矢原秀男

やはらひでお



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矢原秀男の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会高齢化社会検討小委員会 第1号
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○矢原秀男君 どうも御苦労様でございます。  先生のお話伺っておりまして、知能の老化と老年痴呆というものが、非常に大変な一つの大きな課題であることを本当に恐ろしいような気持ちで伺ったわけでございます。  やはり先ほども先生、厚生省五千万のという予算の数字を挙げられましたけれど...全文を見る
○矢原秀男君 一点だけお伺いいたします。  新しい社会福祉サービスの中で、外国へ行きまして私もこの面を非常に強く感じるわけでございますけれども、それはもう行政からもそうでございますけれども、やはりボランティアの活動に対するお願いというか、強化するか組織するか参加していただく、そ...全文を見る
○矢原秀男君 介護施設の整備の件ですけれども、老人専門病院と特別養護老人ホームの統合化ですね。これは医療と福祉の問題になるわけですけれども、そこで問題点、注意をしなくちゃいけない問題、そういうようなことがどういう面で質疑の中で出たか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 はい、ありがとうございました。
○矢原秀男君 一点だけ、最後で申しわけございません。  「高齢化社会と女性」の欄を見さしていただいておりまして、やはり痴呆性老人の約五五%が女性という形も出ているんですけれども、午前中もちょっと痴呆性老人の問題出まして、大阪府では医学的な立場で痴呆性老人のそういう何か施策をやっ...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。
02月27日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号
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○矢原秀男君 時間の関係で二点だけほど御質問いたしますけれども、よろしくお願いします。  まず一つは、電機労連の方では今後の対応として「ME化対応三原則」というものを基調にされていらっしゃいますけれども、歴史的にはまだ今からですけれども、その成果と、また懸念のところがあれば、そ...全文を見る
○矢原秀男君 ありがとうございました。
○矢原秀男君 二点だけお願いいたします。  先生の理論の中で、中小企業のME化を促進させる非常に大きな理由の一つに、多品種少量生産という論理がございますけれども、少しこれを簡単に教えていただきたいこと。  もう一点は、先ほどもお話がございましたが、ME化時代の中小企業の特性の...全文を見る
○矢原秀男君 一問だけ教えていただきたいと思います。  私も、西陣織物の絹の生地をつくっております丹後ちりめんというのが兵庫県の日本海の方にございますけれども、この十年来御相談を受けたり、はっきり言いましていろんな諸条件の中で非常にもう景気が悪くなっておりまして、そういう中でい...全文を見る
○矢原秀男君 ありがとうございました。
○矢原秀男君 じゃ二点だけお尋ねいたします。  一つは、今の余剰人員の問題もお話伺っておりまして、またいろいろ読ましていただきましても、非常に将来大きな対策だなという感じがするわけですけれども、そんなことを絡めながら、これは労働時間の問題とか、休日であるとか、ME化の技術革新に...全文を見る
○矢原秀男君 一つは労働時間とかいろいろの変化ございますので、法規を、労働法の整備をしなくちゃいけないなと思うわけですね。または余剰人員というものがお話のようにうまくいけばいいけれども、できないことになればまたそういう面では補完という意味での法制も必要ではないかと思いますし、そう...全文を見る
○矢原秀男君 まあ突然でございますので、申しわけございません。
03月07日第102回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○矢原秀男君 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  私、一昨年七月運輸委員長に就任して以来、昨年末までその職にございましたが、この間大過なくその職責を果たし得ましたことは、ひとえに皆様方の温かい御協力のたまものと衷心より感謝いたしております。特に、昨年の関西国際空港株式会社法...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第一点ですが、最近軽自動車を利用して旅客を運送するタクシー類似行為が全国各地で目立っております。先般も悪質な業者について警察当局による取り締まりが実施されたところでございますが、運輸省として、重複するかもわかりませんが、軽自動車を使用したいわゆるタクシー類似行...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第二点は、従来沖縄、奄美の地域に限られていた問題が、ここに来て九州を中心に全国的に波及してきたということでございます。地域の特殊性と長い経緯を持つ沖縄、奄美両地区の軽貨物運送事業者と、ここ一、二年全国的に広がってきているものとはそれなりに区別をして対策を講ずる...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第三点でございますけれども、軽自動車を使用するタクシー類似行為が今日のように全国的に広がる、免許を受けて旅客運送業を営む人々やタクシー運転労働者の生活を脅かすようになった一因というものは、私が考えますに、昭和四十六年に許認可整理法で、一般小型貨物自動車運送事業...全文を見る
○矢原秀男君 第四点でございますけれども、沖縄県においては四十七年以前の米軍統治時代から農連市場等を中心に生鮮野菜等の荷物と人とを一緒に運ぶ社会的な要請があり、琉球政府の免許を受けた一般小型貨物運送事業としてそのような運送行為が行われてきたという経緯もございます。  このような...全文を見る
○矢原秀男君 第五点でございますけれども、軽車両等運送事業を事業免許の対象から外した四十六年の道路運送法改正当時は軽自動車の定義が三百六十cc以下となっていたため軽貨物運送事業を免許対象から外しました。運輸省は、五十年の九月に軽自動車の定義を五百五十cc以下の自動車とするとの改正...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第六点でございますが、沖縄県において軽貨物運送事業者とタクシー業界とのトラブルが社会問題になるに及んで、沖縄総合事務局運輸部では五十五年の七月に軽貨物によるタクシー営業類似行為の取り締まりについての通達を出し、軽貨物に荷主が添乗できる貨物の範囲を明示し、取り締...全文を見る
○矢原秀男君 今局長のお話の中にも少し出ておりましたけれども、重ねて重複する面があろうかと思いますが、ちょっと伺います。  質問の第七点でございますけれども、軽貨物だけでなく、一般貨物運送事業用の貨物自動車を使用した有償の旅客輸送を一律に禁止することは将来に問題を残す点もあるの...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第八点でございます。  沖縄県や奄美地区から出されております陳情書を通して痛感することでございますけれども、両地区とも離島で鉄道がなく、また道路事情が悪く島民の所得水準も低く、那覇市内では公設市場を中心に買い出しに来る人が、また奄美では名瀬港で大きな荷物を抱...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第九点でございますが、奄美地区では軽貨物運送事業者の車両がタクシー台数よりも多く、違反行為を直ちに取り締まることは住民の足を奪うことにもなりかねず、五十七年の九月でございますか、名瀬市議会でも道路運送法の一部改正に関する意見書を採択し、地域の実情に合った交通機...全文を見る
○矢原秀男君 最後の質問になりますけれども、第十点目は、沖縄、奄美地区で従来から軽貨物運送事業を経営してきた人たちについては、当該軽貨物自動車による旅客運送行為が住民の足として利用されている面もあること、また生計の主要部分を当該行為に依存しているという事情もあるなど、これまでの経...全文を見る
03月28日第102回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○矢原秀男君 私は、まず、国鉄再建監理委員会の進めていらっしゃる一つ一つに簡単にお伺いをしたいと思います。  振り返ってみますと、五十七年の七月三十日に国鉄関係の臨調の基本答申というものが出てまいりました。この中には、経営悪化の原因、二番目には、新形態移行までにとるべき措置、赤...全文を見る
○矢原秀男君 今進行状況を大体伺ったわけでございますが、先般の衆議院での委員長の答弁を私も伺っているわけでございますけれども、昨年の秋に参議院の委員会に出席されました亀井委員長は、本年七月の答申に至るまでの間にある程度具体案がまとまれば二月か三月ごろにも中間的に発表をして国民各層...全文を見る
○矢原秀男君 これは非常に重大な日本の将来を決定する大事なことでございますから、私も、参議院での委員長の御発言と先般の衆議院での社会党の先生の質問に対する答弁を見ますと、ちょうどあなたが今おっしゃられたとおりのことを言われていらっしゃいますので、議事録を見ながら非常にびっくりした...全文を見る
○矢原秀男君 私は、先ほど申し上げましたが、重大な案件でございますので、非常に不満でございますけれども、次へ進めてまいりたいと思います。  次は、分割後の採算問題でございますけれども、おたくの方で考えていらっしゃる中で、この具体的な分割案の作成に当たっては、分割後の企業体の採算...全文を見る
○矢原秀男君 今の点をもう一回確かめますけれども、北海道、四国、九州、この島別の分割、本州を四つの新幹線おのおのに配置するような分割案というのは、NHKが報道する限りはこれは非常にしっかりした最高のニュスソースのところでございますから、委員会の方から情報がこういうことに分割をする...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、まあ一応その御答弁を受けておこうと思います。  採算の問題でございますけれども、民営化をすれば各種の税制上の優遇措置も廃止されるし、従業員の退職手当引当金等新たな負担も増加をいたします。こういうふうになると、民間企業と同様の経理を行っても十分採算がとれるとの...全文を見る
○矢原秀男君 私も採算がとれるかどうか非常に心配でございます。  次に、北海道、九州、四国等への補てん措置についてでございますけれども、国鉄再建監理委員会では、分割した後も採算がとれない北海道、九州、四国の会社についてはどのような補てん措置をとろうとしておられるのか、こういう問...全文を見る
○矢原秀男君 私は、例えば委員会で考えていらっしゃる北海道、九州、四国の各会社について幾ら合理化を行っても採算がとれないことはもう明白ではないか、こういうふうに考えるわけでございます。そうなってくると、毎年の赤字をどう処理していくのか、これは極めて重要な問題でございます。そういう...全文を見る
○矢原秀男君 私は、監理委員会が、分割民営化をすればすべて赤字は解決するような文字が、活字がどんどん出てくるわけでございますけれども、そういう簡単なものではない、こういうふうに現状分析の中でも感じております。そういう意味でやはり慎重な検討をしていただかなければいけないと思います。...全文を見る
○矢原秀男君 そういうふうな処理方針、長期債務についての検討、こういうようなことを伺ったわけでございますが、ここで国民負担の問題も出てきているわけですけれども、国鉄再建監理委員会が長期債務の処理について昨年八月の第二次緊急提言で、「最終的には何らかの形で国民に負担を求めざるを得な...全文を見る
○矢原秀男君 もう一回伺いますけれども、報道によりますと、例えば三十兆の債務にいたしますと、おたくの方でおっしゃっているのかどうかわかりませんけれども、分割民営化後の新会社が十兆円負担、土地売却益で十兆円、国民に負担してもらう分十兆円、こういうような報道がありますけれども、こうな...全文を見る
○矢原秀男君 次に、新規事業凍結要請の件でございますが、監理委員会では、長期債務の処理との関連において、当面国鉄が用地を活用して行う新規事業を凍結するように国鉄当局に要請をしたと報じられておりますが、事実はどうなのか、また要請した真意は何なのか、こういうふうな問題を伺いたいと思い...全文を見る
○矢原秀男君 時間がないので次に参りますけれども、余剰人員の問題についてのことで伺います。  これは非常に大きな問題でございますけれども、国鉄の余剰人員問題は、業務の合理化が進む中で今後とも余剰人員の増加が予測をされます。政府全体として取り組まなければならない問題となっておりま...全文を見る
○矢原秀男君 今この問題は国鉄再建監理委員会でいろいろと審議をされていらっしゃいますので、その過程をお伺いしたわけでございますが、私の希望といたしましては、委員長以下各委員の方々が時間を極力割いて、そうしてまず衆参の当該委員会にも多く時間をとっていただき、各委員の方々から専門的な...全文を見る
○矢原秀男君 浮上式鉄道の開発の経緯をちょっと見させていただきますと、五十七年の十一月に二百二十キロで三両編成、こうなって、六十二年に三百五十キロで三両という予定になっておりますけれども、大量輸送、安全営業化という問題から見ると、これは大体完成したときには何両ぐらいが本当に理想な...全文を見る
○矢原秀男君 五十九年からは五カ年計画を進められているわけですけれども、開発計画の目標と今後に残されている技術開発、今も伺ったわけでございますけれども、重ねて伺いますと、六十四年ごろには技術的に営業運転が可能となる、ちょっと早いかなと思うけれども、可能となる段階にまで達するのか、...全文を見る
○矢原秀男君 国鉄は、昭和三十七年から五十八年度までの間にこの浮上式鉄道の技術開発に約三百億円ですね、うち政府の助成が二十六億、こういうふうに投入をしております。六十四年に一応実用化のめどをつけようとする現在の計画を達成するためには、六十年以降毎年どのぐらいの開発経費が必要なのか...全文を見る
○矢原秀男君 今国鉄が進めている浮上式鉄道の研究開発は、超電導方式と言われる世界の最先端を行く技術開発でございます。私も先般カナダ、アメリカ、メキシコ等へ参りましたときに、やはり日本航空と国鉄のこの研究が世界的に非常に話題になっておりました。まあフランス等も同レベル、ちょっと上に...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、国鉄の技術陣というものが世界に冠たるすばらしいものであるということをやっぱり率直に評価をしていかなくちゃいけないと思うんです。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕 例えば、もう時間がないので申し上げませんけれども、国鉄からもいろんな将来に対する意...全文を見る
○矢原秀男君 現在国鉄が進めている浮上式鉄道の実用化のめど、これは技師長もお話ございましたけれども、六十四、五年はちょっとどうかなと私も今御答弁を伺いながらふらふらしておりますけれども、いずれにしても、国鉄の経営形態が今国鉄再建監理委員会の答申の中でいろいろと検討されていると思う...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、各国におけるリニアモーターカー、浮上式鉄道の開発状況を見ておりますと、開発体制が、日本を除いて西ドイツ、カナダ、アメリカ、イギリス、ソビエト、すべて国が直接担当しているんです。国が国家的な事業としてやっているわけでございます。  だから、こういう立場を考...全文を見る
○矢原秀男君 時間もございませんので、最後に二点だけ伺いますので簡単に御答弁をお願いしたいと思います。  我が国で浮上式鉄道を実用化し、また企業化していくためには、わずか七キロの宮崎の実験線では限度がございます。より長距離の実験線の建設や企業化のための調査が必要となると思います...全文を見る
04月01日第102回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○矢原秀男君 まず、外務大臣に御質問いたします。  今大きな懸案事項になっております日米経済摩擦の打開のために、レーガン米大統領の特使として三月の三十一日の午前十時、シグール大統領特別補佐官とオルマー商務次官がまず中曽根総理と会談をされました。そういう中でいろいろ報道を分析いた...全文を見る
○矢原秀男君 外相、次の予定がございますので、もう一点結論的に伺いたいと思いますけれども、この六十年の当初に大統領と中曽根総理が会談をされて非常に経過をしております。そうして、この問題につきましては本当にすべての人が憂慮しているわけでございますけれども、この四分野の市場開放を中心...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、河本特命相にお伺いをしたいと思います。  非常に御苦労をされていらっしゃるわけでございますけれども、やはりこの対外経済問題諮問委員会が大来さんを座長とされまして、三月の三十日報告書という形になっているわけでございます。この対外経済対策の三本柱を見ておりますと...全文を見る
○矢原秀男君 先ほども外相質問いたしたわけでございますけれども、総理が河本さんのところで鋭意積み上げていらっしゃる中長期的な政策目標というものが四月の九日決定をもしされて、内外にテレビを通しても決意表明、具体的な問題を提示される、そういうふうなスケジュールかと思いますけれども、私...全文を見る
○矢原秀男君 具体的な問題になりますけれども、米国が問題提起をした市場開放の各部門別のいろいろなことがあろうかと思いますけれども、関税の引き下げ問題とか電気通信関係の問題であるとか、そういうふうな中で非常にこれは時間がかかるなと思われるようなことがございましたら、少し項目を挙げて...全文を見る
○矢原秀男君 左藤郵政相、昨夜も御苦労さんでございますけれども、会談の内容と郵政相の決意、そういうことをお伺いしたいと思います。
○矢原秀男君 では、この問題の最後でございますが、竹下大蔵大臣、内閣としてもこの日米経済摩擦は非常に重大な事項でございます。ひとつ大臣のこれに対する所見を伺って終わりたいと思います。
○矢原秀男君 以上で終わります。(拍手)
○矢原秀男君 まず、軍縮問題等につきまして外務大臣に質問をいたしたいと思います。  まず一点は、昭和五十九年の六月の十二日にジュネーブ軍縮会議におけるこの安倍大臣の演説、私も拝見をさせていただきながら非常に感銘を受けているわけでございます。  その一つは、私もかつて長崎の原爆...全文を見る
○矢原秀男君 私たちは、もう既にお互いが決意をいたしているわけでございますけれども、本当に唯一の被爆の国でございます。そういう意味では、将来、核兵器は使用してはいけない、こういうことは明確にしていかなければいけないと思います。それがやはり人々の生存のための平和への危求の大きな一つ...全文を見る
○矢原秀男君 現存する核兵器の大半は、先ほども申し上げましたが、米ソが保有をしていることは事実でございます。この両二大強国に対して人類に対する特別の責任をまず喚起するということは我々日本の指導者の責務であろうかと思いますので、この点もよろしくお願いをしたいと思います。  今お話...全文を見る
○矢原秀男君 ジュネーブ米ソ軍縮会議もSDIの問題というものが中心になろうかと思いますので、慎重にしていかなければならないと思います。豪州も参加拒否をいたしておりますし、デンマークの国会も反対をいたしておりますし、中国も宇宙兵器の問題についても反対の態度表明をいたしております。私...全文を見る
○矢原秀男君 では、時間の関係がございますので次にまいります。  次は、カナダ交通万博問題について運輸大臣にお伺いをしたいと思います。  今、つくば万博も行われているわけでございますけれども、カナダ交通万博、これに参加をする意義といいますか、その点をまずお伺いをしたいと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 去年の九月に私もバンクーバーの交通万博の視察をいたしました。そのときにいろいろと御要望を受けたわけでございますけれども、帰りまして、九月に運輸大臣にまず新日本丸の参加要請、そうしてその他について日本の国として明確にするようにお願いの申し入れをしたところでございます。...全文を見る
○矢原秀男君 この問題は交通と人間との関係を多面的にとらえる構想、こういうことで各国は参加をいたしますので、この点もよろしくお願いしたいと思います。  去年の九月、現地でいろいろな打ち合わせをしておりますときに、予算面の問題等もいろいろ懸念をされておりましたけれども、大蔵大臣、...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いいたします。  では次に、第二パナマ運河建設構想問題でございます。  まず運輸大臣、第二パナマ運河建設構想について、運輸省としては大体どの時点まで研究をされていらっしゃるのか伺いたいと思います。
○矢原秀男君 この問題は、今も大臣がおっしゃいましたけれども、四〇%近くが太平洋、大西洋、交互に使っているわけでございますけれども、現在の運河の老朽化によって改良すべきであるか、そして海面運河にすべきであるか、こういうふうになっているわけですけれども、改造した場合の総予算がどうな...全文を見る
○矢原秀男君 改良の場合はロペス・モレノ案というんですか、大体推定では二兆円ぐらいで、海面運河案の場合は四兆近くかかるのではないかなと私思っているわけですが、そこで外務大臣にお伺いをしたいんですけれども、いつも国際間の問題で議論が出てまいりますのは、日本の場合やはり期待感を相手に...全文を見る
○矢原秀男君 この問題、大蔵大臣巨額な金額がかかるということで、調査準備委員会からこういうふうに順序、手段を講じながらやっていらっしゃるようでございますけれども、大蔵省の立場としてはどういうふうな見通しを立てていらっしゃるわけでございますか。
○矢原秀男君 では次の言語療法士問題に移ります。  この問題について厚生省にお伺いをしますけれども、言語療法士関係に対する実態はどういうふうになっているのでございましょうか。
○矢原秀男君 人生八十年の高齢化社会、こういうようなことを迎えますと聴能言語士と私言わしていただきますけれども、これは失語症、聾難聴、麻痺を含む構音障害、痴呆症等による障害、こういうことを含めますと人口の五%は高齢化に従い該当の範疇になるのではないか、こういうふうに非常に大事な立...全文を見る
○矢原秀男君 身分制度を考える場合に、養成、国家試験、免許、業務、就業、こういうふうになるわけでありますが、今お話を伺っておりまして、やはりこれは厚生省が一つは手を差し伸べて、そうして問題になっている三年制の養成機関なのか四年制の養成機関なのかで、恐らく関係のお医者さんグループと...全文を見る
○矢原秀男君 厚生大臣、これだけ非常に現在も多くの方が治療を受けていらっしゃり、先ほど申し上げましたように人口の五%も該当するんではないかと。こういう形の中で厚生大臣、関係団体に対しても、そうしてその病気に当たられる聴能言語士の人々に対してもやはり養成機関もきちっとし、国家試験も...全文を見る
04月03日第102回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○矢原秀男君 実は、過日釣り舟が転覆をいたしまして、五人の遺体、二十二人が絶望である。昨夜のニュースによりますとまた遺体が発見されたそうでございますけれども、これが運輸省並びに農水省の関係でもございますので、まず二、三点にわたりまして御質問をしたいと思います。  この不幸な出来...全文を見る
○矢原秀男君 今御報告をいただいたわけでございますけれども、この遭難した開洋丸が漁船として船体にはKG二—四四七三という記号が載っているわけでございますが、鹿児島の漁船登録の番号でございますけれども、まず農水省にお尋ねしたいのですけれども、これは漁船で申請をされたときには六・〇七...全文を見る
○矢原秀男君 ここで私もちょっと単純的に疑問に思っておりますのは、漁船で大体十二人、そうして重量トンが改装されて遊漁船になる場合に二十人と三人含んで二十三人。六・七一トンでございますから、わずかの改装の総トン数増によって いきなり十二人から二十三人にこれだけ許容される法的な内容...全文を見る
○矢原秀男君 今御報告ございました、これは上部構造の改造というものに力点が置かれているのですけれども、ああいうふうな風波の問題に対してのPといいますか、パワーに対して対応できない。そういうふうなことは、船舶安全法のそういう構造設備の、これは六十年の二月に検査で合格をされている、こ...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、こういう天候の中で大きな被害が出たわけでございます。  ですからここで農水省、これは漁船関係になりますけれども、また運輸省としてはやはり船舶安全法による構造設備の検査というものをやっていかれるわけでございます。私は、まずこの時点で、こういう...全文を見る
○矢原秀男君 今海上保安庁の御努力でそういう御配慮を伺って非常に意を強くいたしております。  お話を伺っておりますと、瀬渡し船の約二千三百隻把握をしていらっしゃるようでございます。そのうちの六〇%が組織化されておるようでございますので、海上保安庁としての事故防止のための一つは徹...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつこういう不幸な事故が二度と起きないように関係当局でよろしくお願いを申し上げたいと思います。  じゃ次の質問に入ります。関西新空港の建設問題でございます。  昨年、我が国初の二十四時間運航の新国際空港が六十年度末着工に向けて動き出したわけでございます。六十七...全文を見る
○矢原秀男君 今関西新空港着工までのスケジュールの重点的な御報告をいただいたわけでございますが、まず一つは、漁業補償の問題がどういうふうな形で進んでいるかを伺いたいと思うわけでございます。  この問題については、漁業権の消滅または制限により通常生ずる損失の補償というものが一つは...全文を見る
○矢原秀男君 私が一番心配をいたしておりますのは、空港基本計画決定の中で、空港島の造成、これは護岸埋め立て、二番目には土砂の採取、運搬、それから連絡橋等、基本施設、機能施設、こういうふうな形の計画が徐々に進んでいくわけでございますけれども、漁業補償というものがやっぱりそこに大きく...全文を見る
○矢原秀男君 今西村さんの御報告を伺ったわけですが、国鉄総裁、それを受けて国鉄として、私、関西新空港着工までのスケジュールの問題を漁業補償から関連事業計画を今伺っているところでございますけれども、今お話をいたしておりましたのは、アクセス計画の問題で、南海の私鉄の問題は運輸省から直...全文を見る
○矢原秀男君 次に、建設省お願いをしたいわけでございますが、先ほどから話の出ておりますこのアクセス問題、道路の関係でございますが、まず湾岸道路の計画、これは現在ではどういうようになっておりますか、伺います。
○矢原秀男君 兵庫県関係はどうなっていますか。
○矢原秀男君 今、漁業補償の問題、そして関連アクセスの問題、ちょっと代表的なものだけ質問したわけでございますが、これは局長、関西新空港建設スケジュールを見ているわけですが、漁業補償も、今簡単に御質問したわけでございますけれども、非常に複雑そうして多岐にわたっておりますので、この問...全文を見る
○矢原秀男君 まず、運輸大臣、今漁業問題、アクセスの問題等の中でスケジュールがどうなのかということを伺っておりますけれども、運輸大臣としては、総括的に見ておられまして予定どおり大体進んでおる、こういうことなのか、その点の分析を大臣に伺いたいと思います。
○矢原秀男君 それから、局長、こういう関係の中で民間による企業グループというのが、Aグループであればやはり百社ぐらいの系列関連がそれぞれ空港関連の共同研究とかいろいろのことをやっていらっしゃると思うんですね。それは今後の課題になりますけれども、やはり交通整理をきちっとしていかなく...全文を見る
○矢原秀男君 最後のもう一点でございますが、関西国際空港の立地というものは伊丹とは全然違いますので、周辺に対する被害というものはこれは伊丹国際空港とは全然想像から離れているわけでございますけれども、しかし、これは最盛期になりますと、やはり風の方向、そうしてそういうことによる飛行の...全文を見る
○矢原秀男君 局長はこの点について、空港完成時まで、完成してからこれは全部枠内に入ると思うんですけれども、先ほどの質問に対して御意見を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 もう一点ちょっと伺いたいんです。  海上交通でございますけれども、大阪湾、兵庫、神戸は海上銀座通りといわれるぐらいの非常に大変なところなんですが、海上交通で兵庫県や神戸市の希望は、六甲アイランドかポートアイランドからシティエアーターミナル、航空貨物のターミナル、こ...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、今局長にちょっと御質問いたしましたけれども、神戸につきましては神戸沖に地方空港、いろいろがたがたがありまして、そういう中で、それは一応別に置いておきまして、新空港ができれば兵庫県や神戸市では六甲かポートアイランドから、シティーエアターミナル、航空貨物のター...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので次に参ります。  私が次に取り上げる問題は横田エリアの問題でございます。まず、羽田を中心とするニアミス関係について実態の御報告を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 ニアミスの範疇というものも、それに該当するけれどもこれはというふうなことで、いろいろあるようでございますけれども、いずれにいたしましても、羽田空域の複雑、過密というものはだれが見ても論をまたないわけでございます。  ここで問題になりますのは、横田空域について、米軍...全文を見る
○矢原秀男君 横田の空域は、日米地位協定第二条の規定によって米国が使用している空域でありますけれども、戦後四十年を過ぎまして航空事情も非常に大きく変わっているし、羽田空港を利用している人々は年間約二千六百万人で、離着陸の回数も十五万回を上回るというような現状でございますね。こうい...全文を見る
04月11日第102回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○矢原秀男君 大臣が途中で退席されるようでございますので、法案審議の前に緊急課題として数点ちょっとお伺いをしたいと思います。  一つは、日本貨物航空の四月から米国乗り入れをめぐる日米航空交渉の件でございますけれども、三月の二十八日からワシントンで開かれた協議も不調に終わり、交渉...全文を見る
○矢原秀男君 最終段階で交渉が非常にまとまっていないこの最大の理由の一つの中で、二月の東京における協議で非公式に合意を見ていた日本貨物航空の乗り入れの見返りとして、新たに米国三社の日本乗り入れを認めるとの案に追加をして、米国側が小口の貨物専門のフェデラル・エクスプレス社の日本乗り...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ、日米間の航空交渉が最近大きな緊急課題になっておりますけれども、貿易不均衡の問題、貿易摩擦ですね、これに絡ませてきているのではないか。これは私も思うし皆さん方もそうだと思うんですけれども、こういう通信機器とか市場開放問題と絡ませて意識的にアメリカもやっている...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ最後の点でございますけれども、報道によりますと、昨日高木日本航空社長を呼ばれていろいろの点を協力要請されていらっしゃいますけれども、その真意というものを伺いたいことと、もう一つは、六月の役員改選を控えて社長人事が絡んでいるのではないか、こういうことも喧伝されてい...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、日本自動車ターミナル株式会社法を廃止する法律案についての質疑をしてまいります。  質問の第一点ですけれども、一般トラックターミナル機能の政策根幹として二、三点伺いたいのでございますけれども、都市間の幹線輸送と都市内の集配輸送の結節機能について、現況の分析と今...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、消費者物流の登場の背景としての問題でございますけれども、経済環境の変化に伴う輸送量の鈍化と入港貨物量の停滞というものがいろいろと論議されているわけでございますけれども、これらに対する今日の現状分析、対策をどうしていくのか、こういう点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 今度別の面でございますが、私は非常に懸念をしておりますけれども、例えば物流事業者の対応の方策としての一環でございますが、私は懸念をしておりますけれども、運輸省としては非常に希望的に掲げられていらっしゃるわけでございますが、例えば将来潜在的な市場開拓の可能性ありという...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第二点に移ります。  トラックターミナルを見ておりますと、四社あるわけでございますが、葛西、足立、板橋、京浜、このバース利用の会社数を見ておりますと、葛西で三十二社ですね、全国の路線事業者。足立が二十五社、板橋が三十三社、京浜が四十社。それから連絡運輸等で提...全文を見る
○矢原秀男君 私が今この使用料金の問題を取り上げておりますのは、局長が今言われたことが一つ。それでもう一つ私が懸念をしてやっておりますことは、路線トラックによる東京都内流出入貨物の主な品目でございますけれども、日用品が四二・六%、そして食料品が一六・二%、そのほかに製造工業品が一...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ質問の第三点に移りますが、時間の関係がございますので、質問の第三点と第四点をまとめてお伺いをしますので、時間内で簡略に御答弁を願いたいと思います。  質問の第三点は、関連でございますけれども、東京都が最近、自動車公害防止のためにトラックの都内走行量一割削減の目...全文を見る
○矢原秀男君 大臣お見えになったので、時間ちょっと、まだあと二分ほどいただいておりますので。  大臣、今最後申し上げたトラック業者の倒産が非常に多くなっているという問題なんですが、これに対して、やはり会社、そしてまたそこに働いていらっしゃる従業員の方もいらっしゃいますので、それ...全文を見る
04月16日第102回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○矢原秀男君 どうも御苦労様でございます。  では数点にわたって質問をしたいと思います。  まず一問は、重複すると思いますけれども、中間答申の件についてでございます。この問題は、国民的な課題で非常に重要であることは既に周知のとおりでございます。そういう中で私も、国民の各層の代...全文を見る
○矢原秀男君 よく各階層の御意見をさらに伺いながら努力をしていただきたいと思います。  質問の二でございますけれども、長期債務の処理内容についてでございます。  いろいろとお話が出ておりますけれども、きょうの御報告を伺っておりますと、三十五兆円の内訳について、例えば六十二年の...全文を見る
○矢原秀男君 これに関連するわけでございますが、資産売却の中に、今もお話が交互に出たんですが、資産の売却、まあ用地処分、こういうことになるんですけれども、国鉄の考えている一月十日発表した「経営改革のための基本方策」では、用地処分は、大体三兆円というのが売却によって処理をしたい用地...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ関連いたしますけれども、先ほどもお話が出ておりましたけれども、用地の利用計画の、例えば日本の国民の衣食住というものは政治におきましても基本的な一つのものでございますけれども、やはり国鉄の土地を利用する場合は、土地の整備であるとか宅地の開発、住宅整備、こういう...全文を見る
○矢原秀男君 次は、まず分割の原側についてでございます。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕  二月二十三日の衆議院の予算委員会では、分割のパターンについてはいろいろあるけれども、五つの原則を明示されていらっしゃいますね。一つは適正管理規模、二番目には鉄道特性の発揮でき...全文を見る
○矢原秀男君 私も委員会での委員長の発言を読ましていただく以外にいろいろこういう機会ございませんので、そういう意味でいろいろ質問させていただいております。  まず、この五原則のうちの適正な管理規模の中で、委員長が言われておりますのは、要員としては三万人から四万人程度、こういうと...全文を見る
○矢原秀男君 六十二年度には大体二十八万人体制と言われておられましたですね。その点どうですか。六十二年度には、要員の場合ですね。
○矢原秀男君 そうなりますと、これは分割に関連してくるわけでございますけれども、大体三万から四万というふうな人員計画にいたしますと、この経営形態の分割というものは、やはり七分割かそれとも六分割ぐらいかなという想定も私判断をするわけですけれども、だから亀井委員長、この人数からいきま...全文を見る
○矢原秀男君 この五つの原則の中で、これは委員長も今おっしゃいましたが、確かに収益性の確保ということは、これはもし分割民営化されますと関連事業への進出というものが非常に考えられるわけです。そういうわけで地域経済に大きなプラス・マイナスの影響があろうかと思いますけれども、ここで他の...全文を見る
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。  ではまず角本先生にお伺いをしたいわけでございますが、きょうは午前中亀井国鉄再建監理委員長に来ていただきまして、質疑を重ねておったわけでございます。その中で、再建監理委員会としては分割民営化ということを頭に置いて進めておられるようで...全文を見る
○矢原秀男君 先生は論文の中でも、自動車、航空機の現時代において、分割民営化という中で鉄道輸送のコストを安くし、サービスの質をよくすることが国鉄労使にとっても仕事量を最大に残していく道である、それが国民全体のためでもあるということでお話をされていらっしゃるところもあります。そうい...全文を見る
○矢原秀男君 先生は、かつて「ジュリスト」の総合特集の論文の中で、X非効率の作用というものを非常に重要視されているわけでございます。その問題についての評価と、それからもう一点は外部条件の変化、国鉄、私鉄の対応の差というものもデータを取り上げられて論評をされていらっしゃいます。この...全文を見る
○矢原秀男君 兵藤先生に質問をいたします。  兵藤先生は、「国鉄再建問題と民主的規制」という論文を出していただいているわけでございますが、一つは、スト権闘争と労使の正常化路線についてお伺いをしたいことが一つ。  それから、時間の関係がございますので御質問を一挙に申し上げますけ...全文を見る
○矢原秀男君 高梨先生にちょっとお伺いをしたいと思います。  私も、先生の鉄道特性を発揮するというこの論文を非常に注意深く読ましていただいたわけなんでございますが、これはいずれの形態になろうとも、今鉄道が持っている特性という立場から見て先生は五点にわたって明らかにされていらっし...全文を見る
04月19日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第2号
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○矢原秀男君 二点ほどお願いいたします。  今先生がおっしゃいました、今から日本の高齢化社会のデータを見ておりますと、高齢者の活性化というのか、高齢者の方々の仕事の分野ですね、やはりこれは国としても基盤づくりをしていかなくちゃいけない問題が、今も年金問題でやってきたんですけれど...全文を見る
○矢原秀男君 どうもありがとうございました。
04月19日第102回国会 参議院 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号
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○矢原秀男君 今回の政府案は、無年金者をなくし、国民がひとしく老後において健康で文化的な最低生活が営める恒久の年金制度を確立するという基礎年金導入の理念は十分に発揮されていないと、こういうふうに甚だ遺憾に思うものでございます。そういうようなところで問題点を列挙して見ておりますと、...全文を見る
○矢原秀男君 ざっとの数字ぐらいは。
○矢原秀男君 約としておいていただければ何も問題ないから。
○矢原秀男君 三百万ぐらい。
○矢原秀男君 こういう数字は大蔵大臣が非常に強いわけでございまして、急なことなので申しわけないと思います。大臣、数字はよくいつも演説でしゃべっていらっしゃるから、大体で結構ですから。
○矢原秀男君 日本が自由主義の国でGNP第二位でございますけれども、資源の非常に少ない日本の国の実態という、生活感というものはやはり大変なものがございます。そういう意味で、この保険料というものが庶民階層の方々の大きな負担になっていることは現実の許されない事実でございます。そういう...全文を見る
○矢原秀男君 御承知のように保険料の免除には二種類ございます。生活扶助受給者等、自動的に保険料免除となる法定免除、今申し上げたことですね。で、住民税非課税者とそれに準ずる低所得者が市町村に申請する、そして免除されます申請免除がございます。この中で数字的に私も非常に心配をしておりま...全文を見る
○矢原秀男君 厚生大臣、私が今申し上げた五十八年度末保険料が月額五千八百三十円の時点でさえも国民年金強制加入者の六人に一人、三百九万人が免除、百数十万人が未納という状態があるわけでございます。これが基礎年金になり定額制のまま月額一万三千円になるまで毎年保険料引き上げがずっと続いて...全文を見る
○矢原秀男君 もう一度厚生大臣に保険料のことで最後の質問をいたしますけれども、給付や負担の水準の面で大きな隔たり、こういうことは国民年金の保険料の一端であろうと私は思うわけでございますけれども、それは負担増はある程度はこういう現実でございますからやむを得ない現況であろうかと思いま...全文を見る
○矢原秀男君 次に、基礎年金の額の引き上げですね、私、いつも憲法二十五条、本当にこれは政府が、いつも憲法問題が論じられますと、いやあれは努力目標というふうなことの御答弁がいろんな問題で返ってくるわけでございますけれども、やはり若人世帯の最低生活に必要な年金額を確保するためには五万...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、次に移ります。次は、雇用と年金の連動についてでございます。  厚生省の昭和五十八年簡易生命表によりますと、二十一世紀の人口動向の高齢化の進展という中で、一九八三年の平均寿命は男が七十四・二歳、女性が七十九・八歳、我が国は世界の最長寿国の一つとなっている、こう...全文を見る
○矢原秀男君 ちょっと、雇用と年金の連動の支給開始年齢、このギャップについてのスケジュールがございましたら、当局でもいいです。事務レベルで折衝されているようでございますけれども、明確にこういう計画でこの差を縮めていくんだと。――ちょっと一つ言っておきますけれども、私は高齢化社会を...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので次に移りますけれども、これは厚生大臣に要望しておきますけれども、やはり計画的にきちっと進めていただきたいと思います。  では、私は運輸委員会に所属をいたしておりますので国鉄問題を少しやらしていただきます。国鉄再建監理委の五十九年八月の第二次提...全文を見る
○矢原秀男君 最後に厚生大臣と大蔵大臣に。  今の問題でございますけれども、国家公務員等共済組合審議会の会長から大蔵大臣竹下登殿という形で財政調整五カ年計画についての答申が出たわけでございます。今も御答弁がございましたけれども、この三点の中で、「財政調整五箇年計画は、国鉄共済年...全文を見る
○矢原秀男君 終わります。
05月21日第102回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○矢原秀男君 本題の前に、重複するかと思いますけれども、日東丸の件について質問したいと思います。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕  四月の二十三日午前零時四十分、僚船との無線交信後沈没した沖合底びき漁船の第七十一日東丸、百二十四トン、十六人乗りでございますが、サハリ...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ検討をしていただきたいと思います。そうすればこういう問題は非常に私は今後——総理府の資料を見ますと、漁業、水産養殖業等の人口が約四十六万人と推定、漁業船舶乗組員二十一万人、漁業だけを見ますと十一万人、こういうふうなところの家族等を入れましても非常に安心されるので...全文を見る
○矢原秀男君 今二点の質問をいたしましたけれども、運輸大臣、特に救命いかだの中に艤装品を二十五、六種類取りつけというものが義務づけられているわけですが、そこに今申し上げた無線の、SOS用のトランシーバーのような軽量のものが開発されて艤装品の中に一つ加えていただければ、私は人命救助...全文を見る
○矢原秀男君 次に移りますけれども、大臣、今御答弁いただいたんですが、SOLAS条約では、そういう本船のような船舶以下については条約ができても適用外になっているところに問題点があろうかとも私は思っているわけなので、我が国としては、我が国の漁船についてそういう適用除外になっているか...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いします。  船員法の一部を改正する法律案でございますが、提案の経緯を伺っておりますと、本法律案は、女子に対する差別の撤廃に関する条約の批准に備えるための国内法令整備の一環として、女子船員について就業制限を緩和するとともに、母性保護の充実を図る観点から...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、私、今答弁いただきましたが、重ねて、この男女雇用平等法の精神を今後やはり生かしていかなくてはならない、こういうふうに思うわけですけれども、運輸大臣としてはこの基本的な考えについてはどういうふうな御意見を持っていらっしゃいますか、伺いたいと思います。
○矢原秀男君 よろしくお願いいたします。  次の質問でございますけれども、改正法案の第八十八条の八では、本法案の適用除外として次の規定が設けられております。第八十八条の八「適用範囲」ですね、「この章の規定は、船舶所有者と同一の家庭に属する者のみを使用する船舶については、これを適...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いしたいと思います。  次に移ります。ちょっと関連でございますけれども、今後の外航海運政策と余剰船員の問題についてお尋ねをしたいと思うわけであります。  海運造船合理化審議会の中間答申が昨年の八月に出されております。答申の中では初めて過剰船員問...全文を見る
○矢原秀男君 この問題も大きな課題であると思いますので、鋭意努力をしていただきたいと思います。  最後になりますけれども、船員の高齢化問題でございますけれども、運輸省の昭和五十八年十月現在の船員統計調査によりますと、高齢化、いわゆる人生八十年時代でございますから、高齢者の方のい...全文を見る
05月28日第102回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○矢原秀男君 本題の前に時事的な関連問題を二点ほど簡単に御質問したいと思います。  第一点は、五月の二十六日午前、スペイン南部のアルヘシラス港におきましてタンカー二隻の爆発、沈没事故が報道をされております。この内容を見ておりますと、同国史上最大の海上事故ということでございます。...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、原因はまだわからなければ、この事故等に対応して被害状況とか、そしていろいろな問題点は、専門的なあなた方から見ればわずかの情報であっても明確に解明できる点があるのではないか、こういうふうに思うわけですけれども、その点伺います。
○矢原秀男君 我が国の海運不況というものが深刻化の中で、外国の船舶に日本人の乗組員が乗っていく労務提供船という形の中で昭和三十年代から始まったと思いますけれども、全日本海員組合の約十三万五千人、そういう中でも約二千人近い失業の方々がいらっしゃると伺っているわけでございます。  ...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、先般の二十一日の船員法の一部改正でも、離職船員の休職関係ということを国際的な問題と絡めて質問をし、御答弁もいただいたわけでございますが、こういう事件も起き、また運輸省としても、離職船員が全国で漁船も含めて約五千人、そういう方たちが求職の御希望があるように伺...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  これに関連しまして、私、今度はナフサに対する日本における原油の輸入というものが非常に大きいものの量でございますから、そういう点をちょっと伺ってみたいと思います。  四十年の五月に北海道の室蘭でノルウェーの船舶が岸壁に激...全文を見る
○矢原秀男君 どうかよろしくお願いをいたします。  本題に入る前にもう一つの点でございますが、五月二十七日の新聞報道によりますと、ニューヨーク・タイムズが「空の危機管理」ということで、米ソ首脳会談の実現ということを報道をしております。それから日本の新聞報道によりましても、大韓機...全文を見る
○矢原秀男君 私が心配をいたしておりますのは、空の危機管理ということで米ソ首脳会談の、このニューヨーク・タイムズの報道による限りでは、協議の内容というものが、一つは、ソ連の国営航空アエロフロート機の米国乗り入れと米民間機のモスクワ乗り入れ、二番目には、文化科学協定、三番目は、ニュ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ、最後にこの件運輸大臣にお伺いをするわけでございますが、日米ソの協議の中で新航空安全協定が締結される可能性、これは大韓機事故という大変な事故等を踏まえて必ず私は結ばれなくてはいけない、このように思うわけでございますけれども、その点の見通しというものはいかがでござ...全文を見る
○矢原秀男君 この点最後になりますが、運輸大臣、我々も過去から見ておりまして、原水爆の体験をした日本の国、これも世界的にはなかなか生かされておらないように思うわけでございます。今回の大韓航空機の事件を通しても、軍事優先の、非常に冷酷な、極端な人命軽視、そして非人道性というものだけ...全文を見る
○矢原秀男君 どうか努力をしていただきたいと思います。  では、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案について二、三質問をしたいと思います。  この提案の経緯を歴史的に見ておりますと、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ今後とも努力をしていただきたいと思います。  次に、空港周辺の環境対策の一面でございますけれども、まずこれには三つの問題があることは皆さんもおわかりでございます。一つは発生源の対策、二番目は空港構造の改良、三番目は空港周辺の対策。今空港周辺の対策を申し上げてお...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つは、発生源対策の中で、運航方法の改善についてはお話を今伺ったわけですけれども、発着規制で夜間運航の規制というものは今がもう限度なのかどうか、この点はいかが でございますか。
○矢原秀男君 次の空港構造の改良の中で幾多あるわけでございますけれども、空港内の緩衝緑地、防音林の設置というものはこれはもちろん非常に大事な課題でございます。これが計画どおりに進んでいるのかどうか、その点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 住宅防音工事の実施状況ですけれども、全国ではその対象世帯数が十六万三千世帯ですけれども、五十九年度末実施見込み世帯数は約十四万弱、残る二万数千世帯については六十年度で完了の予定、こういうふうにデータ等では見受けられるわけでございますけれども、これは予定どおりに進捗し...全文を見る
○矢原秀男君 私が先ほど申し上げた九点についても非常に絡んでくる問題でございますから、努力をしていただきたいと思います。  特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法第五条二項に、「航空機騒音障害防止特別地区内においては、前項各号」、学校、病院、住居等ですが、「に掲げる建築物の建築を...全文を見る
○矢原秀男君 空港周辺環境対策の発生源対策、このうち機材改良、発着規制、運航法の改善等々を今具体的に伺ったわけでございますが、先ほどからも質問いたしておりますように、空港周辺の対策、特に大阪国際空港等に対しましては、土地利用の立地規制の問題、計画的な土地利用の問題、また補償等の防...全文を見る
05月30日第102回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○矢原秀男君 本題の前に一件だけ質問を申し上げたいと思います。  既に報道で御承知のとおりでございますけれども、五月二十八日午前十一時十四分ごろ、那覇空港におきまして、全日空機と防衛庁の航空自衛隊機の接触事故があったわけでございますけれども、その被害の概要、わかる範囲で結構でご...全文を見る
○矢原秀男君 これは、運輸省関係の管制塔の指示の問題と航空自衛隊の方のパイロットの問題というものが取りざたをされているわけでございますけれども、管制塔からの指示は、一つは飛行計画の承認の許可、それからスポットからの移動許可、その次には滑走路指定の許可、侵入許可、出発許可、こういう...全文を見る
○矢原秀男君 簡略に質問いたします。  想定でございますけれども、この図面を見ておりますと、全日空と自衛隊機の接触の場面でございますけれども、これがもし数秒おくれた場合に、想定する搭乗旅客の人たちの災害というものが、これは自衛隊機から爆発をするか、その方が早いと思うんですね、こ...全文を見る
○矢原秀男君 航空機というものは一〇〇%の安全をもってよしとすることであって、そういう立場からは、やはり過去のいろんな危険な状況を速やかに対策を講じていくということはこれは論をまたないわけでございます。  そういう観点から、那覇空港の民間と陸海空の軍民共用の歴史的な変遷をちょっ...全文を見る
○矢原秀男君 どうか人命安全の立場から強力に、今御答弁いただいた事態について実施をしていただきたいと思います。  運輸大臣に質問いたしますけれども、先ほど、公明党沖縄県本部長の衆議院の玉城議員と私が、自衛隊機の民間航空機への接触事故に関する抗議並びに軍民共用飛行場の廃止要求に関...全文を見る
○矢原秀男君 大臣、那覇空港については最後の質問にいたしますけれども、軍民共用を那覇の場合廃止すべき問題として、米軍基地に併用していくか、そうして二番目には、現在の那覇空港のなだらかな沖合展開する中で、もう一本の滑走路をつくっていって別に分けていくか、これは航空管制の問題、また大...全文を見る
○矢原秀男君 善処をよろしくお願いをしたいと思います。  このまた那覇空港との関連でございますけれども、ちょっと全国的に見るわけでございますが、大臣が言われている国防、これも当然で、私、事故が起きたから自衛隊あっちに行きなさいとかそういうあれでなしに、国防も大事ですが、人命安全...全文を見る
○矢原秀男君 そこで、那覇空港のように過密で危険性があるな、そういうふうに感じていらっしゃるところは何点ぐらいございますか。局長、今申し上げたところでニアミスがあったところ、それだけでもいいですから言ってください。
○矢原秀男君 運輸大臣、そういうふうに那覇だけでなしに非常に多くの事例があるわけでございます。そういう意味で、人命安全の立場から、安全確保、事故防止、またこれは自衛隊の陸海空の教育訓練の再検討、再徹底ももちろんですし、また管制指示のさらなる、今回は間違いございませんでしたけれども...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いいたします。  では本題に入りまして、国際観光振興会法の一部を改正する法律案について数点質問したいと思います。  この提案の経緯、そういう点を見ておりますと、そのうちの一番大事な問題点は、先ほども同僚議員のお話がございましたが、我が国をめぐる...全文を見る
○矢原秀男君 その点ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  最後の一点でございますが、アジア太平洋時代と観光政策というものをさらに強力なものに見直しをしていかなくてはいけない、政策の充実というものが考えられると思うわけでございます。州別の訪日外国人の推移を見ておりましても、...全文を見る
06月11日第102回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○矢原秀男君 四氏の参考人の方々には、非常に貴重な御意見を伺いまして非常に参考になった次第でございます。先ほどまで同僚委員からいろいろの質問がございましたので、御答弁もいただいておりますけれども、極力重複を避けながら質問を申し上げたいと思います。  まず山本参考人にお伺いをした...全文を見る
○矢原秀男君 山本参考人が述べられた中で、そのほかに、分割民営化の方向の一過程として、監理委員会そして国鉄、運輸省の三位一体化が必要であると非常に強調をされておられたわけでございますけれども、こういう問題が山本参考人の中から出てきました、気づかれた点というのは那辺にあったのか伺い...全文を見る
○矢原秀男君 もう一点は、参考人が申されましたのは、余剰人員について、これは国鉄改革の突破口として非常に重大な問題であると、この再雇用ですね、いろんな各方面に対して。もし経営形態というものを監理委員会が答申されると、内閣を挙げてその案の大半を実施する、協力をする、そういう意味では...全文を見る
○矢原秀男君 私もさきの目黒先生の質問、四氏の参考人の方々の御意見を求められたかどうか、こういうあれも伺おうと思っておりましたが、ちょっと重複するので避けておりましたのですけれども、経営形態の問題で伊東先生と山口先生にお願いしたいわけでございます。  今監理委員会が考えている—...全文を見る
○矢原秀男君 伊東先生にもう一点お伺いしたいわけでございますが、先生が運賃問題の格差に論及されまして、世界的な電力料金の対比を述べられて、カナダ、アメリカ、ドイツのキロ当たりの金額に対して非常に日本が高額になっている。全国を私も回りまして、方々で電力問題が日本においても格差がある...全文を見る
○矢原秀男君 鎌倉先生に最後の二点だけ質問したいと思います。  一つは、同僚の小柳先生と重複するわけでございますが、総合交通体系の確立、そしてその中で国鉄の占める位置、そういうようなことを含めて、端的でございますけれども重ねてお伺いしたいことが一点です。  最後のもう一点は、...全文を見る
06月18日第102回国会 参議院 運輸委員会 第14号
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○矢原秀男君 ます、これは瀬谷先生もよく質問されていらっしゃるわけでございますが、整備新幹線について少々質問したいと思います。  報道にも出ているわけでございますけれども、国鉄南建監理委員会が、国鉄再建最終答申に、東北新幹線盛岡以北など整備新幹線に関する提言を盛り込まない方針を...全文を見る
○矢原秀男君 国鉄総裁にちょっと伺いますけれども、工事三線、東京—盛岡、大宮—新潟、東京—成田、そしてまた整備計画五線としては東北、北海道、北陸、九州、もう一つ九州、こういう形になるわけでございます。六十年度の予算も国鉄五十億円、鉄建公団五十億円、また別に調査費が十四億、十四億、...全文を見る
○矢原秀男君 監理委員会の方に伺いますけれども、私は今も言っておりますように、地域の要望というものが熱い。しかし、今監理委員会は国鉄再建のためにこうしなさいと徹底的にメスを入れていらっしゃる。しかも、これは全然別個のものであればこれはまた問題外でございますけれども、整備計画五線の...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ国鉄の方へ伺いますけれども、整備計画五線が完成した将来、黒字になるのか赤字になるのか、そういうふうな計算は数値的にはどういうふうにされているのか、将来予測ですけれどもお願いしたいと思います。
○矢原秀男君 その御報告を伺う中で問題は、これは大臣にお伺いをしたいわけですけれども、資本費というものが国鉄の負担にならなければということでございますけれども、今こういう行革の鳴り物入りの中で、この財源については政府としては、いろいろのお話も出ているようでございますけれども、現時...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、万全の体制をとっていただいて、財源問題は国鉄の負担にならないようにきちっとしていただきたいと思います。  次に移りますが、四全総の件について質問したいと思います。二〇〇〇年までの国づくりの指針を示していく第四次全国総合開発計画の作成作業が本...全文を見る
○矢原秀男君 三全総では、全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画五線、この問題が課題には上っているわけでございますが、まず鉄道関係では、この新幹線計画五線はどういう形でのせられるのか、その点、お願いします。
○矢原秀男君 そこで運輸大臣、ちょっと話が前へ戻りますけれども、    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕 国鉄の方では整備計画五線、資本費が国鉄の負担でなければこれは黒字になりますと、こういうふうなお話があったわけでございますけれども、運輸大臣としては、これは少し将来にわた...全文を見る
○矢原秀男君 また四全総に返りますけれども、空港の関係ですけれども、三全総では「航空路線網については、札幌、東京、大阪、福岡、那覇等の各空港を基幹として、おおむね七十地区の地方空港をもって形成される。」云々の中から、いろいろな構想が明示されたわけでございますが、三全総でもちょっと...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ大臣、四全総について、運輸省関係というのは陸海空にわたり非常に重要な部門でございます。私も国土審議会の委員をこれでもう三回目なんですけれども、日本の中から各階層の代表が出ているわけですけれども、三全総を見る限り、やはりいつも言葉だけで中途で皆挫折をしていく、そし...全文を見る
○矢原秀男君 では次に総合交通体系に関する質問をしたいと思います。  総合交通体系あるいは総合交通政策の問題については、当委員会におきましても、また再建監理委員会においても種々いろんな角度で検討がされておると思うところでございます。国鉄の窮状を招いた一因として、我が国における総...全文を見る
○矢原秀男君 確かに、今経済企画庁からお話をいただきましたように、総合交通体系に関する経緯というものが政府においても非常に検討されていることは今聞いたとおりでございます。  四十五年の十二月に自動車新税の創設、こういう問題から、総合交通政策にかかわる専務調整、四十六年の四月には...全文を見る
○矢原秀男君 この問題、運輸大臣に最後の締めくくりで質問いたしますけれども、総合交通政策にかかわる事務調整は経企庁の所管だという中で、これは総合交通政策、運輸省の使命は極めて重要なものがございます。こういう中で、先ほども山本さんからお話を伺いましたけれども、運輸省が総合交通政策に...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  次に、大都市圏における鉄道の将来について質問をしたいと思います。  昭和五十四年十二月二十九日の閣議了解に基づいて、今後の国鉄運営の重点方向を示されているわけでございますが、その中で大都市の輸送、これは今山本さんからも...全文を見る
○矢原秀男君 その点ぜひ、大都市圏における今後の鉄道計画は非常に大きな課題でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、国鉄総裁の方にお願いをしたいわけでございますが、既存の施設の改良による輸送力の増強というものがとれるのかどうかという問題でございますが、今後の都...全文を見る
○矢原秀男君 総裁の方で何か。
○矢原秀男君 もう一つ、大都市圏における鉄道の将来ということで、最近また運輸省ではリニアモーター小型地下鉄についての実用化へ本格研究ということで話題がにぎわっているわけでございます。これらについてちょっと目を通しておりましても、非常に電車の小型化、そしてトンネルも小さくて済むとい...全文を見る
○矢原秀男君 世界でもこれはカナダで地上では使われているようでございますが、確かに経費も非常に節減され、こういうことが実現されますと世界では初めてだと思います。そういう意味で、運輸省や国鉄は全力を挙げて努力をしていただきたいと思います。  それじゃ次に、環状七号線のタンクローリ...全文を見る
○矢原秀男君 全国の幹線道路を走っている移動タンク貯蔵所というものが、東京だけでも約三千台以上、全国では六万台以上とも言われております。この数字はつまびらかではございませんけれども、相当数の非常に危険な状態が人間社会の過密な中を走っていると想定をされるわけでございます。  こう...全文を見る
○矢原秀男君 最後になりますけれども、厚生省に、タンク車による毒物劇物の輸送されている品目数、タンクの基準について、簡単で結構でございます。  それから運輸省に最後に伺いたいのでございますが、陸上危険物輸送行政の課題、これには、危険物規制法規の物流関係規則の統一化、また危険物物...全文を見る
06月20日第102回国会 参議院 運輸委員会 第15号
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○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。  本日は、我々運輸委員会といたしましても、政府が亀井委員会にお願いをして、一つは国鉄の経営形態の分割民営、二番目には長期の累積債務をどうしていくか、三番目には余剰人員の解決、四番目には年金というこの大きな四本の柱の中で、亀井委員長の...全文を見る
○矢原秀男君 よくわかりました。  四国、九州関係についてもう一点だけ伺いたいわけでございますが、これは単純な計算でございますけれども、昭和五十八年度の決算を見ておりますと、四国では収入が二百五十九億円、出ていくお金といたしましては、人件費が四百三十七億円、物件費が二百二十一億...全文を見る
○矢原秀男君 重複するかと思いますけれども、御了承をお願いしたいと思います。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕  午前中に我々委員会では、民営分割問題に関して、報道等によりまして、北海道、四国、九州というものがまず分割される、こういう想定の中で、その各ブロックの代表の...全文を見る
○矢原秀男君 また、午前中もちょっと参考人にはお話をしたわけでございますが、この四島別の収入と人件費、物件費をそれぞれ見ておりますと、五十八年度決算には、北海道が収入が九百十三億円、人件費が二千百十五億円、物件費が千八十五億円。四国が収入が二百五十九億円、人件費が四百三十七億円、...全文を見る
○矢原秀男君 今数字を挙げておりますと、北海道、四国、九州は、収入に対しての支出のバランスが全く崩れているわけでございます。これらの幾つかの原因というものがあろうかと思いますけれども、こういうふうに大きくバランスが崩れているという形のものが出てきたということは、那辺にこういうもの...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、今数字を挙げましたけれども、これだけの大変な、独立採算ということが、全国を六つのブロック、そして採算はとれるという方向の形の中で、分割民営というものが至上命令と言われているわけなんですけれども、独立採算というこの難しい北海道、四国、九州だけをとりましても、...全文を見る
○矢原秀男君 私も、この単年度の五十八年度の決算だけを見ておりましても、単純的な計算でございますけれども、北海道が九百十三億円の収入で、人件費が二千百十五億円もかかっていく、物件費が千八十五億円もかかる。また四国にしても、収入が二百五十九億円であり、人件費がもう既に倍に近い四百三...全文を見る
07月10日第102回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
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○矢原秀男君 重複の点がございましたらお許しを願いたいと思います。  新聞紙上では、国鉄を六ブロックに分割等々の報道がなされたわけでございますけれども、当委員会におきましては、先ほどの御答弁の中で明確に国鉄六ブロックに分割というお話を伺ったわけでございます。  私は、国民の立...全文を見る
○矢原秀男君 私も当委員会で何回も新幹線の東京の総指令室を見まして、安全に対する全国的な、非常に経費もかかっておりますけれども一利用者から見て、これなら本当に安全だなと思ったものでございます。そしてまた、私がかつて県会議員のときに、交通事故が非常に路線の中で踏切事故が多い。そうい...全文を見る
○矢原秀男君 この問題につきましては、本来でございましたら、中曽根総理を初め内閣、そうして運輸省の幹部の皆さんに対して、旅客運賃の将来に対するこの上限というものをやはり国民生活の手近な中から守っていただきたい、考えていただきたい、こういうことをごの席をかりて主張をしておきたいと思...全文を見る
○矢原秀男君 答申については七月の下旬に総理の手元に出しますと、こういう先ほど答弁がございましたが、大体七月下旬、これは明確でございますか。
○矢原秀男君 答申後のスケジュールでございますけれども、国鉄再建促進臨時措置法によりますと、国鉄再建の体制整備を図るための施策は、昭和六十二年七月三十一日までに講ぜられるものとされております。答申後の二年間の監理委員会としてのスケジュール、取り組み方、これについてお考えをお聞きし...全文を見る
○矢原秀男君 適正管理規模についてでございますけれども、四月十六日の本委員会におきます質問に対しましても、分割の際の適正管理規模について亀井委員長は、一人のトップマネジメントによるスパン・オブ・コントロールの範囲は二万から三万である、多くても四万までである、こういうふうにお考えを...全文を見る
○矢原秀男君 次に、余剰人員の問題について少々伺います。  五十九年八月に出された第二次緊急提言では、余剰人員の規模についても、適正な要員配置にした場合には、現在顕在化している二万四千五百人に数倍する余剰人員が発生すると思われると、こういうふうな指摘をされております。この数倍を...全文を見る
○矢原秀男君 先ほども質問がございましたけれども、質問の二でございますが、全国知事会の会長である鈴木東京都知事が、自治体としても行革中であり、受け入れは困難である旨の発言をされております。受け入れについては、あくまで話し合いによる要請で進めていくのか、あるいは受け入れについても何...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第三でございますけれども、第二次緊急提言では、「まず国鉄関連の企業の最大限の協力を求める必要がありこと指摘をされて、その後具体的な出向が始まっております。しかし、国鉄関連企業は、私の考えているところではわずか百十社程度ではないか、こういうふうに思うわけなんです...全文を見る
○矢原秀男君 こういうふうに考えておりますと、余剰人員の職員の方々に対する対応というものが非常にやはり分割された後も大変なことがある、そしていろんな努力も本当に必要だなということを感じるわけでございます。こういうふうな面についても、やはり今後一生懸命監理委員会としては関係各方面に...全文を見る
○矢原秀男君 次に、雇用保険に相当する財源でございますけれども、転換のためには教育資金とかいろいろ必要だと思います。六月七日の衆議院の運輸委員会では委員長もその点もお認めのようでございますけれども、その財源の確保の方途、こういう中での具体的な意見、これはいかがでございますか。
○矢原秀男君 では最後にもう一問御質問いたしますが、長期債務の問題でございますけれども、六十五年度当初段階における累積債務の総額は、潜在的なものを含めて三十五兆円、大体こういうふうな想定をされているわけでございます。  この累積債務の処理のパターンといたしましては、一つは、前か...全文を見る
○矢原秀男君 どうも御苦労さまでございます。片桐参考人にお伺いしたいと思います。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕  片桐参考人は、私鉄の進むべき道としていろいろとその哲学を論じていらっしゃいますけれども、私鉄もいわゆる余剰人員がやがてやってくるという非常に厳しい表現...全文を見る
○矢原秀男君 民鉄の方も非常に経営方針は厳しく、合理的にやっていらっしゃると思うんですけれども、やはり関連企業等のいろんなバランスの中で運営されていると思うんですけれども、最近の社会情勢の中で、関連企業、特にこういう企業が不振になっている、そういうふうなことが特別に列挙できるよう...全文を見る
○矢原秀男君 きょうは、午前中に、公式的なこの委員会では六ブロックに分割、こういうことが打ち出されたわけでございますが、私も午前に質問いたしておりましたのは、確かに北海道、四国、九州というところは、御承知のように収益が非常に悪いわけでございます。そういうようなところで分割になった...全文を見る
○矢原秀男君 分割論も民営というものがモデルケースになっているわけでございます。そういう意味で、恐らく片桐さんのところにも、国鉄再建のそういう過程の中で、民鉄としてのそういういろんな知恵というものの協力というものが求められているのではないかなと思うのですけれども、また、もし求めら...全文を見る
○矢原秀男君 では北村さんに一点だけ質問して終わりたいと思います。  これは奥田さんも北村さんも、前回来ていただいた知事の方々も御一緒でございましたが、地交線を残していくということは、地元の足として、通勤通学あるいは文化の面でも非常に大切なことでございます。こういうところで、財...全文を見る
08月02日第102回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号
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○矢原秀男君 まず国鉄総裁に伺いますけれども、午前中も論議をされたわけでございますけれども、国鉄がこの改革の現状まで来るまでに、この破綻の原因というものは何回でも我々は再確認をして、そこから出発するのがやはり将来の大きな成功のもとになると思うわけでございます。そういう意味で、破綻...全文を見る
○矢原秀男君 既に御承知のとおりでございますけれども、昭和六十年度予算においても実質的な赤字が単年度で二兆三千億円、また毎日六十三億円近くの赤字が増加していく勘定である。また、借金の残高も一昭和六十年度末で実に二十三兆六千億円の巨額に達する見込みである。民間会社なら既に破産した状...全文を見る
○矢原秀男君 ここで関連の問題をまた御答弁お願いしたいと思うんですが、先般四全総の会議に出させていただいたのでございますけれども、確かに、全国各地で要望の第一位が道路の問題、そうして鉄道関係の要求です。北海道も九州も四国も、新幹線建設の要望というものが四全総の表題の第一行のところ...全文を見る
○矢原秀男君 林次長、今の問題点について監理委員会では、同じような赤字問題が、全国に新幹線を網羅したときに、財源の問題はもちろんだけれども、その後の維持について、やはり利用度というものが離れていく、それはもう統計の中でも明らかになっておりますけれども、そういう中でどういうふうにそ...全文を見る
○矢原秀男君 国鉄総裁は、そういう問題についてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○矢原秀男君 私は、二度とこういう国鉄の大きな赤字問題が解決できないようなことに今後もなれば大変だと思うからです。例えば、北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州、このうち北海道、四国、九州は収益では既に営業損益を見ましても赤になっていくことはもうはっきりしているんです。これは皆...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、本当に私は心配をしているんです。建設だってよそから財源があって簡単にやるわけじゃないんです。できたってやはり人が乗ってくれないと黒にならないんです。マイカー状況の中で、今申し上げたように明石-鳴門架橋だってもう既に計画変更されているでしょう。それは建設の資...全文を見る
○矢原秀男君 本当によく検討していただきたいと思います。  林さんに伺いますけれども、亀井委員長は我々の質問に対して、やはり経営者が目の届く守備範囲というものは三万人前後、多くても四万人、こういうようなことで経営のいわゆる効率というものを亀井委員長の経営哲学の中から非常に強くお...全文を見る
○矢原秀男君 その点運輸大臣いかがでございますか。
○矢原秀男君 私は、今度別な問題でございますけれども、国民が国鉄を利用する立場から、やはり経費的に安定したものであること、それから一つは身の安全の問題、この二点というのは国民の本当の利用する場合に心配をしていることです。そこで、もし事故が起きたときにはどんなにお金を積んでもその人...全文を見る
○矢原秀男君 この重点警備箇所全国約三千八百カ所のうち、北海道、四国、九州と振り分けた場合にはどういう数字になりますか。
○矢原秀男君 じゃ私の質問の時間の中で報告してください。  しかしながら、この能登線の事故についてはこれ以外の場所で起きたわけでございます。こういう路床の問題については六百カ所というのが国鉄関係では言われているわけなんですが、そのとおりでございますか。
○矢原秀男君 これは重点警備箇所の全国約三千八百カ所とこの六百の箇所というものは重複されているのかも全然、まあ能登の場合は重点警備箇所全国約三千八百カ所以外の場所で起きた、こうなっているんですけれども、この能登と同じような場所が今言われたのは六百カ所、それについての運転規制という...全文を見る
○矢原秀男君 私が先般監理委員長に質問いたしましたときにも、それに準じたような答弁という形になっていたわけでございます。  この安全投資に対してもう一つ質問いたしますけれども、この民営分割、安全保安の問題はどうしても軽視されていく傾向になろうかと思うんです。今運輸大臣から答弁い...全文を見る
○矢原秀男君 この問題は、林さん、監理委員会では本当に真剣に討議をされたんですか、伺います。
○矢原秀男君 今速度制限を実施している危険な箇所、昭和六十年七月段階で全国に百五カ所あるわけですが、その理由と、そしてまたこれが分割されたときに、六分割の中で三島に該当するところは何カ所なのか、答えてください。
○矢原秀男君 じゃ後で。  それから、国鉄では、橋梁、トンネル等の建造物で、形が変わって進行している、変状の状況ですね、修理が必要と考えられるものをAランクと称している。このAランクのうち、取りかえを検討しているものが、私の方で言いますけれども、橋梁の上部工の方で総数が八万のう...全文を見る
○矢原秀男君 これらが国鉄では五カ年計画等で工事計画を策定をしているように聞いているわけでございますけれども、この安全投資に関する保安の長期計画について二点ほど伺いますけれども、この取りかえに必要な五年間の総予算、金額、それから取りかえ箇所のうち、また何回もくどいようで言いますけ...全文を見る
○矢原秀男君 今金額をおっしゃっていましたけれども、我々が災害の事故現場へ行きますと、ちょっと手おくれのためにその金額というものは想像できないような巨大な金額になっておりますから、机上だけでそのような、今御報告されておりますけれども、物すごい金額がかかりますから、これは意欲的な手...全文を見る
○矢原秀男君 郵政省がいろんな発言の中で、国鉄の長期債務については、はっきり言えば協力できない、不安である、こういうような問題点の発言があったように伺っているけれども、どういうように対応していらっしゃるのか、伺います。
○矢原秀男君 余剰人員の問題に入りますけれども、再雇用という問題は将来やはり大きな問題になろうかと思いますけれども、これは監理委員会で想定をされたそれぞれの人数でございますから、これも午前中討議をされておりましたように、どういうふうに基本的な数字が出てきたのか、そういう問題が論議...全文を見る
○矢原秀男君 きょうは時間がございませんから簡単に申し上げますけれども、この余剰人員対策というのは、大臣もおっしゃっておられましたけれども、本当にこれは大変なことでございまして、一人でも少なく、犠牲者というものを出さずに適正なところにやはりきちっとしていかなくちゃいけない問題でご...全文を見る
08月07日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 閉会後第1号
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○矢原秀男君 短い時間でございますので、極力重複を避けてみたいと思います。  まず、長官にお伺いをしたいわけでございますけれども、七月三十日に政府・与党対外経済対策推進本部が発表しました「市場アクセス改善のためのアクション・プログラムの骨格」でございますけれども、経済摩擦を緩和...全文を見る
○矢原秀男君 ここで御意見を伺いたいと思うんですけれども、貿易立風を標榜する日本の国の将来、また市場開放策の将来というものを考えますときに、言い古された政策であり、言葉でございますけれども、国際分業化のやはり世界じゅうの話し合いというものが、今後これは非常に大事になってくるんでは...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思います。  先ほど河本大臣に質問いたしましたけれども、米国の対日報復措置のあれは報道等にも、また会議の中でも日米間でいろいろと取りざたをされて、私も本当に、特に今申し上げた米国議会の厳しいものに対して、これは議会が九月の中旬ごろからまた対日...全文を見る
○矢原秀男君 ちょっと別な観点になりますけれども、御質問したいと思います。  これに関連をしまして、日中関係の中で、きょうの新聞報道でも出ておりますし、また日中間の折衝にしましてもいろんな問題が出ているわけでございますけれども、日中閣僚会議が外務省を中心に七月三十日に行われてお...全文を見る
○矢原秀男君 お話を伺うところでは、閣僚会議の席上では、日本側より、一つは貿易拡大のための合弁による総合商社設立構想、二番目には弁護士、会計士の専門技術の供与、三番員は輸入促進ミッションの派遣、四番目は大連港の穀物輸送システムの整備協力、こういう提案もされたようでございますけれど...全文を見る
○矢原秀男君 中国の対外不均衡拡大で日中貿易摩擦が浮上してきたわけでございますけれども、中国の対外貿易は、昨年開放経済政策の伸展によって輸入が急増いたしまして、約十億九千万ドルの赤字に転落したとも伺っているわけでございますけれども、ことしの上半期でも、輸出が一・三%減の中で輸入が...全文を見る
○矢原秀男君 そのほかにも、中国ではトウモロコシ、大豆、綿花、野菜などの農産物の輸出の拡大、また、服装品と紡績品の品質及び付加価値の関係の技術をお願いしたいとか、いろんなことがあるようでございます。  この中で、私、国内のいろんなところを回りましても、例えば家畜の飼料としても、...全文を見る
○矢原秀男君 これは長官と大臣に重ねてお伺いをしたいわけでございますが、前面でやはり日本が大きな影響を受ける巨大なアメリカを相手にして非常に不信を買っている。そういう中で、今度はお隣の中国からも、いよいよこれまた大きな不信感というものが出てきて、具体的に現実の数量的な取引というも...全文を見る
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いいたします。  じゃ、最後に一点だけ質問いたします。  河本大臣も、市場開放だけでなく内需拡大、為替対策等の総合政策が必要であると、こういうふうにおっしゃっているわけでございますが、内需拡大の柱として、一つは個人消費の拡大、二番目には民間設備...全文を見る
08月16日第102回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
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○矢原秀男君 今回の日本航空の事故で亡くなられました方々の御冥福をまずお祈りを申し上げる次第でございます。また、御遺族の方々に謹んでお悔やみを申し上げる次第でございます。  まず、私は捜索救難活動の件についてお伺いをするわけでございますが、先ほど防衛庁、警察庁から克明な救援活動...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、今現地で指揮をとっていただいて非常に困難な状況を伺うわけでございます。今中学で控えていらっしやる御遺族の方も本当にもう疲れ切っていらっしゃいます。そして最初は何人がお見えでございますけれども、おうちの仕事の関係とかいろんな関係でもう本当に大変な様相にもなっ...全文を見る
○矢原秀男君 遺族の方々は早く会いたいという願望を持っていらっしゃいます。また、大臣が今仰せのように、救援活動に従事をされていらっしゃる方々の疲労、そうして第二次災害のおそれ、こういうような点もよく注意をしていただいて決して二次災害を起こしてはいけない、そういう観点の中から努力を...全文を見る
○矢原秀男君 その点もよろしくお願いをしたいと思います。    〔委員長退席、理事瀬谷英行君着席〕  次に、事故の原因でございますけれども、先ほどもいろいろと質疑がこざいました。報道を見る範囲におきましては、次々と証拠物件というものが出てまいりまして、総合すると、機体の異常の...全文を見る
○矢原秀男君 この重直尾翼はそのときに修理点検はボーイングはしたわけですか。今ちょっとあなたのお話を聞いていると、したようなというあれですけれども。
○矢原秀男君 先ほども金属疲労と力の関係等々のお話もちょっと聞いていたわけなんですが、やはりこれは素人、専門にかかわらず、すべての物体というものは、人間であろうとも金属であろうとも鉄や何であろうとも、使用される年限、そうして疲労の状況、これはピークと最低時というものは科学的には当...全文を見る
○矢原秀男君 先ほど大臣は、日本航空の五十八年度の稼働率は五・五八時間程度と言われておりました。これは間違いないですか。
○矢原秀男君 じゃ担当の方に伺いますけれども、この事故機の稼働率は、大体この一カ月はどういうふうな稼働率でございますか。
○矢原秀男君 一日とのぐらいですか。
○矢原秀男君 それで、代表的なジェット機の整備時間の間隔として、日本航空の場合、ボーイングの747の場合ですね、これは五十三年ごろですけれども、整備にはA段階、B段階、C段階、D段階とありますけれども、二百時間でA段階の整備をする。八百時間のときにはB段階の整備をする。C段階の整...全文を見る
○矢原秀男君 この事故機は、事故が起きるまで大体総計で何千時間になるんですか。
○矢原秀男君 機種の違い等がございますが、私古いデータを、五十三年の三月一日現在を言っているんで、今御報告聞きますとA段階二百が二百五十になっている。ちょっと違いはございますけれども、全日空がその当時で一万六千時間、東亜国内航空が一万四千時間、機種が小さい場合もあるでしょうけれど...全文を見る
○矢原秀男君 私がお伺いをしたいのは、事故が起きるまでこのボーイングは、全日空や東亜から見れば機種はでっかいし安全だし、まあ安全かどうかはこれは結果で見て大変なことだったんですけれども、ボーイングも検査をした。それからの時間がもし二万時間、また全日空や東亜国内航空のように一万六千...全文を見る
○矢原秀男君 でも現実にこのボーイングは事故を起こして落ちているじゃありませんか。だったら、ボーイングの会社の責任ですね、これは。途中で修理をしなくても設計段階の中で完璧なんだ、オーバーホールやなんかしたってかえって分解にお金がかかって、そんなことをしなくても、できたときに既に完...全文を見る
○矢原秀男君 とにかくこの事故の原因については徹底的な究明をお願いをして、二度とこういうことが起きてはいけない。航空機だけは起きてはいけないんです。  そこで、最後になりますけれども、行政の対応について大臣に伺いたいと思います。  日本航空の経営姿勢でございますけれども、やは...全文を見る
09月11日第102回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第4号
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○矢原秀男君 まず日航問題を質問したいと思うんです。  七年前の大阪空港でのしりもち事故、事故機のことですが、五十三年六月二日十五時一分ごろ、大阪空港に着陸の際後部胴体の下部が滑走路に接触をした件につきましては、私も現地から帰りまして、八月十六日当運輸委員会で、ここに金属疲労の...全文を見る
○矢原秀男君 午前に高木社長から御発言がございまして、遺族の方々に対しておわびのごあいさつ、その中で、公共輸送に携わる業務といたしまして、安全確保には至上命令として当社はやってきたというお話がございました。高木社長のお立場、そして会社の方々、またそれに増して遺族の方々本当に大変な...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、この点検体制の中で、やはり航空業界に対しての今申し上げておりました周期的な安全の点検チェック体制をする公正、強力なもの、事故調にかわるものが、事故調がそれにかわるものなのか、そういう点をきちっとしていないとこれは今後ちょっと問題になると思うんですが、やはり...全文を見る
○矢原秀男君 私が申し述べた真意というものを明確に受けて今後体制を組んでいただきたいと思います。  事故調査の担当の委員の方きょうお見えですか。——ちょっとお尋ねしますけれども、ボーイング社の先ほど申し上げた五十三年のしりもち事故の修理箇所について、圧力隔壁の修理でリベットの打...全文を見る
○矢原秀男君 問題の箇所でございます破断面に対して与圧の繰り返しに伴う応力で発生をしたということが専門的にも報じられているわけでございますが、そういう垂直尾翼空中分解の引き金になったこの圧力の隔壁破壊、こういう問題は機体が搬出された後詳細な金属疲労の解析が行われると思いますけれど...全文を見る
○矢原秀男君 事故調の方につきましては、与圧空気が音速流として垂直尾翼を破壊したプロセスの究明はできるだけ早く国民の前に明らかにしていただきたい、よろしくお願いしたいと思います。  それから、飛行機の構造の問題でございますけれども、やはり尾翼に対して水平と垂直、恐らく警報装置が...全文を見る
○矢原秀男君 隔壁と後部の油圧系統の一部が飛んでいますね、これは警報装置はついているんでしょう、全部。
○矢原秀男君 全体的に、やはりボーイング社から買う立場ですから、例えば日本航空とか各航空機会社は。ですから、今回の事故がさらに徹底究明をされて、やっぱり機体についても各大事な部分はすべてパイロットの部屋と全部通じているという、そういうふうな体制を、今お話しになると世界的ないろんな...全文を見る
○矢原秀男君 私も心配しておりますのは、国内線のまた競争促進というのが、これは安全性の問題を非常に常に頭に置いておらないと大変なことになると思うんですね。アメリカでも航空業界の競争が非常に激しくて、いつも各社が値下げ競争をやっていく、それで一部の会社がつぶれていく、こういうような...全文を見る
○矢原秀男君 では航空脚係の最後に救難体制についてちょっと簡単に伺っておきます。  国際反間航空条約第十二附属書に、国際的な航空機事故に伴う救難捜索体制についての手続関係の規定がございます。国際的な中心本部をカナダのモントリオール、各国にはまた救難調整本部が設置をされております...全文を見る
○矢原秀男君 全般的によろしくお願いしたいと思います。  では航空関係、運輸大臣、最後に今お話ございましたけれども、大臣といたしまして今後こういう事故が本当に二度と起きないようにお願いをしたいと思います。これは要望ということで結構です。  では次に国鉄問題について監理委員長に...全文を見る
○矢原秀男君 その場合、運輸大臣、六十二年度首から転退職を余儀なくされる四万一千人の方々が移動をされていく場合、そういう場合数多くの、先ほどもいろいろやりとりがございましたけれども、家族に精神的な、経済的な負担、こういうことが二重的にかかってくる場合も考えられるわけでございますけ...全文を見る
○矢原秀男君 国鉄総裁に質問したいと思いますが、余剰人員の数ということで、「昭和六十二年度首における国鉄の在籍職員数は、新規採用の原則停止を前提とし、過去の退職の実績等を踏まえて予測すると、約二十七万六千人となるが、これに対し、新事業体の適正委員規模は、約十八万三千人であるため、...全文を見る
○矢原秀男君 六十一年度末の在籍職員数二十七万六千の内訳をちょっと見ますと、待望退職に、旧国鉄の特別対策対象者四万一千、新会社で引き受ける人数三万二千、新会社の適正要員規模というのが十八万三千、こういうふうなのが六十二年度首の職員の内訳にもたってくると思いますけれども、ここで続け...全文を見る
○矢原秀男君 それから、これは事務的なことなんで林さんに伺いたいと思いますが、要員の削減を計画する際に、どの部門から何人という削減の内訳、こういうことが明示されると思うんですけれども、監理委員会としては六十二年度首までに削減を迫っている九万八千五百人についてはそういう合理化の内容...全文を見る
○矢原秀男君 これも先ほどまでいろいろ質疑があったわけですけれども、現在国鉄が六十二年の移行前にするべき事項として、答申では、二万人の希望退職者の募集、新会社へ移行できない四万一千人の決定、こういうことが述べられているわけですけれども、ここで、できる限り速やかにというような表現が...全文を見る
○矢原秀男君 最後になりますが、運輸大臣にちょっと伺いますが、やはり会社がいろいろ変わってくるという場合、勤めている人も非常にいろいろな心配楽があって、一部知り合いの人に聞いておりますと、やはり国鉄がいつまでもこういう現状のままでやってそこで勤めていきたい、そういう希望の人、いろ...全文を見る
11月21日第103回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○矢原秀男君 第二班の派遣報告をいたします。  去る十月一日から三日まで三日間にわたり、内藤委員、小柳委員、山田委員及び私の四名で、岡山、香川、徳島、兵庫四県所在の運輸省、国鉄、本州四国連絡橋公団の地方機関並びに各県、坂出市、神戸市の管内事情を聴取するとともに、同公団の施行に係...全文を見る
12月10日第103回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○矢原秀男君 運輸大臣途中で退席されますので、大臣関係の御質問の分を先に質問しておきたいと思います。  一つは、航空政策の抜本的な見直しを進めておりました運輸政策審議会の航空部会、これが報道によりますと、九日、昨日、事業分野に対する規制の撤廃を骨子とした中間答申を山下運輸大臣に...全文を見る
○矢原秀男君 この点もよく留意をしていただきたいと思います。  それから、運輸省の航空事故調査委員会、きょう現在までどの程度の進展を見ているのか、簡単にお願いいたします。
○矢原秀男君 西村局長に伺いますが、そういう中で、この十二月の六日、米国の国家運輸安全委員会が米国連邦航空局に対して五項目に上る安全勧告書を出した、こういうふうに伺っているわけでございますが、運輸省としては、航空局としてはどこまでこの問題に対して事実をつかんでいるのか、お願いした...全文を見る
○矢原秀男君 彼らのまとめた段階というのは私も共感を得るわけですけれども、一つは、七千二百メーターを洋上飛行中、機内で減圧、垂直尾翼の大半がなくなり、四つの油圧系統が機能しなくなったという事実から、後部の圧力隔壁、これが飛行中に破裂し、与圧された客室内の空気が胴体後部に噴出、結果...全文を見る
○矢原秀男君 確かに、大臣おっしゃいましたように、この五項目の基調になるのは事故調の調査の成果というものを踏まえたものであると私も思っております。そういう意味では事故調の皆さんは物すごくすばらしい結果を一つ一つ出していらっしゃるので、それは私は非常に喜んでいるわけでございます。 ...全文を見る
○矢原秀男君 会社別は。
○矢原秀男君 ひとつ、これも先ほどと一緒でございますけれども、安全性ということを基調にしながら航空行政を進めていただきたいと思っております。これは要望だけにいたしておきます。  それから、大臣が次の委員会に行かれますので、ちょっと飛び飛びになりますが質問させていただきます。 ...全文を見る
○矢原秀男君 そこで運輸大臣、明石大橋建設の資金調達の方法の将来構想としての財源対策、これはきょうも新聞では、東京湾横断道路については免税債にするという案と、無利子で融資の案というのが出ております。御承知だと思うんですね。この二点は、中曽根総理関係の方では免税債の方がいいのではな...全文を見る
○矢原秀男君 現地でも各閣僚等がおいでになって、関西新空港のときもそうでございました。当時私運輸委員長をさせていただいておりましたが、委員会が終了するまでは人事の関係はやらない、こういうふうになっていたのが、総理を初め各閣僚が現地に行ったり、中央で社長はだれにするとか、そういうふ...全文を見る
○矢原秀男君 それ大臣よくわかりますが、しかし、今申し上げている財源の捻出の形ですね、それは運輸大臣もやっぱりいろんなお考えを持っていらっしゃるでしょう。
○矢原秀男君 じゃ運輸省は全然関係ないんですね、明石架橋については。
○矢原秀男君 じゃ大臣、言いますけれども、四国から淡路島に新幹線の橋をつけていらっしゃる、下に。上は道路ですね。行きどまりは淡路になっているんです、淡路は兵庫県の土地でございますけれども。そういうふうにして今度は明石−淡路間は道路橋だけにする。  しかし、この大橋というものは、...全文を見る
○矢原秀男君 建設省お見えですか。——今運輸大臣が、この明石架橋の財源の問題は建設省と大蔵省の所管である、そちらで検討されるのが当然であるというふうに言われておりますが、建設省としては大蔵省に対してどういうような相談とかそういうことをされるんですか。
○矢原秀男君 きょうの新聞報道にある東京湾横断道路の建設計画、これの財源対策の報道がされていますけれども、これ相大蔵省では、来年度予算編成の焦点として、事案主体は日本道路公団や民間企業が出資する第三セクター、免税債の発行というのは認めないかわりに無利子の一千億円か二千億円の貸し付...全文を見る
○矢原秀男君 建設省は明石海峡大橋の財源問題については大体いつごろ大蔵省と折衝するのか、そういう点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 地元は、いろんな打ち上げがどんどん続くので、もう来年ぐらいにはできるんではないかとかいろいろ期待しているようですけれども、それは私が今言いましたように、関係閣僚やいろんな人たちが来て、関係の者が、そうしていろいろなことを打ち上げていくから地元は非常に動揺している。そ...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ別な問題に入りますけれども、四国における国鉄運営の状況について、去る十一月の一日から三日間かけまして運輸事情の調査に委員会で参らせていただきました。その際、派遣報告を委員会でやらせていただいたわけでございますが、それに関連をして若干質問してみたいと思います。 ...全文を見る
○矢原秀男君 今加藤先生に伺ったわけでございますが、特に電化の問題、これは運輸省としては、今まで恐らく四国からトンネルとかいろんな関係が多いというふうな状況もあっていろいろの問題点あったと思うんですけれども、電化が今までゼロというのは本州関係ではちょっと理解ができないんですけれど...全文を見る
○矢原秀男君 この問題でもう一つ国鉄に伺いたいんです、専門的に。  四国の場合は、輸送体系としてまあいろんな問題がございますが、電化だけ考えますと、電化は民営・分割になっても、これは利用者の立場から見て、いわゆるこれを専門家から考えていただいて、利用者のために将来電化は四国の場...全文を見る
○矢原秀男君 まあその程度に伺っておきましょう、余り詰めても大変でございましょうから。  もう一つは、高松から出ております宇高航路の連絡船でございます。あれに私たちも視察で乗らせていただきましたけれども、今連絡橋ができておりますから、学校の生徒さんを見学に乗せて観光船、また建築...全文を見る
○矢原秀男君 最後に、加藤先生、連絡船でございますね、我々も行って現地でびっくりしましたのですけれども、そのときは小学校の生徒さんが五百人ぐらいが今建設中の架橋の見学、そのようなことで乗船をされて、非常に国鉄としても幅広いそういう運用の面というものを努力をされておりました、現地で...全文を見る
12月11日第103回国会 参議院 内閣委員会,社会労働委員会,商工委員会,運輸委員会,建設委員会連合審査会 第1号
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○矢原秀男君 運輸業の規制緩和と航空法六十五条改正の関係に絞りまして質問をしたいと思います。  御案内のように、本法案は行革審、臨時行政改革推進審議会の答申(昭和六十年七月二十二日)、またそれを受けての閣議決定(昭和六十年九月二十四日)を実施に移すための立法措置であるわけでござ...全文を見る
○矢原秀男君 今局長の答弁をいただいたわけでございます。  運輸大臣、先ほどからいろいろの質問がございました、航空関係に対して。さっきNHKが、ジャンボ機の事故の問題というものを十二時からのニュースで少し報道しておりましたけれども、非常に問題になるのは、これが今日本のジャンボ機...全文を見る
○矢原秀男君 この点、後藤田長官、アクションプログラムの段階で、私が今申し上げているように、輸入関連から、くどいようですけれども、入ってきた関係、これは長官の方から、政府の方から運輸省に対して相当の圧力があったのではないかと推定するんですけれども、その点いかがでございますか。
○矢原秀男君 運輸大臣、買わないというか、いろんな事故が起きた場合に、その機種に対しての凍結であるとか、そういうことは考えられるわけですよ。飛行機というのは一〇〇%安全であって初めて当たり前なわけですからね。ですから、墜落事故の後、八月十六日、委員会で私は大臣と質疑を交わしました...全文を見る
○矢原秀男君 今局長から伺いましたが、既にボーイングも日本のこういう臨時国会での改正を見越して既に二人乗りの機種製作をやっている。  それで、運輸大臣、こういうときに、運輸省にもすばらしい技術の専門家がいらっしゃいますから、もちろん日航、全日空、東亜航空たって採用するか今後わか...全文を見る
○矢原秀男君 関連して、長官ちょっと。
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思います。  最後にもう一問、改正後の規定の効力でございます。今回の改正によって航空機関士を搭乗させなければならない航空機は、構造上操縦者だけでは発動機及び機体の完全な取り扱いができない航空機だけとなるわけでございます。この規定は極めて抽象的...全文を見る
○矢原秀男君 以上で終わります。