いかにマンパワーを確保するかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ櫻井委員は専門家でいらっしゃいますから、その専門家としての見地からそういう御提案はお聞きはいたしますけれども、私どもがいろいろと専門の方々あるいは実際に事故に遭われた方々なぞのお話を総合して判断いたしますと、その一部だけを研修してそういったことが実施...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ私の立場は、要は、いろんな専門家の方々のお話を聞いて、それを最終的に行政としてどうすべきかということを判断する、そういう責任を持った立場だと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今呼ばれましたので。  今正規雇用のことをちょっと総理からもお話しいたしましたけれども、この櫻井委員のあれです、委員の御提出の資料で、平成十四年から十七年にかけて確かに正規雇用というのは非正規雇用とはさみのようになった形で、それはそういうふうにお作りに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規雇用も増えているという状況です。ただ、最近、ごく最近になりまして、正規雇用の増加の方が非正規雇用の増加を上回るような、そういう状況になっていると、こういうことでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のとおりです。しかし、この非正規の中にある派遣労働者などの意識調査によりますと、これを選択されてそういう形態の労働に従事しているという方もいらっしゃいまして、実は、できるだけ早い時期に正社員として働きたいという人が三〇%近く、二七%いらっしゃる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規雇用の増加というのは、実は労働法制の変化あるいは改正というものと、その以前から実はそういった傾向が表れていたということでございます。  そして、確かに、今、櫻井委員が言われる、指摘されるように、私どもの労働派遣法あるいは職業安定法におきまして規制...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お答え申し上げます。  私が申し上げましたのは、つい最近の十—十二月の数字でございまして、十—十二月期におきましては、前年同期差でございますけれども、平成十八年十—十二月期、正規雇用者が五十九万人増えたのに対して、非正規雇用者は二十二万人の増加にとどま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 突然の御指摘ですので、私は、今委員が仰せられたことについてここで確認をするというその用意がございません。その点は申し訳ないんですけれども。  私は、規制改革あるいは行政改革にも、党におりましたころ、よくこれに携わったことがありますけれども、当時、自民党...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いわゆる引きこもりでございますけれども、これは厚生労働省の見解としては、単一の疾患や障害の概念ではないということで、言わば就学、就労などの自宅以外での生活の場が失われている一つの社会的な状態を示すものと考えておりまして、様々な要因が複雑に絡み合って発生し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 数字は今委員が御指摘になられたとおりだと思います。ただ、これはもう本当に釈迦に説法でございますけれども、やはり生活扶助の基準に基づく生活保護世帯に対するその措置と年金とはもう全然制度の趣旨が違っているということの基本に立ってこれは考えていただきたいとお願...全文を見る
03月06日第166回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 療養病床の再編成につきまして、人的な面あるいは物的な面、さらには財政的な側面について御質問を賜りました。  まず人的な面でございますけれども、この療養病床の再編成というものは、そもそも人材の効率的な活用を図る観点も含めまして最初スタートを切らせていただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この療養病床の転換につきましては、中医協におきまして、現在、その仕上がりの具合というか、一応一つの区切りも付きましたので、そうした観点から調査をいたしまして、そしてその結果に基づいて、またこれからどのような対応策を取るかというようなことについて検討をいた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今の療養病床を、外形的にはそのままにして人員配置だとかあるいは診療報酬だとかの単価を引き下げる、そういうようなことで引き続いてこれを継続入所させておくというような方針があり得ないかと、こういうお話でございます。  一つの考えだとは私も思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 自閉症児を含みます発達障害児の皆さんの自立支援のためには、三浦委員の御指摘のとおり、まず発達障害についての国民全体の理解というものが何よりも肝要であると、このように認識をいたしております。  厚生労働省といたしましては、都道府県、指定都市におきまして発...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 松先生から大変私に対して、こうした何というか私の気持ちを表させていただく機会を与えていただいた、そういう御厚情にまず感謝を申し上げます。  マタニティマークは、本当に今委員がおっしゃられるとおり、公共交通機関等で妊婦の方に対してみんなが温かくするという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民健康保険は住民相互扶助によって成り立つ社会保険制度ですので、まずすべての被保険者に公平に保険料を負担していただくというのが制度の存立の基盤であります。  そして、しかし、低所得者等の事情のある被保険者の方々には、もう委員もつとに御承知の負担軽減措置...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今もう総理が本当にきめ細やかな御答弁をしてくれたと、私はそのように思います。委員も御承知のとおりでありますけれども、資格証明書でいきなり保険証を取り上げるなんというような手続にはなっておりません。  それから、本当にその過程で要するに納付の相談をきめ細...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、二百八十万、所得。所得ですか、これ。所得ですか。それから、基本的に引かれるのはいろんな控除があります。ただ、国民健康保険の場合には控除は独自にやっております。  それはどうしてかというと、もう国保に加入している人たちについては広く薄くもうみんな負担...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そんな、医療の勤務形態なんというのは私、答えさせてくださいよ。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年度に、日本医労連の調査は私は存じませんけれども、私どももその問題については関心を払って、それを踏まえまして平成十七年度に医師の勤務状況に関する調査をいたしました。  病院勤務医の一週間当たりの勤務時間でございますけれども、休憩時間や研究に当て...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 地域によってお医者さんが不足をしているというところがあるということは我々も承知をしております。  そこで、先ほど来申し上げているように、一般的なネットワーク、拠点づくりというようなことももちろんこの中から出てきているわけですけれども、やはり都道府県が中...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そうした具体的で実効性ある解決策、これを構築する中で、その中で国公立病院がどのような役割を演ずるか、これについて私は腰が引けたような対応は許さない、こういう形で私は参画をさせようと、こういうことを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員はOECDの例を、これを基準として物をおっしゃっているわけですけれども、私どもとしては日本の国内の状況について観察してそういうことを申し上げております。ですから、例えばある県においてこれを幾つかの医療圏に分ける、あるいは第三次医療圏ぐらいに分けてみ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん基本的に西高東低ということで徳島なんかが、今委員も言っておるとおりですけれども、私どもは、各県の中でも非常に厚いところと薄いところがある、そういうようなことで地域的な偏在があるということを申し上げているということです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 派遣労働法で一年、あるいはこの二十六業種以外では一年あるいはこれから三年になるということですけれども、そういうことについて直接の雇用を働き掛けると、契約を申し込むと、こういう義務は生じますから、法律の命ずるところの、法律に沿ってそのようなことをやっていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど、直接雇用を福島委員は、させるという力強い答弁云々という私の答弁をある意味で確認するような形で、実は私の言っていることと違うことをおっしゃっています。それは、私は雇用の申込みをしなければならないということを申し上げたのでございまして、直接雇用をする...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 子育て支援の中で非常に重要な保育所についてお尋ねをいただきました。  保育所の待機児童解消につきましては、平成十六年末に策定した子ども・子育て応援プランに基づきまして、待機児童ゼロ作戦を継続をいたしております。平成十八年四月の待機児童は、三年連続で減少...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いわゆる団塊の世代が本年から順次六十歳に到達することになるわけでございます。そういう中で、改正高年齢者雇用安定法に基づきまして、高年齢者の雇用確保措置の導入が昨年の四月から義務付けられておりまして、昨年六月一日時点で同措置を導入している企業の割合というの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 二〇〇七年ユニバーサル技能五輪国際大会は、二十二歳以下の若い技能者が技能を競う技能五輪国際大会と、それから障害のある技能者が技能を競う国際アビリンピックとの総称でございまして、現在までのところ六十か国以上から約四千人の関係者の参加を得て、今、坂本委員御指...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大工さんを始めといたしますいわゆる職人型の技能者の方々の優れた技能、これは国民的な言わば財産だというふうにも思います。ですから、現実に国民生活を支え、その質の向上に大きく貢献していただいていると、こういうことだろうと思います。したがいまして、後継者の確保...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点は本当に委員の御指摘のとおりでございますので、適切な機会をとらえまして、私から是非各省の大臣に対してお願いを申し上げることといたしたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 浅尾委員から改めてそういう私に対してこの件についての発言の機会をちょうだいしたということで、大変御配慮に感謝申し上げます。  私、本当に今から考えても不適切な発言であったと深く反省しておりまして、このようなことは本当に二度と起こしてはいけないという、子...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) なかなか複雑な伏線のあるような御質問でございまして、しかし一般論としては私は当然のことであると考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、自分の申し上げた約束、これは私の個人的な問題であればこれはもう何としても守っていくと、こういうことでございます。公のことになりますと、これは私も公の立場をいろいろ経験したことでございますけれども、そのときそのときにいろいろな周囲の状況、条件というも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この関係は、私は大臣として、今つまびらかにすべてを記憶しているわけじゃないですが、大臣として浅尾委員に対してそのような答弁をしたと、こういうことでございます。ですから、この立場はまた次の大臣に引き継がれていくということに、当然これは行政官庁の行政の一環で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ポリシーで、その次の大臣あるいは次の次の大臣等が明確に政治的な判断として違う方針を取られるということは、これはありますけれども、そこにはやっぱり納得させる理由が多分必要だろうと思います。そうでない限りは引き継がれるというのが行政官庁というものの通常の姿で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦没者等の妻に対する特別給付金の趣旨でございますけれども、これは戦没者等の妻に対する特別給付金支給法に基づきまして、戦没者等の妻が夫を失ったことによる精神的痛苦に対し国として慰藉をするという趣旨から、一定の基準日において恩給法による公務扶助料とまた戦没者...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法第六条におきましては、特別給付金の受給権は、三年間行使しないときは受給権は時効消滅するということになっております。  したがいまして、厚生労働省としては、受給権者の請求漏れによる時効消滅を防止することは重大な課題であ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 特別給付金は、公務扶助料等を受けている戦没者等の妻が対象となっておりますので、御提案を踏まえて、特別給付金の請求漏れを防止するため、例えば恩給受給者データを活用して受給者の方々への個別案内が行き渡るようにすることができないかどうか、総務省、都道府県等と相...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま申し上げましたとおり、今後関係省庁とよく協議をしまして検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法第六条におきまして、三年間権利を行使しないときは受給権は時効消滅するとされておりまして、受給権が時効消滅した方の救済は無理であると、このように申し上げたと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはなかなか困難なのではないかと、そのように思います。基本的に、明文で時効消滅ということがうたわれておりますので、そのことについてはやはり国の法的安定性ということから、そういう基本原則からいっても、それは難しいことであると私は考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私の答弁は、その御質問に対する答弁としてお受け止めいただきたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年支給分の特別弔慰金につきましては、平成十七年四月から三年間のうちに請求していただくということが必要でございます。  厚生労働省としては、消滅時効により請求漏れとなることを防止するため、都道府県、市町村と連携しながら、政府広報等により請求期間等...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) B型、C型肝炎の患者さんがいろいろ罹患をされる、さらにその病気が進行される中で大変お苦しみのことについては私どももよく承知をしておるところでございます。  B型肝炎については、一部国敗訴の判決がございまして、それにつきましては国としてこれにしっかり対処...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先月十五日に取りまとめられました、いわゆる成長力底上げ戦略の中の就労支援戦略は、母子家庭、生活保護世帯あるいは障害者など福祉サービスや手当を受けている方々に対して可能な限り就労による自立を支援すると、そういう考え方に立つものでありまして、生活の向上を図る...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生活保護は、もちろん経済的な給付を行うことにとどまらないで、生活保護を受給する世帯の自立を支援するということも重要な柱の一つであります。  しかし、従来までの生活保護行政はともすれば経済的な給付に偏りがちで、自立支援、就労を支援すると、そういう保護の長...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、島田委員御指摘の生活保護受給者等就労支援事業でございますが、この相談員謝金につきまして、確かに十八年度予算におきましては一般会計から約八億円を措置をいたしておりましたところでございますが、十九年度におきましては一般会計と雇用保険特別会計の双方で四億円...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一般会計の予算と今回労働保険特別会計、この雇用勘定の経費といたしたわけでございますけれども、これは、雇用保険特別会計の予算としてこれを位置付けるためには、当該の事業が失業等給付の抑制に資するものであるかどうかということが重要な指標になるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはどちらが安定的な財源かという観点もありますが、私が先ほど御説明申し上げましたように、特別会計の計上予算というのはやっぱり特別会計の目的に合致しているということがその重要な前提であります。  そういうようなことでありますと、特別会計にこれを計上する...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来申し上げましたとおり、コーディネーター、ナビゲーターの役割というものについては私ども大変これを重要視しているわけでございまして、その謝金予算というものについては、これはもう本当に全力を挙げてその必要額の確保に今後とも努めてまいりたいと、このように...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用保険特別会計に行ったから何か軽視をしているというようなことは、これは全くありません。私ども、雇用保険に行ったといたしましても、その経費の確保には今後とも努めてまいるということは繰り返し私申し上げているところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの方に関係する団体でございますが、こども未来財団というところがございまして、ここにおきまして子育て家庭の経済状況に関する調査研究というものがございます。加えまして、平成十六年度学校基本調査等を見ますと、今委員が御引用になられたエコノミストの記事の中...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 少子化の背景と申しますか、少子化が経済的負担などの要因からのみきているかといいますと、私どもといたしましてはもう少し広く社会全体の在り方にかかわる問題だというふうに実は考えております。  もちろん、経済的側面を否定するわけではございませんけれども、社会...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十八年の総務省の労働力調査によりまして、非正規雇用者の属性をいろいろ見ますと、中学・高校卒という方々の中における正規雇用者の率が六三%、それから、短大・高専卒業の場合には正規雇用者の率が六六%、それから、大学・大学院卒の場合の正規雇用者は八三%という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは厚生労働省の統計でございますけれども、賃金構造基本統計調査によりますと、フルタイムで働いている労働者のうち、正社員・正職員の平成十七年六月分の賃金は三十四万九千円というふうになっております。それに対しまして、同じくフルタイムで働いている正社員・正職...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 近年、澤委員から度々、また非常に適切に御指導をいただいておりますとおり、世界的に高病原性鳥インフルエンザ、H5N1が継続的に発生いたしまして、鳥から人への感染死亡例も数多く報告されるに加えまして、人から人への感染の危険性も急速に高まっているという指摘がW...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) WHOの公表によりますと、平成十五年十一月以降の高病原性鳥インフルエンザの患者の発生状況は、平成十九年三月一日現在、発生国十二か国、前回より一か国増えたかと思います、患者数二百七十七人、そのうち死亡者百六十七人となっております。  これまでのところ、人...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) インドネシアにおきまして高病原性鳥インフルエンザに感染した患者は、二〇〇五年に発生して以降、現在まで増加の一途をたどっておりまして、これまでの患者数は八十一名、うち死亡者数六十三名ということでございます。今年に入りましても患者は引き続き発生いたしておりま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 新型インフルエンザが国外で発生した場合、その情報を可能な限り早く迅速に正確に入手することが我が国の対策を講ずる上で極めて重要であると、御指摘のとおりであります。  新型インフルエンザ対策におきましては、関係省庁による対策会議を設置しまして、平成十七年の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) タミフルにつきましては、これまで小児科医等の臨床専門家による個別の死亡症例等の評価、検討が行われておりまして、それについてまたこの専門家会議でも確認をいたしておるということが一つございます。  それからまた、小児等における異常言動等の発現状況に関する疫...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 新型インフルエンザ発生時におきましてタミフルの投与によって感染の蔓延を防止することはWHO等におきまして推奨されておりまして、タミフルを備蓄することは感染拡大を防ぐ対策上極めて重要だと考えております。また、患者と濃厚接触をしやすい医療従事者等に予防投与を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在作成中のガイドライン案におきましては、社会機能維持者については、国民生活や社会機能の破綻を防止するために最低限必要と考えられる業務に従事する者といたしておりまして、具体的には、先ほど来個別に御審査をいただいた救急隊、消防、警察、自衛隊、電気、ガス、水...全文を見る
03月08日第166回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律において、労働保険特別会計については、雇用保険三事業及び労働福祉事業について廃止を含めた見直しを行うこと、また、雇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 吉野正芳議員にお答え申し上げます。  まず第一のお尋ねは、法案の趣旨、目的でございました。  この法案は、先ほど趣旨説明で御説明申し上げましたとおり、まず、行政改革推進法におきまして、雇用保険三事業等について廃止を含めた見直しを行うこと、また、失業等...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 田名部議員にお答え申し上げますけれども、実は、きょうの御質問については事前のお話が全くない上に、この議場における声も、必ずしもそちら側でうまく聞こえるという構造にないわけでございます。  そこで、私は、今聞こえた限りのお話につきましてお答え申し上げます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重ねての答弁でございまして、田名部議員の質問要旨もようやくちょっと目に触れることができましたので、これにできるだけ沿う形で田名部議員にお答え申し上げたい、このように思います。  したがいまして、先ほど答弁したものも含めまして答弁をさせていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 田名部議員に、お答えになるのか、ちょっと私、同僚の議員にも助けていただきまして、質問のポイントを聞かせていただいたんですが、それにのっとりまして補足をさせていただきたい、このように思います。  まず第一に、今度、五十日を原則三十日にしたんですが、当分の...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず初めに、去る一月二十七日、島根県松江市において、女性と人口の関係につきまして不適切な発言を行い、国民、特に女性の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、社会保険事務所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保険庁の地方支分部局である社会保険事務所につきましては、国民年金の保険料...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 地球温暖化によって新たな感染症が蔓延する可能性と、その対策はどうかと、こういうお尋ねでございますが、まず、SARSそれから鳥インフルエンザなど、近年新しい感染症が発生をいたしております。またさらに、既に克服がなされたと考えられてまいりました感染症が再び猛...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘の香辛料、スパイスへの放射線照射につきましては、有用性が認められるという報告が昨年十月の内閣府原子力委員会で行われまして、厚生労働省に対しまして、食品への照射について食品安全行政上の観点からの評価、検討を求めてきたところでございます。  これを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 少子化対策と、あるいは少子化対策の源である私たちの国家社会の少子化というものがどういうところからきているかということ、これはもう非常に複合的な要因からきているということはかねてから重ねて御答弁申し上げているところでございます。しかし、そういって何もできな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、育児休業給付金でございますけれども、もちろんこれは少子化対策にもなる、あるいは少子化対策も念頭に置きながらの措置でありますが、やはり雇用保険で、特別会計で手当てをしているということでございますので、そういった意味合いももちろん併せ持っている、そう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 少子化対策としての効果ということになりますと、先ほど来申し上げますように、少子化というものが非常に複合的な要因になってきていると、そこからよって来っているということもありまして、一つ一つの施策について、これがどの程度というような具体的な数値でもってその効...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、少子化対策に資するというのは、少子化対策の助けになるというふうに、言葉の意味からいうとそういうことでございますけれども、これは実際に結婚をして子供を持ったという、しかし勤めを持っていらっしゃるという方が出産の一時休暇を取った後に育児休業に入ると、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、子ども・子育て応援プランというのがございまして、それが平成二十一年度までの五年間における少子化対策に重点的に取り組む期間ということになっておりまして、それを踏まえまして、今回、緊急措置というか二十一年度末の措置というふうになっているということでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 決してそういうことではございません。これまでにもいろんな施策について区切りを持って、それからまた装いを新たに、またそれまでの経験を踏まえて更にこれを拡充していくとかというようなことはあったわけでございまして、そういう意味で、一応先ほどの計画の期限に合わせ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の暫定的な給付率の引上げが終了する平成二十二年度以降につきましては、今回の措置の効果であるとか、あるいはさらに、その時点での育児休業期間中の所得保障についての検討も行われると思われますので、そういったことを勘案して、今度のこの計画、重点期間というもの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今度、育児休業を給付金としても五〇%に上げるわけでございますけれども、企業が、今度は個別の企業です、雇用保険ではなくて、個別の企業が自分の従業員の子育て支援のために新たな措置を給付金というような形でとってくれたときに、それに対して国がまた助成をしていこう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは従業員百人以下の中小企業が対象でございます。育児休業であるとか短時間勤務制度の利用促進を図ることを目的といたしまして、育児休業取得者が初めて出たと、こういうときに、一人目、第一号に対しては百万円、それから第二号の方には六十万円を支給するというような...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 十九年度の予算額といたしましては十八億八千九百万円を予定いたしております。支給件数は千八百八十九企業ということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 子育てのために育児休業を取る方のことを今委員との間で質疑応答をいたしまして、それについて今私はお答え申し上げたんですが、もう一つ、短時間勤務をされるということを選択される方もこれまた推進すべきことであるということでございまして、その方の、短時間勤務を適用...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 件数は千八百八十九件ということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの積算根拠を申し上げたいと思います。  それによりますと、百人未満の中小企業におきまして常勤で働く女性労働者のうち出産をした者、これが年間で十三万九千八百六十人くらいになるというふうに見積もりまして、出産後も常勤で働き続ける割合を、今現状は三六・...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 代替要員確保コースといいますのは、まず、育児休業取得者が休業に入った後に元の職に復帰させることを就業規則等に規定がしてあるということ、それから第二に、休業した者の代替要員を確保するということ、またかつ、休業した者を元の職に復帰させるということがある、そう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この代替要員確保コースの平成十六年度の予算上の件数は千七百三十六件、実績は五百五十八件でございます。  また、十七年度の予算上の件数は千九百七十四件、実績は九百五十三件でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員がおっしゃったようなそういう数からいうと、まだまだ我々の努力は足りないと、このように受け止めております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 予算を計上すれば、もちろん心意気は分かるわけですけれども、予算はやはり実績に基づいて、実績を勘案しながら予算化を図るということでございますので、今御批判になるような状況がこうした制度をしつらえてもなお現実として残っていると、こういうことでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 子育てとそれから仕事を両立させるためのレベルアップ助成金というテーマの下で、今委員が御指摘のように六つのコースを用意しているところでございます。一つは、先ほど来御議論のあります代替要員確保コースであります。二つ目は休業中能力アップコース、三つ目は子育て期...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小学校就業前の子を養育する労働者が短時間勤務等の柔軟な働き方ができる制度を設けて、その制度の利用者が生じた場合に助成金を支給するというものでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど委員のお触れになられた六つのコースを備えた両立支援レベルアップ助成金でございますけれども、このうちの子育て期の柔軟な働き方支援コースでございますが、現在のところは百から二百台というんでしょうか、最近においては、そういう状況ですね。そういうようなこと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 育児・介護休業法第三十六条に規定される指定法人でございますが、この法人は、国に代わって事業主に対する雇用管理に関する相談、援助、それから事業主に対する助成金の支給等の業務を行うこととされております。これらの業務の適切な遂行を担保するため、この第三十六条に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 代替要員確保コースと子育て期の柔軟な働き方コースの支給の実績が予算と乖離していることについては様々な要因があるだろうとこう思いますが、概して申し上げますと、やはり制度がスタートをするときというのは割と皆さんの関心が深くて利用者が多くなる傾向が見られるわけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 行政のプロであれば、やっぱりそれは、そういう言葉はやっぱりふさわしくないと思います。しかし、委員のような方がそういう調査だとして行ったときに、あるいは用意が十分整っていなかったのかもしれませんけれども、いずれにせよ、そういうようなことできちっと計数でもっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) やはり感覚というのは望ましいことではない、これはもう言うまでもないことですけれども、どういう委員が前触れで御調査に出掛けられたか、これについてはよく、もう少し的確な対応を私としては望みたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十九年三月現在、常勤の二十一世紀職業財団の理事は専務理事一名でございまして、この方の前職は埼玉労働局長ということでございます。平成十八年十二月二日に退職をして当財団の専務理事に就任したところというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 二十一世紀職業財団の職員数は、総数、今委員が御指摘のとおり百六十九名でございます。うち所管官庁ということですので、この財団を所管している官庁でございますが、出身者数は五十四名でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この財団が、たまたま今、先ほど来御議論をいただいておるコースについて、予算に対してかなりこれを下回る実績しか上げ得ていないということについては、私ども所管の官庁としてもっと努力をさせるということでなければならない、このように考えておりまして、現にいろんな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私どもとしては財務大臣の方から、一般会計からいただくということになると思います。  ただ、財務大臣の方のバックファイナンスですね、つまり後ろ側がどこから来ているかということは、まあ別の話でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この児童手当のお金につきましては、私ども本当に、すべてシーリング等でセットした後に、とにかく財源をどこかから持ってこない限りこれは実現できないという、そういう枠組みの中で仕事をしておりまして、その結果、緊急雇用創出特別基金というものが来年ですか、これが廃...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは私が答えるべきことなのかどうか、本当に。いや、しかし責任ですからお答え申し上げますけれども、これはそういうことで基金でもうやったわけでございますから、この流れとして、ずっと資金が確保されているというものでないということはもう委員の仰せの、あるいは御...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはもう全く蓮舫委員の何というか誤解でございまして、私どもとしてはやはり女性の就業の継続というのが、それはもう何といったって、それが安定的な職場であったりあるいは自らが選択した職場である限りにおいては、それは継続就業がベストであると、このように思ってお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 前段のいきさつについてはもう私より先生の方が御案内ということで、これについて私からちょうちょう申し上げることは差し控えたいと思います。  要するに、今国会に提出をいたしております雇用対策法の改正法案におきましては、正に年齢にかかわりなく働ける社会の実現...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもも雇用対策法の改正法案におきまして、新卒者以外にも門戸を広げていただくために、若者の能力を正当に評価するための募集、採用方法の改善についての企業の努力義務を規定することといたしました。それからまた、人物本位の採用がなされますように事業主が適切に対処...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま池坊副大臣からおっしゃられたように、中長期的には私どもの方も、特に医師不足であるというふうに認定した十県につきまして、毎年十人十年間、これを定員増をして、そして今文科省が言われたように、これに奨学金を与えて、そのことによって地域の定着を目指してい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) へき地の関連につきましては、もう昔からへき地の保健医療計画というものを策定いたしておりまして、へき地勤務の医師の確保等各種の措置を講じてきたというのが基本的な立場でございますが、さらに、平成十八年度補正予算におきまして、医療機関まで相当の時間を必要とする...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このたびの事故で亡くなられた方に哀悼の意を表しますし、また、おけがをされた方々に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  いずれにいたしましても、本件、この当該の事案について所見を述べるということは、従来の考え方に沿って私差し控えさせていただきたい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの方の賃金構造基本統計調査によりますと、バス運転者の平成十七年の年間総実労働時間は二千四百八十四時間、全産業労働者の二千百四十八時間と比較して三百三十六時間長くなっておりまして、バス運転者の皆さんの勤務状況というのはかなり厳しいというふうに認識をい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今お示しいただきましたケースにつきましては具体的に私ども承知をいたしておりませんけれども、バス運転者の賃金や労働時間等の労働条件につきましては、いかなる場合であっても、労働基準関係法令及び改善基準告示というものを私ども出しておりますが、それを遵守したもの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 率直に申し上げまして、バスの運転者と自動車運転者の法定労働条件の履行確保というのは我々の労働基準行政における重点課題だというふうに位置付けて取り組んでいるところでございます。  今後とも、今、冬柴大臣もその点に触れられたわけですけれども、私どもの事業の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 二月の十五日の参議院厚生労働委員会において、この点は既に私から説明をさせていただいたところです。  まず最初に、委員が仰せられた一五、六%ですか、というようなことを我々の役所が申し上げたこと、それからまた一%というような数字は、国会論議では出ていたかも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員の御質問は、先ほどの私が指摘をいたしました職務、人材活用の仕組み、それから契約期間と、こう申しましたので、その定めがあるというふうにお取りになって、それが定めがないものでなきゃいけないじゃないかという前提に立った御質問だったかと思いますが、今回、私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員はむしろ差別禁止の対象を絞ろうとしていらっしゃるような、そういう御議論だと思うんですが、私どもは逆でございまして、できるだけ差別禁止の対象になるものを拾おうと、こういうように考えているわけでございまして、ですから法律の上でもそのように書こうと、こうい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 働くお父さん、お母さんにとりましては、子供が病気やけがをした場合の対応というのは、本当にもうせっぱ詰まった切実な問題であるということは御指摘のとおりでございます。子育てをしながら安心して働き続けられるためには、子供の看護休暇は重要な制度だと認識をいたして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 新聞の報道はともかくといたしまして、厚生労働省といたしましては、三月六日に社会保障審議会年金部会が行われまして、そこに提出されたワーキンググループの報告を受けまして、今後、与党とも十分相談しながら具体案の作成を進めてまいりたい、このように考えております。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の看護基礎教育の充実に関する検討会を昨年三月より開催いたしまして、これまで検討会を重ねてまいったわけでございますが、先日行われた検討会では、現行の制度内での看護基礎教育のカリキュラムの改正案について議論がなされたところでございまして、今、南野先生の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の嘱託医及び連携医療機関の要件等に係る省令案でございますけれども、現在パブリックコメントで御意見を募集しているところでございます。一部には、嘱託医及び連携医療機関の確保が難しい、助産所の開設に支障が生じる、そのような指摘があることも承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一般の産科病院等と高次の医療機関との連携体制を確保するところの周産期医療ネットワークの整備を現在進めているわけでございますけれども、まず委員の御指摘のとおり、現在でも実はまだ整備できていない県が八県ということで、その後の動きがないわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師さんたちの活動、機能、役割等々が重要性を増しているということは、もう南野委員の御指摘のとおりでございます。私もそのように認識をいたしているところでございます。  ただ、お尋ねの点につきましては、看護の専門家が専門委員として中医協の審議に御参加をい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 中国残留邦人が訪中する際の支援につきましては、これまでにも、財団法人中国残留孤児援護基金におきまして、養父母のお見舞いのため、今委員が御指摘になったとおりですが、そのお見舞いのため訪中する際の旅費等について支援を行ってまいりました。  実は、今度の平成...全文を見る
03月09日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○柳澤国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律において、労働保険特別会計については、雇用保険三事業...全文を見る
03月12日第166回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護の必要な高齢の方とかあるいは体に障害がある方が電動車いす等の福祉用具を利用されることで外出の機会が増えたり就労の機会が増えたりする、あるいはそういったことで社会参加の促進が図られるということは、大変好ましいことだというふうに考えております。  した...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省は施策を二つ持っておりまして、一つは、介護保険制度におきます福祉用具の貸与制度でございます。これは、要介護者等の日常生活の自立を助けるため、電動車いすを含めたそうした用具の貸与に要した費用について一定の補助をしていると、こういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員の御指摘のとおり、当省から埼玉県に出向中の職員が厚生労働科学研究費補助金に係る詐欺容疑で逮捕されております。しかし、その事案の現状というものについては、現在、捜査当局によって捜査が行われているということで、私ども、知る立場にないということでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員、ちょっと私の手持ちの数字と違う数字をおっしゃったんですけれども、私の手持ちの数字は、母子家庭の平均収入で申しますと、平成十七年の国民生活基礎調査の結果によりますと、二百三十三万四千円ということでございまして、これで見ますと、今委員の御指摘のような...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 全国の子供の数についての国勢調査に基づく人口推計によりますと、平成十五年十一月一日現在で、まず二十歳未満の人口が二千四百八十八、そのうち母子家庭で育っている子供については、これは全国母子世帯等調査によりますと、同じ十五年十一月一日現在で百九十二万人という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) マザーズハローワークは、子育て中の女性のうち再就職を希望される方について、そのニーズを十分踏まえたきめ細かな支援が必要であるというふうな認識から設置されているものでございます。  ということで、全国で十二か所、現在マザーズハローワークが設置されておりま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはそういう、マザーズハローワークは、もうハローワークの言わば分店のような形で、女性の方専門のいろんな支援をしております。実際にハローワークに行きますと、お母さんが個別に相談をしているときに、連れてきたお子さんを簡単な託児所ですけれども預かってもらうと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、最近のこの種のサービスにつきましては、全体として、福祉というものの中に雇用だとか就労だとかというものをできるだけ入れ込んでいこうと、こういう考え方から、今申したようなことになるというふうに考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに私も、母子家庭のお母さんたちの就労の率は現在においてもかなり高いということで、お母さんたちが奮闘されている姿をその数字から読み取っております。しかし、やはりなお、実際にわざわざマザーズハローワークに行きましてもそうでございますけれども、熱心に就労の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、やはり今の非正規雇用とされている方々の中で、圧倒的にシェアも大きい割合を占めているのはパート労働でございますけれども、このパート労働の方ではやはり大きなシェアを占めているのは女性でございます。そういう意味合いにおきまして、母子家庭のお母さんたちの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生活保護は、今委員がおっしゃられるように、すぐに生活保護というと生活保護のその費用がその生活保護世帯、対象世帯に支給されるというふうにお思いになる方、まあ実に多いんですけれども、これはあくまで生活保護基準額なんですね、基準額でございます。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 熊本市からの相談の経緯と内容でございますけれども、今、島田委員もお触れになられたとおり、昨年の十二月十五日に熊本市のある病院が熊本市に医療法上の構造設備の変更許可申請を提出いたしました。また、同年十二月十八日に熊本市が厚生労働省を訪問されまして、熊本市か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省から熊本市に対しましては、まず第一に、保護者が子供を置き去りにする行為というものはあってはならない行為だということ、しかしながら今回の申請は熊本市からの説明を聞く限りにおいて医療法上の構造設備基準を満たしているということ、また、今回熊本市に設置...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) こうのとりのゆりかごのような施設の設置につきましては、これはもう賛否両論、様々な意見があって非常に難しい問題であると考えておるところでございまして、このため、文書で回答することによってその設置を厚生労働省として一般的に認めたという誤解を与えるおそれがござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、島田委員がお読みいただいた私の発言ですけれども、私は今考えてもそのとおり自分の頭の中に、別に違和感なく入ってまいります。どこがどういうふうに誤解を与えたのかと、ちょっとよく委員の御指摘の点が、私にとっては理解がちょっと難しいわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) その施設の設置申請そのものについては医療法上問題がないということを申したに尽きるわけでございまして、その施設をどのように御使用になられるかということにまで踏み込んで判断をしたものではないというのが、厚生労働省の見解ということになるわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことでございますけれども、例えば子供を置き去りにするという行為は児童の遺棄でありまして、児童虐待防止法第二条に定める児童虐待、すなわち児童の心身の正常な発達を妨げるような長時間の放置、その他の保護者としての監護を著しく怠ることに当たる場合があると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、島田委員が非常にうまくおっしゃっていただいたと思います。そういうことです。我々が言っているのは、この施設をすること自体が医療法上の違反に当たるかどうかということについては、そういうことはありませんということを申し上げているわけで、行為についてはもう個...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 児童福祉法の三十条ですけれども、「保護者は、経済的理由等により、児童をそのもとにおいて養育しがたいときは、市町村、都道府県の設置する福祉事務所、児童相談所、児童福祉司又は児童委員に相談しなければならない。」と、こういうふうに規定をされているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 十代の妊娠中絶実施率につきましては、今、高市大臣もお触れになりましたけれども、この減少を目標として厚生労働省におきましては取組をいたしているところでございます。  具体的な施策として申し上げるといたしますれば、それは第一に、思春期のクリニック事業、思春...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 島田委員から非常に御熱心にNICUの状況あるいはその後方支援のための施設の状況等について御指摘をいただきました。人工呼吸による長期の管理が必要な子供など、NICUに長期入院している患者がどうも多い。NICUの後方支援施設を含めて、その稼働率が低下している...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘のとおり、このNICUも周産期医療体制の一環だというふうに思いますので、単に雇・児局ということでなく、医政局等もしっかりとコミットした形でいろんな施策を考えてもらいたいという御指摘は大変もっともな御指摘だと、このように考えます。  先ほど申した...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重症心身障害児施設に対する診療報酬上の更なる評価ということでございますが、これにつきましては、その他の病院での診療報酬とのバランス等も考慮する必要がありまして、まずは関係者の御意見をよく伺いますと同時に、中医協でも御議論をいただいて、慎重に検討をしてまい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の児童手当の乳幼児加算は、昨年六月に取りまとめられた新しい少子化対策という決定に基づきまして、若い子育て世代等の負担軽減を図るために盛り込まれました。  具体的には、三歳未満の児童の養育者に対する児童手当の月額を第一子、第二子について月額五千円増額...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 子供の成長と世帯の可処分所得の変化を平成十六年の全国消費実態調査より観察いたしますと、やはり夫婦子一人、その子がゼロ—二歳までの年齢にある場合、それから夫婦子二人で長子がゼロ—二歳までの年齢にある場合等におきましては、一月当たりの可処分所得はやはり他の長...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これによりましても、収入金額でも特に実際の世帯の家計の状況をより反映する可処分所得で見ますと、夫婦子一人で二歳までの子供を養育している場合、あるいは夫婦子二人で長子が二歳までの子供を養育している場合は、やはり可処分所得は他に比べて低いというのが読み取れる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この場合、実収入ということと可処分所得がございますが、可処分所得はやはり子供が小さいときにやはり低いという数字が読み取れるというふうに考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、足立委員がおっしゃること、この子供のない世帯との関係ではそれはおっしゃるとおりでございますけれども、今回の我々の乳幼児加算というのは、正に三歳以上について別段従来と変わっていないわけでございまして、特に第一子、二子について三歳未満のところが低いと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) やはり、一子、二子が三歳未満のときというのは、総体的に言ってその世帯の所得の稼得者の年齢が若い、だから通常はそこは所得も低いということに着目して今回の乳幼児加算を行ったという趣旨を御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは私、委員と同じ資料を使っているわけでございまして、そういうことは数字の示すところであると私も同意を申し上げます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) お尋ねの二十一世紀成年者縦断調査による結果を今御指摘のポイントについて申し上げます。  結婚につきましては、仕事が正規の方が非正規よりも男女とも結婚の率が高くなっている。また、妻の出産率及び出産後の就業継続率の双方についても、仕事が正規である方がそれぞ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 育児休業の間において、雇用者年金である厚生年金については、今委員が御指摘になられるとおり、保険料の免除の規定があるわけでございます。  これに対して、国民年金の場合には、雇用者年金でもないということで、育児休業という位置付けが雇用者年金の下にある労働者...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民年金の加入者について、かなりいわゆる非正規雇用の雇用形態の下にある方が含まれているという認識はございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用者年金である厚生年金等の場合には、これは雇用者相互が助け合ってこの年金を支えているということから、今申したような育児休業期間中の保険料の免除も行われているということでございますけれども、国民年金にはそうした事情がないと、自営業者もいるし、またいろいろ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはなかなか難しい問題になると。つまり、同じような性質の雇用、被雇用者が相互に支え合う制度として厚生年金ができ上がっていますし、その体系の中でこうした制度も位置付けられているということを考えますときに、国民年金について同様の制度を検討する余地というのは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま法案を提出すべくその中身について検討中ということでございますので、そういうことで、また法案提出の暁に御議論を賜りたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結論的に言いますと、そのような調査については手を付けておりませんで、結果も当然分からないわけでございます。  二十一世紀成年者縦断調査において女性の全体の出産後の離職率というものについては調査をいたしましたが、その際、職業についての調査、職業の区分によ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、予定は聞いておりません。私、事務当局からは聞いておりませんが、私は今ここで足立委員にお答えしますけれども、それは必要だと考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年の医療施設調査によりますと、九千二十六病院のうち二千七百五十四病院、率にいたしますと三〇・五%の病院が保育サービスを実施いたしております。  院内保育所の運営につきましては、昭和四十九年度から補助を実施していることはもう足立委員御案内のとおり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、女性の学生と申しますか医師候補と申しますか、医師候補の皆さんの医師免許試験におけるこのシェアは三分の一になっていると、こういう状況でございます。場合によってはこれは更に増えるかもしれないという状況かと思います。そういう女性医師が結婚、特に出産によって...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 臓器移植におきましては、移植を希望する患者の方に比べまして臓器提供あるいは臓器移植の実績が限られているという実情がございます。こうした背景の下で、腎臓病等の患者から治療のために摘出した臓器を第三者への移植に用いた事例が明らかとなったものではないか、こうい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 治療のために腎臓を摘出する場合として考えられるケース、例えば尿管がんが考えられるようでございますが、その摘出された腎臓は腎機能を依然として有しておるといたしましても、がんがレシピエントにうつることが懸念されるわけでございます。  このように病気腎の移植...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 議員立法によりまして臓器移植法が制定されたわけでございますけれども、それにもかかわらずと申しましょうか、とにかく実態は、今、広中委員が御指摘のとおりで、なかなかこの法律の下で移植が行われるという実例は他国に比較するとかなり低水準であるということでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 臓器移植法におきましては、臓器提供の要件として、原則的に本人がまず生前に臓器提供の意思を書面により表示していることを定めております。  被保険者証に意思表示欄を設けるなど、臓器提供に関する意思表示方法を多様化したらどうかと、こういうことは確かに課題だと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 健康保険証につきましては個々人が持つということが、もうそれが原則の形になっているんですが、現在、まだ世帯別のカードになっているというのは、まあ移行措置としてそういうことを許容しているということのためでございますので、まあ広中委員のおっしゃられる方向に進ん...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ワーク・ライフ・バランスの推進、これはもう委員御指摘のとおり、多角的に非常にいろんないい効果が生まれるというふうに考えております。まず第一に、何といっても家庭の生活が充実したものになるでしょう。そうしますと、先ほど来話のありますように、子育てを夫婦、お父...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当に鰐淵委員が最初に御自身の体験を通じて、点字を読める方が実は視覚障害者の中に割と少ないんだという御指摘をいただきました。我々も、その点もう一度改めてその事実を再確認して、これからこのような方々に対する言わば情報のギャップを埋めていく、そういう努力をし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、吉川委員の御質問は、いわゆる労働基準法上の労働者性ということにかかわる御質問でございます。  労働者性の判断基準といたしましては、使用従属性というのが非常に重要な要素になっているわけでございまして、その意味内容ですけれども、これは契約形式のいかんに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 最低賃金制度は、言うまでもないことですけれども、労働者について賃金の最低額を保障することによって、労働者の生活の安定、労働力の質的向上、あるいは労働条件の改善を図ることに資することを目的といたしているものでございます。  この場合の労働者は、労基法九条...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働者性がないということになりますと、労基法も適用にならないし最低賃金法も適用にならないと、こういう法の下で私ども仕事をさせていただいているということでありまして、それを乗り越えて何か実質的に物を考えろと言われましても、私どもなかなかそれは難しいというこ...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 当省から埼玉県に出向中の職員が研究費に係る詐欺容疑で逮捕されたことにつきましては極めて遺憾なことであると、このように考えております。  今後ですけれども、私どもといたしましては、まず捜査当局に全面的に協力して、捜査あるいは司法当局による事案の解明という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金におきましては、まずお一人お一人の記録に基づいて支給が決定されるものでございます。また、今委員御指摘のように、複雑な制度という実態もありまして、これを反映して申請書類もなかなか分かりにくい状況にもあると、こういう事情がありまして、社会保険事務所等にわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁の職員の定員、常勤職員の定員ですけれども、一昨年末の人員削減計画に基づきまして、業務の集約化や外部委託を推進するなどによりまして、全体として今委員が御指摘になられたような削減をいたしておるわけですが、そういうことをいたすと同時に、今後、強化すべ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のとおり、妊娠期の妊婦の保健指導等にかかわるなどのきめ細かな対応、あるいは、分娩時だけではなくて、産後も産婦や新生児の保健指導を一貫して行うことなどによりまして、助産師が行うお産には満足度が高いという声があることは承知をいたしております。現実に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 従来とも嘱託医制度があったわけでございますが、この制度につきましては、その嘱託医が専門外の医師が選任されているという場合がある、あるいは異常産の中には異常度や緊急度等によって嘱託医だけでは対応が困難な場合があるというような指摘がなされておりまして、このた...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 魚介類に残留する動物用の医薬品につきましては、食品衛生法第十一条に基づきまして残留基準を設定し、食品の安全確保を図っているところでございますが、輸入食品の増大や動物用医薬品等の食品中での残留に関する国民の不安の高まり、今まさしく委員の御指摘のとおりですが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、山東委員から、伝統的なはり、きゅう等の療法ですね、こういうものについてきちっとした位置付けを考えてもらいたいと、こういう御要望がありましたが、現在でも専門職として国家資格制度を設けておりまして、それから健康保険の療養費の支給対象ともしているところでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ノロウイルスがはやりまして、これはあのとき総理からも特別な指示を私いただきましてその予防というものに努めなきゃいけないと、こういうことになりましたが、主たる手段は、ホームページに掲載している、今委員御指摘のノロウイルスに関するQアンドAでございました。そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、高市内閣府食品安全担当大臣がお答えになられたとおり、食品安全委員会はリスク評価を科学的知見に基づいてやっていらっしゃるわけです。つまり、いろんな基準を作っていただいておる、こういうことでございます。そして、それを実行するリスク管理の業務を私ども厚生労...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、先生は公明党に設置されております温泉活用・温泉地活性化プロジェクトチームの座長をお務めいただいておるということで、日ごろの御研さん、専門知識に対して心から敬意を表したいと思います。  生活習慣病対策を進めるに当たりましても、温泉の持つ保健的機能に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、地域医療あるいは福祉の問題、こういうようなものについて、今のお医者さんでありますと、全体的な医師不足と言われている地域がそこここに見られるぞというようなことを指摘をされておりまして、それに対処するために拠点病院を中心としたネットワークづく...全文を見る
03月14日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○柳澤国務大臣 社会保険庁における、国民年金あるいは厚生年金、あるいは国民健康保険料等もかつてはそうでしたけれども、そういった、いろいろ窓口事務が行われているわけでございますけれども、これらの事務処理の状況を、業務管理的な意味で数値をつかんでいくという作業は、一つの組織体であれば...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、数字については、今御指摘の有無にかかわらず審議の参考にすべき、管理をすることの必要性からくるいろいろな数値というものについては、これはもう私どももできるだけ整理をしておくようにということで今督励をいたしておりまして、これは出さないとかあるいは出したくないと...全文を見る
○柳澤国務大臣 今督励をしているわけでございますけれども、今申し上げますとおり、できるだけ早急に作業をし、できるものからできた時点において御提出をさせていただくということで、引き続いての御指導また御理解をお願いいたしたい、このように思います。
○柳澤国務大臣 出すように督励をしている、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 出させるように私としては努めているわけでございます。
○柳澤国務大臣 もちろん指導もいたすということも含めているんですが、要するに、早く出すように努めなさい、こういうことを申しているわけでございまして、一生懸命やります、こういうことも申しているわけでございますけれども、できるものからできた時点でお出しをしていく、こういうことでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 新しい社会保険庁の体制と申しますか、その改革の法案は、日本年金機構という法律と、またその関連の事業運営の改善に関する法律ということで御提出をさせていただいているわけでございますけれども、その審議でさらにまた明確に申し上げますけれども、いずれにしても、財政責任それか...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回は、より国が、財政責任、管理責任ということでは直接的な責任を負うという体制でございますので、そうしたいろいろな問題はすべて引き継いでまいることは当然のことであると考えております。
○柳澤国務大臣 厚生労働科学研究の補助金につきまして、今回、我が省から埼玉県に出向している職員が詐欺容疑でもって逮捕されるということが発生をいたしました。これはもう、私は大変ショックでもありましたけれども、遺憾きわまりないことである、こういうように考えているわけでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 高年齢雇用の継続給付でございますけれども、高年齢者の雇用の継続を援助、促進するために、六十歳以上の被保険者の賃金の低下に対して給付をいたそうという制度でございました。  一方、高年齢者雇用安定法によりまして、段階的にではありますけれども、六十五歳までの定年の引き...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、委員、当分の間の措置ではなくて、廃止をするものでございます。  そもそも、六十歳以上の年齢の方について、再雇用なりなんなりされるときに、七五%以下でしたか、大幅に賃金が下がるということについて、少しでも補てんをしてその賃金の目減りを、負担を軽減しよう、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 雇用保険制度そのものは、負担能力に応じて保険料を負担してもらう、それから、失業などの保険事故が発生した場合には必要な給付を行う、こういうことによって成り立っている社会保険制度でございまして、一定の要件を満たす者については強制的な加入をさせるということが前提で成り立...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもう、たびたび私も御答弁をさせていただいていると思いますけれども、一つには、産業構造の変化の中で、グローバルな競争に生き残っていかなければならないという企業、経営者側の事情というものがございます。他方また、今度は労働者の側にも、いろいろな形態の労働のあり方と...全文を見る
○柳澤国務大臣 計数的なものといたしましては、例えば派遣労働の方々に対して、できれば正社員になりたかった、正社員になりたいけれどもそれが満たされない、正社員に今もってなりたいと思っているという人と、今後とも派遣労働の形を続けたいというような人が、たまたまでしょうけれども、二七・何...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回、短時間労働と一般の労働の受給資格要件を六カ月ということで統一させていただきました。  これは、統一すること自体としては、短時間労働者の利益をそうした形でより向上させよう、こういう効果があるということに着目をいたしておることは申すまでもないことでございますけ...全文を見る
○柳澤国務大臣 この関係では、受給資格要件の決定に当たって、短時間労働被保険者と短時間労働被保険者以外という区別そのものが消滅する、消失する、こういうことでございますので、今先生がおっしゃったとおりのことになるのではないかと考えます。
○柳澤国務大臣 ですから、雇用保険に加入するということが前提でございまして、その意味では、そこのところの、二十時間以上で一年以上の雇用が見込まれるという、その要件は今後とも維持されるということで、変わりません。
○柳澤国務大臣 今回、要するに短時間労働の被保険者と、それ以外の、先生のお言葉では一般の労働者、これの受給資格要件を統一したわけでございます。  それで、従来それを異にしておりまして、短時間労働者については十二カ月必要だ……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 それから、長時間というか、一般の労働者については六カ月でいいというふうにしておったのを……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 それを統一して、そして、まさに、労働保険というか、この雇用保険の一番中核的な保険事故であるところの不本意な労働者の予見できない失業については、これはもう六カ月にする、それは短時間労働者といえどもそうしましょうと。しかし、それを、そうではない自己都合による者について...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、この記事そのものについては精読をいたしておりません。
○柳澤国務大臣 週刊誌に載った段階で、事務当局の方からこうしたことがあったということを聞いているというところでございます。
○柳澤国務大臣 今は報道機関による報道が行われているということでございますので、まず真偽について、事実関係でございますが、これについて把握をしなくてはならない、こういうことを考えている段階でございます。そうした事実の把握をした上で、いろいろとまた検討すべきことがあれば検討してまい...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在、厚生労働省といたしましては、このタミフルの投与とそうした異常な行動との間に因果関係があるかないかは明らかでない、むしろ否定的である、こういう考え方をいただいているわけでございまして、私どもといたしまして、今この段階で、今委員の仰せられるように、使用中止という...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が私の答弁を御引用いただいたとおりでございまして、タミフルにつきましては、小児科医等の臨床専門家による個別の死亡症例等の評価や検討、そして、それを受けての専門の委員会での確認、それからまた、疫学的な見地からは、小児等における異常言動等の発現状況に関して調査を...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、先ほど概括的に申し上げましたように、このタミフルの承認を、添付文書の重大な副作用の項に、平成十六年五月、肺炎及び精神・神経症状について記載するように指示をいたしたということ、それから、平成十七年七月に出血性大腸炎について記載するよう指示するということなどの対策...全文を見る
○柳澤国務大臣 こういう状況でございますので、今後とも、私どもとしては、タミフルに関する国内外の情報の入手、分析等に努めまして、適切な対応ということに万全を期してまいりたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 十歳代の子供さんに処方する必要があるかどうかというような問題提起を受けたわけでございますが、私どもとしては、ただいまの基本的な考え方のもとで、これを一律に制限するのではなくて、あくまでも各患者の症状や容体によって個々の医師が判断すべきことであると考えておりまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 こういう薬につきましては、現在、私どもとしては、そうした観点ではなくて、できるだけ注意を払いながら、この薬の効能があるわけでございますので、それを生かして御使用をいただくということで対応をしているということでございます。
○柳澤国務大臣 お薬につきましては、副作用がある場合もあるということでございまして、この副作用等の情報を提供して、そしてそういう副作用の情報をよく判断されて、患者さんの状況や容体によってお医者様が処方をなさるということであろうと思いまして、責任云々というようなことをおっしゃられて...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、週刊誌にこれが報道されたということで、その事案について報道を承知した、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 私どもも、この報道がありまして調査を始めたわけでございます。  まず、事実の解明ということのための調査を行うということでございますし、また、そういうことで一定の調査の結果、私どもが、今委員の指摘をされるような、制度的ないろいろ考えなければならないことがあるかどう...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が申し上げていることも、委員の御指摘と余りかけ離れてはいないというふうに思いながらお聞きをいたしております。  私どもも、この事案、報道に接しまして、一体事実はどうなっているのかということの把握に努めているわけでございまして、そして、その事実関係というものを広...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはできるだけ早急に、この事案の解明ぶりに応じて、我々は、改善点等について必要とされるものについて結論を出さなければいけない、このように考えております。
○柳澤国務大臣 この報道については、私ども、それが何か被害とどのように関係するかといったようなことについては、現在、全くその関連づけについて考えているわけではありません。  そういう理解の上で申し上げるとすれば、その因果関係もよくまだ解明されていないわけですけれども、とにかく、...全文を見る
○柳澤国務大臣 水道法には、今委員の御指摘のとおり、「この法律において「水道」とは、導管及びその他の工作物により、水を人の飲用に適する水として供給する施設の総体をいう。」云々、こうありまして、もともと水道水というのは、人の飲用に適する水として供給されているものでありまして、その意...全文を見る
○柳澤国務大臣 水道水は人の飲用に適するよう水質基準が定められておりまして、安心して飲んでいただけるものでございます。
○柳澤国務大臣 まず、先般の本会議におきます代表質問におきまして、田名部委員に本当に十分な答弁ができなかったこと、これは私の方からもおわびをしなくちゃいけない、こういうふうに思っておりましたところ、田名部委員の方から先にそういう言葉をいただいちゃって、私は本当に恐縮をいたしており...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的に、失業をなさっている方、さらには、本当は正規雇用を望んでいるのに非正規雇用にとどまっている方、こういうような方々に何が必要であるかというと、私は、今委員が御指摘になられたように、教育訓練というか職業能力開発ということと就業、就労支援、この二つであろう、こう...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員から今、教育訓練給付のことにつきましていろいろと御質疑をいただきました。  どういう現状分析のもとでこの教育訓練給付の改革をしておるのか、こういうことでございますが、若干申し上げますと、この教育訓練給付を受給したことによって、その受けた教育訓練が役に立ったと...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう一度改めて申し上げますと、今回の受給要件の統一、つまり、一般の労働者と短期の労働者との受給要件の統一に当たりましては、期間雇用者につきましては、有期労働契約の締結に際して契約の更新があることが明示されていた場合であって、労働者の希望にかかわらず一年未満で契約更...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは法律の条文にはないということですけれども、そういう運用でもって期間雇用者に対して配慮をしていこう、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 これは、解雇、倒産等という法律上の規定に法律上はとどめておきまして、そうして、その具体の状況というか、これはもう非常に区々でありますから、これは省令とかそういうように、弾力的に、ある意味で状況の変化に応じて決められる法律形式を選んだということでございます。
○柳澤国務大臣 明記をいたします。明記をいたしますし、また、結果として同じようなことで、労働者の意に反して離職をするというようなときには、その状況をよく勘案して、できるだけ労働者の側に立って救済をしていこうということでございます。そうかといって、余り際限なく広げるという意味ではあ...全文を見る
○柳澤国務大臣 非正規雇用の方の中でも、実はそれをみずから選択されている方もいらっしゃいますので、一律にこれを論ずることは私はできない、このように思います。  しかし、希望をしている方々については、できるだけ多くの方が正規雇用に移行するということを実現するような、制度的なことで...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは恐らく、非常に多いということです。それは別に、よくわからないという答弁の資料が参りましたけれども、私はこれはちょっと聞いたことがあるんですね。聞いたことがありますが、これはどうしてそういうふうになっているかというと、地方の社会保険庁の職員なども含めて言います...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員も御承知のとおり、正規雇用ということになると、これは定員の中の雇用ということになろうと思いますが、現在、行政改革の一環としてずっと定員削減ということに努力をいたしておりますので、まず、いわば非正規雇用というか、そういうようなものの形で、そういう方々のお力をかり...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、そのときに、正社員ということよりも常用雇用というふうに申し上げたかと思います。  いずれにしても、正社員も正直言って定義がない、それから常用雇用も定義をどういうふうにするのかという、もちろん使っている人はそれぞれに定義を持っていらっしゃるわけですけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の受給資格要件の統一に当たりましては、期間雇用者につきまして、有期労働契約の締結に対して、契約の更新があることが明示された場合であって、その労働者の希望にかかわらず一年未満で契約更新がなされなかったとき、このときは解雇、倒産等による離職者と同様、受給資格要件を...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在の解雇等の規定におきまして、「期間の定めのある労働契約の更新により三年以上引き続き雇用されるに至つた場合において当該労働契約が更新されないこと」ということが書かれておりまして、それとの関連を委員がお尋ねと、このように理解をいたしますが、この規定とはまた別途に今...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度、労働契約法というのを新しく制定するように御提案をいたしておりますけれども、現在におきましても、有期労働契約の締結に際しましては、実効上、契約がはっきりした契約として労働者の側に示されておりますので、その中に契約更新のことが明示されているということが一つの要件...全文を見る
○柳澤国務大臣 そうすると、契約上、明示の文言がなければすべてこの規定が援用されることはないのかというお尋ねでございますけれども、これにつきましては、実際にそういうケースの場合には、労働者の側は、当然そういう理解のもとで自分は勤めていた、こうおっしゃるでしょうし、事業者の側にやは...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、実際上、受給を求める申請のときに、その窓口の事務処理に当たるハローワークにおいてそうした作業を行う、こういうことで、ハローワークの、給付を行う場所でございます。
○柳澤国務大臣 受給者の実員に対するシェアとしては、そういう自己都合あるいは重大な責任によって解雇されるという、いわば自分の責めというんでしょうか、そういったような理由でもってその事態に立ち至った人のシェアをいいますと三・六%ということでございます。
○柳澤国務大臣 一年未満の方、これが三万七千九百二十五人いらっしゃるということですけれども、うち期間満了者ということでは一万五千四百七十人ということでございます。
○柳澤国務大臣 今の雇いどめになった方というのは、一万五千四百七十人のうちの内数ということになるのでございまして、そのシェアというのは、我々データを持ち合わせていないということでございます。
○柳澤国務大臣 期間満了ということはわかって、ここに今その人数を統計的につかんでおるわけでございますけれども、そのうち、どの部分が雇いどめであるか、あるいは自己都合であるかというようなことの分類ができていないということでございます。
○柳澤国務大臣 今回の受給資格要件の変更と給付に係る改正につきましては、今委員の御指摘のとおり、事前に十分に周知を図っておく必要があるというふうに私どもも思っておりまして、その意味で、この部分については本年十月一日の施行というふうにしているところでございます。  改正法が成立し...全文を見る
○柳澤国務大臣 ホームページはもちろん使うわけでございますが、それのほかに、できるだけ読み取りやすい資料をハローワーク等に置かせていただくというようなことでその周知徹底をできるだけ広範に図ってまいりたい、このように思います。
○柳澤国務大臣 まず、有期契約をするに当たって、契約法を今度制定させていただきますけれども、そうした両者の理解のそごというようなことのないように、しっかり明定してもらうということも一つの眼目にしているわけでございます。  しかし、それはこれからの契約じゃないか、こういう理解のも...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働者側の契約就労請求権でございますか。  これはむしろ、我々の方といたしましては、労働者側に不利にならないようにという配慮でいろいろな規定を設けるということにいたしておりまして、労働者側の有期労働契約の請求権については、今回の契約法制で、特段何か配慮を要すると...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、ホワイトカラーエグゼンプションというのを提案させていただこうか、こう思っていたのも、実はそこに一つ要因があるわけですけれども、労働者がみずからもキャリアアップを図っていく、それには、いろいろな形での能力開発というか自己研修というか、そういうことの機会を持って...全文を見る
○柳澤国務大臣 雇用というものが極めて重要である。社会経済の変化に応じて、雇用に求められているいろいろな条件も変わってきている。  つまり、私の言いたいことをもっと具体的に言えば、いろいろまたしかられるような話かもしれませんが、どちらかというと、日本では、創造的な仕事というよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 このときに田名部議員からは、どうして変えるんだというお話もお尋ねいただいたかと思うのでございます。私も、もうほとんど聞き取れない中で、田名部議員は多分こういうことをおっしゃったんだろうななんて推測しながら答えておりましたので、ちょっと私の話も徹底しなかったかと思う...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、参考にいたしましたのは、一時金である高年齢求職者給付金の支給水準、この場合には基本手当三十日分ということでございました。それからまた、一般被保険者の基本手当の受給要件の見直しにより、先ほど来御議論いただいておる自発的な離職や期間満了の場合は十二月の被保険者...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、一年以上ですと五十日ということになるけれども、一年未満の場合は三十日ということになっておりますので、そういう見合いではやはり三十日というのがバランス上出てくるということも首肯できるのではないか、このように考えます。
○柳澤国務大臣 そこまで根本的なことを問題といたしますと、やはり雇用保険でございますので、先ほど冒頭私が申し上げたように、本来雇用保険の問題なのかしら、こういう問題意識もあるわけでございます。  加えまして、その上で、何か雇用政策そのものに取り組む話を厚労省として考えているのか...全文を見る
○柳澤国務大臣 制度を実施するときに、すべてその問題が消滅したから制度を改正するということなのか。やはり、制度を改正する、したがって、その制度と両立するような事態をまた別途力を入れていくということはあり得るわけでございまして、私としては、今回の措置については、当分の間、中間をとっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、国庫がなぜ失業等給付に係る費用の一部を負担しているかということですけれども、これは申すまでもなく、失業が、政府の経済政策であるとか雇用政策と無縁ではない、政府もその責任の一端を担うべきである、こういう考え方に出るものでございます。  今回のこの四分の...全文を見る
○柳澤国務大臣 この点は、かつて同じような削減をしたことがございまして、その結果、平成十年度から十二年度までは本来額の五六%にしたという例がございますので、今回は一回で五五%にしたということでございます。
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、私どもは、雇用保険について国の責任を考えているということでございまして、今高橋委員が御懸念になるような事態は全く想定しておりません。
○柳澤国務大臣 委員も、財政状況そのものについては好転をしているということをお認めになっておられるわけでございます。それから、国が責任をいたずらに回避するというか、そういうような気持ちもないということも、先ほど私答弁したとおりでございます。  そういう中で、行政改革の一環として...全文を見る
○柳澤国務大臣 正規雇用、非正規雇用という働き方の多様な中で、非正規雇用の皆さんの一部の中には雇用保険の対象者にならない方も出ている、こういう御指摘かと思います。  しかしながら、雇用保険としてしっかりと、これは労働者の負担もあるわけでございますし、事業主の負担もあるわけでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 繰り返しになりますけれども、雇用保険として、相互の支え合いの中の保険、こういうことを成立せしめるためには一定の限界があるということは、委員もお認めになられたところでございます。  そういう中で、さらに、むしろ雇用形態というものを、要件に合致するような雇用をできる...全文を見る
○柳澤国務大臣 FDAの検討については、私も、概括的かもしれませんけれども、報告を受けておりました。今このFDAの報告で三点、委員は御指摘になられましたけれども、このFDAの報告自体を、先ほど来私が申し上げております審議会では、それも俎上にのせて検討して結論を出しているということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員の御指摘になられた、タミフルの服用についての注意事項ということが十分世間に知らしめられていないのではないか、こういうお話が冒頭あったかと思いますが、私の認識としては、小児、未成年者がインフルエンザに感染した際の注意として、医療関係者にこのことは注意を促す文...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のことにつきましては、まず事案の実態と申しますか、それをしっかりと私どもは把握する必要があると思っております。その把握がかなり進んでいるかと思いますが、私自身はまだ現在その報告を受けておりません。  したがいまして、その事案の全容につきまして報告を受けた後に...全文を見る
○柳澤国務大臣 日々の単位で労働者派遣が行われている、いわゆる日雇い派遣は、一般的に雇用が不安定な働き方であるということの認識は全く同じかと思います。  労働者派遣法上、特別な規制が設けられているものでないことから、その詳細を当局として把握しているかといえば、これは把握をいたし...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、詳細を把握していないので、把握していないというんだったら法令違反が認められれば適切に指導してまいるというのは言語矛盾だとおっしゃったんですが、それは、私がその間に挟んだ労働者派遣制度に基づく監督を通じまして、派遣先に行ったりしてそういう実態が把握できれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 労災保険と雇用保険、昔の失業保険の法律が施行されて六十周年ということし、記念すべき年であるという御指摘はまさにそのとおりでございまして、私どもとしても、このような制度の労働市場における役割の重大さというものにもう一度改めて深く思いをいたしてその改正に取り組まなけれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 この経緯と申しますのは、行政改革推進法で、国庫負担については検討しろ、こういうことが一つございました。それから、先ほど申した現在の雇用保険財政の状況、これもございます。それから、過去の国庫負担率の縮減の実績、こういったものもございまして、将来を見据えて、こうした暫...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、雇用保険財政が景況等あるいは失業情勢によって悪化した場合にどうするつもりであるかという問題でございますけれども、これは、今回の雇用保険料率にかかわる弾力料率、この制度を適切に運営いたしまして、これはマイナス〇・四ということだけを決めているわけではなくて...全文を見る
○柳澤国務大臣 このたびの平成十九年度予算案におきまして、三事業についての予算でございますが、対前年度予算比で六百四億円、率にいたしまして一四・五%の削減を図りました。その結果、現在の予算額は全体で三千五百六十三億となっているところでございます。  今後の残された雇用安定事業及...全文を見る
○柳澤国務大臣 循環的な給付や安易な離職を防ぐということがこの雇用保険の運用上極めて重要であるということが一方ございますし、また他方、解雇、倒産等労働者が予見できない失業といったものについては、これはもうしっかりした配慮を確保する必要がある、こういうことが制度の全体として私ども考...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働福祉事業でございますけれども、これは今委員御指摘のように、行政改革推進法を踏まえまして今回改正をいたしているわけでございますが、基本をしっかり、原点に戻ろうということですか、労災保険給付を補完し、保険給付と一体的に運営される事業及び労働災害の防止等保険給付事業...全文を見る
○柳澤国務大臣 ソムリエとして自分の職業を将来において考えているというような方がいらっしゃるとすれば、それはまたそういうことで意味があるという位置づけもできようかと思います。
○柳澤国務大臣 私の周囲にも、ソムリエを志して、実際にソムリエになった方がいらっしゃいます。その人は、かなり大きいリゾートにもともと勤めておりましたけれども、志を立てて独立をしまして、今はワインの専門の飲食店をしているというようなことも、実例として私、知っております。  ただ、...全文を見る
○柳澤国務大臣 この教育訓練給付制度でございますけれども、これは、雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な職業に関する教育訓練として厚生労働大臣が指定するというふうに、対象講座については決められているところでございます。  こうした法律の趣旨を踏まえまして、これまでも、基礎的...全文を見る
○柳澤国務大臣 大島委員は会社員をお勤めになられ、また外国にも駐在になられたという御経験から、非常に成熟したビジネスマンの立場からの御指摘だというふうに承りました。  しかしまた、最近の若者、あるいはまた実際の会社に現に就職されている方々というのは、非常にいろいろなことをお考え...全文を見る
○柳澤国務大臣 確かに、自動車の教習所があって、そこに行っている生徒の立場にある者がみんなこの教育訓練給付のもとで行われるというようなことは考えにくいことでございます。そういうことからいたしますと、やはり、相当に職業と、あるいは仕事と言ってもいいと思うんですが、仕事と直結したよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 教育訓練給付については、今度のような給付率を落とすことではなくて、むしろ厚くすることによって、まさに必要とされる職業能力というものを向上させるように、そうしたいわば間口はかなり厳格にしてみたらどうか、そういう方法が、その方がよろしいんじゃないかという問題提起でござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今大島委員から、この教育訓練給付制度の沿革というものについて御指摘をいただきました。本当に、失われた十年ないし十五年ということの中で、労働市場も大変厳しい状況になって、ミスマッチも起こりましたし、全体的な雇用の需要というものも非常に下がってきたわけでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 教育訓練給付につきましては、失業予防や早期の再就職等雇用安定に一定程度の効果があると考えられるわけでございますが、委員御承知のとおり、給付水準は二通りあるわけでございますけれども、この給付水準の違いによりまして給付の利用率に差がないということがございました。したが...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど申し上げたこと、つまり、給付の利用率が余り変わらないということから、加えて不正な給付を防止するというようなことで、今回、一律にすることによってそうした誘因をなくすというようなこと、この二点が今回改正の理由として挙げられるかと思います。
○柳澤国務大臣 講座の指定をするというときに、指定の条件というか、どういうものを要件として指定をするかということにかかわると思います。その要件をまた一つ一つクリアしていく場合の認識というか認定というか、そういうことともかかわると思うんです。  まず、概括的に言えば、非常に残念な...全文を見る
○柳澤国務大臣 教育訓練給付のあり方については、今委員が御指摘になられたいろいろな問題、ポイント、こういったことも運用に当たってよく念頭に置いて臨みたい、こういうように思います。  思いますが、教育訓練給付の講座の指定に関する基準の策定に当たっては、御指摘の商工会議所や日本経団...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 高橋議員からは、まず科研費補助金の不正の再発防止対策につきましてお尋ねがありました。  当省から埼玉県に出向中の職員が厚生労働科学研究費に係る詐欺容疑で逮捕されたことにつきましては、極めて遺憾と考えております。  今後、厚生労働省といたしましては、捜...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 水道施設整備費につきましては、平成十九年度予算におきまして千七十四億円を計上いたしております。  その主な内容といたしましては、統合促進による水道事業の経営基盤の強化、それから地震などの災害に強い水道の整備、それから一時ございました異臭味、異臭とか異様...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 水道水の供給は、そもそも飲用に適した水を供給するということがその本来の目的でございますので、できるだけ私どもの方もそういう消費者の気持ちにこたえるような水の供給に努めていかなければならないと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、私どものいろんな予算を使っての供給に係る水を飲用水としてもできるだけお使いいただくようにお願いしたいという立場でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 蓮委員の御指摘のとおり、昨年十二月に新しい将来人口推計というものを発表いたしました。人口学の手法に基づきまして、過去のトレンドを将来に伸ばして作成した結果、前回推計よりも人口減少、少子高齢化が進むという厳しい見通しになりました。  具体的に申しますと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 将来人口の見通しを推計いたします。これはその前年に行われる国勢調査というものがございまして、それが行われますと基礎がしっかりするということで、新しい人口推計を行うわけでございます。そして、新しい人口推計を行いますと、やはり次にその影響がいろいろ及ぶわけで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これも発表させていただいたわけですが、お尋ねの平成十六年財政再計算における経済前提は平成十三年ないし十四年ころの経済動向を踏まえて設定したものでございますが、この経済前提の下で出生率が中位推計で推移するとすると、最終的な所得代替率は四六・九%ということに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず第一に、平成二十三年度までの足下の経済前提と私ども呼ばせていただきますが、それにつきましては、内閣府の日本経済の進路と戦略、参考試算の新成長経済移行シナリオというものを踏まえて試算をさせていただいたわけでございます。  そういうことで、長期的にはま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 賃金の上昇率がどういう形で年金財政へ影響するかということでございますが、まず第一に、年金の保険料は賃金に応じて定まるわけですから、賃金上昇率が高まれば保険料収入が増加するという効果がございます。しかしながら、他方、給付費につきましても、長期的には賃金上昇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十六年度、二〇〇四年度の厚生年金全体の保険料収入は二十・二兆円でございました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十二年度、二〇〇〇年度でございますが、その年金改正時の厚生年金の財政見通しでは、二〇〇四年、平成十六年度の厚生年金の保険料収入は二十六・七兆円と見通していたところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非常に改正時の見込みに比べまして実績の保険料収入が下回った原因としては、今委員も御指摘になったかと思いますが、不況によりまして被保険者数が見込みを下回った、それからまた賃金上昇率も見込みを下回ったということでございまして、加えまして、保険料率が平成十六年...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十二年改正の際に行われました平成十一年財政再計算では賃金上昇率の見込みを二・五%と今委員仰せられるように見込んでおりましたが、平成十六年、二〇〇四年の厚生年金における賃金上昇率の実績はマイナスの〇・二%でございました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成二十三年度、二〇一一年度ですけれども、賃金上昇率は、内閣府の行いました日本経済の進路と戦略の参考試算の、先ほど申したようにいい方のケースですね、新成長経済移行シナリオに準拠をいたしております。  具体的に申しますと、労働力人口一人当たりの経済成長に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは従来からそういう方式を取っているんですが、賃金上昇率は基本的に労働力人口一人当たりの経済成長率とイコールというふうに置くわけです。これはもう従来から取っている方式です。  それで、平成十九年度のことを申しますと、名目経済成長率が二・二%で、それか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほど来申し上げましたとおり、(発言する者あり)いや、言い訳ではないんでちょっとお聞きいただきたいんですけれども、私どもは今回はまあ暫定試算ということで、数字を入れ替えるとどうなるかということで、従来の方式を完全に踏襲しまして数字を入れ替える。そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、今回の暫定試算におきましては、先ほど来申し上げておりますように、日本経済の進路と戦略の参考試算を取り入れて試算を行っているわけですけれども、その性格が変わったことには当然留意をしているわけでございますが、しかしながら、視野に入ることが期待される経...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成二十四年度以降の長期の経済前提の設定に当たりましては、平成十六年度の財政再計算の際の手法を先ほど来申し上げているように踏襲をするということで計算をいたしております。近年の経済情勢を反映しまして、実質GDPの向上によって賃金上昇率が上昇すること、それか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金財政にとりまして、運用利回りを評価する場合に、今正に委員もおっしゃられたとおり、対賃金の実質的な運用利回りということが非常に重要だということになっております。十一年再計算の一・五%、これは一・五%だけ上回っているということですが、十六年再計算の一・一...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働力率につきましては、私どもの雇用政策研究会という研究会が平成十七年七月に報告書を出しております。目指すべき社会が実現した場合見込まれる姿としてその見通しを出しておりまして、これを今回の暫定試算では利用させていただいたわけでございます。  これは、い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども御答弁申し上げましたが、水道の水は人の飲用に適する水質基準が定められておりまして、安心して飲んでいただけるものでございます。厚生労働省といたしましては、一時、平成二年ごろにカビ臭いというような問題がありましたので、その後高度浄水処理の普及などによ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまお尋ねの組織培養法を用いた新型インフルエンザワクチンにつきましては、世界の主要な製造企業におきまして研究開発が進められている段階であり、欧米では既に臨床試験を実施した企業もあると聞いております。  他方、我が国におきましても、複数の製造企業によ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十九年度予算案におきます組織培養技術による新型インフルエンザワクチンを生産する技術基盤の整備のための予算は百九十、失礼しました、千九百四十九万一千円でございます。失礼しました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ、もっと力を入れていくべきだとは思いますが、取りあえず我々の国は非常に危機感も高いということもありまして、鶏卵によるワクチンの製造に力を尽くしているという状況でございますので、その点も御理解賜りたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 新薬の承認審査に当たって、外国で実施された臨床試験のデータをそれぞれの国や地域で利用できるかどうかの判断をする方法につきまして関係の方面が検討した結果、ガイドラインとして合意が成ったということでございます。  そういうことで、我が国で外国認証のデータを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) がん対策としての相談の支援でございますが、これに関する平成十九年度予算案はその充実が図られておりまして、前年度のおよそ五倍、約九・七億円が計上されているところでございます。  相談支援に関する具体的な取組としては、まず第一に、従来に引き続きましてがん診...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 電話相談につきましては、二百八十六ございますがん診療連携拠点病院でこれを取り扱い得る体制を持っているところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) がんの診断を受けたばかりの段階におきましてはがんに関する情報が十分ではないんで、患者は告知を受けて混乱した状況にあり、先ほど委員の示されたように、将来に対する漠然とした不安というものがトップにランクされる、こういうことかと思います。一方、検査、治療等を受...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 排卵促進剤は、まあ……
○国務大臣(柳澤伯夫君) ああ、誘発剤は、女性の生理を順調にするという意味で、治療という、そういうことかと思います。それに対して、人工授精ということになりますと、それ自体は治療というか医療というか、そういうことに当たらないということで保険の対象にされていないという、そういう整理が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ジョブパスポートでございますけれども、これは学生生徒や職業経験が少ない若者を対象にした制度でございまして、ボランティア活動や職場体験など、社会体験活動をジョブパスポートに整理をし記載することを通じまして若者が自らキャリア形成や職業選択について理解を深める...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ジョブパスポートの様式でございますけれども、インターネット上からダウンロードできるほか、ハローワークやジョブカフェなどにも置いておりまして、自由に入手、コピーすることができるため、その全体の実績を把握することは困難でございますけれども、インターネットだけ...全文を見る
03月15日第166回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 児童手当法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国における急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な少子化対策を推進する一環として、子育てを行う家庭を経済的に支援することが喫緊の課題となっております。  このため、三歳...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 高井議員にお答え申し上げます。  まず最初に、少子化対策の目的、何のためにするのかということについて、お尋ねがありました。  我が国の少子化の現状につきましては、多くの国民が、結婚をしたい、子供を産みたいと希望しているにもかかわらず、その希望がかなえ...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護福祉士制度につきましては、昭和六十二年、制度が発足して以来、それぞれの現場で皆さんこの制度の運用に適切を期してきていただいたわけでございますが、最近におきまして、従来の身体介護にとどまらない認知症の介護などの新たな介護サービスへの対応など、近年、介護...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の改正案では、介護福祉士の資質の向上を図るため、すべての者は一定の教育プロセスを経た後に国家試験を受けて合格していただくという形で介護福祉士の資格取得方法を一元化しているわけでございます。したがいまして、准介護福祉士の資格、仕組みというものはあくまで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今私ども、看護師さんの不足にも悩んでいるというか、そういう問題を抱えておりまして、これについては、とにかく看護師の学校を卒業しながら看護師の職場に出てこられて間もなく離職をしてしまうというような、大変惜しまれるような方々もたくさん出ているという話を聞きま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この問題に対する私どものいつもの答弁は、お医者さんの数は総数として毎年三千五百から四千名増えておりますと。しかし、地域的に、あるいは診療科目的に偏在が起こっているというようなことで、そこここで医師不足というような本当に切実な声が上がっているという状況で、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この難病性疾患については、今委員ずっと御指摘いただいたように、まず克服研究事業という純粋の研究の部分がある。それからもう一方、治療法の解明を考えるところの治療研究事業というのがあるということでございますが、そのいずれも保険の事業ではなくて、健康政策という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 津田委員から今、大変私の政治家としてのありように対して大変お厳しい指摘をいただきました。そうした指摘を受ける私は、本当に行き届かない自らのこの力のなさ、あるいは不徳というものをつくづく感じ、反省をしていかなければならないと、このように考える次第でございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もこの厚生労働大臣を拝命いたしまして、数々いろいろな懸案に直面してまいりました。もちろん、まだまだ十二分の力が発揮できているというつもりはありませんけれども、これはもう役所の有能な仲間たちとけんけんがくがくの議論を行う中で今委員も御指摘になるような点も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のとおり、障害程度区分の判定というのは、最初は介護保険の要介護認定に用いられた項目を基礎として、それに障害独特の特性を反映できるような二十七項目を追加しまして合計百六項目で行われているわけですけれども、コンピューターによる第一次判定、それに専門...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どうも最初の御質問から何か機先を制せられたような形で少し勢いがないわけでございますが、めげないでお答えをさせていただきます。  養護学校等のように、手厚い教職員の配置がされていない一般の学校で、必要な医学的知識や技術を持たない者がたんの吸引等の医療行為...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も東京の新宿で、ホームレスの方々を呼んで、そしておふろに入れたり、おふろに入れた後、生活とか就労の相談をしている現場を視察したことがございます。いろいろと忙しい中で福祉関係の仕事をしていらっしゃる方々の現場でございましたので、まとまってどうこう意見を聞...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろんな行政サービスがホームレスの皆さんの場合にも想定されるわけでございます。例えば、我々の生活保護あるいは介護保険サービスは必ずしも住民登録を要件としているわけではないというふうに承知をいたしております。  しかし、いずれにいたしましても、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、ただいま職安局長が答弁をいたしましたように、平成十五年の法改正によりまして、製造業務への労働者派遣の受入れ期間については三年と定められたものでございます。それが、これは附則……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 失礼しました。十五年のときは附則で一年というふうに定められたと、こういうことであったわけでございます。  したがいまして、私どもとしては、この期間が法律の原則に戻ったということでございますので、なお一層この偽装請負のような違反の状態が生じないように指導...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま、前の質問でも申し上げましたとおり、労働者派遣法では派遣受入れ期間に制限のある業務について、派遣先が一年を超え最長三年までの範囲で労働者派遣を受け入れようとする場合には、労働者の過半数で組織する労働組合等の意見を聞くこととされていることは今委員の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 世の中の動きが規制緩和ということになりまして、この業界がそうだということまでつまびらかに承知しているわけじゃないんですけれども、いろんな業界で参入の障壁が取れて参入が自由になる、そういうことになりますと、今度はその参入した業者の行為規制というか、行為の規...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 事後チェックの体制で国交省は安全の確保を図っていく、そういう行為規制をいろいろ当然考えられていくわけでございます。そして、私どもの方は、これは労働条件と申しますか、労働の状況というものの違法状態というものがないようにするということが間接的に安全にも寄与す...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) バス事業に係る規制緩和につきましては、基本的には業所管官庁でございます国土交通省の問題ではありますけれども、先ほど来申し上げておりますとおり、厚生労働省としては、バス運転者の法定労働条件の履行確保を図るという観点から事後チェック体制の一翼を担っているとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) なかなかこれは、制度の構築もいろいろとまた関係者の間で相談をしていただかなければなりませんし、それからまた、制度ができました後におきまして周知時期を考慮いたしますと、現段階で具体的なこの制度のスタートの時期を申し上げることは困難だということでございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、柳澤委員からあらかた概略の御報告みたいな形で御説明がございましたが、私からも、繰り返しになる点がございますけれども、改めて御説明を、御報告を申し上げます。  三月十二日に開催されました特定疾患対策懇談会におきまして、FOP、進行性骨化性線維異形成症...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の平成十九年度の疾患追加に関する検討のうちで今委員が申された疾患克服研究事業につきましては、研究を優先して進める切実な必要性のある疾患が選定されたものでありまして、今回選定されなかった疾患については、来年度以降再び対象疾患への選定を検討していくという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、先生御指摘のとおり、難治性の疾患の克服研究事業と申します事業の対象疾患は四つの要件、つまり希少性、原因不明性、それから効果的な治療方法が未確立であること、それから生活面への長期にわたる支障があること、この四要件を満たす疾患の中から、医学、医療の専門家...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この希少な難病についての対応、まず情報収集に努めるべきじゃないか。そして、とにかく病気のまあ言わばそういう専門的な分析の前にその実態を掌握すべきではないか。しかる後にそれを専門家の先生方の俎上にのせて、で御議論をしてどれから研究をしていくかというようなこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員から、最近の世相と申しますか、特に子育ての家族をめぐる環境が随分変わってきた。  まず、核家族化ということで、昔だったら兄弟多くて組んずほぐれつたくましく育ったわけですけれども、今は親御さんのところに一人っ子、あるいは多くて二人で、親の目が届き過ぎ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 障害者が芸術文化活動に参加して、心豊かで実りのある生活を送る中で社会参加を果たしていくということは障害者自立支援法の理念にも合致したものであると、このように認識をいたしております。  私ども、障害者の作業所なんかに行くときに、創造的な作業の場というふう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 乳幼児のころからそうした芸術的な環境に触れるということは健全育成の上で重要ではないかという御指摘は、私もそのとおりだというふうに考えております。  いろいろとそうした機会も日本の中にもあるわけでございますけれども、厚生労働省といたしましては、これまでも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員が私の所信の中の言葉を御引用いただきましたように、介護・福祉サービスというものがだんだん多様化し、また高度化してきていると、そういうものにしっかり適合した介護福祉士を養成していかなきゃならないと、こういう考え方から今回この法律の改正を提案させていただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の改正法案につきましては、施行後五年をめどとして資格制度について検討を加えるということを盛り込ませていただいております。  介護福祉士の教育カリキュラムにつきまして、認知症の方への介護など新たな介護サービスに対応できるようにするため、現行のこの時間...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 難病の方の苦しさというものについては、先ほども申し上げましたように、格別のものがあろうと、このように思います。私たちも、体のどこかがおかしいときには、これは何だろうかと、こういうふうに考えたり、あるいはお医者さんに行けないときは本なぞをめくって考えたりす...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 視覚障害者の方を含めた障害者の人々の社会参加が進み、地域で自立した生活を送っていただくためには、情報バリアフリー化を推進していくことが必要であることはもう申すまでもない、委員の御指摘のとおりだと思います。  このため、情報支援機器の研究開発、既にもうす...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 学生につきましては、平成元年の制度改正におきまして、障害無年金の発生の防止等の観点から国民年金に強制加入をお願いすることといたしました。しかし、学生本人が、では一般に所得があるかといえば、これはないのが普通でありまして、親が保険料を支払う例が多い等の問題...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、国会におきましては、私ども省庁は、役所は、大変たくさんの法律案の御審議をお願いいたしております。これからこの御審議をいただくことになりますけれども、是非活発な議論を通じながらも私どもの改正の意図というものについて御理解を賜りまして、できるだけ早期の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、ずうっと今国会始まって以来、非正規雇用というもののウエートが高まってきているということの中で、まあこれには自ら選択してそうした形態の雇用を選んでいる方もいるけれども、そうでなくて、やむを得ずそうした形態の労働を選択しているという方もいるということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、先ほど私は申したつもりですよ。好んでそういう、好んでと言ったかどうかはともかく、今委員がそうおっしゃいますから申し上げますが、そういう非正規雇用を選択している方々もいらっしゃるということを指摘しただけです。  そして、そうした、今委員が指摘された...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ネットカフェ難民というか、日雇派遣というお言葉も使われたようでございますけれども、私は、今、小池委員がその模様をパネル等で示されて、こういうところで寝泊まりをして、派遣元からの連絡を受けて、そして連絡があればまた派遣先に働きに行くというようなことは、これ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、小池委員は私が言うことを、もうちょっとすり替えられて言っていらっしゃる。私が言っているのは、派遣労働というその労働形態を選びたいという人たちもかなりの比率でいらっしゃいますよということであって、日雇、何ですか、派遣のような方を更に続けたいという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、今、小池委員の指摘をされたような答弁を申し上げて、実際に、これはあるグループの疾患ではありますけれども、その決められた上限の日数を超えて、なお改善の見込みがあるというお医者さんの個別の判断がある場合にはこれは続けられるんですよと、画一的な制度ではな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そもそも水道の水は、飲用に適した水を供給するというのが仕事でございます。したがいまして、我々厚生労働省といたしましては、安全でおいしい水道水を安定的に供給するために様々な取組を進めているところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員も御承知のとおり、一月三十日に東京地裁の判決があったわけでございます。その日に総理から私に指示をいただきました。法律問題や裁判の結果は別として、中国残留邦人の方々への支援の在り方について、その置かれている特殊な事情を考慮して与党ともよく相談をしながら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 中国残留邦人の方々につきましては、よくお話を聞く、先ほどちょっと申し上げましたように、現在の生活の状況、それから帰国後のいろんな思いというようなものを聞くということにいたしております。それとは別に、第三者の有識者の意見も聞くということを私ども考えているわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いずれにいたしましても、総理が仰せられるとおり、私どもとしては、いろんな人の意見を聞きながら、先ほど申したように、中国残留邦人の方々が祖国に帰って良かったと、そういうふうに思っていただけるような支援策を何とかまとめてまいりたいと、このように考えております...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 原爆症の認定について訴訟が行われておるわけですけれども、これは放射線と疾病の関係に関する科学的な知見をめぐっての訴訟と、こういうことになっているわけでございます。  今、この私どもの外口局長の話をお聞きすると、この審査基準というものについては、専門家の...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○柳澤国務大臣 今回、私ども雇用保険法を改正させていただきまして、まず、国庫負担につきまして、これは当然基本的な給付に係る国庫負担でございますけれども、四分の一というものを五五%に今回は削減させてもらうということにいたしたわけでございます。  その理由はいかんということでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的にそういう御理解でよろしいということでございます。
○柳澤国務大臣 今回の国庫負担額、五五%に引き下げたことによる財政的効果はマイナスの千五百三億円です。それから、高年齢雇用継続給付をストップいたしましたので、そのものが百三十九億円ございまして、都合、その他もありまして、国庫負担の削減額としては、十九年度は十八年度に比べて約千八百...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の御指摘のとおりでございまして、雇用保険制度の安定的な運営を確保するために必要が生じた場合には、その時点での雇用保険財政の状況や雇用失業情勢、それに加えて国家財政の状況等を踏まえまして国庫負担のあり方を適正に検討することになる、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 基本手当の給付水準について、十二年、十五年と続けて改正が行われ、カットが、削減がされてきましたけれども、これを今回機会で少しでも戻したらどうか、こういう御提案でございます。  私どもとしては、雇用保険制度の安定的な運営を図ると同時に、労働者の生活及び雇用の安定を...全文を見る
○柳澤国務大臣 今先生がおっしゃられたように、正規雇用を希望の方々についてはできるだけ正規雇用に持っていくということも、やはり一種の、広い意味のセーフティー雇用としてそれを推進すべきである、こういうことをお話しになられましたが、それは私どもも同じように考えておる次第でございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員御指摘のように、週の所定労働時間は一応二十時間以上、一年以上の雇用見込みを適用条件の下限にしているというのが現在の雇用保険の基本的な考え方でございます。これについて、もうちょっとこれを拡大すべきではないかというような御議論もないわけではございませんで、今回の...全文を見る
○柳澤国務大臣 雇用保険のいわゆる三事業につきましては、多くの方々から非常に財政資金の無駄遣いではないかというような厳しい御指摘をいただいておりましたことや、あるいは、行政改革推進本部におきまして、明示的に三事業の廃止を含む見直しということがうたわれておりまして、今回私どもの提案...全文を見る
○柳澤国務大臣 重ねて申し上げますけれども、雇用安定事業、能力開発事業でいわゆる勤労者福祉施設といったものは、これを事業として行うことはできません。これはもうはっきりいたしております。
○柳澤国務大臣 今委員の御指摘のとおり、雇用勘定の方から運営交付金を支出している独立行政法人は三つございまして、その中に、今御指摘の雇用・能力開発機構というものがございます。  これは、公共職業能力開発施設の運営や中小企業の雇用管理に関する相談、援助等を行っている、そうした独立...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっとそこまで詳細な資料が手元にございませんので、後ほどにまた、もしお時間があればそれを提出いたしたいと思います。
○柳澤国務大臣 独立行政法人雇用・能力開発機構運営費のもとにおける予算の執行として人件費がどのくらい頭数で減少になっているかということでございますが……(園田(康)委員「いや、人数が何人減っているか」と呼ぶ)人数でどのぐらいか。マイナスの百五十ということのようです。(園田(康)委...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、非常にこれからも工夫の余地がある問題だと思います。  私、実は行政改革も結構首を突っ込んでいたことがありまして、実はこの独立行政法人、イギリスではエージェンシー、こういうふうに言ったんですが、エージェンシーによる行政の総元締めはサッチャー内閣のときにヘー...全文を見る
○柳澤国務大臣 独立行政法人雇用・能力開発機構の役職員のうち厚生労働省OBは、役員で二名、職員で十二名でございます。役員の総数は、減員になって七名でしょうか、もとは八名ということでございます。職員は四千三百七十一名、そのうちで十一名か十二名がOBである、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 私は、何と申しますか、独立行政法人というものの仕事については、一般の私の同僚議員なんかともやや違う考え方をあるいは持っているのかもしれません。それは、一番最初のころに、私は独立行政法人というかエージェンシーシステムというのをかなり研究して、どちらかというと最初の言...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、いわばオリジナルバージョンの、私が当初、日本の国の中でエージェンシーというものを導入して行政改革をしたらどうだろうかというふうにかなりドラスチックに考えていたころの基準では、要するに、独立行政法人といえども行政機関なんですね。ただ、執行を受け持つので民間的な...全文を見る
○柳澤国務大臣 積雪寒冷地ということで、冬期に失業を余儀なくされる季節労働者は、十七年度の数字ですけれども、建設業を中心に全国で約二十三万五千人に上っているということですが、そのうち、六割近い約十三万五千人が気象条件の特に厳しい北海道に集中をしているというふうにとらまえております...全文を見る
○柳澤国務大臣 特例一時金に係る要請書ということで、この削減に反対をされ、国の季節労働者対策の強化を求めるという要請書をファクシミリでもって多数いただいたというふうに承知をいたしております。  地方の団体の長として、この動きに対してこれは意見を申さねばならないという切迫感がある...全文を見る
○柳澤国務大臣 事務当局を通じて、いただいております。
○柳澤国務大臣 結局、いついつまでということについてめどが立てば、その日付を少しのアローアンスをいただきながら書き込めばよろしいわけでございますが、そういうことができないというところから当分の間という言葉を使わせていただいておる、こういうことであろうと思います。  この当分の間...全文を見る
○柳澤国務大臣 短時間労働者とそうでない労働者との受給資格要件の一本化を考えよう、こう考えたわけでございます。これは、言うまでもないことですけれども、公労使三者構成の労働政策審議会において議論を行ったわけでございます。  そうしまして、やはり、循環的な給付や安易な離職を防ぐとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 複数回、基本手当を受給した人というのは、率で申しますと、過去三年間で受給者数の三・四%ということでございますけれども、人数で申しますと十九万五千人というような状況になっております。  それから、一年未満で、自己都合あるいは重責解雇により離職した者の割合というのは...全文を見る
○柳澤国務大臣 確かに、今委員がおっしゃられたとおり、受給者数は五百七十二万余りということでございますけれども、二回以上という方々が十九万四千七百四十四人いらっしゃる、こういうことでございます。  審議会の議論の際に、複数回、基本手当を受給した者の割合を参考のデータとしてお示し...全文を見る
○柳澤国務大臣 確かに雇用保険というのは、離職をしたときに、その後の生活をある一定期間助けてもらうということでございますけれども、やはり基本のところは、非自発的な離職、失業ということを我々としては重視していくべきであろう、このように考えます。  これはもう、そう私は思いますので...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、循環的な離職であるとかというものを防ぐということの中で、しかし、そういうことではあるんだけれども、やはり非自発的な失業ということを大事にしていこうということでありまして、今度の、その前の在職の期間についてそこに一定の見方の差を設けることと矛盾をするというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 受給期間制限があればそれですべて足りているということで、それ以外のそうした区別はもう絶対存在することはあり得ないんだという考え方に立たれているかもしれませんけれども、私どもは、こういう制度で、両方それぞれが成立をしてそれぞれの機能を果たしていくということはちっとも...全文を見る
○柳澤国務大臣 受給資格要件と支給期間の制限とが全く関連し合わなければならないものか。私は、それはそうではないと思います。先ほど来、そういう前提で、内山議員、論を展開されておりますが、受給資格要件というのは、過去にどれだけ勤めてくださっていたかということを、離職する際に、給付をい...全文を見る
○柳澤国務大臣 何回も同じようなことを申し上げる結果になりますが、仮に自己都合で退職をされるというときに、自己都合ですから、あらかじめいろいろ予定もありましょうということです。そういう方が、過去、六カ月でもよかったものを、今回は一年、被保険者期間が必要ですということを我々は今度申...全文を見る
○柳澤国務大臣 内山委員の提起された具体的な事案がどういうものであったかということをちょっとつまびらかにしないままに申し上げるんですが、現在の特定受給資格者の解雇等の要件としても、例えば、事業主が労働者の配置転換等に際して、当該労働者の職業生活の継続的な就業に必要な配慮を行ってい...全文を見る
○柳澤国務大臣 法律の答弁は、先ほど来、繰り返し申し上げているところでございます。  今回、受給資格要件を統一するということを考えました。これは、短時間労働被保険者が、これまで、十二カ月なければ、仮に解雇、倒産されたときでも失業給付の対象にならない、こういうことで、これを救済し...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、内山委員は、自分の都合ではない正当な理由、こういうことをおっしゃられました。そのことについては、私どもは、省令を制定する段階でよく吟味をさせていただくという御答弁を申し上げているわけでございます。
○柳澤国務大臣 ですから、たびたび申し上げておりますとおり、自己の都合によらない正当の理由があることについて、これはもうケースとして非常にいろいろ、内山委員はお詳しいわけですから、たくさん例を挙げていただきましたけれども、私どもとしては、やはり省令でこれを書くということになります...全文を見る
○柳澤国務大臣 現行の制度のもとにおきましても、解雇、倒産につきましては、特に解雇ということについては、もろもろのバラエティーのある事由が省令で規定をされているところでございます。したがいまして、先ほど内山委員がおっしゃられた自己の都合でない正当な理由がある場合はどうかということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、先ほど来申し上げておりますように、短時間労働被保険者と短時間労働被保険者以外の方々がこの点で差等をつけられているということについて、今回是正をして、短時間労働被保険者の方々も一般と同じように六カ月でもって解雇、倒産等の場合には給付を受けられる、そういう資...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の話は、先ほどの解雇等の理由のところを主に御説明したつもりですけれども、答弁全体において、別段誤りをしているとは私は思っておりません。
○柳澤国務大臣 短時間労働被保険者で自己都合の場合には、十二カ月以上で受給資格要件が発生するということです。(内山委員「全然違う、答えになっていないですよ」と呼び、その他発言する者あり)  自発的に離職した者につきまして、我々にとって重要なのは、循環的な給付や安易な離職を防ぐと...全文を見る
○柳澤国務大臣 本件改正案につきまして、要請書等が提出をされたり、あるいは実際に役所にお見えになって要請の趣旨を口頭でお話しになられたことがあったようでございます。  要請書等によるものは、合計百十件ということでございます。
○柳澤国務大臣 これは、地域的にも広がりが限局されているということもございますので、その地域の方々が熱心に御要請になられたということを感じます。
○柳澤国務大臣 循環的な給付でありますこの特例一時金につきましては、かねてより実は見直しの必要性が指摘されてきたところでございます。  今回の改正におきましてはそういう見直しを行ったのでございますけれども、見直しの後の給付水準としては、ほかの被保険者とのバランス等を考慮して決め...全文を見る
○柳澤国務大臣 従来の大学が、例えば私のところですと静岡大学、静岡大学とは一体何なんだというと、文部省の一つの機関ですと。こういうことで、どういう法律行為をする、何か契約をするにも、それは文部事務官の人が来て、多分事務局にいるんでしょうけれども、その人が契約をする、つまり文部省が...全文を見る
○柳澤国務大臣 彼らも、携帯を持って、派遣元との連絡はとれる状況にある、何か仕事があったら派遣元から自分に対して連絡があって、どこどこの派遣先に行ってこういう仕事があるからやってくれ、こういうことでございますので、その意味では、今委員からいただいたこの分類によれば、派遣労働者登録...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働相談事業は、今委員が御指摘のように、従来、三事業の雇用福祉事業で行われてきたということのようでございます。これは、都道府県の労政事務所を窓口とする相談事務について、国の今申した雇用福祉事業からの補助が行われていたというのが現状でございました。  ところで、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま申し上げましたように、私どもとしては、都道府県の労働局との連携という形で必要な情報提供等も行うということで、余り大きな影響が出ないように努めてまいりたい、このように考えているということでございます。
○柳澤国務大臣 中小企業は、大企業と比較しまして労働条件や福利厚生面の状況というものが厳しいというようなこともありまして、中小企業労働者の雇用の安定であるとか労働条件の改善であるとか労働福祉の向上、さらにまた労使関係の安定、労務管理の向上といった各般の面でいろいろと相談をすべきこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 都道府県に置かれる労政事務所については今後ともその事業が継続するわけでありまして、その事業が十分、中小企業者あるいは中小企業に働く労働者にとって頼りがいのある相談事業というか、そうした相手方として今後とも機能するように、いわば厚生労働省としては、都道府県労働局等に...全文を見る
○柳澤国務大臣 労政事務所の運営と申しますものは、行政改革の上では自治事務と一応されたものでございまして、法定受託事務とは違うということでございます。  もとより、自治事務であるあるいは法定受託事務であるということの区別は、ストレートには財政措置とは絡ませないということがあの当...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、厚生労働省といたしましては、必要な情報提供あるいは都道府県労働局との連携という形で今後ともできる限り協力を行い、このことを通じまして、相談事務等に地方が十分力を発揮することを支えてまいりたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 今度の育児休業給付につきましては、比較的長時間給付を受けるということ、それから、その間賃金が支払われない場合が多いわけですから、したがって保険料の納付が行われないわけでございます。  そういうようなことを踏まえまして、被保険者間の公平性の観点から、算定基礎期間、...全文を見る
○柳澤国務大臣 五年すれすれだった方が、今委員のおっしゃるように、ちょうどそこの育児休業の期間によって五年未満になってしまう、もし育児休業期間を算入すれば五年以上だった、こういうようなケースを考えますと、確かに百八十日間給付日数があるものが九十日間になる、こういうことになるわけで...全文を見る
○柳澤国務大臣 育児休業をされている方は、その企業の中における地位は保全されているわけでございますが、仕事をしていないということで賃金が支払われない、したがって保険料も支払われない、そういう状態であるということでございます。しかし、育児休業期間が終了すればそれはまた雇用が継続する...全文を見る
○柳澤国務大臣 雇用契約のもとにはあるんだろう、雇用契約関係というものはあるんだろうと思いますが、しかし、休業しているわけでございますので、これに対する賃金が払われない状況にある、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 これは、要は、保険料が納付されていないということで、その他の保険料を納付している被保険者との公平性の観点から、先ほど申したようにこの期間については差し引く、こういうことを御提案している次第でございます。
○柳澤国務大臣 別にこっそり減らしているわけではなくて、この問題も審議会で審議を、公労使三者構成の審議会において俎上にのって論議されてここに提出をされているということでありますので、別段、何かこっそりこの規定をどこかへ忍ばせていたということはございません。
○柳澤国務大臣 今までのそうしたことにかかわりのなかった制度に比べますと、そこのところは、今度の改正によって、期間の算定上そこが除外されるという事実は残るということであります。
○柳澤国務大臣 今度給付の率もふえるという面もございまして、どこどこの部分だけをとってこれは有利かこれは不利かというような議論ではなくて、やはり総体として、私どもは少しでも、これは本来は失業等給付の抑制ということが本旨でございますけれども、それが同時に、若い育児中の世帯に対して経...全文を見る
○柳澤国務大臣 被保険者期間が六カ月以上十二カ月未満で離職者が出た、その場合に、自己都合というか、決して会社側の都合ではないわけだけれども、やはり正当な理由がある、客観的に見て。つまり、私どもが申し上げているのは、循環的な給付が起こることを防ぐということでございますので、そういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 受給資格要件は六カ月ということでございます。
○柳澤国務大臣 私、今、山井委員がおっしゃられたことを一応ちょっと私の手持ちの資料と照合しておりましたけれども、ほぼ間違いございませんので、それでよろしいかと思います。
○柳澤国務大臣 私は、社会保険庁の改革の理念というか、そういうものは二つあったというふうに思っております。  一つは、やはり社会保険庁、組織としてもいろいろな経緯をたどってきたということの中で、企業文化というか企業風土というか、そういうようなものがかなり、全国的に言うと、やや統...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、児童手当法の一部を改正する法律案について申し上げます。  我が国における急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な少子化対策を推進する一環として、子育てを行う家庭を...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 塩川議員にお答え申し上げます。  最初に、予算委員会公聴会での公述人の発言に関してお尋ねがありました。  個別の企業等にかかわることにつきましては、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。ただ、一般論として、どのような働き方を選択しても、安心、...全文を見る
03月16日第166回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 尾立源幸議員からは、厚生年金と国民年金の将来の国庫負担の見込額についてお尋ねがございました。  将来の国庫負担は、平成十六年財政再計算時における見込みでは、平成十六年度末の価格に換算すると、二通りあるわけですが、割引率として積立方式的な考え方に基づき運...全文を見る
03月19日第166回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師さんにつきましては、先般、七対一入院基本料というものを創設いたしました。これは、急性期医療の充実の点から、必要な看護配置を適切に評価するという目的で導入したものでございますけれども、先般、この状況につきまして、一月の末でございますけれども、中医協か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師さんの職員確保に関しましては、私どもとしても、従来、各般の施策について積極的な取組をいたしているわけでございます。従来から、養成力の確保ということを基本としまして、何といっても離職の防止と、一度看護師さんの養成所を卒業されまして医療現場に入られた方...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師さんの実態把握につきましてはかなりの程度私どもも日ごろからその掌握に努めておりまして、届出病床規模別、設置主体別の七対一入院基本料に関しては、そうした届出の状況も把握をいたしておりますし、設置主体別の今年の看護職員の募集、内定の状況等も明らかに既に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も現場の状況もいろんな先生方から聞いておるわけですけれども、一番大事なのは離職の防止ということでございます。それから再就職の促進と、こういうことでございます。  これには一体どういうことが必要なんだろうかと。やっぱり看護師さんの中の看護婦さん、昔の、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用情勢が全体的には好転している中で、今、金田議員がおっしゃったとおり、秋田の情勢等を含めて非常に厳しいところがある、こういう状況でございます。  私ども、今委員の御指摘のように、政府全体としては、地域産業活性化のための法案ということで地域産業活性化の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医師の地域間格差あるいは診療科目間格差というものが存在しているということは、私どもも非常に厳しく認識をいたしております。  今、山崎委員の御指摘は、地域間格差、特に公立病院を中心とした問題についてどのように考えるかということでございますが、先ほど総理も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山根委員今おっしゃられましたように、年金は一番最近、国民の関心の深い福祉の分野あるいは社会保障の分野ということでございます。五年に一回、財政について検討するわけですが、最近、平成十六年度の改正以後は、いわゆる財政の再計算をしてそれで給付と負担をどうするか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 前回、平成の十六年度の財政の改革、年金の改革におきましては、二〇五〇年度の合計特殊出生率が一・三九になるだろうと、こういうふうに想定、予想をしたわけでございますが、それが今回、二〇五五年度に向けての、向けてというか二〇五五年度時点での合計特殊出生率を、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のとおり、平成十八年の人口動態統計というものを見ますと、確かに離婚の件数というものが平成十四年をピークとしてずっとトレンド的に下がっておるわけでございます。  この理由をどのように考えるかということでございますけれども、私としてこれを論評するだけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、働き方の問題でもあるわけですけれども、働く場合の仕事と生活とのバランス、こういうものについても真剣に考えていかなければ、なかなか、今委員が最初に取り上げられた人口の動向に対しても私どもなかなか的確な手だてを講じていけないということだろうと思います。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま山根委員がおっしゃられたように、正に、そうしたところに今寝泊まりをしている若者が携帯電話の連絡でもって派遣労働に出掛けていくという、そういうことであれば、私どもといたしましても、やはりこれは全く望ましいと思えない仕事のやり方でございますので、この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 高齢化が進む中で、介護の需要と申しますか、そういうことを必要とする高齢者の方々がいやが上にも多くなってくるという状況でありまして、だれかがその介護を担うということが必要になります。その人材の確保というのは、その意味で極めて重要な課題だというふうな認識を持...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 賃金につきましては、平成十七年の調査によって試算をいたしますと、ホームヘルパーの平均年収が約二百六十万、福祉施設介護員が二百九十一万ということでございます。ただ、私が申し上げたのは、先ほども申しましたとおり、意識調査によりますと賃金が安いという回答をされ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう国民がひとしくいつでも自分の体の具合の悪いときにお医者さんにアクセスできるということが基本で、国民皆保険制度というのは私ども世界に誇る制度と考えておりまして、これを維持するということが私どもの最も大事だと考えているところでございます。  そし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療保険を制度として持続可能なものにするということのためには、その内容を、利用者あるいは国民あるいは患者の皆さんに安心、安全であると同時に、非常に質の良いものを保障するということが必要である一方、やはりいろいろ制度を運用していく上で見落としがちな重複であ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 西洋医学に対して我々の伝統的な東洋医学と申しますか、そういうものを統合して適用していくということの意義は非常に大きなものがあろうというふうに思います。ただ、現実に私どもの医療保険制度におきましてはやや扱いを異にしておるのは、今委員の御指摘のとおりでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、小林委員、いろいろ派遣労働法の改正につきまして経緯にお触れいただきました。私も当時、自民党の行政改革本部におりまして、そこで同時に規制緩和の問題も扱っている、そういう場所でございましたので、この労働法制の規制の緩和といったことについても若干知っていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、週四十時間が労働基準法の基準の労働時間でございまして、八十時間というのは、これは週ではなくて月間ということでございますので、まずそこのところを押さえておかないと非常に議論が混乱するかと思うんです。  それから、我々の今回の法定割増し賃金率の引上...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 最低賃金は、労働者の生計費、それから労働者の他の労働者の賃金との比較考量、それから通常の事業の賃金支払能力、この三要素を考慮して決定するものというふうになっております。  今回の私ども今提案している改正法案につきまして総理からも御説明をいただいたわけで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、やはり私どもとしてはこの法律が決められた、成立した後でまたこの三者構成の審議会の議論を中央、地方ともに行っていくということでございまして、したがって、今ここで私が何か一つのレベルについて申し上げるというようなそういう状況にはないということを是非御...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、雇対法の改正におきまして、今、白浜委員御指摘のように年齢制限の禁止規定というものをはっきり義務化をいたしたわけでございます。  他方、今委員御指摘のように例外があるのではないか、こういうことでございまして、これは現在は例外が十項目認められていると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のように、介護保険料については地方住民税の課否によって非常に、言わば倍率と申しましょうか、基本の負担に対する倍率が非常に異なってくると、こういうことでございまして、それに段差があるということで、元々が基本料が低かったものですから、それを低めるに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのつもりで頑張らせていただきたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 妊婦の健診の費用につきましては、現在おおむね二回というのを今回拡充をして、地方財政措置でこの拡充を図るということをやっておりますが、具体的には、最低限必要な妊婦の健診が五回程度と考えられるところから、五回を基準として公費負担を拡充するよう、厚生労働省とし...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○柳澤国務大臣 人口動態統計速報によりますと、平成十八年の出生数は、今菊田委員が御指摘になられたように、前年より三・二万人程度増加いたしておりまして、出生率の分母となる女子人口が減少傾向にあることから、平成十八年の合計特殊出生率は一・三台に乗る可能性が高いものと見込まれているとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、児童手当というものがずっと積み重なってきた経緯を見ますと、今回のものにとどまらず、なかなか困難というのが従来の例であったということは言えると思います。  それはどうしてかというと、児童手当というのは、シーリングであるとかというような予算の枠組みがほとんど...全文を見る
○柳澤国務大臣 産科医師が出生数当たりの医師数では横ばいとなっているけれども、総数は減少している、また分娩取扱施設数は減少している、総じて言えば、病院を中心として、産科の施設、お医者さんを含めて減少しているという状況が起こっております。産婦人科という表札のところでも、わざわざ産を...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことはお聞きしました。お聞きしました上に、私は、その後ずっと事態を、いろいろな統計数字あるいはその後の、現場に視察に行ったことなどを含めて、いろいろ総合的に観察をさせていただいておりましたが、それはもう本当に、今私が答弁したとおり、中長期的には私が指摘した...全文を見る
○柳澤国務大臣 医師の状況、医師確保の状況というものが非常に厳しいという状況は、私は就任直後から事務当局からも聞いておりまして、これに、八月でしたか、医師確保総合対策という形でこういう手だてを講じましたというところまで報告を受けて私は引き継ぎをしたわけでございますけれども、本当に...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、三歳未満の乳幼児を養育する親のことを考えて、大体そのような乳幼児の親というのは一般的に年齢が若い、年齢が若くて、一般的に言えば所得水準も相対的に低い、こういう場合が多いということで、第一子、第二子の児童手当の支給月額を、現行のものから第三子以降と同じように...全文を見る
○柳澤国務大臣 これまでの出生順位による児童手当の差は、子供の数がふえるほど、就業中断の期間が長くなりまして家計の収入減につながるなど、子育ての負担がより大きくなることから、一定の意義を有しているというふうに考えておりまして、第三子以降は従前から一万円にしておった、こういうことで...全文を見る
○柳澤国務大臣 もちろん、三歳になって減額されると、それだけ負担がふえるなというお感じになられることは、これはもうごくごく自然のことであろう、こう思います。  しかしながら、働く親御さんの所得もそれなりに上がっているということで、理解を求めたいと私どもとしては考えているわけでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 群馬県太田市におきます第三子以降の子育て費用の助成については、現在の検討状況の詳細は把握をいたしておりません。まだ市として決定されたものではないと承知いたしておりますが、このような取り組みも含めまして、政府としては、自治体が独自に取り組むさまざまな少子化対策につい...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童手当の支給を徐々に上積みしてきたわけですが、そのときの財源手当てのいきさつについては先ほどの答弁で申し上げたとおりでございまして、なかなかきつい、いろいろな交渉で決まるというのが現実の姿でございました。  そういうことから、勢い、高額所得者にまでそれを広げる...全文を見る
○柳澤国務大臣 中国残留邦人の皆さんへの処遇というものについては、これまでにも厚生労働省の援護局を中心にいろいろきめ細かく手当てをしてきたつもりでありましたけれども、やはりこの残留邦人の方々の御苦労というものが依然として続いておるという状況にあることを、大変私どもとしても遺憾だ、...全文を見る
○柳澤国務大臣 確かに、「新しい少子化対策」につきましては、かなりその冒頭の部分で、「新たな少子化対策の視点」というところで意識改革というものが掲げられておりまして、今委員が御指摘になられたような、家族、地域のきずなを再生する国民運動というようなことが記されていることは確かでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が御指摘になられた専門委員会につきましては、内閣府で主催されたものでございますので、報告書の取りまとめに当たっての詳細な経緯につきましては十分承知しているとは言えませんけれども、経済的な支援の拡充に反対ということではなくて、経済的支援だけを拡充するのではなく...全文を見る
○柳澤国務大臣 そうではなくて、先ほども申し上げましたように、経済的な支援だけを拡充するという一点突破型の施策で何もかもが解決するということではない、地域の子育て支援策も進める、また働き方の見直しも進める、こういうような施策と相まって総合的にこの問題には対処していかなければならな...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨年の七月に閣議決定されました骨太の方針等におきましては、幼児教育の将来の無償化について歳入改革にあわせて財源、制度等の問題を総合的に検討することとされているところでございます。  保育所は、養護と教育を一体的に行う施設でありまして、幼児教育の無償化の検討に当た...全文を見る
○柳澤国務大臣 千分の〇・四引き上げるということによって、事業主負担についても御協力をいただくということにいたしたわけでございます。  この考え方の整理ですけれども、もともと三歳未満の児童手当とそれ以上の年齢の児童手当とは、いきさつ的なこともありますが、少し性格を異にしていると...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま御説明申し上げましたように、現行の児童手当制度におきましては、三歳未満に係る手当の財源については、公費のほか、事業主負担の拠出金が充当されております。他方、三歳以上に係る手当の財源につきましては全額公費が充当されている、そういう仕組みになっておりますが、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 御指摘のように、平成十九年度予算における乳幼児加算の創設につきましては、基金の取り崩しでもってその財源手当てをしたということで、一時的なものというか、永続的なものではないということは御指摘のとおりでございます。  しからば、平成二十年度以降の公費負担財源につきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 我が国の社会保障のあり方を考える上で、必要なときには支援を受け、そしてまた、みずから立ち上がれる状況になりましたら自立をしていくという視点が極めて重要であると考えております。  母子家庭対策につきましても、こうした観点から、既に平成十四年の法改正によりまして、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 本件の三月十四日、東京地裁での判決等について、具体の話を、コメントを申し上げることは差し控えさせていただきますが、小児科の勤務医も含めて病院勤務医全体について、開業医の方々と比べて大変厳しい勤務環境にあることは私も十分承知をいたしております。特に小児科は、産科と並...全文を見る
○柳澤国務大臣 私も、事案は新聞報道で読ませていただいたということと、テレビでもある程度報道があったかと思いまして、たまたまそれを見せていただいたということでございます。個人的には非常に、私自身の仕事との関係もありまして、胸を痛めたということで、これは先ほど来申し上げたとおりでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど柚木委員も御指摘になられたとおり、産婦人科、それから小児科といったような、非常に偏在が強くて、実際に病院の先生方の勤務条件も非常に厳しいものになっている、そこからいろいろな問題も具体的に発生しているというようなことの中で、これはやはりいろいろな各般の手だてを...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先般来そういう柚木議員からの発言がありまして、それは十分医政局なぞも聞いておりまして、私は最初、奨学金を出して、それを受けて地域枠で入っていくときに、十八歳で診療科を決めるということが本当にどういうことなのか、私はそうしたことを勉強、履修したことがないもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 三月二十三日に薬害肝炎の東京訴訟の判決が予定されているということは私も承知をいたしております。これについて、私どもといたしましては、それぞれの時代時代の医学的、科学的知見に照らして厳正な司法判断を求めたいということを考えておるわけでございまして、その考え方は今後と...全文を見る
○柳澤国務大臣 複数の団体の方々から、タミフルの安全性にかかわる疫学的研究の促進方について種々の御要望をいただいておるということは私も承知をいたしております。  現在、研究班が前回研究よりもさらに規模を大きくしまして調査を行っているわけでございますけれども、専門的なことで、私も...全文を見る
○柳澤国務大臣 柚木委員のお示しになられた、先進諸国における家族、子供向け公的支出と高齢者向け公的支出の対GDP比を見ますと、我が国は決して誇るべき地位を占めていないということは私も同感でございます。  私どもの方のデータで申しますと、平成十六年度ですけれども、我が国の社会保障...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の児童手当の拡充というのは、年齢を別に拡充したということではなくて、従来あった乳幼児の児童手当について、先ほど来御説明申し上げているような理由から、それを加算させてもらったということにとどまっているわけでございます。  今委員の御提案の児童手当の拡充の方向と...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成二十年度以降の公費負担財源の裏づけがないじゃないか、こういう御指摘でございますが、たびたび申し上げておりますように、与党税制改正大綱におきまして「少子化対策のための国・地方を通じて必要な財源の確保について、税制の抜本的・一体的改革の中で検討する。」この一文を入...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童扶養手当の一部支給停止というのは、もうかなり前、平成十四年に決めてありまして、要するに、理念としては、児童扶養手当中心の経済的支援から、就業、自立に向けた総合的な支援へと転換するということをかなり前広に告知をして、そのもとでいろいろな努力もさせていただいている...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう高橋さんは終わられてさっさと席に帰られたのに、私が答弁に立つのもいかがかと思いますが、私は、議論として申し上げたわけでありまして、私の考え方というのは、最終的に申したように、これを決めたときの厚生労働委員会における附帯決議なぞも総合的に勘案して決めますよという...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のリハビリテーションの体系の見直しと申しますのは、これは、もちろん専門家の方々による十分なデータの収集とその分析の結果によって慎重に立てられたものである、こういうように私は承知をいたしておりまして、それをいろいろと、非人間的だとかというようなことでおっしゃられ...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護保険というものが他方で整備をされまして、そして、医療保険のもとでのリハビリの対象になる人と介護保険のもとでリハビリの対象になる人が、両方可能になった制度を私どもは持ったということでございます。  その考え方で、リハビリテーションというものをしている方の中で、...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童手当を初めとする少子化対策というか子育て支援の経済的な措置でございますけれども、その将来ビジョンをどのように考えているか、こういう非常に大きな御質問をいただいたわけでございます。  今までは、率直に言って、税の方でも扶養控除という今委員が御指摘になられたよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 この山井委員の配付された資料によりますと、一番上ですが、「責任の重さや配転・転勤等の取扱いも含めて同じ仕事をしているパートの割合」ということで、そこにありますように、四・七とか五・〇とかというような、正社員ですと四・一というような回答があった、こういうことでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 この十三年の調査によります調査の回答が、配転、転勤等の取り扱いが正社員と同じと回答したものでありますことから、その大多数は長期にわたって雇用される予定の者である、したがって、短期の契約者と差別的取り扱い禁止の対象とならない者のほとんどは、既に転勤、配転等の取り扱い...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 本日、三月の二十日でございますけれども、十三時十分に仙台の地裁におきまして、原告波多野さん、新沼さん、このお二方による原爆症認定訴訟について判決がございました。判決の内容は、国側の主張が残念ながら認められなかったということでございます。  ただ、私ども...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 看護師さんによる内診の行為を明確に厚生労働省が否定をしたわけです。それに対して、今それがゆえに、長く言わば黙認されてきたのかどうか、その事実は私は知りませんけれども、そういうようなことが行われてきた、その看護師さんによる介助というものが、お産への介助がも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、私も、これはこれで前向きに検討してくれるということを櫻井委員がおっしゃられたんですが、前向きか後ろ向きかは分かりません、これ私は。  とにかく、もう一度本当に助産師の不足に、一つは養成コースで早急に看護師さんにその資格を得ていただくということであ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医師の当直は勤務時間に該当するかしないのかと、これを決めろと、こういうことでございますけれども、櫻井委員がいみじくも御自身のあるときとそのまた違うときの当直が随分違ったということをおっしゃられておりましたけれども、やはり当直という言葉でどちらかにするとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう言うまでもなく、それは厳しく認識しております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは十分認識していると言わせていただけると思います。私ども、現実に労働時間、それも労働時間というか、このことについては小池委員などから厳しく批判をされたこともありますけれども、しかしそういう批判はありつつも、やはり明らかに現在の労働時間は長いし、それか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、中期的には医師の数も増やさなければいけないではないかということで、暫定的な大学医学部の定員増も図っているところでございます。しかし、それはまた十年内外は掛かる話だということになりまして、とにかく現在の各地域から出ている医師不足の声に対応するために...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経済財政諮問会議というものが橋本行革でスタートをしまして、最初はこれは小渕内閣からスタートをしたでしょうか、民間委員も任命をして今日に至っているわけでございますが、非常に形としては難しい形を取っているということは私も当時から感じておりました。  それは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変温かいお言葉を久しぶりにお聞きさせていただきまして、随分、何というか、気持ちが穏やかにならせていただいたことは大変うれしいわけですけれども。  私は、どういうふうなスタンスで経済財政諮問会議に臨むかということについては、苦労している苦労してないとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、この前の国会でのお話は、そういう御指摘いただきましたので、そういうというのは、アメリカが要求をして、それをのんだ形で労働法制の改革が進んだんじゃないかと、こういう御指摘でありました。  私、知る限り、実は労働法制の規制緩和というものは進めなきゃい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 骨太方針二〇〇六では、社会保障における歳出削減について、本文の別紙で、過去五年間の改革を踏まえと、今後五年間においても改革努力を継続することとした上で、別表で、今後の国、地方合わせた社会保障の削減額はマイナスの一・六兆程度とされております。  なお、今...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことで、毎年度二千二百億円ずつ削減するということが決まっているわけではないということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) あれは、要するにコストの削減というか、そういうことにつきまして、前々回の私が臨時議員になりました経済財政諮問会議で、高コスト構造の是正ということでございます。そういうことで、議員の間の議論がそこに集約化されていきました。その際、私は、これは現実を預かって...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先週の金曜日、先ほど来触れております経済財政諮問会議におきまして、医療・介護サービスの「質向上・効率化」メニューにつきまして、その基盤としてのIT化の推進の一つの柱として希望者を対象とする健康ITカードの導入に向けた検討を行うこととさせていただいたところ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保障番号というものを想定もできるという可能性の一つとして申し上げたということでございまして、先ほども申したように、いろんな議論をした上でどういうシステムにするかということ、すべてまだ白紙段階と言ってよろしいかと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、まず第一に中国残留邦人の方々の実情をよく聴くこと、それから第二番目に、有識者、第三者である有識者の方々の意見もよく聴くこと、それから第三に、与党にPTがあって、相当程度いろいろなことを検討してきたので、そういうような方々のお話もよく聴くこと、とい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私はもう全部任せられても、厚生労働省で検討しろと言われても、第三者の有識者の意見は聴いたかとも思いますけれども、どうも私の記憶では、総理から第三者の意見を聴くようにと言われたように記憶しておりますけれども、どうも厚生労働省だけの検討ということでは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういう物の言い方をされるとちょっと何か引っ掛かるものありますけれども、大筋においてそういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) できるだけそういう方向で結論を早めたいという気持ちでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点は、私、先般の経済財政諮問会議でも申し上げたんですけれども、医療の分野というのが国民皆保険という制度の下で、これはもう我々の国が誇るべき制度になっておりますということです。ということを申し上げて、そういう中で、おのずとその中でマーケットメカニズムに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことであれば、国民皆保険を守って、そして、どれが、どういうところがそういうこととして現れるかというのは私、具体的に今頭の中にはありませんけれども、まあそういう規制改革というようなことが両立する面であり得るというようなことであればそれはそれで検討を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 株式会社による医業経営の解禁につきましては、これは公定価格というか、そういう診療報酬の中でどういうビヘービアが想定されるかということになります。そういうことも非常に難しい問題を提供するだろうと思いますし、公定価格の中で株式会社をやるということがどういう、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私としては基本的にそういうふうに考えています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は今委員のお読みになられたままでいたいというふうに思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、そのときに申し上げましたけれども、限りない共感を覚えておりますということを申し上げたと思います。ですから、まあほとんど、何というか、ただ辻委員は同じことを言え同じことを言えと、こういって言われまして、当時はかなりあまのじゃくでございましたので、私は、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 共感を覚えているというのは川崎発言に対して言ったわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 反対の立場に立ちながら検討をするというか、検討の、検討というか、そういう、検討というと何か自分が積極的に検討するようですが、検討をむしろ持ち掛けられることもありますからね。そういうときにはもう反対の姿勢で検討に参画するということでしょうね。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 事務方も一定の困難な状況については御説明させていただいたかと思いますけれども、そうした困難を克服して今、障害者雇用促進法の精神に即した方向で検討できないかという御提案でございますので、御提案を受け止めまして検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の療養病床の再編成ですけれども、これは、療養病床の患者を在宅へ追い出すというものではなく、引き続き入所しながら老人保健施設等の介護施設への転換を図ることを想定いたしているものでございます。  したがいまして、病院以外の在宅、施設の受皿がないから医療...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 原爆症の認定訴訟につきまして、本日の仙台地裁の判決を含めての御指摘をいただきました。放射線と疾病に関係する科学的な知見がこの訴訟では争点になっております。これまでの各地裁におきます判決は、この医学、放射線学の上での一般的な理解と異なるそうした見地に立って...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 肝炎を病んでいらっしゃる患者の方々に対しては本当に心からお気の毒と思いまして、お見舞いを申し上げたいと、こう思いますけれども、国の立場としては、やはりフィブリノーゲン製剤は出血、出産時の大量出血の際の救命のための医薬品として当時大変有効であったというふう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この方も、国家公務員の在職時と関係のあるところに就職するに当たっては、公務員法の定めるクーリングオフの時期をしっかり確保した後にこういうところに行っていらっしゃるということで、これはこれとして法律的に何か問題があるということではないというふうに私は見てお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 派遣対象業務につきましては、平成十一年の労働者派遣法の改正によりまして、産業の側の産業構造の変化への対応、それからまた労働者側の価値観の多様化などを背景といたしまして多様な働き方が求められるという状況の下で今これが行われているわけで、ネガティブリスト化の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、福島委員の方から全国どこでも一律に時給千円という最低賃金を設定したらどうかと、こういうお話でございますけれども、これはやっぱり現実の経済を考えて私ども取り組ませていただかざるを得ないということで、そういう観点からすると、これは総理も度々予算委員会でも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました児童手当法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国における急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な少子化対策を推進する一環として、子育てを行う家庭を経済的に支援することが喫緊...全文を見る
03月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま児童手当法一部改正法案の本則の記述及び附則の記述につきまして、特に附則の方におきますいろいろな計算規定の細目につきまして御議論を賜ったわけでございますが、私どもといたしましては、この法律の施行に際しまして、十分に周到な周知徹底を図ることによってこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小学校修了前特例給付支給要件児童というもののありようにつきまして、その在り方の場合を分けてここで規定をいたしておるわけでございますけれども、その規定の趣旨をこの条文全体から解釈をするということによって過ちなくこの法律の運用ができるということで、事務当局も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現行の児童手当は第一子五千円、第二子五千円、第三子以降一万円というふうにしておりますけれども、これは立法当時の考え方としては、出生順位による手当額の差については、子供の数が増えるほど就業中断の期間が長くなりまして家計の収入減につながることが多いであろう、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 児童手当の在り方を全般的に論じますと、これは、私は主として党内でも議論に参加をしたことがございますけれども、甲論乙駁、かなりいろいろその見方については論議のあるところでございました。  したがって、それをここで繰り返すというつもりはございませんけれども...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 不妊治療につきまして、まず第一に、これを医療保険制度の対象にするかどうかということが基本であると考えておりまして、これについては、そもそも医療保険の対象とすべき疾病は有効性、安全性の確立した治療を対象にすると、こういうことが基本の考え方になっておりますの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 代理懐胎につきましては、かなり有名な方がそうしたことをアメリカで実現をしまして、それをまた日本の戸籍法で実子として入籍を試みたわけでございますけれども、これがそうした目的を達せられなかったというようなことから大変大きな話題になってまいりました。潜在的には...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、乳幼児加算を行わせていただきました。その要点はもう今、島田委員が御指摘になられたとおりでございまして、三歳未満の児童の言わば乳幼児加算という形でこの児童手当の拡充を図らせていただいたということでございます。  このレベルについて、一体どういうふう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど雇・児局長の方からもお答えいたしましたとおり、児童手当の歴史あるいは沿革といったようなものを見ますと、確かに当初の昭和四十七年、制度発足のときには、今説明があり、また委員からも御指摘がありましたように、費用、養育費というものを根本に置きまして、これ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) こういう制度の場合は、やはり事務処理の便宜というものをかなり重視をして掛かりませんと事務が混乱するというようなことからそうした区切りをしておろうかと思いますけれども、これは今後また検討課題とはさせていただきますけれども、事務処理の便宜あるいは効率性といっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 母体保護法上、未成年者が人工妊娠中絶を行う場合の要件としては、先ほど雇・児局長からもお答え申し上げたとおり、親権者の同意を求めておらないという状況です。  しかし、人工妊娠中絶手術などの診療行為を行う場合には、一般的には、その診療契約を明確に成立させる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今担当局長の方から御報告申し上げましたように、子供の心の診療医の養成に関する検討会、これが今月末に報告書を公表する予定でございます。  検討会におきましては、今後このような子供の心の問題に対応できる医師を増やすため、各都道府県に少なくとも一か所は子供の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 検討会におきましては、この子供の心の診療につきまして、家族への対応や他の機関との連携が必要であって、一人の子供さんの診療に手間と時間が掛かるなどの特徴、特性も指摘されているところでございます。  このため、今後、子供の心の診療及び研修を支える医療機関へ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の児童手当の乳幼児加算は、昨年六月に取りまとめられました「新しい少子化対策について」という文書に、若い子育て世帯等の負担軽減を図るためにこの施策を是非実現すべきであると、こういうことがうたわれておりまして、具体的には、三歳未満の児童の養育者に対して、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の児童手当の拡充に伴いまして必要な財源をどうしたかということでございますけれども、基本的に、国、地方、それから事業主ということでは、これ三者で従来の比率を踏襲する形で負担をしたところでございます。  事業主についても、これは三歳未満の子供たちへの手...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 仮にこの児童手当の問題をちょっとわきに置きましても、今年の秋からは、いずれにしても来年度以降、基礎年金の国庫負担の二分の一への引上げという大きな課題があるわけでございまして、それはいろいろ考える可能性の一つとしては、歳入改革、税制改革をしなくてもというよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の子育てに関する給付につきましては、我が国より相当高い国民負担率となっていることを背景として、諸外国においてかなり手厚い給付が行われているということも事実でございます。  いずれにせよ、子育てに関する負担は、私どもとしては経済的なものだけではなく...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も原爆の原爆症を患う方々、こういうような方々が高齢化しているという現実は、本当によく胸を痛める現実として受け止めております。  ただ、この訴訟ですけれども、これは放射線と疾病の関係に関する科学的な知見が争点になっているということでございまして、この各...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、小池委員の御指摘にもございましたけれども、与党の一部にもこのままでいいのかというような考え方の下でいろいろ解決案の模索をしていらっしゃる方がいることは私も承知をいたしております。しかし、その方々も、当然といえば当然なんですけれども、つまり政治的解決と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、私はその中外製薬に入ったこと自体を小池委員が問題にされたというふうに質問をとらえましたので、それは法律に照らす、あるいは国家公務員のそうした転職へのルールは守っているんではないですかと、こういうことを申し上げたわけでございます。  私は、いずれの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医薬品は人体に対しては元々異物でありまして、効能効果が期待されると同時に有害作用も避けられないと、避け難いという二面性を持っているものでございます。  厚生労働省といたしましては、これまでの医薬品等による健康被害を真摯に受け止め、医薬品の有効性及び安全...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 児童手当と特定扶養控除を比較するのはちょっと見当外れというか少し比較すべき対象が異なるのではないかと、このように真っ先に感じました。  いずれにせよ、しかしながら、児童手当とこの扶養控除との間にはどういう考え方を取るべきかということについて非常に考えな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 三月十三日、参議院会館におきまして母子家庭の実情を聞く会というものが開催されて、そこに当省の担当官も出席をさせていただいたということで、いろいろな御意見があったことを私も聞いているところでございます。  そのようなお話も、今後、この児童扶養手当の改正に...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○柳澤国務大臣 私ども政府・与党におきましては、基礎年金の国庫負担を平成二十一年度に二分の一に三分の一から引き上げるということを国民年金法等の一部改正法の附則でもって定めているわけでございます。したがいまして、これはある意味で、法律で定められた、我々政府・与党の負うている義務とい...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金につきましては、平成十六年度改正におきまして、長期的なフレームワークと申しますか、仕組みというものができ上がっていることは山井委員も御承知のとおりでございます。今度の、次の年金の財政の検証というものが法律上明記されておりますが、それは平成二十一年度において行う...全文を見る
○柳澤国務大臣 この肝炎の問題につきまして、山井委員が非常に、私の就任当初のころからでございますけれども、いろいろな角度から研究をなさり、また患者さんの声をじかにお聞きになる中で、御質疑の形で今おっしゃるような御主張をたびたび聞かせていただいているということでございまして、このこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員は、きょう二時、裁判の判決が出るということを前提といたしまして、その後の展開の中で一つの想定をお立てになられて、仮にその想定のとおりに、国が何らかの手だてをしたときに、そのタイミングとの間で不幸にして亡くなられるというような方が起こったときにどうするんだと...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルのことにつきましては、二月に少年の男女がほとんど、もうきびすを接するように、この短い間にお二人、高層の住居からの転落という形でとうとい命を落とされたということがございまして、私も大変ショックを受けまして、二十七日に最後の、二回目のそうした死亡事故がありまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、委員が御指摘になられましたとおり、特に、昨日の東京地裁、先般の仙台地裁の判決につきましては、現在、判決内容を精査中でございます。  東京地裁の判決につきましては、今委員もるる御指摘になられましたけれども、いろいろな論点につきまして、国側の主張について、例えば...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな角度からの委員の御意見の表明をいただいたわけでございますが、これは争点が科学的な問題なんですね。  例えば、DS86についても、世界の放射線防護の基準の基礎となっていて、その正しさは最近の研究によっても再検証されているとか、あるいは原因確率や閾値につい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは従来から申し上げていることでございますけれども、裁判で係争中の事案の当事者が裁判外でいろいろお会いしてお話をするということは、やはり裁判というものの筋というものを混乱させるというおそれなしとしないわけでございまして、これはちょっと適切でないと私としては考えて...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、この原爆症認定の問題というのは、争点が科学的な知見についての争点なんですよ。ですから、その土俵のところ以外で、政治的に解決するとかというようなことは非常に考えづらい性質の問題だと私は考えるわけです。  私も非常につまびらかというわけではありませんけれど...全文を見る
○柳澤国務大臣 トンネル工事などにおきますじん肺対策について訴訟が提起されまして、国側が控訴をいたしているわけですけれども、その主張の要点は、それぞれの時代の科学的な知見や技術の状況を踏まえて必要な対策を順次講じてきた、したがって、地裁判決が言うような省令制定権限の不行使というよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 じん肺に罹患された労働者の方、あるいは不幸にしてその方がお亡くなりになった後残された御家族に対しては、これは労災の補償保険によりまして、それに該当されるケースということで、療養補償の給付、休業補償の給付等の補償を行っておるところでございます。したがいまして、新たな...全文を見る
○柳澤国務大臣 税制の抜本的な改革の時期でございますが、これは、本来、厚生労働省の担当分野ではないというお断りをした上で申し上げるわけでございますが、本年秋以降、本格的に具体的な議論を行いまして、平成十九年度をめどに、消費税を含む税体系の抜本的な改革を実現させるべく取り組まれると...全文を見る
○柳澤国務大臣 こうした文章は与党の文章を引いておるかと思うわけでございますけれども、いずれにせよ、平成十九年度をめどにと書いてございますので、みんなそれは本当に、関係の皆さんはそれを頭に何回もたたき込んでおりますので、文字どおり十九年度をめどに、自分たちが税体系の抜本的改革を行...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民年金法等の一部を改正する法律の附則の方では、特定年度を定めるということを規定しているわけでございまして、特定年度については、平成十九年度をめどに税制の抜本的な改革を行った上で、平成二十一年度までの間のいずれかの年度を定めるものとする、こういうことでございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルにつきましては、阿部委員からは非常に早い段階からいろいろ御指摘をいただきまして、私どももいろいろ啓発されたりあるいは勉強したりする機会を御提供いただいた、このように認識をいたしております。  二月の末に、立て続けに、本当にかわいそうに、若い中学生が異常行...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、言うまでもないことですけれども、医薬については、効能というか、期待される効果もあるかわりに副作用もあるものだという基本的な認識を持っております。しかし、その副作用が、やはり人間の生命あるいは健康に重大な障害があるということでは、安全性の観点からこれは許されな...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支給を初め各種の援護措置を講じ、福祉の増進に努めてきたところで...全文を見る
03月23日第166回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律において、労働保険特別会計については、雇用保険三事業及び労働福祉事業について廃止を含めた見直しを行うこと、また、雇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、森ゆうこ議員からは、厚生労働省の元職員が製薬企業に就職していることに関してのお尋ねがございました。  厚生省のOBが人事院の定めるルールに従った上で、その専門知識を生かすことができる民間会社に行くということは、少なくとも現行法では特段違法、不当で...全文を見る
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 被爆者健康手帳をお持ちの方、それから健康管理手当などを受けていらっしゃる被害者、それから原爆症の認定を受けた被害者の方ということはこのような分布になっているということで、私も報告を受けているところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 失礼しました。  東京地裁の判決が出ましたけれども、今委員の御指摘のようなくだりがあると、そういう指摘もあるということも私も概括聞いておりますけれども、やはり訴訟の文章でございますので綿密な検討をした上で、いろんなところと協議をして対処策を考えていかな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護についても予防ということが必要だということで、昨年の四月からそうした活動が現に始まったわけでございますけれども、まだなかなかスタート当初ということもありまして、十分にその対象者をつかみ切れていないという御指摘、福祉の専門家である先生、委員からの御指摘...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員の御指摘の問題は、療養病床の再編の問題の絡みでのお話かと、このように理解をさせていただきました。そういう理解の下で申し上げますけれども、今その療養病床の、維持期に入るから、それでは転院というか、そういうものをしてください、受皿はどういうところでしょ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働災害が発生した場合、同種の災害の防止の観点から、死亡事故等一定の災害については調査をすることとなっております。  しかしながら、本件につきましては、当該労働者が作業に従事していた時期、これが七七年から九五年というふうに認識しておりますが、このことか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 横須賀におきまして二件それまでにあったということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 立入検査をいたしましたということをお答えしたんですが。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働安全衛生法上は、事業者は有害な業務を行う作業場について必要な作業環境測定を行わない旨を定めております。石綿については、石綿障害予防規則におきまして、事業者は、石綿等を取り扱い、又は試験研究のため製造する屋内作業場において、この屋内作業場について六月以...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 浅尾委員は一般的な法律関係をお尋ねかとも思いますが、冒頭挙げられました労働者の件に即して少しお答えさせていただきますと、労働者が従事していたエアコンを取り付けるために石綿のスレート板に穴を空ける作業というのは短時間で終了するものでありまして、六か月以上継...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 第九条にスタッフという言葉が英文ではありますし、フランス語の文章では今言ったようにパーソナルという言葉があるわけですが、和文の訳は正文なのかどうかはちょっと今私定かでないんですが、お読みしますと、職業安定組織の職員は、中略をいたしまして、身分の安定を保障...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本の法人の社会保険料それから労働保険料の負担でございますが、この負担は、アメリカよりは高くヨーロッパ諸国よりは低いという水準でございます。なお、どの程度かということでございますが、これは日本は二〇〇六年九月時点、諸外国も同じですが、アメリカは二〇〇五年...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、櫻井委員が先般のこの予算委員会におきまして、十代でインフルエンザにかかって亡くなるという率はもう非常に少ないと、にもかかわらず、タミフルを服用した結果こうした事故が起こっているということを考えると、因果関係いかんということではなくて、それはちょっと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、委員の今御発言の言わば射程がどの程度の射程の話になるかということで、私もここでにわかにそのものずばりに御答弁するという準備はありませんけれども、いずれにいたしましても、私は今回のことにつきまして、まず添付文書の改訂を行いました。これは、精神・神経...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっとその前に。  緊急安全性情報を出しまして、私どもこれからなすべきことは、これまでに製薬会社等あるいは医薬品機構を通じて私どもにもたらされた副作用とおぼしき事例については、逐一これに当たって検査をすると。再確認というか、念査をします。再チェックを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) タミフルについて今委員は使えなくなったと、こうおっしゃったわけですが、別段十代の方々についてもほかにリスクがあればもうこれは別の話でございまして、一般には差し控えていただくということで、先ほども申したように原則としてということを申し上げました。その他の方...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 拡大した疫学調査をやることによってそうしたことも明らかになってくることを期待いたしたいと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在ではノンAノンBというのは、まあ今やC型ということで認識してよろしいかと思うんですが、C型肝炎ウイルスに感染した患者の一部が肝硬変に進行し、時には肝がんを合併することが明らかになっているわけでございますが、こうしたC型肝炎の病態、予後が解明されたのは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと急な御質問で、今手元に資料がございませんのでお答えすることができません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、いろいろの説が裁判でも判示されているわけですけれども、私の知っているところでは、あの東京の地裁の判決、一番最近の判決ですが、それも私どもの認識とほぼ同じだというふうに考えております。  肝臓の専門家である織田先生という方がいらっしゃるわけでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 裁判をやって争っていることにつきまして裁判外でいろいろと話合いをするということは、やっぱり三権分立その他の原則からいってやっぱりいろいろ混乱をもたらすことになると思います。そうではなくて一般的対策についてお話をいろいろ聞かせていただくということは、私ども...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そうしたことについては、それに一番ふさわしい担当の者を通じていろいろお話を聞かせていただくということ、ちっともこれは支障はないというふうに思います。ただ、裁判の争点については、これはやはりもう委員もお認めになるとおりでございます。
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律において、労働保険特別会計については、雇用保険三事業及び労働福祉事業...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今日は十時ちょっと過ぎからほぼ一時間にわたりまして、坂本委員から大変私も一々考えさせられる問題提起をしていただきまして、本当に有り難く拝聴をいたしておりました。  今、ハローワークの仕事を更にいいものにしていくためには、労使の間の話合いというものについ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医薬品の副作用につきましては、これはもう一つのシステムができ上がっておりまして、一つは、医療機関等から医薬品の製造販売業者へ情報がもたらされる、そして医薬品の製造販売業者自体が独自につかんだ情報についても併せましてこの医薬品機構にこれを報告をするというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員の御指摘はいろいろ仰せられたわけでございますけれども、まず第一に私が委員に申し上げたいことは、この先生方の中に奨学寄附金と、学を勧めるという、そういう研究を勧めるという、そういうものをいただいていた方がいらっしゃるということが報道をされたわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 研究班が進めてまいりましたインフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関するいわゆる疫学的調査でございますが、これは、今申しましたように、国民の関心も非常に高いということでございますので、私ども、今回、報道によって指摘されたようなこの寄附金に関する事実という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどもお話をさせていただきましたけれども、一般的に奨学寄附金というのは人を定めない寄附金でございまして、別段このタミフルの疫学調査向けに提供されたものではございません。各大学の、あるいは各機関の規定に従いまして、適正な手続の下で各施設で受け入れ、執行さ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この今回の雇用保険法改正法案は、行政改革推進法によりましてこの関係の制度の一部についていろいろと規定があったということが第一点でございます。  それから第二点は、直面する諸課題に対応するために、この保険制度の制度としての安定性を確保しながらこの課題に取...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど申し上げました制度としての安定性ということで、私としてはこの財政面のことを含意したつもりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御指摘の点につきましては、政府部内の問題ということよりも、むしろ国会における審議の在り方と申しましょうか、国会運営の問題のような私は受け止め方をいたしておりまして、どのような審議のやり方がふさわしいかということについては、これはもう政府の立場とし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 津田委員からただいま、最近の雇用の流動化と申しますか、そういうような時代の変化の中で、雇用保険について、あるいは失業等給付の考え方そのものについて、できるだけ労働者自身の考え方というものを尊重するようにというお話がございました。  先ほど委員がお触れに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用保険の本質にかかわる御質疑というか、そういう感じも持ちましてお聞きをいたしておりました。  雇用保険の基本手当というものが支給される要件というのは、やはり先ほど来委員も度々お話しなさる予期せぬ失業、そういう非任意的なものであるということと、もう一つ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御答弁申し上げる前に、先ほどの津田委員の御質疑に対する私の答弁の中で言葉を誤ったようでございます。それは、本来、疫学的調査と言うべきところを何か免疫という言葉を使ったようでございますので、大変恐縮ですが、訂正をさせていただきます。おわびを申し上げます。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 昨年四月に施行された改正高年齢者雇用安定法におきましては、六十五歳までにつきまして、段階的な定年の引上げであるとか、あるいは継続雇用制度の導入であるとか、あるいはそもそも定年の定めを廃止するとかというようなことで企業に義務付けをしておりまして、現在その着...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 制度の統合時にさかのぼって両制度の加入期間の通算を認めるべきだと、こういう御指摘でございますが、私ども、今回のこの統合に当たりましては、統合前の加入期間につきましても船員保険の被保険者であった期間を雇用保険の被保険者であった期間とみなすことによりまして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 都道府県の行っております労働相談事業に対しまして国から補助をいたしておるわけでございますが、この事業はそもそも自治事務だということで、一般的に国の関与を縮小していくべきという観点から、今回、特別会計の見直しの中で廃止をすることといたしたわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 石綿健康被害救済法が施行されてまさしく一年ということで、辻委員、注意深くそのことも御指摘の上でこの一年を振り返ってどうかということでございます。  今、労基局長の方から御説明、御報告を申し上げましたとおり、支給決定された方々、それからまた支給総額もそれ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 請負につきまして、今現場でいわゆる偽装請負というようなことで違法な状態があるのではないかと、こういうことが多く指摘されるわけでございますけれども、私どもとしては、まず第一に違反とあれば、これはもう厳正に指導するという基本的立場に立っているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今御指摘のように、弾力条項をプラスマイナス〇・二%からプラスマイナス〇・四%に拡大すると、こういうことにいたしました。この弾力条項の運用に当たりましては毎年その判断を行うこととしているところでございまして、雇用失業情勢の状況を踏まえながら適切なこの制度の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 財政が悪くなったときに備えて積立金の水準もきっちり確保しておくべきだ、また財政が悪くなったときに保険料率の引上げということの難しさから給付が引き下げられるというようなことが一番心配ではないか、こういうようなお話でございまして、一つ一つ私ども、ごもっともな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労災保険制度でございますけれども、この制度そのものが非常に行政そのものという性格が強いものだという認識をいたしております。  まず、労災認定の判断というものは、刑罰とも連動させている災害補償責任の有無の判断、事業主の責任の有無の判断そのものでございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用保険法の目的規定ということになりますと、やはり雇用の安定というのは、恐らくまず雇用契約が安定的に継続することと、こういうことだろうと思います。  安定的にというのは、みだりに解雇なぞをされないということですし、また賃金等もしっかり契約どおり、約定ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々の今の社会においては、やっぱりもう圧倒的に働く、あるいは所得を稼得する機会というものが雇用契約から生まれてきていると。自営業あるいは生業と、その前の生業といいましょうか、そういうようなものから所得を稼得するというものがもう社会全体の中では非常にシェア...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、今回の改正は、度々申し上げておりますように、行政改革推進の立場からの改正と、当面のもろもろの制度的な課題、これにこたえるということでございます。  最初の行政改革絡みの話は、今、保険料の料率の引下げであるとか、あるいは国庫負担の割合というか、この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基本の雇用保険法の改正の環境としては、そういうことであろうというふうに思います。  もちろん、そのほかに、我々の今、労働市場が直面している多様化、流動化にどう対応していくかという課題は、また他方にあるというふうに私ども認識をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはもう度々いろんな労働法制の総論的な議論の中で、私どもも御意見として、あるいは見方として申し上げていることでございますが、要は、正規雇用あるいは非正規雇用というようなことにつきましても、できる限り希望をされる方については正規雇用というか期間の定めのな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規の雇用も増えているわけですが、よく総理も度々御説明をさせていただいているとおり、正規の雇用も最近になって増加し始めておりまして、できるだけ我々はこの方向を助長していきたいというように考えております。  したがいまして、現在がどういう状況かというと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ要するに、先ほど申したとおり、いろんな力が今労働市場に掛かっていると、必ずしも一方向だけの力が支配的になっているという状況ではないものですから、非常にそれは人それぞれに見方が分かれるということも当然ではないかと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、職業安定局長が言いましたことでございますけれども、この福祉の増進という言葉は現在の労働関係立法の中では目的規定の中でもう非常に多用されているということでございまして、何というか、何々の事業ももちろんそれは最終的にはその目的規定に合致しなければ許されな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 特に今回、雇用福祉事業を廃止いたしました。それが、何というか、単なる看板の掛け替えに終わらないように私どもも考えているわけでございますけれども、今回、特に私どもが強く考えておりますことは、やはり雇用保険三事業といえども、究極的には失業等給付の抑制というか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 六十四条を削除することによって六十四条一項三号の調査研究事業というものがなくなる、それにもかかわらず今度は雇用安定事業ないしは能力開発事業の中でそうしたものが行われることは適当ではないではないかと、こういう御指摘でございますけれども、やはり六十四条で書か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、具体的には厚生労働省令で定めるものを行うこととなっておりますので、省令で定めることになろうと思いますけれども、省令の制定権というのは当該省の長であるところの厚生労働大臣が決めさせていただくということになります。したがいまして、その具体的な省令の規...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは総合的にやはりとらえられているんだろうと、私、考えるわけです。  それは恐らく、もし保険料を払えと、その給付が下回る場合に備えて保険料を払えといえば、それはその分だけ恐らくまた国家公務員の給与が上がるというようなことに……(発言する者あり)これ私...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、総務省の方で答えますので、先ほどの私の答弁より、より事務的、技術的にお答えできるかと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと先ほど私、そうではないかということで申し上げましたけれども、今ここに資料が手元に入りましたので申し上げますと、これは公共職業安定所から支払われるので、一見、雇用保険特会から支払われるように見えますが、そうではなくて、これは厚生労働省の歳出の中に政...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは、歳入はどこから来るかですね、税金を特別目的税、あるいは特定財源としてそういう仕組みをつくり得るかということになりますが、結局は保険料で払っているのと、その目的税なり特定財源なりということで税負担するのと、それはどうかという問題になってくるんだろう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、歳入は、一般会計でしたら一般会計の財源で賄われていると。特別会計ですと特別会計からそれぞれ繰り入れられているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは今、櫻井委員が特別会計をつくるとおっしゃったから、そういう、じゃ、その特別会計の歳入はどうされるんでしょうかということで、そういう問題提起をしながら説明をさせていただいたということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、一般会計もある。
○国務大臣(柳澤伯夫君) もあります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと議論を整理させていただきますと、一般会計所属の職員は、一般会計の歳入から歳出が目として立てられて、そこから支給されると、こういうこと、それから特別会計所属の職員につきましては、それぞれの所属する特別会計の歳入から歳出が立ちまして、そこから手当が支...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに国庫負担の率は、昭和二十二年の失業保険として雇用保険がスタートをしたころは三分の一ということであった。それが四分の一に引き下げられ、更にそれが最近の財政事情を反映する中で、これが当分の間ということですけれども、縮減をされているということでございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これ、国庫負担を引き下げたのは、それで雇用保険の財政状況、あるいは保険機能と申しましょうか、そういうものが引き続いて確保されるということを確かめた上で、それを財政再建に役立てるという考え方も行政改革でうたった背景としてはあるだろうと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう私、度々申し上げておりますけれども、片方で裁判をやっている。それで裁判の争点について、片方で裁判外で当事者同士が会って何か話をしていると。これは私は、通常、混乱をする要因になり得ると、そういう懸念がございまして、したがって、この争点になっていな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まだ、要するに否定的ということはまだ変わっていないんですね。その否定的ということが正しいかどうかということを再度チェックするということを今我々は考えているわけであります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことでこの因果関係についての評価が変更されるということになれば、それはその段階で適切に対処するということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この問題は、今正に国家公務員の制度の問題としてこういうことを一体どういうふうに変えていくかということについて正に今検討をしているという段階でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、国民の立場から見て、薬剤の安全性というものがもう何よりも大事だということについては、もう度々はっきり申し上げております。  問題は、厚生省に勤めた方がそういう製薬メーカーに一つのルールに基づいて再就職をするということが、即国民の薬剤に対する安全性...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、そういう事態を避けなければならないということは私ももう全く同じ立場なんですね。ただ、それが今直ちに、そのOBの人が製薬メーカーに第二の職場を求めるということが即そういう事態であるかということについては、私はそこにいろんな条件があるんだろうという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用対策にせよほかの何か対策にせよ、どういう財政措置が一番それに適しているかということを考えるわけです。  ですから、例えば中小企業の予算、これはもう非常に少ないではないかと、こういって言われるわけですけれども、中小企業対策というのはやっぱり融資だとか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど、平成十四年の就業構造基本調査で、ある程度数字を把握しているという御報告、御説明を申し上げましたけれども、そうした調査の機会に、より重視をした姿勢でこの調査に臨んでいくということは考えることであると、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現行制度でどういうことがあるかということをまず申し上げますと、ハローワークでこの受講あっせんを受けた者に無料で公共職業訓練を実施しているわけですが、同時に、雇用保険受給者以外の低所得世帯に対する教材費等の支援として技能者育成資金の貸付けもありますし、生活...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう先ほど来、度々職業安定局長が御答弁させていただいているとおり、要するに、失業等給付はやはり予見できない失業を保険事故として、保険金としての給付が払われると、こういうことでありまして、そうではない、自分で自発的な、あるいは任意の離職ということにな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いやいや、私が申したのは、自己都合だったら保険金を払わないということまで言っているわけではなくて、それは解雇、倒産等による離職者とはおのずから違うことになるということを申し上げたつもりでございます。  やはり、それを小池委員は、これから雇用というものが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは派遣法で、要するに派遣をする業者としての私ども規制を掛けているわけでありまして、これに基づいて今回のような適用除外業務への派遣を行うということがあれば、それは改善命令をするということもその枠内で可能になったということであろうと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) その上で、今度はいわゆる派遣先の方をどうするかという問題については、もう度々ここで議論をしているわけでございますけれども、それらについては一定の今手続の中で行政の処分が行われるという仕組みの下にあるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは私どもは、契約というのは両当事者の合意に基づくわけでありますから、そういう範囲の中で対処していくと。それで、しかもその中でできるだけ雇用というものを確保しようということで、今、小池委員が触れられたような幾つかのタイプの解決策というものを講じていくと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 個別の企業の問題についてはお答えは差し控えさせていただくしかございません。一般論として言えば、いわゆる偽装請負については、これはもう労働者派遣法に違反するもので、違反が確認された場合にはもう厳正に指導を行うということでございます。  特に、昨年九月以降...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう度々、安倍総理がおっしゃられていることですけれども、この従軍慰安婦の問題については、内閣として河野談話をそのまま引き継ぐということでございますので、官房副長官もそうしたことをきちっと踏まえて発言をなさっているものと私は受け止めている次第です。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私、下村官房副長官の談話をよく詳細知らないわけでありますから、それについてコメントをするということは元々困難であるとしか申し上げられません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはもうさっきのお答えと同じでございまして、報道での話でもって私がいろいろ下村副長官のこの考え方というかその表明された御意見についてコメントをするということは、やっぱり適切でないと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはやっぱり、福島委員のお言葉ではありますけれども、やはり私がここで何かこのコメントをするということは、これはもう実際上可能でないわけですね、本人の言っていることを知らないわけでありますから。報道で今、福島先生がそうおっしゃられますけれども、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、障害保健福祉部長からるる御説明させていただいているとおり、これはあくまでも利用者が地域生活に移行していくための選択肢の一つというふうに位置付けているわけでありまして、これを本当に実効性のあるものにするためにいろいろな優良事例等の収集に当たって、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 裁判の争点をまた別途に議論をする場を設けるということには私はかなりちゅうちょを感じて、前から、そうではなくて、一般的な肝炎対策等について話し合うということであればそれはまた担当者がお会いするということも考えたいということを申し上げている次第でございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはそういうことよりも、前から御説明をさせていただいておりますように、一連の行政改革のこの計画、こういったことを踏まえて行われているわけでございまして、何かこの二千二百億円ありきということで考えられているという御指摘は当たっていないというふうに考えます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 骨太の方針、いわゆる骨太の方針二〇〇六では、社会保障における歳出の削減については本文の別紙で、過去五年間の改革を踏まえて今後五年間においても改革努力を継続することとすると、そういうふうにうたっているわけでございますが、その上で、別表におきまして、今後、国...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十六年に成立した年金制度改正法においては、平成二十一年度までに基礎年金の国庫負担割合を三分の一から二分の...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○柳澤国務大臣 今回の石川県能登半島沖を震源とする地震によりまして、まず、亡くなられた方の御冥福を私もお祈り申し上げる次第でございます。なかんずく、被災された方々には、また心よりのお見舞いを申し上げておきたい、このように思います。  ただいま菊田委員の方から、厚生労働省としての...全文を見る
○柳澤国務大臣 戦傷病者や戦没者の遺族の方々が経験された戦中戦後の御労苦を後世代に伝えていくことは非常に重要なことである、このように考えております。  厚生労働省におきましては、援護施策の一環として、戦没者遺族が経験した御労苦を後世代に伝えるため、平成十年度に昭和館というものを...全文を見る
○柳澤国務大臣 実は、しょうけい館、まだ行っておりません。
○柳澤国務大臣 今、三井委員の御指摘になられたとおり、一月三十日に東京地裁での判決がありまして、一応判決としては国側が勝訴したわけでございますけれども、その直後に総理から私に対して御指示をいただきました。そういう裁判の結果とか法律問題は別として、中国残留邦人の方々への支援のあり方...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、座右の銘というか、いろいろ、古い方の経験からにじみ出た言葉というものには、どれがどうということなく一々感心することが多いわけですけれども、なぜ、交友はすべからく三分の侠気を帯ぶべしという言葉を挙げたかといいますと、今、三井委員がいみじくもかみ砕いて解説をお伝え...全文を見る
○柳澤国務大臣 一月三十日だったと思いますけれども、東京地裁の判決直後に総理からの御指示をいただきました。私としては、その方針に基づきまして、今、中国残留邦人の方々のいろいろな声をお聞かせいただくこと、その上に立って第三者の有識者の御意見を聞き、さらにまた、与党でもいろいろとPT...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、中国残留邦人の方々の立たされている状況等についてお話を伺うということを総理自身からも御指示をいただいたところでございまして、私自身も含めまして、役所全体として、これまで五回でしたか、御意見をお聞きするというか、お話を伺ったところでございます。  その...全文を見る
○柳澤国務大臣 高橋委員は、私が何か事務的に構えているんじゃないかということを言われたんですが、私も心を持っている人間でして、私は、実際にお会いしてお話を聞いたときには、本当に心を動かされたわけです。  それは、一つ、二つ、記憶で申し上げるとすると、私は、非常に立派だという感じ...全文を見る
○柳澤国務大臣 戦没者の御遺骨につきましては、これは今阿部委員も御指摘のとおり、国の責務として、可能な限り早期に収集できるよう努めていかなければならないと考えておりまして、現にそうした運びになっているというのが私の認識でございます。これまでも、遺骨収集事業におきまして、いろいろな...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、遺骨収集のためには情報の収集というのがその基盤になるという御指摘は、私どもも全く同じ思いを持っているわけでございます。  私どもの事業としては、国内情報は、遺族会のホームページにおきまして情報提供の呼びかけをするとか、あるいは戦友会の関係者の方等から...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、杉村委員から雇用対策法における改正事項について御質問をいただきました。  具体的に申し上げますと、いわゆる年長フリーターを初めとした若者の安定した雇用を促進、確保する観点から、私ども、今度雇用対策法を改正いたしまして、もう少し若者の能力を正当に評価してもらい...全文を見る
○柳澤国務大臣 杉村委員の方から、少子化対策として雇用問題というものが大事ではないかという御指摘をいただいたというふうにお受けとめいたしました。  実際に、私ども、雇用と結婚や子育てとの関係につきまして、非常に興味深いデータを整理しているわけでございます。二十一世紀成年者縦断調...全文を見る
○柳澤国務大臣 古屋委員におかれては、ここずっと、在宅医療の安心の体制を構築するために必要な施策についても御質疑をいただいてまいりました。私どもも、必要な在宅医療が、希望される場合には受けられる体制の構築を一層推進する必要がある、このように考えております。  したがいまして、今...全文を見る
○柳澤国務大臣 ことしの二月でございましたか、安倍総理のリーダーシップのもとで、もちろん林野庁を所管する松岡農水大臣が大きな役割を演ずるということが想定されておりますけれども、いずれにしても、内閣挙げて美しい森林づくりということに取り組もうということで、関係閣僚会議が設置をされま...全文を見る
○柳澤国務大臣 助産所あるいは助産師さんを重視するという考え方は、私は阿部委員と同じ気持ちでいるということを申し上げられると思っております。  その中で、医療法十九条を改正いたしまして、嘱託医師に専門の医師を選任していただく、さらには、異常度、緊急度が高い場合にはその嘱託医師で...全文を見る
○柳澤国務大臣 フィブリノゲンの製剤というのは、出産時の大量出血の際、救命のための医薬品として、当時、大変有効であったというふうに私ども考えておりまして、現にこの二十三日、先週の金曜日でございますが、その東京地裁判決におきましても、フィブリノゲン製剤の承認時から昭和六十三年時点に...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申したとおり、その方々の御病気を治すための治療ということで、その治療薬として薬事行政の中で承認をされ、そしてお医者さんの個別の判断でその投与が行われたということでございまして、そのプロセスの中で何か患者の方に落ち度があったかといえば、それはないということは...全文を見る
○柳澤国務大臣 一般的に申し上げて、国の責任ということはどういう意味か、責任という言葉も非常に多義的なのでございますが、もし今、山井委員がそういうお言葉でおっしゃっておられることが、国の側の不法行為責任というか、そういうことであれば、それはまさに裁判の争点として今司法が担当して、...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来私が申し上げておりますとおり、薬剤というのは、もともと体の中にあるものではなくて、外側からそれを投与する、あるいは体の中に入れるということでございますので、一般的に言って、御病気を治すという有用性と同時に、いろいろな意味でのマイナスの影響があるということも...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど申したとおり、医薬行政の責任というか任務というか、そういうものは、今言った行政のシステムを通じて果たされているということでございます。
○柳澤国務大臣 ですから、その責任というものがどういう意味であるかということをまずはっきりさせなければいけないのかもしれませんが、私どもは、行政の責任としては、今言ったようにシステムを通じて果たしているということでございます。それ以外に、それが十分でないというか、不作為とかその他...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、御病気との関係で、その治療の効果と、それから、大体随伴する薬剤というもののマイナスの効果というものもはかりにかけられて、そして医療機関なり具体的にお医者様なりが、ベストの判断としてこの治療の行為としてお薬の投与をしたわけでありまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 政府というのも、結局、国民が選んでつくられているものでございまして、私どもとしては、やはり行政というのも一種の預かり物だということでございます。その行政をするに当たっては、我々は、やはり国民の皆さんが認める、そういうルールというものを考えまして、そして、そのルール...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど山井委員を初めとする代表の方々ともお会いしたときにも申し上げたことでございます。今、国が、不法行為というか、そういうことだということを御主張になられる患者の皆さん方との間で、先ほど申したように、司法の場での判断を求めておられるということでございまして、私ども...全文を見る
○柳澤国務大臣 裁判は、本当に被害に遭われて御病気になられた方々から提起をされて、国はそれに対して、国民から負託を受けている、そういうことをやる立場で、それはそうではないではないでしょうかということで、応訴というか応じさせていただいているというのが立場でございます。  それに対...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員がおっしゃられる、厚生省は国民の命を守る役所ではないかということは、それはそのとおりなんです。おっしゃるとおりです。ただ、それを守るためにいろいろな行政のシステムを置いて、そういうシステムを通じて守るということをさせていただいているわけでございます。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 国は今、不法行為をやったということで損害賠償責任を問われているわけです。ですから、その判決で国が敗訴しているということになると、これは必然的に賠償責任というものを命じられる、そういうことでございます。そういうことについては、国としては法律的な主張を持っておりますの...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは私どもはわからないわけです。それは司法という、もう一つの憲法で定められた力がそういうときには最終的な判断をされるということでありますから、我々としては、今訴えられている立場で、私どもの国民から負託された行政の立場で、私どもとしては別の主張がありますということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 障害者の就労につきましては、今委員も、大変その線引きについていろいろ御心配をされる見地から御質疑をいただいているわけですけれども、労働という側面と福祉という側面があるんだろう、こう思うわけです。  今、労基局長からは、この五条件すべてに合格していれば労働者性はな...全文を見る
○柳澤国務大臣 中国残留邦人の皆様に対する支援策というものは、これまで講じてきたものが不十分であった、こういうことを考えまして、総理の御指示もありまして、今回、これをまた白紙から考え直すということで進んでいるわけでございます。  その際、中国残留邦人の皆さんの実情というものにつ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今御指摘の新聞紙上におきます放影研理事長の発言は、限られた紙面でもあって、その真意は必ずしも明らかなものではないというふうに考えますが、原爆放射線に関連したこれまでの知見についてお話しになられたものではないか、このように受けとめております。  また、同理事長は、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が御指摘のようなことを国が目的としているということは、これはもう全くないわけでございます。  私どもといたしましては、今回の仙台地裁判決、東京地裁判決について、現在、判決内容を精査中でございます。  国としては、これまでの科学的知見に基づいて原爆症認定を...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成十七年三月の東京高裁における肝機能障害の原爆症認定をめぐる訴訟の判決では、個別の事案に対する判断として、被爆したことがC型肝炎の発症等と関連している旨、判示されたものであります。  しかしながら、判決の段階では、依然として放射線と肝機能障害との関連について科...全文を見る
○柳澤国務大臣 確かに前文には、高齢化の進行している被爆者に対する保健、医療及び福祉にわたる総合的な援護対策を講じてこの法律を制定するということが書かれておるわけでございます。前文の一番末尾のところです。  ということでございますけれども、それは、したがって、私どもとしては肝に...全文を見る
○柳澤国務大臣 原爆症認定につきましては、平成十三年五月に、最新の科学的な知見に基づきまして、疾病・障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分科会におきまして原爆症認定に関する審査の方針を取りまとめております。したがいまして、これを目安といたしまして、認定に際しては、申請者の個々の状況を...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、薬剤を体の中に入れるということは、現にかかっていらっしゃるその御病気を治癒するのに有用だということがございます。ところが、他方、要するに異物を体内に入れるわけでございますから、本当に残念なんですけれども、ほとんどすべての場合にマイ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員の御指摘のように、タミフルにつきましては、三月二十日に緊急安全性情報を発出いたしまして、十歳以上の未成年の患者におきまして、原則として使用を差し控えることといたしました。  その理由ですけれども、タミフルを服用した後、いわゆる異常行動により死亡したというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 この問題につきましては、薬剤を販売するのに伴って添付文書というものがあるわけですが、平成十六年五月にその改訂をして、その重大な副作用欄に、精神・神経症状ということで追記をして、お医者さんとか薬剤師さん等の医薬関係者への情報提供を行うように製薬メーカーに指示を出して...全文を見る
○柳澤国務大臣 この調査結果について申し上げておりますことは、要するに、異常言動の発現頻度につきまして、タミフル未使用群と使用群の対象者を比較した結果、統計学的に有意な差が見られなかったということでございます。  そして、この調査の対象は約二千八百名の小児等でございますけれども...全文を見る
○柳澤国務大臣 因果関係が否定的というふうにいたしました、私どもがそういうことを申し上げておりますのは、いわゆる疫学的調査からというよりも、むしろ、異常行動があって、事故が起こったものを個別的に検討、評価した結果に基づいて申し上げているわけでございまして、この疫学的調査については...全文を見る
○柳澤国務大臣 一般に、薬剤についての副作用の情報でございますけれども、これは、一定のルールに基づきまして報告、管理、公表が行われているところでございます。実際に副作用が発生したときには、その情報をつかんだ医薬品製造販売業者あるいは医療機関等から情報が医薬品機構にもたらされまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 医薬品の副作用報告については、先ほどここで御説明をしたとおりでございます。  タミフルの件につきましてどうかということでございますが、三月二十日に緊急安全性情報発出を指示した際に、これら公表済みの副作用報告の中で、タミフル服用後の転落あるいは飛びおり事例を集計い...全文を見る
○柳澤国務大臣 このタミフルについての安全対策といたしましては、先ほど来申し上げておるように、平成十六年五月の添付文書の改訂以降、我々としてはそれぞれの客観条件の変化があったごとにこれに対応してきたということでございます。  そういう中で、緊急安全性情報について再検討すべきでは...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルは、医療機関でもって受診をし、医師の指示に従って服用するという、いわゆる処方せん医薬品でございます。  したがいまして、タミフルは、受診した医療機関で処方されるか、医師の処方せんに従って薬局で処方されることが原則で、それ以外のインターネット等で販売する行...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルをインターネット等で個人輸入する場合の注意喚起でございますけれども、「タミフルは、医療機関を受診し、医師の指示に従って服用する医薬品です。 タミフルを個人輸入して、自己判断で使用することにより、健康被害が引き起こされる可能性もありますから、安易に個人輸入し...全文を見る
○柳澤国務大臣 その点につきましては、先ほども答弁の中で言及させていただきましたけれども、平成十六年七月、平成十七年四月、平成十八年七月というように異常行動の事案が出てまいりまして、これについては個々に、薬事・食品衛生審議会安全対策調査会で議論もいたしましたし、また、小児科、呼吸...全文を見る
○柳澤国務大臣 時系列的に言って、極めて単純に言えば、委員が御指摘のとおりだと思います。とおりというか、そういう注意をしておけばこの死亡事故がなかったとまでは、それはなかなか言い切れないわけですけれども、タミフルは他方で備蓄の対象にもなっているような薬剤でございますので、それはま...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルについてもそうなんですけれども、一般に薬剤については、先ほど来私がここで発言しているようなそういう特性がある、性格があるということでございます。  したがいまして、タミフルの発売、カプセルについては十三年二月、それからドライシロップについては十四年九月、...全文を見る
○柳澤国務大臣 突然死を含めまして、私どもとしては、副作用千八百事例の再検討をいたすつもりにいたしております。  その千八百事例の再検討、そしてまた審議会での御議論ということを行うわけでございますけれども、我々としては、とにかくできるだけ早くにそうしたことをお願いしたいというふ...全文を見る
○柳澤国務大臣 突然死につきましても、当然、重大な副作用ということであれば、これは大変な問題でございますので、この症例につきましても薬事・食品衛生審議会等で御議論をいただきまして、全体的な精査の中で結論を出していかなければならない、このように考えております。
○柳澤国務大臣 これまでのタミフルに関する副作用報告につきましては、全体を再度精査し、薬事・食品衛生審議会において御検討をしていただくことになります。  これまでのところは、タミフルの服用と異常行動等による個々の死亡事例との因果関係については、たびたび申し上げておりますとおり否...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、一般的に、利害関係の中に、過日の報道に取り上げられました奨学寄附金の問題があるかと思います。この奨学寄附金は、一般的には使途を定めない寄附金、つまり、タミフルならタミフル、インフルエンザならインフルエンザということの調査のためとかということでこの寄附が行われ...全文を見る
○柳澤国務大臣 インフルエンザ脳症は、インフルエンザに罹患した小児等につきまして、意識障害等の脳症症状が出現するものでございます。厚生労働科学研究におきまして、その発症のメカニズム等に関する研究を現在も進めているところでございます。  これまでの研究から、インフルエンザ脳症の発...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、イノベーションの関係の施策を強化しようとしているわけでございますが、その中でも、医薬品の開発、イノベーションということは非常に高い優先順位で考えていかなければならない、こういう考え方をとっているわけでございます。  その場合に、やはり今委員の御指摘の審査...全文を見る
○柳澤国務大臣 生活保護境界層の方々に対する措置につきまして、手続面でもう少し考えられないか、こういう問題提起をいただきました。  今般、法の円滑な運用を図るため、現場の声を十分に踏まえまして、在宅、通所施設利用者について負担上限を現行の四分の一に引き下げるなど、もう一段の負担...全文を見る
03月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、雇用保険法案を御提案させていただきまして、非常に私ども大事な法律案ということでこれまで委員各位に御熱心な御審議をお願いしてまいりました。本日も午前中、委員会での御審議を引き続いてお願いをいたしておりまして、これ四月一日施行ということでございますので...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回のことにつきましては、本当に、重ねて申し上げますが、誠に遺憾極まりないことと思っておりまして、重ねておわびを申し上げます。  先ほど、責任のことにつきましても、責任者については管理責任を含めてよく事態を明らかにした上でそうした処分をさせていただくと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このところ、年金課税強化であるとか定率減税の廃止であるとかというようなことで、年金に依存して生活していらっしゃる方々にも応分の負担をお願いするという税制改正を行ってまいりました。この考え方はかねてからの税制改正において説明がなされておるとおりでございまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経過措置と申しますか、そういうことは文字どおり、私ども、移行期の措置と考えておりまして、これを延長するという考え方は持っておりません。  また、老年者控除につきましても、私どもこれを廃止させていただいたという基本の考え方は今後とも維持いたしたいと、この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金制度は、まず基本的に自律自助の考え方を基本にしているわけでございます。そういう中で、すべての国民の老後の生活の安定を図るために、国民全体で現役期間中に保険料を拠出し合って老後に備えるという社会保険方式を基本といたしております。  機能としては、役割...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 母子加算につきましては、昭和二十四年、生活保護の基準自体が低かった時代に子育てを一人でする母親には追加的な栄養が必要である等を理由として創設されました。  その後、生活保護基準は、一般国民の消費の伸びに更にプラスした伸びを用いて基準を引き上げてきたとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在が六四・二%、十九年度の目標として八〇%を掲げておるということはそのとおりでございまして、これからねんきん定期便等も前倒しで行われる部分もございますので、そのときにいろいろと気付かれたり考えたりして年金に加入してくださる方が多いことを期待をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 村瀬長官もその気持ちで頑張ってくれているということでございますので、私といたしましては、この目標を掲げて続けていきたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろいろ私どもも内部で検討しているときに、この目標はなかなか難しい目標だということは率直に話に上ることもありますけれども、当面、私どもとしては、この目標を引き続いて掲げてまいりたいと、このように考えているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金を全額税方式にするということにつきましては、私どもといたしましては、そもそも自律自助の考え方に立つ社会保険方式にメリットがあると考えているということ。それから、そういうふうに税で全部賄ったときに生活保護との関係を一体どう考えるのかというような問題...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) マクロ経済スライドによる自動調整ということを私ども十六年度改正でさせていただいたわけでございますけれども、これは、今後労働力人口が減少していく中で、平均賃金が上昇しても、それと同程度に年金制度を支える力である社会全体の所得や賃金は上昇しないと。つまり、一...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十六年の年金制度の改正におきましては、先ほど来るる御説明をさせていただいておりますが、法律の本則上で国庫負担割合を二分の一と定めました。そして、附則においてその引上げに至る道筋を明確にしたところでございます。  具体的なことはもうここでちょうちょう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私どもがお約束というか、法律においてうたっておりますものは、平成二十一年度までに国庫負担二分の一を実現するということでございまして、その安定的な財源を確保する道というのは十九年度における税制改正で基本的に担保していると、こういう考え方でございまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう重ねてお答え申し上げますけれども、厚生労働省としては、厳しい財政状況の下ではありますけれども、国庫負担割合の二分の一への実現に向けて、それぞれの年度の財政事情の中で最終的なゴールに向かって適切な財政運営をしているという認識でございまして、二十一...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民年金法第三十条の四に定めます二十歳前障害による障害基礎年金の支給に当たりましては、初診日において二十歳未満であることが受給資格要件とされているところでございます。このため、二十歳前に統合失調症を発症した者が二十歳以後に初めて医師の診断を受けた場合には...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 特定疾患治療研究事業の国の予算でございますけれども、平成十五年度以降、毎年増額を実現しておりまして、十九年度予算におきましても一般歳出の伸び率より高い伸び率を確保いたしております。  特定疾患治療研究事業の対象疾患につきましての経緯については、先ほど健...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この件につきましては、先ほどお許しをいただいてこの委員会の冒頭でも発言をさせていただきましたけれども、私ども、本当にもう反省をいたしております。二度とこのようなことの起こらないように、国権の最高機関たる立法府の審議というものに対してもっと姿勢を正して厳し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このたび、南洋群島にありましたハンセン病療養所を補償金の対象施設に追加をさせていただきました。これは、終戦時に日本の統治下にあった南洋諸島ということでございまして、この法案審議の際に、今後必要な情報を得て追加に関する検討を行うというふうに説明をしていたと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金国庫負担割合の引上げにつきましては、平成十六年度改正法の附則におきまして、平成十九年度をめどに所要の安定財源を確保する税制の抜本的な改革を行った上で、平成二十一年度までに二分の一に引き上げるということにさせていただいております。  今後、税制の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 税制改正の内容そのものは、厚生労働省の担当分野というわけではありません。ただ、本年秋以降、本格的な具体的な議論をするということが想定されて、日程として決まっておると思います。平成十九年度をめどに消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるよう取り組まれると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今審議官から度々御説明させていただきましたように、どのようなものを合祀し、どのようなものを合祀しないということは靖国神社の判断でございまして、靖国神社がいわゆるA級戦犯を合祀した経緯については、政府としては承知をしていないということでございます。  な...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、就業形態が多様化する中で、短時間労働者については、その数の増加とともにその果たす役割の重要性も増大してき...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、就業形態が多様化する中で、短時間労働者については、その数の増加とともにその果たす役割の重要性も増大してきておりますが、短時間労働者の待遇は...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 松浪健太議員にお答え申し上げます。  まず、非正規雇用という言葉につきましてお尋ねがございました。  長期雇用が保障されている正社員は、企業にとりましては、帰属意識の確保であるとか、長期的人材育成であるとか、あるいは技能継承の面から、それからまた、労...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 菊田真紀子議員にお答え申し上げます。  先日、三月三十日に官房副長官が肝炎患者の方々、特に原告団の代表の方とお会いしたということを御指摘いただきましたが、このことは私も承知をいたしているところでございます。  肝炎患者に係る対策につきましては、厚生労...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○柳澤国務大臣 今回の法律におきましては、新たに「紛争の解決」という章を一章設けているわけでございます。  紛争解決のプロセスの基本は、まず第一には苦情の自主的解決ということでありまして、そういう事業者は、短時間労働者から苦情の申し出を受けたときには、苦情処理機関というものを組...全文を見る
○柳澤国務大臣 最近の労働市場の特徴ですけれども、一つは、グローバリゼーションの中で、日本の企業ももろもろの面で構造改革をしていかないと国際的な競争力において劣ってしまう、こういうようなことで、いろいろな形のビジネスモデルが模索されてきた、こういう背景が一つあります。それからもう...全文を見る
○柳澤国務大臣 大変なる専門家でいらっしゃいますし、草創期の厚生労働省を長く率いられた坂口委員から本日は質疑者という立場で質疑をいただくわけでございますが、お言葉は少なくてもその後ろに隠されている含蓄の深さを考えますと、余り軽率な答弁はできないな、こういうように考えるわけでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、小宮山委員の御指摘のとおり、非正規雇用者と言われている方々の中に、幾つかのカテゴリーにこれを区分することが可能なんですけれども、そのうちのパート、アルバイトというものは、これはやはりかなりのウエートを占めて、しかも増勢にあるということはそのとおりでございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 ILO百号条約につきましては、同一価値の労働についての男女の労働者に対する同一報酬ということがうたわれておりますけれども、これは、性別による差別なしに報酬を定める報酬率というふうに定義をされているところでございます。  労基法第四条は、男女同一賃金の原則を規定い...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回は、パート労働法の改正ということでパートそのものにつきまして取り組みましたので、そこのところがよく御理解を賜りたい点でございます。  再チャレンジにおきましては、労働者が安心、納得して働けるように、パートタイム労働法の改正などを進めて正規、非正規労働者間の均...全文を見る
○柳澤国務大臣 パートタイム労働対策につきましては、平成十五年に改正いたしましたパートタイム労働指針に関する労政審からの報告におきまして、改正指針の社会的な浸透状況を含めた実態の把握を指針改定の一定期間経過後に行うことが必要だという御指摘をいただいております。さらに加えまして、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今局長の答弁の中で、働き方の違いごとに具体的な待遇の水準を決めるという、いわゆるそのための物差し、評価の物差しをつくる仕組みを盛り込んだらどうか、こういうお尋ねでございます。  今局長が答えたとおりのことでございますけれども、この物差しが決まればこういう働き方を...全文を見る
○柳澤国務大臣 パート労働の中での男女が実際どういう役割を果たしているかというものを観察するときに、実態からして、そういう今の政府の案のような改正にとどまるのであればこれは間接的な差別ということにつながるのではないか、こういう御指摘であったかと思います。  しかし、私は、現状の...全文を見る
○柳澤国務大臣 民主党案は、通常の労働者への転換をより直接的に推進する手段として、パート労働者を優先的に正社員として採用するという措置を事業主に課していらっしゃるわけですけれども、この点につきましては、私ども、企業の採用活動を硬直的にするほか、当該企業に就職しようとする新規学卒者...全文を見る
○柳澤国務大臣 法文のつくり方というのはいろいろあろうかと思いますが、配慮をして努めるということと、私どものように具体的な措置を命じていることとは、これは見解の相違に基づく両案だ、このように考えるわけでございます。
○柳澤国務大臣 これは、正義というのはどういうことか。大昔ですけれども、委員のお父様から随分仕込まれました。正義とは何か。これは、公平だ、こういうことなんです。公平とは何か。公平に二つある。均分的な公平あるいは算術的な公平と、幾何学的な公平ということと二つある。つまり、公平という...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど申したように、算術的な、一のものを全部、一を与えてしまう、そういう方式だと、小宮山委員は民主党案についてそういう規定をなさっているわけですが、民主党案もそうではなくて、やはり物差しというものをそこに介在させて、違うものについては違うようなことであってもそれが...全文を見る
○柳澤国務大臣 三月三十日の金曜日の日に、下村官房副長官が、原告団と仰せられるのでしょうか、代表の方とお会いしたことは承知をいたしております。  肝炎患者に係る対策につきましては、我々といたしましては、これまで検査体制の強化、診療体制の整備、治療方法等の研究開発等の取り組みを推...全文を見る
○柳澤国務大臣 下村官房副長官が原告の方とお会いすることにつきましては、下村官房副長官から私のところにも御連絡がありまして、私からは御判断にお任せするという趣旨のことを申し上げました。  その後、何か具体的な指示のようなものが来ているのかというお尋ねでございますが、現在までのと...全文を見る
○柳澤国務大臣 政策的なことについては、いろいろな事柄あるいは節目で、総理大臣を初め官邸の皆さんとはいろいろと当然コンタクトを持たせていただいているわけでございまして、そういう中で肝炎の問題についても私からも御報告をし、またそういう中で話題になることもあろう、このように考えており...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員から御指摘のように、私どもは、この三要件は、審議会の最終の取りまとめで明らかになってきたということでございまして、そういう事情もありまして、それにぴったり裏づけをする統計データというものは存在しないということを明らかにしてきております。しかしながら、やはり...全文を見る
○柳澤国務大臣 もともと、ぴったりのものはない、したがって、近似的な調査結果で申し上げますとというお断りをしながら、この数字について申し上げたということでございます。  したがいまして、この法律要件とどういう関係に立つかということを逐一突合させるということは、もともと近傍のデー...全文を見る
○柳澤国務大臣 この配置が、「当該通常の労働者の職務の内容及び配置の変更の範囲と同一の範囲で変更されると見込まれるもの」ということでございまして、今申し上げたのは八条のイでございますけれども、これについては、先ほど局長が他の委員の御質疑に対してお答えしておりましたように、この配転...全文を見る
○柳澤国務大臣 もとより、まず全体に均衡処遇というのがあって、それの一番何というか最終的な姿として、形としての差別禁止というものが位置づけられているというのが我々の法律の考え方でございます。だからといって、差別禁止は何というか最終的な姿なんだからということを理由にして云々するつも...全文を見る
○柳澤国務大臣 何と申しますか、御審議に必要だということでございますので、私どもも検討してみる必要はあろうかと思いますが、私どもの考え方として申し上げておりますのは、今回の法律をいわば先取りしたような形で正社員化を図っていらっしゃるような、そういう状況の変化もある。  それから...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは検討はさせていただきたいと思いますけれども、ただ、そういうことについていろいろとまた個別の企業名を出してということになりますとこれは難しい、これからいろいろな労使の間の関係もありましょうから。そういうことだろうとは思いますので、すっと今ここでお約束する、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員の御指摘になられたケースで申し上げますと、やはり非常勤短時間講師と言われる先生の業務内容が不明でありますので、ここは、その最初の職務同一短時間労働者のところについて、なかなかちょっと判断ができかねるというのが率直なところでございます。
○柳澤国務大臣 最後のところも、「社会通念上相当と認められる期間」ということでございまして、そういう広い観点から最終的に総合的に判断するということでございますから、更新回数のほかにさまざまな事情を考慮して判断するとされておりますので、ここで今委員がお尋ねになられたところだけでどち...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、もちろん、反復更新されるということが前提になった法文の書き方になっておりますけれども、そういうことによって、「期間の定めのない労働契約と同視することが社会通念上相当と認められる」ということでありまして、そういうことを言っておるわけで、それが社会通念上相当と...全文を見る
○柳澤国務大臣 対象者がどういうふうになるかということにつきましては、客観的な判断が可能な三要件を定めているところでございますけれども、まず、事業主がこの三要件を満たすパート労働者が事業所内にいると判断する場合には、雇用管理の見直しを行っていくということになります。一方、パート労...全文を見る
○柳澤国務大臣 こうした法文の規定があります場合には、更新回数のほか、さまざまな事情を考慮して判断することとされるわけでございまして、更新回数について一定の数字をここでお示しするということはできかねるということでございます。
○柳澤国務大臣 これは、反復更新されることによって同視することが社会通念上相当と認められる、そういう契約を含むということなんです。これは法文でそういうふうに決めているわけですね。ですから、社会通念上、反復する、更新することによって社会通念上同視すべきだという判断になるかどうかとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、社会通念上、こういう法文を立てましたら、社会通念上、もうこれは期間の定めのない契約と同視すべきかどうかということを社会通念に照らして判断するんです。社会通念に照らして。ですから、それは、ここで社会通念を私が決めてしまうというわけにはいかないんです。
○柳澤国務大臣 だれが決めるかというのは先ほど御説明しました。その時々、当該の労働者がいる、あるいは事業者がいるというときに、事業者から見て、これはもう期間のない定めだなと思えば、雇用管理上、そういうことをやっていく。それから、事業者はそういう考え方に基づいた行動をしないというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先ほども申し上げましたように、まず事業所内で、事業主あるいは労働者が、自分の発案でもって、もう自分は期間の定めのない労働者と同じようじゃないかというようなことになったら、それはそういうことを申し出ていく、そういうシステムができ上がっているわけです。それから...全文を見る
○柳澤国務大臣 職務の内容それから人材利用上の仕組み、運用が全く正社員と変わらないような状況に置かれていた場合、今、三年を十回更新したということは、私は、社会通念上、期間の定めのない労働契約だというふうに判断される蓋然性は非常に強いと思います。
○柳澤国務大臣 そうした御質疑になってしまうんじゃないか。つまり、私は、ですから、これはもう社会通念上のことで、その場その場、当事者がベストの判断をしていくということがこの法律を実施するということですということを何度もお答え申し上げてまいりました。ですから、それ以上、今度は、何か...全文を見る
○柳澤国務大臣 この法律の手続の枠組みが決めている、それぞれの当事者が、あるいは事業主の場合のように単独で、あるいは当事者双方が納得して、あるいは行政機関と関係者の間で納得してというようなことで、その都度その都度判断をされていくということがこの法の定めているところ、想定していると...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、要するに、社会通念上、期限の定めのある契約がどういう場合に期間の定めのない契約と同視されるようになるか、こういうことでございまして、それは、必須的には契約が反復更新されているという事実でありますけれども、そういうことによって、社会通念上、これは期間の定めの...全文を見る
○柳澤国務大臣 やはり、パート労働が増加した原因は、使用者側あるいは労働者側双方に私はあるというふうに考えております。  労働者を雇う側の理由といたしましては、やはり人件費が割安だということがあるでしょうし、さらには、一日の時間帯の中で忙しい時間帯が限られているというような業務...全文を見る
○柳澤国務大臣 健康保険あるいは年金保険、さらには介護保険等々、未加入あるいは未適用というような、そういうことが背景にあるのではないか、こういう御指摘でございます。健康保険の被扶養者に関する基準につきましては、パート労働者が年収を抑制するために年間の労働時間を調整して働く、いわゆ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、就業規則はやはり経営側の制定権が多分認められているだろうと思いまして、それに対して行政の側から必要的記載事項を申し上げるということは、やや就業規則の性格上いかがかと考えます。
○柳澤国務大臣 そういう御議論があったことは、今局長の答弁でも御紹介をさせていただいたところでございます。  しかしながら、福利厚生についてはやはりいろいろな考え方もあるというところから、今回の法改正におきましては、業務に関連性のあるものということで、合理性があると判断した給食...全文を見る
○柳澤国務大臣 いずれにいたしましても、私ども、また御審議をいずれお願いするわけですけれども、最賃法の改正を四十年ぶりに提出させていただいておる次第でございます。私どもとしては、生活保護との整合性という観点から、これを引き上げの方向での改正につなげるということで考えておりますので...全文を見る
○柳澤国務大臣 四月三日の本会議におきましてそういう御質問がありまして、非正規という呼称をもうやめたらどうかということでございました。しかし、私どもは、やはり正規雇用というものがまだまだ日本で大事な労働形態である、そして、正規雇用を望みながらそれがかなわない方々もいらっしゃるとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど局長から答弁をいたしましたように、パートと有期ということは切っても切り離せない。有期を反復するということによって、パートはずっとパートだ、こういうようなことでいろいろな処遇において劣後的に扱われるということを今度は直そうと考えているわけであります。  反復...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、かねてからここでも申させていただいておりますけれども、国民にとって医薬の安全性というものは最も大事なものだ、こう考えております。  したがいまして、今委員が言われたような意見書等を自発的に出していらっしゃる先生方、こういう方々の意見にもよく耳を傾けるようにと...全文を見る
○柳澤国務大臣 パート労働者の増加は、他のいわゆる非正規の雇用者と言われる方々の中のいろいろなタイプの労働形態と同じように、経済産業構造の変化とか、あるいは労働者側の価値観の多様化などによって、双方のニーズに合う形で生み出されたというふうに考えておりまして、パート労働法の施行後の...全文を見る
○柳澤国務大臣 フルタイムパートにつきましては、今局長から御答弁させていただいたように、対象に加えるというわけにはいかないのですが、実質、待遇の改善を図っていくように考えていきたいということで御理解を賜りたい、このように思います。  それから、こういうことを言うと、また委員会の...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) おはようございます。  厚生労働委員会の御審議に先立ち、このたび、雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、厚生労働省における事務処理に誤りがあったことにより法律案の成立が遅れ、委員長、委員各位を始め関係の方々に御迷惑をお掛けしていることにつきま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう、国会と行政の関係でございますけれども、行政というのは、国会で立法をされたその法律に基づいて行われる、法律に基づく行政ということが基本でございます。  したがいまして、国会の御審議が終了をし、法案の成立を待たない段階で行政のいろいろな処理を行...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国会と行政府の関係につきましては、基本的な関係については私が先ほど述べたとおりでございますが、この質疑に対するまた政府側の答弁等においてもその基本をしっかりと踏まえた上で適切に対応していくことが必要であると、このように考えております。  今、社・援局長...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の雇用保険三事業の見直しでございますが、行政改革推進法の規定や事業主の団体の参画を得た三事業見直し検討会の検討結果を踏まえまして行っておるところでございます。  そのポイントは、今委員からも御言及いただきました失業等給付の抑制に資する観点からこの事...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、そのような認識の下で今回のような予算上の措置をとらせていただいたということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、もっと有効ということを、この経費に充てるよりももっと有効というふうに余り厳格にお取りいただくと、それじゃその経費を双方比較してこの有効性はどうかというような話になろうかと思うんですけれども、いずれにせよ、私が申し上げたのは、ここからすいた一般会計...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 行政改革推進の立場からいたしますと、この雇用保険については、雇用保険だけをやればそういう純粋化をするということであるべきではないかと、こういう御提議があったわけでございますけれども、私どもとしては、その言わば雇用保険あるいは失業等給付の抑制に資する事業と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生活保護世帯を含めた母子世帯の就労支援についてどうこれから考えるのかと、こういう御質問でございました。  今、社・援局長、また委員御自身の御指摘でもあったわけですけれども、就労はしてもなかなか生活保護から脱し得ない、あるいは、母子家庭の中にはお母さんが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 選挙の公約がどの程度の期間を想定してその施策を公約するかということはあろうかと思うんですけれども、私どもの今度の特例一時金の縮減というのは、今回こういう見直しの必要性というものが指摘されておりまして、他の被保険者とのバランスからいっても見直しをさせていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは私どもとしては、先ほど来お答え申し上げておりますように、政策の面では通年雇用対策というものを拡充しているわけでありまして、そういうものが実現されるということが他方期待をされておる。そういう中で、かねてから問題にされてきたこの循環的な給付であるところ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは通年雇用対策を拡充し、通年雇用がより多く確保されるということを期待し、同時に、それが実現すべく努力をするということを当然のことながら政策の実施に当たる担当の役所として考えているということでございまして、そういう考え方の中で、他方において、特例一時...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日雇労働者のうちで常用雇用を望む方に対しては、職業紹介や技能講習を行って日雇労働者の常用化を図るという努力をまずしています。そういうことが私は必要だと、このように思います。  雇用保険制度における日雇労働者というものにつきましては、今職安局長の方からつ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のとおり、大企業になるほど育児休業の取得率やこの規定の整備率が高くなっておりまして、そういう実態にかんがみますと、中小企業におきます育児休業の取得促進というのは重要な課題であると、このように考えております。  厚生労働省は、このような観点に立ちま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本件につきましては、裁判が係属していると承知をいたしておりますけれども、いずれにしても、本件は所管外の問題でございまして、厚生労働大臣として直接的に何か申し上げる立場にはないと、このように考えております。  一般論で申し上げれば、このような方々が、戦争...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、所管外のことでありますので、そうしたことについて事実を確認することにおいてもその立場にはないものと考えておりますが、もしそうしたことがあれば、それは私も極めて遺憾な状況だと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これも先ほど申し上げましたとおり、私はこれは所管外の問題であるという認識に立ってございまして、そうした謝罪ということのようなことであれば、なお厚生労働大臣として直接的にこれについて何か御答弁を申し上げるということは控えたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは先ほど来申し上げておりますように、強制労働というか、そういうことを一般論として申し上げるということであれば、これはもう今委員からILO条約のことに御言及がありましたけれども、そういったことも総合的に考えまして、極めて遺憾なことであるということでござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 高裁の判断ということでございますが、また御引用は地裁の判決ということでございますが、いずれにいたしましても、この問題につきましては、裁判が係属している段階でございまして、そういうことからしてここで何らかのことを申し上げるということは適切でない。加えまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、先般、このような事態の下で雇用保険法に関する最後の審議ができなくなったということでありましたが、午後に開かれました国民年金法の一部改正する法律の一部を改正する法律案のその審議に先立ちまして、ここでおわびを申し上げました。そのときに、私が一番申し上げ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、櫻井委員の方から、まず結婚について、これは所得あるいは雇用形態、雇用形態と所得は相関関係が大ありだという御指摘も加えますと、所得あるいは雇用形態に非常に関係がある、相関関係があると、こういう御指摘がございました。それと同時に、言わば格差の固定化という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 真正面からの答えとしてはもうみんな結局同じになりましたけれども、同じだろうと思います。同じことになります。  私の経験を若干申し上げますと、バブル期で非常に企業の実際上の破綻もたくさん起きました。そのときに何が、何を言われたかといいますと、株主の価値と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは非常に区別がし難いというのが恐らく結論だろうと思いますけれども。何と申しますか、ポートフォリオの投資をする人と経営参加型の投資をする人というような分け方は通常行い得るわけですけれども、しかし、最近では、株式市場を通じての経営参加というか、そういうよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点につきましては、私、冒頭にちょっとコメントをさせていただいたこと以外に付け加えることはありません。これは恐らく個々の企業でも異なりましょうし、また何かメルクマールがあって統一的なものがあるかということは、なかなかそこは難しいんではないかと、このよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 同一価値労働同一賃金というふうに一言で申しますけれども、なかなか、価値という言葉で表されるところはなかなか難しいということでございます。  私ども、今、パート労働法を国会へ提出させていただいておりまして、衆議院の方に先に御審議をお願いしているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山本委員のいろいろな御議論を踏まえて、私ども今研究会で検討をしているということでございます。  三研究会を持ちまして、一つは、従来と異なる雇用形態と障害者の雇用をどう結び付けるかという研究会、それからもう一つは、中小企業と障害者の雇用をどう結び付けるか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今国会に介護福祉士法等の改正の法案を提出しております。これは、介護福祉士の資質の向上、確保のための措置を講ずるということを目的といたしております。  具体的に申しますと、介護福祉士の行う介護の定義を変更いたします。よりこの資質を高める方向での改正でござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委託の事業、それから試験についての指定というか、そういうことをしておるということで、他方において労働者派遣事業の法令に違反することが行われておって改善命令を受けたと、こういうことでございます。  ただ、その間、フルキャストそのもの、改善命令を受けたフル...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支給を始め各種の援護措置を講じ、福祉の増進に努めてき...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○柳澤国務大臣 まず、昨日の参考人の意見聴取におきまして、それぞれに、政府案、民主党案、これについていろいろな御論議があったという御報告もいただき、また、園田委員の方からは、現実にこの法律を適用になる、そういうことの見込みの人たちからは非常にこの改善について期待があるんだから、よ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のパート労働法の改正につきましては、明らかに、今委員が御指摘のように、働き方の多様化というものが基本にあるわけでございます。  先ほど委員御自身もお触れになりましたように、パートというものが主婦パートで、本当に家計の足しになればいい、補助であればいいというよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が仰せのとおり、非正規雇用というものが非常に多くなっているわけですけれども、私どもは、これはやはり、企業がグローバリゼーションの中で非常に経営の構造あるいは経済の構造に対応していくという面があったことは否めない、しかし他方、労働者の側にも、いろいろな自分の選...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど委員も御指摘のとおり、厚生労働省内におきましても、いわゆる物差しということで、実質的な均衡を図るための手法というものが見つからないかということで検討はしてきたわけでございますけれども、結局、今回は、それについて労使の合意が得られるような形での手法というものは...全文を見る
○柳澤国務大臣 この前も園田委員の御質疑に対して私からお答え申し上げたことでございますけれども、厚生労働省といたしましても、物差しづくりと申しますか、均衡待遇の均衡とは一体何なのかということについて研究を重ねてきたわけですけれども、やはり、現在の労働法制というものは、そこにあらわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 有期雇用の社員についても、先ほど雇・児局長から御答弁申し上げましたとおり、例えばフルタイムの有期契約社員というのは、これはまさに、パート労働法の対象では直接ないのでありますけれども、この雇用管理に当たっても、当然にこのパート労働法改正法案の考え方が考慮されるという...全文を見る
○柳澤国務大臣 同一価値労働同一賃金ということにつきましては、これは我々、その原則に立って考えているということでございます。今、筒井委員、直截な御質疑でございますから、私もそのように原則的な答えを申し上げました。
○柳澤国務大臣 我々は、均衡ある待遇というものを実現しようということで、今回の改正法においても努力をさせていただいているわけです。
○柳澤国務大臣 今回のことによりまして、国民の皆様、なかんずく保険料を納付されるべき事業主の方々に大変御迷惑をおかけいたしておるわけでございます。  きょうの修正議決されました法律案によりますと、施行の日は公布の日ということにさせていただいたわけでございますけれども、遡及適用を...全文を見る
○柳澤国務大臣 保険料率については、原案が保険料の引き下げでございましたので、その限りでは、そうした明文の規定を置くことにして、そのあたりの状況をはっきりさせたわけですけれども、では、遡及適用をするとなった場合は、どこか不利益変更があったのかと言われれば、現実には存在しなかったと...全文を見る
○柳澤国務大臣 実は、先ほども申したように、御迷惑はかけているわけです。保険料率の上下ということについて不利益を生じることは避けた、避けたというか、そういうことは、今度、遡及適用してもないわけですけれども、実は、大変な御迷惑をかけているというのが実情でございます。  それはどう...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の御指摘のOIEの評価でございますけれども、現在のところは、まだこれが決定されておらないということでございます。私どもといたしましては、OIEが動物衛生分野の国際機関であることから、農林水産省との連携を図りながら、OIE総会での結論を注目いたしているところでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 日米首脳会談の議題につきましては、私ども承知している限りでは、現在アメリカ側と調整中ということでございまして、まだ何ら決定がなされていない、そのように認識をいたしております。  米国産牛肉の輸入問題につきましては、国民の食の安全と消費者の信頼確保ということを大前...全文を見る
○柳澤国務大臣 国際会議、特に首脳会談においてどういう応答をされるかということについては、最終的には総理御自身の判断ですけれども、私どもも、その対応について、私どもの供給すべき情報あるいは判断というものは、とにかくしっかりつなげておくことは必要である、このように考えます。
○柳澤国務大臣 そうしたことを含めて適切に情報供給をいたしておかなければならない、このように思います。
○柳澤国務大臣 児童手当につきましては、今委員も御指摘のように、平成十四年の改正におきまして、この位置づけを、生活にかかる費用への支援ということから、離婚等による生活の激変を緩和する措置というふうに変更いたしまして、受給期間が五年を経過した場合には、その一部を支給停止にするという...全文を見る
○柳澤国務大臣 私自身はまだお会いしたことはございませんが、この母子福祉団体の意見につきましては、三月十三日に参議院会館で、先生もお出かけいただいたそうでございますが、開催されました母子家庭の実情を聞く会、こういったことなど、さまざまな機会を通じまして、その状況を事務当局から報告...全文を見る
○柳澤国務大臣 いずれかの適切なタイミングをはかって、私としてもそのようにさせていただきたい、このように思います。  ただ、予算編成期に当たっての結論を出すということでございますので、そのタイミングは考えないといけない、このように思っております。
○柳澤国務大臣 当然のことながら、予算編成の中で結論を出すということでございますので、それにふさわしいタイミングということでございます。
○柳澤国務大臣 私どもは、今回は短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案ということで提出をさせていただいておりまして、この法律におきますと、短時間労働者というのは、同一の事業所の通常の労働者の一週間の所定時間に比し短い労働者をいうということが定義として与え...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、仮にそういう方がみずからをパートと呼ばれるということの背景には、多くの場合、恐らく契約期間の定めといったものが随伴しているのではないか、こういうように考えるわけでございます。  この点については、労働政策審議会におきましても、いわゆる有期労働契約の雇用に...全文を見る
○柳澤国務大臣 労働形態あるいは働き方というものが多様化する中で、こうした多様化する労働市場に労働法制というのがどう対応していくかということで、今回の六法、あるいは数え方で七法と言わせていただきたいわけですが、そうした法制をもって対処するということを一応労政審などの審議を経て決定...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度のパート労働法の改正は、大きく二つございます。  一つは、パート労働者にその職務あるいは異動の範囲、それからさらには契約の期間といったようなことに従って均衡ある処遇を確保するということが今回の目的である。それからもう一つの目的は、パート労働者の中で希望される...全文を見る
○柳澤国務大臣 東京都庁の公務のパートの時給が低いのではないか、こういう御指摘でございます。この点につきましては、これから最低賃金の方も見直してまいりますし、またパート労働法の改正によりまして、そこで民間との競争も起こるということの中でこの時給の調整が行われていくのではないか、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、今度のパート法の改正それから最低賃金法の改正というものが、パートの皆さんの時給にもプラスの方向で力がかかっていくというふうに思っておりまして、したがいまして、東京都庁の公務のパートの時給もそういう中で競争するという結果が生まれてくるだろう、こういうことで...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本郵政公社の職員の中における常勤、非常勤の数でございますけれども、十八年度におきましては、常勤は徐々に減っているわけですが二十五万四千、それから非常勤は徐々にふえておりまして十三万二千ということですので、大体二対一の割合ということかと思います。
○柳澤国務大臣 パート雇用労働法の改正は、私ども、雇用の形態が多様化する中で、前から何回も申し上げておりますように、希望する方はできるだけその希望がかなえられて正規雇用に移行することを応援していきたい、しかし、選択をしてみずから非正規の一形態であるパート労働というものに従事し続け...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のパート労働法の改正は、八条で差別禁止ということをうたっておるわけでございますが、それは、私どもの、パート労働者全体について実現したいという、均衡ある処遇のいわば一番究極の形というふうに私どもは位置づけておりまして、パート労働者全体には均衡ある処遇を確保する、...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、改正法の周知でございますけれども、これは先ほど来、どこかに一枚、ぺらっと張っておけば事業主の言いわけの根拠になるのではないかというような、随分厳しい御批判もあったわけですが、周知というのは、あまねく知らしめるという字でございまして、これは、もうそのとおり、文...全文を見る
○柳澤国務大臣 短時間労働者雇用管理改善等助成金制度を見直します。そういうことを通じまして、新たな助成金制度を設けておりまして、例えば中小企業団体向けということになりますと、各年度の目標達成度合いに応じて、年一千万円を上限にして支給するということを予定いたしておりますし、また、事...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用対策法及び地域雇用開発促進法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  現下の雇用失業情勢は全般的には改善が進んでいるものの、フリーター数が依然として多い等の若者の雇用問題や、地域における雇用情勢の改善のおくれ等の課題がありま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 石崎議員にお答え申し上げます。  まず、雇用対策の実効性の確保という点につきましてお尋ねがございました。  御指摘のとおり、雇用対策を行う場合、雇用対策の基本的方向のみならず、それを実現するための具体的措置を明確にすることが重要だと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 三井議員からは、まず第一に、社会の現状に対する認識についてのお尋ねをいただきました。  我が国社会における所得格差の動向につきましては、主として高齢化の進展や世帯の細分化などによって説明することができる面が多いと考えております。また、雇用情勢につきまし...全文を見る
04月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 仰せのとおりと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の私どもの不手際というか失態によりまして、年度当初からの施行ということがかなわなくなったわけでございますけれども、施行は公布の日からということになったものの、保険料率については年度当初にさかのぼって引き下げられると、こういう修正をしていただきました。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦傷病者戦没者遺族等援護法でございますけれども、この法律は、軍人軍属及び準軍属の公務上の傷病及び死亡に関し、国家補償の精神に基づきまして障害年金、遺族年金等の支給を行うものであると、このように認識をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 当援護法におきます国家補償の精神でございますが、これは軍人軍属等、国と雇用又は雇用類似の関係にあった者が戦争関連の公務によりまして傷病を負い、又は死亡したことに対して国が使用者の立場から補償するという趣旨でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 援護年金の性格でございますが、必ずしも一義的にとらえられるものではないというふうに考えております。  お尋ねの点につきましては、国が使用者としての立場から国家補償の精神に基づきまして支給するものとされていることからすれば、基本的にはやはり経済的な損失を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 援護法が制定された二十七年当時と我が国の現状を比較いたしますと、やはり我が国がいろんな意味で豊かになってきたという面は否めないと、このように考えるわけでございます。そうした中で、諸給付について上方への改定が行われてきたということが実態としてございます。そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 援護法による遺族年金でございますけれども、これは冒頭から御説明をさせていただいておりますとおり、国が使用者としての立場から国家補償ということで支給をいたしておるものでございます。  この補償という字は、音にしますと社会保障の保障と同じわけでございますけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま政府参考人から答弁申し上げましたように、戦闘参加者というものの年齢の考え方、目安につきまして変遷がございました。そして、昭和五十六年からは六歳未満も戦闘参加者の範囲に含めて制度を運用させていただくということにいたしました。そういうことをいたしまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国のために亡くなられた戦没者の御遺骨を祖国にお迎えすることは、これは国の責務でございまして、そうした考え方で実施しているものでございます。  したがいまして、遺族の求めの有無にかかわらず、とにかくできるだけ早期に一柱でも多くの御遺骨が収集できるように努...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦没者の御遺族に国として弔慰の意を表すために支給されております特別弔慰金、それからまた、戦傷病者等の妻の精神的痛苦に対して特別の慰謝を行うために支給されている特別給付金につきましてでございますが、今回の支給対象者に対して確実にこの対象者を捕捉するというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本年一月三十日、東京地裁の判決がありました後、安倍総理から、こうした裁判の結果とかあるいは法律問題とは別にして、中国残留邦人の方々への支援の在り方について、その置かれている特殊な事情を考慮して、与党ともよく相談しながら誠意を持って対応するようにとの御指示...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来お答えをいたしていることの中でもお答えしたわけですけれども、本件につきましては、まず、中国残留邦人の方々の声をよく聴くこと、それからまた、第三者として有識者の御意見を聴くこと、加えまして、与党でPTが立ち上がっておりまして、この問題についてかなり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もかねてお答えをしたわけですけれども、中国残留邦人に対する支援策の在り方につきましては、これまでの議論というものを、政府の内部の議論ですけれども、それを含めまして一度白紙に戻して残留邦人の方々の実情をよく把握した上で対応していくという考え方でございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員の御議論の中で拉致被害者の方々との比較にもお触れになったわけでございますけれども、私どもは、この点については、共通する要素もあるということもありますけれども、やはり異なる要素も相当あるというふうに考えておるということを申し上げておきたいと、このよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 協議の場というものがどういうことをお考えの上で委員が仰せられているのかは理解をし難いと、こう思うわけでございますけれども、私どもといたしましては、まず、残留邦人の方々のいろんな生活の実情、あるいは直面している困難というようなことをしっかりその直接の声を聴...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、小池委員の質疑に対して社会・援護局長からお答えしたとおりでございまして、あくまでもこれは靖国神社がいわゆるA級戦犯を合祀を決定しているわけでございまして、決定権は靖国神社側にあったということでございます。したがいまして、合祀した経緯につきましては旧厚...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 東京大空襲によりまして被害を受けられた一般戦災者の方々への対策につきましては、厚生労働省の所管外でございまして、お答えする立場にはございません。  ただ、東京大空襲により多大な被害を受けられた方々については、私どもも誠にお気の毒であるというふうに思って...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○柳澤国務大臣 今、るる西村委員から今回のパート労働法の改正の内容について確認的に御質疑をいただきました。それに対して雇・児局長からお答えをいたしまして、労働条件を引き下げるというようなことを招来しないようにしっかり取り組んでいくという趣旨の答弁をさせていただきましたが、これは、...全文を見る
○柳澤国務大臣 はい。ということで、我々としては、この問題を引き続き検討していくということにいたしたということでございます。
○柳澤国務大臣 私も、率直に言って佐藤参考人のこの部分を読んだときは一体どういうことかとちょっと戸惑いました。戸惑いましたが、よく考えてみると、なるほどと思って、この限りでは得心したんです。  それはどうしてかというと、佐藤先生が言われていることは、基準が大事なんだ、当てはめる...全文を見る
○柳澤国務大臣 労政審も、この問題については、先ほども答弁いたしましたように、引き続いて検討ということになっております。  したがいまして、その検討の具体的な進め方というものをどうされるかというのは、やはりこれは労政審の先生方がお決めになるという部分も多いんだろうと思いますけれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本郵政株式会社の労働者については、既に民間会社の労働者として、もしこの改正パート労働法を成立させていただいた場合にはこれが適用されるということは、かねて御説明をさせていただきました。  私どもは、そういう中で、非正規の方々が正規に移行することを促進するという制...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の法改正を契機といたしまして、現行のパート労働指針の内容をどうするのかという観点から、今、委員は医療施設の問題をお取り上げになられたわけでございます。私どもといたしましては、今回の法改正を契機として、現行指針の内容を後退させるということは一切考えておりません。...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました雇用対策法及び地域雇用開発促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現下の雇用失業情勢は全般的には改善が進んでいるものの、フリーター数が依然として多い等の若者の雇用問題や、地域における...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○柳澤国務大臣 今、雇児局長から説明をいたしましたように、この一時保護施設が、児童虐待のケースが増加する中で、定員を超過するような事態になっております。  そういう中で、今委員が御指摘になられたように、虐待を受けた子供と非行の児童が同室で保護されるといういわゆる混合処遇というよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回、警察の調査権が明確になりました。この点については、その後、いずれにしても警察から児相の方にこの案件が来るわけでございますので、児相のいろいろな調査というものは、警察のそうした調査が事前に行われている場合には、加害者の立ち直りのための支援のための情報というもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、警察の調査も、これは任意の調査を初め、場合によっては、捜査、押収等に及ぶ場合もありますけれども、やはり一番少年の現状にふさわしい形で必要があるときはということですが、必要があるときはというのは必要の範囲でということを含意していると思いますので、そういう意...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、そのように受けとめているということでございます。
○柳澤国務大臣 児童自立支援施設のあり方の検討を受けまして、私どももこの施設の機能の充実強化を図っているわけでございます。  十九年度におきましては、嘱託医をお願いしているわけですけれども、この施設への訪問回数をふやしていただくということであるとか、あるいは施設の基準というもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 どういう意味で反映とか連携ということを委員がお尋ねか、ちょっと判然としないところも私の方から見ますとあるんですけれども、要は、私どもとしては、両方とも同じ目的に向かって子供たちの立ち直りのための行政をするということだろうと思うわけでございます。  法務省の方も、...全文を見る
○柳澤国務大臣 児童福祉の中核となります児童相談所の人的な体制、特に量と質の相互について問題があるのではないかという御指摘でございます。  私どもは、まず、児童福祉司というものを児童相談所その他で置いているわけですが、この児童福祉司の資質あるいは専門性を確保する観点から、児童福...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、児童福祉の確保ということは非常に重視いたしておるところでございます。児相それから児童自立支援施設というようなことにつきまして、その体制の強化を、正直言ってもっともっと充実させていかなきゃいけない、こういう認識でございます。  児童相談所につきましては、今...全文を見る
○柳澤国務大臣 そもそも、開放処遇と非開放処遇というものが基本的に異なるわけでございまして、例えば、児童自立支援施設でございますと、これは御夫婦で、いわば家族的な感じの中で面倒を見てくれるというようなことがあるわけですけれども、少年院にはそういうものは全くないわけでございます。交...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、児童福祉については、これは現在、児童家庭局、その前に雇用機会均等というもう一つの職務がついておりますけれども、専門の部局を置きまして取り組んでいるということでございまして、厚生労働省として非常に重視をした分野になっているということはぜひ御理解をいただきたい...全文を見る
04月17日第166回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 馳議員からは、私に、幼保一元化関連で二つほど御質問をいただきました。  保育所と幼稚園とはそれぞれ異なる目的、役割を果たすものとして設置をされております。したがいまして、今後とも、それぞれの特性を踏まえながら連携を深めていくことが基本であろうと考えてお...全文を見る
04月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました消費生活協同組合法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  消費生活協同組合制度については、組合員の生活の文化的、経済的改善向上を図ることを目的とする相互扶助組織として昭和二十...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○柳澤国務大臣 結果の平等それから機会の平等ということがございますが、いずれかといえば、やはりそれは機会の平等が大事ではないか、こういうように思いますけれども、その機会というものがどういうふうに与えられるのがいいのか、一回みんな平等に与えられればそれでいいのかというと、そうではな...全文を見る
○柳澤国務大臣 おっしゃるとおり、機会の平等がまず第一に必要なんですけれども、そうすると格差が生ずるわけですけれども、格差の固定化、特にそれが世代をまたがってまた格差を生んでいくというようなことは、これはよくない、適当でないということがあろうかと思うんです。  今、我々政府が考...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、私も何かの雑誌で読んだ記憶があります。恐らく論者によっていろいろな評価があろうかと思うんですけれども、生涯の所得というようなことで考えますと、ちょっと記憶が鮮明でないので数字は申し上げませんけれども、かなりの実は格差がある、二けたになるかというぐらいの格差...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の持っている、これも総務省の労働力調査あるいは就業構造基本調査によりますと、フリーターにつきましては、平成十五年が二百十七万人、最近におきましてはピークを記録した、それに対して平成十八年は百八十七万人ということでございますので、おおむね三十万近くのフリーターの数...全文を見る
○柳澤国務大臣 フリーター、ニートの方々の推移については先ほど申し上げたとおりで、認識が共通だと思います。  フリーター、ニートの方々について、フリーターの方々については顕著に減少したというふうな面もあると思うんですけれども、そういう中でも年長フリーターの減り方が少ないというよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 若者の就労支援に差し向けられる予算の規模をどう考えるかということでございます。  確かに、予算というのは、施策の規模というか厚みというか、それをあらわす指標ではあろうと思うんですけれども、加えまして、予算には、執行の仕方によってその目的とすることがどういうぐあい...全文を見る
○柳澤国務大臣 ジョブカフェにつきましては、平成十五年度に策定されました若者自立・挑戦プランというプランに基づきまして、若年者の雇用問題について、政府、地方自治体、教育界、産業界等が一体となって根本的な対策を早急に講じよう、そういう認識のもとでスタートしたものでございまして、その...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと質問の趣旨がとれなかったんですけれども。恐縮でございます、もう一度御質問いただければと思います。
○柳澤国務大臣 太田委員から大変力強い御発言をいただいたように受けとめました。  私も、しばしばというか、この職にありまして、時間があればそういうところに出かけるようにしておりますけれども、ハローワークは、かなりみんな頑張っていてくれるという印象を持っております。  ジョブカ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ハローワークのこのごろにおける施設数、それからまた定員数の推移についてお触れいただいたわけですが、そうだんだん縮小していく必要はないではないか、胸を張って、もっと、必要であれば拡大の方向に向けた、そういうこともあっていいではないかというまことに力強い御発言でござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 再チャレの計画は、大きく分けますと、就業弱者と申しますか、そういう人たちごとにカテゴリーが分けられておりまして、フリーター、ニートの方々につきましては、長期デフレ等による就職難あるいは経済的困窮等からの再チャレンジ、そういうくくりの中に属しております。  その中...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員が御指摘になられたとおり、私もこの仕事に着任をいたしまして一度レクを受けたわけですけれども、なかなか一遍にはのみ込めないということがございまして、今委員のお話を聞いておりまして、私だけが例外に理解が不足していたわけではないということで、やや安心もしたわけですが...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の仰せになることも理解できますけれども、しかしながら、やはり私ども、同時に予算の効率的な運用ということは常に心がけなければならないというふうにも考えるわけでございまして、そのバランスの中で私どもは予算規模あるいはこれに当たる人員規模の適正なレベルというものを決...全文を見る
○柳澤国務大臣 よく、研修期間中の生活費をどうするかという観点から、生活費支援の手当を出すべきではないか、イギリスではというようなお話をお聞きするわけでございます。  しかしながら、それはそれでイギリスの政策当局の選択ということでやっておるわけでございますが、そうしたものがすべ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員から御指摘をいただきましたように、今回の雇用対策法では、若者の応募機会の拡大という観点で、募集、採用の方法の改善及び実践的な職業能力の開発、向上ということに必要な措置、これを講ずるよう事業主に努力義務を課している次第でございます。  この努力義務に対しては...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員の方から、最初に、キャリア形成というものに対する意識をしっかり持たせる、それから第二は、就業の機会を確保するということの支援、それから最後に、雇用の質の確保が必要だ、時系列的にそういうことではないか、そういう考え方の枠組みの中からいろいろな御質問をいただきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨日、今細川委員がお話しになられたとおり、長崎市長である伊藤一長氏が、選挙運動から選挙事務所にお帰りになられて、選挙事務所のほとんど直前でもって暴力によって深く傷つけられ、そしてその後お亡くなりになったという報道を、私も非常に緊張し、また怒りを持って見守っていた次...全文を見る
○柳澤国務大臣 隣に武見さんという英語遣いの達人がいらっしゃるもとで英語について講釈をするというのは、甚だじくじたるものを覚えますけれども、私は、ディーセントと言ったときには、常に何と頭に日本語が浮かぶかというと、人間たるにふさわしいという言葉が浮かびます。恐らく、何かのときにそ...全文を見る
○柳澤国務大臣 坂口大臣も、私が御引用させていただいたほかにもいろいろ御見識を披瀝されていらっしゃるわけですが、今御指摘のように、川崎大臣も同様でございまして、川崎大臣によりますと、「ディーセントワークとは、人間らしい仕事のことであり、まず仕事があることが基本であるが、その仕事は...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは多分、条約の翻訳ということで、外務省とかあるいは内閣法制局が関与して訳をつくられたものと思いまして、私ごとき者が云々するということはいかがかと思うわけでございますけれども、適切なということにはふさわしいという字も入っておりまして、いろいろ総合的な判断のもとで...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の雇対法の改正におきまして、今委員御指摘のように、外国人雇用状況報告というものを事業主に義務づけたわけでございます。  これは、事業主というものは、一般に、ハローワークとの間では、雇用保険等でしょっちゅう、連絡というか、報告等のことを通じまして相互にいろいろ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の雇対法の改正におきまして、外国人についてもいろいろと規定を設けさせていただいておるわけでございます。  一つは、第四条の第三項、これは、不法就労を防止して、労働の需給調整の機能が適切に発揮されるように努めなきゃならないということもございます。それから、第八...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が御指摘の二十九条におきましては、厚生労働大臣は、法務大臣から求めがあったときは、届け出であるとか通知についての情報を提供するものとする、こういうふうにあるわけでございます。  それが人権侵害にわたるようなことのないようにという御指摘でございますけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 法務大臣が求める根拠は、入管あるいは難民認定あるいは外国人登録、これが前、一緒の法律になったわけでございますが、その定める事務の処理に関してということでございます。したがって、法務大臣がどのような事務上の要請を受けてこちらに情報の提供を求めてくるかということにかか...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、二十九条で規定をいたしておりますものは、「法務大臣から、出入国管理及び難民認定法又は外国人登録法に定める事務の処理に関し、」ということであるわけでございます。したがいまして、この「事務の処理に関し、」ということがどういうふうにな...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来お答えしていることの繰り返しでございますけれども、法務大臣から、今たびたび引用しておる法律に定める事務の処理に関して、外国人の在留に関する事項の確認のための求めがあったときはということでございまして、事務の処理、それから外国人の在留に関する事項の確認という...全文を見る
○柳澤国務大臣 細川委員の仰せられるオンラインという用語がどういう事態を表現する言葉か、ちょっとつまびらかでないわけですけれども、オンラインリアルタイムというか、次々上がってきた情報がもうそのまま即時に流れるというようなことかと言われれば、私どもは別に今法務省との間でそんなネット...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっとよくわからないことでございますが、要するに求めがあったときですから、求めもないのに情報をやる、そういう規定にはなっていないわけでございます。求めがあったときにどういう形で情報提供をするかということについては、たびたび申し上げておりますが、今後の調整にまつと...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう何回も同じことを繰り返すようなことになりまして恐縮なんですけれども、第二十九条が定めていることは、法務大臣から、出入国管理その他のここに特定されている法律に定められる事務の処理に関しまして、外国人の在留に関する事項の確認のために求めがあったときということでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 法に規定をいたしております氏名、在留資格、在留期間以外の報告事項を定める厚生労働省令は、法施行までの間に労政審の意見を聞いた上で定める予定でございますが、現時点では、国籍、それから生年月日、性別といった事項をお諮りする方向で検討いたしている次第でございます。
○柳澤国務大臣 九〇年代をどうとらえるのか、こういうお話でございます。  九〇年代というのは、やはり、バブルが九〇年代初頭に破裂をして、そして日本経済が全体として三つの過剰に苦しむという形で長く低迷した時期、こういうように規定をさせていただきます。そういう中で、労働というか、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 派遣契約について、基本的な考え方いかん、こういうことでございますけれども、派遣についてまず申し上げますと、派遣については累次の改正が行われてきたということでございます。そして、今私どもがどういうことに取り組もうとしているかということについては、まず基本的に、労働者...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、労働法制の位置づけというものについては、大島委員と私は見解を一つにしております。  今ここに、昨年十一月三十日に経済財政諮問会議での議事録の要旨を手元に用意しましたけれども、労使自治で労使が対等の交渉ができるかというと、実際の力関係からいってできないという...全文を見る
○柳澤国務大臣 企業というのも公器であるということで、それを十分自覚した上で、労働者の雇用についても考えてもらいたいという御主張かと思いますけれども、それは、何と申しますか、ステーク・ホルダー・オリエンテッドの経営ということかと思うわけでございます。  そういう意味で、私どもも...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、雇用対策基本計画を廃止することとしたんだけれども、後悔はないか、こういうお尋ねでございます。  これは、実は、まず経済全体について、昔の企画庁で中期的な計画をそれぞれ五年ぐらいのスパンでつくってきたわけでございます。私自身も細川内閣のときに予算委員会...全文を見る
○柳澤国務大臣 ここは私の読みと事務当局のあれがマッチしたところでございまして、今委員の御指摘のように、雇用形態ということで、これはパートであるとか有期労働であるとかということでありますし、就業の形態ということで、派遣、請負をカバーしているということでございまして、これについての...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員の御指摘の私の提案理由説明における一節でございますが、働く希望を持つすべての人の就業の実現を図ることを明確化するということにつきましては、これは、第四条の、新しく加わった女性、青少年、高年齢者、障害者といったようなところと照応しているというふうに御理解をいた...全文を見る
○柳澤国務大臣 この雇対法の考え方でございますけれども、基本法的な側面、それと具体的な実定法というか、このものが作用法としても機能するという、その両面を実は持っているわけでございます。これはもう既に御案内のとおりでございまして、そういうことから、やはり基本的な理念というものについ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、経済財政諮問会議に置かれました労働市場改革専門調査会、これにつきましては、今御指摘のように第一次報告というものが出まして、特に数値目標ということで、関心がその面に高いところから、高齢者の就業率とかフルタイム労働者の年間総実労働時間とかあるいは年次有給休暇の取...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来の議論をいわば確認するという意味のことになるわけでございますけれども、雇用対策基本計画につきましては、親の計画ともいうべき経済全体にわたる中期経済計画が廃止をされるということの中で、私どもとしても、この計画をそのまま維持するということはやはり適切でないとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 今の御指摘でございますけれども、労働政策あるいは雇用政策といえども、経済全体の運営と全く無関係に独立に運営できるというものではないと思います。  もとより、雇用というものは、先ほど来のお話にありますように、国民にとって最も大事な経済行為である雇用ということに非常...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の答弁も、高橋委員の御質疑あるいは立脚点を理解した上での答弁ということであった、このように考えております。
○柳澤国務大臣 これは、労働行政で会社の経営の方針についてチェックを加えるというのは、やはり一般的にはかなり難しいことであろう、このように考えるわけでございます。  現に、ここの事件は司法の方でも判断をされたようですけれども、いずれもやむを得ないというようなことになっているよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、私も一般論でお答えを申し上げているわけでございますが。先ほども職安局長からお答え申し上げましたとおり、助成の対象としてのお答えでございましたけれども、同じ企業がそうした再雇用をするというようなことの計画では困るという趣旨の答弁があったかと思いますけれども、いず...全文を見る
○柳澤国務大臣 ハローワークの仕事の重要性について御指摘をいただきました。  私どもといたしましても、ハローワークと申しますのは非常に、就職困難者というもののセーフティーネットという位置づけだろうと思うわけでございまして、そういう意味で、現在も、高齢者、障害者あるいはお子さんを...全文を見る
○柳澤国務大臣 この件につきまして、現在段階で閣議が招集されたということはございません。また、どういう方々がお集まりになって、そして問題の協議が行われたかということ、大変恐縮ですが、私は現在つまびらかにいたしておりません。  いずれにいたしましても、私は、先ほど御答弁申し上げま...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生労働省では、かねて医師確保の問題を深刻に受けとめておりまして、この点について、私ども、いろいろな施策を立てさせていただいておるところでございます。  去る三月九日付で、地域医療に関する関係省庁連絡会議という会議のもとに地域ごとの担当者を決めた医師確保等支援チ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもの労働政策あるいは雇用政策の面で外国人という方々がどういう位置づけであるかと申しますと、労働力としてここに何か依存をしていくというようなことは基本的にございません。  したがいまして、私どもは、労働力の不足という問題に直面する場合にも、実は、日本の国民の中...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の言葉が不足して、誤解を与えたのかもしれません。これは労働基準法の三条も、労働者の国籍云々ということで差別的取り扱いをしてはならないということでございますが、そういうようなことで、私は先ほど、外国人の雇用管理の改善をしなければならないんですということを申し上げま...全文を見る
04月18日第166回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  介護福祉士、社会福祉士制度につきましては、認知症である方に対する介護など従来の身体介護にとどまらない新たな介護サービスへの対応やサービスの利用支援、成年後...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 下田議員にお答え申し上げます。  まず、要介護者数の増加に対応した介護福祉士数の将来推計等につきましてお尋ねがございました。  要介護者数の伸びに応じて介護福祉士数が伸びるものと仮定して機械的な試算をいたしてみますと、介護保険事業に従事する介護福祉士...全文を見る
04月19日第166回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 森本議員から、地方公営企業等金融機構の貸付対象事業についてお尋ねをいただきました。  御指摘のとおり、現在の公営企業金融公庫におきましては、介護サービス事業が貸付対象事業となっております。今後、地方公営企業等金融機構が設立された後におきましても、地方公...全文を見る
04月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) おはようございます。  今、藤井委員から御指摘がありましたように、生協は昭和二十三年の制度発足後、大変皆さんの、組合員の御努力あるいは御支持の下で発展をしてきたというふうに考えております。  生協の行っております購買、利用、共済等各種事業ともに規模を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、藤井委員から今回の改正の重要なポイントについていろいろ問題を提起をいただきまして、それに対して政府側から今回改正の趣旨を御説明させていただいた次第でございます。  基本のところで、生協というのは相互扶助組織であるということがまず一点ございます。した...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協、消費生活協同組合でございますが、組合員の生活の文化的、経済的向上を図ることを目的とする相互扶助組織でございまして、昭和二十三年に創設をされ、四十年半ば以降、我が国の都市化や世帯の核家族化が進む中で、主婦層を中心とした地域生協として各地で発展をし、今...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 購買事業を行っている生協の多くが会員となっております日本生活協同組合連合会というものがございますが、ここにおきまして毎年、組合員の生活、購買に関する意識あるいは生協の事業に関する評価を調べるため、全国生協組合員意識調査というものを都合よく実施をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協の活動ですけれども、冒頭に述べましたように大きく分けまして三事業と、購買事業、それから利用事業、共済事業というふうに三本立てになっているわけでございます。  このうち利用事業というのは、要するにサービスの購買をしているというふうに位置付けることがで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これまで森委員の御質疑に対して、私ども政府側から種々御答弁をさせていただきまして、改正の全貌、また、いろいろ改正に伴ってさらに御懸念になる点について、御質疑に対するお答えということを通じて明らかにできるだけさせていただいた次第でございます。  今回の改...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今般、東京都が訪問介護の事業所に対してそのような行政処分をするに至ったことは、私どもとしても極めて遺憾なことであると、このように考えております。  介護サービス事業者の指導監督体制でございますけれども、施設・居宅サービス事業者につきましては都道府県が、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、行政というのは、いつでもそうですけれども、法律による行政ということでありまして、いろいろな行政の運営というのはすべて法律の規定したところを踏まえてこれを行うということになっているわけでございます。  そうした意味合いにおいて、今、老健局長の方か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のとおり、介護保険の費用は国民の税金と介護保険料でございます。不正請求を始めとした介護事業者における不正な行為というものは、利用者に対して不利益をもたらすだけではなくて、国民一般の介護保険に対する信頼というものを大きく失墜される行為であるという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、一義的には地方自治体の行うべきことだけれども、今回の事案に照らして、地方自治体とよく連携を取りながら最大限努力をいたしたいということを申し上げました。また同時に、その前提として、そうした不正な行為というものが国民の介護保険に対する信頼を大きく失墜さ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) フィブリノゲン製剤もそうでございますけれども、患者を救うための医薬品におきましては副次的にいろいろなマイナスの効果も想定されるわけでございます。こうして生じた問題についての裁判におきましては、その時代その時代の医学的な知見に照らして厳正な司法判断を求めざ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 事業はどういうものを行うかということももちろんでございますけれども、ここに掲げられているのは事業の種類ということで掲げられているわけでございます。そういう意味では、生協が行う事業というものを一応区分、類別をしているということが言い得るかと思うわけでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療法人につきましては、こういうことでずっと位置付けがなされてまいりました。それの、ある意味で過去の一時期までは概算経費率というものが使用されておりまして、そういうことで言わば、何と申しますか、配慮が行われていたという時期もございました。しかし、それがい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今政府参考人の方からるる説明がありましたように、実はいろいろ分かりにくい全体としてのイメージかと思いますけれども、それぞれに合理性を持ってその処理が決められているということが実情でございます。  それで、その上に、今、櫻井委員の指摘されたような医療行為...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協法ですけれども、やはり生協はあくまでも組合員の相互援助組織という、そういう基本的な性格は維持されるべきだというふうに考えます。そういう意味で、員外利用についてですけれども、やはり一定の限度を設けていくべきだと、このように考えておるわけでございます。今...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協の行う福祉事業は、医療事業とともに利用事業の中で大きな位置を占めておるわけでございます。介護保険事業であるとか介護保険外の高齢者の福祉事業、あるいは障害者自立支援法に基づく事業などを実施しているということでございます。  他方、福祉事業については、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今度、多様な人材が必要だということを重要と考えておりまして、今回の、まだ御審議は正式にはお願いをいたしておりませんけれども、現行の三つの資格取得ルートのそれぞれにつきまして、教育内容の充実を図って、国家試験の受験を必須とする形で資格取得方法の一元化を図る...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これから御審議をいただく包括実施特例法が制定されるということになりますと、私どもとしては、今委員が正に御指摘になられますように、これまで個別の特例法を作らなければならなかったマンパワーが正に協定の締結の方に差し向けられるということが可能になりますので、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 相互扶助組織としての生協の特性にかんがみまして、その都度行政通知等によって運用を見直していくということが可能なというか、そういうことを許容する側面がこの制度にあったのではないかと、このように思いまして、そういうことを通じて適正な事業の実施を図ってきたとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の法改正は、正に委員が御指摘のように、生協制度見直し検討会におきまして九回にわたって審議を行った上で提出をさしていただいているものでございます。この検討会でございますけれども、企業論、保険業法の専門家、あるいはマスコミ関係者、類似の協同組合である農協...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五年の見直し規定も置かれているわけでございまして、私どもとしては現在段階におきましては最善というふうに考えておりますが、率直に言って、この時代の変化というものは今までとはテンポが違うようにも思いますので、その意味での私は将来の担当者を縛るようなことはやは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の法改正によりましてガバナンスの強化を図ったということは御指摘のとおりでございます。その一環として、組合の解散命令であるとか、あるいは役員の解任命令というようなものについても規定をしっかりいたした次第でございます。  そのほかにも、実は、先ほど委員...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 貸金業法の改正によりまして設置されました政府の多重債務者対策本部の有識者会議の場におきましても、多重債務者のための貸付事業を実施し効果を上げている生協の事例が実は優良事例として取り上げられているところでございます。  一般的に貸付事業を実施するためには...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま委員が御指摘になられたように、生協法二条二項におきましては、消費生活協同組合及びその連合会は特定の政党のために利用してはならないという規定が盛り込まれているところでございます。  厚生労働省としては、このような趣旨を踏まえまして、生協の政治的中...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、今御指摘のように、今回の法改正というのは非常に長きにわたって改正がなかった際の大改正でございます。そういう意味では、実施に当たって私どもとしても大きい配慮をしていかなければならないと、このように思っております。  具体的にどうするかということに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協は、昭和二十三年、戦争が終わりまして間もなくに創設をされました。そして、今日では延べ五千九百十五万人の組合員を擁している大きな組織になっております。そして、今委員からも御指摘がありましたように、生協が行っている購買事業、共済事業あるいは高齢者への福祉...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協が自主的な組織であるということ、それから相互扶助組織で組合員のために最大の奉仕をするというような原則ということは、非常に私は大事な原則であるというふうに考えております。  しかし、そういう中でかなりこの生協というものが発展をしてまいりましたので、そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、政府参考人からも答弁申し上げておりますが、まず、研修医を含めました病院勤務医の従業時間の調査につきましては、平成十七年十二月から十八年にかけて研究班の調査というものが行われております。それからまた、研修医の一か月当たりの日直、当直の回数につきま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生協は、随分長い間、我が国の戦争後の社会におきまして活発な活動をされてきまして、今日ではその規模あるいは抱える組合員数などにおきまして大きな存在になっているということは、先ほど来申し上げているとおりでございます。  その活動は、組合員の生活の向上に寄与...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護福祉士・社会福祉士制度につきましては、認知症である方に対する介護など従来の身体介護にとどまらない新たな介護...全文を見る
04月20日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第2号
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○柳澤国務大臣 お医者様、これは我々の健康、生命に直接関連する職業でございまして、その能力、資質というのは我々の生活にとって重大な影響がある、これは申すまでもないわけです。したがいまして、安心した医療、それからまた国民から信頼される医療ということを考えたときには、まさに、時代の進...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、ただいまは、医師たる職業というもののある意味の条件を申し上げたわけでございます。  それでは、しからばすぐにそれが免許の更新制というところに結びついていくかといえば、それは必ずしもそうでないわけでございまして、先ほどの答弁でも申し上げましたように、お医者様...全文を見る
04月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○柳澤国務大臣 日森委員から今御指摘のありましたとおり、今回の法律におきましては、外国人の労働者について届け出の制度を設けさせていただいているところでございます。  これは、外国人というのは在留資格の範囲内で就労が可能という入管制度の枠組みのもとにございまして、今就労をされてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 公務員につきましては、基本的に国家公務員法あるいは地方公務員法という法律がございまして、これによって基本的には律せられているという認識でございます。合理的な理由のない差別が、その両法で禁止されるという法的枠組みが既に整備されておりまして、したがいまして、この法案に...全文を見る
○柳澤国務大臣 年齢にかかわりなく均等な機会を与えるとの考え方に沿って選考採用が行われるよう適切な対応をお願いしたいというふうに坂口元大臣が御発言なさっておられますことは、私としても承知をいたしております。また、人事院当局におきましても、年次報告におきまして、十六年度には、採用試...全文を見る
○柳澤国務大臣 中途採用者というのは、私はそれでいいと思っているんですけれども、現実の仕事の要請からくるわけでございます。  私は、前に金融庁にお世話になったことがありますけれども、この場合には、公認会計士あるいは弁護士、さらには金融実務者、こういうような方々が現実の行政をこな...全文を見る
○柳澤国務大臣 ハローワークはその他の面でも随分頑張ってくれているというふうに私は思いますけれども、年齢制限をしない、求人に当たって年齢不問求人を行うという方針が立てられて、努力義務としてこれを実行してきたわけです。今委員が御指摘になられたように、この制度を入れました十三年当時は...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、例外の事由を最小限にするということで絞り込む作業をいたします。そういう前提で、あとは全体に年齢制限禁止が義務化されるということでございますので、努力義務の場合とは枠組みが異なるというふうに私ども考えているわけでございます。  努力ということになると、努力目...全文を見る
○柳澤国務大臣 国家公務員につきましては、国家公務員法におきまして平等取り扱いの原則が定められておるわけでございます。職員の採用に当たっても、合理的な理由があれば格別ですが、差別は禁止されていると承知をいたしております。  このように、国家公務員については、別途、法的な枠組みが...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、国家公務員については、別に法的な枠組みが存在しているということで、雇対法における年齢差別禁止の義務化の適用除外にしているということでございます。
○柳澤国務大臣 これは、国家公務員について、別に定められている法的枠組みの中でその励行が行われるということが大事だということでございます。
○柳澤国務大臣 国家公務員法二十七条の規定には、明文上は、今委員が御指摘になられたように、人種、信条、性別、社会的身分、門地等が挙げられておりまして、年齢が規定されていないのでございますが、平等取り扱いの原則の趣旨は年齢にも及ぶ、そして、職員の採用に当たっては、合理的な理由のない...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が有権的に国家公務員法を解釈して申し述べる立場にいるかどうかということについて、やや疑問なしとしないわけでございます。そうした意味合いにおきまして、私といたしましては、先ほど申し述べましたようなことで、年齢についての差別ということも平等取り扱いの原則に反すること...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたように、私がこの国家公務員法二十七条を有権的に解釈する立場には多分ないんだろうと思うのでございますが、今、加藤委員の方から、厚生労働省を担当する者としてこの条文の考え方について述べろ、こういうことでございますので、あえて申し上げるわけでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 罪刑法定主義というのを厳格に解しますれば、今、人事院の解釈というのもあながち不合理というわけではないと思いますけれども、本件につきまして、最高裁判所の昭和三十九年五月二十七日の判決によりますと、原審は、高齢であるということと、限定というか、列挙されている社会的身分...全文を見る
○柳澤国務大臣 国家公務員法二十七条の規定には明文上は年齢が規定されておりませんけれども、この条文が規定している平等取り扱いの原則の趣旨は年齢にも及ぶというふうに考えておるわけでございまして、職員の採用に当たっても、年齢の差別が絶対的に禁止されているわけではないのでございまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が申し上げておりますのは、国家公務員法第二十七条の規定には明文上は年齢が規定されていないが、平等取り扱いの原則の趣旨は年齢にも及び、職員の採用に当たっても合理的な理由のない差別は禁止されていると解している、こういうことを言っておったわけでございます。  先ほど...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が申し上げておりますのは、国家公務員法二十七条の規定には明文上は年齢が規定されておりませんが、平等取り扱いの原則の趣旨は年齢にも及んでいる、したがって、職員の採用に当たっては合理的な理由のない差別は禁止されていると理解をしているということを申し上げたのでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 国家公務員法二十七条というのは、「すべて国民は、この法律の適用について、平等に取り扱われ、人種、信条、性別、社会的身分、門地」それから「政治的意見若しくは政治的所属関係によつて、差別されてはならない。」こういうように書かれておりまして、まず原則がうたわれておりまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、今回、年齢差別の禁止について義務化をいたしたのでございますが、それは第十条ということで、「事業主は、」ということで、我々独自の立場からこれを規定した。民間の方々について規定をした。ですから、「事業主は、」というような書きぶりにしているわけでございます。
○柳澤国務大臣 私は、先ほど冒頭に申し上げたのは、国家公務員については、別途、法的枠組みが既に整備されていることから、本法案については適用除外としているところですということを申し上げたわけでございます。
○柳澤国務大臣 国家公務員につきましては、国家公務員法という法律がありまして、そこで平等取り扱いの原則が定められており、職員の採用に当たっても、合理的な理由のない差別は禁止されているということが、別途、法的枠組みが既に整備されているということの内容でございます。
○柳澤国務大臣 国家公務員については、先ほど来申し上げておりますように、国家公務員法におきまして平等取り扱いの原則が定められておりまして、職員の採用に当たっても、合理的な理由のない差別が禁止されていると承知をしているということです。そして、このように国家公務員については、別途、法...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回、雇用保険法の一部を改正する法律案の最終段階におきまして、私ども厚生労働省が、資料の配付について大変大きな失態を演じてしまいまして、結果、それが国会の軽視というか、そういうような受けとめられ方をしてもやむを得ないような、そういう事態になってしまったわけでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのように考えております。
○柳澤国務大臣 「使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。」というのが三条の規定でございまして、これと公務員法二十七条とが同じものかどうかということについては、私、この第三条の解釈の権限と申します...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、小見出しも法文であるわけですが、「均等待遇」ということでございまして、片方の二十七条というのは、もう少し広範な国民の取り扱いについて言っているものだ、このように解釈をいたします。
○柳澤国務大臣 私が申し上げたのは、まず第一に、二十七条について私が有権的な解釈をする立場にあるかということはおぼつかないということをまず大前提にして申し上げたわけですが、この二十七条の解釈に当たって、最高裁が、地方公務員法十三条というのは国家公務員法二十七条とほぼ同じ規定でござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういう考え方が適用されるべき分野があるというのは、私も同じように考えたり感じたりいたしております。
○柳澤国務大臣 ただいまも申したことですけれども、今委員が引用になられたような人事政策というものを適用すべき分野の公務員もあり得るということでございます。  私が党にいたときに、これまた、行政改革あるいは公務員改革に取り組んだときのことになって恐縮なんですけれども、大ざっぱに言...全文を見る
○柳澤国務大臣 財団法人全国精神障害者家族会連合会、略称全家連でございますが、我が国唯一の精神障害者家族会の全国団体といたしまして、精神障害者に対する偏見の是正、精神障害者施策の向上のために重要な役割を果たしてまいったところであります。財政的に厳しい状況にあり、その健全化等に努め...全文を見る
○柳澤国務大臣 外国人の就労状況を見ますと、雇用が不安定であるということ、それから社会保険への未加入が多いということ、こうした問題がありますと同時に、労働市場に悪影響を及ぼすおそれの多い不法就労者も依然として多数に上っていると見られるわけでございます。  現行の報告制度では、す...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員がお尋ねの件にかかわる条項は第二十九条でございますが、この条項によりますと、法務大臣から、入管その他の法に定める事務の処理に関して、外国人の在留に関する事項の確認のためということで求めをいただくのだろう、このように思うわけでございます。  そういうことであ...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、求められる場合の理由を見て、私ども、必要な対応は当然とられることだと思います。
○柳澤国務大臣 外国人研修・技能実習制度につきましては、労働力の確保が目的ではございません。技能移転を通じた開発途上国への国際協力というものが目的でございます。  しかしながら、一部の受け入れ企業におきましては、今委員からるる御指摘がありましたように、不適正な研修であるとか、あ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、労働の形態というものが多様化してきているという認識を多分委員とも共有していると思います。  そういう中で、これからの雇用のあり方というものをどういう方向で追求していくかということでございますが、これにつきましては、私は、まず非正規の方々について、正規への...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員が御指摘のように、雇用対策基本計画というものを、今回、関係条文を削除いたしまして、これを転換することにいたしたわけでございます。  しかしながら、やはり中期的な雇用政策の方向というものは、これは国民の皆様に示す必要があるということで、仮称でございますけれども...全文を見る
04月20日第166回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 小林正夫議員から私へ二問御質問をいただきました。  地域の雇用の確保における経済産業省との連携についてどう取り組んでいるかということでございます。  地域におきます雇用の確保と産業の振興というのは密接不可分の関係にあると考えておりまして、相互に連携協...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○柳澤国務大臣 平成十七年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額二十一兆四千八百八億円余に対して、支出済み歳出額二十一兆千七百二十八億円余、翌年度繰越額千五百四億円余、不用額千五百七十四億円...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成十七年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾であります。  指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期する所...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、市村委員の方から、後発医薬品という言い方が本来もっと普及、利用されるべき医薬品に抑制的な影響を与えているのではないかと。まことに私はうかつで、つい当然のことというふうに考えておりましたけれども、そう言われてみますと、なるほどそういうことが一つあるのかなという感...全文を見る
○柳澤国務大臣 後発医薬品とあえて申させていただきます。余り片仮名、横文字を使うのもどうかというような、そういう考え方もございますので、本日は後発医薬品ということで御説明をさせていただきたいと思います。  これを普及させることというのは、今委員も御指摘になられたように、患者の負...全文を見る
○柳澤国務大臣 患者さんの意思が、そこで何か、非常にそのプロセスにおいて重要視されているかというと、実は必ずしもそうではありません。  先ほどちょっとおっしゃられた処方せんへの署名というのは、お医者さんの方がなさるということが今の制度の枠組みだというふうに承知をいたしております...全文を見る
○柳澤国務大臣 どこをついの住みかにするか、これはもう人間は必ず死を迎えるわけでございますので、この問題はそれぞれについて非常に切実な問題でありますし、また、それぞれについてみずからの生き方というか、そういうことの中で選択をされるということが基本だろう、こういうように考えておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 有料老人ホームというのがついの住みかとして重要な役割を担っていくということは、我々としても想定をしておかなければならないことであろう、このように考えております。その場合に、健全経営それから入居者の保護ということが極めて重要な課題になるわけでございます。  私ども...全文を見る
○柳澤国務大臣 ワークライフバランスをどの法律でうたい上げるか、またそれを実現するための実定法的な条文を置くかということでございます。  今委員は労働契約法の中にもないじゃないかというふうに仰せられましたけれども、私どもとしては、雇用管理の改善ということを書いた項目の中にはそれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今の岩國委員の御質問は、まず、納付率について不公平が生ずるのではないかという観点からの御質問が一つあったかと思います。  つまり、非常に所得等が高い東京だとかいうようなところ、あるいは愛知県も六〇%台と言えばそうなんですが、そういうようなところで非常に納付率が低...全文を見る
○柳澤国務大臣 衆議院の予備的調査に係る回答につきまして、昨年八月から十二月までに、私ども、被保険者等が保有する領収書等の資料によりまして保険料の納付を確認して、記録の訂正等の対応をしたというものが八十六件あったということは御報告いたしました。  これを今回、詳細調査を行ったわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもう推定ということになるわけでございますけれども、当時、市町村に保険料を納付しましたけれども、保険料納付に係る期間が誤って未加入期間というふうにされていたものが十件ということでございます。  それから、国民年金手帳、当時は印紙検認というような手法で納付の手...全文を見る
○柳澤国務大臣 資料につきましては整理中であるという報告を私自身受けておりまして、これは、取りまとまり次第、明らかにしなければならない、このように考えております。
○柳澤国務大臣 基本的にそういうことでございます。
○柳澤国務大臣 これは、今手元にそうした資料を持ち合わせておりませんので、後でまたそれが区分できましたら御報告を申し上げたいと思います。
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、照会申出書に対して、一部判明または記録なしの回答をいたしました一万七千二百四件につきまして、これは被保険者等が領収書の資料をお持ちにならなかったことから、社会保険オンラインシステムの記録の調査、被保険者台帳の調査あるいは市町村の被保険者名簿...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは先ほど申し上げましたように、被保険者の方が領収書等によって確認されたということで記録の訂正を行ったものでありまして、こういう対応をとりましたものが八十六件でありましたということを申し上げたということでございます。  先ほどの繰り返しになりますが、したがいま...全文を見る
○柳澤国務大臣 この八十六件につきましては、被保険者の側にそういう領収書等が保有されておったということで訂正をさせていただいた。社保庁の中で、お申し立ての記録を即座の対応としては確認できなかったということではありますけれども、そういう何よりも動かない領収書等をお持ちになったという...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは非常に丁寧なことをやっているわけでございまして、年金記録相談の特別強化ということで、窓口で申し出られた方あるいは郵送で申し出られた方につきまして、その申出書に基づきまして、私どもとしては、先ほど申したように、社会保険オンラインシステムの記録それから社保庁の被...全文を見る
○柳澤国務大臣 一月から二月までの事例につきましては、現在、社保庁、市町村の資料におきます納付記録の有無について、整理をして確認する作業を実施中でございます。三月の事例につきましては、二月までの事例についての作業終了後、作業に入るという手順で今進めているところでございます。
○柳澤国務大臣 個別具体的な事案の件数につきましては今確認作業を行っているところでありまして、現時点では申し上げられないということでございますので、できる限り作業を進めた上で御報告できようかと思います。
○柳澤国務大臣 五千万件の年金手帳記号番号には、今委員もお触れになりましたように、死亡した方など、基礎年金番号に統合する必要がない方々もおられるわけでございます。  それともう一つは、今後、いろいろな手だてを講じておりまして、例えば年金裁定時が最終的なそうした確認のプロセスにな...全文を見る
○柳澤国務大臣 このときに国民年金被保険者について行ったことは、要は、いわゆる電磁ファイル化をしたということでございまして、基本的には、その期間を通じて全部納付記録があるというもの、あるいは、逆に全く納付の記録がないというようなものについては廃棄をしてよろしいですよ、しかし、いろ...全文を見る
○柳澤国務大臣 サンプル調査ということでございますから、どのくらいのことを考えるかということはあろうかと思うんですけれども、私は、国民年金保険上、一つの立場をずっと維持されていたという方々については、電磁ファイルに移したときに、これをまたさらにマイクロフィルム化しておくというのは...全文を見る
○柳澤国務大臣 新型インフルエンザにつきましては、いつ発生するか予断を許さない、WHO等では、もういつ変異が起こってヒト・ヒト感染が起こるかわからないんだということで、大変な切迫感を持って、また危機感を持ってこれに対応すべきことを注意を促されているということでございます。  私...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど申しましたように、放課後児童クラブ、学童保育と言われているところですけれども、十七年五月現在で一万五千百八十四カ所ということでございます。そういうものにつきまして、今私どもは、原則として必要なすべての小学校区、これは二万カ所というふうに置いておりまして、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのように御理解いただいて結構でございます。
○柳澤国務大臣 放課後子どもプランの趣旨ですけれども、これは両省が今まで行ってきた事業を充実、発展させるという方向でございます。  そのため、一律に小学校内へ移転を目指すものではございませんで、地域の実情、利用者のニーズ、それからこれまで実施してきた事業との継続性なども十分勘案...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的には、今、女性の社会進出の中で具体的なニーズがあるわけですから、それに対して厚生労働省としてはきちっとした取り組みをしていくということは、これはもう待ったなしに必要でありました。そういうことで、私ども、学童保育というものについては、先ほど委員が御指摘のように...全文を見る
04月23日第166回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療法人社団天道会菅谷クリニックにつきましては、平成十九年二月十五日に保険医療機関及び保険医としての取消しを行っております。取消し理由は、自費診療したものを保険診療したかのように装うなど、診療報酬を不正に請求、いわゆる二重請求ですが、等をしていたためであ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本来、保険請求できないとされている診療行為等に対して保険で診療報酬を請求するということは、これはもう正しくないことでございます。  ですから、これは当然、保険の対象になっていない染みの除去というようなことでございますから、これを保険請求をするということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、監査でございますけれども、監査の場合におきましては、不正を指摘された医療機関は、指摘を受けた事例について過去五年間にわたりさかのぼって全例自己点検を行い、その点検結果を報告するということになるわけでございます。    〔委員長退席、理事中島眞人君...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この監査とその後の行政的ないろいろな手続というものは一連のものとして、他の事例におきましても必要に応じて適切に行われているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 健康保険法第七十八条におきましては、保険医療機関等が廃止された場合であっても、開設者であった者等に質問等の監査を行うことができるということになっております。このため、不正請求が疑われる保険医療機関から廃止届が提出された場合には速やかに監査を実施し、事実確...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 情報提供が、今委員が御指摘になられたように、行われたのはもう十三年の時点であるということは私も認識をいたしております。    〔理事中島眞人君退席、委員長着席〕  本件のその情報提供が最初に行われたときからの推移でございますけれども、この情報に基づき...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療法人、御指摘の法人でございますけれども、決算内訳におきましては、これを公にすることによってやはり法人の正当な利益を害するというおそれがあることから、私ども、行政機関の保有する情報の公開に関する法律によりまして、ただいまの情報については御答弁を差し控え...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、やはり法律に基づいて行政というのは行われるわけでございますので、監査におきまして不正を指摘された期間はもう過去にさかのぼって自己点検を行って、しっかりしたその点検を行った結果、保険者に不当に受け取った報酬というものは返還するということでございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、監査をいたしまして現在点検を求めているということでして、そしてその手続が円滑に運ばない場合には、またその段階において厳正に対処するということで進めているわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在、この確定しました四百万円というものは不正請求の一部分にすぎないというふうに当然認識をして、それでさらにさかのぼっての全例自己点検を求めているわけでございまして、それが確定された後において返還を求めるということになっていくものと認識をいたしております...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この場合には、これからまた手続を進めて行政としての告発をするということになるということであります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 監査による返還額全額は六十億ということでございますけれども、それがすべて返還されているというのではないかという御指摘は、そういう状況にございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今申し上げましたように、十七年度におきまして返還を求めた額は六十億六千万、指導による返還分は三十二億八千万、監査による返還分は二十七億八千万、委員の御指摘のとおりでございます。ということでございますが、これは現在の段階でそれが既に返還が行われたという金額...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もとよりそのとおりでございまして、返還請求をしているわけでございますから、その請求どおり返還が行われるということが返還請求の目的であるということは言うまでもないわけです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この返還金の強制執行について御議論をいただいているわけですけれども、返還金及び加算金というのは民法上の不当利得の特例として定められているものでございまして、民法が適用になる私債権というふうに解釈されておりますので民事上の執行手続が必要になってくると、こう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 加算金というふうに申しておりますけれども、返還額にその額の四〇%相当の加算金を付加することになっております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) にわかにそういう立法論を問題提起をされたわけでございますけれども、これは今後、私も今委員の御指摘を念頭に置きまして検討の機会を持ちたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この神奈川県社会保険事務所による詐欺容疑での告発の有無でございますけれども、当該医療機関の開設者である菅谷氏は診療報酬の請求について熟知をしておりまして、悪質性が高いというふうに私ども認識をいたしております。したがいまして、厚生労働省といたしましては、で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、この個別の事案についても、いろいろな私どもの立たされている状況からいって、ただいま告発の準備はしているというところまで申し上げましたけれども、それ以上、今御指摘のようなことについて私がこの場でいろいろ申し上げるのは差し控えたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療は適正に行われなければならないと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今ここでお見せいただいたことに基づいて私が医療免許の適否を論ずるというのはやはり差し控えなければならないと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護保険法において介護報酬の不正請求に対する手だてが規定をされておりますけれども、それは、まず第一に不正利得の返還あるいは加算金、さらには事業者の指定等を取り消すというようなことに手続は規定をされているわけでございます。  介護報酬の審査支払事務につき...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このカネミ油症事件につきましては、いろいろと山下先生を始め与党の先生方に御検討をお願いいたしておりまして、その御検討の成果によりましていろいろな措置が講じられる動きになってきたことに対しては心から敬意を表したいと、このようにまず思います。  油症研究に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の見直しの方向でございますけれども、今委員からお話をいただきましたように、従前、やや熱媒体のというような形でのとらえ方をしておりましたのを、はっきり、食品を介したダイオキシン類等の人体への影響というようなことで、より直接的にテーマを設定するということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 不正支出、不正経理のうち、私的流用事案について逮捕者が出ているわけでございますけれども、広島局におきましては逮捕者三名ということでございまして、罪状は、有印公文書偽造、行使、有価証券偽造、行使、詐欺、それからまた業務上横領等でございます。それから、兵庫局...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、山下委員から私どもの管轄下にございます各県労働局における本当に申し訳ない不正経理あるいは不適正経理といったものについて厳しく御指摘をいただきました。  私どもも当初は自主的な調査によってということを考えましたけれども、国会の皆さんから御指摘をいただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員は生活保護法第三条のところを御引用になられましたけれども、そもそも第一条におきまして、「日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、」ということが規定されているわけでございます。したがいまして、これに沿って生活保護制度を設計し、運用するべきものであると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、法律の下でその法律を実現すべく、執行に責任を負っているという立場でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 生活保護につきましては、最後のセーフティーネットとして我が国においても重要な役割を担っている制度であると考えております。しかし、どの制度もそうですけれども、常に公平性の観点、それからまた、生活保護については自立促進の観点、こうした観点から国民生活の実態を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ですから、今、社会・援護局長がお答えいたしましたように、生活保護基準の在り方については、社会保障審議会で二年掛かりで検証、評価を行ったということでございます。  老齢加算につきましては、七十歳以上に付けていたけれども、消費実態を見ると七十歳以下の方がむ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、お気に召さないかもしれませんけれども、局長がもう非常に詳しく、どうしてこういう判断に至ったかということの詳細な説明をさせていただきました。是非、私どもも、この公平の観点、またこれから施策の重点をそうした福祉から雇用というような方向へできるだけ移...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは本当にもう遺憾極まりない事態であると、このように認識をいたしております。  不適正経理ということに加えて不正経理が指摘され、しかも不正経理の中に私的流用まで指摘をされるということに至ってはもう言語道断であると、このように考えておりまして、そのよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規雇用というものにはいろいろな形態がございまして、一つはもちろんパートというようなことでございますけれども、これについては、今回、私ども、雇用年金の一元化の中で、パート労働者につきましても厚生年金への適用を拡大したいと、こういうようなことで法の改正を...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○柳澤国務大臣 今、まず療養型の病床についての転換の問題が一つございます。これが介護のシステムの中で私どもが取り組まなければならない問題、このように考えております。  それから、この前の介護保険制度の改正以降、大きな転換を私どもいたしたわけでございますが、その一つは予防重視型の...全文を見る
○柳澤国務大臣 日比経済連携協定によりますフィリピン人介護福祉士候補者の受け入れスキームの創設に当たりましては、候補者の要件、入国後の活動内容等の制度全体のあり方につきましてフィリピン政府と十分に協議を行った上で、昨年九月に、両国首脳間で協定の署名を行ったところでございます。 ...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の社会福祉士及び介護福祉士両制度の改正でございますけれども、制度制定時以降の介護や福祉をめぐる状況の大きな変化がございました。これは委員御提供の介護福祉士を中心とした資料でございますけれども、この「介護福祉士を巡る変化と対応」というところにも記されて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、阿部委員、草創当時からの経緯を踏まえての介護福祉士の社会的な機能と申しますことにつきまして、御高見も伺ったわけでございます。  確かに、介護福祉士というのは業務独占ではなくて、今のところ名称独占ということで位置付けられていて、しかも、それはまあ民間...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、阿部委員の方から、今回のこの大手介護サービス事業者三社の不正を反省してみたときに、この事業者と利用者との間のサービスの提供があった後の領収書の交換についても、もっと改善すべき点があるのではないかという貴重な御示唆をいただいたものと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど、費用対効果をどう考えるかという下田委員の御質問に対しまして、老健局長の方から、九億八千万の不正を含むこの報酬の減というものを六億二千万のコストでもって実現しました、あるいは十七年度においては九億二千万の給付金の減ですか、これを五億七千万のコストで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、老健局長が御答弁申し上げたのは介護保険法における介護員養成研修事業についてでございます。  他方、教育訓練給付制度の方でございますけれども、これにつきましては、研修事業者としての指定というものにつきましては、教育訓練を実施する者として著しく不適当で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護に携わる人材の養成確保につきましては、介護福祉士制度については、これは高齢者介護だけではなくて障害者福祉も含むものであるために社会・援護局において所管されているということ、それから、ホームヘルパー等の高齢者に対する介護保険サービスに係る人材の養成研修...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 時代の変遷、高齢化が進んでいること、さらには在宅でかなりの医療行為も現に行い得る技術の進歩もあること、これらの状況の変化によって、介護と医療の区分を明確にしなければならないという、そういう要請が社会的に出てきたと、これにしっかりこたえていくようにという御...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いつも高い御見識から御議論を展開される櫻井委員に敬意を表しておるわけですけれども、事ここについては私はちょっと違った考え方を持っております。  これはひとえに、現行の制度を前提にして国際的な協定を結んだということなんです。したがって、その現行の制度をで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一つのお考えかとも思いますけれども、フィリピンの人だけの資格ということもやはりまた別途の問題をいろいろ生じ得るというようなことも、短い期間ではあろうけれども、懸念されるところでありまして、そういうことで、この養成施設ルートについては、一番のきっかけであっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もその場に、今委員御指摘のように、在席をいたしておりました。この発言については、最初のころちょっとよく分からなかったんですけれども、大体御趣旨のことだということは発言が終わるときにはもう私も理解をいたしたわけでございます。  ただ、この議員の御自身の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、先ほど申し上げましたように、労働時間の我が国の現状というものを見ますと、長時間労働の割合が子育て世代の男性を中心にして高止まりをしておるというふうに今認識をいたしておりまして、労働者の健康を確保すること、それからまた仕事と生活の調和が取れた社会を実...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もとより、国内におきましては私はその方向で努力をいたしますけれども、外交という局面のことについては私、ここで御答弁を申し上げる立場にないものですから、国内的な努力をさせていただくということで御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 准介護福祉士の問題について、私どもとしても、これは現行の制度を前提にして結ばれた協定と、確かに今委員が御指摘のように、それはわざわざローマ字で介護福祉士と書いてあるところにもいみじくもはっきりしているわけですけれども、そういうようなことを前提にして協定が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会福祉士、今委員も役人の現役時代にお手掛けになられたというお話ですけれども、施行をされてから二十年弱の時間が経過しているということでございます。当然、この期間には大きな社会的な変化があるわけでございまして、介護保険法あるいは障害者自立支援法などの施行と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、資質の向上ということを考えまして、最終的には国家試験を一元的に行わせていただくことによってそれを確保したいと、こういうことを考えておるわけでございます。  しかしながら、今委員の御指摘になられるように、介護福祉士のような福祉の現場でいろんな仕事...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、経済連携協定ということで、それぞれセンシティブな項目について、恐らく協定交渉でも真剣な両国の議論が行われただろうと思うわけでございます。そういう場合に、この看護師、それからこの介護福祉士の問題については、まだその改正の作業の中とは言い条、やはり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来の、小池委員も十分お分かりの上で御質問になっているかと思いますけれども、これは、今こうした事態を避けるため、あるいは、こうした事態をすぐさま是正するためにこの再交渉が必要かということについて浅野副大臣が答弁になったと思います。  我々としては、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) せっかくこの前、先ほどの外務省の報告によれば、この説明をし、理解を得られたということでございますので、そのまたすぐさまに改定だというようなことはやっぱり国際交渉の在り方としてもやや性急に過ぎるということであろうと思います。  したがいまして、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お尋ねのタイやインドネシアなどとこの経済連携協定を交渉していくに当たりましては、今回の改正法案の審議の状況及び結果に十分配意をしていただくように求めていくことは当然であると考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この福祉用具の貸与につきましては、一部に不適正な利用が認められた事実もございまして、平成十八年四月の介護報酬改定におきまして給付の適正化の見地から見直しを行いました。その際、利用者保護の観点から施行後六か月の経過措置を置くなど、厚生労働省といたしましても...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来ずっと御議論をいただいておりますとおり、人材確保の面と資質の向上の面で、私ども、今回この介護福祉士の資格につきまして一定の教育水準を確保するということで、実務経験ルートにつきましても六か月以上の養成施設での課程をお願いするということをいたしておる...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○柳澤国務大臣 国家公務員、地方公務員につきましては、それぞれの法律におきまして平等取り扱いの原則が定められておりまして、職員の採用に当たりましても、合理的な理由のない差別はこの法律によって禁止されているものと承知をいたしております。  したがいまして、国家公務員、地方公務員に...全文を見る
○柳澤国務大臣 地方公務員法第十三条でございますが、これは国家公務員法二十七条とほぼ同じような規定が置かれておりまして、したがいまして、私ども、地方公務員につきましても、同様、既に別途の枠組みが整備されていることから、本法案については適用除外と考えているところでございます。
○柳澤国務大臣 今、私、横で聞いておりまして、地方公務員法、またその前の国家公務員法でも、募集、採用における年齢不問の均等な機会の確保については、平等原則のもとで確保されるということを御答弁なさったというふうに聞いておりました。
○柳澤国務大臣 規定の仕方の問題だと思います。  要は、この平等原則ということのもとで、今加藤委員から御指摘のように、一言、加藤委員の威厳ということもあるかもしれませんけれども、平等原則で年齢の禁止をしているのはよくないじゃないかと言われれば、即刻改めるというようなこと、それは...全文を見る
○柳澤国務大臣 既に規定をされているということが前提になりまして、既に規定されているものは、こうしたことは、法文の整理の上で、片方の条文については適用除外にしておくということが、日本の法律における、法制の総合的調整の中では行われていることだというふうに私は理解をいたしております。
○柳澤国務大臣 実質的に変わらない働きを持つ規定が先行の法律にあるという場合には、新しく制定される法律につきましては、これは法制における総合調整の一環として、片方はそちらの法条に任せるという意味で、片方、新しい法律におきましては、これは適用除外ですよということを書き込むということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 従前、私どもは、新聞発表資料につきまして、新聞発表の事前に、実はそうしたことに関心が当然あられる当該法律案が審議された委員会の幹部等の皆さん方にその新聞発表資料を事前にお配りいたしておったわけでございます。ところが、先般誤りがありまして、その新聞発表資料には既にそ...全文を見る
○柳澤国務大臣 細川委員がただいま御指摘になられたように、労政審の建議におきましても、外国人労働者の範囲につきましては、「特別永住者を除く外国人労働者」ということになっております。私ども、同じような方針で省令を取りまとめたいと考えておりまして、したがいまして、その省令の中において...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般もお答えしたことを委員御自身から大変恐縮ながら御引用をいただいたわけですけれども、私ども、今般の法律改正におきましては、外国人労働者につきましては、一つは、やはり雇用を安定させるというような、雇用管理の改善を考えているということを申し上げたわけでございます。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのように考えております。
○柳澤国務大臣 法務省への情報提供につきましては、法第二十九条に定めるところに従いましてこれを行うものでございますけれども、その際、法務省からどういうことが必要情報として理由をつけて表明されるかということは、それをまたなければならないということでございます。  永住者として届け...全文を見る
○柳澤国務大臣 先回の委員会でも、委員でしたか、御指摘がありました。国家公務員の非常勤の職員については育児休業がとれない、しかしながら、他方、雇用保険は加入をさせられている。雇用保険の加入者は、民間であればこれはもう育児休業がとれますし、また育児休業手当の支給も行われる、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 非常勤、恐らく期間の定めのある職員だろうと思います、そういう方が育児休業をするということ、それから他方、育児休業手当も、雇用保険に加入しているのだからそういう手当も行われるべきであるということでございます。問題は余り易しいわけではないというように思いますけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 国家公務員になるためには、今は、1種、2種、3種でしょうか、それぞれの種別の試験、国家試験というものに合格をして人事院に登録をされる、そういう者の中から各省が上位から選考をされて、それぞれの向き不向き、適性をお考えになられて採用されるということが基本でございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来、お答えを事務当局からいたしておりますとおり、障害者の雇用の促進に関する助成措置というのは、多くの部分、障害者雇用納付金制度に基づいて行われているわけでございます。ただ、今、中小企業に対してどうなっているかということでございますが、これは納付金の徴収対象と...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、三井委員から逆に御紹介をいただいて恐縮だったんですけれども、今回の地域雇用開発促進法におきましては、従来四つの類型で進めてまいりました地域あるいは事業というものを再編いたしまして、二つのタイプ、二類型にさせていただいたわけでございます。  そのうちで、前者に...全文を見る
○柳澤国務大臣 最近の若者の就業あるいは入職の状況を見ますと、学校を卒業するまでに職業生活を選択する気構えと申しますか、あるいは自分の職業能力の醸成というものが間に合わない、そういうようなことでモラトリアム的に何かフリーターみたいなところに就職するというようなことが多くて、それで...全文を見る
○柳澤国務大臣 トライアル雇用また紹介派遣雇用につきまして、現行の期限を延長すべしとの提案があったという御指摘をいただいたわけでございますが、私ども、現段階においてそのような措置をとるという考え方を持っておりません。
○柳澤国務大臣 仰せのとおり、含まれておりません。
○柳澤国務大臣 先ほど職業安定局長からお答え申し上げましたとおりでございます。外国人本人からの開示請求や訂正請求につきましても、個人情報保護に関する法律に基づいて適切に処理をするということでございます。  そうした配慮を加えた上で、行政庁内部で、行政機関の間での情報提供につきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 一般的に、小規模作業所等施設における作業員の労働者性というものを、もっと関心を持って、これに必要な調査あるいは行政的なもろもろの措置を講ずる対象にすべきだ、つまり、労働者性のあった場合には、それをしっかり労働行政の観点で監視あるいは監督すべきだというお話でございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 福祉と雇用の兼ね合いというものをうまく調整した保護雇用という制度もあるのではないかという御指摘でございます。  我々は、国によってさまざまな取り組みがあるというふうに考えておりますけれども、これはやや中期的な課題として取り組むべきテーマかというふうに思いますので...全文を見る
○柳澤国務大臣 雇用情勢につきましては、今委員御指摘のように、全体としては改善が見られるというふうに考えておりますけれども、地域格差と申しますか、地域によっては改善がおくれているということが認識されていることは御指摘のとおりでございます。  この雇用情勢が厳しい地域に対しまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 二十九条の規定で、届け出に係る情報の提供ということで、厚生労働大臣は、法務大臣から、外国人登録法等に定める事務の処理に関して、外国人の在留に関する事項の確認のための求めがあったときは、こういう枠組みで情報を提供するものとするということが規定をされております。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 衆議院議員山井和則君外二名提出の若年者の職業の安定を図るための特別措置等に関する法律案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました消費生活協同組合法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  消費生活協同組合制度については、組合員の生活の文化的経済的改善向上を図ることを目的とする相互扶助組織として昭和二十三年に創設さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルの安全性の問題につきまして、いろいろないきさつがありました。後で御質問があればお答え申し上げる次第ですけれども。  いずれにいたしましても、厚生労働省の厚生労働科学研究というのを十七年度に行ったわけでございますけれども、その方々の間に一般の奨学寄附金とい...全文を見る
○柳澤国務大臣 タミフルにつきましては、今私どもとしては、三月に緊急安全性情報というものを発出いたすまで、添付文書での副作用の警告でありますとか、あるいは二月の末に注意事項をお示しして、その使用についてのお願いというようなことを発出いたしておりますので、基本的には、この私どものい...全文を見る
○柳澤国務大臣 創薬に関する研究費あるいは研究費予算というものについての考え方ということでございますが、今アメリカの国立衛生研究所の予算が約三兆円に上っておる、それに対して日本のライフサイエンス予算は、厚労省、文科省、それから経産省三省にまたがって計上されておりますが、合計いたし...全文を見る
○柳澤国務大臣 医薬品分野でのイノベーションにつきましては、私ども、先ほど御紹介いたしましたように、私どもの省だけではなくて、文部科学省それから経済産業省と連携をとるという体制をつくらせていただいているわけでございます。  そういうことで、これを一元化して、そしてそれぞれの省庁...全文を見る
○柳澤国務大臣 今柚木委員の方から、韓国あたりは臨床研究専門医あるいはCRC、こういうようなものの人件費を公的予算で確保しているというようなことについて御指摘をいただいたわけでございますけれども、率直に言って、私ども、まだそこまでは我々の議論も至っておらないのが実情でございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 率直に言いまして、私どもの国のドラッグラグということの大きな要因の一つに、国際的な共同治験への参加がなかなか円滑に実現し得ていないということがあるわけでございます。  世界的な創薬の動き、それからまた、製薬が実現した場合の市場シェアの獲得競争というものを考えたと...全文を見る
○柳澤国務大臣 新たな治験活性化計画は五カ年計画としてスタートするわけでございますけれども、今委員からも御指摘いただきましたように、その中間の三年目におきまして、実際に我々のねらいどおりの強化目標が達成できるものかどうかという観点からの見直しを行うことにいたしておりますので、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 在宅療養されている患者さんの医療廃棄物を薬局や医療機関が自主的な取り組みとして処理しているという御指摘でございます。  本来は、今環境省から答えがありましたように、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づきまして、家庭から排出される廃棄物は、一般廃棄物ということで...全文を見る
○柳澤国務大臣 一般的に、納付をされない方々に話を改めて聞けば、恐らく年金の信頼性ということを口にされるんだろうと思うわけでございます。しかし、これに対しては、私どもは、十六年度の改正というものは持続可能なスキームであるということを考えているわけでございまして、このことを説得して...全文を見る
○柳澤国務大臣 今いろいろな工夫を年金の受給資格取得期間についてもいたしていることは、もう糸川委員は御案内かと思いますが、例えば、低所得等の理由で保険料負担が困難な方には免除制度を活用していただいておりますが、この免除期間というのは、実は受給資格を構成する期間に含まれるというよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、裁判のことにつきましては、患者を救うための医薬品におきまして生じました問題は、やはり時代時代の医学的知見に照らして、厳正な司法判断を求めざるを得ないというのが私どもの立場でございます。要するに、事後的な、結果責任を負わされる、損害賠償責任を負わされるというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 亡くなられるということに対しては、もう心からの哀悼の気持ちを表させていただきます。  ただ、裁判で争っているということは、今損害賠償、国家が不法行為を行ったということで訴訟になっているわけでございまして、私どもとしては、薬剤というものは、要するに有用性というか、...全文を見る
○柳澤国務大臣 新予防給付導入の前後におきます介護予防サービスの利用者お一人お一人のサービス提供回数の変化につきましては、十九年一月から開始しました継続的評価分析支援事業におきまして、市町村がデータを収集しまして、それを国が評価、分析することとなっております。  ただ、これとは...全文を見る
○柳澤国務大臣 改正介護保険法の附則第二条第二項におきまして、検討規定というものを置いております。政府は、予防給付及び地域支援事業の費用に対するその効果の程度等の観点からの検討を、法律の施行後三年を目途として行うこととされております。  このため、国におきましては、市町村の協力...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護予防サービスの利用の状況につきましては、地域包括支援センターによりましてモニタリングが行われておりまして、仮に不適正な過少サービスということがあれば、これは改善される仕組みとなっております。  厚生労働省といたしましては、不適正な過少サービスが発生しないよう...全文を見る
○柳澤国務大臣 このサービスにつきましては、理由もなく一律にカットするというようなことで取り組んでいるわけではないわけでございます。  サービス量の変化につきましては、今後、年度内にも一部仮集計ができるかどうかということにつきまして検討をいたしたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 御指摘の尾辻大臣の答弁でございますか、ここにも、適正なケアマネジメントに基づいてどういうケアの計画を立てるかということが記されているわけでございます。  私どもも、この地域包括支援センターにおける介護予防の基本理念を踏まえたケアマネジメントがあるということと、も...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど触れました継続的評価分析支援事業の実施市町村を選定するに当たりましては、都道府県の介護予防担当部局が管内の市町村に対して、本事業について十分周知の上、市町村の意向を勘案した上で候補を推薦してきたところでございまして、厚生労働省として、特に優良な介護予防の取り...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたように、この評価分析支援事業の実施市町村というものは、都道府県の介護予防担当部局が管内の市町村とよく協議をした上で推薦をいただいているということでございます。  そこで、私は、山井委員の御熱心な御議論もよくわかりますので、この調査対...全文を見る
○柳澤国務大臣 率直に言って、厚生労働省の行政というのは、非常に都道府県を通じてということが多いわけでございます。特に介護は、市町村が主体となってやっているということもございます。そういうことで、どういう市町村がよろしいかということが問題になれば、それは県当局と協議をするという手...全文を見る
○柳澤国務大臣 基礎年金番号に付番をされていない、または統合されていない約五千万件の年金手帳記号番号の中には、基礎年金番号に統合される必要性のない、まず基礎年金番号導入前に死亡した方、導入後、年金受給前に死亡した方の記録、あるいは、受給要件がなく請求を行うことができない方の記録が...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成十八年度の診療報酬改定におきましては、全体がマイナス三・一六%の改定となったということは、委員もつとに御案内のとおりでございます。歯科診療報酬改定におきましてはマイナス一・五%ということにいたしたわけですが、その中で、歯周基本治療や根管治療といった歯科治療にお...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、歯科医療というものが、最近、口腔医療ということで、人間の健康そのものに非常に大きな関連性を持っているということが言われるようになりまして、私どももいろいろな審議会等におきまして、例えば、新健康フロンティアのいろいろな各論を論議するような場所におきまして歯科...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、厚生労働相の役に就任して一番最初に言われたことはこの文書指導の問題でございまして、非常に記憶も鮮明でございます。  その後、各地の歯科医師の団体、そういうようなところでもいろいろな工夫がなされておるようでございますし、また最近では、日歯といって、全国団体でご...全文を見る
○柳澤国務大臣 今年度から、生活保護というものがセーフティーネットである、いろいろなものを全部、資産、所得等の状況を勘案しても本当に生活費に事欠くという方々に絞って支給されるべきものだという考え方から、先ほど委員が御指摘になったような、自宅、土地を保有する場合には、それを活用して...全文を見る
○柳澤国務大臣 自治体の病院も、地方財政の困窮の中で、なかなか経営が思わしくないというようなところを中心にして、かなりきつい合理化の努力をしなければならない、こういう状況に置かれているようでございます。  私が出ます会議におきましても、自治体について、どちらかというと、自治体財...全文を見る
○柳澤国務大臣 医師の需給をどう見るかというのは、なかなかいろいろな議論があるようでございまして、私も、専門家の阿部委員を前にして何か立派な意見が吐けるとも思いませんけれども、この医師の登録数の調査もそれなりの意味を持っているというふうに理解をしております。それは、医師の登録をし...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま津田委員の御指摘のように、これまで二日間にわたりまして委員会の審議をお願いいたしてまいりました。この間、非常に高い立場からの御意見をちょうだいいたしますと同時に、現場をよくごらんになっていただいているそういう立場からもまたいろいろと御意見をちょう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) はい。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 准看護師制度に、看護福祉士制度につきましては、先ほども私、御答弁申し上げましたとおり、いろいろな角度からの御議論が行われて、こうしたことを置くのは、せっかくの今回の資質の向上ということと本当にそぐうのか、また将来に禍根を残さないか、こういうようなことを指...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 法律案に対します附帯決議につきましては、率直に申し上げて、私ども、これを同じ立場で知るということには相なりませんけれども、事前におまとまりの経過等につきまして事務方にお示しいただいておりますので、私としては、そういうチャネルを通じて、内容についても私なり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 修正案と附帯決議案が可決をされたという場合には、准介護福祉士の制度がこのような観点から暫定的に置かれているということを踏まえまして、この協定の発効後に早急にフィリピン側との協議、調整を行っていくべきこと、また准介護福祉士の制度について検討を行う時期として...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、御指摘にもございましたように、フィリピン側の批准手続が終わっておりません。そういう現状を踏まえますと、現時点においてフィリピン側に協定の修正を申し入れることは困難であると、このように考えております。したがいまして、フィリピン側の手続が終了して協定が発...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 協定が発効した後におきまして、協定の運用状況や公布後の状況ということを踏まえまして、適切な時期に必要な対応を図ってまいりたいということを先ほど御答弁申し上げました。  もちろん、この仕組みが必要でなくなる状況というものを最大限努力して実現したいというふ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今の御指摘は私も全く同感でございます。いろいろエピソード的にも聞くわけでございますけれども、介護に当たる方々と対象の方々との関係というのは極めて難しい、そういうことを聞いておるわけでございまして、現実に介護福祉士になられてそうした業務に携わる方々にいかに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の介護福祉士制度の見直しにおきましては、今委員の御指摘のルート、介護現場で三年以上の実務経験のある方にも新たに理論的、体系的な勉強をしていただいた上で国家試験を受験する仕組みということを設定させていただいておるわけでございます。その際、介護現場で働い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今朝、ちょっとぱらぱらと見せていただきました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 介護福祉サービスを提供する仕事というのは、地域の高齢者の方々あるいは障害者の方々の様々なニーズにこたえて自分らしく生きがいを持った生活を直接支援するやりがいのある仕事だというふうに考えております。  こういう高齢者の方というのは元々弱者であったわけでは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 外交の衝に当たっている外務省の審議官から説明がありましたとおり、この介護福祉士法の改正の動きといったようなものについては、あることを承知して条約交渉に当たってくれたということでございますけれども、その具体の中身が、まだ九月段階では、その前の大筋の合意とい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 政治論としてどうかということでございますので、そういう観点から私の考え方というか感じ方を申し上げますと、日比のこの協定ではやはり人的なサービスの提供を行うということが非常にセンシティブな問題であったということは私もずっとこの交渉の中で聞いておったことでご...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど医政局長の方から御答弁させていただきました十七年十二月時点での数字は、七十三か所の救命救急センターに今八十四台ありますと、こういう話でございます。その時点での救命救急センターの数は、先生は今二百一と仰せられましたけれども、百八十九ということで、百八...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 何点かにわたりまして御高見を承りました。  第一に、救急救命士は、医療の現場において医療と接したという経験が必要なのではないかという点でございました。これにつきましては、救急救命士は、その資格を取得した後、医療機関で実習を行っていると、こういうことがあ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省といたしましては、これまで、AED普及啓発協議会を都道府県に置く場合のその協議会の設置について補助を行う、またAEDの講習等について補助を行うというようなことで、今委員が御指摘のように、普及啓発という側面で補助を行ってきたところでございます。こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、救急医療の確保に努めてまいる所存でございます。
04月27日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○柳澤国務大臣 生協、消費生活協同組合ですけれども、今委員が御指摘になられたように、昭和二十三年、終戦間もなくに相互扶助組織として組織をされまして、今日非常に大きな組織に全体としてなっておりまして、国民生活にとって不可欠な事業をなさっているというふうに認識をいたしております。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 生協は、先ほども申し上げましたように、例えば購買事業ですと我が国の小売総売上高の二%を占めるというように、経済事業主体として一定の規模を占める、こういうことになっております。  一方、生協を取り巻く環境は変化をいたしておりまして、特に事業の健全性という観点では、...全文を見る
○柳澤国務大臣 もともと生協というのは、組合員みずからが出資、利用、運営に参加をいたしておる相互扶助組織だということが特徴的な性格でございます。したがいまして、今回の改正も、その生協内部の自律的なガバナンス機能を強化するということを考えて、生協が事業の健全性を維持して、組合員の利...全文を見る
○柳澤国務大臣 生協につきましては、まず食の問題については、先ほど園田委員の御質問にもお答えいたしましたように、地産地消であるとかあるいは産直であるとかというようなことで食の安全を追求される、そして有機農業による生産物を志向されるというようなことで、これについても環境面への配慮が...全文を見る
○柳澤国務大臣 残留農薬の規制ということでポジティブリスト化というものが行われるようになりました。そういうことで、これに対してどういうふうに対応しておるかということを、かなり厳格に、まあ農業生産者の方も残留農薬規制に対しては遵守ということで非常にいろいろな御苦労をいただいておるわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 介護保険につきましては、十八年四月に、実施になりましたけれども、改正が行われたわけでございます。そういうことで、介護の要介護区分というか要介護の程度というものをしっかり見まして、要支援の方というものをつくったり、あるいは特定高齢者というものをつくったりしまして実施...全文を見る
○柳澤国務大臣 この調査をいたしておるわけでございますけれども、できるだけ早く仮集計をいたしたいということを申し上げましたけれども、具体的にサービス量の変化につきまして調査をするというようなことを仮に行うとしても、要介護度や心身の状態にそれがどのような影響を及ぼしたかということを...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、まず第一にきちっとした要介護の区分の認定をしているわけです。それでもって実施として介護のサービスを行っているということでございまして、その上で地域包括支援センターによってモニタリングをしておるということでございまして、不適正な過少サービスがあれば、...全文を見る
○柳澤国務大臣 背景になる事実認識についてはいささか異なる点もあるわけでございますけれども、それはちょっと横に置いて申し上げるとすれば、生協というものが、昭和二十三年の制定以来、非常に重要な社会的あるいは経済的役割を果たしてまいったという認識でございます。
○柳澤国務大臣 目的規定は第一条にあるわけでございますけれども、「国民の自発的な生活協同組織の発達を図り、もつて国民生活の安定と生活文化の向上を期することを目的とする。」ということで、十分に過不足なく規定をされていると考えます。
○柳澤国務大臣 まず、生協も共済を扱っておりまして、その意味では民間の生損保と同じ業務を、しかも兼業の形で行っているということでございまして、私ども、これから先、常に共済が健全にしかも契約者の保護の観点で十全なものでなければならないと思っておりまして、そういう方向での法律の改正も...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度、無過失補償制度というものを組成しようということでございますが、その考え方というのは、今委員の御指摘いただいたとおりのものであるということでございます。  つまり、出産というのはなかなか難しい面を持っているということで、ある確率で必ずそうした事故が生じてしま...全文を見る
○柳澤国務大臣 一律に規制すべきだというふうにはなっておりません。  この協同組合組織の金融機関、共済あるいは保険を含めてなんですけれども、非常に二律背反的なことも実は内在しています。それは、共済とかあるいは一般の金融もそうなんですけれども、できるだけ自己資本比率を上げなさいと...全文を見る
○柳澤国務大臣 生協というのは、資本主義経済の中において企業が営利を目的として自由に活動するということの中で、それに、ある種、対抗原理として協同組合の思想というものがあったわけでございます。そして、協同組合というものが、戦後いろいろ個別立法の形で、農協であれあるいは信用金庫であれ...全文を見る
04月27日第166回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 千葉景子議員から私に数問お尋ねがございました。順次お答えを申し上げます。  まず、少年法の厳罰化が少年の改善更生に有効かとのお尋ねでございます。  平成十二年の少年法改正は、基本的には、少年の健全育成という観点に立ちまして、その規範意識を育て、社会で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私に対しましても、厚生労働省所管の独立行政法人の出資金等についてのお尋ねでございました。  特殊法人から独立行政法人へ移行した際に出資金が減少している御指摘の厚生労働省所管の三法人の名称とそれぞれの減少金額は次のとおりです。  まず第一に、雇用・能力...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本年金機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、日本年金機構法案について申し上げます。  公的年金制度は、国民の信頼を基礎として常に安定的に実施されるべきも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 谷畑議員にお答え申し上げます。  社会保険庁におきます問題発生の原因について、まず冒頭お尋ねがございました。  御指摘のとおり、平成十六年以降、社会保険庁の不祥事が相次いで明らかになりまして、国民の皆様の深刻な不信を招きました。これらにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金記録相談の特別強化体制絡みで、長妻議員から数字にわたって御質問をいただきました。  この年金記録相談の、年金記録の訂正申し出があったわけですが、この訂正申し出が却下された方への対応について特にお尋ねをいただきました。  御指摘の年金記録相談につき...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどもお答えをいたしましたように、長妻議員も、消えた年金というお言葉を改められまして、基礎年金にまだ統合されていない件数ということで、大変ありがたいと拝聴いたしました。  そういうことでございますが、これは、先ほども申し上げましたとおり、内訳を言いま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 古屋範子議員にお答え申し上げます。  まず第一は、社会保険庁の抱える構造問題とガバナンスへの対応についてお尋ねがございました。  今回、提案いたしております日本年金機構におきましては、かつての地方事務官制に由来する閉鎖的な組織体質を改めまして、組織の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 糸川正晃議員にお答え申し上げます。  最初に、公的年金に対する国の責任につきましてお尋ねがございました。  今回の改革案におきましては、公的年金の一連の運営業務を日本年金機構に行わせることといたしておりますが、公的年金の財政責任、管理運営責任そのもの...全文を見る
05月08日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保障協定を実施するに当たりましては、従来から社会保障協定を締結するごとに厚生年金保険法等の特例等に関...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ほぼ一時間にわたりまして西島先生から、私どもの厚生労働省が過去に取ったいろんな施策、それがどのような評価をこの検証の中で受け、そして新しい政策につながっていくのかというような観点からいろいろ根本的な問題について問題提起をいただきました。  私どもも、日...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、既にこの問題についてかなり長期にわたってお取り組みをされている大塚先生から、その検討の内容と同時にいろいろな考え方について御披露をいただきまして、大変参考になったところで感謝を申し上げたいと思います。  私は、何というか、一つ感想として申し上げたい...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました日本年金機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、日本年金機構法案について申し上げます。  公的年金制度は、国民の信頼を基礎...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本年金機構の業務につきましては、機構がみずから行う業務とするか、外部委託する業務とするか、この切り分けに関する基本的な事項は、学識経験者の意見を聞いて基本計画で定めるということにいたしております。  その学識経験者の会合をどこに置くかということで、お手盛りを排...全文を見る
○柳澤国務大臣 簡潔にお答え申し上げたいと思いますが、我が国の年金制度は社会保険方式を原則としておりまして、私は、将来ともにこのことは堅持すべきである、このような考え方でございます。  そういうことを前提にいたしますと、給付を受けるために一定期間保険料の納付が必要であるというこ...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、就業形態が多様化する中で、短時間労働者については、その数の増加とともにその果たす役割の重要性も増大してきておりますが、短時間労働者の待...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 西島議員にお答えを申し上げます。  まず、均衡待遇問題に関連いたしまして、正社員と同視すべきパート労働者の定義等についてお尋ねがありました。  今回の法案におきましては、差別的取扱禁止の対象となる正社員と同視すべきパート労働者とは、所定労働時間は短い...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保障制度の我が国と諸外国との間での二重負担の解消や、老齢年金に関する保険料の掛け捨ての防止ということを目的といたしまして締結いたします社会保障協定については、これまでその国内法制の整備に関しては各国ごとの実施特例法を作成してきたところでございます。既...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この広報による周知というのは非常に重要だというふうに考えております。  この手法といたしまして、具体的に想定をいたしておりますのは、まず第一に協定締結国ごとに協定の概要、手続を説明した資料を事業主に配付するということがございます。それから第二に、これは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 各国との社会保障協定の締結に当たりましては、まあこれまでどおり、まず国会の承認ということは引き続いて必要になるわけでございますが、これが継続する委員会が外務委員会ということになって、厚生労働委員会に対してはちょっとごぶさたになると、こういうことでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど申し上げましたように、本日の審議の結果を踏まえまして適切に対応してまいります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今政府参考人の方から御説明させていただいたとおりだと私は考えております。それぞれの国にはそれぞれの国の国民社会というか、そういうものにどのように年金を位置付けるかという基本的な考え方があって構築をされているわけでありまして、この社会保障協定を結ぶに当たっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことを必ずしも私は申し上げているのではなくて、少数の外国人の方への考慮から我が国の年金を根幹から揺るがすようなことになることをどう考えるかという問題であるということを申し上げたのでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 三百人以下の海外の事業場の代表者になって、それで中小企業主としての任意加入である特別加入制度を利用しているというケースでありますが、それはやっぱり常時三百人以上ということになりますと、やはりその適用要件を欠くことになるということは、これはもう内外の平等取...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まさしく九州に子会社を設けるのと中国に子会社を設けることとを余りもう意識しないというか、そういうボーダーレスの産業社会というか、経済社会が進展をしているわけでございます。  じゃ、九州に子会社を設けてその社長さんになってもらうときはどうなのかというと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、税方式との比較を論議する場合に、私どもは社会保険方式がいいという意味で社会保険方式ということを申し上げます。しかし、年金全体を議論するときには、それに加えて、世代間扶養であるとか、あるいは先ほど来いろいろな御議論があるように、年金の機能ということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、就業形態が多様化する中で、短時間労働者については、その数の増加とともにその果たす役割の重要性も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) がん対策基本法を山本委員などの諸先生、また当省の先輩大臣のお力でもって成立をするという状況になりまして、その基本法に基づいてまず手掛けなければならないのは基本計画であると、こういうことでございまして、この基本計画につきまして、現在、これまた基本法の中で設...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、私はこの基本計画について、協議会において御議論をいただいておるところでございますので、その結論が、今言った、本当にがん患者の皆さんに喜んでいただける、そういうことを期待しているという言葉遣いをさせていただいたわけでございますが、主体的にももとよりその...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山本委員から仕事の進め方がそもそもやっぱり縦割れにかなり影響されているところがあるのではないかという御注意をいただきながら、この基本計画こそ大事、またその中での全体目標こそ大事なんで、そこのところをもう少し視野を広く持って、今現にがんを患っている方々にも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、山本委員のお話の中でも、お医者さんとの対話の中でもっと患者さんに納得できる、そうしたコミュニケーションの下での治療というようなものができるんだがというようなお話がございましたけれども、やはり納得して、あるいは希望する医療が施されるというようなところに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、まず第一に、情報というものの量もありましょうし、また質もありましょうけれども、そういうものと実際のギャップというものではないかと。私は、つづめて言えば、情報というものとそうした現実に自分が施される治療法との間のギャップなのではないかと、こういうよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、そこに最近においてのいろんなある種の悩みというものが発生している、そういう余地が非常に大きいというふうに思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 操作された……
○国務大臣(柳澤伯夫君) いやいや、操作された情報でなく、もう本当に客観的にできるだけ誠実に収集された情報を提供されるということを前提とした場合、私どもの医療行政なぞを背景としたその実際との間にやはり乖離はそれなりに影響を受けて大きくなるという傾向はあることは、これは否めないだろ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、私、委員の御質問を拝聴しながら、その出口というか、がん検診も今度の一般の生活習慣病の健診と同じように保険者の義務化を図ったらどうかということで、その方が効率的ではないかという問題提起でございますけれども、この今回の生活習慣病の健診というのは、これはそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまの御質疑にお答えする前に、先ほどの御質疑、特定検診とがん検診を同時に実施するように保険者の義務とするということでございますが、私は先ほど申し上げたように、委員が問題提起をされるときに私もお聞きしながら考えてみたわけですけれども、その保険者の負担に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療計画それから医療費適正化計画、それぞれ今鋭意検討をお願いするという段階にありますが、どうしてそういう資料がホームページ上現れたかということ等の経緯についてよく調査の上、委員に御報告をいたしたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国におきましては、すべての国民が何らかの公的医療保険制度に加入して、言わば国民皆保険ですが、この下で必要かつ適切な医療は基本的に保険診療によって提供されるという制度になっております。  一方、民間医療保険は、患者の一部負担部分や差額ベッド等に対応す...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お尋ねの調査、社団法人日本病院会の会員病院に対して行われておりまして、本年三月にその結果が公表されて、私どもも、今委員の御指摘になる会議でもって私もその結果の要点を拝聴させていただきました。  御指摘のように、調査は、回収数が少ないということで、調査結...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 将来人口推計ということが行われるわけでございます。これはこの国勢調査が行われた年、その本当の実態を踏まえて将来人口推計というものが行われるわけでございますが、それは国際的にも確立した人口学の手法というものがあるようでして、それは今委員が中学生でも分かると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 後期高齢者医療制度におきましては、後期高齢者一人一人に保険料を負担していただくという仕組みといたしております。そういう仕組みを新たにつくるわけでございますが、現在でも後期高齢者の約八割は国保に加入しておりますが、国保加入者については、所得のない高齢者を含...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申し上げましたように、後期高齢者医療制度は個人単位で保険料を賦課することといたしているということです。  保険料の賦課基準ですけれども、これは現に八割の方が国民健康保険に加入して国保の基準に従って保険料を支払っているという実態があることを考慮し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年額十八万円の年金のみが収入だと、で、資産もなく生活されている場合というのは、基本的に生活保護の適用対象となる可能性があるというふうに考えております。  今回の国民健康保険と介護保険の保険料の年金天引きは、今その趣旨とするところは保険局長からお答え申し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども保険局長から御答弁申し上げましたとおり、まず私どものこの保険による医療制度というのは必要かつ適切な医療を保険診療によって確保すると、こういうことを理念としているわけでございまして、その中身において、必要かつ適切な医療の中身においてどうするかという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、さきの通常国会におきまして成立した健康保険法等の一部を改正する法律におきまして、平成二十年四月から、現に三割負担をしている六十五歳から六十九歳の方については引き続き三割負担をお願いする、それから七十歳から七十四歳の方については応分の負担をしていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) レセプトデータというのは今委員の御指摘のとおりでありまして、非常に高度な個人情報であるということでございまして、その保護には万全を期すことは当然であると、このように考えます。このため、収集、分析に当たっては、個人情報保護に十分留意して、匿名化技術の活用に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 失礼しました。  潜在看護師の方をもう一回現役復帰していただくということが、いろいろ我々検討する中で非常に重要な柱になっているわけでございます。  確かに今、福島委員が御指摘になられるように、それではその把握の体制はどうなのかと言われますと、言わば、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) うんうんとうなずいていると仰せられましたけれども、とにかく私ども、委員の提案も一案と思いますけれども、とにかく何か具体的なことを考えていかなければならないという意味合いで、私、今委員の言葉に耳を傾けていたというところでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国の医療保険制度におきましては、正常分娩につきましては、これは疾病又は負傷に当たらないということから診療報酬の対象とはなっておりません。他方、帝王切開等の診療については診療報酬の対象としているところでありまして、平成十八年度の診療報酬改定におきまして...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○柳澤国務大臣 御指摘の五千万件のデータの内訳件数でございますけれども、生年月日に誤りがあると申しますか、また場合によっては、誤りが推定されるもの、記載がないというものが、今御指摘のように、厚生年金保険で三十万余り、それから国民年金で千百件余りあるということでございます。  こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 五千万件の中には、年齢に着目して分類をして件数をそれぞれに挙げさせていただいた、これはそういう資料でございます。そういうことからすると、生年月日を今申し上げたような理由で特定できないものが五千万件の中で三十万ちょっとある、こういうことでございます。今、委員が仰せの...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、まず申し出が真正である、真正であるかどうかというのは、結局は調べてみないとわからないわけですが、お互い人間で、記憶違いもあるわけですから。そういうことなんですが、そのお申し立てについては、とにかくできるだけ裏付けになるような、年金記号番号のそういう口座と申...全文を見る
○柳澤国務大臣 息子さんの場合であっても、うちの父はこうだったですよというようなことでいろいろ申し立てをいただければ、そのラインに沿った我々の資料のチェックというものが行われるわけでございます。これはもうできるだけ丁寧に行うということで、当然のことながら、年金権を持っていらっしゃ...全文を見る
○柳澤国務大臣 お尋ねの件数でございますけれども、社会保険庁の被保険者台帳、今マイクロフィルムでやっている納付記録、そこには記載がありましたけれども、社会保険オンラインシステムに記録が収録されていなかった事例は十一件ということで、仰せのとおりでございます。
○柳澤国務大臣 国民年金の被保険者台帳を磁気ファイル化するときにはどういうことであったかといいますと、当然コンピューターで磁気ファイル化したわけですけれども、その磁気ファイルが完了した後、当然のことですが、元台帳との突合、それから不突合があった場合にはこれを補正するという指示を出...全文を見る
○柳澤国務大臣 今の御指摘は、東京都の社会保険事務所で納付状況リストというものを保存しているというか、そういうことを念頭に置かれて御質疑をなさったかと思うわけでございますけれども、私どもといたしましては、この電算システムのデータを紙媒体に出力したものをたまたま持っていらっしゃると...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは社会保険事務所のことでございまして、そんなに膨大な数ということではありませんので、それぞれの事務所で探すのにどのぐらいの手間がかかるかという問題はあるにしても、私ども、わかればそれを把握いたしたいし、必要であれば御提供申し上げたいと思います。
○柳澤国務大臣 社会保険事務所におきましては、そういうことをして、本来は、通達上はマイクロフィルム化を要しない部分までマイクロフィルム化したというようなところもあった、ないと私も言い切るつもりはありません。そういったものを総合的にチェックするかということでございますけれども、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、今申したような状況で、この五千万件の未統合の資料を持っているということでございまして、現在、完全な意味で基礎年金番号に統合が完了しているというようなことを申し上げるつもりはないわけでございます。したがいまして、先ほど来申し上げておりますように、被保険者ある...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、今申したような、あの当時は百万件でしたね、百万件ぐらいの中で八十六件というものがあって、そのうちで十一件ということに最終的になったわけでございますが、そういう状況を考えますと、やはりおかしい方には、自分の加入履歴はこういう御通知をいただいたけれども...全文を見る
○柳澤国務大臣 コストは、今我々そうしたことをやるという考え方がないものですから、それを試算するというようなことをしていないんですが、先ほど来申し上げておりますように、何でも国民の側から言ってこいと言っているんじゃないんです。  我々の方は、まず私どもが、我々の手持ちのそれぞれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員の御主張の点も御主張としてかねてお聞きしているわけでありますけれども、結局、私どもといたしましては、前向きに、今申したような、これからそういう確認の施設というか、そういう機会というものを制度的に設置しているわけでございますから、それをもってしっかりやってい...全文を見る
○柳澤国務大臣 もろもろの年金制度が並立している中で統合するということをいたしました。その統合のプロセスの中で、コンピューターといえども、前の人力でやっていたところからコンピューターに記録を移すという仕事をやるのはやはり人間でございますから、そこでいろいろな事情が作用して結果とし...全文を見る
○柳澤国務大臣 お申し出をいただいたときにはこの突合をさせていただきます。
○柳澤国務大臣 私どもとしては、今るる私から申し上げてきたような、我々が今後において行おうとしているプロセスの中でベストを尽くして、お申し出をいただいたことについてはとことん丁寧にチェックをかけていく、そのときには、今委員の仰せになられたような、御指摘になられたような資料も当然の...全文を見る
○柳澤国務大臣 従来は国民年金の主たる窓口は当然市町村でございまして、そこに市町村の被保険者名簿というものがございました。そして、それを社保庁に進達する、社保庁はそれによって台帳をつくる、こういう仕方、仕組みになっていたわけでございます。  したがいまして、この市町村のもとの名...全文を見る
○柳澤国務大臣 もともとシステムとしては、委員も御指摘になられたかと思うんですけれども、市区町村の名簿というものがそのまま社会保険庁に進達されて台帳をつくるということでございますので、言ってみますと、生資料というか原資料というものは市町村にスタートをする、こういうことでございます...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはかねて委員との間でいろいろ御質疑をいただいて、私を含めてお答えを申し上げているわけでございますけれども、このデータはマイクロフィルム化をしたわけでございまして、そのマイクロフィルムというものを廃棄するというようなことはございませんでしたので、したがって、それ...全文を見る
○柳澤国務大臣 手書きの元台帳をマイクロフィルム化したわけでございますが、それと同じように、現在私どもがある意味で台帳的なものとして扱っている磁気データ、これとの突合をすべしということでございますが、もともとこの磁気データというのは、マイクロフィルム化されたものと同じものを情報デ...全文を見る
○柳澤国務大臣 特に経済、それも現実のお金を扱うという業務を所掌している国税庁あるいは郵政、昔の郵政局、郵政の業務というものにつきましては、これを国家組織として行う場合には、監察官というようなものを置いて、そうしたことの規律がしっかり確保されるということでありました。  しかし...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険監察官とは、社会保険庁におきます社会保険指導官あるいは地方社会保険監察官を指しておられるものと考えますが、これらは、社会保険庁の所掌事務について、職員の指導及び監察に関する事務の処理に当たっているところでございます。  この社会保険指導官等は、国税庁監察...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、通常の民間の機構、民間に倣う機構ということを主眼にして仕組みをつくっておりますので、そうしたことについては、監事であるとか、それに対して外部から監事を登用するとか、あるいは外部の監査法人の監査を受けるというようなことで、そうしたコンプライアンスにつきまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、固有の法律でつくられているものであるということでございますし、また公法人であるということの意味からいいまして、特殊法人ということに該当すると思います。
○柳澤国務大臣 私どもは、具体的に、雇用保険の適用事業所データ等を活用して事業所の業務実態等を個々に把握した上で加入促進に努めているということ、そういう中から、平成十六年度から、把握した未適用事業所についてデータを掌握しているわけでございます。そういう個別具体的な行政プロセスを通...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本年金機構になった場合には、今私どもの提案でも申し上げておりますように、まず職員が完全に新たな募集、採用ということで、その意識改革がもう違うであろう、こういうように思っているわけでございます。  そういうことに加えまして、この平成十九年度から、私ども、未適用事...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申したように、個別の立法に基づいてつくられた公法人ということでございますけれども、その職員の地位というものは非公務員であるということにいたしておるわけでございます。したがって、非公務員ということですから、この概念の整理としては民間人である。したがって、労働...全文を見る
○柳澤国務大臣 職員の給与でございますけれども、これは、国家公務員の常勤職員に対する給与、あるいは非常勤職員に支給される非常勤職員の手当は、職員の人件費として国庫負担をするということを昨年の十二月に決めたわけでございまして、そういうことでありますので、職員人件費としては国庫負担で...全文を見る
○柳澤国務大臣 非公務員型の独立行政法人の場合には、ここまで明確に職員人件費と国庫負担というものが対応しているかどうかはともかくとして、財政の、金に色目がないということからいたしましたら、そういったことも原資になっているということが言い得ると思います。
○柳澤国務大臣 アルバイトというのは非常勤の職員ということになるわけでございますけれども、これは先ほども申したように、年金の事務というかそういうことに直接かかわりのある、例えば庶務等の内部管理事務に従事する者については、これは国庫負担でございますが、それ以外、例えば業務の繁忙期に...全文を見る
○柳澤国務大臣 庁舎の整備というものは、行政施設として行われる基幹的な工事、これは改修を含めてですけれども、そういうものは内部管理経費として国庫負担になるわけでございます。  しかし、例えば年金相談コーナーを拡充するというような工事ということになりますと、これは年金相談業務に係...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな国がいろいろな制度の立て方をしているわけでございますけれども、私どもが調査した諸外国の年金給付を実施する機関の事務費につきましては、例えばドイツというような国は、この保険料をもって事務費に充てているというふうに考えております。これは徴収につきましても、自...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の日本年金機構発足時の職員の採用については、かねてから御答弁申し上げておりますとおり、新しい形で募集、採用するということでありまして、いわゆる天下りに当たるものではあり得ない、こういうことが申し上げられるかと思います。  機構発足後の公務員の再就職という形で...全文を見る
○柳澤国務大臣 公務員の天下りということで問題提起があったと思うんですけれども、そういうことでございます。  日本年金機構につきましては、業務委託先へ出向というようなことが天下りにならないか、こういうことでありますれば、これはもう特別な民間的な手法による人事が行われている中で、...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろな公的な業務を行うときに国会のコントロールをどうやって及ぼしていくかということは、ある意味で、民間的な手法を用いてできるだけ効率的また公正な業務を行うということと、それから、国会のコントロールを直接に及ぼせるように国家の機関としてやろうかというのは、いずれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本年金機構におきましては、民間的な手法を使ってできるだけ効率的な業務運営を行うということで、アウトソーシングを行うことも取り入れているわけでございますけれども、この機構の経費がどういうふうになるかということを今具体的な数字をもってお示しすることは、これから先、い...全文を見る
○柳澤国務大臣 最近におきましては、公務員の給与あるいは人事というのもできるだけ民間的な手法を導入しようという動きがあることは確かでありますけれども、やはりそういうことであったとしても、公務員には、身分保障等、やはり一定の地位が、公務員たるの地位というものが今後とも維持されていく...全文を見る
○柳澤国務大臣 給与水準についても、私は、そういう委員の御指摘のような方向性をたどらなければ、この効率性の基本方向にそぐわないということになろうかと思います。そんな遠い将来のことまで私がここで言及することは必要ないかと思いますけれども、しかしまた同時に、他方、民間的な手法を導入す...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金制度は国民の老後生活等の安定、これは遺族年金、障害年金を含めてお答え申し上げているんですが、基本的には老後生活の安定ということが柱だと思います。そういうことで、少子高齢化が進む中にありましても、国民皆年金のもとで、その役割、機能を堅持していくということが最も望...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員におかれては、午前中の御議論を聞いていて何か不安になられたというようなことをおっしゃるわけですが、それでは困るわけでございまして、それはどうしてかといいますと、こういう社会保険庁の抱えるいろいろな問題を解決しようというときに、先ほども申したように二つ方向が...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど私が答弁申し上げたのも、常勤、非常勤ということで、片や国庫負担、片や事務費というふうにするということを申し上げているわけではありません。非常勤でありましても、恒常的なマンパワーを裏づけるところの人件費、これは形態的に物件費の形をとろうとも、これはもう国庫負担...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず第一に、事務費を一切保険料で賄うということをやめるべきだ、そういうお立場からの議論でございますけれども、これはやはり海外の例もそうですし、また、いろいろな民間における活動という場合にも、直接に年金保険というものを賄う、運営する費用ということにつきましては、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 そんな乱暴な阿部委員らしくないお言葉を使われなくてよろしいかと思うんですね。それはどうしてかというと、私どもは、こういう総括的な評価をしつつも、なるほどな、民間の人たちはこういうことをやるのかというところを感じるところがございました。  それはどういうところでそ...全文を見る
○柳澤国務大臣 前国会で廃案となりましたのは、ねんきん事業機構を引き続き国の行政組織として組成をするということでございました。  このために、公務員組織の中で外部の意見をどういうふうに取り入れていくかということの一環で、年金運営会議を置いたり、あるいは特別監査官というようなもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 今申し上げたように、採用の基準なぞについては、中立公正の第三者機関で基準を定めるということになっておりますから、そういう方々が定めた基準に合致するような、そしてまた民間的な活力というものが発揮されるような組織でなければ、中期目標であるとか中期計画というものの完遂と...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金福祉施設等につきましては、たくさんの批判やまた状況の変化もありまして、もう既に譲渡等を行っているところであることは、今委員も御指摘いただいたとおりでございます。  この事業の根拠となったいわゆる福祉施設規定というものは、今回の法律案におきましてはこれを廃止す...全文を見る
○柳澤国務大臣 細川委員の御指摘になられている、こうした任意の団体が融資の申込書等を販売することによって一定の収益を得て、そして、それをなかなか正当化できないそういう使途に充当しているというような事態は、私はもう本当に遺憾きわまりない事態だ、このように考えております。  今この...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金記録の問題につきましては、御承知のとおり、平成九年に基礎年金番号を皆さんに付番するということをいたしたわけでございますが、そういう中から、実は、その付番の結果、すぐに統合できたという他の年金手帳の記号番号もあったわけでございますけれども、なかなかすぐに基礎年金...全文を見る
○柳澤国務大臣 お答え申し上げます。  私どもは、この五千万件の、要するにほかの年金手帳の記号番号を持っている者について、どうしてこの年金手帳の方々が基礎年金番号に統合できないのだろうかということを考えて、そして定性的に言えばこういうことになるというふうに考えまして、それを御説...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、内山委員には大変失礼なんですけれども、私は先ほど定性的に三つのことがあり得ると考えるということを御説明申し上げたんですけれども、私ども、この五千万件をそれぞれ三つに分類して、それが幾ら、それが幾ら、これが幾ら、合計五千万件ですという形ではお示しできないという...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、先ほど申し上げたことなんですけれども、要するに、今青柳部長も言いましたけれども、例えば、時系列的にいって、しっかり長期にわたって納付をいただいているということは、これはもう我が方にも記録があってわかっている、ところが、途中がすぽんと抜けているというような、例...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは現在でも私どもそのような姿勢で臨んでいるわけでございます。それはどういうことを申し上げているかというと、社会保険事務所に来ていただいて、なおまだいろいろ自分で腑に落ちないという場合には、ぜひ本庁でそういう場を設けておりますので、本庁の方でよりいろいろ状況をつ...全文を見る
○柳澤国務大臣 基礎年金番号を一億百五十万件付番させていただいたときにお問い合わせをさせていただきまして、ほかの番号をお持ちではないでしょうかというようなことでお問い合わせしたものに対して、九百十六万人の方が自分は他の番号を持っているんだというお話をいただきました。我々、それだけ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、従来、いろいろな公的な機関が、政府の機関ではなく独立の法人として成り立っているところは多いわけですけれども、そこの執行の責任者、これは参考人として招致できるということで、緑のリボンをつけられた方は大勢いらっしゃるわけでございます。
○柳澤国務大臣 年金に対する関心というものは、少子高齢化の中でますます高まっていくと我々は考えております。  そういう中で、今委員もおっしゃられたとおり、長期的に給付と負担の均衡を確保して制度を持続可能なものとする、そういう実体的な制度の面をしっかり確立するということ、それから...全文を見る
○柳澤国務大臣 実体的な面は、平成十六年度の制度改正によって、私どもとしては、持続可能なものとする、そういう目的に対して十分こたえられる制度改正を行ったという認識でございます。  そして、それに次いで、今度、年金の運営組織を国民の信頼にこたえるものとしたいということで制度設計に...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、例えば国税庁というのが午前中以来の議論の中で大変高い評価を得ているわけでございまして、公務員であるから、あるいはないからということではないんですけれども、我々の社会保険庁の問題を今回解決して、そして本当に国民の信頼を得る道としては、やはり今のような公務員と...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、業務の切り分けと採用等の人事面のことについては、内閣府に置かれる第三者の中立公正な有識の方々の意見を聞いてこれを行おうということを制度的に構築しているわけでございまして、そういうような中立公正な第三者の有識の方々の意見を聞くことによって、適切な人事が行わ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、考え方としては、ここで人事も刷新していくということでございますけれども、しかし、具体的な人材というものを考えましたときに、今委員が指摘されるような特定の方々の人事についてまでここで言及することは適切を欠くんだろう、このように私は考えます。
○柳澤国務大臣 日本年金機構法案におきまして、日本年金機構の業務の委託の推進や職員の採用についての基本的な事項に関する基本計画を定めるに当たって、学識経験者から意見を聞くということになっているわけでございます。  そういうことでございますので、そういう基本計画を定める際は、総理...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本計画のもとで私が基準を決めてということになるわけでございますので、そのもとでの基準が基本計画をひっくり返すような、オーバーライドするようなことはない、こういうことでございます。  そういうことで、私としては、年金制度を所管する厚生労働省の責任者として、必要に...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどのこととも関係すると思いますので申し上げますけれども、やはり、今回の日本年金機構の設立というものは、ある意味で行政改革の一環というふうに位置づけるべきであろう、このように思うわけでございます。  そういう意味で、ある意味で私ども行政改革を受ける側でございま...全文を見る
05月14日第166回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 鈴木委員の方から、行革というものが医療従事者、お医者さん、看護師さん、薬剤師さん等々、そういうような人の定員の削減ということを推し進めていることが昨今非常にいろいろなところで強く訴えられている医師不足ということにつながっているんではないかと、こういう御指...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省といたしましては、従来、歴代の大臣が鈴木委員と意見交換をしているという御説明をいただきましたけれども、医師の総数においては、委員もこれはお認めになっていただけると思うんですが、三千五百ないし四千人、毎年増員が行われているということがございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 拠点病院、これは現実に、例えば研修医の先生方をたくさん引き寄せて引き付けているところ、こういうところを拠点病院というふうに位置付けまして、そして地域によってもう不足だというところに派遣をするというそういうシステム、ネットワーク化とも申しておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省におきましては、今先生がお触れになったような諸般のいろいろな問題を踏まえまして、診療行為に関連した死亡の死因究明等の在り方に関する検討委員会を設置をいたしまして、去る三月九日に厚労省試案というものを発表しておりまして、四月の二十日までにパブリッ...全文を見る
05月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、円委員のお触れになられたように、熊本で設置されましたこうのとりのゆりかごという施設に三、四歳の子供が預けられたということにつきましては、私は今朝こういう報道がありましたということで熊本の地方紙の記事のコピーを見せられまして、そういう報道があったことを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パート労働者の福祉の増進ということを目的といたしまして、今委員が御指摘のように、平成五年にパート労働法が制定をされました。  これに基づいて厚生労働省としても指導、啓発を行ってきたところでございますが、平成十五年に通常の労働者とパート労働者の均衡待遇と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは通常の労働者、正社員という言い方の方が通りがいいかと思うんですが、そういうような方々に比べて勤務時間が短い、こういう労働者の方をいうと。もっと法律的に言えば、今、雇・児局長の方から御答弁申し上げたように、一週間単位でそうしたことが判断されるというふ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはまず時間がありまして、そして今委員が言われるように、したがって給与面でも時給という形を取る人が多い、こういうように認識しています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が御指摘になられた例というのは、先ほどもフルタイムパートというお言葉で呼ばれた方のことだと理解をいたしますが、これは先ほど局長の方から御答弁申し上げましたように、このパート労働法の言うパート労働者に該当しないということになっております。  したが...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労政審におきましても現に検討をしていただいたわけですし、それからまたこの問題については、今回はこの取りまとめに至らなかったけれども、引き続いて検討ということはもうはっきりいたしておりますので、更に検討を進めて、私どもとしてはできるだけ早い機会にその改正に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ハローワークにつきましては、むしろ完全に職のない方々だけではなくて、現に職に就いておられるわけですけれども、更に自分にふさわしい、かつまた処遇が向上するような、そういう職場を求めるという方は多いだろうと、このように、これは想像を容易にできるところでござい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、法律の改正を御提案申し上げておりまして、これを是非成立をさせていただきたいわけでございます。その成立をした暁に、この法律改正の効果というか評価というものについてどのようなことを考えていくのかと、こういうことでございますけれども、これは先ほどもその指...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正社員につきましても、今委員が御指摘のように、長時間労働の恒常化というか、総労働時間は減っているにもかかわらず、例えば子育て中の若い労働者の時間外労働の時間というのが非常に高止まりしているというようなことがございまして、私どもはこの長時間労働は抑制してい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いわゆる日雇派遣、今委員はワンコールワーカーという名称でお呼びになられたわけですが、これについては、労働力の需給の迅速なマッチングということには寄与している面があることは認められますが、実際、雇用が非常に不安定であるという、そういう働き方であるという認識...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、冒頭お触れになられた女性の出産退職によるM字カーブにつきましては、これを放置することは我々は許されないと考えております。余りマクロのことを言いますとまた問題かもしれませんが、日本の労働力を確保するという、そういう観点からいってもこれは放置できないと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、差別的取扱いを禁止されるのは、結局その事業主なんですね。事業主が労働者を雇用されておりますので、雇用した労働者が、この新しい法律によってこれは通常の労働者と同一すべき労働条件でないといけないということをまず認識して、それで改めていただく、これがまず...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 反復して更新されることによって期間の定めのない労働契約と同じだと見るべきだと、こういうことが社会通念上相当だという、そういう契約のことを今論じているわけですね。  この前の衆議院の委員会での質問は、三年の契約を十回更新するようなものは、じゃその点でどう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今度のパート労働改正法は、平成五年制定以降言わば初めてのものでございまして、その内容も、均衡待遇の確保や正社員への転換の促進などについて義務を課すというような内容になっておりまして、私どもとしてはかなり大幅な見直しを内容とするものである、このように考えて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、柳澤委員の方から、特にバブル崩壊後の日本経済の低迷の中で労働市場も随分変容を来してきたと、そういうことの中で労働行政がどういう役割を演じてきたかよく考えてみなきゃならないという御指摘、それからまた、将来を見据えた場合に、我々の国の労働市場というものを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が省が中心になって行っているオフ・ザ・ジョブ・トレーニング、これを今委員はちょっと厳しくおっしゃられたなというふうに思うのでございまして、私の高校の後輩が実は大学工学部の教授をやっておりまして、それを、学部長まで務めたんですけれども、辞めまして、それで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規の形態というのがどういうものかというのは、非正規ですからもちろんいろんな形態があるわけですけれども、私どもは、基本的にはパート労働者、それから派遣社員、それから契約社員等の有期労働者、そしてまたその中と言っていいと思うんですが、退職をした人たちがそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 最近の経済財政諮問会議の議事の状況に触れながら、今後の労働の問題を考えていくときに、ワーク・ライフ・バランスというのは一つのキーワードではないかと、こういう御指摘であったかと思います。  私どももそのように考えておりまして、正社員については長時間労働の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どの法律でもそうでございますけれども、法律の本文を読みまして、さあっと頭に入っていくというのはこれはなかなか大変なことでございます。そういうこともございますし、また実際にこの法律は、労使双方に十分理解をしていただいて、実際に求めております取組にしっかり対...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来御答弁で説明をさせていただいておりますとおり、正社員として働くことを希望なさっている方に対しましては、私どもは正規雇用の機会をできるだけ拡大してまいりたいということを考えているところでございます。このため、本法律案におきましても、事業主の方に対し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来申しておりますとおり、この労働市場あるいは労働者の働き方については、多様化はしておりますけれども、その中で、長期雇用という方向、これをまず基本に置いてまいりたい。しかしながら、この労働者の考え方、あるいはいろんな周辺の状況からパートタイムという、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パートの労働者につきましても、一人一人が納得をして働くことを可能としてそれぞれに力を発揮していただくということは、我が国の経済社会の活力を維持していくためにもこれはもう非常に重要な点であると、このように思います。そういう意味で、パート労働者の賃金につきま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはもうそのとおりでございまして、そういう観点から具体的な理念を実現するための措置を盛り込んだというのが今回の法案でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、この数字を初めてお答え申し上げたのは予算委員会の場なんですけれども、そのときにも、この我々が今度、法律で規定した対象者というものは、ずばり調査結果として浮かび上がらせるようなデータはなかったということでございまして、それの近似値というものを求めるとす...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その四、五%ということもどんぴしゃではありませんでしたということは今申し上げたとおりでございますが、それに加えて有期ということもありますよという御注意を今委員の方から伺ったわけでございますが、だからといって、この四、五%にすぐ掛けて正しいのかということも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員は四、五%ということで、少ないではないかということでございまして、余り影響はないんだみたいな御意見をいただいたわけでございますが、なるほど差別禁止の対象者というのは私どももそういうところが近傍かなということでかねてから申し上げてまいったわけですが、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このパート労働法の改正は、差別的禁止だけではなくて、均衡処遇ということを全労働者に掛けているわけでございます。そういうこの法律のこの規定をもう法律施行と同時に施行したい、実施したい、これはもう我々も同じ思いでございます。  それをいかに確保するかという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規雇用、なかんずくパートというのが一番多い、数として多いわけですから、これについて、しっかりした貢献あるいは働きに見合った処遇を実現していくということは非常に重要なことだと、この点は同じです。  どういう人たちにこの同一賃金、あるいは時間給でも、そ...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○柳澤国務大臣 基礎年金番号を、国民年金の方々、あるいは厚生年金の方々、それから共済年金の方々、それぞれ、平成九年の一月にこれに付番をするときに、そのとき現に被保険者であるとか受給権者であるとかという立場でなかった方々については基本的にまず統合ができないというか付番ができなかった...全文を見る
○柳澤国務大臣 年齢、あるいは生年月日ですが、生年月日の記載が完全でないというようなものがどのようにして生まれたかということが、被保険者の方、あるいは年金の受給者の方に起因するものであるか、あるいは、その方々は当局に対して、市町村なりあるいは社会保険事務所なりというところの接点で...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員が例示をされましたので、それが保険料で賄われる、相談等の経費であるということでお話し申し上げますけれども、結局、これは日本年金機構の予算ということで、その経費が計上をされて、そこでチェックを受けるということになろう、このように考えるわけでございます。
○柳澤国務大臣 これは、予算は、その年度その年度で厚生労働大臣が認可をするということになります。  もとより、その上位の歳出歳入、特会の歳出歳入という形とのもちろん関連があるわけですので、特会の歳出歳入ということになりますれば、その限りで国会の御審議をいただくということになろう...全文を見る
○柳澤国務大臣 グリーンピアにつきましては、被保険者等の福祉の向上を図るための保養施設として全国に十三基地が設置されましたが、民間の類似施設の普及等によりまして一定の役割を終えた、このことから、平成十三年の閣議決定等によりまして、平成十七年度に廃止をすることとされました。  廃...全文を見る
○柳澤国務大臣 直接に年金資金運用基金あるいは年金福祉事業団がこの譲渡先を選ぶ場合の条件として地方公共団体優先ということを申し上げ、これが売れない場合には公募による競争入札ということを先ほど申し上げたわけでございます。  地方公共団体が持った場合に、一定期間は公共的用途に用いら...全文を見る
○柳澤国務大臣 この一定期間につきましては、具体的にはすべて十年ということで決めたそうでございます。
○柳澤国務大臣 グリーンピア南紀の案件についてのお尋ねかと存じます。  この案件につきましては、今委員からも御指摘がありましたように、那智勝浦町に所有権移転というか売却が行われたわけでございますが、その後におきましては、今、民間の企業であるところのボアオというところと賃貸借契約...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在は賃貸借契約を結んでいるわけでございますけれども、その期間中は、この賃貸借契約をボアオが誠実に履行をする、つまりは、賃料の関係でいいますと、最終支払いまで賃料が円滑に支払われるということが条件になるわけでございますが、この条件が満たされたと認められる場合には所...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど冒頭にお答えを申し上げましたとおり、売却に当たっては、地方公共団体に一時的に売却をして公共的用途に供するということが条件になっているわけでございます。  そして、具体的に、この南紀の案件につきましては、今度の、ボアオに賃貸借契約を締結しているわけでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 那智勝浦町とボアオの賃貸借契約によります賃料、十年間の賃料総計を累計いたしますと、一億六千万ということでございます。
○柳澤国務大臣 御質問から私の答弁の準備の時間がちょっと短かったものですから、恐縮なんですが、もう一度ちょっと整理をいたしますと、今委員がお示しになられた二億七千五万円での売却、譲渡といいますものは、正確に言いますと、那智勝浦町と太地町という二町に対して行われているわけでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 譲渡の際に、公共的用途に一定期間用いられる、こういう条件のもとで譲渡を行っているわけでございますが、率直に言って、こういう施設の運営に当たる者が、町が得手であるかというと、必ずしも得手でないということも考える自治体もあるようでございまして、そういう方々の中には、運...全文を見る
○柳澤国務大臣 新しい機構法をちょっと引用させていただくわけでございますけれども、第四十四条に「交付金」というくだりがありまして、「政府は、予算の範囲内において、機構に対し、その業務に要する費用に相当する金額を交付するものとする。」二項に「政府は、前項の規定により交付金を交付する...全文を見る
○柳澤国務大臣 もともとは、基本的にこの事務費については国庫負担ということでスタートしたわけでありますけれども、その後、財政、これは一般の財政ですけれども、財政状況がきつくなるところから、ここから、保険料にお願いできる部分はどういうところであろうか、こういうことでの検討が当然行わ...全文を見る
○柳澤国務大臣 経緯的に申しても、年金をスタートする当時の考え方としては、できるだけ年金の保険料というものはそのまま給付に回すということが、財政事情さえ許せばやっていきたいという気持ちが制度の面にもあらわれていたということは言い得ようと思うわけでございます。  しかし、他方、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 もちろん、一番最初は全部国庫負担であったわけでございますから、そういう考え方で整理するということができないということではないわけですね。  しかし、その後の経緯で、これは累次の経緯があるわけでございますけれども、要は、年金事務費というものにつきまして、直接年金給...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、国民年金を五カ年間にわたってお払いになっている。再婚前ですから、再婚によって多分名字が変わっていらっしゃるんじゃないか、こういうように思いますが、これをしっかり、旧姓でもって市役所にお支払いいただいたということであれば、まず、その旧姓を申し述べていただきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、夫のいない期間、五年間、国民年金を払っておられた、こういうことで、お仕事、遅刻されたお仕事があるんだけれども、そこが厚年の適用事業所でなかったのかどうか。いずれにしても、国民年金をお支払いだった、こういうことでございますので、名字を旧姓でまず名乗って、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 消えた年金とか、そういうことはないんですね。  我々が、九年一月に基礎年金番号を付番いたしたわけですが、そのとき時点で国民年金なり厚生年金に入っていないこのような方については、当然のこととしては、基礎年金番号が付番されません。付番されないわけですが、その後で、我...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申したように、この方が旧姓でもって昭和五十四年から五十九年まで納付をされた国民年金の番号というものが統合されないまま残っている可能性があるわけでございます。それはなぜかというと、平成九年一月の付番のときには、御主人の三号被保険者としてこの方が、そういう形で...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、やはり私がここで申し上げるということがまず適切でない、こういうように思います。と申しますのは、今、本庁の年金記録審査チームでやっておりますのが二百件以上ございますので、そういう中の一件として、私ども、調査をさせていただくということでございます。  それは...全文を見る
○柳澤国務大臣 名前だけを知らせてもらうということではなくて、やはり一定の手続を踏んでいただいて、できるだけ情報を教えていただくことによって私どもの調査は進行するということになりますので、ぜひその方も社会保険事務所の窓口に行っていただいて、そして山井委員のそういうここでの話なぞも...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げておりますように、私どもが一つの考え方のもとでシステムをつくっております。それに乗っかって、できるだけの情報を教えていただきたいということでございまして、その際、こんなに国会の場で御議論をしていただいているわけですから、山井議員から厚生労働大臣に直...全文を見る
○柳澤国務大臣 事務当局が言っていることは、今の状況がどうなっているか、そういうことは調べられる、しかし、それはやはり委任状を必要とするということでございますので、それは委任状をいただいて山井委員がそういうお立場に立たれれば状況はつまびらかにできるということでございます。  し...全文を見る
○柳澤国務大臣 その方の状況にもよるわけですけれども、委任状を持たれてやれば、我々が該当の社会保険事務所に問い合わせをすることによって現状はその限りで把握できる、こういうことであります。
○柳澤国務大臣 基礎年金番号に統合されていない記録につきましては、平成十九年四月一日現在で四千九百四十九万件でございまして、平成十八年六月時点の五千九十五万件と比較をいたしますと、約百四十六万件が統合されたというふうに申し上げたいと思います。
○柳澤国務大臣 六月時点から三月三十一日と考えていただいていいかと思うんですが、そういうことでございます。
○柳澤国務大臣 かねてから御説明を申し上げましたことでございますけれども、この五千万件の方々の番号というのは、こういう形で統合されるもののほかに、統合を要しない、もう死亡された方等がいらっしゃいますので、五千万件がすべて統合ということを想定して考えていくことは、必ずしもそれを要し...全文を見る
○柳澤国務大臣 これも累次御質問に対してお答えを申し上げていることでございますが、これからにつきましても、五十八歳到達時であるとか裁定請求書の送付のいわばターンアラウンドの運営であるとか、あるいはさらに特別強化体制の実施等をいたすわけでございます。  さらには、余り若いところま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今の枝野委員のお話で大体よろしいわけですけれども、要は、それまでにずっと積み重ねてきた調査をもう一度、本庁の、制度等をよく承知している、現場もよく承知しておりますけれども、そういうような別の目でもう一回レビューをする、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 年金記録審査チームというふうに言っていただいてよろしいかと思うんですが、十五人くらいで当たっているということでございます。
○柳澤国務大臣 現時点で、何か、現場第一線が調査をしたことが、格別漏れがあったような事案というのはないということでございます。
○柳澤国務大臣 これはもう丁寧にやるということでございますから、違った目でそういう調査の結果をレビューするということも、私どもとしては本当に確認の上に確認をする、そういう観点からは有用である、このように考えております。
○柳澤国務大臣 照会をしていただくということで念査をするわけでございますけれども、その照会の申し出によってこちらがいろいろな調査をしております。そういう調査の中で、さらにこれは今の年金記録審査チームで審査するのが適切というようなことを判断してそうしたものを受け付けている、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 被保険者の強い意向というものを受けとめてそういうことを受け付けるということでございますので、ぜひ資料をつけていただいて、多分、これは推測ですけれども、資料についての評価というか、そういうものをめぐっての御議論ということになろうかと思いますので、それをさらに念査する...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、山井委員が御質問の中で、お勤め場を毎回遅刻されたというようなことが具体的に語られるわけですから、私も、単に自分は保険料を納付したということを余り具体的な手がかりもなく言っているのとは随分違うというふうに受けとめさせていただきました。  したがいまして、そうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 ぜひもう一度お出かけいただきたいということを私はお願いしたいわけでございます。  特別の窓口をしつらえまして、そうした方の申し出を受けとめさせていただくというのは昨年八月から始めたということでございます。その年金納付相談特別強化体制というものを我々がしつらえまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員のこの資料によりますと、「平成十七年五月に国民年金をいただくため相談に行きました。」ということでございます。そういうことでございますので、この強化体制というもので対応させていただいておりますので、ぜひお出かけをいただいて、我々として統合の努力をさせていただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々は、社会保険庁改革というものは、この強化体制の窓口が一生懸命やっていないからこの改革をするということではなくて、もっと総合的な問題として、ここしばらくの間、随分いろいろな問題が露呈したということを全体としてとらえて、今度の改革に臨んでいるということでございます...全文を見る
○柳澤国務大臣 民間の生命保険あるいは損害保険は、保険事故というものを知る立場に保険者がないということで、基本的に請求主義というものをとっているわけでございます。  我々の年金も申請主義というものをとっているわけでございますけれども、私どもは、それで請求がなければ払わない、申請...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもの事務運営というものは、生命保険会社の保険事故とは違いまして、長丁場のものでございます。したがいまして、これから、特に被保険者の皆さんは、実際に受給資格が満たされるときまで時間的な、余裕と言うのは語弊がありますけれども、その間に処理するといういとまがあるわけ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、既裁定者の方々に対しましても、よく御自身の記録をもう一度確認してくださいということのお呼びかけをしているわけでございます。  既に、先ほど言った年金記録相談の強化体制の中でこれを含めますよということを申し上げていると同時に、これからも、いわゆる年金の振...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、私どもの側の記録に基づいては満額、当然のことですけれども、年金を計算してお支払いするということでございます。  そういう我々の側の持っている記録というものと自分らは違う記憶を持っているという方に対して、そういうお気持ちだったらぜひ申し出をしてくださいと...全文を見る
○柳澤国務大臣 五千万件の件は、先ほども御答弁申し上げましたように、実はもっと多かったわけでございます。そういうものについて、被保険者の側に、ほかに年金番号をお持ちではないでしょうかという問い合わせをし、それに対して九百十六万の方々に応答をしていただいた。それからまた、被保険者の...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生労働省といたしまして、報道のあった事実について把握をしていないわけでございますけれども、職員が収賄容疑で取り調べを受けているということは遺憾千万なことであるということでございます。  厚生労働省といたしましては、捜査当局に全面的に協力をいたしますとともに、事...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはなるというふうに考えます。
○柳澤国務大臣 公共的な仕事としてこれは組み立てられているというふうに認識をいたしております。
○柳澤国務大臣 枝野委員も、私と同じ立場で実は、行政改革に当たっていただいたこともあるわけでございます。そのときのこととして、枝野委員と御一緒に仕事をさせていただいた後のことでございますけれども、私ども、公務について、つまり現在行政官庁が行っている仕事について、執行事務については...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、累次にわたって社会保険庁が問題を露呈してきた、これを改革するにはいかなる面の努力をしたらよろしいか、こういうことでいろいろと模索をしたわけでございます。  そして、その中で、前回国会に提出させていただいた機構というのも一案でしたけれども、それをさらに進...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、何といっても、国家公務員法上の公務員でなくても、公務員ということになりますと分限というものでしか降任、降格あるいは解任というようなことができないという仕組みになっておりまして、それに対して、民間的な手法を入れました職員については、そういう人事面の制約という...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、独立行政法人という行政を行うものについて、これの職員を非公務員型にするという場合にも起こることでございますけれども、独立行政法人といえども行政事務の執行をつかさどるというか扱うということでございまして、運営交付金等の交付金でもってその人件費を賄うということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 交付金でもって給与を賄うということは、それと同断のことでございます。
○柳澤国務大臣 独立行政法人の場合は、これは、独立行政法人の仕組みとしては目標管理というのをやろうと。競争では、これはディシプリンが働かないということで、中期的な目標を設定し、計画をつくらせて、それの遂行度、こういうものでもってチェックをしていこうということでございます。  今...全文を見る
○柳澤国務大臣 職員の給与が国庫負担される、そういうものがあるかということでございますが、独立行政法人国立健康・栄養研究所などは、非公務員型の法人で、正規の職員の給与は国からの運営費交付金で賄われているということでございます。
○柳澤国務大臣 今、枝野委員のお話を聞きながら、ちょっと飛躍があるというふうに私はお伺いしました。それはどうしてかというと、国家機関と比較するのは民間会社、こういうことでございますが、その間に独立行政法人というものが現に存在しておるわけです。  私どもが……(発言する者あり)い...全文を見る
○柳澤国務大臣 独立行政法人にし、非公務員化したということで、私どもとしては、他の独立行政法人と同じように、中期目標を立て、中期計画を立て、年度計画を立てという計画管理をしていく、こういうことでございます。  そういうようなことで、何がよくなるかといえば、まず、先ほど来これはも...全文を見る
○柳澤国務大臣 枝野委員も、独立行政法人というのは私も認めると先ほどおっしゃいました。私どもはその独立行政法人の組織形態をとるということでございます。  ただし、いわゆる固有名詞としての独立行政法人というのは総務省が計画管理等を行います。したがいまして、我々の年金の業務につきま...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、統合されておらない年金手帳記号番号につきましては、とにかくできるだけ統合されるべきである、このように考えているわけでございまして、この一千四百万件につきましても、既裁定者あるいは受給権者の修正ということをできる限りお願いいたしまして、これが統合されるように...全文を見る
○柳澤国務大臣 ねんきん定期便は、これまでの御加入になった記録と年金の受給見込みということをお知らせするという制度でございますので、既に受給が始まった方には、そうした対象とは考えておらないわけでございます。
○柳澤国務大臣 定期便につきましては、我々としては、被保険者の皆さんに、御自身の記録を、常に意識を高く持っていただいて、納付についても積極的な気持ちをお持ちいただくようにということの趣旨でこの制度をつくらせていただきましたので、今ここで急にその方針を転換するという準備はいたしてお...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、裁定の際に、本当に両者で確認をして、そうしたことでよろしいということで裁定の金額というものを決定させていただきました。もちろん、中には、もう記録のことについてはとりあえずこれでいいから先に受給させてくれ、あとまた補完をしようというようなこと...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、今、年金のこの記録でもって、これについて……(長妻委員「大臣、ちょっと待ってください。ちょっと待ってください」と呼ぶ)発言中です。
○柳澤国務大臣 だから、私が申し上げているのは、検討するということを申し上げる、そういう用意はないということを申し上げているんです。
○柳澤国務大臣 これは区々だろうと思うんですね。この住所でもっては本来の受給権者にアプローチできないというものが、この千四百万件なんですね。ですから、これを減らすということを考えて年金記録をお知らせするということには、直接的な結びつきというのは、なかなか期しがたいと思います。
○柳澤国務大臣 そういう可能性もございます。
○柳澤国務大臣 本件につきましては、理事会におきまして御協議をいただいたということでございます。その理事会におきます決定といたしまして、社会保険庁が茅ヶ崎市に照会し、経緯を調べた上で御報告をするということになったと承知をいたしているところでございます。したがって、まず、その対応を...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、茅ヶ崎の例につきまして、その経緯を調査させていただきたい、このように申し上げて、その後におきまして、またどういうふうなことが一番いいかということを考えてまいりたいと思います。
○柳澤国務大臣 この一ページ目に委員が御転載いただきましたものは、平成十九年五月十五日付の社会保険庁運営部企画課の作成に係る資料でございまして、五十八歳通知に係る本人からの照会によりまして、氏名の読み仮名が誤って収録されていると判断された被保険者記録の例でございます。
○柳澤国務大臣 氏で申し上げますと、被保険者原票、名簿に記載されている漢字が例えば高田というもの、それが、申し立てた読み仮名はタカタである。ところが、被保険者記録上の読み仮名はタカダと濁っているというようなこと。それからまた、名前で申し上げますと、秀一で、申し立てられた読み仮名は...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金記録相談の特別強化体制のもとにおきまして、これは昨年八月二十一日に始めたものでございますが、本年の三月末までの間に照会申し出を受け、これは、窓口での確認にまだ十分御納得いただけない方及び郵送分でございますけれども、五万六千九百九十九件でございます。そのうち、御...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、委員のこうした類の御指摘に対しまして、大変恐縮でありますけれども、私ども、とにかく、申立人と申しますか、被保険者、受給権者、こういう方々の申し出に対してお答えするということが主眼でございますので、それがどこでどうしたものかというようなことを統計的に把握いた...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般、八十六件のうち三十一件は記録が見つかりましたということを申し上げましたけれども、このうち、庁が持っていた記録が十三件、市町村の帳簿というもので見つかったものが十八件ということも御報告をいたしておるところでございます。  このように、実際にお申し出をいただき...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、私どもの使命は、申し出に対してしっかりと対応するということでございます。そういう……(長妻委員「ちょっと委員長、今もう、私はこれは審議妨害だと思います」と呼ぶ)いやいや、それ、今話をしようとしているので……(長妻委員「大臣、審議妨害だと思いますので、出さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことでございまして、今委員が言われるように、かつても私、御答弁申し上げたように、本当は、任務をする、申し出に対してしっかり回答するということと同時に、そういう管理に必要な事務を準備して、整えていくということがあってもよろしいかと思うんですが、私もそういうこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今までずっと事務当局から聞いてまいったところによりますと、先ほど申したように、また、これは恥ずかしいことですけれども、私は国会審議の上では申し上げているんです。つまり、通常は、ちゃんと本来の仕事をしながら、管理をしっかりするために、管理の参考になるような数字という...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、これは年金に関する事務をきちっとやるということが大事なんです。それには、被保険者及び受給権者に対してしっかり答えていくということが最優先課題だというように思います。そういう事務をこなしている。  それで、先ほど、本当にちょっと、恥ずかしながらということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、長妻委員の最初の方の質問に対してちょっとお答えさせていただきたいんですが、それは四月からは、もう私も随分言いましたので、本来の受給権者、被保険者に対する仕事と同時に、管理に資するための資料を同時並行的にとるという仕組みをつくり上げました。  したがいまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 基礎年金番号をしっかり付番されているものは、そういうプロセスを経てでき上がったものである。そういう中で、百万件くらいの間で十何件不突合の部分があったということで、また三千万プラス七千万のそういう一億ぐらいのものを、十何件、そういうことが見つかったから、一億を全部ま...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、特殊台帳は特殊台帳なんです。長妻委員もよく御承知でございましょう。  どちらかというと、年金記録というものがずっと連続していないものが特殊台帳なんですね。ですから、その特殊台帳について、どっちかというと、加入履歴については難しい方の、そういう案件でござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 前回、私は、サンプルということの意味を検討してみますということを申し上げたんですが、その後、そのことを私自身も考えましたし、また事務当局にもぶつけたわけでございますけれども、そういうことが本当に受給権者、それからまた被保険者の人にどれほどの意味があるのかということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことでございますから、我々は、個々の実際に権利を持っていらっしゃる方を優先する事務運営を心がけたいということで申し上げているわけでございます。  そういうことで、特に厚生年金については、厚生年金の台帳から電磁ファイル、今、電子化されている、コンピューター...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございますけれども、私どもは、個々の国民の、年金権利者というものが大事だということを考えますときに、今現に起こっていることについて、具体的に言えば、申し出があって、御照会があって、それに対して答える際、どういうことが起こったかということにつ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、今回の年金記録相談の特別強化体制におきまして、他人の記録が混入していた事例が判明した件数が何件あるかということについては、これもまた把握をいたしておりません。そういうことでございます。
○柳澤国務大臣 十八年の四月から十八年の十二月まで、このときには百万件近い件数があったわけでございますが、この中で申し上げますと、申請の人が名乗りを上げていましたので、それではということで、統合をしたものを再確認して、これは申請の人の申し出が正しいということで、この統合分から外し...全文を見る
○柳澤国務大臣 この四件のことでございますけれども、年金裁定の際に、同姓同名で同一年月日の生まれ、誕生日、そういうことで誤りが起こったとか、あるいは同姓同名で同一事業所に勤務していたということから誤って統合が行われた、こういうことだというふうに認識をいたしております。
○柳澤国務大臣 委員が今御指摘の裁定変更処理を行った件数は二十二万件ということで、平成十三年からのものでしたでしょうか、年度ごとの件数をお知らせし、またこれを合計いたしますとそういうことになるわけでございますが、これについても、本当に申しわけないんですけれども、変更理由のデータを...全文を見る
○柳澤国務大臣 お申し出を勧奨し、そして、お申し出があったことについてはしっかりした調査をして、丁寧に対応してまいりたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 八項目ずつ、厚生年金、国民年金に記録される項目があるわけでございますが、そのうち、氏名だとか生年月日だとか性別だとか住所だとか資格取得年月日、喪失年月日、標準報酬月額等について、どのぐらい欠けているものがあるかというお尋ねでございます。  私どもといたしましては...全文を見る
○柳澤国務大臣 裁定の変更ということで、これは予備的調査ということで、「平成八年以降の裁定変更の件数をご教示ください」ということでございましたので、その御要請にこたえて、今言ったようにお答えしたものでございます。
○柳澤国務大臣 これは国民年金、厚生年金ともに基本的な法律の骨格は同じでございますが、給付については「給付を受ける権利は、その権利を有する者の請求に基いて、社会保険庁長官が裁定する。」ということに、これは法律の専門家である先生に口幅ったい物の言い方かもしれませんが、そういうふうに...全文を見る
○柳澤国務大臣 それはそういうことでございますけれども、片や、社会保険庁長官の方は裁定をするという立場にあるわけでございます。そういうふうに裁量し決定をするということの資料としては、みずからがこの原簿を備えているということになりますので、請求に基づくわけですが、同時に社会保険庁長...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、裁定をしなきゃなりませんから、その裁定はやはり正しくなければいけないということで、その正しいことを担保する意味合いで、恐らく原簿の保有というものが義務づけられているということであろう、このように考えます。したがって、その請求と、それから裁定をするに当たって...全文を見る
○柳澤国務大臣 市町村の名簿、それからまたかつて私どもが原簿として使っていた台帳、こういうものは事実上残っているわけでございますけれども、法律の枠組みの中で裁定の基礎とすべき資料として求められているのは、現在の電磁的ファイル、オンラインとも言っているわけですけれども、そういうもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 受給権者からの請求と私どもの原簿に基づいたことで裁定はできるという仕組みになっていると我々は解しておりますけれども、しかし、事実上、やはり納得をいただけないという方々からは申し出をいただいているわけでございます。  したがって、その申し出に対しては、我々の方の電...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、事実問題として、今、原簿に基づいて裁定を、原簿というか、現在はそれが磁気ファイルですけれども、磁気ファイルに基づいて裁定が行われたわけであります。その限りでは、法の運用として正しいと言わせていただきたいのでございますが、それに対していろいろ納得しがたいこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が先ほど来申し上げていることは、その方が社会保険事務所にお出かけになられてお訴えになっていらっしゃることの、多分、心証と言わせていただいていいと思うんですが、それはなかなか、私の申し上げているような補助的手段をもって行うその調査が必要だというところまでいっていな...全文を見る
○柳澤国務大臣 結局、事実問題だと思うんです。そこでお訴えになられることというものの、これは領収書とかそういうものはお手持ちにならないわけですけれども、そこで訴えられるいろいろなことを総合的に判断して、記録でもって、我々の裁定の根拠になっている電磁ファイルによる原簿というものに基...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、その権利を有する者の請求に基づいて、社会保険庁長官が裁定するということで、その裁定が、この電磁的なファイルに収録されている原簿というものに基づいて行われていれば、それはそれで違法でもないし不当でもない、このように考えます。
○柳澤国務大臣 私どもは真正な加入記録に基づいて年金の支給をしなければいけない、こういう立場であると思います。  今委員は、そもそも時効の進行はないんではないかというようなお話があったわけでございますけれども、私どもとしては、申請に基づいて、その申請の中身もよく調べさせていただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 結局、これはまさにケース・バイ・ケースの心証の問題で、言葉だからだめ、資料があればこれは非常に強いきっかけになると思いますけれども、言葉だから絶対にだめかと言われれば、私は、そういうものではないだろう、こういうように思うんですね。やはり言葉であっても、そこに非常に...全文を見る
○柳澤国務大臣 要は、年金の加入記録に欠落があるということのお訴えだろうと思うんですね、基本的に。それについては、電磁的なファイルの中に実は五千万件、未統合のものもあるわけでございますので、これらはおおむね年金記録の欠落に対応するものではないかと私なんかは思っているわけです。した...全文を見る
○柳澤国務大臣 支給というふうにおっしゃられますと、これは受給権そのもの、基本権の裁定のことをおっしゃっているのか、あるいは裁定された基本権の欠缺の問題についておっしゃっておられるのかちょっと定かでないものですから、それが定かになって御答弁をさせていただければ……(筒井委員「両方...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民健康保険の資格証明書の発給というものについては、これは、負担能力があるにもかかわらず保険料を納めていない方の未納分につきましては、他の被保険者の負担となりますので、被保険者間の公平性を確保する見地からしっかりとした収納対策を講じていく必要がありまして、資格証明...全文を見る
○柳澤国務大臣 どこの自治体におきましても、現在、特に住民税等は、国から税源移譲を受けるというような形で税源としては地方に渡るわけですけれども、これは実は非常に厳しい状況になるわけでございまして、税源が渡っても本当にそれが税として具体的なものになるかというのは、これは徴収というか...全文を見る
○柳澤国務大臣 いつもそうですけれども、高橋委員は比較的そういうことが少ないかと思いますけれども、御党のお話というのは極めて具体的でございまして、これはどうかと言って尋ねられることが間々あるわけでございますけれども、それについて我々がコメントをするというのはなかなか難しい問題だな...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、阿部委員が御指摘になられたとおり、先ほども筒井委員の質問に対してお答え申し上げましたけれども、私どもとしては、受給権者からの申請に基づきまして厚生労働大臣が年金の裁定を行うわけでございます。  したがいまして、やはり裁定者としての責任を全うするためには、記録...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員のお話を聞いておりますと、ファイル化の、原簿の整理の過程で何か大量のミスが起こったというようにちょっとお聞きしたのでございますけれども、そういうことはないわけでございます。  むしろ、その転記と申しますか、先行の紙をコンピューターのための媒体に移す、ある...全文を見る
○柳澤国務大臣 このプロセス、最終的には磁気ディスクですか、とにかく電磁的なこういう手法によるファイリングというものが、原簿として持つに至る過程でいろいろプロセスがあったということは御指摘のとおりなんですけれども、その際も、社会保険庁としては何回も突合することによってやってきたと...全文を見る
○柳澤国務大臣 痴呆症でみずからが、みずからでさえどういう人間かということがわからなくなってしまうというようなケースのときに、もし統合されない年金記録をその方がお持ちの場合にどうするかということで、真正面から言われますれば、これはやはりなかなか解決を、こうしますということは申しに...全文を見る
○柳澤国務大臣 毎年一回、六月に行っておる支払い通知というものがありますが、そこに、お知らせということで、ぜひ確認をさせてくださいということを御通知申し上げるつもりでございます。
○柳澤国務大臣 現状というか過去の経緯については、今事務当局が説明させていただいたとおりであるわけでございます。  しかしながら、今後の日本年金機構になりましたときにどういう事務費を保険料で賄うかということにつきましては、今委員からいかにも不信の言葉を投げかけられてしまったんで...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働災害の中で最もあってはならない過労死というようなものが多くなってきているということは、私も、我々の役所の統計データの発表ということで、よく改めて認識をしたところでございます。  かねてから長時間労働というようなことで、それを抑制をしなければならない...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経済財政諮問会議と申します機構は、行政改革の中で官邸、総理大臣の主導ということの趣旨で、特にその中心的な機関として置かれたというふうに認識をいたしております。  本来の所掌の事柄というのは、財政経済の基本的な政策を決めると、こういうことのはずだと私は思...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申し上げましたように、この機関は内閣総理大臣主導のしっかりした政治責任に裏打ちされた政策の展開をしなければいけない。かつての内閣法ですと、内閣総理大臣は閣議に対して自発的な提案もできないというような非常に弱い内閣総理大臣という立場にありまして、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私の事務所も、今委員が御自身のこととしておっしゃられたんですが、事務員というか秘書という名称を名のらせている者と名のらせていない者がありまして、名のらせている者というのは主として渉外的に選挙区の方々とお付き合いをさせていただくという者が大半でありまして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは所定の労働時間仕事をするという、そういう了解、理解の下で実際に九時に出勤をして五時までは必ずいると、こういうことを私の事務所では通常の労働者としているというふうに言い得ると思うわけです。もうほとんどそうである。それで、あと、このむしろ時間外の、先ほ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、この定義で私はよろしいんではないかと思うわけでございます。  それはどういうことかと申しますと、通常の労働者ということは、これはもうそれぞれの事業所で決まるわけでございます。したがって、それよりも短時間の人は短時間労働者と言うと、こういうことだ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要するに、通常の労働者に対して、短時間労働者というものが短時間であるがために賃金を始めとするいろいろな処遇で劣後する。これは、要はそれと違って、櫻井委員がおっしゃるように、いや、決してそうではないよと、通常の労働者よりも時間当たりでいうと高い賃金が払われ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それぞれ政策について担当する官庁が定められているわけでございまして、一つはマクロ経済政策で経済の活動全般を活発化していこうというところもございますし、また個々の産業分野ごとにその産業を盛んにしていこうという産業政策を担当する役所もあるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私がこの問題に十分な責任を持ってお答えできる立場にいるというわけではないわけでございますが、いろいろな政治家としての経験をさせていただいてまいりましたので、それを踏まえて申し上げさせていただくというそういう前提で申し上げますと、株主の分配率が配当性向が増...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういう御指摘であれば、私の質問の聞き方が少し十分でなかったということかと思いますが、私は今、櫻井委員が、株主配当というか株主に対する分配が増えているという社会構造についてどう考えるかというふうに私受け止めましたので、そのこと、そういう向きの発言をいたさ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 将来に短時間労働者の割合の動向をどういうふうに想定しているかということでございますけれども、私どもは、将来日本の労働力が不足する中で、女性の三十歳から三十四歳を中心とするM字カーブのへこみの部分はもっと引き上がった形でなければいけない。それから、高齢者、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要するに、パートタイムという労働の形態というものがそもそもあってはならないとは考えていないと、こういうことであります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非正規雇用の増加の現象についてのまず認識が前提としてありますが、これにつきましては、経済の置かれている構造的な変化というものが一つ背景にあると同時に、そういうものの中で非正規雇用が増加するには、やはりそれを受けて立つ労働者側の価値観の多様化ということも背...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ですから、先ほども申し上げましたとおり、この日本の経済をマクロ的につかまえてジニ係数というものの推移を見ますと、これはもう随分前からずっと漸増的に緩やかな上昇を示していたと思います。  そういうことで、この緩やかな上昇を示すというものを、これはそういう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在の少子化というものがどういう背景で生じているかということについてですけれども、この問題はやっぱり複合的ないろんな要因があるだろうと思うわけでございます。そういうことで、この非正規雇用の現在の大きさというものもその一因であるわけだということは今言われた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 外国人研修技能実習制度の見直しにつきましては、昨年末に規制改革・民間開放推進会議第三次答申におきまして、実務研修中の研修生の法的保護ということ等について、遅くとも平成二十一年の通常国会に関係法案提出等必要な措置を講ずるという意見の表明がございまして、私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 単純労働者の受入れにつきましては、私どもとしては従来、若者、女性等の雇用の機会を妨げ、労働市場の二層化等の悪影響が生ずる、また、低賃金分野の温存等、生産性向上であるとか産業構造の高度化というものが阻害されるということ、それから、ヨーロッパ等の例に見られま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も辻委員のおっしゃったことに賛成と、こう言いたいところなんでございますけれども、実は統計ということには非常に一つの確固としたルールがありまして、これはもう辻委員も御案内のことだと思いますけれども、統計を各省で取るということはどんなもんだろうかと、それか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと、辻委員の御議論のポイントが私十分理解できているかどうかおぼつかないんでございますけれども、もとより我々は、この非正規雇用者の実態ということを数字的に議論をするときにはこの総務省の統計に依拠するほかないわけで、それに依拠していろいろ考えさせていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはパート対策ということの契機というものも、例えば再チャレンジの施策のリストとして挙げられたということもございますけれども、それ以前からずっと手掛けております年金の改革のときに、実は附則でもってこの点に触れた条項もありまして、そういう意味ではやはり年金...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今局長が答弁したとおりでございまして、このグループの人たちについては賃金の決定方式を同じにしてくれということを努力義務として課しているわけでございます。そうしたことで、できるだけ差別禁止の規制というか、そういう義務と同じような取扱いになることを期待をいた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今局長が言いましたとおり、現状が一四・四%ということでございますので、これをいきなり義務化、つまり一〇〇%に持っていくということにはかなりの懸隔があって、行政としては大変いろいろな問題を生ずるという懸念もあります。したがって、努力義務でこれをある水準まで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点になりますと、また原点に戻るわけでありまして、我が国の賃金の性格、これが、職務給ではなくて、かなり長い期間を視野に入れた将来のその人材の活用というようなことを視野に入れて今日ただいまの賃金も決定されるということでございますので、努力義務を課していく...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) フルタイムパートと申すべきものは、辻委員もその言葉から何を指しているのかという感がなさると思うんです。フルタイムパートタイマーということになりますから、一体どういうことかということなんですが。  私どもとしては、いわゆるフルタイムパートにつきましては、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 百三万の壁というのは、私ども、中小企業を回りますと、その中小企業の経営者の皆さんから、年末のこの就業調整に遭って労働力不足で困っちゃうんだよというようなことで、切実な訴えも聞かされるわけでございます。  それを背景にして、今申したように、この税制の改正...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのように努めてまいりたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのようにいたします。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 男女が互いにその人権を尊重しつつ、責任も分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮することができる社会を実現することは政府を挙げて取り組むべき課題であります。  厚生労働省といたしましても、こうした社会の実現に向けて、男女共同参画基本計画...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省は、内閣府の男女共同参画局とともに、性差別等の解消に向けて率先して取り組む立場にございます。御指摘の資料の表現につきましては、支援対象者のケースの内容を端的に表す表現を心掛けたというか、そういう意図が背景にあってなされたことかも分かりませんが、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、島田委員の方から、私どものこのパート労働法の主たる行政の手段といたしまして助言、指導、報告徴収等があるということでございますが、その運用ぶりについて様々な御指摘をいただきました。  パート法の施行につきましては、従来から都道府県労働局におきまして雇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回のパート労働法の改正でございますけれども、これは今の雇用形態の多様化ということが進展する中で、パート労働者という方々について処遇の均衡を図り、そしてその方々に大いにこれから能力を発揮してもらうことが日本経済の発展にとってもまた社会の安定あるいは国民の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、この三つの要件というか、私どもがこの二十一世紀職業財団が実施した多様な就業形態の在り方に関する調査というもので、四、五%の者は配転、転勤等の取扱いが正社員と同じと回答したものでありますから、そういう同じといったんされたものにまた〇・二ですか、という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは私もなかなか難しいと思うんです。(発言する者あり)いや、要するに、この四、五%ということになると、あと九六なり九五%はいらっしゃるわけですね。そうして、そういう人たちの中で、何と申しますか、非常に有期の方の比率が多くて、この四、五%の人たちは有期の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 改正法案は、パート労働者の待遇を公正なものにしていくため必要な措置を事業主に求めるものであります。  実態を見ますと、雇用管理の進んでいる大企業には問題事例が相対的に少なく、雇用管理が遅れている中小企業に問題が仮に多いとすれば、その結果としてそれぞれの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この有期契約労働者と無期契約労働者との間の均衡を含めた労働条件に関する均衡の問題というものにつきましては、私どもとして労政審の審議をお願いしたところでございます。この審議におきましても、労働者代表委員は就業形態の多様化に対応して均等待遇原則を労働契約法制...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはそういうことがあるとすれば、それはもう全く望ましくないと私は考えておりまして、まず実態を把握する必要があるという観点からこのことについて検討を進めているわけでございます。  そうした方は、その外見からは一般の終夜営業の喫茶店利用者と区別が付かない...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○柳澤国務大臣 五千万件、まだ統合ができていない年金手帳の符号番号の口があるわけでございます。そのうち、今古川委員が御指摘になられたように、既に受給年齢に達しているのではないかという年齢で区切ってみますと、千九百万件がそうしたものとして未統合の状況にある、こういうことでございます...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもがいろいろ事務の運営の過程において問題を数々抱え、そしてまたそのことを皆様方から批判され、そしてまたそうしたことが国民の年金に対する信頼ということを傷つけているということについては、私も大変遺憾だというふうに思っています。  しかし、ここはいきさつをお考え...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、今プロセスを申し上げますということで申し上げたわけでございます。したがいまして、私どもとしてはできる限りの努力をして、みずからの方で統合できるものは統合した、それからまた国民の皆さんからいただいた情報に基づいて統合した、さらにまたいろいろ呼びかけて、もっとお...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは年金を所管する役所として当然責任を持っているわけです。したがって、この解消のためにいろいろな手だてを講じて、何とかできるだけ早い機会に統合を図っていかなければならない、こういう責任を痛感して今努力をしているということであります。
○柳澤国務大臣 この状態をどういう意味で責任と言うかということについては、私は国の行政を預かる立場からいいますと、では何か私ども不法行為を犯したんだろうか、あるいはそうした意味で賠償というようなことに結びつくような責任を持たなければならないのかということについては、私どもとしては...全文を見る
○柳澤国務大臣 私としては、年金という大事な国民の財産をお預かりし、管理している立場から、こうした事態が起こっていることがやむを得ないとか、いいとか言うようなつもりは毛頭ありません。ありませんので、確かに今までの広報において、そうした政府の見込み違いから起こった、こういう現実に起...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、個別の対応というものが具体的な成果に結びつくためには最も大事だというふうに思って、そういうことをいたしております。  これはまた一方で行うわけでございますが、加えて、一般広報というものももっと工夫をして国民に現状がわかるようにすべきだということについて...全文を見る
○柳澤国務大臣 高齢者の間の所得格差というものがどういう推移をこれからたどるかということについては、委員の御指摘のような傾向を生み出すのではないかという要因も指摘できますけれども、今現在、高齢者の間の格差はどうなっているかというと、それ自体としてはやや縮小のあれを示しております。...全文を見る
○柳澤国務大臣 収納率を上げることが年金の給付額の格差を生むというような論理かと思いますが、それはそうではないと思います。  これは、そういうことではなくて、収納率は収納率としてできるだけ向上させなければいけない。そしてまた、給付の問題というのは、年金の実体的な制度としてどのよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、山井委員から、具体的な事例に即して再調査の申し出をいただいた。それにもかかわらず、そのときの調査の仕方の結果、お申し出を確認することができなかった。しかしながら、七十六歳時に再調査をしたということから御主張が確認できた、こういうことであったわけですが、要は、他...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと至急計算をしようかと思ったら山井議員のこの資料にございまして、多分正確だと思いますが、四百九十三万八千円ということでございます。
○柳澤国務大臣 私も、事実問題として落ち度はなかったであろうというふうに思うわけでございますが、もし資料があればこれは簡単に調査が可能であったということもあっただろうと思います。  いずれにせよ、私は、ちょっと今、この時期を承知していないのでございますけれども、昨年の八月以降の...全文を見る
○柳澤国務大臣 一般論といたしまして申し上げざるを得ないわけでございますけれども、私どもの調査が、まず、厚生年金でありますとマイクロフィルムにその原資料はございます。台帳、それからまたその台帳の写しということでマイクロフィルムがそのままあるわけでございますが、その中に記録がなかっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これも一般論としてお答えいたします。個別のケースというのは、我々すべての資料を承知いたしているわけでもございませんし、そういう限界がございますので、一般論として申し上げるわけでございますが、先ほど言った、会計法の国のあらゆる歳入歳出の共通ルールといたしまして、この...全文を見る
○柳澤国務大臣 従来から申し上げておりますように、基礎年金番号が付番をされたときにもう一つ違う会社にお勤めとかいうことで、その九年一月の時点でその付番でもって加入をされていなかったというような場合には、当然のことながら符号を統合されるということが想定されておるわけでございますが、...全文を見る
○柳澤国務大臣 請求権の行使を著しく困難にさせたという事情があったかなかったかということは、まことに個別具体的な判断、ケース・バイ・ケースの判断によるところでございまして、私どもは、会計法のルールに反してこういうことに従わないということはできないわけでございまして、それはまた別途...全文を見る
○柳澤国務大臣 十八年度におきまして裁定の変更を行ったもののうち、年金給付が時効消滅した件数、それから金額ということのお尋ねでございますが、これについては私ども、あらかじめそうした状況を把握するということをいたしておりませんので、お答えをすることはできないわけでございます。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 定性的にということと同時に、私ども、その一部については、実際にもそうした事実で死亡が確認されたとかというようなことがありまして、私はそのようにお答えさせていただいた次第でございます。
○柳澤国務大臣 生年月日が壊れた三十万件も、その三つのいずれかに大別されるということだと思います。
○柳澤国務大臣 私どもは、五千万件をとにかく統合いたしたい、できるだけ早期に統合いたしたいということをるる申し上げてまいりました。  したがいまして、千九百万あるいは三十万の方々が仮に既裁定者でありましても、その方々にこれからお呼びかけをして、そして年金加入履歴のある期間が統合...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、年一回の支払い通知書ということでいつもお便りを差し上げておりますので、その中に特別の欄を設けまして、私は年齢別にと当初申し上げたわけですけれども、今回はそういうことが間に合わないということで、この六月の場合には、受給権者となり得る年齢以上の方が五千万件の中...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、内山委員から専門家の十分なノウハウを踏まえての御議論がございました。ただ、その御議論の中で、私どもの年金の支給手続というものを全部飛ばしておっしゃっているのではないかと私は大変遺憾ながら思うわけです。  それはどうしてかというと、年金の裁定のときには、はっき...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員がおっしゃられるとおり、年金積立金管理運用独立行政法人は、今後百五十兆円の積立金を有する資金の運用機関になるわけでございまして、その意味では、その責務は極めて重いということでございますし、また、当然のことながら、国民の皆さんから強い信頼を得るものでなければな...全文を見る
○柳澤国務大臣 五千万件の中で、千九百万件の方々が既に受給の年齢に達している、この中には亡くなられた方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に今、長妻委員が平均年齢でとおっしゃる形で八十歳どまりにされたということで、もっと長命の方もいらっしゃるわけですから、差し引きどういうことになる...全文を見る
○柳澤国務大臣 すっかり忘れられているということをおっしゃられるわけですけれども、私ども、今回も六月に、年に一回でございますけれども、年金の支給通知、支払い通知と申しましょうか、そういうものをさせていただきまして、同じ年齢層の方々の中で、まだ統合できていない件数、残念ながら死亡さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、なかなか、自分の歩んできた人生の時間であるとはいえ、すべてつまびらかに、我々が、四十年前、三十年前、二十年前のことを思い出せるということは、むしろその方が大変だと思います。  したがって、窓口に来ていただければ、私どもの方もそういうことですぐに電磁的ファ...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、例えば年金の保険料の支払い期間を通じて、同じ会社にいらっしゃったとか、あるいは同じ住所でずっとお住まいになられていた方というのは、これはもうほとんど、年金記録の、そのときの、我々が基礎年金の、基礎年金番号を付番した時点と同じわけでございます、そういう方につ...全文を見る
○柳澤国務大臣 五千万件の中に、統合されない記録を持っていらっしゃる方というのは、住所が変わったり姓が変わったり、あるいは会社が変わったりした、そういう客観的な事実があるわけで、記憶だけの問題ではないわけでございます。  したがいまして、住所が変わったり、会社が変わったりした人...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の先生方も重々この問題の形というものを御存じだと思いますけれども、要は、平成九年一月に……(長妻委員「だから、答えている、それはさっきの二重の答弁じゃないですか」と呼ぶ)
○柳澤国務大臣 基礎年金番号を付番したというときに、まだ自分に本来属すべき年金手帳の、番号と言わせていただきます、その前に符号がついていますから、符号番号、こういうふうに合わせて言っているわけですが、そういうものが複数ある人というのはどういう人かというと、典型的に言えば、企業をか...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、今回、この六月に予定をいたしております振込通知書というものに、あなたの年金加入記録を確認しますということで、細かくはお読みいたしませんけれども、いずれにいたしましても、私どもの方で基礎年金番号に統合されていない記録をたくさん管理しております、こういうことを...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは冒頭から申し上げておりますとおり、私どもとしては、五千万件の統合から漏れていらっしゃる方々の処理をいたしたい、こういうことで、それについては私どもありとあらゆる、例えば五十八歳の通知であるとか、あるいはまたさらに四十五歳、それから既裁定者については、今回、振...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、とにかく統合をしたいという気持ちはやまやまでございまして、その見地から私どもは、結局は、最終的には個々の人に結びつかない限りこれは受給権に結びつかないんです。その手間を、そのプロセスを、私どもとしては全般的な呼びかけ、きょうも午前中古川委員からのお呼びか...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、事務の運びのことを責任ある立場で考えて、結局は個々の受給権者の裁定額というものを変更するのかしないのかという、その一番最終的な受給権者のところに手が届くようなところまでのことが一番大事だ、こういうような観点でそういうことを申し上げているということでございます...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私どもといたしましては、年金の受給権というものは、結局、個別具体的にそこに結びついていくということでなければ、大数観察でもって何%あるとか何千万人いるということではないわけでございまして、したがって、私どもとしては、先ほど、呼びか...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう何回も御答弁申し上げておりますが、我々は、この五千万件あるいは千九百万件の……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 統合漏れになっているものについて、具体的に個々の受給権者あるいは被保険者に結びつけていく、そういうことが最終的に必要でございますので、そのプロセスを私は先ほど来るる申し上げて、もうこれを繰り返しませんけれども、そういう手続のもとで考えているということでございます。...全文を見る
○柳澤国務大臣 教える、教えないということを今委員は問題提起なさいましたけれども、私どもとして、そういう問題のところまで至っていないわけですね。私どもは、具体的な受給権者あるいは被保険者のところの受給権に結びつく、そういうことを確保すべく、その手続を考えているということでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の事件、事案につきましては、私といたしましても、極めて遺憾だ、このように考えております。厚生労働省の立場としては、捜査に全面的に協力する、事実解明を待って厳正に対処する、こういうことでございます。  この事態を受けまして、四十七都道府県の各社会保険事務局長に...全文を見る
○柳澤国務大臣 この事務費あるいはそれに似通った内部管理事務経費は、片方が国庫負担、片方が保険料負担、こういう区分をするということを基本としているわけでございますが、これに基づけば、事業内容によって国庫負担の額と保険料負担の額が変わるという御指摘は、そのとおりでございます。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 グリーンピアの事業というのは、年金の福祉施設ということで展開されたことは保坂委員御指摘のとおりです。  これは、ちょっと申し上げますと、とかく日本語はあれですけれども、施設というのはハードを想像するんですが、この施設というのはソフトウエアも入っているというので、...全文を見る
○柳澤国務大臣 それぞれの大臣の御判断によるのでしょうけれども、私はそういう経験を持っておりません。
○柳澤国務大臣 私が報告を受けている点で申し上げますと、これはやはり、太地町の土地がなければいろいろな事業展開もできない。しかし、太地町との間が、先ほど局長の方から御報告、御説明させていただきましたように、本年の五月に至って、ようやくその間の契約が勝浦町との間でできたというような...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、賃貸借契約によりましてその間の賃料というものがこの売却価格の相当額になるということで、賃料設定が行われるというようなことは、これはほかの例でもあるんではないかな、このように考えております。
○柳澤国務大臣 ちょっと私も大変恐縮ですけれども、この数表を見せていただきましてすぐに感想を思い浮かべるということはなかなか困難でございまして、恐縮ですが、よりまたいろいろ御説明を伺うなりすれば私なりの感想が持てるかもしれません。
○柳澤国務大臣 私どもの条件、公共的目的に使う、それも十年間やってくれ、こういうことで、その他の私どもの条件が満たされるということについては、私ども、これはその時々に報告を徴する等してこれを監督しなければならない、このように思っておりますが、そういうことが実現されるならば、これに...全文を見る
○柳澤国務大臣 保坂委員がペーパーカンパニーという意味でどういうことを意味しているかということですが、このごろの会社というのは、事業を何か行っている会社だけではなくて、投資会社のような形、ファンドであるとか組合であるとか、そういうようなことでございますと、それは本当に人的な、それ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、このグリーンピアを勝浦町に売るに当たって条件を付しているわけでございまして、この条件がしっかりと遵守されるということについては、先ほど局長からも申したように、定期的な報告を徴し、そしてこの確保に取り組んでいく、努めていくというのが私どもの立場でございます...全文を見る
05月18日第166回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用対策法及び地域雇用開発促進法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  現下の雇用失業情勢は全般的には改善が進んでいるものの、フリーター数が依然として多い等の若者の雇用問題や、地域における雇用情勢の改善の遅れ等の課題があります...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 津田弥太郎議員からいただきました御質問にお答え申し上げます。  経済社会の現状に対する認識につきまして、まずお尋ねがございました。  現在、日本経済は、平成十四年一月以降、長期にわたる景気回復の過程にございますが、今回の景気回復は、企業が抱える債務、...全文を見る
05月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、労働の形態、雇用の形態、就業の形態、いろんな表現がありますけれども、そういうものが多様化している中で非常に大きな部分を占めておるいわゆる短時間労働者、パートタイムの労働につきまして、私どもこれの処遇の均衡化というものを前進させようという思いで、こう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 病院のお医者様について、常勤というか正規のお医者さんと、いわゆる短時間労働の形を取るお医者さんとの組合せのお話がございました。  私どもとしましては、日中勤務のみに短時間のお医者さんが勤務されるという場合には、常勤のお医者さんが夜勤をされるというような...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 企業における正社員の募集、採用というものですけれども、これは、今委員はいろいろな考え方が企業によってあるからというふうにお取りになられているわけですが、このいろいろというのは、企業の規模であるとか、あるいは状況であるとかというようなことを、むしろ客観的な...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 民主党さんの案もそういうことを配慮しながらのような条件が付いた優先的な採用ということだったかと記憶しておりますけれども、いずれにいたしましても、現に短時間労働という形で事業所にいる人をもう絶対的な優先順位で高めておくと、こういうことはやっぱり硬直的に過ぎ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 配慮はしているけれども。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのくだりを見ているわけでございますが、私どもといたしましては、通常の労働者との間に賃金決定の方法等についてこれを差別を禁止していくという方向というか、そういう内容の法律案を出しているのでございますので、政府が出している法律案を否定的に論ずるというような...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、現在の派遣の期間の問題、それから適用を除外している業種があるという枠組み、これらについて、これを変更するというようなことを考えているということはございません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、このホワイトカラーエグゼンプションというのは本来導入すべきだという考え方を持っているわけです。  ところが、その国民の理解というものがこれが十分ないと、こうしたことというのは非常に円滑に施行されるということが期待できないわけでございまして、何とい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは結局、内容によるんだろうと思いますね。このままで非常に国民の理解が、やっぱりそういうものは必要じゃないかみたいな話になれば、もう同じ内容のことを何回も、まあ形式的には確認の付議ということはあり得るかもしれませんけれども、内容について御審議いただくと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては、今回、最低賃金の要素である生計費の問題につきまして、生活保護との整合性を考慮するということをこの新しい改正法案で御提案させていただいておるところでございます。  それから、私どもの方だけではなくて、成長力底上げ戦略推進円卓会議に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その算定対象とした場合に、安易にそこに流れてしまって正社員としての雇用が阻害されるのではないかという委員の御懸念でございます。私どもといたしましては、そういったことも含めてこの研究会での専門的な御検討、またさらに労政審での御検討の結果を見守ってまいるとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのときの答弁を変えるとか、そういうことは全くないわけでございまして、私どもとしてはこの課題を整理しまして、そしてまた、先ほど申したように、適切な対応を念頭に、その中身を考えてまいりたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正社員化するということを片方で考えておりまして、それとまた、年金は年金、厚生年金としてのこれに取り込むかどうかということについては、現在の被保険者のことも考えて、これが整合的にならないといけないということでございます。  したがいまして、今委員がちょっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 規制改革というものが、私の記憶するところでは、日本の経済がバブルが崩壊して非常に不況になったときに、財政も相当傷んでいましたので、これ以上、財政政策で財政の出動を期待するということができなくなった。そのときに、規制、当時は緩和と言っておりましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どなたということを申し上げませんが、委員もあえて御言及になられなかったかと思うんですが、いずれにいたしましても、労政審の労働条件分科会の使用者代表委員である方につきましては、労働問題に対する見識があり、使用者を代表する委員にふさわしい方ということで任命を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは、現実に企業経営において手腕を振るっておられるというようなことであるとか、あるいはその企業における労働問題のいろんな取扱いについても見識の高い実績を残されているとか、あるいはその他外部に向かっての意見表明等の実績においても傾聴すべき御意見を吐かれて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) パート労働法の改正は安倍政権の掲げる再チャレンジ支援策の大きな柱として位置付けられておりまして、五月九日の参議院本会議におきましても総理から、近年、増加しているパート労働者について、その待遇を働き、貢献に見合ったものとして、さらに、正社員として働くことを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の改正法案の第八条の差別的取扱いの禁止の対象になる事例というものについて、私ども、まず統計的には、かねてから申し上げておるように、どんぴしゃりの統計はないという事実を踏まえまして、それでは近似的に今まで調査をしたものの中にそうしたものがないかというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、そういう御質疑の、何というか、お言葉でございましたので、そういうことは考えにくいです、確かにいらっしゃるというのが我々の確信ですということを申し上げたということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) どの法律案でもそうでございますけれども、入り組んだ法律の文章というのを読んですっと分かるということはなかなか期待しにくいような、そういう今日の状況でございます。  そういう中で、私どもとしては法改正の趣旨というものをできる限り分かりやすい形で、場合によ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年のパートタイム労働者実態調査を多分、念頭に置いて私、そのときにお答えしているかと思いますが、この調査によりますと、事業主がパート労働者を雇う理由といたしましては、今委員から御指摘のありましたように、人件費が割安とする事業主が六六・五%、また一日...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点はもうちょっと基本的な非正規の増えた理由というときに、私は、先般もこの委員会で申し上げましたように、企業の側で世界的な競争の中での経済の構造変化に対応するために非正規というものを活用する度合いが多くなったと。それからまた、それを受け入れる側の労働者...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどもお答えさせていただきましたように、今日、非正規雇用者が増加しているという背景は、グローバリゼーション、つまり国際的競争場裏において企業がそうした経済構造の変化にどう対応していくか、それと労働者側の価値観の多様化というものが背景にあるというふうに私...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもはそのように是非御理解を賜りたいと、このように思っているわけでございます。  余り時間を取っては失礼なんで、るる申し上げることは避けたいと思いますけれども、そこのところは、生産性であるとか、あるいは製品の最終的な質であるとかという、そういう価格外...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が言及されたような期間ということになりますと、これはもう極めて例外的だろうと思いますね。私が想像するのは、あるコンピュータープログラムを会社が変更する等の場合に、若干請負的な面もありますけれども、それを契約、雇用契約という格好でやる場合にそれをどの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、有期労働に関する問題に関しましての法改正の将来見通しでございますけれども、有期労働契約につきましては、有期労働契約が良好な雇用形態となるようにすることが重要であるという認識が基本にございます。有期契約労働者と無期契約労働者との間の均衡を含めました労...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働条件の引下げ防止の措置につきましては、本改正法案に特段明記していないところではありますが、明確な規定がございませんでも、労働条件の不利益変更を事業主の一存で合理的な理由なく一方的に行うことは、およそ法的に容認されないものと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そもそも、今回の改正におきまして、通常の労働者との均衡を考慮してということを更に徹底していこうという考え方の下で、一体均衡とは何かということについて検討を積み重ねてきたのでありますが、我が国における雇用の実態、これはまあ職務給でないということですが、そう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、パート労働というものを考えるときに、識者によっていろんな議論がありました。それを余りたくさんは読んでいないわけですけれども、一、二、読ませていただいてなるほどと思ったくだりに、パートの問題というのは一時期、前は完全に語弊があって、誤解のないようにお願...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員の御指摘は私といたしましても理解するところであります。先ほど来申し上げておりますように、この法案を出し、また担当の省のみならず、内閣におきましても、そういう最低賃金の問題について将来、中長期的にこれを引き上げる方向でその条件をいかにして整えるかという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) マルチジョブホルダーあるいはダブルワークのそうした労働形態がどうして発生しているのかと、あるいは広がっているのかと、こういうことですけれども、御指摘のように、一つの就業で得られる収入だけでは生活できないということのために複数の就業を掛け持ちしなければなら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、先ほども申し上げましたように、こうした時間給ということにつきまして、これを引き上げる方向性を出すと、実現するということのために今回のパート労働法の改正もお願いをしているわけでございますし、また最低賃金法の改正ということによりまして、今ちょっとこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 雇用均等室におけるこのようなこれからの課題に取り組む体制の問題ですけれども、私どもとしては、まずノウハウの蓄積ということにつきましては、男女雇用機会均等法に基づく指導、それから平成十五年のパート労働指針改正以降の均衡待遇の概念についての周知、こういったこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、要は今局長からお話をさせていただきましたとおり、今般の業務の見直しにつきましては、この今パート労働法の改正だけによって引き起こされるものではないということでございまして、先ほど、雇用保険法の改正に伴ってもう雇用福祉事業であるとか労働福祉事業の見直...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 中国残留邦人の問題につきましては、委員も御承知のとおり、訴訟が提起されておりまして、これまで八地裁で判決が出ていますけれども、神戸地裁の判決を除きましてすべて国側勝訴、言い換えますと、国に法的責任はないと、こういう判決が出ているわけでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、わざわざ福島委員、貴重なお時間を充てられましてお読みいただいた様々なこのくだりでございますけれども、私どもの考え方ともかなり懸隔があるということを申し上げたいと思います。  私どもといたしましては、このただいまのパート労働法にいたしましても、今後提...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 福島委員から今回のタスクフォースの人員の構成について御言及をいただきましたけれども、私ども、そういうことに言い及ぶまでもなく、本当に先ほど来申し上げましたとおり、およそそうした考え方と異なる法律改正案を現在の内閣の下で閣議決定をして政府案として提出させて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この今の文書は、先ほど雇・児局長からお答え申し上げましたとおり、また前の方の御質問のときに私自身も申し上げましたように、規制改革会議の再チャレンジワーキンググループの労働タスクフォースという、そういう方々による意見ということでございます。いずれ、これ規制...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 福島委員からいろいろ御注意をいただきました。我々も、我々の考え方に従って閣議決定までいただいて法案を提出をしておる、それから、これまでの労働政策からくるもろもろの法律改正も閣法という形で閣議の決定を経て御提案をしてきたと、こういうこともございます。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ILO条約というお話ですが、これは百七十五号条約、つまりパートタイム労働に関する条約というふうにお受け取りをさせていただきました。この場合、パート労働者を定義付けるに当たりまして、比較可能なフルタイム労働者という、パート労働法の、ということは、通常の労働...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○柳澤国務大臣 それぞれ言論の自由があるわけでございますから、ある事態をどのようにとらえて表現するかということも、それぞれの考えに従って御主張があろうかと思うわけでございます。  しかし、消えたと言われますと、本当に世の中から消えてなくなってしまったのかというのが、一般に考えら...全文を見る
○柳澤国務大臣 経済産業省の大臣応接室において那智勝浦町と香港ボアオが契約を締結したということ、それから、契約の場には経済産業大臣は同席されていなかった、こういうことを、先般、年金局長の方から御答弁を申し上げましたけれども、今の委員の御質疑にございました、だれの指示で、だれの許可...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般、年金局長の方から、私が今申し述べたようなことを町当局から得たということで、それをお伝え申し上げたわけでございますが、今の経済産業大臣の応接室がその契約の場として選ばれたということが、だれの指示で、だれの許可でというようなことについて、町当局には、これはもう町...全文を見る
○柳澤国務大臣 いえ、これは、那智勝浦町もそうしたことを調べる立場にはないというふうに私は考えますし、また、私どもの方で、経済産業大臣の応接室が、どういうふうな方の指示で、どういう方の御許可のもとでそれがある使い方を、特定の使い方をされたときに、それがどうであったかということを調...全文を見る
○柳澤国務大臣 私がこの前申し上げたのは、私自身が大臣である、あるいはあった、そのときに、そういうことをみずからの大臣応接室でやったことがあるか、こういうお尋ねをいただいたので、私は、そういう経験はたまたまございませんということをお答え申し上げたわけでございます。  厚生労働大...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、可能かどうかということであれば、別段、大臣がこれをどういうふうに使うかというのは、大臣秘書官室が事実上管理しておりますけれども、大臣の意向に沿った使われ方をするということについて、秘書官室は、それは困りますとかというようなことは多分言われないだろうと想像す...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先ほど園田委員は、冒頭、私の立場というのは行政官庁という立場、行政官庁は行政法で言う行政官庁で、我が名においていろいろと行政的な処分を行う主体という意味で申し上げたのでございますけれども、そうであると同時に、また、その出自を尋ねれば、衆議院議員である、その...全文を見る
○柳澤国務大臣 国民年金法、厚生年金法ともに、裁定につきましては受給権者の申請に基づき裁定をする、こういうふうに法律で明定されているわけでございます。  したがって、我々の行政の基本的な枠組みというのは、国会で成立させていただいたそういう法律に基づいて行政が行われるということは...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、先ほど申したように、この年金記録相談の特別強化体制におきましても、被保険者の方から、いろいろな、五十八歳通知等の機会で御相談をいただく場合には、まず第一に、我々の現在の台帳であるところの電磁ファイルでもって対応させていただくということでございます。  しか...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険方式によります我が国の公的年金制度におきましては、保険料の確保というものが存立の基盤であることは申すまでもありません。そこで、保険料の納付促進を図るためには各般の努力をいたしておりますけれども、それに加えまして、さまざまな関係者との連携協力のもとに社会全体...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険関係の業務をいわば被保険者にかわっていろいろ取り扱うことができるという職業上のお立場でございます。
○柳澤国務大臣 社会保険労務士の先生方の業務でございますが、労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類、申請書等の作成、申請書等の提出代行、申請、届け出等についての事務代理、紛争調整委員会における個別労働紛争のあっせん代理、労務管理その他労働及び社会保険に関する事項についての相談及び指導...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員は、医療機関についても、今回の私どもの法律で、一定の協力をいただくという立場からこの条項を設けさせていただいておることとの比較をなさって、社会保険労務士は保険料から何ら手数料等を得ていないという御指摘をいただいているわけでございますけれども、私どもとしては、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、今の御質問に対しては、よいというようなことを申し上げているわけではなくて、弁護士さんあるいはそういった方々について、それでは社会保険労務士としての仕事を停止することができるかということを設問した場合に、そういうような一部の業務停止ということはなかなか困難で...全文を見る
○柳澤国務大臣 突然のお尋ねでございますので、今ちょっと事務当局に調べさせていただいておりますが、そういうことで、手元にあればお答えを申し上げたいと思います。(発言する者あり)  仮に平成十六年度をとって申し上げますと、社会保険労務士事務所で、厚生年金保険料の滞納処分を受けまし...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金の保険料というものの大事さ、重要性ということについては、委員も御理解、御認識を深くいただいておるものと思いますが、そういう立場で、この問題に専らかかわりのある、そうした社会保険労務士の先生方については、ある意味で専門職としてのお立場からぜひ御協力をお願いしたい...全文を見る
○柳澤国務大臣 弁護士さん、公認会計士さん、それから行政書士さん等についてのそうした滞納実績については、ちょっと手元に用意がございません。
○柳澤国務大臣 これは、異なる方々を異なるように扱うということが平等原則に反するとは、私は考えておりません。
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、社会保険労務士の先生方のように専門的なお立場で、まさに年金の保険料のいろいろ、計算であるとか申請であるとかということに直接かかわりを持つ方々に対しては、特別な立場からの御協力をお願い申し上げたい、そういう考え方に発するものでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員長の御指名でございますので、答弁をさせていただきます。  現行法におきまして、社会保険労務士と税理士の登録拒否の理由でございますけれども、社会保険労務士法十四条の七と税理士法二十四条にそれぞれ規定をされておるわけですが、税理士法には、国税または地方税について...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁におきましては、昭和四十六年十月から、国民年金保険料の納付方式につきまして、いわゆる印紙納付方式に加えまして、現金納付方式を認めるということにいたしました。そのことを踏まえまして、都道府県に対して、領収書は必ず国民年金手帳に貼り付けておいてくださいという...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どものこの五十八歳通知あるいはターンアラウンド、裁定請求書の送付、こういった機会に、年金加入履歴に欠缺があるのではないか、こういうようなことを考えられた被保険者等の方がもう一度補正の申し出をされるという場合に、領収書があればそれはもう非常に、これはいわゆる資料と...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、先ほど来、累次お話し申し上げておりますように、国民年金にせよ厚生年金にせよ、法律にのっとった行政をしなければならないという立場でございまして、そこには、裁定というものは申請主義によるんだというふうに書かれておるわけでございます。しかしながら、私どもは、すべ...全文を見る
○柳澤国務大臣 御指摘の事案につきましては、平成十八年の五月に、国民年金の保険料が一部未納になっているというオンライン記録に基づきまして年金の裁定を行ったところ、その後、同年六月に、御本人から佐賀社会保険事務局に国民年金納付記録の確認依頼があり、その結果、マイクロフィルムの記録に...全文を見る
○柳澤国務大臣 紙台帳の記録をオンラインの記録に入力する際の誤りということがここの事案で見てとれると思います。それからまた、今委員が仰せのように、三十六年四月から三十八年三月でしょうか、未納が見出されたということで調べに行ったと仰せられたんでしょうか、そういうことについて、これの...全文を見る
○柳澤国務大臣 大別してということを申し上げておるわけで、我々が大きく一つの塊として認識すべきはということで申し上げているわけでございます。  なお、その後におきまして、もちろんこの五千万件には、もう一つの塊と申しましょうか、そういうものとして既裁定者のものも含まれるということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の御指摘になられた順番に申し上げます。  大阪府内の社会保険事務所で発生した二件につきましては、平成八年八月から九月にかけて、城東社会保険事務所の職員が、被保険者五名から現金で領収した保険料約二十八万円を、国庫に払い込まずに着服しております。この場合、納付記...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、被保険者の方々は、これを裁定する際にも、ターンアラウンドの手続によりまして、みずから年金加入記録というものを確認していただく、そういう機会がある等、また、事前にも、五十八歳、これからは四十五歳、三十五歳というように、常に確認をしていただく機会を提供して、年...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の話が長いということ自体を何か審議妨害というようにおっしゃられたんですが、決してそういう気持ちは持っておりません。  年金給付を受ける権利は、国民年金法等の規定により、その権利の発生から五年を経過したときに時効によって消滅することとされております。ただし、時効...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど私は、法律に基づく行政の一般ルールについてお話を申し上げたのでございますが、これと個々に判断すべき個別具体の権利救済との調整の問題については、その事案ごとに判断をすることが必要となります。  具体的には、社会保険庁が受給権者の請求権の行使を著しく困難にさせ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは個別具体的な判断をするということが第一点で、その個別具体的な判断に当たって、社会保険庁が受給権者の請求権の行使を著しく困難にさせた結果、支分権が発生してから五年以上経過した後に行使されることとなったというような事例においては、消滅時効の主張が信義則に反し許さ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が申し上げているのは、今日考えられる行政のあるべき対応について申し上げたということでございます。
○柳澤国務大臣 こういうことは、一般の行政が従うべき原理について私が御説明をしたということでございます。(発言する者あり)(長妻委員「では同じか、今までと変わるか変わらないかだけ」と呼ぶ)
○柳澤国務大臣 これは我々が従うべき一般の原則について申し上げているわけでございまして、個々に行われる判断のことを申し上げておりますので、今までもこういう考え方は存在していたということでございます。
○柳澤国務大臣 あのときには安倍総理も御同席で、安倍総理も私の前に御発言があって、社会保険庁において工夫をするようにという御発言があったことは長妻委員も御案内のとおりでございます。  私はその際に、今申されましたように、あなたの特別な調査をしましたから、まだ統合漏れの可能性があ...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員があの場ではそうおっしゃったんです。何年何月からこういう会社にあなたは勤めておりましたという記録がありますがということを言ったらどうかという御提案に対しては、私は、そういうことはできないとその場でもはっきり申し上げました。  それはどうしてかというと、い...全文を見る
○柳澤国務大臣 マイクロフィルム化した被保険者台帳等の記録とコンピューターで管理する記録の突合につきましては、今委員が御指摘になられたとおり、現在、全国で約三千件程度のサンプル調査を実施しているところでございます。  ところが、これは簡単にはなかなかいかないわけでございまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 本当に我々一生懸命やらせていただいておるわけでございますが、そういう手間のかかる仕事がありまして、大変恐縮ですが、今この時点で、いついつまでということを申し上げるだけの調査の進捗状況にはないようでございます。
○柳澤国務大臣 先ほどの答弁を繰り返すことになるわけですけれども、今委員も、その手続、アップデーテッド化じゃなくて逆に過去にさかのぼらせるという資料の加工が必要だということで手間がかかるということでございまして、今現在、この時点でいつまでという日を切るということが難しいということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 役所の者がどのような言葉を先生にお返ししたかということは、ちょっとその点は私はわかりません、正直言って。わかりませんが、今、事務処理の状況を聞きますと、やはり現在のオンライン化されたデータを当時の形に戻すということには結構手間がかかるので、今この時点ではデッドライ...全文を見る
○柳澤国務大臣 結論的に言いますと、私、お答えすることができないわけでございます。  加工をするということに手間がかかっているということを私としては報告を受けているわけでございます。
○柳澤国務大臣 余り長話をするつもりはないんですが、経緯を申しますと、要は、社会保険庁の仕事というのは、その受給権者なり、あるいは被保険者なりに的確に対応するということを旨としておりまして、よく解釈してよく表現するとすると、管理者がその事務処理の状況をつかめるようなデータを同時に...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもちろん、私は常に督励をするつもりでございます。
○柳澤国務大臣 仕事が半分しかできないときに外部に発表しろと言われて、担当者が、その計算はできないことはありませんと言って戻りまして、課長さんから、それは全部まとまったところで出すべきだという意味で半欠けの仕事を外部に対して示すようなことは不見識だと言われたということは、私は、む...全文を見る
○柳澤国務大臣 とにかくできる限りの努力をさせていただきます。
○柳澤国務大臣 ねんきん定期便は、まさに現在進行形で納付が積み上がっていく方々に現在の状況をお知らせするということが趣旨でございます。そういうことでありますので、受給者の皆さんに対しては、今回、振込通知書の際に、未統合の記録もこういうように保管されていますので、御自身にそういう未...全文を見る
○柳澤国務大臣 これらの事例の事由でございますけれども、関係書類からある程度推定できるものといたしましては、当時、市町村に保険料を納付いたしましたが、保険料納付に係る期間が誤って未加入期間等とされていたことによると考えられるものがございます。  それからまた、国民年金手帳の印紙...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、これからはどちらかというと、基礎年金番号で統一管理をいたしておりますので、そうしたミスというものは、これまでに比べますと起こりにくいということになっているとは思いますけれども、過去のことについて、五千万件の統合漏れの問題であるとか、あるいは、調べる際に、磁...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員の非常に御熱心な取り組みの中で、時期的な偏りはどうだろうか、あるいは場所的な偏りはどうだろうかというようなことも、私ども事務当局が、御指導をいただきながら、そうした傾向が見てとれるかということについて分析をいたしたわけでございますけれども、現在のところ、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 一月からのものにつきましては、先ほど来私が申し上げたような徹底した調査ということで、今、こちらの持っている資料に当たっている途上であるということでございます。
○柳澤国務大臣 そういうことで八十四件について、動かぬ証拠と申しましょうか、信頼に足るあかしをお持ちだということで、即座にそれで訂正をさせていただいたわけです。その後におきまして、今度は二十九件になるんでしょうか、そういうことで領収書もありましたし、当方の記録にもそれが認められる...全文を見る
○柳澤国務大臣 点検を実施中だということでございまして、市町村に問い合わせている部分もございますので、時間を要することになっているということでございます。
○柳澤国務大臣 要するに、市町村に徹底的な調査をお願いしていることがある、こういうことでございまして、市町村の方にお願いベースでやっている仕事であるということで、指揮命令をするというような関係にございませんので、御協力をひたすらお願いしている、こういう状況を御理解賜りたいと思いま...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、実は厚生年金につきましても、申し出のあった方について調査に当たられている現場をちょっとかいま見させていただきました。やはり並大抵ではないです。そういうことでございますので、これだけ膨大な数のものについて、そういうことをやるということが実際どのくらいの手間を要...全文を見る
○柳澤国務大臣 特殊台帳というものは、これはもう名前が名乗っているとおり、非常に穴ぼこのある、また、先ほどのどちら様かの事例にありますように、事後に納付をするといったようなやや変則的な形なのでございます。  そういう意味合いで、私もそこに固有の問題があるとするならば、これから流...全文を見る
○柳澤国務大臣 必ずしも待っているばかりではないわけでございまして、私ども、今回、年金受給者、既裁定者の皆さんにも、振込通知書のときにそういう呼びかけをさせていただく。しかも、そのときに、ある意味で私どもとしては必ずしも喜ばしくない数字、未統合の非常に多数の数字まで挙げまして、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 組織の改廃がございますときには当然こうしたことがあり得るわけでございますが、その場合に、任命権者である社会保険庁長官はできるだけ分限免職を回避するように努める必要がある、こういうことでございまして、私ども、この努力をまずいたしたい、このように思います。また、いたず...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁が変わるに当たって接遇の研修を受けるということは、これはもう必要なことであった、このように思いますが、それの外注の契約対象者というものは適正に選択されなければいけない、その者との契約ということは、会計法規の一般原則に従って適法に行わなければならないことは...全文を見る
○柳澤国務大臣 再就職というのは、その出口のところには一定のルールがありまして、このルールを守って再就職をしたということについては、これはそれぞれ個人の就業の自由その他、個人情報として尊重しなければならない、そういうルールのもとで我々は仕事をさせていただいているということでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金の個人情報の保護ということは、我々、最も心して取り組まなければいけないということは、委員もるるおっしゃられることですし、我々としても当然そのように考えております。  二つありまして、現在のオンラインシステムは、専用回線を使用した独自のものということになってお...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、ばらばらの年金番号をみんながそれぞれの期間について持っていたということを、どのようなシステムにして一元的な管理を行うか、これはだれがやろうとこういう問題に直面したわけです。そのときに、社会保険庁は、現に今この年金に加入している、そういうことに着目をいたしま...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、年金の加入者の側に責任があるということではありません。
○柳澤国務大臣 これは、かねがね申し上げておりますように、会計法では、これは時効によって消滅する、これは支分権ですけれども、そういうことになっているわけでございます。もとより、今高橋委員も御質問の中で触れられたように、そういう裁定請求をしたということであれば、それはもう言うまでも...全文を見る
○柳澤国務大臣 五千万件のこのデータを、ではその名義人に送れるか。送れないんですね、これが。早い話、厚生年金の場合には、その被保険者の住所というものの登録をしたのはごく最近になってからということで、古いものには住所はありません。例えばですよ。  それからまた、では、その企業に送...全文を見る
○柳澤国務大臣 村瀬長官が八〇%ということを目標にして努力をなさっているわけですけれども、六七%も今委員から指摘されたような事情が背景にあった。六五%程度にとどまっているのが現在の状況ということになりますと、八〇%が私ども容易に達せられる目標とは言いがたいということは御指摘のとお...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生年金病院の位置づけやいかに、こういうことでございますけれども、厚生年金という立場にふさわしいリハビリテーションあるいは高度の整形外科療養というようなことで、地域にとって非常に重要な役割を担っていると思います。したがって、拠点病院等の指定も受けているところが多い...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○柳澤国務大臣 長妻委員は、この年金記録の問題につきまして、非常によく丹念にいろいろな問題点をお調べになって今日まで至ったことについては、私は率直に言って敬意と感謝を申し上げております。これは委員会でも同じです。  ただし、余りに政治的な文言を使用されまして国民の年金に対する不...全文を見る
○柳澤国務大臣 いきなり切り出されるということではなくて、その後に続いた……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 委員の表現の方でぜひ御議論を賜りたい、まずそのことを申し上げておきます。  どうして五千万件が生まれたかということは、もう長妻委員は非常によく御存じなんですけれども、テレビをごらんになっている皆さんは、五千万件もどうして迷子になっちゃったんだろう、こういうように...全文を見る
○柳澤国務大臣 この年金というものが……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 社会保険方式で行われていたというようなこともありまして、そういう仕組みに、申請主義という法的な仕組みのもとにありますし、実は、我が方で統合をして……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 それで、皆さん、こうではないでしょうかということを基礎年金番号を付番したときやったんです。やったんですけれども、我々が目見当をつけて統合をしてやったもののうち三百件以上について、実はそれは私のものではありません、私はほかには年金を持っておりませんという御返事までい...全文を見る
○柳澤国務大臣 一億百五十六万件を我々が付番させていただいたときに、そういう、もう一つお持ちでないでしょうか、それから、我々の方で調べて、まさに今委員が提案されているように三要件、氏名、それから年齢、生年月日ですね、それから性別、この三要件がぱっちり一致したものについては統合を仮...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々も、一億百五十六万のときに、九百二万件につきましてこれはやったことがあるんです。これがそのときの呼びかけです。(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 ですから、いいですか、長妻委員に申し上げますが、私どもは、本人がそういうことを最終的に申し出ていただかない限りは、統合は最終的にできない、統合を年金給付に結びつけることはできない。ですから……(長妻委員「件数を調べてくださいということなんです」と呼ぶ)件数を、そう...全文を見る
○柳澤国務大臣 さらに、今度、振りかえ通知……(長妻委員「これは質疑妨害ですよ」と呼ぶ)いや、ちょっと、では、長妻委員も、最終的には個人の申し出、確認の申し出でなければこの支給は動かないということはお認めになられるでしょうか。(長妻委員「なりません」と呼ぶ)とてもどうしようもない...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員の御発言、微妙に少しずつちょっと中身が変わる、我々の事務処理の観点からすると変わることがあるものですから、私もちょっと答弁に戸惑うわけでございますけれども、私どもも長妻委員と全く同じなんです。ですから……(長妻委員「四十万人の件」と呼ぶ)いえ、そうではなく...全文を見る
○柳澤国務大臣 後で、それがいわば間違った統合だということも発見したという事務処理上の事例もございます。  そういうことで、私どもとして、特に今委員の、最終的には本人が確認しなければ給付に結びつかないということはお認めいただきましたので、そういう前提で、私どもがこちらから、あな...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が言われたように、平成四十年代に入りまして、国民年金それから厚生年金ともに、コンピューター化というか、オンラインで管理をしなければ、先ほど言ったようにいろいろな年金に入っていらっしゃる方がいますから、統一的な管理ができないということで、そういうオンライン化を...全文を見る
○柳澤国務大臣 簡潔にお話し申し上げますが、今長妻委員が認められておりますように、コンピューター化をしたときの転記ミスというものを見つけるのは、結局、その前の段階の台帳が残っていなければならないわけですが、御自身が認められたように、国民年金についてはほとんどがもう廃棄をしろという...全文を見る
○柳澤国務大臣 いろいろ、かつて党にいらっしゃったときからコンピューター化あるいはIT化の委員会を率いられた細田委員から、私もたびたび個人的にも御注意をいただいたり御指導いただいたりしておりまして、心から敬意を表します。  二つ問題を指摘されました。  一つは、それぞれが縦割...全文を見る
○柳澤国務大臣 十七年、契約ということでありましたが、私もつまびらかにはいたしませんが、多分、二階大臣であられたと思います。
○柳澤国務大臣 グリーンピア事業は、当時、まだこれほど年金の給付というものが本格化しない間に、累次の国会の附帯決議で、もっと現役還元すべきだ、こういうことで積立金の現役への還元というものを具体化するということの中で行われたものでありまして、当時としてはそれなりの意義があったという...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことで、端的にお答えしますが、地方公共団体へ譲渡するということの条件、一種の条件として、公共的目的に少なくとも十年間は使用されるべし、こういうことになったということで、それが、工事がおくれているということにはそれなりに背景があって、太地町との間の関係がなか...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、公共的目的に少なくとも十年間活用される、こういう条件で勝浦町に売却をしたわけでございます。売却をしたわけでございますから、売却の条件にうたわれた定期的な報告ということ等については私どもしっかりしたフォローアップをしているつもりですけれども、また、その間い...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 本会議 第34号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働契約法案、労働基準法の一部を改正する法律案及び最低賃金法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、労働契約法案について申し上げます。  就業形態や就業意識の多様化等が進み、個別労働関係紛争が増加しているという状況...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 園田議員にお答え申し上げます。  最初は、今回の労働契約法案は、内容が不十分なものではないかとのお尋ねでございました。  個々の労働者と使用者との間の紛争が増加基調にある中で、労働者が安心、納得して働くことができるよう、労働契約に関する基本的なルール...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 江田議員にお答えいたします前に、先ほどの園田康博議員に対する答弁の中で、私、発音が悪かったのか、あるいは条文を取り違えたようでございまして、訂正をさせていただきます。  先ほど、労働契約の内容と就業規則との関係につきましてお答えをする際に、本来第七条と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 笠井議員にお答え申し上げます。  労働法制の規制緩和とワーキングプアとの関係についてお尋ねがありました。  労働法制に関する規制改革は、経済産業構造の変化や価値観の多様化などにより、企業や労働者が多様な働き方を求めるようになったことを背景として、働き...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重野議員にお答え申し上げます。  雇用を取り巻く現状の認識についてお尋ねがありました。  近年の経済産業構造の変化や働く側の価値観の多様化等を背景に、就業形態が多様化し、非正規雇用の割合が高まっております。他方、企業の競争条件の厳しさや非正規雇用比率...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 糸川議員にお答え申し上げます。  現在の労働環境に対する認識についてお尋ねがありました。  近年の経済産業構造の変化や働く側の価値観の多様化等を背景に、就業形態が多様化し、非正規雇用の割合が高まっております。また、企業の競争条件の厳しさや非正規雇用比...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました雇用対策法及び地域雇用開発促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現下の雇用失業情勢は、全般的には改善が進んでいるものの、フリーター数が依然として多い等の若者の雇用問題や、...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の少年法改正法案のうち、特に厚生労働省と関係の深い事項といたしましては、触法少年に係る事件について警察の調査という機能を明確化したこと、それから、触法少年に係る殺人等の重大事件につきまして児童相談所は原則として家裁へ送致をするということ、さらに、現在...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) PSWを始めとして、そういう専門の職能をお持ちの方をもっとシステマチックに活用すべきではないか、こういう御指摘であったと思います。  今現在、確かに、精神保健福祉士のように精神疾患に関する知見を有する者は現場において非常に必要性が指摘をされておりまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 少年非行の問題につきましては、これはもう政府としても全体的な取組、また社会全体で取り組むべき重要な課題だと、このように認識をいたしております。  厚生労働省におきましては、当然、児童福祉の観点からこの問題に積極的に取り組んでいるところであります。少年非...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 十四歳未満のいわゆる触法少年につきましては、これまで児童相談所における指導を行っておりまして、児童自立支援施設へ措置した場合は家庭に近く開放的なケアの下で自立支援を図る、こういうことで、今後ともこのケアが基本となるものと考えております。  ただ、無断外...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○柳澤国務大臣 年金の記録の処理の問題というのは、年金の運営に当たる社会保険庁の改組の問題に対して改正案を出した冒頭から、ずっと議論をされてまいりました。  そういうことの中で、予算委員会で御質問がありまして、五千万件の持ち主不明の記録と、現に年金を受給している方の支給漏れが起...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、御党を初めとする野党、それから与党もですけれども、この方々の質問には、本当に誠心誠意お答えを申し上げているところでございます。  ですから、今も申し上げましたように、過去の話とおっしゃられるんですが、その非常に重要な部分は、この左側の、御党の案とされる...全文を見る
○柳澤国務大臣 どういうことを言われているかわかりませんが、今のことであれば、つまり、受給権者三千万件と未統合の五千万件を突合調査するということを検討している。それをやれるのは当方しかないわけですから、それを検討しているということを申し上げた次第でございます。
○柳澤国務大臣 それは、どこまで検討したといっても、例えば法律が要るというようなことになるのかどうか、私は全くわかりませんが、そういうこともあるということになれば、その場合には今の柚木委員の分類ではどうなるのか。  私は、検討をしてできるだけ早くに御審議に間に合わせるということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々としては、先ほど言った、今回のいろいろの年金記録の処理の問題で、政府の方針というものをお尋ねされている、このことに何とか答えたいという努力をしておるということでございますので、その向きの検討の結果と申しましょうか、そういうものをお示ししたいという気持ちで今鋭意...全文を見る
○柳澤国務大臣 大量の数の被保険者、受給権者の、しかも長年にわたる履歴を記録として管理するという使命を私ども持っておるわけでございまして、その間、制度の改正もあり、また、記録の仕方の紙からコンピューターへという技術革新に伴う絶え間ない大きな飛躍もそこにあったわけでございまして、も...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、実施するということになれば、それぞれの実施の年度におきまして予算も必要でしょうし、そういったことから……(柚木委員「実施するんですか、しないんですか」と呼ぶ)実施するとすればそういうことになるということで、今言われたような期間だとか予算だとかというのが当然...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、今、郡委員がおっしゃられることを全く知りません。全く知りません、私は。  ですから、そういう、一年半かかるとか九億とかおっしゃられたですけれども、私はそんなことを、だれかマスコミの人が、柳澤大臣が言ったと言う人がいたら本当にお目にかかりたいぐらいに、全く私...全文を見る
○柳澤国務大臣 それは、私どもは、これまでの御議論もありますし、また、せんだっての総理及び私の答弁もありますから、そういうことで答弁をしたことは、私らなりにさせていただいているわけでございます。それは柚木委員にもお答え申し上げたとおりでございます。  ですから、その今言った一年...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、そのように長官に対して指示を出しています。ただ、それを実際にどういうふうになさるかというのは、やはり社会保険庁長官の責任で行われるものと思います。
○柳澤国務大臣 これは、行政組織というものをしっかりあれしておいていただきたいんですけれども、社会保険庁長官というのは、多分私は、これは私の持っている権限ですけれども、彼も行政官庁なんです。我が名において、国民に対して権利義務の設定ができるんです。そういう人をもう全く私のスタッフ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私も、これは、テレビで丹羽総務会長が演説でしょうか講演されているところを拝見して、そういう意味で聞いているわけですけれども、議員立法で、当然、秋になるのか、とにかく国民の皆さんに迷惑をかけないようにしますということをおっしゃっていたようでございますので、与党で御検...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、実際にその立法措置をとるときに対象者をどう規定するかということに係るわけでありましょうから、それは私が今この場で、そもそも議員立法の内容について私がお話しするというのは筋が違うと思いますが、どうしても郡先生がどう考えますかということですから、私があえて言え...全文を見る
○柳澤国務大臣 時効の問題というのは、随分ここで議論をされたというふうに私は記憶をいたしております。  それで、私の方の答弁というのは、これは会計法の非常に基本的な原則であります、したがって、この枠内に我々はいるわけでということで、高橋委員がお示しになられたような、はっきりした...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと飛躍が、郡委員のせっかくの御質問ですが、私のことは、今時効についてのこれまでの答弁として、要旨を申し上げたところでございます。  したがって、与党の方で、先ほども私、報道で見たということで申し上げましたが、議員立法される。それからまた、その対象についても...全文を見る
○柳澤国務大臣 その限りでは、例えば紙の台帳からコンピューターに入力するときに入力ミスが起こったということであれば、そういうことであれば、それはもう筒井委員のおっしゃるとおりなんです。  ところが、今青柳運営部長が答えたのは、今、要するに、オンラインとマイクロフィルムあるいは手...全文を見る
○柳澤国務大臣 単純な入力ミスということですけれども、個別の判断が必要だというのは、ミスであった場合でも、そのミスがどうして起こったかということについてもっと考えなければならないケースもある、こういうことを運営部長は実務の責任者としての立場で言ったということなんです。(発言する者...全文を見る
○柳澤国務大臣 今筒井委員が言ったように、原資料も完全だ、振り仮名も振ってある、そういうような前提で、入力のときに、例えばこの前の例示のときにあったように、読み方ですね、章一というのがあったときに、アキカズと読むかショウイチと読むか、こういうようなことについて誤ったということにな...全文を見る
○柳澤国務大臣 要は、それが、今私が例え話で言ったようなことが統合の障害になって、それで年金加入記録からそれが欠落をして、そして年金記録が本来の加入の履歴に基づいた給付金になっていない、そこまでずっといくということを前提にすれば、私は、そのしんしゃくをするという要素がそこまで、つ...全文を見る
○柳澤国務大臣 市町村のときにどうなのかということでございますけれども、ここまでいきますと、やはり時効の障害になっているということで、時効を援用した場合に信義則に反するよと。つまり、完全な、先ほどの社会保険庁の入力ミスというようなもので、もしそれがずっと最後の給付不足まで起こった...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、非常に単純なケース、社会保険庁の台紙からコンピューターへの入力ミス、これについて、私は、その他のことについてもう一〇〇%完全であるというようなときにそれを援用するということは多分信義則に反することになるだろう、こういうふうに申し上...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が申し上げたのは、今ちょっと筒井委員は、社会保険庁のミスと言ってすごくまた広範にされましたけれども、私が答えているのは、台紙からオンラインに、磁気ファイルにするときの単純なるインプットのミス、これを前提にして、その他のところで一〇〇%完全だというときには、これを...全文を見る
○柳澤国務大臣 本来、検印の印紙で納付が行われたときに、その台紙を切り離して送付するというようなことが全くなかったがために、そこは納付が行われなかったというようなケース、ですから、こういうような明々白々のケースで、その他のことについて何の問題もないというようなことであれば、それの...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはちょっと私、法文を今手持ちで持っていませんが、基本的に、私は大臣でありますが、その場合に、長官を置いたときに、その人とどういうふうな関係に立つかというのはかなり微妙だと私は思っているわけですね。  今回の場合、日本年金機構の場合に、社会保険庁に授権していた...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは恐らく、機構になったときの方が、私が明確にいろいろなことを申し上げることができる立場に立つと思います。  それは、現在は、法文上の根拠は私もつまびらかでないんですけれども、こうした外庁というか、外に行政庁を置いて、そこに長官を置いた場合には、そこの所轄の大...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、率直に言ってなかなか悩ましい問題だろうと思います。  要は、業務の効率化というものが他方にある、それからまた、他方には、今言ったような個人情報保護の問題、あるいは業務の正確性というものをどうやって担保するかという問題等々、いろいろな要請があるわけでござい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは先ほどの繰り返しになりますけれども、業務の効率化というものも当然我々が抱えている大きな課題ですし、他方、今委員が厳しく考えるべきだという個人情報あるいは業務の的確な運営、それぞれに非常に強い要請であります。  したがいまして、今委員は、こちらの方を尊重して...全文を見る
○柳澤国務大臣 業務の的確性というものについてはできるだけ、したがって、継続的な契約をして、そうしたことについてスキルを確保していこう、こういうことで心がけていきたいと考えておりますし、個人情報の保護については、法律上も、また契約上も、いろいろな義務を課してこの確保を図っていこう...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、基本的に、個人の申し出によって、修正をするならば必要な修正をする、こういうことでありますけれども、だからといって、では社会保険庁の側から何も働きかけないかといえば、そうではなくて、我々の方から、ここでは繰り返しませんが、いろいろな機会に、これでよろしいで...全文を見る
○柳澤国務大臣 いや、最後の制度の改正、こうおっしゃられましたけれども、この点は、私どもは、去る十六年度改正でかなり安定したものに、軌道に乗せることができている、このように思います。  その他の、適用の拡大、あるいは未納の率の縮減、あるいは免除というようなものを本来受けるべき人...全文を見る
○柳澤国務大臣 基礎年金番号は、これはもうスタートをいたしておりますが、今回の法律改正によりまして法定化という措置をとらせていただきたいという御提案を申し上げております。  御指摘の、年金記録をめぐる問題の解決にこれが直接寄与するかということであれば、そういうことは、もう今まで...全文を見る
○柳澤国務大臣 この前もお話を申し上げましたけれども、オンラインそのものは完全にクローズドのネットとなっておりますので、そこから何かが流出するというようなことはないというふうに考えております。  ただ、実際、最近いろいろなところで起こっているのは、外部委託をする、それをまたさら...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本年金機構、先ほどちょっと民間法人という御発言もありましたけれども、これは公法人でございますので、ぜひ、しかも個別の法律をもってつくっているわけでございます。  それはともかくとして、保険料の強制徴収を行わせるに当たっては、厚生労働省による事前の個別認可が必要...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、この法律案を提出させていただきまして、これもしかも二度目、三度目のチャレンジということで、法案をせっかく国会に提出したのに、また問題が起こってそれを審議未了とせざるを得ない、それでまた再提案させていただいているわけでございまして、ぜひ御理解をいただいて、...全文を見る
○柳澤国務大臣 長いこと、この法案について御審議をいただく中で、特に年金記録の処理の問題について、多くの方から御疑問等を提起されたところでございます。  私ども、未統合の年金記録につきまして最も問題なのは、実はそのことによって年金を現に受給している方に支給不足が起こっているとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 被保険者の方につきましては、今後、毎年五十八歳通知を行う都度、年金加入履歴を通知いたしますとともに、未統合記録への注意を、できればその同じ年齢で未統合記録がこのくらいあるということを示しつつ、御注意を呼びかけ、御自分の年金記録の照会を申し出ることを勧奨してまいりた...全文を見る
○柳澤国務大臣 極端に言うと、二十四年十一カ月、年金保険料を納めた、しかし受給資格を満たさない、こういう方々につきましては、社会保険庁側はそのリスト等のデータを保有しておりませんので、未統合記録との突合を確保するためには、社会保険庁だけでは対処できないわけでございます。  そこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 マイクロフィルム化された被保険者台帳がこの前十一件、市町村の被保険者名簿に記録があったものが十八件、にもかかわらずオンライン記録にはなかった、こういう案件への取り組みでございます。  国民年金及び厚生年金を通じまして未統合記録を完全に把握する、つまり、五千万件あ...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険庁側、照会申し出者側双方に記録、証拠がない場合の取り扱いにつきましては、さまざまな関連資料の調査の中で適切に納付記録の有無の判断に結びつけていけますよう、その取り扱いの手続、これは現行の審査体制の再構築を含めてでございますが、この手続等をできる限り早期に策...全文を見る
○柳澤国務大臣 昨年の四月に、再審査請求の過程におきまして、社会保険庁から記録を訂正した事案がございました。  具体的には、昭和五十二年四月から五十四年の三月までの期間を口座振替により納付してきたという申し立てにつきまして、当該申し立て期間の前後の期間について、社会保険庁におい...全文を見る
○柳澤国務大臣 このねんきん定期便は、年金に対する国民の関心にこたえるという意味で、今総理が言われたように、非常に有力なツールだというふうに私は思います。  特に私が思いますのは、若い人たちの年金に対する、やや不安に根差した不信というか、そういうものを払拭するには非常に重要なツ...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員から私の午前中の答弁にもお触れになりましたので、私から……(山井委員「短く答弁してください」と呼ぶ)はい。  法律に基づく行政の一般ルール、それから個別の権利救済との調整の問題でございます。  これは、個々の事案に即して個別具体的に判断される、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのことは、ここでも、山井議員との間でも、さんざん議論をしたことであります。法律は、これは申請主義なんです。申請主義になっているんです。ですから、申し出を受けて裁定をするというのが基本的なありようなんです。しかし、そういうことで事実上硬直的にやっていると、事態を解...全文を見る
○柳澤国務大臣 この五千万件の未統合のオンラインというか電磁ファイルも、現在の基礎年金のいわば正規のオンライン上、あるいは電磁ファイルと言ってもいいんですが、その電磁ファイルと同じ電磁ファイルに入っておりまして、したがって、五千万件だけがどこかほかの管理者になるということはないわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私も、今委員が指摘をされたこと、同じ気持ちなんです。つまり、新しい機構がこういう負の遺産をそのまま引き継いだ形でスタートさせたくない、こういうように私は思っております。しかしながら、この五千万件を、二十二年一月、私どもが機構の発足の日と定めて予定をしてあるところま...全文を見る
○柳澤国務大臣 同じ電磁ファイルの中にあるわけでございますので、管理と申しますか、そういうことは共通に行われないと、これはもう非効率だし、また現実に混乱も生じかねないということですが、この問題に対する責任ということについては、まさにいわば厚労省、社会保険庁時代に生じたものでありま...全文を見る
○柳澤国務大臣 したがって、もう第一歩から我々は始めるわけでありまして、先ほど私が宮澤委員の御質問に答えましたように、まず給付不足が起こっている方々と突合しなきゃ申しわけない、こういうことで、それをまず突合して、そして実際の年金の受給権者の方に、改めて、今のこの年金給付の基礎にな...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、五千万件について、まず三千万人と突合をさせていただく、そのときには、年齢が、生年月日が、例えば年が欠けているという場合には、年もわからないわけですけれども、しかし、もうそれを全部突合の対象にして、今の年金受給者と突合してみますということを考えております。 ...全文を見る
○柳澤国務大臣 その主たる要因といたしましては、標準報酬の伸びが、見込みのようには伸びなかったということが主因であります。
○柳澤国務大臣 私も今内山委員が指摘をされたような論旨の論文を読んだことがございますが、しかし、私ども、今回の評価に暫定的な試算ということで発表させていただいているわけですが、これは、人口推計が出ましたので、国民の皆さんから、その人口推計でもって年金の見通しを見直してほしい、どう...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、先ほど、紙台帳とオンライン上の突合、紙台帳と申しましたけれども、紙台帳だけではなくて、マイクロフィルムに撮られたもの、さらには市町村で手書きの名簿でとられているもの、そういったものを突合するということを申し上げたのでございますが、これにつきましては、前からこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員も、膨大なものである、それからマンパワーのかかるものであるということはお認めになられているわけでございます。  そして、今、我々がこうしたことにもあえて着手しようということを申し上げまして、では、どうするんだ、このマンパワーをと。  我々は、今考えてお...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員もまさに懸念をされる、その懸念は私も同じように持っているわけです。したがって、だらだらはさせない。ですから、私は、まさに我々が割き得るマンパワー、それから、一体この仕事にどのぐらいのマンパワーが要るかということの見通しをつけて、これを考えていきたい。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員も無理を承知でおっしゃっているのかもしれません。私は、こういうことをやりますということを申し上げているわけであります。しかし……(長妻委員「ちょっと委員長、侮辱だ、侮辱」と呼び、その他発言する者あり)
○柳澤国務大臣 静かにしてください。(長妻委員「無理を知って言っているという答弁は取り消してください」と呼ぶ)静かにしてください。(長妻委員「取り消してください」と呼ぶ)何ですか、私の答弁中に。(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 座りなさい、あなた。座りなさい。何ですか、私の答弁中に。(長妻委員「無理を承知でなんて言っていない。取り消してください、では」と呼ぶ)座りなさい。(長妻委員「取り消してください」と呼び、その他発言する者、離席する者あり)
○柳澤国務大臣 ということで、昨晩の総理の指示がありまして、これはもう、総理が、やれることはすべてやれ、こういうふうに言われましたので、私どもは、これもやろうと。  しかし、この仕事については、まさに膨大で、本当に大変な仕事。ではどうするんだといったら、今のようなアイデア、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと事務的なことでございますので、御説明をさせていただきます。  まず第一に、長妻委員は、特殊台帳のサンプリング調査をしたから、それで、ある程度必要なマンパワーがわかるのではないか、こういうふうにおっしゃいましたけれども、私どもは、単なる台帳のマイクロフィル...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうようにだらだらと仕事をやって、何というか、うやむやにしてしまう、そういう仕事であっては絶対ならないと私も思っているわけです。  したがいまして、私はそういうことを、正確なデッドラインは言いかねるんだけれども、しかし、私が言っているように、進捗状況と、それ...全文を見る
○柳澤国務大臣 かねてから長妻委員はそういう御提案をいただいているわけでございます。しかし、私どもが今回やらせていただこうということで御提案というか、今後考えていく、検討して、もうこれはやることは決まっているわけですが、その手法を考えていくわけでございます。  その場合には、我...全文を見る
○柳澤国務大臣 さすがに長妻委員も御見識の方だなと思ってお聞きしたわけですが、まさに具体的な会社名を知らせなくてもいいがとおっしゃられたかどうか、その細かいお言葉遣いまでは私は記憶をいたしませんでしたけれども、やはり、そのものずばり教えたのではちょっとまずいことが起こるんじゃない...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員が御指摘になられましたように、確かに私どもは、平成九年の一月に基礎年金番号を付番させていただいたときに、確認のためのこうした御通知を申し上げて、もしほかに番号をお持ちの方はぜひ御返答ください、御照会ください、こういうことを呼びかけましたけれども、率直に言っ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、やはり節々に自分の年金というものを顧みていただく、そういう手法をとって、そして、先ほど来申し上げておりますように、五十八歳という受給年齢に非常に近づいた段階できちっと確認をしていただく、こういう措置をとることが我々がとるべきことだろう、このように考えて、...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはもう繰り返しの答弁になりますけれども、我々としては、年金の履歴をお知らせするというのは、節目節目、特に五十八歳のときにしっかり確認のために送る、私はこういう考え方でございます。  定期便につきましては、この被保険者全体、特に、また若い層の方々に年金そのもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 高橋委員は、かねてよりこの業務、特にコンピューターへの入力の業務を外部委託することにつきまして、個人情報の漏えいということについて非常にたびたび御注意をいただいているわけでございます。  私も、この年金の記録というのは大事な個人情報だと心得ておりまして、これから...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました労働契約法案、労働基準法の一部を改正する法律案及び最低賃金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、労働契約法案について申し上げます。  就業形態や就業意識の多様化等が進み、個別労働...全文を見る
05月25日第166回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 松岡議員にお答え申し上げます。  保護観察対象者に対する社会復帰の支援についてお尋ねがございました。  御指摘のとおり、更生保護のあり方を考える有識者会議の報告書におきましては、再犯防止の観点から、法務省と厚生労働省との連携による総合的就労支援対策を...全文を見る
05月28日第166回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 医療の、あるいは健康のと申しましょうか、そういう対応策を更に向上させる、こういうことのためにその情報のIT化によっていろいろ研究のデータを得るという、そういう明らかにプラスの面もある一方、いろいろな情報をいわゆるIT化していくということの中には、今委員の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) レセプトのオンライン化につきましては、今委員が言われて御指摘もいただいたとおり、二十三年度にこれを実現をするということを私ども内外に既に表明をいたしているところでございます。  現に今、特定病院と申しましたでしょうか、大学の大きな病院からこれを始めさせ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 医師不足が起こった、それは、大学の医師派遣あるいは配分の機能が弱くなった、このことが背景にあるのではないかという観点から、それを強化し直すにはどういう方策があり得るかということで、委員の御高見を承りました。文科省からも何だかやや前向きのような、具体性はあ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金福祉施設等の整理合理化に当たっては時期をよくわきまえろと、こういう柳澤委員からの御指摘でございます。  確かに最近の不動産市況というのは、ようやく長い間の低迷を脱して、いろんな箇所で地価の上昇というようなことが見られるわけでございますけれども、私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の御指摘の詐欺事件でございますが、これは厚生労働科学研究費補助金の一部につきまして、消耗品を購入した事実がないにもかかわらず購入したように見せ掛けて詐取したものであると、このように聞いておりまして、三月九日に中村被告らが逮捕されて以来、合計三回逮捕、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件が基礎年金番号のほかに未統合の状態にあるということは御指摘のとおりでございます。  これの整理を我々、この前、先週末取りまとめたわけですけれども、まず、何といっても今の受給者が受給不足が起こっているということを絶対に第一に優先をして解決しなけれ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当に恐縮な言い方になって申し訳ありませんけれども、この五千万件の突合の問題と、今現にオンライン化されている一億人の、三千万と七千万で一億人あるわけですが、そのオンライン化された今の公式記録と原資料、この公式記録を作るに当たってそのプロセスであった原資料...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在、私ども、この今の社会保険庁を改組、再編するという考え方の下で機構法とそれに伴う事務運営の改善の法案を出して御審議をお願いしているわけでございますけれども、この問題のいろんな御審議の中で記録の問題が取り上げられたということでございます。  そして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もとより、そういう考え方もあるということでございます。私どもも先般の週末に発表させていただきましたその消滅時効の問題については、政府、与党一体となって取り組むということを申し上げさせていただいたつもりでございます。  しかし、今申したように、会計法とい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 緊急雇用創出特別基金の使いぶりについて御指摘をいただきながら、委員からは、むしろ昔の失対事業を思い起こして公的な雇用の創出を考えたらどうかと、こういう御提案をいただいたわけですが、私どもその考え方とはやや見解が違うと言わざるを得ません。  それはやはり...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) どの時代もそうしたことが言い得るかと思いますけれども、私は今の日本の立っている時代的な背景というのはやはり転換期ということだろうと思っています。戦後うまくいってきた経済のシステムがバブルにまで至ってしまって、その崩壊の中で再生のために非常に苦しむというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働力の需給というものを質量両面にわたって均衡させるということが目的の一つになっておるわけでございます。  そのうちの量的な面につきましては、今委員がおっしゃられるように、基本のところでは、マクロ的な経済政策による労働力を含めてのいろいろな物資あるいは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 例えば、今の地域的な労働力の需給の均衡の度合いの違いというようなものは明らかにそういうものだというふうに思うのでございまして、これは例示でございますけれども、例えば東北なり北海道というのは需給が非常にまだまだ緩んでいると、それに対して愛知県とか東海とかい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、それぞれの自分が生まれ育った、あるいは現に居住しているところで雇用が確保できれば最もいいわけでございます。いいわけでございますから、我々が雇用政策ということでやる場合には、これはそれぞれの地域での雇用が均衡するようにという施策を打たなければなり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) エピソードを紹介したというのはまあちょっと、何というか、需給には、特に雇用なぞの需給には常にマクロのレベルと乖離したという意味でひずみがあるところが生じがちだということを例示をさせていただいたものでございます。  そこでとどめておかせていただきますが、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと先に、今、私、櫻井委員と論議をしてきたところは、量的な雇用政策あるいは雇用の向上政策というのはマクロ経済政策しかないんじゃないかと、こうおっしゃるから、それはそうではありませんということで私はお答えしたんです。  現に、私ども今度、これは今度の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、特にお医者さんとしての専門知識もお持ちの櫻井委員の方から、実例を挙げて青少年の就職、就業、雇用というようなことについて御注意をいただいたわけでございます。  あえてこの第四条第六号を申させていただきますと、要するに、今の私どもの認識としては、職業に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の雇用対策法でございますけれども、ここで、先ほども触れました第四条におきまして、第一条、先ほども話題になった第一項に規定する目的を達成するため、次に掲げる事項について、必要な施策を講じなければならないと、こういう規定を置きまして、その中に、今回初めて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 島田委員から、私どもの新しい法律の女性に対する就業促進施策に絡んで、特に今DVの被害者との関連でいろんな問題を取り上げていただきました。傾聴をさせていただいた次第でございます。  そういう中で、婦人保護施設、この施設は当初は今御指摘のとおり売春防止法対...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大変幅広い問題を御質問としてお受けしたわけですが、まず第一に、人口減少は当然のことながら労働力減少につながりますし、それから労働力の減少ということになった場合には、一国の経済成長の非常に大きな要素であるところの労働力というものの減退を招きますから、他方で...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もとより、労賃というのは労使の合意に基づいて決定されるものでございますので、厚生労働大臣がどういう思いを持っているかによって何か具体的なことができるかというと、それはもうないというふうになろうかと思います。  ただ、現状をどうかと言えば、今職安局長も申...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 安倍総理も今年のお正月に経団連での年頭のあいさつにおいて、皆さん賃金をもう少し上げてくださいって、そうおっしゃられた。その現場に私もおりまして、この総理大臣は近時見られない総理大臣、あるいは総理大臣の発言なんじゃないかと思いながら聞いておりました。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと誤解を生むと困るんで、あらかじめ申し上げておきますが、私が以下申し上げることは、別に縦割りを是認しているわけじゃないんです。そうじゃなくて、役所の縦割りは悪いこともあるんですが、やっぱり一つの政策体系というものを組織に反映させている面もありますの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 法律も、その時代その時代の時代の客観的な状況を反映しますし、またその客観的な状況からくる要請というものにこたえていくというのが当然の姿だというふうに思うわけでございます。  今回、章立ては違いますけれども、かつて技能労働者の養成確保というふうなタイトル...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに、この報告によりますと、七十歳まで働ける企業ということでいいじゃないかということでありますが、他方、労働者代表委員からはこういう意見があったということが記されているところでございます。  厚生労働省といたしましては、六十五歳までの雇用機会の確保を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず第一に、結論を言えば、そういう気持ちが私があるかないかということをお尋ねですから申し上げれば、ないし、また政府の公のいろいろな検討を考えてみましても、そうしたことではないということだと思います。  端的に申して、労働力人口が非常に少子化の影響があっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの方は、委員が今契約型というふうにおっしゃられたことを登録型というふうにちょっと言葉遣いを変えて呼んでおりますけれども、いずれにしても実態は同じでございます。  この登録型派遣という仕組みでございますけれども、私どもとしては、企業側にも現実に臨時...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正直申しまして、規制改革会議と会議につながるその組織というのは、これは政府の一部門ではありますけれども、ねらいとする改革が改革の内容だけに、いわゆる政府部内の調整というか合い議をするということはまず期待されていないんだろうと思います。  ところが、我々...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 労働者派遣法でございますけれども、これにつきましては、前から申し上げておりますように、一定の時代背景、グローバライゼーションの進む中で、企業としても構造改革を進めなければならないという条件にあったと。それからまた、労働者の側にも、多様な働き方に対する選択...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の提言でございますが、結果的に明日、取りまとめ予定の規制改革会議の第一次答申にはこの提言の内容は盛り込まれないこととなったという連絡を内閣府より受けております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 恐らく、私がここで辻委員に対して御答弁として申し上げたこと等もいずれ政府の担当の大臣に伝わったのではないかと、これはもう推測ですけれども、そう思っておりまして、先ほど、林副大臣の方からは、渡辺担当大臣から草刈会長にその旨を申し上げてこういう結果になったと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) なかなか難しい問題かと思います。  労働基準法というのは、労働者ということの、労働の最低基準を定めているということでは一般法的な性格を持っているわけでございますけれども、その労働者が一定の身分を持っていて全然違う法体系の下で律せられているというのが現実...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、いろいろな法制をお願いしているわけですが、その際、私ども関連の、二つ問題ありますね。労働関係法令に反している、しかし違う法律体系の下だけれども、我々の行政の行使する、そういう執行する労働法令に、関連法令に反しているという場合に、違うんだからいいじゃ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、辻委員の方からも、一つは、法の形式というか計画、中期計画というものが存在しなくなったということなのか存在しているのかということを論点として議論があったわけですが、私はこれは計画、中期計画はもうなくなったという見解です。  それはなぜかというと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、いずれにしても派遣という概念で分類をするのか、あるいは、何というか、それが期間的にいうとごく一部の労働であるというところに着目して分類するのかということでありまして、また、小池委員等が御質疑の中で触れられたように、マルチジョブの人をどうするかとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、今のネットカフェ難民の方々が住居がないということでそういうところに寝泊まりしながら仕事に出掛けるという、そういう実態をまず的確につかむということが大事だということを申し上げているわけです。  その後において私どもがやらなければならないのは、住...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、このインターネットカフェ、そこに寝泊まりをしてということについては、もう余りにも劣悪な条件の下で、将来ある若者をそうした生活に追い込んではいけないという考え方から、まず実態を把握する、しかる後に住居の確保というものが必要だろうと、同時にそれは就業...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは閣法で私ども機構法案と業務の改善法案を出しましたけれども、この法案を御審議の過程で年金の記録問題というのが別途問題になったんです、記録問題というのが。そうして、この記録問題に対しての対処策ということを今度は考えて議員立法として出すということですから...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々にも責任がないとは言わないわけですが、しかしながら、これがどうして生まれたかということは、本来、年金の手帳というものは各個人別にずっとつながって、どこの会社に行こうとしっかりと把握されるというシステム、そういう法制度の下にあるわけです。ところが、それ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要は、先ほど私が申し上げたように、社会保険庁の再編の法案、日本年金機構の法案、それから業務の改善の法案というものは出しております。おりますけれども、この審議の過程で年金記録の問題が問題になったと、この年金記録の問題を処理するこの法案というものをどうするか...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○柳澤国務大臣 衆議院議員石崎岳君外四名提出の厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律案につきましては、政府としては異議はありません。
○柳澤国務大臣 ただいま委員から、五千万件のことについてもう少しわかりやすく位置づけをすべきだという御指摘をいただきました。五千万件がなぜ生まれたか、それから、五千万件の未統合の記録に対してどういう働きかけをしているか、この二点について簡潔にお答え申し上げたいと思います。  平...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々、社会保険庁については、いろいろと不祥事もありまして、これは解体的出直しをしなければいけないということで、最初の案でもないですけれども、さらにその上に検討を重ねた上で、今回の日本年金機構法案を提出させていただいております。  では、この年金機構法案が成立をさ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員がおっしゃられたとおり、私どもとしては、年金受給権者、現に年金を受給していらっしゃる方々が、この記録の統合ができないがゆえに、受給不足が起こっているということ、これはもう、もしあるとしたら、何が何でも早く治癒をしていかなければならない、このように考えまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員が仰せのとおり、四番の記録同士の突合というのは、片っ方はコンピューターにファイルされたいわゆるオンラインの名簿でございますが、これを真実のものに近づけるために、これがつくられたいきさつ上の記録その他、ありとあらゆる手書きの、準備された、手書きでつくられた記録と...全文を見る
○柳澤国務大臣 我々、日本年金機構法案を社会保険庁の出直し的解体後の具体的な姿として御提案申し上げました。と同時に、業務運営の改善策についても法案を提出させていただいたわけであります。  そういう法案の審議の過程の中でむしろ大きく取り上げられたのは、年金の記録問題についての御議...全文を見る
○柳澤国務大臣 まさに宮澤提案者がお答えを申し上げたとおり、今回の場合は、裁定が訂正もされるわけですが、再裁定が行われた後に発生する支分権についての規定でございますから、訂正が行われるかどうか、そのことについてはこの法案はいわばカバーをしていないわけですから、今の答弁はそれでいい...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと先に申し上げますが、私ども、五千万件というのは、統合ができない、そういう状況にあるということでございます。だから、私どもは、五千万件の側からアプローチするというよりも、今まず着手すべきは、受給権者の三千万人と、この五千万人のうちの、年齢に達した人あるいは生...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、宮澤委員が、再裁定の二十五万件、十三年度以降、たまたまかもしれませんが、大体年間で三万七千件ぐらいの再裁定者があるということですけれども、その再裁定したうちで、時効の期間で、あえて言うと援用を受けて、援用というか、援用しなければならないわけで、何らかの受けたか...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、まず、私、二十五日に申し上げたのは、この問題についても新しい対応策として一項入れたいということ、それを申し上げたわけでございまして、したがいまして、それ以前に出すというような状況にはなかったということで御理解を賜りたいと思います。(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 これは早急に準備をさせますので……(発言する者あり)答弁は申し上げますので、ぜひさらにお進めいただきたいと思います。
○柳澤国務大臣 いきさつをお考えいただければ、隠すとかそんなことがなかったということは、もう私、御理解いただけるだろうと思います。  二十五日の日に、私は、年金記録の問題に対する新しい対応策を私なりに考えた結果、御提案させていただいたその一項目に消滅時効の問題を掲げさせていただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 その資料について、あるいは数字についてよりもむしろ、私は、ここでは非常に定性的な事柄が重要であるということを考えて申し上げている次第でございます。
○柳澤国務大臣 これまで累次、二十二万件、二十二万件ということがここで論議の的になったわけでございますけれども、そのときにも、どうしてかと言われれば、十三年度以降の資料を保持されていますということでございます。そして、保存期間というものは三年間ということでございます。
○柳澤国務大臣 個人の納付記録というものは管理をされておりますので、そういうことで、既裁定者の方について、今申したように、既に訂正をされているという分については、そうしたことから計算もできるというふうに考えます。
○柳澤国務大臣 私が指名されましたので、お答えを申し上げさせていただきます。  内山委員は専門家でいらっしゃいますから、これは幾つかのケースに分かれることは御理解いただけるかと思います。  それはどういうものかといいますと……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 既裁定で、既に訂正もされた、つまり再裁定された、こういうものが一つあります。それからもう一つは、既裁定だけれども、まだ訂正をされていない、もし行われるとすれば、これから記録の照合等、あるいは訂正されるというものになる。それから、まだ未裁定のもの、これもまた訂正され...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、先般、年金記録への新しい対応策というものを取りまとめさせていただきましたが、今委員のお尋ねの件は、記録、証拠がない場合の取り扱いということで取りまとめているわけでございます。社会保険庁側及び照会申し出者側双方に記録、証拠がない場合の取り扱いについて、手続等...全文を見る
○柳澤国務大臣 前から申し上げておりますように、そうした手続が行われた場合、同時並行的に管理のための記録を採取するということが行われておりませんでした。したがって、そうしたことについてもまた記録をとどめるようにということでやっているわけでございますが、十八年四月以降、社会保険庁に...全文を見る
○柳澤国務大臣 総理が領収書以外のことであってもということで申されたことに対して、委員は、前からやっていることじゃないか、こうおっしゃられたんですけれども、努力はしているんですけれども、それが少なかったということでございまして、そういう状況をここで改革しようということで総理がいろ...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういうことについてお互いの主張が対立した場合にどういうことを考えるべきかということを、今、総理も小沢党首に対して答えられたということでございます。  つまり、申し出者側も領収書がないということですが、社会保険庁側はどうしたんだといえば記録がないということなので...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、両方ともないわけでございます。記録がないということをどう折り合いをつけていくかということでございまして、双方が状況を、ただ記録がある、ないということだけではなくて、その周辺の状況をみんな双方が申し立てることによって、最終的にどちらの言い分というものに近い...全文を見る
○柳澤国務大臣 双方で話し合って決めるということを私は申し上げておりません。双方がこういう状況ですということを申して、そして第三者の有識な方々に、本当に加入者の立場に立ってということで、双方の言い分というものを十分丁寧に聞いた上で、こちらの方の言い分を通すべきではないか、こういう...全文を見る
○柳澤国務大臣 裁定記録を訂正しているのは、先ほど来たびたび話題に出ますように二十二万件、十三年度以降ということでございまして、そのうち、一年間に三万七千件ぐらいということですが……(山井委員「いや、物証がなかった場合を聞いているんですよ」と呼ぶ)物証がないというか、領収書以外の...全文を見る
○柳澤国務大臣 具体的に、平成十八年四月に、昭和五十二年四月から五十四年三月までの期間を口座振替により納付してきたという申し立てがありまして、そういったものについて、本人が所持していた領収書や市町村に保管されていた収滞納一覧表によって納付の事実が確認でき、納付記録を訂正したといっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほどお答えしたものにつきましては、申し立ての期間の前後の期間について未納という記録しかなかったものでございますが、先ほど申したような、そういう、そのものずばりではないんですけれども、いわば傍証と申しますか、今の市町村に保管されていた収滞納一覧などによって納付の事...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申したように、この例は、納付未納という記録しかなかったわけですが、その周辺というか前後において、領収書があったり、あるいは先ほどの市町村の収滞納一覧表が存在するということで、その期間については物証はないんです。物証はないんですけれども、やはりこういう申し立...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員は、何も変えない、何も変えない、こうおっしゃっているんですが、我々も、真正な事実にできるだけ近いところで裁定が行われるということを願って、そして、社会保険庁という当事者ではなくて、そうではない第三者、中正な第三者の人に両方から状況を申し立てて、そして中正な...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど総理が言いましたのは、要するに、今年金を受給していらっしゃる方が三千万人、その三千万人の方々と五千万件のうちの二千八百八十万件を突合して、この方々が受給漏れの年金がないようにするということが一番大事である、したがって、この二千八百八十万件と三千万件の突合作業...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、今度この五千万をさらに一層加速的に統合するために、受給権者の受給漏れがないように、まずそこから手をつけるということでありますが、今お尋ねの、それがどのくらいの年金額に結びついていくかということについては、まだ、ここで今申し上げる、そういう数字を持ち合わせて...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはかねてから申し上げておりますように、いろいろな方がいらっしゃるわけでございまして、私どもとしては、まず、この給付の漏れが起こって、不足が起こっているという事態があれば、これは真っ先に解消しなければいけないということで取り組ませていただきますので、そういったこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、支給漏れというようなものがあってはいけないということで、今の受給権者の方々の問題を優先して処理すべきだ、このように考えているということでございます。
○柳澤国務大臣 私どもは、実務的に、事柄、我々が直面している問題が解決されるということが最優先課題だと思っておりまして、この問題についてまず取り組むべきだ、このように考えております。
○柳澤国務大臣 この件は理事会預かりということになっているのでございまして、私ども、理事会の御指示を待って処理をいたしたい、このように思います。(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 これも、結論的に言うと、数字を把握しておりません。  私がかねてから申しますように、こういう仕事のしぶりというものを根本から改めていかなければならないということを、部内の会議でもたびたび私から申し上げているところでございます。
○柳澤国務大臣 ですから、私どものこの新しい対応策にも、この記録同士の突合ということで、未統合記録の把握を徹底するため、社会保険庁内のマイクロフィルム記録及び市町村の保有する記録とオンライン記録との突合を計画的に実施し、その進捗状況を定期的に公表するということを申し上げているのは...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、記録同士の突合を計画的に実施し、その進捗状況を定期的に公表するということを明言しているわけでございます。
○柳澤国務大臣 五十八歳通知の方については、私どもとしては、裁定時までにこれをきちっと整備するということでそもそも御通知も申し上げておりますので、そういう日程を念頭に置きながらこの処理に当たりたい、こういうことで、裁定時には正確な履歴に基づいた裁定をいたしたい、こういう体制をつく...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしては、この五十八歳通知ということの意味、意義、これに照らして事務処理を行っているということでございまして、これは六十歳の裁定時に間に合うように作業をいたしているということでございます。
○柳澤国務大臣 要するに、居所未登録という手続でございますけれども、合計七十八万件があるわけでございます。そういうことであったわけですが、特に十七年度については、今御指摘のように、未登録者に入れ込んでしまうというようなことを不適切に行った例があるということで、これの調査をいたした...全文を見る
○柳澤国務大臣 オンライン化をする過程で原資料については処分したものもあったわけですけれども、これについては、なお市町村において名簿として保有をしているものもあるということですので、私どもの記録同士の突合の際にはこれを活用させてもらいたいということで、現在、それをそのまま保持して...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、先般と申しますか、五月の二十五日に明らかにいたしましたように、私どもとしては、この五千万件のうち、二千八百八十万件の記録を年金受給者と突合するということを最優先課題と考えております。  もちろん、受給権者の方に突合したことで、二重の名簿になっている可能性...全文を見る
○柳澤国務大臣 この新しい対応策のリストについては、十分総理も、ここで答弁に当たったときにも目にされておりましたので、おわかりの上で答弁をしていることは当然でございます。  我々としては、長妻委員の方は、何かデータを早くとれということを主眼にお考えのようですが、我々は、実務的に...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、結論的に言えば、できるだけ、二千八百八十万件をまずスタートしまして、その次の、五十八歳通知のときにまた何件かやりまして、次々と五十八歳になられる方を相手にチェックをして、裁定が正しいことが最も大事なのでございます。
○柳澤国務大臣 これは、まだ具体的に私どもはその申し上げ方というところまでは詰め切っておりませんけれども、この前、私は言いかけたんですが、長妻委員は立ち上がってやめろやめろと言いますから、申し上げかねたんですけれども、要するに、九年一月のときには全部に出したんです。出したけれども...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは受給者については、私どもは、今回こうした形で、したがって最優先で突合をし、同一の可能性のある方に特別の御注意を申し上げながら、照会のお申し出を勧奨するという手だてを講じておりまして、インターネットにおいては受給者については確認は可能ではありません。
○柳澤国務大臣 この議論は、長妻委員がみずから御指摘になられたとおり、金曜日に全く同じ議論をさせていただきました。その際に、いかに膨大な作業であるかということは長妻委員もおわかりですねと私はこの席から申し上げましたら、うなずきました。今もそのとおりです。  ということでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、二十二年の一月からスタートをいたしたい、こういうように考えておりますけれども、この膨大な作業と期限というものとがどういう形になるかということ、これをその以前にこなせということを含意しながらのお尋ねでございますけれども、これに対しては、私先ほど申したように、...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が、紙の手書きの資料、マイクロフィルムに撮られているものも同断ですけれども、そういうものと現在の私どものオンラインの電子媒体を使った記録とを突合するということが、そんなに簡単な問題でない、これは手なれた人の方がいいと言う意味は、今のマイクロフィルムの記録と我々の...全文を見る
○柳澤国務大臣 大変恐縮ですけれども、そういう、いつになるかわからないというような状況に陥らせるということは、本当に私としても許せないという考え方を持っておりまして、当初から、記録同士の突合という表題のもとで作業を書かせてもらったわけですが、その際に、計画的に実施するということと...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもはそういう手だてを講じているわけでございます。  まず、いらっしゃって、ウィンドウマシンというものですぐチェックをする、それで、ないという方には、照会申し出書というものを出していただいて、そしてその後、今高橋委員が言われるように、社会保険庁内部の資料、それ...全文を見る
○柳澤国務大臣 二万人につきましてもしっかりと対応をさせていただいておりまして、それでまた、なおまだ自分が社会保険庁のそういう調査に納得しがたいという人は、その中から、本庁の年金記録審査チームを編成しておりまして、そこに上げていただく、そういうプロセスをとっていただくということに...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、この二万人の方々については、とにかくいろいろな調査の結果をしっかりと伝達しているだろうと思います。そういったことで、なおまだいろいろ納得がいかないという方には、必ずさらに年金記録審査チームに上げていただくということも申し上げているわけでございますので、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、総理が言ったのは、その照会の申し出者の人も、もう疑いの余地のない証拠は示し得ない。社会保険庁の方は、社会保険庁本庁の正式の記録にもないし、またいろいろ庁内の記録、それから場合によっては市町村の記録までチェックして、ないということになったときに、さあ、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、いわゆる二千八百八十万件の未統合の記録を三千万件に突合して、そして、可能性として、ダブルの口座を持っている、番号を持っている、その可能性が明らかになる、この場合には、二千八百八十万件のうち、その可能性のある人たちには特別な御注意を申し上げながら、それで、御...全文を見る
○柳澤国務大臣 閣法でやらずに与党による議員立法の形をとったかということは、何よりも、迅速に対応したい、こういうことでございます。  そして、その責任があいまいになるのではないかという御指摘に対しては、私は、この法案を成立させていただければ、その執行に誠実に当たるということを申...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、訂正によって支給される年金というのは、その年の所得ということで一括課税されるのではなく、本来年金がもらえる年に分配しまして、それぞれの年の所得ということを認定して課税が行われますので、そう一挙に……(発言する者あり)これは従来からそのように取り扱っていると...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、この間ずっと行政改革なぞに携わってきた立場から、経済企画庁が廃止され、そして経済審議会も廃止され、そこでの下で、本当に日本国民の英知を集約するという意味で広くいろいろな分野の専門家を糾合して経済審議会を構成して、そして国の行く末をかなり明確な形で計...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは十か年計画で、最後の経済審議会における経済計画に相照合したものとして策定をいたしているものと承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの今回の雇用対策法につきまして、非常に基本的な問題を御提起をいただいているものと受け止めさせていただきます。  この雇対法第一条には、「労働力の需給が質量両面にわたり均衡することを促進して、」というふうに書かれておりまして、今委員が御指摘になられ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、冒頭、大変恐縮でございますが、前回の私の答弁の文言を引いていただいて我々の基本的な考え方を確認していただいたわけですが、とにかく今非正規な形態の雇用が広がっている中で、正規の雇用というものに移行したいという人については、これはできる限りその希望が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 済みません、それじゃ……
○国務大臣(柳澤伯夫君) それじゃそういうことで、我々としては、今ガイドラインを策定して、雇用管理等責任者であるとか業務管理等責任者を設けるということも検討しているということだけお知らせさしていただきます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうアウトソーシングのタイプの形態について包括的な法律で、労働者も自分が一体どういう位置に立っているのかということを明確にするのに資するべきだと、こういう御指摘でございます。  先ほども申しましたように、本当にそういった観点からは十分だとまでは私は...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、病院の実態に対して労働基準監督機関から相当数の法令違反あるいは給与についての改善が必要だというようなもろもろの観点の指摘があったということが報告をされました。  これを解決するには一体どうしたらいいかということでございますけれども、後に委員から御質...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 営業譲渡の場合に、その交渉の過程で、今委員が指摘するような事態があるという御指摘でございますが、私どもといたしましては、営業譲渡につきましても企業間の交渉によって初めて成立するものであると、このように考えております。譲り受けようとする会社でありましても、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員も既に、民間の経済取引については、その取引が成立しているか、あるいはしたかまだしていないかということが一つの分水嶺であるということは御理解をいただいたわけでございます。  この問題、ある種譲渡の条件というようなことになった場合に、契約自由の原則と不...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のとおり、今後、改正パート法に基づきまして、事業主がパート労働者についてその働き、貢献に見合った公正な待遇を実現するということになりまして、その観点から、正社員との均衡を図るという場合に、雇用している労働者全体の納得性、公平性を考えますれば、法律に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 第四条第一項第九号は、御指摘のとおり、不安定な雇用状態の是正を図るために雇用形態及び就業形態の改善等を促進するために必要な施策を充実することということで掲げられているところでございます。この規定に基づきまして、また短時間労働者について通常の労働者への転換...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どももこの雇用契約の期間について、非常に短期間の細切れ的な期間を設定してそれを更新すると、頻繁に更新するというような雇用契約というものが望ましいとは、これは全く考えておりません。  そうした意味で、これは今度の新しい雇用契約法案におきましてもその旨を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々の御提案申し上げております改正が成りました後の第四条第一項第九号の規定でございますけれども、これは雇用形態及び就業形態の改善を図る旨を規定しております、先ほど申したとおりでございますが。この改善を図ることの対象としては、いわゆるネットカフェ難民を含む...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) このネットカフェで日雇派遣という形で就業をするという方につきましては、まず対策を考える前に実態を的確に把握することが重要であると考えております。ところが、これが通常の利用者となかなか区別がしにくいというようなことで、調査の手法自体を的確に編み出すのに今い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 青少年につきましては、今回の改正において、事業主に対し、応募機会の拡大の努力義務を設けたところでございます。  今、委員が三十五歳以上四十歳未満の若者についても考えの対象にすべきだと、こういう御指摘でございますけれども、別にこの四十歳から四十四歳までを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、平成十三年の雇用対策法の改正によりまして、募集、採用に当たって年齢制限を行わないことを努力義務としてその施行に努めてきたところでございます。これまでハローワークが企業に対し助言、指導を行った結果、年齢不問求人の割合は、努力義務の施行直前であります平...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 募集、採用における年齢制限禁止の義務化でございますけれども、これにつきましては、今委員からも御指摘いただきましたように、合理的な理由があって例外的に年齢制限が認められる場合につきまして、厚生労働省でこれを規定することといたしております。  この省令規定...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、私どもはこの雇用対策法におきまして、募集、採用における年齢制限禁止の義務化を規定させていただきました。その規定は、今、岡崎の方から答弁させていただきましたとおり、民間の、非公務員の方々にはあまねくこれが適用されるということでございます。したがいまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 当然そうなるべきだと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員御指摘のとおり、製造業の事業所の四六・二%が団塊世代の退職等によって発生する技能継承の上で問題があると、こういうことを表明しているわけでございます。  この事業所のうち、しかし、退職者の中から、延長、嘱託等により再雇用し、指導者として活用するという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、私どもの雇対法におきましては、外国人の雇用管理を改善するということ、それからまた不法就労を防止するという観点から、外国人についての報告を事業主から徴するということを規定をいたしております。これは先ほど申したように、その目的が、今も委員がおっしゃられ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の雇対法に定められる政策の実施に当たりましては、全国指針という形でその方向性を明示いたしたいと、このように考えております。  全国指針につきましては、都道府県労働局による地方指針の策定に資するため、毎年度、地方方針策定の前に、厚生労働大臣が職業安定...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 外国人については、そもそも就労は在留資格の範囲内で認められるということになっていることは御承知のとおりでございます。したがいまして、現在でも、企業におきましては在留資格を認識した上で外国人を雇用することが求められているわけであります。  不法就労と知り...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のような事案につきましては、現在、受入れ団体でその責任において実習が継続できるよう新たな受入先を探しているというふうに承知をいたしております。受入先の企業等が不正行為認定を受けた場合等について、本人に何ら責任のない研修生、実習生につきましては、でき...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この御指摘の保証金等の問題につきましても、先ほど申し述べました研究会の中間報告におきまして、送り出し機関による不当に高額な保証金や違約金については、送り出し国政府に対し、その適正化を強く要請することが必要と、そういう指摘をされているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 地域の経済の振興、また特に雇用の確保ということのために各自治体とも企業誘致に取り組んでいるということは、いわゆる地場資本による起業と、あるいは地場資本の企業の発展というものを期しつつも、同時にそういったことに熱心になるという背景は、私は理解できるところで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほどの答弁を申し上げましたとおり、地方公共団体としてはいろいろな総合的な見地からぎりぎりの判断をしていろんな誘致策、振興策を取っていることは当然だと思うわけでございます。ただ、厚生労働の立場から申しますと、やはり正規雇用と、あるいは正社員というものの雇...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も総理の答弁の場にいたわけですけれども、いろいろ、私自身の注意力ですべての言葉を全部聞き取るということが十分できなかったということもございまして、総理がそのことについてどのような発言をされたということについては、私、答弁する段階では必ずしも十分把握をい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その方向でやらなくてはならないと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘のESCAPの報告につきましては先日発表をされたところでございますが、日本の経済社会の現状に対して様々な分析がなされているものと認識をいたしております。  一方、日本経済の現状を見ますと、足下では景気の持続的拡大や、政府がこれまで講じてきた各般に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに非正規雇用者も増加いたしまして、この割合としては増加ということになりましたが、同時に正規雇用者も増加をいたしております。非正規雇用者の増加の非常に大きな部分が女性によって占められているということをどう考えるかということもあろうかと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
06月01日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○柳澤国務大臣 今委員がおっしゃるとおり、子育て、それから生産性向上のための自己啓発、あるいは地域社会、家族、こういったようなものに時間を割いて、本当に仕事と生活が調和のとれたものになるということ、つまり、ワークライフバランスはこれからの働き方の中でキーになるコンセプトだ、このよ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、病院の勤務医の先生方が過重な、厳しい労働環境のもとに置かれているという問題意識は、我々は非常に強く持っているわけでございます。  そうした中で、私どもとして、先ほど医政局長から答えがあったように、アンケートということに先生御不満のようですけれども、先生方に対...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の労働契約法案でございますけれども、二つ大きなポイントがあるということを、委員の今御指摘の問題にかかわるものですけれども、そういうふうに私ども考えております。  一つは、有期契約の雇用という問題に今取り組ませていただいております。  有期契約の問題というの...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回、労働関係法制ということで六本、あるいは勘定の仕方によって七本提出をさせていただいて、随分御審議を進捗させていただいたということに、委員も御指摘になられましたけれども、心から感謝をいたしたいと思います。  私ども、今回、労働関係法制で考えたことは、一つは雇用...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の労働基準法改正法案の大きな眼目は、割り増し賃金率を引き上げることによって長時間労働の抑制につなげたい、こういうことでございます。  割り増し賃金率の引き上げに関しましては、大きく二つに区分されるということをぜひ御理解いただきたいわけです。まず、八十時間以下...全文を見る
○柳澤国務大臣 最低賃金制度は、賃金が低い、そういう立場に置かれた労働者につきまして賃金の最低額を保障することによって、労働条件の確保、改善を図ることを目的といたしております。  今委員の御指摘にありましたように、最低賃金が低いのではないか、こういう御指摘でございましたけれども...全文を見る
06月04日第166回国会 参議院 本会議 第32号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本年金機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、日本年金機構法案について申し上げます。  公的年金制度は、国民の信頼を基礎として常に安定的に実施されるべきも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 山根議員にお答え申し上げます。  最初に、年金記録の未統合の問題の経緯等についてお尋ねがありました。  基礎年金番号に統合されていない年金記録が残っておりますのは、平成九年にすべての制度を通じて一元的に記録を管理するため基礎年金番号を導入することとい...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいま議題となりました日本年金機構法案及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、日本年金機構法案について申し上げます。  公的年金制度は、国民の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、昨日改めて、年金記録問題への新対応策の進め方ということで、五月の二十五日でしたか、年金記録への新対応策ということで発表させていただいたものに加えまして、具体的な年金相談体制の強化なぞにも触れさせていただいた進め方というものを取りまとめさせていただ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今かなりの時間にわたりまして西島委員からいろいろな、窓口の対応を始めとして、さらに未統合の問題の発生の状況、背景といったようなことについていろいろ御議論を賜りまして、私どもいろいろ、これからもまたそうでございますけれども、委員の先生方の御発言を参考にさせ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、最初は二千八百八十万件をオンラインと突合をすると、そして同一人の可能性というものを突合によって浮かび上がらせたいということ、そして被保険者の段階で受給の年齢に達していられない方については受給の年齢に達する事前の確認作業として五十八歳通知ということをや...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民年金原簿を今御指摘のありましたような事項について記録をするということでございます。この国民年金原簿の方は記録するものとする、また厚生年金保険法の方は記録しなければならないというふうになっておるわけでございますけれども、基本的にこれは社会保険庁長官に対...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来、運営部長も話しておりましたが、それからまた、衆議院段階でも私、度々、本当に遺憾なことであるという前置きをしながら、社会保険庁の仕事ぶりは、仕事を進めるということで個別の受給権者あるいは被保険者との対応ということをやりまして、それをコンピューター...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実情は先ほど来答弁をしているとおりでございますけれども、これはやはり重要な御審議の資料というふうに考えますので、次回の委員会には見通しを明確に述べる、そういうことにさせていただきたいと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この年金財政については、少なくとも五年ごとに検証を、我々の言葉では検証をさせていただくということになっておりまして、これは先年も、私ども十六年の制度改正のときに同時に見通しを発表させていただいておりますし、次は二十一年度ということで予定をいたしております...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 十八年六月十六日の段階で、年金記録の問題について早急に把握をいたしたいと、こういうことでございます。  そういうことで、八月以降、この特別、年金相談強化体制というものを置きまして、この年金記録の問題について、先ほど長官も答弁いたしたように、これを真正な...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、そのような対応について国民の皆さんから大きな御批判を招来してしまったということでございまして、それを受けて、今私ども、新たな年金の相談の特別強化体制というものに加えて、年金番号の統合ということに取り組ませていただくという新しい取組を打ち出させて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 若干、経緯的なことになりますが、まず、この個別の年金相談という方式でもってこれに対応しようということがございました。  そして、その後、私、先ほども御答弁申し上げましたように、突合ということを、この五千万件の未統合の記録を前にしてそういうことを考えたと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのときそのときで我々が把握している情報に基づいての選択であったというその事実を申し上げたわけであって、私ども、それで何が悪かったなんというような気持ちは今日ただいま毫もないわけでございます。  我々は、今こうしたことが明らかになった段階におきましては...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことについては、今日の段階においては私どもはその御批判を受け止めざるを得ないと、このように考えています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) こうした数々の問題を発生させたこの背景には、やっぱり人事面からするこの組織の体質というものは否定できなく存在したというふうに私は考えておるわけでございます。そうしたこと、それからやはり内部統制と申しますか、コンプライアンス、法令遵守を始めとする内部統制と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことでございますし、また組織面におきましても、理事会を置くとか、あるいは保険料負担者の意見を反映する機関と申しますか、そういう措置をとるとか、あるいは外部の監査を導入するために監査法人監査を導入するとか、そういうようなこと、それからまた地方組織を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、櫻井委員から、そうしたコンプライアンスを始めとするガバナンスの強化ということが、この非公務員ということで従業をする人たちの身分を変換することによってそれが実現し得るということかということでございますけれども、私ども行政組織、特に執行機関の行政改革の下...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まだ非公務員型というものを選択した独立行政法人もそんなに多くの経験というか、そういう期間というか、そういうものを持ち合わせているところはないんじゃないかと、このように思います。  我々といたしましては、やっぱり今までの社会保険庁の職員のいろいろな問題へ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは悪かろうと思って改革をしているわけではないわけでありまして、どこの行政の執行事務におきましても、独立行政法人という形でできるだけ民間的な手法を入れよう、そして、それの具体の形として職員についても公務員ということでなく非公務員ということを選択して、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことが問題で国民の皆さんの御批判を招来して、そして今回の改革をしなければならないという事態に立ち至っているということであるというふうに思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) グリーンピアの建設の当時にどういうことが言われていたかといえば、これはもう、まだ年金が未成熟で非常に運用に精出していると、運用に大きく業務が傾斜しているということもあって、そういう運用をしているくらいだったらその一部でもって現役に対する還元というものを考...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今回、雇用者年金の統合一元化ということを私ども考えさせていただきまして、その取りまとめを行った法案を国会に提出をさせていただいているということでございます。  したがって、雇用者年金につきましては、今委員が言われるような一元化ということが実現す...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いずれにいたしましても、年金がスタートしてそれぞれの年金が林立しているというか並立しているという状況がありまして、ここにもありますように、再就職なぞをした場合のこの記録の処理というものに難儀をしていたということがかなり初期段階からあったということはこの通...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正確に渡辺大臣の言葉を記憶いたしているわけではありませんが、その趣旨の答弁を申し上げたと、このように承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の記録問題にかかわる、この付加的な仕事にかかわる経費につきましては、私どもとしては保険料をもってこれに充てるというようなことは一切しないということで対処をいたしたいと考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の今負担というものを給付との絡みで大体百年ぐらいのスパンを取って均衡をするように、先ほど委員も御指摘になられた、法律の命ずるところ、財政の均衡を常に検証しながら運営していくということでございまして、今、この少子高齢化が進むと、それからまた、十六年当時...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基本的に、年金の運用におきましても政府全体の中で枠組みを決めておりまして、かなりの部分、財政投融資のために資金運用部に預託を義務付けられているということでございまして、実際の運用として私どもが自主的にこれに取り組めるというのは一部にとどまっていると、こう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の日本年金機構法案は、新たに非公務員型の新しい公法人ということで性格付けをさせていただいたところでございます。もとより、この年金は国の責任において運営され、また財政的にもそのように仕組まれるべきものでありまして、その点についてはもう毫も変更はないわけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金個人情報は、今委員から御指摘のとおり、非常に重要な個人情報でプライバシー性の高い情報でございます。と同時に、年金制度の適正な運営の基礎を成すものでありまして、その管理責任を果たすのはやはり国でありまして、引き続き国が管理を行うということははっきり申し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金事務費のうち、適用、徴収、給付など保険事業の運営に直接かかわる経費は年金給付と密接不可分なコストでありまして、受益と負担の明確化という観点からいいましても保険料を充てることには私は妥当性があるものと考えております。日本年金機構の業務に要する費用につい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在、五千万件の未統合の記録の問題を始めとして、いろいろと社会保険庁の年金の番号については国民の皆さんに不安を与えているわけでございまして、この点については、この大事な年金の事業運営に責任を持っている役所として大変申し訳ないと、このように考えて国民の皆様...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が御紹介くださいましたこの社会保険庁の年史におきましても、同一人で複数の番号、記録を持つというような事態が起こって、給付なぞの場合には非常にこれは問題であるということの指摘があったわけでございます。  それとまた、青柳部長の方からも申したように、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのような、今委員は基礎年金番号を導入したのが問題ではないかという御指摘のようなニュアンスの御発言がありましたけれども……(発言する者あり)それはそうではないですね。それはもう委員とこうした事実上の合意ができるということは大変幸いでございますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実務に当たっておりますのが社会保険庁であるということから、私、今、社会保険庁という役所の名前を挙げて申し上げたわけですけれども、もとより社会保険庁は厚生労働省の内部にある、外局といえどもその傘下にある組織でございますので、このような不手際を招来しているの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、この五千万件の突合にこれからは全力を挙げて取り組むわけでございまして、その目標とするところはそのような、最終的に本来の権利者に統合漏れになるというような事態を生じさせないということでございます。これが目標でございまして、今その作業の前に最終的に統...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、小池委員が、多分、私の従前の委員会での答弁と思いますけれども、二千八百八十万の受給権者プラス生年の不詳なる方の記録の突合しかできないと私が言ったということではないんです。あの段階で申し上げたのは、それをやりたいと、それを先行させたいということを申し上...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど運営部長からの答弁に対して小池委員は非常に失礼だというふうにおっしゃいましたけれども、私どもは、この五千万の中には、従前から申し上げていることですけれども、死亡をされて年金に結び付かなかった方、あるいは受給要件を満たさないという形で年金に結び付かな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 記憶を呼び起こしていただくよすがになることは、我々として提供すべく検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと話の前提に誤解があるんではないかと、このように考えます。  この二万件というのは、再チェックのために上がってきた上で記録がないということをこちらが申しているという案件でございます。先ほど来、青柳運営部長の方からお答え申し上げておりますとおり、私...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) したがって、そういうことをお申し出いただけば、それに対して第三者委員会が対応するという、そういう用意をさせていただくことになるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いずれにいたしましても、これから第三者委員会の方々に御判断いただくことでございますけれども、私どもといたしましては、国民の側に立ってということでお願いするつもりでございますので、したがって、そうしたことを十分参酌されて御判断がいただけるのではないかと、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもが仮に、この問題について未解決の問題を非常に多く残しながら、この組織改編をするということを前提にしていろいろ御議論をいただきましたけれども、私どもとしては、この問題を解決するということをこの組織改編と同時並行的に行っていく、最後まで責任を回避するよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、もう別段その組織の声を背景にするというようなくだりは私、撤回をするのにやぶさかでありませんけれども、しかし、そういうようなことで組織を温存するということは私どもは適切を欠くと判断しているということを申し上げたい。  もちろん、国民の年金が大事だと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 撤回します。
○国務大臣(柳澤伯夫君) このような五千万件の問題等の年金記録にかかわる問題がどうして生じたかということについては、まず、私ども、基礎年金番号というものを導入しまして一元的な年金記録の管理をしようと、こういうことを思い立ったわけでございます。  その際に、過去の年金記録というも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件のこのように統合されない記録がある、しかも六十五歳以上の受給者の年齢層に属する方々の数も多いということを考えますときに、私どもは本当に、これがもし年金に結び付けるべきものという前提に立ちますならば、これは本当に申し訳ない事態になっているというふう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁の年金記録に関してもろもろの角度から、委員からも御質疑をいただきました。この問題につきましては、平成八年、基礎年金番号の導入についての設計段階が始まったわけでございますが、そこを中心として今日に至るまで、社会保険庁長官を含めてすべての関係者には...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この問題は、私どもとして今御提案している日本年金機構のスタートは是非我々提案のとおり切らせていただきたいと、このように思いますが、他方におきまして、この年金記録問題につきましての責任ある対応、処理ということについては、これを少しでもゆるがせにするというこ...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○柳澤国務大臣 有期雇用を含めましていろいろな雇用形態がある中で、それぞれについて、これを良好な雇用形態にしたいという観点から、労政審においても諸般の検討が行われました。  その際、雇用形態あるいは雇用の実態に応じた労働条件について、均衡の考慮ということも審議が行われたこと、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、社会保険庁の抱えるいろいろな問題の表面化によりまして、年金において最も大事な国民の信頼、いわばこの一翼である事業運営に対する信頼というものが非常に危機に瀕しているという状況を認識いたしておりまして、これについては一刻も早く事業運営組織の立て直しを行いまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 この五千万件のいわば未統合の記録を、何とかして、現在の基礎年金番号の形でファイルしておる年金の受給権者及び被保険者に統合いたしたいということでございまして、その日程につきましては、今後一年間の間にプログラムを開発して、そして、今申した年金受給者及び被保険者の記録と...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはかなり専門的なことになって、私がどこまでつまびらかに御説明できるかについては委員の御判断によるしかないんですけれども、基本的に、今、年金の記録と給付の関係というものについては別のシステムになっているわけでございます。前者は三鷹にあるし、後者は高井戸にある、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これにつきましては、今現在は、いろいろとこちら側の注文というかがございまして、それを固めて、しかる後に、いろいろとお願いをする、そのプログラムの専門の方々と協議をするということでございますので、今現在、私が時間であるとか費用であるとかということを明確に申し上げると...全文を見る
○柳澤国務大臣 この仕事は基本的に業務センターにおいて集約的に行うということが第一点でございます。なお、コンピューターの稼働時間というものは、これは工夫をして生み出していかなければならない、このように考えております。
○柳澤国務大臣 先ほども我々の今回のプロジェクトの日程的なことはお話をさせていただきましたが、要は、二千八百五十万プラス生年が不詳の者三十万を加えて二千八百八十万ということになるわけでございますけれども、これと三千万の受給者を突合するということでございます。それが一つ。  それ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもも大変な作業だということは考えておりますけれども、基本的に、コンピューターシステムということ、ある意味で大数処理というものがコンピューターの特徴的な機能と考えておりまして、まずコンピューターによる突合、名寄せということがございます。  もちろん、そのために...全文を見る
○柳澤国務大臣 亡くなった方の記録ということでございますが、この方々は一義的には遺族年金の受給者がその記録と関連がある、こういうふうに我々考えておりまして、遺族年金の方々の背後にある被相続というか、その対象になった元受給権者の加入履歴というものを把握するという作業を通じまして、そ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、遺族年金の方に対して御通知を申し上げるということになろうかと思います。
○柳澤国務大臣 ここは大変私どもの悩みでございますけれども、今の委員の御質疑に対して素直にお答えするとすれば、これは通知のあて先がないということになりまして、一般的な御注意の広報をもって、こういう方々はぜひ御注意くださいというような方で相続だとかそういう問題が絡んでいくんだろうと...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは当初私どもが考えたことでございますが、受給権を持つに至らなかった方々に対して、もし仮に統合したら受給権が発生するというようなケースを想定すると、これは当然放置できないわけでございます。  そういう観点から、こういう方々に対してもやはり御通知をしなければなら...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生年金の場合の方が多いわけでございますけれども、しかし、今現在は、我々が御提出申し上げました年金の年齢階層別のデータというものがあるにとどまっておりまして、その方々がどのぐらいの期間保険料を納付されておった方々であるかというようなデータは持ち合わせていないのでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 総理が、第三者委員会に加わっていただくべき専門家として、弁護士、税理士というような具体的な資格の名称を挙げられたことは、私もよく承知をいたしております。  第三者委員会の具体的な構成につきましては、私どもとして今現在いろいろと検討させていただいておりますけれども...全文を見る
○柳澤国務大臣 厚生年金につきましては、内山委員もよく御存じのとおり、マイクロフィルムに保存をされております。それから、国民年金については、いわゆる特殊な名簿ということで、特殊台帳についてはマイクロフィルムで保存がなされている、こういうことでございます。その他、今お触れになられた...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、基礎年金番号というものの導入は結論として正しかった、もう一元化しなければ処理を的確にすることはできない、こういうふうに思います。  ただ、その際に、こうして過去の記録が何口かあるということも認識していたはずですから、それをいかに統合するかということを、やは...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員の方からも御指摘がありましたように、規制改革会議の中にございます再チャレンジワーキンググループというものの、さらにその一部でありましょうか、労働タスクフォースというグループが五月の二十一日に意見を発表したということは私も承知をいたしております。  この規制...全文を見る
○柳澤国務大臣 引き続いて、規制改革会議労働タスクフォースの意見書ということの内容にかかわる御質疑でございますが、確かに今委員が御指摘のように、「過度に女性労働者の権利を強化する」という記述がございます。具体的にどのようなことを指しているのかはわからないわけでございますけれども、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま委員も御指摘され、私の答弁もいたしたところでございますけれども、この意見書は、規制改革会議の第一次答申というものには盛り込まれなかったものでございます。  そして、今後の取り扱いぶりをどうされるかということについては承知をいたしておりませんけれども、一般...全文を見る
○柳澤国務大臣 今も政府参考人の担当者から御説明させていただきましたように、これは規制改革会議の下部の組織の出発点としての考え方ということでございまして、決して規制改革会議全体としての考え方として取りまとめたものではない、こういうことでございます。  したがいまして、私どもとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 最低賃金制度は、賃金の低廉な労働者につきまして、賃金の最低額を保障することによって労働条件の改善を図ることを目的といたしております。  一方、近年、労働者の最低限度の生活を保障する観点から、生活保護との整合性の問題もいろいろなところで指摘を受けたところでございま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が御指摘になられました台帳、旧台帳、名簿、原票、ともにマイクロフィルム化しておるということでございます。
○柳澤国務大臣 これらのそれぞれの書式による資料というものは、すべてマイクロフィルム化されているということでございます。
○柳澤国務大臣 昭和三十年代に、委員がわざわざお書きになっていただいているわけですが、磁気テープ化したものにつきましては、これがオンライン化されているということでございます。したがいまして、名簿、原票はオンライン化されている、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 お尋ねになられました厚生年金保険の旧台帳でございますが、これは、先ほど委員が仰せられたとおり、二十九年四月以前に資格喪失した被保険者で、昭和三十四年三月三十一日までに再び資格取得をしていない方の厚生年金保険の台帳であるわけですが、これはマイクロフィルムに収録し、社...全文を見る
○柳澤国務大臣 台帳、名簿、原票というふうにいろいろな形をとったわけでございますが、それらについては最終的にはオンライン化された、こういうことでございます。(長妻委員「旧台帳以外は」と呼ぶ)旧台帳以外は。
○柳澤国務大臣 旧台帳のマイクロフィルムの件数といたしましては、六十二年三月現在で千四百三十万件ということになっているわけでございますが、先ほども付言をいたしましたように、その後、年金裁定時や御本人からの記録確認があった場合には、そのときにおいてコンピューターに随時収録をさせてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 この数字も、私ども、数字として持ち合わせていないということでございます。
○柳澤国務大臣 基礎年金番号に統合されていない記録もあるということでございます。
○柳澤国務大臣 結果としてそういうことになるということでございます。
○柳澤国務大臣 まさに今委員がるる、逆に、本当に教えていただくように御発言いただいたわけでございますけれども、旧台帳の記録につきましては、年金裁定請求時や御本人からの記録確認時におきまして、コンピューターに随時収録をいたしております。  そういうようなことでございますが、今回、...全文を見る
○柳澤国務大臣 プログラムをつくればという前提のもとで委員も御発言いただいたわけですけれども、私ども、今私がここにいる段階で、そのプログラミングの作業がそうした期間で完了するということについては明言ができません。
○柳澤国務大臣 今、この年金記録の問題について、しっかりした構えと申しますか、体制でもって取り組むということをいろいろとやっておりますので、そういうところに、また新しいいろいろなプロジェクトを持ち込むということについては、これは検討させていただきたいということでございます。
○柳澤国務大臣 私どもは、今度の年金記録の問題について、どういう体制をとり、またどういう仕事を優先してやるべきかということを検討しているわけでございますので、そういう状況も御賢察をいただいて、もちろん検討するということは初めから申し上げているわけでございますので、そこの仕事の段取...全文を見る
○柳澤国務大臣 この仕事は、いろいろな段取りを今やっているところでございますので、指示をするとかしないとかを含めて、これは私のもとで検討するということを御理解賜りたいと思います。
○柳澤国務大臣 それは五千万件の問題と同じような性質を持っておりますので、そういうことを含めて我々は検討させていただきたいということを申し上げているのでございます。
○柳澤国務大臣 私は、この問題について、明確に、今委員がおっしゃられたとおりのことがうまくいくという自信も持てませんが、基本的に私はそういう考え方でこの問題に取り組み……(長妻委員「どういう考え方ですか」と呼ぶ)つまり、やはり全部調べて、統合すべきは統合する……(長妻委員「何をで...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、一年以内にできるのは両方ともがコンピューターの中に入っている、そういう記録の突合について申し上げているわけでございまして、それと全く軌を一にして処理できるということはここでは申し上げられないわけですが、私としては、ほとんど、いわばそれに次ぐ優先度のある課題...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは段取り等をまた事前によく検討しまして、迅速に統合を実現するように取り組みたいということでございます。
○柳澤国務大臣 ですから、これはもう具体的に発表させていただいているわけですけれども、名寄せを一年以内に完了しまして、それに基づいて、今委員が言われるような年金の履歴と一緒に、ほかに同一人の可能性のある年金番号がありますというようなことで御確認をお勧めするという通知をいたしたい、...全文を見る
○柳澤国務大臣 突合の仕方のことについては、基本的には委員が言われるように同じであります。
○柳澤国務大臣 全く手直しが必要でないとまで言う、そういうつもりはないわけでありまして、やはり経験に学んでいろいろなことをまた加除修正する必要があるかどうかということを検討いたしたい、このように考えております。  なお、その後において同一人のものと思われるデータがある場合に、我...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度の場合には、前回お知らせできなかった、年金の履歴の中において事業所名も入れるということでより確認しやすくしたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 これは、我々は何回も、委員にもお答え申し上げておりますとおり、めどを立てろ、めどを示せと言われておりますけれども、私どもは、めどを今申し上げるわけにいかないということで、そしてそのかわりとして、定期的に進捗状況を公表しますという作業でございます。
○柳澤国務大臣 私は、そのテレビ番組、不幸にして見ておりませんので、その発言について真偽をコメントできませんけれども、いずれにいたしましても、オンラインの記録と、そのもとになった手書きのいろいろな台帳、あるいはそれをマイクロフィルムに写真として撮ったもの、こういうものとの突合につ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、そういう誤解が起きない程度のデザイン上の工夫は施されているのではないかと、個人的には思います。
○柳澤国務大臣 私は、よくわかっているせいかもしれませんが、とにかくそこで、そのものを、色のものを見れば、白黒のコピーよりももっとわかると思いますけれども、これは私がもうここで何回も言っていることなんです。恐らく、そういうことで、その他の報道においても、そのことは多分報道してくれ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、非常に、もちろんのこと当事者でもあるし、当事者である者の責任者ですから、よくわかっていますから誤解をしませんけれども、誤解ができるだけ、広報というのも生じないように努めるべきだとは思います。
○柳澤国務大臣 市町村の国民年金被保険者名簿と申しますのは、委員もよく御存じのとおり、国民年金法に基づく国民年金原簿ではないわけで、市町村が国民年金保険料の収納事務をするに際して、納付状況を管理するための、いわば納付状況管理に限っての、当座の帳簿ということで備えつけていただいてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 この名簿が進達されて、同じ情報が進達されて、私ども、原簿であるとかその当時の正規の書類、法律上に保存すべき書類に結びついているということでございますから、この当座の記録についてこういう措置をとったというのは、今から考えると悔やまれるということを、先ほど私は、残念だ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今現在私どもが把握しているものは、これは、今度の合併後の市町村を単位としてやや簡易な調査をした、それで概要を概数としてつかんだということでございまして、これについては、大変恐縮であったわけですけれども、今正規の公文書による照会をいたしておりまして、公文書による回答...全文を見る
○柳澤国務大臣 NTTデータが三鷹の記録の関係のコンピューターの担当の会社であるということは間違いございません。
○柳澤国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○柳澤国務大臣 社会保険業務センターが、平成十四年からSBCという会社に、文書の受け付け、発送等業務、扶養親族等申告書の受け付け、分類、補正業務等につきまして委託をいたしております。
○柳澤国務大臣 昭和五十八年から六十年当時のオンライン化の際の契約関係書類については、大変恐縮なんですけれども、資料の保存期間が経過しているということから、お答えすることが困難であります。
○柳澤国務大臣 平成十四年、十五年は、この受け付け、発送等業務委託で、今委員が言われるように、十四年が九・三億円、十五年が九・五億円というような委託契約をしておる、随意契約のようでございます。
○柳澤国務大臣 これは、今委員が御指摘のとおり、適切でない、このように考えます。
○柳澤国務大臣 マイクロフィルム化した特殊台帳と言われる被保険者台帳等の記録とコンピューターで管理している記録の突合につきましては、現在、三千件程度のサンプル調査を実施しているということでございます。  前々から、途中であるということは申し上げておったと思いますけれども、途中で...全文を見る
○柳澤国務大臣 理事会の御判断もあり、また、私自身といたしましては、この調査を完了するように、早くするようにということを督促、指示をいたしているわけでございます。
○柳澤国務大臣 今ここで私がめどを申し上げるということは、これは途中であっても、こういう今段階ですというようなことであれば、これはもう出し得ると思うんですが、それだとまた、今度はもうちょっとしっかりしたものを出せということになりますから、とにかく、今、督促の指示を出して、早く処理...全文を見る
○柳澤国務大臣 ともかく早くして、きっちりした資料を御提出したいという気持ちでございます。
○柳澤国務大臣 私は、一昨日、国民の皆さんに御心配をおかけしたことを大変責任者として申しわけなく思っておるということで、記者会見を通じておわびを申し上げたところでございます。
○柳澤国務大臣 これは党の文書でございまして、私の立場でこれについて云々することは、私としては差し控えたいと思います。
○柳澤国務大臣 領収書などを持たれる、あるいは検印のされた印紙の貼付された帳面をお持ちであるということで、被保険者あるいは受給権者の皆さんが動かぬそうしたものをお持ちであるのに対して、市町村から検印を押されたものが進達されなかったということで、こちらに全く記録が残っていないという...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういう私が申したような例も厳然として存在していまして、これは我々として重く受けとめなければならない、こういうように思っているわけでございますが、他方、コンピューターの中に残っているものについても、最近は、だんだん、メディアの、あるいはいろいろ人々の認識も、正しい...全文を見る
○柳澤国務大臣 多分、委員の今御指摘の案件と思いますけれども、今本庁で調べさせていただいているわけですが、同時に、なおこれから私ども第三者委員会を発足させて、そうした受給権者の方あるいは被保険者の方のお申し立てを、いわば当事者ではなくて第三者の立場で、しかもそうした国民の皆さんの...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、もとよりその方の御意思によるわけですけれども、どうしてもこれまでの調査に納得ができないということであれば、お申し出をいただいて、そして第三者委員会の方々がよくお聞きをする、そういう対象になるということでありまして、それの後の問題というのは、我々としては第三...全文を見る
○柳澤国務大臣 これについても第三者委員会の方々が、本当にお申し出をよく聞いていただく、そして国民の立場に立って総合的な御判断をいただく、そういう対象にしていただくということが、これはもちろん御本人の御意思によりますけれども、そういう手はずを我々として整えようとさせていただいてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、第三者委員会が発足したときにいろいろと検討されるということになろうと思います。そしてそのときに、私どもとしてはもうできる限りの、今までのそうした審査請求であるとかあるいは窓口での調査であるとかということの経験を、たくさん事例として御報告する、そういうような...全文を見る
○柳澤国務大臣 さきの、委員がもう御指摘になられたケースの場合には、そうした記録があったということというふうに今お伺いしたんですけれども、そうした記録がない場合にどうするかということについて、私どもとしては、今までは当事者としての社会保険庁で調査をさせていただいたわけですが、こう...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員も理事としてこの委員会で御審議をしていただきましたので、そのときに提案者からも申し上げましたように、これは、一定の前提のもとで推計した人数であるということを申させていただいておるわけでございます。  したがいまして、今それを、人物を特定しろと申されても、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 具体的には、氏名、生年月日、住所等があらかじめ記載されました請求書を対象となる方に計画的に送付いたしまして、郵送等によって御返送いただくことによりまして、対象となる方の利便に資する仕組みを検討いたしております。できる限り早い時期に開始できるよう、これはもう機械で、...全文を見る
○柳澤国務大臣 ですから、この五千万件については、二千八百八十と二千百二十とに分けまして、コンピューター上のオンライン記録との突合をやる。他方でまた、このオンラインの記録と、今委員も御指摘になられたような、いろいろ、手書きの台帳であるとか、あるいはそれを写真に撮ったマイクロフィル...全文を見る
○柳澤国務大臣 二十五万人の推計というのは、委員も理事としてお聞き取りいただいたかと思いますけれども、最近における二十二万人くらいの累積の裁定、修正、訂正という事跡から、一年に三万七千件程度があるということから推計したものでございまして、そのうち死亡者の数はどのくらいか、それはわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 もらえる方を推計したのが二十五万人ということでございます。そして、この二十五万人と推計したということでございます。そういうことについては、コンピューターでプログラムをつくりまして時効消滅で裁定をされたということを抽出いたしまして、その資料をただいたずらに待っている...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申し上げましたことでございますが、繰り返しになりますが、今後一年間でプログラムを開発しまして、年金受給者及び被保険者の記録と五千万件の記録を名寄せを実施する、こういうことでございます。  その結果を受けまして、まず、年金受給者で同一人の可能性のある方には...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、昨年九月二十六日に就任をいたしましたが、そのような疑いを持つような事実に出くわしておりませんで、したがいまして、そういったことの調査を格別指示したということはございません。
○柳澤国務大臣 今回の年金の記録について、もろもろの問題が指摘をされるような事態になりまして、年金記録を含めて、年金の制度、さらには年金の制度を事業として運営する、そういう役所の責任者として、私は国民の皆さんに大変申しわけないというふうに今思っておりまして、その点、皆さんに心配を...全文を見る
○柳澤国務大臣 プール金ということが御指摘の事案の内容かと思いますけれども、公金をプールして、いわば公用的なものもあるかもしれませんけれども、公の予算にのらないような私的な面も含めて、そういったものに費消をするというような事案かと思います。  これについては、それぞれの当事者が...全文を見る
○柳澤国務大臣 全体で八十四件ございました。
○柳澤国務大臣 五十四件のうち二十九件だったか……(園田(康)委員「八十四件です」と呼ぶ)失礼しました。八十四件のうち二十九件でございまして、五十五件が全く我が方に、市町村を含めて、記録がなかったということでございます。
○柳澤国務大臣 そのとおりでございます。
○柳澤国務大臣 これは当方にも記録がない、それから国民の皆様方の方にも記録がないということで、双方の主張が折り合いがつかないという事態に立ち至るというふうに思います。
○柳澤国務大臣 これは国民の皆さんの側にはちゃんとした動かぬ証拠があるわけですけれども、裁定をする側の社会保険庁にはその記録がなかった、ない、失われているということになると思います。
○柳澤国務大臣 二万六百三十五人の方については、一部記録が判明した方が三千百九十七名いらっしゃいますけれども、あとの一万七千四百三十八名の方には記録がないという事態になっております。
○柳澤国務大臣 これにつきましては、今委員が御指摘になられたとおり、全国の市町村が今千八百三十五自治体あるということで、この自治体に対していわば簡易な調査を行わせていただきました。そのうち全体の八五%に当たる千五百五十一の市町村におきまして資料が保管されている。残りの二百八十四の...全文を見る
○柳澤国務大臣 一応、先月、五月末が期限ということになっておるところでございます。
○柳澤国務大臣 御協力を求めているわけですけれども、まだ未到着のところもあるということで、集計もできておりません。
○柳澤国務大臣 大変恐縮ですけれども、今電話で問い合わせてわかるかどうかですけれども、手持ちで今の数を申し上げる準備ができておりません。
○柳澤国務大臣 今回の調査につきましては、被保険者数を含む国民年金被保険者名簿等の保管状況の詳細について回答を求めているということでございます。
○柳澤国務大臣 数ということで御理解させていただいて、そのような数字を提出させていただきたい、このように……(園田(康)委員「人数も」と呼ぶ)人数、それから市町村の数ということで、そういう理解のもとで数は提出させていただきます。
○柳澤国務大臣 正木馨氏でございます。
○柳澤国務大臣 財団法人復光会の理事長をなさっております。
○柳澤国務大臣 社会保険健康事業財団理事長でいらっしゃいます。
○柳澤国務大臣 社会保険庁長官を去った後の履歴を申させていただきたいと思いますが、最初、全国社会保険協会連合会副理事長、次が社会保険診療報酬支払基金理事長、それから医薬品副作用被害救済・研究振興基金理事長、それから同調査機構理事長で、先ほどの社会保険健康事業財団につながっていると...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員、これは社会保険事務所に対するものでございまして、市町村あてではありませんので、ちょっと話の筋がそうはならないのではないか、このように思います。
○柳澤国務大臣 これは当時、地方事務官制をとっている組織ということでございまして、社会保険事務所がいわば県の下部機関というような位置づけになっておりまして、そこに発出された文書でございます。  特殊台帳以外の台帳、紙の台帳を廃棄する、こういう趣旨の通達であるかと思います。
○柳澤国務大臣 そうではなくて、今、市町村で保管されている書類について照会をいたしておりますが、これは先ほど来御答弁申し上げておりますように、国民年金のいわば名簿というものでございまして、これは市町村が社会保険料の収納事務を行うに当たって、当面の事務処理のための書類ということで管...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、なお精査を要するところでして、廃棄するという指示ですけれども、いろいろな理由で、必ずしもそのとおりしなかったところもあるということもあり得るというふうに私どもは考えておりまして、その記録の保存というのは、今や非常に大事になっているものですから、そういうケー...全文を見る
○柳澤国務大臣 五十五件の内訳ということになるわけですけれども、五十五件のうち、社会保険事務所の台帳が廃棄されたということと対応しているという件数が何件であるかということは、今つまびらかにいたしておりません。
○柳澤国務大臣 いわば非公式に保存されている台帳というものに当たったということはなかったようでございまして、したがって、今この保存されている、正規に保有されている台帳を調査をかけておりまして、その中で、五十五件の中で見つかるものがある可能性はないとは言えない、こういう状況になって...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、今回のことはもう随分古くからの経緯が積み重なった話でございますが、きのう私は、菅大臣にお会いをして、菅大臣のもとに検証委員会を設けていただくということでございましたので、私から、今回の問題はその全部についてぜひ検証していただくようにお願いをいたしたい、そし...全文を見る
○柳澤国務大臣 そうした、本当に判断ミスがそれぞれの長官にあったかなかったか、こういう問題も、詳細に検証して明らかにしていく必要がある、このように私は思っておりまして、その意味で、検証委員会の設置、発足というものを迅速に菅大臣のもとで行っていただいて、そうしたことについてすべて明...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、最低賃金の決定というものは、これまでの最低賃金審議会、これは中央の審議会、地方の、両方ありますが、これを通じて決定されていく、それはある意味で、諮問に対する答申ですけれども、基本的にそれを尊重して、行政として決定をしていく、この仕組みは基本的にというか、全く...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が御指摘になられましたように、現行の地域別最低賃金の全国加重平均額は六百七十三円でございます。したがいまして、これを一日八時間として二十二日間働くということで考えますと、十二万円足らずということになります。  この具体的な水準は、委員も御承知のとおり、公労...全文を見る
○柳澤国務大臣 最低賃金というのは、今委員がお述べになりましたように、労働者の最低限度の生活を保障する、そういうセーフティーネットという役割を果たすことを当然期待されておる制度でございます。  そういうことで、今私が申し上げましたように、現在の水準というのは六百七十三円というこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 結論的に申しますと、高橋委員が言われるとおりであります。  最低賃金については、原則として、一都道府県労働局の管轄区域内のみに係る事案については都道府県労働局長が、それからまた、二以上の都道府県労働局の管轄区域にわたる事案等については厚生労働大臣が決定することと...全文を見る
○柳澤国務大臣 モラルハザードということが、逆転現象が存在すると生ずる、労働意欲を阻害するということがいろいろなところで議論があるということを踏まえて、私、別に気を楽にしたからそういうことを申したのではなくて、わかりやすく言ったつもりですが、今こうして高橋委員に指摘をされてみます...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員も賛成のようなお話も最初にいただいたので安心をして聞いておりましたのですが、急にまた論旨が厳しくなりまして、ちょっと当惑ぎみなんですけれども。  どういうことかと申しますと、先ほども私が申し上げたように、最低賃金の決定の仕組みは全く変わるものではないというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 いずれにいたしましても、きょうの御論議を準備する過程で知りました。
○柳澤国務大臣 私は、事態を、とにかく情報開示をしていくということをとった方が、すべてを明らかにした上でどういうふうに再構築していくかという論議が進みやすくなる、このように考えます。
○柳澤国務大臣 私は、五月二十五日の新しい対応策ということも、実は、私自身がこういうことをやろうということで決定をさせていただいたものでございます。  私は、今度の年金問題ということについては、国民の皆さんに不安を与えているということを、もう本当に申しわけなく思っておりまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、議員と委員長との間で理事会で検討するということになった。その後、理事会で御議論をいただいているという状況でございまして、私どもは、こういう構成のもとで委員会運営が行われておりますれば、それは私は、ここへ座って、皆さんの御議論に対して、質問に答えるということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 阿部委員は、私の発言をそうおとりになられたわけですけれども、それは、私どもが確かに時間がかかっていることも事実であります。今現在は、私はちょっとどういう状況かというのを必ずしも正直言ってつまびらかにしておりませんが、今ちょっと申し上げたようなことで、ちょうど東京都...全文を見る
○柳澤国務大臣 日本全国の医師数を申し上げる場合であるとか、あるいは人口当たりの医師数を算出する場合に用いる医師数は、御指摘のとおり実数ということで、何時間勤務されているかということを余り考慮しない、医師のいわば人数ということでいろいろと申し上げているところでございます。  一...全文を見る
○柳澤国務大臣 労基法上、時間外と申しますか、所定時間外の労働を行うということについては、三六協定というものが結ばれて初めて可能になるわけですが、その三六協定で時間外の労働をするというときに、特別条項というものをもって三六協定を締結しなければならないという制度がございます。それは...全文を見る
○柳澤国務大臣 平成十一年に精神障害に係る業務上外の判断指針を策定した以降、労働時間との関連を含む職場ストレスと精神障害の関係に関する研究も、実は行われてきております。  今後とも、これらの研究成果の収集に努めてまいりまして、それを私ども、いろいろな行政の配慮に生かしてまいりた...全文を見る
06月06日第166回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 小川勝也議員にお答え申し上げます。  二つ御質疑がございました。  まず、高齢化率の高い地域における高齢者福祉についてお尋ねがございました。  人口減少とともに高齢化率が高まる地域におきます高齢者の福祉につきましては、御指摘のとおり、将来の見通しを...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) おはようございます。  去る五日の当委員会におきまして、約五千万件の保険料納付記録について関係資料の要求があり、私から次回の委員会において見通しを述べたい旨お答え申し上げました。  現在の社会保険オンラインシステムはいわゆるレガシーシステムであり、業...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、先ほど国民年金被保険者特殊台帳のマイクロフィルム記録とオンライン記録との突合に係るサンプル調査につきまして進捗の状況を申し上げましたが、更に補足をして申し上げます。  現在、先ほども申したことですが、マイクロフィルムだけに記録があってオンライン記録...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、現段階ではそのように把握をしているということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員御指摘のように、栃木社会保険事務局の職員が収賄容疑で起訴されておりまして、このこと自体極めて遺憾であると、このように考えております。  厚生労働省といたしましては、この指導医療官の逮捕等捜査が行われたわけでございますが、これについては全面的な協力...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この種の事件が起きましたことにつきましては、もう先ほども申したように、私ども、綱紀の粛正という面からもう本当にゆゆしい、遺憾千万なことであるというふうに考えているところでございます。今捜査、さらに裁判ということで、司法上の手続が進んでまいりますので、その...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、必要ということの場合にはこれを立ち上げますけれども、今、当面そうした日程を具体的に持っているわけではありません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、いわゆる医療Gメンのチームを今度は社会保険庁から切り離して厚生労働省に移し、具体的には、今委員が指摘されたように、地方の局に移していくということが想定されているわけですが、そういう新しい体制になって、今起こったようなことを二度と再び起こさない、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) こうした社会保険庁の関係の団体において新たにこうした不祥事が見付けられたということ、これはもう前々から起こっていたことでございますけれども、私どもといたしましても誠に遺憾千万なことであると、このように考えております。  この住宅融資の貸付けの書類を販売...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、この五千万件の未統合の年金の記号番号につきまして、これを基礎年金番号に統合をしていく、それをまず、五千万件のうち二千八百八十万件の年金の受給者あるいは受給権者と申し上げてよろしいかと思いますが、そういう方々をまず最優先にして名寄せをする。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件の中には、かねてから申し上げておりますとおり、死亡をされた方、あるいは年金の受給要件を満たす、あるいは満足させていない方も含まれておりますということを申し上げましたので、そのような方々は、基礎年金番号を当然死亡者は持っておりませんので、それと名寄...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成九年の一月でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成九年一月の厚生大臣は小泉純一郎氏でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ここにありますように、平成八年三月、基礎年金番号導入の閣議決定等々、それぞれの手続ごとにその当時の所管の大臣について記述が行われているのではないかと、このようにお見受けいたします。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、いろいろな年金の記号番号が言わば林立しているというようなことでは、実際の裁定受給というものが本格化してまいりますと、これはもう本当に容易ならざる状況になる、そういうことを控えて、統一的な、一元的な把握の方法として基礎年金番号を導入した、そのこと自体...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申したように、一元的管理のための基礎年金番号の導入ということは正しい選択であった、しかしそのときに、私も申したのでありますけれども、このようないわゆる未統合の記号番号が大量に発生をする、またその統合が大変円滑に進まない、恐らく当初はもっと円滑に短...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この現在の社会保険庁のオンライン記録と、言わばこの形成過程の一番諸元的な資料である社会保険庁のマイクロフィルム、あるいは市町村が保有する記録と、こういうものとの突合をいたしまして、その限りでこの社会保険庁のオンライン記録の更に正確さを引き上げていくという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、今、最短距離の手法をいろいろ考えて検討を始めようとしているところでございますけれども、今この段階で、できるだけ早く完了しなきゃいけないという気持ちはもうやまやまなんですけれども、じゃ、機構発足の平成二十二年一月の以前にこれを仕上げることができるか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) なかなか難しいということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金番号に統合されていない年金手帳記号番号の記録を統合するためには、御本人からの申出と社会保険庁の管理する記録が一致することで初めて御本人の記録として確定するものでございまして、基礎年金番号に統合されていないこの記号番号の情報をすべて公表するというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、今手始めにやらせていただく考え方のものは、先ほども御説明いたしましたように、まず基礎年金番号と突合をして、そこにヒットするものについてはこの五千万件の中に基礎年金番号、一人に対して二つあった、あるいは場合によって三つあるというようなこともあり得る...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の給付の裁定の請求が遅れるということで、その支払が本来の支払期日より遅れることがあることは法が予定しているところでございますが、現在こうした場合に遅延利息を付す旨の規定は設けられていない、それからまた判例におきましても、裁定が遅れて過去分についてまと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在、このコムスンは訪問介護を中心としていろいろな介護サービスを行っている民間の企業でございますが、私ども、従前からこのコムスンの事業所に対して各都道府県が監査に入っておりまして、そういうようなことでいろいろと法令に違反するような事案が見付かるというよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、そういうようなことを当該会社が公表したと、新聞等に公表したということについては承知をいたしておりますが、私どものところにそうしたことについてまだ詳細報告をいただくという段階になっておりませんので、これについては直接今知っていると、認識しているとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の不正の事実が確認されましたのはコムスンが運営する介護事務所ということでございますので、今回の私どもの処分と申しますのは、当然、この株式会社コムスンということになるわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、この対象の企業の対応の仕方については、冒頭、御質問に対して答弁を申し上げましたように、今現在、その詳細を知るところではないわけでございますが、今の委員の基本的な考え方、一般的な考え方については、私ども首肯する面が多いなと思いながらお聞きいたしてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、私ども、年金記録の問題についていろいろと国民の皆様に御心配をお掛けいたしております。  そういう中で、御自身には納付の記憶がある、しかし記録は別に持ち合わせていない、そういうことで申出をされて、当然のことながら社会保険庁の方に記録があるはずだと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、やはり裁定というものは、これは社会保険庁長官ということに裁定権者はなっているわけでございまして、そういうことですが、事実上こういうことで、我々の記録の体制のいろいろな問題からこうしたことが起こっているということでございますから、これを現実...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、要は、社会保険庁長官の裁定、あるいは実際、記録の訂正による再裁定の裁定ということにさせていただきたいのでございますけれども。  そういうことでございますが、やっぱり社会保険庁の下でいろいろとこれまで努力してきたことに加えまして、そういう機関と申...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今現在、この委員会を私どもとしては社会保険庁内に置いていただくのがいいんじゃないかと、こういう考え方を取っているわけでありますけれども、今このように社会保険庁内に置くということが、せっかく第三者の機関を置きながら、相変わらず社会保険庁がいろいろと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと先ほど触れた点でございますけれども、私ども、まず現在の手続のうちでどこにこの第三者委員会を位置付けるかという観点で御説明させていただきたいのでございますが、まず何といっても社会保険庁の窓口に、社会保険事務所の窓口においでいただきたいと、このように...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 専門的ないろいろ挙証責任についての法理論というのは、私ここでちょうちょう論ずるつもりもないし、またそうしたことを申し上げることでもございませんけれども、いずれにしても、この問題というのは、両方でいろんなことを申し上げる、それで共同して真実に近づいていく努...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、年金の問題というのは実態面と、今委員がお触れになられたこの事業運営の運営面と、この二つがあろうと思っております。  年金の制度の実態面については、十六年の年金改革でもって、私どもは、持続可能なそういう年金制度というのはかくかくしかじかの措置によっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この問題は、先ほど私が冒頭発言させていただいたように、今の私どもの利用させていただいているこのコンピューターによるシステムというものが非常に古い型のシステムでして、そうして、そういうようなことをもし抽出するという、析出するということになると、新たなプログ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは預金者保護のために、要するに銀行にこの資金、穴の空いた、まあ贈与という形を取りましたけれども、それを注入することによって預金者の預金の払出しというものに支障がないようにいたしたということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもも、今回のことについてはとにかく、まあ物証があればそれにこしたことはないわけですが、物証がない場合でも、周辺の事情、あるいは関連する事情、こういうようなものをよく丁寧にお聞き取りをさせていただいて、そうして適切な判断をしたい、その判断に当たっては基...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、十六年のときの財政改革に伴う年金財政の計算のときにも、基本的には納付される保険料というものを基本として負担と給付の関係の計算をし、その見通しを出すわけでございまして、その納付されている保険料というものの中には当然これも含まれているということになっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基本のところはそのとおりでございまして、以下は峰崎委員に対して釈迦に説法のようになりますけれども、年金というのは掛け捨てになる方もいらっしゃるし、自分が納めた保険料以上に給付をいただく方もあると。そういうような形で成り立っているということもちょっと念頭に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、これまでの第一段階の調査、それも今までとは気持ちを入れ替えて本当に親切にやらなくちゃいけない、丁寧にやると。それから第二段階の調査、これももう徹底的にやると。それから第三段階におきましては、今申したような新しい方々による御審査というものをお願い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、この記録問題が起こりまして、この問題を解決するためということでございまして、私どもとしては、この問題を解決するというのは従来のルーチンの業務及び経費というものとは別個のものだというふうに位置付けたいと、このように考えております。  そして、今回の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては、これは契約あるいは契約による支払の方法というもので年度会計との調整というものが必要だというふうに思いますけれども、当面この十九年度につきましては、私どもそうした既定の経費の節減でもってその必要な予算を確保してまいりたい、こういうよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、これまでの御答弁におきましても明らかにいたしておりますけれども、まず、先ほど申したようにレガシーなシステムでございますので、これに対してコマンドをする新しいプログラムをつくらなければならない。これをどの時期までにできるかということも一つ問題でござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) コムスンの、今のちょっと委員のこのお話が私十分のみ込めませんでしたけど、コムスンの事務所から相談が来たときということでございますか。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと委員の御質問が私どものスピードに比べましてかなりスピーディーでございまして、私ども今、シルバーサービスへの譲渡ということについては直接当事者から伺っていないわけでございまして、そういう意味で、この問題についてそれが、譲渡があったということを既定の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いずれにしても、この事業譲渡をした先については新たな指定ということが必要でございますので、その指定を前提にして、それぞれ全国のまた事業所からのというようなお話には、ちょっとまだ私どもそこの段階にまで至っていないということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回のコムスンに対する通知と申しますか措置でございますけれども、これはコムスン社の不正事実が確認されたという事実に基づきまして行われているものでございまして、その他の事情について何か勘案がされたかということは、そのような事実はございません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私どもが申し上げておりますのは、このコンピューター上の名寄せと、要するに発送前までが五月末と、こういうことでございます。それを年金の履歴と一緒に、同一人の可能性がある方が見付かっていますよと、これはいろいろまた工夫をするわけですが、そういうことを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もちろん、こういうことの、何というか、集団的な手続でございますと、先ほども申したように、私どもが主としてコンピューター上の作業プラスアルファというようなことで、来年五月末までに名寄せを終了するということになりますが、その後は資料を発送すると。そうすると、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっといろいろ議論が混乱したかと思いますが、この統合というのは、これはある意味で番号ベースで申しているわけでございます。基礎年金番号に同一化されるということを統合ということになるわけでございますが、それによって確認をすればそれで訂正が行われるということ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 突合ということは、文字どおり突き合わせるということでございますので、それを名寄せという言葉で言ってもそんな間違いではないんじゃないかと私は考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほども申し上げましたように、御通知をさせていただいて、それに対して国民の皆さんがどういう御返答を、御回答をいただけるかということにも期間の問題が掛かりますので、そういうことを勘案しますと、私どもだけでできることについては期限を設定できますが、国...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この前お話をした中で、今市町村の数が千八百少しでしょうか、ある中で、まだこの回答がないというかそういうところもありますし、また市町村合併が行われたものですから、仮に回答があったとしてもその実態、つまり二つの町が合併していったときにそれぞれが被保険者名簿を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この点は同様の趣旨の質疑が既にございまして、それに対して私からだったと思うんですが答弁をさせていただいておりまして、これは調査をさせていただいて出すわけですが、大変恐縮ですがかなりの期間が掛かるということを御答弁させていただきました。具体的には二年程度と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは私は、今の福山委員のお話を聞きながら、ちょっとこの五十八歳通知ですともう過去のものになりまして今のような答弁になりますが、これは五十八歳通知というのは毎月やっているわけでございますから、これからやることについてやると、こう言うと、またこれが返ってく...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、率直に申して、今委員がお示しになられたこの(a)分の(c)というものが、非常にまあ乖離の少ない幅でというか、三つはもう同じでございますから、並んでいるということに大変大きな関心を持ちました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう全く不適切極まる事務処理でございまして、そういうことで、この不適正処理については直ちに元に戻しまして、それで改めてまた確認をしながら、本来の不在の方について、本当に一軒一軒戸別訪問して確認しながら適切な処理の方に戻しているという状況でございます...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁の年金記録に関する問題については、平成八年の基礎年金番号導入に当たっての設計の段階、それからまたその後の運営の問題について、今日に至るまで社会保険庁長官を含めてすべての関係者には大きな責任があると考えておりまして、私としても、かねてから申し上げ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもういろいろ経緯のある長きにわたる問題でございまして、したがいまして、この場で私がこれを云々するということではなくて、有識者から成る検証委員会においてしっかりと調査、検証をしていただくということ、そしてそれを踏まえまして、それぞれにまたこの責任の所...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、過日、菅総務大臣に対して、この検証委員会を設立をお願いするということでしばらくお話合いをさせていただきましたが、その際申し上げましたことは、この平成八年の基礎年金番号導入当時からということではなくて、本当に社会保険庁というものがスタートをしたとき、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、五千万件のこの未統合の記号番号があるということを前にいたしまして、まず一番先に取り上げられるべきは、二千八百五十万プラス生年の不明の名簿三十万を加えて二千八百八十万というものが言わば受給が既に始まっている方だと、そういうように推定されるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもも、この五千万件の未統合のものを統合したいということで考えているわけでございまして、それをできるだけ早くに、実際、先ほど申したように受給権者を始めこの問題の解消をしなければいけない、このように考えておるわけでございまして、そのための名寄せを一年後に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ここに「名寄せ完了」というふうにあることを私、今見させていただいておりますけれども、そのことは私どもとして想定しているスケジュールと同じであるというふうに考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 「名寄せ完了」というのを「一年後」の上に私、今見ているわけでございますが、これは私どもが想定しているものと同じでございます。  その上に、色が違いまして、白色の、白地のところに、「オンライン化されていないが、マイクロフィルムや市町村にある記録についても...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この白抜きの部分の意味もちょっと多義的だと思います。そこで、私としてはこれについてはちょっとコメントしかねる感じがいたします。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは民間の企業というものを前提にいたしますれば、これはもういろいろなステークホルダーと申しますか、関係の方々がいらっしゃるわけでございます。株主もおるし、従業員もおるし、役員もおるしと、さらに取引先もあるしというようなことで、いろいろな関係の方々がいら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、この年金・健康保険福祉施設の整理機構、売却機構としてスタートしておるわけでございますけれども、施設の売却と申しますのは、それぞれにいろいろなことを考慮して地方公共団体等を中心として売却をすると、そして、できる限り当初目的が確保されるようにということで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもの年金記録問題への新対応策の進め方におきましても、社会保険庁のマイクロフィルムや市町村の保有する記録と社会保険庁のオンライン記録との突合を計画的に実施し、進捗状況を半年ごとに公表するということを申し上げておりまして、社会保険庁のマイクロフィルムと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件が終わってからとは私は申していないつもりでございます。これはもう本当に、また五千万件とは別の作業で独立してできるわけですから、それはもうできるだけ早く着手をしていくと、こういうことでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、五千万件のことについては、その中にもう非常に早くしなければならないものがあるというそういう想定を立てておりまして、そういうことで受給権者のことから着手したいということでございますので、これはどちらが大事だというわけではないわけですけれども、まず...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 余り変わらないと思いますね。余り変わらないと思いますのは、我々はこの今言ったマイクロフィルムの突合作業の中では、この昨日の千四百三十万件というのを真っ先に取り上げるという考え方、これはもう委員の御主張と合致しているわけです。ただ、それをやり切って五千万件...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私が申し上げたのは、記憶を呼び起こす、まあよすがという言葉を使ってしまったんですが、手掛かりに資するような、そういうことを検討をいたしますということを申し上げたということです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはこれから検討するということを申し上げているんです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは安倍総理も言及されたところですけれども、営々として保険料を支払ってきたという事実があるわけでありますから、そういう方々の年金の権利、これを、会計法の非常に強い規定とはいえ、それに服するということではありますけれども、時効ということをもってそうした財...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、小池委員も第一段階、第二段階の調査をやり直せと言っているわけではないということをおっしゃられたんで、私もそれは十分御理解いただいているということを有り難く拝聴したわけでございます。  その上で申し上げるわけですけれども、この二万六百三十五人の方々に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、我々は、今回第三者委員会が発足した暁には、それはまた第三者委員会の方でまたいろいろお考えいただく面もありますが、しかし我々の方も現にこの方々に対してはいろんな取り計らいを考えていくことになるだろうと、こういうことを申し上げたわけでありまして、相変わ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、本当に皆さんにある意味で安心していただきたいんですけれども、今回、コムスンが法令違反を犯して指定取消しに相当する事実が確認されましたので、これらすべての事業所において更新等が認められないということになるわけでございます。しかし、こういうことが最初に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この事業譲渡につきましては、午前中もお答えしたかと思いますが、私自身は実はまだその状況の報告も受けておりませんし、委員は今、ホームページに出ているということで広く知られた事実であるということを言われましたけれども、私自身は詳細には承知をしていないと、こう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先日の委員会におきましても御答弁申し上げましたけれども、社会保険庁の年金記録に関する問題については、この平成八年の基礎年金番号導入が一つの節目ですけれども、それ以前からもろもろの問題があったと、このように思っております。したがいまして、この社会保険庁長官...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○柳澤国務大臣 三井委員から御指摘がございましたように、年金記録につきまして、いろいろと問題というものが御指摘を受けまして、そしてそのことが、国民の皆さん、本当に年金の保険料を営々とお払いになっていらっしゃる、そしてまた、ある一定の年齢に達して年金をお受けになられるようになって、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のコムスン社の引き起こしたこの事案でございますが、まず、利用者に対して多大な影響を与える、少なくとも不安を与えるという問題が生じています。また一方、国民の介護保険に対する信頼もやはり非常に疑いの気持ちを向けざるを得ないというようなことになっているのではないか、...全文を見る
○柳澤国務大臣 年金記録問題に関する御指摘のチラシの街頭配布でございますけれども、配布部数は全国で二十二万枚ということを予定いたしておりまして、これを今、長官初め、一生懸命国民の皆さんにおわびをしながら配布しているという状況でございます。
○柳澤国務大臣 これからまたいろいろと、我が方も突合をして、そして、御自身の基礎年金番号のほかにさらに符号番号というものをお持ちになっている可能性のある方にはそのことも告げながら、年金の経歴を御通知させていただいて、そして御確認をいただく、こういうことをこれからやろうとしているわ...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほども申しましたとおり、五千万件の記録というものを、現に機能している被保険者の方々あるいは受給権者の方々の基礎年金番号に統合するということを私どもは既に発表させていただいているわけですが、この作業は、まずコンピュータープログラムの作成というところから始めまして、...全文を見る
○柳澤国務大臣 そういう報道があることはよく承知をいたしておりますけれども、私どもは、総理がお戻りになって、もしそういうことがあるならばその場でお聞きをして、御指示を体してこれから活動いたしたい、このように思っております。
○柳澤国務大臣 今委員から下の方の仕事の手はずのことがお話しになられまして、私どもも、この面の作業というのも非常に重要だというふうに考えております。  ただ、その前にちょっとだけ触れさせていただきますと、私どもは、受給権者の受給不足がもし起こっているとしたら、それを解消するとい...全文を見る
○柳澤国務大臣 これも、いわばAと同じような、Aは最初はコンピューターのプログラミングの作業でございますので、それが直接いろいろとスタッフの方の手間をとるということは本格的には考えられないわけでございます。そういう意味で、スタッフの方の手間というのは、むしろしばらくの間は今委員が...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、まず一年間ということでコンピューター上の名寄せを済ますということでございます。しかる後に、六月であるとかその後のケースもありますが、すぐに確認のための手続に入るということを申し上げておりまして、そうしたお知らせについては、そこに記されておるように、八月ない...全文を見る
○柳澤国務大臣 結論を申しますと、委員の仰せのとおりのことを私どもも考えております。  要するに、丸の先の方、いわば作業Aでございますが、作業Aは、まずプログラム、そもそもが機械の中にある番号その他の情報の突合作業でございます。それに対して、下の方は、機械にある番号と手書き等あ...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、本当に恐縮なんですけれども、名寄せという言葉は、この段階でどういうふうになっているか、私はまだつまびらかでないんですけれども、統合というのは、我々、統合されていないと言うわけですが、基礎年金番号ではない、最初に加入されたりした年金手帳の符号番号というものが、...全文を見る
○柳澤国務大臣 千四百三十万件につきまして御指摘をいただいたわけでございますが、結論を申し上げますと、作業B、委員が言われる作業Bの最優先の部分ということでこれに着手し取り組んでいきたい、このように考えております。
○柳澤国務大臣 これは、委員の言われるポイントは私どもも理解できるということを申し上げたいと思います。  ちょっとこちらの状況を申し上げますと、千四百三十万件というのが今現実にはどのくらいなのか。これは、そもそもが、このマイクロフィルムというのは手元にあるマイクロフィルムである...全文を見る
○柳澤国務大臣 私がやれることだったら私が申し上げることもできますが、やはり実務をやる人間は実務の責任者がおりますので。今、今国会中と。今国会はもうすぐ終わるという当初日程によりますとなかなか難しいのではないかと思いますが、いずれにせよ、我々は真剣に取り組みまして、それができた暁...全文を見る
○柳澤国務大臣 ITというのは非常に我々の社会を革命的に変えるような大きな文明の進歩の一つだというふうに考えるわけですけれども、専門的な知識が必要だということの中で、一つはシステムの内容が的確なものであるかというようなこと、それからまた調達コストが適正なものであるかというようなこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、大変不明でございますけれども、今委員が御指摘になられた雑誌の記事を見ておりません。見ておりませんので何ともお答えのしようがないんですけれども、ただ、読んだのか聞いたのか、部下の者によりますと、要するに年金のオンライン化の基本になった台帳の問題ではないか、こうい...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと私はその記事を読んでおりませんので、その記事について委員が御疑問に思っていることに対して的確なお答えができるかどうかちょっとおぼつかないんでございますけれども、要は、オンラインの前の台帳、一番大事な台帳ですが、それは、オンラインに収録された段階で原則は保存...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的に、かつての台帳というものはいわば一番法律上も保存が義務づけられたものでございます。それをオンラインの上で管理しようということでオンライン化をいたしたわけでございますので、そういうものはすべてオンライン化されたということでございます。  もとより、今回、我...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的にないということでございます。  ただ、この前、千四百三十万件の、昭和二十九年三月三十一日でしたか、それまでのものにつきましては、これについては、手元にあるというようなことが起因になりまして、手元にあるんだからわざわざオンライン化しなくてもというような、ま...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度、各事務所あるいは市町村の方々の分も含めて、それらの原資料の存在ということについて調査をしておるところでございますので、そういうものがもし仮にあるとすれば、そういう調査の一環として調査が行われることになる、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 私ども、今回は、もう本当に、すべてうみを出し切って国民の信頼を回復できる、そういう記録の体制というものを整えたい一心でございます。  したがいまして、委員がそういうふうな示唆を与えてくれましたら、私としては、そういうものがあるかないか、しかし、その中身の問題なん...全文を見る
○柳澤国務大臣 とにかく、国会の議員でもいらっしゃる、またこの問題に非常に御熱心に取り組んでいただいておる山井委員の示唆でもございますので、私ども、物理的にはそれを調査いたしたい、このように思いますが、中身の確かめということになりますとやや時間がかかるのではないか、こういうことは...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、第三者機関というものがまだ組成もされていない、それから、議事の運営、委員会の運営というのは、やはり基本的には委員の皆さんの御協議のもとで決まることを尊重いたしたい、このように考えておりますので、ここで、今委員の御質問に対して確定的なことを申し上げるということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 いや、すごいことをおっしゃったという意味はどういうことを山井委員が意味されているかわかりませんが、山井委員は、本人が出ていくことが認められる第三者委員会になるんだろうかという問いかけを私になさったわけです。  私は、第三者委員会の委員の運営、ルールというのは第三...全文を見る
○柳澤国務大臣 私が確定的なことは申し上げることができませんけれども、私としてはそのようなことが認められるという方向になることでお願いをしたいということを私の意思として申し上げたのでございます。
○柳澤国務大臣 法律の枠組みは、社会保険庁長官が受給権者の申請に基づいて裁定をする、こういう枠組みになっていることは、山井委員御案内のとおりでございます。  ところが、今問題なのは、この申請をされる方々の考えの内容と裁定をする側の社会保険庁の長官の記録による認識とが折り合いがつ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは今も申し上げましたように、庁にあるものに、今、庁がいろいろと最終的な相談というか訂正の問題について議論をしているものの上に立ってやっていただくということになるわけですけれども、現実に、それが事実問題としてどういう事務所の形態をとるかというのは、その事務の需要...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは委員会が発足をしたときに、事実問題として、どこにどういう窓口というか、そのものを置くかというのは、その事務の量によるわけでありましょうから、それとまた委員会の考え方にもよるものでしょうから、そういうことも含めて委員会におゆだねしていきたい、このように考えてお...全文を見る
○柳澤国務大臣 第三者委員会は、私どもとしては今月中の設置を考えているわけでございますけれども、具体的にどういうような事務所のしつらえ方になるかということは、やはり今後にまたなければならない面もあると思うんです。そこに一体どれだけの量の仕事というか、そういうものがかかってくるかと...全文を見る
○柳澤国務大臣 この方々は、二次の調査の済んだ方でございます。つまり、先ほども申したように、市町村の名簿、それからオンラインの記録のもとになった台帳、こういうようなものに当たって調査結果が出たという方々でございます。  したがいまして、あと残るのは本庁の、今でいえば本庁の審査チ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは当然でありまして、調査をまたお願いしてもらって調査して、そして第三者委員会にまた持ってきていただくということは十分あり得ることだと私は思っております。
○柳澤国務大臣 もともと二十五万人は推計でありまして、しかも、訂正が過去において行われた人を土台にして推計をしたことは、委員御承知のとおりでございます。  したがいまして、今後、訂正が行われる方々が加わっていくというか、数として積み重なっていくということは当然想定されておるとこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今筒井委員がおっしゃられた、いつ、だれが、幾ら払った保険料でということは、これはないわけでございます。  それは、保険の積立金の中でそういうものが個人別に明らかになるということではなくて、付加年金でもございますので、保険料と見合いで、もちろん、標準報酬の月額とか...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、個人個人の、いわば先ほど来問題になっている基礎年金番号なり、あるいは年金の記号番号なりということの中でこの納付が行われている。その場合の基礎になっている標準的な報酬の金額は幾らであるということが明らかでございますので、そういうことからして、保険料としても明...全文を見る
○柳澤国務大臣 結局、年金の積立金というかそういうものは、源泉をたどれば、それは保険料であるし、また、保険料の積み重なったものを運用する運用収益であるわけでございますが、その保険料が幾らであるかということは、それぞれの年度の決算において、トータルの金額は明らかにされているわけでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 結局、そのトータルの金額は、年金の特別会計なら特別会計の決算ということで保険料収入幾らということで決算される、こういうことでございます。  そして、他方、委員がちょっとさっき御関心を示された年金の納付記録というのは、まさに今、いろいろな、ここで議論になっている、...全文を見る
○柳澤国務大臣 私、ちょっと筒井委員の御発言のポイントをなかなか正確に受けとめたかどうかおぼつかないんですが、要は、それぞれの年金の保険料は、その年度、その年度の決算の中で、トータル金額として、これが保険料収入でございましたということできちっと明確にされている、こういうことであり...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは常識的にそうだということで私は理解しているわけですけれども、保険料収入というのは、特会の収入ですから、国庫金の収入だろうと思います。国庫金の収入でございますから日本銀行に振り込まれるということになりますから、したがって、日本銀行のどこ支店扱いというようなこと...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、現実の今の厚生年金で申しますと、事業所の事業主が自分たちの従業員の給料を標準化して、これは一定の表があって、現実に支給されたものを標準化して標準報酬月額ということでやるわけですが、そのトータル金額に保険料率を掛けて自分たちの事業所としての納付金額を算出して...全文を見る
○柳澤国務大臣 一番わかりやすい例で申しますと、年金のうち、通常の年金、国民年金ですが、これは市町村に納められるということがありました。そのときに、印紙でもって納めるという時代があったわけでございます。印紙を買ったということによって結局国庫への納付金になっているわけです。いわば保...全文を見る
○柳澤国務大臣 私の表現も、印紙収入という表現を使って委員をちょっと誤解させてしまったかもしれませんが、これは国民年金の印紙ということでございますから、一般の印紙の売却収入とはおのずから分別されるということでございます。
○柳澤国務大臣 これは特別会計の収入として、いわば保険料収入ということで経理されるということでございます。
○柳澤国務大臣 私が今説明に用いた例は、まさにそのとおりでございます。
○柳澤国務大臣 ちょっと委員の御発言のポイントが必ずしも私理解できないんですが、確かに保険料の……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 印紙が売却されたときに、どなたがお買い求めいただいたものであるかということを確認して、そしてそれを社会保険事務所のその方の年金記号番号のもとでの記録に残すということは、今申したように、市町村の印紙の台紙を、張りつけたときに並行して行われる検印のその部分の切り離しに...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいまの御質問は、私ここでも申し上げましたけれども、年金記録についてのいろいろな照会あるいは回答といったようなことにまつわって社会保険審査会が利用されるということが非常に少ないわけなんです。私も聞きました。こうした給付だとか納付だとかというようなことについての、...全文を見る
○柳澤国務大臣 結局、現実にこの制度が活用されている、されていない、されていないことを前提にしてどうするかというような問題に直面して、私どもとして実際に年金相談ということをさせていただいているわけでございます。  年金記録についての相談、こういうことをやっているわけですが、ずっ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと表現は、当然人それぞれによって違いますけれども、私が申し上げておりますのも、審査請求手続ということのいろいろな制約というものを外した形で、実際上、被保険者の方あるいは受給者の方々の御納得をいただく、そういう手続としてこれをつくらせていただいているということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今度の第三者委員会というものについては、私といたしましては、社会保険庁のさっき言ったようなものの、それの中立公正な機関の意見を聞くというプロセスということになれば、社会保険庁なりあるいは厚労省なりに置くという考え方が出てくる、行政的な側面からいうとそういう考え方に...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、とにかく被保険者の側のおっしゃることに耳を傾けるということでございます。  ですから、最終の、要するに社会保険庁の方はある意味で何も記録がないということでございますから、これはもうその事実ということに限るわけです。後は、場合によっては納付...全文を見る
○柳澤国務大臣 第三者委員会を構成していただく委員の方には、そうしたことにそれぞれに練達な方、つまり弁護士さんや何かをお願いしよう、こういうふうに思っておりますので、そういう中で、今回の第三者委員会の設立の経緯等も十分踏まえていただいて判断をしていただくということになるだろう、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今委員が言ったように、第三者委員会がスタートをする際に、私どもとしても、今我々が立たされている状況を、やはり国民が一番納得していただける考え方、こういうものを練り上げる機会があるだろう、こういうように思っております。  そういうようなときに我々は、今自分たちが直...全文を見る
○柳澤国務大臣 今、自分たちが直面している問題ということは我々なりにつかんでいるわけでございます。それからまた、これまで社会保険庁がいろいろと判定してきたことが、それぞれどういう状況で行われてきたかというようなことについても蓄積があるわけですね。そういうようなものが、しかも社会保...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもとしても、いろいろと先ほど御説明したように、現在直面している問題ということについて、私たちなりの受けとめというものもあります。それからまた、いろいろと社会保険庁が積み重ねてきて、裁断をしたという事例も積み上がっております。それからまた、そういう事例の中で国民...全文を見る
○柳澤国務大臣 基本的にそういう考え方でおりますので、それまでに設置をして、そしてこの御審議をいただく際の基準というか準則というか考え方を御協議の上、迅速に決めさせていただいて、それはもう事実上は、委員の先生方が決まる過程においてもいろいろ御相談ができようかと思うんですね。ですか...全文を見る
○柳澤国務大臣 ちょっと私、さきの御質問に対して本意と異なる発言をしたかもしれませんので、確かめのお話を申し上げておきますと、私どもが申しておるのは、六月中に設置するということを申しておりますので、そういうことで、ひとつその枠組みで御理解をいただきたい、こう思います。  今、証...全文を見る
○柳澤国務大臣 六月中に設置するということを決めてあるということです。したがって、それは七月一日からというか、そこは私どもとしては、できるだけ早期にスタートを切るような体制をつくりたいということでございます。
○柳澤国務大臣 もちろん、社会保険審査会というような完全に法律に基づいた機関という場合には、厳格な手続ができ上がっているということは私も承知をいたしておりますけれども、しかし、今回の場合、先ほど来ずっと申しているように、事実上、国民の皆さんの意見を聞いて判断していこう、こういうこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員もちょっと仮定でおっしゃられたように、それだけで認めるとは自分も思わないけれどもと、こうおっしゃったところがありますね。要はそういうことなんですよ。ですから我々としては、やはり皆さんの保険料で、被保険者の方それから受給権者の方を公平に、またまさに適正に、あるい...全文を見る
○柳澤国務大臣 御主張が、言っていらっしゃることが合理的である、真実である蓋然性が高いというような場合、これはどうするかということでございますが、合理性が高い、それから蓋然性が高いというようなことをおっしゃっていられるということであれば、そういうことを、それは多分、そういうことで...全文を見る
○柳澤国務大臣 我が国の最低賃金の加重平均のレベルは、今委員が御指摘になったように六百七十三円という状況にあります。これで、先般委員は、一日八時間、週休二日をとって二十二日間働いた場合には十二万円をちょっと切るというようなレベルもお示しになられました。  私どもは、現行の最低賃...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは非常に難しい問題だと思いますね。要は、私も地域格差を縮めたい、縮めるべきだという立場でありますけれども、それを最低賃金ということでもって実現できるかということだと、やはりなかなかそれは困難ではないかというふうに思います。やはり、現実はどうかというと、地域によ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもも、一般論としては委員と同じような考え方をとっております。特に、今、日本経済全体を見ても、消費というものが、例えば輸出あるいは設備投資というものに比べてもうちょっと強くなった方がいいな、こういうように考えるわけですね。そういう考え方から、やはり何といっても圧...全文を見る
○柳澤国務大臣 ILOの雇用関係に関する勧告におきましては、雇用関係の存在の決定というものは、当事者間でいかなる合意をしたかにかかわらず、第一義的に業務の遂行及び労働者の報酬に関する事実に従って行われるべきである旨規定されていると承知をいたしております。  我が国におきましては...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、かねがね私、御答弁申し上げておりますように、契約当事者が個人請負という形で契約を締結していたといたしましても、実態としていわゆる使用従属関係が認められるのであれば、それは労働契約法案も、また今局長が答えたように労基法上からも、労働者として取り扱われるという...全文を見る
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の記録の問題というのにつきましては、社会保険庁、それからまた私たち厚生労働省としても非常に責任を感じております。  問題の発端はどこにあるか。まあいきなり五千万件といっても国民の皆さんなかなか分かりにくいと思いますので、ちょっとだけ申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 残っちゃってるという問題があるわけです。  それで、この残っちゃってる問題を、要するに目的は統合することですから、そこで社会保険庁が取った手段というのは、具体的に実際のその受給権者あるいは被保険者の皆さんから申出をいただいて、そうして具体的に給付に結び...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、この年金の裁定というのをどういう手続で行っているかということをまず御理解いただきたいんです。それは、実際の受給権者の申請に基づいて、そのときにはいろんな資料もお出しいただくんです。そうして、こちらの記録と照合して、これでいいですねという形で裁定...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 報道では、当該特例納付、これはさかのぼって、本当は年金というのはそのとききちきちと納めていただくことが前提ですけれども、それでないとみんな納付がどんどん遅れちゃうということになりますから、それが前提になっているんですが、まあ、今までに三回、過去の未納の分...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それはそういうことで、社会保険事務所への納付とみなされて、しかるべき手続で特別会計に納付されているということが確かめられれば、これはもうちゃんとした納付が行われたという前提で手続が進められるということになります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、市町村へ納付されたということを、社会保険事務所が全く関知しないでそういうことを行うということは、これは我々はあり得ないことだと思っているんです。  しかし、あの報道でもありましたように、その当該地域の社会保険事務所と市町村とがやっぱり協力し合っ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、要するにそういう事実、つまりそれぞれの地域の社会保険事務所と市町村がそういう協力関係、了解の下にそういうことをやった、しかも、手続はかくかくしかじかでちゃんとそれぞれの年金特会に納付されるというようなことがこういうふうに確保されましたということを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、今度の具体的な事案ということは、そうでなかったということがはっきりしたわけです。しかし、我々は、念には念を入れて、あの報道にもあったように、実際に特例納付を市町村で、社会保険事務所のかくかくしかじかの協力体制のものであった可能性を今何も調査をしてな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この特別給付金につきましては、これは今委員が言われたとおりの手続規定で、私どもの個別案内というのは、コンピューターに登録されたその前の、前回の受給者というようなことで、それ以外の方々には個別の御案内というものが申し上げていない、そういうことで給付漏れにな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはかなり性格が違うものだと思います。  まず第一に、特別給付金の方は周知手続の問題なんですね。それに対して年金の方は、これは保険料を納めているということも全部明らかになっている。そういう実態の問題でありまして、そこにはかなり私どもは懸隔があるという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大塚委員も御専門でございますので、もう私の申し上げることもお分かりいただけると思うんですが、我が社会保険庁の持つコンピューターというのが、レガシーシステムという誠に古い形のコンピューターでございます。したがって、現在これを革新をするべく予算措置を講じてい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、データとしては保有していなくても、これは標準報酬に一定のそのときそのときの料率を掛ければ算出できますと、こういうことでございます。しかし、一義的に大事なのは、この給付額という方であります。  しかし、今度、私どもは、ねんきん定期便の中に、あなた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、大塚委員もちょっと、先ほど来、御一緒に考えましょうということですから、また御一緒に考えていただきたいわけですが、要するに、厚生年金一つ取ってみますと、厚生年金というのは、その事業体、企業に対して標準報酬月額をざっとはじいてもらいまして、それで料率...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 支給の要件というのは、加入月数ということが一義的に大事なわけです。したがいまして、金額については、支給に当たっては重要な条件ということにならないと、こういうふうに書かれていると私は解します。  そうして、にもかかわらず、今、大塚委員が言うように、領収書...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども申したように、厚生年金の場合には厚生年金被保険者に対して個々に領収書を発給そのものをいたしていない、こういうことです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結論的に言いますと、その保険料というのも足下の保険料ですから、一人一人に結び付いていなくても保険料収入ということでそれは算定の中に組み入れられていると、こういうことがございます。  給付は給付でまた別途いろいろと推計をこの数理計算において行われるという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまの都道府県労働局における不正経理について、社会保険庁における多数の年金給付及び年金記録管理の誤り等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
06月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 本日は、国民年金の特殊台帳のマイクロフィルム記録とオンラインの記録との照合の調査の結果について御説明をいたすわけでございますが、その前に、大変申し訳ない事態になりましたことにつきましておわびを申し上げたいと思います。  昨日の一部の新聞におきまして、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お許しをいただきまして、引き続き発言をさせていただきます。  今回の事案につきましては、厚生労働委員会における御審議の経緯を踏まえれば、国会軽視とのおしかりを甘受しなければならないものであり、重ね重ねおわび申し上げるべきものと認識いたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、今、村瀬長官の発言にありましたように、社会保険庁の体質の改革、それからまた事業運営における効率化及びサービスの向上と、こういうようなことを理念といたしまして現在二つの法案を政府側から提出をさせていただいているところでございます。そういう中で、年金...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういう見方をされるのも、現状の公務員の共済年金と、他方、厚生年金、国民年金との管理のレベルというものを考えますときに、今委員が指摘されたようなことということは当然の御批判としてあると、このように考えます。  そういうことで、私どもとしては、今回、被用...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、本当にこの年金記録問題におきまして国民の皆様に不安を与えてしまったということ、大変これは申し訳ないことでございまして、おわびをしなければならないと、このように考えます。  この不安を早急に解消する必要があるわけでございますけれども、これにつきまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この年金につきましての管理責任、それから財政責任というものは、これは厚生労働大臣が直接権限として持つものでございます。そういうことの中で、実際上の実務を今度、日本年金機構という組織にやらせるという法律上の枠組みになっておりまして、何といっても第一次的な責...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十六年の年金改正というのは非常に抜本的な改正でございました。そして、この年金財政の収支につきましても、法律でそのことをはっきり書いているわけでございます。  具体的に言いますと、例えば厚生年金の場合には、厚生年金保険法の第二条の四というところに書い...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重ねて御発言をお許し賜りたいと思います。  市町村における被保険者名簿等の調査に対する五月十一日締切りのメール回答の途中集計状況について御報告申し上げます。  一、被保険者名簿等の保管の有無については、保管ありと回答するものが千六百三十六市町村、保管...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 手作業の段階、それから手作業からコンピューターへの段階、それからこの基礎年金番号の導入の問題、この各局面におきまして、やはり社会保険庁における制度設計あるいはその後の事務管理等、そういうものが、年金が、年金事務というものが要求するレベルを満たしていなかっ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 当然、例えば基礎年金番号によるこの年金管理の一元化ということを取ってみますと、ほかに途中で加入した年金の手帳の記号番号というのはたくさんあるということは当然認識に上っておりましたが、その統合ということについては、ある意味で、時間の推移の中で自然に統合され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、この本そのものを活字を通じて今委員がお示しされたように直接目にしたことはありませんけれども、同じ趣旨の、この本の言わんとするところだと思いますけれども、そういう人が厚生省のOBの方に、特に年金の草創期にこの制度の組立てに当たった方の中にいるという話...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほども申し上げましたように、この年金の制度の草創期に携わった方の御議論ということでございますけれども、この御議論というものは、このままでその後、経過する、また国民の理解、支持をいただけるというものでは到底ないわけでございます。  したがいまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 昭和三十四年のころのお話をしていらっしゃるということでございまして、国民年金の拠出制が始まったのは、この百二十五ページの上にもございますように、昭和三十六年ということでございます。  したがいまして、そういうことで基本的には、その前の方では昭和十六年の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員がおっしゃられたことも、日ごろ尊敬する櫻井委員のことですから、私はそれは疑いませんけれども、しかしこの花澤さんの発言というのは私は非常に昔に聞いておりまして、要するに、ここには取り上げられておりませんけれども、まあ使っちゃえ議論なんですね。積立式じ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金番号は、平成九年一月の導入時におきまして、現に加入している年金制度の年金手帳記号番号を基礎年金番号として付番を行っております。  ただ、共済組合だけは、組合員等につきましては、これは番号のけた数が違うというようなこともありまして、新たに基礎年金...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金番号の導入以前は、もう櫻井委員も御承知のとおり、制度間の適正な記録管理ができておりませんので、国民年金と厚生年金の二重加入の状態があるなど重複付番されるケースなどがありましたが、その後、重複付番の確認作業によってその解消に取り組むと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 重複付番というものが起こったこともありますが、今申したような作業をいたしております。  具体的には、平成九年八月、平成十二年十二月、平成十六年度以降は毎年ということで四情報一致者と、氏名、性別、生年月日、住所、こういうことで重複付番解消の処理を行ってい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 四項目が一致した者が平成九年八月で約九十八万人があったわけですけれども、現在でもこの同一人の調査というか、四項目一致者が約二万人いるという、十八年十月現在で二万人いるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございまして、重複付番が行われていることがあるということです。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども御答弁の中で申し上げましたけれども、平成九年一月に基礎年金番号を導入して、九年八月の段階で今申したように氏名、性別、生年月日、住所の四項目が一致している者は九十八万人あったと、こういうことでございます。その九十八万人を平成九年八月、平成十二年十二...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この重複付番の解消というのは、結局は御本人の御協力を待っているという制度でございまして、九十八万人から二万人に減少したと。十六年度以降は非常に、毎年、同一人調査を行って、そういう該当者からの確認の御返事を待っているということであったにもかかわらず、二万人...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういう可能性もありますので、氏名、性別、生年月日、住所、この四情報が一致している人に、同一人調査ということで、この基礎年金番号の統一化を図るための努力をしていると。お問い合わせをする、それで御回答をもらうということを繰り返し行わせていただいておるわけで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この委員御指摘の昭和三十九年九月一日の年金保険部業務課長から社会保険事務所長あての通知というのは、再取得の際とか、あるいは重複を本来取り消すべき際の台帳記号番号確認が誤って再取得が簡単に行われてしまうとか、あるいは重複の取消しが的確に行われないとかという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、特に衆議院の段階では率直に申し上げたのでございますけれども、要するに、第三者委員会、これはまあかねてから申し上げているとおり、現在、社会保険庁で行っている第一段階の調査、第二段階の調査、第三段階の本庁審査チームによる調査、これに言わば代わるというか、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在行われているような第三段階、つまり社会保険庁本庁における審査チームということは、これは廃されるということでございます。そして、それ廃されるということでございまして、これはどちらかというと、ちょっと御説明させていただきますと、第一段階、特に第二段階の調...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員から第一段階、第二段階の段階におけるお体が不自由な方々に対する配慮というものが特段あるかということでございますが、まず年金記録の御確認、御相談というのは社会保険事務所等に直接お越しいただかなくても、これはまあ電話であるとか文書などでも対応できるわけで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう今や総務省田村副大臣の御答弁の方が適切かと思いますが、私の考え方は変わっておりませんで、これは社会保険審査会もそうでございますけれども、希望をする場合には直接出席して陳述することができると、こういうことになっておりますので、今回の第三者委員会に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員から事務処理ミスの話について、内部の規律、ルールすら遵守されていないという御指摘がございました。全くこういうことであってはならないわけでございまして、本当に先ほど来申し上げているとおり、非常に、国民の皆さんの年金という非常に重要な財産、これを扱うとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) がん対策協議会は、基本法、委員らを含めて与野党の議員の皆さん方の大変な御努力の下で成った法律でございますけれども、この法律に基づきまして、協議会にはがん患者及びその家族又は遺族を代表する方々にも委員として参画をしていただくということになりました。これまで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現在策定中の基本計画案におきましては、「がん対策推進協議会は、がん対策の進捗状況を適宜把握するよう努めるとともに、施策の推進に資するよう必要な提言を行う。」と、このような記載がなされております。したがいまして、協議会は、今後とも、基本計画の進捗状況という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ここに明確にがん対策の進捗状況を適宜把握するということと、施策の推進に資するように必要な提言を行うということでございますので、この目的に一番ふさわしい機会は必ず私どもとして設けてまいりたいと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員がおっしゃられたことは、結局、基礎年金の全額税方式ということが前提であるわけでございます。これについては、私どもとしては、今は委員は高額所得者に対して減額というようなことを言われたわけですけれども、恐らく実際には低所得者に対しての最低保障額のような...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の記録の問題がこのように大きな問題になりまして、私ども、本来そもそものこういう年金の記録についての管理の甘さ、これは山本委員が今、これはなかなか大変な仕事だということで、ある意味で非常に御理解ある立場での御議論もあったわけですけれども、しかし、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私自身もこのような国民の皆様から大きな不信を買うような、そういうシステムを持っているということにつきましては、その組織の長として十分に責任があるというふうに感じております。  そういうことですが、ここは私ども、だからこの改革が必要なんですということを申...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう結論的に申せば、これは両方を言っているということでございます。皆さん加入をしていただく。  そして、それについては、国民年金で申せば、やはり所得の低い方、これについては段階的な保険料率が決まっておりますし、場合によっては免除ということもありま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあ当時の状況は、これまでは地方自治体とある意味で共同的な事務系列の下で、所得情報なぞもかなり密接にこれを取得することができたと。それが国家の組織になりましていったん途切れたわけでありますけれども、その後、またこの連携を再構築して、所得情報を地方自治体か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が仰せになったとおり、国民年金というのは主として、恐らく自営業者を主体に、この方々の年金をどうするかということをイメージして制度設計も行われているというふうに思います。  確かにそうでございまして、そういうことであれば年金の水準というのも言わば基...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十六年の年金改正によりまして、収支の見通しを立てました。そういうことで、特に収入の方、保険料を徐々に引き上げさせていただくということをやらせていただくと同時に、また給付についてもマクロ経済スライドという仕組みを導入いたしまして、この収支のバランスを取...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 政府におきましては、平成十六年に策定いたしました子ども・子育て応援プラン等に基づきまして、若者の自立、働き方の見直し、地域における子育て支援を柱として、総合的な施策の推進を図ってきたところでございます。平成十九年度のそうした意味合いでの予算規模は政府全体...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金運用関係の業務の重要性については、私もそれなりに強く認識をいたしておるつもりでございます。  年金積立金管理運用独立行政法人というややこしい名前の独立行政法人によりましてこの積立金の運用をいたしておりますけれども、これは四半期ごとに運用実績が取りま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 公的年金と申しますのは、積立金を保有してこれを運用しているわけですけれども、他方、年金の給付は長期的に見ますと、名目賃金上昇率に連動しているわけでございます。そういうようなことから、年金財政におきましては、名目の運用利回りから名目の賃金上昇率を引いた実質...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の積立金の運用というのは非常に私ども慎重に考えておりまして、メルクマールといたしましては、政府が行う財政検証に際しての年金財政見通しにおいて設定された予定運用利回りを長期的に達成するということを目標といたしております。  先ほど申した独立行政法人が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金については、賦課方式、積立方式あるということは委員も御指摘になられたところでございますが、確かに、積立方式ということになりますと、これは正に運用ということが非常に大事になってまいります。そして、場合によっては、そうした運用によって必要な積立金を獲得し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 修正積立方式とかいろんな呼び方がありますし、また今回の平成十七年度の私どもの財政再計算におきましては、積立金を最終的には一年程度確保しておくということで、その積立金自体についてこれを給付の補完に若干回すというようなことをやっているということでございまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、賦課方式であるとはいえ、これは年金の各被保険者あるいは受給権者の年金履歴の把握というものが厳格でなくていいなどと言うつもりはございません。私どもは、今回の年金記録の問題に対してもそこのところはかなり厳格に考えて、納められた保険料というものが納めた方...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国家公務員の再就職については一定のルールがありまして、このルールの下で再就職をしたというのは個人の就業の自由の問題であると、このように考えます。  こうしたルールの下で厚生年金基金や健康保険組合、あるいは今おっしゃられたように、国民生活金融公庫等に就職...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成九年一月から基礎年金番号が導入されまして、それのときそのものではないんですが、その後において年金の統合というものにどういう手腕を振るわれたかということは、私、その方個人の事績として承知しているわけではありませんけれども、今日ただいま五千万件の未統合の...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁に在籍しておるということでは、社会保険大学校というところであろうかと思います。この社会保険大学校にいた方が、運用の大きな受注をするという可能性のある証券業協会に行ったと、証券業の厚生年金基金に行ったということでございますが、この社会保険大学校と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、年金の記録問題によりまして、社会保険庁の仕事ぶりはもとより、年金に対する国民の信頼というものに揺らぐというような事態が生じている懸念があるわけでございます。これにつきましては、そうした事態を招来した私どもとしては本当に申し訳ない気持ちがありますし、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) REITとかファンド・オブ・ファンズへの運用ということの御提案があったわけでございます。  このような新しい運用資産を運用対象とすることが適切かどうかということにつきましては、私どもとしては、先ほど来申し上げておりますように、安定的かつ効率的な運用を行...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 補綴物でございますけれども、これは、今委員御自身が私どもへの質問主意書の答弁の趣旨を言及されましたので、そのとおりでございますが、歯科医師の判断の下で当該患者の歯科医療のためだけに個々に作成され、用いられるものでありまして、一般に流通することが予定されて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小池委員はそういうようにいろいろ御指摘をされたことも事実ですし、それで私どもが新しい事実を明確にしたという面もありますけれども、しかしその方法論については、かねて青柳部長もこういうことを聞いたことがあるというようなことで正直にお話をしているわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 小池委員からいろいろ御指摘をいただきました。  まず、特例納付の記録とオンラインの記録との突合でございますけれども、これは衆議院の方でございますけれども、衆議院厚労委員会の委員の提案に対して私がやってみますということをお答えしたことに端を発して、今回こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろんな調査をしているという委員の御発言でございますが、私が申したのは、我々の新しい対応策の中に、オンラインの記録とその元資料になった紙の台帳、手書きの台帳、それからまた市町村の名簿、さらにはマイクロフィルムに収録されているもの、こういうようなものを突合...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 被保険者、それから受給権者の年金加入記録というものが、私も実はそんなものはそろっていてすぐにでも国民の皆さんにお知らせできるかと思ったんですが、そうでないということでございますので、それは後でちょっと説明させます。  今私が一番何といってもやらなきゃな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもはやはりこれだけ、本当に国民の皆さんに申し訳ないんですけれども、その台帳あるいはマイクロフィルムあるいはオンラインのシステム等々が話題になっているというこの状況を考えますときに、委員のそういう御熱心な御要望あるいはお考えというのもよく分かりますけれ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、旧台帳のうち現存台帳は先ほど運営部長の方からお答えいたしましたとおり、磁気テープに収録をされ、更にその後において磁気ディスクでオンライン化されているものでございます。そういう意味では言わばバックアップのデータではありますけれども、これもやはり我々...全文を見る
06月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○柳澤国務大臣 我々が社会人になるころというのは、労働争議が炭鉱の閉山を中心にして非常に多発をいたしておりました。木原さんはお若いので、その当時のことは御存じないかと思いますけれども、赤旗が林立して、大変な労働争議が起こったわけでございます。それは、しかし、集団的な労働関係の中で...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保障協定を実施するに当たりましては、従来から社会保障協定を締結するごとに厚生年金保険法等の特例等に関する法律を...全文を見る
○柳澤国務大臣 今日、国民の皆様の大事な年金につきまして、このような事態、つまり、年金記録について御信頼をいただけるような体制を完璧にしいていないということで、いろいろなところで、そごあるいはミス、こういったものが露呈をいたしておるという事態、まことに申しわけなく思っております。...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回御審議をお願いいたしております社会保障協定のいわば締結に伴う国内法制の整備でございますけれども、これにつきましては、二重負担の解消、それから保険料の掛け捨て問題というものが生じないよう、加入期間を通算するという、この二つの柱でもって今回の法案の御審議をお願いし...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どものオンラインのシステム、基礎年金番号、それから五千万件に上る未統合の記号番号というものがございますけれども、特に、基礎年金番号のオンライン化の記録と、それから、もともとそれの、電子的な処理をしたもとの原稿ですね、その原資料、これとを突き合わせまして、ちゃんと...全文を見る
○柳澤国務大臣 それぞれの国が、近代化を進める中で、国民の福祉の向上のために社会保障制度というものを逐次整備されていっております。今委員から御指摘のありました、アジアの近隣の国々においてもひとしくそういう動きが見られるところと言ってよろしかろうと思います。  そうした中で、今回...全文を見る
○柳澤国務大臣 私といたしましては、今回の事案というのは、随分経緯のある話で、必ずしも今、今日起こっていることではない、こういうように思うわけでございます。したがいまして、昔の資料をそれぞれの担当者が照合する、あるいは、場合によっては、そこの地域の担当者によっては正確な処理ができ...全文を見る
○柳澤国務大臣 社会保険事務所から、不一致とされるという社会保険事務所なりの評価の回答がありましたのは、百九十三件でございました。
○柳澤国務大臣 その百九十三件の保険事務所の評価というものを専門的に検討した、こういうことでございまして、その結果、これはどのように考えても納付記録の不一致と認めなければならないものは四件であるということになったということです。  では、その間は何かということですけれども、これ...全文を見る
○柳澤国務大臣 納付に関係しないものというのが、ミスというか、一致しちゃっているのも百九十三件の中にありましたので、そういうものもひっくるめて、地方から百九十三件として上がったもののうち、給付に関係のない、そういうものは結局四件との差額がそうだ、こういうことを先ほど御説明させてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 先ほど山井委員は、百九十三と言っていろいろ解説をしていればいいじゃないか、こういうふうにおっしゃられましたけれども、私どもとしては、同じことなんですけれども、四と言って、今私が言ったように、百九十三のうちその差額はかくかくしかじかです、こういうふうに言ったわけでご...全文を見る
○柳澤国務大臣 山井委員の持っているものですぐ特定できるかどうかわかりませんが、申し上げます。静岡の最後の……(山井委員「生年月日不一致ですか」と呼ぶ)そうです。これは一日、生年月日が違う。それから、その次が京都の上京ですね。(山井委員「上京の生年月日が違うということですね」と呼...全文を見る
○柳澤国務大臣 このサンプル調査は、委員会において、長妻委員と私との質疑応答の中から、そうしたことを検討しますという私の言葉、答弁に端を発してやらせていただいたものでございます。  今委員は、今度は一つの社会保険事務所単位でやったらどうかということでございますけれども、私どもは...全文を見る
○柳澤国務大臣 これはどういうものを指すかというのは必ずしも分明でないわけでございますが、こういうことであろうというふうに私どもが考えたものは、台帳のうちで、いわゆる旧台帳のうちの現存台帳というものだろう、こういうように考えているわけでございます。この現存台帳は、台帳のまま磁気フ...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、委員も御指摘になられたように、直接にアルバイトを雇用するということではなくて、委託会社を介して行いますので、私どもといたしましては、委託料という形になろうかと思います。  その費用をどこで賄うかということでございますが、私どもとしては、今回のいわゆる年金...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、社会保険庁の一般財源と申しますか、保険料ではなくて、国庫からの支出の予算、そういうものを節減して充当する、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 そのようなお立場の方につきましては、従来は、最終的に社会保険庁の本庁の審査チームによって、これまでの調査、第一次段階、第二次段階の調査が適切なものであったかといったような評価を含めて、第三回の調査をするということになっておりましたが、今回、これにかえて、総務省に設...全文を見る
○柳澤国務大臣 実質的に、非常に重い判断を第三者委員会にお願いし、それを尊重する形で、社会保険庁長官が今申した手続上の処分を行うということになるわけでございます。
○柳澤国務大臣 実質的には、そうした状況であることから、第三者委員会の先生方の御判断ということになろうと思いますが、法形式的にはやはり、これはどこまでいきましても社会保険庁長官が行う、その間のつなぎはどうするかといえば、これは尊重するという形で担保される、こういうことになろうと思...全文を見る
○柳澤国務大臣 総務委員会における、山井君とここには書かれていますけれども、山井先生と総務大臣との質疑応答におきましても、第三者委員会の判断が当然尊重されるべきだと思いますよ、それで判断を私どもは社会保険庁に申し上げるわけですから、その結果に基づいて社会保険庁が支給するということ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ないということになろうと思います。
○柳澤国務大臣 今回議員の皆さんが御提案されたものと申しますのは、これは、今回私どもが大きな問題として直面しております年金の記録の問題、この問題に端を発したという経緯があることはもう既に御案内のとおりでございます。  そして、記録の訂正が、調査の結果行われた。それにもかかわらず...全文を見る
○柳澤国務大臣 もう重ねて申し上げるほかないんですけれども、要するに、今回の時効に関する会計法の特例と申しますのは、やはり年金記録問題、この問題について我々が取り組む、その取り組みの中から生まれてきたというものでございまして、そういう取り組みの中で、消滅時効というものをこの記録の...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、今委員御自身も私の答弁を引用していただいているわけですけれども、いずれにしても、膨大な記録ということでございますので、コンピューターの中でできるかどうかということであろうと思います。  いずれにいたしましても、現時点でそのような記録をいたしているというこ...全文を見る
○柳澤国務大臣 委員の御関心も、私として理解できないわけではないですけれども、私ども、これから先、将来に向けて、もう少ししっかりした管理のためのデータを通常のコンピューターのシステムの中から常に資料として抽出できるように、そういうプログラムを今考えているところでございます。  ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、五千九十五万というものが十八年六月一日現在にあったわけですが、それが十九年四月一日で四千九百四十九万件になった。したがって、十カ月間で約百四十六万件の統合が行われたということを残高比較で見ているわけでございますが、いずれにいたしましても、これ自身もまたコマ...全文を見る
○柳澤国務大臣 ねんきんダイヤルからねんきんあんしんダイヤルということで、トールフリーのフリーダイヤルを設けておるわけでございます。  大変国民の皆様に申しわけないんですけれども、現在、総呼数、呼び出し、コールの数でございますが、これが、当然のことながら非常に多数に上っておりま...全文を見る
○柳澤国務大臣 はい。  いろいろな意味で、できるだけレベルの高い方ということでございますが、今とにかく応答率を上げたいということで一生懸命やらせていただいております。
○柳澤国務大臣 これも、そこの注書きにございますように、いずれにいたしましても推計値でございます。したがって、そういう制約のもとで、これは十一、十二、十三、十四、十五を総計した金額が今委員が御発言になられたような金額だということではないか、このように考えます。
○柳澤国務大臣 これは先ほどの質疑応答の中でも政府参考人から明らかにさせていただきましたように、私のメモでは、二〇〇四年二月六日に総務会の一部の方にこれを御手交申し上げた、こういうことだというふうに私は理解をいたしております。
○柳澤国務大臣 自由民主党の総務会でございますが、当時総務に属されていた方その他ですか、その方々に配付したのであろう、こういうことでございます。
○柳澤国務大臣 これは、他に配付するというような、そういう性質、あるいはそういう筋というか、そういういきさつで要求されたものではなかったということです。
○柳澤国務大臣 今私どもの社会保険庁がいろいろな形で御批判をいただいておる年金記録の正確を期した上で、その必要な訂正をしていく、またいくべきである、こういうことに今全力を傾注しているところでございます。そういうことで、我々、かなり今このことに力を注いでいるという次第でございまして...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、もちろん本人の特定は容易でございますけれども、氏名の濁点、あるいは生年月日の例でいえば一日ずれとかというようなもので五件あるということでございます。
○柳澤国務大臣 四件は、納付記録が一致していないというものでございます。
○柳澤国務大臣 私どもの表現は今委員が御指摘になられたとおりでございますけれども、私ども、本人の特定に支障がないということで、それを不一致、相違ということであえて申し上げるというに至らないというふうに認識をしたわけでございます。
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、今回の調査と申しますものも、結局、国民の皆さんの給付に結びつく、そういう記録の誤りというものを一番重視しているということでございまして、そういった意味合いで私どもとしては今回の結果を御報告させていただきましたし、また、きょうは、そういういろ...全文を見る
○柳澤国務大臣 その方の特定に支障がないというふうに私どもは解して、そのような位置づけをさせていただいたということでございます。
○柳澤国務大臣 私どもは本人の特定ということに支障がないというふうに位置づけをしたということを先ほど来申し上げているわけでございますが、濁点がないじゃないか、それから生年月日が一日違うじゃないか、こういうことを重大であると考えるとすれば、それは、私どもこの記述が十分でなかった、こ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、この年金記録問題に対する新しい対応策ということで、マイクロフィルムあるいは紙台帳のままで残っているもの、さらには市町村の名簿、こういうようなものとオンラインのデータを突合する、そういうことをやるということをはっきり私ども決定をいたし、また、公表をいたして...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、重ねて申し上げることになりますけれども、今回の年金記録問題につきましては、一つのパッケージとして新しい対応策を発表させていただいております。そこの中で申し上げることですけれども、マイクロフィルム、それから台帳、さらには市町村における名簿、こういうようなもの...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の三千九十件のサンプル調査におきまして、収録されている納付情報の一部について、マイクロフィルム記録とオンライン記録が一致していなかった四件の事例と申しますのは、今、委員の分類、基礎年金番号導入時に付番した記録に入っているというものが二件、それからまた基礎年金番...全文を見る
○柳澤国務大臣 これらの事例でございますけれども、これは基礎年金番号の記録や基礎年金番号の統合済みの記録に入っているというように考えております。基本的にそういうものであります。
○柳澤国務大臣 ちょっと私、読み違えまして、十一件の分類として申し上げますと、長妻委員の分類による、一億件の、当初の、導入時の基礎年金番号の記録に属するものが五件、それから一・五億件の統合済み記録に属するものが五件、そしてオンラインに統合を記録されていないものが一件、それで合計十...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、その納付記録がマイクロフィルムで見つかったということでございますが、そこが抜けている、マイクロフィルムで見つかった部分が抜けている番号とそれから履歴とが導入時のものにあるものが五件、それから、その後、統合されたものにもともとの、母体とあえて言わせていただ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、これは手短に話しますが、五千万件の未統合の記録というのは、平成九年の一月の基礎年金番号をそれぞれに付番したときに、実は受給権者の突合というのをしなかったのです。これは、裁定手続というものを重く考えて、裁定をされた方は裁定時に年金履歴というものがしっかりと...全文を見る
○柳澤国務大臣 私ども、このデッドラインというものも、できるだけそうしたことを実現したいと思いますが、先ほど来申し上げておりますように、この面でのデッドライン、めどというものを申し上げる、まだそういう用意というものを十分整えていないということでございますが、いずれにしても最優先で...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもは、いずれにしても、かなりの年齢になっていらっしゃる方々の記録であるということをしっかり受けとめまして、これに最優先に取り組むということを申し上げている次第でございます。
○柳澤国務大臣 私ども、これは現在マイクロフィルムにおさまっている記録でございますが、マイクロフィルムにつきましては、オンラインの記録との突き合わせというものを一生懸命やるということでございますが、その中で最優先で取り組むということを申し上げているということでございます。
○柳澤国務大臣 私どもといたしましては、マイクロフィルムにおさまっているということで、ある意味で定型的な照合資料ということもありますので、できるだけ効率を上げて、これを最優先に突き合わせをしていこう、こういうように考えているわけでありますが、先ほども申したように、終期についてのめ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私どもがこのパッケージの新しい対応策で申し上げていることでございますが、五千万件に取り組む、これはコンピューター対コンピューターの突き合わせの仕事でございます。  それに対して、この千四百三十万件というのはコンピューター対マイクロフィルムの突き合わせの仕事でござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 大専門家でいらっしゃる長妻委員に申し上げるのも何か恐縮なんですけれども、五千万件の未統合の記録とオンラインの記録とは、これはコンピューターの中に入っている資料の突合なんです。それに対して……(長妻委員「柳澤大臣、申しわけないです。大臣、ちょっと申しわけないです。時...全文を見る
○柳澤国務大臣 答弁中なんです。これに対して、オンラインとマイクロフィルムの突合というのは、これはコンピューター同士ではないんです。仕事の性質は全然違う。したがって、これをどっちが優先でなければならないということを言わなければならないような構造にはなっていない。こっちをやっても、...全文を見る
○柳澤国務大臣 そのとおりでございます。
○柳澤国務大臣 これは恐らく、もうすぐに始めますから、着手は両方とも同じ時期にスタートするということを、後々また振り返っても一緒に始めたねということが言える、そういうタイミングで両方始めることになるだろうと私は考えます。  しかし、この終期については、片方の五千万件はコンピュー...全文を見る
○柳澤国務大臣 当然、私は、四月の一日以降の照会申し出に対し回答したもののうち、記録を確認する際に参考とした資料については、これを公表申し上げるということを発言させていただいているわけでございます。  それはどうなったかということで、中間報告を申し上げますと、四月一日以降に受け...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、タイムスパンが違っておりまして、一月二十二日から六月一日までのことなんだそうでございますけれども、一応そういうものとしてはここに確認の記録がございます。
○柳澤国務大臣 ここにメモがありますけれども、私は、この御質問は初めてここでお伺いいたしますので、そのことについて私として、責任を持ってお答えするということは、ふさわしくないというように思います。したがいまして、私自身がメモとして入れられたものをそのままここで申し上げるというのは...全文を見る
○柳澤国務大臣 長妻委員の方の数字というものを、私ちょっと聞き漏らしておりますので、そちらの方から言っていただいて確認させていただきたいと思います、それと同じかどうかだけをですね。(長妻委員「いや、まず言ってください。クイズじゃないんですから。クイズじゃないんで、まず言ってくださ...全文を見る
○柳澤国務大臣 私は、先ほども、本当に恐縮なんですが、長妻委員が……(発言する者あり)
○柳澤国務大臣 次の御質問で私にそういうことをお問いになるということを、ちょっと知りませんでしたので、長妻委員がおっしゃったときにたまたま、私できるだけメモすることにしていますが、そのメモをとっていないので、長妻委員が、大変恐縮なんですけれども、もう一回おっしゃっていただければ、...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回のマイクロフィルムとオンライン記録の突き合わせの結果、今委員が言われるように、サンプル調査といえども一つの動かしがたい結果がここで読み取れるということでございまして、それはやはりこの入力が必ずしも一〇〇%正確に行われていないということでございまして、私どもとし...全文を見る
○柳澤国務大臣 千四百三十万件は、これは旧台帳それから資格喪失者の台帳ということで、そもそも長妻委員が御紹介いただいたときのあの資料にもございましたように、利用の頻度が低いというような位置づけをされておりました。  そういうことで、それはどうしてかといいますと、結局、昭和十七年...全文を見る
○柳澤国務大臣 これは、今委員は裁判の際なぞというお話でございますが、当然、日本国民は、自分の財産権をめぐっては、最後は司法の場で判断を仰ぐという権利を有しているわけでございますので、そういうこともあり得ないわけではない、あり得るという前提で申しますが、そういう場合には、これはも...全文を見る
○柳澤国務大臣 要するに、これは、最初の問題提起のときに私がお答えしたように、会計法という非常に強固な法的な枠組みがあるわけです。それに対して、一方、信義則、こういう民事法の法理に、非常にこれもとうとい理念としてあるわけです。これが対立するわけです。  その場合に、信義則を援用...全文を見る
○柳澤国務大臣 まず、今回の年金の記録の問題で、いろいろ国民の皆様に御心配をいただいているわけですが、個々のケースは、具体的に言うと、まず被保険者のケースがあるわけです、つまり受給をするに至っていない方のケースがあります。この場合に、記録の問題についていろいろ社会保険庁との間でや...全文を見る
○柳澤国務大臣 変更の裁定請求というものを出されて、そして、それに対して却下の処分が、社会保険庁長官、それはもちろん第三者機関が背後にいるわけですが、社会保険庁長官がそういう処分をするということになったら、それに対してはもちろん不服申し立て、不服審査の請求ができるということでござ...全文を見る
○柳澤国務大臣 理論的にあり得ないわけではないと私は思いますけれども、やはり原処分官庁の処分が自分は不服だという場合には、それはそういうことになる可能性は大であると比較的に思いますけれども、いわば原処分庁の処分が不服であると言って不服審査機関に申し立てて、不服審査機関がノーと言っ...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の年金記録の問題に関する限り、私は、第三者委員会というものは事実上の救済を考えるという機関でしょうから、したがって、全く門前払いをされるということはないだろう、このように考えます。  しかしながら、原処分官庁の処分が争われるわけではないんですね。不服審査機関...全文を見る
06月13日第166回国会 参議院 本会議 第36号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  少子高齢化や就業形態の多様化等が進む我が国において、国民一人一人が安心、納得した上で多様な働き方を実現し、仕事と生活の調和を図ることのできる労働環境を実現することは、重要な課題であると認識しておりま...全文を見る
06月14日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) コンピューターのシステムについて専門的な知識をお持ちの藤末委員から大変かねてから、これはまあ委員会も違いますけれども、私も非常に啓発されるところの多い御質問をいただいてまいりました。  今回の五千万件の統合の問題につきまして、まず、今のいわゆるレガシー...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろんな方がいろんなことを御意見として表明されているわけでございますけれども、まず我々がこれまでお聞きしてきたことは、今委員が言われるような給付額ということではなくて、その方々の保険料の額、これの総額が出ないかというようなお尋ね、いずれにしても、そういう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件のうち生年が不詳なものが三十万件ある。したがって、それは、六十歳以上ということがはっきりしている方々二千八百五十万に加えて三十万、そして二千八百八十万を今の三千万件の受給権者と突合すると、こういう作業をするわけでございます。  その作業に加えて...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては、三情報によって同一人であるという可能性を持つ人をはっきりさせると、これを名寄せというか、要するに突き合わせというか、そういうことで、それが明らかになる。しかし、それはまだ可能性の段階です。この可能性があるということを認めた、認識し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 名寄せという言葉をどういうことに使っているかということですけれども、私どものところは、これを突き合わせるというところまでを名寄せという言葉遣いをしているのでございます。  したがって、その名寄せの結果、これ、まだ可能性ですけど、確認の仕事をする、それに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要するに、基礎年金番号に未統合のものを統合するということが我々のゴールであります。そのゴールに至るプロセスとして、やっぱり本人の確認という作業も当然入ってくるわけでございます。その前に我々の側で、先ほど申した氏名とそれから年齢と性別、こういうことで三情報...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そこでいろいろ今この構想を練っている段階でございますけれども、私どもとしてはその方の納付期間というのがとても大事な要素になってくるのではないかと、このように思っています。したがって、この今の年金の給付の基礎になっている年金履歴の中のこの空いている部分、空...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) CIOという方々の重要性ということは私もよく知っておりますし、またそういう関係の者が四名いるということも承知をいたしておりますが、当然こういったシステムをいよいよ組み立てていくということになりますと、その前に実は私のところでやらなきゃならないのは、一体ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今の委員のお話で、今回の作業にも新しいシステムを一部なりとも入れたらどうかと、こういう御指摘かと思います。  今現在、既に私ども予算を立てまして、新しいいわゆる最適正化と、こういうふうに言っていますが、このレガシーからもっともっと、最も適切な適正化され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、今回この年金記録問題を解決するためにいろいろなあらゆる可能な手だてを講じたいと、このように考えております。  したがいまして、今委員が国税庁とのことで申されたわけでございますけれども、私どもとしては、広く行政官庁、そういう方々の中での、このシ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国税の総合管理システムというものの予算、特に毎年度必要となる運営経費というものが今委員のお示しになられるような推移をたどっているというようなことは事実であろうと、このように考えます。したがいまして、私どもとしては、最適化の計画というものを立てまして、最適...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一部でも新しいシステムを導入すべきではないか、それからそうしたことを方針として考えるに当たっては、コンピューターに通じたスタッフという方々が非常に必要であるということを今委員が言われました。私は、先ほど来お答えしておりますように、契約面で許すならばと、そ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 三十万件の方々の突き合わせの第一のステップとも言えますが、これは生年が消えているわけでございますので、月日というのも意味があるのかもしれませんけれども、一応それを除外して、二つの、氏名及び性でもって突き合わせ、名寄せの作業をすると、こういうことを考えてお...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのような想定をして作業に取り組んでまいります。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いずれにいたしましても、この仕事を成し遂げるためには、外部の方々の御助力もいただくことになりますし、そういう御助力をいただく際には、特に私自身にこうしたシステムのアドバイスをしていただくということが当然必要になってくるだろうと、そういう取組をいたしたいと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 事実として売却額の資料を持ち合わせていないということでございまして、この点は御理解をいただかなくちゃならなかったということでございますが、物の言い方というのは、私どもが広く情報を提供するという、そういう、これはまあ年金記録の問題ではありますけれども、基本...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私、今厚生労働の行政の責任者でございまして、病気の病名というものはしっかり公式の名称でもって言わなければならない、また国会議員としても当然そうであるべきと、このように自覚をいたしておりますけれども、大変不徳の至りでございますけれども、痴呆という言葉を不用...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 言葉遣いが難しいんでございますが、ひょっとしたらダイアパー、おむつの洗いざらしかと思いました。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今日まで社会保険庁の本人確認の手法というのは、基本的には文書、書面による、通信による確認の手続でございましたが、私はこのような、ある意味で障害をお持ちの方のこの本人による確認の手だてというのは、基本的にはまずお電話で、そういう方であるかどうかということを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、片山委員がおっしゃられたとおり、我々といたしましては、五千万件の未統合の記録、特にこのうちの今現にもらっている人の年齢層に相当する二千八百五十万プラス年齢が分からなくなっている三十万、ですから二千八百八十万、この二千八百八十万の方々というのは今現に年...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) はい。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、これは、我々の記録の訂正によって増額された分、この増額された分については、五年に限らず、もっとさかのぼって、本当に掛金を始めたときから、加入されたときから、そこからこの不足分についてはもう時効に掛けないで支給をいたしましょうということにいたしまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう、我々そういったことを、まず訂正をしますということになったら御通知を申し上げて、それでまた申請をいただくということを一応手続の上で推定しておりますけれども、そういう、もう郵便は待っていられないと、自分はすぐ行くぞというような方につきましては、も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、部内の体制でございますけれども、私は、まず今一番可及的に取り組まなきゃならないのは、もう国民の皆様不安になって、相談をされたいという思いで電話とか、あるいはお近くだったら社会保険事務所に出られて、私の記録は一体どうなっておりますかというようなことを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当にこのような不安を呼び起こしてしまったということはもう私どものとがめでありまして、本当に国民の皆さんにおわびをしたいという気持ちで一杯なのでございますが、とにかく今は相談にしっかり応ずると、この体制をいかにつくるかということが大事でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもう総理からも御指示を強くいただいているところでございます。保険料で出すなぞというようなことはもう論外だということでございますし、それからまた、いろいろ必要な経費について甘ったれるなんというような態度を取るということは、これは私自身も考えておりませ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金番号につきましては、確かに今、片山委員がおっしゃるように、実は平成九年のときには九十八万件でしたですか、そのくらいあったわけでございますけれども、それが徐々に統合されまして、今二万件ということなんですね。これももう累次、何回も何回も、あなた、この...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 是非この基礎年金番号での統合ということをやりたい。  千四百三十万件については委員が今おっしゃるとおりです。二十九年三月三十一日、この時期までにもう既に会社を辞められて、そして多分その場合には一時金で決済をされた方が多いだろうと、こういうように思われる...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) インターネットで照会をされた場合に即答するということは、これはできないわけです。やっぱりきちっと本人であるというIDパスワードを渡して、そしてそれによってまたそこから情報にアクセスできると、情報が取れるということにいたさないと、これは個人情報保護の点に欠...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五千万件がすべて名寄せできるという前提には立っておりません。これは小川委員もお分かりだと思います。その中には、もう亡くなられた方もいらっしゃるし、というようなことで……
○国務大臣(柳澤伯夫君) いやいや、五千万件はそういう意味で整理されるということです。  つまり、五千万件の中で本来名寄せされるべき人は名寄せされてしまいますよと。そうして、あと、この五千万件の残りについては、こういう方は亡くなられた方です、こういう方は、(発言する者あり)いや...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう少し理解を是非お願いしたいと思うんですが、まず、基礎年金番号のときに、この二千八百八十万件から六十歳、六十五ぐらいになったところはもうこれは被保険者の時代でしたから被保険者の名簿と基礎年金番号を突合しているんです。それはそうなんですが、それ以上の年配...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは、手法、三情報一致の、この情報を得て、そしてその方々が実際同一人物である可能性があるという、そういう方法論、これは全く同じことなんです。そういうことを多分、そのくだり、私、正確に、今短く引用されたところがどの箇所か十分理解はできませんけれども、少な...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 国民年金と厚生年金保険の実受給者の数、これ実受給者というのは、厚生年金をもらっている方につきましては基礎年金も国民年金として支給がなされるわけですが、この人たちは実質一と勘定するという意味で実受給者と申し上げます。この実受給者の合計は、平成十七年度末現在...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員は厚生労働委員会の筆頭理事ということで、すべて御案内のとおりでございますが、現在私どもは年金記録相談の特別強化体制を取っております。昨年八月の二十一日からでございますので、今の御質疑に関しては、この期間からの最近時点の整理が付いたところまでの間の数字...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 確かに津田委員が御指摘になられるような道行きをたどりまして、税務署の管轄であれば税務署長の権限による徴収が行われる、しかし場合によっては国税局長の権限である徴収になる場合もあるわけでございますが、いずれにせよ、こうした問題について幾つ判こが必要かというの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 本当に昨年の一・三二は久しぶりに喜ばしい数字であったということで、私も率直に大変喜んだ次第でございます。  しかし、これについて、だから高位推計の推移をたどるであろうと言うまでに自信が持てるかというと、なかなかそうはいかないというのが実情でございます。...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁改革につきましては、昨年以来これは非常に熱心な取組を各方面でしていただきまして、政府の案として、一つの公務員型ということで改革案を国会へ提案させていただきました。  ところが、その審議に入っていただくというような段階に至らない前に、実はまた余...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要するに、今回の法律改正によりまして、私どもとしては民法の原則に返るということだろうと思います。これまで裁定されたものではなくて、今後において裁定されるものについての時効の適用については民法の原則に返っていく、会計法ががちっと、もう絶対に逃げられないとい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは二つあるだろうと思います。  一つは、私どもとしては、そういうことをやるよりも、今実際に未統合のものが厳然としてあるわけでございますから、それとの突合と、突き合わせというものをやって、ある程度、まだ更に年金の加入記録がほかにあるというような人たち...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 総計では一兆四千億というふうに聞いております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、三十六万件の記録は昭和二十五年四月一日前に資格喪失された方の記録であると。これは千四百三十万件も同様でございますけれども、そういう使用頻度が低いものと見込まれたため、オンライン記録に収録されず、マイクロフィルムに収録して管理されているものと承知を...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 失礼しました。  千三百四十万件にしても、この旧台帳のものにつきましては一部マイクロフィルム化した、これはもう写真に撮ってあるわけですから、これは廃棄しておりますけれども、紙のままの旧台帳というのはそのまま保存をされておるという状況でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生年金の旧台帳及び船員保険の旧台帳については、マイクロフィルム化をし、そのマイクロフィルム化した紙の台帳を廃棄したというふうに承知をいたしております。  記録原簿の持ち方は様々なものであり、マイクロフィルムもその一つの形態でございます。廃棄した被保険...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成九年の一月に基礎年金番号が導入をされたときに、過去に基礎年金番号が付されている方であって他の年金に入っていた方々の記号番号というのはそのまま存在しておったわけです。当然、基礎年金番号とその昔の記号番号等を突合する必要があったわけでございますが、それに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど申し上げたことの繰り返しになるわけでございますけれども、要するに裁定というものを経て受給権者になられた方、受給者になられた方については、裁定という行政手続が、やっぱり申請に基づいて社会保険庁長官によって裁定されるわけでございますが、そこには両者が記...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 結論を申しますと、そのとおりでございます。  まず、コンピューターの中での未統合の記録と基礎年金の付番をされている番号との突き合わせをやるということを最初に取り掛かるということでございますが、そのためのプログラミングをしている時間、この時間も活用いたし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども厚生労働省及び社会保険庁の、そういう名前で六月の四日の日に年金記録問題への新対応策の進め方ということで、今申し上げたマイクロフィルムやその他の記録と社会保険庁のオンラインの記録との突き合わせを計画的に実現し、進捗状況を半年ごとに公表するということを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この第三者委員会というのは、元々、私ども、行政不服審査というようなことで、処分があった場合にその処分に不服である方が最初は原処分庁、あるいは更にその上の審査、あるいは更にその上というような、そういういわゆる行政不服審査の手続として設けられる、そういうプロ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては、実際上、そうしたことで記録ということについてできるだけ広く国民の皆様の言い分を事実上聴くということになりますので、そういう意味で第三者委員会でお話を聴くということがあり得るというふうに思います。  その結果、意見が出ればこれで社...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもが考えるところでは、社会保険審査会なり審査官の段階も含めてなんですけど、これが却下、棄却したという事案、これについてまたさらにその対象になられた方が、新しい言い分というか、物的な証拠を含めてですけど、そういうものを提起されるということでありますれば...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険審査会が棄却の判決を行う、これは再審査請求人が求める記録訂正を認めないということでございますが、そこにまたその後何らかの事情の変化、例えば新たな資料の提出等があり、第三者委員会が記録を訂正すべきというようなことであれば、社会保険庁長官は記録を訂正...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 何も変わっていなければ。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要は、今回の記録の問題について、この第三者委員会もできているわけでございますから、それについては私どもはできるだけ広く救済をしようということでございます。  ただし、やっぱりその却下なりなんなりという審査会の、要するに行政不服審査におけるそうした処分が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の第三者委員会の設立の趣旨からすると、できるだけ今回の記録訂正問題については広く救済というか回復を、本来あるべきという前提ですけれども、そういうことをする機会を設けようということでございます。  したがいまして、この第三者委員会としては、そうした御...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険審査会は、先ほど来申し上げておりますように、行政処分がまず大前提であります。その行政処分がありましたときに、これに不服の当該の処分の対象者が不服審査を申し出るという筋の話であるわけです。これに対して、今回の第三者委員会というのは、年金の記録の問題...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の年金記録に対するいろんな国民の思い、特に心配あるいは不信というようなことが、特に国民年金の納付率に悪い影響、つまりマイナスの影響を与えるのではないかと、こういう御懸念の表明でございますけれども、私もそういうことを非常に心配をいたしているというのが率...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) なぜ昭和四十年代前半から昭和五十年代後半におきまして納付率が高かったかということにつきましては、一つは被用者の妻を中心として納付意欲が高い任意加入被保険者の割合が高かったことが挙げられるというのが一つの要因かと思います。しかしながら、それに加えまして今委...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険オンラインシステム経費につきましては、度重なる制度改正に対応するためのシステム開発、ハードウエア等機器の導入及びシステム運用業務などに相応の経費を必要としております。平成十年度以降におきましても年金制度改正や医療保険制度改正に伴うシステム開発経費...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはそう難しいことではないと私は思います。それはどういうことかといいますと、今回の事態に対応するために要員増をやってみたり、あるいはブースを拡大してみたり、さらにはウインドーマシンを増設してみたりというようなことで、明らかに従来のルーチンの仕事以上のい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 日本年金機構になりまして後につきましては、今、清水総務部長から答えがございましたように、一つは、幹部職員について早期退職慣行が中央官庁と違ってなくなる、それからあわせて、機構の発注契約につきましては原則競争入札をするなど透明性を高める、こういうことがあり...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は現在は自民党の役職には就いてはおりません。現在は厚生労働大臣として職務に精励をいたしております。  その上で、政治献金のことについてでございますが、これは政治資金規正法にのっとって適正に処理をされているということだと考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) この特例納付の台帳との、オンラインとの突き合わせの問題は、(発言する者あり)失礼、特殊台帳とオンラインの基礎年金番号等との突き合わせは、これはもういずれ悉皆的に行うということでございますので、これ自体について今我々そんなことを考えておりませんが、それにつ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 福島委員も御理解いただいていると思うんですが、九百五十億円というのは、今までは消滅時効に掛かったということでお払いしなかった年金を復活して年金としてお支払いするという金額でございまして、これはそういったことを行うに当たっての事務費あるいは経費とは別物であ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これにつきましては、例えばプログラム経費でありましても、開発費でございますけれども、これにつきましてもまだ開発の基本的な構想というものを確定もいたしておりませんので、この内容にもよるというような面もあります。  したがいまして、現在のところ、ここで福島...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この年金機構法案自体にそういう法律上の規定はございません。  しかしながら、現在、国会で御審議をいただいておると承知いたしております国家公務員法の改正、いわゆる公務員改革の中で一定のこの枠組みというものができます場合には、今、機構の理事や監事に厚生省か...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは従来、私御答弁申し上げているわけでございますけれども、責任はあくまでも厚生労働省が最終的には負っているわけでございます。したがいまして、具体的に恐らく機構が発足した場合には、厚生労働省の年金局の中に管理官室的なものが設置されるであろうと私は想定をい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、そういう立論、御議論がどういうところから生まれてくるか。私は、今私がその委員の発言の前に答弁したことで非常に明確だと思います。  この問題については、最終的に厚生労働大臣あるいは厚生労働省が責任を持つということでございます。  だから、日本年金...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはもうかねてから御答弁申し上げておりますように、短期の国民健康保険証というのは、実際窓口における、あるいは診療室における治療のサービスというものを受ける点においてはほかの国民健康保険証と何ら差異がないわけでございます。どこが差異があるかといえば、その...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○柳澤国務大臣 医療の供給体制につきましては、地域間に格差があるということはたびたび御指摘を受けておりまして、私どもも、そうした傾向が見られるということについては、これを強く認識をして取り組んでいるところでございます。  救急医療体制につきましても、そうした懸念がないように、ぜ...全文を見る
○柳澤国務大臣 はい、わかりました。  今回、ドクターヘリ法案が成立いたしまして、良質かつ適切な救急医療を提供するということになりますと、その実現に当たっては、我が省のみならず、関係省庁との連携が殊のほか大切になってくるというのは委員が御指摘のとおりかと思います。  救急搬送...全文を見る
○柳澤国務大臣 現行制度を御説明しますと、現在は、ドクターヘリに搭乗する医師、看護師の確保の経費につきましては、積算の上、その二分の一を補助しているという制度がございます。  それからまた、診療報酬上の評価につきましては、さらに、同乗した医師がヘリコプター内において診療を行った...全文を見る
○柳澤国務大臣 御理解をいただきたいところですけれども、要は五千万件の中で、今二千八百八十万という数字を出しているわけですけれども、この数字については、三千万人の受給者と突合したことがないんですね。だから、これは至急に早くやらせていただきたいということを申し上げているということで...全文を見る
○柳澤国務大臣 先般、地域医療支援中央会議におきまして、緊急臨時的医師派遣システムということを政府・与党の緊急の医師確保対策の中で決定いたしましたのを受けまして、私から、ぜひ派遣元とされる全国規模の病院のグループの代表の方に御協力をお願いした次第でございます。  もとより、その...全文を見る
○柳澤国務大臣 ドクターヘリへの搭乗をされるお医者さんというのは、一般的に救急医療の専門医等の経験の豊富なお医者さんである必要がある、それでこそ本来の目的である救命率の向上というものが実現されるというふうに考えております。  現在、救急の医療に当たるお医者さんにつきましては、国...全文を見る
○柳澤国務大臣 ただいま議題となりました社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護福祉士、社会福祉士制度につきましては、認知症である方に対する介護など従来の身体介護にとどまらない新たな介護サービスへ...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員から御確認の御質疑の形での御発言があったわけですけれども、本朝の閣議におきまして年金記録確認第三者委員会令が閣議決定されまして、年金記録確認第三者委員会が総務大臣の下に設置されるということになりました。そして、その設置法上の根拠は、総務省設置法の第...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございまして、あっせんというものが行われる、それに対して社会保険庁長官はそのあっせんの趣旨というか結論を尊重して裁定に結び付けるということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 形式的にはそのとおりでございますけれども、実質的に私ども尊重する気持ちを重ね重ね表明しているところでございますので、実質的にはこのあっせんの内容が裁定に直結するということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、政府参考人の方からお答え申し上げましたとおり三つあるわけですが、そのうち今回の日本年金機構の発足に伴って一つは廃止をされると、こういうことでございます。そういうことになりますと、あと残るのは二つでございますけれども、二つを一つに統合すべきではないかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、保険料を納付をしていただいている方々、この方々が給付漏れになるということは、これは一人たりとも断じてあってはならない、これは総理も度々御発言になっていることでございまして、私どもも正にそのとおりだというふうに考えます。なるがゆえに、今回、会計法...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、物事の筋を申しておると私は思うのでございます。  もちろん、加えまして、私どもは、もとよりそうした加入をされている適用事務所、事業所において、その事業主がきちっとした対応をするべく私どもは行政を展開しなければならないというふうには考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金番号のダブりというものは、これは言うまでもなく、私どもは最大限の努力でそうしたことが発生しないように努めていくということが大事でございます。  しかし、例えばということでせんだっても申し上げたことで、それを委員から今御注意をいただいているわけで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は起こり得ることの例示として申し上げたわけでございまして、別段それを非常に、だから私どもとしてはダブりは仕方がないんだと言って別に開き直るというような気持ちは毛頭ございません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基本的に先ほど総務省の政府参考人が申したことでございますけれども、私ども、今回のいわゆる年金記録問題というものの経緯、よって来る原因、さらには責任の所在というものについて検証をされるということになれば、当然それは歴代の厚生労働大臣も始めからこのらち外に立...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 通常、記者発表というのは、これは決められた方針の記者発表ということだというふうに私は理解をいたすわけでございます。したがって、新聞記者発表が何か行政の対応について実体的なことをそこで決めるというふうに解するのは、私はちょっとそこまで言い切る自信はないわけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この一年有余は、九百十六万の方々、この方々は自らが他に年金手帳番号を持っていますということを御回答いただいたわけでございますけれども、同時に、それだけに依存するのではなくて、社会保険庁の側としてもやはりできるだけ統合すべきは統合するということで、この三情...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、このそれぞれに、十七年度までの分と十八年度に今正に動いている分ということで、これについては当然報告を受けてございます。  十七年度までの分については、十七年度末に千六百六十万に対して千百四十七万の回答をいただいた、それから十八年度の百五十八万につ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、基礎年金番号の導入というのは、どこから考えても当然とるべき措置であったと、このように考えるわけでございます。  そのときに、一体、過去に加入をした年金の、他の年金の加入の記録というものをどう統合するかということについては、今日これだけ、五千万件と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、自分だったら、あるいはこういうことが分かった段階でどういうことが考えられるかということをいろいろと考えはいたしますけれども、ここでそれを制度設計の問題として申し上げるだけの準備というか、そういうことを言うことは慎んでおきたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私どもといたしましては、このサンプル調査の結果、納付記録の不一致ということで申し上げたのが四件ということでございました。それで、それ以外のものにつきましても、これはもうこの委員会を通じて、委員会の各委員に私どもとしてはその全貌を明らかにしていると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、要は情報の開示ということについては極めて積極的に取り組んでおるわけです。したがいまして、この調査結果につきましても、もう全部洗いざらい出しなさいということを私、指示しました。ですからこういうふうに全部分類されたものが出ているわけでございまして、それ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 納付記録については納付記録の不一致は四件だということでございます。本人の特定が可能だけれども、氏名の濁点や生年月日のずれがあるということは五件であるということでございます。  したがいまして、あの当時に、この分類もその後もいろいろ何か数字がちょっと異動...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは氏名の濁点、生年月日の数日のずれ、それから納付記録の不一致、オンライン収録後の各月展開時の表示相違等々、ここに出させていただいたものを御検討いただくということでございます。  なお、私はどういうふうにこれをその当時、御議論をいただいた後、私、発言...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもといたしましては納付記録に非常に重大な関心を払っておりまして、四件ということを申し上げましたけれども、他の事項についての言及が十分されていない結果、この四件だけが問題ということに印象を与えたとすれば、それは大変不適切であったと、このように存じます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしては、本人の特定ということについては可能だという考え方を取っておりますけれども、委員からそういう濁点とか、そういうことも納付の記録において欠けるところが出てくるおそれがあるという御指摘があるわけでございますが、それは私どもとしてはそういうふうに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今度の目視というか、生資料との突合ということを考える場合には、コンピューター同士の突合ということとは違う面があるんではないかと、このように考えているわけでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、かねてから申し上げておりますように、五千万件と他のオンライン上の記録との突合はコンピューター上で行うわけでございますけれども、それと同時に並行して、この原資料と申しますか、そういうものとオンライン上の記録との突合も行うということを申し上げている...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 昭和四十四年ということになりますと、日本の高度成長がほぼ十年間の高度成長の時期を終えようとしていると、こういうことの時期でございます。そういたしますと、恐らくその十年間には物すごい日本経済の変貌というものがあったというふうに、今、何の資料もありませんけれ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まあまあ、厚生年金は昭和十七年から始まったわけでございます。そういうことで、戦時中はやはり、社会保険の中央組織だけに台帳があるということは戦災による焼失ということのおそれがあるのでこれはまずいということで、各地域の社会保険事務所にこの台帳を移管したりして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どういうふうになったかということですが、これはもう当然、特会で管理をしているわけでございますけれども、その特会のところで何か現在価値に換算するというようなことはこれは当然できないわけでございまして、この金額というものは特会においてはそうだと。しかし、実際...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その御著書、今お触れになられた著書そのものの内容について私は一々コメントをするということは差し控えたいと思いますけれども、今の櫻井委員の御主張について、私の感じというか私の印象、考え方を申し上げますと、厚生年金の記録につきましても結局、社会保険事務所の名...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁の組織としての問題というのはこうした記録の問題にとどまらず、その以前から御指摘をいただいたような数々の不祥事ということがありまして、組織全体としては、何というか、編成替えになるという形で我々はこれを改革しようと。ある意味では、それは責任を問われ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 責任を取るということの形態というか形式をどういうように委員がイメージされているか私もちょっと分からないわけでございますけれども、私どもとしては、組織全体としてはもうこのような大改革、大きなメスが入るということで、これが改革されるということで責任が追及され...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 保険者機能とは何ぞやということがあるわけですが、その中でも、被保険者のための保険料の納付記録というようなものが、あるいはその管理というものが非常に死活的に大事だということは私は言うをまたないことだというふうに考えるわけでございます。  しからば、その役...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 公的な年金ということで、その管理あるいは保険者機能というものも公的な機関でもって取り扱われているということでございます。民間会社であれば、A社、B社というものがあって、仮にA社というものがそういう不始末をするということになったら、B社とかあるいはC社とか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことでございますが、裁定権ということについては、もっと、基本権そのものも認めることなく裁定そのものからすべてをスタートさせようという、そういう考え方もあるわけです。  したがいまして、今の場合には、基本権というものを認め、そして、それをある種確...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) グリーンピア事業等の意義とか実施の経緯等については、ただいま渡邉年金局長が御答弁申し上げたとおりでございます。  この事業につきましてはいろいろと御議論をいただいてきたということでございますので、その経緯の中で当時の厚生労働大臣が検証会議というものを設...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 少なくとも、議論はあったのかなかったのかということは、私、今この段階で承知をいたしておりませんけれども、平成十七年九月に取りまとめられました報告書においてはそうした指摘というものはないというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほど渡邉局長の方から御答弁をいただきましたように、当時の年金の成熟度というようなものを背景といたしまして、昭和四十六年及び四十七年に国会の附帯決議におきまして年金積立金を被保険者に福祉還元すべきということが言われたわけでございまして、そうしたこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、かなり私は両者の間には距離があるというふうに考えるのでございます。前は福祉施設というようなことで、これはソフト、ハード両方あるということでございますが、今のようなハードの施設がこの規定を根拠として実行されたということに比べますと、じゃ年金相談とい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 大臣応接室というものは、大体どこの大臣も大臣応接室を大臣室のわきに持っておるかと思います。これはまあいろんな使用の仕方があるわけでございまして、大体、大臣がそこへ応接のために行くというよりも、お客様がお待ちになるということの用途に使われることが多いのでは...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その契約というのはいつだったかということでございますが、私はこの勝浦町とも当該の企業とも御縁がないわけでございまして、そうしたことから私の応接室を使われるということはちょっと考えにくいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは何と申しますか、それぞれ御縁があるということで、まあ国会議員というのは非常に広い問題を扱うこともあり得るわけでございますので、そうしたいろいろな事情、背景を考えますと、そうしたことも全くあり得ないわけではないと。他の、つまり事務方が待っていたり、自...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 那智勝浦町というのも、私は詳しくは存じませんけれども、二階大臣のお地元、あるいはお地元のお近くだというふうに承知はしております。そういうようなときに勝浦町から頼まれるというか、そうしたことも十分あり得ないわけではないということで、そうした御縁というか背景...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとして肝要なのは、要するに譲渡契約において勝浦町に、あるいは太地町に約束していただいたことがしっかり履行されることであると、このような見地から今局長が申したような取組をしていかなければならないと、このように考えております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 資料についての御指摘でございますけれども、これは国会議員への説明資料として提出されたものというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは平成十六年の九月というふうに承知をいたしておりますけれども、これを、こうしたことに非常にいろいろ問い合わせをされた国会議員がいらっしゃいまして、それにお答えしたものというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今は国会議員お辞めになっておりますけれども、私は中村正三郎先生というふうに承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先生は自民党の議員でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは私、つまびらかにいたしておりません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうふうには私は承知をいたしておりません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもとしてはそのように承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと、その当時、先生がどの部会に属されていたかというのは、ちょっとつまびらかにいたしておりません。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 時効によりまして年金受給権が消滅した件数及び金額につきましては、平成十六年以降及び平成十年以前のいずれにつきましてもシステム上把握する仕組みになっていないということから、もしそういう作業を必要とするということでございますと相当の作業を要しますので、直ちに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、どういう御要請があったのかということもございますけれども、恐らく相当時間をいただいて特別な作業を要した作業だったのではないかと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、要するに特別な作業が必要になってくるということを申しているわけでございまして、今委員がそういう御質疑でございますけれども、我々としては、今直ちにこの場で、それでは御提出を、あるいは調査をさせていただくということを申し上げるような今ちょっと状況にな...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 当時の資料によりますと、先生から具体的な作業依頼を受けましたのが二年ほど前になるのでしょうか、そういうことがあったようでございまして、実際に、三年……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 当時の資料によりますと、作業依頼がございまして、半年以上後に提出をさせていただいたという記録でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、今回、社会保険庁を解体的な出直しをさせるということで日本年金機構というものを法案として提出しているわけでございます。これはもとより、私どもとして、自分自身を省みて、そしてどこに一体この社会保険庁の問題があったのか、これはもう当然、その反省を厳し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 構造的な問題があればというのは、私自身の言葉ではありません。私どもの法案というのは、これは総務省も加わったところで閣議決定をされているということでございまして、私どもとしては、構造的な問題、こういったことについても十分な反省とその克服のための方策、こうい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 閣議決定しているんだから。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 経団連にも私ども御協力をお願いいたしました。  それで、一つは、元あるいは現従業員から自身の年金加入記録の漏れなどに関する問い合わせがあった場合は、企業の皆さん、誠実かつ迅速に対応してくださいというようなことで、場合によっては問い合わせ窓口を設置してく...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろいろな方がいろんなことを言っていただいておるわけでございます。それよりも何よりも、今オンラインの記録を紙台帳やマイクロフィルムに突合して、それを正しくすることが大事だと言う人もいる。  私どもの選択については、今運営部長が言うように、やはりまず五千...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員は何年掛かりだと、こうおっしゃるわけですけれども、私どもは、二千八百八十万件の突合をまずする。そして、そこで同一人物である可能性があるということについてこれを送る。それから、被保険者についてもすぐに次に突合をして、そして、これは平成九年にやったことだ...全文を見る
06月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○柳澤国務大臣 最低賃金は、労働者の最低限度の水準の賃金を保障するという、いわばセーフティーネットとしての意義を賃金において有するものだというふうに位置づけることができようかと思います。  今度の賃金でございますけれども、まず、最賃法の改正におきまして、いわば地域別の最低賃金と...全文を見る
○柳澤国務大臣 現在の労働者の置かれた状況を一口に申しますと、非正規労働という方々が三分の一になんなんとする比率を占めるに至った、こういうことがある一方、正規の雇用のもとにある労働者、いわば正社員というべき方々が非常に長時間労働をしておる、その長時間労働のレベルが高どまりをしてい...全文を見る
○柳澤国務大臣 今回の国会におきましては、私ども、今の労働市場に起こっておりますいろいろな問題について総合的な取り組みをさせていただくということで、六本、あるいは勘定の仕方によってはもう一本多いわけでございますけれども、そういう法律の改正を打ち出させていただいた次第でございます。...全文を見る
06月21日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の記録につきまして現在生じている問題の全体像につきまして、今委員から自らの立場からのお話として承ってございますけれども、基本的に私どもといたしましては、記録がオンライン上にありながらそれが未統合のままであるという五千九十五万件、それからいま一つは、マ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、その百万件の母数を前提といたしまして、その当時に領収書あるいは検認というようなものをお示しになられていらっしゃるにかかわらず、我が方の記録にない、市町村の名簿にもないということでございました。その後におきまして、また、今現在は二百十五万件というよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我が国の公的年金は現役世代の方すべてに四十年間、保険料を納めていただくことを原則としているわけでございますけれども、低所得等で保険料負担が困難な方につきましては免除制度というものがございまして、この免除期間も受給資格の期間に含めるということが決められてい...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、今回の年金記録の問題に対処いたしましては、これを、いろんな相談の機会ということで調査をさせていただくわけでございますけれども、これに当たってはもう様々な資料に基づいて審査を行い、納付があった場合ということで認められる場合には記録の訂正を行うという...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来申し上げておりますように、年金記録の確認が求められる場合には、本当に国民お一人お一人の申立ての立場に立って関連資料の徹底的な調査分析を行わなければならない、このように考えております。  御提案のありました雇用保険トータルシステムの活用でございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も津田委員の言われるとおり、この年金の事業運営に当たる組織、これの最高責任者という立場でございます。そういうことであるわけでございますから、これは国会の委員会の理事会の議決に基づきまして出席方の要請があったときには、これはもう一般の民間人とは私は違うわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は基本的にそのように考えています。  ただ、その法的な根拠は何ですかと、仮にその方が法律に詳しい場合にはそういう話も出るかとも思いますけれども、それは私ども、厚生労働大臣にはこの機構の理事長を任命する権限も持っておるわけでございますので、私どもとして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 平成十七年に、厚生年金病院につきまして、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案という法律案の御審議の際に、衆議院の厚生労働委員会の附帯決議におきまして、地域の医療体制を損なうことのないよう、厚生年金病院の整理合理化を進めることとされたところでござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 業務振り分けのための第三者機関でございますけれども、日本年金機構の基本計画を定める際の学識経験者からの意見聴取につきましては、総理が閣議において発言をされまして、三月十三日でございますけれども、この指示におきまして渡辺行革担当大臣が担当することとされたと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) ただいまの御質問にお答えする前に、被保険者とか受給権者の意見というものをもっと反映させていくべきではないかと、こういう御指摘がございました。  この点は、私どももこの法案におきましてそうした考え方に基づく規定を第二十八条に置かせていただいているところで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず、この年金記録について確認をされたい方というのが、いきなりこの第三者委員会の下に出掛けられるということも全くあり得ないと、それ道を閉ざされていると、扉が閉じているというわけではないわけですけれども、基本的には、社会保険事務所においでになられてまずオン...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) お尋ねのサンプル調査でございますけれども、これはマイクロフィルムの記録とオンライン記録との整合性を概観するということの目的で始めたものでございます。  マイクロフィルムの記録ということでございますが、これについてしっかりとした保存が行われているという意...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは納付記録の不一致というものについて四件あるということを申し上げているわけでございます。  氏名の濁点、生年月日の一番違ったので四日ということでございますが、そうしたずれ、それから住所は番地の記録がないと。こういうことにつきましては、これはもう私ど...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 五十八歳通知のフォローアップの作業でございますけれども、これにつきまして今委員の方から三十六万件、我々が既に回答したもの、この回答したものの中身について資料を整理しろと、却下の件数はどのくらいであったか、訂正の件数がどのくらいであったかと。これにつきまし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この年金記録問題というものは、ある意味で年金記録に関するシステムの問題だと私はとらえたいと思っております。  そういうことでございまして、我々が、社会保険庁の問題については与党・政府の間で熱心な議論をして、そして、いっときはねんきん事業機構法でございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これにつきましては、私ども、いろんな、非公式と申しますか、文書でなくてもいろんな幹部の間の話合いというものがございます。文書で私どもがこれを確認して、この議論をしたというのは、国会の求めに応じて記録問題についてお答えをするときにその文書に基づいて議論を交...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先のお話、御議論に対してお答え申し上げたいと思いますけれども、私どもといたしましては、この記録の問題というものについては、皆さん方の御議論の中から御要求という形で行われた、その御要求に対する回答書を議論する中で、私どもとしては文書の形で目に触れるというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要は、記録の問題がありますと、これに対して八月から個別の対応を取っていますという、そういうことを私ども、これは随分前だったかと思いますが、年が改まる前だったと思いますが、そういうことでその対応でいこうではないかと、こういうことで私ども考え方を統一していた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御提案のお気持ちは、日ごろ尊敬申し上げております峰崎先生の御提案ということで、私自身、今傾聴をさせていただきました。ただ、現実の私ども事務処理の現場を見ている者から申しますと、私の年金どうしてこんなに少ないのかということを言って相談をされている方というよ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁は事業の運営機関ということでございまして、できるだけ丁寧にお申出の方のお話に耳を傾けるということをしているわけでございますけれども、それではなかなか結論が出ないという場合に今回第三者委員会というところで判断を行っていただくということになったわけ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金通帳というものがどういうものかということは私どもつまびらかには承知をいたしておらないわけでございますが、一般論として申し上げますと、仮に加入者全員の年金手帳に保険料の納付期間、あるいは保険料の納付額、こういうようなものを定期的に記帳する仕組みであると...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもも、今回の年金記録問題を解決するのは、やはり先ほど来申し上げておりますように、システムの改善と申しますか、そういうことが不可欠だろうと、こう思っております。それがもっと早くできないかということは私も全く同じ思いでございますが、今政府参考人の意見を聞...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、私も行政改革の関連で地方分権一括法の準備に当たっていたことがございますけれども、要は、国の事務とそれから地方の事務というものを本当に截然と分かたなければ地方の分権ということもないではないかと、こういうことで議論をされました。  この年金の事務と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もう峰崎委員の御指摘のとおりで、どういう組織体にありましても、今働く人たちは労働組合を組成します。そういう意味では、労働組合と使用者側の立場に立つ者との間が本当にいろんな意味で健全なものでなければその組織というものがうまく運営されない、これはもう言うまで...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そのとおりでございまして、私どもは、いわゆる今委員の言葉で言いますと突合、名寄せですね、別の言葉で言えば名寄せ、これを来年の五月一杯で終えて、そして六月からお知らせをしてという段取りでございます。  しかし、それが長々と掛かるかといえば、六月から八月に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どちらのお話を申し上げていいのかあれですけれども、まず、総理は十分その区別が付いているということは今の委員の御発言でも私は裏付けられていると思います。  このチラシと申すんでしょうか、これにつきましては、これは私は、今も委員もお認めになられたように、両...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 完了ということを言っておるわけでございますから、私たちは、名寄せあるいは突合ということが選択されればより有り難かったと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) こうしたものでございますから、これは故意に間違えるということではなくて、片方、完全に名寄せを完了させますと言っておるわけでございますから、先ほど来申すように、私としては同じ言葉遣いであった方がより良かったのではないかと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、麻生大臣の御発言がどういうところで行われたかということをつまびらかにいたしておりません。したがいまして、伝聞の形で委員が私に教えていただいたことについてコメントをするということはやっぱり差し控えるべきだろうと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 電話が非常にふくそうしていることは事実であったというふうに思いますが、最近におきましては、十八日で五〇%近く行きましたし、十九日では五〇%を優に超えるというようなことになってございます。したがいまして、電話について麻生大臣がいろいろ御心配をいただいていた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 実情は、私どもは年金の裁定というものは、本当にありとあらゆる情報をできる限り集めて裁定をさせていただいておると、こういうことでございまして、基本的にこの裁定を受けられている方については、その面で御本人も一応この裁定の基礎になっていることについては、だれか...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いや、それはそれぞれのお考えで言われている、そういう考え方で、裁定の基礎というものに対しては信頼が置けるではないかと考えることもあり得ると思うんですが、我々としては、今五千万件の年齢階層別のこの統計の結果から、そこから手掛けたいと、このように思っているわ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど来お答え申し上げておりますように、麻生大臣の御発言について私はコメントを差し控えたいと思います。  私どもは、裁定を受けられた方については、本当に御本人もよく御理解の上でそうした手続を進められたというふうに考えておりましたけれども、五千万件の実情...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 福山委員が本当に御熱心にこの記録の所在というものについて御質疑をいただいていることは分かるんですけれども、要するに、青柳部長の言うことは、廃棄、台帳の廃棄です。社会保険事務所の台帳の廃棄というのは六十年なんですね、昭和六十年。片っ方、この年金について市町...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は今、福山委員が詰められるところで、台帳がないということを前提にしたお話でございますので、答えるのに逡巡しますけれども、この算数みたいな話でいえば、おっしゃることはそのとおりかと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、まず幾つか前提があるわけですね。まず、厚生年金の人たちはちゃんとその町の人たちでもマイクロフィルムに残っています。それから、特殊台帳の人たちも、仮にそういうことであったとしてもまだマイクロフィルムに残っている。したがって、それとまた台帳というもの...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今、社会保険事務所は、率直に言って私は、先ほど労働組合の話もありましたけれども、もう本当に、それは自分たちの不始末ですから、これはやむを得ないというふうには思いますけれども、しかしもう本当に大変なことになっているわけでございます。  そういうようなこと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 第三者委員会のあっせんがありましたときには、その内容を尊重をするということで、実質的にはそのあっせんに沿った裁定を社会保険庁長官に行わせるようにいたしたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろんな言葉がいろんな内容を持つものですから、今の櫻井委員の御質問ですら私うっかりお答えできないんですが、もし五千万件の問題だということであれば、これは特に私は予想外のことが起こりましたので、というのは年齢階層別のウエートがむしろ高年齢層、受給者層にある...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、もう未統合ということでございますから、基本的に基礎年金番号が振られたとき以降の問題でございます。基礎年金番号を振ったときに、なぜ統合の努力がもっといろんな仕組みの工夫でもってできなかったかという、そういう問題もありますし、それからまた、その仕組み...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省が監督をするという立場で責任は免れませんですけれども、基礎年金番号の付番以降の問題に実際に取り組んだのは社会保険庁ということになりますので、社会保険庁の責任が重いと、このように考えます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、組織として解体ということになる、そしてまた公務員の身分も変更をされるというようなことで、社会保険庁の組織としての責任の求められ方というのの一つであることはもう自明だと思っております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、率直に申して、昨年の九月以来、行政の責任者として、いろいろな問題に不十分であったかと思いますけれども取り組ませていただいてまいりました。そして、今この年金の記録の問題というものについて取り組んでおりますので、この責任を……(発言する者あり)
○国務大臣(柳澤伯夫君) この責任の衝に立つところから……(発言する者あり)
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は逃れるということは責任を取るゆえんではないと、このように考えています。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私のとき以前からの問題ではありますけれども、正に五千万件が明るみに出、また五千万件の内容について知った担当の大臣というのは私でございます。したがいまして、私は、これは総理の任免いかんによりますけれども、基本的に私はこの問題に取り組んでいく責任があると、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この基礎年金番号の重複付番の発生を防ぐ措置といたしましては、加入している年金制度を移動する際、又は事業所を変更する際に、基礎年金番号の申出がない場合は、氏名、性別、生年月日より既に付番していないか確認を行っているところでございます。  しかし、婚姻によ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この平成九年一月に九十八万件あった重複番号が現在二万件になっている、この二万件をどのように処理するつもりであるかと。これはもう前にも御答弁申し上げましたように、ここのところ累次、その該当者に対して郵便でもってその統合方をお願いしているわけですけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これはいろいろな手だてを今我々は決定し、発表をし、それを実施しようとしているということでございます。  余り時間がないようですからこれは繰り返しませんけれども、その中には、当然この基礎年金番号を中心にして現にオンラインの中にある、コンピューターの中にあ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは未統合のものを、未統合のものを統合するという作業、それから、コンピューター上、特に基礎年金にまとめられている記録というものが正しいかどうか、もし正しくなかったらこれを訂正しなければいけない、こういう問題、この二つが大別してあるわけでございます。 ...全文を見る
06月28日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の年金記録の問題に対する対応策につきましては、私どもといたしましては、例の五千万件の未統合の問題につきまして、まず受給者の皆さんの記録がその中にあったら一番これを修正するのが先決であろうと、こういうように考えまして、この五千万の記録の中の二千八百五十...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) それは基本的に私どももそのとおりに考えておるわけでございまして、あえて言えば、突合をして可能性のある人を早く明確にして、我々としてはそういうことについて更に御注意をいただきながらの確認をしていただくということでございまして、全体として我々が受給者、現役加...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもも、実は御指摘を受けるまでもなく、この問題をどう処理するか、対処するかということを考えてきたわけでございまして、現段階においては、今運営部長の方からお答えを申し上げましたとおり、介護の保険に絡ませてこの御注意を喚起させていただいて、是非そうした方々...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が御指摘になられたこの計画、基本計画でございますが、その三ページのところに非常にせっかくいいことが書いてあるわけですね。要するに、全年金加入者を対象とした全制度共通の生涯不変の一人一番号、こういうものを実現しようと、こういうような目的を設定しながら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほども申し上げましたとおり、基礎年金番号への統合の努力、あるいはその進捗の管理、こういうことについて十分であったかと言われれば、私ども、やっぱり今日の事態から見れば不十分であったと言わざるを得ないと、先ほど御答弁申し上げたとおりでございまして、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、現実に社会保険庁の中に記録があるわけではありません。これは、社会保険庁にとってみますと、全然別の少なくとも今までは管理の下にあったということでございます。  もとより、この統合の問題というのは、最終的には、先ほど当初の基本計画にもありましたよう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、日本年金機構から民間企業あるいはその他の独立行政法人等への退職職員の再就職ということについては、これはもう本当に、仮に日本年金機構が非公務員型の法人ということになりました後においても、もう十分に国民の皆さんから批判を浴びるようなことは行うべきでない...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 非常に難しい問題になっています。要は、社会保険病院というのは、社会保険庁が今度解体されてしまいますので、一体だれがこれからその主体になるのかという問題がございまして、これは委員が冒頭のこのくだりの質問で掲げられた問題である。しかし、私どもとしては、これし...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 一般論として言えば、健康保険は本当に日々の生活にかかわりのあることでございます一方、年金は、やはり自分が年を取って所得の稼得ができ難くなるという事態でございますので、時間的な関係、余裕というか、その観点からすればそうしたことが起こるということも今委員の御...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 短期証の発行ということが、何か自分の健康に関する医療サービスの変化が何か起こるということは、委員もこれはもう百も承知のことでございますが、ないわけでございます。  ただ、短期であるがために、市町村の窓口においでにならなきゃならないという、そういう機会が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) どうしてこの健康保険の保険証と年金の保険料の機会の確保というものを関連させるのかということにつきましては、私ども、これは年金を受給されるようになりますと、例えば国民健康保険の保険料についてもそこから源泉徴収というか、そこから控除されるというような形で納付...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、今回の年金記録問題の処理というのは、もとより現状起こっている問題を解決するということが大事だというふうに思っておりますが、同時に再発の防止というもので、将来に向けてのいろいろな提起されている問題についてしっかりとした的確な対処をするということも...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 旧台帳の八十三万件につきまして、もし破棄されたとするならば、それは厚生年金保険法第二十八条違反ではないかという、そういうお尋ねでございます。  これにつきましては、現在、本当に捨てられたのかどうかということを調査中でございます。まだその調査の結果は明ら...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、形の上でマイクロにそのものを撮っていないわけですから、やはりこれは法令違反ということだと思います。  今委員は百十万件のことについて仰せられたかと思いますけれども、私が聞いているところでは、農林に行ったのが二十七万件でございまして、その他という...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほど冒頭申したように、形式的に原簿とされるものをそのものとしてマイクロにも撮らずに廃棄をしたということについては、私は委員が御指摘のとおりだということで申し上げました。  しかし、それで実務上何か困ることがあるかというと、その基になる名簿というものを...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、そうした取扱い、まだ実は廃棄をしたということかどうかということを調査中なんです。調査中なんですが、もし廃棄をしたということであれば、これは法令違反であって、遺憾極まりないことだということでございます。  しかし、今言ったように、実務上何か障害が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は実務を行っている者から直接聞いているわけですけれども、廃棄とここに書いてありますけれども、本当に廃棄したかどうかは、物理的に廃棄したかどうかというのは調査を今しているんですという、そういう説明を聞いているわけでございます。したがって、私は、先ほど御答...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 率直に私が事務当局から報告を受けていることは、確かにここに廃棄と書いてあるということでございますけれども、廃棄というようなことを、そう軽々しくこういう公文書を廃棄するというものをやれるわけがないわけでありまして、役所の組織としては廃棄の決裁を取るなりなん...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この被保険者台帳というのは、当時、原簿として保管されていたものでございます。そういう位置付けからすると、これを廃棄ということをすればこれは法令違反ということになります。その点で、そうしたことをしたという前提に立って申し上げれば、大変これは国民の皆さんに申...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私もそういう新聞記事を見た記憶がありますけれども、しかしながら昨日の会見での発言で、昨日の私の発言に関連してやや不正確な報道が今日幾つかあったのでびっくりいたしましたが、昨日の会見で私は明確に、賞与の返上はあくまでも今回の一連の不祥事に関するけじめと改革...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 正式な理事会での御検討の結果で判断をいたしたいと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私としては、理事会で御協議の上、その御指示に従いたいと、このように思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 御指摘の報道でございますけれども、市町村が国民健康保険の調整交付金の申請に使用しておりましたシステムに誤りがあったことが原因で、過去におきまして調整交付金の交付に市町村ごとで過不足が発生したという報告を受けております。このシステムの仕様につきましては国も...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 率直に申して、過不足でございまして、不足の市町村があった反面、本来でしたら若干、もう少し少額であったものを、定められた額ということで少し多く配分されたという問題でございます。  したがいまして、今後この過去分を補てんするということも調整交付金の枠内で行...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 回収ということではなくて、調整額、毎年度の調整額の中から少しずつ減額をさせていただいて補てんをしていただくということになろうかと思います。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の誤りにつきましては、平成十八年度の制度改正におけるシステム見直しの際に発見されたところでございまして、十八年度の交付金からは正しく交付されているところでございます。  今月初旬に県を通じまして那覇市から指摘があったこと等を踏まえまして、何らかの是...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員長の梶谷委員が具体的にどういうお話をなさったかということは、私、今にわかの御質問ですから、必ずしもしっかり記憶はいたしておりませんけれども、いろいろな御議論があったように承っております。やはりそれは年金記録の問題ということとちょっと違うんではないかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今のお話は実態面のお話かと思います。第三者委員会とは切り離した問題だとすれば、私どもとしては、やはり二年以上をやるというのは、特例的なこととして措置をさせていただいた以外、原則として二年を守るということによって納付がいたずらに遅延を来すという事態...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回、裁定の請求が遅れることによってその支払が本来の支払期日より遅れることがあることは今回の特例法案が予定しているところでございますけれども、現在こうした場合に遅延利息を付す旨の規定は設けられていないと、このように承知をいたしております。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 裁量と言われますと、私ども、やっぱり法律に基づく行政ということでなければならないというふうに考えるわけでございまして、やはり訂正がされた場合、その訂正に見合って増加する給付というものを確保するということが我々が法律から授権を受けていることではなかろうかと...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) この問題を最初に、どちらの委員かはちょっと明確に記憶にないんでございますけれども、尋ねられましたときに、私は、最初に私が赴任したときの村瀬長官との話ということを御披露させていただいたという記憶でございます。そのときに村瀬長官からは、もういかにも難しい目標...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 全く、まず前の質問からちょっとフォローさせていただきたいんでございますけれども、私ども今回の年金機構の改革に当たっては、当然この納付率の向上、引上げということも念頭にある、このことはもう私はっきり申し上げておきたいと思います。  今年度の八〇%の目標と...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金の記録が誤っているということ等のいわゆる記録上の問題があるほかに、このような事務処理誤りが相当数上っているということについては、私自身、大変大きな問題だというように考えます。その上で、さらに事務処理誤りというものを、ある意味で国民の皆様から批判をいた...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 公表については、もう委員が非常に行き届いた御配慮もいただいて、個人情報の保護ということを尊重しながら、しかしできるだけこの事故の公表、誤りの公表というものをするには一体具体的にどういう基準を設けたらいいかという問題提起でございまして、私ども、委員の問題提...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、やはりこれまで社会保険庁の職員についてはいろいろなこと、意識の低さあるいは能力の問題等々、私は今回の年金記録の問題につながったところにはそういった問題があるというように考えておるわけでございます。そういうことから、まず意識の改革をしなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) いろいろな考え方があろうかと思うんですが、事社会保険庁の職員について申し上げますと、私はやはり非常に身分というか、身分の保障があることについて、非常にこれに依存するというか、それをいいことにしていろいろな自分の行動を律していくという面があったことは私は否...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私は、社会保険庁に関する限りという、社会保険庁の今までの職員の在り方というものに着目をして申し上げたつもりでございます。  もちろん、皆さんの、民主党さんの改革案であるところの国税庁との合体による歳入庁構想というようなことで国税庁の、まあ民主党さんはノ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 要は、先ほど来るる申し上げてまいりましたように、社会保険庁の職員のこれまでのいろんな不祥事と申しますか、そういったことであるとか、あるいは今回大きな問題になりました年金記録の問題というようなものを考えてみますときに、その意識というものを今までどおりにして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私が申し上げましたのは、どちらかというと制度的な面で、その著書でもって中心的に回顧談を披露している方、この人の考え方の中で、私は制度的な面について申し上げたつもりでございます。  どんどん金は使っちゃえ、金がなくなったら賦課方式に変えればまたつながって...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 厚生労働省及び社会保険庁所管の年金関係の公益法人等における国家公務員の再就職者数でございますけれども、委員がお示しになられたこの二十五でございましたですか、そういうものとその対象の公益法人が合致しているかどうかちょっと……
○国務大臣(柳澤伯夫君) ちょっと数は違うようでございますが……
○国務大臣(柳澤伯夫君) 委員の御指摘になられたこの公益法人等のリストのうち二ページ目の上から二つ、独立行政法人が二つございます。これを私ども除いて集計をいたしておりまして、そういう前提で申し上げますと、平成十八年四月一日現在で役員が、国家公務員の再就職者ですが、七十三名、職員が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私ども、そもそもこの年金制度につきましても、雇用者年金というものの一元化を図るという実態面での措置も本年のこの国会に提出をさせていただいておるわけでございますが、特に、なかんずくこの年金の事業運営についての主体であったところの社会保険庁の改革というもので...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今おっしゃられた給与等のことについては、私、ただいま用意はないわけでございますけれども、年金保険料がこうしたものの事業運営の財源として投入されているかということについて答弁をさせていただきたいと思います。  社会保険庁、年金局が所管する公益法人等が行う...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 住宅でございますけれども、住宅につきましては、これはもう年金制度が未成熟な段階で一方的に被保険者の方々が保険料を払うばっかりの時代というものがありまして、他方、住宅の需要が非常に強いということの中で、やはりこの福祉還元と申しますか、現役還元と申しますか、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金というのは社会保障の一環でございまして、もちろん保険料の納付をいただくわけですけれども、同時に年金として給付をさせていただくと、こういうことで負担と給付の関係というものは、きちっとした経理が前提ですけれども、やはり近いところに置いて、その関係が明確に...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の改革によりまして、社会保険庁の長官の権限とされているものは一番の原初的な形に修正されまして、本来の権限者である厚生労働大臣が有することになりますけれども、そういう実務的な事業運営ということについては新しい機構の理事長が行うということになります。これ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もとより、国会審議における論議というのは、特に私ども政府を預かる者の発言というものはしっかりした真実あるいはデータに基づいて行わなければならないということは言うまでもないことであるというように考えます。特に、今回この年金記録問題についていろいろ国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 先ほども御答弁申し上げましたように、今回の年金記録の問題も、やはりこの社会保険庁の職員の方々の意識というものに、やはり公務員であることに寄っ掛かるようなそういう甘さがあったと。本当に国民の大事な年金をお預かりしているということに対して、もう厳しく毎日毎日...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 保険料を払っていただいたというものがきちんと給付につながるという、そういう年金記録の必要な訂正というものを必ずやり遂げるということを、私ども新しい対応ということで決定をし、発表をさせていただき、また実施に移す、そういうことを考えているわけでございます。し...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 我々は、そういうふうに結果においても受給権者の皆さん又は被保険者の皆さんに損害を与えるようなことを生じさせないと、こういう固い決意の下で今回の記録問題に対処いたそうと、こういうように考えているわけでございます。不法行為による国家賠償責任というようなことに...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今委員が御指摘のように、私どものコンピューターシステム、レガシーシステム、古い形のシステムでございますが、その見直しにつきましては平成二十三年度に向けて必要な予算要求をしていると、こういう状況です。  しかし、そしてこの御提案は、その新しい最適化システ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基本的にそういうことになりますが、ただ、今度の、今度の作業につきましては、一部、先ほど来の委員と青柳運営部長の質疑応答の中にも若干出てまいりましたけれども、NTTの承諾の下でデータを取り出すと、そしてそのデータを新しいソフトに入れて、我々の必要とする作業...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、今委員は普通契約約款で、データ通信サービス契約についても普通契約約款そのものに利用契約を締結するということが枠組みとして前提になっていると、こういうことでございますけれども、この契約が結ばれるべき時期というのは非常にさかのぼっての話でございまして...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私も、今御指摘になられたこの契約、普通契約約款にうたわれている利用契約がなきままに、今の委員御指摘の見積書に印鑑を押しただけで契約がスタートをした、あるいはそれに基づいてサービスの提供もあったけれども、また多額な対価も支払われたというこの事実についてはそ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、片方には「名寄せ」と書いてあったかと思います。片方には「統合」と書いてあって、いずれにせよ、これが一致してないといけないわけでありまして、その意味では、私からも広報本部長に早速、この本日の審議が終わり次第、伝えなければならないと、このように思いま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私自身、今日これ初めて見ました。そういうものでございまして、これまでにも何回も私自身、報告をするようにということを申しておりましたけれども、今日までそれがまだ集計中ということで、私自身が報告を受けないままにこの委員会で福山委員の御質疑を契機にこうして見た...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どももこのいわゆる基データですね、オンラインの基データとオンラインの記録、これの照合をいたしたいというように考えております。ただ、今の見込みですとやはりかなりの人日と申しますか、マンパワー、時期というものを要するということでありまして、それをやってから...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) まず第一に、特殊法人と独立行政法人ですけれども、余り長くしゃべっては申し訳ないんでつづめて申しますけれども、特殊法人というのは、率直に言って、総務省のくちばしが入るということを嫌って、従来型の主務官庁というか、業務に関連する官庁の傘下にいようと、こういう...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 基礎年金に未統合の五千万件の記録はどのような幾らの保険料を納めたという記録であるのかと、こういうお尋ねでございます。  これも、今のコンピューターの仕組みでございますと、新しくプログラムを組んで、それで、それを命令、指示をしないとそういうデータを得られ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 社会保険庁が実施しております年金記録相談の特別強化体制の下で、当初、昨年の八月から昨年十二月末までにほぼ百万件の御相談を受けたわけでございます。その中に、非常に有り難かったわけでございますけれども、当方には全く記録がない、これ、当方という意味は市町村を含...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) そういうことではなくて、まず市町村を含めた元資料に当たっているということでありますので、そういう状況を把握していないということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 前回の調査で、今委員に私が答弁申し上げましたように、五十五件がそのようなものであったということをお答え申したわけですが、その前の数字は八十四件というものであったわけです。八十四件の皆さん方が領収書等をお持ちだったということでございまして、そういうことで直...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 前回も八十四件と五十五件に絞られる過程でいろいろと御議論もいただいたということで、現在の社会保険庁の調査というものについては、まず本当に我が方に記録がないかということで調査をしておって、それが市町村を巻き込んでの調査ということで時間が掛かっているというこ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 現場はどこかといいますと社会保険事務所ということでございまして、社会保険事務所において訂正はしているということでございますが、その段階で数字を本庁に徴求しているということがなくて、むしろ社会保険事務所ではその記録の所在、有無というものを調べることに今注力...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) その限りではそのとおりでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、浅尾委員、今日と前回とこの厚生労働委員会に御出席でございますが、要するに、私が従来から御答弁申し上げておりますのは、年金の納付記録を正確にコンピューターの中からきちっと把握をして、それを年金の受給者又は被保険者の方々にお送りするというプロセスの中...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私自身が申したことでございますけれども、五千万件のうち、要するに二千八百八十万件が現に年金を受給する世代の方々の記録であると、これがもうはっきりしているわけでございます。  一方、三千万件の方々が今受給をされているということでございますので、この方々が...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 第三者委員会の位置付けというか、その後いろいろ、第三者委員会の方々による基準づくりをめぐるいろんな御議論でございますが、それについて見ますと、いろいろなことで審査会における審査というもので救済されない、そういうケースについてもとにかく門戸を開くという姿勢...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 年金電話相談につきましては、平日は一日当たり一、二万件、平時はですね、一日当たり一、二万件でありましたところ、本年は五月二十八日以降、大変急増をいたしたわけでございます。特に、六月十一日には四十七万件ということで、平時の三十倍にも上る多数のアクセスがござ...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) もしもしホットラインとトランスコスモスのほかのこの契約の相手方は、ビーウィズ株式会社、また株式会社テレマーケティングジャパン、それから株式会社ベルシステム24、株式会社KDDIエボルバの四社でございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、この緊急にお願いした四社につきましてはコールバック方式を取っておりまして、端末を装備してそこから情報を見るという、そういう立場には立っておりません。また、研修を行っておりまして、その際にはそうしたことについても留意をさせるようにということは行って...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回のことにつきましては、すべて私ども、新たな追加的な経費という位置付けをいたしておりまして、これは平成十九年度の既定経費の中から緊急かつ速やかにこれを手当てするという考え方でございます。  したがいまして、具体的に申しますと、新たに保険料の負担を求め...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 戦没者の妻に対する特別給付金についてはまた引き続いて御議論があろうかと思いますけれども、その処理の適否の問題と、現在、私どもが国民の皆様から大変この御不信を買ってしまっている年金記録の問題とは、私は直接には結び付いていないというふうに考えるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、台帳に入れるということが委員の御主張かと思いますけれども、現に恩給受給者のデータというものを、現実に特別給付金を受けられた方ということを中心に把握をするという、そういう処理をしたということでございます。
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、現在の国民の皆様の御自身の年金記録への不安に全力を挙げてその解決のために努めなければならないと、こういうふうに考えております。そういう意味合いで今のような管理体制ということは適切でないと、このように考えまして、早急に是正方を長官に指示したいと、...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私どもは、平成十六年の年金制度改正の御審議の際の御議論を踏まえまして、今後、年金保険料は年金給付と年金給付に関連すること以外には使わないということを方針といたしております。  この考え方に基づきまして、私ども、昨年の十二月、財務大臣、厚生労働大臣の二人...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) これは、先ほど申し上げましたように、予算の範囲内で、機構に対し、業務に要する費用に相当する金額を交付するということを四十四条で決めておりまして、それで政府は、この今申し上げた規定によって交付金を交付するときは、機構に対し、その交付に充てるための財源の国庫...全文を見る
○国務大臣(柳澤伯夫君) 私といたしましては、これまで参議院の厚生労働委員会の先生方の御審議におきまして、衆議院を上回る、そういう審議の経過をたどっているということを承知をいたしているところでございます。そういう意味合いで、いろいろと広範な御質疑をいただきまして、それについて私ど...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 本会議 第9号
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○柳澤伯夫君 ただいま、私ども三名、院議により在職二十五年の表彰の栄に浴しました。  三者協議の上、私、代表してごあいさつ申し上げることになりました。  まず、この栄誉はひとえに郷里選挙区の皆さん、国会の先輩同僚各位及び友人知己の御指導、御支援のたまものでありまして、ここに深...全文を見る