簗瀬進

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当選回数回

簗瀬進の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
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○会長代理(簗瀬進君) お許しをいただきましてありがとうございます。  会長代理なんで本当は発言しない方がいいのかもしれませんけれども、若干、今までになかった観点から、私も、二院制は堅持したいといいますか、二院制であるべきだと、むしろ積極的にこういうふうに申し上げたいと思います...全文を見る
02月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○簗瀬進君 民主党の参議院議員簗瀬進でございます。  統治システムとその相互関係に関する私の考え方を以下述べさせていただきたいと思います。  与えられた時間はたった十五分というようなことでございまして、お手元に発言の要旨をレジュメとして配付させていただきました。時間が来てしま...全文を見る
02月16日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○会長代理(簗瀬進君) 御指名を賜りまして大変有り難く思います。  私は、参議院の選挙制度を論ずる際の大前提として、これはよく選挙制度を論ずる際に言われるんですけれども、選挙制度は隠れた憲法である、あるいは不文の憲法であるとよく言われます。選挙制度を決めることによって国の政治の...全文を見る
02月25日第162回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○会長代理(簗瀬進君) 田英夫君。
○簗瀬進君 大変白熱した議論に割って入るわけではないんですけれども、司法の強化が必要だと、三権分立といいつつ、三権の中で司法が一番弱いと、これを強化しなければならないという点で私はほぼこの調査会委員の皆さんは一致できるんではないのかなと思うんですね。  ただ、その方法論として憲...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○簗瀬進君 発言の機会をいただきましてありがとうございました。民主党の簗瀬進でございます。  まずもって、舛添委員長始め小委員会の皆様には一年余にわたる大変な御努力をいただいたこと、心から敬意を表したいと思います。私も昨年の臨時国会から会長代理という立場で、一番最後のころ、手を...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○簗瀬進君 おはようございます。民主党の、自分で言うのもなんでございますけれども、ネクスト法務大臣ということを仰せ付かっております簗瀬進でございます。  大臣対決ということで、今度が三度目ということになるだろうと思いますので、与えられた九十分をたっぷりと使いまして、大臣の胸をし...全文を見る
○簗瀬進君 警察も、法務省・検察も極めて不十分な御答弁だと思いますね。  まず警察。私は、適法な捜査というのはこれはもう当たり前だと思うんですよ。私が聞いているのは適法か違法かなんという話ではないんです。違法だったということは、これは当然お認めにならない、当たり前。適法な捜査を...全文を見る
○簗瀬進君 警察、不適正というふうなことが御答弁の中で出ましたけれども、どこが不適正だったと御認識ですか。
○簗瀬進君 捜査の当初、これは警察、検察、両方に質問したいんですけれども、取調べに当たった皆さんは、知的障害を持った方だなという御認識があったんでしょうか。さらには、その知的障害でも軽度から重度まであるわけです。まず認識があったのかどうか、その上で、その程度がどの程度のものなのか...全文を見る
○簗瀬進君 この方の知的障害のレベル等については、若干の新聞の記事等を引用させていただきますと、「公判中の被告人質問に、男性はよく聞き取れないくぐもった声で答えた。野口佳子裁判官の質問にも「うん」や「はい」がほとんど。説明するだけの言葉は続かない。 「何か言うことはありますか」。...全文を見る
○簗瀬進君 そういうべき論で話を進めますと、やっぱり建設的な議論には私はならないんだろうと思うんですよ。  やっぱり、このようなある意味での失敗があった。失敗は、それはどこにもあります。問題は、その失敗の教訓を将来いかに生かすのかということなんですよ。先ほどの警察の方からの御答...全文を見る
○簗瀬進君 今も千葉委員の方から、制度的に考えなければ駄目なのよとあったんですけれども、私もそのとおりだと思うんですね。  特に私は、検察として、何でこれ第一強盗、第二強盗にまで簡単に起訴というようなところに行ってしまったのかなと。私は、やっぱり一線の大変忙しい、犯罪に対して対...全文を見る
○簗瀬進君 余りしつこくやりたくはないんですけれども、これ、暴行罪、強盗二件が入って七年の求刑がされていた方が、判決言渡しの、その判決言渡しの公判のときに、急遽、二罪について、強盗二罪については無罪だったということを言ってこういう形になっているんですよ。もし、その日、様々な状況の...全文を見る
○簗瀬進君 大臣を離れると突然リラックスされるんですけれども、大臣でいるときに私はリラックスをして、正に今ヒューマニズムあふれるお言葉があった。別に、法律の専門家だから法務大臣ができるということではないと思うんですよ。正に人間の痛みが分かる、そういう方が率直な法務行政を執っていた...全文を見る
○簗瀬進君 私も全く今の点は大臣と同感なんです。すばらしい詩を、しかも皇太子殿下よくお目に留めて御披露していただいたなと、そういう気持ちを持っているんですけれども。  それと若干違った視点でこのスウェーデンの教科書を見ますと、私は大変すばらしいなと思う点がございます。というのは...全文を見る
○簗瀬進君 随分長々とイントロを使わせていただいたんですけれども、今日は監獄法改正の議論をしたいと思っておるんです。  先ほど松村議員からも御質問がございましたけれども、犯罪の動向ということがやっぱりこれからの我が国の刑事司法あるいは社会全体の姿に非常に重要な意味を持っている。...全文を見る
○簗瀬進君 正にお答えになったように、検挙件数を認知件数で割ったものが検挙率と、これはもう当たり前のことなんですが、認知件数ということで、認知という言葉がございますけれども、この認知の中身はどんなものですか。
○簗瀬進君 認知件数の中で申告の数字というようなものがどの程度の率を占めるのか。
○簗瀬進君 これは別に追及するつもりはございません。大体アバウトで、今までのあれの中で、認知件数と言われている中に申告によるものというのは何割ぐらいございます。大体でいいですよ。
○簗瀬進君 じゃ、見ている間に別の質問しておきますけれども。  言うならば、この認知件数というのは、今、後でお答え出てくるだろうと思いますけれども、基本的には申告数なんですね。申告数、申告の数がどの程度多いのかというようなことによって微妙に違ってくると、こういうふうな側面を持っ...全文を見る
○簗瀬進君 すなわち、今のお答えの中から二つのことが導けるんじゃないのかなと。まず第一番目には、検挙率が急落をした原因というのは認知件数の急増であるというのが一つ。それから二つ目には、認知件数の八割以上が申告であると。ということは、すなわち申告が急増をしたと。今まで告げていなかっ...全文を見る
○簗瀬進君 二回しか行われてないと。一方で、犯罪白書というのはずっと昔から毎年毎年積み重ねがあるわけでございます。私はこの辺に若干の、犯罪動向を本当の意味で見極めるというふうなところでは、ちょっと体制がこれからもう一つ取組を変えていただかなければならないんではないのかなと。  ...全文を見る
○簗瀬進君 大臣にお尋ねをしたいんですけれども、確かに検挙人員は増えていると思います。ただ、認知件数、それから検挙人員の具体的な中身等も詳細に見ていかないと、簡単に犯罪は増えていると、こういうふうな認識を例えば大臣のような大変重い影響力を持った方が社会的にアナウンスするということ...全文を見る
○簗瀬進君 今国会では少年法の改正ということになっているわけなんですけれども、その少年法で、少年犯罪が増えていると、触法少年が増えていると、こういうふうなことが言われまして、漠然とその気にさせられているような感じがするんですけれども、現実にどうかといえば、資料七、資料八ごらんにな...全文を見る
○簗瀬進君 その辺は見解の相違かもしれません。ただ、今の大臣あるいは法務省の御見解の推移の分析というようなものが少年法の体制をかなり変えてしまうぐらいの立法的な圧力といいますか、そういう背景、事情になるのかなということについては大変私どもも疑問に思っておりますので、この件について...全文を見る
○簗瀬進君 この議論は今後とも続けさせていただくといたしまして、今度の刑事施設法では、今、重大な意義を持つ矯正処遇、これがどういうふうに位置付けられているのか、ちょっと、まあ大体法案の骨格も決まっておるようでございますので、御答弁をいただければと思います。大臣。
○簗瀬進君 実は、私ども民主党の法務部門会議では、二月の下旬からスタートいたしまして、全国十三か所の性犯罪を対象とした処遇プログラムを実施しているそういう刑事施設を順次手分けをいたしまして視察をさせていただいております。これはやがて集約をいたしまして、監獄法改正の論議のときにはそ...全文を見る
○簗瀬進君 まあ、どうも法務省がいろいろな改革に取り組まれるんですけれども、私から見ますと、非常に、その予算の裏付けがないところで非常に孤独な改革に取り組まされていると、こういうふうな印象が強いんですね。是非ともそういう意味では大臣先頭に立って、やっぱり必要な予算はしっかりと付け...全文を見る
○簗瀬進君 じゃ、それぐらいにしましょう、時間がありませんから。  いわゆる、今のはポイズンピルの一つとしての御説明だったと思うんですね。で、ポイズンピルの二つ目としてよく言われているのがもう一つあって、あと黄金株というようなものの話もあると。  よく我々は法務省の皆さんから...全文を見る
○簗瀬進君 大変お待たせいたしましたが、金融庁、ずっと待っていただいて恐縮をいたしておりますが、いらっしゃいますか。ありがとうございます。  正に、一般投資家が意外に無視されているんではないのかなと、そういう懸念も持っております。これは確かに買収、敵対的買収に対する防衛策等がい...全文を見る
○簗瀬進君 先ほどの副大臣の御答弁の中でも、正直申し上げるとそういう手段は商法上は意外に少ないんですと、これは率直な御意見だったと思います。御答弁だったと思います。正にそのとおりで、非常に何でもありの株式市場になろうとしているにもかかわらず、実は様々なルールというようなものが、ア...全文を見る
○簗瀬進君 終わります。
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。  最終の意見陳述の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございました。限られた時間でもございますので、何点か端的にまとめのお話をさせていただければと思っております。  まず第一番目に、憲法改正の必要性について、依然として国民の間...全文を見る
○簗瀬進君 お許しいただきましてありがとうございます。平和主義と安全保障について二点ほど、過去の私の発言、若干言い足りなかった部分、不正確な部分がございますので、補足をさせていただきたいと思います。  まず第一点目、情報平和主義ということでございます。  我が国の専守防衛とい...全文を見る
04月20日第162回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○簗瀬進君 民主党・新緑風会を代表して、参議院憲法調査会の調査報告書について賛成の立場で討論を行います。  まず、平成十二年一月二十日以来、五年余の長期間にわたって真剣な議論を積み重ねてこられたすべての会派及び所属議員に対し、心から敬意を申し上げたいと思います。  その結果と...全文を見る
04月20日第162回国会 参議院 本会議 第17号
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○簗瀬進君 民主党・新緑風会の簗瀬進でございます。  ただいま趣旨説明のあった刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律案について、民主党・新緑風会を代表して質問いたします。  さて、私の本会議登壇は三年ぶりですが、一方、このたびの法案は、明治四十一年施行の監獄法の大改正であり、実...全文を見る
○簗瀬進君(続) 刑事施設の長が講じた措置を外部に公表するとの規定が付加されました。行刑改革会議提言に掲げられているように、刑務所を国民に開かれた存在にするためにも、行刑行政の透明性を高めることが重要でございます。
○簗瀬進君(続) この修正の趣旨を受けてどのように運用すべきと考えているのか、大臣の所見を伺います。  あと二項目ほどありましたが、これは省略をいたします。  最後のまとめといたしまして、官僚政治の跳梁ばっこを許してきたのは実は政治家であります。悪いのは官僚ではなく政治の側に...全文を見る
○簗瀬進君(続) 理念なき改革を改革と偽るのは国民に対する欺瞞であり、裏切りであります。欺瞞と裏切りの小泉改革を終えんに導くための政権交代を強く求めて、質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)    〔国務大臣南野知惠子君登壇、拍手〕
04月26日第162回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○簗瀬進君 おはようございます。  ちょっと資料を取りに部屋に戻っておりまして、予想外の早いペースで終わりまして多少焦っております。早くなった時間をプレゼントしていただきたいとお願いをしたんですけれども駄目なようでございますので、しっかりと議論をさしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○簗瀬進君 今、総合評価落札方式と、こういうふうな御説明でございましたが、具体的に競り合ったグループ名を明らかにしてください。
○簗瀬進君 結局、言うならば情報産業であるNTT、それから警備産業であるセコム、そして建設産業、まあゼネコンでも有名な大林と、この三つのグループがそれぞれ入札の大きなグループを形成しておったということ自体も、ちょっと時代を象徴するような感じがいたします。  さらに、私の立場から...全文を見る
○簗瀬進君 まあ端的に言えば、いわゆる内容的な評価の部分と、全体的な価額の部分と、それぞれ出させていただきまして、評価はその委員会でやると。結果として出たものを、予算で評価を割るという形でありますから、という形になるだろうと思うんですね。それが総合評価の意味でありますから、一億円...全文を見る
○簗瀬進君 評価についての結果はどうだったですか、三グループについて。
○簗瀬進君 私の手元には専門研究者からのメールが来ておりまして、評価について何点と、最終的にそういう点数が出たと、こういうふうに私のメールには来ておりますが、いかがでしょうか。  評価委員会は最終的に決定をして、何点という総合評価を点数で表したんではないんでしょうか。
○簗瀬進君 公表をするというよりも、もう決定はしてしまったんでしょう。だから、決定の根拠については国会に明らかにするのは当たり前じゃないですか、それは。決定していないから公表しないというのは分かるんですよ。順番、全く逆さまじゃないの、それは。──ちょっと止めてくださいよ、これ。ち...全文を見る
○簗瀬進君 私の手元に来ているメールと全く同じ点数でございます。  それから、先ほどセコムグループについては四百九十三億円とおっしゃいましたけれども、私のところに来ているメールは四百九十二億円になっています。ほかの二グループも出ております。幾らですか。
○簗瀬進君 ほかの二グループ。
○簗瀬進君 私どものところに御報告ございまして、それは皆さんのお手元にも行っていると思いますけれども、一枚紙です。結果しか書いてありません。また、もう一枚紙のはポンチ絵でございまして、ICタグでやりますよとか、集中管理をしますよとか、そういう話なんです。  これは言うならば、後...全文を見る
○簗瀬進君 大臣、そんな無責任なことでよろしいんですか。もう結果出ちゃっているんですよ。出ているんだけれども、どういう根拠でこの結果が出たのかということについては大臣知らないと今おっしゃったんですよ。そんな無責任なことで法務行政やれるんですか。
○簗瀬進君 今の金額や評価、それぞれの三グループ、そういうことを具体的に聞いていたんですか。知っていたんですか。
○簗瀬進君 そういうのはディーテルじゃなくて、正にそれによって決める一番肝心な事実でしょう。これ、ディーテルじゃありませんよ。これをディーテルと言う法務大臣、これ入札というか、PFIを一番最初に導入をした法務大臣として極めてこれ歴史的に残る無責任な発言だとお思いになりませんか。
○簗瀬進君 この問題についてはそんなに、いわゆる入札の決定に至る基本的な数字をディーテルと言い切ってしまったと、これは私は大変な不穏当、あるいは法務大臣としての資格を全く喪失をした答弁だと、こういうふうに私は思っておりますので、ただ、これでどうと、ここで止めるなんというようなこと...全文を見る
○簗瀬進君 そういうふうに言うべきなんですよ。開札にしたときに公になっているんだから、先ほどみたいにここで言えませんなんというようなことを言うのは国会軽視以外の何物でもないじゃないですか。  入札の結果について、もう一般の国民には知らせておきながら、国会で答弁ができないというの...全文を見る
○簗瀬進君 どうも何か答弁が、だから金額はその時点でも、落としたのはセコムですよということだけが明らかになっていて、価額とかそれから評価とか、先ほど点数何点とか、あるいは金額幾らと御答弁していただいたんだけれども、それはまだ全然表に出ていないということだったんですか。どうなんです...全文を見る
○簗瀬進君 次の質問に移らせていただきまして、その総合評価の結果として、結果としてどういうふうにしたのかというと、セコムグループが四百九十二億円で、結果として価額の点ではセコムグループが一番低いんです。評価、いわゆる内容的な評価の部分では第二位なんです。評価が第二位で、価額が一番...全文を見る
○簗瀬進君 どうも私の手元に来ているメールの方が極めて分かりやすいんで、今のお話と結果は同じなんだけれども、こういうことだと思うんですよ。  大林グループが五百十六億円で評価が四百二十八点。そうすると、四百二十八点を予算五百十六億円で割りますと、一億円当たり〇・八三九点という、...全文を見る
○簗瀬進君 極めて、余りきちんとした質問通告していなかったんでこういうふうなやり取りになってしまって私も恐縮はしているんですけれども、結果として、一億円当たりの点数が何点だったのかということで、一番点数が高いことになったのがセコムグループだからセコムグループに落としましたと、こう...全文を見る
○簗瀬進君 総合評価方式の意味は分かるんですけれども、結果としてやっぱり点数を上げようとすれば価額を抑えるという形になるんですよ。その価額を抑えようとする、そういう価額の中には人件費も当然入ってきます。でありますから、その人件費を削減をして、そして極めて人間を簡素にしながら管理を...全文を見る
○簗瀬進君 私の懸念は、矯正局長にも、また大臣にもお分かりになっていただけると思うんですけれども、確かに、この刑務所のPFIという手法は、これはある意味では時代の流れかもしれませんけれども、そういう中でちょっとそのコントロールを間違えますと、善かれと思ってやったことが全く逆の結果...全文を見る
○簗瀬進君 大変、もう結構です。時間がなくなってまいりましたので、また別の機会にこの問題は譲らさせていただくことにいたしまして、もう一つ、これは刑事施設法と直接は関係はないんですけれども、最近の新聞の報道で犯罪者の不当利益の問題について報道がされております。それについて若干の御質...全文を見る
○簗瀬進君 検討を進めているということなんだけれども、現実に何かの特別な法的な手当て、あるいは一般的な手当て、立法等の動きを大臣としてやっていくというお考えはないんですか。
○簗瀬進君 外国の対応がはっきりとしないと対応できないということなんですか。
○簗瀬進君 十二分という時間なんでちょっとこちらも焦っているんですけれども、スイスの方は対応してもいいようなもう向こうの国内措置をやったというじゃないですか。我が国がどうするのかが今問われているんですよ。どうですか、大臣。
○簗瀬進君 大変、大臣の方でようやく検討の中身について若干お触れになっていただいたんで結構だと思うんですが、もう一部の新聞では中身について随分示唆的なこと出ているんですよ。  例えば読売新聞では、返還財産を一定期間、歳入とせずに国が預かる、被害者への分配が終了した後、残った分を...全文を見る
○簗瀬進君 もう一つ、特別法的な対応で、この五菱会絡みのみの立法にするということではあるんですけれども、様々な不特定多数の被害者が出てくると、これは犯罪ももちろんでありますけれども、その他のことについてもあり得るわけです。もうちょっと幅広に検討をなさって、一般法的な取組に広げてい...全文を見る
○簗瀬進君 十二分までというふうな時間でございまして、あっちゃこっちゃしましたけれども、とにかく大臣にお願いをしたいのは、新しい制度をつくっていくということは非常に重要なことでもありますけれども、様々に意図しない結果が出てしまうということもあるわけでございまして、どうかその辺はし...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○簗瀬進君 早速質問に入らせていただきたいと思います。  大臣、これ衆議院では審議時間は何時間ぐらいだったでしょうか、この法案について。
○簗瀬進君 委員の質問の時間が三十五時間ということですか、それは。
○簗瀬進君 ありがとうございました。  今日は松村議員も私と同じような考えで、世界には有名な塔がたくさんありますけれども、五重塔とかバベルの塔とか、会社法の塔が当委員会で二つほど建ちました。若干塔を建たせた趣旨は違っております。松村議員は与党でございますから御慰労の意味であった...全文を見る
○簗瀬進君 三十五時間で割ってみますと、七千八百割る三十五ですから、一時間当たりどの程度読めたのかなというその分量が出てくるわけでございます。  実は、私ども民主党の中で最後までこの法案に対する対応、いろいろな御意見が出ました。その中で、このような重要法案、あるいはこれからの日...全文を見る
○簗瀬進君 大臣、若干の考え違いがあるんじゃないのかなと思います。  役所が何時間掛けるということと私の質問の趣旨は全然違うんですよ。逆に、役所が大変時間を使って、逆に国会議員が時間が少な過ぎるということは、それ自体何を意味しているのかというと、正に官僚主導の政治を大臣自身が容...全文を見る
○簗瀬進君 先ほど松村議員の質問の中でも、関連の法案が三百余あったということがございました。それは法律の話でありますけれども、もっと私はこの法案のボリュームと国会の審議能力というようなものの比較を今申し上げたわけでありますけれども、もう一点申し上げれば、政令委任、省令委任の数が大...全文を見る
○簗瀬進君 正にその部分はここには書かれてないわけですよ。そういう形で、国会がこの法案、まずボリューム自体も多いし、政省令合わせると三百余と。その部分についてはこれからの話ですから、どういう方向で委任なさるのというふうな部分は御答弁は聞けるかもしれませんけれども、現実にどういうも...全文を見る
○簗瀬進君 またもう一つ、先ほど松村議員の御質問の中にも、基本法であり、例えば有限会社という会社形態がなくなるわけですね。国民の多くの皆様にこの会社法を広報するとおっしゃいましたけれども、九百七十九条をどう広報するんですか。
○簗瀬進君 この問題はこの辺で切り上げますけれども、いずれにしても、基本法でこんな大部の形でどんと出されて、政省令の委任事項が三百以上と。こういうようなやり方を今後ともやられますと、国会は死んじゃいますよ。正にそういう意味では、国会のコントロール、チェック機能というようなものを御...全文を見る
○簗瀬進君 次に、私どもの七つの修正要求を与党さんとの間でお話をさせていただいたんですが、その三番目になるんですけれども、取締役の過失責任、今まで無過失責任であったものを過失責任という形で、過失がなければ責任は問われないという形で、ある意味で責任を軽減をした部分がございました。 ...全文を見る
○簗瀬進君 もう一つ、自己株式の売却についてもこれは全面的に削除ということになったわけでございます。私どもも、株価操縦やインサイダー取引に悪用されるおそれが強いんではないのかなと、こういうふうな考え方の中で、これについては修正というよりもむしろ削除の方がいいんじゃないのかなと、こ...全文を見る
○簗瀬進君 ありがとうございました。  今回、附帯決議が一号から十三号まで、十三の項目が附帯決議として衆議院の方でお付けになりました。参議院も更にこれを参考にして、もっといいものを作らなければならないなと、そういう気持ちにさせるぐらいに私はもうすばらしい附帯決議を付けられたんで...全文を見る
○簗瀬進君 どうも質問の趣旨が伝わっていないような、課題設定をしたことを受けていただけますか。
○簗瀬進君 とにかく、この附帯決議に挙げたそれぞれの項目についてしっかりと取り組んでいただきたいと、それが課題設定ということの意味だと思いますが、いかがでしょうか。
○簗瀬進君 その上で、大変内容豊富で濃い附帯決議だと私は思うんですけれども、この附帯決議をまとめる際にお考えになられたこと、あるいは附帯決議の中でこれだけは何とか早めにやってほしいというふうに思っていらっしゃるようなことがあれば、この附帯決議を付けるに大変御苦労のあった、そういう...全文を見る
○簗瀬進君 若干顔を赤らめておりますけれども、ありがとうございました。  修正の中身についてはこれで結構だと思いますので、それぞれお忙しいお時間こちらにお運びいただきましてありがとうございました。御退席くださって結構でございます。  質問させていただきたいんですけれども、今企...全文を見る
○簗瀬進君 適切な方策は結構なんですけれども、特に我々が強く意識をいたしております、親子会社をつくられると親会社の株主が子会社の取締役をチェックできないと、逆に子会社の株主が親会社の取締役をチェックできないと、こういう株主代表訴訟の大変制約状況をつくってしまうわけですよ。  こ...全文を見る
○簗瀬進君 全く時間がなくなってまいりまして、随分、通告した質問の中で、私は特に関心の高い部分をおろ抜いて質問するような形になりますんで、ちょっと御了解いただければと思っております。  会社法を言うならば公開会社、非公開会社に分けて整理をした方がいいと。これは昨日の本会議で富岡...全文を見る
○簗瀬進君 次に、私は、昨日の本会議でも富岡議員が指摘をしておりましたが、株主総会の形骸化という御指摘であったと思いますけれども、企業のコンプライアンスというようなものを高めていく際に、もう一つポイントは、取締役会がしっかりとしているかどうかだろうと思うんですよ。  そういう点...全文を見る
○簗瀬進君 時間が切迫しております。  金融庁と、それから経済産業省にも来ていただいておりまして、まず、ちょっと質問通告はしておりませんけれども、今、寺田民事局長がお答えになりました。その上場基準の中にアメリカのニューヨーク市場の上場基準的なものを入れるべきなんではないのかと私...全文を見る
○簗瀬進君 終わります。
06月23日第162回国会 参議院 法務委員会 第25号
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○簗瀬進君 いや、私も今のやり取りを大変興味深く聞かせていただきました。実は私の質問の中にもいわゆる持分会社の、特に誤認行為についての質問がございまして、流れでございますので、引き続きこの問題を先にやらせていただければなと思っております。  応用問題として一点、寺田さんの方に確...全文を見る
○簗瀬進君 当事者というのは、言うならば基本契約を結ぶわけですよね、金融機関と、それからSPCとの間で。そして、アセットバックCPを出していくと、こういうメカニズムですよね。その基本契約を結ぶその当事者にLLPという立場でなれるんでしょうかと、こういう質問です。
○簗瀬進君 今の議論というのは、結局、百万社以上の有限会社にとってみれば、これからの戦略的に会社形態をどういうふうに変えていくのかと、会社形態を戦略的にどう選択をしていくのかと、こういうふうな議論だろうと思うんですね。例えば、ケイマンSPCにとってみれば、有限会社形態であったなら...全文を見る
○簗瀬進君 私も今の答弁の方が正解だと思いますよ。組合でしょう、基本形態としては、LLPは。という形になりますと、基本契約を結ぶ際には個人が結ぶ形にどうしてもなってしまうので、やっぱりLLPとしてはそのSPCの対象というか、当事者としてはちょっと不適格なのかなと、こういうふうな感...全文を見る
○簗瀬進君 それから、これもまた、費用の話で、ちょっと質問通告はしてないんですけれども、法人形態を当然変更する形になるわけですよね。有限会社から例えば合同会社にという形になった場合の手続費用はどのくらいのものとして今度の法案は見込んでいるんでしょうか。
○簗瀬進君 百万社以上の有限会社にとってみれば、強制的に組織形態を変更させられるわけですよ。そういう状況に置かれる人々にとってみれば、有限会社をこれから例えば株式会社にするとか合同会社にするとか、そういうときにどういう手続をして、その手続にどの程度の費用が強制されるのかなというこ...全文を見る
○簗瀬進君 当然、手続変更をしますと、新しい法人形態として登録するわけですから、その今御答弁があった登録免許税、これは当たり前の話になってくるんですよ。これについては、会社法を大変更することによって、言うならば国策の変更による負担なんですね。これについても登録免許税は要求するんで...全文を見る
○簗瀬進君 これも通告外のことで大変恐縮ではあるんですけれども、正に登録、国が新しい法律を作る、それによってこれ変更せざるを得ないわけですよね。それで、にもかかわらず登録免許税はちゃんと取りますよと、これちょっとひどい話なんじゃないんですか。  そういうことについて、大臣、これ...全文を見る
○簗瀬進君 それはまあ質問の一部にしか答えていないんで、変更する人もたくさんいるわけですよ。それは、会社法のこの新しい成立によってそうなるんですよ。国がそうさせるんですよ。それについて、やっぱりちゃんと登録免許税を取るんですか。
○簗瀬進君 政策的なことだったら大臣でしょう。どうですか。
○簗瀬進君 このような、今、日本の国の法人形態を株式会社と有限会社がある意味で二分しているわけですよ。その半分ある有限会社を株式会社に溶け込ませるというふうな、そういううたい文句で会社法が、我々、説明を受けました。で、それは正に皆さんが出されてこられたこの会社法案の成立によって、...全文を見る
○簗瀬進君 SPCへのこだわりでお答えになっているようですけれども、これはSPCだけじゃなくて全体のお話をさせていただいておるつもりです。  正に有限会社という、そういう形態が特例の場合はあるということですけれども、それは特例は特例でございまして、当然有限会社という形態は大きく...全文を見る
○簗瀬進君 それは理解の仕方でございまして、この法律がなかりせばそういうこともなかったわけですから、それを私は余儀なくというふうな表現使ったつもりなんですよ。  それで、弁護士さんとかそういうもろもろの諸費用じゃないんですよ。まずは、いわゆる組織変更するとなれば、これは当然法人...全文を見る
○簗瀬進君 今、私も余り、通告しない質問なんで、これ以上追及はいたしませんけれども、やはりこれは新法の成立によって出てくる新たな費用であるということは、これはもう間違いないことなんで、それについて様々ないわゆる配慮というようなものはするのは私は当然だろうと思っておりますんで、これ...全文を見る
○簗瀬進君 しかしね、現実としては合同会社が何たるかというのは、それはもうある意味で相当何年もたたなきゃ一般には知れ渡っていかない話なんで、当然あり得る話なんですよ。現実にそれが起こった場合どういうふうに対処するんですか。
○簗瀬進君 時間がないので次の質問に移ります。  法務大臣、今回、今度の会社法案で様々な今までの会社あるいは株式等のイメージがかなり大幅に変えられていくなというふうなものを我々、審議の中で実感をしているわけなんですけれども、二百十四条という規定がございます。これは「株券を発行す...全文を見る
○簗瀬進君 二百十五条三項に、株券発行会社は株式の分割をしたときは遅滞なく株券を発行しなければならないと、こういう規定があるんですね。これはまずは、来ていただいておると思うんですが、金融庁にお尋ねしたいんですが、これ質問既にございますけれども、株式を大量に分割するというそんなやり...全文を見る
○簗瀬進君 まあ、五倍というふうな実態の中でそのようなルールが作られつつあると、こういうふうな御答弁だったと思います。  それから、時間も限られておりますので、親子会社についてちょっと質問を移らせていただければと思っております。  今回の会社法の二条にはずっと定義規定が並べら...全文を見る
○簗瀬進君 是非、具体的な経済の実態にもきちんと対応した形で、そしてやがてつくらなければならない企業結合法制の一番根幹の部分に位置付けられる指標としてこの法務省令を定めていくと、こういうふうな気構えでお取り組みをいただきたいと、こういうふうに思う次第でございます。  それで、内...全文を見る
○簗瀬進君 済みません、資本金の規模、想定規模。
○簗瀬進君 持ち株会社はその各四つの事業会社の合算額的に考えておきゃいいということですね、はい。  それで、今、やがて、スタートラインは一〇〇%だけれども、減らしていって、五〇%をやがて割り込むこともあるけれども、三分の一は必ず超えていなければならないと、こういう関係なんですが...全文を見る
○簗瀬進君 三分の一持ち株会社の比率が国が下がっても、やはり国がそれぞれの事業会社の親会社であるというのは基本的な関係であるというふうに見ていいわけですね。──いや、ごめんなさい、持ち株会社、ごめんなさい、いや、持ち株会社が親会社であると、こういうことだということですよね。
○簗瀬進君 それで、国は持ち株会社の基本的な筆頭株主的な存在になるんですけれども、例えばこれはもう再三議論になっているんですけれども、国が株主として、例えば子会社としての郵便事業会社、あるいは郵便局会社、あるいは暫定的ではありますが貯金銀行あるいは保険会社と、こういうそれぞれにつ...全文を見る
○簗瀬進君 一〇〇%の巨大な、一・六兆とか二・一兆とかすごいものがあるんだけれども、国は何も言えないわけですよ、そういう意味では、つくってしまいますとね。この関係でいいんですか、大臣。
○簗瀬進君 その方向というのは、我々の立場からいえば多段階の株主代表訴訟も認めるべきだという、これが私どもの方向ですよ。その方向を御承認いただけるんでしょうか。
○簗瀬進君 もう時間も来ましたので、慎重な検討は結構なんですけれども、特例的にも国の権限をしっかりと、せっかく三分の一以上は常に持っているという形で持ち株会社を国のコントロール下に置こうという、そういう体制の中での民営化なんでしょう。ところが、そういう民営化でありながら、会社法の...全文を見る
○簗瀬進君 時間が来ました。終わります。
06月28日第162回国会 参議院 法務委員会 第26号
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○簗瀬進君 一千条になんなんとする大法案、会社法案がいよいよ大詰めの議論ということでよろしいかなと思っております。  しかしながら、六月二十日付けの日経新聞、ごらんになっていただければと思うんですけれども、「「疑似外国会社」火種なお」という、こういうふうな記事が出ております。米...全文を見る
○簗瀬進君 次に、今度の会社法案によりまして九百七十九条一項という、九百七十九条二項の方ですね、八百二十一条一項の規定に違反して取引をしたいわゆる擬似外国会社については継続取引はできないと、こういうふうな規定を置いたわけで、それに対して違反をして取引をした者も前項と同様ということ...全文を見る
○簗瀬進君 登録免許税についての一般的な決めは御存じですよね、当然。これはどうですか。
○簗瀬進君 同じ質問ですけれども、これ過料を今度の会社法になって新設をしたわけですよね、八百二十一条一項についての。この過料を新設をする際に、当然どの程度の過料の金額になるのかなと御検討はしただろうと思いますので、これ法務省、局長でいいです。
○簗瀬進君 再び金融庁に戻しますけれども、外国証券会社の資本金の額については大体の把握はなさっておるだろうと思いますんで。
○簗瀬進君 これ、相当巨額な過料を科されることになるんじゃないのという、そういう指摘は質問の打合せの際に私、しておきましたので本当は答えていただきたいんですけれども、これは民事局の方で出ますか。
○簗瀬進君 もう時間も限られておりますので、だから、資本金の〇・七%という形になりますとかなりの金額になるんですよね、これ、うなずいていらっしゃいますけれどもね。大体、外国証券会社として日本に出てくるわけですから、大きいところも小さいところもあるだろうと思いますけれども、大きいと...全文を見る
○簗瀬進君 時間がありませんので、この三番の八百二十一条の解釈の細かなところはちょっと省略をさせていただきまして、一番ポイントになるのは、いわゆるこの八百二十一条というそういう条文を作りました。ところが、その中に、取引を継続をすることができないという現行商法にない新しい行為規範を...全文を見る
○簗瀬進君 今、御答弁の中にもいろいろと問題の部分があると思います。  確かに、注釈会社法というようなものがありまして、商法のコンメンタールとしてもう大変権威のあるものでございまして、その旧版が四百八十二条についてこういうふうな、これは岡本さんという学者が書いているんですけれど...全文を見る
○簗瀬進君 これをごらんになっていただきたいんですけれども、第五項なんですよね。こういうふうに書いてある。「そこで、法務省としては、参議院の審議等を通じて、会社法案八百二十一条の」、今申し上げた部分、「「日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社」の解釈を明らかにするこ...全文を見る
○簗瀬進君 まあ、時間も本当に限られておりまして残念なんですけれども、一問一答的なやり取りもできませんので、最後に大臣に三点まとめて聞かせていただきたいと思います。端的にお答えください。三十一分までしか僕の時間ないんですよ。  ということで、まず第一点。私どもは、この大変不安を...全文を見る
08月04日第162回国会 参議院 法務委員会 第28号
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○簗瀬進君 いよいよ通常国会も本当に大詰めを迎えております。大変様々な、特に大きな解散等の動きもあるんではないのかなとの話もございまして、皆さん緊張を高めている中で、やっぱり法務というのは国の基本法制にかかわる話でもございます。  今日は、締めくくりということで大変貴重な一時間...全文を見る
○簗瀬進君 たしか、法文ではロ号という形で、そこに台湾のみという、そういう文章は入っていなかったと思うんですけれども、そこは、取扱いはそれで正しいんでしょうか。
○簗瀬進君 当該の政令があると思いますので、その政令をちょっと確認させてください。政令の具体的な中身。
○簗瀬進君 じゃ、まあ政令は新たに定めると。  たしか、現行の政令でロ号というようなものの中には台湾とパレスチナと両方入っておりますけれども、台湾のみというようなことでよろしいんですね。はい。そのような政令を定めるということで確認をさせていただきたいと思うんですが、大臣、よろし...全文を見る
○簗瀬進君 ちょっと通告が遅れて恐縮をいたしておりますが、しっかりと御答弁をいただきましてありがとうございました。  それでは、本題に入ります。  私は、いわゆる民主党のネクスト法務大臣として、総選挙があった場合のマニフェストの作成等にも今入っているわけでございますが、その一...全文を見る
○簗瀬進君 日本司法支援センターがいよいよ具体的にスタートをしようといたしているわけでございまして、そういう意味合いにおいては司法アクセス向上のために果たすべきこの司法支援センターの役割というのは極めて重要だと思っております。  大臣とのやり取り思い返しますと、一番最初に私質問...全文を見る
○簗瀬進君 大臣、やはりこの司法支援センター、私は大変、先ほどのリーガルセーフティーネットを高めていくというための施策のやっぱり根幹にはこの制度が位置付けられることなのではないのかなと。それから、先ほど、法律扶助についての我が国の国庫がまだまだ極めて低いよと、こういうような御指摘...全文を見る
○簗瀬進君 是非とも、本当にうつろな目玉じゃなくて実のある大きな目玉にしていただきたいなと、こういうふうに思うんですけれども。  今御答弁の中で、全国の地裁所在地を中心にしてというふうなお話がございましたが、これは、県によっては地裁の所在地が非常に大きな県の面積でなかなかアクセ...全文を見る
○簗瀬進君 同じくこのときの参議院の附帯決議の三号にはこのような記載がございます。民事法律扶助事業の資力要件等の見直しを含めた利用者負担の在り方及び対象者・対象事件の拡充について検討を行うように努めると。これ、我が参議院が付けた附帯決議の第三号でございます。これについての検討状況...全文を見る
○簗瀬進君 昨年も聞いたことでありますけれども、大臣、先ほどの法律扶助制度の比較で、我が国の国庫負担がイギリスやフランス、ドイツ等と比べると極めて少ないと。こういう数字を出させていただいた。イギリス千八百億円で、日本三十億というのは、これはかなりショッキングな数字ですよ。それから...全文を見る
○簗瀬進君 それから、同じくこの附帯決議の四号で司法過疎の問題が取り上げられております。  この日本司法支援センターが、弁護士、弁護士法人及び司法書士その他の隣接法律専門職者の司法過疎を解消するための対策を積極的に進めるために云々と、真に必要な地域における事務所の設置、過疎地へ...全文を見る
○簗瀬進君 いずれにしても、司法支援センター、非常に広範な分野があるわけでございまして、その位置付けとしては、先ほど来何度も言葉使いますけれども、リーガルセーフティーネットの根幹に位置付けられる大変基本的なそういう組織なんだと。これがしっかりとするかしないかによって司法に対する国...全文を見る
○簗瀬進君 今、はしなくも答弁の中にありました民衆訴訟、これは学者によっては国民訴訟等の言われ方をすることあるんですけれども、質問要旨の四番目に決算手続等についての市民の側のチェックという、こういう質問がございますね。そこのところでまたやらせていただきたいと思っておりますけれども...全文を見る
○簗瀬進君 三番目に、私は、やはり庶民にとっては税金の問題というのは極めて密接なんですね。税金について、どうもおかしいなと、自分に対する課税処分がどうも納得できないというふうな場合には、言うならば、現在はまず国税不服審判という制度があるわけでございます。若干質問の趣旨とはずれて恐...全文を見る
○簗瀬進君 もう一つ、この司法に対してのチェックで会計検査という機能があるわけでございます。やはり国民の素朴な感情からいってみると、どうも行政は無駄遣いしているんではないのかと。しかも、会計検査院という存在はあるけれども、例えば現行の会計検査院法の三十五条ということで、審査請求の...全文を見る
○簗瀬進君 最後が慎重になっちゃったんで非常に残念なんですけれども、是非前向きに考えていただければなと私は思っております。  その次に、様々なこの行政訴訟法の改正の積み残しの課題がいろいろと指摘をされております。私の手元に「自由と正義」の二〇〇四年十二月号というようなものがあり...全文を見る
○簗瀬進君 しっかりと検討してください。後で何かの機会に報告は求めたいと思っておりますので、しっかりと御検討いただきたいなと思っております。  時間も本当に残されたところわずかになってまいりまして、裁判員に関する現在の取組の状況について随分質問通告したんですけれども、これほとん...全文を見る
○簗瀬進君 終わります。
10月12日第163回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○簗瀬進君 国民投票制度について発言をさせていただきたいと思います。  まず冒頭に、民主党の憲法調査会でのこの問題についての議論の現状について御報告をさせていただきたいと思います。  後に述べる論点整理について述べさせていただきますが、その各論点について、十四の論点がございま...全文を見る