矢原秀男

やはらひでお



当選回数回

矢原秀男の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第80回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○矢原秀男君 まず、就任されました田中通産大臣に、中小企業保護育成の立場から課題を申し上げながら、基本的な姿勢を二点ほどお伺いをしたいと思います。  現在、民間の信用機関が十三日まとめた昨年十二月の全国企業倒産、負債が一千万円以上の状況によりますと、件数は、危機ラインと言われま...全文を見る
○矢原秀男君 どうか通産大臣として、こんな非常に大変な諸事情が勘案されておりますので、一生懸命がんばっていただきたいと思います。  では、ちょっと具体的なことになりますが、中小企業庁長官で結構でございますが、いま大臣の決意といいますか、抱負をお伺いしたわけでございますが、いずれ...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、日本経済における不況下に置かれております中小企業の救済、育成、こういう対策にも大臣を初め努力をしていただきたいと思います。  次に、独占禁止法改正問題についてお伺いをいたします。  先般、福田総理は、ことしの年頭から藤田総務長官や自民党の...全文を見る
○矢原秀男君 よくわかりました。  第三点は、大臣にお伺いしたいわけでございますが、前の中曽根通産大臣は、日本企業の国際競争力を低下させるということから、独禁法の改正には消極的であったというふうに私は感じるわけでございますが、新しく就任をされました田中通産大臣は、こういう点を勘...全文を見る
○矢原秀男君 澤田委員長は、先ほどは五党修正案の線というものを基本的にしたいというお話でございました。まあ通産大臣のお話を伺っておったわけでございますが、非常にちょっと微妙でございますので質問申し上げますが、政府として国会に提出される独禁法改正案について、私、いま澤田委員長に質問...全文を見る
○矢原秀男君 どうもはっきりしないようでございますが、じゃ、別に質問の観点を変えまして、通産大臣、あなたは企業分割など構造規制の強化に反対のように私もお伺いをするのでございますが、先ほどから申し上げておりますように、いやしくも衆議院で与野党全部が全会一致で通過をした事実というもの...全文を見る
○矢原秀男君 次に、通産省が業界再編成を進めると、結果的には寡占体制の強化につながることは論をまたないわけでございます。そこで、独占禁止法上問題となりますが、こういう点について、田中通産大臣は市場の占有率が何%までならよいと考えていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 公取委員長、この件についてあなたの方では、市場の占有率が大体何%までならよいと、こういうふうな考え方があればお示しをいただきたいことと、また、占有率の第一位と第二位の差というものは問題としないでいいのかどうか、この二点についてお伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 非常に私も注目しておるわけでございますが、昨今の不況に際して、不況下の物価高と言われながら、景気が停滞して需要が減退しているにもかかわらず、価格が下落をしないばかりかかえって値上がりをしている、こういう品目が多くなっているということで、公正取引委員会では昨年の十月十...全文を見る
○矢原秀男君 先ほど委員長は、五党修正案の線で基本的にということでもあるし、非常に喜んでおったわけでございますが、私もこの独禁法の質問につきましては、衆議院で与野党ともに五党修正の案で必ず実現されなくちゃいけないなという立場の中で申し上げたわけでございますが、少々人の考えいろいろ...全文を見る
○矢原秀男君 では、最後の一問につきまして質問したいと思います。  タイトルは絹業安定緊急対策をどうするかという問題でございます。わが国が明治維新以来今日に至るまでの近代工業化の歩みの原動力は、養蚕業と欧州から導入した製糸業を基礎とした製糸業にあったと思います。ちなみに、明治よ...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、ひとつこの問題も真剣に取り組んでいただきたいと思います。  では、具体的な問題に移りたいと思いますが、去年の十二月、私、兵庫県でございますが、日本海沿岸の但東町と、そうして出石町から京都西陣に関係する但馬ちりめんの産地で、中小零細企業は倒産の憂き目にあり、働...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、では私の方から具体的な質問をいたしますが、確かに大蔵省、農林省、通産省の了解事項として、五十一年の八月十九日に絹業安定緊急対策というものが打ち出されたわけでございますが、現場のそういう具体的な問題点を踏まえて質問したいと思います。  共同廃棄に至るまでの経...全文を見る
○矢原秀男君 これの廃棄事業の買い取り価格でございますけれども、十六年の無利子制度、その内訳としては四年の据え置き、十二年の支払いですね。そういうふうな中で残存の組合、残ったところの業者組合、これと国や県、こういうふうな形でそれぞれの分担があるわけでございますが、いずれにいたしま...全文を見る
○矢原秀男君 いや、その一〇%の自己負担の内訳をやはり通産省である程度明示してあげないと、一〇%あなたたち自己負担しなさいと、そしたら今度は無理やり仕事はやりたいのですと、また景気がよくなるから。毎年向こうの方では、昔のある総理大臣の人たちのいろいろなお力で無免許の機械がどんどん...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間がないので次に移りますけれども、やめていく人が負担するんでなしに、残っている人に負担をさせるんだ、こう言われておるんですが、いま業者が国際価格、後にちょっと移りますが、こういう国際価格と輸入一元化や二国間の協定問題の中で非常に圧迫をされて、将来の保証が一つも...全文を見る
03月10日第80回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○矢原秀男君 二点について質問をいたしたいと思います。  まず第一点は、下水道の整備についてでございますが、まず大臣に基本姿勢をお伺いする前に、よく聞いていただきたいことがございます。  下水道の整備及び管理について、五十一年の十二月の二十日、行政管理庁が建設、厚生、農林の三...全文を見る
○矢原秀男君 それでは質問に入ります。  第四次下水道整備五カ年計画が昨年より発足をしたわけでございますが、第一年次の五十一年度推計で結構でございますが、進捗率がどうなっているのか、幾らであるのか、お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 五十二年度予算で、国費、前年度倍率三一%の伸びですね。五十二年度以降、この伸び率で当初五カ年計画の目標であります総人口普及率、いま答弁いただきました四二・六ですか、いま言われた。まあ私四〇%からいまあなたがおっしゃったそういうぐらいの幅であると思いますが、その総人口...全文を見る
○矢原秀男君 まあいまお話ございました国費三八%の伸び率としましても、この中には特別地方債の償還金が含まれていると思います。これを差し引くと、実質国費の伸び率というものは低下するのではないかと思うわけでございますが、   〔委員長退席、理事赤桐操君着席〕 そこで、一つは、特別...全文を見る
○矢原秀男君 特別地方債は全額政府資金を充当することとしておるために、政府資金の配分との関係で一定の制限があり、無制限に増加をすると資金手当てが困難になるのではないか、こういうふうに懸念をするわけでございますが、これらに対する見解はどうなのか伺いたいと思います。
○矢原秀男君 いずれにしましても、下水道整備の緊急性は言うまでもないわけですが、これはやはり国の思い切った投資、地方財政との問題と相まって進めなければならないと思います。しかし、自治体の財政の現状は非常に危機に瀕しておりますし、国の手当てが必要であることは当然でございますが、下水...全文を見る
○矢原秀男君 補助の対象範囲については第四次五カ年計画で若干の改善が見られましたが、公共下水道の管渠の補助対象、これは一定規模以上の幹線に限られておるわけでございますが、この基準を緩和するか、またさらに支線まで対象に加えるべきではないかと思うわけですが、そういう点いかがでございま...全文を見る
○矢原秀男君 水質環境基準の維持達成には第三次処理が必要なことは言を待たないと思います。現在、第三次処理の技術開発のためにパイロットプラントを設置して研究が進んでいると思いますけれども、その現況がどういう状態であるのかを伺いたいと思います。また、いつごろ実用化できるのか、そういう...全文を見る
○矢原秀男君 現実には下水汚泥処理ですね、こういうふうな問題については重要な、非常に問題となっているのが各地域で見られるわけでございます。こういう汚泥対策ですね、そういう処分方法、そういうことについてどういうふうになっているのか、これは重ねてもう少し明確にお答えを願いたいと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 「汚泥処理など環境保全に」ということで、このほど開かれた第十五回の原子力総合シンポジウムでいろいろと討議があったわけでございますが、私少し申し上げますので、これらについていろいろ御意見がありましたら当局のいろんなことを、それらに対応する時点はこうなんだというふうなこ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に移りますが、執行体制の整備についてですが、まず技術者の養成が急務であると思います。第四次下水道整備計画で新たに約二百の市町村が公共下水道整備を始めると言われるわけですが、いわゆる事業を円滑に進めるためにはどうしても技術者の養成確保が必要であると思いますけれ...全文を見る
○矢原秀男君 下水道事業団の業務の一つに研修、技術検定業務があるわけですが、五十年度開始以来研修生を募っても応募者は六〇%台にとどまっている。これには地方自治体としても、一つは人員が少ないために職員を派遣できないこともあるでしょうし、二番目には財政難で研修費に余裕がない等の理由が...全文を見る
○矢原秀男君 まあ下水道については非常に重大な問題でございますので、今後とも鋭意推進方をお願いしたいと思います。  では、最後の二点目に移りますが、これは兵庫県の尼崎で出しております市報でございますけれども、「沿線住民は訴える」「国道43号…不十分な公害対策」、こういうことで出...全文を見る
○矢原秀男君 大臣現場へ行くと言われましたんで、ぜひそれは実行していただきたいと思いますのは、河野一郎建設大臣が当時見えたときには、開通式をやらにゃいかぬ、工事が進んでいないわけですが、早くそこだけバラスを敷いてやってしまえというふうにして、私は大臣の権力というのは、当時市会議員...全文を見る
○矢原秀男君 まずきょうは被害状況も聞いていただきたいんですが、健康上の被害については、これは県の調査ですけれども、四十九年ですね。芦屋、西宮、尼崎等の、よく目がかすむ、三一・七%、よく目が疲れる、五二・三%、よくせき払いをする、四一・三%、よくのどが詰まるような感じがする、四〇...全文を見る
○矢原秀男君 特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の期限延長について簡単に質問いたします。  「シラスの特性と問題点」の論文、これは工学博士の山内豊聡さん、九州大学の教授でございますが、興味深く拝見をさしていただきました。そうしますと、一つには「災害の実態からみたシラス崩...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので、まとめて質問いたしますので答えていただきたいと思います。  一つは、特殊土壌地帯対策事業計画が今年度に第五期を終了するわけでございますが、事業の進捗状況はどうなっているのか、これが一つ。  二番目には、昭和二十七年九月十八日の第一回特土地...全文を見る
03月16日第80回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○矢原秀男君 まず第一点は、学校公害について伺いたいと思います。  一つは、全国的に実態はいかようであるか、第二には、どういう具体的な救済対策をとっているのか、第三には、最近の五ヵ年間の予算的な面においてはどういう形で推移をしているのか、当該局長で結構ですから、まず三点を伺いた...全文を見る
○矢原秀男君 全国的な対策についてはほぼいまお伺いしたとおりでございますが、私はいまから具体的な問題を取り上げて質問をしたいと思います。  いま私が学校公害の具体的な問題と申しておりますのは、兵庫県の尼崎、西宮、芦屋に関する四十三号線付近の件についてでございますが、この近辺につ...全文を見る
○矢原秀男君 局長か課長で結構でございますけれども、具体的に質問いたしますので答弁をお願いしたいと思います。  兵庫県で調べた大気汚染によりますと、五十一年の二月の国道四十三号線の自動車公害のそういうデータによりますと、二酸化硫黄についてはまあ芦屋、尼崎、西宮ははかっております...全文を見る
○矢原秀男君 一つは、環境庁に聞かないとという問題が出ましたけれども、やはり文部省としては、皆優秀な方がいらっしゃるわけですから、生徒さんが当然いろんな地域にいらっしゃる。そういうことになれば、環境庁とかいうんではなしに、文部省自体としての責任を持った対応のためには、そういう方の...全文を見る
○矢原秀男君 これはこの該当地域では参考になりません、平均値ですからね、大臣。そうでしょう。恐らく私は日本でも一番これは大変だと思うわけです。ですから、こういう局部的な面も浮き彫りにするということが、ひいては、ここだけではなしに全国的にもまた大きな手を打てる資料にもなるわけでござ...全文を見る
○矢原秀男君 鼻炎、鼻の……。
○矢原秀男君 担当されているのはどなたですか、鼻炎の。
○矢原秀男君 いや、文部省では……。では、大臣のお話よくわかりました。鼻炎の方だけ担当の方に。
○矢原秀男君 じゃ最後に、大臣、もう一度念を押しますけれども、本当に現地は大変なんです。いまあなたが言われておりますように、努力をすると言われているんですが、いままでしばしばお偉い方々の御答弁、皆努力をするで、結論が、いろんな質問しましたが、出ておりません。重ねて、この問題につい...全文を見る
03月24日第80回国会 参議院 建設委員会 第6号
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○矢原秀男君 提案されております治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。重複する点は極力避けてまいりたいと思いますが、もし重なるところがございましたら御容赦をいただきたいと思います。  まず、提案の理由といたしまして伺っておりますと、第一回は、国...全文を見る
○矢原秀男君 また、提案の理由の中で「現行の五カ年計画は、昭和五十一年度をもって終了いたしますが、一方、国土の利用、開発の著しい進展に伴い、山地及び河川流域においてしばしば激甚な災害が発生するとともに、各種用水の不足が深刻化し、治山治水事業を一層強力に推進する必要が生じております...全文を見る
○矢原秀男君 昭和五十一年度の「国土建設の現況」によりますと、明治以降から今日までの累計治水投資額は十二兆円にも達しております。しかしながら、その整備水準が非常に低いということは周知のとおりでございますが、比較的整備の進んでおります大河川においても、戦後の最大洪水による再度災害を...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても、治水というものは非常に大事なものでございますので、そういう点は忘れないで進めていただきたいと思います。  次に、第五次治水事業五カ年計画によりますと、治水投資規模で七兆六千三百億円、うち治水事業に五兆八千百億円となっておりますけれども、ここで計画終...全文を見る
○矢原秀男君 特に、大臣にこの点については要望したいと思うのですが、先般の予備費の決算委員会でも私述べたわけでございますが、災害で被害を受けた福祉施設等の関係のいろんなところが非常におくれておるやに見えたわけでございますので、前の建設大臣の方にはいろんな御注文をつけておりましたの...全文を見る
○矢原秀男君 確かにいま大臣がお話しのように、水不足の事態に対応するこの水資源の開発、ダムの建設等も非常に重要でございます。まあこれに関するいろんな住民の人たち、いろいろとこの現状を見きわめて対処していただきたいと思います。  これと関連するわけでございますが、地下水の保全です...全文を見る
○矢原秀男君 ここでもう一点お伺いしておきますが、きれいな水というのはやはり地下水になるわけなんですね。ところが、われわれがいま大阪近辺に住んでおりますが、淀川の水、浄化してますが、大変ですね。しかし、金額はトン当たり非常に高い。ところが、きれいな地下水という問題について、これは...全文を見る
○矢原秀男君 この点、重ねて質問しておきますが、じゃ、ぼくが限定しますが、二部に上場されている株式ですね、いいですか、だから一部と二部の会社、大きな企業ですね、そこで地下水をくみ上げている個所とすれば何カ所かと、限定を、そのぐらいはどうですか、つかんでおられますか。
○矢原秀男君 また、後日質問する予定にしますけれども、一回把握をしておいてください。これはもう大臣がいま言われた、非常に偉大な決意ともうきちっと合うものでなくちゃいけません、これは今後の日本の大きな問題になりますので。  じゃ、次に移ります。水についての諸問題というのを地球的な...全文を見る
○矢原秀男君 いまカナダやイギリス、そういうようなところでは非常に節水の呼びかけ等もやっておるようでございますが、まあいずれにいたしましても、国民に対して節水を呼びかけ、水についての理解、協力を求めることもそれなりに効果のあることでございますけれども、水の大量消費型構造の転換、さ...全文を見る
○矢原秀男君 国土庁の昭和六十年度までの水の需給見通しによりましても、十年後には水の不足が四十億トンから六十億トンに達する。四十億トンと言えば近畿地方で現在使っている都市用水の総量と同じ量でございます。そういうふうなことで、先ほどは国土庁からも答弁をしていただいたわけなんですが、...全文を見る
○矢原秀男君 鋭意検討していただきたいと思います。  じゃ、次に移りますが、都市周辺部の遊水機能を有する区域において、秩序のある都市開発と都市水害の防止に資するために、昭和五十二年度より新たにモデル事業として着手した多目的遊水地事業についてお尋ねをしたいと思いますけれども、この...全文を見る
○矢原秀男君 技術的な問題はもとよりでございますけれども、都市の施設と河川管理の分担等の問題というものが出てくると思うわけです。治水の効果が減じるということで住宅などの異物建設を締め出していたいままでの河川法、そういうふうな点はどうなるのかというようなことも出てまいりますし、この...全文を見る
○矢原秀男君 また、これも新規施策の一つでございますけれども、都市用水の確保、洪水調節、地盤沈下対策の一挙三得ということでスタートした緊急水利用の高度化事業、これについてもお尋ねしたいと思います。
○矢原秀男君 例年、全国の各地において集中豪雨等に起因する急傾斜地の崩壊が発生しております。人命、財産に多大の被害を免じているわけでございますが、昭和四十七年に建設省が実施した急傾斜地の総点検によりますと、急傾斜地の崩壊危険個所、傾斜度三十度以上で、高さ五メートル以上、想定被害の...全文を見る
○矢原秀男君 特に、この治山治水の問題からいつも出てきますのは、災害ということになるわけですが、水害保険制度ですね。これについての調査とか研究というものをどの程度やっていらっしゃるのか、そうしてまたこの制度の発足というものが可能であるかどうか、非常に国民はこういう問題でいつも困っ...全文を見る
○矢原秀男君 特に、これは外国よりも日本の地形、そういう風土を見ておりまして、日本が一番やはり世界で先鞭をつけなくちゃいけないかなと思うわけでございますので、外国の文献もこの件については結構でございますけれども、日本の文献を外国がまねをするように、どうかそういう意味で、せっかく調...全文を見る
○矢原秀男君 治山関係に少し入りたいと思いますが、森林法による復旧治山、予防治山、治山激甚災害対策特別緊急事業、地すべり防止事業等、林野庁の所管でございますけれども、実施されておられるわけでございますが、近年、国土の非常に密度が高い利用に伴いまして山地の開発が非常に進んでおります...全文を見る
○矢原秀男君 次に、新治山事業五カ年計画についてでございますが、第五次治山事業五カ年計画、事業費一兆三千七百億でございます。災害関連等を含めると、総投資額が一兆四千億円で要求されたと伺っておるわけでございますが、決定案によりますと、治山事業は一兆三百億、災害関連事業等六百億、予備...全文を見る
○矢原秀男君 河川の治水機能の劣化とあわせて、河川に沿った山地及び林地の崩壊防止事業も重要となっておるわけでございますが、たとえば、ちょっと具体例で質問いたしますけれども、昨年の台風十七号によりまして被害を受けた兵庫県の一宮町、この山地の地すべりは百万トンの土砂が河川に入ったわけ...全文を見る
○矢原秀男君 この一宮町と同じような土質ということを考えておりますと、やはり神戸市の百五十万人に近いそういう大都市、宝塚や西宮、そういう周辺都市を入れますと二百万以上になるわけでございますが、この六甲山系ですね。私何回も対策をお願いしているわけでございますが、全く一宮と同じような...全文を見る
○矢原秀男君 非常に六甲の先般のゴルフ場の土砂崩れで死人も出ておりますし、周期的に年数をもってやはり風化をした中で、開発等もありまして崩れたのもありますし、被害が出てまいりますし、そういう点については全力を挙げて対処をしていただきたいと思います。  じゃ、最後に一問質問して終わ...全文を見る
○矢原秀男君 いま九〇%以上の埋没した施設、まあ九〇%まで埋まっているところですね、それが八カ所、八〇%から九〇%が六カ所、七〇%から八〇%が四カ所、六〇%から七〇%、これ二カ所、五〇%から六〇%、五カ所、これで二十五カ所。こういうふうな状態であることも認識されていると思うんです...全文を見る
○矢原秀男君 まあひとつ大した問題はないということでなしに、将来の水不足、そういうもの、また発電エネルギーの問題等々もいろんな形で総合して、やはりエネルギー対策というものも考えていかなくちゃいけないと思いますから、まあ放置して自然に任せるのではなしに、また建設省としましても、やは...全文を見る
04月08日第80回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○矢原秀男君 関連。
○矢原秀男君 厚生大臣に質問いたしますけれども、いまあなたは答弁の中で、この問題は末端の問題、こういうあなたの答弁があったわけです。こういう大事な大問題がなぜ末端の問題なんですか。あなたは厚生大臣としてもっと真剣に人間の生命という、そういう大事な立場の中で、厚生大臣としてこういう...全文を見る
○矢原秀男君 そして、いまあなたが言われておりますように、現場の問題という話が出ております。いま末端の問題については訂正されたからそれで承知しますけれども、現場の問題といっても、事故の問題によって町や県で対応できない問題、一生懸命しているけれども。そうして、こういう問題が明らかに...全文を見る
04月12日第80回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○矢原秀男君 まず、お伺いをいたしますが、いま問題になっております日ソ漁業交渉の推移は国民にとってもきわめて関心のある問題でございます。本委員会におきましても再三議論をされておりますけれども、私は政府の明確な態度が示されていない、こういうふうに感じるわけでございます。現在、ソ連と...全文を見る
○矢原秀男君 では、現時点での政府の見解を具体的に二、三お伺いしたいと思います。  一つは、日本の十二海里内のソ連漁船の操業は正式に撤回されたのかどうか、この点について。
○矢原秀男君 二点目には、イワシとスケトウダラの関係でございますが、このバーター方式は、具体的な話し合いの場にどういう形で上がっているのか、お願いいたします。
○矢原秀男君 第三点は、先ほどもあなたから答弁がございましたが、重ねて伺っておきますけれども、北方領土周辺水域の扱いはどうなっているのか、重ねてお伺いいたします。
○矢原秀男君 ソ連の閣僚会議決定を受け入れることは、将来北方領土に対するわが国の領有権要求の根拠を失うことになるのではないかと思うわけですが、この点についてはいかがでございますか。
○矢原秀男君 先般総理は、北方領土は譲れないという立場をはっきり言っていらっしゃるわけですが、そうすれば、北方水域の扱いは、将来の日本の領土権主張を妨げないことを明確にする必要等があると思うわけでございますけれども、この点はいかがでございましょうか。
○矢原秀男君 官房長官と総理の、閣僚会議決定が北方領土の線引きに言及しているかどうかで見解が違っているように私感じるわけでございますが、政府の統一見解と、それから政府部内の意見の食い違いをどういうふうにあなた方は考え、そうして反省をしているのか、この点について伺います。
○矢原秀男君 では次に物価問題に移ります。  ちょうど季節の春でございますけれども、諸物価の値上げ旋風が、国民の台所を直撃しているのでございます。まあ値上げの春というわけでございますが、先般、総理府統計局の発表によりますと、三月の東京都区部の消費者物価指数は、前月比〇・五%の上...全文を見る
○矢原秀男君 別な角度から質問いたしますが、政府は五十二年度の、これは経済見通しの方でございますが、実質成長率六・七%について、この達成の自信があるのか、これが一つ。で、もし落ち込めば、その責任の所在というものはどうするのか、この二点をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 現在円高が続いておりますけれども、その原因及び景気に対する影響。それからもう一つは、円高により原材料が安く輸入されているはずでありますけれども、消費者物価にどのように影響するのか、また、その実態はどのように調査をされているのか。この二点お伺いします。
○矢原秀男君 ぜひ追跡調査も実のあるものにしていただきたいと思います。  三月十一日に決定した景気対策四項の内容及びその対策に至る背景と見通しはどうなのか。それから五十一年度において実施した景気対策の効果を、現在なお回復していないことから、どのように考えていらっしゃるのか。この...全文を見る
○矢原秀男君 三月の十一日に公定歩合が〇・五%引き下げられたわけでございますが、これに関連して三点だけ質問をいたしますけれども、一つは、その理由及びタイミングは適切であったのか。第二点目は、景気対策四項目に、市中貸出金利の低下を促進とありますけれども、公定歩合引き下げと関係し、今...全文を見る
○矢原秀男君 五十一年度の消費者物価の上昇率が目標を上回ったと聞くわけでございます。実績と目標及び目標を上回ったという理由をお伺いしたいと思います。  もう一点は、五十一年度の卸売物価についてはどうなっているのか。それから、円高基調とどのように関連をしているのか。この二点お伺い...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても消費者物価に対する円高の影響、卸売物価との関連、特に卸売物価は鎮静をしながらも消費者物価は予想を上回っている。こういうことについてはもう一度見解をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 五十一年度における消費者物価の上昇に占める公共料金の割合は幾らか。二点目には、上昇率が見通しを上回った原因は、公共料金の値上げにその主な原因があることが明らかであると思います。あわせて本年に予想される値上げ、これはどのようなものがあるのか。
○矢原秀男君 公共料金で予想される値上げ。
○矢原秀男君 いま一連のお伺いをしておるわけでございますが、まあ昭和四十五年を一〇〇としまして、先進国では一七〇%台で世界で一、二を争うような五カ年の上昇率でしょう。そういう中で一連の公共料金が上がっていく。あなたのお話を伺っておりましても、そうして政府の見通しが毎年失敗をするわ...全文を見る
○矢原秀男君 では次に、電電公社用地買収問題で質問いたします。  まず、博多地域のデータ通信用地でございますけれども、第一問はデータ通信の収支の現状、今後の見通しについてお伺いしたいわけでございますが、研究開発費の年度別の推移はどういうふうになっておりますか、お伺いします。
○矢原秀男君 まあ、データ通信用地として売買されているわけですが、いま御質問しておりますのは、五十年度の事業別収支だけを見ましても、事業収入が六百三十五億、支出が九百九十五億で赤字が単年度で三百六十億円あるわけなんですね。四十九年が三百五億、四十八年が二百四十三億で、三カ年で九百...全文を見る
○矢原秀男君 その前。
○矢原秀男君 赤字は出ているんでしょう。
○矢原秀男君 それ言ってくださいよ。四十八年前の……
○矢原秀男君 いや、時間ないんですからね、年度別の赤字をと言えば、きちっと四十八、四十九、五十だけでなしにやってくださいよ、時間ないんですから。
○矢原秀男君 いや、その前。
○矢原秀男君 手持ちの資料がないといっても、四十二年から五十一年まで四千六百三十一億の設備投資や研究開発のお金が使われているわけでしょう。そういうふうに膨大な国民のお金が使われて、それを別にしても、収支の現状から言って三ヵ年でもう九百八億の赤が出ていると。その前の年別の赤字のそう...全文を見る
○矢原秀男君 総裁、三カ年で九百八億の赤でございますが、トータルではどうですか、トータル。始まって以来のトータルではどれだけの赤字なのか。
○矢原秀男君 金額が何十億、何百億と、こういうようになっているのに、金額が少ないから赤字の額はわからない。これははっきり答えてください、数字。
○矢原秀男君 こういうふうな巨額な赤字を出しながら、収支がそういうふうに非常にルーズであると私感じるわけでございますが、こういうふうなことでお金をどんどん使うようでは、これは大変だなと、こういうふうに考えます。  電電公社は、福岡市博多地域に建設が予定されているデータ通信並びに...全文を見る
○矢原秀男君 代金の決済方法はどうなっていますか。
○矢原秀男君 地産がなぜ埋め戻し工事をしているのか、これは何の建設を計画していたのか、これが一つお伺いしたいこと。  もう一点は、埋め戻し工事の完了を待たずに契約を急いだ理由は何か。不況から地産を救済するためではないのか、この点についてお伺いします。
○矢原秀男君 公社が買収する以前の所有権移転の経緯、お伺いします。
○矢原秀男君 大阪綿業から買収した時点の価格、幾らですか。
○矢原秀男君 やはり用地買収の前には、地産から、いわゆる大阪綿業から地産がどういう価格で買収したか、こういうことを把握するのがこれは売買の原則だと思うのですね。これは郵政大臣、あなたには、先ほどもデータ通信のこういう赤字、そういう問題でも数字が全然把握されてない、そういう問題につ...全文を見る
○矢原秀男君 反省したって、きちっと後しないとだめですよ。  で、公社は一平方メートル当たり三十二万八千四百九十八円、総額二十億六千三百三十万円で契約をしたそうでございますけれども、その根拠はどうなっているのかお伺いします。
○矢原秀男君 昭和五十年七月時点の福岡県の地価公示価格によれば、同じ博多駅前一丁目の二十七番十四号で、一平方メートル当たり十三万円となっているわけです。そうなりますと余りにも単価が違い過ぎるんではないかと思うわけです。この点どうですか。
○矢原秀男君 五十年七月。
○矢原秀男君 この区画は福岡県しかないですよ、行政官庁では。
○矢原秀男君 先ほど答弁をしていただきました、鑑定の価格より安いということを金科玉条にされているわけでございますが、これは言いわけの常套手段ではないかと思うわけです。福岡県の地価公示、行政官庁でここしかないわけです。で、いまあなた方が言っていらっしゃる、たとえば日本不動産研究所の...全文を見る
○矢原秀男君 言うなれば、身内が鑑定したようなものだというわけでございます。こうしたことを考えますと、評価結果の信憑性、われわれも疑問と言わざるを得ないわけでございますが、これについては郵政大臣並びに国土庁長官の所見というものをお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 電電公社は、評価鑑定書の写しを要求したわけでございますけれども、その提出を拒否されたわけでございますが、この際改めて要求したいと思うけれども、提出していただけますか。
○矢原秀男君 会計検査院にお伺いしますけれども、国等の用地買収に当たって、それが妥当かどうか、どういう点から判断をするのかお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 現地では、今日民間ではこれだけの設備投資は不可能であり、また面積も膨大であるところから買い手が有利になっておるのが常識でございます。一平方メートル当たり三十二万八千円はとうてい考えられないと思うわけでございます。まさに資金のむだ遣いというふうに言われるわけでございま...全文を見る
○矢原秀男君 やはりどうしても行政官庁にわれわれは信頼を置かなくてはいけないと思いますね。福岡県の地価公示価格は一平方メートル当たり十三万円になっているのに、電電公社でお買いになっているのは一平方メートル当たり三十二万八千円です。余りにも差がひどいわけです。もう一回この点について...全文を見る
○矢原秀男君 場所はさっき言ったじゃないか。
○矢原秀男君 いやしくも土地を買う場合に、その付近では福岡県の地価公示価格はあるわけでございますから、一平方メートル当たりに十三万と三十二万という差があれば、福岡県に必ず尋ねて、そうしていろいろと話というものを折衝されていると思うんですけれども、その点はどうだったんでしょう。
○矢原秀男君 ないんではないんですね、福岡県で地価公示をきちっと明確にしているんですから。
○矢原秀男君 私たちの現地調査によりますと、現在、電電公社福岡電気通信所並びに博多電話局は駅の南口側にあるわけなんですね、東二丁目にあるわけです。ですから、その方面を物色すれば、それから徒歩十分程度で一平方メートル当たり十五万円程度で買収できる用地が幾らもあるわけなんですね。そう...全文を見る
○矢原秀男君 総裁、あなたが総裁になって非常に早いわけでございますが、この間政治家の介入はなかったですか。
○矢原秀男君 国土庁にお伺いしますが、国等による土地売買が地価高騰をもたらさないように次官通達を出していると聞きますけれども、その趣旨、お伺いいたします。
○矢原秀男君 「国等が土地売買等の契約を締結する場合には」「法の趣旨を十分しんしゃくして行う」ことを前提とする。「いやしくも国等による土地売買等の契約が地価高騰をもたらすことのないようとくに留意願います。」という国土事務次官の通達が、五十年の一月十八日に出されている。そういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 大臣の不自然であるということは当然だと思います。  さらに解せないのは、建設地を駅前の一等地に選んでいることです。市役所や郵便局など、広く国民一般の利便を考えなければならない施設ならともかくでございますけれども、人の出入りの少ないこうした施設を、一等地に巨額を投入...全文を見る
○矢原秀男君 では、次に移ります。  通産大臣にお伺いいたしますけれども、現在非常に中小企業倒産が多くなっているわけでございますけれども、こういう倒産のいろんな状態を考えまして、今後いかに対処されるのか、お伺いいたします。
○矢原秀男君 具体的な問題としてお尋ねしますが、昨年の十二月、資源エネルギー庁は全国五万六千軒の石油販売業者の実態調査を行っておられるわけでございます。その中で明らかになっていることは、赤字経営のスタンドが三二・六%、経営破綻を訴えているスタンドを合わせると約八三%に及ぶと言われ...全文を見る
○矢原秀男君 この明らかに赤字とされている三二・六%の中で特に経営が困窮しているのがマネジャープラン方式のサービススタンドであると聞いております。これらのスタンド経営者から陳情なり検討の要請が出されておると聞いておりますが、今日までの経過及び問題点について、公取委員長及びエネルギ...全文を見る
○矢原秀男君 重ねてお伺いをいたしますけれども、エッソ・スタンダード石油のマネジャープラン方式のスタンドでは、五月の下旬から揮発油販売業法の施行に伴い、いまもお話がございましたように、契約の改正が行われるわけでございます。ところが、新契約も以前の契約同様きわめて独禁法違反の疑いが...全文を見る
○矢原秀男君 新契約の内容を検討した結果、不当な契約を強要されているところは明らかになっているわけです。まあ私どもの試算によりましても、利益の大幅減少、新たに発生する資金の負担、施設料の増額、表面にあらわれたものだけでも、一カ月に赤字が六十八万円になるわけですね。これでは経営の破...全文を見る
○矢原秀男君 具体的な実例としても、当初の契約では、資本も担保も要らない、あなたも経営者になれるとの条件で相互に契約を結んでスタートしておきながら、今回の新契約では担保その他の契約条件を強化している。また、一般のリース販売店と比較して契約条件は余りにも不当であり、これは明らかな契...全文を見る
○矢原秀男君 ただいまも関連質問で指摘がありましたけれども、余りにも不公正な条件を強要されて、その上に、このようなマネジャーとしての立場は全くあいまいでございます。こういうような条件下の中で問題として出てくることは、基本的な人権を守る立場から、労働条件及び人権擁護の立場から、こう...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ最後に、時間がございませんので、公取にお願いしたいわけでございますけれども、やはり準司法機関でございますので、行政機関という立場から、独禁法違反の、非常にその線上にあるわけでございますけれども、われわれの調査では、これは独禁法違反ではないか、こういうふうに思うわ...全文を見る
04月14日第80回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○矢原秀男君 では簡単に質問をしたいと思います。  まず、五十五年度に赤字国債発行をゼロにするためには歳入歳出両面での慎重かつ有効な財政運営が必要となるわけでございますが、今後の具体的な青写真を国民に示す必要があると思います。その内容、めどについてまず大蔵大臣にお伺いしたいと思...全文を見る
○矢原秀男君 大蔵省の財政収支試算によりますと、五十一年度、五十二年度のケースAをとりますと、そのうち五十二年度、五十三年度の対前年比の税収の伸びが、五十一年度の試算では五十二年度が二四・三%、五十三年度も二四・三%となっております。そうして五十二年度に試算をされた面を見ておりま...全文を見る
○矢原秀男君 五十三年度からの増税について伺いたいと思うんですが、まず間接税、法人税の増税についてのお考えについて、また間接税に対しましては一般消費税的なものとなるとの意向も伺っておるわけでございますが、これはいわゆる付加価値税ということであるのか。またその内容はどうなのかお伺い...全文を見る
○矢原秀男君 間接税にしぼってちょっとお伺いをしたいわけでございますが、まず五十一年八月現在の所得階層別分類によりますと、一分位の月収が二十一万一千円、五分位で五十八万七百七十八円となっております。間接税の負担の状況はどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 私、気にしますことは、やはり今後増税という面がどうしても出てくる。しかし国民の立場から見ておりまして、試算というものが明確に出されたものでないとやはりある面では納得されないのではないかというようなこともあると思うのですけれども、そこで間接税についてあなたからもいま御...全文を見る
○矢原秀男君 いま、私の手元に、元主税局長、国税庁長官の著書があるわけでございますが、その中には総理府の家計調査から、間接税の負担率の推計が載っておるわけなんですね。そういうこともありまして、そして先ほど申し上げましたように、税負担がさらに国民の中にふえていく、こういう場合に、や...全文を見る
○矢原秀男君 最初に申し上げましたように、財政収支の試算ケースAによりますと、五十三年度の対前年度比の税収の伸び率が二七・四%となっておりまして、これは明らかに私は大幅な増税になるわけと、こういうふうに私は解釈をしているわけです。何回も重複するかもわかりませんが、増税に占める間接...全文を見る
○矢原秀男君 私、いま間接税にしぼってお話をしておりますのは、大臣、税に対して国民階層は怒ってますよ。本当にわれわれが働きながら、所得も少ない、物価は値上がりしている、これ以上なぜ税の負担を多くわれわれは受けなくちゃいけないのか、出すのであれば明確にしてくれと、そうして国民の方々...全文を見る
○矢原秀男君 東京都が都民を対象にした都市生活に関する世論調査の結果を発表したわけでございます。それによりますと、都民の生活実感からくる物価上界、もちろん国民も一緒でございますけれども、政府の発表する消費者物価指数よりも三倍近い指数が出ているのでございます。これが生活実感でござい...全文を見る
○矢原秀男君 政府の発表する物価指数が生活実感と乖離していることは、従来からも問題となっているところでございます。物価指数が国民年金等のスライドの基準になっていることであり、極力生活実感も反映するものであってもらいたいことは言うまでもございません。  ところで、三月十一日の経済...全文を見る
○矢原秀男君 物価抑制の政府目標八・六%をまたまた上回っていくわけですから、私は先般も申し上げたんですが、一つは公約違反である。それから公共料金とか大企業の製品の一斉値上げが迫っているわけでございます。で、政府の言葉は異常気候、そういうふうなために魚価であるとか野菜であるとか果物...全文を見る
○矢原秀男君 三月ごろ水産庁では、水産流通業者に対して日本近海で豊富にとれるイワシ、サバなどの大衆魚を積極的に市場に出荷販売するよう要請をされたことがあるのか。もしなければ要請されるべきではないかと思うわけですが、この点いかがでございますか。
○矢原秀男君 四月三日の毎日新聞の調査になりますと、二百海里規制の外側でとれるアジ、サバ、イワシ等がここ数カ月の間で相当な値上がりとなっている、昨年の同期間に比べてアジが一八二から二一二%、サバが三〇一%、イワシが一六〇%と、もちろん諸経費のためだと思いますけれども、そういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 魚価の全体の上昇傾向の中で、どうしても大衆魚でございますアジ、サバ、イワシ等については当面の価格安定対策を講ずべきだと思うわけですね。私は消費者の一人としても、畜産のえさ等もございますが、アジ、サバ、イワシは好みでございますけれども、なかなか安くは食えないという感じ...全文を見る
○矢原秀男君 その点でもう一つお伺いしたいんですが、水産物価格の急騰に投機的な動きはなかったかどうか、これについては調査されたのかどうかですね。
○矢原秀男君 いま御説明いただきましたように、確かにスケトウダラの高値が続き、昨年末キロ当たり三十円から四十円していたものが、現在では百二十円前後の高い値段になっております。ですから、冷凍施設を持って御商売していらっしゃるところはどうしても、特に商社等関係すると思いますけれども、...全文を見る
○矢原秀男君 長官、こういう二百海里時代を迎えて魚の不足が予測されるわけですが、価格の高騰、これも心配されます。そういう中でいまも質疑を重ねたわけでございますが、日本近海で年間約二百三十万トンもとれると言われている、推定でございますが、イワシやサバ、これらの大半が料理用にも向けら...全文を見る
○矢原秀男君 栄養価においても非常にいいものがあると思うんですけれども、将来食生活の改革というふうな必要性も出てくると思いますね。  そこで、これは経企庁か水産庁か農林省かわかりませんが、流通機構の一一面として、そういうところから国民の台所までという形のコールドチェーン体制とい...全文を見る
○矢原秀男君 時間が参りましたので、長官に一言要望しておきますけれども、先ほどからもお話がございましたように、また私も予算委員会で質問したわけでございますが、やはり公共料金の一斉値上げというもの、大企業の製品値上げ等々も国民生活を非常に圧迫をしますので、もり三月を過ぎれば一斉に値...全文を見る
04月19日第80回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○矢原秀男君 NHKの決算に入る前に、朝刊に各紙が公定歩合引き下げ等について取り上げておりますので、郵政大臣にお伺いしたいと思うんです。  私、四月十二日に、予算委員会で公定歩合の再引き下げにつきまして日銀の副総裁と大蔵大臣にお尋ねをしたんですね。そうしたら、御両名とも、いやい...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつささやかな庶民の声というものも最大限に大事にしていただきたいと思います。  じゃ、あと時間もございませんから具体的な質問いたしますが、NHKにちょっとお伺いしたいんですけれども、実は、兵庫県の丹波篠山町で五十二年度町の予算にNHKが郷土祭りの放映に協力をする...全文を見る
○矢原秀男君 地元では、NHKで全国的に紹介されることで大変大きな期待を持っておりまして、これは日本全国の方がNHKで紹介されておりますお国自慢とか日曜日に取り上げられる番組にいたしましても、全国のどなたが、いろんな階層が見られても、このデカンショ節の発祥の地のこの番組について異...全文を見る
○矢原秀男君 では、次に、航空機の騒音によるテレビの受信障害についてお伺いをしたいと思います。  まず、基地の関係では、一定範囲の受信者につき半額免除になっているわけなんですね。一方、民間空港の関係については、一定範囲の受信者につき航空公害の防止協会を通じて助成金の交付という方...全文を見る
○矢原秀男君 私の調査でも、現行の基地関係の免除基準は昭和四十五年四月からの設定にかかるものであり、また民航関係については、いまも御答弁いただきましたけれども、受信料の半額相当額の助成、こういうことが五十年度からは助成の対象範囲として八〇以下七五、加重等価平均ですね、騒音値という...全文を見る
○矢原秀男君 受信料の滞納理由の中で、航空機騒音による受信障害が挙げられておりますけれども、基地関係と民航関係との比率がどのようになっているのか、ちょっと具体的に明らかにしていただきたいと思います。
○矢原秀男君 私も大阪空港周辺におりますんで、騒音の障害の実態というものはよくわかっているわけでございますが、実情は基地関係よりもかなりひどいと私も思っているわけでございます。そういうことで、受信料の不払い者数にいろいろあらわれているんではないか、こういうふうに考えるわけでござい...全文を見る
○矢原秀男君 よくいろいろ御家庭を訪問しておりますと、基地や民航周辺の受信者の方々は、受信料の軽減よりも正常な画像や音声といいますか、そういう正常なそれを見たり聞いたりという希望を持っているのが実情でございます。ですから、私、逆に考えまして、運輸省やNHKの方で、もし騒音障害の軽...全文を見る
○矢原秀男君 テレビの難視対策の調査会の答申でも、鉄道の障害や航空騒音障害は対象外となっていると思うわけですね。そういう観点の中から大臣にもお伺いしたいわけでございますが、この航空騒音によるテレビの受信障害、それに対する対策ですね、大臣としては、今後、どういうふうにお考えなのか、...全文を見る
○矢原秀男君 受信料の問題が先ほどからも出ておりますし、いまもちょっと取り上げたわけでございますが、そういうことでこの問題で会長にお伺いしたいと思うんですが、国営による財源の将来問題として検討課題になっているかどうかという観点から質問したいんでございますが、世界の放送実施状況を見...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ最後に、いま諸外国との相互理解のために、親善友好のためにも非常に重要な国際放送の問題についてお伺いしたいと思うのでございます。  一つは、海外の居住者の増加あるいは旅行者も増加をいたしております。で全日制の日本人の学校あるいは日本語の補習学校も百校以上いま外国...全文を見る
○矢原秀男君 参考人の皆さんには長時間本当に御苦労さまでございます。  いまいろいろの質疑をお伺いいたしておりまして、やはりこのオリンピックの問題につきましては国民の方々が非常に関心を持っていらっしゃる、そういうところへ二十五、六億の数字がぱっと飛び出したものですから、物価値上...全文を見る
○矢原秀男君 違う違う、ソ連、ソ連。
○矢原秀男君 選手養成のためとか、行き過ぎたあれで、本当に国の力でやっていく、まあこういうあれが世界的にも見られることは非常にもうこれは残念でございます。  どうか佐野さんのところも、相手がソ連の国であろうと、どこの国であろうとも、開催するたびにこういう問題が起きてくれば、参加...全文を見る
○矢原秀男君 次に、坂本会長に質問したいと思いますが、オリンピックの問題にこれ関連しているわけでございますが、契約書の中に、英文でございますが、訳していくと、国の法律、会社の定款はこの契約を実施する上で障害にならないとの文面があるそうでございます。これは超国家的な契約内容と言われ...全文を見る
○矢原秀男君 三浦さんに質問いたしますけれども、重複するかとも思いますけれども、やはりテレビ朝日がこの五輪の放送権を独占契約したということについては国民の皆さんも注目をしているわけでございますが、大体経過から見ておりますと、モントリオール方式は非常にいいではないかいうふうなことで...全文を見る
○矢原秀男君 坂本会長にお伺いしますけれども、モスクワ五輪のアメリカにおけるテレビ放送権をNBC放送が報道では八千万ドルで獲得したと伝えられているわけですね。これはアメリカの三大ネットワークの三社が熾烈な獲得合戦をした結果、こういうふうになったと伝えられているわけでございますが、...全文を見る
○矢原秀男君 これは佐野さんにお伺いした方がいいのか、坂本さんでも結構ですけれども、モスクワ五輪に対する他の放送連合の動きがどうなっているのかという問題ですね。日本とアメリカだけがいま契約しているように私伺っているんですが、そういうふうな点の兼ね合いを含めてお願いしたいと思うんで...全文を見る
○矢原秀男君 でNHKとしては、あれですか、従来のオリンピック憲章が昨年変更になったことについては、はっきりわからなかったと、こういうことですね。
○矢原秀男君 放送権の中にラジオの問題が出たわけでございますが、先ほどからの御答弁を聞いておりまして三浦さんに対してお伺いしたいなと思っておりましたのは、ラジオの放送権も、状態によっては放棄をして、それで向こうへ権利をお渡しすると、また必要があればまたそこと交渉してくださいという...全文を見る
○矢原秀男君 ここで小林さんにもお伺いしたいのでございますが、事ここまで至っているわけでございますが、テレビ、ラジオ含めて、今後の問題として、会長としてどういうふうな手を打たなくてはならないかということについて、御意見がございましたら、ちょっとお伺いしたいのでございますが。
○矢原秀男君 じゃ坂本会長はどういうお考えでございましょうか。
○矢原秀男君 小林会長と坂本会長の御意見御一緒でございますが、全くこのままであれば両立しているんですけれども、ここで大臣、あなたの御発言を聞いておりますと、最高のインテリの集団、うまく円満にいくことを期待と、こういうふうなあれであなたは逃げられておりますけれども、事ここに至ってや...全文を見る
○矢原秀男君 また投書にちょっと私返りますけれども、将来に禍根を残すなという投書が出ております。  ここには「一民間放送局によるモスクワ・オリンピック放送の独占契約は反社会的行為である。法外の契約金の支払いを受諾したことは将来に禍根を残すことであろう。このような独善行為に対して...全文を見る
○矢原秀男君 先ほどからございましたように、私、懸念をいたしておりますのは、やはり電波の問題というものも公共性がございますし、国民の権利というものをやっぱり大事にしていかなくてはいけない、そういうふうな非常に大きなものがございますので、そういう点ではテレビのあり方、もちろんラジオ...全文を見る
○矢原秀男君 最後になりますが、いずれにしても全国民が国民的な行事としてこの五輪スポーツを見ようとしているのは、これは当然のことでございますが、どうか今後、大臣の言葉を信用するならば、各局の代表の方も、もし企業のエゴがあるとするならば、それもやはり国民の立場というそういうふうな解...全文を見る
04月20日第80回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○矢原秀男君 宅建業法について質問する前に、きのう、きょうと報道されております住宅ローンの引き下げ関係について少しだけ質疑を交わしていきたいと思います。  四月十九日、きのうでございますけれども、公定歩合の再引き下げ、そしてまたきょうは住宅ローンの引き下げ、こういう問題が、福田...全文を見る
○矢原秀男君 非常に多くの国民の方々の中で該当者の方があるわけでございますが、まず総理の見解が、民間の金融機関の住宅ローンの金利は、契約時の金利がずっと適用されると理解しているけれども、家計の負担軽減という観点から、今回の公定歩合引き下げに伴っては、すでに契約されている分の金利も...全文を見る
○矢原秀男君 五月であるか六月であるか、そういうめどはどうでございますか。
○矢原秀男君 大蔵省が試算をされているというふうに報道されているんです。たとえば現行が年利九%であるけれども、〇・三六%下げた場合とそれから〇・四八%下げの場合、こういうふうな大蔵省の試算というものがありますが、これは実際に試算をされているのかということになりますと、どちらの利下...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま私が申し上げた〇・三六、〇・四八、これの下げの場合の想定というのは大蔵省では現段階ではされていない、こういうことですね。
○矢原秀男君 大臣、たしかきょうの何新聞でしたか、住宅関係というので建設大臣の発言等も出ていたと思うんです。まあ大蔵省の所轄と思いますけれども、やはり住宅ということになればこれは建設でございますので、大臣として総理と一緒でこの際利下げをするということはもう当然だと思うんですが、今...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。建設大臣、適切な手を打たれていることについては心から敬意を表したいと思います。今後ともがんばってください。よろしくお願いします。  じゃ次に移ります。  宅地建物の取引に関して若干の質問を申し上げたいと思います。  質問に当たりま...全文を見る
○矢原秀男君 それらの各社で行った、あるいは現在も進行中の土地分譲の状況について、業者別の分譲物件名、面積、区画数、販売時期、契約者数、単価、販売形態、開発許可等の手続状況及び紛争等が起きておればその内容を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 以上の業者のうち、警察より捜査、捜索及び起訴されたものがあれば、その容疑内容を御報告していただきたいと思います。
○矢原秀男君 これは新聞に、大臣ちょっと遠くからですけれども、字はわかりませんが、とにかくこのぐらい大きく出ているんです。これの見出しには、緑の住宅地と山林を売ると、山林を緑の住宅地と銘打ってはでなパンフを使い、約四千人の方が被害を受けて、金額で三百億円の被害である、そういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 この、富国開発とか地所は、バックにたとえば系列の大会社があるとか、それとも単独の業者なのか、もし単独であれば、もう赤字でパンクしているのかどうか、そういうふうな点がまた心配になるんですけれども、そういう点どういうふうに把握されていらっしゃいますか。
○矢原秀男君 じゃ、いまあなたが言われました、これは被害者の方と話し合いをするといっても、もうパンクしているような状態であれば、いよいよ解決のめどというものもなかなかこれはつきにくいなと思うんですけれども、そういう点、いま一歩深く答弁いただきたいと思います。
○矢原秀男君 では、別の角度から伺います。  公正取引委員会に伺いたいんですけれども、宅建業者が行った取引物件のうち、誇大広告もしくは不公正な取引の数が、昭和四十八年度からでどの程度あるのか、御報告いただきたいと思います。
○矢原秀男君 確かに被害者の金額が大きいです。そういうふうなことで、今後ともこういう面には非常に留意をしていただきたいと思います。  建設省に伺いますけれども、こういう不公正な取引を行った業者に対して、どの程度の処分を行ったのかというのが一点と、またこれ、建設大臣に御所見を伺い...全文を見る
○矢原秀男君 公取の方へ伺いますが、不動産関係の御報告受けましたように、非常に全体から見て数が多い。こういういう場合の誇大広告について違反事例の探知というのか、相当の数が上がっていますけれども、どのようにされていらっしゃるのか、後学のためにもお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 公取に伺いますけれども、五十年六月、全国一斉調査の一環として北海道地域における不動産取引に関する立入調査があったそうでございますが、この際、先ほどお話の出た富国開発、富国地所についての誇大広告はどのようになっていたのか、こういう点お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いま基本的な考え方として、一つは公正な取引、二番目には消費者保護の立場から誇大広告、不当表示等について対処したい、こういうふうにございましたので了とするわけでございます。  ここで通産省に伺いますが、富国開発と富国地所が北海道で行ったハイランドグリーンを分譲した枝...全文を見る
○矢原秀男君 もう少し進めてまいりますが、さらに通産省に伺いますけれども、通産局長の許可が添えられていたことが購入者にはある意味の安心感を与えた結果になっているそうでございます。そこで、これら利権と結びつきやすい試掘権許可を出す場合に、こういう悪質の不動産業者になるわけですけれど...全文を見る
○矢原秀男君 地下を掘ったら金や銀や銅が出る、一般は皆疑います。ところが、地下資源の会員券まで出している。そうして通産局長の許可証まで添えているとは、素人はやっぱりこれは大概の者だったら乗ってきます。そういう意味では、私はもう本当にこれは通産大臣にきょう来てもらって、ざる法ならざ...全文を見る
○矢原秀男君 鉱業法は完璧ですか。こういうふうな事件が起きたときに、通産省で鉱業法について改正をするのか、検討をするのか、そういうふうな問題、公取やなんか相談なかったですか、こういう問題については。
○矢原秀男君 通産省としてはどうなんですか、もう一回鉱業法に目を通していくとか、そういうような点については。
○矢原秀男君 こういう質疑を通しておりましても、まじめな国民の方々が悪質な業者にかかればもう手玉にかかるというふうな、そういう恐しい状態が出てきているわけです。この点については建設省としてもしっかり今後対処していただきたいと思います。  国土庁にお尋ねをいたしますけれども、国土...全文を見る
○矢原秀男君 今回取り上げたものの中にも山林を果樹園として分譲しているものがあり、セールスの際には口頭で、宅地の用にも供することができる等の話をして契約をとっている、こういうふうなこともあるわけですけれども、いずれにしても、宅建業法の網にかかる宅地とされるものについて一定の判断基...全文を見る
○矢原秀男君 宅建業者の免許の交付手続の件ですけれども、交付した件数のうち、大臣と都道府県知事との別々の数は大体どういうような数字になっておりますか。
○矢原秀男君 いま申し上げたようないろんな問題点が出るわけですけれども、建設省としては苦情とかいろいろの行政指導とか、実際にはどの部門で本当に担当されるのかお伺いします。
○矢原秀男君 免許証交付に関して大事なことは、交付後の営業の実態をつかむことだと思います。たとえば、いままでに建設省からいただいた資料にも種々な通達を出しておられるわけですけれども、行政指導をされておられますけれども、やはり実態がつかめないからその指導が行き届かない面もあるかと思...全文を見る
○矢原秀男君 最後にお願いしたいんでございますが、いずれにしても、国民の大多数の方がやはり家を求めてそうして安住をしたいというのはすべての願いでございます。そういう中で、宅建業界や不動産業界のまじめな方々が一生懸命国民のそういう願いに寄与されていらっしゃるところへ、こういう一つか...全文を見る
05月19日第80回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○矢原秀男君 日ソ漁業暫定交渉について伺いたいと思います。  まず、新聞の報道等によりますと、きのうまでの新聞では政府の、総理を初め閣僚の皆さん方でございますが、十七日までの好結果というものについて、非常に浮わついた感じがあるんではないかというふうに私感じたわけでございます。 ...全文を見る
○矢原秀男君 この漁業交渉が、十八日にソ連側が新しい修正案を提示したというところで足踏み状態になったわけでございます。いろいろ言い尽くされておりますけれども、ソ連側の新修正案の内容が第八条、そうして第一条、第二条も絡んでいるのか、まあこういうふうな問題点を私は感じるわけでございま...全文を見る
○矢原秀男君 ソ連の表現関係を見ておりましても、まあ手直しで基本的な問題に触れるものではないとの非常に軽やかな判断をしておりますし、鈴木農相の方では、このイシコフ修正は広範かつ重大な影響を暫定協定そのものにも与えるおそれがあると発言しているように報道されております。そういう具体的...全文を見る
○矢原秀男君 私も、いままでに交渉が暗礁に乗り上げた理由にはいろいろ議論があったかと思いますが、重複すると思いますけれども、二点あったと思います。まあその二点とも、ソ連の一方的な主張であったということは国民の方々も周知のとおりだと思うわけです。  その第一点は、北方領土を含めた...全文を見る
○矢原秀男君 まあ、この交渉においては常に魚と領土というものを明確に区別をすべきであると主張してきたことは、これはお互いが認めるわけですけれども、この考えに立ってでき得る限りの譲歩というものを日本側がしている。こういうことが交渉前進の直接のきっかけになったと私も思うわけなんですけ...全文を見る
○矢原秀男君 確かに大臣、私も鈴木農相の新提案を見ておりましても、本当に日本としては譲れるところまで譲っているなと非常に感じるわけなんですね。一つは北方領土を含むソ連の二百海里線引きは認める。二番目には日本領海内でのソ連漁船の操業は認めない、これは向こうは不満でしょうけれども。三...全文を見る
○矢原秀男君 まあ当然、この協定というものがソ連漁船の二百海里水域内での操業という問題に絡んでまいりますので、話によりますと、向こうの方から六月じゅうにはこの協定の交渉というものも、これは日本側か向こう側かどうかわかりませんけれども、早期締結というふうな形もあるやに伺っておるわけ...全文を見る
○矢原秀男君 大体発効の手順というものを伺ったわけですけれども、ちょっと別な話になりますけれども、ソ連側といたしまして、わが国の二百海里の線引き、これについてはどういう形で、向こうではもう認めようとしているのか、日本側が一方的にやってもソ連としてどんな形になるのか、そういう点はど...全文を見る
○矢原秀男君 これと同じ問題になるんですけれども、今度はわが国の領域内でのソ連船の操業問題で、十二海里内の操業について断念をしようとしているのか、したのか。そのような点の微妙な問題点、現時点においてあなたの方ではどういうふうに把握をしていらっしゃるのか。
○矢原秀男君 時間ございませんので、最後の質問に入ります。  農林省にお伺いしたいんですけれども、北方漁民の立場からでございますけれども、八十日にも及んでいる日ソ漁業交渉は十七日にようやく実質的なゴールの段階かと思ったんですけれども、先ほどから申し上げておりますように、十八日に...全文を見る
05月20日第80回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、昭和四十八年度決算外二件に対して反対を表明し、委員長提案の内閣に対する警告案に対しては賛成をするものであります。  ここにその主な反対の理由につき申し述べます。  第一は、経済政策の失敗である。  昭和四十八年度は、国際収支対策に政府の...全文を見る
05月27日第80回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○矢原秀男君 波多野先生にちょっと二、三質問したいと思います。  一つは、こういう国際情勢ですけれども、韓国政府と五十年に及ぶ協定が時宜に適しているのかどうかという問題があるのですけれども、そういう点については、先生いかがでございましょうか。
○矢原秀男君 そこで私の一面心配しておりますのは、いま地図でも明示されていらっしゃいますように、やはり外交には常に隣国というのか、たとえばこの問題でも中国の問題であるとか北朝鮮の問題であるとか、非常に絡みの、もう少し明確化の、地質の問題もございますけれども、そういう関係で、私も少...全文を見る
○矢原秀男君 では生田先生、一つは商業ベースに乗せるまでの投下資本というのですか、それは大体何百億がこの共同開発区域では限度であるかという問題と、もう一つは、いま海洋法会議で問題になっておりますけれども、これは理念的な問題ですけれども、深海の海底及びその資源が人間共同の財産である...全文を見る
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。  背斜構造ですね、いまの先生の最初の図面から見ますとどういうふうに、ちょっと御説明いただきたいと思います。
○矢原秀男君 共同開発区域だけのところを考えましたときに、背斜構造の深さは大体何千メートルまで把握をされていらっしゃるのでしょうか。
○矢原秀男君 別な話になりますが、開発区域の中で、午前中ちょっと質問したんですけれども、先生の御専門だから伺いたいんですが、大体商業ベースに乗せるまでのいわゆる開発資金というんですか、投下資本ですね、どの程度の金額が相場なんですか。
○矢原秀男君 ちょっと関連しますけれども、海洋汚染の方はどの程度に考えていらっしゃるわけですか。
06月02日第80回国会 参議院 外務委員会 第15号
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○矢原秀男君 日韓大陸だな関係協定について、まず第一段階としては簡単に質問をしておきたいと思います。  まず最初に、日韓大陸だな共同開発協定への経緯というものについて御説明をお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 世界に例のないジョイントベンチャーでございますが、一九七二年九月の日韓閣僚会議、ここで共同開発構想が出たわけでございますが、それが続いていると思います。しかし、この時点において、中国、北朝鮮等々の関係諸国との話し合い云々というものが出されたのか、それともそういうもの...全文を見る
○矢原秀男君 あとまた具体的な問題点の質疑を交したいと思います。  一九七四年の十二月十六日の韓国の国会の審査結果を見ておりますと、批准の手続が非常にはかどらない日本側について促進の要請が盛んになされ、向こうの国会内のいろんな論議、それから国内の報道に対する一部マスコミ等の歪曲...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣、そこで頻繁にいろいろと交渉されておるようですが、この件について韓国国会で日本国内の一部のマスコミが歪曲の解釈の報道をしている、こういう発言が向こうに載っているということは、私たちも審議をしておりまして、外務省がどういう姿勢でこういう発言に対して、何回もある...全文を見る
○矢原秀男君 一番最後。
○矢原秀男君 その国その国で賛否両論のいろんな、たとえば国会においての政治論議であるとか、そうしてまた社会においての賛成反対のいろんな意見とかというのは、一つの目標というものが設定をされて論議をされていく、これは当然だと思うんですね。それを他の国からいろんな干渉というものが入って...全文を見る
○矢原秀男君 国際法の立場から見まして、また後論議したいと思いますけれども、いまあなたが言われました世界で初めてと言われるこの共同開発区域、こういう構想がどういうふうに見るべきであるかということとともに、もう一点は、先ほどもお話があなたから出ましたけれども、国連海洋法会議等々の関...全文を見る
○矢原秀男君 通産省にお伺いしますけれども、石油エネルギーの現状についてどういう把握をされていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
○矢原秀男君 具体的な問題にちょっと入りますが、共同開発区域でどれくらいのエネルギー源が確保できるのか、そういう点については数字的にはどういうふうに期待をされていらっしゃるのか、お伺いします。
○矢原秀男君 あなたの方では世界の石油供給についてはどういうふうに考えておられるのか、その点お伺いします。
○矢原秀男君 長期のエネルギー需給計画についてですけれども、大体水力の場合、それから地熱の問題、国内石油・天然ガスの問題、国内の石炭の問題、原子力の問題等々、こういうふうに種別されると思いますけれども、こういう点から五十五年度か六十年度どういうふうにその需給計画の推定があるのか。...全文を見る
○矢原秀男君 あなたの方では、一つは石油の寿命というものを何年ぐらいに、あと何年ぐらいと見ていますか。  もう一点は、まあ代替のエネルギーの開発の目通しというものをどう見ていらっしゃるか、その二点についてお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 それから国内の自主開発の部分ですね、その生産数量、もう一つはコスト、大体どの程度になっているのか、その点をお伺いします。
○矢原秀男君 国内の場合ですけれども、新潟でも結構ですけれども、陸地の場合、海洋の場合、発掘、そうしていろいろと製品コスト、商品コストという形になるんですけれども、大別して掘削までに大体幾らぐらいお金がかかったのか、そういうふうなデータがあなたの手元にあれば、大体どのぐらい金額の...全文を見る
○矢原秀男君 いまのは陸上が三百億、海上は。
○矢原秀男君 英国の北海油田については、大成功であったという話も伺っているわけですけれども、通産省としてはどういうふうに評価をされているのか、お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 当委員会の質疑を通していろいろと問題になっておりましたが、この日韓の共同開発の大陸だなには、石油の埋蔵量という問題がいろいろと討議をされたわけでございますが、最終的に当局の方ではこの区域については石油埋蔵はこの程度であるというはっきりした、まあこの前も参考人等のお話...全文を見る
○矢原秀男君 エカフェ調査のいろいろの文献も読ましていただいているわけでございますが、先般の参考人の方にも背斜構造の問題点についていろいろとお伺いをしたわけなんですけれども、先ほどもあなたからもお話があったわけでございますが、六千メートルぐらいの背斜構造というものが、これはまあ先...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つお伺いしますが、今後日本の経済の問題だとか国民生活、こういう全般を考えましても、省資源エネルギー対策のうち、やはり石油の消費をどういうふうに合理的に節約をするかというふうな対策も真剣に考えなくちゃいけないと思うのですけれども、こういう点についてはどういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 水産庁お見えになっていますか。——じゃ、関係のどなたかで結構です。  開発区域のところも漁場の非常に発達しているところでございますけれども、漁業とこの開発とのいろいろな具体的な事項というものがどういうふうに進められているのか、その点をお伺いします。
○矢原秀男君 漁業問題はまた後で深く質問したいと思いますが、海洋汚染、これは海上保安庁になると思うのですけれども、この前も参考人の方から北海油田の原油の流出、原因、被害、そういうお話も出たわけですけれども、私まず懸念をしますのは、海上保安庁として、これ新しいまた別な仕事がふえるわ...全文を見る
○矢原秀男君 次に、外務省の方にお伺いしますけれども、韓国の自然延長論の主張というものが外務省としては法律的にはどういうふうに、妥当であるのか不当であるのか、いろいろの観点があると思いますけれども、そういう点ではどういうふうに判断をされていらっしゃるのか、それお伺いします。
○矢原秀男君 いま話が出ました国際司法裁判所の世界における判決等の事例というものをもう少し詳しく、あなたの方で把握をされておりましたらちょっと伺わしていただきたいと思います。
○矢原秀男君 もう一つは日本の立場ですけれども、海洋国日本の歴史といたしまして、一九五八年に国連の第一次海洋法会議で大陸だなの条約ができたと思うわけですけれども、日本がこれに加入をしなかったことは、現時点に立ってやはりその良否というものを外務省はどういうふうに考えておるのか、その...全文を見る
○矢原秀男君 ちょっと休憩、五分か十分お願いしたいと思います。
○矢原秀男君 いま話が出ましたので、大陸だなの問題について論議を進めてまいりたいと思います。  大陸だな制度の始まった一九四五年のトルーマン宣言、そうしてまた一九五八年四月三十九日ジュネーブで成立した大陸だな条約等に対してまずお伺いしたいのでございますけれども、海洋法会議等々の...全文を見る
○矢原秀男君 この問題はやはり経済水域、いわゆる中間ラインを日本というものは極力主張していかなくちゃいけない、こういうふうに私は感じるわけです。そうして自然延長の問題についても、もし外務省が韓国の自然延長論というものを非常に優先する立場になられますと、水産庁来ていただいたと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 しかし、国際法的にも日本政府としては皆さんを初めとして非常に世界で有名な方々ばかりでございますから、世界の世論というものをケース・バイ・ケース、いろんなそういう配慮というものをしながら、やはり喚起をしていく理論構成というものが長い歴史の間で私は当然ではないかと、常に...全文を見る
○矢原秀男君 私、これ撤回していただきたいのは、非常にいい例をつくったと、こういうようなことですけれども、いま海洋法会議というのが、この前の参考人がお見えになったときに私も話したわけでございますけれども、いまからは海底資源というものは人類のやはり共益のものでなくてはならない。そう...全文を見る
○矢原秀男君 地質学的に見て韓国だけのいわゆる自然延長線にあるのか、そうして揚子江とか黄海とかそういうような形の中からやはり続いてくるものなのかということは、学問的に私はいろいろとやはり韓国一辺倒ではないと、こういうふうに解釈をしておるわけですけれども、あなたの方では地質学的にど...全文を見る
○矢原秀男君 では日韓協定について中国や北鮮とは話し合う必要はなかったんだと、それが正しかったんだという考え方ですね。
○矢原秀男君 私たちも、これだけ小さくなっている地球上に生存する各国が、やはりお互いの主権やいろんな立場を尊敬して平和を表に出していかなければ今後の各国の外交というものも成り立たないという、これは昨年もアメリカに行ったりしていろんな話をしておりましても非常に感じたわけです。そうい...全文を見る
○矢原秀男君 関係国が一堂に会していく、こういう日本の考え方は非常にいいことだと思います。  ただ、やはり韓国が中国に申し入れをして断られた、また日本としても十回近くにわたっていろいろと呼びかけたけれども中国の方で話に乗ってくれなかったというふうな話がありましたけれども、やはり...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣、いま私申し上げた外交原則というものが、そういう問題について、この問題が提起されたときは鳩山さんまだ大蔵省だったと思いますけれども、いま現実には引き続いてこの問題を兼ねていらっしゃるわけですけれども、こういういま中国そうして北朝鮮、いろいろと問題等が起きてい...全文を見る
○矢原秀男君 こういう問題は朝鮮民主主義人民共和国外交部の声明という形でも出ておりますが、それを要約しますと、向こうは一つは協定の無効等を主張をしています。だから、これを無視して批准した場合にはどうなるかという問題が出てきますけれども、これは局長、どうなんですか。
○矢原秀男君 そういう局長のお考えでございますと、北鮮との協議というのはもう全然行われてないわけですか、日本では。
○矢原秀男君 しかし、いま韓国と中国との国交回復が、国交の正常化がない、こういうふうな問題点が非常に障害になったと思うんですが、やはりこれは日本が韓国へも中国へもどんどん話し合い、いろんなものを進めていかなくちゃいけないと思います。そういう面から見ると、韓国に対する北鮮、こういう...全文を見る
○矢原秀男君 いま南北朝鮮が統一への動きというものを、まあ民族的な要求として存在しておるように聞くわけですね。そういう観点からいきますと、本協定の締結がその一方との間に結ばれるということになると、二つの朝鮮というものをもう固定化をしていくんではないかという論議もまたあるわけです。...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣、まあいろいろ考え方はあると思いますが、いずれにしても北鮮の場合にもこういう声明が出ておりますけれども、今後の日朝両国との友好関係についてどういうふうな影響が出てくるのだろうか、これが結ばれることによって、その点の判断はどういうふうに考えていらっしゃいますか...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣のお話を伺っておりますと、終始、世界じゅうがいろんな問題があっても楽しくいくような感じを非常に受けるわけですけれども、しかし、事態は非常に微妙なものもございますので、やはりこれは真剣に対処していただかなくちゃいけないと思います。  次に、ちょっと話は変えま...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣、本当にいままでの論議を自民党の方、参議院では社会党さん、そして公明党、いま来ておりますが、あと共産党、ずっと出てきますけれども、衆参を通じ、やはり深海の開発の資源問題というものについて、私は人類共同の財産であるという問題が打ち出されて、それに対してやはり心...全文を見る
○矢原秀男君 外務大臣は別な次元であるからというふうな話でございますが、そうではないですね。  世界の海洋法の秩序というものも変わり目にございますし、また、日本の周辺を見ましても国際法的には領海十二海里の問題、経済水域の二百海里の問題と絡めて深海底の国際管理とか、そういういろん...全文を見る
○矢原秀男君 いま、海洋法会議の中でも深海海底開発の問題は、開発の方式と条件というものが焦点となって、発展途上国と先進国との間でいろいろな議論というものが展開をされていることは事実ですね。しかし、それ以外にも経済水域の法的な性格、そうして同じ水域内での沿岸国や第三国の権利の問題と...全文を見る
○矢原秀男君 いま、とにかく急がにゃいかぬという話でございますが、やはり韓国政府と五十年にも及ぶ協定でございますから、それが今時点から二カ月か六カ月なぜ待てないのかというふうな問題が、これは国民全部にもあると思うんですね。五十年の長い間の協定を結ぶということになれば、これは赤ちゃ...全文を見る
○矢原秀男君 韓国の国会の論議では、五十年協定の五十年というのは出てないでしょう、本文には。——いや、後では五十年——四十八年くらいになっていますな、本当は。それを最終的には五十年というふうな年限に持っていくというふうに——そうでしょう、論議見ていただいたらわかりますが。そういう...全文を見る
○矢原秀男君 この前も参考人に来ていただきまして、いろいろお話がございましたが、あれは学習院の波多野先生も、私質問いたしましたら、五十年協定には問題があるんだと、こういうふうに言われました。局長その問題について、もうすべて一〇〇%万々歳ではなしに、そういう専門家でも五十年協定には...全文を見る
○矢原秀男君 まあ向こうの国会論議を見ておりますと、探査権及び採取権について、一つは探査権の存続期間は運営契約発効日から八年間、二番目には採取権の存続期間は設定日から三十年間というまず話が出てくるんですね。あとは必要に応じて五年ずつ延長申請可能、ただし申請の承認可否は両国政府が協...全文を見る
○矢原秀男君 私、休憩前にもいろいろと申し上げたんですけれども、この探査権及び採取権の裏舞台において、実際は探査権が八年間、そうして採取権の存続期間は設定日から三十年間と、こういうふうな基本線というものが明らかになっているわけですから、この第三十一条の二項と三項、二項は「この協定...全文を見る
○矢原秀男君 この共同開発に関する協定も実際はもっともっと時間をかけて論議しないと、いろんな問題点が多くあるわけでございます。このことについては大臣も完璧なものではないというふうな答弁もあったかと思うわけでございますが、そういう意味ではこの協定についてもいろんな角度から検討される...全文を見る
○矢原秀男君 その三百三十種類の堆積物というのが非常に大きな動機になっていると思うんですが、その具体的な内容をもう少し細かく、エカフェの報告だけではなしに、当方としてもこういうふうな具体的な分析の結果というものが出たのか、もう少し詳しく報告してください。
○矢原秀男君 そういうことになれば、やはりこの調査というものも、先般もお話ございましたが、埋蔵量があるのかどうかということについてはあくまでも推定であると、いろんな地層の、そういうふうな世界じゅうで石油の発掘があったと、そのときにはこうであったと、今回の地層もこうなんだと、そうい...全文を見る
○矢原秀男君 エカフェの調査というものも大ざっぱであるというこの前お話あったでしょう、参考人から。ということになると、その資料というものを日本も韓国もまる受けして、そうしてこの問題をどんどん進めていくということについては、やっぱり疑問が出てくるんではないんですか。
○矢原秀男君 次に、「米海軍海洋局によるMAGNET計画における航空地磁気探査等の予察的な検討」の内容もあったかというふうに報告を受けていますけれども、こういう点についての再確認はどういうふうにされているんですか。
○矢原秀男君 それ以上は把握はされていないんですか。
○矢原秀男君 非常に、向こうで調査をしたあれですから、当局の方も把握が大変だろうと思いますけれども、しかし問題は、何回も申し上げますけれども、これは私的な機関だけのお金で左右されるものではなしに、国民の税金がいろんな形のルートを経て多大に投資される可能性というものが明らかであるか...全文を見る
○矢原秀男君 黄海の中央部と渤海湾にわたるところの、そういうふうな地域というものが石油を胚胎している可能性というものが提示されていると思うんですけれども、大体推定で細かく分けていけばどういう形で埋蔵の形がこの地域ではこうなんだと、そういう点は示されますか。
○矢原秀男君 いずれにしても、新第三紀層というものの中にいわゆる堆積層のこの問題点というものが石油埋蔵に関連すると思うんですが、厚さの推定についてエカフェは三千メーター、そうしてあなたの御報告は六千メーターもあるというふうに、こういうばらつきがなぜ起きているのか、層の厚さで多くの...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても、千メートルから三千メートルの堆積層、共同開発区域の図面から見ると、西の端にちょっとかかる程度という形もまた話は出ているわけですけれども、とにかく掘ってみなくてはわからないというのが結論的なものであろうと思うわけなんですね。そういうふうな段階になると、...全文を見る
○矢原秀男君 午前中もいろいろと論議が出ておりましたが、契約問題について質問をしたいと思いますが、非常に国家的な事業という立場でこれは重々検討していかなくちゃいけないわけなんですが、この共同開発区域の中でいろんな事業を行うにしても、これは民間事業、国の事業を問わず、すべてそこに貴...全文を見る
○矢原秀男君 当局としては大体何千万キロリットル可能であるというふうに踏んでおるわけですか。
○矢原秀男君 いや大体でいいから、そうしないと話が全然進まないし、もしないのであればこんなに急いでやる必要ないという前の議論になりますから、それはある程度の推定というものはきちっとあるでしょう。
○矢原秀男君 では七億の場合でございましたら、資金計画というものもあらあら準備の形も出てくると思うんですが、民間べースでなしに、国からやはり七億の石油埋蔵というものを仮定したときに大体どの程度同意をされておらなくちゃいけないかということになるわけですが、その点はいかがですか。
○矢原秀男君 非常に要領を得ないわけですけれども、この問題はやはり今後大きな問題点になると思います。  次に進みますけれども、堆積の総容量というものは大体どの程度につかんでいらっしゃるのですか。
○矢原秀男君 いまから少し御質問いたしますのは、やはりこちらでも一応計算していかなくちゃいけない問題点が出てまいりますので、あとはあれですか、泥岩の密度、泥岩率、泥岩の総量、こういうのはどういうふうに把握しておられますか。
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、いま質疑を通してわかったことは、埋蔵量の試算等の手順とかいろんなものをずっと見ておりましても、結論的には掘らなくてはわからないと、そういうふうな問題点が浮き彫りになりますので、掘らなくてはわからないものをなぜ急ぐのかという問題も逆に出てくるわ...全文を見る
○矢原秀男君 三万九千トンというお話でございますけれども、漁業の種類では底びき、まき網とかいろいろあるわけですけれども、大体どれが一番大きな被害を受けるのかという問題ですね。
○矢原秀男君 先般、委員の方々と一緒に該当のところを上から見たわけでございますが、男女群島の、これ前も議論があったかと思いますけれども、鮫瀬から十二海里線が共同開発区域に重複をしている、この点については韓国の解釈によっては無人島であるから、その基点にした十二海里というのは無効であ...全文を見る
○矢原秀男君 これは向こうの国会の論議の中に出ていることなんです。こうなってくると、竹島について韓国はどういうふうに考えているのかというのが逆な私たちのまた考え方なんですけれども、外務省はいま私が申し上げた鮫瀬からの十二海里線、それに対する韓国の解釈、そうした場合に竹島については...全文を見る
○矢原秀男君 では、いま局長お話しのように十二海里線、免れは確かに重複を二カ所しておりますね。そうしたら韓国の国会でそういうふうに大体決定的な話が出ている、無人島は基点であるために無効であると、たなのない島であるからこれまた無効であるという答弁については、日本としてもいまあなたが...全文を見る
○矢原秀男君 先ほども質問しましたけれども、海洋汚染の公害対策についてでございますが、北海油田の噴出の事故の報告等も受けているわけですが、これはあれですね、海洋汚染というものが今後本当に、保安庁でも言われておりますように、政府の方ではまあまあ問題はないというふうな感触を報告の中で...全文を見る
○矢原秀男君 私も最後に、まだいろんな質問点多く残っているんですけれども、きょうはこの程度でとどめたいと思いますけれども、いずれにいたしましても多くの問題点を残していることは間違いございません。先ほどからも私論議を申し上げておりまして、やはり五十年にも及ぶ協定を結んでおる点につい...全文を見る
06月03日第80回国会 参議院 外務委員会 第16号
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○矢原秀男君 二点ほど宮崎さんに質問いたします。  一つは、経済水域制度と大陸だなの今回の問題でございますが、私たちは経済水域の制度によって、これはもうすでに国際慣習で二百海里にこれがなっている大勢でございますけれども、日本の中間線の主張というものは私はもう当然だと思うわけなん...全文を見る
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。  二点だけ質問さしていただきますが、ちょうど韓国の国会での論議を読んでおりまして、私も海底資源開発法、いま先生も言われましたように一九七〇年の五月三十日発令された、これが一方的に主張されるような形で鉱区というものが日本も共同開発区域...全文を見る
06月08日第80回国会 参議院 外務委員会 第19号
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○矢原秀男君 今度の日ソ問題については、農林大臣、本当に御苦労さんでございました。国民も、非常によくやったというような感触もございます。しかし、日ソ問題と言えば北方四島の領土問題、そうして日本の将来の食糧問題を解決するかどうかというこの漁業問題というものに非常に関連をしております...全文を見る
○矢原秀男君 両大臣には昨年はまだ就任されておられませんでしたので非常に申しわけないわけですけれども、私は二月にアメリカに行く前に、外務省に、今後は経済水域の二百海里の問題が課題となるからというのでレクチュアを受けました。二百海里は絶対日本は反対ですと、そういう形でアメリカに行っ...全文を見る
○矢原秀男君 私もこの第六条、七条読んでおりまして涙が出るような思いであったわけでございますが、漁獲の量が制限をされた、そういう漁船に従事する人、関連業者、こういう形を見て、まず第一線の漁船の場合に、「これらの規定又は規則に従わない日本国の国民及び漁船は、ソヴィエト社会主義共和国...全文を見る
○矢原秀男君 昨年の十二月十日付のソ連最高会議幹部会の命令によって、違反者には罰金刑を科することとし、行政規則で科する罰金刑は一万ルーブル、約四百万円、これ間違いないですか。
○矢原秀男君 まあ海でお魚をとっていく、そういうふうな形の規則の中で一万ルーブル、約四百万円というものが軽いのか重たいのか、いま大臣が言われたように、日本の二百海里内、そうして領海十二海里の中では当然やらせないと思うでしょうけれども、十二海里から二百海里の間、そういうふうな中で、...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、その違反という場合には、一千万円というのは日本も相手方にそういうふうに対応するわけなんですか。
○矢原秀男君 ソ連の方では、その他の重大な結果を招来したか、あるいは違反が何度も繰り返されたときは、その違反者は裁判責任に問われて、裁判所によって科する罰金刑は十万ルーブル、約四千万円としておりますけれども、これは間違いないですか。
○矢原秀男君 では、日本の場合も同じ条件のときには四千万円なんですか。
○矢原秀男君 ソ連は四千万円と言ってうちは一千万、だから上げるのではなしに、ソ連にこういう過酷なことをしたら困るではないかと、お互いが話し合いをすればいいんだから。そういう話はされたのかどうかということなんです。
○矢原秀男君 第七条の後半には、その上にまた「漁船及びその乗組員は、適当な担保又はその他の保証が提供された後に」という条文があるんですね。そういうふうになった上で、またソ連では裁判所は違反した漁船、漁具、機具、不法に捕獲したすべてのものを没収すると。まあ言うなればソ連絶対優先の中...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつ日本人の人々のいろんな事故等もございますでしょうが、その人たちの立場に立って政府も動いていただきたいと思います。  最後の一問、私の方で、時間がございませんので言いっ放しになりますので、後で答えていただきたいと思うんです。  協定第四条に基づくいろいろの漁...全文を見る
○矢原秀男君 日韓大陸だな関係二協定はあと数十分をもって、自然承認のやむなきに至っております。したがって、この際意見を交えながら政府並びに寺本委員長、さらには委員各位の再思三考を願いたいと思うものでございます。  すなわち、本協定は余りにも多くの問題を抱えており、わが党は本来そ...全文を見る
10月19日第82回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○矢原秀男君 関連。
○矢原秀男君 通産大臣、景気の回復についても、非常に円高の問題から、雑貨、繊維などの輸出環境も一段と厳しくなるという分析もある中で、政府がいまとっている繊維に対する救済策、特に日本全国に散らばっております地場産業の救済でございますけれども、たとえば絹織物業界、全国で一万六千三百の...全文を見る
○矢原秀男君 繊維業界の実態も、三十万の事業所、製造と流通含めて、そのうち九九%が中小零細企業でございますし、関係の従事者も二百七十万人からおられます。こういう大変な不況下にあるわけですから、地場産業も含めて、不況に対して、きょうの時点でも非常に現場では苦しんでおります、早く救済...全文を見る
○矢原秀男君 はい。五十二年のこの十月の十一日には、構造不況十三業種の対策に、繊維も含めて、六・七%の成長でこれに力を入れればいけると、こういうふうに言われたわけでございますが、具体的にどういう不況対策を進めようとされていらっしゃるのか、国民の前に明示をしていただきたいと思います...全文を見る
10月21日第82回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○矢原秀男君 近くは歴代の総理が唱えておりましたけれども、福田総理、あなたの、福祉国家として、近代日本の進路についてという角度から、またあわせて、現今における社会保障、福祉に対する基本姿勢について、具体的に四点ぐらいにわたってお伺いをしたいと思っております。  現在、国民の多く...全文を見る
○矢原秀男君 また一面では、総理は、企業と家計に蓄積をというのが十年来の持論でありました。企業は確かに高い生産性を持ちまして、諸外国に負けない国際競争力を有しているところもあります。しかし、家計は蓄積どころか吐き出し、食いつぶしで、零細な預貯金は預金金利の引き下げで実質的な目減り...全文を見る
○矢原秀男君 打ち続く不況、雇用不安、物価上昇のもとで国民の生活は実質的な低下を来しております。特に失業者、老人世帯、身障者世帯、母子世帯など弱い立場にある人々の生活はまさに危機に瀕しております。このようなもとで、福祉充実への要求は一層強まっておりますが、五十三年度予算編成を前に...全文を見る
○矢原秀男君 社会保障の予算の対前年度の伸び率が一般会計予算の対前年度伸び率を上回るようになったのは四十七年度からであります。高度成長のひずみの是正の名のもとに上昇を始めてからわずか三年にして大幅なダウンを示している状態でございます。五十三年度予算編成に向けてどのような意向で対処...全文を見る
○矢原秀男君 私も報道されております福田語録というものを拝見させていただいておりますが、福田さんの、いろんな国民に対して、こういう時代には福祉はどうなるんだというふうな明確なお話というものが非常に少ない、早く言えばないと言っても過言ではない、こういうふうな状態なんですが、そういう...全文を見る
○矢原秀男君 私、今般、児童手当制度も検討しようではないか、廃止をしようではないかというふうな、そういう動きもございますので、まず児童手当の問題について質疑を重ねてまいりたいと思います。  児童福祉法には、御承知のように、第一条の児童福祉の理念の中には、「すべて国民は、児童が心...全文を見る
○矢原秀男君 昭和四十六年に児童手当法案が提出されました。その提案の理由というものは、児童手当制度は、わが国社会保障制度の中でいまだ実現を見ていない唯一の制度であり、次代の社会をになう児童の育成の場である家庭の生活を安定させ、児童の健全な育成と資質の向上を図るためには、この制度の...全文を見る
○矢原秀男君 厚生大臣、いま私が申し上げておりますこの提案理由の内容、政府の姿勢、重ねてもう一回はっきり言ってください。
○矢原秀男君 大蔵大臣にお尋ねいたしますけれども、経済の低成長下、財源的に困難なことであるとの理由で、児童手当支給に関して、ここ一、二年、廃止をするような考えがあるやにもうかがうわけでございますが、真意のほどはどうなっているのか、現時点において。お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 総理大臣、児童福祉法の第一条をいま私は申し上げて厚生大臣と大蔵大臣に質問をいたしたわけでございますが、やはり明確な答弁というものが返ってこないわけでございます。私たちは、どなたもそうでございますが、世界の国にまず飛行機から降りて、その国の子供さんの目の輝きを見れば、...全文を見る
○矢原秀男君 昭和五十三年度予算要求の内容についても、児童の健全育成対策の要求額が七百七十億二千百万円と計上されております。備考には、一つは家庭児童相談室運営費九億二千四百万円、二番目には児童館運営費十三億五千二百万円、三番目には母親クラブの活動費として九千万円、四番目には都市児...全文を見る
○矢原秀男君 去る五月、児童手当の意識調査が発表されましたが、その結果をどう受けとめ、どのように対処されようとしておるのか、お伺いします。
○矢原秀男君 その調査の中では、児童手当の支給を差し控えるべきであるというものは調査全体の一割程度ということになっております。こういうことを考えておりますと、やはり児童の健全な育成と資質の向上というものについて、非常に目的の効果も上がっているということがはっきりしておるわけでござ...全文を見る
○矢原秀男君 この点については、政府が衆参両院の社会労働委員会の附帯決議を尊重し、社会保障施策における児童手当制度のより明確な位置づけを強く要望いたします。  時間がございませんので第二点目に入りますが、老人医療の無料化制度の存続と制度の拡充についてでございますが、昭和四十八年...全文を見る
○矢原秀男君 総理、この際、老人医療無料化存続の決意というものをお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、この老人医療無料化制度創設の本旨に立ち戻って、政府は財政難だと軽々にそういうことで存廃を決定するのではなしに、発展の方向で無料化制度の拡充に努力をしていかなくてはならないと私は強く要求をする次第でございます。  次に、義務教育諸学校の教科用...全文を見る
○矢原秀男君 次に、心身障害者・児の福祉関係について質問いたします。  心身障害者の福祉は施設の収容、在宅のケア、所得保障、雇用確保、生活環境の整備等総合的に行われなくてはならない、そういう観点の中で一言だけ政府に要求するわけでございます。一番問題になるのは骨子の問題でございま...全文を見る
○矢原秀男君 社会福祉施設整備状況見ましても、五カ年計画、これはあるのですけれども、重度身体障害者の施設達成率が五〇・九%です。心身障害児・者の施設というのが五九・四%ですね。こういう状態から見ると、いま大臣がもろもろのものが一〇〇%も達成されたようなお話をされておりますか、こう...全文を見る
○矢原秀男君 つくる方向で鋭意検討していただきたいと思います。  それから最後になりますが、精薄の方々の身障者雇用の状況、実態をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いま関連もありましたように、雇用国会と言われる、現下の雇用問題は非常に厳しいと思います。で、不況下でそのしわ寄せば心身障害者の雇用に影響されるところでございますが、特にいまもお話があったように、精神薄弱者は身体障害者の雇用促進法の適用除外になっておりますので、適職の...全文を見る
10月24日第82回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○矢原秀男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に対し賛成の討論を行うものであります。  公明党は、現下のきわめて困難な経済情勢の克服は、一刻の猶予も許されない深刻な事態であり、国民生活を守る緊急避難的な意味から、補正予算三案に賛成の立場...全文を見る
10月27日第82回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○矢原秀男君 二、三点、簡単に質問を申し上げたいと思います。  重複するかと思いますが、最初でございますので、まず大臣に郵便の将来展望といいますか、こういう多様化の中で基本的な見解、これをまずお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 では、郵貯の利下げ及び進学ローン制度の創設問題等について数点ただしたいと思っております。  郵便貯金の金利引き下げについては、一昨日の委員会においても各委員の方から質疑が行われておりますので、重複は避けたいと思っております。  私は、今回の諮問のあり方についてお...全文を見る
○矢原秀男君 今回の諮問は、九月の十三日に郵政大臣から郵政審議会に対しなされたものであります。諮問書の中では、「公定歩合は去る九月五日、急きょ〇・七五パーセント引き下げられ、また、民間金融機関の預金金利についても、九月九日一律〇・五パーセントを引き下げることが決定され、来る九月二...全文を見る
○矢原秀男君 御答弁伺っておりましても、郵政審議会の権威というものを御当局は非常に尊重されていらっしゃる。それであればこれはもう当然それでいいと思うわけです。  では、まあ利下げがすでに実施されたことでございますからやむを得ない措置であったとしても、皆さんが非常に重大に、大事に...全文を見る
○矢原秀男君 郵政大臣の決意を伺いまして、国民の方々も非常に喜んでいらっしゃると思います。  そこで、先日、郵政省の進学ローンの試案が新聞に発表されました。で、それを見ておりますと、まあ郵政大臣が鳴り物入りで打ち出した進学ローン構想でございますが、内容的に少々この点は薄いなとい...全文を見る
○矢原秀男君 いま文部省から学生生活調査結果の概要を説明を受けたわけでございますが、確かにいま国民生活、非常に大変でございまして、進学の子供さんを抱えた家庭、そうして家庭ではお金が出せない、そういうわけで本人がみずからアルバイトしながら向学の意気に燃えている、こういうふうな点を考...全文を見る
○矢原秀男君 まあいろいろの制約はございますが、また逆に言えば、先ほど申し上げたように積立預金というものがあるわけですから、これは今後の検討課題、ずっと続くわけですから、頭に置いていただきたいと思います。  二番目には、返済の開始が早いこと、それから期間が短いことですね。この点...全文を見る
○矢原秀男君 私が申し上げておりますのは、父兄の返済もそうでございますが、やはり本人たちが卒業して、働きながら家計を助けて借りたものも返すという一面も将来構想の中で検討されねばならないなと、こういう観点からの質問をしたわけでございますが、またよく留意をしていただきたいと思います。...全文を見る
○矢原秀男君 四番目の問題点は、実質の金利がどの程度になるかが問題だと思うんです。試案では貸付利率を出しておりません。で、貸付表面利率よりも実質の利率がどうなるかが問題だと思います。すなわち、一方において積立金を通常貯金並みの低利で担保に取ることから、銀行のいわゆる歩積み両建て貸...全文を見る
○矢原秀男君 五点目の問題点は、貸付金の回収確保、この点がやはり不十分ではないかという懸念性もあるわけですが、融資の専門家である民間の金融機関においても、個人のローンの信用保険等を利用して貸付金の回収に万全を期しておりますけれども、公的資金である郵貯資金の性格、融資業務にふなれな...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、進学をする子弟を抱えた父兄が非常に期待をいたしておりましておる、冒頭に大臣が仰せのごとく、非常に期待をいたしておりますので、私たちもがんばります。どうかよろしくお願いしたいと思います。  では、最後の一点は公社関係に質問したいと思いますが、...全文を見る
○矢原秀男君 厚生省にお尋ねしますけれども、福祉電話を設置した時点から、具体的に一人暮らしの老人に対して、そうしてまたその周辺の関係の方々に対して、福祉電話に対する趣旨、啓蒙、そういうふうな点はどういうふうにされておられたのでしょうか。
○矢原秀男君 現在の一人暮らしの方々ですね、そういう該当の方、何人ぐらいいらっしゃいますか、全国で。
○矢原秀男君 私も調査をしました。というのは、私は兵庫県ですけれども、神戸市で五十一年の一年間に一人暮らしの老人の方が三十一人も死んでいらっしゃるわけです。何日かたって発見されるという実情の中で、そういうようなことで、厚生省のまた人口問題研究所に問い合わせをいたしまして調べたわけ...全文を見る
○矢原秀男君 実際は一万台の要求になっておりますが、五十二年度は八千五百台の予算なんですね、計算をしますと。で、そういうことになりますと、厚生省の分析というのが、私がいま実態を申し上げた問題、そうしてあなた方が概算要求されて実質は八千五百、そういうふうに非常に後退をしている。こう...全文を見る
○矢原秀男君 厚生省ももっと強力に、大蔵省でも総理のところでもどんどん、本当にこの問題についてはもっと強く、五十三年度の予算の関係もありますが、主張をしていただきたいと思います。  ここで公社の方にお伺いいたしますけれども、公社独自で各自治体に対して、まああらゆるケースワーカー...全文を見る
○矢原秀男君 ここで先ほど申し上げた問題でございますが、これ大臣に基本的にちょっとお伺いしたいと思うのですが、設備の料金に八万円かかるのです。加入料が三百円なんですね。で、これを市町村が三分の一、都道府県が三分の一、国が三分の一なんですね、いまは。これに対して、こういう地方財政硬...全文を見る
○矢原秀男君 ひとり暮らしの高齢者、重度の身体障害者のための福祉電話として、緊急自動発信機能を持つシルバーホンの「あんしん」が開発をされたこと、これは非常に私も喜ばしいことだと思っております。この福祉電話の「あんしん」の特殊装置に対する付加使用料として、基本料のほかに月額三千五百...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後の一問ですが、とにかく努力をしていただきたいと思います。  で、昨年の十一月の公衆電気通信法改正案、これに対する附帯決議がなされました。この中の福祉電話にかかる電話使用料については、本年——五十二年五月の一日から十一月の三十日までの間に限り、その利用種別...全文を見る
11月01日第82回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○矢原秀男君 日本放送協会昭和四十九年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書については、冒頭に御説明をいただいたわけでございます。  そこで、私は概況を考えるに、経常事業収支は昭和四十七年度から赤字基調となり、それが五十年度まで続いていたのでありますが、こ...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、国民のNHKとして今後とも努力をしていただきたいと思います。  で、時間の関係で、私はもう一点質問いたしたいと思いますが、非常災害時における放送体制等の確立をどういうふうにするのか、そういう問題をただしてみたいと思います。  遠くは関東大...全文を見る
○矢原秀男君 大臣が言われておりますような形が一〇〇%いくとなれば非常に喜ばしいわけですが、まだまだ非常に、全国の府県すべて調査しましても本当にまだまだのところ多うございます。そういうような点で非常に懸念をしておりますが、第二点は、NHKは公共放送機関として、また災害対策基本法に...全文を見る
○矢原秀男君 東海地震説に対しての対応をいまお伺いをしまして非常に安心をしたところでございますが、現実に、国民階層の立場から見ると非常に混乱を生じるおそれもございますので、NHKでそういうふうにやっていらっしゃることが放送を通じての防災知識の普及啓蒙であるとか、そういうふうなこと...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いいたします。そして、最近のテレビ放送についても、局波中継、それもかなりの多段中継となっておりますが、災害現場に、私たちもその真っ最中に飛び込んでいくわけですけれども、中途の放送局の送信用の鉄塔が倒れるというふうな事故も少々あるわけです。そういう場合等の...全文を見る
○矢原秀男君 民放の場合でございますが、民放もまた報道機関としての責務はもとより、災害対策基本法上の地方指定公共機関としての地位にあるわけです。NHKと同様、その業務を通じて防災に寄与すべき責務を負っているわけでございますが、郵政省より民放の非常災害時における放送体制についての概...全文を見る
○矢原秀男君 非常災害時において、いま民放だけお伺いしたわけなんですが、今度はNHKはNHKだけとか、民放は民放だけという、個々ばらばらの対策というふうなことになると、また心配も出てくるのですけれども、NHKと民放との協力体制というものは必要だと思います。当然ですね、これは。そこ...全文を見る
○矢原秀男君 今後の非常災害時においても、NHKと民放の協力体制というのはがっちり組んでいただいて、国民の生命、財産をさらに守っていただきたいと思います。  次に、国または地方公共団体が災害時に国土や国民の生命、財産の保全を図るためには、第三者の電気通信設備や無線設備の優先利用...全文を見る
○矢原秀男君 こういう、現実にでも災害が大変でございますし、それに対して国費というものが非常に復旧で多く出ているんですけれども、また、そこへこういう将来の大地震等も想定されている。こういう中で、全国で無設置の二県——無設置二県ですか、これは何県なんですか。  それでもう一つは、...全文を見る
○矢原秀男君 時間が来ましたので最後に郵政大臣にお伺いをしますが、いま防災行政用無線に対する郵政当局の積極的な姿勢というものは私は感じました。しかし、国民サイドの立場に立って考えましたときに、まるまる運用しているのが十八県であると、こういうふうな観点から日本の行政を考えましたとき...全文を見る
11月02日第82回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号
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○矢原秀男君 P3C関係について、防衛庁長官、まずあなたにお伺いをいたしますが、防衛庁長官としての国際政治の分析、アメリカやソ連、そういうことを中心として、あなたの考え方を教えていただきたいと思います。
○矢原秀男君 いま長官の軍事面の分析等をお伺いしたわけでございますが、私もこの二年間、アメリカの首脳、中国の首脳とは軍事面を中心とする国際政治の分析はお伺いをしましたので、いまは披瀝をいたしませんけれども、まず長官の姿勢を伺ったわけでございますが、第二点目は、防衛庁の方にお願いし...全文を見る
○矢原秀男君 そうすると、さっきから話題になっております防衛庁のデータとは少し違ってきているわけですね。
○矢原秀男君 次にお伺いしたいわけですけれども、限定をいたしますが、日本海における外国潜水艦、それの配置の把握をどこまでされていらっしゃるか。特にソ連と米国、これを中心に分析をしてください。   〔理事平井卓志君退席、理事佐藤信二君着席〕
○矢原秀男君 ここで問題になりますのは、先ほども峯山議員からも質問がございましたが、P3Cをなぜ日本が必要であるか。長官、この問題については私も米国で話をしていますし、いろんな状態を見ておりまして、日本海における、いわゆる一口に申し上げますと、ソ連の潜水艦に対してどうしたらいいん...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に移りますが、七月の二十七日に米国の国防長官ブラウン氏が来日をしたわけですが、防衛長官と他にどのような方々が御一緒に会われたのでしょうか、もしよろしかったら、会談の内容ともお伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 八月五日の新聞報道によりますと、ブラウン長官の伝達として、米国が日本に防衛協力を求む、こういうことで対日五項目というので、一つは対潜能力の向上について、二番目には防空能力の向上、三番目は補給態勢の充実、四番は、いまお話がございましたように、対韓の経済協力、五番目は防...全文を見る
○矢原秀男君 五項目のうち、対韓経済協力、これはまあ撤退を含んでお話がありましたからわかりました。あとの四項目ですね、重ねて、しつこいようでございますが、他の、私がいま申し上げた四項目、これも新聞報道に出ているんですから、もう間違いないと思うんですが、具体的な項目ではこの五項目と...全文を見る
○矢原秀男君 先般私もアメリカへ参りましたときに軍事専門家とお話をいたしますと、米ソのこの軍事問題で、特に潜水艦、日本海におけるソ連海軍が充実をしている、そういうことで、日本の対潜能力というか、そういうふうな非常に要望的な話というものが、大学に行っても、国防省に行きましても、いろ...全文を見る
○矢原秀男君 時間が参りましたので後日へ譲りたいと思います。関係省庁の御出席いただいておりまして、時間の関係で質問できませんので、その点よろしくお願いいたします。