薮仲義彦

やぶなかよしひこ



当選回数回

薮仲義彦の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○薮仲分科員 私は、スモンについて大臣並びに関係当局にお伺いをしたいのでございますが、私は法律の専門家ではございませんので、この問題を法律的な見地から話すということではなくして、政治的、行政的な観点から質問をさせていただきたいと思います。  大臣も御承知のように、二月二十二日の...全文を見る
○薮仲分科員 それでは、以下の問題を逐次伺ってまいりますけれども、なるべく要点を簡明にお答えいただければ私は非常にありがたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。  まず、いわゆる局方に収載されている薬、これは国民感情から言って、やはり安全だなという認識があると私は思...全文を見る
○薮仲分科員 そこで、今回のスモンを含めまして、薬害がなぜ起きたか。安全だと思ったその薬、厚生省が認可した薬によって生じた薬害であることは否めない事実でございます。確かにいま大臣が言われましたように、法廷では通用するいわゆる国の賠償責任のあるかないか、国は賠償する責任はないぞとい...全文を見る
○薮仲分科員 スモンを含め、薬害の方々に厚生省は具体的に十年間に何もしなかった。何かやったことがあれば、おっしゃっていただきたいのです。
○薮仲分科員 それでは、厚生省当局が薬害の被害者を救済するための法案を、というようなことはきのう伺っておるわけでございますが、この薬害被害者を救済するための法案を何とか成立させようという考えはあるのですか。
○薮仲分科員 私はその法案要綱を拝見させていただいたのでございますが、その要綱の中で二つほど伺っておきたい。  一つは、先ほど申し上げましたように、スモンを含め、いままでクロマイとかストマイ、サリドマイド、ペニシリン、コラルジル等々薬害による被害者というのは相当多くに上っており...全文を見る
○薮仲分科員 もう一点、これは簡単に聞いておきますけれども、今度の裁判の中身で一番問題になったのは、現在の薬事法の性格でございます。これが不明確なために多くの方々が苦労しなければならない。やはり薬事法を改正するということが非常に大事な点であろうと私は思うのです。  この薬事法の...全文を見る
○薮仲分科員 それでは重ねて、これは基本的な問題でございますので見解を伺っておきたいのでございますが、いわゆる国家賠償法についての厚生省の基本的な理解、見解をごく簡単にお答えいただきたいと思うのです。  国家賠償法というのは、大臣も御承知のように、第一条は憲法の第十七条の精神に...全文を見る
○薮仲分科員 いまの大臣の決意表明を信じます。何とか一日も早い解決を図っていただきたい。時間がありませんので、スモンの問題はこれだけにさせていただきたいと思います。  次に、時間がございませんので簡単に御答弁をいただければ結構でございますが、重症心身障害者の対策でございます。 ...全文を見る
○薮仲分科員 終わります。
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○薮仲分科員 私は、最近の社会問題となりつつあります青少年の自殺、非行問題を通じて、教育の基本問題について大臣の見解を伺いたい、このように思います。  警察庁の調べや文部省の調査でも、その数字のとり方の差で多少の違いはございますけれども、青少年の自殺の原因あるいは非行の原因に、...全文を見る
○薮仲分科員 大臣の大変期待の持てる御答弁をいただいて私も共感する一人でございますが、逐次具体的な問題をお伺いしたいと思うのでございますが、その前段に、担当の局長さんのお考えをもう一度確認しておきたいのでございますが、在学少年の非行がさま変わりしてきた。いままでは学校で余りまじめ...全文を見る
○薮仲分科員 それでは大臣にもう少しお伺いしたいと思うのでございますが、私はいま大臣のお話に共鳴する一人でございますが、特に私が最近お父さん、お母さんお会いして非常に言われることは、いみじくも大臣が言われたと同じことです。いわゆる教育に疲れた、こういう言葉が、われわれ接するお父様...全文を見る
○薮仲分科員 大変力強い御答弁を伺って私も本当に安心した次第でございます。どうかそのような時代をつくっていただきたい、このように思います。  せっかく大学局長がお見えでございますので、高校に続いて大学の問題でございますが、いま大臣がおっしゃられたように、共通一次などによっていろ...全文を見る
○薮仲分科員 どうか、そういう趣旨をさらに充実、拡大していただくようにお願いをいたしておきます。  もう一点、いま高校、大学を聞きましたので、今度児童の教育でこれは大臣の考えをちょっとお伺いしたいのでございますが、やはりいまの小学校、中学校もそうでございますけれども、いまの教育...全文を見る
○薮仲分科員 大臣の話を聞いて私も本当に共感して、大臣の今後の行政の中で、どうかそれを一歩一歩進めていただきたい、心からお願いをする次第でございます。  そこで、これは大臣が先ほども言ったので、重ねて言うようで恐縮なんですけれども、きょうの新聞に日本とアメリカの高校生の比較が出...全文を見る
○薮仲分科員 何とぞよろしくお願いをする次第でございます。  大臣のお話を伺って、非常に気持ちのいいときにこういう話をするのは、何となくやめたい気持ちでございますけれども、ちょっと具体的な問題二、三だけ、これは今後の問題として伺っておきたいことがございます。  一つは、今度文...全文を見る
○薮仲分科員 終わります。
03月02日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○薮仲委員 国際観光振興会法の一部を改正する法律案について若干の質疑を行います。  私は、いままでいろいろ御質疑がございましたので、具体的な問題でお伺いしたいのですが、まずその前に、基本的なことを何点か確認さしていただきます。 今回の改正案は「海外組織を有する国際観光振興会を活...全文を見る
○薮仲委員 それでは、この法案の中身をお伺いいたしますけれども、この法案の中身にこうございます。「日本人海外観光旅客に対する旅行に関する情報の提供その他日本人海外観光旅客の旅行の円滑化に必要な業務」云々、こうございますけれども、ここで言う「円滑化」について確認をいたしますが、先ほ...全文を見る
○薮仲委員 私の言ったことにすぱっと明確に答えてください。私の言っているのは、この中のことを読んで言っているのですから、重ねて読まないで……。  ここで言っているのは「盗難、詐欺、急病、現地人とのいさかい等が起こったとき」、こうありますけれども、これを含むのですねと聞いているの...全文を見る
○薮仲委員 よくわからないのですけれども、私は意見具申の中に書かれているとおり読んでいるのですから、これはやるのかやらないのかで、ぽんと答えてください。ここに書いてある「盗難、詐欺、急病、現地人とのいさかい等の事故やトラブルに遭遇する」、これに何らか役に立つのか立たないのか、どち...全文を見る
○薮仲委員 役に立つのか立たないのか、余り定かでございませんけれども、それでは、もう少し具体的にお伺いします。  この改正をするのはどのようなためにやるのかということを、もう一度確認しますけれども、たとえば日本の旅行客が海外に出ていろいろ困ったことが起きた、そのときに「国際観光...全文を見る
○薮仲委員 観光部長の話を聞いていますと、何のためにわざわざ改正をしてこういうことをやらせるのかよくわからないのですけれども、それでは今度は、もっと具体的に聞きます。  これは旅行業者の出している海外のガイドブックですが、ここの中にこういうことが出ておりますから、中途半端なこと...全文を見る
○薮仲委員 それでは、ちょっと具体的にお伺いします。  いまのガイドブックの中に「パスポートを紛失した場合には、大使館ないしは領事館においでなさい」ということが出ております。この問題で窓口に来たときに、どのような手続をしてくれるのか。さっき同僚の委員の方から、大使館との連携はと...全文を見る
○薮仲委員 もう少し具体的に伺いますけれども、海外でパスポートを紛失しますと、普通再発給まで最低一週間かかるのじゃないかと思います。その間、たとえばパスポートのみならず、いわゆる旅行の小切手、金銭等も一緒に盗難に遭った、紛失した、それで私は、パスポートもなくしましたけれども、滞在...全文を見る
○薮仲委員 この法案の条文を見ますと、業務内容についても、先ほど来御答弁聞いておりますと、非常に抽象的かつあいまいもことしておって、どこまでが業務権限の範囲なのか、お仕事をどの程度やっていただけるのか、まだ定かでない、今後その辺を明確にお教えいただきたいと思うのでございます。 ...全文を見る
○薮仲委員 きょうは余り観光部長さんを突っ込んでもしようがないのですが、私がなぜ確認したかったかと言いますと、先ほども御指摘がありましたように、現在三十四名ないしは現地の方を入れて六十名そこそこ、七十名そこそこの方でおやりになる、そうしますと、いままでやっておった業務にそれ以上大...全文を見る
○薮仲委員 私の聞いている質問に的確にお答えいただきたいのですよ、限られた時間の審議ですからね。 そんな金があるからといってできるものじゃないし、何を具体的におやりになるのですかと私は聞いたのです。このようにやりますという御答弁が何にもない。ということは、今後おやりになるというこ...全文を見る
○薮仲委員 それも一つであってすべてではございません。日本の国民の評判が海外でよくなるかならないかの問題でございますので、観光部長の御努力をさらにお願いいたす次第でございます。  次の問題に移らしていただきますけれども、最近は海外から日本の国に来訪する方々がふえてきた、そう言え...全文を見る
○薮仲委員 観光部長、重ねて具体的にお聞きしますけれども、観光部でいただいた国際観光振興会のお出しになっているパンフレット、いろいろなお国のことがあって一々ここで広げませんが、ただ、私がなぜこれを申し上げるかというと、きのうちょっと出かけていって、オーストリアの観光局で出している...全文を見る
○薮仲委員 私は、こうやってちょっと一部分だけ挙げているのですけれども、事ほどさようにこのことは本気になればなるほど業務が物すごく、やることが多いのじゃないか、この法案が成立しまして、本来の業務にいままで以上のことがプラスされる懸念もあるわけですね。そうすると、ただ法案は改正しま...全文を見る
○薮仲委員 大臣が参議院の本会議へ行かれるそうでございますので、大臣にちょっとまとめて質問させていただきたいのですが、ただいま私が質問しましたのは、今度の法改正の部分でございまして、この部分を含めまして私が運輸省、特に観光部を含めまして運輸大臣にお願いとこうあるべきじゃないかとい...全文を見る
○薮仲委員 それでは、先ほどの続きを観光部長さんにお伺いさせていただきますが、いまは旅館のことでしたが、次は食事のことであります。観光部長にお伺いいたしますが、国際観光レストランをやっておりますということは非常に結構でございます。しかし、それも言葉で聞くとなるほどそうなんでござい...全文を見る
○薮仲委員 私が聞いたのは、助成等を考慮しておりますかということですが、的確に御答弁をお願いしたいのです。
○薮仲委員 どうか着実に改善をお願いいたしておきます。  では、もう時間がございませんので御答弁は簡潔にお願いしたいのですが、五十三年度予算実績で総額幾ら、国際観光振興会に幾ら、残り幾ら、ぽんぽんぽんと三つお答えください。
○薮仲委員 いまこの数字を言われておわかりのとおり、予算のほとんどは国際観光振興会に行ってしまうんですね。残りはもう本当に数億です。これで国内観光をやろうと言っても、ある意味では私はできないのじゃないか、こう思うのです。  それで、先ほど来申し上げてきましたように、日本の観光を...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
03月02日第87回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○薮仲分科員 最初に、大臣にお伺いしたいことがあるのでございますが、長年法曹界で活躍された静岡県弁護士会の鈴木信雄弁護士、この鈴木弁護士は現在八十歳という御高齢ですが、弁護士生活も五十有余年、その間静岡県弁護士会長あるいは日弁連の副会長、関東弁護士会連合会理事長等を歴任なさって、...全文を見る
○薮仲分科員 いま大臣の御発言の中にございましたように、いみじくも鈴木弁護士も一番懸念し、指摘しておられましたのは、最近裁判所に係属する事件が非常にふえておる傾向にあります。やはり国民のためにも、こういう事件を適正、迅速に処理する上で、裁判官の数がいかがですかという点、少なくはな...全文を見る
○薮仲分科員 どうか国民のためにも、鈴木さんが私心を捨ててそのお立場で要望していらっしゃることについて、何とぞ今後とも特段の御努力をいただくようにお願いをいたしておきます。  それでは、ちょっとこれは大臣の直接の所管ではないので申しわけないとは思いながら聞くわけでございますが、...全文を見る
○薮仲分科員 大臣に重ねて聞くのもいかがかと思うのでございますけれども、大臣の言わんとすることはよくわかるのです。  そこで、もうちょっとお伺いしたいのは、広島地裁の判決等を見てだれしも感じたと思うのです。地裁といえども裁判官が三分の二の仮執行を認めている。通常こういう判決の場...全文を見る
○薮仲分科員 大臣のその御答弁を聞いて、私も一日も早く患者が救済されることを望んでおる一人でございますから、それで終わりたいところでございますけれども、ちょうど厚生省の方を呼んでございます。私は国民として素朴な形で質問いたしますから、今後のために、厚生省の薬務行政上、法律的に詳し...全文を見る
○薮仲分科員 その最後のところが非常にひっかかるところで、もしもその点を国民の皆様に強調しなければならないのだったら、国民に周知徹底させる手続はとるべきだと私は思うのです。いまたばこですら、吸い過ぎは気をつけなさい。だったらば、薬を多量に服用することは危険ですと明確に薬屋の店頭に...全文を見る
○薮仲分科員 その辺の答弁から、非常に避けて通るというか、国民の皆さんにはいまのことを活字にしてお読みいただいてもなかなかよくわからない部分なんですけれども、ですから、最初に私がお断りしたように、やはりこのようなものについて、予見可能性について責任を持たなければならないのが厚生省...全文を見る
○薮仲分科員 じゃ、時間でございますので、最後に大臣に御見解を伺って終わりたいと思うのでございますが、なぜ私がここで申し上げておりますかというと、いわゆる薬事法を改正しようというその精神の中に、安全ということを明文化しよう、明文化しなくても、当然、現在のすべての判決は、安全義務あ...全文を見る
○薮仲分科員 終わります。
03月16日第87回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○薮仲委員 参考人の方、大変御苦労さまでございます。私は、時間の関係で、大変恐縮でございますけれども、産元の問題についてだけ、参考人の方の御意見を伺わさしていただきたい、こう思います。  ただいま藤井参考人から、産元の役割りと現状について御説明がありました。産地における産元の役...全文を見る
○薮仲委員 それではもう一点お伺いしたいと思うのですが、さっき藤井参考人のお話の中で、GHQの担当官が、分散せる大企業という言い方をした、こういうお話がございました。一面当たっておりますけれども、一面ちょっと産元の体質から言って非常に弱い面があるのじゃないか、特に資本であるとか、...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
03月20日第87回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○薮仲委員 私は、繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、時間が限られておりますので、問題点を二、三にしぼって質問をさせていただきます。  先般来、この法案の審議がずっと行われてまいりまして、この構造改善事業が四十九年から五年たった今日、実効のあったものが...全文を見る
○薮仲委員 質問にすぱっと答えていただけば結構です、時間がありませんから。成功した例がわからなければわからない、あればあると。
○薮仲委員 時間の関係で、質問の要旨に明確にお答えいただきたいのでございますが、いまの具体的な問題は、必ずしも明確ではございませんけれども、ではもう少しお伺いしますが、通産省としては、この構造改善の方向は、五十六グループの結果からして、将来選択すべき正しい方向だと判断なさったので...全文を見る
○薮仲委員 それでは、きょうはこの問題についてはその局長の判断だけ求めておきます。  けれども、ここでもう一点お伺いしたいのは、先ほど来指摘されておりますように、この構造改善が進まなかったのは、一つはその企業の方が望んでいらっしゃる現実にそぐわない面があった。一部ではPR不足と...全文を見る
○薮仲委員 きょうは、これはちょっとこの辺でやめておきますけれども、私がなぜこの点を指摘したかといいますと、今後これを五年間延長いたしますと、そうしてそのようにいたしますと、通産省のその方向によって、繊維産業というものが流れをつくっていくわけです。しかし、いま私がちょっと聞いただ...全文を見る
○薮仲委員 きょうはこの問題の指摘はこの程度にしておきたいと思います。  次の問題に移りますけれども、次は産元について何点かお伺いしたいと思うのですが、今回の改正案の中で、産元が構造改善の対象になってきている。まず第一点でございますけれども、この産元という業種でございますが、通...全文を見る
○薮仲委員 そうしますと、局長はこの産元というものの立場は、産地産業としては非常に重要だと理解しているのですか。
○薮仲委員 いま局長のお話のように、産元というものが産地における重要な役割りを果たしておる。今回の改正案で、初めて産元というものが繊維工業の仲間入りといいますか、業界の方はそういうことを非常に喜んでいらっしゃるようでございます。そういうことであるならば、通産省は将来にわたってこの...全文を見る
○薮仲委員 それほど産元の地域における影響性といいますか、立場というものは非常に大きい。先ほどの局長の御答弁の中にも、その地域において、いろいろ弱小な企業の方との関連の中で、この産元という生産活動が行われておる。そうなってまいりますと、先ほどのお話のようにいろいろな面でリスクをし...全文を見る
○薮仲委員 それでは、今度の法案の中に、具体的にアパレル等を通じまして人材育成ということが出てきているわけでございますが、産元等においても、やはり将来のために地場産業を育成する、そういう観点から人材の養成というのは、非常に大事な要件だろうとは思うのでございますが、もしも今後産元等...全文を見る
○薮仲委員 それでは、産元から具体的に人材育成について何か相談を受けたら、通産当局としてはどのようなことを考えられますか。
○薮仲委員 それでは、もう少し産元についてお伺いしますけれども、私は、産元というものの地域に与える影響というのは非常に大きいのではないか。極端な言い方をしますと、産元が倒産しますと、その地域全体の産業といいますか、その地域社会に及ぼす影響は非常に大きなものがある。こうなってきます...全文を見る
○薮仲委員 どうか個々のケースに対しまして、十分な対応をお願いをいたしておきます。  次に、今回の法改正で、初めて産元が繊維産業の中でその立場が認められた、こういうわけでございますけれども、この法律は時限立法でございますので、五年先に対する業界等の不安もございます。やはりこうい...全文を見る
○薮仲委員 それでは、この産元等を締めくくる意味でお伺いしたいのでございますが、こういう繊維産業の持つ特殊性といいますか、どうしても地域産業としてその役割りが非常に大きい。その地域に、長い歴史と伝統の中で培われた産地産業、こういうものでありますから、やはり通産省としてのグループ化...全文を見る
○薮仲委員 それでは、どうか今後とも産元に対してあるいは産地産業に対して、いろいろな意味でその地域が発展するような施策を講じていただくようお願いをいたしておきます。  次の問題に移らしていただきますけれども、繊維工業は、先ほど来指摘されておりますように、発展途上国の追い上げが急...全文を見る
○薮仲委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月26日第87回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○薮仲委員 私は最初に、災害防止対策を早急に実施するという意味合いにおいて、過日の上越新幹線トンネル事故の問題でお伺いいたします。  この上越新幹線の事故につきましては、先般運輸委員会においても審議されました。その際、大臣からトンネル工事の安全性について総点検の指示もございまし...全文を見る
○薮仲委員 いまの答弁の中で何点か疑問点がありますから明確にすぱっと答えてください、きょうは余り時間がありませんから。  まず第一点は、いまの御答弁の中で必ずしも正確でない発言があるのです。いまの答弁の中で地震計を置いてあるということで八十ガル、震度五と申されましたけれども、こ...全文を見る
○薮仲委員 静岡−清水で標示板十二カ所ございますか。本当ですか。
○薮仲委員 静岡−清水で六カ所というのはどういうことですか、一区間ですよ。
○薮仲委員 ということは、インターの手前五百メートル、インターとの間に一枚あるということですよ。その間は何もないということなんです。もう少し明確に御答弁いただきたいのです。  そうしますと、高速道路の中は標示板のあるところを見られる人、見られない人——たった一枚しか高速道路上に...全文を見る
○薮仲委員 率直に一言で言えば、走行中のドライバーに対して地震の起きたことを周知徹底させる方法はいまのところ標示板だけ。しかもインター間に一枚しかない。これでは徹底させることにはならないわけです。こういう点は、まず真剣にどうすればいいかをお考えになっていただきたいと私は思うんです...全文を見る
○薮仲委員 私が申し上げたのは、このパンフレットについて言ったのではないんですよ。ドライバーに周知徹底させるためにパンフレットを配っておりますと、こう書いてあるから、私は地元ですから、東名高速にしょっちゅう乗っているのです。ほとんどインターでもらったことはないですよ。インターでも...全文を見る
○薮仲委員 あなたは、パーキングエリアとかサービスエリアに置いておけば周知徹底したことになると思っているのですか。
○薮仲委員 これは認識が非常にあいまいだと思うんですよ。周知徹底というのは、少なくとも料金所で料金を受け取るとき、そのとき手渡してこそ初めてドライバーは見るんですよ。サービスエリアあるいはパーキングエリアに寄らないで真っすぐ走る人もたくさんいるのですから、そういう点で周知徹底と言...全文を見る
○薮仲委員 もう一つ。この中にあるわけですが、いまお読みになったのは、いわゆるドライバーに対するマニュアルだと思うのです。地震が起きたらどうするか、こういうことだと思うんですね。ただ、ここで一番問題は、たとえばこの中に指摘されておりますように、東名高速道路上に、左車線に寄りなさい...全文を見る
○薮仲委員 もっといろいろあるのですけれども、これは幾らやっても全然対応がないようでございますので、きょうはやめておきますけれども、これは一つの警鐘乱打として、地震についての対策はもっと真剣にやっていただかないと、この東名高速はいまでも走っているのです。地震というのはあした来ない...全文を見る
○薮仲委員 ではいまの問題の締めくくりに、大臣がおりませんから政務次官の御意見と、それから、公団側にもう一度最後に確認しておきますけれども、以上指摘したように、地震の際、もちろんここでおっしゃる通常の震度五程度の地震から次の東海大地震まで含めまして、地震に対してのいわゆるマニュア...全文を見る
○薮仲委員 そのようなことを早急に結論を出していただくようにお願いしておきます。  次の問題に移りたいと思うのですが、地震で始まっていますので、続いて地震のことについてちょっとお伺いします。通産省、来ていますか。  いわゆるプロパンガス、この液化石油ガスの保安の確保及び取引の...全文を見る
○薮仲委員 ちょっと重ねてお伺いします。  それでは高圧部分については今後やはり低圧の遮断器と同じように検討して、好ましい基準なりあるいは政令なりをやがては検討するということを含んでいらっしゃると思うのですが、現在高圧部について好ましい結果あるいは好ましい判断によって使用してい...全文を見る
○薮仲委員 それでは、プロパンガスによる災害を防ぐために、いまおっしゃったような高圧、低圧を問わず遮断装置というのは今後一つの重要な課題だろうと思うのです。  そこで、一番問題になりますのは、この遮断装置をだれが負担するかという問題だろうと思うのです。特に消費者にとってはこれは...全文を見る
○薮仲委員 できる限りそれを前向きに、しかも積極的に取り組んでいただきたいことをお願いしておきます。  最後に、先ほどお見えにならなかった鉄建公団の方、お見えでございますか。よろしゅうございますか。——じゃ、これだけ最後に質問させていただきます。  気象庁の方、申しわけないの...全文を見る
○薮仲委員 どうか二度とこういう事故のないように万全の対策を講ずるよう重ねて要望しておきます。  最後に、警察の方に、二十本押収なさったその消火器についていつごろまでに結論を出すおつもりなのか、それだけお伺いしたい。
○薮仲委員 終わります。
04月27日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○薮仲委員 気象庁お見えになっていますね。——私は、地震の問題でちょっとお伺いいたします。  東海地震説が言われましてから、国会でも大震法も制定されましたし、東海沖地震に対する予知、これが着々と講ぜられておるわけでございますが、これに関連して二、三お伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○薮仲委員 それでは、もう一点お伺いしますけれども、現在、静岡には静岡の地方気象台を含めて地震計が八カ所ございますが、ここに置かれた地震計は、通常気象用語で百倍から三千倍の電磁地震計が設置されておる、こうわれわれ聞き及んでおります。  そこで私は、なぜこれを問題にしたいかと言い...全文を見る
○薮仲委員 同じようなことでもう一点伺います。  いま、いわゆる気象庁の持っている地震計だけじゃなくて、各大学で観測しておる地震計等も、テレメーターで気象庁と同時に記録できるというような形をとったというように聞いておりますが、私は本来、大学、東大とか名古屋大学が地震について観測...全文を見る
○薮仲委員 ではもう一つ、いま申し上げましたように、いろいろ静岡県でも地震の観測、測量をしておるわけでございますが、いま現在、気象庁中が気象観測、中でも特に地震について専門官として静岡県に派遣しておるのは何名でございますか。
○薮仲委員 私が申し上げたいのは、複合勤務ということに問題があるわけです。今度気象業務法を変えましたですね、地震について初めて気象庁に気象業務が含まれてきたわけでございますが、先ほども地震課長が言われたように、地震についてはナショナルプロジェクトですよ、国を挙げてやるんです。とこ...全文を見る
○薮仲委員 きょうは私、時間がありませんから、いま大臣がおっしゃったことについて具体的に申し上げませんけれども、私は、静岡県の気象観測の地点は、ラドンの地点から、いまおっしゃった御前崎の地震計から全部見て回って、この目で確めてあります。ですから、少なくともいまおっしゃったことはす...全文を見る
○薮仲委員 いま局長が申された、いわゆる行政書士会とディーラーとの間で話し合いをして得た結論というものがはっきりしておるのでございますれば、この際、ここで御答弁いただきたいのですが……。
○薮仲委員 合意書の内容は、いまお持ちじゃないのですか。
○薮仲委員 よくわかりました。どうか行政指導によりまして、業者間あるいは行政書士会と好ましい円滑な運営が図れるようによろしくお願いをいたしておきます。  次の問題でお伺いしたいのでございますが、自動車の分解整備事業を始めるいわゆる認証を受ける、これに当たっては、私の理解するとこ...全文を見る
○薮仲委員 それでは、もう一点お伺いしたいのは、同法の九十五条は自動車整備振興会について定めておりますが、この自動車整備振興会というのは何のためにあるのかと言えば「自動車の整備に関する設備の改善及び技術の向上を促進するため」ということで、四つのことがここに出ております。時間の関係...全文を見る
○薮仲委員 そこで、お伺いしますが、私は最初、自動車の分解整備事業の認証を受ける際には、七十九条の手続によって、その基準が満たされればいいだろうということを確認しました。私がここでお伺いしておきたいのは、自動車の分解整備事業を始めようとするとき、運輸省の認証さえあれば、また七十九...全文を見る
○薮仲委員 では、重ねて一つだけ伺っておきますけれども、これは巷間聞き及んでおりますので、そういうことがあってはまずいという意味で申し上げますけれども、いろいろな業会、団体が同意しない限り認証するのは困難であるということを、ちょっと私は聞いたことがございますが、それは妥当ではない...全文を見る
○薮仲委員 よろしくお願いいたします。  それでは、時間がありませんので、次の問題をごく簡単にお伺いします。  今度は道路運送法になるわけですが、道路運送法の第五条に従って、いわゆる貨物自動車運送事業の免許を取得しようとする場合、たとえば私が貨物自動車運送事業を行おうと思って...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
05月08日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○薮仲委員 それでは、船員雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案について若干質問をさせていただきます。  昨年の六月に海造審から答申が出ております。「今後長期にわたる我が国外航海運政策について」この中から何点かお伺いしたいのです。  この中で、わが国の外航海運とい...全文を見る
○薮仲委員 きょうは時間がありませんから、長い答弁よりも要点をすかっと答えていただきたいと思います。  船員局長に私が御質問したのは、仕組船をふやせば予備率は上がりますよ、これに対して船員局長として根本的な対応をしておかないと大変ですよということを申し上げたのです、私の質問の要...全文を見る
○薮仲委員 海運局長にもう一度確認しますけれども、利子補給によってつくる船はどういう船なのですか。いわゆる外国用船を減らすのですか、それとも日本船をふやすのですか、その点なんですがね。
○薮仲委員 それじゃ、そういう点での船員問題については、船員の職場を拡大できるような方向で御努力いただきたい、こう思います。  いま、船員局長の方から船員の雇用の促進に関する問題として船員雇用促進センターがございます、しかも広く船員を海外へというようなお話もございました。私は、...全文を見る
○薮仲委員 以上で終わりたいと思いますけれども、最後に、大臣に御決意だけ伺いたいのですが、定期船同盟行動憲章条約、いまUNCTADの会議も開かれておりますけれども、これは一日も早く加入し、批准すべきであるという国際情勢にあろうかと思います。  もう一点は、先ほども船員局長からお...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
05月24日第87回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第8号
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○薮仲委員 私は高速道路上における地震対策について何点かお伺いをしたいと思います。  最初に、昨日も静岡で地震が発生しまして、新幹線がとまりまして大分ダイヤが混乱したわけでございます。まず、きのうの地震からお伺いしたいのです。  道路公団でお出しになっておりますパンフレットの...全文を見る
○薮仲委員 気象庁お見えになっていらっしゃいますね。  地震についての基本的な問題を何点か最初にお伺いしたいのでございますけれども、地震につきましては、御承知のように昭和四十九年に予知連が東海地域を観測強化地域に指定しているわけでございます。静岡県を中心とした東海地域六県にわた...全文を見る
○薮仲委員 ちょっと簡単にお伺いしますけれども、あした来ても不思議でないという考え方は間違いかというのです。いかがでしょう。
○薮仲委員 いま関谷さんの答弁の中にも、あす起きるということも決してゼロではない、それは当然データとして出てくるということでございます。そうすると、やはり被害を想定しなければならない県民にとっては、当然これは目下の急務として取り組まなければならない。特に今回六県にわたっての地域指...全文を見る
○薮仲委員 それでは何点か具体的な問題でお伺いします。  現在、気象庁は計測の中でガルという正式な測定はしていらっしゃらない、このようにわれわれは聞いておるのでございますが、たとえばきのうの地震についても、気象台の発表は震度三ということで、ガルについては正式なデータは持っており...全文を見る
○薮仲委員 なぜ私がこれをこう確認したかと言いますと、今度は高速道路の方に戻ってまいりますが、公団の資料を見てまいりますと、地震を予知するのにガルで出しているのですね。震度階を七段階に分けて、五、八、二十五、五十、八十、百五十、三百五十ガルで感知いたします、これでいわゆる震度三以...全文を見る
○薮仲委員 私の申し上げたいのは、ガルで言っても、ガルには、たとえば震度五の場合には八十ガルから二百五十ガルという、物すごく広いのですよ。道路走行中に影響するのは、ガルで影響するのじゃないんですね。震度で影響してくるわけですね、どの程度揺れたかという。それで運転、走行、安全運転が...全文を見る
○薮仲委員 私がさっき気象庁に、あした起きても不思議じゃないということは間違いじゃないかと聞いたのはそのことで言うのですよ。もう地域指定もできてくるのです。いまだに、協議しますと言ってあした起きたときに一体どこが責任を持つのか。この規制についていまどこも責任がない状態ですね、巨大...全文を見る
○薮仲委員 ということは、まだ協議をしている段階だということですか。では、いつごろまでにその協議をまとめて責任体制、どこが責任を持つかというのは大体いつごろまでにお出しになるのですか、警察庁。
○薮仲委員 各県といいましても、たとえば高速道路の場合、神奈川から静岡、愛知、岐阜と各県にまたがっているわけですね。各県の連絡はどうなさるのですか。
○薮仲委員 いずれにしてもまだ具体的にはその対策が明確でないわけでございますが、これは地震の地域指定された県にとっては、高速道路上の問題はそんな時間の猶予を許される問題ではございませんで、一体国はどう考えているのだ、警察庁はどう考えているのだ、そこがはっきりしませんと、県で対応し...全文を見る
○薮仲委員 ではちょっと公団にお伺いしますけれども、私はさきの委員会で、走行中のドライバーに地震が発生したことをどのようにして周知徹底するのですか、この問題を提起いたしました。そうしたら公団側の御説明は、インターとインターの間の掲示板でやります。インター手前の五百メートルに一カ所...全文を見る
○薮仲委員 じゃ交通局長、さっきの御答弁の中でちょっと具体的にお伺いしたいのですが、高速道路上にとまっているドライバーを避難させるとおっしゃった。たとえば神奈川県の酒匂川のあの橋の上でとまりました、どうやって退避なさるのか。それから、トンネルの中でとまりました、どっちの方へ逃げた...全文を見る
○薮仲委員 いま申し上げたようなことは通常高速道路を走っているわれわれにとっては待ったなしの非常におっかないことでございまして、先ほど来どこが責任を持つのかということなんです。たとえば、いま地震が起きて混乱が起きました、きょう起きました、そのとき高速道路上の責任をどなたがどう持っ...全文を見る
○薮仲委員 私が問題を指摘しますと、ほとんど明快な対応がないわけでございまして、私はこれでは質問する勇気がなくなってくるのですよ。検討中でございます、協議中でございますと、これをやられたんでは、一体どうなっているのかということになりますので、私は、やはりこの際警察庁が責任を持つ、...全文を見る
○薮仲委員 きょうは問題の指摘だけでとどめておきますけれども、じゃ、私が不安に思っていることをちょっと警察庁にお伺いします。これは公団側にもさっきビラのことを言ったのですが、あれはビラで、一応やったといっても、走行中には、掲示板が一カ所しかないんですから、そこを走っていない車はわ...全文を見る
○薮仲委員 ヘリの問題はさきの委員会で私がそういうことを指摘したのですが、各県にありますという考え方は、私は好ましいことじゃないと思うのです。というのは、地震の発生しておりますのは、津波もありますれば、いまおっしゃった平場で火災も起きているわけです。それを全体的に見なければなりま...全文を見る
○薮仲委員 きょうはいろいろ質問を用意したのですけれども、どうせまた御検討いただくということで終わると思うのですね。ですからきょうはこのくらいにしておきますけれども、私はほんのごく一部だけ指摘したのですけれども、やはり高速道路上の問題というものは避けて通れない。非常に困難な問題を...全文を見る
○薮仲委員 きょうは問題提起だけで終わらざるを得なかったわけでございますけれども、これは委員長にお願いでございますが、ただいまお聞きのとおり、公団あるいは警察庁におかれましても、これから対応なさるといいますか、協議なさるというような問題に終わっているわけでございます。この委員会で...全文を見る
05月24日第87回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○薮仲委員 私は、最初に、この手元に配付されました資料についてごく簡単に二点ほどお伺いしたいのでございますが、いわゆる中央防災会議の議長あての諮問について専門委員会から報告が出たわけでございますが、「地震防災対策強化地域の指定について」という報告でございます。この報告についてまず...全文を見る
○薮仲委員 どうか各県の要望等を聞いて好ましい形で防災体制ができるようよろしくお願いいたします。  それからきのうも静岡で地震が発生したわけでございますが、こういう防災に関連して私は先般の委員会で高速道路上の問題を何点か指摘いたしました。今回私はやはりこの想定される災害の中でガ...全文を見る
○薮仲委員 どうか十分な立ち会いをさせるような指導を重ねてお願いいたしておきます。  それからもう一点、これは非常に問題だと思いますのは、事故発生について何回か通報があった。何回と言ってもここに記録されておりますのは同じ人から二度あったということだけでございますが、周辺の方は何...全文を見る
○薮仲委員 時間が参りましたので、最後に一言だけ確認しておきたいのですが、こういう問題の再発を防止する意味で、今後道路工事あるいは既設のガス管にかかわる工事が行われると思うのです。その安全のために、常時行われているのでございましょうけれども、もう一度通産省と建設省と当該の省庁が安...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
08月09日第87回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第11号
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○薮仲委員 私も日本坂トンネルの事故についてお伺いいたします。  私は、高速道路の交通安全についてはきようで三回目なんです。前回の交通安全対策特別委員会並びに災害対策の委員会で、高速道路上の安全走行、これについてはもっとしっかりやらないと大きな事故が起きますよと何回も指摘してき...全文を見る
○薮仲委員 責任はどっちが持つのですか。
○薮仲委員 公団さんも余り明確にお答えにならないのですが、この標識について道路管理者としてこれでいいと思っているか悪いと思っているか、大臣いかがでしょう。
○薮仲委員 では具体的にお伺いしましょう。  私は必ずしもドライバーに対して適正な標示にならない、こういう判断から申し上げますが、まず第一点、何回も言いますように標示板の数が少ない。総裁も今度ふやすとおっしゃるけれども、現在あるのは、総裁も御存じでしょうから確認のために言います...全文を見る
○薮仲委員 音はどうですか。
○薮仲委員 局長、いかがでしょう。
○薮仲委員 では次の問題。  トンネル内には避難路が三カ所あるのですが、総裁がいわゆる耐熱のケーブルをつくって火災によっても避難ができるようにいたしますとございました。これはそれだけでは不十分なんです。実際、煙に巻かれてごらんになればおわかりになると思うのです。  ただあの発...全文を見る
○薮仲委員 私は先ほど冒頭に申し上げましたように、これは三度目で、全然改善されていないので、きょう多少、これではよくないという感じを持っておりますので、何点か申し上げますから、対応については真剣にやっていただきたいのです。やはりわれわれはそこに住んでいる人間ですから、ここでの委員...全文を見る
○薮仲委員 なぜ私がこれをお伺いしたいかといいますと、さっき公団の施設の中で感知器があると総裁おっしゃいましたね。感知器はトンネルの中に四ブロックに分けてどこのブロックが火災になったかがわかるようになっていますね。御存じでしょう。そうすると、感知器でここのブロックが火災発生しまし...全文を見る
○薮仲委員 結構です。  そうしますと、そのコントロールセンターに入りました標識の中には、少なくとも静岡側で事故が起きたのか、焼津側の口で起きたのか、それはわかるはずですね、いかがですか。
○薮仲委員 では、なぜ私がいま確認したかといいますと、これは消防庁が公団側からの通報についての正式などういう通報があったかは、静岡消防署、焼津消防署等含めてお話しいたしますと、最初にこの静岡消防本部に入りましたのは、東名下り線日本坂トンネル内で大型トラックと乗用車の衝突事故があり...全文を見る
○薮仲委員 それは後で消防庁と話し合ってください。私の持っている資料は、これは消防庁から得た資料でございますから。九番ということと、この消防隊が出動のときには、いま私が申し上げたのは、後で両庁でお話し合いになって、あんまりもめないで、今後どうしたら正確に情報伝達が伝わるか、おやり...全文を見る
○薮仲委員 いまの答弁もう少し突っ込みたいのですが、時間がありませんから、消防庁にお伺いしますけれども、この水噴霧ヘッドですね、これは、私は、少なくとも私の認識では、いわゆる水の煙幕を張りまして、その地域の温度を下げるということが一つ、それから類焼、延焼を防ぐということが主たる目...全文を見る
○薮仲委員 ではもう少しお伺いしましょう。  総裁、スプリンクラー、水噴霧ヘッドでございますが、これに使える水はタンクに百七十トンしかないのですよ、そうですね。これは約四十分程度、あるいは水噴霧ヘッドの水の量によってはもっと延びるかもしれませんけれども、大体その程度です。さっき...全文を見る
○薮仲委員 水噴霧ヘッドで使いますと、ドライバーがホースで消す水がないのですよ。それはたとえば放水する水をタンクに給水しようとしますと、タンクから放水される水の量と給水する水の量とはアンバランスなんですよ。全然足りないのです。あの長大トンネルの中で消火用に使えるのは百七十トンの水...全文を見る
○薮仲委員 終わります。
12月06日第90回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○薮仲委員 私は大臣に、ダム災害、台風災害、大地震の防災訓練等についてお伺いしょうと思ったのですが、大臣が時間がないそうですので、私も静岡でございますので、地震の問題を中心にきょうは質問させていただきたいと思うのです。  その前に大臣に、きょうの委員会でも報告ございましたけれど...全文を見る
○薮仲委員 きょうは直轄海岸、国土庁所管が主でございますので、建設省の海岸課長が来ていらっしゃると思うのですが、いま大臣の御決意にもありましたように、静岡としては直轄海岸の工事は非常に急要なものでございます。いまの汀線から下げないで被害を食いとめていただけるのかどうか、その辺の御...全文を見る
○薮仲委員 どうかその決意で、住民の不安を解消していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは大臣に、地震の問題を中心にお伺いをしたいと思います。  先ほど大臣は、与党の御説明も詳しくは聴取しておらない——私は災害でずっと地震の問題をやっているわけでござ...全文を見る
○薮仲委員 これは時間の関係で指摘だけにとどめておきます。  大臣御承知のように、今度の訓練は、異常発見から始まりまして、長官から判定会長、そして招集という事態になって各県へ流れていくわけでございます。そこで私が今後検討いただきたい点は、判定会長が判定会の招集を連絡する、その時...全文を見る
○薮仲委員 それでは、建設省お見えでございますね。建設省が高潮対策で防潮堤を検討なさっているのは、波高何メーターぐらいですか。時間がないですから、高さだけで結構です。
○薮仲委員 いま審議官のおっしゃったことは、後で冷静に考えていただくとちょっと違うかもしれませんが、大臣、事ほどさように、安政大地震等でも五メーターから六メーターの波の高さを想定しているわけです。それでこの被害想定、津波想定はつくっているわけです。いま建設省がおっしゃったように、...全文を見る
○薮仲委員 次に、なぜ私が学校を政令指定しなさいと言うか、具体的に申し上げます。  あのとき、お母様方が学校側と打ち合わせをして、学校に子供さんを迎えに来るわけです。そこで名前を確認して、四、五人の子供さんをお母さんが連れて帰るということをやった学校と、学校の先生が数人の子供を...全文を見る
○薮仲委員 文部省の答弁は午後聞くことにして、時間ですから、これで終わります。
○薮仲委員 私は午前中に引き続いて質問させていただきますが、午後は特にダムの防災の問題について質問させていただきます。  大臣が所用で欠席のようでございますが、政務次官お見えでございますから、大臣にかわって、われわれの質疑の様子の中からこの問題の対策の重要性を勘案いただいて、篤...全文を見る
○薮仲委員 笹間渡ダムの、この水没することを想定したのかどうかということを聞いたのですよ。よく質問の内容を聞いておいてください。
○薮仲委員 よく私の質問をきちっと聞いて答えてください、時間がないのですから。  私の聞いているのは、笹間渡ダムについては、洪水の調節なんかを私は聞いたのではない。私の聞いたのは、笹間渡ダムの堰堤をつくるとき、桑ノ山の部落十一戸が水没するということを建設省は想定して、ダムの建設...全文を見る
○薮仲委員 それだけ答えればいいのですよ、ポイントだけ。  想定していないということは、明らかに見込み違い。いま課長がおっしゃったように、いわゆる河川管理者として、河川のダムができても、その河川の従前の機能を維持するということは、そこに住んでいる部落の人は、少なくとも、このダム...全文を見る
○薮仲委員 その次は、政務次官にお渡ししたその静岡の井川の上流部田代、それも同じように堆砂の現状です。これは部落では非常に危険を感じております。この堆砂についても、建設省は十分調査をして河床を下げていただきたいと思いますが、いかがですか。
○薮仲委員 毎年調査してというのは、それはいま、私も河川法はよく徹底的にはやっておりませんけれども、河川法を読む限り、これはその構造物を設置した設置者が調査をやって、建設省が独自で河床の調査をやるということにはなっていないようです。  私が申し上げたいのは、いまこの井川の部落の...全文を見る
○薮仲委員 時間がありませんから、どうかそのことで真剣に対応をしていただきたいと思うのです。  次に私がお伺いしたいのは、先般の二十号台風による、先ほど来私が質問しないのに何回もお話しになっているダム操作規程、今度はこのダム操作規程についてお伺いします。  これは井川のダム操...全文を見る
○薮仲委員 そういう答弁が返ってくると思いまして、私は本川根町——ダム操作規程を政務次官も後でよく検討していただきたいのです。この井川ダムの操作規程には、通知すべきところとして、島田土木、井川支所、井川幹部警察官派出所、本川根町役場総務課等々が載っているのです。この中の二カ所だけ...全文を見る
○薮仲委員 済みません。  長島ダムの水没による大井川線のつけかえで、アプト式の鉄道を地元では要望しておりますけれども、これに対して建設省はどういう対応をするか、この二つだけ伺って、終わりたいと思います。
○薮仲委員 終わります。