矢野哲朗

やのてつろう



当選回数回

矢野哲朗の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第129回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○矢野哲朗君 外務大臣から提案理由説明をいただきました児童の権利条約について質問させていただきます。  思い起こしますと、児童の権利条約は昨年の通常国会の第百二十六回国会において衆議院から参議院に送付されたわけでありますけれども、本委員会でもおおむね質疑が終了しまして、質疑、採...全文を見る
○矢野哲朗君 次に、条約の内容について質疑に入らせていただきます。  冒頭、総括的に確認させていただきたいことでありますけれども、この条約が自由民主党政府のもとで提出された当時の国会論議で行われました政府の答弁についてであります。つまり、政府がかわって条約を新たに提出し直したこ...全文を見る
○矢野哲朗君 当時を思い起こしますと、論議が集中した条約の名称、このこともかなりちょうちょうはっし委員会でもやられたということで特に記憶に残っているわけでありますけれども、従来、今の与党の方々の中で「子どもの権利に関する条約」、そうすべきだと強く主張された方々がたくさんいらっしゃ...全文を見る
○矢野哲朗君 きょうの質疑においてもまさかその点での質問はないと思うんでありますけれども、確認をさせていただきたいと思います。  次に、本条約の訳文の訂正についてお尋ねをいたします。  前回提出された条約の日本語訳と今回提出の日本語訳が数カ所異なっているわけでありまして、大変...全文を見る
○矢野哲朗君 先回の百二十六国会で予定どおりといいますか、可決目前までいった。あのとき可決してしまったらこの対応はどうなったんでしょうかね。
○矢野哲朗君 答えになってないような感じですけれどもね。  それで、前回の質疑の中で、国会審議の対象がどうなんだということ、それから条約の訳文についてということで、政府として国会に語るのは条約を締結することの可否であって、日本語訳については国会が締結承認の判断をするための審議の...全文を見る
○矢野哲朗君 それで、今回の衆議院の議事録を読みますと何か特別な委員会も設置して万全を期しますよというような答弁もあったように聞いているんだけれども、その答弁が今回ないんだけれども、その辺もやっぱり丁寧さ親切さを欠くからちゃんとはっきりしておいてくださいよ。
○矢野哲朗君 ぜひ冒頭から、私が要求する前に、そういう内容でもって熱意のある反省を踏まえた答弁をくださいよ。それでないとまずいよ、これ。  それで、もう一つ申し上げておきたいのは、どうしても正文を正確に訳すとこういう表現になってしまうのかなと思うんだけれども、二十九条(b)、(...全文を見る
○矢野哲朗君 そういうふうに口語的に言っていただくとわかるんですけれども、しかしこう法文が書いてあって、指向すべきことに同意します、それでもって結果的には「原則の尊重を育成すること。」、「児童に準備させること。」、この言葉は日本語じゃないと思うんです。  ですから、法令用語の表...全文を見る
○矢野哲朗君 その点では前向きにお願いします。  それから、従来新しい与党の皆さんの中にはこれを批准することと同時に国内法の整備が必要だ、この主張を繰り返し行っておられた党もありました。今回、法の改正を伴わずに再提出をされたわけでありまして、従来の政府の見解どおり早急に整備しな...全文を見る
○矢野哲朗君 留保並びに解釈宣言について、このことについても従来新与党の中では条約の趣旨そのものがゆがめられることになるんだということで主張されていた方もたくさんいらっしゃったわけであります。  同様な質問になりますけれども、再提出に際して新与党の方々が従来どおり留保・解釈宣言...全文を見る
○矢野哲朗君 先ほどの国内法の整備という案件で、具体的な話になるわけでありますけれども、非嫡出子についての民法の改正が条約批准に不可欠だという主張もありました。この問題をどうクリアされたのか、明らかにしていただきたいと思います。  加えて、去年の六月だったか、非嫡出子と嫡出子と...全文を見る
○矢野哲朗君 前回のとき私、この条約第四条などに触れられている条約の履行に係る国際協力についてお伺いをいたしました。今回のこの条約の背景を考えますと、本当に世界でも大変な飢餓に苦しんでいる子どもたちがたくさんいる、その人たちを見捨てていいのか、こういうふうなことが一つの大きな原因...全文を見る
○矢野哲朗君 数字に十分あらわれるような対応をしていただきたいと思いますね。  自分の意見を形成することのできる児童が、自分に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保すると、条約第十二条の内容でありますけれども、この件で前回、この権利を確保するために...全文を見る
○矢野哲朗君 加えて、条約第二十八条第二、項の件でありますけれども、児童の人間の尊厳に適合する方法ですべての措置をとる、このことでややもすると校内無秩序体制をつくり上げてしまうような解釈もされている節があるということでありますけれども、本来この趣旨には全く校内無秩序というのは相反...全文を見る
○矢野哲朗君 条約第二十九条であります。児童の教育が指向すべき事項として「児童の居住国及び出身国の国民的価値観並びに自己の文明と異なる文明に対する尊重を育成すること。」、先ほどちょっと問題として出てきましたが、「自由な社会における責任ある生活のために児童に準備させること。」、こう...全文を見る
○矢野哲朗君 一連の教育現場での問題提起をさせていただきました。今回のこの条約の解釈をめぐって余りにもいろんな意見がそれぞれの立場で発表されている。特に一番心配なのが学校教育の現場で混乱を引き起こすんではないのか、このことを一番私は危惧する一人であります。  本条約が初めて国会...全文を見る
○矢野哲朗君 終わります。
06月20日第129回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○矢野哲朗君 大分時間が経過してしまいまして、残された時間、精いっぱいやりたいと思いますので御協力をお願い申し上げます。今回の航空協定、六カ国との協定承認が求められているわけでありますけれども、提案理由の説明の中でも、従来締結した多くの航空協定と形式、内容においてほぼ同様なものだ...全文を見る
○矢野哲朗君 説明は私も理解させていただいたんでありますけれども、例えば長い間の懸案事項ということで今待機しているその他の三十八カ国の諸国を見ますと、今回の六カ国が諸条件を満たしたという理由もあるかもしれないけれども最優先にというふうな、日本の外交戦略上どうも私もそこまで理解でき...全文を見る
○矢野哲朗君 運輸省にお伺いしますけれども、今申し上げたように、ベトナムについては一方的な乗り入れを日本側のエアラインが希望しているということで、他方、五カ国については一方乗り入れのみということであります。  先般の航空審議会の答申でも、JAL初め日本のエアラインの経営状況が非...全文を見る
○矢野哲朗君 当然のことながら、一つの手順として航空協定が結ばれる、そしてしかるべき航空企業が選定されるというふうな手順だろうと思うのであります。  今回ベトナムに乗り入れ方非常に積極的だという点からして、なおかつ先ほどお話があったように、一部、安全面は重視しながらも自由競争を...全文を見る
○矢野哲朗君 話は移るんでありますけれども、先ほど野沢委員からもお話がありました今年四月二十六日の中華航空の大事故、亡くなられた方には心から御冥福を申し上げたいしへけがをなされた方々には一日も早い全快を祈りたい、こんな気持ちでいっぱいであります。  今繰り返し議論させていただい...全文を見る
○矢野哲朗君 内容については今論議された航空協定とほぼ準ずるということで別に問題がない、今回これだけの事故が起きて、見直し、なおかつ改定する余地がないというふうな判断なのかどうなのか、その辺もお伺いします。
○矢野哲朗君 ところで、昨年の二月、現外務大臣、当時政務次官でいらっしゃったわけです。ですから当然御承知だと思うんでありますけれども、財団法人交流協会と亜東関係協会で協議されて、台北—福岡間の新しい航空路線を設置するというふうな意見の一致を見て暫定協議書を取り交わしたというふうな...全文を見る
○矢野哲朗君 今、局長から説明がありましたけれども、私は話が逆だと思うんであります。当然それなりの、暫定協議書とはいえ協定を取り交わすということになりますれば、取り交わす時点の以前においてしかるべき、例えば日中共同声明の枠組みの中でこういうことをやっていくんだということになります...全文を見る
○矢野哲朗君 得られるであろうという想定のもとにというところが非常に漠然としたところなんだけれども、その後、先ほどの説明からしても一年強、既に経過した中で具体的な進展、昨今になって初めて中国政府としての前向きな姿勢がうかがわれるというような答弁があったわけでありますけれども、少な...全文を見る
○矢野哲朗君 繰り返すようでありますけれども、感触を得たということはその後速やかに協議書に基づいて一連の具体的な展開がなされてしかるべき、こういうふうな話ですよね。それが一年も経過するに当たって何の具体的な進展もなかったという現実をもってして、どういう点で了解を得られるだろうとい...全文を見る
○矢野哲朗君 いや、過程の話じゃないですよ、スタートのときですよ。  取り交わすに当たって当然そういう雰囲気があったけれども一年経過しちゃったわけですね。そうでしょう。だから、取り交わすに当たってそういう雰囲気があったというのはどういう確認をしたのか、具体的に。
○矢野哲朗君 こんな重要な事柄を事前に了解もとらないで日本と台湾の間だけで進めたという話ですか。
○矢野哲朗君 しからば、民間同士というふうな一つの言いわけをなさったわけでありますから、では、この民間同士の約束事についてなぜ中国政府にそれなりの打診、了解を求めるというような必要性があったのか、その辺での判断を御説明ください。
○矢野哲朗君 その観点からいくと、民間同士の約束だとは言いながら、例えば日本の国会にいずれかの形で報告なり了承なりというふうな形は必要だと思いませんか。
○矢野哲朗君 非常に微妙な問題なんですよね。二言目には民間同士というふうな話をなされる、片や北京政府との問題で、要するに日中共同声明の枠組みの中で打診をさせていただいた、こういう必要性があるよと。  しからば、内容的に同じような航空協定ということを前提とするならば、少なからずい...全文を見る
○矢野哲朗君 時間が来たものだから、この点また改めて論議をさせていただきたいと思います。非常に微妙な問題があろうと思いますよ。運輸省の所管の中で今回のこの航空協定が結ばれている、外務省が全くノータッチだということについては私も非常に問題があろうという考えをしております。  加え...全文を見る
06月22日第129回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○矢野哲朗君 先日まだ審議未了ということで、あえてきょうも継続して質問させていただきます。  冒頭に申し上げたいんでありますけれども、再三にわたって外務当局に取り交わした議事録の資料提出を求めさせていただいたんでありますけれども、今日に至ってもその資料が提出されていないというこ...全文を見る
○矢野哲朗君 そうです。
○矢野哲朗君 お互いにやりとりしても限界があるようでありますから、委員長にお願いしたいと思います。  大変国民生活に影響のある案件だと思いますから、ぜひ理事会で協議いただきながら、資料の提出をひとつ要求していただきたい、お願いをいたします。
○矢野哲朗君 それで、一昨日、川島アジア局長さんがおっしゃられまして、交流協会と亜東関係協会の取り決めは他国との間の航空協定のような法的拘束力はない、しかしながら政府としてはそれを尊重するというふうなことで発言をされていますけれども、その尊重するというふうな意味合いをちょっと説明...全文を見る
○矢野哲朗君 交流協会の実態を考えますと、少なからず外務省の監督下にあるという解釈でよろしいかどうか。
○矢野哲朗君 しからば、今回私もはっきつ把握はしていないのでありますけれども、内容については現在日台路線に就航している日本アジア航空と中華航空、それに加えて日本、台湾二社目の航空企業を参入させる必要性があるということを判断したように聞いておりますけれども、その判断根拠を説明願いま...全文を見る
○矢野哲朗君 非常にあいまいな答弁なんですよね。需要が拡大したというふうな話なんだけれども、推移をずっと追いかけてみると、九〇年以降漸増じゃなくて漸減している。しかも台北—福岡間については今、週七便日本アジアが飛んでいる。そして週七便キャセイが飛んでいるのかな。その推移を見たとし...全文を見る
○矢野哲朗君 運輸省の判断と振ってしまったんでありますけれども、そうすると、例えば亜東協会と交流協会の関係の中で、監督権は外務省にあると言いながらも、要するにその一連の約束事、この協議書については全く黙認すると。要するに尊重するという言葉が適切なのか、それともでき上がったことを追...全文を見る
○矢野哲朗君 しかし、当面の交渉窓口は交流協会と亜東協会ということだと思うんですよね。そしてこの監督官庁が外務省だという関係があるということを先ほど確認をさせていただいた。しからばその観点で、ただ、最初のアジア局長の答弁が、非常に需要が増してきた、だからそれに対応すべきなんだとい...全文を見る
○矢野哲朗君 あくまでも運輸省の所管事項だというふうな話だけれども、この取り交わし事項をやっていいものかどうなのか、なおかつその内容については正当性があるものかどうなのか、妥当性があるものかどうなのか、当然外務省で確認の上ゴーサインを出す、こういうふうな一連の仕組みだと思うんだけ...全文を見る
○矢野哲朗君 いや、そうではなくて、その手続の問題を聞いているんです。ですから、妥当性があるかどうかというのは当然運輸当局が判断するわけですね。しかしながらそういう合意書をお互いに取り交わすということで最終的にゴーサインを出すのは外務省でしょう。違うの。
○矢野哲朗君 またきょうも時間が来ちゃったんだけれども、私は内容の妥当性は当然外務省が承知してしかるべきという判断をします。しかしながら、今、アジア局長の判断としては非常にいろんな事態の掌握自体があいまいだ、そして妄信しているという、ただ亜東協会と交流協会だけの問題であとは追認す...全文を見る
○矢野哲朗君 では後半の、一年経過してなおかつ何の具体的な進展もなかったという原因はどこにあるのか。
○矢野哲朗君 またますます不燃焼ですな、これは。とりあえず、ありがとうございました。
○矢野哲朗君 午前中の質疑、どうも中途半端で終わってしまったものですから、締めをさせていただきたいと思います。  一連の日華関係の問題、日中共同声明に基づいて展開せざるを得ないというようなお話がありました。実態の関係は、この二十年間、加速度をつけて本当に太いものになってきたとい...全文を見る
○矢野哲朗君 諸外国のいろんな台湾との関係を見てますと、もっともっと日本より踏み込んだ、こんなことがよくできるなというような事例が幾らでもあるわけですね。ぜひ新しい大臣としてこの任期中に、これはやったぞという一つの何かの足跡を残してくださいよ。これは要望しておきます。  それか...全文を見る
○矢野哲朗君 お願いします。  最後に一言。今回の取り決めですけれども、一連の話を聞いていると、今、大臣の答弁にもあったように、運輸省の管轄事項だということであえて半歩一歩退いたような対応も十分うかがえる。そして、先日のアジア局長の尊重するという言葉の裏づけとして、きょうの答弁...全文を見る
08月24日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○矢野哲朗君 与党になりまして初めての決算の場で質問をさせていただく。大変この一年間勉強させていただいたものでありますから、野党の立場での質問というふうなことに部分なるかもしれませんけれども、その点は、日本の外交かくあるべしと、前向きな考え方だということで御理解をいただきながら御...全文を見る
○矢野哲朗君 お話をお伺いしますと、私も新聞記事で推測の域を脱しなかったものだから、三、四時間程度いらっしゃったのかなというような解釈をしたものですから、三、四十分程度だということになりますれば、この対応がいかんともしがたいということだったのかもしれません。  しかしながら、当...全文を見る
○矢野哲朗君 加えまして、もう一つ確認をさせていただきます。当日、中国の銭外相ですか、会談の予定があられたのが、当然到着がおくれるということで延期されたということでありますけれども、延期された結果、会談の内容、この件に対しての話をどんなふうにされたか、ちょっとお話しいただきたいと...全文を見る
○矢野哲朗君 私が申し上げたいことは、まさに銭其シン外相が今おっしゃられたように天気には勝てないということで、まさに神風が吹いたんではないのかなというふうに考えるわけであります。物理的に三、四十分というふうな限られた時間ということになりますと、多面的な外交を展開するということも無...全文を見る
○矢野哲朗君 もう一度確認をさせていただきます。  協議の結果を待っていますというふうな話であります。しからば、招待状にこたえて来日しますよというふうな結果になったとすれば、その結果に準じて速やかなる手続並びに外交上の対応をするというふうなことでよろしいですか。
○矢野哲朗君 その後判断するということではなくて、その結果を十分尊重しながら対応するという姿勢で私は間違いないと思うのでありますが、いかがですか。
○矢野哲朗君 今、後ろの方から声援がありましたけれども、まさに日台間の一つの関係を考えますと本当に無視できない現実があろうかなと。これは貿易にしてもしかり、人的な交流もしかり。こんなことを考えたときに、先ほど申し上げたように二者択一というふうな考え方はもう捨てよう、双方が生きるた...全文を見る
○矢野哲朗君 最後に一言。  台湾の選手も相当いらっしゃると思います。少なくとも台湾の選手は速やかに受け入れの対応をするわけでありますから、そんな意味で、神風が吹いたということでありますから、ひとつ前向きな対応をしていただきたいと思います。  それでは、ODAの関係について質...全文を見る
○矢野哲朗君 繰り返しますけれども、六十七事業を現地調査した結果、十事業について当初問題がある、ただし発表になったのは五事業だ、こういうことであります。しからば、六十七事業中十事業も問題があったという現実、これは無視できないいろんな問題をODAは内包しているのかなというような感じ...全文を見る
○矢野哲朗君 しからばどうしたらいいか。
○矢野哲朗君 歯車はかみ合いませんけれどもね。  ですから、やっぱりもっと適正な検査をしなきゃいけないという前提があろうと思うんです。先般、参議院の山本幹事長から我々の党の代表質問の中でODA基本法の制定というふうな話もございました。だから、もう少しこのODAとリンケージさせな...全文を見る
○矢野哲朗君 一つの考え方をお伺いしたわけでありますけれども、ところでそのODA大綱、日本の顔の見えない援助だということが、大綱を閣議決定された結果、大変な評価をいただいているという現実も承知しております。  しかし、そんな中で、例えば一つの諸原則、四原則を高々と掲げたわけであ...全文を見る
○矢野哲朗君 時間がないから考え方だけひとつ。
○矢野哲朗君 繰り返すようでありますけれども、やっぱり二けたの予算の伸びというのはかなりの伸びですよ。それでもって十分注意を払いながらウォッチだけしていきます、これじゃ四原則の意味がないわけであります。だからその辺、どうしたらそういうふうな四原則に基づいた実行が速やかに可能になる...全文を見る
○矢野哲朗君 終わります。
08月25日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○矢野哲朗君 自由民主党の矢野哲朗でございます。  先輩の清水達雄先生、まさに建設、国土のオーソリティーでいらっしゃる、その後を受けてということでありまして、甚だ素人的な質問になるかもしれませんけれども、ぜひとも真摯な答弁を期待申し上げたいと思います。  この一年間を振り返っ...全文を見る
○矢野哲朗君 概略の説明をいただいたわけでありますけれども、余りにも問題が問題だっただけに、着地点を何とか覆い隠そうということではないんでしょうけれども、軟着陸したいということなんですかね。  それだけの検討結果を広くもっと、こういうことで透明度をもっと増しますよ、今後はまさに...全文を見る
○矢野哲朗君 建設大臣の覚悟のほどをお伺いしました。ぜひ建設行政の顔になっていただいて、ひとついっときも早く国民の信頼回復をかち得ていただきたいと思います。  加えまして、一連の改革の中で幾つかの問題提起をさせていただきたいと思います。  条件付一般競争入札ということでありま...全文を見る
○矢野哲朗君 この行動計画に入る以前に、試行ということで、昨年の九月ですか、条件付一般競争入札の試行の結果を建設省は出されたわけであります。十三工事のうち入札を完了したのが四件にとどまった、その結果、公告から入札までの日数が四十一日から四十六日かかってしまったと。慎重に対象企業か...全文を見る
○矢野哲朗君 先ほど申し上げたように、公共工事全体の七割方が地方公共団体の発注になっている。それからいくと、数的にはまさに膨大なものになると思うんですね。そうすると、建設省の今話された悩みの数倍の悩みが地方公共団体にまさに生まれるわけでありまして、ですからその辺の対応の仕方、ぜひ...全文を見る
○矢野哲朗君 先ほど大臣から一部お答えをいただいた経緯もありましたけれども、改めましてお伺いします。  建設業の数としてはほとんどが中小企業であるという現実がございます。加えて、その中小企業が地方の雇用を確保してきた、地方に多大なる貢献をしてきたことも事実。ですから、建設行政の...全文を見る
○矢野哲朗君 時折、中央での会話なのでありますけれども、地方の建設業の協会から、ぜひ地場でこういう大きな工事を受注したいという協会としての働きかけを我々受けるわけであります。そんなときに、当然地方の地場の代表でありますから、その先兵となっていろんな働きかけをさせていただきます。そ...全文を見る
○矢野哲朗君 公取の存在というのは、いざ問題が起きたときに、あれというふうな存在なんです。日ごろ建設省とのいろんな技術指導やらあり方のコミットはするんでしょうけれども、問題が起きないとなかなか公取の存在は実在感が日ごろないというふうなのが現状だと思うのであります。  今話された...全文を見る
○矢野哲朗君 今、披瀝させていただいた数値はすべて地方公共団体発注物件であります。ですから、当然地方公共団体の実情としてそれだけのスタッフを抱え切れない、こういうふうな現状があろうと思いますし、なおかつ設計コンサルタントに今度出しても、その設計コンサルタントに出した結果、それが適...全文を見る
○矢野哲朗君 十分注意をしてチェックしていくということは当然であります。しかし、それができなかったからこういう事例が摘発をされたわけでありまして、ですから自治省としてはこの建設行政のそういった一つのノウハウは残念ながらそれほど持っていないのかなと。しからば、建設行政といかにコミッ...全文を見る
○矢野哲朗君 今のお話、建設省のノウハウはこうだよというようなお話を聞かせていただきました。  県レベルではある程度のスタッフは雇えるのかな、こう思うのでありますけれども、まして市町村は本当にその余裕すらありませんから、ぜひとも自治省と連携をとってください。それでもって万遺漏な...全文を見る
○矢野哲朗君 私も効果がなかったという発言は差し控えさせていただきたいと思います。確かにそれなりの効果があったかなと、これは私も同じ考えでございます。半面、それ以上にやっぱり原因をつくったのは当時の金融政策だったというふうに私考えておりまして、ですからこの地価はどのぐらいなんだろ...全文を見る
○矢野哲朗君 お立場上、前内閣の決定は甚だ遺憾だということまでお聞きしたがったのでありますけれども、それまでは無理だと思いますので、あえてここで質問をやめさせていただきますけれども、今、施行命令が出ているんだからなるべく早い時点で料金改定認可をいただきながら着工をひとつ図りたい、...全文を見る
○矢野哲朗君 終わります。
10月27日第131回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○矢野哲朗君 私からは、特に政府の外交、加えて我々議員の外交展開、この連携の必要性十分ありということで、半面、現状大変その連携が希薄だというふうな実情、実感を免れない現実がありますので、その辺で基本的な外交姿勢についてまず質問させていただきます。  来月の下旬に、社会、新党さき...全文を見る
○矢野哲朗君 今、外務大臣の答弁で議員外交を大変重要視させていただいていますと、これは省内統一された見解だというようなお話をいただきました。加えて、今後の日本の外交のあり方として一例を挙げれば貧富の差を解消していこう、南北問題の解消ということになりますかね。  その件で、私も一...全文を見る
○矢野哲朗君 過去何年かで十七億余の援助をさせていただいたという実績があるにもかかわらず、モコ首相を初め主要閣僚とお会いする機会がありました。彼らから過去において日本に大変お世話になったという一言を聞ければその十七億も生きたかなと、こう考えるところでありますけれども、だれ一人から...全文を見る
○矢野哲朗君 本当に日本の顔の見える援助をやってほしいなと、このことを強く要望する一人であります。  そこで、一兆四千億、国民一人当たり約一万円の膨大に膨れ上がったODAの予算でありますけれども、このODAの援助の基準でありますが、どういう外交的判断で決定されるのか、その基準を...全文を見る
○矢野哲朗君 国会でODAについて盛んな議論が展開されたというふうな記憶が私はないのであります。どうしても追認というふうな形になってしまうかなと、こんな感じが否めない事実。ですから、私の考え方では、この間の決算委員会でも援助基本法制定必要性ありと、こういうことで質問をさせていただ...全文を見る
○矢野哲朗君 透明度の確保、必要性、大事だと思います。しかしながら、けさのテレビの報道でODAの談合問題が報道されておりました。やはり現状、まだまだ透明度が確保されてない一つの断面だと思いますね。ですから、ぜひとも私は基本法制定が必要だと強く主張したいし、外務大臣以下外務省もそう...全文を見る