林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第182回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○林国務大臣 おはようございます。農林水産大臣を拝命いたしました林芳正でございます。  農林水産業は国のもとであり、食料生産はもとより、多面的機能の発揮といった重要な役割を担っている一方、農業生産額の減少や担い手の高齢化など、課題が山積していると認識しております。  今月の十...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  葉梨先生は畜酪の小委員もやっておられまして、当時からいろいろなところで御活躍でしたので、農水委員会が初めてだ、理事が初めてだと、今びっくりして聞いておったような次第でございますが、先ほど冒頭で御整理をいただいたような機能というものをそれぞ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  まずは、当選おめでとうございました。  先ほど武部委員からもお触れいただきましたように、我々、野党時代に政権公約をまとめまして、それで特に皆様方には最初の選挙を戦っていただいたわけでございますが、それに先立つ三月九日、二十四年、昨年の三...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  先ほど武部委員にもお答えしたところでございますが、我が党のことで恐縮でございますけれども、そういう紙をまとめ、そしてそれを公約に掲げさせていただきました。  したがいまして、その公約に基づいてこの間の衆議院選挙が行われたということであり...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  同じような考え方であると申し上げたいところでございますが、この単価、もう委員もよく御案内のように、算定ルールというのがございます。ここで、配合飼料価格等の生産コストの変化というものを、いろいろな難しい式があるようでございますが、これを反映...全文を見る
○林国務大臣 佐藤先生から、限度数量を現状維持とすべきではないかというお尋ねでございました。  二十四年度の酪農情勢というのを見ますと、生産者の皆さんが増産に取り組んでいただいて、生産量が堅調に推移をしているというところでございますが、加工原料乳は、本年度の限度数量である百八十...全文を見る
○林国務大臣 この間も東京でも雪が降りまして、報道を見ておりますと、東京の人は雪になれていないからなんという報道があって、まさに先生のように北海道の方がそういうニュースを聞いてどう思われるのかなと思いながらも見ておったわけでございますが、まさに昨冬の大雪、これは農業被害、大きな状...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  大串委員がまだ与党時代で、たしか最後は総理補佐官という大役にいらっしゃって、いろいろなお話をさせていただいたことを今思い出しております。ただ、そのときは農林水産でこういう質疑のやりとりということは余り想定していなかったかなと思っておりまし...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  開門のための対策工事ということでございますが、今委員がおっしゃいましたように、営農をやっていただくということがございますので、まず、営農用水を確保するための海水淡水化施設、これが施設が六カ所、ため池が三カ所ということになろうかと思います。それ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  今委員から御指摘がありましたように、十二月までの開門、こういうことで、これが司法の判断ということで今確定をしておるわけでございます。  したがって、これに間に合いますようにやるということであれば、対策工事の大まかなスケジュールというもの...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  先ほど、答弁の中で、ノリの漁期についてのところをちょっとお答えを漏らしておりました。  委員が御指摘のとおり、非常にそこが大事であるということは、佐賀県の知事また関係者の皆様がいらっしゃったときに重々お話をいただいたところでございまして...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  御質問に入る前に、佐賀でおじ様が畜産をやっていらっしゃった、ちょっと初耳でございましたが。佐賀はたしか佐賀牛というブランド化がかなり早くから進められておりまして、私の結構好きだったお笑いのタレントがそれを担いでいろいろCMをしておったな、...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  先ほどのやりとりで少し与党の委員にお答えしたように、交渉の進展状況や関係国との協議の状況等を把握して、国民への情報提供を行いながら、本委員会での御議論を踏まえて検討を行う、こういうふうに申し上げたところでございます。  したがって、さき...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  委員おっしゃるように、この試算を出すときには、まず、わかりやすいと。何かもう、前提が二十も三十もあって最後までたどり着かないような、そういうことをするつもりはございません。むしろ、試算をするときの前提が一つで、それが余り極端過ぎるのではな...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  きょうは村岡委員のデビュー戦ということで、おめでとうございます。国会が開会前にこうして質問に立たれる、私も答弁に立っておるわけでございますが、なかなか余りないことだ、こういうふうに思います。  農林水産委員会は紳士的かつ質実剛健であると...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  その報道は、それに先立つBS朝日の番組でのやりとりを取材されたということでございます。  時間の関係で、全部そこでどう言ったということを詳細には申し上げませんけれども、そこで私が申し上げたのは、まず、外交上のお話でありますので、こちらか...全文を見る
○林国務大臣 衆議院で過半数であるとか参議院で過半数であるとかということと、それから、例えばアメリカとかEUとかそういうところと一般的に交渉するときに交渉力が変わるということではないというふうに思っておりますので、私のこのテレビでのやりとりも、参議院の選挙の制度の仕組みを説明した...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  今委員が御指摘になったとおりでございまして、TPP交渉参加協議等と全くかかわらず、農業について、先ほど来いろいろな御議論が、きょうは特に畜産、酪農を中心にございましたが、いろいろな施策を打ってやっていくということはもう当然のことであります...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  どんな制度でもそうでございますが、先ほどちょっと最初に申し上げさせていただきましたように、かなり与党の部会等でたたきながらつくるわけでございますが、でき上がってみて、どうも最初に考えていたことどおりにいっていないなと。それはどの段階、法律...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  手短にということでございましたので、食料安全保障、国民の生命の維持に不可欠であり、健康で充実した生活の基礎である食料について、供給が損なわれないように、安定供給を確保するということであるというふうに認識をしておりまして、そういう意味では、...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  林委員におかれましては、今回がデビュー戦ということで、おめでとうございます。  また、岩佐さんだと思いますが、御友人ということで、私もいろいろな会議等でも御一緒しておりまして、そこでお出会いしたときに、実は事前の資料で、写真でちっちゃく...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  先ほど比較を申し上げましたけれども、そのときに、これはむしろ、政府の統一見解というよりも、この三月九日につくりましたときの議論の御紹介ということの方がよろしいかと思いますが、具体的な項目について事前に例外をかち取るというようなことというよ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  畑委員は大変に制度にもお詳しいということで、制度の肝の部分の御質問であったというふうに思います。  もう御案内のように、飼料価格の安定制度というものは、飼料価格の短期的であって急激な上昇というものが畜産経営に与える影響を緩和するというこ...全文を見る
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
01月24日第182回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(林芳正君) この度、農林水産大臣を拝命いたしました林芳正でございます。  農林水産業は国の本であり、食料生産はもとより、多面的機能の発揮といった重要な役割を担っている一方で、農業生産額の減少や担い手の高齢化など課題が山積しているというふうに認識をしております。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  小川議員におかれましては、実は私は参議院当選同期でございまして、最初に当選したときはもう少し人数もお互いたくさんいたんですが、だんだん残り少ない、絶滅危惧種というわけではございませんが、大変長い間御指導いただいた仲でございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私からも、開会前の初めての委員会でございますので、新年の御挨拶を申し上げたいと思います。健やかなお年をお迎えいただきたいと思います。  今お話がありまして、質問の途中で与党の席からもそうだという声も飛んでおったようでございますが、いろんな議論をやることは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) メンバー自体、人選自体が閣議で行われたかどうか、ちょっと今手元に資料がございませんので確認をしておきますが、そういうことがもしできれば、しっかりとやってまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) あの文書を素直に読めば、これが前提である限り交渉参加そのものに反対するということでございますので、委員が御指摘のとおりではないかというふうに思っておりますが、したがって、その基になる情報ですとか交渉の手前の協議の状況等々をよく把握をするということが非常に大...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今委員がおっしゃっていただきましたように、試算をきちっと出して国民的な議論、そして、まさにこの農林水産委員会での御議論というのが大変大事になってくると思いますけれども、そのための試算であるというふうに思います。したがって、なるべく客観的かつ、これは衆...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 牛肉については、野田当時の総理がオバマ大統領とたしかお会いになったときに関心事項だというふうな話題になったということを私も聞いてございまして、そういうことで民主党政権下におかれていろんな検討をしてこられたんではないかというふうにも思っておりますが、そういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  我が自民党からも北海道の方がやはり質問に立たれるんだなと思って感慨深く聞かせていただいたところでございますが、私も、十二月二十六日でございますからまだ一か月もたたない、言わば新米の大臣ということでございます。この世界では新米の方...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちまたでアベノミクスと、こう言われておりますのは、総理自らも三本の矢と、こういうふうにおっしゃっておられますが、これは実は山口県といいますか長州の毛利家の話が基でございます。殿様が、三人子供がいらっしゃって、あなた方が仲たがいをしていると非常に弱いと、しか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) もとより農林水産省の所管ではございませんのであくまで私の個人的な見解ということですが、実は九九年から二〇〇〇年にかけて、私は、当時まだ財務省が大蔵省の時代に、総理を一度辞された後、大蔵大臣に就任された宮澤大臣の下で大蔵政務次官というのをやっておりました。そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大丈夫だと、こういうふうに申し上げたいところでございますが、先ほど来お話がありましたように、手続をきちっと経て、実は新聞記事もあったんですが、よく読みますと、二十五日に正式決定の見込みと、こういうふうになっておるところでございます。したがって、しっかりとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、結果を見ていただいて、なるほど、頑張ろうというふうになるようにしっかりと努力をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 横山先生も北海道御出身ということで、今日は北海道デーのような感じでございますが、一方で、横山先生は経歴ちょっと拝見いたしましたら水産学の博士を持っていらっしゃるということで、もう鬼に金棒だなという感じでございましたが、今日は畜産の話でございます。    ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  先ほど来話題になっておるところでございますが、若干繰り返しにもなるかもしれませんけれども、端的に申し上げますれば、この聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対と、これを野党時代に作り、政権公約に掲げ、戦ってまいりました。し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山田議員、御当選おめでとうございました。  また、私も実は、今お話を聞いておりまして、初当選、十八年前であったんですが、社会人のスタートは商社におりました。数字に常に追いまくられていたようなサラリーマン時代でございましたけれども、こちらに参りましたらやは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 企業経営者としてよくお調べになってということだと思いますが、今、副大臣から答弁いたしましたように、過去、今お話のあった保有資金ベースで八百三十億円というのが十三年度のBSEの発生でございます。それから、口蹄疫の発生が百五十億円ということでございますが、これ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  まず、自民党、また我々の政権ということですが、自公政権ということですが、これはもう繰り返し先ほどからお話を申し上げてまいりましたように、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対というのが基本的な考え方であり、私もこれをしっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  この農林水産大臣、先ほどから御議論がありますように、所管をしております農家の方、また林、水に携わる方、こういう方々、現場の意見を聞いてしっかりやると、こういうふうに申し上げたところでございます。  したがって、その方針に従って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  先ほどどなたかの御質問にお答えしたように、実は昨年の三月九日に、我が党、口頭でいろいろやりますと言葉の端々でニュアンスが変わってしまうことがあってはならないということで、文書にして党の見解をまとめようということでまとめさせていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  実は、午前中の衆議院でも同種の御議論をさせていただいたところでございますが、やはり文書にすることが大切だなと思いますのは、文書の方をもしお入り用であれば後ほど差し上げることはできると思いますが、この聖域なき関税撤廃という八文字に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  この問題は非常にまだ、この紙の最初にも書かせていただいておりますが、国民の理解を得るための情報がまだ不足しておるということも申し上げております。したがって、どなたかの御質問でもお答えしたように、その情報を更に提供したり、試算を作...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  本当に皆さん北海道なんだなということでございますが、大変本質的な紙委員からのお話を賜ったというふうに思っております。  遠慮という言葉が、我々は一般的に使っておりますが、そもそもの語源は、遠きにおもんばかりなければ近きに憂いあ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  ちょっとバスは例えが悪かったかなと反省をしておりますが、私が申し上げたかった趣旨は、こちらがもう何か非常に小さな存在で、とにかく入らないと大変なことになる、乗り遅れるぞという御議論があったような感じであったので、そうではなくて、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そういうことでございます。注文というか、貸切りバスというのは、実は我が実家は少しそういうところに近い会社もあるのでございますが、そもそも相対で発注をしなければ貸切りバスというものはないわけでございますので、注文をするという行為があって初めて貸切りバスが来る...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
02月01日第183回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(林芳正君) ツルネン議員の御質問にお答えをいたします。  有機農業の推進についてのお尋ねでありましたが、議員自ら制定にも携わられたと質問でもおっしゃいました、平成十八年に議員立法で制定をされました有機農業の推進に関する法律及び同法に基づき平成十九年に農林水産省が策定...全文を見る
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○林国務大臣 お答えいたします。  今、石破先生おっしゃいましたように、農林水産業というのは非常に潜在的な力を持っておるというふうに私も認識をしておるところでございます。  海の広さについて、面積では世界六位であるということは私も承知しておりましたが、体積が二位であるというの...全文を見る
○林国務大臣 今、原口委員おっしゃったように、段階的な関税削減期間が認められたとしても、原則全ての品目の関税が撤廃されているという仮定に立ちますと、農林水産業へは甚大な影響が出るということは変わりないというふうに思っております。  今まであるEPAの中でも、農林水産物で約八百四...全文を見る
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○林国務大臣 お答えいたします。  二十四年度補正予算では、日本経済再生に向けた緊急経済対策の一環ということで、農業試験研究独立行政法人の老朽化対策のための施設整備等に要する経費を、今御指摘があったように、百六十二億円ほど計上しております。  ちょっと似たようなところがあって...全文を見る
○林国務大臣 平成二十四年度当初予算では、森林整備・林業等振興対策費ということで、今お話がありましたように、森林の整備保全の推進、林業、木材産業の健全な発展等を図るためということで、都道府県等に対し交付される森林整備・林業等振興整備交付金を五億円計上したところであります。  一...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと今のところは必ずしも、御通告がなかったので、きちっと把握をしておりませんが、改めてチェックをしたいと思います。  いずれにいたしましても、都道府県からの聞き取りで要望を把握して計上しておりますので、きちっと執行されて、今委員から御指摘のあったような、Bバイ...全文を見る
○林国務大臣 お答えをいたします。  今御指摘のあった株式会社農林漁業成長産業化機構、A—FIVEというふうに略称しておりますが、これは、農山漁村で所得と雇用を拡大していくために、六次産業化と言っておりますが、一次産業である農林水産物等の価値を、二次産業、三次産業等につないでい...全文を見る
○林国務大臣 大変温かい御質問をいただきまして、ありがとうございました。  農山漁村におきまして再生可能エネルギーの導入を促進するということは、地域の活性化にもつながる取り組みとして、大変重要であるというふうに考えております。  このため、農林水産省では、今御指摘のあったもの...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  東日本大震災の被災地におきまして、高台への集団移転事業を進める際に、市町村が移転元の農地を買い取るには、農地法の、取得後の利用計画を定める必要があって、土地の利用計画の策定に非常にお時間がかかるということで、買い取りが進まない状況があったと...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○林国務大臣 村岡委員には、閉会中審査のとき、私も閣僚としてのデビューでございましたが、先生も議員としてのデビュー戦ということで御質問いただいたわけでございます。  そのときも議論させていただきましたが、予算はこういう形で農業農村整備等かなり復活もさせていただきましたし、価格等...全文を見る
○林国務大臣 たしかこの間の閉会中審査のときに、委員と、私と、それから江藤副大臣もみんな同学年だというお話をいただいておりますが、同学年ということで今ちょっと思い出したのは、私も地元の小学校、中学校、高校とずっとおりましたので、同級生の皆さんが地元にいらっしゃるんですね。実は農業...全文を見る
○林国務大臣 非常に大事な、根本理念にかかわる問題である、こういうふうに思っております。  先生が御指摘のように、今、いわゆる基幹的な農業の従事者というのが百八十六万人ぐらいいらっしゃるということですが、六十五歳以上の方が六割、それから五十歳未満が一割、四十歳未満になると五%と...全文を見る
○林国務大臣 新聞記事は何かそういうふうな見出しになっていたようでございますが、全くそういうことはございません。  私は、社会人のスタートは三井物産という商社でありましたが、御縁があるなと思いましたのは、最初に配属されたところは、実は私、今御指摘いただいたように音楽が好きだった...全文を見る
○林国務大臣 今掲げられたものは日本農業新聞でございますかね。  感触を得た後に判断というのは、これは総理のお話ではないか、こういうふうに思いまして、いろいろな方が、例えば岸田外務大臣がカークさんにお会いになったり、クリントン国務長官にもお会いになったんでしょうか、それから茂木...全文を見る
○林国務大臣 まさに信なくば立たずということでありまして、衆議院選挙のこの間の公約で、我々はTPPについても、考え方をまとめたものを公約にさせていただいております。  それを皆さんごらんになって、関心のある方は、なるほど、自民党というのはこういう政策なんだなということで判断材料...全文を見る
○林国務大臣 実は、先ほど申し上げました公約、それのベースとなった我々の、というのは自由民主党の考え方をまとめるときに、私は主査みたいなものをやっておりました。したがって、そのときにも何回も会議をやって、賛成、反対、いろいろな御意見の方々からいろいろな話を聞いてまとめたのが、昨年...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  海上保安庁と連携を図りながら、農林水産省では現在、漁業取締り船三十九隻体制、このうち官船が六隻、用船が三十三隻でありますが、これらで外国漁船及び日本漁船の漁業取締りを実施しております。これを強化するという必要がございますので、民間か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  例えば農業の分野ですと、農業農村整備事業ってあるんですが、やはりこれをやりますと、例えば担い手への集積が二割から六割、その結果、農家の経営規模が三倍に拡大するとか、それから、例えば稲作コストが六割減、麦、大豆の収量が四割増と、こ...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 昨日の産業競争力会議では、僅かな時間というよりも、私のプレゼンテーションとそれに対する質疑にかなりの時間を費やしていただいて、その後の議題が全部飛んでしまったというぐらい熱心な議論をいただいたというふうにうれしく思っております。  先ほど競争力会議のメン...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  まず、輸入小麦でございますが、これは委員も御案内のように、二月と八月に年二回、輸入小麦の政府売渡価格を決めるようになっておるんですが、過去六か月間でございますので、この二月の改定は昨年の九月から今年の二月までの政府買い付け価格を基...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  今、魚住先生からお話がありましたように、この被災地において高台への集団移転事業を進める際に市町村が移転元の農地を買い取るケースが今御指摘のとおりありますが、農地法によりまして取得後の利用計画を定める必要があったということでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  今、小野先生からお話がありましたように、昨年の通常国会で農山漁村再生可能エネルギー法案というものを提出をしておったわけですが、これは前政権でございますが、臨時国会で衆議院の解散ということで廃案ということになっております。この法案に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今申し上げましたように、この法案の取扱いについてということですから、出す方向でというところではなくて、与党でどうするか、まず議論してもらうということが先だと考えております。
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  森委員にもお配りを、資料でいただいておるようでございますが、農業試験研究独立行政法人等が所有する研究施設やエネルギー供給施設、これボイラーのようなものでございますが、設置後三十年以上を経過しているものも存在するなど老朽化が進んでいる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の補正予算に二百一億円を計上しているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 独法全体の改革については稲田担当大臣からお話があると思いますが、先ほどパネルでも掲げていただきましたように、例えばこの農研機構ですと、昭和五十四年ぐらいに建ったものでございます。どういうふうな独法についての改革が出てくるか、これは今後の検討ということですが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、御指摘のあった農水省関係の独法でございますが、これは民主党政権下ということでございますのでこれは凍結して見直すという前提ですが、この民主党政権下における見直しにつきましても、廃止ではなくて、例えば農業・食品産業技術総合研究機構ですと中期目標行政法人研究...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  閣議後の会見だったと思いますが、六項目、このそれぞれの項目に明白に反することがあれば、これは党が公約して我々政権交代したということでございますので、交渉に入っていくということは極めて難しくなる、そういうことを申し上げました。
○国務大臣(林芳正君) 総理が御答弁されましたように、この一項目めについての議論があって、それについて何か出せということでああいうものが出ていたということで、そのとおり私も了承したところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたとおり、これは政権公約でございますから、残りの、今、一が話題になっておりましたが、二から六につきましても、これに反するということが明白な場合は交渉に参加することは難しいと申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほども総理からも既にお答えがあったところでございますが、公約は、そこに先ほど掲げていただいたように、聖域なき関税撤廃、これを括弧に入れております。括弧に入った聖域なき関税撤廃、これを前提にする限りTPP交渉には参加しないという意味であり、それ以上でもそれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 当時、野党議員でございましたので、それは多分、政府が公表されたこれまでの情報収集というものを私が見て質問したんだと思いますが、改めて調べてみましたら、そのときの情報収集ということで、センシティブ品目の扱いは交渉分野全体のパッケージの中で決まるとされている。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 当時は、野党議員として、この政府がそのときに公表された情報に基づいて総理の、当時の野田総理の見解をただしたということでございます。安倍政権下で、私は農水大臣としての立場でここで先ほどのような答弁として考え方を答弁させていただきました。
○国務大臣(林芳正君) 特に変わっていないと思いますが、先ほど農相としては答弁したとおりということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 昨年の三月九日付けで自民党の文書を取りまとめております。それは、自民党の中に政務調査会というのがありまして、当時は茂木経産大臣が政調会長で、私がお仕えをしておりまして政調会長代理ということでしたが、政調会長からの御指示でその取りまとめ、小委員長を命じられま...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  この件につきましてはもう委員から質問主意書もいただいておるところでございますが、警戒区域を見直して、平成二十四年の四月に新たな総理指示というのが出ておりまして、今お話がありました二十キロ圏内の警戒区域で飼われていた家畜については、原...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 済みません、私の昨日の発言についてちょっとございましたので、改めて正確に申し上げたいと思いますが、今の五項目、残りについては、仮にTPP交渉に参加する前の段階で残りの五項目の判断基準に反することが明らかになった場合には、党の方針との関係でTPP交渉への参加...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 安倍内閣の農水大臣でございます。したがって、総理がおっしゃったとおりでございます。
○国務大臣(林芳正君) お答えいたしたいと思います。  今の長い間の食料自給率の低下についての原因というお話が、必ずしもそのずばりで通告がなかったものですから、もしあればもう少したくさん用意してきたんですが、大体、昭和四十年に生産額ベース八六、それからカロリーベース七三あったの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  米は直まきというのは余りないものですから、ばらまきというのは余りできないのかなと、こういうふうにも思ったりいたしますが。まあ冗談はさておきまして、戸別所得補償制度の見直し、先ほどの、午前中だったかお昼の頭の方だったか御議論あったよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  先ほど申し上げましたように、ちょうど我々が生まれたころから半分程度、百十八キロから五十八キロということでございます。現在、主食用米の作付面積は百五十三万ヘクタールで、既に水田面積全体が二百三十三万ヘクタールでございますから三分の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  整理回収機構とどれぐらいパラレルかどうか分かりませんが、今委員がおっしゃったことは、もしかしたら御存じかもしれませんが、農業再生委員会というのがございまして、これは経営が困難となった農業者の事業再生、それから所有農地や生産施設等の経...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 時間がありませんので、ちょっと簡潔にお答えさせていただきます。  十三年の農協法改正で、今お話がありましたように、重複農協、できるようになりました。したがって、今までもそうなんですが、協議することが義務付けられておりますけれども、八十七件全て認可をされて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) しっかりと必要な法制上の措置を講じたいと思います。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  TPPにつきましては、我が党、自民党の公約で示した聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対というのが基本的な考え方でございます。したがって、今お尋ねのように、仮に聖域なき関税撤廃が前提でないと確認されたとしても、それで直ちに交...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  TPPについては先ほど申し上げたような原則がございますので、この交渉の進め方を議論する段階ではないと思っておりますが、一般論として、今、経済産業大臣からもございました農林水産品についてでございますが、原則として、材料が全て当該EPA...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 株式会社の農業参入につきましては、平成二十一年に平成の農地改革ということで農地法を改正させていただきまして、リース方式は既に完全に自由化をされております。  法改正前のペースに比べまして五倍のペースで、改正後三年間で千七十一の法人が既に参入をしております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、メリットとデメリットがそれぞれの政策ございますので、現状はかなりのペースで進んでいると。それから、いろんなアンケートを取ってみましても、今のこのリース方式で非常に参入がスムーズになっているという意見が多くを占めておるようでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の主食用のお米、これはちょうど私が生まれたころですが、昭和三十六、七年で、三十七年がピークで百十八キロ、一人当たりの消費していたのが、今ちょうど半分でございます。それで……(発言する者あり)はい。したがって、米の消費が減少する中で、やっぱりいろんな大...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  今委員からお話がありましたように、漁業は燃油代が非常にその支出の中で高いものですから、浜の皆さんは非常に気にしておられるということでございます。したがって、今お話があったように、漁業者と国が両方で積立てを行って、セーフティーネットと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  今こういうエネルギー事情でございますので、再生可能のエネルギーの推進ということは非常に大事だというふうに思っております。  今委員もお触れいただきましたように、農業、林業の生産基盤である農林地というものは、食料の供給、国土の保全等...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) 今総理が御答弁されたとおり、その三パラグラフから成る日米の首脳会談においてTPPに関する日米共同声明が出されたということは既に承知をしております。今、どういう経緯で出されたかは総理から御答弁があったとおりでございます。
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  今委員お話がありましたように、農業で特に土地利用型の農業が持続可能になっていくためには、やはり担い手への集積化、農地集積というのが大事だというふうに思っております。  実は、既に、法人経営体が増えます、それから家族経営体も増えて、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先生御指摘のとおりでありまして、食料・農業・農村基本法、これはもう平成十一年に作った法律ですが、そこにも多面的機能ということで一条設けまして、これは非常に大事なので守っていかなければいけないと。また、五条で農村についても振興を図るべきだということにしており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今先生が御指摘がありましたように、まずは農業が成長産業になっていく上では、アジアを始めとして、ここは四十億人になると言われておりますが、輸出の拡大に取り組むということが大事だと思います。  御指摘のように、原発事故に伴って四十四の国と地域で我が国の農林水...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、我が省独自でやるということよりも政府全体としてやっていくべきこともあると思いますけれども、やはりいろんな問題が生じたときに、きちっとそれを解明し、そしてそのことに対する説明をきちっとしていくということに尽きるというふうに思っております、先ほど科学的...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○林国務大臣 お答えいたします。  ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意関連対策、いわゆるUR対策ですが、同合意による国内農業への影響を緩和するために、事業費で六兆百億円、うち国費が二兆六千七百億円で実施をしております。事業実施期間は、平成七年度から十四年度までの八年間でござ...全文を見る
○林国務大臣 済みません、ちょっと正確に御質問を把握していなかったようでございますが、新規就農は、平成六年で六千三百人、平成十年には一万一千人と……(発言する者あり)新規就業青年ですね、この効果としては出ておるようでございますが、後でまとめて資料はお届けしたいと思います。  十...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたような評価がある中で、一概に全て、例えば農業農村整備が効果がなかったということではないというふうに思っております。集約する効果とか労働時間が減ったとかですね。  ただ、当時は、今の状況と比べてみますと、例えば累次にわたって農地法の改正というのをやり...全文を見る
○林国務大臣 御指名いただきまして、ありがとうございました。  今のお問い合わせは、多分、農協法の九条の方の適用除外だというふうに承知をいたしております。  これは、協同組合について独占禁止法の適用除外が認められたのを引いて九条でやっているわけですが、独禁法の全てが適用除外に...全文を見る
○林国務大臣 農林水産物や食品の輸出拡大に当たっては、まず日本食文化を発信することによりまして、そのすばらしさを世界に普及し、海外の需要の拡大につなげつつ進めることが重要だというふうに思っております。  米は、今先生おっしゃいましたように、我が国農業の基幹作物であるばかりでなく...全文を見る
○林国務大臣 みんなの党の政策を少し拝見いたしましたが、関税を全部やめて価格を下げて、そして輸出等で需要をふやしていくことによってやっていく、そういう考え方があるということは私承知しておりますが、一方で、関税を撤廃するということになりますと、安価で米が入ってきますから、国内の生産...全文を見る
○林国務大臣 まず、TPPで関税が撤廃されるというのが両面あると思いますが、入ってくる方の関税と、それから、我々がもし入ったとすれば先方に出しやすくなるという、両方を御指摘だと思うんですが、シンガポール、ブルネイ、それからベトナム、ペルー、豪州、ニュージーランド、メキシコ、カナダ...全文を見る
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  まずは小此木先生、当選本当におめでとうございました。ずっと待ちわびていた先生の当選でございます。  今御指摘をいただきましたように、「東京卒業」という歌は、私がまだ議員になる前に、三十代の最初のころに、今御指摘いただきました地元の山口県の...全文を見る
○林国務大臣 一定の農産品につきましては、今総理からもお話がありましたが、日米首脳会談において個別品目にかかわる議論は行っていないというふうに聞いております。  どのような農産品を国益として守るべきかについては、まだ今の段階では、交渉参加するか否かを決めていない段階でございます...全文を見る
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○林国務大臣 森林の基金ですから、私の方からお答えさせていただきますが、この御指摘のあった基金の……(松野(頼)委員「まだ指摘していないです」と呼ぶ)今、基金というふうなお話がありましたので……(松野(頼)委員「全体の基金と補正予算の関係」と呼ぶ)基金については……
○林国務大臣 私のところの基金もそうですから、一応お答えいたしますと、例えば、今、基金というお話がありましたけれども、これは経済情勢の変化とか復興とか、それぞれ、そのときの課題に応じて計上するということになっておりますので、これまで、民主党政権におかれても、補正とか予備費でこうい...全文を見る
○林国務大臣 これは、平成二十一年、今御指摘がありました経済危機対策、それから雇用対策ということで、平成二十二年度の予備費、それから二十二年度の補正予算、これは松野先生たちのときの円高・デフレ対策九十四億円、それから、今御指摘のあった震災復興対策の二十三年度の三号の補正予算、それ...全文を見る
○林国務大臣 昨年十一月ですが、会計検査院から、木造公共施設等整備事業を実施する際の費用対効果分析におきまして、まず、地域間の交流が図られる効果額等が適切に算定されていない、それから、効果額算定に用いられる係数が検証困難となっているとの意見表示があったということでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 今、会計検査院からの御指摘を御説明したところですが、この係数については、係数が検証困難となっているという指摘がございました。  したがって、そもそもこの事業は、地方で計画を出していただいて、自分たちでこういう係数を使ってBバイCを出してもらって計画を出す、こういう...全文を見る
○林国務大臣 この〇・一%という係数については林野庁がつくっているという御指摘でしたが、それはどういう資料で示されているものでございましょうか。
○林国務大臣 林野庁調べということでそこに書いてあるということでございますが、今御指摘のあった全国林業構造改善協会、ここが編さんをしたものに記載されてある、こういうことだと思っております。
○林国務大臣 今御指摘のとおり、このハンドブックというものに記載されたものということでありますが、それも含めていろいろなBバイCを出して、トータルでBバイCが一を超えるものという計画をつくっていただいて、それにこの基金から出す、こういう形になっておりますので、したがって、今御指摘...全文を見る
○林国務大臣 それ以外にも、そこにお出しいただいていますように、いろいろな効果を出していただいて、それでBバイCが一を超える。したがって、今、松野委員御指摘になったように、これと、それからもう一つ指摘を受けております、それは使わないようにというふうにいたしました。  したがって...全文を見る
○林国務大臣 今の〇・一というのは、根拠が不明であるという指摘がございましたから、これは使わないようにと。  したがって、我々としても、今後さらに調査を進めて、必要であれば有識者なりのお話も聞いて、きちっとした根拠のある係数があれば、それを改めてお出しすることもあり得ると思いま...全文を見る
○林国務大臣 幾つかある中で、これは一つのものでございますから、それ以外にも、きちっと県の方で、こういうことで効果が出るというものを出していただければ、それは、この係数を使わないものについては、当然、見る対象にはなってくると考えております。
○林国務大臣 これも先ほどと同じことでございます。
○林国務大臣 お答えいたします。  これも、同じように会計検査院からも指摘を受けておりますので、先ほどと同じように、この係数は使わないようにという指示を出したところでございます。
○林国務大臣 この制度の非常に地方で人気のある一つの理由は、独自にそれぞれの都道府県でこういうBバイCをつくっていただいて、そしてそれを計画に出していただく。そのときにこういう係数を使いなさいというのはこのガイドブックにあったわけですが、それが今、その二つについては会計検査院から...全文を見る
○林国務大臣 ですから、この効果というものがないと言っているわけではなくて、例えば、住宅における地域材需要拡大効果というものを算定するときに、〇・一というのは根拠がないと会計検査院が言われたので、これにかわるものがどういうものかということをやらなきゃいけないということを申し上げて...全文を見る
○林国務大臣 今御審議いただいているのは当初予算でございまして、この間、松野先生たちにも御賛成いただいて通った補正予算については、お認めいただきましたので、今申し上げたような考え方に従って、きちっと執行してまいりたいと思っております。
○林国務大臣 これは、先ほど御説明したように、補正予算を成立させていただきましたので、これから計画を出していただいて、それで、先ほどのようなBバイCをきちっと見て、基金にそれぞれ入れていく、こういうことになろうかと思います。
○林国務大臣 委員がおっしゃいましたように、BバイCをつけて出してもらうわけですね。それで、我々はそれを見て、基金に、県に出していく、こういうことになります。
○林国務大臣 最初に御説明したように、それぞれの都道府県が計画をつくって出してもらう、そこはなるべく自主性を持っていただいて、それぞれ事情が違うところもありましょうから出してもらって、それを我々が見て、なるほど、こういう計画ならこの政策の目的に合っているねということでやっていくと...全文を見る
○林国務大臣 結果的には、先生がおっしゃったことになると思います。  それで、結果的にはというのは、先ほど私が御説明したように、この係数はもう使わないで計画をつくってくださいというふうにしますから、これが入っていないものでやっていただくということになるわけですね。  したがっ...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりでございますので、したがって、この数値は使わないようにという指示を既に事務的には出しておりますが、さらに徹底をしていきたいと思っております。(松野(頼)委員「通知も」と呼ぶ)
○林国務大臣 通知を出しました。(松野(頼)委員「いや、出してください、この効果は使わないようにと」と呼ぶ)これを出しております。
○林国務大臣 お答えいたします。  現行の農地法でも、松浪先生御存じだと思いますが、四ヘクタール以下の農地は、実は、農地の転用の許可、これは既に都道府県知事がやることになっておりまして、実際に、平成二十二年の数字を見ますと、件数ベースでいうと九九・八%、六万五千三十件ですが、こ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  ガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉が一つの転換点であったかなと思っておりますが、そのときに、輸入数量制限等の関税以外の国境措置というのを内外価格差をベースにして関税に置きかえた、こういう経緯もよく御存じだろうというふうに思いますが、そういう経...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げさせていただきます。  今先生からお話がありましたように、平成二十二年の四月の宮崎県における口蹄疫の発生、その前の十二年のことをお引きになってお話がありましたが、十二年のときは発生してから同年の九月に既に清浄国に復帰をしておりますが、二十二年の四月...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの試算のことについても、まあ、そのとおりなんです。我々が来る前にできていたものですから、そういう試算でつくってあった。  それは、交渉に入るときに、さっきおっしゃったように、私もシンガポールの最初のFTAのときから携わっておりましたので、参加するしないでこれ...全文を見る
○林国務大臣 今先生がおっしゃっているのはいわゆる生産調整ということだと思いますが、これは、無理やりということではなくて、実は、インセンティブといいますか、いろいろな政策で誘導することによって、米の消費が減少しておりますので、水田の活用の中で、例えば大豆は自給率七%しかないんです...全文を見る
○林国務大臣 先生のところの、みんなの党の農業政策、パンフレットを少し見させていただいて、どなただったでしょうか、参議院の方でもその議論をしたことがございます。生産調整を全部やめて、需給のバランスがこうなって安くなる。たしか、そのときの議論は、だから、それがどんどん輸出で出ていく...全文を見る
○林国務大臣 お許しいただきまして、ありがとうございました。  実は、今、江田委員がおっしゃったものは、先ほどちょっと私、だらだら説明すると長くなると思ってはしょりましたが、シミュレーションをやった値に割と近いところがあって、このシミュレーションは平成二十一年にやったものですが...全文を見る
○林国務大臣 戸別所得補償制度の見直しをすると我々は公約にうたっておりました。  それで、今委員がおっしゃったように、政権交代、我々がまだ与党であった最後のときに、集積加算ということで、我々はそのときのことを平成の農地改革と呼んで、補正に基金を入れて、そして集落で集積が進みつつ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  先ほどのところとちょっとかかわってくるんですが、まだ、我々、制度を今から検討するということでございますので、どういうバランスで今先生がおっしゃったようなことをやるかというのは、まさに今からのことでございます。  それで、実は、平成二十一年度...全文を見る
○林国務大臣 ゾーニングのお話がありました。  農業振興地域の整備に関する法律というのが御案内のようにありまして、この農振地域内で農用区域を設定するというゾーニングをやっているんですが、それは委員も御承知のとおりだと思いますが、土地の利用の仕方、用途をゾーニングは指定するという...全文を見る
○林国務大臣 今やりとりを聞いておりまして、私の方では、そういう情報を事前に知っていたというようなことはございません。
○林国務大臣 今外務大臣から御答弁があったように、関心のある国に対して示されたことという中に、今外務大臣がお話しになったようなことが入っていたということですから、それはしっかりこれまでもお示ししてきた、こういうふうに、外務大臣が御答弁されたとおりだというふうに思います。
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○林国務大臣 お答えいたします。  今委員からお話がありましたように、食料の安定供給を現在のみならず将来にわたって確保していくということは、国民に対する国家の最も基本的な責務だ、こういうふうに思っておりまして、総理からも、食料自給率及び食料自給力を維持向上させるという指示を受け...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○林国務大臣 今先生からお話がありましたが、総理が、なるべく早期にということだと思いますけれども、御判断をされるということでございますので、まだ仮定の段階でございます。  それから、もし仮定ということでお許しいただければ、交渉参加になったといたしましても、例えば何らかの対策を打...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  まず、輸出のお話でございます。  今、委員が御指摘になられましたように、大体五千億前後で輸出額が推移をしておったわけですが、ここ数年、ちょっと、円高それから原発事故の影響等で減少しております。  二月十八日に、実は、産業競争力会議でも私の...全文を見る
○林国務大臣 基本的には先生おっしゃるとおりだというふうに思います。  手続の話をさっき少ししましたけれども、相手の国との手続をどうするかというところをクリアしていくということと、それから、ビジネスが大きくなってきたときに、どういう施設が要るか、それをどうサポートしていくか。 ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  株式会社の農業参入につきましては、今委員からもお話がありましたが、平成二十一年の農地法改正で、リース方式を完全に自由化しております。その結果、法改正前の約五倍のペースで参入が進んでおりまして、改正後三年間で千七十一法人が参入しております。 ...全文を見る
○林国務大臣 今、バイバック、買い戻しにつきましてのお尋ねがございましたが、例えば、農地の売買契約に、耕作放棄された場合は買い戻すという買い戻し特約というのを契約に記載する方法は考えられるだろう、こういうふうに思います。  この場合に、これは当たり前のことなのでございますが、農...全文を見る
○林国務大臣 一つは、法律上のことでございますが、先ほど申し上げました五百八十条は買い戻しの期間でございますが、その前の五百七十九条に、「不動産の売主は、売買契約と同時にした買戻しの特約により、買主が支払った代金及び契約の費用を返還して、」こういうのが原則になっておるということが...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと、オランダのケースについては、あらかじめお知らせをいただいていなかったものですから手元に資料がございませんので、別途調べて御報告をさせていただきます。
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今委員からお話がありましたように、農林水産物と食品を輸出するということにとって、食文化を発信するということが大変に大事である、日本食がいかにすばらしいか、これを世界に普及してもらって、海外の需要の拡大につなげていくということは大変に大事であ...全文を見る
○林国務大臣 これは、麻生財務大臣にもお願いして予算を拡大していただきまして、ますます大きな目標を持ちたいと思っておりますが、とりあえず倍増という計画でやっていこうと。  今委員が御指摘ございましたように、二〇二〇年には、これはATカーニー社の推計ですが、世界の食市場が三倍程度...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○林国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  私は、昨年末に農林水産大臣を拝命し、農林水産政策に携わることとなりました。農は国の基という言葉があるように、農林水産業は、食料生産のみならず、国土や自然環境の保全、集落機能の維持といった多面的機...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○林国務大臣 お答えいたします。  我が省は、東日本大震災、特に甚大な被害を受けた青森県、岩手県、宮城県、福島県、これらの被災地に対しまして、平成二十三年五月ですから、震災の直後から、東北農政局、地域センター及び本省からも派遣をいたしまして現地支援チームというのを編成して、現地...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今のお話は、非常に大事な、基本的なポイントだと思っておりまして、そもそも納税猶予制度が、贈与税については昭和三十九年、相続税については昭和五十年からということで、かなり長い間やっているんですが、今まさに先生がおっしゃったように、農地がだんだ...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○林国務大臣 お答えいたします。  今まさに、農政の中心にずっとおられる西川先生から真摯なお話がありまして、私、まことにそのとおりだというふうに思っております。  せっかくの御指摘ですから、ここ数十年ということで振り返ってみますと、やはり、今お話があったように、まず従事者が減...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  まさに今、小里自民党農林部会長からお話があったとおり、現場の声、そして現場の人の体温といいますか、気持ちがなえるということは非常に怖いわけでございます。  遠慮という言葉の語源は、遠きにおもんばかりなければ近きに憂いあり、こういう言葉だそう...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、漁業補助金は、アメリカが、過剰漁獲を招く漁業補助金について規律を設けるということを提案しているというふうに聞いておりますが、まだ各国との間で合意に至っていないということであります。  我々は、もう御案内のとおりですが、WTOでずっと、政策...全文を見る
○林国務大臣 佐藤委員が今御指摘になられましたように、食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは大変に大事だということで、そのことが基本法にも書かれておるところでございます。  先日公表されました試算によりますと、これは、食料自給率が、供給熱量ベース、カロリーベースで四〇...全文を見る
○林国務大臣 安倍総理もかねがねおっしゃっておられますように、今委員も御指摘にありましたように、多面的機能、例えば棚田にお触れになっておっしゃっておられます。  こういうものが大事であるということは既に食料・農業・農村基本法にしっかりと明記をされて、ただ多面的機能というだけでは...全文を見る
○林国務大臣 三井物産に私よりも多分八年、九年ぐらい後かなと思って経歴を拝見しておりました。私は五年しかいなかったので、机を並べてということはなかったんですが。  今お話があったように、JAは、総合商社的なところもある、それから金融機能もあるということでございます。これは組合員...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  ちょうどそのパネルの一九六〇年の次の年に私も生まれて、ちょうど委員とは十歳違いということでございますが、そこからずっと振り返ってみますと、午前中、実は西川委員からも同じような御質問があってお答えをしたんですが、やはり今おっしゃられたように、高...全文を見る
○林国務大臣 お話がありましたように、林業においては、若干、先ほどの農業とか米とかと違ったところがございまして、これは私も生まれる前でございますが、まず、戦後の経済復興に伴って、昭和三十年代に入ったところで大分木材の需要がふえてくるわけですね。実は、そういう時代には国産材だけでは...全文を見る
○林国務大臣 今委員が御指摘のありました植物検疫ですが、TPP交渉の中で、現在のところ、WTOのSPS協定の権利義務を強化し、発展させるということにつきまして合意があるというような情報がございますので、こういう方向で情報を収集して、対応を検討していきたいと思っております。
○林国務大臣 山田委員おっしゃるように、輸出を今からふやしていくというところからしますと、大変大事なところであります。  全部並べて同じことにするというわけになかなかいかないのはもう御存じのとおりでございますが、もともと植物検疫がなぜあるかというと、病害虫等から自国の農業を守る...全文を見る
○林国務大臣 農産物の生産が、関税を即時撤廃した場合、どれだけ減るかというのを、農水省で計算して、それは三・〇兆円ということで出しております。  ここから先は、内閣官房の方でやられたGTAPモデルということですので、必ずしも私のところではございませんが、関税が全部ゼロになった場...全文を見る
○林国務大臣 これは、先生御指摘のように、現段階での輸出先はアジアが中心となっている、一位は香港である、香港も大きな市場である、こういうふうには思っておりますけれども、まさに全世界といって地図を見て、そして、ATカーニーだったと思いますけれども、これから農産品それから食料全体のマ...全文を見る
○林国務大臣 御一緒に勉強させていただいた中国の古典の中にも、孫子の兵法というのがございました。敵を知りおのれを知れば百戦危うからずということでございますし、今先生からお話がありましたように、攻撃こそ最大の防御だということで、我々が一体どういう強みを持っているのかということをもう...全文を見る
○林国務大臣 総事業費が六兆一千億ぐらいで、真水が、そのうち二兆七千億程度だったと思います。
○林国務大臣 失礼しました。事業費六兆百億円、それから国費が二兆六千七百億円で、事業実施が平成七年から十四年度ということでございます。
○林国務大臣 済みません、平成六年の数字ということで調べてまいりましたので、ちょっと一年さかのぼりますが、総産出額は、平成六年が十一兆三千億で、平成十四年には八兆九千億、それから生産農業所得は、平成六年の五兆一千億から、平成十四年には三兆五千億で、そのパネルのとおりだと思います。
○林国務大臣 お答えいたします。  ここの委員会でも何度かやりとりがあったところでございますが、当時は、今の仕組みである行政評価というのがまだないころでございましたので、今のこのトータルのマクロの数字ということでは、そういうことになるということであります。  それから、これは...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  主業農家、今は農業所得が五〇%以上の農家ということでございますが、平成七年が六十八万戸、ここから二十二万戸減少して、平成十四年が四十六万戸でございます。経営状況が、四・二ヘクタールから、これは平成十四年に四・六ヘクタールまでは一応拡大をしてお...全文を見る
○林国務大臣 失礼いたしました。  準主業農家、これは、平成七年が六十九万四千から、平成十四年が五十五万四千、それから副業的農家が、百二十七万九千から百二十三万一千、こういう数字の推移でございます。
○林国務大臣 午前中の西川先生、それから先ほどの重徳先生のときにも議論になりましたけれども、マクロで減っている要因、私、先ほど三つほど挙げさせていただきました。  一つは、食生活がかなり変化して米の消費が半分ぐらいになったけれども、生産の転換ができなかったということです。二番目...全文を見る
○林国務大臣 これは本間先生が出されたフロンティア費用というもので、まさに委員が御指摘になった、一カ所のところにまとまっているというものもその要因の一つとしてあるのかなと。まあ、それ以外の要因もあるのかもしれませんが。  したがって、圃場整備、農業のNNの事業をやったりしてやっ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  固定資産税は、まず、委員もちょっとおっしゃりかけたように、農地についてのみ資産価値として無関係な課税というのはなかなかちょっと難しいところもあるのではないかなとは思いますが、譲渡益については、まさに委員がおっしゃっていただいたように、農地...全文を見る
○林国務大臣 これは二〇〇四年産で、ちょっと古くて恐縮ですが、カリフォルニアのジャポニカ米は、これはピークということですね、最大生産量で百八十三万トン。それから、南部、アーカンソーとかああいうあたりが、二〇〇九年産のときですが、七十一万トンということでございます。
○林国務大臣 今、カリフォルニア州で百八十三万トン、二〇〇四年産ですが、一応ジャポニカ米ということです。(浅尾委員「長いものはいかがですか」と呼ぶ)これはジャポニカ米ですから、長粒種は入っていないのではないかというふうに思います。ちょっと待ってください。  今、元帳を確認してま...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの米の数量につきましてはもう一度きちっと説明させますが、私が確認したところでは、カリフォルニア州のピークがああいう数字だったということでございます。  水利権に関するカリフォルニア州の最高裁判決ということでございますが、ロサンゼルス市の水資源利用に関して、公...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  この間お出しした試算は、前回、昨年の、いつだったでしょうか、民主党政権で農水省が出していたものを少し見直しまして、米の置きかわりの幅を少し下げております。  したがって、前提は変えておりますが、いずれにしても試算でございますので、先ほど...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○林国務大臣 お答えいたします。  このTPP交渉、これから参加国の同意を得ていって交渉に参加するということになってくるわけでございますが、交渉に参加する以上は、安易に交渉から脱退ということを振りかざすことなく、今先生から御指摘がありました重要五品目等の聖域の確保に全力を尽くす...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だ、こういうふうに思います。  食糧援助、米を活用してやる場合に、被援助国やWFP等からの要請を踏まえて、普通の貿易に支障を与えてはならないという国際ルールであるFAOの余剰処理原則との整合性には留意しながら、ここ最近は十万トンから二十万トン程度で...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げます。  今、加藤委員からお触れいただきましたように、この諫早湾干拓事業をめぐる問題につきまして、私が大臣に就任させていただいて、直後に、一月八日に佐賀県の関係者の皆様が、そして一月十日に長崎県の関係者の皆様が、それぞれ御訪問いただきまして、意見交...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げます。  開門期限、先ほども申し上げましたように、十二月に迫ってございます。地元の皆様に、防災上、また営農上、漁業上、先ほど申し上げました、効果が出ておりますので、被害を生じることのないように対策を講じるということで、先ほど委員からもお話がありまし...全文を見る
○林国務大臣 委員の御出身の北海道は特にそうでございますが、一次産業、農林水が基幹でございます。  そして、きのうも知事さんがいらっしゃいましたけれども、一次産業が基幹であると同時に、そこから生産されたものを今度は二次産業で加工、製造し、そして三次産業もそれを販売するということ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの答弁でも申し上げましたように、昨日、知事また関係者の皆様がおいでになりました。私も何度かお会いをしておりまして、先ほど申し上げたような北海道の特徴というものは私なりに理解をしておるつもりでございますが、安倍総理が決断をされて、党内そして公明党さんの中でもいろ...全文を見る
○林国務大臣 我が国農業を安定的に継続、発展させていくためには、今委員からもお話がありましたけれども、意欲と能力のある経営体に農地を集積していく、そして力強い農業構造をつくっていくということがやはり重要であるというふうに考えております。  平成四年から二十年ということで今御指摘...全文を見る
○林国務大臣 今、大変大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  私も会見等で申し上げているように、TPPに対する対策というふうに言ってしまいますと、非常に舌をかむのは、では、その分野はもう交渉で譲るのか、こういう懸念を招きかねないということで、ここは慎重に、対策と...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げます。  今の御質問を聞いていて、ABCというのをちょっと思い出したんですが、これはどういうことかといいますと、ブッシュ政権になったときに、エニシング・バット・クリントン・ディドという意味で、ABC、すなわちクリントンがやったことは全部やらないんだ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  実は私、この総合特別区域法、総合特区の前にありました構造改革特別区域法、これは十四年の十二月に、まだ自民党・公明党時代でございましたが、党の事務局長をやっておりまして、最初は随分苦労したんです、やはり例外をつくるというのがなかなか難しくて。そ...全文を見る
○林国務大臣 済みません。ちょっと急なお尋ねですので、余り何割というのがすぐ浮かんできませんが、今おっしゃったサプライサイドの方がかなり多いのではないのかなというふうには思いますけれども、役所の先輩でもいらっしゃいますから、御教示願えればというふうに思います。
○林国務大臣 ありがとうございます。  実は、我が省につくりました本部で、今まさに委員が御指摘になった、予算ははっきり区別はつかないということかもしれませんが、いわゆる需要サイド、ディマンドサイドをまずどうするか、輸出対策ですとかそういうもの。それから、供給の方をどうするか、こ...全文を見る
○林国務大臣 これは、総理がワシントンに行かれまして、私、たまたま、前から予定をしておりまして、国内ですがちょっと出張が入っておりまして、それで、ちょうど飛行機に乗る前に、空港の待合室で、テレビで総理の向こうでの会見を拝見したというような状況でございました。  その後、これは帰...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと触れさせていただきましたが、安倍総理が先週、TPP交渉に参加する決断をしたわけでございまして、これは、自民党や国会での御議論、また、連立与党の公明党さんでの御議論など、数多くの意見を踏まえたものというふうに理解をしております。  TPP交渉参加につき...全文を見る
○林国務大臣 基本的には先ほど申し上げたとおりでございまして、今委員が御指摘になったものは先ほどの自民党での決議、重要五品目の中に入っておるわけでございますので、先ほど申し上げたスタンスで国益を守り抜くということで全力を尽くす考えでございます。
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、自民党での重要五品目等の聖域を確保すべきとの決議、これを踏まえてやっていくということでございますので、そこにいろいろなことが書かれている、これを最大限踏まえてやっていくということでございます。
○林国務大臣 これは、自民党の決議の、農業に関する第四グループというのがございますが、そこにはいろいろなことが書いてあるわけでございますけれども、「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物等の農林水産物の重要品目が、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象となること。十年...全文を見る
○林国務大臣 基本的には委員おっしゃるとおりで、守り切るということであると思います。  私が、委員もちょっとお触れになられましたけれども、交渉とはそういうものだねというのは、具体的にここで言えば言うほど、では、そこから先はいいのか、こういうことになるという懸念がありますので、今...全文を見る
○林国務大臣 これは、今お話がありましたように、輸出をふやしていくという意味で攻めの部分はあり得るのかなと思っております。  きのうの予算委員会でも、あれは山田委員だったと思いますが、植物検疫についてのお尋ねもあったところでございまして、これはそこでも申し上げましたけれども、既...全文を見る
○林国務大臣 基本的には全く認識を同じにさせていただいていると思います。  先ほど、輸出のお話がありましたが、SPSにとどまらず、今、本部でやっておりますのは、メード・イン・ジャパンとそれからメード・バイ・ジャパンいうことで、日本でつくったものをそのまま出していくということに加...全文を見る
○林国務大臣 御質問にはありませんでしたけれども、共同声明について冒頭お触れになられましたので、この三パラのところは、今までやっていた二国間協議を継続するということで書いてございます。  したがって、これはもう民主党政権からずっと続いてきた、向こうがいわゆる三つの関心事項がある...全文を見る
○林国務大臣 済みません。何か私が言っていないようになるといけませんので。  十五日の金曜日に、これはもう会見で公に申し上げておりますが、全部は長いので省略しますが、交渉になれば、その中で国益を守り抜き、党の決議も踏まえ、農林水産分野の重要五品目等の聖域を確保するように農林水産...全文を見る
○林国務大臣 実は、この仕事になって、玉木委員の、あれは鹿野大臣のときでしたか、議事録を拝見させていただきました。確かにおっしゃられたように、当時から、与党の立場ではあられましたけれども、もう名称は変えるべきではないかという大変に勇気のある御発言をされていた。感服を持って読ませて...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げます。  農業農村整備事業というのは、地元の関係者が地域の農業の将来像を話し合って実施することがもともと重要でありまして、特に、今お話があったように大区画化、汎用化を行う事業については、従来から、農地集積に係る合意、誰に担い手になってもらうかという...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  きょうがデビューの質問ということで、ぜひ今後の御活躍を御期待申し上げたいと思います。  非常に大きな御質問でございますが、戦後の農政の中での反省点ということでございました。農業や農村の現場の事情を振り返ってみたときに、数十年という期間で、今...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  政権交代ということが起こって、今委員から御指摘がありましたように、いろいろなところが変わるところもある。午前中、玉木委員とも少しやりとりをさせていただいたところでございますが、余り変え過ぎると、今度は猫の目という批判もあるし、全く変えない...全文を見る
○林国務大臣 農業関係の被害状況でございますが、この冬の大雪等による被害状況で、北海道分は今調査中でございますけれども、報道によりますと、農作物では、ニラやアスパラガス等の野菜の被害、それから畜産物では、生乳の集荷おくれによる廃棄等が出ている。それから、タマネギやビートの育苗用の...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、北海道、積雪地帯で農業をやっていくということは、雪の対策が大変大事になってくるということでございまして、例えば、積雪によりまして春期の作業がおくれる、それから秋まき小麦の雪腐れ病のような病気が発生する、それから果樹の枝折れがもたらさ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  今委員からお話がありましたように、食料の安定供給を将来にわたって確保していくということは、国家の国民に対する基本的な責務である、こういうふうに考えております。  食料・農業・農村基本法におきましても、そのために国内の農業生産の増大を図るとい...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  攻めの農林水産業という場合に、やはり生産現場の声を積極的に聞きまして、地域の潜在力を引き出していく、これが大事ではないかと思っております。  私の地元は山口県ですが、先ほど申し上げたように、中山間地なりのいろいろな工夫をされておられます...全文を見る
○林国務大臣 現在、我が国の一次産業、二次産業、三次産業を含めまして、農業、食料関連産業の生産額は九十五・三兆円ということでございまして、これは国内生産額の八百七十六兆円の大体一一%ということでございますから、最大の産業分野の一つだということでございまして、これを拡大していこうと...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  今まさに先生がおっしゃっていただきましたように、農林水産業、まあ広く言えば食品産業の発展のためには、やはり輸出の拡大というものが一つの大事な仕事になるわけでございますが、アベノミクスで少し修正されてきましたけれども、やはりここ数年、円高の影響...全文を見る
○林国務大臣 今、江藤副大臣が確認して、二十五年ということでしたので、訂正させていただきます。  まさに今委員が御指摘になったところは大事なところでございまして、ベトナムは、この間出した試算では、まだ入ってこないということで、アメリカとオーストラリアだけのものを試算して、トータ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  プライスとクオリティーとサービス、多分、コモディティー的な、値段が勝負のものから、もう少し付加価値が高いものになればなるほど、今委員が御指摘のように、クオリティーとかサービスにどんどん着目して消費者がお買い上げになる、こういう傾向が強まる...全文を見る
○林国務大臣 今お配りをいただいたこの政策協定(参考例)ということで、平成○○年に施行される四十六回衆議院議員総選挙でございましょうか、私は、参議院議員であるということもあるかと思いますが、こういうものは今初めて見させていただきました。
○林国務大臣 ありがとうございます。  まさに委員が、閉会中審査のときだったでしょうか、それから予算委員会でも御質疑をいただきました。根底に流れているのは、多分、信なくば立たず、こういうことじゃないかなと私もやりとりをしながら思わせていただいたところでございますが、まさにそこが...全文を見る
○林国務大臣 江藤副大臣から今のお話を最初に聞かされたときは、私も思わず泣きそうになりかけたんですが、最初一緒にチームを組ませていただいたときから、非常に熱い、正直な方であるなという印象を持っておったわけですが、やはり、この地元の方とのやりとりを聞かせていただいて、そういう決意、...全文を見る
○林国務大臣 この間お出しいたしました政府全体としての試算、これは、そのときに甘利大臣やまた事務方からも御説明があったと思いますけれども、即時全関税撤廃という非常にある意味では極端な前提を置いておりますし、もしそういうことになるようであれば、私は即時交渉から脱退すべきだというふう...全文を見る
○林国務大臣 今委員から、TPP全体についてどう考えるかということでございました。  これはもう総理が会見で既におっしゃっておられますように、自民党や国会、また公明党さん、その他いろいろな御議論を数多く聞いて、最終的に判断をされた、こういうことでございます。  そのTPP交渉...全文を見る
○林国務大臣 もしかしたら、これは委員も参加を、最初の委員会のときにお話のあった岩佐さんなんかも参加していた会でございますので、あるいはそこにおられたかもしれませんが、G1サミットというところでのパネルディスカッションでございます。  そのとき、パネラーというか、司会が竹中さん...全文を見る
○林国務大臣 実は、きょうのお昼休みに参議院の方の農林水産委員会で所信表明をいたしてまいりました。ちょうどここで所信表明いたしたときは、まだ総理の参加意思の表明の前でございましたので、きょう参議院でやった所信が直近の所信ということですが、経済連携への対応については、「情報を国民に...全文を見る
○林国務大臣 この間、予算委員会でもお話をしたように、たしか、現在八百万円まで特例があって控除されるということを御説明したと思います。  これは党の方の話でございますが、それを少し引き上げようという要望は実は出して、たしか千二百万円まで引き上げるという要望を出したんです。これは...全文を見る
○林国務大臣 今の、例えば太陽光発電等への転用ということが例として挙げられておりますが、これは、今ある特例というのは、例えば、農地を売ってその対価でほかの農地を取得するというと、特例があるわけですね。しかし、もうそういうことがないということでありますと、農業の政策上でいうと、農地...全文を見る
○林国務大臣 私、人が何かおっしゃっていると、性格が素直なものですから、内容に同意しているかどうかは別としてうなずく癖があるものですから、そこはちょっと申し上げておきたいと思います。  冗談はさておきましても、今お話のあったように、まず、戸別所得補償制度の見直しは、現場が混乱し...全文を見る
○林国務大臣 生産調整、先ほどもやりとりがありましたように、今、ペナルティーがないものですから、もし生産調整をおやりになりたくなければ、どうぞやってくださいということなんです。  もう一つは、例えば国内の主食用の数量というのが生産調整の対象になって、この数量になればいろいろな、...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  畑先生、全部おわかりで、答えも少しおっしゃっていただいたところもございますが、まず試算でございますけれども、農林水産省と、それから内閣府のGTAPモデルと経産省、これが三つばらばらに出ていたということの反省から、統一試算をしようということで、...全文を見る
○林国務大臣 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、北洋における外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化したことに対応...全文を見る
03月19日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  私は昨年末に農林水産大臣を拝命し、農林水産政策に携わることとなりました。農は国の基という言葉があるように、農林水産業は食料生産のみならず、国土や自然環境の保全、集落機能の維持といった多...全文を見る
03月21日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○林国務大臣 お答えいたします。  鷲尾委員におかれましては、政務官としてこの農水省でも働いていただいたということで、冒頭大変心強い認識を示していただいたところでございますので、一緒になって頑張っていきたい、こういうふうに思います。  今お尋ねのありました我が国の水産加工業で...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、もともと昭和五十二年に創設しましたときは、二百海里水域の設定に伴って加工品の原材料供給というのがかなり変化したということで、スケトウダラ等の北洋魚種からイワシ、サバ等の近海で漁獲される魚種への転換、こういうことがあったわけですね。そ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  まさに、私、地元が下関ということで、今、改めて委員のプロフィールを拝見したら、ちょうどこの法案ができた昭和五十二年にお生まれになっているということで、もしかしたら御存じないかなと思ったんですが、我々の世代は、大洋ホエールズという球団がござ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  今のお話をお聞きしていて、捕鯨をして、魚食、鯨を食べる文化、それに対しての強い思いを御披露いただいて、大変ありがたいな、こう思って聞いておりました。  調査捕鯨というのは、これを国でもしやったとすると商業捕鯨そのものも国になるというよう...全文を見る
○林国務大臣 そこは我が党で、私は実は捕鯨議員連盟の幹事長というのを長い間やっておりまして、中でも随分議論をしたんですね。  まさに今のところが調査捕鯨をどうするかというところとかかわってきておりますのは、今、国営で、国の事業としてやっていないので、実際にはどうしているかという...全文を見る
○林国務大臣 いろいろあると思いますけれども、やはり、一つは日本食そのものの強さというものがあるのではないか、こういうふうに思っております。  この間もここで申し上げたかもしれませんが、ジェトロさんが調査をしていただきまして、アジアそれからアメリカも入っていたと思いますが、十一...全文を見る
○林国務大臣 あらかじめ御通告がなかったものですから、今のやりとりを聞いておりまして、百六十時間というのは、あくまでここへ来るときの最低限の研修ということで。私も、留学をいたしたときに、向こうの大学の英語のリクワイアメントというのがあるんですが、やはり技能実習しにいこうというとき...全文を見る
○林国務大臣 先ほど鷲尾委員とのやりとりでもお話をしましたが、最初、昭和五十二年にスタートしたとき、これは二百海里水域の設定に伴って原料調達が困難になる水産加工業者を対象に、スケトウダラ等の北洋魚種からイワシ、サバ等の近海で漁獲される魚種への原材料の転換を急速に進めるために、水産...全文を見る
○林国務大臣 また後で、しっかりと事務方にも必要があれば説明に行かせますが、真珠の加工は一応対象外ということでございます。  これは、大量にとれる魚の有効活用というのが一つ制度の趣旨に入っているということでございますので、今ちょっとお触れになったかもしれませんが、非食用加工とい...全文を見る
○林国務大臣 先生も財務省におられたということで、そこのデマケのところは御存じの上でというふうにおっしゃっていただいたんですが、まさに設備投資をやるという主な目的ということがございます。  まさに、その整理では、運転資金というのは、今お話のあった民間資金で一応役割分担をしよう、...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、養殖というのは、漁業で、とりに行ってとるものと大分違いまして、今まさにおっしゃったように、仕掛かり品があって、そこに餌もやらなきゃいけない。だから、言ってみれば、漁業というよりも、そのリスクとかいろいろな負担を考えますと、畜産みたいなとこ...全文を見る
○林国務大臣 今の委員のお話を聞いておりまして、これは自民党の話で恐縮なんですが、水産部会で毎週のように議論しておりまして、今は私はこちらに来ましたから部会に出ていっておりませんが、今まさに委員がおっしゃったような浜の現場の話というのを毎週毎週議論して、そこから制度というものをつ...全文を見る
○林国務大臣 まず、加入要件のところでございますが、委員も多分御案内かもしれませんが、損害のつけかえというようなモラルリスクを防ぐということで、地区ごとにまとまって加入をしていただくということになっているということでございますが、これは個々の地区の実態を踏まえて、地区の設定の仕方...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な論点だ、こういうふうに私も思っております。  まず、今、TPPでこの漁業補助金の議論はどういうふうになっているかということですが、これはまだ参加の前でございますので、いろいろな情報をとった前提ということですが、やはり、今委員がお話があったように、アメリカ...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただきましたように、八千六百のうち三十、もうちょっと何かふえないのかなという、ぱっと見た感じですね。  それで、御質問もあったものですから、少しさかのぼってみたんです。平成元年から五年では、大体、年間八十件ぐらいありました。平成元年、二年は、...全文を見る
○林国務大臣 今、委員からの御指摘というのは、実はこの制度にとどまらず、政策金融というのは一体何なのか、こういう根源的な問題だというふうに思います。  実は、日本政策金融公庫をつくったときに、私は党で事務局長をやっておりまして、いろいろな議論がありました。今委員がおっしゃるよう...全文を見る
○林国務大臣 もちろん、これは一般論でございますが、制度設計をするときには、そのときに民間の金融機関が十分貸していただいているのに、わざわざ税金で利子補給をして政策金融をやっていくという理由はそもそもないわけでございますから、そこは現場の状況をよく見ながら、政策金融というのは常に...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、林委員のときに少し一般的なお話はいたしました。  まだ、今から各国の同意を得て、それから入っていくということでございますから、情報をどれだけ今からとっていくか、それから、状況がどうなっていくか、先ほど申し上げたように、今からとるということで、今の段階で、確...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもお答えしておったので、特に重ねて申し上げませんでしたが、おっしゃるとおりでありまして、我々は、政策上必要な補助金は認められるべきだと、これはずっとWTOで主張してきたことでございますので、TPPになったからといって変わるわけではございませんので、しっかりとこ...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) お話がありましたように、我々、選挙のときに、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加には反対すると、党としてはこういう公約を作りまして選挙戦をやってきたということであります。  衆議院の方の質疑でもございましたけれども、個別にJAさんと政策協定ですか、何...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと職員がどういうニュアンスでそこで申し上げたかどうか、ちょっとつまびらかにいたしませんが、ここでも申し上げましたように、この試算というものは、そもそも、私も実は野党時代に予算委員会で、総理だったですかね、この試算が三つに分かれていることについて御質問...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、ちょっと言葉の定義でございますが、食料自給率というものの中にカロリーベースとそれから生産額ベースというのがございます。今委員がちょっと引かれているその新聞かテレビの報道というのは自給力と言っていまして、これはまたこの二つとはまた別の概念ということです...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御質問の趣旨が必ずしも明確に把握できておるかどうか分かりませんが、いわゆる政治学で言うディバイド・アンド・ルールというやつでしょうか、そういうのがあるというのは、私も何か昔習ったことがあるような気がいたしますが、ちょっとこの五品目の話とそれがどう結び付くの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  そこは大事なところでございまして、実は総理が政権公約とおっしゃったときの政権公約というのは、まさに定義上の政権公約というのがあるんですね。たしか、選挙法上か何かで配れるやつという意味で、枚数は余り大部なものを作るのが適当でないと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃったような報道があったということは私も認識しております。実際にその新聞を読みましたが。  これは我が省というよりは外務省のお答えすべきところだろうと思いますし、予算委員会でも何度もやり取りがあったところでございますが、メキシコ、カナダと関...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お尋ねがありました自動車分野のお話でございますが、これはまさに農林水産省の所管ではないので、ちょっと私からなかなかコメントする立場にはないわけでございますが、この事前協議、また中に入っていった場合の交渉も含めて、自動車のところがどうなろうとも、我が農林水...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに委員がおっしゃられたとおり、この共同声明におきまして、我が方のセンシティビティーがあるものとして農産品ということが明示をされたということはこれ非常に大きいことだと、こういうふうに思っております。  委員も御存じだと思いますけれども、こういう交渉事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は、全く同じ質問を衆議院の所信のときにも、たしか玉木委員だったと思いますが、いただきました。  私、そのときも申し上げたんですが、ABCという言葉がございまして、これはクリントン政権からブッシュ政権になったときに、エニシング・バット・クリントン・ディッ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実はそこも、先ほど玉木委員のお名前出しましたが、玉木委員から、自分が与党の時代に実は変えるべきではないかというのをやったんだと。これ、予算委員会だと、私も議事録を拝見いたしたんですが、そのときに、やはりその名前とこの実態が合っていないのでという御議論を実は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるとおり、農家の方が猫の目農政ということを時々、農家の方というよりもいろんな関係者も含めてですが、くるくる変わるということでおっしゃられることがございます。したがって、やはり現場にとってみれば制度が安定的に中長期的に続いていくということが大変...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から民主党が与党の時代のことも含めてお話がありました。敬愛する舟山先生が事務局長をやっておられたということでございましたが、やはり長い時間を掛けて議論をするということは、大事なときは本当にそうだなと思います。我々も、私ももう長いんで十八年やっておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように農業分野についてはこういうことを総理はおっしゃっているということで、日本の農を守り食を守ると、こういうふうに述べたところを引用させていただきました。
○国務大臣(林芳正君) アメリカの国益というものがそういうものであるというのは、私も多少アメリカに留学したりしておりましたんですが、不勉強でちょっと存じ上げなかったんですが、それはどういう、例えば憲法とか法律とか、そういうものに書いてあるんでございましょうか。
○国務大臣(林芳正君) 済みません、私の方が不勉強で、ちょっと逆質問させていただいてしまいましたが、それはどういう書籍か、ちょっと確認して、どういう文章かということが分かればもう少しお答えできると思いますが。  いずれにしても、総理がおっしゃった国益、国柄ということと、今御紹介...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 重要品目を懸念ということで、今日の日本農業新聞でございましょうか、アメリカの公聴会でそういう意見が出ているというような記事だということでございますが、これはそれぞれ、まあ今日この場がまさに日本における議会ということでございますが、それぞれ議会ではこういう公...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘がありました試算につきましてでございますが、これも先ほどの御質問、ここでの御質問だったと思いますけれども、今までのばらばらの試算を一つにするということで作業は始めておりました。  農林水産省としては、生産がこれだけ減るということをいろいろ前提を検...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと委員が、最後頑張ってくれという御激励いただきましたので、あるいは蛇足かもしれませんが、自民党でこの間決議いただいた中に、いわゆる農業分野の第四分科会と先ほどちょっと御説明したところですが、そこには今議論になっておりました「米、麦、牛肉・豚肉、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど、徳永先生のときでありましたか、少し触れさせていただきましたけれども、元々公約をまとめるとき、厳密に言うと公約になる前の党としての見解を、昨年の三月だったと思いますが、野村先生にもずっと御議論に加わっていただきまして作ったときからかなりいろんな議論が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は、衆議院で所信を表明させていただいたときはまだ総理の記者会見、十五日の前でございました。したがって、実は一昨日の本院で述べさせていただいた所信で初めて、その新しい状況で私の所信をしっかりと述べさせていただいたわけでございますが、まさにそこの所信どおりで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一回見に来いということでございました。水産庁がお邪魔をしたということは何か聞いておりますが、よくその状況を聞いて、私も少しその現場を見なければいけないのかなと今委員の御質問を聞いていて思いましたので、御地元の政務官おられますから、よくちょっと事情を聞いてみ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、この国産のソバというのは、今から攻めの農政ということでも、日本食文化を発信していこうという中での和食の基本的な食材ではないかなというふうに思っておりまして、もう一つ、中山間地の作物としてもやはり非常に大事なものでないかと、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思います。  総理も、先ほど申し上げましたように、この多面的機能、また棚田のお話にも触れられておられますけれども、食と農を守ると、こういう決意を示されておるところでございます。したがって、まだ今から何段階かございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省では平成二十四年度から、この二十四年産の政府備蓄米の一部を活用した、今お話がありました精米形態での備蓄を実施をしております。精米備蓄実証事業ということでございますが、まず、食味等分析試験を実施することによって、備蓄ですから、一定期間保管をしていく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今おっしゃられましたように、潜在的に農業は非常に大きな可能性を有しておると、こういうふうに思っておりますので、潜在力を引き出すための政策というのが必要になってくると、こういうふうに思っております。  このため、この政権になりまして、六次産業化、それから輸...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどは全く逆の方向からの御質問もあったわけでございますが、これはあくまで先ほどから申し上げております試算でございまして、今この交渉参加の表明の前のときからの作業の積み重ねでございますので、なるべく単純な前提を置くと。その前提に余り政策的な方向性というもの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成五年、今、小渕副大臣からもお話がありましたが、ウルグアイ・ラウンド農業合意を十二月に受け入れております。したがって、そのときに政府は内閣総理大臣を本部長といたしまして緊急農業農村対策本部を設置し、一年間掛けて平成六年十月にウルグアイ・ラウンド農業合意関...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が党の選挙公約、これは六項目、それで昨年の三月に党でまとめたものが選挙公約になったと。そのときの小委員長が私であったということは前回の委員会でもお話ししたかもしれませんが、六項目のことをまとめて、そして選挙を戦って政権に就いたと、こういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今のお話はちょっと御通告がなかったわけですが、今のお話を聞いておりまして、先ほど、どなたかとのやり取りの中で、総理が御決断をされるに当たって、私から最初の閣議のときをとらまえてお願いをしたこと、そして、それを踏まえていただいて、いろんな方ともお会いいただい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこに議事録が残っているとおりやり取りをやって、最後に総理がそういう場合には交渉参加しないとおっしゃられて、私がそのとおりであると言ったわけでございますから、そのとおりであるというふうに申し上げたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) この三パラのことをおっしゃっておられるのかなと、共同声明のですね。  これは、二国間協議を継続するということで、今までもずっと、これは民主党政権の時代からも事前の関心事項ということでやっておられたというふうに私も理解をしております。必ずしも所掌でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと、はたともこ議員のところのどういうやり取りがあったか、前後も含めて、今ちょっと手元にございませんが、明らかになった場合には難しいと私は申し上げて、明らかになった場合には参加しないと総理がおっしゃって、私はそうだと言ったところはそのとおりに変わってい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは先ほどのどなたかの御質問にもありましたけれども、二十四年の三月一日付けで「TPP交渉参加に向けた関係国との協議の結果」というものを、当時の、これは民主党政権時代ですが、政府で出されております。  その部分に、合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこは最後はもう見解の相違ということでしかないんでございますが、共同声明、この二パラですね。  まず、日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように、両国ともに二国間貿易上のセンシティビティーが存在することを認識しつつと、これは初めて両国間で正...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これもいろいろ前提を置かれておられましたので、最終的には見解の相違かなと申し上げるしかないわけですが、先ほど徳永委員の御質問のときにアメリカの議会のお話を引いていただきました。やっぱりそういう受け止めも逆に言えば出てきていると、こういうことでございますから...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPPにつきましては、関税撤廃により農林漁業等の継続が困難となり地域社会が崩壊するというような懸念がある中で、今委員からもお話がありましたように、交渉参加表明を受けて、交渉への不安や心配があるということは私も聞いておるところでございます。他方で、総理は、あ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私が野党時代に野田総理、当時のですね、に御質問をしたところのくだりについては、たしかこの委員会ではなくて衆議院でも同じ御質問をいただきました。  先ほどちょっと触れさせていただきましたように、当時出てきた、政府が今まで分かっていることということで出された...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 統一試算につきましては、先ほど来何度も御議論があるところでございますが、まずばらばらになっていたものを一つにまとめて、先ほど米のことについて山田先生からお話がありましたけれども、そこの前提を明らかにして、前提についても、両側と言うと恐縮ですが、いろんな方か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) もちろん、TPP自体の是非について国民的に議論をしていただこうということで、民主党時代にもばらばらではありましたけど出されたと、こういうふうに思いますし、我々もそれを一つにしていこうということでございましたので、交渉参加に限って是非の判断ということではなく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりでございますので、どこに記述するかというのはございますけれども、同時に公表して議論に供することにしたと、こういうことではないかと思います。
○国務大臣(林芳正君) これも先ほど来御議論があったところでございまして、非常に単純な前提、関税を全部即時撤廃するという前提を置いておりますので、極端なものでありますよと。しかし、それ以外の前提を、じゃ、こういうふうに置きます、半分ですとか何年ですとかやれば、必ず何でそうなったん...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それは何度もお答えしておりますように、こういうふうにならないように、与党の決議を踏まえてしっかりと交渉に入った場合にはやってまいると、ここに尽きるわけでございますが、したがって、是非誤解のないようにしていただきたいのは、こういうふうにしようとしているという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間の予算委員会で申し上げましたが、それは別の質問に答えてでございましたけれども、私は安倍内閣の農林水産大臣でございます。先ほど野村先生とのやり取りで申し上げましたように、総理がこれだけ重大な決断をされたわけですから、閣僚としてはその総理の決断を支えなが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この試算につきましては、先ほど来御議論がありますように、我が省では、生産額のこの減少というのを品目別にいろんな前提を置いてやって、それを、ちょっと今もうおられませんが、内閣府の方にお渡ししてモデルを回していただいたということでございますので、このGTAPモ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは攻めの農林水産業ということで、今委員からもお話がありましたけれども、まず、やはり現場の声を積極的に聞くということで潜在力を引き出していくということがあるのかなというふうに思っております。そういうことをやりながら、高付加価値化、農産物のですね、を積極的...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほどちょっと申し上げましたけれども、やはり土地利用型につきましては、平成二十一年の農地法改正を経て今かなり規模の集積が進んでおりまして、法人経営体が増えるとか家族経営体の規模が大きくなるということで、二十ヘクタール以上の経営体が農地の三割をカバー...全文を見る
03月26日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  水産加工業施設改良資金融通臨時措置法は、北洋における外国政府による漁業水域の設定等に伴い、水産加工品の原材料の供給事情が著しく変化した...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から御指摘がございましたように、今回の統一試算につきましては、我が省で個別品目ごとの生産流通の実態というものを精査して、減少額が、今お話がありましたように、八品目、二千五百億円と、こういうふうに試算をしたところでございます。  これは試算でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からもお話がありましたとおりでございますが、水産加工業、生産量で二百十八万トン、それから出荷額では、これは平成二十二年の数字でございますが、三兆一千四百五十一億円、全国に約八千六百の経営体を擁する産業でございまして、もう委員からもお話がありましたよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話もありましたように、地域にとっても大事な地位を占めておると先ほど申し上げたとおりでございますが、まさにお話がありましたように、加工生産量ベースで、これは十五年との比較ですが、二百五十六万トンから平成二十二年に二百十八万トンと、出荷額も、同じ平...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今長官からも答弁をいたしましたが、多分、今委員が御指摘になっているやつ、水産加工資金融通措置要綱でございますが、これは多分、公庫に申込みがあったときに、これは本当に貸して大丈夫かなと、こういうふうに公庫が若干、何というんですかね、ちゅうちょしたときみたいな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃいましたように、被災地の水産加工業の復興、施設の復旧と併せて販路の確保、拡大、図っていくことが重要だと私も考えております。宮古や、それから石巻等々にも行かせていただきまして、現場の方からもこれだけ地盤が下がっちゃったんだというのを見せていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  今委員からお話がありましたように、残念ながら、我が国の水産物の消費量、これ減少傾向にあるということで、私も、着任してからその数字を聞いて少し、こんなに下がっているのかとびっくりしたぐらいでございましたが、平成十八年には肉類と魚介類...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 横山先生がお触れになっていただいたように、この輸出というのは非常に大きな重要性を持っておると思っておりますが、一方で、少し前までですが円高があったり、それから原発事故の影響がありまして、少し輸出額が減少してきたというところでございますので、目標を立ててしっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘がありましたように、最初昭和五十二年に始まったときは先ほど趣旨説明でも申し上げたような事情があったということですが、その後五年ずつ延長する中で、毎回ではありませんが、政策目的を変えてずっと運用してまいったと、こういうことでございます。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今経産副大臣から御答弁もありましたが、二十三年の十二月二十一日に原子力災害対策本部で中長期ロードマップが決められておりまして、ここに、汚染水の海への安易な放出は行わないことと、それから海洋への放出は関係省庁の了解なくしては行わないこと、これが明記をされてお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員も地元、地元ではなくて現地を御覧になったということです。私も行ってまいりまして、実際にその検査をする機械というのを見せてもらって、全部これで全個検査をするんだというようなお話を聞いてきたところでございます。そういうもう地道な努力で少しずつこの風評被害か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員からこれまでの評価ということでございましたが、これまでの融資実績、昭和五十三年以来でございますが、三十四年間の累計で二千百二十一件、二千四百三十億円の貸付実績ということでございます。こういう貸付けを通じて水産加工品の製造、加工施設の改良等が行われ、また...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回、まずこの試算を始めましたのは、一つは統一した試算を出すと。これは前の政権のときでしたけれども、農林水産省と、それから内閣府と、それから経産省と別々に出しておったということで、まず前提をそろえて統一した試算を出そうということでやらせていただきました。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、我々、農林水産省は、今回統一するに当たって、ある意味、極端な仮定を置いて、農林水産物の生産がどれぐらい減少するだろうかと、こういうことを出したわけです。それを、今度は内閣官房を中心にGTAPというモデルを回して、これで試算をした...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどお答えをいたして、その上で今内閣府の方から御答弁があったとおりでございますので、今委員からもお話がありましたように、北海道が三月十九日に発表されておられまして、その後、岩手、茨城等々、各県ずっと出てきておりますので、こういうものを参考にしながら、先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 数が多いか少ないかというのは、全体の中でのということもありますし、過去に比べてどうかと、いろいろあると思いますが、この水産加工資金の利用をする場合には、無利子化をするということと、それから三年間延長する特例措置と、こういうことを講じておりまして、また先ほど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のございました、がんばる養殖復興支援事業でございますが、これは養殖業の実態として、経営を再開する、今委員がお話しになったように、それから出荷をする、そこまで、最初に設備投資等いろいろ入って、最後の出荷のときに収入が得られる、その間収入がないということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 諫早湾の干拓事業の排水門につきましては、今委員から御指摘がありましたように、福岡高裁判決の確定によりまして、国は本年十二月までに開門すべき義務を負っているというところでございますが、これは、私も現地に参りまして、今お話がありましたように原告団の皆様ともお話...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よろしいですか。  したがって、漁業被害の生じることのないように万全を期してまいりたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 今、委員からも御指摘がありましたが、前倒しについては、佐賀県の皆様や先ほどの原告弁護団からの要請というものがあって、いろんな検討をしてきたところでございます。  まず、ため池でございますが、全ての営農用水、これを貯留するために容量十万トン規模のものが三十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いいですか。  それから、下水処理、これも七倍程度の希釈。それから、地下水というのもございましたが、これは地元の関係者の強い反対があって駄目だと、こういうことでございますので、海水の淡水化の手法を基本とするという以外に適当な方法がないと考えておるところで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日の質疑をおまとめいただくような質問でございましたが、まさに先ほど山田委員の御質問があって、それから紙委員の御質問があって、別の観点から、政策金融だから補完にとどまるべきだということと、やっぱりこういうときだからきちっと出ていけと、こういう両論あるわけで...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  仮の、仮定ということでございますが、汚染水がもし放出された場合、まず水産物の安全性への影響と、こういうものが懸念をされますし、それからいわゆる風評被害、この拡大が懸念をされるというふうに思っておりますので、平成二十三年の十二月に原子...全文を見る
04月04日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  中川委員におかれましては、きょうが初めての御質問ということで、昭一先生もさぞかしお喜びのことかなというふうに思っております。  今、NHKでの私の発言につきまして、北海道の有権者の皆様の反応というものをお示しいただきまして、本当にありがた...全文を見る
○林国務大臣 お答えを申し上げます。  今まさに福山先生おっしゃっていただいたように、今の鳥の話は私は寡聞にして初めてお聞かせいただきましたが、各地でそういう例がございます。  私も、この本部をつくったときに、やはり現場重視だろうと。国で一律に制度をつくって、これでいこうとい...全文を見る
○林国務大臣 佐藤先生も現場に行かれたということでございましたが、私も、石巻の須能さんと、視察へ行ったときに随分お話をさせていただいたんです。  そのときも感じましたけれども、やはり、なかなか、あそこはたしか地盤が沈下して、それを今かさ上げをやっている、隣で、こちらでまだやって...全文を見る
○林国務大臣 基本的に全く委員と同感でございまして、TPPにおける漁業補助金の議論の状況は、まさに、今委員がおっしゃっていただいたように、米国の方は、過剰漁獲を招く漁業補助金について規律を設けようということを提案しております。過剰漁獲を招く漁業補助金という定義が非常に広いというこ...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  前段のお話は、また予算委員会でぜひ総理と直接やっていただいたらというふうに思いますが、委員もアメリカは大変お詳しいということでございまして、オバマ大統領については、コールドだとか冷たいとかいう評もあるようですが、一番私が思いますのは、多分、...全文を見る
○林国務大臣 基本的に問題意識が全く同じだと思っております。  そもそも、何のためにこの人・農地プランというのがあるのか。これは民主党の時代から始まった政策で、厳しい江藤副大臣もこれは評価できるというふうに申し上げているプランでございまして、やはりつくられたときに、今委員がおっ...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、沖縄の周辺の海域、これはしっかりと漁業をやっていらっしゃる皆さんが安心してやれるようにしていかなきゃいけないということで、平成二十四年度以降、漁業取り締まり船は二隻をふやしました。五隻の体制ということにいたしまして、やっておるところ...全文を見る
○林国務大臣 今、厚労省の方からは事実関係の説明があったところでございますが、これは、もう委員も御承知のとおり、二つの法律というのがあったわけですね。管理経営の法律というので、これを非現業の一般公務員にするということですから、この法律だけであれば、非現業の一般公務員になるというこ...全文を見る
○林国務大臣 委員もあるいは御案内かもしれませんが、当時、基本法の与野党の修正協議をやらせていただきまして、私は自民党側の責任者でございまして、たしか民主党は松本先生、松井先生だったと思います。  基本法でああいう三党合意で進められたということは大変意味のあることだと思いますし...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、佐賀県の皆様、知事を初め、漁協の皆様も、一月だったと思いますが、大臣室にお見えになりました。そのときも、写真も見せていただきましたし、いろいろなお話を聞きました。その後、佐賀県にお邪魔したときも現場に行きまして、るるお話を聞いて、ノ...全文を見る
○林国務大臣 今委員が御指摘のありました、これは、平成二十三年の十月二十五日に食と農林漁業の再生推進本部決定ということで、そういうことが書かれておるというのは見させていただきました。  我々の今の考え方としては、まだ交渉への参加を表明した段階で、今から参加国の同意を得る。アメリ...全文を見る
○林国務大臣 攻めの農林水産業推進本部は、今委員からお話がありましたように、一月の末につくらせていただきまして、制度見直し検討委員会、戦略的対応推進委員会、二つの委員会を設けて、それぞれ検討を具体的にやっていこうということでございます。  構成は、まず、本部長は私でございます。...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、まず、農林水産省の中に本部をつくろうということで立ち上げさせていただきました。それは、縦割りということはよく言われるんですが、省庁間の縦割りということもよく言われますけれども、局の間の縦割りというのも、それほど私、感じているわけで...全文を見る
○林国務大臣 これは出口のイメージというものをはっきり決めているわけではございませんが、政府全体として六月を目途に成長戦略、アベノミクスと言われております経済政策の三本目の矢ということになりますが、これをまとめていこう、それから例年のスケジュールでいいますと、八月ぐらいに予算の概...全文を見る
○林国務大臣 基本的には委員おっしゃるとおりでありまして、先ほど福山先生の御質問のときにも私申し上げたんですが、例えば「いろどり」というのを徳島でやっていらっしゃって、これは割と高齢の方が落ち葉を拾ってきて、きれいな……(発言する者あり)青いものも含めてですか、葉っぱを、たしか私...全文を見る
○林国務大臣 まず、私からでよろしいでしょうか。(百瀬委員「はい、結構です」と呼ぶ)  これは、たしか二十幾つか選んだものを公表させていただいたと思いますが、その宝をよりすぐっていくもとは何百もあるんです。その中で幾つか選んできて出させていただいたんですが、例えば、私がおもしろ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げました六月というのは、政府全体の、従来どおりの用語ですと、骨太の方針というようなことでまとめておったわけでございますが、そこの最終的な出口ということでございます。  したがって、この本部自体は、それに向けて検討を今から、先ほども申し上げたように、宝を...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、人と農地プランのところでも申し上げましたが、特にこの農林水の分野というのは、与野党で何か一〇〇%違うということではなくて、それぞれいろいろな状況の中で施策を積み上げていくということが非常に多いと思っておりまして、今お話のありました、民主党政権時代にいろいろ御...全文を見る
○林国務大臣 多分百瀬先生は新聞をごらんになってあるいはおっしゃっておられるのかもしれませんが、そういうような政府全体の本部を立ち上げるということはまだ承知をしておりません。  ですから、もしそういうものができたとすれば、最初に申し上げましたように、この本部は、まず省内で局横断...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  委員がおっしゃっていただいておりますように、農業は特に地域性がありますので、例えば私の山口県ですと、一ヘクタールとか二ヘクタールまでいくと結構大きいね、こういうところで、実は、美祢市というところがあるんですが、大田という地名があるぐらい、大き...全文を見る
○林国務大臣 ここは非常に深遠な問題でございまして、自民党の農林の部会でも時々議論になるところでございます。  産業政策と社会政策、どこから先が社会政策でどこから先が産業政策かということは、それほどはっきりとしているところがない部分もございますけれども、やはり、強い農業をつくっ...全文を見る
○林国務大臣 独立行政法人農林水産消費安全技術センター理事長は、今委員から新聞記事を引いていただきましたが、元名古屋大学大学院生命農学研究科教授の木村真人先生、それから、家畜改良センターについては、前東北大学大学院農学研究科教授の佐藤英明先生をそれぞれ四月一日付で任命をしておりま...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  独立行政法人というものはそもそも何なのか、こういうところがやはり基本にあって、それで、二十一年ですから民主党政権になってすぐのころだと思いますが、こういうことの閣議決定があった、こういうふうに考えておるところでございます。  独立行政法...全文を見る
○林国務大臣 今委員からもお話がありましたように、食品の輸入については、やはり科学的な根拠に基づきまして食品安全に関する措置を実施する権利というのは、WTOの衛生植物検疫措置に関する協定で各国、当然我が国もそうですが、認められておるところでございます。  今御指摘があったように...全文を見る
○林国務大臣 これはもう何度も申し上げてきたことでございますし、また、日曜日の討論番組でも申し上げたところでございまして、きょう、どなたかの御質問でも申し上げましたが、党の決議を踏まえてしっかりとやると。  簡単に言ってしまいますと、党の決議、五品目、こういうふうになるんですが...全文を見る
○林国務大臣 外国政府に対して有する米穀の売渡しに係る債権の免除に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国は、過去、外国政府に対して、政府所有米穀の売り渡しを行ってまいりました。この売り渡しを行った相手国のうち、マダガスカル、...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○林国務大臣 私も実は、一月か二月だったと思いますが、現地にお邪魔したときに、山田委員とお会いになった方と同じ方か、または石巻でもお会いしておりますので、お会いして、そういうお話を聞いております。  実際に、全部検査をするという検査機械も見せていただいたんですが、今お話があった...全文を見る
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○林国務大臣 お答えを申し上げます。  これは、一定の前提を置いて、なるべくその前提に裁量なりが入らないようにしようということで、単純化された試算になっております。  今委員がおっしゃった落花生ですが、これは資料の終わりの方にはついていると思うんですけれども、今おっしゃったさ...全文を見る
○林国務大臣 今引いていただいたのは、多分会見のときに述べたことでございまして、今後、フェーズが進んで、参加国の同意をいただいて入っていく。米国の場合は九十日というのがありますから、九十日間たっていろいろな情報が入ってくる。そのときに、今出している試算と前提が変わって、こういうこ...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○林国務大臣 鈴木先生、きょうは最初の御質問ということで、張り切ってやっていただけたらというふうに思いますし、昨年の二月まで我が省にいらっしゃったということで、多分、我が省の若手職員は、きょうは一生懸命この映像を見ているんじゃないかな、こういうふうに思います。  今、お地元のお...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、食料援助、米を活用してやるものについては、被援助国とかWFPの要請を踏まえて、FAO余剰処理原則というものの整合性に留意しながらやってきているわけですが、まさにおっしゃられたように、短粒種を求める被援助国のニーズが少ない、それから、M...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  先生のお地元では、これは米ではなくて小麦ですが、ゆめちからというのができまして、この間、それでつくったパンをちょっといただいて食べてみましたけれども、ああ、こういうものができるんだな、こういうふうに思いました。まさに新しい視点、非常にいろい...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今委員が少し触れていただきましたが、法律や条約で名実ともに免除をするということをするか、もしくは債務救済無償方式、要するに、一旦債務を弁済してもらって同額の無償資金を供与する、こういうことをどうするか、それから、その場合、財源をどのように手...全文を見る
○林国務大臣 今委員が大変大事な御指摘をしていただいたと思いますのは、これは要するに、今度免除する相手の国に例えば金利分百四十四億円差し上げるとか、そういう話じゃないわけですね。したがって、ずっとこの十年間、金利が入ってくるものだというふうに経理上やってきたことが積み重なっている...全文を見る
○林国務大臣 玉木先生から、今、大変包括的に整理をしていただきました。そのとおりだと思います。  WTOの一条に、基本原則で、最恵国待遇、どの加盟国に対しても同条件で関税などの通商規則を適用、これがあるわけですね。今御説明いただいたように、二十四条五項、八項等で書いてあるのは、...全文を見る
○林国務大臣 今副大臣から答弁させていただきましたが、財政法八条との関係は、一応、国の債権の免除は法律に基づく必要がある、こういうふうにされております。  本法案の成立した暁には債権が免除できるよう準備したものということでありまして、法律の解釈論としては、債権の免除そのものは行...全文を見る
○林国務大臣 委員が謝れということであれば、陳謝をいたしたいと思います。反省とか陳謝とかというのは、それを私がどこまで言ったからどうなるものということではないというふうに思っておりますので。  ただ、今まで一生懸命調整をずっとしてくれて、なかなかいろいろな省庁間の壁も越えられな...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありました、農地集積に際して、出し手、受け手へいろいろな支援をするということで、受け手に対しては規模拡大交付金というものがございます。また、出し手に対しては農地集積協力金、こういうものがございます。  今お話がありましたように、貸借による農地集積と...全文を見る
○林国務大臣 実は、今おっしゃっていただいた八百万円の特別控除、これは、たしか予算委員会でもどなたかが御質疑をされて、議論になりました。  実は、八百万円は今の段階なんですが、これは自民党の中の話で恐縮なんですけれども、一応、税制の要望としては、たしか千二百万円だったと思います...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○林国務大臣 平成二十五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明いたします。  私は、昨年末に農林水産大臣を拝命し、農林水産政策に携わることとなりました。農は国のもとという言葉があるように、農林水産業は...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  まさに今、武部先生からお話がありましたように、基盤整備をきちっとする、要するにサプライサイドを強くするということは、具体的な例を挙げていただきましたけれども、農業競争力強化を図る上で大変大事なことだ、こういうふうに思っております。  農地...全文を見る
○林国務大臣 ずっと今やりとりを聞かせていただきまして、鈴木先生、随分この分野にお詳しいんだなということで、改めて感銘を受けておったところでございます。  実は、私の地元も、山口県でございまして、非常にこの話は出るんですね。自衛隊もいるから使えないのかとかいうような話まで出るぐ...全文を見る
○林国務大臣 今、國場先生がおっしゃったように、官房長官からも会見でそういうお話もあったところでございまして、実は私も、この委員会の前の閣議後の会見において、同様の趣旨を明らかにしたところでございます。
○林国務大臣 官房長官は、取り決めの発効に伴う影響については、今後、関係漁業者の意見も十分に聞いて、しっかり把握した上で、具体的な影響に対しては必要な対策をしっかりと講じてまいりたい、こういうふうに発言をされたというふうに聞いております。  私も同様の趣旨をけさ発言しておきまし...全文を見る
○林国務大臣 お答えする前に、今のサンゴの方、やりとりを聞いておりまして、きょうは國場先生はデビュー戦でありますが、すばらしい御質問だなというふうに聞かせていただいておりました。  基本的な認識として、日中漁業共同委員会の協議プロセスというのがあると外務省が言っておりましたが、...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありました諫早湾干拓事業の排水門につきましては、委員から御指摘がありましたように、福岡の高裁判決、これが確定をしておりますので、国は本年の十二月までに開門すべき義務をこの判決によって負っているところでございますが、開門に当たっては、ノリ養殖を初めとして、漁業...全文を見る
○林国務大臣 今、主に外務省と先生にやりとりしていただきましたが、今お話のあったように、秩序を維持するということでずっとやってきたところでございまして、今回、いろいろな御意見もあるのも承知をしておりますけれども、こういう取り決めが設けられて、そして日台漁業委員会を設けることになっ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○林国務大臣 今、江藤副大臣からもお答えさせていただいたとおりでございますが、党の決議は、脱退も辞さないものとする、今、東国原委員からお話がありましたように、そういうふうになって、これを踏まえて、力の限りやる。今申し上げられることはここまででございます。  それは、いろいろな理...全文を見る
○林国務大臣 今、牧島委員から御紹介いただきましたように、いろいろな女性の視点を活用するというものが方々で行われている。大変大事なことではないかというふうに思っております。  敵もさるものという言葉がありますが、先ほど猿のお話がありました。私が地元の猟友会の皆様にお聞きしたとこ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、東国原委員の御質問にもお答えして申し上げたんですが、オーストラリアとEPAに入るときに、実は、同じように、当時の与党の自民党でも決議をいたしましたが、それと同じような内容だったと思いますけれども国会でも御決議いただいて、そしてそれを肩にしょってといいますか、...全文を見る
○林国務大臣 今、後藤先生からお話のありました、この新しく創設いたしました「農」のある暮らしづくり交付金、五・五億円、こういうことでございますが、今お話もいただきましたように、ソフト、ハード両面で、地域住民の方でも結構ですし、NPOの方でも結構ですし、それから農業者等の方でももち...全文を見る
○林国務大臣 今先生おっしゃいましたように、風評被害対策、これのためには、まずはやはり正確でわかりやすい情報提供を行うということが重要である、こういうふうに考えております。  農林水産省といたしましても、原発事故以降のこれまでの放射性物質の検査結果の蓄積がございますので、現在、...全文を見る
○林国務大臣 改めて、委員から大変いいポイントを聞いていただいたなと思っておりまして、今の八女市のお茶畑にしても、しゃくし定規にもとに戻すだけですよということではなくて、さらにいいようにしていく、そして周りもそれに合わせてやる、よってもってピンチをチャンスに変えていく、こういうこ...全文を見る
○林国務大臣 今委員がお話しになったように、日本はなかなか人口がふえない、減っていくという推計もあります。それからまた、世界の食市場の規模というのが、これはATカーニーの資料をもとにつくったものですが、二〇二〇年にはおよそ倍になると。三百四十兆円から六百八十兆円。中国、インドを含...全文を見る
○林国務大臣 今、井林先生からお話がありましたように、この分科会が始まってからこれは一番人気のテーマなんですね。ということは、やはりお地元、お地元で、この話はかなり出てきているということだろう、こういうふうに思っております。  先週末の鈴木委員のときでしたけれども、そのときも私...全文を見る
○林国務大臣 渡辺先生のお地元のお話を今お聞かせいただきました。  私の地元も宇部市、美祢市というところ、炭鉱があったところでございまして、そこが盛んなころには、実は、村から市に、町を飛び越えて一気になったということもあったわけでございますが、御案内のように、石炭から、当時は石...全文を見る
○林国務大臣 先日、五日になりますが、閣議決定をいたしまして、TPPに関する主要閣僚会議の下にTPP政府対策本部を設置したところでございます。ここに国内総合調整を担当する国内調整総括官、それから交渉を担当する首席交渉官を設置することなどによって、複数の分野にわたって交渉に関係する...全文を見る
○林国務大臣 高木先生、いつもお世話になっておりますが、委員会では初めて御質問いただけるということで、ありがとうございます。  動物は、我々農林水産省ということでありますと、まずは、家畜として、人が生きるための糧となる乳ですとか肉ですとか卵等を提供する、これがあるわけですが、さ...全文を見る
○林国務大臣 今の三十万円の予算というのは、動物看護師統一認定機構、ここがやっていらっしゃるものを補助する、こういうことでありまして、もうちょっとあってもいいんじゃないかなと今御指摘いただいたところで、なるほど、三十万円ではなかなかできることも限定されるかなという感じもいたします...全文を見る
○林国務大臣 この分野、委員からは、きょう、非常に詳しくやりとりしていただきまして、私も認識をさらに深めたところでございまして、大変大事な分野がなかなか政策の手当てが十分になっていないというような傾向があってはならないなと思ったところでございます。  今お話がありましたように、...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁したことが今の検討状況ということですが、今の段階では、まさに我々、今先生がおっしゃったように、政権交代をする前、ゲタとかナラシとか、そういうのをやっておりまして、当時の加入件数が大体七万件とか八万件だったわけでございますが、民主党政権になって、戸別所得...全文を見る
○林国務大臣 実は、私も報道でそれを見て、いろいろなものがありまして、五割増しにするというものもたしかあったと思いますし、それから倍増というのもありまして、多分、私が政調会長代理をしておったときもそうですが、ずっと検討していくわけですね。そうすると、その中でいろいろな意見が出ます...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、私なんぞ山口なものですから、余り雪がしんしんと積もっているところというのは地元ではなかなか想像しにくいところがあるんですが、先生のようなお地元のところでは、温室を導入したりして農産物を周年栽培するということは、攻めの農業の実践という面でも農...全文を見る
○林国務大臣 燃油価格高騰緊急対策というので、ヒートポンプや木質バイオマス利用の加温設備などの省エネ設備のリース導入、こういうものは、二十四年度の補正で、四百二十五億円の中の内数ということでございます。あと、強い農業づくり交付金で、地熱水ですとかをハウスに使う、こういうものもござ...全文を見る
○林国務大臣 今の青年の新規就農者、三十九歳以下ということですが、最近、大体一万三千人から五千人程度で推移をしておりまして、入ってくる人がそれぐらい入ってきて、定着するのが大体一万人程度、こういう状況でございます。  今委員からも御指摘があったように、平均年齢が大変上がってきた...全文を見る
○林国務大臣 実は、この間、開校式に行ってまいったんですが、農業大学校というのが今般できまして、二十人ちょっとだったと思いますが、いろいろなキャリアを持った人がそこへ入学をしておられたわけでございます。こういうことを授業としてやっていくということ。  そしてまた、認定農業者がみ...全文を見る
○林国務大臣 聞いていて、なかなかおもしろいアイデアだなと思いました。やはりそういうお気持ちがいろいろな方にあって、そこの横のつながりをどうしていくか。今まで、ある程度いったものでも、例えば経営体を新しくつくっていただいて、そのスイーツをもう少しさらに発展させるために今度は別会社...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな報道があるようでございますが、よく事実関係をフォローしていただくと、今回の日米合意というのは往復書簡ということになっておりますが、これは前回、総理がワシントンに行かれて共同声明というものを出されたときに、いろいろなことがあれに書いてあって、一定の農産物がセ...全文を見る
○林国務大臣 TPPいかんにかかわらずという言葉は、午前中も実は質疑の中でいただいたことがあるんです。  私もそのとおりだなと思いますのは、今まさに村岡委員がおっしゃったように、これはTPPがあろうがなかろうが、もう日本の農業は岐路に立っている、こういうことでありますから、先ほ...全文を見る
○林国務大臣 今、加藤先生から御指摘がありましたように、世界人口がふえていく、また地球温暖化の影響、また砂漠化のお話もありました。それから、世界的に穀物の収穫面積が横ばいで推移する中で、単収の伸びが鈍化しているということを考えますと、世界の食料需給が中長期的に逼迫基調にある、こう...全文を見る
○林国務大臣 まさに加藤先生おっしゃっていただきましたように、党でTPPに関する決議というのをいただいて、委員も多分一緒になってつくっていただいたんだと思いますが、あれは何も、農業を守る、保護するということを主目的としているというよりも、まさに今ここでお話をさせていただいたように...全文を見る
○林国務大臣 今、ずっとやりとりを聞いておりまして、よくよく委員は議員になられる前からこれを進めておられて、さすがだなと思いましたのは、やはり先輩から言われると、交付税の仕組みはかたくて変えられないものだという認識を我々はいつも持っているんですが、そうでもなさそうだという答弁も総...全文を見る
○林国務大臣 これも石田先生のプランだと。石田先生は私も長いつき合いなんですが、いろいろいいアイデアがあるなと思って聞かせていただいておりました。  先ほど、青年の就農の話をほかの委員の方とやっておりました。一応、原則として四十五歳未満ということなんですが、一方で、五十歳前後の...全文を見る
○林国務大臣 熟年というよりは中年かもしれませんけれども、こういう方々の経営ノウハウも活用することも視野に入れて、新規就農対策が必要だと思っております。
○林国務大臣 大変本質的な、大事な御質問をいただいたというふうに思っております。  TPP交渉は、参加の表明を行いましたので、今後、しっかりと交渉に全力を挙げるということでありますが、まさに委員が御指摘いただきましたように、農業従事者が減少したり、高齢化が進展するというような状...全文を見る
○林国務大臣 今、委員から、振り返ってみて、いろいろなお話をいただいたわけでございます。  やはり農業、農村の現場の事情を振り返ってみたときに、この数十年の単位で見ますと、生産者の所得が減少する、それから農業従事者の数も減っておりますが平均年齢も上がっている、また耕作放棄地も増...全文を見る
○林国務大臣 今、池田先生から、本当に現場の実感に即したお話をいただいたところでございます。  このままいけば、今、六十五歳以上が六割、五十歳未満が一割でございますから、人が足りなくなるということはもう目に見えているわけでございまして、先ほどの議論でもお答えしたように、いろいろ...全文を見る
04月18日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。  以上でございます。
○国務大臣(林芳正君) 外国政府に対して有する米穀の売渡しに係る債権の免除に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国は、過去、外国政府に対して、政府所有米穀の売渡しを行ってまいりました。この売渡しを行った相手国のうち、マダガス...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、政府一体として最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
04月19日第183回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(林芳正君) 加賀谷議員の御質問にお答えをいたします。  補助金の返還についてのお尋ねでありますが、土地改良事業によりまして国の補助を受けて整備した農地については、事業完了後八年を経過しない間に農地転用を行う場合には原則として補助金返還を行うものとしておりますが、八年...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  一川先生は我が省御出身でもいらっしゃいますので釈迦に説法だと思いますけれども、今お話がありましたように、国立社会保障・人口問題研究所の資料で今お示しいただいたような人口の動態が推移していくということ、出ております。  御案内のよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  戸別所得補償制度につきましては、平成二十五年度、今年度ですが、名称を経営所得安定対策に変更させていただいた上で、基本的には二十四年度と同様の仕組みで実施をしようということで、今本格的な見直しを二十六年度に向けてやっていこうということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  衆議院の予算委員会でも、また衆参の農林水産委員会でも同様の御議論、御指摘いただいているところでございます。  今、高橋委員おっしゃった六兆というのは事業費ベースでございまして、六兆百億円、国費二兆六千七百億円ということで実施をして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 厚労大臣からも答弁があると思いますが、この仕組みが、肥育ホルモン剤を製造、販売するためには薬事法に基づき品目ごとに農林水産大臣の承認を受ける必要があるということでございます。  実は過去に、一九五九年と六三年に去勢牛の肥育促進等を効能、効果とする天然型の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今後十年で実は、世界の食市場、これ倍増が見込まれております。したがって、これを日本の成長に取り込んでいくという目標がございまして、そういう意味で、今、山東先生からお話がありましたように、日本の農林水産物、食品が評価をされる環境を整備しなければなりません。二...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  今委員からお話があったように、TPP交渉いかんにかかわらず、農業従事者が減少する、高齢化するということになっていく中で、国内の農業の活性化を図っていく、これはもう待ったなしの極めて重要な課題だと思っております。やはり農や食を取り巻...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 牧野先生おっしゃいましたように、価格というのは非常に大事なことでございます。需給事情や品質評価を適切に反映して市場で価格が形成される、これが基本なんでございますが、しかし一方で、やはり国民に対して食料を安定的に供給すると、この観点もございますので、品目ごと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話しされましたお茶でございますが、これはもう日本人の生活と文化にとって不可欠なものでありまして、特に中山間地域ではこの地域の農業産業を支えておるというふうに考えております。  このお茶の価格なんですが、煎茶や玉露といったようなお茶の種類、また...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  今回の取決めは、漁業実態が大変複雑でかつ日台双方が強い関心を有する海域を適用水域に設定する、そこに今パネルで掲げていただいておりますが、ということと、それから、日台漁業委員会を設置しまして、今後、海洋生物資源の合理的な利用や漁業秩序...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いただいた資料と御通告いただいている質問からすると、地籍の関係のデータではないかというふうに推測はされます。
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思っておりまして、全国の民有林の中で二十三年度末までに地籍調査が終了した山林の割合はまだ四三%でございますので、今掲げていただいたものもざっと見るとそんな感じかなということですが、この森林境界が明確でないものですから、森...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  この米債権の免除に当たっては、法律や条約で名実共に免除という措置をするのか、若しくは債務救済無償方式といいまして、相手国から一回返してもらって、その後に同額の無償資金を供与すると、こういう方式で実質免除するか、こういう方式をどうす...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、一川先生から、TPP、段階が進んできたというお話がございました。  全体のTPPについてのメリットということは、総理や甘利担当大臣からもいろんな、予算委員会を中心としてお話があるところでありますが、農業、農林水産業についてということで申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、一川先生がおっしゃっていただきましたように、大変ないろんな御意見、懸念があるということを私も聞いておるところでございます。  したがって、今お触れになっていただきましたように、この参議院の農水委員会でも、また衆議院の農林水産委員会でも同様の決議をいた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この攻めの農林水産業、私が昨年末に就任をしたときに総理からも指示をいただいて、その指示もありまして、一月の半ば過ぎだったと思いますが、省内にこの本部も立ち上げて今やっておるところでございまして、やはり生産現場の声を積極的に聞いて地域の潜在力を引き出していく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が省におきまして、平成二十二年以降、毎年、外国資本による森林買収の状況の調査を行っておりまして、平成二十四年中に居住地が海外にある外国法人又は外国人と思われる者により森林が取得された件数と面積は八件、十六ヘクタールでございまして、前年が十四件、百五十七ヘ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間の、ちょっと引いていただいた江藤副大臣の衆議院の答弁、これ一言で言うとそういうことなんですが、ナラシですから、今おっしゃっていただいたように、農業者と国が一対三で負担をしておいて、そしてそういうことがあった場合は補填すると、こういうことですので、積ん...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は、その剰余金を一般則として一般会計に返すというのは、私が党におったときに特別会計の見直しで作らせていただいたんで、基本的には委員がおっしゃることはよく分かるんです。  今、ここでナラシのためにここに必要だと。その剰余金が毎年返ってきますから、最初にこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それでは、まず意義を私からちょっとお答えさせていただきたいと思います。  先ほど来御質問ありますように、この平成十一年のケルン・サミット、これで重債務貧困国に対するODA債権の完全免除が合意されたということで、包括的な債務救済措置を行うという国際的な約束...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど、これは一川先生のときだったと思いますが、全体のメリットについては総理やそれから甘利担当大臣から予算委員会等でお話があるところでございますが、私、農林水産大臣でございまして、この分野で申し上げますと、やはり今委員もおっしゃっていただきましたように、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは衆議院の農水委員会だったか予算委員会だったか、ちょっと記憶が今曖昧ですが、議論がございました。今回もなるべくばらばらではなくて統一したものを出さないと、私も野党のとき大分やったことがあるんですが、経産省はこう言っていて農水省はこう言っていて、どこを信...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃっている部分は、多分農林水産物の分野ではないところだと思いますが、いずれにしても、私がそういうふうにここで、平山先生だったですかね、やり取りの中で申し上げたのは、前提が変わってということを申し上げました。  今、副大臣からお話がありました...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこは、我々日米の共同合意というか、書簡ですね、やり取りでどういうことをやったかということは書いておりまして、そこには改めて、我が国からいえば農産物のセンシティビティーが確認されたということ、再確認をあそこでしておりますが、それ以外には特にこういうことが合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども一川先生との間でこの決議の話も申し上げたとおりでございまして、今御紹介あったような決議が、十八日に参議院農林水産委員会、十九日には衆議院農林水産委員会で採択をされておられます。  したがって、この決議の趣旨を尊重して、関係府省とも連携を図りながら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私、参議院でODA特委の委員長というのも、ちょっと短かったんですがさせていただきまして、そのときにもこういうことを聞きました。魚を与えるよりも魚を釣るやり方を教えてあげるんだというようなことであります。  したがって、そういう基本的な考え方というのは大事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も、このネリカ米というのを最初に聞いたときには、ああ、そういう品種があるのかなと思ったら、ニュー・ライス・フォー・アフリカというのの略だそうだということで、その名のとおり新しいものを展開してアフリカにおける飢餓や貧困に対処するということは非常に大事なこと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘の文書は、多分USTRの方でアメリカの国内向けにプレゼンテーションやられたものだというふうに理解をしますが、あくまでこれは日米で合意したものというのは、先ほどちょっと申し上げたように共同書簡という形でございまして、それ以上でもそれ以下でもないという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 様々な非関税障壁についてということが二月の共同声明にも書いてございました。それに従ってやっていたということが一つと、それから、そこに、向こうから言ってきておりませんが、こちらから農産物品についてはセンシティビティーがあるんだということを今回も入れさせていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっとその本を後でまた拝見させていただく機会があればと思いますが。  この食料自給率でございます。やはり食料の安定供給を将来にわたって確保していくということは国家の最も基本的な責務であると考えておりまして、そういった意味で、自給率の向上とか不測時の食料...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 幾つかいただきましたのでまとめて手短にお答えしたいと思いますが、まず、先ほどちょっと最後おっしゃった、中国から安いものが入ってくるというところは、安くて安全でいいものであればあり得るかもしれませんが、別途SPSというのはWTO上ございますので、安全でないも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど来、ネリカ米の話、CARDの話、御答弁を申し上げてきたところでございます。  やはり、先ほどの話の中で申し上げたように、まだ栄養不足人口が二億人と、日本の人口の約二倍なんですね。こういう貧困や飢餓という克服すべき課題、これに対してやはり我が国の農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がお話しいただきましたように、延べ払い法に基づいてやったものは当時の在庫の状況ということが当然あったわけでございまして、輸出を円滑に進めようという目的があったものであります。優遇されたベースということで、輸出相手国に経済援助の、実質的な経済援助の役割...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 燃油価格の高騰がこの漁業経営に与える影響、これは大変大きいものがございます。特にこの間ニュースになりましたイカ釣りの場合は、ただ船を動かしていくということに加えて光を使いますから、まあ大体で三割以上は燃油、コストの三割以上は燃油だと、こういうふうにも言われ...全文を見る
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) まさに寺田先生おっしゃったように、もうこれTPPいかんにかかわらず従業者は減っています。それから生産額も減っておりまして、一方、耕作放棄地も増えていると、こういうことでございますから、やはり今おっしゃったように流動化をして担い手を増やして、そして集積をして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がお示しいただきましたこの全漁連の決議、我々もいただいたところでございまして、しっかりと、この燃油価格の高騰、これが漁業経営に与える影響を緩和をしていかなければいけないなと、こういうふうに思っておりまして、二十二年度から漁業経営セーフティーネット構築...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、全漁連の京浜地区の末端価格ということで水産庁が調べておりますが、A重油につきましては、二〇〇九年の四月時点で六万百円、キロリットル当たり。それから、二〇一三年四月時点でこれが九万六千六百円、これもキロリットル当たりになっているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 現在これが、平成二十五年の一月から三月期が直近でございますが、この本事業に加入していただいている皆様、すなわち積立てをいただいている皆様に対して一キロリットル当たり一万四千二百四十円の補填金、これが支払われているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 委員が御指摘のように、この漁業経営における燃油のコストに占める割合ですね、これは非常に高いわけでございます。  今ちょっと御指摘いただいたイカ釣りの場合は更に、集魚といいますか、光を使うものですから、大体三割ぐらい燃油費が占めているということで、今、この...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは今から与党ともいろいろ連携して検討したいと思いますが、今おっしゃったように、今の仕組みの中ということになりますと、先ほど私も申し上げたんですが、今入っている方との平等性というか、そういう今まで入っていた方が不公平と思わないようにするということがござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は私も地元が下関でございますので、水産業の方たくさんおられます。今まさに委員がおっしゃっていただいたように、若い方が後を継いでいただくというのは本当に有り難いことなんですね。したがって、こういう若い方が将来に展望を持てるように、しっかりと早急に検討を行っ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本食、大変世界で人気がございまして、最近のジェトロの調査ですと、主要各国の中で一位を占める国が増えてきたということでございます。御三家というのがありまして、すしとてんぷらと、それから焼き鳥ということでございます。  したがって、おすしは言うまでもなく魚...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  櫻井委員が林委員とおっしゃったのは多分私のことだと思いますが、今は閣僚をやっておりますが、今お話のあったように、異常高騰というのは、円安もその原因の一つもあるかもしれませんが、もう一つは原油の価格自体が相場でございますので上がってい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはもう既に今制度がございまして、その制度に基づいてやっていくということになりますが、これも実は為替相場そのものも影響するわけですが、トウモロコシのような飼料はアメリカからたくさん輸入をしておりまして、例えばアメリカで大干ばつがあると不作になると。したが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、施設園芸、それからイカ釣りのお話の、特に水産の中でも燃料をたくさん使う漁業の分野、それから飼料のお話がございました。  特に、先ほど櫻井先生のときだったと思いますが、水産の場合は異常な高騰の場合の対策というのを今やっている対策の上にやっぱりつくってい...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(林芳正君) 自民党の方で参議院選挙に向けまして今公約を作っておられるということは承知しておりまして、その中で倍増というような報道もあったわけでございますが、まだ最終的にこれが固まったということでは承知をしておりませんので、どういうものがどういうふうにどういう範囲で倍増...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたように、まだ今から詳細な検討されるというふうに思いますが、先ほど申し上げましたように、所得の定義をどうするかと、所得をもし倍増するのならどういうところの所得というふうなことを言っていくのかと、こういうことも御議論になっておられるというふうに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この資料は先ほど配付されましたので私も見させていただきましたが、まさに、元々アベノミクスはカワカミノミクスだとさっきおっしゃっておられましたが、この例えばローマ数字のⅡのところの農地中間保有管理の措置というのは大変大事な御提言だと思いますし、我々も実はこれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、農林水産委員会で、たしか四月二十五日だったと思いますが、私が申し上げたところを引かれてお話をいただきました。  そのとき私が申し上げましたのは、前提が変わってということで申し上げましたと、したがって、それがどのように変わるのかということがしっかり精査...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十五年度における農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆二千九百七十六億円となっております。その内訳は、公共事業費が六千五百六億円、非公共事業費が一兆六千四百六十九億円となっておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、岩本委員からは、こちら側におられたときの話も含めて大変貴重なお話をいただいたと、こういうふうに思っております。  私も何回も漁業の関係者の方も含めて来られたときにいろんなお話をお聞きをする機会がございました。  沖縄からの御要望の中で、相手との話の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに地元の福岡県や私のところの日本海側、山口県ですが、韓国、それからいっとき中国との間もいろいろございました。向こうからのごみも流れてくるようなことも含めていろいろなことがありましたので、本当に委員のおっしゃるお話、私も地元でいつも漁業者の方と膝を交えて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、参議院のこの委員会で四月十八日、また農林水産委員会、衆議院の方でも翌日十九日に同様の決議がなされておりまして、そこで「農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実はロシア側からは、かねてより日本からの農業協力と、これに対する期待が大変高くあったわけでございまして、総理が訪ロをされまして、首脳会談においてもプーチン大統領の方からの発言もございまして、両首脳の間で、農業、食品の分野で日ロ協力の推進について一致したとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変意義があることでございますので、しっかりと後押しをしてまいりたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 今、トドによる漁業の被害ということでございますが、食害ですね、これは食べる、それから漁具の損壊、これをやはり防止をするということが基本であろうというふうに考えておりまして、駆除に加えて、追い払ったり、改良漁具の開発をしたりということを実施してきております。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、環境副大臣から前向きなお話があったところでございますので、我々もしっかりと相談をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) まず、日本の方の二百海里水域のロシア系サケ・マスの漁獲量、これは今委員からお話がありましたように、三月十五日に、これまで設定されていた漁獲量の上限を設定しないということで合意をしたところでございまして、この上限撤廃によりまして操業を希望する全船の操業機会が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、横山先生からお話がありましたように、国民の生命、財産の保全、それから地球環境の保全、漁村文化の継承と、こういう多面的機能をはっきりと文章で確認をしたと。こういうことがあるなというのは、我々、浜の人と話していると分かるんですが、これをきちっとしたというこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 余り、うちの中のことでございますが。  この間申し上げたときも、たしかその前に、和歌山の方で飛び地の村がありまして、そこで「じゃばらじゃばら」という、かんきつが取れるんですね。これが効くんだと言われてそれをいただきまして、私も朝飲んでいるというような話を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この少花粉杉でございますが、苗木の生産、これが、生産が始まった平成十一年度約三万本から、平成二十三年度には百四十二万本とかなり増えてきております。それから、この供給量ということだと思いますが、例えば首都圏で強い影響を与えている杉林、これ五・五万ヘクタールと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、したがって、現在の状況が継続されたと、こういうふうに仮定をいたしますと、全てこの杉が少花粉杉に転換するには百年以上を要すると、こういう計算になるわけでございまして、関係都府県の協力を得ながら、少花粉杉や広葉樹といったものなど花粉の少ない森林への転換...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私が野党時代にやったやつはこういうことも全部含めた予算のたしか全体像であったと、こういうふうに記憶しておりますので、このミニチュア採種園の予算ではなかったかとは思いますが、今委員がおっしゃるように、これ大変苗木の生産を促進するために早期に採種できる、これ非...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山田先生からこの質問があったので、私も改めて聞いてみたんですが、非常にすばらしい技術だなと、こう思いました。既に、実験レベルでの試験なんですが、成熟した雄の花ですね、これに処理液を一回だけスプレーすることで八〇%以上、雄花、雄の花が枯れてしまうと、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるように、私がちょうど初当選したぐらいから自民党の中にハクション議連というのができて、実はその花粉症対策について議員連盟をつくって取り組んでいこうと、もうそんな前からあった話でございます。  今まさに委員がおっしゃっていただいたように、我が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御案内のように、平成二十五年度のこの御審議いただいている予算は、名称を経営所得安定対策というものに変更した上で、平成二十四年と基本的に同様の仕組みで実施していくということといたしておりますので、その所要の予算を計上しておるところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 細かいところ、後で必要があれば事務方から資料を届けさせますが、基本的には同じだと考えていただいて結構でございます。
○国務大臣(林芳正君) これは我々が野党のときに随分与野党協議ということでやらしていただいて、多分、郡司委員もそのメンバーにおられたんではないかなと、こういうふうに思いますが、そこでいろんなやり取りをさしていただきながら今日ここに至っているということが一つでございます。それからも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、選挙の公約で、それまで出した議員立法等々も踏まえて、これはJ—ファイルという総合政策集の方でございますが、まず、農林水産業の多面的機能を評価した日本型直接支払の創設ということ、それからもう一つは担い手総合支援新法の制定と、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) こちらの方は、公約は、多面的機能新法というようなものを作って、国土保全や集落機能の維持など農林水産業や農山漁村のコミュニティーが果たしている多面的機能を正当に評価し、水田のみならず、畑地も含め、農地を農地として維持することに対価を支払うと、こういう言い方を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) その辺になってきますと、もう言葉の使い方ということもございますので、そういうふうに見ればそういうふうに見えないことはないのかなというふうに思いますし、違いを強調すれば変えるんだということになりますし、共通部分を強調すればこれは発展型だと、こういうことになろ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっとお褒めにあずかって何か恐縮でございますが。  今からいろいろと検討していきますので、現場を大切にしていくということを改めて強調させていただきたいと、こういうふうに思いますし、与野党で、当時、我々野党のときに三党でやったときも、それほど全部ひっくり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど、先ほどというか三月だったと思いますが統一試算を出させていただきまして、これは全て関税を撤廃して何の対策も打たないということですが、国全体で三兆円ということでございます。  それで、地域別の話は、昨日かおとつい、先生が予算委員会でやっておられるのを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変に大事な御指摘ではないかというふうに思います。  多面的機能のお話を先ほど申し上げましたけれども、総理も実は同じ山口の出身で、特に山口四区というのは日本海側にずっと延びていくところでございまして、山口型放牧というものの発祥の地と言われております棚田地...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、稲津政務官からお答えさせていただきましたけれども、これは、先ほど委員から御指摘があったように、本来、本来賠償されるべきものなわけでございまして、その掛かり増し経費はですね。したがって、ただ、今おっしゃられたように東電もいろいろ手続が面倒くさいとか遅れる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 原木林の再生ということで、昨年度から福島県と連携をいたしまして、伐採後、まず切るわけですね、そうすると生えてくると。で、この生えてくる、新しく生えてくる樹木への放射性物質の移行状況のモニタリング、こういうものを実施をして知見の集積を図るということで、どうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) シイタケの方も、今お話があったように、原木林が再生するまでの間生産を継続すると、山の方のことで、供給の掘り起こしをするですとか、マッチングの推進をする、それから原木や洗浄機械の購入費用の支援ということで、このシイタケの原木の安全なものを確保するということの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間、予算委員会だったと思いますが、山下先生とやり取りをさせていただきました。浜の方が大変に御苦労されておられるという思いを山下先生とも共有できたんではないかと、こういうふうに思っておりますが。  今お話がありましたように、今の制度で、積み立ててそして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  私も元々は下関の地元でございまして、浜という言葉をよく使うんですが、やっぱり浜の皆さんの勢いというか気持ちと、これが非常に大事でございますので、しっかりと浜の皆さんの元気が出るような対応を検討してまいりたいと、こういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、舟山先生から大変本質的な御議論があったというふうに思っております。  民主党時代の戸別所得補償制度は、名前が所得補償制度というふうになっておりますが、まさに今委員が御指摘になったように、生産とリンクして支持価格的にやっていくということがあったというこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員もよく御案内のように、今までも、市町村の段階、それから県の段階にこういうものがあって、県のものは公社というふうに名前が付いているものが多かったと、こういうふうに思いますが。  基本的には売買というものを前提にやっていたということもあって、なかなか農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、舟山先生おっしゃいましたように、この二十一年の農地法改正のときに、農地の所有者にまずは適正、効率的な利用の責務ということを法律で義務付けておりますので、原則はそういうことでございます。  その原則に立った上で、ただ、なかなか、先ほども申し上げたように...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一般の株式会社による農地の所有権の取得ということは、例えば、入ってこられてやり始めたんだけれども、一年たってやっぱり大変だったからということで耕作放棄地になってしまった場合に、なかなか所有権が移転してしまっておりますのでこういった措置がとれないということで...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  山田委員、さすがに現場のことをよく御存じで、よく今全国飛び回っていらっしゃる中で現場の本当のポイントをついた御苦労を指摘いただきました。  生産継続に向けて、やっぱり作ったキノコが食品の基準値を超えないようにするために、栽培管理...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答え申し上げます。  今お話がありましたこの原木シイタケへの被害に対処するための生産者の皆様を会員とした協議会というのがございまして、東日本原木しいたけ協議会、こういうところでございますが、ここが安全なシイタケ原木の育成、それから里山の環境の整備等を行...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはいろんな理由で、この畜産それから酪農、影響を受けております。今委員から御指摘があった、このことももちろんありますし、それから円安等における影響もあって、配合飼料の価格ということもございます。  したがって、そういうことを総合的に見ながら経営体の安定...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず私の方から、御案内だと思いますが、もう既にいろんな対応をしておるというところをお答えさせていただきたいと思いますが、まさに今委員からお話があったように、トウモロコシ、麦、それから燃油と、こういったものをやはり輸入に依存しているというところから、農林水産...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員おっしゃっていただいたこのFIT、固定価格買取り制度の設備認定を受けまして既に運転を開始しております木質バイオマス発電施設、これは三月末現在で三十五件まで来ております。現時点で具体的に計画中のものが全国に三十か所、構想段階のものを含めると更に五十...全文を見る
05月14日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○林国務大臣 津島先生、きょうは初めてでしょうか、御質問に立たれるということで、今後の御活躍を期待したいと思います。おじい様は太宰治先生であられたということで、私も小学校、中学校、高校ぐらいに、随分、お世話になったというんでしょうか、「走れメロス」、「人間失格」等々、人格形成に多...全文を見る
○林国務大臣 今委員から、漁業経営セーフティーネット構築事業の御披露がございました。まさにこれをきちっと運用していく、これが基本でありまして、二十四年度の補正では三十九億、それから、今御審議いただいております二十五年度の当初予算案は三十五億円積み立てておりまして、今、残高が百億円...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今委員がおっしゃられました統一試算でございますが、これは、農林水産物への影響につきましては、余りいろいろな細かい前提を置かずにごくごく単純化して、つくった時点も二月、三月ぐらいだったと思いますから、その時点で余り細かな前提というものを置かず...全文を見る
○林国務大臣 この間の委員会でゆめちからのお話をさせていただきました。四月一日からの発売に先立ってちょっといただいたものですから、私も食べさせていただきまして、大変おいしい、ああ、これは国産を使っているんだなと思って感心したわけでございます。  私も、事あるごとに、こういうゆめ...全文を見る
○林国務大臣 今先生からお話がありましたように、ユネスコの方のエコパーク、私もきょう、この答弁の資料を見させていただいて、世界自然遺産というのと別にこのユネスコエコパーク、それからユネスコがかかわる登録制度としてはもう一つ、世界ジオパーク、この三つがあるわけですが、まさに、今委員...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの質問の中でも少し触れさせていただきましたが、私が、財務省というか大蔵省で政務次官をしておったころは、まだ非常にかたくて、為替については、経済のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましいとしか言っちゃいかぬ、こういう時代だったわけですが、今はそ...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりだと私も思っておりまして、今、先生のお話を聞きながら、子供のころ、御飯を食べる前に手を合わせて、食卓に並ぶまでに、特にお百姓さんが丹精込めてつくってくれたんだから、こういうようなことで手を合わせてから、いただきます、こうやっていたわけでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  私は本当にウナギは大好きでございまして、多分、今委員がおっしゃった一人平均三匹というのは、一月でそれぐらいかなというぐらいのペースで、シーズンがありますから、毎月食っているわけじゃないですが、年に三匹というのじゃとてもおさまらないぐらいで...全文を見る
○林国務大臣 今、科学技術のお話もありましたが、これから需要が伸びていくものというのが、これとこれとこれと最初からわかっていれば、何かそっちの商売でも始めた方がいいのかななんて思ったりもしますけれども。  今、我々が攻めの農林水産業の中でやっている中で、過去を振り返れば、主食の...全文を見る
○林国務大臣 連休にインドネシアへ行ってちょっとスーパーを見たときに、いろいろなことに気がついたんですが、今の関連でいうと、イチゴが、アメリカと韓国から来ていて日本から来ていなかったということです。日本のイチゴも欲しいと担当者は言っておられました。  したがって、今、国別、品目...全文を見る
○林国務大臣 まさに先生おっしゃるとおりでありまして、私のところの山口は、中山間地が多くて、平均の耕作面積も二ヘクタールに届かない。美祢市というところに大田というところがあるんですが、その大田ですら二ヘクタールに届かない、こういうところでございます。  北海道に行けば、平均で二...全文を見る
○林国務大臣 五月の三日から七日にかけまして、最後は機中泊で、七日の早朝、東京に帰ってまいりましたが、ベトナムとインドネシア、二カ国に行ってまいりました。  やはり先ほどから、インド、中国を含めたASEANで四十億、ここが伸びてくるというお話をいたしておりましたが、その中でもこ...全文を見る
○林国務大臣 ジェトロでやっていただいた最近の調査ですと、ついにフランス料理、イタリア料理を抜いて、日本食がトップに躍り出ている国が、調査した国のうちのほとんどで、アメリカだけは三位なんですが。したがって、輸出という意味では、まず日本食がそれだけ人気があって、先ほど言ったように、...全文を見る
○林国務大臣 まさに、自給率を考えますと、ゴールが一〇〇というような考え方に陥りやすいということはあるかもしれません。したがって、あくまでそこは最終的なゴールということではなくて、先ほどウナギの話で、一〇〇までは国内に需要があるんだという話でありましたけれども、まさにそこを超えて...全文を見る
○林国務大臣 ジェトロ全体に比べてどうかという御議論は確かにあると思いますが、一方で、今回、初めてジェトロにも予算をお預けというか、ジェトロを委託先にして全面的にやってもらおうということで、これは、全く経験のない者がすぐ行ってというよりは、やはりジェトロ全体としてやっていただくと...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっとベトナムの出張の御報告をさせていただきましたが、向こうからも非常に強い要望があって、いろいろな農業のやり方、技術について今後協力をしていこうということになったところでございます。  したがって、発展途上国といいますか、経済の発展段階にあるところでは、...全文を見る
○林国務大臣 江藤副大臣からもまだもっと入っていくところがあるというお話もありましたので、どういうものに、先ほど言ったように、限りある時間の中で、どこを集中的にやっていくかという戦略も必要になるかと思います。  まさに委員おっしゃったように、お父上のときはそういう状況があったと...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと、日本食の人気がイタリアとフランスを上回っているにもかかわらず、一桁違うというお話をしましたが、まさにそういう中にそういうものがあるんだろうなと思って今お聞きをしておりました。  先ほど、FBIという話を少ししましたが、メード・イン・ジャパンのものを...全文を見る
○林国務大臣 第二次産業で代表的な自動車や電機というところを見ますと、まさに原材料を輸入して、加工して、出していく、ずっとそれで多額の外貨を獲得してきたわけですが、やはり注意しなければならないのは、石油ですとか必要な燃料、それから化学産業の場合は原料にもなるわけですけれども、それ...全文を見る
○林国務大臣 大変勉強になるお話をいただきましたし、さらに枝豆チョコまでいただけるということで、ありがたい気持ちでいっぱいでございますが。  まさに、おっしゃったように、いろいろな今までの既成概念にとらわれずに、コロンブスの卵という言葉がありますが、やってみたらできたというよう...全文を見る
○林国務大臣 これは復興特区ということで、そもそも、特区の制度自体も、この復興のために特別に区域を定めてやっていこうということでスタートしたところでございますし、今政務官からお答えさせていただきましたように、我が省としても、最初から復興庁といろいろやりながら、かつ、地元で知事さん...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な、需要サイドをどう強くしていくかということの中で、新製品の供給というのがやはり非常に大事だ、こういうふうに思っております。  我々が今注目しておりますのは、少し高い、高いというのは中高層建築物も木造化をしていこうというような観点で、クロス・ラミネーテッド...全文を見る
○林国務大臣 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、国土の保全、水源の涵養等の多面的な機能を有しておりまして、また、二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止の機能の持続的な発揮を...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(林芳正君) 今国土交通大臣からお話がありましたように、一六・四%の方が手続をしていなかったということで、例えば森林について言えば不動産登記、森林組合への届出、こういうことはしていなかったということがこの中に含まれているわけでございます。したがって、森林の方で所有者が不...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、森林法改正は、届出が義務付けられまして、四月の一日、去年施行されまして、去年の九月末まで原則五千件という届出があるわけですが、これの上乗せということで、今お話がありましたように、北海道など十一道県で二十五年四月現在で条例がございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お示しいただいたものは、自民党の選挙公約ということで掲げていただいておりますが、この一項目め、すなわち「「聖域なき関税撤廃」を前提とする限り、交渉参加に反対する。」と、まさにここが交渉参加に対してどう判断するかと。読んでいただければ分かるように、最初から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私のNHKでのものがございましたので、ちょっとその番組の内容を今、ちょっと御通告なかったものですから思い出しておりましたが、たしか評論家の方との対談という中で、お二人おられたんですが、一方の方がもう最初から、もうこれは負けが決まっているかのようなお話があり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地の集積というのが特に土地利用型では大変大事になってくると、こういうふうに思いますし、委員御指摘のように、今までもやってきたわけですが、今回はこれを、農地集積、集約化と同時に、耕作放棄地の解消を更に進めていくために、県段階に農地の中間的受皿として、これま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと申し上げましたが、従来、全国で機構、機構といいますか、公社に対する予算が十億でございましたので、ざっと四十七都道府県で割っても一県当たり平均で五千万という規模の予算でございました。そういう予算の中で、売買するといってもなかなか受け手も見付から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろいろと統計を見ますと、やっぱり売買代金とリース代の関係が非常に、何というんですか、差がかなり大きいものですから、リース代でやっていくことによって一件当たりのものが非常に低廉になるということと、それからもう一つのポイントは、中間管理機構が一旦リースをして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、今からこの機能をどうやって拡充していくかということを詰めていきまして、そして、どれぐらいのニーズがあるかということを検討していく中で決まっていくものということでございますが、先ほど申し上げましたような今の各県当たり一億を切るようなベースの予算では、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるところは大変大事なところでございます。  先生まだ民主党にいらっしゃったころだと思いますが、民主党政権で人・農地プランを始めていただきまして、これ各地で始まっておるところでございますので、その中でやはりよく話し合っていただいて、中心経営体はどの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農協系統というのは農業者の協同組織でございますから、そもそも農業の発展や農業者の地位向上、これがこの使命でございまして、したがって、農林中金も当然ながら金融機能の発揮によって農業の発展に貢献をする必要があると、こういうことでございます。よく言われている...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○林国務大臣 きょうは、武井委員はデビュー戦ということで、今後の御活躍を御期待したいと思います。  今、大変本質的な御質問だったと思いますが、森林・林業基本法というものがございまして、今まさにおっしゃっていただいたように、多面的機能、これは、例えば国土の保全ですとか水源の涵養、...全文を見る
○林国務大臣 本法案、これは間伐等の実施に対する財政的な支援、こういうことですから、この法案によりまして、財政的な支援が引き続き講じられる、こういうことになります。  この支援措置の延長も相まって、大事なことは、今御議論いただいたように、戦後造林された森林資源が本格的に利用可能...全文を見る
○林国務大臣 森林吸収源対策は、御案内のように、京都議定書第一約束期間が平成二十年から二十四年であったわけでございますが、この温室効果ガスの目標の六%のうちの三・八%ということで、非常に大事な位置づけにある、こういうことでございます。  現行の間伐特措法でやっていただく支援措置...全文を見る
○林国務大臣 昨年末もといいますか、昨年末からことしの頭にかけて税の議論をしたときも随分やらせていただいたんですが、与党の御議論を大変やっていただいたこともあって、税制改正大綱にも、地球温暖化対策については、排出抑制対策と森林吸収源対策の両面から推進する必要がある。それから、森林...全文を見る
○林国務大臣 私、性格がちょっと穏やかなものですから、言い方が少し穏やかだったかもしれませんが、今経産省の方から御答弁をいただきましたけれども、長い経緯がある話で、委員もよく御存じだと思います。我々が政権交代の前の与党時代も、環境、農林、経産、国交、がっぷり四つに組んでずっと議論...全文を見る
○林国務大臣 大変いい紙をいただいたな、こういうふうに思っております。  グローバルスタンダードということを言われると、先ほど委員がちょっとおっしゃったようなことで、何となく農林水産の分野はそれでないようなイメージというのがある場合があるんですが、堂々とこういうことを出していっ...全文を見る
○林国務大臣 国産材の国内需要を拡大していく、先ほど武井委員との中でお答えもしましたが、これをやるとともに、今お話がありましたように、海外から買いたいというのを断る理由もないわけですから、輸出をどんどん促進していく、これも大事だ、こういうふうに思っております。  この輸出拡大に...全文を見る
○林国務大臣 この路網密度また路網整備、二十三年の七月ですからもう二年近く前になりますが、全国森林計画というもので目指すべき密度を定めて、これは林地の傾斜と作業システムの区分に応じて設定をするということで決めてまいりましたが、そのもとになる数字というのがどの辺にありや、こういう御...全文を見る
○林国務大臣 まさに農業者の方々のお話を、今委員から冒頭お話をいただきまして、こんなことがあるとそろそろ畳むかなみたいな、それは、私も山口県で、中山間地は多いものですから、たまに一杯やるとそういう話も聞くこともございます。  したがって、こういう自然災害による被害というもので意...全文を見る
○林国務大臣 間伐等の支援を行う森林整備事業、平成十九年度から二十四年度の六年間で、民有林と国有林を合わせまして、約一兆円を措置してきたところでございます。  六年間に三百三十万ヘクタールですから、年平均五十五万ヘクタールを目標として間伐を推進してきたということでございまして、...全文を見る
○林国務大臣 まことにそのとおりだと言いたいところでございますが、やはり政府全体として、どういうふうにこれに取り組んでいくかというのは、農林水産省の立場、それから環境省の立場、経産省の立場等々いろいろあるんだろう、こういうふうに思います。したがって、どういうふうになっても、少なく...全文を見る
○林国務大臣 先ほどどなたかの御質問の中で、やはり吸収源対策をどう位置づけるかということがございました。今、長島政務官からも答弁をしていただきましたが、やはり吸収源対策というのは全体として非常に大事なことであり、世界全体として、特に先進国は取り組んでいかなきゃいけない。  しか...全文を見る
○林国務大臣 平成二十三年に、森林・林業基本計画を策定しておりますが、このときに、林業構造の展望ということを公表しております。十年後に向けて目指すべき姿ということと、いろいろな施策をやって、これが達成された場合に、こういうモデルになるといいですね、これを目指していきましょうと、こ...全文を見る
○林国務大臣 やはり、どういう仕事でもそうですが、仕事自体やりがいがあって、仕事をやっていくことの中で自己実現を図っていくということがまずあると思います。しかし、その中で、やはり所得が多ければ多いほどいいということでもあろうかというふうに思いますので、林業においても、従事者の所得...全文を見る
○林国務大臣 委員おっしゃるように、最近、農山村における過疎化や高齢化の進行というもの、それから野生鳥獣の生息分布域の拡大ということがありまして、野生鳥獣による農林水産業被害が大変深刻化、また広域化している、こういうふうに思っております。この間の予算の分科会のときも、各党の先生方...全文を見る
○林国務大臣 長芋もワサビも先ほどおっしゃったシソも、大きなポテンシャルがあるんではないかというふうに思っております。この間、インドネシア、ベトナムに行ったときのワサビのお話をいたしましたが、わさびと平仮名で書いて、そのまま日本で売っているのと同じパッケージで、輸入品ですからシー...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。やはり、海外市場において我が国の産品のシェアを維持拡大するためには、それぞれの産地が取り組む、また、それぞれ競合してばらばらに取り組むということではなくて、やはりジャパン・ブランド全体として確立していくということが重要だ、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁いたしましたように、バイヤーが来るというのは非常に大事なことであると思っております。今委員が御指摘のように、現地のニーズを一番よくわかっているということと、商談がまとまればそこで買ってくれるわけですから、こちらから売り込みに行くということとあわせてこれ...全文を見る
○林国務大臣 今、GIの話を局長から答えていただきましたが、やはりそういうことをきちっとやっていって、例えば私の地元ですと下関のフグというのがあるんですが、別にGIをとらなくてもブランドとしては確立している。ところが、外国へ行った場合は、やはり世界的に通用するものというものがあり...全文を見る
○林国務大臣 今副大臣からもハラルのお話もございました。  やはり大事なことは、今までこうだったからということに余りとらわれずに、新しくチャレンジをしていくということで、私は、旗を振りたいと思って、FBIというようなことを先ほど申し上げました。  例えば、お地元の長野か、山梨...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃるように、義務は第二約束期間については負っていないということでございますが、しかし、削減の自主目標を立てるということは合意をされておるということでございまして、やはりこの問題は非常に大事なことである。先ほど、雪とかそういう冷害のお話もありましたけれど...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) 郡司前大臣、よく存じ上げておりますが、大変に御縁をいただいておりまして、実は、たしか議院運営委員会でも御一緒させていただいたわけでございまして、大変丁寧な引継ぎをいただきまして、しっかりとその後をやっていきたいと思っておりますが、今、郡司先生からは、もう少...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、郡司先生がおっしゃいましたように、大変一言で言うともったいないことが起こっているということではないかなというふうに思います。約八千四百万トンの食用の食料のうち食品ロス、今おっしゃっていただいたように五百から八百万トンということです。食品工場、スーパー、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今先生から御披露いただいた数字は、ちょっと私も今聞いて、ああ、そんなに多いんだなと思ったわけでございます。自分が余り包丁を握ってことことやらないものですから、人のことを言える立場じゃないとは思いますけれども、しかし、そういった意味では、食育とかいろん...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに食品とか農産物というものは、今先生がおっしゃっていただいたように、何というんですか、自動車とかテレビというような工業製品とは全くそういう意味で違っていると。ですから、付加価値を付けて自由に取引をして経済的価値を高めるという産業的な側面もあるんでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は私も、この週末に九州へ行ったときに、漁協の方から、ノリを作っていらっしゃって、ノリの表示をきちっとやってくださいと言われて、いや、やっているんじゃないですかと言ったら、ノリ単体で売っているものは確かにどこどこのノリだとか国産だと書いてあるんですが、例え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今どういう人がどれぐらいずついるかというお話もちょっと触れていただきましたけれども、農林水産省では、この食品の安全を確保するため、有害化学物質や微生物の含有実態の調査、それから農薬や動物用医薬品、飼料等の生産資材の監視等の施策を担当する部署に約百五十名、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに福岡先生からお話がありましたように、特に土地利用型と言われる農業については集積を加速するということは大変大事なことではないかというふうに思っております。  したがって、今局長から答弁いたしましたようなことをずっと積み重ねてやってきてそれなりに成果は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この週末九州へ参りまして福岡県で、有明海を取り巻く四県の漁協の皆さん、佐賀県、熊本県、福岡県、長崎県の四県の漁協の方がそろってお会いをしていただきまして、今まさに先生がおっしゃっていただいたように、この有明海の漁業をどうやって振興していくかということで、御...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この問題は、横山先生が随分早いころからおっしゃっておられまして、私もできればいろんなそういうところの実態を見に行きたいとは思っておったんですが、ちょっとシーズンが外れてきたということもあるようでございますけれども。  今それぞれ、環境省それから水産庁から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、副大臣から答弁をさせていただきましたように、中国側からの情報、国レベルで管理していると、こういうふうに言っております。したがって、よく日中の間であることでございますが、中国の中央政府はこういうことをやっているけれども、現場若しくは省レベルといいますか、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 五月十六日、十七日と、日中漁業共同委員会の第一回準備会合、開催をされました。相互入漁の操業条件、また暫定措置水域の資源管理等、こういったことについての事前協議を行いまして、引き続き協議を行っていこうということになりました。中身につきましては交渉事でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話をしていただきましたように、この暫定水域では、協定発効時の漁獲実績、これをベースにして、二〇〇二年から今おっしゃっていただいたような数字を上限目標値ということで設定をしてございます。  日本側の操業実績を確保しながら中国側の漁獲量を抑えるように協議...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと思います。  先ほど数字の話は、今、副大臣からお話しした数字はそういう性格だと申し上げましたが、それはもちろんそれだけにとどまる、交渉がですね、向こうからいただいてそれで終わりということではなくて、今後とも中国側の漁船管理状況、これは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的には今委員がおっしゃったとおりではないかと思います。総理もそういう御答弁だったと思いますが、一項目め、公約どうなっているかというと、今委員からお話がありましたように、聖域なき関税撤廃、これが前提になっている限りTPP交渉参加に反対する、こういう文面に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは衆議院選挙の公約でございましたので、まだ入るか入らないかについて議論を行っていた段階での公約ということでございます。したがって、こういう書き方になっておりますが。  今後は、既に交渉参加ということを決定し、そして手続がいけば七月の下旬には参加という...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 誤解があるのかもしれませんが、これはもう読んでいただければ分かるように、交渉参加について、要するに交渉に入るかどうかについての公約ということでございます。  その段階は一歩進んで、今度は交渉には参加をするということでございますから、今度はこの交渉参加した...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど私が申し上げました自民党の、これはもうちょっと中の話ですが、政務調査会の中に普通は政策を議論するものを置きますが、それを越えて党全体の本部ということで外交・経済連携本部を置きまして、その中のTPP対策委員会というところで決議が三月十三日にされておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私が申し上げているのはもう先ほど申し上げたとおりでございまして、これを踏まえて国益を守るために交渉に全力を挙げるというのが政府の立場であります。これは、党の決議ということと、それから党の公約ということでありますから、例えばよく総理が御答弁されるのは、どうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどの公約のところで、二から六までについて私何も申し上げておりませんので、一についてお尋ねがあったので、一について、交渉参加するかしないかについてのこれは明らかにそういう文章ですから、そのことについてはこの間の共同声明でそこの手当てをしたというお答えをい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ですから、先ほど申し上げたとおりでございますし、私もそういうふうに国会で答弁させていただいておりますし、政府としてですね。  それから、公約ということはこれは党のお決めになることですから、党で今から参議院選挙に向けての公約というのは最終的に取りまとめられ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これ、五月八日の予算委員会は紙先生の御質問に対しての総理の答弁ということですが、紙委員の御質問は、何もまだ取れていないと、約束取れていないということですかと、こういう御質問でございました。総理の答弁は、まだ日本は正式にこの交渉に参加をしていないわけでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほどのUSTRから米国議会へ出されたものということですが、これはまさに政務官から御答弁をさせていただきましたように国内向けの説明ということで、それでは逆に、日米共同声明ですとかこの四月の往復書簡、これはお互い合意している文書で表に出させていただきま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 同じお答えになってしまうかもしれませんが、交渉参加国は本年中の交渉妥結を目指して交渉を続けているということでございますが、しかし実際の交渉がどういうふうになっていくかということはまだ予断を許さないところでございますし、我々も交渉に参加すれば、先ほど平山委員...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、副大臣から答弁いたしましたように、裁判の判決は五年間にわたって開放を継続せよと、こういうことでございました。したがって、その後については法的な拘束はないということで、我々としては、郡司前大臣の時代でございましたけれども、長崎関係者に対してそういう説明を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なポイントだというふうに思います。  まず、その前に、攻めの農林水産業とかいうと、どうも今の委員のように、大きくしていく、強くしていくというところばかりが強調されやすいので、今日の本部でも、産業政策と地域政策の両面から農林水産業、農山漁村地域の活...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり、一言で言うとどっちもやるということではないかというふうに思います。強くしていく、強くなるべきところを強くしていくとともに、攻めという意味は、例えば私の地元、中山間地多いんですが、棚田のところで、今、山口型放牧というふうに言われるようになりましたが、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私は勇気がないものですから、人のことを余り無知なんということをその場で申し上げるよりも、実はこういうことがありますよということを数字でお示ししていきたいと思っております。  委員がおっしゃったお話はたしか生源寺先生が書かれた本にも、だんだんだんだん土地が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、国土の保全、水源の涵養等の多面的な機能を有しており、また、二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止の機能の持続的な発...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○林国務大臣 お答えを申し上げます。  この十三年の日本学術会議の答申、今、井野委員からお触れいただきましたが、これは農林水産大臣から、その前年の平成十二年に、地球環境、人間生活にかかわる農業及び森林の多面的機能の評価についてということを諮問いたしまして、具体的な試算をして、貨...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントだというふうに思っております。  今お話がありましたように、農地中間管理機構、仮称ですが、これを本格的に整備しようということで、具体的には、やはりどうしても、分散、錯綜した農地利用ということでばらばらになっていますので、これを担い手ごとに集約する...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、自然災害は農林水産業につきものでございますが、被害で意欲を失うことがないようにしていくということがまず何より大事である、こういうふうに考えております。  したがって、実は、気象庁の低温予報というのがあったものですから、四月五日以来、五日...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な問題だ、こういうふうに思います。  今、佐藤先生がおっしゃったこの報道について、私も承知をしておりますが、農林水産品のマーケットアクセス交渉も含めて、これは現在も交渉中でございますので、私は会見でもはっきり申し上げたんですが、交渉相手である豪州との関係等...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもお答えを同じ質問に対してさせていただきましたが、まさに佐藤委員おっしゃるように、大変大事なポイントでございまして、県段階に農地の中間的受け皿として農地中間管理機構、今ある公社みたいなものを衣がえしていこう、こういうことでございます。  具体的には、分散し錯...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今委員からお話がありましたように、TPPにつきましては、先月、この衆議院の農林水産委員会、また参議院の農林水産委員会でも、農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先することなどが決議をされております。  この委員会決議については、総...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。私は少しダイエットをしましたので、体重は少し落ちているかもしれませんが、しっかりとやっていきたいと思っております。  多分、安倍総理がおっしゃっているのは、共同声明を二月の首脳会談でやっておりまして、ここの中に、例の一定の農産品には、我々はセ...全文を見る
○林国務大臣 今委員がお触れいただきましたように、総理が十七日の講演で、農業、農村全体の所得倍増を目指す、こういうふうにおっしゃっておられます。また、自民党の農林部会でも、農業・農村所得倍増目標十カ年戦略というものがあって、これは、今後党内で所定のプロセスを経て、公約という形にな...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、北海道の生乳の生産は農業産出額全体の約三割でございますから、非常に重要な産業になっているというふうに認識をしております。  お触れになっていただいた政府統一試算においては、これは、十一カ国との間で関税を全て撤廃する、それから何の対策も打...全文を見る
○林国務大臣 今委員から、備蓄の方から考えた上で、コスト低減という御指摘がございましたが、それももちろんでございますけれども、まず、米について生産者の所得向上、所得というのは売り上げから原価を引くということですから、原価が下がるということも所得の向上につながるわけでありまして、売...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃいましたように、農林水産物や食品の海外マーケット、これは売り込んでいくためには、民間のノウハウ、人材、情報を活用するということは非常に大事だと思っております。  私自身、実は社会人のスタートは商社に五年間ほど勤務をしておりましたので、商社にとっての一...全文を見る
○林国務大臣 食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  本法は、食品の安全性の向上と品質管理の徹底に対する社会的要請を踏まえ、国際的にも推奨されている管理手法であるHACCPについて、...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) 一川先生、お地元では大変、森林、中心的な活躍をしていらっしゃるというふうに私も承知をしておりますが、実は私も地元で森林組合の下っ端の一メンバーでございますが、メンバーでございます。名前が林だからということではなくて、しっかりとこの問題取り組んでいかなければ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 緑の雇用事業というのがございまして、従来から人材確保をこの分野で図ってきたところでございます。  一般の会社員など、余り林業に今まで縁のなかったような方々が転職する場合も含めて、新規就業を促進もしてきておるところでございますし、また、今委員からお話があり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 冒頭申し上げましたように、私も地元の森林組合の一員でもございますので、この組合の重要性というのは認識しておるつもりでございますが、今先生がおっしゃっていただきましたように、山村において過疎化、高齢化が進んでいると。振興山村ということで見ましても、六十五歳人...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 四月の四日だったと思いますが、衆議院の農林水産委員会で民主党の大串先生から御質問いただいて、今お話のあったところのやり取りをさせていただきました。  国有林野事業、この四月の一般会計への移行で公益重視の管理経営をより一層推進するということと、それから人材...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 五月の二十一日、おとついの火曜日でございますが、総理を本部長、それから官房長官と私を副本部長、それから関係閣僚、これをメンバーとした農林水産業・地域の活力創造本部、これを同日の閣議で設置をいたしまして、閣議後、第一回会合を開催させていただいたところでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変不勉強で申し訳なかったです。今御指摘をいただいて、一部の都府県で特例措置を活用していないと、こういうことなので、ああ、道は活用しているんだなということは分かっていたんですが、山口県については、まあいろんなほかの交付金等々も使ってしっかりやっているのかな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) さすが野村先生、それぞれお詳しい、ポイントを突いた御質問をいただいております。  最後の御質問ということで輸出のお話をいただきましたが、先週、農林水産省が、総理の発表後、公表させていただいておりますけれども、輸出戦略案、これで、木材を始めとする林産物、キ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、横山先生がおっしゃっていただきましたように、最近の円安の傾向を背景に外材価格は急騰しているということでございますが、それに比べて国産材の価格は、上昇の兆しは見られるわけですが、比較的まだ安定して推移をしていると、こういう状況だというふうに見ております。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この優れた種苗の開発というのは、普通の農作物と違いまして、木は世代が長いものですから、比較的長い時間掛けて取り組まなければいけない課題でございますが、我が国では昭和二十九年に、いわゆる国有林において精英樹、よく伸びるやつを選んで、こういうものを育てていこう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私からちょっと一言おわびを申し上げさせていただきたいと思います。  二十一日の火曜日でございますが、山田先生から日中の暫定措置水域における漁獲量の実績の御質問をいただいたときに、私からは、二〇一一年の中国側の上限目標値が二百十三万トン、実績が百七十万トン...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告がなかったものですから、記憶が定かではありませんが、いろんな経緯を踏まえて、最終的には一般会計と特別会計、これ分けておりますが、全体の国の財政ということですから責任を持ってやるという中でいろんな議論を経てそういうふうに決まったということであろ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よく読み込んでいただいていると思いますが、やはり今ここに書いてあって、最後のところで、何か全部減っていくんだけど、これでぽろっとやって、そうしたら増えるみたいな、そういうふうにぱっと読むと見えるわけでございますが、逆に言うと、先ほど来から御議論がありますよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なところでございまして、今度、先ほど官邸に本部ができたというお話いたしましたが、先ほどもちょっと触れましたように、国交省、文科省にも参加をいただいております。  まさに今委員がおっしゃっていただいたように、先ほどどなたかのお話の中で、設計段階から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 事務方で答えられないようなことかなと思いながら答弁させていただきますが、九十億円、これは丸太の伐採や運搬、それからこれらに付随する調査といった民間業者に請け負っていただいて行う経費を計上したものでございます。  その内訳は、主伐のための委託費など丸太の生...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、この国有林野管理経営等改正法でこの特会を廃止したわけでございます。事業自体は一般会計に戻るということですが、したがって、特会やめて事業も会計も全部一般会計に入りますと、非常に見えにくくなると。こういうこともあって、やはり既存債務、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山村におきましては過疎化、高齢化が進んでおりまして、森林組合がその中で森林施業の集約化や林業の担い手そのものとしてやはり中心的な役割を担っていくということが大事であると思っております。  予算におきましても、こういった取組を支援するために、現況調査や境界...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、委員と林野庁長官やり取りしていただいたように、原則はあくまで適地適木ということでございまして、特定母樹の種穂では生産ができない地域、樹種等については、この特定母樹から生産された種苗の提供は要しないということでございます。  また、先生のお地元でもあら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在の採種園、採穂園、これは都道府県の林業試験場が整備、管理をいたしまして、地域内の需給情勢に応じて種苗生産業者に苗木生産用の種穂を配布してきたわけでございます。  今後、二酸化炭素の吸収作用、これを保全、強化していくということが大変重要でございますので...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、平山先生、貴重な、はんてんというんですか……(発言する者あり)印ばんてん、成木屋ですかね、非常に、何か鑑定団に出したら物すごく高く売れそうなものを持ってきていただきまして。実は私のところも、ちょっと余談になりますが、私が継いでおれば八代目のしょうゆ屋...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) どういう方に卒業していただくかというのはなかなか難しい問題かもしれませんが、今委員おっしゃっていただいたように、委員のお話を聞いておりまして、私も小学校ぐらいだったと思いますが、山に行って、虫を捕りに行くんですね。やっぱり子供ながらに、クワガタムシとかカブ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員おっしゃるように、森林関係の実はシンポジウムがあったときにも、我々子供のころには、材木市場があって、それから家のすぐ近くに材木屋さんがあって木がこう立てかけてあって、それを買ってきて家を造る現場というのも外から見えていて、大工さんがかんなで削って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一般にバイオマス発電と言われているものは、木材が最後の段階で出てきて、それをそのまま燃やすか、ほかのものと一緒に混焼するか、最後は燃やして発電の用に供すると、こういうものだと思います。
○国務大臣(林芳正君) じゃ、私から。
○国務大臣(林芳正君) 今お示しいただいたものはちょっとまだ私承知しておりませんでしたので、もう少ししっかり読ませていただきたいと思いますが、やはり、我々の分野でバイオマスというと木材のチップを燃やすということですが、それ以外にもいろんな廃棄物等々、バイオマス全体はあると思います...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま法案を可決いただきましてありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月24日第183回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(林芳正君) 風間議員の御質問にお答えいたします。  農林水産省の委託事業についてのお尋ねでありますが、本件については、平成十六年度から二十年度にかけて、一般社団法人地域環境資源センターの前身の社団法人農村環境整備センターに対し、農林水産省から委託を行った調査等の人件...全文を見る
05月29日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○林国務大臣 お答えいたします。  まず、導入した企業に対して農林水産省で調査をやっておりますが、導入の効果として、これは複数回答でございますが、品質、安全性が向上したというのが九五%、それから、やはり従業員、それぞれの生産過程におられますので、この従業員の意識が向上した、これ...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だ、こう思っております。  我々は、当たり前のように、おすしをすし屋に行って食べるわけですが、海から市場を経て、さまざまな流通過程を経て、おすし屋にあれが並ぶ、いわゆるコールドチェーンということですが、こういうところが安心して、しかも新鮮なものが食...全文を見る
○林国務大臣 一月に我が省の中に設置しました攻めの農林水産業推進本部、今お触れいただきましたけれども、農業の競争力強化、それから農山漁村の活性化を図るための施策について、現場の声を踏まえながら、現場の宝ということでたくさん全国から集めてきていただいて、先行事例を横展開していけるた...全文を見る
○林国務大臣 今、江藤副大臣からも答弁させていただきましたが、しっかりと条文上位置づけることによりまして、基本方針を定める際に配慮をするということですから、基本方針を定めていく場合に、この法律をお決めいただいた方向でしっかりとやっていく。そのことが、今、水産物の例がありましたけれ...全文を見る
○林国務大臣 篠原委員の今のお話を聞いていると、もう引き込まれていって、そうですね、こういうふうにいきそうになるんでございますが。  御著書もいただきましたし、地産地消それから旬産旬消、本当にごもっともだと思います。  今お話を聞いていて、私は昔、まだ商社にいたころに、タイに...全文を見る
○林国務大臣 この委員会でも随分TPPの御議論もいただいてきたところでございますし、その議論も踏まえた上でということだと思いますが、先月、この委員会、それから参議院の方の委員会でも、重要五品目などの聖域の確保を最優先するということが決議をされております。それが確保できないと判断し...全文を見る
○林国務大臣 安倍総理が五月十七日の講演で、農業、農村全体の所得倍増を目指すということをそのスピーチで表明されたところでございます。自民党の方でも、農林部会で、農業・農村所得倍増目標十カ年戦略、こういうものを取りまとめられて、今後、党内で所定のプロセスを経て、公約の中に位置づけら...全文を見る
○林国務大臣 これはもう委員よく御存じのように、今、基幹的農業従事者は六十五歳以上が六割ということで、五十歳未満は一割、こういう状況の中で、二万人程度の水準は定着してもらわなきゃいけないという中で始められた政策だ、こう理解をしております。  二十五年度の予算も、二十四年度補正と...全文を見る
○林国務大臣 今、攻めの農林水産業推進本部でいろいろな検討をしておりますが、需要サイド、供給サイド、それから需要と供給をつなぐバリューチェーン、それぞれ、その施策の展開をしていこうということでやっております。  生産現場が前向きな取り組みを行えるよう、担い手への農地集積等の構造...全文を見る
○林国務大臣 為替相場の水準について、どのあたりかということは、ここでも何度も申し上げておりますが、経済のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましい、こういう定番の言い方がございますが、水準については、どの水準がいいということは言及をすることは差し控えたいと思いま...全文を見る
○林国務大臣 まさに本質的な問題を今おっしゃっておられると思います。  短期的には、生産者、漁業にしても農林にしても、すぐに転嫁というのはなかなか難しいかもしれませんが、しかし、要するに、生産者の方がより価格決定権を、先ほど委員おっしゃったように、買いたいものなら売り手が持って...全文を見る
○林国務大臣 たくさんの規格がある、やはりいろいろな観点から、今委員がおっしゃったように、JASについても幾つかあるし、海外では海外のものがあるということで、大変に迷ってしまうのではないかというようなお気持ちもあるのではないか、こういうふうに思います。  したがって、消費者の方...全文を見る
○林国務大臣 まず、一年以上の安定的な取引関係という要件でございますが、原材料の農林畜水産物、これにも一定の品質が要求されるということでありまして、そういう意味では、食品事業者と農林漁業者の間の安定的な取引関係というものがあって、安定的に良質な原料が入ってくるだろうということ。 ...全文を見る
○林国務大臣 先ほども少しお答えをいたしましたが、まさに自分の舌で試してみて、少し酸っぱければ出して、これはもうだめだから捨てるということを我々は子供のときに当たり前のようにやっておりましたが、いろいろ便利になる、いろいろなものが進歩をする、規格ができてくるという中で、そういうこ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来議論があったところで、今少し整理をしていただきましたけれども、日本の食品の衛生・品質管理は既に高水準ですから、既に日本産食品については海外においても高い評価を得ているということでありますが、先ほど来あるように、HACCPを条件づけている国もあるということで、...全文を見る
○林国務大臣 コストの削減というのは大変大事だと思っております。食品製造事業者にいろいろ聞き取り調査をいたしますと、今まさに委員がおっしゃっていただいたように、やはり施設整備にお金がたくさんかかるという声が非常に多いんですね。それから、次にあるのは、導入した後に人的コストを含めた...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) おはようございます。  食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  本法は、食品の安全性の向上と品質管理の徹底に対する社会的要請を踏まえ、国際的にも推奨されてい...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) 今、るる徳永先生から御質問いただきまして、課題等を明らかにしていただきましたが、まさに、ちょっとO157の話ありましたが、そもそもの発端が平成八年の、記憶に新しいところでありますが、O157の事件、これでやはり食品に対する安全性への関心が高まって、消費者か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は稲津政務官も同じ北海道でございまして、よくこのお話は聞いておりましたし、またこの委員会でも横山先生からも何度か御質問いただいて、私もその場で一度環境大臣にもお伝えしてという答弁もさせていただいておるところでございます。  そういうこともありまして、水...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは我々が政府統一試算を出しました後、たしか北海道の道庁の方でも北海道独自の試算をされて、ベースをかなりそろえていただいておられましたが、ほかのところへどう影響するかという部分については独自に御試算されておられたというふうに記憶をしておりますし、今回また...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 篠原議員と衆議院でやったときの議事録だと思いますが、誤解があってはいけませんので、農業、農村の所得倍増ということで申し上げているという御説明をいたしまして、今お話しいただきましたように、農業所得に加えて六次産業化の市場規模、これは六次産業化の予算の説明資料...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) はい。  TPP対策というのは、ここでも何度もお答えしているとおり、まだ交渉が今からということでございまして、TPP対策としてこういうことをやるということを申し上げますと、交渉ではその部分は譲るんだろうと、こういうことになってしまいます。したがって、先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これまでは五年間ずつこの法律を延ばして有効期限ということでやってきたと、こういうことでありますが、先ほど徳永先生とのやり取りの中でもありましたように、なかなか特に中小企業で進みにくいと、こういうことでございまして、このHACCPに一気に取り組んでいただける...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そういう考え方でこの五年間今までやってきたものを、今度は高度化基盤整備というのを位置付けまして、それをまずやってもらって二段階にしていくと、こういうことで十年にした次第でございます。
○国務大臣(林芳正君) 今お話をいただきましたように、産業競争力会議等々でも時々このオランダというのは話題になっておりまして、今回、パリでOECD閣僚理事会に出席するということがございましたので、ちょっと足を伸ばして見てこようと思って行ってまいりました。世界でも有数の高付加価値型...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉への対応につきましては、まさに今、七月末の正式参加に向けて現状どうなっているかと、この情報をしっかりと収集をして、そしてその情報を集めた上で準備を進めようと、こういう段階でございまして、TPP政府対策本部というのが政府にできておりますので、そこで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、横山先生からお話がありましたように、この食品産業は、全体の国内生産額は八十兆円ということでございまして、また、従業員数では約八百万人という規模でございますから、ほぼ我が国経済の一割を担っているということでございます。食品製造業は、特にお地元の北海道や、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お配りいただいた資料にもありますとおり、平成十年度に始まってから二桁のときもありましたが、直近では今お示しをいただいたような実績でございまして、トータルで百二十四件、総額五百二億円ということです。  中小事業者に限定をした平成二十年十月以降、やはり九件、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 前回のこの法案審議のときに数字を答弁したという記録が残っております。前回たしか一億から五十億で五〇%にするというようなことを言っておりましたが、なかなかそうならなかったと、こういうことでございますので、今回はこういう制度を少し変えて二段階でやっていくという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘があったところでございますが、これ、私もかつて党で行革をやっていたときに、こういう団体に結構行かれておられて、そしてこういう仕事を、まず認証制度をつくって、それで人が行くと、こういうパターンもあって、そういうことを順次直してきたところでございますが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なところを今日は御質問いただいて、また厚労省の方からも前向きな答弁いただいたと思っております。  やはりEU・HACCP、なかなか難しいということですが、今後はやっぱり取り組んでいかなければいけないということでございまして、実は、ただ単に厚生労働...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お地元でもHACCPの取組が進んでいるということで、大変喜ばしいことだというふうに聞いていて思いましたけれども、まさにそういう取組を支援対象にしていこうという今まであった制度、これに加えて、先ほど来議論がありましたように、なかなか中小企業の方で一気にHAC...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどもお答えしたとおり、実はこの報道がありました後、記者会見でこの報道について聞かれたものですから、私が今までと同じことを申し上げたんですが、それがまた日経の夕刊か何かに後で出たと、こういう経緯であろうというふうに考えておりますが、先ほど申し上げたように...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと情報の話をしましたが、環境の分野についてはまだ合意が得られていないということですから、まだそういうテキストもないんだろうというふうに推測はしておりますが、いずれにしても、我が国の立場も終始一貫しておりまして、政策上必要な補助金は認められるべき...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  これは全体のTPPの党の委員会をつくりまして、そこで幾つか分科会をつくってまとめたものでございます。全体のもののベースで、多分ここで御決議いただいたものと近いというか、ほぼ同趣旨の内容を決めていただいておりますが、その中で漁業補...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほど平山先生のときに少し触れました、TPP政府対策本部というところがございます。ここで説明会をやると、こういうことでございます。  各分野に関心、利害、知見を有する関係団体を対象に説明を行って意見を言っていただくということで、今お話があったよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、申し上げましたように、関心や利害を有していらっしゃる関係団体を対象に説明を行って、説明する方は、どなたでも見られるように掲載をするということでございます。今度は、その団体の御意見を聞くというところは、こういう説明会でじっくりやるということで、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大事なことでございますので、政府対策本部の中でどういうことができるのか、情報提供の観点からしっかりと検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 今、厚労省からも答弁がありましたように、その段階的にできるところからやっぱりやっていくということが大事でございます。  HACCP自体は非常に有意義なものであるということは共通認識でありますが、しかし、これを目的化して、とにかくこれ取ることが目的になると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、上昇分の二分の一のところが現行の制度でございまして、八十円という今のライン、補填基準が七中五ですからそうなっておりますが、今回は九十五円に設定させていただいたと。  私、かねがね異常高騰分についてということを申し上げてきておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど紙委員にもお答えをしたとおり、まずはこの今回のものは、政府の対策本部の下で利害、関心、知見を有する関係団体を対象にまず行うということと、意見を聴取するということですが、説明資料についてはホームページで公開をする、こういうふうにするということと、それか...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○林国務大臣 農林水産省では、なるべく早く営農を再開していただけるように、事故の直後から、今委員がおっしゃったように、表土の削り取りや草地更新、どうやったら効果的に、また効率的に除染ができるのかという技術の開発に取り組んできておりまして、基本的な技術というのはそういう取り組みの中...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる和牛商法、これを行う安愚楽牧場を規制、監督する特定商品預託法、今委員からお話がありましたように、この所管が、四年前に消費者庁ができましたので、経産省、農水省等から消費者庁に完全に移管をされております。平成二十一年九月でございます。  移管前の対応ということ...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話のあった飼料作物、これは、畜産の経営の中で自給的に生産をして、餌として家畜に摂取され、最終的には畜産物の形で国民に供給されるという意味で、中間生産物ということでございますので、販売価格が生産費を下回っている作物を対象とする、いわゆる今やっている経営所得...全文を見る
○林国務大臣 これは農林水産の統計だけではないかもしれませんが、特に農林水産統計は、経営所得安定対策を初めとするいろいろな施策の適切な実施のために必要不可欠なデータでありまして、農政を支える、ある意味で情報インフラである、こういうふうに考えております。  今お話がありましたよう...全文を見る
○林国務大臣 やはり、輸出拡大ということをやるに当たって、ビジネスを拡大させる、要するに、今委員がおっしゃっていただいたように、向こうが欲しい、もしくは需要が今からふえていく、こういうものの見通しを持って、そこに重点的に、限られた資源、検疫の交渉の人材もそうですが、そういうことを...全文を見る
○林国務大臣 今お話をいただいたように、経営の安定を図るためのセーフティーネット、これは保険の仕組みが一つ大変有力であるというふうに考えております。  共済は昭和二十二年から実施しておりますし、それから、担い手経営安定法は平成十九年からということで、加入者の拠出を伴う保険的な仕...全文を見る
○林国務大臣 諫早湾干拓の排水門につきましては、今委員からもお話がありましたように、二十二年の十二月の福岡高裁判決、これが確定をしておりますので、国が本年十二月までに開門すべき義務を負っておるということでございまして、そのために、地元の防災上、農業上、漁業上の懸念に対応するため、...全文を見る
○林国務大臣 対策工事のスケジュールは、十二月までの開門に間に合うように、まず淡水化施設ですが、十二月の段階で必要となる畑作用の営農用水を確保する、それから来年の稲の作付時期までに水田用の営農用水を確保する、その他の工事は並行して進める、こういうことで地元への説明を行っておるとこ...全文を見る
○林国務大臣 実は、二月にお邪魔したときに、大串先生にも立ち会っていただきましたが、本件は江藤副大臣に担当していただくということで、一緒に行っていただきました。その後も、実は事務方も通じて、江藤副大臣にまず行っていただいてというお願いもしておるところでございますが、では、お話を聞...全文を見る
○林国務大臣 所得の増大を含めた農業、農村の活性化、これはTPP交渉いかんにかかわらず待ったなしに進めるべき課題だ、こういうふうに考えておりまして、したがって、この目標にはTPPの影響は織り込んでおりません。  TPPの交渉は、まだ、七月二十三日に正式加盟の予定だということであ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの繰り返しになるかもしれませんが、さきに出したTPPの試算というのは、今ちょっと触れていただいたように、極端な前提といいますか、全ての関税が即時撤廃になる、それから何らの対策も打たない、こういうことで出したものでございまして、まさにこの委員会でも御決議をいただ...全文を見る
○林国務大臣 先週の金曜日に閣議決定をいたしました日本再興戦略、いわゆる成長戦略ですが、ここに、「経営所得安定対策を適切に見直し、あわせて、農林水産業の多面的機能の発揮を図る取組を進め、新たな直接支払制度の創設の検討を行う。」こういうふうにしておるところでございます。  経営所...全文を見る
○林国務大臣 経営所得安定対策の見直し、これは与党と十分に協議しながら進めていっておるところでございます。それはやはり、今お話があったように、現場の声、どういう方がどういうスケジュール感を持って現場でやっておられるか、また今後やろうとしておられるか、これと歩調を合わせるといいます...全文を見る
○林国務大臣 基本的にはおっしゃるとおりでございまして、現在、生産額が食料関連産業を入れて大体百兆円ございます。このうちの農業の生産額が大体十兆円、それから農業の所得が三兆円ということでございます。  経済成長が二%、これは実質二%ということですが、で前提を置きまして、十年後ど...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げましたように、農業の所得の方は三兆円から四兆円になるというのが我々の計算でございます。
○林国務大臣 先ほどちょっと申し上げましたが、経済成長二%の前提で単純に推計をいたしますと、一・二二倍ということになります。こうしますと三・六六兆円、こういうことなんですが、そこに、先ほど申し上げました規模拡大、農地集積それから水田フル活用、流通合理化、こういう施策をその上に総動...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  そういう意味で、農業所得と六次産業化を分けてきちっと数字を出すということと、それから、六次産業の方は、一兆円に対して関連所得〇・二兆円、その中で農村にどれだけ還元されるかというのを、さらに細分化をしてやっております。したがって、十...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと私、衆議院の食堂に余り行く機会がないものですから、吉野家が入ったというのは今初めてお聞きをしたわけですが、たしか参議院では、議院運営委員会の中に庶務小と、自治委員会とかいうのがあって、そこで決めていたなと、当時議運の理事をやっていたときの記憶をたどっておりま...全文を見る
○林国務大臣 内容物の表示のところに、例えばコンビニで売っているおにぎりのお米がどこのものかとか、それから、この間九州へ行きましたときは、これは佐賀の方だったと思いますが、ノリの産地をきちっと表示してもらえないだろうか、こういうこともございましたので、義務づけるかどうかも含めて、...全文を見る
○林国務大臣 いわゆるウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策でございますが、これは、同合意による国内農業への影響を緩和するために、事業費で六兆百億円、国費はそのうち二兆六千七百億円ということで実施をいたしたところでございまして、実施期間が平成七年から十四年度までの八年間、こういうこ...全文を見る
○林国務大臣 平成六年から二十三年までで見ますと、農業の総産出額が十一・三兆から八・二兆円ということで、三・一兆円減少ということです。それから、生産農業所得ということでいきますと、五・一兆から二・八兆ということで、約半分になっている。  それから、経営規模の変化、これは一・五か...全文を見る
○林国務大臣 集約化自体の政策は、県段階に農地中間管理機構、これは仮称ですが、本格的に整備してやっていこう、こういうことで、後ほどまた御質問があるかもしれませんが、今までよりさらに加速をして、ここを使ってやっていきたいと思っております。  その集約によって農家でなくなるという方...全文を見る
○林国務大臣 いただいたこの表によりますと、現在、水田をやっておられることによる所得が五万円の赤字ということでございますので、まさに、それは委員が御指摘いただいたように、五万円の赤字と比べてどうなるか、こういうことだと思うんです。  したがって、五万円の赤字が八万五千円の収入に...全文を見る
○林国務大臣 まさに委員おっしゃったように、よく言われているのは、社会的な意義を持った農業と、産業的な農業というようなこと。頭の整理をいたしますと、多面的機能を維持するため、多面的機能の中には集落の維持というのも入ってくる、こういうふうに思っておりまして、今、農業のための共用的な...全文を見る
○林国務大臣 この問題は、産業競争力会議等でも議論になってきたところでありますが、私の考え方は、この間ここで述べさせていただいたとおりでございます。さらに、平成二十一年の農地法改正で、リース方式が自由化されて、先ほどお話があったように、かなり入ってきておりまして、実際に入ってこら...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、食料関連産業まで入れますと、農業と関連産業で九十五兆円で、全産業の一一%ということであります。  今、ファンドをつくって六次産業化の支援をしていこうということで、経営指導、補助事業、融資等々をやっていく、こういうことでありますし、それか...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントだ、こう思います。やはり、経営者といいますか、経営の感覚というものを持っていただくということが大変大事でありまして、この間、九州の方に参りましたときも、これは農協の方なんですが、全農協に六次化を義務づけてほしいというような勇ましい方もおられまして、...全文を見る
○林国務大臣 今、我が国の貿易の中で、FTA締結国との間での貿易量が占める割合というのは他国に比べて低い、こういうことでございます。  やはり、少なくとも同じ条件で競い合っていくという、条件を整備して、ただ、条件が同じになったからこっちのものがどんどん出ていくか、そんな甘い話で...全文を見る
○林国務大臣 この間発表いたしました中に戦略というのを書かせていただいて、加工品も、ここにございますように、例えば重点品目として、日本の食を特徴づけるコンテンツであるみそ、しょうゆ等の調味料、菓子類、清涼飲料水等々、重点品目は書かせていただいております。  先ほど後藤委員とのや...全文を見る
○林国務大臣 私は余り異次元というのは使っていないんですが、やはり、子供のころ、ウルトラマンとかウルトラセブンとか、ああいうのを見ていますと、異次元というのは、何か倒される側の人たちのことを言っているようなイメージがどうしてもあるのかもしれませんが、私は、金融政策でこれまでの金融...全文を見る
○林国務大臣 農林水産省におきましては、主食用に活用できるものとして、一・七ミリメートル以上のふるい目によって収穫量の調査を行っておりまして、これが二十三年産では八百四十万トン、こういうことでございます。  このうちで、今委員がお話のあった農産物検査を受けて出荷、販売されている...全文を見る
○林国務大臣 中山間地の地域の直接支払い制度でございますが、条件不利地域における生産条件の格差を是正するための直接支払いということで、もう平成十二年度に導入をしておりますので、十三年を経過して、制度として定着しておりまして、中山間地域、我が山口県もそこは多いわけですが、大変に評価...全文を見る
○林国務大臣 名称については、今お話がありましたように、経営所得安定対策に変更した上で、現場の混乱を招いてはいけないということで、基本的には二十四年度と同様な仕組みをやっていこうということで、本格的な見直しは二十六年度に向けて行っていくということでございます。  自民党の衆議院...全文を見る
○林国務大臣 先ほど少しその議論をさせていただいたところですが、この農業、農村全体の所得、これには、農村地域において六次産業に従事して、例えば今お話のあった加工とか直接販売等を行う人の所得、これも含まれるということでございます。
○林国務大臣 総理がこれを演説されたときも、農業、農村の所得は倍増できるはずであります、ここで正式に、農業、農村の所得倍増目標を掲げたいと思います、こういうふうにおっしゃっておられまして、先ほど私が申し上げたように、例えば賃貸で、農地を貸してしまって自分は耕作をされておられない方...全文を見る
○林国務大臣 まだ、この大きな目標をどうやって達成していくかということがまず一番大きな課題だ、こういうふうに思っております。  この十年といいますか、この目標でこれを達成すれば、そこでもうそのまま、あとは一円もふえないということは多分ないと思います。そこまで倍増していくというこ...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉につきましては、四月に、衆参両院の農林水産委員会で、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目の聖域を確保することなどが決議をされております。  我が国の農産品に関するセンシティビティーについては、まず二月の日米首脳会議で発出された日米共同声...全文を見る
○林国務大臣 中山間地域の直接支払い制度、これは、条件不利地域における生産条件の格差是正のための直接支払いということで、平成十二年度に導入して以来十三年を経過したということで、予算ということではありながらも定着化してきている、こういうことでございますし、農業者等から評価をいただい...全文を見る
○林国務大臣 攻めの農林水産業推進本部で、牛肉の輸出については、今お話しいただいたように、平成二十四年度の輸出額五十七億円を平成三十二年までに二百五十億円まで拡大しようという目標案を出させていただいたところでございます。  先生今おっしゃったように、イスラムの国向けの輸出、今は...全文を見る
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係府省とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○林国務大臣 平成二十一年度、平成二十二年度及び平成二十三年度における農林水産省の決算の概要を御説明申し上げます。  最初に、平成二十一年度の一般会計について申し上げます。  まず、一般会計の歳入につきましては、歳入予算額は四千八百十七億八千五百五十七万円余に対しまして、収納...全文を見る
○林国務大臣 会計検査院から御報告のありました平成二十一年度、平成二十二年度及び平成二十三年度決算検査報告に対しまして、農林水産省が講じた措置を御説明申し上げます。  予算の執行に当たりましては、常に効率的かつ厳正な処理に努力してまいりましたが、不当事項等として指摘を受けるよう...全文を見る
○林国務大臣 先ほど長官からも今やっていることの説明をさせていただきましたが、漁業経営セーフティーネット構築事業を平成二十二年度からやっております。異常高騰も踏まえまして、六月五日に漁業用燃油緊急特別対策というものを決定いたしました。  そのときも議論になったんですが、この仕組...全文を見る
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 中西健治議員の御質問にお答えいたします。  汚染牧草等についてのお尋ねでありますが、飼料の暫定許容値である百ベクレルを上回る汚染牧草等については、畜産物の安全性確保の観点から、飼料としては使用せず、適正に処理することが必要であります。  このため、農林...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○林国務大臣 齋藤委員、今お話があったように、今後十年間で、このアジアを中心に、世界の食市場、内需と外需ということでいえば外需は、三百四十兆から六百八十兆に倍増する、その中でアジアは三倍だ、こういうふうに言われておりますので、ここをとっていくということが大変大事だと思っております...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○林国務大臣 この問題につきましては、前国会でも随分議論をさせていただきまして、いろいろなシミュレーションをやっていく中で、これを全部外してしまってどうなるのかというような検討もしてきたところでありますが、一方で、我々、選挙の公約で、経営所得安定制度それから多面的機能と、二つのも...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 山田委員よく御存じだと思いますが、国道や都道府県道の沿道における農地転用、これは昭和四十五年から五十一年までは実は水田転用暫定基準という運用で、いわゆる集団的な農地で原則として転用が認められない第一種農地と、これであっても国道や都道府県道の沿道の一定の範囲...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、甘利大臣からTPP担当大臣としての御答弁がありましたので、おっしゃったとおり、交渉を具体的に誰とどういうふうにやっているかと、これはお答えを控えさせていただきたいと思いますが、まさに市場アクセス交渉について、今、山田先生おっしゃったように、相手国の実質...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から御指摘があったように、我が国の食品製造業は農水産物の六割を加工原料として受け入れております。したがって、残りの四割がそのまま食べていただいておると、こういうことになろうかと思いますが、今お示しいただいた表でも分かるように、これはお示しいただいたの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 甘利大臣がおっしゃられましたように、今どういう交渉内容かということは申し上げられませんが、今委員から御指摘がありましたように、この原産地規則というのは、関税の交渉をやるときに相手国と我が国の間の関税の交渉をやるわけですから、じゃ、相手国から来るものの定義は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えいたします。  TPPについては、今まさに聖域確保に向けて交渉に全力を挙げると、こういうところでございまして、この一定の前提、例えば関税がこれぐらいなくなるとか、こういう結果になるということを前提として国内対策の議論をすることはちょっと時期尚早であ...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○林国務大臣 おはようございます。  農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただきましたので、所管大臣としての考え方の一端を申し述べさせていただきます。  私は、昨年末に農林水産大臣に就任して以来、攻めの農林水産業を展開する中で、農林水産業を産業として強くして...全文を見る
10月29日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) おはようございます。  農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  私は、昨年末に農林水産大臣に就任して以来、攻めの農林水産業を展開する中で、農林水産業を産業として強くしていく取組と多面...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○林国務大臣 お答えいたします。  まずは、森山先生におかれましては、先国会で委員長としての重責を担われて、農政に御指導いただいたことにお礼を申し上げたいと思います。  今おっしゃられたとおり、情報公開の難しさというものが、端的におっしゃっていただいたとおりでありまして、ここ...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  今、森山委員からお話がありましたように、これはTPPのみならず、あらゆる交渉において、やはり相手の関心、我々が何を欲しているかということと相手が何を欲しているか、このことを見きわめた上でやっていくということが大変重要なことだ、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、十月八日のTPP首脳会合におきましては、年内に妥結することを目的に、これから交渉官は残された困難な課題の解決に取り組むべきであることに合意した、こういう声明が出されたということでございます。  一方で、今、森山委員からお話がありましたよう...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、国内農林水産業の活性化を図っていく、このことは、TPP交渉いかんにかかわらず、待ったなしの極めて重要な課題である、こういうふうに考えております。  今お話しいただいたように、このため、攻めの農林水産業推進本部をことしの一月に省内に設置いた...全文を見る
○林国務大臣 今、後藤先生からお話があったポイントは非常に大事なところだと思っておりまして、この提案をしたときに、和食を、自然の尊重という日本人の精神を体現した食に関する社会的慣習として提案している、こういうことですから、先ほどちょっと触れていただいたように、いろいろな、新鮮で多...全文を見る
○林国務大臣 大変建設的な、興味深いお話をいただきまして、先ほど、一〇〇を切っているものは需要があるんだというような、大変、目からうろこの話でございます。  私も、この間、山形県へお邪魔したときに、ある豚をつくっていらっしゃる方が、やはり米を食わせた方がうまい豚ができるんだ、こ...全文を見る
○林国務大臣 とてもいい機会でございますので、今委員まさにおっしゃっていただいたように、報道しか見ていないとそういうふうに見えるという言い方をしていただいたわけでございますが、まだ我々として、もう全部、今委員の言葉をかりれば丸裸とおっしゃいましたけれども、そういうことではなくて、...全文を見る
○林国務大臣 たしか六月の十九日ですか、後藤委員からもお話があって、そのときもお答えをしたと思いますが、いわゆる収入保険制度のようなもの、これは自民党の、先ほど私が申し上げました公約にも検討をうたっておるわけでございます。やはり加入者の負担を前提とした保険の仕組みというのは非常に...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来、内閣府の小泉政務官からも御答弁しているとおりでございますが、ここで我々が政府として申し上げれば、それは相手にも伝わるということを森山先生のときに申し上げました。  したがって、委員も五百八十六の、例えば米が幾つ、麦が幾つという表は多分お持ちだ、こういうふ...全文を見る
○林国務大臣 したがって、今委員がおっしゃったように、これは公表された一ライン、こういうラインがあって、これはどういうものであるというのは、輸入をやったことがある人ならわかるように、これは公表された当たり前の情報でございますが、我々が、米といった場合に幾つあるか、それがこれとこれ...全文を見る
○林国務大臣 委員もお持ちの、米が五十八、小麦、大麦百九、これは皆さんお持ちでございますから、これは与野党の違いはございません。  したがって、我々が、米は五十八ある、こういう資料をお示ししておりますが、これが具体的な関税表の中でどのラインになるのかということを示すのが交渉に不...全文を見る
○林国務大臣 ですから、先ほど来お答えしていますように、我々として、特定のラインが米に当たるという判断をしているわけでございますので、その判断のところは、先ほど委員がおっしゃるように、客観的な情報と我々の判断という部分が分かれるところでございますので、委員からそういう御質問があっ...全文を見る
○林国務大臣 その思いは共有しております。したがって、ゆえに、交渉上、不測の、我々が不利になるようなことはここでは控えさせていただきたいということを申し上げました。譲るということを前提にして申し上げているわけではございません。
○林国務大臣 交渉の話の前に、赤身のお話がありました。  私も、最近エージングビーフというのを食する機会がございまして、年齢のせいか、ちょっと脂肪交雑種が余りたくさん食べられなくなったということもございまして、これは、言ってみましたら、大変おいしゅうございまして、やはりいろいろ...全文を見る
○林国務大臣 これはたしか参議院の予算委員会でも、先生からもまた、あるいはちょっと記憶違いかもしれませんが、自民党の山田委員からもお話があったところでございます。  一般論として申し上げますが、五品目の加工品、調製品の関税が、加工品、調製品ということで撤廃されたということになり...全文を見る
○林国務大臣 委員は眠くなる質問とおっしゃいましたが、大変目の覚めるようなお話をいただきまして、非常に歴史的なパースペクティブといいますか、なるほどなと思って今聞かせていただいたわけでございます。  まさに、そういう歴史的な経緯をDNA鑑定するとわかるんだ、こういうことを今おっ...全文を見る
○林国務大臣 今委員が例として挙げていただきました、連作障害にならないようなつくり方ということも一つのノウハウということかもしれませんが、大変大事なところでございまして、多分、製造業の分野でも、知的財産、特許ですとか商標といったものでそういうものをきちっと守っていくことによって、...全文を見る
○林国務大臣 今、お話を聞きながら若いころのことを少し思い出しておりまして、やはり十代、二十代の前半ぐらいまではおなかがすくんですね。そうしますと、千八百円、焼き肉食い放題みたいな看板がありますと、ついついふらふらとそういうところへ行ってたらふく食うということは私自身もあったなと...全文を見る
○林国務大臣 種の植物遺伝資源の確保、これは新たな品種開発によって国内農業の競争力強化を図る上で大変重要である、こういうふうに認識をしております。  したがって、独立行政法人の農業生物資源研究所というのがございますが、ここで昭和六十年度から農業生物資源ジーンバンク事業というもの...全文を見る
○林国務大臣 午前中も御議論していただきましたけれども、旧自公政権の時代、今お話があったように、いわゆる減反という時代がございまして、その後、私が午前中に申し上げたように、水田のフル活用という意味では、ある意味では、生産調整という言葉をあえて使わせていただきますが、そういうこと。...全文を見る
○林国務大臣 大変全体的に大事な視点を今お聞きいただいた、こういうふうに思っております。  まさに、経営所得安定対策という以上は、今委員がおっしゃっていただきましたように、どういうことを、例えば畜産、酪農なのか、果樹なのか、水田、畑作等の土地利用型なのかということや、どれぐらい...全文を見る
○林国務大臣 そもそも、明治の初めには農商務省ということでスタートしたわけでございますので、どちらがのみ込むかは別にして、これは連携をしてやっていくことが大変に大事だというのは委員の御指摘のとおりであります。  したがって、今輸出の話をしていただきましたが、今年度予算からは、経...全文を見る
○林国務大臣 林ライスというと、いわゆるレストランで出ているハヤシライスが出るかと思って行かれると残念に思われるかと思いますので、牛重ということでお話があったというふうに聞いております。  これは、そもそも村岡委員が、たしかこの場か予算委員会か、ちょっと記憶は定かではありません...全文を見る
○林国務大臣 ここでもたしか議論はさせていただいたと思いますが、自由民主党の昨年の十二月の公約、それのもとになる党内での取りまとめを、当時、野党時代、私が座長でございましたが、聖域なき関税撤廃を前提とする限り、交渉参加には反対する、これが文章でございました。そのとおりのことが公約...全文を見る
○林国務大臣 これは、午前中の質疑の中で森山委員から、森山委員は、発言がバリで西川委員長からされたときにそこに一緒におられたという立場で御質問されておられましたけれども、森山委員の言葉をかりれば、西川委員長の発言が少し誤解を招いている、こういう発言でございました。  したがって...全文を見る
○林国務大臣 これも午前中も御議論させていただきましたが、昨年十二月の衆議院選挙の公約におきまして、経営所得安定対策の見直し、それから多面的機能に着目した日本型直接支払いの議論をやりますというふうに既に十二月にお約束をして、ずっと党内でも御議論をしていただいております。  また...全文を見る
○林国務大臣 今お触れになっていただきましたように、また、きのうの所信でも申し上げましたが、やはり経済界と農業界の協力は非常に大事だ、こういうふうに思っております。  全中と経団連の間で、来月にもこういうことを密接にやっていこうということで会合等をスタートさせていただけるという...全文を見る
○林国務大臣 午前中もちょっと申し上げたように、私は、どちらかというと、減反という言葉よりも生産調整という言葉を努めて使うようにしております。  それは、減反ということが始まった時代には、確かに、まさにその名のとおり、面積を減らしていくということをやってきた時代もあったというふ...全文を見る
○林国務大臣 副大臣、政務官からもそれぞれ答弁があったところでございまして、まさに今、村岡委員からも御指摘いただきましたように、ある意味では岐路に立っている。平均年齢が六十六歳ということでありますし、耕作放棄地も年々ふえているということでございますから、このまま座して衰退への道を...全文を見る
○林国務大臣 今まで我々、特区というものは、構造改革特区ということで、いわゆる規制緩和の例外ということをやりました。これは、規制緩和を全国で一律にやりますと、影響がどのぐらいかまだわからないところがあって、やってみて、よろしければ全国に展開しよう、こういうようなことはやってまいり...全文を見る
○林国務大臣 まさにいろいろな、経営所得安定対策を見直していく、また直接支払い等々の設計をする、こういうことになるときに、一つの大事な視点は、何をつくっていくか、適地適作の中で、どういうものを経営の中に入れていって、そして、先ほど鈴木先生の議論でもありましたけれども、所得を安定的...全文を見る
○林国務大臣 これは、どこかの視察に行ったときに現場の方に言われて、なるほどなと思ったのは、今先生もおっしゃっていただきましたが、明治、またそれ以前の江戸時代に、百姓という言葉があって、百姓の言葉の意味というのは、百のことを同時にやるんだと。適地適作の中で、生産効率を上げ、売り上...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な視点だというふうに思っておりまして、与党の方でも御議論をいただいて、農業、農村の所得を倍増していくことを目指すと。農業、農村と言ったのは、今まさに委員がおっしゃっていただいた、観光等との連携等も含めた六次産業化と言われているものをやることによって、農村その...全文を見る
○林国務大臣 これは、どういう形態であるかというのは、先ほど委員からお話があったように、どういうものをきちっとつくって生産性を上げて所得を上げていくかということからすると、一つの手段でありますので、あるいは家族経営、あるいは集落、また、法人化された集落、企業の参入、いろいろな形態...全文を見る
○林国務大臣 渡辺代表と中西先生がお見えになったときにこの話を聞いたわけですが、そのときに私からは、この牧場の方はこういうことをやっておられる、一方で、被曝した牛を本当に泣く泣く殺処分した方もいらっしゃる。そういう方がいらっしゃるということも踏まえた上で、やはりこういうことは進め...全文を見る
○林国務大臣 この産業競争力会議、正確に言いますと農業分科会というのをつくっておられるようでございますが、産業競争力会議分科会は、我が国産業の競争力強化や国際展開に向け残された課題について分野別に集中的な議論を行うため開催するとされておりまして、農業については、新浪議員、秋山議員...全文を見る
○林国務大臣 鷲尾委員は、金融は大変お詳しいので、今の話は、多分有限責任か無限責任かということで、まさに出資金の範囲内でリスクが局限されるというのがファンドによる出資ということで、別法人にする意味があるという意味ではおっしゃるとおりでありますが、私はさらに、六次産業化の補助金の場...全文を見る
○林国務大臣 ここに支援基準というのがございますが、これは郡司大臣のときにつくらせていただいたものでございます。  したがって、出資をするための基準というのは、この仕組みについてはこういうふうに決めていただいておりますし、それから、いわゆる一般の株式会社においても、会社の場合は...全文を見る
○林国務大臣 その事前協議の結果を決めたときも、それからその前の日米共同声明においても、我が国の場合、一定の農産物にはセンシティビティーを有するということを文書で明記をしております。  したがって、これをしっかりと使いながら、この委員会の決議を踏まえて、しっかりとやってまいりた...全文を見る
○林国務大臣 農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の国土の大宗を占める農山漁村は、基幹産業である農林漁業の低迷等により、その活力が低下しており、地域の未利用の...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 交渉の具体的内容にかかわることでございますのでお答えは控えさせていただきたいと思いますが、関税撤廃率につきましては今後も各国とやはり交渉を積み重ねていくべきものと、こういうふうに承知しております。守るべきものは守るということを常々申し上げておりますが、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いわゆる何%という自由化率ということで決まったということについても交渉の中身そのものでありますから、私からは包括的で高い水準の協定を目指すということをずっと申し上げてはきておりますけれども、予算委員会で山田先生の御質問がありましたので、市場アクセス交渉、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お相手がどういうことをやっていて、我々がそれにどう対応しているかというところがまさに最も交渉のコアにかかわる部分でございますので、誠に申し訳ないんですが、そこは交渉の中身ということで申し上げられないというお答えになるんですが、我々としては、やはりこのTPP...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) したがいまして、今委員もおっしゃいましたように、この二国間の交渉というのは相手が望まないものを、まあ一般論ですが、こちらが出す必要もないわけでございますから、相手がどういうところに関心を持っているか、実質的な輸出関心と私申し上げましたけれども、これをしっか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 首脳バリ会合においては、まさに今、山田委員がおっしゃったように、包括的でバランスの取れた地域協定にすると。これは、安倍総理がおっしゃったということにとどまらず、首脳声明ということで確認をされたということでございます。  もう一つは、今おっしゃっていただい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私のこの間の所信でございますが、日本型直接支払制度の創設及び経営所得安定対策の見直しにつきまして、引き続き与党との議論を踏まえながら検討を進めていくと、こういう旨言及をさせていただいたところであります。  委員も御専門ですからお分かりだと思いますが、経営...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御声援ありがとうございました。  産業競争力会議、規制改革会議等は、その発足の経緯からしても、農林水産業を成長産業化する、こういう観点を軸にいたしまして議論が進められている。これも大事でありますが、やはり今、山田委員がるるお述べになったように、いろんな農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 諫早湾の干拓排水門につきましては、委員も御承知のとおり、二十二年の福岡高等裁判所の判決が確定をいたしましたので、国としては本年十二月二十日までに開門すべき義務を負っておると、こういうことでございますので、開門した場合に被害が生ずるおそれがあるという地元関係...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 改めて一番経緯をよく御存じの金子先生からお話を聞いて、先ほど局長からも答弁いたしましたように、長崎の皆さんがどうして反対しているかということについて説明をさせましたが、まさにそこのところの経緯のところ、非常に心情的に理解ができるところでありまして、私も就任...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたように、金子委員は、遡ればお父様の時代からずっとこの件については深くかかわりになられて、特に知事時代には苦渋の決断ということでいろんなお話をまとめられたというのも全部お聞きをしておるところでございます。  したがって、政治判断という...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員も御専門でありますが、この直接支払制度については、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉の結果等を受けまして、EUや米国において価格支持、いわゆるサポートプライスといったものを見直して、各国様々でございましょうけれども、その事情に応じて直接支払をすると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この委員会でも御決議をいただいた中に、実は改めて見てみますと、この重要五品目の、項目六でございますが、「交渉に当たっては、二国間交渉等にも留意しつつ、」とちゃんと書いていただいておるところであります。  まさに先ほどの山田委員とのやり取りでも申し上げたと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、徳永委員からちょっと急に振られたものですから、手元に細かい資料はございませんが、選挙でそういうことをお訴えになって、それが実現していって、何度か先国会でも、この委員会、それから衆議院の農水委員会でも御議論させていただきました。  私が拝見しておりまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も全部これを詳細にまだ読む時間がなかったんでございますが、今委員が取り上げていただきました、例えば官邸に本部をつくるとか、それから個人名で恐縮ですが針原氏の人事と。客観的にはそういうことは起こっておりますが、その背景にこういうことがあったかどうかというこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、副大臣からも詳しい経緯を答弁させていただきましたが、やはり現場が混乱してはいけないと私、常に申し上げているところでございまして、そういった意味では、公約に掲げた方向性ということに向けてずっと議論してきたところではございますけれども、まさにこの経過措置と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 済みません、ちょっと一言いいですか。  なお、先ほどお触れになっていただいた民主党、生活の党、社会民主党さんがお出しになっている六月の案については承知をしておりまして、我々も、なるべく猫の目農政と言われないように、法制化をやっぱりきちっとするということが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 加盟してから間もないころに多分NHKの番組があったと、こういうふうに記憶をしておりまして、そのときの状況でそういう発言をしたのは先生がおっしゃったとおりでございますが、その後、十月八日のTPP首脳会合で、これは総理も御出席になったわけでございますが、包括的...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 何度も聞かれておりますので何度もお答えをしているところでございますが、やはり衆参両院で、この農林水産委員会で決議をいただいておりますので、やはり重要五品目などの聖域の確保を最優先するということが決議をされた、これを踏まえて国益を守り抜きたいと、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この決議、この委員会とそれから衆議院の委員会、決議をされております。しっかりとこれを踏まえて国益を守り抜きたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(林芳正君) せっかく内閣官房からお見えでございますので、内閣官房の方に聞いていただいた方がとも思いますが。  決議を踏まえてということを常々申し上げております。決議にも今委員がおっしゃったことがるる書かれておりますので、我々としてもしっかりとこの決議が、ここに書かれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 内閣官房からもお話がありましたように、やはりSPS協定というのがしっかりとありまして、ここで科学的根拠に基づいたものをやるということが各国認められておりますので、この原則はしっかり担保されるということと、それから、今、米韓FTAのお話がありましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 総理が、今年の前半だったと思いますが、日米首脳会談において共同声明というのを発していただきまして、それに至る経緯で、我々の昨年の衆議院選挙の公約、我々というか自民党の公約ともかかわってくるわけでございますが、聖域なき関税撤廃を前提とする限り交渉参加には反対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必ずしもそのもっと高いトーンというのがどういう意味か、ドよりもソの方が高いという意味でおっしゃっているのでないと思いますけれども。私は常々言うことをなるべく変えないように、この決議をいただいておりますので、この決議を踏まえて国益を守るために全力を尽くすとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 決議の中に、何項目めでございましたか、六項目め、「交渉に当たっては、二国間交渉等にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。」と明記をさ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) トーンの話は少し、ちょっと言葉が過ぎたかもしれませんが、要は、大事なことはやはり、常々申し上げていることを変えないということがやはり一つ大事なことではないかと思っております。  ここで衆参両院の決議をいただいたということを重く受け止めるということは当然の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小川委員は現在たしか、シャドーキャビネットでよろしかったでしょうか。
○国務大臣(林芳正君) ネクストキャビネット、失礼いたしました、の農林水産大臣ということでございますし、私は、私事にわたりますが、平成七年初当選の同期ということで長らくいろんなお話をしてきた中で、今の農に対する思いというのは初めて聞かせていただいたかなと、こう思って聞かせていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小川委員からも言われましたので、もっと大きな声で頑張ってまいりたいと、こういうふうに思いますが、実はこの週末にも、農業の関係のイベント、結構ございまして、この十一月を実りの秋ということでやっていこうということで、この連休においても、地場もん国民大賞というこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、小川委員からは民主党政権時代にやっていただいたことを御披露いただいたわけでございまして、我々そのバトンを受け継いでしっかりとやっていきたいと、こういうふうに思っております。  まさに、いろんなところの供給側を整備していただいた後、今まさにおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平木委員におかれましては今日デビュー戦ということで、今後の御活躍を期待したいと、こういうふうに思います。  お触れいただきました農業、農村の所得倍増目標、これは六月十四日にこの日本再興戦略、成長戦略を閣議決定いたしましたが、ここにおいて、農林水産業を成長...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料・農業・農村基本法にも示されておりますとおり、不測の要因によりまして国内における需給が逼迫するような場合においても、国民が最低限度必要とする食料は確保されなければならないと、これ大事なことだと考えております。  こうした考えの下で、平成十四年に不測時...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 衆議院でもたしか玉木委員だったと思いますが、これについては御議論をさせていただきました。そのときにも私からは御答弁をさせていただいたところでございますが、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物の五品目の分類されるものを合計すると五百八十六ライン、それから...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、十一月一日の甘利大臣の記者会見におきまして、TPP総合対策本部事務局で話は承りましたと、こういうふうに甘利大臣がおっしゃっておられますので、我々としても、御案内のように、TPP政府対策本部というのをつくりまして各省縦割りにならないように連携して取り...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは交渉、具体的な内容にもかかわってくるところでございますので詳細申し上げるわけにはいきませんが、いわゆる重要五品目を含め、我が国のセンシティビティーをしっかり守ってほしいと伝えられたというふうに聞いております。
○国務大臣(林芳正君) 委員もあるいは国際交渉の御経験があるかもしれませんが、ここで私がもしこれとこれというふうに申し上げれば、それはこの場にとどまらず交渉の相手国にも即時に伝わるというのが国際交渉の常識でございまして、しからばそこから更に交渉をしようではないかと相手に畳みかけら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私が答弁したことでございますので当時の議事録を改めて見てみましたけれども、山田委員からは、予算委員会で、減反は矛盾した政策と思います、いっそのこと減反をやめるとか見直すということはお考えにならないんでしょうかと。こういうことで、私から、消費が減少するという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、選挙公約において、自民党のですね、経営所得安定対策の見直し、それから多面的機能に着目した日本型の直接支払ということを議論していくと、こういうことでうたってまいったわけでございまして、この検討は、まさに米の生産調整を含む米政策とも関係...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 米の生産調整というのは、先ほど私申し上げましたように実質的には選択制というふうになっているものでございますが、さらに、農家自らの経営判断によって需要に応じた生産を行える環境を更に整えていく必要があると、こういうふうに考えております。  したがって、生産調...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに集積を進めていくということが一つの大きな大事なポイントである、それと矛盾をしないようにこの経営所得安定対策をきちっと進めていくということが大事であると、こういうふうに考えております。  農地中間管理機構については、既に、今委員がお話ししてくださった...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) かつて我々も行革本部で、これは党の行革本部ですが、やはり国から補助金が出ているもののところの公益法人について調べたことがございましたが、やはり今委員がおっしゃっていただいたように、外見上やっぱり怪しいのではないかと思われないようにするということが非常に大事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 十月八日のTPP首脳会合、今委員もお触れいただきましたが、包括的でバランスの取れた協定の年内妥結に向けて、残された困難な課題の解決に取り組むことが合意されたと、こういうふうに承知をしております。これは今までの先生方の御議論の中でもあったところでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 甘利大臣も御答弁をされましたし、私も国会で、会見だったかもしれませんが、申し上げておりますが、党でやられる作業につきまして必要な情報の提供等々についてきちっとやらせていただくと、こういうことは申しております。  先ほどお答えしたとおりでございますが、西川...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、副大臣から御答弁させていただいたとおりでございまして、先ほど小川委員が推理と想像と、こうおっしゃいましたけれども、我々、今、紙委員がおっしゃったことをこういうふうにやっているということを申し上げたことは一度もございませんで、西川委員の方でいろんなことを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お話がありましたように、先週だったと思いますが、知事始め関係者の皆様が、もう何度かお見えになっておりますが、いらしていただきました。その今のお話、御要請も受けたところでございますので、その場で、この決議を踏まえてしっかりとやっていきたいというような趣旨のこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この決議は、私のみならず、閣内で少なくともこの仕事に携わっている皆様方に対しては共有をされておるものと、こういうことでございますから、皆さん同じ気持ちでこれはやっていただいているものと、こういうふうに考えておりますし、また、どういう場合にどのラインで脱退と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、横山政務官から答弁させていただきましたとおり、この臨時国会期間中において特に取り組むべき重要課題を所信的挨拶では申し述べさせていただきましたので、この食料の安定供給を将来にわたって確保していくことは、法律にも定められておりますし、私自身も基本的な責務で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど小川委員からも御指摘があって、地理的、自然的制約のためのゲタということと、それから、やはり自然災害等々の影響で収穫量の減少がどうしても起こるということでナラシと、こういうものがあるということを申し上げましたけれども、まさにそういう意味で、現在の農業共...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま横山政務官から答弁させていただきましたように、十二月二十日までの開門義務は確定した法的な義務であり、履行しなければならない。他方、対策工事なしで開門すれば被害が生じるということで、この開門と被害防止の双方を実現しなければならないと。まさに横山大臣政...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、政治責任というお言葉が今ありましたけれども、我々は行政として、この司法の場から確定した判決ということで義務を負わせられている、こういうことでございますので、これは先ほど申し上げたとおり法的な義務を履行すると、こういうことでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたことに尽きるわけですが、確定判決を法的な義務として履行しなければならないということ、そして他方で、対策工事なしで開門すれば被害が生じるということでありますので、開門と被害防止の双方を実現しなければならないと考えておりまして、地元関係者の理解...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日は儀間先生デビュー戦ということで、今後の御活躍を御期待したいと思いますが。  今委員からお話がありましたように、今日はメーンテーマの一つでありまして、私も何度も御答弁を申し上げましたとおり、この農林水産委員会、また衆議院の農林水産委員会でも決議をされ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先日も、夏だったと思いますが、お地元にお邪魔をいたしまして、ファーマーズマーケットというのをJAがやっていらっしゃいます、見せていただきまして、なかなか私の地元の山口県ではお目にかかれないようないろんなフルーツを中心にしておいしそうなものが並んでおりました...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そったく同機というのは私も非常に好きな言葉でありまして、余り早くつつき過ぎると、中のひながまだかえる時期ではないのでかえらなくなってしまう、しかし遅過ぎると今度は大きくなり過ぎると、タイミングが非常に大事であるということを教えていただいているんではないかと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員からお話がありましたように、農地を集積をしていくということが一つ大きな大事なポイントであると、こういうふうに思っておりまして、そういった意味で、県段階に公的な機関として農地中間管理機構を整備をするということで、分散錯圃の解消や耕作放棄地の解消防止...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、米の輸出についてお話があったところでございますが、我々も先ほど輸出の戦略を作って今その実行に向けて予算の要求もしていると申し上げましたが、品目別の輸出戦略ということで、米及び米加工品、現在、百三十億の輸出でございますけれども、これを目標六百億円というこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど米については数字を申し上げましたが、それ以外のあらゆる品目につきまして、品目別に、例えば水産物は千七百億を三千五百億、花卉、花ですね、八十億を百五十億等々、それぞれの品目別に具体的な数字を掲げまして、そして先ほど申し上げましたように、相手国別にいろん...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○林国務大臣 山本先生には初めてということですが、初めてとは思えない印象を持っております。  お答えしたいと思います。  農山漁村の活力が低下している中で、やはり農山漁村の豊かな資源を活用した再生可能エネルギー発電を促進するということによって、農業、農村の所得の向上等によって...全文を見る
○林国務大臣 心して答弁させていただきたいと思います。  今委員がおっしゃったように、経済産業省の総合資源エネルギー調査会で、新たなエネルギー基本計画の策定に向けた議論が進められているということでございます。  先ほど申し上げましたように、また山本委員からも今お話がございまし...全文を見る
○林国務大臣 農山漁村におきまして再生可能エネルギー発電を促進するということに当たって、まず国の基本方針、そしてこれに基づいて市町村が基本計画を定める、こういうことになっておりますので、固定価格買い取り制度など再生可能エネルギー政策全般との整合性がきちっととれていく、これが重要だ...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  農山漁村における再生可能エネルギー発電の導入は、地域に使われていない資源がある、この潜在的な資源を有効に活用することで農林漁業の健全な発展に結びつけるということで、やはり我々としては、農山漁村の活性化を進めたい、こういうふうに思っておるとこ...全文を見る
○林国務大臣 この法案の枠組みに基づきまして再生可能エネルギー発電を行う場合、再生可能エネルギー発電設備の整備とあわせて、農林漁業の健全な発展に資する取り組みを行うことが必要でございますので、売電収入の一部がこの取り組みのために使われて、地域に還元される、こういう仕組みになってい...全文を見る
○林国務大臣 はい。  既に御議論いただいたように、創出技術開発事業で取り組んだ実績もありますし、うちの技術部隊からも、今先生がおっしゃっていただいた効果があるという実証結果が出たというふうに聞いております。  また、実際に使っておられるところを今御紹介もいただきましたので、...全文を見る
○林国務大臣 先ほど草刈りの話にもありましたが、やはりどうやって具体的に還元されるかという、今おっしゃったことに直接当たるかどうかわかりませんけれども、例えば、発電事業者が売電収益の一部を支出して、太陽光発電設備の周辺の農地の簡易な整備等を地域の関係者とともに行い、農業の生産性向...全文を見る
○林国務大臣 大変具体的な論点を出していただきまして、玉木委員の御主張だと我々とかなり近いな、こう考えるわけです。ただ、民主党政権が始まったときの集積に対する考え方等々、これは玉木委員の御自身の議事録も私は拝見させていただきましたが、必ずしも今おっしゃっている方向が最初からあった...全文を見る
○林国務大臣 ここは、今委員もおっしゃっていただきましたが、まさに公約の一つの柱として掲げて、そして、政府・与党間で今検討中でございますので、具体的にどれに幾らというところが詳細に定まっているわけではございません。  今委員がおっしゃっていただいたように、例えば、農地、水路、農...全文を見る
○林国務大臣 感覚的に言うと、安全と価格がトレードオフになるというのは余り考えられないかな。もうちょっと、よりおいしいとか、よりブランド物であるといったものと価格のトレードオフというのはある程度想定ができるところですが、安全を犠牲にして安くというのは、昨今の状況を考えますとなかな...全文を見る
○林国務大臣 これだけインターネットが普及をして、いわゆるソーシャルネットワークサービスの負の側面というのも最近よくニュースでは見ますけれども、これだけのビッグデータがある、かつ、これは割と廉価といいますか、ほぼ無料でもいろいろなものは取得できるということもございます。  した...全文を見る
○林国務大臣 これは農業分野にとどまらず、あらゆる政策を推進していくときに、施策を企画し実施に移すというところにとどまらずに、今委員がおっしゃっていただきましたように、PDCA、施策の効果を評価する、そして評価結果をその次の施策の見直しに反映させる、このサイクルを回していくという...全文を見る
○林国務大臣 端的に言えば、一番最後に委員がおっしゃったこと、こういうことでございまして、再生可能エネルギー発電をどんどんやって、農地はどんどんなくなってもいいということではありませんし、やはり農林漁業の健全な発展と調和のとれた形で再生可能エネルギー発電を促進しよう、これはできる...全文を見る
○林国務大臣 今の問題は、この件にかかわらず、たしか森林の関係の法律を変えたときにも、届け出をしていただいてというようなことも盛り込んできたところでございますので、大事な問題である、こういうふうに思っております。  法案については、これは外国人であるか否かにかかわらず、そもそも...全文を見る
○林国務大臣 午前中の質疑でもありましたように、主には経済産業省それから環境省、こういうところとの連携というのが非常に大事になってくるというふうに思っておりますし、今局長からも答弁いたしましたように、特に、FIT、これの制度がどうなってくるかということによっても大きく変わってくる...全文を見る
○林国務大臣 この法案は、地球温暖化の防止というものを直接の目的にしているわけではございませんが、農山漁村における再生可能エネルギー発電を促進するということは、化石燃料による発電の一部を代替するということにつながるものでありますので、結果として温室効果ガスの排出抑制による地球温暖...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと御通告がなかったので手元に詳細な数字がございませんが、再興戦略、それのもとになる与党自民党での農業・農村所得倍増計画、こういうものに基づいてこれをつくらせていただきました。  六次産業化は、御案内のように、一次産業である農林水産業と製造加工業の二次産業、そ...全文を見る
○林国務大臣 前回もお話をあるいはしたかもしれませんが、そもそも、払っていただくべき相続税や贈与税を猶予する理由というのが、みずから農業経営を継続するというのが条件になっておるわけでございまして、そういった相続人や受贈者を税制面から支援するためにこの納税猶予の特例が設けられている...全文を見る
○林国務大臣 これは、今の税法がこういうふうになっているという御説明をいたしたわけでございます。  我が党におきましては、毎年、今ぐらいのシーズンになりますと、自民党税制調査会というのが開かれまして活発な議論が行われるわけでございますから、いろいろな政策的な理由、また復旧復興に...全文を見る
○林国務大臣 今、ユーンデ村の状況を大変興味深く拝聴させていただきましたが、よくオーナーシップソサエティーという言葉を使いますけれども、自分たちが自分で持っているという意識をその地域の方がそれぞれ持っておられるということがやはりいろいろな意味で大事であるな、こういうふうに思ってお...全文を見る
○林国務大臣 畑先生おっしゃるとおり、やはり基本理念につけ加えました残りの条文は全部一緒でございます、これではいけませんので、この確実な実施を担保するということが大変重要である、こういうふうに考えております。  今お触れもいただきましたが、市町村、関係農林漁業者、団体等の協議を...全文を見る
○林国務大臣 我が国の農山漁村には、農業上の再生利用が見込まれない荒廃農地、それから土地改良区の農業用水施設、林地残材、家畜排せつ物等のバイオマスといったような、こういう再生可能エネルギー発電に利用可能な資源が豊富に存在しておる、これがポテンシャルである、こういうふうに申し上げて...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは、法案を御可決いただきありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
11月07日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○林国務大臣 TPPについて、まず申し上げますと、関税撤廃による国内生産への悪影響が懸念をされて、農林水産業関係者や地方公共団体からの不安の声というのが表明されているということは十分認識をしております。  TPP交渉に当たっては、このような声を重く受けとめて、この委員会でも決議...全文を見る
○林国務大臣 産業競争力会議には、私自身も出席しておりますし、私の出席がかなわないときには江藤副大臣にも出席させていただいておりますので、そのことで江藤副大臣からも答弁を申し上げようと思いましたが、御指名でございますので。  今委員からお話がありましたように、農業分野に関しては...全文を見る
○林国務大臣 今、今村先生からお話がありましたように、米の重要性というのは私から改めて申し上げることもないぐらい当然のことだ、こういうふうに思っておりますが、特に、米の中の主食用米、この消費量が、食生活の大幅な変化等に伴いまして、昭和三十七年、我々が生まれた直後でございますが、一...全文を見る
○林国務大臣 数字は正確な方がいいと思いまして、局長から答弁させましたが、これについてどう考えるか、こういうことでございます。  やはり今、水際措置、こういうふうに言っていいと思いますが、こういうものもあって、それは、いろいろな方がおっしゃるように、ほかの国の米の値段と比べれば...全文を見る
○林国務大臣 大変に大事なポイントだ、こういうふうに思っております。  必要なシミュレーションもやらなければならない、こういうふうに思っておりますし、先ほど申し上げましたように、何よりも現場が混乱しないように、それから、現場も北海道から沖縄までさまざまな現場がございますから、そ...全文を見る
○林国務大臣 これは、成案がまとまってまいりますと、先ほどちょっとおっしゃられましたように、予算措置にとどまらずに、しっかりとした法案で制度を固めていくということが大事だ、こういうふうに思っておりまして、来年の通常国会を目指すということでございますので、それまでにはしっかりとやっ...全文を見る
○林国務大臣 これは、もう何度も今までもやりとりをさせていただいたことでございまして、余り気のきいた、変わったことを言えないと思いますが。  ここの委員会、また参議院の委員会で、決議というものをしていただいております。私は常々、決議決議とオウム返しのように言っておりますが、その...全文を見る
○林国務大臣 この間も、これは玉木先生だったと思いますが、御議論させていただきました。  我々が今までお出しした資料は、村岡先生がきょうつけていただきました一枚目、重要五項目の米が五十八品目、これを出させていただいて、これを足して五百八十六品目、こういうことなのでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 これは、もともとお出ししたときに、我々の時代の前ですから、ちょっと経緯は詳細には承知しておりませんが、一体幾つあるんだということを全体像として示せ、多分そういう御議論だったと思いますので、こういうものが今まで撤廃していないものとしてありますということをお示しした、こ...全文を見る
○林国務大臣 これは、我々がやはり決議を踏まえてやると言っておる一つの意味は、我々の国の仕組みとして、政府が妥結したものは条約案として国会にかかるわけですね。そこで批准をされなければ発効いたしません。  したがって、逆に言えば、国会が認めないようなものを妥結しても、これは批准さ...全文を見る
○林国務大臣 これは、正確には内閣官房の方にお聞きをいただいた方がいいと思いますが、守秘義務を伴う約束事をしておる、こういうふうに聞いておりますので、その範囲内でお出しできるものはきちっと出すし、また、交渉上の不利になることということであれば、これはお控えする、こういうことになろ...全文を見る
○林国務大臣 我々は、ここで私も何度も申し上げておりますが、昨年の十二月の公約に、経営所得安定対策、当時はまだ我々は野党でございましたので、民主党政権下で行われておりました戸別所得補償というものを見直す、こういうふうに明言を、そこに明示をしてございます。一方で、大事なことですが、...全文を見る
○林国務大臣 当然、委員がおっしゃったように、どう受け取られていたかということを考えれば、それほど農政の細かい仕組みについて皆さんが御存じだということではございませんから、我々の頭の中では、経営所得安定対策の中でこの米の生産調整を含む米政策と関係があるということはつながっていくわ...全文を見る
○林国務大臣 私は責任者でございますので、余り感想というような、他人事のようにはなかなか申し上げにくいところがございますが、きのう玉木委員とやりとりをさせていただいた中で、玉木委員が常々おっしゃっている方向性ということに限定して申し上げれば、大きな方向性は同じところを目指している...全文を見る
○林国務大臣 今から先のことを、こうこうこういうふうになったらこうするということを断定的に申し上げるのはなかなか難しいと思いますが、我々が考えておりますのは、やはり国が、全国ベースの需給見通しの策定に加えまして、より細かい需給それから価格情報、販売進捗、在庫情報等を提供する、地域...全文を見る
○林国務大臣 先ほど今村議員から御質問があったところとも関連いたしますが、申し上げたいことの一つは、やはり主食用米の需要が減少傾向にあるということでございます。  したがって、その中で水田のフル活用ということをやってきたわけでございますので、まずはやはり水田を最大限に有効活用し...全文を見る
○林国務大臣 まず申し上げておかなければならないのは、まだ中間取りまとめで、詳細を今から議論して詰めていく、こういうふうに申し上げましたので、今の段階で細かくこうだということがなかなか申し上げにくいところにあるということは御理解をいただきたい、こういうふうに思います。  その上...全文を見る
○林国務大臣 前回、玉木委員とも御議論させていただきましたが、米の固定払いとおっしゃっておられるところに多面的機能も含める、これは非常に、なるほどなと思って聞かせていただきました。  逆に言うと、我々の場合は、公約の段階で、産業政策的な経営所得安定制度と、それから多面的機能に着...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、基本的な設計というのが公約に掲げた二本柱で整理していこうということでございまして、しっかりとそれに基づいて設計をしていかなければならない、こういうふうに思っておりますし、先ほども申し上げましたように、水田のみに限定せずに、畑や草地...全文を見る
○林国務大臣 先ほど村岡委員とのやりとりでも申し上げましたように、これは、政府で妥結をしたということがもしあったとすれば、その後批准の手続というのがございますので、そこで、どういうものがまとまったかというのは全てお示しをして、批准する手続をしていただくということです。  そのと...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、五百八十六品目というのは、それぞれのタリフラインを米五十八品目、麦何品目ということですから、最終的に交渉が妥結した場合に、それぞれのタリフラインについてどうなったかというのも当然出てくるわけでございますので、それで見ていただくということに...全文を見る
○林国務大臣 この件は、委員もお地元でいらっしゃいますから、経緯をよく御案内のとおりでございます。  私も、政務三役、事務方を区別することなく、これは全省一丸となって当たらなければならない課題である、こういうふうに思っております。  今、基本認識を御披露いただきましたけれども...全文を見る
○林国務大臣 この間あるいは御答弁をしたかもしれませんが、国別・品目別輸出戦略というのは、既につくって公表しております。もしお時間を許していただけるのであれば、それぞれの項目について、八項目ございますので、ちょっと申し上げさせていただきたいと思います。  水産物は千七百億円が現...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただいたように、我が国の食品産業は、国内農水産物の大体七割を加工原料として受け入れているということでございます。  したがって、よく私は申し上げるんですが、農林水産物が生産額ベースで九兆、十兆オーダー、加工、流通まで入れたら、食品産業まで入れ...全文を見る
○林国務大臣 一寸先は闇というのは永田町のことを表した言葉、こういうふうに言われておりますが、今、委員がおっしゃったように、グローバル化が進展し、なかなか予測のつかないようなことが短期間のうちに起こるということがございますので、そういう状況、特に、食の需要、食のマーケットが三百四...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来、米の政策の御議論をさせていただいておりますが、やはり需要に見合った主体的な判断、こういうふうに繰り返し申し上げておりますのはまさにそこの部分でございまして、これは何も国内にとどまらず、海外の輸出のマーケットにおいても、どこにどういう需要があるのか、また今後...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな品種改良等々をやりまして、また生産のコストダウンを図って、いろいろな可能性を追求していく、これは非常に大事だ、こういうふうに思っておりますが、逆に、ボリュームゾーンと言っていいと思いますけれども、ある程度の手ごろな価格でおなかがいっぱいになるというマーケッ...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なところだと思います。  単に原料ということではなくて、それを加工し、いろいろな付加価値をつけていくというところで競争力をつけていくというのは大事な視点だと思いますので、いろいろな多角的な検討をしていきたいと思います。
○林国務大臣 多面的機能の定義についてはもう御理解いただいたということでございますので、基本法の三条、それから四条、五条に定義をされておる、こういうことでございます。  水田は、食料生産の基盤であるということはもちろんでございますが、今委員がおっしゃっていただいたように、それと...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な視点だというふうに思っております。  日本再興戦略を六月に成長戦略として定めた中にも、担い手への農地集積、集約や耕作放棄地の解消を加速化し、担い手が利用する農地の割合を現在の五割から八割まで引き上げる、こういうことを目標として定めております。  これは...全文を見る
11月12日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) まずは、馬場委員におかれましては農林水産委員会のデビュー戦ということで、是非今後の御活躍を御期待申し上げたいと思います。  今お話のあったTPPについては、何度も申し上げていることでございますが、この参議院の農林水産委員会、また衆議院の農林水産委員会でそ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 森林吸収源対策を今後とも着実に推進していかなければならないと、今委員がおっしゃったとおりでございまして、そのためにも安定的な財源の確保、これは大変重要な課題だというふうに思っております。  先ほど環境省からもあったように、与党税制改正大綱、一月の二十四日...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、舞立委員におかれましても、今日はデビュー戦ということでございますので、今後の御活躍を御期待申し上げたいと思います。  予算について大変有り難い御激励をいただいたと、こういうふうに思っておりますが、官邸に農林水産業・地域の活力創造本部、これを置いて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業従事者、これが減少する、それから平均年齢六十六歳とよく言われますが、高齢化等が進展する、あるいは耕作放棄地が増えるという状況の中で、やはり農政改革をやり、国内農業の活性化を図っていく、これは待ったなしの極めて重要な課題であると、こういうふうに認識してお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに車の両輪でございますので、どちらかの車輪が速く走り過ぎますと車は曲がってしまうと、こういうことでございます。しっかりとこの車の両輪が同じ車軸の中で同じスピードで動いていくと、これが大変に大事なことであるというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) まずは、今日はお三方とも自民党デビュー戦ということで、中泉委員におかれましても今後の御活躍を御期待申し上げたいと思いますし、農業をやっていらっしゃると、こういうことでございますから、現場に密着した御意見を賜れればと、こういうふうに思っております。  先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 吉川副大臣から今答弁いたしましたように、これは地域の特性を踏まえて、先ほど水田フル活用ビジョンをつくっていただくと、作物振興の設計図ということでありますから、今まさに委員がおっしゃったようないろんな地域の特性、これは品目にとどまらずにいろんな特性を支援して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よくぞ聞いていただきましたという感じでございますが、私は、減反廃止というような見出しが躍るたびに、何でこういう報道になるのかなと非常に不思議に思っておったわけでございまして、そもそも減反と生産調整というのは、我々、水田のフル活用、こういうことをずっとこれは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、消費者庁、それから我が省からも答弁をさせていただいたところでありますが、大変大事な問題であると、こういうふうに思っております。  せっかく無形文化遺産ですか、推薦まで来ているこういう大事なときにこういうのが次々と出るということは、やはり国内での消費者...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、お答えする前に、せっかく資料をお示しをいただきましたので。  これは、いろんな仮定がございますので、この七千円程度まで下落するということもいろんな仮定がおありになるんでしょうし、その仮定のときにこういう面積、反収、どうなるかということもいろいろあろ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、今委員からお話がありましたように、基本法によってつくられたフレームワーク、すなわち基本計画というものに今委員がおっしゃられたような食料自給率五〇%とこれは明記をされておるわけでございます。ちなみに、委員も御承知だと思いますが、カロリーベースが五〇%...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小川先生からは、今、前の任期の十分をはるかに超える質問時間の中で、前回もそうでございましたが、今回も特に北海道を中心に農業の歴史にもお触れになって本質的な問題の指摘をしていただいたと、こういうふうに思っております。  午前中も議論があったところでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北海道の小川委員から兼業農家に対する大変高い御見識を御披露いただきまして、私、今御指摘いただいたように山口県で、大変中山間地が多くて兼業も非常に多いところでございますので、その実態をそういうふうに正確に御認識いただくと大変有り難い思いが致すわけでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話をしていただいたように、生産調整の見直しということを今やっているわけでございますが、まさに委員が御指摘になったように、経営所得安定対策の見直しに関係してこれをやっているわけでございまして、需要に即して安定的に主食の米を供給していく、これが大変大事であ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど小川委員からも御指摘があったように、我が山口県は非常に中山間地の多いところでございまして、私もそういうところを見て回った経験もあるわけでございまして、全国でいいますと、農業産出額の四割、また農地の四割をこういう中山間地の農業が占めていると、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今これは法律案ということで御審議をいただいておるということですが、この特定秘密の保護に関する法律案においては、行政機関の長が、一つ目は、行政機関の所掌事務に係る防衛、外交、特定有害活動の防止、テロリズムの防止に関する情報であって、そして公になっていないもの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉のテキストなどTPP交渉に関する情報については多種多様なものが含まれておると、こういうことでございますので、一概に申し上げることは難しいわけですが、秘密保持に関する書簡、先ほど委員も取り上げられておられましたけれども、こういうものを交換した上で交...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げました国家公務員法の百条一項で規定されている秘密とは、一般に知られていない事実であって実質的にもそれを秘密として保護するに値すると認められているものと、こういうふうにされておりまして、最終的には司法により判断されるものと承知をしております。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほど私が申し上げましたように、やはり連携して、与党と連携して交渉に臨むために必要な情報と、こういうふうに申し上げましたので、その範囲内で可能な、国家公務員法の規定に則しつつ可能な範囲で提供すると、こういうことでございます。
○国務大臣(林芳正君) 戦後のこの米の生産調整の歴史をちょっと二、三分で言うのはなかなか難しいところがございますが、簡略にちょっとはしょって申し上げますと、実施当初はやはり主食用米の生産抑制の色彩というのが強かったわけですが、私が先ほど午前中にも申し上げましたように、今日的には水...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) あんぽ柿は私も好物でございまして、この間、先週末に日比谷公園で農業法人協会の方がフェスティバルをやられて、そこに少し出ておりましたけれども、やはりこれを食べると何となく秋が来たなと、こういう思いがするわけでございますが、今委員からお話があったように、干すか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 原発事故によります農林水産業者の損害については、東京電力によって適切かつ早急に賠償金が支払われると、これが重要だというふうに考えております。我が省として、これまでも関係都道県や団体で構成する原発事故連絡会議を開催するほか、個別の課題について東京電力に直接申...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃっていただいたように、この復旧復興、まさに六次産業化することによって旧に復する復旧から復興につなげていこうと、これは大事な取組だと、こういうふうに思っておりますので、こういう被災漁業者の方が必要とする設備資金につきましては、日本政策金融公庫資金、ま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今委員がおっしゃったように、復旧から復興へかけていろんなケースが出てくると、こういうふうに思いますので、なるべく被災された方、そして意欲を持って立ち上がろうとされている方のサイドに立って、どういうふうにこの制度が使えるのかと、こういう視点で更に検討を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、正式な外交関係がない、こういうことで日台民間漁業取決めと、こういうふうに言っておりますが、この取決めにつきましては本年の五月十日から運用が開始をされているということでございますけれども、今委員からお話がありましたように、沖...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 十月の二十四日に仲井眞知事とお会いをいたしまして、今、儀間委員からお話がありましたように、操業ルールの早期確立、それから国による沖縄県水産業の総合対策、こういうものについて要請を受けたところでございまして、今、この要望事項の四番目の線引きについても、委員か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の国土の大宗を占める農山漁村は、基幹産業である農林漁業の低迷等により、その活力が低下しており、地域...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○林国務大臣 まず、稲津委員におかれましては、この九月まで政務官として私を支えていただきまして、特にサイバーテロの委員会では委員長もお務めになっていただきまして、多大な貢献をしていただきましたことを改めて御礼を申し上げたい、こういうふうに思います。  今お尋ねのあった米の生産調...全文を見る
○林国務大臣 遠慮という言葉の本来の意味は、遠きにおもんぱかりなければ近きに憂いあり、こういう言葉だそうでございまして、遠きを、要するに中長期的な展望をきちっと持っておかないと足元でいろいろな不安が生じる、こういうことでありますので、今委員がおっしゃっていただきましたように、猫の...全文を見る
○林国務大臣 まさに、現場の御意見、農業者の皆さんや団体の皆さんの御意見をきちっと反映させていくということが大事であることは、もう当然のことである、こういうふうに認識をしております。  今回の米政策の見直しについても、今後、五年後を目途という時期的なイメージを共有した上で、行政...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも、委員が生産調整というお言葉をお使いになっているときに、今やっているいろいろな種類、我々が受け継いでやっている部分もございますが、どの部分を具体的に指しておっしゃっているかというところが判然としない部分もありますが、与党にお示しした我々の中間取りまとめにおい...全文を見る
○林国務大臣 そういうことをどこかに書いてあったかという記憶が余りないんですが、生産調整を先ほど申し上げた方向でより主体的な判断に基づいて見直していって、そういう環境を整えようということは申し上げております。  逆に言えば、生産調整を見直したら米が余るようになっちゃった、それで...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになりますが、これはあくまで中間取りまとめです。今からこれにいろいろな詳細が入っていって成案を得るわけでございますので、その部分まで詳細には今お示しをすることができないんですが、方向性として先ほどのようなことを申し上げました。  委員がおっしゃっている御質...全文を見る
○林国務大臣 先ほどからの繰り返しになりますが、いろいろな、非主食用米への導入、中食、外食、よりきめ細かい状況と申し上げてきましたが、そういう政策展開をする中で、米価が実際の需給状況等に応じて形成されることが基本、これはそのとおりでありまして、こうした取り組みを通じて、需要に見合...全文を見る
○林国務大臣 非主食用米への生産誘導のインセンティブとして数量払いを導入する等々、先ほど申し上げたとおりでございますが、それに、豊作、需要減等に対応するための民間主導による需給安定対策の取り組みが可能となるように環境整備をしていくということも加えて、やはり需要に見合った米生産の実...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほど土木工事みたいなものでは多面的機能にならないというお話がありましたが、そもそも、なぜそういう畦畔をやったり水回りをやったりするかというと、それは、その地区の方が水田なり農地をやられているからという前提があるわけです。誰も農業をやっていないところでそういう...全文を見る
○林国務大臣 二十一年の九月に公表いたしました、今委員がお示しされたシミュレーションは、多くの選択肢の中からあるべき姿を検討するという点で、大変意義深いものであったと考えております。行政による生産数量目標の配分を継続する場合の七つの選択肢、それから、数量目標の配分も転作助成も廃止...全文を見る
○林国務大臣 聞いておりまして、なるほどなという感じもしないわけでもないんですが、まさに今おっしゃったように、事業のリスクが遮断されるというときに、なぜリスクが遮断される必要があるかといえば、それは本来、農業、林業、水産業をやっておられる方が、二次産業、三次産業という今まで余り手...全文を見る
○林国務大臣 これは、あくまで中間取りまとめですので、お読みになってなかなかわかりにくいと。確かに、今からこれを詳細に詰めて、単価なども入れていかなければなりませんので、これでもう全部決まりましたということでないということをまず申し上げておきたいと思います。  その上で、新たに...全文を見る
○林国務大臣 今、長官からお話がありましたように、そういう仕組みでやってきているということでございますので、これはあらゆる外交、それから決め事、協定に共通することでございますが、決めたとおりにお互いきちっとやるということが最低限の前提になっているわけでございますので、そこに疑義が...全文を見る
○林国務大臣 岩永委員が今おっしゃられたように、いろいろな状況が今変わってきている。それは、もう少し長い目で見ますと、国土の七割を森林が占めるこの森林国で、戦後ずっと我々の先輩方が植林をしていただいて、まさに今、これを利用可能な段階まで持ってきていただいた、ここに感謝をしなければ...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、これをしっかりと受け継いでやっていくということでございますので、よほど何か事情の変更があればまた別だと思いますが、この基本計画に基づいてやってまいりたいと思っております。
○林国務大臣 今長官からもいろいろな話をしていただいたところですが、冒頭申し上げましたように、また今委員も改めておっしゃっていただいたように、今はチャンスである、この認識を強く持って、そのチャンスはどうして訪れているかといえば、先輩方が営々と戦後植林をやっていただいた、その上に我...全文を見る
○林国務大臣 ことしの六月に、今委員会からお話のありました日本再興戦略を閣議決定いたしました。  確かに、都市農業という言葉が直接見えてこないわけでございますが、福祉、教育、観光等と連携した都市と農村の交流の拡充を図るというようなことは書いております。  これを含めて、農業、...全文を見る
○林国務大臣 先月のTPP首脳会合におきましては、包括的でバランスのとれた協定の年内妥結に向けて、交渉官は残された困難な課題の解決に取り組むことが合意された、こういうことでございますが、この首脳会合においては、市場アクセス分野については、最もセンシティブな物品の取り扱いはこれから...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと、どの新聞かよくわかりませんが、そういうことを既に固めたということはないというふうに申し上げておきたいと思います。
○林国務大臣 いろいろ御不安を惹起したようで反省をしておりますが、まず村岡先生とのやりとりの中で、定義というのは整理の定義ですからというくだりですが、要するに、関税定率法をごらんになったことがあると思いますけれども、一つずつラインがいっぱいあって、そこには、例えば、穀物という大分...全文を見る
○林国務大臣 そこがまさに我々が米というところに五十八ラインをやっている、これを米に位置づけているというところ自体が我々の主体的な判断、こういうことでございますので、大変申しわけございませんが、どういう理由でどういうところに着目してこれをということをお示しすると、これは相手方にも...全文を見る
○林国務大臣 これはもちろん、例えば、関税定率法をごらんになればわかると思いますが、穀物それから動物とか機械とか、こういうことになっておりますので、自動車とかそういうものが米に入ってくるというのはないわけでございます。  したがって、穀物の中でいろいろなラインがございまして、こ...全文を見る
○林国務大臣 多分、最終的に妥結をした場合は、国会で批准ということになってまいりますので、批准をしていただくための審議というのが当然出てまいります。そうすると、協定書と、それに付随する関税の譲許表みたいなものが出てくる。  そうすると、この間も村岡委員にお答えしたように、全ての...全文を見る
○林国務大臣 ですから、ちょっと奥歯に物の挟まったような言い方で恐縮なんですが、全ての、例えば穀物というのが上二桁でずっと並んでおりますけれども、これについて、もしTPPで今までと違った取り決めがなされれば、全部入ってくる、こういうことでございますので、それを見ていただければ、そ...全文を見る
○林国務大臣 はい。  従来の経営所得安定対策、特に米の直接支払い交付金は、米の販売農家全てを対象にしていたということもあって、零細農家も含めて米を生産することのインセンティブになりまして、麦、大豆、飼料作物などで食料自給率を向上していく、ここに対するインセンティブになっていな...全文を見る
○林国務大臣 御指摘のJAみどりでございますが、今委員も少しお話しいただいたように、その地区の急速な都市化で、事業内容が組合員の生活、農外事業中心になっている、おっしゃっていただいたとおりだと思っておりまして、本来の農協のイメージとはかなり異なるものになっている、こういうふうに考...全文を見る
○林国務大臣 まずは、きょうはお誕生日ということで、お誕生日おめでとうございます。  そのお誕生日に合わせてということではないと思いますが、JAみどり、先ほど申し上げましたように民間の法人ということですから、どういうふうにこういう広報をやられるか、また広報の内容をどういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 農協経営の平均的な姿としては、今委員からも御指摘があったように、経済事業部門が赤字、これを信用、共済事業黒字で補填する構造となっております。  農業者の協同組織である農協は、農産物の販売等を適切に行って組合員の農業所得を向上させていく、これが最大の使命でありますか...全文を見る
○林国務大臣 今、林委員からも、小規模の方が集まって大きなものに立ち向かっていく、バーゲニングパワーをつける、こういうことがございまして、やはりこれは協同組合の原点だろうと思います。  農協法が制定されたのは昭和二十二年ですが、その前をさかのぼりますと、我が長州の先達の品川弥二...全文を見る
○林国務大臣 基本的に全く同じ考えでございまして、これは、農政にとどまらず、全ての政策を遂行するときには、信なくば立たず、信頼をいただいて、国のために、短期、中期、長期にわたってしっかりとしたことをやっていくんだという御理解を、信頼を得ながら進めていく、これは大事である、こういう...全文を見る
○林国務大臣 これは言葉遣いでございますので、何か法律的な定義ということではないかもしれませんが、減反という言葉には、反を減らしていく、こう書きますから、農地が減っていく、こういうものがどうしても想起されるわけでございます。確かに、そういうふうに休耕田にして抑制をしたという時代も...全文を見る
○林国務大臣 経営所得安定対策の見直しというのは、いわば生産調整、これは米でございますけれども、それを含むということだと思います。
○林国務大臣 ここも言葉の問題かもしれませんが、私は、減反の廃止ではなくて、生産調整の見直しという言い方をさせていただきたいということを常々申し上げております。  生産調整というのは、今行政が生産数量目標の配分をやっている、これに頼らずとも、皆さんが自分の経営判断で自主的にやれ...全文を見る
○林国務大臣 十一月六日に与党にお示しした中間取りまとめで、その方向性を明示させていただきました。
○林国務大臣 これも、中間取りまとめにおいて、拡充すると。例えば、飼料用米等については、今やっておる面積払いに加えて、生産数量に応じて支払う仕組みを導入するということで充実を図っていく、こういうことを示させていただいているところでございます。
○林国務大臣 農地中間管理事業の推進に関する法律案及び農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  現在の我が国の農業構造を見ると、これまでの農地流動化の結果として担い手の農地利...全文を見る
11月14日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 今、山田委員からもお話がありましたように、この法案は、農業上の再生利用が困難な荒廃農地等に再生可能エネルギー発電設備の整備を誘導するなど適正な土地利用調整を行うことによって、優良農地を確保しながら地域において再生可能エネルギー発電を促進することで農山漁村の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり、この農林漁業の健全な発展に資する取組、今お話のあった、これは内容が適切であるということは当然でございますが、やっぱり確実にそれをやってもらう、このことが担保されていなければならないと、こういうふうに思っております。  どういう内容かということです...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、いろんなところに窓口があって、手続が煩瑣であると。こういうことをやはりやりやすいようにしていかなければいけない、こういうことが非常に大事であると考えておりまして、そういう意味では、市町村による基本計画の作成、まずこれを支援する体制...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、このバイオエタノール用の新規需要米、これは米穀の需給調整実施要領の中に新規需要米として既に位置付けられておる、こういうことでございまして、そういった関係で産地資金等々にも活用の対象になっていたと。こういうこともありまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、堀井委員におかれましては、今日がデビュー戦ということですね。今後の御活躍に期待したいと思いますし、プロフィールを拝見いたしますと、趣味は料理で得意は手作りカレーと、こういうことでございますので、そういう面からも御指導いただければと、こういうふうに思...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、古賀委員も今日がデビュー戦ということで、今後の活躍を御期待申し上げたいと思います。いきなり直球の御質問をいただきましたので、しっかりとお答えしたいと思いますが。  先ほど法務省からもありましたように、十一月十二日に長崎地裁が、長崎県関係者の開門差止...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、国は今、開門すべき義務、これが福岡高裁、平成二十二年の十二月に確定した高裁判決で負う義務でございまして、今般の長崎地裁の仮処分決定ということで開門してはならない義務と、相反する二つの義務を負ったということでございまして、先ほど法...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 法務省から一般論が今お話がありました。さすが古賀委員、役所の経験もあって、私も行革をやっていたときは、などというのが出てきたときは常になどの中身を言えと、こういうことをずっと言っておりましたので、そこが大変大事なところであるということはそのとおりでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今先生からお話があったことは、前大臣のお言葉としても大変にそのとおりだと、私も同じ認識を共有して農政に当たっておりますが、まずは、おっしゃっていただいたように、この表示の問題は大変遺憾なことであって、あってはならないことであると、こういうことであります。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  ここでお答えする限りは大臣という立場を外してということはなかなか難しいと思いますが、せっかくのお尋ねでございまして、宏池会を始められた池田元総理から脈々と、非常に落ち着いた政治また風格のある国家と、こういうことをずっと先輩方が言...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは食料・農業・農村基本法に法律として定められて、そして今委員からお話がありましたように五年ごとにまず計画を策定してやっていくと、こういうことでございまして、条文上、政権交代がないことを前提にするとかあることを前提にすると書いてあるわけではございませんの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) したがいまして、基本法で施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、今委員からお話がありましたように、おおむね五年ごとに基本計画を策定し、これに基づき施策を推進すると、こういうふうになっております。  毎年の施策につきましては、当然のことでございますが、毎年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) したがいまして、ここに書いてあることをこの法律に基づいて、法律というのは食料・農業・農村基本法でございますが、この基本計画を変更するというところが生じた場合には所定の手続等々を取ってこれはやらなければいけないということでありますが、今委員がおっしゃったよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本基本計画、これは先ほど申し上げましたように十年間を見通して定めると、こういうことでございますが、この食料・農業・農村をめぐる情勢の変化や施策の効果に関する評価を踏まえて、おおむね五年ごとに見直し、所要の変更を行うと。  この法律には、政府は、第一項の規...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思っております。猫の目農政ということにならないように、しっかりとした中長期的な展望を生産現場の方、そして、今委員がおっしゃったように、消費者の目から見てもこの安定的な制度が中長期的に予測可能性を持っているということは非常...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本法に基本的な施策の方向ということで書いてあるということでございますから、全ての政策においてこの視点が基本的な方向性としてあった上でそれぞれの施策、法案等がある、まずこのことがあると、こういうふうに思っております。  したがって、委員は大臣もされておら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な視点であると、こういうふうに聞かせていただいたところでございます。  よく六十六歳が平均年齢である、それから五十歳以下が何割しかいないと。これは確かに統計上は間違ったことを言っているわけではないでありましょうし、それはそれできちっと受け止めなけ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本法案の枠組みに基づきまして、この再生可能エネルギー発電を行う場合、まさに今委員も御指摘いただいたように、この発電設備の整備は当然のことながら、これに併せて農林漁業の健全な発展にやはり資する取組を行うと、これが必要であると考えておりまして、売電収入の一部が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の委員のお話を聞いておりまして、最近、最近というか少し前に「里山資本主義」という本を読みましたが、まさに今委員がおっしゃったように、自分のところであるものを使って自分のところのエネルギーを、電気にかかわらず、きちっと供給していく、そういう意味で非常に今の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど局長からも答弁いたしましたように、この法律の中でも健全な農林漁業の発展に資する取組の一つとして売電収益の活用ということも申し上げましたけれども、この法案に基づくそういう措置や、先ほど申し上げましたほかの施策も総動員しながら、地域でなるべく回っていく、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私もこの仕事になる前から地元に何度かお邪魔していろんなところを見せていただいて、またこの仕事になってからも見せていただきまして、今委員がおっしゃったものそのものかどうかは別として、なかなか持っていき場所がなくてそのまま積んであるというところを目の当たりにし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろいろな可能性をやはりきちっと検討して、そして被災地の皆様が、先ほど先生が冒頭でおっしゃったように、働かずに一杯やるとかそういうことではなくて、しっかりとやることを見付けて、その上で復旧が復興につながっていく、このことが非常に大事だと、こういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この法案の枠組みに基づきまして再生可能エネルギー発電を行う場合は、設備の整備がまず行われるわけですが、これに併せて農林漁業の健全な発展に資する取組を行うことが必要でございまして、売電収入の一部がこの取組のために使われて地域に還元されることになるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 放射性物質に汚染された農地につきましては、先ほどもやり取りさせていただきましたけれども、政府全体として除染に取り組んでいるということで、基本的には除染して農地として利用していくと、これがスタンスであると考えております。  他方で、やはり原発事故で放射性物...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員がおっしゃっていただいたように、農山漁村には土地、水、バイオマス、委員はバイオマス派だと、こういうことでございましたが、こういう資源が豊富に存在しておりまして、再生可能エネルギーの発電のポテンシャルというのは非常に大きいと考えております。具体的にどの程...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりでございまして、これはあくまでこの法案の措置というのは、取組を促進するために手続のワンストップ化、権利移転の一括処理というものができると。したがって、この仕組みに行かない人、この法案による措置を活用をすることなく再生可能エネルギー発電を行お...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この六条に規定しております協議会の設置ということでございますが、この協議会の構成員となって再生可能エネルギー発電設備の整備を行おうとする者としては、本法案の趣旨に即しまして、地域の農林漁業の健全な発展に必要な農林地等の確保に配慮するとともに、地域の農林漁業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどのほかの委員とのやり取りの中でも申し上げましたように、これに先立って一本脚のものや屋根型のもの、三月末にやらせていただきましたし、それから被災地の特例等も作ってきたところでございまして、さらに、二十四年の七月に開始されたFIT、固定価格買取り制度がこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業委員会は、農業委員会法に基づく市町村の独立行政委員会ということでございまして、原則として市町村ごとに一つ設置をいたしまして、農地法に基づく許可事務、農地のあっせん、農業及び農民に関する行政庁への建議等の事務を行っております。  平成二十一年に農地法を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 直近の選挙で、九一%の農業委員会で選挙委員が無投票で選出されていると、こういうことでございました。まさに数字はそのとおりでございまして、なぜそうなっているかということについては地域によって様々であると考えられますが、選挙で選出する方式を取っていると先ほど申...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業委員会につきましては、農地法に基づく許可事務、農地のあっせん、遊休農地措置等々行っていると先ほど申し上げたとおりでございますが、農業者等にアンケートをいたしますと、農業委員会の活動状況について、よく活動していると回答した農業者は全体の約三割に実はとどま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろんな先輩がおられるわけでございますが、小泉純一郎元首相が一昨日、十一月十二日の記者会見の場など、またそれ以前にも御講演などにおいて、原発をゼロにすべきだという趣旨の御発言をされているということは報道等で承知をしております。  今のこの安倍内閣では、責...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小泉元首相がいろいろおっしゃっているということについては先ほど申し上げたとおりでございまして、今の内閣では、先ほど申し上げたような方針でエネルギー政策を責任を持って進めていこうと、こういうふうにしております。  更に申し上げれば、この方針、昨年の十二月に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 多分、オンカロというものは、小泉元首相が現役の総理のときからあそこにあったんではないかと、こういうふうにも思っておりますので、そういう意味では、総理が御決断をされるということは、その時代の状況と今とそれほど大きく変わっていない状況の中でどういう決断をそれぞ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農山漁村におきましては、豊かな資源を活用して再生可能エネルギー発電を促進し、地域の活力の向上等に結び付けていくということが大事な課題でございますが、一方で、今委員からもお話がありましたとおり、この再生可能エネルギー発電設備の無計画な整備が進みますと、大事な...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 取りあえず、この法案の枠組みでは、再生可能エネルギー発電を行う場合の主体については、外部の事業者か地域の主体かということは問わずに仕組みを利用できることにしておりますが、その場合でもこの発電設備の整備と併せて農林漁業の健全な発展に資する取組を行うことが必要...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この再生可能エネルギー発電設備の無計画な整備が進みますと、今委員が御懸念のように、農林漁業に必要な農林地等が失われるということでございまして、ひいては自給率ということにも影響を与えかねないと。こういうことでございますから、この法案では、農業上の再生利用が困...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、記者の方の御質問が、五〇〇%台で提案をするという方針を固めたという報道がありましたが、この辺についてはいかがですかと聞かれましたので、そういうふうにお答えをいたしました。  したがって、いずれにしても、今、具体的に米についてどうしているかというの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 報道内容については承知をしております。  そこで申し上げたように、石破幹事長、これたしか講演だったと思いますけれども、そういう発言をされたという、この報道の中身、報道で見たということではなくて、どういう発言をされたかということは、まだ詳細な原稿みたいなも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 与党の幹事長でいらっしゃいまして、そもそも自民党で決議をいただいている、またこの両委員会でも決議をいただいている、その決議を踏まえてやると、こういうふうに繰り返し申し上げておりますので、どういうコンテキストでどういう背景でおっしゃったかということもあります...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この法案におきましては、市町村が基本計画の再生可能エネルギー発電設備整備区域として定めることができる農地には、原則として転用が禁止されている第一種農地は含めることはできないと。これが原則でございますが、例外的に、再生利用が困難となっている荒廃農地、それから...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまた中間管理機構の法案の御審議賜れば、そのときに条文に則して御説明できると思いますが、後ほど条文の詳細なところは確認してお伝えするようにいたしたいと思いますけれども、平成二十一年の農地法改正でリースを解禁したときに、たしか最長五十年までと、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私、この仕事になる前に、藻がエネルギーになるという話を最初に見たのは、たしかアメリカの国防総省がそういう実験をしていると。最初に見たのはそこでございましたが、その後、三・一一の後、たしか仙台市の周りで、し尿処理場が壊れたので、そこで筑波大学の皆さんがやって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
11月19日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○林国務大臣 お答えいたします。  今の我が国の農業構造を見ますと、実は、農地流動化をやってきました結果、認定農業者、集落営農を含めたいわゆる担い手が既に農地面積全体の五割になっておりまして、変化が見られていることは事実なのでございますが、さらに生産性を高めて成長産業としていく...全文を見る
○林国務大臣 人・農地プランは、平成二十四年度から、まさに話し合いを進めていこうということで推進をしてまいりまして、この九月現在で、市町村数で千三百五十、作成予定の千五百七十の八六%、それから、作成済みの地域数でいきますと、八千五百七十二まで来たところでございます。  この人・...全文を見る
○林国務大臣 今おっしゃっていただいたように、人・農地プランを前提にして農地中間管理機構を活用することが農地集積を進める上で最も効果的であるということでございますので、今後とも、まず、人・農地プランの作成や定期的見直しを強力に進めていかなければならないと思っております。  人・...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理事業を通じまして担い手への農地の集積が進みますと、耕作放棄地の発生も防止されて、農地が従来以上に有効に活用されることになると考えております。  農業農村整備事業ですが、農地の価値を高めるということでございますので、負担を農業者にしていただく、こういうこ...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理機構は流動化を進めるための画期的なツールであると考えておりまして、この十年間で十分な成果を上げて、農業の構造改革を実現しなければならないと思っております。  そのためには、今委員から御指摘があったとおり、現場の実態を踏まえて、現場で十分機能するものとな...全文を見る
○林国務大臣 これは委員おっしゃるとおりでございまして、食料・農業・農村基本法の第二条一項に、「食料は、人間の生命の維持に欠くことができないものであり、かつ、健康で充実した生活の基礎として重要なものであることにかんがみ、将来にわたって、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給されな...全文を見る
○林国務大臣 今、委員から触れていただきましたように、十一月十二日ですが、長崎県の関係者が長崎地裁に訴えている開門差しとめ訴訟におきまして、長崎地裁から、開門差しとめの仮処分の申し立てを認容するという決定が行われております。  今回の仮処分決定によりまして、国は、二つの義務、す...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げます。  農地中間管理機構は、今おっしゃっていただいたように、農地の貸借を通じて地域の農地の最適な利用の実現を図るということでございまして、農業経営基盤強化促進法が目的としております、効率的かつ安定的な農業経営を営む者が農業生産の相当部分を担うような...全文を見る
○林国務大臣 私の地元も、山口県でございまして、非常に中山間地が多いところでございますから、平地に比べますと、中山間地域で農地流動化をしていくということは、今委員がるるおっしゃっていただいたように、いろいろな側面から非常に難しいということは十分承知をしておるわけでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 食料・農業・農村基本法において、施策の総合的かつ計画的な推進を図るために、食料・農業・農村基本計画を閣議決定により策定し、これに基づき施策を推進することとされております。  ことし六月に閣議決定いたしました日本再興戦略に盛り込まれた個々の具体的な施策の中には、現行...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、この基本計画の見直しは適切なタイミングでと申し上げました。  現段階で、まだいつからかということを決めておるわけではございませんが、今委員がおっしゃっていただきましたように、五年ぐらいで大体見直しておりますので、十二年、十七年、二十二年...全文を見る
○林国務大臣 これは、先国会でも委員から御質疑をたくさんいただいた件でございますが、改めて、株式会社エコシティ宇都宮の食品廃棄物の堆肥化施設については、平成十七年度のバイオマスの環づくり交付金による事業でございまして、十八年八月一日に操業を開始したということでございます。しかしな...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、この補助事業の目的が達成されなかったということは大変遺憾なことであるという基本認識は変わっておりませんが、破産手続ということになりますと、破産法というのがございまして、破産手続開始の申し立てということをできる者、これは、債務者の財産等の適正か...全文を見る
○林国務大臣 今委員おっしゃったように、目的という一条に、「もって農業の生産性の向上に資することを目的とする。」こう書かせていただいたわけですが、日本の農業の特徴として、大規模経営体といっても、一つの経営体が幾つも圃場を分散した状態で利用しているということが見られまして、特に土地...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理機構は、毎事業年度の事業計画と収支予算につきまして都道府県知事の認可を受ける、今答弁しました九条一項です。したがって、機構は、認可を受けた事業計画等に従って事業を執行する責任を負う、こういうことになります。  機構が事業計画に従って事業を実施しない場合...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃられるように、やはり需要に見合ったものをつくるというのは大変大事だ、こういうふうに思っております。  今の水田活用の直接支払い交付金は、全国一律単価の戦略作物助成と、あらかじめ定められた各県の上限額の中で、今委員がおっしゃっていただいたように、産地資金の上...全文を見る
○林国務大臣 まさに、この法案を提出させていただいて、そして予算もそれなりのものを要求させていただくということですから、最終的にこの施策がうまくいくようにするというのが私の責任である、こういうふうに思っております。  もう委員がおっしゃっていただいたことに尽きるわけでございます...全文を見る
○林国務大臣 後藤先生はかねてから収入保険を取り上げていらっしゃったわけでございまして、我々も、今の農業共済制度は、自然災害による収穫量の減少を対象としておって、価格低下は対象としていないとか、対象品目が限定されておりますので、農業経営全体をカバーされていない、こういう問題を認識...全文を見る
○林国務大臣 我が国の梅は、果実だけでも二百二十億円の生産がございまして、そのほか観賞用等の用途もあるわけでございまして、我が国の農業や地域経済において大変重要な植物である、こういうふうに考えております。  したがって、この梅輪紋ウイルスの迅速な根絶、このために、我が省で、現在...全文を見る
○林国務大臣 GNIについてお触れをいただきました。これは、昔GNPと言っていたものと数字的にはそう変わらないわけでございますが、グロス・ナショナル・インカム、国民総所得、こういう概念でございます。  委員がお触れになっていただきましたバブルの当時は、まだ、所得収支と申しまして...全文を見る
○林国務大臣 主食用米は、ここでも何度もお話をしてまいりましたが、食生活が変化しまして消費量が随分減ってきたということで、主食用米の需給調整、これは従来の強制感を伴うペナルティーを廃止して、米粉用米ですとか飼料用米、それから大豆、小麦にシフトしていただく、こういうことで、生産者み...全文を見る
○林国務大臣 米全体の今の政策の見直しと輸出のところ、委員は、もしかしたら、輸出に活路を見出して、かなりのところを輸出に持っていくんだ、こういう前提なのかもしれませんが、今でも約二千トン、七億円の輸出を精米ではしております。それは委員が考えていらっしゃるのとちょっと違うかもしれま...全文を見る
○林国務大臣 調査を早速いたしまして、事実関係といたしましては、平成二十五年の十一月十二日の夜、当省の職員がJAみどり、緑信用農業協同組合ですが、この定款上の組合員資格を確認するために、愛知県農業協同組合中央会、ここに照会をいたしまして、定款の該当部分の送付を受けたわけでございま...全文を見る
○林国務大臣 農業者の高齢化、耕作放棄地の拡大、こういうものが進む中で、担い手に農地利用を集積する、また担い手の利用する農地の集積化を図っていくということは、非常に喫緊の課題であると思っております。  喫緊の課題を推進していくための手段として、この農地中間管理機構を整備する法案...全文を見る
○林国務大臣 今、林委員のお話を聞いておりまして、私も実は小学生のころ、よく虫を、カブトムシとかクワガタというのをとりに行っておりまして、山を登っていくと、どの辺にどういう木があって、どこに虫がいるというのを大体覚えておって、近所の子もみんなそこに行くものですから、道ができていく...全文を見る
○林国務大臣 この中間管理機構においては、長期にわたって農地が機構に塩漬けになるということはまず回避しようということで、森林みたいなところで再生利用困難な耕作放棄地、これは前の法案ではそういうところを中心にやっていくんだということでしたが、今度は、こっちの方は、そういうところは借...全文を見る
○林国務大臣 これもかなり先の、頭の体操的な話ですが、中間機構が借り受けをするときに、賃貸借契約が結ばれております。したがって、賃貸借契約がなくなって、まさに土地に何にも利用権が設定されていないさらの土地の売買ということであればそういう問題があるかもしれませんが、あくまでもこれは...全文を見る
○林国務大臣 予算のお尋ねでございますが、機構の業務が軌道に乗りまして、十年かけて構造改革の成果を上げれば、機構が借り受ける際の賃料と機構が貸し付ける際の賃料がバランスして、財政負担を要しないもの、先ほど林委員の御質問にもあった話でございます。したがって、そういう状況に至るまでは...全文を見る
○林国務大臣 滞留なり塩漬けという懸念は、この話が出たときからいろいろなところから御指摘があったところでございまして、この法律においていろいろな仕組みを入れさせていただいたところでございますが、八条において、森林の様相を呈しているような再生利用が困難な耕作放棄地は借り入れを行わな...全文を見る
○林国務大臣 これは午前中、赤澤委員からも御質問のあったところでございますが、今先生からお話がありましたように、やはり人・農地プランの作成が、実はその中で出てきた意見ということで、こういう中間的受け皿があるといいねということがそもそもの一つの理由であってこの中間管理機構ができてき...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、平地と違いまして、面的に集積していくということは、この中山間地、傾斜がきついところでは難しいということはもう当然でございます。そうなんですが、中山間地においても、農地の集約化自体が困難でも、農業機械の共同利用をすることによって、例えばコストを低減す...全文を見る
○林国務大臣 今委員がお話しいただきましたように、出し手に農地を貸し付けるときには、公募に応じていただいて、その皆さんの中から、貸付先の決定ルール、これは機構がつくりますが、これによって受け手を選定する、こういうことになっております。  貸付先決定ルールは機構がつくりまして、県...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  まず、ちょっとその前に、先ほど局長の答弁で、御質問が、リース方式をとっている理由、こういうふうにありましたので、この機構はリース方式をとっている、こういう御答弁をさせていただきましたが、正確を期するために、売買は否定しておるわけではなくて、...全文を見る
○林国務大臣 今、委員がおっしゃったとおりでございます。
○林国務大臣 おっしゃっていただきましたように、十一月十二日に、長崎県関係者が長崎地裁に訴えている開門差しとめ訴訟におきまして、長崎地裁は、仮処分の申し立てを認容し、国は開門してはならないと決定したということでございます。  これはもう委員御案内のことだと思いますが、仮処分の決...全文を見る
○林国務大臣 誤解があってはいけませんから。  福岡高裁判決による開門義務は、委員がおっしゃったように、変わりなく負っておる。  しかし同時に、今回は、この十一月十二日の決定によって、もう一つの義務、すなわち開門してはならない義務という二つの義務を負うことになった、こういうこ...全文を見る
○林国務大臣 大串先生の立場からいえばそういうことになるんだ、こういうふうにそこは理解をするわけでございますが、一方、この十二日の決定が出てからは、反対側の立場の先生方から、それと逆の方の決断をするように、こういう御質問もいただいているところでございます。  まさに二つの義務を...全文を見る
○林国務大臣 この長崎地裁の仮処分を受けまして、十一月十四日に、長崎、佐賀両県の関係者が上京されまして、私や江藤副大臣がお目にかからせていただきましたが、まず長崎県関係者からは、仮処分決定を尊重し、開門方針を見直すこと、こういう要請をいただきました。佐賀県関係者からは、福岡高裁の...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉における物品の市場アクセス交渉、これは二十一ある分野の中の一つでございますが、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、二国間での交渉を精力的に進めているところでございまして、相手国の要望など、交渉の具体的内容についてはここでお答えはできないということで...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なところでございまして、お地元の佐賀県でも、佐賀牛のブランド化というのは有名で、東京にもおいしい佐賀牛のお店が出ているということも承知をしておるところでございます。  飼料用米の作付面積は、平成十九年産以前は三百ヘクタール未満でございましたが、平成二十年度...全文を見る
○林国務大臣 聞いておりまして、私はもともとビジネスマンの出身なものですから、予算でこういうことを確保しても、これはいっぱいいっぱい使うまで配って、リース料を払うということではなくて、やはり今委員がおっしゃってもらったようなこととあわせて、こういうことも合わせわざでやっていくこと...全文を見る
○林国務大臣 経営所得安定対策等の見直しにつきましては、十一月六日に、与党に中間取りまとめの案をお示ししております。  この中で、経営所得安定対策については、米の直接支払い交付金については、政策的な課題があることを踏まえまして、経過措置として、平成二十六年産米から単価を削減した...全文を見る
○林国務大臣 例えば中山間地域のような、平地に比べると農地の流動化が難しいところがある。これは当然でございますが、農業者の高齢化、耕作放棄地の拡大ということを踏まえれば、やはり、こういったところでも、農地を農地として有効に利用していくことの必要性は変わらないというふうに考えており...全文を見る
○林国務大臣 今の遊休農地の解消についてでございますが、本法の目的規定の一条に、「この法律は、農地中間管理事業について、」云々とあって、「農業への新たに農業経営を営もうとする者の参入の促進等による農用地の利用の効率化及び高度化の促進を図り、もって農業の生産性の向上に資することを目...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもちょっと触れましたように、遊休農地の発生防止、解消対策、このことは農地法の方に規定をされております。今回も、農地中間管理機構をこの法律の中で活用するということは農地法の中で具体的に規定をしているところでございますので、農地中間管理事業の推進に関する法律の方の...全文を見る
11月22日第185回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 山下議員の御質問にお答えいたします。  国家戦略特区法案における農業分野の特例措置についてお尋ねがありました。  今回の国家戦略特区における農業生産法人の要件緩和は、農業生産法人の六次産業化を支援する観点から、農作業に従事する役員数に関する特例を設ける...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 農業農村整備事業は、農地の大区画化を通じまして担い手に農地を集積することなど、農業の競争力を強化するということと、それから、農業水利施設が老朽化が進んでおりますので、これを保全整備し、農村地域の防災、減災、これを確保する上でも大変大事な事業でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  衆議院選挙、参議院選挙の公約にも掲げたように、経営所得安定対策のような産業政策と、それから多面的機能支払のような地域政策、これを二本柱としてやっていこうというのが選挙の公約でございまして、まさに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御指摘がありましたように、中山間地域は農業産出額ベースでも実は四割を占めております。農地の四割を占めておるということに併せて、ここは大変大事であると、こういうふうに思っておりますので、今御指摘がありました中山間地域等直接支払、この基本的枠組みを維持しながら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  農水大臣としてということではなくて、議員としてということで、西田先生とも御一緒に超党派で今年の六月十九日にこの提言をまとめさせていただきました。  今おっしゃったように、保守的に行政府が推計をする、また立法府はそれと別の視点で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 西川委員長の発言を引かれておっしゃっておられるのかもしれませんが、西川委員長の方では、抜くことを前提として作業をするわけではないと同じバリの記者会見においておっしゃっておられまして、この五品目以外にも大事なものもあるのでそれぞれを検証するということで、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど私が申し上げたことは西川議員がおっしゃったことでございまして、重要五品目の五百八十六についてどんなことができるのか、できないのか、検証しなければならない、残る二百四十八についても重要なものはある。それから、記者が、五品目の切り崩しを行うということかと...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  農業農村整備事業の予算につきましては、民主党政権下の平成二十二年度に大幅な削減となった経緯がございますが、現在は、平成二十四年度補正予算と平成二十五年度当初予算の十五カ月予算におきまして、予算を増額して確保いたしまして、各地の現場において成...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は、農業委員会等に関する法律に基づきまして置かれております市町村の独立行政委員会でございまして、原則として市町村ごとに一つ設置されまして、農地法に基づく許可事務、農地のあっせん、農業及び農民に関する行政庁への建議等の事務を行っているわけでございまして、例え...全文を見る
○林国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたように、農業委員会は市町村の独立行政委員会として農地に関する業務を行っておりまして、今、稲津先生がおっしゃったように、農地に関する各種の情報が集まっているというところでございます。  したがって、農地中間管理機構が業務を行うに当た...全文を見る
○林国務大臣 委員はみずからも農業をされておられるということで、実体験に基づいたお話を今いただいたところでございます。  まさに大きな転換をしていく米政策の見直しに当たっては、やはり国が全体の需給について必要な見通しを明らかにするということに加えまして、よりきめ細かい、県レベル...全文を見る
○林国務大臣 武部委員がおっしゃっていただいたように、公約でも大事なテーマとして掲げさせていただいたわけでございます。まさに、この御審議いただいている法律案を成立させていただくことによってそれに応えていこう、こういうことでございまして、まずは、農業の生産性を高めて成長産業としてい...全文を見る
○林国務大臣 シミュレーションについて、今、大変よく読み込んでいただいていろいろ御指摘をいただきまして、玉木委員からお話がありましたように、これは一定の前提を置いてやっていこう、そういう前提を置いた一つの意味は、やはり農家の皆さんに頑張ってもらって、目指すべき姿ということで、例え...全文を見る
○林国務大臣 何か、原則というのが入ってきて、心を動かされるところがないわけでもないんですが、しかし、この委員会でずっと事務方からも答弁してきましたように、やはり、今委員がおっしゃっていただいたように、人・農地プランが策定されている地域に重点を置いて事業を行うというのは当然である...全文を見る
○林国務大臣 人・農地プランは、農地政策の基礎中の基礎でございまして、今後とも、その作成と定期的見直しを継続的に推進していかなければならないと思っております。  一方、今委員もおっしゃっていただいたように、それぞれの地域の農業事情がございます。平地か中山間地域か、水田なのか畑作...全文を見る
○林国務大臣 さすがは財務省におられた玉木委員ならではのお知恵のある御質問だ、こういうふうに拝聴いたしました。  確かに、何年か先に回るようになったときのことを想定しますと、利子補給ということも一つのアイデアなのかもしれませんが、大体そういうところに行くまでにどれぐらいかかるん...全文を見る
○林国務大臣 確かに、おっしゃるように、財政の予算が確保できました、したがってその分の借地料は払えます、ですから余り一生懸命受け手を見つけなくてもということにはなってはいけないというのは、まさにおっしゃるとおりでありますので、相当の期間というふうに法律で定めておいて、大事なことは...全文を見る
○林国務大臣 まさに、おっしゃるようなことは私も聞いたことがございまして、逆に言えば、そこまで担い手が減っている、こういうことのあらわれでもあるのかなと思っておりますので、今、委員が御指摘いただいたように、賃料を決めるときに、やはり逆の貸し剥がしみたいなことが起きないようにしなき...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来るるいただいたように、人・農地プラン、玉木委員もおっしゃっておられるように、非常に大事な基礎の政策だ、こういうふうに思っております。先ほど御答弁させていただいたように、運用が硬直化しないような方途というものをしっかりと考えて、これが基盤となって、やはりみんな...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理機構は、みずから直接業務を行う場合にとどまらず、市町村その他の関係機関に業務委託ができることにしておりまして、業務委託をするときには都道府県知事の承認を受けることにしております。  JAについても、その対象に当然なり得るわけでございます。農地流動化に関...全文を見る
○林国務大臣 今、委員からは修正案の条文を引かれての御質問でございました。  あくまで私は、ここに立っておりますのは政府案の御質疑に対する御答弁という立場でございますので、仮定の話というよりも、これをどうやって連携させていくのかという御質問だというふうに聞かせていただくとすれば...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話があったように、貸付先の決定ルールは機構が作成して、都道府県知事の認可を受ける、こういう仕組みにしております。借り受け希望者のニーズを踏まえて、公平、適正に調整するとともに、まず、今お話しになった定性的ということですが、地域農業の発展に資するということ...全文を見る
○林国務大臣 当然、新規参入した者が効率的、安定的な経営を目指していけるようにする、これも大事でありますので、どちらかがどちらかの犠牲になるというものでは多分なくて、人・農地プランで、先ほどお話があったように、既に効率的、安定的な経営を行っている農業者の経営がもしあれば、そこに支...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、法律を成立させていただきまして、機構を各県につくるということになりますと、実際に誰がこの仕事を現場でやるのか、これが大変大事な話になってくると思います。  仕組み上は、役員をきちっと決めて、ガバナンスがきくようにいろいろな仕掛けをこれに入れており...全文を見る
○林国務大臣 私も、農村の中に入ったときに、半分笑い話みたいな話ですが、隣に蔵が建つと自分は腹が立つ、こういうようなことをよく聞くわけであります。  今おっしゃったような問題は、お地元の秋田ではかなり顕著な形であらわれたというようなことであろう、こういうふうに思いますので、先ほ...全文を見る
○林国務大臣 所得を上げていくためには、収入を上げていく、これがまず大事であろう、こういうふうに思いますが、一方で、やはりコストを下げる。  今まさに御指摘いただいたような、農家から見ればコストになるところをどうやって引き下げていくのか。今回も、集積をしていくことによってコスト...全文を見る
○林国務大臣 前回、十一月十九日だったと思いますが、林委員の御質問に対して、省内のルールに照らして適切に対処すべく、現在検討を進めております、こういうふうに申し上げまして、まだ、同種の事案について処分例等も精査をしておりますので、もう少しこの処分の確定に時間がかかる、こういうふう...全文を見る
○林国務大臣 二十一年に農地法を改正しまして、リース方式でかなり企業が入ってきているという状況がありまして、所有方式は、先ほどちょっと北海道の土地の値段をどなたかがおっしゃっておられましたが、都府県の方の農地価格は収益価格の四倍程度、通常賃料の二十五年分を収益価格としますと四倍に...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは、法案を可決いただきありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
12月03日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 農地中間管理事業の推進に関する法律案及び農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  現在の我が国の農業構造を見ると、これまでの農地流動化の結果として担い...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地中間管理事業は、農地の所有者と利用者の間に機構が介在をすることによりまして、農地利用の再配分を適切に行うことにより地域の農地利用を最適な状態にしていくということでございます。  貸付先決定ルールは、機構が作成をしまして知事の認可を受けることになってお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありました農地保有合理化事業でございますが、この実績は低調に推移をしておりまして、二十三年度でまだ八千ヘクタールということでございます。これはやはり、農地保有合理化事業が売買を中心にしておりまして、なかなか出し手、受け手、農地保有合理化法人とも消極...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この機構、条文で書いている機能、また今からやっていくことをどういうふうに見るかということですが、公的管理といいますよりは、なかなか相対で実際には皆さんがこうしたいと思われていることがなかなか実現できなかった。実は、人と農地プランの中でも、こういう機構があれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農地中間管理機構は、農地を借り受けるときに、当該地域における借受け希望者の募集に応じた者の数、それからその応募の内容その他地域の事情を考慮して農地の借受けを行うことにしております。これ八条に書いております。  機構が行う借受け希望者の募集は地域ごとに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、この中間管理機構が借り受けた農地でございますが、二十条において、相当の期間を経過してもなお当該農地の貸付けを行うことができる見込みがない場合には解除ができると、こういうふうにしております。この規定は、漫然とその相当の期間が経過するのを待って契約を解除...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山田委員おっしゃるように、水田のフル活用のためにはこの飼料用米、非常に大きな可能性があると、こういうふうに思っておるところでありまして、この飼料用米の生産、流通の促進を図ることによりまして、農家の所得を確保していきたいと。  そのためには、多収性品種の開...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業者の高齢化それから耕作放棄地の増大、こういうものが進む中でやはり農地の集積、集約化は大変大事な課題であると、こういうふうに思っておりまして、とにかく政策を総動員していく必要があると考えております。  これまでは農地流動化は農業委員会それから農地利用集...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の現在の農業構造ですが、これまでの農地流動化の結果として、認定農業者、集落営農を含めたいわゆる担い手の利用面積、これは先ほどの山田委員のときにもお話がありましたけれども、農地面積全体の約五割になっているということで、かなり変化してきているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、儀間先生からお話がありましたように、サトウキビは大変戦略的な作物であろうと、こういうふうに思っております。台風が常襲的にやってくる沖縄や鹿児島県の南西諸島においては、このサトウキビというのはほかの作物に代替することができない非常に大事な基幹作物であると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、沖縄の農業について、よくサトウキビのことが挙がりますが、委員からは畜産についても九百三十億のうち四〇%を占めるということがございました。先ほど申し上げましたように、この五品目の中に牛肉・豚肉といった畜産のものが入っているわけでございますので、そこも含め...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、横山政務官から答弁いたしましたように、現在の担い手利用面積が二百二十六万ヘクタール、農地面積の約五割でございます。これを五割から八割まで十年間で引き上げるということでございますので、農地面積四百五十四万ヘクタールを前提とすれば、その八割に当たる三百六十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地については、基本計画上、これまでの趨勢が今後も継続した場合は平成三十二年時点で四百二十六万ヘクタールになっていくわけですが、耕作放棄地の発生を抑制する、また荒廃した耕作放棄地の再生、優良農地の転用の抑制等の施策を行うことによって、四百六十一万ヘクタール...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の経営所得安定対策の見直しでございますが、まず、米の直接支払交付金、いわゆる一万五千円の交付金でございますけれども、これは小規模農家を含めた全ての農家を対象にしておるために、やはり集積していくという構造改革と矛盾しているということで、まず半減した上で平...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この大前提に、米政策、特に主食用の米の需要の減少ということがございます。大体の過去のトレンドからいくと、大体毎年八万トンずつ需要が減少していると。こういうことでございますので、今回の改革はこの需要に応じて生産を進めていくということを一つの大きな柱にしており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 需要に応じて生産をしていただくことをやっていくということでございますが、委員がどの予算を減らしていくというふうにおっしゃっておられるのか必ずしもちゃんと理解しておるかどうか分かりませんが、この中間管理機構については分散錯圃の解消を通じて生産コストの低減を図...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 都道府県に対してこの違反転用事案の原因について詳細な聞き取りを行っているということではないんでございますが、この農地転用許可基準に適合しているんですけれども、所有者等の関係者が転用許可についての知識が不十分で手続上のミスがあったというのがほとんどを占められ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今おっしゃっていただいたように、平成二十年、二十一年、二十二年が割合で八八%、二十三年が八九%と、こういうことになっております。
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと申し上げましたように、この手続等の是正指導を行った後に追認的に許可を行ったものが約九割でございますが、先ほど申し上げたように、やはりどうしても関係者がこの転用許可についての知識が不十分で手続上のミスがあったと、こういうことでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように農業委員会もこのパトロールをやると、こういうことでございまして、農業委員会におかれては、やはり地域の農地について熟知をしておられますから、しっかりとこの所有者等から事実関係の調査を行うとか、違反が是正されるように所有者等に指導を行う...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思っております。やはり違反転用の発生防止それから是正を図っていく上で、全国的な状況を把握するための調査、これは非常に重要だというふうに考えておりますので、今後、調査方法等の在り方とともに、毎年調査結果を公表することについ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今副大臣から答弁させていただきましたように、この地籍調査とそれから農地基本台帳というのは性格が異なっておりまして、地籍調査というのは、国土調査法に基づいて、市町村又は土地改良区がやっておりまして、この土地の所有者の氏名、住所、土地の所在、境界確定ということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地台帳は整っております。先ほど、あれは地籍調査の方がどれぐらいかという御質問だということで、七割という数字をお示ししたということでございます。
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告もなかったものですからあれでございますが、どの新聞にそういう報道があったかもちょっと私、目を全て通しているわけではございませんが。いずれにしても、この十二月一日にフロマン代表と、それから甘利大臣、私、菅官房長官とお会いをして、極めて厳しい交渉...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 甘利大臣が、フロマン代表とのこの会合後、ぶら下がりをやっておられまして、そこで双方にとってぎりぎりのレッドラインは何か、特に日本側のレッドライン、譲れない線についてはこちらから極めて厳しい説明をしたと、とにかくこれ以上は一センチも譲れないという説明をした、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) もちろん、この六月に決まりました日本再興戦略にもこのことが明記をされております。ちなみに、そこには、本年秋までに具体化し、速やかに法制化を含む措置を実施と、こう書いてございますので、そのとおりでございますが、更に申し上げれば、我が国の農業構造を見ますと、既...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、担い手の利用面積でございますが、先ほど申し上げましたように、平成七年にはこの担い手の占める割合は一七・一%でございましたが、その後五年ごとに二七・八、三八・五、四九・一と上がってきておるわけでございまして、まさに現在五割まで来ておるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必ずしも規模に着目した概念ということにとどまっておるわけではなくて、例えば認定農家の中には小規模な方も含まれておるというふうに承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉については、冒頭申し上げましたように、この決議をいただいておりますので、それを踏まえてしっかりとやっていくということでございますので、必ずしもTPPが、今委員がおっしゃったように日本の農業に対してマイナスの影響を大きく与えると、こういうことがこの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 産経新聞の報道とこの再興戦略とそういうふうにつながって考えられるのかなと思って今興味深く拝聴しておりましたが、一切そういうことはございませんで、先ほど申し上げたように、しっかりと決議を踏まえて守っていくと、守っていくという決議を踏まえてやっていくと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるように、農業委員会、これは大変に大事な役割を果たしていただいていると、こういうふうに思います。  今度この機構が農用地利用配分計画を定めるわけですが、法律上、機構が作成すべき農用地利用配分計画、この作成に当たっては、機構は市町村に必要な協力を求...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先に先ほどの質問でお答えをしてしまったわけでございますが、条文には、十九条一項、二項で、市町村に対して原案作成を求めることができると、さらに、十九条三項で、農業委員会の意見を聴くことを明記をして、必要があるときにはとしております。  それはまさに、先ほど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは繰り返しになりますが、この十九条三項は、先ほど申し上げましたように、地方分権の観点で義務付けることは適当でないと、こういう理由でこういう規定ぶりにしてありますが、これも先ほど申し上げたように、実際には農業委員会に地番、所有者、借受け者の氏名等がござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは山田俊男委員の冒頭の御質問にもお答えしたとおり、持続可能な家族経営や新規参入、企業参入、これは二者択一ではなくて、やはり担い手、農地の利用者の間と所有者の間に適切な農地の利用状態というのをつくっていこうということでございます。法人というふうに書いてご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 冒頭引用されたものがちょっとどの御出典か必ずしも判明いたしませんでしたので、どの文書にそういうことが書かれていたということでございましょうか。
○国務大臣(林芳正君) いろんな方がいろんな御意見をおっしゃっていると、こういうことだと思いますが、機構からの農地の貸付けについては、公平かつ適正な手続の下に行われることを保障するということと、それから貸付先の選定プロセスの透明化、これを図る必要があるということでございまして、十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 条文の御説明をさせていただいてかなり読ませていただきましたので、そこに書かれていることは趣旨としてここに反映をされているというふうに我々は認識をしております。
○国務大臣(林芳正君) これも先ほど申し上げましたように、必ず認定農業者にならなければならないということではございませんが、地域の話合いに参加するなど地域の一員として信頼関係を構築して安定的に農業を営む、こう申し上げたのは、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、生産に付随し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今おっしゃっていただきましたように、農地保有合理化事業、これは実績が非常に低調でございまして、平成二十三年度に八千ヘクタールと、こういうことでございますが、この理由としては、売買が中心であって、なかなかこの売るということについて、出し手、受け手、双方非常に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変ごもっともな御指摘でありまして、常に検証をして、足りなかったところをきちっと押さえていくということは大事であるというふうに思っております。  今回のこの農地流動化には、農地保有合理化法人がこの機構に変わるということでは必ずしもなくて、今まで農業委員会...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農地中間管理事業は利用者と所有者の間に機構が介在するということで再配分を適切に行っていこうということでありますが、更に申し上げますと、何回かこの貸付先の変更を繰り返していくことによって分散錯圃を段階的に解消してまとまった形にしていきたいと。こういうふう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今読んでいただいた記事、私も拝見をいたしました。個別の案件で具体的にどうかというところが必ずしもつまびらかではないわけですが、基本的に意欲のある経営体が株式会社になった場合、一般論として、必ずしも農地を所有できるわけではなくて、この法人形態要件、例えば株式...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思っております。これが文化的なコンテクストに立脚した社会的発明だと胸を張るほど私、あれではございませんけれども、新しくやるものがしっかりと、今委員がおっしゃっていただいたような日本のこの文化的なコンテクストに合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なところを言っていただきました。  特に農業女子プロジェクト、この間スタートをさせましたけれども、やはり先ほどの四条についても御指摘をいただきましたけれども、ああいうものがグランドファーザーズルールみたいにならないようにきちっとしていかなければい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘いただいたように、農地の集約化、利用調整、これは実際に進めていくためには、やはり現場で調整に当たる人材、これを確保することが重要でありまして、そのための予算措置も必要であると考えております。  やはり、当該地域の農業者と顔がつながっておって信頼関...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な観点だと、こういうふうに思っておりまして、六百五十五億円、これは管理機構に対する必要な経費として概算要求ということですので、確保するために今から先生方の御尽力も賜らなければいけないと、こういうふうに思っておりますが、これは来年度の予算ということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) せっかくもう一声ということでございましたので。  先ほどの年齢の問題、確かに自民党の青年局も四十五歳かもしれませんが、平均余命かなり上がってきております。したがって、いろんな観点から、先ほど政務官から答弁させていただきましたように、いろんな政策ツールを併...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 十二月の三日に農林水産業・地域の活力創造本部を開催をしていただきまして、ここでこの農林水産業・地域の活力創造プラン、これはまだ案でございまして、今最終的な決定に向けて調整中ということですが、委員がおっしゃっておられるのは、この中で、今後の進め方の中に規制改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも先ほどの法人の在り方と同様に、規制改革への取組の中で、農業委員会の在り方についても来年六月に向けて議論を深化させると、こういうふうにされております。  規制改革会議の「今後の農業改革の方向について」の中で、「農地の権利移動に係る許可や農地転用に係る...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも同じ規制改革会議の文書の中で、この農協につきましては、農業者の組織として活動してきた農業協同組合は、少数の担い手組合員と多数の兼業組合員、准組合員、非農業者の増加、信用事業の拡大等の状況が見られるなど、農業協同組合法の制定当時に想定された姿とは大きく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のあったこの法案において評価を規定しておりますが、各都道府県の農地中間管理機構の事業の実施状況、これを国が全国的な観点から評価をいたしまして、評価結果及び優良事例について公表すると、先ほど猪口先生のときにも御答弁したとおりでございますが、基本的に毎...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地中間管理事業は、所有者と利用者の間に機構が介在をすることによって農地利用の再配分を適切に行っていくと、そのことによって地域の農地利用を最適な状態にしていくということでございます。  農地法の改正によって、この農地中間管理機構を活用した耕作放棄地の解消...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、各都道府県への配分ということでございますが、年末に政府予算案が決定をすると、それを踏まえて最終判断をするということになろうかと、こういうふうに思っておりますが、今の時点ではまだ予算案が決定しておりませんので、都道府県ごとの事業見込みを踏まえた要望額...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国の方で各都道府県の担い手の数とか面積のデータで一方的に予算配分すると、こういうことではないんですが、やはり各都道府県のデータを的確に把握する必要があると、こういうふうに思っております。  今までも各都道府県からデータを出してもらうようにお願いをしておる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、法律の目的がまさに集約、集積を図っていくと、こういうことでございますので、先ほど申し上げましたように、面積のみならず人・農地プランの進捗状況、こういうものも見ながら、要望額をまずは各都道府県でやられると、こういうことですので、それを見た上で、一律に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この二十六年度の概算要求でございますが、二十六年度に必要となる経費ということでやっておるということでございます。  で、十五万ヘクタール、今おっしゃっていただいたように、借り入れることを前提に、まず事業の実績等を考慮しまして一・七万ヘクタールということに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今お手元に出していただいた、こちらから出した資料でございますが、先ほど申し上げましたように、事業を今までこういうふうにやってきたということを見まして、過去のトレンドから大体これぐらいだろうということを出しておるわけでございます。  したがって、この十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この直ちにというところでございますが、機構に長期にわたって滞留するということは財政上も問題であると、こういうふうに考えておりまして、やっぱり滞留は防止しなきゃいけないと、こういうふうに思っております。  したがって、二十条では、借り受けた農地について相当...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、機構の方で、是非ここは非常に見込みのあるいいところなものですから貸していただきたいと、こういうふうにしたものについてインセンティブを付けようということで、単価やまた五年分一括前払と、こういうことにしておるわけでございまして、そこを十五万ヘクタールの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどもちょっと申し上げましたように、これ二十六年度の概算要求でございますので、ここの積算は来年こういうことができるというものの積算ということでございます。
○国務大臣(林芳正君) したがって、先ほどお答えしたように、これ来年度にこういうことがこれぐらいあるだろうという積算でございますので、もしこれで、貸出先ですかね、こういう方が容易な農地として考えられてやるわけですが、受け手の方が戻した場合、これは他の担い手に貸し付けることができる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この一・五万円プラス〇・五万円で二・〇万円ということになるわけですね。この一・五万円の方は通常の賃料でございますので、これは受け手の方から収入として入ってくるということでございますので、いわゆるこれを促進するため、非常に機構の方からここは是非貸してほしいと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、通常賃借料分は、先ほど申し上げましたように、受け手からの賃料で順次補填していきますが、この申し入れたものは賃料を上乗せして五年分前払するということでございまして、先ほど申し上げましたように、五年分一括して払いますよね、払いますけれども、途中でこれど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。昨日睡眠時間がお互いない中で、かなり詰めた議論でありがとうございます。  そこはおっしゃるように、このインセンティブをどれぐらい付けるかと。付けないと、これディベロッパーと同じだと私は思っているので、ある程度インセンティブを付けて、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、まず、先ほど申し上げたように、滞留防止というのは非常に大事であると、こういうふうに思っております。  それで、先ほどから議論になっておりますように、相当期間見込みがない場合は解除すると、こういうことでございます。そして、その受け手が見付かるまでの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今のところは、農地の出し手へのインセンティブとして機構集積協力金と、こういうものを予算要求しております。地域に支払われる、話合いなどにより農地をまとまって機構に貸し付けたものが七十億、それから経営転換や離農等によってまとまった農地を機構に貸し付けた個人、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも、先ほど来二十条の御説明をさせていただいております。この二十条というのは、滞留防止ということで入れておりますが、相当期間が予算が取れたので漫然とこれを経過するのを待ってやっぱり駄目でしたということでは困るのであって、逆にこの期間内にきちっと真剣に貸付...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農山漁村の地域整備交付金、これは農業農村整備事業の個別地区の採択を都道府県の裁量により行うことができるようにしている事業でございまして、今御指摘のあったように、農道整備事業については平成二十一年度以前に採択されて着手しているものに限ると、こういうふうにして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 前回は詳しい御通告がなかったもので、少しざくっとした答弁になっていたかもしれませんが、今のそれぞれの数字の根拠ということでございますけれども、それぞれ農地の集積、米の生産コスト、法人経営体数について再興戦略で目標を決めておるところでございます。  まず、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業委員会の権限についてということだと思いますが、先ほどまさに引いていただきました農地法四条と今回の基本的な違いというのは、四条の場合は農地転用そのものでございまして、この農地の出し手と受け手、すなわち民間の相互間の権利移動について農業委員会が行政庁として...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) したがって、これは公的機関が間に入って貸付けをしてもらう、貸出しをするということでこういう立て付けにしておりますので、そうでない、先ほど申し上げましたように、民間同士の貸出し若しくは権利移動、売買と、こういうことになってくれば農地法の原則に戻ると、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この担い手への農地集積、それから担い手ごとの農地の集約化、これは大変に大事であり加速化をしていかなければならないというのはまず申し上げておかなければいけませんが、しかし、今委員がおっしゃっていただきましたように、農業者の高齢化等に伴って耕作放棄地が拡大して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 新たに農業経営を営もうとする者の参入の促進等で、「等」のところでこれを読むと、こういう趣旨でございます。
○国務大臣(林芳正君) おっしゃられましたように、耕作放棄地は二十八万ヘクタール、これは農業委員会の利用状況調査でございますが、その中で再生利用可能なものが十五万ヘクタール、再生利用が困難なものが十三万ヘクタールということでございます。  例えば、もう森林のようになってしまって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二十条では、先ほども山田委員と大分、観点は少し違うかもしれませんが、やり取りさせていただきましたが、相当の期間を経過してもなお当該農地の貸付けを行うことができる見込みがない場合には解除できると、こういうふうになっております。  これは漫然とこの相当期間が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中間管理機構が農地を借り受けますと、その農地について、例えば出した方の方が残念ながら亡くなられたということで相続が発生した場合には、賃貸借契約に基づく権利義務、これも相続をされるということでございますので、この賃貸借契約の契約の期限が到来するまでは、機構は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業の場合はそれぞれの地域で様々な状況がありますので、一律的にこうだというふうに申し上げるつもりはございませんが、先ほど申し上げましたように、既に担い手が五割というところまで着実に上昇してきているということでございます。  担い手とか法人と申し上げますと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 珍しくと言うと怒られるかもしれませんが、意見が一致をしておるところでございまして、まさに継続してその地域に根を張っておられる方が中心となってやっていくということは大変大事なことであると、こういうふうに思っております。  農地法の一条にも、農地については、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この機構は県段階で一つ置こうと、こういうことにしております。したがって、この成果をきちっと出していくためには、市町村、これは人・農地プランも市町村が主体で作っていただいておりますので、密接に連携を取って対応していただくということが必要不可欠であると、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この投資円滑化法上は、事業計画について農林水産大臣の承認を受けた場合は、投資事業有限責任組合を通じて農業生産法人に対し投資することが可能というふうになっております。一方で、農林水産大臣がこの計画を承認する際には、投資円滑化法で定める農業法人の健全な成長、発...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、これは計画承認のときに厳正に農業法人の健全な成長、発展に資するかどうかと、こういう要件で審査をすることになっております。したがって、今回の措置も、どんどんどんどんそういう法人が資金調達をやれることによって伸ばしていこうと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今おっしゃっていただきましたように、生産調整の見直し、それから今回の中間管理機構、それぞれ関連するところもございます。しっかりとこういうことを進めていくことによって、先ほどちょっとお答えをさせていただきましたように、攻めの農政の施策をやっていって、新しく入...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この機構においてはリース方式を中心としていこうと、こういうことになっておりますので、一般の、普通のいわゆる企業という株式会社であったとしても、二十一年の農地法改正によってリースは解禁をされておりますので、対象になるということで理解しております。
○国務大臣(林芳正君) これは大変大事なところでございまして、先ほど申し上げましたように、農地法の基本原則やこの法律にも書いておりますが、今委員がまさにおっしゃっていただいたように、地域の中できちっと調和的にやっていただく、また地域でしっかりとやっていただく方が、何か新しい方によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お茶やイグサ、コンニャク、薬用作物等々のいわゆる今委員から御指摘があったような地域特産作物、全国的には大量に生産されているようなものではございませんし、土地利用型の作物ということでも必ずしもないわけでございますが、中山間地域等を始めとして、やっぱりその地域...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変目からうろこが落ちるようなお話を幾つか聞かせていただいたと、こういうふうに思っておりますが、まさに、もうこれはなかなか、例えば絹ですと、中国のものは安いからもう駄目だと、こう諦めるのではなくて、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、桑は桑で、お茶...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○林国務大臣 諫早干拓排水門についてでございますが、今委員からお話がありましたように、確定した福岡高裁判決によりまして、国は本年十二月二十日までに開門すべき法的義務を負っておるところでございますが、一方で、ことしの十一月十二日の長崎地裁の仮処分決定によりまして、国は開門してはなら...全文を見る
○林国務大臣 まずは、先日、先生のお地元にお呼ばれをいたしまして、いろいろなところを見せていただきました。大変勉強になりまして、感謝を申し上げたいと思います。  今お話があったように、国内のチーズ市場、これは着実に成長を続けております。  私も、かつては、ヨーロッパに出張に行...全文を見る
○林国務大臣 酪農・乳業対策大綱でございますが、市場実勢を反映した適正な価格形成の実現、酪農経営の安定の確保、ゆとりある生産性の高い酪農経営の確立等を旨といたしまして、平成十一年三月に策定、公表されております。  この大綱を踏まえて、例えば、酪農経営安定対策については、加工原料...全文を見る
○林国務大臣 酪農ヘルパーは、今、稲津先生からお話がありましたように、酪農家の休日の確保、それから傷病時の経営継続、これに大変貢献をしていただいております。ヘルパー業務を通じた酪農後継者、新規就農者の育成、こういう役割も担っておりまして、酪農の生産基盤を維持していくために非常に重...全文を見る
○林国務大臣 今、江藤副大臣から答弁させていただきましたように、いろいろな知恵を使いながら、玉木委員のお言葉をかりれば、ぎりぎりのところで何とかやっている、こういう御指摘もいただいたところでございます。  為替の動向について、今後どういうふうになるのかということはなかなか難しい...全文を見る
○林国務大臣 はい。  実は私も、香川県に参ったときに、このオリーブ牛の話を聞いたことがございます。何かオレイン酸がふえるということで、大変おいしいということですが、まだいただいていないものですから、味を試しておりません。  香川県では、産地資金を活用して、オリーブに対して支...全文を見る
○林国務大臣 今、寺島先生から基本的な課題につきまして御指摘をいただきまして、そのとおりだ、こういうふうに思っております。  先日、十二月十日でございましたが、農林水産業・地域の活力創造プランを決定、公表させていただきました。その中で、今後、食料・農業・農村基本計画の見直しに着...全文を見る
○林国務大臣 今先生からお話がありましたように、いわゆる畜種別の米がどれぐらい食べられるかということですが、今のデータですと、大体、採卵鶏で二〇%、ブロイラーで五〇%、それから養豚で一五%、乳牛で一〇%、肉牛で三%、これぐらいは大丈夫だろう。これは今からいろいろなことをやることに...全文を見る
○林国務大臣 きょうお決めになる決議はまだ御提案をいただいておらないので、我々は承知をしていないというのが建前の答弁になろうかと思いますが、かねてからいただいておりますTPPに関する決議については、しっかりとその決議を踏まえて対応してまいりたいという考えは変わっておりません。
○林国務大臣 我が国は、国土の約七割を森林が占める世界有数の森林国でございまして、特に、戦後ずっと造成、植林をしていただいたおかげで、森林資源が本格的に利用可能な段階に来ているということでございます。  森林の有する多面的機能を持続的に発揮させていくためには、この充実しつつある...全文を見る
○林国務大臣 冒頭申し上げましたように、また委員からもそれに沿って御質問いただきましたように、木を使って、そして新しいものを植えて、新しく森林が生まれ変わっていくという循環、これをつくり出していくということが非常に大事だ、こういうふうに思っております。  そのためにも、ポイント...全文を見る
○林国務大臣 この安倍総理の御発言は、十二月九日に、国会閉会後の記者会見において発言されたというふうに聞いておりまして、今委員がおっしゃっていただいたような発言をされておられる。農業を成長産業にするために四十年以上続いてきた米の生産調整を見直し、いわゆる減反の廃止、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 詳細な単価も含めて決定をさせていただきましたので、今から各地でブロック別、各県別にきちっとした説明会をやっていこう、こういうふうに思っております。  そういう中で、いわゆる、こういう見出しということではなくて、中身が実際にはどういうことになるのかをしっかりと説明し...全文を見る
○林国務大臣 これは、最終的には、不作付地を含めて水田フル活用ビジョンというものをそれぞれにつくっていただこう、こういうことになっておるところでございますので、全国一律に何か数量を決めてこういうふうにしてもらおうということではございませんし、さらに産地交付金、こういうものも出てき...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃられましたように、この日本酒の輸出促進、大変なポテンシャルもあると思っておりますし、一生懸命やっていかなければいけないと思っております。  先ほどちょっと触れていただきました獺祭さんは、パリに出店をする、これをもう既に決めておられるようでございますが、国税...全文を見る
○林国務大臣 先ほども木材利用ポイントについての広報についてお話をさせていただきましたが、やはり、限られた予算の中で有効に発信をしていくという意味で、広報について意を用いていかなければならないと思っております。  経産省の方はカラーのわかりやすいパンフレットをつくっておられる、...全文を見る
○林国務大臣 この農林水産委員会の決議でございますが、今委員がおっしゃっていただきましたように、その項目の一に、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目について、除外または再協議の対象とするということ、それから、農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先する。...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる放牧は、そもそも牛本来のみずから草を食べる能力を利用した飼料管理方法でありますので、畜産農家にとっては、飼料給与作業の省力化、それから購入飼料費の節減というメリットがございますし、地域や耕種農家にとっても、耕作放棄地の解消、未利用地の活用、それに伴って、イノ...全文を見る
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
12月18日第185回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(林芳正君) 肉用子牛生産者補給金制度、これは、肉用子牛の価格が保証基準価格を下回った場合、生産者に補給金を交付することにより肉用子牛生産の安定を図るものでございます。  この保証基準価格については、今委員からもお話がありましたように、配合飼料価格等の生産費の動向、需...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 輸入実績がないタリフラインの中には、関税割当てで管理をしている品目、特に枠外税率として高関税が適用されているもの、加工品、調製品のうち成分が僅かに違う類似のラインには輸入があるものといったもののように、現時点で輸入実績がなかったとしても、仮に関税を撤廃した...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 諫早湾の干拓排水門につきましては、今お話をいただきましたように、福岡高裁判決、これは確定をしておりますが、国が本年十二月二十日までに開門すべき法的義務を負っております。もう一つは、本年十一月十二日の長崎地裁の仮処分決定によりまして、国は開門してはならない法...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十二年の十二月の福岡高裁判決、これは前政権の下で上告をせず判決が確定したと、これは事実でございますが、政権が替わったからといって政府が負った法的義務、これが変わらないということは御承知のとおりでございます。  したがって、私は江藤副大臣にも担当をお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、小川委員からお話をいただきましたように、先々週ぐらいだったと思いますが、十勝の方にお邪魔をさせていただきまして、現場も見る機会をいただきました。特に、この酪農の現場を見させていただきまして、改めて、北海道それから都府県の地域における基幹的な産業として酪...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるように、酪農の経営基盤を維持強化していくためには、規模の拡大のみならず、家族経営を含めた多様な意欲ある経営を育成、確保していく、これが必要であるというふうに考えております。やっぱり、手塩に掛けるという言葉がありますが、一頭一頭にきちっと目を行き届...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から御指摘をまさにいただいたように、このヘルパーは、酪農家の皆さんが休日が確保できる、それから傷病時の経営継続に貢献する、病気のときに休めると、こういうことで大変意義があるわけでございまして、それから、まさにおっしゃっていただいたように、この業務を通...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 十二月一日、フロマン米国通商代表と会談をいたしました。こちら側は、官房長官それから甘利大臣も同席をさせていただいたところでございます。極めて厳しい協議であったというふうに思っておりまして、ただ、その中でフロマン代表に対して日本側の立場を直接伝えることができ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) その場でも直接やり取りをして改めて認識をいたしましたが、米国の立場、これは従来と同じでございまして、重要五品目を含めて日本の農産物市場の開放、これを求めてきておると、こういうことでございます。我が国は、今申し上げましたように、決議も踏まえて国益を守り抜くと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お配りをいただいたこの資料でございますが、二十二年の十月のものでございまして、私が担当するようになってから、もう一度試算をやり直して政府全体の試算にしようということで、たしかトータルの減少額が三兆円だったと思いますが、これはその前のバージョンということでは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そろそろ三時でございますので、ワインやチーズという話を聞くと、そろそろ一杯やりたくなるような時間かもしれませんが。  チーズ市場、着実に成長を続けておりまして、生乳の量、チーズ向けも、平成元年度二十四万トンだったのが平成二十四年度四十六万トンと、倍増する...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 酪農ヘルパーの利用日数は増加傾向にございまして、平成十九年には十七・五日、年間でですね、だったのが、平成二十四年には二十・二日まで増加をしております。ヘルパー要員数は減少しております。平成十九年が二千五百九人から、平成二十四年に二千百八十二人ということでご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘いただいたように、まずは現場が意欲を持って営農できる環境を整備するということが大事であると考えておりまして、そのために、車の両輪と先ほど申し上げましたけれども、いわゆる産業政策的な取組に併せて、もう一つの車の両輪は、まさに今委員が御指摘いただいたよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必ずしも委員の御指摘になったこの雑誌の記事の問題意識に沿っているかどうかは分かりませんが、諸外国との競争にやっぱり勝ち抜いていくためには、海外市場における日本産品のシェアの維持、拡大、それから、それぞれの産地の取組だけではなくて、やはりジャパン・ブランドそ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 牛肉の需要でございますが、平成二十年から百十八万トン、百二十一、百二十二、百二十五、百二十三と安定的に推移をしているというふうに見ておりまして、こうした中で消費者の多様なニーズに対応した特色ある牛肉生産、これによって消費拡大を図っていくことが大事であると、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 輸入実績がないタリフラインの中には、関税割当てで管理している品目、特に枠外税率として高関税が適用されているもの、それから加工品、調製品のうち成分が僅かに違う類似のラインには輸入があるものなどがございます。  このようなタリフラインが具体的にどのようなもの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この聖域の五百八十六品目というふうに今委員はお話しになりましたが、この五百八十六品目と、それからいわゆる御決議をいただいた五品目の聖域というものがどういう関係にあるのかというのは、その決議を我々は踏まえてやっていくということですので、我々としてそこについて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 肉用牛肥育経営緊急支援事業を実施するために予備費からALICに交付された資金のうち、今御指摘がありましたように二十四年度末で保有していた残高が六百四十二億円でございますが、その後、肥育農家から機構への返還が進みまして、二十五年十一月末現在では七百六億円にな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農畜産業振興機構、ALICでございますが、十九年度の整理合理化計画とそれから二十二年度の独法の事務事業見直しの方針を受けまして、国からの交付金の交付額の抑制等によって保有資金残高の縮減を今まで図ってまいりました。畜産経営安定対策や畜産業振興事業のほかに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃったような趣旨で無駄に積んでおくということはよろしくないということは当然でございますので、不断の見直しはしていきたいと、こういうふうに思っております。  なお、この三千三百三十億円のうちで、実は千七百六十億円分が固定資産、それから二十四年度の補正...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この酪農の飼養動向を見ますと、乳用牛の飼養戸数、北海道は、二十五年度がマイナス一・九、二十四年度がマイナス三・一、二十三年度がマイナス二・二、二十二年度がマイナス二・八という数字でございまして、毎年減少する傾向で推移をしておるわけでございます。  今委員...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど数字をお示しいたしましたように、安倍内閣としてTPP交渉参加は今年でございますが、それ以前にも数%の傾向でずっと戸数が減少してきているというのが数字の現実でございますので、やはり私は、先ほど申し上げましたように、TPPに対する懸念以外のところの要因と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この配合飼料でございますが、その原料の大宗を輸入穀物に依存をしております。米国の半世紀ぶりの大干ばつを背景に、トウモロコシ及び大豆油かすの国際相場、これが史上最高値を更新した等によりまして、昨年十月以降、価格が高騰していたところでございます。そのような中に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほど来、今日のメーンテーマでございますのでそれぞれお答えをしてきたところでございますが、加工原料乳生産者補給金単価、これにつきましては、算定ルールにのっとりまして配合飼料価格等の生産コストの変化を適切に反映をさせて算定をいたしまして、食料・農業・...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) なるべく長くならないようにいたしますが、二十五年度の補正予算で、先ほど申し上げましたように、異常補填基金に百億の積み増しを計上いたしまして基金財源の確保を図ることとしております。  それから、農家及び配合飼料メーカーの拠出による通常補填基金の負担を軽減す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 新マル緊事業におきましては、これまで平成二十三年の七月から特例的に補填金の支払を毎月行っております。原則は四半期ごとでございますが、特例的に毎月ということでございます。  それから、二十五年の四月から、地域の実態をより反映するために都道府県ごとの補填金単...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それぞれ先生方から御質疑をいただいたところでございますが、まさに休日の確保、傷病時の経営継続ということで大変大事であるとともに、酪農後継者、新規就農者の育成という役割も非常に重要であると思っておりまして、今委員から御指摘がありましたように、十年間で利用組合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この長崎地裁によります開門差止めの仮処分決定に対しましては、佐賀側原告団が既に十二月十六日月曜日、長崎地裁に異議申立てを行われたと、こういうふうに承知をしております。  長崎側、佐賀側両県と国との話合い、今委員から触れていただきましたように、昨日お会いを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在の食料・農業・農村基本法におきましては、食料の安定供給の確保、農業生産活動による多面的機能の発揮、それから農業の持続的な発展、農村の振興、これを基本理念として掲げまして、その実現を図るべく、おおむね五年ごとに食料・農業・農村基本計画を策定し、これに基づ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。