矢原秀男

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矢原秀男の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第84回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○矢原秀男君 昭和五十二年度第二次補正予算について質問をいたします。なお、関連してその他諸問題についても若干の質疑を重ねたいと思います。  まず、日中平和友好条約の早期締結についてであります。日中国交回復が実現いたしまして五年有余になりました。わが国は、平和共存五原則に基づき日...全文を見る
○矢原秀男君 日中復交以来、航空、貿易、漁業、海運など日中実務協定が締結されておるわけでございますが、今日までのこれらに対する実績、もしおわかりでございましたら具体的に示していただきたいと思います。
○矢原秀男君 ちょっと数字を。
○矢原秀男君 いま質問いたしましたのは、いま抽象的な答弁でございますが、このような大きな役割りを相互に果たしております現在、日中平和友好条約は覇権問題などにより、いまだ締結を見ておりません。そこで現時点において、一つは覇権についての政府の見解はどうなのか。また二番目には、その他に...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ、そのほかに何か。
○矢原秀男君 本日までの国会の質疑を伺っておりますと、日中条約について閣内の不統一があるのではないかという感じがするわけでございます。  それは二十五日の竹入質問に、機は熟したが、いましばらく情勢の推移を見てほしいと総理は答えられました。そして外務大臣は、二十五日の参院本会議で...全文を見る
○矢原秀男君 報道によりますと、外務省筋では、条約締結交渉の再開は日中双方の呼吸が合致した時点で同時に立ち上がる必要があると云々されております。中国は人民代表大会の準備などに忙殺されているために、同大会が終わるまで中国側は交渉再開に立ち上がるまいとも述べられておりますけれども、き...全文を見る
○矢原秀男君 重ねて総理にお伺いしますけれども、手順、段取り等々、決断の時期、これはいつごろ国民の前にお示しになるのか、外交問題等々でございますけれども、その点を重ねてお伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 話は変わりますけれども、外務大臣に伺いたいと思います。  日中正常化について、最近カナダの外務大臣と意見の交換をされたそうでございますが、よろしければ具体的な内容をお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 去る二十六日、自民党外交調査会の席上で園田外相は、交渉する場合は私が劈頭訪中して交渉を再開する、こういうふうに発言されたと伺っております。ですから、その時期というものが通常国会の会期中になるのかどうか、そういうふうなところをお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 外務大臣は同じ席上の中で、こういう発言をされているやに伺うわけでございます。一つは、日中条約は米国の世界戦略の一つである。二番目は、交渉再開についていろいろ取りざたされているが、進展はいささかもないと、いままでの国会答弁及び外交上の重要な見解を述べられたように報道で...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ、交渉再開。
○矢原秀男君 外務大臣、いま伺っておりますと、平和戦略等々と言われておりますけれども、やはり平和と戦略というのは語学的にもちょっとなじまないような形にもなります。そういうわけで、ちょうど世界の緊張緩和、相互信頼の立場から見て、時期が非常におくれているわけですから、不穏当な発言にな...全文を見る
○矢原秀男君 次に移ります。  質問が重複するかとも思いますけれども、本日の新聞報道に取り上げられておりました異常放射能の問題でございますけれども、政府はカナダ当局からの報告は受けられたわけでございますか、外務大臣。
○矢原秀男君 この点重複しますので、結論だけ重ねてお伺いしたいと思いますが、衆議院予算委員会で近江委員の質問に対しては、再発防止策について総理は積極的な役割りを演じたいと述べられておりますし、外務大臣も原子炉の積載を禁止するくらいの厳しい規制をすべきだと答えられておられるわけでご...全文を見る
○矢原秀男君 総理にお願いいたします。
○矢原秀男君 本年度第二次補正予算及び五十三年度予算の編成に対する福田総理の基本的姿勢を具体的にまず伺いたいと思います。  第一には、一つは内需拡大について、二番目には対外経済等の調整を図る意味から、三番目は不況の克服の実現等々について、予算編成のときに総理はどういう重点的な基...全文を見る
○矢原秀男君 第二点目には、当然総理としての立場からは、一つは失業者の増加をどうして食いとめるか、二番目には雇用の安定を図る、三番目には構造不況業種対策の充実、そうして四番目には円高倒産の回避にどうするのかというふうなものが、編成時の大きなやはり基本姿勢として福田総理がお考えにな...全文を見る
○矢原秀男君 三番目の基本姿勢というのは、やはり長期の不況によって苦境に追い詰められております社会的弱者の人たちの生活について、総理大臣も相当苦慮されたのではないかと思っておりますが、一つは高齢者の方に対する対策、二番目には身障者に対する対策、三番目には母子家庭に対する対策、四番...全文を見る
○矢原秀男君 そういう観点の中から、経済見通しについて具体的に質疑を重ねたいと思います。  経済の福田政権が登場して一年有余でございますけれども、低迷脱出の御託宣とはうらはらに景気は長期不況の様相を濃くしております。今年度の経済成長率も、六・七%の国際公約を破り五・三%へ修正、...全文を見る
○矢原秀男君 ただいまの答弁を伺っておりますと、総理としての責任、反省が少し少ないんではないかなと感じているわけでございます。個人消費、民間住宅、民間設備投資の内需は停滞をしております。景気は低迷状態を脱することができない、こういう形で本年を迎えておるわけでございますけれども、福...全文を見る
○矢原秀男君 本年度の最終的な経済成長率、経常収支の見通しをどう予測するのかという問題もございます。また、昨年のように見通しが狂った場合に総理はどういう形の責任をとられるのか、明確にお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 次に、五十三年度の経済成長率七%が決定された経緯を明確に伺いたいと思います。
○矢原秀男君 この経緯を見ておりますと、閣議了解もとらずに発表されたというようなことも言われておりますけれども、十二月の十三日の段階では、経済企画の方で八%、通産の方では七%以上、大蔵では六・二と、調整がつかなかったというふうな経過も聞いておりますけれども、この点、大蔵大臣、この...全文を見る
○矢原秀男君 通産大臣にお伺いします。
○矢原秀男君 まあ十四日には、またまた大蔵が六・七、通産が七%以上の主張の調整がつかずとも聞いておりますけれども、こういうふうな中で十二月の十五日には、米国にいる対外経済相からの要請で、急転直下の七%発表というふうな形も聞くわけでございますが、総理大臣、米国の押しつけと言われるよ...全文を見る
○矢原秀男君 では、何回も話に出ておりますけれども、総理大臣、公約と目標の問題が出ているわけでございます。もう一回、その点どちらなのか、はっきりと伺いたいと思うのです。
○矢原秀男君 総理に重ねて伺いますけれども、七%成長は可能であると、こういうふうに確認をしてよろしいですか。
○矢原秀男君 五十三年度予算の中において、公共事業費を中心にした景気回復への政府の施策は、まあ理解のできる面もあるわけでございます。しかし懸念されることが多過ぎるわけでございます。政府の本予算に対する基本的な理念も明確でないように思いますし、公共事業にさえ金を出せば景気が回復する...全文を見る
○矢原秀男君 どうもはっきりしませんけれども、では、当時の公共事業関係費について実態を明示してください。――一三%残っているでしょう、その中の公共事業はどれだけ残ったのかということです。
○矢原秀男君 これは四十七年の決算から見ても明確になっているのですけれども、公共事業の中で住宅対策は四十七年でも消化をしていない。やっと七四%しか達成していない。四十八年の公共事業の中でも、住宅の対策は六二%の消化率なんです。ではあとはどうなっているのかという問題になると、大蔵大...全文を見る
○矢原秀男君 担当大臣でございます建設等もいますけれども、生活環境施設の整備等もなかなか消化できていないんです、数字を見ておりますと。そういうような点についても、今後の大きな課題というのは、こういう公共事業の中で用地買収はどうなっていくのか、地方の自治体の取り組み方は実際にどうい...全文を見る
○矢原秀男君 総理大臣、ここで一つだけ詰めておきたいのですけれども、四十七、四十八年を見ておりましても、住宅対策でも三一%も翌年度へ繰り越している。その上に不用額というものが五%も出ている。だから私は心配しているんです。もし五十三年度に翌年の持ち越しが出たり、不用額が出たりしたら...全文を見る
○矢原秀男君 いま総理も言われておりますように、公共事業は、地方自治体の役割りが非常に大きいわけでございます。ところが、自治体の中には、五十三年度予算の公共事業費の増加には、人的設計能力、用地買収の面からも消化を危ぶんでいるところもあります。そういう中で、地方財政の状況はきわめて...全文を見る
○矢原秀男君 同じく縁故債の金額と構成比、それを伺いたいと思います。
○矢原秀男君 地方債資金の中で、縁故債の占める割合は、三六・二%になるわけでございます。非常に多いわけでございます。自治体が、低利の政府資金が減り、高利の縁故債の増加で金利負担がふえておるわけです。今回、国は六〇%までは政府資金並みの金利とするようにいたしましたが、私は、この点に...全文を見る
○矢原秀男君 すでに政府も御承知のように、昨年の十一月に全国の市長会が発表しました五十一年度縁故・地方債に関する調査によりましても、銀行等から借り入れる縁故債の金利が非常に高い。当時の政府資金金利七・五%以下で借りているのはわずか四・三%にしかすぎない。こういう点も非常に考えられ...全文を見る
○矢原秀男君 いま答弁もございましたように、府県についても非常にばらつきがございます。金融機関においても資金不足等々の悪条件のときはどうしても利率の高い資金を受けざるを得ない、こういう自治体も大変でございます。これに対しては政府も今後真剣に対策を立てなくちゃいけないと思うわけでご...全文を見る
○矢原秀男君 総理大臣、公共事業費を幾ら増額しても、自治体に対する配慮が欠ければ非常に実施できない面もあるかと思います。そういう意味で、一つは政府資金比率の増加、二番目には縁故債の借入金利の条件改善、三番目には縁故債借り入れに要する労力の減少等についての改善が将来どうしても一歩前...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、日銀総裁にお伺いしたいと思いますが、午前中の質疑と重複するかもわかりませんが、大事な問題でございますのでよろしくお願いいたします。  公定歩合の引き下げについて、日銀総裁は、いま考えていないと、こういうふうにおっしゃっていらっしゃるわけでございますが、この点...全文を見る
○矢原秀男君 二十四日に、日銀総裁は、記者会見で、「民間が政府の経済見通しにケチばかりつけず、七%成長めざして努力と工夫をしてほしい」云々のお話があったと聞いておりますけれども、いま中小企業と民間企業においては大変な状態にあるわけでございますが、そういう現況を踏まえて日銀総裁はど...全文を見る
○矢原秀男君 同じ会見の中で、総裁みずから、景気の潮は変わっていないとも言われておりますけれども、ここで考えますのには、みずからの工夫や努力ではどうにもならないものもあるかと思います。一ドル二百四十円では対処できないところがあるのではないかとも思いますけれども、こういう点について...全文を見る
○矢原秀男君 最後にもう一点総裁にお伺いしますが、政府の七%成長は達成できると思われるのか、それとも、すべきだとお考えなのか、お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 じゃ、次に各論について伺いますが、最初に民間設備投資でございますが、政府は名目九・九%と言っておりますが、民間の調査では、名目で最高六・四、最低で〇・九%、平均四・六と、政府の予測とは差がありますけれども、こういう数字も出ております。これについては総理はどういうよう...全文を見る
○矢原秀男君 はい。
○矢原秀男君 いろいろ御意見があろうかと思いますけれども、民間が低く見ている最大の理由の中には、内需拡大に期待が持てない点もあろうかと思います。前年度比三四・八%増の公共事業が一〇〇%消化できるだろうかと、こういう心配もあろうかと思いますけれども、関係閣僚の御見解を伺いたいと思い...全文を見る
○矢原秀男君 自治大臣、どうでございますか。
○矢原秀男君 河本通産大臣にお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 まあ各大臣ともいろいろ少し微妙な言い回しでございますが、いま河本さんも言っていらっしゃいますように、物価安定とかそういうことも、非常に国民生活は不安定でございますめで、そういう点も私は非常に厳しく見ているわけでございます。  じゃ、次に移りますが、民間住宅投資であ...全文を見る
○矢原秀男君 昨年九月の総合景気対策の例では、前年度比一六・六%の伸びを想定していたのにもかかわらず、達成できませんでした。また、新規住宅着工戸数は一月から七月まで前年同期実績比で二・六%減になっております。これらの原因を政府はどういうふうに見ているのか、伺いたい。
○矢原秀男君 こういうふうに民間住宅投資についても非常に見通しが崩れております。こういうふうな現況については、現在の日本では住宅を建てる場合最初に問題になりますのが、いまもお話がございましたが、土地でございます。マイホームの建設用地の内訳を日米で比較しておりましても、もちろん国土...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、政府の実質経済成長率の見通しの七%のうち〇・七%になる重要な民間住宅投資でありますけれども、現状のような雇用不安、給料もふえない状況の中では、政府がいかにてこ入れしても、政策の融資分は民間ローンの振りかえに利用されて、新規需要の誘発が非常に無...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつそういう点でしっかりがんばっていただきたいと思います。  次に移りますけれども、中期財政収支についてでございますが、いままでの中期財政収支試算、これは見通しの誤りでなかったのかと思うわけでございますけれども、どういうふうに反省をされていらっしゃるのか、お伺い...全文を見る
○矢原秀男君 まあ一口に言いまして私は試算の失敗であると思っているわけでございますが、景気対策の失敗が原因ではなかったのか、こういうふうに思うわけです。この点どうですか。
○矢原秀男君 午前中の質疑と重複すると思いますけれども、五十七年に経常支出の国債依存率をゼロにするための五カ年にわたる財政施策を策定すると約束されたわけでございます。五十三年度予算審議は二日後でございますけれども、その概要、具体的な数字を示していただきたいと思います。
○矢原秀男君 明確に示されておりませんので、この問題は留保したいと思います。  じゃ、次に移ります。構造不況対策として政府が提出を予定しておりますいわゆる特定不況産業安定臨時措置法案について簡単に伺いたいと思います。  一つは、立法措置を必要とする理由、二番目には、特定不況業...全文を見る
○矢原秀男君 法案の中身には設備廃棄、債務保証基金制度等が含まれておりますが、設備廃棄等に要する各業界の資金はどれぐらいが見込まれておるのですか。そして、債務保証基金制度の保証規模、保証期間はどうか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 法案は、指示カルテルによって効果が上がらなかった場合アウトサイダーの規制命令が出せるとして、統制力が強過ぎるとの批判、それから独禁法の形骸化につながるのではないかとの声もございますが、通産大臣の御見解はいかがでございますか。
○矢原秀男君 交渉中とのことでございますが、次に、設備廃棄のカルテル、合併、営業譲渡などの独禁法適用除外について、その必要性を通産大臣はどういうふうに考えていらっしゃるのか、この点も伺いたいと思います。
○矢原秀男君 この点については、公取委員長としてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○矢原秀男君 公取委員長は、かつて、独占禁止法によって設備廃棄は可能であると答弁をしておられましたと思います。将来の問題かもしれませんが、独禁法と設備廃棄についての公取の見解を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 総理にお伺いしたいと思いますが、通産大臣、公取委員長、まあ私推察いたしまして微妙に少し考えの違うところもありますし、歩み寄りの点もあろうかと思いますけれども、いずれにしても、閣議、国会提出は、両者の合意、こういうようなことを前提にしながら私は進めなくてはいけない法案...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に移ります。不況の問題の前に、伊豆地震について質問をいたします。  持越鉱山鉱滓流出事故について伺いたいと思いますが、一月の十四日、第一堰堤より持越川、狩野川から駿河湾へと流れていったシアン鉱滓は、現在持越鉱業所付近から下流四キロにわたって約四万トンのシア...全文を見る
○矢原秀男君 シアンヘドロの除去を早急に行うような問題はいま申し上げたとおりでございますけれども、やはりどうしても心配になりますのは二次鉱害の防止対策、まあ四月にやると言っておられますけれども、この点は非常に大変でございます。また、今回の事故で養殖ハマチへの影響が心配されておりま...全文を見る
○矢原秀男君 いま、現地調査をしました小平委員のつぶさなそういう調査の中から質問がありましたけれども、一つは、どういう援助をするのか、数字的に、制度融資等ございますけれども、明確にしていただきたいと思います。
○矢原秀男君 この件につきまして、私は、結論といたしまして感じますのは、通産大臣もただいまお話ございましたように、監督というのは通産省でございますけれども、震度六に耐え得るこういう集積場が震度四、そういうところで崩れてしまった。そうして内容としては、四年前に行われました鉱山総点検...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いいたします。  次に、不況下における輸出関係の地場産業をどう救済するのか、こういう点で、具体的に調査をいたしました中から話を進めてまいります。  輸出関連地場産業の不況及び円高の影響は想像を絶する深刻な現況にございます。で抜本的な改革がない限り不況...全文を見る
○矢原秀男君 通産省では、昨年の末、地場産業の円高影響を調査されたと聞いております。  そこで、具体的に質問申し上げたいと思いますが、地場産業の一部でございます兵庫県の播州織の昨年の生産量、輸出の占める割合と数量、こういう点おわかりであれば伺いたいと思います。
○矢原秀男君 いま播州織を具体的に出しましたのは、全国的な地場産業に対する対処、こういう形で一つの地点を浮き彫りにしないとなかなか大変でございますので、そういう関係で進めておるわけでございますので、誠意のある御答弁をお願いしたいと思います。  播州織も、先染め織物という製品の特...全文を見る
○矢原秀男君 確かに大変なことでございますが、糸から製品になるまで七十日から七十五日の時間を要します。ドル建ての現在の輸出契約では、円の高騰が続けばその影響は重大であります。  そこで伺いますけれども、昨年の十月五日、七十日後の十二月十五日の円とドルの中心レート、こういう点をま...全文を見る
○矢原秀男君 いま私が申し上げましたのは、糸から製品になるまで七十日から七十五日かかっている。そこへ輸出契約の問題ということになりますと、十月の五日の中心レートが二百六十一円です。十二月の十五日が二百三十八円で、差が二十三円も出ている。こういうことで私が懸念をいたしておりますのは...全文を見る
○矢原秀男君 大臣は商社と、こういうふうに言われて、一部例外と言われておりますが、非常に多様化しておりまして、現地では強いものと弱いものとの関係、非常に複雑でございます。こういうふうな中で播州織も非常に円が不安定なままで一生懸命努力をしておりますけれども、やはりこのレートが固定化...全文を見る
○矢原秀男君 輸出について見逃してならない点がもう一点ございますけれども、播州織は綿布が製品で輸出されますので衣料としては半製品であります。これが諸外国で縫製されて完成するわけでございますが、輸出市場の動向が大きな影響を与えます。そういうことで政府も当然これらについて調査検討され...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、もう一点。次は絹、人絹について伺いたいと思います。  時間がございませんので簡単に質問いたしますけれども、絹織物、そういう織機の共同廃棄、この問題についてはどういうふうな現況にまで進んでいるのかお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 これも地場産業の一つでございますが、全国的に各地域でお仕事をされておりますけれども、非常に大変な様相になっております。  そこで、通産大臣にお伺いをしたいわけでございますが、設備廃棄の問題もしかりでございますけれども、将来、二国間の協定の問題、これについて特に韓国...全文を見る
○矢原秀男君 通産省としても、この点については十分業界の意向をくんで取り組んでいただきたいと思います。  で、もう一点伺いますけれども、絹糸といいますか、原糸の国際価格の問題でございますけれども、いまキロ当たり幾らぐらいしているのか、そうしてもう一つは、業界に渡るときにはどれだ...全文を見る
○矢原秀男君 いま国際価格がキロ当たり七千円から八千円と伺っております。では韓国の方では、そうして中国では幾らであるか、そういう点、お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いま地場産業の家内工業も含めて、いろいろ流通機構がございますから、末端のお仕事をしていらっしゃるところでは、せめて機械を廃棄して、そうして田地田畑を売ってそれにすべてをかける。しかし、こういう状態の中で生活ができないということになれば、もう同じつぶれるのであれば、自...全文を見る
01月31日第84回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○矢原秀男君 通告はしておりませんけれども、緊急な問題でございますので、まず最初にロッキードの問題について質問をいたします。  まず第一点は、福田総理、昨日の大久保証言をあなたはどう思われるのかお伺いいたします。
○矢原秀男君 大久保が証言したいわゆる三十ユニット、三千万円を受け取った高官について、いずれも強く金銭の受け取りを否定しております。国民の立場から見た場合に、国民としてはどちらが正しいのかわからないし、大久保証言が正しいとすれば、六氏についてうち四名は起訴されていず、どうしてそう...全文を見る
○矢原秀男君 以上の点で考えてみましても、国民に真相を明かして政治不信を除く、こういう上からも、またいま総理が言われているような点を考えれば名誉等のこともあるでしょうけれども、いずれも関係者を証人として喚問し、国会で証言をしてもらう必要があるかと思います。そういう点については、こ...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにしても、このロッキード問題が国民に投げかけた大きな政治不信というものは、非常にこれは大きな禍根として残るだろうと思います。  ここで総理に最後に伺いたいわけでございますけれども、総理は昨日、報道によりますと、自宅で記者の方々に六人はかわいそうだと言われたと...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、総理が毅然たる態度で、正しいものは正しい、間違いは間違い、こういう意味合いで、あなたが就任当時から言われました、ロッキード事件は徹底的にやっていくと、国民の前にと、こういうふうに言われたわけでございますので、それを守っていただきたいと思います...全文を見る
○矢原秀男君 また、これによりますと、昭和五十七年度には収支差額は十四兆円となりますけれども、建設国債のみでは十兆円前後と思われますが、この差の四兆円前後は増税となるわけでございますか。
○矢原秀男君 また、福祉や年金の振替所得は減少させないでいく方針なのかどうか。
○矢原秀男君 大蔵大臣、いま経企庁長官から答えていただいた二点、それについて大蔵大臣、答えてください。
○矢原秀男君 もう一つの分、増税するのかどうか。
○矢原秀男君 総理、まあいつまでに経済を安定経済路線に軟着陸をさせるつもりか、また、その後の実質経済成長率をどの程度に見ているのか、伺います。
○矢原秀男君 総理大臣、まあ大蔵大臣もそうですけれども、GNPに対する国債残高の割合は何%が適当であるのか、この点をしかと伺いたいと思います。
○矢原秀男君 最後に一問だけ。  身体障害者の雇用促進の問題でございますけれども、昨年の十月から納付金制度もスタートいたしております。この功罪についてお伺いをしたいと思うわけでございますが、時間も来ておりますから一点だけ伺いますが、納付金の徴収状況が、労働省に伺っておりますと九...全文を見る
○矢原秀男君 はい。  大企業ほど雇用率が低く、法定雇用率一・五%に対して従業員一千人以上の民間企業では〇・八しかないわけです。そういう中で金融、保険、不動産業というのは〇・四八%です。こういうことを考えますと、日ごろ事業の社会的責任を強調しているこういうふうな事業所の本音とい...全文を見る
03月17日第84回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○矢原秀男君 まず、大蔵大臣に伺いますけれども、経常収支が政府の見通しでございます百億ドルを突破して、五十二年は百三十億ドルを超えようとしております。こういう現況の中で各報道に目をつけておりましても、十六日にはロンドンの市場においても一ドル二百三十一円と、二百三十円を割れようと一...全文を見る
○矢原秀男君 公定歩合の引き下げ等々の中で、三、四点にわたる大蔵大臣等の政府の見解をこの予算委員会を通して同じことを何回も伺っているわけでございますが、先般も、安倍官房長官も、十六日夜の記者会見で、円の対ドル相場が最高値を更新したことについて、「政府としてはあらゆる手を打っている...全文を見る
○矢原秀男君 先ほど、通産大臣も、この問題については内需拡大をもっと検討したいと、こういう発言がございました。そういう中で輸出の問題にも触れられまして、やはり輸出規制等々、こういうようなことをすれば下請にも非常に影響が出て大変である、かえって冷え込みになる、こういうふうな御発言も...全文を見る
○矢原秀男君 通産大臣、重ねて申しわけないわけでございますが、大体発表の時期ですね、粗々で結構でございますけれども、お願いしたいと思います。
○矢原秀男君 じゃ、次に移ります。  第二点目は工業団地の問題にしぼって質問したいと思います。  まず、宮澤長官に伺いたいわけでございますが、「昭和五十年代前期経済計画 五十一年五月十四日閣議決定」でございますけれども、この点について、こういう多様化した経済状態の中で私は率直...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、もう一つお伺いをしたいわけでございますが、この前期経済計画については、「内外環境条件の変化と計画期間における問題点」というものが三点ほど出ておりました。一つは「世界経済の構造変化と資源の有限性の強まり」、二番目には「国民意識の変化」、そうして第三番目には「成...全文を見る
○矢原秀男君 いま五十年代前期経済計画について質問をいたしましたのは、これは六%台の成長というものを掲げながらつくられたものであり、そこで、私は、質問の中で少し修正点があるのではないかと伺っておりまして認められているわけでございますが、それと申し上げますのは、いまから質問いたしま...全文を見る
○矢原秀男君 全国的には団地はどれだけでございますか。そうしてもう一点は、工業用地の総面積、これはどういうふうになっていますか。
○矢原秀男君 ここでお伺いしたいわけでございますが、地域振興整備公団に実態についてお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 先ほど産炭でなしに御説明がありました十二カ所の件ですね。これは山形県の米沢のところとか、岡山県、佐賀県、能登、出雲の長浜等々は入っていますね、この十二カ所に。
○矢原秀男君 この山形県の米沢の場合には金額はどれだけ投資しておりますか。
○矢原秀男君 岡山は。
○矢原秀男君 ずっと十二カ所を金額を言ってください。
○矢原秀男君 十二カ所のトータルをお願いします。
○矢原秀男君 いま七カ所、二百五十九億の資本投下というか、工事費というものが出されておりますけれども、いまこれは御報告がございましたように全然売れていない、こういうことですね。
○矢原秀男君 地方自治体との関連というのは完全にいっておりますか。
○矢原秀男君 いまそういう答弁でございますけれども、現実には完成品にならない工業団地というものが非常に多くあって、地方自治体でも困っている。ある場合においては、私の調査では、工業団地はできたけれども企業は一切来ない、そういうところが、後でお話しいたしますけれども非常に多くあるわけ...全文を見る
○矢原秀男君 具体的な問題を調べておりますのでまず申し上げますけれども、これは奈良県の五條市でございますが、一般会計予算が約五十億です。工業団地の造成の経緯と実態ですけれども、四十八年に土地の開発公社が設立をされました。そうして二見川端、今井島台という二団地ができたわけです。着工...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間がございませんから、兵庫県や滋賀県または住宅公団の例等は挙げることはいたしませんけれども、皆こういうふうな状態で大変な状態になっているわけでございます。  そこで、こういう売れ残りが自治体の財政を非常に圧迫いたしておるわけでございますが、こういうふうな点に...全文を見る
○矢原秀男君 誘致の内意を示していた企業、そこへ行きます、こういうふうに企業から計画段階で進出を申し入れ内諾をしていた、そういうことで自治体が造成を終了して分譲を開始したら断られてきたと、こういうようなことが、先ほどもお話ししましたように、奈良県の今井島台、ここでは十八企業の中で...全文を見る
○矢原秀男君 この状態を見ておりましても、誘導地域の中の遠隔地、または地域の新規工場用地の取得面積、こういう全国に対する比率を考えてみましても、四十九年が二六・三%、五十年が二二・一%、五十一年が一七・三%、こういうふうなかっこうになろうかと思いますけれども、急激にこういうふうに...全文を見る
○矢原秀男君 では、環境庁にお伺いしますけれども、工業団地と環境アセスメントという問題が出てくるわけでございます。この経過というものは、太平洋ベルト地帯に七〇%以上の工場、そういうことで環境破壊、そうして工業団地という形の計画が出てくるわけでございますが、環境アセスメントについて...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、通産大臣に伺いたいわけでございますが、再配置を進めるに当たって、一つは再配置の補助金を自治体及び企業、これらについて大幅アップについてどう考えるか、第二点目には地域公団からの移転企業への跡地見返り資金、移転の運転資金の貸付方法の改善、第三点目は誘致企業のあっ...全文を見る
○矢原秀男君 この件について最後に通産大臣にお伺いいたしますが、工業団地の再配置、この問題については経済成長率六%を想定しながら多様な計画が組まれたわけでございます。ところが、実態は非常に冷え込んで、計画どおりに全然いっていない、こういうことで、私は、そういう点から見ましても、経...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に移ります。  次は福祉関係でございますけれども、現在、各都道府県の市町村、社会福祉事務所から発行されております身体障害者手帳はどのぐらい出されておられるのか、伺いたいと思います。それとあわせて、重度の障害者はどういうふうな実態であるか、等級別も含めてお答...全文を見る
○矢原秀男君 身障者手帳を受けていらっしゃる方々のうち、恐れ入りますけれども、もう一度、実社会で働いておられる方々はどの程度か、お伺いいたします。
○矢原秀男君 では、心身障害者の方で、働く意欲、働く能力がありながら、働く場所がない、そういう方々は実際どのような内容、将来に対する計画が当局で対策としてあるのか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 しかし、実態は足りないから非常に大変な現況にあるわけです。そうでしょう。ですから、もう少し深く答えてくださいよ。
○矢原秀男君 重度の身体障害者の収容されております授産施設は、私営で建設を行うものが全体の七六%と伺っているわけでございますが、こういうふうな建設に当たっては、厚生省としてはきめの細かい手を差し伸べようとされていらっしゃると思いますけれども、具体的にその点をお伺いしたいと思います...全文を見る
○矢原秀男君 具体的な話に移りますが、兵庫県の尼崎に稲葉園という施設がございます。ここでは七十六名の収容されていらっしゃる方々があるわけでございますが、職員の定数も二十名でありますけれども、いろいろごめんどうを見るというふうなことで二十四名と、こういうふうに職員の方ががんばってお...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後に、身体障害者の福祉工場の件について伺いますけれども、現在全国で十三カ所ほどあります。非常に厳しい状態でございますけれども、これらに対して厚生省としてはどういうふうな形で協力をするのか、そういう点をまずお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いずれも非常に赤字経営でございまして大変でございます。こういうケースの場合は考える必要があるのではないかなと思うわけですけれども、これは兵庫県の小野市でございますけれども、福祉工場に三洋電機が機械も入れる、指導員も派遣する、そうして非常に協力をしておりまして、年間千...全文を見る
○矢原秀男君 厚生大臣、いま話をしておりますのは、非常に福祉工場も大変でございまして、あなたもよく知っていらっしゃると思います。  そこで、最後に厚生大臣にお伺いしたいのでございますが、東京都の場合は三カ所の福祉工場があるわけです。そうして、大変でございますので、厚生省の社会局...全文を見る
03月23日第84回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。具体的に質問を申し上げたいと思います。  まず地方財政でございますけれども、先生の分野かどうかわかりませんけれども、現在が補助金制度の形、こういうことで自治体の自主財源というものが非常に少なくなっておる現況でございます。そこで一つは、...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので申しわけないのですが、金子先生に二点ほどお願いしたいと思います。  先ほど先生がおっしゃっておられました優秀なる人材開発の件でございますが、非常に興味深く聞かしていただきました。その中で、私はこの前東大へ一番の進学校であります兵庫県の灘の元教...全文を見る
03月28日第84回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○矢原秀男君 かつての高度経済成長政策、まあこの効果も認めざるを得ない状況でございますけれども、反面、その行き過ぎが国民生活に不平等、不公正などのひずみをもたらしたことは明らかでございます。いま国民福祉優先への政策転換、これは佐藤総理、そうして田中総理、三木さん、福田さんと続きま...全文を見る
○矢原秀男君 厚生大臣、これは国、地方自治体いずれもそうでございますが、長の考え方によって非常に大きな影響力があるわけです。私はいま社会保障関係費の六、七年間のデータを見ておりまして、最近の私が名前を出しました四総理大臣のうちで、あなたが一番社会保障の関係について理解力があったな...全文を見る
○矢原秀男君 本当に根の着いた答弁ではないと思うわけですけれども、ここで地主参考人にお伺いをしたいと思いますが、先進国に比べてわが国の社会保障の渋滞あるいは後進性というものについては種々の要因があると思いますけれども、いまここでお伺いをいたしたいことは、憲法第二十五条に規定する理...全文を見る
○矢原秀男君 そして、参考人、憲法二十五条の存在というものですね、この点について。
○矢原秀男君 私は、戦後三十数年間たっているわけですけれども、やはり憲法ができた段階の中で、この二十五条というものは社会保障の面からも本当に真剣に取り組んでいかなくちゃいけない、そういう面から考えますと、政府の国民に対する怠慢というものも非常に感じるわけでございます。  わが国...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ、五カ年と言えば懸念性もあると思いますので、いずれにしても十年計画か七カ年計画か、とにかくその作業にもっと力を入れなくちゃいけない思います。その点よろしくお願いします。  で、厚生大臣、いま年金の積立金は五十三年度末で何兆円になっておりますか。
○矢原秀男君 大蔵大臣、この二十二兆円にたまっている年金積立金ですね、これは厚生大臣にもそうして地主参考人にもお伺いしたいわけでございますが、私は、先進国の大半と同じく、財政方式を修正賦課方式にすべき時期ではないか、こういうふうに考えるわけです。そうして世代間の負担の不公平を是正...全文を見る
○矢原秀男君 終わります。(拍手)
03月29日第84回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○矢原秀男君 行政管理庁が勧告しております中で、医薬品等の規制に関する行政監察結果、これに基づく勧告の内容、まずこれについて簡単にお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 いまお話がありましたように、薬品公害、まあ悲しい歴史になりますけれども、数多く社会問題になっております。またそれは生命の尊厳から見ても、安全性というものは非常に大事なことであります。そういう立場の中で、薬品の見直し作業、これはどのような経過をたどっておりますか、お伺...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、時間の都合がありますので、次に伺いますけれども、薬品の見直し作業は、皆さんの連絡を聞いておりますと約四万の品目、これを対象に四十六年から実施していらっしゃるわけでございます。五十一年の七月現在、約九千六百品目しか終わっていないとの実態と伺っておるわけでございま...全文を見る
○矢原秀男君 ここで私は少し疑問に思いますのは、四十六年から約四万の品目が生命安全の立場の中から薬品の見直し作業に移っておりながら、まる五年も経過するそういう段階の中で、九千六百品目しか終わっていないというこの実態は、どこにこういうふうに非常に成果が上がらない原因があるのか、その...全文を見る
○矢原秀男君 まあ私も市会、県会、国会を通して、イタイイタイ病とか、直接参加をさしていただきまして、行政の博士の方々といろいろ折衝した段階では、因果関係というものが、賛成、反対に分かれて非常に長く経過が出ない、結論が。そういう中で水俣のような形、そういうふうないろんなものが出てく...全文を見る
○矢原秀男君 いまあなたから答弁がございましたように、まあ再評価の促進、これは厚生省に厳しく指摘をしていただかなくちゃいけません。また反面、薬の間違った使用法、これはまたとうとい生命を無残に終わらせる、そういう要因にもなることも明らかでございます。こういうふうなことでございますか...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、私も食品公害の問題とか、国民の代表の各部門の方々と、伺ったり、この薬事の問題とか、しておりますけれども、なかなからちが明かない。こういうことでございますので、いま質問をいたしておりますこの一つの過程の中においても、これは長官より厚生大臣にも厳しくこれの法改正...全文を見る
○矢原秀男君 私が、この行政管理庁が勧告をしている医薬品等の規制に関する行政監察、そういうものが四十六年に約四万品目もありながら、五十一年七月現在で約九千六百しかできない。こういうふうな形の中で、もう一回長官にお願いをしたいことは、行政監理委員会設置法の第四条の中に「委員会は、所...全文を見る
○矢原秀男君 長官、この件で最後になりますけれども、非常に厚生省としてもこの薬品公害に対して、こういう薬関係に対して、私の感じとしては、行政管理庁から指摘があってもなかなか腰を上げない、こういうふうな姿というものは、国民の生命、安全の立場から大変な私は怠慢になると指摘をされてもや...全文を見る
○矢原秀男君 では、次の点に移りますが、昭和五十二年九月の二日に、閣議了解のもとで行政改革に関する基本の方針が定まったわけでございます。昭和五十三年度は定員の削減と増員についてどう計画を持たれておられるのか。また政治責任の上から、この基本方針を断行することに対して異論はないのか。...全文を見る
○矢原秀男君 いま長官から御答弁いただきましたように、その線で予定どおりがっちりお願いをしたいと思います。  それから、五十二年七月二十七日行政監理委員会の検査検定業務等の合理化方策についての答申に沿って推進をやはり図ると述べられておりますが、どのように検査検定の合理化を図るの...全文を見る
○矢原秀男君 それから、行政管理庁が四十九年の六月に勧告しておりますところの海外経済協力に関する行政監察結果に基づく勧告について、結論的に申し上げますと、技術協力行政の運営面の改善の必要大であると述べられております。また、経済援助の面においても、援助がきちっとその使命を果たしてい...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、長官に決意を伺いたいわけでございますけれども、いずれにいたしましても、行政機構がスムーズにむだなく、国民に納得のいく状態をつくっていかなくてはいけない形態ですね、そういうことで、廃止するもの、そうして残すもの、いずれにいたしましても国民生活に沿ったところの行...全文を見る
○矢原秀男君 国会図書館の別館建設関係の件でございますが、質問の一点は、昭和五十三年度の予算書、計画調査費二百万円増としか出ておりません。これでは、昨年と同じ計画調査費ということになりますので、全然進展しないと見ているわけでございますけれども、この点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 確かにいま御答弁いただきましたように、和図書の関係についても五十三年九月、洋図書昭和五十四年五月、雑誌関係昭和五十五年から五十六年にはそれぞれ満杯になるというふうに伺っております。その上最近の蔵書の伸びによって――年間十数万点に及ぶと聞いております。そうすれば、いま...全文を見る
○矢原秀男君 確かに書庫の満杯ということになれば大変な状態になります。私たち国会議員といたしましても、やはり調査等に利用する場合におきましても、こういう現状のままで続いていけばいろいろめんどうなことも考えられます。衆議院の別館とか議員宿舎の建設等々もあるように伺っておりますけれど...全文を見る
○矢原秀男君 私たち議員の方でも全力を挙げたいと思いますので、強力に進めていただきたいと思います。  次は調査室関係に移りたいと思います。  最近、保革伯仲の背景で、国会議員が国政調査活動の活発化の中で調査室の方々に大変御苦労を願っているわけでございます。そういう意味で、また...全文を見る
○矢原秀男君 今年から専門職の一等級実現を見たようですから、いまあなたが言われておりますようにさらに拡大をして、一等級の調査員、これにも運用すべきではないか、こういうことは意見一致しているようでございます。今後とも私たちも努力をしますので、強力に進めていただきたいと思います。専門...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひこの件、よろしくお願いをいたします。  じゃ、次に移りますが、成田空港が現在こういう形で、予測は立ちませんけれども、参議院もこの新しい国際空港とは無縁ではないと思うわけです。まあ国会で議員の海外派遣、外国議員団の議長招待業務、そういうようなことの影響、羽田に比...全文を見る
○矢原秀男君 その点よろしくお願いします。  時間がございませんので、私、一方的に話をしますので、簡潔に答えていただきたいと思います。  実は用務課に在職する労務職員の処遇について伺いたいと思います。  労務関係では、特に合理化ということで、四十七年に五十一名おられましたが...全文を見る
○矢原秀男君 総長、私、先ほども申し上げましたように、いま四、五点の質問をいたしましたが、これは私国民の負託を受けた国会議員として、アメリカに渡って、そうして調査活動の中で本当に悲しい思いをした。そういう中で私いま申し述べているわけでございますが、該当の職員の皆さんから見れば、何...全文を見る
03月30日第84回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○矢原秀男君 まず第一点は、五十三年度は五十一年から五十三年、この経営計画の最終年度でございます。そこで、この経営計画の実施状況についてまず御説明をお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 第二点は、五十三年度の収支予算を見ておりますと、事業収入の対前年度伸び率が二・五%に対し、事業の支出は一一・二%となっております。この結果、単年度収支では二十九億三千六百万円の赤字。この赤字は五十一年度と五十二年度からの繰越金の一部で補てんをし、残余の繰越金八十八億...全文を見る
○矢原秀男君 第三点は、郵政大臣は意見書において、「長期的展望に立って事業運営の刷新、効率化を図るとともに、国民生活に及ぼす影響を考慮し、受信料の改定を極力抑制するよう努めるべきである。」こういう意見を付しております。まず、郵政大臣よりその趣旨を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 第四点は、坂本会長は、ただいま答弁をいただきました郵政大臣の意見書をどのように受けとめていらっしゃるのか、それが一点。  また、五十四年度以降における受信料はどのように考えていらっしゃるのか。簡単で結構でございますので、明確に答えていただきたいと思います。
○矢原秀男君 第五点は、ただいま坂本会長より経営努力という決意のほどを伺ったわけでございますが、具体的にちょっと伺いますが、受信料の滞納件数、二番目には契約拒否の件数、どの程度か伺いたいと思います。また、三番目には未収金額はどの程度なのか、この点お伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 第六点目でございますけれども、いま中塚さんから御報告いただきますと、かなりの金額となっております。NHKの今後の回収対策をどうするのかということ、また契約拒否に対しては罰則もない、これは周知のとおりでございますが、受信料の滞納者に対してサービスの供給停止措置もできな...全文を見る
○矢原秀男君 私もいま予算委員会の方に入っておりますので、質疑の前後、十分心得ておりませんけれども、おとといこちらに参りましたときに、郵政大臣は、国民の理解を得るという立場の中で三点考えているんだというようなお話がございましたが、明確に答えていただきたいと思います。いま私も率直な...全文を見る
03月30日第84回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○矢原秀男君 私は、日中問題について質問したいと思います。  まず、外務大臣、非常に日中国交回復を前にして御心労、一生懸命努力をされていらっしゃることに心から敬意を表するものでございます。ひとつ体を大事にされまして、成果を得るまでがんばっていただきたいと思います。  まず、最...全文を見る
○矢原秀男君 で、私は、なぜこれが五年前から行われなかったのかという点でございますが、その点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 党内のことを伺って非常に申しわけないわけですけれども、慎重派という言葉と反対派という言葉とあるわけでございますが、こういう点の大臣が受けとめていらっしゃる分析というのは、これは比重はどういうふうなかっこうでございますか。
○矢原秀男君 率直に申し上げまして、園田さんは公の席上におきましても非常に日中国交に積極的で、私たちも歓迎をしておりましたんですが、一部の方向から見ておりますと、総理大臣は園田訪中に消極的ではないかという面もしきりに伝えられているわけでございますが、その点はいかがでございましょう...全文を見る
○矢原秀男君 もしよろしければ、きょうただいまの時点でお伺いをしておるわけでございますが、訪中の時期等のプログラムですね。なかなか交渉の前でございますので、大変なこともあろうかと思いますが、明示できるところまでで結構でございますので、お伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 佐藤・韓念竜会談の再開の見通し、こういう日時は大体いつごろになるわけですか。
○矢原秀男君 二十七日に、自民党・政府の首脳会議に福田総理大臣が提示した文書、そういうものが報道されておるわけでございますが、その内容等はどういうものなのか、一部は報道でもされておりますけれども、よろしかったら克明にお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 やはり東京調印の場合には、北京での批准書交換、こういうふうないろいろな問題が出てくると思うのですけれども、先のことになろうかと思いますけれども、こういうような点についてのお考えを伺いたいと思います。
○矢原秀男君 日中条約についての野党との調整、これは重ねての調整も必要かと思いますけれども、大体いつごろになるのか、お伺いします。
○矢原秀男君 私、昨日の読売の朝刊を見ておりまして、非常に感激をいたしておったわけでございますが、参議院の外務委員会で答弁に立たれた園田さんが、結論として国民または各党が納得できるようにしたい、納得するものができないならば私が職を辞するか、罷免されるかのどちらかだと、こういうふう...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、私も昨年中国に渡りまして、政府の要人、そうして中国人民のいろんな階層の方々といろいろと日中問題について話をしてまいりました。一貫して私が感じますことは、中国の古代の歴史を考えますときに、日本人の感覚と非常に似ているところがある。非常に礼儀正しい、長幼の序もき...全文を見る
○矢原秀男君 今国会でも防衛問題が非常に議題になっておりまして、憲法から見た核問題、そうしてまた憲法第九条と自衛力の問題、こういうことでいろいろと質疑が交わされておりますが、私は、まず日本の将来にとって、世界の趨勢もそうだろうと思いますけれども、シビリアンコントロールの問題、これ...全文を見る
○矢原秀男君 国防会議の法的な根拠、これについてお伺いいたします。
○矢原秀男君 では、ここで端的に伺いますけれども、国防会議が国防に関する重要事項を審議する意義というものはどういうものなのかということをお伺いします。
○矢原秀男君 私、ここで長官にちょっとお伺いをするわけですが、このシビリアンコントロールの問題といたしまして、アメリカの政治学者であるルイス・スミスが文民統制の五つの条件というものを挙げております。それで私も一つ一つをお伺いしてみたいと思いますが、わが国の制度との対照、こういうこ...全文を見る
○矢原秀男君 第二番目には、「職業軍人たる軍の長が、政府文民の統率下にあること」、これについては。
○矢原秀男君 第三点目には、「軍事機構の運営が、軍の計画を総合調査する文民の指示の下に行なわれること」。
○矢原秀男君 第四点は、「国民によって選ばれた代表者が、戦争の決定、軍事用の資金、人的資源の決定を行ない、政策を策定し、その実施を監督すること」、これはどうでしょう。
○矢原秀男君 第五点目は、「裁判所が、国民の権利を保護する立場にあること」、この点はいかがでしょう。
○矢原秀男君 当局、だれか。
○矢原秀男君 一応、長官の御意見もこれと同じようでございますけれども、日本の現在の国防会議、これはロッキード問題のときからいろいろと欠点が明らかになったわけですけれども、運用の面に少し問題点があるのではないか、こういうふうに考えるわけですけれども、この点はいかがでございましょうか...全文を見る
○矢原秀男君 国防会議が、確かに文民統制の一翼を担う形式の中で、まあ総理が諮問機関の中心に位するわけですけれども、まあいずれにしてもこの文民統制というのは最終的には国権の最高機関である国会に求めなければならないと思うんですけれども、この点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 ところが、どうも私感じておりますのは、現在の日本の国においては、国防会議、コール文民統制、こういう感をするわけでございますけれども、やはり現況ではこういうのは少し問題点があるのではないか、こういうふうに私一、二感じるわけなんですが、そういう点はどうですか。
○矢原秀男君 欧米における国防会議、そういうようなことをいろいろと調査もしておりますけれども、当局で把握をしていらっしゃる長所、欠点、こういうふうなことを、まずアメリカの場合はどういうふうに皆さん方は感じていらっしゃるんですか、その点をお伺いします。
○矢原秀男君 日本の国防会議と少し変わっている点ですね。そういうような点、ちょっと述べてください。
○矢原秀男君 確かにアメリカの国家安全保障会議というものは、事務局の構成、いろんな形の中で非常に充実をしたものを持っておりますね。そういう意味では、やはり少し内容を検討する必要があるのではないか、こういうふうに感じるわけでございます。  イギリスにおいてはどうですか。
○矢原秀男君 アメリカは国家安全保障会議という形になっておりますし、またイギリスは国防・海外政策委員会。フランスの最高国防会議、この内容はどういうふうに把握されておりますか。
○矢原秀男君 日本の国防会議が、先ほど申し上げたロッキード問題のいろいろの形の中で、参画する代表の方々が、特に文民というのか、大臣の代表、審議期間も、出席日数も非常にだめである、こういうふうな感じの中で、改定問題等々も論じられてきたわけですけれども、やはり外国の長所というものは取...全文を見る
○矢原秀男君 国防問題というものも、長官、いま見えている秦委員と私、ちょうどアメリカへ行って、国防省、そうしてコロンビア大学、そうしてニューヨークタイムズとかワシントンポスト、もうあらゆる階層とお話をしましたときに、確かにアメリカとソ連の軍備、そうしてアメリカとソ連との間に置かれ...全文を見る
○矢原秀男君 私も昨年はまた中国で政府要人と防衛問題の話の意見交換をしました。そのときに、中国では、北極のクマというのは大変恐ろしいところである、そういうことを考えると、中国でも日本でもやはり軍備というものは防衛のために持たなくてはいかぬのではないか、そういう意味では、平和平和と...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後に長官に質問いたしますけれども、何回も口に出しておりますけれども、あのロッキード問題が起きました後で、私、国防会議の問題を質疑を交わしたわけでございますけれども、確かに実態としては国防会議に参画をする所轄の大臣、もう全く不勉強というのか、それは長官の前で申...全文を見る
03月31日第84回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○矢原秀男君 まず、五十三年度会計検査院予算についてお伺いをいたします。  五十三年度の会計検査院予算は、総額七十六億九十二万九千円となっております。その内訳を見ますと、会計検査院の事務処理に必要な経費、すなわち会計検査院法に基づく会計検査院の一般事務処理に必要な経費として六十...全文を見る
○矢原秀男君 いま御報告をいただいたわけですけれども、いろんな形で五十三年度の予算をいろんな角度から検討さしていただいておりまして、先ほども少し述べたわけでございますけれども、これで例年のテンポで検査の拡充というものが期待することができるのかなあというふうな懸念性も持っているわけ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ次に、五十三年度の検査旅費予算というものもいまいろいろ伺ったわけですけれども、そういう形の中で実地検査がどの程度可能なのかという心配もあるわけですが、先ほども御答弁いただいたわけですけれども、会計検査院の検査、これは大別して、一つは書面検査、二番目には実地検査、...全文を見る
○矢原秀男君 非常に大事な検査の過程があるわけですね。そこで、実地検査の充実というものは予算執行の適正化と非常に密接な関係があると考えられるわけであります。五十一年度決算の検査率は平均八・八%で、かつての七%時代から一段と前進していることはわかります。そういう中で、過年度における...全文を見る
○矢原秀男君 はい。
○矢原秀男君 やはり数字が示すように、非常にパーセントもふえているわけですけれども、五十三年度の検査旅費予算については五億八百六十二万三千円、対前年度伸び率は一一一・六五%になっております。これは五十二年度のそれの一一四・七五%より三・一%減少しております。こういう意味合いから見...全文を見る
○矢原秀男君 どうもいま御答弁を伺っておりますと、私も五十三年度の検査旅費予算というものを見ておりまして、どの程度の実地検査が可能であるかなと非常に感じているわけですけれども、先ほどもお話が出ましたように、五十一年度決算の実地の検査率では八・八%、まあ過去最高であると、こういうこ...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、そうなってまいりますと、やはり検査旅費というものを考えてみなくちゃいけないと思うんですけれども、第一点は単価の増額、これは好む好まざるにかかわらず、仕事の立場から見て、私は単価の増額の問題、それから人員増を伴う総額の増加、これがやはり今後の課題になると考えて...全文を見る
○矢原秀男君 やはり検査だけは十分していただいて、工事の適正不適正、これは国民の立場からきちっとしていただく大事な仕事でございますので、必要な経費等については、私はやはり、求めるところはきちっと求めて、士気の阻喪を来すのではなしに、下級の人たちも喜んで仕事ができる、そういうふうな...全文を見る
○矢原秀男君 租税と国有財産利用収入によっての実地検査の充実や、いろんな成果の数字を挙げていただいたわけでございますけれども、ここで国有財産利用収入の検査について、国有財産の適正な評価、これが前提条件であると考えられるわけです。そこで、会計検査院には不動産鑑定士の資格を有する職員...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつ十分活用していただきたいと思います。  じゃ次に、予算執行の目的不達成事項指摘の拡充について伺いたいと思います。  五十一年度決算の検査報告には、補助金の目的不達成に関する不当事項がかなり目にとまるのであります。その例として、農林省所管の補助金不当事項第一...全文を見る
○矢原秀男君 農林省来ていましたですかな。――いま説明をいただいたわけですけれども、これは一つの氷山の一角ですけれども、大事な立場に置かれているわけです。  そこで、補助金の支出の目的不達成の指摘、また、他の費目についても該当事例があれば適用の範囲を広げることは、これは予算執行...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後に、いま予算執行の目的不達成事項指摘の拡充の点で農林省の一例を出していただきましたけれども、五十三年度の予算は、公共事業の支出、これを柱としております。私は予算委員会でも、この公共事業の問題というものが県から市町村へ移るときにどういう段階になるかというふう...全文を見る
○矢原秀男君 沖繩関係について質問したいと思います。  沖繩開発庁につきましては、五十三年度の歳出予算、必要な経費として一千七百十一億四千一百四十五万三千円、こういうふうになっておりますけれども、沖繩が復帰後、私たちも調査に行ったり、いろいろと考えているわけでございますが、沖繩...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ格差是正のために御努力をお願いしたいと思います。  時間の関係上、一点だけ質問いたしますけれども、やはり沖繩調査で、最近の向こうの方々の課題は交通関係でございまして、航空運賃の問題等ございますが、今度交通方法の変更というものが大きな課題になっております。この点...全文を見る
○矢原秀男君 第二点は、いま御報告を伺いましたが、県当局、県議会等の要請についてどのようにこたえたかということなんですが、端的に申し上げますと、地元の要望が対策要綱の中にどういう形で取り入れられているか、数点で結構でございますので、御説明してください。
○矢原秀男君 第三点は、対策要綱の中で「必要な措者に要する経費については、原則として国の責任において措置する。」となっており、すべて国の責任において処理されるべきだとする県側との食い違いを見せておりますけれども、「原則として」という語句、これを挿入した理由は何か、これを伺います。
○矢原秀男君 第四点は、自治体の件ですけれども、地元負担を要している経費はどんなものがあるのか、把握をされておられれば明らかにしてください。
○矢原秀男君 第五点は、いま向こうに行きましても、いままで運転をしていたのと今度は逆に、というのは、これは事故が絶えないのじゃないかという現実面の物すごい問題がありますね。で、対策要綱では、「交通方法の変更に伴い県民が被る物心両面にわたる負担を極力軽減することにより県民一人一人の...全文を見る
○矢原秀男君 その点、よろしくお願いをいたします。  で、第六点は、同じく沖繩県が交通方法の変更によって県民がこうむる有形無形の損失の補償にかわるものとして強く要請してきた問題に特別事業があります。この特別事業については、対策要綱ではきわめて抽象的な表現にとどまっております。こ...全文を見る
○矢原秀男君 そのとおりよろしくお願いいたします。  特に第七点でございますけれども、この中で、沖繩自動車道の南伸問題については来年度から事業の着工に入ることができるのかという点でございますけれども、事業実施の見通し等を明らかにしてください。
○矢原秀男君 第八点は、五十三年度予算で特別事業関係の調査費として五百十五万円が総理府予算の中で計上されております。こういうふうに私見ておるわけでございますが、この調査費の使途内容ですね、具体的にお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 九点目は、県では特別事業の柱である交通安全センターの設置、交通災害医療センターの設置については五十三年度で調査を終わり、五十四年度から事業の実施に入ってほしいと希望しておりますけれども、それが可能なのかどうか。そうしてもし準備ができておらなければ、早期着工のために調...全文を見る
○矢原秀男君 この事業については、交通方法変更に伴う事業として全額国費で実施してほしい、こういう県の要望がございますけれども、これに対する見解はいかがでございますか。
○矢原秀男君 じゃ、その点はよろしくお願いいたします。  十点は、次に米軍基地の対策ですけれども、沖繩においては米軍基地が大きなウエートを占めております。米軍人軍属も一般交通に参加するので、交通方法の変更については万全を期す必要がございます。米軍側の具体的対策内容が明示されてい...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ最後に、米軍基地内の交通方法変更に伴う施設整備の経費負担においても日米間に意見の対立があるやに伺っております。また、こういう経費負担問題で、米軍基地内の準備がいま御報告を受けました七月末に間に合うのかどうかという、こういう心配もしております。これ重ねて、実際に間...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、長官最後に、交通方法の問題とあわせて、先ほども御答弁いただいたわけでございますが、どうか沖繩県民の方々が本土とやはり一日も早く――本土よりも早く、もちろん同じ国内ですけれども、他の県よりも少しでも上向きになるように、そういう点について最後に御答弁いただきたいと...全文を見る
04月01日第84回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○矢原秀男君 では、成田問題について法務大臣に質問したいと思います。  事件が起きましてから、報道によりましても、また国会にありましても、また世界的にも、外国にいろんな大きな影響をもたらしていることは事実でございます。結論から申し上げますと、参議院本会議においても、福田総理そう...全文を見る
○矢原秀男君 私も、法の秩序を破るために、問答無用、そうして暴力をもって人に危害を加えていく、こうふう過激な集団に対しては、これは国民の立場においてやはりきちっとやっていかなくちゃいけない、これは当然だと思うわけでございます。  しかし、成田に空港を立地するときも、その開港を決...全文を見る
○矢原秀男君 いま法相が言われておりますように、農民の考え方と過激派の考え方、これは隔たりがある、私もそのとおりだと思います。また、いろんな問題にかこつけて過激派が利用したということもまた事実だろうと思います。なぜそういうふうな、かこつけや利用を彼らがしているのかということになる...全文を見る
○矢原秀男君 御説明よくわかりました。  法務大臣、私先ほどからも話しておりますように、警備体制云々よりも、成田の安全空港という立場を考えたときに、これは政府の閣僚として、やはり行政の中で、過去のいろんな——いま伊丹空港の例を話ししましたけれども、運輸省なり、そうして政府なりが...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後に一つ。  法務大臣、新しい治安立法の声もありますけれども、私たちも危険なものにしてはいけないという懸念性もありますし、できれば現行法を洗い直しの中で、やはり警備でもいろいろな形でもあるものであれば、そういうふうに感じるわけでございます。そういう意味で、...全文を見る
04月11日第84回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○矢原秀男君 委員会における質問の重複もあろうかと思いますけれども、大事な問題でございますので御了解をいただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いしたいわけでございますが、国民全般の中で郵便貯金に関する預貯金の金利の引き下げが昨年も二度行われたわけでございますけれども、本当に...全文を見る
○矢原秀男君 私は、郵政大臣としましては、国民の側に立って、いわゆる郵貯を利用されている庶民の方々の立場に立たなくてはいけない。というのは、実は貯金をしている理由としては、おたくの省でも分析をされたと思いますけれども、先進国という日本の国であっても生活が大変である。そういう中で、...全文を見る
○矢原秀男君 大蔵省お見えになってますね。日銀がとっている政策ですね、私は前回の公定歩合引き下げの二、三日前でございましたか、予算委員会で日銀総裁に、その時点では大変な様相であるから公定歩合の引き下げをするのかどうか——この引き下げでなしに前回のときでございますけれども、日銀総裁...全文を見る
○矢原秀男君 景気浮揚には、いまあなたが言われておりますけれども、そういう金利政策もありますけれども、政府の方でとっている公共事業一辺倒、そういうふうなことだけではなしに、やはり減税によってGNPの五二%と言われる消費の活動、そうして公共事業、そうして福祉の面。福祉の面というのは...全文を見る
○矢原秀男君 その面もよろしくお願いをしたいと思います。  それから、経企庁の方へちょっとお願いをしたいんですけれども、政府の目指している実質経済成長率というのが七%達成にあるわけです。そこで、GNPの先ほど申したように五二%か、またある人は五七%は国民の消費にあるんだと。その...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので、七%の達成というものは予算委員会でもいろんな質疑ございましたが、やはり各大臣の方々のニュアンス全部違うわけです。そうしてやはり総合的な景気浮揚という手を打たなかったら七%の経済成長というのは、民間の調査機関でもいろいろ言われておりますように、...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、少しでも目減りを防ぐ努力をしていただきたいと思います。  この問題で最後に一点だけ。いつも問題になるわけですけれども、資金運用部の資金法改正ですね、ぼくはやはりこの改正のためにぼつぼつ郵政省としても、いままでも何回も大蔵省といろいろ話し合い等は出ると思うんで...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後に一問だけ。時間の関係で簡単にしますけれども、大臣ね、郵政省として、最近不正事件、不法の勧誘、いろいろなそういう問題が一挙に新聞紙上にばあっと出てきて、しかも、成田事件の問題なんかにも、電話も引かれている、郵便も配られている、しかもその中にもメンバーの方も...全文を見る
04月13日第84回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○矢原秀男君 今回電信電話拡充・改良第六次五カ年計画がスタートしたわけでございます。そういう意味で、昭和五十三年度の運営の基本方針、郵政大臣、一番最高責任者として、その後総裁からも御見解をそれぞれお伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 六次五カ年計画、これ三本の基本的な重要課題というものを明示をされておられます。そういう意味でまず簡単にお伺いをしたいと思うわけでございますが、一つは、公社の方では、第一の柱の中では、電気通信設備の整備が遅れた地域におけるサービスを改善、社会福祉の向上に寄与するサービ...全文を見る
○矢原秀男君 また第二の柱として、生活を豊かにする新電話サービスの積極的な導入、こういうふうに書かれてあります。こういう点についても具体的にどういう方途なのか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 いまお話がございましたが、その中で骨伝導のこの問題はどの程度まで開発というのか、研究が進んでいるのか、もしわかればお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 ひとつ鋭意努力をしていただきたいと思います。  第三の柱としてはデータ通信、それから画像通信、移動通信など新しい通信手段ですね、そういう開発によって社会的なニーズの高まりに備えていこうと、こういうことで新しい技術やサービスの開発、研究、こういうふうなことを将来の事...全文を見る
○矢原秀男君 いま三つの柱の重要課題についてまず簡単に質問したわけでございますが、多様化する社会の中で、非常に国民の大きな利用価値といいますか、非常に重要視いたしておりますので、掲げた問題については必ずこれ、達成していただきたいと思うわけでございます。  で、もう少し具体的に質...全文を見る
○矢原秀男君 先進国との……。
○矢原秀男君 日本は三〇%。
○矢原秀男君 いま御報告をいただいたわけですけれども、公社の考え方として一加入二電話機時代到来という形の、私もそういう感じを受けるわけですけれども、こういう時代に向けてのもし計画があるとすれば、いま先進国の例も伺ったわけですけれども、付属機器の増設計画というもののそういうプラン等...全文を見る
○矢原秀男君 まあ、とにかくその線の計画があるわけですから、顧客の立場に立った体制というものも確立をしていただきたいと思います。  二番目にお伺いしたいのは電気通信網の高度化でございますけれども、画像通信のような視覚による通信、これは増加することが予想されるわけでございますけれ...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つは、とにかく伝送路の大容量化の問題とか、交換機能の向上、いろいろ問題があると思うのですが、もう一つ研究開発等でお伺いをしたいと思うんですけれども、先ほども御答弁の中で少しありましたんですが、自動車電話の適用化の問題、それからもう一点は、光ファイバー通信という...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつがんばっていただきたいと思います。  三点目の、これは現実に引き戻すわけですけれども、現場業務の充実という問題の中で、やはりお客さんのサービスの向上であるとか、内部的には適正な要員配置、そうしてまた経営者としては経営の効率化、働く人に対しては職員の働きがいの...全文を見る
○矢原秀男君 第二の質問は、福祉対策用の電話の施策について伺いたいと思うのでございますが、これは先ほども最上委員の方からも質問がございましたが、私も毎々の委員会でも何回も取り上げておるわけでございますが、やはり非常に重要な問題でございますので、重ねて質問をしたいと思うわけです。重...全文を見る
○矢原秀男君 公社としてはこれらに対してはどういうふうに進めていくつもりなのか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 では、福祉電話に対しての優遇措置としてはいまお話がございましたそれは公社ですね、公社の方ですね。
○矢原秀男君 では、厚生省にもう一度お伺いをしますけれども、負担については、本来のあり方としてどういう、現況のままでいいのか、それともこういう時勢になっておりますので、将来のあり方としてはどうすべきであるか、そういう見解は厚生省としてはどうでございますか。
○矢原秀男君 金額に厚生省としてはどうですか、つかんでいらっしゃいますか、総額。
○矢原秀男君 非常にお体の悪い方であるとか、そうして国や地域の中で老齢の方々が、やはりいまの老齢の方々というのは戦争の前後をはさんで非常に日本の国のために活躍をされていらっしゃった。それは今後も戦争あるなしにかかわらずお年寄りの方、身障者の方々に対して健全なる国民がいろいろ配慮を...全文を見る
○矢原秀男君 私は、それは厚生省の将来ともこういう形でいくというのは、一番やはり大変な立場に置かれていらっしゃる方々に対して、総合的な地方財政という立場から見て私はやはり改めていかなくちゃいけない、とにかくこのぐらいは国が全部見ていく。めんどうは市町村や地方自治体や近所の方に見て...全文を見る
○矢原秀男君 町村に行きますと、やはりわれわれが想像もしないように一万円とか十万円とか、もう十万のけた数を超えると、いまあなたは交付税の問題を云々されておりますけれども、非常にいろんな施策の中で大変な問題を——われわれは少ないなと、地方財政や村財政としては大したことないじゃないか...全文を見る
○矢原秀男君 これに関連しまして、総裁に最後にちょっとお願いしたいと思うんですが、公社としていま二点ほど、こういうふうな福祉電話の重要性ということで、サービスというかそういうふうにされていらっしゃるわけですけれども、将来公社としてこの福祉電話を取りつけるに当たって、最大限、将来こ...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつ御考慮をよろしくお願いしたいと思います。  では、第三の質問でございますが、減価償却問題ですけれども、一つは昭和五十一年の公衆電気通信法改正の審議において、減価償却について活発な論議がなされたわけですけれども、その後における公社の検討状況ですね、お聞かせ願い...全文を見る
○矢原秀男君 公社も五十二年の四月に固定資産委員会を設置され、一つは耐用年数設置の原則であるとか、また二番目には耐用年数の検証、三番目には耐用年数にかかる減価償却制度を柱にして、いま御答弁いただきましたように十分審議検討されたということになるわけですけれども、ここでお伺いしたいの...全文を見る
○矢原秀男君 昭和五十一年の公衆電気通信法の改正の審議の中で米澤前総裁が、積滞の解消後、電話のふえ方が減ってくる、そういう時代には定額、定率問題は検討すべき時期がくるのではないか。こういう答弁があったわけですけれども、ここ数年電話の架設は計画を相当下回っているのではないかと思うわ...全文を見る
○矢原秀男君 時間ございませんので、最後に防災計画、また、それに関連してちょっと質問したいわけですが、今度の重点事項として防災計画、大都市における洞道網の建設及び災害応急復旧用無線電話機の配備等、非常災害時における通信確保を図るための施設というふうになっているわけですけれども、ま...全文を見る
○矢原秀男君 強震計の整備等について、科学技術庁であるとか運輸省、また公社でございますから郵政省、建設省等で、動的な耐震設計についていろいろと、地震動の伝播及び構造物の挙動の実態のデータ、こういうふうなことがいろいろと検討されているわけですけれども、お話に聞くところでは、電電公社...全文を見る
○矢原秀男君 それから、同じような形になりますが、公益事業の対策として、やはり電気通信、電力、ガス、水道、まあ郵政関係では公社の関係にもなりますけれども、各種管路の共同溝への収納、こういうふうな形で耐震性確保についていろいろと関係省庁、検討をされているわけですね。そこで問題は、共...全文を見る
○矢原秀男君 いま私、簡単に質問いたしておりますのは、大都市における震災対策、また都市防災化対策ですね、どうしても縦割り行政、横の連携が大変である。これは大臣一番よく御承知でございますけれども、そういうようなことで、簡単ですが、具体的に縦横やはり関係省庁ががっちりやらなくちゃいけ...全文を見る
○矢原秀男君 関連してもう一点だけで終わりますので、よろしくお願いします。  成田空港の問題ですけれども、成田空港のやり直しの開港に備えて、電電公社としても対策本部が設けられているわけですけれども、まず成田においての被害実態ですね、公社として、その点まずひとつ伺っておきたいと思...全文を見る
○矢原秀男君 それで、成田空港周辺から都内までの幹線ルートのところには、マンホールは、実際の数字というのは何千カ所なんですか。
○矢原秀男君 それでどうですか、地下道に対する公社関係のマンホールが三千カ所ものりづけというわけですけれども、それで防衛対策というものが、もう安全なのかどうか、技術的に。そういうような点はどうですか。
04月21日第84回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号
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○矢原秀男君 先ほども話が出ておりますけれども、当委員会の、国民の立場から見て、このロッキード疑獄、これが国民の前に解明をされていかなくてはならない、これは非常に重大なことであろうと思います。それだけに特別委員会の権威というものも考えていかなくちゃいけません。で、いま大臣席を見て...全文を見る
○矢原秀男君 私は、これが本当に国民の方々のはっきりしていただきたいという声である。ところが、昨年の決算委員会でございましたか、とにかく三木総理大臣、そして稲葉法務大臣、で、福田さんが副総理でございましたが、決算委員会に——総理になる前でごさいましたが、出席をされた。ちょうどそこ...全文を見る
○矢原秀男君 自治省にお尋ねをいたしますけれども、この九十ユニット分の金銭に対して、政治家が擁しておる政治団体に政治献金として届け出をされておるのかどうか、この点いかがでございますか。
○矢原秀男君 じゃ、もう一度自治省にお伺いしますけれども、そういう立場にないとすれば、該当の省として、こういう形が将来の検討、懸案事項というのか、検討されなくてはならないなという、そういうものがあれば将来の参考までに、ただ単に、いや、うちはもう法律ではこういう形の守備範囲だけです...全文を見る
○矢原秀男君 確かにその点がやはり欠けているところに、事務的な手続の中で私は一つの大きな要因、すなわち今後の課題だろうと思うわけでございます。よくわかりました。  いま国民の最大の関心事は、灰色の高官名及び賄賂収受の事実関係、こういうことをもう少し明確にしていかなくちゃいけない...全文を見る
○矢原秀男君 丸紅の元社員の伊藤、大久保、副島三氏が東京地方裁判所において、これはロッキード公判に証人として、田中、二階堂、橋本、佐藤、加藤、佐々木、稲永各氏の名前を挙げて、金銭の授受に対し年月旧、場所、時間等を明確にして証言をされておるわけでございます。これについて、該当の人た...全文を見る
○矢原秀男君 確かにいま御答弁いただいたような形のものがやはり今後の大きな課題であろうかと思うわけでございます。  先ほども少し御答弁いただいたわけですけれども、結局衆議院のロッキード問題の特別委員会、参議院もそうでございますけれども、また先ほども同僚の方から質問がございました...全文を見る
○矢原秀男君 これは委員長にお願いをしたいわけですけれども、いま御答弁を伺いました。確かに三十と九十は性格が違う形があろうかと思いますけれども、またこれは逆な半面、やはり君の会社のところであればすべていろんな問題についても、ああそれは協力をしてやらなくちゃいけないというのは、やは...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思います。  で、丸紅の三人証言のうち、元運輸大臣の佐々木氏、それから元運輸政務次官の加藤六月氏、元内閣官房長官の二階堂進氏、それから自民党航空対策特別委員長の稲永氏、それぞれ重要なポスト、職務催眠も十分備わっている、そういう職務に携わってお...全文を見る
○矢原秀男君 ここで委員長、またまたお願いしたいわけですけれども、そういうことになれば、私は加藤さんもやはりこういう席上にきちっと出られて、自分は無実なんだというふうなことを新聞では、記者会見では報道されていらっしゃいますけれども、やはり自分の人権、名誉等を非常に感じていらっしゃ...全文を見る
○矢原秀男君 官房長官、いまもお話がございましたが、いま国民はロッキードの疑獄事件解明が遅々として進まない、こういうことで非常に心配しているわけですけれども、そういう段階で、いまお話がございましたように、大平さんの関係も、福田さんの関係も、あなたの関係も、三木さんの関係も、こうい...全文を見る
○矢原秀男君 いま国民は、ロッキードの疑獄事件の解明が進まない、そういう懸念を持っている方たちも、こういう政治献金の一覧を見て、ああここまで献金していただいていると、なれ合いというのか、情が移って進まないんだなという一面も国民はあります。そういうわけですから、私は、福田内閣はロッ...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので最後の質問に移りますが、官房長官言われていますけれども、委員会も遅々として進んでいない。こういう現況です。  最後の質問は、福永氏も証人喚問に応じたい、こういうふうにも言われていたわけなんですが、そういう意思を無視して、自民党の役員会、総務会...全文を見る
○矢原秀男君 最後に要望だけ。特に福田総理にもお伝えをしていただきたいわけですけれども、やはり政府も自民党のトップもやはり国民の立場から、国会の自由意思、いろんなことを言っても自民党は多数ですから、やはりきちっとしていただかないといよいよ政治不信はつのるばかりだと思うわけです。そ...全文を見る
06月06日第84回国会 参議院 逓信委員会 第15号
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○矢原秀男君 郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。  数多くの質疑が重ねられておりますので、重複する面もあろうかと思いますけれども、その点は御容赦をお願いしたいと思います。まず、郵貯金利引き下げによる影響等々の面から質問をしてみたいと...全文を見る
○矢原秀男君 五千七百四十三億円、一六六%、こういう大きな増加になっております。そうしますと、五十一年度と五十二年度の四月度における対前年同月比は、大体お手元では幾らになっておりますか。
○矢原秀男君 五十一年度が一二八%。で、いま御報告をいただきました五十二年度が一一四%ですね。先ほど伺いましたのが一六六%ですね。非常に今回の伸びが明らかに大きいと、こういう数字が如実に出ているわけでございます。  そこで、別な面から伺うわけでございますが、貯金の種類ごとの貯金...全文を見る
○矢原秀男君 では大臣に伺いますけれども、市中銀行預金の金利引き下げは四月の十七日に行われました。郵便貯金は二十五日でありますけれども、その間、郵貯の増加額は過去二カ年間の前年同月比をはるかにしのいで、先ほども質疑の中で出ておりますように一六六%の増加を見ております。加えるに通常...全文を見る
○矢原秀男君 重ねて大臣にお伺いをしたいわけですけれども、この進学ローンを利用しようとする人たちは、生活の苦しい方、そしてまたある程度の余裕のある人、さまざまであろうかと思います。この面について簡単に、大臣に、どちらに比重を置いていらっしやるのか感想で結構でございますので伺いたい...全文を見る
○矢原秀男君 じゃあ次に移りますけれども、総理府に伺いたいと思いますが、五十二年度貯蓄動向調査について、五十二年度の対前年増加率は、五十一年度の対前年の増加率に比べて、貯蓄の面と負債の面でどういう変化をしているのか、全世帯の平均で結構ですからお伺いをしたいと思います。
○矢原秀男君 この結果は、金額は別としましても、貯蓄動向で見る限り、貯蓄は減り負債はふえていることを示しております。ちなみに勤労世帯、それも高校進学、大学進学者を抱えているであろう四十歳から四十九歳までの平均を見ておりましても、現在高の五十一年と五十二年の比較、そしてまた五十一年...全文を見る
○矢原秀男君 いま御報告をいただいたとおりでございますが、勤労者世帯平均の五十二年度対前年比は一〇・六%の増加であり、この増加率より低いのは四十から四十四歳、四十五歳から四十九歳までのところであります。高校進学者、大学進学者を持つ勤労世帯では、いかにこの進学が大変家計を圧迫するで...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、教育関係ちょっと伺いたいと思いますが、進学対象者を持った世帯の家計が苦しいことは明らかでありますけれども、では、その中で進学をさせるのに、いま文部省からも御報告をいただいたわけでございますが、一体どの程度の費用が要るのかという問題が出てくるわけです。公立の高等...全文を見る
○矢原秀男君 直接の支出金が八万二千三百七十九円だと思うんです。間接の支出金が四万四百六十七円ですか。こういう形の数字が出ているわけですけれども、こういう観点から見ておりますと、全日制の公立高校、現在月に一万円を超す教育費の支出状況、もちろん間接的な克明になってまいりますと、もっ...全文を見る
○矢原秀男君 それから、どの程度の学生生活費を親もしくは家庭に頼っているか、こういう問題点が出てくるわけですけれども、大学一部の国立、私立別の家庭からの仕送りの比率、こういうふうな問題については、国立が六八・七、私立で七八・九、こういうふうな数字にもなっておりますけれども、大学へ...全文を見る
○矢原秀男君 こういういまの実態から見ておりましても、私立の学生の家庭の平均年収が五百万を超える、そういうところは非常に全国世帯で多いわけですね。そういう比率を見ておりましても、全世帯の一八・五%になろうかなと思っているわけでございます。その点、これ、たしか五十三年二月現在だと思...全文を見る
○矢原秀男君 こういう実態を見ておりますと、年間収入の五分位階級で言えば、全世帯の第四階級の平均収入が約四百二十万円ですから、第五階級が約七百三十万円。第四階級の一部と第五階級でなければ私立大学一部へは進学をさせることができないというふうな結果も数字の中から出てくるわけです。これ...全文を見る
○矢原秀男君 文部省。
○矢原秀男君 これを違った方向から、別な角度から見ますと、たとえば国立大学の学生の割合を五分位階級別に見ると、第一分位一九・五%、第五分位二〇%と、余り違いはないわけです。まあしかし、これが私立大学となりますと、大きな違いとなっております。第一分位では九・五%、第五分位では三四%...全文を見る
○矢原秀男君 別な面からもう一つ述べるわけでございますが、すでに皆さんが御承知のように、郵便貯金をする目的につきましても、世論調査の結果で国民の皆さんから出ておりますのは、やはり一位が、不時の出費に備えるというのが四六・五%、二番目には、子弟の教育費にというのが二二・八%です。こ...全文を見る
○矢原秀男君 この進学ローンについて、そういう家庭を取り巻く教育に対する費用の実態等々、いろんな角度から若干質問したわけでございますけれども、進学ローンの具体的な面を二、三伺いたいと思います。  この進学ローンが、大蔵省と郵政省との間で、その制度と運営上、なかなか結論が出なかっ...全文を見る
○矢原秀男君 返済期間はやはりぐっと延ばしていく方法を検討されなくちゃいけないと思います。  それから利子についてですけれども、どういう理由で七・一%に決定をされたのか。それからまた七・一%で貸し付けをした場合に運用利益というものが生じると、こういうふうに考えていらっしゃるのか...全文を見る
○矢原秀男君 文部省、伺いますか、育英資金の金利は幾らですか。
○矢原秀男君 時間が来ましたので、郵政大臣に伺いますけれども、本来は総理大臣と文部大臣に伺いたいわけです。財政という面からは大蔵大臣にもそうでございますが、いま大蔵省からのお話では、国民金融公庫の基準貸付金利が七・一、その標準によったというふうなお話で七・一になっております。 ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ関連で、大蔵大臣せっかくお見えでございますので、ただ一点だけ御質問いたします。  午前中も質問いたしておったんですけれども、利子が七・一%ですね。これは国民金融公庫で中小企業者の方々に貸し出す金利と一緒である。で、一面、少しは性質は違うかもわかりませんけれども...全文を見る
○矢原秀男君 今後の、第二段階の検討課題として、やはりこれはテーブルの上に出さしていただいて検討していただかなくちゃいけない。これは要望をいたしておきます。
07月27日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号
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○矢原秀男君 ちょっと関連。  先ほど、沿道ステーションが〇・〇六をオーバーするのは五三%ですか……。
○矢原秀男君 以下が五三%ですか。じゃ、以上が四七ですね。  そこで、二、三ちょっと質問したいんですけれども、通産省は〇・〇六を超えること、これは生ずいと。いま小平委員は国民の健康の立場から非常に心配をされて御質問をされている。それに対してそういうように答えていらっしゃる。恐ら...全文を見る
○矢原秀男君 いま通産省も言われておりますのは、〇・〇六を超えれば健康に対して心配であるという懸念性を持っていらっしゃるわけでしょう、通産省。
○矢原秀男君 あるんです。だから私は心配しているんです。いいですか長官、よくこれ考えてくださいよ。私は兵庫県の尼崎に住んでいるんです。その大気汚染のそういう中と四十三号線の間に私住んでいるんです。歴代の大臣以下、工業都市、産業開発、そういうふうな中で、公害は一切ありませんとみんな...全文を見る
○矢原秀男君 最後に一点だけ、済みません。  自動車道路沿線の改正されての測定点二十五カ所ですね。十八カ所基準オーバーです。七二%オーバーしているんです。神戸、尼崎、西宮、伊丹、川西、宝塚、芦屋、明石、姫路、相生、小野、十一市、〇・〇六みんな超えているんですよ、一日に。超えてい...全文を見る
○矢原秀男君 では、午前中も質疑がございましたが、瀬戸内海の赤潮対策について質問したいと思います。  六月の二十二日に、ホルネリア赤潮という名前をつけながら、家島方面に養殖の異状、こういうようなことがハマチ関係で出てきまして、もう一月以上たっわけでございます。午前中も報告がござ...全文を見る
○矢原秀男君 もう時間の都合ありますから……。  被害実態というものは、そういう非常に明確になっているんですけれども、時間の都合ございますので要約しますけれども、一つは、緊急に救済をすべき問題ですね。漁業被害の方々に対して救済の対策をどうするか。こういう緊急のものと、そうして長...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ緊急的な救済対策をよろしくお願いしたいと思います。  それから、国の抜本的な対策でございますが、四、五点まとめて質問いたしますので、関係の方々はそれぞれ答弁していただきたいと思います。  一つは、下水道整備の促進です。これは外国と比べて非常におくれておるわけ...全文を見る
○矢原秀男君 では、時間の関係ございますので、最後の一点伺いますけれども、これ環境庁長官とそれから農水省に聞いていただきたいんですが、やはり瀬戸内海のあの地形を考えておりまして、赤潮発生のこのメカニズムというものが皆さんの中ではわかっておられるわけですね、大体。で、考えております...全文を見る
○矢原秀男君 じゃあ長官、あなたの御答弁を信頼しまして期待をいたしておりますので、ぜひ、よろしくお願いをしたいと思います。
08月29日第84回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○矢原秀男君 最初に、八月の二十八日午後、日本記者クラブでの講演においての大臣発言についてお尋ねをいたします。  報道によりますと、二点が浮き彫りにされております。その大臣発言の第一点は、全部平等でなければいけないという戦後教育は、重大な間違いかあったと、教育基本法に基づいた戦...全文を見る
○矢原秀男君 もとに戻りますけれども、教育勅語について断片的によいところがあるので、一部に教育の指針になるところかあるというふうな言い方は、私は大臣としては不見識ではないかなと思うわけです。それは、街頭の書籍に出ているいろいろのこと、いろんな文章や本にも、そういう言い方をすれば、...全文を見る
○矢原秀男君 では、もう一点の、戦後教育は重大な間違いで、また誤解を持ってスタートしたという認識のように私たちは受けとめたわけでございますが、それは能力に応じてという能力主義を忘れて、機会均等、平等主義偏重に陥ったこと、これは誤りであったとしている点をも私たちもいろいろと検討する...全文を見る
○矢原秀男君 まあ大臣の言葉じりをとらえて論議する考えはございませんけれども、大臣の言われている平等主義偏重ということは、どういう教育の現実をとらえて表現した言葉なのか、私はどうも不明なところがあるわけでございます。確かに憲法や教育基本法において、教育における自由と平等、教育の機...全文を見る
○矢原秀男君 先般も福田総理が、NHKの番組で三点にわたって御発言があったわけです。これは福田総理と文部大臣のあなたは、一つのレールの上での発言の前後、主と補完があったと、私はこういうふうに思うわけですので、総理発言について少しただしますけれども、総理にかわって大臣の御答弁を一、...全文を見る
○矢原秀男君 教育はすべての人間の成長。人類、社会、国家の存続、発展の基礎であり、すべての国民にかかわる問題であります。したがって、教育のあり方については、国民の合意に基づいて、長期的な観点からまた行わるべきでもあろうかと思います。それを一党一派の立場から、特に、私も文教委員とし...全文を見る
○矢原秀男君 私たちは政府の教育に関する大きな役割りでお願いをしたいことは、具体的には教育条件を整備充実することですね、先ほども大臣かおっしゃっておられましたが、たとえば、学歴社会の改革であるとか、大学間の格差の是正とか、大学の教育研究条件の改善、入試制度の改革、いま取り組んでい...全文を見る
○矢原秀男君 先日、特殊教育に関する研究調査会から、軽度の心身障害児に対する学校教育のあり方と、精神薄弱者のための発達診断表について報告が行われておりますけれども、文部省として、これをどう受けとめ、今後行政指導にどう生かしていくのか、この点をお伺いいたします。
○矢原秀男君 障害児が就学すべき学校の決定については、子供の立場に立って障害の種類、程度を考え、専門家の入っている就学指導委員会で十分両親、学校側の意見を聞いてケース・バイ・ケースで判定すると、さきの国会で文部大臣の御発言かあったわけですけれども、非常に前進をしたと評価をされてい...全文を見る
○矢原秀男君 適切な就学指導が行われるためには、やはり就学指導委員会の整備、充実か不可欠であろうかと思います。そこで、設置の現状と今後の充実策はどうするのか、その辺をお伺いしたいと思います。そして、補足といたしまして、親の意見や、不満を十分に聞くシステムをつくるべきと私たちは考え...全文を見る
○矢原秀男君 その点よろしくお願いいたします。  じゃ、時間もございませんので、あと一点簡単に質問いたします。  幼稚園の経常費補助についてでございますけれども、補助の実情については、学校法人立と学校法人立以外とに分けて、法人数や補助金額について、まず簡単にお伺いをしたいと思...全文を見る
○矢原秀男君 学校法人立以外の幼稚園が、補助金の交付を受けるに当たっては、私立学校振興助成法附則第二条第五項の規定によって、五年以内に学校法人によって設置されるように措置する義務を負うことになると解釈されております。この点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 そこで、補助金交付要綱の中の第四条の第一項には、学校法人化のための努力をする幼稚園を交付の対象にしているものと思われます。その学法化の努力の有無の判断をするために、交付対象の学法立以外の幼稚園の学校法人化の措置状況という報告書を文部大臣に報告をさせているわけでござい...全文を見る
○矢原秀男君 経常費助成費補助金の基本的事項についても、この補助金の性格については、助成法附則第二条第六項の規定によって学法化しなかった場合と、補助金について、補助金支給上、その運営のため、文部省、大蔵省、内閣法制局、衆参法制局の間で話し合われております。こういうふうな中で、学校...全文を見る
○矢原秀男君 時間ございませんので要望に終わりますけれども、せっかくの助成策も、五年間で学法化されてないために打ち切りとなるおそれもあるわけです。もちろんこの五年間という期間を延長すれば済むわけですけれども、五年間だけでも受けられるものは受けて、後はその時点で考えればという考え方...全文を見る
10月11日第85回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○矢原秀男君 まず年金の問題について質問をいたします。  高齢化社会の訪れとともに、国民の年金に対する高まりもウナギ登りになっております。そういうことで、年金は一体幾らもらえるのかということは、年金が老後の所得保障であるならば当然のことだろうと思うわけでございます。国民が、自分...全文を見る
○矢原秀男君 一日二千件ということ、これは社会保険庁の業務課にかかってくる電話での年金相談の件数でございます。業務課の説明では、何度ダイヤルを回してもお話し中のためあきらめる人も毎日二、三千人はいると、こういうことでございます。ですから、電話だけとは限らずに、実際に業務課に訪れる...全文を見る
○矢原秀男君 厚生省として調査費を計上されたそういう年度別の金額を答えてください。
○矢原秀男君 大蔵省はこれについてはいかがでございますか。
○矢原秀男君 じゃ、大臣、重ねて伺いますけれども、これは三年程度でできるわけですか。
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思いますが、ただ、ここで御注意をお願いしたいわけでございますが、やはり、働いておられる方々、こういう方々に対して、いま民間で行われているような減量調整だけが決め手であるというふうなことではなしに、やはり私はそういう点をよく留意をしていただいて、...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、時間の都合がございますので、二点目に入ります。  第二点目は瀬戸内海浄化の問題でございますが、まず第一点は赤潮の問題について質問をしたいと思いますが、総理大臣ね、毎年夏になると原因追求であるとかいろいろな問題が出てくるわけですけれども、なかなかその対策が出て...全文を見る
○矢原秀男君 福田総理、こういうことを覚えていらっしゃいますか。昭和三十九年六月、ちょうど私は兵庫県で市会議員のときでございましたが、瀬戸内海沿岸の十一府県及び大阪、神戸、北九州三市の首長が集まって、当時の河野建設大臣を迎えて、神戸から別府に至る船中で、瀬戸内海開発のためのお祭り...全文を見る
○矢原秀男君 環境庁にお伺いしますけれども、私は率直に言いまして、環境破壊の要因は、一つは、自然環境については瀬戸内は環境破壊に対する体質的な脆弱性、そういう中で沿岸遠浅の地勢というものが、海流に洗われることなく汚水がよどんでいる。これはもう私たちもずっと現地におりますから。二番...全文を見る
○矢原秀男君 赤潮について一点だけお願いしたいのですけれども、国として赤潮発生機構の早期解明という大きな課題があるわけです。これに対して私が今度びっくりしましたのは、赤潮で被害を受けた養殖業者の方々にいろいろ伺っておりますと、われわれの問題よりも、瀬戸内の赤潮、これについての解明...全文を見る
○矢原秀男君 大臣ね、予算措置としては大体赤潮対策は幾ら組んでいらっしゃるのですか。
○矢原秀男君 いまの御答弁を聞きましても、政府も本当に真剣で取り組んでいると、こういう様子が見えません。本当に責任を持ってやっていただきたいと思います。  ここでちょっと苦言を呈したいわけですけれども、水産庁が赤潮発見装置を全国的に行われているわけですけれども、兵庫県には明石海...全文を見る
○矢原秀男君 御注意申し上げたいわけですが、皆さん専門家ですから、潮流の一番激しいところへこういう自動観測装置をつけるということは、赤潮の発生するところは水の流れないそういうところで調査をすべきであって、一番潮流の速いところにこういう装置をつけるのは、皆さんが現地で何回も見ていた...全文を見る
○矢原秀男君 瀬戸内海に面している各府県の下水道の普及率を各府県別に答えてください。
○矢原秀男君 総理ね、公共事業の関連で国内需要を喚起していく。そうして、瀬戸内は海に囲まれた日本として非常に大事なところです。ですから、政府がいま真剣にやっているのかどうかということについては、下水道の普及率で和歌山県やなんか二%です。五カ年計画で。何をやっているんですか。これは...全文を見る
○矢原秀男君 前後しましたけれども、これは建設大臣の所轄ですね。一言決意を述べてください。
○矢原秀男君 特に要望しておきたいと思うのですけれども、下水の第三次処理施設の普及というものが今後大事であろうと思うわけです。東京湾とか瀬戸内海とか大きな人口を抱えた水域において水質汚染が非常にはなはだしいのは、一つは、下水道の未普及、まあこれもありますけれども、今日の下水道の処...全文を見る
○矢原秀男君 どうか、総理大臣を初め、瀬戸内海の浄化には全力を尽くしていただきたいと思います。  では、最後の質問に移りますけれども、構造不況業種の一つでございます造船業界においての不況ぶりはやはり目に余るものがあります。非常に深刻な状況を呈しているわけでございますが、まず造船...全文を見る
○矢原秀男君 いま御答弁いただきましたように、確かに、資料を見ておりましても、赤字企業数の推移、それから新造船受注量の推移につきましても、従業員数の推移にいたしましても、非常に冷え切ってしまった残念な状態になっているわけでございます。全国的なものについての説明はいま伺ったわけでご...全文を見る
○矢原秀男君 私たちが調査をしましたところでは、下請団体では、これは三菱造船の神戸工場ですけれども、ここは新造船が十二月いっぱいはあると、しかし今後は全く不明という今後の見通しですね。川重関係では、四十九年の操業度に比べて四七%ぐらいにダウンしている。今後の見通しは、解撤は神戸で...全文を見る
○矢原秀男君 確かに、いま、陸上に上がるといっても、先ほどもお話しございましたが、公共事業との関連の仕事というのが、既定の業者がもういっぱいおりますので、やはりなかなか官公需の仕事がとれない。こういうふうなことで数字的にも明確になっておりますけれども、この造船不況というだけではな...全文を見る
10月19日第85回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○矢原秀男君 三点にわたって質問をいたしたいと思います。  まず、宇宙通信についてでございますけれども、いま日本の宇宙開発の体制を見ておりますと、宇宙開発委員会の中で郵政省、そうしてそのもとにおける宇宙開発事業団、それからもう一方は電波研究所等々で非常に重要な開発体制のもとで一...全文を見る
○矢原秀男君 非常に研究が進んでおるようでございますが、一方、多様化する諸外国の衛星通信、米国やソ連も非常にやっているようでございますけれども、特に当局の方で、米国やソ連において、日本としてこの点は非常に参考にしていかなくちゃいけない、そういう面がございましたら御報告お願いしたい...全文を見る
○矢原秀男君 きょうは時間がございませんので簡単に質問いたしますけれども、この宇宙開発体制の中で、郵政、運輸、科学技術、文部省となっているわけですが、その他の関係省庁というのはどこが入っていますか、わかっておればお答えいただきたいと思います。
○矢原秀男君 これは防衛庁は入ってないですか。
○矢原秀男君 大臣、防衛庁は。
○矢原秀男君 きょうは短かい時間ですので要約いたしておりますけれども、確かに宇宙通信の展望、日本の技術の水準、そうして郵政関係を中心にいろいろとスタッフもそろえていらっしゃる。こういうわけで、私はここで社会の高度化に従っていく中で、宇宙通信の役割りというものは、これ、大臣ね、ひと...全文を見る
○矢原秀男君 次に移ります。  いま当委員会においても、多重放送に対する質疑が交わされておりますし、世間的にも非常に大きな話題になっているわけでございます。これに関する質問をしてまいりたいと思います。  郵政大臣の諮問機関でございます電波監理審議会の審議を得て、テレビ音声多重...全文を見る
○矢原秀男君 ステレオ音声と二カ国語の放送になっておるわけでございますが、この件については万全の対策がとれて予備免許を出されたと、こういうことですね。
○矢原秀男君 私も専門家ではないわけですけれども、多重放送の予備免許を与えることは、既存の電波の空間に対して電波を有効に利用させるということで与えるという、こういうふうに感じるわけでございますが、電波を分けてもらう立場から見ますと、だれでもこの電波を利用する権利があるのではないか...全文を見る
○矢原秀男君 郵政省のテレビ音声多重放送の免許方針についての趣旨に、利用方法、免許主体等についても、テレビ音声多重放送の免許主体は、主番組でありますテレビ放送を行う放送事業者とすると、こういう方針が明確に述べられております。放送事業者が独占集中する懸念があるわけですけれども、この...全文を見る
○矢原秀男君 この多重放送を活用する国民の立場からも考えますと、放送事業者として、またこの立場を監督する郵政省として、責任の一端もあるわけですが、多重放送に費やす費用、そうして放送時間、そういうふうな点、明確に答えていただきたいと思います。
○矢原秀男君 時間は。
○矢原秀男君 多重放送を聞くために、既存のテレビにアダプターを設置するわけですが、これ、先般も中野委員も、質問をされておりましたけれども、この点について、買い求める消費者が納得するためにも、この多重放送というのは、放映時間の内容にしましても、また受像地域の面を見ましても、やはりど...全文を見る
○矢原秀男君 この件について、郵政大臣は万全の手を打たれた、審議会においてもオーケーである、こういうことでありながら、混信であるとか雑音等現実に非常に苦情が相次いで出た、こういうことについて、やはり郵政省としても業界のぺースで終始をしているとか、通産業界のそういうふうな動きが優先...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後の一点に移ります。  電電公社の方へ質問いたしますけれども、最近料金計算の基礎となる度数計の読み取り、これを月に一、二回写真による撮影、ビデオテープによるビデオ記録方式、こういうものを採用するという話が煮詰まったわけでございますけれども、ここまで至りまし...全文を見る
○矢原秀男君 最近頻発しております電話料金の明細に関しての苦情の件数ですね、大体全国的にはどの程度あるわけですか。
○矢原秀男君 いま説明いただきましたように、問題は、やはり一面ではプライバシーの侵害という問題が確かに出てくると思うわけです。それに対する歯どめとしては、たとえば装置にあらかじめ手を加えていくか、関係者の業務内容を規定するか、三番目には別に法律を考えるか等、慎重かつ十分な検討が要...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、大臣にこの点についてお伺いいたします。
○矢原秀男君 これで質問を終わらせていただきますが、他に二点ほど質問用意してありまして、当局も来ていただいておりまして、どうも済みません。終わります。