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簗瀬進の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第151回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○簗瀬進君 民主党・新緑風会を代表いたしまして質問させていただきます。  村上さん、これからあなたを証人と呼ばねばなりません。  私は、今回の証人喚問に先立ちまして、人間村上正邦に触れようと、あなたの著書を読みました。この「汗にむくいる」、この本の中に「「タンポポ」と明子」と...全文を見る
○簗瀬進君 証人は、ことしになって二回、資金管理団体正邦会の収支報告を訂正されました。合わせて五千百七十一万円の巨額です。これはまさにKSDグループからの長年のあなたの尽力に対する報酬ではありませんか。
○簗瀬進君 時間とめてください。委員長、時間とめてください。委員長、時間とめてください。
○簗瀬進君 先ほどあなたは、委員長の質問に対して、私の身は潔白であってその潔白を司法の場で明らかにしたいとおっしゃったじゃありませんか。証言拒否をするというのは訴追のおそれがあるということですよ。全く矛盾してるじゃないですか。どういうことなんですか。
○簗瀬進君 先ほど証人は比例の順位のお話をされておりました。平成十年の四度目の当選のときに、証人は自民党で実質二位と、あっ失礼、二位であって事実上一位であったと、本当の一位の方は党外の方でありましたから、党内では一位であった。  私は、そのような順位づけの際に、先ほど申されたよ...全文を見る
○簗瀬進君 先ほどもお答えになったようでありますけれども、この平成十年のときに、このあなたの順位づけに基準とされた獲得党員数、それから獲得後援会員数をここで明らかにしてください。
○簗瀬進君 その十六万獲得党員のうち、KSDにお世話になったのは何万人ですか。
○簗瀬進君 九万ということは、党費は幾らだったんですか。
○簗瀬進君 四千人とすると三億六千万と、というふうなことになるわけであります、まあ単純計算で四千円として計算をいたしますとね。大変な金額ですよ。その党費の獲得はだれにしてもらったんですか。KSDの古関さんあるいはKSDグループがやってくれたんじゃないんでしょうか。
○簗瀬進君 今、証人は、党員と後援会員の勧誘については私は知らないと、こういうふうにおっしゃいました。  証人に、これはもうよく御存じだろうと思いますけれども、このようなものを示したいと思います。(資料を示す)これは現物です。村上正邦先生を支援する署名のお願い、豊明会中小企業政...全文を見る
○簗瀬進君 自民党の東京都豊明支部というものがありますが、証人はこれを知っていますか。
○簗瀬進君 御存じでありますか。自民党東京都豊明支部の存在を知っていますでしょうか。
○簗瀬進君 自民党豊明支部がどこにあるか御存じですか。
○簗瀬進君 まさにここにある、豊政連と言われた、先ほど証言、証人がお話の中で触れられたその豊政連と同じ、その住友不動産両国ビルの七階に隣り合わせるようにしてこの豊政連というのはあるんですよ。また、この豊政連と豊明支部がそういう意味では同じところにあるということであります。これを知...全文を見る
○簗瀬進君 いや、私がもう指名されましたので。  まさに自民党豊明支部と豊政連は同じ場所にあるということは証人もお認めになったようであります。  そういう中でさらに質問させていただきますが、豊政連の事務総長はだれだったか知っていますか。
○簗瀬進君 既に逮捕済みの中村勝彦さんですね。この方が豊政連の事務総長をやっておった。  そして、中村勝彦さんは、あなたと一緒に、あなたの秘書役ということでものつくり大学視察のためにヨーロッパに行っていますね。
○簗瀬進君 もう既に、この中村勝彦さんが中心になって幽霊党員をたくさんつくったと。幽霊党員、中には石川五右衛門さんとか徳川家康さんまでいらっしゃると、こういう大変多彩な党員がいるとの報道もなされておりますけれども、私はここにお見せをいたしますが、これは自民党の入党申込書であります...全文を見る
○簗瀬進君 平成十年の五月、古関さん本人が自民党の政治資金団体である国民政治協会に合計五千万円の寄附をしています。そして、その年あなたは自民党から例年の倍以上の寄附、一億六百万円を受けていますが、この国民政治協会への古関さんの寄附はあなたが頼んだものですね。
○簗瀬進君 平成六年の三月、豊政連の総決起大会が三月二十三日にございましたけれども、その同日付で中小企業対策特別委員会の設置に関する請願がございました。その紹介議員に村上さんが、証人がなっていることは間違いないですね。
○簗瀬進君 その余のものづくり関係については同僚の櫻井議員が引き続き質問をさせていただきます。
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○簗瀬進君 総理、自民党大会、御苦労さまでございました。自民党大会が終わって、参議院で総理の、この委員会でお声を聞くのは初めてということで、端的にまずお尋ねをさせていただきたいと思います。  森総理、辞任をするんですか、続投するんですか、どちらですか。国民にわかりやすく明瞭な言...全文を見る
○簗瀬進君 御答弁の中でただ以下の言葉がなければ、恐らく新聞は、大変続投への強い意思を表明したと、こう書くでありましょう。しかし、必ず、ただ、総裁選挙を前倒しいたしますと、こういうふうなことをおつけになるんですね。それをとってマスコミもあるいは諸外国も、総理はこれは辞任の意思を固...全文を見る
○簗瀬進君 私は、実は本業は弁護士でございます。民法上、期限の利益という言葉がございます。期限の利益は債務者のためにあると、期限を定められたときまでは借金を返さなくてもいいと、しかしその期限の利益をみずから放棄した場合は直ちに借金を返さなければならない、これが民法の期限の利益の考...全文を見る
○簗瀬進君 総理という地位は、まさに一国の最高の政治責任者であります。その政治責任者の地位がまさに揺らいでまいりますと、その瞬間から政治空白が生ずると、ということは、それは総理は私が言うまでもなく十分御存じだろうと思います。  そこで、お尋ねをしなければならないのは、前倒しをす...全文を見る
○簗瀬進君 前倒しを言いながら時期を明らかにしない、まさにそこにこそ今のこの国の大変な政治空白と、そして経済の混乱と世界からの信用失墜を呼んでいる原因があるということをどうか御認識をいただきたい。  その上で、総理はこれからアメリカに向かおうとなさっているようであります。さあ、...全文を見る
○簗瀬進君 アメリカに行かれるのは総理でございます。その総理から御発言がなかったということを私は大変遺憾に思います。ありますか。
○簗瀬進君 まさに竹下さん、橋本さんという辞任を決意なさったお二人の先輩の名前を挙げられたということで、私自身としては勝手ながら、総理の御本心はやっぱり御辞任なさるのだなと、このように解釈をさせていただきます。  御本人を目の前にして大変甚だ恐縮と思いますが、私は、今や総理とい...全文を見る
○簗瀬進君 まずないというお話でございましたけれども、この下野新聞三月十四日では、平成九年度の目標額として、土地改良事業推進協議会が四百万円、それから建設業協会が五百万円等の会費を集める目標額が定められておって、現実にその会費についても知らないうちに土地改良区のお金が納められてい...全文を見る
○簗瀬進君 関連でお尋ねをしたいんですけれども、土改連が各県にありまして、それを全国で束ねる組織として全土連というものがあると聞いております、全国土地改良のそういう組織だと思うんですけれども。この指示の対象として、調査の対象としてこの全土連も含めるべきであると思いますが、いかがで...全文を見る
○簗瀬進君 私は、土地改良ということでありますけれども、もう一つ、この新聞に出ております土地改良政治連盟のお金を集める目標額のところに、土地改良関係者から半分、そしてあとの半分が建設業協会等の、言うならば農業関係の公共事業の仕事をいただいている人かなと思われるそういう業界が入って...全文を見る
○簗瀬進君 大変公式的なお話でございますけれども、そういう公式的な形式張った指導監督を続けている中でKSDみたいな抜き差しならない癒着の問題がさらに進行化していくという、こういう大きな教訓があるわけでありますから、どうかその問題については積極的にいつも注目をしていただきたい、この...全文を見る
○簗瀬進君 私の質問をもう一回させていただきます。  そのような事実があったとして、まさに先ほどと繰り返しになりますけれども、真相を究明すべき捜査機関の態度としては極めて問題だと思いますが、いかがでしょうか。
○簗瀬進君 官房長官、今お話しにあったように、十分な協力をしている、こういうふうなお話でございます。具体的にどんな協力をしたんですか、挙げてください。
○簗瀬進君 提出をなさった書類の具体的な中身を教えてください。
○簗瀬進君 外務大臣、同じ質問です。  どのような協力をしましたか。また、どのような帳票を提出していますか。
○簗瀬進君 捜査の壁という、必ずこの国会の質問のときに出てくるのはこれでございますけれども、その壁をどの程度崩せるかわかりませんが、私、この報償費支出のプロセスという、こういう一つの図をつくってまいりました。各委員のお手元にも参っております。これをどうか官房長官もごらんになり、ま...全文を見る
○簗瀬進君 報償費の支出プロセスという、分けていませんか。それじゃありません、これです、これ。これはパネルだけということ──そうですか。失礼いたしました。パネルだけだそうです。はい。残念でございます。じゃ、これは高々と掲げながらやらせていただきますけれども。(図表掲示)(「それじ...全文を見る
○簗瀬進君 会計検査院長、お尋ねしたいんですけれども、会計検査院も当然報償費についての、大変、先の具体的な支出行為まではそれは機密ですからチェックするわけにいかないけれども、どのような請求があって、どのような金額が出されたかと、その部分についてはちゃんと会計検査院チェックしている...全文を見る
○簗瀬進君 もう一回ちょっと、お答えが多岐にわたりましたので理解できなかったんですけれども、今御説明申し上げました報償費の請求書、支出決議書、領収書、この三つについては在庁検査をした後、その後、書類は最終的にはだれが保管するんですか。
○簗瀬進君 支出決議書については会計検査院に保管してある、こういうふうな御答弁です。  それじゃ、この松尾さんが在任中の支出決議書、これ警察に提出してありますか。
○簗瀬進君 警察庁長官、刑事局長、今の御答弁、まさに松尾さんが報償費関係でいろんな動きをしている、それの一番スタートになるのが、どの程度の報償費のものが動いたのかということが、それがスタートじゃありませんか。それは内閣官房になくて、会計検査院にあるじゃありませんか。それについて任...全文を見る
○簗瀬進君 何を言っているんですか。答弁になっていないじゃないですか。  一番最初のスタートラインでちゃんと会計検査院にある、それについてのチェックもしないで何が捜査なんですか。金の出と入りですよ。入りの方の一番最初のスタートラインを押さえていないじゃないですか。これで十分な捜...全文を見る
○簗瀬進君 次の質問に移りますけれども、今の質問と関連をしておりますので。  毎日新聞の、これはたしか三月九日付の朝刊、誤解のないように、今度は官房じゃなくて外務省の話であります、外務報償費の話であります。  「外務省会計課の審査室内には、」と、そういう書き出しで始まるこの毎...全文を見る
○簗瀬進君 先ほどの質問と繰り返しになりますが、支出決議書は今も会計検査院にあるんですね。
○簗瀬進君 支出決議書が今あるかどうか聞いているんです。
○簗瀬進君 先ほど、支出決議書は会計検査院が持っていますというふうに言ったばかりじゃないですか。
○簗瀬進君 あるという御答弁でございますので、委員長に御請求申し上げたい。  これはまさに大変な、国のトップで十億以上の金が非常にいいかげんな使い方をされて、その事実がまだもって解明の糸口が見えていないという大変重大な問題です。そのかぎをまず握っているのはこのような支出決議書で...全文を見る
○簗瀬進君 刑事局長さんにもう一点聞かせていただきたいんですが、たしか告発の罪名は業務上横領罪でした。それが今回の立件に当たっては詐欺ということになっている。これはどういう理由ですか。
○簗瀬進君 まさに厳正に対処していきたいと、業務上横領立件の余地もあるという御答弁として理解をさせてください。  この詐欺ということは、通りすがりの間柄でもそれは詐欺はできるんですよ。業務上横領となるとちょっと違う。業務が、まさに職務行為がどういうものであったのか、どういう立場...全文を見る
○簗瀬進君 金額は幾らだったですか。最後、一点だけそれを確認させてください。
○簗瀬進君 トータルで、そのほかいろいろあったんでしょう、もろもろ。この間のホテル、改修のためのそういう滞在費用、もろもろ含めて幾らですか。
○簗瀬進君 いや、そのホテルの滞在。
○簗瀬進君 いずれにしても、在外におられる邦人の皆さんの感覚からいうと、随分まゆをひそめたり、本当の意味で我々のための大使館であるのかななんて思わせられるようなそういう事案が案外多いようでありますので、くれぐれもお気をつけいただきたいと思います。  私の持ち時間、あと本当に残り...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○簗瀬進君 質問の順番を若干変えさせていただきまして、外交初デビューを果たしました、大変新聞にもそのように紹介をされておりましたが、麻生大臣にまず質問をさせていただきたいと思います。  今、森田委員からの質問でもございましたが、このたびの日米首脳会談、本当に御苦労さまでございま...全文を見る
○簗瀬進君 後輩の私からこんな生意気なことを言っても恐縮でありますけれども、外交交渉は、口調はやわらかくても内容がきついという場合も当然あるだろうと思います。私は、そういう意味では今の麻生大臣の発言は大変重要な発言であると思います。  というのも、すべての新聞をチェックしたわけ...全文を見る
○簗瀬進君 当然それは外交交渉でありますから、我々の与野党のやりとりではありませんので、指を突きつけて公約でしょうなんというようなことはやらないわけです。やっぱりそういうやわらかい表現の中で話した言葉というようなものが非常に重要な意味を持つというのは、これは国際交渉の常識であると...全文を見る
○簗瀬進君 大臣の一言一言は非常にこれは日米の信頼関係に通ずる大変重要な御発言であるということは私が言うまでもないと思います。  そういう意味で、六カ月という言葉はどういう意味として首相はお述べになってきたんですか。
○簗瀬進君 シックスマンス、六月という言葉を言えばこれはジューンですよね。イン・ジューンとなるはずであります。  しかし、シックスマンスという言葉は会談の中で、あるいはワーキングの中で出た言葉ですか、シックスマンスという言葉は。ジューンとシックスマンス。
○簗瀬進君 若干質問の角度を変えますが、日米共同で発表なさった共同声明の中で不良債権処理に触れている部分はございますか。
○簗瀬進君 確かにその声明の中には六カ月、半年という言葉は入っていないんですね。確認させてください。
○簗瀬進君 ワーキングランチの中に六カ月という言葉が入っていましたか。
○簗瀬進君 これも産経新聞と読売新聞の、いわゆるブッシュ米大統領と森さんの対話の模様が訳されたものが出ております。チェックをしていただきたいと思います。この中に間違いなく半年くらいで結論を出したいということを森さんが言っているんです。いかがですか。
○簗瀬進君 首脳会談でのやりとりというのは、声明とそれからその前後で行われた、当然二人のやりとりの中でどんな話が出たのか、それを総合的に判断をされる可能性は十分にあるわけであります。まさにそういう意味では、声明の中に六カ月以内というような言葉が入っていなくても、ワーキングランチ等...全文を見る
○簗瀬進君 まさに今お言葉の中にも、向こうがそう理解したとするならという、そういう仮定のお話がございましたけれども、理解した可能性はあるわけですよね。だから新聞も国際公約であると、半年以内にと。ただし、半年以内がどこなのかはちょっとぼやかした形で書いているという、ある意味で双方の...全文を見る
○簗瀬進君 今の答弁わからないんだけれども、首相として書いてあるのは、ではしゃべっているのはこれは麻生さんの言葉なんですか。これは首相がしゃべっていないんですか。それを確認させてください。
○簗瀬進君 これは首相ではなくて麻生さんのお言葉だったということでよろしいんですね、このワーキングランチでの言葉。もう一回確認しますけれども。
○簗瀬進君 これ以上追及させていただいても水かけ論に終わりますので、これはこの辺で終わりにさせていただきたいと思うんですけれども、私は思うのに、やはり例えば総理が言ったのか麻生さんが言ったのか何かはっきりとしない、それから言葉の中で六月だったのか六カ月以内にだったのかというような...全文を見る
○簗瀬進君 結構ですから、私は答弁を求めていません。──いやいや、答弁は、それは質問と答弁ですから、質問していないんだから私の時間を食わないでください、私の持ち時間なんだから。  では、次に質問に行きます。会計検査院に質問をさせていただきたいと思います。  会計検査院長さん、...全文を見る
○簗瀬進君 このすべてという言葉の意味は、まさに沿革的に言って旧会計検査院法において機密費というようなものを例外とすると、そういう規定が置かれておったわけですよね。そして、そういう意味でまた明治憲法の会計検査院の規定も御指摘のとおりあったわけでありますけれども、その会計検査院、明...全文を見る
○簗瀬進君 特別の事情と、それから承認。
○簗瀬進君 まずお聞きしたいのは、内閣については昭和四十六年に承認が、内閣のこれは官房長官ですかね、この承認の請求か何かがありまして、それを会計検査院が承認をしたと。それが昭和四十六年で、そのとき一回こっきりだったということですか。その後は全然何の承認も手続もなされず現在までずっ...全文を見る
○簗瀬進君 外務省にしても昭和三十四年、平成十年と、外務省は二回あったようなんですけれども、平成十年に改めて外務省の方から承認願いがあったというのは何かの事情があったんですか。
○簗瀬進君 新しい費目ができたからというようなことなんですけれども、費目も当然ながら、報償費の例えば金額がだんだん膨れていく、そういう事情の変更が何度かあるわけですよね。それから、もちろん内閣がかわると、そうすると内閣のいろいろな姿勢も変わるわけですよ。  そうしたことは、私は...全文を見る
○簗瀬進君 今の御答弁によりますと、支出する側というのはそれは内閣官房のことですね、当該の問題として。そうすると、内閣官房の側で報償費の取り扱い等について新たな施策が講じられるということを待って、それまでは今までの承認というようなものは一たん切れるというふうなお考えと理解させてい...全文を見る
○簗瀬進君 いずれにしても、この会計検査院規則の十一条については謙抑的な解釈運用に努めるべきだと思います。謙抑というのはちょっと難しい言葉ですけれども、謙遜と抑制ということなんですよ。やっぱり、憲法はこのようにすべてということをあえて入れているわけでありますから、だからそれに従っ...全文を見る
○簗瀬進君 外務検査課長一人しか書類の閲覧が許されなかったという、こういう実態についてはどうなんですか。もう一回答えてください。  答弁が長くてわからないよ。
○簗瀬進君 時々の状況に応じてという、こういうこともあったということですか。外務検査課長一人で見ていたという、そういう状況もあったということですか。
○簗瀬進君 答弁では、外務検査課長一人で見たという、そういうときもあり得たという御答弁のようですので、これからこういうふうな大きなお金が動くところにそういう外務検査課長一人で見ているなんという、そういう体制で今後もいいというふうには思えませんよね。今後どうしますか。
○簗瀬進君 今ちょっと手元にこういうのをつくってまいりました。(図表掲示)  この前の予算委員会でもこれ示させていただいたんですけれども、先ほどの会計検査院長さんの手元保存というのは、この図で言いますと「領収書(X)」と書いている、この部分は手元保存でいいよということですよね。...全文を見る
○簗瀬進君 また新聞記事の引用で恐縮なんですけれども、先ほどの毎日新聞の三月九日付の朝刊で、私はこれこの前の予算委員会でもやらせていただいたんですが、外務省会計課を審査しているときに一枚の支出決議書が出てきたと。まさにこの今御答弁になった支出決議書で、五年間は会計検査院に保存をさ...全文を見る
○簗瀬進君 というと、それをチェックすれば、この支出決議書の中に、債主が内閣官房長官であって、それを外務省が支出決議書に判を押している、こういうものがあるかどうかは確認できるということですね。
○簗瀬進君 外務省に聞く聞かないは別にしても、その物の支出決議書は今どこにあるんですか。
○簗瀬進君 そうです。
○簗瀬進君 ということは、保管をしている。したがって、もとの外務省の方が了解が得られればそれについて、しかるべき例えば捜査機関だったら捜査機関がチェックをすることができるというふうなことですか。
○簗瀬進君 大変残り時間が少なくなってまいりましたので、いずれにしても会計検査院、内閣官房もそれから外務省も、この真相解明のためには十分協力をするというふうなお話でございますので、しっかりと今お手持ちの支出決議書、保管をいただきたい、このようにお願いを申し上げます。  もう時間...全文を見る
○簗瀬進君 私としてはやっぱり今の御答弁ではちょっと理解できない。  例えば、総理大臣等による国公賓の接遇や外遊の際のお土産とか、こういうものを使途不明にしておくということは私は必要ないんではないのかなと。むしろ、国民も、それはきちんと位置づけてくれれば、そして情報公開をして帳...全文を見る
○簗瀬進君 先ほど冒頭に憲法の「すべて」ということに大変重い意味が込められていたはずだというふうな指摘をさせていただきました。私は、会計検査院のチェックについても例外をつくるべきではないと思います。  ただ、いろいろな政治情勢あるいは国際情勢の中で、機密費が、我々この日本という...全文を見る
○簗瀬進君 もう残り時間がほとんど尽きておる状況でございます。本日は大変長時間、麻生大臣、それから笹川大臣、橋本大臣に自席にいていただきまして本当に恐縮をいたしております。たくさんの質問をさせていただきたかったんですけれども、ほかにいろいろと行ってしまいまして、心からおわびをさせ...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○簗瀬進君 それでは、小宮山さんの関連質問ということで質問をさせていただきます。  支出決議書が私は今回の機密費流用問題の一つのポイントを握る帳票であると思っておりますし、またそれが会計検査院に保管をされているということで、本当に内閣の予算と外務省の予算が財政法違反の流用がされ...全文を見る
○簗瀬進君 今御答弁があったように、所管庁がこの提出の決定権を持っていると、こういうふうな御答弁だと思います。  そういうことで、これはかねて予算委員会でも明瞭な御答弁をいただいております。官房長官もあるいは外務大臣も、捜査あるいは真相解明のためには協力をする、こういうことを明...全文を見る
○簗瀬進君 再び会計検査院に聞きたいんですが、決算委員会で支出決議書をチェックすることはできるんでしょうか。
○簗瀬進君 そうしますと、支出決議書、五年間保管をしているということなんですが、保管をしている意味というのは何なんでしょうか。国会の決算委員会で、保管をしているその支出決議書をチェックすることができないんですか。おかしいじゃないですか。
○簗瀬進君 戻すということと見せるということとはまた違うんですよ。保管をしながら、決算委員会で見ることというのは、これはまた別な話でしょう。保管は認められているわけですから、保管をしたままで、決算のために十分にその決算の資料として必要な帳票であったわけでありますから、これを決算委...全文を見る
○簗瀬進君 水かけ論になりそうでありますので、この程度でこの質問は切り上げますけれども、支出決議書とそれから手元保管が認められている最終支出先からもらった領収書は、これは違うんですよね。これはもう官房長官、十分御承知だろうと思います。大もとになっている日銀小切手を出すための決議、...全文を見る
○簗瀬進君 これでこの質問を終わりにしますが、外務副大臣、毎日新聞の新聞の記事ではございますけれども、外務省の会計課で起こされた支出決議書が債主、すなわち支払いを、言うならば請求した人ですよね、それが官房長官という名前の、そういう支出決議書が外務省の会計課の中から出てきましたよと...全文を見る
○簗瀬進君 いずれにしても、私は、こういう疑念を晴らすべきその決め手になるのは支出決議書なんですよ。それは現実に会計検査院に保管をされているんですよ。だから、それを明らかにすれば、今御答弁になったことが真実かどうかということははっきりとこれは証明することができるんです。そういう状...全文を見る
○簗瀬進君 私ども野党の立場として、特に自民党さんの経済政策を批判する場合に必ず常套的に使う言葉で、小出し、後出し、先送りと、こういうことを必ず言わせていただいておりますけれども、どうか小出し、後出し、先送りということのない大胆な予算づくりの出発点を、この初年度で実績として麻生大...全文を見る
○簗瀬進君 バイ・ドール。
○簗瀬進君 八〇年。
○簗瀬進君 橋本大臣にもぜひともお聞かせいただきたいと思います。  行革担当大臣ということでもあるんですけれども、国務大臣としてのお立場もあると思いますので、広範な視点での御答弁をいただければと思うんですが、私の手元に「特許封鎖」という、岸さんというジャーナリストが中央公論で連...全文を見る
○簗瀬進君 私も、非常に今大変いい御指摘もいただきました。また別の機会を通して質問したいんですが、一点だけ笹川さんに。  やっぱりいいものを日本がつくったときに、それをすかさずアピールするという、そういう感覚が非常に重要だと思います。内閣の中で補佐官といいますかあるいは広報官、...全文を見る
○簗瀬進君 どうもありがとうございました。
04月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     犯罪被...全文を見る
05月09日第151回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。  世界第四位の審議時間が短い国であるということを前田先生に教えていただきまして、本当に恐縮をしながら短い時間の中で質問をさせていただきたいと思うんです。  まず、諸井参考人にお尋ねをしたいんですけれども、大変示唆に富むお話を本当にあり...全文を見る
○簗瀬進君 それで、今、小泉総理が誕生いたしまして首相公選制というものが非常にクローズアップをされてきております。諸井参考人のお話の中でも、世論に近い形での意思決定は必要なのではないのかなとされながら、ただし、議会の意思とそれから公選の結果選ばれたリーダーとの間の食い違いが出た場...全文を見る
○簗瀬進君 ちょっと時間が超過しているので……
○簗瀬進君 前田参考人にはもう一問お聞きしたかったんですけれども、民意を反映するメーンルートが日本の場合はまだまだしっかりと確立をされていない、これは大変重要な御指摘だと思います。  しからば、この民意反映のメーンルートを変な癒着のない形でしっかりと築くためにはどのような方法が...全文を見る
○簗瀬進君 本当にもう時間がなくなってしまいまして、諸井参考人に、最後にもう一つの大きな憲法改正のテーマになるのが、私は地方自治をもっとはっきりとした形で明確化した道州制、あるいは我が党では連邦分権国家という連邦国家的な、完全に地域主権の国づくりということを考えてもいいんではない...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。たくさんの質問を予定いたしておりますので、できるだけ端的なお答えをいただきたいと思います。  まず、通告の順番とは違うんですけれども、せっかく今、石原大臣がお立ちになったところでございますので、後でまた特殊法人については若干質問がございま...全文を見る
○簗瀬進君 前向きな御答弁をありがとうございました。  それでは、官房長官、昨日のハンセン病訴訟についての控訴の断念をなさる、大変その決断を私は高く評価をしたいと思います。事務方のいろいろな立場の中での考え方もあったようでございますけれども、やはりこれは国家の正義とは何かという...全文を見る
○簗瀬進君 提案権と発議権、これは意味が違うと思うんですよね。そこはいかがですか。
○簗瀬進君 内閣として閣法のように憲法改正案を国会に提出することができるという意味ですか。
○簗瀬進君 今の答弁もおかしいですね。提案に基づいて発議するというのはどういうことなんですか。
○簗瀬進君 答弁が全然、それはもう混乱を。全く混乱の極致ですよ、その答弁は。  提案をだれにするのかという。先ほどの御答弁では、国会に対して内閣が提案をするというそういう答弁だったんですよ。全然違うじゃないですか。
○簗瀬進君 全く混乱をなさっていると思いますね。  憲法改正は国会が発議をするわけですから、内閣が閣法を国会に提出するような形で憲法改正案を内閣が出すというようなことは、これは憲法上直ちには出てこない解釈ですよ。
○簗瀬進君 首相公選にしても九条にしても、小泉さんが総裁選のさなかから憲法改正をしっかりと議論するということは結構なんですけれども、国会は発議をするというのが憲法九十六条の趣旨でありますから、内閣は憲法の文言からは直ちに発議権は出てこないんですよ。  そういう中で、例えば小泉さ...全文を見る
○簗瀬進君 これは重要な観点でありますからね。首相がみずから憲法改正にわたるようなそういう発言をする際の基本的な前提についての検討が全く内閣ではなされていずにこの問題がひとり歩きをしているということ、今私は答弁の中で非常に顕著にあらわれていると思いますので、これはしっかりと御検討...全文を見る
○簗瀬進君 理事会で諮るということですか。
○簗瀬進君 次に、外務省の報償費についてのいろいろな問題が出ました。この委員会でも何度か今まで議論をさせていただいたわけでありますけれども、まず質問は二つ内容があるんですけれども、一つにまとめて、今年度の予算の執行方針について、今までと同じような考え方で報償費を使っていくんですか...全文を見る
○簗瀬進君 この委員会でも、減額をする場合の方針といいますか、あるいは今後の機密費のあり方等についての私どもの提案、民主党としての提案もさせていただいております。どうかそれを御参考にした上で、来年度予算については本当に国民に理解されるようなそういう報償費、あるいは機密費と私は言う...全文を見る
○簗瀬進君 まだ質問に正確にお答えになっていないので改めてもう一回聞かせていただきますけれども、見直しをするということについては、大臣としては当然それはもう大賛成であるということでよろしいんですね。  そして、その上で、例えばこれを一般財源化する、あるいは先ほどのような国土交通...全文を見る
○簗瀬進君 さて、そういう中で、今お話の中にありました、六月に決定予定の経済財政運営の基本方針についてもお触れになられました。その中でこの道路特定財源の問題も非常に重要な論点になってくるというふうな御答弁であったと思います。  さて、竹中大臣として初めて経済財政諮問会議を実質的...全文を見る
○簗瀬進君 今、セーフティーネットが活性化と車の両輪のごとく必要であると、こういうふうなお話がございました。ぜひ私は、それを立案する際に参考にしていただきたいものがございます。  これは、四月三日で「不良債権問題の一気解決とセーフティ・ネットの整備」ということで私ども民主党が求...全文を見る
○簗瀬進君 高く評価をしていただいたところで、せっかくでございますので、ここにペーパーがございますので、大臣にこの場でお渡ししたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(資料を手渡す)  それで、私は、今大きな課題になっている不良債権、この問題についても竹中大臣とし...全文を見る
○簗瀬進君 今の御答弁は若干、数字を出されていなかったのは私は非常に不満ですね。他の委員会でこの数字が、例えば十数万人だとか百万人だとかということで、多過ぎるとか少ないとかという御議論が大臣御自身あったはずであります。  それを前提にして、数字について今何もお触れにならなかった...全文を見る
○簗瀬進君 ぜひ、目の子ミックスからエコノミックスに移っていただきたいなと思います。  それで、次の質問でございますが、実は塩川財務大臣の発言、私はこれちょっと、財政再建あるいは特殊法人改革、その両面から見て大変問題の発言なのかなと思うものがございます。二十一日の予算委員会で、...全文を見る
○簗瀬進君 財務大臣は時々記憶の回路が混乱をなさる方のようでございますので、くれぐれも中曽根民活のマイナスの部分まで再現をするようなことはぜひともやめていただきたい。ゼロベースで見直しをしていくという、それを本当に言葉のとおりやっていただきたい、このように要望いたします。  そ...全文を見る
○簗瀬進君 私は、日本のIT政策のおくれというのは、インフラの提供側のいろんな問題もあります。例えば、通信コストの問題がありました。しかし、随分下がってまいりました。その上でなおかつおくれているのは何かといえば、私は利用者側の意識というようなものが、例えばITが入るという形になり...全文を見る
○簗瀬進君 もう一つ、世界的なソフトウエア技術者不足の問題、そしてその見通しの中で出てくるインドとの連携、その重要性ということについての指摘も、質問も予定をしておりましたが、これはまた別の機会に譲らせていただきたいと思います。  最後の問題といたしまして、今回の五月十日に経済ス...全文を見る
○簗瀬進君 せっかく文部科学省の局長さんもお見えになっておりますので、二つほど質問させていただきたいと思うんですけれども、逮捕は日本の理研という文部省所管の特殊法人の職員でございます。でありますから、本来であるならば、これはアメリカのFBIが逮捕状を出したんだろうと思うんですけれ...全文を見る
○簗瀬進君 いずれにしても、これからは研究者の国際交流というのはもう当然の話になってくるだろうと思うんですね。  それで、研究というのは、もう私のような素人が言うまでもなくて、いろんなレベルをだんだん積み重ねていくわけでありまして、どこかの機関に所属をしていて、どの部分までがそ...全文を見る
○簗瀬進君 最後のまとめの質問としてさせていただいて、これはIT大臣とそれから科技大臣、双方に御質問させていただきたいんですけれども、いわゆる一九八〇年代のアメリカの話を私はよく引用させていただきます。  八〇年代のアメリカは、日本の集中豪雨的な輸出攻勢に遭って、全産業がつぶさ...全文を見る
○簗瀬進君 お二人に先ほどと同じようにプレゼントをさせていただきたいと思うんですけれども、これ、民主党の「はばたけ 知的冒険者たち」という、そういう戦略でありますので、どうぞよく御検討なさってください。(資料を手渡す)
○簗瀬進君 今断定的におっしゃいました。内閣もそういう意味での国会に対する発議の前にある提案はできるんだという解釈があるということは私も承知しておりますけれども、それに対する異論もあると。だから、結構この問題に関しては、かつての内閣は意外に慎重に取り組んでこられたわけでございます...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   ...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。  冒頭に大臣にお願いをしたいんですけれども、通告がないものについても大臣の御所見を求めることが突然あるかもしれませんので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  実は、けさ慌てて質問通告に加えさせていただいた一件が...全文を見る
○簗瀬進君 今の関連で、二点ほど御質問させていただきたいと思うんですけれども、一つは、長官も大臣も夫婦のそういういさかいの仲介に行く過程だから大丈夫だったのかなというそういう部分が一つあったと、こういうふうな御答弁があったわけでございますけれども、例えばアメリカの例なんかを見てみ...全文を見る
○簗瀬進君 それから、警察庁長官の御答弁の中で刺股という言葉が出てきたのが私は興味を引かれました。私もテレビでは結構時代物が好きで、父親と一緒によく東映の時代劇なんかへ行ってまいりまして、江戸時代の大捕り物をよく見させていただきました。  考えてみますと、あれは大変合理的な犯罪...全文を見る
○簗瀬進君 次の質問に移らせていただきたいと思うんですけれども、昨日の毎日新聞の一面でこのように車庫証明で上乗せ徴収というかなり大きな見出しの記事が載っておりました。委員のお手元にはこの毎日新聞の、推測の部分、推計の部分もあるんですけれども、上乗せ徴収の状況ということについて七県...全文を見る
○簗瀬進君 警察職員が直接対応している四都府県というのはどこですか。
○簗瀬進君 私の理解では、大きなところこそ委託をしているのかなと思ったんですけれども、大都会で対応できているというふうな状況なんでしょうか。
○簗瀬進君 そこで、お手元に簡単にこの記事の部分を抜き出してあるんですけれども、青森、福井、兵庫、山口、福岡、長崎、熊本と、七つの県において協会で上乗せ徴収をしている、こういうふうな報道でございます。  ただ、協会費として徴収をしているというふうなことなので、例えば車庫証明手数...全文を見る
○簗瀬進君 ということで、新聞報道のこの七県というのは、自家用自動車協会というものの協会費として徴収をしているのが上乗せ徴収であると、こういうふうな指摘でございます。  そこで、この自家用自動車協会に直接間接に御指導いただいている国土交通省の方から、この自家用自動車協会の実態と...全文を見る
○簗瀬進君 いわゆる証明手数料については条例で定めがされてはおるわけでありますけれども、一連のこの車庫証明手続を考えますと、いろんな費用がかかるわけですよね、証明手数料だけではなくて。最終的にはいわゆる官公署に納めるべき手数料があるわけでありますけれども、その前提として調査委託費...全文を見る
○簗瀬進君 新聞では、この徴収についてはいわゆる違法性があるのではないのか等の指摘をされている部分もあるんですけれども、この件についての御所見はどうですか。
○簗瀬進君 先ほどのお話に戻りますけれども、十六についてはこの自家用自動車協会、だけれども、あとの二十六県においては安全協会ということでございますけれども、安全協会について、この車庫証明等についての費用の徴収方については、今問題になっているようなちょっとわかりづらい部分があったり...全文を見る
○簗瀬進君 さらに細かく調査、御指導はしていただかなければならないと思います。  いずれにしても、このように警察が調査委託の協会が上乗せ徴収等の報道がされるだけで、やっぱり警察の信頼というようなものが私は揺らぐと思うんです。やはり、庶民の感覚からいってみると、警察関係の車庫証明...全文を見る
○簗瀬進君 これは、自家用自動車協会とともにいわゆる安全協会にも絡む話であると思いますので、同じような考え方でしっかりとした御指導をぜひともお願いしたいと思います。  それでは、このたびの道交法改正等についての質問に移らせていただきたいと思います。  まず、個々的な改正案の質...全文を見る
○簗瀬進君 ちょっと細かい質問になりますけれども、信号の制御ということなんですけれども、それはもうまさに十五分から三十分前の交通状況によってそのエリア全体の信号機が変わっていくというふうな形のかなり精密なものなんですか。
○簗瀬進君 どうも全国ということでお話をされてしまうので、全国でそれをやるというのは相当な作業だろうなと当然思ってしまうわけですよ。  例えば、東京の中で丸の内とかあるいは渋谷とか新宿とか、そういうエリアごとにやっていかないと私は意味がないと思うんですけれども、そういう細かい単...全文を見る
○簗瀬進君 随分進んできたなという感じはするわけでありますけれども、そうすると、大体全国の三分の一ある信号機には全部それぞれの管制センターからいろんな指示が具体的に出て、全部それによって動くというふうな形になっているというような理解でよろしいんですね。
○簗瀬進君 まさに、私は、そういう意味でITというようなものをさらに活用していく、いいソフトをどんどん開発していけばいいとは思っているんですけれども、ただ、この世界はまさに日進月歩、分進秒歩というふうに言われておるわけであります。  そこで、例えば今度の道交法でも特定交通情報提...全文を見る
○簗瀬進君 そこで、今は都市内交通の話を聞かせていただいたんですけれども、都市の外に車を運転してまいりますと、どうも行き先等を表示する案内標識が意外に県ごとに立っている場所が、きちんとわかりやすく立っているところと、非常に何か、そこに住んでいる人はわかるのかもしれないけれども、ほ...全文を見る
○簗瀬進君 さて、先ほど宮崎議員からも御質問がありましたけれども、今回の道交法の改正案の中で交通バリアフリーといいますか、その観点が非常に強く出てきているということは私は大いに評価をしたいと思うんですけれども、特に八十八条で、従前の道交法にありました「精神病者、知的障害者、てんか...全文を見る
○簗瀬進君 ちなみに、ロの方はどうでございましょうか。
○簗瀬進君 はい。
○簗瀬進君 先日も、こういうてんかん等についての今回の法改正について大変関心を持っていらっしゃる皆さんのお話を聞かせていただきましたけれども、例えばてんかんを持っている方であっても、突発的にそれが発作として出てくるのではなくて、大体予兆がある、それは自分自身でわかると。だから、そ...全文を見る
○簗瀬進君 まさに、ハンセン氏病のあの大いなる誤解と偏見に対して私たちに痛烈な批判をいただいたわけであります。だから、例えば同じてんかん病であっても、あるいは精神分裂病とされたとしても、それによる大変な世間が誤解をしている部分もあって、例えば突然発作が出てくるんだというふうな、そ...全文を見る
○簗瀬進君 同じように、今回、身体障害者の通行の保護を図るための規定というようなものが十四条あるいは七十一条等に出てまいりまして、ここも私は大いに評価をしたい、このように考えるわけでありますけれども、十四条、今まで「高齢の歩行者」というところにとどまっていたものの中で、「身体の障...全文を見る
○簗瀬進君 赤ん坊を抱いているということなんですか。赤ん坊がおなかにいる方はどうなんでしょうか。
○簗瀬進君 そこをこだわる必要は余りないんじゃないのかなという感じがするんですけれども、広くとらえられた方がいいんじゃないのかなという感じがするんですが、それだけちょっと別よというふうにおっしゃられる根拠というのは何なんでしょうか。
○簗瀬進君 別の議員さんから後でまた追い打ちがかかるかもしれませんけれども、私は、これは大変前向きのいい改正なんだから、もっともっと広く柔軟にとらえた方がいいのではないのかなと思いますので、それは御要望として申し上げさせていただきます。  それから、今回、悪質、危険な運転行為に...全文を見る
○簗瀬進君 適切にということにいろいろな意味があると思います。私ども民主党も、悪質な運転によって大変悲惨な事故が起こって、そしてその結果として多くの方が亡くなったりという例がございました。それに対して危険運転者に対する処罰をもっと強化すべきである等の法案も出しておるところでありま...全文を見る
○簗瀬進君 その他もろもろの道交法上の問題もあるだろうと思うんですけれども、大体それ実際に適用される場合は併科刑的に扱われるんですか、併科されるんですか、いろんな道交法の何条かが絡んでいるような場合には。
○簗瀬進君 私は、併合罪ないし観念的競合には当然なってくるだろうなとは思うんです。そこで、やっぱり一番もとになっている犯罪に対する評価がある程度控え目になさっているとやっぱり取り締まりに対する力も出てこないのではないのかなという感じがするんですけれども、いかがでしょうか。
○簗瀬進君 先ほども捜査の対応等について、むしろ追いかけ回しているだけなんじゃないかというふうな御指摘も宮崎委員の方からあったところなんですけれども、例えばちゃんと道路と道路を遮断して取り締まるとかというふうなことはやっぱり難しいんでしょうかね。いろいろな工夫は現場でなさっている...全文を見る
○簗瀬進君 質問時間も迫ってまいりまして、実は運転代行関係の質問も用意をしておったところなんですが、それは次回に回させていただくことにさせていただきまして、用意をなさった皆さんに対しては申しわけございませんでしたが、次回にこれは別の議員からの質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     道路交通法の一部を改...全文を見る
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     自動車運...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○簗瀬進君 おはようございます。民主党・新緑風会の参議院の簗瀬進でございます。  きょうは議員立法、与党三党の皆さんがお出しになり、また衆議院で全会一致ということで送られてまいりましたこの特殊法人等改革基本法についての質疑をさせていただきたいと思いますが、あらかじめ御了承いただ...全文を見る
○簗瀬進君 今、大臣が全事業ゼロベースというふうな御表現であったわけでありますけれども、これは後で特殊法人改革についての中間取りまとめについて聞きますが、そのときに聞く予定でありましたのですけれども、若干先になってしまうかもしれませんけれども、事業全体をゼロベースという考え方と同...全文を見る
○簗瀬進君 特に太田議員は、私もかつて自民党にあった時代にはいろいろと御指導をいただいたりあるいはいろんな議論をさせていただいたことがあるんですが、歴史的に見たときに、一部、特に中曽根民活、当時、中曽根さんが、やっぱり今と同じような国債をどんどん発行して財政改革が非常に問題になっ...全文を見る
○簗瀬進君 官の論理と民の論理がうまいぐあいに効果を発揮したときもあるんだけれども、まさに例えば営利企業の中においては当然、言うならば効率といいますかコストといいますか、それが最優先の課題にならなければならないところが、今度は官の論理の中でそれがあやふやになっていく、あいまいにな...全文を見る
○簗瀬進君 まだまだいろいろと質問したいことはあるんですが、原則論ですのでもう一つ、これは大臣それから発議者、お二人に聞かせていただきたいのは、特殊法人が本質的に悪であるというふうな議論は私はとりません。それはある意味で社会が未成熟、経済が未成熟の中でやっぱりいろいろな要請に対応...全文を見る
○簗瀬進君 大臣の今の御答弁は、私の言葉足らずの部分もあったかもしれません、働いている人と言ったときに、天下りをしたその上で働いている人と、それからずっと昔からそこで働いている人とでは、やっぱりこれはニュアンスが違いますので、そこは私も区別して考えているつもりであります。  ま...全文を見る
○簗瀬進君 くれぐれも船頭多くして船山に乗り上げるということのないように、この法案の趣旨が本当にしっかりとできるように進めていっていただければと思います。  私は、この法案の中で、特に法律をつくるというようなことの意味が、今の組織体制が、さらに推進体制が強力になるよと、こういう...全文を見る
○簗瀬進君 次に、「その事業を民間にゆだねることの適否」ということがございます。まさに民間にゆだねるのか、あるいは官が行うのか、あるいは特殊法人という特別形態をさらに残しながらやるのか等の判断は非常に難しい判断だろうと思います。  ということで、どういうふうにお考えになっている...全文を見る
○簗瀬進君 第三条のその「民間にゆだねることの適否」の後に書いてある言葉というのは、どうも私から言わせれば、これは民間にゆだねることの適否を、同じことを繰り返して言っているような感じでございまして、これは重複なんではないのかなと思うんですけれども、「事業の便益を直接又は間接に受け...全文を見る
○簗瀬進君 発議者の太田議員は経済についても大変明るい方なので聞かせていただきたいと思いますけれども、その後にある、事業に要する費用と国民が受ける便益との比較等の観点というようなことが入っております。言うならばコストパフォーマンスということだろうと思うんですね。そのコストパフォー...全文を見る
○簗瀬進君 結構です、大臣。  今御答弁がございましたので、石原さんの考えも聞きたかったんですけれども、時間の関係で、次の質問との絡みもありますので、大臣に最後に、この特殊法人改革の問題についての今後の方針ということで、恐らくこの法案がきょうの審議そして採決ということになれば直...全文を見る
○簗瀬進君 一部の報道でございますが、特殊法人に対する国庫からの支出についての削減を明瞭に数値を示してやっていきたいと、こういうふうなお話を若干私も耳にしておるんですが、その点についてはいかがですか。
○簗瀬進君 今御発言にあったとおりに、国費については五兆三千億、それから財投については二十四兆円今年度は打てると。そして累積残が二百三十七兆、特殊法人トータルである。これはもう大変なある意味の財政の重い足かせになっているわけでありまして、これについては、大胆というのは何か言葉が勢...全文を見る
○簗瀬進君 「大胆に」と「仮に」という言葉の意味がありましたけれども、「仮に」も、随分実態を持った「仮に」なのかなというふうに私は理解をさせていただきました。  それで、天下りの問題について次に進みたいと思うんですけれども、予定した時間を随分食ってしまいましたんですが、天下りの...全文を見る
○簗瀬進君 今御答弁にあったとおりに、人事院が絡んでいるのはいわゆる民間会社に行った方の話であります。  じゃ、総務庁、昨年十二月二十一日、今は総務省になっておりますけれども、内閣官房、総務庁ということで各省庁再就職の概況についてという、こういうペーパーが出ているんです。これは...全文を見る
○簗瀬進君 たしかそれ以前についてはこのような調査は行われていなかったというふうなことを聞いております。  というふうに、言ってみますと、人事院がやっているのはいわゆる企業に行った方の話、初めて総務庁が昨年一年限りと、一年間に各省庁の課長職以上で退職した職員の再就職概況というよ...全文を見る
○簗瀬進君 質問は別に移ろうと思ったんですけれども、今の御答弁で、これは再質問せざるを得ないというか、行革担当大臣も自分でやるとはなかなか言えないと。総務省はやれるんですか。きょうは内閣はちょっと呼んでいないんだけれども、じゃ総務省はやれるんですか。さらに、これ一年間限りの取りま...全文を見る
○簗瀬進君 どうも責任を持ってやるセクションがまだもってはっきりとしていないということでございますので、石原大臣、先ほどもこれは内閣できちんと対応したいというふうな御答弁がありましたので、きちっと議論をしていただいて、天下り白書を、今出されているのはいわゆる企業への天下りだけの話...全文を見る
○簗瀬進君 時間もほとんど尽きておりますので、最後に、先ほど言いましたように、特殊法人というのはやっぱり政治的な考慮の中で出発をしているわけです。それに、働いてきた人たちというのは、やっぱりそこでその職場を生涯の職場と考えて一生懸命やろうとした人たちでありますから、その人たちの生...全文を見る
○簗瀬進君 私は、ただいま可決されました特殊法人等改革基本法案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特殊法人等改革基本法案に対する附帯決議(案)   政...全文を見る