林芳正

はやしよしまさ

小選挙区(山口県第三区)選出
自由民主党
当選回数1(参5)回

林芳正の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第208回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 第二百八回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  現在、国際社会は時代を画する変化の中にあります。国際社会のパワーバランスの変化が加速化、複雑化し、日本を取り巻く安全保障環境も厳しさと不確実性を増しております。  そうした中、これまで国際社会の...全文を見る
01月17日第208回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 第二百八回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  現在、国際社会は時代を画する変化の中にあります。国際社会のパワーバランスの変化が加速化、複雑化し、日本を取り巻く安全保障環境も厳しさと不確実性を増しています。  そうした中、これまで国際社会の平...全文を見る
01月20日第208回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 水岡先生からは、在日米軍の新型コロナ感染についてお尋ねがありました。  十九日午後時点で判明しております全国の在日米軍施設・区域における現存感染者数は六千三百五十名と承知しております。そのうち、在沖米軍全体では現存感染者数は四千百四十一名と承知しておりま...全文を見る
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○林国務大臣 お答えいたします。  文化審議会からの答申を受けまして、佐渡の金山の世界遺産登録を実現する上で何が最も効果的かという観点から、政府内で総合的な検討を行っております。韓国への外交的配慮といったものを行うことは全くないということでございます。  なお、佐渡の金山に関...全文を見る
○林国務大臣 政府といたしましては、佐渡の金山に関する文化庁の文化審議会の答申を受け、佐渡の金山の文化遺産としての価値、今御指摘があったとおりでございますが、これに鑑み、是非登録を実現したいと考えておりまして、現在、文科省及び外務省において総合的な検討を行っているところでございま...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、まだ今年度の推薦をしないということを決めたということではございません。今、先ほど申し上げたように、総合的な検討をしておるところでございます。  したがって、我々としては、今申し上げたように、検討を進めながら、どうやったら登録が実現できる...全文を見る
○林国務大臣 今、委員から御指摘の記事の資料、存在について承知をしておるところでございます。  当該資料に記載のある数字等が正確であるかどうかについては、それを否定する客観的な情報はないということでございますが、現時点でその詳細について確認することはできないため、お答えすること...全文を見る
○林国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境の急速な変化、また、緊張する米中関係などによって厳しさと複雑さを増す国際情勢の中で、岸田政権においては、未来への理想の旗をしっかり掲げながら、したたかで徹底的な現実主義を貫く新時代リアリズム外交を展開してまいります。  その上で、先ほど...全文を見る
○林国務大臣 海外に渡航又は滞在する邦人の保護、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、平素から、在外邦人の保護や退避が必要となる様々な状況を想定し、必要な準備、検討を行っておりまして、邦人保護の強化を図っているところでございます。  その上で、一般論でございますが、邦...全文を見る
○林国務大臣 総理からは随時指示をいただいておりますが、まず、十二月の二十二日に、私から米軍のラップ司令官に直接電話で申入れ等を行っております。その後、一月六日に日米外相電話会談、一月七日に2プラス2と、それぞれ機会がございましたが、その都度、総理からの御指示をいただいて対応して...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、在日米軍施設・区域内及びその周辺自治体における感染状況への対応については、十二月に司令官、また一月六日の日米外相電話会談、一月七日の日米2プラス2、度々、それぞれのレベルで感染防止対策の徹底及び地元の方々の不安解消に向けた対応を強く申し入れ...全文を見る
○林国務大臣 累次の申入れを踏まえて、我々の措置と整合的なものに、今おっしゃったところはなっていると考えております。
○林国務大臣 日本側の強い申入れも踏まえて、在日米軍は、昨年の十二月二十六日以降でございますが、出国前七十二時間以内の検査を再開しております。  今御指摘のあった出国前七十二時間以内の検査においてはPCR検査又は抗原検査が実施されると承知しておりまして、このうち抗原検査の場合に...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおり、累次にわたって検査をやっていただく、その中で、この抗原検査の種類についても説明、申入れを行ってきておるところでございますので、冒頭申し上げましたように、整合性をしっかりと確保していくということを引き続き努力してまいりたいと思っております。
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○林国務大臣 秋葉先生始め与党の皆様の御支援も賜りながら、予算をしっかり獲得し、在外公館、今お話のありました国連の邦人職員、目標に向けて努力をしてまいりたいと思います。  その上で、国際機関の職員というのは一応中立的な存在ということですが、やはり日本人が活躍することで国際機関と...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  先ほど、国際機関幹部ポスト獲得等に戦略的に取り組むための関係省庁連絡会議について御言及いただきました。  これは、昨年は、二月二十五日と、それから、オンラインでございますが、第二回会合を七月にやっております。今年もしっかりと、開催するこ...全文を見る
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○林国務大臣 世界の記憶については、我が国が今委員おっしゃいましたように制度改革を主導した結果、昨年四月でございますが、ユネスコ加盟国による異議申立て制度というものが導入されまして、異議申立てが行われた場合には、関係国間の対話で解決するまでは登録手続が進まない、こういう制度になっ...全文を見る
○林国務大臣 政府としましては、佐渡の金山に関する文化庁の文化審議会の答申を受けまして、文化遺産としての価値に鑑み、是非登録を実現したいと考えておりまして、文科省及び外務省において総合的な検討を行っております。  他国から疑義が呈される場合に、佐渡の金山に関わる歴史や事実関係に...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございまして、投票に至る場合には三分の二の多数決による意思決定、実務上はコンセンサスによる意思決定を基本とする運用ということでございます。  先ほど申し上げたように、七月に作業指針ということになった、こういうことでございますから、そういうル...全文を見る
○林国務大臣 今、文化審から御答弁したように、これはできたばかりのガイドラインということでございますから、実際に、過去、この作業指針はこういう運用をしたという過去の例がないということでございますので、我々としては、この推薦を決定した場合には、先ほど来繰り返し申し上げているように、...全文を見る
○林国務大臣 これはまだ決定をしておらない段階でございますので、今の段階では、ちょっと恐縮でございますが、まさに、登録実現に向けて、何が最も効果的かということから総合的な検討を行っているところでございまして、余りいろいろ申し上げますと、これは公開でございますので、相手にも伝わる可...全文を見る
○林国務大臣 これは、もう何度も繰り返し申し上げているように、登録を実現をするということ、これをまさに目指して、何がいいのかということを検討しているというふうに申し上げてきておりますので、まさにこの実現に向けて、何が最も効果的かという観点で検討しているということは、いわば、前向き...全文を見る
○林国務大臣 日本産の農林水産物、食品の輸出拡大、これは、元農林水産大臣の一人として、政府の最重要課題の一つだ、こういうふうに思っておりますし、先ほど委員からは昨年の実績がついに一兆円を超えたと。最初の倍増目標計画を作った者としては、今後も頑張ってまいらなければならないと思ってお...全文を見る
○林国務大臣 まず、食糧援助の実績でございますが、令和元年度は、供与額ベースでございますけれども、二国間食糧援助の金額が四十・五億円、これが、令和二年度が四十四・〇億円、令和三年度は、見込みですが、四十六・五億円まで増えておりまして、そのうち、我々も、日本米の方、備蓄米にはミニマ...全文を見る
○林国務大臣 これは農水大臣からも御答弁があったところでございますが、当該国の要請を踏まえて食糧援助を行ってきておりますので、被援助国からまず米の支援の要請がある場合に、被援助国政府が要望する品目に含めていただくために、先ほど申し上げましたように日本産米をアピールをしている、こう...全文を見る
○林国務大臣 失礼いたしました。  先ほどの数字がちょっと、私、日本米のシェアと申し上げましたが、先ほど申し上げましたのは金額でございましたので、実際のシェアは、今委員からお話のあったように、令和元年度が五七・七%から令和三年度は六三・八%ということになってきておるところでござ...全文を見る
○林国務大臣 在日米軍施設・区域の周辺自治体における感染拡大の要因、これは、様々な可能性がある中で、確たることは言えないと考えております。  その上で、今お話がありましたように、在日米軍施設・区域内の感染状況がその一つである可能性は否定できないというふうに考えております。
○林国務大臣 まず、今の御指摘のゲノム解析の結果判明の時期でございますが、今のところは確定的な見通しを言える段階にはございませんが、キャンプ・ハンセンの変異株PCR検査については、検査対象の検体の四七%が変異株陰性であったということで、日米双方は既にこれらの検体についてオミクロン...全文を見る
○林国務大臣 米側からは、ゲノム解析は在日米軍においては実施する能力がないため、米本国に送る必要がある、こういう説明を受けております。  こちらからは、先ほど申し上げたように、そういった説明を受けておりまして、確定的な見通しを言える段階にはありませんが、オミクロン株であるという...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げましたように、保健衛生上の課題について日米間での連携をより一層強化していくと申し上げておりますので、そうした中で対応してまいりたいと思っております。
○林国務大臣 我々としては、日米地位協定の見直しは考えておらないところでございます。事案に応じて、効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じて、一つ一つの具体的な問題に対応してきております。  今回も、一月十日から十四日間の施設・区域外における行動制限、施設・区域内外での...全文を見る
○林国務大臣 引き続き、地元の方々の不安が解消されるよう、緊密に連携の上で、適切に対応してまいりたいと思っております。
○林国務大臣 先ほど、地位協定の改正が必要ではないか、こういう御質問がありましたので、見直しを考えていないと。協定については、機敏に対応できる最も適切な取組を通じ、具体的な問題に対応してきた。それで、先ほど具体的な取組について御紹介を申し上げたわけでございます。
○林国務大臣 まず先ほどの御質問で、これでいいんでしょうかと言われたので、先ほどの答弁をいたしましたが、今回のことに関して、米側の措置の整合性を確保する取組に不十分な点があったことは否定できませんので、そこは真摯に受け止めて、先ほど申し上げましたように、今後は合同委員会声明に基づ...全文を見る
○林国務大臣 現段階では、まだ、説明、申入れを行っている状況でございます。
○林国務大臣 今お話のありました一月二十四日の衆議院予算委員会におきまして、大串委員から米軍による日本入国時の検査について御質問があったことから、私からは、日本側から米側に対する累次の申入れを踏まえ、先ほど申し上げたように、現在では、日本入国に当たっての検査、すなわち、出国前七十...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおり、私の答弁の意味は申し上げたとおりでございますが、その後、大串委員から追加的に検査の具体的な種類の詳細について御質問があったため、私から、先ほど申し上げたように、PCR検査又は抗原検査が実施されると承知しているという説明の上、抗原検査の場合につ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、この検査、入国に当たっての検査、また、入国後二十四時間以内の検査がしかるべく実施されているという意味で御答弁をしたところでございます。  したがって、その後の経緯も先ほど御説明したとおりでございます。
○林国務大臣 両岸関係につきましては、経済分野を中心に深い結びつきを有している一方で、その軍事バランスは、全体として中国側に有利に変化しておりまして、その差は年々拡大する傾向が見られると考えております。  今お話のあった台湾統一の可能性については、事柄の性質上差し控えますが、台...全文を見る
○林国務大臣 中台関係については、先ほど申し上げたとおりでございます。  その上で、あくまで一般論ということでございましたので、今申し上げたように、この安全保障環境、両岸関係が一層厳しさを増す中で、政府として、いかなる事態に対しても対応できるように、平素からの体制の整備も含めて...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 岸田内閣では、人権を始めとした普遍的価値を守り抜くことを重視しており、我が国としては、こうした普遍的価値が各国においても保障されることが重要と考えております。  そのような考えから、これまで、新疆ウイグルの人権状況等に対しても、日米首脳会談やG7等の場を...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○林国務大臣 今般、在日米軍は、日米間の協議の下で、新型コロナウイルス感染症の状況を継続的に監視をしました結果、一月十日から実施されております、在日米軍施設・区域外における在日米軍関係者の行動を必要不可欠な活動のみに制限する措置及び夜間外出禁止措置について、延長した後の期限である...全文を見る
○林国務大臣 ロシア法令に基づくことを前提として、北方四島を含む地域の経済開発に関する特恵制度、これを導入すること、そして、我が国企業や第三国の企業にそのような経済開発への関与を広く呼びかけるということは、北方四島に関する我が国の立場や、首脳間の合意に基づいて日ロ間で議論してきた...全文を見る
02月02日第208回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○林国務大臣 御指摘のゲノム解析の結果判明の時期について、今委員からもおっしゃっていただいたように、判明の時期については確定的な見通しを言える段階にはございませんが、キャンプ・ハンセンの変異株のPCR検査については、検査対象の検体の四七%が変異株陰性であったということで、双方は、...全文を見る
○林国務大臣 その前提で対応していくことで一致しておるところでございます。
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○林国務大臣 お答え申し上げます。  在日米軍による出国前検査が免除されたことを日本政府が確認したのは、昨年十二月二十四日でございます。
○林国務大臣 確認したということと知らされたということがどう違うのかよく分かりませんけれども、確認をしたのは十二月二十四日でございます。
○林国務大臣 出国前検査が免除されたことを日本政府が確認したのは、昨年十二月二十四日でございます。  昨年九月の時点で、在日米軍が出国前検査を免除することとしたという通知は受けておらないところでございます。
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますが、出国前検査を免除することとしたという通知は受けておらないところでございます。
○林国務大臣 知らされておらないということでございます。
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおり、出国前検査が免除されたことを日本政府が確認したのは昨年十二月二十四日であり、それよりも前に日本側に通知していたとの認識は誤りである旨、米軍に今般申し入れたところでございます。
○林国務大臣 申し入れたところでございますので、反応はまだ承知しておりません。
○林国務大臣 申し入れたのはごく最近でございますので、その時点で何か反応があったということは承知をしておりません。  今般、新しい分科委員会、しっかり立ち上がっておりますので、そこでしっかりと議論したい、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 うちの北米局でございます。
○林国務大臣 北米局の地位協定室というところがございますが、ここから、在日米軍の司令部に申入れをしております。
○林国務大臣 報道がございましたので、それを受けて、メールで申入れを行ったということでございます。
○林国務大臣 地位協定室の実務レベルで行っております。
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、申入れを行っておりますので、今般新しくできた検疫・保健分科委員会の場も活用しながら、しっかりと対応していきたいと考えております。
○林国務大臣 これは米軍との間のやり取りでございますので、詳細は差し控えたいと思います。
○林国務大臣 在日米軍施設・区域の周辺自治体における感染拡大の要因については、様々な可能性がある中で、確たることは言えないと考えております。  その上で、今委員から御指摘がありましたように、在日米軍施設・区域内の感染状況、その一つであった可能性というのは否定できないということは...全文を見る
○林国務大臣 二〇一五年の明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録時に実施した日本政府ステートメントについては、当時、政府全体で意思決定を行ったものでございます。
○林国務大臣 今委員から御指摘がありましたように、世界の記憶においては、関係国間の合意を必要とするルールが日本主導で採択されたところでございます。  これを受けまして、世界遺産でも、世界遺産条約履行のための作業指針におきまして、関係国と議論を行うことが推奨されております。  ...全文を見る
○林国務大臣 先生の元商社マンらしい思い巡らせを、私も元商社マンとして今お聞かせいただいたところでございますが、我が国の主張や論理、これがロシア側にどういうふうに受け止められているかという点については、我々の具体的な交渉の方針、またその進め方及び交渉内容にも関わってまいりますので...全文を見る
○林国務大臣 御指摘の記事の内容、また、あくまで仮定の問題ということですので、政府としてはコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げれば、日ロ関係を重視していく姿勢というのは変わりはないわけでございます。平和条約締結問題を含む政治や経済、そして文化等で、幅広い分...全文を見る
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○林国務大臣 私が申し上げた答弁を今引用していただきましたが、我々の方にもそうした足らない部分があったということは申し上げたわけですが、我々だけというふうに申し上げたわけではないわけでございます。
○林国務大臣 実務レベルでやり取りを行った結果、在日米軍からは、在日米軍として新型コロナ対策に関して日本側と緊密に連携する中、出国前検査の免除について外務省に通知していたとの認識であるとの説明がありましたが、これに対し、日本側としてはそのような認識は持っていなかった旨、改めて明確...全文を見る
○林国務大臣 メールでの申入れということをいたして、やり取りがあったことでございますが、米側とのやり取りそのものは、外交上のやり取りであることから公開は差し控えたいと思いますが、説明責任を果たす観点から、その内容について、先ほど私から可能な限り答弁させていただいたものでございます...全文を見る
○林国務大臣 これは、外務省の側にも、今お話をしていただいたように、不十分な点があったということは率直に認めた上で、先ほど申し上げましたように、検疫・保健分科委員会の場を含めて、今後、一層緊密に連携していくことで米側と一致をしたところでございます。
○林国務大臣 この不十分だった点ということでございますが、まず、出国前検査が、昨年九月三日以降、私のレベルを含めた申入れによって昨年十二月二十六日に再開されるまでの間実施されていなかったこと、また、第二に、入国後の待機期間に関して、日本国内では、昨年十月一日から実施していた十日間...全文を見る
○林国務大臣 出入国時の検査については、日本側からの強い申入れを踏まえて、在日米軍は、出国前七十二時間以内の検査を再開し、入国後二十四時間以内の検査を実施することといたしました。  その上で、検査の種類に関してでございますが、在日米軍の出国前検査及び入国後検査においては、PCR...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、二〇二〇年の七月に、在沖縄米軍において多数の感染が確認されたことを受けまして、政府といたしましては、在日米軍とともに発出した共同プレスリリースを発出し、在日米軍が、日本政府の方針に整合的な形で、移動制限措置や入国後の検査等の厳格な措置を行う...全文を見る
○林国務大臣 政府としては、今般新たに設立された検疫・保健分科委員会において、日米当局間における建設的な協議を通じ、今後の感染状況も注視しながら、感染拡大の防止及び地元の方々の不安解消に向けて連携をより一層強化してまいります。
○林国務大臣 これは何度か答弁をいたしましたけれども、二月二日の報道がございました。  在日米軍に対しては、我々から、同日、出国前検査が免除されたことを日本政府が確認したのは昨年十二月二十四日であり、それよりも前に日本側に通知していたとの認識は誤りである旨を申し入れております。...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、両者の認識にそごがあったことを踏まえて、今後はそうした状況が生じないように、今般設置された検疫・保健分科会委員会の場を含めて、より一層緊密に連携していくことで米側と一致したということでございます。  今般こうした認識のそごが生じたのは、米側...全文を見る
○林国務大臣 今お話のあった、昨年八月からですが、十二月までの間には、日米合同委員会は五回開催されております。  日米間では、新型コロナ感染症の発生以降、日米合同委員会の場を含めて、様々な機会を捉えて、日本側の措置の説明など、同感染症への対応について緊密に連携をしてきたところで...全文を見る
○林国務大臣 今申し上げました期間において日米合同委員会が開催されましたのは、八月二十六日にこれはビデオ会議形式で、そして九月二十二日に外務省で、十月二十一日にニューサンノー米軍センターで、十一月十七日にニューサンノー米軍センターで、また十二月十六日には外務省において、それぞれ実...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますが、八月から十二月にかけて五回ほど、先ほども申し上げたように合同委員会が開催をされております。  この具体的な協議内容については、相手側との関係もございますので差し控えたいと思っておりますが、政府としては、新たに設立されました検疫...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話があったわけでございますが、先ほど来、繰り返しになりますけれども、これは米側との具体的な協議内容でございますから、米側との関係もあり、差し控えたい、こういうふうに思います。
○林国務大臣 お示しになったこの英語の表でございますが、これは、嘉手納や岩国にこの基地から、すなわちこれを出された国内の基地から移動するということで、これは国内の移動でございますのでこういう書き方になっているということは申し上げておきたいと思います。  その上で、日米地位協定は...全文を見る
○林国務大臣 岸田内閣といたしましては、非核三原則の下で、核兵器の我が国への持込みを認めておらず、核兵器を積載した艦船の我が国領海の航行についても、それが海峡であっても同原則を堅持する方針でございます。  仮にですが、現在の、今委員からもお話のあった、特定海域の制度を見直して、...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(林芳正君) ウクライナの国境周辺地域における緊張の高まりは、予断を許さない状況となっております。関係国による外交努力が続く一方で、今後、事態が急変する可能性もあり、日本政府として、重大な懸念を持って情勢を注視しています。  政府としては、ウクライナの主権及び領土の一...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○林国務大臣 両岸関係については、経済分野を中心に深い結びつきを有している一方で、その軍事バランスは、全体として中国側に有利に変化をしてきておりまして、その差が年々拡大する傾向が見られるところでございます。  中国による台湾への武力侵攻の可能性については、事柄の性質上お答えは差...全文を見る
○林国務大臣 今お話のありました台北駐日経済文化代表処でございますが、これは日台間の実務関係における台湾側の民間の窓口機関でありまして、その名称につきましては台湾側が定めるものでございますので、日本政府としてコメントする立場にはないわけでございます。  その上で申し上げますと、...全文を見る
○林国務大臣 台湾との関係に関する我が国の基本的立場は、日中共同声明を踏まえ、非政府間の実務関係として維持するというものでございます。政府としては、こうした基本的立場に基づいて、これまでも、経済を始めとする幅広い分野で台湾との実務的な協力関係を積極的に推進してきております。  ...全文を見る
02月09日第208回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(林芳正君) ウクライナの国境周辺地域における緊張の高まりは、予断を許さない状況となっています。関係国による外交努力が続く一方で、今後事態が急変する可能性もあり、日本政府としては、重大な懸念を持って情勢を注視しています。  政府としては、ウクライナの主権及び領土の一体...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○林国務大臣 日米同盟の抑止力の維持や普天間飛行場の危険性除去を考え合わせたときに、辺野古移設が唯一の解決策でございまして、米側とも累次にわたり確認してきております。  私も、先月、日米の2プラス2を行いましたけれども、岸大臣とともに、ブリンケン長官、オースティン長官との間で、...全文を見る
○林国務大臣 まずは、藤巻委員におかれては三十八歳ということで、私もはるか昔に三十四歳で国会に来たときのことを思い出しておりましたが、御活躍を御祈念しております。  ウクライナの現状認識いかんということでございますが、この国境周辺地域で、ロシア軍の増強等によりまして大変緊張が高...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによる力による現状変更という御質問でございますが、そうした場合の対応につきましては、仮定の御質問でございますので、お答えをすることは差し控えたいと思いますが、我が国として、引き続き、G7を始めとする国際社会と連携して、適切に対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 これも、恐縮でございますが、仮定の御質問でございますので、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  この交渉の現状について申し上げますと、昨年十月の日ロ首脳電話会談や昨年十一月の日ロ外相電話会談でも、平和条約交渉を含む二国間関係について議論を行って...全文を見る
○林国務大臣 日ロ交渉につきましては、安倍総理の方針を引き継いでいるわけでございますが、二〇一八年のシンガポールでの首脳会談のやり取りについては、その首脳会談でなされた様々な意見交換や議論、そして、一九五六年宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる、この両首脳の合意の全体を指して...全文を見る
○林国務大臣 米軍機の飛行の安全確保、これは、米軍が我が国に駐留する上での大前提でございまして、地元に不安を与えるようなことがあってはならないと考えております。  私も、先月の日米2プラス2におきまして、岸防衛大臣とともに、在日米軍による地元への影響に最大限配慮いたしました安全...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○林国務大臣 令和四年度外務省所管予算案について、その概要を御説明いたします。  令和四年度一般会計予算案において、外務省予算は六千九百四億十三万八千円を計上しております。また、そのうち、四千四百二十八億二千百十九万六千円が外務省所管のODA予算となります。なお、そのほか、外務...全文を見る
○林国務大臣 在日米軍の新型コロナ感染症対策をめぐる課題は、感染症対策として速やかな対応が求められましたことから、これまで、昨年十二月二十二日の、私からラップ在日米軍司令官に対する申入れ、そして、一月六日の日米外相電話会談、一月七日の日米2プラス2の機会を含めて、アメリカ側に対し...全文を見る
○林国務大臣 在日米軍は、即応性の維持と同時にこの新型コロナウイルス感染症対策に万全を期す観点から、日本入国に当たりまして、先ほど申し上げましたように、三段階の検査を実施することとしたほか、施設・区域内での積極的な検査を実施するとともに、必要不可欠な場合以外は施設・区域からの外出...全文を見る
○林国務大臣 バイデン、アメリカの大統領とロシアのプーチン大統領が、共に、外交的な取組を継続する用意がある旨、表明をされております。ロシア国防省がウクライナ国境周辺地域の部隊の一部撤収を発表するといった動きがある一方で、バイデン大統領は、引き続きロシア軍によるウクライナ侵攻の可能...全文を見る
○林国務大臣 我々といたしましても、先ほど申し上げましたように、引き続きやはり予断を許さない状況が続いている、こういう認識を持っておりまして、高い警戒感を有して、懸念を持ってこの状況を注視しているというのが現在の状況でございます。
○林国務大臣 渡辺先生おっしゃったように、今、現地時間の朝三時ということでございます。ゼレンスキー大統領がおっしゃったことは、十六日ということですから、まだ十六日は三時間しかたっていない、こういう状況でもございますので、まさに、そういった意味でも、引き続きやはり予断を許さない状況...全文を見る
○林国務大臣 先ほど政府参考人から答えましたように、あらゆる事態に適切できるよう、様々な方策を検討しているということでございますので、今委員がおっしゃったようなことも踏まえて様々な方策を検討をしている、こういうことでございます。
○林国務大臣 今、政府参考人から答弁したような状況でございますが、一方で、先ほども答弁したように、予断を許さない状況は続いているわけでございます。  アメリカの状況も承知をしておりますし、またヨーロッパ各国の状況等も注視をしていかなければならない、こういうふうに思っておりますの...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、まずは、現時点では、我が国として、外交交渉による解決を強く求めておるところでございます。  仮にロシアによる侵攻が発生した場合には、我が国としては、制裁を科すことも含めて、これは実際に起こった状況に応じて、G7を始めとする国際社会と連携...全文を見る
○林国務大臣 この件につきましては、実は、私、農水大臣の時代からずっと取り組んできたところでございます。  静岡のお茶についても、アニメのキャラクター等とも連携しながらいろいろな取組をされておられるということも承知をしておりまして、まさに、今までも、台湾交流協会等を通じて、規制...全文を見る
○林国務大臣 大変奥の深い御質問をいただきまして、ありがとうございます。  委員におかれましては、日商岩井時代にニューヨークに御勤務して、世界中の情報が集まってくるところで最前線におられた。私の場合は、たばこの原料を扱っておりましたので、比較的そういう農産物の、田舎と言うと恐縮...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナ情勢の現状認識ということでございます。  バイデン大統領とプーチン大統領が、外交的な取組を継続する用意があるという旨を共に表明をされておられます。ロシア国防省はウクライナ国境周辺地域の部隊の一部撤収を発表する、こういう動きもあるわけでございますが、その一...全文を見る
○林国務大臣 ほかの国の状況や過去の状況等、比較対照にお使いになられながら、今の情勢の、客観的な情勢に加えて、相手がどういう意図といいますかポジションを持っているのかということを分析するということで、大変傾聴に値する御見解を披露いただいたというふうに思っております。  我々、一...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、バイデン大統領とプーチン大統領の間で、外交的な取組を継続する用意がある旨を表明をされております。クアッドで日米外相会談を行いましたが、やはりその場においても、米国は外交努力というのは最後まで継続していくというようなことの表明があったところ...全文を見る
○林国務大臣 固有の領土という言葉でございます、表現でございますが、政府としては、一般的には、一度もほかの国の領土になったことがない、こういう意味で用いておるところでございます。
○林国務大臣 日本列島という言葉の定義にもよりますが、日本列島と聞いて通常思い浮かべる、我々が今おるところという意味であれば、私の知り得る限り、歴史上ほかの国の領土になったことはないというふうに考えております。
○林国務大臣 ヤルタ協定ですが、当時の連合国の首脳の間で戦争処理の方針を定めたにすぎないものでございまして、関係連合国間において領土問題の最終的処理について決定したものではないということでございます。  また、同協定は一九四六年の二月まで秘密にされておりましたので、そもそも我が...全文を見る
○林国務大臣 今、内閣府のホームページについて御言及がありましたので、政府一体でございますから、内閣府のページも再度確認をいたしまして、また必要な調整があればしっかり行いたいと思います。
○林国務大臣 得撫島以北の諸島である千島列島、また南樺太については、サンフランシスコ平和条約により、我が国は全ての権利、権原及び請求権を放棄しておるところでございます。  なお、千島列島や南樺太が最終的にどこに帰属するかということは何も決めておらず、その最終的な帰属先は未定であ...全文を見る
○林国務大臣 まず、サンフランシスコ平和条約への署名をソ連が拒否したというくだりでございますが、ソ連及びこれを承継したロシアはサンフランシスコ平和条約の締約国ではないということでございます。また、同条約の規定によりますと、ソ連及びこれを承継したロシアは同条約上の連合国に当たらない...全文を見る
○林国務大臣 先ほど述べましたように、サンフランシスコ平和条約によって我が国は千島列島及び南樺太に対する全ての権利、権原及び請求権を放棄しておるわけでございます。  この点につきまして、アメリカの国務省は、一九五六年の九月七日付の覚書におきまして、サンフランシスコ平和条約は日本...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、千島列島及び南樺太に対する全ての権利、権原及び請求権を放棄していると申し上げました。  その上で、国務省の方のお話もしております。別個の国際的解決手段に付されるべきものとして残されている、こういうことでございますので、現在、我々として、...全文を見る
○林国務大臣 今の立場、先ほど申し上げましたように、我が国の領土ではなく、帰属についての見解を述べる立場にはないということ、それから、国務省の見解は先ほど御紹介したとおりでございまして、今のこの立場を今時点で変えるという考えは持っておらないところでございます。
○林国務大臣 政府として、日米地位協定の見直しは考えておらないところでございます。  日米地位協定は大きな法的枠組みでございまして、政府としては、事案に応じて、効果的かつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じて、一つ一つの具体的な問題に対処してきているところでございます。
○林国務大臣 我が国として、アメリカと第三国の間の地位協定に基づく制度について有権的に述べる立場にはないわけでございますが、一般論として申し上げますと、一般に、受入れ国の同意を得て当該受入れ国内にある外国軍隊及びその構成員等は受入れ国の法令を尊重する義務を負いますが、個別の取決め...全文を見る
○林国務大臣 詳細に全ての条項について、網羅的に今思い浮かべているわけではございませんけれども、幾つかの法令において、適用を認めているものもあるというふうに承知をしております。
○林国務大臣 総理が述べられたとおり、我が国を取り巻く安全保障環境、大変変化のスピードが速くなってきております。また、米中関係が緊張しておるわけでございまして、厳しさと複雑さを増す国際情勢の中で、岸田内閣として、未来への理想の旗をしっかりと掲げながら、一方で、したたかで、徹底的に...全文を見る
○林国務大臣 当然、先輩方が築き上げられてきた信頼という意味で、先ほど申し上げましたが、FOIP、自由で開かれたインド太平洋も重要なものだというふうに思っておりまして、これをしっかり引き継いでやってまいるというのは当然のことだというふうに思っております。
○林国務大臣 まず、ウクライナの大統領との電話会談でございますが、大統領と総理の間でウクライナ情勢について意見交換を行いまして、岸田総理から、ウクライナの主権と領土の一体性について一貫して支持をしているということを改めて表明するとともに、両首脳は、外交努力を粘り強く行い、緊張緩和...全文を見る
○林国務大臣 この十一日に日米豪印外相会合、また、十二日には日米韓外相会合が行われたわけでございます。いずれにおいても、私から拉致問題の解決に向けた各国の理解と協力を求めまして、それぞれ各国から支持を得たところでございます。  引き続き、米国等とも緊密に連携して国際世論を味方に...全文を見る
○林国務大臣 まずは、先ほど委員から、日米豪印や日米韓について、この部分について、更に発信をするというお言葉をいただきました。全く私の思うところと一致をさせていただいておりますし、概要として、両方、紙は出しておりますけれども、なかなか、ほかのこととの兼ね合いで報道がああいう状況な...全文を見る
○林国務大臣 ストックホルム合意までのお話も今委員からいただいたところでございますが、二〇一四年の五月にいわゆるストックホルム合意というものがなされた後も、そのすぐ後の七月には日朝政府間協議、これは中国の北京でございました。そして、二〇一五年八月には、当時の岸田外務大臣とリ・スヨ...全文を見る
○林国務大臣 まさに拉致問題の解決のためには、まずは我が国が取り組むわけですが、米国等との、各国との緊密な連携というのも重要であると考えております。  私も、就任の挨拶を兼ねた各国外相との電話会談で多くの国の外相にはこの問題への協力を求めてきているところでございますが、その中で...全文を見る
○林国務大臣 我が国としては、国連安保理決議に基づく特定品目の輸出入禁止措置や資金移転防止措置等に加えて、我が国自身の措置として、北朝鮮との全ての品目の輸出入禁止等の措置を取っておりまして、北朝鮮への人、物、金の流れを厳しく規制する措置を実施してきております。こうした対北朝鮮措置...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、人、物、金の流れ、全ての品目の輸出入禁止等の措置ということで、一定の効果を上げているということでございます。  また、この実施を徹底していくという意味で、瀬取りというのが行われておるわけでございますので、この瀬取りについては各国にも協力...全文を見る
○林国務大臣 映画についてはまだ見る機会に恵まれておりませんが、その前に、たしかピーター・ポール・アンド・マリーという、我々の世代にとっては大変なスターである皆さんが歌を作っていただいたということは、鑑賞したことがございます。  いずれにいたしましても、先ほど申し上げたように、...全文を見る
○林国務大臣 日本として、人権が普遍的な価値であり、人権擁護は全ての国の基本的な責務だと考えておるところでございます。  これまでも、人権侵害に対してはしっかり声を上げる一方で、対話と協力を基本として、民主化や人権擁護に向けた努力を行っている国との間では、二国間対話や協力を積み...全文を見る
○林国務大臣 本事業は、環境分野における日中の交流等を通じて対日理解を一層促進して、防災意識の啓発を目指すことが目的であって、民間交流の促進のために民間団体等へ支援をしておりますので、対中ODAというわけではございません。  なお、令和元年度のですね、会計検査院の決算報告につい...全文を見る
○林国務大臣 山口委員におかれましては、今御自身から御紹介がありましたように、東京ガスまたリー・クアンユー・スクールといったところで研さんを積まれた、その経験を基にしての御質問であったというふうに承知をしております。  実は、私も、議員になって間もない頃でございますが、やはりA...全文を見る
○林国務大臣 企業の海外展開を支援して最先端のインフラシステムの海外展開を後押しする、こうしたことは、海外の成長を日本に取り込んでいくという観点からも非常に重要だと考えております。  そして、インフラの海外展開には、今委員からもお話がありましたように、ハイレベルからの積極的なト...全文を見る
○林国務大臣 先ほど委員からは、シンガポール時代、留学時代の仲間にそうそうたるメンバーがおられたというお話がございました。やはり戦略的にリー・クアンユー・スクールでもそういうことをやられておられるのかなというふうに思いましたし、少し古い記憶になりますが、私がケネディ・スクールに留...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  まず、山本委員におかれては、おじい様が陸奥宗光の像を作っていただいたということで、やはり芸術の薫りがするなと思って見ておったわけでございますが、外務省に入りますと、まさにあそこにあって、私、改めて入ったときに思いましたのは、陸奥は、実は山...全文を見る
○林国務大臣 まず、中国との貿易においてということでございますが、中国は現在、我が国にとって最大の貿易相手国になっているわけでございます。中国にとっても日本は米国に次ぐ二番目の貿易相手国であり、この日中両国の貿易関係は極めて大きなものがあるわけでございます。  一方で、今ちょっ...全文を見る
○林国務大臣 ホノルル時間でございますが、二月十二日、鄭義溶韓国外交部長官と日韓外相会談を実施したところでございます。  会談におきまして、鄭長官との間で、北朝鮮への対応を始めとして、地域の安定にとって、日韓そして日米韓協力、これは日米韓外相会議ということでやっておりましたので...全文を見る
○林国務大臣 大変、先生はずっと前からこの問題に携わっておられての、現場を踏まえてのお話、今拝聴させていただいておりまして、もうこれは古典的な課題でございますが、内政干渉と人道支援というのは、どこがどうなのか、引っ張り合いというのは昔から議論をしていたところでございまして、そうい...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。腹が太いという意味では、私は体型的には太いのでございますが。  チェンマイのお話は、かつて商社マン時代に行ったときに、やはり、当時はまだ八〇年代中盤でございましたから、ビルマと呼んでおったと思いますが、結構その皆さんがいらっしゃったということ...全文を見る
○林国務大臣 御質問を正確に把握しているかどうかあれでございますが、日本人学校の役割、機能を現状よりもう少し広げる、こういう御質問ということで伺っておったわけでございます。  日本人学校というのは、現地の日本人会等が主体となって設立して、日系企業や保護者の代表者で構成される運営...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  一部重なるところもございましたが、今改めてお聞きをして、まさに、ほかの国の人でもわざわざ日本人学校で学びたいんだと。例えば中東の例ですと、掃除をしたり、給食を、自分たちが、生徒が運ぶ、こういったことは向こうの社会で余り通常なされていないこ...全文を見る
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○林国務大臣 今、岩屋先生から御指摘があったように、先ほど総理からお話のあった新時代リアリズム外交、これを進める上では、近隣諸国等との粘り強い対話、これは非常に重要だというふうに思っております。御指摘のとおりだと思います。難しい問題に正面から毅然と対応しながら、やはり安定的な関係...全文を見る
○林国務大臣 昨年八月、政府といたしましては、自衛隊機による退避支援の対象、今お話があったように、大使館やJICAの現地職員と配偶者、子供、それから、いろいろありまして、研修プログラム参加者、昨年の夏に日本の大学に留学のために来日予定であった方、さらには、留学や日本のNGOへの協...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○林国務大臣 一昨日でございますが、ドイツのミュンヘンにおきまして、ウクライナ情勢の緊迫を受けて急遽開催されましたG7外相会合に出席をしてまいりました。  会合を通じて、G7として、ウクライナの周辺におけるロシアの軍備の増強についての重大な懸念、これを共有いたしまして、ロシアに...全文を見る
○林国務大臣 このゲノム解析の結果については、米側に求めてきておるところでございます。  その判明の時期については、今のところ確定的な見通しを得る段階にはないわけでございますが、いずれにせよ、先日の予算委員会で厚生労働大臣からもお答えがあったとおり、在日米軍のゲノム解析の結果が...全文を見る
○林国務大臣 在日米軍の出国前七十二時間以内の検査、また入国後二十四時間以内の検査においては、PCR検査又は抗原検査が実施されておると承知しておりまして、このうち抗原検査の場合については、より一層日本側の措置と整合的となるように、抗原定量検査を実施するように米側に説明、申入れを行...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 二月十一日に、首都キエフを含めてウクライナ全土の危険情報レベルを4に、レベル4に引き上げて、在留邦人に対し、最も安全な手段で直ちにウクライナから退避することを勧告いたしました。  政府としては、かねてより在留邦人の安全確保に最大限取り組んでおりまして、直...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在おられる方が百二十人ということでございまして、内訳はいろんな影響が出ますので差し控えさせていただきます。
○国務大臣(林芳正君) この北朝鮮にはこれまでも様々な働きかけを行ってきておるところでございます。御家族も御高齢となる中で、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するために、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動してまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 北朝鮮をめぐります報道、その一つ一つについて政府としてお答えすることは差し控えたいと思いますが、その上で、政府としての今後の対応につきましては、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて何が最も効果的かという観点から不断に検討してまいりたいと思...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このストックホルム合意、これは、それまで固く閉ざされておりました交渉の扉を開いて、北朝鮮に拉致被害者を始めとする日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明させたという点で有意義であったと、こういうふうに考えております。  この拉致問題の解決については、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたように、この北朝鮮に対してストックホルム合意の履行を求めつつ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべくあらゆる努力を傾注してまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) この、今お話をしていただきましたように、ストックホルム合意以降ですね、北朝鮮の特別調査委員会による調査について、北朝鮮からは調査結果の通報がなく、報告書も提出されていないわけでございます。  どうした情報が必要かということでございますが、詳細については控...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府といたしましては、あらゆる事態に適切に対応できますように、チャーター機の手配を既に済ませるなど様々な準備を行っておりますが、この安全確保、在留邦人の安全確保のために具体的なお答えは差し控えさせていただきたいと考えます。
○国務大臣(林芳正君) この情勢の緊迫化を受けまして、キエフに残っている在ウクライナ日本国大使館の館員をキエフ市内の大使公邸に一時的に退避させたという状況でございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほどお答えしたとおり、大使公邸に一時的に退避をさせましたが、この体制の詳細について明らかにいたしますことは今後の外交活動に支障を来すおそれがあるため、具体的お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 二月二十一日時点でございますが、確認されているウクライナの在留邦人は約百二十人でございます。
○国務大臣(林芳正君) 上野委員とは、党においてのこのウエルビーイングの委員会でも御一緒に、まあ私はちょっと休みがちでございましたが、させていただきました。まさにこの表、ちょっと私は次のページを見ておりましたら、この量的拡大から質的向上、そして客観指標から主観指標と、あそこで議論...全文を見る
02月25日第208回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○林国務大臣 外務委員会の開催に当たり、城内委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、現下のウクライナ情勢について申し上げます。ロシア軍がウクライナ領域内に侵攻したことは、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) このロシア軍によるウクライナ侵攻を受けまして、二十四日にウクライナ滞在中の邦人に対し、最新の情報の入手に努めるとともに、自身の身の安全を最優先とした行動を取ること、これを呼びかけるスポット情報を発出をしております。  ウクライナの在留邦人の安全確保に全力...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに私から強い抗議を申し入れたところ、今先生がおっしゃったような反論といいますか、この言葉があったということでございますが、これは私の記憶では、プーチン大統領が従来から重ね重ねおっしゃっておられて、今回もたしかテレビで演説をしたと承知をしておりますが、そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナ侵攻、ロシア軍による侵攻を受けまして、二十四日でございますが、ウクライナに滞在中の邦人に対し、最新の情報の入手に努めるとともに、自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼びかけるスポット情報を発出しております。  二月二十三日時点でございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 最新の空港の状況については後ほど政府参考人からでも確認させますが、この二十四日の侵攻後、松田大使を始め在ウクライナ大使館員は、引き続きキエフ市内で邦人保護と治安関係の情報収集を始めとする執務を行っております。  今委員御指摘のように、このウクライナの隣国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先に出てきて失礼いたしました。  大使館の体制の詳細、また、どういうふうにこの避難のオペレーションをやるかの詳細については控えたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、ポーランドに陸路で退避する場合の支援などを行うためにリビウの臨時の連絡事務所を設け...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 他国の政府高官の日本国国内における資産についてお答えすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) この今般のロシアによるウクライナ侵略については、日本として、G7を始めとする国際社会と連携して対応してきております。  ベラルーシは、ロシア軍によるベラルーシ領域の使用を認めるということで、ロシアの軍事行動を支えておるわけでございますから、日本として同国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二十七日、ロシア大統領府は、プーチン大統領が国防大臣等に抑止力部隊を警戒態勢に置くように指示した旨公表したものと承知しておりまして、事態を注視したいと思っております。  この今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みでございまして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 累次のG7の会合を通じて、私からは、我々もロシアに面していると、同じであるということとともに、中身を全て明らかにするのは差し控えますが、そういう意味でも、決して対岸の火事ではなく、一緒に連携していかなければならないと。  更に申し上げれば、これはヨーロッ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナの隣国であるポーランド等に陸路で退避する場合の支援などを行うため、既に、西部のリビウという町がありますが、ここに臨時の連絡事務所を既に設けておるところでございます。また、ポーランド政府からは邦人の円滑な受入れについて御協力をいただける予定でござい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) そういう場合にもしっかりと対応できるように考えてまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 御指摘の発言については承知をしておりますが、政府としては、政策上の方針として非核三原則を堅持していくとの考えに変わりはないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 二月の二十六日時点におきまして確認されておりますウクライナの在留邦人は約百二十人でございますが、現時点までに邦人の生命、身体に被害が及んでいるとの情報には接していないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、ウクライナの情勢の悪化を受けまして、まず、一月の二十四日にウクライナ全土に渡航中止勧告、これを発出しております。商用便を利用した早期の出国を強く呼びかけております。  今委員からもお話がありましたが、アメリカは同様に、一月二十三日にウクライナ全...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この緊急人道支援の具体的な内容に関わることでございますが、国連等が近く発出するとしている支援要請、これも踏まえまして、関係国際機関とできるだけ速やかに調整の上、決定をしたいと思っております。  先ほど総理からもありましたように、G7や国際社会とも緊密に連...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 午前中の質疑でもお答えしたとおり、百二十、約百二十人ということでございます。現在、この日本人、邦人の方が何らかの安全上のトラブルに巻き込まれている等々の情報には接しておらないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 実は私も同じような問題意識を今回持ちまして、この先生の御質問の前に少しそういう確認をしたわけでございますが、旅券法十六条でございます、海外に三か月以上滞在する場合は在留届を届け出なければならない、先生おっしゃったとおりでございます。  これは、提出義務と...全文を見る
03月01日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○林国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、大塚委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。  まず、現下のウクライナ情勢について申し上げます。今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序...全文を見る
03月01日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○林国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日米...全文を見る
03月01日第208回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナへの侵略は、東アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす極めて深刻な事態です。力による一方的な現状変更は断じて認められず、日本政府は、ロシアを最も強い言葉で非難し、ロシアに対し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求める...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 徳永議員から、八項目の協力プランについてお尋ねがありました。  国際社会は、ロシアの侵略により、ロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えており、我が国としましても、ロシアとの関係で新たな経済分野の協力を進めていく状況にはないと考...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 吉田議員から、在日米軍駐留経費負担に係る特別協定に関する経緯と意義についてお尋ねがありました。  我が国は、昭和六十二年度以降、在日米軍の円滑かつ効果的な運用を確保するため、その時々の日米両国を取り巻く諸情勢に鑑み、日米協定により米側に負担義務がある経費...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 鈴木議員にお答えをいたします。  現在の情勢下で我が国の外交が果たすべき役割についてお尋ねがありました。  ウクライナをめぐる情勢は、欧州にとどまらず、国際社会の秩序の根幹を揺るがす深刻な事態です。世界のどこであっても、力による一方的な現状変更の試みは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシア政府に対して侵略をやめさせるための外交努力についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難します。  ...全文を見る
03月01日第208回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 外務大臣の林芳正でございます。  二十八日、ロシア国防省は、ショイグ国防大臣がプーチン大統領に対してロシア軍の抑止力部隊における戦闘当直態勢の開始について報告をしたと発表した旨承知をしております。  今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般、ロシアがウクライナの同意なくウクライナ領域内に軍隊を派遣し軍事行動を行ったということは、国連憲章第二条四が禁じる違法な武力の行使であり、重大な国際法違反であります。今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小西委員には、参議院の憲法審査会時代、大変にお世話になりまして、御高説を賜ってきたところでございます。おかげさまで、今回も改めて、このウクライナの事態に際して、憲法の前文というものを改めて触れさせていただく機会をいただいたわけでございます。  この前文に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 委員から今お話がありましたように、国連安保理決議に基づいて、日本時間で本日ですが、ウクライナに関する国連総会の緊急特別会合が開始されたところでございます。  我々としては、ロシアによるウクライナへの侵略を厳しく非難するという、この現下のウクライナ情勢に関...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナへの侵略は、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす極めて深刻な事態です。力による一方的な現状変更は断じて認められず、日本政府は、ロシアを最も強い言葉で非難します。  政府としては、ロシアに対し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 先ほど総理からも冒頭御発言があったところでございますが、この度のウクライナ侵略を受けて、まずは、在ウクライナ日本国大使館から、このウクライナ滞在中の邦人に対しまして連日にわたって領事メールを発出いたしまして、自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼び...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに現在進行形でございますが、約百二十か国が発言を登録し、百十近い国が既に発言をしております。非常に多くの国が、ロシアの侵略はウクライナの主権及び領土一体性に対する侵害であり、国際法に違反し、国連憲章にも反するということで、非難の声を上げていただいており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、猪口先生からお話がありましたように、この一九四五年に国連が創設されて以来、国際社会の構図、大きく変化をしておりますが、この安保理の構成、変わっていないという現実があるわけでございます。  国連憲章上、安保理は国際の平和と安全の維持に関する主要な責任、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先日、議連の御要望でいらっしゃったときにそのお話を聞いたものですから、私も洋服だんすの中を探してきて、今日は青と黄色で参りましたけれども。  各国の都市でウクライナに連帯を示すためのイルミネーションが実施をされております。ニューヨークのエンパイアステート...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略を受けまして、日本政府として情報収集を行っておりますほか、在ウクライナの日本国大使館よりは、ウクライナ滞在中の邦人の皆さんに対して連日、領事メールというのを発出いたしまして、自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼びかけて、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これも昨日かおとといか答弁を既にしておりますが、このウクライナ大使からの御要望ということを委員会の質問でも賜っておりますので、たしか今日の午後に大使にお会いするようにして、直接お聞きしようと思っております。  その上で、今委員がおっしゃったような件に関し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナから周辺国に避難をしていらっしゃる人々への支援が重要なことは先生御指摘のとおりでございまして、今お触れいただきました、この一億ドルの緊急人道支援の対象にはそういう皆様も当然含まれることになるわけでございます。  現地で活動する国際機関からの支援...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナとの間で、まず、私自身は外務大臣と二月二十五日に電話会談を行っております。また、十九日及び二十七日に行われたG7外相会合の場でも、このクレバ外相も出席されておられましたので、そこでも議論を行っております。さらに、岸田総理もゼレンスキー大統領と二月...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この先ほどのお尋ねでございますが、私自身は大使からの面会要望というのは承知をしていなかったということは申し上げておきたいと思います。  その上で、ロシアによる侵略に直面しているウクライナから避難するウクライナ人を国際社会としてしっかり受け入れていくことが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 恐らく担当の局長はちょっと呼んでいただいていないようでございますので、今委員から御指摘がありましたが、こういうことがないようにしっかりとやってまいりたいと思いますし、どういう事情であったかというのはしっかり確認をしておきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 委員から今お話がありましたように、これ二月二十八日時点でございますが、確認されているウクライナの在留邦人は約百二十人でございますが、現時点で邦人の生命、身体に被害が及んでいるとの情報は接しておらないところでございます。  今御指摘いただいたように、在留邦...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からもお話がありましたように、ロシアによるウクライナ侵略は、この欧州にとどまらずにアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす深刻な事態でございまして、日本としても、力による一方的な現状変更を断じて認められないということでございます。  アジア諸国と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、主権と領土、祖国と家族を守ろうと懸命に行動されておられるウクライナの国民と共にあると考えております。  この立場から、既に供与する用意がある旨表明した少なくとも一億ドル規模の借款に加えて、今委員からも御紹介していただきました、困難に直面するウク...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま総理から御答弁があったとおりでございまして、私も、この部分はブリンケン国務長官との間で日米外相電話会談を行った後の臨時会見録だと思いますけれども、今回のことは欧州にとどまらず、今総理からも御答弁がありましたように、このアジア太平洋、このまさに東アジ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨日から、日本時間では三月一日でございますが、国連総会において緊急特別会合が開会中でございます。これは、ロシアのウクライナ侵略とそれを非難する安保理決議がロシアの拒否権で否決をされたと、このことを受けて開催されたものでございます。  我が国も、国連代表部...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 台湾海峡の平和と安定、これは日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要でございます。  台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが従来から一貫した我が国の立場でございます。この点、これまでも、この日米、日豪、G7な...全文を見る
03月03日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○林国務大臣 那覇港湾施設についてでございますが、今お話のありました昭和四十七年五月の日米合同委員会合意におきまして、使用主目的として港湾施設及び貯油所と記載をされております。これは同施設の使用の主たる目的を定めたものでございまして、米軍の活動が主目的としての形態に反するものでな...全文を見る
○林国務大臣 今お話のありました那覇港湾施設の代替施設についてでございますが、現在、防衛省とアメリカ側との間で技術的な検討が進められている段階と承知をしておりまして、代替施設に対し、今お話のあった五・一五メモ、これが適用されるかといった今後の議論については、現時点で予断を持ってお...全文を見る
○林国務大臣 この代替施設でございますが、先ほど申し上げたように、今、防衛省とアメリカ側で技術的な検討が進められておるという段階でございますので、移設後の個別の訓練の内容について予断を持ってお答えをすることは差し控えたいというふうに思います。
○林国務大臣 政府といたしましては、沖縄を始めとする地元の負担軽減、これに全力で取り組んできておりまして、在日米軍再編、米軍の運用や日米地位協定をめぐる課題につきましては、米側と連携しながら一つ一つ前に進めてきております。  日米地位協定は大きな法的枠組みでありまして、政府とし...全文を見る
○林国務大臣 今新垣先生からお話がありましたように、米軍人等による事件、事故、これは地元の皆様に大変大きな不安を与えるものでございまして、あってはならないものであると考えております。私も、一月七日に日米の2プラス2がございましたが、そこで岸防衛大臣とともに、早期の通報を含む事件、...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、CWTについては、この目的に鑑み、在り方も含めて、今関係者と調整をしているところでございます。
○林国務大臣 例年三月から四月に開催をされております日ロサケ・マス漁業交渉でございますが、現在、外交ルートで日程を調整しているところでございます。  引き続き、今、金子農林水産大臣のお話も出ましたけれども、水産庁とも連携しながら適切に対応してまいります。
○林国務大臣 北方四島周辺水域操業枠組み協定でございますが、北方四島に関する我が国の立場を害さないとの大前提の下で、北方四島周辺水域における我が国漁船による安全操業を実現すべく、一九九八年に締結されております。  この協定の下で操業する日本漁船の操業実態を更に透明にするべく、北...全文を見る
○林国務大臣 ジュネーブ諸条約上の捕虜でございますが、紛争当事国の軍隊の構成員等で敵の権力内に陥ったものをいうとされております。  今委員からお話のあった、PKO法に基づく活動によって我が国が紛争当事国となることはないので、自衛隊員がジュネーブ諸条約上の捕虜となることは想定をさ...全文を見る
○林国務大臣 重要影響事態法に従って我が国が実施する後方支援それ自体はそもそも武力の行使に当たるものではなく、我が国がこうした活動を行うこと自体によって紛争当事国となることはないということでございます。したがって、そのような活動を行う自衛隊員がジュネーブ諸条約上の捕虜となる事態は...全文を見る
○林国務大臣 委員のお言葉を一つ一つ正確に聞いていたつもりですが、先に存立危機事態の話を先走って申し上げるといけないと思って、今お聞きになられましたので申し上げますけれども、存立危機事態が認定されて、存立危機武力攻撃、これを排除するために武力の行使を行っている状況におきましては、...全文を見る
○林国務大臣 今お話を聞かせていただきまして、まさにおっしゃるとおりであるなというふうに思いながら聞かせていただきました。  私もテレビ等で、六十歳までの男性の御家族だけが列車に乗っていく、そこを、こんなことをインタビューするのかなと思いながら見るんですけれども、泣きながら子供...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  まずは、ウクライナの西側にリビウというところがございますが、そこに連絡事務所をつくって対応するということと、それから、ポーランドの一番東になります、国境の近くのジェシュフ市でございましょうか、ここにも今拠点を設けて、シームレスな対応をやっ...全文を見る
○林国務大臣 まず、一億ドルの借款と、それから一億ドルの緊急人道支援、無償、両方あるわけでございますね。ですから、まず、借款については、ウクライナ政府と世銀と調整をやっております。それと、緊急人道支援の方の一億ドルは、一昨日に国連の支援要請、これがもう公表されておりまして、主に保...全文を見る
○林国務大臣 私が商社におった頃は、たしか、まだSWIFTというのがない、前からおりましたので、本当にこういうものができたんだなと改めて思いましたけれども、今お話のあったようなロシアの特定銀行のSWIFTからの排除、G7を始め国際社会が緊密な連携の下で調整を行った結果として、SW...全文を見る
03月03日第208回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(林芳正君) ウクライナから避難される方々のケアや受入れについてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みとして、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。  この国難に直面するウクライナの人々に対し、周辺国に避難される...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 外交防衛委員会の開催に当たり、馬場委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、現下のウクライナ情勢について申し上げます。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであ...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(林芳正君) 御指摘の発信は承知はしておりますけれども、そうしたロシア側の主張は全く根拠がなく、到底受け入れられないものでございます。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為で、明白な国際法違反であり、厳しく非難をするところでございます。今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 歴史的にも、国際法上も我が国固有の領土である尖閣諸島周辺の我が国領海で独自の主張をする海警船舶の活動はそもそも国際法違反でありまして、これまで中国側に厳重に抗議をしてきております。尖閣諸島をめぐる情勢については、昨年十一月の電話会談においても、私から王毅国...全文を見る
03月04日第208回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○林国務大臣 おはようございます。  今、松原先生からお話がありましたコルスンスキー駐日大使との面会でございますが、昨日の川合先生の御質問がございましたので、改めて事実関係を確認いたしましたところ、二月二十四日に在京ウクライナ大使館から口上書で要望がございまして、双方の都合のよ...全文を見る
○林国務大臣 委員からヒューマニティービザというお言葉がございましたが、困難に直面するウクライナの人々のための支援に力を尽くして、避難民の受入れを進めていきたいと思っております。  現在、日本には、在留資格を有するウクライナ人が約千九百人いらっしゃると承知しております。まずは、...全文を見る
○林国務大臣 この事実関係、今政府参考人からお答えしたとおりでございますが、参加の要請があって、そして、その日のうちにこれに加わったということでございます。G7諸国からは、これを強く歓迎する意向が示されたということでございます。  この枠組みで、やはり、G7の枠組みというのは、...全文を見る
○林国務大臣 今、経産省から御答弁があったとおりでございますが、まさに、委員が今、返り血を浴びる、こういうふうにおっしゃっていただきましたけれども、いろんな制裁をやる、これは日本だけではなくて、G7のほかの国も同様でございますが、そのことによって国内のそれぞれの企業が影響を受ける...全文を見る
○林国務大臣 今委員から御指摘のありましたEUの個人資産凍結のリスト、これも我々参考にしながら、大事なことは、今委員がおっしゃったように、G7を始めとする国際社会と緊密に連携するということであろう、こういうふうに思っておりまして、この連携を保ちながら、迅速に厳しい措置を打ち出して...全文を見る
○林国務大臣 領土問題を解決をして平和条約を締結する、この基本方針には変わりがないところでございます。
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナに対する軍事行動、これは力による一方的な現状変更の試みでございまして、国際秩序の根幹を揺るがす行為で、明白な国際法違反でございます。断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  ICCとの関連では、今説明があったように、欧州を中心にこの...全文を見る
○林国務大臣 日本は、人権、これが普遍的な価値であって、人権擁護は全ての国の基本的な責務だと考えております。日本は、そうした考えで、これまでずっと、人権侵害に対してはしっかり声を上げるということ、そして一方で、対話と協力を基本とし、民主化、人権擁護に向けた努力を行っている国との間...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナ事案を踏まえてというような文脈でお尋ねだ、こういうふうに思いますが、今回のウクライナ侵略は、まさにアジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす深刻な事態だと考えております。  そうした意味で、先ほど来、G7と連携をしていくということも、まさにこういった一方...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナの在留邦人でございますが、皆様に対して、これまで累次にわたって退避を呼びかけてまいりました。一月時点での在留届出ベースで約二百五十名でございましたが、三月二日時点で約百十人となっております。  ロシアによる侵略後、一定程度の邦人の陸路による出国は確認され...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員からお話があったように、我々、邦人とその御家族も含めて緊密に連絡を取りながら、出国支援を始めとする安全確保に最大限取り組んでまいりたいと思っております。
○林国務大臣 我が国が今からどういうことをしていくか。まず、親族や知人がおられる方に短期査証、そして、おられない方についても人道上の配慮の要否を判断して短期査証、そして難民認定ということは松原委員にお答えをしたところでございます。  現在、在留資格を有するウクライナ人、我が国に...全文を見る
○林国務大臣 それぞれの皆様の個々の御意向、また個別の事情等もあろうか、こういうふうに考えておりますので、人道的観点も踏まえて、適切に対応してまいらなければならないと思っております。
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、例えば、大使館の現地職員等々、いろいろな関係者もおられます。こういう情勢でございますから、情勢が刻々動いてございますので、こういう皆様からの御要望や人道的観点、個別の事情、御意向、こういうものを踏まえていかなければならないと思っております...全文を見る
○林国務大臣 先ほども松原委員に対してお答えをしたと思っておりますが、まず、難民申請があった場合には、出入国在留管理庁において、申請者ごとにその申請内容を審査した上で、難民条約の定義に基づいて、難民と認定すべき者を適切に認定する、それから、難民と認められない者であっても、本国情勢...全文を見る
○林国務大臣 出入国在留管理庁等を含めて、これは政府全体として対応していかなければならない、こういうふうに思っております。  そういった意味では、官房長官も申されておりますけれども、この受入れについては人道上の観点から政府全体として考えていく、こういうことでございますので、今委...全文を見る
○林国務大臣 まさに、受け入れた方々の状況を踏まえながら、さらに人道的な観点からいかなる対応を行うべきか、これについて政府全体として対応していくということ、先ほど松原委員にもお答えしたとおりでございます。官房長官も同趣旨のことをおっしゃっておられるところでございます。  まさに...全文を見る
○林国務大臣 自衛隊機による退避オペレーションに関しましては、政府として、事態が刻一刻と変化していく当時の状況下において、可能な限りの対応を行ったという認識をしております。  八月十四日までには、民間チャーター機による大使館員、現地職員やその家族等の退避計画をほぼ整えておりまし...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げましたように、十五日にカブールが陥落をしたわけでございまして、民間機が運航を停止したわけでございます。そうしたところでございましたので、空港の状況等を踏まえて、自衛隊機の利用可能性については検討を一時ホールドしてほしいという旨を連絡したところでござい...全文を見る
○林国務大臣 政治の状況がいかなる状況であっても、政府としては、こうした事態にしっかりと対応することは、当然の前提として必要であるというふうに思っておるところでございます。
○林国務大臣 今の、八月のアフガニスタンに関する政府の対応でございますが、その経験等も踏まえて政府として不断の検討を行う中で、政府部内の更なる連携強化や意思決定の迅速化、これに努めてきているところでございます。  実際に、エチオピアですとかウクライナ等、海外における治安情勢が悪...全文を見る
○林国務大臣 まず、アフガニスタンの情勢悪化後でございますが、様々な外交努力を政府としてやってきておりまして、五百七十名、約五百七十名の日本関係の方が本邦に到着しております。この五百七十名、約五百七十名のアフガニスタン人のうち、大使館、JICAの現地職員とその配偶者及びお子様は約...全文を見る
○林国務大臣 日本に入国をされたアフガニスタン人のうちで、例えば大使館やJICAの現地職員等については、それぞれ日本政府及びJICAとして、住居や食事、日本語教育の機会の提供等の支援を行ってきております。  大使館やJICAの現地職員以外のアフガニスタン人については、一義的には...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げたとおりでございまして、個別の事情を踏まえて必要に応じて支援を行ってきておりまして、今後もきめ細やかに対応していくということが大事であるということは当然のことだと考えております。
○林国務大臣 先般の日米2プラス2でも確認をしたとおりでございますが、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、政府として、引き続き、領域横断的な能力の強化、即応性、抗堪性及び相互運用性の向上、さらには、宇宙、サイバー分野での協力深化、拡大抑止の強化等、様々な分野で日米間の...全文を見る
○林国務大臣 御指摘のとおり、顔の見える支援というのを迅速に実施することが重要であると考えております。  今回の緊急人道支援ですが、UNHCRやユニセフ、こうした国際機関を通じて実施するものでありますが、それぞれの機関に対して、我が国からの支援であるということが十分に伝わるよう...全文を見る
○林国務大臣 ただいま答弁をしたとおりでございます。中国側の独自の主張、これは全く当たらず、断じて受け入れることはできないわけでございまして、今答弁させていただいたように、その旨を中国側に対しては明確に反論して厳重な抗議を行うとともに、謝罪と再発防止を強く求めておるところでござい...全文を見る
○林国務大臣 欧州局長が答弁したとおりでございます。
○林国務大臣 ちょっと遠くて色があれですが、似たような色に北方領土の関係のバッジはあったかと思いますが、もう少し黄色いようにも見えますけれども。
○林国務大臣 ウクライナをめぐる緊張の高まりを受けまして、政府として、ロシアによる侵略の可能性も含めて、重大な関心を持って情報収集、分析に努めてきたところでございます。  外務省としても、在外公館等を通じまして、インテリジェンス情報を含め、鋭意情報の収集、分析に努めているほか、...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、中身につきましては、情報収集、分析の実態に関わるものでございますので、具体的に申し上げることは差し控えたいと思います。
○林国務大臣 戦前の外務省の電報についてお触れをいただいて、感謝を申し上げなきゃいけないんじゃないか、こういうふうにも思いますが、ミュンヘン会議での宥和策と符合するところがないかということについては、第二次大戦前の国際情勢と今のウクライナ情勢、これは単純に比較することは難しいとは...全文を見る
○林国務大臣 両岸関係については、経済分野を中心に深い結びつきを有している一方で、その軍事バランスですが、全体として中国側に有利に変化しておりまして、最近の動向を含めて関心を持って注視をしております。  日台間では、我が国の民間窓口機関である日本台湾交流協会を通じて、平素から様...全文を見る
○林国務大臣 台湾との間でございますが、民間窓口機関である日本台湾交流協会を通じて、平素から様々なやり取りが行われていると承知しております。  一例を挙げますと、米台間で二〇一五年に立ち上げられまして、二〇一九年からは日本の台湾交流協会も参加している人材育成の枠組みであるグロー...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来お話をしておりますように、台湾は、日本にとって、基本的価値観を共有して、緊密な経済関係と人的往来、これを有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人でございます。  台湾との間では、民間の窓口機関である日本台湾交流協会を通じて、平素から様々なやり取りが行...全文を見る
○林国務大臣 我が国は、御指摘のありました安保理決議案、また総会決議案、これに共同提案国入りをいたしまして、なるべく多くの国がこれらの決議案に共同提案国入り等をする形で採択されるよう、関係国に働きかけてまいりました。  インドとの関係ですが、二月十一日の日米豪印外相会合、また昨...全文を見る
○林国務大臣 今般のロシアによるウクライナ侵略については、日本として、G7を始めとする国際社会と連携して対応してきております。  今お話のあったベラルーシでございますが、ロシア軍によるベラルーシ領域の使用を認めるということなどでロシアの軍事行動を支援しておりまして、日本として、...全文を見る
○林国務大臣 二月二十六日でございますが、ウクライナは、ロシアを国際司法裁判所に提訴するとともに、ロシアによる軍事行動を直ちに停止することを命ずる暫定措置、これを指示することをICJに要請したと承知をしております。  我が国は、ロシアによる軍事行動を最も強い言葉で非難するととも...全文を見る
○林国務大臣 これに先立つ質疑の中でも既に答弁をさせていただいておりますが、困難に直面するウクライナの人々のための支援に力を尽くして、避難民の受入れを進めてまいりたいというふうに思います。その上で、受け入れた方々の状況を踏まえながら、さらに人道的な観点からいかなる対応を行うべきか...全文を見る
○林国務大臣 国連は、さきの大戦後、二度と戦争を起こさない、そのための組織として創設をされたわけでございますが、御案内のように常任理事国に拒否権がございまして、特に、米ソ冷戦時代には、国連が国際の平和と安全の維持の機能、これを果たすことができなかったわけでございます。今回のロシア...全文を見る
○林国務大臣 日本はこれまで、自由貿易の旗振り役ということで、自由で公正な経済圏の拡大、ルールに基づく多角的貿易体制の維持強化、推進してきたわけでございます。  そうした中で、グローバルなサプライチェーン、この脆弱性や、国家、地域間の相互依存リスク、これが顕在化をしてきておりま...全文を見る
○林国務大臣 原油を始めといたしますエネルギー資源、またさらには各種の鉱物資源の安定的供給というのは、世界はもちろんですが、特に我が国の経済の安定にとっては極めて重要だと考えております。  そもそも、このウクライナの情勢がここまで緊迫化する前の昨年来から、エネルギー価格、これは...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、米国等の主要な消費国とも連携して機動的に対応していかなければならないというふうに思っております。  また、必ずしも外務省の所管ではないかもしれませんが、こうした鉱物資源については、代替のものの活用等をやるためにも、必要な科学技術の振興と...全文を見る
○林国務大臣 大事なことは、やはりG7を始めとする国際社会と緊密に連携してロシアに厳しい立場で臨むということであろう、こういうふうに思います。  制裁措置を、個別に繰り返すことはいたしませんが、こうした制裁措置を国際社会と連携して講じることで、ロシアの軍事行動の継続の意思、そし...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、発表した措置を速やかに制裁として実行する、まずこれが大事なことであるというふうに思っております。その場合でも、今後の状況を踏まえながら、G7を始めとする国際社会と連携して適切に取り組む、これが重要だと考えております。  その上で、ロシアのウ...全文を見る
○林国務大臣 北方領土問題に関する我が国の立場、また、御高齢になられた元島民の方々の思いに何とか応えたいという私自身の思い、いささかも変わらないわけでございますが、この状況に鑑みれば、今のお話のように、いつ今の状況が変わるのかということを申し上げるのは大変に難しいことだというふう...全文を見る
○林国務大臣 これは繰り返しのお答えになるかもしれませんが、今の状況に鑑みれば、平和条約交渉の展望について申し上げる状況にはないと考えます。仮定を置いて、この場合はこうだということを申し上げることは非常に難しいと思います。
○林国務大臣 我が国は、ウクライナは当然でございますが、モルドバやジョージアの主権及び領土一体性の原則に基づいた平和的解決、これを一貫して支持をしてきております。また、G7諸国も、モルドバ及びジョージアの主権及び領土一体性の原則に基づいた平和的解決、これを支持しておるところでござ...全文を見る
○林国務大臣 外交のやり取りに関することでございますので、詳細は控えたいと思います。
○林国務大臣 尖閣諸島周辺の日本の領海内で独自の主張をするといった中国海警船舶の活動、これはそもそも国際法違反であり、断じて容認できないわけでございます。  昨年十月の日中首脳会談において岸田総理から習主席に対し、また、昨年十一月の外相電話会談において私から王毅国務委員に直接、...全文を見る
○林国務大臣 三月二日の国連総会の緊急特別会合におきまして、ロシアによるウクライナへの侵略を最も強い言葉で遺憾とし、ロシア軍の即時、完全、無条件の撤退を求めること等を内容とする総会決議案が、今委員からもお触れいただきましたように、百四十一か国という多数の国の賛成によって採択をされ...全文を見る
○林国務大臣 国連は、その全ての加盟国の主権平等の原則に基礎を置いておりまして、その中でも総会は、全ての国連加盟国で構成され、各構成国はそれぞれ一票の投票権を有しておるわけでございます。  三月二日の緊急特別会合における総会決議案は百四十一か国の賛成多数によって可決をいたしまし...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  その中で、今委員からお話がありましたように、ロシアが核抑止力部隊の態勢を引き上げ...全文を見る
○林国務大臣 二〇二〇年六月二日でございますが、プーチン大統領は核兵器使用の可能性を規定する条件として、ロシアやその同盟国に対する弾道ミサイル発射に関する確実な情報を入手した場合などを列挙した核抑止分野における国家政策の原則に署名し、公表したと承知をしております。  我が国とし...全文を見る
○林国務大臣 我が国は唯一の戦争被爆国でありまして、様々な機会を捉えて、核兵器による威嚇も、ましてや使用もあってはならないということを強く訴えてきておりまして、引き続き、こうした考え方にのっとって適切に対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 我が国が他国と締結する原子力協定でございますが、移転される原子力関連資機材等の平和的利用、不拡散、こうしたことを法的に確保するための枠組みでございまして、特定のビジネスやプロジェクトについて取り決めるものではないものでございます。  日ロ原子力協定もこうした枠組み...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたけれども、この協定につきましては、まさに平和的利用、不拡散等を法的に確保しよう、こういう枠組みでございまして、特定のビジネスやプロジェクト、これをやるための取決めではない、こういうことでございます。  こうした枠組みでございますので、現時点では、...全文を見る
○林国務大臣 この枠組み自体は、先ほど申し上げたような、平和的利用、不拡散等を法的に確保するための枠組みでございますので、これが特定のビジネスやプロジェクトについて取り決めているものではないということでございます。  また、同協定での協力事例はごく少数にとどまっておるというふう...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったような御指摘があるという今御質問でございますけれども、この協定自体は、平和的利用や不拡散等を確保するための枠組みでございます。  したがって、個別のビジネスやプロジェクトをこれに従ってやる場合には、これがそういうことを法的に確保するという枠組み...全文を見る
○林国務大臣 穀田先生の御指摘、御意見は分からないというわけではございませんけれども、先ほどの繰り返しになって恐縮でございますが、これは平和的利用、不拡散等を法的に確保しよう、こういう枠組みでございます。したがって、経緯等も先ほどおっしゃっていただいたような経緯があったということ...全文を見る
○林国務大臣 現時点での我々の考え方については、先ほど申し上げたとおりでございます。  今後の対応ということが、まだ、この状況の推移等、大変不透明でございますので、今申し上げることは大変難しいとは思いますけれども、当然に、岸田当時の外務大臣が答弁されたことというものは、政府とし...全文を見る
○林国務大臣 温かいお言葉をかけていただきまして、ありがとうございます。  先ほどの岸田当時の外務大臣の答弁は、委員が御引用なさったように、締結時についてというお答えであった、こういうふうに思いますが、先ほど申し上げましたように、この事態に対応して、G7等普遍的価値を共有する各...全文を見る
○林国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につき...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) コルスンスキー駐日大使との面会につきまして、川合議員から御質問がありましたので、改めて事実関係を確認いたしまして、一か月前というお話も今ありましたが、実際のところは二月二十四日に在京ウクライナ大使館から口上書で要望がございました。双方の都合のいい日時を調整...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと補足をさせていただきますが、先ほど私申し上げましたように、外務省の政務三役に各国の在京大使から面会したいという要請があった場合は、担当課からそれぞれの政務三役、したがって、大臣にお会いしたいという場合は私のところ、副大臣に面会したいという場合は副大...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 川合議員からの御質問等を踏まえまして確認をしたところ、先ほどの経緯であったということでございます。  そして、大使との面会に先立って、クレバ外相、そして岸田総理との、ゼレンスキー大統領との会談、この間ずっと行ってきておりますので、この危機管理上の大きな問...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の御質問の前に、先ほど森本委員から、ウクライナ南部のザポロジエ原発砲撃についてのお尋ねがございました。  先ほど最新の状況を確認をいたしたわけでございますが、IAEAの発表によりますと、ウクライナ規制当局は、同原発の主要な部分には影響を与えておらず、放...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このNPTとの関係ということで、一般的にですね、一般論としてNPT上の整理を申し上げますと、核兵器国が同盟関係にある非核兵器国の領域内に核兵器を配備しても、当該非核兵器国が核兵器国の同意なしに核兵器を発射する権能を譲り渡されたのでなければ核兵器の所有権又は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今先生からお話のありました八項目の、言わばもう括弧付きになっておりますが、協力プラン、この下、これまで二百件を超える民間プロジェクトが創出されておりまして、日ロ両国の貿易経済分野の協力の進展に貢献してきました。  しかしながら、現下のウクライナ情勢を踏ま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この協力プランにはたくさんの民間プロジェクト含まれておりますが、この既存の民間プロジェクトについては、例えば医療分野ですとかエネルギー分野を始めとする多岐にわたる事業がありまして、その進捗状況も、今委員もお触れいただいたようにま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略、これは欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会全体の秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であります。日本として、力による一方的な現状変更は断じて認められないとの立場の下で、今回の事態に対して引き続き毅然と対応してまいります。  特に今...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナへの侵略は、力による一方的な現状の変更の試みであり、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  そして、今回のような力による一方的な現...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界に向けて全力を尽くす決意でありまして、核軍縮の実質的な進展のために核兵器国を関与させるよう努力していかなければなりません。  その観点から、核兵器国、非核兵器国の双方が参加するNPTを国際的な核軍縮・不拡...全文を見る
03月07日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○林国務大臣 今のお尋ねにつきましては、先ほど政府参考人から答弁があったとおりであるというふうに考えております。
○林国務大臣 それぞれの事態の場合について、ジュネーブ諸条約上の捕虜となるかどうかというのは、前回お答えしたところでございます。  他国の事情についてお答えすることは差し控えたいと思いますが、万が一、後方支援を行っている自衛隊員が外国等に不法に身柄を拘束された場合、政府として、...全文を見る
○林国務大臣 先生今お尋ねの、那覇港湾施設の代替施設でございますが、現在、防衛省とアメリカ側との間で技術的な検討が進められている段階というふうに承知しておりまして、代替施設に対して五・一五メモが適用されるかといった点、また、移設後の個別の訓練の内容については、予断を持ってお答えす...全文を見る
○林国務大臣 今政府委員からも答弁いたしましたように、現在のいわゆる五・一五メモ、これは、那覇港湾施設について、昭和四十七年の五月の日米合同委員会合意において、使用主目的として港湾施設及び貯油所と記載したものでございますが、これはまさに主目的、主たる目的を定めたものでございますの...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 委員から様々な御提案もあったところでございますが、断固この今回の侵略に我々結束して行動しなければならないということで、特にG7を始めとする国際社会と緊密に連携しながら、厳しい措置を既に打ち出しております。今日は往復ですのでいろいろ読み上げることはいたしませ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど総理から御答弁があったとおりでございますが、いわゆるNATOのニュークリアシェアリングは、このNATOの加盟国である非核兵器国の領土内に米国の管理下にある核兵器を配備し、有事においてはアメリカの大統領やイギリスの首相による承認を前提にと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二月十四日以降でございますが、在ウクライナ日本国大使館は、不測の事態に備えて、一部を除き館員を国外退避させまして、領事業務を含めた限定的な機能を維持しながら大使館の機能を縮小いたしております。同日付けで、ウクライナ西部のリビウに臨時の連絡事務所を設置し、陸...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先生のお尋ねですが、現地の治安情勢を踏まえて適切に判断していくことになりますが、詳細は安全上の考慮、配慮から差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 在留邦人の保護、これはもう政府にとって最も重要な責務でございまして、現地に滞在する在留邦人の安全確保に最大限取り組んでまいります。  また、この大使館の現地職員、それからJICAの現地人スタッフにつきましては、それぞれの皆様の御意向やそれぞれの個別の事情...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、ウクライナの皆様、本当に困難に直面をしておられます。この御支援に力を尽くして、避難民の受入れを進めてまいりたいと思っております。  今委員お尋ねの、人道的な観点からいかなる対応を行うべきかにつきましては、政府全体としてスピード感を持って対応を検討して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このアフガニスタン元留学生教え子を救えプロジェクトネットワークでございますが、日本の複数の大学や大学関係者、今委員から御紹介のあった千葉大学の酒井先生が世話人ということでやっておられると聞いておりますが、アフガニスタンからの元留学生等の日本における受入れを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど委員からお話がありましたように、我が国に在留資格を有するウクライナ人、ウクライナの方が約千九百人いらっしゃいます。その方々の親族や知人の方の受入れを行っていくことに加えて、それにとどまらず人道的な観点から対応していくというふうに総理から指示をいただい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御質問の事業については、現時点では、インドネシア側から本体工事に係る支援の要請はなされていないところでございます。今後については、今経産大臣からも御答弁がありましたが、昨今の石炭火力発電をめぐる国際的な議論を踏まえつつ、引き続きインドネシア側と協議してい...全文を見る
03月08日第208回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○林国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告をいたします。  我が国は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化...全文を見る
03月08日第208回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(林芳正君) 伊藤議員からお尋ねがありました。  まず、ロシアや国際社会への我が国のメッセージの在り方や対応についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 美延議員から御質問がありました。  アフガニスタンからの在外邦人等の輸送に際する相手国の同意についてお尋ねがありました。  国際法上、一般に、自衛隊を他国の領域に派遣する際には、派遣先国との関係で国際法上の問題が生じないように、派遣先国の同意を得る必要...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 本村議員にお答えいたします。  国連総会の緊急特別会合についてお尋ねがありました。  現地時間三月二日、国連総会の緊急特別会合におきまして、ロシアによるウクライナへの侵略を最も強い言葉で遺憾とし、ロシア軍の即時、完全、無条件の撤退を求めることなどを内容...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 一般に、我が国が収集をしております情報の内容についてでございますが、我が国の情報収集や分析の実態に関わるものであり、具体的に申し上げることは差し控えたいと考えております。  プーチン大統領がどういう、どのような状態にあるにせよ、今回のロシアによるウクライ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、我が国の情報収集、分析、ふだんよりしっかりと行っているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 国際法上、国連憲章の下では武力の行使が一般的に禁止をされておりまして、いわゆる戦争が政策遂行の一つの手段として認められていた時代における伝統的な意味での戦争というものは、現代においては認められなくなっておるわけでございます。  したがって、国際法の用語と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 第二次大戦前に不戦条約というのがありまして、そうした時代には今委員から御指摘のあったようなことがあったわけでございますが、その後、そういう定義を付けますと、じゃ、それをやらなければ戦争ではないのかと、こういう議論もあって、そうした経緯で今の国連憲章につなが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今局長から答弁いたしましたとおり、政府全体としてスピード感を持って対応していく、これはこの間の予算委員会でも私からもそういうふうに答弁をさせていただきました。  今局長から答弁したように、まだ実際にはこの短期査証を求めてというケースがまだないということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 基本的に大変有り難い御質問をいただいて、総理からも大変有り難い御答弁いただいたところであると、こういうふうに思っております。  一概に何人でなくてはいけないのかということは申し上げることは難しいところでございますが、また各国によってもいろいろと仕組みも異...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 御指摘の発言でございますが、一般論として申し上げますと、国の安全保障の在り方について、それぞれの時代状況、国際情勢等を踏まえた様々な国民的議論があり得ると、こういう趣旨を述べられたものであるというふうに考えておりまして、個別の状況、また技術について一概にお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際環境の変化というものについて、一般論でございますけれども、国際社会のパワーバランスの変化が加速化、複雑化をし、例えばでございますが、北朝鮮による核・ミサイル開発、東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試み、軍事バランスの変化による緊張の高まり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 総理と同じ認識でございます。
○国務大臣(林芳正君) 北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であります。この我が国の立場に変わりはないわけでございます。
○国務大臣(林芳正君) ホームページには私が先ほど答弁したことが載っているというふうに思っております。ということでございます。
○国務大臣(林芳正君) この北方領土が我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であります。この我が国の立場に変わりはないわけでございますが、その上で、外交的な観点から我が国が主権を有する島々という表現を用いてきておったわけでございます。したがって、過去にわたってこれをどう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から、この間の予算委員会も含めて、いろんな御提案があったところでございます。一つ一つ今からこういうふうにしていきますというのはなかなか申し上げにくいところもありますけれども、一刻も早くロシアの侵略を止めさせ、ロシア軍を撤退させるために日本としても主体...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、自衛隊が持つ場合にはということになりますと、仮定の御質問でなかなかお答えしにくいわけでございますが、現在のNATOのニュークリアシェアリングとこの我が国の非核三原則の持たずということで、この間、私もちょっと申し上げましたけれども、その関係ということで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この核共有と憲法九条との関係についてでございますが、外務省として、この憲法九条との関係について有権的にお答えする立場になく、差し控えますけれども、政府としては非核三原則を堅持していく考えでございます。  核保有でございますが、それは昨日、岸田総理から純法...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状の変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  今こそ、今委員からもお話があったように、国際秩序の根幹を守り抜くため...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは、先ほども申し上げましたように、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序を揺るがす行為であります。やはり、この秩序の根幹を守り抜くためには、国際社会は結束して毅然と行動しなければならないと考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略を含めて、厳しさと複雑さを増す国際情勢の中で、岸田内閣として、未来への理想の旗をしっかりと掲げつつ、一方で、したたかで徹底的な現実主義、これを貫く外交を展開をしてまいります。これが新時代リアリズム外交でございます。  私の所信で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北方領土問題につきましては、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下で、今先生からお話のありました東京宣言、これを含む諸合意を踏まえて、これまで粘り強く交渉を進めてきたところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 一般的に、首脳間の条約、宣言、協定につきましては、国際約束であるものと国際約束ではない政治的な諸文書、諸合意と、こういうものがございまして、批准により締結されたものを含めて国際約束には国際法上の法的拘束力、これがある一方で、政治的な諸文書、諸合意には法的拘...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国固有の領土である尖閣諸島をめぐり、解決すべき領有権の問題はそもそも存在しておらないわけでございます。  その上で、米国政府は尖閣諸島に関する日本の立場を十分に理解し、尖閣諸島をめぐる情勢について我が国の側に立って緊密に連携していくとの立場であると理...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 三月の三日と四日でございますが、ジュネーブの人権理事会におきまして、ウクライナ人権状況に関する緊急討論が開催され、ロシアの侵略に起因するウクライナ人権状況に関する決議が採択をされました。この決議は、ロシアによるウクライナへの侵略の結果として生じた人権侵害及...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、このウクライナに対するロシアの軍事行動に関して、三月八日までに四十か国がウクライナの事態を国際刑事裁判所に付託したと承知をしております。我が国としても、かねてからICCをめぐる動向を注視してきております。  四日のG7外...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、米国と日頃から様々な安全保障上の課題について緊密に意思疎通を行っております。米国は、二〇一九年、中距離射程で通常弾頭を搭載し、地上発射型のミサイルの開発に向けて前進する旨発表をしておるところでございます。その上で、これまでアメリカから、地上発射型...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどの繰り返しになって恐縮でございますが、この米側からは、直ちに配備する状況になく、また具体的な配備先について検討を行っていないと、こういう旨の説明を受けているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 今委員が資料でお配りになりましたこの米議会の諮問機関の米中経済・安全保障調査委員会の報告書の勧告でございますが、これについては承知をしておりますけれども、実際の要請というものは受けておりませんので、仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 那覇港湾施設につきましては、今お話のありました昭和四十七年五月の日米合同委員会合意、五・一五メモでございますが、これにおいて使用主目的として港湾施設及び貯油所と記載されております。これは、同施設の使用の主たる目的を定めたものでございまして、米軍の活動が主目...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたとおりでございますが、使用主目的はこの港湾施設及び貯油所と記載されておりますけれども、この使用の主たる目的を定めたものであって、この主目的としての形態に反するものでない限りは同施設での訓練を排除しているということ、排除しているとは考えていな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアの拒否権行使によって否決された御指摘の安保理決議案の採決に際して、インドは棄権票を投じたというふうに承知をしております。各国は様々な事情を踏まえて独自に投票態度を決めるものでございまして、インドについても同様と考えております。  日米豪印の四か国は...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど局長から答弁いたしましたように、この我々の立場については、三月一日の記者会見の際に、私から、そのようなロシア側の主張は全く根拠がなく受け入れられないと明確に述べております。それ以上の対応が必要だとは考えておらないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話のあったような措置でございますが、外交関係の断絶につながりかねないものであるところ、特段の事情がない限り、現時点ではそのようなことは考えていないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) ホロドモールについては今局長から答弁があったとおりでございまして、他国で発生した歴史上の事件について評価する立場にはございませんが、このような悲劇が二度と繰り返されてはならないと考えております。  その上で、我が国は、主権と領土、そして祖国と家族を守ろう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、ウクライナの人々との連帯を示すべく、この避難された方々の受入れ、また難民は難民の認定と、そして御親族や知人が日本にいる方々について受け入れるということを想定しておりますが、それにとどまらず、人道的な観点からもしっかりと対応してい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 武見先生から大変御高尚なる御質問を賜りましたけれども、まさに先生が御指摘のように、ウクライナ国民が主権と領土、そして祖国と家族、自ら守ろうということで懸命に行動しているわけでございます。  ロシア軍はウクライナ各地で激しい攻撃を続け、占拠する領域を拡大し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であり、厳しく非難をするところでございます。国際秩序の根幹を守り抜くため、毅然と行動しなければなりません。G7を始めとする国際社会と緊密に連携し、ロシアに対する強い制裁措置を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども触れさせていただきましたが、この現地時間における三月二日の国連総会の緊急特別会合、これは、ロシアによるウクライナへの侵略を最も強い言葉で遺憾とし、ロシア軍の即時、完全、無条件の撤退を求めること等を内容とする決議でございますが、今、武見委員からお話が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まだまだ武見教授の授業を聞き続けたいというような気持ちで聞かしていただいておったわけでございますが、まさに今お話があったように、このパンデミック、新型コロナ感染症や気候変動など現代の進化する脅威、これに対応する人間安全保障の在り方を提示した国連開発計画の特...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを支払可能な費用で受けられる状態、これを指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジを国際保健外交の重要テーマとして推進いたしまして、国際的な取組を主導してきたところでございます。  こうした中、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと正確に聞き取れたかどうか分かりませんが、ヨーロッパの安全保障の問題であると同時に、私どもは、これは世界の秩序の根幹を揺るがす事態であり、インド太平洋、ひいては東アジア、これにも大きな影響を与える事態であると、こういう認識でございます。
○国務大臣(林芳正君) 佐藤委員におかれては、現職の自衛官としてサマーワで活動されたというふうに私も承知をしておりまして、そういう日本の地道な活動一つ一つが、その国、ひいては国際社会に対する日本の信頼というものをつくり上げていき、我が国が外交していく上での一つの大きなアセットであ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに委員がおっしゃるように、それぞれの、自衛隊であれば自衛隊の皆様、また防衛省の皆様、そして外務省の職員が一丸となってしっかりとこのいろんな活動をやり遂げるということが、まさに先ほど申し上げました信頼、それはある意味では国際社会における日本の地位というこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたようなこと、またこれは日経新聞のこの記事から委員がお取りになったということで、こういう報道も承知をしておるところでございます。  物流に関して、ロシアとビジネスを停止する動き、これ広がってきておりまして、日本企業もそうした動きに同調して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 最初に委員がお示しになったこの日経新聞、これは、この積替え地点等のコンテナ船等の地図だったというふうに思っております。今お示しいただいた三月一日のものは、この飛行禁止についてでございますね。  それで、私が、これ会見だと思いますが、こういうふうにお答えを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から累次にわたる御指摘をいただきましたが、一つ大事なこととしておっしゃられましたのは、やっぱり横串を刺して、統一的なメッセージが外務省として外に出ていくと、このことの御指摘があったというふうに聞かせていただいたところでございます。  速い速度で走り...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございます。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするということでございます。  そうした考え方の下で、我が国は、G7を始めとする国際...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二月二十六日でございますが、ウクライナは、ロシアを国際司法裁判所、ICJに提訴するとともに、ロシアによる軍事行動を直ちに停止することを命ずる暫定措置を指示すること等をICJに要請をしました。ICJの口頭弁論は昨日実施されております。  我が国は、ICJに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 在ウクライナ大使館は、これまでも全在留邦人に対して館員総出で個別の電話により何度も出国を働きかけるなど、退避の呼びかけを行ってきたところでございます。また、連日、領事メールというものを在留邦人の方々に発出し、出国先の入国要件等の情報提供を含む様々な形で情報...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、高橋委員からもお触れになっていただきましたが、この日本産食品輸入規制の問題、私が農林水産大臣であったときも含めて、ずっと長らく取り組んできた大変重要な課題であると考えております。  この東電の福島第一原発事故の後、五十五か国・地域が日本産食品等に対す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお触れいただきましたTICADでございますが、初めての開催となりました一九九三年以降、今おっしゃっていただいたように四半世紀を超える歴史を誇っておるフォーラムでありまして、アフリカ開発を推進するため、アフリカのオーナーシップを支える形で日本が主導...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○林国務大臣 昨年の三月に日米の2プラス2が行われまして、その際の共同発表に、日米同盟の役割、任務、能力について協議することによって、安全保障政策を整合させ、全ての領域を横断する防衛協力、これを深化させ、そして拡大抑止を強化するため緊密な連携を向上させることに改めてコミットしてい...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、これまで、在日米軍の駐留経費負担については、思いやり予算との俗称が使用されることがしばしばあったわけでございますが、この思いやり予算との俗称、これは合意の性質を反映していないと考えております。政府としては、思いやり予算という名称は適...全文を見る
○林国務大臣 今般の交渉に際しましては、日米両国を取り巻く諸情勢を総合的に勘案しまして、日米地位協定の第二十四条に定める経費負担の原則、これは原則として維持しながら、あくまでも暫定的、限定的、特例的な措置として、期間を五年間といたします地位協定の特則である特別協定、これを締結する...全文を見る
○林国務大臣 米軍関係者の新型コロナ感染については、日米地位協定や関連の日米合同委員会合意を踏まえまして、現地の保健当局間も含めて、米側からの緊密な協力を得ながらやり取りを行って対応してきておるところでございまして、政府として、日米地位協定を見直す必要はないものと考えております。...全文を見る
○林国務大臣 エズラ・ボーゲル先生にお触れをいただきました。この間、追悼イベントもやらせていただきましたけれども、そこで、私も含めて関係者から出た声は、まさにこういう激動の時期に、一番先生のアドバイスをいただきたいときにいらっしゃらないのは本当に残念だなと。しかし、我々、もしいら...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナへの侵略が国際社会の個別の事案に及ぼし得る影響、これについても不断に分析をしておるわけでございますが、事柄の性質上、その具体的な内容についてはお答えをすることは差し控えたいというふうに思います。  既に総理も、これはヨーロッパの方にとど...全文を見る
○林国務大臣 国民の皆様の御心配がそうした世論調査にも表れているという御指摘でございますけれども、先ほど東アジアへの影響についてもお話ししたとおりでございまして、台湾有事という仮定の質問についてはお答えは差し控えたいと思いますが、台湾海峡の平和と安定は、日本の安全保障はもとよりで...全文を見る
○林国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、特にG7各国や同志国と連携をしながら、制裁や外交努力を重ねてきておるところでございますが、それぞれの国とどういうふうなやり取りをしているかというのは、なかなかつまびらかにここでお答えできないところではあるわけでございます。  ロシ...全文を見る
○林国務大臣 制裁につきましては、先ほど委員も少しお触れになっていただいたような、SWIFTから排除されるロシアの七銀行に対する資産凍結、それからロシア中央銀行との取引制限、こういったことを含む対ロ制裁をやってきておるわけでございます。  そして、中国とのロシアの連携ということ...全文を見る
○林国務大臣 インドとの関係では、二月十一日に日米豪印の外相会合を行っております。また、三月三日には日米豪印の首脳テレビ会議を行っておりまして、様々な機会を通じて、現下のウクライナをめぐる情勢について意思疎通を図ってきておるところでございます。  委員からお話がありましたように...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、在日米軍駐留経費の米側負担額及び日米負担割合については、米軍の駐留に伴って必要となる経費の範囲、これについて様々な捉え方があることから、一概に算定し得るものではないと考えております。  具体的には、例えば、駐留する米軍人の給与な...全文を見る
○林国務大臣 申し上げましたように、米軍の駐留に伴い必要となる経費の範囲というのが、先ほど少し例を挙げましたけれども、これがどこまでなのかということについて定義があるわけでない、いわば分母がどこまでなのかということについて確定的な定義があるわけでないということから、一概に算定する...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、まず、どこまでが必要となる経費に当たるのかについて確定的な定義があるわけでない、難しいということを申し上げました。  そして、今局長からも、交渉していく上でも、また考え方として、どのような支出が適切かという観点から主体的に判断をしていく...全文を見る
○林国務大臣 今回、アメリカとの間で、第一に、日米同盟の抑止力、対処力強化への貢献が直接的に見えにくい光熱水料等については、大幅に削減をすることで日米間で意見の一致を見たところでございます。第二に、在日米軍のみならず、自衛隊の即応性及び米軍との相互運用性の強化にも資する、今触れて...全文を見る
○林国務大臣 まさに、私、本会議でも申し上げましたように、日米同盟を一層強化する基盤を構築するというふうに重点が移った。おっしゃるとおりだと思います。
○林国務大臣 ただいま両省から政府参考人が答弁したとおりでございますが、同盟の対処力、抑止力を強化する、よってもって同盟強靱化予算だ、こういうふうに言っておるわけでございますから、抑止力、対処力を強化するというふうに私は申し上げたいというふうに思っております。
○林国務大臣 重ねてになりますが、日米同盟の対処力、抑止力を強化するということでございます。
○林国務大臣 もとより、国会で御審議をいただいて、そしてお認めいただくということも通じながら、国民の皆様からいただいた税金でこれは負担をしていくということでございますので、今までもそうでございますが、今後も、国民の理解を得られるような説明、これに注力をしてまいりたいと思っておりま...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであって、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございます。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするところでございます。  これはヨーロッパにとどまらず、世界全...全文を見る
○林国務大臣 今次の交渉では、日米双方が真摯に交渉を行った結果、在日米軍の円滑かつ効果的な運用を支えるだけではなく、自衛隊を含む日米同盟の抑止力、対処力をより一層効果的に強化していくことに資する、また、この厳しい財政状況も踏まえた、めり張りをつけた経費負担の合意、これを得ることが...全文を見る
○林国務大臣 いわゆる旧敵国条項につきましては、一九九五年の国連総会で、既に死文化しているとの認識を示す国連総会決議、これは圧倒的な多数の賛成により採択をされております。  そして、二〇〇五年の国連首脳会合では、国連憲章から敵国への言及を削除するとの全加盟国首脳の決意を示す成果...全文を見る
○林国務大臣 総理も御答弁されておるとおり、今回の事態を受けて、国民の皆様や日本企業等に様々な影響が及ぶことは避けられないと考えますが、この大きな目的、今おっしゃったように、自由を守る、また普遍的な価値を守る、国際秩序の根幹を守る、この目的のために、ウクライナ国民への連帯を示すべ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどるる申し上げたことを一言で申し上げれば、バイデン大統領の認識を共有しておるということでございます。
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、ちょっと御通告はございませんでしたけれども、まさに、我々がG7と連携して制裁をやる中で、ロシア側からは報復についての言及が既にあったところでございます。  今回の措置は、日本のみならず、欧米、韓国等も一緒の扱いということで、中身に...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは、先ほど来申し上げておりますように、力による一方的な現状変更の試みでありまして、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をします。こうした暴挙に高い代償が伴うことを示してまい...全文を見る
○林国務大臣 ロシア機の領空通過禁止を発表した国については、網羅的に全ての国の措置、これを把握しているわけではありませんけれども、イギリス、カナダ、EU、米国が既に発表をしていると承知をしております。  本邦の航空会社の欧州便については、各社の判断によって、既に全日空が南回りル...全文を見る
○林国務大臣 まさに、国際社会、G7を始めとする国際社会と連携して、適切に取り組んでまいりたいと考えております。
○林国務大臣 このサハリン1については、国際的な対ロシア制裁の強化の動きの中で、我が国のエネルギーの安定供給等の観点を十分考慮しながら、G7とも歩調を合わせて、適切に対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 日本は、人権を普遍的な価値であって、人権擁護は全ての国の基本的な責務というふうに考えてきております。そうした意味で、普遍的な価値である人権を擁護するとの基本的な考え方、これはG7の各国で完全に一致をしております。  人権侵害に対してどのような対応が適切かについては...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であり、厳しく非難をしております。  そのような中で、ロシアにおいて、報道の自由、これを制約する法律が成立したこと、また、それを受け、外国メディアがロシアでの活動を停止せざるを...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの後段で申し上げましたように、G7の外相声明でも非難をしたところでございます。
○林国務大臣 三月の四日に行われましたザポリッジャ原子力発電所に対する攻撃、これは決して許されない暴挙でありまして、東電福島第一原子力発電所事故を経験した我が国として、強く非難をしております。
○林国務大臣 今委員からお話のありました、北京冬季パラリンピック開会式におけるパーソンズIPC会長によるスピーチ、これは承知しておりますが、他国における放送ぶりの一つ一つについてコメントすることは差し控えたいと思います。
○林国務大臣 政府といたしまして、五日から中国で開催されている全国人民代表大会、これを含めて、中国国内の動向について、関心を持って注視をしております。  この中国の国防予算でございますが、長きにわたって高い伸び率での増加を継続しておりまして、こうした国防費を含む中国の国防政策や...全文を見る
○林国務大臣 両岸関係につきましては、経済分野を中心に深い結びつきを有している一方で、その軍事バランス、先ほど防衛省からもありましたように、中国側に有利に変化しており、その差が年々拡大する傾向が見られるわけでございます。  中国による台湾への武力侵攻の可能性については、事柄の性...全文を見る
○林国務大臣 これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含めて、一連の北朝鮮の行動、これは、日本や地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できるものではないと考えております。  この政府の対応の詳細を御説明することは控えますが、政府として、北朝鮮に対する対応につ...全文を見る
○林国務大臣 政府参考人から今お答えをしたところでございますが、今回も、直ちに中国側に対して厳重な抗議を行うとともに、謝罪と再発防止を強く求めております。  それぞれの事案について、中国側の意図等を説明する立場にはございませんけれども、我々は、ウィーン条約違反でもある、外交官の...全文を見る
○林国務大臣 先ほども述べましたとおり、今回の事案は外交関係に関するウィーン条約の明白な違反であり、到底看過できず、断じて受け入れられないと考えております。直ちに中国側に対して厳重な抗議を行うとともに、謝罪と再発防止を強く求めたわけでございます。  今後の対応について、現時点で...全文を見る
○林国務大臣 小熊委員には、長らくいろんな活動を御一緒させていただきまして、またこうして御質問をいただける、大変ありがたく思っておるところでございます。  そして、大変本質的な御質問を賜りました。我々、こういう場で専門家の皆様から御質問を賜ると、どうしてもそこの当たり前の部分が...全文を見る
○林国務大臣 ロシア航空機の領空内飛行を禁止する措置を含む更なる措置については、今後の状況を踏まえつつ、G7を始めとする国際社会と連携して、適切に取り組んでまいりたい、こういうふうに思っております。
○林国務大臣 既に、今、小熊委員から御紹介いただいたような答弁をしております。新たなものについてはやらないということでございますし、こういう状況で、総理も、我が国の基本的な立場、すなわち領土問題を解決して平和条約を締結するという立場は変わりませんけれども、今これについて申し上げる...全文を見る
○林国務大臣 我が国の適切な負担規模、これを考えるに当たっては、日米の負担割合を論じる前に、まずは、我が国の平和と安全を確保する上で日米でいかなる役割、任務の分担を行っていくか、また、その下で我が国の負担規模が適切か否かを考えるということが重要であると考えております。  そうし...全文を見る
○林国務大臣 この特別協定でございますが、政府として、厳しい財政状況を踏まえつつ、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、在日米軍の安定的なプレゼンスを支えるとともに、日米同盟の抑止力、対処力を一層効果的に強化していくことが必要である、こういう認識の下で、主張すべきは...全文を見る
○林国務大臣 NATOで行われているニュークリアシェアリングでございますが、米国の管理下にある核兵器を非核兵器国である一部のNATO加盟国の領土内に配備をし、同盟の核抑止ミッションとそれに関連する政治的責任及び意思決定を共有する仕組みでございまして、核兵器そのものの共有ではないと...全文を見る
○林国務大臣 冷戦終結後、これまで公にされた米国の核政策に加えまして、米国は我が国の非核三原則に係る立場をよく理解していることから、核兵器を搭載する米艦船及び航空機の我が国への寄港、飛来、通過、これは現状において想定されないわけでございます。  また、我が国は一貫して、事前協議...全文を見る
○林国務大臣 先ほど御答弁申し上げたとおり、想定されておらない。  その上で、一貫して、事前協議の対象である持込みには、米艦船及び航空機の寄港、飛来、通過、これは含まれると述べてきておるところでございます。
○林国務大臣 我が国及び米国は、日米安保条約の第五条に基づきまして、我が国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が発生した場合に、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処することになるわけでございます。  アメリカは、累次の機会に、日米安保条約の下...全文を見る
○林国務大臣 仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思いますが、我が国を取り巻く安全保障環境について、一般論として申し上げますと、北朝鮮による核・ミサイル開発、また、東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試み、軍事バランスの変化による緊張の高まり等々、厳しさと不確実性を...全文を見る
○林国務大臣 特別協定の第三条の1でございますが、日本国は在日米軍の施設・区域に設置される訓練能力に関連する資機材及び関連する役務を調達するための経費を負担する旨、規定をしております。  ただし、本経費の負担を行うのは、当該訓練能力が、日米安全保障条約の目的を達成し、即応性を向...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、この経費の負担を行うのは、日本国政府が、相互に適当と判断する経費を日本国が負担するという通告を米側に対して行う場合に限るということでございますので、その通告がなければ、当然、負担は生じないということでございます。
○林国務大臣 この交渉でございますが、日米両国を取り巻く諸情勢、これを総合的に勘案して、まず、日米地位協定の二十四条に定める経費負担の原則、これは原則として維持しながら、暫定的、限定的、特例的な措置として、五年間を期間とする地位協定の特則である特別協定、これを締結することが適当と...全文を見る
○林国務大臣 先ほども述べさせていただきましたように、まず、地位協定二十四条というのがございまして、ここに原則が書いてあるわけでございます。そして、この原則を原則として維持しながら、期間を五年間とする暫定的、限定的、特例的な措置として、地位協定の特則として特別協定を締結するという...全文を見る
○林国務大臣 海外に渡航、滞在する邦人の保護、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、平素から在外邦人の保護や退避が必要となる様々な状況を想定し、必要な準備、検討を行っており、邦人保護の強化を図っているところであります。  その上で、一般論として、邦人の退避が必要となる...全文を見る
○林国務大臣 大臣所信におきまして、三つの覚悟を持って外交を切り開いていくと述べさせていただきましたが、まさに、今回のロシアによるウクライナ侵略や緊張する米中関係に見られるとおり、厳しさと複雑さを増す国際情勢の中で、とりわけ、一番目に申し上げました普遍的価値を守り抜く覚悟、そして...全文を見る
○林国務大臣 これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含めて、一連の北朝鮮の行動は、日本、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できるものではございません。  厳重な抗議に加えまして、安保理決議に基づく特定品目の輸出入禁止措置、資金移転防止措置等に加えて、我...全文を見る
○林国務大臣 外務大臣としてここに立っておりますので、政府として、政策上の方針として、非核三原則を堅持していくとの考えに変わりはないというのは述べさせてもらいたいと思います。  その上で、総理もおっしゃっておられますように、党の内外でというのは、自民党の議員の方の発言についての...全文を見る
○林国務大臣 これは、そこにいらっしゃいますけれども、岡田元外務大臣のこの御指摘の答弁、岸田内閣においても引き継いでおるわけでございます。  このことは、二〇一四年の二月の衆議院の予算委員会で当時の岸田外務大臣も御答弁をされておられまして、この御答弁は、「国民の安全が危機的状況...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  我が国は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(林芳正君) ロシアによる侵略や核兵器による威嚇を止めさせる行動についてお尋ねがございました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、厳しく非難をします。  ロシアが核抑止力部隊の態勢を引き上げたことについて...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) まず、福島委員始め委員長、理事の皆様に、私のここに到着することについて御配慮いただきましたこと、御礼を申し上げておきたいと思います。  その上で、台湾海峡の平和と安定、これは、日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要でございます。台湾をめぐ...全文を見る
03月10日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○林国務大臣 ただいま防衛大臣からも御答弁があったとおりですが、今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更の試みであって、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為だということでございます。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難を...全文を見る
○林国務大臣 今委員からもお話がありましたように、プーチン大統領は、二〇〇七年以降、NATOの東方拡大に対する懸念を累次にわたり表明し、昨年十二月に、この点に関するロシアの要求を盛り込んだ合意文書案を米国及びNATOに対し提示した上で公表し、ロシアと米国及びNATOとの間で対話が...全文を見る
○林国務大臣 ロシアがいかなる判断で今回のウクライナ侵略を決定したか、この点については我が国としてコメントする立場にはないところでございます。  どのような判断があったにせよ、繰り返しになりますが、今回のロシアによるウクライナ侵略は力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただきましたように、ロシアの今回の力による一方的な現状変更の試み、これが達成されてしまうようなことになりますと、これはヨーロッパだけの問題ではなくて、世界の、こうしたことをやってはならないという国際秩序の根幹、これが揺るぐことになるわけでござい...全文を見る
○林国務大臣 いつまで、また、どういう状況になるまで経済制裁を続けるのか、こういうことでございますが、恐らく私の答弁はひょっとするとロシア側にも伝わるかもしれませんので、つまびらかにここで申し上げるということはなかなか難しいところでございますが、我が国の対応については、その時々の...全文を見る
○林国務大臣 バイデン大統領の声明というか発表、これはそれぞれの国で考えることで、必ずしも協調を求めるものではないというような趣旨の御発言も共にあったというふうに承知しておるわけでございまして、これについては、既に総理も明らかにされておられますように、当面、我が国がこのタイミング...全文を見る
○林国務大臣 私は、防衛大臣在任中の二〇〇八年八月でございますが、辺野古と普天間飛行場の現場を視察をさせていただきました。  この普天間飛行場の周辺の土地、実際に歩きながら視察をさせていただいて、米軍機による騒音は周辺地域住民の皆様にとって大変深刻な問題であると認識を強めたとこ...全文を見る
○林国務大臣 合意については、今防衛大臣からお話があったとおりでございます。  外務省としても、アメリカ側に対して、航空機の運用に当たっては安全な飛行の確保に努めるとともに、航空機騒音規制措置に係る日米合同委員会合意の遵守を徹底するよう要請してきておりまして、引き続き、防衛省と...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたします。  この国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会が結束して毅然と行動しなければならないと思います。このことを示すべく断固として行動していき、...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございます。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  この国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会が結束して毅然と行動しなければなら...全文を見る
○林国務大臣 御指名ありがとうございます。  政府としては、地元の負担軽減に全力で取り組んできておりまして、在日米軍再編、米軍の運用や日米地位協定をめぐる課題について、米側と連携して一つ一つ前に進めてきております。  日米地位協定、これは大きな法的枠組みでありまして、政府とし...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、先ほど申し上げましたように、地位協定そのものは大変大きな法的枠組みでございまして、政府としては、事案に応じて、効果的に、かつ機敏に対応できる最も適切な取組、これを通じて、一つ一つの具体的な問題に対応してきておるところでございます。...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) 日韓の国交正常化に当たりましては、十四年に及ぶ長い交渉の結果、当時の韓国政府の国家予算の約一・六倍に当たる五億ドルを日本政府から韓国政府に供与するとともに、両国及びその国民の間の財産請求権に関する問題につき、完全かつ最終的な解決を確認したところでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  各国や、また各国の国民の皆様が、ロシアの動向に関する見通しや立場、積極...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お会いしたということはございません。
○国務大臣(林芳正君) ちょっと急なお尋ねだったものですから、私はまだお会いしておりませんが、茂木大臣のときはちょっと確認をしなきゃいかぬと思います。
○国務大臣(林芳正君) 私が就任してからはお会いしておりません。
○国務大臣(林芳正君) 孔鉉佑駐日中国大使でございますが、一月六日から日本を不在にし、この間、楊宇公使が臨時代理大使となる旨、駐日中国大使館からは通報を受けております。
○国務大臣(林芳正君) 不在理由については把握をしておりません。
○国務大臣(林芳正君) 大使が任国を離れる際には、不在の通報、これを行うことになっておりますが、一般的な慣行として、その理由を述べるということは行われていないと承知しております。
03月11日第208回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○林国務大臣 まず、申し上げなければならないのは、ウクライナがNATOの加盟国ではないということでございます。したがって、米国を含むNATOの集団防衛の対象ではないというふうに承知をしております。  また、今回のロシアによるウクライナ侵略の原因、これをブダペスト覚書によるウクラ...全文を見る
○林国務大臣 このブダペスト覚書でございますが、当事者としてロシアが入っているわけでございます。まさに、そうした意味で、先ほどの繰り返しになりますけれども、ブダペスト覚書で、ロシア連邦と英国と米国とウクライナ、これが、非核兵器国としてのウクライナの核拡散防止条約への加盟を歓迎し云...全文を見る
○林国務大臣 まさに、先ほど申し上げましたとおり、ブダペスト合意の当事者であったロシア、これがブダペスト合意を、違反したというほどの軽度なものではないと思いますけれども、まさにそれ、ブダペスト合意、また各国からの働きかけ等々をですね。  また、ロシアは国連の安保常任理事国である...全文を見る
○林国務大臣 我が国周辺の安全保障環境がより一層厳しさを増す中で、我が国は、自らの安全と地域の平和と安定を確保する観点から、日米同盟を基軸とした上で、主体的に外交、安全保障政策を展開していく必要があると考えております。  具体的には、日米間で、先般の日米2プラス2の機会を含めて...全文を見る
○林国務大臣 まず、先ほど冒頭に申し上げましたように、ウクライナはNATOの加盟国ではないために、米国を含むNATOの集団防衛の対象ではないと申し上げました。  その上で、今ほど日米同盟というお話をさせていただいたところでございます。我が国の安全保障、これは言わずもがなでござい...全文を見る
○林国務大臣 日米首脳会談や2プラス2等で、台湾海峡の平和と安定については明記をされておるところでございます。  そして、先ほども申し上げましたように、我々としても、我が国の防衛力の抜本的な強化に取り組むことで、様々な事態に対応する能力を向上させ、日米同盟の抑止力、対処力を一層...全文を見る
○林国務大臣 アメリカがロシア産の原油等の輸入禁止措置を決定したこと、また、イギリスがロシア産原油の輸入を二〇二二年末までに段階的に廃止するということを発表したこと、またさらに、EUがロシアへの天然ガス供給依存から二〇三〇年までに脱却するという方針を発表したことは承知をしておりま...全文を見る
○林国務大臣 サハリンについてお尋ねがありましたが、サハリン1については、国際的な対ロシア制裁強化の動きの中で、我が国のエネルギーの安定供給等の観点、これも十分考慮しながら、G7とも歩調を合わせて適切に対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 委員が今お触れになっていただきましたように、今回の一連の事象、これは、情勢が変化する中にあっても、安定的なエネルギー供給が維持可能な体制を構築する、このことの重要性を改めて再認識をさせるものだというふうに考えております。  こうした観点から、海外からのエネルギーの...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、サハリン1については、国際的な対ロシア制裁の強化の動きの中で、我が国のエネルギー安定供給等の観点を十分考慮しながら、G7とも歩調を合わせて適切に対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 今委員からもおっしゃっていただきましたように、負担規模を考えるに当たって、全体を算出した上で、そのうちの一定の割合を日本側負担として導くというアプローチではない。労務費、光熱水料等、訓練資機材調達費、訓練移転費、提供施設整備費といったこの同盟強化予算の各項目について...全文を見る
○林国務大臣 これは、地位協定に原則が定められているもの、五年ごとに特別協定ということで決めていくということでございますので、まさに、その都度その都度、日米同盟が置かれた状況、我が国を取り巻く安全保障環境というものを考慮しながら米側と協議を重ねてきたということでございますので、委...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、まさに特別協定という性格上、一定の何か定義というか物差しというかを置いて、常にそれに照らしてというものを作れるかどうかはなかなか難しい問題だ、こういうふうに思いますけれども、国民の理解を得るということは大事なことでございますので、...全文を見る
○林国務大臣 一般的に、抑止力というときには、侵略をもし行えば耐え難い損害を被ることを明白に認識させることにより侵略を思いとどまらせる、こういう機能を果たすものであって、核抑止力は、核兵器の存在によりもたらされるような、このような抑止力のことを指す、こういうふうに認識をしておりま...全文を見る
○林国務大臣 この間も、経済産業委員会ではございませんでしたが、私は、たしか参議院の予算委員会だったと思いますけれども、ミサイル防衛でというようなやり取りは聞かせていただきました。  まさに今日は三月十一日でありまして、委員におかれては、黒ですかね、ネクタイをちゃんと着けられて...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、頭に置いておかなければならないと申し上げたのは、ちょっとあるいは誤解をお招きしたかもしれませんが、具体的に、エネルギー基本計画と、また防護等、それぞれ経産副大臣、防衛副大臣お見えでございましたので、私からは余りこの中身に入ったことを申し上げてはならないという...全文を見る
○林国務大臣 三月九日に行われた韓国大統領選挙におきまして、尹錫悦韓国次期大統領が選出され、総理、また私からも祝意を示すメッセージを発出したところでございます。  一九六五年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づいて日韓関係を発展させていく必要があり、尹次期大...全文を見る
○林国務大臣 日米間では、日米2プラス2の機会や日米ガイドラインを含めて、実践的な演習及び訓練の重要性を確認してきております。  また、沖縄の負担軽減、これは政府の最重要課題の一つでありまして、嘉手納飛行場等に所属する航空機の訓練移転等に取り組んできたところでありまして、引き続...全文を見る
○林国務大臣 航空機の訓練移転は、在日米軍の抑止力の維持向上と在日米軍飛行場周辺における訓練活動の影響を軽減する観点から大きな意義を有しておりまして、政府としても積極的に取り組んできております。  特に、沖縄の負担軽減、先ほど申し上げましたように、政府の最重要課題でございまして...全文を見る
○林国務大臣 今お話がありましたように、防衛省からお答えすべきところではあろうかと思いますけれども、日米両国が、嘉手納飛行場における一層の騒音軽減を図るため、航空機の訓練移転を行う期間中に嘉手納飛行場における米軍の訓練活動の影響について配慮するということとしておりまして、グアム等...全文を見る
○林国務大臣 今委員が御指摘になったように、防衛省のみならず、我々にも御要望書をいただいているということでございます。そうしたことを受けて、先ほど申し上げましたように、グアム等への訓練移転について、移転期間中における嘉手納飛行場周辺の騒音軽減が図られるように、米側に対して配慮要請...全文を見る
○林国務大臣 沖北特で同様の御質問をいただきまして、私も防衛大臣のときに、実は普天間周辺等々、視察に行ったわけでございます。普天間のすぐ近くに小学校がございまして、私は非常に、臭いについて、強い臭いがするなという思いがあったわけでございますが、小学校にいらっしゃるお子さん方は余り...全文を見る
○林国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、日米同盟の抑止力、対処力を強化するためには、より高度な、また、より実際の対処の場面に近い形での訓練、演習を通じ、自衛隊と米軍双方が即応性や相互運用性を更に向上させていく必要があると考えております。  二〇二一年三...全文を見る
○林国務大臣 今、具体的な内容についてのお尋ねがございましたけれども、先ほど既にお答えしたかもしれませんけれども、この訓練の具体的な内容については、詳細は差し控えさせていただきたいと思っております。
○林国務大臣 アラスカにつきましては、先ほど御答弁申し上げたとおり、同盟の対処力、抑止力の強化と、それからもう一つは沖縄の負担軽減、こういうことから考えたところでございます。
○林国務大臣 アラスカを航空機訓練移転の対象とする理由については、先ほど申し上げたとおりでございます。  一方で、いわゆる敵基地攻撃能力の検討につきましては、総理の指示もございましたので、いわゆる敵基地攻撃能力も含め、あらゆる選択肢を検討し、防衛力の抜本的な強化に取り組んできて...全文を見る
○林国務大臣 突然のお尋ねで、私がそのとき申し上げたものがございませんので、前後の文脈等もちょっと記憶が、最近年を取って記憶力が落ちてきたものですからあれでございますが、2プラス2で実践的な訓練、演習というものを強調しておりますが、同盟の運用の即応性及び抑止態勢を維持して、将来的...全文を見る
○林国務大臣 ただいま議題となりました二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案につきまして、提案理由を御説明いたします。  二千二十五年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を開催するに当たり、我が国は、国際博覧会条約上の義務として、我が国政府を代表する博覧会政府...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 三月の九日に行われました韓国大統領選挙において尹錫悦韓国次期大統領が選出をされまして、岸田総理、そして私からも祝意を示すメッセージを発出したところでございます。  今委員からも御指摘があったとおりでございまして、拉致問題を含めて、北朝鮮へ対応するというこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 拉致問題は岸田内閣の最重要課題であります。御家族も御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もないと考えております。  委員御指摘のとおり、拉致問題の解決に向けては、米国バイデン政権を始めとする関係国と引き続き緊密に連携し、国際世論も味方に付けながら、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二〇〇二年の九月の日朝平壌宣言、これは日朝双方の首脳の議論の結果として、日朝関係の今後の在り方を記した、両首脳により署名された文書であり、現在に至るまで北朝鮮側も否定しない、否定していないわけでございます。  二〇一四年の五月のストックホルム合意について...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、日朝平壌宣言では、日朝関係の今後の在り方、これを両首脳の議論の結果として記したものでございまして、例えば、両首脳が日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決するなどすることが地域の平和と安定に大きく寄与するという共通の認識、これを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この詳細につきましては、今後の交渉に影響を及ぼすおそれがあるため、お答えを差し控えますけれども、北朝鮮との間では、二〇一四年の日朝政府間協議以降、北京の大使館ルート等で様々な手段を通じてやり取り行ってきております。  全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この二〇〇二年九月の小泉総理による訪朝に関しては、その年の一月に、ブッシュ大統領、当時のですね、これが一般教書演説で北朝鮮をイラク、イランとともに悪の枢軸として名指しをする中で、北朝鮮の側から対話を求めてきたものでございます。  当時の教訓といたしまして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたような背景、また、これを言うとまたお叱りをいただくかもしれませんが、北京の大使館ルートなど、様々な手段を通じてやり取りを行ったわけでございますが、これは詳細についてはお答えを差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(林芳正君) 大変深遠な問いでございますけれども、様々な定義があるというふうに考えます。  国家間の関係において、自国を取り巻く国際情勢の変化を冷静に把握し、その変化に対応しながら、日本の国益を守り増進していくことが重要と考えます。  私が好きな中国の古典で言うと、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々といたしましては、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルという諸懸案、これを包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を目指すとの対北朝鮮外交の基本方針の下で対応を行っているわけでございます。  その上で、具体的対応についてでございますが、拉致...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この不幸な過去の清算ということでございますが、一九四五年の八月十五日以前に生じた事由に基づく様々な事柄の処理を指すものというふうに認識をしております。
○国務大臣(林芳正君) 報道等でお名前を聞いた記憶はあるような気がいたしますが、ちょっと突然だったので、確認できておりません。
○国務大臣(林芳正君) 安倍政権においての拉致問題に係る取組の評価、これについて一概に申し上げることは差し控えたいと思いますが、安倍政権においては、拉致問題を政権の最重要課題と位置付け、様々な取組が行われたと承知しております。  例えば、北朝鮮に対して影響力を有する各国と緊密に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日朝平壌宣言に基づきまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化の実現を目指すというのが我が国の一貫した対北朝鮮外交の基本方針です。  具体的な対応については、先ほども申し上げましたが、何が最も効果的かという観...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 拉致問題は最重要課題でございます。  昨年十二月、飯塚繁雄さんが妹の田口八重子さんとの再会を実現できないまま御逝去されましたことは痛恨の極みでございます。  御指摘の今ありました横田拓也新代表の御発言は承知しておりまして、拉致問題の解決には一刻の猶予も...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北朝鮮側の発言の一つ一つについてコメントすることは差し控えますが、拉致問題が既に解決されたとの主張は全く受け入れられないと考えております。我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 拉致問題につきましては、北朝鮮への直接の働きかけに加えまして、関係各国に対し、ハイレベルでの様々な機会、これを捉えまして、日本の立場を繰り返し説明し、多くの国から理解と支持を得てきております。  例えば、昨年の十二月のG7外務・開発大臣会合におきまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 拉致問題の解決のためには、我が国の取組に加えて、今委員から御指摘のありましたようなこの米国との緊密な連携、これは大変重要でございます。  例えば、この一月に行われました日米首脳テレビ会談でございますが、岸田総理から拉致問題の解決に向けて理解と協力を求め、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北朝鮮側でございますが、例えば昨年の二〇二一年十月には、拉致問題は解決済みとの発信、これは先ほどのやり取りの中で取り上げられたわけでございますが、こういうことを行うなどしてきているものと承知をしております。北朝鮮側の発信の一つ一つについて政府としてコメント...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この解決、やはり人脈構築、情報収集、いろんなことをやっていかなければならないと、こういうふうに考えておりまして、北朝鮮をめぐるまず動向については、在外公館における取組を通じたものも含めて、平素から高い関心を持って情報収集に努めておるところでございます。中身...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府として、五日から中国で開催されております全国人民代表大会を含めて、この中国国内の動向、これ関心を持って注視をしております。  中国の国防予算についての御指摘がありましたが、国防予算は御案内のように長きにわたって高い伸び率での増加を継続しておりまして、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたその五日からの全人代でございますが、御指摘の発言についても承知をしております。  この中国側の意図について、我々の立場で予断を持ってお答えすることは差し控えたいと思いますが、中国の国防政策や軍事力について、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この御指摘の発言は承知をしております。  この具体的なものにつきましては、報道等では、この習近平国家主席は全人代の軍分科会に出席し、海外関連の軍事法治活動の強化を指示したと、国営中央テレビが伝えたというものが、北京の時事でございますが流れております。先ほ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この台湾海峡の平和と安定というのは、日本の安全保障はもとよりでございますが、国際社会の安定にとっても重要でございます。この我が国の一貫した立場、先ほど述べたとおりでございまして、対話により平和的に解決されることを期待するということでございます。  そして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これに向けての様々な外交努力等をやってまいりました。この概要について承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) 昨年の十二月十七日でございますが、国連総会本会議におきまして、我が国が共同提案国となりました北朝鮮人権状況決議が採択をされました。この決議では、北朝鮮に対して全ての拉致被害者の即時帰国を強く要求する旨を始め、拉致問題に関する記述、しっかりと記載をされており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この拉致問題の解決のためには、我が国の取組に加えて、米国との緊密な連携も重要でございます。一月に行われた日米首脳テレビ会談におきまして、岸田総理から拉致問題の解決に向けて理解と協力を求め、バイデン大統領から力強い支持を得たところでございます。また、外務大臣...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 米国のこの政策の今後の動向等について、あっ、黙祷の時間ですのでやめましょうか。     ─────────────
○国務大臣(林芳正君) 続けさせていただきますが、この外相間でもいろんなことをやってきたと申し上げた上で、このアメリカの今後の動向について予断をすることは控えさせていただきたいと思いますが、繰り返しになって恐縮ですけれども、米国と緊密に連携しながら、全ての拉致被害者の一日も早い帰...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現地時間の三月二日でございますが、国連総会の緊急特別会合、これは、ロシアによるウクライナへの侵略を最も強い言葉で遺憾とし、ロシア軍の即時完全無条件の撤退を求めること等を内容とする決議を、今お触れいただきましたように、百四十一か国という多数の賛成によって採択...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員御指摘のように、北朝鮮は反対した五か国のうちの一つであったわけでございますが、この投票に際してのステートメントによりますと、北朝鮮は、NATO拡大や欧州における軍備に関するロシアの関心への配慮が必要だったとしまして、問題の原因を米国やいわゆる西側によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま官房長官から御答弁があったとおりでございます。  今日、様々なやり取りの中で日朝平壌宣言についても議論が行われたわけでございまして、そうした議論も踏まえながら、一日も早いこの全ての拉致被害者の皆様の御帰国、このために全力を尽くしてまいりたいと考え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を目指すという考えには変わりはございません。  その上で、北朝鮮による核・ミサイル開発は断じて容認できないと考えております。これまでの弾道...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この外交上のやり取りの内容や、どの程度時間を割いたか等の詳細についてお答えすることは控えますが、先月十二日に行われた日米韓外相会合においては、拉致問題の解決の重要性について議論が行われ、私からは拉致問題の解決に向けた理解と協力を求めて、米韓両国から支持を得...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(林芳正君) 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、政府開発援助等について御挨拶と所信を申し述べます。  まず、現下のウクライナ情勢について一言申し上げます。今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、沖縄・北方問題について御挨拶と所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、...全文を見る
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) この日米両国間では日頃から外交安全保障に関する様々な事項について緊密に意見交換を行っておりますが、今お尋ねの件はインテリジェンス、外交上のやり取りに関することでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 繰り返しで恐縮でございますが、まさにインテリジェンスや外交上のやり取りに関することでございますので、お答え差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) ロシア軍はウクライナ各地で大変激しい攻撃を続けておりまして、今、福山先生がおっしゃったように、外交、あっ、学校、病院、住宅等も攻撃をしております。多数の民間人にも死傷者が発生しております。この民間人や民間施設への攻撃、これはもう国際法違反であり、断じて正当...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、このウクライナの行政についてのお尋ねでございますが、この私が先ほど申し上げたこと以上になかなか申し上げるものを持ち合わせておらないところでございまして、状況については最大限努力しながら注視してまいりたいと思っております。
○国務大臣(林芳正君) 総理、今、やるとおっしゃっていたというふうに私は聞いておったんですが、この会議は、先ほど先生からお話があったように、八月に開催すること、ニューヨークの国連本部ですが、決定をしたということがもう公表されております。  それに向けていろいろなやり取り、これを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話のあったNATOニュークリアシェアリングでございますが、平素から自国の領土にアメリカの核兵器を置き、有事には自国の戦闘機等に核兵器を搭載、運用可能な体制を保持することによって自国等の防衛のために米国の核抑止を共有すると、こういった枠組みだとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、あくまで一般にNPT上の整理ということでございますが、この核兵器国が同盟関係にある非核兵器国の領域内に核兵器を配備しても、当該非核兵器国が核兵器国の同意なしに核兵器を発射する権能を譲り渡されたのでなければ核兵器の所有権又はその管理権が移譲されたこと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 唯一の戦争被爆国であり、また東電福島第一原子力発電所事故、これを、今先生がおっしゃっていただきましたように、これを経験した我が国にとって、今この秋野先生おっしゃった御指摘の点、大変重要であり、早速関係当局とともに協議を開始したいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民と共にあります。我が国として、現地で活動する国際機関及び日本のNGOとも連携して、今委員からお話のあった一億ドルの緊急人道支援を行ってまいります。  また、ウクライナと更なる連...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 失礼いたしました。  総理がウクライナから避難民の受入れを表明した三月二日以降でございますが、退避を目的として本邦の親族等を頼りに入国された方、これ速報値で三月十日までで十五人というふうに承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) これ三月九日時点でございますが、中東諸国、それから中央アジア諸国等の航空会社でございますが、こちらはロシア国内の各都市から通常運航をまだ続けておるようでございます。  我が大使館、総領事館等で、こうしたロシアからの商用便や陸路で出国すると、いろんな選択肢...全文を見る
03月15日第208回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 令和四年度政府開発援助に係る予算案について、その概要を説明いたします。  令和四年度一般会計予算案のうち、政府開発援助に係る予算は、政府全体で対前年度比一・二%減の五千六百十一億六千四百三十八万九千円となっております。このうち、外務省所管分については、前...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど青山委員から御教示をいただき、私もニュースを確認させていただきました。  この勇気ある方がまだロシアにいらっしゃるというのは一筋の光明ではないかと、こういうふうに思っておりますが、一方で、そのもとになっておりますロシアにおける報道の自由が制約されて...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であります。この我が国の立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題であるというのが日本側の一貫した立場でございます。
○国務大臣(林芳正君) 北方四島にアイヌ民族が先住していたという委員の今の御指摘については、適切に受け止めたいと考えております。  その上で、北方四島は我が国の国民が長きにわたり父祖伝来の地として受け継いだものでありまして、政府としては、一般的に、一度も他の国の領土となったこと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日ロ間の最大の懸案であります北方領土問題、これを解決をして平和条約を締結するとの方針の下でこれまで粘り強く交渉を進めてきたところでございます。しかし、今回のロシアによるウクライナ侵略に対しては、G7を始め国際社会と結束して毅然と行動する必要があると、そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシア法令に基づくことを前提として北方四島を含む地域の経済開発に関する特恵制度、これを導入すること、そして、日本企業及び第三国企業にそのような経済開発への関与を広く呼びかけること、これらのことは、北方四島に関する日本の立場や首脳間の合意に基づき日ロ間で議論...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回決定をいたしましたこの一億ドルの緊急人道支援は、現地で活動するユニセフやUNHCR等の国際機関及び日本のNGO、こうしたところを通じまして、ウクライナ及び周辺国に避難したウクライナの人々に対して、一時的避難施設、保健医療、水、衛生、食料、子供の保護とい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたような措置を打ち出しておるわけでございますが、こうした我が国を含む各国の措置によりまして、通貨ルーブルの暴落、株式市場の取引停止、さらには外国企業の撤退や操業停止の動きといった様々なロシア経済への影響が既に出始めていると認識しております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この首都キエフの制圧を目指すロシア軍、攻勢を強めておりまして、ウクライナ側は各地で懸命の防戦を続けているわけでございます。  そうした中で、今、榛葉先生からお話がありましたように、ウクライナ、ロシア間で停戦交渉、これ継続をされております。このお話がありま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今回のロシアによるウクライナ侵略、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  そうした中で、今お話があったように、ロシアが核抑止力部隊の態勢を引き...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府として非核三原則を堅持するという立場にはいささかの変わりもないところでございます。  先ほど委員からは、外交の場で情緒的なことを用いてはというお話がありました。全く同感でございますが、我々が唯一の戦争被爆国として広島や長崎のこの記憶を持つ国であるとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 一九九〇年のドイツ再統一交渉時でございますが、このNATOの東方不拡大の約束の有無でございますが、この交渉当事者でない我が国として事実の認定をすべき立場にはないわけでございますが、今委員からは歴史的な、どなたがどういうふうにおっしゃったかという御紹介もあり...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の支援でございますが、ウクライナ、またこの周辺国のポーランド、ハンガリー、モルドバ、スロバキア、ルーマニアに避難をされましたウクライナの人々に対しまして、一時的避難施設、保健医療、水、衛生、食料、子供の保護といった緊急性の高い分野で人道支援を実施するも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 電話会談のこともございましたので、私から答弁させていただきます。  実は、ビーズリー事務総長とはちょっと面識が昔からございまして、そういうこともあって今回電話会談のときにもいろんなお話をすることができたわけでございまして、委員から今お話があったような、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 在ウクライナ大使館は、在留邦人の方々に対しまして、まず自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼びかけながら、出国先の入国要件等の情報提供を含む様々な形で情報提供を行いまして退避を支援しているほか、在留邦人からの個別の相談や問合せにずっと応じてきており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) アフガニスタンの情勢が悪化した後、政府として様々な外交努力を継続してきております。  三月十四日現在までに、我が国の支援を受けて約五百七十名の日本関係のアフガニスタン人が本邦に到着しておられます。日本に入国したアフガニスタン人のうちで、例えば大使館やJI...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、この主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民とともにあるというふうに思っております。こうしたウクライナとの更なる連帯を示すために、ウクライナから第三国に避難された方々の我が国への受入れを開始しているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二〇一六年の五月に策定をいたしました女性の活躍推進のための開発戦略では、特に重視する取組として、女性と女児の権利の尊重、女性の潜在力を引き出すこと、そして政治、経済、公共分野における女性のリーダーシップ向上、これを三つの大きな柱として掲げまして、これら重点...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このジェンダー平等を主要目的とする開発援助案件比率、これを上げていくことは重要だというふうに考えますが、限りある予算の中で被援助国自身のニーズや要望等も踏まえながら様々な支援を行う必要があると考えております。  持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダ、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ジェンダー平等の実現と女性、女児のエンパワーメント、これは、先ほども申し上げましたように、全てのSDGsの目標とターゲットの進展において重要でございまして、今委員からの御指摘のありましたように、DAC加盟国の平均値に近づけていけるよう努力するということは重...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 女性の活躍推進のための開発戦略、この改定の具体的な時期や方針につきましては、新型コロナが及ぼす影響を含め、関連する様々な議論を踏まえて検討しておるところでございます。  現在の国際社会では、政府だけでなく、民間企業、地方自治体、NGOといった多様な主体が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この第三者評価でございますが、今委員から御紹介いただきましたように、日本のジェンダー分野を代表する案件の形成、また成果重視型マネジメントの導入、人材、資金の拡充と体制強化、この三点について提言いただきました。この提言に基づきまして、高評価を受けてきた女性支...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民と共にあります。ウクライナとの更なる連帯示すために、ウクライナから第三国に避難された方々の我が国への受入れを進めております。  ウクライナからの避難民を受け入れるに当たっては、...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナへの侵略は、力による一方的な現状変更の試み、かつ、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反でございます。国際秩序の根幹を守り抜くため、国際社会と結束して、日本としても毅然と行動してまいります。  ロシアの大阪・関西万博への参...全文を見る
○林国務大臣 公式のキャラクターデザインでございますが、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを表現しながら、人々の印象に残りやすいデザインとともに、大阪・関西万博の魅力や親しみやすさを感じられるものがよいと考えております。  この三つの候補でございますが、そういう特性を...全文を見る
○林国務大臣 大阪・関西万博への参加招請につきましては、多くの国や国際機関の参加を得るべく、二国間会談や国際会議の場におけるハイレベルの働きかけ、また、在外公館からも累次の情報提供等を行ってきておりまして、これまでに九十以上の国、国際機関から参加表明を既に得ているところでございま...全文を見る
○林国務大臣 本代表でございますが、国際博覧会条約に基づいて、二〇二五年日本国際博覧会に関する全ての事項につきまして対外的に日本政府を代表する、そのことを任務といたします。  具体的には、参加に向けた働きかけ、そして各国政府代表や博覧会国際事務局との会場、展示物等に関する調整、...全文を見る
○林国務大臣 大阪・関西万博は、日本の魅力を国際社会に広く発信する絶好の機会でありまして、世界中から多くの方々に参加をいただいて、まずは日本の魅力にじかに触れていただく機会としたいと考えております。  このテーマでございますが、「いのち輝く未来社会のデザイン」ということでござい...全文を見る
○林国務大臣 国際博覧会担当大臣でございますが、国際博覧会推進副本部長として、博覧会の円滑な準備及び運営に関し、本部長たる内閣総理大臣を助け、政府の取組を総括をいたします。また、主要国を中心とする働きかけ、メディアを通じた重要な発信を担うほか、関連する重要行事に出席をいたします。...全文を見る
○林国務大臣 この経緯について、今局長からも答弁させていただいたところでございます。  まさに先方が言っていること、これも実は、我々としては二月二日の報道を受けて分かったということでございまして、今先生がおっしゃったようにそごがあったということで、今後はこうした状況が生じないよ...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁をいたしましたように、この議事録の公開、これは双方の同意がなければ公表されないということでございます。忌憚のない意見交換、協議、これを確保するためということは先ほど申し上げたとおりでございます。  したがって、先ほど申し上げたとおり、引き続き丁寧に国...全文を見る
○林国務大臣 これは、先ほど来局長から答弁しておりますように、双方のやり取りの結果ということでございますので、そういうふうに御答弁をさせていただいたところでございます。
○林国務大臣 参議院でございますが、参議院の外交委員会での御質問もあり、米側にも確認をさせていただきましたところ、このやり取りについては差し控えたい、こういう意向が表明されたことは、既に参議院の外交委員会では御答弁をしたところでございます。
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、いろいろなやり取りをする中で、先ほど申し上げたことを局長から主に答弁させていただきました。  まさに、ここのやり取りについて、米側としても、外交上のやり取りであることからお答えを差し控えたいということでございますが、我々としても...全文を見る
○林国務大臣 この日米合同委員会の議事録は、公文書管理法及び外交記録公開に関する原則の適用を受けます。日米合同委員会の議事録は、作成、取得から三十年が経過したものについても、行政機関の職務の遂行上、行政機関で保存し、利用することが必要であることに鑑み、法令に基づき、必要な限度にお...全文を見る
○林国務大臣 今局長から答弁させていただきましたように、日米合同委員会の議事録、これは現在の職務の遂行上必要であるため、保存期間が必要な限度において延長されているということでございます。  先ほども申し上げましたように、この議事録について、既に公開をされているものもあるというこ...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃられましたように、合意があって公表というもの、先ほどちょっと数が、いろいろやり取りさせていただきましたが、その原則は委員がおっしゃるとおりであろうかというふうに思っておりますし、更に申し上げますと、やはり、今、差し支えのあるものであっても、何十年かたっ...全文を見る
○林国務大臣 制度論ということに関わるところである、こういうふうに思っておりますが、御指摘の一九六〇年の後にできました情報公開法、公文書管理法、外務省が必ずしも所管するものではないと承知しておりますが、こうした公益による除外のようなものはそれぞれ入っておるというふうに認識をしてお...全文を見る
○林国務大臣 国民に対する御説明、さらには、先ほどちょっと私も、ある意味個人的見解かもしれませんが、歴史をきちっと検証するということを申し上げましたので、これは岡田先生が大臣のときにつくられた仕組みということでございますが、その仕組み、その趣旨がしっかりと生かされるように私も取り...全文を見る
○林国務大臣 そうしたことについては、そうした動きがあるということ、報道について承知をしておるところでございますが、これは立法府における事項でございますので、我々としてコメントは差し控えたいというふうに思います。
○林国務大臣 そういう打診があったということは承知をしております。
○林国務大臣 今委員から御紹介のありました四つの想定等を含む、バーンズCIA長官が連邦議会の下院の情報特別委員会の公聴会で出席をされてこういう発言を行われた、これは承知をしております。  今回のウクライナ侵略に関するロシア側の考え、それに関するまた米国政府要人の発言について、我...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの委員の御発言の中でクリミア以降ということがございましたので、二〇一四年から、このグラフで、二〇一六、一八、二一と顕著に、一番左の青ですからドルが下がってきていて、その分、ほとんどなかった、二〇一六、一八となかった、赤ですかね、これが多分人民元ということだと思...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃるとおり、検証ということは大事だ、こういうふうに思っておりますし、既にルーブルのドルに対する価値というのはかなり下落をしてきておりまして、私もこの間驚きましたけれども、ほぼ円と同じぐらいの価値まで、およそ、この事態の前から比べますと一・五倍ということだ...全文を見る
○林国務大臣 この政府代表でございますが、国際博覧会条約に基づいて、博覧会に関する全ての事項について対外的に自国政府を代表するということでございます。参加に向けた働きかけや、各国政府代表そして博覧会国際事務局、こういったところとの会場、展示物等に関する調整、国内関係者との連絡調整...全文を見る
○林国務大臣 先ほども御答弁をしたところでございますが、今回のロシアによるウクライナへの侵略、これは、力による一方的な現状変更の試み、かつ、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であります。この国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会と結束して、日本としても毅然と行...全文を見る
○林国務大臣 大阪・関西万博でございますが、世界に向けて日本の魅力を発信する絶好の機会であるとともに、コロナ禍を乗り越えた先の新たな社会像、これを世界に示すものであり、極めて大きな意義を持っていると考えております。  政府代表は、まさに今委員が御指摘がありましたように、各国に対...全文を見る
○林国務大臣 アフリカ開発会議でございますが、二〇一六年のTICAD6、これがナイロビ、ケニアで行われておりますが、これ以降三年ごとに日本とアフリカで交互に開催をしてきておりますので、予定どおりでございますと、今回の二〇二二年の後は二〇二五年という予定になるわけでございますが、具...全文を見る
○林国務大臣 この八億円につきましては、補正予算でございましたので、その予算、どういう名目で取ってあるのかということをよく、今御通告が多分なかったと思いますので、しっかり精査をして、これが活用できるというものであればしっかりと、ロシアからの方だけではなくて、いろいろなところでこう...全文を見る
○林国務大臣 所管外では必ずしもないかとは存じますが、留学時代でございます、プロライフとプロチョイスということで、たしかアメリカで判例も幾つか出ておって、また、このことが現在にもつながっておるかもしれませんが、たしかアメリカでは、共和党は主にプロライフ、そして民主党はプロチョイス...全文を見る
○林国務大臣 国際博覧会の開催に当たりまして、新規立法を含めていかなる措置が必要であるか、これは開催国次第でございまして、画一的に述べるのは難しいと思っておりますが、例えば、二〇一五年のミラノ万博でございますが、イタリア政府が予算、準備に係る組織を担保するために法改正を行ったもの...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナへの侵略、これは力による一方的な現状変更の試みで、かつ国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であります。国際秩序の根幹を守り抜くため、国際社会と結束して、日本としても毅然と行動をしていきます。  現在行われているロシアによ...全文を見る
○林国務大臣 我が国は、二〇二〇年の十二月以降でございますが、各国政府に対して大阪・関西万博の参加招請を行ってきております。これには、GUAMのジョージア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバ、そしてV4のチェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、バルカン半島諸国も含まれてお...全文を見る
○林国務大臣 まさに先ほどパートナーと申し上げさせていただきましたが、人権や民主主義といった普遍的価値を共有する重要なパートナーでございます。まさに、基本的な、外交に臨むに当たっての三つの覚悟ということを常々申し上げておりますが、普遍的価値、これを守り抜く覚悟ということを第一に掲...全文を見る
○林国務大臣 ジョージア及びウクライナに対しましては、先ほど申し上げましたように、二〇二〇年の十二月に大阪・関西万博への参加招請状を発出し、参加に向けた働きかけを行ってきております。  現時点で参加表明はなされていないわけでございますし、特にウクライナはそれどころではないという...全文を見る
○林国務大臣 委員がおっしゃられたとおりでございまして、この度のロシアのウクライナに対する侵略、明らかな国際法違反であり、また、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございまして、断じて許容することはできない行為でございまして、厳しく非難をするところでございます。
○林国務大臣 委員からお話がありましたように、国連総会の緊急特別会合、ロシアによるウクライナへの侵略を最も強い言葉で遺憾とし、ロシア軍の即時、完全、無条件の撤退を求めること等を内容とする決議を百四十一か国という多数の賛成によって採択をしたところでございます。  我が国は決議案に...全文を見る
○林国務大臣 二〇二五年日本国際博覧会協会が作成しております二〇二五年日本国際博覧会基本計画では、大阪・関西万博の開催に必要となる資金、二千六百五十九億円と見込んでいると承知をしております。
03月16日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(林芳正君) 令和四年度外務省所管予算案について、その概要を御説明いたします。  令和四年度一般会計予算案において、外務省予算は六千九百四億十三万八千円を計上しております。また、そのうち、四千四百二十八億二千百十九万六千円が外務省所管のODA予算となります。なお、その...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のウクライナ侵略のような力による一方的な現状変更、これはこの欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であって、明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするところでございます。  この国際秩序の根幹というものを守り抜かなけれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の現在の詳細につきましては局長から答弁したとおりでございますが、この感染症危険情報レベル指定、各国・地域の感染症対策等、またワクチンの接種等、実情に応じたレベル指定、これを行うようしっかりと対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 三月二日の参議院のロシアによるウクライナ侵略を非難する決議及び三月七日の参議院予算委員会での委員の質疑に対する岸田総理答弁、これを三月十一日に在京ウクライナ大使館に送付をいたしました。同日、在京ウクライナ大使館から、国会の大変高尚で力強い内容の決議、また、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際人道法上、軍事行動、これは軍事目標に限定して行うべきであるとされておりまして、無差別な攻撃も禁止をされております。また、文民を対象とする攻撃は行ってはならず、特に病院等の医療組織でございますが、これにつきましては常に尊重され、かつ保護されるものとし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このICCの付託、かなりの国が既に付託をしておるところでございまして、まさにどういう裁判の結果になるかを予断をすることは難しいとは思いますけれども、こういうことをこの同じような普遍的価値を共有する国々でしっかり声を上げていき、このことを国際社会にアピールす...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この現地時間十四日でございますが、アメリカのサリバン大統領補佐官と中国の楊潔チ政治局員、ローマで会談をしたということでございます。そういうふうに承知をしております。かなり長時間にわたったという報道も承知をしておるところでございます。  仮定の質問にお答え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国連の動きというお尋ねでございます。  我々、G7を始めとする国際社会と緊密に連携して、これまでにもロシアに対する強い制裁措置をとってきておるところでございますが、この国連総会の緊急特別会合におきましては、ロシアによる侵略を非難する決議、これが百四十...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この出国前検査の免除につきまして、先般、日米間でやり取りを行った結果、在日米軍からは、新型コロナ対策に関して日本側と緊密に連携する中、出国前検査の免除について外務省に通知していたとの認識であるとの説明がありましたが、日本側としてはそのような認識は持っていな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この政府が行う八項目の協力プランに係る事業につきましては、令和四年度予算案において、医療、都市環境、中小企業、エネルギー、産業多様化・生産性向上、極東、生産、先端技術、人的交流の各分野における交流促進や調査等を実施するため、関係省庁において合計約二十一億円...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これらの予算の取扱いでございますが、今後のウクライナ情勢、また国際的な議論の展望、これを正確に現段階で見通すこと、これ困難でございますので、今後の状況を踏まえて検討する必要があるというふうに考えておりまして、今の段階で予算案を修正する必要があるということは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更の試みであり、断じて許容できず、国際秩序の根幹を揺るがす行為でございます。明白な国際法違反であり、厳しく非難をいたすところでございます。  我が国は、G7を始めとする国際社会と緊密に連携をし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際人道法上、軍事行動、これは軍事目標に限定して行うべきであるとされております。病院等の医療組織は常に尊重され、かつ保護されるものとし、またこれを攻撃の対象としてはならないと、こういう原則がございまして、こうした国際人道法に違反する攻撃は決して許されないと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この先般のICBM級弾道ミサイルの発射を始めといたしまして、一連の北朝鮮の行動、これは日本地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと考えております。  我が国としては、国連安保理決議に基づく特定品目の輸出入禁止措置や資金移転防止...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 報道は出ておりますが、私の外交出張、外国出張については現在検討中の状況でございます。  その上で、御質問がありましたトルコでございますが、地政学上の要衝にありまして、地域情勢にも影響を有する伝統的な友好国でございます。  また、UAEは日本が輸入する原...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今回のロシアによるウクライナ侵略、これは断じて許されない行為でございます。このG7を始めとする国際社会と緊密に連携し、ロシアに対する強い制裁措置をとってきております。  そうした中で、このロシアが日本の国民や企業に不利益が及び得るような方針を示してい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先日の電話会談がございましたが、岸田総理から、一九六五年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき、日韓関係を発展させていく必要があり、尹次期大統領のリーダーシップに期待する、日韓関係の改善のため、尹次期大統領と緊密に協力をしていきたい、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私の各委員会における所信につきましては、実際に演説を行う際の最新の情勢、これを踏まえつつ、その都度適切な内容となるように検討しておるところでございます。  いずれにいたしましても、日中関係、これは日中双方にとってのみならず、地域及び国際社会の平和と繁栄に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、あらゆる国・地域におきましてワクチンへの公平なアクセスの確保が重要と、こうした考えの下でCOVAXに貢献をしてきております。  具体的には、昨年六月にCOVAXワクチンサミット、これを共催をいたしまして、我が国としてCOVAXへの合計十億ドルの...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このワクチンへの公平なアクセスを確保し、またワクチン接種を更に進めるためには、先ほども申し上げましたように、接種国の接種能力を強化するということが極めて重要だと認識をしております。  こうした意識から、政府は昨年三月以降、合計七十七か国・地域に対しまして...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 気候変動問題を始めとする環境分野は、国際社会全体が取り組むべきグローバルな課題であり、委員から今お話のありましたように、日中間では環境分野に関する長年にわたる協力や対話の実績があるわけでございます。  私自身も、昨年十一月の外務大臣に就任直後の日中外相電...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどもお答えしましたように、岸田総理と尹次期大統領との間の電話会談において、できるだけ早く対面でお会いしたいというやり取りがあったところでございます。  また、日韓関係が非常に厳しい状況にある中においても、両国の国民間の交流、これ非常に重要であると考え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘がありましたように、このロシアの暴挙に対して我々が国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会が結束して毅然と行動をしなければならないと思っております。我が国として、このことを示すべく断固として行動をして、こうした暴挙には高い代償が伴うということを示し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、上田委員がおっしゃったようなお話があるということは承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) 制度等については今説明させていただいたとおりでございます。  こうした、このそもそもの暴挙であるウクライナ侵略の中で、さらに、このロシアが日本の国民や企業に不利益を及び得るような決議を施行したこと、これ強い懸念を持って注視をしておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この政府として非核三原則を堅持すると、この基本方針には変わりはないわけでございます。  そう申し上げた上で、今委員がお尋ねになったこととの関連で、二〇一〇年に岡田克也外務大臣でございましたが、日本国民の安全というものが危機的状況になったときに原理原則をあ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、日米間では同盟の抑止力、対処力強化に向けた様々な取組につきまして、様々なレベルで日頃から緊密かつ幅広く意見交換を行っております。  本年一月の日米2プラス2におきましても、日米両国が、米国の拡大抑止が信...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年二月一日のクーデター発生から一年を超えるわけでございますが、ミャンマーで今なお事態の改善に向けた動きが見られないということに懸念を有しております。  日本は、改めてミャンマー国軍に対しまして、一つ目、暴力の即時停止、二つ目、拘束された関係者の解放、三...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年の二月のクーデターを受けまして、同国に対するODAに関して、国軍主導の現政権、これ政権は括弧付きでございますが、政権との間で二国間の国際約束を伴うODAについて直ちに行わなければならない案件はないという立場を表明する一方で、国際機関やNGOを通じる人道...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の委員のお尋ねのような、いろんな軍事行動がこういうふうに行われた場合にはという仮定に基づいて議論はなかなか難しいわけでございますが、一般論として申し上げますと、米軍が我が国から行う戦闘作戦行動について米国側から事前協議の要請があった場合、我が国がいかなる...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(林芳正君) 私をお指しになったと思いましたので出てまいりましたが、これは、ウクライナに対する侵略を受けて、制裁措置ということで各国とも連携しながらとった措置であると考えております。
03月18日第208回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求める...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 比嘉議員にお答えをいたします。  現下の国際情勢及び安全保障環境に関する分析を踏まえた日米同盟の強化についてのお尋ねがありました。  我が国を取り巻く安全保障環境は、北朝鮮による核・ミサイル開発、中国による東シナ海、南シナ海における一方的な現状変更の試...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 小西議員にお答えをいたします。  米国にとっての日米同盟の重要性についてお尋ねがありました。  議員の御指摘のとおり、日米同盟は米国にとっても極めて重要な存在であり、その点は米国も十分に理解してきていると考えます。  例えば、かつて駐日大使を務めたマ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 上田議員にお答えをいたします。  サハリン1及び2についてお尋ねがありました。  今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為です。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難します。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 音喜多議員にお答えをいたします。  ゼレンスキー大統領による国会での演説についてお尋ねがありました。  昨日、ウクライナ政府より、我が国の衆参両院議長に対して、ゼレンスキー大統領による国会での演説を行いたいとの正式な要請が寄せられたと承知をしています。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 井上議員にお答えをいたします。  ロシアによる侵略行為と国際人道法との関係についてお尋ねがありました。  ジュネーブ諸条約及び同第一追加議定書を含む国際人道法上、軍事行動は軍事目標に限定して行うこととされ、この軍事目標主義に反する攻撃は、国際人道法に違...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(林芳正君) 米国は、累次の機会に日米安保条約の下での自国の対日防衛義務を確認してきておりまして、本年一月の日米首脳テレビ会談においてもバイデン大統領がこの点を改めて表明をされておられます。また、同じく一月の日米2プラス2においても、米側から、核を含むあらゆる種類の能力...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 力による一方的な現状変更の試みや経済的威圧も含む様々な分野で既存の国際秩序が挑戦を受けている中で、基本的な価値を共有し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の推進、これにコミットするのが日米豪印四か国でございまして、この重要性が一層増しておると思っており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど御答弁申し上げましたように、日米豪印、これは引き続き実践的な分野での協力を着実に進めていくということでございまして、今後いかなる分野でどういう協力を進めていくべきかということにつきましては、この引き続き四か国で検討していくというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 同盟の硬直性というお言葉でございますが、どういう場合かというのは、歴史上のケースは今御紹介がありましたけれども、現在に当てはめてなかなかここが硬直性だと言うことは難しいとは思っておりますが、委員が御示唆なさったように、安全保障環境そのものは、この北朝鮮によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々、ずっとハブ・アンド・スポークという言葉をよく使っておりましたが、このマルチというよりかはバイで、日米があり日韓があり日豪がありと、こういう形でこの地域の安全保障体制というのはできているということでございまして、委員の御質問の趣旨をはっきり把握している...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(林芳正君) ただいま総理から御答弁あったとおりでございます。  官房長官をヘッドとする体制も組んでまいりましたので、せっかくつくったものが知らなかったので使えなかったということがないように、しっかりと広報してまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) この日朝平壌宣言は現在でも有効だと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 今総理から御答弁があったように、この日朝平壌宣言、これ有効だと考えておりますけれども、度重なるミサイルの発射等、これに基づかない行動が北朝鮮によってなされておるのも事実でございまして、我々はこの核・ミサイル開発は断じて容認できないというふうに考えておるとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、この宣言を基にいろんな交渉をやってまいっておりますし、今後もやってまいらなければなりませんので、どの部分について我々がどういう評価をしているということについては言及は差し控えたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) ウクライナからの皆様のことについての御質問というふうに思いますが、前回のときに、まず知人や友人がいらっしゃる方については短期査証ということで、それ以外の方についても人道的な見地から短期査証というお話をさせていただきました。  そのこと自体は変わっておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 三月十六日でございますが、ICJは、ロシアに対して、本年二月二十四日にウクライナの領域内で開始した軍事作戦を直ちに停止し、また、軍隊や非正規部隊等が軍事作戦を更に進める行動をしないよう確保することなどを求める暫定措置命令を発出をいたしました。ICJの暫定措...全文を見る
03月23日第208回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○林国務大臣 国連でございますが、さきの大戦後に、二度と戦争を起こさないための組織として創設されたわけでございますが、常任理事国には拒否権があり、特に、米ソ冷戦時代には、国連が国際の平和と安全の維持の機能、これを果たすことができなかったわけでございます。  国際社会の平和と安全...全文を見る
○林国務大臣 必ずしも、仮定の御質問のような感じもいたしますが、ならず者国家というものが何をするかという中で、我々の方から考えますと、日本の領土が侵略をされるような場合というふうに仮置きした上でお答えをいたしますと、アメリカは累次の機会に、日米安保条約の下での自国の対日防衛義務を...全文を見る
○林国務大臣 我が国を侵略するということが国連安保理常任理事国によって行われる場合であろうとなかろうと、米国は、先ほど申し上げましたような、安保条約の下での対日防衛義務というものを持っておりますので、そうした意味で、先ほど申し上げましたように、核を含むあらゆる種類の能力を用いた日...全文を見る
○林国務大臣 我が国として、ウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に受け止めております。  国際刑事裁判所、ICCに関するローマ規程上、ジェノサイド、集団殺害犯罪とは、国民的、民族的、人種的又は宗教的な集団の全部又は一部に対し、その集団自体を破壊する意図...全文を見る
○林国務大臣 尖閣諸島及び周辺海域、これを安定的に維持管理するための具体的な方策につきましては、様々な対応がありますが、尖閣諸島が我が国固有の領土であるということは歴史的にも国際法上も疑いがなく、現に我が国はこれを有効に支配をしております。このことは、御指摘今ありましたような対応...全文を見る
○林国務大臣 近年、中国は東シナ海において資源開発を活発化させておりまして、日中の地理的中間線の中国側で、これまでに計十六基の構造物、これを確認しております。  我が国としては、いまだ東シナ海の排他的経済水域及び大陸棚の境界が画定していない状況において、中国が一方的な開発行為や...全文を見る
○林国務大臣 なかなか深くて難しい課題でございますけれども、まず、経済制裁、一般的にこの原因となる行為や経済制裁の種類、程度、また、そうした制裁措置を受ける可能性のある国などの受け止め方は様々でございますから、今、松原先生がおっしゃった予防的な効果というのは一概に申し上げることは...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて容認できず、厳しく非難をいたします。  今回、今、太委員からお話のありました事態、これは全てロシアによるウクライナ侵略に起因し...全文を見る
○林国務大臣 今回のことにつきましては、先ほど申し上げたように、断じて受け入れられず、強く抗議をすると申し上げたとおりでございます。  まさに、この今後の対応ということですが、今委員が冒頭おっしゃっていただいたように、ロシアによるウクライナ侵略、まだ続いておるわけでございます。...全文を見る
○林国務大臣 委員からおっしゃっていただきましたように、これは総理の専権事項であろうか、こういうふうに思っておりますので、私から何か申し上げることは差し控えますが、委員からこの委員会の場でそうしたお話があったということは、しっかり総理にお伝えしたいと思います。
○林国務大臣 今委員がおっしゃられたこと、これは、ウクライナも、ロシアを安保理常任理事国から追放すべき、こういう指摘をしておるわけでございます。他方、米英等からはそうした発言は現時点では出されておらず、その困難さへの言及もなされていると承知をしているわけでございます。  国連憲...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナへの侵略、これは欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であると考えております。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするところでございます。  この国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会が結束して毅然...全文を見る
○林国務大臣 韓国でございますが、北朝鮮への対応を始め、この地域の安定にとって、日韓、また、日米韓の連携は不可欠であると考えております。  日韓関係は、旧朝鮮半島出身労働者問題、また、慰安婦問題などによって、非常に厳しい状況にありますけれども、このまま放置することはできないと考...全文を見る
○林国務大臣 二月の十二日でございますが、ハワイで開催された日米韓の外相会合で様々な議論を行いまして、三か国の連携を一層強化する上で大変有意義な意見交換となったところでございます。  こうした中で、北朝鮮への対応につきまして、地域の抑止力、これを一層強化していくことで一致をする...全文を見る
○林国務大臣 この日米豪印、いわゆるクアッドでございますが、これは自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、ワクチン、インフラ、重要・新興技術、こうした幅広い分野で実践的な協力を進める、こうした取組でございまして、四か国の間では、地域に前向きな形で貢献していくことの重要性で一致し...全文を見る
○林国務大臣 クアッドはそもそも四という意味でございますので、なかなかクアッドのままでというわけにいかないのかもしれませんが。  現時点で、韓国政府から我が国政府に対して、この日米豪印、クアッドへの参加の申入れはないわけでございますけれども、いずれにしても、我が国としては、自由...全文を見る
○林国務大臣 まだ仮定の御質問でございますから、あった場合にどうこうということを申し上げることは差し控えたいと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、日米豪印の間で参加国の拡大に向けた具体的な議論は行われていないわけでございますが、一方で、引き続き、様々な取組を通じて、ビジ...全文を見る
○林国務大臣 日韓関係は、旧朝鮮半島出身労働者問題、また慰安婦問題などにより非常に厳しい状況にあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、政府としては、このまま放置することはできないと考えております。  日韓関係を健全な関係に戻すべく、適時適切なレベルで意思疎通を図って...全文を見る
○林国務大臣 特使でございますが、今、文在寅政権誕生のときは、御披露していただきましたけれども、その前の朴槿恵政権のときは額賀日韓議連幹事長、そして、その前の李明博政権の誕生のときは森元総理がそれぞれ特使として訪韓されておるわけでございます。  我が国から韓国へのこうした特使の...全文を見る
○林国務大臣 このPFOSをめぐる問題なども含めまして、在日米軍による環境問題への対応に関しては、国民の皆様の不安、これを払拭すべく、関係自治体や米側と連携しながら、政府全体として取組を進めてきておるところでございます。  二〇一五年に締結されました環境補足協定でございますが、...全文を見る
○林国務大臣 海外に渡航、滞在する邦人の保護、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、平素から、在外邦人の保護が必要となる様々な状況を想定し、予算措置も含めて必要な準備、検討を行っておりまして、邦人保護の強化を図っているところでございます。  昨日成立をさせていただきま...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、このTPP11への加入申請、既に台湾からあったわけでございまして、我が国として歓迎をしておるわけでございます。そして、蔡英文総統が、全てのルールを受け入れる用意があるとの決意を指導者として自ら示していることにつきまして、肯定的に受け...全文を見る
○林国務大臣 台湾、TPPについて先ほど具体的な話を政府参考人から答弁いたしましたけれども、まさに台湾は我々と、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーであると考えております。先ほど申し上げましたように、こうした...全文を見る
○林国務大臣 我が国と台湾との間ではこれまでも、例えば投資や二重課税防止、知財など様々な分野において、双方の民間窓口機関の話で対話や民間取決めを積み上げることによって具体的課題に対応して経済関係の強化、これを進めてきております。  事柄の性質上、御指摘の点について予断を持ってお...全文を見る
○林国務大臣 台湾に関する我が国政府の立場でございますが、今委員からお話があった一九七二年の日中共同声明第三項にありますように、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であるとの中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重するものでありまして、こうした我が国の立場は変わっていないわ...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたけれども、私が先ほど御説明したとおり、我が国政府の立場というのは申し上げたとおりでございまして、これは変わっていないわけでございます。  台湾海峡の平和と安定というのは、日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要でございます。...全文を見る
○林国務大臣 今先生からお話のありました日中共同声明第六項でございますが、「日本国及び中国が、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。」こういう旨を規定をしております。  先ほどはちょっと場所を聞き漏らしましたけ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどお話のありましたタシケントの話につきましては、恐らく、政府として我々がやっているものではないのではないかというふうに考えております。民間等でおやりになっているものかというふうに承知をしておりますが。  政府として、今お尋ねのありましたチャーター便、ウクライナ...全文を見る
○林国務大臣 まず、杉本委員には、まさに最後におっしゃったように、ウクライナの国旗の色のネクタイを今日は締めていただきまして、私もネクタイと背広で着てカラーをしたつもりでございましたが、そちらの方がやはり明快だな、こう思ったわけでございますが。  まず、連絡調整会議、これは十八...全文を見る
○林国務大臣 このゲノム解析の結果判明の時期につきましては、今のところ確定的な見通しを申し上げる段階にはございませんけれども、昨年十二月末の時点で、キャンプ・ハンセンにおける変異株PCR検査の結果が変異株陰性であった検体については、オミクロン株であるものとみなして、その前提で対応...全文を見る
○林国務大臣 私の答弁で、在日米軍のゲノム解析の結果が得られたとしても、ゲノム情報のみをもってその由来を推定することは困難であると承知をしておりますが、これは、二月一日の衆議院の予算委員会で厚生労働大臣からこのお答えがあったものを、私としても同様の御答弁を差し上げたところでござい...全文を見る
○林国務大臣 この新型コロナ感染症の発生以来、日米合同委員会を含む様々な機会を捉えて、日米間で、日本側の措置の説明をし、同感染症への対応について緊密に連携してきたところでございます。  この出国前検査の免除につきまして、二月二日に報道がございまして、在日米軍からは、新型コロナ対...全文を見る
○林国務大臣 九月三日に、在日米軍は、米軍のワクチン接種が進んだことや世界的な感染状況の緩和を受け、米国防省の方針に基づき、ワクチン接種済みを条件として出国前検査を免除した、これは今委員がお示しになった文書のことであろう、こういうふうに思っておりますが、一方で、我々は、感染の拡大...全文を見る
○林国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、九月三日に米国防省の方針に基づき、ワクチン接種済みを条件として出国前検査を免除されたということは、そういう文書が出たということで、経緯として、先ほど申し上げたとおりでございますが、我々が確認をしたというものは十二月二十四日で...全文を見る
○林国務大臣 何度も繰り返しになって恐縮でございますが、我々として把握したのは十二月二十四日ということでございます。
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、二十四日にこの確認作業を行いまして、出国前検査が行われていなかったのは全ての施設・区域であったということが確認をされたということでございますので、この時点で我々としてはこのことを承知をしたということでございます。
○林国務大臣 先ほど申し上げたように、我々が確認をしたというのは二十四日であったわけでございますが、米側がどういう理解を、今先生がおっしゃったように、その時点でおっしゃっていたかというのは、我々はお答えするものを持ち合わせていないわけでございますけれども、二〇二〇年の七月二十九日...全文を見る
○林国務大臣 今、先生から御提示のあった文書についてはちょっと、御通告もありませんでしたので、つまびらかに今、答えられるものは持っておりませんけれども、そうした文書について、今、御提示があったわけでございますから、どういう文書であったかというのは確認をさせていただきたいと思います...全文を見る
○林国務大臣 この度のロシアのウクライナに対する侵略、これは国際法違反で、明白な違反であり、許容できないことであり、強く非難するということは度重ねて申してまいったところでございます。  まさに委員から御指摘のあったような民間人への攻撃、軍事目標でないわけでございますから、これは...全文を見る
○林国務大臣 この二〇〇八年合意に基づく国際約束締結交渉については、二〇一〇年の第一回会合以降行われておりません。  政府としては、二〇一九年六月に開催されました日中首脳会談におきまして、両首脳間で、同合意を推進、実施し、東シナ海を平和、協力、友好の海とするとの目標を実現するこ...全文を見る
○林国務大臣 欧米がロシアからエネルギー資源の輸入を停止しても中国が輸入することになるという御指摘、いわゆるバックフィルということでございますが、国際秩序の根幹を守り抜くために国際社会が結束して毅然と対応することが必要でありまして、米国を始めとする同志国と連携して、中国に対しても...全文を見る
○林国務大臣 中国は、東シナ海において、石油や天然ガスの採掘に関連する一方的な開発行為や、その既成事実化の試みを継続しております。日本側の累次の申入れにもかかわらず、日中間の境界未画定海域において一方的な開発行為を継続しているということは、極めて遺憾でございます。  政府として...全文を見る
○林国務大臣 中国は、既に世界第二位の経済大国であり、地域及び国際社会の諸課題にふさわしい貢献、これを行う責務を有しておると考えております。  中国は、一帯一路に関する取組も含めて、途上国に対するインフラ投資等を進めておるところでありますが、一部のプロジェクトにおける遅延や建設...全文を見る
○林国務大臣 今回のウクライナ侵略を契機に、いろんな識者の方が新しい冷戦の時代に入ったというようなことを指摘されておるということは、私も承知をしておるところでございます。  御指摘があったように、日中両国、これは政治制度が異なっておりまして、また隣国であるということで様々な懸念...全文を見る
○林国務大臣 国際法上、一般に、領海外の海域におきましては、公海自由の原則に基づく航行の自由が認められております。  今お話のありました津軽海峡についても、こうした国際法上の航行の権利が認められておりまして、ロシア海軍艦艇もその行使を妨げられるものではないわけでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 G7で連携を取って、私ももう何回やったか覚えていないぐらい、今年に入ってからG7の外相会合というのを行って、また首脳レベルでの会合も行って連携を強めているところでございます。  今お話がありましたように、ロシアという、核保有国でありそして安保理の常任理事国である国...全文を見る
03月23日第208回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) 三月の十八日から二十一日の日程で、ウクライナ、ロシア双方との緊密な関係に基づき仲介努力を行っているトルコ、そして、今月の安保理議長国であり、かつOPECプラスの主要メンバーとして重要な役割を担うUAEそれぞれと、目下のウクライナ情勢とそれに伴う原油価格高騰...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシア軍はウクライナ各地で大変激しい攻撃を続けておりまして、学校、病院、住宅等も攻撃し、多数の民間人に死傷者が発生しております。また、民間人や民間施設への攻撃、これはもう釈迦に説法ですが、国際法違反であり、断じて正当化できないものであり、強く非難をするとこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話がありましたように、ODA、これは我が国の重要な外交ツールでありまして、国際社会の平和と繁栄に貢献し、ひいては我が国の平和と安定の実現といった国益を確保するためにODAを積極的かつ戦略的に活用していくことが不可欠であるというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 途上国の平和や安定、そして安全の確保、これは国づくり及び開発の前提条件でありまして、民主化の促進と定着は、公正で包摂的な社会を実現するための鍵であります。  こうした観点から、我が国は、二〇一五年に策定をいたしました開発協力大綱におきまして、普遍的価値の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどお答えしたとおり、我が国は、一人一人の権利が保障され、社会が公正かつ安定的に運営されると、このことが重要であると考えております。そして、途上国がこの質の高い成長、これ果たしていくためには、やはりインフラ等の需要を単に量的に満たすだけでなくて、自由や民...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、このカンボジアが民主主義に基づいて安定的に発展することを重視をしておりまして、これまでもそうした観点から様々な支援を行ってきております。  二〇一八年の総選挙に向けまして、当時、今、羽田委員からもお話がありましたように、有権者名簿への二重登録、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、先ほども御答弁いたしましたとおり、普遍的価値の共有、そして平和で安全な社会の実現、これを開発協力の重点課題と位置付けておりまして、今後とも、選挙支援や法制度整備等を進めて一人一人の権利が保障される公正で安定した社会のための支援を進めていきたいと考...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本政府は、国軍によるクーデター、これの正当性を認めておらず、クーデター発生以来、ミャンマー国軍に対して、先ほど申し上げました暴力の即時停止、拘束された関係者の解放、そして民主的な政治体制の回復、これについて具体的な行動を取るよう強く求めてきております。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二月一日に民主派勢力が組織したNUG、ナショナルユニティーガバメント、これが日本事務所を開設をしたというふうに承知をしております。  民主的体制への回復に向けて、ミャンマー国民の声、これをしっかり聞くことは重要であり、日本はミャンマー側との間で対象を国軍...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、我々としてはミャンマー側との間で国軍に限ることなく様々な主体とやり取りを行ってきておるところでございます。現地の状況に鑑み、どういう方とどういうやり取りをしたかということは、この事態を改善させて民主的な体制を回復させるため、現地...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このミャンマーの国内で起きていることにつきましては、昨年二月一日に発生した事案と国軍による政権奪取を含むその後の経緯、これを踏まえれば、クーデターに該当するというふうに考えております。国際社会の度重なる呼びかけにもかかわらず、暴力によって多くの死者が発生し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 自由で開かれたインド太平洋の実現や地球規模課題への取組、こうしたことのために、こうしたことなど、我が国の外交を推進していく上で、ODAの積極的かつ戦略的な活用は不可欠であると考えております。  外務省として、新型コロナウイルス感染症の収束に向けた支援、ま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国内で新型コロナが収束したといたしましても、世界のどこかでウイルスが残っておりますとまたこれが再拡大の可能性が残ってしまうと、こういうことになりますので、世界的な感染拡大防止に取り組むということが不可欠であるというふうに考えております。  日本は、新...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今厚労省から答弁がありましたように、このCEPIですね、こういう枠組みを通じてやっていたということは承知をしておりました。
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃるように、今回のロシアのウクライナに対する侵略を受けて、G7と国際社会と協調しながら制裁等行ってきたところでございます。  今、このお尋ねのあった他国の政府高官と、今オリガルヒというお言葉もありましたが、こういう政府高官等の皆様、皆様と言...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃいましたように、先ほど申し上げましたように、いろんな制裁措置等とってくる中で、このSWIFT等の措置も対応してきたところでございます。  そうした意味で、外務省としても財務省とも連携しながらしっかりとした対応をしていくということでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からるる御指摘があったように、国際的にしっかりとこの役割を果たしていく、また、こうした今まで余り見たことのなかったような状況、国連安保理事国のP5の一員がこうした国際秩序の根幹を揺るがすような事態を引き起こしていると、それに対応して、G7で普遍的価値...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、総理がインドに行かれるということはこの前提として、それで私がどこへ行くかということを考えさせていただいたということでございまして、まさに今御指摘があったように、インドというのが、実はこの間の国連の特別総会における決議、残念...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど大塚委員とのやり取りの中でも申し上げましたように、我が国はG7を始めとした国際社会と連携しながらこの一連の制裁措置を講じてきたところでございます。そして、このロシアの今のこの為替の状況や、それに対して中央銀行がとられておるような措置、また、これはニュ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさに、UAE、日本の原油の輸入のかなりの部分をUAEからの輸入によって、UAEの輸入が占めているわけでございます。  まずは、このUAEで、ロシアによるウクライナ侵略に対する日本の確固たる立場をお伝えして、国際場裏での協力、これを確認することができたわ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  で、今回の事態でございますが、これは全てロシアによるウクライナ侵略に起...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本政府といたしまして、領土問題を解決して平和条約を締結すると、この対ロ外交の基本方針は不変であるわけでございます。  そして、私もこの間、テレビでこの元島民の皆様のインタビュー拝見して、本当に胸が締め付けられるような思いでございました。  御高齢に、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシア法令に基づくことを前提として北方四島を含む地域の経済開発に関する特恵制度、これを導入すること、そして、日本企業及び第三国企業にそのような経済開発への関与、これを広く呼びかけることは、北方四島に関する日本の立場と相入れないと考えております。  こうし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このウクライナ避難民の我が国への受入れを進めるため、先週十八日でございますが、官房長官の下で、ウクライナ避難民対策連絡調整会議、これを開催をいたしました。ウクライナから避難を余儀なくされて日本への避難を希望するウクライナの方々について、同日以降はいつでも受...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  今回の事態、これは全てロシアによるウクライナ侵略に起因して発生しているもので...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアとは、平和条約締結問題を含む政治、経済、文化など幅広い分野で日ロ関係全体を国益に資するよう発展させるべく、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下で、これまで粘り強く交渉を進めてきたところでございます。  しかしながら、今回のロシアによるウ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この北方四島につきましては、我が国が主権を有する島々でありまして、我が国固有の領土でございます。ロシア憲法の改正を始めとするロシア側の一方的措置により、こうした北方四島の法的地位、これが変わるものではないというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、法的地位が変わるものではないと、こういうふうに考えております。  また、この実効支配について、我々としてのこの評価、これを申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 我々として、領土問題を解決して平和条約を締結するという対ロ外交の基本方針、これは不変でございます。  その上で、この今お尋ねがありました共同経済活動、これに対する今後の対応につきましてはこの時点で申し上げるべき状況にはないというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 現下のこのウクライナ情勢を踏まえますと、我が国としても、もはやロシアとの関係で新たな経済分野の協力、これを進めていく状況にはなく、八項目の協力プランも含めまして、ロシアとの経済分野の協力に関する政府事業については当面見合わせることを基本に、国際的な議論も踏...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国としては、これまで一貫して、エネルギーの安定供給と安全保障、これを最大限守るべき国益の一つとして、G7を始めとした国際社会と協調しながら適切に対応していくことを方針として述べてきたところでございます。  三月十一日に発表されましたG7首脳声明では、...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求める...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨日は、岸防衛大臣、それからもちろん総理も御一緒でございましたが、このゼレンスキー大統領の国会における演説を聞かせていただきました。  このゼレンスキー大統領の国を守る気概と言ってよろしいかと思いますが、そして国を思う気持ち、これを、直接お会いしたわけで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国固有の領土であります尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在していないと考えております。  その上で、米国政府は、尖閣諸島に関する日本の立場を十分に理解をし、尖閣諸島をめぐる情勢について我が国の側に立って緊密に連携していくという立場だと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今回のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みでありまして、これは欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であると認識をしております。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  また、今回の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このロシアによるウクライナ侵略、これは力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  今回の事態はまさに全てロシアによるウクライナ侵略に起因して発生してい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) お答えする前に、先ほどG7の外相会合、十回ぐらいと申し上げましたが、正確には六回でございまして、昨日の貿易大臣会合を含めますと、これ貿易大臣会合ですが、G7のですね、七回ということですので、訂正させていただきます。  岸田内閣におきまして、この国民の理解...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナ側とは常日頃から緊密に外交上のやり取りを行っておりますが、本件は、今委員からお話がありましたように、立法府における演説でございますので、我々としてコメントする立場にはないと考えております。
○国務大臣(林芳正君) そういうふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) あくまでも私の個人的な所感でございますけれども、今委員が御指摘なさった点に関して申し上げますと、私も、非常に時間軸の長い視野を持たれて演説をされておられると、今の復興という言葉は、ほかのところを全部聞いたわけではございませんが、そういうことに触れられておら...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まさにこの今回のロシアにおけるウクライナ侵略、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であるとともに、このウクライナ国民が有する戦争による恐怖と欠乏から逃れて平和のうちに生存する権利を侵害すると申し上げてよろしいと、こういうふうに思っておりまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 報道についてコメントすることはいたしませんけれども、先ほど申し上げたように、一億ドル、既にまず決めておりますものに加えて、追加の支援を考えておるところでございます。最初の一億ドルについての内訳は既に決まっているところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 追加の一億ドルというのはまだ報道ベースでございますので、追加を考えておるというのが今の我々の段階でございます。
○国務大臣(林芳正君) テレビ等を見ますと、このウクライナはまだ雪が降って積もっておるところもあるということでございます。そういう状況でもございますので、この追加も含めて、この人道支援ニーズの高まり、そして周辺諸国に、非常に困難な状況ございますので、この関係国や国際機関ともよく連...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今御指摘をいただいております肥満予防医療プログラム、また小児がんに関する協力は、日ロ間の医療分野における重要な協力事業の一つでありましたと言った方が正確かもしれませんが、令和三年度までの日露医療協力推進事業として実施してきたものでございます。  現下...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府として、この既に慣用として相当程度定着しているキエフ市等を除きまして、ウクライナの地名についてはこのウクライナ語に基づく片仮名表記を使用してきているところでございます。  その上で、このキエフの表記や呼称についても、政府として様々な場において、いかな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々が、厚労省から今お話がありましたように、マスクの着用など基本的な感染対策の徹底をお願いしているという状況でございますので、それを受けまして、アメリカ側に対しては、この日本国内における考え方を説明して議論を行ってきた結果、今委員から御紹介いただきましたよ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、一義的には在日米軍においての判断と、ホームページにどう記述するかはですね、というふうには考えますけれども、我々としては、先ほど申し上げましたように、この日本の考え方を御説明して、そして司令官から各施設・区域の司令官に対して周知をされているというふう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ホームページにもこの趣旨を掲載をしてもらえないかという要望も含めて、連携を深めてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(林芳正君) 財政制度審議会で提言が出ておるという御紹介がございました。光熱水料等については、特別協定の下で、電灯のLEDのものへの交換や空調に係る設定温度の見直し、節約への注意喚起、こういう取組を行っているものと承知をしております。また、提供施設整備費でございますが、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今防衛省の方からも答弁がありましたように、各国が負担している米軍駐留経費の内容や規模、これは、例えばイタリア等では、我が国と違いましてイタリアの軍の中に米軍があるとか、ほかの国では常時駐留をしているということではないと、こういう様々な形態がございます。 ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この米国の北方領土についての立場ということでございますが、アメリカは北方領土に関する我が国の立場を支持してきておりまして、例えば米国政府は、一九五六年の九月七日の日ソ交渉に対する覚書の中で、択捉、国後両島は常に固有の日本の領土の一部、ここは、北海道の一部た...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この米国におけるこの議事録は今委員がお示しいただいておると。私も今ちょっと、拙い英語力で今ささっと見てみましたけれども、おっしゃっていることは、このセクレタリー・ラトナーにファーストパートはディファーすると、こう書いてございますが。  いずれにいたしまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まあエマニュエル大使のように日本におられて我々と不断の連絡を取っておられる方はこうしてこの立場に基づいて御発言いただいているという認識をしておりますが、我々は不断の努力でもって、そこにとどまらずになるべく広範囲でアメリカの皆様、特にこういう要職にある皆様に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど小西委員の御質問にお答えして、あくまで個人的な感想というふうに申し上げました。政府としては、まずこの侵略を止めるということが何よりも大事であって、制裁を更に何ができるのかしっかり考えていく、そして、人道支援、また避難民の支援等に全力を尽くしていくとい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今御指摘のあったフェイスブックは、日本の外交政策や文化の理解を促進する有効な手段として、カンボジア国民を主要な対象としてクメール語で発信をしておるところでございます。  このフェイスブックユーザーの設定でこのフェイスブックにて自動翻訳した日本語が表示...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この三月十八日から二十一日の日程で、ウクライナ情勢、そして国際原油市場の安定化、さらにはそれぞれの国との二国間関係の強化、この三点における連携の確認を目的として二か国を訪問いたしました。  トルコは、ウクライナ、ロシア双方との緊密な関係に基づいて仲介努力...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、チャブシオール外相がこのロシアとウクライナ御訪問されたのは私の訪問の前でございまして、三大臣をやって、それぞれ訪問された後のタイミングでお会いできたということでございました。  先ほど申し上げましたように、そこに至るトルコのい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、昭和六十二年度以降、在日米軍の円滑かつ効果的な運用を確保するために、その時々の日米両国を取り巻く諸情勢に鑑み、日米地位協定の第二十四条に定める経費負担、この原則は原則として維持しながら、あくまでも暫定的、限定的、特例的な措置として日米地位協定の特...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナ避難民の我が国への受入れを進めるために、三月十八日、官房長官の下でウクライナ避難民対策連絡調整会議、これを開催いたしまして、ウクライナから避難を余儀なくされ日本への避難を希望するウクライナの方々につきまして、同日以降はいつでも受け入れ、政府一体と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 外務省としては、引き続き、周辺国におきまして、この訪日希望者からの照会対応、そして相手国の当局や国際援助機関、さらにはNGOを含む関係者との連絡調整、そして連携と、こういうことで訪日に向けた支援や、そしてさらには、国内の関係機関への情報提供、訪日希望者どう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員からは、分かりやすい説明というお話がございましたので、そういう御指摘も踏まえて、改めて御説明させていただきますと、例えば、新たに訓練資機材調達費の項目を設けておりますが、これは、在日米軍のみならず、自衛隊の即応性、また米軍との相互運用性の強化にも資す...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今全体的なお話の中で、この軍人一人当たりの従業員の数ということでドイツとの比較ということがございましたが、そのピンポイントな御通告をいただいておりませんでしたので詳細にお答えするものは今持っておりませんけれども、先ほど来議論になっておりますように、この駐留...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) それは、今までピンポイントでこの確認をしたということはございません。
○国務大臣(林芳正君) 今お示しをいただきましたこの参考資料でございますが、これは政府として我々がお出ししたものではありませんので、これに基づいて何か申し上げるということは差し控えたいというふうに思いますけれども、この地位協定には、地位協定、これ大きな法的枠組みでございまして、政...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 身に余るお言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。  先生が全国知事会の会長時代にこの決議を採択し、当時は堀井外務政務官だったと承知しておりますが、受け取らせていただいたということでございますので、これを真摯に引き継いで、私も自分がいただいたと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員がお触れになった部分、具体的にというよりかは、今委員がまとめていただきましたように、制裁を更にというようなニュアンスであっただろうと、こういうふうに思っております。  我々としても既に迅速に厳しい措置を打ち出しておるところでございまして、プーチン大...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般の交渉に際しましては、日米両国を取り巻く諸情勢、これを総合的に勘案し、日米地位協定第二十四条に定める経費負担の原則は原則として維持しつつ、あくまでも暫定的、限定的、特例的な措置として、五年間を期間とする地位協定の特則である特別協定を締結することが適当と...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日米間の交渉におけるやり取り、この詳細は、アメリカ側との関係もありまして、お答えは差し控えたいと思いますが、バイデン政権との間でございますけれども、昨年の三月に日米の2プラス2ございました。そこでも確認をされておりますように、在日米軍駐留経費負担につい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど高橋委員にもお答えをいたしましたように、我々として説明を尽くして、中身についても具体的な例を挙げながら御説明をして国民の理解を得られるということがまず大事なことだと、こういうふうに思っておるところでございます。  そういった考え方を踏まえて、この交...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この今後の在日米軍再編の進捗に伴います在日米軍従業員の雇用への影響、これは、再編後の労働力の需要や必要とされる業務内容、こういったことが現時点で明らかになっておらないということで、予断を持ってお答えすることが難しいと考えております。  その上で、在日米軍...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この在日米軍の新型コロナ感染症対応に当たっては、この過去の日米合同委員会合意に基づいて、検疫に関する手続、情報共有の在り方、こういったものも含めて日米間で連携して対応する制度がつくられてきたところでございます。  その上で、今回のことも受けまして、一月二...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日米地位協定は大変大きな法的枠組みでございまして、政府としては、事案に応じて効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じまして、一つ一つの具体的な問題に対応してきております。  これまで累次の日米合同委員会合意を通じて日米地位協定の運用の改善を図...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今防衛省の方からも答弁がございました。我が国としては、主権と領土、そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民と共にあると考えております。ウクライナに対する支援や避難民の受入れ等により、ウクライナを強力にバックアップをしてまいりたいと考えており...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本は自由貿易の旗振り役として、自由で公正な経済圏の拡大や、ルールに基づく多角的貿易体制の維持強化、これを推進してきたところでございます。そうした中、近年、革新的技術の出現などにより、安全保障と経済、これを言わば横断する領域で様々な課題が顕在するなど、近年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 経済安全保障につきましては、外務省としても、対外経済関係に加えて、安全保障政策やさらには国際法、これを所管する立場から注視をしておりまして、経済安全保障分野での情報の収集、分析、集約、これにも常日頃から取り組んでおるところでございます。  インテリジェン...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) モディ首相との会談では、岸田総理から、ロシアによる侵略は明白な国際法違反の暴挙であり、改めて厳しく非難する、また、核による威嚇も、ましてや使用も断じて受け入れられるものではない旨述べたところでございます。その上で、国際社会が一致して毅然と対応する必要がある...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本時間の三月二十三日から国連総会におきましてウクライナ情勢に関する緊急特別会合が開催されておりまして、ロシアとウクライナを含む多くの国が各々の立場を表明しております。日本からは国連代表部の石兼大使が出席し、ゼレンスキー大統領の国会演説にも触れつつ、ウクラ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国として、この米国と第三国との間で締結されている協定の中身について網羅的に把握をしておらないところでございまして、また、それらの協定について有権的に説明する立場にもないと考えております。
○国務大臣(林芳正君) この今交渉では、全体として、在日米軍の円滑かつ効果的な運用を支えるということに加えまして、自衛隊を含む日米同盟の抑止力、対処力を一層効果的に強化していくことに資すると、さらには厳しい財政状況を踏まえてめり張りを付けた経費負担の合意を得る、こういうことができ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も本年一月の日米2プラス2において、岸防衛大臣とともに、在日米軍による地元への影響に最大限配慮した安全な運用について求めたところでございます。今後とも、米側に対して、航空機の運用に当たって周辺地域住民の皆様に与える影響、これを最小限にとどめるように申し入...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど防衛大臣や防衛省からこの答弁があったとおりでございまして、日米ガイドラインにおきましては、日本に対する武力攻撃が発生した場合の基本的な考え方として、日本が、日本の国民及び領域の防衛を主体的に実施し、米国は、その日本と緊密に調整し、適切な支援を行うと、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほども、委員長また委員の皆様の御了解いただいて、委員会を中断していただいて、NSC四大臣会合に行かせていただいたわけでございます。  そして、今委員がお話のありましたこの国家安全保障戦略等の改定につきましてでございますが、総理から指示がありまして、関係...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(林芳正君) 今、今井委員から御指摘がありましたように、この困難な状況に直面しているウクライナ避難民への人道支援、これ避難している人々の今状況、今井委員からもお話をいただきましたけれども、この避難している人々の多くが女性と子供たちであると、こうしたことを踏まえて、栄養改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この新たに表明をいたしました追加的な緊急人道支援ですが、日々ウクライナの国内外への避難民の数が増加をしておりまして、現地のニーズに迅速に対応する必要があるということで、既に決定済みの一億ドルの支援同様に、ウクライナ及び今委員からお話のありましたモルドバを含...全文を見る
03月29日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案につきまして、提案理由を御説明いたします。  二千二十五年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を開催するに当たり、我が国は、国際博覧会条約上の義務として、我が国政府を代表する...全文を見る
03月30日第208回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○林国務大臣 日本への避難民受入れを進めるために、官房長官の下でウクライナ避難民対策連絡調整会議を開催いたしまして、その会議の下で関係省庁によるタスクフォースを設置し、政府内の体制を強化をいたしました。  さらに、現地の避難民の方々の支援のニーズを的確に把握することが極めて重要...全文を見る
○林国務大臣 外交の実施体制の強化に向けまして、在外公館の新設や人員の拡充など、体制の強化には常に努めてきておるところでございます。  今お触れいただきました、令和四年度に認められた在キリバス大使館の新設もこれに含まれておりまして、令和四年度末までに在外公館数は二百三十一となる...全文を見る
○林国務大臣 英国は、我が国にとってグローバルな戦略的パートナーであるとともに、昨年、今お触れいただいたように、日英のEPAが発効するということで、重要な貿易・投資相手国であります。  今後の英国との交渉を予断するものではありませんが、このTPP11、これは、ハイスタンダードで...全文を見る
○林国務大臣 台湾は、我が国にとりまして、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーでございます。また、台湾は、TPP11への加入申請に向けて、具体的かつ様々な取組をかねてから公にしてきております。そのような台湾が...全文を見る
○林国務大臣 TPP11協定は、新規加入の対象を国又は独立の関税地域と規定しておりまして、台湾によるTPP11への加入は協定上可能だというふうに認識をしております。  台湾によるTPP11の加入申請、これは、昨年の九月二十二日に寄託者であるニュージーランドに提出をされまして、T...全文を見る
○林国務大臣 日本産食品の輸入規制撤廃、これは政府の最重要課題の一つであります。  先般の台湾による規制の見直しは、この輸入規制の撤廃に向けた大きな一歩でありまして、残された輸入規制の早期撤廃に向けて、今委員からも御指摘がありましたように、引き続き台湾側に粘り強く働きかけていき...全文を見る
○林国務大臣 外交実施体制の整備は内閣の重要課題として掲げられておりまして、在外公館を含めて、外務省の定員につきましては、これまでも重点的な措置が講じられてきております。  今御指摘があったような目下のウクライナ避難民支援も含めて、安全保障環境、一層厳しさを増してきております。...全文を見る
○林国務大臣 まずは、法務大臣が行かれて、そして現地の視察等も含めて、ニーズや課題を的確に把握してくるというふうに先ほども法務省から答弁があったとおりでございます。  今お話のあった渡航費支援については、先ほどもお答えしたと思いますが、現段階で何ら決まっていることはないわけでご...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナをめぐる情勢が緊迫する中で、今委員からもお話があったように、外務省として全力で情報収集に当たってきておるところでございますが、私としても、政府全体としての情報収集機能の強化、これは極めて重要であるというふうに認識をしております。  御指摘の、機関の設置で...全文を見る
○林国務大臣 今回のウクライナ侵略に対応する措置として、累次制裁措置を取ってきておるわけでございまして、まさにその中には、今委員が触れていただいた個人資産の凍結というのも含まれておるわけでございます。これを行っていくに際しては、G7各国を始めとする同志国とも緊密に連携を取りながら...全文を見る
○林国務大臣 北朝鮮、相次ぐICBMの発射ということは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であり、また、国際社会がロシアによるウクライナ侵略に対応している中で、この間隙を狙ったものとも見られまして、到底看過できない暴挙であります。  時間の関係で、余り、こういうことをやりました...全文を見る
○林国務大臣 我が国の法令上、外交関係を有しない地域との間で捜査共助等を行うことは困難であるというふうに承知をしております。  その上で、台湾と捜査協力を行う必要がある場合には、ICPOルートを通じまして、台湾当局との間で情報や資料の交換、これが行われているものと承知をしており...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃっていただきましたように、台湾は我が国にとって基本的価値を共有する極めて重要なパートナーでありまして、また、かねてからTPP11への加入申請に向けた様々な取組を公にしてきております台湾がTPP11への加入申請を提出したこと、これは我が国は一貫して歓迎...全文を見る
○林国務大臣 日中共同声明第六項でございますが、「日本国及び中国が、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。」こういうふうに規定しております。  一方、台湾海峡の平和と安定、これは、日本の安全保障はもとより、国際...全文を見る
○林国務大臣 今、和田委員からお話がありましたように、ウクライナは世界有数の穀倉地帯でもございます。このウクライナの農業生産の回復というのは、ウクライナの人々にとってはもちろんでございますが、世界の食料安全保障にとっても極めて重要だと考えております。  そうした観点から、ゼレン...全文を見る
○林国務大臣 我が国といたしましては、これまで一貫して、エネルギーの安定供給また安全保障、これを最大限守るべき国益の一つとして、G7を始めとした国際社会と協調しながら適切に対応していく、こういう方針を述べてきたところでございます。  経産省からも今答弁がありましたように、三月十...全文を見る
○林国務大臣 現在、ロシアによるウクライナ侵略が発生いたしまして、ウクライナ避難民の人道状況についての深刻な懸念、これもG7首脳会合でも共有されたところでございます。こうした未曽有の人道危機に直面しているウクライナとの更なる連帯を示すために、我が国はウクライナから第三国に避難され...全文を見る
○林国務大臣 法務省からも御答弁がありましたけれども、我が国ではこれまでも、出入国在留管理庁において、難民条約の定義に基づいて、難民と認定すべき者は適切に認定し、受け入れてきたと承知をしております。  また、難民条約上の難民に該当しない場合であっても、今回のウクライナ避難民のよ...全文を見る
○林国務大臣 現地時間の三月二十四日でございます、国連総会の緊急特別会合におきまして、ウクライナ及びEU等が主導する、ウクライナに対する侵略の人道上の影響、この総会決議が、我が国を含む九十か国が共同提案国となりまして、百四十票の賛成を得て採択をされました。  この決議と、これに...全文を見る
○林国務大臣 今回のロシアによるウクライナ侵略、これは、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  各国がロシアの動向に関する見通しや立場を積極的に発信し、国際社会に対して連...全文を見る
○林国務大臣 ただいま議題となりました二件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、旅券法の一部を改正する法律案につきましては、主として次の点を改正するものであります。  改正の第一は、旅券の発給申請手続等の電子化を進めるため、必要な事項等を定める規定を整備すること...全文を見る
03月30日第208回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) 政府といたしましては、日米地位協定と米国が他国と締結している地位協定との比較につきましては、地位協定そのものの規定ぶりのみならず、各国におけます米軍駐留の在り方、また実際の運用、さらには安全保障環境等の背景等も含めた全体像の中で検討する必要があり、単純に比...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この戦後七十五年以上を経た今もなお、国土面積の約〇・六%の沖縄県内に全国の約七〇%の在日米軍専用施設・区域が依然として集中しておりまして、沖縄の基地負担の軽減は大変重要な課題であると認識をしております。  私も、防衛大臣在任中でございましたが、二〇〇八年...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 在日米軍の人員等の他国における米軍基地等への移動状況を含めて、米軍の運用に関することについてはお答えは差し控えたいと思いますが、いずれにしても、ウクライナ情勢を受けて在日米軍の人員や体制に変更があるということは承知をしておりません。
○国務大臣(林芳正君) 報道は私も承知をしておりますけれども、依然としてウクライナ各地でロシア軍が激しい攻撃を続けておりまして、学校、病院、住宅等も無差別に攻撃して多数の民間人に死傷者が発生しております。  この今御指摘のありました停戦交渉ですが、断続的に行われているところでご...全文を見る
03月31日第208回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(林芳正君) 吉田議員からは、除染や被曝者に関する協力に係る準備についての関係当局との協議の状況についてお尋ねがありました。  秋野議員からの御指摘も踏まえ、原子力規制庁から量子科学技術研究開発機構に対しまして、ウクライナで放射能汚染が発生した場合に備え、ウクライナと...全文を見る
03月31日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(林芳正君) ラブロフ外相がこの、中国というふうにおっしゃいましたでしょうか、ウクライナとロシアの間の停戦協議の状況についてはいろんな情報が出ておりますけれども、そうした中で、今委員からお話があったように、中国の方に行かれているということを我々も報道では承知しております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。こうした侵略を支持する行為、これも当然受け入れられないと考えております。  今、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際博覧会担当大臣でございますが、この国際博覧会推進副本部長といたしまして、博覧会の円滑な準備及び運営に関して本部長たる内閣総理大臣を助けて、政府の取組を総括をいたします。また、主要国を中心とする働きかけやメディアを通じた重要な発信を行うほか、関連重要...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大阪・関西万博、これは東京オリンピック・パラリンピックに続く国家的なプロジェクトでございまして、我が国の魅力を国際社会に広く発信をいたします絶好の機会であると考えております。世界中から多くの方にお越しをいただきまして、日本の魅力にじかに触れていただくと、そ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、ウクライナ避難民への対応についてのこの政府答弁書は御披露いただきました。今おっしゃっていただいたように、制度上、渡航証明書、これは自己の責任に帰さない理由により有効な旅券を所持していない方に対して発行することができるものでありまして、そうした要件を満た...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私のところにはまだその御案内といいましょうか、一緒に推薦しようかとかその手の話かもしれませんが、来ておらないところでございます。
○国務大臣(林芳正君) なかなか、仮定の御質問でございますが、このことがまだ、何といいますか、一段落をしていない状況ではございますが、これまでのこのゼレンスキー大統領のリーダーシップ等を考えますと、当然そういうものには値する働きをされておられるんではないかと個人的には思っておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 突然のお尋ねでございましたけれども、まさに今日までドバイで万博をやっておりました。このドバイが終わりまして、本格的にこの我が国の万博へ向けての準備が言わば加速化をするということでございますが、じゃ、今日まで何もしなくていいのかといえば、いろんな準備、できる...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府代表は、国際博覧会条約に基づきまして、博覧会に関する全ての事項について対外的に自国政府を代表するとなっております。  具体的に申し上げますと、参加に向けた働きかけや、各国政府代表、さらには博覧会国際事務局との会場や展示物等に関する調整、国内関係者との...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我々として外交の実施体制、この強化を図るためには、やはり多様な人材確保して、民間企業の勤務経験ですとか外務省退職後に再度採用された職員等の活用を図っていくということ、大変重要だと考えております。適材適所の原則の下で、それぞれのポストにおいて求められる専門的...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大阪・関西万博は、今委員からも総理のこの御答弁にも触れていただきましたが、やはり国を挙げた一大行事であり、その成功に向けては、大阪、関西圏を始めとする自治体と緊密に連携しつつ準備を進めることが重要であると考えております。引き続き、国、自治体及び経済界で一体...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナへの侵略、これは力による一方的な現状変更の試み、かつ国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、明白な国際法違反であると考えております。国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会と結束して日本としても毅然と行動してまいります。  ロシア...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとし、未来社会の実験場をコンセプトとしております。このテーマとコンセプトの下で、コロナ禍を乗り越えた先の新たな社会像を世界に示す万博になると考えております。半年間の一過性のイベントに終わらせることな...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま局長から答弁をいたしましたとおり、三月二十九日の記者会見における私の発言を撤回すべきだとは考えておりませんが、在日米軍が訓練に当たって公共の安全に妥当な考慮を払う、これは当然のことでありまして、過去の累次の日米合同委員会合意においてもこの点を確認を...全文を見る
04月01日第208回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 高橋議員にお答えをいたします。  ウクライナ、ロシア及びベラルーシにおける在留邦人の安全確保についてお尋ねがありました。  ウクライナでは、在留邦人の方々に対し、自身の身の安全を最優先とした行動を取ることを呼びかけながら、出国先の入国要件等の情報提供を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大塚議員にお答えをいたします。  全ロシア将校会議による交換、公開書簡及びロシア連邦保安庁局長軟禁についてお尋ねがありました。  本年一月末、ロシアの退役軍人団体、全ロシア将校会議のイバショフ代表は、ウクライナに対する軍事力行使を批判し、大統領に辞任を...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○林国務大臣 この度の私のポーランド出張は、会期中であったものの、ウクライナ情勢が刻々と変化する中で、城内委員長を始め、委員の皆様、とりわけ野党の皆様には多大な御配慮を賜り、御礼を申し上げます。  おかげさまで、ウクライナ近隣諸国の中で最多の約二百万人もの避難民を率先して受け入...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  四月二日、同時期にポーランドを訪問しておられましたクレーバ・ウクライナ外相と会談を行いました。クレーバ大臣から、今回の日本の外務大臣のポーランド訪問はウクライナ国民を勇気づけるものであるとして深い感謝の意が表されるとともに、現在の情勢につ...全文を見る
○林国務大臣 国境のメディカというところに行ってまいりました。徳永委員からお話もありましたように、私も、映像で何度か、行く前に見ておりましたので、物すごい人が行列をつくっておるということと、さらには、男性が、六十歳までは国内に残れということですから、そこまで送ってきて、そこで別れ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどちょっと委員が触れられたトラウマですが、最初に行きましたワルシャワの方の避難民センターにはそういう施設もございまして、少し照明を落としたカウンセリングルームがあって、そういうカウンセリングもそこで提供しているということもございましたので、御報告させていただきた...全文を見る
○林国務大臣 細かな数字は持ち合わせておりませんが、ポーランドに出国されて、そこからまた、経由されている方も含めて、最初に出ていくという意味ではポーランドが一番多いということだと思います。
○林国務大臣 今おっしゃっていただきましたように、三日間の滞在中、ワルシャワ市内の避難民施設、それから国境地帯の訪問、さらには、ワルシャワとそれからジェシュフと両方で、避難民支援に取り組む国際機関やNGOとの意見交換を行いました。さらには、大使館に新たに設置された避難民支援チーム...全文を見る
○林国務大臣 日本への避難を希望する避難民への渡航支援に関しては、今回のケースでいえば、現地のウクライナ避難民支援チームというのを立ち上げましたので、このチームで現地の渡航支援ニーズの把握を努める中で、どのような形での渡航支援が可能かということを政府全体で検討していくことにしてお...全文を見る
○林国務大臣 まさに先ほどもお答えしたとおりでございますが、今後、日本への避難を希望する避難民の渡航支援に関しましては、まずは現地のチームで渡航支援のニーズの把握に努めてまいりますが、そうした中で、どのような形での渡航支援が可能か、今委員からは渡航費の支援ということがありましたけ...全文を見る
○林国務大臣 徳永委員からこの質問をいただいたおかげで、私も、英国のコンサルティング会社のランキングですが、日本とシンガポールが百九十二か国で一位、続いて、ドイツと韓国が百九十、イタリア、スペイン、フィンランド、ルクセンブルクは百八十九、こうランキングが続いていくのを、最新のもの...全文を見る
○林国務大臣 これは仮定の御質問でございまして、また、武力攻撃のような非常事態におきましては、個別具体的な状況に応じて対応を検討する必要があると考えておりまして、一概にお答えをすることは困難ではございますけれども、関係法令の規定に基づいて適切に対応していくことになる、こういうふう...全文を見る
○林国務大臣 これは、一九九一年の十二月に行われました独立国家共同体の首脳レベルの決定に基づき、ロシアから国連宛てに、安全保障理事会やその他全ての国連の機関におけるソ連の加盟国としての地位がロシアによって継続されるということを通知する書簡が発出をされております。  この通知は全...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、全国連加盟国にこれが回章されて、その後もこうした動きについて異論を唱える加盟国がおらず、現在もロシアが安保理常任理事国の席を有しておるというふうに認識をしております。  今の、移行については申し上げたとおりでございますが、我が国としては...全文を見る
○林国務大臣 ゼレンスキー大統領からも、今委員からお話がありましたような国連の改革等に対する思いが示されたということを承知しておるわけでございます。  日本もずっとこの問題に取り組んできて、いろいろなグループをつくって改革案を出して、こういうことをやってきたわけでございますが、...全文を見る
○林国務大臣 先ほども申し上げましたように、ロシアが国際秩序の根幹を揺るがす暴挙に出たということは、まさに新たな国際秩序の枠組みの必要性を示していると思っております。  長年この改革の必要性を訴えて、積極的に我が国は活動してきたわけでございまして、やはり、現在の国際社会の現実を...全文を見る
○林国務大臣 まさに今委員から御指摘があったように、国際社会は、ロシアのウクライナ侵略によりまして、ロシアとの関係をこれまでどおりにすることは、もはやできないと考えておるわけでございます。  先般のG7首脳会合、今御指摘がありましたけれども、ここにおいても、国際機関や多国間フォ...全文を見る
○林国務大臣 アジアにおきましては、やはりASEAN、これが地域協力の中心として重要な役割を担っておりまして、東アジア首脳会議、EAS、またASEAN地域フォーラム、ARF、拡大ASEAN国防相会議、ADMMプラス、こういう多層的な地域の協力の枠組みがあるわけでございます。  ...全文を見る
○林国務大臣 西太平洋連合という構想、これも承知をしておるわけでございます。  先ほど、まさに委員からもお話がありましたように、ASEANがやはりASEAN中心性ということを非常に重視をしておりますので、ここの地域で何かをやっていくときというのは、まさにそこにしっかりと重要性を...全文を見る
○林国務大臣 米国は、累次の機会に日米安全保障条約の下での自国、すなわちアメリカの対日防衛義務を確認してきておりまして、この点は今年の一月の日米首脳のテレビ会談におきましても、バイデン大統領から改めて表明があったところでございます。  また、同じく一月に日米の2プラス2を行いま...全文を見る
○林国務大臣 日米両国間では、日米拡大抑止協議の場を含めて、同盟の抑止政策に関連する様々な事項につきまして、日頃から緊密かつ幅広く意見交換を行っておるところでございます。  こうしたやり取りの詳細につきましては、我が国の安全保障に関わるという事柄の性質、また米側との関係もござい...全文を見る
○林国務大臣 この日米拡大抑止協議の場を含めた米国の拡大抑止政策をめぐる議論につきましては、適時適切に報告を受けております。
○林国務大臣 今委員からもお話がありましたように、我が国を取り巻く安全保障環境、また、現実に核兵器が存在しているということを踏まえますと、核抑止力を含む米国の拡大抑止は不可欠であり、米国と緊密に協議、協力していくことが重要であるということは言うまでもないことでございます。  日...全文を見る
○林国務大臣 これは繰り返しになるかもしれませんが、日米間では、同盟の抑止力、対処力強化に向けた様々な取組について、様々なレベルで日頃から緊密かつ幅広く意見交換を行っております。  この日米拡大抑止協議では、米国が提供する抑止力の信頼性が維持されることが重要であるということを我...全文を見る
○林国務大臣 ポーランドに着きまして、やはりまずこの無名戦士の墓に参らなければならないということで、中谷補佐官また津島副大臣共々献花をさせていただきました。  儀仗を受けました。雪が舞い散る寒い中でございましたが、若い兵士が、私も防衛大臣のときの経験を思い出して、しっかり一人一...全文を見る
○林国務大臣 今総務省からも答弁がございましたが、石垣市議会からは意見書が接到しておりまして、地方議会の声として受け止めたいと考えております。  その上で、政府といたしましては、尖閣諸島及び周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として、政府関係者を除き何人も尖閣諸島へ...全文を見る
○林国務大臣 尖閣諸島をめぐる情勢につきましては、昨年十一月の外相電話会談におきまして、私から王毅国務委員にも直接懸念を伝えたところでございます。  また、中国の力による一方的な現状変更の試みにつきましては、国際社会において様々な形で懸念の声が上がっておりまして、一月の日米2プ...全文を見る
○林国務大臣 岸田総理が常々おっしゃっておられますように、これは内閣の、政権の最重要課題であると私も認識をしております。  今委員からも触れていただきましたように、被害者の御家族も御高齢となる中で、拉致問題の解決に一切、一刻の猶予もないということでございます。  総理自身、金...全文を見る
○林国務大臣 ありがとうございます。  今回の旅券法改正による旅券の発給の電子申請の導入を通じまして、申請者の利便性に関しましては、発給の申請手続等をマイナポータル上で行えるようになります。また、切替え申請を行うに当たり、出頭が原則として不要となるということでございます。また、...全文を見る
○林国務大臣 ソ連邦下で始まった農業集団化により、ウクライナでは一九三二年から三三年に、何百万人とも言われる餓死者が発生する大飢饉、いわゆるホロドモールが発生した、こういうふうに承知をしております。  日本としては、他国で発生した歴史上の事件について評価する立場にはございません...全文を見る
○林国務大臣 英国の調査会社の発表でございますが、我が国の旅券が、事前に査証を取得することなく渡航できる国や地域、百九十二であり、この調査の対象国の中で最も多いと承知をしております。  今委員からもおっしゃっていただきましたように、これは我が国の旅券に対する信頼性の高さを示すも...全文を見る
○林国務大臣 東日本大震災による自宅の滅失、損壊等のために、震災発生当日に有効だった旅券を紛失して、一定の期間内に紛失の届出及び新たな旅券の発給の申請を行った方について、この震災特例旅券法の下で、紛失した旅券の残存有効期間を最長の有効期間とする震災特例旅券を国の手数料なしで発行し...全文を見る
○林国務大臣 今回の法改正におきまして、今後、大規模な災害が発生する際に迅速に被災者に対する支援が実施できますように、一般規定を新設するということでございますが、今後発生する大規模な災害において、現時点で個別具体的に予断をすることがなかなか難しいところでございまして、様々な規模や...全文を見る
○林国務大臣 入管法上の難民でございますが、これは難民条約で定義される難民を指すものとされております。  中身についてはもう委員御承知のとおりでございますので、詳細な説明は省きますが、避難民というふうな呼称を難民ではない方についても用いて受入れをやってきたところでございますので...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナ政府の発表や各種報道によりまして、ロシア軍が占拠していたキーウ近郊の地域において、無辜の民間人が多数殺害されるなど、残虐な行為が繰り広げられていたことが明らかになっております。  我が国としては、ロシア軍の行為によりウクライナにおいて多くの市民が犠牲にな...全文を見る
○林国務大臣 我が国といたしましては、グテーレス国連事務総長の声明も踏まえつつ、引き続き、国連を含む国際社会と緊密に意思疎通を行って対応してまいりたいと考えております。  無辜の民間人の殺害は重大な国際人道法違反であり、断じて許されません。こうした残虐な行為の真相は明らかにされ...全文を見る
○林国務大臣 旅券法の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  外務省といたしましては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月11日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○林国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略に至るまでの中で、今委員からもこのクロノロジーを示していただきましたけれども、我が国を含みます国際社会、これは事態の平和的解決に向けたロシアへの働きかけを含めて、懸命な外交努力を重ねてきたところでございます。  ちょうど、今委員からもお話...全文を見る
○林国務大臣 今後の避難民の方々への支援については、こうした、一国が他国の領土を侵略するという国際社会でまれに見る暴挙が行われる中で、ウクライナが瀕する危機的状況を踏まえた緊急措置として、避難される方々にまずもって安心できる避難生活の場を提供すべく、政府全体として取り組んでいると...全文を見る
04月11日第208回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○林国務大臣 今官房長官からもお話がありましたが、まさに二〇〇二年以来お一人も帰ってきておられないということ、大変痛恨の極みであり、全力でこの問題に取り組んでまいらなければならないと思っております。  この間も、海外出張から帰ってまいりまして、三日ぶりぐらいに家族と私は会ったわ...全文を見る
○林国務大臣 状況は、今、事実関係、局長から答弁したとおりでございます。  先ほどの委員の御質問にも御答弁したとおり、二〇〇二年五月以来御帰国がかなっていないというのは本当に申し訳ない思いでいっぱいでございますが、あらゆる機会を捉えて、しっかりと取り組んでまいりたいと思っており...全文を見る
○林国務大臣 政府といたしましては、現時点において、朝鮮総連が外為法上の要件の下で資産凍結等の措置の対象として指定すべき者に該当するものというふうには認識はしておりませんけれども、朝鮮総連については、今お話がありましたけれども、北朝鮮当局と密接な関係を有する団体である、そういうふ...全文を見る
○林国務大臣 政府の立場、先ほど申し上げたとおりでございまして、繰り返しになって恐縮でございますが、今委員がおっしゃったように、朝鮮総連については、北朝鮮当局と密接な関係を有する団体、こういう認識をしておりますので、まさに御指摘のように、各種動向について、引き続き、関係省庁間で連...全文を見る
○林国務大臣 これはニューヨーク時間の四月一日でございますが、公表されました国連安保理の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルによる報告書、ここには、経済的に厳しい状況にあっても北朝鮮が核・弾道ミサイル計画を継続をしていること、そして、石油精製品、石炭、その他の禁制品の取引は瀬取り等の手...全文を見る
○林国務大臣 我が国といたしましては、国連安保理決議に基づく特定品目の輸出入禁止措置、また資金移転の防止措置等に加えて、我が国自身の措置といたしまして、北朝鮮との全ての品目の輸出入禁止等の措置を取っておりまして、北朝鮮への人、物、金の流れを厳しく規制する措置を実施してきております...全文を見る
○林国務大臣 我が国としては、対北の安保理の制裁決議がしっかりと履行されるということが重要だと考えておりまして、北朝鮮による関連安保理決議違反が疑われる活動について、重大な関心や懸念を持って平素から情報収集、分析に努めております。航空機や、艦艇による洋上での警戒監視活動、先ほど申...全文を見る
○林国務大臣 今委員から御指摘のあった中国とロシアでございますが、この両国は、北朝鮮に対する累次の安保理決議に賛成をしてきたということでございます。  今御紹介いただきましたように、北朝鮮が緊密な経済関係を有するこの両国による安保理制裁の履行というのは大変重要であるわけでござい...全文を見る
○林国務大臣 ただいま官房長官からお話があったとおりでございますが、岸田総理自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意を述べてきているということでございます。  私はこれからこういうテクニックとかこういうやり方でやろうと思っているとここで委員に申し上げれば、それは先方に...全文を見る
○林国務大臣 三月二十四日に北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルを発射し、我が国のEEZ内に落下をいたしました。この一連の北朝鮮による挑発行為は、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、また、国際社会が、今委員からもお話がありましたように、ロシアによるウクライナ侵略に対...全文を見る
○林国務大臣 北朝鮮側の意図について、日本として断定的にお答えすることは差し控えたいと思いますが、この三月二十四日の北朝鮮のICBM級の弾道ミサイルの発射、今委員から御指摘があったように、我が国のEEZ内に落下させたということは、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であ...全文を見る
04月12日第208回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(林芳正君) 末松議員にお答えをいたします。  先般の政府専用機でのウクライナ避難民の方々への移送支援の基準についてお尋ねがありました。  政府専用機に同乗いただいたのは、在ポーランド大使館や在ウクライナ大使館に対して日本への渡航を相談してこられたウクライナ避難民の...全文を見る
04月12日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) 特に今のところ受けておりません。
○国務大臣(林芳正君) 現下のウクライナ情勢も踏まえまして、今般、我が国として総合的に判断をした結果、八名の駐日ロシア大使館の外交官及びロシア通商代表部職員の国外退去を要求することとし、四月八日、この旨を森外務事務次官からガルージン駐日ロシア連邦大使に通告をいたしました。この事柄...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この八名とした根拠、人定情報については、事柄の性質上差し控えたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 先ほども申し上げましたように、総合的に判断をして国外退去を求めたということでございますが、当然、この今のウクライナ情勢も踏まえた措置であるわけでございます。  したがいまして、今後どのような推移になるかは、現段階でなかなかこの見通しが、確たるものを申し上...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ウクライナ当局は、チョルノービリ原子力発電所につきまして、ロシア軍は制限区域内にある研究所から、今委員からもお話がありましたように、百三十三個の高レベルの放射性物質を盗み出したというふうに発表したと承知をしております。また、同原子力発電所からはロシア軍は撤...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ロシアによるウクライナ侵略以降、岸田総理が二度ゼレンスキー大統領と電話会談を行い、ウクライナへの連帯と支援を伝達いたしました。  私も、クレーバ外相と電話会談を行って、先週出張したポーランドでも対面でお会いして、日本はウクライナ政府、国民と共にあるという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の政府専用機への同乗でございますが、在ポーランド大使館や在ウクライナ大使館に対して日本への渡航を相談してきたウクライナの避難民の方々のうち、日本への渡航を切に希望するものの、現在自力で渡航手段を確保することが困難な方々に対しまして、人道的観点から支援の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 少し局長の答弁が言葉足らずだったかもしれませんが、この二百五十名おられて、常に連絡は取っていて、最初にそこから出られた、例えばポーランドに出国されたと、そこまでは全て確認ができております。その後、例えばポーランドにおられるとか、そこからまたパリに行かれたと...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まず、私からお答えいたしますが、邦人について、一般論として、邦人の退避が必要となる事態が発生する場合には、まず、極力商用定期便が利用可能なうちに在外邦人の出国又は安全な場所への移動の確保に努めるということになります。この商用定期便での出国が困難あるいはそれ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この今回の例えばウクライナの事態も恐らく一年前にはなかなか想定しにくい状況であったわけでございます。過去の例もいろいろ比べましても、なかなか一般則、原則を定めますと、逆にその原則があるのでということも考えられますので、やはりその...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この邦人及び避難民の輸送でございますが、その時々の状況に応じて個別具体的に対応していくことが適切であると考えます。  いずれにしても、邦人保護に万全を期するとともに、避難民の輸送についても適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) あらゆる事態を想定して万全の体制を取っておくということは当然のことだと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 私の出張に際しましては、委員長を始め与野党の皆様方に大変な御高配いただきましたこと、改めて感謝を申し上げます。  ポーランド訪問では、ウクライナ避難民の置かれた状況や現地のニーズ、受入れに係る課題等について把握することができたわけでございます。  ベル...全文を見る
04月13日第208回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○林国務大臣 尾身先生から科学技術外交についてお尋ねがございました。  私も、議員のときにSTSフォーラム、何度か訪れまして、お父上にも大変お世話になったわけでございます。  そして、今おっしゃっていただきましたように、科学技術・イノベーション、これは、気候変動もそうでござい...全文を見る
○林国務大臣 今回のNATOの外相会合のパートナーセッションには、NATOからの招待を受けまして、日本の外務大臣としては史上初めて出席をいたしました。  NATOの場で現下のウクライナ情勢への対応における連携を確認いたしまして、特に、欧州とアジアの安全保障を切り離して論じること...全文を見る
○林国務大臣 日米安保条約上の事前協議制度でございますが、一九六〇年の岸・ハーター交換公文に基づくものでございます。  同制度の意義でございますが、日米安保条約改定時の提案趣旨説明におきまして、当時の藤山外務大臣から、「特に重要な事項、すなわち、米軍の配置及び装備の重要な変更並...全文を見る
○林国務大臣 仮定の質問にお答えすることは難しいとは思いますけれども、事前協議に際しては、我が国の国益確保の見地から、具体的事案に即して我が国が自主的に判断をして諾否の決定をするということだと考えております。
○林国務大臣 これも仮定の質問にお答えすることは差し控えたいというふうに思いますが、個別具体的な状況においてそれぞれ判断されるべき事柄で、どちらが先かというのも一概に申し上げることは困難であると考えます。  まあ、全くそういう可能性がないということは言い切れないというふうに思い...全文を見る
○林国務大臣 これも、仮定の御質問でございますので、お答えすることは差し控えたいと思います。  一般論として申し上げますと、事前協議への諾否と日本に対する武力攻撃の有無の間の因果関係について一概に申し上げるというのは大変困難であるというふうに考えております。
○林国務大臣 事前協議に際しましては、我が国の国益確保の見地から、具体的事案に即して我が国が自主的に判断して諾否の決定をするということでございます。  日本の安全、これを国益というときには念頭に置いておるわけでございまして、それを確保する見地から判断を行うということでございます...全文を見る
○林国務大臣 今、岡田委員から四点要素を挙げていただきましたが、まさに、そうした点も含めて、国益確保の見地から、具体的事案に即して我が国が自主的に判断して諾否の決定をするということであろうか、こういうふうに考えております。
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、岡田先生からあった御指摘の点も含めて、国益確保の見地から、これは具体的事案に即して我が国が自主的に判断をするということだと思います。その際に、今先生がおっしゃったようなことというものは、この検討に当たって、判断に当たっての項目には当然入っ...全文を見る
○林国務大臣 新たな国家安全保障戦略等の策定については、総理からも指示がありまして、関係閣僚の間で議論が行われておるところでございます。  外務省としても、関係省庁と協力しながら、今委員からお話のあったようなことも含めて、様々な論点、これを検討していかなければならないと考えてお...全文を見る
○林国務大臣 事前協議に関する事項でございますが、これは行政府の専権に属するものであり、事前協議の諾否の決定、これは政府の責任において行われるわけでございます。  こうした前提の下で、事前協議を受けた場合は、原則として閣議に諮って決定するということになっておりますが、緊急閣議も...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、事前協議に関する事項は行政府の専権に属しております。  憲法七十二条でございますが、「内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。」と規定をしておりますので、...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますが、事前協議自体は、日米安保条約第六条とその実施に関する岸・ハーター公文に基づいて行われるということでございます。  設置法上の外務省の権限、また、その長たる外務大臣の権限は先ほど申し上げたとおりでございますが、大変重要な事柄、事...全文を見る
○林国務大臣 政府といたしまして、事前協議の手続について、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する事前協議への対応に関する議論と結びつけて理解しているものではございません。  いずれにしても、政府としては、現在の事前協議制度に問題があるというふうには考えておらないところでございま...全文を見る
○林国務大臣 政府といたしましては、現在の事前協議制度に問題があるとは考えておらないところでございまして、同制度を見直す必要があるというふうには考えておらないところでございます。
○林国務大臣 武力攻撃事態等や存立危機事態の認定と事前協議のいずれも、今委員がおっしゃったように、我が国の安全保障にとって重要な事柄ではあると考えますが、武力攻撃事態等や存立危機事態の認定と、在日米軍の施設・区域の使用に関する事前協議への対応というもの、これはおのずから異なるもの...全文を見る
○林国務大臣 これは、申し上げましたように、武力攻撃事態等や存立危機事態等の認定と、それから施設・区域の使用に関する事前協議、これは事象として別の事柄でございますので、対応もおのずから異なるというふうに考えております。
○林国務大臣 事前協議に関する事項は、先ほど来申し上げておりますように、日米安保条約第六条とその実施に関する岸・ハーター交換公文という国際約束の実施でございまして、本来、行政府の専権に属するものでありまして、国会の承認を必要とするものではないと考えます。  しかしながら、事前協...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、本来、行政府の専権に属するものであり、国会の承認を必要とするものではございませんが、しかし、状況によっては国会に報告することはあり得る、そういうふうに申し上げたところでございます。  今委員がるるおっしゃったように、事前協議の対象となる...全文を見る
○林国務大臣 事前協議の諾否の決定につきましては、事態によっては安全保障会議に諮るということはある、この旨はこれまでも国会で述べてきたとおりでございます。
○林国務大臣 明記というのは、どこに明記をという意味でしょうか。
○林国務大臣 これはまた先ほどのところに戻るわけでございますが、本来は行政府の専権に属するものであり、国会の承認を必要とするものではないということが元々ございまして、ただ、先ほど申し上げましたように、状況いかんによっては政府が国会に報告することはあり得る云々申し上げたとおりでござ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、私も、事前協議の対象となる事項は、国民あるいは国会にとっても重大関心事であるということから、政府は、特別の事由がない限り、事前協議の事実を事後に公表し、国会にも報告することとしておる、こういうふうに申し上げたところでございます。  委員も御案内だと思います...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの御答弁で申し上げたとおり、事前協議の対象となる事項、これは国民あるいは国会にとっても重大関心事であることから、政府は、特別の事由がない限り、事前協議の事実を事後に公表し、国会にも報告しているということでございます。  そういった意味で、特段の事由、特別の事...全文を見る
○林国務大臣 先ほど、特別の事由がない限りということを申し上げましたけれども、どういう事態がこれに当たるかということを事前に確定的、網羅的に述べることはできないというふうに考えております。  事前協議の事実が、これは一般論でございますが、公表されるということになりますと、米国の...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、年末に向けて議論を進めております三文書の中でもこういう議論をやっていくということは先ほど御答弁したとおりでございますが、先ほど一般論として述べましたように、事前協議につきましてやはり考慮しておかなければなりませんのは、米国の軍事機密が直接...全文を見る
○林国務大臣 今、岡田委員がおっしゃった討議の記録については、いわゆる密約問題に関する外務省の調査において、その写しと思われる文書の英文のみが発見されたものでございまして、和文が発見されていないということでございます。  その上で申し上げますと、今お話のあったニュークリア・ウェ...全文を見る
○林国務大臣 今お尋ねの装備における重要な変更は、今お触れいただいた藤山・マッカーサー口頭了解によって、核弾頭及び中長距離ミサイルの持込み並びにそれらの基地の建設を意味しております。  これは、アメリカが日本政府の意思に反して核兵器の持込みを行うことがないようにするためにできた...全文を見る
○林国務大臣 これは、仲裁裁判の最終判断という、国際的な機関による最終判断でございますので、紙くずという表現はいささか不適切ではないかというふうに考えております。
○林国務大臣 一般論として、やはり国際法は遵守されるべきものだ、こういうふうに考えております。  中国には、責任ある行動を求めてまいらなければならないとこれまでも申してまいりましたし、今後もそういう対応をしてまいりたいと思っております。
○林国務大臣 中国に対しましては、先ほど申し上げましたように、主張すべきは毅然として主張し、責任ある行動を求めてまいるということはかねがね申し上げてきているところでございます。  また、ロシアについても、特に今回のウクライナ侵略、これはもう言語道断でございまして、ウクライナ自体...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの紙くず発言についてもコメントさせていただきまして、政府参考人からも答弁したとおりでございまして、中国に対しては、主張すべきは毅然と主張し、責任ある行動を求めてまいらなければならないと思っております。  今委員がおっしゃったような懸念事項も含めて、王毅中国の...全文を見る
○林国務大臣 ロシアのウクライナ侵略について、先ほど申し上げたとおりでございます。  中国の今回の日本大使館員の拘束につきましては、従来から申し上げておりますように、謝罪や再発防止のための説明等、なされておりませんで、遺憾でございますので、引き続き謝罪と再発防止を強く求めてまい...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略でございます。国際秩序の根幹をこれは揺るがす行為であり、国際社会が結束して毅然と行動しなければならない、先ほど申し上げたとおりでございます。  我が国は、G7を始めとする国際社会と緊密に連携して、我が国の判断として、プーチン大統領に対する...全文を見る
○林国務大臣 国際秩序の根幹を揺るがす行為であるというふうに申し上げましたので、当然、安全保障上の観点が入っております。
○林国務大臣 これまでの北朝鮮による弾道ミサイル等の度重なる発射、これを含めて一連の北朝鮮の行動、これは、日本の、地域や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できるものではないと考えております。
○林国務大臣 金正恩委員長は朝鮮労働党の首班である総書記でありまして、同委員長は、国務委員長、また軍の最高司令官、これを兼ねているものと承知をしております。  北朝鮮の意思決定過程等について、我が国として確定的にお答えする立場にはございませんが、先ほど申し上げたような点を踏まえ...全文を見る
○林国務大臣 北朝鮮に対しましては、度重なる核実験、また弾道ミサイル発射等を受けて、安保理が国連憲章第七章の下で行動して国連憲章第四十一条に基づく措置を取るとして、累次の安保理決議が採択をされまして、特定品目の輸出入禁止や資金移転防止措置等、極めて厳しい措置が科されてきております...全文を見る
○林国務大臣 個別具体的な状況にもよるわけでございますので、仮定の質問にお答えすることは難しいとは思いますが、一般論として申し上げますと、外国等のミサイルによって日本の漁船が被害を受けた場合、我々としては、当然、抗議を行って、その上で、原状回復や金銭賠償等を求めるということが考え...全文を見る
○林国務大臣 そもそも、北朝鮮による弾道ミサイルの発射、これは関連する安保理決議に違反するものでございます。国際法上、いずれの国も、排他的経済水域においてその権利を行使するに当たって、沿岸国の権利及び義務に妥当な考慮を払うというふうにされております。  まさに個別具体的な状況に...全文を見る
○林国務大臣 これはあくまで一般論として申し上げておりますけれども、我が国としては、当然、抗議を行うということを先ほど申し上げました。その上で、原状回復、金銭賠償等を求める、こういうふうに申し上げたところでございます。
○林国務大臣 国連海洋法条約上、沿岸国は、排他的経済水域において天然資源の探査、開発、保存及び管理のための主権的権利を有しておりまして、また、大陸棚を探査し及びその天然資源を開発するための、大陸棚に対して主権的権利を有しております。  個別具体的な状況に即して、今委員がおっしゃ...全文を見る
○林国務大臣 台湾海峡の平和と安定は、日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要でございまして、また、台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが日本政府の一貫した立場でございます。  米国との間でも、例えば一月七日の日米2プラス2、また一...全文を見る
○林国務大臣 条約の締結に際しての留保でございますが、一般に、当該条約の趣旨及び目的と両立するものである必要がある、こういうふうに認識しております。  ある条約に留保を付して締結することが可能かどうかを検討する場合には、その条約の趣旨及び目的、また、各国の実行等を踏まえる必要が...全文を見る
○林国務大臣 松原委員の御指摘は、今理解をさせていただいたところでございます。  条約については先ほど申し上げたとおりでございますが、先生の御意見も踏まえながら、どういうことが可能なのかということは不断に検討してまいりたいと思っております。
○林国務大臣 ウクライナとロシアの間では停戦交渉が断続的に行われておりますけれども、この先行きは不透明であり、予断を許さないわけでございます。  トルコを含めて複数の国、例えば、フランス、ドイツ、イスラエル、オーストリア等でございますが、プーチン大統領に対する直接の働きかけを行...全文を見る
○林国務大臣 NATOの東方不拡大の約束、この有無につきまして、交渉当事者でない我が国として事実の認定をすべき立場にはございませんが、例えば、ブリンケン米国務長官は一月七日の記者会見で、NATOが新規加盟国を受け入れないと約束したことはない、こういうふうに述べておられるものと承知...全文を見る
○林国務大臣 この約束の有無につきましては、先ほど申し上げましたように、交渉当事者でない我が国として事実の認定をすべき立場にはございませんが、ブリンケン米国務長官が会見で述べられたことは先ほど申し上げたとおりでございます。  正当化の理由にロシアが使っているということは承知をし...全文を見る
○林国務大臣 先ほどの繰り返しになって恐縮ですが、事実認定をすべき立場にはないということでございます。
○林国務大臣 様々な文献等、御紹介いただいたものは私も断片的には読んだことはございますが、ここは外務大臣としての見解を述べる場だと承知しておりますので、個人的な見解を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
○林国務大臣 今お話のありましたミンスク2と呼ばれる合意でございますが、二〇一五年の二月に、ロシア、ウクライナ、そして欧州安全保障協力機構などが署名をしておりますウクライナ東部の問題の解決に向けた文書の総称でございまして、停戦やウクライナ側による国境管理等のいわゆる治安項目と、ウ...全文を見る
○林国務大臣 先ほどと同様、我々はこの条約の当事者、合意の当事者ではございませんので、先ほど申し上げましたように、ウクライナ側は治安項目を、ロシア側は政治項目を優先したことから、双方に立場が隔たりがあって、互いに同合意の不履行を批判し合っていたもの、そういうふうに承知をしておると...全文を見る
○林国務大臣 一方又は双方に責任があったかということを述べる立場にはないということでございまして、状況として、お互いに同合意の不履行を批判し合っていたもの、そういうことを承知しておるということでございます。
○林国務大臣 ロシアがウクライナ侵略を開始した原因について様々な議論がある、こういうふうに承知をしておりますが、問題の本質は、プーチン大統領が、平和的解決に向けた各国からの働きかけを聞き入れず、ウクライナの非軍事化や中立化といった一方的な要求を実現すべく武力行使に及んだことである...全文を見る
○林国務大臣 日中国交正常化以降、日本は、長年にわたって、中国沿海部のインフラのボトルネックの解消や環境対策、保健医療などの基礎生活分野の改善、人材育成等の分野でODAを実施してまいりました。こうした支援は、中国における日本企業等の投資環境の改善を始めとする日中の民間経済関係の進...全文を見る
○林国務大臣 この未曽有の人道危機に直面しておりますウクライナとの更なる連帯を示すため、我が国はウクライナから第三国に避難された方々の受入れを進めておりまして、政府一体となって、国民の理解も得ながら、関係省庁において必要な支援を行っていく方針でございます。  現在のウクライナ避...全文を見る
○林国務大臣 我が国では、これまでも、難民の認定を所管する出入国在留管理庁において、難民条約の定義に基づいて、難民を認定すべき者は適切に認定し、受け入れてきたと承知をしております。  また、難民条約上の難民に該当しない場合であっても、今回のウクライナ避難民のように、人道的な配慮...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによる残虐で非人道的な行為、これがキーウ近郊のブチャのみならず、ウクライナ各地で次々と明らかになってきております。多数の無辜の民間人の殺害は重大な国際人道法違反であり、断じて許されない戦争犯罪であると考えます。一刻も早い停戦を実現し、侵略をやめさせることが必要...全文を見る
○林国務大臣 今月七日にG7首脳声明が出ておりますが、これも踏まえまして、我が国としては、まず、再生可能エネルギーや原子力も含めたエネルギー源の多様化、そして、LNGへの投資等によるロシア以外での供給源の多角化、さらには、主要消費国とも連携した生産国への増産働きかけを一層強力に進...全文を見る
○林国務大臣 ベトナムは、棄権から反対になったわけでございます。  緊急特別会合において四月七日に採択されましたロシアの人権理事会理事国資格停止決議、これは、ロシアの人権理事会理事国の資格を停止するといういわば具体的な結果を伴うものであり、極めて重い国際社会の意思を示したもので...全文を見る
○林国務大臣 今委員から御紹介いただきました三月十六日の電話会談でございますが、ポペスク・モルドバ外務・欧州統合大臣との間で、ロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国際法の深刻な違反であり、強く非難されるべきものであること、及び、力による一方的現状...全文を見る
○林国務大臣 今委員からもお話がありましたように、モルドバは、ウクライナ周辺国の中で最も規模が小さいにもかかわらず、既に今、人口の一〇%以上、正確な数字を委員からもお示しいただきましたが、それに相当する避難民が押し寄せるということで、非常に厳しい状況にあると承知をしております。 ...全文を見る
04月14日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(林芳正君) さきの大戦におきましては、当時の全ての国民が何らかの戦争の犠牲を被り、一般市民の中にも筆舌に尽くし難い労苦を経験された方が多数おられると承知しております。  また、例えば満州について申し上げれば、終戦の前後、避難中の多数の民間人が、今お話がありましたよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) いわゆるこの戦争犯罪を規定する条約等が当時はまだなかったということもございまして、先ほどのような考え方を申し述べたところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先日、国会のお許しを得てNATOの会議にも出席をいたしてまいりました。今回のロシアのウクライナ侵略によって、言わば国連の安保理の常任理事国による国際法違反ということが明確になったと。そういうことを受けて、新たな国際秩序に対するこの必要性、国連改革に対する必...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、小西委員から御指摘のありましたプーチン大統領の発言については承知をしております。  この発言の逐一についてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、我が国としては、ロシア軍の行為によってウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっているこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘がありましたミロノフ・ロシア下院議員の対外発信を承知しております。このミロノフ下院議員の主張は、一議員の個人的な見解にすぎず、根拠が全くないものであり、受け入れられないというふうに考えております。
○国務大臣(林芳正君) 我が国といたしまして、ロシア軍の行為によりウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に受け止め、強い衝撃を受けております。無数、多数の無辜の民間人の殺害、これは重大な国際人道法違反であり戦争犯罪であります。断じて許されず、厳しく非難をい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今の小西委員の御指摘、これ十分に踏まえて、我が国は、引き続き国連を含む国際社会と緊密に連携しながら、一般市民に対する武器の無差別使用を含むロシアによる侵略を直ちにやめさせ、戦争犯罪の責任、これを追及するための外交努力を続けてまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 経緯は今委員から御紹介をいただいたとおりでございますが、三月十六日にこの暫定措置命令というのがICJから出されております。我が国としても、この三月十七日に外務大臣談話を発出して、ICJによる暫定措置命令を支持するとともに、国際社会と連携し、ロシアに対して直...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先月の十六日に御質問いただいております。そのときにもお答えしたことは繰り返すことはいたしませんが、最近の動きとして、三月二十八日でございますが、グテーレス事務総長は自らのあっせんの一環として、グリフィス国連人道問題担当事務次長兼緊急援助調整官に対して関係国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナと主権、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反でございます。  この中国によるロシアに対する軍事支援と、この仮定の質問にはお答えすることは差し控...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(林芳正君) いわゆる在日朝鮮人の帰還事業につきましては、政府は、一九五九年二月の閣議了解によりまして、北朝鮮帰還問題は、居住地選択の自由という国際通念に基づいて処理することを確認し、帰還を希望する者の意思確認及び帰還のために必要な仲介を赤十字国際委員会に依頼するとの方...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二〇一四年五月のストックホルム合意につきましては、北朝鮮との間でそれまで固く閉ざされていた交渉の扉を開き、北朝鮮に日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明させた点で有意義であったというふうに考えております。  我が国としては、引き続きストックホルム合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このストックホルム合意につきましては、先ほども触れさせていただきましたけれども、北朝鮮側は、従来の立場はあるものの、拉致被害者や日本人配偶者を含む全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施する意思を表明したところでありまして、政府としてはストックホル...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、上田委員からもございました旧敵国条項でございます。  委員からもお触れになっていただきましたけれども、九五年の国連総会で既に死文化しているとの認識を示す国連総会決議が圧倒的多数の賛成により採択をされております。そして、二〇〇五年の国連首脳会合では、国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も、農林水産大臣時代を含めて、この交渉がいかに大事かと、そして、特にこの地元の皆様にとっては大変大事なものであると、かなり毎年毎年この交渉どうなるかということを本当に心配されておられるということを私も感じてまいりました。  そういった意味で、今回、この...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 新型コロナでこの北方墓参などの事業が二年間にわたって実施できていないということは誠に残念でございます。今、鈴木先生からお話がありましたように、やはりかなり御高齢になられておりますので、何とか、コロナもこういう状況で、徐々に収束に向けた動きが見えてくると、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この外交関係に関するウィーン条約上、このペルソナ・ノン・グラータは、接受国が外交官を対象として通告することができるとされております。  今回対象とした八名の中には外交官としての地位を有する者とそうでない者がいるというところ、それらの者をまとめて国外退去を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この幾つかの国が、例えばフランスやトルコ、ドイツ、イスラエル、オーストリア等がプーチン大統領に対して直接の働きかけ等を行っております。プーチン大統領が自らの強硬な立場を和らげて歩み寄ろうとする兆しは全く見られないどころか、プーチン大統領は軍事作戦を当初の目...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 過分のお言葉をいただいて大変恐縮でございますが、先ほど申し上げましたように、このいろんなやり取りをする中で当然の前提として、いろんな外交上の取組をやるということはもう大前提であります。  この目的である今の事態をいかに止めさせるかという目標についても共有...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から御指摘のありましたこのIPCCの報告書でございますが、各国の現在の気候変動対策では二十一世紀中に温暖化が一・五度を超える可能性が高いと、こういう見通しも示され、各国の更なる取組が呼びかけられていると承知をしております。  石炭火力発電の輸出につ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このマタバリの超超臨界圧石炭火力発電計画は、今委員からも御指摘がありましたように、フェーズ1とフェーズ2があるわけでございます。フェーズ1については、二〇一四年の五月から円借款を供与してこの建設工事が進められており、同事業は二〇二四年をめどに完工ということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この昨年の二〇二一年六月G7首脳会合におけるコミットメントに基づきまして、排出削減対策が講じられていない石炭火力発電への政府による新規の支援を既に終了いたしました。  バングラデシュのマタバリ、またインドネシアのインドラマユでは、いずれもこのコミットの前...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました二件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、旅券法の一部を改正する法律案につきましては、主として次の点を改正するものであります。  改正の第一は、旅券の発給申請手続等の電子化を進めるため、必要な事項等を定める規定を整...全文を見る
04月15日第208回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(林芳正君) 熊谷議員にお答えをいたします。  中国に対するウクライナ情勢に関する働きかけについてお尋ねがありました。  ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容で...全文を見る
04月18日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○林国務大臣 おいたわりの言葉をいただきまして、ありがとうございました。  先般のNATO外相会合のパートナーセッションでございますが、NATOからの招待を受けまして、日本の外務大臣として、今お触れになっていただきましたように、史上初めての出席になりました。  まずは、現下の...全文を見る
○林国務大臣 委員長からも御指摘をいただきましたが、出席の意義、先ほど個別具体的に申し上げたわけでございますが、特にアジアと欧州の安全保障、これは切り離して論じることができないということ、特にウクライナで起きていることというのは世界全体の秩序の根幹を揺るがすということで、アジア太...全文を見る
○林国務大臣 アメリカの国防省は、三月の二十九日、これは米東部時間でございますが、新たな核態勢の見直しに係るファクトシートを発出をいたしております。  この見直しの詳細については、今後発出するとしております公表版を待つ必要があるわけでございますが、今回発出されましたファクトシー...全文を見る
04月18日第208回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(林芳正君) 国際機関の職員、これは中立的な存在であるということが求められる。その一方で、やはり日本人の幹部が世界で活躍するということで国際機関との連携がしやすくなり、また、そうした職員が日本の顔というふうになっていきますことから、政府としても国際機関のトップ、幹部、こ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ありがとうございます。  やはり、今委員からもおっしゃっていただきましたように、言語の壁や距離というのが明らかにあると、こういうふうに思います。桁が大分違うということは御指摘のとおりでありますが。  私がワルシャワに参りましたときに現地のNGOとの意見...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この世論調査、御指摘のもの私も見ております。世論調査で八割というのは相当高い数字なんだろうなと、こう思いながら見させていただきました。個々のこういう数字だからこういう分析ということを一概にお答えすることは困難でございますが、やはり国民の皆様の声というもの、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際社会が長きにわたって懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げてきたこの国際秩序の根幹、これがロシアのウクライナ侵略により脅かされているということでございます。この基本的価値を共有する国々の結束を強めるということが重要であると考えておりまして、今、勝部委員か...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、勝部委員からお触れいただきました二月四日の中ロ首脳会談でございますが、この際に発出されました共同声明には、両国の友好に止まるところはなく、協力に禁じられた分野はないと、こういうふうに述べられておると承知をしております。  この中国とロシアでございます...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この十三日でございますが、OSCE、欧州安保協力機構が、ロシア軍による南東部マリウポリの産科病院と劇場、ここへの攻撃を戦争犯罪とする、そうした内容を含むロシア軍の違法行為に関する調査報告書を公表したというふうに承知しております。その後、ブチャを始めとしたこ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 大変、現場の皆様のお声も含めてこの論点を整理していただいたんではないかというふうに思っております。  今この状況の中でロシア側に金銭を支払うということに対する国民感情や、一般の国民感情ですね、それから各国からのどんな意見が出るのかということはこれ一つ考え...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国のODAによる支援でございますが、二国間支援と国際機関への拠出を通じた支援から成るわけでございますが、DACの統計では、二国間支援及び国際機関を通じる事業のうちで実施対象国・地域をイヤマークした事業を合わせたものが二国間ODA実績として整理をされてお...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国のODAによる人道支援でございますが、二国間支援と国際機関への拠出を通じた支援から成りますが、DACの統計で、二国間支援及び国際機関を通じる事業のうち実施対象国・地域をイヤマークした事業を合わせたものが二国間ODAの実績として整理されております。した...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今委員から大変大事な御指摘がございまして、実はワルシャワで現地の国際機関と意見交換をしたときも今のようなお話、たしかWHOだったと思いますが、お話がありました。さらには、ツベルクリン等の予防接種についてもこの時期が少しずつずれていると、こういうようなお話も...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) JICAが実施をいたします無償資金協力の支払前の資金でございますが、この今御指摘のあった遅延した案件のものを含めて、全て国際約束等によって実施が合意をされた事業の資金でございまして、これまで相手国との関係を重視し、可能な限り事業を完了させることを前提として...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどの質疑のとき私おりませんで大変失礼いたしましたが、まさに国民の血税を使ってやるという事業でございますので、こうしたことが必要以上に滞留をして指摘を受けることがないように、しっかり反省をした上で取り組んでまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) この費用対効果というお尋ねでございますが、よるべき指標が様々であると思いまして、一概に申し上げることが難しいわけですが、日本センターはこれまでビジネスマッチングや日本からの経済ミッションの受入れ、また日ロの地方自治体間の交流の側面支援やビジネス関連の会合ア...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日本センターでございますが、日ロ間の経済交流支援のほかに、親日派、知日派の育成の一環として日本語講座を実施しております。  今御質問のあったニジニー・ノブゴロド日本センターが告知して二月二十六日に開催されました御指摘の会合、これは日本語講座の受講生や修了...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほどの質疑でもあったとおり、人間の安全保障を確保する上で不可欠な分野として、これまでも保健分野や人道支援を始めとする基礎生活分野の支援を重視してきておるところでございます。  今回の新型コロナの世界的な感染拡大等でこの重要性が確認されたところでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この支払前資金でございますが、外務省としても、事業の迅速かつ円滑な実施に努めるとともに、様々な事情により当初の想定から各種手続や事業の進捗が遅れている事業については、その事情を個別に精査の上で、打切り、国庫返納の可能性を含めた検討を行うことといたしました。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私自身、ロシアによる侵略後の二月二十八日でございますが、東南アジアの諸国の駐日大使等をお招きして本件について意見交換をして、緊密に連携していくことで一致をいたしました。これを皮切りに、様々なレベルで東南アジア各国への働きかけを経て、現地時間三月二日に、東南...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この未曽有の人道危機に直面しているウクライナとの更なる連帯を示すために、我が国はウクライナから第三国に避難された方々の受入れを進めておりまして、政府一体となって、国民の理解も得ながら関係省庁において必要な支援を行っていく方針でございます。    〔理事古...全文を見る
04月19日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、この多数の無辜の民間人の殺害続く中で、ロシアによる侵略を一刻も早く止めさせるための外交努力の必要性、これは御指摘のとおりだと思います。  この三月四日のG7外相会合の共同声明でも、更なる侵略によってプーチン大統領は世界に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このグテーレス国連事務総長ですが、このウクライナの侵略直前の安保理公開会合で、プーチン大統領に呼びかけるという形を取ってウクライナに対する攻撃をやめるように求めたということがありました。また、直後、侵略の直後ですが、国連憲章違反であり容認できないと、こう述...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国といたしましては、これまでも中国に対して様々な機会に責任ある行動を呼びかけてきております。  具体的には、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす行為であって、中国を含む国際社会が結束して毅然と対応することが重要であると、この旨説明して...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際刑事裁判所に関するローマ規程上、集団殺害犯罪、ジェノサイドとは、国民的、民族的、人種的又は宗教的な集団の全部又は一部に対し、その集団自体を破壊する意図を持って行う殺害などの行為とされておるところでございます。  ウクライナ政府の発表や各種報道によりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) バイデン大統領が四月十二日におっしゃっておられますのも、この後段で、証拠は大量にあると、ジェノサイドに該当するかどうか法律家に国際的に決めさせようと、自分にはそのように見えると、こういうふうにおっしゃっているわけでございます。  まさに私からも先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) マリウポリでこのロシア軍が化学兵器を使用した可能性があると、こうした報道について承知をしております。  今委員が御指摘いただいたように、五月九日がロシアにおける戦勝記念日でございますので、ここに向けて化学兵器の使用のおそれが高まっていくのではないかという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今お話のあったリヒテンシュタインのこの提案でございます。安保理の常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求めると、国連総会の会合を開催すること等を主とした決議案でございます。  この常任理事国に拒否権があって米ソ冷戦時代には特にこの国連が機能を果たす...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回のロシアによるウクライナ侵略に対しては、国際社会が結束して対応することが重要でございます。我が国としても、G7を始めとする国際社会と連携しながら、ウクライナ及び避難民を受け入れる近隣国に寄り添った支援を引き続き実施していく考えでございます。  この国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 昨年十一月末のオミクロン株につきまして、国民の命を守るべく慎重の上にも慎重を期すと、その考え方の下で厳しい水際対策を取ってきたところでございます。  その後、今やり取りいただいたように、内外の感染状況等が変化しまして、主要国の中で水際対策の緩和を進める国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、上田委員からもお話がありましたように、これがまだ、いかに形式的であるとはいえ残っているということ、これはやはり何とかしなければならないという思いは、関係者のみならず広く国民が共有して思っておられることだろうと、こういうふうに考えております。  もう御...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、我々の先輩方が懸命な努力、そしてまた、あるいは大きな犠牲を払って築き上げてきました国際秩序の根幹が、ウクライナ侵略、ロシアによるウクライナ侵略によって脅かされておるところでございます。  今委員から御指摘いただいたように、特にヨーロッパですね、このド...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ちょっと紙を持ちながら答弁をさせていただくのをお許しをいただきながら、この今回の旅券法改正によりまして旅券の発給の申請手続等の電子化がなされますと、現行法の下において申請の際に必要な申請時と交付時計二回の出頭のうち、切替え申請手続を電子申請で行った方につい...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 私も、実は在外邦人の皆様が、もう少し簡単に選挙に行けるようにという運動をされておられる皆様がいらっしゃいまして、一部オンラインでございましたが、懇談する機会を設けさせていただきました。そういうこともいろいろお聞きしますと、やはりせっかくできたマイナンバー制...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国連は、さきの大戦後、二度と戦争を起こさないための組織として創設をされたわけでございますが、常任理事国に拒否権がございまして、特に米ソの冷戦時代には、国連が国際の平和と安全の維持の機能を果たすことができないと、こういう事例が数多くあったこと、これも事実でご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の法改正は、今後大規模な災害が発生する際に迅速に被災者に対する支援を実施できるように一般規定を新設するものでございますが、減免の基準等は政令等で定めることとしておりまして、罹災証明書の発行を受けていることや災害救助法の適用などを勘案しつつ、これを定める...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○林国務大臣 今、徳永委員からお話がありましたように、ゼレンスキー大統領を始めウクライナの皆さんがこの困難な状況に立ち向かうという意向を示されて戦っておられるという状況、大変に、いろいろな中継を見ますと、見たくないものを見ているということは本当に同感をいたすところでございます。 ...全文を見る
○林国務大臣 二月二十四日の国民向けのテレビ演説というのをプーチン大統領がやっておられまして、ドネツク及びルハンスクのいわゆる人民共和国、これは括弧つきでございますが、これがロシアに支援を要請してきた、議会が本年二月二十二日に批准したいわゆる括弧つきの両人民共和国との友好協力相互...全文を見る
○林国務大臣 今委員がおっしゃったように、いろいろな報道や識者の皆様がこの五月九日についていろいろな見立てをされておられるということは承知をしております。  ロシア大統領府が、モスクワの赤の広場におきまして、今年の五月九日に、戦勝七十七周年記念軍事パレード、これを実施予定である...全文を見る
○林国務大臣 私がポーランドに参りましたときに、実は、いろいろな国際機関の方々と意見交換を、ワルシャワとそれからジェシュフと両方でやらせていただきました。  そのときに、サンプルは少し少なかったのでございますが、ポーランド等に避難されてきておられる方々にアンケートを取っておられ...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をいたします。  今回の事態は全てロシアによるウクライナ侵略に起因して発生しているものでありまして、それ...全文を見る
○林国務大臣 先ほど申し上げましたように、全てロシア側のウクライナ侵略に起因して発生しているものでございますので、断じて受け入れられず、強く抗議をする、こういうふうに申し上げました。  この後、このウクライナの事態がどういうふうに進展をして、先ほど徳永委員からもございましたよう...全文を見る
○林国務大臣 ロシアとは、平和条約締結問題を含む政治、経済、文化など幅広い分野で日ロ関係全体を国益に資するように発展させるべく、領土問題を解決して平和条約を締結する、この方針の下で、これまで粘り強く平和条約交渉を進めてきたと承知しております。こうした取組は適切であったというふうに...全文を見る
○林国務大臣 己を知り相手を知れば百戦危うからずという言葉がございます。交渉事も、相手が全く得るものがなければ、相手が乗ってくるということはないということでございましょうから、相手がどういうニーズがあって、こちらはどういうニーズがあって、それはぎりぎりどこでこの一致を見出せるのか...全文を見る
○林国務大臣 環境補足協定第五条におきまして、協定の実施に関連して紛争が生じた場合には、日米合同委員会の設置について規定しております日米地位協定の第二十五条に定める手続に従ってその紛争を解決する、こう規定をしておるところでございます。  したがいまして、仮に環境補足協定に基づく...全文を見る
○林国務大臣 二〇〇二年九月の日朝平壌宣言、これは日朝双方の首脳の議論の結果として、日朝関係の今後の在り方を記しました両首脳により署名された文書でございまして、現在に至るまで北朝鮮側も否定をしておらないわけでございます。  一方、二〇一四年五月のストックホルム合意でございますが...全文を見る
○林国務大臣 北朝鮮に対しては、度重なる核実験や弾道ミサイル発射等を受けまして、安保理が国連憲章第七章の下で行動して、国連憲章第四十一条に基づく措置を取るということで、累次の安保理決議が採択をされておりまして、特定品目の輸出入禁止や資金移転防止措置等、極めて厳しい措置が課されてき...全文を見る
○林国務大臣 海外に渡航、滞在する邦人の保護、これは外務省の最も重要な責務の一つでございまして、平素から、在外邦人の保護や退避が必要となる様々な状況を想定し、必要な準備、検討を行っておりまして、邦人保護の強化を図っているところでございます。  有事における我が国の個々の対応につ...全文を見る
○林国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境や、現実に核兵器が存在していることを踏まえれば、核抑止力を含む米国の拡大抑止、これは不可欠でございまして、米国と緊密に協議、協力していくことが重要であると考えるわけでございます。  日米間では、そうした文脈において、御指摘いただきました...全文を見る
○林国務大臣 委員の熱いお気持ちはしっかり受け止めたところでございます。  お気持ちだけではなくて、重要性ということは私も重々承知をしておるというふうに考えておるところでございまして、先ほども申し上げましたけれども、日米両国において、米国の拡大抑止というのが信頼に基づいている、...全文を見る
○林国務大臣 この非核三原則でございますが、唯一の戦争被爆国としての我が国の立場を踏まえまして、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとの点を歴代内閣が政策として明らかにしたものでございます。  政府といたしましては、非核三原則を政策上の方針として堅持してきておりまして、同原則が...全文を見る
○林国務大臣 我が国が外交を行っていく中で、このODAの重要性というのは、今委員がおっしゃっていただいたとおりであろう、こういうふうに思っております。  この成果を感じた機会ということですが、直近で申し上げますと、やはりウクライナに対する人道支援が挙げられると思います。  二...全文を見る
○林国務大臣 ロシアによるウクライナ侵略への対応について、これまでアジア諸国とも連携を図ってきておるところでございます。  ロシアによる侵略後すぐの二月二十八日でありましたが、東南アジア諸国の駐日大使の皆様をお招きして、この件についての意見交換をいたしまして、緊密に連携していく...全文を見る
○林国務大臣 今、鈴木委員からお話がありましたように、スウェーデンとフィンランドの両国、このNATO加盟については、四月十三日でありましたが、まず、マリン・フィンランド首相が、今後数週間で結論を出す、こういう旨述べられております。また、アンデション・スウェーデン首相は、真剣に分析...全文を見る
○林国務大臣 このロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であると思っております。そうした意味でも、こうした力による一方的な現状変更をいかなる地域においても許してはならないということであると考えております。  こうした観点で、国際社...全文を見る
○林国務大臣 新疆ウイグル自治区に関しては、重大な人権侵害が行われているという報告が数多く出されておりまして、日本としても同自治区の人権状況については深刻に懸念しております。  こうした立場を踏まえて、これまでも中国政府に対して直接働きかけをしているほか、人権理事会や国連総会第...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、元々ウクライナというのは大変豊かな穀倉地帯でありまして、小麦、トウモロコシ等の主要な生産輸出国であります。  そうした意味で、復興の段階になれば、農業大国としての同国を復活させる、これは重要だと考えております。既に実施中の緊急人道...全文を見る
○林国務大臣 台湾は、日本にとって、基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人であります。台湾との関係については、今いろいろ御議論いただきましたが、しっかり我が国の基本的立場を踏まえながら、引き続き、適切に対応していきたいと思いま...全文を見る
○林国務大臣 国際社会が時代を画する変化に直面している中で、健全な日韓関係というのは、ルールに基づく国際秩序を実現し、地域及び世界の平和、安定及び繁栄、これを確保する上で不可欠であると考えております。  また、一連のICBM級の弾道ミサイルの発射を含め、北朝鮮による核・ミサイル...全文を見る
○林国務大臣 竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も我が国固有の領土であり、韓国による竹島の占拠は不法占拠でございます。政府としては、引き続き、日本の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意の下で毅然と対応してまいりたいと思っております。  その上で、御指摘の点を含...全文を見る
○林国務大臣 具体的な検討内容を明らかにすることは、竹島問題に関する今後の対応に支障を来すおそれがあることから差し控えたいと思いますが、政府として、竹島問題について、引き続き、日本の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意の下で毅然と対応してまいりたいと考えております。
○林国務大臣 個人の発信の一つ一つについてコメントはいたしませんが、ロシアによるウクライナ侵略に関しては、国際秩序の根幹を守り抜くために、国際社会が結束して毅然と対応することが重要でございます。  これまで、我が国として、中国に対して責任ある行動を呼びかけてきており、引き続き、...全文を見る
○林国務大臣 ロシア外務省は、ロシア時間の三月二十一日でございますが、ウクライナ情勢に関連して日本が行った措置が一方的な非友好的な措置であるとして、こうした措置を踏まえて、平和条約交渉を継続しない等の措置を発表しております。  こうした中で、前ロシア大統領であるメドベージェフ・...全文を見る
○林国務大臣 今御指摘がありましたミロノフ・ロシア下院議員の主張でございますが、これは一議員の個人的な見解にすぎず、根拠が全くないものであり、受け入れられないと考えております。
○林国務大臣 御指摘の核共有でございますが、今お触れになっていただきましたように、平素から、自国の領土にアメリカの核兵器を置いて、有事には、自国の戦闘機等に核兵器を搭載、運用可能な体制を保持することによって、自国等の防衛のために米国の核抑止を共有するといった枠組みと承知をしており...全文を見る
○林国務大臣 米軍が公表している情報によりますと、グアム又はハワイを母港とする原子力潜水艦が十五隻ございまして、いずれも米国の核政策上、核兵器を搭載しないものとされていると承知をしております。  一方で、米国は核兵器搭載可能な核弾道ミサイル搭載型潜水艦、SSBNを保有、配備をし...全文を見る
○林国務大臣 仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思いますが、あくまで一般論として申し上げますと、アメリカは、これまで累次の機会に、大陸弾道ミサイル、核弾道ミサイル搭載型潜水艦、そして戦略爆撃機、いわゆる核の三本柱の重要性を強調しておりまして、これは効果的な核抑止を確保する...全文を見る
○林国務大臣 国家の主権や領土一体性の尊重と武力の行使の禁止、こうした原則は、国際社会が長きにわたる懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹でございます。  ウクライナ国境で威嚇的な軍備増強を進める中で、ロシアが、「ドネツク人民共和国」及び「ルハンスク人民共和国...全文を見る
○林国務大臣 ウクライナ政府の発表や各種報道により、ウクライナ各地において無辜の民間人が多数殺害されるなど、残虐な行為が繰り広げられていたことが明らかになったわけでございます。  我が国として、ロシア軍の行為によりウクライナにおいて多くの市民が犠牲になっていることを極めて深刻に...全文を見る
○林国務大臣 ただいま議題となりました三件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件は、令和三年七月十六日に議定書の署名が行われました。  この議定...全文を見る
04月21日第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○林国務大臣 航空機からの落下物は重大な事故につながりかねないと認識をしております。  過去、幾つかこうした落下事案があったというふうに承知をしております。
○林国務大臣 先ほども申し上げましたように、航空機からの落下物は重大な事故につながりかねないと認識しております。沖縄含めて、かかる事故が発生するたびに、外務省から米側に対しまして遺憾の意を表明するとともに、原因究明、再発防止等を申し入れております。  米軍機の飛行の安全確保、こ...全文を見る
○林国務大臣 今事務方から答弁いたしましたとおりの事実状況でございますが、我々としては、やはり可能な限り透明な形で在日米軍の感染状況について公表する、このことが重要だと考えておりまして、その旨をしっかりと米側に伝え、協議を行ってきたところでございます。  引き続き、この適切な公...全文を見る
○林国務大臣 これまでの対ロ外交におきましては、インド太平洋地域の戦略環境が大きく変化しつつある中で、ロシアと安定的な関係を構築することは、日本の国益のみならず、地域の安定と発展にとっても重要である、こうした考えの下で取り組んでまいったところでございます。  具体的には、ロシア...全文を見る
○林国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響によって、北方墓参などの事業が二年間にわたって実施をできていないということは誠に残念でございます。  これまで、御高齢になられた元島民の方々の思いに応えるべく、人道的見地から、何としても早期に事業を実施できるようロシア側に対し働きかけ...全文を見る
○林国務大臣 北方四島における共同経済活動は、戦後七十五年以上を経て、初めて日本人が、あるいは日本の企業が北方四島において経済活動を行うことになるという意味において、平和条約を締結する上で大変重要な取組であると認識しております。  二〇一六年以降、双方の法的立場を害さないという...全文を見る
○林国務大臣 北方領土におけるロシア軍の動向については日頃から注視をしておりまして、情報収集を行ってきております。  今委員からお話のありました軍事演習に関しては、それぞれ、外交ルートを通じて、そうした軍事演習を含む北方四島におけるロシアによる軍備の強化は、これら諸島に関する我...全文を見る
○林国務大臣 このような事案が発生したことは極めて遺憾であり、昨年十二月の本件起訴を受けて、外務省から米側に対して遺憾の意を申し入れるとともに、綱紀粛正及び再発防止の徹底について申し入れたところでございます。  米軍人等による事件、事故は地元の皆様に大きな不安を与えるものであり...全文を見る
○林国務大臣 このような事案が発生したことは極めて遺憾でございまして、昨年十二月の本件起訴を受けて、外務省から米側に対し、遺憾の意を申し入れるとともに、綱紀粛正及び再発防止の徹底について申入れをしたところでございます。米側も本件を深刻に受け止めており、地元の捜査当局の捜査に対して...全文を見る
○林国務大臣 西銘大臣のような思いというものに比べますと、我々ここにおる者、そこまで持っていなきゃいかぬなと思いながらも、やはり思いの深さの違いを感じながら、しかし、今委員からお示しいただいたお名前は、実は、野中先生、橋本先生、小渕先生、それぞれ、かなり離れておりましたけれども、...全文を見る
○林国務大臣 日米地位協定は大きな法的枠組みであり、政府としては、事案に応じて、効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じて、一つ一つの具体的な問題に対応してきております。累次の日米合同委員会合意を通じて地位協定の運用の改善を図ってきたことに加えまして、二〇一五年には環境補...全文を見る
○林国務大臣 いつもながら深く広いバックグラウンドに基づいて御質問をいただいておるわけでございますが、まず、今お触れいただいた報道にあるような打診が我が国に対して行われた事実はなく、仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思います。  日米豪印、いわゆるクアッドと、ほかのパー...全文を見る
○林国務大臣 国際社会が大変大きな変化に直面する中で、健全な日韓関係、これは、ルールに基づく国際秩序を実現して、地域及び世界の平和や安定及び繁栄を確保する上でも不可欠であると思っております。  また、ICBM級の弾道ミサイルの発射を含めて、北朝鮮による核・ミサイル開発が一層活発...全文を見る
04月26日第208回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○林国務大臣 まず、前半の部分について私からお答えをさせていただきます。  台湾有事という仮定の質問にお答えすることは差し控えさせていただきますが、その上で申し上げますと、本年二月に公表されましたアメリカのインド太平洋戦略におきましては、台湾の自衛能力を支援することを含め、地域...全文を見る
○林国務大臣 せっかくの御質問ですから率直にお答えしたいところでございますが、外交上のやり取りでございますので、私からそこの部分をつまびらかにすることは差し控えたいと思います。
○林国務大臣 NATOで行われておりますニュークリアシェアリングでございますが、米国の管理下にある核兵器を非核兵器国である一部のNATO加盟国の領土内に配備をいたしまして、同盟の核抑止ミッションとそれに関連する政治的責任及び意思決定を共有する仕組みであり、核兵器そのものの共有では...全文を見る
○林国務大臣 NPT上の整理は先ほど申し上げたとおりでございます。  こうした整理でございますが、NPTの交渉過程における各国の議論の結果を踏まえたものでありまして、我が国としても従来から御説明をしてきたところでございます。  我が国は、国際的な核軍縮や不拡散体制の礎石として...全文を見る
○林国務大臣 NATOのニュークリアシェアリングは、米国の管理下にある核兵器を非核兵器国である一部のNATO加盟国の領土内に配備するものであり、核兵器そのものの共有ではないとされていると先ほど御答弁したとおりであります。これはあくまでNATOの取決めでございまして、その詳細、また...全文を見る
○林国務大臣 日米間で核共有を行うということを前提とするという、いわば仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思いますが、日米間で、平時から緊急事態まで、あらゆる段階におきまして、自衛隊及び米軍の活動に係る政策面、運用面の調整を強化するために、様々なレベルで緊密に連携することと...全文を見る
○林国務大臣 政府の立場はこれまで御説明しているとおりでございまして、非核三原則を堅持していくという考えに変わりはないわけでございまして、今お話のあった核共有に関する議論を行うことは考えておらないわけでございます。  いずれにしても、我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のな...全文を見る
○林国務大臣 先ほど防衛大臣からも御答弁がありましたように、いわゆる敵基地攻撃能力も含めて、あらゆる選択肢を排除せずに、現実的に検討していくということとしておりますので、これも御答弁があったとおり、日米の基本的な役割分担を変更しないということを前提として、国家安全保障戦略などを策...全文を見る
○林国務大臣 我が国に対する武力攻撃が行われる場合に日米両国がどのような対応を行うか、これにつきましては、その時々の状況等によって異なりますことから、一概にお答えすることは困難であり、また、事柄の性質上、詳細にわたってお答えすることは控えたいと思います。  いずれにいたしまして...全文を見る
○林国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境や、現実に核兵器が存在している、こういうことを踏まえますと、核抑止力を含む米国の拡大抑止は不可欠であり、その信頼性の維持強化のために、米国と緊密に協議、協力をしていくことが重要だと考えます。そうした文脈におきまして、日米拡大抑止協議の場を...全文を見る
○林国務大臣 自衛隊機の派遣による支援も含めて、政府としては、引き続き様々な支援の可能性を検討していく考えでございますが、現時点で自衛隊機の派遣について具体的に決まったことはないわけでございます。  どのような国との間でどのような話合いを行っているかについては、外交上のやり取り...全文を見る
○林国務大臣 ミャンマー情勢につきましては、日本政府は、クーデター発生以来、ミャンマー国軍に対して、暴力の即時停止、拘束された関係者の解放、民主的な政治体制の早期回復、これらについて強く求めるとともに、ASEANの五つのコンセンサス、この履行の重要性を強調してきたところでございま...全文を見る
○林国務大臣 この自衛隊機の派遣による支援も含めまして、政府としては、引き続き、様々な支援の可能性、これを検討していく考えでございますが、現時点で自衛隊機の派遣について具体的に決まったことはないということでございます。  どのような国との間でどういうような話合いを行っているか、...全文を見る
○林国務大臣 今委員からお話がありましたように、ロシアとインドは、年次の首脳会談を実施するなど、政治面や軍事面を始めとして伝統的な関係があります。  そうした中で、インドは、ロシアによるウクライナ侵略を受けた関連の国連決議、今お話をしていただきましたように棄権票を投じる一方で、...全文を見る
○林国務大臣 インドは、今委員からお話がありましたように、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた重要なパートナーであり、三月の岸田総理訪印の際にも、両国の特別戦略的グローバルパートナーシップを政治、安全保障、経済、経済協力、人的交流、こういった幅広い分野で更に発展させていくこと...全文を見る
○林国務大臣 今、斎藤委員からお話がありましたように、世銀の見込み、二〇二二年にウクライナの経済成長率がマイナス四五%になる、これを承知しておりまして、我々もウクライナ経済の状況を注視しておるところでございます。  岸田総理は、ロシアによる侵略によって困難に直面するウクライナ経...全文を見る
○林国務大臣 これまで、G7の首脳声明等を踏まえて、ロシア政府高官また軍関係者等に対する制裁、ロシアの銀行に対する資産凍結等を含む金融分野での制裁、輸出入禁止措置など、厳しい制裁措置を着実かつ速やかに実施してきております。  こうした我が国を含む各国の制裁措置によって、物価の上...全文を見る
○林国務大臣 今委員から御指摘のありました漏出事故における通報の有無については、防衛省から答弁があったとおり、米側に事実関係を確認中であると承知をしておりますが、今お話のありました九七年の日米合同委員会、ここで合意されました在日米軍に係る事件・事故発生時における通報手続におきまし...全文を見る
○林国務大臣 政府といたしましては、地元の方々の関心に応えられるようにこうした枠組みが運用されていくことが重要であると考えておりまして、施設・区域内外での環境対策が実効的なものとなりますように、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
04月27日第208回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(林芳正君) 北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土でございます。この我が国の立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題であるというのが日本側の一貫した立場でございます。  北方領土問題については、領土問題を解決して平和条約を締結する...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 三月の三十日にお答えをいたしましたとおり、この日米地位協定というのは大変大きな法的枠組みでございまして、政府として、事案に応じて効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じて、一つ一つの具体的な問題に対応してきております。今委員からも御紹介いただきまし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 政府といたしましては日米地位協定の見直しは考えておりませんが、これまでも米側と様々なやり取りを行いながら、事案に応じて効果的かつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じて、一つ一つの具体的な問題に対応してきたところでございます。  先ほども申し上げましたよう...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このロシアと漁業交渉を行うことについて先ほど来やり取りいただいておりますが、様々な御意見があるということは承知をしておりますが、やはり、官房長官の会見も引いていただきましたけれども、我が国の漁業活動に係る権益の維持確保の観点から、政府全体の判断として交渉を...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日中両国間には、隣国であるがゆえに様々な懸案が存在しております。同時に、この日中関係は、日中双方にとってのみならず、地域や国際社会の平和と安定にとって重要であります。中国との間では、普遍的価値を共有する国々としっかり連携しながら、主張すべきは主張し、責任あ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは外務大臣に就任する前に党で議論しておりましたけれども、今御紹介いただきました戦略的不可欠性ともう一つは戦略的自律性ということで、対外的なものに頼らずに自律していけるものをまず備えて、その上で、今委員がおっしゃったような不可欠性を更に持って日本とは仲よ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 我が国は、この人間の安全保障を確保する上で不可欠な分野といたしまして、これまでも保健分野、また人道支援、こうしたものを始めとする基礎生活分野の支援を重視してきております。  新型コロナの世界的な感染拡大によりまして、この保健分野のODAの重要性、これが改...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) はい。  評価をしてちゃんとPDCAを回すということはとても大事なことで、このODAにとどまらず大事ではありますが、特にこの今御指摘のあったようなところは、手法も含めてまたアップデートをしながら、これをやって見える化をするという意味でも大事なことだという...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 戦後二十数年間、米国の施政下にあった沖縄の祖国への復帰、これは我が国国民の悲願であり、平和条約発効以来、歴代内閣にとり最も重要な政治的課題であったと認識をしております。  政府といたしましては、今御指摘のあった建議書に示された沖縄の思い、これは十分に認識...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 戦後七十五年以上経た今もなお、今、紙委員からお話がありましたように、国土面積の約〇・六%の沖縄県内に全国の約七〇%の在日米軍専用施設・区域、これが依然として集中しておりまして、沖縄の基地負担の軽減、これは重要な課題でございます。  私自身も、防衛大臣に在...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この米軍関係者による性犯罪の理由につきまして一概に申し上げるのは困難ではありますけれども、性犯罪も含め、米軍人等による事件、事故、これは地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、あってはならないものであると考えております。  米軍人等による事件、事故への...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 米軍人等による事件、事故に際しては、日米地位協定等の規定に基づきまして日米間で協力して取り組んできております。具体的には、日米地位協定は、日米の当局が犯罪の捜査において相互に援助すること、日米間で裁判権が競合する場合の裁判権の分配等について規定をしておりま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日米地位協定は大きな法的枠組みでありまして、政府としては、事案に応じて効果的にかつ機敏に対応できる最も適切な取組を通じ、一つ一つの具体的な問題に対応してきております。  これまで、累次の日米合同委員会合意を通じて日米地位協定の運用の改善を図ってきたことに...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この、先ほども申し上げましたように、性犯罪も含めまして、米軍人等による事件、事故、これは地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、あってはならないものであると考えております。  今委員からお話のありましたこの二〇〇三年七月の衆参両院の沖縄及び北方問題に関...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日中両国間には、隣国であるがゆえに様々な懸案が存在をしております。同時に、今御指摘もあったように、日中関係、これは日中双方にとってのみならず、地域及び国際社会の平和と繁栄、これにとっても重要でございます。  この中国との間では、普遍的価値を共有する国...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先ほどもございました、石井先生の御質問でもあったような保健医療分野、これは、パンデミックというのは国境と関係なく起きるわけでございます。また、同じような性質を持つものとして環境問題というものもあるんではないかと思いますが、こういったことについては、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この世界の膨大なインフラ需要を踏まえますと、中国を含む新興ドナー国というのが開発途上国のインフラ需要に応える形で経済社会開発を支援すること、このこと自体は望ましいことであると考えております。しかしながら、新興ドナーとはいえ、当然この国際的なルールや基準と整...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このアフリカは、二十一世紀最大のフロンティアとされる一方で、貧困や感染症の蔓延、また先ほども議論のありました脆弱な保健システム、さらにはテロ、暴力的過激主義の台頭、こういった様々な課題に直面をしておるわけでございます。  日本は、アフリカの各国政府と政策...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) まだ私が外務大臣になる前に、マイクロファイナンスというのを聞いたことがございまして、地元でこのごくごく少額のお金を融通することによって、自ら、たしか布なんかを作る、手作業をやるところから始めて、自立してもらうということを聞いたことがございます。  元々、...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(林芳正君) この国連における意思決定が効果的に機能するための枠組みの必要性というものはまさに検討されるべき課題だと考えますが、まずは今ある国連の改革が重要であると考えております。  この観点から、安保理常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求める国連総会の会合...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この北方四島は、我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であります。  今、小西委員から御指摘のありました、このトルトネフ・ロシア副首相、この発言を含め、あたかも北方四島がロシアの領土となったかのようなロシア側の主張、これ全く受け入れられないわけ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 四月二十七日、平野在ロシア大使館の次席公使は、ジョスキー・ロシア外務省第三アジア局次長に招致をされまして、八名の我が国の在ロシア大使館員の五月十日までの国外退去要求を受けたところでございます。  ロシアによるウクライナ侵略は明白な国際法違反であり、また多...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このこれまでの日本の各種の支援については、累次にわたってウクライナ側から謝意が表明されております。  例えば二十六日の岸田総理とゼレンスキー大統領との電話会談でも、同大統領から繰り返し深い感謝の意が表明されて、会談後も同大統領はその旨ツイートで発信をされ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) このグテーレス事務総長は、これまでもロシアによる侵略を批判し、人道支援の実施や文民の安全な移動のための人道的停戦の呼びかけなどに取り組んできているものと承知をしております。  我々といたしましては、G7首脳声明において国連事務総長の取組を支持し、また外交...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御紹介いただきましたように、現地時間の二十六日、グテーレス国連事務総長がロシアを訪問してラブロフ外相、そしてその後プーチン大統領と会談をしたと承知をしております。国連事務局の発表によれば、今触れていただきましたように、プーチン大統領はグテーレス国連事務総...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 答弁すべきことを既におっしゃっていただいたような感じがいたしますが……(発言する者あり)ええ、まさにそのとおりだと思っておりまして、やはり国連事務総長がこの停戦実現に向けていろいろな動きをすると、報道されている部分に加えて水面下の動き等もいろいろあるんでは...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現地時間の四月二十六日でございますが、安保理常任理事国が拒否権を行使する場合にその説明を求める国連総会の会合を開催すること等を主な内容とする国連総会決議がコンセンサスで採択をされました。  政府としてこれを歓迎をしております。この決議は、ロシアの暴挙によ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 無辜の民間人の殺害が続く中で、このロシアによる侵略を一刻も早く止めさせるための外交努力の必要性というのは、今御指摘があったとおりであります。  三月四日のG7外相会合の共同声明ですが、更なる侵略によってプーチン大統領は世界においてロシアを孤立させたとし、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二〇二一年の八月末に、バイデン大統領は、二十年間にわたるアフガニスタンでの駐留が終了した旨の声明を発表いたしました。日本政府としては、米国のかかる決定を理解し尊重するとともに、この間、米国がアフガニスタンにおいて、テロ対策、民生の向上、和平に向けた努力など...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 現在も駐日アフガニスタン大使館とは必要なコミュニケーションを取ってきておりますが、委員御承知のとおり、アフガニスタン情勢、依然として大変流動的でございまして、今後のことに関して予断をするということが困難な状況にございます。  日本政府として、この今の駐日...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際法上、自衛権の行使に当たっては、武力の行使の態様、これが相手の武力攻撃の態様と均衡が取れたものでなければならないと、均衡性というものが要件の一つとされております。  その上で、国際法上、自衛権の行使として認められる武力の行使の態様については個別具...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今回の漁業交渉に関しましては、我が国の漁業活動に係る権益の維持、確保の観点から、政府全体の判断として交渉を行ったところでございます。  我が国漁業者の要望を踏まえ粘り強く交渉した結果、漁業者にとって重い負担となっている漁業協力費につきましては、その下限額...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、鈴木委員からお話のありましたこの貝殻島昆布交渉でございますが、今年の交渉につきまして引き続きロシア側と日程調整中であると承知をしておりますが、今後とも水産庁と連携しながら交渉実施に向けて適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 記憶が必ずしも正確でございませんが、こうした報道がございましたので、そこで承知をしたというふうに覚えております。
○国務大臣(林芳正君) ヒットラーと昭和天皇、これを同列に扱うということは、全く不適切であり、極めて遺憾であります。
○国務大臣(林芳正君) この在京ウクライナ大使館及びウクライナ大統領府に対しまして、不適切であり、直ちに削除するように申入れを行ったところでございます。  その結果、現在では当該動画の関連部分が削除をされております。ウクライナ政府側からは、外交ルートで謝罪の意が表されております...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 二十四日でございますが、松田駐ウクライナ大使から大統領府の副長官に対して申入れを行ったほか、ウクライナ外務省等にも申入れを行ったところでございます。
○国務大臣(林芳正君) この現地での対応とこの日本での対応は今申し上げたとおりでございますが、今、鈴木先生からの御指摘も賜ったところでございますので、しっかりと何が適切なのか検討いたしたいと思います。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、適切に対応すべく検討したいと思います。
○国務大臣(林芳正君) このロシアによるウクライナ侵略は歴史に刻まれるべき暴挙でございます。力による一方的な現状変更の試みであり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするところでございます。こうしたことを受けまして、ロシア...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この大きな目標としてこの停戦を実現しなければならないというのは、もちろん我々もそうでございますし、世界中の全ての国がそういう大きな目標は共有できているというふうに思っておりまして、先ほど国連事務総長の動きについてもやり取りをさせていただきましたが、これに加...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この停戦の実現に向けての努力というのは、国連事務総長に加えて、幾つかの国が働きかけも行ってきているところでございます。  そして、重ねて、この間ずっと申し上げてきたことでございますが、今回のロシアによるウクライナへの侵略という...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これは、先般、こちらがやったことに関する御質問だと思いますが、今回対象とした八名の中には外交官としての地位を有する者とそうでない者がいるところ、それらの者に対してまとめて国外退去を求めたということから、ペルソナ・ノン・グラータの通告は行わなかったということ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 外務省といたしまして、捜査当局における個別の対応についてお答えする立場にはございませんが、本件については、米側から必要な協力を得て所要の捜査が行われたものと承知をしておりまして、起訴前の拘禁の移転を要請していないところでございます。  米側も本件を深刻に...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど来御答弁しておりますように、まず捜査当局における個別の対応について外務省としてお答えする立場にはないわけでございますが、本件については米側から必要な協力を得て所要の捜査が行われたものと承知をしておるところでございまして、そうしたことで起訴前には拘禁の...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(林芳正君) ODAは我が国の最も重要な外交のツールでございまして、二〇一五年に策定した開発協力大綱においても、国際社会の平和と安定及び繁栄の確保に貢献する、このことを通じて我が国の平和と安定の確保、更なる繁栄の実現といった国益の確保に貢献すると、こういう基本的な考えを...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この開発協力大綱でございますが、今お話のありました国家安全保障戦略改定、これに伴って当然に改定されるというものではありませんが、一般論として申し上げますと、ODAに関する政策、これは国家安全保障戦略と整合的に進める必要があると考えております。  今おっし...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射を含めて一連の北朝鮮の挑発行為、これは我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威でありまして、国際社会がロシアによるウクライナ侵略に対応している中でこの間隙を狙ったものとも見られ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今御指摘のあった報道については承知をしておるところでございます。  この当該船舶でございますが、その航行に関わる情報に接したことを受け、現場海域において、海上保安庁の巡視船から当該船舶に対して直ちに行動目的の確認及び注意喚起を行うとともに、警戒を行うなど...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、この現場における情報収集、分析等に鑑みて、当該船舶による我が国排他的経済水域内における海洋調査の実施の確認に至らなかったということで、中止要求ではなくて現場海域での注意喚起にとどめたものと承知をしております。  この詳細は、海...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際社会が長きにわたる懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹、これがロシアのウクライナ侵略により脅かされております。国際社会は大きな歴史の岐路に立っており、ロシアによるウクライナ侵略を終わらせ、平和秩序を守り抜くための正念場を迎える中で、...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、小西委員からお話のありましたモルドバですが、このウクライナの周辺国の中で、人口比でいうと最大の避難民を受け入れておりまして、社会的にも経済的にも非常に厳しい状況にあります。また、ロシア側が、ウクライナ南部の支配はトランスニストリアへのもう一つの出口であ...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この議員連盟は、たしか初代の会長が御引退されました津島先生で、超党派で発足いたしまして、津島先生の御指名で私は、力不足ですが、会長を一時期務めさせていただいておりました。  外務省は平成二十二年度から国際連帯税の税制改正要望を行ってきたわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 外交青書でございますが、外務大臣までしかるべく決裁を経て、外務省の責任で発行することとなっております。また、閣議において配付をしておるところでございます。
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げましたように、決裁は外務大臣まででございまして、外務省の責任で発行したものを閣議でお配りをしているということでございます。
○国務大臣(林芳正君) そこのところを真面目に学生のときには勉強しておったつもりでございますが、私の記憶に基づいて今お答えすると、そういう経緯でこの原則ができていったというふうに承知をしております。
○国務大臣(林芳正君) 今委員からお話がありましたように、この外交青書の記載内容、これはその年々に起こった様々な外交に関わる事象を総合的に考慮した上で決定をしているものでございまして、記載内容や表現ぶりが変わるということはあり得るわけでございます。  北方領土については、この我...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、この外交青書の記載内容、これはその年々に起こった様々な外交に関わる事象を総合的に考慮した上で決定をしているものでございまして、北方領土問題も含めて、各事項に関してこの記載内容や表現ぶり、これ変わることはあり得るところで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この北方領土問題についての政府の法的立場には変わりはないわけでございますが、その法的立場に基づく説明についてその時々の政策的判断によって異なり得るものでございます。御指摘の理由についてあえて申し上げますと、外交的な観点から、かかる言葉を使用せず、日本が主権...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 先ほど政府参考人から答弁いたしましたように、ICCローマ規程との関係で申し上げますと、ICCローマ規程には国内法での犯罪化を義務付ける規定がないわけでございますが、このジェノサイド条約にはそれをまず義務付けていると、ここが違いがあるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) WTO政府調達協定締約国以外にも同一の条件の下で我が国政府調達に参加を認めるということは、国際貿易の自由化や拡大に言及する同協定の趣旨、また多角的貿易体制を発展させるというWTOの趣旨には合致するものだと考えております。  今お話のありました安全保障例外...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) はい。  このような厳しい安全保障環境の中で、この極めて重要な位置にある南西諸島に自衛隊や米軍が配置されることは我が国の平和と安全を確保する上で必要なものと認識をしております。  この日米同盟の抑止力、対処力の強化をしっかり図っていくとともに、自由で開...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) ただいま議題となりました三件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件は、令和三年七月十六日に議定書の署名が行われました。 ...全文を見る
05月19日第208回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(林芳正君) 博覧会後に免除総額を明らかにするかどうかにつきましては現時点で決まっておらないわけでございますが、今後どのような形で対応することができるのか、関係省庁とよく相談をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(林芳正君) 日本は、バイデン大統領の提唱するインド太平洋経済枠組み、IPEFでございますが、これをアメリカのインド太平洋地域への積極的なコミットメントを示すものとして歓迎し、参加に向けて前向きに検討を進めておるところでございます。  TPPとIPEFの違いについてで...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この日米首脳会談でどういったことが議題として取り上げられるかということ、これを現時点で予断することは差し控えたいと思いますが、我が国としては、核兵器のない世界に向けまして、唯一の同盟国であるアメリカとの信頼関係を基礎に現実的な取組を進めていく考えでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 五月十日でございますが、今、田島委員からお話がありましたように、ヘインズ米国家情報長官が上院の軍事委員会におきまして、プーチン大統領はウクライナでの長引く紛争に備えつつある、プーチン大統領が核兵器の使用を許可するのは、恐らくロシアの国家や体制に対する存亡の...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際法違反の侵略を受けているウクライナに対しまして、現在までに、防弾チョッキ、防護マスク、防護衣等の装備品等を支援してきておりまして、自衛隊法に基づきまして、防衛装備移転三原則の下で適切に提供がされております。  欧州のみならず、アジアを含む国際秩序...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この御指摘の情報、報道については私自身まだ接しておりませんけれども、先ほど申し上げましたように、要請された場合という仮定の質問は大変お答えすることは困難でございますが、先ほど申し上げましたように、今までも、防弾チョッキや防護マスク、防護衣等の装備品等は提供...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この万国郵便連合事務局長に、今年の一月ですが、目時政彦氏が就任をしたわけでございます。この国際機関のトップポスト獲得するためには、知識経験、語学力、マネジメント能力と、こういったものを兼ねそろえた人材の育成が必要でございます。  そういった人材が一人でも...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今、羽田委員から御指摘がありましたように、スイスは中立政策というのを憲法に規定をいたしまして、それに基づく外交政策というものを取ってきたわけでございます。  一方、今般のロシアによるウクライナ侵略を受けまして、EU加盟国ではないスイスも、二月二十八日でご...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この到着料につきましては、従来、途上国に配慮した低廉な額が設定をされておりまして、我が国を含む先進国等におきましては、万国郵便連合の設定する到着料の制度では国内配達コストを十分に賄えないということが問題視をされていたわけでございます。  こうした状況を踏...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 高橋委員から今御指摘のありましたこの消火活動の分野でございます。  最近、我が国は、森林火災対応を行った国際緊急援助活動として、次の二件の事例があります。まず、二〇一五年のインドネシアの森林火災ですが、緊急援助物資として消火剤を供与し、またその円滑かつ効...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 五月の十七日の委員会でお答えをしたとおりでございまして、今御紹介いただきましたように、この外交青書の記載内容、これ一般に、その年々に起こった様々な外交に関わる事象を総合的に考慮した上で決定をしているものであり、この記載内容や表現ぶりが変わることはあり得ると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 簡潔にお答えいたしますが、かかる表現ぶりをいろいろ使用していった理由と、いろんな表現ぶりをですね。先ほど申し上げましたように、外交的な観点から、すなわち、その時々の国際情勢や二国間関係等を考慮して政策的判断を行ったものでございます。  その政策的判断は何...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この御指摘の船舶の件につきましては、その航行に係る情報に接したことを受けまして、現場海域において、海上保安庁の巡視船から当該船舶に対して直ちに行動目的の確認及び注意喚起を行うとともに、警戒を行うなどの対応を行ったと承知をしております。  また、韓国側には...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この本件につきましては、現場からの情報等に基づき政府全体として分析、検討した結果として、当該船舶が我が国の排他的経済水域において海洋調査を行っていると判断するには至らなかったため、従来の対応どおり、現場海域での注意喚起にとどめたものでございます。  通常...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 国際機関の職員は、中立的な存在であることが求められる一方で、日本人幹部が世界で活躍するということで、国際機関との連携がしやすくなるわけでございます。また、そうした職員は日本の顔ともなっていくことから、政府としても国際機関のトップポストの獲得を重視しておると...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際社会の平和と安全に大きな責任を持つ安保理の常任理事国であるロシアの暴挙は、国連が抱える問題を改めて浮き彫りにするとともに、新たな国際秩序の枠組みの必要性、これを示しているというふうに考えております。  同時に、現在の国連が一定の役割を果たしている...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 今般のロシアによるウクライナ侵略は、国連が抱える問題を、先ほど委員からも御指摘があったように、改めて浮き彫りにするというものであり、新たな国際秩序の枠組みの必要性というものを示していると考えております。  安保理でございますが、創設以来もう七十五年以上が...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) SDGsの達成には世界全体で年間約二・五兆ドル、これが不足すると言われておりましたが、この新型コロナの影響でこの資金ギャップはより一層拡大しているという推計も出てきておるところでございます。  この不足分を埋めていくためには、従来の資金調達のみでは困難で...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 前回もお答えしたように、初代の会長であられました津島先生の後、津島会長の御指名もあって会長をお引き受けした経緯があったわけでございます。  議連でも随分いろんな議論をいたしたところでございますが、この、まさに先ほど申し上げましたように、革新的な資金の調達...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この国際連帯税につきましては、平成二十二年度から税制改正要望を行ってきたところでございましたが、制度の具体化には至らなかったところでございます。  先ほどお触れになっていただきました有識者懇談会でございますが、まさにこの二〇年の七月に提出した報告書に、新...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) この有識者懇談会は、その報告書で、出入国時の課税は新型コロナウイルスの流行により国際航空事業が危機を迎えている状況を考慮する必要があるとかいろんなことについて提言をしておるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、現在のこのコロナ禍の状況、現在という...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 日中間では、一九七二年の日中共同声明、そして九八年の日中共同宣言、二〇〇八年の日中共同声明といった基本文書と並びまして、この七八年の日中平和友好条約に記された精神と方針の下で日中関係を発展させてきており、我が国としてこの立場に何ら変更はないところでございま...全文を見る
○国務大臣(林芳正君) 中国の立場や対応の一つ一つについてコメントすることは差し控えますが、中国は、ウクライナ侵略を非難する国連安保理決議案や国連総会決議案が採択に付された際、棄権票を投じております。また、ロシアが提出したウクライナの人道状況に関する独自の安保理決議案に理事国の中...全文を見る
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○林国務大臣 今般の一連の首脳会議では、現下の国際情勢を踏まえまして、ロシア、中国に関する議論に多くの時間が割かれまして、その中で、岸田総理から我が国の立場について明確に発信をし、各国と認識の共有を行ったところでございます。  まず、ロシアでございますが、日米首脳会談において、...全文を見る
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(林芳正君) 防衛大臣時代に沖縄を訪問させていただきまして基地等の視察をさせていただきました。そのときにも大きな爆音を体験をさせていただいた記憶がございます。  また、かつて参議院時代に私、岩国も選挙区でございましたので、岩国地区に行ったときにも同様な経験もしたことが...全文を見る