薮仲義彦

やぶなかよしひこ



当選回数回

薮仲義彦の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○薮仲分科員 私は、防災という観点から、それに関連する問題等、いわゆる地震に問題点をしぼって質問させていただきます。時間の関係もございますので、答弁は要点のみ簡潔にいただければまことに幸いでございますので、よろしくお願いいたします。  初めに、昨年は東海大地震ということが非常に...全文を見る
○薮仲分科員 あすあるかもしれないということについての正確な判断はただいまのことでよくわかりました。ありがとうございました。  もう一点、五十二年度のできるだけ早い時期というのは、もう少し明確におっしゃってください。
○薮仲分科員 大体二、三カ月先というような理解の仕方でよろしゅうございますか。
○薮仲分科員 次に、同じく静岡にとっては、伊豆半島方面の伊豆沖地震というもの、地震の種類いろいろありますが、直下型と言われるこの地震に対してはやはり同じような不安がございます。この点についても、地震予知連絡会の正式見解をこの際伺っておくことは県民の不安を解消するのに非常に大事でご...全文を見る
○薮仲分科員 ただいま非常にありがたい御答弁が出まして、われわれとすれば、二、三カ月より早いということは一、二カ月くらいかと思っておりますが、できるだけ早い機会に判定部会をつくっていただきたい。  そこで、どのような判定が出るかは専門家に任せるといたしまして、この判定が出たこと...全文を見る
○薮仲分科員 これは自治大臣にのみ責任を負わせる問題ではないと思うのでございますが、これは非常に真剣に取り組んでいただきたい。地震予知は、私もいろいろな方の話を聞いて非常に困難なことはわかります。しかし、ある意味では非常にショートタイムの、いわゆる予報というものが数時間後というこ...全文を見る
○薮仲分科員 建設省としては、いま私が御提案申し上げたようないろいろな、個人並びに中小零細企業に対しての防災に対する貸付金ないしは助成策は検討しておる、このように理解してよろしゅうございますね。  では次に、続けて自治大臣に伺っておきますが、防災の面で先ほどハードな面を申し上げ...全文を見る
○薮仲分科員 ここで自治大臣だけに無理な御質問をする気はございませんけれども、中央防災会議というのは何か事がないと発動しないというものではないとは思いますが、ただいま私が指摘さしていただきました隣接の県を含んだ救援体制というのは、被害を想定した場合には、被害県においては非常に深刻...全文を見る
○薮仲分科員 どうもありがとうございました。
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○薮仲分科員 私は、治山治水という観点から、一級河川におけるダム等を含んだ諸問題にしぼってお伺いをいたします。  通産省に二点ほどお伺いしたいのですが、洪水時における発電ダムの操作の問題で、いろいろ地元との誤解あるいは問題もございますので、この際伺っておきたいのですが、発電ダム...全文を見る
○薮仲分科員 もう一点、確認しておきますけれども、河川法の四十四条に、従前の機能を損なわないということが規定されてございますが、これは第一義的には洪水調節の責任あるいは義務はない。ただし、建設省のダムの操作規程どおりやれば、結果的にある程度の洪水調整をやった、こういう結果からそう...全文を見る
○薮仲分科員 次に、建設大臣に確認しておきたいのでございますが、一級河川はいわゆる国の直轄部分と県に管理を委任した区間とございますけれども、一級河川内にある発電ダムの利水あるいは河川の工作物等がございますが、その管理責任は、河川法の第九条によりますと「一級河川の管理は、建設大臣が...全文を見る
○薮仲分科員 では次に、大井川の上流に建設する予定になっております長島ダムについて、ごく簡単に伺いたいと思います。  長島ダムの本年度の事業計画、それから最終の完成目標年度、それから予算総額——特にここで私が要望しておきたいことは、この長島ダムの建設に伴って約三十八戸の方が水没...全文を見る
○薮仲分科員 特に私が要望しておきたいのは、水没なさる方は長年住みなれたところを離れなければならない、生活の設計が変わるということでございますから、どうかその点の十分な御配慮を重ねてお願いする次第でございます。  それから、予算の総額についてちょっと答弁漏れがございますが、この...全文を見る
○薮仲分科員 よろしくお願いいたします。  大臣、この写真をちょっとごらんください。——いま大臣にお渡しした写真が大井川の現状です。中川根地帯、それから島田市の周辺の写真を私はこの間現地へ行って撮ってきたんです。それが現在の大井川の状態でございますが、大臣も御存じのように、東海...全文を見る
○薮仲分科員 よろしくお願いします。  ただ、この上流には長島ダムが建設予定になっております。それなりの降雨量もございます。ただ、この水がなくなった理由が、やはり時代の要求もあろうかと思いますけれども、河川管理のあり方が利水が重点であって、治水ということが置き忘れられていたんじ...全文を見る
○薮仲分科員 どうかその辺のところをよろしくお願いいたします。  次に、長島ダムの洪水調整について、二、三確認をしておきたいと思います。  まず、この長島ダムができるということによって、私がいただいております建設省の「大井川長島ダム建設事業計画書」からちょっとお伺いしますけれ...全文を見る
○薮仲分科員 では、概数で七千八百と四千百と理解しておいてよろしゅうございますね。
○薮仲分科員 それから、私はこの計画書を読んで、一つはっきりしておきたい点がございます。  この長島ダムの洪水調節、これが地元では非常に大事な点なんです。何が大事かと言うと、利水もありますけれども、やはり、洪水調節が地元にとって真剣な問題ですので確認しておきますが、先ほど申し上...全文を見る
○薮仲分科員 そうしますと、この長島ダムと同じような規模、あるいはそれより小さいかもしれませんけれども、もう二、三カ所大井川河川につくるということと理解してよろしいのですね。
○薮仲分科員 問題がたくさんあるのですが、先ほど高水流量はちょっとお伺いしましたが、いまの河道整備が終わっている六千トンで、塩郷四千百トンということでございますか——大臣、ちょっとこれも見てください。その写真はかつての六号台風のときの浸水状況ですが、そのときの塩郷地点は四千トンで...全文を見る
○薮仲分科員 船明ダムについて。
○薮仲分科員 護岸の問題はいかがでしょう。
○薮仲分科員 検討じゃなくて、早急にやらないと解決しませんので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
04月08日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○薮仲委員 私は、本委員会に付託されました法案並びに関連します海運問題についてお伺いしたいと思います。  初めに、大臣にお伺いしょうと思いましたが、きょう体のぐあいが悪いそうで、お見舞いを申し上げるとともに、その責任ある答弁を政務次官の方からお伺いしたいと思いますので、よろしく...全文を見る
○薮仲委員 この自由という問題は無責任ということではないと思うのです。やはり海運全体に対する自由に裏打ちされた行政当局、運輸省の責任ある行政というものがそこに当然あってしかるべきだと思いますが、簡単にお答えください。
○薮仲委員 運賃については自由にやりなさい、しかし行政については公正な運輸行政が行われるように責任は持ちます、このように理解いたしました。  それでは次に伺っておきますが、先ほど来問題になっておりますけれども、国連の場で示されたいわゆる定期船同盟行動憲章に対する運輸省の基本的な...全文を見る
○薮仲委員 次に、今回の法案が提案されるバックグラウンドになっております世界の海運業界の現状をごく簡単に伺いたいと思うのでございます。  一番問題になるのは、発展途上国の問題があろうかと思います。もう一つは、東欧圏の諸国の動向があろうと思います。この点につきまして、なぜこういう...全文を見る
○薮仲委員 いまのお話のあった東欧諸国の問題ですが、現在アメリカにおいていわゆる三国船社による低運賃を規制するための法案を検討する動きがあるようですが、その内容がわかっていればどういうことなのか、またわが国としても、午前中の討論で了解しておりますけれども、今度の法案にはこの東欧圏...全文を見る
○薮仲委員 次の問題に移ります。  日本の海運の現状ですが、船腹量ではリベリアに次いで第二位となっておりますが、実質は第一位、こう言われております。先ほど来問題になっております国際競争力ということは、日本商船隊にとって非常に大事な問題だと思うのでございますが、日本商船隊の国際競...全文を見る
○薮仲委員 ここでちょっと、いままでの御説明の中で確認をしておきたいと思うのでございますが、海運自由ということは先ほど来お話しいただきましたように、わが国の海運業にとっては根幹となる大原則であるというこの方向性でございますが、先ほど来御説明いただいた定期船同盟行動憲章、これは賛成...全文を見る
○薮仲委員 次に移ります。  法案の中身の方でちょっとお伺いしたいのですが、先日御説明いただいた提案理由の説明の中で、「国旗差別政策により大きな影響を受けております。」ということがうたわれておるわけでございますが、それで今回このような立法措置を講じなければならない。またこの中に...全文を見る
○薮仲委員 この説明の中にこう書いております。いままで外交努力を続けてまいりました。「しかしながら、このような措置だけでは十分な効果が期待できないのがその実情であります。」とされてございますが、いま起きている事態は、この立法をしなければならない要因に当たらないのか、いまの御答弁で...全文を見る
○薮仲委員 それでは了解しました。いまのような成案を得てもう一度交渉する。先ほど来質問にも出ておったようでございますが、十分に外交交渉あるいは業者間の交渉をやったけれども、この三国については、消滅したということは、向こうの国の政令が改まるとか国自体の法制が変わらなければ認めないと...全文を見る
○薮仲委員 少なくともないよりはこの法案を持って交渉することが好ましい方向が望めるというふうに理解しておきます。  次に移ります。先ほど御説明いただきましたけれども、国際競争力の低下の理由の中で、いわゆる搭乗する船員の船員費の問題、特にその中では予備員率の上昇ということが出てま...全文を見る
○薮仲委員 時間がありませんので、これはもっと突っ込みたいのですが、答弁を求めませんけれども、海運局長にちょっと一言言っておきます。  いま船員の問題を挙げられましたけれども、物を対照するときのレベルというかメジャーというものを、同じ基準でやらないと事を誤る。その例として、たと...全文を見る
○薮仲委員 大臣じゃないんで責任をおっかぶすような質問はしたくないのでございますが、配慮をするということでございますが、現実はこういう事情でございますので、外国船員を雇用するということについてどうあるべきが正しいのか。やはりこれは日本全体の労働問題という観点から、船であるがゆえに...全文を見る
○薮仲委員 了解いたしました。  それでは、この中にこううたわれております。その前に、先ほど来お話がありましたように、日本の船舶の国際競争力を強化するために資本面で相当力を入れました。おっしゃるとおり計画造船が今日まで進んでいるわけでございますが、この中で四十九年二月十三日、運...全文を見る
○薮仲委員 この問題はもう少し細かく取り上げていきたいと思うのでございますが、きょうは時間がございませんので非常に残念なのですが、このように「五年未満の船舶は、許可しない。」という原則に基づいて海運行政がなされているわけでございますから、やはりこういうものが守られていくということ...全文を見る
○薮仲委員 きょうはそれくらいにしておきますけれども、これは続けていろいろな角度から私は伺いたい問題が数多くございます。特に雇用問題からは非常に重大な問題と理解しておりますので、ただいま政務次官の御発言は責任ある御答弁と理解しておりますので、どうぞこれからの行政の中でその実を上げ...全文を見る
○薮仲委員 以上で終わります。
04月26日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
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○薮仲委員 ただいま大臣から御答弁ございましたけれども、国鉄再建というのは現在の重要な政治の課題でもあり、今回その法案が、国鉄再建のための赤字をどうするか、運賃法定制の緩和あるいは運賃の値上げ、日本国有鉄道法の六条を改正して投資を拡大するとかあるいは国鉄自身の経営努力さらには国の...全文を見る
○薮仲委員 まあ具体的なお話は概略御説明いただいたのですが、私が一番総裁に望みたいのは、やはり国鉄四十数万の職員あるいは貨物に従事している十七万人の職員が一番気にしているのは、総裁が本当に貨物を再建するのかどうか、その固い決意をまず私は具体的な前にもう一度重ねて質問いたしますから...全文を見る
○薮仲委員 どうかその決意で赤字要因の除去に全力を尽くして当たっていただきたい、このことをまず冒頭お願いいたしまして、国鉄の再建の方向でございますけれども、一つは、いまの総裁のお話の中に出てまいりませんでしたけれども、具体的な課題として貨物の集約という方向が決められているわけでご...全文を見る
○薮仲委員 最善の努力を払っていただきたいと思いますが、いまの総裁の御答弁の中で三点ほどちょっと重ねて伺っておきたいと思うのです。  いわゆる駅を集約したときに荷主の方に不便をかけないという問題です。集約した駅へいらっしゃるのは通運の方あるいは直接いらっしゃる方もありますけれど...全文を見る
○薮仲委員 どうかこの横持ち料金、非常に荷主さんにとっては負担になってまいりますので、今後、ただいま総裁の御答弁のように何らかの形で荷主の方にマイナス要因とならないような方向だけは早急に確立なさって、駅集約という問題に取り組んでいただきたい、このことを重ねて要望をいたしておきます...全文を見る
○薮仲委員 どうかただいまの総裁の御決意のように、働く仲間のただの一人も、不安な気持ちでこれからの仕事をしなくても済むように、さっき大臣がおっしゃった、希望に燃えてその貨物の仕事に取り組んでいけるような方向づけだけはきちんとして、安心して国鉄とともに仕事をしようということだけは将...全文を見る
○薮仲委員 いまの問題に続いてですけれども、コンテナに載っておる荷物は、トン数で言うと全荷物の総トン数の八%ですね。あとの九二%というのが車扱いという現状です。ここで私はちょっと総裁にお伺いしてみたいと思うのです。いわゆるこれからの貨物の再建の基本的な姿勢なんですが、国鉄が一番宣...全文を見る
○薮仲委員 いま総裁が言われた点は、私は国鉄再建の上に立っては一番大事な点だと思うのです。国鉄さんが一番宣伝しているフレートライナー、いわゆるコンテナでございますけれども、これには区域、路線の業者で十五条の認可を受けた者は載っけられますけれども、一般車扱いというのは通運業者しかそ...全文を見る
○薮仲委員 具体的な通運と国鉄との関係改善の取り組みに対してのお話がいただけなかったわけでございますが、次に私は、それでは具体的な例で後ほど、こういう点はどうかということを一つだけ提案させていただきたいと思うのですけれども、その前に先ほど来、親しまれる、愛される国鉄といいますか、...全文を見る
○薮仲委員 総裁、たとえば他のトラック業者が列車のあの中づりや何かやっているのをちょっとごらんいただくとわかりますけれども、そんな料金の算定まで書いた広告はございませんでして、荷物というのは近くに送るのもあれば遠くに送るのもあれば、地球の裏側に送るのも荷物でして、どれにしようかな...全文を見る
○薮仲委員 じゃもう少し具体的に申し上げましょうか。  私は二、三の区域トラック業者の方に実勢運賃はどうなっているんだということを聞いてみました。実勢の運賃はこの認可料金じゃないんですね。たとえば東京−静岡、約二百キロですが、これの区域の認可料金は、ただいま申し上げましたように...全文を見る
○薮仲委員 いまおっしゃったように、全国のトラック業者がいま何を悩んでいるかというと、過積みあるいは過当競争、不当な悪い労働条件でみんな悩んでいる。しかも認可料金をもらえなくて困っておる。これはトラック業者自身も非常に困って、何とかしてほしいと言って、運動をさらに延期してことしの...全文を見る
○薮仲委員 まだまだ抽象的な域を出ないわけでございますけれども、私は先ほど来何点か指摘しました。国鉄の再建のネックになるのは、荷物を載せるという通運との関係、そして国民との間の親近感、さらにはこういう競争条件を整備しなければ、いつまでたっても国鉄の再建というのはなし得ないのじゃな...全文を見る
○薮仲委員 時間がありませんので、こちらの質問に的確に答えていただいた方がいいわけなんですよ。私が聞いたのは、他のトラック業者の運賃がこのように実勢運賃は安過ぎます、これに対して運輸省がきちっとした行政指導をしなければ、国鉄の貨物からますます荷物がなくなります、これは国鉄再建の一...全文を見る
○薮仲委員 いま問題提起しましたことは、国鉄再建、貨物については非常に大事な点でございますので、どうか運輸大臣初め関係当局の皆さんの御努力で改善されるように重ねて要望して、次の問題に移らしていただきます。  先ほど来、国鉄再建のために必要な営業体制ということをずっと言っておるわ...全文を見る
○薮仲委員 いま具体的に時間を聞きましたけれども、三十八時間十分、三十三時間二十分、焼津—東京が三十時間以上かかるわけですね。これは新幹線で行けば一時間ちょっとで行くわけですけれども、普通の在来の旅客に乗っても三時間、四時間というのが、一たん貨物になるとこのように三十八時間、三十...全文を見る
○薮仲委員 いまの問題はこれからの大事な課題だと思いますから、きょうはその辺にしておきますが、荷主さんの要望、物流等をよく考慮なさってダイヤの改正は進めていただきたい、こう重ねて要望しておきます。  次に、これは総裁にちょっと提案して伺っておくのですが、われわれ、創業当初新幹線...全文を見る
○薮仲委員 総裁のおっしゃったのは、東海道新幹線のダイヤを想定してのお話だと思うのでございますが、私が申し上げているのは、上越、東北新幹線ですね、あちらの方のダイヤは東海道新幹線ほど、それほどお客さんが乗らないのじゃないかということを前提にしてお話ししているのでございますから、ど...全文を見る
○薮仲委員 いまの問題はまた改めて検討させていただきますが、本日は、私は国鉄の再建の中の貨物に焦点を当てて何点か総裁並びに大臣、鉄監局長の御意見を伺ったわけでありますが、どうかきょうここで論議されました問題、十分じゃなかったにしましても、それを踏まえて貨物の赤字を解消していただく...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
05月13日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第18号
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○薮仲委員 私は市川さんにお伺いしたいと思うのでございます。先ほど来の国鉄再建のお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。  私は市川さんの御専門のお立場であろう貨物についてちょっとお伺いしたいのでございますが、市川さんは基本的に値上げに賛成である、こういうお考え...全文を見る
05月25日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第21号
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○薮仲委員 私は、今国会において成立を見ました領海法並びに漁業水域に関する暫定措置法に関連しまして、現在の海上保安庁の対応がどうであるか、現有勢力でこのように一挙に領海が十二海里に、さらに漁業水域が二百海里になったというこの事態に対応できるのか、大丈夫かということをまず最初に伺っ...全文を見る
○薮仲委員 午前中からの質問等を伺っておりますと、海上保安庁は他の第三管区等から一管、二管の方へ適時船を回すようなことを対応としてとって、さしあたって七月からは何とか間に合わせるというようなニュアンスの答弁のようにうかがわれますけれども、その辺はいかがでしょう。     〔委員...全文を見る
○薮仲委員 それでは具体的に伺っておきますけれども、いまわれわれが当面一番問題にするのは漁業者の問題だと私は思うのでございます。いまの日本の沿岸において漁業として魚がとられておりますのは大体三海里から十二海里、この辺のところが漁場として一番最適なところでございますが、言うなれば問...全文を見る
○薮仲委員 じゃ、もう少し具体的に聞きます。  五十二年四月七日の朝日新聞でございますけれども、釧路の沖合いにおいて、韓国漁船が日本沿岸の十キロ、十一キロ付近で操業して日本漁民の漁場を荒らしたという記事が出ておるわけでございます。しかもこれは日本の沖合い底びき禁止区域内に入って...全文を見る
○薮仲委員 もう一つ具体的に伺います。  ことしの二月四日、同じく福島県の沖合いで、これはソ連船が、ちょうど日本漁船がまき網でイワシをとっているところへ突っ込んできて網を張っていたロープを切ったという事件が発生しておりますね。このとき漁民の方か小名浜海上保安部に連絡をしたところ...全文を見る
○薮仲委員 こういう日本の零細な漁民の方の一人一人の悩みについては、やはり一番頼りにしておりますのは海上保安庁の皆様の昼夜を分かたぬ御熱心な沿岸警備というものにまつ以外にございませんので、どうかその点今後ともなお一層の御努力をお願いしたい、こう思うのでございます。  さらにもう...全文を見る
○薮仲委員 その問題については、最後に大臣にも御決意のほどを伺っておきたいと思うのでございますが、その前に二、三確認をしておきたいことがあるのでございます。  今度領海が拡大され、三海里から十二海里になるわけでございますが、いわゆる領海となりますと日本の主権の及ぶ範囲になります...全文を見る
○薮仲委員 もう少し確認をしておきたいのでございますけれども、十二海里から先ですね、漁業水域二百海里、これに対する海上保安庁の認識は、領海に準ずるような認識なのか、それとも公海という認識なのか。公海という認識になってまいりますと、排他的管轄権ということがいろいろ説明されております...全文を見る
○薮仲委員 じゃ、もう少し突っ込んで確認しますけれども、この間資料を下さいと言ったら、余り親切とも言いがたいような資料を下さったのですが、それについては文句を言いませんが、そこにこう書いてあるのです。漁業水域の中において違反操業者の検挙、いまおっしゃったようなことが出ております。...全文を見る
○薮仲委員 それでは、漁業水域二百海里の警備を十分にしていただいて、日本漁民が不安が起きないようにお願いしたいと思います。時間がありませんので、もっと突っ込みたいのですが、次に移ります。  いただいた資料の中に、いろいろいま海上保安庁が持っておる船舶配置の図面をいただきました。...全文を見る
○薮仲委員 われわれもいろいろ申し上げましたけれども、いま海上保安庁の皆さんは非常に苦労しているのじゃないかと思うのです。ですから、できるならばこの際、日本の領海の保全という立場から、自衛隊の出動ということはわれわれは決して好ましいことではない、絶対反対でございます。そういう意味...全文を見る
○薮仲委員 どうかただいまの大臣の御決意のとおり、すばらしい海上保安庁が整備され、体制が確立されることを心から願っておりますので、よろしく推進方をお願いいたします。  ではもう一点、これは決して海上保安庁にいやみを言うのではなくして、認識をしておいていただきたいという意味で申し...全文を見る
○薮仲委員 協力援助した者については、私はよくわかっているわけでございまして、この問題はきょうは時間がございませんからこれで次に移りますが、水難救済会の立場等は非常に重要でございますので、どうか今後重要な課題として御検討いただきたい、このようにお願いしておきます。  次に、トラ...全文を見る
○薮仲委員 それでは私、いまの大臣の答弁に沿って問題点をしぼって伺ってまいりたいと思うのでございます。  最初に、下請協力業の方が一番要望している問題を一つ一つお尋ねしたいのでございます。行政管理庁の方に伺いますけれども、造船の下請協力業といいましても非常に業種が多くて六十種類...全文を見る
○薮仲委員 では、運輸省の船舶局長のお考えはいかがでしょう。
○薮仲委員 どうか、造船協力業の方の皆さんの要望でございますので、今後とも前向きに御検討をいただきたい、このようにお願いをいたしておきます。  次に移りたいわけでございますが、先ほど大臣のお話の中に、船舶解撤事業という問題が出てくるわけでございますが、この船舶解撤というのは、や...全文を見る
○薮仲委員 そういう御決意でこの解撤業に取り組まれるということを非常に私、心強くまたうれしく思うのでございますが、じゃそれを前提にいたしまして、さしあたっていま問題点となっております何点かについて伺っておきたいと思うのでございます。  まず、本年度予算が約一億四千六百万円余つけ...全文を見る
○薮仲委員 この問題は、大臣初め船舶局長が非常に御努力なさってここまできた仕事でございますので、どうか温かい指導監督をされ、責任を持って、これか日の目を見て、喜ばれるような結果をつくっていただきたい、そのことをお願いしまして、質問を終わります。
11月01日第82回国会 衆議院 本会議 第9号
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○薮仲義彦君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました国鉄関係法案の修正案及び修正部分を除く政府原案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  この法案に反対する第一の理由は、国鉄の再建は、いまや運賃の大幅値上げによって行うことには限界...全文を見る
11月11日第82回国会 衆議院 法務委員会地方行政委員会外務委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○薮仲委員 私は先般の日航機乗っ取り事件につきまして法務大臣に伺いたいわけでございます。この基本的な問題を伺いたいと思うのですが、これも私は今後かくあらねばならないというような意味合いを込めてお伺いしたいと思います。  法務大臣はさきに行われました予算委員会での答弁の中で、これ...全文を見る
○薮仲委員 そこで、もう一つさらに重ねて確認をしたいのですが、もしもこの人命尊重という大義名分の前に、行政府が明文化してないいわゆる超実定法、実定法に基づかない行為ができる、こういうことが現に行われたわけです。これは私、非常に危険だと思うのですよ。というのは、今回のようなハイジャ...全文を見る
○薮仲委員 では、もう一つ。いま論争の中に、人命尊重か法秩序を守るかという二者択一論があるわけでございますけれども、いま法務大臣はいみじくも憲法の範囲内とおっしゃった。では、率直に聞きますけれども、今回の行為は憲法を守ったのか、それとも憲法に違反する行為であったか。こう聞けば、恐...全文を見る
○薮仲委員 以上で終わります。