矢野隆司

やのたかし



当選回数回

矢野隆司の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第169回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○矢野分科員 自由民主党の矢野隆司でございます。  二日間にわたるこの予算委員会分科会も、私で最後の質問者になりました。舛添大臣にはよろしくお願いを申し上げたいと思います。  きょうは、ライフラインの中でもとりわけ重要な水道というものについて、いろいろとお尋ねをしたいなと思っ...全文を見る
○矢野分科員 調査検討ということで、しっかりやっていただきたいと思いますけれども、実は、昨年の暮れに、厚生労働省も参加した水に関する有識者・実務者検討会というものが報告書をまとめておられます。  外務省が取りまとめておられると思うんですけれども、地球規模での水問題について我が国...全文を見る
○矢野分科員 一昔、二昔、もう一つそのまた昔かもしれませんが、昔は、水と空気はただなんだというような例え話もございましたけれども、近年は、世界的な潮流といたしまして、水を戦略資源としてとらえて、安全保障に資する経済財とする考え方がございます。また一方で、昔からの守るべき公共の財物...全文を見る
○矢野分科員 そういう中で、三十年ぐらい前からなのかどうか、ちょっと私も記憶に定かじゃございませんが、JICAがございますが、JICAによる日本の上水道システム視察の招聘プログラムというものがずっと長年継続的に実施をされております。  なかなか国民の方に理解は得られていないとい...全文を見る
○矢野分科員 今、百六十五名受け入れたというお話でございますが、そういうことを我が国がやっていて、果たして相手国にどれだけ認識していただいているのかなということについて、若干私は疑問に感じることもございます。  水道の普及率が低いからということでそこの支援を決めるということもも...全文を見る
○矢野分科員 ぜひ、各自治体がもし民営化に踏み切るというようなことがあった際には、いい点も悪い点も、やはり厚生労働省としてしっかりアドバイスをしていただきたい、こういうふうに思います。  予算案の関連に戻りますけれども、次に、地震対策について伺いたいと思います。  十四万キロ...全文を見る
○矢野分科員 そこで、この耐震化のそもそもの考え方のスタートラインというのは、平成十六年につくられた水道ビジョンという厚生労働省がまとめた計画がございますが、水道ビジョンといっても、なかなか一般の国民の方になじみが薄いものですから、極めて簡潔に教えていただければと思います。  ...全文を見る
○矢野分科員 数値目標の改定は考えていない、こういうことでございますけれども、私、ちょっと厳しいことを申し上げたいと思いますが、二つ数字的な問題があるんじゃないかと思います。  一つは、耐震化のスピードですね。要するに、基幹管路十四万キロに対して、現在一〇・八%、約一一%の耐震...全文を見る
○矢野分科員 つまらぬことを言いますけれども、例えば厚生労働省の所管でいいますと、例の紙台帳の突合なんという問題でも、いつまでにいつまでにということで、結局、野党がぎゃあぎゃあ、そういう実態を踏まえずに言ってくる。そういうことの二の舞になると言うと言葉に大変語弊がありますけれども...全文を見る
○矢野分科員 とかく断水があるというとすぐ、地震で耐震化が必要だという図式になりやすいですが、実態はそういう風水害による水道被害の方が多いんだということを、やはりこの際もっと国民の皆さんに認識していただいて、国も、あるいは自治体もそういうことに取り組むということを、ぜひこの際、こ...全文を見る
○矢野分科員 最後に、先ほど外務省の方からもお話ございましたが、過日のダボス会議で福田内閣総理大臣は、洞爺湖サミットを控えて、重要な課題の一つにやはり水というものを挙げておられたやに聞いております。  そこで、今の質問とも関連しますが、洞爺湖サミットを控えて、同種事案の厚労省と...全文を見る
○矢野分科員 大臣、ちょっとお風邪かもしれませんが、本当にどうもありがとうございました。  これで質問を終わります。
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○矢野分科員 自由民主党の矢野隆司でございます。  きょうは、鳩山大臣、河井副大臣、そして政府参考人の皆さん、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日は、三つの点についてお伺いをしたいと思います。一つは、勾留の執行停止者の逃走問題について、そして二つ目は、刑事施設等におい...全文を見る
○矢野分科員 病院から逃走した時点で執行停止を取り消したという御説明まではわかりました。  では、その後、その人の身柄を確保する等々に向けてのそもそもの行政的な手続の流れといいますか、そういったものがあるならば教えてください。
○矢野分科員 今、大野局長のおっしゃった、検察庁において逃亡被告人手配登録をするんだということですが、これはいわゆる警察の指名手配とはまた異なるという理解でいいんでしょうか。
○矢野分科員 今回、この質疑に当たりまして、実は最高裁判所、法務省、警察庁各当局から説明を受けました。要は、執行停止後の人間は、推定無罪の原則に立ってその人権に十分な配慮が必要である、こういうことから、入院した先での警察官等による行動把握、あるいは逃走後も、逃走したという事実だけ...全文を見る
○矢野分科員 そもそも、推定無罪の原則というものが最初にあるというふうに聞いておりますけれども、逮捕の時点から刑の確定まで一貫してそういう推定無罪ということは、理論上一本通っておるわけですから、それは理解できるんです。しかしながら、勾留を行うというのは、例えば逃走を防止するとか、...全文を見る
○矢野分科員 そういう病気の拘置者といいますか被告とか、そういった方の人道上の配慮はもちろん大切だと私も思いますが、例えばきょう、今まさに、広島高裁でしたか、例の光市の母子殺害事件の差し戻し審の判決、主文後回しということで今理由を朗読されている最中だと思いますけれども、こういった...全文を見る
○矢野分科員 今の法の仕組みの中ではそういったことが精いっぱいなのかなと思いますが、これは、もし逃走中に何か大きな事件でも起きたら大変なことになると思います。この点は、今後、何らかの法的な手当ても含めて、ひとつ法務省には十分に御検討いただきたい、こう思っております。  続いて、...全文を見る
○矢野分科員 では、例えばAという受刑者がいて、その人が満期出所あるいは仮釈放されて刑事施設から出たというときに、まずAさんの身分帳というものはそこで一たん終結する、こういう意味で、専門用語では終結身分帳と言うそうですが、この終結身分帳の管理体制、どの施設でどのように保管されてい...全文を見る
○矢野分科員 一点、これは通告がありませんが、これは行政文書だと思うので、保存期間というものがあるならば教えてください。
○矢野分科員 その終結身分帳ですが、例えば何度も何度も犯罪を犯して、刑務所や拘置所に出たり入ったりするような人ですね。要するに、一番最後に出所した刑務所が終結身分帳を保管しておるんですけれども、次に犯罪を犯すと、次の刑事施設、新しいところに入る。そのときには、例えば前の刑務所なり...全文を見る
○矢野分科員 そこで、私がきょう一番伺いたいところでございます。  服役した後に冤罪が確定した人、あるいは無罪が最終審で確定した人に関する身分帳、具体的に言えば、個別具体なことはお答えできないとおっしゃるかもしれませんが、あの富山の冤罪事件、ああいった方の身分帳はどのような取り...全文を見る
○矢野分科員 では、例えば身柄拘束をされたものの不起訴処分であるとか、あるいは嫌疑不十分で釈放された結果、罪を問われなかった人というのは、ごまんといると思うんです。  例えば、この近くでしたら、丸の内警察とか麹町警察署の留置場がたまさか満杯で、しようがないので法務省所管の東京拘...全文を見る
○矢野分科員 一つ前の質問に戻りますが、例えば冤罪で、本当にお気の毒に刑に服された後、無実がわかったような方の身分帳も含めて、お答えにくいかもしれませんが、なぜ残すのか。これは、通告にない質問で局長には申しわけないんですが、身分帳の存在理由といいますか、そういったものがお答えでき...全文を見る
○矢野分科員 ボールを打ち返すようで本当に申しわけないですけれども、冤罪で服役をしたような人たちというのは、はっきり言って、先ほど局長は、刑事施設に入った事実は消えないとおっしゃいましたけれども、やはり事実を消したいんだと思うんですね。  それと、免許の更新で証明書等々の根拠に...全文を見る
○矢野分科員 すごいうがった見方をしますが、それは原因としては、例えば接見をする部屋が足りないとかいう物理的なものか、あるいは、局長の口から言いにくいかもわかりませんが、端的に職員がやはり足らなくて、面会時間を割いてあげたくてもできないんだ、その辺、どうなんでしょうか。
○矢野分科員 例えば、小菅の拘置所なんかに入っておられる方に面会に行く。中には、二時間も三時間もかけて面会に行っておられる方がおられて、行ったら、これまで三十分会えたのが十五分しか会えない。あるいはそれこそ、十分ということはないのかもしれませんが、一応省令か何かでは五分以上を担保...全文を見る
○矢野分科員 大臣、どうもありがとうございました。  恐らく、被告になったような多くの人は、そういう身分帳というものがつくられて、それが表紙で三十年、中身で十年、法務省が保存しておるということすら余りよく存じてはおられないと思います。わけて、そういう全く罪のない人の身分帳が法務...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司です。  きょうは、質問の時間をちょうだいいたしました。各党理事の先生方に改めて御礼を申し上げたいと思います。  早速でございますが、来年の五月二十一日の裁判員制度開始まで一年を切ったところでございます。ここに来て、全国の弁...全文を見る
○矢野委員 今大臣から、「裁判員誕生!」というステッカーをちょうだいいたしました。ありがとうございます。  さて、この裁判員制度の導入を控えまして、検察庁においてもさまざまな取り組みを始められておる中で、いろいろこれからもされるということを聞いております。既に、地方検察庁のレベ...全文を見る
○矢野委員 その七月から発足するという裁判員公判部ですが、このセクションで検討されるのかどうかはちょっと私わかりませんけれども、裁判員制度がスタートした後の公判において、いわゆる死体の写真につきましてはイラストにして裁判員に開示をするんだという情報が先行しておるというのか、流れて...全文を見る
○矢野委員 今の写真のことに関連して、もう一問伺います。  従来の裁判の中でも、犯行状況の再現であるとか、遺棄されて未発見の凶器などを復元する形で説明するというか、そういうことはあったと思うんですけれども、今、大野局長がおっしゃったような場合、証拠があるけれどもありのままの姿で...全文を見る
○矢野委員 公判での証拠調べに当たっては迅速化を旨とするということで、厳選されるというふうにも聞いておりますので、ぜひ適切に運用をお願いしたいと思います。  この裁判員制度とも関係する質問に移りたいと思います。  弁護士不足ということだけではないと思いますけれども、いわゆる法...全文を見る
○矢野委員 そのときの会議の議事概要によりますと、決定の経緯において、表現ぶりとして、大方の意見の一致を見られたという表現ぶりで議事概要に掲載をされております。その結果、三千人になったということだそうですが、その大方が十二名のうちの何人のことを指すのかということは私はわかりません...全文を見る
○矢野委員 今、深山さんの方からフランスという言葉が出まして、フランスのそういう法曹人口と日本の今目指しておるところの中身が若干違うということは、委員会の皆さん方はよく御承知だと思いますから、もうそのことについてはきょうは伺いません。  さて、法科大学院のことに移りますが、現実...全文を見る
○矢野委員 ぱあっと読まれたので、減ったのかどうなのかちょっとよくわからなかったのですが、真摯に取り組むということなんでしょうから、それはそれで。  それで、司法試験の考査委員というのがおられるわけですが、法曹実務者の考査委員、それから法科大学院で教えておられる先生が務める考査...全文を見る
○矢野委員 要は、授業で教えておる現場というか教壇に立つ先生方と、そういう連係プレーといいますか、かけ橋的な意味合いだろうと私は思いますけれども、そういう考えで選ばれた考査委員の皆さんが、過去二回の司法試験のたびに感想というかコメントを発表しておられます。  例えば、第二回に当...全文を見る
○矢野委員 お言葉を返すようですけれども、二年目ですからもうちょっと時間をくれということですが、あの後期高齢者医療制度は初日から大騒ぎになったんです。二年たっていたらもっと大きなことに、後期高齢者医療制度で例えて言うならなっていると私は思いますけれども。  ですから、二年ですか...全文を見る
○矢野委員 大変踏み込まれた御発言で、私もびっくりしましたけれども、しっかり私どもも見守ってまいりますし、ぜひ法務当局も頑張っていただきたい、文部科学省もよくきょうの答弁を聞いておいていただきたいと思います。入管局長にはお越しいただきましたけれども、質問の時間がなくなりました。本...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司です。  山本委員長、どうぞよろしくお願いいたします。  そして、森英介法務大臣、佐藤剛男法務副大臣、早川忠孝大臣政務官、御就任まことにおめでとうございます。よろしくお願いいたします。  早速でございますが、去る十一月の十...全文を見る
○矢野委員 今、大臣からグレードアップというお言葉をいただきました。まさに、国民そして関心を持っておられる方々もそういったことを本当に望んでおられると思いますので、どうぞよろしくお願いしたいとともに、きょうは、重ねて御質問をさせていただきたいところでございますが、ほかにも伺いたい...全文を見る
○矢野委員 大変心強い大臣の御答弁だったと思います。  それで、この不法滞在者半減計画ですけれども、この計画そのものについてはことしじゅうに期日が到来するということですけれども、それで何も終わるというわけではなくて、引き続き法務省としては全力を挙げて取り組んでいただかねばならな...全文を見る
○矢野委員 次期国会に提出をしたい、こういうお話でございました。ぜひ精緻な制度設計をお願いしたいと思います。  さて次に、過日、大臣あいさつの冒頭部分、一番最初に掲げられたテーマ、裁判員制度について伺いたいと思います。  来年の五月二十一日以降に起訴された事件の公判からいわば...全文を見る
○矢野委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  今大臣の御答弁の中でもございましたが、今月の二十八日から、いわゆる裁判員候補者名簿に記載された国民の皆さんへの通知が始まるということでございます。  これからはちょっと最高裁判所の方にいろいろとお尋ねをしたいと思いますけれど...全文を見る
○矢野委員 ぜひきめ細やかな対応をお願いしたいと思います。  もう一点、済みません、この漫画本の中で質問させていただきます。  同じく二十二ページのところに、漫画の上の五つのイラストがある中の右の「妊娠中や出産直後」というところに、「(八週間以内)」という文言がございます。恐...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございます。  今回の名簿記載者、要するに最高裁判所から発送するのは何名かといいますと、これは二十九万人と聞いております。  そこで、今刑事局長からもお話がありましたけれども、コールセンターが設置されるということですが、これも実は教えていただいておりまし...全文を見る
○矢野委員 ということは、コールセンターに電話をした時点で、あなたのお宅はどこですかということで、では、そこならこの地方裁判所ですよというようなことまで教えていただけるのか、いやいや、それはひとつ、お地元の身近なところですから、御自分で調べてお聞きくださいということなのか。済みま...全文を見る
○矢野委員 それでは、裁判員制度に関する最後の質問をさせていただきます。  例えば、この回答票は、十一月二十八日に皆さんのところから、最高裁判所から発送されて、十二月十五日必着ですから、二週間ぐらいの間にちゃんと回答して返さなきゃいけない、こういう仕組みだと思いますが、中には、...全文を見る
○矢野委員 どうもありがとうございました。  どうぞしっかりよろしくお願いしたいと思います。  最後に、大臣のごあいさつの中には触れられていないことで大変恐縮ですが、一点だけ大臣にお尋ねをしたいと思います。  今、社会では死刑制度をめぐりましてさまざまな議論がございます。そ...全文を見る
○矢野委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。