矢野隆司

やのたかし



当選回数回

矢野隆司の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○矢野分科員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司です。  一年前のちょうどこの予算委員会の分科会でも、舛添大臣に水道のことについていろいろとお尋ねをいたしました。今回もまた水道行政のことについていろいろと教えていただきたい、こう思っております。  ちょっと話はかわるんで...全文を見る
○矢野分科員 今大臣の御答弁の中で、耐震化あるいは補助の問題が出ました。  そこで、昨年も東北で大変大きな地震がありまして、水道管路にも甚大な被害が出たと聞いておりますが、最新の基幹管路の耐震化率、あるいは各自治体におけるその取り組み状況を教えていただきたい。それと、あわせまし...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございます。  基幹管路の耐震化、これは前回、昨年伺ったときはたしか一〇・八%、今回が一一・九%ということで、約一%強進捗した。これは、管路で直しますと、十四万キロの一%で千四百キロ。ということは、千四百キロも耐震化が進んだと見るか、千四百キロしかまだ進...全文を見る
○矢野分科員 恐らく、一般的な管路の耐用年数を超えようが、その手前であろうが、柔軟に対応しなさい、あるいはしましょう、こういうことじゃないかと今の局長のお話は承ったわけですが、そういう事故の大きなものの一つの例として、私はどうしても、ことし元旦、まさに一月一日に起きた八戸市の断水...全文を見る
○矢野分科員 結構あるんだなと思って今びっくりいたしました。  そこで、端的に伺いますが、厚労省として、これらのいわゆる一系統対策といいますか、一本しかない導水の機能、そういったものに対しまして、仮に事故が今後、発生しないとは言い切れないわけで、そういった場合の被害を最小限に食...全文を見る
○矢野分科員 済みません、通告していない質問で恐縮ですが、今、局長から国庫補助の話が出ましたが、その連絡管の整備等の国庫補助の割合というのは、どういうパーセントというか、今お答えできますでしょうか。
○矢野分科員 もちろん三分の一だろうなとは思いましたけれども。  これは大臣、お答えは結構ですけれども、こういう本当に八戸の場合は二十万人という大きな被害が出たわけですから、その辺のメニューの工夫の仕方もあるんじゃないかと私は思うんです。こういったことも今後ぜひ前向きに検討して...全文を見る
○矢野分科員 そこで、きょうは外務省の方にもお越しをいただいておりますが、この国際貢献について、やはり海外におけるいろいろな情報収集等の強化が必要じゃないか。要するに、在外公館にこの水の問題に対して知見を有するスタッフといいますか人員を補強すべしだという提言や考え方もあるようでご...全文を見る
○矢野分科員 参事官、ぜひ前向きにということでよろしくお願いします。  もう一問、外務省の参事官に伺いますが、いわゆる水分野のODAについてお尋ねをします。  これまでは施設の建設が主体で実施をされてきた。今後は我が国のODAによって建設された施設の運転管理、メンテナンス、そ...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございます。  今、いみじくも水の防衛隊の話が出ました。これは福田内閣のときに創設されたものだと記憶しております。このことについていろいろ申し上げたいこともありますが、きょうはもう時間がないので、とりあえず、ぜひ私の指摘したこともよろしくお願いをしたいと...全文を見る
○矢野分科員 蓄積すればという前提ですが、有害だという局長の御認識というか御説明ですが、では、これの取りかえを促す、促進させるもうちょっと具体的な取り組みというのは、朝一杯水を捨てるというようなことだけではないと思うので、その辺があれば教えていただきたいと思います。
○矢野分科員 今局長がいみじくも広報してというお話でしたが、やはり個人の持ち物という部分もあるわけですから、幾ら広報しても、ほっといてくれ、うちは大丈夫なんや、こう言われたらもう身もふたもない話だということを理解しつつ、そこで大臣に伺いたいんですが、実は、平成二十一年度予算の要求...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございます。  モデル事業なんという、ちょっと私にはない発想を大臣の方から伺いました。ぜひ前向きにまた御検討いただきたいと思います。  実は、最後に、これは質問じゃございませんが、本年の二月に日本経団連が発表いたしました提言の中にも、国家として取り組む...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司でございます。  昨年の十一月に続きまして、森法務大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。また、佐藤剛男副大臣、そして早川忠孝大臣政務官にもよろしくお願いしたいと存じます。  まず最初に、この国会に提出をされております在...全文を見る
○矢野委員 大変簡潔に、わかりやすい御説明をありがとうございました。  要は、国際人権規約という大原則があるということでございますが、さらに言えば、「在留の資格なし」という文言が明記された外国人登録証でも、学校に入学する就学時の居住地確認の際にはそれを地域の教育委員会等で確認の...全文を見る
○矢野委員 適正に在留しておられる外国人の方には、今大臣のお言葉では、便利に快適に過ごしていただくための仕組みづくりでもある、こういうことで、外国人登録証を廃止して在留カードに一元化するということだと思いますが、これは先ほど大臣の御答弁にもありましたが、何も管理することだけがねら...全文を見る
○矢野委員 済みません、通告外の質問になりますが、今大臣の方から東京、埼玉、浜松という地名が挙げられたんですが、関西というか西日本ではそういう窓口を設けるというお考えというか計画というのはないんでしょうか。
○矢野委員 西日本にもいろいろそういうところがあると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  最後に、この関連の質問ですが、観光目的で来日して、九十日という短期の滞在期間の間に外国人登録証を申請して、きのう教えていただいたんですが、外登証というのは申請から交付まで約...全文を見る
○矢野委員 よろしくお願いしたいということだけしか私は申し上げられないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  ところで、この法務委員会で私も審議にかかわりました入国審査時のバイオメトリックス、生体認証に関する質問をさせていただきたいと思います。  日本入国時の生体...全文を見る
○矢野委員 これは入管局長に伺いたいんですが、おおむね、成田空港というのは入国審査のブースの台というかカウンターが低くて、中部やら関空はどちらかというと高くて、別にそんな意図はないんでしょうけれども、見おろされるような感覚の、高いブースが多いんですけれども、いずれにせよ、今回の事...全文を見る
○矢野委員 このことは、余り伺うと、敵に手のうちをさらすようなものですから、もうこれ以上伺いません。  次に、矯正関係の質問に行きたいと思います。  今国会、法務省からではないんですが、内閣府の提出法案、構造改革特別区域法及び競争の導入による公共サービスの改革に関する法律の一...全文を見る
○矢野委員 これも通告にない質問で恐縮ですが、今の関連で、この内閣府提出の法案で、全国の刑事施設において業務の民間委託などを可能とするという中で、これは、民間委託色の濃い刑務所を新設するという意味も入っているんでしょうか。それとも、いやいや、既存の施設をこういう形でもできるように...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございました。  矯正関係、あと一問ほどお願いしたいんですが、大変伺いにくい質問でございますが、本年二月に公表されました、大阪刑務所での刑務官懲戒免職事案について伺いたいと思います。  詳しいことは控えますけれども、刑務官にさまざまな要求を行い、格別の便...全文を見る
○矢野委員 不祥事の根絶ということで、さらなる工夫を凝らした取り組みをぜひとも矯正局にはお願いしたいと思います。  残り五分ということで、最後に、大臣の所信にはそのものずばりの文言はなかったのでございますが、現在法務省内で検討会を開始したという時効問題について伺いたいと思います...全文を見る
○矢野委員 裁判員制度のスタートもいよいよ目前に控えておるわけで、いろいろなケースの事案を裁判員の方々も取り扱うんだろうなと思います。そういう中で、この時効問題というのも大変大事な問題だろうと思いますので、ぜひしっかり検討していただきたいと思います。  では、これできょうは終わ...全文を見る
03月27日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司でございます。  全国消費生活相談員協会、先ほど伺いましたら三十年以上の歴史があるという、この消費者問題の最前線にいらっしゃる下谷内参考人、そしてマルチ商法や悪質な訪問販売事案等の弁護活動、被害救済の弁護活動に全力を注いでおら...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございます。  そこで、今回のこの政府案でございますが、いわゆる所管をする法律というものが二十九本一応ございます。今、民主党案との対比というか比較で申し上げれば、そもそも特定の法律を所管するかどうかということも議論の焦点の一つになっていると思うんですけれど...全文を見る
○矢野委員 ただいま、その消費者庁の手足が大事だという御意見、国府参考人からいただきました。  これも下谷内、国府両参考人にお尋ねしたいんですけれども、政府の消費者行政推進基本計画、ここにおいては、一元的な消費者相談窓口に共通の電話番号を設ける、加えて、生命身体にかかわる事故発...全文を見る
○矢野委員 恐らく三百六十五日二十四時間ということになりますと、本当に相談員の皆さん方の御苦労が今からでも想像できるのかな、なかなかこれは難しいだろうなと私個人は思っておりますけれども。  そこで、この相談員の方々の処遇の問題ですね。恐らく下谷内参考人はいろいろ御意見がおありだ...全文を見る
○矢野委員 いろいろとありがとうございました。  国府参考人からは、先ほど、後世に残る審議をというお言葉もいただいておりますので、しっかり受けとめて、私のきょうの質問を終わります。ありがとうございました。
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○矢野分科員 自由民主党の矢野隆司でございます。  きょうは、我が国に幾つかある国立博物館の中で、九州国立博物館についていろいろと伺いたいと思います。  なお、塩谷大臣には、途中でひょっとしたら御感想を伺うかもしれませんが、よろしくお願いをいたします。  早速ですが、九州国...全文を見る
○矢野分科員 きょうは理事会に資料のあれをしていませんから、示すことができるのかどうか。月刊文化財という平成十七年十月号の雑誌がございます。この中に、九州国立博物館の当時の文化財課長がこういう文章を書いています。  「九州国立博物館の収蔵品 オンリーワン、さもなければベストピー...全文を見る
○矢野分科員 そこで、九州国立博物館において高額な作品を購入する際の一般的な手続過程、選定方法、購入費用の予算措置の流れを端的に教えていただきたいと思います。
○矢野分科員 そこで、今、九州国立博物館にはたくさん目玉展示品があると思うんですが、その一つと言ってもいいんだと思いますが、麻布山水図という作品がございます。  これは、東京の地名の麻布と書いてマフと読むんですが、麻布山水図の場合は、だれから幾らでの購入打診があり、結果、幾らで...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございます。  では、この麻布山水図については都内の古美術商から買われたということですが、要は、先方が買ってくれと言ってきたのか、あるいは、九州国立博物館の側あるいは独立行政法人国立文化財機構が売ってくれというふうにお願いをしたのか。それはどちらですか。
○矢野分科員 それと、もう一点、今の次長さんの答弁で確認をしたいんですが、買取協議会というのは、買うかどうか、持ち込まれた文化財といいますか、その作品が展示するのにふさわしいかどうか、国が買い取るのにふさわしいかどうかの判断をする協議会であるという御説明でした。  この協議会の...全文を見る
○矢野分科員 では、麻布山水図に話を戻しますが、この麻布山水図と同種の作品というのは、九州国立博物館が買われたもの以外に、国内では、正倉院に二張り、それから東京の世田谷の五島美術館に一幅、加えて、私は大阪と聞いていますが、某所、某氏が二人おられて、その方が別に二点持っておられる。...全文を見る
○矢野分科員 今回の件でいろいろと文化庁の方ともやりとりしましたけれども、要するに、九州国立博物館に売った業者が、その作品をいつどこから手に入れたか。どこというのは、恐らく益田孝さんの御遺族からなんでしょう。益田孝さんは昭和十三年の十二月に亡くなっておられます。その御長男といいま...全文を見る
○矢野分科員 ただ、要は、議事録がないから、どういう議論をしたか、あるいはどういう意見が出たか全くわからない、こういうことだと思います。この点についてはいかがですか。
○矢野分科員 では、最初の質問と関連して戻りますが、九州国立博物館の収集のコンセプトはベストピースもしくはオンリーワンだと、当時の宮島副館長さんが立てたコンセプトというふうにこの月刊文化財の中には書いてあります。  そこで、現在、正倉院にも一連の作品と同じような麻布山水図が二点...全文を見る
○矢野分科員 多分そうだと思います。しかし、それもこれも、次長さん、議事録がないから、どんな議論になってどういう経緯で買ったかわからないんですよ。  ここまでで、大臣、議事録がないということについて、率直に何か御感想を。  三億二千万足らずといいますと、この間、国民の皆様によ...全文を見る
○矢野分科員 この麻布山水図についてもう一つ二つ伺いますが、これは実は正倉院にそもそもあったものじゃないのかという議論があります。ちまたでは、いわゆる流出という言葉を使われていますが、ありていに言えば、正倉院から無断で持ち出された作品の一つじゃないのかな、こういう議論がございます...全文を見る
○矢野分科員 しかしながら、文化庁文化財部美術学芸課、平成二十一年二月十三日の私がいただいたペーパーでは、この九州国立博物館への売り主、都内の美術商にさらに売った益田さんという人、これは三井財閥の総帥だった人ですけれども、益田孝氏が大正十五年に展観を行った際には、資料に正倉院伝来...全文を見る
○矢野分科員 それでは、昭和五十八年、畠山記念館での益田鈍翁遺愛名品展、ここにも九州国立博物館が買われたのと全く同じ麻布山水図、同一の品物が展示されておりますが、この益田鈍翁遺愛名品展での日本経済新聞社から出版をされておる目録、カタログの出品解説にも、正倉院伝来と書いています。こ...全文を見る
○矢野分科員 ですから、私は何度も言うように、ちゃんと議論したなら議事録を残して、後で後追いができるような形で記録をやはり残していただかないと、多くの美術ファン、あるいは美術の愛好家というのが、あれはやはり正倉院から盗まれたものを国が国費で買い戻しているんじゃないのか、そういうよ...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございました。  では、次の質問に参ります。  九州国立博物館では、過去に、業者から購入してくれませんかと持ち込まれた美術品の中で、正倉院から流出したとされる物品、あるいは正倉院に同種のものが所蔵されている物品の調査をされた事実があると思います。もっと...全文を見る
○矢野分科員 先ほど大臣から、やはり協議会の議事録の作成や公開については、その作品の評価にストレートにつながるので、なかなかちょっと今すぐにはというようなお話だったと思います。  例えば、今の次長のお話のあった八角形の箱ですが、これと全く同一かどうかは私も断定はできませんが、同...全文を見る
○矢野分科員 いや、私は、それはちょっと納得いかないんですね。  というのは、国がこれはよくないものだと検査してわかった、その検査だって国の税金で検査しているわけですね。それで検査して、これはよくないものだとわかって、じゃ、これは買いませんよと言って、それが今度、民間のマーケッ...全文を見る
○矢野分科員 ありがとうございました。  透明性の確保という観点から、そして、十億円、二十億円、五十億円の美術品を買うのに協議会で議事録すらつくられない体制というのは、やはり私はちょっと考え直すべきだと思いますので、改めてお願いをして質問を終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
04月28日第171回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司でございます。  きょうは、一般質疑ではございますが、先週の金曜日から質疑に入りました入管法の一部改正法案、これを中心にいろいろと伺いたいと思います。  ただ、入国管理にいささかというか、かなり絡む事案としまして、例の豚イン...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございます。  ただいま大臣から、発生国からの上陸者というお言葉がありました。そこで、担当局長として連日大変御苦労されておられる西川局長からいろいろと伺いたいと思うんです。  いわゆる感染症法という法律があると聞いております。航空機の機内などでそういうイ...全文を見る
○矢野委員 ということは、法律上は、実際入国しているんだけれども、入国はさせていないということでカウントされるということでよろしいですか。
○矢野委員 済みません、インフルエンザの話ばかりで恐縮ですが、もう一点だけ。  今フェーズ4ということですけれども、新聞等の報道あるいはマニュアルなんかをちょっと拝見しますと、今後、空港については、成田、中部、関空、福岡の四空港に離発着制限をするんだとか、あるいは旅客船の出入り...全文を見る
○矢野委員 それでは、一たんこの問題についてはこれでとめ置きたいと思います。  次に、もう一点、この法案には直接関係ないのかもわかりませんが、これも入管局長さんに教えていただきたいんですが、先週衆議院を通過しましたソマリア沖における海賊行為に対する対処あるいは処罰の法律案につい...全文を見る
○矢野委員 ソマリア自体が破綻国家であるとか、いろいろ悩ましい問題もあると思うので、この点はいろいろとこれから機微に触れた問題になるかと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、法案について伺いたいと思います。  先日、大阪の新聞に若い入国審査官の方...全文を見る
○矢野委員 要は、成田空港では平成二十年度でざっと二百件近い新しい偽変造旅券が摘発されておる、こういうことだと思います。  まさに水際で一生懸命やっておられるということだと思うんですが、さはさりながら、やはり不法に上陸あるいは不法に残留しておるという外国人、これに対する対策とい...全文を見る
○矢野委員 今局長から、顕在化させる方向のものでもあるというお答えだったんですが、実は、入管法の六十六条ですが、ここには、不法上陸や不法滞在を見つけた者については、退去強制令書が発付された場合について、通報者に五万円以下の報償金を払うことができるという条文がございます。この条文に...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございます。  次に、非常にテクニカルなことを伺いますが、この法案を子細に点検というか読ませていただきますと、これまでの外国人登録法では、居住地を申告というか届け出ることになっていた。ところが、今回の法案では、居住地ではなく住居地を届け出るということになっ...全文を見る
○矢野委員 済みません、局長、重ねて伺いますが、では、これまで道路だとか原っぱをそういう住居地で届けておられた方もいたということでよろしいんでしょうか。
○矢野委員 わかりました。次に参ります。  今回の法案で、特別永住者の方の問題について伺いたいと思いますが、在留カードとは別に、これらの特別永住者の方には証明書を出して、そして常時携帯をする、こういうことになっておるようですが、これについてはさまざまな意見もあるようです。  ...全文を見る
○矢野委員 わかりました。  ところで、今回の法案では、入国者の収容所というものについても盛り込まれておりますが、現在、先ほど申し上げましたけれども、茨城の牛久あるいは大阪の茨木市にありますそういう収容センター、これはそもそも刑事施設なんでしょうか、教えてください。
○矢野委員 ということは、行政の施設だということなんだと思いますが、そこで、この入国者収容所について、今回視察委員会を設置するということが書かれております。これは、施設の運営に資することをその委員会のテーマとして取り上げる組織であって、個別の入所者の不服や苦情に対してはここでは取...全文を見る
○矢野委員 そこで、この視察委員会の委員の選任方法というのは、最終的に大臣がお決めになるということだと思うんですけれども、そもそもの選び方というのはどういうふうにされるつもりか、教えてください。
○矢野委員 最後に、入管法の改正法案の第五十三条について伺いたいと思います。  これは、退去強制などで拷問国、拷問のある国ということなんでしょう、拷問国には送還しないということが書かれているんだろうと私は理解しておりますが、今回この規定が新たに設けられた理由というものをまず教え...全文を見る
○矢野委員 ということは、新聞やニュースで、あそこの国は拷問があるんだなとか、あそこは拷問が日常的に行われているなというような、一義的にどこそこの国は拷問国だということを指し示すものではないんだ、こういうことでいいんでしょうか。
○矢野委員 ありがとうございました。  大臣、本当にインフルエンザの対策、大変だと思いますけれども、どうぞしっかり水際で食いとめていただくようにお願いをいたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月19日第171回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○矢野委員 おはようございます。自由民主党の矢野隆司です。  本日は、大臣、副大臣、政務官、そして桜井修正案提案議員、ありがとうございます。  それでは、本日早速、入管法の改正法案の質疑に入りたいと思います。  この審議は、本年の四月二十四日に当委員会で審議入りをした後、与...全文を見る
○矢野委員 そこで、この携帯義務規定がなくなるということで、不法滞在者対策への支障、ただいま桜井提案者からは、迅速な運用を徹底して防止できる、こういうような御答弁もございましたけれども、要は、この成り済ましについての防止というか、そういう事案を未然に防ぐ、そういったことについてど...全文を見る
○矢野委員 一方で、新たに設けられる在留カード、これについては、やはり現行の外国人登録証同様に、これは常時携帯を義務づける規定が維持をされている、こう理解しておりますけれども、ある意味、特別永住者との違いを鮮明にしたのかなと私は思っております。  そこで、この在留カードの常時携...全文を見る
○矢野委員 念のためと言ったら大変失礼かもしれませんが、この点、常時携帯義務維持の必要性、これについて、入管局長の方から改めて見解を伺いたいと思います。
○矢野委員 次に、この在留カードそのものについて、提案者の桜井先生に伺いたいんですけれども、修正案では、在留カードの、個人識別番号と言っていいのかどうか、番号が一人一人に割り振られるということです。このカード番号ですけれども、交付をするたびにそれまでのものとは異なる番号が割り振ら...全文を見る
○矢野委員 民間でそういう不正なハッカーがいて、そういうデータベースの構築を防ぐためだ、こういう御説明でした。  私はそこまで深く考えてはいなかったんですけれども、議員の先生方もそうですけれども、例えば乗っておられる車のナンバーとかあるいは電話番号なんか、人によっては、すごくい...全文を見る
○矢野委員 済みません、通告にない質問で、今の関連で西川局長に伺いたいんですが、例えば、更新するようなタイミングとか返納するようなタイミングにおいて、実はちょっとなくしちゃいましたとか捜しても見つからないんですというような、悪いケースも想定しての質問ですが、なくしたとか見当たらな...全文を見る
○矢野委員 済みません、重ねてですが、全く善意にというか悪意なく、なくしちゃったんだという場合も、そういう厳しいと言ったらいいのかどうかわかりませんが、義務違反ということに一応問われるということでしょうか。
○矢野委員 ありがとうございます。  次の質問に参りますが、この修正案では、そもそもの法案にあった所属機関届け出義務というものを努力義務に緩和しておるというふうに理解をしておりますが、この修正によって在留管理に必要な情報がきちんと把握できるのかな、実務上の支障はないのかな、こう...全文を見る
○矢野委員 次に、在留資格の取り消し関係に質問を移したいと思います。  配偶者の身分関係、これの在留資格取り消し規定を修正されておられますが、その趣旨について提案者の桜井先生の方から御説明をいただきたいと思います。
○矢野委員 三カ月を六カ月とか、そういう修正だということですが、では、いわゆる偽装結婚の取り締まりとか摘発というものに対しての支障はないのかどうか、この点を法務省に聞きたいと思います。
○矢野委員 次に、附則の関係について伺いたいと思います。  今回の改正を含めて、新たな在留管理制度の円滑な運営、施行の実現といったもののためには、不法滞在者、わけて今現在外国人登録証を所持している不法滞在者の大幅縮減が必要ではないかと思います。はっきり申し上げて、不法滞在者はそ...全文を見る
○矢野委員 今の修正案提案者の答弁を受けて、では、具体的にどのような措置がとり得るのか、法務当局に伺いたいと思います。
○矢野委員 今の西川局長の今後の法務省としてとり得る措置の御説明の中で、ちょっと私、一点だけ残念に思った答弁かなと思いますのは、私、前に指摘をしましたけれども、入管法の六十六条でしたか、通報によって退去強制令書が発付されて、実際にその者が退去強制になった場合は報償金を払うんだ、こ...全文を見る
○矢野委員 それでは、最後に大臣に端的にお尋ねを申し上げたいと存じます。  この法案の審議に先立ちまして、森大臣は特別永住者の代表者の方々とも面談をされて、いろいろと理解を深めておられたのではないかと私は推察をしておりますが、そこで、今回の修正案の附則、検討規定では、永住者のう...全文を見る
○矢野委員 時間が参りましたので、質疑を終わります。どうもありがとうございました。
07月13日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○矢野委員 自由民主党の矢野隆司です。  今回のこの審議中の特別措置法案、改めて国民の皆さんにわかりやすく説明をすれば、北朝鮮による大量破壊兵器、ミサイル、通常兵器の生産、開発、貿易、これができないように北朝鮮の輸出入を各国が協力して規制していこうという、いわば国際社会が一体と...全文を見る
○矢野委員 ありがとうございます。  先ほど来から、海上保安庁の活動のことについて、どこまでが活動範囲で、あるいはどこまで追いかけていくのかというような質問あるいは答弁がありましたけれども、それに関連しまして、要するに、検査対象の船舶を発見したものの、検査できないというか検査さ...全文を見る
○矢野委員 そこで、そもそも論で恐縮ですが、今回の安保理決議第一八七四号で、いわゆる北朝鮮特定貨物として検査対象となる貨物は、核関連、ミサイル関連その他大量破壊兵器関連の物資、武器その他の物資で政令で定めるものとのことですが、この中の政令で定めるものというものは具体的にどういった...全文を見る
○矢野委員 確認ですが、今御答弁ありましたように、国連安保理のもとにある制裁委員会、ここで検査対象物資のリストをつくられて、それに準拠して政令で定める、こういうことでよろしいですか。
○矢野委員 そこで、国際社会では、大量破壊兵器の不拡散という観点からのミサイル技術管理レジーム、あるいは、テロ国家やテロリストに通常兵器や関連技術が渡ることを防ぐことを重要な目的とした、品目の性能基準などを示して輸出管理の指標を定めたワッセナー・アレンジメント、これはココムの後継...全文を見る
○矢野委員 済みません、通告にない質問ですが、一問、今の関連で。  今のリスト、制裁委員会の方でおつくりになる、頼もしいことに我が日本人の方もメンバーでおられるという御答弁でありましたが、これは一体いつごろまでに決まるのか。もし今この時点で、あらあらでも結構でございますので、わ...全文を見る
○矢野委員 突然の質問で、どうもありがとうございました。  最後に、この法案の第九条について、先ほど来先輩議員からも質問がありましたが、関連で改めて一問伺いたいと思います。  先週の官房長官の御答弁では、検査中に船舶側から激しい抵抗を受けるような場合、これは私流に解釈すれば、...全文を見る
○矢野委員 もうちょっと具体的な御答弁がいただけるかなと思ったんですが。  いずれにせよ、最悪の場合は海上自衛隊による海上警備行動へ円滑に移行できるように、遺漏なき体制整備、こういったものを改めてお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。