矢原秀男

やはらひでお



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矢原秀男の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月11日第77回国会 参議院 建設委員会 第5号
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○矢原秀男君 都市公園等整備緊急措置法及び都市公園法の一部を改正する法律案に対して質疑を重ねたいと思います。  午前中も先輩委員から質問等がございまして、重複する点があろうかと思いますが、極力避けていくつもりでございますが、重複した場合には簡単で結構でございますから御答弁をお願...全文を見る
○矢原秀男君 大臣の基本的な考え方を伺いまして非常に意を強くしているわけでございますが、具体的な質問に入る前に一点伺いますが、これ局長で結構でございますが、四十七年の四月に当委員会において四項目にわたる都市公園等整備緊急措置法案に対する附帯決議がなされたことは御承知でございます。...全文を見る
○矢原秀男君 公園等の整備の現状でございますが、大略で結構でございますから、整備の個所数、それと面積を大まかで結構でございますから、種別的に伺いたいと思います。
○矢原秀男君 都市公園の整備目標についてでございますが、いま御報告もいただいたわけでございますけれども、都市公園法施行令の第一条では、住民一人当たりの都市公園の敷地面積の標準を六平方メートルと定めておられます。現状は、いま御報告もいただいたわけでございますけれども、はるかに及ばな...全文を見る
○矢原秀男君 都市公園の整備の現状については、私の調査でなく建設省自体の調査から見ても、六平方メートル以上と一人当たり定めていらっしゃいますが、四十七年から五十一年度の五カ年計画を策定されましたときに、五カ年計画の最終の五十一年度末までには一人当たりの面積を約四・二平方メートルの...全文を見る
○矢原秀男君 私は、いろんな問題点諸外国といろいろ比較をしますときに、先進的な豊かな資源の国であるとか、大きな土地を抱えておるところとか、そういうふうなところとは常に比較はしたくないわけでございますが、やはり欧米と比較をする場合には、日本と同じような面積の国土、そういうようなこと...全文を見る
○矢原秀男君 この点、大臣にお伺いしておきたいと思いますが、五十五年度が六平米を目標とされており、六十年度は九平米と、まあこういうふうに言われているんですが、非常に目標という言葉が出されておりますので、この目標が実現できるのか、あくまで目標としてこの実現の可能性を求めていくのか、...全文を見る
○矢原秀男君 本当に大臣の実情を踏まえた率直な御答弁でございまして、本当に私も聞きながら、いろいろの数字的な目標達成についてはありますけれども現況の事情、非常に大変だということがよくわかります。ひとつしっかりがんばっていただきたいと思います。  引き続いて、都道府県の大都市別都...全文を見る
○矢原秀男君 いま申し上げた府県以外も非常に全般的に少ないわけですから、そういう点配慮していただきたいと思います。  それから現在都市公園の総事業費に対する国費の割合というものは、いろいろと午前中も質疑が交わされましたが、大体一八%なんですね。で、残りの大部分が地方の負担になっ...全文を見る
○矢原秀男君 都市公園施行令の第十四条では、管理棟、そしてまた、いま私が申し上げておりましたが、交通禍を避けるために公園に入るための地下通路については補助の対象には実際なっておりません。  そこで、提案をするわけでございますが、現在、将来についても、政令の改正をこの点については...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひお願いしたいことは、私も市会や県会におりまして交通関係を研究させていただいておりましたか、警察関係といろいろと打ち合わせをしておりましても、学校における事故よりもおうちに帰ってから遊んでいる子供さん、お年寄りも一部入りますけれども、非常に交通事故か多いわけです。...全文を見る
○矢原秀男君 自治省にお伺いしますけれども、時間ございませんのでちょっと早く言いますけれども、一つは公園の経常経費、それから投資的な経費について現在地方交付税ではどういうふうになっているのか。  第二点は、基準財政需要額の算定において、投資的経費の算定に際して、縁故債を含む地方...全文を見る
○矢原秀男君 質問原稿をいまつくっているのですけれども、午前中の質問を極力外さなくちゃいけないというようなことで、いま、前後しますけれども、公園の維持管理費については地方交付税の積算基礎に加えられておりますけれども、不十分であることは承知だと思います。こういうことが今後も増大は予...全文を見る
○矢原秀男君 いま国営公園の維持管理等の現状についてはどうなっておりますか。  それから国営公園に対する入園料の徴収の基準ですね。こういうふうなことか明確になる必要があると思いますけれども、この点についてお伺いしておきたいと思います。
○矢原秀男君 第一次五カ年計画策定の基礎的な調査に当たっておられました都市公園問題研究会、これの「都市と公園緑地」と題する報告書によりますと、今後五カ年間に二万二千八百ヘクタールの国有地が、また三千三百ヘクタールの河川敷、そして千二百ヘクタールの米軍接収地、それぞれ公園用地に転用...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま申し上げましたこの報告書の数字からいきますと、非常にまだ少ないわけでございますね。この点についても、調査報告等が、やはりきちっと一〇〇%でなくても、それ相当に進んでいくことを要請いたします。  国有農地の公園化の実績はどうなっているでしょうか。
○矢原秀男君 私がいま申し上げておりますのは、午前中も質問ございましたけれども、公園用地の確保をどうするかということが、これはもうすべてがいろいろと頭を悩ましていることでございます。この問題について、「国土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標」というものが最近発表されました。こ...全文を見る
○矢原秀男君 局長ね、まあ日本の昭和六十年度の経済計画とか、そうして環境保全とか、そういう調和の中で、国土利用のいわゆる憲法とも言われるようなものが配分化されたわけなんですね。私が心配しておりますのは、四十七年度の公園の用地と目されるものが七千四百ヘクタールと推定をしているわけで...全文を見る
○矢原秀男君 建設大臣ね、国土審議会においては七千四百ヘクタールしか四十七年度はございませんでしたと、まあ推定だろうと思うんですね。で、どの項目に、「国土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標」の中のどこに公園用地は入ってるんだと言えば、「その他」の条項の中に含まれておりますと、...全文を見る
○矢原秀男君 いま大臣の御答弁いただきまして了解をいたしました。その点よろしくお願いします。  それで、もう一つ用地問題で、これは大臣にお願いをした方がいいかと思うのですけれども、御質問いたします。これは遊休地の問題でございますけれども、公園用地のいわゆる種類を見ておりますと、...全文を見る
○矢原秀男君 次に、社会福祉と都市公園の整備について伺いたいと思います。  住民が憩いながらまた散策をしていく、そういう場としての公園というものは非常に住民としても喜びを感じているわけでございますが、住民に対する社会福祉対象の一環として、お年寄りや現実に身体障害者の方への配慮と...全文を見る
○矢原秀男君 この点について大臣にお伺いしたいと思いますが、いま申し上げましたように、西欧諸国では車いすでもスロープ方式で、通路それからトイレなども配慮されておりますし、また日本においても一部の地方公共団体では、身体障害者、それに配慮された施設、または特別の公園ですね、視力障害者...全文を見る
○矢原秀男君 これは午前中も非常に論議が交わされたわけでございますが、大事でございますので私も質問したいと思います。  ちょうどイタリアでは死者が千人にも達している、こういうようなことがイタリアの北部で六日に発生した大地震で推定されております。十万人の家屋を失ったとも伝えられて...全文を見る
○矢原秀男君 この問題については、学説の中でも川崎の直下型地震説であるとか、大地震の六十八年周期説、また東京都を初め南関東地域での大地震、こういう危機意識が非常に高まっておるわけでございます。そういうことでございますので、緊急時の広域的な避難、こういうふうなことで都市公園のこの存...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、時間も参りましたので最後に質問いたしますけれども、公害防止——都市防災、これ、いま申し上げたんですが、今度は公害防止のための公園整備というのが大きな課題になっているわけでございます。で、午前中はやはり小谷委員からも質問がございましたが、私、具体的な例を申し上げ...全文を見る
○矢原秀男君 ここでは、私、県会時代から提案しておったんですけれども、非常に運河が多いわけです、尼崎は。地盤沈下のためには運河をそのまま残していく。ところが、運河としての、船の運航としてのそういうふうな工場地帯と住宅地とは、そこには運河があるけれども、すでに船で運搬する機能という...全文を見る
○矢原秀男君 大臣ありがとうございました。  もう一つ。いまお話がありました米軍基地等、二番目には海浜、それから三番目には鉄道、軌道ですね。こういうところの含まれた用地であって、それが公園化をされる可能性はこういうところへ食い込んでいくんだという解釈ですね。
○矢原秀男君 じゃ、あとちょっと煮詰めて……。
○矢原秀男君 大事なことですので、この点よろしくお願いします。  これで終わります。
05月13日第77回国会 参議院 建設委員会 第6号
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○矢原秀男君 では、まず最初に大鳴門橋建設に関しての質問をしたいと思います。  昨日の夕刊も、テレビ等でも、環境庁の長官が建設に同意をした、こういうふうなことで公団が来月にも着工し、五十七年度完成を目指していくのではないか、こういう報道がなされておるわけでございます。きょうは環...全文を見る
○矢原秀男君 私がまず申し上げたいのは、四国の立場、日本経済の立場、阪神間の立場、そういうようなことを勘案しますと、将来は必要かとも私は思いますけれども、しかし、いずれの工事をいたしましても、現在の日本の列島が公害列島と名を打たれて、そうして政府が県や市を行政指導しながら、高度経...全文を見る
○矢原秀男君 そういういままでのやり方と、いまからの日本のやり方というのはあなた方が変えていただかなきゃならない。そのために環境庁というのがあるわけでしょう。工事をやる側からの資料、それは何十%正しいのかといえば、一〇〇%というのはどちらでも無理でしょうけれども、それはお互いに正...全文を見る
○矢原秀男君 では、地域開発橋としての設計内容だということですね。
○矢原秀男君 では、まあ標準横断図を見ますと、補剛トラスの中心間隔は三十三メーター、で、補剛トラスのエッジの方では十二メートルと、いまここだけ申し上げますが、これは間違いないですね。
○矢原秀男君 そういうふうになりますと、はっきり申し上げますが本州−四国連絡の鉄道、道路併用橋の、いま申し上げたところにはやはり上下線の新幹線が通るだけの構造が全部に組まれておりますから、これは鉄道、道路併用橋になるわけですね。こういうふうな段階になりますと、私四年前に、阪神間を...全文を見る
○矢原秀男君 まあ大臣も退席される予定でございますので先にちょっと質問いたしておきますが、着工の手順については、建設大臣としてはどういうようにお考えでございますか。
○矢原秀男君 これは五十一年度予算にも財政的なそういうふうなめどというものは明確にはなってないと思うのですが、財政的にはどういうふうなこの巨大な投資に対して処置をされるのか。
○矢原秀男君 そこで環境庁に、国立公園協会の答申報告書をいま持っておるわけでございますが、確かにルートに当たる島々の景観的なスケールは新しい橋と道路、さぞ無理なく受け入れるであろう。そういうようなことになっておりますが、ここのこの報告書の中においては、自然公園としての瀬戸内海の国...全文を見る
○矢原秀男君 いま建設大臣は、報告は環境庁からはけさ知ったような状態だと、こういうふうに言われましたし、自然環境保全審議会自然公園部会の本四連絡橋問題小委員会の会合についても、五十一年の一月から四月の二十八日まで行われていますね。ところが、環境庁の書類を見ておりますと、すでに四十...全文を見る
○矢原秀男君 私が一番心配しておりますのは、この架橋には細心の配慮が必要でございますし、工事中及び完成後の公害に対する住民の懸念、また地元の負担金の問題等々、いろいろとあらゆる広範囲にわたって懸念される問題点があるわけでございます。建設大臣、住民の声も今後やはり、いま申し上げた過...全文を見る
○矢原秀男君 そのようにお願いしたいと思います。  これは環境庁、建設省、公団の方でも結構でございますが、二、三、影響調査の資料の中で、皆さん方が鋭意一〇〇%審議されたと思いますので、ちょっと私の方から質問をしてみたいと思いますが、自然環境の保全計画、それから工事中の環境保全の...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が例を申し上げましたのは、あそこには養殖ハマチの業者が前は十三業者でございまして、いまは二十業者ぐらいにふえていると思います。で、それがかつて建設省関係の工事で、もう四、五年前になりますが、湾内で飼ってたんですね、福良湾で。ところが、セメントのアルカリによって...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしましても、地元にいたしましては、旅客船の問題であるとか、観光旅館とか、みやげ物であるとか、いまも大臣からお話ございました船舶の運送の関係とか、いろいろ地元からも要望出ていると思いますが、この点についてはやはりびしっと誠意を持って善処していただきたいと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 県を中心と言われておりますが、ここには先輩の小谷先生もいらっしゃいますけれども、県でも淡路島の総合開発のそこの部門へ行った人は冷や飯を食ったというふうなあれで、なかなか長年かかったって振興開発計画の実のあるものができないのが現状なんです。ですから、国の方でもやはり一...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次の質問に移ります。  日本住宅公団関係に移りますけれども、日本住宅公団のいわゆる塩づけ冬眠用地、現在問題となっておりますけれども、現在公団では宅地開発部門の未着工土地及び住宅建設部門の未利用土地をどの程度抱え込んでいらっしゃるのか、その面積を御報告願いたい...全文を見る
○矢原秀男君 宅地開発部門、住宅建設部門合わして約三千百ヘクタールぐらいになると思うわけでございますが、こういう未着工及び未利用土地があるということでございますけれども、それらの用地買収費並びに金利負担額はどういうふうになっているのか。部門別に、累計でもよろしいですから御報告願い...全文を見る
○矢原秀男君 いま御説明を受けましたけれども、やはり価値的な利用というものが国民サイドに立った場合に要求をされるわけでございますから、こういう点についてはまた後日の質疑にいたしますけれども、明確なやはり利用計画というのをきちっとして進めていただきたいと思います。  ここで、これ...全文を見る
○矢原秀男君 あの当時、上場千五百社の土地保有の実態等を見ておりますと、〇〇電鉄であるとか不動産であるとか、いろんな会社名ずらっと出てありますけれども、ここに資料ありますが、いいですか、抱え切っている。そこで、よく考えていただきたいのは、いいですか、われわれ個人の場合どうなんです...全文を見る
○矢原秀男君 この問題については、冬眠土地等もいま御報告いただいたように非常に多くある、そういうようなことですから、私はやはりきちっとして動いていかないと、これは建設省としても公団としても大変な問題があると思うんです。その点よく留意をしていただきたいと思います。  これは御答弁...全文を見る
○矢原秀男君 いま御報告いただきましたように、十三億五千七百万円という高価な代償でございますが、まあ二年八ヵ月の歳月を、やはり先ほども土地問題話しておりますように、経過をしております。いまだに開発に着手していないわけでございますね。まあこういうわけをお伺いしたいことと、もう一つは...全文を見る
○矢原秀男君 いま御答弁いただいたようないろいろの諸状況のある中にもかかわらず、公団は地方自治体の意向というものをはっきり言えば無視している状態が地方自治体からも出てるわけなんですね。そういうふうなことで、家畜衛生試験場の隣接地の当該地区の買収ということになるわけでございますが、...全文を見る
○矢原秀男君 当該地区の公共下水道の整備については、昨年の七月十八日に、いまも御説明ありましたが、恋ヶ窪幹線が都市計画が決定されたことにより、その整備の見通しもついたというのが実情ですが、公団のこの点に対する遅延説明もちょっと納得できないところもあるわけでございますが、いずれにし...全文を見る
○矢原秀男君 私もいまここに写真も持ってきておりますけれども、そういうちょっと御説明では、入ってくる人がそこだけに一ヵ所におって動かないというわけじゃないのですから、出入りもされるわけですから、非常に私危険ではないかと思うわけなんですね。こういうふうに公団が、利用効率が、この面か...全文を見る
○矢原秀男君 こういうふうな非常に基幹的にもいろいろの問題点を抱えているわけですが、これができた場合は一戸当たりの分譲価格はどの程度に予想されていらっしゃるのか、ちょっとお伺いします。
○矢原秀男君 いま金額を伺っておりますと、非常に庶民にとっては高ねのような住宅供給としか言いようがないと思います。まあマイホームといえば公団、マンション、こういう時代になっておるわけでございますが、非常に公団の高額分譲について、大臣きょうはおられませんけれども、次官、この点はどの...全文を見る
○矢原秀男君 時間も予定時間を経過しておりますので、まあいまから本題に入るわけでございますが、住宅公団、後日に時間をゆっくりいただきまして、いまから大事な問題に入るところなんですが、まああと一時間以上かかりますので、次回に回していきますのでどうぞ、これで終わります。
05月14日第77回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○矢原秀男君 当局の皆さんには非常に遅くまでで申しわけないと思いますけれども、よろしくお願いを申します。  私はまず第一に、農村地域工業導入促進法、この問題について質問をしたいと思います。まずこの導入促進法の成立の経緯、時代的な背景についてお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 ただいま農林大臣から御答弁をいただきましたが、確かに私も基本方針を見ておりますと、農村地域への工業の導入に関する基本方針というものが昭和四十六年法律第一一二号第三条第一項の規定に基づいて、農村地域への工業の導入に関する基本方針を次のとおり定めるということで、時の農林...全文を見る
○矢原秀男君 いま農林大臣がこういう安定成長といいますか、それとも低成長といいますか、その変化に対応して第二次基本方針を策定、そうして現実に対応した、そういうふうなお話がございました。ちょうど三カ月前に私たちは農林省にいろいろとこの実態に対してお話を申し上げました。いまから具体的...全文を見る
○矢原秀男君 この数字については当局もなかなか確実なものをつかんでおられないと思います。私が導入件数のことを申し上げますと、四十六年度には決定が百四十二ですね、導入されたのが百七、そしていまだに導入されてないのが三十五、それから未定が四十二、それから四十七年度も決定が百九十二でご...全文を見る
○矢原秀男君 具体的な現実の面をもう少し当局といろいろと質疑交わしていきますので聞いておいていただきたいと思います。  まず先ほどは件数の問題申し上げましたが、当局にお伺いしますけれども、計画地区として決定をされておりながらいまだに造成もされていないところの計画地区数によるその...全文を見る
○矢原秀男君 まあ工場用地の面積としては、昭和四十六年は八百八十一万二千百七十六平米ほど大体必要である、こういうことでございましたけれども、五百四十三万四千六百八十六平米ですね、工場用地の買収済みが、実際は。四十七年は、工場用地の面積として必要だと計画をされたのが一千八百二十七万...全文を見る
○矢原秀男君 まあ企業導入見込みなしの実態は、いま私もちょっと申し上げたとおりでございますが、言葉のあやとしてあれなんですが、企業が今度は見込みなしの実態ではなしに、企業が入る予定でいまだ操業してない、これは四十六年計画、四十七年計画。これは四十七年の決算ですけれども、ちょうどい...全文を見る
○矢原秀男君 いま農林大臣が法の精神に対してこの法律の背景のいろんなお話があり、法の精神を順守していくというふうなお話があったわけです。ということは四十六年から法が制定されて実施をしている。ということは法の一つ一つを現実にこの中に生かしていかないといかぬわけですから、だから一生懸...全文を見る
○矢原秀男君 いまあなたは、全国的には四十六、四十七年は予定どおりいったと言われていますけれども、いま私が予定どおりいってない、そういう実態を皆さんの方で明示されてないからいま私お話ししたわけですから、そういうまやかしなことを、四十六、四十七年はきちっと予定どおりいったんだと、そ...全文を見る
○矢原秀男君 確かに趣旨はいいんです。だからいま写真でお見せしたように、四十六年からこの法が制定されて買収されても、いまだにそういうような形になっているというところには、法と現実、その間のやはり行政における指導とか、そうして現地との打ち合わせ、こういうものが抜けておるわけなんです...全文を見る
○矢原秀男君 労働省にお伺いをしたいわけでございますけれども、この農村地域工業導入促進法によって出かせぎの方々の歯どめになってはおるように伺うわけで二ざいますが、この点について、法制定される以前と、それからできた四十八、四十九、五十年ですね、出かせぎの推移、そうしてそれに対して数...全文を見る
○矢原秀男君 四十五年が四十七万七千人、四十六年が五十四万七千人、四十七年が五十四万九千ですね。四十八年五十一万三千、四十九年が四十四万八千ですが、確かにあなたが言われるように、その数値のとらえが非常に微妙であると思います。  そこで、もう一つ労働省にお伺いをしたいのは、企業が...全文を見る
○矢原秀男君 まあこの点については、確かに出身地域別出かせぎ労働者の数値を見てまいりましても、まあ北海道が五万九千、東北が二十四万二千、北陸が三万九千、非常にやはり東北関係が多いと思います。あとは九州とか沖繩が五万五千、四国は二万三千となっておりますが、今後は非常に社会変動という...全文を見る
○矢原秀男君 まあそういう実態でございます。そのうち六カ所は全然造成もされておらず、四十六年に計画されておる八日市場市ですかね、ここでは二十七世帯の方々から土地を提供——これはお金で売買されているわけですが提供されている。しかしいまだに造成されておらないという事実を見て地主の方は...全文を見る
○矢原秀男君 いま具体的な事実を申し上げたところだけではなしに、日本全国で先ほどから申し上げましたように実際に実っておらないわけです。農村地域工業導入資金融通促進事業の概要を見ておりましても、融資枠というのは四十八年度で二百億用意されているのでしょう。四十九年度でも二百億、五十年...全文を見る
○矢原秀男君 こういうとうとい国民の税金が過疎地域の、そうして御苦労されている農村の出かせぎの方や中高年の方の救済のために真心込もって法律ができた。しかもその実施のために国民のお金がこういうふうに巨大な金額が枠になっている。補助金も出ている、いままでに。こういうふうな状態を考えま...全文を見る
○矢原秀男君 この問題で結びにしたいと思いますが、この件については。本当は大臣に聞いていただいて最後の決をいただきたいんですが、あなたにお願いいたします。  結論的に申し上げまして、いま具体的な事実、法の精神、金額申し上げましたけれども、いま一口に声が出ておりますのは、農家の労...全文を見る
○矢原秀男君 いま最後の結論に入りまして御答弁をいただいたんですが、大臣お見えでございますので、最後のまとめの答弁願いたいと思うのです。いまも具体的な事実を挙げておりましたのですが、千葉県では十三カ所も私の調査ではすべてが何もやっていない。御当局からは一カ所はやっていますというよ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃあこの問題はよろしくお願いいたします。  では次に、先ほども同僚議員から質問がございまして重複するかと思いますけれども、農林大臣、ニューヨークで開かれた国連海洋法会議、正式試案が採択されなかったわけでございますけれども、日本政府としてはどういうふうに評価をして...全文を見る
○矢原秀男君 ちょうど私も二月の九日でございましたか、ニューハンプシャーでフォード大統領が、農科大学で予備選挙の第一声を記者会見をしまして、その席に私、同席をしたんですけれども、そのときに新聞記者の代表の方から二十問でしたか質問が出たうち、この二百海里の問題が記者の方から質問があ...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひよろしくお願いいたします。  最後になりましたが、いまもお話が出ましたように、瀬戸内海に目を転じましたときに、どうしてもこれ以上環境悪化さしてはいけない、こういう問題点が出てくるわけでございますが、環境庁お見えでございますか——時間がございませんので、羅列しま...全文を見る
○矢原秀男君 いま環境庁から御説明をいただきましたが、専管水域の問題、また将来の食糧事情、こういうようなことを考えまして、環境庁の占める位置というものは、責任というのは、国民の皆さんの前に非常に大事でございます。いま目標値の六〇%達成と、このように言われておりますけれども、どうか...全文を見る
05月18日第77回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○矢原秀男君 じゃ、関連質問、一問だけ質問いたします。  今度の第四次下水道整備五カ年計画は七兆五千億でございますので、私、非常に期待をしております。ところが、水質環境基準の達成と下水道整備等々考えておりましても、現実には総人口に対する下水道の利用人口というのは二一%ですから、...全文を見る
○矢原秀男君 一言だけ、大臣、いま局長からお話がございましたが、PHの問題にしても、CODにしてもSSにしても、DOにしても、基準点の設定に私は問題がございます。上中下と分けにゃいかぬのです、この神崎川は。そういうようなことで、いまお話がございましたので、期待を持って私も注目をし...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。
05月20日第77回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○矢原秀男君 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案についてお伺いをいたしますが、その前に住宅金融にかかわる基本的な問題について若干お伺いしたいと思います。  戦後三十一年になりますけれども、わが国経済もGNPでは自由世界第二位の規模に達しております。しかしながら、国民生活におい...全文を見る
○矢原秀男君 いま大臣から基本的なお話を伺いまして非常に意を強くする面もございます。どうかしっかりがんばっていただきたいと思います。  そこで、私は、中期的に現在の住宅不足の実態、まずこれを黙視しておりますと——これは「住宅困窮世帯の状況」、建設省住宅局で作成されたものでござい...全文を見る
○矢原秀男君 二十五年に制定されまして、二十数回以上のいろんな適用の中で検討された、そういう複雑な形態も確かにございます。いずれにいたしましても、住宅金融公庫の資金量というものが限られておりますし、その融資を受けることができない人々、どうしても流れていくところは市中金融機関あるい...全文を見る
○矢原秀男君 大蔵省は国債、地方債の消化を図るため積極的に銀行を指導されておるというように伺っております。その結果、住宅ローンがいわゆる締め出し効果を受けているとも言われておりますけれども、特に五十年度の財政特例法に基づく大量の国債発行、さらに五十一年度予算の七兆円を超える国債発...全文を見る
○矢原秀男君 各種金融機関における住宅ローンの取り組み方を見ておりますと、非常に興味のある特徴が見られます。それは都銀、長銀など大企業と取引関係にある大銀行は、総貸出額に占める住宅ローンの割合が低いことです。たとえば五十年三月末の住宅ローンの残高割合は都銀、長銀ともに四・四%であ...全文を見る
○矢原秀男君 大蔵省に質問いたしますけれども、いま建設省から銀行局長あてに確かに民間住宅、宅地の供給に関する資金等々のいろんな問題でいまお話があったとおりでございますが、これを建設省からこういう形のものを受けて大蔵省としてはどのような指導をされたのか、具体的にお伺いしたいと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 次に、大蔵政務次官の所見を伺いたいと思いますが、少なくとも私の考え方では、都銀とか長銀の総貸出額に占める住宅ローンの割合を、相銀あるいは信金並みに引き上げるようなそういう形が望ましいと思っておりますけれども、これらの点について行政指導すべきではないかと思っているわけ...全文を見る
○矢原秀男君 これらに関連をして質問いたしますけれども、現在生命保険会社の住宅ローンの残高も五・四%と低いわけです。生命保険の資金は言うなれば国民の零細な資金の集積である、こういう一つの面から私は分析をしても間違いではないと思います。こういう意味から考えますと、長期安定的に資金が...全文を見る
○矢原秀男君 いま非常に前向きの御答弁いただいたわけで意を強くしておりますが、この点について私は保険審議会等にもいつも十分に諮って積極的な結論というものを出すべきであろうと思うわけですけれども、いまお話しのとおりで意を強くしておりますけれども、大蔵政務次官、こういう点についてはも...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつこの点もよろしくお願いをしたいと思います。  ここで、私は、住宅ローンを利用された方の実例というものを具体的に申し上げまして、どれだけおうちを建てるのに一般的に至難であるか、こういうことをまず申し上げてみたいと思います。  この人の物件は、宅地約二百三十平...全文を見る
○矢原秀男君 確かにいま現実を見詰めておりましても、これは建設省関係の資料でございますけれども、「住宅取得能力の推移」というものを見ておりましても、勤労者世帯の年間収入等から見ましても、非常に急激に四十七年、四十八年、四十九年と地価が上がってきておりますので、取得能力というものが...全文を見る
○矢原秀男君 私も二月にちょうどアメリカへ行きましたときに、アメリカの住宅に対する勤労者の方々の考え方をお伺いをしまして、ロサンゼルスでは三十五歳の御夫婦に子供さんが一人、三人家族の御家庭へ私も一泊さしていただきまして住宅問題か——もちろんアメリカと日本では基本的に土地そのものか...全文を見る
○矢原秀男君 「貸付金利の推移表」をいま私は見ておるわけでございますが、五十年十一月三十日現在でございますが、一般住宅の貸付金利の中で四十七年度に個人住宅の場合でございますと、一般が五・五%の金利が四十八年度は五・二%に下がったわけですね。四十九年度はまた五・五%になり、こうずっ...全文を見る
○矢原秀男君 やはり国民に提供するという立場では、低金利というものが非常に願っているわけでございますので、ただいま例を挙げて質問したわけでございます。  じゃ、次に移ります。今度は別な角度でございますけれども、全日空の有価証券報告書によりますと、輸銀は、同社のロッキード、これの...全文を見る
○矢原秀男君 わが国の銀行は商業銀行でございますので、庶民の預金を企業に貸し付けるのが目的であろうかと思います。現在住宅ローンの分野に進出することになったわけでございますが、その本来的な性格のゆえに景気変動に左右され、金融の引き締め期にはローンが極端に圧迫され、緩和期にはまた大幅...全文を見る
○矢原秀男君 特殊法人の日銀の職員に対する住宅貸し付けの場合ですね、この点はどうなっているのかお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 時間がございませんので進めてまいりますが、八・二五%と四%の差の四・二五%を職員保健費から利子補給していらっしゃるわけでございますが、これの貸付実績及び現在の貸付残高はどうなっているのか、そして日本銀行納付金の——私これらの点を思いますときに、先食い的な行為ではない...全文を見る
○矢原秀男君 今回の改正で、個人住宅資金の貸し付けに新たに利率七・五%の政令で定める貸し付けを新設をしたことについて、まずその住宅対策上の位置づけを明確にする必要があるかと思います。午前中も質疑がありましたが、住宅金融公庫法第一条、公庫の目的は「銀行その他一般の金融機関が融通する...全文を見る
○矢原秀男君 次に、個人住宅建設資金の貸付限度額について質問いたしますけれども、これは年々引き上げられて、これが五・五%という低金利とともに公庫融資に対する国民の魅力を増大させる原因となっております。しかし、なお五十年度の貸付者を対象とした調査でも、総建築工事費における公庫借入金...全文を見る
○矢原秀男君 それから住宅建設費の地域格差が少なくなっておる今日でございます。ですから、私は地方の建設費の実情を的確に把握して、標準建設費の地域格差の是正を行うべきであろうかと思いますけれども、この点、建設省の御意見をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 次に、既存の住宅購入資金貸し付けの新設についてお伺いをいたします。四十八年の十月に実施されました住宅統計調査によりますと、もうすでに御承知のとおりでございますが、住宅数が三千百六万戸となって、世帯数を百四十一万戸上回っていることが判明をいたしております。このように住...全文を見る
○矢原秀男君 次に、関連公共施設等に対する貸付条件の改善についてお伺いいたします。公庫の住宅貸し付けのうちで、個人住宅貸し付けが年々大幅な伸びを示しております反面、分譲住宅の購入に対する貸し付けが停滞をしており、五十一年度の事業計画でも対前年比五千戸の減となっております。これは地...全文を見る
○矢原秀男君 最後になりますが、建設省では、これは午前中も先輩の方々から質疑が出て、大臣からも懇切な非常にむずかしい御答弁もいただいたわけでございますが、いずれにしても国民がわかりやすく、率直に利用できる、間違いがない、そういう効率の高い立場から重ねて質問するわけでございます。建...全文を見る
○矢原秀男君 ただいま議題となっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、私は、公明党を代表いたしまして、公明党及び社会党、共産党の共同提案に係る修正案に賛成し、原案に反対の意見を述べるものであります。  用地難とともに住宅建築費や住宅購入費が著しく高騰しまし...全文を見る
06月09日第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○矢原秀男君 まず最初に、環境庁に質問をいたします。で、これは緊急でございますので、短い時間でございますが、まとめて御答弁いただきたいと思います。  瀬戸内海における赤潮対策についてでございます。これの原因とか、いろんな問題等については昨年も、おととしも、環境庁にも強く私は地元...全文を見る
○矢原秀男君 大臣ね、私、本当に怒りがこもっているのです、本当に。私が市会議員のときに、河野一郎さんが大臣で、瀬戸内海で洋上会談を、関係の知事を全部集めて船の上で、瀬戸内海をきれいにするからと言って。そのときからいまあなたがおっしゃっておられると同じようなことをずうっと毎年繰り返...全文を見る
○矢原秀男君 ですから、いま長官が言われましたように、いわゆる向こうでも原子炉の安全性や放射性廃棄物について、従来より厳格な基準を設けろという住民の声、このバックには、やはりこれが勝つとか負けるとかではなしに、原子力規制委員会という、フォード大統領すらの権限においてもタッチができ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、この点で、いま長官の答弁を伺いましたが、どうか長官、日本の原子力発電所建設のための許認可過程というものが、経済企画庁にしても、通商産業省にしても、科学技術庁にしても、農林省や環境庁にしても、都道府県にいたしましても、すべてそういう庁の方々の中における一分野の中...全文を見る
○矢原秀男君 いま四条云々の中で、誠意ある説得と言われておりますけれども、私の方でこの五日間現地でいろいろと県民の方や漁民の方、そうして地域の人たち、いろいろと調査なりお話をしましたけれども、いろいろのまず問題点が出ておりますのは、出力試験の実験に対して、佐々木さんではないんです...全文を見る
○矢原秀男君 長官、本当にあの当時の新聞報道見ておりますと、「事前に点検できた?完全な初歩的、ミス」、「原子力船「むつ」の放射線もれは、原子炉から出る速中性子線をまったく見落とすという初歩的ミスに原因がある」、また「原因調査にあたった小委員会は「われわれの任務外だ」として、このよ...全文を見る
○矢原秀男君 いま申し上げたように、ほんとに全精力をふるってやっていただかないと、国民はもうたまったものじゃないわけですから、時間も来ておりますが、もう一点だけ質問をして、次回のまた機会のときに申し上げたいと思いますが、いまも話が出ましたけれども、新しい定係港については佐世保を予...全文を見る
○矢原秀男君 佐世保の地元住民も、非常にむつの段階から不安に思って反対運動が起きているそうでございますが、そういうことも、もう容赦なく押し切って佐世保に決定すると、こういうことですね。
○矢原秀男君 むつ市においては合意協定書を遵守していただきたいと、こういう希望が非常に強いわけでございます。そうなってくると、合意協定書の中では、むつに入港後の六ヵ月以内には新定係港を決定すると、こういうふうに明確になっているわけですね。ですから、合意協定書のこの問題と新定係港と...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次回にまた譲るとしまして、この「むつ」の問題からこれは原子力の問題も連動するわけでございますが、いずれにしても、原子力は一〇〇%安全であるというふうな立場から進めるということは私は謙虚でない。ですから、これは科学者の方も、そうして担当者の方も、「むつ」のように...全文を見る
○矢原秀男君 言わなかったですか。そうですが。じゃ、修理が三年かかるわけでございますが、せめてその後の計画等もどの程度までされていらっしゃるのか、きょうは中間的でございますけれども、ここまで質問をして終わりたいと思います。
06月10日第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○矢原秀男君 最初に大平大蔵大臣にお答えをいただきたいと思います。  一つは予備費の使用について昭和二十九年の閣議決定がなされておることは御承知でございます。その内容等々が今日まで遵守をされておられるわけでございますが、大臣として今日どのような理解をされていらっしゃるのか、まず...全文を見る
○矢原秀男君 予備費の使用については、二十九年の四月十六日閣議の決定がされました。ここには第三点までいろいろと述べられております。私もこの第一点の「財政法第三十五条第三項但書の規定に基き、大蔵大臣の指定する経費は別表のとおりとする。」云々。それからまた特に大蔵大臣にもう一度御答弁...全文を見る
○矢原秀男君 そこで大臣にもう一つお伺いしますが、災害等が起きた、そういうたとえば発生をした、そうしてその時間というのは一日か二日のことでございますが、それから財政法にのっとって大蔵大臣が許可をして、そうして指導されていくわけでございますけれども、その期間というのはどのぐらいが妥...全文を見る
○矢原秀男君 いま御答弁いただいたわけでございますが、主務官庁で二ヵ月から三ヵ月、そうして秋以降に実際は使われていく、こういうようなことになれば、本年度の当初予算であるとか、そうして最近は補正の臨時国会というものが非常に多く行われているわけでございますが、そういうところで手当てを...全文を見る
○矢原秀男君 きょうは予備費に関連して、災害シーズンもやがて来るわけでございますから、そういう面から質疑をしてまいりたいと思います。午前中に四十八、四十九、五十年度の一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書の事後承諾を求める件について概要の御説明を伺っだわけでございます。...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が質問しておりますのは、あなたの場合、いま報告いただいたんですが、九月の二十一日査定をされたわけですけれども、そのときの河川等の災害は何月の何日だったのかという日にちなんです。その点。
○矢原秀男君 大蔵省では、災害が起きて当局では大体二ヵ月ぐらいというふうなあれから出発するいうふうに——ところかいま災害か確かに七月に第一回目が襲ってきております。やはり予算の執行については、来年、その次の一月の五日から三月の二十九日まで断続的に行われておるわけなんですね。  ...全文を見る
○矢原秀男君 四十九年の一月から五月までが第一回というふうに御説明いただいておりますが、翌年の、ずっと続いてやはり三月二十九日までこの金額の使用推移というものがあるわけですね。私がいま申し上げておりますのは、大蔵大臣がやはりすべてをつかさどっていく、「予備費は、大蔵大臣が、これを...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、この閣議決定の予備費の使用について私見ているわけでございますが、いま災害のことだけを申し上げておりますが、これらの問題か——これは私は老婆心で申し上げるわけでございますが、どうしてもだんだんだんだん決定やいろんなものがおくれてくる。そういうふうなことが技術的な...全文を見る
○矢原秀男君 では当局に細かいことでございますが、お伺いをいたします。一般会計の予備費の使用額中に、非常に繰り越し状況というものが上がっております。私がいま挙げる数点の項目についてその内容等を明らかにしていただきたいと思います。  四十八年度でございますが、文部省、項は〇一八公...全文を見る
○矢原秀男君 いま御説明をいただいたわけでございますが、大蔵大臣ちょっと聞いておいていただきたいんですが、時間がございませんのでさっと申し述べますけれども、いま文部省にお伺いしました件でございますけれども、文教施設の災害復旧、これはどうしても教育、子供さんの将来、日本の将来、最も...全文を見る
○矢原秀男君 今度は角度を変えて災害問題をやらしていただきます、また話を戻しますけれども。これは具体的な問題でございますが、去る五月の二十五日、二十六日にかけて兵庫県の美方町石寺山中で幅二百五十メートル、高さ二百メートル、面積約四ヘクタール、流出土量が約一万五千立方メートルの大規...全文を見る
○矢原秀男君 ということでございますけれども、六月の一日に私はあなたに申し入れをしたわけです。この指定地域の問題は早く認定してあげないと、すべてのものが条件がそろわないからと。私は二十八日に、現地でも県の災害対策本部の局長に、これはすぐ連携をとって、そうして早くしていただきなさい...全文を見る
○矢原秀男君 では出先の方で話が出ておりますけれども、認定協議会が本当に年に一回か二回しか開催ができないから、そういう現地で大規模の災害が起きても、シーズン外であるとなかなか対応ができない、こういうふうに解釈していいですか。
○矢原秀男君 藍原さん、私は国会が済んで帰って、またおとといも行ってきたんです。はっきり言って、建設省は計画を立ててやっております。あなたの方は、藍原さんは、お金もある、何もやります、何もやりますというふうに言いながら——私は現地へ行ったけれども、何にもやってないように感じました...全文を見る
○矢原秀男君 いま三十万トンにわたる土量が雨期を迎えて、台風期を迎えて県道、河川に落ちていく状況があるわけです。そういうふうなときに、もし人命に事故が出たということになると、いま藍原さん言われているような状態で、いま緊急治山事業費確かに三十七億円あるんでしょう、あなたの方には。し...全文を見る
○矢原秀男君 ではいま現時点において、林野庁はあの地すべりに対してはどういう技術的な対応をされていらっしゃるのか、御説明願います。
○矢原秀男君 考えてもらっては——事故起きているんですから、発生しているんですからね、そしてあなたはいま、六千万円で仮どめやくい打ち工をされると言われておりますけれども、あの現地にあなた行かれましたか。六千万のお金で対応するもので、あれだけの三十万トンの土をどうとめるんですか。そ...全文を見る
○矢原秀男君 おととい行った段階では、現地に林野庁の皆さん方の対策というものは一切見受けられなかったわけですけれども、藍原さん、いま言われているわけですから、着実に人命に——まだ人命の事故は出てませんから、もしあの県道に大きな、いま五千トン近くの土がたまっておるわけです。河川にも...全文を見る
○矢原秀男君 いま局長からも経過を話していただきましたが、県道の復旧については仮道路、特に生活道路の場合は八百メーターぐらい上を通っていく林道とも県道とも言われない非常に危ないところでございますので、今後雨季等にもあそこを使用するということになれば大変ですので、補修等には力をかけ...全文を見る
○矢原秀男君 防災対策といたしましても、台風の来襲期に備えてのこういう問題一番大きいと思うわけです。そこで、いつも私たちが思うことは、集中豪雨の対策についてでございますが、どうしても気象庁というものが非常に重大な役割りを持つわけでございますが、これはちょっと別な話になりますが、大...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても、この問題について今度は建設省にお伺いしますけれども、傾斜地関係では防止区域等に対してどういうふうな実態把握をされて対処されようとしているのか。また治山化についてもお願いしたいと思います。防災化等もですね。  局長にお願いしたいことは、時間ございませ...全文を見る
○矢原秀男君 いま申し上げておりますのは予備費の問題から具体的な地すべり、そういう問題の中で災害期を迎えた日本の国内にあって、関係省庁が防災のためには全力を尽くしていただきたいという立場の中で申し上げたわけでございます。  そこで予備費に返るわけでございますが、厚生省の施設災害...全文を見る
07月21日第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○矢原秀男君 大蔵省にお尋ねします。  まず最初は、拘束預金実態調査についての政府の認識をお伺いするわけでございますが、六月の十五日、大蔵省は歩積み両建てなどの拘束性預金等に関する調査の結果を公表されました。同時に、歩積み両建ての自粛徹底についての銀行局長通達が出されております...全文を見る
○矢原秀男君 いま答弁をいただいたわけでございますが、拘束預金率の結果といういま御答弁いただきましたが、私はそれとあわせて、現状認識との食い違いについて次に質問いたしますけれども、確かに今回の実態調査の結果においては、借入金の残高に対する狭義の拘束預金比率は、いまあなたが言われま...全文を見る
○矢原秀男君 いま私、大蔵省それから少し厳しい数字が出ております公取委、この両者の調査結果に対して御質問申し上げたわけでございますが、いずれにいたしましても、拘束預金率が予想外に低いなと当局では思っていらっしゃると思いますが、後からまた質疑を重ねてまいりますが、現実にわれわれの耳...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしましても、中小企業ほど拘束預金率が高いのではないかという懸念を私は持っているわけでございますので、そのことと金融行政との関係についてお伺いをいたします。  大蔵省の拘束預金の対象者は、資本金が一億円未満の法人でございました。公取委のそれは資本金五千万円以...全文を見る
○矢原秀男君 まあこういう社会情勢下でございますから、非常に私も中小企業の行き先を心配しているわけですが、今度の拘束性預金についての通達についても読ましていただきまして、具体策が盛られていない、こういうことを私は感じるわけです。そのことについて、いま基本的な問題をまずお伺いをして...全文を見る
○矢原秀男君 拘束預金と銀行の過剰利得との関係についてお伺いしますけれども、現在一般的には、企業が銀行から貸し出しを受けた場合には、企業は、負債として借入金を負うと同時に同額の預金を資産に持ちます。企業は取引の進行に伴って預金を取り崩していくわけでございますが、にらみ預金や拘束預...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま御答弁いただきましたように、改善の方向に向かっている、実効のあるいろんな角度からの検討、まあこういうように御答弁いただいたわけでございますが、非常に改まってない。そういう具体例を一、二まず申し上げたいと思います。  私の手元にある資料によりますと、これは...全文を見る
○矢原秀男君 やや高くなるではなしに、実際に六七%も、たとえこれが拘束性としても大変なことです。それをしかもこういうようにはっきりしているとなれば、これはすぐ調査をして報告してください。  もう一つ具体例を申し上げますけれども、次は大阪ですけれども、大阪のBという会社にしておき...全文を見る
○矢原秀男君 そのときに、お礼参りとか、そういうふうなことをきしっとあなた責任を持っていただかないと、どんなに大蔵省でアンケートをとったって、アンケートに対しては本当のことを言わない、そういう数値は多いわけです。ですから、そういうことをきちっと責任を持っていただかないといけません...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので早目にやりますが、公取の方にお願いいたしますが、金融機関の行う歩積み両建て等の過度の拘束預金に対して、公正取引委員会としては独禁法の上から見て、これはしばしば国会で論じられておるわけでございますが、どのように解釈していらっしゃるのか、重ねてお伺...全文を見る
○矢原秀男君 今度の大蔵省のアンケート調査によって非常に動きが明らかになったことは、厳しく言えばやみ拘束預金、まあこういうふうなのが、やさしく言えば広義の拘束預金、こういうふうな移行性というものが非常に成りかわっておりますので、ここで非常に問題があろうかと思うわけでございます。 ...全文を見る
○矢原秀男君 ちょっともう一つ。  これは最後に大蔵大臣にお伺いしたいんですが、いま公取に私申したように、市中貸出金利引き下げの障害となっている歩積み両建て以外のやみ拘束預金を本格的に規制する方針があるのかどうか、それを明確にお答えをしていただきたいと思います。
08月11日第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号
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○矢原秀男君 最初に、児玉問題について若干お伺いいたします。  本日までの衆参のロッキード調査特別委員会で安原刑事局長の答弁をお伺いいたしておりますと、一つは児玉ルートの金の流れの解明が最もおくれている事実を認められております。で、六月四日、児玉の外為法違反容疑での追起訴以後の...全文を見る
○矢原秀男君 いま、局長のお話を伺いますと、周辺の捜査、金の流れ、もう一つは児玉の捜査がおくれていることは、昨日も、きょうまたお伺いしましたけれども、原因は児玉の病状であると、まあこういうふうに再確認するわけでございますが、三月の四日を第一回といたしまして今日まで臨床の尋問が行わ...全文を見る
○矢原秀男君 八月七日まで三十三回でございますが、それ以後はどうなっているんでしょう、全然行われてないでしょうか。非常にテンポがおくれているように感じますので……。
○矢原秀男君 次は、福田太郎氏の死亡、これは児玉ルートの解明について決定的な捜査の障害となっているのではないか、現在非常にテンポがおくれておりますので、重ねてこの点をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 入手できたと思いますけれども、コーチャン氏に係る嘱託尋問調書によって、児玉の取り調べ、これがどういうふうな期待をわれわれが持っていいのか、その点をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、ロッキード問題で児玉のルートが一番おくれていることについては国民すべてが注目をいたしておりますので、一日も早く捜査に全力を尽くして解明をしていただきたいと思います。  二番目に移りますが、灰色高官の範囲と公表の方法についての再確認を法務大臣...全文を見る
○矢原秀男君 いま私五項目に挙げて申し上げたわけでございますけれども、重ねてお伺いしますけれども、具体的に、いま私が申し上げた問題点について、何番目と何番目はこのぐらいまで実は考えているんだというふうな具体的な答弁をちょっとお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 国政調査権の問題というようなことになりますと、国会が必要とあればやはり検察資料というものが提出されるというふうな可能性も今後ある、こういうふうに考えていいわけですね。
○矢原秀男君 では安原刑事局長、お伺いいたしますけれども、あなたは灰色高官の公表の方法について委員会で述べられたわけでございますが、一つは、検事総長による法相への報告をもとに法務大臣もしくは総理大臣が国会答弁で公表する。二点目は、法相が検察庁法第十四条に基づく指揮権により当局に公...全文を見る
○矢原秀男君 次に防衛庁へお伺いいたしますが、防衛庁では、ポスト四次防の防衛整備計画の基本理念、こういうふうなものから、いろいろと防衛力構想の審議が、報道されておりますように十日から国防会議が行われたわけでございます。まず一回でございますけれども、冒頭にお伺いしたいわけでございま...全文を見る
○矢原秀男君 細かい問題になりますが、PXLは百機導入というふうになっているんですけれども、この内訳はどうなりますか。
○矢原秀男君 基盤的な防衛力構想についての国防会議の承認、こういうことが今後大きな課題になるわけでございます。で、私は、国防会議のあり方、こういうことについて質問をしたいと思います。  で、何といいましても、今回のロッキードの問題で国防会議がクローズアップをされたことも事実でご...全文を見る
○矢原秀男君 議員の出席はどうであったのか。時間はどの程度であったのかですね。
○矢原秀男君 では、構成メンバーは全員出席されたわけですね。
○矢原秀男君 では、一時間の時間とおっしゃっているわけでございますが、ちょうど田中前総理が議長をされて、そうして、あの白紙還元の歴史的な大きな問題というものはわずかに十分か十五分であると、こういうふうに非常に問題を醸し出したわけでございますが、そのときにあわせて問題になりましたの...全文を見る
○矢原秀男君 官房長官、私は直接の委員ではございませんが、衆参のロッキード委員会で官房長官を初め当局の御答弁というのは、国防会議のあり方については今後は改めていきたい、こういうふうな発言があったわけでございますけれども、私いまお伺いをしている状況では、余り従来と変わってないなと思...全文を見る
○矢原秀男君 官房長官ね、四十七年の十月九日の閣議決定——私もう一つ外しましたが、国家公安委員長も、通産、科学、内閣、国家公安委員長、議員とすると、こういうふうになっているんですよ。議員とするのであれば、国防会議の構成等に関する法律の議員という項の第四条を変えなくちゃいけないんで...全文を見る
○矢原秀男君 で、いま御答弁いただいておりますように、そういうちゃらんぽらんなことですからいまだに態度がはっきりしない。で、私話をさきに返しますけれども、あなたはいま、私が一〇〇%出ましたんですかと言ったら一〇〇%出た、こういうふうにおっしゃっておるわけですね。しかし、四十七年に...全文を見る
○矢原秀男君 それはわかりましたから、いま私が申し上げておりますように、このシビリアンコントロールのこの問題の中から、四十七年十月九日にわざわざ議員として四名の閣僚の方が参加をされた。しかし、責任のある言動というものを吐かれるためには、いま申し上げておりますように、この国防会議の...全文を見る
○矢原秀男君 官房長官、いま私答弁受けたわけですけれども、これだけでなしに、基本的に国防会議のあり方、運営等も含めて変えたいという三木総理の発言、これは事実ですね。で、上司の指示ということはどういうふうに解釈したらいいんでしょうか、官房長官。   〔委員長退席、理事岡本悟君着席...全文を見る
○矢原秀男君 では、官房長官、こういう問題点の中で国防会議を続けていくということについては、私の判断としては、いままでと全然変わってないということになりますと、このロッキード問題も解明される、そうしてあわせて並行してこの問題も——本当は早くされてなくちゃいけないんですけれども、こ...全文を見る
○矢原秀男君 時間もございませんから、どうか前向きで早くやはり国防会議の再検討をしていただく、お願いいたします。  次は会議録の問題でございますが、公開はしないと言われておりますけれども、会議録はきちっとつけていらっしゃるわけでしょう。その点。
○矢原秀男君 もう一つお伺いしますけれども、委員会で終始質疑を交わされているわけですが、今回のような国防会議の議員懇談会という非公式な法的根拠のない会議における決定というのは、非公式の、しかも単なる事務局長の諮問機関にすぎない専門家会議の設置という決定ですね、こういうふうなものを...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間が参ったようでございますので、また後日の機会に討議をしたいと思いますが、最後に私、結論として、官房長官、聞くだけでいいんですけれどもね。この構造汚職というものを一掃するということについては、法務大臣も、ここで三木総理も弁明されております、きちっとやっていくと...全文を見る
10月07日第78回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○矢原秀男君 私、明日の災害特別委員会で主体的ないろいろの質疑をしたいと思いますが、先ほども同僚の小谷議員から一宮の災害復旧についてのいろんな事項がございまして、私も災害が起きまして二時間後に現地に参りまして、対岸に渡りながら町役場の町長にお話をしますと、救助に向かった二百人以上...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間ないでしょう……。
10月08日第78回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○矢原秀男君 十月八日現在の台風十七号による災害の報告を受けたわけでございます。不幸に残念なことでございますが死者百五十七人、建物等についても全壊流失が千六百三十三一戸いずれにいたしましても罹災世帯数が十万九千四百八十六世帯、罹災者の数が三十八万七千六百六十五人、こういうふうにな...全文を見る
○矢原秀男君 長官の率直な御意見を伺いまして、本当に私も感銘を受けておりますが、確かに公共事業等のこの予備費の問題は、今年度の予算編成の段階では、景気刺激のために使うという当局の説明があったために私たちも、台風というものが来ても完璧に国民を守り得る体制にあれば、これはもう何も問題...全文を見る
○矢原秀男君 ちょうど一宮の災害対策本部の設置に関してでございますけれども、災害対策基本法の二十三条、都道府県、市町村の災害対策本部の設置はと、こういうふうになっていたわけでございます。まあ私も行くのが早かったわけなんでございますが、当局からの文書をいただいて見ておりましても、九...全文を見る
○矢原秀男君 いま消防庁の御説明を聞きますと、私が懸念をしております山津波に全くのまれて、そうして七十メーターから百メーター流されて、揖保川という一級河川のふちまで流れていった、その小学校なんですね、下三方小学校なんですね。では、集落の方々の二百人以上の方々がそこへ一応避難をしな...全文を見る
○矢原秀男君 で、これは建設省と農林省の林野庁関係にお伺いしたいのですが、一宮町の山津波は基岩崩壊である、まあこういうふうに防災工学の権威者でございます田中茂という神戸大学工学部の教授が九月の十五日、神戸新聞に記載をいたしているわけでございます。学問的な問題でございますが、この例...全文を見る
○矢原秀男君 で、まあ教授が話しておられますことは、実際に被害を受けられたこれは一宮の福知地区というわけでございますが、まあここは流紋岩とその凝灰層、それから安山岩とその凝灰層など四種類の地質がまじっている頂点に位している、まあこういうふうに言われておるわけでございます。ですから...全文を見る
○矢原秀男君 まあいいでしょう。  で、お願いしたいことは、この抜け山の後の現地の防災工事をどうするかという具体的な技術的な問題が残されるわけです。それについてはどういうふうに計画をされて、いまゼロなのか、それとも一〇%の工事にかかっているのか、それとも現場には手はついてないけ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、その点を早くお願いしたいと思います。そうして、いま御報告をいただいたわけでございますが、風化花山岡岩の亀裂の多い岩盤の地質、こういうことで、近畿関係では六甲山系であるといういま御報告を受けたわけです。いま私も御報告を受けておりますと、非常に一宮以上に心配するの...全文を見る
○矢原秀男君 いま御答弁いただきましたが、その点もよろしくお願いをしたいと思います。  ちょっと前に戻りますけれども、今回兵庫県では十七号台風によりまして六市十一町が大被害を受けました。そういうようなことで私たち公明党といたしましても、台風のさなかに申し入れの中で十点以上に及ぶ...全文を見る
○矢原秀男君 まあ極力早くお願いしたいと思います。  時間が参っておりますので、あと一つお願いしますが、きょうはNHKと郵政省関係、来ていただいていると思うのですが、実は兵庫県の上郡で災害の真っ最中、ラジオのニュース——電気関係全部だめになって、情報提供が全然できなかったわけな...全文を見る
○矢原秀男君 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、一宮の関係におきましても小学校がなくなりまして、百八十名の生徒がおります。幼稚園の人たちも四十名おられます。そのほかに中学生等もいらっしゃるわけでございますが、いま一様に申し述べられておりますように、現在の災害救助法の運用...全文を見る
10月19日第78回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○矢原秀男君 私も委員会の一員といたしまして、十二日から十三日までの二日間、長良、揖斐両川の被災状況を視察をして帰ったところでございます。ただいまも御報告があったように、私も十何年間にわたって災害現場を走り回ったことがあるわけでございますが、長良に行きまして一番びっくりしましたこ...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、木曽三川は先ほど申し上げました流域面積が九千百キロ平米、総延長にいたしますと二千七百キロメートル、総流出量といたしましては百八十六億トン、灌漑面積も七万七千百ヘクタール、こういうことでございますけれども、いずれにいたしましても、関連区域の人口が五百万人と言わ...全文を見る
○矢原秀男君 それは全国的な趨勢でよくわかったわけでございますが、私がいま質問を申し上げております一つは木曽三川に対するいわゆる中部地方建設局管内について五カ年間の河川と道路の関係、それはいまわかりますか。
○矢原秀男君 私も何百万円というところの端数まではいま把握をしていないわけでございますが、私の手元にある関係から見てまいりますと、四十七年が大体百八十億程度の河川ですね、河川の予算。そうしてそのときには道路関係は四百億を少し超えておりますね。四十八年度の河川に対する予算というもの...全文を見る
○矢原秀男君 建設大臣、中部地方建設局管内だけは道路の予算と同じぐらいにまで河川のそういう予算面での配慮ができないかということを私希望したいわけなんですが、大臣、どういうようにお考えでございますか。
○矢原秀男君 ひとつその面で力を入れていただきたいと思います。  台風十七号水害から約一ヵ月以上もたったわけでございますが、これは長良周辺だけではなしに全国的に被害を受けられた被災者の方々は復興に非常に懸命な努力を続けていらっしゃるわけでございます。いずれにいたしましても、非常...全文を見る
○矢原秀男君 災害についてはどうしても建設省中心になりますから、国土庁並びに厚生省へも十分常に働きかけをして、抜本的な改正、そういう面に努力をしていただきたいと思います。いずれにいたしましても、被災者の救済に全力を挙げていかないことにはどうしようもない、こういうことになります。 ...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が質問をいたしておりますのは、現場決壊の断面を見まして身ぶるいをしたわけでございますが、堤防の定規断面が木曽川の場合も天端で七メーター、それからのり面で内水関係の方で八メーター、勾配が一対二になっているわけでございますね。そして五メーターの高水敷等があって、い...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、その点よろしくお願いをいたします。  それから伊勢湾に流れていくわけでございますが、流量配分については基本の高水流量と合流量というものが秒間に何トンというそういう流量計算の中から出てくると思うのですが、建設省で、現在の木曽三川についての流量配分というものは大...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に木曽三川の改修関係について具体的に質問いたしますけれども、一つは、伊自良川の全面改修の進行状況がいまどういうようになっているかということが一つ。第二点目は、杭瀬川の引き堤については大体進行状況が何%であるか。続いて、牧田川の狭窄部の対策についてはどうなって...全文を見る
○矢原秀男君 いま一部だけ名前を挙げたわけでございますけれども、全面的に万全の対策を早急に進めていただきたいと思います。  私、ここでちょっとひとつお伺いしたいわけでございますが、明治のときに大改修が行われたわけでございます。そのときに長良川の場合であれば桑原輪中から高須輪中に...全文を見る
○矢原秀男君 しかし、あれでしょうか、伊勢湾台風であるとかいろんな台風災害が来て、では明治改修時のような物すごいエネルギーと予算というものをそこへ傾注したかどうかということが、現時点の土木工学でやはり問題になる点だと思うわけです。そういう点については、現時点においては明治改修にま...全文を見る
○矢原秀男君 ちょうど現場へ参りましたときに、当日の地元新聞でも、長良川の決壊については「住民が国家賠償訴訟へ」という大きな見出しの中で、これは明らかに人災であると、墨俣被災者同盟の方々が委員の私たちのところで陳情もされたわけでございます。そういう中で、輪中の締め切りで上流のわれ...全文を見る
○矢原秀男君 まあこの問題も、今度の災害では実際に自衛隊や何かは方々で非常に出動して一生懸命隊員の人たちゃっておりました。しかし、こういう問題が出るとですね、自衛隊に指揮をしたのは建設省であるのか県であるのかという問題点が出てくるのはやはり当然だと思うんですね、指揮系統の問題ね。...全文を見る
○矢原秀男君 水防活動個所、まあ長良川百カ所、揖斐川もそのぐらいではないかという御説明があったわけですが、この点につきましても防災の立場からきちっと具体的な対策というものを立てていただきたいと思います。こういう面についてはどういう具体的な現在までは手を打たれたのか、それをお願いし...全文を見る
○矢原秀男君 湛水の排水計画でございますけれども、当局では最大の湛水量というものが四千二現在既存の排水門が四門というふうに伺っているわけでございますが、そういう自然排水はもちろんでございますけれども、長良川筋の森部の排水、中の排水、それから揖斐川筋では中須川の排水、そして牧の排水...全文を見る
○矢原秀男君 内水排水で各地で問題になりますのは、兵庫県の赤穂でもそうでございましたが、浸水でポンプが稼働できないわけです。今度の視察に行っても、現場で一時間近くでございますが、電気設備の不備で稼働できなかったということで非常に水害が多くなったということはこれは通例でございますけ...全文を見る
○矢原秀男君 その点を特によろしくお願いしたいと思います。  じゃあ時間がございませんので、あと一点だけを質問をいたしますが、現地へ参りまして私心配をいたしておりますのは地盤沈下の問題でございます。午前中も質問があったわけでございますが、それを申し上げますのは、私も尼崎でござい...全文を見る
○矢原秀男君 時間ございませんので、あと一言。  どうか地盤沈下に対する対策、手を打っていただきたいと思うのです。私がこれで一番懸念をしておりますのは、長良川の下流部の土層図というものが、地下十五メーターから五十五メーターぐらいまで沖積層と言いますけれども、よく言えば粘土です、...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間でやめるつもりにしておったんですが、ちょっと答弁の中でありましたので一言だけ。  地盤沈下と表流水のいろいろな問題等の中から、解決として、しゅんせつの問題と河口ぜきの問題がございましたが、この点については次回に私も申し述べるつもりでございますけれども、技術...全文を見る
10月26日第78回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○矢原秀男君 今度東京都で太陽のシビルミニマム、非常に私も評価をしているわけでございます。そこで、具体的に時間が限定ございますので質問申し上げたいのですが、日照基準についてでございますが、東京都の太陽のシビルミニマムを三時間から六時間とされております。そうして第一種の日照保全の地...全文を見る
○矢原秀男君 どうも済みません。  規制対象等の建築物、そういう定義の中で、紛争処理共同基金というものが中高層建築物の建築主等のみの拠出金によっているので、一定規模以上の建築物等の建設者に対する事前の公示等によって問題解決というものがぼかされてくるんではないかというの二番目でご...全文を見る
○矢原秀男君 まず一点は、入沢先生にお願い申し上げたいと思うんですが、いまの意見の開陳の中では出なかったと思うんですが、先生のお説の中で、中層あるいは高層の建築物による日照阻害のおそれが生じたために、両地域に北側斜線制限の手法が加えられたわけでございますが、基準法にですね。この建...全文を見る
10月28日第78回国会 参議院 建設委員会 第5号
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○矢原秀男君 建築基準法の一部改正について質疑を重ねたいと思います。  まず最初に、遡及適用の件について御当局にお伺いをしたいと思います。  一つは、二十七日、きのうですね、大火の大洋デパート倒産という報道もされたわけでございますが、やはり事前に手を打てば、公害のときもそうで...全文を見る
○矢原秀男君 災害の未然防止については、言うまでもなく、先ほども申し上げましたが、熊本の大洋デパート、大阪の千日前のビルの火災によって、消防庁等とも十分に協議の上、法改正をそれぞれの関係省庁で行うようにと、このようになったと私は考えているわけでございますが、この点についてはどうな...全文を見る
○矢原秀男君 ここで、大臣の御所見を伺いたいわけでございますが、衆議院において参考人として意見を述べられた東京大学の名誉教授星野さんの主張によりますと、スプリンクラーと竪穴は車の両輪のごときものであって、相助け合って初めて有効であると言われております。私も同感でございますけれども...全文を見る
○矢原秀男君 まあ私も先ほど申し上げたいろいろな大火の中で、やはりせっかくこれだけの遡及適用のものが、避難施設、防火区画、非常用の進入口、非常用の照明装置等々、非常に全精力を挙げてきちっとされたわけですので、今国会で本当に有終の美を得なくてはならないというふうに私は思うわけです。...全文を見る
○矢原秀男君 いろいろ死角のいろんな問題等もございますし大変だと思うわけですが、とにかくさらに万全の対応策というものを私技術的に考えにゃいかぬと思うわけです。また、今回の政府原案によりますと、遡及適用を受ける規定は、遡及適用でき得る規定の一部であり、せめてこれだけはという最低限必...全文を見る
○矢原秀男君 まず、病院、ホテル、旅館、劇場、百貨店、物品販売業を含む店舗——地下街をちょっと外しておきますけれども、二十四項目は、避難施設、防火区画、非常用の進入口、非常用の照明装置、この二十四の項目というものはすべて連動されて初めて効力を発揮するものなんです。そこに特別避難階...全文を見る
○矢原秀男君 こういう火災の中から、私がいま申し上げているように、客席からの出口の戸の構造についても、やはり令百十八条をあなたたちは改正をして、戸を避難方向に開かれる構造とすることによって円滑な避難行動を確保したいというのがあなた方の御意見であり令百十九条では、廊下の幅もその避難...全文を見る
○矢原秀男君 では、遡及適用の件については建設大臣、最後でございますが、今後の建設省の避難防火施設の建設に対しての対策ですね、法制化及び行政上いろいろの諸問題が皆様からもいろいろと討議をされたわけでございますが、まとめて、こういう避難防火等施設の法制化や行政上、先ほどの御答弁と重...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に日照権についてお伺いをいたします。  日本の国も狭い国土の上でございますし、平野部がきわめて限られておりまして、地理的状況も加味して、国土利用については行政各省庁は十分の対策を講じていかなければならないところでございます。特に人家が密集せねばならない土地...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、日照保護を、確認制度をとる建築基準法で規定することが果たして妥当かどうか。またこれにより、先日の参考人の御意見の中にも、梶原弁護士さんでございましたか、主張にあったと思うんですけれども、今後行政抗告として日影基準を争うようになるのではないか、...全文を見る
○矢原秀男君 全国でも日照紛争については、まあ軽微を除いて、建設省の資料によりましても、四十六年が九百九十六件、四十七年が三千二百二十五件、四十八年が六千八百六十八件、四十九年が一万一千八百九十三件、五十年が八千百五件ですか、こういうふうに資料には明記をされておるわけなんですね。...全文を見る
○矢原秀男君 都市における日照問題の解決を図りながら、環境の良好な町づくりを進めていくためには、改正案の日影規制だけでは不十分だと私は思うわけです。現行の建築確認の制度を根本から見直して、全面的な建築許可の制度の採用に踏み切るべきではないかと思うわけです。また、西ドイツで実施され...全文を見る
○矢原秀男君 過密都市において日照問題の解決を図るためには、日影規制等の建築の形態規制が必要だと思いますが、これだけでは根本的な解決は期待できないと思います。基本的には、今日高地価を背景にますます激化している宅地の細分化防止の措置がとられなければならないと思います。宅地の細分化を...全文を見る
○矢原秀男君 次に、今回の改正で商業地域が規定から外されていることについて伺いたいわけでございます。  これはすべての方々からもいろいろといろんな面から御質問ございましたし、一つは、政府の基本的考え方の中に、住居系とそれ以外の地域ではおのずと日照規制は異なるものであるとのように...全文を見る
○矢原秀男君 もう一点。では、商業地域における日照基準が設定されないということが、行政上のある目的を有しているのではないかという心配もあるわけでございます。つまり、都市計画上の行政運営の効果的手段として、商業用地域からの住居の締め出しにつながることをお考えではないのかなと非常に先...全文を見る
○矢原秀男君 以上に関連して、具体的な事例をひとつ挙げてお伺いしたいわけでございますが、私も先般ちょっと気になったのは、参考人の方、あれはたしかどちらかの大学教授の方でございましたでしょうか、いろんな地域指定については行政体の方が悪いのであってというふうなちょっとお話もあったと思...全文を見る
○矢原秀男君 四十八年の十月に実施された住宅統計調査の結果によりますと、日照時間が三時間未満の住宅が三百六十万戸、全戸数の一二%に上っていることが明らかにされております。また、その大部分が大都市の密集地に存在をする木賃アパートでございます。しかるに今回の改正による日影規制が十メー...全文を見る
○矢原秀男君 まあ法律ができますと、なかなかそれを遵守していろいろと心配されてもうまくいかないという問題があるんですが、先般の参考人に来ていただきましたときに、東京理科大学教授の大河原さんの主張を引用させていただきまして東京都の方に質問したわけでございますが、東京のこの三時間から...全文を見る
○矢原秀男君 いま私、数字を申し上げたわけでございますが、日陰世帯の。しかし、太陽が回るからといって当たる場合もあるでは、私法律をつくる場合ちょっと問題ではないかと思うんですね。これは政府のいま図を私持っております。ここにあるんですけれども、図表のそのままを私見て心配をしておるわ...全文を見る
○矢原秀男君 関連して、自治体における制限の強化または緩和については前の委員会でも答弁ございましたけど、もう一度、私、御答弁をお願いしたいんですけれども、自治体における制限の強化または緩和について、これは条例、規制でいろいろつくってあるでしょう、地方でね。法律が制定されますと厳し...全文を見る
○矢原秀男君 いま私がこの面で問題提起をいたしておりますのは、確かにこの改正案によれば、地方自治体は気候、風土の特殊性または土地利用の状況によって必要がある場合は条例で規制内容の一部を手直しすることができると、こうなっているわけです。だから、質問されても皆そういうようになっており...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、日照権の件については大臣に最後に御質問いたしますが、日照に関する世論調査では、大都市の居住環境に関する世論調査、これは内閣総理大臣官房広報室で四十八年の三月やっていらっしゃるわけですが、日照時間の希望等についてもやはり四時間以上二二%、五時間以上二八%、合わせ...全文を見る
○矢原秀男君 非常に重要な課題だと思いますので、大臣を初めよく、まあ私たちもそうでございますが、やはり検討していかなくてはいけないと思います。  次に、時間がございませんのでちょっと飛ばしますけれども、私非常に気になっておりますのは、建築基準法改正案に対する参考人の方々に来てい...全文を見る
○矢原秀男君 この点については、理事会においても附帯決議等のあれが委員長からも明示をされたように思っておりますので安心しておりますが、どうか当局も、こういう問題についてはやはり現場主義というそういう形の中でどういうふうに日照問題が起きているのか。で、電波障害の問題だって先般もNH...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  最後に、確認許可等の執行体制について御質問申し上げたいと思います。  今回の改正案では、建築確認を要する特殊建築物の拡大を初めとして、幾つかの点に改正の手が加えられております。それはそれで了とするわけでございます...全文を見る
○矢原秀男君 現行法の第十二条の特殊建築物についての定期検査の実績が余り芳しくないと漏れ聞くわけでございますが、その実情はどうなのかというのが一点と、もう一点は、現行法の規定、さらに今回の改正案の規定が完全に実施されるためには相当数の建築主事の増員、ただいま御報告いただきましたけ...全文を見る
○矢原秀男君 今回の改正で新たにキャバレー、ナイトクラブ、遊技場等が建築確認を要する特殊建築物になったことは、これらの建築物の火災事故が比較的多い現状に照らして適切な改正だと思うわけでございます。  一方、キャバレー、ナイトクラブ等は客寄せのために短期間で内部の改装、こういうの...全文を見る
○矢原秀男君 いま御報告あったわけでございますが、建築協定の制度は、市街地における良好な環境づくりに有効な制度として建築基準法制定当初、二十六年から法律上認められているものでございますけれども、御報告のように現在は余り普及をしておりません。  一つは、その原因は何か。二番目には...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしましても、この制度が一向に普及をしない原因の一つには協定の性格のあいまいさが指摘されていると思います。すなわち、この協定の性格が私法的なものに限られているために制定の効果に限界があるのではないかと思うわけです。この際、建築協定を町づくりに対する住民参加の一...全文を見る
○矢原秀男君 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案に対する修正案についてでございますが、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してございます。  御承知のように、今回の改正案の大きな柱となっておりました既存の特殊建築物等に対する防火...全文を見る