林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○林芳正君 脇委員に続きまして質問を続けたいと思います。  まず、今の脇委員とのやり取りを聞いておりまして本当にいいかげんだなという気がいたしたんですが、もう一つ、菅前総理を思い出しました。菅前総理は、日本国憲法にはどこにも三権分立というのが書いていないので日本は三権分立ではな...全文を見る
○林芳正君 この問題、深入りしませんが、菅前総理は、三権分立、また三権の間の抑制と均衡はないというところまで明言をされておられます。野田総理は少し違うようなので安心をいたしましたが。  私が、役所の皆さん、遅くまで働くと申し訳ないなと思って金曜日のお昼に通告を全部させていただき...全文を見る
○林芳正君 報告を受けているというのは、外務省から報告を受けているんでしょうか。防衛大臣はこの協議には全く入っていないということですね。防衛大臣にお聞きしています。
○林芳正君 質問は、協議には入っておられないんですねという質問です。
○林芳正君 政府全体として協議に入っているということじゃなくて、防衛大臣が協議に入っておられるかと聞いています。
○林芳正君 防衛大臣入っていないということです。  で、事務方は入っていたかどうか今の御答弁で判然としませんが、田中大臣は沖縄に行かれておりますので、当然、事務方でもし入っていたとして、また事務方から報告を受けていたとしたら、沖縄に行かれたときに知事にはこの話をされておられます...全文を見る
○林芳正君 その段階ではないというのは、もうアメリカと決めてしまってからでないと沖縄には言えないということでしょうか。
○林芳正君 もうこの週末で大筋合意という見出しになっちゃっているんですよ。だから、それはマスコミが先走ったのかもしれませんけれども、やっぱり今からこういう協議があるかもしれないという段階から事前に沖縄とは緊密に連絡を取っておきたい話だと思うんです。  これは朝日の二月五日付けで...全文を見る
○林芳正君 十三日に発表する前に2プラス2や安全保障会議を開く予定がありますかという質問です。
○林芳正君 2プラス2は、発表のための儀式として聞いているんではなくて、実質的にそこで調整とか交渉とかそういうことをやらないんですかと聞いているんです。  大臣、田中大臣はまだ一度も協議には入っておられないと、2プラス2もやらないと、十三日には向こうが発表しちゃうからこっちも発...全文を見る
○林芳正君 今大事なことをおっしゃって、外務大臣はもう十二月から向こうの国務長官、カウンターパートとやっておられたと。その間、一度も防衛相同士の、防衛大臣同士の話はないということでよろしいですね、田中大臣。
○林芳正君 ちょっと今のは驚きましたけれども、前の大臣がこんな大事なことで向こうの国防長官と何かやっていたかどうかを知らないというのは、ちょっと大臣、取り消された方がいいと思いますけど、いかがですか。
○林芳正君 今の答弁と先ほどの答弁違うんで、先ほどの答弁は間違っていたということでよろしいですね、大臣。
○林芳正君 この一言一句、沖縄の方のみならず、いろんな方が聞いておられるんです。すごく責任感の薄さというのを私は痛感をして残念になりましたけれども、もうここまでの報道が出ております。  総理、政府全体として普天間固定化は絶対させないとここで言明してください。
○林芳正君 十年ぐらいは固定化で、その先が固定化じゃないから固定化じゃないとか、静かにというのは、こそこそ隠れて議事録を取らないとか、そういうことでないようにお願いをしておきたいと思います。  予算の話に移りたいと思いますが、新年金制度、実は昨日も民放の番組で私出てまいりまして...全文を見る
○林芳正君 政調の幹部がそこまでおっしゃっておられるんだけれども、まだ出さないと。せっかく、これ全国の方がテレビで見ていらっしゃいます。もうこういうふうにあるんです。これは日経BPという雑誌に出ていたものをそのまま持ってきましたけれども、ほぼマスコミ全社、ほぼ、いろんな方がこれ持...全文を見る
○林芳正君 ですから、そういう前提で作ったものですと言って出せばいいわけでしょう。野田総理は既に大学の講演で、もうもっと上がるかもしれないって正直におっしゃっているんですよね。なら、その野田総理の発言というのは何に基づいて、これがまだ決まっていないというのなら、そうならない可能性...全文を見る
○林芳正君 資料をお配りしておりますが、これ、去年の春ぐらいなんですね。去年の春にもこういう試算をしてみたけれども、結局余りに数字が大き過ぎて引っ込めてしまったと。  資料の九ですが、既にもう二十三年の五月十八日に、これについて十六、十七日に議論をしたというふうになっていますね...全文を見る
○林芳正君 同じこの朝日新聞ですが、最後の段に、調査会では支給範囲などをめぐり異論が続出し、厚労省に別の案での再試案を指示した、新制度の本格的な設計は六月に先送りされると。六月って、今年の六月じゃなくて去年の六月なんですよ。  だから、もうずっとこれ、多分岡田党首のころから、私...全文を見る
○林芳正君 来年の法案を出すまでにはこういうのが出てくると、だからそれまでは出さないということですか。
○林芳正君 我々から見た事実関係は、一緒にやって、皆さんがこの紫の線の新しい制度に固執をされたと。我々は、この現行制度①と②、青い点線ですが、基礎年金と厚生年金、そして国民年金、基礎年金のみの方ですが、今の被用者年金を一元化して、国民年金との大きな統合というのはまだ検討課題だと。...全文を見る
○林芳正君 事前に与野党協議なんて言わないでこういう議論をすればいいんですよ、テレビの前で。  率直に言っていただいたと思います。かなりの人は今より給付は下がります、バラ色じゃありませんと、これが第一点ですね。  それから、昨日、櫻井政調会長代理は、案としてはいいと思うけれど...全文を見る
○林芳正君 そこで、やっぱり、さっき私が言った二つの数字は、来年の法律出すまでと言わずに今すぐにでも何通りか出していただけないと議論が進まないと思うんですね。この七万円がどこまで七万円のままで上積みされて、どこでゼロになるのかと。これは詳細設計ではないと思うんです。  それが、...全文を見る
○林芳正君 正直にお答えいただきました。  今、国民年金保険料幾らかお分かりですか、月額で。
○林芳正君 まあ岡田さんは自営業じゃないんでお払いになっていないかもしれませんが、これだんだん上がっていくんですね、一万五千二十円から一万六千幾らまで。  それで、今、岡田先生が正直におっしゃっていただいたように、この国民年金で今一万五千二十円払っていらっしゃる方は、この制度に...全文を見る
○林芳正君 保険料率。
○林芳正君 私、今ちょっとびっくりしたんですが、所得比例は民主党さんの素案には、どんな職業の方もどんな収入の方も一律一五%だと書いてあるんです。これ、違うんですか。
○林芳正君 素案にはそう書いていないので、一五%だとみんな思っていますよ。  例えば、所得をどうやって把握するかという大きな問題もあるんですが、平均で、例えば四百万円の収入がある自営業の方を取りますと、一五%ということは六十万円ですよ。十二か月で割って一月五万円です。ですから、...全文を見る
○林芳正君 また次々と大事な御答弁が出るので、やっぱりこういうところでやるのはいいことだなと思うんですが、たくさんもらえるからたくさん払ってもらってもいいんだという答弁は大変重いと思うんですね。  自営業の方とそれから被用者の違いというのがやっぱり余り頭にないのかなと思うんです...全文を見る
○林芳正君 自営業者の方だけじゃないけど、自営業者の方もいるんですよ。自営業者の方もいるんだから、その自営業者の方が何で急に、これ国民年金基金というのは一万五千円ずつ上がっていくんじゃないんですよ。  例えば、二十歳だと、これ資料八に付けておきましたけれども、掛金は男性では六千...全文を見る
○林芳正君 違う。国民年金基金がありますよ。
○林芳正君 あのね、今のは取り消してください。案を出していただいて。案はあるんです。今のは案なんですよ。それをやっていたんですよ、さっき言ったように。岡田さんが評価してくれたじゃないですか。聞いていたんですか。取り消してください、今のは。
○林芳正君 ですから、私が言ったのは、今の案は、我々の基本的な考え方に基づいて、自営業の方と被用者の方は違うからまず被用者年金一元化をするという基本的な考え方でやっているんですよ。無年金、低年金の対策はもうやっているじゃないですか。そこはもう素案に入っておるでしょう、与謝野さんが...全文を見る
○林芳正君 あのね、こんな試算も出せなくて、おまえは対案を出せ、建設的な議論をしよう、できるわけないじゃないですか。この数字出してくださいよ、じゃ、今。
○林芳正君 政府としての案はないということですね、じゃ。この大きな案についての政府としての案は今ないということですね。
○林芳正君 今大変大事なことをおっしゃって、党から三つか四つ出てくるかもしれないから今の段階では政府の案はないと。  ないものが何で素案に入って閣議決定しているんですか、閣議了解しているんですか。あの素案の中にはこれをやると書いてあるんですよ、来年の法案出すって。だから、ないと...全文を見る
○林芳正君 もう言っていることがころころ変わるので、今の、厚労大臣ね、テレビ見ておられる方、特に自営業の方は、今の厚労大臣の答弁で、ああそうかと、新しい制度になったらいいなと思うと思いますか。
○林芳正君 藤井元大蔵大臣が税と社会保障の一体改革の意味を説かれて、それが最初の民主党の文書で読んで、私はなるほどなと思ったのは、こういうサービスをやるからこういう値段、税なり保険料なりというのを一緒に示さないと、サービスの方だけ示せばそれはどんどんやれということになる、お金が幾...全文を見る
○林芳正君 ちょっと混乱をしてきてしまったので。素案というのは、あれを今から閣議決定されると、あそこに入っているんですよ。しかも、入っている書き方が、与謝野さんがお決めになったときは将来の検討だと書いてあったけれど、今回のやつではちゃんと来年法案を出すと書いてあるんですよ。だから...全文を見る
○林芳正君 一五%も一律ではないかもしれない、それから、どこの所得から七万円が減り始めて、七万円がゼロになるところもないと、これでは案と呼べないと思います。そのことを指摘して、財政運営についてちょっと、残り時間が少なくなってまいりましたが。  当初予算、もう既に閣議決定されてい...全文を見る
○林芳正君 それでは、そのときに、十ページになりますが、二十三年度の新規国債発行額について、平成二十二年度の予算の水準、これは去年ですから一年ずれていますが、新規国債発行額というふうにここで定義をされておりますが、この新規国債発行額には交付国債は含まれないということですか。
○林芳正君 なぜ含まれませんか。
○林芳正君 特別会計の法律で国債と公債の違いを書いてあった法律があると思うんですが、特別会計に関する法律三十八条、「この節において「国債」とは、公債、借入金、証券、一時借入金、融通証券その他政令で定めるもの」ということで、得意のその他政令ですが、交付国債を列挙しております、特別会...全文を見る
○林芳正君 我々というのはどういうことでしょうか。  財政法四条には、国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならないと。ただし、公共事業費、出資金及び貸付けの財源については、国会の議決を経た範囲でと。すなわち、公債又は借入金と書いてありますから、公債...全文を見る
○林芳正君 特別会計に関する法律の定義とは違うことをやっているということですね、これは。
○林芳正君 一般会計法というのはどういう法律でしょうか。
○林芳正君 やじが教えちゃったようでございますが。  特別会計に関する法律というのに書いてあるこの定義は、特別会計の中で通用するルールじゃないんです。全体に当てはまるんです。ここで国債の定義をしているんですよ。だから、これと違ったことをやるんだったらここに書いておくべきだし、復...全文を見る
○林芳正君 それなら四十四兆を四十六・六兆にするというのが正直な取組ですよ。ここに書かずに、これは四十四兆じゃないという詭弁をやるとギリシャのようになりますよ。  そのことを申し上げて、終わります。
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○林芳正君 林芳正でございます。  今日は、質問の機会をいただきました。税と社会保障、社会保障と税というふうに先ほど総理言い直されておられましたが、これの集中審議ということで、重要な事項につきまして質問をしていきたいと思っております。  まず、もう先月でございますが、自民党は...全文を見る
○林芳正君 テレビを御覧の方は余り意味が分からなかったんではないかと思いますが、私流に解釈しますと、これ子ども手当の最初のときも、今みたいな、みんなで、社会でということをおっしゃっておられましたが、結局、児童手当は所得制限付きになったんですね。今大臣いみじくもおっしゃっていただい...全文を見る
○林芳正君 大臣は行政におられるんで、法律に基づいて行政を執行するというお立場かもしれませんが、今私がここで議論したいのは、その制度も含めて法律を変えようじゃないかということをやっているんです。したがって、今の制度に、法律に書いてあることを読めばそういうふうになるんですが、その上...全文を見る
○林芳正君 最初にそう答えていただくとよかったと思いますが、不安になることがないのであれば、なぜ無償化する必要がありますか。
○林芳正君 与野党協議は打ち切られたんです、真摯に受け止めるとおっしゃいましたけれども。で、その一番の打ち切られた理由がそこなんですね。  ですから、お金持ちの方がどうしてその無償化が必要なのかということが余り伝わってこないし、我々も、所得制限を掛けて、その上のところは後で返さ...全文を見る
○林芳正君 今のは閣僚としての答弁ということで、法律が変わってないからそのとおりにやるんだということで、極めて政治主導でないような御答弁だったと思います。  農水大臣にもお聞きしなければなりません。もう一つのK、農業者戸別所得補償制度でございますので、授業料無償化はまた別途やり...全文を見る
○林芳正君 それでは、戸別所得補償について農水大臣にお聞きしたいと思いますが、こちらの方は、まだ政調会長段階で基本的に違いがございますので、その基本的な見直しを少し譲るということも含めて、やる気があるのかないのかというところで止まっておりますが、全く今の制度は調整をして与野党協議...全文を見る
○林芳正君 少し安心しました。農水大臣が、あるいは御体調を崩されて、いらっしゃらなかったのでなかなか与野党協議が進まなかったのかなと。お元気になってお戻りになったので、是非御指導いただいてもう少し折り合いが付くように。  農水省の方でも、もう集約化の加算というのは始められている...全文を見る
○林芳正君 その時点では交付国債を出すつもりはなかったということであれば、予算を閣議決定をされたのは十二月だったと思いますけれども、その時点でこれをもう一度直すということはお考えになりませんでしたか。
○林芳正君 我々の主張は、これはちゃんと赤字国債でお金を市場から調達してやるべきだと。その分、この間も大分やり取りされたようですが、宮沢委員とですね、年金の積立金が一時的には流用されるということもあるようでございますので、ここを例えば、四十六兆ポイント幾つになりますが、にして赤字...全文を見る
○林芳正君 今の、使わせていただいていると流用の言葉の意味の違いで。総理、ちょっとほほ笑んでおられましたけれども、何か今、使われるという言葉を使われて、私は流用という言葉を使ったんですね。何かコメントがありますか。
○林芳正君 お二人がちょっと違うような合っているような、よく分からない言葉でございますが、なぜ私がこだわるかというと、二分の一と三分の一の差額の二・六兆を交付国債でやっていいと、ここにも書かなくていいんだということであれば、次の段階として、じゃ、元の三分の一だっていいじゃないかと...全文を見る
○林芳正君 後で償還するところは一緒なんですけれども、枠をはめて管理をするというところの考え方が違うんですね。だから、ダイエットをしているときに、いや、このケーキだけは別腹ですみたいな、そんな感じなんですよ。だから、やっぱりケーキも口から入れてカロリーになる以上は、ここに書いてお...全文を見る
○林芳正君 その場合に、簡易な給付措置をやるというものが下から同じページの七行目辺りに出てきておりまして、これは、古川大臣御苦労いただいているマイナンバーみたいなものがすぐにはできないと、したがって、その間にもナンバーを使わないでもできるようなことを実施すると、検討ではなくてです...全文を見る
○林芳正君 それはよく分かりました。まあ新聞はこういうものだということだと思いますが。  ここの大綱の方を見ますと、簡素な給付措置を実施すると書いてありますので、今回お出しになろうとしている法律の中にはこれが入ってくるということであるというふうに思ったんで、今検討がどうなってい...全文を見る
○林芳正君 ということは、この大綱には実施をすると、そのナンバーができる前にですね、ということですから、八%になるときにはこれができているというふうに読んだんですが、そういうことでよろしいですか。
○林芳正君 次のページに住宅のことも書いてあるんですね。三十三ページ、下から一段目ですが、住宅の取得については、取引価額が高額であること等から、消費税率の引上げの前後における駆け込み需要とその反動等による影響が大きいことを踏まえ、一時の税負担の増加による影響を平準化及び緩和する観...全文を見る
○林芳正君 大臣が思うということではなくて、これ閣議決定されておられるんで、政府としてこの文章をどう解釈するかということをお聞きしたいと思うんですが、まず、先ほど言った簡易な給付措置、これ実施すると書いてあります。それから住宅についてもやると。したがって、今の大臣の御答弁は、今か...全文を見る
○林芳正君 私というのは、財務大臣としてということでよろしいですよね。
○林芳正君 この閣議決定をされたときはそこ決まっていないというのはちょっとびっくりしたんですが、財務大臣としては、少なくともこの簡素な給付措置の方はやる、ただ、まだ今度の法律には入っていないと。こういうことであると、今度の法律が通ったとしても、それは、給付措置の設計ができて、それ...全文を見る
○林芳正君 今の御答弁ですと、新たに給付措置を設計して、それをやる法律を作ると。その法律は今の法律に入ってないんで、そうすると、それがもし間に合わなかったら、なしで始まっちゃうということですか。総理でもいいですよ、総理でも。どうぞ、どちらでも。
○林芳正君 今のも非常に大事なお話であったので、ここには、臨時的な措置で給付の開始時期、対象範囲、基準となる所得の考え方、財源の問題、執行面での対応可能性、これだけのことが書いてありますので、これを全部予算だけでやるというのはかなり難しいと思いますが、なるべくこれは法律できちっと...全文を見る
○林芳正君 非常に分かりにくいんですね。そこは、総理の御答弁はもう予算でできちゃうんだと。ただ、財務大臣は、いや、予算でやれる、お金を出すとかはできるけれども、制度みたいなものは法律でやらなきゃいけないんだと。(発言する者あり)あっ、控除ね、税法ですね。  例えば控除は、税法で...全文を見る
○林芳正君 いつどうなるのかというのが全く分からないんですね。これは、テレビで御覧になっていて、給付金もそうですけど、例えば住宅は、さっき安住大臣がおっしゃったように、そんなに毎年毎年変わるようなものじゃないから、みんな考えているんですね、これ制度がどうなるのかと。それをもう二〇...全文を見る
○林芳正君 それは、これ、あれだけ時間掛けて、もう去年物すごい長い間時間掛けてこれに来ておられると思うんですよ。その間に、これ閣議決定というのは、国交省も入ってサインを国交大臣もされておられるものですから、なぜ今の段階で、ここまで来て法律を出そうというときに、今から国交省と制度設...全文を見る
○林芳正君 この閣議決定はもう公表されていますので興味がある人はみんな読んでいると思うので、これについてどういうふうに説明するかとか、公的な解釈は野田内閣としてこうであるというのはもうちょっと統一しておいてもらいたいんですね。  特に住宅のところ、これ、読みようによってはもう一...全文を見る
○林芳正君 今後五年というと、この間何か、宮沢委員だったか山本委員だったか、今がいつかという、今からなのかというような議論がありましたので、今後五年というのは私は普通は今日からだろうなと思うんですが、二〇一六年と書いた方が、まあそういう議論で疑問が生じるのならいいと、こういうふう...全文を見る
○林芳正君 これは要するに、そうすると四月より前はないと。四月以降で、しかし下り坂だったら止めるし、下り坂でなきゃやるということなんですが、この二〇一四年四月というのはどういう理屈でしょうか、そもそも。
○林芳正君 報道で承知しておるんですが、最初の案は二〇一三年十月だったということだったと思います。その案ですと、当時の試算では、経済の指標もう少し良かったときですが、二〇一五年のプライマリーバランス半減が何とかなりそうだと。しかし、この十月から四月に半年遅れることによってそれが達...全文を見る
○林芳正君 党でそういう御議論があったということを正直にお認めいただきましたが、これはやっぱり非常に残念なことだと私は思います。このマニフェストというのは民主党の都合なんですね、国民の都合ではありません。したがって、一番いいときに、経済に最も負荷の少ないときにやるという我々がしい...全文を見る
○林芳正君 優先順位が変わった説明を国民にするのは大事なんですが、それと同時に、私は申し上げたように、この時期も、もう優先順位が変わったと、あのときと違うというのであれば、それにとらわれずにここの時期を議論しなければいけないということは申し上げておきたいと思います。  ちょっと...全文を見る
○林芳正君 報道では二〇一五年十月というふうにありましたが、まだそれは決まっていないということですか。
○林芳正君 そうしますと、被用者年金の一元化というのは我々がかねがね主張していたことで、当時、皆さん方は駄目だと、こうおっしゃっておられましたが、それはやりますと、それはもう施行されますと。  この新しい年金制度の方は、いつごろ施行される見込みでしょうか。
○林芳正君 自民党が合意をしないと永久に施行されないということですか。
○林芳正君 協議するかどうかは別として、今の政府として大体こういう案で、来年法律を出すとここにもう閣議決定されていますから、それはいつごろに施行されるという計画で、それの中身はどうだというものがないと、今、我々持っているのはこの図しかないわけです。国民の皆さんも、自分の所得がどれ...全文を見る
○林芳正君 最近ちまたで聞くのは、民主党は議論君じゃないかと、こう言うんですね。どうなるんですかと、今議論していますと。これどうするんですかと、今から会議つくって検討しますと。もうずっとその答弁ばかりで、ですから、これは去年の五月にもう検討している、この案自体はもう何年も前からお...全文を見る
○林芳正君 来年の通常国会ということは、年内にはまとまるということですね。それでよろしゅうございますか。
○林芳正君 党のことまで閣僚に言っていただきまして、ありがとうございました。是非期待をして待ちたいと、こういうふうに思います。  この案は今年中には出てくるということでしたので、それを待っていろいろ我々も考えたいと思いますが、もう一つ、この社会保障制度の中で高齢者医療についてお...全文を見る
○林芳正君 廃止した場合には八千五百億円程度ということですが、今の金額とちょっとずれているような気がするんですけれども、いかがでございましょうか。
○林芳正君 その差額はどなたが負担することになるんでしょうか。
○林芳正君 先ほどの何か年金局長の話を思い出すんですが、どこかそれは誰かに行かないと、この最初に出てきた数字と七千億ぐらい合わなくなるというのはないと思うんですね。  それの、今おっしゃったこの二十二年の十二月二十日ですか、最終取りまとめをされたものを今日、資料でお配りをしてお...全文を見る
○林芳正君 大臣が知事会の方とお話をされたということはございますか。
○林芳正君 知事会の納得は得られましたか。
○林芳正君 そういうことを言うから議論君と言われるんですが、総務副大臣、来ていただいておりますので、総務省の方でも説得をされておられますか。
○林芳正君 これで最後にしますが、知事会の納得が得られないと法案を出さないということで厚労大臣、よろしいですね。
○林芳正君 ありがとうございました。  終わります。ありがとうございました。
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○林芳正君 自民党の林芳正でございます。引き続いて質問に入っていきたいと思います。  報道でもありますように、今、消費税を含む税制の抜本改革、また税と社会保障の一体改革法案の修正協議ということに我々入っていっているわけでございますが、なかなか理解に苦しむようなこともあるわけでご...全文を見る
○林芳正君 三月十六日の予算委員会で小宮山大臣は、今民主党の中の年金のワーキングチームで週何回か議論を続けておりまして、そこに厚生労働省からも入って議論をしておりますので、なるべく早くまとめていきたいと思っておりますと。三月十六日でありますから、その後三か月たっておりますが、何回...全文を見る
○林芳正君 今、大事なことをおっしゃったような気がしますが、この四案の中のどれにするか今検討しているとおっしゃったんですが、そのとおりですか。
○林芳正君 もう一度聞きますが、この四つの中のどれかにすることを検討しているということでよろしゅうございますね。
○林芳正君 もう一度聞きます。  あのね、最低保障年金の支給の範囲というのを議論しているということを今おっしゃいましたので、この①、②、③、④の中で最低保障年金の支給範囲というのを決めればこの①、②、③、④は決まるんです。ですから、①、②、③、④の中で議論しているということを今...全文を見る
○林芳正君 さっきと変わってきております。この四つの案を今検討しているとおっしゃったんで、結局ベースがないということだと思いますが。  いろんなデータを基にやる必要があることとないこととありまして、私が聞いているのは、年収が幾らの人で、この④の場合は折れますね、線が、そして幾ら...全文を見る
○林芳正君 ①、②、③もまだ案としてあり得ると、全ての人が今より減るということも案としてまだあり得るということでいいですね。
○林芳正君 全部あるということでした。①、②、③もあり得ると、全ての人が減ると。  これ、今、国民年金の話をおっしゃいましたが、国民年金の方はこの下の青い線なんですよ、基礎年金。その代わり、今は保険料安いんです。だけれども、あなたがおっしゃっている制度になれば、今、国民年金の人...全文を見る
○林芳正君 例えば、年収四百万の方で一五%の保険料、幾らになりますか、月。
○林芳正君 四百掛ける〇・一五割る十二なんですね。それぐらい暗算してください。それぐらいのことを大臣いつも議論していると思っていたんです、私は。この間も私、その例を出して大臣に聞きましたよ。  今、国民年金、幾らですか、保険料は。
○林芳正君 一万五千円の人が五万円になる、これは新しい制度になったらということですが、もらえるのは④であっても今より下ですよ。一万五千円が五万円になって今より減る年金プラン、誰が入りたいと思いますか。
○林芳正君 だから、早くその①、②、③、④のどれになるか示してもらわないと判断が付かないんですよ。  今の段階で、三か月もたってまだ何にも決まっていないものを、どうしてそんなに旗が下ろせないというふうにこだわるのかが分からないんです。もうちょっと、十年ぐらい掛けてやったらいいじ...全文を見る
○林芳正君 岡田大臣は、じゃもう④で決めているということですか。
○林芳正君 岡田大臣にはそもそも御質問していなかったんで、小宮山大臣の答弁について聞いているんです。  それで、この案がまだ①か②か③か④かも分からないし、その前提条件も変わるかも分からないようなものを、なぜ一生懸命これがないと困るというふうにおっしゃるのか分からないんですね。...全文を見る
○林芳正君 テーブルにのせるのは案じゃなきゃ駄目なんですよ。これは案とは言えないと思いますよ、まだ決まっていないんだから。できるかできないかも分からないと。だから、案が固まって幾らのところでこの線が折れるというのが決まったらそのときに出すということにして、今下ろしたっていいじゃな...全文を見る
○林芳正君 聞いていらっしゃる皆様も全く分からないと思うんですが、これ、①、②、③と④というのはもう根本的に違うんだと思うんですよね、折れていないし、みんな減るという意味でね。だから、ここが決まって数字が入ってから、これでいけそうだという数字が出たらその時点で国民会議に持ってくる...全文を見る
○林芳正君 そこが全く見解が違うところでありまして、突き抜け方式ということではもうもたないので新しい仕組みをつくろうとこのときは決議をしたというふうに我々は認識をしております。  新しいことを検討されて、それをこの国会に出すということになっておりますが、もう国会に提出されました...全文を見る
○林芳正君 一体改革でこれを出していないのにこれにこだわるということも非常に理解に苦しむんですが、総務大臣にお聞きしますけれども、知事会はなぜ反対しておられますか。
○林芳正君 総務大臣、これは、今の案は反対ということですね、それでは。
○林芳正君 どういうふうにすれば知事会の理解が得られるとお考えですか。
○林芳正君 三月十六日に黄川田副大臣は今大臣がお答えにならなかった部分も正直に言っていただいておりますが、今年の一月に全国知事会からこういう意見が出ております、現行の後期高齢者医療制度は既に定着しており、必要な改善を加えながら安定的な運営に努めるべきと、したがって廃止法案の提出は...全文を見る
○林芳正君 総務大臣からそういうお話がありましたが、厚労大臣、こういうふうになさるおつもりないですか。
○林芳正君 聞いたことに答えていただきたいんですが、知事会から、現行の後期高齢者医療制度は既に定着しており、必要な改善を加えながら安定的な運営に努めるべき、だから廃止法案の提出は認められない、今の制度でいきましょうという知事会の提案が出て、総務大臣もそれを理解してそうしていただき...全文を見る
○林芳正君 誰のためにその案にこだわっているんですか。
○林芳正君 総務大臣、厚労大臣を知事会の意見に即して説得をしていただけますか。
○林芳正君 そうすると、厚労大臣は知事会の意見は重々承知の上で、ただ、民主党がこだわっておられるので知事会の言うとおりにはならないと、こういうことですね。
○林芳正君 国民から廃止の要望があるということでしたが、具体的にどういうところから要望が出ておりますか。
○林芳正君 郵便ポストに入っているのもそうかもしれませんが、今大臣は運営でかなり改善ができてきたと。こういう改善ができていますから、制度そのものは変えなくてもいいですということを説得すべきだと思いますよ、むしろ。それを知事会がおっしゃっているんですよ。だから、そういうことをしない...全文を見る
○林芳正君 今おっしゃった論点は独立制度ではできないという御理解ですか。
○林芳正君 独立制度でもそういう改善が可能ではないですかと聞いております。
○林芳正君 大事な御答弁をいただきましたが、今の修正で年齢区分を少し自由にするということは既にやっていると思いますが、それでは足らないということですね。
○林芳正君 これ以上聞いてもらちが明かないような気がしてきましたので、知事会のおっしゃることが私はもっともだというふうに思っておりますし、総務大臣までは御理解いただいているようですので、あとは厚労大臣さえ御理解いただければこの問題も決着だというふうに思います。  時間も少し残り...全文を見る
○林芳正君 少なくとも閣議決定をされておられるわけですから、どれぐらいの捕捉ができるということはある程度おつかみになっているわけではないんですか。
○林芳正君 まだどれぐらいできるか検討していないということですか。
○林芳正君 源泉分離とおっしゃったんですが、利子課税のところは別にやるということを検討して変えるとしても、所得税を納めていらっしゃる方のところは源泉徴収あるわけですが、課税最低限以下の方、たくさんいらっしゃいますね。ここについてどうするかって大きな問題だと思うんですが、ここはどう...全文を見る
○林芳正君 大変率直に御答弁いただいたんですが、そうしますと、特にお年寄りで現役でない方で所得はないんだけれども資産はたくさん持っているという方が、今もいらっしゃると思いますし、今後増えてくると思うんですね。そういう方のところをきちっとやらないと、この給付付き税額控除というのは非...全文を見る
○林芳正君 課税最低限の方の方が人数がだんだん増えていくわけですね。ですから、その人たちの資産についても、また課税最低限以下の所得についても全部捕捉をするという前提がないと非常に不公平感があると。そこまで、じゃ、国は全部やるのかなという問題が出てくるということだと思うんです。そこ...全文を見る
○林芳正君 給付付き税額控除をやっている国もあるんですが、多分、消費税の逆進性対策というか、低所得者対策としてやっているというのは余りないんじゃないかと思うんですね。ほかの政策目的があってやっているというのが多いので、このためにこれを持ってきたというところがやっぱりちょっと誤って...全文を見る
○林芳正君 そこは大事なところだと思うんですね。さっきの年金ほどはひどくはないんですが、やっぱり大事なところが決まっていなくて、今後の検討課題だけれども、これは残しておいてくれというのが非常に多いんですね、今のいろんな案の中で。  体制整備の中で、今、岡田大臣おっしゃったように...全文を見る
○林芳正君 普通聞きますと、徴収のところを一元化すると、だから年金機構の中で徴収をやっている人をこっちに持ってくるというのが自然に聞こえるんですが、そうではない場合があるということですね。
○林芳正君 そうしますと、徴収の部門はなくなりますから、年金機構は、その分は年金機構の人を減らすということですか。
○林芳正君 昨日おまとめになったやつには、業務の統合に応じ日本年金機構の職員を削減する必要があると書いてあるんで、ちょっと岡田大臣の御答弁はそれよりは何か後退されたような気がするんですが、日本年金機構の職員は削減するということでいいんですね。
○林芳正君 年金機構から持っていかない場合はその職員は解雇するということになると思いますが、そういうことですね。
○林芳正君 かつて国民の生活が第一と。日本年金機構の職員の方も国民だと思うんですね。ですから、その人たちのことを削減する必要があるともう明記をしてあって、それをどういうふうにするのかはまだ決まっていないと、ちょっと無責任だと思います。もし解雇をするという場合は、解雇濫用の制限をす...全文を見る
○林芳正君 歳入庁はそうすると、徴収だけということではありますが、全体的に何人ぐらいの規模をお考えですか。
○林芳正君 歳入庁を最初におっしゃったのはいつですか。
○林芳正君 マニフェストに書いたときは、先ほどの新年金の話も歳入庁の話も全く中身を詰めずにやりますと書いたということですね。
○林芳正君 これで終わりますが、きちっとした具体的な案になるまでは修正協議の対象にすら私はならないということを申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。  今日は、今委員長からもお話がありましたように、往復方式でございますので、是非簡潔に御答弁をお願いをしたいと冒頭申し上げておきたいと思います。  今回、我々の同志も答弁席の方にも座っていただいて審議をする、すな...全文を見る
○林芳正君 全議員総会と地方の幹事長会議に当たるようなものでしょうか、をやられたということですから、今後はもう何の予定もないということでしょうか。それを開いた後、おとついだったと思いますが、参議院の民主党の方が三人離党しておられます。  そういうことをやってもそういうことが出た...全文を見る
○林芳正君 優先順位の話だと思うんですね。それは東京オリンピックも大事だと思いますけれども、このことと、それからこの採決に向けて一人一人がしっかり取るような努力とどちらを優先されるのかということだと思います。  地方の幹事長会議を開くとか、全議員総会を開くというのは、これは当た...全文を見る
○林芳正君 衆議院で随分やられたということですが、随分離党が出たわけですね。ですから、参議院でもそういうことのないように努力をすると。具体的に余りおっしゃっていただけませんでしたが、結果は採決に出るわけでございますので、全力で努力をしていただきたいというふうに思いますが、もうこれ...全文を見る
○林芳正君 全力を尽くすけれども出る可能性はあるということですね。
○林芳正君 ないというふうに言明をされませんでしたので、可能性はあるというふうに思っておられると。そういう自信のないことではちょっと困るんでありますが、そういう可能性を認識しながら、オリンピックの開会式には行かれるかもしれないというふうに今日はお聞きをしておきたいと思います。 ...全文を見る
○林芳正君 途中でちょっとぶれてきているような感じがするんですが、自分が代表である限りは、この税と社会保障の推進、そして消費税の引上げ、これ茂木さんが質問したそのままの言葉ですが、これはマニフェストに明記したいというふうにおっしゃっておられる。だけれども、最後の方で、今、いや、そ...全文を見る
○林芳正君 約束としてマニフェストに明記したいと、これ議事録に残っております。これは、今、総理は変えるつもりはないとおっしゃった。だけれども、その一方で、いろいろ議論をしていくうちにこれは柱としては多分残るだろうと。全然違うんですよ。きちっとこれはもう法案も出ている話で、三党合意...全文を見る
○林芳正君 今回はそういうことに留意していきたいということは、二〇〇九年のマニフェストはそうでなかったということですね。
○林芳正君 前回なりのプロセスというのは今回とは違うという意味だと思いますが、昨日、宮沢さんとのやり取りで、野田総理は当時幹事長代理であられたけれども、作る過程には入っていなかったと。したがって、できたものを党員として、一候補として掲げて、しっかりとその中身を説明して戦ったと、こ...全文を見る
○林芳正君 昨日は幹事長代理も執行部の一員であるというふうにおっしゃっておられたと思いますが、今の答弁はそうでなかったような言い方ですね、執行部の方でお決めになられたということですから。どうもそこがぶれるんですね。そこは多分、総理は正直に、自分はその十六・八兆円作るときには余りそ...全文を見る
○林芳正君 その財務金融部門の計算をされた方や責任者というのはどなたであったかというのは思い出されますか。
○林芳正君 委員長、ちょっと注意してもらいたいんですが、質問に答えてください。  私は、この担当は誰だったか覚えていらっしゃいますかと、人の名前を聞いているんです。(資料提示)全くそれ答えていないですよね。覚えていないんだったら覚えていないでいいですよ。政調の誰がこの十六・八兆...全文を見る
○林芳正君 鳩山さんがこの十六・八兆円を計算したんですね、じゃ。
○林芳正君 ありがとうございました、委員長。  この部分は誰かが原案を作らなければ、みんなでこれを認めるという執行部案にならないんです。ここまで細かく計算をするのは、じゃ全部どこか役所に丸投げしたんですか。そうじゃないでしょう。だからそれを聞いているのに、今日往復だから端的に答...全文を見る
○林芳正君 じわじわとというか、これ、今のは名答弁だったと思いますが、二十二年にこうする、二十三年にこうする、全部書いてありますね、歳出の方は。それで、十六・八兆円と十六・八兆円がこれ合っているから、この財源でこちらの政策をやるというふうになっているわけですよね。だから、それはも...全文を見る
○林芳正君 民主党が前原政調会長のお名前で六月二十八日にお配りになったという「政権交代の成果と課題」、ちょっとパネルは間に合いませんでしたので資料でお配りをしてございますが、それの右肩の六ページに「マニフェストの達成状況と一体改革について」という、これは民主党がお出しになった文書...全文を見る
○林芳正君 質問に端的に答えていただきたいんですが。その前に、今総理は大変大事なことをおっしゃって、この文書は、資料の一ページに表紙も付けておいたんですが、「政権交代の成果と課題 民主党政調会長 前原誠司」というふうになっていますが、これは前原さん個人の文書ということですか。
○林芳正君 御自身の立場というのは党を代表するという意味ですか。
○林芳正君 普通は、我が党はそうなんですが、政調会長というクレジットを使うためには、少なくとも政調の中で、部会でかんかんがくがくの議論をして、政調全体会議や政策会議というところで役員会みたいなものを開いて決めて、それで政調会長というクレジットで外に出します。  そういう手続をや...全文を見る
○林芳正君 じゃ、この文書は、党として手続を取られてまとめたという今最後の方に言われたことなのか、ただ講演に使うために個人として説明資料として使ったか、どっちですか。
○林芳正君 それを全員の議員に配って、これで説明をしなさいというふうにしたというふうに聞いておりますが、これはもう、じゃ総理は、この配られたものについては、中身については責任を持てないと、これでいいんですね。
○林芳正君 少なくとも、これを二十八日に政調会長が発表される前には、党の代表である野田総理には全く相談もないし、これは、じゃ、報道で初めて知ったということですね。
○林芳正君 よく分かりました。ちょっと我々のやり方と余りに違うんで、質問する意味が余りなかったかなと今反省をしておりますが。  じゃ、百歩譲って、これは前原さんのものだとした場合に、二・五兆円、一兆円がここに使われなければ予算は組めないというこの事実関係、これは総理はいつごろお...全文を見る
○林芳正君 そのとき総理は財務副大臣であられたと思いますが、その後、この二・五兆円と一兆円、この十六・八兆円の中でかなり大きな部分です。十六・八兆円の中の二・五と一、もし食い込んでくるとすれば、三・五兆円は、もしこの財源が全部出たとしても、この十六・八兆円のうち三・五兆円できなく...全文を見る
○林芳正君 もう一つお聞きしますが、この一兆円は毎年一兆円ずつ増えていくわけですから、この表でいきますと、二十二年度は一兆円、二十三は一足す一で二、二十四年度は一足す一足す一で三、二十五年度は一足す一足す一足す一で四になるわけですね。四と二・五兆ですから六・五兆円、この二十五年度...全文を見る
○林芳正君 六・五兆円ですと、十六・八兆円のうち、その上の方、上記以外という三・六を除くと十三・二兆円ですから、この目玉政策でマニフェストに掲げられているこの中のうち半分。十三・二ですからね。この上のところですね、所要調整額十三・二に、そのほかの政策、財源を確保しつつ順次実施三・...全文を見る
○林芳正君 党としてそれをやるまでの間は財務副大臣として気付いておられた。最初の、二十二年度編成をするのは二十一年の暮れですから、もう政権交代してすぐですね。そのことは、当時の藤井財務大臣、その後、菅財務大臣でしたが、そのことをお話しされたことはありますか。
○林芳正君 マニフェストは余り大事でなかったという認識でしょうか、そのときは。予算編成でそれだけ苦労して、これとずれていくということが認識されていたにもかかわらず、一番政党にとって大事なマニフェストについては何も思いを致されなかったと、こういうことですね。
○林芳正君 努力でできる限界というのがあると思うんです。例えば、オリンピックへ行かれない方がいいと思いますが、百メートルを二秒で走るという目標を立てたって、それは無理です、人間では。  これも、十三・二兆のうち六・五兆はほかのことで使わなきゃいけないということが分かった瞬間に、...全文を見る
○林芳正君 長妻先生は私と同い年ですから、私も百十四歳ぐらいになっているんだと思いますが。  今、④のことをデラックス版とおっしゃって、あえておっしゃりませんでしたが、どうもたくさん、制度改正なしに比べて五%、六%増えるものはこの一条、二条には余り当てはまらないんじゃないかとい...全文を見る
○林芳正君 法律を素直に読みますと、今、長妻さんがあえてデラックス版とおっしゃった④型、これですと、何も新しくしない、制度改正なしと。こういう、最低保障をやらない場合に比べて五、六%、七%増える、こういうことですが、確かに①の場合は六・五と六・四、六・〇と五・八ですから、それほど...全文を見る
○林芳正君 年金保険料を払わない人はこういう最低保障年金の対象になるかならないかということはここで小宮山大臣とさんざん議論してきて、時々ぶれることもあるんですが、結果的には最低保障年金の支給はないというようなことであったと思いますが、そういう方は無年金になるんだと思うんですね。 ...全文を見る
○林芳正君 閣議決定は二十四年三月に行われていますが、その後三党合意がありました。三党合意は、三党でいろいろと協議をして、そして国民会議でそれを固めていってそこで結論を得るということですから、この来年の国会に法案を提出するというのは、それと矛盾しませんか。
○林芳正君 魂とか気持ちというのは大事なことだと私も思いますが、こういう議論を、政策議論をするときに余りお使いにならない方がいいと思いますが。  この前原文書は総理は関与されていないということですが、この二十四年三月閣議決定は、これ、二十四年二月十七日にやられた閣議決定のことを...全文を見る
○林芳正君 私がお聞きしているのは、党として議論する云々、魂とかそういうんじゃなくて、この閣議決定で法案提出を明記しているという事実関係を書いているわけです。それは効力がなくなるとおっしゃった。ですから、ここは削除するのが当然ではないですかという質問です。
○林芳正君 党で自分の案を議論するということと、政府が閣議決定でこれを決めているということを書くことは違うんです。これは事実関係ですから、事実関係は、閣議の主宰をされる総理が今ここで、正式な場で効力がなくなるとおっしゃったので、これは事実と反することになるわけですね、閣議決定の効...全文を見る
○林芳正君 この平成二十五年の国会に法案を提出するとか、高齢者医療の場合は二十四年、この通常国会ですが、法案提出という場合の、法案の提出する主語、すなわち誰が法案を提出するか、私は内閣だと思っておりましたが、違うんですね。
○林芳正君 政府が提出することを党が目指すということはいいということでしょうか。政府のトップである総理がこの閣議決定の効力がなくなると明言をしておられるけれども、野田さんが代表を務める党はこれをまだ出せというふうに政府に言うと、それは容認をすると、こういうことですね。
○林芳正君 ですから、ここは削除するということでよろしいですね、じゃ。
○林芳正君 優先するということは、ここの記述がなくなると、それでよろしいですね、総理。
○林芳正君 総理は、この今審議している法案が通った暁にはこの閣議決定のその部分は効力がなくなるとはっきりおっしゃっておられますので、この閣議決定で法案提出を明記ということ自体が効力を失うということですから、これは事実に反することなので削除になりますねと、さっきからそう聞いているん...全文を見る
○林芳正君 終わります。ありがとうございました。