林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  随分乱暴な答弁で時間がかなり押しております。もう少しきちっと質問に簡潔に答えてください。参議院は、御存じだと思いますが、往復ではありません、片道ですから、幾ら長々とくだらない答弁しても我々の時間は減りませんから、そのことをよく閣僚の皆...全文を見る
○林芳正君 総理、総理。
○林芳正君 続きはゆっくり午後にやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○林芳正君 午前中に引き続き、質疑を続けたいと思います。  午前中に、放送間際にちょっとこのパネルを見ていただきましたが、六月にお出しになった新成長戦略、総理が総理に就任されて間もないころの閣議決定でございましたが、ここにはTPPの文字がございません。そのことを先ほどパネルでお...全文を見る
○林芳正君 さすがですね。このときはまだTPPという言葉は世の中に余り広まっていなくて、ホワイトハウスの公式な翻訳でも太平洋を越えたパートナーシップ諸国というふうになっておりますから、よっぽど英語のヒアリングが良くて、この英語の方のトランス・パシフィック・パートナーシップというの...全文を見る
○林芳正君 内閣の最も大事な平成の開国、TPPについてそれほどの御認識だったということが今はっきり分かりました。  それでは、六月十八日に内閣総理大臣としてお決めになった閣議決定にTPPを書かなかったのは、菅総理、どうしてでしょうか。
○林芳正君 TPPとFTAAPは一緒のものだという認識でよろしいですか。
○林芳正君 これ、菅総理がお決めになった閣議決定です。最後のFTAAPは二〇二〇年までの全部をやった上での最終的なゴール、包括的な目標ですね。それのためのいろんな手段として、二〇一〇年、一一年、一三年と、ちゃんと工程表を作っておられますね。二〇一〇年、一一年にFTAAPの中の一つ...全文を見る
○林芳正君 そうすると、この一番上のAPECにおけるFTAAPの議論を加速、道筋の検討、これにTPPが含まれるということでよろしいですか。
○林芳正君 私は、ひいき目に見て、そこではなくて一番下の日米間の経済連携の在り方の検討、こちらの方が自然だと思いますが、いかがですか。
○林芳正君 それでは、FTAAPを最終的にやるためのこのラインでTPPが入っていくと。そうすると、ほかのASEANプラス3とかASEANプラス6、日中韓FTA、これは全部が最終的にFTAAPになるというふうに私はこの図を見るんですが、そうじゃないということですか。
○林芳正君 本文にはこう書いてあるんです、四十四ページ、閣議決定の。  特に、東アジア共同体構想の具体化の一環として、二〇一〇年にAPECをホストする機会を通じて、アジア太平洋を広く包含するFTAAP、アジア太平洋自由貿易圏の構築のためのあり得べき道筋を探求するに当たって強いリ...全文を見る
○林芳正君 それでは、TPPはこれどこから出てきたと外務大臣はお考えですか、この中でいうと。
○林芳正君 よく分からなかったんですが、日米が主であるということでおっしゃったとすると、やっぱり、一番下、日米間の経済連携の在り方の検討、書いてありますね、これを検討した結果、TPPになったという意味ですか、今おっしゃったのは。
○林芳正君 先の話はまた後で聞きますけれども、結局、その六月の今の話をお聞きしてもよく分からない。六月十八日に閣議決定をしたことの方が、この十月一日の突然TPPが突如として現れるこの所信よりはよっぽど素直だと私は思うんです。いろんなことをやりながら、日米の在り方もやりながら、先の...全文を見る
○林芳正君 その前の年の十一月に聞いたときは英語でよく分からなかった。後でどなたかに聞いたら、何となくTPPというのをやっているらしいと。昨年、その前の年の十一月にはそれぐらいの認識だったことが、六月の閣議決定にも入らずに十月一日に突然出てきた意味を聞いているんですが、もう一度お...全文を見る
○林芳正君 全く、ずっと言い続けていてこれだという信念が伝わってこないんですね。  十月二十八日、ベーダーさんが、訪日はしますけれども首脳会議に専念する考えで、バイはやらない、安全保障の共同宣言も出せないと、APECに向けてですね。したがって、本当は五十周年の日米の大事な年に安...全文を見る
○林芳正君 今の財務大臣の説明、総理、お分かりになりましたか。
○林芳正君 野田財務大臣が分かっていらっしゃることが総理に分かってないということが今分かりました。  野田大臣は、ほかのところの歳入、我々、税収もほかのところも政府案にそろえています。本当はもっと我々がやったら税収は上がると思いますけれども、まあそこは同じ税収にして、歳出をほか...全文を見る
○林芳正君 財務大臣をされた方とは思えないんですが。恒久財源というのは、この租税・印紙収入とか、税外収入のうち法律で、特例公債法で手当てしない部分はそこに入れてもいいと思います、そういうことを言っているんですけど、それ分かりませんか。
○林芳正君 四Kをやめたくないというのは分かるんです、総理はね。だけど、四Kをやめたらこの財源は恒久財源でしょうと言っている意味も分からないということですか。総理、どうですか。我々の提案の説明をしています。
○林芳正君 ですから、ばらまき四Kがばらまきかどうかという議論していません、今。子ども手当とか戸別所得補償とか高校無償化とか高速道路無償化、これは恒久財源でやっておられるんでしょう。だから、そのことをやめればその分恒久財源が浮くから、この中から幾らでも一・二兆円出るでしょうと言っ...全文を見る
○林芳正君 そのことをこれを見た瞬間に分かってもらいたいんです。修正動議にはその説明も書いてあるんです。一応、お目を通されて精査をされたと言うから、午前中の何か発言は非常に理解に苦しんだわけですが、やっと今お分かりになっていただいたということですが。  改めて、この修正動議を党...全文を見る
○林芳正君 二つお聞きしたいんですが、譲るところが全くないのに与野党協議をする意味があるのか、それから、国会で議論をしたいんなら、なぜこれが出された後、衆議院の予算委員会で議論をしなかったのか、その二つお聞きします。
○林芳正君 もう一つ質問しています、もう一つ。総理、もう一つ、どこも譲れないのに協議をする意味があるかと。
○林芳正君 総理のおっしゃっている熟議は、自分の言うことをびた一文譲らない、ただ意見は交換しよう、だけど最後はこれで通してくれ、そういうことですか。
○林芳正君 議論をするだけで全く変える意思がないということはよく分かりましたが、例えば我々の組替えにはこれも入っているんです。  麻生内閣の最後でやった花粉を少なくする対策、百億円。木を植え替えて花粉を出ないようにしようというのを付けました。そしたら、何と民主党になって二億円に...全文を見る
○林芳正君 大変な魅力のある提案で、やり方を変えてやってもいいんだという余地があるということでしたが、まさにそういうことを議論するのが予算委員会じゃないんでしょうか。ここでいろいろ議論しても全く変えないというんであれば、議論をする意味が本当にあるんでしょうか。ここで議論ができて、...全文を見る
○林芳正君 何だかもう財務省のとりこになっちゃったような感じがするんですが、平成ではなくて昭和二十三年、昭和二十二年度のこれ補正ですけれども、国会で組替え動議が可決された例があるんですよ。ですから、この場でできるんです。しかも、煮詰まってからとおっしゃっているけれども、衆議院で煮...全文を見る
○林芳正君 協議をしようとか胸襟を開くとか言うんだけれども、実際にやるつもりがなきゃ無駄ですよ。前例があるんです。確かにこれは社会党の左派と右派の当時の分裂で起こったことですよ。ですから、今の先生方のところとよく似ていると思いますけれどもね、要するに十六人抜けて予算委員会をやっち...全文を見る
○林芳正君 では、どうなったら言うべき段階が来ますか。
○林芳正君 大きな項目について全てお出ししています、これ、衆議院の最後のときにね。ここで議論をして煮詰まったら、じゃ、与野党でどこか別の場所でやってくれと。この場じゃないということですね、総理。
○林芳正君 今、大事なことをおっしゃったと思うんですが、今おっしゃった与野党協議は法案の採決の前ですね。長官、いかがですか。
○林芳正君 ですから、衆議院で予算の修正動議が出て、それについていささかでも協議、熟議をしてより良いものを作ろうという意思がもしあったとしたら、衆議院で予算委員会の採決をする前に与野党協議をしなきゃいけないんです。なぜ、そういうことが起こらなかったんでしょうか、総理。
○林芳正君 総理に聞いています。
○林芳正君 党の代表としても、総理、同じ考えですか、今と。
○林芳正君 少なくとも、党の代表として、修正動議が出たから採決をする前にこの問題について与野党協議をしろという指示を代表としてはされてないということですね。
○林芳正君 私は丸のみとは一言も言っていません。一歩も譲れないのかということなんです。一歩も譲れなければ、修正協議とか与野党協議ってあり得ないと思いませんか。総理、いかがですか。
○林芳正君 いやいや、ですから、予算案が衆議院で通った後にやったらもう遅いんじゃないですか。さっきからこの段階ではこの段階ではって、要するにこれを指一本触れずに、通るまでは何も言えないということですか、結局。
○林芳正君 総理、人ごとなんですよ。一般的に望ましい、じゃないの。  前回の金融国会のことを余りおっしゃるから申し上げますけれども、採決を延ばして与野党協議やれという指示を出したんですよ、党の代表として、内閣総理大臣が。当たり前じゃないですか、そんなことは。それを自分でやらない...全文を見る
○林芳正君 もう一度お聞きします。  これが出た段階で、お目を通していただいた、金曜日に、その段階で、少し採決をずらしてでもこれのための与野党協議をやれという指示は出してないということでいいですね。
○林芳正君 党としての判断は、誰から総理に伝えられましたか。
○林芳正君 政調会長はどなたですか。総理に聞いています。
○林芳正君 政調の話を最終的に責任を持って総理にお話しするのは玄葉さんだと思いますが、今のやり取りは、じゃ、総理と玄葉さんの間であったということでいいですね。
○林芳正君 これを丸のみするかしないかだけで判断をされたということですか。玄葉大臣。
○林芳正君 我々、一応、礼儀だと思って民主党の方には説明をしたいという申入れもいたしました。御返事はありませんでした。説明も聞かずして、これを四Kが全部駄目だからということで丸のみはできないから、したがって、もう一回も与野党協議をしないで採決をするということをお決めになったという...全文を見る
○林芳正君 この中身を協議するのは、政調会長ではなくて国対委員長がお決めになるということですか。
○林芳正君 要するに、これと政府案とのすり合わせをしようかどうか、する余地が全くないかあるか、その判断は玄葉政調会長なのか、国対委員長なのか、総理なのか、どうなっているんですか。
○林芳正君 いやいや驚きましたね。あれだけもう補正のときから与野党協議、与野党協議、税と社会保障出たら与野党協議。何遍も聞いてきましたけれども、実際にやるときになったら誰がどういうふうにするか全く決まっていないということじゃないですか。こんなことで与野党協議なんかできるわけないじ...全文を見る
○林芳正君 ということは、総理は幹事長や国対委員長がお決めになった日程はもう全く動かす力もないし意思もないということですね。
○林芳正君 総合的な判断は総理がなされたということですか。
○林芳正君 判断をされて、一日も二日も延ばさずに、国対が決めたとおりの強行採決の日程でこの案については全く話をせずに採決をしていいと、そういう判断を総理がしたということですね。よろしいですね、それで。
○林芳正君 結局、全くやる意思も能力もないということがよく分かりました。総理と話しても何も決まらないということがよく分かったような気がします。  税と社会保障についても、与野党協議をしようという前提で何かお取りまとめになっているようですが、ちょっと聞くのがばからしくなってきたん...全文を見る
○林芳正君 要するに、まずどういう社会保障の姿にするかということを議論して、それが固まった上で負担の方の話をした方がいいという、そういう趣旨ですか。菅総理。
○林芳正君 説明能力がないんじゃなくて、総理、信念がないんだと思いますよ。  これ、二・二六事件の後の二月二十七日付けにいろいろそのことがあったんで、私感激をしたんですが。高橋是清は、私の尊敬する政治家ですけれども、漸減方針を変えず、軍事費は少し増えてしまったけれども、伸び率を...全文を見る
○林芳正君 それで、党で御議論いただいて、たしか藤井先生だったと思いますが、中間整理を十二月六日に出しておられます。  資料でお配りしておりますが、「将来の社会保障がどのような姿になり、それによって個々の国民がどの程度のサービスを受けられるのか、その場合の税と社会保険料の役割分...全文を見る
○林芳正君 総理の答弁に対して聞いています。
○林芳正君 四月につくったものを見ていただいて、それで一回御判断を仰ぐというようにおっしゃったから、違うじゃないですかと。負担の方を言わずにこれだけの社会保障をしますという判断だけでやったらおかしな判断になるから、負担も併せて提示しましょうというのが藤井報告ですよ。違うじゃないで...全文を見る
○林芳正君 子ども手当もそうでした。先に配りますという方だけ決めたからこうなっているんでしょう。どういうことをやるか決めたら、幾ら掛かるか分かるじゃないですか。なぜ一緒に出さないんですか。
○林芳正君 それなら、四月に決めた後、それを表に出さずに六月に一遍に出せばいいじゃないですか。なぜそうしないんですか。
○林芳正君 まさにそこが全然違うんです。幾ら掛かるかを提示せずに議論をするというところが間違っているんですよ。幾ら掛かるかも一緒に出して、メニューには時価じゃなくてちゃんと値段を入れていただいて、それで判断してもらわないからこうなってきたんでしょう。ですから、藤井調査会は一緒に出...全文を見る
○林芳正君 四月と六月の間にあるのは地方統一選ですから、多分そういうことかなと思って聞きましたよ。そういうことをやるから、どんどんどんどん信頼を失われる。  高橋是清翁は凶弾に倒れましたけれども、葬儀のときに、幼児を背に子供の手を引く裏だなのおかみさん風の人々が多数を占めていた...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 本会議 第8号
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○林芳正君 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。  本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、林芳正が、副議長に岩城光英君がそれぞれ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  この財源確保法案につきまして、今日は質疑のお時間をいただきました。先ほど予算委員会で補正予算案が成立したところであります。また、この法案につきましても、四月二十九日に民主党、自由民主党、公明党の政調会長の確認文書というものがあって、こ...全文を見る
○林芳正君 この合意文書は四月二十九日でございますから、予算提出後に作られたものでありまして、政府として予算をお出しになるときの前提として、法律とそれから予算というものの整合性を取られるというお考え方はなかったのかということです。そこはいかがでしょうか。
○林芳正君 この合意文書がもしなかったとすると、その意思が今のような御答弁でしか確認できないということになるわけですね。  したがって、十月以降のものが後で決まれば、その時点でまた元に戻すということはあると思うんですが、少なくとも今の時点で出ている法律にきちっと合わせておくとい...全文を見る
○林芳正君 議論しておいていただきたかったと、こう思いますし、この合意文書に従いまして、この一は、「各党で早急に検討を進める。」ということでありますが、我々の常識ですと政府・与党一体で物事は決めると。民主党さんはまた別の文化がおありになるかもしれませんけれども、そういうことであれ...全文を見る
○林芳正君 それからもう一つ、所得制限と扶養控除につきまして細川大臣が答弁をしていらっしゃいます。大塚副大臣、大変お忙しいところ恐縮でしたが、お見えいただいておりますのは、細川大臣が同じ本会議、塚田議員の質問に対しまして、高所得者は子ども手当が支給されないにもかかわらず、扶養控除...全文を見る
○林芳正君 そこは大変大事なところでありまして、三党合意の一に書いてあります「手当の制度的なあり方」、それからその後で「二十三年度の税制改正法案の扱いについて」とセットになっております。三パラで、「これらを前提として、」ということになっておりますので、当然我々の考え方としては、児...全文を見る
○林芳正君 大塚副大臣、それでよろしゅうございますか。
○林芳正君 しっかりと検討をしていかなければいけないと思っております。  むしろ、これは控除がなくなっているから増税になってしまうということよりも、そもそも所得制限をなぜ掛けるのか、掛ける必要がないのかという議論を政策論としてはすべきだと、こういうふうに思っております。  細...全文を見る
○林芳正君 来年度予算に影響させないという意味は、今一時的に減額しますと、あるべき水準より減っているわけですね。これを来年度の予算で戻して今の水準に戻すという意味ですか。
○林芳正君 国際機関の出資というのは、もう財務大臣もよく御存じだと思いますが、ある一定の計算をして、日本はこれぐらい出資をしてくださいということで出しているわけですね。ですから、毎年例えば子ども手当のようにこれぐらい出ていくという性格とはちょっと違うと思いますので、結果としてその...全文を見る
○林芳正君 前に当委員会か予算委員会で、いずれにしてもということを言うとろくなことはないという話をしたことがありますが、そこは財務大臣、ここで来年戻すと言うと結局借金をするのと一緒じゃないかと私が言うので、なかなか苦しい御答弁だったというふうに拝察はするんですが。  やっぱり今...全文を見る
○林芳正君 今大変大事なことをおっしゃっていただいたというふうに思っております。  合意の一の二パラですが、年金臨時財源、これを一次補正として活用した「年金臨時財源については、平成二十三年度第二次補正予算の編成の際にその見直しも含め検討を行う。」と書いてありますので、我々も本来...全文を見る
○林芳正君 厚労副大臣の方が少し具体的だったような気がするんですが、今厚労副大臣が理論的な可能性ということでおっしゃっていただいた、将来の抜本的な税制改革で賄うより前にこの二次補正でおやりになるとお約束をしていただいたこの復興再生債でこの二・五兆円を今年度内に埋め戻すという考え方...全文を見る
○林芳正君 野田大臣、今の検討状況についていかがですか。
○林芳正君 そういう手堅いところ私は大好きなんですが、両副大臣が検討していらっしゃる方向で是非お願いをしたいと思います。  二、三年先の税制抜本改革よりもこの直近の復興再生債の方が確かだと、こういうふうに思いますし、余り長くなりますと、この年金臨時財源の空いた穴の分ですね、結局...全文を見る
○林芳正君 そういう意味で過半と申し上げましたが、そういうことでありますから、是非、今のオプションは非常に有意義なオプションだと私も思いますので、部内での検討を進めていただきたいと思います。  国債の発行をなぜしないのかというのは、今までの議論させていただいたところでも御理解い...全文を見る
○林芳正君 今、主張したかったんだろうとおっしゃったので余りそこはこだわるつもりもないんですが、あのとき塚田委員からは指示をしたんですかという質問をして、指示をしたと、こういう答弁なんで、はっきりとその話を、誰に指示をするかというと、私、財務大臣以外にいらっしゃらないとは思うんで...全文を見る
○林芳正君 総理の言動については先ほど予算委員会でやりましたので、ここで蒸し返しはいたしませんが、市場の受け止めの一つとしてお配りをした資料の⑦でありますが、S&Pのウエブサイトでアウトルックをネガティブに変更というものであります。  結局、今回こうやってODAの一時的なものを...全文を見る
○林芳正君 復興再生債につきましてはこの三党合意にもありますが、この合意に至る前提の玄葉政調会長と石破政調会長の会談で、政府・与党としての紙ということで出てきたものに既に復興再生債、仮称を二次補正に向けてつくるということも書いてありますので、その前提で我々も受け止めておりますので...全文を見る
○林芳正君 仮設住宅。
○林芳正君 そうしますと、六割、これは早くお金を積んで、たくさん人を雇って早くやるということはあると思うんですが、半分を超えるものがこの費用でやっていけると。仮設住宅については、十万戸分ですから、多分御要望のある方のものがかなりというかほとんど満たされるのかなと。総理のお約束によ...全文を見る
○林芳正君 歳出の方はそうなんですが、一方でこの合意文書で、歳出の見直しをやっていただく、それから税制改正法案をやっていただく、そして年金臨時財源についての検討をしていただく、これ二次補正予算の編成の際にと、こうなっておりまして、それを前提として特例公債法案について触れております...全文を見る
○林芳正君 資料の⑧に、特例公債法案が成立しない場合の影響についてという紙をお配りしておりますが、これは日経新聞で一月三十一日に報道があって、民主党の執行部が、こういう法案が通らない場合の影響について各省庁に指示をして作らせたという記事があって、多分これではないかなと我が方の事務...全文を見る
○林芳正君 確認いただきましてありがとうございました。  特に、仮に成立しない場合ももちろんですが、これは、この国会の当初で質問主意書を我々出して、いただいた御答弁と整合性を持っていると思いますが、遅延する場合について、これはかなり今年の早い段階でしたからこういう書き方になって...全文を見る
○林芳正君 終わります。
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。  同僚の御推挽によりまして締めくくり総括に立たせていただくことができましたことを御礼を申し上げながら、まずは犠牲になられた皆様に御冥福をお祈りをするとともに、被災に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○林芳正君 二つのリーダーシップの形がある。一つはぐいぐいと引っ張っていく、個人のキャラクターでですね、一つはチームリーダーとしてやっていくと。今、総理という職であるからチームリーダーとしての仕事をしたいと、そのことはよしといたしたいと思いますが、それが先ほどの世論調査の結果で政...全文を見る
○林芳正君 ブログを止めるというのは、まあブログで不用意な発言をしそうだからというんならそうでありましょうが、逆に言えば、こういうときこそきちっと文章にして、総理の発言を世の中に知らしめるという意味ではむしろどんどんやっていただいてもいいと思うんです。  私が申し上げたかったの...全文を見る
○林芳正君 やはり言葉に対するこだわりというのが余り感じられないんですね。こういうときは、もう総理の一言一言が、例えば十個言ってもその中の二つだけが切り抜かれて独り歩きをする、これはもう震災前でもそうだったと思うんですが、そのことに対するもう少しこだわりを持っていただきたいと思う...全文を見る
○林芳正君 電源が回復したということであれば、こういうときは事実をはっきりと客観的におっしゃった方がいいと思うんです。光明が見えてきたというと、もう昨日がピークで今日からは収束に向かうというふうに聞く人は思うんですね。総理のように原子力の御専門家であればそういうことは分かった上で...全文を見る
○林芳正君 ですから、私もこれ持っているんです、原文を。脱したというところまでは行きませんけれども、脱する光明が見えてきたと。ですから、今から良くなると。すなわち、電源さえ回復すればこの後は何とか回復していくだろうという認識のようにしか見えないんですね。しかし、その汚染水が見付か...全文を見る
○林芳正君 冒頭でチームのリーダーという言葉があって、少しいいなと思ったんですが、ここで総理が何の打合せも閣僚とされずに、発言したら後でやってくれるというのは、チームリーダーとしては失格だと思いますね。  その二十六日の後、二十七日の実務者会議、これは我が党の人間も出ております...全文を見る
○林芳正君 どういう、私なりの判断というのは、厚労大臣、国交大臣とのお話の上でそういう判断をされたんでしょうか。
○林芳正君 ちょっとびっくりして言葉も出ないんですが。総理の言葉、しかも正式な委員会ですから、どなたか参与に言ったとか言ったかもしれないとかいうんじゃないんですね。  これ、私も仙台視察させていただきましたが、とにかく早く仮設住宅入れてくれと、もう強い思いがあります。ですから、...全文を見る
○林芳正君 総理ももう一年にならんとしておられますから、自分がどういうことを言ったら例えばあしたの見出しはどうなるかとかいうことを考えながらやっていただきたいんですね。あの後どういう見出しだったか。「首相「仮設住宅、お盆までに完了」 国交省は「九月でも六割」」と、こういうふうな見...全文を見る
○林芳正君 東電との関係はまた別途ほかの委員会でやりたいと思いますが、私が申し上げたいのは、今いろいろな一連のこと、なぜ御自身が信頼をして任命された海江田経産大臣にやっていただかなかったのかということでありますが、いかがですか。
○林芳正君 原発の視察もそうですが、東電に乗り込まれたところも、なぜ最初に海江田大臣に行っていただかなかったのか、行く必要すらなかったと思いますが、そこはいかがですか。
○林芳正君 今総理、最後、連れていくとおっしゃったんですが、もうそこが根本的に違うと思うんですね。  自分が胆力を持って、行きたいのもあるでしょうけど、我慢して本丸にとどまる、そして部下をやらせる。大将が本丸にいるということが、東電だけじゃないですね、津波の対策、いろんなことを...全文を見る
○林芳正君 海江田大臣の目や耳が自分の目や耳であるかのように、総理はそういう信頼できる閣僚を任命すべきだと思うんですよ。自分が行かなければ、大臣はもしあれだったら同行してもらいたいとか、それ逆だと思うんですよね。まあ、そこはもう考え方の違いですから、菅さんがまず自分でやらなきゃ全...全文を見る
○林芳正君 総理が自ら決断し、決心し、命令をしたということを、なぜあのときにおっしゃらなかったんですか。
○林芳正君 もっと言葉にこだわってほしいと思うんです。北澤防衛大臣は、総理との協議で結論に達したというふうにおっしゃっておられます。で、折木幕僚長が自ら決心した。なぜ自ら決心したと言ったのか非常に疑問が残ります。  小佐古参与がお辞めになりました。任命されたのは総理ですか。
○林芳正君 ある方とはどなたでしょうか。
○林芳正君 お辞めになる会見のときに同席された空本議員ということでよろしいでしょうか。
○林芳正君 差し支えなければ最初から言っていただきたかったんですが。  お辞めになるときに空本議員と相談されましたか。
○林芳正君 空本議員の御推薦で参与に任命したのは総理です。お辞めになるという話があったときに、普通だったら空本議員を通じて、どうしてお辞めになるのか、慰留をされるのか、普通だったらすると思いますけど、なされましたか。
○林芳正君 任命されるときにお会いになっていろいろお話をされたんでしょうか、小佐古さんと。
○林芳正君 補正予算でなぜ国債を発行したかを聞こうと思っていたんですが、ちょっとこの話、これだけひどいとは思わなかったので、午後の財金委員会で財務大臣に質問をしたいと思いますが。  今聞いておりますと、原子力の専門家である総理を補佐する更に高レベルの参与を任命するときに、本人と...全文を見る
○林芳正君 いろいろ乗り込んでいかれたりヘリコプターで視察をされたりする時間がもしあれば、五分でもいいから本人に直接会って、見識を確かめて、それから任命をすべきだと私は思います。  荻生徂徠がこういうことを言っております。遠大の知恵あらば、煩細なる働きなくともしかるべしと。リー...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。総理以下、閣僚の皆様、御苦労さまでございます。  今、長浜先生らしい、久しぶりに与党らしい質問をお聞きをしておったわけでございますが、少しいい社会保障の勉強をさせていただいたというふうに聞いておったわけでございます。私も、与えられた時間の...全文を見る
○林芳正君 総理、今日は往復で、総理がそうやって長くしゃべられると私の時間が短くなるものですから、質問に端的に答えていただきたいと思います。  多分そういうことをおっしゃるだろうと思って、一定のめどの意味は何かとか、退陣されるのかという質問はしないと言いました、しないと。してお...全文を見る
○林芳正君 このパネルは随分前に用意をして、総理がなられた早いころにお伝え申し上げようと思って作ったもので、このままいくと使わずに終わってしまうこともあろうかと思いまして、今日は最後であろうかと思いますのでちょっと持ってきたんですが。(資料提示)  総理、大変いいことをおっしゃ...全文を見る
○林芳正君 総理、是非長生きをしていただいて、私がその仕事をやるときを見届けていただきたいと思いますが、この話ばかりしていてもいけませんので、喫緊の課題である震災対応に入りたいと思います。  お手元に我々の党でまとめました緊急提言、第一次、第二次の表紙と第三次提言そのものをお配...全文を見る
○林芳正君 今の御答弁ですと、もうカツオは逃げちゃったということですね、六月中下旬ですから。サンマも間に合うかと。  総理、せっかくですから、一定のめど、いつか分かりませんけれども、最後の御奉公ということで、復興会議の一次提言は待つ必要ないからすぐにこのマスタープランを作れと、...全文を見る
○林芳正君 重ねて、今どっちにも取れるような御発言だったんで、六月末に出る復興構想会議の一次提言を待たずに、万が一それと矛盾するようなことの可能性があっても、このことは急いで、カツオなんかに間に合うようにやっていいですよということを一言総理が言ってくれれば、多分水産庁は動けると思...全文を見る
○林芳正君 そういうふうに総理がおっしゃると動けなくなるんです。だから、わざわざ、そういう場合はないと思うけれども、よしんばそういう場合があったとしても俺が責任を取るから、俺が五百旗頭さんを説得するからやれと、その一言が総理から出ないから駄目なんですよ。  六月末に提言が出て、...全文を見る
○林芳正君 やっても結構というのを今水産業の方がどういうふうに聞いておられたか、非常に悲しい思いがしました。  もう次に行きます。  瓦れき処理でございますが、十分の十ということを是非お願いしたいと、これもずっと言ってまいりました。後で交付税で見るから大丈夫ですと、これは衆議...全文を見る
○林芳正君 そのやり取りが延々とずっと続いている。結果として進んでいないんですよ。理屈はいろいろある、分かります。だけれども、結果として瓦れきの処理が進まなきゃ復旧から復興に行けない、これは当たり前のことでありますから、もうこれは政治決断しかないんです。総理が大好きな言葉を使えば...全文を見る
○林芳正君 論点が分かっておられないのかもしれませんが、最終的に負担をするというのはもう分かっているんですよ。そうじゃなくて、それが後で返ってくると言われると、ちゅうちょするんですよ、小さな自治体は。  だから、今回に限ってでもいいですよ、十分の十やる、心配するなと。後でやると...全文を見る
○林芳正君 前例がそうでした、今までそういう仕組みになっておりますというのが絶対に上がってきますよ、総理のところにね。それを変えろと言うのはあなたしかできないんです。それをやらないんだったら、そこにいる必要はないと思います。  義援金の話に移らせていただきます。  我が党の小...全文を見る
○林芳正君 ちょっと事実確認ですが、大臣、少しお願いをしたとおっしゃいましたが、どういうふうにこの委員会の方にどういうルートでお願いをされましたでしょうか。
○林芳正君 確かに事務方を通じて私からもお願いをしたいというふうに答弁されておりますので、通じるのは事務方なんですが、例えば大臣の名前の入った文書を委員の皆さんに大臣の見解としてお渡しするというようなことをやられましたか。
○林芳正君 来てもらってお願いをするというのは大変結構だと思うんですが、そのときに正式に文書で、厚生労働大臣の名前で、二次配分については、一次配分をなされているかどうかにかかわらず一律でまず支給をするということを書いて渡さなきゃ駄目なんですよ。こういう国会の議論があったから是非お...全文を見る
○林芳正君 今のお話を小泉さんに答えるべきだと思うんですよ。私は権限がない、だから、事務方を通じてこういう話があったということはお伝えできるけど、それ以上の権限はありませんと何で五月三十日に言わないんですか。やってみるとおっしゃっているじゃないですか。言った以上はやってくださいよ...全文を見る
○林芳正君 総理、今のやり取りを聞かれて、その浜岡の話さっきしましたけれども、あれぐらいリーダーシップを総理が発揮されたと。本来、海江田大臣がもう少し時間を掛けて発表するところだったのを、俺が自らやるんだと言って連休の谷間にわざわざやられた。あれぐらいのリーダーシップを今の義援金...全文を見る
○林芳正君 今、最後、要請をすると総理おっしゃっていただきましたので、是非それを見守っていきたいと思います。  同僚に譲ります。ありがとうございました。
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○林芳正君 皆さん、おはようございます。閣僚の皆様方もお疲れさまでございます。自民党の林芳正でございます。予算のこの二次補正につきまして質問に立たせていただきたいと思います。  今回、衆議院でも我が党、この二次補正に賛成をしたところでございますが、例えが適当かどうか分かりません...全文を見る
○林芳正君 玄葉大臣とも御相談をされましたか。
○林芳正君 ちゃんと相談をしなかったということだと思いますが、玄葉大臣、それで大変立場が苦しくなったんですよ、総理。  この三党合意というのを、玄葉さんと我々の石破政調会長、公明党の石井政調会長とやりました。ここには、次の予算、すなわち、これ一次補正のときですから、次の予算のと...全文を見る
○林芳正君 さっきから私が言った、私が言ったと言われるんで、私が言ったのは、復興会議の結論を待たずに、総理や閣僚の皆さんがこれは要ると思ったものは本格的な復興予算を出せばいいじゃないですかと言っているだけなんですよ。こんなキムチみたいな、二兆円足らずの、しかもこの実際の予算は七千...全文を見る
○林芳正君 総理、衆議院と違って今日片道ですから、幾らだらだら答弁していただいても結構なんですが、私が聞いているのは、この指示を出されたときに、この三党合意との調整を玄葉さんに委ねたりせずに、そこはもう自分で勝手にこれを出したということですかと聞いています。
○林芳正君 最終的にサインをされたんですから、それは分かっています。そのやる前に段取りとして、こういうことで二次補正はやろうと思うけれども、あなた三党合意にサインした立場としてどう思うかということを事前に相談したかと聞いています。
○林芳正君 何度聞いてもおっしゃらないということは、やっていなかったということだと思います。したがって、この三党合意はもう破られたというふうに我々は思っているんですね。ですから、せっかくこうやってみんなで一緒にやっていこうということを、総理自ら事前の調整をしない、また、多分三党合...全文を見る
○林芳正君 これは通告していませんけれども、一次補正、二次補正、それからその前の年度の、その前の年度ですから二次補正、それから年度が替わって二次補正ですが、大体一兆円強ずつで三兆円弱だったと、こういうふうに思っているんですね。(発言する者あり)それをさっきおっしゃった。それだけな...全文を見る
○林芳正君 必要なものを盛り込んで二兆円になったということでしたが、なぜ一兆五千億でなくて、なぜ二兆五千億でなくて二兆円なのかというふうにお聞きしています。
○林芳正君 実際には剰余金が二兆円弱あったと、その枠でやりなさいと、ここに書いてあるんですよ。これらの経費の財源は、国債発行に依存せず、平成二十二年度決算剰余金等の既存の財源で賄うことにすると。だから二兆円なんでしょう。そうじゃないんですか、総理。
○林芳正君 基本的な違いがあるのは、復興会議を待たずにやるかどうかということが一つあるんです。  それから、今総理おっしゃったように、次はやるとおっしゃっていたんですが、この復興債やりましょうってサインしたの四月二十九日なんですよ。だから、やる気があれば、何日ありました。二か月...全文を見る
○林芳正君 それではお聞きしますけれども、衆議院でも予算委員会で取り上げられておりましたが、例えば海岸堤防、JR、第三セクターの復旧、水産冷凍施設の復旧、そういうものが全く入っていない、若しくは極めて限定的な数字になっているというふうに言わざるを得ないんですが、こういうものは今必...全文を見る
○林芳正君 本当に大畠大臣の答弁を聞いていて気の毒になるんですが、一言総理指示のときに相談していただいて、例えば百九十分の四十以外のところは、三次を待たずして二次で計上しておけばいろんな事業進捗するんですよ。なぜそういうことがこの一、二、三の中に入っていないんですか、総理。
○林芳正君 大畠大臣が言われたとおりではなくて、総理がこういう指示出しちゃったからああいう答弁せざるを得ないんですよね。  水産のことを今おっしゃいました。百九十三億円、この二次補正に二重ローン関係経費ということで入っていますが、農水大臣にお尋ねしますけれども、これは共同利用施...全文を見る
○林芳正君 今大臣おっしゃっていただいたように、共同利用施設というのはみんなで一緒に使うというところだけであります。全体的にはもうこの何十倍もの損害が出ているわけで、なぜこれ百九十三億になってしまったのか。これも総理指示なんですよ。二重ローンに関係あるとか、そのものをここでちゃん...全文を見る
○林芳正君 さっきはこれで大体十分だとおっしゃった、しかし、いろいろ詰めていくと、この程度というか一部というような言い方をされる。  それで、総理、さっき私が申し上げたように、総理お認めになりたくないんでしょうが、財源の制約があった、国債出さないなんておっしゃるから。復興債もま...全文を見る
○林芳正君 ですから、共同利用施設以外の冷凍施設、民間の方がやっておられるようなもの、これは急がないということですか。
○林芳正君 皆さん聞いていてお分かりのように、総理はあそこへ行かれてこういうのをやった方がいいと思っていらっしゃるんだけど、それを総理の権限を使ってきちっと予算にどうやってしたらいいかというのがどうも分かっていらっしゃらないということだと思います。  ですから、この総理指示もど...全文を見る
○林芳正君 是非遅れないようにやっていただきたいと思いますが。  その中で、櫻井副大臣が、これ七月六日、二次補正、作業始まったぐらいだと思いますが、今おっしゃったような作業、それから来年度の概算要求もありますね、これ遅れないようにやってもらいたいと思いますが、そういうことをこれ...全文を見る
○林芳正君 まさに三次補正に向けての作業も大変大事なことでありますが、一方、来年度の予算編成というのは大変大事なことであります。  財政運営戦略というのを去年お作りになって、これをどうするかということもこの予算編成と同時にあるいはやらなければいけないのではないかと思っております...全文を見る
○林芳正君 そうしますと、先ほどのスケジュールでいきますと少し例年の概算要求のスケジュールは後ろ倒しになると、こういうことでございましょうか。
○林芳正君 櫻井副大臣が悲鳴を上げないようなスケジュールできちっとやっていただきたいと思いますし、我々既に、町村委員会、震災後の経済戦略に関する特命委員会の中間報告で、所得税や法人税等の、これは消費税を除く基幹税という意味ですが、ものできちっと償還の道筋を示すべきということを踏み...全文を見る
○林芳正君 総理、こういうふうに答弁していただくと余り時間も掛からないし、聞いている方も気分がいいと思うんですよ。是非そういうことを心掛けていただきたい。そのことをお願いして、私からの質問は終わりにさせていただきます。  ありがとうございました。
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○林芳正君 おはようございます。自民党の林芳正でございます。  今日は特例公債法の質疑ということで、多分、野田財務大臣に御質問をするのは今日が最後になるのかなと、こういうふうに思っておりますが、まず質問に入る前に、ちょっと通告をしておりませんが、先ほど日経の電子版でニュースが流...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。いずれにしても、近いうちに新しい内閣ができるということを想定しながら今日はいろいろお聞きをしたいと思うんですが。  この特例公債法、三党合意を受けてこういう形になって、そして衆議院で修正もしていただいているんですが、その中でも御議論になったかも...全文を見る
○林芳正君 基本であるというお答えでございましたが、そこで、考え方の整理として、これだけ今から使っていくという政府でお決めになったことは政府がお決めになったこととして、国会で我々が決めた復興基本法の七条で、今大臣もお答えいただきましたが、この七条は、歳出削減によって出てきたお金は...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。そこを確認をしていただいたというのは大きな意味があると思いますが。  そういうふうに申し上げるのは、遡っていえば、もし震災なかりせばこの歳出削減というのが必要なかったのかと、こういうことにもなるわけでありまして、震災があったからこういう歳出の削...全文を見る
○林芳正君 七十一と四十四で三年ローリングすると。これ目標値ですから、なるべくそれを下回るようにということで努力はされるということですが、実際には、やっぱり予算折衝やられて野田大臣お分かりになったと思いますけど、枠より下回るということはなかなかないんですね。やっぱりその枠を決めれ...全文を見る
○林芳正君 ですから、そこを具体的にしていく一つの方法は、今回三党合意で決まった歳出の削減を全部復興の方に回さないというわけにもいかないでしょうけれども、一部は回して、それを七十一兆の枠を七十一、まあ例えば七十・五、七十にしていくとか、もう少し意欲的な目標なら七十一、七十、六十九...全文を見る
○林芳正君 意見交換の前に、野田さんや山口さんのというか、民主党政権の案をまず作っていただく必要があると思うんですね。  やっぱり党内で、今、山口先生がおっしゃっていただいたのが非常に分かっていただいているなと思うのは、やっぱり項目別に分けて何年かで作っておかないと、この枠、全...全文を見る
○林芳正君 期待をしております。  そこで、今申し上げたこのフレームと、それから内閣府の方で同時期に経済財政の中長期試算というのを出していただいているんですが、これには前提として既に、この消費税を二〇一三年度後半から二〇一五年度までの段階的引上げを仮置きと、こういうことで書いて...全文を見る
○林芳正君 その二%、二%、一%という数字がどこ見ても書いていないものですから、これ、ぱっと見たら分かりにくいと思うんですね。本来なら、この消費者物価上昇率のグラフの下に、これは二〇一三年度に二%、一四年度に二%、一五年に一%ということをやっぱり注記しておかないと、ぱっとこれ見て...全文を見る
○林芳正君 これ、この間説明に見えられた方にも申し上げたんですが、二%、二%、一%というのは仮置きされているんですよね。それ、別に野田大臣決めたわけじゃないと思いますよ、まだ。ですから、内閣府の仕事はいろんなことを仮置きして試算してみてこういう場合こうなるかというデータを出しても...全文を見る
○林芳正君 説明になっていないんで、二、二、一も決まっていないんですよね。段階的に引き上げるということは、閣議決定されてはいませんが、あの文書ではお決めになっている。しかし、それは二、三かもしれないし、三、二かもしれないし、一、一、三かもしれないし、だけど、そこは内閣府で仮置きを...全文を見る
○林芳正君 都合のいいことは仮置きして、都合が悪いことは控えるというのは非常にまずいと思いますね。大臣、これ御存じでしたかね。この国と地方の基礎的財政収支は出ているんだけど、国だけの財政収支は出ていないんですね。ですから、これ、分け方によっては二〇一五年だってプライマリーバランス...全文を見る
○林芳正君 これは閣議決定をした文書ではないのかもしれません、中長期試算ですから。しかし、これ、山口副大臣の方が近いところに多分いらっしゃると思うんで、仮置きですからね、別に四、一で、この試算で仮置きをしたから地方六団体がわあっと来るということじゃないと思うんですよ。したがって、...全文を見る
○林芳正君 是非よろしくお願いします。  何も内閣府の経済財政担当のところに、私の元部下ですから余りいじめたくないんですが、何かを決めろと言っているわけじゃないんです。政策を我々が判断するときに、こういうふうにしたらこうなる、こういうふうにしたらこうなるという数字を、我々が決定...全文を見る
○林芳正君 終わります。
10月27日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。  佐藤委員に続きまして、安住大臣に御質問を中心にしていきたいと思います。  まず、安住大臣、御就任おめでとうございました。副大臣、それから国対委員長と、やっていた仕事と大分違って戸惑っておられるんじゃないかなと、こういうふうに思います...全文を見る
○林芳正君 中身も少し御披露いただきましてありがとうございました。一般論ということでお聞きをしておきますが。  もう一つ、先ほど、これは通告しておきました、EUが、何かギリシャのデフォルトみたいなことが起こってはなりませんが、起こった場合の波及経路については佐藤委員の方から詳し...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  両大臣からお話がありましたように、何で円高になっているかという一つの意味は、不美人コンテストという言葉もありますけれども、やっぱりここまで真面目にやってきて、不良債権の処理をやって、BIS規制なんというのは、最初、向こうの有利なルールを押し...全文を見る
○林芳正君 そういう法律的な制約ということでまずJBICへ出すということですが、その後、これは今後補正等でも詳しくやっていきたいと思いますけれども、JBICそのものがやる案件も結構あると思いますし、それから今から何を買うかと。外為特会の金でグッチのバッグ買うわけにいかないと思いま...全文を見る
○林芳正君 大変興味深いお話を聞かせていただきました。  私の出た小学校も当時六組、隣の小学校が三組、二つの小学校が一つになって中学校で九組あったんですが、うちの娘が行っていたころは、もう十年ぐらい前ですが、二組と一組で、三組しかないんですね。この間、敬老会、下関へ行ったら、も...全文を見る
○林芳正君 大変いいポイントをおっしゃっていただきましたが、やっぱり総裁と大臣がいろんなベースのところを共有するということをおっしゃっていただきました。  それで、お答え要りませんけれども、白川総裁がそうだと言うんではないんですが、やっぱり私も、日銀の方も何人もいろんなお話をす...全文を見る
○林芳正君 最後におっしゃっていただいたところだと思うんです。ちょっと中でもおっしゃったように、多分私よりももう何倍も地元の事情は御存じだと思いますので、なかなか地元のいろんな計画決まらないというのも当然だと思いますし、瓦れきもそういう状況、阪神との違いも私も聞いたことがあるんで...全文を見る
○林芳正君 大変率直に今、復興の特に財源のお話が、六月以降、これは民主党内のお話でしょうけれども、政局だったという御答弁ございました。  したがって、そのガイダンスでいろいろ説明して大体お分かりになるんですが、やっぱり、もう金も付いた、そろそろ決めなきゃいかぬぜと、こういうふう...全文を見る
○林芳正君 ありがとうございます。  特に五百旗頭先生は、私のときもそうですが、多分安住副大臣時代の学校長でありますから、御本人がどうこうという話ではないんですが、私はやっぱりあそこでそういう話をして、一つは今おっしゃったように、ああ、こういういろんな哲学的なこともあるんだなと...全文を見る
○林芳正君 そこは明らかに見解の相違ということだと思います。  あともう一つ、もうちょっとあるんで、我々の合意に基づいて二・五兆円、これ年金から持ってきたお金なんですが、これを復興債で戻すと。この戻ったお金がどうなるのかと、ちょっとややこしい話ですが、についてお聞きしたいと思う...全文を見る
○林芳正君 一度一次補正で使ってしまったので、そこはもうなくなっちゃったと、こういうように思うんですが、もしそうだとすると、そこは制度上戻らないのかなと、私、ちょっとよく分からないところがあって、そもそも一次補正をやったときの政府の説明は、年金の方は将来返すから大丈夫なんですよと...全文を見る
○林芳正君 政策的判断でされたということで、ここももう少し詰めていきたいと思いますが、今日は時間が参りましたので、ここで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。与えられた時間の中で、私と、関連に佐藤先生にも立っていただきまして質疑を進めていきたいと思います。早速、時間も限られておりますので中身に入りたいと思いますが。  総理、ちょっと眠そうな感じがするんですが、多分、昨夜は眠れない一夜を過ごした...全文を見る
○林芳正君 今この議論を聞きながらお考えになると、最終的な結論をということですか。
○林芳正君 衆議院でのやり取りを私見ておりましたが、公明党の西先生から公明党としての見解が示されておられました。また、私も小委員長として我が党の見解の取りまとめをいたしましたが、このAPECでの判断は拙速ですから反対であるということをまとめさせていただいております。  民主党の...全文を見る
○林芳正君 今の言葉は国民の皆さんも聞いておられましたし、民主党の皆さんも聞いておられたと思いますので、重く受け止めて判断をされるというふうに御答弁をされたということを受け止めておきたいと思います。  これを決める段階で閣僚委員会というのを開かれるというふうにお聞きをしておりま...全文を見る
○林芳正君 野田内閣の一員であるということは、もし連立を離脱される、若しくは閣僚を辞任されればその日からそうではなくなるわけであります。  したがって、問題は、先ほど前段でおっしゃった、これが本当に新自由主義なのか保守主義なのか私は分かりませんが、TPPというものに対して党首の...全文を見る
○林芳正君 今大事なことをおっしゃって、国民新党は党としては正式にはTPPに対する反対という立場決めておられないということでございましたので、慎重というのは、反対と言わないために慎重とおっしゃったんだというふうにわざわざおっしゃっていただきましたので、スタンスが見えてきたような気...全文を見る
○林芳正君 先ほど総理は、一日延ばされた理由で、今日の審議も聞きながらとおっしゃったんで、本当に審議をしようということであれば、こういうことを言おうと思っているということぐらいはここで御披露いただいて、それについて我々がどう思うかということをやった方が審議が深まると、こういうふう...全文を見る
○林芳正君 最初に賛否を聞いて、賛否はできないとおっしゃったんで、それなら、その前段でおっしゃった、いろんな考え方を持っておられるとおっしゃったんで、その考え方をここでおっしゃっていただけませんかと聞きましたんで、もう一度お尋ねします。
○林芳正君 党人としては分かりましたけれども、農水大臣として、農林水産業を所管していらっしゃる立場ということではどういうお考えですか。
○林芳正君 これは我々だけではなくて、例えば何十時間もそこで泊まりがけで座込みをされておられる若い農業者の方がいらっしゃいます。そういう人たちに、今の御答弁だけで、農水大臣、終わって本当によろしいと思いますか。
○林芳正君 しっかりと今のお言葉を果たしていただきたいと思います。  私は、閣内で、例えば経産大臣が通商の立場から積極的にやる、そしてそれを農水大臣が農林水産業を所管する立場から反対の意見を述べると、これやっていただきたいし、今日集中審議ですから、それをもっと出してもらいたいん...全文を見る
○林芳正君 ですから、先ほど申し上げたとおり、これは別途閣議決定していますというような程度だからみんなが不安に思うんです。もう一度、これに当たってこれとこれは守ると、そういうふうにおっしゃって、それでどうだという議論をなぜ決断をされる前にされないんですか。(発言する者あり)
○林芳正君 なるべく総理と議論をさせていただきたいと思います。私は経産大臣の答弁は後で求めるところありますけれども、ちょっとびっくりしたのは、今ぐらいの基本的な話をなぜ総理がおっしゃれないのかということなんです。  交渉については手のうちをばらさない、当たり前ですよ。だけど、国...全文を見る
○林芳正君 例外措置というのは、今私が知り得る限りでは、何年でゼロにするかという例外はあっても、関税が残るという例外ないんですよ。それ御存じですか、総理。それを知っていておっしゃっているんなら、かなり言葉のあやでここの場を乗り切ろうという感じがしますけれども、私は総理何年か存じ上...全文を見る
○林芳正君 やはりそこは残念ながら少しぼやかしておられるなと思いました。例外という言葉の定義なんですよ。関税がゼロにならないという例外があるかないのかというのは非常に大事なところだと思いますけれども、そのことについて総理の認識を問います。総理の認識を問います。総理。(発言する者あ...全文を見る
○林芳正君 今みたいな基本的なことを、枝野さんが答弁した後で答弁しようと思っているということ自体が問題ですよ。例外の定義を聞いているんです。例外の中に関税がゼロにならないということが含まれているか含まれていないのかぐらいの認識が、総理、ほかの方が答弁しないとできないんですか。それ...全文を見る
○林芳正君 当時は野田総理は財務副大臣でいらっしゃいましたが、今のお話のように、こういういろんな状況があった中で、なぜ、多分これ民主党のマニフェストかインデックスにもそれらしいことは書いてあったと思うんですね、日米のFTAというのは、いろいろ議論がされたところです。TPPというの...全文を見る
○林芳正君 なぜやらなかったのかの理由が今御説明がないんですが、そうすると、日米のバイというのはない、こっちはTPPになるんだというのは、大体いつごろからそういうふうになっていたんでしょうか。
○林芳正君 答弁されればされるほど混乱するんですが。私、こうやって時系列で示していますから、二〇〇九年十月以降、民主党政権ですよ、そのときにいつ、日米バイは、言いもしなかったけれども、正式には、だけど無理そうだからというのでTPPしかないなと思い始めたのは、この辺のどこですか。そ...全文を見る
○林芳正君 あらかじめ資料をお配りしておいたので先読みをされちゃったんですが、次の先ほど出しかけたパネル、お配りしている資料ですが、菅さんになってすぐの昨年の六月十八日に新成長戦略、今総理が先におっしゃっていただきましたが、こういう閣議決定をされておられます。これがそのアジア経済...全文を見る
○林芳正君 やっぱり野田総理は人がいいなと思ったのは、今、最後のところをおっしゃるときに、ちょっとにこっとされたのでね。これ、素直に、どう読んでも、一行目に書いてあることは、全部道筋というのは、どういう道筋があるかということを考えると、地図をかくということだと思うんですよ。どの道...全文を見る
○林芳正君 もうあたかも入るという決定をされたような答弁でしたけれども、入る場合はということだというふうに思います。そんなことで引っかけようとは思いませんから安心していただきたいと思いますが。  そこで、時間も迫ってまいりましたので、試算総括表というのを政府が出しておられます。...全文を見る
○林芳正君 経産省の試算は、じゃ、もう撤回するということですか、これ。
○林芳正君 議論を混乱させただけだと思いますね。最初からそれをやっておけばよかったんですよ、じゃ。なぜ別々に出すんですか。最初から政府として統一見解を出しておけば、ここまで議論が拡散することなかったと思いますよ。あなた、そんないいかげんなことを、そうよくもここで言えると、こういう...全文を見る
○林芳正君 先ほどから農水大臣は非常に慎重なといいますか、中身がないといいますか、そういう答弁なので、非常に決定を控えて緊張なさっておられるのかなという感じがいたしますが。経産省はああいうふうにおっしゃっているんですよね、もうこれは役割終わったと、こちらに吸収されたと。農水省は、...全文を見る
○林芳正君 それでは、政府全体としては、経産省はもう降りたけれども、農水省はこれは残って、内閣府と農業の方の、農水省の試算が二つ残るということで、総理、よろしいですね。
○林芳正君 ちょっと、本当に残念なのは、総理、政治主導なんてことをやれと言うつもりもないですけれども、内閣総理大臣、また閣僚の皆さんというのはやっぱり政治が主導するというためにあるので、各お役所の立場でって総理がおっしゃっちゃったらおしまいなんですよ。役所がそれぞれの立場でこうい...全文を見る
○林芳正君 前提をそろえて、こういう前提で各省で統一にするということを一度も野田さんになってからやっていないということなんですよ。それはその前にやったことまで言いませんよ、財務大臣でおられたからね、知っています、それは。だけれども、総理になった瞬間に、この問題は本当に大事ならデー...全文を見る
○林芳正君 では、農水省が前提としている全世界を対象に直ちに関税撤廃を行うと、何らの対策も講じないという前提はこの内閣府の試算ではどうなっていますか。
○林芳正君 いやいやいや、内閣府だって、FTAAP、TPP、TPPプラス幾つといろいろやっているんですよ。だから、それは分かっています。  私が聞いているのは、対象の品目を全世界で直ちに関税撤廃と農水省書いていますよ、ここにね。何らの国内対策もやらない場合と書いているから、じゃ...全文を見る
○林芳正君 さっきから聞いていると、人ごとのように聞こえるんですよ。各省がやったから多分そういうことはきちっとやっているでしょうとしか聞こえないんですよ。大前提の、対策を講じるのか講じないかについてはどうなっているんだと、この説明を官邸で受けたときにそんな質問もしてないんですか、...全文を見る
○林芳正君 もう総理、手を挙げられないということは、知らないということですよね、要するにそんな大事なことをね。  さっき経産大臣はこれはもう役割終わったと言ったけど、農水省はまだこれは役割終わっていないと。したがって、この前提が生きているわけですよ。だから、それが入っているのか...全文を見る
○林芳正君 佐藤議員にもう譲りますが、そういうことを、ここで言われたから言うんじゃ駄目なんですよ。最初から、この試算はそういうふうになっていて例外はこうなんですということを口を酸っぱくして言わないと。みんな疑心暗鬼になっているんですから。  ですから、そのことを申し上げて、本当...全文を見る