矢原秀男

やはらひでお



当選回数回

矢原秀男の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第75回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○矢原秀男君 時間の関係で一点だけにしぼって質問したいと思います。  いまどこへ行きましても、御父兄の方といろんなお話をしておりますと、高校入学に対するそういういろんな子の心配をこの一カ月間相談を受けたわけでございます。これは全国的に見ても非常に大変な状態でございますが、高校生...全文を見る
○矢原秀男君 まあ文部大臣は、今後の高校入学に対してはやはり新増設、建設の問題、そういう中で起債で十分賄えるとの考えというものを披瀝していただきました。私も、こういう入学難の中からやはり高校というものは増設をしていかなくてはならない、こういう考え方です。そういう意味から、昭和五十...全文を見る
○矢原秀男君 文部大臣も、先ほどは起債で賄えると、そして、いまも起債の面で三百億を確保したと、こういうことでございますが、高等学校における地方債については、昭和四十七年には二百億、四十八年が二百六十四億ですね、起債は。四十九年はちょとあれですけれども、そして、五十年度は三百億円と...全文を見る
○矢原秀男君 いま私は、第一線の都道府県の要求、それから自治省、文部省の三百億円の起債の計算方法、こういうものを比べておるわけでございますが、自治省と文部省ではやはり一般単独事業債のこの高等学校整備事業三百億円の内容について計算方法を見ておりますと、やはり少し算定の仕方が、どこで...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ最後に、時間も過ぎておりますので、最後にまとめて質問いたしますが、そうなってまいりますと、明確な五カ年計画を、都道府県にやはり話し合いをすることが一つはやはり必要だと思います。  それから二点目には、どうしても財政的な国の負担、そういうふうな経費の問題について...全文を見る
03月07日第75回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○矢原秀男君 関連。  いま三木総理は、知恵をかしてほしいということでございますが、最初に自治大臣にお伺いをしますが、こういうふうな遊技場の組合から、国会の選挙のときに、自民党の議員さんに頭から選挙資金の割り当てがくる、これに対して大変困っているのだと、こういうふうな話があるわ...全文を見る
03月20日第75回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○矢原秀男君 まず、石油たん白について質疑をいたします。  公害、環境汚染と農業の荒廃、そして生命の危機などをテーマとした、いま朝日新聞に連載中の有吉佐和子さん作の「複合汚染」というのが出ております。これについての感想を、まず安倍農林大臣にお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 続いて田中厚生大臣、感想をお願いいたします。
○矢原秀男君 農林大臣も厚生大臣も、為政者の立場から非常に努力をされていることがわかるわけでございますが、私は、きょうは三木さんがおりませんけれども、次期総理としては大平さんではないかなとも考えておるわけでございますが、総理大臣にかわって、大平大蔵大臣、あなたはどういうふうにこの...全文を見る
○矢原秀男君 この「複合汚染」の小説の概略を私もいつも考えておりますが、これは現代の循環を無視した薬づけ農法に対する問題、薬づけ畜産に対する痛烈な批判というものがあるわけでございます。これについては農林大臣も厚生大臣も非常に真剣な答弁をいただいたわけでございますが、いずれにしても...全文を見る
○矢原秀男君 農林大臣、いま農業の基本をお伺いいたしましたが、逆に今度は、農政を進める中で、あなたは農政の危機とは何か、問題点は何かということを一つだけ言ってください。
○矢原秀男君 厚生大臣、この「複合汚染」を読んでみましても、また現在の厚生行政を見ましても、生命の危機について実際にあなたが心配されていらっしゃる、そういう点だけを一点お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 薬づけ農業の実態について、農薬、肥料、動物用医薬品、飼料添加物等の生産量であるとか使用量の推移を報告していただきたい。
○矢原秀男君 飼料の添加物について答えてください。
○矢原秀男君 動物用の医薬品、答えてくださいよ。
○矢原秀男君 いま農薬、肥料、飼料の添加物——動物用の医薬品についてはまだでございますが、動物用の医薬品も平均約三百億ぐらいの金額になっておりますが、このように見ておりますと、環境とか、そして人体、動物の体内にばらまかれて注入していることがわかりますし、そうしてわれわれの人体に蓄...全文を見る
○矢原秀男君 公害や汚染による人類の大量死、この警告については笑って済まされるものではないわけでございます。こういう徴候の中で、現在奇形児の発生、そうして自然界の昆虫、鳥獣絶滅、こういうことが出ております。また家畜においても、異常疾病であるとか異常死であるとか、奇形化の現象が出て...全文を見る
○矢原秀男君 農薬、肥料、添加物、医薬品、こういうものの大量使用と無関係でないことが人体、家畜を見てもわかるわけでございます。いずれにしても、多頭羽の飼育であるとか密室飼い、こういうようなことで、効率性というものから生産性一辺倒の大量飼育の方法に、やはり薬づけ飼育というものが大き...全文を見る
○矢原秀男君 予算獲得の段階で、五カ年計画で十一億円の予算を計上して大蔵省と折衝されたんですか、農林大臣。
○矢原秀男君 そういう中で一億四千万円という年度予算がついたと思いますが、こういういきさつを見ておりますと、石油たん白の開発及び企業化を本格的に推進しているんではないかと思うわけでございます。農林省は、そういう国民の声に対しては、石油たん白はやらない、いま農林大臣も言われておりま...全文を見る
○矢原秀男君 農林大臣ね、農産廃棄物、これも最近はSCPという名前の中でやっていらっしゃるわけでございますが、この農産廃棄物でも、先ほどの有吉さんの小説の中から、私の質問の中から、一つは農薬の問題、それから飼料の問題、重金属の問題、抗生物質の問題、多量に入っている危険性があるわけ...全文を見る
○矢原秀男君 国会論議の質疑を私ずっと読ましていただきましたが、SCP論議の中で非常にはっきりした点が出ていないわけでございます。ですから、SCPの中に含まれるもの、たとえば石油からノルマルパラフィン、メタノール、天然ガスからはメタノール、そうして石油化学合成品からはメタノール、...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま農林大臣の答弁から私二点を集約してみたいと思いますが、エネルギー物質を原料とする、このときには石油たん白というものはエネルギー物質そのもの全体を見るものである、こういう観点の中から私、話を進めさせていただきますが、石油たん白の開発に対する国の方針の確認をし...全文を見る
○矢原秀男君 厚生省では石油たん白は実験段階、こういうふうないろんな問題の中で、やはり齋藤前厚相との話というものが完全に生きている、こういうふうに私も解釈をするわけですが、いま厚生大臣が言われました中で、農林省が飼料については安全だと、こういうふうな話がありましたが、これはしかし...全文を見る
○矢原秀男君 現在、企業の石油たん白、この開発の企業化の状況というものがうわさをされているわけでございますが、石油たん白製造プラント、そしてその企業名、プラントの種類、生産可能量について、通産大臣、報告してください。
○矢原秀男君 では、試験の最というものはどうですか。
○矢原秀男君 通産大臣にもう一度お願いいたしますが、石油たん白が市場に出回らないように企業への立ち入り調査とか、そうして稼働状況をチェックするとか、こういうことに対してはどうされるんですか、通産大臣。
○矢原秀男君 どうも誠意のないような答弁でございますが、農林大臣、企業は昭和五十五年を一応のめどとした石油たん白の開発計画、これがあると聞きますけれども、詳細に報告してください。
○矢原秀男君 通産省も農林省も、私が、昭和五十五年を一応のめどとして石油たん白、SCPの開発計画があると言っているんですから、出しなさいと言っているんですよ。それを、何も数字を報告しない。問題じゃないですか。
○矢原秀男君 五十五年の製造計画ですね。農林省で決めて企業に流してやってるんでしょう。はっきりしなさいよ、それ。
○矢原秀男君 農林省の資料にあるんですよ。
○矢原秀男君 いまの報告のように、ノルマルパテフィンが三十万トン、メタノールが十三万トン、エタノールが五万トン、合計四十八万トンも五十五年度には計画し、それが農林省からそして企業へ、そうしてこの生産計画に基づいてすべて計画立てられているじゃないですか。なぜいまそういうようなことは...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま申し上げた四十八万二千トンの製造計画は一切進めないと、白紙ですね、農林大臣。
○矢原秀男君 安全性が認められない、そういうふうな中で、五カ年計画で十一億円も農林省の中で予算を計画されている。これは企業化そのもの以外ないじゃないですか。見てみなさい、六十年度には二千九百万トンの製造でしょう。この中に石油たん白というものが、通称三%から五%は農林省の計算によっ...全文を見る
○矢原秀男君 協和醗酵等のノルマルパラフィン、石油たん白三十万トン、これは本命ですけれども、こういう数字が農林省の中に出ている。どうですか、協和醗酵との関連の協和銀行の調査部の本がここにあるんですが、この中にどういうふうに書かれておりますか。調査月報の一九七四年の八月、協和銀行調...全文を見る
○矢原秀男君 いま農林大臣が答弁の中で、企業が石油たん白の企業化を進めていることは事実であるとおっしゃいましたが、もう一回確認いたします。
○矢原秀男君 通産大臣、どうなんですか。
○矢原秀男君 では農林省は、安全性の問題をたな上げして石油たん白の企業化への準備というものは一切やらせない、こういうことですね。
○矢原秀男君 まあそういうようなことですけれども、実際は国民の合意が得られない限り、企業化というものはしたらいかぬ。しかし、農林省の蛋白質・油脂資源の開発利用、農政審議会の需給部会の報告、こういうふうな問題から見ると、SCPの開発に非常に熱心であるということがわかるわけです。こう...全文を見る
○矢原秀男君 飼料について。鶏とか、いろんな動物の飼料。
○矢原秀男君 最初厚生大臣も、安全性に対しての報告は農林省からあった、こういうふうなこともお話がございましたが、ここで一言加えていきたいことは、安全性と判断されたデータを厳密に解析しておりますと、アレルギー性の肺炎であるとか甲状線肥大とか性殖器の異常、こういうものがやはり鶏の中で...全文を見る
○矢原秀男君 こういう調査会等について政府の関係する学者だけではなしに、常に人間の命を心配している、そういう立場から研究をしている学者等も入れて、調査会というものは幅広くしていく、そうして反対意見も十分に参考にしながら討議をしていく、こういう調査会のあり方というものが今後大事だと...全文を見る
○矢原秀男君 やはりこの石油たん白については、微生物の学者というものは菌というものを非常に問題にしているわけでございます。ですから、使用する酵母の安全性というものは今後相当やはり真剣にやっていただかなくちゃならないと思います。  まあ時間もございませんが、いずれにいたしましても...全文を見る
○矢原秀男君 ガソリンの無鉛化の実施の大体の日程、はっきりしてください。
○矢原秀男君 農機対策がなぜおくれたのか、その理由。
○矢原秀男君 ここで問題になりますのは、全国で農業用機械が五百万台、未対策機が。そうして、その他を入れますと七百万台、金額にして五千億円というふうな状態になるわけでございますが、農業機械にどのように影響するのか、こういう問題をお願いいたします。
○矢原秀男君 具体的にお伺いしますが、農業機械における対策機のエンジンの生産はいつから入ったのか、販売はいつからされているのか、この二点をお願いいたします。
○矢原秀男君 農業機械が五百万台あるわけです。その五百万台の未対策のエンジン、これが無鉛化が五十二年度からされるわけでございます。で、無鉛化ガソリンを使って農業機械のエンジンがどのようになるのか、問題点を話してください。
○矢原秀男君 いま無鉛化ガソリン使用について、農業機械を持っていらっしゃる農家の方が五千億円の損害を受けるわけです。だから、いま無鉛化ガソリンをこの農業機械に使ったらどういう問題点が出るのか。それは未対策の四サイクル・ガソリンエンジンを動力源とする耕運機、チラー、田植え機、バイン...全文を見る
○矢原秀男君 そういう理由で農業機械の対策がおくれたと言っております。で、私がいま問題にしているのは、善良な農家が大きな損害を受けている。ところが、メーカーはどうなんですか。四十九年の夏ごろからすでに生産開始しているんでしょう。四十九年の十月から五十年にわたっては販売をしていると...全文を見る
○矢原秀男君 あなたの答弁を聞いていると、農民には御迷惑かけないと言うけれども、実際かけているじゃないですか。ですから、私、この具体例一つ出しますから答えてください。四十八年の農機具の生産台数とか出荷台数、答えてください。
○矢原秀男君 四十五年から、四十六、四十七、四十八、四十九年と、通産省で出ていますのは項目別の十五項目ぐらいと思いますが、その在庫がふえていったのか、年次的に。それとも、この計画の話が四十五年から出て、農機具関係の在庫がだんだん減っていくのか、その在庫の数を言ってください。
○矢原秀男君 メーカーの在庫の数、生産を見ておりますと、昨年の農業機械の生産実績は四千六再億、そうしてメーカーでは五官億円もとにかく設備投資、こういうふうなことで非常にもう張り切っているわけなんですね。ところが、どうですか、この無鉛化対策に該当する未対策の機械が四十五年、四十六年...全文を見る
○矢原秀男君 四十九年の在庫が、二万も三万も、十万台もあるようなものが一挙にゼロになった、そういうデータは、四十四年、四十五年、そうして田んぼの休耕地の問題、そういうふうな時点を通り過ぎた後でも非常に生産も在庫も皆きちっとふえている。それが、すぱっと谷間に落としたようにゼロになっ...全文を見る
○矢原秀男君 あなたが言われるように、政府が行政指導をしたと認めましょう。認めた上で——私たちはそのために九州へ一カ月行っていたんです。農家の方にどんな指導徹底が国からあったか。あなたは、では行きましたか、流しただけですか、農家のところを調べたんですか。早く言ってください、答弁。
○矢原秀男君 理解でいいんですか。答えてください。
○矢原秀男君 遅いですよ。在庫ゼロじゃないですか。通産大臣、どのような通達を出されて、あなたは、農家の人たちが犠牲を、損害を受けないように、手厚い行政の指導というものはどのようにされたんですか、答えてください。通産大臣、答えてくださいよ。
○矢原秀男君 農林大臣、どうですか。
○矢原秀男君 いま通産大臣の答弁を聞いておりますと、四十九年に農家の方が買った未対策の機械というのは十年間は使えるわけです、十年間は。無鉛化は、五十二年度になると一切無鉛化のガソリンにするわけでしょう。そうなれば石油業界は、商売ですから、国が行政指導しても、補助金を出してあげよう...全文を見る
○矢原秀男君 では、農林省、行政指導、この農機具製造大メーカーとの中で、いま申し上げたように四十九年にみごとに未対策の在庫がゼロになった、しかも実績は大きな売り上げである。そうして、農家は一般の機械も入れて七百万台、金額にして五千億円以上、しかも、耐用年数が十年間もかかる、そうい...全文を見る
○矢原秀男君 では次に、農業傷害問題をやってまいります。  いま農林省でつかんでいる農家の人口と、農業の就業人口について答えてください。
○矢原秀男君 最近の農業機械の普及台数、最新の分をお願いします。
○矢原秀男君 いま答弁がございましたように、非常に農機具がふえております。私は、そういう中で、まず一点は、農機具を作製する大メーカーに対して、政府が生命安全の立場から行政指導をしているのかどうかということについて質問いたします。  まず、全国的に農機具による作業中の傷害、明確に...全文を見る
○矢原秀男君 農林大臣、いまの事故数の御説明を聞きましたけれども、農林省としても不明確です。人命尊重の立場から、徹底的な調査をして実態の把握をまずしてください。どうですか。
○矢原秀男君 四十七年度の状態を見ておりましても、全国死亡数の概算は五千二百にわたっております。また、大分、岡山、富山、北海道、四県の合計、これは四十七年度でございますが、死者が二十八人、手や指や腕を取られたのが二百七十四人、胴体が七十三人、足が百十人、その他六十五人、こういうふ...全文を見る
○矢原秀男君 いま農林大臣から対策を答えていただきましたが、安全基準は本当に人命尊重の立場の中から煮詰められておるのかどうか、安全装備に対して最近大メーカーに対してどういうふうにやっているのか、答えてください。
○矢原秀男君 言うことだけきちっと言われても、実際にできなかったらだめですね。私具体的に申し上げますから、答えてください。  新開発の便利な機械、こういうふうなものができて、電動式茶摘み採取機の問題を取り上げてみますと、茶の適栽地が一番事故が多いわけですね。四十五年ごろから導入...全文を見る
○矢原秀男君 では、通産省や農林省は、メーカーに対して、こういうふうな事故に対する安全装備の問題について本当にやるんですね、はっきり答えてください。
○矢原秀男君 そこで、けがをされた方、農業従事者に対する救済でございますが、先ほども話がありましたように、メーカーに対しての不備というものは余り言わずに、使う方が問題であると、こういうふうに言われておりますが、これは一面から考えますと、いわゆる農業近代化を昭和三十年代に打ち出した...全文を見る
○矢原秀男君 農業でけがをした方々、これの救済というのが、国民健康保険の任意給付というところしかないんですね。全供連とか民間保険、任意加入はございますけれども、この任意給付の場合、これに入っていない人が非常に多い。こういうふうなことで、まず一つは、国民健康保険の任意給付に入ってい...全文を見る
○矢原秀男君 いまの実態を見ておりましても、農業近代化の中で、大メーカーで農機具はどんどん売らしている。そうして農家の人たちは非常な被害というものがいろんな角度から出ている。そしてけがをする。しかしながら、救済をされていく制度というものは、いまお話があったとおりです。ですから、国...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、農林大臣、あなたの所轄の立場から、こういうふうな被害者の人たち、そういうふうな全国的な農業者の方々に対して、手厚い、温かい、そういう手を差し伸べる、こういうことは、いままでの実態とかいろいろな質疑でおわかりだと思いますが、どういうふうに対処されて救済をするの...全文を見る
○矢原秀男君 いま労働大臣から労災保険の特別加入の枠について非常に前向きなお話をいただきまして、私も喜んでおります。この問題はこれで打ち切ります。  続いて、水島コンビナートの問題を取り上げますが、国会でまだ質疑もされておらない問題点も含めて質疑を重ねてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○矢原秀男君 被害補償はどのようにされましたか。
○矢原秀男君 二月の二十一日から二十三日、瀬戸内海に台風並みの風速、秒速二十一メートル等の風も吹いたわけでございますが、五色、一宮の漁業組合でノリの被害が数億円に及びました。この問題についてはどういうふうに考えていらっしゃるのか、お伺いします。
○矢原秀男君 吸着マットと一緒にノリの被害があったということでございますから、それだけでも、三菱のこの流出事故、それに原因がある、因果関係がある、こういうふうに考えるわけですが、どうですか。
○矢原秀男君 私は、吸着マットが大量にノリの周辺に流れて被害が起きた、それだけで十分であるのに、C重油の問題については、三菱はその日に来て、その明くる日に、いやこれは三菱の重油とは違います、こういうことです。県は、国の態度がわかりませんからといって態度をはっきりしない。そういうふ...全文を見る
○矢原秀男君 三菱は、とにかく瀬戸内海のこういう被害については、時期がはずれているからうちの油と違う、こういうふうに言われているけれども、現実には吸着マットを持ってきておりますけれども、現場に行って私は見ているんです。そうして、化学的な変化をしたあの油のかたまりもついている。それ...全文を見る
○矢原秀男君 では、吸着マットはどこの吸着マットなんですか。アメリカなんですか。言うてください、はっきり。
○矢原秀男君 では、風や波やそういうふうな動きの中で吸着マットに多量に含まれた油、そういうものがノリに被害を与えたということははっきりしているんでしょう。答えてください。
○矢原秀男君 とにかく、この問題では現地へも赴いて、皆さん方もよく事情を聞いていただきたいと思います。  三菱石油の今回のタンクで、問題点になりますのは地盤関係でございますけれども、地盤関係について政府はどういうふうな掌握をされておられますか。
○矢原秀男君 基礎を担当しました千代田化工の地質資料というものを私手に入れておりますけれども、これを見る限りでは、非常に軟弱な土地である、重量物を加えたものだけで自然的に十六メーターまでは沈んでいく、こういうふうなデータがきちっと出ているわけです。こういうことについて今後とも深く...全文を見る
○矢原秀男君 時間がないので進めてまいりますが、安全基準について私も尼崎や水島、調査の比較をしておりますが、尼崎では三十五メーター、コンクリートのくいを打っているところは、沈下が一センチしかしてないんです。一年間も地固めのためにそのままにしている。水島は全然違うんです、ここでもう...全文を見る
○矢原秀男君 今後APIの基準を生かしていくのかどうか、答えてください。
○矢原秀男君 国の責任というのは、たとえば埋立地にコンビナート地区を建設する、そういうときには、測定点を設けてプラス、マイナスの変動がどれだけあるか、毎年やるのがあたりまえなんです。全然やってないんです。これはどうなんですか、国は。
○矢原秀男君 これは必ずとっていただきたいと思います。  法規の問題で、多くを挙げることはできませんが、私の調査で二点だけ改正をお願いしたいと思いますが、消防法における危険物の規制に関する規則の、どの点がこれに該当するけれども、どのように改正しなければならないか、答えてください...全文を見る
○矢原秀男君 危険物の二十一条で問題になるのは、「堅固な地盤又は基礎の上に固定したものとする。」というふうにして、非常にあいまいなんですね。この点についてはどうなんですか。
○矢原秀男君 これは地震と風圧についての「堅固な地盤」また「基礎の上」ですから、みんな骨抜きになっているわけです。ですからこれは断固として改正をしていただかなくちゃなりません。その理由は、これに取り締まり法規がないから、「日本損害保険協会による指針」、これは問題を起こした千代田化...全文を見る
○矢原秀男君 私がいま激しく言っておりますのは、九十日備蓄で今度も全国に拠点がきめられているからです。それを明確にして下さい。基地、候補地。
○矢原秀男君 通産大臣、資料にあるじゃないですか。二十一の基地が全国でどことどこときちっとしているんですが、答えて下さい。
○矢原秀男君 資料に出ているじゃないですか。答えて下さい。二十一候補地。それよりふえておればまだやってください。
○矢原秀男君 この資料は白紙ではないわけですから、はっきりと答えて下さいよ。そうしないとコンビナートのこの問題というのは、水島が解決しないのに全国にこのように、相談を受けたのではなしに通産省が石連に指導して、石連とタイアップしてつくっているんでしょう。それは生きているんですから。...全文を見る
○矢原秀男君 では、これはもう白紙で、水島のそういうふうな問題点がはっきりして国民が安心するまでは、一切九十日備蓄の基地についてはこれはすべて撤回であると、そういうことですね。
○矢原秀男君 一兆五千億円以上の問題について、業界にはきちっと通産省から行っているじゃないですか。では、これをもう白紙にしなさいよ、これ。水島が解決できないのに、こういうものを平気で業界では進めていっているんですが、それが一兆五千億円以上のあなた方の予算計画じゃないですか。もう一...全文を見る
○矢原秀男君 最後に通産大臣、二十一の候補地を、通産省の資料というものが業界に渡り、業界もそれに対応してつくり、そうしてこういうふうな現況の中で、日本列島改造の計画と全く同じものがここになされている。田中総理のときと三木総理大臣のときの計画、一つも変わってない。田中総理以上のこと...全文を見る
03月25日第75回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○矢原秀男君 ちょうど東参考人にお尋ねしたいと思っておりましたが、帰られましたので、成田参考人、よろしくお願いいたします。  実は五年前に私、灘高校の、いまはやめられましたが、トップの先生とお話をしましたときに、東大にあなたのところでは非常に努力をされていらっしゃいますが、そう...全文を見る
03月29日第75回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○矢原秀男君 では、まず最初に、コマーシャルの問題について大臣にお伺いしたいと思います。  いま家庭の中で大変コマーシャルについていろいろの声が起きております。これは一般新聞の投書欄でございますが、読んでまいりますとこういうことが出ておりますね。「テレビCMの音量を抑えて」いた...全文を見る
○矢原秀男君 次に、CMの音量の基準設定でございますけれども、これもお話を伺っておりますと、フィルムという媒体に入った、それから再生されるそこまでの音量基準であるというふうになっておるそうでございますが、やはり規定すべき特効薬としては、一つは、容積に対してモニターレベルをどのくら...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、CFに関する音量競争が生まれていることについての指摘もあるわけでございます。  一つは、一般のプログラムに対してCFのボリュームが非常に大き過ぎる、この中には一つは調整ができないものだろうかということがございますね。もう一点は、規制する一つの根拠があいまい...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、政府の方へ私たちが要望しておきたいことは、自主番組の編成にはやはり干渉してはいけない、こういうことは厳然としてあることでございますから、これは憲法の第二十一条、表現の自由であるとか、放送法の第三条の番組編集の自由、こういうことがございますので、政府としてはこ...全文を見る
○矢原秀男君 私、いま大臣のできる限りの要望はしたいと、こういうお話でございますので、私は政府の方でやっていただきたいことは、このコマーシャルの問題を見ておりますと、コマシャルの音量規制に対する障害が一つだけあったんですよ。それを政府はやっていただかなくちゃいけないんです。  ...全文を見る
○矢原秀男君 スポンサーに対する問題点を見ておりますと、一つは音質はどうでもいいと言うんですわ。もっとボリュームを上げろという注文がどんどんどんどんテレビを見ながら出てくるわけなんですね。  その例が一番ひどいのは、たとえば三社ぐらいでお金を出しているとき、A、B、Cと十五秒ず...全文を見る
○矢原秀男君 その点で、いま答弁ありましたが、やはり私がいま申し上げているように、民放連からということになると、民放とかいろいろなところは、やはりいろいろなそういうお金をいただきながら提供していく立場にあるわけですから、そういう点をどう考えるのかということを——民放の立場で政府も...全文を見る
○矢原秀男君 どうもあれですね、いやそれは民放連とかいろんな方々ありますが、そういう方々の役員会でもやはりこの問題で難問題だなと言って抱えていらっしゃるわけですから、そこへ政府がまた一つの課題を投げていっても、やっぱりこれは解決しないと思うんですね。  ですから、問題は、行き過...全文を見る
○矢原秀男君 どうも政府も企業ということになれば、非常に弱腰の一面が私も不満でございますけれども、まあ善処を要望して次に移ります。  次は、伊丹の国際空港の問題でございます。  昭和四十八年度が、私の推定では、離着陸が十五万六百六十四回と見ているわけでございます。そして一日の...全文を見る
○矢原秀男君 大体、どうですか、わかりませんか、じゃ最近のでなくても……。
○矢原秀男君 四十三年度から四十七年度は二キロメートルから一キロと、こういうふうになって、NHKが七十五円、航空会社が七十五円、合計百五十円を負担されている。これ間違いないでしょうか。
○矢原秀男君 いま遠山さんからお話ございましたように、四十八年から四十九年ですか、四十七年からでしたか。
○矢原秀男君 ここでは、大阪の場合は、離着陸の縦には七キロ、横が一キロでございますね。その点ちょっと……。
○矢原秀男君 これにつきましては、運輸省と自治体が、いま遠山さんからお話がございました五〇%、五〇%負担になっているわけでございますが、ここでWECPNL八〇ですね、この騒音基準については、どれを基準にされてこれが取り上げられたのか、こは点について答えていただけますか。
○矢原秀男君 これ政府の方は、これは東大の五十嵐教授の大体データのものですか。どうですか、わかりませんか。
○矢原秀男君 そこで、運輸省と郵政省と、これまあ環境庁も関係になるんですが、連携をとにかくとっていただかないとね、すべて日本の国、縦割りなんですわ。ですから、一般の方がいろいろな問題を持っていっても、いやあ、あっちは運輸省ですわ、環境庁ですわ、これは郵政省ですわということで、日本...全文を見る
○矢原秀男君 ですから、これ郵政省から言ってくださいよ、きょう、こういうものが分科会で話が出たということですね。  そしてここで私いま取り上げてますのは、こういうふうな補助体系が決まってから、国際空港に離着陸をする飛行機というものがさらにジャンボ化になったんですわ、大きくなりま...全文を見る
○矢原秀男君 いま大臣の積極的な御答弁をいただきまして、非常に地元として私たちも期待をしたいと思います。  そこで、航空機騒音による障害の中で、一つは、受信料の措置の形式の場合に問題が出てきておりますのは、基地関係の場合、軍用機とかアメリカに貸している場合とか、そういう場合は受...全文を見る
○矢原秀男君 これは将来ともこういう形ですか。
○矢原秀男君 で、遠山さんにちょっとお伺いしたいんでございますが、またもう一つ起きておりますのは受信環境の改善についてでございますが、NHKや防衛施設庁また運輸省等も含めて、フラッター防止用アンテナ、そして音声自動調整装置付受像機の開発等に着手をされているように聞いております。そ...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間が非常に少ないので簡単にお伺いをしますが、いまやはり問題点になっておりますのは、都市部における受信障害の問題でございます。これは辺地難視と都市難視という二つに分けられるわけでございますが、先ほど辺地の問題は取り上げられておりましたので、私、都市難視の中で一番...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、これNHKさんにお伺いした方がいいと思うのですが、一つは、難視聴解消の方策として衛星による放送はどうなのか、第二点目は、反射波の障害を防止する受信アンテナを考えたらどうなのか、第三点目には、送信側の立場から見て、将来新しい周波数の開発はどうか、こういう点をお...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ要望で終わりますので、よろしくお願いします。  テレビジョン放送難視聴対策調査会の答申が出た段階では、早く予算づけをして、そうして国民のテレビ文化という立場から、私は原因者負担という立場ではなしに、こういう都市化構造になりますと国に責任があると思うんです、国で...全文を見る
04月01日第75回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○矢原秀男君 まず、国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、医師、歯科の問題が取り上げられておるわけでございますので、先般は医師の関係については有田先生からもお話がございまして重複をしますので、歯科関係について御質問したいと思います。  現在、いま内田委員からお話のありまし...全文を見る
○矢原秀男君 いま教員確保という問題が出ましたが、これはデータを見ましても大学で非常に欠員等がございますから、この分は急遽、やはり先生がおられないことにはどうしようもございませんので、この点についてぴしっと手を打って、そういうふうな増員とか新設についても対応策を考えていただきたい...全文を見る
○矢原秀男君 文部大臣に一問だけ質問したいと思うんです。いま途中で私も質問を打ち切ったわけでございますが、いま話に出ております歯科医師の養成の抜本的な解決策。こういうことで、私は入学定員のことをいま局長に申し上げておりましたが、ちょうど関連をして質問したいと思うんですが、医学部を...全文を見る
○矢原秀男君 要望だけしておきますが、文部大臣の意のある前向きの答弁をいただいて非常に喜んでおりますが、あわせて官公庁とか、教員なども、優先的に昼夜の差別をなくして採用していくように、関係省庁に、また機会を見て文部省も積極的に動いていただきたいと思っております。
○矢原秀男君 じゃ引き続いて質問させてもらいます。  まず一点は、先ほど申しておりました学校教育法の五十四条、「大学には、夜間において授業を行う学部を置くことができる。」、もう一点は、その二に、「大学は、通信による教育を行なうことができる。」と、この二点について、文部省のもう一...全文を見る
○矢原秀男君 さらに、入学難解消の方途として、またいろんな機会均等の立場から努力をしていただきたいと思います。  第二点目の質問でございますが、今度の国立学校設置法の一部を改正する法律の中で、千葉大学の薬学部を薬学部、看護学部に今度は改めるわけでございますが、この看護教育につい...全文を見る
○矢原秀男君 私も現況見ておりますと、日本では六〇%近くが開業医と、こういうようになっておりますので、どうしても企業内の教育の域を脱し切れなかった。また、封建的なそういう感覚のする医師に従属するというふうな形の徒弟制度みたいな奇形的な形で進んでいった。こういうふうなことで、今日の...全文を見る
○矢原秀男君 私がいま看護教育の問題取り上げておりますのは、やはり指導者の養成の中でこういう問題点がきちっとされておらないと、結論的には、やはり看護婦さんの社会的な地位の向上であるとか、また身分的や経済的な保障の確立体制であるとか、もちろん、これは厚生省とか横の連携がございますけ...全文を見る
○矢原秀男君 時間もございますので、最後にいま全国高校野球四十七回の選抜大会が行われているんですが、どうしてもプロよりもアマチュアの、しかも高校野球というのは、これはもう国民全部が、恐らく世界の人たちがそういう純枠さに私打たれると思うんですね。このことについて一言文部省に要望等も...全文を見る
○矢原秀男君 終わりに一言。高校野球というものは私たちみんな感動しているわけでございますし、勝ち負けは関係ないわけですね。一生懸命にプレーしてルールの中でやっていく姿、それがわれわれ大人にもやはり参考になるところがあるわけでございますが、そういう将来の大事な人間形成をつくる場でご...全文を見る
05月06日第75回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○矢原秀男君 午前中、文部大臣から、文化功労者年金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の御説明をいただきましたので、時間の限定もございますので、簡単な質疑だけをやりたいと思っております。  まず、文化功労者年金についてでありますけれども、一つは文化功労者...全文を見る
○矢原秀男君 その他に文化に関する年金制度として日本学士院会員の年金、これは日本学士院法でございますが、それと日本芸術院会員の年金、これは文部省設置法三十六条、四十二条、日本芸術院があるわけでございますが、これらの年金の一つは趣旨と、それからまた文化功労者年金との趣旨がどう違うの...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま御説明されておりますように、これらの年金額が文化功労者年金より低額となっている理由は、そこにあるわけですか。
○矢原秀男君 ちょっと横にそれますけれども、人間国宝といわれる重要無形文化財保持者に対する特別助成金、これも五十年度は八十五万円から百万円に引き上げられております。この金額も文化功労者年金より低い理由ですね、こういう点について明確な答弁があれば答えていただきたいと思います。  ...全文を見る
○矢原秀男君 四月の七日に、日本芸術院は恩賜賞二人と日本芸術院賞五人、計七人の受賞者を決定しております。この賞金は一人につき五十万円ですね。この金額は日本学士院賞と同じ賞金額でございますが、この賞金額はいずれも五、六年前から凍結されておるわけなんですね。ですから、賞金額もある程度...全文を見る
○矢原秀男君 以上の年金について、たとえば、仮定をして申しわけないんですけれども、受給者が死亡された場合、これを仮定しますと、遺族には現在支給されないことになっていると思います。本人の功績の陰には妻の内助の功、これも無視することはできないと思うんです。ことしから相続税の面でも妻の...全文を見る
○矢原秀男君 それから、本改正案の趣旨でございますが、文化功労者年金の額を政令で定めることが基本となっております。ここでいつも問題になるわけですが、なぜ政令に委任をしなければならないのか。いろいろ理由も挙げておられますけれども、この際、もう少し深く明確に答えていただきたいと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 次に、文化功労者の選考について少々質問いたします。  一つは、文化功労者選考審査委員、十名と聞いております。どんな基準で、また、どのような方法で文部大臣は任命されているのか、これが一つ。  もう一つは、選考の審査会の文化功労者の選考基準について示していただきたい...全文を見る
○矢原秀男君 本法の第一条の「文化」について、文化功労者年金法案が最初に審議された第十回国会においては、参議院で、政府の原案は「学術、芸術その他文化の発達」、こういうふうになっていたわけなんですが、「文化の向上発達」と、こう修正した経緯があるわけです。このことについては、学術、芸...全文を見る
○矢原秀男君 文化功労者百三十人中、日本学士院会員を兼ねる者が四十四人ですね。日本芸術院会員を兼ねる人が四十人、その他人間国宝等入れると、兼ねる方の総数が九十人近くにも上がっておりまして、文化功労者全体の七〇%を占めているわけですね。このことは、文化功労者の選考が、学術、芸術の分...全文を見る
○矢原秀男君 私は、一つはやはり社会の日の当たらないところで努力をされていらっしゃる方、たとえば、恵まれない人たちを相手に長い間尽くしている人、具体例を挙げますと、心身障害者教育、また僻地教育の分野で活躍をされている教師等についても文化功労者決定の対象とすべきではないかなとも私は...全文を見る
○矢原秀男君 とにかく、この選考については新聞等でも非常にいろいろの問題が指摘をされておりますけれども、決して狭いものではなしに、幅広く今後ともやっていただきたいと思います。  それから関連として一つだけ質問したいんでございますが、国際文化交流についてでございます。  去る四...全文を見る
○矢原秀男君 時間が参りましたので、二点だけ要約して質問したいと思います。  一つは、文化全般にわたっての情報の収集整理、それから提供するその機能を果たす文化財の情報センターの設置を文化庁では提案されております。非常にこれは貴重な提案だと思っておりますけれども、設置に対する計画...全文を見る
05月28日第75回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○矢原秀男君 関連でございますので、具体的な事項だけをいま皆さん方に質問したいと思います。  一つは、瀬戸内海の環境保全の臨時措置法、これは四十八年から三カ年の議員立法でございます。しかし、この条項の中で、第四条になりますね、「排出水の排出の規制の強化」のところで、環境庁長官に...全文を見る
○矢原秀男君 あなたは法的措置は完了していると言っておりますけれども、現実には四十七年度のCOD一日当たり千七百トンと推計をして、そのうち家庭排水が三百五十トンでしょう、産業排水は千三百五十トン。産業排水だけの千三百五十トンにおいても五十年度では二〇%か三〇%しか減る推定ができな...全文を見る
○矢原秀男君 あなたのお話は、抑える要求を関係府県にと、こういうことでございますから、よく現地等を見ていただかないと——赤潮の姿を見たら結論きちっとしているでしょう。  こういう問題をいま私が申し上げておりますのは、この環境保全臨時措置法が五十一年度にはすでにこれは終了するわけ...全文を見る
○矢原秀男君 その点は強力に万全の措置をとっていただきたいと思います。  もう一つは、この赤潮の原因が、基礎要因としては燐と窒素、この栄養塩類の中に問題があるわけでございますが、この燐と窒素の取り締まりについて、この環境保全の臨時措置法のその中に含まれてくると思うんですが、この...全文を見る
○矢原秀男君 瀬戸内海の場合も、発生源の燐と窒素については、あなたは屎尿投棄のあれで家庭排水だけを非常に汚染源であると言われておりますが、工場排水がやはり六〇%以上占めているんでしょう、燐と窒素の排水は。家庭排水は三〇%ぐらい、そうして肥料等の田畑については一〇%ぐらいがあなた方...全文を見る
06月05日第75回国会 参議院 文教委員会 第12号
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○矢原秀男君 私も時間が限定されておりますので、簡単に答弁を願いたいと思います。  まず最初に、私、文化財保護法の新旧対照表を、いまつくったわけでございますが、逐条的に簡単に質問申し上げますので、答えていただきたいと思います。  第一章の総則でございますが、この法律の目的につ...全文を見る
○矢原秀男君 次に、第四章の「埋蔵文化財」のところでございますが、これはまた後深く御質問いたしますけれども、五十七条の二について、「周知の埋蔵文化財包蔵地」という、これを「発掘しようとする場合には」と、こういうことになるわけですが、一つはこれはだれなのか、そうして二番目には罰則が...全文を見る
○矢原秀男君 ないね。  じゃ、また後、質問しますけれども、五十七条の三についてのこの二項の中に、「協議を求める」とあるわけなんですね。これについて、だれとだれとだれになるのか、そういうことについて伺います。
○矢原秀男君 「埋蔵文化財包蔵地の周知」の二項になりますけれども、周知の徹底について二項では、「必要と認められる援助をすることができる。」と、こうなっているんですけれども、援助の内容についてはどういうことを言っているのか。
○矢原秀男君 「国の機関等の遺跡の発見に関する特例」、この中で第五十八条の二項でございますけれども、学術上の価値が特に高い、そういう中で二項では「当該土地の所有者及び権原に基く占有者に対し」云々とあるわけでございますが、この占有者に対して、違法の占有者の場合にはどうするのか。これ...全文を見る
○矢原秀男君 それから第五章の二の「伝統的建造物群の保存地区の問題でございますが、先ほども八十三条の三の保存の具体的方法が出ておりましたが、これは結構でございますが、その次に群地区周辺住民の損失について、そういう点についてはどうするのか。
○矢原秀男君 「選定保存技術の保存」に関する援助でございます。八十三条の十二です。「その他の必要と認められる援助をすることができる。」と、こういうことになるわけですが、保持者の受け入れとか身分の保障、製品の受け入れ、買い入れ、こういうことについては具体的にどう検討されたのか。
○矢原秀男君 河野さん、ちょっと質問したいんですけれども、旧法文と違いますのが九十五条の四ですね。これが新しく起文されているわけなんですが、これの意味についてどのように討議されたのかお尋ねしたいと思います。
○矢原秀男君 そこで、その管理のため必要な限度において無償で使用することができると、私はいいと思うのですけれども、いまお話がございましたように、小規模なものという一つのやっぱり法的解釈できると思いますので、国有財産法の二十二条に該当するかどうかということになると、これは私、国有財...全文を見る
○矢原秀男君 九十八条の二に該当するわけでございますが、先ほどもお話が出ておりましたが、国鉄用地の文化財、高速道路公団用地の文化財、いわゆる該当するところ、そういうところはどの程度実態を握っていらっしゃるのか。そうしてそれについては、やはりいまも問題出ておりましたけれども、どうい...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、それは時間ないですからまた後で。  ちょっと深くお尋ねをしたいわけでございますが、やはりいま一番問題になっておりますのは、第四章の埋蔵文化財の問題であるし、私もそうだと思っております。五十七条の二の問題について、ちょっと御質問したいのですけれども、私、行政の...全文を見る
○矢原秀男君 文部大臣、今後、たとえば関西の場合でも確かに講座はあるわけなんですね。しかし、専門のコースというのはやはり実際ないですね。関西の場合でも、やはり京都大学にまあまあ専門コースですね。あとはですから私学の立命や関大、同大、関学、こういうようなところに依存をしているわけで...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、きょうちょっと時間がもうございませんので、要望等だけに終わらしていただきますが、いまも問題になっております許可制と届け出の問題でございますけれども、私はこの問題については歴史的な経過の中で別な面の功罪を見ておりますと、現在の日本の中で、産業構造の中で常に公害...全文を見る
06月17日第75回国会 参議院 文教委員会 第14号
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○矢原秀男君 私、二点だけ質問をしたいと思います。  まず一点は、学校給食の問題でございます。  私たちを取り巻いております食生活の環境というものを見ておりましても、非常に危険な薬づけ畜産物から人体の安全をどう守るのか、こういう問題が取りざたをされているわけでございます。この...全文を見る
○矢原秀男君 では当局に具体的に、いま文部大臣の基本姿勢、取り組みの立場もお聞きいたしましたので、具体的な一つ一つについてお伺いをしたいと思います。  まず一つは、給食用の洗剤、これについては非常に禁止をして欲しい、こういうふうな声が出ております。そうしていろいろな学者の御意見...全文を見る
○矢原秀男君 ここで、いつも、これは文教だけではなしに、日本の国が法治国家ですから、ここでいつも骨抜きになるのか、一生懸命なのかわかるのですが、こういう大きな事件がどんどん出ておりますのに、大概いろんな文書であなた方は通達されるのに口頭で指導されている。そしてまた、数県は言うこと...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、厚生省答えてください。
○矢原秀男君 非常に厚生省もこういう問題については緩いわけなんですがね。添加物の公定書見てみなさい。この添加物は食品にいいんですよと三十四品目あって、次の発表までには削除されているんです。研究機関が実際にあるのかないのか、そうして、それだけの陣容が整っているのかどうか、メーカー一...全文を見る
○矢原秀男君 では厚生省の意のあるものをそのまま受けて見守っていきたいと思います。  次に、食品添加物でございますけれども、先般からパンの中にリジンを入れていく、こういうことで埼玉県の和光市では東大医学部の物療内科高橋晄正先生に来ていただいて、給食用パンのリジンの分析を依頼をさ...全文を見る
○矢原秀男君 そういうことで、文部省の体育局長から「学校給食用小麦粉品質規格規程の一部改正について」という通知が出ておりますね、各都道府県教育委員会に。この中でリジン添加の通知についてあるわけです。そうすると、「L−リジンの急性経口試験(LD50値)による結果からみると、その安全...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ厚生省にお伺いしますが、食品添加物の使用基準算定の試験でなぜ急性羅性試験を使われたのか。ここにLD50と出ているのは、いま申し上げたわずかの日数の中で口から薬品を投与して実験動物の約半分が死亡した量がLD50でしょう。そういうふうな短期間にして、そして国民の方が...全文を見る
○矢原秀男君 いま日本の国で参考にしております必須アミノ酸の必要量の試案パターンは、これは一九五七年のFAOのパターンなんですね。確かにその中ではリジンというものが四十二で、非常に日本では少ないというふうになっている。しかし、これは戦後の非常に食糧事情の悪いときのそういうふうなと...全文を見る
○矢原秀男君 いまこういう問題がいろいろ課題になっているときに、三十九年から四十一年までに三千人の方にこういうふうな動物実験と等しいようなものを子供さんにやって、そうして、その問題の中から安全の数値というものを一つも検討がされてないんですよ。ただ、栄養的にどうなのかいうことだけで...全文を見る
○矢原秀男君 いま文部大臣は調査をしたとか、こういうように言われておりますが、調査という前提の中には、その地域でいろんな問題点が出たから、プラスかマイナスか、いろんなその現実のその姿をやっていくのが私、調査だと思うんですね。ところがこの「学校給食用パシのリジン強化に関する実験報告...全文を見る
○矢原秀男君 文部省の体育局学校給食課も昭和四十五年に有害な食品添加物はもとより不必要な食品添加物、そして着色料、保存料——防腐剤ですね。それから漂白剤、発色剤が使用されていると思われる食品は使用しないこと、こういう通知が出ているわけでございますが、こういう線に沿って努力をしてい...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので、また、別な委員会で詰めていきたいと思いますが、結論的にはもうそういう経過とか、いろんなそういうものよりも、どうして救済したらいいかというところに、予算の財政措置もありますし、本当に真剣に取り組んでいかなくちゃいけない大きな課題があるわけです。...全文を見る
○矢原秀男君 担当課長、簡単にお答えください。
○矢原秀男君 そういうことでございましたので、私もきょう東京都へ連絡をとりますと、局長と課長からも、非常に前向きでいろんな相談があったといって非常に喜んでおりました。  そこで、再確認の意味で東京都と確認をいたしましたことは、十六日現在においての東京都の三井記念病院院内に学級を...全文を見る
06月24日第75回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○矢原秀男君 長時間いろいろと質疑が交わされておりますので、重複する点は極力避けたいと思っておりますが、もし重複をしました場合には重要な観点から質問しておる、こういうことで答弁をいただきたいと思います。  大臣にお願いしたいのですが、今回の郵便法の一部を改正する法律案が提案され...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、たとえば郵政審議会とか、そうして労働大臣の私的な諮問機関とか、いろんな審議会があるわけでございます。で、まずひとつ大臣にお伺いしたいことは、郵政審議会の答申については、どの程度のウエートを持っていらっしゃるのか、審議会の答申については一〇〇%信じて法案の提案を...全文を見る
○矢原秀男君 六月の十一日に、労相の私的諮問機関が賃金と物価問題で懇談会をやっております。その意見の開陳の中で、一つは、現在の異常な事態の中では、期限を切って公共料金の引き上げを抑えなくてはならない。二番目には、そのために赤字国債を発行すべきであると、これは労相の私的な諮問機関の...全文を見る
○矢原秀男君 いや、どういう話があったかということでなしに、二点の問題をいま申し上げたわけなんです。それについて時同じくして、同じ形のものがいま審議されているから、大臣はそれに対してどういう見解ですかと私伺っていることであって、それはそのままでいいでしょう。  先ほど、大臣は郵...全文を見る
○矢原秀男君 先ほど藤原議員の質問に対して、大臣は独立採算でいくという、民営の企業よりもさらに非常に厳しい発言というものがあったわけです。独立採算制をとっていくという立場の中で、三カ年しか収支の見込み概算が立ち得なかったという、こういう怠慢については、大臣のお話と当局のやり方は全...全文を見る
○矢原秀男君 これは、大臣、独立採算をあなたはいま厳しく言われた。しかし、こういうふうなたった五カ年計画が郵政のすばらしいベテランばかりがいらっしゃって、全然こういう簡単なことができないことは想定できないでしょう。  そこで、いま大臣は物価を極力抑えてそういうふうにやっていらっ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ答弁してください。
○矢原秀男君 ですから、そういうベースアップの算定については、あなた方が独自で計算をされてここに載せればいいわけなんです。  審議はいま委員長がされているように、それがたとえば一二・三%というのは四十八年のでしょう。一つもあなた方は勉強してないですから、あるものだけを社会情勢を...全文を見る
○矢原秀男君 では、もう一つ会計問題で質問をいたしますけれども、郵政事業特別会計の自己資本の中に他会計からの繰り入れ資本という項目があるわけです。この資本の性格はどういうところを示しているのか、まずお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 ちょっと見込み概算五カ年計画、当局、出してください、メモでいいから。  それから、一般に企業会計では、自己資本というのは、一つは他人の出資、二番目には資本の剰余金、三番目には利益の剰余金のいずれか、あるいは積立準備金のたぐいしかないはずでございますけれども、この他...全文を見る
○矢原秀男君 五十年度の「他会計からの繰入資本」というものがここに出てくるわけですけれども、ただいまの説明を聞いておりましてもちょっと納得しにくいわけでございますが、五十年度の予算書を見ますと、郵政事業特別会計の資本勘定の中に他会計から百九十九億円を受け入れてあるわけですね。この...全文を見る
○矢原秀男君 で、一方、郵便貯金の特別会計を見ますと、損益計算書の数字の中に、営繕費の繰り入れとして百十六億円が上がっております。また簡易保険の特会の方でも八十三億円が計上されており、ちょうど合わせますと百九十八億円となるわけでございます。この二つは見合うものがあるわけですが、郵...全文を見る
○矢原秀男君 企業会計の原則では、資本の取得と利益関係の営業損益とは峻別することが要求されていると思うのです。これは貯金会計等で郵便会計への繰り入れを出資とすればそれだけ赤字が減るし、逆に郵便の事業会計の受け入れを損益とすれば同会計の赤字が減る。そこで両方の赤字を大きく見せるため...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ、ついでに聞きますけれども、貯金会計の支払い利子、これと預託金利の収入を比較してみますと、四十八年度は年度末十五兆円で利ざやが約二千百二十億円です。率にしてみますと一・四%ぐらいになっているわけですが、四十九年度を見ると、年度末約十九兆円で利ざやは約二千六十...全文を見る
○矢原秀男君 資金運用部預託金利が、運用部資金の貸出金利を低くするという政策目的のために、ある程度低く抑えられていることは当然としましても、そうした政策目的のために貯金会計を赤字にしたり、それによって郵便会計への繰入額を低く抑えて料金値上げを行おうとしている、こういうふうなことが...全文を見る
○矢原秀男君 では角度を変えまして、大臣が独立採算制という方向を強度に打ち出していらっしゃいますので、諸外国の例と比較しながら皆さん方に御意見を申し上げたいと思います。  先般、昨年でございますが、アメリカ合衆国の下院で郵政公共事業委員会・郵政小委員会においてリーダーズ・ダイジ...全文を見る
○矢原秀男君 まあケント・ローズの証言も、一つは、独立採算制は利用者に赤字を押しつける。二番目には、受益者は国民全体であって発信者のみではない。三番目には、郵便は国家に有益であり、国家財政により一部は負担をしなければいけない。四番目には、郵便に依存する企業の存続ということの心配も...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、もし赤字になったときには借り入れと、こういうふうないま言葉を出されているわけですが、そういう場合の借り入れの想定というのはどういうところにしていらっしゃいますか。
○矢原秀男君 で、私、借り入れ先はそういう場合にはどうなるのかということをいま質問したわけですが、異常インフレのとき、大臣おっしゃるように、これまたきますよ。  たばこでしょう、酒、郵便料金、国鉄運賃、電報電話でしょう、消費者米価この数年来、塩、中小都市ガス、航空運賃、NHKの...全文を見る
○矢原秀男君 資金運用部と皆さん方平気でおっしゃっていますけれども、いろいろな年金の積み立て等におきまして、財投によって日本の経済は確かに戦後回復したでしょう、しかし、これの大半がみな汗とあぶらの営々として築いた国民のいろいろな制度の中で入れていったお金というものが主体になってい...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ西ドイツはどうなっているんです。
○矢原秀男君 西ドイツも連邦政府から積極的な資金援助というものが一九七二年までには約七十億マルクに達しております。こういう中で、いま私外国の例を申し上げましたが、官房長のお話を聞いておりますと、日本の郵政省が一番世界で最高の経営企業体であるような私発言を受けるわけでございますが、...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ今度値上げがあったら、五年ぐらいは値上げはしないわけですね。官房長、あなたのいま企業的な合理化の言葉だけを伺いましたけれども。
○矢原秀男君 では、言うこととやること、外国の私例を挙げて一々、あなたは冷めたい言葉で話しておられましたけれども、あなたのおっしゃることと現実のそういう問題とまた話は全然差がありますね。あなたがそういうふうな中で、大臣は独立採算制、あなたは日本の郵政事業はピカ一であるような発言で...全文を見る
○矢原秀男君 してくださいよ、大変ですからね。  その中で一つだけ、じゃ官房長お伺いしますけれども、タクシーのクーポン券出ておりますね。東京郵政局だけで四十八年度を見ますと一千百五十八万三千円出ています、四十九年度で一千三百十七万八千円も出ているのです。タクシークーポン券、どこ...全文を見る
○矢原秀男君 東京郵政局だけとりましても、近距離のお仕事の車という台数もきちっと配備されておりますし、それはもちろん緊急の場合もあるでしょう。しかし、ある話を伺うと、お客さんを家まで送って、そしてまた帰って家族の者と乗って一緒にいろいろと私的なことに使っているという一つの話を私も...全文を見る
○矢原秀男君 で関東郵政局も四十八年度は六百八十万、四十九年は一千五十五万一千出ているわけですが、これはクーポン券はどこと契約をされているわけですか。
○矢原秀男君 官房長、しっかりもうちょっと詳しく答えてくださいよ。こういう金額、いわゆる係長さん以上を私も計算をして、乗用車の皆さんとある車の台数、そういうものから換算しまして、皆さん方が胸を張って値上げの中で独立採算制をとるとおっしゃっているそういう中で、こういうタクシークーポ...全文を見る
○矢原秀男君 ですから企業合理化、独立採算制というものは、いまのお話を伺っておっても前進的な発言が全然私は受けとめることはできないわけです。  行管いらっしゃいますか。――こういう問題点については、どういうふうにいままでキャッチされておるのか。
○矢原秀男君 官房長、郵政の合理化を値上げの中で確約を国民にされておるのですから、もう少し明確に、たとえば乗用車が何台あって、そうしてこういう仕事の中でこのクーポン券を使用するのである、何十%は節減できます、そうしないと国民の皆さんに申しわけないんだと、そういうところまで具体的に...全文を見る
○矢原秀男君 いまあなたの御答弁いただいたわけなんですが、従業員ではもうお勤めになっていらっしゃる全部がタクシークーポン券の利用者になれるわけですか、そうじゃないのでしょう。やはり集配をされる方とか、いろいろな分野で職員の方はそういうふうなあれで動く人やら、そして課長以上の場合に...全文を見る
○矢原秀男君 まあ私は皆さん方が郵政の合理化と非常に胸を張っていらっしゃるので、いま一つの問題点を出したわけですけれども、実際はこれ時間がもう少し私いただいておりましたなら、この一つでも皆さん方が独立採算制と胸を張ってむずかしい中でやろうとされているけれども、実際は内の合理化問題...全文を見る
○矢原秀男君 その概況も少しやってくださいよ。
○矢原秀男君 これは主として郵政省の職員、家族等の部内者の診療、これが大体何十%か、でそれ以外の人ですね。そうしてまた外部から受けたときには保険が使えるのかどうか、まあこういう点ですね。
○矢原秀男君 いま日本の国で車が二人に一台、こういうふうな状態で、かつての満州事変とか支那事変当時と同じような死傷者という数が出ているわけでございますが、救急病院の指定はどうなっています。十七もあるわけですから、三つか四つは指定を受けられておると思うのですけれども。
○矢原秀男君 私、一つは、企業努力という面から見ますと、合理化ですね、よその病院ではみな必死なんです。私があえていま申し上げておりますのは、独立採算制で、何回も言うようですけれども、胸を張ってその収益は黒字になるのだというふうな雰囲気をひしひしと感じますから、いまクーポン券と同じ...全文を見る
○矢原秀男君 私、東京逓信病院と横浜逓信病院のいま四十九年度のデータを持っていますからちょっと申し上げます。  一年間に東京逓信病院で八百五十八名の部内の方、部外の方が一年間に八十八名です。横浜の逓信病院は部内の方が四百二十九名、一年間に。部外の方がわずかに十七人です。で、もう...全文を見る
○矢原秀男君 部内の健康管理、これはきちっとしてあげなくちゃいけません。私がいま言っているのは、一般に開放を全面的にするというふうなことではなしに、交通事故でけがをされた場合に、十四カ所は内科、外科とか、いろんな完備があるわけです、十七カ所の病院のうち十四カ所はきちっとなっている...全文を見る
○矢原秀男君 私、県会議員のときに公的病院を調べたら、大半のところが指定病院になっていなかった、みんないやがってですね。しかし、それと人命はどうなのかという問題で、相当年数かかりましたけれども、いまでは公的な役割りを果たす病院は積極的に指定病院のこれをやはりとろうと、こういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 財政法の第三条に「財政収入と国会の権限」、いままでも論議されたと思いますけれども、改めて私伺いますけれども、「租税を除く外、国が国権に基いて収納する課徴金及び法律上又は事実上国の独占に属する事業における専売価格若しくは事業料金については、すべて法律又は国会の議決に基...全文を見る
○矢原秀男君 ここで省令についての問題点が出るわけですが、財政法第三条の特例に関する法律の方はどんな解釈ですか。
○矢原秀男君 財政法第三条には、特例に関する法律というのがあるんですよね。「政府は、現在の経済緊急事態の存続する間に限り、」というのは、四十五年を一〇〇として五十年のいまごろが七一%も上がっているわけでしょう、私は「経済緊急事態」とこういうふうに考えているわけですが、「財政法第三...全文を見る
○矢原秀男君 それ何条ですか。
○矢原秀男君 ぼくが言っているのは特例のことなんです。特例の条文について答えてください。
○矢原秀男君 財政法第三条という条文、あなたが言われたとおりです。そうしてそれにわざわざ特例に関する法律があるから、これに対してのあなたの見解を、第三条じゃなしに、それについてわざわざ特例を設けているわけです。これは経済の緊急事態に対して。ですから、その特例についてあなた答えてく...全文を見る
○矢原秀男君 これ以上論議をしておりましても、時間がたつばかりですから――。  やはり、いずれにいたしましても法律から省令に落としていくとか、そしてまた大幅値上げをやっていくとか、こういうふうな非常にいろんな問題点が出てくるわけでございますが、郵便法の五十七条の一項では省令によ...全文を見る
○矢原秀男君 まあ結局、省令は違法でないという論旨は、あなた方が郵便法第五条の二項で「何人も、他人の信書の送達を業としてはならない。」という一種と二種によるものを郵政省の独占事業とみなしている、そういうことの判断によってこう分けていくわけですよ、そうでしょう。そういうふうなところ...全文を見る
○矢原秀男君 私は、書留郵便の場合も、そういうふうに特殊取扱の自由というものが選択できないわけですから、自由なことを規制しているということになれば、これは明らかに郵政の独占に通じていくという解釈をしているわけです。まあそれはまた後の問題にしましょう。  で、また財政法三条の事実...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、もう一つ、この問題点を提起しますけれども、信書という問題がやはり独占のあれに出てくるわけですが、信書の送達のみを独占といえば、一般利用者の郵送においてもまあ包の中にメッセージとかいろんなものを入れるとこれは違法になる、こういうふうなことになるわけですけれども、...全文を見る
○矢原秀男君 では、大臣に話をかえまして質問しますけれども、大臣は独占企業というものでいわゆる強く打ち出されているわけでございますが、この中でどうしても労使協調というものが出てくると思うわけなんですね。   〔委員長退席、理事茜ケ久保重光君着席〕 そうしないと、これがいつも平...全文を見る
○矢原秀男君 ぼくの質問だけでいいですから、私が質問しますからそれにだけ答えてください。  いま、私が申し上げておりますように、あなたからいまお話ございましたが、二面性の問題があって非常に法令の解釈が複雑化している、そういう中でこれは郵政当局に私お伺いするんですけれども、郵政職...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても労働三権を保障されていることは、これはもう周知の事実でございますし、憲法の二十八条にも「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」と規定されております。また「その他の団体行動をする権利」とは争議権のことなんですね。...全文を見る
○矢原秀男君 大臣の決意はよく伺うとわかりますけれども、そこでILOの現在までに採択した条約というのは、労働時間とか最低賃金とか結社の自由、社会保障とか年少者、婦人労働、有給休暇とか男女同一賃金、労働組合権、強制労働廃止など百三十八件あるけれども、日本が批准したのはたった三十一件...全文を見る
○矢原秀男君 では、別な角度から話を進めていきますが、郵政大臣知っていらっしゃいますか、郵政省から出されているのです、「手紙のある世界」「人間の心にふれるもの……」これは「手紙作文コンクール郵政大臣賞」というのを出されている、知っておられますか。
○矢原秀男君 また手紙が五十円になり――これはちょっと読んでおりますと、手紙作文コンクールを郵政省が実施しているわけですね、その意義、そういうふうなものについては「手紙には表現性、情操性、記録性等数々の特長があり、これの隆盛を図ることは、ひいては文化の向上に資することとなります。...全文を見る
○矢原秀男君 その中で、非常にそういうふうに言われておりますが、先ほども藤原委員から質問ございましたけれども、もう一回私も伺いますけれども、子供さんの手紙作文コンクールの中に「郵便事業への理解」これはいいです。「手紙の利用増進を図るため」というのは、これは収益を上げるための一つの...全文を見る
○矢原秀男君 結局、あなた方は本当に人のふんどしでお相撲を取るのですね。それはいかぬですよ、もっと真剣にやってもらわないと。そういう私子供さんの心配をするわけですが、時間も来ておりますのでちょっとスピードを上げたいと思いますが、それと同じように福祉的な施策の国の負担というものの肩...全文を見る
○矢原秀男君 ですから、政策料金ですから、国の施策ですから、こういうものは国民と国という二つの相対を考えれば、郵政がいま赤字であれば国が見てあげましょうというふうにして、私そういう観点から話をしているわけです。必要なものはやったらいいし、それについては郵政省が赤字であれば国の方か...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ時間も経過しておりますので、最後に一点だけお伺いしたいと思います。  いま機械化の現状の中でいろいろと企業努力とか合理化がされていると思うわけでございますが、押印機と区分機について、押印機の場合は四万通、区分機の場合は十万通を設置基準とすれば、その基準以上であ...全文を見る
○矢原秀男君 押印機の場合四万通以上、区分機は十万通以上とするならば、少ない取り扱い物数の局では二、三時間稼働すれば処理してしまう、こういうところも出てまいりますね。もっとも郵便物の到着に時間差はあると思いますけれども、それぞれの機械の、押印機と区分機の平均的な稼働時間というのは...全文を見る
○矢原秀男君 いま伺っておりますと、区分機、押印機にしても稼働時間としては十分の能力を発揮しておるとは思われないと思います。また機械が効率よく稼働できるような集中的な方法をとるべきではないかとも私たちは思うわけです。交通事情等とかいろいろなこともございますので、一局に集中するとか...全文を見る
○矢原秀男君 五十年度予算では、区分機、押印機をそれぞれどの局に設置するのか、それをお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 これらの機械装置の定期点検とかこういうものは、大体五日ぐらいかかるんではないかと私たちも推定はしておりますけれども、東京中央郵便局の場合には月間の故障回数は区分機で〇・四回ですし押印機が〇・七回でありますし、五日に一回の定期点検、こういうふうなことを一体当局ではどう...全文を見る
○矢原秀男君 簡単でいいですから。
○矢原秀男君 もう終わりの質問一点だけになりましたが、郵政大臣ね、やっぱりこういう値上げのときは国民の方々に対して透明度というものをぴしっとされてないと、これは郵政当局でも――私、時間のない中で質問を重ねて、いろいろの問題点あるわけでございますが、まあきのうの新聞でも「国民政治協...全文を見る
○矢原秀男君 そうそう、大分県ね。
○矢原秀男君 いま御説明がありましたように、大分県ですね。この日田の簡易保養センターについては、前の郵政大臣でございました廣瀬さん、そしてまた村上大臣、非常に大分県は優秀な方が出ていらっしゃるわけでございますが、ここで私いま申し上げたいのは、そういう保養センターとか加入者ホームと...全文を見る
○矢原秀男君 保養センターについては不思議に一致するわけですね。三十八年は古池さん、これは地元の岐阜にできているわけですね。新谷さんの四十年のときは奈良にできている。小林さんのときには長野に、それから四十一年の小林氏のときにはやはり長野の諏訪、そうして四十二年の郡さんのときは大洗...全文を見る
○矢原秀男君 いま大臣からお話ございましたので、大臣も非常にすっきりした形でやっていらっしゃるのに、また郵政省へ全然出入りされていない会社でございますが、この建設関係の担当はどなたになるんですか。局長さん、ちょっと質問聞いてください。  郵政大臣はそういうふうにして何にもいまま...全文を見る
○矢原秀男君 答弁は要りませんけれども、だれが考えても、もう大臣自身でもそういうようなことを言われるだけでもいやだと言われるような、せっかく清潔にきていらっしゃるのに、やはり当局がそういう問題について請負契約、そういうふうなことについてはもう少しきちんとしていかないと、大臣自身が...全文を見る
11月12日第76回国会 参議院 本会議 第11号
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○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案に対して、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。  申し上げるまでもなく、今国会の最大の課題は、深刻な経済、社会情勢を背景に雇用不安、不況に取り組み、これをどう克服するかにあるわ...全文を見る
11月18日第76回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○矢原秀男君 午前中、郵政大臣から日本放送協会の昭和四十七年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書の概要についての御説明を受けました。そしてまたNHKからも補足の説明をいただいたわけでございます。  で、先ほども同僚議員からも質問がございまして、重複する点があろうかと思いますけれ...全文を見る
○矢原秀男君 いま基本的な構想を伺ったわけでございますが、ちょっと具体的な数字についてどうするのか、こういう点をもう一度伺いますが、予算計上の段階で、いまも少しやりとりがございましたが、四十七年が八億二千万円、四十八年が九億九千万円、四十九年が四十五億五千万円、五十年度が二百十六...全文を見る
○矢原秀男君 新聞でも、受信料の値上がりというふうなことで国民の大半の方が非常に心配をされていらっしゃるのも事実でございます。こういう方たちの心配されていらっしゃいますのは、やはり単なる酒やたばこや郵便とか、そういうものの値上げではなしに、そういう値上げと一緒に、便乗値上げである...全文を見る
○矢原秀男君 非常に最近の新聞では値上がりだというふうな、そういうニュアンスのものがあるわけでございますが、いずれにしても国民の理解と納得を得るためにいわゆる経営の合理化という問題から考えましたときに、どういうふうな努力をされていらっしゃるのか、こういう点簡単に——。
○矢原秀男君 いま私推定でございますけれども、契約者が約二千五百万人と私承知しておるわけでございますが、未収の受信料の収納状況を見ておりましても、四十七年が一・二九%ですね、受信料に対する割合。四十八年が一・五〇になっているわけでございますが、大体契約者人数でやりますと四十万人ぐ...全文を見る
○矢原秀男君 いま受信料の問題が出ておりますので、基本的なことをお伺いしたいと思いますが、受信料のことではいろいろ地域や町内やいろんな形のお話を私たちも伺っております。そこで、いつもこれは明確にしておかなくてはいけないなと思うんですけれども、受信料というのは、一体、何かという問題...全文を見る
○矢原秀男君 なかなか切り口上でむずかしい。  郵政大臣、ちょっとお尋ねしますけれども、国民の方が伺っておりましても四角四面で非常にわかりにくいのが法律なんですけれども、端的に国民の皆さんが受信料とは、あなたがテレビを持っているから会費のように払ってもらうんだとか、そうして映像...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ次に移りますけれども、具体的な質問だけ一つしてまいりますけれども、企業関係というよりホテルの場合を設定しますけれども、これはホテルの部屋数とそうしてそれに対する受信料、そういうふうな場合に所有台数というものをどういう形で見ておられるのか、そういう点をお伺いしたい...全文を見る
○矢原秀男君 やはり国民の方でございますと、買われたときはきちっと手続をしてください、こういうことで一〇〇%に一応届けはなっているわけですね。いま御答弁いただきますと、推定調査六割から七割方の気持ちである、しかし八割方はもらっているんではないか、こういうふうなことであってはちょっ...全文を見る
○矢原秀男君 ホテルも企業と一緒で、中小零細とかそして大きな企業とかあるわけでございますが、ホテルだけを限定した場合に、百以上の個室を持ったいわゆる大資本の経営される方でございますが、百以上の個室を持っていらっしゃるホテル、それが何カ所あって、そうしてそれについてパーセント的にど...全文を見る
○矢原秀男君 で、いま都内の千以上の部屋を持っているところが六カ所、三百以上のところ十幾カ所という話の中で、パーセント的なお話を伺ったわけでございますが、千以上のところ六カ所のうち八〇%というのは何カ所なんですか。
○矢原秀男君 まず千以上のところで質疑したいと思いますけれども、片方では九七・八%、で一方では八〇%、もう一カ所では七八%。私たちが料金を払うときには自由に調べに来ていただくし、そうして書類の中できしっとして、やはりいま郵政大臣からお話ございましたような法律ございますので、きしっ...全文を見る
○矢原秀男君 いまのあなたの御発言ちょっと食い違ってる、答弁が食い違っているのですが、最初は推定と言われたのですが、部屋数と数が何もぴたっと合う必要はないと思います、現実にあるものだけ受信料は払えばいいわけですから。で最初は推定というふうな形で言われて、後は一応きしっと調べてやっ...全文を見る
○矢原秀男君 受信料が、やはり国民の方々の場合、そうして大きな資本で経営されている場合、こういうふうなことで結局御家庭には一〇〇%並みのやはりいろんな手が値上げにされても伸びるわけでございますけれども、いまあなたの最終的な御答弁をいただきますと、調査、推計の中で漏れているのがあり...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が申し上げておりますのは、都内だけでも千以上が六カ所、で三百以上が十幾カ所云々されておりましたけれども、やはり八〇%であるとか七〇%の推定、そういうふうなことになると、やはり御家庭の方々と非常に一つの大きな問題点が出てくると思うんです。  で郵政大臣、こうい...全文を見る
○矢原秀男君 どうも郵政大臣の、私御答弁いただいたんですが、よく取れてるなあ言うて、国民の御家庭は一〇〇%に近い捕捉率はあるんです、そうでしょう。でホテルは七〇%とか八〇%のそういう推計の確認で郵政大臣がよく取れているなあというふうなことで料金の値上げが行われたら、国民の皆さんか...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が申し上げておりますのはは、部屋数が千ほどあるからテレビは千台あると、だから取りなさい、そういうあれじゃないですよね。いま部屋数があって、そうしてテレビが実際にそこにある。そういうふうなときにはやはり経営者の方ときちっとして正確な数字が取れるようにしていかなく...全文を見る
○矢原秀男君 経営者の方もみんな良心のある方ですからぴしっとお話をしていただければ、これはもう喜んで協力していただけること間違いないわけですから、いま御発言のとおりにしていただきたいと思います。  それから、先般も中山会長の発言というものがあったわけですね。そういうようなことで...全文を見る
○矢原秀男君 次に、モントリオールの五輪大会の中継取材のことがいろいろと取りざたされておりますけれども、これも民放と関係があるわけでございますが、共同取材団を派遣することになっておりますけれども、その詳細の経過と、また費用の分担の算出、こういうふうな点についてお話しいただきたいと...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。  じゃ次に入りますが、NHKの予算に対する附帯決議というのは、参議院で昭和四十七年、そうして衆議院でも四十七年、四十八年、四十九年、五十年と、常に附帯の決議がつけられているわけです。その中には、一つは先ほども御質問がございましたが、...全文を見る
○矢原秀男君 ここで受信障害の問題をNHKにもちょっとお伺いしたいと思っておりますけれども、現在、行政管理庁から行政監察に対する報告、これが五十年の六月に出たわけでございますが、その中には、航空機騒音対策の一環として騒音コンター図の公開を要請をされております。で、このことについて...全文を見る
○矢原秀男君 現在、八〇以上は国と市がそれぞれ補助を出しておるわけでございますが、それは九万件に及んでいるわけですね。で、これを七五以上にした場合に、まずNHKの技術関係でお伺いしたいんですが、テレビの映像、どういう形に出ておるかですね、そういう点お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いま私お伺いをしておりますのは、そういう影響があるから八〇以上のこのレベルは国や市で補助をしているわけですね。で八〇から七五までを限定した場合に範囲が広がるわけですね。そこはいま何もされていないわけでございますが、まあ私は周辺に住んでおりますから、テレビの影響はやっ...全文を見る
○矢原秀男君 で騒音のひどいところはいわゆる電波障害あるわけですから、これはNHKでもぴしっと今後調べていただきたいと思うんですが、もう調べていらっしゃればいいけれども、調べておられなかったら、この七五以上の騒音レベルいまから問題点になってくるわけです、ですからいままでに調べてい...全文を見る
○矢原秀男君 で今度地元で問題になりますのは、騒音レベルが七五から八〇までの間、やはりテレビのこの受信映像というものが飛行機の発着で乱れてくる、こういうことで八〇以上のところまではいかなくても、何とかこれは国のほうで手を打っていただかにゃいかぬじゃないかと、こういうふうなことを兵...全文を見る
○矢原秀男君 そういう点でよろしくお願いします、本当に大変でございますので。  じゃ次に参ります。  次は、放送大学の件でございますけれども、文部省、来ていただいておりましたら、NHKとの関係もございますので、まず文部省としては放送大学についてどう考えて、NHKとの連携という...全文を見る
○矢原秀男君 放送大学の項を、NHKの計画、ちょっと読ましていただいておりましても、もう一つ積極的でないなと思うわけですね、これがずうっと前からやられておりますが。  私は、現在の大学教育の中で、いわゆる放送技術を取り入れて、それをやはり単位として認めなくてはならないと、将来、...全文を見る
○矢原秀男君 やはり生涯教育の観点から非常に大事なことだと思うんですね。ですから、国民の皆さん方にサービスをという立場としては、もう画期的な努力をこれはしていかなくちゃいけないと思うんです。  ただ、現在、放送大学の構想というものが、実際には学校教育の上からいきますと、まあイギ...全文を見る
○矢原秀男君 いま文部省の方では相当具体的な構想でございますが、受けてNHKの方、どういうふうに対処されているのかお伺いします。
○矢原秀男君 じゃこの辺ぐらいにしまして、最後に、いま社会党の方からも御質問ございましたが、どうしてもいまテレビ文化の中で一番問題点になりますのは、難視の問題をどうするか、まあここに集約されると私は思うのですね、辺地の場合と都市において。  で、私は、都市の問題について一問だけ...全文を見る
○矢原秀男君 いまお話を伺いましたが、まあ私素人でございますけれども、私は別な専門家からお伺いをしておりますと、NHKを中心とする日本の技術陣の中で、余り明確に問題点を出すといろいろ資金的な面で大変な状態になると、こういうふうなことで一部私は伺っているわけなんですね。  きょう...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、いまの日本の社会的な要求の中で無制限にいろんなものが建っておりますけれども、法的なそういうふうな救済措置は被害者の方にはないのです。そういうような中で、民間のたとえばビルを建てる人、いわゆる業者ですか、そこには発注者ございますわね、それと受信をして被害を受けて...全文を見る
○矢原秀男君 いや、いま大臣、お伺いしまして、こういう被害者の場合ですね、テレビで、方々に建物が建つ、そういうときやはりあれですか、受信者も責任があるというのは具体的にはどういうことなんですか。お話をちょっと詳しく話していただきますと、どういうことなんですか、その内容。
○矢原秀男君 いまお話を伺いましたが、現在、原因者と被害者の中で共同受信施設方式、こういうあれで都市難視の救済というのは限界は見えてます。しかし、そうだからといって被害者の方にあんたたちも被害者だけではなしに協力しなさい、そう言う前に、もう一つあるんです、もう一つ。それは技術革新...全文を見る
○矢原秀男君 最後にもう一問だけ、この点で。いま申し上げておりますNHKの主要な中継局の中に民放の中継局を同居せしめて、いろいろな形の障害を半減と、こういうふうな可能性も言われておるわけでございますが、そういうふうなことは将来はどうですか、全然ございませんか、
○矢原秀男君 じゃ、これで要望して終わりますけれども、都市難視の問題も先ほどまでいろいろ申し上げております法規の問題、現実の補償問題、技術の問題、こういうふうな問題等を含めてまた機会があるごとに皆さん方と質疑を交わしてまいりたいと思います。  きょうは、これで終わります。
12月11日第76回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○矢原秀男君 ちょっと関連。  いま第三種のお話しがちょっとございましたので、それを含めて関連して質問を簡単にしたいと思います。  ちょうど、きのうもミニコミの代表が参りまして実情を訴えておられましたが、そこで具体例が、月に三回、五千部の消費者レポートを出しているときに、年間...全文を見る
○矢原秀男君 これらの人たちの言うには、第三種の郵便物の認可条件というのは非常に厳しいから、実際は二〇%しか該当していないわけです。あとの八〇%の方は封書の定形二十五グラムまで、こういうようなところを使用するわけですが、これが五十円に値上げされますと、千部郵送されておっても二万円...全文を見る
12月12日第76回国会 参議院 本会議 第13号
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○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、ただいま提案のありました参議院大蔵委員長桧垣徳太郎君の解任決議案に対して、提案者大塚喬君に若干の質問を行います。  酒、たばこ両値上げ法案について前国会より政府・自民党の異常なごり押しが本院の大蔵委員会でも行われました。全く議会軽視もはなは...全文を見る
12月16日第76回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○矢原秀男君 郵便法の一部を改正する法律案に対しまして、大臣並びに各局長に若干の御質問をしてまいりたいと思います。  まず、その前でございますが、郵政大臣、あなたにちょっと御質問したいわけでございますが、先般の郵便貯金の金利の引き下げの件でございますけれども、四十七年の前回の引...全文を見る
○矢原秀男君 私は常に郵便貯金の精神というものがいかなるものであるか、こういうことを思考するわけでございますが、郵便貯金法の第一条にも「この法律は、郵便貯金を簡易で確実な貯蓄の手段としてあまねく公平に利用させることによつて、国民の経済生活の安定を図り、その福祉を増進することを目的...全文を見る
○矢原秀男君 大臣の答弁を伺いましたが、私、要望しておきますけれども、やはり郵政省の立場からいって国民の側に立つ、こういう姿勢を断固として持っていただきたいし、そうして私の方から言わしめれば、政府や日銀の言いなりになってはいけない、こういう私は憤りを気持ちの中に持っております。 ...全文を見る
○矢原秀男君 私がいま御質問いたしましたのは、国民の大半の方々がテレビや新聞を通して、福田副総理や政府の見解というものが常に対前年度比一〇%以内で物価を抑えて物価が安定をした、だから公共料金を新しい体系で値を上げてもいいんだ、受益者がみんな負担をすべきなんだ、これが正当的な話とな...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が食卓に上っていく生鮮食料品の具体的な問題を申し上げましたが、金額は別としまして、たとえば国鉄が値上がりをすれば、恐らく輸送機関はすべて値上がりがするでしょう、将来。そうなってくると、生産地でいろんな野菜等がとれても、それを運搬していく、国鉄に載せていく、そこ...全文を見る
○矢原秀男君 そういう関連の中で、この郵便法の一部が改正されて値上げをされていくということになりますと、やはり私はこういう値上げ問題については公共性のものについては総合的にいろんな品名にわたって討議をしながら進めていかないと、ただこの問題だけを取り上げて、家計にはそんなに〇・一二...全文を見る
○矢原秀男君 一度だけこれお伺いしますけれども、いずれにしても物価の高騰というものはこの五年間で一七八・五%、もう本当に世界で一番の非常に異常な物価高であるということはわかったわけでございますから、あなたの方にはこの点だけを御要望しておきたいと思うんです。  ちょっと質問に入り...全文を見る
○矢原秀男君 いや、だから、総理府がやっていることはわかっていますけれども、物価の動向の一番分析の権威はあなたのところなんですから、よそがやっているから、よそが権威を持ってやっているでしょうということでなしに、国民の立場に立って、国民生活の立場に立ってあなたのところから該当のとこ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、よろしくお願いしますね、がんばってください、皆大変なんですから。  最初に郵政大臣にお伺いをいたしますが、やはり一番問題になりますのは、一連の公共料金というものが受益者負担であるとかいろいろな形の話が出たとしても、こういう経済生活の中でやはり受益者の方が郵便...全文を見る
○矢原秀男君 いま大臣のお話を聞いておりますと、人件費が九〇%以上もかかる、そこへ物件費もかさむ、こういうことですけれども、これは、いまあなたが言われているように、政府の責任でない、こういうあれで、石油を初め諸外国、そういうふうなところのいろいろな要因であるというふうなあれは、や...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、郵政大臣、先ほどから同僚議員からも御質問ございましたが、さきの国会ではこれ実際廃案になったわけですね。あなたの方では、いや否決ではなかったのだと、時間切れでそのままになったのだというふうな言い分があるかもわかりません。また会期の不継続、こういうふうなことで廃...全文を見る
○矢原秀男君 そこで先ほども質疑が交わされたわけでございますが、事業収支の見通しを私も私なりにお伺いをしておきたいと思うわけです。数字に間違いがあったら、また言ってください。  現行料金では、昭和四十九年赤字が千二百四十七億、単年度で言いますと五十年が二千四百五億、五十一年が三...全文を見る
○矢原秀男君 で十一月一日、まあもう十二月でございますが、補正後の、値上げとした場合ですね、これは数字的にはいま十二月の半ばですから違いますけれども、五十年が九百六十四億、五十一年が三百五十五億、五十二年が千二百億、累計赤字が二千五百十九億、この点どうですか。
○矢原秀男君 そうなりますと、長期見通しの一環としまして、昭和五十三年、それから五十四年、五十五年、こういう点では大体幾らぐらいになる予定ですか。
○矢原秀男君 前回も申し上げたわけでございますが、どうしても将来値上げによるのか、それとも一般会計から公共性という立場で補てんをしていくのか、また資金運用部の特別会計からやっていくのか、こういうふうな二、三点の問題点が出てまいりますので、私が申し上げた五十三年、五十四年、五十五年...全文を見る
○矢原秀男君 時間かけたらいけるでしょう、質問していても。
○矢原秀男君 私が心配しますのは、大臣が本会議でも当委員会におきましても、どんなに赤字になっても独立採算制でいく、そうして受益者にみな負担をしてもらう、こういう御表示が非常に厚いので、私この兼ね合いがありますので、いまから審議していく上において大臣にもう一度確認をしてまいりたいと...全文を見る
○矢原秀男君 私たちも、現在二千四百億の赤字があるから受益者負担として国民の皆さん方に値上げをして負担をしていただくということになれば、また値上げしても五十二年度の累計では二千五百億というふうな予測の数値の赤字というものが出る、また値上げをしていく、こういうふうな形になって、非常...全文を見る
○矢原秀男君 で何か大臣のお話聞いていると、私の大臣の任期はいつまでも続くわけはないんだからというふうな立場の中で、現時点だけという非常な小さな目で見て発言されておられるように思うわけです。大臣、やはりそれは大臣というのは一年間か二年間、またいろんなかわり目にかわるでしょうけれど...全文を見る
○矢原秀男君 竹内さん、そういうふうにこの五ヵ年間で世界で一番高い物価になっているんですね、指数から言いますと。私、単純なお金の計算をいたしますと、昭和四十五年のときに一万円札でいろんな品物が相当買えたと思うのです。ところが五年たってこの消費者物価指数を見ておりますと、一万円札が...全文を見る
○矢原秀男君 貴重な御意見、多年の経験の中から本当に心にしみるお話を伺い、ありがとうございました。  で第二点目の質問に移りますけれども、これも先ほどから私申し上げておりましたんですが、公共性の非常に強い郵政事業が果たして今後とも独立採算でやっていけるのかどうか、それが妥当であ...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。  第三番目には、ちょうど消費者連盟の方々の傘下に入っていらっしゃいますミニコミの方から、私は郵便料金値上げに対する反対の要望書をいただいたわけでございます。で、その点について御質問をしたいと思います。ミニコミに関係されていらっしゃる...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。  じゃ最後の一問をお伺いしますけれども、最近の消費者の意識の変化によりまして郵便の利用が大幅に減少を来すのではないかなとも思うわけでございますが、竹内さんから見られまして、多年の消費者運動という非常に重要な立場から見られまして、今後...全文を見る
○矢原秀男君 どうも竹内さん、本当に四点にわたって貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。  そこで大臣並びに関係局長にお伺いをしたいわけでございますが、ただいま竹内参考人から前述の四項目にわたってるるお話を述べていただきましたが、これに対して郵政大臣また該当局長の御...全文を見る
○矢原秀男君 どうも竹内さん、本日は貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。本当に御多忙のところ、申しわけないと思っております。これで参考人の御意見等々につきましては、一応、終わりたいと思います。  大臣に一言、いま参考人のお話を含めて御答弁もいただいたわけですが、あ...全文を見る
○矢原秀男君 はがきへ移行することもやはり考えられると思うわけです。で料金格差の影響についてはやはり二十円から五十円ですから、大変なことだと思います。  で、いま手元にないと言われているわけですから、本省へ帰ればあると思うんですけれども、もう私は大臣の先ほどのお話を伺いまして、...全文を見る
○矢原秀男君 影響度が公共性という立場の中から非常に大きいわけです。そういう郵政事業から見て、業者からそういうふうな積極的なものが出てくれば対応しようと、これは私いまの社会制度から見てやっぱり間違いだと思いますね、考えなくちゃいけない。  ぼくらはあれですね、いまあなたが先生と...全文を見る
○矢原秀男君 で、こういう封筒業者の方とか従業員の方も心配されていらっしゃいますけれども、いま私が申し述べた中から、当局のこれに対する対策、そういう見解をひとつお伺いします。
○矢原秀男君 何とか温かい手を差し伸べていただきたい、まあこのことを要望するものでございます。  で、またこれと同じように「第三種料金改訂に対しての要望」というものもすでに皆さん方のところにもいっていると思います。これは日本専門新聞協会の加盟百二十社の従業員の方々の訴えが、読者...全文を見る
○矢原秀男君 第三種の料金がいままで比較的割り安に維持をされておりましたことが学術であるとか技術であるとか専門誌の刊行を促したこともありますし、わが国の文化の発展を支えてきたと言っても過言では私ないと思います。そういうふうに第三種の料金制の貢献度というものは実際はかり知れないもの...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ審議会関係のことについて締めくくりとして、郵政大臣、局長からも答弁ございましたが、審議会に利用者の代表とか、三種とか封筒業界のそういう方を将来やっぱり考えなくちゃいけない私は時代が来ていると思うのですね、そういう点についてどうですか。
○矢原秀男君 いま委員長からも重ねて要望がありましたし、あなたもそういう方向でと、こういうふうに言われているんですから、もう私また次にやめるからというようなことでなしに、きちっとまた局長さんも聞いていらっしゃるわけですから、こういう点しっかり加味して検討していただきたいと思います...全文を見る
○矢原秀男君 本来、年金の積立金は、年金の給付の対象となる国民の福祉向上の目的に合致しなければならないということは当然だと思います。しかし、この制度も、福祉向上のために、大企業へ向けての資金供給への反省あるいは制約として出てきたものであることは、これは言をまたないわけでございます...全文を見る
○矢原秀男君 四十八年からその枠が四分の一から三分の一へ拡大をされておるわけですね。その具体的な使途を見ておりますと、必ずしも還元融資と思われない点もあります、これは私が見て。それはきょうは時間がございませんので、また決算委員会とか予算委員会でやってみたいと思いますけれども、その...全文を見る
○矢原秀男君 還元融資の拡充というものが財投計画の福祉的な性格を強化することに寄与するのではないか、こういうことについては率直にお認めになりますか。
○矢原秀男君 私も年金特別勘定等の提案をしたわけですが、実情に即さない、こういう御答弁でございますので、また次の機会に譲りたいと思います。  では次に、資金運用部資金と関連して、簡保資金の運用についてお伺いしたいと思います。  簡保資金については、戦前、戦中、戦後を通じて、そ...全文を見る
○矢原秀男君 保険年金の募集業務を行っている官庁において調達をされた資金の運用を行うことが、募集業務に従事している従業員の士気の上からも望ましい、こういうこともありました。また資金を加入者の福祉向上に役立てることも容易であり、さらに簡保資金の運用利回りの向上を図るためにも資金運用...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ大蔵関係、いまの要望に対して。
○矢原秀男君 その見通しについてはどういう結果を、まあいま議論されているところらしいのであれですが、見通しはどうですか。郵政省が大体言うようなとおりになるかどうかですね、お願いします。
○矢原秀男君 資金運用部預託の利回りと自主運用の資金の利回りとは大体どういうふうになっておるんでしょうか、数字的に。
○矢原秀男君 いま御報告伺いましたけれども、現在のように制約されたもとでも自主運用された方が有利になるんではないかなと私は思うんですけれども、また保険契約者の利益になっているんではないかと思うんですが、そういう点についてはどうでございましょう。
○矢原秀男君 じゃその方をしっかりがんばっていただきたいと思います。  で、私も、従来の発想を転換して、郵便貯金についても郵政当局の旧主運用あるいは零細預金者に対する還元の方途を考えたらどうかなと思うわけです。そういうような発想については郵政当局でいままでに検討されたかどうかお...全文を見る
○矢原秀男君 年金の積立金と郵便貯金の性格ですね、これは相違している、こういうふうに私も熟知しているんですが、簡保資金と郵便貯金には実際は本質的な相違はないと思うんですけれども、これはどういう見解でございましょうか。
○矢原秀男君 国の管理する資金を一元的に統合して運用する、これは長所も十分あると思います。しかしメリットも必ずしも絶対的なものではないと思いますし、先ほどから簡保資金についてお聞きをしておりますけれども、政府部内においての話し合いとか連絡調整さえ十分なされれば、自主運用の道も開い...全文を見る
○矢原秀男君 現在の資金運用部資金預託の運用利回りを上回る運用が可能となれば、郵政関係三特別会計の総合的な運用の道も開けていくのではないか、こういう観点からいろいろと質疑を重ねておったわけでございますが、この関係について、また一言提案をしてみたいと思うんですけれども、独自運用とい...全文を見る
○矢原秀男君 このことは大きな問題ですので、郵政大臣にもお伺いしたいと思ったんですが、いまちょっと出られましたので、私も今後国債の累積が避けられない事態になっておりますので、市中での消化が大変困難なことは明らかです。そして国民に過去のインフレ赤字国債のイメージ、こういうこともあり...全文を見る
○矢原秀男君 郵便貯金というものがささやかな国民の皆さん方からもう膨大な金額になっておるわけでございますから、私は、そういう構想というものは将来本当に必要であろうかと思いますので、また閣僚関係で御検討していただきたいと思います。  次に移りますけれども、大臣や局長の一連の御答弁...全文を見る
○矢原秀男君 企業努力で一番大事なことは、そういうようなことで人件費九〇%といわれる従業員の方々、職員の方々、非常にこれは人力を使って行われる事業ですから大変なんですね。だから、そこへ締めつけがあっといったら、これは私いかぬと思うのです。  と申し上げますのは、私の知っている人...全文を見る
○矢原秀男君 もうちょっと色をつけてあなた答弁してくれないと、ちょっといかぬじゃないですか、これ。大事な問題なんですよ、あなた。  これは一点十円ですね、一般は。普通は一点十円でしょう。で私が申し上げたいのは、赤字になったからということで国民の皆さんに、そのときに受益者負担して...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、いま局長から答弁をいただいたわけですが、こういう時代の流れの中で、そうしてすばらしい施設を持っている、しかも付属機関として十四条、十六条の設置上の問題もありますけれども、やはりお病気の方に門戸を開放されていらっしゃる、現金で払っても保険で払っても病院としては何...全文を見る
○矢原秀男君 いま、ぼくは、一般の方に門戸を開放されているでしょう、それはわずかな人ですわ、その人数をふやしなさいと言っているわけじゃないのです、一つはね。いまかかっていらっしゃる方々、そういう方の保険がせっかくあるのだから保険を使わしてあげたらどうなんですかと言っているのです。...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございますから、この点はまた後日に譲りたいと思います。  いま非常にそういう規則であるとか、いろんなことがあるからなかなかできない、こういうふうなことでございますが、そのぐらい皆さん方は法律を非常に守っていらっしゃって、ああこれは考えなくちゃいけないなと思っ...全文を見る
○矢原秀男君 会計検査院の方いらっしゃいますか——ちょっとこれについての御回答をお願いします。
○矢原秀男君 いま御報告いただきましたように、こういうふうに二基づけなくてはならないのに一基しか発注をしない、そうして一基目をやってほしいからということで、そういう規則違反でやっている。物はどんどん上がってきた、そういうことで一千万円近くも非常に損害を与えたというふうな形になるわ...全文を見る
○矢原秀男君 この件については、現在、郵便貯金の制度というものも四十六年は九兆円、四十七年は十二兆円、四十八年度は十五兆円、四十九年度は十九兆円の累増をたどっておりますし、五十年度は二十一兆円の貯金の残額を見込んでおるわけです。この反面には、働いておられる方にこういうふうな目標が...全文を見る
○矢原秀男君 きょうは、これで時間だからということでございますので、私もきょうの質疑は終わりたいと思いますけれども、こういう国民生活防衛の立場から国民の方は物価の問題であるとか、そうして郵政省で働いていらっしゃる方々はやっぱり一生懸命働いておられるけれども、いま申し上げたそういう...全文を見る
12月18日第76回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○矢原秀男君 関連。  三木総理、いまこの委員会でも長い時間議論が続いておりますのは、公共のためというのは非常に国民が信頼、そういうふうなことでございますから、その財源はどういうふうなところから出すべきであるかということで検討もされているわけです。いま、三木総理は、利用する人が...全文を見る
○矢原秀男君 総理、私が質問しておりますのは、企業全般に対するそういうふうなお金からの献金ではなしに、庶民の汗とあぶらの中の献金、これは財政投融資ということになるわけです。五十年は九兆三千百億円も上程されている。こういうふうな中で、いま片一方では公共性の中のこの郵便法の一部改正の...全文を見る
○矢原秀男君 私は、公明党を代表いたしまして、政府提出の郵便法の一部を改正する法律案並びに修正案に対し、反対の意を表明するものでございます。  第一の理由は、政府がさきの国会で国民世論の強い反対により廃案となったこの法律案に対して、何らの反省や検討を加えることもなく再び今国会に...全文を見る