林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○林国務大臣 突然のお尋ねでございましたので、きちっと調べてからお答えした方がいいと思いますが、住吉工業、住吉運輸、私の後援会の中心的な人物でありまして、大変お世話になっている皆さんであります。しっかりと別会社で工業と運輸は分けてやっていると思っておりますので、今、玉木委員がおっ...全文を見る
○林国務大臣 少しブランクがあるというお話でしたが、きょう御質問がありましたので。  これは、御案内のように、借り手の方、貸してもらいたいという方、これは公募をするようになっております。したがって、いろいろな人が手を挙げてくれる。  一方、出し手の方は、それぞれの地域、玉木先...全文を見る
○林国務大臣 またこうして村岡先生と議論ができるようになったことを大変うれしく思っております。  今お話ししていただきましたように、私も、就任以来、攻めの農政ということで、今まさに委員から挙げていただいたようなことを通じて、いろいろな課題、高齢化しているとか耕作放棄地がたくさん...全文を見る
○林国務大臣 お答え申し上げたいと思います。  今委員が配っていただいた平成十九年補正でございますが、これは、五年または三年の長期にわたって生産調整の実施を約束した方に対して緊急一時金を支払う、こういうことでございまして、五百億をつけたものに対して結局百十八億しか交付されなかっ...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  米といったときに一般的に我々が思い浮かべますのは、消費者としては、食べる米、おにぎりや御飯、こういうことですが、まさに今委員がこの表で示していただいたように、主食用米というものに加えて、加工用米ですとか飼...全文を見る
○林国務大臣 まさに、おっしゃるように、輸出は既に、生産調整の見直しを五年かけてやるということを決める前から、その外枠でどんどんつくろう、こういうことにしておりますし、それから酒米も、私のときに外して、これは需要がふえております、どんどんつくっていただこうと。  それから、収量...全文を見る
○林国務大臣 村岡委員最初におっしゃっていただいたように、キャッチボールということが大変大事だと思っておりますので、この間、骨格はまとめさせていただきましたけれども、その骨格をお示しして、団体の皆様とも一緒にやっていこうということになりました。したがって、今からこれを詳細、実行し...全文を見る
○林国務大臣 それぞれお話があったことを、私もそのとおりだなと思って今聞かせていただいておりました。  私も何度かこういう政府の役職についたことがございますが、そのたびにしっかりと点検をするということもやる、また、ふだんから政治活動の中でいろいろな方とお会いしますが、そういう中...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、農協は協同組合でございますので、農業者が自主的に設立された民間組織であるということでございます。したがって、改革は自己改革が基本である。委員のおっしゃるとおりでございます。  したがって、今回も、JAグループから自己改革の案も出さ...全文を見る
○林国務大臣 今、いわゆる単位農協のファイナンス機能、これが大丈夫か、こういう御趣旨の御質問だった、こういうふうに思います。  今回の改革は、全中の内部の監査を義務づけておりましたのを外出しにしていただきまして、それと一般の公認会計士によるところの監査を選択制にしようということ...全文を見る
○林国務大臣 このイコールフッティング論はいろいろなところからなされておる、こういうふうに思います。  それは、御説明しておかなければなりませんのは、監査と一概に言うときに、いわゆる金融事業、信用事業を行うために必要な会計監査、これは金融事業を行っておる信金、信組も行われている...全文を見る
○林国務大臣 これは、当然、金融の関係の皆様、信用組合、信用金庫を初め、そういう関係の方々からの御意見というのもあると思いますし、それから、ちょっと今手元に資料はありませんが、規制改革会議の中でもそういう御意見があったのではないかというふうに承知をしておりますが、詳細は確認させて...全文を見る
○林国務大臣 農地を所有できる法人であります農業生産法人の要件につきましてでございますが、昨年六月の政府・与党の取りまとめ、また、今月取りまとめた法制度の骨格におきまして、法人が六次産業化等を図って経営を発展させようとする場合の障害を取り除く、こういった観点から、役員の農作業従事...全文を見る
○林国務大臣 ただいま麻生金融担当大臣からも御答弁をいただいて意を強くしておりますが、今おっしゃっていただいたように、積極的に取り組むということで日本再興戦略にも書かれておりますし、私も、昨年の農林水産委員会で樋口先生からの御質問を二度ほどいただきましたが、そういうふうに答弁をさ...全文を見る
○林国務大臣 いただいていた御質問の御通告が、幾ら支払われているのか、こういう御質問というふうに聞いておりましたので、それに対するお答えになります。  土地改良区に対する補助金、都道府県や団体を通じて交付するものが多いんですが、これらの交付先について、必ずしも土地改良区宛てとい...全文を見る
○林国務大臣 まず、国は、国庫補助を受けた土地改良区でございますが、補助金の使途について、できるだけ的確な把握に努めておるところでございます。  そういったことを通じて、補助事業の予算の積算、これに際しましては、都道府県から、当該の都道府県それから市町村、土地改良区等、事業計画...全文を見る
○林国務大臣 これは、今申し上げましたように、予算の積算でございますので、決算といったものがどういうタイミングで出てくるのかということもあろうかと思いますが、その前の事業年度の決算というのがもしあれば、そういうことも必要な限り聞き取るということはあり得るのかと思いますが、基本的に...全文を見る
○林国務大臣 この土地改良区でございますが、業務の適正な執行を図るために、土地改良法に基づきまして、監事というのがおられますが、財産の状況、理事の業務の執行の状況の監査、それから農林水産省または都道府県による業務及び会計の状況に関する検査、それぞれ、この法律に基づいて行われており...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○林国務大臣 ちょっと御通告がなかったものですから、詳細な数字は持っておりませんので、どういう形で出せるか、米だけをやっていらっしゃる方や米以外のことをやっていらっしゃる方、いろいろなことがありますので、どういう出し方ができるかわかりませんが、検討させていただきたいと思います。
○林国務大臣 今おっしゃっていただいた数字は二〇一〇年で、日本が四五%、EUが八二%、アメリカは二二%、こういう数字がございます。  これは、各国が、WTO通報をもとに農林水産省で試算をした数字でございますので、それをもとに数字を出していくということでございます。したがって、何...全文を見る
○林国務大臣 この一万五千円の制度につきましては、御案内のように、平成二十五年末の経営所得安定対策の中で、米については、麦、大豆と違いまして国境措置があるわけでございます。したがって、諸外国との生産条件の格差から生じる不利がない、この辺がEUと違ってくるということだと思いますが、...全文を見る
○林国務大臣 これは予定どおりやりたいと思っておりますが、まず申し上げたいのは、民主党政権で一万五千円が導入される前は、そもそもこれはなかったということでございます。  それからもう一つは、多面的機能支払いというのを創設いたしまして、農地を農地として維持していくためにこれを創設...全文を見る
○林国務大臣 先ほどからバックデータがないという御指摘があるんですが、ないと申し上げているわけではなくて、御質問がなかったので、今、私のこの手元には用意をしておりませんというふうに申し上げているだけで、これは国際的な統計でございますので少し時差があるのは御理解いただいていると思い...全文を見る
○林国務大臣 せっかく議論をしようということでございますので、ここは本当に本質的な大事な議論だと思っております。  主食用の米に固定的に補償するか、農家の所得を補償するか。このことをやはりちゃんと議論すべきだ、こういうふうに思っております。  収入保険というのも検討しておりま...全文を見る
○林国務大臣 農協改革というのは、実は、それだけで改革ということではなくて、安倍内閣においては、一昨年になりますが、十二月に、農林水産業・地域の活力創造プランというのをつくらせていただきました。実は、この一部でございます。(黒岩委員「端的です、端的で」と呼ぶ)端的になかなか御説明...全文を見る
○林国務大臣 これは、農林水産業・地域の活力創造プランというものにそれぞれ目標等は書かれております。KPIというちょっと耳なれない言葉でございますが、キー・パフォーマンス・インデックスというそうでございますけれども、例えば担い手が占めている土地の利用の割合、現在五割でございますが...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、まず、需要政策として、海外に輸出をするですとか、それから国内でも、例えば漢方薬の原料をつくってみるとか介護食品に進出してみるとか、いろいろなプランをつくっております。それから、サプライサイド、供給の現場の方でも、農地中間管理機構等...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも縛りつけていた、こういうふうに申し上げるつもりはございませんが、毎年、全中は、これは全中の中に監査機構がございまして、ちょっと専門的で恐縮ですが、いわゆる信用事業をやっておりますので、会計監査をやっている。これは信用組合や信用金庫にも義務づけられている類いの...全文を見る
○林国務大臣 この改革案をまとめるに当たって、私はまだ党におりましたので、JAの皆さん、これは中央組織の皆さん、それから県段階の皆さん、単協の皆さん、それから何よりも現場で農業をやっておられる農業者の皆さん、こういう皆さんからそれぞれヒアリングをいたしました。  今委員がおっし...全文を見る
○林国務大臣 まず、言葉の使い方が先生と私は違うかもしれませんが、一般に、規制緩和、ディレギュレーションというのは、官が規制をしているものを緩めていくという意味で使われているんだと私は承知しておりまして、そういう意味では、今回のJAの内部組織のガバナンスの変更というのは、いわゆる...全文を見る
○林国務大臣 まさに先ほど申し上げたことですが、准組合員の規制というのは今までなかったわけですね。したがって、どういう方が准組合員になっておられるか、それが地域地域でどういう形になっておられるかということも、実態が何も調査をされていないわけでございますので、ある人は、民業圧迫だ、...全文を見る
○林国務大臣 まず、利用実態を調査しようということを決めましたので、これから、今先生がおっしゃったようなことは当然決めて、調査をしていこうということになろうかと思います。  法律を今から通して、法律が施行されたら政府はそれに基づいて仕事をするということでございます。それは当然の...全文を見る
○林国務大臣 まさに、原発事故に伴って、多くの国や地域で、農林水産物、食品に対しての規制が行われましたが、総理を先頭に、我々、私自身も閣僚時代にいろいろな国に行きましたが、まずやはり、モニタリングをして、科学的データを示して、安全性を説明して、これを撤廃、緩和してくれということを...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○林国務大臣 今、二十六年産米のお話がありましたが、直近の十二月でございますが、相対取引価格が六十キロ当たり一万二千百四十二円ということで、二十五年産より二千円程度低い水準になっております。  二十六年産米の概算金また価格が例年に比べて低下したことなどによって、生産現場において...全文を見る
○林国務大臣 郵政と農業共済というのは一律に論じることはなかなか難しいと思います。農業共済、農協金融、これを海外に開放するというふうに先生がおっしゃっている意味も、どういう形でというのかもよくわかりませんが、今回の改革はまだ骨子を決めた段階でございますけれども、骨子の段階でそうい...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○林国務大臣 当然、ガット十七条に基づいて行われているということでございます。
○林国務大臣 ミニマムアクセス米の輸入ですが、これは、国内における実需者のニーズ、それから輸出国の安全性を含めた生産状況、それから輸出余力等を勘案して、競争入札ということで行われております。  したがって、国別の輸入数量というのは公正な入札の結果として決定されておりますので、国...全文を見る
○林国務大臣 論理的にというと先ほどの御説明になりますが、さらにつけ加えますと、米国産の輸入が多く、かつ安定しているということでございますが、まず、米国からは中粒種というのを大宗、輸入しております。これが、我が国の国産の加工用米の品質に近くて、国内の実需者から一定の実需が、需要が...全文を見る
○林国務大臣 冒頭申し上げたとおり、今おっしゃっていただいたように、そういう密約はございませんので、結果としてこういうことになっているということでございます。
○林国務大臣 西川前大臣がそういう発言をされたということは、報道で見ております。私が見た報道は、TPP委員会というのが党にありまして、その時代の発言というふうには承知しておりますが、大臣として御発言されたかどうか、ちょっと私は報道を拝見しておりません。  TPP交渉は委員会決議...全文を見る
○林国務大臣 まず、TPPの話は交渉中でございますので、これを前提になかなか申し上げられませんが、一般論として、どの国のものがどういう品質でどういう値段かというのは、それぞれいろいろな条件で決まってまいりますので、全くそういう仮定を置きませんと、どこがどっちに対してどう有利だとい...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、西川先生のこの発言というのは党の役職時代の発言だったということは報道で承知しておりますが、私としては、閣僚として、そういうことは申し上げるつもりはないということは申しておきたいと思います。
○林国務大臣 輸入したMA米でございますが、価格等の面で国産米では十分に対応しがたい用途、主として加工食品の原料用を中心に販売をしております。輸入数量ほどはこの加工用等の需要が多くないため、飼料用に販売するほか、海外の食糧援助に活用しているというのが現状でございます。
○林国務大臣 これは、緒方委員は外務省におられましたので御案内かと思いますが、商業的考慮というのは、先ほどお話があったような、入れるときの考慮のことでございますので、売り先が全部国内で、その価格でニーズが満たされるかどうかということでは必ずしもないのではないか。それ以外のことで差...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりで、SBSは入札でやっておりますので、応札がなければ枠に達しないことがあり得るということでございます。
○林国務大臣 ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業協定に基づいてミニマムアクセスの機会を設定する場合は、我が国が負う法的義務の内容というのは、輸入機会を提供する、こういうことであります。  我が国のミニマムアクセス米については、閣議了解を当時平成五年にしておりますが、国産米の需給...全文を見る
○林国務大臣 米の輸入では、約束数量を設定しまして、かつ国家貿易でやっている国というのが、日本以外に中国、韓国、台湾、フィリピンというふうにありますけれども、これは委員御案内だと思いますが、中国を除いて、基本的には約束数量を全量輸入しているものというふうに認識をしております。 ...全文を見る
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○林国務大臣 小川委員から委員会に出席するようにということは、理事会で御要請があったということはお聞きしておりますが、中川政務官におかれては入院をされたということで、そういう事実を承知しております。  詳細についてはまだ聞いておりませんが、入院をきのうしたということでございます...全文を見る
○林国務大臣 まず、当日のことについて御指摘がありましたが、二十三日の月曜日でございましたけれども、政務官におかれては、事務方と連絡をとりつつ対応していたものと承知をしております。  また、中川政務官におかれては、前任の西川前大臣時代から、今お話のありました農協改革、農政の改革...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○林国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  私は、平成二十四年十二月の政権交代以降、農林水産大臣として、攻めの農林水産業の推進に向けた検討を進め、農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめるなど、農林水産業の成長産業化に向けた政策改革に...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○林国務大臣 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明をいたします。  私は、平成二十四年十二月の政権交代以降、農林水産大臣として、攻めの農林水産業の推進に向けた検討を進め、農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめるなど、農林水産業の成長産業化に向...全文を見る
○林国務大臣 今の青年部の方のお話を大変心強く聞かせていただいたわけでございます。  先ほどお話があったように、マクロで需要が少しずつ減っていくということですが、八百万トンが約一%ずつということですから、まだまだかなりの需要が国内にもあるし、先ほど局長から答弁いたしましたように...全文を見る
○林国務大臣 これは、私が大臣に就任してすぐのころから、いろいろな方からぜひ一度オランダを視察に行ってはいかがというお話を聞きまして、たしかOECDか何かの会議でパリに行きましたので、それで一足延ばして行ってまいりました。  向こうではガラスでございますが、高さ八メートル、広さ...全文を見る
○林国務大臣 断言したいと思います。  安倍内閣におきましては、成長産業にするために、また、地方創生の核とするために、農林水産業・地域の活力創造プランというものをつくりまして、先ほどから御議論いただいているような六次産業化による高付加価値化とか輸出とか、また、担い手農業者への農...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理機構によりまして担い手への農地集積を進めていくためにも、農地の大区画化や汎用化等基盤整備を推進するということは、今、加藤委員もおっしゃっていただきましたけれども、大変重要だというふうに考えておるところでございます。  何よりもやはり、地域のニーズ、この...全文を見る
○林国務大臣 今委員から御指摘がありましたように、戦後営々と植林をして造成をしてきました人工林、これがまさに本格的な利用期、伐期を迎えておるということは委員御指摘のとおりであります。  せっかく森林資源が豊富になっておるわけでございますので、木づかい運動というのをやっております...全文を見る
○林国務大臣 ネオニコチノイド系の農薬については、前回大臣のときも御質問が幾つかあったところでございまして、そういう国会での審議も一つのきっかけになりまして、二十五年度から三年間の調査をしてみる。それから、何よりも大事なことは、ミツバチを飼っていらっしゃる方と農薬を使っていらっし...全文を見る
○林国務大臣 我が国の農業を安定的に発展させて国民に対する食料の安定供給の確保、これをするために、基本法第二十一条がございますが、ここに、効率的かつ安定的な農業経営が生産の相当部分を担う農業構造を構築すること、こういうふうに書いてございまして、これをまずは申し上げなければならない...全文を見る
○林国務大臣 今回の農協改革でございますが、地域農協が自立をして自由に経済活動を行って、農産物の有利販売など農業者の所得向上、これは、所得でございますので、有利販売とそれから資材の有利購入、これによって所得の向上にしていくというのが農協の原点であろう、こういうふうに思っております...全文を見る
○林国務大臣 まさに農家の所得を向上させるという意味で、地域農協が自立して自由に経済活動を行う、こういうことになっていくようにしようということでございますので、同時に、農協自体のいろいろな経済活動が活発になることによって地域農協の収益も上がってくるということでございまして、今まで...全文を見る
○林国務大臣 これは基本的には、中央会制度、発足時は一万を超えていたものが七百に減少して、一県一JAが増加している。それから、JAバンク法に基づいて、これはお詳しいと思いますが、信用事業については農林中央金庫に指導権限が与えられている。こういうことになって、制度発足時と変わってき...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと申し上げましたように、この信用事業については農林中金に指導権限が与えられておるということで、今回の改革によりまして、一般の信用組合、信用金庫と同様な第三者性が確立された公認会計士、または、新しく中央監査機構が外出しになりますので、これも公認会計士法に基...全文を見る
○林国務大臣 今、政務官から答弁がありましたように、決議においては、重要五品目などの確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は脱退も辞さないものとする、こういうふうに決議がされております。これは委員も御承知のとおりであります。  したがって、このTPP交渉に当たっては、...全文を見る
○林国務大臣 先ほども政務官から、この決議については脱退も辞さないものとするとされている、こういう答弁だというふうに理解をしております。私としては、この決議が守られたと評価をいただけるように、政府一体として、この交渉を初め、取り組んでいかなければならないと思っております。
○林国務大臣 大臣が脱退するという概念そのものがなかなかわかりにくいのではないかと思っております。交渉は政府全体としてやっておりますので、決議はそういうふうに書いてある、我々は決議が守られたと評価をいただけるように交渉するということでございます。この決議が確保できないと判断した場...全文を見る
○林国務大臣 改めて統一して見解をお示ししたいと思います。
○林国務大臣 まずは、後藤委員におかれましては、その趣旨を御理解いただいて准組合員になっていただいているということで、大変すばらしいことだというふうに思っております。  二月に農協改革の法制度等の骨格を取りまとめたわけでございますが、今御指摘のありました八条につきましては、「組...全文を見る
○林国務大臣 農協は、先ほど申し上げましたように、農業者の協同組織でございます。したがって、この農業者のメリットを拡大することが最優先であることは言うまでもないわけでございますので、准組合員のサービスへ主眼を置き過ぎて、正組合員である農業者へのサービスがおろそかになるということが...全文を見る
○林国務大臣 時間の関係で簡潔に御答弁させていただきますが、理事の過半数は原則として認定農業者や農産物販売、経営のプロとすることとされておりますので、今御指摘のあったように、地域によっては認定農業者の数が少ないなどの事情がある、こういうことで原則としてというのを入れておりますので...全文を見る
○林国務大臣 稲作農業の体質強化緊急対策事業でございますが、二十六年産の米価下落に鑑みまして、稲作農業の担い手が二十七年産に向けて意欲を持って米の生産に取り組めますように、取り組みやすいメニューを提示して、生産コスト低減を図ろうとする農業者を広く対象として支援を行おうということで...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、体質を強化するということでやろうということですので、全く何もしない人がただ価格の補填ということでやるということにはならないわけでございます。したがって、それはそういうふうにやっていただくというメニューをしっかりと用意をして、先ほど...全文を見る
○林国務大臣 まず、外国人技能実習制度そのものは、やはり今委員がおっしゃっていただいたように、我が国で開発された技能、技術等の開発途上地域等への移転をすることによって国際協力を推進する、こういう目的ですから、国内の労働力不足を補うための制度ではないわけでございます。  したがっ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと申し上げましたように、現場からは規制緩和の要望が出ているということでございます。  私も法人協会の皆さんや私の地元の方と話していても、法人協会とかは、割と大きく経営していらっしゃる方は、一種類目の人材、マネジメントをしていく、いろいろな企画をして販売...全文を見る
○林国務大臣 総理が施政方針演説で、減反の廃止に向けた歩みをさらに進め、需要ある作物を振興し、こういうふうにおっしゃっていただいております。  まさに今回の米政策の見直しにおきましては、平成三十年産を目途に、行政による米の生産数量目標の配分に頼らずに、農業者がマーケットを見なが...全文を見る
○林国務大臣 今、佐藤政務官から御答弁いただきましたように、農協の改革というのは、これだけで何かマージンを下げて、売る人も買う人も同じものをつくって同じものを売っているけれども、ただ中間マージンが下がることによって所得をふやしていこう、こういうシンプルな話ではなくて、やはり先ほど...全文を見る
○林国務大臣 簡潔に。  今局長から答弁いたしましたように、取り組んでいただく取り組み自体はしっかり確認をさせていただくということで、効果が上がるように努力をしてまいりたいと思っております。
○林国務大臣 農地の集積のためには耕作放棄地対策というのは大変重要であって、平成二十五年に農地中間管理機構関連法案とあわせて農地法を改正いたしまして、まず、この中間管理機構を活用しようということを明記させていただいたところでございます。  農業委員会が耕作放棄地を持っている方に...全文を見る
○林国務大臣 何らかのインセンティブ、ディスインセンティブを組み合わせて、持っている人みずからが出していただくようにするということは、委員がおっしゃるように大変に大事だというふうに思っております。  既に、この農地中間管理機構関連では、出していただいた方に対する集積協力金、こう...全文を見る
○林国務大臣 私は、先生がおっしゃるように、基本的に、農家が農協を選ぶ、地域農協が中央組織を選ぶということがやはりより進んでいくように今回の農協改革も進めていかなきゃいけないと思っております。  一方で、農協に入る必要というのは、実は農業の場合はないわけでございまして、農家が自...全文を見る
○林国務大臣 今委員御指摘のように、本年一月の二十二日でございますが、最高裁判所は、開門に係る間接強制と開門禁止に係る間接強制のいずれについても、国の抗告を棄却する旨の決定をいたしました。  このことを受けまして西川前大臣が、今御指摘があったように、開門してもしなくても間接強制...全文を見る
○林国務大臣 前回もここで赤嶺先生にはそういうお答えをしたと記憶をしておりますが、その後、裁判がいろいろ積み重なっております。国が負った義務は、開門義務と同時に開門禁止義務、相反する二つの義務を負っておるわけでございますので、法的にはどちらが優先するか明らかではなく、裁判所の判断...全文を見る
○林国務大臣 この対策工事の実施のためには、河川法に基づきまして地元地方自治体との協議、それから、工事に必要な民有地の使用についての地権者の了解等が不可欠になってまいりますが、地元関係者、地方自治体、これが開門に強硬に反対をしておりまして、協力を得られていない状況が続いているわけ...全文を見る
○林国務大臣 何もしない、何もしないで待っているという意味ではなくて、引き続き、先ほど申し上げましたように、これまでもやってまいりましたけれども、この問題の解決に向けて今後も関係者間の接点を探る努力、これは続けていくということは当然の前提でございますが、先ほど来いろいろなやり取り...全文を見る
○林国務大臣 我が国のお茶は、千年以上前に伝来をしておりますので、いわゆる茶道ということで非常に普及をしておりまして、甘いお茶菓子と抹茶の組み合わせということがもう日本の伝統文化として定着をしております。その後、庶民の一般的な飲み物として和食文化の重要な要素の一つになっております...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただきましたように、米価は昨年非常に大きな動きを見せたわけでございますが、今、二、三年先というお言葉がありましたけれども、もう少し、五年、十年たっても持続可能な農業の姿というものを何とか描いていかなければならない。  逆に言うと、そういう姿を...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな方にお話を聞きますと、それぞれ地域によっても、また、その置かれたお立場によってもそれぞれの御意見があるところでございますので、なかなか一概にこうだというのが言いにくいところが農業の難しいところだとは思っておりますけれども、今委員がおっしゃっていただいた中で...全文を見る
○林国務大臣 まず、七千五百円とか一万五千円の交付金でございますが、これは民主党時代に始まったものでございまして、規模の要件がございませんので、規模がいかに小さかろうと大きかろうと、なくなるものはなくなります。したがって、先ほど来の御質問を聞いておりますと、むしろ中規模の方の方が...全文を見る
○林国務大臣 これは前も聞かれたことが実はございますが、自民党の中からも。  国家戦略特別区域会議というのがございまして、ここには、必要に応じて、関係行政機関の長や、区域計画等に関し密接な関係を有する者を加えることができると書いてございます。  また、総理の下に国家戦略特別区...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○林国務大臣 大変本質的な御質問をいただいたというふうに思っております。  今、岸本先生おっしゃったように、農協は農業者の協同組織、協同組合ということでございますから、正組合員である農業者のメリットを拡大する。これは実は、組合員の方の利益を、出資者の組合員の方をふやすということ...全文を見る
○林国務大臣 御通告がなかったものですから、もう少しきちっと調べてまた御答弁したいと思いますが、基本的には、書いていないからといって政治的中立を保たなくていいということではないというふうに思っております。当然の原則でございますので、それは、この条文が明示的にあろうがなかろうが、そ...全文を見る
○林国務大臣 そのように承知しております。
○林国務大臣 中川農林大臣政務官の喫煙についてでございますが、報道があったことは承知をしておりますけれども、まだ本人にそのことについては確認ができておりません。  今回、中川農林水産大臣政務官の行動に関し、国民に不快な思いをさせるようなことがあったことは残念でございますが、今後...全文を見る
○林国務大臣 なるべく早いうちに確認をさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 国民政治協会の収支報告書に記載されております寄附をした会社につきまして、当省が補助金の交付決定した日付と寄附のあった日付を突合した結果、交付決定をした日から一年未満の間に同協会に対し寄附をした会社が七社あったことを確認したところでございます。
○林国務大臣 いわゆる例外規定のどの事項に該当するかの判断につきましては、政治資金規正法の趣旨に照らして判断すべきことでありますので、当該制度を所管していない農林水産省が政治資金規正法の解釈についてコメントする立場にないということでございます。
○林国務大臣 早く答弁しないと時間がなくなると思いまして出てまいりましたが。  今おっしゃられたように、数字は大分変わっておりますし、つけ加えたいのは、農協の数。これも、昭和三十五年には一万二千ありましたのが、今七百弱、こういうことで減ってきているという状況でございます。  ...全文を見る
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 今総理から答弁があったとおりでございますが、今年、来年良ければそれでいいという政策であれば、この主食用の米のみに一万五千円を配るということもあり得るのかもしれませんが、今まさに羽田委員がおっしゃっていただいたように、構造的に持続的に五年、十年先を考えたとき...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど御答弁いたしましたように、農業を成長産業化していくということは大事でございまして、パッケージでやっていこうということにいたしました。六次産業化とか、それから輸出を中心に海外マーケットに、この視野に入れた需要の開拓をしていく。また、生産サイドでも農地集...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在、基幹的に農業に従事する方が百六十八万人いらっしゃるんですが、六十五歳以上が六割、四十代以下が一割ということで大変アンバランスになっておりますので、やはりこの新規就農を内外から促進をしまして、世代間のバランスの取れた農業構造にしていくことが重要でござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年十一月に行われました行政改革推進会議の秋のレビューでございますが、この新規就農支援に関する事業については、この効果の測定基準を自立経営を実現した新規就農者数、これに見直すということになっております。それから、対象者について新規参入者、それから農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、このバランスが非常に悪いので新規就農を促進しようということでやっておりますが、農業に就農される方というのは基本的にはいわゆる地方での職ということになりますので、よってもって地方創生には資するものと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 伊達先生のお地元は、大変にこの農業、中でも畜産、酪農が盛んなところでございまして、よく御存じのとおり、このコントラクター、またヘルパー等を活用していろんな取組をやっていただいておりますが、さらに今御指摘のあった畜産クラスターというものもしっかりと今回充実さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 江島委員は大変御専門でございますので御存じだと思いますが、ノルウェーは生産の九割以上を実は輸出をしておるというような構造になっておりまして、国際競争力を向上させるということで、約二十年前から漁船の数を削減をして、残った経営体の競争力を維持するための政策とい...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) まさに、今委員がおっしゃっていただきましたように、障害者などの方々に農作業の一部を行っていただくこと、これは、障害者の方の就労機会の確保といった福祉の面からのみならず、まさに地域の農業における労働力不足への対応といった意味でも大変意味のある取組だと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありました農林漁業成長産業化ファンド、A—FIVEと称しておりますが、農林漁業分野の民間ファンドがまだ十分に発達していない中で、民間資金の呼び水ということで、多様な事業展開に活用できる自由度の高い資金を供給しようということで創設をされたものでありま...全文を見る
03月18日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○林国務大臣 農林水産業・地域の活力創造プランというのを決めさせていただきまして、食料が大変に足りない時代にどうやって供給をしっかりやっていくかということから、食料が、需給が緩んできて、どうやって売っていくかということが大事な時代になってきた。それに対応して、六次産業化、それから...全文を見る
○林国務大臣 先ほど古川委員からもお尋ねのあったところでございますが、主食用米の需要、これが大体八百万トンの分母に対して毎年八万トン、したがって一%ずつ減っていく。これは、高齢化に伴って、お年を召されると胃袋が少しずつ小さくなるということと、それから、残念ながら人口が減少基調にあ...全文を見る
○林国務大臣 稲津先生におかれましては、私の最初の大臣のときの政務官として、一緒に非常にすばらしいお仕事をしていただいたと感謝を申し上げるところでございます。  いろいろやっていただきました。特にサイバーアタックの調査においては、調査委員長として陣頭指揮をとっていただいて、本当...全文を見る
03月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○林国務大臣 農協法の一条でございますが、農業者の協同組織であるということをここに明記してございますので、農業者が農産物の販売や生産資材の調達などの事業を利用することでメリットを受けるということを主目的として設立する、農業者の職能組合であるということがここに明記をされておるわけで...全文を見る
○林国務大臣 福島委員におかれましては、お戻りいただいて本当に歓迎をいたしたい、こういうふうに思います。  二年間、浪人時代に随分お回りになったということですが、私も、それほど数はないかもしれませんけれども、この半年間は大臣の職を離れておりましたので、なるべく地元に帰っていろい...全文を見る
○林国務大臣 衆議院、参議院両院で、農林水産委員会で決議をいただいております。  これは、立法府である国会の意思表示でございますので、この決議の意味するところについて、国会で評価をしていただくものだと考えておりますので、私の方から、すなわち行政府の方から具体的な解釈を示すという...全文を見る
○林国務大臣 輸出が一丁目一番地と言ったかどうか、ちょっと記憶が曖昧でございますが、輸出だけをやっていればいいということではもちろんなくて、今委員がおっしゃっていただいたように、まだ全体の数量の中で見れば少ないわけでございます。  逆に、私、最初に潜在力と申し上げたのは、まだま...全文を見る
○林国務大臣 問題意識は共有をしておる、こういうふうに考えております。今委員がおっしゃっていただいた毛細血管といいますか、現場にきちっと入っていっていろいろな話をしていた方、やはりこれが重要である、これは我々もそういうふうに考えておるところでございます。  例えば、熊本県の例が...全文を見る
○林国務大臣 まず、お出しした資料でございますが、玉木委員はお持ちだと思いますけれども、それぞれの県でいろいろやっておられますので、この時点も、一月であったり、去年の九月であったり、これは委員がごらんになったとおりの形になっております。  したがって、この貸し付け希望面積の把握...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  我々としても、全ての県で優良事例と言えるような、熊本県のように進んでいるということではないという認識はしておりまして、やはり今のところ考えられる背景として、例えば、各県機構の役員体制、それから役職員の意識、業務体制等が、今までも農...全文を見る
○林国務大臣 平成十七年度から平成二十三年度までの農地の権利移動面積の推移でございますが、十七年度が八・七万ヘクタール。それから、十八年度、この年は経営所得安定対策大綱が十七年十月に決定された後ということになりますが、十二・四万ヘクタール。それから、担い手経営安定法が施行された十...全文を見る
○林国務大臣 個々にいろいろな事例がある、こういうふうに思いますが、委員が前半でおっしゃっておられた静かな構造改革というのは随分ここでも何度か議論させていただきましたが、やはり、今まさに麦のお話をしていただきましたけれども、我々の考え方も、水田をフル活用しようというところは全く一...全文を見る
○林国務大臣 詳しく調べてみたいと思いますが、私が理解する範囲では、JAへの出荷分も同様の検査をやっている。系統ではないところはそれが明確でないのでということだったと思いますが、いずれにしても、どういうことになっているかということと、実際の運用がどういうことになっているか、もう一...全文を見る
○林国務大臣 まさに、今委員がおっしゃっていただいたように、地方分権というのは比喩で使ったわけでございますが、中央会が全国一律でいろいろな基準をつくってやっていく、こういうことがあったとすれば、もう少し自由にしていこう、こういうことでございます。  そもそも、農協が悪かったとか...全文を見る
○林国務大臣 これは、いろいろな経緯があってこの所得倍増、今言っていただいたようなことで、二十二年度に現状ということでやった数字が、この間の、一昨年の通常国会ですが、今出しておる数字は新しい数字、直近の数字を使ってやったということでございます。  それで、農業、農村の所得の倍増...全文を見る
○林国務大臣 これは、もし可能なら、総務省の税務当局にもお尋ねいただければと思いますが、私もちょっと党に戻っておりました間、税調にもおりましたので、特に地方税、固定資産税は地方税の主要な項目でございますが、いわゆる政策のための、優遇税制とか促進するためには、地方税法というのは使わ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっとこの背景について触れさせていただきましたが、まさにおっしゃるように、「役員の過半数が、経営に関し実践的な能力を有する者であると認められること。」こういうふうに法律上されていますけれども、役員構成、昨年八月末の時点でございますが、全国で企業経営者が三十四...全文を見る
○林国務大臣 大変本質的な御質問をいただいたと思っております。  農というのは、やはり日本の美しいふるさと、これを守ってきた国の基である、よくそういう言い方をいたします。また、成長の糧になる大きな潜在力を有しておる、こういうふうにも思っておるところでございます。  まさに、車...全文を見る
○林国務大臣 中川政務官におかれては、選挙区が、これは松木先生と同じ北海道ということでございます。先ほど少しお触れになられましたが、我が国の食料生産を担う大農業地帯でございまして、大変現場感覚にすぐれたものを持っておられます。農政の改革を前に進めていく上で大変重要な役割を果たして...全文を見る
○林国務大臣 平成二十二年の三月に今の計画が策定をされたわけでございますが、そのときの食料自給率目標というのは、我が国の持てる資源を全て投入したときに初めて可能となる高い目標ということで、平成二十年度の四一%、これはカロリーベースですが、これを平成三十二年度に五〇%まで引き上げる...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げましたように、専門家の皆さんの審議会でも、現実に見合った需要量、現実的な生産条件、こういうことでこういう数字になっておりますので、しっかりと三九%から四五%に引き上げる、これはまだ案でございまして、今から正式決定ということになろうかと思いますが、正式決定に...全文を見る
○林国務大臣 最後のところで監査のところが随分議論になりましたので、報道だけ見ておりますと、そこだけ変えるようなイメージになっておるのかもしれませんが、私としては、一昨年に決めました三本柱と一本柱の四本柱で新しいことをやっていこう、その中で、農協も農業委員会も生産法人もみんなこれ...全文を見る
○林国務大臣 二十六年産米の本年一月の相対取引価格でございますが、六十キログラム当たり一万二千七十八円でございまして、今、斉藤委員からお話がありましたように、二十五年産より二千円程度低い水準になっております。二十六年産米の概算金や価格が例年に比べて低下したことなどによって、今、生...全文を見る
○林国務大臣 世界の食料の需給また貿易、これが不安定な要素を有しております中で、やはり食料の安定供給を将来にわたって確保していくということは国民に対する最も基本的な責務の一つでありまして、国内農業生産の増大を図って食料自給率を向上させることは大変重要であると考えております。  ...全文を見る
○林国務大臣 それも我が省の資料でございますので、おおむねそういうことでございますが、先ほどちょっと委員からも昔の数字も触れていただきましたけれども、昭和三十五年、私が生まれるころでございますが、七九%、生産額ベースは九三%、これが二十五年度に、カロリーベースで三九、生産額ベース...全文を見る
○林国務大臣 自給率の向上のためには、食料消費、農業生産の両面における諸課題について、その解決を図っていくということが必要だと考えております。需要に見合ったものをしっかりと生産していく、こういうことではないかというふうに思います。  やはり、消費者や食品産業事業者等がより国産農...全文を見る
○林国務大臣 そのときに赤松大臣がどういうふうに答弁されたか、ちょっと手元に資料はございませんが、当然、食料自給率は国境措置との関係で低下する懸念があるのではないか、こういうお尋ねだと思います。  今交渉中の経済連携またWTOそのものについても、この結果が食料自給率にどういう影...全文を見る
○林国務大臣 これは被災地で、単なる復旧にとどまらずに、大内さんですか、その前の規模よりも結果として大きな規模になって、しっかりと覚悟を決めてやっていただいているという例ではないかというふうに思っております。  一方、自給率との関係でいくと、米は、先ほど申し上げたように、ほぼ自...全文を見る
○林国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものでございます。  政府としては、山村地域の現状に鑑み、本法律案については特に異存はないところであります。  この法律案が御可決された暁には、関係府省と連携をとりつつ、配慮規定等に十...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。  私は、平成二十四年十二月の政権交代以降、農林水産大臣として、攻めの農林水産業の推進に向けた検討を進め、農林水産業・地域の活力創造プランを取りまとめるなど、農林水産業の成長産業化に向けた...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 農薬の使用ということですが、やはり気候や風土の違いによりまして病害虫の発生状況、それから農作物の生産、流通における事情等が異なっておりまして、それらに応じて農薬の使用方法が異なっております。  一般的に言いますと、日本は高温多湿なため、病害虫が発生しやす...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 有機農業などの環境保全型農業は、農業生産に伴う環境への負荷を低減するということがありまして、農業の持続的な発展に資するとともに、安全でかつ良質な農産物に対する需要というものにも対応した農産物の供給に資するものと考えております。  実は平成十八年に、有機農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 済みません、ちょっと手元に資料がないものですから、確認してお答えしたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたように、高温多湿等の理由もあって、農薬の使用という状況がヨーロッパ等に比べて違っているということは申し上げたとおりでございますが、農薬を登録するときに科学的な見地に基づいて評価、審議を行っておりまして、やはり使用方法、それから使用上の注意事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在、ネオニコチノイド系の農薬であるクロチアニジンにつきましては、厚生労働省において薬事・食品衛生審議会における審議、それからパブリックコメントの結果を踏まえて残留基準値の設定を検討しておられると、こういうふうに聞いております。今後、厚生労働省において薬事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このネオニコチノイド系の農薬というのは、水稲のカメムシの防除のために大変重要でございまして、ほかの殺虫剤に比べますと人や水生の生物、水の中に生きている生物ですが、に対する毒性が弱いということでございまして、そういうことからこの要請をさせていただいているとい...全文を見る
03月20日第189回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) ただいま総理からの御答弁がありましたように、そういう報道があることは私も承知しておりますが、TPP交渉、進展していることは事実でありますけれども、全体をパッケージとして交渉しておりまして、いまだ何ら確定しているものはないということでございます。  我が国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) WTO農業交渉は平成十二年から開始をされておりますが、平成二十年に決裂をしておりまして、その後、膠着状況でございました。これは、米国と新興国、中国やインド等でございますが、この間で関税それから国内支持の削減率の柔軟性、こういうものをめぐって対立をしていたと...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) 日本政策金融公庫の平成二十五年度末の融資残高は、農林水産事業全体で二兆六千三十七億円でございます。農業融資で一兆四千八百六十三億円となっております。リスク管理債権で延滞しているもの、延滞債権及び三か月以上延滞債権ということですが、農林水産事業全体の数字とし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国営事業の農家負担金でございますが、一般的には土地改良区が組合員である受益農家から徴収をするということになりますが、仮に組合員が、今、若松先生おっしゃったように、負担金を支払うことが困難となった場合は、まず土地改良区がその納付を促すということになります...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御質問もありましたので、経営者保証のガイドラインの資料をざっと目を通させていただきました。  金融機関から中小企業等が融資を受ける際に、経営者個人が保証人となってその保証債務をする場合の保証債務履行時の対応として、事業継続等のため保証人の手元に残す資産の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今まさに若松先生がおっしゃっていただいたように、農地は国民の食料の生産基盤でございまして、今後とも優良農地を確保していくことは重要であるということは申し上げるまでもないところでございます。  一方で、再生可能エネルギー発電設備の設置等の非農業的な土地需要...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今申し上げました営農型ですね、一本脚だと思いますが、これは全国で三十九府県、百八十二件になっております。お地元の福島県では三件ということでございます。
03月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(林芳正君) まさに今、高野議員が御指摘になったように、海外では日本食レストランが大変な広がりを見せておりまして、訪日外国人旅行者にもやはり日本食、大変な人気でございます。  今まさに御指摘いただいたように、和食のユネスコ無形文化遺産登録、これを契機として、大体アンケ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変いい御指摘をいただいたと思っております。  輸出を拡大していくために、昨年六月に輸出戦略実行委員会というのをつくりましたが、そこに各品目、テーマ別に部会を設けまして、それぞれの部会ごとに関係府省を始め生産者のほか、様々な専門的な知見を有する関係事業者...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省におきまして、林業の成長産業化に向けて施業の集約化というのを推進しておりますが、そうした中で、近年、森林組合等への委託を行わない、いわゆる自伐林業、これが林業の担い手として、また地域活性化の主体としても注目されておると認識しております。  こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中高層建築物等での利用が期待されるCLT、この普及については大変に林業の成長産業化にとって重要だと思っておりまして、六月に改訂した農林水産業・地域の活力創造プランにも位置付けられております。  二十八年度の建築基準の整備に向けて、昨年十一月に国土交通省と...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 改めて、また山田委員を始め委員会の皆様にはお世話になることでございます。よろしくお願いいたしたいと思います。  五か月ちょっと党に戻っておりましたが、その間も党の農林水産戦略調査会長ということで、基本的にはいろんな農林に関わる事象にはタッチをしておったと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉におきましては、一昨年になりますが、二月の日米共同声明におきまして、全ての物品が交渉の対象とされること、それから我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされておるわけでございます。こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、個人的な関心を持っていただきまして、大変ありがとうございます。  私も、自分で計画をして行ったり来たりしているわけではないわけでございますので、大変貴重な経験をさせていただいたと、こういうふうに思っておりますが。私も二十年間ずっと活動させていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。これは繰り返し繰り返し御説明をしなければならないと、こういうふうに思っていることでございます。  私よく申し上げておりますのは、今年、来年良ければもう後はいいんだということであればいろんなことをしなくてもいいのかもしれませんけれども...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今いろいろな御指摘をいただいたところでございますので、私が先頭に立って、政務三役、それから事務方共々しっかりと気を引き締めて、今委員がおっしゃられましたように、大事な懸案をいろいろ抱えたところでございますので、しっかりといろんな課題の解決に当たっていきたい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省、今水産庁長官から説明いたしましたように、本件の審査庁ということになります。したがって、地方自治法に基づきましてこの件も行政不服審査法の規定に基づくと、こういうふうになってございますので、沖縄防衛局及び沖縄県から提出された書面の内容を十分に検討し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 以前より、特にこの委員会では徳永先生、小川先生、また、前のときには自民党、公明党の先生方にも北海道の方がいらっしゃって、この委員会もオール北海道というような感じでございましたけれども。  そのときに先生方から教えていただいたのは、単に一次産業、農林水産業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、澁谷内閣審議官から答弁いたしましたように、TPP交渉、数々の会合を経て進展をしているということはこれは事実であろうかと、こういうふうに思いますが、これも何回か申し上げたことがあるかもしれませんが、全体がパッケージでございますので、全部決まるまでは何も決...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまさに、決議というのは立法府でお決めになっておられます。アメリカは今TPAの議論になっておりましたが、日本の場合は、仕組みとして、政府が交渉して妥結をしたものが今度は批准という手続で国会にかかると、こういうことでございますので、したがってその批准をさ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまさに、立法府で決議を作られて、そしてまた批准の手続も立法府においてされたということでございますので、立法府における判断と、こういうことだと思いますので、その批准と決議の関係について行政の我々の方から何かコメントするということではないんではないかとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御質問をいただきましてありがとうございました。  下関は大洋ホエールズという球団があったぐらいでございまして、今は新しい水族館になりましたけれども、私が小学校の頃は別のところに水族館があって、ちょっと小高い山の上に鯨の格好をした建物が海に向かって建ってい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小川委員は同期でございまして、同じように四回選挙をやってきたと。私のところは山口県で、小選挙区四つ分でございますから、多分委員の地元と比較するともう本当に何分の一しかないところで、大体一年に一回ずつぐらいは、ある意味で定点観測という意味では行けているところ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思っております。  集約化が進んで人が省力化できるところと、まさに冒頭御指摘があったように、近郊型の野菜などで人がたくさん要るところと、こういうところがあるということでございますが、いわゆる土地利用型のところ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃっていただいたことは、前回のときもここで議論していて、そのとおりでございますということで、進めていく課題として認識は共有されていると、こういうふうに今でも思っておりますが、それぞれに課題があって、どの部分だけがすごく難しくて、どの部分はもう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変細かいところまで今御指摘をいただきまして、特に最後の統一フォーマットですか、まだまだ今委員の御指摘のように改善していく余地があるんではないかという印象を私も持たせていただいたところでございます。  今回、全般的な見直しの中で、今消費者庁も呼んでいただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この水産資源保護法という法律は、一条で「この法律は、水産資源の保護培養を図り、且つ、その効果を将来にわたつて維持することにより、漁業の発展に寄与することを目的とする。」、こう書いてございまして、その四条の二項の五に「水産動植物の保護培養に必要な物の採取又は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から御指摘いただきましたように、成長戦略の中でも、農林水産業、これの潜在力を最大限に引き出して、しっかりと貢献をしていきたいと思っておるところでございます。  我々の農林水産業・地域の活力創造プランの中にも、産業として強くする産業政策的部分と、それ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変興味深い御提案をいただいたと思っておりますが、先ほどの別の方の御質問でもあったように、一方で、需給のバランスを取りながら政策を進めていきませんと、米価が下落をして農家の所得が減るという、そういう問題もございますので、もう米は諦めるということでは決してな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 時間も迫っておりますので、私の方で。  特に地方創生というのは、今まち・ひと・しごと本部という名前ございましたが、政府では石破大臣の下で政府横断的にやっておられるところでございまして、これを農山漁村について、地方に行きますと農山漁村が多いわけでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 西川前大臣の御発言、今御指摘のあったところでございますが、そのことについては報道を通じて承知をしておりますけれども、西川前大臣は閣僚を辞任されて一議員の立場に戻られたということでございます。私からは、一議員の説明責任についてはコメントをする立場にはないとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この御指摘のあったところは、住吉工業さんと住吉運輸さん、それぞれからパーティー券の購入をいただいているわけでございますが、記載に間違いがございました。代表者の名前が住吉運輸の方は誤っておりましたので、そのことが、たしかこれは衆議院の委員会か予算委員会での玉...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この報告書に記載がございますように、住所は一緒のところにございますが、これは工業と運輸は全くの別会社で別法人でございますので、今の御指摘のその同一の者には当たらないものと、こういうふうに理解をしております。
○国務大臣(林芳正君) これも誤りが見付かった同じときにということでございまして、献金でいただいていた会社から、今度はパーティーをすることになりましたので、このパーティーの方に、このパーティー券の購入ということでいただいておりますので、ちょっと今、御通告をいただいていなかったもの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 改めてきちっと整理をして御説明したいと思いますが、私の今の記憶でございますと、この献金は、なかったものを、パーティー券の収入を間違えて献金として処理をしていたものを訂正したと、こういうことだったというふうに記憶をしております。
○国務大臣(林芳正君) 政治資金規正法上どういう整理になっておるか、今手元に資料がございませんのでつまびらかにいたしませんが、いわゆる公共事業の場合は、この工事という役務を提供することに対する対価という、こういう位置付けが一般的に行われているものと、こういうふうに思っておりますの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも後ほど正式に整理をしたいと思いますが、いわゆる問題になっておりました補助金というところでございますけれども、これは除く規定がございまして、研究開発や、また災害、防災であったと思いますが、それから、その他性質上利益を伴わないものと、こういうふうな整理が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたように、寄附はございませんでしたので訂正してゼロにしたということでございますので、御指摘の住吉工業・運輸からはパーティー券の購入をいただいているということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 平成十二年、それから平成十七年に策定をそれぞれされました食料・農業・農村基本計画におきます食料自給率目標は、計画期間内の実現可能性を考慮しまして、カロリーベースで四五%に設定をされておったところでございます。  一方で、その後の平成二十二年の三月に策定さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料自給率目標は、今申し上げましたように、食料・農業・農村基本法に基づきまして基本計画においてその向上を図ることを旨として定めると、こういうふうになっておりまして、この達成に向けた取組を進めてきたところでございますが、カロリーベースの食料自給率、今御指摘あ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小麦の国内生産量については、今局長から答弁があったとおりでございますが、八十八万トンから八十一万トンと、七万トン減少しておるわけでございます。  食料・農業・農村審議会の企画部会の検証で明らかでございますように、天候不順による不作に加えまして、水田での排...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはしっかり取り組んでいきたいと、こういうふうに思います。  小麦は八十一万トンを九十五万トンに、それから大豆は二十万トンを三十二万トンに、それぞれ設定をしてやっていきたいと、こういうふうに思っておるところでございます。  水田活用の直接支払交付金、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども小川委員からも、「日曜討論」でございましたか、そこでの様子についても触れられて、また御質問あったところでございますが、杉は我が国固有の樹種でございまして、成長に優れること、それから造林技術が確立をしているということから、古くから森林所有者等によって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ドングリと鳥獣被害の関係についてはちょっと初めて今お聞きして、なるほどそういうことがあるのかなと、今初めて聞きましたので少しこれは研究の余地があろうかと、こういうふうに思いますが、私が聞いた話では、足りなくなった原因は何かは別として、一度農作物に来た動物は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろんなところに行っていただいて、特に委員におかれましては、花粉症であられるにもかかわらず、杉の近くまで……
○国務大臣(林芳正君) 奥様が花粉症だということですね。ありがとうございます。  CLTは、まさにこの林業の成長産業化にとっては大変に大事でございまして、今御指摘いただいたように、ヨーロッパにおいても中高層の建築物の構造材で使われております。国交省においても、今年二月ですが、五...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在の債務返済スキームでございますが、今委員からも御指摘があったように、平成十年に抜本的改革ということで、債務の更なる増加を防止しようということで、累積債務の利子支払分を一般会計で負担することにしたほか、国有林の森林整備等が事業収入の動向に左右されることな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 常に節減できる経費はしていくという姿勢で臨んでいきたいと思いますが、平成十年に至る経緯を見ますと、平成九年に林政審議会というところで報告書が出てございますが、まず昭和三十年代に森林の成長量を上回る伐採、これを長期間にわたって実行しておったときがありまして、...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 農林水産省におきましては、花粉症に関する関係省庁の担当者連絡会、これは実は平成二年から始めておりますが、この下で関係省庁と連携しながら花粉発生源対策を重点的に推進しております。  具体的に申し上げますと、平成二十九年度における花粉症対策苗木の供給量一千万...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありましたこの件につきましては、沖縄防衛局長から審査請求、それから指示の執行停止の申立てが行われております。  農林水産省においては、行政不服審査法に基づきまして、三月二十四日でございますが、処分庁である沖縄県に対しまして、沖縄防衛局の審査請求に...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○林国務大臣 未執行額につきましては、不用ということで整理をさせていただきたいと思っております。
○林国務大臣 当然、予算でございますので、原則そういう形でやっていかなければいけないと思っております。  一方で、これも委員とも何度か御議論させていただきましたが、借りたいという方が随分たくさんおられます。したがって、しっかりと出したいという方の発掘に努めていって、どちらも少な...全文を見る
○林国務大臣 私の方で農業だけと言うつもりはないんですが、確かに、今、玉木委員からお話があったように、農業所得倍増とつづめて、ポツ農村ということを言わずに報道につながっているケースが全くないかというと、我々も気をつけて見ていきたいと思っております。  この間も、あるBSのテレビ...全文を見る
○林国務大臣 事実関係のこともちょっとございますが、今おっしゃったお話は、農協に出荷しなかったからではなくて、数量確認を、第三者で検査をしなかったからというのが正確な言い方だというふうに思っております。  このナラシ移行対策の円滑化対策は、米の補填が行われる場合にナラシで国費分...全文を見る
03月30日第189回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) この県の指示に対して、沖縄防衛局長から審査請求それからこの指示の執行停止の申立てがなされておりまして、これにつきまして、農林水産省においては、行政不服審査法に基づいて、三月二十四日でございましたが、処分庁である沖縄県に対して、沖縄防衛局の審査請求に対する弁...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それでは、まず私から簡潔にお答えいたしますが、食品の安全確保、それから食品に対する消費者の信頼確保に向けた取組が大事だと、こういうふうに思っておりますので、農薬の登録に当たっては農薬取締法に基づいて、適用病害虫に対する薬効に関する試験成績だけでなくて、今ち...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のクロチアニジンの緩和の検討の理由ということでございますが、今ホウレンソウの例を出していただきましたけれども、毎日、収穫、出荷が行われて、害虫被害、これが生じやすいのがホウレンソウでございまして、生産者の方からは収穫間近まで使用できる農薬が少ないと、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは作物によって様々でございますが、例えばホウレンソウやカブというのは新たに使用できるように追加をしたということでございますし、サトウキビとかワケギ等々は従来から使用することができた作物ですが、新たな使用方法を追加すると、こういうことでございます。
○国務大臣(林芳正君) これは先ほども触れていただきましたように、高温多湿な我が国において、安定供給の面で、ヨーロッパ等と比較してこの農薬の使用によって病害虫の被害を防ぐ必要があると、こういうことでございます。  農業者が、各々の営農体系の中で防除の必要性、農薬の使いやすさ、費...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどホウレンソウの例はそういうことでお答えいたしましたが、従来から使用することができた作物に新たな使用方法を追加等をする作物、サトウキビ、ワケギ等ということでございます。  例えば、サトウキビは、使用方法、茎や葉の散布を追加するということですが、今まで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農産物の検査規格は、米のように大量流通する農産物について、現物を一つずつ確認することなく効率的な取引を可能とするための仕組みでございまして、国が生産者、流通業者、消費者等関係者の意見を聞いて定めておりまして、今御指摘のあった玄米の着色粒、色の付いた粒で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほど申し上げましたように、生産者、流通業者、消費者、それぞれの関係者と意見交換を行いながら、この見直しの必要性の有無も含めて検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 沖縄防衛局長からの審査請求、それから指示の執行停止の申立てにつきましては、行政不服審査法に基づいて、まず沖縄県に対して弁明書、これは審査請求に対してですが、それから意見書、執行停止の申立てに対して、それぞれ提出を求めておりましたが、三月二十七日に沖縄県から...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 事実関係につきましては審査請求の中で審査をすることになりますが、今回は必ずしも、この工事を停止しなければ岩礁破砕の確認調査ができなくなるという主張、これは必ずしも工事を停止しなくても確認調査を実施することは可能でございましたので、この主張、沖縄県の主張につ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、今やっておりますボーリング調査、これを止めなくてもこのアンカーの設置状況を確認するということは可能であると、こういうことであろうかというふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) この件につきましては、沖縄防衛局が申立人でそういう主張がございました。一方で、沖縄県からは今先生がおっしゃっておられるような御主張があったところでございますが、我々としては、必ずしも工事を停止しなくても確認調査を実施することが可能であり、認められないという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 何度も繰り返しになりますが、知事側、知事側というか沖縄県側が申立てで、意見でおっしゃっておられます工事を停止しなければ岩礁破砕の確認調査ができなくなるという主張、これは必ずしも認められないという判断をしたということでございます。
○国務大臣(林芳正君) これは書面で審査をすることになっておりますので、まず沖縄防衛局の方の申立て、それから先ほど申し上げました中身ですね、それから、今の沖縄県知事は調査ができなくなるという主張をされておられるということでございますが、その両者の書面での主張を確認した上で、この工...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
04月01日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○林国務大臣 新たな食料・農業・農村基本計画が、三月三十一日に閣議決定されました。  基本計画は、食料・農業・農村基本法第十五条の規定に基づき政府が策定するものであり、おおむね五年ごとに変更することとされております。  以下、その内容につきまして御説明申し上げます。  我が...全文を見る
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(林芳正君) CIQの最後の動植物検疫でございますが、地方空港における動植物検疫は、今厚労大臣からも御答弁があったことと似ておりますが、国際便の発着便数、旅客数の多い空港には輸出入の検査担当官が常駐、それ以外の空港については、この発着に応じて当該の担当官が出張ということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 東日本大震災で被災した、今写真を見せていただいております野々下海岸ですが、着工前から林野庁と宮城県で高さ、構造等については十分に調整を行った上で、事業はそれぞれの担当部分について行うものの、同じ海岸線に沿って同一の構造によって防潮堤を復旧して、事業完了後は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この設計基準そのものは県が独自で作成するものであるということでございますので、その変更に当たっては、林野庁への相談はなかったということでございます。基準の見直し後、沖ノ田海岸について見直した基準に基づいて台形型で施工することとしたという連絡が二十五年の十一...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中山間地域の農業でございますが、我が国の農地の四〇%、農業産出額の三五%を占めておりまして、食料の安定供給の機能、国土保全、水源の涵養という多面的機能の発揮の面でも大変重要な位置付けであるわけでございます。  ただ、今委員からも御指摘があったかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、米のコストでございますが、中山間地は先ほど地勢的に不利だと、こういうふうに申し上げましたが、一方で規模を拡大していきますとだんだん単価が下がっていくと、こういうところもありますので、しっかり集積をやっていく必要が全体的にはあるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、ちょっと私の方から。  農地中間管理機構の法案の審議をしましたときに、これは衆議院の方でございましたが、今先生がおっしゃっていただいたのとは若干ニュアンスの異なる解説がございまして、静かな構造改革なんだというような御説明もございました。定額の一万五...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 平成二十七年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十七年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千九十億円、その内訳は、公共事業費が六千五百九十二億円、非公共事業費が一兆六千四百九十九億円となっております。農林水産予算の編成に当...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、我が国におけるこの主食用米の需要、日本人が米を食べなくなったと、こういうことでございますが、大体毎年八万トンずつこの需要が減少している、こういうことでございまして、来年、再来年良ければそれでいいということではなくて、五年、十年先を見通したときにもや...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉に係る情報提供につきましては、TPP政府対策本部がございまして、ここの下で政府全体で対応するということになっておりまして、これまでも交渉会合の結果等について情報提供してきたところでございます。  今お話があったように、守秘義務など様々な制約...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはもう大臣も御経験をされた郡司先生でございますから釈迦に説法でございますが、この毎年の予算額、これは国会の審議を経て決まるということでございますので、私の独断でここで十年先の予算を申し上げることはなかなか難しいわけでございますが。  それともう一つは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに御指摘を踏まえてしっかりやりたいと、こういうふうに思っておりますし、二十七年度予算案においても、この二十七年産米の生産数量目標、これが十四万トンほど減少すると、こういうことになっておりますが、この十四万トンが全部飼料用米に転換したということになっても...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほども全般的にお答えしたように、予算は毎年度、国会の議決も要りますが、どうやって確保するかということは、関税の収入が、今、EPAについては御説明させていただいたように、率が下がれば減少するという部分も出てきますので、その他の財源を活用して、まさに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと思っておりますし、私も最近年を取ったせいか、余りサシがたくさん入ったやつをたくさん、昔のように毎日焼き肉屋行ってカルビ食うという感じじゃなくなってきたなと、こう思っておりますが、一般的に消費者のニーズも脂肪交雑の多い霜降りの牛肉に限らず...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、畜産団地のお話がございました。これは、昭和三十年代以降の飼養規模の拡大、こういうことをやっていこうということで、安定供給を支えてきたということでございます。  今まさに委員がおっしゃっていただいたように、規模が拡大するですとか、それから生産基盤、しっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにこのチーズも、国産チーズの振興、食生活の多様化を背景にチーズの需要というのは伸びが見込まれておりますので大変重要だと、こういうふうに思っております。  国内におけるチーズ生産ですが、二十二年度に四万六千トンであったものが、二十五年度四万九千トンとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 稲作農業の体質強化緊急対策、これは米価変動にも対応できるような、まさに今委員がおっしゃっていただいたように、稲作農業の体質強化を図るために、肥料、農薬代といった資材費の削減、こういうことをやって生産コスト低減に向けて取組を行おうとする農業者を支援するもので...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、今先生がおっしゃったように、農業経営を今から発展させていくということになりますと、生産技術だけではなくて加工や販売、こういった六次産業化も視野に入れて、川上だけではなくて川下まで対応できる言わば経営感覚を備えた農業経営者の育成、これが大変重要になっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の国土が南北に長く、地理的条件、気象条件が異なっておりまして、適地適作という言葉がありますけれども、それぞれの地域の特性に合わせて稲作ですとか畑作ですとか施設園芸ですとか果樹、酪農、畜産、様々でございます。  私、鹿児島へお邪魔したときに、県別の資...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 紙委員が今おっしゃっていただいたことは、珍しくというと語弊があるかもしれませんが、全く認識が一致しておるところでございまして、有り難いなと、こういうふうに思うことでございます。  まさに都市農業は、今おっしゃっていただいたように、新鮮な食料の供給、緑や農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この都市農地の保全と税制は、今御指摘があったように密接な関連がありまして、都市農地の保全を図るための方策として税制の在り方を検討することは大変重要な課題だと認識をしております。  今取り上げていただいたアンケート調査でも、都市農地を転用したきっかけとして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このスケトウダラ日本海北部系群のTAC削減は長期に低迷する資源を回復させるために行うものでございまして、中長期的にも漁業者のためにということであろうかと、こういうふうに思っておりますが、一方で、今委員がお話しなさったように、沿岸漁業者にやはり影響が出る可能...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 水産資源保護法第四条に基づく都道府県漁業調整規則に関する事務は、今長官から答弁いたしましたように法定受託事務でありますことから、これも答弁したとおり、運用に際しては農林水産省が示す通知文や解釈の範囲で行われる必要があるということでございます。このため、各都...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほど申し上げたとおり、沖縄の防衛局から申立てがあって、今行政不服審査法に基づいて審査請求を行っております。審査請求については、県の方に、弁明書だったと思いますが、これを出していただくようにお願いをして、この到着を待っておるところでございますので、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 審査請求については先ほど申し上げたとおりでございますが、一般論として、この件にかかわらず、いろんなことについて話合いをするということは大変大事なことだと、こういうふうに思っておりまして、そういう観点から官房長官が知事とお会いになって話合いをされたということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 経営安定勘定の中で今、ゲタ、それからナラシについてそれぞれお話があったところでございまして、それぞれ、今まさに委員から御指摘があったような理由で担い手農業者の経営の安定のために交付金を支払うものであります。  これも少し触れていただいたように、まずゲタで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは会計検査院の指摘を受けてから、今御評価いただいたように対応を更に進めておるところでございまして、十一件の指摘があったわけでございますが、このうち二件、深川と大江は処分が済んでおります。それから四件、横浜、新潟、茨木、福岡でございますが、これは土壌調査...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必要な改革は常々やっていかなければならないと思っておりますが、一方で、今の委員のおっしゃっているお話は、これ毎年使い切ってしまう政策経費であればあるいは該当する部分があろうかなというふうに聞いておりましたが、これは、その目的に対して使われなかった場合は剰余...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 新たな食料・農業・農村基本計画が三月三十一日に閣議決定されました。  基本計画は、食料・農業・農村基本法第十五条の規定に基づき政府が策定するものであり、おおむね五年ごとに変更することとされております。  以下、その内容につきまして御説明申し上げます。 ...全文を見る
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(林芳正君) 必ずしもどういう趣旨でおっしゃっておられるかよく分かりませんが、全中ということがなくなるわけではございませんので、法的な性格が変わったとしても、いろいろな活動の地域単協のためにやるということは可能ではないかというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、農協法上の中央会というチャプターがございますが、ここはなくなるということでございますが、その上で、一般社団法人として中央会が存続するということは当然認められているわけでございます。  一方で、この中央会制度というのは昭和二十九...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この改革をやってこの監査のところを変えただけで全国の農家の方の所得が上がるというふうには我々も考えていないわけでございます。  これは仕組みをいじるということでございますから、何のためにやるかといえば、地域農協をサポートする側に全中が回っていただくという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど総理からも御答弁いただきましたように、JAの皆さんともこの改革案でもって一緒にやっていこうということを、この改革案の作成に先立って実は与党との協議でも一致したところでございます。したがって、いろんな方がいろんなことをおっしゃるのは言論の自由がございま...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(林芳正君) 我が国の畜産、酪農は、輸入飼料価格などの上昇を背景に生乳の生産量それから飼養頭数減少しておりまして、生産基盤の弱体化が懸念をされております。  これらの課題に対応して、畜産の収益性を向上させるために、今お触れいただきました畜産クラスター計画に位置付けられ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほど要望の総計を六百五十五億と申し上げましたが、六百六十五億の誤りでございましたので、訂正させていただきたいと思います。  今後、どういうふうに進めていくかということでございますが、先ほど申し上げましたようなロボットの活用化をして省力化をして担い...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在の検討状況でございますが、現行の農業共済制度の問題点について今御指摘があったとおりでございます。したがって、収入保険は全ての農作物を対象にしまして、農業経営全体の収入に着目をしてやっていこうということで調査検討しております。  農業者の経営データを収...全文を見る
04月14日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 新たな食料・農業・農村基本計画では、安倍内閣の下で進めてまいりました農政改革の取組、それから超高齢社会、本格的な人口減少社会の到来、こういった中長期的な情勢変化等を踏まえまして、農政改革の着実な推進に向けた対応方向を示させていただいたと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間、たまたまテレビを見ておりましたらこの地域おこし協力隊の特集をやっておりまして、なるほど、すばらしいなと思っておりました。今総務省の方からお話がありましたように、任期が終わった後やっぱり六割がそこの地域に定住していただけるということで、大変地域にとっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この林業、また山村地域の活性化のために、今まさにお示しいただきましたように、丸太の生産にとどまらずに国産木材の新たな需要を創出する取組、それからまさに今ここで示していただいたような木材や木材製品の高付加価値化、これをやはり進めていくことが重要だと思っており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は国土の約七割森林が占めておりまして、ある意味では世界有数の森林資源大国である、こういうふうに思っております。特に近年は、戦後、先輩方が造成していただいた人工林、これが本格的な利用期を迎えておりまして、この豊富な森林資源の循環利用によって林業の成長産...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) フグは我が国の重要な食文化の一つでありまして、輸出の拡大を是非実現したいと私も思っております。  今御議論いただいたように、毒があることは事実でありますが、中国を含めEU、台湾等においても輸入自体が禁止をされているということであります。  食中毒防止の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 新たな基本計画においては、その時点における我が国の食料の潜在生産能力を評価する指標として食料自給力指標を初めてお示ししたところであります。  この指標を最終的に作るに当たっては、今、古賀委員からもこの委員会や党の議論等で大変な活発な御議論いただきまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回お示しした食料自給力指標については、先ほど申し上げましたように、その時点における食料の潜在生産能力を評価する指標でございまして、今、総理とのやり取りを御紹介いただきましたが、一定の前提を置いて試算を行っていると。例えば、生産転換に要する期間、芋に変える...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この安倍内閣で一連の農政改革を進めておりますが、今まさに舞立先生からお話がありましたように、農林水産業・地域の活力創造プラン、ここに、需要フロンティアの拡大、バリューチェーンの構築、生産現場の強化、そしてそれに加えて車のもう一方の車輪であります多面的機能の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この新たな食料・農業・農村基本計画の策定に当たっては、昨年の一月から食料・農業・農村政策審議会におきましてこれまでの施策の検証を行っていただきまして、基本計画の中で、主な施策の評価と課題として整理をしていただいております。  例えば、農業構造に関しては、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業の成長産業化のためには、やはり担い手への農地集積、集約化を更に加速化するということは大変大事でございまして、先ほどお話がありましたように、十年間で現状の五割を八割に拡大させようということで、言わばこの中間管理機構というのがその大事な切り札ということで整...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の農業、農村は、農業従事者が減少するとか高齢化をする等厳しい状況に直面している一方で、今御指摘いただいた、従来は想定できなかった百ヘクタールを超えるような大規模経営の出現が現実化したり、それから、自らの強みを見詰め直して創意工夫を発揮した六次産業化や...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、いろんなことを考えながらやっていかなければなりませんが、やはり意欲と能力があって、やりたいと、そういう集積化をしていきたいという方がいろんな制約でできないということがあるとすれば、そういう集積化を進めていくというのは一つの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変深遠なお話でございまして、多分遡れば墾田永年私財法ぐらいまで遡るようなお話ではないかと、こういうふうに思っております。中国では土地は私有はなくて利用権だけがあると、こういう国もあるわけでございますが、一方で、今の我が国の現状を見た場合は、これまでの経緯...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 必ずしも、まち・ひと・しごと創生本部の今やっておられることを全部承知しておるわけではございませんが、今政務官から答弁いたしましたように、連携をしてやっていく。小学校の校区の単位というのは、今からどんどんどんどん小学校が大きくなっていったら、それに合わせて大...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このミラノ万博は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」というテーマで行われる万博でございまして、食をテーマにした万博ということでは、今までなかったことではないかということでございますので、我が国としても、今委員からお話がありましたように、日本の優れた農林水...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今先生がおっしゃったことは大変大事な論点の一つではなかろうかと、こういうふうに思っております。  この間も、トイレですね、田舎へ行くとなかなか水洗のトイレがないんだというようなことをいろんな集会で聞いたことがありまして、我々、都会に住んでおりますと半ば当...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほどフグのお話がございましたが、中国は、先ほどのやり取りは、こちらから輸出は、向こうから見て輸入ですね、禁じておるということですが、国内でフグを食べることについて禁じておったか私ちょっと記憶が明確ではありませんが、昔、南京に行きましたときに、何かフ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食生活の変化などによりまして、一人当たりの主食用の米の消費量が最大のときに比べて大体半分ということで、この主食用米の消費量の大幅な減少傾向が続いておりますが、今、紙委員からも御指摘いただいたように、この貴重な生産装置である水田のフル活用、これ大事でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、取引価格の答弁をさせていただきましたけれども、なるべく主食用米との所得差が生じないようにする、これを基本として政策支援を行っていこうと、こういうことでございます。さらに、農地集積、集約化をしていただく、それからこの八万円がベースで今お話しいただきました...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、餌米については、飼料自給率から見ても、また水田のフル活用から見ても大変に意味のあることでございます。そういった意味で、水田のフル活用のための飼料用米への転換は大変に大事な政策であると、こういうふうに考えておりまして、そういう意味...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはまさに私もそういうことを申し上げてきておりますし、何よりも、農水省のみならず、閣議決定をして、政府全体として、これは当然言わずもがなでございますが、閣議決定でございますので財務大臣もお入りになったところで閣議決定をされている、そういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、世界のトウモロコシの市場というのはかなり桁違いの大きさでございますので、日本のこの一千万トンの中の百万トンということが全体の世界の需給に及ぼす影響というのは小さいものではないかと、こういうふうに思っております。  その上で、家畜用飼料として一千万ト...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 総理の訪米に合わせて日米首脳会談が行われる予定だと聞いておりますが、様々な経済、安全保障問題などとともに、TPPもその議論のテーマの一つになると、こういうふうに聞いております。  アメリカとの間では依然として難しい課題が残されておりまして、TPP交渉の早...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的には、甘利大臣と同じ閣内でございますので、同じ認識でございます。  交渉参加国がそれぞれTPAについてはTPP交渉の妥結に不可欠であると、こういう認識を持っておりますので、アメリカの議会の中の話ではございますけれども、しっかりと早期成立を期待しなが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは何度も申し上げてきておりますように、このTPP交渉に当たっては、引き続き衆参両院の農林水産委員会決議が守られたとの評価をいただけるように政府一体となって全力を尽くす考えでございます。
○国務大臣(林芳正君) これはもういつも同じ表現で恐縮でございますが、逆に余り表現を変えますと臆測を呼びますので、この衆参両院の農林水産委員会決議が守られたと評価をいただけるように政府一体となって全力を尽くす考えでございます。
○国務大臣(林芳正君) 交渉の中身についてはコメントは差し控えたいと思いますが、御案内のように、この全てがパッケージで交渉をしておりますので、部分的に何かが決まったということは当然のことながらないということは申し上げておきたいというふうに思います。
○国務大臣(林芳正君) これも交渉の具体的な中身でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。  先ほど申し上げましたように、TPP交渉というのは、進展をしていることは事実でありますが、全体をパッケージとして交渉しておりますので、何ら確定しているものはないとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ヨーロッパに行くという御発言がありましたが、国会のお許しがいただければという方向で今調整をしておるというふうに申し上げておきたいと思います。  農業生産に伴う環境への負荷を低減をして、農業の自然循環機能を増進するため、化学肥料や農薬の適正な使用等が図られ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食品の安全を確保するために、科学的知見に基づいて、食品中に含まれる残留農薬、また今取り上げていただいた硝酸塩など、健康への悪影響あるかないかも含めて科学的に評価をして、リスク低減のための政策や措置を検討して必要に応じて実施していくことが重要であると、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 競馬法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の競走馬生産者による馬の改良増殖の取組や競馬の国際化の進展により、国内競走馬が海外競馬の競走に出走し、優れた成績を収めることが多くなっており、国民の関心...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○林国務大臣 TPP交渉においては、一昨年二月の日米共同声明におきまして、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがありまして、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされております。  このような経緯も踏まえて、衆参両院...全文を見る
○林国務大臣 現場のお話を先生が聞かれて、私もよくキャッチボールと言っているんですが、一度こういう施策を決めたときに、一度決めたからこれは変えられないんだということではなくて、これを運用していくときに、まさに今先生が、地元の方といろいろ話をして、自分自身も気づかされたというお話が...全文を見る
○林国務大臣 新たな食料・農業・農村基本計画におきましては、基本的な方針として、今まさに瀬戸委員から御指摘いただいたように、産業政策は、生産現場を強化して、また高付加価値化等を進めて、農業の成長産業化を図るということです。それからもう一つは、地域政策。構造改革を後押ししながら、農...全文を見る
○林国務大臣 我が国におきましては、主食用米の需要、これは残念ながら毎年八万トンずつ減少しているということでございますので、水田をフル活用しながら需要に応じた生産を進めるということをするために、やはり主食用米から需要のあるそれ以外の飼料用米などのものに転換を進めていく必要がある、...全文を見る
○林国務大臣 農地中間管理機構は、担い手への農地の集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消などの課題解決のための切り札ということで、平成二十六年の三月に関連法律が施行されましたので、そこで創設されまして、実質昨年度が発足初年度ということになっております。  今、例に出していただ...全文を見る
○林国務大臣 御指摘のありました平成十二年及び十七年の基本計画でございますが、十年より先の将来の姿ということで、「基本的には、食料として国民に供給される熱量の五割以上を国内生産で賄うことを目指すことが適当」とされております。  平成十二年の基本計画で初めて食料自給率の目標が設定...全文を見る
○林国務大臣 まさに大事なところだと思いますが、審議会の中でも、まず前回の計画を検証するところから始めさせていただいたわけでございますが、それぞれの品目別に、前回の計画で、例えばこれぐらいの転作をするとか、これぐらいの需要を見込むとか、いろいろなことをやっておりますが、その数字が...全文を見る
○林国務大臣 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に当たりましては、昨年の一月から、食料・農業・農村政策審議会において、これまでの基本計画のもとで実施されてきた施策の検討を行いまして、今、福島委員からお話がありましたように、五年前に、今度やるときに評価をする、こういうことは書いて...全文を見る
○林国務大臣 先ほど局長が答弁したとおりでございますが、やはり、先ほど佐々木委員からも御指摘いただいたように、四五%は低過ぎるんだ、五〇%の目標を掲げてやるべきだ、こういう御指摘も一方でいただいているわけで、やはり目標を定めて何かやっていかないと、人・農地プランでそれぞれの地域で...全文を見る
○林国務大臣 我が国においては、主食用米の需要が毎年八万トンずつ減少をしておるということでございまして、需要に応じた生産を進めるとともに、水田のフル活用を図る、先ほども御議論させていただきましたが、これはTPP交渉いかんにかかわらず、主食用米から需要のある餌米などの主食用米以外へ...全文を見る
○林国務大臣 財務省が個別の省庁の政策について、これは必ずどんどんやりますということを言うと、国民が財務省から聞いていただきたいのは、財政再建をきちっとやる中で、必要なところに予算をつけていきます、こういうメッセージだと思うんです。農家の方がどうやってこれを今からやっていくかとい...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほどちょっとお答えする機会がなかったので。一点突破ということはなかなか、我々はそういうふうに申し上げているわけではなくて、麦も大豆もやっていこうということで、先ほど佐々木先生のときにもどちらに重点をかけるかが表現の問題だという話がありましたが、そこはあえて申...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントだと思いますが、食料・農業・農村基本計画における生産努力目標の設定に当たりましては、やはり計画期間内における実現可能性というのを重視しまして、現実的な需要の見通し、生産条件を踏まえて設定をしております。  基本的には、需要面においては、近年の消費...全文を見る
○林国務大臣 輸出でございますが、まさに今お話ししていただいた、成長が見込まれる世界の食関連市場、いろいろな推計がございますが、十年ぐらいで倍になる、こういうふうに言われております。特にアジアが成長著しい、アジアの食市場は三倍だ、こういうふうにも言われておるわけでございますが、こ...全文を見る
○林国務大臣 食料・農業・農村基本計画を閣議決定いたしたときに、これにあわせて、魅力ある農山漁村づくりに向けたビジョンということで、活力ある農山漁村づくり検討会報告書、これも決定させていただいております。  この中で、都市と農山漁村を人々が行き交う田園回帰を実現するために、小さ...全文を見る
○林国務大臣 土地改良区の合併は、土地改良法の規定がございまして、それぞれの土地改良区が行う土地改良事業相互間に相当の関連性があれば、そういう場合に限ってできる、こうなっております。  相当の関連性がある場合というのは、水系を通じたつながり以外にも、例えば同じ行政単位であるとい...全文を見る
○林国務大臣 この農地中間管理機構については、今お話がありましたように、昨年度が実質初年度であったということでございますので、この初年度の実績についてはことしの三月末時点のデータを踏まえて検証、評価を行うということにしておりますが、先ほど答弁いたしましたように、県、機構、市町村、...全文を見る
○林国務大臣 平成二十五年の十二月に、農林水産業・地域の活力創造プラン等で、今後十年間で農業・農村の所得倍増を目指す、こういうふうにされておりまして、これを踏まえて試算を行っております。  農村の所得ですが、統計上の定義はございませんが、今回の試算においては、六次産業化等の推進...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと先ほど申し上げましたように、統計上の定義として農村ということで定義して統計をとっているわけではないということでございますので、農村地域の関連所得を、今まさにおっしゃっていただいたように、後からきちっと検証ができるように概念上整理をしてこの農村への帰属割合を乗...全文を見る
○林国務大臣 主食用米の需要が残念ながら毎年八万トンずつ減少しておるわけでございますので、需要に応じた生産を進める中で水田のフル活用を図るために餌米をやっていこう、こういうことで、いろいろな施策をやってきております。  JAグループにおいて、主食用米の価格の安定のためには、主食...全文を見る
○林国務大臣 まさに今おっしゃっていただきましたように、今より下がってもいいということはないわけでございまして、今の三九を四五にしっかり上げていこう、こういう目標であるということをまず申し上げておきたいと思っております。  今、もう委員からもお話で触れていただいたように、平成二...全文を見る
○林国務大臣 今副大臣から答弁したとおりでありますが、食料安全保障というのは大変大事でございまして、やはりほかのものと違いまして、食べるものというのは、なくなれば生命を維持することが難しくなる、こういうことでございますから、まさに基本法においても、まずは国内の農業生産の増大を図る...全文を見る
○林国務大臣 先ほどのお答えの繰り返しになってしまうかもしれませんが、この食料自給率の目標を定めるときに、指針というのがございまして、国内の農業生産及び食料消費に関する指針として目標を定めるということで、前回の計画の検証を踏まえて、これは、下げたと言うと、今より下げるというような...全文を見る
○林国務大臣 せっかくの松木先生の御提案でございますが、これは、当然のことながら閣議決定をしております。審議会でも御検討いただいて、その過程では、自民党、公明党、与党の中でもいろいろな議論を踏まえて、やはりこういうことでいこうということになったことでございまして、私もその過程の中...全文を見る
○林国務大臣 よく、例えばノリなんかで、ノリそのままだとどこかと出ているんですが、コンビニのおにぎりになりますと、このノリはどこかというのが出ていない、こういうことがあります。  やはり、できる限りのことをやって、私もちょっとうろ覚えですけれども、国産品ならば二、三割ぐらいまで...全文を見る
○林国務大臣 農家所得というのはどこで使っているか、私も今いろいろめくっておりましたが、農業と農村所得ということで、先ほど来、玉木委員と大分やりとりをさせていただいたんですが、農家所得といいますと、確かに先生おっしゃるように、年金が入ってきたりとか、兼業の場合はサラリーマンをやっ...全文を見る
○林国務大臣 翁長知事は、たしか自民党県連の幹事長か何かをされておられた方だと承知をしておりますが、一般論として、やはり、今委員がおっしゃっていただいたように、話し合いをして合意をつくっていく、これは本当に大事なことだ、こういうふうに思っております。したがって、菅官房長官が行かれ...全文を見る
○林国務大臣 村岡委員におかれましては、もう数十回沖縄に足を運ばれたということ、大変重みのある御意見を今賜った、こういうふうに思っております。  それに比べると私の回数は少ない方だと思いますが、例えば防衛大臣の時代にも沖縄に参りまして、アブチラガマだったと思いますが、実際に入っ...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも、私もまだ大人になり切っているかどうかわかりませんが、二十年もおりますので。  まず、その二十七名中何名だったというのが、公約として掲げられておられるのか、それともアンケートでどう思われるのかというところに若干違いがあるのかなという気が今聞いていていたしま...全文を見る
○林国務大臣 まさに先生のお地元で、先生方が御視察いただいたということでございますが、この大潟村は、私から申し上げるのも釈迦に説法だと思いますが、大規模経営を実践するモデル農村ということで二十年の歳月をかけてやった、こういうことでございまして、経営の耕地面積が十五ヘクタール以上の...全文を見る
○林国務大臣 まさに今御披露いただいたような状況になっている、こういうことでございますが、一方で、平成二十一年度からは米粉用米の生産も推進をされておられるということで、二十一年度には新規需要米推進研究会をおつくりになって、三浦屋さんと連携するとか、デリカ研究所ですか、いろいろな例...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なことだと思っております。副大臣が一部の議員と言ったのは、多分、志のある議員の皆さんという意味だと思っておりますが。  先ほど委員からもお話があったように、農業高校を卒業して就農する方が三%、それから、農学系の大学、いわゆる農学部、ここが五百六十二人で二・...全文を見る
○林国務大臣 最終的には三次まで申請の期限を延長いたしまして、申請を募ったところでございます。  主食用米作付面積の半分の七十万ヘクタールについて申請が行われたとしても万全な対応が可能となるように、二百億円ということで確保いたしましたが、申請額は予算額に対して四割の七十八億円で...全文を見る
○林国務大臣 全く反省をしていないという意味ではなくて、四割は申請があったわけでございますが、これは地域別に見ますと、北海道では八六・七%、東北で三三・四%、北陸で二九・七%なんですが、九州では六・八%、私の地元も含めて中四国は七・六%、東海以西で、かなり西と東で差がついたなとい...全文を見る
○林国務大臣 政府としても、しっかりと周知を図ってきておりますし、また、これからも図っていかなければなりませんし、しっかりと、党としても政府・与党と一体となって決めたことでございますので、党の立場としても、党内、それから党の支援者や外に向けても、しっかりと説明をしていく必要がある...全文を見る
○林国務大臣 今、新たな食料・農業・農村基本計画についての記述ぶりのお尋ねがございましたが、基本計画にどう書いてあるかといいますと、「「農林水産業・地域の活力創造プラン」等においては、「今後十年間で農業・農村の所得倍増を目指す」こととされており、これに向けて、農業生産額の増大や生...全文を見る
○林国務大臣 生源寺先生は審議会の重要なメンバーでございますので、審議会でいろいろな議論をされる中で、今御指摘の発言があったのかな、こういうふうに思っております。  最終的に、閣議決定に当たっては、先ほど申し上げましたように、基本法に基づいて計画をつくる、こういうことでございま...全文を見る
○林国務大臣 輸出でございますが、日本再興戦略におきまして、平成三十二年に日本の農林水産物、食品の輸出額一兆円を達成し、その実績をもとに、新たに平成四十二年、二〇三〇年でございますが、輸出額五兆円の実現を目指す、こういうふうに定められております。  したがいまして、平成三十二年...全文を見る
○林国務大臣 お示しした試算の中でも、二十五年は生鮮品が〇・一八兆円、千八百億円に対して加工品が三千七百億、〇・三七兆円で、トータルで五千五百億ということでございますが、三十七年はこれがそれぞれ一・二兆円と二・二五兆円になる、こういうふうに推計をしておるわけでございます。  生...全文を見る
○林国務大臣 当然、我々が内訳をつくって、一兆円の目標をつくっている中も、加工品が五千億だったと思いますが、そういう割合になっております。  三兆円、五兆円ということを目指していくということになりますと、いわゆる新大陸型のアメリカとかブラジルというような、大豆、トウモロコシ、小...全文を見る
○林国務大臣 トリクルダウンということは、加工食品の場合はゼロだというふうに申し上げるつもりはございませんが、先ほどフランスの例を出させていただきましたけれども、GI、ことしから我が国でも始まりますが、これを活用して、例えばブリー・ド・モーといったチーズは、非常に小さい規模の生産...全文を見る
○林国務大臣 輸出は先ほど申し上げたとおりでございますが、六次産業化事業体の関連所得を算出する際には、加工食品を原材料によって切り分けられないなど、統計上、これらのみを厳密に切り分けることが困難であるということに加えまして、農山漁村の実態を踏まえますと、農家の人が、例えば輸出向け...全文を見る
○林国務大臣 今後、農林水産物、食品の輸出の拡大を図るためには、今つくっております国別・品目別の戦略に基づいて、マーケティングをオール・ジャパン体制で進めまして、相手国のニーズに適した商品開発等を行うことが重要でございます。  このために、生産者、流通関係者等が一体となって、お...全文を見る
○林国務大臣 水増しというふうに、先生から見るとそういうふうに位置づけられるのかもしれませんが、我々は政策をやっていく上で、そういう七三から八〇というのをはじいて、先ほどフランスの例を申し上げましたけれども、GIというのをやりますと、やはりちゃんと地元のものを使って今までやってき...全文を見る
○林国務大臣 これは先ほど来お答えをしてきたところでございますが、熊本県のような優良事例を横展開するための研修会、県別ヒアリング、こういうものを行ってまいりまして、機構の体制整備を促してきたところでございますが、やはり全都道府県の機構が軌道に乗っているという状況ではない、こういう...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと局長の発言について詳細は承知をしておりませんが、先ほど申し上げましたように、そういう理由が、もしこのデータを収集して一つの理由として出てくれば、それに対応してどういうことを対応していけばいいか、こういう検討をしなければならない、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 今お話がありましたように、主食用米の需要が毎年八万トンずつ減っていきますので、水田のフル活用を図るためにも飼料用米は大事だ、こういうふうに思っております。  飼料用米の生産拡大のためにも、今細かく試算をお示ししましたが、直接支払交付金を充実して、単価に差が出るのは...全文を見る
○林国務大臣 これはまさに、先ほど、ほかのものと比べて遜色のない、こう言われましたが、これを基本にしっかりと考えていかなければならない、こういうふうに思っております。  単価そのものについては、先ほど申し上げましたように、国会の予算審議というのがございますので、予断をすることは...全文を見る
○林国務大臣 昭和三十年代後半から、畜産物の摂取量の増加など国民の食生活が大きく変化をした、これに伴って、畜産そのものが大きく生産量を伸ばしておりまして、餌の需要が急速に増大したということでございます。  飼料穀物については、国土や気象条件の制約などがございまして、この需要に対...全文を見る
○林国務大臣 農村地域では、高齢化や人口減少が都市に先駆けて進行しておりまして、集落機能が低下するなど、厳しい問題にも直面しております。  したがって、こういう状況に対応して、国民に対する食料の安定供給、それから多面的機能の発揮を図るためには、農地や農業の担い手を確保するととも...全文を見る
○林国務大臣 まさに多面的機能支払いということは、水路、農道等の地域資源の維持管理を行っていただく共同活動でございます。  これは、集積が進んでいって担い手が広いところをやるようになると、それだけ水路の維持、農道等の管理というのは大変になってまいりますので、やはり共同でそういう...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 局長も課長も御経験をされた山田委員にお答えするのも何となく釈迦に説法のような感じがいたしますが、今お話しいただきましたように、競馬は、売上げの一部を財源として、馬の改良増殖等畜産の振興、国及び地方公共団体の財政にも寄与をしております。また、国民への健全な娯...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この軽種馬の生産は、競馬事業の一翼を担う重要な産業でございます。したがって、競馬事業による売上げの一部を原資として軽種馬の生産対策を実施してきているところでございます。その日本中央競馬会等の資金を原資とする競走馬生産振興事業において、優良種牡馬、優良繁殖牝...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この家畜のアニマルウエルフェアについては、快適な環境で家畜を飼育していくということによって、家畜へのストレスとかそれから疾病を減らしまして、生産性の向上、それから安全、安心な畜産物の生産にもつながるという意味で重要だと考えております。  農林水産省でも、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 地方競馬に対する支援、これは平成二十四年の競馬法改正で平成二十九年度まで措置を期限を延長しました。中央競馬会からの交付金も活用した地方競馬活性化事業、こういうのを実施してきております。先ほど話題になりましたナイター施設の整備、それから番組の魅力向上のための...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 競馬は、その売上げの一部を財源といたしまして、馬の改良増殖等畜産の振興、それから国や地方公共団体の財政に寄与をしております。国民への健全な娯楽の提供という役割も果たしております。  中央競馬、地方競馬、合わせて約五万人以上の競馬関係者、それから年間約九百...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 軽種馬の需要は、平成十三年以降、地方競馬主催者の撤退、賞金額の引下げ、それから景気の低迷による馬主の購買意欲の低下、こういうことがございまして需要が減少して、これに伴って軽種馬の生産頭数も減少してきたところでございます。  この結果、我が国最大の馬産地で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 確かに、今お答えしましたように、全体の状況、需要が減るということで厳しい状況ですが、一方で、先ほど来御議論いただいているように、底を打って今上昇に転じているということですから、これが産地の皆様の経営が良くなるということにつながるようにしっかりと振興対策をや...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 馬産地の振興対策ですが、JRAの資金を活用した競走馬生産振興事業などによって、先ほどの議論もございましたけれども、種牡馬それから繁殖牝馬の導入、先駆的な軽種馬生産施設の導入、軽種馬の海外販路拡大のための取組、それから市場上場馬の脚部レントゲンとか上部気道の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のあった馬産地再活性化緊急対策事業、これは二十一年度の補正予算で創設をいたしましたが、二十三年度に終わるということで補正で対応したことでございますけれども、東日本大震災等の影響もあって三年間延長をしたと。この経緯を少し先ほど小川委員にも触れていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このJRAにおかれても、平成九年以降、先ほど来御議論あるように、平成二十三年度まで売上げが減少傾向にあったということで、賞金はもとより開催費、人件費も含めてあらゆる経営コストの見直しに取り組んでこられたというふうに認識をしております。  JRAにおいては...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十六年十二月末現在ですが、日本中央競馬会が保有する金融資産、現金及び有価証券は六千二百七十億円となっております。  こうした金融資産については、将来の競馬場、スタンド等の改築等の設備投資に備えて保有しておく必要があると、今ちょっと触れていただいたわ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日本中央競馬会は、中央競馬会法に基づきまして国が全額出資している特殊法人でございますが、同法においては政府からの増資の規定がありませんで、それから、加えて、国からの補助の規定、債務保証の規定もなく、経営基盤の強化、先ほどちょっと申し上げましたとおり、自...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたのが法律上の立て付けでございますが、平成二十四年の十二月の閣僚懇談会で、給与水準が高い特殊法人等を所管する各大臣に対して、給与水準の適正化に向けた取組について要請がありました。これを受けて、平成二十五年五月に農林水産省から日本中央競馬会に対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) もとより、誰かが役所でこういう仕事をやったからこういう仕事になるというような運用は望ましくないと、こういうふうに思っておりますので、しっかりと適材適所でこれは人事を透明性も保ちながらやっていきたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど来御議論があるように、システムの費用ですとか映像権利料、それから情報提供、広告宣伝についても、初期費用かもしれませんが、積極的に行う必要があるということで、今回の勝馬投票券の発売に当たって、国庫納付の割合、払戻し率を引き上げることは適当ではないと考え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月22日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○林国務大臣 今週十九日から二日間でありますが、甘利大臣とフロマン代表との間で協議を行っております。  日米両国の夜を徹した努力によりまして、双方の主張の隔たりが狭まったものの、米の問題も含めて依然として難しい課題が残っておりまして、いまだ合意までには努力を要する、こういうふう...全文を見る
○林国務大臣 ロシアに対しましては、昨年十一月の北京のAPECの際、日ロ首脳会談においても安倍総理からプーチン大統領に我が国漁業者が操業を継続できるよう直接働きかけをしていただくなど、これまでにもさまざまな場面で働きかけを行ってきております。  こうした中、本日未明でございます...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたロシア政府の見解でございますが、まず、流し網漁業の禁止が水生生物資源の保存にとって有する意義を考慮し、法制化することを支持する、これに鑑み、ロシア連邦政府は同法案を支持する、同法案の採択は、日ロ漁業協力協定の破棄の理由とはならない、こういうことを言っ...全文を見る
○林国務大臣 飼養戸数ですが、過去十年間で、平成十六年の二万九千戸から平成二十六年の一万九千戸まで減少しております。  十九年以降、飼料価格が上昇しておりまして、やはり厳しい経営環境、「銀の匙」という映画を私も見たんですが、親子でやっておられるところが、やはりどうしても続けたい...全文を見る
○林国務大臣 食料・農業・農村基本計画ですが、三十七年度における生乳の生産量の目標、二十五年度比で五万トン増加ということで七百五十万トン、こういう目標を設定しております。  これは、消費拡大の取り組み、それから、チーズを中心とする乳製品需要の伸び等に即して、昭和三十七年度におけ...全文を見る
○林国務大臣 まず、この生乳という言葉でちょっとわかりにくくなっているのかもしれませんが、乳製品になりますから、飲む牛乳に加えて、一人頭がふえるというのは、チーズ、こちらの需要がふえていくということなんですね。  したがって、実際には、少子高齢化等の影響で、まさに今先生おっしゃ...全文を見る
○林国務大臣 私も改めてこれを振り返ってみて、今、岸本委員から御指摘のあったような、二月に、三千トンの時点でもう少しできなかったのかなという思いを最初持ったわけでございますが、在庫量、今、岸本委員から二万トンぐらいがスレッシュホールドというような御指摘もあったわけですが、ずっとさ...全文を見る
○林国務大臣 まずは生乳の生産基盤の回復、これをやらなきゃいかぬということで、経営規模の拡大、新規参入促進のための畜産クラスター事業を通じた施設、機械等の整備、それから、搾乳ロボット等の導入、外部支援組織の活用を通じた労働負担の軽減、性判別精液・受精卵移植技術を活用した優良な乳用...全文を見る
○林国務大臣 まず、今お話がありましたように、生産数量目標は七百四十五万トンからほぼ横ばい、七百五十万トンで設定をしまして、価格も現状と大体同じという前提でやっておるということでございます。  その一方で、粗飼料自給率一〇〇%を目指そう、こういうことでございまして、生産性の向上...全文を見る
○林国務大臣 委員がまさに今おっしゃられたように、この仕組みは去年に限ってやったということではございませんので、ずっと同様の仕組みでやってきて、去年の場合は、先ほどちょっと消費者に対する情報提供ということを申し上げましたが、その辺や在庫量やいろいろなことが絡んでああいうことが起き...全文を見る
○林国務大臣 まず、仕組みとしての出資でございますが、ALICによる株式の保有、出資については、畜産物の価格安定等に関する法律というのがございまして、主要な畜産物の加工、流通の合理化等の政策実現のために産地食肉センターや乳業会社に対して出資を行う、こういうふうになっております。 ...全文を見る
○林国務大臣 岸本委員からオブソリートと言われないように、しっかりとやっていきたいと思っております。  乳業施設については、まさに飲用牛乳工場を中心として、一定程度再編合理化が進んできたところであります。二十年度に二百八十一あったのが二十五年度は二百五十三ということでございます...全文を見る
○林国務大臣 東日本大震災の発生から四年間ということでございますが、これまでの取り組みによりまして、津波の被災農地の約七割で営農再開が可能となっております。計画的に復旧事業を進めてまいりましたし、これからも進めてまいりたいと思っております。  単なる復旧にとどまらずに、まさに将...全文を見る
○林国務大臣 消費者庁がことし二月にアンケートを行っておりますが、依然として、福島県産の食品の購入をためらうというお答え、低下傾向にあるんですが、まだ二割弱おられます。これを払拭していくということが大変に大事だ、こういうふうに思っております。  前回大臣だったときだと思いますが...全文を見る
○林国務大臣 「田舎で働き隊!」ということでございますが、農山漁村に都市部の意欲ある若者を派遣しまして、地域活性化に関するさまざまな活動に取り組んでもらうことを狙いとして、平成二十一年度に創設をされたものでございます。  隊員は、派遣先において、地域の特産物を活用した新商品の開...全文を見る
○林国務大臣 今般、改正、延長が行われました山村振興法においては、基本理念のところで、山村の振興は、森林等の保全を図ることを旨として、また、山村への移住の促進を含めた山村における定住の促進を図ることを旨として行われなければならない、こういうふうに規定をされております。  山村地...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は、御案内のように、農地に関する市町村の独立行政委員会でございまして、担い手への農地利用の集積、集約化、新規参入の促進、耕作放棄地の発生防止、解消、こういったことを積極的に進めていくことが期待されております。  一方で、地域によって活動状況がさまざまでご...全文を見る
○林国務大臣 一義的には、尊敬する江藤委員長初め委員の皆様がお決めになることでありますけれども、大変いいお話だと思いますので、私は、できる範囲で、ぜひこの委員会に傍聴をお勧めしていきたい、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 今、西村副大臣から答弁がありましたように、全体をパッケージとして交渉しておりまして、まだ難しいところが残っているということでございますし、全体をパッケージということでありますと、全部が決まるまでは何も決まっていないということも言えるわけでございます。  依然として...全文を見る
○林国務大臣 これはまさに手のうちを明かすことにもなりますので、私から交渉の中身について申し上げることは控えさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 村岡先生から仕組みが違うんだというお言葉がまさにありましたとおり、私の拙い理解によりますと、アメリカは通商交渉権限そのものを議会に持たせている、こういうそもそもの成り立ちがございます。  我々の仕組みは、政府が交渉して妥結をしたものを国会で批准をいただく、こういう...全文を見る
○林国務大臣 情報公開の運用につきましては、先ほど西村副大臣からありましたように、それぞれの国が、秘密を保持するということと、それから情報をそれぞれのステークホルダー等に開示するというこのバランスをどうとるかというのは、それぞれ工夫をされておられるというふうに答弁されたとおりだ、...全文を見る
○林国務大臣 これはまさに交渉の具体的な中身でございますので、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、米が国民の主食でありまして、最も重要な基幹的農作物であるという認識のもとで、慎重に交渉を進めているところでございます。
○林国務大臣 そういう報道に私も接しておりますが、まさに先ほど申し上げたとおりでございまして、交渉の中身そのものでございますので、その中身について申し上げることは控えさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 繰り返しになりますが、交渉の中身についてはお答えは差し控えさせていただきたいと思いますが、単純に、今委員がおっしゃったように、仮定を置きまして、備蓄米の買い入れ数量を、例えば一万トンというふうに仮定をしますと、これは、毎年毎年の買い入れ価格が米の需給動向等によって変...全文を見る
○林国務大臣 やはり港も含めて、まあ、空港も空の港と書くわけでございますから、しっかりと対応していきたいと思いますが、やはり空輸の方が到達距離というのですかね、生鮮の場合は特に、長くなるというような特徴もございますので、それぞれの特徴を生かして、しっかりと輸出の促進に努めていきた...全文を見る
○林国務大臣 我々も、なるべく、そういうことをよくわかっている我が省の職員が海外の公館で活躍できる場をふやしていきたいと思っておりますが、よく御案内のように、定員、それから全体の中でのいろいろな割合みたいなのがございますので、外務省にもいろいろお願いしながらやっていきたいと思って...全文を見る
○林国務大臣 国会のお許しがいただければ、連休を活用してミラノの万博に行ってまいりたい、こういうふうに思っております。  FBI戦略というのを掲げて、メード・フロム・ジャパン、メード・バイ・ジャパン、メード・イン・ジャパンとシナジー効果で輸出をふやしていこうということをつくって...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  今回は、特に産地偽装問題というものもあって、こういう状況になっていることもあるわけでございますが、いずれにしても、台湾は大事な輸出相手先でございますので、しっかりと、そういう視点でもって対応してまいりたいと思っております。
○林国務大臣 TPP交渉に当たりましては、米が国民の主食でありまして、また、最も重要な基幹的な農作物である、こういう認識のもとで慎重に交渉を進めておりまして、また、全体をパッケージで交渉しておるために、何ら確定をしているものはないということでございます。  先ほど内閣官房からも...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたことの繰り返しになりますが、まさに、今委員が御指摘のように、米は国民の主食でございます。また、米の政策の議論も、この委員会でもたびたび行わせていただいておりますような状況でございます。そのことも含めて、重要な基幹的農作物だ、こういうふうな認識をしてお...全文を見る
○林国務大臣 報道は私も承知しておりますが、交渉の具体的な中身については、私からは申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。  認識は先ほど米についても申し上げたとおりでございますが、まさに、衆参両院の決議が守られたという評価をいただけるような政府一体となった交渉、...全文を見る
○林国務大臣 私は、党に戻っておりました間も、党の農林水産戦略調査会長ということでございまして、その立場で、たしか今先生からお話のあった養豚協会の皆様の御要請というのもいただいたというふうに記憶をしておるわけでございます。  そういう声もしっかりと踏まえて、米の問題も含めて依然...全文を見る
○林国務大臣 最後のところは、水産物のところを除外してというお尋ねだ、こういうふうに思いますが……(斉藤(和)委員「はい、そうです」と呼ぶ)  繰り返しになるかもしれませんけれども、今まさに御指摘いただいたように、農村地域の関連所得ということで試算をしておりまして、推計された市...全文を見る
○林国務大臣 競馬法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の競走馬生産者による馬の改良増殖の取り組みや競馬の国際化の進展により、国内競走馬が海外競馬の競走に出走し、すぐれた成績をおさめることが多くなっており、国民の関心が...全文を見る
04月23日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○林国務大臣 海外競馬の勝馬投票券の発売対象とする競走ですが、世界的にレベルの高い競走となることが見込まれますので、こういった競走で国内競走馬が活躍することになりますと、日本の競馬ファンの競馬そのものへの関心をさらに高め、あるいは、新たな競馬ファンの開拓にもつながると考えておりま...全文を見る
○林国務大臣 今回の競馬法改正で、競馬法第一条に、今先生から御指摘がありましたように、「この法律は、馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するとともに、地方財政の改善を図るために行う競馬に関し規定するものとする。」という趣旨規定を追加したところでございます。  そもそも競馬法に基づ...全文を見る
○林国務大臣 地方競馬の支援でございますが、日本中央競馬会からの交付金、これはまさに今委員お触れになっていただきましたように、二十四年の競馬法改正で平成二十九年度まで延長されたわけでございます。  この交付金も活用しまして、これまで、地方競馬活性化事業において、重複開催の減少等...全文を見る
○林国務大臣 まず、一点目でございますが、海外競馬の勝馬投票券の発売対象となるレースは、世界的にレベルの高い競走となることが見込まれますので、先ほども御答弁いたしましたように、こういったところで国内競走馬が活躍していただいて、今のファンの関心がさらに高まる、また新たな競馬ファンが...全文を見る
○林国務大臣 まさに、先生おっしゃっていただきましたように、競馬、これは売り上げの一部を財源として、馬の改良増殖、畜産の振興、国及び地方公共団体の財政に寄与する、これはもちろんでございますが、やはり国際的なスポーツエンターテインメントとして、まさに健全な娯楽を国民の皆さんに提供す...全文を見る
○林国務大臣 我が国農業を安定的に発展させまして、国民に対する食料の安定供給を確保していくためには、効率的かつ安定的な農業経営が生産の相当部分を担う農業構造を構築することが重要である。今先生がお触れいただいたように、これは基本法の二十一条に書かれているわけでございます。  した...全文を見る
○林国務大臣 今、融資の対象ということでございましたが、認定農業者になりますと、融資というのは、先生、スーパーL資金のことをおっしゃっておられるんだなと思いますが、経営所得安定対策そのもののゲタ対策、ナラシ対策、この対象にもなりますし、それから、税制も、農業経営基盤強化準備金制度...全文を見る
○林国務大臣 農業の担い手については先ほど御答弁させていただいたとおりでございますが、農村の方でございますけれども、基本法の五条で、農村は、農業者を含めた地域住民の生活の場で農業が営まれているということでございまして、農業の持続的な発展の基盤たる役割を果たしている、農業の有する食...全文を見る
○林国務大臣 しっかりと、入り口だけではなくて、出口で何かあったときにどういうことができるかということも念頭に置いて対応していきたいと考えております。  今度改正する競馬法の二十四条ですが、この法律で別に定めるもののほか、競馬の公正を確保するための事項は政令で定める、こういうふ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど佐々木先生の御質問にもお答えしたとおりでございまして、今お話のあった、乗馬や馬の世話等の体験による癒やしの効果を利用したホースセラピー、これはもう既にいろいろな取り組みがNPOなんかでなされているということでございます。  さらには、観光資源としての活用、教...全文を見る
○林国務大臣 理事長のお言葉の中にも、スタンドの隅の方でというところにお気持ちもにじませていただいているのかな、こう思って聞かせていただきましたが、やはり、お客様のニーズも踏まえて、JRAで御判断されることだろうと私は思います。  一方で、今先生がおっしゃったように、競馬ファン...全文を見る
○林国務大臣 金融機関のATMでございますが、今、銀行のATMの設置というのは規制がないという状況で、一般的になっております。それから、消費者金融の自動契約機の設置、これは、一部の場合を除き、やはり規制等がない、こういうのは一般論でございます。  ただ、今私が申し上げましたよう...全文を見る
○林国務大臣 まず、学生については、たしか平成十六年の競馬法改正で、二十歳以上であれば学生生徒であっても勝馬投票券の購入が可能となった、こういうことでございますが、未成年は買えない、こういうことでございます。  競馬場や場外勝馬投票券発売所での未成年者の購入防止策は、職員等が施...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、今、実際に職員等が巡回したりしてやっておることで、大分効果も上がってきておるようでございます。  したがって、今、タスポのようなものはだめだということではなくて、もし、タスポみたいなことを入れる場合は、先ほど申し上げたようなことが予想さ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今、松木先生がおっしゃっていただきましたように、競馬の売り上げ、これは日本中央競馬会が納める国庫納付金の四分の三、これがまず畜産振興事業等に充当される。また、JRA、日本中央競馬会の剰余金の一部を財源とした特別振興資金、これを活用して畜産振興事業、地方競馬主催...全文を見る
○林国務大臣 松木先生おっしゃるように、これは畜産の振興に大いに活用もしなければなりませんし、健全な娯楽、さらには馬事文化ということにも貢献していただかなければなりませんので、総合的にしっかりと推進をしてまいりたい、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 まず、日ロの政府間協議でございますが、既に開催することについては日ロ間で一致をしております。したがって、ことしの二月から、我が方からは四月に開催しようということを提案しておりますが、ロシア側からは、日程案を検討しているということの理由でまだ回答を得られておりませんで...全文を見る
○林国務大臣 競馬の売り上げでございますが、中央競馬は平成九年の四兆七億円、地方競馬については平成三年の九千八百六十二億円、これがピークでございました。その後、景気の低迷、それから娯楽の多様化、こういうものが背景になりまして、競馬の売り上げについては、中央競馬はピーク時の約六割、...全文を見る
○林国務大臣 軽種馬の生産は、競馬事業の一翼を担う重要な産業でありまして、放牧地や採草地といった農地に立脚した土地利用型の畜産である、こういうふうに認識をしております。  特に、今御指摘のありました軽種馬生産の八割を担っている北海道日高地域では、軽種馬生産というのは基幹産業とし...全文を見る
○林国務大臣 軽種馬生産は畜産の分野でございまして、競馬事業の一翼を担っておると申し上げたとおりでございますが、軽種馬生産対策を国費で御支援するということは、競馬そのものは我が国の食料の安定供給、自給率の向上に資するものではないということでございまして、競馬事業による売り上げの一...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉でございますが、全体をパッケージとして交渉しておりますので、軽種馬の関税、これは一頭当たり三百四十万円でございますが、この取り扱いについても何ら確定しているものはございませんで、軽種馬生産農家への影響については、予断を持って何らお答えできる状況ではないとい...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を御可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月23日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) TPP交渉におきましては、馬場委員からもスタート時点に立ち戻ってというお言葉がございましたが、一昨年二月の日米共同声明において、まず、全ての物品が交渉の対象とされること、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくことが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 米につきましては、言うまでもなく国民の主食でございます。最も重要な基幹的農作物であると、こういうふうに認識しておりまして、TPP交渉においては衆参両院の農林水産委員会決議が守られたとの評価をいただけるように、政府一体となって全力を尽くす考えでございます。
○国務大臣(林芳正君) 西川前大臣からも、今徳永委員から御紹介いただきましたように、昨年十月のこの参議院農林水産委員会の所信表明演説において同様の交渉についての方針が示されております。米を含む農産品の取扱いについては、交渉方針に何ら変更はないということでございます。  徳永委員...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本全体にとってのメリットについていろいろ御議論があって、それは内閣府、内閣官房の方からまたお聞きいただければと思いますが、大きな経済圏ができることによって経済活性化が図られると、こういうことであろうかと、こういうふうに思っております。  その中で、全体...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今局長から答弁いたしましたように、各国と交渉を行っている真っ最中でございます。したがって、国内対策について言及いたしますと、ああ、農水省はそういう対策を検討しているんだと。ということはそれぐらいもう覚悟しているのかと。この情報が瞬時に相手に伝わると。こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) せっかくの徳永先生の御質問でございますが、私の立場で何かここで申し上げると、ああ、やっぱりそうなのかと、逆に心配を深めることにもつながってはならないと思いますので、そこは慎重の上にも慎重に対応したいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 米は国民の主食でございまして、最も重要な基幹的作物であると、こういうふうに認識をしております。  政府の都合という言葉がございましたが、我々も米の消費を何とか増やそうという努力をしていないわけではございませんけれども、委員がおっしゃっていただいたように、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 地域の特色ある農林水産物、これを活用して六次産業化の取組を推進するということは大変に大事でありますし、地方における雇用の促進を図っていく上でも大変重要であると思っております。  今先生おっしゃったように、特に経営規模の小さな農業者の皆さんが地域でまとまっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 米は国民の主食でございまして、最も重要な基幹的農作物であると、こういうふうに認識をしております。  今、澁谷審議官からも御説明があったとおり、大変厳しい交渉が行われて、日米閣僚協議を終えてもなお米の問題も含めて依然として難しい課題が残っておりまして、まだ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、この場で何度もお答えをしておったことでございますが、仮定のことと内容に関わることでございます。また、農林水産委員会決議はまさに農林水産委員会で決議をされておりますので、この解釈については委員会でお決めになるものと承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) 委員会でいろんな御議論があったことは折を見てお伝えをしていきたいと思いますが、私としては、まさに先ほど申し上げたように、農林水産委員会決議、これが守られたとの評価をいただけるように、政府一体となって全力を尽くす考え、変わらずにやっていきたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 情報保持については、せっかく澁谷審議官がいらっしゃいますので、政府全体として、内閣のこのTPP本部の下でしっかりと我々は対応していきたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 資料要求は昨日いただいたというふうに私は報告を受けておりますので、今局長からお話がありましたように、お茶を飲みながら二人で話をするときの話ではなくて、責任を持って、後世にまで議事録として残るという前提でしっかりしたものを作る時間が必要だと、そういう趣旨を局...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○林国務大臣 福島委員には農林水産委員会で何度もお答えをしておりますので、またかと思われるかもしれませんが、国民の主食でありまして、最も重要な基幹的農作物である、こういう認識をしておりまして、我が方の立場をしっかりと主張しまして、交渉を進めていただいているところであります。  ...全文を見る
○林国務大臣 政府全体として、国益を最大限追求する。また、私の立場からは、まさに農林水産委員会での決議がございます。これを守ったと御評価いただけるような交渉をしていかなければならないということを常々お願い申し上げているところでございます。
○林国務大臣 水田フル活用、餌米、そして加工用米等々、それからさらには麦、大豆等、水田をフル活用していただくということで、しっかり進めていかなければいけない、こういうふうに思っております。  畜産の方がどうなるか、また、米がどうなるかというのは、まだ交渉は途中で、今、甘利大臣か...全文を見る
○林国務大臣 今、村岡先生からお話がありましたように、決議にもそういう文言がある。先ほど申し上げましたように、決議を守ったと評価していただくということは、今のところも当然入って、そういう意味で申し上げておるところでございます。  今御指摘のあった、餌米も含めた水田フル活用でこう...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員からも御議論いただきましたように、いろいろな改革をしっかりと進めていこうということで、需要フロンティアの拡大、これは輸出促進等が含まれますが、それからバリューチェーンの構築、六次産業化をやっていこう、また、生産現場の強化で農地中間管理機構の本格稼働、多様...全文を見る
○林国務大臣 農機具メーカーや、農家そのものもいろいろな国に行ってやられているということも、この間、まさに村岡委員とのやりとりの中だったと思いますが、そういうこともあるわけでございますので、もろもろ、さまざまな状況は、なるべく直接また事務方を通じてお伝えをしておるというのは、先ほ...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(林芳正君) 福田議員の御質問にお答えいたします。  農地転用についてのお尋ねがありました。  今回の地方分権改革における都道府県等への農地転用許可権限の移譲に当たっては、優良農地の確保を図りながら地方分権を推進する観点から、農地転用許可基準の見直しは行わないことと...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○林国務大臣 TPP交渉につきましては、政府の対策本部のもとで政府一体となって交渉しておりまして、農林水産省としても、農林水産業を所管する立場から、主体的に交渉に参画をしておるところでございます。  私も、担当の大臣として、農林水産物の市場アクセス交渉を初めとして、当省の所管事...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、私も連休の間にミラノの博覧会の日本館にも訪れてまいりました。大変すばらしい展示でございましたので、ここでいろいろと触れていただく、また海外でいろいろとこういう機会を利用して発信するということが、まずはFBI戦略の中のメード・バイ...全文を見る
○林国務大臣 まさに六月一日からGIも始まるわけでございます。カツオを食った帰りに、下関に寄っていただいてフグも食べていただければ、こういうふうに思いますけれども。  まさに、郷土料理、食、こういうものの魅力あるコンテンツを受け入れ地域のマネジメントやマーケティングを一体的に推...全文を見る
○林国務大臣 これは国会での所信表明とは違いまして、アメリカの議会での安倍総理の演説の内容につきましては事前に承知はしておらなかったということでございます。
○林国務大臣 感想ということでございますが、見た感じで、この文章を見れば、「ところがこの二十年、」というふうになっておりますけれども、これは、市場開放が不十分であったことが農業が衰退した原因だと述べたということではなくて、従事者の減少、高齢化、それから耕作放棄地の増大、こういう課...全文を見る
○林国務大臣 私は山口県全県が選挙区でございますので、都市から農村まで幅広くございます。なかなかジンジャーエールなんというのはうまそうだなと思って今聞いておりましたけれども、やはり時代の変遷というのがあるのかなと。  大分さかのぼってみますと、この東京あたりが昔農地だったところ...全文を見る
○林国務大臣 農地を含みました都市に関するゾーニングについては、農林水産省では、従来から、市街化を図るべき市街化区域と調整区域を都市計画で決定してきましたので、国土交通大臣等との協議に当たってきたということでございます。  今御指摘の、田中内閣時代に国策としてどれぐらい、どうい...全文を見る
○林国務大臣 私も党で税調をやっておりましたけれども、岸本委員は主税局にも多分おられたと思うので、まさに釈迦に説法だ、こういうふうに思いますが、法人税だけではなくて、所得税、いろいろと税制はあるわけでございますけれども、事法人税ということで今御議論がありましたので、租特ということ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員からお話があったように、特償と準備金というのは、たしか償却率を例えば自由にする制度というのをどこかの党が前に提案されたことがありましたが、こういうのは主税局はすごく嫌がるわけですね。そういうところがございますので、しっかりといいものを検討していかなきゃい...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントでございまして、まさに、飲む方の水というのは、冬になったからたくさん水を飲むとか、まあ、夏の方が汗をかくから少しはあるかもしれませんが、大体取水量というのが一定をしておりますが、農業用水の方は、御案内のように、田植えをする時期とか、その後のかんがい...全文を見る
○林国務大臣 今委員に挙げていただいた松山市のパーソナルアシスタント青空は、十五名の障害者を受け入れていただいていまして、随分手広くやっていただいておられるようでございます。米が、今触れていただいたように、有機農産物ということで、値段が大体三倍、それから、ほかの作物も一・三倍で売...全文を見る
○林国務大臣 都市農業は、今お触れいただいたように、新鮮な食料の供給、緑や農業体験の場の提供、防災空間の確保等、多様な役割を果たしているわけでございますが、今触れていただいたアンケートのように、新鮮な野菜等々農産物の供給ということでは八割近くの皆さんが理解をしていただいております...全文を見る
○林国務大臣 我が国の農業、農村は、農業従事者が減少、高齢化をしていたり、耕作放棄地が増大している、こういうことがよく言われるわけでございますが、その一方で、大変持続性にすぐれた生産装置である水田、それから世界に評価される和食、美しい農山漁村の風景、こういった成長の糧ともなる大き...全文を見る
○林国務大臣 農林水産省の平成二十五年の統計調査、農業経営統計調査でございますが、静岡県を含む東海地域のお茶の十アール当たりの農業経営状況が、粗収益が二十八万円、経営費が二十二万円ということで、差し引き、所得が六万円ということになっております。  二十七年の所得に関するデータは...全文を見る
○林国務大臣 農協の農産物の販売でございますが、九六%が委託販売になっている、こういうことでございますので、いわば農協はリスクをとるということがないわけでございますので、なかなか有利な販売につながっていかない、こういうことであります。  農協法ができた昭和二十二年の当時というの...全文を見る
○林国務大臣 出荷時に農家としては農協との間でもう値段が確定するわけですね。したがって、結局、委託販売になりますと、売れたものだけということになるということでありますし、売るものも売れた値段でということになるわけでございますので、どうしても有利販売につながらないんではないか、こう...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なポイントだと思います。  まず、組合は、その事業によって組合員のために最大の奉仕をすることを目的とする、この原則は維持をするということでございまして、その上で、事業の的確な遂行によって組合が高い収益性を実現することを求めるということを新たに追加するという...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉に係る情報提供については、これまでも交渉会合の結果等について情報提供してきておりまして、今、西村副大臣に来ていただいておりますが、TPP政府対策本部のもとで、政府全体で統一的に対応をしているところでございます。  情報提供については、これも何度か先生にも...全文を見る
○林国務大臣 総理の米国議会での演説の内容については先ほど申し上げたとおりでありますが、今委員が御披露いただいた総理の、これは委員会か何かの答弁でしょうか、それはちょっと記憶がなかったので、なるほど、詳しく言うとそういうことなのかなと思って聞かせていただきました。  私は初当選...全文を見る
○林国務大臣 先ほど石田先生からも御質問いただきましたけれども、ミラノ万博に国会のお許しをいただきましたので行ってまいりまして、前々から言っておりますように、無形文化遺産をユネスコで登録していただいた一昨年をホップ、それから、ことしのミラノ万博をステップ、そして、東京オリンピック...全文を見る
○林国務大臣 台湾においては、平成二十三年の三月、まさに福島第一原発の事故後、福島、茨城、群馬、栃木、千葉五県の全ての食品の輸入停止ということでやってきたわけでございますが、先月十五日に、さらに輸入規制の強化の公告というものが行われたところでございます。  この措置でございます...全文を見る
○林国務大臣 中山間地域は、やはり食料の安定供給、それから、先ほどから議論になっております多面的機能の発揮という意味でも大変に重要な位置づけを有しておりますので、今委員がおっしゃっていただいたように、高齢化それから人口減少、こういうことがあって厳しい状況の中ではありますけれども、...全文を見る
○林国務大臣 大変傾聴に値するアイデアだ、こういうふうに思っております。  農林水産省で農業女子PTというのをやっておりまして、ここに参加されている方の中で、テレファームということで、四国だったと思いますが、かなり奥の方の中山間地のところを、全部圃場を写真に撮って、きょうはこう...全文を見る
○林国務大臣 沖縄の本土復帰から約四十三年経ておりますが、今なお、国土面積の一%に満たない沖縄県の中に在日米軍の約七四%が集中している、これが、今委員からもるる歴史の御説明もいただきましたけれども、県民の皆様のやはり大きな負担となっております。こういう状況について大変厳しい声があ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、執行停止の要件につきましては、当事者双方から提出をされた書面によりまして、双方の主張を勘案して判断するというふうに法律で規定をされております。処分による損害は、処分の内容、それから審査請求人の行う行為の目的によってさまざまでございまして、...全文を見る
○林国務大臣 執行停止の要件でございますが、当事者が提出する書面により双方の主張を勘案して判断すること、こういうふうに法律で定められておりまして、先ほど申し上げましたように、必ずしも審査庁の所掌に限定されるものではないということでございます。  また、本件の審査庁である農林水産...全文を見る
○林国務大臣 執行停止につきましては、行政不服審査法の第三十四条七項でございますが、「すみやかに、執行停止をするかどうかを決定しなければならない。」こう規定をされておるところでございます。  他方、本件にかかわります沖縄県知事の指示というものがございますが、ここには、全ての工事...全文を見る
○林国務大臣 やはり発言というのは慎重でなくてはならないなということを先ほど午前中の質疑でも申し上げましたけれども、私がずっと副大臣の答弁をここで聞いている限りは、同じことをやるということではないにしても、いろいろなことを工夫していく。それは甘利大臣も西村副大臣も前からおっしゃっ...全文を見る
○林国務大臣 そういう趣旨で申し上げました。
○林国務大臣 今、西村副大臣から御答弁があったとおりでございまして、議員立法でもございますので、政府としてはコメントは差し控えたいと思います。  先ほど申し上げましたように、この午前中でありましたか、農作業の準備をもう既に始めていらっしゃる方の中にもいろいろな声があるという御指...全文を見る
○林国務大臣 先ほどからここで西村副大臣からも御答弁があったように、できる限りの工夫をしていくということ、そして、私も答弁いたしておりますように、交渉のいろいろな会合があったら、そのたびに説明会を開く等々やっております。  これは内閣官房に聞いていただいた方がいいかもしれません...全文を見る
○林国務大臣 交渉の中身についてはお答えはできないということをかねてより申し上げておりますが、この決議をどういうふうに解釈するかということも、この委員会で随分何回も議論があったところでございます。  したがって、この決議のそれぞれの文言について、定義や、どういう解釈をしているか...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになってしまうかもしれませんが、決議はあくまで衆参農林委員会でしていただいておりますので、この決議はもう文章として確定をしております。  したがって、この文章をごらんになってどういうふうに受けとめられるかということについては、私の方から、これはこうで、こう...全文を見る
○林国務大臣 誰も手を挙げないものですから。  午前中もお答えしたように、事前にこの演説を、例えば総理が所信表明を日本の国会でされますときは、各省に担当のところが来まして事前に調整するという作業が通常あるわけでございますが、このアメリカでの内容については事前に承知をしておらなか...全文を見る
○林国務大臣 総理が演説をされたこと、今度は衆議院の本会議ですか、御質疑があるということですから、それを前に、余り私から勝手に解釈を申し上げるのはいかがかなと思いますが、英語の原文を読んでおりませんので、今委員がおっしゃったマッチヤンガーということになりますと、一般的な英語の語感...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになりますが、この演説については事前に承知をしておらなかったものですから、あくまでこの文章を見ての推測ということになってしまうわけでございます。  今例に出されたアメリカの推計でございますか、これもよくよく勉強してみなきゃいけないと思っておりますし、また、...全文を見る
○林国務大臣 交渉の具体的な中身については、先ほど内閣官房の方からありましたように、お答えを差し控えさせていただきますが、まだ、全体をパッケージとして交渉しておりまして、決まったというものはないわけでございます。  この決議でございますが、今御指摘のあった北海道の輪作体系を支え...全文を見る
○林国務大臣 甘利大臣が御答弁されたというのを、詳細に今手元に資料がございませんが、この決議はまさにこの委員会でなされた決議でございますので、それがどういう意味をしているのか、解釈について政府側におります私の方から申し上げることは控えさせていただきたい、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○林国務大臣 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産業は、農業生産額の減少と高齢化の進展、耕作放棄地の増加等の問題に直面しており、農林水産業の活性化を図ることが待ったなしの課題となっております。...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○林国務大臣 活力創造プランや食料・農業・農村基本計画、こういう農政改革というのをやることになっておりますが、これは今委員からもお話がありましたように、現場レベルで着実に推進をしていくというためには、まさに今御指摘いただいたように、現場に近い農林水産省の地方組織を、現在は統計調査...全文を見る
○林国務大臣 今回、地方参事官を新設いたしまして、地方参事官を含めて新たな拠点ということになるわけですが、今官房長からも答弁いたしましたように、県、農業団体等の幹部と定期的に情報交換をして、その地域の課題を把握して、役割分担というものをしっかりと調整していただきたい。また、市町村...全文を見る
○林国務大臣 基本的には、我が省が所掌しておりますこと全体について、事業、制度の情報提供をするということでございますので、当然、技術対策に対しても、こういう仕組みがございますよ、それから、どういう御要望が現場であるんでしょうかという酌み上げ、この双方向でやっていく。これでもってキ...全文を見る
○林国務大臣 今、我が国の農業は、農業生産額が減少する、高齢化が進展する、こういう問題に直面をしておりまして、活力創造プランに基づく農政改革の着実な推進が求められております。  地方組織が現場と農政を結ぶ役割を十分果たすためにも、今委員から御指摘がありましたように、農業者にとっ...全文を見る
○林国務大臣 地域センターでございますが、平成二十三年の九月に、今経緯の御説明をいただきましたけれども、地方農政事務所と統計・情報センターを廃止しまして、統計調査、農業経営の安定、食品安全に関する業務等の執行業務の担当組織として設置をされたものでございますが、この制度の定着により...全文を見る
○林国務大臣 齋藤理事であったり私であったり、確かに公務員制度改革や党での行革をやってきたということは事実でございますが、そのときも、単にマクロで数字を管理するということだけが行政改革ということではなくて、やはり、制度をいろいろとよりよいものにしていって、最終的に働く人がやる気が...全文を見る
○林国務大臣 随分前に、先ほど御指摘いただいたように、私は党の方で行革をやっておったときに、かなり、定数を削減する中で農水省の部分が大きいということは意識をしながらやっておったという事実がございます。こちらに来て、なるほど、当時の非を悔いるわけではございませんが、かなり農水省の部...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるように、まず農家に行って庭を褒めて、おばあちゃん、元気ですか、こういう人というのは、我々のように選挙をやった者が一番向いているのかな、こういうふうに思いながら聞いておったわけでございますが、OBの数も限られておりますので、そういうわけにもいかないかもしれま...全文を見る
○林国務大臣 四年前は、先ほど福島委員に与党時代の御経緯を説明していただきましたので、そういう経緯があって民主党政権時代におつくりになったということだと思いますが、我々としては、そのセンターというものを、今官房長から答えさせていただきましたように、しっかりとその目的を達するように...全文を見る
○林国務大臣 農業の成長産業化を図るためにも、今委員からも御指摘いただいたように、担い手への農地の集積、集約化、これを加速化することは待ったなしでございまして、今後十年間で担い手への集積の割合を五割から八割にしようということで、農地中間管理機構の整備をしたところでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 委員の御意見は御意見として今拝聴させていただきましたが、今我々はこの法案をまさに提案をしておるところでございます。  一本化というのが、独立行政委員会とこういう行政の機関という中で、機能のダブるところはありますけれども、役割という意味で、自治的にやっていらっしゃる...全文を見る
○林国務大臣 現場と農政を結ぶ業務については、地方参事官とそのスタッフを県庁所在地に集約することで、県や農業団体等の幹部と定期的に情報交換をいたしまして、地域の農業の課題解決に向けた役割分担を調整するなど、県庁や農業団体と密接に連携をするということ、また、災害それから家畜伝染病等...全文を見る
○林国務大臣 地域センターは、今、斉藤委員からお話がありましたように、二十三年の九月に、地方農政事務所と統計・情報センターを廃止しまして、統計調査、農業経営の安定、食品安全に関する業務等の執行業務を担当する組織として設置をいたしました。  その後、地域センターにおいては、統計調...全文を見る
○林国務大臣 今回の組織再編では、百三カ所ある地域センターなどを見直しまして、拠点は、先ほど斉藤委員からお話がありましたように、五十一カ所に集約をするということになっております。  一方で、今御指摘のあった食品の表示監視ですが、制度の定着もございまして、店頭での違反率は低下をし...全文を見る
○林国務大臣 今までも地域センターにおいて、食の安全それから消費者の信頼を確保するために、食品表示法に加えて、米トレーサビリティー法、食糧法、牛トレーサビリティー法に基づく監視業務、今御指摘がありましたように、実施をしてきたところでございます。  これらの監視業務につきましては...全文を見る
○林国務大臣 今般の組織見直しによりまして、現在、統計調査の実際の調査それから調査結果の審査の業務を行っている地域センターが県庁所在地に集約化されることになるわけでございます。  他方、統計調査については、平成二十七年度からは、これまで職員が行ってきた経営統計、生産統計業務につ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど官房副長官からも御答弁いただきましたように、やはり、行政運営の簡素化を図って、よってもって国民負担の軽減をしていく、これは、農林水産省に限らず、行政に携わる者は常に心がけておらなければならないことであろうか、こういうことだというふうに思っております。  そう...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月14日第189回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(林芳正君) 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  政府においては、農林水産業・地域の活力創造プラン等に基づき、需要フロンティアの拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化等の農政改革を進めてきたところ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 齋藤議員の御質問にお答えいたします。  農協法改正のポイントについてのお尋ねがありました。  今回の農協法改正は、地域農協が、農産物販売等を積極的に行い、農業者の所得向上に全力投球できるようにすることが最も重要なポイントであります。  このため、まず...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 佐々木議員の質問にお答えいたします。  農協の理事要件についてのお尋ねがありました。  我が国農業を安定的に発展させ、国民に対する食料の安定供給を確保していくためには、効率的かつ安定的な農業経営が生産の相当部分を担う農業構造を構築することが重要であり、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 村岡議員の御質問にお答えいたします。  今回の農協法の改正と農業の成長産業化の関係についてのお尋ねがありました。  安倍内閣においては、農業を成長産業とし、地方創生の核としていくため、農林水産業・地域の活力創造プランに基づき、六次産業化による高付加価値...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 稲津議員の御質問にお答えいたします。  今回の政府の農協改革案と攻めの農政との関係についてのお尋ねがありました。  安倍内閣においては、農業を成長産業とし、地方創生の核としていくため、農林水産業・地域の活力創造プランに基づき、六次産業化による高付加価値...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○林国務大臣 大変すばらしい老子の言葉を引いていただきまして、そのとおりだ、こういうふうに思います。  水産日本は、復活と申しておりまして、そもそもは大国であった。それにはそれなりの理由があって、まさに、三陸沖を含めて、多様な魚介類を漁獲できる世界六位の排他的経済水域を持ってお...全文を見る
○林国務大臣 各都道府県の実績を今報告させましたが、これを見ますと、やはり全ての都道府県においてこれを伸ばす努力をしなければならない、こういうことだと思っております。  石田先生が今お尋ねの問題点として考えられるのは、今からしっかりと分析をしなきゃいけませんが、まずやはり、私も...全文を見る
○林国務大臣 担い手への農地集積、集約化、これを図っていくためには、農地中間管理機構による農地の借り受け、貸し付けと連携して、今まさに御指摘いただいたように、農地の大区画化、汎用化等の農地整備を推進していくことが重要だと考えております。  このため、都道府県における農地中間管理...全文を見る
○林国務大臣 今先生からお話があったように、この制度は、我が国で開発された技能、技術等の開発途上地域等への移転、これをすることによって国際協力を推進するというのが目的でございまして、国内の労働力不足を補うというための制度ではない、今御指摘いただいたとおりでございます。  農業の...全文を見る
○林国務大臣 農業法人協会というところから要望が出されておりまして、まさにここで、二年間延長してほしいという御要望が出ております。  その理由でございますが、技能実習については、やはりいろいろな作業の組み合わせで技能習得、習熟というのを行っていきますけれども、栽培する作目によっ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今、大塚政務官からも御答弁がありましたように、法の趣旨、制度の趣旨というのがあるわけでございますから、その現場の研修を受け入れていただく方のニーズというのも当然、先ほど申し上げたように、あるわけでございますが、一方で、人権団体等からもいろいろな問題もございます...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、うちの山口県でも、合併をしますと、一市三町が一つの市になって、昔の町と言っていたところが役場がなくなっちゃったりすることがありますけれども、こういうところは、中山間地は結構多くて、独自の取り組みをやってきたわけですね。したがって、やは...全文を見る
○林国務大臣 協同組合についてのいわゆる政治的中立の規定については、農協法、森林組合法、水産業協同組合法、信用金庫法では、特段の規定を置いておりません。生協法、それから中小企業等協同組合法は、「組合は、特定の政党のために利用してはならない。」こういう規定でございますが、労働金庫法...全文を見る
○林国務大臣 どのような場合に交渉から撤退すべきかにつきまして政府として申し上げることは、逆に言えば、どこまで譲歩できるかということを示すことにもなりますので、交渉戦略上、不適切であると考えておりますし、そのことは繰り返し申し上げてきたところでございます。  衆参両院の農林水産...全文を見る
○林国務大臣 昨年度の実績を各都道府県別に見ますと、やはり全ての都道府県で実績を伸ばす努力をしていただかなきゃいかぬ、こういうことだと思っております。  ただ、数字だけではなくて、やはり、今御指摘いただいたようなアンケートもとって、なるべく多角的な分析をして、どこがボトルネック...全文を見る
○林国務大臣 やはり、自分でだめだ、だめだと言うのもなかなか難しいんでしょうけれども、自分でやっていらっしゃる方の意識も調査をするけれども、先ほど触れていただいたような、サービスを受ける側の立場の人の意識もきちっと調査をする、それを見てもらうということですね。  それからもう一...全文を見る
○林国務大臣 今御議論いただいたように、やはりきちっと社会保険の加入を促進して、雇用されている人が安心して働けるようにする、これは大変大事なことでございますから、法人の数をふやしていこうという中では、しっかり現状を把握するということが大事になってくると思いますので、まだどの程度の...全文を見る
○林国務大臣 三月二十一日ですが、台湾当局から、日本からの輸入食品について産地ラベルの偽装があったということで、店頭から該当商品の撤去を命じたということでございます。  私が食料産業局長に下命をしまして、四月十七日に訪台をしてもらいまして、台湾側要人に対して、産地偽装問題の早期...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおり、どういうことであったかということが、その記載ルールについての説明に対する回答がないので、まだ確定をしておらない、そういう状況でございます。
○林国務大臣 いろいろと協力をしている中で、データ等は、ラベルで、写真に撮ってCD—ROMに入れてというのを、データをいただいていますので、それで判読できるようなものは入手しておるわけでございますが、企業名ということですので、どこのどういう方がというのは、ここでは控えさせていただ...全文を見る
○林国務大臣 先方からいただいておりますのは産地偽装と疑われるラベル写真ということでございますので、それでわかる範囲でわかっているということで、網羅的に、どの会社、どの会社、どの会社ということが今の段階でわかっているというレベルではないということでございます。
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、この問題のスタート時点から、まず、産地偽装がもしあったとすれば、それについてしっかりと事実解明をして、偽装したものがおれば、法令に従って対応する。そのことと、新たな科学的根拠に基づかない規制をするというのは全く別問題でありますの...全文を見る
○林国務大臣 これは、説明不足だという認識は少なくとも我々はしっかりしておるつもりでございまして、半年近く党に戻っておりましたけれども、そのときは党の調査会長の立場で、ここにいらっしゃる農水の幹部の皆様と口をそろえて、事あるごとに、説明が足らないと、農水省の事務方を督励しておりま...全文を見る
○林国務大臣 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  政府においては、農林水産業・地域の活力創造プラン等に基づき、需要フロンティアの拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化等の農政改革を...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉でございますが、一昨年の二月の日米共同声明におきまして、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされたわけでございます。こういう経緯も踏ま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省においては、二〇一三年におかげさまで和食がユネスコの無形文化遺産登録させていただきました。これをホップ、そしてまさに今年、今、堀井委員からもお話しいただいたミラノ万博をステップ、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック東京大会、これをジャンプとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 自民党には食料産業調査会もつくっていただきました。この分野は、今委員が御指摘いただいたように、農産物のたしか七割近くを食品加工業や外食で消費をしていただいていると。農林水産物にとっても大きな産業であると同時に、まさに御指摘のように、地方に中小零細という形で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり戦後ずっと人工林を造成してまいりまして、今まさに利用期を迎えているということで、資源はあるわけでございますので、しっかりと川上から川下まで政策をつなげまして成長産業化を実現し、山村地域に雇用と所得をつくるということが大変大事だと思っておりまして、農林...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 太平洋クロマグロの資源管理に取り組む沿岸漁業者の皆さんからは、今先生から御指摘があったように、収入が減少した場合の支援策、これを講じてほしいという御意見をいただいてきたところでございます。  このため、平成二十六年度の補正予算におきまして、太平洋クロマグ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 資源管理というのは、今の人だけではなくて、将来にわたって持続的に漁業ができるようにするということでもございますので、負担が今の人だけに行かないように心を配りながらしっかりとやっていきたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 私も最初にこの報道に接したときは、何でわざわざこんなことをするのかなと、しゃれではありませんが、非常に奇異な感じがしたわけでございます。  私、IWCにも何度も行かせていただきましたし、党の捕鯨議連の役をずっとやってきておりまして感じますのは、やはり、我...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど堀井委員にお答えをいたしましたけれども、この一兆円の目標に対して二〇一四年が六千百十七億円、六千億円台乗せは初めてで過去最高でございますが、この二〇一四年に比較して、この一—三月でも二七・六%増ということでございますから、大変順調に伸びてきておると、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま外務省からも答弁がありましたが、このTPPには単なる経済的利益を超えた長期的な安全保障上の大きな意義があると、総理が米国議会でも述べられたとおりでございます。  今、外務省の方からもありましたように、三月十五日にもTPP交渉参加を表明された際にも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 多分ホームランを打つのに百何メートルぐらいだと思いますから、一つ一ヘクタールとかその程度だと思いますので、計算するとあれが八つとか九つとか、大体そんな感じでしょうか。
○国務大臣(林芳正君) 今でしょと言っていたのも林先生だったわけでございますが。  十ヘクタールというのは例えば七・七個分だということですけれども、やっぱり目標として、ICTを活用するだとかいろんなことを今から考えていって、目標としてどういうことができるのかということも、当然今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産業は、農業生産額の減少と高齢化の進展、耕作放棄地の増加等の問題に直面しており、農林水産業の活性化を図ることが待ったなしの課題となって...全文を見る
05月21日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○林国務大臣 昭和二十二年に農協法が制定されて以降、食料の需給状況が不足の基調にあったということでございますので、農協が、小規模で多数の農業者から集荷して市場などに出荷するといういわゆる共同販売を行うことによって、ピーク時には、これは昭和六十年でございますが、その取扱高が農業総産...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げた農協法が制定された昭和二十二年当時と比べますと、現在は、まず食料が過剰基調である、こういうことで、消費者、実需者のニーズに対応した販売努力が不可欠になってくる。また、国内の食料マーケット、これは残念ながら人口が減少している中で、国内の食料マーケットは...全文を見る
○林国務大臣 まさに、農林水産業・地域の活力創造プランをつくらせていただいたわけですが、当初の作成作業においては、稲津先生も政務官として御参画をいただいていたわけでございます。  需要フロンティアの拡大、それから生産現場の強化、そして、需要と供給をつなぐバリューチェーン、この三...全文を見る
○林国務大臣 まさに今おっしゃっていただいたように、今回の農協改革では、地域農協が、担い手農業者の意向も踏まえて、農業所得の増大に配慮した経済活動を積極的に行えるようにするというために、理事の過半数を、原則として、認定農業者や、農産物の販売や経営に関し実践的な能力を有する者とする...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃっていただいたとおりでございまして、そもそも農協は、農業者によって自主的に設立された民間の組織でございますので、その改革は自己改革が基本でなければならないと考えておるところでございます。  今回の農協改革においては、こうした農協の自己改革を促進する、...全文を見る
○林国務大臣 農協は、農業者が自主的に設立をする協同組織でございまして、農業者が農協を利用することでメリットを受けるために設立をされているものであると考えております。  したがって、農協は、農業者、特に担い手から見て、その所得向上に向けた経済活動を積極的に行える組織である必要が...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘でございまして、少し昔話になりますが、山口県の大先達の伊藤博文の子分と言われていた品川弥二郎というのがおりまして、これがドイツに留学したときに、青木周蔵という人と話をして、今まさに委員がおっしゃっていただいたように、大資本と小さい人が渡り合う、どうし...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は、農地に関する市町村の独立行政委員会で、担い手に農地の利用を集積、集約化する、耕作放棄地を発生防止、解消する、新規参入を促進する、こういうことで農地利用の最適化を進めていくことが重要であろう、こういうふうに思っております。  今触れていただいたアンケー...全文を見る
○林国務大臣 我が国におきましては、農業協同組合、漁業協同組合、消費生活協同組合、信用金庫、信用組合、そういったさまざまな協同組合が存在しております。  これらについては、組合員の範囲の違いに応じて、今御指摘があったように、各協同組合ごとの個別の根拠法というのが設けられておるわ...全文を見る
○林国務大臣 もし、共通法をつくるときは所管省庁がどうなるのか、こういうお尋ねだと思います。  先ほど申し上げましたように、現行の制度は、それぞれ個別の根拠法でそれに応じた所管行政庁、こういう制度になっておりまして、そういう意味で、農業とか水産業ということで我々が所管、こういう...全文を見る
○林国務大臣 お尋ねがあったオーストリアのライファイゼン組合について詳細は承知をしておらないわけですが、ドイツの協同組合であるライファイゼン組合については、信用事業と購買、販売事業をあわせて行っている信用協同組合、それから、農業資材に限らず生活関連物資の販売を行っている購買、販売...全文を見る
○林国務大臣 農協法の一条で、農業者の協同組織であるということが明記をされておりまして、先ほど福島議員ともやりとりさせていただきましたが、やはり、農産物の販売、生産資材の調達、こういう事業を農業者が利用していただくことでメリットを受ける、所得を向上させる、これが主目的である農業者...全文を見る
○林国務大臣 荒廃農地ですが、先ほど、定義が少し複雑で、数字があれこれありましたけれども、森林の様相を呈してもう再生が難しいというものと再生可能なものに分けられて、再生可能なものについては再生を図っていくということでございますということは答弁したとおりであります。  今後の農地...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな御意見があることは承知をしておりますし、それを聞きながら、この案を最終的につくったとき、私は党におりまして取りまとめの役もやっておりましたので、何回もヒアリングをさせていただいたところでございまして、そういう声を受けながら、丁寧に運用はしていかなきゃいけま...全文を見る
○林国務大臣 これは、党に半年おったときも、いろいろなところへ出かけていったときには注意して必ず言うようにしておりますが、農協をなくそうということはありません、こういうことを現場で常々申し上げてきたところでございますし、先ほど来御議論をいたしておりますように、地域の農協がもっと自...全文を見る
○林国務大臣 副大臣が答弁したとおりでございます。
○林国務大臣 今の御質問は、この法案をつくる過程、もしくはこの案をつくる過程において農協の皆さんの意見がどういうふうに反映されたか、こういう御質問である、こういうふうに思います。  当時私は、去年の九月三日から、この二月二十三日に戻ってくるまでは、党の方の農林水産戦略調査会とい...全文を見る
○林国務大臣 これは、農協の系統の役員の皆さんから常々言われたことですが、大きな組織なのでやはり中でいろいろと議論するのに時間がかかるんです、こういうことを常々おっしゃっておられました。したがって、昨年の六月に大きな方向性をまとめ、それから、それを受けた形で、農協の中で自己改革を...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、今回の農協改革では、地域農協が、担い手農業者の意向も踏まえて、農業所得の増大に配慮した経済活動を積極的に行えるようにするために、農協の理事の過半数を、原則として、認定農業者、農産物の販売や経営に関し実践的な能力を有する者とすることを求める規...全文を見る
○林国務大臣 そもそも、農業協同組合の目的というのは、農業者の利便の向上、こういうことが書かれておるわけでございますので、その目的を達成するためにどういうことにならなければならないのかということを改めて規定をさせていただいて、その選任については、先ほど申し上げましたように、これに...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 和歌山県太地町で行われておりますイルカ追い込み漁業については、科学的根拠に基づきまして国が定めた捕獲枠、これに基づいて県知事の許可を得て適切な管理の下で実施されている持続的な漁業であると、こういうふうに思っております。このため、WAZAの措置を受けてJAZ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) クロマグロを始めとしまして、水産資源を適切な管理をしていくことは、漁業や関連産業、浜の活力再生にとって、魚を持続的に捕るための基本になる役割、これを担うものだと認識をしております。  昨年、水産庁が開催をいたしました資源管理のあり方検討会の報告においても...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年の年末は、大臣としてではなくて、党の税制調査会のメンバーとして、また吸収源対策PTの党における座長という立場でございまして、今お触れいただいて恐縮に存じておりますが、大変大事なことであると、こういうふうに認識をしております。  今御指摘のあった森林整...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から取り上げていただきましたように、死亡事故が毎年三百五十から四百件発生しておりまして、今聞いていて思ったんですけど、交通事故というのは大分減ってきているんですね。それに比べますと、この農作業での死亡事故というのがなかなか減少しないという状況でござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり今おっしゃっていただいたように、いざというときのための労災保険加入、これは、まず農業生産法人では、今おっしゃっていただいたように、義務になっていますということをやはり制度の周知を図るということが大変大事であろうかと、こういうふうに思っております。先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり地方組織というのはまさに現場との一番近いところということで、大変大事なことであるという今の御指摘はそのとおりではないかと、こういうふうに思っております。  党に戻っていろいろな議論したときにもよく聞きましたのは、農水省の施策がなかなか現場まで細かい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この活力創造プランまた基本計画に基づいて、先ほど申し上げましたように、現場レベルで農政改革が着実にできるように見直しを行うということでございますので、なるべく早くこの推進体制の整備をしていきたいと、こういうことでございまして、庁舎の移転等に必要な準備期間も...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業、農村は、我が国の成長の糧となる大きな潜在力を持っておりまして、農政を改革して国内農業の活性化を図っていくことは大変大事でございます。  最大限に潜在力を引き出していくためには、今委員がおっしゃっていただいたように、これは一体、産業政策的な政策なのか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 地域センターは、平成二十三年九月に、地方農政事務所と統計・情報センターを廃止した上で、統計調査、農業経営の安定、食品安全に関する業務等の執行業務の担当組織として設置をしたということでございますが、制度が定着をしてまいりまして、食品表示の違反率が減少するなど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この現場と農政を結ぶ業務については、地方参事官の下でスタッフ二十人程度を配置することにしております。こういった体制を県庁所在地等に置くことで、まず、県や農業団体の幹部と定期的に情報交換をいたしまして、地域農業の課題解決に向けた役割分担を調整をするなど、県庁...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 簡潔にお答えいたしたいと思いますが、この統計の調査、農山漁村地域、農林水産物の生産、流通、加工、消費の実態動向等を把握して、その結果を広く提供しておりまして、農林水産行政を支える情報インフラとして機能をしております。  今御指摘いただいたように、基本計画...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般導入する専門調査員はその任期を一年としておりますが、農業等に関する高い専門性が要求される業務に従事する者でありますので、毎年度専門調査員に対する評価を実施しまして、一定の評価を得られた者について翌年度も継続して任命をするということでやってまいりたいと、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農地中間管理機構の仕事を軌道に乗せるためには、やはり全都道府県でこの機構、それから所管する都道府県に抜本的な意識改革と役職員等の体制整備を求めるということと、それから地域の農業者の話合いを所管する市町村の真剣な取組を促すことが必要であると、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な問題の御指摘だと思っております。経済の推計でございますと、例えば成長シナリオと停滞シナリオというのを二つ作って財政の推計などをやったりいたすわけでございますので、一般的にそういうことがあり得ないということではないんではないかと、こういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、この参事官は、地方農政局長直属でございますので、農水省が所管しておるある意味ではあらゆる課題について機動的に対応してもらえることになっているということでございますから、今御指摘のあったことは当然この中に含まれていると、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月25日第189回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 平成二十年度から二十三年度に今御質問いただいた農山漁村六次産業化対策事業、執行されたものにつきまして、検査院から達成率が低調であると、今、井原先生からお話がありましたように、仕入れ数量の検討等が不十分であり、新商品の販路の開拓等の検討も不十分だったと、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  農林漁業者の方が、マーケットイン、こう言いますが、どういうものが売れるかということを考えながら売れるものを作っていくと。こういう発想の下で商品の加工販売に取り組んでいただく、これが大事でございまして、どう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年度の決算検査報告で、いわゆる預け金等による研究物品の購入など約二億円の不適正な経理処理が、今御指摘のあった農業・食品産業技術総合研究機構と農業生物資源研究所で確認されたと、こういう指摘を受けております。こういう指摘を受けたことは誠に遺憾でござい...全文を見る
06月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○林国務大臣 今回の改革で、全農については、地域農協を適切にサポートしていただくということで、有利販売のための大口需要者との安定取引の関係の構築をやっていただく、それから、農業、食品産業の発展に資する経済活動を、例えば経済界と連携して積極的に行う、こういうことが求められているわけ...全文を見る
○林国務大臣 口永良部島の農業ですが、肉用牛の飼育が中心で、耕地のほとんどで飼料作物が作付をされておりまして、このほか、カンショ等の作付が行われているということでございます。  五月二十九日の噴火に伴う農作物や農地の被害状況については、現在、全島避難中のために、まだ把握をできて...全文を見る
○林国務大臣 実は私も、大臣に就任する前から、全国で大会がありますと、地元の山口県から出てこられた皆さんと一緒に食事をするというのをずっとやっておりまして、当日もそういう機会があったわけでございます。やはり、今おっしゃったようなお話や、それから今までやってこられたこと等々、また、...全文を見る
○林国務大臣 大変基本的な御質問をいただいた、こういうふうに思っております。  この改革をずっと二年超にわたって進めてまいりましたけれども、私は党に帰っておって、調査会長として取りまとめをした最後の議論のところで、今委員から御指摘のあった、監査のあり方が最後に残っておりまして、...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほど和牛の例が出ましたけれども、念のために申し上げておきますと、輸出の方は、まさに委員がおっしゃったとおり、WAGYUブランドということで、全国協議会をつくって、この間もロンドンでやってまいりましたが、そのことと全国で中央会というものが七百の農協全体をまとめ...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、自民党の中の会議でいろいろとヒアリングをやっておりますが、その中では、これはJAの組合の組合長の方ですが、圧力は、ここで言うようなことではないが、ここまでやるかという感じで大変である、こういう御発言がございました。それから、これは...全文を見る
○林国務大臣 これはそのときの発言でございますので、この発言は必ずしも全中なのか県の中央会なのかということを明示してはおっしゃっておられませんけれども、農協改革についてヒアリングをしたときの御発言でございます。
○林国務大臣 私がさっきお答えしたのは風聞ではなくて、私はその場に、ヒアリングに立ち会ってお聞きをいたしました。お名前を出さなかったのは、お名前を出すということを前提にしてヒアリングをやっておりませんので、先方の御了解も必要になってくるので、お名前はあえて出しませんでしたけれども...全文を見る
○林国務大臣 委員は、あるいはおわかりになってお聞きになっているのかもしれませんが、まさに、制度を廃止するということが今の第三章を削除するということでございます。  今、委員が附則のところに触れられたのは名称でございますので、名称は、この中央会という名称を呼ばれてきた慣行がござ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど冒頭で申し上げましたように、全体の需要フロンティアの拡大、バリューチェーンの構築、生産現場の強化、これをやらなければいけない。そのために、昨年の夏に、これに対応して経済主体の改革もしなければならない、それに呼応して、全中、農協グループの自己改革というのが出てき...全文を見る
○林国務大臣 今回の調査は、農地中間管理機構の初年度の実績に焦点を当てて、全国の県にお聞きをして調査を行っておりますので、円滑化団体、今御指摘のあったように、大事だと思っております。もう中間管理機構以外はやるなということではなくて、まさに、それぞれの役割を果たしてもらわないといけ...全文を見る
○林国務大臣 前回の質疑でそこはやりとりさせていただいたかもしれませんが、やはり農業者のためにあるものということでございまして、多分、その一人一人の、例えば二十人ぐらいでつくられた場合に、その十九人の方のためになるけれども、一人のためにならないみたいなことをあるいは想定されておっ...全文を見る
○林国務大臣 そこはこの間もたしかやりとりさせていただいたと思いますが、この営利という言葉が、あたかも黒字になってはいけない、こういう誤解を招くのではないか。黒字になっていいわけですね。それで、上限はありますけれども、出資者に配当ができるということでありますから、そこは、専ら配当...全文を見る
○林国務大臣 物事はそういうふうに思って疑って見るとそういうふうに見えてくるところもあるかもしれないなということを、今、福島委員の御質問を聞きながら思いました。  今御指摘の中にもあったように、奉仕をする、これは確かにそうなんですが、特にNPOとかボランティアという議論を一般的...全文を見る
○林国務大臣 先ほどのところでも少し触れさせていただきましたけれども、まず、そもそも、利益を得てはならないという誤った解釈もされがちなので、規定を削除して、農協が農産物の有利販売等に積極的に取り組むことを促すために、「農業所得の増大に最大限の配慮をしなければならない。」という七条...全文を見る
○林国務大臣 大事な問題でありますが、繰り返しになるかもしれませんけれども、営利とか利益とか、今委員の方から奉仕という言葉がございましたけれども、やはり、株式会社と比べた場合の、出資配当を目的として事業を行うかというところが一番違うところであります。  やはり、しっかりと組合が...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと御質問の趣旨を正確に捉えているかどうかわかりませんが、新七条一項は、「その組合員及び会員のために最大の奉仕をすることを目的とする。」と書いてございますので、当然、その組合員には、今局長が答弁したように、正組合員、准組合員は含まれる、こういうことではないかと思...全文を見る
○林国務大臣 そのときの質問がどういう御質問だったかというのが、ちょっと記憶がよみがえってきませんが、正組合員は当然農業者ということでございます。農業をやっておられない方が准組合員、こういうことの整理でございますので、農業協同組合法は、まさに農業所得の増大、こういうことが一番大き...全文を見る
○林国務大臣 今の御質問は、大変本質的な、大事な御質問だ、こういうふうに思っておりますし、自民党内で議論したときも、今のような御議論が随分出たところでございます。  まず、第一条に、「この法律は、農業者の協同組織の発達を促進することにより、農業生産力の増進」云々、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 先ほど説明したように、認定農業者、また、将来認定農業者になることが見込まれる認定新規就農者、それから、将来法人化して認定農業者になることも見込まれる集落営農、こういうものを中心にやっていこう。  閣議決定は確かに国会の審議を経ておりませんけれども、政府としてこの法...全文を見る
○林国務大臣 全国土地改良事業団体連合会の会長は二階俊博先生だ、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 これは平成二十二年の一月十五日に農林水産省農村振興局長から出されているものでございまして、その後、これを変更するようなものは出されていないと承知しております。
○林国務大臣 この全土連における会長選任は、リーダーシップ、見識等を総合的に勘案した会員の総意の結果によるものである、こういうふうにお聞きをしております。  今御指摘の平成二十二年一月の農村振興局長通知、これはいわゆる行政手続法三十二条第一項に規定する行政指導ということになりま...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおり、これは手続法の三十二条一項に規定しております行政指導でございますので、任意の協力によってのみ実現されるものであるということでございますので、本通知の趣旨を引き続きお伝えしてまいりたいと思っております。
○林国務大臣 全土連に対して、引き続き本通知の趣旨を伝えてまいりたいと思っております。
○林国務大臣 しむけるという言葉がどういう意味かわかりませんけれども、やはり、李下に冠を正さずということであれば、土改連そのものが御自身で、ここで私が何か申し上げることではなくて、また、そういう御指摘を受けることではなくて、みずからがお考えになることだ、こういうふうに思います。
○林国務大臣 そこも大変な議論になったところでございますが、そもそも業務監査というのは、実は農協の世界から一歩外に出ますと、余りない概念でございまして、まさに先ほど本社と支社というような例えをいたしましたけれども、単協が支社であれば、会社の組織の中として指導して、支社が本社の方針...全文を見る
○林国務大臣 今先生から触れていただきましたように、現行の農協法は、理事の定数の三分の二以上が正組合員でなければならない、こういうふうにされております。  農協法が制定された当時、農地解放の直後であったということもあって農業者も均質であったことから、理事に占める農業者たる正組合...全文を見る
○林国務大臣 口永良部島の農業でございますが、肉用牛の飼育が中心で、耕地のほとんどで飼料作物が作付をされておって、このほか、カンショ等の作付が行われているということでございます。  五月二十九日の噴火に伴う農作物それから農地の被害状況については、現在、全島避難中でございますので...全文を見る
○林国務大臣 この一条でございますが、今先生からお話がありましたように、「農業者の協同組織の発達を促進することにより、農業生産力の増進及び農業者の経済的社会的地位の向上を図り、」そして後段で、「もつて国民経済の発展に寄与することを目的とする。」こういうことになっております。  ...全文を見る
○林国務大臣 まさに農業者の立場から御意見を述べられたものというふうに思っておりまして、まさに利用者の立場ということではないか、こういうふうに思っております。  したがって、今、指導があって転勤がある、こういうような御発言があったという御指摘でございましたけれども、やはり、全国...全文を見る
○林国務大臣 まさに、今先生おっしゃっていただいたように、参考人からもいろいろな声が出ておりまして、これは鈴木参考人の御発言でございますが、組合員皆平等という言葉もありますけれども、何か農協にはちょっと商売っ気がないような感じがするんですよね。もちろん、ほかの企業と同様に、早期予...全文を見る
○林国務大臣 これは、我々は全てよく拳々服膺すべき言葉だろう、こういうふうに思っております。  私も取りまとめのときは党の立場でおりましたけれども、やはり、議員として地元に行って、いろいろな意見を聞いて、それがなるべく生かされるように政策を立案していく、これは当然の仕事でありま...全文を見る
○林国務大臣 これは政府というよりも、むしろ党でいろいろ議論をしたときに、農政連というのがございますので、いろいろな団体があって、政治活動をやる場合には別途政治連盟的なものをつくってそこでやるということはほかの団体でもやっておられますので、やはりその原則をしっかりと貫徹すべきだ、...全文を見る
○林国務大臣 餌米について、転作を奨励していこうということで大きな取り組みの一つに位置づけておりますが、まさに現場の方からこれは本当に続くんだろうかという御懸念の声があるということは承知をしておるところでございます。  したがって、私もどれだけ長くやっているかわかりませんけれど...全文を見る
○林国務大臣 大変大事な御指摘ではないか、こういうふうに思っております。  我々はよく車の両輪と言っておりますが、産業政策としてしっかりともうけていただくという農業と、もう一つは地域政策としての多面的機能等で、後押ししていかなければならない多面的機能、こういうものは両々相まって...全文を見る
○林国務大臣 まさに谷口参考人もおっしゃられておりますように、大事な点は、AかBかどちらかということではなくて、両者を適切に組み合わせて地域農業を組織化するということになります、こうおっしゃっておられます。  私は、全国でこれが正解だということが一つあるということではないんだろ...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、農業をがっつりやって、自分でもいろいろやっていらっしゃる方が、農協の役員になるのは嫌だということは、何か自分のやっていることと関係ないところに時間をとられる、そういう思いがどうも伝わってくるわけでございます。  そもそも、なぜ...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる地区が重複する農協の設立ということですが、平成十三年の農協法改正で、総合農協であるかないか、すなわち信用事業を行う農協かどうかにかかわらず、これは認められておりまして、これまで九十九件認可されて、不認可というのがございません。  十三年の改正当時は、行政庁...全文を見る
○林国務大臣 大変いい機会でございますので、そういうことではないということをはっきりと申し上げておきたい、こういうふうに思っております。  TPP交渉は、交渉参加を安倍政権になって決めたわけでございますが、TPPというこの言葉自体が人口に膾炙するようになった前から、農家の平均年...全文を見る
○林国務大臣 まさに委員がおっしゃっていただいたように、まだ全体をパッケージとして交渉しておりますので、何も決まっていない、何ら確定しているものはないということですが、これは農林水産委員会の決議が衆参両院でなされておりますので、これが守られたという評価をいただけるように、政府一体...全文を見る
○林国務大臣 申し上げましたように、まだ交渉が途中でございますので、この交渉の結果によって対策が必要になってくるのかならないのかということは、結果を見ないとなかなか申し上げにくいところがございます。  したがって、このいかんにかかわらず、やっていこうと思っております農政のプラン...全文を見る
○林国務大臣 先ほど午前中の質疑でもございましたように、農業委員会ですとか農地利用集積円滑化事業をやっていただいているところ、これはやはり連携をしてもらわなければなりませんので、しっかりとやっていかなければいけないということでございます。  農地中間管理機構自身が業務を委託でき...全文を見る
○林国務大臣 そこも大変大事なところでございまして、やはり新規の方が着実に定着をしていただく、そういう意味では、今までやってこられた方や周りの方と近所づき合いをしていただいて、たまには一杯やりながらいろいろな話を聞いて、本当はそうかなと思う話にも、そうですねなんとうなずいたり、そ...全文を見る
○林国務大臣 まさにいろいろなことが地域地域であるんじゃないかな、こういうふうに思います。  先ほどのマッチングの事業なんかをきっかけとして、今まさに先生がおっしゃっていただいたように、お祭りとか、それから、大体集落へ行きますと、公民館とか集会所みたいなところがあって、何だかん...全文を見る
○林国務大臣 おかげさまで、昨日ですが、地理的表示法が施行されまして、登録申請の受け付けを開始いたしまして、早速、夕張メロンとか神戸ビーフなど十九件の申請を受け付けたところでございます。ニュース等でもそのシーンが放映をされて、櫻庭局長の大きな顔が大写しになっていたところをごらんに...全文を見る
06月03日第189回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(林芳正君) 野田議員の御質問にお答えをいたします。  農地転用についてのお尋ねがありました。  四ヘクタールを超える農地転用については、農地がまとまって失われるだけではなく、周辺農地における効率的な農業経営の展開に支障が生じるおそれがあることなどの影響を考慮し、農...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 吉良議員の御質問にお答えいたします。  農地法に基づく農地転用許可及び農振法に基づく開発許可に係る市町村への権限移譲についてのお尋ねがありました。  今回の第五次地方分権一括法案における農林水産大臣が指定する市町村への農地転用許可及び開発許可の権限移譲...全文を見る
06月04日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○林国務大臣 農協法が制定をされました昭和二十二年の当時と現在、異なってまいりまして、まず、食料が過剰基調になったということでございます。  したがって、消費者、実需者のニーズに対応した販売努力が不可欠であって、国内の食料マーケット、これは残念ながら、人口が減少する、そういう局...全文を見る
○林国務大臣 今回の法改正では、全国農業会議所それから都道府県の農業会議について、農業委員会の活動をサポートするネットワーク組織として見直して、指定法人に移行した上でその業務を法律上明記することにいたしております。四十三条でございます。  今、委員からもお話がありましたように、...全文を見る
○林国務大臣 今まさに委員から御指摘いただいたように、農業の構造改革を進めて、担い手への農地の集積、集約化、経営規模の拡大を図るためには、その対象になります農地について、農業農村整備によって大区画化、汎用化等がなされているということが大変重要である、こういうふうに思っております。...全文を見る
○林国務大臣 今、松木先生おっしゃっていただいたように、いろいろな地域に農業はいろいろな形態がある、さまざまである。まさにおっしゃるとおりでございます。  さらに、今、歴史的な経緯も振り返っていただきましたように、農協法ができたのは昭和二十二年でございまして、一番大きく変わった...全文を見る
○林国務大臣 前回の委員会でも、ヒアリングでいろいろな意見を聞いたというお話は御披露をしたところでございます。まさにいろいろな改革をやっていこうということで、今回、中央会のシステムも見直そうということになっております。  単位農協が、中央会が始まったときは一万ありまして、小さい...全文を見る
○林国務大臣 まさに委員がおっしゃっていただいたように、農業は、食料の生産、販売による経済活動を通じて、地域の基幹産業としての重要な役割を有する、これだけではなくて、国土の保全、それから農山漁村の景観形成、さらには学習、保養の場の提供、こういった多面的な、お金に換算できない機能を...全文を見る
○林国務大臣 いずれも大事な論点でございまして、准組合員は、まさに実態調査をして、検討ということにいたしましたし、それぞれの論点については、先生の御意見も踏まえて、しっかりとやってまいりたいと思っております。
○林国務大臣 岸本委員は財務省にもおられましたので、今のは大変お詳しいところの部分で、本質的なお話だったと思います。我々が党内で議論したときも、移行ということを前提に議論をしますと、やはりそこの部分は大事だろうと。  推測をされるとおっしゃられましたが、そこの部分が、試験のどち...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほどもちょっと触れさせていただきましたように、党で政府と議論しながら与党の取りまとめというのをやりましたけれども、そこに、「会計監査については、農協が信用事業を、イコールフッティングでないといった批判を受けることなく、安定して継続できるようにするため、信用事...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと御質問の趣旨をちゃんと捉えているかどうかわかりませんが、移行後の農協連合会の業務で、法の附則の第十三条の五項で、会員の要請を踏まえた経営相談、監査、会員の意見の代表、会員相互間の総合調整ということを書いております。  連合会の事業について、農協法の十条一項...全文を見る
○林国務大臣 岸本委員がプロフェッショナルでないと言われると、私もそれ以下でございますが、これは法律でそういうふうに定めてやるということでございまして、業務監査にとどまらず、二百億円以下のところの、二百億円というメルクマールがまさに会計監査のところの線を引くということで、要するに...全文を見る
○林国務大臣 まず、都道府県の、最初の方でお尋ねがあった県中ですが、今度新しくここが監査をやる。業務監査をやるというのは、必ずやるというんじゃなくて、頼まれたらやる、やることができるということでございますので、あくまで地域農協がお願いすればできるということでございます。  今お...全文を見る
○林国務大臣 議事録に残っておりますが、先ほど私が申し上げたのは、全中がそれを知らないと申し上げてはおりませんで、年齢構成について整理、公表していないと。  当然、あらゆる組織ですから、今、委員がおっしゃったように、人事部は採用もされておられると思いますので、どういう方が何歳で...全文を見る
○林国務大臣 監査法人、公認会計士等が監査を行うに当たっては、今まさにおっしゃっていただきましたように、指針で、公正不偏の態度を保持し、独立の立場を損なう利害や独立の立場に疑いを招く外観を有してはならない、それが今おっしゃったことでありまして、被監査法人等からの独立性が求められて...全文を見る
○林国務大臣 与党の取りまとめにはいろいろなことを先ほど申し上げたように書いておりまして、その下に、政府は、以上のような問題の迅速かつ適切な解決を図るため、関係省庁、これは金融庁も当然含まれると思いますが、それから日本公認会計士協会及び全国中央会による協議の場を設ける旨規定すると...全文を見る
○林国務大臣 まず、移行期間というのは今委員がお使いになっている言葉でございますが、我々は準備期間ということで、この新しい仕組みのもとで公認会計士法に基づいて外出しした監査法人がやり始めるところまでを準備期間ということで、それまでは今の制度でやっていこうと。  それなりに、今お...全文を見る
○林国務大臣 全中の監査を受けている農協であって、さらに任意で監査法人の監査を受けている農協があるかどうかはちょっと、農林水産省で調査を行っておりませんので実態を把握しておりません。  今まで、そういう総合農協で、さらに任意で監査法人の監査を受けているということは聞いたことが私...全文を見る
○林国務大臣 私が御紹介を差し上げて、今ちょっと読んでいただきましたけれども、この仕事の前の前職の党の会長のときに、最終的な与党としての取りまとめ、それに至る自民党の取りまとめをいたすときのヒアリングをいたしましたので、そのときに聞いた意見等を御紹介したということでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 地域農協の信用事業は、元来、相互扶助の理念のもとで、組合員から貯金として集めた資金を、それを必要とする組合員に貸し付ける役割を担っているということでございますから、それによって利ざやを稼ぐということではなくて、組合員に寄り添いながら、今委員がおっしゃっていただいたよ...全文を見る
○林国務大臣 現在の農協経営の平均的な姿は、今おっしゃっていただいたように、農業関連事業、それから生活その他事業及び営農指導事業といった経済事業部門が赤字で、金融事業の黒字で補填するというのが平均的な姿になっているわけでございますが、信用、共済事業が黒字であるからほかのところが赤...全文を見る
○林国務大臣 一つ、先ほどのお話の中で、どういう黒字赤字構造になっているかというところでも話題になったところですが、御案内のように、経済事業で黒字の農協もあるんですね。全国で二割ほどあって、さらに北海道では七割ということで、経済事業でも黒字が出ているところもあるということです。 ...全文を見る
○林国務大臣 これは前回も御議論いただいたところでございますが、まさに委託販売が今九六%ということで、確かに委託販売であれば、農協の方はリスクはないわけでございますね、売れた分だけ手数料が入ってくる。したがって、逆に言えば、努力をしなくても全くリスクがない、こういうことでございま...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、総理からも、閣僚全員が復興担当大臣の気概を持って、こういう指示をいただいております。  私も、機会を捉えてお地元等にお邪魔して、同じところにも、かれこれ二度、三度行くようなところも出てきましたけれども、それぞれが、進んでいるところ、進んで...全文を見る
○林国務大臣 東日本大震災からの復興は、先ほど申し上げましたように、安倍政権における最優先課題でございまして、被災地の農業の一日も早い復旧復興、これは全力で取り組むべき課題だと認識しております。  その一方で、我が国全体の農業、農村についても、農業従事者が大変に高齢化をしていら...全文を見る
○林国務大臣 これはもうきょうの最大の話題になっておるわけでございまして、先ほどからの繰り返しの御答弁を差し上げることになりますが、まさに、我々が提案理由として説明をさせていただいたのは、特に、中央会制度が昭和二十九年に導入されたとき、農協経営が危機的状態に陥っていて、行政にかわ...全文を見る
○林国務大臣 これはもう常々申し上げておるところでございますが、まさに今回の農政改革で目指すべき姿というのは、先ほど松木先生のときに御議論もさせていただきましたが、成長産業化していくという産業政策の部分、そのためにはやはりサプライサイドである生産現場を強化する、それから、売る方を...全文を見る
○林国務大臣 これは若干、今の先生の御見解とは違う見解を私は持っておるのかもしれませんが、一条というのがございます。ここにどう書いてあるかというと、農業協同組合法第一条、「この法律は、農業者の協同組織の発達を促進することにより、農業生産力の増進及び農業者の経済的社会的地位の向上を...全文を見る
○林国務大臣 女性は、我が国の農業就業人口の過半、また基幹的農業従事者の約四割を占めておりまして、地域農業の振興、六次産業化の担い手として重要な役割を果たしております。  農業委員、農協役員といった指導的地位に占める女性の割合はいずれも約七%にとどまっておりまして、女性農業者が...全文を見る
○林国務大臣 非常に専門的な立場から監査のところを中心に御質疑いただきましたが、まさにこれを決めるに当たって、与党自民党内でも今のような議論をして、この間まとめた与党取りまとめというのも、そういうことも踏まえて、関係省庁、日本公認会計士協会、全国中央会による協議の場を設けるという...全文を見る
○林国務大臣 安倍内閣においては、農業を成長産業として地方創生の核としていくために、農林水産業・地域の活力創造プラン、これをつくりまして、農政改革を進めてきたところでございます。  農政改革が、時代の変化、環境の変化に応じて成果を上げていくためには、政策面の見直しに加えて、政策...全文を見る
○林国務大臣 もちろん、内閣でございますから、最終的には総理のリーダーシップのもとで内閣として一体である、これがまずあるわけでございます。  地域の活力創造本部で農林水産業・地域の活力創造プランを決めさせていただいた、こういうふうに申し上げましたが、その活力創造本部の本部長は総...全文を見る
○林国務大臣 それは、新浪当時座長でしょうか、がおっしゃったことというふうに御紹介いただいたということだと思いますけれども、我々としては、農業基本法とか基本計画に基づいて、担い手を中心とした方々が農業の大半を占める構造を確立していく、これは法律で定められて、基本計画で追求すべき姿...全文を見る
○林国務大臣 いろいろなところでいろいろな御意見を賜っておりますので、その一つの御意見であろう、こういうふうに思いますが、二十六年六月、先ほど御紹介いたしました与党の取りまとめというのをいただいておりますけれども、選出方法については、適切な人物が透明なプロセスを経て確実に就任する...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は昭和二十六年に各市町村に設置されたものでありますが、農業全般にわたる問題を農業者が自主的に解決していくために、それまであった三つの委員会、すなわち農地解放による農地の売り渡しを行った農地委員会、それから農業者から食糧の供出を行った農業調整委員会、農業者へ...全文を見る
○林国務大臣 地方議会の議員との比較でございますが、地方議会の議員は地方自治の基本を形づくるものでございまして、地方行政をその地方の住民の意思に基づいて行おうという住民自治の原則がありまして、憲法において、住民が直接選挙することが定められております。憲法第九十三条でございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 これは先ほど申し上げましたように、法律でそれぞれ定められておりますので、公選制を採用しておりますのは農業委員会と海区漁業調整委員会のみだ、こういうふうに申し上げましたけれども、それ以外の独立行政委員会において、委員が独立性を欠いているという御指摘は余り聞かないわけで...全文を見る
○林国務大臣 まず、橋下市長、知事のお話がありましたが、個別の事案についてコメントするのは差し控えたいと思います。せっかく維新の先生方がおられますので、維新の先生方にお答えいただく方が適当か、こういうふうに思っております。  教育委員会以外にも、人事委員会、公平委員会、公安委員...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会、今御指摘があったように、農地に関する市町村の独立行政委員会でございまして、農地の権利移動の許可、農地転用許可に関する意見具申等を行っておりますので、公平公正な判断が強く求められるということでございます。  平成二十四年に行ったアンケートによりますと、農...全文を見る
○林国務大臣 どういう方ということでございますが、例えば、弁護士、司法書士、行政書士、農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有していない会社等の役職員など、かなりいろいろな方が具体例としては挙げられるのではないか、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 法律には、「委員は、農業に関する識見を有し、」こう書いておるところでございますが、この識見というのは、広辞苑を引きますと、「物事を正しく判断・評価する力。」こういうふうに書いておりますので、いわゆる学識経験とは異なって、その分野に関して特別な知識を求められるものでは...全文を見る
○林国務大臣 まさにそのことは、与党の議論でも大変議論になったところでございますが、首長さんが、地域を定めて推薦する、また公募をする、そして、そういうふうにして挙がってきた方々の名前を整理して公表してやっていく、こういう丁寧な手続をいろいろ工夫してとることによって、選ばれた方がし...全文を見る
○林国務大臣 そこも、実は随分議論をしたところでございまして、農業委員会は独立行政委員会であって、主たる任務が、担い手への農地利用の集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消といった現場の実務であるということでありますので、まずは主たる業務に集中をしていただこうということでありまし...全文を見る
○林国務大臣 農地への建設残土の投棄でございますが、農地法上、これは農地を農地以外のものにするということで転用行為になりますので、都道府県知事の許可を受けなければできないこととされております。これは農地法第四条一項でございます。  したがって、都道府県知事の許可を受けない不法な...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○林国務大臣 岡田代表らしい、私も個人的にもよく存じ上げておりますので、全国各地を回られて、やはり担い手の農業者の皆さん、若い方と意見を重ねられた、こういうことで、農協等をこういうふうに改革していく必要がある、党の意見ではなくて個人の意見だという岸本委員の御答弁でございましたけれ...全文を見る
○林国務大臣 我が国の酪農生産ですが、今委員からお話があったように、生乳生産量の減少、それから戸数の減少、こういうことが課題としてあるわけでございまして、やはり生産基盤の強化を図っていくということが大変大事だと思っております。  こういう状況でございますので、新たに、酪農家を初...全文を見る
○林国務大臣 昨日、石川県、山梨県で地方公聴会が開催をされたということで、地域の農業者の方を初め、関係者から幅広く御意見をいただいたということでございます。その概要は先ほど御報告いただいたところでございます。  農協中央会については、中央会がJAの自由な活動を妨げているという実...全文を見る
○林国務大臣 何回か前の委員会でも私から申し上げた記憶がございますが、まさに今回の改革というのは、まず農政の改革全般を、車の両輪ということで産業政策と地域政策をつくって、産業政策の方で、需要サイド、供給サイド、バリューチェーンということをやって、そういう状況の中で経済主体としての...全文を見る
○林国務大臣 何度かお答えをしていることだと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、こういう与党の推薦の参考人の方から意見が出てくるということですから、これはよく説明をする必要があると私も思っております。  申し上げているのは、まず全体の改革がある、その中で経済主体の改革...全文を見る
○林国務大臣 何度も同じ説明になって恐縮なのでございますが、やはり、具体的にそれぞれの地域で、例えば先生のお地元の香川であればオリーブ牛というのが有名ですけれども、そのオリーブ牛をやっていくということがありますけれども、これを法律の議論で、全国一律にそういうオリーブ牛をやるとか、...全文を見る
○林国務大臣 今の、農協法の第七条二項の規定で、農業者の協同組織として、農業所得の増大に配慮する、これは第一項で組合員に最大の奉仕をするということを維持しておりまして、これは当然准組合員も入ってくるわけでございます。  この農業所得という言葉でございますが、組合員である農業者が...全文を見る
○林国務大臣 多分、准組合員がどうなるかとか員外利用がどうなるか、こういう御趣旨ではないか、そういうふうに思いますが、一条がございまして、農業者の協同組織であるということを農協法一条で明記をしておりますので、やはり職能組合であって、先ほど申し上げました所得の増加のための農産物の販...全文を見る
○林国務大臣 基本法の九条と今おっしゃいましたけれども、「農業者及び農業に関する団体は、農業及びこれに関連する活動を行うに当たつては、基本理念の実現に主体的に取り組むよう努めるものとする。」こういうことでございますか。  まさにその基本理念にのっとるということですから、まさに法...全文を見る
○林国務大臣 そういうふうに申し上げたと思っております。
○林国務大臣 そもそも、そういう誤解が生じないようにこうして法案の審議をしていただいて、我々が御提案をしている提案者でございますから、提案者がそういうふうにきちっと説明をして、そういうことは誤解だと言っている以上は誤解である、条文の解釈としてはそういうことになる、そういうふうに思...全文を見る
○林国務大臣 先ほど玉木委員のときにも、憲法と法案の間に基本法がある、こういうお話でございましたが、食料・農業・農村基本法の二十一条というのがございます。そこに、「効率的かつ安定的な農業経営を育成し、これらの農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を確立」、こういうふうに明記を...全文を見る
○林国務大臣 これはまさに、全体のプランをつくって、そして、その経済主体である改革の骨格というのを昨年の夏にまとめて、その後、JAの自己改革の案、こういうのも出てきたわけでございます。  まさにJAの自己改革の案の中にも、JAの業務執行体制を強化するということで、理事等の担い手...全文を見る
○林国務大臣 まさに今、福島委員が御自身で、確認的な規定を置かれるとおっしゃっていただきましたけれども、それは今の我々の提案しているもの、また現行でもできている。累次、そういうことをやりやすいように、中央会にはお伺いを立てずにやれるという仕組みに変えたという、たしか小山先生かどな...全文を見る
○林国務大臣 まず冒頭、福島委員が嫌いで何かきょうは元気がないわけではございませんので、そこだけは申し上げておきたい、こういうふうに思っております。誠心誠意お答えしているつもりでございます。  今委員からは立法事実というお話もございましたが、これは、きょうは同じ答弁をするなとい...全文を見る
○林国務大臣 今の例えで言うと、この例は、まさに自分の足を食べている、農家から販売手数料を、価格が下がっているときは定額にすれば高く取る、こういうことでございますから、まさにそうですが、逆に、集荷したものを売る場合は、よそから餌をとってくる、こういうことだと思うんですね。そのとっ...全文を見る
○林国務大臣 委員の趣旨が今少しわかったような感じがいたしますが、まさに、バーゲニングパワーは、百人が集まって共同で売るか、百人が十個集まって千人で売るか、どちらがバーゲニングパワーが出るか、こういうことでありますから、意思決定のプロセスがボトムアップである限りは協同組合の本旨に...全文を見る
○林国務大臣 これは、一条がよくここで議論になりますが、農業者の協同組合であるという原則がそこに書かれておりまして、これは、前の議論では、もう職能組合ではなくて地域の協同組合にすべきではないか、衆法の提案者からはこういう提案があったところだ、こういうふうに思いますが、我々としては...全文を見る
○林国務大臣 まず、今回の改革の検討の過程で、今お話のあった規制改革会議の農業ワーキング・グループ、これは総理の諮問機関ということですが、それから与党、これは吉川先生が座長になっていただいて、自民党においては農協改革関係のプロジェクトチームの検討をいたしたわけですが、ここで地域農...全文を見る
○林国務大臣 二十何人で一億円ということですと、お一人当たり五百万程度ということでしょうか、そういう人件費というのはかかっておられる、そういうヒアリングの御意見だったということですが、農協は農業者が自主的に組織する協同組合、こういうことでございまして、営農指導は、基本的にはやはり...全文を見る
○林国務大臣 改正後の農業委員会法第九条で、選任制になりますので、市町村長が選任をすることになるわけですが、あらかじめ地域から推薦を求めもしくは募集を行うということ、そして推薦を受けた者や募集に応募した者に関する情報を整理、公表する、その上で、その結果を尊重して委員を任命しなけれ...全文を見る
○林国務大臣 現行法は今お読みになっていただいたような規定でございますが、削除の理由というお尋ねでございますので、まさに今委員がお触れになっていただいたように、主たる任務として、担い手への農地利用の集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消、こういった現場の実務でございますが、今、...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、三十八条では、むしろ、農地の利用の最適化の推進に関する施策についての具体的な改善意見は、これは提出する義務があるということでございます。  それをもって、それ以外に関することを公表もしくは建議してはならないということはどこにも書いてござ...全文を見る
○林国務大臣 今のところは御通告がございませんでしたので、規制改革会議で多分お読みになったような議論がなされたんだろう、そういうふうに拝聴いたしました。  我々が今御説明しているのは、市町村の独立行政委員会たる農業委員会の主たる任務としては、担い手への農地利用の集積、集約化、耕...全文を見る
○林国務大臣 一条の古い方と新しい方を比べていただきますと、現行の方は、農業委員会、都道府県農業会議及び全国農業会議所について、その組織及び運営を定めること云々、ここが今回の法律で新しい組織、農業委員会ネットワーク機構というふうに変わりますので、ここは変えなきゃいけないわけですね...全文を見る
○林国務大臣 そのまま御提案をしているということは、今変えるということではない、そういう御提案でございます。
06月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○林国務大臣 まさに今委員から御指摘がありましたように、改正、改善というのは常にやっていかなければならないということでありまして、今回の改革も、この大きな状況の変化というものを踏まえてやっていこう、こういうことになったわけでございます。  まさに、この法律ができた昭和二十二年と...全文を見る
○林国務大臣 一昨日になりますが、石川県、また山梨県において地方公聴会が開催をされまして、地域の農業者の方を初め関係者から幅広く御意見をいただいたところでございます。  意見の内容は多岐にわたりまして、担い手だけの努力では限界があり、JAが変わらない限り農業は成り立たない、農協...全文を見る
○林国務大臣 まず、この改革についての報道ぶりでございますが、これは何度かここでもお話をしておりますように、一昨年になりますか、全体の農政の改革のプランをつくらせていただいて、それに対応した経済主体の改革ということで昨年の六月に政府・与党の取りまとめがなされ、それに呼応して昨年の...全文を見る
○林国務大臣 私も議事録は目を通させていただきましたので、今御指摘のあった、中央会はJAの自由な活動を妨げている実態はないという御発言があったということは、先ほど一例として紹介をさせていただきましたので、私の発言でどの部分をもって議事録を見ていないのではないかとおっしゃっていると...全文を見る
○林国務大臣 その点は、政府・与党で最終的な取りまとめをしたときも、かなりいろいろな議論があったわけでございます。いろいろな配慮をすることというのを政府・与党取りまとめにおいて紙にまとめまして、そのことが附則を中心に書かれている、こういうふうに思います。  先ほど逆三角形と申し...全文を見る
○林国務大臣 中央会は、農協法の七十三条の二十二の一項三号の規定に基づいて、組合に関する教育、情報の提供の事業、協同組合教育でございますが、これを行ってまいりましたが、これらの事業については、農協や農協連合会が、共同利用施設、組合員または会員農協に対する利用事業、こういうことで実...全文を見る
○林国務大臣 農協は、あくまでも農業者の協同組織でありまして、正組合員である農業者のメリットを拡大する、これが最優先である。したがって、准組合員へのサービスに主眼を置いて、正組合である農業者へのサービスがおろそかになってはならない、こういうふうに考えております。  農業者ではな...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しの答弁になりますが、今想定をされるというふうに御質問がありましたけれども、何をもって想定されているのかちょっとよくわかりませんけれども、我々としては、今まで規制をしていないわけですから、利用実態がよくわからない、まさにその結論を五年間をかけてあり方を検討する...全文を見る
○林国務大臣 先ほど保守政治というお言葉がありましたが、私は行政の立場に今おりますので、保守政治という言葉よりも、やはり行政の法的安定性というふうに考えたいと思っておりまして、今回の提案の中には員外規制のことについてはないわけでございますから、ないということは、同じ法律でやる、と...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  まず、過剰基調でございますが、あくまでこれは全体の、生産者と消費者といいますか、供給者と言った方がいいかもしれませんけれども、自給率というのは国産の割合ということですから、それに加えて、輸入や備蓄でもって食料を供給していくというのが基本法...全文を見る
○林国務大臣 参考人は委員会でお決めになったということでございますので、我々はその結果をお聞きしたということでございます。  この議論をまとめるに当たっては、さかのぼれば、同じ答弁になって恐縮ですが、何回もやれということでございますので、一昨年の十二月にこのプランをまとめて、需...全文を見る
○林国務大臣 地方公聴会でもいろいろな御意見が出たということですから、まだ全体の、地域農協の皆さんそれぞれに、また農業者それぞれの皆さんに全部浸透して、皆さん、これで理解してやっていこう、こういうことではないというのが地方公聴会で示されていた、こういうことであろうというふうに思い...全文を見る
○林国務大臣 選任制ということになりますと、先ほど来いろいろ議論がありますように、いろいろな公募を受けるとか推薦してもらうとか、そしてそれを整理、公表するとか、いろいろな手続を経て、恣意的にはならないようにするわけでございますが、最終的には選任するのは首長さんということでございま...全文を見る
○林国務大臣 お相手がどういう方かによっても、詳しい方もおられるし、また、そうでない方もおられますから、我々は今、法案の審議でございますので、条文に沿って御説明申し上げたということでございますけれども、説明をする場合には、わかりやすいパンフレットをつくるなりいろいろなことはしなけ...全文を見る
○林国務大臣 まさに大事なところでございまして、そういう方に強制的に農協の役員になっていただいたりとか農業委員になっていただくということはできないわけでございますが、まさに今委員が御指摘になったように、そういう人たちは、やはり志を共有していただける方はいらっしゃるのではないか、こ...全文を見る
○林国務大臣 まさにそういう問題意識に立って、役員には担い手の意見が反映されるようにしていこうということ、また、農業委員にもそういう方を選任していただこう、こういう方向でやっていこうということでございます。  私自身もいろいろな方とお話ししていると、そういう方はいらっしゃるわけ...全文を見る
○林国務大臣 やはり多様な意見を反映する、政府・与党の取りまとめでも、女性、青年農業委員を積極的に登用する、こういう文言があったわけでございます。  長年経験された方の御意見と、それから若い方で今からリスクをどんどんとっていこうとか、いろいろな考え方がいろいろな面から反映される...全文を見る
○林国務大臣 幾らにこの人はこうなるとかいうことを法案と同時にお示しするというのはなかなか難しいということは委員がおっしゃるとおりでございますが、この法案が成立してから施行されるまでがございますので、通していただいた暁には、モデルケースみたいなのをつくって、こういう地区で何人いら...全文を見る
○林国務大臣 まさに、党内で准組のことについて議論したときもいろいろな御意見が出るわけです。  多分都会の方のイメージで、サラリーマンが金融機関として農協のサービスを利用しているというようなものもあるではないか、また、先ほど小山委員がおっしゃっていたように、葬儀屋さんが民業を圧...全文を見る
○林国務大臣 農協は、一条に定めてありますように、農業者の協同組織ということですが、これも何度もここでも申し上げておりますように、過疎化、高齢化、先ほど申し上げた例でいうと、ガソリンスタンドが一つしかないんだ、こういうようなところでは、まさに地域のインフラとしての側面を実際上持っ...全文を見る
○林国務大臣 今でも子会社でやっておられるケースはたくさんあります。旅行会社なんかはそうだ、こういうふうに思いますが、まさに今回は、子会社方式に加えて分割方式も新たなオプションとして加わる、子会社方式がなくなるわけではございませんので、さらにいろいろな選択肢が広がる、こういうこと...全文を見る
○林国務大臣 言葉が正確でなかったかもしれませんが、私が見ましたのはこの概要というものでございまして、これには、意見陳述のポイント、それから質疑のポイントということで、かなり詳しく書かれているところでございます。
○林国務大臣 協同組合原則というのはICAが出されておられるものだ、こういうふうに承知をしておりますが、ICAの協同組合原則というのは、非政府組織である国際協同組合同盟によって採択されたものでありまして、いわゆる条約というものではないということでございます。  したがって、当然...全文を見る
○林国務大臣 例えば、平成十四年のペイオフ解禁等を控えまして、JAバンクシステムの構築等を行った平成十三年の農協改革法案に関しましては、農協系統として、平成十二年に開催をされました第二十二回のJA全国大会で、JAグループの経営、事業、組織の改革を含む大会議案を策定、決議をされた、...全文を見る
○林国務大臣 葬り去ったとは思っておりませんで、まず、ICAが意見を出されたというのは、今御議論いただいたように、規制改革会議の案についていろいろな懸念が出された、こういうことでございます。  当然、規制改革会議というのは政府の中の、総理の諮問機関ということでございますから、こ...全文を見る
○林国務大臣 国会での議事録に残る御質問でございますので、先ほどの、私は与党の立場でまとめておりましたので、どういう根拠でそういうことをおっしゃっておられるのかというのは、もしおわかりになればお示しをいただきたい、こういうふうに思っております。  その上で、株式会社への組織変更...全文を見る
○林国務大臣 今回の農協改革は、地域農協が、事業の対象者が複雑化する中で、組合員のニーズに応じて事業を適切に運営するために、事業の内容、対象者に応じて適切な組織形態を選択できるように、必要な場合には、選択によって組織の一部を分割して株式会社に組織変更できるようにする、こういうこと...全文を見る
○林国務大臣 選択肢でございますので、どちらかがよりいいというようなことを私はこの場で申し上げたことはないわけでございます。  それから、県で一つになっているJAが、株式会社になるとJAがなくなるということですが、先ほど申し上げておりましたのは、組織の一部を、例えばガソリンスタ...全文を見る
○林国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、今の時点でそういうことを想定して法案を提案しておるわけではございません。
○林国務大臣 日本は自由の国でございますので、先生が自由に言論されるのと同じように、ACCJも、在日アメリカ商工会議所だったですか、言論の自由がある、こういうことだ、こういうふうに思います。  見直し規定でございますから、これは一般的に法律には大体付されているものでございまして...全文を見る
06月17日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○林国務大臣 山田俊男議員を代表とする政治団体等のパーティー券に関し、報道があったことは私も承知をしております。  この記事の趣旨は、違法でないけれども、今委員がおっしゃったように、脱法的であるということなので、パーティーも寄附と同様に規制すべきではないか、こういう記事であった...全文を見る
○林国務大臣 今御質問のありました土地改良事業団体連合会と農業共済団体でございますが、これについては、法律に基づいて公共性の高い事業を行っている団体でございまして、政治的中立性を確保するということが重要でございます。このため、これらの団体に対しては、それぞれ平成二十二年の一月に農...全文を見る
○林国務大臣 含んでの数でございます。
○林国務大臣 なぜこの三者のみで農業をやっていくのか、こういう御趣旨で御質問をいただいておったと思いましたので、どれぐらいの人数と面積になるのかというのは、今必ずしも手元に正確な数字がありませんので、後ほど確認してお答えさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 我々も、車の両輪と言い、地域政策と産業政策を分けて位置づける、こういうふうにしておりますが、これはまさに、今委員がヨーロッパで別の名目で支払って積み重ねていくとおっしゃっておられましたけれども、まさにそういう考え方でございまして、この人たちには地域政策しかない人がい...全文を見る
○林国務大臣 農村地域で高齢化、人口減少、これは都市に先駆けて進行しておりまして、集落機能が低下をしている、こういう厳しい問題に直面しておりますので、こういう地域の特性に応じた課題解決に地域が主体的に取り組むということで地方創生を進めていこう、こういうことでございます。  基本...全文を見る
○林国務大臣 私の記憶でいえば、自分の会で自分が出なかったことというのは余り記憶はないです、よっぽどのことがない限り、お呼びをしているということでございますから。ただ、それは私の場合でございますので、衆参の違いとか地方区と比例区の違いとかいろいろなことはあるのかな、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 私の場合の記憶は先ほど申し上げたとおりですが、この方と申し上げますが、今お尋ねのこの方の名前を申し上げない方がいいとおっしゃられましたので、この方のパーティーの件については、具体的な事実関係を詳細に承知しているわけではございませんので、コメントは差し控えたいというふ...全文を見る
○林国務大臣 政治資金規正法を私は所管しておりませんが、回数について何らかの規定があったというふうには承知をしておりませんので、何回までが適当で、何回を超えると多過ぎるというのはなかなか難しいのかなというふうに思っております。
○林国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、大臣規範には、政治家であって国務大臣等の公職にある者としての清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保するとの観点から、国務大臣等がみずから律すべき規範、こういうことでこの規範が定められているものと承知をしております。  私と...全文を見る
○林国務大臣 今御紹介いただいた私のパーティーでございますが、これは大臣就任前から継続して開催している勉強会等でございまして、毎年大体同程度の規模で開催をしております。  したがって、特に大臣に就任したから大規模なパーティーを開催したものではない、こういうふうに考えておりまして...全文を見る
○林国務大臣 御党の御主張はかねてより承っておりますので、変わっておられないということは改めて聞かせていただいたところでございますが、TPA法案については、今関係の各省から答弁をいたしましたような状況である、こういうことであります。したがって、TPAが不可欠であるというのは各国の...全文を見る
○林国務大臣 アメリカ議会は私の所管ではございませんのでなかなかお答えしにくいところはあるのでございますが、私の拙い知識で申し上げると、アメリカの議会というのは党議拘束という仕組みがございませんので、例えば、共和党の中で賛成や反対の方がいらっしゃる、民主党の中でもいらっしゃるとい...全文を見る
○林国務大臣 大変大事なお尋ねだと思っております。  まず、都道府県中央会ですが、法人税について見ますと、収益事業から生じた所得のみが課税対象、その他は非課税、こういうことでございますが、これが農協連合会に組織変更した場合には、全ての所得が課税対象ということになるわけでございま...全文を見る
○林国務大臣 農協は、この一条にもありますように、農業者の協同組織ということでございますから、農業者のメリットを拡大するということが最優先であるわけでございますので、准組合員へのサービスに主眼を置いて、正組合員である農業者へのサービスがおろそかになってはならないということがあると...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会がその機能を発揮するためには、農業委員また推進委員に対する研修が、今先生がおっしゃったように、極めて重要であると考えております。  今回の法改正でも、全国農業会議所また都道府県農業会議については、農業委員会の活動をサポートするネットワーク組織として見直し...全文を見る
○林国務大臣 言葉の使い方はそれぞれだと思いますけれども、六十年ぶりと総理がおっしゃっていらっしゃるのは、中央会制度が昭和二十九年に導入された制度であって、これを時代の変化とともに現代に合わせて変えていこう、こういう趣旨で、この二十九年から始まっている中央会制度を大きく変えていく...全文を見る
○林国務大臣 これは米の政策の見直しのときもちょっと類似の議論がございましたが、私は、ここで議論しているときは、御専門の先生方と法案をきちっと議論するという意味で具体的に申し上げておりますが、総理は、海外に行かれてダボス会議等で発信をされたり、聞いていらっしゃる方は必ずしも農業界...全文を見る
○林国務大臣 今、重徳先生からお話がありましたように、准組合員が正組合員を上回るようになった農協というのが多くなってきているということでございますが、先ほど局長から説明いたしましたように、准組合員には議決権がない、こういうことでございまして、事業運営についての意思決定は正組合員に...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話があったように、現在の農協経営の平均的な姿というのは、農業関連事業、生活その他事業及び営農指導事業、まあ経済事業部門といいましょうか、ここが赤字で、金融事業、信用とか共済の黒字で補填をする、こういう構造になっているわけでございますが、信用、共済が黒字で...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと申し上げましたように、総会で報告をして、また、ディスクロ誌に掲載する、こういうことでございますので、まさにそういう形で准組合員には情報が行くような努力をしている、こういうことでございます。  農協の事業利用者という立場としての准組合員ということがござ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員が御質疑の中でも触れていただいたように、いろいろなケースがあって、お祭りに女性部に参加していただくとか、御家族が農家をやっておられるとか、自分が農家をやっておられたような方もいらっしゃるし、それから、よく批判的な意見として聞こえてくるのは、都市部で信用事...全文を見る
○林国務大臣 何度か私もここで御答弁しておりますように、自民党の中で議論したときも、まさに今先生がおっしゃっていただいたように、農協がなくなると、もうガソリンスタンドは一軒もなくなるんだ、こういう御意見もたくさんありましたし、一方で、先ほど重徳先生がおっしゃっていたように、農業と...全文を見る
○林国務大臣 先ほどもお答えしましたけれども、過疎化、高齢化が進行しておりまして、また、委員の御地元の北海道のように、そもそも面積が広いので、なかなか近くのお店まで行くのも大変だ。北海道の畜産をテーマにした映画というのがありましたけれども、あれを見ても、隣の家まで行ったら、お買い...全文を見る
○林国務大臣 農業委員会は、農地に関する市町村の独立行政委員会でございますので、担い手への農地利用の集積、集約化、それから耕作放棄地の発生防止、解消、こういった現場の実務が主たる任務ということですが、耕作放棄地が拡大をしておるなど十分に機能していない面がある、こういうことでござい...全文を見る
○林国務大臣 まさに、今までの建議とか意見公表というのは自由に行えるということに加えて、新しく三十八条で設けたことによりまして、改善意見を提出するということが行われ、そして、行われた方の関係行政機関がそれを考慮しなければならないと、これも法定をしたということでございますので、しっ...全文を見る
○林国務大臣 まさにこの農協の改革を初めとした、御提案している法案は、ずっとやってまいりました農林水産業・地域の活力創造プランというのをここでも御説明申し上げてきましたが、いろいろな状況の変化に基づいて農政全体を変えていこうということを、この二年強やってまいったことでございますが...全文を見る
○林国務大臣 今回の政府間協議で、今御報告いたしましたように、操業期間が一カ月間短くなったこと、また、操業条件が非常に厳しい状態が続いておりまして、中型漁船団が今期の操業を見送ったこと、こういうことに伴いまして、漁獲枠が相応に減少して、昨年に比べて漁獲枠が大きく減少する、こういう...全文を見る
○林国務大臣 今回の交渉結果等については、近々、担当官が現地に赴き、関係者に説明することとしております。そういう場で現地の皆さんとも意見交換がいろいろできるのではないか、こういうふうに思っております。  また、これに関連しまして、これはロシアの国会の話でございますから、まだ何と...全文を見る
○林国務大臣 先ほど局長から答弁いたしましたように、二つの機能というものがあって、それから、確かにうまくいっていた地域もあって、そういうところはあえて置かなくてもいいというような、いろいろな原則と例外を定めていく、こういうことだというふうに思います。  やはり、一般的には、今委...全文を見る
○林国務大臣 農地を所有できる農業生産法人ですが、継続的に農業に取り組んでいかれることを担保する観点で、役員や議決権等について一定の要件を設けておるところでございますが、今委員から御指摘があったように、六次産業化等の経営展開を進めていく場合にネックになることがあるということで、今...全文を見る
○林国務大臣 最初の御質問が過半数というふうに聞いてしまいましたので、逆に言えば、農業者の方が過半数を持っている、こういうことを改めて申し上げましたが、まさに議決権の過半数を持っているということであれば経営支配が確保されるということだろう、そういうことでございますし、それから、役...全文を見る
○林国務大臣 笠原さんがおっしゃっている、損益分岐点が違うので引き揚げられるということは、そもそもそういう資本が入ってきた場合ということであるから引き揚げるということがあるので、今回、御提案は、まさにそういうことは、別にやりたくなくても無理やり入ってこられるということではなくて、...全文を見る
○林国務大臣 まさに今、畠山先生御自身もおっしゃっていただいたように、そういうところもあるし、また、自分のところはそうではないという声も実はヒアリングでも出てきたということですから、いろいろなケースが多分あるんだろうということでございまして、まさに、いろいろな地域によって、また、...全文を見る
○林国務大臣 西沢組合長が公聴会で、信用、共済事業の利益を営農指導のコストや農業関連事業の損失に充てているので、准組合員の利用を制限し、信用、共済事業の収益が上がらなくなると農業振興が図られない、こういう趣旨の発言をされたということは承知をしております。  金融事業の収益に依存...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○林国務大臣 今総理から御答弁があったことに尽きると思いますが、それぞれの政治家が襟を正すということは大変大事なことだと思っておりますし、委員長という職責にあられるわけですから、疑念を招かないようにしっかりと説明をしていただきたいと私からも機会があれば申し上げたいと思っております...全文を見る
○林国務大臣 財務大臣もおられますが、食料産業というのは、実は農産物の七割以上をお買い上げいただいている大変ありがたい業界でございます。  加工業、それから外食産業というのがございますが、実はこれは製造業の大きなところと違いまして、地域にあまねく存在をしておられますので、しっか...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○林国務大臣 TPP交渉におきましては、一昨年二月の日米共同声明で、全ての物品が交渉の対象とされること、それから、我が国の農産品にはセンシティビティーがあり、最終的な結果は交渉の中で決まっていくこと、これが確認をされております。  こういう経緯も踏まえて、衆参両院の農林水産委員...全文を見る
○林国務大臣 まさに今、委員がお触れになっていただきましたけれども、先ほど渡辺先生にもお答えしたように、共同声明というのがやはりスタートでございまして、全ての物品が交渉の対象とされる、それから我が国の農産品にはセンシティビティーがある、これははっきりとこの共同声明にうたわれており...全文を見る
○林国務大臣 本件への対応につきましては、兼業されておられる秋のサンマの操業など現地の操業状況、それから何よりも現場の皆さんの要望を確認しながら検討していく必要があると思っております。  先週か先々週だったと思いますが、根室の皆さんがいらっしゃって、私も直接お話を聞く機会がござ...全文を見る
○林国務大臣 ただいま小泉政務官から答弁があったとおりだと思っておりますが、これまでもいろいろな説明会等々を開いて情報提供をしてきておりまして、これは、政府対策本部のもとで統一的に対応をしているということでございます。  内閣官房中心で引き続き、今御答弁があったように、最後まで...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉は、先ほどTPA法案の動向等について説明があったとおりで、まだ妥結をしたわけではございません。まさに、これから最後の妥結に向けてやっていこう、こういう状況ではないかと思っておりますので、まさに、先ほど来私が申し上げておりますように、日米の首脳会談で共同声明...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、交渉はまだ途中でございまして、日米のお話も今ありましたけれども、ほかの国とも交渉が続いている、こういうことでございます。  これはたびたび今までも申し上げてきたことですが、この段階で国内対策について私から言及をいたしますと相手国に予断を...全文を見る
○林国務大臣 まさに最初の段階で、今お触れになっていただいた影響試算、これは、関税が全部即時撤廃、それから何らの対策もやらない、こういう極めて単純化された仮定を置いて計算をして、その結果が経済構造調整が終わった中長期的に安定した状況を予測した、こういうものを出したわけでございます...全文を見る
○林国務大臣 当然、交渉するときはいろいろなことを考えながら交渉をするわけでございます。ですから、全く頭の中でも何も考えずにやみくもにやっているということを申し上げているわけではなくて、正式な試算を交渉の途中段階でやるということは考えていない、こういうことでございます。  それ...全文を見る
○林国務大臣 アメリカの仕組みと同一に論ずることはなかなか難しいと思いますが、アメリカは、もともと通商権限が議会にあって、それを一括承認権限ということで大統領府に持っていくということがTPAということであって、これは、例えばTPPとかTTIPとか、それごとにやるということではなく...全文を見る
○林国務大臣 これは、ここでも何度も御議論させていただいて、私からも申し上げているように、水田のフル活用というのは大事な施策でございまして、それに伴う奨励金等々をしっかりと確保していくというのも大事なことだ、こういうことでございますので、これを、昨年度末に決めさせていただきました...全文を見る
○林国務大臣 まさにこの二年強、攻めの農政ということで、ここで御議論を賜りながらいろいろな農政の改革を進めてまいりましたので、対策が必要になるかどうか、これも含めて、交渉が今途中でございますので申し上げることは差し控えたいと思いますが、あらゆることは、この改革に沿った方向でやって...全文を見る
○林国務大臣 先生御推薦のこの会社を売り込むというのはなかなか難しいかもしれませんが、木材をしっかりと出していくということは大変大事なことであります。  二〇二〇年のオリンピックに向けて、インバウンドも活用しながらしっかりとやっていかなければならないと思っておりますので、これは...全文を見る
○林国務大臣 今説明のあった、人権問題を担当する専門家が、条文案について国会議員等に開示すべきであり、貿易協定が食品安全にも悪影響を及ぼし得るという声明を発出したことは承知をしております。  これまでの政府が行った情報提供の中において、食の安全に関する我が国の制度の変更を求めら...全文を見る
○林国務大臣 昨年来のバター不足については、乳用牛の飼養頭数の減少に伴いまして生乳の生産量が減少しまして、その結果、牛乳・乳製品の需給調整弁と言っていいと思いますが、バターの国内生産量が大きく減少した、これが背景にあると考えております。  ことし三月に、いわゆる酪肉近、酪農及び...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げました酪肉近でも、「法人経営、家族経営が共に地域の担い手として発展することを目指す。」こういうふうに書かせていただいておりまして、例えば畜産クラスター事業においても、規模の大小にかかわらず、地域の中心的な経営体と位置づけがなされますと、家族経営でも支援...全文を見る
○林国務大臣 篠原先生がおっしゃるように、これまで、国際交渉の中で、多様な農業の存在を認め合うべきだ、こういうことを主張してきたのは事実でございますが、これは、規模、構造等大きく異なるので、それぞれの農業が共存できるようにすることが必要だ、今先生おっしゃったとおりであります。 ...全文を見る
○林国務大臣 会社であっても協同組織であっても、やはり組織の運営に責任を最終的に持つのは役員でありまして、職員でないわけです。  今委員がおっしゃっていただいたように、立派な職員がいて、その人たちにやっていただくというのは、これはとても大事なことだと思いますけれども、だからとい...全文を見る
○林国務大臣 法律の審議でございますので、それとなくやる法律というのはなかなか難しいのかなと思って聞いておりましたが、今篠原先生がおっしゃったことは自民党の中で議論したときも随分出まして、ここでも私も何度か御披露申し上げたんです。  例えば、多面的機能支払いというのを今度入れて...全文を見る
○林国務大臣 農地利用の最適化の推進、これは大事な農業委員会の仕事ですから、やはり受け手になるであろう担い手の意向を十分踏まえる必要があるということで、過半を原則として認定農業者にいたしましたけれども、先ほど申し上げましたように過半でございますので、認定農業者以外の方も農業委員と...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁いたしましたように、農協の理事については、過半数を認定農業者等とすることについては義務づけ、それから年齢や性別に著しい偏りが生じないようにすることについては配慮する、こういうことにしたわけでございますが、農協が地域の農業者と力を合わせて農業所得の増大に...全文を見る
○林国務大臣 ヒアリングでいろいろな御意見があったというのは私も聞いておりますが、まさに今のままであれば、今は古い制度のもとでやっておられますので、今考えられるとそういう感触を持っておられる方も当然いらっしゃるだろうと思います。  我々がこの中央会の改革というのをやったのは、や...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、農協改革は、地域農協が自立をして自由に経済活動を行って、農産物の有利販売など農業者の所得向上に全力投球できるようにすること、これを中心に据えております。  中央会については、この地域農協の自立と自由な経済活動を促して、これを適切にサポー...全文を見る
○林国務大臣 JAグループにおいて、主食用米の価格の安定のために主食用米の需給の改善が不可欠、こういう認識を持っておられるというふうに承知をしておりまして、JAグループとして自主的に二十七年産の飼料米の生産目標を六十万トンと設定して推進されておられる、こういうことでございまして、...全文を見る
○林国務大臣 主食用米の需給の改善、それから飼料米の推進というのは政策としてやっておりますので、この政策の御説明をするということは当然仕事としてあり得るのではないかと思いますが、先ほど申し上げましたように、JAグループとして自主的に目標の数字も設定してやろうとしておられる、こうい...全文を見る
○林国務大臣 そこの与党の取りまとめのところは、右側を見ていただきますと「別紙」というふうになっておりまして、さらに議論を深めまして、この「別紙」にどう書いてあるかといいますと、「准組合員の利用量規制のあり方については、直ちには決めず、五年間正組合員及び准組合員の利用実態並びに農...全文を見る
○林国務大臣 まさにここに書いてあるように、准組合員の利用量規制のあり方について議論をするために調査をする、こういうことでございますので、あくまで、准組合員の利用量規制をするかしないかも含めてあり方でございます。そのための実態調査をするということで、それ以外のことは何も書いており...全文を見る
○林国務大臣 監査法人及び公認会計士は、公認会計士法の規定に基づいて公認会計士協会の会則を遵守する義務がございますので、今お話のありました日本公認会計士協会が定める倫理規則は、日本公認会計士協会の会則に基づき定められておりますので、監査法人等はこれを遵守しなければならないわけでご...全文を見る
○林国務大臣 失礼いたしました。後でお聞きになると思って、後でお答えしようと思っておりました。  守秘義務は、これは本人の同意があれば、正当な理由ということで解除されるということになります。  したがって、都道府県中央会から組織変更した農協連合会、これが行う経営相談は、会員の...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほどの、最初の部分でございます。実は、この間、先生はおられなかったかもしれませんが、ほかの方の御質問で同じことがございまして、独立性の話でございますが、監査法人等の特定の依頼人に対する報酬依存度が高いことは、おっしゃるように、独立性を阻害する、こういうふうに...全文を見る
○林国務大臣 会計監査については、農協の信用事業を、イコールフッティングでないといった批判を受けることなく、安定して継続できるようにするために、信用金庫、信用組合と同様の仕組みに移行していく、こういうことにしたわけでございますが、まさに今御指摘のあった附則の第五十条で、移行に関し...全文を見る
○林国務大臣 今、括弧つきで監査、こういうふうにおっしゃっていただきましたが、まさに協同組合という中で、例えば先ほどの二重原則からいうと、全くそれと違うことをやっていた、こういう御指摘だというふうに思いますが、まさにそういう状況の中で、農協の信用事業はイコールフッティングなのかと...全文を見る
○林国務大臣 農協法は昭和二十二年に制定をされておりますが、やはりそのときと違いまして、どうやって売っていくか、いわゆる川下の消費者、実需者のニーズに対応する、これが大変大事だと思っております。  どちらから見るかということもあると思うんですが、現状は、九六%が委託販売というこ...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、農協の利益と農業者の利益、必ずしも一致するということばかりではないかもしれませんけれども、農協の場合には、事業を利用する組合員である農業者の利益、これがやはり一番重要なことであろう、こういうふうに思っておりまして、新しい七条三項も、農協が高...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
06月29日第189回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) ただいまの公的研究費をめぐり繰り返される不適正な会計経理についての警告決議及び独立行政法人農畜産業振興機構に対する農畜産業振興対策交付金の未使用額等の速やかな国庫納付についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存でありま...全文を見る
07月03日第189回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(林芳正君) 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  政府においては、農林水産業・地域の活力創造プラン等に基づき、需要フロンティアの拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化等の農政改革を進めてきたところ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 野村議員の御質問にお答えをいたします。  農協が果たしてきた役割と今後期待する農協の姿についてのお尋ねがありました。  農協は、組合員の相互扶助を理念とする農業者の協同組合であり、昭和二十二年に農協法が制定されて以降、小規模で多数の農業者が共同して事業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 徳永議員の御質問にお答えいたします。  全中の監査権限廃止と農業者の所得向上の関係についてお尋ねがありました。  今回の農協改革は、地域農協が自立して、自由に経済活動を行い、農産物の有利販売など、農業者の所得向上に全力投球できるようにすることを中心に据...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 若松議員の御質問にお答えいたします。  ナラシ対策の加入促進についてのお尋ねがありました。  米価等が変動した場合のセーフティーネットとしては、収入減少影響緩和対策、いわゆるナラシ対策を措置しているところであります。  このナラシ対策については、昨年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 紙議員の御質問にお答えをいたします。  ロシア水域における流し網漁業の禁止についてのお尋ねがありました。  本件については、我が国漁業者が操業を継続できるよう、安倍総理からプーチン大統領に対して再三にわたって働きかけを行うなど外交努力を尽くしてまいりま...全文を見る
07月06日第189回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 漁業近代化資金につきましては、昨年度、今先生からお話がありましたように、漁船等の一部の資金の償還期限の延長、これを内容といたします政令改正を行いました。この漁業近代化資金の主たる借入者である零細な沿岸漁業者の単年度当たりの償還余力、なかなか厳しい状況で低下...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにこれは臨機応変にいろんなことをやっていかなければなりませんので、現在のところは、先ほど申し上げましたように、この当該資金の延長に関する要望が上がっているというふうには聞いておりませんが、今後は公庫を通じて、要望があるのかないのか、こういった把握をして...全文を見る
07月07日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) ロシア水域におけるサケ・マス流し網漁業の禁止につきましては、我が国漁業者が操業を継続できるよう安倍総理からプーチン大統領に対して再三にわたって働きかけを行うなど、あらゆるレベルで強く働きかけてまいりましたが、結果的に法案が成立したことは極めて残念でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のありましたこの決議ですが、特別許可発給に係る締約国の一定の裁量、これは今御指摘のあった八条ですが、これが国際捕鯨取締条約で認められております。また、昨年の三月の国際司法裁判所判決にも同様の趣旨があるわけでございますので、我々としては、この決議は国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今総務省からお話がありましたように、これは立法府の責任だという小川委員のお言葉がありました。今私はこちらにおりますが、一方で参議院議員の一人でもございますので、一緒になって、李下に冠を正さずという言葉はございますけれども、国民から見て疑念を招かないよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府としては、我が国漁業者が操業を継続できるように、安倍総理からもプーチン大統領に対して再三にわたって働きかけを行うなど、あらゆるレベルで強く働きかけをしてまいったところでございますが、結果的に法案が成立したことは極めて残念でございます。  日本漁船によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨日から担当部長を北海道の道東地域に派遣をいたしまして、関係者のお話をお伺いをしているところでございまして、現地の状況それから関係者の皆さんの御意向、これを十分に把握するように努めておるところでございます。  まさに、この意見交換を通じて現地の状況、関係...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地については、担い手への農地の集約化と並んで、今お話のあった耕作放棄地の発生防止や解消、大きな課題でございます。  市町村また農業委員会が調査した客観ベースの耕作放棄地は、平成二十五年ですが、二十七・三万ヘクタール、そのうち再生利用可能なものが十三・八...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国会のお許しがいただければ、ミラノ万博、大変日本館も好評を博しておりますし、日本のナショナルデーでございますので、この発信に努めてまいりたいと思っておりますが、三十五の自治体、それから二十三の団体、連携しながら、この食文化、日本食の魅力を発信してきておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっとフロマン代表がどういう発言をしたか詳細に承知をいたしておりませんが、それぞれ交渉をする当事者であろうかと、こちらは甘利大臣がそのカウンターパートということになろうと思いますが、我々は、どういうふうに相手がおっしゃろうとも、決議を守ったと評価していた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業や食を所管する農林水産省といたしましては、国民が安心して食生活を送るために、食品の安全確保、これは国の最も重要な責務の一つと、こういうふうに認識をしております。こういう中で、一連の食品への異物混入事案、これ連続して発生したことは、消費者の食品に対する信...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 六次産業化の取組に当たっても、食の安全性、品質に関わる問題、これ発生しますと、今お話のありました消費者の健康被害、こういうことが引き起こされる可能性が生じるということにとどまらず、六次産業化商品に対する消費者の信頼が失われて、よってもって生産者の経営にも深...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のあった賦課金若しくは補助金というお話も先ほどございましたけれども、そういうものはこの同団体を経由して他の機関に支払われたり、事業に要した実費、これを交付するものであろうと、こういうふうに考えております。  こういう補助金について申し上げれば、必...全文を見る
07月09日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  政府においては、農林水産業・地域の活力創造プラン等に基づき、需要フロンティアの拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化等の...全文を見る
07月14日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(林芳正君) 今後のTPP交渉会合については、主催国であります米国政府が、首席交渉官会合を今月の二十四日から二十七日まで、閣僚会合を二十八日からハワイにおいて開催する旨発表をしております。  TPP交渉については、一昨年二月の日米共同声明において、全ての物品が交渉の対...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このTPP交渉につきましては、現在、各国とまさに交渉を行っている最中でございますので、途中段階で農林水産業の影響について言及をいたしますと交渉相手国に予断を与えるということになり、交渉上不利益をもたらす可能性も出てまいりますので、そこは差し控えさせていただ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、息子さんのお誕生日おめでとうございました。独立記念日、アメリカでございますが、お生まれになったということで、お祝いを申し上げたいと思います。  この主食用米の需要、毎年八万トンずつ減少している中で、需要に応じた生産を進める、また水田のフル活用を図...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改正案では、准組合員の事業の利用に関する規制の在り方について五年間調査を行った上で検討を加え結論を得ると、こういう条文になっておりますが、これは御案内のように、政府・与党で取りまとめをしたときの言い方そのものであります。規制の在り方でございますから、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も、総理や今、柳澤先生からお話がありましたように、日本の古来よりのこの伝統、一緒に助け合ってという精神がこの稲作からきたのではないかと、こういうことを常々思わされておるわけでございます。  農業は国の本という言葉がございますけれども、農業というのは、食...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) イトーヨーカ堂にお勤めになられまして、また経産委員会で、また経産省にも御貢献をされました先生からのお言葉ですから、大変重みを持って受け止めさせていただいたわけでございます。  私も、農林水産大臣に就任する前は、どちらかというと財政金融、こういった分野が長...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は、まさに今御指摘がありましたように、農業者によって自主的に設立された民間組織でありまして、その改革は自己改革が基本であると、こういうふうに思っております。  今回の農協改革は、こうした農協の自己改革を促進するという観点で、地域農協について、あるいは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 規制改革会議でございますが、これは、内閣総理大臣の諮問に応じて、経済社会の構造改革を進める上で必要な規制の在り方に関する基本的な事項を調査審議すると、こういうことでございますので、そういう観点で御議論をされて、平成二十六年五月に農業改革に関する意見が公表さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 安倍内閣では、農地集積バンクの創設、輸出促進、六次産業化の推進、こういう抜本的な農政全般にわたる改革を進めてきたところでございますが、この全体の政策に合わせてプレーヤーである農協、農業委員会、農業生産法人の見直しというものも進めてきたところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際協同組合同盟、ICAでございますが、昨年十月に、農協法改正の動きに対してICAの協同組合原則を侵害すると、こういう表明をされたということは承知をしております。  この協同組合原則でございますが、ここは非政府組織、NGOである国際協同組合同盟で採択...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は農業者の協同組織でございまして、過疎化、高齢化等が進行する農村社会において、先ほど申し上げましたように、実際上、地域のインフラとしての側面を持っているということは事実でございます。  農協という組織形態のままですと員外利用規制等が掛かるということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるとおり、国内は人口が減ってまいりますので、いろんな付加価値の付け方というのはあろうかと思いますけれども、マクロで、ボリュームで見ますと、海外の需要をどうやって取り込んでいくか、大変大事だと思っております。ある会社の試算によりますと、二〇一〇...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、Uターン、Iターンについて御意見をいただきました。私も同感でございますが、ただ、Iターンは元々都会にいらっしゃった方が帰るということですので、必ずしも昔は良かったなということではなくて、そういう農林水産業にある意味興味を持っていただいている方が都会出...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協法が昭和二十二年に制定をされておりますが、当時と比べまして、まず食料が過剰基調になってきているということで、マーケット・インといいますか、消費者、実需者のニーズに対応した販売努力というものが不可欠になってくるということですし、また付加価値を取り込んで六...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なポイントだと思っております。  委員はこちらの方に行きなさいというふうにあたかも我々がやるんではないかという前提に基づいて御質問しておられました。そうではなくて、お話をしていただいて、もし必要であるというふうにお考えならば選択肢は用意しておくと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと思っております。先ほども申し上げましたように、規制改革会議は諮問の立場でございますので、いろんな意見をおっしゃるわけでございますが、その意見も参考にしながら、また経済財政諮問会議等、産業競争力会議等々もございます。政府・与党で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在の農業委員の構成を見ますと、基幹的農業従事者に占める四十代以下の農業者は約一割ですが、四十代以下の委員は僅か三%ということでございます。女性の割合は同じく約四割ですが、農業委員の女性の割合は七%ということで、青年層や女性の意見が十分反映されるものとはな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昭和二十二年に農協法が制定されて以降、食料の需給状況が不足基調の中で、農協は小規模で多数の農業者から集荷をして、安定的に市場等に出荷するという共同販売を行うことによりまして、その役割を果たしていただいて、ピーク時にはその取扱高が農業総産出額の約六割、これは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先生からお話があったように、やはり地方経済の中核を成しておりますのは農林水産業でございますので、これが成長産業化していくということはもう地方創生にとって必要不可欠であると、こういうふうに考えておるところでございます。  この六月に、まち・ひと・しごと創生...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は農業者が自主的に設立する協同組織でございまして、農業者が農協を利用することでメリットを受けるために設立されているものでございます。したがって、農協は、農業者、特に担い手から見て、その所得向上に向けた経済活動を積極的に行える組織である必要がありまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこまで昔の本を私読んでおりませんでしたが、先ほど第一条についての農業者の定義についてやり取りがあったところでございますけれども、まさに私が原点と申し上げておりますのは、昭和二十二年、農業協同組合法が制定されたわけでございますが、この一条に、「この法律は、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業者が自主的に設立する協同組織が農協ということでございまして、農業者の定義は今おっしゃっていただいたとおり三条に規定があるわけでございますので、繰り返しになりますが、農業者から見て所得向上に向けた経済活動が積極的に行える組織である必要があると、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協が組合員に対して農産物の販売や肥料、農薬の購入を強制したり、資金を融資するに当たり資材の購入を条件とする、こういうことがもし行われたとしますと、不公正な取引方法ということで独禁法の適用になりまして禁止をされている行為と、こういうことになるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、先ほどのところでございますが、私が申し上げたのは、現行の、今の法制でも全て独禁法が適用除外に全部なるわけではなくて、先ほど申し上げたようなことは今でも独禁法の適用になりますので禁止をされております。したがって、その禁止違反であれば、処分をされたことは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと数字を手元にまだ、先ほど統計部長から話がありましたように、持っておりませんので、最新のものはあれでございますが、農協の何がどういうふうにまずかったからこういう数字になっているかというのは、確定した数字が出た後でもこの相当因果関係みたいなものが出てく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこは、したがって、まず需要を取り込んで全体的な売上げを増やしていくと。こうなれば、生産者の取り分も増えてまいると思いますし、それから、六次産業化の議論でいえば、この基本計画を作成させていただいたときに、農業、農村の所得を倍増するということで、あるいはこの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 総理の所信は、農業を成長産業として、活力創造プランで決めております需要フロンティアの拡大、バリューチェーンの構築、生産現場の強化、こういうことの農政改革をやっておるその背景において、さらに、プレーヤーである農協や法人、農業委員会といったものの改革も一緒にな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは衆議院でもいろいろ議論があったところでございますが、私が申し上げておりますのは、今回はいろんな農政改革を、需要サイド、供給サイド、バリューチェーンとやってまいりまして、それに対応してプレーヤーである農協等々の改革をやるということでございますので、農協...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そこも随分衆議院でも議論になったところでございますが、まさに何か中央会がいろんなことを阻んでおったので、中央会がなくなるとその障害が取り除かれて地域農協がいろんなことができるようになると、こういうことではなくて、昭和二十九年に中央会制度がそもそも導入された...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変整理された御議論を今いただいたと思っておりますが、独禁法、法人税、配当課税、生損保の兼業、固定資産税と、こういうことが挙げられておりますが、基本的な頭の整理として、農協の改革はこの法人格を協同組合から株式会社にするという改革ではないということでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、山田委員におかれては、足掛け三年で随分農林水産委員らしくなってこられたなと今思って聞いておりましたが。  民法三十四条というのがございまして、法人には非営利と営利というのがございますので、多分非営利だからといって何か公的な部門をやるということでは必...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 失礼いたしました。  新規就農についても、そういう担い手の意見が反映をされるようになって、そういう方が、なるほど、みんなでこの農協を使っていこうということが今より盛んになってくれば、そういうところに入っていこうという方も増えてくるということでございますし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはどこかで線を引きませんと、あらゆる大きな法人まで全部ということになりますと、先ほど申し上げましたように協同組合のそもそもの趣旨というのがございますので、競争力等が比較的弱小な方が集まることによってバーゲニングパワーを付けていくというのが協同組合の本旨...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど局長から、五年の見直しということについて答弁をしたとおりでございます。法律上はただ見直すということでございますから、その後どうこうするということがこの法律の条文上書いてあるわけではないわけでございますが、やはり今回、先ほど申し上げましたように、まず協...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全中の監査の義務付けを廃止をいたしまして、公認会計士の会計監査を義務付けるということをこの改革の中でやることになっておりますが、先ほど申し上げましたように、農協の数が七百農協ということで、一農協の貯金量規模が大きくなりまして、平均千二百九十億円でございます...全文を見る
07月30日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 大変大事な議論だと思っております。今局長から答弁いたしましたように、どういう基準でやっていくかというのは、まさに政府・与党で今から調査をしながら決めていくということでございます。  党内でも随分、私、この間、党に戻っておりましたので一緒に議論をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに先ほど規制改革の方から御答弁がありましたように、今回新たな上書きをしたという考え方には、規制の導入の方向でということを規制の在り方についてと、こういうふうに書き換えさせていただいたわけでございますので、まさに今お話のあったような、こういう判断基準でや...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今のところもこの原案をまとめるときに実は随分議論があったところでございまして、この全農の株式会社化というのがいろんなところで出たときも、やはり独禁法との絡みというのが問題になったわけでございます。  今の御答弁を聞いていただいても分かるように、これは実際...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、舞立委員から御指摘いただいたとおりでございまして、TPPいかんにかかわらず、農林水産業を取り巻く状況は大変厳しいものがございまして、この活性化を図るためにいろんな施策を打っていかなければならないと、こういうふうに思っております。  こういう状況の下で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今回の改革のポイントは、今お話があったように、農業者の協同組織であるという原点に立ち返ろうではないかと、こういうことでございまして、まさにこの改革の中心は地域農協であると、こういうふうに思っておりまして、ここが地域の特色に応じて自由に経済活動を行って...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は、もう言うまでもなく農業者の協同組織ということでございますから、正組合員である農業者のメリットを拡大すると、これが基本であるということですが、一方で、農村社会で過疎化、高齢化等が進行しますと、農協が実際上、地域のインフラとしての側面を持っていると、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、優れた人材をこの委員会に入ってもらうと、大変大事な側面であると思っておりまして、平成二十四年のアンケート調査、度々御紹介をしておりますが、農業委員会の活動を評価しているという農業者の方が三割程度にとどまっていると、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 企業の農業参入につきましては、平成二十一年に大きな改正を委員御案内のようにやりまして、リース方式の参入が完全に自由化をされました。法改正前と比べて約五倍のペースでこの参入が進んでおります。  今、農業界と産業界と連携して前向きに推進していけるような状況に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地につきましては、農業振興地域の整備に関する法律というのがございまして、農業振興地域内において農用地区域を設定すると、こういうゾーニングの手法を取って規制を行っておりまして、この農用地区域内においては転用はできない、こういうことになっておりますが、このゾ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農地の税制というのは、やっぱり農業をやるということに着目して比較優位が、優遇をされている、こういうこともございまして、そういう意味では、我々としても耕作放棄地の解消、それから担い手への利用の集積、集約化、これは重要な課題だと思っておりますので、実は平成二十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 地域における農地集積や集約化、それから耕作放棄地の発生防止、解消、こういうものを進めるために、やはり農地の利用状況等、今お話があったように、耕作しているのかしていないのか、また耕作している場合も、どういう形態でどういうものを耕作しているのか、こういうことを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この成長産業化等々やっていくために、農地の集積、集約化、これ大事ですが、まさに農地が集積されても、それをやる人がいなければ絵に描いた餅になりかねませんので、やはり新規参入者の促進等々やって、担い手の育成確保、これを進めていくことは大変大事だと思っております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な、本質的なお話だと、こういうふうに思います。  私も、印象的だった記憶がありますのは、初老のもう随分ベテランの農家の方とお話ししていて、自分も初心者なんだ、まだほんの五十回ぐらいしかやったことないからねと。五十年やっておられて五十回、毎年違った...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農政につきましては、これまでも、その時々の農業を取り巻く状況、変わってきておりますので、その必要な施策をその都度その都度講じてきたものと、こういうことだと思っておりますが、現在でも、農産物の価格が低下して農業所得が減るとか、それから、先ほども議題になってお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 山田委員長のコメントはまた別のところでお聞きいただければと思いますが、我々としては、衆議院の農林水産委員会で、この提出者の皆さん、岸本先生、玉木先生、小山先生、福島先生も同じ答弁席に並んでいただいて、かなり時間を掛けて両案を比較しながらもいろんな審議をして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉でございますが、この具体的な交渉の内容、これは言及ができないわけでございますが、乳製品については、主要の輸出国と言われておりますニュージーランド、米国、オーストラリア等から関税撤廃、輸入拡大、こういうことを求める圧力が極めて強い状況があると、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも同じような答弁になって恐縮でございますが、この米についても、我々にとってはとても大事なものであると。五品目の中の優劣を私が余り言うわけにもいかないと思いますが、この農林水産委員会の先生方にいつも御議論いただいておりますように、我が国の、瑞穂の国という...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員会が終わりましたらいろいろつぶやきをしたいと、こういうふうにも思いますが、それはさておきまして、ここでも何度か委員からも御質問いただいてきましたけれども、同じような答弁でございますが、この決議は立法府の意思表示ということでございますので、具体的な解釈と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この緊急輸入というのは昨年もやりましたけれども、これは、全体の需給は結局、これ衆議院でも実は岸本委員と議論をしたんでございますが、一年通してみると、これ委員もよく御承知のとおりでございますが、足らないというわけではないということでございました。  しかし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の酪農生産は、生乳生産量の減少、また戸数の減少、ここでも小川委員からも何度も御議論いただいたところでございますが、こういう状況に直面しておりますので、生産基盤の強化というのが喫緊の課題だと思っております。今年三月に酪肉近、酪農及び肉用牛生産の近代化を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 余り我々がここで一律に、これが良くて、いい悪いというのは、私は余り言いたくないなという感じがいたしますのは、やっぱり地域の特性に応じて、地域の農協は地域の農家の皆さんによってつくられておりますから、そこの人たちがやっぱり一番いいと思うやり方でやっていただく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この間もオホーツクの辺りまで出張させていただきましたけれども、今、小川委員からもお話があったように、やはりちょっと北海道とそれ以外の日本ということはかなり規模感が違うなということを改めて実感をさせていただいたところでございます。  中間管理機構のお話も今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思っております。  六十五歳以上が六割、四十代以下が一割と、こういう現状でございますので、先ほど山田委員からの御質問にもありましたように、世代間のアンバランスを解消していくということが大変大事だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、平木委員からお話がありましたように、農業委員会、これは農地に関する市町村の独立行政委員会でございまして、担い手への農地利用の集積、集約化、それから耕作放棄地の発生防止、解消、新規参入の促進、こういう農地利用の最適化、これを積極的に進めていくということが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変地元のお話を聞いていただいての大事な御意見を賜ったと思っておりますし、私も、地元に帰りまして、これは是非続けてくれと、こういう実際にやっていらっしゃる方からも要望もいただいた経験がございます。  まさに、グレーゾーンというお話がございましたが、我々、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今日はいろいろ耳打ち話の話が先ほどから出ておりますが、まさに沖縄県、先生のお地元では主食用米の生産量が県内の需要を大きく下回っている状況と、今数字も御披露いただいたところでございます。  したがって、県内の農業者の方がどういう経営判断をされるか、どういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も今、儀間先生おっしゃっていただいたように、地方の創生ということを考えますと、農林水産業が地方創生の中核になければ地方創生は絵に描いた餅に終わるんであろうと、こういうふうに思って、努力をしなければならないと思っておるところでございます。  この農林水産...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十四年一月から二月に農林水産省が行いましたこのアンケート調査でございますが、今資料でお示しいただいたような中身で実施をさせていただいたわけでございます。  この農業者というところでございますが、農業委員会の主たる業務でございます農地利用の集積、集約...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 会員の資格は先ほど申し上げたとおりでございますが、必ずしも会員の内訳を把握をしておるわけではないということではありますが、先ほど申し上げましたように、兼業農家の方も会員になっておられる、会員資格では限定されていないということでございます。
○国務大臣(林芳正君) これは、申し上げましたように、農業委員会の主たる業務が農地利用の集積、集約化の受け手となる土地利用、集積、集約化でございますので、その対象者ということで、土地利用型作物の農業者の集まりであるこの稲作経営者会議の会員を対象に実施をしたということでございます。
○国務大臣(林芳正君) 基本的にはそういうことでございます。  なお、麦、大豆等の土地利用型作物の農業者は、裏作でやっていらっしゃる方もこの中には含まれておられると、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 是正措置を講じないと、こう書いてございますので、是正措置の前段の要請をしないと、こういうことだということですが、これ関係者の皆様でございますし、農業委員会の事務局のところを見ていただいてもそういう意見が実は出ておりますので、自分たちでこれは是正措置を講じな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昭和三十一年に当時の政府は、農業委員の公選制を廃止して、市町村の任命制とする改正法案を提出をいたしましたが、野党の反対によって公選制が維持されたというふうになっております。  当時の議事録を見ますと、政府側の方は、公選制を廃止する理由について、全農業委員...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどアンケートについては御議論いただいたところですが、アンケートの結果、活動を評価している農業者が三割程度であるということで、御意見を聞いてみますと、先ほどお話があったように、働きかけが形式である、是正措置に向けた活動を講じない、農業委員が名誉職となって...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、当時も、政府はいろんな論点で提案をさせていただいて、いろんな議論の末に今お読みいただいた最終的な決着というのがあったということだと思いますが、その頃と比べて状況が変わってきて、先ほど申し上げました農業者の意見、それからもう一つは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 公選制が不可欠だということがどういう文脈で使われておったかというのがつまびらかに承知をしておりませんが、私どもが議論したときは、やはり地域の代表性というものは大事にしなければならないであろうと、こういうことがあったわけでございます。  したがって、地域の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 規制改革会議でいろんなお立場でいろんな御議論があるということは承知をしておりますが、我々としては最終的に、そこの意見もございましたけれども、いろんな意見を踏まえて政府・与党で改革案の取りまとめというのをさせていただきましたが、その趣旨は先ほど御説明したとお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々は、政府・与党で物を決定をしていくときは、ボトムアップで党で御議論いただいて案を作って、そしてやっていくということですが、総理の意向と全く違うことを内閣として決めるということはなかなか難しいことではないかというふうに思いますが、特に総理の意向が個人的に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ですから、私が申し上げましたように、規制改革会議、経済財政諮問会議等々いろんな、規制改革会議は特に諮問会議で総理に対する諮問をするということでございますから、総理が諮問をされて、それを受け止めて、そして我々閣僚にどういった指示を出されるかと、こういう仕組み...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いろんなケースが想定をされると、こういうふうに思いますけれども、改正後の農業委員会法第九条で、先ほど申し上げましたように、推薦、公募を行った上で、募集に応募した者や推薦を受けた者に関する情報を整理、公表して、その結果を尊重しなければならないと決めております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは地方分権のお話でございますが、本会議でもあるいは御答弁をしたかもしれませんが、これはあくまで地方分権であって規制緩和ではないということをそのときも申し上げたというふうに思っておりますが、まさに同じ基準で、それを運用してもらうところを一定の基準を設けて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般の法案でございますが、農業委員の選出方法について選任制に改めていくと、そして、繰り返しになりますが、推薦、募集を行って、推薦を受けた者、募集に応募した者に関する情報を整理、公表して、推薦、募集の結果を尊重しなければならないと、こういうふうに定めておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) どういう方が推薦又は募集の対象になったか、また、推薦を受けた方がどういう方であるかということは全て整理、公表をされております。それを言わば市町村長さんにとっては、有権者の方がみんな見ている中でこの結果を尊重するという法文の下で選任をしていただくと、こういう...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) 発言の機会をいただきまして、ありがとうございました。  移行期間中、大変大事なことだと思っておりまして、まず、自ら選択して定款で農協が決めますと公認会計士監査に移行はできますが、これ、定款を変更して選択を公認会計士監査にしますと、もう一度全中監査に戻すと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の農協改革ですが、地域農協が自由な経済活動を行って農業所得の向上に全力投球できるようにする、そしてそれを連合会、中央会がサポートをするというようなことにしていこうと、こういうことが基本的考え方でございまして、今まで中央会の指導、監査が農協の活動を制約し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、様々な報道がなされているということは私も承知をしておりますが、交渉の具体的な中身についてはコメントができないことを御理解をいただきたいと思います。TPP交渉は全体をパッケージで交渉しておりますので、今回大筋合意に至らなかったという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変本質的なお問いかけだと、こういうふうに思っておりますが、私も大学を卒業して商社に勤務をいたしたことがございますけれども、今お示しいただいたこれぐらいの情報だけだったかなと。初任給十三万六千五百円だったと覚えておりますが、中に入って、これぐらい残業すると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改正で、第七条二項に新たに規定をいたします組合員に最大の奉仕をすることを維持した上で、農協が農業者の協同組織として農業所得の増大に最大限配慮すると、この規定でございますが、当然、釈迦に説法でございますけれども、販売先との関係において有利に販売し、また...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありました農業協同組合の活動に関する独占禁止法上の指針は独禁法違反になる農協等の行為を示しておりまして、今、この三の下にある注三についても御指摘があったとおりでございまして、生産調整に関しては、生産調整に参加しない生産者が組合内で不当に差別的な取扱...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々が党内で、当時私は党に戻っておりましたので、議論したときもいろんな話が出まして、その中で、今委員がおっしゃったことと必ずしも一致するかどうか分かりませんが、例えば集積をしていって、先ほど少し申し上げたように、例えば水路の泥上げですとか草刈りですとか、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事なところでございますが、基本的にはやはり経済事業部門が赤字で、金融事業の黒字で補填すると、これが平均的な姿でございます、違う地域もあるわけでございますが。  この補填自体は違法ではないわけでございますが、我々が問題だなと思いますのは、例えば、経済...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改革は、地域農協が意欲ある担い手と力を合わせて創意工夫を発揮していただいて、農産物の有利販売等に全力投球をしていただいて所得の向上につなげていこうと、こういうことでございます。  今三つほど委員からお話がありましたけれども、委員自らおっしゃったよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど内閣官房からも答弁があったわけでございますが、今まさに交渉まだ続いておるということでございます。したがって、交渉の過程でやり取りした内容について、将来TPPとは別に当該国と例えばEPA交渉を仮に行うことになった場合に、それに拘束されるということはない...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと思っておりますが、金融庁のことを答える立場にございませんが、大蔵省銀行局の時代の話が午前中ありましたけれども、実はその長い歴史の中で採算性、事業性を見てきちっとお金を貸していこう、いわゆるバンカーの役割を果たしてもらおうというのは、最近...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この太田原先生の衆議院でのお話の中には生産性のお話が入っていたわけですが、生産性の向上には単収の向上だけでなくて生産コストの削減、これもまたあるのではないかなと、こういうふうに思っております。  日本の農業の特徴は、大規模経営体といっても実は分散をした圃...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) アジア、アフリカから我々のこのやり方が評価されている、大変喜ばしいことであろうと、こういうふうに思っております。  とかく我々は、アメリカやオーストラリアといった物すごく広いところで百メートルもあるような機械を使ってやる、こういうところに目が行きがちでご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 澁谷さんから今答弁があったとおりでございまして、様々な報道があることは私も見ておりますが、交渉の具体的中身についてはコメントはできないということでございます。全体をパッケージで交渉しておりますので、何か一部分だけ決まったということはないわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 何についての中身でございましょうか。
○国務大臣(林芳正君) 大体固まっているという今委員御指摘がございましたけれども、まさにまだ交渉は続いているわけでございます。  したがって、例えばこういう紙があって、ブランクがあって、そこに数字を入れる形でいろんな準備をするというのはできると思いますけれども、実際に確定するま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私は、先ほど申し上げたように、私から国内対策云々ということは申し上げたことはございませんし、私としては、やはり交渉が続いている段階で国内対策に言及することは、相手国に予断を与え、交渉上不利益を被るおそれがあるので申し上げるべきではないと繰り返し申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 特に正式な御要請があったとは承知しておりませんが、農協の事業等、利用者が多様化する中で、事業を適切に運営する観点で、現在でも全農を含めて農協や連合会が事業の一部をその子会社に行わせている実態があるということは、委員も御承知のとおりだと思います。今まで組織を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど冒頭申し上げましたように、正式に要請があったとは承知をしておりません。
○国務大臣(林芳正君) 農協というのは農業者の協同組織でございますから、農業者を始めとする組合員に事業を利用させる、これが基本でございまして、員外利用規制というのは本質的なものであろうかと、こういうふうに思っております。  員外利用規制については、都道府県に指導を徹底させる中で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 准組合員になっていただければ員外利用規制は掛からなくなると、こういうことでございますので、それは望ましいことであろうと、員外利用規制に反するよりはですね、ということではないかと思いますが、実際には、先ほど申し上げたように、員外利用規制に抵触するケース、これ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この規制改革実施計画ではそういう書きぶりになっていたということでございますが、与党取りまとめに至る過程で、この間も別のところでいろいろ変わったところの確認が規制改革会議にもされましたけれども、今の部分についても、今回法制度等の骨格については、その株式会社に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全農、経済連には大胆かつ積極的な事業戦略、これを立てた上で、その戦略を進めるために、連合会組織の方がやりやすいか株式会社になった方がやりやすいのかをよく検討していただく必要があると思っております。  先ほど申し上げましたように、株式会社への組織変更はあく...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林中金、信連、それから全共連についてでございますが、今お話のありました昨年六月の政府・与党取りまとめにおいて、単位農協の金融事業の負担を軽くする事業方式を提供する。それから、特に農林中金、信連は、単位農協から農林中金、信連へ事業譲渡を行い、単位農協に農林...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 正式には要請をいただいたと承知しておりません。
○国務大臣(林芳正君) 今回の農協改革は、農業、農協を取り巻く状況変化を踏まえて、地域農協が農業者のメリットを大きくするように、有利販売、また資材の有利調達といった農業所得の増大につながる事業に創意工夫して取り組むと、これを期待して農協システムの全体の見直しを行うものでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPP交渉については、今、内閣官房また外務省から答弁があったとおりでございます。  国内の状況については、先ほど政府・与党取りまとめとその後の経緯、お話ししたとおりでございますので、先ほどお答えしたように、中長期的に検討をすると、こういうことになっており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先生がそういうことと言うときに、どういうことを具体的におっしゃっているかちょっと判然としないところもございますが、私は、先ほど申し上げたように、政府・与党取りまとめで、こういうことはしなければいけないということがあって、それに対応した組織形態として株式会社...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 食料の安定供給を将来にわたって確保していくということは基本的な我々の責務であると、こういうふうに思っておりまして、国内農業生産の増大を図るということを基本として、これと輸入と備蓄を適切に組み合わせると、これが食料の安定的な供給の確保の基本的な方針でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) バターや脱脂粉乳は様々な食品に利用される一方で、今、山田委員からもお話がありましたように、需給が緩和した場合は、生乳と違いまして在庫として保存が可能である、そういうものでございますので、生乳の需給の安定を図る上でも大変重要な役割を果たしております。  我...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これはそれぞれの制度は、我々の制度として持っておるわけでございますが、今TPP交渉でこれがどうなっているのかというのは交渉の中身になってしまいますので、私から言及することは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) バターや脱粉のお話をしたときの国家貿易についての考え方を御披露したとおりでございますので、そういうことも踏まえて決議ができていると、こういうふうに理解をしております。したがって、その決議を守ったと評価されるようにしっかり交渉してまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 交渉の中身については全体をパッケージでやっておりますので、現時点で確定しているものはないということでございますが、先ほど食料安保のところでお話をしましたように、世界の食料の需給、それから貿易、これは不安定な要素を有しております。安定供給というものを将来にわ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、国内生産を増大を図ることを基本として輸入と備蓄を組み合わせて食料安保を図っていくと、これは基本法にも書いてございますし、基本計画を定めたわけでございまして、TPPいかんにかかわらずその方針は変えずにやっていくと、先ほど答弁したと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まだTPPがまさに交渉中でございますので、TPP交渉はどういう形になるのか、また、ある形になった場合にどういう影響が出るのかということをこの時点でお話ができないわけでございますが、どういう影響になるかも含めて、しっかりと結論が出た場合にはこの影響を見定めて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに担い手、農地それぞれ大事でありまして、それぞれがそろいませんと農業というのはやっていけないと、こういうことであろうかと、こういうふうに思っております。  繰り返しになって恐縮ですが、まだ交渉中でございますので、どういう影響が出るのかというのはなかな...全文を見る
08月20日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○国務大臣(林芳正君) 今、金子先生からお話がありましたように、この中央会制度というのは昭和二十九年でございます、当時スタートしたときは単位農協が経営的に困難な状況にありまして、数も単位農協一万を超えていたと、こういう状況のときに、今お話がありましたように、行政に代わって農協の経...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の農協改革におきまして都道府県中央会は農協連合会に移行すると、こういうことでございますが、代表機能、それから総合調整機能、監査のほか、会員である組合、組合が会員になって連合会ということになりますので、この組合からの要請を踏まえた組合の組織、事業、経営に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 全中につきましては、農協の経営指導を長年にわたって行っていただいて、様々なノウハウが今お話がありましたように蓄積されております。農協の管理部門に関する専門的知識を有する職員も多数おられるということでございまして、山田委員長もそれをずっとやってこられたという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改正で、中央会がこれまでの会員を構成員として、社員である組合の意見を代表する、それから社員である組合相互間の調整を行う、こういうことを主たる事業とする一般社団法人に組織変更ができると、こういうふうになりましたが、組織変更後の一般社団法人において、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、最後のところで奥原局長が答弁いたしましたが、我々も地元で農家の方といろいろな会合をやりますと、先ほど参考人からお話があったような趣旨のことというのは聞くことが多いわけでございます。一方、JAの皆さんとお話をしていると、一生懸命やっているんだと、こういう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このところにつきましては、私は党に戻っておりましたときにも、かなり党の方でも集中的に議論していただいたところでございます。  そのときにもいろんな意見がございましたけれども、この農協のサービス、例えばガソリンスタンドにしても、これがなくなると、もうガソリ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今先生からお話がありましたように、一条で農業者の協同組織であるということを明記をしておりまして、生産力の増進、農業者の経済的社会的地位の向上を図ると、こういうふうに書いております。まさに農業者の協同組織の発達を促進する、こういうことであろうと、こうい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) よく平均的な姿として言われますのは、経済事業が赤字で金融事業でこれを補填する、こういう構造だと、こういうことでございます。  経済事業の中にも、今先生おっしゃったように、営農指導もございますし、また、販売というのも資材の調達というのもあるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと、こういうふうに思っております。  まさに、今お話をいただいたように、党の取りまとめのときにもここについては大変大きな議論があったところでございまして、先ほど申し上げたような取りまとめになったわけでございますので、具体的にど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この信用事業でございますが、農林中金が運用益を預けて金利、利息として農協へ還元をしておると、こういうことでございます。  共済事業については、農協が全共連との共同元受けの下で受け入れた共済掛金がございますが、経費を除いた部分を共済部門の剰余金として計上し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどの准組合員の議論と併せて、今のところも大変党内の議論のときにも、また法案の審議の中でも随分と議論になったところでございます。  いろいろな参考人に来ていただいていろいろなお話を聞いたり、委員もおられましたけれども、その中で、全くそういうことがゼロだ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中央会がスタートしたのは昭和二十九年と先ほど申し上げましたが、農協法自体は昭和二十二年に制定をされております。  その前の歴史も遡ると、私の長州でございますが、大先達の品川弥二郎という人が、明治維新でたくさんの同志が、今度は明治維新が起きた後、乱を起こす...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変難しいかつ大事な論点だと思っております。党でも随分議論をいたしましたが、まず会計監査で、人に迷惑を掛けるようなところまで行く前に会計監査が入って、金融の場合は特にシステミックリスクというのもありますから、それはきちっとやっていこうということで、それと業...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の農協改革でどんどんと競争を激化させて淘汰をしていこうと、こういう考え方ではなくて、やはり先ほど申し上げました協同組合の本旨にのっとって、一条、すなわち農業者のための協同組織という原点に返っていこうと、こういうことでございます。  やはり国内外でディ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) JAのことについては、今委員がおっしゃった方向、私もそういうふうに認識しておりますので、その方向で一生懸命やっていきたいと思っております。  TPPの交渉状況は、様々な報道もあって、お地元の茨城県始め全国の生産者の方々に不安の声があると、こういうふうに承...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今外務省から答弁がありましたように、残念ながらまだそういう状態が続いていると、こういうことでございます。外務省と引き続き連携して、船体の早期解放、それから人道的観点から乗組員の皆さんの早期解放、連携して対応して実現していきたいと思っております。  これま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 八月の六日に富山県で地方公聴会が開催をされておられます。また、八月十八日には参考人質疑でいろんな方の御意見を聞いておられるわけでございます。地域農協、それから中央会の役員の方、法人経営、家族経営で農業を行っている方、多様な地域農業の関係者、また学識経験者の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘をいただいたと思っております。  農協改革は、どこから歴史を手繰り寄せるかということですが、信用、共済事業の健全化という観点から、実は、懐かしい言葉でございますけれども、住専の処理というのがございました。平成八年の住専処理の後の農協信用事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり農産物を有利に販売するということのためには、実需者、川下にいる消費者、こういう方々のニーズにどう対応していくかと。マーケット・インとおっしゃっていただきましたが、この発想が大変大事だと思っております。  今回の農協改革も、地域農協が地域の特性を発揮...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘だと思っております。  実は、先週、私はベトナムと香港に出張を、国会のお許しをいただきましたので行ってまいりました。香港はフードエキスポということで、輸出の振興ということがメーンのテーマでございましたが、ベトナムは実は、まさに今委員がおっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農林水産業・地域の活力創造プランというのを作らせていただきまして、需要サイド、供給サイドを中心として産業政策的なものをしっかりやる、そしてもう一つの柱として地域政策ということで、これを車の両輪にしてやっていこうと、こういうことにしたわけでございます。その中...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農地を所有できる農業生産法人ですが、農業を継続的に真剣に取り組んでいくということを担保する観点で、今委員からお話がありましたように、役員等について一定の要件を設けております。六次産業化の展開については、この要件がネックとなることがあると、こういうことで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 座っている者は親でも使えという言葉があるかもしれませんが、御指名でございます。  六次産業化を進めていくということになりますと、やはり外部から資金を調達するということも必要になってくるという場合があるということでございますので、現在は四分の一以下に制限さ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十一年に農地法改正をいたしまして、企業のリース方式で農業参入をするということが全面解禁をされました。したがって、このリース方式ということであれば、企業が農業生産法人として参入する必要はなくなると、こういうことでございます。  実際に参入された企業の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農家を囲い込むといいますよりも、そもそも、先ほど来申し上げておりますように、我々、産業政策としての部分で、需要をきちっと見極めて需要に応じたものを作っていくマーケット・インというのを申し上げてきておりますので、そういう形にならないとしても、やはりきちっと需...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと青森県の個別の数字が手元にございませんが、全国では、全体で千七百十二法人がこの平成二十一年の農地法改正後の五年間で参入をしておりまして、百四十三法人が撤退と、こういうことでございます。撤退した場合でも、まさにこれリースでございますので、リース契約を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは個々の企業のやはり事情によるものが大きいんではないかと、こういうふうに思っておるところでございます。  したがって、我々としては、個々の企業の事情というのをつまびらかに一つずつ把握をしているわけではございませんが、やはりうまくいかなくて、あるいはい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 個別の案件について申し上げることはいたしませんが、全体として、撤退若しくは解約ということになりましょうか、この理由としては、四〇%が他の農業を営む法人と合併したとか他の農業を営む法人等への権利を譲渡するとか、こういうことになっております。また、販売先の確保...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと御通告がなかったものですから、その生産フォーラムについてつまびらかに資料を持っておりませんが、いろんな方がいろんな立場で御意見を述べられるというのはあることだと、こういうふうに思っておりますが、それを受けて我々農林水産省としてどうするか、また政府・...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この名称につきましては、先ほど委員からお話がありましたように、農業生産法人という特別の何か法人格が、例えば医療法人とか株式会社とか、こういうものがあるのではないかと、したがって農業生産法人でなければリースもできないんではないか、こういう誤解が見受けられまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、企業の農地所有につきましては、企業が農業から撤退して耕作放棄が進んであるいはその場所が産廃置場になるんではないかと、こういう農業、農村現場の懸念があるということでございます。  したがって、個人とは異なって、法律上の人格である法人の農地所有につい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 重ねての答弁になるかもしれませんが、やはり、我々ずっと進めてまいりました農政の改革というのは、産業政策の部分とそして地域政策の部分を車の両輪としてやっていこうということでございますので、家族農業でなくてはならないとか、企業でなくてはならないとか、大きくしな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ここは何回か御議論いただいてきたところでございますが、まず一条で、農協はあくまで農業者の協同組織であると、これは明記をされております。正組合員である農業者のメリットを拡大するということがまずなくてはならないということでありまして、准組合員のサービスに主眼が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本質的なお尋ねだと、こういうふうに思いますが、やはりこの一条、農協は農業者の協同組織であるということ、農業者が、農産物の販売と生産資材の調達など、こういう事業を利用してメリットを受けると。これがやはりまずは目的として設立されたものである、こういうことで、改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 輸出の振興ということは大変大事だということを繰り返し申し上げてまいりましたけれども、今進めておりますのは、輸出をするときにやはり産地とかどこどこで作ったというものをなるべく表に出して輸出をしていこうではないかと、こういうことを申し上げているところでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変大事な御指摘で、私もかねがね広げられないかということで検討をしていただいておりまして、着実に拡大をしてきているということでございます。平成十八年からが二十食品群の加工食品、これに、二十一年度に緑茶飲料、揚げ落花生というのが加わりまして、さらに、二十五年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、平成三十七年に向けての見通しということでございます。したがって、こういう目標を立てて、それに向けて努力すると、こういう側面もあるんだと思いますが、現時点でいろんな方にお聞きすると、まだ今現役でやっていらっしゃる方もたくさんおられるし、農地中間管理機...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) やはり十ヘクタールということになってまいりますと、一つは機械への投資というのがございます。私もいろんなところに行ってお話を聞いておりますが、大体米ですと十から二十の間で数字はいろいろありますけれども、そのぐらいまでは一台でやれると、こういうようなことをよく...全文を見る
08月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(林芳正君) 北海道の道東地域を中心に大変な大きな影響が懸念をされるわけでございまして、先ほど総理からも御答弁いただきましたように、佐藤政務官を現地に派遣する、また現地の皆様と私も本省において懇談をさせていただきましたが、今先生からお話がありましたように、北海道で、道の...全文を見る
08月25日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○国務大臣(林芳正君) 富山県で地方公聴会を八月六日にやっていただきました。また八月十八日には参考人質疑ということで、また今朝もやっていただいたということでございます。  今先生からお話がありましたように、幅広い御意見があったと、こういうことでございます。農業者の皆さんから、事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、我々は自信を持ってこの改革というものを提案をさせていただいております。  それは、私は個人ということはもちろんそうでございますが、いろんな議論を積み重ねてきて、政府・与党で本当にいろんな議論を最終的にやりまして、そして、最終段階では、当時の萬歳会...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十四年に政権交代をいたしまして以降、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村、この実現に向けまして、平成二十五年の末に農林水産業・地域の活力創造プランを決めさせていただきました。そして、今年の三月には、食料・農業・農村基本計画を新たに作成をいたしまして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、平成二十五年の活力創造プランで、需要そして供給、それを結ぶバリューチェーン、これを産業政策といたしまして、そして地域政策と車の両輪にしてやっていくという大きな枠を決めさせていただいたところでございます。  先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) なかなか自分で点を付けるというのは難しいところがございますが、今キーワードを先生からも御指摘をいただきました。日本再興戦略改訂二〇一五で農業等の基幹産業化はローカルアベノミクスの推進に位置付けておりまして、地域における雇用を支える産業である農業の稼ぐ力、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど予算の中で御説明をさせていただきましたが、全般的に見ますと、農業従事者の高齢化、耕作放棄地の増大ということがまだ課題として残っておるというのは厳然とした事実でございます。我々がこれに対応して創造プランを作りまして、この四本柱、需要フロンティア、バリュ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農政の基本的な方向ということでございますが、これまでもその時々の政策課題に応じて様々な施策を議論して決定して講じてきたところでございます。予算や法律案についても、与党との御議論を踏まえて政府として決定をして、国会での御審議をいただいた上で実施をすると、こう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お話を聞いておりまして、私が引継ぎを受けた前大臣でもございますので、傾聴に値するなと思って御意見を聞かせていただいたわけでございます。  やはりバランスがとても大事だと、こういうふうに思っております。それぞれの方が今立っていらっしゃる位置や物の見え方によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、最終的な取りまとめに至る経緯というものは長い経緯がございまして、農業プランをまとめたときに組織についても別途議論をして取りまとめるということがございまして、それを受けて半年後の六月に政府・与党の取りまとめがなされたところでござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私が申し上げましたのは、先ほど申し上げた経緯でございます。したがって、いろんな御意見を農協のそれぞれの立場の方がおっしゃるというのは、自由におっしゃっていただいているんだろうと、こういうふうに思っております。それは、我々がそういうことについてとやかく言う立...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のありました手を突っ込んだというのが、どの部分がどういうふうに手を突っ込んだのかということは必ずしもはっきりと理解しておるわけではございませんけれども。  よく六十年ぶりの改革というふうに言われております。昭和二十九年に今の中央会の制度ができたとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国の中国向けの農林水産物・食品の輸出の状況、これを見ますと、東日本大震災前の平成二十二年でございますが、五百五十五億でございました。大震災が起きて、平成二十三年は三百五十八億円まで落ち込んだわけでございますが、昨年は六百二十二億円ということで過去最高に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、輸出入のバランスでございますが、全体として入超になっているという状況はありまして、輸出と輸入を必ずしも同じようにしなければならないということではないと思いますが、先ほど申し上げましたように、中国は大変大きな市場で、潜在的な可能性というのは大変大きいと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ジャガイモシロシストセンチュウは、バレイショ生産に重大な損害を与えるおそれがあるわけでございまして、我が国未発生の病害虫であるということでございます。今委員から御指摘いただいたように、このものが確認された地域からの蔓延防止措置を直ちに講じることが重要だと考...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この法案の中で、農業委員の選出方法につきましては、公選制から市町村議会の同意を要件とする市町村長の選任制に改めると、その際に、推薦、募集を行いまして、推薦を受けた者及び募集に応募した者に関する情報を整理、公表するとともに、推薦及び募集の結果を尊重しなければ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この公正かつ透明な選任を行うための方法というのはいろいろあると思いますが、今先生がおっしゃったような、学識経験者などから成る選考委員会を設けると、これも一つの方法であると考えております。
○国務大臣(林芳正君) 現在の農業委員の機能でございますが、農業委員会として決定をしていただく行為、それから農業委員の各地域での活動と二つの活動がございますが、それぞれが的確に機能するようにする必要がございます。そういったことのために、今回は農地利用最適化推進委員を新設をするとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現行の農業委員会の所掌事務は、必須事務といたしまして農地法その他の法令に基づく許認可等の事務を処理するということと、任意事務として農地等の効率的な利用の促進、それから農業及び農民に関する事項に関する意見の公表、行政庁への建議、答申と、こういうこと等を行うこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この度、農地の最適利用に向けた仕事をやっていただくために推進委員というのも新たに置くことになりました。また一方で、農業委員会、効率的に開いていただけるためということもあって、農業委員と推進委員というこの二本立てにしたところでございまして、それぞれしっかりと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農協は一条で定めてございますように農業者の協同組織でございますので、やはり正組合員である農業者のメリットを拡大をすると、これが最優先でございます。したがって、何度か申し上げておりますように、准組合員へのサービスに主眼を置いて正組合員である農業者へのサービス...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは制度の骨幹が農協法という法律で規定をされておりますので、しっかりと法律については議論をして枠組みを決めていくというのは政府・与党としてやらなくてはならない仕事であると、こういうふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 私は大臣として今答弁をしたつもりでございまして、個人的に何か感情を持って答弁を差し上げるのではなくて、これは法律の審議をしていただいておりますので、法律についてしっかりと御説明をして審議をいただくということが大事だと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) このICAの協同組合原則は、非政府組織でありますICAにおいて採択されたものでございますので、条約ではないわけでございます。したがって、政府としてこの解釈権を持っておりませんし、またその内容に拘束をされるような性格のものでもないということでございます。しか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の改革は、農協が農業者の協同組織であるという原点に立ち返って、地域農協が農業者、中でも担い手の皆さんと力を合わせて、農産物の有利販売、地域農業の振興に全力を投球していただけるような環境を整備するという観点で、農協システム全体の見直しをしております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一般論で第三セクターのお話をするだけの知見もございませんが、今先生がおっしゃっていただきましたように、そもそもスタート時点で最初から収益が出るということが分かっていれば、何も第三セクターでやらずとも普通に株式会社でやっていただければいいと、こういうこともあ...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○林国務大臣 まずは蔓延防止をしっかりとやる、このことが大事だと思っておりますが、今、武部委員から質問をしていただきましたように、危機感を持ってあらゆることをやる、これが大事だと思っております。  発生範囲の特定調査、それから薬剤防除、こういう必要な経費は、消費・安全対策交付金...全文を見る
○林国務大臣 八月の十一日の全中総会で、奥野長衛氏がJA全中の会長に選任をされました。  JAグループと連携をしっかりとって、農業所得の向上に向けた農協改革を着実に進めていきたいと思っておりますので、新会長におかれましても、農業者に評価される自己改革の実行に向けてリーダーシップ...全文を見る
○林国務大臣 TPPの交渉については、ここで何度もお答えをしてきたとおりでございますが、全てパッケージで交渉をしておるところでございますので、全て決まるまでは何も決まっていない、こういうことでございます。  具体的にどういう交渉をしているかというのは、私から申し上げるのは控えさ...全文を見る
○林国務大臣 おっしゃるとおりである、こういうふうに思っております。  いいというのが誰にとっていいのかということもあると思いますが、もちろん、我が国は我が国の国益を追求する、こういうことでございます。  私もかねがね申し上げておりますように、期限を切って、いついつまでに妥結...全文を見る
○林国務大臣 果樹については、苗木を植えてから収穫まで数年間かかるということで、今、言葉の御紹介もありましたが、まさに今お示しいただいた右側のような場合は、またやっていこうという場合は植えかえをしなきゃいかぬ、そうすると未収益期間が発生するわけでございます。  果樹の未収益期間...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、砂糖そのものの消費量から算出をしました砂糖の一人当たりの消費量、これは近年減少しておりまして、今御指摘いただいたように、加糖調製品の輸入増加、これが一つの影響だと思っておりますが、もう一つは、やはり消費者の低甘味志向というようなもの...全文を見る
○林国務大臣 今取り上げていただきました決議ですが、平成十二年に砂糖の価格安定等に関する法律が改正されたときに、加糖調製品の輸入増加を背景として、衆参農林水産委員会で附帯決議としてなされたものでございます。  この決議も踏まえまして、我が省において、加糖調製品の輸入増加に対抗し...全文を見る
○林国務大臣 この六月に厚生労働省の有識者の懇談会が取りまとめた提言書が出たわけでございますが、当省の所管団体であります精糖工業会ほか三団体が連名で、その撤回を求める旨の塩崎厚生労働大臣宛ての要請書を発出されまして、当省に厚生労働省への取り次ぎを求められたところでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど厚労省から直接聞いていただきましたように、提言書においては、砂糖の健康リスクについての根拠は示されておられません。いろいろな研究があるようでございまして、FDA、米国連邦食品医薬局では、砂糖と肥満、糖尿病、高血圧、心臓病を結びつける関連性はない、こういう発表を...全文を見る
○林国務大臣 安倍総理には、プーチン大統領に対して再三にわたって働きかけを行っていただいております。最終段階においても直接お電話をしていただいておりまして、最大限の御努力、働きかけをしていただいた、私もそういうふうに認識をしております。
○林国務大臣 十二月十八日にこの法案が提出されておりまして、その後、二十六日に西川農林水産大臣からフョードロフ農業大臣宛てに書簡を送付されておられます。その後も、外務大臣ですとか現地の大使等々を通じて働きかけを続けてきたわけでございます。  西川大臣から既にカウンターパートであ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、二〇一五年になってからは、一月に岸田外務大臣から先方の第一副首相宛て、それから今度は、いろいろございますが、三月には大使からシェスタコフ漁業庁長官へ、そして四月二十七日には安倍総理からプーチン大統領宛てに親書を送付しております。五月八日に...全文を見る
○林国務大臣 まだ御面会をされたいという申し込みが到達しておりませんので、どうするかということは申し上げられないわけですが、そういうお申し出があれば、前回も、大臣室というか、人数が大勢でしたので、隣の会議室でございましたけれども、お会いをして、皆さんとお話をしまして、やはり道東地...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアの動きを受けて、まずは資源管理部長、漁業調整課長が七月の上旬に現地に赴きまして意見交換を行いました。  それに引き続きまして、今度は八日から十日までですが、佐藤農林政務官、それから長官も行っていただきまして、関係者と意見交換を行っておりまして、北海道の...全文を見る
○林国務大臣 今委員が前半でおっしゃいましたように、五月から七月、特に集中的にやっていただいていた、そのところをどうしていくか。やはり、農業における輪作のようなものでございまして、それぞれの季節にそれぞれのお魚がいるわけでございますので、代替漁業というのをしっかりやって、その時期...全文を見る
○林国務大臣 サンマを含めた北太平洋公海における漁業資源の持続可能な利用の確保を目的としました北太平洋漁業資源保存条約、これは、今お触れになっていただきましたように、ことしの七月十九日に発効いたしました。この条約に基づいて、NPFC、北太平洋漁業委員会が設立をされますが、我が国、...全文を見る
○林国務大臣 御案内のように、先月の二十八日から三十一日まで、ハワイで、TPP閣僚会合が行われたわけでございます。いろいろな交渉の前進もあったものの、幾つかの限られた論点について、引き続きやはり協議が必要だという結論に達したわけでございます。  残された課題というのは絞り込まれ...全文を見る
○林国務大臣 今、北海道十二区と二区のお話がございましたが、実は大変恐縮な話ですが、私は吉川先生の応援で二区にも入りましたし、それから、この間は武部先生のお地元にも行きまして、まさに先生がおっしゃるように、随分やはり違うんだなと。この両方の選挙区で実際に有権者をお回りになった先生...全文を見る
○林国務大臣 まさに今先生おっしゃったように、付加価値をつける、また先ほど北海道の線虫の話も出ましたけれども、そういうものを研究するにしても、やはりこういうところが非常に大事になってくる、こういうふうに思っております。  そういう意味で、独法は、大臣が定めた目標の達成に向けて、...全文を見る
○林国務大臣 私からも、高校生の皆さんがこの委員会に足を運んでいただいたことに、お礼を申し上げたいと思います。しっかり見て帰っていただければというふうに思っております。  その上で、今ありがたい御質問をいただきました。まさに今、六割を輸入しているというのは、食料自給率というのを...全文を見る
○林国務大臣 先ほども玉木委員にお答えをいたしましたけれども、交渉の内容そのものでございますので、私からコメントすることは差し控えたいと思います。  米について、アメリカから非常に厳しい要求がなされているということは事実でございますが、米は国民の主食でもございます、最も重要な基...全文を見る
○林国務大臣 ちょっと御通告がなかったものですから担当の部局が今来ておりませんので、後ほどしっかりと説明をさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、現在どういう交渉をしているかというのはあれしておりませんが、したがって、どういう形になった場合にどういう対策を打つかというのは、この間もここで村岡委員とはやりとりさせていただきましたが、具体的にこういうことなのでこういうことをやろうと思っ...全文を見る
○林国務大臣 現行のMA米については、先ほど大変失礼いたしましたが、担当部局が来ておりませんので詳細な数字がお答えできない状況ですが、何がしかの財政負担をしながら運営をされている、こういうふうに承知をしております。
○林国務大臣 財政負担があるということと、それが解決すべき問題であるかどうかというのは、ちょっと分けて議論する必要があると思っております。  国際的に交渉して妥結をした取り決めになったものとしてMA米というのが決まっておりますので、当然、これをほかのいろいろな施策と調和させるた...全文を見る
○林国務大臣 少し前の委員会で随分この議論はいろいろな方とさせていただいたわけでございますが、まさにこれは衆参の両院で、この農林水産委員会で決議をされたということでございますので、この決議がどういう意味なのかという解釈を、私は政府側として解釈するのは適当でない、こういうふうに考え...全文を見る
○林国務大臣 今、西村副大臣からお話がありましたように、いろいろな影響を与える、こういうのは事実ではないかというふうに思っておりますが、交渉自体は別の交渉でございますので、日・EUの方でTPPの交渉の妥結が何か条件となっている、こういうことではないというふうに申し上げておきたいと...全文を見る
○林国務大臣 これが一つだけ重要ですというのはなかなかないのでございますが、それぞれの需要そして供給、先ほど高校生の皆さんがいらっしゃるときにお話しした、それをつなぐバリューチェーン、そして地域政策、それ以外に林、水、こういうふうにございますので、それぞれ柱を立ててこの要求をしよ...全文を見る
○林国務大臣 いろいろな方から御意見を聞く機会がございますが、御要望として多いのは、やはり今言っていただいたように、基盤整備でございます。このことは、総枠を確保すべく一生懸命努力をしております。  また、付加価値の中で、今まさにお触れいただいたように、輸出、これは全体として需要...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来お答えをしておりますが、交渉内容そのものでございますので、私からはコメントすることは差し控えたい、こういうふうに思っております。  米について非常に厳しい要求が特に米国からなされている、こういうことは事実であろうか、こういうふうに思いますが、米は国民の主食...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、交渉内容については私からコメントすることは差し控えたいと思っております。また、決議について私から解釈をすることは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。  今委員がおっしゃったように、水田というのは大変重要な機能を有してお...全文を見る
○林国務大臣 先般の閣僚会合においては、今後も交渉の早期妥結に向けた努力を継続する、こういう認識が各国で共有されております。  ただ、残された課題というのは、何回も交渉をやりまして、できたものから片づいていく、こういうことでありましょうから、残っているのは、難しい、今まで全くチ...全文を見る
○林国務大臣 まさに今TPP交渉は継続をして交渉しておりますので、予算を計上するということになると、何について計上するのかということは、その部分については対策が必要になるのか、こういうふうになりますので、交渉上不利益をもたらすおそれもある、こういうふうに思っておりますので、TPP...全文を見る
○林国務大臣 これは、現在交渉中でございますので、いつ、どういうふうに妥結をするかという何らかの仮定に基づいて今何か御答弁を差し上げるというのは難しいのではないかというふうに思っております。
○林国務大臣 独立行政法人に係る改革を推進するための農林水産省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  政府においては、これまで時代に即した合理的かつ効率的な行政の実現を図る観点から行政改革を積極的に推進してきたところであり...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○国務大臣(林芳正君) 累次この委員会でも議論をさせていただいてきておりますが、そういう環境を整備するために地域農協がそれぞれ自由に活動しやすい状況をつくっていこうと、こういう制度でございます。  もとより、私からも御答弁を差し上げたことがあると思いますが、今回の改革によって必...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 儀間委員が今おっしゃっていただきましたのは、公聴会等々でいろんな意見が出たということをおっしゃっていただいたのかなと、こういうふうに思っておりますが、今、衆議院の維新の先生からお話がありましたように、衆議院では長時間にわたる審議の上で修正をしていただいて、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 党の御議論もいろいろいただいた上で、この法案、政府取りまとめになった経緯は何度も御説明をしてきたとおりでございまして、総理にもそこは共有をしていただいているわけでございます。  したがって、今のような御意見も当然ありましたけれども、一方で、同じような仕事...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
09月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○林国務大臣 本年の五月から六月にかけて日ロサケ・マス政府間協議が行われたわけですが、まず、操業期間が昨年に比べて一カ月ほど短くなったということ、それから条件が非常に厳しい状態が続いたということで、今先生からお話がありましたように、中型漁船団は今期の操業を見送ったということがござ...全文を見る
○林国務大臣 根室の市長さん等がいらっしゃって、組合長さん等からもお話を聞いたときも、漁業はもちろんですが、加工業、これも非常に道東地域の地域経済の中核を担っておる、こういうことでございまして、今まで流し網でサケ・マスの供給を受けてこられた方々、関係者が、加工原料の確保等々、懸念...全文を見る
○林国務大臣 今先生からお話がありましたように、国境、また領土問題がある、こういうところ、一番ぎりぎりのところでやっておられる。先ほど冒頭に拿捕のお話もありましたように、いろいろな困難な状況の中でずっとやってきておられた。この話を私も直接お聞きしたところでございますし、また、七月...全文を見る
○林国務大臣 観光立国推進による外国人観光客のインバウンドの方の増加に伴って、海外からの家畜の伝染性の疾病、植物の病害虫の侵入リスク、こういうものが高まると考えられますので、しっかりと輸入検疫体制の整備をしてこれに対応することが必要だと思っております。  また、輸出促進のために...全文を見る
○林国務大臣 政府関係機関の移転につきましては、まち・ひと・しごと創生本部、ここで道府県からの誘致募集を行いまして、今お話がありましたように、八月末までの締め切りで、農林水産省の関連機関については二十七道県から七機関の誘致提案が出ております。  今後、まち・ひと・しごと創生本部...全文を見る
○林国務大臣 農林水産省では、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村の創出に向けまして、農林水産業・地域の活力創造プランを決めさせていただきました。これに基づきまして、スマート農業の推進、強みのある新しい農畜産物の開発普及、こういうものに取り組んできております。  ことしの三月...全文を見る
○林国務大臣 この間申し上げましたように、集大成であると。これは、政権交代を挟んで、先生方が与党を担当されておられたときからずっと検討を続けてきて、我々になって最終的に決めた、こういうことでございますので、大きな組織の改編というのはこれで一段落だという意味で集大成というふうに申し...全文を見る
○林国務大臣 今回の統合対象の六法人、これはいずれも公務員身分を有しない独立行政法人でございまして、その職員は民間労働者と同様に労働関係法規の適用を受ける、こういうことになります。このため、これら法人の職員の給与等の労働条件は労使交渉によって決定をされております。  今回の統合...全文を見る
○林国務大臣 独立行政法人が大きくなって統合されるということになりますと、それぞれの法人が今度は内部組織ということになります。その法人が自律的に内部組織を構築していく、こういうことに、独立行政法人でございますので、なるわけでございますが、統合後の法人においては、攻めの農政に向けた...全文を見る
○林国務大臣 東北農業研究センターの福島研究拠点は、これまでも作物の吸収抑制技術それから農地の除染技術、こういうものを開発していただくなど、放射能対策技術の開発において中心的な役割を担ってこられた重要な拠点であるというふうに思っております。  ことし三月に農林水産研究基本計画を...全文を見る
○林国務大臣 一般論として、先生がおっしゃっていることはもっともなお話だろうなと思います。  私も鯨の関係でIWCには何度も行ってまいりましたが、科学的な議論をしながらも各国の利害が複雑に絡み合う、こういうのがそういうところの現状だと思いますので、いろいろなところで脇を固めてか...全文を見る
○林国務大臣 長官の答弁をもう少し詳細に後で読み直してみたいと思いますが、科学的な根拠でそれぞれがコンセンサスをつくって、委員も御案内のように、それでそういう国際的なところで最終的にはいろいろなコンセンサス方式等で決まっていく、そういう手続を経ずに勝手に決めたものでやるとそういう...全文を見る
○林国務大臣 私もここは非常に大事だと思っておりましたので、実は泊まりがけで、先生のお地元とは知らずに、つくばに一泊二日でゆっくり行ってまいりまして、先ほど金子先生からもお話を聞いていただいたということですが、聞いてまいりました。  そういう意味で、今回は、地方移転をして、まち...全文を見る
○林国務大臣 よくクラスターということが言われます。集積することによっていろいろなシナジー効果等が出てくる、これは当然ある、こういうふうに思っております。  一方で、地方創生、それから、新しいところで新天地を切り開く、こういうことは全くないのかというと、なかなかお地元の先生にと...全文を見る
○林国務大臣 おかげさまで、今御紹介いただきましたように、農協法等は参議院の本会議で成立をさせていただいたところでございます。  今お話がありましたように、公認会計士による会計監査においても結果的に監査が不十分で問題点を明らかにできないケースがある、これは当然でございますが、あ...全文を見る
○林国務大臣 下関は大変便利でいいところでございますので、ぜひおいでいただければというふうに思います。  今回の統合に当たっては、研究員の補助スタッフの人員削減、人件費削減、こういうことは考えておりません。
○林国務大臣 国立の研究開発法人、こういうところがすぐれた研究成果を出し続けるということを考えますと、やはり今委員がおっしゃったように、研究費をしっかりと確保して、また、基盤となる研究施設を計画的に維持管理していく、これが大変重要だと思っております。  研究費については、運営費...全文を見る
○林国務大臣 外国人の技能実習制度は、我が国で開発された技能、技術等の開発途上地域等への移転をいたしまして、国際協力を推進する、こういう目的の制度でございまして、国内の労働力不足を補うための制度ではないということでございます。  この制度は法務省と厚生労働省が所管をしております...全文を見る
○林国務大臣 まさに政府全体で検討していくということ、先ほど閣議決定を御紹介したわけでございますが、農業の分野においても、特に今委員がおっしゃったように、土地利用型について集積、集約をしていこう、こういうことでございます。したがって、経営をする人、それから労働集約的なところで実際...全文を見る
○林国務大臣 まさに私の地元もそうでございますし、いろいろな現場に参りますと、例えば選果をやっておられるところとか、季節的に大変に人手が足りなくなるというようなところには、今おっしゃったように、外国人の方が働いておられる、この技能実習制度を使われているというケースも多々ある、こう...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃったように、大事なことは、やはりしっかりと研究成果を出してもらう、そのためには、しっかりと環境を整備して、働いていらっしゃる皆さんが安心して研究に取り組めるようにする、こういうことであろうか、こういうふうに思っております。  今まさに御指摘いただいた...全文を見る
○林国務大臣 まさに先生おっしゃるように、いろいろな方向性を出して、輸出も今大いに振興しておるわけでございます。  したがって、輸出を専門にやる独法が一つ必要かどうかは別として、こういう政府がやろうとしていることを受けてやっていただく、これは独立行政法人の重要な役割だ、こういう...全文を見る
○林国務大臣 例のプランで、需要それから供給、それをつなぐバリューチェーン、こういうふうにつくらせていただいたところであります。  留学したときに、科学技術をやるところもありました。また、MBAを取ってマーケティングをやる、こういう学問もありましたが、今おっしゃっていただいたよ...全文を見る
○林国務大臣 前回は手元に数字がなくて失礼いたしましたが、ミニマムアクセス導入に伴う転作の強化は行わない、こういう平成五年の閣議了解がございまして、SBS方式以外の輸入米は、加工用、援助用、飼料用等の主食用以外の用途に仕向けている、こういうふうになっております。  こういう方式...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申しましたようなことで経費が生じております。備蓄米についても、不作に備えて適正な数量の米の備蓄を行う、こういうことで実施をしておりますので、主食である米の安定供給を確保するという政策目的を実現する上で今後とも必要な経費である、こういうふうに考えております。 ...全文を見る
○林国務大臣 TPP交渉の中身については、言及は控えさせていただきたいと思います。  一方で、米の需給については、ここでも何度も御議論させていただきましたように、おおむね八百万トンの需要がトレンドとして毎年八万トン、ですから一%ずつ減っていくということであります。需要を喚起して...全文を見る
○林国務大臣 水田のフル活用を行っていくために、転作奨励金等々を使いながらやってまいったわけでございまして、その中で、飼料用米、昨年の十八万トンからことしは四十を超すところまで来ているということでございますし、基本計画では百十万トンということも示して方向性を出しておりますので、こ...全文を見る
○林国務大臣 水田のフル活用という大変に大事な政策のために、この柱となる一つのものでございます。現場を回りますと、続けてもらいたいという要望や、本当に続けられるんだろうかという不安の声もよく聞くところでございます。  そういうことも踏まえて、先ほど申し上げました基本計画、財務大...全文を見る
○林国務大臣 今回の農研機構ほか三法人の統合、これは閣議決定で、独立行政法人改革等に関する基本方針に基づきまして、研究開発成果の最大化を達成するために、基礎から応用まで一貫した研究推進体制の整備等を図る、こういうことでございまして、業務の縮小とか研究環境を後退させる、こういうもの...全文を見る
○林国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
09月08日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○国務大臣(林芳正君) 農業の競争力を高め、成長産業としていくためには、担い手への農地集積、集約化の加速化が重要でございまして、日本再興戦略においても、今後十年間で担い手の農地利用面積割合を現状の五割から八割に引き上げると、これを目標に掲げておるところでございます。この目標を達成...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、御案内のように例え話ということでございます。別に建設業とかディベロッパー業をやろうということではなくて、考え方として、今までは相対で、貸したい人がいればその人の代理人になって借りたい人を探すと、こういうことでやってまいりましたが、なかなか集積が進ん...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今お触れいただきました置戸町の事例は、中山間地域の畑作地帯で、高齢化、後継者不足、こういうものが懸念をされます地域内の農業者が話し合って一つの農業法人をつくって、中間管理機構を活用していただいて、その法人がまとまった農地を利用できるようにするものである...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この貸付先の決定ルールでございますが、これは機構が作成をしまして都道府県知事の認可を受けると、こういう仕組みになっております。そして、そこで、地域農業の健全な発展を旨として、公平かつ適正に貸付先を決定するものでなければならないと、これが法律の八条でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 農業就業者や農村人口の減少、高齢化、こういうことによって労働力不足、こういうものが進行しておりまして、収穫等の作業ピーク時や規模拡大に合わせた労働力の確保、これが産地において大きな課題となっております。  今御指摘いただいた人材派遣会社の事例については個...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、先生の御質疑を聞いておりまして、私自身も大変勉強になったところでございますが、せっかくおいしい、青果物ですから、野菜等を作っても、流通できちっと新鮮なままで消費者の下に届けられる、こういうことがありませんとせっかく作ったものがおいしく食べられないと、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどから、いつ先生に私がサンマが好きかということを言ったのかなと思いながら、御明察のとおりでございまして、もう聞いただけで、お昼御飯の前でございますし、何となく口の中がこう唾が出てくるわけでございますが、この大事なサンマ、日本人の味覚でございます。しっか...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在、全国で十七の林業女子会が活動を行っておられると、こういうふうに聞いております。  京都府内の女子大生や森林・林業に関心のある女性社会人、平成二十二年に林業女子会@京都、これを結成したのが始まりだと聞いておりますが、こういう活動が全国に広がっておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今先生からお話しいただきましたように、林業には最近、若者、女性の就業者が増え始めてきておりまして、大変有り難いことだと思っておりますが、やはりこの一層の増大を図るためにも、キャリアアップに応じて所得の向上、それから労働災害の防止等、労働者の処遇改善、これを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この財産権につきましては、憲法二十九条一項によりまして、「財産権は、これを侵してはならない。」と、こういうふうにされておりますが、同条二項で、「財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。」と、こういうふうにされておりまして、公共の福祉...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) TPPは現在交渉中でございまして、日米間の交渉内容についてコメントをすることは差し控えたいと思っております。  TPP交渉では米について米国側から非常に厳しい要求がなされているということは事実でございますが、米は国民の主食でございまして、また最も重要な基...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 申し上げましたように、今現在交渉中でございますので、交渉内容、それに関連することについてコメントすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 日中韓のFTAでございますが、二〇一二年の十一月に交渉が立ち上げられまして、二〇一三年三月の第一回交渉以来、二年以上にわたって交渉が継続をしております。物品市場のアクセス分野のモダリティーについてまだ議論しておりまして、具体的な品目に係る交渉にまだ入れてい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中国向けの農林水産物・食品の輸出は、東日本大震災前の平成二十二年、五百五十五億だったんですが、大震災が起きて平成二十三年に三百五十八億まで落ち込みました。これが昨年六百二十二億円と、過去最高まで戻ってきております。そして、今年は一—六で四百二十四億円で四四...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりでございまして、この様式問題も含めてしっかりと働きかけをしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) いろんなデータを基に、なるべく新しいものを用いながらやっていくということは先生がおっしゃるとおりだと、こういうふうに思っておりますが、一方で、センサスは百七十万経営体に上る調査対象数ということで、大変膨大でございます。コストも掛かるものですから五年周期で実...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 独立行政法人に係る改革を推進するための農林水産省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  政府においては、これまで時代に即した合理的かつ効率的な行政の実現を図る観点から行政改革を積極的に推進してきたと...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○国務大臣(林芳正君) 長崎県及び佐賀県の漁業者が諫早湾干拓排水門の開門及び損害賠償を求めた訴訟、長崎一次開門請求訴訟でございますが、九月七日に福岡高裁におきまして開門請求及び損害賠償請求のいずれも棄却する内容の判決が出されました。これは、開門請求及び損害賠償請求を認めるべきでは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農畜産物の価格、これは基本的にはやはり需給を反映して決定されると。先ほど政策の方向にも触れていただきましたが、そういう中でニーズに対応した付加価値の高い農畜産物の生産拡大、これが大変にこの成長産業化に向けて大事だろうと、こう思っております。  我々が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この官民の人事交流でございますが、人事交流を通じて官民の相互理解を深める。今委員からも、同じ釜の飯を食うと、こういうふうに言っていただきましたが、こういうことをして双方の組織の活性化、それから人材の育成にもつながっていくと、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まずは、北極星というお話がありましたが、一番大事なことは、基本法にもありますように、食料の安定供給、これを将来にわたって確保していく、これが国家の最も基本的な国民に対する責務であると、こういうふうに考えておりまして、そのために国内農業生産の増大を図って自給...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員がおっしゃっていただきましたように、この独法、そういう体制になって、しっかりと労使協議もやっていただくと、こういう前提になっておりますが、その中でというか、それから離れたとしても、まさに今委員がおっしゃるように、職員とそれから役員の間の意思疎通を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 行政改革を進めますときに、どこまで横串で、いわゆる省庁の縦割りという批判が一方でございますが、これを排して政府全体として進めていくかという観点と、そして今委員がまさにおっしゃっていただきましたように、農水省がやっていかなければいけない施策をしっかり実現して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに今委員が御指摘いただいたように、この不正な経理というのも出てきたところでございます。  今、事務局長から答弁いたしましたように、再発防止をしっかりやっていくということはもちろんでございますけれども、せっかくこうやって新しい仕組みをつくるところでござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにおっしゃるとおりでございまして、衆議院の質疑の中でも、職員が余りころころころころいつも替わっているとなかなか落ち着いて研究できないじゃないかと、こういうお話があったので、これは政権交代挟んで、集大成だと、こういうふうに申し上げましたが、同時に、未来永...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 思わずそうだと叫びそうになりましたが、まさに元気な高齢者が豊富な知識、経験を生かしていただきまして、農業や地域活動に取り組んでいただくということは、農山漁村の維持、活性化という意味でも大変重要だというふうに思っております。  我々としても、この水路、農道...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃられますように、国内では少子高齢化が進展をし、食市場、これはボリュームという意味では人口も減って縮小してしまうと、こういうことですが、一方、世界の食市場、これは平成三十二年までに平成二十一年の三百四十兆から六百八十兆まで倍増というふうに見込まれてお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) すばらしい例を今御披露いただきましたけれども、野菜工場につきましては、オランダの農業というのも参考にしながら、地域資源によりまして、まさにエネルギー供給から生産、調製、出荷まで一貫して行う次世代施設園芸拠点の整備をやっております。十か所ぐらい全国で今始まっ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話をいただきましたように、この通則法で、主務大臣が国立研究開発法人の中長期目標の設定、それから業績評価を行おうとするときは、法人の研究開発業務の専門性に鑑み、あらかじめ研究開発に関する審議会の意見を聴かなければならないと、こういうふうにされておるところ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も、つくばは大変大事であるという認識も持っておりましたので、就任してしばらくしてから、実は一泊二日で視察に行ってまいりまして、今委員が取り上げていただきましたこの資源のセンターの種子のところも実際に行って見せていただいたところでございます。  いろんな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このジャガイモシロシストセンチュウは、一度感染してしまいますと農薬による防除、これが極めて難しいということでございまして、感染自体を防止することが可能な抵抗性品種、これを用いることが極めて重要な対応方法であると、こういうふうに認識しております。  このた...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この農業者大学校につきましては、平成二十二年四月の事業仕分というのがございまして、ここにおきまして事業の廃止という評価を受けまして、平成二十三年度末で教育を終了いたしまして、閉校をいたしたところでございます。  農林水産省では、平成二十四年度から、農業経...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 平成二十五年の十二月に閣議決定をされました独立行政法人改革等に関する基本的な方針、これに基づきまして、水産に関する研究開発機能と水産に関する人材育成機能の一層の向上を一体的に進めるために、水産大学校と水産総合研究センターを統合すると、こういうふうになってお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘いただいたように、二十代の占める割合が、この農業・食品産業技術総合研究機構、例えば約三%ということでございます。これは実は、独法化以前には国家公務員の試験で大卒者を含めて採用を行っていたということでございますが、この独法化以降、即戦力である博士号の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この研究分野で活躍する人材の確保については、近年、研究課題が多岐にわたるようになってまいりまして、また高度な専門性が求められる、こういう背景の中で、各法人において中期計画で掲げました、研究職員の採用に当たっては、引き続き任期付雇用等の雇用形態の多様化を図り...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この業務経費とか一般管理費でございますが、運営交付金で国が交付して賄われておると、こういう状況でございます。  平成十三年に独立行政法人化が始まりまして、現在に至るまで、農林水産大臣が中期目標で示した効率化目標に基づいて各法人が毎年度業務経費や一般管理費...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、ALICを例に挙げられまして御質問をいただきましたが、まず政府出資金でございますが、やはり法人の信用力を担保することも踏まえて、法人が財政的基礎として安定的に保有すべきものであるということで、実は通則法にも、独立行政法人は、業務を確実に実施するために必...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変詳細にいろいろ資料も集めていただきましての御提案と、こういうことでございますが、前回も事務方から答弁させていただきましたように、センサスはそういう形になっているということでございます。  見通しを作って四百四十万ヘクタールということをやったわけでござ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。