林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  舛添議員に続いて、主に経済、財政中心に御質問したいと思いますが、今、舛添さんの質疑を聞いておりましてちょっと気になったことがあるので、まず総理に、これは政権を取られる前だったと思いますが、沖縄の基地の問題について最低でも県外と、こうい...全文を見る
○林芳正君 宇宙人というふうに菅副総理がおっしゃっておられましたけれども、ここは日本の国会でございますので分かりやすい日本語で御答弁いただきたいと思いますが、したがって、あのときは冷静でなかったので、今おっしゃっていることが今のお気持ちであると。  御希望だけ申し上げておきます...全文を見る
○林芳正君 質問に答えていただいておりませんが、徹底的に議論をするというのがトラスト・ミーというふうにおっしゃったことですかと聞きました。
○林芳正君 オバマ大統領がそのお言葉を今総理がおっしゃった意味でお受け止めになったと、そういうふうに考えておられますか。
○林芳正君 ということは、信頼関係がないというふうにお聞きをいたしました。  まさにそういう、トラスト・ミーとおっしゃった翌日にオバマ大統領は赤坂のサントリーホールで演説をされました。当然、その演説を聞けば、鳩山総理のトラスト・ミーという発言は、合意どおりにやっていただけるんだ...全文を見る
○林芳正君 これ以上聞いて答弁をいただくと更に日米信頼関係が損なわれる、そういう感じがいたしますのでそこまでにいたしますが、やはり首脳間の信頼関係というのは、総理もおっしゃっているように大事なことでございます。そのためには、閣僚の皆さんと同席をされる場も必要だと思いますが、本当に...全文を見る
○林芳正君 本来は先に成長戦略を出すべきであったという御認識があるというふうにお伺いして少し安心をいたしましたけれども、それならば、過去十年間の検証はゆっくりと今でもやっていただいて、その上でまずはやっぱり成長戦略をおつくりになるべきではなかったかと。  少し菅大臣、山口県の後...全文を見る
○林芳正君 通産省と郵政省を統合して情報通信省をつくるというのは、私の記憶では成長戦略ではなかったというふうに思います。これは行革の話でございますので。  そこで、今回のおつくりになった緊急経済対策、これが第二次補正でございますけれども、効果の内訳というのを、これ菅大臣が担当し...全文を見る
○林芳正君 そこに、主な内訳ということでこの二番目にどういうものが経済対策としてGDPを押し上げるのかと書いてありますが、見ていただきますと、エコポイントの継続、環境対応車への買換え購入の補助、これも我々がやったやつ、エコ住宅は新しいとおっしゃいますが、福田内閣のときに二百年住宅...全文を見る
○林芳正君 新成長戦略が後出しではあったけれどもこの二次補正や本予算に大半は反映されておられる、こうおっしゃったんで、この二次補正で具体的にお聞きをしたわけでございます。  新成長戦略そのものも、強みの発揮ということで環境・エネルギー、健康・医療・介護、フロンティアの開拓という...全文を見る
○林芳正君 相当混乱をされておられるようなので、来年度の予算の審議はまたそのときにしっかりやりたいと思います。  成長戦略は、先ほど、未来開拓戦略が二十一年の四月、これは我々がつくったもの。私がさっき申し上げたのは、今度の菅大臣がおつくりになった平成二十一年の十二月の新成長戦略...全文を見る
○林芳正君 質問に全くお答えいただいていないんですが、当たり前なんですね、インフレ一%、三、二ですから。だから、いつごろからそういうふうになるとお見通しですかと聞いているんです。
○林芳正君 今年、来年、再来年というのは三年間ありますが、今年はまさに菅大臣御自身がデフレ宣言をされたんでございます。ですから、それがすぐに名目三、実質二に戻るとお考えですか。
○林芳正君 私は極めて正確に聞いておるつもりでございますが、中期財政見通しをいつお作りになるのかと聞いていません。いつ三%、二%のインフレ一%基調に戻るかと。今年戻せって言っているんじゃないんです。いつ戻るかという見通しを聞いているんです。もう一回お願いします。
○林芳正君 大臣として。
○林芳正君 それでは、先ほど今年、来年、再来年とおっしゃったのは取り消されますか。
○林芳正君 目標と書いてあったので、目標は分かったので、閣僚としての見通しを聞いたんです。最初から見通しはいつですかと聞いていますよ。まじめに答えてください、閣僚なんだから。個人的な見解なんかここで聞くわけがないじゃないですか。そういうふうに申し上げておきます。  そして、今見...全文を見る
○林芳正君 ちょっとますます心配になってきたんですが、私はここまで、個人的な見解か閣僚としての答弁か分かりませんが、下がらないと見通しておられるというんであれば、そもそもデフレ宣言をせずにもう少し待っておられたらよかったんではないかと思います。  私は実は、菅大臣は御認識がない...全文を見る
○林芳正君 日本の経済、二番底、鳩山不況と言われておりますが、よく、目標、見通し、市場は敏感に反応いたしますので、注意をして運営をしていただきたいというふうに思います。  そこで、日銀の政策と相まって財政政策もということでございましたが、今も大臣、気を付けていただきたいのは、日...全文を見る
○林芳正君 衆議院の予算委員会では多少違った議論だったように拝見をいたしましたが、しかし今おっしゃったように、この二十一年度のマイナス〇・一%というのは仕方がないという御見解でございました。  そうしますと、二十一年度というのはあと四半期、この一—三を残す余りでございますから、...全文を見る
○林芳正君 乗数効果のことをおっしゃっているんだと思いますが、確かに公共事業の乗数は最低でも一・〇でございます。  それでは、コンクリートから人へとおっしゃっている一番の象徴であります子ども手当、何の手当でもいいですが、家計に直接給付をする手当の乗数効果はどれぐらいだとお考えで...全文を見る
○林芳正君 ちょっと菅大臣、少しヒートアップされておられるかもしれませんが、私の質問は、乗数効果を幾らと見ていらっしゃいますかという単純な質問です。本予算だからそのときにというのならそれでもいいんですが、既に本予算は閣議決定されましたね。政府としてはお決めになった政策ですから、そ...全文を見る
○林芳正君 長妻大臣には後で時間があればちょっと別のことを聞こうと思っておりましたが、今消費の効果をおっしゃいましたので、使う財政額からその額を割っていただければ乗数効果は出ると思うんですよ。今計算してくださいよ。幾ら要求されていますか。それを乗数効果というんですよ。そんなことも...全文を見る
○林芳正君 消費性向と乗数効果の違いを御説明ください。
○林芳正君 御質問を申し上げたのは、消費性向は先ほどお答えいただきました、消費性向と乗数効果の関係について御説明をいただきたいと質問しました。
○林芳正君 私も相当勉強したつもりですが、私が分かればいいというんじゃなくて、これ、テレビで全国民が見ていらっしゃいますので、大臣のお言葉はみんなが聞いているんです。  ですから、その消費性向というのは、じゃ、一兆円のものを財政支出したら一・三兆円ぐらいの消費があるというのは一...全文を見る
○林芳正君 要するに、給付をする政策については、消費性向が半分ということは残りは貯蓄に回るということですから、限りなく乗数効果と同じ概念だというふうに私は理解いたしましたけれども、それなら、〇・七とおっしゃいましたから、一を切っているわけです。  それで、私はお聞きは申し上げま...全文を見る
○林芳正君 まあ、これ以上続けると、市場が本当に暗くなるといけませんので、よく菅副総理と仙谷大臣と、まあほかの皆さんは同等でございましょうが、たまたま長妻さん今立たれたんで、よく整理をして、この政策の効果はこれぐらいだというのが、ばらばらばらばら役所の人が紙を持ってきて慌てて答え...全文を見る
○林芳正君 仙谷大臣は、税収が四十六から九兆減ったんでこれはできなくなったとおっしゃっておられるようにお聞きしたんですが、よろしいですか、仙谷大臣、これは税収とは関係なく、これだけ無駄があるからこれは減らしますと、その分でやると書いてあるんで、新しく今度見通しを、この補正でやられ...全文を見る
○林芳正君 よろしいですか。税収が落ちても歳出の方の規模が変わるわけじゃないんです。ですから、歳出の方の無駄を出されるところは税収に関係なくできるはずだと思いますけれども、いかがですか。
○林芳正君 ちょっと我々とは考え方が違うんで、税収が減ったものは四十四兆の国債の中で手当てをされておられますから、これが削れなかったということは税収が減ったということとは別問題だと思いますね。  そのことは仙谷大臣お分かりの上でおっしゃっているんだと思いますが、このマニフェスト...全文を見る
○林芳正君 そろそろ年も替わりましたし、百日も過ぎたんで、前政権が前政権がと言うのは見苦しいと思います。  そこで、これはお守りになるということでございましたので、今年は、総理が自ら陳謝をされましたように七・一兆円はできなかったと。したがって、この七・一兆円も削れなかったという...全文を見る
○林芳正君 総理、率直にお認めになっていただきましたので、十月二十九日、本会議で私の質問に対してこうお答えになっておられますが、「私どもは熟慮の上でマニフェストを作らせていただいた次第でありますし、旧政権では確かにできもしない政策だったかもしれませんが、新政権ではしっかりとできま...全文を見る
○林芳正君 大変素直に御答弁いただきまして、ありがとうございました。  したがって、今後はこの国債をなるべく出さずにやっていくという方針の中で先ほどの成長戦略も加味した中期財政計画というものをやっていくわけでございますが、私が見ると七兆が既に三兆になってしまいました。したがって...全文を見る
○林芳正君 ニュアンスは伝わったような気がしますが、お言葉は慎重に選んでおられる感じでございました。  今の段階ではそういうことかもしれませんが、私どもは、消費税を含めた抜本的な改革というのを中期プログラムで閣議決定をし、それを税法の附則できちっと国会でも通させていただいており...全文を見る
○林芳正君 是非、責任という言葉をかみしめてやっていただきたいということを申し上げまして、同僚に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  冒頭に、質問に立たせていただきますことを、同僚議員、皆様方の御配慮に感謝をいたしたいと思います。  まず、九時からテレビを御覧になっている皆様は少し戸惑っておられるのではないかというふうに思います。八時五十分から委員会をやって、今の...全文を見る
○林芳正君 そういう心持ちでやっていただきたいと思いますが、実際にはこのマニフェスト、三番のパネルを出していただきたいと思いますが、私は、実は去年の参議院の本会議、臨時国会でございましたけれども、「そもそもマニフェストは、できもしないことを急場で熟慮なく作ったものが数多くあるよう...全文を見る
○林芳正君 今日片道ですから長々と答弁いただいてもいいんですが、私がお聞きしたのは、何人ぐらいでどれぐらいの時間を掛けてお作りになりましたかと。当時の政調副会長であられた長妻大臣、いかがですか、じゃ。御一緒に作られたと思いますけれども。
○林芳正君 政調のメンバーというのは今はもうおられないんでしょうけれども、当時は何人ぐらいおられたんでしょうか。  それから、直嶋さんでも長妻さんでも結構ですが、この財源、これぐらい出すというときに、財務省で作っておりますいろんな財務諸表を御覧になって作って、その検証を財務省と...全文を見る
○林芳正君 財務諸表を御覧になったということでございましょう。  この二百六兆余りの一般会計、特別会計合わせたやつが大体一割ぐらい出るんだというお話でしたが、その中でここでは九・一兆やっていくということでございましたので、そういうところは精査をされておやりになったというふうにお...全文を見る
○林芳正君 結構です、お願いでございますから。  それで、要するに、なぜ削れなかったのかという議論を我々もいたしましたし、それから衆議院でも随分議論があったようでございますが、この間、補正をやったときは、仙谷大臣だったと思いますけれども、税収が不足したので、全体の予算の枠が少な...全文を見る
○林芳正君 余りよく分からなかったんですが、ちょっと冒頭に大事なことをおっしゃったような気がするんですが、こっち側、右側ですかね、全部で九兆一千億削ると、これは四年間の約束だと、こうおっしゃいました。これをやりますという方は、毎年、平成二十二年度は七・一兆、次が十二・六、十三・二...全文を見る
○林芳正君 マニフェストの政策の責任者であられた直嶋大臣から今御答弁いただきましたので、まさにこの七・一兆円はもうやるんだと。私も、「マニフェストの実現により、家計で使えるお金を増やし、生活不安を解消します。」と書いてあるので、最初これを見たときの印象は、こちらをきちっと実現する...全文を見る
○林芳正君 暫定税率二・五兆ですからごく一部ではないと思いますが、要するにこの七・一兆円、必ずこちらから二十二年度に生み出すことではないということでございます。  そうしますと、来年度の二十三年度の予算はあと五・五兆ですから、実際には七・一のうち三しか財源が出なかったという説明...全文を見る
○林芳正君 たしか第一弾の仕分のときは仙谷大臣が御担当でしたが、三兆円の目標ということをおっしゃっていたような記憶がありますが。  枝野大臣、今のお話よく分かるんですが、そういうやり方でやると、要するにシーリング的な考え方がないと、結局何が無駄か何が無駄でないかというのはそれぞ...全文を見る
○林芳正君 これは、じゃ、財務大臣の仕事ということかもしれませんが、この仕分をされる、今からですね、対象というのはこの二十二年度の予算ということでよろしいですか。
○林芳正君 財務大臣、ちょっと通告しておりませんが、二十一年度決算はいつごろお出しになる予定ですか。
○林芳正君 経産大臣から御答弁いただいてしまいましたが、菅大臣、よろしいですね、そういうことで。大体秋ぐらいということで。
○林芳正君 枝野大臣は決算を基にとおっしゃったので、秋から仕分をやるということですね。
○林芳正君 こういうのを上天は欺き難しと言うんですよ。私、自分が神様なんて思ってないけれども、ちゃんと答えてください、最初から。不用意に決算とおっしゃるからこうなるんですよ。二十一年じゃなくて二十年度の決算だっていいじゃないですか。執行調査、いいですよ、それでも。だけど、それを、...全文を見る
○林芳正君 独立行政法人に対する支出も、それから今事業とおっしゃったけれども、その事業をやるためのお金が予算なんですよ。ですから、今仕分されるとおっしゃっている独立行政法人に対する支出や公益法人に対する委託、そして直接やっている事業費、それが予算なんです。ですから、それを仕分今か...全文を見る
○林芳正君 やっぱり仙谷大臣のときの方が気合が入っていたなと思いますよ。やっぱり三兆円ぐらいやるんだと言って、このマニフェストをやるためにやるんだと。で、やられました。今のだと、二十三年度の予算のあれになるかどうかも分からないと、こういうことでしたので、ちょっとがっかりしましたけ...全文を見る
○林芳正君 では、その中期財政計画は六月までですから、当然、今の枝野大臣の仕分は反映されないということでよろしいですね。
○林芳正君 また上天は欺き難しなんですよ。勘案することがあり得ると。この表と一緒で、四年間でやるけど、こっちは一年ずつやりますと。どうも詰めていくと話が次へ次へ逃げていくと。もう野党のマニフェストではないんですから、政府がお作りになることですから、そこはもう少し精度を持ってやって...全文を見る
○林芳正君 その本体を読んだよりは今少し分かったような気がいたしました。需要をつくって供給が出てくる、その需要のつくり方は医療や介護みたいなものと新しいイノベーションをすると、こういうことで、新しいイノベーションをやって、そして需要が出てくるというのはまさにサプライサイドとも言え...全文を見る
○林芳正君 そうではなくて、財政というのは、今まさに大臣おっしゃったように、負担をいただいてそれを官が支出をするということですね。この財政の中でどう分配をするかというのは確かにあると思います。コンクリートから人へという考え方でおやりになっている。  しかし、政府を通らずに民で完...全文を見る
○林芳正君 私は近い考えを持っておりますので安心いたしましたが、必ずしもそういう方ばっかりではないと思いますので、社会主義、社会民主主義は誹謗中傷であるという総理のお考えについて、福島大臣、どうお考えですか。
○林芳正君 市場では、鳩山内閣はセンターレフト、まさに社会民主主義からレフトへと、社会主義へという懸念があるとか、それから投資から貯蓄へという動きということを懸念する声があります。  社会民主主義と社会主義は違うんだから社会民主主義をやるんだという福島党首のお考えは、総理、どう...全文を見る
○林芳正君 そうではないが尊重するということでございました。  これを余りやっていても予算から離れていきますので、少し戻りまして、前回、菅大臣と少し議論させていただきました子ども手当の消費性向についてお聞きしたいと思いますが、菅大臣、これ質問で通告してないんですが、最近サミュエ...全文を見る
○林芳正君 正直にお答えいただいて。読後感をお聞きしようと思ったんですが、まさにサミュエルソンの教科書は我々が学生時代のころからあったので、もし何かいいの言えよといえばもう少し新しいのを推薦したと思うんですが、まあ辞書代わりにお使いになるということかもしれませんけれども。  消...全文を見る
○林芳正君 子ども手当の消費性向の計算するのに一番近い例は児童手当だと思うんですね、今やっておりますから。これはどれぐらいで見ておられますか。
○林芳正君 今御説明いただいて、子ども手当いろいろ計算をさせたと。当然、一番近い施策だと思うんですよね、児童手当は。ですから、これについては幾らだったと、今度それにこういう新しくやるから幾らだというのは当然やっておられると思ってお聞きしたんですが、やっていないということですね。
○林芳正君 政策目的を聞いているんじゃなくて、消費性向、この間、〇・七と最初に答弁されたのは長妻大臣ですから、ですから聞いているんです。  児童手当がないというのなら、それをまずやってみて検証してみて、だから子ども手当はこうだと言う方がよっぽど分かりやすいと思いますし、それから...全文を見る
○林芳正君 これ以上やっても水掛け論ですが、児童手当は調べていないと。  それでは、今度の子ども手当をやって、今までの給付金やったときのように後で検証するお考えはありますか。
○林芳正君 是非これは、今検証をやられるというふうにおっしゃっていただきたいと思うんです、あれほどはっきり〇・七とおっしゃったので。給付金は〇・三五だったというふうにおっしゃいましたから、どれぐらいの効果が出るのかということをきちっとしていただきたいと思います。  デフレ対策で...全文を見る
○林芳正君 前回、もう余り下がらないかもしれないということは、少し見通しとしては誤っていたということでよろしゅうございますか。
○林芳正君 ちょっと食い違っておるように思いますが。  それでは、先に言っていただいたので、パネルの七でございますが、菅大臣のところの財務省で出していただいたいわゆる機械的試算、これ二ページ目に経済指標の前提というのがございます。今、菅大臣はこれのことをおっしゃったんだと思いま...全文を見る
○林芳正君 今年は二〇一〇年度でございます、まあ年度としては今から入っていないと、こういうことかもしれませんが。この間は、名目三、実質二に今年、来年、再来年近づけていきたいと、こういうふうにおっしゃっているんで、名目三、実質二になるのは、二〇一三年度にもならないんで、もっと先とい...全文を見る
○林芳正君 今の財務ショウとおっしゃったショウは役所の方の省でしょうか、それとも大臣の方の相でしょうか。
○林芳正君 最初からそうおっしゃっていただければよかったんですが。  そこで、今からいろんなことをやって、この現実的な見通しを菅さんがおっしゃる今年、来年、再来年の目標に近づけていく努力をすると、これは当然のことだと思いますが、この間の補正予算のときに、何も手を打っていないので...全文を見る
○林芳正君 今のお話はちょっとがっかりしました。  私、この質問はかなり正確に通告をしたので、もう少し具体的なお話があると思っておりましたが、そのサミュエルソンの教科書には書いてないかもしれませんけれども、まず財政を出すということ自体が需給ギャップの、この埋めることにつながると...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。四年間は上げないと。  今、菅大臣は、ちょっと分かりにくい表現でしたが、上げる場合は国民に問うということは、この七月の参議院選挙を指しているんではなくて次の衆議院選挙ということでよろしいですか。
○林芳正君 そういたしますと、菅大臣が、この三月から税制の議論を開始する、消費税の議論も聖域視しないと、こうおっしゃっておられるんですが、議論はするけれども、今年、来年、再来年ぐらいは上がらないと。  また、ちょっと不思議なのは、なぜ三月から税の議論を開始されるとおっしゃったん...全文を見る
○林芳正君 三月からというと、もう三月ですが、まで予算を審議しておりますし、税法の審議も今からやるわけでございますが、そうしますと、先ほどの消費税との絡みで、附則百四条というのがございます。    〔委員長退席、理事平野達男君着席〕  これには、二十三年度までには措置をとると...全文を見る
○林芳正君 あいまいなところが残るんでございますが。  法人税、仙谷大臣は人件費を少し損金算入するようなニュアンスでおっしゃっておられると思いますが、これちょっと意味がよく分からないんですが、一方、古川副大臣は、税率を引き下げて、そして租特を見直していくと。こちらの方向だと成長...全文を見る
○林芳正君 税率を引き下げて課税ベースを拡大すると。拡大の仕方はいろいろですが、基本的な方向が私が思っている方向と同じ人が民主党政権の中にもいらっしゃって少し安心しましたが。  仙谷大臣、最初に使ったパネルで、日本の分配率はもうかなり高くなっておりますので、人件費を今損金算入、...全文を見る
○林芳正君 人件費全体の中で減るところと増えるところができて、総体的な損金が一定だというような前提であれば考えられないことではないなと思ってお聞きしておりましたが、方向性としてはちょっと若干私とは違うなと思いました。それは税制の議論ですから、やっていただきたいと思いますが。  ...全文を見る
○林芳正君 論調や町の声や世論調査ということでございましたが、総理はこうもおっしゃっております。税制に関しても、何十回も、国民の皆様方にも見えるような形で議論を行ったと。これは政府税制調査会のことだと思いますが、今おっしゃったような議論は、ではその議事録を見れば書いてあるというこ...全文を見る
○林芳正君 またこれ上天は欺き難しなんですよ。答弁は、国民の皆様方から伺った様々な御提案をいただいたと書いてあるんですよ。もう一回答弁してください。
○林芳正君 今お聞きしているのは、マニフェスト違反だとかいうことをもう更に言うつもりはないんで、様々な御提案をいただいたと御答弁されているんで、この御提案は何ですかと聞いたら、論調や町の声や世論調査とおっしゃったんで、総理は、じゃ御提案というのは今の三つだということでよろしいんで...全文を見る
○林芳正君 御提案は不正確という言葉でありますから、取り消されますか。
○林芳正君 要するに、そのときそのときでお考えになった言葉で御答弁しているということではないかと思いますので、そういう答弁であれば取り消す必要もないのかなと、こういうふうに思いました。  そこで、若干残りの時間を利用して各論に入りたいと思います。外交、防衛についてはいろいろ用意...全文を見る
○林芳正君 トヨタは一企業でありますが、日本を代表する自動車のフラッグシップでありますから、ちょっと何か冷たいなという感じがいたしましたけれども、しっかり対応していただきたいと思います。  トヨタに対してはちょっと冷たい感じがするんですが、JALに対しては大変に甘い感じがいたす...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  民主党が野党時代には設置法の一般的な基準というのは余りお好きではなかったような気がいたしますが、そこを使っておやりになると、こういうことだと思います。  企業再生支援機構を使うということでございますが、これは担当はまだ菅大臣でよろしいか...全文を見る
○林芳正君 JALに手を取られて、本来の中堅企業を置き去りにされないようにお願いをしておきたいと思います。  前原大臣、もう一問だけ。  タスクフォースをおつくりになって、近ごろそのタスクフォースの結論も公表されましたが、はっきり書かれているように私的整理を提案されておられま...全文を見る
○林芳正君 デューデリジェンスの費用についてはいかがですか。
○林芳正君 重要なことをおっしゃったと思いますが、ちょっと時間の関係で、更にこの問題はやりたいと思います。  長妻大臣にお聞きいたします。  子ども手当を六月に支給をされるということでありますが、今から法案が成立して準備をして、特に今まで支払われていない、児童手当がですね、方...全文を見る
○林芳正君 児童手当の対象者が変わったのと、今回所得制限がありませんから、かなり増える。しかも、申請をしていただいて支給をすると。かなりの混乱が予想されると私は思いますが、全く混乱なく最後のお一人まできちっと支給するとお約束していただけますか。
○林芳正君 いろいろ努力はするけれども、多少は仕方がないということでありましょうか。
○林芳正君 きちっと支払われるということでございました。  せっかく長妻大臣に立っていただきましたので、もう一つ最後にお聞きしたいと思いますが、公務員制度改革法案には、これは閣議決定されたので、署名をされましたか。
○林芳正君 これがその一部でございますが、我々のときの官民人材交流センター、これは廃止、このような再就職は全廃と書いておりますが、今度新しくつくられるセンターは、そこに米印で書いてありますように、職員に対する再就職援助は組織改廃等に伴い必要な場合にのみ限定と、これは四号分限のこと...全文を見る
○林芳正君 四号分限、今まさに大臣もおっしゃったように民間企業のリストラなんですね。当時は、リストラも含めてなぜハローワーク行かないのかとおっしゃっていたように思いますが、まさにそういうのが上天は欺き難しなんですよ。立場が変わればころころ言うことが変わると、そういうことを国民は見...全文を見る
○林芳正君 さっき長妻大臣がおっしゃった社会保険庁を除きますと、過去数十年で若干名だったと思います。今からはどんどん分限をされるというんならそれでも結構でございますが、そこも少し見通しを立てずに新しいセンターをつくるということでございました。  るる聞いてまいりましたが、まさに...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  今日は所信に対する質疑ということでいろいろ質問を作っておりましたら、菅大臣の方に集中してしまいまして、亀井大臣には、大変恐縮ですが、質問をまた次回したいと思いますけれども、今日は菅大臣の方が中心になるというふうに御理解いただけたらとい...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  私も若干そういうところがあるのかなと思いながらこれを読ませていただいておったわけですが。  一方で、この間も少しその議論に入りかけてなかなか行けなかったんですが、いわゆる成長戦略をお作りになって第三の道ということを菅大臣はおっしゃっている...全文を見る
○林芳正君 多分、ギデンズさんとかブレアさんがおっしゃっているときの第三の道というときの第一の道というのは、旧来型の社会主義というか社会民主主義的な政策があって、そこにサッチャーが出てきて構造改革をやって、格差が広がったんで第三の道へ行くと。菅さんのおっしゃっている第二の道は大体...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  今のお話で少し整理をされてきた感じもするんですが、もう一つ、実は前回の予算委員会でこの第三の道の議論をしたときに、例えば二つぐらい種類があると大臣おっしゃっておりまして、供給が需要を生むのではなくて、需要があってこその供給が生きてくるという...全文を見る
○林芳正君 大変興味深いお話で、供給、サプライサイドの改革をするときに効率化するということがよく言われているわけですが、今のお話ですと、そうすると、例えば日産自動車はああいう供給の効率化をしない方がよかったということでございましょうか。
○林芳正君 ちょっと今の話は面白いんで、用意していた質問をやるより面白いかなと思って、ちょっと続けさせていただきますが。  そうすると、ミクロでは個々の企業が効率化することは必要だと、ただマクロで、じゃその効率化されて出てきた人をどうするかという政策がなかったと。こういうことに...全文を見る
○林芳正君 どれぐらい労働市場の流動性を重んじるのか、雇用の安定性を重んじるのかと、まあ政策論だと思うんですが。  それはおいておいたとして、効率化を企業がミクロでやって、マクロで、じゃ政府が何をしたらいいのかということが菅さんが今おつくりになっている成長戦略ではどういう考え方...全文を見る
○林芳正君 確かに、雇用をつくるというのはもう世界中が額に汗をしながらいろんな政策を打ってジョブクリエーションをやっているわけですが、そのときに、大臣、やっぱり私が前も申し上げたし今日も申し上げたいのは、政府の支出とか、例えば全量買上げというのがありますが、何らかのルールを公が作...全文を見る
○林芳正君 中期財政フレームとそれから成長戦略の肉付けた最終版になるんでしょうか、それが出てくるタイミングというものが割と近い時期だというふうにおっしゃっておられるので、そのときに、去年の十二月に政府でお作りになった、税制改正大綱というのをお作りになっておられると思うんですが、あ...全文を見る
○林芳正君 実は、我々が与党のときに一回か二回、円卓を囲んでいただいて──四回でございますか、失礼いたしました。峰崎副大臣はそのときメンバーで当たられたと思いますが、やっているんですね。  そのときに、やっぱりどうしても最後なかなか先に進めなかったのは、基本的にどうするのかとい...全文を見る
○林芳正君 やはりさっき申し上げたように、歳入の方がきっちり土台ができて、その上に中期財政フレームができるという意味では、この六月ぐらいの税制改正大綱というのは大変大事ではないかなと思ったので、これはもう先ほどお答えいただきましたのでお答え要りませんが、もう一度申し上げておきたい...全文を見る
○林芳正君 余りここ、こだわるつもりもないんですが、財政を出動するということと、それから、それが成長につながるということによって円安になるというお考えのように聞こえてしまうんですが、そういうお考えということでございましょうか。
○林芳正君 まさに、前の藤井大臣にも申し上げたことがあるんですが、私が政務次官でいたようなぐらいのときには、経済のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましいという、もう南無阿弥陀仏みたいな、お経以外は何も言わないというようなことでしたので、そのころに比べれば随分い...全文を見る
○林芳正君 実は、大蔵政務次官のときの記憶ですと、当時はそういうのがなかったんで、例えば政務次官と副総裁が会うとか、大臣と総裁が会うというと、会うだけでニュースになって、わあっとこうなっていて、そのころからすると、経済財政諮問会議とか、今おっしゃった月例のときに会って、そこで二言...全文を見る
○林芳正君 余りずうっとやっているようなものでないという率直な御答弁ありましたので、まさにこれもそうなんですが、せっかく、繰り返しちょっとしつこいようですが、今から議論を税について始めるということであれば、是非それはかちっとした見える形でこうだというものをつくられて、税についても...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  大臣、お疲れだと思いますが、もう一時間ちょっと、二時間ぐらいでございますので、お付き合いいただけたらと思います。ちょっと峰崎副大臣外されましたので、まず大臣に。  先ほどの同僚の愛知議員の御質問の中で、これは財務大臣としてというより...全文を見る
○林芳正君 お説は何となく分かったような気がいたしますが。芦部説は政治的美称説でありますが、憲法には当然、国会は立法機関であるとともに総理大臣を出して行政府をコントロールすると。  私は、一般的な理解としては、そのことも含めてやっぱり立法府の権能がきちっと書いてあって、行政府は...全文を見る
○林芳正君 そのアメリカの憲法にも三権分立というのは実は書いてございません。主要国の憲法には、イギリスは御存じのように、御存じかどうか、御専門ではないということですから、成文法の憲法はございませんが、主要国には三権分立の思想は全部入って、三権分立の思想で憲法は書かれておりますけれ...全文を見る
○林芳正君 お考えは半分ぐらい分かったような気がいたしますのでこれ以上、憲法の委員会ではございませんので、財政金融委員会に戻りまして、まずお手元に今日は、昨日提出をさせていただきました財政健全化責任法案、これ通称でございますが、この基本的な考え方というものを、横刷りのカラーコピー...全文を見る
○林芳正君 余りいちゃもんを付けていただかなくて安心をしておりますが。  橋本内閣のときに財政構造改革法というのを作って、今回もそうなんですが、この附則で、物すごく異常な経済状態、リーマン・ショックですか、あのときはアジアの通貨危機だったんですが、起こった場合には停止条項という...全文を見る
○林芳正君 結局、税の議論をして歳出の議論をするとフローが出てくるので、先ほど私が直接コメントと言ったら、なかなかお答えしにくいだろうと思っておもんぱかってコメントと申し上げたんですが、今からお作りになるので、出てきたときに、ここでも平成三十三年度以降がストックの目標なんです。三...全文を見る
○林芳正君 かなり踏み込んだお話をいただきました。  菅大臣がさっきおっしゃったGAOというのは、まさに政策評価を、昔はきちっと経理しているかという、ジェネラル・アカウンティング・オフィスですから、そういうことをやっていたんですが、次第に政策の評価、バリュー・フォー・マネーとい...全文を見る
○林芳正君 今日は財務大臣ということで質疑をさせていただいておりますが、菅大臣は同時に経済財政担当大臣、また副総理で、国家戦略担当大臣……(発言する者あり)ですね、副総理でいらっしゃいますから、作る方ですね、成長戦略を。それも深くインボルブされておられると思いますので、後ろに今座...全文を見る
○林芳正君 そうしたら、質問の仕方を変えて、この質問主意書の、当時予備的調査を衆議院でやられて、民主党さんがやられたときの定義でこれだけの数が出ているわけですから、その定義でこれだけのお金が出ているところの調査をして、そのうちどれぐらいは無駄遣いがなくせるという調査はできるという...全文を見る
○林芳正君 実は、衆議院だと思いますが、原口総務大臣が調査するとお答えいただいているんです。どれぐらい掛けてやるかというのは、そのときにまだいつまでというのは出ていないんですが、総務大臣のところでおやりになるということであれば、それはそれでやっていただいてもいいと思うんですけれど...全文を見る
○林芳正君 是非、野党時代の切れ味の鋭い菅さんに戻っていただいてやっていただきたいと思うんですが、愚痴を言いたい気持ちは私よく分かります。八月に討論しているときに、もう本当に私は愚痴言いたい気持ちで、今と逆転していますから。  制度とか法律とかというのは別に秘密じゃないものです...全文を見る
○林芳正君 政策決定の透明性ということを随分おっしゃっておられるので、今おっしゃられた閣僚間である程度の暫定税率に関しての意見の集約みたいなものと、それから党から来られた要望、これは暫定税率の維持とそれから子ども手当の所得制限というのが入っていたと思いますが、そういうもの、そして...全文を見る
○林芳正君 企画委員会でいろんな実質的な議論があって、ただ企画委員会のところの議事録はないということだというふうにお聞きしましたので、そうでありますと、企画委員会にかなり包括的に委任をされておって、実質的なことがそこで、暫定税率どうするかみたいなことはそこの議論で決まっていて、そ...全文を見る
○林芳正君 この問題はまた、仕組みですのでゆっくりやりたいと思います。  ちょっと感想を言わせていただければ、普天間問題の方がよっぽど情報公開は進んでいるんじゃないかなと、各大臣がいろんなことをおっしゃっていますから。それに比べて、やっぱりこの税の方は包括的に企画委員会で決まっ...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  三先生方、ありがとうございました。ルールでございますので、着座のままちょっと失礼させていただきます。  まず、深尾先生にちょっとお伺いをいたしたいと思いますが、このいただいた資料の三の当面の日本経済の展望ということで、改めてこういう...全文を見る
○林芳正君 今、GDPギャップのお話がありましたが、いただいたやつの四番ですと、マイナス四になるのが、これは予測ですから二〇一二年ぐらいということでございましょうか。足下がこれで見ますとマイナス七ぐらいと、こういうことでございますので、マイナス四まで戻ったとしても今みたいなお話と...全文を見る
○林芳正君 先ほど午前中、実は質疑で日銀の理事がいらっしゃって、愛知委員とのやり取りだったと思いますが、通貨の発行高と国債の保有高をそろえるルールという議論がございましたが、これはルール・オブ・サムみたいな話で、どこか法律に書いてあるわけではないと、こういうふうに私は理解しますが...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  続いて、青山先生にお聞きをしたいんですが、トリガー税率について、元々の税率が五〇から四〇になったということもあってという御説明があったので、この二五を二〇に下げるというのは相場観みたいな、この制度をほかの国も持っていて、やっぱり自分のとこ...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  もう一つ、昔、法人税の国際的な引下げ競争みたいなことをとらえてフィスカルダンピングみたいなことを言っておった時代が懐かしく思い起こされるわけでございますが、先生はいろいろな国際会議等出られて、最近はもう欧米の比較よりもアジアとの、ここにあ...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  それでは、高田先生にちょっとお聞きしたいと思いますが、大変面白いグラフをたくさん作っていただきまして。  まず、二ページ目と三ページ目辺りで、このリスクプレミアムが黒いグラフで二ページ目書かれておりますが、これ計算するとこの注のところの...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  終わります。
03月24日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  今日は締めくくり的に総理も来ていただきましての質疑ということで、今まで予算委員会やりながらやりくりをしていただきまして、何回かこの三法案につきましても質疑をさせていただきました。また、それに先立って菅大臣と亀井大臣の所信に対する質疑と...全文を見る
○林芳正君 総理と菅副総理の見解はかなり食い違っているような気がいたします。  私が、今総理がおっしゃったように、憲法の条文でそれぞれの立法府、行政府、司法府の機能として抑制、均衡されているというのが私の理解でございますと、こういうふうに申し上げましたら、菅大臣からは、私はその...全文を見る
○林芳正君 総理、菅大臣の発言を一々承知はしないということは、いろいろなところでお話しなさる機会もあると思いますが、今私が申し上げているのはこの委員会での答弁で、議事録に載っておる発言でございますから聞いております。  そこで、今、三権の分立ということについて、総理の御発言はや...全文を見る
○林芳正君 菅さんは余りぶれていないというか、一貫されておられると思うんですね。機能の話と権力の話をどう線を引くかというのはちょっと理解し難いところがありますが。  ですから、やっぱり国民主権ということは、選挙で多数を握ったところは権力を持つんだと、ですからその権力を三権でチェ...全文を見る
○林芳正君 ちょっと私はびっくりしましたけれども、自律的に抑制するということと、仕組みが三権が抑制と均衡すると、それを憲法できちっと定めるということは全く違うというふうに私は思っているということをここで申し上げておきたいと思います。独裁とか、いろんなことが報道等聞いているとあるん...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  我々も、法案を提出したという以上はこのとおりにやろうということで、政府、与野党一致できれば我々はこれ当然賛成するという意味で出しているわけでございますので、総理からも今そういうお話がありましたけれども、できるだけ早いうちにこれはやっていただ...全文を見る
○林芳正君 そこは今からお詰めになるということであろうかと思いますが、そのときにやっぱりどうしても、ここでも議論させていただきましたけれども、マニフェストでお約束をされたことをどうするかということが当然出てくると思います。  今日お配りをさせていただきましたのは、まさに民主党の...全文を見る
○林芳正君 ここはちょっと見解の相違かもしれませんが、総理、今税収が思ったよりも出なかったのでということをおっしゃいました。このマニフェストが七兆と、三・六の四分の一になるんでしょうか、〇・九として、八兆円ぐらいのことを初年度でやるというふうに左側でおっしゃっていることができなか...全文を見る
○林芳正君 総理は去年の段階で、マニフェストを実行するために更なる国債を出すのがいいのか、マニフェストをやめるのか、国民に聞いてみたいと、そこまでおっしゃっておられるので、今の御答弁もそういうことかなと。  しかし、マニフェストを最初に見たとき、この十六・八という数字がぴったり...全文を見る
○林芳正君 確かに、しっかりやっていただいて、これ十二兆出していただきたいと思うんです。  これは、たまたまなんですけれども、平成二十一年の五月二十七日、国家基本政策委員会、麻生、当時の総理と鳩山、多分代表だったと思いますが、実は、会長が大石先生だったんでございますが、そのこと...全文を見る
○林芳正君 総理、いかがでございましょうか。努力を傾注して全力でやられるということであれば、少なくとももう半年、政権交代してたっております。中期財政フレームを作られるのは六月ぐらいということでございますので、今から仕分もされるということでございますから、この六月の時点で、このマニ...全文を見る
○林芳正君 ちょっと私、優し過ぎるのかもしれませんが、今数字を出せと言っているわけではなくて、六月に中期財政フレームを出されるときには、ずっと野党時代からおっしゃってた十二兆のうち幾らのものが見付かったのかというこのことをやっていただきたいと。  今からやられる仕分に基づいてき...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  前回の仕分のときは、一年生の方は何か国会のまず基本を覚えろということで外されたという報道を我々は見ておりましたが、さすがに国会対策の基本コースはもう終わっておられるんだろうと、こういうふうに思いますので、是非全員野球でやられたらいかがかなと...全文を見る
○林芳正君 明確にお答えをいただきました。  たしか岡田代表の時代のマニフェストには、そのために消費税を少し上げるというところまでおっしゃっておられたので、そういうことだというふうに理解をいたしますが、そういたしますと、この年金の制度をどうするのかということを骨格ぐらいは考えて...全文を見る
○林芳正君 総理も同じお考えだというふうに承知いたしましたが、なぜそれを聞くかというと、二十三年度、二十四年度、二十五年度を中期財政フレームの対象とされておられるということでありますと、年金制度を、民主党のマニフェストを読みますと、この今の任期の間に設計をして、それで次のときから...全文を見る
○林芳正君 補正予算のときに、財政全体について我々はいつでも用意があると私が申し上げたときは、鳩山総理は、まあまずは与党からだと、こういうふうにおっしゃいましたけれども、あのときから比べれば随分、菅大臣、前進ではないかなと評価を申し上げたいとは思いますが。  もう一つ、最後に暫...全文を見る
○林芳正君 トリガー条項につきましても、この委員会で、菅大臣、峰崎副大臣と議論させていただきましたが、やっぱり現場の混乱というのが、懸念が残ります。  最後に、総理から、現場、トリガー条項が発動されてまた引っ込むというようなことが起こった場合に、現場の混乱がないようにきちっと対...全文を見る
○林芳正君 ちょっと、それで終わろうと思ったんですが、心配になりまして、そのような状況はもう法律に、トリガー条項が書いてある以上は想定をしていただいて、そしてきちっと対応を今からしておいていただかないと大変なことになりますよと。そのことはもう菅大臣と峰崎副大臣は少なくともお分かり...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 本会議 第11号
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○林芳正君 私は、自由民主党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました平成二十二年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案に反対、租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案に賛成の立場から討論をいたします。 ...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。午前中に引き続き、質疑をお願いしたいと思います。  今日は日銀の報告の質疑でございますが、大変お忙しい中、財務大臣にも御陪席をいただきましてありがとうございました。  まず、九日に総裁と総理の会合ということが行われたというふうに承知をし...全文を見る
○林芳正君 特に、意見交換を行われて、その結果として景気の認識はこうであるとか、こういうデフレ対策についてこうであるというような、例えばこういう合意に達したということはございますでしょうか。
○林芳正君 時々お会いして率直な意見交換をして認識を共有すると、これは日銀法にも書かれているとおりのことでございまして、実は私もこの場、財政金融委員会でも、また予算委員会でも申し上げたかもしれませんが、今総裁からお話がありましたように、経済財政諮問会議やそれから月例経済というのを...全文を見る
○林芳正君 分かりました。  私が申し上げているのは、なるべくいつごろどういうメンバーでやるということがあらかじめ決まっているということの重要性というのを申し上げたかったわけでございます。メンバーが少し替わったりとか大体三か月が少し延びたりとかということになると、そのことが逆な...全文を見る
○林芳正君 せっかくでございますので、総裁の定義は今おっしゃられたとおりでありますが、菅大臣も同じようなデフレについては定義をされておられますでしょうか。
○林芳正君 六か月のコアコアの下落ということでございましたので、前回は二年でございましたけれども、今回は六か月ぐらいで、ほかの数字も加味してということでございましたんで、持続的なというところと物価の下落、持続的と物価と下落と三つあるわけでございますが、その持続的という意味がどれぐ...全文を見る
○林芳正君 実際に過去何か月かコアコアが持続的に下落したということと、それから将来どれぐらいになるかという見通しというのは別のことですが、今、菅大臣は、六か月過去下落したということに加えて、将来的にも二年ぐらい下落の見通しがあるということでおっしゃったと。  将来的な見通しもこ...全文を見る
○林芳正君 ちょっと頭の中が混乱してきましたが、大臣が経済財政担当大臣として個人的に政治的な判断をされたと。そのときには、六か月今まで下がってきたことに加えて将来的な見通しも入れたと。  私なぜ聞くかというと、やっぱり明らかに今まで二年で、過去一回やったものが六か月になっていま...全文を見る
○林芳正君 二年間、外国の例もありますし、ただ、政府がデフレ宣言をすること自体余りケースはないことでありますから、どこかにこういう数字とこういう数字とこういう数字があって、これで三つのうち二つが該当したらデフレ宣言すると、こういうルールはないんだと思います。  私が申し上げてい...全文を見る
○林芳正君 基本的なお考えよく分かりましたけれども、同じ体温が下がっても、ほかの病気があるかとか、体力が十年たって少し年取って落ちているとか、そういうことも加味してやるんだということでありましたけれども。  とどのつまり、基本的には先ほど財務大臣が、経済財政担当大臣ですか、デフ...全文を見る
○林芳正君 十一月二十日と十一月三十日でかなりいろんなことをお考えになった結果、三十日にデフレ克服のための努力を行うとおっしゃっておられるわけですから、そういう認識でやっておられるということだと思います。  ただ、今、総裁もおっしゃったように、六か月がメルクマールということでは...全文を見る
○林芳正君 ツービッグ・ツーフェールということとそれから政府の暗黙の保証と、これはGSEのときに大変大きな問題になったわけでございまして、今回のこの間の決定、全閣僚でお集まりになって決めたということを報道で見ますと、暗黙ではなくて明示的に政府が三分の一をお持ちになると、それからこ...全文を見る
○林芳正君 決まってしまったことなんで、今更何を言ってもという感もしますが、せっかく菅大臣、今財務大臣と経済財政担当大臣を兼ねられている副総理でございますので、やっぱり経済に関してはもう菅大臣が司令塔だというふうに言っても私は過言ではないと思いますので、この話はまさに経済に大きな...全文を見る
○林芳正君 私が申し上げたのは、輸出とか海外の新興国が企業にどう波及するかのルートじゃなくて、最後に総裁がちょっと触れられた企業の数字、いいものが家計部門に波及するルートはどういうものがありますかということをお聞きしているんです。ダム理論のときもそうだったんです。  今最後にち...全文を見る
○林芳正君 ルートは、じゃおっしゃったように、賃金、雇用、若干配当というのがあるのかもしれませんが、少し時期はまだ具体的ではありませんけれども、ちょっと底打ちの数字が出ていると、こういうことでございましたので、家計部門に波及するというのは、そういうような感触でおっしゃっておられる...全文を見る
○林芳正君 責任者のトップにおられる方というのは、なるべくいい方の数字を強調すべきだということを私どこかで教わったことがありますので、今の総裁の御発言はそういう部分もあるのかなと思って聞きましたが、四月、五月は注意して見ていただきたいと思いますし、それから、先ほどちょっと最初の質...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  今の数字は、過去二、三年間ぐらいどういう推移であったかというのは後で勉強させていただきたいと思いますが、思いのほか、今後五年間プラスの二%ということでありますと、非常に安定的に、物価がどんどん下がり続けるという意識は余りないということがそ...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  統計上、海外の設備投資というのは入らないけれども、日銀としてはそこはよく見ていらっしゃるということを聞いて少し安心をいたしましたが、まさにグローバル化しているところでございますので、国内でしか設備投資をしちゃいかぬぞというようなことを言った...全文を見る
○林芳正君 終わります。
04月27日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。午前中に引き続きまして、法案審議並びに金融財政の件について御質問させていただきたいと思います。  まず、この法案でございますが、いただいた資料で清算機関の利用義務付けという項目がございます。これは確かに大変必要なことでございまして、諸外国...全文を見る
○林芳正君 今私が申し上げたのが、いただいた資料で、大塚副大臣がおっしゃったCDSの指標取引のアイ・トラックス・ジャパンを想定というのは、清算要件が我が国での企業の破綻要件と密接に関連している取引等の方の一例ということでございまして、当面はそっちを想定していると。  もう一つの...全文を見る
○林芳正君 今のところその他の取引は想定しているものはないということでありますが、こういう条件に該当するというものであればそういう清算集中をやっていくということでございますけれども、例えば今副大臣おっしゃった円金利スワップのプレーンバニラですと、国内清算機関又は外国清算機関という...全文を見る
○林芳正君 是非、そういう原理原則を持って、しかし、どういう取引といいますか金融商品出てくるか、今のうちからあらかじめ想定して細かく決め過ぎるというのもまずいと思いますので、そういう方式でやっていただいたらというふうに思います。  そこで、今CDSの話が出ましたので、これは大臣...全文を見る
○林芳正君 亀井大臣もうなずいておられましたので同じお考えだろうなと、こういうふうに思いますが、まさに今、大塚副大臣おっしゃったように、実情をよく見て必要なことをやっていくという姿勢が非常に評価されるべきだと思うんですね。  私は、最初サラリーマンのスタートが商社でございました...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  菅大臣から御披露いただきましたように、過度のリスクを取らないということが方向性として出ていると。それから、今、大塚副大臣からも補足でお話がありましたように、集中決済機関、先ほど聞いたやつなんかの話もありますが、多分その集中決済機関で標準化...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  今の菅大臣のお話ですと、このFSCとFATは、幾つかの選択肢の中の一つですから両方一緒にやるということではないのかなというふうにお聞きをしましたが、いずれにしても、提案ですから、その辺、今からこれを受けられて、そうすると、トロント・サミット...全文を見る
○林芳正君 そうすると、そこで、財務官なんかがお出になったその午後の会議で少し意見を言って、もう少し具体的にしてこいと、こういうふうになったということかなというふうにお聞きしましたが。  いずれにしても、これ、まさに菅大臣、今おっしゃっていただいたように、私も最初にこれ聞いたと...全文を見る
○林芳正君 もう当たり前のことでありますが、課税自主権というのがありますので、我々が反対していてもIMFで決まったので突然何か銀行に税が掛かるなんてことはもうあり得ない話でございまして、まさに今、菅大臣おっしゃっていただいたように、決まった場合はどうするのか、みんなで国内法を手当...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  そういう議論も含めて次の金融危機にどう対応するかみたいな議論、出口戦略みたいなものも出てきておるわけでございまして、もう最後、ちょっと残り少なくってまいりました。  亀井大臣に三年間の返済猶予みたいなことをやっていただいて、まあ危機対応...全文を見る
○林芳正君 終わります。
05月20日第174回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○委員以外の議員(林芳正君) 答弁の機会をいただきましてありがとうございます。  仙谷大臣、是非頑張っていただきたいと思いますのは、この我々が与党時代に作ったものを今お出ししておりますが、あのときも、そういうぎりぎりの努力を与党として、また政府としていたしまして機能の一元化をい...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 先ほどの補足にもなりますが、大臣のお話を聞いておりますと、勤務条件というものと、それから管理運営事項と、このことの間にどこに線を引くかという議論、これはずっと哲学的な論争も含めてやってまいったわけでございますが。これは勤務条件ですよということを広く取...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 我々の対案では、政府案に比べまして違うところは、分限、すなわち組織の改廃があった場合にはこのセンターのあっせん機能は残るというのが政府案でございますが、このことが、センターがないと、雇用者の、首を切ることを防ぐための雇用者としての努力義務というものに...全文を見る
05月25日第174回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○委員以外の議員(林芳正君) お答え申し上げます。  人事局への機能移管でございますが、今お触れになりました与野党修正協議、当時の与野党でございますけれども、成立いたしました基本法では、幹部人事の一元管理、それから人事に係る機能の一元化と、この二つの役割を規定して、この後者につ...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 先ほど岩城先生から若干お触れになったところでございますが、今回の政府の法案では、当時の与野党で修正合意をいたしました基本法にも一部修正が加わっているというふうに承知をしております。すなわち、先ほど申し上げました基本法に書いてある二つのこと、一つは幹部...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 今大臣がおっしゃっていた基本的な考え方というのは理解をするところであります。発想を転換して能力主義できちっとやっていこう、基本的な方向は違っていないとは思うんですが、それを実際に今ある組織に当てはめていくときに、やはり徐々に理解を得ながらきちっとやっ...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 今大臣からも御答弁があったところでございますが、組織の改廃等による分限免職、要するに、組織の改廃があった場合に、即、分限免職になるわけではなくて、民間でいえば配置転換ということをやりまして、いろんなことをやった上で、それでもどうしても過員が生ずる、過...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 申し上げましたように、幹部職のところは、特にこの幹部公務員法の方で別体系ということで特別職にいたしております。また、幹部職員の給与、退職手当につきましては、法施行後六か月以内に法制上の措置を講ずるというふうにしております。  そのときに、二つの原則...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 我々の対案では事務次官を廃止。これは、国家行政組織法と内閣府設置法の改正、また省名審議官もそれぞれの省の設置法で改正する、さらには、外局の長官、警察庁ですとか金融庁等は局長級にする、こういうことでございます。  仙谷大臣がおっしゃっていることは分か...全文を見る
05月27日第174回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○委員以外の議員(林芳正君) 法案の対案の提出者というよりは、今大きな御質問をいただきましたので、個人的なお話になるかもしれませんが。  なぜ民と比べて官は難しさがあるかということをまず考えますと、私も社会人の出だしがサラリーマンで商社におりましたので、自分の課がもうからないと...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) ありがとうございます。  今大臣がおっしゃったことともかかわるんでございますが、制度的には、法律上は任命権者というのがおりますけれども、大臣が人事に介入したなんという言葉があるように、どうも不文律的に官僚は官僚でやるんだというようなことがかつてはあ...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 特別職ということにする理由ということでありますが、今政務官からお話がありましたように、一般職でないものが特別職であるということでありますので、我々も幹部公務員法を別途作りまして、これを特別職にするといった場合の特別職というのは、当然一般職でないという...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 中間形態ですから全くの政治任用ではないということは申したとおりですが、ほかのところで規定しておりますように、これ分けますと幹部職の給与法というのが別建てになってまいります。ですから、そこは今からこの年末までに決めるということを一般職と幹部職で両方我々...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 今、大島副大臣から御答弁がありましたが、我々の場合は、先ほどちょっと御説明しましたように、幹部公務員法と別建てにしておりますので、幹部公務員法の八条にこの公募の規定を置きまして、欠員を生じた場合又は欠員を生じると相当程度見込まれる場合ということで公募...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) おおむね政府案と同じというふうに申し上げましたが、ちょっと今六十何条でしたか、手元にないので、政府案の方をつまびらかにいたしませんが、我々の方には、先ほど申し上げたように欠員を生じた場合と、もう一つ、欠員を生じると相当程度見込まれるというのを、そちら...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) お答え申し上げます。  これは、十八条の四は、四号分限の場合には残すという規定でございますね、と理解しておりますが、我々の場合はこれも含めてやめようということにいたしたわけでございます。  その考え方は、毎回議論になっておるところでございますが、...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) まず、我々の案は事務次官を廃止することになっておりますので、その結果として二段階になっておりますが、午前中の質疑でもありましたように、幹部職という、一般職から外に出して独自の職、それ特別職でございますが、ということにするということにいたした上で、事務...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 採用試験、研修でございますが、我々の案では、今お話がありましたように、企画立案は内閣人事局が行う、実施は引き続き人事院と切り分けをいたしております。  その考え方の基は、どういう人材を確保して、どういうふうにこれ研修、育成していくのかという人事戦略...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 最後のところで大臣がおっしゃいました再就職のあっせんのところでございますが、大臣、大変一貫されておられまして、この民間人材登用・再就職適正化センターが再就職支援を行うのはこの四号の組織の改廃等による分限免職の場合のみでありますと、こういう答弁ずっと一...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 先ほどちょっとはしょりましたけれども、このセンターを残すというのが政府案で、我々はもうこれは残さないと、機能をですね、というところが大きく違いでございます。  我々の考え方は、分限免職の場合が過去どれぐらいあったかと。過去たしか昭和三十九年か四十年...全文を見る
06月01日第174回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○委員以外の議員(林芳正君) お答えいたします。  今、政府案の方は大臣から御答弁があったところでございますが、我々は、国家公務員制度改革基本法、今、牧野先生がお触れになったように、これは当時の与野党修正協議で決まったものでございますので、我々は与野党入れ替わっても基本的にはこ...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) たまたま私、ずっとここにいるわけではございませんが、その答弁は聞いておりまして、後で大島副大臣がたしかそのときに、企画立案と執行というのは違うから、執行部門についてはやはり中立性というのがないとというようなことを、答弁されたか、この場でおっしゃってい...全文を見る
○委員以外の議員(林芳正君) 大臣からも御指名がありましたので。  今のところは先ほどちょっとお答えしたんですが、企画立案と執行、やはり幹部になるほど企画立案の度合いが強くなる。そして、我々が苦労したところは内閣との一体性。政治的応答性という言葉もありましたけれども、やはりそこ...全文を見る
06月15日第174回国会 参議院 本会議 第28号
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○林芳正君 私は、自由民主党を代表して、菅総理の所信表明演説について質問します。  質問に先立ち、この度の新内閣発足に伴う政治空白の間も口蹄疫問題が拡大しましたが、手塩に掛けて育て上げた家畜を処分しなければならない怒りと悲しみと、今後の生活への不安にさいなまれておられる畜産農家...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。  予算委員会、選挙を明けて参議院では今日から始まるわけでございますが、菅総理、この予算委員会は、本来ならば御就任あってすぐ、先国会で代表質問をやらせていただきましたが、それに引き続いてやっておくべきだったものとい...全文を見る
○林芳正君 今のお言葉、少しかみしめながら聞いておりましたが、実は、菅総理の奥様が毎日新聞のインタビューにお答えになっておられますのを実は、夕刊でございますが、拝見をいたしました。七月十五日でございます。  私事で恐縮ですが、奥様に大変私、お褒めをその中でいただいておりますので...全文を見る
○林芳正君 消費税等の話は後でもう少しゆっくりやりますが、もう一つ、今日は同僚議員がそれぞれ御専門の立場で、分野でやられますが、政治と金についても西田議員が、まあ御専門というわけじゃないでしょうが後でやると思いますけれども、一つだけ衆議院のやり取りを聞いておって今のところと関連し...全文を見る
○林芳正君 テレビを見ておられる方は国会で御議論というとそうかなと思われるかもしれませんが、国会の御議論というのは、私が申し上げたように、与野党の理事で協議をすると。したがって、与党の理事が、分かりました、やりましょうと言ってくださればできるんです。与党の理事に、与党の代表として...全文を見る
○林芳正君 皆さん聞かれていてがっかりしたと思います。  先ほど、総理は冒頭で、歴史にきちっと堪え得るような仕事をしたいとおっしゃっておられて、今のことは御本にも書いておられることでありますから改めて申し上げておきますが、代表として意思を明らかにして、そのゴーサインを出していた...全文を見る
○林芳正君 防衛大臣にお尋ねいたしますが、今のようなことは、この元々作られた防衛白書をお作りになるときには全く想定されていなかった、なかったことでありましたでしょうか。
○林芳正君 防衛白書というのは毎年出ますから、その元々予定をされていた時期よりも後であったこと、後に結論が出たことは基本的にはその次の年の白書に書けばいいことでありまして、後で起こったことが入れたいんで印刷まで終わったものを延ばすということは、どうも首をかしげざるを得ませんし、報...全文を見る
○林芳正君 今のお話ですと、私、先ほど申し上げた、どうしても今年の白書に、一回刷り上がったものを変えてまでやるという理由にはならないような気がいたします。蓮舫大臣には、幾ら掛かったかよく仕分で調べておいていただけたらということだけお願いをしておきたいと思います。  経済財政運営...全文を見る
○林芳正君 一割切って戻すときにめり張りを付けるんだということは、実はもう従来から、我々のときも特別枠、成長枠というのは何回もやってきたことでございます。  ですから、これは毎年の予算編成としてはそんなに目新しいことでは枠をつくること自体ないと思いますが、私がお聞きしているのは...全文を見る
○林芳正君 去年の予算編成、すなわち今の二十二年度の予算がかなり変わっているので、大枠はこの配分を基本的に維持した上で七十一兆の枠でやっていくと、こういうお考えということですか。
○林芳正君 それでは、そういう前提でお聞きをします。そこは意見が違うということでございますから、昨年の編成された、すなわち今の二十二年度の予算が基本的にはベースになるということであるという前提でお聞きをしていきたいと思いますけれども。  そうしますと、具体的に削減をしていく分野...全文を見る
○林芳正君 そうしますと、各省がまず要求段階で、自分のところで、一割減の要求をしてくるところで各省でやってくださいと、こういうことであるということになりますと、例えば、昨年のマニフェストと今年のマニフェストの関係は後で時間があれば聞きたいと思いますけれども、去年のマニフェストで、...全文を見る
○林芳正君 せっかくの原口大臣のお申出ですから、しっかり給与法は見せていただきたいと思いますが、今、野田大臣がおっしゃった予算編成の過程の中でと、しっかり見ていくということなんですが、確かに、でき上がりでそういう調整をきちっとやるのが財務省の仕事だと思いますけれども、それを中期財...全文を見る
○林芳正君 もう一度ちょっと二〇〇六年のを見ていただきますと、そういう意味で、人件費幾ら、社会保障費幾ら、公共事業幾らというものをあらかじめ示しておくと、五年間でこれぐらいは削減されるんだなというのが皆さんにも大枠で分かっていくと。これをここまでやってプライマリーバランス半減を達...全文を見る
○林芳正君 今ので結構ですか、野田大臣。
○林芳正君 今更野党時代に民主党がおっしゃっておられたことをここで言う必要もないと思いますが、全体的に二百兆円、これは特別会計と一般会計を相殺して純計したものでありますが、一割二割は当たり前と、どこかの値段下げるお店のCMのようなことでありますが、まあ一割としても二十兆ですから、...全文を見る
○林芳正君 もう何回も使っているパネルですが、昨年のマニフェストでどうおっしゃっておられたかと。  これはもうやめます、参議院選挙に臨むに当たっていろいろ、一回予算組んでみたらちょっと無理でしたということを私は参議院選挙でおっしゃるのかなと思っていたら、これをベースに、これは尊...全文を見る
○林芳正君 ですから、今大臣おっしゃったように、その七・一兆円分のことをやるために七・一兆円近いものを出しますと、こういうマニフェストのお約束のうち実際にできたのは二兆なんですね、概算要求を減らした部分を除きますと。公益法人から出てきたものは一回限りのもので、そのために基金をつぶ...全文を見る
○林芳正君 こういう目標に向けて努力をするということと、このとおりの数字でやるということは違うことですから、では、今の現実を見据えてこれを幾らにするかということをやれば私がさっき申し上げた中期財政フレームに少しは近づくと思うんですが、これを現実の数字に直すという作業を少なくとも政...全文を見る
○林芳正君 何かこれを修正しちゃいけないということですか。何かこれは不磨の大典みたいなことで、これを何か一字一句変えるとだれかがすごく怒ると、そういうことがありますか。
○林芳正君 参議院選挙のマニフェストには、できたこと、できなかったこと、これはできたことに入れるのは適当かというのがありましたけれども、そういうのが書いてあるんですよ。  ですから、もうこの数字を、これは目標ですから、約束したからこれに向けて頑張りますの一点張りではなくて、やっ...全文を見る
○林芳正君 このマニフェストは、こっちのやる側だけが支持されたんじゃないと思うんですよ。財源をきちっと財政再建に迷惑を掛けないように生み出した上でこういうことをやるというから、それならできたらいいよねということだったんです。ですから、こちらがないんだったらこちらは当然できない、そ...全文を見る
○林芳正君 財政再建に一歩も引かないという基本姿勢は分かるんです。それを実現するために具体的にどうしていくかというのをきちっと基礎からやっていって五年ぐらいのことをやらないと結局できなくなりますよと。  我々さっきお示しした二〇〇六年のやつは、社会保障費以外のところはできている...全文を見る
○林芳正君 総理、今のでよろしいですか。
○林芳正君 是非そこは、この赤字国債四十四兆を達成するために財投債が増えちゃったとか、ちゃんと根拠のある積立金を減らしたというようなことにならないように、今御確認をいただきましたけれども、くれぐれもよろしくお願いをさせていただきたいと思います。  先ほどのマニフェストのところで...全文を見る
○林芳正君 パネルの七を出していただきたいと思いますが、これは菅総理、余り思い出すのは嫌かもしれませんが、消費性向と乗数効果の御議論をさせていただいたときに、子ども手当の効果ということを私がお尋ねして、結局あのときは、いろいろありましたけれども、消費性向が〇・七だというふうな御答...全文を見る
○林芳正君 それであれば、これは最新の調査だと思いますが、その前に〇・七というふうにおっしゃった根拠を改めてお聞かせいただきたいと思います。
○林芳正君 今聞いて驚きましたけれども、勤労者の平均の消費性向というのは全収入をどう使うかということだと思うんですよ。ですから、それと新たにこういう手当をもらったときのものが全く一緒だというような、そんな根拠であれだけ議論しておっしゃっていたのかなと。私はあのときたしか、例えば麻...全文を見る
○林芳正君 御担当の方にお聞きしたいんですが、これは経済財政担当大臣か何かだと、内閣府だと思いますが、この調査は私が御質問を差し上げた以前に行われていたというふうに聞いておりますが、発表は四月の連休前だったと思いますけれども、当時、生数字はお分かりになっていたんじゃないかというふ...全文を見る
○林芳正君 正直にお答えいただきましてありがとうございました。調査は十一月に行われているということであります。菅総理から財務大臣として御答弁をいただいたのは年が明けてからだったと、こういうふうに思います。  長妻大臣、御指名をしておりませんでしたが、さっき答えていただいたので。...全文を見る
○林芳正君 もう一度聞きます。この十一月の調査をこの間答弁されたときに知っていましたかと聞いています、長妻大臣。
○林芳正君 それであればすぐ済んだんですが、まさに長妻大臣がお嫌いな縦割りの弊害に陥っていらっしゃるということを申し上げざるを得ません。お隣に座っていらっしゃるんですから、よくお話をしておいていただきたいと思いますが。  そういうことを始めとして、マニフェストでお約束された中に...全文を見る
○林芳正君 もう一度お聞きしますが、最初の要求基準のときに一緒に一割減の中に入れなかった理由は何ですかと聞いています。
○林芳正君 ですから、いろんな議論があることなんで、こういう選挙結果もあったんで、マニフェストでお約束したこともゼロからほかのものと同様に見直すという姿勢が、私は少なくとも財務相としては、財務大臣としてはやはりあるべき姿ではないかと思いますが、どうもあのさっきの表は触りたくないと...全文を見る
○林芳正君 本来、いろんな外部の方の意見を聞くとかも書いてありますが、そういう政府・与党そして外部の方の意見も聞いてやらなきゃいけないことは、何度も言うようですけれども、全体の、九十兆なり八十兆なりの大枠を一体どうしていくのか。政治家の仕事です。それを五年間やっていってプライマリ...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。よろしくお願いいたします。  峰崎副大臣には、私も三年遅れるところ九五年にこちらに参りまして以来、ずっと御指導をいただきまして、本当にありがとうございました。しみじみと今のお話を聞かせていただきました。  津村政務官がお見えでありました...全文を見る
○林芳正君 私もやっておりましたからお気持ちは分かるんですが、これを発表するときには四—六のお話をして、四—六から先を見たら今は踊り場入りしているかもしれないと、こういうことだと思うんですね。ですから、これは民間のエコノミストがおっしゃるんではなくて、GDPの発表のときに政府のい...全文を見る
○林芳正君 財政が厳しいときですから下押しリスクが実際に顕在化してきて踊り場になっていると、ですから経済対策をこういうリスクを取り除くためにやるとこう言ってくだされば非常にすっと落ちるんですが、いや、踊り場になっていたかどうかは今はよく分からない、だけれども経済対策をやるんだと、...全文を見る
○林芳正君 大臣はその二十日の会見で、一—三月と比べると少しペースダウンしたことがあるだろうと思うが、引き続きその動向を見守っていきたいと、私自身は決して踊り場だと思っていないと、景気は着実に持ち直しているとの景気認識を述べた、こういうことになっておりますので、これは大臣の、津村...全文を見る
○林芳正君 さっき津村政務官がおっしゃったように、実はこの前から為替の問題は出ているんですね。ですから、二十日に会見されたときは既にそういう為替の問題等は出ていたと思うんですが、二十日以降、どういうことで、じゃ、どういうふうに認識が、景気が着実に持ち直しているところからどういうふ...全文を見る
○林芳正君 株式市場も実は二十日の前にかなり動いておりまして、例えば白川総裁は八月十二日に、為替市場や株式市場では大きな変動が見られている、日本銀行としてはこうした動きやその国内市場に与える影響について注意深く見ていくとおっしゃっていますし、野田大臣も八月十二日には、昨今の為替に...全文を見る
○林芳正君 それでは、ベースラインということで景気は着実に持ち直しているという認識は今でも変わらないということでよろしいですか。
○林芳正君 それでは、そういう認識で、着実に持ち直しているということであるけれども、下方リスクに対処するために今回対策をやると、こういうことだということで、まあお考えは分かりました。  まあそれではちょっと足らないんではないかなと。私は冒頭申し上げましたように、津村政務官が最初...全文を見る
○林芳正君 それはそのとおりだと思うんですが、先行きのリスクに対処するということは否定しませんが。  さっき霞が関文学とおっしゃったんですが、政務官、副大臣、大臣、そして最終的には内閣として文章は書く責任がありますから、それは政務官がそう思っていらっしゃるんだったら上がってきた...全文を見る
○林芳正君 ちょっと半分お答えいただいていないような感じがいたしますが。  それでは、もしその日銀券ルールというのがあって、それを変えるためには政策決定会合による議決が必要なのかということがまず第一点。それから、もしそれを変更して、超えた場合にどういう経済に対する影響が出るとい...全文を見る
○林芳正君 与党であればこの辺でやめるんですが。  要するに、どんどんどんどん潤沢に供給していけば確かにそういうリスクはあると。ただ、銀行券の発行という一定の枠を超えるとそれまでと違ったどういうデメリットが出るのかというのがよく分からないんですが、このターゲットというか、この数...全文を見る
○林芳正君 結局、お聞きしておりますと、今までそういうルールでやっていたんで、それを超えるとそういうメッセージが出てしまうという以外に、経済的に何かその線が意味があるというふうには聞こえないわけでございまして、今すぐそれを超えろとか言っているわけではないんですが、むしろ最初にお聞...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  続きまして、二十六日から二十九日にカンザスシティ連銀が主催されましたカンファレンスですか、総裁、お行きになって、そして、ニュースでしか拝見しておりませんが、学者の方と少し時間を取ってお話しされたというニュースがありましたが、トリシェさんや...全文を見る
○林芳正君 その部分が余り報道されなかったんでちょっと心配しておりましたが、安心をいたしました。  その場でどういうやり取りをやったかというのは当然ここで全部つまびらかにされるということは難しいということは理解しておりますが、やはりこういう状況の中で、G8、G20でずっとここ一...全文を見る
○林芳正君 是非それをお願いをしておきたいと思います。これは野田大臣にも同じお願いでございますが、やっぱりマクロでそういう枠組みがあって行かれていろんな話をするときにバイの話もやっていただいて、是非疑心暗鬼にならないようにしていただきたいと。  今、日米関係は安全保障の方でぎく...全文を見る
○林芳正君 近藤政務官にお見えいただきましたので一つだけ最後にお聞きしたいと思いますが。  今度、認識はちょっと私と違いますが、対策を打っていくと。規模ももう少し、認識が危機的な認識ならもう少し大きいものになっていくべきだと思っておりますが、そういうことをやる前提として、やっぱ...全文を見る
○林芳正君 私が少なくとも聞いております民間の企業の方の認識とちょっとまだ遠いなと。まあ政務官も心の中ではそう思っていらっしゃるかもしれませんが、そういうことを申し上げて、同僚に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
10月14日第176回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  同僚の山本議員に引き続きまして、今度はシャドーキャビネットの財務大臣ということを拝命いたしましたので、経済問題を中心にお聞きをしていきたいと、こういうふうに思いますし、それに加えて、今、尖閣問題について少し刑事訴訟法の関係でお伺いをし...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございました。  したがって、海江田大臣の御認識というか政府の御認識ということになるんでしょうが、まだ踊り場には入っていないと、こういう認識でよろしゅうございましょうか。
○林芳正君 もう一声いただきたいんですが、少しがっかりしましたけれども、海江田大臣とはテレビでも何回もこの議論をいたしてきて、踊り場だとそのときもおっしゃっておられました。せっかく経済財政担当大臣になられて、月例経済報告という政府の基本的な認識をお作りになる責任者でありますから、...全文を見る
○林芳正君 前もそういう議論をしたんですが、持ち直しつつあると、しかし下方リスクがある。だから、今上向いていって回復しているんだけれども、ひょっとすると下に行くかもしれないというのが下方リスクですね。踊り場というのは、戻りつつある勢いが、よく学校にありますね、階段と階段の間に踊り...全文を見る
○林芳正君 確かに新記録をつくっていただいたかもしれませんが、我々自由民主党、そしてほかの野党の皆さんと一緒に官邸に行って、官房長官、仙谷大臣会っていただきましたが、これは九月九日なんですよ。ですから、そのときから今の認識で始めていたらそんなに短期の記録を出さずしてもできていた。...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  その海江田大臣の声は大変大きな当時から声だったと思いますが、その声が届かなかったということについて、菅総理、いかがですか。
○林芳正君 海江田大臣がせっかく与党時代というか、政府に入られる前にかなり声を上げられていたと。しかし、実際にはこういう動きになっておると、こういうことですが。  野田大臣は、この間の私とのやり取りでも、踊り場ではないと、下方リスクについては認識するけどと。野田大臣ずっとおられ...全文を見る
○林芳正君 足踏みでもいいんです、踊り場が嫌ならですね。しかし、私が申し上げているのは、足踏みにしても踊り場にしても、戻っていくという動きが止まっているかどうかと。続いていて、しかし下方リスクがあるというのと、今止まっているというのはやっぱり違う認識なんですが、お好きな表現で結構...全文を見る
○林芳正君 是非、そこの溝が大きいなと、これを埋めていただかなきゃいけませんし、野田大臣はどうしても出す方の立場ですから、余り大変だというとたくさん出さなきゃいけないぞと、こういうお気持ちでもあるんだろうと思いますので、これはやっぱり海江田大臣の方に頑張っていただくしかないなと、...全文を見る
○林芳正君 十月六日に発表された、これは民主党の方でしょうか、経済対策には、基本的な考え方で、国民新党、社民党の意見を十分に受け止め、野党の共同申入れを踏まえたものと、こういうふうにしていただいておりますので、そこはきちっと見ていただいているなという思いはありますが、その前提とし...全文を見る
○林芳正君 先ほどせっかく褒めてあげたつもりだったんです、ここに共同申入れを踏まえたものと書いてあるから。その共同申入れの中に私が今言ったこと書いてあるんですよ。海江田大臣、よく読んでおいてください。  海江田大臣、その立場で頑張っていただかなきゃいけないと思うんですが、個別に...全文を見る
○林芳正君 やはり、なぜブレーキかというと、今もう大臣おっしゃったように、国際交渉の状況を踏まえながらと、これが付いちゃうんですね。それ関係なく、まず国内の議論を先にやって、みんなでこの目標ならできるなという合意を取ってから外に臨んでいくという姿勢になりませんかと聞いているんです...全文を見る
○林芳正君 ですから、積み上げた結果、二五ではなくて一五でした、二〇でしたということも当然私はあっていいと思うんです。それを、先に二五というのを何の積み上げもなく約束しちゃったのは、もう総理も替わられたんですから変えたらいかがですかと言っているんですけれども、これ、総理、いかがで...全文を見る
○林芳正君 少し予想していたことでありますが、少しがっかりしました。  考え方を変えた方がいいと申し上げているんで、やっていって、積み上げて、二五がみんなできるということになれば二五だっていいんですよ。だけれども、その積み上げが、まさにさっき大臣おっしゃったように、やる前に先に...全文を見る
○林芳正君 変えられない理由が大きな前提条件が付いているというのは、ちょっと理解に苦しみます。  総理がおっしゃっている前提条件というのは、多分、主要な国が意欲的な目標に合意した場合と、こういうことだと思いますね。だけど、それはほかの人の話であって、うちが何で二五じゃなきゃいけ...全文を見る
○林芳正君 大臣も御存じだと思いますが、日本の排出量は全世界の四%ですね。ですから、四%の国が最初に二五%やっても、まさにほかの国が来てくれないと、四%の四分の一はたった一%ですから、なぜうちが最初から二五%なのかという説明が全くないのと、それから主要な国、意欲的な目標というのは...全文を見る
○林芳正君 この間、事務方のレクを聞いたときには、法案の説明としては主要な国というのは定義がないと。それから、この意欲的な目標についても具体的な数字というのは想定していなくて、全体として統一的に判断すると、こうおっしゃったので、今大臣には少し踏み込んでいただきまして、アメリカ、中...全文を見る
○林芳正君 いろいろ考えておられるのは今お聞きしましたけれども、企業のサイズですね、中小企業政策というのは、ある一定の規模以下のところを中小企業としていろんな施策をやる、こういう企業のサイズでやるという考えはありませんか。
○林芳正君 最後のところはよく聞き取れませんでしたが、御審議をしていただいて修正もやむを得ないというお考えですか。
○林芳正君 結局、あの二五%も今のやつも、まあ二五%は鳩山さんが言っちゃったからと、今の細川大臣も、元連立を組んでおられた福島さんのお顔を思い浮かべながらおっしゃったのかもしれませんが、もう替わって菅内閣になったんですから、少し成長戦略やろうと。この間、官房長官帰ってこられました...全文を見る
○林芳正君 そういう側面は理解しておりますし、我々も、先ほど申し上げました例えばスクール・ニューディールで太陽光パネルを作るというようなことはもうやってきたんです。ですから、そんなことは分かっているんだけど、それだけであしたからやっていけますかという話をしているんです。  企業...全文を見る
○林芳正君 こういうことになるから、早くからやっておけばよかったということを申し上げたんです。  我々、ここに書いてある以上は、この法案ちゃんと出してくれれば、ちゃんと議論に応じて、場合によっては賛成することだってできるんです。ですから、このことを緊急経済対策、予備費のやつは九...全文を見る
○林芳正君 野田大臣、珍しく本音をおっしゃっていただいたんですが、来年の予算編成、大変だと。  来年の予算編成で私が、ちょっと今質問にはなかったんですが、気になっている点は、概算要求基準の一番最後の方に分かりにくく書いてある、年金の三分の一を二分の一にするための二・五兆円、これ...全文を見る
○林芳正君 答えになっていないんですが、会計検査院が既にレポートを出していますけれども、一兆二千億はもう要らないでしょうと会計検査院が出しています。ですから、そのお金、今おっしゃっておられますから、もしそういう手当てができるということがあれば、つなぎで国債を出して、そして一兆二千...全文を見る
○林芳正君 大体、いずれにしてもと言うときはろくなことがないのでありまして、正面からなかなか答えられないということだと思いますが。  やはり税収の上振れというのは、絶対やっちゃいかぬと言うつもりありません、我々も過去やったことがあるかもしれませんから。しかし、税収が上振れていく...全文を見る
○林芳正君 一年間で全部で入ってくるんです。ですから、今までの分で上振れたとしても後半で下振れちゃったら、足したら一緒なんですよ。そのことは大臣、お分かりだと思うんですが。  ですから、こっちの方が確かにそこにあるんです。会計検査院がもうレポートを出しているんですから、こっちを...全文を見る
○林芳正君 野田大臣、正直な方なので、今少しほほ笑みながら答弁をされておられましたので。  私が申し上げていることは、税収の上振れということはまだ分からないから、やっぱりきちっとした財源でやらないと、財政再建という課題もあるわけですね。そのことをくれぐれもお願いをしておきたいと...全文を見る
○林芳正君 お褒めをいただきましてありがとうございました。  午前中はここまでにしたいと思いまして、午後の一番で小宮山副大臣に今の同じ御質問をしたいということを申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
○林芳正君 午前中に引き続き、残りわずかですが、続けさせていただきます。  午前中、櫻井副大臣に子ども手当の所得制限についてお伺いしましたが、同じ質問、小宮山副大臣、子ども手当の所得制限についてどういうお考えか、お聞かせください。
○林芳正君 かなり櫻井副大臣とはトーンが違うようですが、子ども手当の所得制限がない国はないとおっしゃいましたが、少なくとも日本は児童手当の時代には所得制限をしておりました。ですから、それは両論考え方があると、こういうふうに思いますので、今から御議論だとおっしゃいましたけれども、い...全文を見る
○林芳正君 参議院選挙で民主党が勝っていればそれも言えるんでしょうが、ああいう結果ですから、玄葉大臣か政調会長がお決めになるのか、党としてどうするのか、政府・与党としてどういう手続でこのマニフェストを決めるのか。今のお話はこの予算案が決まったら分かるんですよ。  ですから、その...全文を見る
○林芳正君 終わります。
10月26日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。  今日は三十分ほど時間をいただいておりますので、G20、御苦労さまでした、大臣。近くですから余り時差はないと思いますけれども、行ってこられたということで、このことについてと、それから、今日、我が党は国会に財政健全化責...全文を見る
○林芳正君 ということは、木曜日に書簡が届いたと、こういうことでありますので、その前に、今お話のあった、そういう、オズボーンさんが言われて、その書簡が来る前の段階で、日本として特にアメリカと協調してこういうプランを出そうというような検討はされましたでしょうか。
○林芳正君 数字を入れてという詰まったというところまでは行かなかったということは、この経常収支のGDPに対する目標ということ自体の考え方というのは当局同士でやり取りしていたということでしょうか。
○林芳正君 ちょっと、私の聞き間違いかもしれませんが、オズボーンさんがおっしゃったというのは、これに先立つ大分前のG7だか8だったか、そこであったということですか。私がお聞きしたいのは、そこから何かみんなで目標のあるものをつくろうじゃないかという話があって、G20に向けて何らかの...全文を見る
○林芳正君 当局間でそういういろんな何かできないだろうかということはやっておられたということですが、そのときには、そのやり取りを大臣聞かれたりする中で、どうもアメリカはGDP比の経常収支の目標を出しそうだというような話は一切なかったということですか。
○林芳正君 なぜ控える必要があるんでしょうか。
○林芳正君 通常、やり取りがあったことを控えるというのは、私も防衛省におりましたので、国家公務員法上の機密になるとかいろんなルールがありますが、このこと自体は余りそういうことにならないで、こういうことをやっていて、我々の意見はこうで相手の意見はこうだったんで意見が一致しなかったと...全文を見る
○林芳正君 そういう話は、ですから向こうからはなかったということですね。  そうしますと、韓国は議長国として同じように書簡で聞いて、そしてそれを、前の日に聞いたものを議長国として一緒に提案を数字まで入れてやったということでしょうか。
○林芳正君 そうしますと、少なくとも日本側にはその書簡以前にはこういう経常収支を目標とするような話はなかったと。韓国は多分その話を同じように木曜日に聞いて、そしてすぐに共同提案するということは、まあ私の常識ではなかなか考えにくいんで、事前にそういう目標を出そうと思うんで議長として...全文を見る
○林芳正君 G7の中でも日米というのは特別な関係だというふうに思っておりますし、逆に、ほかのG7の関係も今回そうであったから、それでは日米もこれでいいんだというお考えですか。
○林芳正君 一日あればいろんなことができると思いますけれども、大臣は、報道によりますと、当初は数値目標は現実的ではないと、こういうふうにおっしゃっておられるというように報道されておりますが、一日しかなかったのでその日のうちにということですが、参考値としてならということで条件付なが...全文を見る
○林芳正君 貿易収支と所得収支、いろいろ経済が成熟していくと配当とかいろんなパテント入ってきますから、それはいいんですが、この中身の問題もさることながら、最初の段階で、現実的ではないとおっしゃった段階で、参考値としてならというふうになぜ同時におっしゃらなかったのかということをちょ...全文を見る
○林芳正君 先ほどの質問と併せて、やはり一日の短い時間の中で、事前にいろんな戦略的な打合せを、今回なかったということが今のお話でもよく分かるんです。  もし同じようなことを提案をしていて、日米で今回これをこういうふうに出して、ここまで最終的には、いろんなことをいろんな方がおっし...全文を見る
○林芳正君 国内の経済対策、特にデフレ対策、日銀の役割が大事なことは私も理解しますが、私が申し上げているのは、国際的な通貨外交の中で、やっぱり将来的な方向感というのを日本がリーダーシップを取ってつくっていくと。そのこと、日本がリーダーシップを取っているという姿が外に見えるというこ...全文を見る
○林芳正君 是非、今の所得収支と貿易収支を別々にどうするのかといったことも含めてガイドラインズには日本の主張がきちっと盛り込まれる、むしろそのガイドラインは日本が主導して作るんだというぐらいのお気持ちでやっていただきたいと思いますし、この目標以外に、是非やはり平成のプラザ合意のよ...全文を見る
○林芳正君 ということは、三年分、だから来年はその先の三年分、だから再来年にならないとPBが半減になるかならないかは分からないということですね。
○林芳正君 まさにおっしゃったとおりだと思いますね、ローリングしないと分からないと。  そうしますと、やっぱり予算というのは国民の生活に直結していますから、いろんな意味で、皆さん、将来の計画を見通していろいろなことを考えられる。例えば、公共事業に携わっていらっしゃる方は、五年間...全文を見る
○林芳正君 まあ言葉は分かるんですが、結局やらないということになると、このPBということは、七十一兆円のじゃ歳出がずっとそのまま行くとすると、税収と税外収入がずっと上がってきて、七十一兆円に近づいて六十一兆円ぐらいにならないとPBは十兆にならないんですよ。だから、七十一兆円をずっ...全文を見る
○林芳正君 時間が参りましたので、この話は是非この法案の議論のときにいたしたいと思いますが。  さっき大臣おっしゃったことでちょっと気になるのは、何が起こるか分からないんで余り先の計画立てないんだと。これは逆でして、計画を立ててきちっと財政を運営していくという意思を示すというこ...全文を見る
11月18日第176回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。世耕委員に続きまして質問をしたいと思います。  まず、補正予算の中身について質問をしたいと思いますが、この補正、緊急経済対策が必要であるという前提でお組みになったということであります。  我々は、九月の頭に、官房長官そして政調会長のとこ...全文を見る
○林芳正君 質問をよく聞いておいていただきたいんですが、こういう雇用空洞化、例えばCO2二五%削減します、しかしその内訳を言わない。製造業が幾ら、運輸が幾ら、家計が幾ら負担するのか、そういうことを全く言わずに二五%国際公約すれば、製造業の方はうちにどれぐらいの負担が今から来るのか...全文を見る
○林芳正君 税制は時間があれば後でやりますが、お聞きするところによると、法人税の税率を下げるけれども研究投資減税とかいうのはやめようと、こういうことになっておりますので、今のとは逆行しているように聞こえますが。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕  今大臣、大事なことを...全文を見る
○林芳正君 総理はいつもリチウム電池と小宮山さんの話しかしないので、もうそれは分かっているんです。トータルでマクロの数字を見てくださいと申し上げています。  今、経済財政担当大臣は影響をお認めになったんです。ですから、トータルで設備投資が増えるようにするために、まだ通っていない...全文を見る
○林芳正君 片道ですから、聞いていないことも答えていただいてもいいんですが。  要するに、派遣業の原則禁止というのをやりますと、派遣業で今働いている人すら働けなくなっちゃうんですよ。そこが分かっていない。ですから、これはもうずっとお分かりにならないので、もうこれ以上言いませんけ...全文を見る
○林芳正君 当時より踏み込んでお答えいただいて、高速道路はやめるかもしれないということでしたが。  もう一つ聞いたのは、それをどこでどうやって決めるんですかと。これ、分かりにくいんです。我々は、部会、政調会、総務会で党議拘束掛かります。そういうように、同じように、政調会長もおや...全文を見る
○林芳正君 党の決まり方を聞いているのと、党で決まったことは、じゃ、政府が従うということでいいんですね。
○林芳正君 結果として九五%というのを聞いているんじゃなくて、どういう仕組みで決まりますかと聞いています。
○林芳正君 玄葉さんがそんなに大きな権限を持っているというのは今初めて知りましたが、要するに、玄葉さんの判断で党と内閣が違っている場合は閣議決定にサインをしないと、こういうことですね。
○林芳正君 では、党の政調でいかにお決めになっても、最後はそれと違った結論を総理がお下しになることがあると、こういうことですね。
○林芳正君 その総理がお決めになったことについて、党の判断と全く違っていても民主党の皆さんは粛々とそれに賛成をするということですね。
○林芳正君 よく分かりました。言論の自由も制限されるんですが、賛否の自由も余りないということがよく分かりました。  そこで、先ほどの子ども手当ですが、もう今年やっていることは変えないということでしたが、ということは所得制限はもう掛けないということですね。
○林芳正君 玄葉さんで結構です。
○林芳正君 先ほど、子ども手当、今年やっている分はもう触らないとおっしゃったんですが、じゃ、触る可能性もあるということですか。
○林芳正君 所得制限を掛けるというのは、じゃ、基本的なことではないということですね。
○林芳正君 なるかどうかじゃなくて、先ほど言ったこととの整合性を聞いているんですが、よく分かりませんけれども、もういいです、時間がないから。  それで、そういうような決め方がよく分からないんで我々もこの話をしようにもしようがなかったというところもあったんですが、そこで、中身で、...全文を見る
○林芳正君 よく分からないんですが、NPOのコンサルティングをしてあげるというためのお金を都道府県に配るというふうに聞こえたんですが、それが円高・デフレ対応のための緊急経済対策になるとお考えですか。
○林芳正君 ちょっと今の説明で、補正に緊急経済対策対応としては入らないという気がします。私、随分テレビで今やっている仕分の人たちよりは丁寧に優しく聞いているつもりなんですが。  この八十七億円、大体、各県に何かばらまくんでしょうかね、基金ということは。
○林芳正君 ちょっといっぱいあるので次に行きますが、二番目の次世代スーパーコンピューター開発費等、百八十九億。私、これは計上すること自体は別にどんどんやったらいいなと思うんですが、しかし、蓮舫大臣にお聞きしますけれども、昨年末の事業仕分で、来年度の予算計上の見送りに限りなく近い縮...全文を見る
○林芳正君 見送りに限りなく近い縮減というのは計画を見直した結果変わったと、しかもこれは二十三年度分を前倒ししたと、こういうふうに御答弁をされたんで、では、何で二十三年度の当初予算に計上しないんですか。
○林芳正君 ですから、そんなこと聞いてないんです。これが円高・デフレ対応の緊急経済対策ならここに堂々と計上すりゃいいと思うし、来年のを前倒しするんなら来年度に計上すればいいじゃないですかって聞いているんです。
○林芳正君 早くそれが進められることによって、円高やデフレにどういう効果がありますか。
○林芳正君 それでは、去年、見直しを、限りなく近い縮減にされて四十億減っています、去年は。これは大層景気を悪くしたという認識ですか。
○林芳正君 質問をしているのは、円高やデフレに対していろんな効果があるとおっしゃるんで、去年は四十億円減らしたわけでしょう、ですからその分はマイナスだったということですねと確認しているだけですよ。
○林芳正君 蓮舫大臣に聞いています。
○林芳正君 したがって、成長戦略で昨年の仕分が否定されたということですね、海江田大臣。
○林芳正君 さっきの玄葉政調会長、担当大臣のお話とも似ているんですが、全部ばらばらなんです。だから、仕分は仕分でやります、成長戦略は成長戦略でやります、予算編成は予算編成でやりますと。どこを見て国民の皆さんはいろんな計画を立てればいいのか、これが一番困るんですね。まさに、そのこと...全文を見る
○林芳正君 よく分かりませんでした。  来年度の予算計上の見送りに限りなく近い縮減というのは、その後の四大臣会合で訂正をされてこの予算の計上になっているということでしたから、仕分の出た結果がその後何らか、四大臣会合でも成長戦略の閣議決定でもいいです、政府で決められたことで直され...全文を見る
○林芳正君 仕分の結果が違うようなところは後で丸川委員からまたやっていただきますが、そうすると、聞いていますと、この仕分の対象は二十三年度の予算案も含まれるということですか。
○林芳正君 今年、今編成中の二十三年度予算を仕分の対象にするとおっしゃいました。この同じ予算委員会で、枝野担当大臣は決算を対象にすると明確に議事録に残っています。変えられるわけですね。
○林芳正君 自然か不自然かを聞いておりません。枝野答弁を覆しますかと聞いています。
○林芳正君 枝野大臣はまさに前任者で、この仕分の対象について、予算を対象にするのか決算を対象にするのかと私がお聞きして、決算ですとおっしゃったんです。どうですか。そんなことを引き継がれてないんですか。
○林芳正君 枝野大臣の答弁、これから行う仕分について、たしかそういうふうに聞いた覚えがあります。  ですから、予算ベースでやるということは予算査定とどこが違うのかと、野田大臣の仕事とどこが違うのかということが非常に分かりにくいですね。野田さんと一緒に、あなたと担当大臣に向き合っ...全文を見る
○林芳正君 踏まえて生かしていったことが行政刷新の方にちゃんと伝わっていないからこうなるんじゃないですか。伝わっていれば文句付けようがないでしょう。なぜそこで入れないんですか、向こうを。
○林芳正君 いやいや、同じ閣内で違ったことを一度決めたことについて言うからおかしくなるんです。だから、決める前にきちっと閣内で統一すればいいじゃないですか。なぜ決まる前にやらないんですか。
○林芳正君 全く説明になっていませんし、是非、パーソナルコンピューターでなくてスーパーコンピューターを開発していただきたいと思いますが。  独法、この次へ行きますと、出資金が随分あります。多分医療の関係の機器を充実しようということですが、一方で、蓮舫行革担当大臣のところで独法は...全文を見る
○林芳正君 したがって、この独立行政法人、例えば何でもいいです、私は必要だと思いますけれども、国立がん研究センター、二番目にありますから言いますと、ここは、今から蓮舫さんがやられる改革でなくなるかもしれない、しかし今入れるお金はいいから入れておくと、こういうことですね。
○林芳正君 それならもう少し、こういうことをやるためのお金ということで、出資金ではなくて、出資金というのはその法人に出資するわけでしょう。何で出資金なんですか。
○林芳正君 じゃ、何でここの自衛隊病院みたいに器材整備費になっていないんですか。
○林芳正君 ですから、そういうことをはっきりするためには器材整備とか施設整備でなぜ直させないんですかと聞いています。
○林芳正君 ですから、確認をしたとおっしゃいましたけれども、では、出資金ではなくて、施設整備費とか器材整備費になっていない、出資金というのはいろんなことに使えるお金ですよね、その法人に出資するわけだから。ですから、なぜ、あの勢いのいい仕分のように、施設整備費に変えろとか器材整備費...全文を見る
○林芳正君 全く答えていないので。  じゃ、例えば、この国立がん研究センター出資金百三十二億五千五百万は、一切今後の仕分に対象にならないということでいいですね。
○林芳正君 ですから、二つの問題があるんですよ。  要するに、それなら、出資金じゃなくて、きちっと施設整備費とか機器整備費に変えさせて、あなたがサインをする前に、この閣議決定に、変えさせるべきじゃないですか。これがまず第一点。そして、それ以外の、じゃ、使い方の効率性以外のことで...全文を見る
○林芳正君 全く仕組みがお分かりになっていない。そういうふうに確認ができるお金なら出資金って書かないんですよ、そもそも。器材整備で要求すればいいじゃないですか。なぜその訂正を要求しなかったかということですよ。
○林芳正君 それでは、ここの出資金を機器整備以外には回さないという覚書か何かあるんですか。
○林芳正君 それはお隠しになっているんだと思っていたんですが、正直におっしゃっていただいたので。  出資金というのはまさにそこに入りますから、ずうっと使えるんです。それで、ずうっと使えるお金だったら、さっき緊急経済対策、すぐに効果が出ますとおっしゃったのとどう整合性取るんですか...全文を見る
○林芳正君 ですから、意義を理解できないところを今聞いているんですよ。そのための予算委員会でしょう。  ですから、出資金というのはずうっと使えるんですよ。ですから、じゃ、今度の仕分をやるときに、この出資金のうち今年は十分の一しか使っていなくても、今からずうっと使うんだから、それ...全文を見る
○林芳正君 求められるじゃなくて、その説明を聞いて納得したとおっしゃったので。では、この金額のうち今年度は幾ら消化すると確認されましたか。
○林芳正君 あなたが、このお金は認めましたと、しかも緊急経済対策として認めましたと、閣僚として。ですから、あなたに聞いているんですよ。あなた、認めたんでしょう、この予算を。  ですから、今年度中にこの百三十二億のうちどれぐらいお使いになるかというのをちゃんと厚労大臣から聞いて、...全文を見る
○林芳正君 全く同じことを聞きますが、蓮舫大臣、この百三十二億のうち今年度中に幾ら使うということを厚労大臣から確認して認めましたか。
○林芳正君 まず聞いてくれということは、聞いてからでないと答えられないということですね、要するに。あなたの、確認したかどうかだけを聞いているんです。
○林芳正君 それでは、今たくさんの事務方が厚労大臣のところにも来ておられますから、今事務方に確認してください。
○林芳正君 二十二年から二十五年と今おっしゃったように聞こえたんですが、それから設計、着工とおっしゃったんで、何か箱物をお造りになるんですか、三年掛けて。(発言する者あり)
○林芳正君 最後に施設整備とおっしゃったんで、このがん研究センターは大事だと私は思っているんで、余り私がここでやったから減らされると気の毒だと思うんですが、何か建物を建て替えるということですか、センターの。
○林芳正君 蓮舫さんはさっき器材を買うと、そういうことで納得しているとおっしゃいましたが、ここで謝罪して訂正してください。(発言する者あり)
○林芳正君 建物を建ててということを含めて三年間掛けてやるという正直な大臣のお答えがありました。蓮舫さん、それを知っていてさっきの答弁をやったんであればうそだと思いますけれども、ここで撤回されますか。
○林芳正君 仙谷さんのように、撤回をするときに謝らないとまた謝れと私は言うことになりますので、昼休みの間によく考えておいてください。
○林芳正君 午前中ちょっとテレビ中継が途中で切れてしまいましたので、見ておられる方が少し見られなかったところがありますが、今、蓮舫大臣に謝罪をいただきました。最初は、この出資金は器材を買うものなので、きちっとチェックをしてこれは間違いないということをおっしゃっておられたので、今そ...全文を見る
○林芳正君 これがどういうふうに使われるかの使途についていい悪いを言っていません。二十三年度も継続するためと、そしてまさに大臣が今おっしゃったように、四月から使うお金でありまして、円高・デフレ対策のための緊急経済対策ではないんじゃないですかと。しかも、財源がとおっしゃいましたけれ...全文を見る
○林芳正君 この補正には実は、経済対策以外のその他のところというのがちゃんと千八百億、後から言おうと思っていた国際連合平和とかKEDOとかクメール・ルージュというのは、正直にその他の所要というふうになっているんですよ。今大臣がおっしゃったやつは、いろいろ理由はあるかもしれない。ち...全文を見る
○林芳正君 もう答弁を聞いてて気の毒になってきたんで、もう言いません。これが緊急経済対策、円高・デフレ対応ということになるのは、仙谷長官は法律お詳しいかもしれませんが、相当因果関係というのがあって、どこまで行ったらそこになるのかというのは、絶対景気対策にならないとは言いません、お...全文を見る
○林芳正君 大変よく分かりました、読んでおられるということがですね。  今おっしゃったように、二十三年度に要求していたものをこれに前倒しされたと、大変正直におっしゃっていただいた。元々これは、この補正で緊急経済対策でやるものではなくて、二十三年度の当初できちっと警察の体制整備と...全文を見る
○林芳正君 すべての観光地とおっしゃいましたので、観光地の定義をおっしゃってください。
○林芳正君 観光地の定義をお示しください。
○林芳正君 大臣としての見解を聞いているのは、あなたがこの予算を要求したからなんですよ。全国の観光地とおっしゃったから聞いているんです。撤回してください。
○林芳正君 要するに、観光地しか警察用車両、航空機、船舶を整備しないのか、全国にするのかと、それを聞いたんです。全国の観光地に整備しますとおっしゃったから定義を聞いたんです。ですから訂正してください。
○林芳正君 中身を聞いていません、ここに計上してある理由を聞いているんで。これを普通に読んだら、観光対策八十四億と書いてあるんですよ。その六十九億が全国の警察の車両だったら、観光じゃないじゃないですか、全然。  そして、今大事なことをおっしゃった、来年のものを前倒ししたと。さっ...全文を見る
○林芳正君 結局、十月一日からだということだと思いましたね。  要するに、なぜここで十月一日に環太平洋パートナーシップ協定交渉とわざわざ明記されたのか。結局、十一月九日にはこういう言いぶりになって少し収まってきたわけですけれども、最初からそういうことを言っておけばよかったし、そ...全文を見る
○林芳正君 この問題はまた随時やっていきたいと思いますが、否定していないということを、今の認識をもし十月、十一月、去年お持ちになっていればもっといろいろなことがやれたんではないかなと、そのことを申し上げて、終わりたいと思います。
11月26日第176回国会 参議院 本会議 第10号
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○林芳正君 平成二十二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。  本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、林芳正が、副議長に岩城光...全文を見る