矢原秀男

やはらひでお



当選回数回

矢原秀男の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第108回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○矢原秀男君 まず最初に、法案の審議の前に一点だけお伺いをしたいと思います。  全国、造船の町と言われる城下町が造船不況のために非常に大きな影響を受けております。そういうわけで、石川島播磨、兵庫県の相生市にあるわけでございますが、先般視察に参りまして、企業の方も大変でございます...全文を見る
○矢原秀男君 今、運輸大臣お聞きのように、造船城下町と言われるそういうところが雇用問題、不況打開について、非常に運輸省の新しい将来構想というものが夢や希望ということにもなっているわけでございますが、運輸大臣としては、特にこの相生関係につきましてはぜひ御協力もお願いをしたいわけでご...全文を見る
○矢原秀男君 本当に市町村初め市の職員も、市民の皆さんも、そうして相生造船に関係をしておりました関連業者も、そしてまた企業も本当に英知を絞って努力をされているところでございます。今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に移ります。  特定船舶製造業経営安定臨時措...全文を見る
○矢原秀男君 運輸大臣、私、昨年九月ですけれども、フィンランドへ参りましたときに、日本で造船不況なんだけれどもフィンランドはどうなのかと、こういうふうに関係の役人の方に伺いましたところが、いや我が国は造船不況というのはございませんと。で、いろいろ聞いていると、砕氷船についてはあの...全文を見る
○矢原秀男君 次に、特定船舶製造業安定事業協会に関してでございますけれども、これに関しましては五点伺ってみたいと思います。  一つは、同協会の現在に至る事業、機構の概要でございます。二点目は、特定船舶解撤制度においては産業基盤信用基金により債務保証がなされると伺っておりますけれ...全文を見る
○矢原秀男君 今後の造船需要の具体論についてでございますけれども、年金客船の建造見通し、それから海洋構造物に対する運輸省の研究状況について、そうして最後の一点は、きのうもお話等が質疑で出ておりましたが、長崎港の海上都市ビル建設構想、技術的なそういう安全度も含めてその概要について伺...全文を見る
○矢原秀男君 最後の諸外国造船業との関係については、韓国造船業の推移と現状を伺いたいと思っておりましたが、きのう、先ほども運輸大臣からるる話を伺いましたので、大体了解をいたしました。  では次に、外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案について伺いたいと思います...全文を見る
○矢原秀男君 二点目は今日の海運不況と政府の海運政策についてでございますけれども、二点これでは伺いたいと思いますが、今回の不況に際して利子補給が復活をしなかった理由、簡単に伺ってみたいと思います。それからまた我が国の外航海運において日本籍船の果たす役割は変化しているのかどうか、こ...全文を見る
○矢原秀男君 次に、この本法律案に関してでございますけれども、この中で三点伺ってみたいと思います。  その一つは、本法律案によって改めて繰り延べを法定化する理由についてですね。二番目は、日本開発銀行に対して猶予対象利子の残高に所定の利率を乗じて計算した額の交付金を交付するとして...全文を見る
○矢原秀男君 ここで運輸大臣に伺いたいんですが、きのうの質疑と重複すると思うんですけれども、非常に重要でございますので改めて伺いたいんでございますが、それは海運の不況と我が国の船員政策に関してでございます。  一つは、外航船員二万人のうち一万人が過剰と新聞報道をされている点とか...全文を見る
○矢原秀男君 次に、港湾法の一部を改正する等の法律案について二点にわたって質問をしたいと思います。  そのうちの一点は、本法律案が提出された経緯についてでございますが、このことについては、まず一つは、過去二カ年補助金法案は一括提案されたにもかかわらず今回は分割提案となった理由と...全文を見る
○矢原秀男君 二点目でございますが、本法律案と第七次港湾整備五カ年計画の関係について伺いたいと思います。  三点伺いますが、まず一つは、昭和六十二年度予算も含めて第七次港湾整備五カ年計画の進捗状況についてでございます。二点目は、第六次計画において港湾機能施設整備事業の達成率が低...全文を見る
○矢原秀男君 私は、ただいま可決されました港湾法の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     港湾法の一部を改正する等の法律案に対する附...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○矢原秀男君 まず最初に、ペルシャ湾における日本の輸送船団の安全性についての質問をいたします。  イラクの空軍機が十七日の夜、ペルシャ湾で米国海軍のミサイル積載のフリゲート艦を攻撃をいたし、命中して多数の死傷者が出たわけでございます。米国の国防総省は、誤爆であったという立場の中...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いをしたいと思います。  運輸省にお伺いをしたいわけでございますが、ペルシャ湾における日本関係船舶の被弾状況、そういうふうな近々の情報等を集約ございましたら御報告を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 それとペルシャ湾内には常時日本関係の船舶というのはどのぐらい移動というのか、そこにいろいろと運航しているのか。
○矢原秀男君 運輸大臣にお伺いをしたいのでございますが、日本のペルシャ湾内からの原油積み出し量は、日本の原油の総輸入量の、定かではございませんが、一億六千万トンの約半分であると言われてもおります。そういうふうなところへ常時二十隻前後の日本関係の船舶が仕事でいろいろと移動している。...全文を見る
○矢原秀男君 今後とも安全、平和に対しての御努力をよろしくお願いしたいと思います。  次に移ります。  次は、日米貿易摩擦、それからまた世界に大きく日本として寄与する、こういうふうな立場から二年前の予算委員会でも政府に質問をいたしたところでございますが、パナマ運河代替構想につ...全文を見る
○矢原秀男君 これは運輸省の方にちょっと伺いたいんですが、技術的な問題でございますが、今ロペス・モレノ案というのと、既存の運河を改修する、三番目には日本で提案した海面運河案ですね。三番目の日本側で提案している海面運河案、これは永野さんが中心でやっていたと思うんですけれども、これは...全文を見る
○矢原秀男君 今後のスケジュールについてですが、請負人の決定は大体いつごろになるのか、また、改めて調査開始がいつごろになるのか、そういうふうな点伺いたいんですが。
○矢原秀男君 最後に一言運輸大臣に伺いたいと思うんですが、このパナマ運河代替案の調査委員会でいろいろと各国が提携をして進められております。これは日本、アメリカ、パナマが中心となってやっているわけでございますけれども、日米経済摩擦の問題、世界経済に寄与する日本の大きな理解度を与える...全文を見る
○矢原秀男君 ぜひ強力に進めていただきたいと思います。  では、法律案について質疑を交わしてみたいと思います。  まず、小型船舶検査機構と軽自動車検査協会の民間法人化問題につきまして数点質問をいたします。午前中も御質問がございまして重複するかとも思いますけれども、その点よろし...全文を見る
○矢原秀男君 わかりました。私は、大臣が申されたそれを含めながら死文化したものであると申し上げておきたいと思います。  第二問でございますが、六十一年度の収支状況でございますけれども、午前中も質疑がございました小型船舶検査機構と軽自動車検査協会の収支状況については、近年好転して...全文を見る
○矢原秀男君 ちょっと午前中とまた質疑重複するかと思いますが、利益剰余金とユーザーへの還元の問題でございますが、今申し上げました九十二億の軽自動車検査協会、小型船舶検査機構が十五億、両法人とも収益事業ではないので本来的には収支均衡でよいという理論もあるわけですね。また、検査手数料...全文を見る
○矢原秀男君 今度は民間法人化と国際化の問題でございますが、自動車登録特別会計では本年度予算から自動車の基準認証制度の国際化対策事業に対して助成を始めました。こういった国際化への対応、これは両法人の民間法人化に際しても考えるべき内容ではないかと思うんですけれども、こういう点につい...全文を見る
○矢原秀男君 この点について運輸大臣に伺いますが、やはり民間法人化をしての自立化と活性化、やっぱりこれは非常に深く、また広く弾力的に考えていかなくちゃいけない問題だと思います。この点について大臣に伺いたいと思います。
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思います。  次に、船舶安全法の一部改正法案の関係の質疑をいたします。  小型船舶検査機構の民間法人化のための法改正に関連をして、近年の海洋レジャーの発展並びにヨット、モーターボート等の普及に関する質問でございます。海洋性レクリェーションの...全文を見る
○矢原秀男君 リゾート法案の目的の、総合保養地域整備法案ですね、今お話を伺ったわけでございますが、このリゾート法案と運輸省そしてまた地方自治体との関係性というものですね、このリゾート法案の指定地域、こういうことができ上がってきますと、運輸省として地方自治体に対しての、これは民間と...全文を見る
○矢原秀男君 それから、プレジャーボートの動向についてちょっと伺ってみたいと思うんですが、海洋レクリエーションの発展とともにプレジャーボートと言われるヨット、モーターボート等の隻数が非常に近年増加しております。その実態と、そのうち検査が必要なもの、これがどの程度なのか、伺ってみた...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、海洋レジャーに対する国民のニーズは非常に極めて高いけれども、実際には経費も高く、縁遠い存在でもあります。  そこで、運輸大臣に最後に伺いたいんでございますが、いずれにしても海洋国家である我が国の国民、そういう立場から見ると、もっと広く海に親...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いしたいと思います。  最後の一問でございますが、これは午前中も青木先生からも質問ございましたが、コミューター航空についてでございます。  二十一世紀は空の時代とも言われております。今では、やはり航空網というものは既存の形でいろいろと政策は進められて...全文を見る
○矢原秀男君 最後になりますが、運輸大臣、日本の今後のコミューター航空と、兵庫県の申請されておる立場の中での位置づけ、こういうことで御意見、御高察、所見を伺って終わりたいと思います。
06月10日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第1号
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○矢原秀男君 具体的に質問申し上げます。私も、今の緊急経済対策の措置の御説明をきょう午前中から聞いているわけでございますが、一つは公共事業、そして二番目には減税、こういう中でいろいろと取り組んでおられるようでございます。  なぜ日本の国が何回も外部から注意をされながら長い年月を...全文を見る
○矢原秀男君 問題提起いたしておきます。やはりこういう既得の用地の中で建てかえをする場合は、そこへ小さい電気屋さんであるとか、壁の業者の方であるとか、畳屋さんであるとか、百種類以上の業種の方が出入りするわけですから波及効果は非常に大きい。ただ、今お話があったようにこれは緊急の経済...全文を見る
06月11日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第2号
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○矢原秀男君 まず、文部省に質問したいと思います。  その前に、注目しておるんですけれども、この緊急経済対策の根底にありました六月八日から三日間のベネチアでの第十二回先進国首脳会議、この内容を見ておりまして、通貨安定のための政策協調の強化、二番目には貿易不均衡の縮小と自由貿易体...全文を見る
○矢原秀男君 時間ございませんので、ひとつ文部省の方はよろしくお願いしたいと思います。  郵政省関係、一点だけ質問したいと思います。  テレトピア構想の推進状況、民活も含めてお伺いをしたわけでございます。その中でまず、指定地域が全国で非常に数多くあるのですけれども、行政自治体...全文を見る
○矢原秀男君 まず、国土庁に質問をいたします。  大都市の地価高騰に対する対策でございますけれども、先ほど「大都市の地価動向と対策」というものをデータで見さしていただいておりますと、東京圏の住宅地で半年で一五・七%近くも上昇している、それが現在は都心から周辺部に波及をしている現...全文を見る
○矢原秀男君 もう一つ、埋め立て。
○矢原秀男君 では、建設省の方に参りますが、一点だけお願いしたいと思います。  住宅対策の推進についてでございますが、国際的な居住年の問題、こういうふうなことで国民の居住水準の向上というものも非常に大きな問題になっております。そういう中で、きのうもちょっと質疑をさしていただいた...全文を見る
○矢原秀男君 それから小さくて申しわけないんですけれども、お風呂のないような――大体で。
○矢原秀男君 いずれにしましても、公営住宅の大部分が、文化水準の現在から見て非常に低い感じでございますので、建てかえ等にも早急な計画を立てていただいて、各府県と御相談の上で、早く改善のそういう進め方をしていただきたいと思います。  ちょっと時間超過しましたが、ただ一点だけあと伺...全文を見る
06月17日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第3号
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○矢原秀男君 内閣官房特命事項担当室にまず御質問したいと思います。  民間活力活用の主要施策ということで「公共的事業分野への民間活力の導入」、こういう項目で、技術高度化・情報化関連プロジェクト、こういうあれでテクノポリス構想の推進、ニューメディアコミュニティー構想、テレトピア構...全文を見る
○矢原秀男君 兵庫県では西播磨テクノポリス建設推進をしているわけですが、高度技術の工業集積地域開発、これで非常に努力をしているんですが、ここはやはり国としては県とどういう程度のタイアップをされているのか、そういう点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 よく担当とまた連携をとっていただきまして、前向きで手を打っていただきたいと思います。  ちょっと運輸省にお伺いしますけれども、黒字の減少対策として、運輸省が航空運賃の平日割引の拡大それから地方からのチャーター便の運航など対策を講じて、年間海外渡航者、現行で五百万人...全文を見る
○矢原秀男君 私も構想として非常にいいと思っておりますので、また関係部局で進めていただきたいと思います。  それから、ヘリコプター輸送システムの問題についてでございますけれども、二十一世紀は空の時代、また運輸省も四全総の中で、日本全国一日で行き来ができる、こういう計画があるよう...全文を見る
○矢原秀男君 時間がございませんので次に移りたいと思います。  今、造船、鉄鋼、こういう産業が非常に不況となっております。これは既に御承知のとおりで、政府もいろいろな対策を打っていらっしゃるわけでございます。逆に需要の創出のために私どもは提言をしたいと思うんですが、これについて...全文を見る
06月18日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第4号
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○矢原秀男君 一つ内需拡大の意義と役割について申し述べます、  現在の貿易黒字拡大は、マクロ的に見るならば、国内の投資不足が海外への投資超過となってあらわれたものであり、六十一年度の貿易収支黒字額が約千億ドルを超え、経常収支黒字が約九百四十億ドルに達している。速報値でございます...全文を見る
07月15日第109回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○矢原秀男君 時間が十五分でございますので一方的に質問申し上げますけれども、それについて御答弁をお願いしたいと思います。  まず、竹内先生と坪井先生御両名の方にお願いを申し上げたいんですが、今回の緊急経済対策の五兆円の問題につきましては、内需拡大、その中で国民生活の質を高めてい...全文を見る
07月21日第109回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○矢原秀男君 公明党を代表いたしまして、数点にわたり質疑を交わしていきたいと思います。  中曽根総理、あなたは政権を担当されて四年有半となられます。この間、国民の賛否の採点評価がなされておるわけでございます。このことは中曽根総理御自身がまた一番よくかみしめておわかりのことと思い...全文を見る
○矢原秀男君 今私も、この地球の中で国境を越えた人類の立場の平和というものを中心に考えていく指導者、こういうことで質問をさせていただいたわけでございます。  では質問の視点を変えますけれども、残る中曽根内閣の期間にどう結末をつけるのか、残された課題で伺いたいと思います。  ま...全文を見る
○矢原秀男君 政府は、先般の六十一年六月二日衆議院解散を定数是正解散、また違憲解消などと唱えておられたのでございます。六十一年六月二日の解散に当たっての政府声明では、国権の最高機関たる国会を構成する衆議院の違憲的状態を実体的に是正し、国政の諸課題に対応する態勢を整えることが緊要で...全文を見る
○矢原秀男君 念のために申し上げておきますけれども、一票の価値について、最高裁大法廷判決、五十八年十一月には、憲法は有権者の投票価値の平等を要求している云々と判決を下しております。これを遵守することが我が国の民主政治の基幹であると思うのでございます。早急に取り組んでいただきたいと...全文を見る
○矢原秀男君 いずれにいたしましても、金権体質の政治が言われて久しいのでございます。一向に改まらないばかりか、巧妙で大がかりになってきたと選挙民は心配をいたしております。  政治資金規正法改正、昭和五十七年法八十一、この基本的な理念の第二条には、この法律は、政治資金が民主政治の...全文を見る
○矢原秀男君 総理、私も十年前にアメリカの大統領選挙の視察をいたしました。大統領の候補並びに選挙運動をされる方々ともいろいろとお話をしてまいりました。また、亡くなりましたロックフェラー副大統領とも会見をしましてこういう問題に触れてまいったところでございます。また、報道界ではニュー...全文を見る
○矢原秀男君 次に、中曽根総理は第百九回国会の開会に臨み所信表明演説をされました。その中で、私は消費者米価についてお尋ねを簡単にしたいと思います。  総理の所信表明演説において、一つは農政審議会の報告を踏まえて農業の生産性の向上を図りつつ、二番目には内外の価格差の縮小に努めると...全文を見る
○矢原秀男君 総理大臣の姿勢についての最後の質問でございます。死刑存廃問題についてお伺いをしたいと思います。  ベルリン七月十七日ロイター共同の報道によりますと、東ドイツ政府は十七日、一つは死刑を廃止、二番目には受刑者への恩赦を実施すると発表いたしております。この問題は、日本に...全文を見る
○矢原秀男君 存廃にはいろいろあると思いますけれども、必ず二十一世紀指向の中でこの問題が再燃すると思うわけでございます。またそのときにはよく検討をしていただきたいと思います。  では次にココム問題に移ってまいりますけれども、その前に、きょうの新聞でございますけれども、ソ連に自動...全文を見る
○矢原秀男君 通産大臣、これはココムとはどういうふうな関連性がございますか。
○矢原秀男君 通産大臣、きのうココムの問題でいろいろと御報告を伺いました。アメリカにあなたが参られて、きのうの質疑で言い残されたそういう話というものがあればもう一度述べていただきたいと思います。
○矢原秀男君 私は、この因果関係について結論的に申し上げますと、総理も国会で述べていらっしゃいますけれども、濃厚の嫌疑ということでございまして、日本の法律の証拠主義というこの問題からまいりますと、この点についてはやはり冷静なる考え方が必要である、こういうふうに考えております。 ...全文を見る
○矢原秀男君 ソフト技術の中で技術者あるいは学者の頭脳も入るのかという問題、そしてまた、もし入るとすれば、技術者あるいは学者のココム対象国への渡航についても規制されるのかどうか、こういう問題もやはり再燃すると思うのでございますが、この際、お考えを伺いたいと思います。通産大臣、いか...全文を見る
○矢原秀男君 中曽根総理、今の答弁を伺っておりまして、技術者あるいは学者の頭脳、こういうふうなものも入ってくる、しかし、これは外為法の範疇には入らない、じゃ新しい法をつくらなくちゃいけない、こういう問題になると思うのでございます。これは人であるがゆえに人権の問題、いろんな問題も含...全文を見る
○矢原秀男君 私は今回のアメリカ政府の立場も非常にわかるわけでございますけれども、やはり一つの企業に対し、これは間違いは間違い、これはきちっとしなくちゃいけないと思うんです。しかし、もう寄ってたかってたたいてしまう。国家権力で一つの企業をたたいてしまう。これはやはり、通産大臣の御...全文を見る
○矢原秀男君 じゃ次に移らしていただきます。減税とマル優の問題でございます。  税制改革問題については、現在税制改革協議会において与野党の話し合いが行われておりますが、減税問題は非常に重要でございます。ここで総理の基本的認識を伺いたいと思います。このことにつきましては、戦後から...全文を見る
○矢原秀男君 昭和五十五年度実績が二二・二%であったのが、六十一年度の当初予算では二五・一%と上昇をしております。これは、税制改革において歳入中立性を強調しておきながら、租税収入の歳入面の中立性が維持されておらないという数字の分析でございます。  こういう中で、私端的に申し上げ...全文を見る
○矢原秀男君 総理大臣、大蔵大臣ね、今の広中議員の質問の基本的なものは、税制の面から世の男性は御家庭の奥さんを大事にしなさいという角度からの質問であったと思うわけでございます。それぞれ教訓としていっていただきたいと思います。  それで、私、マル優制度について、この論議はいろいろ...全文を見る
○矢原秀男君 この問題は議論の違うところでございますが、私たちはマル優反対の線で進んでまいる決意でございます。  日本銀行総裁に来ていただいておりますので、順序を変えまして地価対策について伺いたいと思います。  まず最初に、全国銀行の建設業、不動産業向けの貸出残高について大蔵...全文を見る
○矢原秀男君 今御報告をいただきましたけれども、六十二年の三月で不動産業界に向けて三十兆二千億の融資という形になるわけでございます。大半が非常にまじめな方々でございますが、特に中央信託、この面について具体的に質疑を交わしていきたいと思いますが、土地転がしのために八重洲の一等地を不...全文を見る
○矢原秀男君 よくお願いをしたいと思います。  それで、澄田日銀総裁にお伺いをしたいと思います。  総裁は、こういうふうな事態の中で、先ごろ日銀が発表いたしました、先ほど私が申し上げました、銀行から不動産業者向けの貸出残高は三十兆二千億円に上っている、対前年度の伸び率は実に三...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いをいたします。  最後になりますが、総理大臣、あなたも首都圏を中心に高騰する地価対策を審議する問題で臨時行政改革推進審議会にその旨をゆだねられたわけでございますけれども、地価対策に対する総理大臣としての所見というものも伺いたいと思います。
○矢原秀男君 総理の決意を伺って安心をするものでございます。  ここで、この関連としてその線上にどうしても浮かんでまいりますのは、世界の例を見てまいりましても、遷都の問題に移ってくるわけでございます。  昭和五十二年十一月に決定の三全総には、「東京における中枢管理機能集積の主...全文を見る
○矢原秀男君 諸外国の遷都の原因等々を国の資料から見てまいりますと、国土庁では八例を挙げておられます。過密の解消のためにというのが、いろんな条件があろうかと思いますけれども、イギリス。これはドイツの攻撃のために分都の形をとっております。そのほかスウェーデン、インド、フィリピン、ま...全文を見る
○矢原秀男君 次に移ります。  円高不況と地域経済対策でございます。  最近の我が国では、経済、物価安定の背景には個人消費、緩やかな傾向で横に動いておりますけれども、しかし油断をすれば非常に厳しい面が物価問題等を含めてあろうかと思うのでございます。世界経済での円高による輸出の...全文を見る
○矢原秀男君 私も市会議員、県会議員という地方議員を経ておりますので、こういう問題の非常な厳しさ、国からおりてくる財政面だけの手当てがあっても、地方はどうするのかという問題は非常に複雑で厳しいものがあるわけでございます。そういう意味で、基本的な地方行政の非常な苦しさを訴えたわけで...全文を見る
○矢原秀男君 一つの具体面でございますが、地方債での補てん、これが基本的なことでございます。しかし、既に地方債、借入金の残高は六十二年度末で六十四兆円。公債費負担比率も一四・二%と非常に高いのでございます。自治体の中には起債のできない、すなわち単独事業のできないところさえあろうか...全文を見る
○矢原秀男君 私も、地方への負担転嫁というものは徐々に軽減をしてやっていかなければ大変だと思うわけでございます。  ここで大蔵大臣に確認をしておきたいのでございますけれども、六十三年度は地方に対する補助金、補助率のカットはないと明言をしていただきたいと思うのでございますけれども...全文を見る
○矢原秀男君 よろしくお願いをしたいと思います。  今度は、雇用の面から労働大臣に伺ってみたいと思います。  経済企画庁の試算によりますと、六十-六十八年の間に新たに三百二十七万人の雇用機会が増加をいたしますけれども、その五二・三%は東京、神奈川、埼玉、千葉の一都三県に集中を...全文を見る
○矢原秀男君 まず、運輸大臣にお伺いをしたいと思います。  円高のもとで、現在日本の国は造船の不況、それに対する船員の雇用というものも大きな問題になっております。この現況分析と、そうして将来に対してどういう救済の政策を考えていらっしゃるのか、二点ほど伺いたいと思います。
○矢原秀男君 どうかこの問題も国を挙げて全面的に救済に当たっていただきたいと思います。  ここで文部大臣に伺うわけでございますが、昨年の末、中曽根総理と公明党の矢野委員長との党首会談の際、こういう造船不況の中で洋上学校構想というものを提案されたわけでございます。今、現在の小中学...全文を見る
○矢原秀男君 これは文部省行政当局に伺いたいと思いますが、海と山と違いますけれども、現在自然教室推進事業というものも非常に充実をいたしておりますけれども、この概要を具体的に伺ってみたいと思います。
○矢原秀男君 中曽根総理に伺いますが、海に囲まれた日本のロマンという問題、また今は文部大臣からお話ございましたが、安全性を考えながらどうしていくかという問題がございますけれども、いろいろと鋭意検討をされてみられる必要があろうかと思いますけれども、総理大臣のこの件に関する所見を伺っ...全文を見る
○矢原秀男君 よろしく検討をお願いしたいと思います。  次に、公害健康被害補償法の改正について伺ってみたいと思います。  まず、公害健康被害補償法の経緯について当局に伺いたいと思います。
○矢原秀男君 今、二十一世紀の車社会を指向しますときに、自動車の保有車両数はこれだけでも五千万台を超えているわけでございます。そして、いろいろの工場の大気汚染、こういう競合の中で被害というものは非常に進んでいることは事実でございます。今、東京都で三万七千八百九十九人、大阪市で一万...全文を見る
○矢原秀男君 六十一年十月の中公審の答申では、局地的汚染について科学的知見によってもこれらの地域をやはり調査をすべきである、こういうふうに答申を出しておりますけれども、この点はいかがでございますか。
○矢原秀男君 今数学を挙げましたけれども、病状は進んでいるわけでございます。  これは具体例でございますけれども、兵庫県尼崎市におきまして、城内小学校では千十一人の児童数のうち患者が二百五十三人でございます。実に二五%の率でございます。城内小学校の四年生のA君でございますけれど...全文を見る
○矢原秀男君 やはり打ち切る場合はそれに対する対策を考えなければなりません。  今、公害のない水素自動車はどの程度進んでいるんですか、研究。
○矢原秀男君 水素自動車は、水素をつくるためには電力が安いということが問題でございます。ですから、世界で安い電力の国はどこであるか、カナダであるかどこであるか、そういうことになれば両国で一緒につくっていく、そうして車社会の地球上を、やはり十年ぐらいかかると思いますけれども、そうい...全文を見る
○矢原秀男君 この点について総理大臣に最後に一言伺っておきたいのでございますが、やはり公害で苦しんでいらっしゃる方々、これはやはり真心の政治で救済をしなければいけない。その段階では救済方法はこういうふうにございますという本当に段階を踏まなければいけない。いきなり切ってしまえば大変...全文を見る
07月24日第109回国会 参議院 本会議 第4号
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○矢原秀男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和六十二年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  約四年半にわたる中曽根政治でありましたが、この間、国民の負託にこたえることが余りにも少な過ぎたと指摘せざるを得ません。  日本列島不沈...全文を見る
07月24日第109回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○矢原秀男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  反対の理由を述べる前に一言政府に申し上げます。  今回の補正予算は、売上税が既に廃案となっているにもかかわらず、何らその補正を行って...全文を見る
07月29日第109回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○矢原秀男君 今グランドデザインの概念の定義づけという問題からいろいろと御質問いただいたわけでございますが、私どもは二十一世紀の高齢化社会を迎えるに当たりましてトータルプランを研究、立案いたしました。それが昭和五十一年でございまして、それから中間報告を昨年の五月に発表をさせていた...全文を見る
○矢原秀男君 山本先生からの二点についてお答えさしていただきます。  まず住宅優遇税制について、私たちが思っておりますことは、一つは欧米では良質な住宅ストックが多いわけでございます。背景の一つには、各種の住宅優遇税制が実施されていることが挙げられていると考えるわけでございます。...全文を見る
○矢原秀男君 まず二番目の御質問に対しましては、内需拡大を国民生活向上に資する問題、二番の円高不況は政府の失政であること、三番は貿易不均衡の原因は米国にも一定の責任があること、四番の生活関連の公共事業の問題、五番の大幅減税、六番のマル優廃止の反対、七番の時短と週休二日制の実施の問...全文を見る
○矢原秀男君 まず、最初の第一点でございますけれども、六十一年度の国土利用白書によりますと、一つは、東京圏の地価の急上昇は、我が国の国際化、情報化等への対応を背景に五十八年ごろから商業地を中心にあらわれ、既に収益還元の価格水準をはるかに超えており、都心部、区部南西部に天井感が出て...全文を見る
○矢原秀男君 吉川先生、近藤先生に質問をさせていただきます。  二点ございますけれども、まず地価抑制問題からです。  先般、「政府はそのために有効な手を何ら打とうとしないばかりか、首都改造計画、四全総構想などによって、一層都心部の地価を高騰させています。」、こういう前段があろ...全文を見る
○矢原秀男君 二点御質問いたします。  学校教育施設の充実の問題で先生が四点述べられておられるわけでございます。一つは民間の寄附を免税対象にして奨励する問題、二番目は外国人留学生のための学生会館の建設及びボランティア活動、三番は海外援助事業として海外での大学、高校の建設促進、四...全文を見る
○矢原秀男君 今の山本先生の御質問とちょっと重複しますので、御答弁を聞いておりまして大体 理解しましたので、私は取りやめさせていただきます。
08月20日第109回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○矢原秀男君 本改正案は、衆議院における委員長提案によるものでありまして、我が党も賛成の立場をとるものであります。  一つは、電気工事業界は、事業者のほとんどが中小零細事業者でありまして、本改正案はこれらの経営基盤の脆弱な電気工事事業者に対して直接的な影響を与えるものであります...全文を見る
○矢原秀男君 質問の二は、電気工事二法の改正の業界のメリットについてでございますけれども、今、業者数が約九万、従業者数が約五十万、現行の電気工事士数が約三十万、中小企業の比率は事業者ベースで約九八%、四人以下の零細業者の比率が約六〇%でございます。  本改正案の主たる内容として...全文を見る
○矢原秀男君 質問の第三は、第一種電気工事士の試験についてでございます。  本改正案によって新たな第一種電気工事士という資格が誕生することになっておりますが、我が国の自家用電気工作物の設置状況から考えて、どの程度の資格者が当面必要であると見込まれているのか、またその必要な資格者...全文を見る
○矢原秀男君 最後に一点伺いますが、資格試験の実施主体でございます。  確かにいろいろお話ございますように、工事士試験の実施状況が五十九年で約四〇・五%の合格率ですね。六十年度で二五・〇%の合格率で非常に厳しいなと思っておりますけれども、この新しい資格制度への移行に伴い、資格試...全文を見る
09月01日第109回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○矢原秀男君 前後しますけれども、質問してまいりたいと思います。昨日の夕刊でございますけれども、私今、日経の夕刊を広げておるわけですが、各社も報道されておられると思います。米側が外為法改正を評価していると、こういうふうな文の中で、通産省の輸出管理体制の強化に対する三点の中の最終的...全文を見る
○矢原秀男君 今、大臣に伺いましたが、大臣の発言の中にも、当局では、確かにこういう業界からの申請の処理に対して、通産省としてやはり抱え切れない、非常に無理な問題がある、しかも二十万件の処理をしていく。四十二人が六十三、八十人、こういう形でございますが、なおかつそういうことを含めた...全文を見る
○矢原秀男君 大体三けたといえば百人ぐらいですか、このあれからいくと。どうなんですか。
○矢原秀男君 それからもう一つ伺っておきたいんですが、特認についても加盟国で米国が一番多い。これは的確な数字としては、どの程度米国の場合はやっているのか、一番新しい数字があればお教え願いたい。
○矢原秀男君 一けたというと千件以上ですか。もう少しちょっと明確に言ってください。
○矢原秀男君 あと触れてまいりたいと思いますけれども、非常にこのアメリカの姿勢というものもやはりただしていかなくちゃいけない問題が私はあろうかと思うんです。こういう特認の問題についても、また米におけるココムの違反の事例についても、例えば高性能のコンピューターをソ連に無許可で輸出を...全文を見る
○矢原秀男君 それから、ちょっとこれ質問の順番が外れているんですが、二十五条の役務の取引ですね、これをちょっと参考までに伺っておきたいんですが、この問題は「労務又は便益の提供を目的とする取引」、これは衆議院でも参議院でも質問出ていると思うんですけれども、人の場合はどうなんですか、...全文を見る
○矢原秀男君 それは、これの二十五条の何項——人の場合も制約を受ける……。
○矢原秀男君 この問題は仮定でございますが、貨物に対する優秀な設計をされた例えばAという人、たまたまこの対象国の十四カ国の国々から招待を受けて、そしてその知能を、貨物設計ではないけれども、頭脳として招待を受けて発表するとかいろんなことをしていく、そういうときにはやはりこれは通産大...全文を見る
○矢原秀男君 通産大臣、私もこの前、超電導とかいろんな関係で筑波まで行って、いろいろと学者の方とお会いをしてお話を聞いておりましたんですが、非常に日本の先端企業というものは世界の中で確かにトップレベルにある。科学的な人材も本当に日本にはもうすごくあるなと。そういうようなことを考え...全文を見る
○矢原秀男君 その点は将来に対して非常に私も危惧を持っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  では、安保条項について数点質問をいたしたいと思います。  まず一つは、政府は、外国為替及び外国貿易管理法、外為法ですね、この改正案を七月の三十一日、国会に提出されたわけで...全文を見る
○矢原秀男君 本当に大臣の言われるとおりだと思います。  そこで、私も外国を視察をしておりまして非常に感じる一つがあるんですが、これ大臣、忌憚のない御意見をちょっと聞かしていただきたいと思うんです。その教訓として、例えば中国に行っても、そしてどの国に行っても、戦争の善悪というも...全文を見る
○矢原秀男君 外為法の改正問題でございますが、今までもいろいろ質疑が衆参で出ておりますけれども、やはり第一条で原則の自由、これを理念とする法律で、同法に安全保障の見地から制約を持ち込む、これは法理論上やはり疑問があるのではないかという学者の見解、そうしてまた実務家の中でもやはり疑...全文を見る
○矢原秀男君 そして、アメリカの場合は、対共産圏輸出というものには、言葉は悪いですけれども、差別的に扱う規定を持っているように思うんです。輸出管理法、これ持っておりますわね。平和憲法を堅持する日本は、貿易の基本原理というものは当然異なっている、そういうところから出発をしております...全文を見る
○矢原秀男君 先ほども質疑がございましたけれども、非常に日本の罰則というものが際立っている、そういう点で私も今申し上げたわけでございます。  それからもう一点、ちょっと別な話になりますけれども、この問題を論じる前に、やはり日工展訴訟のココム判決の問題というのは、これはやはり私も...全文を見る
○矢原秀男君 確かに言われているとおりでございますけれども、訴訟判決の中で、一つは、通産大臣に与えられる裁量権の範囲、これが逸脱しているかどうかという問題がやはり論議の一つになっていること。そして、もう一つは、行政法的な側面から、専門学者とかそういうメンバーの学説の中では、問題の...全文を見る
○矢原秀男君 非常に貴重なお話だと思います。  次に、法定協議について伺いますけれども、外為法の改正案の六十九条の四の規定により、これは両省の密接な連絡と意見交換が行われることになったとありますね。この法律条項が特掲されなければならない理由は何だったのかということを、これは通産...全文を見る
○矢原秀男君 通産大臣、今後通産省を中心として、外務省、あるときは防衛庁、また外為の関係は大蔵省、こういう格好でいろいろ省庁がある面においては意見の対立をする場合——これはあっていいと思うんですね。いろいろとあると思うんですけれども、やはり通産大臣が各省にまたがるそういう協議の中...全文を見る
○矢原秀男君 時間が参りましたので、最後に要望だけで終わりたいと思いますが、対共産圏の貿易についてでございますけれども、やはり落ち込みが今後も私は予想されます。そういうような中で、やはり今まで以上に努力をして、この問題についても経済、そして平和を中心として日本は進めていかなくちゃ...全文を見る
09月03日第109回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○矢原秀男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  まず、反対理由の第一は、今回の改正案が、対外取引が自由に行われることを基本にうたった外為法の第一条目的に逆行し、安全保障...全文を見る
12月11日第111回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○矢原秀男君 総理に質問したいと思いますが、私もきのうの衆議院の予算委員会の質疑の中で総理の答弁を伺っておりまして、先般売上税を拒否しました国民の意思と違う、総理は一般の消費税、幅広く国民の皆さんにという考えの中で、パーセンテージは違うけれども、売上税に執着をされているなという感...全文を見る
○矢原秀男君 六十二年度の自然増収が三兆数千億円、一兆八千億円の所得税を減税いたしましても一兆円を超える余剰財源。またNTT株の売却益も本年は五兆円、あと二百六十万株が残っている。私は、現行税制の不公平を検討する、そうしてそれをまず是正をすることが第一優先、こういうふうに考えてお...全文を見る
○矢原秀男君 私はこの問題はもう断固反対でございます。  じゃ、次に移ります。  米ソのINF全廃条約調印がなされました。これはいろいろの立場で私も考えておりますけれども、先ほどの田村通産大臣の言葉は胸にしみます。私も二十年八月九日のちょうど十一時二分に長崎の原爆に遭遇をいた...全文を見る
○矢原秀男君 次に、今アメリカで一番大きく問題になっておりますアスベストの公害問題でございますが、今日本においても大変な状況にございます。アメリカでは数万人の人たちがいろいろと毎年被害を受けているようでございます。  この問題について先般小学校を私は視察をいたしました。文部省と...全文を見る
○矢原秀男君 建設省にお願いしたいことは、全国で四万三千カ所の解体工事が行われております。こういうふうなことで、公共、そして民間はゼロでございますけれども、総点検をしなければいけないわけでございますが、建設省の対策。  それから、最後になりますが、労働省にお願いをいたします。 ...全文を見る