林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○林国務大臣 時間があれば農水委員会でまたゆっくりやりたいと思いますが、まず、減反というのは、反を減らすと書きますから、狭義の意味では、米をもうつくるな、そこでできた米はもうつくらない、こういうこと。(古川(元)委員「何のためにやってきたかということ」と呼ぶ)これは、まさに生産と...全文を見る
○林国務大臣 需給のバランスと申し上げまして、古川委員も御案内だと思いますが、日本の米の需要、これはずっと減ってきております。今でも毎年八万トンずつぐらい減っております。  ですから、これに合わせた供給をどうやっていくかということにずっと苦心してきたわけでございまして、それを、...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃったように、国際連合で、二〇一一年の国連総会におきまして、家族農業が持続可能な食料生産に果たす重要な役割を広く認識するために、二〇一四年、ことしを国際家族農業年、インターナショナル・イヤー・オブ・ファミリー・ファーミングに決定したところでございます。 ...全文を見る
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○林国務大臣 村岡委員は御専門ですから、よくおわかりの上でおっしゃっておられると思いますし、まさにそのとおりでございまして、見直しについて、特に餌米に大きく転換していこうということで、一月上旬からブロック別の説明会、また都道府県別にやっておりまして、昨日までに八カ所のブロック別説...全文を見る
○林国務大臣 総理が今お話しなさっていただいたように、生産数量目標の配分をマクロとして国がやらなくなるということでございますので、そのために、今まさに委員がおっしゃっていただいたように、それぞれの農家が経営的な判断をされてつくるときに、何をどういうふうに情報を参考としてつくってい...全文を見る
○林国務大臣 まさに、そういうふうに農家の方が自主的に判断をするときに、農家の方は、価格が下がっていいとはお思いにならないと思うんですね。  ですから、それぞれの農家が自主的に、自分の所得をふやしていこうという方向で経営として判断していく、それがマクロとして価格と……(山田(宏...全文を見る
○林国務大臣 私が申し上げているのは、環境を整備して、山田委員御案内のように、米の需要が下がっているんですね。これは、トレンドとしてずっと下がっております。したがって、そこで申し上げているのも、余っていいということではないということでございます、つくり過ぎて。  したがって、価...全文を見る
○林国務大臣 余り違ったことを言っているつもりはないんですが、米がコモディティーで、単一のブランドで一つしか価格がないということであれば、今、山田委員がおっしゃっていることもあるんですが、先ほどから申し上げている、中食や外食でボリュームゾーンが欲しいとか、お宅で大変なブランド米を...全文を見る
○林国務大臣 今お話のありました木造公共施設の整備事業ですが、委員から御指摘が今あったように、会計検査院から、事業を実施する際の費用対効果分析、BバイCについて指摘を受けておりました。地域間の交流が図られる効果額等が適切に算定されていない、今ちょっと具体的に御指摘がありましたが。...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げましたような、御指摘のあった、会計検査院から指摘のあったようなものについて検討した結果、これは使わないというものもございますが、それ以外の具体的な算定方法等については、耐用年数についてとか、それから交流資源の利用効果、延べ人数の算出や費用の算出等々、それか...全文を見る
○林国務大臣 これは前回、予算委員会であるいはお答えしたかもしれませんが、平成二十一年度の補正予算から二十二年度の予備費、二十三年度の三次補正、二十三年度の四次補正、二十四年度の補正ということで、それぞれその都度、例えば、二十四年度の補正は、円高基調でございました、したがって、輸...全文を見る
○林国務大臣 午前中も議論になりましたが、四十年以上続いてまいりました米の生産調整の見直し、これは、農業者が、先ほども議論になりましたように、マーケットを見ながらみずからの経営判断で作物をつくれるようにするとともに、需要のある麦、大豆、これは自給率一〇%前後でございます、また飼料...全文を見る
○林国務大臣 その資料はこの改革の前の資料かもしれません、確認はしておきますが。  繰り返しになりますけれども、農業者の皆さんが自分でマーケットを見ながら判断をする、これが基本であります。そのための条件整備、環境整備としていろいろなことをやろうと。  例えば、ほっておけば、飼...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○林国務大臣 生産調整の見直し、また、いわゆる減反の廃止ということですが、米を減らすという従来の政策を転換しよう、こういうことです。  したがって、米の生産数量目標を達成した農業者に支払われる米の直接支払い交付金、例の一万五千円のものですが、これを平成三十年産から廃止しようとい...全文を見る
○林国務大臣 これは、きのう、少し村岡委員のときにも御説明させていただきましたが、大事なことでございますので。  飼料用米は、そこに転換していってもらおうということで、一層の生産、利用拡大のためには、やはり、低コストで省力的な栽培技術や、それから多収性品種の導入、これは、メリッ...全文を見る
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 委員おっしゃるように、食品産業は中小零細企業が九割以上を占めておりまして、今おっしゃっていただいたように、価格競争等、非常に厳しい経営環境に置かれております。  国内農水産物の三分の二、これを加工原料として受け入れられているという意味で、農林水産業の大需...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 農林水産省では、関係局庁ごとに担当者を配置をして、消費者庁から今お話があったように、連絡を受けますと事案ごとに調査や要請を行うということであります。今、ラーメン屋や八百屋ということでございました。これ食品産業ということで、食料産業局の体制としては三名ですが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 事実関係でございますので答弁させていただきますが、交渉の具体的内容、これは今までもそうでしたが、お答えは控えさせていただいております。  遺伝子組換え食品の表示、ラベリングも含めて、食の安全、安心について今お尋ねございました。  これは、紙委員も御所属...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えを申し上げます。  我が国及び米国における主な農産物の関税率についてでございますが、これはWTOデータベースにも出ておりますが、米の精米については、一キログラム当たり我が国は三百四十一円、米国は一・四セントでございます。それから、小麦については、一...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど総理からも御答弁がありましたように、一月九日に米国上下両院にこの法案が提出をされておりますが、今委員がお話があったように、米国の関税と同等又はそれ以下の水準まで関税を引き下げることと規定をされているのは今御指摘があったとおりであります。  なお、二...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のありましたことは、農水委員会でも紙委員からも御議論いただいて、総合的な対策をいろいろやっているという議論もさせていただいているところでございます。  したがって、その乳製品等々をやっていらっしゃる、酪農をやっていらっしゃる方についてのいろんな対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がお話がありましたように、漁業者の皆さん、沖縄、それから九州の方も一部おられますが、やはり今お話があったように、台湾漁船とのトラブルなく安心して操業したいと、これが一番の強い御要望だというふうに受け止めております。  私もこの件では、知事さんにもお...全文を見る
02月10日第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○林国務大臣 ありがとうございます。  農林水産省では、学校給食における地場産農林水産物の利用拡大に向けまして、学校給食関係者、それから農林漁業者、食品事業者、これらの皆さんが連携してモデルとなる給食食材の生産供給体制、これを構築する取り組みを支援することといたしまして、平成二...全文を見る
○林国務大臣 今、高市政調会長からお話がありましたように、地場産食材の使用拡大に当たっては、安定供給に必要な量と品目の確保、これが大きな課題になるわけでございまして、その確保のために生産者の方にどうしていただくか、これが非常に大きな課題になるわけでございます。  したがって、先...全文を見る
○林国務大臣 今、宮腰委員からお話がありましたように、我が国の農業構造、この十年間で、担い手の利用している面積の割合が三割から五割まで来ておるところでございます。しかし、農業を、生産性を高めて成長産業、こういうふうにしていくためには、さらに担い手への農地集積、集約化を加速化するこ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今おっしゃっていただきましたように、地域の農業者の徹底した話し合い、この人にこの地域は託していこう、こういうことが出てくることが大変に大事でございまして、そういった意味で、そういう地域の農業者の皆さんや市町村が農地中間管理機構との連携を密にして、機構のスキーム...全文を見る
○林国務大臣 この人・農地プラン、取り組みを二十四年度から進めておりますが、地域によっては、担い手がいない、もしくは不十分という地域もございまして、こういうところでは、ほかの地域から、法人経営それからリース方式、こういうことで参入を希望している企業に積極的に働きかけていく、こうい...全文を見る
○林国務大臣 今般の施策の見直し、これは大変大きなものでございますので、ことしの一月上旬から二月六日までで、ブロック別、都道府県別説明会、これは全ての都道府県、特に北海道は大きいですから地域別に分けて、合計六十回にわたり実施をしてまいりました。  今、宮腰先生からおっしゃってい...全文を見る
○林国務大臣 今、宮腰先生おっしゃっていただいたように、今までは、都府県四ヘクタール、北海道十ヘクタール、集落営農二十ヘクタールを原則としておりましたが、これを、規模要件は今後は課さない、こういうことにいたしました。  これによりまして、効率的、安定的な農業経営を目指して経営改...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントをお聞きいただきました。  今の農業共済制度、これは、自然災害による収穫量の減少ということを対象としておりますので、市場による価格低下が対象となっていない、また、対象品目が収穫量の把握ができるものに限定されておりますので、加入単位も品目ごとになっ...全文を見る
○林国務大臣 日本型直接支払いは、今、宮腰委員からお話があったように、国土の保全を初め広く国民が受益するものとして、基本法三条に定められた多面的機能の発揮を促進するものでございまして、農地維持支払いと資源向上支払いから成る多面的機能支払い、今度新しくできるわけですが、それに加えて...全文を見る
○林国務大臣 このNN事業でございますが、農業の競争力の強化のための農地の整備、国土強靱化のための農業水利施設の老朽化対策等々でございまして、二十六年度予算案、今御審議いただいている予算案ですが、事業を着実に推進していくために必要な予算額を計上しております。  一方、この補正予...全文を見る
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○林国務大臣 中山先生もおっしゃるとおりでございまして、我が国の国土は南北に非常に長くて、今おっしゃっていただいたように、北海道と九州を比べただけでも、地理的条件、気象条件が異なっておるということは一目瞭然でございまして、したがって、稲作、畑作、施設園芸、果樹、酪農、それぞれ地域...全文を見る
○林国務大臣 幾つか論点を明示していただきましたけれども、基本的に、短く申し上げれば、みんなの党の政策と大体同じかなと思って……(発言する者あり)結いの党ですけれども、みんなの党のときと基本的には御主張は変わっておられないな、こういうふうに思っております。  一つ、要するに、減...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと事実関係だけ申し上げますと、今回の中間管理機構も、今おっしゃったように、賃料をきちっと払っていこう、こういう仕組みでございます。  多分、江田先生も現場をお回りになったらそういうお話を聞いたことがおありになるかもしれませんが、今現在起きていることは、もう自...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○林国務大臣 今、稲津委員がお話しいただきましたように、活力創造プラン、これは稲津委員御自身も政務官として一緒になってつくっていただいたものでございまして、そこにもいろいろと書き込ませていただきましたが、まず、世界の食市場が今後十年間で、特にアジアを中心に三百四十兆円から六百八十...全文を見る
○林国務大臣 稲津先生おっしゃっていただいたように、原発事故の直後、多くの国と地域で、我が国の農林水産物、食品に対する輸入規制が行われました。これに対して、ずっと粘り強く、日本産品に対する放射性物質に関する輸入規制を行っている各国に対して、国内でモニタリングをして、その結果等の科...全文を見る
○林国務大臣 今、篠原先生がおっしゃっていただいたように、この法律では、行政機関の長が、所掌事務に係る防衛、外交、特定有害活動の防止、テロリズムの防止に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿するこ...全文を見る
○林国務大臣 警察でどういう調査があったかというのは、ちょっとまた別に、ほかの方に聞いていただければと思います。  まず、我が省でやった機密保持に関する調査結果ということが中間報告という形で出されておりますが、今お話がありましたように、「今後の米の需給見通しについて」という資料...全文を見る
○林国務大臣 和食は、ユネスコ無形文化遺産登録に決定をしていただきまして、大変世界各国から注目度が高まっております。このような機会を捉えて、日本食、食文化の魅力の海外発信を強化するとともに、この間、私もドイツに出張のときにレセプションをやってまいりましたが、和食という言葉自体がも...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○林国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げさせていただきます。  まず、先般の雪害により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。今回の雪害では、農林水産関係の被害もかなり生じている模様であり、関係自治体と連携して、被害状況を早期に把握すると...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○林国務大臣 お答えを申し上げます。  先週末の雪害による農業の関係の被害の状況については、今委員から少し数字も暫定的なものを出していただきましたが、各県とも今確認を急いでいるところでございます。  まさに委員がおっしゃっていただいたように、平年の降雪量が非常に低いところで、...全文を見る
02月20日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○林国務大臣 まさに齋藤委員おっしゃるように、今回の農政改革は、経済政策としても筋の通ったものにしたい、こう思って、四つの柱から構成をされている構造改革ということにいたしたわけですが、今お話があったように、経営感覚あふれる農業経営体を育成したい、それから、農業経営体がみずからの経...全文を見る
○林国務大臣 二月に入ってからの雪害によります農業関係の被害状況ですが、現時点ですから、これはまだ今から確定をさせていかなければなりませんが、現時点での各県からの報告によりますと、ビニールハウスの損壊、これが二十四都府県で九千五百件、それから農作物等の損傷、十三府県で約百六十ヘク...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  農は国の基という言葉がありますように、単に食料生産をする、業としてやるということではなくて、やはり、国土や自然環境の保全といった多面的機能の維持を通じて、国民の暮らしに重要な役割を担っている、こういうところを消費者に理解してもらう...全文を見る
○林国務大臣 水産日本の復活のためにも、やはり外国の排他的経済水域等で操業する日本の遠洋漁船、これはしっかりやってもらわなきゃいけませんので、まずは相手国の法令を守るということで安全操業をしていただくということは当然のことですので、これを指導してきたところであります。  しかし...全文を見る
○林国務大臣 国家戦略特区で講じられる特例措置でございますが、これについては、関連する省庁との協議の上、法律または政省令を改正する、こういう必要がございます。したがって、いずれにしても閣議決定等になりますので、私もそこに加わる、これが担保されておるということがまず大前提としてござ...全文を見る
○林国務大臣 内閣総理大臣は、国家戦略特別区域計画の認定に当たっては、国家戦略特別区域法の規定によって、所管大臣の同意を得なければならない、今委員からお話があったとおりであります。所管大臣は、同法の規定等の法令に適合すると認めるときは、同意するものというふうになっております。 ...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げましたように、国家戦略特別区域法によって、国家戦略特別区域会議というのがございますが、ここに、担当大臣、地方公共団体の長は、必要と認めるときは、協議して関係大臣を構成員として加えることができる、こういうふうになっております。  やはり、特定の事業や規制改...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、また、先ほどもほかの委員からお話がありましたように、今回の大雪は、やはり前例のない、特に、今まで雪が余り降ったことのない地域、かつ施設園芸の多いところだったということで、大きな被害が発生している。特に山梨県では、ブドウそれから桃等で...全文を見る
○林国務大臣 先ほども御答弁したように、農水省にも本部も立ち上げさせていただきました。したがって、被害の状況を早急に把握して、できる限りの、最大限の支援をして、先ほど申し上げましたように、頭をよぎるかもしれませんが、そういうことをお考えにならずにぜひ続けていただきたいということを...全文を見る
○林国務大臣 最初のところが私はよく理解できなかったんですが、トウモロコシは輸入してくるものとの比較でということですね。(鷲尾委員「そうです」と呼ぶ)  したがって、多分、今、トウモロコシのキログラム当たりが二十八円で、餌米が二十八円から三十二円。これは、八万円の助成のもとでの...全文を見る
○林国務大臣 食の安全の確保、これは非常に大事なことだと思っておりますし、国産農産物に限らず食品の輸出の促進という意味でも大変大事だと思っておりますので、今局長から答弁ありましたように、この農薬について、科学的なデータに基づいて必要な規制を行うことが大事だ、こういうふうに思ってお...全文を見る
○林国務大臣 先ほどからほかの先生方からもお話があったように、この地域は、今まで余り雪が降っていないところに雪が降ったということに加えて、今まさに寺島先生からもお話があったように、JAの方でない、法人で割と手広くやっていらっしゃる方は随分いらっしゃるということで、非常にそういう意...全文を見る
○林国務大臣 従事者の方が高齢化したり、耕作放棄地が拡大するということで、やはり構造改革を加速させる必要があるという認識においては委員とも一致しておる、こういうふうに思っております。  先ほど、ちょっと産業政策の方が大きいと言われましたが、車の両輪で地域政策と産業政策をやってい...全文を見る
○林国務大臣 今コマツナのお話がありましたが、私も、この間、育樹祭で埼玉県にお邪魔したときに、同じお話をいろいろな関係者の方から聞きまして、ああ、なるほど、名前の由来は、最初はお地元からじゃなかったんだなと改めて感心したところでございますが、そういった意味で、地域の特色を生かすと...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁いたしましたように、特定野菜三十五品目の中にはコマツナも入っているわけでございますが、この野菜価格安定対策事業というのは、国民生活上重要な野菜について、計画的な出荷、豊凶に伴う需給調整を推進するとともに、著しい価格下落時には生産者に補給金を交付するとい...全文を見る
○林国務大臣 まず、基本的な姿勢として、農地は国民に対する食料供給のための生産基盤である、それから、言うまでもないことですが、国土保全等の多面的機能を果たしておりまして、これは有限な資源であるということで、優良農地を確保していくことが大変重要だ、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○林国務大臣 今のお話は、平成二十一年の前の農地法改正のお話であろう、こういうふうに思いますが、そういう状況を受けたものですから、先ほど申し上げましたように、二十一年の、これが直近の農地法改正法ということでありましょうが、この附則で、改正後五年をめどとしてやります、こういうことに...全文を見る
○林国務大臣 冒頭申し上げましたように、やはり優良農地を確保することが非常に大事であるということがまずございますので、ことしがめどになっております農地法改正法の附則も、農地転用事務の実施主体のあり方や農地の確保のための施策のあり方等について検討する、こういうふうに条文に書いており...全文を見る
○林国務大臣 都市農業については、今先生がおっしゃった問題点というのが、農地維持支払い等々ということよりももっと根源的なところにある、こういうふうに思っております。  それは、今、小里政務官からもお話がありましたように、一定の土地をどうやって生産活動等を通じて収益に結びつけてい...全文を見る
○林国務大臣 午前中に西村副大臣からも同じような御答弁がありましたが、二月十八日の記者会見で甘利大臣が、五品目中のタリフライン、一つ残らず微動だにしないということでは、これは交渉になりませんと発言をされたということは記録から承知をしております。  具体的交渉方針、中身については...全文を見る
○林国務大臣 先生が今御質問されておられたので、改めて定義を見たんですが、臨時雇いとは、日雇い、季節雇いなど農業経営のために臨時雇いした人で、手間がえ、結い、これは労働交換ですね、手伝いを含む、こういうことで、かなり昔からあったような定義だなと思いながら見ておりました。  やは...全文を見る
○林国務大臣 先ほど局長から話がありましたように、二万人を目標にするという中で、今お話があったように、定着が一万人程度。この前提としては、一万三千人から一万五千人ぐらい就農していただいて、定着が一万人、こういうことでございます。  平成六年度に無利子資金の制度を創設してきたわけ...全文を見る
○林国務大臣 今、文科省からは、食品産業にもというお話もありましたが、せっかく農業高校ですから、一言で言うと、もったいないことだなと。進学していただく方もいらっしゃるわけですし、それからもう一つ、よく私も地元で聞くのは、中学三年のときに進路を決めて、農業高校へ行くという判断をする...全文を見る
○林国務大臣 できれば、私もテーマソングぐらいつくって、こう思わないわけでもないんですが、実はこれはタイアップをすることを考えております。  最近は、「おしん」ですとか「利休にたずねよ」、それから、この間も「武士の献立」ですか、いろいろなタイアップをさせていただいております。今...全文を見る
○林国務大臣 これは、この間の予算委員会でも、もしかしたらお聞きになるかもしれないということでしたので、用意をしておきましたが、リース方式による企業参入は、先生今お触れになっていただいたように、二十一年の農地法改正で導入をされました。一般の株式会社が農地の所有権、リースではなくて...全文を見る
○林国務大臣 今お話があったように、ゾーニングの話を時々される方もいらっしゃるのでございますが、農業振興地域の整備に関する法律、これは、農振地の中で農用地区域を設定するというゾーニングの手法をとっておるわけでございます。  ゾーニングはその土地の利用の仕方を指定するということで...全文を見る
○林国務大臣 衆参両院の農林水産委員会の決議には、「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと。」こう書いてございます。「農林水...全文を見る
○林国務大臣 これはまさに申し上げたとおりでございまして、一貫して、決議も踏まえというふうにずっと申し上げております。  「も」というのは、これ以外にもいろいろな御意見をいただいておりまして、例えば与党自民党からは、この委員会、委員会というのは自民党の中の委員会がございますが、...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントでございますが、やはり水田をフル活用する。これは大事な生産装置であります。かてて加えて、需要に見合った米生産を行うようにする。これが基本的な考え方であります。  したがって、水田活用の直接支払交付金を充実して、数量払い八万円、プラスマイナス二・五...全文を見る
○林国務大臣 今おっしゃっていただきましたように、やはり農家のための農協である。販売等を適切に行う、また、資材の購入等を共同で行うことによって、農業者の所得を向上させる、ひいては地域農業を発展させていくということが、これはどういう米の政策をとるにしても、かかわりなく大事な課題でご...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○林国務大臣 今回の降雪でございますが、私もきのう、今お話ししていただきましたように、山梨を見てまいりましたけれども、通常は余り雪の降らない地域でございます。それで、こういうところは、雪が降らないことに加えて、ハウスがたくさんあって、非常に甚大な被害がもたらされておりまして、ハウ...全文を見る
○林国務大臣 お答えいたします。  十四日から十五日にかけての雪害、大阪府も雪害が出ております。  現時点で大阪府からいただいた御報告によりますと、ビニールハウスの損壊が十三ヘクタール、それから農作物等の損傷一ヘクタールということで、こういう報告を受けております。  今お話...全文を見る
○林国務大臣 昨日、私も御地元の山梨県に入らせていただきまして、実際に、今お写真も出していただいているようなところを見させていただきました。まさに、ふだん雪が余り降らないところでこれだけの大雪が降ったということで、ハウスも、ふだんからあれだけの雪が時々降るようなことであれば、こう...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○林国務大臣 おはようございます。  まず、先般の雪害により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  この冬の大雪は、通常降雪量の少ない地域を中心に、農業用ハウスの倒壊などによりまして、平成二十四年を上回る甚大な被害をもたらしております。特に、創意工夫で経営を発展させ...全文を見る
○林国務大臣 私も多分キャラ的には大熊先生に近い方だと見られておられる方もいらっしゃるかもしれません。  今、冒頭に先生がおっしゃったことは大変大事なことで、やはり産業政策的な部分とそれから地域政策的な部分、これをしっかりと踏まえてやるということで、車の両輪と申し上げております...全文を見る
○林国務大臣 農業系の金融機関のリスクというような御質問をされるというふうに聞いておったものですから。ちょっと今のお話は、改めてアメリカにおける農業金融の形態と我が国とを比較してみていろいろと考えてみたい、大変示唆的なお話だった、こう思います。  要するに資金需要ですね。土地担...全文を見る
○林国務大臣 これは、一般論のところはまさに財政金融委員会でやっていただくところだと思いますが、長期金利、十年物の国債で、これだけの財政状況で一%を切る状況、こういうことですから、これは金融政策で長国の買い入れなんかをやっているというところで、かなりやっていただいているところもあ...全文を見る
○林国務大臣 きょう、渡辺委員から冒頭、思いを語ってくれ、こういうことでございましたので、今のお話は、まず申し上げたいのは、報道、これを詳細に読んでいきますと、例えばこの記事にどう書いてあるかというと、見出しは「国際貿易産業相が発言 草案の公表を約束」、これが目に飛び込んでくるん...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃっていただいたように、これはケネディの言葉でもあるんですが、国が何をしてくれるかではなくて、自分が国のために何ができるか考えようと。国のためにというよりも、自分のためにどうするかということをまず自分が考えるというのは、自由民主党の綱領にも、自助、そして...全文を見る
○林国務大臣 この問題は何度か農水委員会でもお話があったところでございまして、この間も、私も養蜂協会の皆さんにもお話を聞くことが大事じゃないかという趣旨の答弁をさせていただきました。  要するに、把握をきちっとして科学的に問題を解決するということが大事だというふうに思っておりま...全文を見る
○林国務大臣 レンズ風車、きょう初めて聞かせていただいて、今環境省のお話を聞いていて、なるほど、うまくいっているんだな、こう思いました。  太陽光の方は、一本足でやる規制緩和を去年の三月末にやらせていただいて、その後実は法律も通していただいたので、今度は協議会をつくるといろいろ...全文を見る
○林国務大臣 去年の二月にスタートして、鷲尾先生とも何度かやりとりもさせていただきましたが、今、サブファンドが、地域金融機関のものが中心になって三十九まで来ました。やはり、三十九のサブファンドが実際は案件を形成していくということですから多少時間はかかるかなと思っておりますが、現在...全文を見る
○林国務大臣 もう時間もあれですから短くお答えさせていただきますが、十一月十三日に、どんどん広がっていろいろなケースが出てくれば、いろいろな検討をしていく余地が出てくる、こう申し上げましたので、今おっしゃっていただいたアグリビジネス投資育成会社の話もその後出てきましたし、今申し上...全文を見る
○林国務大臣 今、中根先生からお話しいただいたように、お茶は和食文化の大変重要な要素の一つでありまして、さらに、今お触れになっていただいたように、機能性についても評価がされてきているところでございまして、健康増進といった意味からも、大変重要な作物であると考えております。  生産...全文を見る
○林国務大臣 中田先生におかれましては、市長になられる前の時代から長いおつき合いをいただいておりまして、たしか最初は捕鯨の問題で御一緒する機会があったなと今思い出しておったわけですが、また引き続きの御指導をいただければ、こういうふうに思います。  この冬、十一月以降からまとめて...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、二十四日に支援対策を決定させていただきました。  いろいろな方が御要請に来られるときにこれをお渡しするということも当然しておりますが、二十四日の同日に記者発表を行いまして、まずは報道各社に対して積極的な報道をお願いいたしたということと、...全文を見る
○林国務大臣 今の十分の三のところも、具体的な御要請の中で今出てきておるところでもございます。  今、中田先生から大変本質的なお話をおっしゃっていただいて、ふやせばいいというものじゃない、やはり自助が前提にあるべきであってというお話がありました。  そのことを大前提にしながら...全文を見る
○林国務大臣 まず、撤去は、次に何をするかにかかわらず、撤去しなきゃ何にもできませんから、これは出る。  その次に、ハウスを復旧して、今までは例えばブドウをつくっていたけれども、別のものをつくろうと。そうすると、同じハウスですから、これも対象になるわけですね。逆に、この機会にハ...全文を見る
○林国務大臣 それもやりたい、こう思っております。  ハウス等の被災施設の復旧を支援する被災農業者向け経営体育成支援事業、災害が発生してから事業の発動前に、今まさに中田委員がおっしゃっていただいたようなケースですが、農業者が取り組んだ施設の復旧も、今までも支援の対象としてまいり...全文を見る
○林国務大臣 今回の経営体育成支援事業、今般の豪雪によって被害を受けた方が今後とも意欲を持って、支援していこうということでございます。  まず、都市も農村も、どこであってもこれはやるということでございますが、都市と農村というよりも、例えば山梨の農村部でも群馬の農村部でも、ふだん...全文を見る
○林国務大臣 就任以来、攻めの農政ということで、産業政策としての農政とそれから地域政策としての農政、きっちりと両輪としてやってきまして、昨年の十二月にまとめたものも地域政策としての一つの柱に加えて、産業政策の方はやはり三つあるだろうと。これは何の産業政策でもそうですが、サプライサ...全文を見る
○林国務大臣 これは大変大事な問題だと私も思っておりまして、要するに、まず、消費税の転嫁の手前の話ですね。そもそも論で言うと、一次産業に携わっている人の、生産者の価格支配権、これをどう強めていくか、こういうことが大変大事なことだ、こう思っておりまして、まさにいろいろな支援の仕組み...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げました消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法ですが、ここにおいて、大規模小売事業者、それから特定供給事業者、小さい方ですね、から供給を受ける者を特定事業者として、これに納める方を特定供給事業者と位置づけて、減額、買いたたき、それから、商品...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったことは、契約をするときに、契約当事者同士の話が第一義的にはあるわけですけれども、これは独禁法の世界になるのかもしれませんが、優越的な地位の濫用というのがございます。したがって、この値段じゃなきゃもう契約はありませんよというようなことを余り優越的な...全文を見る
○林国務大臣 配合飼料価格安定制度の異常補填基金については、平成二十二年度、この行政事業レビューの公開プロセスがございました。これは毎年やるわけですが、したがって、この二十二年度の公開プロセスで、まず基金の適正水準の検討をしなさい、それから基金の運用益を適正化しなさい、こういう指...全文を見る
○林国務大臣 当然の御指摘だと思いますので、まずは、農水省の中にそれぞれの基金を所管している部署がございますので、そこがきちっと見る。もう出しちゃったら後はというわけにはいきませんから。やはり、きちっとそこで適正に、基金というのは目的を持ってやるということで、予算の単年度主義に陥...全文を見る
○林国務大臣 今回は、今御質問していただいたように、月曜日に決定をさせていただきました。  この場でも申し上げておきたいんですが、月曜日に決めたことがこれで終わりではなくて、これは被害の全容が、先ほどやりとりしていただいたように、まだ全部が見える前に早目にまずできることを決めよ...全文を見る
○林国務大臣 もうおっしゃるとおりでございまして、農家の方が見て、ああなるほど、これを使おうということがわかりやすくなるように、QアンドA方式にするとか、それから、どこかに相談に行って、そこであなたの場合はこういうことがありますよみたいなことが、先ほどの団体経由になるのか、いろい...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だと思いますし、今委員からお話があったように、一生懸命雪かきをして何とか守ったという方もいらっしゃるということです。  今回の場合は、ふだん余り雪が降らないところに想定外の雪が降ったということですが、一度こういうことが起きたわけでございますので、今...全文を見る
○林国務大臣 今、黄川田先生がおっしゃっていただきましたように、先輩方のおかげで、今森林が充実して伐期に入ってきているということでございます。  振り返ってみますと、戦後間もないころは大変木材需要が旺盛であったわけで、これに対応して供給を行ってきたわけですが、その後、昭和五十五...全文を見る
○林国務大臣 大島先生から詳しく状況も御説明いただきましたし、また、農業者の目線に立っていろいろお話をしていただきました。  私も日曜日に山梨に入りまして、現実を見てまいりまして、こうやって写真で見せていただいたのと同じような状況があったわけです。  何よりもやはり、気持ちが...全文を見る
○林国務大臣 都市農業、これは、新鮮な食料の供給、それから緑や農業体験の場の提供、防災空間の確保など、多様な役割を果たしているというふうに認識しております。  また、都市の住民の方を対象にした各種のアンケートにおきましても、やはり都市農業や都市農地の保全を望む回答が多数を占めて...全文を見る
○林国務大臣 冒頭少し触れさせていただいたように、人口がふえてどんどん都市化が進んでいる時代と今はその様相を異にしてきているというところに着目しなければならない、申し上げたとおりでございます。  都市計画制度ができたのが、昭和四十三年の都市計画法に基づいてできた、こういうことで...全文を見る
○林国務大臣 さすが上田委員、着目点がすばらしいなと思って聞いておりましたが、この国際熱帯木材機関、インターナショナル・トロピカル・ティンバー・オーガナイゼーションでございますが、熱帯林の持続可能な経営の促進、また合法的に伐採された熱帯木材の貿易の発展を目的とする国際機関で、お地...全文を見る
○林国務大臣 現在の我が国の農業構造、これを見ますと、十年間で、担い手が利用している農地面積の割合が農地面積全体の三割から五割まで増加をしてきたということでございますが、農業の生産性を高めて成長産業としていくためには、担い手へやはり農地集積、集約化をさらに加速する必要がある、こう...全文を見る
○林国務大臣 先ほど中山間地のお話がありましたけれども、私のところの山口県もどちらかというと中山間地が多いところでありますが、今度、中山間地払いに上乗せして、農地維持支払い、資源向上支払いというのが出てくる。  ですから、先ほどミカンの果樹園なんかの話がちょっとありましたけれど...全文を見る
○林国務大臣 農協は農業者の協同組織であるということでございますので、担い手農業者のニーズに的確に応えて農産物の販売等を適切に行って農業者の所得を向上させる、そして地域農業を発展させていく、これが本来の姿であり、何よりも重要である、こう思っております。  現在の平均的な農協の姿...全文を見る
○林国務大臣 今漁期の有明海のノリのこれまでの生産量は三十一億枚ということで、平年の同時期と比較をいたしますと一一〇%ということになっております。また、生産金額は三百三十三億円、一枚当たりでございますが単価は十・七円、それぞれ平年の同時期と比較すると一〇四%、それから九四%、こう...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、二月になってノリの色落ちが顕著となって、平年より早く撤去が始まっているということでございますので、今後どうなるか。今先生がおっしゃったようなことも可能性としてあり得る、こういうふうには思っておりますが、実際にどうなっていくか、しっかりと推...全文を見る
○林国務大臣 今、対策ということで御質問があったので、共済のお話を長官からいたしましたけれども、ノリの生産は、各年で変動はございますが、平成九年に潮受け堤防を締め切った後、引き続き増大をしている傾向がございまして、この干拓事業がノリの生産に悪影響を与えているとはなかなか考えにくい...全文を見る
○林国務大臣 今お話のあった底原ダムでございますが、沖縄県石垣市の石垣島中央部以南に広がる約三千五百ヘクタールの耕地を対象といたしまして、農業用水の安定的な供給を図ることを目的として、国営土地改良事業により建設した農業用のダムでございます。  本地域では、降雨のほとんどが梅雨と...全文を見る
○林国務大臣 まさに加藤先生今おっしゃっていただいたように、農は国の基ということでございまして、国の基本的な機能、すなわち国民の身体、生命、財産を守るという中で一番大事な食料生産、そして国土や自然環境を守る、そして田舎の中心に集落機能を維持する、こういう大事な多面的機能の発揮を通...全文を見る
○林国務大臣 農政は、やはり、その時々の農業を取り巻く状況、こういうことに応じてその都度必要な施策を講じてきた、こういうことでございましょうが、近年、生産者の所得の減少、それから農業従事者の高齢化、あるいは耕作放棄地の増加、こういう環境になってきたところでございまして、こういう課...全文を見る
○林国務大臣 まずは、この間、私が山梨県に入りましたときに中谷委員にも御同行いただきまして、一緒に現場を見ることができたわけでございます。  そういう意味で、あのときも私申し上げたんですが、営農を継続してもらう気持ちをなえないようにしなければいけないし、我々もできる限りのことを...全文を見る
○林国務大臣 この間も見せていただいたところは、ブドウがちょっとだけできていたりとか、芽が生えかけていたところでハウスから外へ出てしまったというか寒気に当たったということで、もうこの木はだめです、こういうふうにおっしゃっておられました。  山梨、長野等は果樹について大きな被害が...全文を見る
○林国務大臣 山梨県は八割が山ということで、昔、子供のころ、山があるのに山梨県なんと言ったことをちょっと思い出しておりましたが、それはどうでもいいのでございますが。  やはり、財源の対策というのは大変に大事でございますとともに、なかなか苦労するところでございます。今補正でという...全文を見る
○林国務大臣 先ほどから日本酒の名前や神戸牛の話をずっとお聞かせいただいて、もうこの時間でございますので、大分腹が減ってきたなと、こう思いながらおいしそうなお話を聞かせていただいたわけでございます。  まさに今お話があったように、このマーケティングの観点、要するに、輸出といって...全文を見る
○林国務大臣 攻めの農業、農林水産業ということで、産業政策として農業、農村の所得の倍増を図る、これは非常に大事なことだと思っております。  今御指摘いただいたこの次世代施設園芸導入加速化支援事業、私がいろいろな方から言われまして、去年の五月にOECDの閣僚理事会がございましてパ...全文を見る
○林国務大臣 ずっとウナギの話を聞いていて、ますます腹が減ってきたな、こう思っておりますが、今言っていただいたように、これは大変大事なことでありまして、石倉の設置というのは非常に大事なあれですから、ちゃんと予算を確保してやっていきたい、こういうふうに思っております。  それから...全文を見る
02月27日第186回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○林国務大臣 まずは、先ほど来御披露いただいたように、西川先生、宮腰先生、森山先生、そして赤澤先生、活発な議員外交、大変成果が大きかったということに対して敬意をあらわしたい、こういうふうに思います。  お尋ねの日豪EPA交渉でございますが、今お話しいただいたように、昨年の五月に...全文を見る
○林国務大臣 数字は客観的でございますので、まさに今、篠原先生から御指摘いただいたような数字で頑張ってきたというのが、日本の畜産の姿であります。六〇年代と比べていただいて、どれだけ努力をしてここまで来たかということはもう御指摘のとおりでありますし、規模の拡大が進んだということは、...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃっていただきましたように、昭和五十七年度が三兆七千十億円という予算があったんですが、増減を繰り返しながらも、減少傾向で推移してきたところであります。  お示しいただいたこれも、七〇年と比べて二・五倍ということですが、名目値ですから。多分、予算の全体の規模と...全文を見る
○林国務大臣 これは、さきの臨時国会で、たしか十一月の二十七日だったと思いますが、農水委員会でも玉木委員と一度やりとりをして、数字も出させていただいております。  今回のこの御指摘のシミュレーションですが、農業集落の全国平均の姿である耕地面積、大体三十四ヘクタール、これを有する...全文を見る
○林国務大臣 情報提供については、今、甘利大臣からお話があったとおりであろうか、こういうふうに思っております。  これは、TPPだけではなくて、あらゆる外交交渉というのは相手がございますので、交渉の途中で、こういうことを言っている、向こうがこういうことを言ったというのは、情報提...全文を見る
○林国務大臣 今、林委員がみずからもおっしゃったように、若干この図は簡素化されておられますので、実際には、国内で生産をしたものは、輸入の小麦よりも、品質が違うものがございます。したがって、これが全部なくなったときに、同じ値段になるというわけではないというところも申し上げておきたい...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも、今委員がおっしゃっている試算というのは何を意味するのかわかりませんが、私が申し上げているのは、もし委員がおっしゃるようにすればさっき申し上げたような金額が出てくるということは、申し上げたとおりでございます。
○林国務大臣 ここにこのお金があったではないか、こういうことですが、まさにそれを、今回大きな四つの柱の見直しということで、多面的機能支払いということも含めて、また、今お話ししていただいた中間管理機構というものに対する費用ということで、大きくかじを切って、うまく予算を使うようにとい...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと先ほど、この二千七百七十億円のところで、これを多面的機能というふうに申し上げましたが、委員が、一万五千円、水田に配っていると、これについて申し上げた、そこの部分を振りかえるということでございますので、ちょっと確認だけさせておいていただきたいと思います。  ...全文を見る
○林国務大臣 これは、畑委員とも農林水産委員会で何度かやりとりをしたことでございまして、この決議は、畑委員を含めて農林水産委員会の皆様でおつくりになっていただいております。参議院の方もそうでございます。  したがって、我々政府の立場でこの決議の解釈を、ここの部分はこういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 仮定の話にはお答えにくいというふうに申し上げようと思いましたが、せっかくの畑委員の御質問でございます。  TPPにかかわらず、あらゆる、FTAも含めていろいろなことで、もし畜産の再生産の前提条件が変わるようなことがあれば、御指摘のように、今の前提で四百五十万トンと...全文を見る
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 今お示しいただいたこの五分野でございますが、これは国会の決議でございますので、こちらであれこれ詮索して解釈するのはいかがかと思いますが、これ六年前にオーストラリアとやはりFTA交渉に入るときも同内容の決議になっておりますので、恐らくはこういう分野が一番農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北海道よりは山口県の事情の方に私、通じておると思いますが、これはもう農水委員会でも小川委員と何度もやり取りをさせていただいておりまして、我が国のまず農業生産額の一割、一二%、これを北海道は占めておるということで大生産基地であるということ、それから農業とその...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告がなかったものですから、どういう趣旨でということでもう少し限定していただけるとあれですけれども、特殊事情、牛肉における特殊事情と。  多分、まず酪農で牛乳を作られた後、いわゆる乳雄といいますが、これを食肉用にということがあるということをおっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは委員とも農林水産委員会で何度かやり取りさせていただいたことでございますが、農業従事者の減少、高齢化、さらには耕作放棄地の増加等々がある背景の中で、このTPP交渉いかんにかかわらず、国内農林水産業の活性化を図っていくことが極めて重要な課題だと、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、産業競争力会議等でございますが、私自身も出席をさせていただいておりますし、江藤副大臣、事務方も出席し、いろんな方の声を反映させるように努力をしておるところでございます。現場の声も踏まえながら先ほどのプランを決めさせていただきまして、いろんなことを決め...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、背景といたしましては、これは残念なことだと思いますけれども、この五十年間で我々日本人がお米を余り消費しなくなったということが背景にございます。昭和三十七年がピークだったというふうに記憶をしておりますが、一人当たり年間百十六キロ消費していた、それが直近...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに委員からおっしゃっていただきましたように、余りふだん雪の降らないところで随分大きな降雪があったということで、私も山梨にちょっと視察に行ったんですが、雪が大体これぐらい降るだろうということをやっぱりマックスを見越して強度を計算されてハウスを建てられる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 木材の輸入額でございますが、平成二十五年の数字でございますけれども、木材全体の輸入額、これ一兆二千百六十一億円ですが、チップの輸入額二千百七十七億円を除きますと、建築用等の木材輸入額は九千九百八十四億円ということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 林業の成長産業化のためには、需要の方も大事でございますが、今委員がおっしゃっていただいたように、供給サイドですね、やっぱり立木を効率的に伐採、収集して運搬する体制、これを整備することが大変に大事でありまして、それによって生産コストを下げていくということでご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今おっしゃっていただいたように、簡易で丈夫な林道というのが大事になってまいりまして、この路網の整備に対しては支援を行っておるところでございます。  路網の密度ですが、一ヘクタール当たりまだ十八メートルということで、ドイツがこれは百十八メートル、同じ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  クロス・ラミネーティッド・ティンバー、直交集成板といいまして、何枚か貼り合わせて使おうということで、縦横をクロスに貼り合わせて、三枚、五枚と貼り合わせることによって非常に強度が増すということで、委員も御案内のように、ヨーロッパで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 木材の自給率、一時一八%近傍まで下がったところが、今二割を超えて二〇台の後半まで上がってきたところでございまして、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、供給サイド、現場を強くするということと、それから需要サイド、今CLTの例を出していただきました。そ...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) この今回の豪雪による農業被害を受けられた農業者の方が、今まさに西田委員おっしゃっていただいたように、今後も継続していく、これをサポートしていけるように、ハウス等の撤去、再建に要する経費について、被災農業者向け経営体育成支援事業、これによる支援を行うことを先...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) 今局長から答弁いたしましたように、戦略を定めました。FBI戦略と言っておりまして、メード・フロム・ジャパン、メード・バイ・ジャパン、メード・イン・ジャパンのこの頭文字を取って、メード・フロム・ジャパンは、これちょっと珍しい話かもしれませんが、日本の食材をフ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに石井委員から今御指摘があったように、青果物、それから牛肉、これは高い品質が評価されて輸出が伸びているところであります。お示しも資料でいただいた国別・品目別輸出戦略でも、例えば青果物については、成長著しい東南アジア等の新興市場の戦略的な開拓、卸売市場の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃっていただいたように、食料の安定供給、これを将来にわたって確保していくということは国民に対する国の最も基本的な責務であろうと、こういうふうに思っておりまして、食料・農業・農村基本計画においては、御案内のとおり、自給率目標、平成三十二年度でカ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずお米の消費量でございます。今お話をしていただいたように、昭和三十七年がピークでありまして、一人頭百十八キロと。これが今二十四年度で大体半分の五十六キロということですから、委員がしっかりやっていただいたように、朝飯、昼飯、晩飯、全部お代わりして二杯ずつ食...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の毎年伐採される立木、この半分が実は林地内に放置をされて、二千万立米とも言われておりますが、未利用になっておると、こういう状況でございます。製材工場まで行きますとほぼ九五%を利用している、建設現場でも九割は利用しているというのに比べて、伐採のところは...全文を見る
03月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 今委員から、クロス・ラミネーティッド・ティンバー、都内の展示会でしょうか、使われていると、心強くお聞かせいただきましたが、直交集成板といって、集成材を縦横に張り合わせることによって強度を出すと、こういうものでございまして、断熱性、耐火性、また強度共に優れて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに御指摘のように、鳥獣被害対策の一つとしても捕獲鳥獣の食肉をジビエに利用していくことは大変重要だと考えておりますし、たまたま、先々週か先週か、都内で毎日ではないんですが提供していらっしゃる、名前がしゃれていて、エゾシカフェというんですけど、そこへ行って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、委員会で委員から御指摘があったことについて、先ほどそういうやり取りを御紹介していただきました。  したがって、これ毎年予算を折衝して決めていくわけでございますので、その都度その都度、今財務大臣から御答弁がありましたように、どれぐらいのものをきちっとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは農林水産委員会でも、あるいは委員とだったかほかの方だったかちょっと覚えておりませんが、議論したことがある件でございます。  基本は、農業者の自主的な協同組合という立て付けで、農協法で規定された枠内でこの農家組合員の選択により定款で組合員資格というの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど公取の委員長から答弁がありましたように、全て、全部適用除外かというとそうではなくて、事業体としてやる部分については独禁法の適用があると、こういうことがまず一点ございます。  それで、合併により大きくなりますと、今おっしゃったように大きくなって、中小...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協職員の平均年収は約四百六十三万円であります。販売農家の農業所得は、先ほど聞かれましたですかね。(発言する者あり)取りあえずいいですか。じゃ、四百六十三万円でございます。
○国務大臣(林芳正君) これは、委員今おっしゃっていただいたように、販売農家の農業所得が低いわけですが、主業農家で出していただくと先ほどのような数字になってくるということでございますので、それと単純にこのJAの方の職員の平均年収を比較というのは難しいと思いますが。  これは農協...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 直近の額が四兆円、これは平成二十三事業年度総合農協統計表でございます。同じ総合農協統計表の平成十三年度が三・〇兆円ということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 農協は、信用事業、販売、購買事業と多様な事業を行っておりまして、今内部留保のお話がありましたけれども、やはり継続的にサービスを組合員に提供するために一定の内部留保は必要だと、こういうふうに考えております。  委員は御専門だと思いますが、金融業ということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 品川弥二郎は、私や総理の地元の長州の大先達でありまして、伊藤博文の子分格であったと、こういうことですが、明治維新のときに自分たちと一緒に戦ってくれた下級武士が報われないということを非常に心を痛めておった。後にドイツに行ったときに、ドイツでも製造業が出てきて...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) まさに今、佐藤委員が御指摘いただいたように、この未利用間伐材ほとんど使われておられないと。製材工場はもう九五%、それから建設現場ではもう九〇%が利用されているということで、これをどうやってカーボンニュートラルなエネルギー源として利用していくか、これは雇用創...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  本日で東日本大震災の発生からちょうど三年を迎えました。被災地で農林水産業及び関連産業に従事する方々が今までに受けた辛苦を思い、一日も早い復興への決意を新たにしているところであります。 ...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) まさに今、山田委員がおっしゃっていただいたように、農業、農村の所得倍増目標、自民党の方でプランとしておつくりになって、それを我々も受け止めて、しっかりと実現に向けて努力をしていこうと。こういうことになっているわけでございまして、農地集積等による生産性の向上...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと通告をいただかなかったものですから雑感としてお聞きいただければと思いますが、特にヨーロッパの農業大臣などとお話をするときに私が説明用にちょっと使わせていただいているのは、コモン・アグリカルチュラル・ポリシー、CAPというのをずっとやって、デカップリ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今委員がおっしゃっていただいたような方向で昨年まとめていただきました。与党内でも大変な御議論をいただいたわけでございまして、それを受けて、この食料・農業・農村基本計画、これを手続上は諮問したという格好になっておりますが、当然、十二月に決めていただいた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど冒頭で共済の話が少し具体的な話としてございましたが、一般論として申し上げますと、今の共済制度が自然災害による今回のような収穫量の減少を対象としておりますので、価格の低下は対象となっていないということがあります。それから、収穫量の把握ができる品目にどう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず林業でございますが、木材価格がなかなか低迷している状況で、林業所得が大体二千億程度で横ばいでございます。一方で、我が国の森林、これはずっと戦後の先輩方のおかげで人工林を造成してきましたので、今まさにこれが利用期になっているということで、成長産業化に非常...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃっていただいたように、今の足下を見ますと、四十代以下、すなわち四十九歳以下ということですが、一割ということであります。したがって、この新しい、青年層の新規就農者の確保、これが非常に大事であるということで、プランにも、十年後に四十代以下の農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 東日本大震災は、広域にわたる大規模災害であったということに加えて、御案内のように原発事故による放射能汚染による被害も相まって、文字どおり未曽有の災害でございます。我が国の食料供給基地である東北地方を中心に、深い傷痕を残したわけでございます。  津波被災農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、飼料用米の本作化、流通体制の整備等ということでございますが、この整備をいろんな面でしなければいけないと、こういうことだと思います。  今、地域で直接供給してほしいという要望がある畜産農家、これは新たに七万トンの利用の要望が寄せられているということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、徳永先生から現場に行かれた実感に基づいてお話があったところでございますので、あるいはこちらで聞いているだけの私よりも臨場感があるんではないかなと思いながら聞かせていただきましたが。二十二日から二十五日のシンガポールの閣僚会合、これはルール分野、御案内の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日米間で隔たりが残っていると先ほど申し上げたこの懸案の中には、牛肉・豚肉を含む重要五品目への対応、これが含まれておるわけでございまして、このことについても議論を行っておるわけでございますが、具体的な中身、これは交渉そのものでございますので、ここではお答えを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、その譲歩案なるものがあるのかないのか、それを持っていったのか提示したのかということが、まさにこの交渉の中身ということになりますので、そこは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) これもこの委員会でも何回も実は御議論を重ねてきたわけでございますが、この決議はこの委員会それから衆議院の農林水産委員会で行われておりまして、いわゆる米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目の聖域を確保するということなどが決議をされておられるの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ここの部分については、私よりも本当なら内閣府の責任ある方にお答えをいただいた方がより正確だと、こういうふうに思いますが、私の知り得る範囲でお話しすれば、まず、交渉に実際に参加するに当たって、たしか守秘義務を参加する場合にはあると。ここがお出しいただいたとき...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 交渉の中身でございますから、具体的にどうこうということではありませんが、一般論で言っても、交渉というのはお互いが歩み寄るということですから、これはアメリカに限らずどこの国でも、マルチでもそうですけれども、誰かの言い分が一〇〇%通って、誰かの言い分はもう全く...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、四月、七月というのは報道ということでございますので、アボット首相が四月に来日されると。これはそういう方向で調整中であるというふうに申し上げておきたいと思いますが、その後、安倍総理が今度は訪豪される、オーストラリアへ行かれるということについてはまだ何ら決...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも何回かこの委員会で答弁させていただいておるわけでございますが、この西川先生、今おっしゃっていただいたように、自民党の中のTPP対策委員長ということでございますので、今お触れになったところの報道、私も承知をしておりますが、党としての立場で行動をされてお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告がなかったものですから、一般論ということでお許しいただきたいと思いますが、いずれにしても、例えばアメリカと豪州もFTA結んでいるわけでございますが、そっくりそのまま、もうそれはTPPに何も議論せずにすっぽり入るかということではなくて、TPPの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは日豪に限らず、例えば日中韓ですとかRCEPですとか、あるいはEUとも交渉をやっておりますので、やはりいろんな開かれた自由貿易の体制というものをこういうものを通じて更に強くしていくということにおいてそれぞれが大事であると、こう進めてきておりますので、ど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間、BSフジに出演させていただいたときに、その私の一時間の前が先ほどお話のあった西川先生とそれから御党の篠原先生が御出演されておられまして、篠原先生、昔からの御持論なんですが、今年は家族農業年だと。実はその前が協同組合年だったわけでございますが、やはり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 予算委員会のときにも御質問いただいて、今日は更にかなり深掘りをしていただいて、いただいたバトンの中身を随分明らかにしていただいたと、こういうふうに思っております。しっかりと受け継いで成長産業にするように頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) まさに今先生がおっしゃっていただいたように、また午前中の質疑でも取り上げていただきましたが、現在の農業共済制度は、自然災害による収穫量の減少が対象になっておりますので、価格の低下が対象になっていない。それから、対象品目がやはり収穫量の把握というものが客観的...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年十二月に農林水産業・地域の活力創造プラン、これを作らせていただいたときに、まさに漁業、水産業については水産日本の復活と、これずっと世界一位の漁獲高、養殖業の生産額を誇っていたわけでございまして、まさにこの復活を目指していきたいと、こういうふうに思ってこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、山田委員の多分この委員会でのデビュー戦で取り上げていただいて、たしか私もうっかりうちの家庭内事情も少ししゃべってしまったわけでございますが、そろそろやっぱりうちの妻によりますと花粉が出ていて、その影響がもう既に出ていると。雪害がこれだけやっていると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二月二十四日付けで農林中央金庫がJAバンクの不祥事に対する取組についてと、こういうのを出されております。  委員が御質問していただいたので、この御質問に対するレクのときに読ませていただきました。
○国務大臣(林芳正君) 農協においても、銀行や信用金庫等と同様に職員の横領等の不祥事件が発生した場合には所管の行政庁に届け出ると、これが法令で義務付けられております。  農協の所管行政庁は都道府県ということになりますので、農協を所管する都道府県において当該届出を受理することによ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省が、先ほど申し上げましたように、農協を所管している各都道府県、これに聞き取りを行った結果によりますと、平成十六年度以降の十年間において都道府県が農協の内部管理体制の不備を理由として農協に対し業務改善命令等の行政処分を行った件数、これは公表されてい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどお話をしていただいたように、金融庁が来ているわけでございますが、実際には、この三日間で日程をやっている中で、金融庁の職員の方に最近の金融検査と検査結果事例ということがありますが、何時間というのはちょっと御通告なかったものですから手元にございません。
○国務大臣(林芳正君) 今委員がお話しいただいたように、この八十八兆のうちの二十三兆、これが貸出金ですが、このうち、また農業融資が一兆五千億ということで六・四%にとどまっているということでございます。  農協系統の金融機関においては、こういう状況を踏まえて、やはり将来の地域農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、このお配りいただいた資料でございますが、委員多分御承知だと思うんですけれども、この政策金融公庫をつくったときに幾つかの政策金融機関を一つにしました。そのうちの一つが実は農林漁業金融公庫というのがあったわけでございまして、そもそも、じゃその農林漁業金融...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに委員がおっしゃっていただいたように、農業者の協同組織であります農協は、やはり農産物の有利販売、それから生産資材価格の引下げ、これによって農業者の所得を向上させて地域農業を発展させていくと、これが基本であると考えております。  三月七日に、まさに委...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 詳しくは全中の方に聞いていただくということもあろうかと思いますが、平成十五年に、今委員がおっしゃったように、全中が経済事業改革指針を決定をしております。それから、まさに今、三月の頭に決めた自己改革案、これは共に経済事業の改革方針を決めたものという意味では目...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農協の信用事業については、平成八年、それから平成十三年の農協法等の改正によりまして、単協、信連、農林中金、この三組が全体として一つの金融機関として機能するいわゆるJAバンクシステム、これが構築されて、健全性の確保が図られるとともに、銀行等と同レベルの規...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、今日、午前中、午後、それぞれの先生方から今回の対策についてお褒めの言葉をあずかって、紙先生からも一定の御評価をいただいたと、感無量でございますが。  その上で更に踏み込んだ対策と、こういうことでございますけれども、例えばということでリースのお話がご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これ、今ある制度の御説明を原則ということでいたしましたけれども、今回、ほかのハウスの撤去ですとかそれから再建についても、かなり今回特例ということをやっておりますので、御要望に基づいて柔軟な対応をしてまいりたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) まさに委員がおっしゃっていただいたように、今回の雪害の被災農業者の中には、これまでの投資によって既に既往債務を抱えていらっしゃる方、これ少なくないと、こういうふうに考えておりまして、再建に向けて新たな投資への負担をいかに軽減していくかが大事であると、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 甘利大臣が、先月の記者会見だったと思いますが、五品目中のタリフライン、一つ残らず微動だにしないということでは、これは交渉になりませんと、こういう発言をされたことは承知をしておるところでございます。  午前中か午後になってからかちょっと判然としませんが、前...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、相手がどういうふうにおっしゃっているかそのものは交渉の中身でございますが、それが報道でどういうふうにされているかということがまた別にあるわけでございますけれども、いずれにしても、総理がそこでおっしゃったように、この日米共同声明だったと思いますが、聖...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり、農政の推進をしていくに当たっては、現場の理解と協力、これはもう非常に大事であると、こういうふうに思っております。今回の農政改革、特に大きな改革ですから、きめ細かな情報提供を進める必要があると、こういうふうに考えております。  こういった状況を受け...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この飼料用米については、マクロで申し上げますと畜産側で約一千万トン、トウモロコシが輸入されておりますが、これと同等の栄養価だと、こう評価をされておりますので、輸入トウモロコシと変わらない価格での供給ができれば四百五十万トン程度の潜在的な需要、今のどれぐらい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 民主党が平成二十二年度に導入をされました戸別所得補償制度モデル対策におきましては、米は恒常的なコスト割れを起こしているということで、標準的な生産に要する費用、平成十四年から二十年産の七年中の中庸五年平均でございます。七中五ということですが、それと標準的な販...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは耕作放棄地に関連してという御質問だと思いますが、耕作放棄地の調査……
○国務大臣(林芳正君) 四百億全体の、はい、失礼しました。  平成二十五年度補正は合計四百億円を計上しておりまして、業務運営に対する支援が百三十七億、機構への農地出し手に対する支援、機構集積協力金が百五十三億、農地集積、集約化の基礎業務への支援が百十億円ということになっておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは必ずしもちょっと御質問の趣旨を正確に把握しているかどうか分かりませんが、出し手の方は県のしっかりしたところがやるということで、出し手もこの賃料が入ってこないというリスクを余り心配しなくてもいいと、こういうことでありますし、それから今度は、受け手の方は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃっていただいたように、森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化防止、こういった多面的な機能を有しているとともに、まさに林業はこの森林の有する多面的機能の発揮や地域経済の活性化、大変大きな役割を果たしているところでございます。  特に近年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先生は素人だと自らおっしゃっておられますが、東京農業大学農学部御卒業でいらっしゃいますので、そういう専門的な知見から、今日はすばらしい御質問をいただいたと思っております。  まさに、木を切って、使って、循環させて、そのことが森を守り、山は海の恋人だと、こ...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 竹の有効利用を推進することは、今委員がおっしゃっていただいたように、森林の適正な整備図る上でも非常に大事だと、こういうふうに思っております。私の印象でも竹林は進むのが速いものですから、森林がやや押されるようなこともございますので、しっかりと利用していくと。...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 平成二十六年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十六年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千二百六十七億円、その内訳は、公共事業費が六千五百七十八億円、非公共事業費が一兆六千六百八十九億円となっております。農林水産予算の編...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  今、猪口委員がおっしゃっていただいたように、イベントレッドプロセスと。こうやっておっしゃっていただきましたが、まさにお触れになっていただいたように、今年、ユネスコの和食の無形文化遺産登録を受けて一生懸命やるということ、そして来年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年の五月にオランダに視察をいたしました。いろんな方から、一見の価値ありと、こう言われまして、パリでOECDの閣僚理事会があった際に足を延ばして行ってまいったわけでございますが。  本当に百聞は一見にしかずということで、大体敷地面積が一棟のハウスで四ヘク...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お褒めにあずかって大変恐縮しておりますが。  やはり自分自身の体験に照らしても、私は、小学校三年生から四年生になるときに父親が選挙に出ましたので、東京から下関に引っ越しまして、随分遊び方が変わったなと。山で虫を捕ったり、その辺の小川みたいなところにザリガ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに金子先生はこの分野の権威でいらっしゃいますので、今資料にお配りになっていただいたような状況、一番御存じなのではないかと、こういうふうに思いながら聞かせていただきました。  まさに今お話しいただいたように、この漁業・養殖業生産量は、昭和三十一年から三...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年の十二月に農林水産業・地域の活力創造プラン、決めさせていただきましたが、まさに今おっしゃっていただいたように、水産日本の復活ということを目標に掲げて、先ほど水産庁長官からも答弁をしたような具体的な目標を定めて、これに向けてあらゆる施策を総動員していこう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにこの燃油対策につきましては、この漁業経営セーフティーネット構築事業をやらせていただいて、さらに二十五年の七月から、これは与党でも随分御議論いただいて、価格上昇分の四分の三を国が補填する特別対策、二十五年度補正でさらに省燃油活動推進事業、こういうものを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今、副大臣と小川委員の間でいろんな数字のやり取りをしていただいたわけでございまして、おっしゃっていただいたように進んでいるところもあると。こういうところでございますが、まだまだ風評被害も含めますと三・一一の前という状況には至っていないということであろ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、必ずしも福島ではございませんが、私が見に行きました、これは宮城県だったと思いますけれども、やはり塩害で、水田、なかなかこの除塩が難しいということで、その上にイチゴのハウスを建ててやっていこうと。こういうような工夫もされておられて、そこはたしか実証実...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員の貴重な体験をお聞かせいただきまして、二十六年前でございますでしょうか。私はちょうど二十年ちょっと前ぐらいに留学をしておったときに、まあこれはボストンでございましたけれども、日本人が手巻きずしを作るので、それを買ってくる、需要があるものですから、港の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員おっしゃっていただいたように、イベント、我々が出かけていったときのレセプションも含めて、トップセールスも含めてやるということは大変大事でありますが、一方で、やはり日本食、食文化の魅力、こういうものを正しく普及していくということも大変重要だと思って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、局長から答弁いたしましたように、農地法改正後の約四年間で千三百九十二法人参入していただいておりますが、百四十三法人、九%が撤退をされておられます。撤退した場合でも、リースでございますので、契約を解除して、ほとんどのケースで新たな権利移転先において農地を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 漁船漁業の収益性の向上、今お話があったように、それぞれいろんなタイプ、地域によっても区々だと、こういうふうに思っておりますが、このいわゆるもうかる漁業事業、正式には漁業構造改革総合対策事業、それから省エネ機器等導入推進事業と、こういったものによって漁船の小...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 苗木の安定供給推進事業、この間お答えしたかもしれませんが、八千二百万ということでございます。これ植え替えていくと、こういうことでございまして、この少花粉杉等苗木の供給量の増大、これを二十三年度の百四十二万本から一千万本、これは平成二十九年度に向けて増やして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成十三年に農協法改正がありまして、地区の重複する農協の設立、これ総合農協であるかないかにかかわらず認められると、こういうふうになりまして、これ以降、これまでの間に地区が重複する農協の新設が十二件、それから地区変更に係る定款変更七十七件、合計で八十九件ござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員が御指摘があったように、農業協同組合法においては地区が重複する農協の設立認可を行う際に中央会の協議を義務付けておりましたが、これを法律改正で廃止をしたところであります。  農協に対する監督指針では、この農協の設立認可の審査に当たって必要に応じ中央会...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと先ほどの答弁で、五月十五日がこの部分で、廃止が六月十四日と、こういうふうに申し上げたと思いますが、確認のため、もう一度確認しておきたいと思います。  このお互い対立する事業はできないということに対するお尋ねでございますが、農協法六十条三号で、地区...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げましたように、具体的に例が出てきて審査をしたということで申し上げたわけではないんですが、例えばこういうことがあるだろうと、こういうことでありまして。やはり今の例でいうと、せっかく農薬を余り使わずにやっていこうという農協がそこにできていたところに、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協の模範定款例でございますが、十三年の法改正以前はそもそも行政庁が定めるということになっておりまして、各都道府県は農林水産省が策定した模範定款例を基準として認可を行っていたと、こういうことでございます。平成十三年の農協法改正で行政が模範定款例を作ってまで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今言ったように、これは中身であくまでも判断をしていくと、こういうことでございますので、委員が今おっしゃっていたようにそういうふうに見えかねないと、こういうことの御指摘がありましたが、今申し上げたように、監督指針そのものが競争制限的であるというふうには考えて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは前に、ここか若しくは予算委員会だったかちょっと記憶が曖昧ですが、委員から御質問いただいたところだと、こういうふうに思います。  いろんなところで私も申し上げておるように、農協は農業者が自主的に設立した協同組合ということで、事業範囲も農家の組合員の選...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今回の農政改革の非常に核心的な部分でございますので、あと一分ぐらいで答弁するのはなかなか難しい問題でございますが、まず財政負担は、この四百五十万トンというのは潜在的な需要がそれぐらいあると。これは今、畜産の飼料の中でトウモロコシを輸入しておりますが、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは日経新聞の報道でございます。私もその報道は見ましたけれども、農業委員会の在り方についてはまだ規制改革会議で検討が行われている途中でございます。自民党においても、農業委員会・農業生産法人に関する検討PTが設置をされまして、西川衆議院議員が委員長、それか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりだと思います。  アンケート調査に触れていただきましたが、確かに委員がおっしゃるように、この農業委員会の活動状況に対する評価というのは、農業委員会の事務局は七割がよく活動しているということになっているんですが、それに対して、農業者は三割し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、このアンケートよく読み込んでいただきまして、本当にありがとうございます。  これを見て分かるように、いろんな立場の人がかなりいろんな質問について答えが違っているんですね。したがって、こういうことも参考にしながら、どの立場で見るとどういうふうに見え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このトドによる被害、これは北海道の日本海側の漁業者の方が最も受けていらっしゃるわけでございます。昨年、大臣に就任してすぐの頃に、それこそ横山政務官がまだあそこにいらっしゃって質問を受けて、一度見に行きたいなと思っておりながらなかなか行けておられないわけです...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日は林業について専門的に御質問いただきましたが、まさに私も、かなり小さいんですが、森林組合の一員でございますけれども、やはりいろんな方と地元でも話しますと、切り出すときのコストと見合うだけの収入というのがなかなか出ないんじゃないかと言う人もいらっしゃいま...全文を見る
03月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○林国務大臣 今、内閣府からもお話がありましたように、TPAをどうするかというのは向こうの国内事情ということですが、まさに我が国としては基本的に再交渉に応じない、こういうことでやっていきたいと思っております。  常に私がお経のように言うのは、衆参両院の決議を踏まえて、交渉の早期...全文を見る
○林国務大臣 日豪EPA交渉ですが、この農林水産委員会での決議を踏まえて交渉に取り組むというのは、前から申し上げているとおりでございます。  今、牛肉の話がありましたが、個別の品目の交渉状況について、報道でございました。報道は承知しておりますが、中身については差し控えたい、こう...全文を見る
○林国務大臣 この話は、前にもしかしたら玉木委員からもお話があったかなと思っておりますが、やはり加工食品のそれぞれの原料原産地表示は、消費者が適切に商品を選ぶことに資するということと、それから、消費者の需要に即した農林水産物の生産を振興するという意味で非常に重要だ、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 水田活用の直接支払交付金ですが、全国一律の戦略作物助成と、それから、あらかじめ各都道府県に示した配分枠の中で地域が取り組み内容、作物、単価等を設定する産地交付金、二階建てになっております。  したがって、水田で生産されるものであれば、御指摘のズイナ、それからお地元...全文を見る
○林国務大臣 今、後藤先生がおっしゃったように、単にもとに戻すということ、東北の話をするときに、復旧にとどまらず復興だ、よくこういうふうに言うんですが、やはり今回の雪害を受けた地域でもそういう考え方が非常に大事だと思っておりまして、高度な園芸施設の整備など次世代に向けた新しい生産...全文を見る
○林国務大臣 まさに後藤先生おっしゃるように、やはり供給サイドと需要サイドと両方を強くしていく、そのことが非常に大事であろうということで、省内に、まさに局別にならないように、本部を立ち上げて、私みずから本部長になりまして、ここでいろいろな議論をして、その結果を踏まえてあの官邸のプ...全文を見る
○林国務大臣 これは、宮腰先生の御質問に一度お答えしたことがあるわけですが、調査費を計上いたしました。  したがって、この調査費でやった調査に基づいて制度設計を行って、二十七年産について、作付前の加入、それから作付していただいて納税する、二十七年産は、二十六年に加入して、二十七...全文を見る
○林国務大臣 小熊委員も農水委員会にお見えいただいて、大変にありがたく思っております。  私は、名前は林ですが、シルエットは熊に似ている、よくこう言われるので、出ていくと、何か熊が出たとか言われることもあるので、今の話を親しみを持って聞かせていただいたわけでございますが、吸収源...全文を見る
○林国務大臣 これは、今、税が取れる前から中身について余りあれこれ申し上げられないところもあるんですが、先ほど御披露した与党の大綱には、「財政面での対応、森林整備等に要する費用を国民全体で負担する措置等、新たな仕組みについて専門の検討チームを設置し早急に総合的な検討を行う。」こう...全文を見る
○林国務大臣 今副大臣から詳しくお話をさせていただきましたが、基本的な考え方は、やはり、お話が委員からもありましたように、地域によっていろいろさまざまな違いがあるということですので、余り国が細かく一律に決め過ぎて、こうしますというような、昔の生産調整なり、その前の減反のようなこと...全文を見る
○林国務大臣 まさに今回の大雪、今、村岡先生がおっしゃっていただいたように、ふだん雪の降る地区だったら、いろいろなことになれておられるので、いろいろなことができていたかもしれない。しかし、今回、通常、降雪量の少ない地域で、まさにハウスの倒壊、そして果樹、野菜の損傷、こういうことが...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員がおっしゃっていただいたように、全国で物すごく雪が降るところと、今回のような甲信、それから九州、パイプのスペックがそれぞれ異なるということでございます。  さらに、現地に行っていろいろ話してみますと、実は四月から消費税が引き上げられるということもあって...全文を見る
○林国務大臣 閣議というよりも、担当の甘利大臣や総理といろいろなお話をする機会に、こういうやりとりが委員会では行われているということを御紹介したいと思いますし、また、今西村副大臣がお話をされたように、ほかの国がどういうふうな工夫をされておられるのか、こういうことも参考にしながら、...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員がおっしゃっていただいたように、まずオランダの面積は我が国の九分の一ということでございますが、それにもかかわらず、アメリカに次いで世界第二位の農産物輸出国ということになっているということでございます。  今おっしゃっていただいたように、EU域内の輸出と...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントでございまして、私は着任早々、攻めの農林水産業本部というのを農水省の中につくったときも、産業政策の方の成長産業化は、特にサプライサイドにとどまらずに、やはりディマンドサイド、需要と供給を両方強くして、需要に合った供給をしていく、これが基本にないと、...全文を見る
○林国務大臣 この間、岩永委員だったと思いますが、やりとりをさせていただいたときに、「銀の匙」の映画を農水省でも見てみようというのを企画していると申し上げましたが、実際に三月七日に試写会をやらせていただきまして、私も見せていただきました。大変感動的な映画で、これがヒットするといい...全文を見る
○林国務大臣 委員のお考えは、多分、コストとして、経営費を採用して、経営費と販売価格、この差額をまず出した上で、その上でどうするかという順番の方がわかりやすいのではないかと、聞いていてそういうふうに思ったんですが、一方で、冒頭におっしゃったように、経済学上はこれは正しいんだと。 ...全文を見る
○林国務大臣 まさに、今回の改革は四つの改革ということで、経営所得安定対策の見直し、水田のフル活用と、米政策の見直し、それに加えて、中間管理機構をつくって、今御指摘いただいた日本型直接支払制度も始める、こういうことでございます。  米の直接支払交付金、これは餌米などのような戦略...全文を見る
○林国務大臣 これは県別に、統計があるものとないものといろいろございます。それから、どういうふうにそれぞれの農家の方が経営判断をしていかれて、水田フル活用ビジョンをどういうふうにつくっていくか、これと大きくかかわりますので、モデルケースとして、こういう組み合わせでやったらこういう...全文を見る
○林国務大臣 森林国営保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林国営保険は、火災、気象災及び噴火災による損害を填補する総合的な保険として、林業の再生産の阻害防止と林業経営の安定に重要な役割を果たしてまいりました。  ...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話があったように、煮豆で七割、豆腐で三割、納豆は二割、みそ、しょうゆは一割、国産の割合であります。残りは全部輸入と、こういうことでありますから、しっかりとこれを上げていく努力をしなければいけませんし、実は実需者からも、国産大豆、外観も成分も非常...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、農林水産委員会でも何度か御議論をさせていただいておりますが、一つは、やはり食生活の変化で一人当たりの主食用の米、これが昭和三十七年の百十八キロから平成二十四年、直近では五十六キロまで減ってきたということでございます。一方で、主食用の米の需要は半分に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも何度か委員会で、これは衆議院の方だったので参議院の農林水産委員会ではなかったかもしれませんが、私は記者会見でも聞かれましたので、農林水産委員会や私が発言する対象というのはもう専門家、農業の関係者と、こういうことでございますので、厳密に狭義で言えば、い...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、残念ながらと申し上げていいと思うんですが、日本人の食生活が変化して主食用の米の需要が減ってきていると。これ私、いろいろ聞いてみる前は、そろそろもうパン食とか麺に行くのは止まったんじゃないかと、こういうふうに思っておったんですが、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 影響試算については内閣官房で作っていただきましたが、農業の影響のところは農林水産省で作らせていただきましたので、私の方から答弁させていただきたいと思いますが、今お示しになったのは、これ北海道の、道庁ですか、北海道……(発言する者あり)大学教員の会でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業従事者の減少、高齢化、今委員から御指摘があったようにこれは進展をしておりまして、我が国の農業所得はこの二十年間で三・二兆円、これは平成二十二年度の数字でございますが、三・二兆円に半減するということで、深刻な状況……(発言する者あり)この原因でございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに半減したということは先ほど申し上げたとおりでございまして、その要因も述べたとおりでありますが、一方、アメリカ、EUのこの図を示していただいておりますが、まず、これ、EUは九〇年、これは脚注に小さく書かれておられますが、十一か国だったんですね。十一か国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 予算委員会でこの予算額を取り上げていただくということは、激励をいただいているのかなと思いながらも聞かせていただきましたが、昭和五十七年度に三兆七千十億円でピークでございましたが、増減を繰り返しながら減少傾向であるということはおっしゃるとおりでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに先ほど、この農業全体の額が半分になったという原因の一つに、例えば米のように、経営感覚を持って農業者が自ら作物を選択する環境の整備が遅れ、需要の高い作物への生産転換が円滑に進められなかったと。こういう反省を申し上げたところでございまして、まさに今回の改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 何かあるというよりもたくさんあるんでございますが。  米の改革ですね、徳永委員とも先ほどやらせていただきましたけれども、まず一つ、この餌米を強制するというのは、我々もう少しちゃんと説明をこれからもしていこうと思っておりますが、せっかく今日はテレビが入って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際連合において二〇一一年の総会で、家族農業が持続可能な食料生産に果たす重要な役割を周知するため、二〇一四年を国際家族農業年、インターナショナル・イヤー・オブ・ファミリー・ファーミングということに決定をしたところであります。  我が国の食料・農業・農村基...全文を見る
03月25日第186回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(林芳正君) 津村議員の御質問にお答えいたします。  健康・医療戦略推進本部への参加についてのお尋ねがありました。  独立行政法人日本医療研究開発機構におきましては、医療分野の研究開発、その環境整備などを行うこととしていると承知しており、農林水産省は、この機構に対し...全文を見る
03月25日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  本法は、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、特定農産加工業者の経営の改善...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○林国務大臣 経済財政運営と改革の基本方針が二十五年六月十四日に閣議決定されておりますが、ここにおいて、特別会計改革については、国がみずから事業を行う必要性の検証等の方針のもとで改革を実現する、こういうふうにされております。その後、国以外のものに事業を移管した上で特別会計を廃止す...全文を見る
○林国務大臣 まず異常災害の場合ですが、連続して異常災害が発生する場合、先ほどちょっと御答弁したように、長期借り入れまたは債券発行、これをやってもなお、なかなか支払い額が調達できない場合は、予算で定める範囲において、国が森林総研に対して財政上の措置を講ずる、こういうことにしており...全文を見る
○林国務大臣 まず、委員会の先生方に御配慮をいただいたことを感謝申し上げたい、こういうふうに思っております。  ロブ大臣、貿易・投資大臣ですが、来日をきのうからされておりまして、本日の午前十一時過ぎから会談を行う予定にしております。会談では、今石田先生からお話がありましたように...全文を見る
○林国務大臣 我が国におきましては、台風、豪雪といった自然災害の発生の可能性が大変広範に存在しております。また、実際、発生頻度も高いということに加えまして、こういった災害が起こったときには巨額の損害が発生するおそれがあるということでございまして、こういう自然災害リスクへの対処とい...全文を見る
○林国務大臣 まさに先生がおっしゃるとおりでございまして、林業の再生産確保、それから林業経営の安定、このためには、まさに本格的利用段階を迎えている豊富な森林資源の循環利用ということが大事であります。それに加えて、この森林保険制度の適切な運営によって、再生産が阻害されるようなことを...全文を見る
○林国務大臣 まずは、森林・林業基本計画、現行のものは民主党政権時代におつくりいただいたものでございまして、これは参議院でもたしか小川委員にお答えしております。しっかりとバトンを受け継いで走っていきたい、こういうことを申し上げておりますが、多面的機能の発揮や持続的かつ健全な発展な...全文を見る
○林国務大臣 国家公務員法に関することは今副大臣から御答弁があったとおりでありますが、国有林野事業の職員については、二十五年四月一日から非現業の国家公務員ということで、国家公務員法や人事院規則の世界に入ってくる、こういうことになったわけでございます。  したがって、その新制度の...全文を見る
○林国務大臣 我が国の人口は、今後、減少傾向で推移する、こういうふうに見込まれておりまして、そういう中で、成長産業化を林業として実現していくためには、やはり豊かな森林資源、利用期を迎えているわけですから、これをしっかりと使っていく。そのためには、木材需要の創出を図る、これが大事で...全文を見る
○林国務大臣 平成二十三年七月に現行の森林・林業基本計画が定められております。そこには、森林の有する多面的機能の発揮、林業の持続的かつ健全な発展などを図るため、川上から川下まで総合的に施策を展開するということが書かれておりまして、先ほど大串先生の御質問だったかと思いますが、基本的...全文を見る
○林国務大臣 大体予想された範囲内での御答弁になるかもしれませんが、国土の七割を森林が占めておりまして、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、水源の涵養とか地球温暖化の防止等の多面的機能、これが持続的に発揮されることは大変に大事でございます。林業が産業政策をやることによって...全文を見る
○林国務大臣 林業がもうかっているんだろうか、こういうことでございますが、林業の所得ですね。木材価格が低迷しているということを背景に、二千億程度で横ばいということでございまして、委員が御案内のとおり、大変厳しい状況にある、こういうふうに思っております。  森林所有者が、やはり十...全文を見る
○林国務大臣 それぞれの省庁の政策がなるべくダブったり、ぽてんヒットが出ないように、結局、御利用なさる、事業の主体になられる市町村とか、そういうところと緊密に連絡をとって、やはり具体的なモデルに即して、きちっとやっていくということがまずあるのかなと思いまして、総務大臣が地域活性化...全文を見る
○林国務大臣 森林は、今委員がおっしゃっていただいたように、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全、地球温暖化の防止等の多面的な機能の発揮をしております。  そういうことのために、森林整備事業で植栽、間伐等の森林施業に対する支援を行うとか、それから、森林整備地域活動支援交付金...全文を見る
○林国務大臣 我が国の木材の輸出でございますが、近年、大体百億円程度で推移しております。平成二十五年は、円安の影響、それから中国における丸太需要の増加、こういうことがありまして、百二十三億円までふえております。林産物全体では百五十二億ということでございます。  したがって、二十...全文を見る
○林国務大臣 この保険料それから保険金額、これは実は樹種や林齢、所在地によって異なるわけでございまして、委員の御地元の宮城県ということでいいますと、杉の一年生の場合が、一ヘクタール当たり、保険金額百一万円に対して、保険料が四千三百四十三円。杉五十年生の場合は、一ヘクタール当たり、...全文を見る
○林国務大臣 森林の有する多面的機能の維持増進、これを図ることは大変大事だということはもう言うまでもないことでございまして、循環利用、切って、使って、循環させて、したがって、森を守る、伐採した後に再造林を行うということは大変大事だ、こういうふうに思っております。  このため、農...全文を見る
○林国務大臣 間伐は、森林の持つ機能を十全に発揮させる観点から大変に重要でございまして、これを、適切な実施をすることによって、個々の樹木の成長と根の発達が促進され、山腹崩壊とか風雪害等の自然災害に強い森林が造成され、しっかり根が張る、こういうことだと思います。それから、森林吸収源...全文を見る
○林国務大臣 この人工林資源が、先輩方のおかげで、今本格的な利用期を迎えております。  したがって、成長産業化をこういう資源を活用して実現するために、需要の拡大、これは川下になりますが、あわせてやはりサプライサイド、国産材の安定的、効率的な供給体制を構築する必要があるという意味...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
03月27日第186回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(林芳正君) 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の趣旨につきまして、御説明を申し上げます。  我が国の農業、農村の発展を図っていくためには、効率的かつ安定的な農業経営が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 齋藤議員の御質問にお答えいたします。  産業政策と地域政策を明確にして政策を進める趣旨についてのお尋ねがありました。  農業、農村は、我が国の成長の糧となる大きな潜在力を有していると考えておりまして、農政を改革し、国内農業の活性化を図っていくことは、待...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 寺島議員の御質問にお答えいたします。  米政策の見直しが米価に与える影響についてのお尋ねがありました。  今回の米政策の見直しでは、水田活用の直接支払い交付金を充実し、数量払いの導入など、飼料用米等のインセンティブを高めるとともに、産地交付金も充実し、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 村岡議員の御質問にお答えいたします。  米の生産調整についてのお尋ねがありました。  我が国においては、食生活の変化等によりまして、一人当たりの主食用米の消費量が、減少傾向が続いております。  このような中、米の生産調整については、生産抑制の色彩が強...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 樋口議員の御質問にお答えいたします。  総務省による農地の保全及び有効利用に関する行政評価・監視の勧告についてのお尋ねがありました。  総務省が昨年四月に公表しました農地の保全及び有効利用に関する行政評価・監視では、農地の流動化の促進に係る取り組みの効...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 林議員の御質問にお答えいたします。  米の生産調整に関するパンフレットについてのお尋ねがありました。  かつて、平成十九年産米は、需給の緩和等により価格が下落し、担い手を含む稲作農家の経営に支障が生じかねない状況になったことに対応するため、平成十九年末...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 畑議員の御質問にお答えいたします。  米の直接支払い交付金の廃止による大規模経営への影響についてのお尋ねがありました。  米の直接支払い交付金については、米は、麦、大豆等とは違い、十分な国境措置があるため、諸外国との生産条件の格差から生じる不利はないこ...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 日豪EPAにつきましては、二〇〇七年にこの交渉を開始して以来、双方に利益になる協定を実現すべく、公式会合に加えて、各分野様々なレベルで協議を重ねてきているところでございます。  昨日、日本農業新聞には写真入りだったということですが、ロブ貿易・投資大臣と会...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この特定農産加工法は、昭和六十三年の日米協議に基づく、牛肉、かんきつ、農産物十二品目に係る自由化等の国境措置の変更によりまして、農産加工品の輸入の増加等々に対応するために五年間の臨時措置法として平成元年に制定されまして、今、馬場委員からお話がありましたよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど馬場委員にもお答えしたとおりでございますが、この七年、二〇〇七年ですからちょうど七年やってきたことでございまして、くしくも安倍第一次政権のときに始まっておるわけでございますが、申し上げたように、双方に利益となる協定ということを目指してずっとこの間やっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、今回の法律の延長はTPPや特定のEPA交渉を前提としておらないということを申し上げておきたいと思います。  また、TPPについては、内閣官房の方で影響試算をまとめたときに、あれはもう即時撤廃という極端な前提を置いておりまして、そういうふうにならない...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 内閣府から今お話があったように、内閣府の方で食プロ、食の六次産業化プロデューサーというのをやっていただいております。我々の方は先ほどお話しいただいたように六次産業化プランナー、これは中央段階で今年の三月末で五百四十四名、それから都道府県段階で千九十四名が選...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この平成元年から二十五年ということでございまして、平成二十四年度までの数字でございますが、千四百十六件、計画が承認をされております。低利融資、それから機械、装置の特償等の税制特例、こういうもので経営改善にそれぞれ取り組まれてきたところでありまして、先ほど返...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この十二業種全体で見ますと、国内生産量横ばいで、輸入量が一貫して増加傾向ということでございます。  一方、今、山田先生おっしゃったように、米加工品、麦加工品、トマト加工品、これは制定当初から全体の国内シェアが減少傾向の中でもおおむね維持をできているわけで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 特定農産加工業に関連する農産加工品の国産品シェアは十二業種で減少していると先ほどお話ししたとおりでございますが、済みません、一つ飛ばしておりました。  トマト、麦、牛肉ですね、今御指摘があったものは国産農産物使用比率が低いと、こういうことでございましたが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど局長から答弁があったときに実はそこまで申し上げませんでしたが、今、山田委員がおっしゃったように、WTO上のルールがあって、正面切って国産品だったらこれぐらいということはなかなか政策として仕組みにくいというのは今委員がおっしゃったとおりでありますが、最...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省では、総合農協に関する基礎的なデータということで、毎年度、総合農協統計表というのを公表しております。これによりますと、平成二十三事業年度の総合農協の子会社六百七十六社のうち、黒字の子会社、これが五百七十二社で八四・六%です。赤字の子会社が百二社で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、農協を含む協同組合ですが、これは何度かお答えしているように、組合員の相互援助組織ということで、組合員の利用を原則としております。したがって、員外利用制限の規制があるという一方で法人税率の軽減措置、独占禁止法の適用除外といった特例が認められているという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このディスクロについて、農協も会社と同様の民間組織と、こういうことでございますので、原則はやはり農協自らが情報公開を行うということが基本であるというふうに考えております。  その上で、信用事業を行ういわゆる総合農協については、これも銀行や信用金庫などほか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは監督上知り得た情報について必要があればいろいろなフィードバックをするということでございまして、まさに政策上やっていることでございますので、このディスクロージャーしている部分でないところについて監督上知り得たお話をここでするというのは差し控えたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御指摘のとおり、日豪EPAについては、平成十八年十二月に衆参両院の農林水産委員会での決議をいただいておりまして、農林水産省としては、この衆参両院での決議を踏まえて真摯に交渉に取り組んでいるところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど馬場委員、徳永委員からも御質問いただいてお答えしたとおりでございますが、昨日十一時過ぎから豪州のロブ貿易・投資大臣と会談を行いまして、会談では日豪EPAを含む二国間経済関係について議論を行わせていただいたところであります。  日豪EPA交渉における...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは外交の一般的な常識だというふうに思っておりますが、具体的な協議内容、相手があるところでございます。それからもう一つは、交渉が継続中ということでございますから、そういう意味で、ここの場で申し上げることは控えたいというふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 繰り返しになりますが、これ外交の場合は、従来のFTA交渉も同様だったと思いますけれども、またFTAにとどまらず、外交上の交渉というのはそういうものだと思いますけれども、相手方との間で信頼関係で交渉をやるということでございますので、そういう意味では中身を一方...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまさに、相手がどうおっしゃった、私がどう申し上げたということはまさに協議の内容そのものでございますので具体的なコメントは差し控えたいと思いますが、先ほど申し上げたとおり、EPA交渉における農産品市場アクセスについても意見交換を行ったということは申し上...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今委員がお話しになられましたように、北海道は、バレイショ、それから生乳、てん菜、小麦、全国一位でございます。また、米、肉用牛も全国有数の生産地でありまして、我が国農業産出額の全体の一割、一二%ですが、を占める大食料供給基地でございます。  日豪EP...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろんな報道は私も一応目を通しておりますが、報道について一々コメントすることは差し控えたいと思いますし、中身については、先ほどから繰り返しになって恐縮でございますが、この協議の内容については申し上げることは控えさせていただきたいと、こういうふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどから申し上げているとおり、今委員がおっしゃったようなことが報道で書いてあって、そういう臆測があると、こういうことをおっしゃっておられましたが、まさに臆測ということであろうかなと、こういうふうにお聞かせいただきましたけれども。  大変に大事なこの農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはもう何度も同じ答えになって恐縮でございますが、今委員がおっしゃったような趣旨のことがしっかりとこの農林水産委員会の決議に書かれていると、こういうふうに私も理解をしておりますので、この国会決議を踏まえて真摯に交渉に取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありましたアボット豪首相ですが、四月に訪日をする方向で調整中であるというふうに承知をしております。  冒頭申し上げましたように、日豪EPAについては、双方にとり利益となる協定を実現するように早期妥結を目指して交渉に取り組んでいるわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 手のうちでございますので、明かせる部分というのはないわけでございますが。  まさに委員がおっしゃっていただいたように、TPPにしてもEPAにしても、昔のFTAと言葉が違ってきておりますのは、フリートレードと言っていたわけです、FTAはですね。EPAという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必ずしも御質問の趣旨を正確に捉えているかどうか分かりませんが、日本のいろんな方が海外で生産をするようになると。たしかカリフォルニアでワインを作っているところが、ナパバレーというところがあったと思いますが、あそこをもう随分前に訪れたときに、もう既に日本酒の工...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思っております。  まさに、一昔前までは種苗産業というものが大きかったと、こういうことでございますが、現在、世界の主要な種苗会社の売上高ベースで見ますと、ベストテンにまだ二社入っております。モンサントが一位、デュポンが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
03月28日第186回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(林芳正君) 平木大作議員の御質問にお答えいたします。  浦賀水道で沈没した貨物船からの重油流出事故についてのお尋ねがありました。  まずは、今回の事故で亡くなられた方及び被害に遭われた方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。  漁業被害に対する補償については...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○林国務大臣 三月二十六日でございますが、オーストラリアのロブ貿易・投資大臣と会談を行ってきたわけでございます。  会談では、日豪EPAを含む二国間の経済関係につきまして議論を行わせていただきました。日豪EPA交渉の中の農産品の市場アクセスについても意見交換を行ったところであり...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな報道があるのは私も拝見をいたしましたけれども、一つ一つの報道についてコメントすることは差し控えたいと思いますが、先ほど申し上げたように、農産品の市場アクセスについても意見交換を行って、引き続き、協議を継続していこう、こういうことになったわけでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 これに関連して、アボット豪首相、オーストラリアの首相が、四月五日から八日にかけて訪日をされて、七日に日豪首脳会談、こういう予定というふうに承知しておりますが、先ほど委員からもお話があったように、日豪EPAについては、双方にとり利益となる協定を実現するべく、早期妥結を...全文を見る
○林国務大臣 「銀の匙」につきましては、原作が実はコンテンツの大賞か何かをとったということもありまして、農水省でも試写会をこの間、封切りの一日前に、監督にも来ていただいてやったわけでございます。  まず私が感じたのは、非常に豚の子供はかわいくて、主人公が名前をつけようとすると、...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘をいただいた、こういうふうに思っております。  やはり国内産のワインが海外産に対抗していくために、差別化できるブランド原料というものを活用して、いいワインをつくっていくことが重要であります。最近、私も日本のワインもよく飲むんですけれども、フランスや...全文を見る
○林国務大臣 きょうは大変勉強になったな、語源から始まって、麻について深く掘り下げていただいたということだと思います。  委員もお話しいただいたように、しめ縄とかげたの鼻緒等に使われております麻ですが、大麻取締法によって、都道府県知事による免許で所持、栽培等を行う、こういうこと...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、ワインは国税庁がやっておりますけれども、我々はちゃんと品種のいろいろな研究をしておる、こういうお話をいたしました。これについても、歴史的な経緯を委員から御披露いただいて、なるほど、そういうことだったのかな、こういうふうに思ったわけでございます。  余り言葉...全文を見る
○林国務大臣 江藤副大臣からお答えさせていただきましたとおり、いろいろな対応を今後もしっかりとやっていく。そして、出荷自粛ということが現に行われるということもあるわけでございますので、先ほど御紹介した農林漁業セーフティーネット資金等の活用を含めてしっかりと対応してまいりたい、こう...全文を見る
○林国務大臣 法務省から今答弁がありましたように、既判力という意味では、高裁のは確定判決でございますが、一方で、執行力という、判決に掲げられた給付義務を強制執行により現実化する効力、こういう観点からいたしますと、請求が認められた場合、請求異議の訴え等ですね、確定判決の執行力が排除...全文を見る
○林国務大臣 我が国は、従来から、WTO農業交渉におきまして、加盟国間の競争条件の公平性を確保するために、全ての形態の輸出補助金は撤廃すべきである、輸出信用についても規律の強化が必要である、こういう立場で臨んできております。  TPP交渉においてどうかということになりますと、こ...全文を見る
○林国務大臣 実際の交渉は甘利大臣のもとで、内閣官房も来ておられますが、やっておられますが、先ほど一般論としてWTOでの我が国の立場を申し上げたわけでございまして、我が国の立場というのは一般論としてはこういうことであるということ、それに加えて、これはTPP交渉に限らず、日豪のEP...全文を見る
○林国務大臣 三月二十六日でございましたが、豪州のロブ貿易・投資大臣と会談を行いまして、日豪EPAを含む二国間経済関係について議論を行いました。  会談の中では、この日豪EPA交渉の中の農産品市場アクセスについても意見交換を行ったわけですが、結果として、引き続き、協議を継続しよ...全文を見る
○林国務大臣 今委員がお話しになったように、平成十七年に発効した日墨EPA、それから平成十九年に発効した日・チリEPAでは、牛肉、豚肉等で枠内税率を定率にした、いわゆる関税割り当てを設定しております。  一方で、日豪EPAにおいて個別の品目をどういうふうに扱うかということは、ま...全文を見る
○林国務大臣 村上先生におかれましては、外務省に御勤務の御経験もあったということで、きょうは大変味わい深い御議論を賜った、こういうふうに思っておりますので、しっかりと活用させていただきたいと思います。
○林国務大臣 四月一日、きょう新年度に入りまして、消費税が三党合意に基づいて決定したとおりに引き上がるということでございます。  これは、農林水産省にとどまらず、関連する全ての省庁と連携して、テレビなんかを見ますと、転嫁Gメンですか、こういうのがよく出てきますが、全省庁的にきち...全文を見る
○林国務大臣 ランドラッシュの話から、自給率のお話をしていただいておるわけでございます。  まさに日本の援助の基本的な考え方というのは、魚を上げるのではなくて、魚のとり方を教えてあげる、こういうような基本の考え方がある、こういうふうに言われておりますが、さらに、最近、国際的な会...全文を見る
○林国務大臣 日豪EPA交渉については、TPP交渉でもそうですが、衆参両院の農林水産委員会で御決議いただいておりますので、まさにこの決議を踏まえて交渉に取り組んでおるところであります。  この決議の意味するところ、今委員は、報道をごらんになって、この決議に反する可能性があるので...全文を見る
○林国務大臣 日豪EPAでございますが、平成十九年に開始して以来、衆参農林水産委員会の国会決議を踏まえまして、双方に利益となる協定を実現すべく、公式会合を含むさまざまなレベル、事務レベルも含めて協議を重ねてきたところであります。  三月二十六日には、この委員会の御配慮もいただい...全文を見る
○林国務大臣 これは何度かTPPの方でもお話をしているわけで、決議とも関係しているわけでございますが、基本的に、決議というのは、この農林水産委員会で御決議をいただいておりますので、この決議の中身、文章の意味するところ等々について、我々が解釈を申し上げるのは適当ではない、こういうふ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、日豪EPA交渉は二〇〇七年から交渉が開始されております。一方、TPP交渉は二〇一〇年から交渉が開始されて、二〇一三年から我が国が参加をしたということでございまして、基本的に別の交渉である、こういうことでございます。  仮にということでご...全文を見る
○林国務大臣 会見のときには、質問が、安倍政権全体の通商戦略の中でこの日豪EPAというのはどういうふうに位置づけられるとお感じになっているでしょうか、こういうことでございました。  したがって、私がそういう趣旨のことを申し上げた意味は、いろいろなFTA交渉を同時並行的に今やって...全文を見る
○林国務大臣 きょうは、どなたもこれを聞いていただけないので、少し寂しい思いをしておりましたが、ありがとうございます。  昨日ですが、ICJ、国際司法裁判所で、日本と豪州の間の南極における捕鯨訴訟、これはニュージーランドが後ほど参加をしておりますが、この判決が言い渡されました。...全文を見る
○林国務大臣 水産日本の復活を果たすために、世界三大漁場の一つと言われる我が国の周辺水域の恵まれた漁場環境を生かしながら、水産資源の適切な管理を通じて、資源の回復、よってもって生産量の維持増大を実現することが緊要な課題だと思っております。  我が国の周辺水域においては、四割の水...全文を見る
○林国務大臣 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農業、農村の発展を図っていくためには、効率的かつ安定的...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○林国務大臣 二十八日の金曜日でありましたが、国家戦略特別区域諮問会議が開催されまして、農業関係で、今お話があったように、国家戦略特区ワーキンググループによる自治体ヒアリング結果を踏まえて、新潟市と兵庫県の養父市、二地域が決定をされたところであります。新潟については大規模な農業の...全文を見る
○林国務大臣 農業の発展のために、農業構造を、やはり効率的かつ安定的な農業経営が生産の相当部分を担うようにしていく、これが大事だというふうに思っております。  したがって、新規就農、企業参入に加えて、既存の農業者が経営改善をする、複数の個人経営が法人化をする、それから集落営農が...全文を見る
○林国務大臣 国内補助金のWTOルールでございますが、緑の政策、青の政策、黄の政策、デミニミスに分けて通報することになっておりまして、黄の政策については約束水準の範囲内におさめる必要があるわけでございます。  国内補助金のWTOルール上の位置づけについては、政府としてWTOに通...全文を見る
○林国務大臣 まず、我が国の食生活の変化がございまして、一人当たりの主食用の米の消費量が最大のピーク時に比べて半分になるなど、消費量は減少傾向が続いております。一方で、水田は重要な貴重な生産装置でありますので、これはフル活用したい。こういうことから、加工用米とか飼料用米といった多...全文を見る
○林国務大臣 今、外務省と委員がやりとりをしていただいて、過去の実例はそういうことであったということでございますので、そういう事実関係も含めて、農林水産委員会でこういう決議をされておられるということが今よくわかったわけでございますし、それは我々は、当然、交渉をやる身として頭に入れ...全文を見る
○林国務大臣 まさに決議には、「米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目が、除外又は再協議の対象となるよう、政府一体となって全力を挙げて交渉すること。」と明記をされております。今やりとりをしていただいたように、除外、再協議ということは、過去にそういう意味で使われてい...全文を見る
○林国務大臣 手元の資料によりますと、江藤副大臣は昨年の春ごろというふうに言ったのではないかと思います。  いずれにしても、まず申し上げなきゃいけないのは、二十四年の十二月十六日に総選挙がございました。そこで、実は、我々のというか自民党の選挙公約に、戸別所得補償制度の見直しと、...全文を見る
○林国務大臣 衆議院選挙の公約とも関連して、経営所得安定対策の見直しを書かせていただきました。これは当然、米の生産調整には大きく関連をする、こういうことでございまして、あわせて、日本型直接支払いについて、先ほど申し上げたように、二月から時間をかけて議論を進めてきたところであります...全文を見る
○林国務大臣 まず、猫の目農政とか、いろいろころころ変わるのでというのは、今経営判断と言われましたけれども、経営判断という議論と、先ほどから言っている、経営感覚がある人を育てていく、これは一つ別のことだと思います。経営判断が中長期的にできるように、経営判断の中に設備投資等もあると...全文を見る
○林国務大臣 まさに、先ほど申し上げたように、そのために今回の法制化をして、制度を安定的に、中長期的にやっていきますよということをきちっとした形で示す必要がある、こういうふうに思っております。  委員から見れば、今回は、政権交代をして、我々の公約に基づいて新しい政策をしたという...全文を見る
○林国務大臣 これは、当時野党でありましたが、平成二十二年に、自民党としては、民主党政権の米に対する固定支払いについては、米価を引き下げつつ、所得を補償する制度であるという認識のもとに政策集を作成した、こういうふうに認識をしております。  その後、自民党は与党となった後、それま...全文を見る
○林国務大臣 先ほどどなたかのときに申し上げましたように、まず、やはり主食用の米の消費が減ってきているということで、それをどうするかということで、狭い意味での減反というのをやっていたときは、実際につくるなということで、つくったのを倒したり、まさに面積を減らすということをやっており...全文を見る
○林国務大臣 誘導するというよりも、餌米は何と競争するか、これはトウモロコシと競争するということになりますので、やはりそれなりの、間を埋めるようなことをやらないと選択肢がなかなか成り立ちにくいということで、これをやってまいりましたが、今回も、今までやってきた八万円をプラス・マイナ...全文を見る
○林国務大臣 したがって、生産数量目標を配分して、それに従う方に一万五千円が配られていたということが、一万五千が半減して、なくなるということと、生産数量目標の配分がなくなるということで、生産調整という言葉のある意味では定義のような話ですけれども、全く何もしないというふうにとられる...全文を見る
○林国務大臣 過去の経緯は今説明があったとおりでありますが、この品目横断的経営安定対策の方は、その後、事情が変化しまして、制度設計をたびたびしてきたということで、きょう現在では、日本型直接支払いという呼称を使っておらないところであります。  一方で、今度新しくつくる制度でござい...全文を見る
○林国務大臣 まず、政策の立て方として、一万五千円を支給して、本来ならば、それがなければリタイアを決断していたような方が持続するということと、それから、これを例えば農地中間管理機構等にかえていくことによって、本来、そろそろリタイアしようかなという方がリタイアをされて、そして耕作放...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほど農地中間管理機構の地代一万五千円の話がありましたが、あれは局長が答弁しましたように予算上の積算根拠でありまして、実際の運営では、それをやみくもに配りなさいということではなくて、付近の事情を反映して、割高にならないようにきちっとやるということがまず一点でご...全文を見る
○林国務大臣 お配りいただいたものは二十二年度のベースで、私が先ほどお話ししたのは二十四年産のベースでございます。  よく玉木委員に叱られるんですが、試算のシミュレーションに集落に配られる多面的機能を入れるのはおかしいじゃないか、こういうことでございます。  先ほど申し上げま...全文を見る
○林国務大臣 まさにこれが、先ほどちょっと申し上げたシミュレーションは、いろいろな地域別、どういうことをやられるかという典型的な例を挙げて、申し上げるように、個別の農家はいろいろなことをやっておられますので、あくまでモデルということでございますが、シミュレーションはやっております...全文を見る
○林国務大臣 まず、中間管理機構については、集積、集約を進めるということで構造改革ということである、こういうことで今言っていただきました。  さらに、米政策の見直しで、先ほど来、午前中もやりとりがありましたように、一万五千円を規模にかかわらず一律の単価で交付するということによっ...全文を見る
○林国務大臣 やはり、これは政策でございますので、多面的機能支払いをしない場合とした場合でどうか、こういうことになるかというふうに思います。  やはり、これがないと考えますと、もう農地を中間管理機構によって出してしまった後、やることがないわけですね。したがって、そういうところを...全文を見る
○林国務大臣 まさにそのために、先ほど申し上げたように、担い手に集約をしていくということをやります。法人が入ってくるということもやる。そういうふうにして、ある程度、構造改革をして、業として成り立っていくという姿がないと、ずっと一人でリタイアするまで細々と続けていくというところに、...全文を見る
○林国務大臣 各県というよりも、先ほど玉木委員とのやりとりで申し上げたシミュレーション、このシミュレーションは実は二種類あって、今の単価を改定したことによってビフォー、アフターでどう変わるかというものと、それから、ごく最近出したものは、これに基づいて少し中長期的に米がどうなってい...全文を見る
○林国務大臣 逆に、単価は全て決まって、これを法律でやらせていただくことになりますから、そういうものを見ながら、むしろ水田フル活用ビジョンというのをつくっていただこう。  まさに委員がおっしゃったように、個々の農家でというよりはまとまりを持った市町村とか集落ということになろうか...全文を見る
○林国務大臣 私は社会人のスタートで商社にいたときは、バイヤー・イズ・キングと言われて、自分でやっておってまことにそうだなと。やはり買う方が強いんですね、売る方よりも。  したがって、機械や飼料の場合は、誰が買っているかといえば、農家の方が買っておられるわけですので、バイヤーと...全文を見る
○林国務大臣 まさにこのあたりが、先ほど来あるように、集積等を進めて、担い手と言われるような、経営感覚を持った方が大宗を占めるように今からしていこうというところの一つのポイントではないか、こういうふうに思っております。  そういう意味では、経営マインドを持っていただくという中で...全文を見る
○林国務大臣 基本はやはり民間の取引ということですから、政府がどこまで介入というのか、情報をやるのかというのは、一定のおのずから限度があるのではないか、こういうふうに思います。  先ほど申し上げたように、個々の農家が、特に、これは販売の方がさらに大きいと思いますが、購入の面でも...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、農業者の協同組織が農協でございますから、やはり農産物を有利に売る、ただ入ってきたものをぽんとやるだけではなくて、みずから販路を開拓する等のことをやるということと、それから、生産資材価格の引き下げ、売ったものとコストの差が所得になるわけですか...全文を見る
○林国務大臣 私自身、山口県の選出でございますので、完全な農業、林業、水産業の県というよりは、工業も商業もある、よく言えばバランスのとれた、悪く言えば余り特色のない産業構造ということになるのかもしれませんが、したがって、常に工業に従事されている方と、それから農林水産業に従事されて...全文を見る
○林国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思っておりますので、お呼びがあればいろいろなところへ出かけていって、テレビの前でおいしそうに食べるというか、もともとおいしいものですからそういう顔になっているんだと思いますけれども、やりたいと思います。  この間も実は、「食べて応援しよう!...全文を見る
○林国務大臣 委員のお聞きになったことは、委員みずから今おっしゃっていただいたところに入っていたのではないか、こういうふうに思いますが、基本的には、誰かといえば、これは食料・農業・農村基本法をおつくりになっていらっしゃる国会であり、それをもとに、この基本法に定められた基本計画をつ...全文を見る
○林国務大臣 自給率の進捗状況でございますが、今お話があったように、カロリーベースの目標は五〇%、足元三九%ということで、目標から乖離している状況にあるわけでございます。  この要因別にちょっと分析をしますと、生産面ですが、米粉用米、これは現行計画の三十二年の生産数量目標五十万...全文を見る
○林国務大臣 御案内のように、この計画自体は、たしか二〇〇七年だったと思いますが、その時点でつくられておりますから、当然そのときの政策体系というものが念頭にあって、その上でこういうことをやっていこうと。考えられる全ての政策的な努力をした場合に達成される数字、たしかそういうふうにな...全文を見る
○林国務大臣 将来にわたって食料の安定供給を確保する、これはやはり国家の基本的な責務である、こういうふうに思っておりまして、やはり国内農業生産の増大を図って、自給率、自給力をともに向上させていくことが重要である、こういうふうに思っております。  農業従事者の減少、高齢化、農地面...全文を見る
○林国務大臣 まず、その減反という言葉が、いわゆる減反というような使われ方もされておりますが、いわゆるつくらせない、今委員がおっしゃった意味で、これは昭和の四十年代とか、ちょっと今資料が手元にございませんが、そのころ、確かにつくらせないということがありました。  多面的機能とい...全文を見る
○林国務大臣 まず、水田で水がどれぐらい稲作のために、また耕作のために必要になるかということと、それから水田の多面的機能としての水源涵養機能というのは少し別の話として捉えなければならない、こういうふうに思っておりまして、これは委員も御存じだと思いますが、多面的機能について貨幣評価...全文を見る
○林国務大臣 OECDの、各品目の内外価格差に生産量を乗じたものに農家への直接支払い額を加えたものをPSE、プロデューサー・サポート・エスティメートということで定義をされておられまして、農業政策から生じる、消費者、納税者から農業生産者への金銭に換算した価値移転の総額をあらわす指標...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、内外の生産条件の格差、それから生じる価格差というのがPSEに入っているわけでございます。これを、例えばアメリカのようにするとかオーストラリアのようにすると、やはりそれぞれの国の地理的条件、気候的条件があって、価格差、生産条件というのが出て...全文を見る
○林国務大臣 そこは、やはり小麦にしても大豆にしても、果たして単一の価格のコモディティーなのかという議論があるのではないかというふうに思っております。  いろいろなブランドがあって、いろいろな品質があって、今入ってくる小麦の中でも、いろいろな種類のものが入ってきているわけでござ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど千円のお豆腐というのがありましたけれども、百貨店で千円の値がついているということは、多分、その値段で買ってくれる人がいる、こういうことだと思いますので、まさに国産のいい豆腐を食べたいという需要があるということのあらわれとも言えるわけでございます。政策金融公庫の...全文を見る
○林国務大臣 本会議ではなかなか時間が、一問一答で限られておりますので、せっかくの機会でございます。私がここで従来申し上げている狭義の意味での生産調整の見直しということの意味をもう少し申し上げたいと思います。  先ほどもお話があったように、実際に減反の面積を配分していた時代があ...全文を見る
○林国務大臣 この全算入生産費ということでございますが、これは前も御答弁したように、この自作地地代等も含めたものを使ってきたということでございます。  一般論としてどういうやり方があるのか、こういうお尋ねだったと思いますが、我々がやっているのは、全算入生産費を用いて算定する方法...全文を見る
○林国務大臣 それは一般論として、算定方法としてどういうものがあるかといえば、それを入れないという方法も、何か間違っているということではないということではないかと思います。  自作地地代を含めない生産費を用いてコスト割れを算定して、その後、補償すべき所得水準を上乗せする、こうい...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げたように、算定方法には幾つか考え方があるわけでございます。その上で、価格政策とか経営安定政策というのは、経緯とかスタートしたときの状況、それから毎年やっておりますので、政策の連続性、こういうものがあるわけでございます。  先ほどどなたか、千九百十何年代の...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど林委員と玉木答弁者の間でやりとりがあったところでございまして、玉木先生がおっしゃったように、十アール控除というのがあって、最初のところでずっと集落営農が進んだと。その後は、若干、それが済んだので、なかったというような御答弁だったと思います。  一方、...全文を見る
○林国務大臣 もう委員が今まさに御示唆されたように、これはまずやめるということが一つでございます。支払交付金を七千五百円として、平成三十年には廃止する、こういうことをやりました。一方で、農地中間管理機構を創設するということで、昨年の臨時国会で法律を通していただいて、既に過半数の都...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、リタイアしようとする方々を思いとどまらせていた面があった。まさにこれが、出し手として出していただけるべき方が、この一万五千円によって、引き続きやっていこうかな。そこに対する評価は先ほど玉木委員とやりとりさせていただいたとおりでございますが...全文を見る
○林国務大臣 この一万五千円は、先ほど申し上げましたように、政権交代によって始まったということでございますので、その前はなかったわけでございます。これがまず一つでございます。  我々も、バトンタッチをしたときに、既に時期的なタイミングから、公約ではああいうことをうたっておりまし...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも受け皿の整備というのを、御質問の意味を正確に捉えておるかどうかわかりませんが、基本的には、主食用の米の需要が落ちております。大体毎年八万トンずつ減っていく。したがって、主食用の米のみに着目した一万五千円ということで、規模にかかわらずこれをやっていった場合に、...全文を見る
○林国務大臣 副大臣から今答弁があったとおりでございまして、単価が決まっておりますので、ここに、岩手県の出していただいたように、何をどれぐらいやるというのを置いていただければ、収入は出るわけですね。したがって、同じことを県と国でやる意味が、私はさっきから聞いていてよくわからないわ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどのシミュレーションの件でございますが、情報公開という意味では、何かシミュレーションをやっていて、各県について細かくいろいろなことをやって、それを出さないということではなくて、そもそも、そういうことをやるということについて、一律に示すことが、示すというのは、持っ...全文を見る
○林国務大臣 そういう意味では、この生産数量目標の配分に従うことを条件にしてやっているもの、すなわち、この一万五千円はなくなるということでございますが、それとリンクしないもの、これは誘導するというふうな表現を使われる方もいらっしゃいますが、私は午前中に申し上げたように、これはトウ...全文を見る
○林国務大臣 申し上げておるとおり、需給見通しを全国ベース、それから主たる銘柄の相対取引価格や全国の在庫量、これはやってきたところでございますが、公表銘柄数をほぼ倍増以上に、四十四から九十四ということを三月二十八日から公表しましたが、さらに、県産別、銘柄別の契約、販売状況等々の情...全文を見る
○林国務大臣 そこは、我々が申し上げています水田フル活用ビジョン、これはつくっていただこうと。  大きくなった法人とか集落営農では、そこだけでやるということは当然できる、こういうふうに思いますけれども、やはり個々の、規模がそれほどでない方々にとっては、地方行政が中心となって、地...全文を見る
04月03日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 我が国の国土の七割が森林ということで、先生のお地元の奈良も森林がたくさんあるというふうに理解をしておりますが、今御質疑の中で示していただいたように、戦後、先輩方のおかげで人工林がかなり造成をされてきまして利用期になってきている、チャンスであります。したがっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農山漁村における所得とか雇用、これを増大して、よってもって地域の活力を向上させる、このためにはやはり六次産業化の取組が欠かせないと、こういうふうに思っております。  農業自体の生産額が九兆から十兆、これに比して、いわゆる流通も含めた川下まで、食品産業等を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料の安定供給、これを将来にわたって確保していくということは、国民に対する国家の最も基本的な責務でありまして、国内農業の生産の増大を図って食料自給率を向上させると、これ大変重要であると思っております。このために、食料自給率目標については、食料・農業・農村基...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際司法裁判所が、第二期南極海鯨類捕獲調査が国際捕鯨取締条約第八条一項の規定の範囲内で収まらないと、こう判示したことは誠に残念でありまして、深く失望しております。私のところにも昨日、鶴岡代理人が来られまして、最初深々とおわびをされましたので、私はそれほど、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一つ一つ誠にごもっともな御指摘だと、こういうふうに思っておりますので、先ほど申し上げましたように、早急にこの対応を検討する。それから、持続的利用を支持してくださる国々の皆さんとの連携、これは大変大事だと思っております。私も、実は自民党の捕鯨議連の幹事長とい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPPについては、最初四か国、そしてアメリカが入って、我々が安倍政権になりまして交渉参加を決めて、それまでの経緯をずっと見ておりましても、常に妥結に向けて努力をしていくということはずっと重ねてきておりますが、今内閣官房からお話があったように、どこかで期限を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、そもそも一般論で申し上げて、交渉というのはどこかで妥結をしようと思って交渉をするということですから、未来永劫妥結をしないということは、逆に、なぜ交渉しているのかと、こういうことになります。  したがって、大事なことは、我々にとっていかに有利な交渉...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 三月二十六日にロブ貿易・投資大臣と会談を行いました。これは、この間も申し上げたかもしれませんが、農産品の市場アクセスについても率直な意見交換を行いましたが、引き続き協議を継続するということになっております。  したがって、今の段階で、もう一度どこかでロブ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 毎回ここでも申し上げておるところでございます。この日豪EPA交渉については、衆参農林水産委員会の国会決議、これが既にできております。TPPもかなり似たような中身の決議になっておりますが、日豪についても二〇〇七年に開始するときに当たって決議がありますので、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、大変今回の判決の結果は残念だと、こういうふうに思っております。  判決の内容を今から慎重に検討した上で対応を検討したいと、こういうふうに思っておりますし、裁判の結果が出たわけでございますので、裁判の中でこうした方がよかったなと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員からお話があったように、この判決が出た以上、これは管轄権を合意して裁判に臨んだわけでございますので、これは判決に従うということは申し上げなければなりません。その上で、よくよく分析をして、今後、先ほど徳永委員の御質問にもお答えして、海からたんぱく質...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたように、また小川委員からもいろんな貴重な御指摘をいただいたところであります。しっかりとこの判決を慎重かつ冷静に分析して、今後の取組について、先ほど申し上げました基本的な視点に立って取り組んでまいりたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと、こういうふうに思います。  この調査捕鯨に関係している共同船舶においては、居酒屋、すしチェーン店などの外食、学校給食、こういったところへの販路拡大活動を行うとともに、鯨肉に含まれる抗疲労成分バレニンというものの宣伝による消費拡大も行...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘いただいた件は、実は私がそちら側にいたときには常に主張してきたことであります。したがって、御指摘一つ一つごもっともだなと思いながら聞かせていただきましたが、今回の判決、特にそれに対する先ほどちょっと御披露いただいたような様々な報道があるものですから...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは大変大きな課題であるということだと思います。  国立社会保障・人口問題研究所の推計ですが、二〇四〇年の総人口は全ての都道府県で二〇一〇年を下回ると。六十五歳以上人口が四〇%を占める自治体が半数近くになると。二〇五〇年の人口は九千七百万人になる、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、委員から御披露いただいたように、水産物の輸出戦略も全体の輸出戦略の中で公表させていただきましたが、そこには、品質管理水準の向上、国家的マーケティングの実施ということが書いてあります。でもって、千七百億の現状を三千五百億に倍増しようと、こういう目標でござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 水産庁長官呼んでいただければ御本人からあるいは事実関係の説明ができたかと思いますが、今ちょっと事実関係をお聞きして、これ、先ほどの徳永委員、それから小川委員からも御指摘をいただいていろいろお話ししたときに申し上げたんですが、判決がかなり分厚いものが出てきて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本鯨類研究所の行う調査捕鯨につきましては、妨害活動への対応として、平成二十三年度七億円、二十四年度十億円、二十五年度七億円。それから鯨類資源の目視調査、国内流通鯨肉のDNA調査の経費ということで、二十三年、二十四年、二十五年度それぞれ三・五億円。それから...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この鯨類捕獲調査改革推進事業ですが、これは、三年を期間とする改革計画というのを作って、毎年度赤字が生じた場合は赤字の十分の一を返還するという仕組みになっております。  今回のICJの判決を受けまして第二期南極海鯨類捕獲調査は中止することとなりますが、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 判決につきましては先ほど申し上げたように大変残念なことで失望しておりますが、これは法治国家でありますのでしっかりと受け止めるということでございます。  今の事業の仕組みは、申し上げたとおり赤字が生じた場合は十分の一を返還する仕組みと、こういうふうになって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと申し上げたように、私は党の議連の幹事長もやっておりますので少し中身もお話しさせていただきますと、まず我が国で母船式の船舶、これを持っているのがこの共同船舶のみということがございます。したがって、この調査捕鯨の実施主体である鯨研、鯨類研究所です...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員が今御紹介いただいたように、平成二十四年度の決算検査報告においては幾つか指摘をなされておりまして、その一つが、地方農政局において具体的かつ詳細な処分計画の策定をしなさいと、こういうことでありました。  これを受けまして、農林水産省としては、昨年九月に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この各地方農政局において、昨年の九月に今申し上げました改正しました普通財産の取扱要領に基づきまして処分等の工程表や処分等に係る折衝状況を作成しまして、定期的に農林水産本省に提出することにしたところであります。  この中身でございますが、これ将来的に処分を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、平成二十三年の十一月二十九日付けで作りました生産局長通知を昨年の九月五日に改正をしておりまして、その旨、関係の地方農政局にも通知をしたというところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 今政務官から答弁いたしましたように、きちっとこの全体の計画に対応して減らしてきたところですが、先ほど委員からお話があったように、ほかのところと比較するとこの数字が多いと。一つは、防衛省に続いて職員の数がそもそも多いということはあるんだと思いますが、その中で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、つまるところ税金でございますので、しっかりと国民負担の低減に努めるということが重要であります。それと公務員が国家国民のため積極的にきちっと働ける環境、これをどう両立させるか、こういうことであろうかと、こういうふうに思っております。  これまでも、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この被災三県における施設の復旧でございますが、全国水産加工業協同組合連合会の調査ですが、二十五年十二月現在で、岩手県で八三・八%、宮城県で七八・三%、福島県で七三・七%と、こういうふうになっております。女川や気仙沼などで用地造成の遅れによって整備が遅れてい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この復興交付金事業である水産業の共同利用施設復興整備事業、これは水産庁で執行しておりますが、そこにおける水産加工業の活用実態、水産庁で市町村ごとの採択者数に至るまでは把握をしておるところでございます。  今お尋ねになったことかどうかちょっとあれでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、まず施設を復旧して、そして今度はその販路の拡大によってそこが実際に使われて業として成り立っていくようにすると。その場合に、今お話があったように、前は近くに住んでおられた方が職住接近でやっておられたけれども、同じところに復旧...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この蚕糸業でございますが、かつて生糸の輸出を通じて我が国の経済発展を支えていただいた主要な産業でありまして、現在においても主産地である群馬県などの中山間地で米、野菜等との複合作物の一つになっているわけでございます。  需要の方が、和装需要が低迷をする、そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この支援の緊急対策事業の実施で、先ほど申し上げましたように、ちょっと先走って先までお話ししてしまったようでございますが、五十六の提携グループが形成をされまして、特徴を生かした純国産の絹製品作りが取り組まれております。  例えば、繊維が本当に細い新品種を用...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) はい。三問いただきましたので、簡潔にしたいと思いますが。  先ほど申し上げましたように、川上と川下の連携、これが大変大事であるわけでございまして、群馬県や蚕糸・絹業提携支援緊急対策事業の実施主体であるこの大日本蚕糸会の取組と連携をしながら、今後も意欲ある...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 儀間先生から実は資料をいただきまして、浦添で平成十八年からずっとやっておられる取組について、ざっとでございますが、目を通させていただきました。  うらそえ織というのを立ち上げられて、ブランド化していって、そして教育、シルバー会員、いろんな広がりを持って、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今改めてこの浦添の取組の経緯を御説明いただく中で、先生が市長に就任されて、もう十八年からはこの立ち上げがあったと。ここですごいなと思いましたのは、浦添市の商工産業課がまず試験的に桑の栽培、蚕の飼育を市役所自らやられたと、こういうところが、なかなかここまでや...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) なるほど、先ほどちょっと申し上げましたように、単に絹糸を織物にすると、これがメーンではあるんでしょうけれども、しかしそれにとどまらず、葉っぱをお茶にする、それから桑の実をアイスにする、繭を石けんにする、それから蚕そのものがいろいろ使い道があるということも今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、その対談の雑誌の記事を読ませていただきたいと思いますが、今御披露があった部分だけを聞いても、やっぱり何かを始めるというのは、そういうパッションといいますか、熱情を持った人がぐいぐい引っ張っていくと。先ほどの浦添市役所も、まず市役所に自分で植えたとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 森林国営保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明を申し上げます。  森林国営保険は、火災、気象災及び噴火災による損害を填補する総合的な保険として、林業の再生産の阻害防止と林業経営の安定に重要な役割を果たしてまいりま...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(林芳正君) 吉田議員の御質問にお答えいたします。  鳥獣被害防止特措法に基づく取り組みについてのお尋ねがありました。  平成十九年に成立した鳥獣被害防止特措法に基づきまして、被害防止計画を作成している市町村は千三百六十九まで増加するとともに、被害対策の中核を担う鳥...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 河野議員の御質問にお答えいたします。  鳥獣保護法と鳥獣被害防止特措法に基づく取り組みの整合性についてのお尋ねがありました。  鳥獣被害防止特措法において、市町村が被害防止計画を定めようとする場合には、あらかじめ都道府県知事と協議しなければならないとさ...全文を見る
04月08日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) 日豪EPAにつきましては、豪州側から当初、七年前からでございますが、関税撤廃、強く求められておりました。我が国としては、衆参農林水産委員会の決議を踏まえて粘り強く交渉してきたところでございます。  この結果、既に米については関税撤廃等の対象から除外。食糧...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この畜産物に係る今回の合意内容でございますが、豪州側から一定の柔軟性を得ることができたという結果、我が国酪農・畜産業の存立及び健全な発展を先ほど申し上げたように図っていけるような内容であると考えております。  具体的に、牛肉でございますが、先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この二〇〇七年に交渉が開始された日豪EPA交渉と、二〇一〇年に交渉が開始されて二〇一三年から我が国が参加したTPP交渉、これは基本的に別の交渉であります。日豪EPA交渉の合意内容いかんにかかわらず、TPP交渉においては交渉参加国であるほかの十一か国との間で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の国土の七割が森林ということであります。しかも、戦後、先輩方のおかげで造成された人工林、本格的な利用期を迎えていると。これ、ほかの国に比べますと、これをずっと守ってきたということは大変大きな意義があると思っておりますし、一年間に実は一億立米の森林資源...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日豪EPA、先ほど古賀委員の質問にもお答えをいたしましたが、七年ぶり、十六回に及ぶ交渉会合を重ねながら、全力を挙げて交渉を続けてきたところでございます。  今、小川委員がおっしゃったような思い、衆参両院の農林水産委員会の決議に入っていると、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど答弁したとおりでございますが、二〇〇七年四月に交渉開始をしましてから、農産物の大輸出国で豪州はあります、したがって、そういうこともあって他の国とのEPAにはなかったような決議をそのときいただいて、それ以来、それを踏まえて政府一体となって七年の交渉をや...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、決議は全体として、まず、「我が国と豪州は、経済関係のみならず、米国などと並ぶ我が国の友邦として深い関係がある。」というところから始まりまして、「記」ということで四項目掲げてございます。  したがって、我々としては、先ほど申し上げましたように、これ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大部の合意でございますので、この詳細、五品目、それからそれ以外のものについては、昨日、四省で、これは経済産業省等も入っておりますが、詳細なブリーフィングをしておるところでございます。したがって、その範囲で先ほどお答えをしたところが今回の合意内容と、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 特に、小売価格もそうなんでございますが、卸売価格、これが生産者から見ると近いところの価格でございますが、この豪州産輸入牛肉の卸売価格の低下、これが国産牛肉価格に与える影響については、関税のほか、他の外国産牛肉の輸入状況、それから景気動向、それから為替の動向...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この委員会、北海道の方がたくさんおられるわけでございますが、今おっしゃった、先生がですね、皆さんに加えて、吉川副大臣も北海道御出身であるわけでございます。  今回の合意内容でございますが、私もこの委員会で、あるいは予算委員会で小川委員からいろんなことを教...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員がおっしゃるように、最近、生産活動の低迷、林業のですね、に伴って造林面積が少し減少しております。また、森林保険の加入率が高い幼齢林の面積もしたがって減少するということで、森林保険全体の加入率が低いということになっております。  先ほどやり取りし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員おっしゃるように、この保険の運営を安定的に行うということの上で、やはり加入率の向上というのは大変大事なことであると、こういうふうに考えております。  よく災害は忘れた頃にやってくるという言葉もありますが、一方で転ばぬ先のつえという言葉もあるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この花粉症が国民経済に与えている経済的損失の全体については、農林水産省も含む政府として把握したものはないわけでございますが、今委員がちょっとお触れになっていただいたように、平成十二年、省庁再編前ですので科学技術庁でございますが、これが公表した報告書によりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話ししていただきましたように、独立行政法人の森林総合研究所は、自然界に存在をいたしまして杉の雄花だけを枯死、枯れて死ぬということですが、させる菌、シドウイア・ジャポニカと言うそうです、カビの一種でありますが、これを添加した薬剤を用いて杉花粉の飛散の防止...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるように、大きな経済的な影響が出ておるわけでございますし、山田委員の御質問からも切迫した感じが伝わってくるところでございまして、しっかりと前倒しも含めて指導してまいりたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) この少花粉杉等の花粉症対策の苗木の生産ですが、平成十四年度、ちょうど十年ちょっと前ですが、八万本でございます。これが平成二十四年度には今お話のあったように百六十万本ということで、二十倍に増加をしてきているということで、シェアも〇・四から一〇・四ということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず私から、じゃ、お答えさせていただきたいと思いますが、東京オリンピック・パラリンピック競技大会での今お話しの選手村、それから競技施設等もそうですが、大変大きな注目を集めるということでございまして、その建築資材、内装などに木材を利用することは、やはり国内外...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日豪EPAにつきましては、二〇〇七年の四月の交渉開始以来、農産物の大輸出国であります豪州に対しまして、今委員からもお話のありました衆参両院の農林水産委員会の決議を踏まえて政府一体となって粘り強く交渉を行ってきました結果、交渉は七年の長きにわたり、その間...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般大筋合意をされました日豪EPAにつきましては、豪州側からは、冷蔵、冷凍の差は認めない、関税率は半減すると、これを強く求められていたところでございます。我が国としては、この今お触れになっていただいた決議も踏まえて、畜産業の構造改革の努力に悪影響を与えない...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 経済財政運営と改革の基本方針、これは平成二十五年の六月十四日に閣議決定をしておりますが、特別会計改革については国が自ら事業を行う必要性の検証等の方針の下で改革を実現すると、こういうふうにされております。  この閣議決定に沿いまして森林保険特別会計について...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この森林保険事業の移管先でございますが、今委員がおっしゃっていただきましたように、民間の損害保険会社、それから全国森林組合連合会、こういうところなどへの移管の可能性も含めて検討を重ねてきたところであります。  民間損害保険会社との間でも移管について意見交...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この森林総合研究所でございますが、これは森林・林業分野で唯一の独立行政法人でございまして、森林の自然災害に関する専門的知見を有しております。それからもう一つは、全国をカバーする地方出先機関を持っておりまして、異常災害が発生した場...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この大雪による農業用ハウス、棚、それから畜舎の損壊被害は、三月二十八日現在の各都道府県からの報告によりますと、件数で二万八千三百四十二件、被害金額は約一千四億円と、こういうふうになっております。  これらの大雪による農業被害を受けた農業者の農業用ハウス、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この支援対策でございますが、二月二十四日、それから三月三日、この当日、決定をした当日ですが、記者発表をしまして、報道各社に対して積極的な報道をお願いをいたして、各地方農政局に対し、都道府県を通じて関係市町村に速やかに周知されるよう指示をいたしました。また、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お褒めにあずかって大変恐縮でございますが。  森林、森は海の恋人と、こう言うように、森林があって、そこから川が流れて最終的には豊かな川や海を育むと、こういう森林の機能というのはもう人類が登場する前からずっとあったんだろうなと、こういうふうにも思っておるわ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月10日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○林国務大臣 日豪EPAにつきましては、二〇〇七年の四月に交渉開始をして以来、いわゆるケアンズ・グループの中心でありまして、農産物の大輸出国である豪州からの全品目の関税撤廃、この要求に対して、衆参両院の農林水産委員会の今お触れになりました決議を踏まえて、政府一体となって、交渉期限...全文を見る
○林国務大臣 日豪EPAと、TPPについての影響いかんということでございましたが、まず、日豪EPA交渉は、二〇〇七年に交渉が開始されまして、七年間の長きにわたって交渉してきたわけですが、TPPは、二〇一〇年に始まって、我が国の参加は二〇一三年からでございまして、基本的には、全く別...全文を見る
○林国務大臣 先ほどお答えしたように、今回の合意内容は、豪州側から一定の柔軟性を得ることができた結果、我が国酪農、畜産業の存立、健全な発展を図っていけるような内容である、こういうふうに考えております。  畜産業、これは、食料生産という本来の役割に加えまして、飼料生産による水田の...全文を見る
○林国務大臣 先ほど清水委員にもお答えをしたところでございますが、二〇〇七年四月の交渉開始から、農産物大輸出国でありますオーストラリアから、まず全品目関税撤廃しろ、こういう要求でございましたが、この委員会での決議を踏まえて、政府一体となって、交渉期限を定めずに粘り強く、七年間全力...全文を見る
○林国務大臣 会見等で、ぎりぎりの線が確保できたというのは、まさに先ほど御答弁をいたしましたように、国内畜産業の健全な発展と両立し得るという意味でぎりぎりのラインが確保できた、こういう趣旨で申し上げたところでございます。  決議との関係ということでございますが、先ほど申し上げた...全文を見る
○林国務大臣 日豪EPAは、先ほど申し上げましたように、二〇〇七年に交渉が開始をされておりますが、TPP交渉は、交渉開始が二〇一〇年、我が国の参加が二〇一三年、こういうことでありまして、基本的には別の交渉である、こういうことでございます。  日豪EPA交渉の合意内容いかんにかか...全文を見る
○林国務大臣 畜産業は、食料生産という本来の役割に加えて、飼料生産による水田の有効利用等を通じて、農地や環境の守り手という役割も果たしておりまして、さまざまな機能を有しております。  穀物需給は国際的に非常に不安定化が懸念されておりまして、こういう中で、この大事な役割を維持発展...全文を見る
○林国務大臣 基本的には、おっしゃるとおりではないかというふうに思っております。  私が舌ではなくて腹でおなかいっぱいになるからという意味ではなくて、やはりいろいろ考えています。今委員がおっしゃったように、豪州産の牛肉は、米国産牛肉とまずは強く競合する、そして国産のホルスタイン...全文を見る
○林国務大臣 チーズについても、今回の合意内容の中で、今委員がおっしゃいましたように、私はどちらかというとにおいが強い方が好きなんですけれども、需要の伸びが見込まれるナチュラルチーズは、対象をシュレッドチーズ原料用、それからプロセスチーズ原料用に限定させていただきました。したがっ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来お答えしておりますように、各号それぞれについて、中身も先ほど御答弁したとおりであります。時間が限られておりますので、そこは省略させていただきますが、国内農林水産業の存立及び健全な発展と両立し得る合意に達することはできた、こういうふうに考えておりまして、今回の...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来、先生方から、それぞれのお立場で同趣旨の御質問をいただいておりましたが、村上先生は、また違った角度から御質問をいただいております。  やはり国内の大事な、畜産業を含めた、農畜産業がやっていける、しっかりと構造改革を推進しながら両立させる、こういう意味で、ぎ...全文を見る
○林国務大臣 国会決議というのは、まさに国会の意思表明である、こういうふうに認識をしております。  EPAが今回大筋合意ということでここに至りましたけれども、これが最終的な発効をするためには国会の承認が必要であります。日豪EPAの交渉に当たっては、衆参両院の決議を踏まえ、政府一...全文を見る
○林国務大臣 先ほど篠原委員から最後に御質問いただいたことでございますが、まさに、先ほど交渉論として申し上げたように、こういう決議を我々は国会からいただいているということも踏まえて、また相手に示しながら交渉を行って、国内農林水産業の存立及び健全な発展と両立する合意に達することがで...全文を見る
○林国務大臣 韓国との比較ということですが、既にアメリカに対しては牛肉の関税撤廃を約束しております。  国内生産の状況等、異なるところもありますので、一概に日豪EPAと韓豪FTAの内容を単純に比較というのは難しいところもありますが、事実関係として申し上げますと、韓豪FTAにおけ...全文を見る
○林国務大臣 これは、もう今事実関係を申し上げたとおりでございますので、この事実関係を見て御評価をいただくべきもの、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 今、小里政務官からも御答弁いたしましたように、まず、基本的な食料安全保障ということを食料・農業・農村基本法で定めて、それについて基本計画をつくっておる。それから、多面的機能ということで、いわゆる産業としての側面にとどまらない大きな役割を農業は果たしているということか...全文を見る
○林国務大臣 TPPとの関連でございますが、先ほど来御答弁しているように、七年間やってきた日豪EPAとTPPは基本的には別の交渉である、こういうことでございまして、特に、日豪がバイであることに比べて、TPPはマルチで、十一カ国の相手、交渉参加国がおられます。したがって、それぞれに...全文を見る
○林国務大臣 この署名と発行につきましては、今回大筋合意をいたしましたので、今後は、委員は外務省御出身ですからおわかりだとは思いますけれども、この条文の文言の法的チェック、いわゆる国内の法案でいう法制局審査に当たる、今、条約局がどういう局名になったかあれですが、そういう手続をやっ...全文を見る
○林国務大臣 生産者への御説明というのは大変大事だ、こういうふうに思っておりまして、今御質問としては、決議との関連ということでございました。  先生方にそれぞれお答えをしてきたとおりでございますが、この決議は一号から始まりまして、二号、三号、四号、こういうふうになっております。...全文を見る
○林国務大臣 各社、報道はいろいろな分析をしていただいているようでございますので、興味深く拝見をしておりますけれども、基本的には、まず日豪の方が先に始まっていたということだと思います。  二〇〇七年から七年越しでやっておりますので、何かTPPの中で先に、急に日豪とやり始めたとい...全文を見る
○林国務大臣 これは、私というよりも、外務省なり、TPPについては先ほど小泉政務官が情報の提供等についても答弁しておりましたけれども、整合性、それから情報の収集、提供については政府全体として対応しておるところでございますので、私から所感として断定的なことを申し上げるということは控...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来御質問がありましたので、私のお答えできる範囲で答弁をしてきたところでございまして、あらかじめ、どういう影響を与えるかというのは難しい、こういうことであります。  また、TPPの交渉については、これは政府の中のことでございますが、甘利大臣が担当大臣ということ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど村上先生のお話にあったとおりでございまして、国会決議は国会の意思表明である、こういうふうに認識をしております。  EPAが発効するためには国会の承認が必要であります。これは、我が国では当然のことのように申し上げておりますが、例えば、アメリカでは、もともとの通...全文を見る
○林国務大臣 この談話について、なるほど、そういうふうにお読みになったのかなと思って聞かせていただきました。  一昨日は参議院で、そしてきょうはこの衆議院で、特に衆議院の場合は、日豪EPAについてということで御議論いただいておりまして、さまざまな御意見、見方というものをそれぞれ...全文を見る
○林国務大臣 食料・農業・農村基本計画にも、食料安保のために、国内生産、輸入、備蓄等々でしっかりと確保していく、こういうふうに書いてあるところでありまして、そういった意味でも、この食料供給章、今回は本邦初公開といいますか、EPAとして初めて設けられたものでありますが、御指摘のとお...全文を見る
○林国務大臣 我が国がこれまで締結したEPAにおける物品市場アクセスの約束の中で、確立した除外の定義はない、こういうことでありまして、今委員も、国語的に言うと、こういうことでございましたが、したがって、政府として、今回の牛肉の約束は除外かどうかという判断を示すことは難しいというこ...全文を見る
○林国務大臣 恐縮ですが、これも何度かお答えをしてきたところと基本的には同じ答弁になると思いますが、日豪のEPAはTPP交渉と別の交渉であるということでございます。  したがって、客観的な事実としては、これが大筋合意を、今お話ししている内容で決まったということは客観的な事実でご...全文を見る
○林国務大臣 これは一貫して交渉参加以来私が申し上げてきたことでございますが、TPPにおける、具体的にどの品目をどうということは、このお答えは手のうちを明かすことになりますから申し上げられない、こういうことでございますが、重要五品目等の聖域の確保について決議をしていただいておりま...全文を見る
○林国務大臣 将来の見直しですが、一定期間経過後、五年目等に、両国で関税等の取り扱いを協議するということでございます。  将来、それらの品目について何らかの市場アクセス改善を付与するかどうか、これについては、まさにその協議の中で議論されるものでありますので、その協議結果を予断す...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  リビューというふうに英語はなっております。これは今後、法的チェックを経て文言は確定いたしますが、再協議について確立した定義がないものですから、今回の公表資料には、リビューなので将来の見直し、こういう表現を使っているということであり...全文を見る
○林国務大臣 今回の大筋合意に当たって、景気変動、それから為替変動によってさまざまに貿易に影響が及ぼされる、また国内の価格に対する影響も、そういう影響がございますので、今回のEPAによる影響について、貿易額の変動予測を行うのは困難である、こういうふうに思っております。  一定の...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりだと思いまして、それなりの規模を持っていただかないとなかなか経営判断に結びつかないということはあるとは思いますけれども、売り上げからコストを引いたものが所得だ、これが基本的な考え方であるとすると、所得向上を図るためには、生産性向上を図るというこ...全文を見る
○林国務大臣 米が国民の主食でございます。したがって、国は、そのことも踏まえて、食糧法で、大不作などの不測の事態が生じた場合でも米の安定供給が図れるように、百万程度の基本備蓄をする、こういうことでございます。  でも一方で、これは委員もよく御案内のとおりでございますが、この備蓄...全文を見る
○林国務大臣 まさに、食糧法の時代からよく委員は御存じでございますから、今なるほどなと思って御意見を拝聴したわけです。  やはり、不測事態への備蓄とふだんの需給、これが、要するに概念的に余りダブらないようにする上で二つあるなと思いましたのは、後藤委員が今おっしゃいましたように、...全文を見る
○林国務大臣 大変にありがたいお話をいただいた、こういうふうに思っております。  今、委員がまさにおっしゃっていただいたように、今回の法案は農業政策の根幹でございますので、やはり、農業者の方が安心して経営計画を中長期で立てていける、そのための法案化であり、制度でございますので、...全文を見る
○林国務大臣 では、まず閣法の方をお答えしたい、こういうふうに思います。  今回の農政改革は、経営感覚あふれる農業経営体を育成する、そして、これらの農業経営体がみずからの経営判断に基づいて作物を選択できる環境を整備するということを主な目的としております。  具体的には、昨年の...全文を見る
○林国務大臣 それでは、まず、私の方からお答えさせていただきます。  経営所得安定対策、旧戸別所得補償制度ですが、日本型直接支払いの創設とともに、この見直しをするということがまず選挙公約になっておりました。  政権に復帰させていただいた後、これの見直しに当たって、政府・与党と...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○林国務大臣 大変ごもっともな御議論だと思って、今聞かせていただいておりました。  委員から、最初のところで、やる気のない人にまで全部配るというのはよくない、しかし、今具体的な例を挙げて、こういうところはと、こういうふうにおっしゃった。  制度を論じるときは、では、やる気のな...全文を見る
○林国務大臣 これは、この間どなたかにお答えしたところでございますが、まず、我が国がこれまで締結した一般的なEPAというお話がありましたが、これにおける物品市場アクセスの約束の中で、確立した除外、再協議の定義はないということでございます。  事実関係を申し上げますと、日豪EPA...全文を見る
○林国務大臣 まず、捕鯨問題について御関心を持っていただきまして、本当に感謝を申し上げる次第でございます。  本件訴訟における紛争の主題は第二期南極海鯨類捕獲調査、いわゆるJARPA2である、こういうふうに認識をしているものの、判決の内容及び今後の対応に与え得る影響については、...全文を見る
○林国務大臣 そういうことはないというふうに思います。  今総括審議官から御答弁したように、まず関東農政局においても同じパンフレットをつくって配っておりまして、説明会もそれでやっている。申し上げましたように、申請手続が迫っている、この部分について、絞って、ダイジェスト版というの...全文を見る
○林国務大臣 それでは、まず私からお答えいたします。  政府・与党は、農業者戸別所得補償制度、これは民主党の政権下で行われてきたわけですが、これについて、実績、データをもとに検証を進めてまいりまして、こうした検証を踏まえて、全ての販売農家を対象とするのではなくて、意欲と能力のあ...全文を見る
○林国務大臣 今委員からもお話がありましたように、農業を安定的に発展させて、変わり行く環境の中で食料の安定供給を確保するということは、基本法に規定するとおり、やはり効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を確立することが大変重要であると思っております。  そ...全文を見る
○林国務大臣 今、江藤副大臣からお答えしたように、目標というものは、コストの削減と、それから担い手にどれだけ集中するかということは出しております。  今後、食料・農業・農村基本計画の見直しについて諮問しておりますので、この新しくつくった施策のもとにどういう形になってくるのか、ま...全文を見る
○林国務大臣 まさにそこが一番大事になってくる、こう思います。  これはあくまでも一つのモデル的な考え方ということですけれども、一万五千円を配り続けていくと、やっている人がもらえるということでありますが、今回はそれをやめて、集約化をして、そして多面的機能支払いというものは集落に...全文を見る
○林国務大臣 住居とか生活機能を町中へ誘導する、空きビル等活用を推進するということで、コンパクトシティーをつくっていくということは人口減少社会における都市の活性化のあり方として大変重要だと思っております。  このコンパクトシティーというのは、そもそも基本的に都市における機能、今...全文を見る
○林国務大臣 集落から人が出ていくということはそもそもコンパクトシティーに書いていなくて、都市の中で町中の方に集約化をするということです。  今都市が、人口がふえているときはだんだん膨張していきましたので、広いところに都市として皆さんは住まわれておられる。例えば、お年寄りになら...全文を見る
○林国務大臣 玉木委員がおっしゃったように、目指すべき方向、これは集約化をしていこうということであると同時に、来年から何か新しいことをやれと急に言われても、一年に一作でありますから、そういうところは共通をしているのではないか、こういうふうに思っております。  一方で、主食用の米...全文を見る
○林国務大臣 麦、大豆ですが、水田の有効活用を図りながら、自給率、自給力の向上を進める上で大変重要な戦略作物でありますので、本作化を進めて、需要に応じた生産の拡大を図ることが必要であると思っております。  今回の米政策の見直しにおいても、県、市町村段階において、主食用米と非主食...全文を見る
○林国務大臣 中山間地域における農業者の支援は大変大事なことでありますが、まず農業の生産条件の不利を補正する、それから農業の担い手の確保に工夫を凝らす、そして農業を核とした地域の活性化を図る、こういうポイントがあろうかというふうに思っております。  まず、生産条件の不利性に関し...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントだ、こういうふうに思っております。  我々が今回決めたものは、五年後を目途に、行政による米の生産数量目標の配分に頼らないで、農業者が、集荷業者、団体と一緒になって、マーケットを見ながらみずからの経営判断や販売戦略に基づいて需要に応じた生産、販売が...全文を見る
○林国務大臣 さすが畑委員の質問の組み立てはよくできておられるなと思いながら、今聞かせていただきました。  まさに、先ほどのようなことをやっていこうということになれば、農協の販売戦略、販売力、こういうものが非常に今よりも大事になっていくわけでございます。  もとより、この生産...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○林国務大臣 今回の農政改革の趣旨でございますが、やはり農業、農村の実情、今少し委員もお触れいただきましたけれども、経営所得安定対策、米政策の見直し等々によって、やはり経営マインドを持ってやる気のある担い手、これが創意と工夫をもって、国内の新たな需要、それから世界の食市場、これは...全文を見る
○林国務大臣 まずはこの内容でございますけれども、この農林水産委員会でも決議をいただいておりますので、その決議を踏まえて、豪州、これはまさにケアンズ・グループの中心で農産物の大輸出国でありますから、なおさら、政府一体となって、交渉期限を定めず、粘り強く全力で交渉を行ってきたわけで...全文を見る
○林国務大臣 これは、先日、玉木議員にもお答えをしたところでございますが、今外務省から答弁がありましたように、本件訴訟の紛争の主題は第二期南極海鯨類捕獲調査、JARPA2であると認識しているものの、判決は大変分厚いものでございます。引き続き、早急に精査をしなければならないと思って...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、公明党の皆さんが官邸に行かれてというお話も承知をしておるところでございます。  また、昨日は、関係者の皆様が大臣室にお見えになりまして、この間の調査捕鯨から帰ってこられた船長さん方も一緒になって、帰ってこられております。ちょうど下関に帰港...全文を見る
○林国務大臣 昨日の五時から自民党の対策本部の委員会が開かれまして、この委員会終了後、即出席をしてまいりました。  そこで申し上げたことは、やはり衆参の委員会の決議、また党の決議、これを踏まえてしっかりとやる、このことはもうずっと言い続けてきたことであって、変えずにやっていきた...全文を見る
○林国務大臣 今、篠原委員が御苦労されてこの資料をつくられて、小沢当時の代表とのやりとりも御披露いただきましたが、さすがに篠原先生がおつくりになった中にも戸別という字が出てこないというところがありますので、やはり御苦労されたんだろうな、こういうふうに思いながら聞いておったところで...全文を見る
○林国務大臣 レクチャーをしっかりと今聞かせていただきましたが、まず、過剰の作付についてお話がありました。  これは、平成十六年産以降ずっとふえてきておりました。そして、十九年産に七・一万ヘクタールのピークでございます。二十年産から減少に転じて、特に二十三年産は二・二万ヘクター...全文を見る
○林国務大臣 今まさに委員がおっしゃったように、四年間続いたということでありますが、それは、裏を返せば、四年以上前はやっていなかったということであります。  したがって、一万五千円という大きなものを、対象も販売農家全員ということで、それ以前になかったようなところに急に一万五千円...全文を見る
○林国務大臣 この間、予算委員会でも国際家族農業年について御答弁したところでございまして、FAOがいろいろな式典、会議、国際的な取り組みを行う、こういうふうに申し上げたところでございます。  我が国の食料・農業・農村基本法においても、農業の法人化とともに、家族農業の活性化を図る...全文を見る
○林国務大臣 経緯ということでございました。  私は、野党時代は、最後はたしか総務になりましたが、その前まで、石破政調会長時代、それから茂木政調会長時代は、政調会長代理をやらせていただいておりました。  当時の経緯としては、まず平成二十三年の八月九日に、特例公債法をめぐって、...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げた経緯でありますので、法案を提出するというのは、私の一般的な理解ですと、政府・与党の中で、自民党、公明党の場合は、いろいろな手続があって、そして法案を事前にチェックして、党内手続を経た上で国会に提出する、こういうことでございますので、今まさに委員がおっ...全文を見る
○林国務大臣 平成十四年の米政策改革大綱でございますが、米の需給調整システムの改革、それから流通制度の改革、経営政策、構造政策の構築、水田の有効利用、こういうものの改革に取り組んでいくということがここに記されております。  このような中で、米の需給調整システムの改革については、...全文を見る
○林国務大臣 今、なぜうまくいかなかったところがあったかということについてお話をさせていただきましたが、こういった経験も踏まえて、まず五年後を目途ということで、しっかりと目標をみんなで共有するということをさせていただいて、この五年後をめどにして、生産数量目標の配分に頼らずともやっ...全文を見る
○林国務大臣 そうなるでしょうというような予測というよりは、そういうふうにしていく政策を目指している、こういうふうに申し上げたいと思います。  やはり需給のバランスで価格は決まる、こういうことでございますので、まさに需要に応じた生産をしていただく環境を整備しようということである...全文を見る
○林国務大臣 先ほど篠原委員がコルホーズ、ソホーズという言葉を出されておられましたけれども、まさに我々の世代はそれを覚えておりますが、それはうまくいかなかったということで、やはり主体的な経営判断を農家にやっていただくような経営環境整備をしていくということでございますので、我々が政...全文を見る
○林国務大臣 先ほど野党時代のお話を少し思い出させていただきましたが、多分、前原先生が何かおっしゃって、その例えとして、実態よりももっと大変なことになってしまうのではないかというようなことになっている状況を、そういう例えをされたんじゃないのかなという記憶がございます。
○林国務大臣 当時、私は政調会長代理でございましたので、確かに予算委員会等、また野党として、当時の自民党の先生方が質問に立たれるときに、たしか四Kという言葉を使って、子ども手当と戸別所得補償と高校無償化と高速道路無料化ですね、そういう言葉を使っていたのかなという言葉は思い出してお...全文を見る
○林国務大臣 先生がおっしゃるように、この所得補償によりまして、農地の受け手となり得る大規模農家の経営に余裕が生じたということはあるかもしれないということですが、一方で、規模の小さい方を含めて、全販売農家が対象となっております。したがって、リタイアしようとか貸し出そうという方々を...全文を見る
○林国務大臣 結果として何が起こるかというのは、それぞれの地域で、それぞれの農家でいろいろあると思いますが、やはり基本的な考え方としては、借りて、新しくやるわけですね、その人は。だから、借りたリース料と、そこをやることによる収入が見合うかどうか、こういう判断をしてやっていくという...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、飼料作物の振興ということで、トウモロコシも大事な作物であるわけでございますので、そういう政策をやっていこうと。  一方で、カロリー自給率を計算するときのお話を今いただきましたように、これをやっていった場合に、仮に、餌米が普及をいたしました、これが...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと、御質問の趣旨を正確に把握しておるかどうかわかりませんが、鈴木先生がおっしゃっているのは、昔のように、食糧特別会計を復活して政府が全部買い上げろ、そういうことをおっしゃっているのではないというふうに思っております。  今でも、百町歩やっていらっしゃる方は、...全文を見る
○林国務大臣 まさにその道筋をつけるために、これは何度かこの場でもお答えをしておりますが、先ほどのマッチングの情報、これを一生懸命やる。県、市町村段階の関係機関に提供してやっていく、こういうこと。それから、配合飼料工場の場合は、各地の配合飼料メーカーと調整をしながら受け入れ体制を...全文を見る
○林国務大臣 地域によってさまざまな状況がある、こういうふうに思いますので、先生のお地元の状況を逐一全部承知しているわけではございませんが、例えば、暗渠排水等の整備を進めていくことによって対応していく。これは、要するに、一般の製造業でいえば、工場の設備を少し変えて、新たな需要に対...全文を見る
○林国務大臣 大変専門的な観点からきょうは御質問いただいて、新たな知見をいただいたな、こういうふうに思っております。放置しておくと熊が来て、冬眠しなくなるといったような、なるほどなというふうに思いました。  我々は、農業、里山がしっかりと守られていくように、環境省と連携しながら...全文を見る
○林国務大臣 私の父は八十六歳で、おかげさまでまだ元気でやっておりますが、戦争にもう少しで行きかかった、村岡先生のお父上も同じ世代だ、こういうふうに思っております。したがって、この世代の人たちは、まさにあの戦争を体験し、そして、戦後の苦しい、まさに食糧難と言われた時代を何とか乗り...全文を見る
○林国務大臣 これは、ちょっと手元に正確な文書がございませんが、総理が、これは村岡先生の御質問にも入っておってそこでお答えしたとおり、国民に対する約束はたがえない、こういうふうにおっしゃっている。公約についてもそこで述べられておられたとおりであります。  私は、この立場としては...全文を見る
○林国務大臣 今聞いておりまして、若干議論がかみ合わないところがあるなと思いましたのは、これは十年で所得倍増を目指していこう、今答弁させていただいたように、六次産業化なども含めてということで、今回お出ししているシミュレーションは、単価を決めさせていただきましたので、これをやったビ...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、経営マインドを持っていただくというのは大変に大事でありまして、それはまさに、何かを勉強するということではなくて、マインドを持つことによって、有利販売、付加価値を高める、資材を低コストで調達する、こういうことにつながっていって、所得を上げていく、これ...全文を見る
○林国務大臣 これも宣伝が少し不足しているのかもしれませんけれども、FBI戦略ということで、グローバル食市場は、この十年足らずで倍になる、その倍の中でアジアは、インド、中国を含めて三倍になる、これをどうにかして取り込んでいこうということで、昨年の八月に、国別、品目別の輸出戦略とい...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと酒米のことを申し上げましたけれども、これは日本酒の人気復活に伴って酒米の需要がふえてくるという状況で枠から外すということですが、輸出用についてはそもそも生産調整の対象になっておりません。  したがって、実は、輸出向けということであれば、今は生産数量目...全文を見る
○林国務大臣 そういった意味でも、輸出戦略をつくって、まず需要先を絞り込んで、しっかりと対応する必要がある、こういうふうに思っておりまして、先ほどちょっとお話しいただいた香港とかシンガポール、台湾、豪州、EU、ロシア等、こういうところを重点国というふうにしまして、現地で精米した新...全文を見る
○林国務大臣 多分、委員がごらんになったのは、私も見せていただいたものと同じものかなと思いながら聞いておりましたが、たしか、GRAの岩佐さんという、林先生とも御友人だということで、この委員会でも取り上げていただいたことがあったと思います。私も、彼を前から知っていたものですから、非...全文を見る
○林国務大臣 農業、農村の発展のために、意欲と能力のある農業者が需要の動向を敏感に把握して高付加価値化等を進める、経営発展をさせる、これは、農業を成長産業化するという意味で、産業政策ということであります。もう一つは、地域政策として、まさに多面的機能、これは共同活動等を通じて発揮さ...全文を見る
○林国務大臣 工業製品や各種農産物を含めて、一般的に、経済環境等によってコスト割れということは当然あり得るわけでございますが、政策論として、そういう場合に、では、税金を皆様からお預かりして、政策として補填するという場合には、やはり合理的な理由が必要である、こういうふうに考えており...全文を見る
○林国務大臣 まず、この間も少し議論になったんですが、八万円プラスマイナス二・五万円で、この平均をどこに置くか、こういう議論でございますが、これは、飼料用米の中の平均をとって、みんなが頑張っていくと上がっていくということではなくて、全体の主食用米の平均ということでございます。主食...全文を見る
○林国務大臣 これはあくまでマクロの数字、全体の数字ということですが、今、畜産の現況についてのお話がありましたけれども、輸入されているトウモロコシが大体約一千万トンでございます。  したがって、これと同等の栄養価というふうに飼料米が評価をされておりますので、価格で遜色のない供給...全文を見る
○林国務大臣 認定農業者制度は、効率的かつ安定的な農業経営を目指しまして、年間の農業所得及び年間労働時間の目標、こういうものを含む経営改善の方向等を内容とした五年間の経営改善計画を作成した農業者を市町村が認定する、こういう仕組みになっております。  農業経営改善計画の内容が市町...全文を見る
○林国務大臣 地域政策と産業政策は車の両輪でございますので、一つは、政策上分けていくということと実際の現場で分かれてしまうということは違うということでございます。  地域に密着した農業の場合は、では、おたくは地域政策をとりますか、産業政策をとりますか、選んでください、こういうふ...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○林国務大臣 今回の法改正ですが、二十七年の四月一日から施行予定でありますので、この施行までの一年間の間に、必要な方が認定農業者、それから認定新規就農者の認定を受けたり、集落営農の組織化が図れるように、都道府県、市町村等と連携を密にしてしっかりと対応してまいりたい、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 加藤先生は、県議会議長もされましたが、農協の組合長も御経験をなさっておられるということで、なるほどという御質問でございました。  この多面的機能支払い、これは水路や農道等の地域資源を、地域ぐるみの共同活動によって保全する取り組みを支援していこう、こういうことでござ...全文を見る
○林国務大臣 今、委員からは、具体的な国全体の数字もお出しなされまして、圃場整備の重要性について御指摘があったところでございます。  どういう公共事業でもそうですけれども、計画的に進めていくということが非常に大事であるということは、この圃場整備に限らないところでございますので、...全文を見る
○林国務大臣 元組合長さんならではの、大変現場に根差したお話をいただきました。圃場整備の重要性というのは、大変に、委員が今おっしゃったように、なくてはならないものでありますので、しっかりと進めていくということは先ほど申し上げたとおりでございます。  お嫁さんという話がありました...全文を見る
○林国務大臣 これはもう釈迦に説法ですが、多面的機能というものを学術会議で出していただいたときに、貨幣に換算できるものとできないもの、貨幣に換算できるものについて、今やりとりをしていただいたようなことでございまして、その部分について農地由来のものがあるということで、一割程度、こう...全文を見る
○林国務大臣 私は、朝飯というのは、朝早く起きるのが余り得意じゃないということもあって、大体いつも青汁なんです。そのままでは苦いので、青汁にいろいろなフルーツジュースをまぜて、それをぐっと一杯飲んで、それでスタートするというのがほぼ通例でございますので、朝飯というかどうか、定義の...全文を見る
○林国務大臣 需要を拡大していくということは大変大事でございます。  昨年の十二月に官邸の本部でもプランをつくらせていただきましたが、そこへ向けての省内の本部の検討でも、需要フロンティアの拡大とそれから生産現場の強化、まさにディマンドサイドとサプライサイドでございますが、さらに...全文を見る
○林国務大臣 平成十八年に、食料供給コスト縮減アクションプラン、こういうものをつくって、平成二十年には、品目別の生産コスト縮減戦略、これを作成したところでございます。  委員御指摘のように、これによって、例えば、大豆作の耕うん同時畝立て播種技術とか、キャベツの機械化一貫体系、こ...全文を見る
○林国務大臣 九三年、確かに、おっしゃるように二十年たったわけです。  ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉とTPP交渉を比べますと、共通点としては、どちらも、農産品、非農産品、サービス等、広範囲な分野で市場アクセスの改善を目指す。それから、シングルアンダーテーキングといいますが、...全文を見る
○林国務大臣 基本的な頭の整理の仕方といいますか、考え方の筋道は全く一緒である、こういうふうに思っております。  まだ、日豪EPAが大筋合意をして、これから詰めて、実施に入っていく段階、またTPPは、今委員からもお話があったように、交渉途中ということでございますから、その影響云...全文を見る
○林国務大臣 これは、最初に予算委員会で宮腰委員にお答えしたところでございまして、やはり調査をして、そしてフィージビリティースタディー、加入、申告までワンサイクル、これはやりませんと、なかなか制度そのものは固まっていかないのではないか、こういうふうに思っておりますので、全て順調に...全文を見る
○林国務大臣 一般的に言って、農産物の国際競争力というのは一体何によって規定されているか、こういうことを考えますと、今委員がおっしゃったように、やはり価格と品質と両方ある、こういうふうに思っておりまして、今、まさに消費者というお話がありましたけれども、買う人がどちらを重視するか、...全文を見る
○林国務大臣 若い方が、農ある暮らし、そういうものに関心を持っていただいている。これは、最近、三月に「銀の匙」という映画が公開をされましたし、五月の連休明けには、今度は林の方ですけれども、「WOOD JOB!」という映画も公開される、こういうことにもあらわれていると思いますし、私...全文を見る
○林国務大臣 まさにこの法案の審議の中でも、担い手に対策をするということと全ての販売農家にするかということが今までも議論になってきたわけでございますが、まさに我々の御提案しているものは、今委員がおっしゃったように、担い手に集約していこうと。  マイスターは、委員の方が多分お詳し...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、そもそも協同組合が最初にスタートしたときの原点というのは、農家が集まって、共同購入をすることによって、そして共同販売をすることによって、農業所得を向上させる、こういうことでありましたので、やはり原点に立ち戻って考えるということが大事であります。まさ...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げましたように、やはり需要というキーワードにこだわりたい、こういうふうに思っております。  幾らつくっても需要はもっと先にあったというのを、きのう村岡委員からお示しいただいた写真で、国会議事堂の前の畑に芋をつくっていた、こういう時代があったわけでございます...全文を見る
○林国務大臣 今総括審議官からお答えしたように、入省段階二年目ということでこういう研修をやっておりますので、大変大事なことだ、こういうふうに思います。二年目は、一カ月ぐらい農林漁家のお宅へとお泊めいただいて、やる、こういうことでございます。  書類で読んだりということも、知識も...全文を見る
○林国務大臣 これは、前もお話を申し上げましたように、一義的には国土交通省の施策でございますので、国土交通省に直接お聞きいただくのが一番いいことだとは思いますけれども、私の理解の範囲では、都市の市街地における都市機能の集約化を図るものである、したがって、周辺の農村集落から都市へ人...全文を見る
○林国務大臣 我が国の人口が、これは委員からも、前回ですか、少しお話をいただいたところでございますが、残念ながらと言っていいと思いますが、減少が続く、こういう見通しでございます。  農村地域では、私の地元もそうですが、既に高齢化、人口減少、これが都市に先駆けて起こっているわけで...全文を見る
○林国務大臣 前回申し上げましたように、やはり税金を使ってやる政策ですから、やることに対する合理的な理由、これが必要であるということがまず第一点であります。  米については、いわゆるゲタを履かせる必要がないということ、それから、そもそも需要を上回って潜在生産力がある、こういうこ...全文を見る
○林国務大臣 多面的機能支払いということについて、構造改革を後押しするような面もある、こういうことを申し上げております。  まさに、担い手、人・農地プランでお話しして、こういう人に任せていこうということがあった場合、中間管理機構によってその人に集めていく。ただ、この人の悩みとい...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、人口が減少する話をどなたかのときにもやらせていただきましたが、やはり先に進んでいるわけですね、農村の方が。おっつけ都市も追いついてくるだろう、こういうことでございます。  今委員がおっしゃっていただいたように、一方で人口が減るということは、食料の需要もその...全文を見る
○林国務大臣 加藤委員のときにも少し触れさせていただきましたけれども、基幹的農業従事者のうち、既に四四%は女性であります。地域農業の振興、六次産業化の担い手ということでも力を発揮していただいておるところでございます。  先ほど申し上げたように、女性が参画している農業経営体ほど販...全文を見る
○林国務大臣 先ほど林委員の御質問に答えられていた玉木委員が、ペナルティー型のいわゆる生産調整と、それから今の民主党さんの法案についての比較はお答えいただいたんですが、今の我々のものと、それから今の出されている法案の比較というのが聞けなかったのがちょっと残念でございますので、また...全文を見る
04月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省とも連携を図りつつ、最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
04月21日第186回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 吉川委員は議員になられる前から農業問題ずっと取り組んでおられて、そういう専門家ならではの御質問ではなかったかと、こういうふうに思っておりますが、まさに今回の農政改革は、経営感覚のあふれる農業経営体の育成、そして自らの経営判断に基づいて需要に対応して作物を選...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なポイントだと、こういうふうに思っております。  三重県でもお茶が有名だということですが、私の地元の下関でもフグが大変有名でございまして、フグをそのまま築地へ出荷するよりも加工して刺身にして宅配便で出す、これ二次加工までやるわけですね、製造業も、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この豚流行性下痢、PEDですが、昨年十月に我が国で七年ぶりにこの発生が確認されて以降、現在、三十二道県で発生しております。お地元の三重県は、三月二十九日に初発事例が確認されて今十三件、六千百八十五頭に発症し、死亡が千八百二十四、これが四月十三日現在でござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日豪のEPAに関しましては、先週か先々週の農林水産委員会で御質問がございましたので、そのときにも申し上げたとおりでございますが、二〇〇七年の四月に交渉を開始して以来、まあ委員は御承知のとおりでありますが、農産物の大輸出国というオーストラリア、ケアンズ・グル...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これもたしかあのときにお話ししたとおりでございますが、まず、日豪EPAは、七年間やっておりまして、これはバイの交渉でございます。TPPは、全体がたしか数年前、我々は去年の三月から正式に参加を表明して交渉が始まっているということであります。それともう一つは、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これもこの間の繰り返しになって恐縮でございますが、我々としては、先ほど申し上げたように、一定の柔軟性を得ることができたと、こういうことでございますので、決議に踏まえてぎりぎりの交渉の結果であると、こういうふうに思っておるところでございます。  なお、決議...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも前回の繰り返しになってしまいますが、我が国がこれまで締結したEPAにおける物品市場アクセスの約束の中で確立した除外という定義がございませんので、政府として今回の牛肉の約束が除外かどうかという判断を示すことは難しいということでございます。  この日豪...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 説明会は北海道でもやらせていただいておるというふうに報告を受けております。  この四月の十七日の木曜日に札幌と帯広、それから十八日に釧路、これでこの説明会をやっていただきまして、意見交換をさせていただきました。そして、特に牛肉の関税の引下げが、牛肉やぬれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今月の七日に安倍総理とアボット豪州首相との首脳会談でこのEPAの大筋合意が確認をされましたので、これを受けて、まず、決議に明記をされておられます、「など」じゃない方ですね、米、小麦、牛肉、乳製品及び砂糖のいわゆる重要五品目について、その日のうちに合意内...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまさに今衆議院の農林水産委員会の方で御議論をいただいているところでございまして、まず、やはり我々が考えましたのは現場重視ということでございますので、政権交代したのが十二月でございましたから、我々が掲げた公約に基づいて最初から変えるということは、農業、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど昭和三十七年の数字を百十六キロと申し上げましたが、正確には百十八キロでございましたので、訂正させていただきます。  今のお話でございますが、やはり我々としては、この主食用の米の需要、残念ながらと申し上げなければいけませんが、減ってきているということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃったように、耕作放棄地、これについては、やはり再生利用が可能なものは担い手への集積について活用する、これは基本なんですが、受け手が見付からないような場合等々で今おっしゃった福祉農園等として活用すること、大変有効な方策の一つだと考えております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今林野庁長官からお答えしたように、崖地になっているわけですね。その崖地の先端部以外がやはり風化が進んでいるということで、まずそこの基礎工事をやらないと、その上に建てても地盤が緩いということがありまして、そういう事情も含めて検討して、そしてこの合理的な工法、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この三月三十一日に国際司法裁判所で南極における捕鯨裁判の判決が出ました。大変残念ながら、八条の一の範囲にとどまらないと、こういうものが出たわけでございまして、これについて慎重に精査した上で検討を行ってきました。  それで、十八日に私の方から、今後の鯨類の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにお尋ねのとおりでありまして、調査捕鯨の目的というのはIWCで今モラトリアムということになっております。モラトリアムというのは、なぜなったかといえば、資源の量が減っているからと。一時やめて、一時ですね、これモラトリアムですから、資源の量を調査して再開し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なお尋ねでございます。やはりコストを下げるということは大事でありまして、規模の大小にかかわらずしっかり取り組んでまいりたいと、こういうふうに思っておりまして、農家や肥料、機械等の資材業界の関係者と意見交換を行ってまいりました。  本年三月末に、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 訂正という、正確に言うと訂正ではないかもしれませんが、それぞれの項目はそのとおりでございますが、若干申し上げますと、この年金における債務というのは、年金運営者が受給者に対して払う将来の債務という言い方もしますが、この三番目の四千百四十一億というのは、これは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、新制度の加入でございますが、十三、十四年度に旧制度から七万九千人新制度に移行した後、毎年千五百人から四千人程度が新規加入していると、こういうことでございます。二十四年度末時点の加入者数は約十一万人ということでございまして、まさに今御指摘があったように...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○林国務大臣 TPP交渉でございますが、日米は、引き続き厳しい交渉を続けております。  農産品の、いわゆる重要五品目の関税率等について、現段階で、日米間で決まったものは何もないということでございます。  したがって、種々の報道を私も承知しておりますが、何も決まっていないという...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりでありまして、我が国農業を安定的に発展させて、国民に対する食料の安定供給を確保していく、これは食料・農業・農村基本法第二十一条に規定がありますように、やはり効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う、こういった農業構造を確立するということが...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、オバマ大統領が訪日をされるということになっております。  先ほどもお答えをあるいはしたかもしれませんが、これは一つの節目ではありますけれども、しかし、期限をやはり設けずに交渉する、これが大事である、こういうふうに考えておりますので...全文を見る
○林国務大臣 三月三十一日の国際司法裁判所による南極における捕鯨裁判の判決を受けまして、政府において、具体的な対応につきまして、判決の内容を慎重に精査した上で、検討を続けてきたところでございます。  その中で、今御披露いただきましたように、公明党さんからも申し入れをいただいてお...全文を見る
○林国務大臣 我が国は鯨類を、他の水産資源と同様、重要な食料資源として位置づけておりまして、科学的根拠に基づいて持続的に利用されるべきである、これが基本的認識でございます。こうした認識に基づいて、商業捕鯨の再開を目指し、そのために必要な科学的情報の収集を目的として、鯨類捕獲調査を...全文を見る
○林国務大臣 今答えさせていただきましたように、調査費を二十六年度で計上しておりますので、この調査費によってやりました調査結果を踏まえて制度設計を行いまして、二十七年産について、作付前の加入から納税申告までを一サイクル、すなわち、二十六年中に加入して二十八年に納税申告をする、これ...全文を見る
○林国務大臣 これは何度もお答えをしておりますように、国会で決議をいただいております。  そこには、特にTPPの場合は、牛、豚、こういうふうに書かれておったというふうに記憶をしておりますので、この決議を踏まえて、先ほどどなたかにお答えしたように、オバマ大統領の訪日というのは一つ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、これはやはり、期限を切って交渉するということになると、足元を見られるということでございます。  WTOの交渉もそうですが、何年もかかってもまだ継続中というものもございますので、先ほど申し上げましたように、大統領が訪日されるというのは一つ...全文を見る
○林国務大臣 今回の改革の中で、戦略作物助成を続けてやっていこう、こういうことでございますので、餌米は八万円プラスマイナス二万五千円、加工用米二万円等とやっておりますが、麦、大豆、飼料作物も、実は十アール三万五千円の単価でやっていこうと。この飼料作物の中にはトウモロコシ等も含まれ...全文を見る
○林国務大臣 はい。  農業者の協同組織である農協ということが基本でありますので、まさに、有利に販売し、そして有利に購入する、このことを農家がやれるためにどうサポートするのか、これが一番大事なことでありますので、まず、単協が経済事業を工夫できるようにする、それをサポートする連合...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 今回の熊本県の事例においては、ほかの農場に広がる前に発生農家から通報があって、今委員からお話がありましたように、十三日の疑似患畜発生の確認から防疫指針に沿って七十二時間以内に疑似患畜とされた鳥の殺処分及びその死体の埋却、畜舎の消毒等の防疫措置が完了したわけ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この関税収入を関連の対策の財源に充てるとされておりますのは牛肉だけでございます。畜産関連の対策のための予算については、これまでも、この牛肉等の関税財源のほかに一般の財源も活用してきたところでございますので、今後とも必要な予算をしっかりと確保していく考えでご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉、これは、御案内のように、日豪EPAは大筋合意をいたしましたが、基本的には別の交渉であると、こういうことでございますので、日豪EPA交渉の合意内容いかんにかかわらず、ほかの十一か国とTPP交渉においてはそれぞれ合意に至る必要があると、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 四月の十二日に秋田にお招きをいただきまして、農業の関係者の皆さんと意見交換をすることができて大変感謝をしております。秋田県の関係者の皆様、市長会、町村会、農業会議、中央会、共済連、土地改良事業団体連合会からそれぞれTPPそれから農政改革に関する御提案をいた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたように、TPP交渉、これは日米の間で今引き続き厳しい交渉を続けておるところでございます。牛肉を含めて、いわゆる重要五品目等の関税率等について現段階で日米間で決まったものは何もないと、こういうことでございます。したがって、今お話のあった...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先週の十六日から十八日、これは現地時間でございますが、米国において、甘利大臣とそれからフロマンUSTR代表、この間で重要五品目の取扱いを含む日米間に残された課題について交渉を行ったと、こういうことであります。  今回の交渉の結果、一定の進展はあったが、双...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) オバマ大統領が明日からいらっしゃると、こういうことでございますが、大統領の訪日、これが一つの節目であることは事実でありますけれども、今委員からもお話がありましたように、この交渉の妥結に当たっては我が国の国益を実現する、これが一番重要なことでありますので、特...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、昨年十月に七年ぶりにこのPED、豚流行性下痢ですが、発生が確認されて以降、御地元の秋田県も含めまして、現在三十三道県で発生が確認されております。直近、四月十九日の頭数の最終確認日ですが、秋田県では四百九ほど発症をしておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 来年度以降の調査については、まず、鯨類がほかの水産資源と同様重要な食料資源であり、科学的根拠に基づいて持続的に利用されるべきと、この基本的認識に基づきまして、商業捕鯨の再開、これを目指して、そのために必要な科学的情報の収集を目的に鯨類捕獲調査を実施してまい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も長い間これをやってまいりました。農林水産大臣を拝命する以前からIWCの会議にもたしか六回ぐらい行ってきたと、こういうふうに思っております。  四海を、四海というか四方を海に囲まれた我が国にとって、やはり海からたんぱく質を摂取するということは大変大事な...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど伝統文化についてもお尋ねをいただいておりましたので、そのことと併せてお答えをしたいと、こういうふうに思います。  この捕鯨、鯨食は我が国の伝統文化でございまして、そもそもIWCができたときの経緯は、鯨を捕る国が集まって数量を調整しよう、そして資源を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日豪EPAとTPPの関係についてでございますが、これは前回たしかお答えをしたという記憶がございますが、日豪EPAは二〇〇七年から始まっておりまして、長きにわたって交渉をしてまいりましたが、TPPの方は二〇一〇年に交渉開始で、我が国が参加したのは二〇一三...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、お地元は先生は北海道でいらっしゃいますので、北海道の方との勉強会のお話を聞かせていただきました。  この委員会は、北海道の方が大変多い、多数派でありまして、我が省内にも吉川副大臣は北海道でいらっしゃいますので、私もお話をいつも聞いておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員が今おっしゃったように、衆議院の委員会でこの二法、閣法二法及び衆法の審議を今ずっとやってきたところでございまして、今委員がおっしゃったような基本的な方向ということについては、実はこれは民主党の御質疑をいただいた方からもそういうお話があったんですが、目指...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 三月三十一日の国際司法裁判所による南極における捕鯨裁判の判決を受けまして、これは大変残念な判決であったわけでございますが、この判決は遵守をするという立場から、具体的な対応について、判決の内容、今委員からは、委員も読み込んでいただいたということでございました...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農産品についてでございますが、豪州側の農産品が約千品目、これは六桁ベースの分類でございますが、二百品目が即時に関税撤廃されることになっております。残りの八百品目については既に無税ということでございますので、日豪EPA発効後は豪州の農産品の関税は全て無税にな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど、ちょっと私六桁と申し上げました、九桁ベースでございますので、訂正をさせていただきたいと思います。  今度の牛肉についてどういう影響が出るのかと、こういうことでございますが、まさにこれも、先ほど申し上げましたように、貿易動向、これ実需によって左右さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、影響の試算はしておられるかという御質問でしたのでそういうふうにお答えいたしましたが、前回もお答えしましたように、今回の日豪EPAについては、まず冷蔵、冷凍について差を付ける、それからセーフガードをそれぞれについて張ると、それから冷蔵については十五年、冷...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この平成十八年十二月の日豪EPA交渉開始の合意に当たりまして、当時の松岡農林水産大臣が日豪EPAの交渉入りに当たってと題する談話を公表しているということは承知をしておりますし、今その一部を示していただきました。  この談話においては、日豪EPA交渉に対す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年における豪州向けの農林水産物・食品の輸出額でございますが、対前年比約二割増の約八十億円でございまして、世界第九位ということでございます。  先ほどちょっと示していただいたかもしれませんが、輸出品目の主要なものは、ソース混合調味料、それから清涼飲料水な...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員は直接交渉というふうにおっしゃられましたが、総理とオバマ大統領が直接交渉されるのかどうかは別として、今、西村副大臣からお話がありました、これについて、TPPも含めて様々な協力関係について議論をされるものと、こういうふうに思っております。  総理もか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げたとおりでございますので、今私は農林水産の分野以外は所管をしておりませんので、総理がしっかりとした決断、交渉、交渉といいますか協議をしていただけるものと信じております。
○国務大臣(林芳正君) 前回、オランド大統領がいらっしゃったときは、宮中での晩さん会に加えて総理主催の昼食会というのがございました。これは官邸でございましたが、ここでは、オランド大統領のお地元の食材と日本の食材を使って、それぞれクロスして、フランス料理風の日本の食材と、和食風の向...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日豪EPAでございますが、この四月、二〇〇七年に交渉を開始して以来、大輸出国であります、いわゆるケアンズ・グループの中心でありますオーストラリアと、向こうの要求は関税撤廃でございました、全品目について。これに対して我々は、決議を踏まえて、政府一体となっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) したがって、今申し上げましたように、今回、牛肉についても国内畜産業の健全な発展と両立し得る関税削減の約束になったと、こういう認識でございますので、犠牲になったという認識ではないということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 既に発表させていただいておりますように、この牛肉については段階的に関税を削減し、冷凍については十八年目に一九・五%まで削減、冷蔵については十五年目に二三・五%まで削減と。  一年目に三〇・五、二年目に二八・五、三年目に二七・五、三年目二七・五%から十二年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、一年目、二年目、三年目と三年目以降、差を付けておるというのは申し上げたとおりでございます。  セーフガードの内容でございますけれども、先ほど申し上げましたように発動の基準というのがございまして、初年度、冷凍については十九・五万...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは繰り返しになりますが、やはりこれをこういうふうに決めさせていただいたわけでございます。したがって、今御説明したように、どういう影響が出るかというのは実際の貿易の動向、為替の動向、こういうものによって影響されるわけでございますので、今の段階でこういうふ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと今のお話は御通告をいただいておりませんでしたが、先ほど佐藤生産局長から御答弁させていただいたように、今回の大筋合意、今後の需要の伸びが見込まれるナチュラルチーズについては、対象をプロセスチーズ原料用それからシュレッドチーズ原料用に限定をすると。それ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この決議との関係性についても何度かここでも御答弁してきたところでございますが、まず決議の一号、それから三号の関係でございます。  二〇〇七年四月の交渉開始以来、豪州、これは農産物の大輸出国でありますが、全品目の関税撤廃要求に対して、衆参両院の農林水産委員...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと最初、聞き損じまして、どなたがおっしゃっていたか、ちょっと聞き損じましたが、いろんな方がいろんな……
○国務大臣(林芳正君) はい。報道からも、いろんな報道もありますし、いろんな御意見もあると、こういうふうに存じております。  紙委員からも、一部お褒めもいただいたような気がいたしましたが、何をやっているんだと、こういうことでございますが、結果が全てでございますので、しっかりと御...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 報道はいろいろこの委員会でも、また今日午前中の衆議院の委員会でも御質疑があったところでございますが、どの報道を指しておられるか、ちょっと今判然といたしませんけれども、まだTPPの交渉においては、いわゆる農産物の市場アクセスについて何も決まっていないというの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それも報道でございますので一々コメントいたしませんけれども、しっかりと政府一体となって交渉を進めておるところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 日豪EPAの話は先ほど申し上げたとおりでございますが、TPP交渉については、今、報道を基に御質問をされておられますが、報道についてコメントすることは差し控えたいと思いますし、この交渉についてまだ決まったことは何もないと、こういう状況でございます。  オバ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この決議においては、農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすると、こういうふうに書かれております。この国会決議も踏まえて、重要五品目の聖域の確保も含め国益を守り抜くように期限を定めずに粘...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、水産庁の長官から答弁いたしましたように、この間、沖縄の知事、また関係者の皆様がおそろいになって大臣室へいらっしゃいました。今委員がおっしゃったようなことを正式な要請書として受け取ったところでございまして、重く受け止めてしっかりと対応していきたいと思って...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○林国務大臣 今まさに委員がおっしゃっていただきましたように、農業経営の安定を図るためには、生産量の減少、価格の変動、こういったものによる収入減少に対応できるセーフティーネットが必要でありまして、加入者の負担を前提とする保険の仕組みは大変有力な方法である、こういうふうに思っており...全文を見る
○林国務大臣 本法案は、農業の有する多面的機能の発揮の促進を図るために、その基本理念等について定めるとともに、農地維持支払い、資源向上支払い、中山間地域等直接支払い、環境保全型農業直接支援という四つの支払いを、今委員がおっしゃっていただきましたように、法制化するものであります。 ...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただいたように、農業を安定的に発展させて、国民に対する食料の安定供給を確保していくこと、これは基本法の二十一条に規定するとおり、効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を確立することが大変重要である、こういうふうに思っており...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁したとおりでございまして、私がこの間答弁したときは、コスト割れがあったとして、その場合に、それを補填するということについて合理的な理由がない、こういうふうに答弁を申し上げたというふうに思っております。
○林国務大臣 基本的にはそういうことである、こういうふうに思います。  いわゆるゲタ対策、生産条件不利補正交付金、こういうことですが、十分な国境措置が講じられていなくて、諸外国との生産条件の格差でコスト割れが生じている例えば麦、大豆の農産物について、コスト割れを補填する、こうい...全文を見る
○林国務大臣 まず、米の消費量が半分になっている。百十八キロから五十六キロとよく言うんですが、今、小里政務官からもお答えしましたように、では、米の消費量が半分になったので水田も半分にするか、そういうところではなくて、やはり貴重な生産装置である水田は有効活用していこう。  したが...全文を見る
○林国務大臣 これは、畑先生ではない方のときに既に一回議論になった、こういうふうに思っておりますが、主食用米の作付面積が生産数量目標の面積換算値を超える、いわゆる過剰作付、今お話しいただいたとおりでございまして、この資料にない、二十四年、二十五年もお話しになっていただいたとおりで...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げましたように、過剰作付は、例えば平成十六年は二・五万ヘクタールだったんですね。それからふえて、また減って、こういうことになっておりますので、必ずしも今までの生産数量目標の配分ということがうまくいっていたかということも一方である、こういうふうに考えてお...全文を見る
○林国務大臣 基本的には、長期の財政に対する負担というのも考えていかなければいけないというところで認識は一致しておる、こういうふうに思います。  一方で、先ほど申し上げましたように、需要がどうなっていくか、残念ながら、毎年八万トンというトレンドが、今後も減少が続いていくというこ...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃったように、何回かこの委員会で話題になったことでございます、あるいは繰り返しになるかもしれませんが。  農業者に対する支援策として、一般論として、関税の設定などで農業者を間接的に支援する価格支持に対して、補助金等を支払って農業者を直接的に支援するもの...全文を見る
○林国務大臣 昨年十月に、七年ぶりですが、我が国でPED、豚流行性下痢の発生が確認されております。それ以降、お地元の岩手県も含めて、現在三十三道県で発生が確認をされている状況でございます。  このため、農林水産省においては、これまで都道府県等に対して、飼養衛生管理の徹底等を指導...全文を見る
○林国務大臣 衆議院議員大串博志君外六名提出の農業者戸別所得補償法案、農地・水等共同活動の促進に関する法律案、中山間地域その他の条件不利地域における農業生産活動の継続の促進に関する法律案、環境保全型農業の促進を図るための交付金の交付に関する法律案につきましては、政府としては反対で...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月13日第186回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(林芳正君) 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  我が国の農林水産業、農山漁村を取り巻く環境は厳しさを増しており、これを克服し、本来の活力を取り戻すために、攻めの農林水産業を展開することが喫緊の課題となっております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 鷲尾議員の御質問にお答えいたします。  地理的表示産品の品質確認の主体についてのお尋ねがありました。  我が国の地域ブランド産品の中には、生産者団体がみずから品質基準を取り決め、品質管理を行うことでブランド価値を高めているものも多く見受けられます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。  海外における模倣品への対策についてのお尋ねがありました。  本制度は、地理的表示に係る国内法制度の整備を行うものであり、本制度による登録を受けたとしても、直ちに、他国において、その地理的表示が保護されるものではあ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小宮山議員の御質問にお答えいたします。  本法の提出に至った現状認識についてのお尋ねがありました。  我が国には、地域で長年培われた特別の生産方法や、気候風土、土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った地域ブランド産品が数多く存在し...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) 今、山田委員からお話がありましたように、昨年の四月にこの参議院、そして衆議院でも同様の趣旨の決議がなされておるところであります。  かねがね私はこの委員会でも、この決議を踏まえて国益を守り抜くように全力を尽くすと答弁をしてきたところでございますので、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPPにつきましては、先ほど来御議論がありましたように、聖域確保に向けた交渉に全力を挙げているところであります。したがって、今の段階で交渉結果を予断をして、その上で農業生産者に対する支援策等の国内対策について申し上げることは時期尚早であろうかと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 報道でございますので、一々コメントをすることは差し控えさせていただきますが、これは何度も会見等で明らかにしておるところでございますけれども、交渉の具体的中身についてはお答えを控えさせていただくということでございますが、個別のラインの関税率等について日米間で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、毎度といいますか、何回かこの委員会でもお答えをしているとおりでございまして、農林水産委員会の決議は、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物など、農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすることなどが決議をさ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 具体的な交渉の方針や中身についてはお答えを控えさせていただかなければいけませんが、一般論として申し上げますと、やはり農産物の市場アクセス交渉、これは単純に関税を幾ら削減するという幅、関税削減幅だけではなくて、削減の期間、今お話がありました、ほかの要素も総合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日米首脳会談の終わった後、共同記者会見がございまして、その質疑応答の中でのやり取りについて今お話がありましたが、オバマ大統領が、自分たちの心地よい場所から更に一歩外に踏み出して、そのほかの国々のマーケットにアクセスすることが重要、そのためには有権者が今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日の午前の終わり頃だったと思いますが、小川先生と共々、北海道農民連盟の皆様が、今傍聴されておられますが、大臣室に来られまして、TPP交渉に関する要請というものをお受けいたしました。また、いろんな要請を受けた上で、今の現在の状況等についてお話を聞かせていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 当時の公約になりました文書、その基になったものを自民党の政務調査会で作りましたときに私、座長をしておりましたので、この公約には「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。」と。もう少し詳しく六項目ほど、そのときはJ—ファイルには書い...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日豪のときは、従来からの経緯もございまして、農林水産物のマーケットアクセス交渉については私が中心となって、また工業製品等のマーケットアクセスについては茂木経済産業大臣がと、こういうことで連携を取りながらやっておったわけでございます。これは政府の中の話ですね...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、日豪についてとTPPについてはかなり体制が異なっております。また、一般論で申し上げても、我が省の中にもいろんな局があっていろんな課がございます。また、内閣官房の対策本部にも農水省から人を出しておるということもございます。また、日...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは何度かここでもやり取りをさせていただいておりますが、まだTPPということについて言えば今まさに交渉途中でございますので、こういう対策が必要だとかこういう対策を検討しておるということ自体が臆測を呼びかねないということであると、こういうふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、この正式な委員会の場で先ほど澁谷審議官あるいは西村副大臣から御答弁があったとおりであります。先ほど申し上げたように、TPPについて言えば、主として担当大臣、すなわち甘利大臣の下でメーンとなって交渉する、政府一体となって本部で意思疎通を図りながらやる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御質問、具体的にちょっと御通告をいただいておればもう少し、先ほど、多分、澁谷審議官がおっしゃったようなことをきちっとお答えできるんだと思うんですが。  もうまさにこの日米首脳会談において、前進する道筋が特定されたということを共同声明として出しているわけで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の欧州出張でございますが、まず、OECDの閣僚理事会等の場で、我が国の農業政策、昨年まとめさせていただきましたが、これをきちっと説明、発信すること、それから、バイの会談をいたしまして農業政策等について意見交換を行うこと、それからもう一つ、日本食、食文化...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、OECDの件ですが、これはどこの国際機関もそうだと思いますけれども、こういう一般的に会議は、自由な討議をやって共通な認識をなるべく醸成していこう、そして各国の政策をハーモナイズしようと、こういう目的でございますので、基本的には理事会の合意がない限り全...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大事なお話でございまして、今三点ほど御質問いただきましたので、簡潔にお答えしたいと思います。  まず、感染経路、また発生原因ということでございましたが、海外からの感染経路、それから国内における発生拡大原因の早急な解明、これが重要であると思っておりまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも度々ここでお答えをしているところから余り変わらなくて恐縮なんですが、具体的な協議の内容、これは先ほどからやり取りがあったように、内閣官房の方から誤報であるというお話もありましたけれども、この個別のラインの関税率について日米間で合意している事実はないと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御指摘が今ありましたように、アメリカが、TPPは日豪EPAよりかなり高い水準を目指すと、こういうふうに言っておるということが報じられていることは承知をしております。  アメリカはTPP交渉において、かねてから包括的で高い水準の協定を目指し、重要五品目につ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国のEPAといいますか、日豪EPAとTPPの関係いかんと、こういうことでございますが、これまでも、我が国が同じ国と複数のEPAを締結した例としては、ASEANの加盟国と日・ASEAN包括的経済連携協定及び二国間EPA、それぞれ締結した例がございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも先ほど申し上げましたように、関税品目の中で合意したものはないというふうに申し上げましたので、それは米についてもそういうことでございます。  したがって、先ほど来申し上げていますように、決議を踏まえてしっかりと交渉すべきだというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど山田委員の御質問にお答えして、日豪の場合は私が最終的な責任者で農産物の交渉をやらせていただきましたが、TPPについては甘利大臣がやっておられると。ただ、それは閣僚会合でしっかりと一体となって取り組んでおりますし、その本部の直属のところにも、また日米の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、早期妥結を目指して交渉に臨むと。その場合に、先ほど来、内閣の官房の方からもお話がありますように、最終的に国会で批准をしていただかなければなりませんので、そこで決議を踏まえて全力で交渉に当たると。もうそのことに尽きるんではないかというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 紙委員からいつもお叱りを受けるわけですが、御主張はいつも拝聴しておりますので、先ほどアメリカの主張が従来から変わらないと申し上げたように、紙委員の御主張もずっと変わらずに拝聴しているところでございますので、そういう意見も含めて、しっかりと拝聴して交渉に当た...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○林国務大臣 まずは、金子議員、当選、まことにおめでとうございました。こうして初当選後すぐに御質疑に立たれるということで、私もうれしく拝見をしておるところでございます。  あの日米首脳会談がちょうど選挙の真っ最中、最後の段階であったというお話がありましたけれども、この日米首脳会...全文を見る
○林国務大臣 農業従事者が減少また高齢化する、耕作放棄地がふえるという中で、国内の農業の活性化、これはTPP交渉いかんにかかわらず、待ったなしの極めて重要な課題である、こういうふうに思っております。  このため、昨年末に農林水産業・地域の活力創造プランをまとめまして、生産現場を...全文を見る
○林国務大臣 先生おっしゃるとおりだと思っておりまして、六次産業化の取り組み、これは今お話があったように、国や地方公共団体、JAなどの団体、商工業者、それから生産者の皆様、関係者が連携をしながら、それぞれの役割分担のもとで、目標を持って推進していくということが大変大事だと思ってお...全文を見る
○林国務大臣 先生のお地元の北海道は、バレイショ、生乳、てん菜、小麦、これは全国一位、米や肉用牛も全国有数の生産地でありまして、我が国の農業生産額の一割、一二%を占める大食料供給基地でございます。  今お話もありましたように、一次産業の方にとどまらずに、そういった意味で、二次産...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、商品先物市場は、公正かつ透明な価格を形成する機能、それから価格変動リスクのヘッジ機能、新たな販売先の提供など、産業インフラとして欠かせない機能を担っておるわけでございます。  今のまま取引量の減少傾向が続きますと、農業者や食品産業事業者な...全文を見る
○林国務大臣 総合取引所構想は、昨年六月の規制改革実施計画において、改正金融商品取引法の着実な実施を初め、総合的な取引所の実現に向けて所要の整備に積極的に取り組む、こういうふうにされておりまして、我々としても、関係省庁と連携して関連規定の整備等を進めてきたところであります。  ...全文を見る
○林国務大臣 一億立米、これはスカイツリーの高さ十六個分を百平米分だそうでございまして、これぐらい毎年木が伸びている、こういうことだと思います。  したがって、オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村、競技施設、これは大きな注目が集まりますし、こういう資材、内装に木材を利用...全文を見る
○林国務大臣 決議との関係でございます。  日豪は、二〇〇七年の四月から交渉を開始しております。オーストラリアは、何といってもケアンズ・グループの中心でありまして、農産物の大輸出国であります。全品目の関税を撤廃しろ、こういう要求を豪州から受けておりましたが、今御指摘のあった衆参...全文を見る
○林国務大臣 これは前もやりとりさせていただいたとおりでございますが、まず、物品市場アクセスの約束の中で確立した除外の定義はないということ、それから、そういった意味で、今回の牛肉の約束が除外かどうか判断を示すことは困難である。  事実関係でございますが、日豪EPAに関して言えば...全文を見る
○林国務大臣 それは、農林水産委員会で決議をされておられますので、農林水産委員会として御判断をされるということでありますから、その過程で、全く違っているということがどういうことかもよくわかりませんが、そういう場合にどうなのかというのは、まさにこれは決議をされた農林水産委員会の御判...全文を見る
○林国務大臣 したがって、前回御答弁いたしましたのは、委員からそういう御指摘があったので、委員もこの委員会のメンバーであられますので、そのメンバーのお一人がそういうお考えを持っているということは、当然、私としても認識として持っていなければいけない、こういうことで申し上げたわけでご...全文を見る
○林国務大臣 佐賀地裁で、四月十一日に、国に対して諫早湾の干拓地の潮受け堤防に係る間接強制の決定がなされたわけですが、国として、開門義務と開門禁止義務、この相反する二つの義務を負っておりまして、対策工事を実施できないまま開門できる状況にないということに変わりがないと思っております...全文を見る
○林国務大臣 新品種や新技術の普及、それから六次産業化、人・農地プランの策定など、攻めの農林水産業を地域段階で、まさに現場で実現するためには、やはり農業に関する知識、指導能力、こういうものをもって、担い手や産地の育成に取り組む普及指導員の活躍は大変重要だ、こういうふうに認識をして...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃったように、テレビで申し上げたことは特区に関連して申し上げたことであります。  農業委員会は、一般的に、農地に関する市町村の独立行政委員会でございますので、先ほどの話題になった農地利用の集積、集約化、これはもちろんですが、新規参入の促進、耕作放棄地の発生防...全文を見る
○林国務大臣 私は、その実物を見ておりませんので、余り断定的に申し上げる立場にはないと思いますが、報道等で承知する限り、今まさに委員が整理してくださったように、表現の自由というのはある中で、ただ、現場の方に対する思いやりといいますか、結果としてどういうことになるのかということにつ...全文を見る
○林国務大臣 日米の間での協議等、報道もそれぞれあったわけでございますが、この交渉の中身、具体的な協議内容、これはお答えができないわけでございますが、繰り返し申し上げているように、個別のラインの関税率等について、日米間で合意している事実はない、こういうことであります。  日米首...全文を見る
○林国務大臣 言葉の意味として、今、村岡委員からお話がありましたように、いろいろな意味がある、こういうふうに思います。  決議を見ますと、具体的に決議の六号に、「交渉に当たっては、二国間交渉等にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要五品目などの聖域」、こ...全文を見る
○林国務大臣 大変勉強になりました。  古来から、塗料や接着剤として、漆器や家具、今おっしゃっていただいた神社仏閣等に漆が使われておりまして、漆の生産業は重要な産業だというふうに思っております。  磁器がチャイナ、こういいますが、漆器はジャパンと呼ばれているというふうに、伝統...全文を見る
○林国務大臣 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産業、農山漁村を取り巻く環境は厳しさを増しており、これを克服し、本来の活力を取り戻すために、攻めの農林水産業を展開することが喫緊の課題となっ...全文を見る
05月14日第186回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(林芳正君) 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案の趣旨につきまして、御説明を申し上げます。  我が国の農業、農村の発展を図っていくためには、効率的かつ安定的な農業経営が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山田議員の御質問にお答えいたします。  米の豊作時の安定供給についてのお尋ねがありました。  今回の米政策の見直しにおいては、農業者や集荷業者・団体が、マーケットを見ながら、自らの経営判断、販売戦略に基づき、需要に応じた生産、販売ができる状況となるよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 野田議員の御質問にお答えいたします。  日豪EPAの大筋合意と衆参決議との整合性についてのお尋ねがありました。  日豪EPAについては、衆参両院の農林水産委員会の決議に明記されている米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖について豪州側から一定の柔軟性を得たため、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 谷合議員の御質問にお答えいたします。  農業と福祉の連携に対する政府の取組方針についてのお尋ねがありました。  農業と福祉の連携の推進を図ることは重要な課題であると認識しており、農林水産省においては、厚生労働省との連携の下、農と福祉の連携プロジェクトと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 儀間議員の御質問にお答えいたします。  米の輸出促進についてのお尋ねがありました。  農林水産省においては、昨年八月に農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略を策定し、輸出の拡大を図ることとしております。このうち、米については、精米だけでなく、包装米飯、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  米の生産調整の見直しについてのお尋ねがありました。  今回の米政策の見直しでは、水田活用の直接支払交付金を充実し、数量払いの導入など飼料用米等のインセンティブを高めるとともに、産地交付金も充実し、地域の創意工夫を生...全文を見る
05月15日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) おはようございます。  農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農業、農村の発展を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の農業を安定的に発展させて、国民に対して食料を安定的に供給していく、このためにはやはり効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造、これを構築していくことが重要であると考えております。現在の足下を見ますと、従事者の高齢化、耕作放棄地の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、飼料工場ですが、現在は北米からの輸入がほとんどの原料の大部分であるということ、それから、畜産農家に低価格に提供するために、畜産農家に近いところということで、太平洋側の港湾地域に集約をされてきたところでございます。  餌米...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、堀井委員がおっしゃったように、農業従事者の高齢化、平均六十六歳と、こういうふうに言われております。来年、再来年ということであればまだいいのかもしれませんが、十年、二十年先を考えますと、やはりこのままでいいというわけにはいかないと、こういうことであります...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃったように、需要サイドを強化するということは川上にとっても非常に大事なことだと、こういうふうに思っておりまして、森林資源をやはり循環させる、すなわち、切って、使って、植えていくと、このことが林業、山村の活性化、国土の保全、さらには地球温暖化...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の農業については、従事者の高齢化、耕作放棄地の拡大、こういう課題が生じておりまして、構造改革を更に加速化させていくということは待ったなしの課題であると認識しております。  このために、農地集積を加速化して生産コストの削減を図る農地中間管理機構制度、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農業を成長産業にしていくためには、やはり農地の担い手への集積、集約化、それからコストダウン、六次産業化を進めていく必要がありまして、数値目標を定めて具体的な取組を着実に進めることが大変重要であると考えております。この担い手の不足している地域においては、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 多分、私その記事をちょっと今朝時間がなくて見ておりませんが、規制改革会議の……(発言する者あり)報道についてだというふうに理解をしておりますが、これはそういう規制改革会議の考え方というのが昨日まとめられたというふうに承知をしておりまして、今後はこの規制改革...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この議論は衆議院でも随分やらせていただきまして、民主党の、衆議院の農林水産委員会では、法案の提出者でもあられたんですが、玉木委員や大串委員からも同様の御指摘があったところでございまして、いわゆる静かな構造改革という名前を使って御説明をされておられました。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この交付金を前提に機械、施設の投資を行ってきた農業者もいらっしゃると思いますので、経過措置としてこの二十六年産から単価を削減をした上で、これは二十九年産まで続くわけでございます。時限措置として実施をして、この五年間で、米政策の見...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なことだと思いますので、今年は元年でございますから、まだいろんな説明会をやっても、やっぱり実際にやっていただかないと分からないところというのが最終的に、この説明だけでは最終的なところにいかないかもしれませんが、今年、元年ということでやってみて、そし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) はい。  今委員が社会政策と言っておられたのは我々は地域政策と呼んでおりますが、別に土地に注目したわけではなくて、地域のコミュニティーの維持、共同作業というところに着目をして多面的機能というのをつくらせていただきましたので、この地域政策とそれから産業政策...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほど報道は見ていないと言ったのは、記事そのものは読んでおりませんが、昨日発表が既にされておりまして、その文書自体はもう既にさらっと拝見をさせていただいております。  その前提でお答えをさせていただきたいと思いますが、農協は農業者の協同組織でありま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小川委員のお話は大変に共感するところ大でございまして、基本的に私もそのように思っておりますし、私も選挙区は山口県でございますから、今はちょっと帰れませんが、毎週帰っておりますと、そういう今お話のあったようなことが非常にぴんとくる場所がたくさんあるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業、農村は、我が国の成長の糧となる大きな潜在力を有しておると考えておりまして、農政の改革をやりまして国内農業の活性化を図っていくということは待ったなしの課題であると思っております。  この潜在力を引き出していくときに、やはり施策ごとに目的、対象、それか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これ繰り返しになりますが、農業者の高齢化ですとか耕作放棄地の増加、こういう構造的な問題に農業、農村が直面しておりまして、多面的機能を維持しながら構造改革を加速させていくことが非常に大事だと思っております。  この二法案ですが、農業、農村改革において、まず...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的には今委員がおっしゃっていただいたように産業政策、したがって、コストを下げて付加価値を高めてもうかる農業にしていくというのが産業政策でございますし、それから車の両輪とよく申し上げておりますけれども、農業、農村にはただ農業をやるということ以上に大事な機...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに先生おっしゃるとおりでありまして、これはある調査機関の調査ですが、世界の食市場、おととしぐらいの数字だったと思いますが、三百四十兆円が二〇二〇年には倍増の六百八十兆円になると。まさに我々が位置しておりますこのアジアでは、世界が二倍になる間に三倍にこの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、世界の食市場は三百四十兆から六百八十兆に倍増する、アジアは三倍になると、こういうことで輸出戦略目標を作らせていただきました。  この中で、米も、米、米加工品、百三十億円から六百億円まで持っていこうと、こういうふうに書かせていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  先ほど来、車の両輪と、こう言っているときに、例えば多面的機能法案は構造改革も後押しするというふうに申し上げてまいりました。我々よくポンチ絵を使って御説明をしておりますが、現在、若い担い手の方がおられて、その周りに割とお年を召され...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変難しい御質問でありまして、人生の大先輩である儀間先生が浅学非才と言われると、私ももうそれ以下の、浅学非才でありますのでなかなかなるほどというような答弁ができないとは思いますけれども。  一つは、今おっしゃっていただきましたようにほかの産業との比較で、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに先生おっしゃるように、三世代で皆さんが生き生きと活力あるコミュニティーを維持していただけるということが大変地域政策として大事であると思っておりまして、多面的機能支払のみにとどまらず、先ほど小川委員からもお話がありましたけれども、基幹の病院ですとか学校...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料自給率が低下してきた理由ということでお尋ねいただいたと思っておりますが、昭和四十年度がカロリーベースで七三%、生産額ベースで八六%であったものが、足下二十四年度でカロリーベースで三九%、生産額ベースで六八%まで低下してきております。  一つの背景とし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに次の食料・農業・農村基本計画の見直し作業をやっているところでございまして、今お話があったように、四月二十二日に、食料・農業・農村政策審議会の企画部会におきまして、現行の食料自給率目標等の検証が行われたところであります。  その検証におきまして、二...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料・農業・農村基本法には、国民の食料の安定供給、これを将来にわたって確保していくことは最も基本的な責務だと書いてございます。それは生産と備蓄と輸入と、こういうふうに書いておりますので、必ずしも食料自給率というものが何%でなくてはならないということがそこか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的に我が省の予算の中で、これは食料自給率の達成のための予算とか、これはそうでないと、こういう整理は基本的にございませんが、食料・農業・農村基本法に基づく基本計画は食料自給率の目標の設定、これを中心として策定されておりますので、あえて言えば、農林水産省の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、担い手経営安定法でございますが、これに基づいてゲタ、ナラシ対策というのをやるわけですが、国が対象となる農業者に直接交付金を交付する仕組みでございますが、加入をしていただく、この加入推進等が円滑に行われるように市町村等の地域段階で地域農業再生協議会と連...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、いつも申し上げていることでございますが、農協というのは農業者の協同組織でございますので、担い手の農業者のニーズに的確に応えて、農産物の販売等を適切に行って農業者の所得を向上させると、よってもって地域農業を発展させていくということが何よりも重要であろ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よく申し上げます農林水産業・地域の活力創造プラン、十二月十日に決定させていただきましたが、これは総理が本部長になっておられまして、農林水産業・地域の活力創造本部というものがございますが、そこで決定したものでございまして、私も副本部長でございます。  農協...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに先ほど申し上げましたように、六月にこのプランが改定されますので、それまでしっかりと党の内外の調整をやりまして、しっかりとしたプランをまとめ上げていきたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) この日本型直接支払のうち多面的機能支払交付金の平成二十六年度予算額、これは四百八十三億円でございますが、新たに創設する農地維持支払については二百五十万ヘクタールから最大約三百万ヘクタールの農用地で取り組むことができる予算額を確保しております。この面積は、対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的にこれは共同作業をこういう集落でやりますと、それを申請していただいてそれでお支払をするということでございますので、委員がおっしゃるように、これやらなくても済む農地と済まない農地があって、済まない農地に交付されるということではなくて、基本的には、例えば...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにこの法案の根本に関わるところでございますが、やはり、今、数字はそんなに毎年一年ずつ上がっていないということでございましたが、構成を見ていただくと、じわりじわり上がっていくし、五十代以下が一割と、こういうことでありまして、それから、やはりリタイアが進ん...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十二年に策定をされました現行の食料・農業・農村基本計画、これは、今お話がありましたように、自給率目標として平成三十二年度でカロリーベース五〇、生産額ベース七〇、この目標を定めたところでございます。  先ほども御議論があったように、この目標は関係者の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、この法律によって担い手に対してやっていこうと、そして、この担い手について先ほど来議論がありますように集落営農そして新規の就農者こういうものも含めてやっていくということでありますので、そういう方がしっかりと需要のあるものを農業を主業としてやっていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、今の決められている五〇%の目標というのは最大限の努力を生産面でも消費面でもやっていくということで、確かに高い目標を作って頑張るということは大変大事なことだと思っております。  一方で、先ほど山田委員からの御指摘もあったように、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ほかの国と比べまして、決して四〇%がもうこれで十分だというふうに思っているわけではございません。したがって、一般論で申し上げれば、カロリーベースにおいても、また生産額ベースにおいても自給ができるというのは食料安全保障という意味で望ましいということは、もう当...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは本会議でも総理から御答弁をさせていただいたと思いますけれども、農地中間管理機構は担い手への農地集積だけではなくて耕作放棄地の発生防止と早期解消にも活用することにしております。  昨年の臨時国会でこの関連法を出すときに、耕作放棄地対策については従来よ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも先ほどの答弁と重複をいたしますが、対象ということで、この担い手を、規模要件を外しまして、意欲と能力のある方であればしていただけるということにいたして、そして、まだ就農されたばっかりの認定新規就農者の方も対象に加えるということにしておりまして、そういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろんなお話がありましたけれども、まず米のお話がありました。四割、六割のお話があってさっきから議論になっておりますが、自給率との関係でいえば、米はもう九五%の自給率でございますので、先ほどの食料自給率向上のための生産面からのアプローチという意味では、米のと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、日豪EPAでございますが、この交渉に当たっては、決議を踏まえて、農林水産業、農山漁村の多面的機能、それから食料安全保障の確保、それから今まさに御議論いただいております構造改革、この努力に悪影響を与えないように十分留意をして、粘り強く交渉をしてきたとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般の農政改革では、米の直接支払交付金、一万五千円から七千五百円に減額をするわけですが、先ほど申し上げたように、餌米それから米粉用米等の新規需要米に転換して単収を上げる努力をする、不作付け地を解消して水田をフル活用する等、こういうことをやっていただいた場合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 午前中に堀井委員からも御質問があって、そのときにも御指摘いただいたんですが、この一万五千円が七千五百円になるということだけが見出しに躍ると、まさに今委員がおっしゃっているような御不安というのが出るのかなと、こういうことでございますが、実際には、先ほど申し上...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業、農村というものと農家というものの見方の違いかなと、こういうふうに思っているんですが、私は、いろんな方が入ってきていただいて法人化するなり、企業と農業を分けるという考え方も余り好きではないんですが、今経済界と農業界の連携という言い方しておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私もいろんな方とお会いをしておりますけれども、しっかりと自立してそういう補助金等に頼らずにやっていらっしゃる方というのはたくさんいらっしゃると、こういうふうに思います。そういう方とゲタなりナラシなりの中でしっかりとやっていく方と共存をやっぱりしていくという...全文を見る
05月16日第186回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(林芳正君) 斎藤議員の御質問にお答えをいたします。  食品表示Gメン等の併任任期と、それから本法案改正後の監視体制についてのお尋ねがありました。  外食等における表示の適正化は大変重要であり、食品表示Gメン等の活用も含め、食品事業者に対する監視がしっかりと継続的に...全文を見る
05月20日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(林芳正君) 今回の米政策の見直しでありますが、まず水田活用の直接支払交付金、これを充実しまして、今委員がおっしゃっていただいたように、数量払いの導入など、飼料用米等のインセンティブを高めると。それから、産地交付金を充実して、地域地域によっていろいろ創意工夫を生かせるよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話があったように、直接支払交付金、これはいわゆる諸外国との生産条件の格差が、米は麦、大豆と違って十分な国境措置があるためにそういう格差から生じる不利がないということと、それから、全ての販売農家に交付するということで農地の流動化のペース、これが遅れている...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この規制改革会議のワーキンググループは、五月十四日に意見を取りまとめられたということでありますが、農業委員会は、やはり農地に関する市町村の独立行政委員会でございます。したがって、担い手、農地の利用、集積、集約化をすること、それから新規参入の促進をすること、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省におきましては、現在、食料・農業・農村基本計画、この見直し作業を進めておりまして、来年の三月ぐらいにこの新たな基本計画を策定する予定であります。多面的機能発揮促進法案に基づく基本指針、これは、来年の四月の法の施行を予定をしておりますので、これを待...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御質問だと、こういうふうに思っております。  やっぱりイメージを持っていただいて、先ほどどなたかがおっしゃったように、古賀先生だったかな、主食用の米を作っているプライドというのがちょっとあったと思いますが、やはり餌米を作るときに畜産に役立ってい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府提出法案の担い手経営安定法の改正案に対しまして、衆議院におきまして、収入変動に対する総合的な施策の検討を求める修正が行われたところでございます。  農林水産省としても、平成二十六年度の当初予算、これに収入保険の調査費を計上しております。これでもって収...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは再々御答弁を申し上げてきたところでございますが、所得補償をやってきた、名前だけは経営安定対策ということで一年現場の混乱を招かないために継続させていただきましたが、その間検討を重ねまして新しいこの制度にしたわけでございます。  したがって、選挙での公...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変本質的な御質問だと、こういうふうに思いますし、実は衆議院の委員会でも、そこの部分について、衆議院の場合は野党案の提出者からもいろいろ御答弁もあって議論は深まったと、こういうふうに思っておりますが、よく野党案提出者がおっしゃっていたのは、静かな構造改革と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業政策につきましては、これは前大臣にお話しするのも釈迦に説法だと思いますけれども、その時々の政策課題に応じて様々な施策を講じてきたところでございまして、先ほど申し上げたように従事者の高齢化や耕作放棄地の拡大、こういう課題が顕在化してきておるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の農業、農村、これは、再々申し上げておるように、従事者の減少、高齢化、耕作放棄地の増大という課題が山積する一方で、非常に大きな潜在力を有しておると。例えば、持続性に優れた生産装置である水田、それから無形文化遺産にもなりました和食、それから美しい農山漁...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の日豪EPAの合意でございますが、牛肉については効果的なセーフガードを確保するなど、今委員が御指摘いただきました基本法の十八条、農産物の輸出入に関する措置について規定をしてあるところでございますが、その趣旨にも沿った内容となっておりまして、我が国の農畜...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 以前のことを前大臣ほど詳しく承知していないかもしれませんが、先ほど申し上げましたように、まずは実質合意をいたしました。これに基づいて正式な調印ということになって、それから、御案内のように、その後、いつ発効するかと。発効したときに、決めた手順に従って関税率と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほどの影響試算、昔は出ていたということですけど、多分委員がおっしゃっておられるのは十八年の十二月に出しております、これはTPPでも似たような試算をして全体で出しましたけれども、全て即時撤廃という前提でやればどうなるかというのは出したところでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、攻めの農政ということで、大きな潜在力、農業、農村が有しております、これを引き出していく、そして農業の活性化を図っていくという意味で待ったなしの課題であると思っております。  施策ごとにその目的、対象、内容、こういうものを明確に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員がおっしゃるように、今まで米が国民の主食として重要な位置付けにあることを踏まえて、食糧法に基づき、大不作などの事態が生じた場合に国民に米を安定供給できるように百万トン程度備蓄をやっておるところでございますが、まさに今おっしゃっていただいたように、棚上げ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この現行の食料自給率の目標の五〇%でございますが、平成二十年以降、新興国の経済発展によりまして、こういう国で農産物の需要が拡大すると、そういうこと等がございまして穀物の値段が非常に高騰したと。そういう中で、国民の皆さんの食料輸入本当に大丈夫かという不安が高...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は、私も三井物産に在籍しておったときにたばこの葉っぱの輸入をしておりました。農産物でございます。当時、物産のみがタイで、たばこの葉っぱの乾燥工場というのがございます、メーカーさんに出す前の葉っぱを育てる方から買って、これをシュレッダーして原料として輸出す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) フォンテラ社の話は報道で承知しておりまして、北海道を訪ねられた、こういうことでございますので、先端的な技術を提携していただいてノウハウを共有して、よってもって北海道の畜酪良くなると、こういうことになればいいなと思って私も見ておりますが、一概に投資をしていた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一般的に予算をずっと使ってきてやってきたと、こういうことでございますが、まさにそれぞれの時代の農政の課題に対応してそれぞれやってきたと、こういうことであります。  この間、委員からは本会議のときに、米政策の見直しのときの総理は岸総理と佐藤総理と安倍総理だ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成十九年度に施行した担い手経営安定法におきましては、認定農業者等の担い手に対して、諸外国と生産条件格差から生じる不利を補正するための交付金、いわゆるゲタ対策、それから収入の減少が農業経営に及ぼす影響を緩和するための交付金、ナラシ対策、これを交付してきたと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 代表的な担い手である認定農業者について、今お話がありましたように減っているということでございます。六十五歳以上の方が二割ということで、高齢化も進んでいるわけでございます。  一つの減少している理由ですが、今申し上げたように高齢化が進んでおりますので、農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このWTO農業協定でございますが、それぞれの国ごとに黄色の政策の合計額があらかじめ定められた約束水準を超えてはならないと、こういうふうに定められております。  総理が御答弁していただいたように、黄色の政策の合計額が今六千億で、この四兆円という約束水準に比...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農村地域の水路、農道等の維持は、これ従来からの慣習で集落の共同活動として行われてきているわけですが、例えば町、町というか都会に来ますと、東京都においては、都が管理する道路の側溝それから排水升のしゅんせつ等については都が実施しておりまして、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この多面的機能発揮促進法案におきましては、多面的機能支払の対象となる取組を行う活動組織、これは事業計画を作って市町村の認定を受けた上で、水路の泥上げ等の地域における共同活動に取り組むと、こういうことになっております。  したがって、このような共同活動の対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは市町村と活動組織の間で協定を締結することになっております。したがって、双方の合意に基づいて双方がそれぞれ行うべき事項について定めると、こういうことでございます。  この協定は、特段の定めがない限り、草刈り、泥上げ等の作業を行う権限を活動組織に付与す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年十二月に農林水産業・地域の活力創造プランで、農協の果たすべき役割は極めて重要でありますのでその自己改革を促すと、こういうふうに書いておりまして、六月までに結論を得ると、こういうことでございます。  全中は四月三日に自己改革案を決定、公表しておりまして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この主食用米の価格でございますが、基本的に需給動向等に応じて民間取引の中で決定されるということだと考えております。二十六年産米から水田活用の直接支払交付金を充実しまして、数量払いの導入など飼料用米等のインセンティブを高める、それから産地交付金を充実して地域...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この平成二十五年産米の直近の相対取引価格ですが、銘柄の加重平均で六十キロ当たり一万四千四百四十九円ということで、二十四年産米の同時期の価格に比べてマイナス二千八十五円と、こういうことでございます。    〔理事山田俊男君退席、委員長着席〕  これは、二...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 繰り返しになりますが、米の価格、これは民間取引で決定されるということでございます。したがって、先ほど申し上げましたように、価格低下等に対しては、収入が減少するということが起こった場合に農業経営に影響が出ますので、これを緩和して安定的な農業経営ができるように...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御指摘のあった米穀機構の事業でございますが、通常年の月別の販売数量から見て今後の主食用としての販売の見込みが立たないということで、三十五万程度を加工用、飼料用等に販売するということでございます。こうした取組は、集荷業者や販売業者の皆さんがこの米穀機構のメン...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の御質問を聞いておりまして、昔、かつて三Kと、国鉄と米と、もう一個は健保だったと思いますが、その話を思い出していたわけですが、先ほど郡司前大臣からも、これだけはやらない方がいいと、こういうふうに言っていただいたわけでございますけれども、一度それをやると、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに私が注意して先ほど来答弁をしておりますように、需要と供給で価格は決まると。政府が何か先ほどの御提案があったようなことをするとか、逆のことをするということでやはり市場に影響を与えてはいけないということで、これは米以外の農産物もそうであるように、しっかり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私は報道機関でございませんので、報道機関のやっていることについての自覚ということはなかなかお答えしにくいわけですが、ここで前回も、報道機関がこういう報道があって、特に内閣官房からこういう対応をしたということはございましたので、これ以上私から申し上げることは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二十四年の十二月の衆議院選挙の選挙公約とも関連しまして、これは自民党の選挙公約ですが、経営所得安定対策の見直し、それから多面的機能に着目した日本型直接支払、これを公約をしてきたわけでございますので、昨年二月から時間を掛けて議論が進められてきたところでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よくお調べになったなと、こういうふうに思いますが、個社のそれぞれの戦略といいますか、どういうものを作って、どういうふうにお出しして、どういう値段にして、それをどういうふうに流通させて、最終的に消費者がそれをどういうふうに評価をされるかと、こういうことであろ...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○林国務大臣 本制度は、今御質問いただいたように、大変大事な制度でございます。着実な定着と活用を実現するために、生産者、関連業者、それから消費者の皆さんに対する制度の十分な周知、それから何よりも不正使用への厳格な対応、これを通じた信頼の確保が重要であると考えております。  周知...全文を見る
○林国務大臣 我が国の農林水産物、食品、これは品質の高さ等で非常に強みを有しておりますので、これらの地域の資源を活用することで攻めの農林水産業を展開していくということが大変重要だと思っております。  こういう中で、地域には、今お話ししていただきましたように、長年培われた特別の生...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御質問をいただいたと思っております。  水産物の輸出拡大に当たっては、EUが大変有望な市場であるということで、昨年まとめた国別・品目別の戦略にもそこを特記させていただいたわけでございます。  このことのために、今御指摘いただきました産業競争力会議、おと...全文を見る
○林国務大臣 ほかの国と競争をして、これに勝ち抜いて海外市場における日本産品のシェアを拡大していくためには、先ほど来御議論がございますように、それぞれの産地の取り組みにとどまらず、やはりジャパン・ブランドとして確立をしていくということが非常に大事だと思っておりまして、昨年八月の輸...全文を見る
○林国務大臣 キウイフルーツの主要産地である愛媛県等において、今お話のあった病原性の強いキウイフルーツかいよう病の新系統が発生をしておりまして、農林水産省として、今後の防除の徹底と被害園地の復旧が極めて重要と考えております。  このため、この二月に大雪の被害対策でも活用しました...全文を見る
○林国務大臣 果樹共済は、御案内のように、果実の減収等を対象とする収穫共済と、それから樹体の損害そのものを対象とする樹体共済がございますが、キウイフルーツについては、平成五年から収穫共済について実施してまいりましたけれども、今までは樹体共済についての御要望がなかったということで、...全文を見る
○林国務大臣 被災施設の再建を支援する被災農業者向け経営体育成支援事業等々、これは、御案内のように、今御指摘あったように、二十五年度の予算と平成二十六年度の予算を活用して復旧が速やかに行われるようにやっていこう、こういうことでございます。  したがって、原則は二十六年度末までに...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘をいただいたと思っておりますので、今度、法律を通していただいたとして、その後の運用をしっかりと考えてやっていかなきゃいけないと思っております。  先ほどブリー・ド・モーのお話をしましたけれども、私が視察に行ったときにも、チェックをする機関の人も陪席...全文を見る
○林国務大臣 果樹の経営安定対策は、収益力向上のための対策ということで、消費者のニーズの高い優良品目、品種への改植と、それから未収益期間対策、こういうことを推進しているわけでございます。  御要望として、同一品種の改植ですとか、ミカンやリンゴ以外の品目の補助金単価の定額化、こう...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、登録される産品は、品質とか評価が確立しておる、これがやはりなくてはなりませんので、その確立した特性が生産地と結びついているということが地理的表示というゆえんでございます。したがって、特性が確立するに至るまで、やはり一定の時間の経過といいますか、伝統...全文を見る
○林国務大臣 今度新しく制度をつくるわけですが、前の制度は残って、選択してもらえるようになる、こういうことであります。まさにそれぞれの地域でブランド戦略というものをどう考えてやっていっていただけるか、これに大きくかかわってくるということでございますので、やはり地域でしっかりと検討...全文を見る
○林国務大臣 登録の受け付けから、これを採用して、そしてまた、今度は不正使用の監督といいますか監視、いろいろなことをやっていかなきゃいけないということであります。  したがって、特に不正使用等々について、まず、発見した方は誰でも農林水産省に申し出ることができる、こういうふうにな...全文を見る
○林国務大臣 この法案は、地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物、食品であって、品質等の特性が産地と結びついておって、その結びつきを特定できるような名称が付されているというものについて、その名称を知的財産である地理的表示として国に登録することができる、こういう地理的表示保護制...全文を見る
○林国務大臣 和牛という名称ですが、日本原産の牛の種の総称であるということで、それ自体で産地やブランドというものを示すものとはなかなか言えなくて、特定の地域と結びついた名称を保護するという意味で、本制度にはなじまないということであります。  今お話があったように、産地の名称の中...全文を見る
○林国務大臣 地理的表示の保護のあり方については、特別の制度で保護を行うEUと商標制度で保護する米国などで立場が異なっている、こういうことでございます。  それぞれの交渉の詳細については差し控えますが、日・EU・EPA及びTPPの双方の国際交渉を成功させ、双方において我が国の国...全文を見る
○林国務大臣 農は国の基という言葉がありますように、農林水産業は、食料生産にとどまらず、国土や自然環境の保全、集落機能の維持といった多面的機能の発揮を通じまして、国民の暮らしに重要な役割を担っていると考えております。  WTO交渉、それからバイ等のEPA交渉に当たっても、このよ...全文を見る
○林国務大臣 農業にかかわらず、いろいろな分野において、外圧、よく片仮名でガイアツと書くことが多いんですが、これを利用して国内の改革を進めるというようなことを主張される方がいらっしゃるというのは私も存じ上げておりますが、かつてそうであったことが全くなかったかどうかは別にして、今か...全文を見る
○林国務大臣 今御質問いただいたように、EUは、地理的表示が知的財産として保護されるようになることをずっと求めてきておりまして、日・EU・EPAの中でもそういうことを求めているところであります。言うまでもないことですが、長い伝統に基づいて、先ほど私が申し上げたブリー・ド・モーとか...全文を見る
○林国務大臣 今委員もカマンベールのチーズのお話をされましたが、多分、カマンベールが、フランスのGI、AOCだと思いますけれども、そのようなものをとって、AOCを登録したところ自体がカマンベールのキャンペーンやコマーシャルを打つかといえば、打たないわけであります。  ブランドを...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもEUとの関係で少しお話をしましたが、この地理的表示の保護のあり方については、EUのように特別な制度で保護を行うという行き方と、アメリカのように商標制度の中で保護する、こういうふうに立場が異なっているということを先ほど申し上げたとおりでございますが、特に、今、...全文を見る
○林国務大臣 ほぼ答えもおっしゃっていただきながら御質問いただいたような感じがいたしますが、まさにEUにはPDOとPGIということで、PDOのマークがたしか赤いマークですね。それからPGIが青ということで、色で、私も向こうで百貨店等に見に行ってみましたけれども、区別がすぐつくよう...全文を見る
○林国務大臣 不正使用を公的に保護するということのために、認知した場合の立入検査を現場で対応する、こういうことにしておりまして、現在、農林水産省の地方出先機関である地方農政局や北海道農政事務所が行う方向で検討しておるところでございます。  委員が今ちょっとおっしゃっていただいた...全文を見る
○林国務大臣 農協は、農業者の協同組織でありまして、担い手農業者のニーズに的確に応えて農産物の販売等を適切に行って、資材の共同購入等も通じて、農業者の所得を向上させる、よってもって地域農業を発展させていくということが何よりも重要である、こういうふうに思っております。  したがっ...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただきありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月22日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○林国務大臣 日豪EPAでございますが、二〇〇七年の四月に交渉を開始して以来、ケアンズ・グループの中心でありまして、農産物の大輸出国である豪州から、全品目の関税撤廃要求を向こうはしてきておったわけでございまして、こちらは、今お話のあった衆参両院の農林水産委員会の決議を踏まえて、政...全文を見る
○林国務大臣 TPPについては、先ほど来御議論がありますように、交渉中ということで、その影響を今云々することはなかなか難しいわけです。  一方で、日豪EPAは既に大筋合意をしたわけでございます。先ほど申し上げましたように、豪州から一定の柔軟性を得ることができた、その結果、我が国...全文を見る
○林国務大臣 北海道の酪農家の戸数が、今お話しになったように二%ずつ減少する傾向でございまして、さらなる市場アクセスの改善に対する不安というのは当然ある、こういうふうに承知しております。  他方で、これはきょうの日農に出ておりましたが、農業大学校の入学者に農家子弟以外の入学者が...全文を見る
○林国務大臣 今回のシンガポール閣僚会合では、閣僚間で交渉全体の進捗を評価し、さらに、市場アクセス、ルール分野での残された論点について交渉が前進するよう議論が行われたと承知をしております。  今後の進め方についても、今御議論があったところでございますが、共同プレス声明にもありま...全文を見る
○林国務大臣 先生おっしゃるように、TPP交渉は十二カ国でやっております。したがって、日米間の交渉が重要であることは申し上げるまでもないことですが、TPP交渉全体が妥結するというためには、ほかの十カ国、日米を除いた十カ国全てと交渉を終結させることが必要であるということでございます...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる共通譲許かどうか、こういうことだというふうに思います。  御案内のように、二十一分野で、ほかのところは全部ルールの交渉をしておりますので、そこはルール交渉、各国に共通に適用されるということですから、この区別はないわけですが、市場アクセスの中で、ルールの部分...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもホノルル合意、宣言ですか、それについて、甘利大臣がかねてより御主張されて、今度の共同宣言について明示的には入らなかったというところが、今やりとりがあって、篠原委員も聞いておられたと思いますが、もともと、我々は昨年の二月の日米共同声明で、TPP交渉参加に際して...全文を見る
○林国務大臣 国際交渉の結果、畜産の再生産の前提条件が変わりますと、飼料用米の増産が困難になる可能性もあるものの、TPPについては、畜産物を初めとする重要品目の聖域を確保する、今、委員の御意見として、この趣旨はこうなんだというふうにおっしゃっていただきましたけれども、まさにいろい...全文を見る
○林国務大臣 日豪は、担当大臣というふうになっておりませんので、農業分野は私のところで、また工業品等は茂木経産大臣のところでやっておりました。  このときもそうでございましたし、たしか先ほど副大臣からも答弁いたしましたように、就任以来、豪州とは前政権のときからずっとやってきたわ...全文を見る
○林国務大臣 大変いいお話をいただいた、こういうふうに思っております。  先ほど、日豪について大筋合意をいたしましたけれども、では、数字としてどういう影響が出るのか出ないのか、これは貿易動向、需給等々でいろいろなことがありますのでなかなか難しい、こういうふうにお答えしております...全文を見る
○林国務大臣 日本創成会議が人口減少に関する試算を公表した、多分このことを受けられて、十二日でしょうか、佐竹知事が、秋田県の人口減少問題について意見を述べられたということだと思います。  今委員もおっしゃっていただいたように、稲作が悪くてという趣旨ではないんじゃないか、こういう...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる少子化対策というのは、女性がキャリアの追求と子育てを両立できるようにしていこう、先ほどの創成会議も、たしか希望出生率だったと思いますが、そういう概念も新しく用いて、やっておられる。  私の立場で、今まさに委員がおっしゃっていただいたように、地域における活性...全文を見る
○林国務大臣 TPPにつきましては、昨年四月に衆参両院の農林水産委員会で、今お話のあった決議、ここに「農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。」こういう決議がございます。  交渉については、この決議も踏まえて交渉を行っているとこ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど澁谷審議官から、いろいろ工夫をしながら、また、我が国が主張して、どういう会議をやっているかということを会見する、いろいろな努力を行ってきたところでございまして、まさに、対策本部のもとで、政府一体となって、なるべく工夫をしながら、可能な限り情報提供をしていこう、...全文を見る
05月22日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 今、澁谷審議官からお話がありましたように、今回のシンガポール閣僚会合、交渉全体の進捗を評価し、さらに市場アクセス、ルール分野の残された論点について交渉が前進するように議論を行われたということでございます。  共同プレス声明でも記述をされておりますように、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに山田委員からお話がありましたように、昨年、四つの改革ということで、この改革を盛り込んだ農林水産業・地域の活力創造プラン、これ官邸の本部で決定をさせていただきました。実はそのときに、残った課題ということで、農協、農業委員会等の改革について考え方を記し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPPは、御案内のように、マーケットアクセス以外に二十分野でルール作りもやっているということで、大変幅広い交渉でございまして、政府においても、TPP政府対策本部の下で政府一体となって交渉しておりますが、農林水産省としても、農林水産業を所管する立場で主体...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この麦やてん菜、豆、バレイショ、これは北海道の畑作において輪作体系を維持する上で不可欠な作物というふうに理解をしておるところでございます。  農林水産委員会の決議でも、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要品目の聖域を確保するとされておりまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、食料自給率、これまで低下傾向で推移してきた背景、今委員がおっしゃったように、食生活が変わってきて自給率の高い米の消費が減少する、自給率の低い畜産物等の消費が増加するということで、こうした食料消費の変化に国内生産の体制が対応し切れなかった、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに委員がおっしゃっていただきましたように、世界の食市場が三百四十兆から六百八十兆、十年で倍増と、こういう推計がされる中で、アジアは三倍ということでございます。  先ほどの目標額でも触れていただきましたけれども、実際の我が国の農林水産物・食品の輸出額...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、これはジェトロの主要な海外事務所に配置をし、また、この輸出プロモーターもジェトロの、どういう形態になっているかちょっと詳細あれですが、ジェトロとしてやっていただいている、ジェトロと連携強化を通じてやっていっていると、形式的にはそ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 既に全国協議会というのはできておりまして、私も輸出促進協議会というものの総会、昨年行ってまいりましたが、その下に戦略実行委員会というものをつくりまして、これはこの委員会だったか衆議院の委員会だったか忘れましたけれども、例えば先ほどリンゴのお話がありましたけ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、TPP交渉に当たりましては、我が国の農林水産業、その関連産業に与える影響に留意しながら、決議を踏まえて全力を尽くしてまいると、こういうことでございまして、今いろいろと委員もおっしゃっておられたように、まだ交渉途中と、こういうことでございますから、交渉...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これもこの委員会でも御議論いただいたところだと思いますが、先ほど申し上げましたように柔軟性、例えば牛肉では冷凍と冷蔵を分ける、それから長期間にわたっての削減、さらにはセーフガードと、こういうものが得ることができたわけでございます。  実際にこの内容で一体...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この全国農協中央会が各種の政治団体から幾らパーティー券を購入しているかと。これは調査することは、各種政治団体の収支報告書を網羅的に確認する必要があり、作業が膨大でございますので困難だということでございますが、まず、法人として、最高裁の判例において、公共の福...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一般論として申し上げますと、農協中央会は農協の健全な発達を図ることを目的とする団体でございまして、このような目的の達成に資する限りにおいて行う政治的行為については、一般の法人と同様に、公職選挙法、政治資金規正法、これらに抵触しない限り認められるものと、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、私の方の関係ですが、これは、政治資金につきましては、法令に従い適正に処理し報告しているところでございますので、収支報告書以上の詳細については、法令の趣旨に鑑みまして、回答は差し控えさせていただきたいと思っております。  それから、二番目の御質問でご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、内閣府の方からもるる御答弁があったところでございますが、現行の制度、今までそれでやってまいりまして、いろんなことに対応してまいったところでございますので、その前提でしっかりといろんな御意見を受けて、まあ今回の改革の御提案の中にはそういうことも含まれてお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 五月十九日の産業競争力会議課題別会合の場で、安倍総理から以下の御発言がありました。農業委員会の見直し、農地を所有できる法人の要件見直しについて具体化を図っていきたい、また農業協同組合の在り方について、地域の農協が主役となりそれぞれの独自性を発揮して農業の成...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 推進するということをどこで誰がおっしゃったかちょっと記憶が曖昧でございますが、我々としては、規制改革会議農業ワーキンググループ、今副大臣から御説明がありましたように、多くの農協、農業委員会、農業者のヒアリングを行った上でワーキンググループとしての農協、農業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この全中の廃止についていかがお考えかと、こういうことでございますが、農協は農業者の協同組織であります。担い手農業者のニーズに的確に応えて、農産物の販売を有利に行う、また資材の調達等を有利に行うことで農業者の所得を向上させて地域農業を発展させていくと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この中央会は、農業協同組合法に基づきまして、農協や農協連合会の健全な発達を図ることを目的として、全国段階、都道府県段階にそれぞれ一つに限り設立されると、こういうことになっております。  中央会の事業ですが、農協法の七十三条の二十二で、組合の組織、事業及び...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私はすし屋に行っておりませんでしたが、日米協議に関して様々な報道があることは承知をしておりますが、ここで私何度も申し上げておりますように、日米間で合意している事実はないということであります。  オバマ大統領が訪日された際に、安倍総理とオバマ大統領との間で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々は一貫して、先ほど申し上げたように、決まったことはないということを国会できちっと正式な場で申し上げ続けておりますし、また、共同声明というものも日米首脳会談の後に出されておるわけでございますので、それについて、この間もここの場でもいろいろやり取りがござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) せっかく外務省、内閣官房から来ておられますので、このTPP交渉、本部で甘利大臣を中心にやっております。したがって、先ほど、マスコミとのやり取り、それから情報公開、中でも各国で情報公開についていろんな議論があると。ベストプラクティスをたしかやっていこうじゃな...全文を見る
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) この福岡高裁が確定しまして、判決が、五年間の開門義務ということになりました。環境アセスメントの手続を経て、開門した場合の防災上、農業上、漁業上の影響に対して必要な対策工事を長崎県の地元関係者に提案してきたところでございますが、具体的には、今委員がおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この福岡高裁の確定判決が出た後、検討をしてきた今お話のあったものについても、初期の段階で一つの方法として検討を行ったということがございます。で、いろんな経緯があって、最終的には地元の方の反対に遭った地下水案等々も落ちていってこの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々、まさにそういう開門義務と、それからもう一つの方の開門してはならないという義務、両方を負っているということでございますから、今委員がおっしゃったように、いろんなお話合いをするということは大変大事なことだろうと、こういうふうに思っておりますが、長崎側の皆...全文を見る
05月27日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○林国務大臣 農協は、農業者の協同組織であります。担い手農業者のニーズに的確に応えて、農産物の販売、資材の購入、こういったものを適切に行って、農業者の所得を向上させて、地域農業を発展させていく、これがやはり何よりも重要だと考えております。  したがって、農産物販売等に最重点を置...全文を見る
○林国務大臣 これは、この間のこの委員会でも議論になったところでございますが、「美味しんぼ」における描写の内容の個別具体的なことについては、私から論評することは差し控えたいと思っております。  風評被害の払拭について、科学的な見地に基づいて、正確でわかりやすい情報提供、それから...全文を見る
○林国務大臣 侵入防止柵でございますが、先般の豪雪による破損状況、長野県からは、県内の十四市町村三十五地区におきまして、被害総距離が七千三百四十三メートル、被害額が八百十六万円の被害が発生した、こういう報告をいただいております。  したがって、今委員からもお話がありましたように...全文を見る
○林国務大臣 配合飼料価格安定制度でございますが、通常補填基金、これは農家とメーカーの方が積み立てていただいておるわけですが、ここのところの高騰によって、多額の借入金、九百四十億円になっておりまして、制度の安定運営に対する懸念が高まっていたということもありまして、昨年十二月に所要...全文を見る
○林国務大臣 大変ありがたい御質問をいただきました。  産地の競争力強化のために、共同利用施設、選果場のようなものの整備に対して、二分の一以内での補助率で、都道府県向けの交付金である強い農業づくり交付金で支援をしてまいりました。  平成二十六年度においては、当初予算額二百三十...全文を見る
○林国務大臣 農業の成長産業化、これは、需要サイドで六次産業化、輸出促進、付加価値を高めるということが必要になっておりますし、同時に、供給サイドの強化として、農地の集積、集約化、こういったものでコストの低減等を進める必要があると思っております。  そういう意味では、条件のよい平...全文を見る
○林国務大臣 前回に続いて、私も大変勉強になったと思っております。  安定供給は、やはり文化財の修復に欠くことのできない重要な課題だと思っておりまして、先ほどちょっと御議論があったと思いますが、輸入漆の少なくとも十倍以上の価格で国産の漆が取引されているということでありますので、...全文を見る
○林国務大臣 規制改革会議の方で五月二十二日に農業改革に関する意見を取りまとめられまして、今お話しになったように、中央会制度の廃止を含む農協の見直しが内容になっております。これにつきましては、今後、与党とも協議しながら具体的な内容は詰めていきたい、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○林国務大臣 外国人の技能実習制度については、今委員がおっしゃったように、そもそもの目的は、開発途上国の経済発展に資するという国際協力を目的とする制度でございますので、これでもって労働不足を補うという制度ではない、こういうことであります。  では、全体としてどうしていくのか、こ...全文を見る
○林国務大臣 特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  本法は、農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化に対処して、金融及び税制上の支援措置を講ずることにより、特定農産加工業者の経営の改善を促進する...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) この技能実習制度の趣旨につきましては先ほど法務省から答弁があったとおりでありますが、現在、法務大臣の私的懇談会であります出入国管理政策懇談会の中の分科会におきまして、制度の見直しに向けた検討が行われているというふうに承知をしております。  本制度ですが、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は、もう言うまでもないことですが、農業者の協同組織であります。担い手農業者のニーズに的確に応えて、有利販売、農産物の有利販売ですね、それから資材の有利調達、こういうものを適切に行って農業者の所得を向上させて地域農業を発展させていくということが何よりも重...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それでは、まず私からお答えいたしますが、総理が御答弁されたように、農協というのは農協法に定める事業というのがあって、その中から組合員の選択によって事業範囲を決めております。したがって、多くの農協は、組合員の利便性を考えて組合員が必要とするサービスを総合的に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この中央会、先ほども申し上げましたように、農業協同組合法に基づきまして、農協それから農協連合会の健全な発達を図る、これを目的として農協の経営指導等の事業を行っております。  昭和二十九年の発足当時、農協は一万を超えていたわけでございますが、経営が著しく悪...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全国農業会議所でありますが、農業委員会等に関する法律に基づいて全国に一つに限り設立をされ、農業委員への講習等を行っている都道府県農業会議をサポートする役割を担っております。同法の五十九条であります。このほか、法律上の業務としては明記をされておりませんが、実...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この二十七日に日比谷公会堂で全国農業委員会会長大会、盛大に開催されまして、私もお招きをいただいて、お集まりいただいた全国の農業委員会の会長の皆様に、日頃から農政、中でも農地制度の円滑な運用に多大な御尽力をいただいていることに感謝を申し上げ、また二田会長から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変深い、また的確な問題意識を設定していただいたと、こういうふうに思っております。  農村地域は、都市に先駆けて高齢化、人口減少が進行しておりまして、集落機能の低下などといった厳しい問題に直面をしているわけでございます。今の勝部さんのお話は非常に具体的で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際交渉の結果、畜産の再生産の前提条件、もし変わることがあれば飼料用米の増産が困難になると、可能性は否定はいたしませんものの、まず日豪EPAについては、国内畜産業の存立、健全な発展を図っていくことができる合意内容と考えております。また、TPPについても、今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国では食生活が変化をいたしまして、昭和三十七年のピーク時の百十八キロ、年間の米の消費量でございます、一人当たりの、これが今大体五十六キロ、平成二十四年ということで半分になっておりまして、主食の米が大変、消費がある意味では非常に短い期間で少なくなったと。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは今委員がおっしゃっていただきましたように衆議院でも多くの議論がなされたところでございますが、今般の農政改革において、いわゆる米の直接支払交付金についてでございますが、米は麦、大豆と違いまして十分な国境措置があるということでありまして諸外国との生産条件...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般の改革で、米の直接支払交付金が、まず一万五千円から七千五百円に減額と、こういうことでございますが、一方で、餌米、米粉用米等の新規需要米に転換して単収を上げる努力をしていただく、それから不作付け地を解消して水田をフル活用する、こういう御努力をいただいた場...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員が御指摘いただいたように、今の農業共済制度、これは自然災害による収穫量の減少が対象となっておりまして、価格の低下がまだ対象になっていないと。それから、まさに御指摘があったように、この対象品目が収穫量の把握ができるものに限定をされておりまして、加入単位...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、御視察に行かれて、北海道の状況と行かれた出雲の状況は大分違うということでございまして、うちの地元はどちらかというと出雲の方に近いような状況ですので、この仕事になってつくづく思いますのは、日本は広いなと。ですから、農政をやるに当たっては、いろんな地域の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 仮定の質問でございます。今TPP交渉中でございますから、具体的にどうこうということは申し上げられないと思いますが、一般論としては、国境措置とゲタ対策、こういうことでございますので、もし国境措置が、全部即時撤廃の試算を出して、あんなことにならないようにしっか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今局長からどういうふうな根拠でこういう単価になっているかということの説明をさせていただきましたけれども、まさに共同活動量、単位面積当たりは、いろんな方が上手下手というのはあろうかと思いますが、やはりほかの府県と比較して一般的に区画が大きくて単位面積当たりの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 多面的機能支払は、もちろん水田、非常に貴重な生産装置であると申し上げたところでございますが、水田だけが果たしているというわけではなくて、畑地も草地も相まって、また森林等も相まって多面的機能というのが果たされていると、こういうふうに考えておりまして、そういっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この規制改革会議は、今委員からお話がありましたように、五月二十二日に農業改革に関する意見、これを取りまとめられましたが、この改革を取りまとめる過程においては、先ほどどなたかのお話にもあったように、農業ワーキンググループにおいて農協や農業委員会、農業者等から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全国農業会議所は、今委員からも触れていただきましたように、農業委員会等に関する法律に基づきまして全国に一つ設立をされると。農業及び農民に関する意見公表、行政庁への建議、それから都道府県農業会議の業務に対する指導、連絡、農業及び農民に関する調査及び研究、情報...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは実は、昨年十二月に農林水産業・地域の活力創造プラン、これを決めさせていただきましたが、販売事業等を行う農協の果たすべき役割は極めて重要であります。したがって、自己改革を促すとともに、本年六月までに農協の在り方について結論を得ると。そのときに、実は農協...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど徳永先生のときにちょっと申し上げたように、御視察に行かれた島根、私の山口はその隣でございますが、北海道と大分違うという、多分私が北海道へ行くと、北海道はやっぱり違うんだなと思うのと同じだと思いますが、全国大変にいろんな差があるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、農林水産省においては、今御議論いただいております中山間地域等直接支払制度を含む日本型直接支払制度、これを創設するわけですが、このほかにも、簡易な圃場整備や農地の集約化、それから地域資源を活用した六次産業化、それから交流人口の増加を目指すための都市と農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この一兆円の目標まで、一昨年のベースの四千五百億円ということを倍増ということで目標を作りましたけれども、既に今、副大臣から触れていただきましたように、去年は、三・一一のいろんなことによっていろんな規制があったのが外れてきたということと、それからもう一つは円...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 企業の農業参入については、今先生がおっしゃっていただいたように、平成二十一年の農地法改正でリース方式での参入が自由化されたところでございます。二十一年の農地法改正後の四年間で改正前の五倍のペースで参入が進みまして、千三百九十二法人が参入し農業経営を続けてい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、産業競争力会議の課題別会合で総理からそのような御発言、御指示があったところでございますので、しっかりと御指示を踏まえてやってまいりたいと、こう思っております。  先ほど申し上げましたように、十二月に活力創造プランというのを作りまして幾つか柱を定め...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お触れになっていただきましたように、五月十九日の産業競争力会議課題別会合の場で、安倍総理から、農業委員会の見直し、それから農地を所有できる法人の要件見直しについて具体化を図っていきたい、また、農業協同組合の在り方について、地域の農協が主役となり、それぞれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたが、十二月のプラン、これを六月に改定をしようということで、既に十二月にそういう書きぶりになっておりますので、今回の諸々の改革の議論についても六月に官邸のプランの改定という形で決めたいと、こういうふうに思っておりますので、その中の該当部...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、我が省から出したものでお作りになっていただいたものということでございますので、これで結構じゃないかと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 実は、これは衆議院で林委員、当時はみんなの党だったと思いますが、からも同じ問題意識で御議論したところでございますが、諸外国との生産条件の格差から生ずる不利があってコスト割れとなっている麦、大豆等の農産物について、生産コストと販売額の差に相当する額を補填する...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 水路等の管理でございますが、比較的規模の大きい水路等は、土地改良法に基づいて農業者によって設立される土地改良区、これが同法に基づいて組合員からの賦課金を徴収して維持管理を行ってまいりました。  一方、末端の農地周りの水路等の維持は、従来からの慣習に従って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは北海道の単価について先ほど徳永先生からもお話があったところでございますが、そのときも局長から答弁いたしましたように、この多面的機能支払の交付単価の算定基礎となる水路それから農道等の保全活動に要する活動量、地域間においても、また活動の対象となる農地や施...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の現状ということでございますが、これまで輸入トウモロコシというものが一千万トン近く輸入をされてきたわけでございまして、それを配合飼料等々で使って畜産の方がやってこられた、こういうことでございます。したがって、これに遜色のない価格でやっていくということをし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、やはりしっかりと取り組んでいかなければならないと思っておりまして、先ほど申し上げたように、生産現場を強化するということに加えて、需要先の確保というのをしっかりやる、そして、そのマッチングをしっかりやるということは、これはあらゆる産業政策の基本である...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 各農協から監督行政庁であります都道府県、これに毎年提出することが義務付けられております業務報告書において信用事業、共済事業等の各事業ごとに員外利用割合の比率を記載することとされております。農協の員外利用の状況については、この業務報告書が各農協から提出される...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協の組合員については、農協法上、農業者のみが正組合員となりまして、それ以外の者であっても地区内の住所を有する個人等は准組合員となることができます。  この正組合員と准組合員を比較しますと、総会における議決権など組合の運営に参画する権利は正組合員のみに認...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、仕組みを構築していると。すなわち、都道府県に指導を徹底する、その都道府県というのは農協の監督行政庁でございますから、違反が確認された場合は個別に解消する仕組みを構築をしておりまして、違反があった農協の数などを農水省において集計を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと御説明させていただいたように、住所があると准組合員になれると、こういうことでございます。  事業利用の面においてはこの両者に差が設けられていないということで、各農協に対して正組合員と准組合員を区別してそれぞれの事業利用分量を把握することは求...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国内支持通報でございますが、AMS、黄色の政策に該当する事業ごとの補助金の名称、その金額については通報の対象になっておりませんので、お答えするのは差し控えたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) まず、このWTOは、先ほど委員が日本も南北に長いのでそれぞれの地域に応じたということがありますように、WTOのルールもいろんな区分をした上で、それぞれの国でいろんなことがあるからということで決めをやっておるわけでございまして、そういった意味で、現行のWTO...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日もその部分については何度か御議論をいただいたところでございますが、先ほど局長から答弁いたしましたように、地域政策というのは広い概念でございますので、多面的機能をやるための政策はその中の一つであると、こういう整理をしておるわけでございまして、これ以外に地...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 担い手が利用している農地面積の割合、この十年間で三割から五割まで来たわけでございますが、成長産業としていくために更に集約化を加速するということが必要でございまして、十年間で五割から八割まで拡大するということを目標としております。そうしますと残りが二割と、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 島根県のお話が今出ましたが、私の山口県も、まあ瀬戸内海側は少し違いますけれども、日本海側は同じような状況でございますので、先ほど徳永委員がおっしゃったように、北海道から来られると随分違うんだろうなと、我々は逆に北海道へ行くとそういう思いをいつもして、羨まし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 勝部さんのお話は先ほどあったところでございまして、確かにそういう御意見があるということも承知をしているところでございます。  これは、最終的にといいましょうか、中長期的にどう見ていくかという視点というのがあって、確かに今のまま、規模が小さい方がずっとその...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、先ほども申し上げましたように、今のままいくとどうなるかと、それぞれ同じ世代の方がということで、今の規模のままでいく中でどうなるのかと、それをそのまま見ているかということと比べてどうなのかと、こういう視点も必要ではないかと、こういうふうに思いますし、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどからここは御議論になっておるところでございますし、いろんな考え方があると、こういうふうに思いますが、やはり現状、耕作放棄地がどんどん増えていく、また農業者の平均年齢がどんどん上がっていくということを踏まえますと、今のままで集積をせずに今の方がそのまま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中山間地域等直接支払制度は、多面的機能の低下が特に懸念をされる中山間地域等について、農地の傾斜等、地理的条件から生じる平地との生産コスト格差、これを補正するという位置付けであります。平成十二年度の創設以来、先ほど局長から説明がありましたように、耕作放棄地の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 応援をいただいたと思っておりますが、しっかりといろんな対策を打っていく必要があると常々思っておりますし、この支払制度の見直しも今年ということでございますので、いろんな対策を含めて、今回、多面的機能支払も水田に限らずに畑地、草地ということでこの対象にいたしま...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(林芳正君) まず、食生活の変化がございまして、一人当たりの主食用米の消費量、昭和三十七年が百十八キロでピークでございましたが、直近二十四年で五十六・三キロと、半分でございます。主食用米の消費量の大幅な減少傾向が続く中で、一方で、生産装置として水田は非常に貴重でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、既に実質的に選択制になっていると申し上げましたけれども、その選択制になる前、委員がおっしゃったように、いろんないわゆるペナルティー的なものがあってやってきたということであります。結果としてこれはうまくいっていたかどうかと言えば、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 言葉の定義の問題ということもあるかもしれませんが、今般の米政策の方の見直しは、正確に言いますと生産数量目標の配分というものをやっておったということでございますが、これを、先ほど申し上げましたように、行政による配分に頼らなくても、国が策定する需給見通し等を踏...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食生活、安ければいいのではないかと、こういうようなお話がございましたけれども、いいものが安く手に入るというのはいいことでございましょうが、安くするためにものが悪くなるということでは困るわけでございまして、我が国の食生活、野菜の摂取不足等の栄養の偏りや、朝御...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるとおりでございまして、やはり、よく昔から官と民、それから公と私と、この公の仕事を官だけが担うのかというと、民も公の部分を担っていこうという考え方はあるわけでございまして、我々が十二月に取りまとめた活力創造プランでも、人口減少、特に農村の人口...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二十三年産米ですと、八百四十万トン程度の生産の中で六百万トンがJA等の出荷事業者経由、生産者の直接販売で消費者、需要者へ販売されていると。六割の三百七十万トン程度が出荷事業者を通じて卸業者とのいわゆる相対取引と、こういうことでございます。  基本的には、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々も、男性と女性のところまで詳細に検討したわけではございませんが、やはり、御長男であれ御長女であれ、次男であれ次女であれ、帰ってきていただきたいという思いは常に持っておるわけでございまして、民主党時代に始まった人と農地プランの中でいろんなお話をしていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 青年就農者の四割、五千三百人でございますが、雇用の形態で就農、いわゆる就職をするということでございまして、特に自分のうちが農家じゃない方にとっては非常に重要な就農ルートとなっておるということでございます。我々としても、この法人等に雇われる方も含めて、四十代...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど訂正をしました。もう一度訂正させていただきたいと思いますが、一年当たりの数字で申し上げましたので、最初に申し上げました五千三百人が毎年の一万五千人の四割ということでございます。  それから、今お話がありましたこの社会政策の重要性というものは大変に大...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改革で米の直接支払交付金が一万五千円から七千五百円に減額するということでございますが、一方で、飼料用米、米粉用米等の新規需要米に転換して単収を上げていただく努力をしていただく、若しくは不作付け地を解消して水田フル活用をする等やっていただく場合には所得...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、平木委員から御指摘がございました食料・農業・農村基本法の三十条二項には、農産物の価格の変動が育成すべき農業経営に及ぼす影響を緩和するために必要な施策を講ずるということが規定をされております。担い手経営安定法に基づく収入減少影響緩和交付金、これがこれに該...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話をいただきましたこの農林漁業成長産業化ファンド、略称でA—FIVEと、こういうふうに称しておりますが、農林水産物等を活用して加工、流通等の事業を行う六次産業化の取組に対して出資等の支援をするということで、農林漁業者の所得の確保、農山漁村の雇用...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 申し上げましたように、これは六次産業化の取組に対して出資をするということで法律をもってこのファンドを作らせていただきましたので、今委員がおっしゃったようなICT等の技術も、当然、その六次産業化の取組の中で加わっているということであれば、これ出資でございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPPを通じてアジア太平洋地域の活力を取り込んで力強い経済成長を実現すると、これは我が国の国益になると、こういうふうに考えておりますが、農業分野について申し上げますと、関税撤廃による国内生産への影響を懸念する声が強いということで、衆参の農林水産委員会で重要...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この米政策の見直しでございますが、五年後を目途に、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者や集荷業者・団体が中心となって円滑に需要に応じた生産が行えるように各般の環境整備を進めると、これを決めておるところでございます。  主食用米については、今ま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、七万三千トンというものが供給希望があるということでございまして、このマッチング活動を行っておるということは申し上げたとおりですが、さらに日本飼料工業会からも、価格等の条件が合えば当面四十一万トン、中長期的には約二百万トンの使用が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど二百万トンと申し上げましたが、さらに、これも常々御答弁しているところでございますが、例えば鶏に対してどれぐらいが置き換われるか、豚に対してどれぐらいか、牛に対してどれぐらいかと、こういうもの、現行の技術水準ということを勘案しますと、大体四百万トンを超...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは畜産側の課題としても、やはり輸入の飼料に頼っているというところがよく言われておりますように、畜産では規模の拡大はかなりの、もう各国と比べても遜色ないところまで進んでいると。ただ、やはり餌というものが輸入に頼っているという意味で、畜産からとっても非常に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 認定農業者制度の運用に当たりましては、これまでも、農業経営改善計画の目標の達成が見込めるのに、例えば年齢等の独自基準を定めて、これを満たさない者は一切認定しないと、こういった画一的な運用を行っている市町村については、そういった独自基準を廃止して適切な運用を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業経営基盤強化促進法に基づきまして、認定農業者の認定に当たっては、農業者自らが農業経営改善計画、これを作っていただくと、こういうことになっております。これを、市町村が作成した目標、基本構想に照らして適切なものであるということ、それから計画の達成される見込...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この七割という数字が多分中山間地域支払等も含めてという、こういうことだと、こういうふうに思いますが、いずれにしても、水田を中心に農業というのが土地、水のつながりで地域ぐるみで営まれております。水路、農道等がやはりそこの箇所だけではなくて全体として適切に管理...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど七割という数字、少し申し上げましたけれども、私が答弁をいたしましたのは、新たに創設する農地維持支払について、約二百五十万ヘクタールから最大約三百万ヘクタールの農用地で取り組むことができる予算額を確保したと、この面積は対象となり得る農用地面積約四百九十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業委員会については、今のアンケートはお示しいただいたとおりでございますが、農業者から評価を必ずしもされていないというのはこのアンケートでも明らかでございます。  それで、改革の経緯ということですが、累次、農業委員会については制度の見直しを行ってきたとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この規制改革会議の御提言に対する受け止めと、こういうことで今選挙制度とそれから団体推薦制度についてお話があったところであります。  まず、選挙制度でございますが、歴史を遡りますと、昭和二十六年の農地解放で農地の売渡しを行った農地委員会、それから食料の供出...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このアメリカの農業団体が日本が意味のある市場アクセスを提供しない限り日本抜きで交渉を妥結させることを求める声明、今外務省から御紹介があったとおりで、発表されているということは承知をしております。  実は、同じような声明が同じ団体から、昨年秋から今年にかけ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) セーフガードは重要な一つの要素であると、こういうふうに思っておりまして、今回の日米協議でも、このセーフガードも含めて、日米間に残された課題について議論が行われたと、こういうふうに承知をしております。  関税というものを議論するときには、削減幅ですとか、削...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この農業団体は農業団体のお立場で声明を発表されておられますし、これ、今までも同様の声明も発表されておるところでございます。昨年の秋から、発出されたその間も我々は米国との間で交渉をやってきたところでございます。七月の首席交渉官会合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 度々この委員会でも取り上げていただいておりますが、農村地域での高齢化や人口減少、これは都市に先駆けて進行しております。したがって、集落機能が低下するというような厳しい問題に直面をしておるわけでございます。  こういう状況に対応して、国民に対する食料の安定...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今のポスターはなかなかすてきなポスターだなと、こういうふうに思いましたけれども。  今回、ホームページ、これはIT環境の発展も踏まえてポスターに劣らぬ認知効果もあると、こういうふうに思っておりますのと、それからもう一つ、国際会議でもこの家族農業年、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のこの見直しを水田活用の直接支払交付金について行うに当たって、餌米については単収向上の取組へのインセンティブということで数量払いを導入して、八万円プラスマイナス二・五万円と、こういうことにいたしたわけでございます。さらに、地域の実情に応じて独自の支援を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、畜産の体制強化という意味でも大事なことであろうかと、こういうふうに思っておるところでございますが、一方で、うちで餌米を普及させたいのでおたくは輸出してくれるなと、こういうことはなかなかこういう自由貿易体制の中では難しいんではないかということでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全体のトウモロコシ等の穀物の貿易の中でのシェアということを申し上げますと、かなりの変動をしておりまして、例えば平成二十四年度、アメリカにおいて大干ばつとトウモロコシの減産、価格高騰ということで、我が国のアメリカからの輸入割合は、実は平成二十三年度八六%だっ...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○林国務大臣 特定農産加工業者は、地域の農産物を利用して、専門性、加工技術のノウハウ、こういったものを生かしながら製造を行っておられまして、農業者との連携によって六次産業化をつくっていく、地元産の農産物を活用して特色ある商品づくりというものを進めていくことは期待をされるところであ...全文を見る
○林国務大臣 今お尋ねのあった本法の対象業種でございますが、法律の二条二項に、農産加工品またはこれと競争関係にある農産加工品等の輸入に係る事情の著しい変化によって、相当数の事業者の事業活動に支障を生じ、または生ずるおそれがあると認める業種であることと法律に定めておりまして、この定...全文を見る
○林国務大臣 この延長は当然、今委員が御指摘いただいたように、TPPを前提とするものではないということであります。  TPPの交渉の結果を今の時点で見通すことは難しいわけでございますので、交渉の結果に伴う対策については、交渉の結果が出たその時点で改めて全般的に検討すべき、こうい...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりだと思っております。  この法律自体は、輸出に向けた生産量ということの増加を直接の目的としておるわけではございませんけれども、特定農産加工資金を利用して取り組んでおられる事業者の中には、輸出に積極的に取り組んでおられる方もいらっしゃるということでご...全文を見る
○林国務大臣 これは去年の十一月ぐらいだったと思いますが、先生からも、A—FIVEの出資対象で、六次産業化の取り組みを行う事業体が事業の状況に応じて自分で生産を行う場合、これも出資ができるようになるといいんじゃないか、こういう御意見を賜ったところでございます。  六次産業化の取...全文を見る
○林国務大臣 レンズ風車は、環境省の技術開発・実証研究で、平成二十二年から、九州大学の教授を中心に開発をされた。  今お話があったように、効率がよくなるので、軽くなります。したがって、浮体構造になるということで、魚礁としての機能を発揮させることが容易である、こういうふうに承知し...全文を見る
○林国務大臣 本法が、輸入事情の変化へ対応する、こういう制定経緯で発足をしておりますので、制度の趣旨としては、有効期限を切って、有効期限を迎えるごとに、特定農産加工業をめぐる情勢の変化等を踏まえて、その存続の必要性を検討する、そして、その必要性が認められれば延長していくことが望ま...全文を見る
○林国務大臣 これは政府内部の話かもしれませんが、臨時支援措置という枠組みをとることによって、これは臨時の対策であるということで、恒久法よりも金利などの面で有利な条件での支援が可能となっている、こういうこともあろうかというふうに思います。恒久法とした場合に、支援措置について、臨時...全文を見る
○林国務大臣 多面的機能支払交付金は、地域政策で、地方にも利益が及びますので、地方公共団体にも御負担をいただくことになっておりますが、この負担に対しては、地方交付税措置として、普通交付税、特交を組み合わせまして、これまでの農地・水保全管理支払いと同水準の措置、すなわち、六割が普通...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、農産加工品について、輸入量が直近五カ年では増加をして、輸入品のシェアも増加傾向ということで、国境措置の変更の影響が依然として見られているということがあるわけでございます。  本法に基づく支援措置は、長期低利の融資、税制措置等々、設備投資への支援措...全文を見る
○林国務大臣 これは、この支援措置の効果を見るために、やはり設備投資を支援するわけでございますので、設備投資をした後、特定農産加工業者の経営状況がどの程度改善したかを見るということでございまして、導入直後に見るよりも、導入して、その後何年か、どうなったかということが有効であろう、...全文を見る
○林国務大臣 これは、実は、財投の改革、政策金融の改革ということで、もうかれこれ十年になりましょうか、随分大きな議論をいたしました。私は、そのとき党で事務局長なんぞをやっておりましたので、大分苦労いたしました。  組織の統合も含めて大胆な改革をやるということで、その以前は、財政...全文を見る
○林国務大臣 そこも随分大きな論点でございました。  一つの考え方としては、財投債ということで調達することによって、民間の銀行が調達するよりも、国の暗黙の保証的なことで安く調達できるということで、これは、使い切りの、いろいろな施策で使うわけではなくて、融資という形で出てきますの...全文を見る
○林国務大臣 この法律で、経営改善計画の承認を受けた方は、事業の転換を目的とした資金の貸し付けを受けることができることから、ほかの農産加工業への転換が可能ということでございます。  一方で、今、パイナップルの話がございましたが、この生産工場のある沖縄本島の北部地域、JAおきなわ...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる牛肉自由化の影響について定量的に示すというのは難しいわけですが、日本短角種については、今お示しいただいたように、飼養頭数が減少しております。  他方で、国内対策としては、肉用子牛価格の低下に対して、自由化前の価格水準を基準として生産者に補給金を交付する肉用...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、東日本大震災により、主要な事業用資産について、浸水、損壊などの損害を受けた場合、また売り上げが相当程度減少した場合には、償還期限の延長を十五年から十八年、それから据置期間を三年から六年という特例措置を講じております。  それから、...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただきありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○林国務大臣 養豚農業は、国民の重要なたんぱく資源の供給源として、国民の食生活の安定に寄与し、食肉生産、加工等を通じて、地域経済に貢献している。畜産全体二兆五千八百八十億のうち、豚が五千三百六十七億円でありまして、大変大きな貢献をしております。  それから、今委員がお触れになっ...全文を見る
○林国務大臣 稲津先生がおっしゃったように、花育は大変大事であると思っております。こういう花や緑を教育や地域活動に取り入れる、芸術文化関係者、花卉の生産、販売業者等が、今おっしゃっていただいた全国花育活動推進協議会を設立して、連携して推進されておられるのは、大変ありがたい取り組み...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は、昭和二十六年に、農業全般にわたる問題を農業者が自主的に解決していくために、地方自治体の組織として設置をしたものでありまして、委員の選出方法は、今お話がありましたが、当時は、農地改革直後ということで、どの農民もおおよそ同じ経営規模の農業者であったというこ...全文を見る
○林国務大臣 養豚全体については、先ほども申し上げたとおり、しっかりと経営安定に向けていろいろな諸施策をやっていきたいと思っております。  また、TPPについては、繰り返しになってしまうかもしれませんが、決議をいただいております。牛肉・豚肉ということでございます。しっかりと決議...全文を見る
○林国務大臣 花卉は、広辞苑等によっても、広く観賞の用に供される植物、こうされております。  具体的には、今お話のあった切り花、それから鉢物、ここに洋ランとか盆栽、観葉植物等が入る。それから、植木のような花木、球根、花壇用の苗物、芝とか、こういうものが花卉に含まれるというのが一...全文を見る
○林国務大臣 植物防疫に関する国際条約において、植物の輸入国は、植物の病害虫の侵入を防ぎ、自国の農業を守るために、国際的なルールに従い、科学的根拠に基づいた植物検疫を実施するということになっております。いわゆるSPS協定というものです。  こうした中で、我が国からの花卉の輸出で...全文を見る
○林国務大臣 花卉の振興に当たっては、国はもちろんですが、都道府県、市町村レベルの行政関係者の皆さん、そして、そこにとどまらずに、生産者、流通業者、消費者、そして芸術文化、生け花等も含めて、幅広い分野の関係者がやはり一体となって取り組んでいくということが大事だと思っております。 ...全文を見る
○林国務大臣 五月十九日の産業競争力会議の課題別会合、ここで安倍総理から、農業委員会の見直し、農地を所有できる法人の要件見直しについて具体化を図っていきたい、また、農業協同組合のあり方について、地域の農協が主役となり、それぞれの独自性を発揮して農業の成長産業化に全力投入できるよう...全文を見る
○林国務大臣 規制改革会議の中のどういう経緯だったかというのは、先ほど答弁があったとおりでございます。私はその場にいたわけではございませんので、そういうやり方をしたんだなという受けとめをしております。  一般論として、何か物を決めていくときというのは、やはり報道によるということ...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会の改革案は、既に示されているところでございます。  また、この委員会でも、あるいは参議院の方の委員会でも、農業者のアンケートについてのやりとりがございます。実際にアンケートをとってみますと、いろいろな方によってそれぞれ数字は違いますが、農業委員会がもう少...全文を見る
○林国務大臣 農協中央会でございますが、農業協同組合法に基づいて、農協それから農協連合会の健全な発達を図ることを目的として、全国段階、それから都道府県段階に、それぞれ一つに限り設立されるということでございます。  合併の促進や連合会の再編を進めることによって、農協、連合会それぞ...全文を見る
○林国務大臣 国会でどういうふうにやられるかというのは、まさに国会でお決めになることでございますので、私からはあれこれ言うことは差し控えたいと思います。
○林国務大臣 私は、余り例え話が得意でないものですから、お経のようにと言うと怒られるかもしれませんが、同じことを繰り返し申し上げるようにしております。  それは、国会で決議をいただいておりますので、その決議を踏まえて、国益を守り抜くようにしっかりと交渉する、もうこれに尽きると思...全文を見る
○林国務大臣 そのときもたしか御答弁をあるいはしたかもしれませんが、踏まえと受けとめという言葉について、特に何か意図的に差を持って使っているというわけではないということで、議事録を見ると、総理も甘利大臣も踏まえということもお使いになったこともある、こういうふうに承知をしております...全文を見る
○林国務大臣 これは、かねがね申し上げておりますように、TPPいかんにかかわらず、耕作放棄地一つとっても、また農業従事者の平均年齢をとっても、昨年の十二月にまとめさせていただいたプランに従って改革をしていくということは待ったなしの課題である、こういうふうに思っております。  実...全文を見る
○林国務大臣 花卉産業の振興は、国内需要の拡大とあわせて、やはり輸出の促進の取り組みが重要であると思っております。  したがって、まず、国内需要は、消費者の関心の高い、日もちする、こういう日もちの向上を図るための徹底した温度管理とか鮮度保持剤ということの使用によるコールドチェー...全文を見る
○林国務大臣 その背景ということで申し上げますと、まず、花卉の振興に関しては、国産花卉の産出額が減少傾向で推移をしております。切り花の輸入量が増加傾向であるということで、国産花卉の生産流通体制の強化が求められているということでございますので、その振興を図るための立法の検討が進めら...全文を見る
○林国務大臣 先月の二十九日から二日間で、ワシントンで日米実務者協議が行われたわけでございますが、先ほど西村副大臣からも答弁があったと思いますが、農産品の取り扱い等の日米間の残された課題について、一定の前進はあったものの、依然として日米双方の主張の隔たりは埋まっていない、こういう...全文を見る
○林国務大臣 あらゆる政策は、メリット、デメリット、なるべくデメリットを減らしてメリットをふやすような政策というのが望ましい、こういうふうに思っておりますが、一方で、いろいろな制約、財政的な制約でございますとか、通商交渉の場合は相手がある、こういうことも、制約というか条件というか...全文を見る
○林国務大臣 切り花の一世帯当たりの購入金額でございますが、残念ながら、長期的に減少しておりまして、平成十三年が一万一千五百三十六円、これが平成二十四年に九千五百四十一円、こういうふうになっております。  また、世代別に見ますと、若年層ほど購入金額が低い。二十九歳までが千四百七...全文を見る
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後最善の努力をしてまいる所存でございます。
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後最善の努力をしてまいる所存でございます。
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) 今、江島先生からお話がありましたように、インターネットで通販事業を行っております楽天でございますが、本年四月一日付けで、楽天市場の出店業者に対しまして全ての鯨、イルカの部位を用いた製品の販売を禁止することを通知したと、これは承知をしております。  これは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 党でそういういろんな検討をしたときの座長を務めていたという記憶はございますが、ちょっと御通告がなかったので、中身については改めて御答弁の機会があればさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(林芳正君) 先ほどちょっと申し上げましたように、詳細については、まだ手元にも文章もございませんし、そのときの経緯等も正確に把握してからお答えをした方がいいと思っております。  当時、我々野党でございましたが、一つ今思い出したことは、たしか、法制局長官は国会で答弁をせ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日中の漁業協定については外務大臣からお話をしたとおりでございますが、マグロのお話がございました。  マグロは、御案内のように、小さいところからずっと今の黄色で書いていただいたところをたどりながらだんだん成長していくということで、今マルチの、中国も入った枠...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一度委員会でもこの議論をさせていただきましたが、一般論として申し上げますと、農協中央会は先ほどちょっと御議論がありました農協の健全な発達を図ることを目的とする団体でありまして、このような目的の達成に資する限りにおいて行う政治的行為については、一般の法人と同...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○林国務大臣 ことしの四月四日でございましたが、有明の四県漁連等の代表者の皆さんから、有明海をどうやって再生していくかということに関して要望をお受けしたところでございます。  我が省として、有明海の再生は、国としても大変重要な政策課題である、こういうふうに認識をしておりまして、...全文を見る
○林国務大臣 農協は、言うまでもなく、農業者の皆さんの協同組織でありまして、担い手農業者のニーズに的確に応えて農産物の販売などを適切に行って、農業者の所得を向上させて、地域農業を発展させていくということが何よりも重要でありまして、このことが食料の安全保障の確保にもつながる、こうい...全文を見る
○林国務大臣 農協は、農協法に定める事業の中から、農家組合員の選択によりまして事業範囲を決めております。多くの農協においては、組合員の利便性を考えて、組合員が必要とするサービスを総合的に提供するという観点から、経済事業、信用事業、共済事業など、今委員からお話のあった事業を総合的に...全文を見る
○林国務大臣 農協の中央会は、農協経営が危機的な状況に陥ったことを背景に、昭和二十九年に、農協に対する経営指導により農協経営を再建するために導入された特別な制度でございまして、全国段階、都道府県段階に、それぞれ一つに限り設立をされております。  これまで、農協中央会は、農協組織...全文を見る
○林国務大臣 農協、農業委員会等につきましては、与党における大変熱心な御議論を経て、昨日、農業の成長産業化、それから、農村社会の維持発展に資するという観点で、農協・農業委員会等に関する改革の推進についてが取りまとめられた、こういうふうに承知をしております。  我々としては、この...全文を見る
○林国務大臣 農協は、農業者の協同組織でありまして、担い手農業者のニーズに的確に応えて農産物の販売等を適切に行って、農業者の所得を向上させて、よってもって地域農業を発展させていく、これが最大の使命であるということであります。  一方で、農協は、高齢化、過疎化が進む農村社会におい...全文を見る
○林国務大臣 一般論としてということであれば、まさに委員が今おっしゃられたように、資源の管理をするということは水産業にとって大変大事である、こういうふうに思っております。  特に、例えばウナギを例にとっていえば、最終的には内水面でウナギを捕獲、利用していくわけですが、そのもとに...全文を見る
○林国務大臣 資源状態が低水準にありますウナギの資源管理を行っていくためには、やはりまずウナギの養殖生産量を把握いたしまして、これをコントロールしていく、これが大変不可欠であると思っておりまして、そのための枠組みが求められているところでございます。  他方、先ほども御議論があり...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘だと思います。  ウナギの資源管理に関しては、まず、平成二十四年九月から、ニホンウナギの主要な養殖国・地域であります日本、中国、台湾、この三者で国際的な資源管理についての協議をしておりまして、二十五年九月の第四回協議からは、ここに韓国も参加をしてい...全文を見る
○林国務大臣 シラスウナギの人工生産につきましては、平成二十二年に、今お話のあった独法であります水産総合研究センターが、委託プロジェクト研究の成果として、実験室のレベルでの完全養殖に成功したところでございます。さらに、平成二十五年には、新たに開発した大型水槽でシラスウナギの生産に...全文を見る
○林国務大臣 はい。  福岡高裁判決により、開門義務を負っているのは事実でございますが、一方で、昨年十一月十二日の開門差しとめ仮処分決定により、開門禁止義務も課されておりまして、相反する二つの義務を負っているわけでございます。  この二つの義務について、法的にどちらが優先する...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会改革の一環として、農業委員会法に基づく全国農業会議所の事業、組織の見直しも検討されているところでございますが、今委員がおっしゃったのは、今行われている大変有用な事業があるわけです、したがって、こういうことができなくなるという事態は避けなきゃいけない、こうい...全文を見る
○林国務大臣 食品の安全性の確保ですが、食品安全委員会、厚生労働省とともに政府一体となって取り組んでおりまして、農林水産省では、農場から食卓までのフードチェーンにおける安全管理を所掌しているところでございます。  具体的な交渉の中身は、お答えを控えさせていただきますが、TPP交...全文を見る
○林国務大臣 まず、食の安全を守るということは、先ほども申し上げたように、国の最も重要な責務の一つだと思っております。  科学的知見に基づいて、食品の安全の確保をすることは、WTOのSPS協定において各国に認められた権利でございますので、EPA協定締結等に当たっても、これまでと...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、SPS協定というのがございます。国際基準や科学的知見を踏まえた上でこれまでも対応してまいりましたし、今後もそういう対応をしていくということの中で、先ほど局長から答弁いたしましたように、国内でも、それは禁止をされているというものでなくて、申...全文を見る
○林国務大臣 まさに、先ほど申し上げたように、食の安全、これが第一でございますが、その中で、例えば有機農業のように、こういうつくり方をしておりますということを前面に出してブランド化する、これは一つの行き方としてある、こういうふうに思っておりますので、そういうこともいろいろ工夫をし...全文を見る
○林国務大臣 個社の企業のデータの取り扱いについては、今委員がおっしゃったように、やはり公開する限界というのはどこかにある、こういうふうに思っております。  一方で、特定農産加工業者の事業実施効果、これを的確に把握するという意味で、日本政策金融公庫が実施する調査だけではなくて、...全文を見る
○林国務大臣 農業振興に向けた種々の支援措置には、支援対象者、それから取り組みの公益性やリスク、こういうものを勘案した上で、融資でやるのか、補助でやるのか、また出資というのもあり得ますが、この三つの手法を組み合わせて実施をしております。  集出荷施設等の共同利用施設の整備という...全文を見る
○林国務大臣 ニホンウナギにつきましては、一つの資源を我が国を含む東アジア沿岸国において養殖用の種苗として利用しております。その資源の持続的利用のためには、やはり国内での資源管理に加えて、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、国際的な資源管理が必要であると認識をしております...全文を見る
○林国務大臣 資源状態が低水準にあると考えられるウナギ資源管理は、養殖生産量を把握してコントロールしていくことが不可欠であり、その枠組みが求められております。ワシントン条約国会議、先ほど申し上げましたように二〇一六年ですが、附属書掲載の提案が早ければ二〇一五年八月ということで、我...全文を見る
○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係府省との連携を図りつつ、最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。
06月12日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○国務大臣(林芳正君) 御指摘のありました緊急提言でございますが、当時、民主党が内閣法制局長官を政府特別補佐人から削除されましたこと等に関して、平成二十一年十二月に取りまとめたものでございます。  今お話がありましたように、そこでは憲法の解釈について、政治的恣意によって安易に変...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 集団的自衛権の行使ということで今御質問いただきましたけれども、総理は、国民の生命と安全を守る、こういう観点から、熟慮の末、御判断をされたものと、こういうふうに理解しておりまして、自分は総理のお考えを支持しております。  総理の示された検討の基本的方向性、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 具体的なお話でございますが、先ほど総理からも御答弁がありましたように、いろんな施策をパッケージでやっております。そのときに、今委員がおっしゃいましたように、自給率、これは大事でございますが、御案内のように、食料自給率にはカロリーベースそれから生産額ベース、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 家族農業年のお話はここでも何度か議論させていただいておりますが、この広報に努める。また、先般来、フランスの農業大臣との間でも、フランスの決議に署名する等、発信に努めておるところでございます。  車の両輪ということで、家族農業も含めた地域政策、多面的機能は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(林芳正君) 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産業、農山漁村を取り巻く環境は厳しさを増しており、これを克服し、本来の活力を取り戻すために、攻めの農林水産業を展開することが喫緊の...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○国務大臣(林芳正君) 農協の見直しにつきましては、与党において、農業、農村の発展のために大変熱心な御議論をいただきまして、十日に、「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」、これを取りまとめていただいたところであります。十三日に、今お話のあった規制改革会議からの答申が出さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本制度の着実な定着と活用、これを実現するためには、今委員からもお話がありましたように、この制度の十分な周知、それから不正使用への厳格な対応を通じて信頼の確保をしていくと、これが大変大事だと思っております。  制度の周知につきましては、生産者、生産者団体、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話しいただきましたように、このブリー・ド・モーは千年、ブリー・ド・モーから言わせると、それを持っていったカマンベールが二百年と、こういうことでございましたが、私が視察にお邪魔したときも、そのレギュレーターの方がインスペクターということで立ち会っていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、長官から答弁いたしましたように、大きなポテンシャルが林業にあると。山の奥へ行けば行くほどポテンシャルが大きくなるわけでございますので、そこをどうやって川上から川下までつなげていって、森を守るというのは決して木を切らないことではなくて、切って、使って、お...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは政務ということでございましたが、一か月、二か月ぐらい前から予定をしておりまして、北海道へお邪魔して、是非、青年部の方、いろんな方と膝を交えて率直な意見交換したいということで、七日、八日にかけて行ってまいりまして、七日は、今お話があったように、富良野で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり現場の特に青年部の皆さんとお話をしておりますと、理屈はよく分からないんだけれども、言葉でうまく言えないけれどもというのが必ず付くんですね。だけれども、自分たちは現場で一生懸命やっていると。この気持ちがやはり現場へ行くことによってよく伝わったなと、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この特定農林水産物等の定義でございますが、国際的な制度の調和の観点を踏まえて特定の生産地と結び付いた産品であるということを求めておりますが、農林水産物等に特性を付与する行為が定められた生産地で行われていれば、必ずしも全ての原材料が現地のものである必要はない...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりだと思います。この制度の趣旨の実現のためには、やっぱり消費者がこれだというふうに認識できるだけでなくて、強くアピールするロゴマークというのが重要であると思っております。今度は、この法律を通していただければ、このマークを悪用すると処罰の対象に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、まさに局長から答弁いたしましたように、しっかりと環境省の調査、検討を踏まえまして、この対策を検討したいと思っております。  衆議院でも同じような御指摘を、鷲尾先生だったと思いますが、やっぱりいただいておりまして、養蜂業者の皆さんからも直接意見を聞こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 同意を申し上げますと言えば答弁終わってしまうのかというと、そうでもないと思いますので。これは小川委員と何度もやり取りさせていただいて、車の両輪であるということを申し上げてまいりました。したがって、この産業政策と地域政策というのは、やはり両方回っていかなけれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 地域で長年培われた特別の生産方法、気候、風土、土壌、こういった生産地域の特性で高い品質と評価を獲得するに至った地域ブランド産品、これは我が国に多く存在しておりますので、こうした産品のブランド化を国内外の市場で推進することは大変大事だと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 行田委員が今おっしゃっていただいたように、埼玉の県北と県南の違い、実は育樹祭にお邪魔したときに知事からそういうお話を聞いて、育樹祭があったのは県北の方でございましたので、なるほど、大宮とかあの辺とは大分違うなと思わせていただきましたが。  まさに埼玉県を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今度つくる制度は、商標制度と比較しまして、まず、地域の特性と結び付いた一定の品質基準、これを満たした産品だけが表示を使用できること、それから、商標制度の場合はその商標を持っている人だけが表示の使用をできるということですが、このGIの方は表示の使用が特定...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この地理的表示制度は、特定農林水産物等の名称、これを生産の方法や品質等の基準と併せて登録をしまして公的に保護をするということで、まずは消費者の選択に資するということですが、やはりブランド価値を守って、本来その品質に見合ったものとして生産者が得るべき利益を確...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の農林水産物・食品の高い評価、これに便乗するために、神戸ビーフとか青森とか、こういう海外において日本の地名を冠した産品を流通させたり、商標出願、登録しようとする事例が相次いでおるということでございます。裏を返せば、それだけ消費者にとって日本の地名とか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この不正使用への監視でございますが、ほかの巡回調査を行っている行政機関等と連携をしまして、まずは情報収集を図らなければならないと思っております。また、一般の方々からやっぱりこういう不正使用がありますよという申出を受け付ける、これが中心になるものと思っており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思います。  この制度は、明細書に適合すると確認された産品のみが地理的表示ができる、それから国が定めるGIマーク、これを使用できるということでございまして、このマークが付されたものであれば一定の品質が備わって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国には、その地域の気候や風土を生かしたり、特別な方法によって長年にわたってその地域で生産されたりしてきた産品、こういうものが多く存在しておりまして、これらの産品は高い付加価値を持つ地域ブランド産品として評価をされております。  これらの地域ブランド産...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定、いわゆるTRIPS協定でございますが、この地理的表示の保護を求めておりますが、具体的にどうやってやるか、これは各国に委ねられております。したがって、各国の状況に応じて制度設計がなされておりまして、EUのように独立した...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本制度は内外無差別ということでございますので、例えばカマンベール・ド・ノルマンディーとかパルミジャーノ・レッジャーノと、こういった海外産品について、我が国の産品と同様に要件を満たすものについては保護対象となり得る、こういうことにしております。  このため...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉において、地理的表示も含めた知的財産分野についての議論が行われている、よく言われている二十一分野のうちの一つが知的財産でございますので、そこで議論が行われているということでございます。  具体的な中身についてはお答えは差し控えさせていただき...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一度この委員会でもウィキリークスでしょうか、問合せがあって、それはそういうものはないという、本物でないというような御答弁を差し上げたという記憶もございますが、いずれにしても、まだ交渉途中でございます。  それから、EUの保護制度と日本の今回御審議いただい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、基本的な認識として、なぜ地理的表示保護制度を日本でやるかというのは、通商政策上の理由というよりは、先ほど私が先生の御質問に答えて冒頭申し上げたように、やはり農業者の所得を向上していく、地域で培われたブランドをきちっと保護していくために、我が国の国益と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告がなかったので記憶をたどりながらになりますが、基本的には、こういう制度が新しく法律が提出されてつくるようになっていくということについては、歓迎という言葉だったかどうかあれですけれども、そういうことだったと思いますが、中身を詳細に見ますと、先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 確かに、新大陸とEUの間で特によく例に出されますのは、バドワイザーというビールがございますが、これはチェコのビール産地のブドヴァルというところがあるらしくて、そこから出てきた語源だという話もあって、それから、イタリアのパルマ産チーズがパルメザンということに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いつその話になるかと思っておりましたが、まさに委員はいつもそういうふうにおっしゃっておられますので、そういう前提で御質問いただいているんだろうなと思いながら先ほど来答弁をしておりましたが、まさに委員と私の立場が少し違うのは、やっぱり交渉というのは我々のポジ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
06月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○林国務大臣 農協法に基づく単位農協、農協連合会、こういう組織は、いわば会社法に基づく会社と同様でございまして、自主的に設立された民間組織でありますので、やはりその改革は自己改革が基本である、こういうふうに考えております。  あらゆる民間組織に言えることですが、経済社会情勢の変...全文を見る
○林国務大臣 質問の途中でちょっとわかりにくい部分がございましたので、今、江藤副大臣から翻訳をいただきまして、その趣旨を明確に把握させていただいたところでございます。  農協は、先ほど申し上げましたように、農業者の協同組織でありまして、今回の一連の改革の取りまとめのプロセスで、...全文を見る
○林国務大臣 総合取引所構想につきましては、昨年六月に閣議決定されました規制改革実施計画、ここにおきまして、改正金融法の着実な実施を初め、総合的な取引所の実現に向けて所要の整備に積極的に取り組む、こういうふうにされております。我が省としても、関係省庁と連携して、関連規定の整備等を...全文を見る
○林国務大臣 篠原委員のお考えは、納得できるところもあるんですが、やはり基本的な考え方が違うところもあるなと思って今お聞きをしておりました。  今回、米の政策の見直しもあわせてやったわけですが、我々は、基本的には、やはり我が国の農業を安定的に発展させて、国民に対して食料を安定的...全文を見る
○林国務大臣 世界の食市場は、今後十年間でアジアを中心に三百四十兆から六百八十兆へ倍増する、こういうふうに見込まれております。まさにこの需要をどう取り込むかということが非常に大事だということで、昨年の八月に、農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略を策定して、輸出の拡大を図ることに...全文を見る
○林国務大臣 まずは、委員もウナギが好物ということでございましたが、そのお話を聞いていて、随分前ですが、知事選の応援に駆けつけたときに、その後、地元でウナギをごちそうになったななんということを今思い出しておりました。  まさに今委員がおっしゃっていただいたように、ウナギを食する...全文を見る
○林国務大臣 今御紹介いただきましたように、シラスウナギの人工生産については、平成二十二年に水産総合研究センターが実験室レベルでの完全養殖には成功しておりました。今お話しいただいたように、平成二十五年に、新たに開発した大型水槽でシラスウナギの生産に成功したということでございます。...全文を見る
○林国務大臣 いろいろなところで一緒にやっていただいている方がたくさんいらっしゃると思いますので、地元の皆さんともしっかり連携しながら取り組んでいきたい、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 持続可能な力強い農業を実現するために、青年の新規就農の促進が非常に大事であると考えておりまして、やはり農業高校は、若者が基礎的な農業技術を習得して、農業を職業として意識づけるための重要な教育機関としての役割を担っていただいていると思っております。  したがって、こ...全文を見る
○林国務大臣 村岡委員には何度か御質疑をいただいて、大変に貴重な御意見を賜ったこと、改めて感謝を申し上げたいと思います。  私も長州でございますので、維新というのは非常に思い入れのある言葉でございまして、農業維新ということをしっかりとやっていかなければいけない、こういうふうに思...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○国務大臣(林芳正君) 今日は委員会室に花を飾っていただいて、大変に花のすばらしさというのを再認識をさせていただきながら答弁をさせていただくこと、大変有り難く思っております。  花きは、食用作物というわけではないわけでございますが、やはり今日の委員会でも感じておりますように、国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この養豚農業でございますが、国民の重要なたんぱく資源の供給源として国民の食生活の安定に寄与しまして、食肉生産、加工等を通じて地域経済にも貢献をする、またエコフィードや飼料用米、今お触れいただきました、こういうものの利用や排せつ物、バイオガスというものがござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 諫早湾の干拓潮受け堤防排水門、これの開門を求める間接強制でございますが、今月十一日に、国から福岡高裁への抗告許可、執行停止の申立てに対し、最高裁への抗告を許可すると、この決定が出されましたが、執行停止については認められなかったために、十二日から一日当たり債...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 請求異議の訴えを含めた諫早湾干拓事業をめぐる一連の訴訟について、速やかに最高裁判所の統一的な判断を得る必要があると、こういうふうに認識をしております。  農林水産省としては、法務省その他の関係省庁と連携しながら適切に対応してまいりたいと、こういうふうに思...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 詳細に発言を聞いたわけではございませんが、報道でもされております。言葉が足りなかったところがあったんではないかと、こういうふうに思いますが、大臣御自身で発言の真意について御説明をされ、誤解を招いたことに対しておわびをされておられるというふうに承知をしており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 養豚農業は、先ほども申し上げましたように、国民の重要なたんぱく資源の供給源ということ、また、エコフィードや餌米等の利用、排せつ物の利活用、大変いろんな意味で大事な産業でございます。  飼養戸数が減少する中で一戸あたりの平均飼養頭数が着実に増加していると先...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 養豚農家の経営の安定のために、粗収益が生産コストを下回った場合の補填、生産者と国の積立金から差額の八割を補填するということで養豚経営安定対策事業を実施をしております。  生産者団体等の要望を踏まえて、今お話をいただきましたように、平成二十二年度に全国一本...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このPEDへの対応でございますが、六月六日、防疫対策の更なる徹底等のために、疾病発生等の対応の在り方を明記した防疫マニュアル、まずこれを作成をいたします。また、消毒等の防疫措置を強化すべき地域を特別防疫対策地域ということで指定をする、こういった新たな対策を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) フラワーウオークというのは、今御質問いただくということで、そういうことがあるんだなと思って聞いてみましたが、資料によりますと、この活動を通じて、特に花を持つのは恥ずかしい、照れくさいなどと思う男性等に花に親しめる機会をつくり、花を持ってもらおうと提唱されて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 会で一緒に花束をもらうということは結構あります。それを渡すというのは贈ったことには多分ならないと思っておりますので、そういう意味では、なかなか最近花を贈るというのは記憶にございませんというような答弁になってしまいますが、いい夫婦の日を目指して、しっかりと照...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この花育は、花や緑、これを教育や地域活動に取り入れる取組でございまして、芸術文化関係者や花きの生産・販売業者等が全国花育活動推進協議会、これを設立をされまして、関係者が連携して推進をされておられると、こういうふうに聞いております。  花育を進めることは、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、切り花ですが、平成七年の輸入量が約七億本が平成二十四年には約十四億本と増加する中で、国産花きの産出額が減少をしております。平成七年が六千二百三十三億円だったのに比べて、平成二十三年、三千六百七十一億円ということでございます。これは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ニホンウナギがIUCNのレッドリストに絶滅危惧種として掲載されたわけですが、これにかかわらず、我が国のシラスウナギの漁獲量、低迷しております。農林水産省としても、国内外における資源管理対策が急務であると認識をしております。  したがって、この国際的な資源...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の漁業それから施設園芸については、まず、その燃油使用量のほとんどを海外からの輸入に依存しております。また、燃油価格は、今お話のありました為替相場、これの動向に加えまして、国際的な商品市況の変動ということもありまして高止まりをしているところでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 前大臣からの御指示でございますので、この法案の成立の暁には、まあこの法案の成立を待たずしてもしっかりと我々が先頭に立って取り組んでまいらなければならないことだと、こういうふうに思っておりますので、どういうふうに農林水産省から全霞が関へやっていくか、また、農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年秋以降、ワクチンメーカーに対しまして、この豚流行性下痢のワクチンの増産、それから早期出荷をお願いをいたしまして、本年度は需要に応じて三百万回分、これ平年度の六倍になりますが、そういうものが供給可能な状況になっております。  一方、このPEDについては...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにそういう状況の中で養豚振興法案というものを作っていただいておると、こういうふうに認識をしておりますが、まさに今委員がお話しになりましたように、いろんな経営体の方が養豚の中にはいらっしゃるということですが、共通の課題としては、やはり先ほど冒頭お話があっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回、いろんな議論がございましたので、私もこの歴史的な経緯というものについて少し書かれた論文等も読む機会がございました。まさに、今、郡司先生おっしゃったように、戦中、戦後にかけていろんなことがあったということと、その後、やはり農協の数が一万から七百になる過...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、オランダのフロリアード二〇一二で大変高い評価をいただいたということからも分かりますように、品質そのものは大変に高いものを持っておりますが、一方で、今委員からお話のありましたように、輸入のものにシェアを奪われているという状況でござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 儀間先生から今お話がありましたように、花き、食べる花も一部あるそうでございますが、一般的には食用作物ではないということで、安らぎや潤いを我々に与えてくれる、また農地保全という面でも生産面で極めて重要な役割を担っております。  今お話をまさにしていただいた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は、私、この仕事を引き受ける前に、勉強会で、たしか野口さんだったと思いますが、そういう本を書かれているんですね。その方から直接その本の解説も含めてお話を聞いたことがあって、まず、F1の野菜を蜜蜂で花粉を付けるので蜜蜂がいなくなるんだと、その蜜蜂はなぜいな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農協、農業委員会、農業生産法人に関する見直しにつきましては、まず与党において農業、農村の発展のために熱心に御議論をいただきまして、十日に「農協・農業委員会等に関する改革の推進について」、これを取りまとめていただきました。十三日に、今お話のあった、規制改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 実は私、昔、今の後藤田副大臣のポストをやったことがあるんです。内閣府副大臣で、当時、規制改革それから公務員制度改革というのを担当しておりまして、当時の大臣は誰かというと渡辺大臣だったわけでございまして、だから苦労したということを申し上げるつもりはございませ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 多少雰囲気が変わると期待しておりましたが、そういうお問合せでございますので。  一連のレセプションで、天ぷら、それからミニ天丼等々、今御紹介いただいたメニューを出しました。検疫手続というのがございまして、かなり時間がこれに掛かるということで、やはり現地調...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この冬の大雪による被害を受けた農業用ハウスなどの撤去、再建に要する経費、これを支援いたします被災農業者向け経営体育成支援事業でございますが、五月十六日までに各関係都道府県から報告されたところによりますと、今回の大雪による被害の大きさに呼応しまして、事業の実...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 申し上げましたように、事業計画書を作成して提出していただく、そして提出されて準備ができますと支払手続を進める、こういうことになっておりますので、そこに至らないと支払手続は進められないと、こういうことでございます。
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるとおりでございまして、今後ともやはり意欲を持って営農を再開する、そもそも最初のこの支援のプランを作るときにも第一弾、第二弾ということでなるべく早く打ち出すようにいたしましたのも、続けていってもらいたい、こういう思いからでございまして、産地の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、市町村から事業計画書を出していただくということになっておりますので、うちの方の何か窓口が混んでおって、そこがボトルネックになっているということではないわけでございます。  したがって、全体として早く営農を再開していただけるよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この豚肉の差額関税制度でございますが、輸入価格が低い場合には基準輸入価格に満たない部分を差額関税として徴収して国内養豚農家を保護するということ、そして、価格が高い場合、低率な従価税を適用することによって関税負担を軽減し消費者の利益を図ると、こういう仕組みに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) あのすし会談の中身につきまして、この間、総理と直接やり取りをしていただいたと、こういうふうに承知をしておりますが、TPP交渉に当たっては、豚肉を含む重要五品目、これは聖域の確保を最優先するとしっかりと衆参両院で決議をしていただいておりますので、これを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 内水面漁業は、アユ、ワカサギなど和食文化と密接に関わる水産資源を供給するほか、国民に釣りを始めとした自然に親しむ場を提供するという多面的機能も発揮をしておりまして、花もそうでございましたが、豊かで潤いのある国民生活の形成に大きく寄与していると、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今長官から答弁いたしましたように、開発行為が行われる際には、一般的に関係者の利害が衝突する場合があるわけでございます。したがって、開発行為を行う事業主体と、この影響をこの場合は受ける可能性のある漁業協同組合等との関係者の間の十分な話合い、これが重要だと思っ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力を尽くしてまいる所存でございます。