山内惠子

やまうちけいこ



当選回数回

山内惠子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○山内(惠)委員 初めまして。社民党の山内惠子と申します。  広い視野からの先生の御提言、大変重要な提言であったというふうに思って、感謝をしています。  ヨーロッパの流れがこういう状況にあるだけに、今の時代だからこそ、今春名さんもおっしゃいましたこととダブるように思いますけれ...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございます。またそこのところをぜひお聞かせいただきたいというふうに思います。  一昨年、私の連れ合いがイギリスの大学に一年間行っていましたので、私も夏休み、冬休みに行ってまいりました。  当時、労働党のブレア首相が、EU加盟に反対するイギリス...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございます。その観点では、これからもう少し深めた勉強をしていかなくちゃならないというふうに思っているのですけれども。  ところで、二十一世紀の日本の進む道として、今先生のおっしゃった御提言について深めていきたいというふうに私も思っているのですが...全文を見る
○山内(惠)委員 ヨーロッパではネオリベラリズムというのを先生は御本の中では相当丁寧に書かれている部分があるのですけれども、今の日本の状況を、どのようにしてこのアンチグローバリズムということを深めていけばいいのかというあたりをもうちょっとお聞かせいただけませんでしょうか。
○山内(惠)委員 時間がなくなっていますので、最後にお聞きしたいと思います。  世界の核戦争の問題では、核戦争何分前という時計があるということに対して、先生、新聞に書いていらっしゃったのでしょうか、平和の温度計はあるのだろうかというのを書いてあったのがあるので、ぜひあそこのとこ...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  ただいま御提言いただいたことを踏まえて、平和的に、それから地球市民社会を目指して頑張っていきたいと思います。きょうは本当にありがとうございました。
02月27日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  質問させていただく前に、今回の所信の内容は、大変内容の多い、膨大なものだったということがつくづくと感じられる中身でした。私に与えられている時間は三十五分なのですけれども、二つの省庁が一緒になったということでいえば、本当は倍の時...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  その確認をさせていただいたのですが、私立大学に対して国がお金を出すときには、どんな手順で、何を、これは法律ですけれども、基準に決まるのでしょうか。
○山内(惠)委員 私立大学が設立をするに当たって、寄附行為ということで、財源を寄附その他で賄うというのが基本にあると思います。しかも、それは設立前にしっかりと準備をしておく必要があると思うのですけれども、今回は、九八年に一億四千万円それから九九年には十二億三千万円、二〇〇〇年には...全文を見る
○山内(惠)委員 国から直接ではないとしても、まだ設立の準備金がしっかりなっていない段階で、国がその財団にお金を出すということは、何の法律によってなされたのでしょう。
○山内(惠)委員 地方自治がお金を出すということはそのとおりだというふうに思いますので、よくわかります。  ところで、今回のものつくり大学、埼玉県の知事が初めにこの大学の設置をするということを知ったのは、労働省の担当審議官が来られて依頼されたので知ったというふうにお聞きしていま...全文を見る
○山内(惠)委員 自治省が地元の意向でと、これは公立学校と言っていいのですか、産業医科大学、これは私立でよろしいですか。それにしても、自治体がお金を用意してということだと思います。  どの時点でお金を出したのかということ、ちょっときょうは私もほかに質問がありますので、後でそのこ...全文を見る
○山内(惠)委員 これからもう少し詳しく追及をし、中身が明らかになってくるときがあるというふうに思いますけれども、設置者が奔走し、お金を集めて、そして県にお願いに行くという手順ではなくて、だれの目から見ても労働省がKSDの使い走りのように見える依頼の仕方をして、そして私立大学をつ...全文を見る
○山内(惠)委員 この学習指導要領の中身を三割削減した、これは単に減らしていくということではなくて、基礎、基本でというふうにおっしゃっているのですけれども、子供たちがどのようにわかって、どのように次のステップに進むかということを頭に置いて減らされているかということでいえば、私は、...全文を見る
○山内(惠)委員 今当たり前のことが書かれているとおっしゃったのですけれども、そういうことを新任の先生に言わなければならないことは大変情けないことだというふうに思いますが……(発言する者あり)ちょっと、私も発言におたおたっとなりますので、恐れ入りますが御遠慮願いたいと思います。 ...全文を見る
○山内(惠)委員 今、成績だけで、たった一つの物差しで見ては、やはり学校は残念なものになってしまうよという意味で私は受けとめました。徒競走の例は、どのやり方がいいかいろいろ御意見はあると私は思いますけれども、自分との闘いということももう一つあるかなというのもあります。それは後にし...全文を見る
○山内(惠)委員 本当に一人一人を大事にする教育ができる、私は、飛び級ではなくて、もっと別な形であってほしいと思います。  大臣のおっしゃるように、若者が希望を抱けない国は国家として死んだも同然だという文章、私も本当にそう思います。子供は、本来輝く目を持っているし、感受性も持っ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○山内(惠)分科員 おはようございます。社民党の山内惠子でございます。  私も、二〇〇二年四月から使われる中学歴史教科書の検定について質問いたします。  この間、特に、新しい歴史教科書をつくる会が主導した歴史教科書に対する韓国や中国からの厳しい批判や、検定を通さないようにとの...全文を見る
○山内(惠)分科員 総理にかわってお答えをお聞きしたかったのではありません。今、韓国が国会決議を上げたり、それから、中国の江沢民国家主席が、この教科書に憂慮を述べて、配慮を願いたいと言っていることに対して、大臣はどうお考えになるかをお聞きしたかったのです。
○山内(惠)分科員 検定前のものが出回ることの問題点を今やはりおっしゃっていらっしゃるのですけれども、このつくる会と産経新聞とが一体となって扶桑社の申請した教科書の検定合格のためにキャンペーンをしてきたこと、これは相当たくさんの方が知っていることですけれども、大臣はこのことをどの...全文を見る
○山内(惠)分科員 この間、随分たくさんのキャンペーンが張られ、産経新聞にも教科書が教えない歴史を掲載したりしていますし、また、各学校にこの検定本の内容が徹底するような形で本を送られたりというような形で行われているのですが、大臣が知らないということですから、今後、このようなことも...全文を見る
○山内(惠)分科員 この条項が今も生きていて、それにのっとった教科書が検定を通るということであれば、アジアの諸国からの批判が沸き起こることにはならないと思います。何度も何度も繰り返しと、さっき田中議員もおっしゃっていましたけれども、我が国の教科書が何度も何度も揺れているという状況...全文を見る
○山内(惠)分科員 この間、相当たくさんの新聞が報道しています。この報道によれば、田中議員もおっしゃっていましたけれども、扶桑社は、審議会から、百四十カ所前後の検定意見に基づいて大幅に修正され、合格の可能性が高いというふうに報じています。  それにしても、過去の植民地支配や戦争...全文を見る
○山内(惠)分科員 お話しになっている中身はそのとおりだと思いますが、私のお聞きしたかったのは、かつて進出と書いた教科書に対して検定以降に侵略と直して記述された。それから、これが九四年の談話を受けて九七年度版に載ったという意味です。それから、七三一部隊についても記述がされていた、...全文を見る
○山内(惠)分科員 進出を侵略に書けというふうには言わなかったということをおっしゃっているのでしょうか。今ちょっと私はそこのところがよくわからなかったのですが。
○山内(惠)分科員 私も調べたいと思います。  それにしても、日本の犯した歴史的な過去の問題点を、反省しなければならない言葉を進出にするのは間違いだと私は思っています。あれはやはり侵略であったと思います。  ところで、九八年の六月、当時の町村文部大臣は、国会で、歴史教科書は偏...全文を見る
○山内(惠)分科員 今回の申請本の加害者の視点が後退したという報道につきましては、多くの新聞社は、出版社が自主的にしたものと思えるというふうに書く反面、それなりの圧力があったのではないかという報道もあります。私は、町村大臣のこの国会での発言が影響しているのではないかと危惧するとこ...全文を見る
○山内(惠)分科員 先ほどの、検定をするに当たって近隣諸国条項が生きているとおっしゃった、その意味で、近隣のアジアの皆さんとの間の近現代史の事象の扱いについて、国際理解と国際協調の見地から、ぜひこのことをしっかりと受けとめた検定になることをというふうに思います。  歴史教育は、...全文を見る
○山内(惠)分科員 大臣が組合をどのように御存じなのか私はわかりませんけれども、組合が決定するということはないわけです。組合の構成員がしっかりといるわけですから。  私は、教科書白表紙本を見に行って、アンケートのところに入れ、そして私の希望も意見も述べてくるということを、私の出...全文を見る
○山内(惠)分科員 ありがとうございました。  私たちが自分の住んでいるこの土地を愛するのと同じように、地球上、本当に人々と連帯して生きていくためにも、私たちの歴史を間違っているところは反省をし、そして自分の住んでいるこの国をも、世界の人々をも愛せるような未来に向かっていくため...全文を見る
03月07日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  きょうはたくさんの方がえひめ丸についての質問をなさっていますが、私も、今回の事件は本当に痛ましい事件だと思っています。そして、今、新聞報道で見られるように査問委員会が始まって、少し事態が見えてきたかなという入り口に入っているのだと思い...全文を見る
○山内(惠)委員 本当にこのことがそのとおりのお答えであるとしたら、この事件は起こるべくして起こったのではないかと言えるような事件ではないでしょうか。  今回のえひめ丸のほかに、先ほどのお答えの中には、十六隻の実習船がいたというふうに聞いていますが、私の見た報道では、二十隻と書...全文を見る
○山内(惠)委員 今のお答え、何度も繰り返されて私の耳にも残っていますけれども、海軍と民間の両方に開かれている、そういう海であるとしたら、なおのこと、訓練はいつなされるかということを事前に知っておいて、それぞれの水産高校の皆さんの学校にでも、または県にでもお知らせしておく必要があ...全文を見る
○山内(惠)委員 全国の水産高校が、皆さんもお話しになったように四十八校もあるという状況の中で、今回の事故があった日も二十隻もの船がここに来ているということであれば、今おっしゃったように国際的なルールにのっとってということで、今回まではそのようであったという事実を今御回答いただい...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほど、どなたかの御質問の中にも、全体的な状況を把握していなかった、それから今の回答の部分も、皆さんが指摘しているように、原因究明がされてからというふうにおっしゃっているんですけれども、子供たちのいる高校の方たちのこれからの実習船のことを考えたときに、それではや...全文を見る
○山内(惠)委員 今のお言葉で具体的に道が開かれることを、それでは期待したいと思います。  私はどうなのかわかりませんけれども、このハワイのオアフ島の沖合は、海域が穏やかで、それから治安もよくて、大変良好な漁場で、そして休養地にも適している、そんないいところだという意味では、私...全文を見る
○山内(惠)委員 今のお答えの部分、これからの安全政策というのをしっかりしていっていただくということを含めて、やはり追求をしていく必要がある事項だというふうに思います。  それにしても、きょうの新聞記事、テレビでのニュースを見ておりまして、今回、アメリカの追及を見ていても、お答...全文を見る
○山内(惠)委員 たくさんの皆さんの質問の中から、文部科学省がやるべき道筋が少しずつ見えてきていると思いますので、高校生、大学生がこれから安心して実習できるように、安全ということに全力を挙げて努力していただくことを期待しまして、この質問については終わらせていただきます。  この...全文を見る
○山内(惠)委員 北海道の教育が正常化されていないと押さえられていることに、私は強く抗議をしたい内容です。  この協定書は、国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法、給特法と言っているのでしょうか、この施行に当たって、地方公務員法第五十五条に基づいて労...全文を見る
○山内(惠)委員 地公法の第五十五条に基づいたこの北海道の協定書、覚書というのは、合法的なものだと私は押さえています。これを、この協定書、覚書が結ばれた歴史的経緯を無視して今回破棄させる、このことは大変問題だというふうに思います。この部分についていかがお考えでしょうか。
○山内(惠)委員 協定書が結ばれた背景には、教職員というのは本当に毎日毎日残業、小学校の先生の中にも中学校の先生の中にも、学校で仕事をしている間にトイレに行く暇もないというぐらい忙しいという現状にあります。そういう状況の中で、給特法で教職員の時間外手当の支給を廃止して、給与の四%...全文を見る
○山内(惠)委員 たくさん申し上げたいことがあるのですけれども、時間がありません。  それにしても、学校現場がどんなに忙しい状況かを知っているかどうかを質問しましたのに、そのことをお答えいただけなかったことをすごく残念に思います。それから……(発言する者あり)みんな忙しければな...全文を見る
○山内(惠)委員 今お答えになっていらっしゃいますけれども、このように強制的とも言えるようなやり方が、この間、全国に蔓延していたんじゃないかと私は思っています。  そして、今回の調査です。思想調査とも思えるような、そして強制するような内容の調査です。これは、個人だけの回答ではな...全文を見る
○山内(惠)委員 事例の件につきましては、何の反省のお言葉もいただけませんでしたけれども、北海道では、こんな悪意に満ちた事例はないということで相当のおわびか何かをしているはずです。この事例は大変問題だったというふうに思います。
○山内(惠)委員 はい。  教職員の皆さんと学校現場、本当にぎくしゃくしないような学校現場にするためにも、本当は超勤実態の方こそ調べていただきたかったというふうに思います。そのことは、要望していても、なさっていなかったというのが現状じゃないかと思います。  これから総合学習も...全文を見る
03月08日第151回国会 衆議院 本会議 第11号
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○山内惠子君 社会民主党・市民連合の山内惠子でございます。  少人数指導だけではなくて、少人数学級が必要と考えたその背景にある教育現場の実情と、三十人以下学級の必要性についてお答えいたします。  子供たちをめぐる状況は、今、いじめ、不登校、学級崩壊、そしていわゆる十七歳少年問...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○山内(惠)議員 山谷議員の御質問、養護教諭の配置と改善の理由について答弁させていただきます。  学校では、本当に教室に入れない子供が保健室登校という形をとっていますが、実は私も過去に、小学校の三年生の担任になったときのことですけれども、この子の担任になると春休みの段階でわかっ...全文を見る
○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  今回の国会が始まるときの首相の施政方針の中でも、教育改革に力を入れる国会であるというふうにおっしゃっていました。先ほど大臣がおっしゃられたように、現在は文部科学省ですけれども、過去にさかのぼれば、文部省はほぼ十年ごとに教育改革...全文を見る
○山内(惠)委員 私が何度も主張していることに、教育にお金をかけない改革はもう限界に来ているということを、この間発言し続けてきましたし、そのことをたくさんの方もおっしゃっています。  先日、文部科学省の方にお聞きしましたら、今回の改革、改善五年計画ですか、特に今回は文部科学省の...全文を見る
○山内(惠)委員 学校というところは、先ほどもおっしゃったように、極端に子供が少なければ本当にそれは難しいという部分では、極端に少ない例のときではそうですけれども、子供たちがたくさん集まれるいい場所のはずですから、お勉強も楽しくて、でも仲間と会えることが楽しいということがなければ...全文を見る
○山内(惠)委員 本当に学校が仲間のいる楽しい学校になるようにという意味で、今後の教育改革を私たちは考えなければならないと思います。この少人数指導というのを初めて打ち出されたという意味では、回答の部分とニュアンスが私は違いますけれども、よりきめ細かな指導ができるということをもし思...全文を見る
○山内(惠)委員 そのことが本当にわかるように、いろいろな自治体がいろいろなやり方をできるようにということをぜひ書いていただきたいし、伝えていただきたいと思います。  ゆうべテレビで、NHKテレビだったんですけれども、今回の教育改革を解説していたんです。この少人数指導というのは...全文を見る
○山内(惠)委員 本当は問題点のみ答えていただきたかったんです、時間が本当にないものですから。  私は、やはり先ほど石井委員がおっしゃっていたように、マイナス面をしっかりと判断した上で進めるか進めないか検討されたいというふうに、私は進めないでもらいたいということを言いたいところ...全文を見る
○山内(惠)委員 よろしいです。時間が三十分しかない中ですので、恐れ入ります、また後でお話をお聞かせいただきたいと思います。  例えば、先ほど言いましたように、国語の時間は三つに分かれて、今度は算数の時間、また別な形の三つに分かれて、理科の時間はまた実験室へ行くということになる...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  焦ったので、時間がまだ少しありそうですので、先ほどの問題行動の子供については、ぜひ切り捨てることにならないように、そして問題行動を起こす子供が、ある意味では、きのうも説明をしましたけれども、キレるとかムカつくとかいう状況にあるのはや...全文を見る
○山内(惠)委員 何か、今のお答えはいただかなかった方がよかったようですね。  先ほど副大臣は、一年生の学級には本当にいろいろな子供たちが来るので、そういう低学年の子供は二十人というふうにしてもいいということをおっしゃっていますね。そのことで言えば、学級崩壊的な状況は一年生だと...全文を見る
○山内(惠)委員 副大臣、それでは、そういう例は特例の基準がなければできないという意味ですか。先ほどのは、そういうことでおっしゃられたのですか。副大臣にちょっとそこのところだけ。時間がありませんので、済みません、急いで。
○山内(惠)委員 ちょっとそこの部分ですけれども、少人数指導による授業の一つとしてその例もやれるということではないのですか。それぞれの都道府県で基準をつくらないとそれができないとおっしゃるのですか。
○山内(惠)委員 わかりました。今回の人数配置からいっても一律は無理だという意味ではわかりました。でも、教育委員会と学校との話し合いの中でやれるということだと受けとめて、その件は終わりにします。  もう最後の時間になりましたので、大臣、いろいろお答えをいただきましたが、きのうお...全文を見る
○山内(惠)委員 ぜひ、全力を挙げて頑張っていただけますよう御期待いたします。  これで終わります。ありがとうございました。
03月16日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○山内(惠)議員 山谷議員の質問にお答えします。  今日の教職員の採用試験の競争率は、小学校から高等学校まで十倍を超えています。十年前の一九九〇年度における競争率を見ると、小学校で三・一倍、中学校で四・八倍、高等学校で五・六倍となっています。本改正案に基づいて単年度の競争率を試...全文を見る
○山内(惠)議員 北海道出身の先輩議員である児玉議員にお答えさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。  今回の政府案の少人数指導が習熟度別で行われるとしたら、議員のおっしゃるように、私も危険なものを感じる部分があります。  子供たちが競争がなければ勉強しない...全文を見る
○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。限られた時間ですので、最初から端的に質問させていただきます。  大臣は、高校間格差があるということにつきましてどう認識されていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
○山内(惠)委員 おっしゃられたように、本当に序列意識がある、実際に意識だけでなく、結果としてそのようになっている状況があると思います。この格差は、今は御努力の点でおっしゃいましたけれども、是正する必要があると思っていらっしゃいますか、それともこのままでよいと思っていらっしゃいま...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  現在、高校進学率の全国平均が九六・八%、約九七%となっています。その意味で、高校は国民的な教育機関になっていると言えると私は思います。その上に、今は少子化の時代ですから、希望する子供たちがすべて高校に行きたいと言えば、空き教室も十分あるわけで...全文を見る
○山内(惠)委員 そのお答えについては私も大変賛成です。行きたいと思う子が高校に入れるということが私は大事だと思っていますので、あきがあるにもかかわらず不合格にすることのないようにぜひ進めていただけたらというふうに思います。  ところで、一九七一年の中教審、このときから小中学校...全文を見る
○山内(惠)委員 一度は耳にしたことがおありかと思いますが、十五の春という言葉が生まれたのも、この一九七一年の中教審答申が出たころからだったというふうに思うのですが、十五歳の春、進路の分かれる春です。能力主義の導入で人間の偏差値輪切り、スライス輪切りとまで言われる状況が生まれ、人...全文を見る
○山内(惠)委員 私は全国状況を十分把握していませんでしたから、京都の高校が全入をしっかり実施していたということを十分知っておりませんでした。  十五の春に泣かないで十八の春に泣いたという言葉の意味は、ある意味ではやむを得ないというように私が思うのは、先日、私は柄の長いフォーク...全文を見る
○山内(惠)委員 大臣と私の見解にはニュアンスの違いが相当ありますので、また別な形で十分討議をさせていただきたいと思います。  私は、教育荒廃の元凶は何なのかと、本当にこれもお聞きしたかったのですけれども、まだ次の質問が残っていますので、質問しないで私の答えを申し上げますと、教...全文を見る
○山内(惠)委員 広い視点でたくさんの方たちの目で見ていただき、子供たちが伸び伸びと学校で過ごせるような方向に行くことを私も期待しています。  きのうの新聞記事に、今の教育改革で何を一番解決してもらいたいかというと、いじめがトップの四四%という新聞がありました。  ところで、...全文を見る
○山内(惠)委員 違いはまた後でと思います。  教育には二つの側面があると思います。一つは、子供たち一人一人が輝いて、成長して幸せになるようにするということです。私は、先ほど大臣がおっしゃったように——時間がだんだん足りなくなりました。では、説明はやめまして、もう一つは国家の願...全文を見る
○山内(惠)委員 どこがというところは、時間がないのできょうはその辺にしたいと思いますが、この間、本会議でも申し上げましたが、子どもの権利条約は、保護としての対象でもなければ、教育をする対象として見るのでもなくて、子供は権利の主体であるということを、私たち教育に携わる者がもう一度...全文を見る
○山内(惠)議員 立場を変えまして、中西議員に、先輩にお答えをさせていただきます。  今回の教職員配置研究協力者会議のメンバーのことをちょっと私は見たのです。十六人メンバーがいるのですけれども、まずここで、女性が三人である。本当は、教え子たちは半数が女性ですから、ここのところも...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  男女共同参画社会基本法が一九九九年の六月にできて、各分野への女性の参画も、わずかではありますが進んでいます。特に、政治は最大の教育と言われる状況の中で、学校現場に子供たちが半数いるということで考えれば、遠山大臣がこのたび誕生し...全文を見る
○山内(惠)委員 歴史的な事実、単なる事実プラス、このことについて、今回もいろいろ問題になっているだけに、この事実を、どうあるべきとか、その辺までのお考えもお聞かせいただければありがたいです。
○山内(惠)委員 二度とあってはならないと大臣がおっしゃられた。できれば、もう少し踏み込んでお聞きするとよかったかと思います。一般的にお聞きしました。  一九九三年になって初めて、当時の河野洋平官房長官が、慰安所は軍当局によって設営されたもので設置、管理及び慰安婦の移送には旧日...全文を見る
○山内(惠)委員 その意味で、二度と繰り返さないと先ほどおっしゃった言葉を考えると、どうなのかということが問われる従軍慰安婦問題だと私は思っています。  教科書問題になりますが、今回のつくる会の教科書のみならず、かつて記述されていた教科書からも、表面上では、自主的にという言葉を...全文を見る
○山内(惠)委員 私は、検定制度にかかわらないで質問したんですけれども、大臣のごあいさつにもあります、一九八二年の近隣諸国条項、このことをごあいさつの中にも触れていらっしゃいますけれども、このことを考えた上で適切に検定と今おっしゃっていらっしゃいます。  ところで、九六年ですね...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまお読みいただいたとおりの文章なのですが、このお手紙の中で、「過去の歴史を直視し、正しくこれを後世に伝える」というふうに書かれているのですけれども、この部分で言えば、今回の教科書は、かつて書かれた教科書があったにもかかわらず、書かれなくなった。そして、今回...全文を見る
○山内(惠)委員 二度と繰り返してはならないということであれば、小さなときから、過去日本が犯してきた戦争の責任の問題を含めて子供たちに伝えていくことが、二度と戦争を起こさない道へつながると私は思っています。  その意味で、子供たちがこのことを義務教育の中でしっかりと学ぶことなく...全文を見る
○山内(惠)委員 教科書問題をめぐる討論の場が、きょう、本当に限られた時間しかないということでは、本当に子供たちの将来に使う教科書としては大変時間が短いのですが、時間がありませんので急いで言います。  このジェンダーの視点からも、差別撤廃条約の視点からも、教育基本法の視点からも...全文を見る
○山内(惠)委員 時間が短くて丁寧な説明ができないのですが、最後の安全性は、安全だ、安全だという言葉で確保されるものではありません。北海道の原子力発電所は、今、三号機を建設しております。
○山内(惠)委員 はい。  亡くなった方がもう既にいる東海事故の問題もあります。その意味では、言葉で安全と言うことでは、大変私たちは不安です。住民の方も不安です。その意味で、自然エネルギーは開発できることがほとんど見えてきているところにあるだけに、そちらの方に計画を移していただ...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 本会議 第33号
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○山内惠子君 社会民主党・市民連合の山内惠子でございます。  教育改革関連三法案に対する質問をいたします。(拍手)  初めに、小泉総理大臣に伺います。  熊本地方裁判所におけるハンセン病国家賠償請求訴訟で、国会は立法の不作為責任を問われた判決であり、政府が控訴の見送りを決め...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○山内(惠)委員 社民党の山内でございます。  私は、今回の法案につきまして、特に、指導が不適切な教員の問題について絞って質問をさせていただきたいと思います。  初めに、先ほど児玉議員が、指導の不適切の問題と指導力の不足の問題をお聞きしていたように思いますが、私は、指導力の問...全文を見る
○山内(惠)委員 この言葉につきましては、後ほどいろいろな形でまた質問させていただきたいと思います。  今回基本に据えていらっしゃる教育改革国民会議の報告は、「危機に瀕する日本の教育」というふうに書かれていて、あたかも日本の教育が青息吐息の状況下にあるようにとらえられるような記...全文を見る
○山内(惠)委員 国民会議の報告書の中には、いじめとか不登校とか、それから引きこもりの子供たちの問題も含めて、深刻な状況にあるということが書いてありますけれども、例えば学校で何かトラブルが起こったりという意味で、そちらでおっしゃられるような危機に瀕する状況が実際に起こっています。...全文を見る
○山内(惠)委員 状況をどのように把握しているのかということは、もうちょっときちっとお聞きしたい部分なのですね。例えば、私は小学校に三十年間勤務しましたが、授業を持っているクラスの子供が三十人ではなくて、四十人がほとんどの体験です。  そういう状況の中で、何か一つ事件があったり...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまのお答えは先ほどもお聞きしましたので、そういうことではなくて、少人数の指導のよさということで、前にお話があったときには、お勉強がどういうふうに進むかという点のみに力が入っていましたので、私としては、クラスの規模の縮小ということも大変大きな課題として受けと...全文を見る
○山内(惠)委員 次の質問に行きます。  今回の改正案、事務的なことですので、ちょっと急いで読み上げますので、御確認いただける部分かと思いますが、児童または生徒に対する指導が不適切で、研修等必要な措置が講じられたとしてもなおその指導が適切にできないというようなこと、そういう場合...全文を見る
○山内(惠)委員 今回の法案の中に、市町村学校の場合も都道府県に身分を移して、異動するということも含めて、この念押しをもう一つお願いします。異動に当たっては、市町村教員でこの対象者になった人を都道府県の身分に移してということでこの法案を読んでよろしいですか。
○山内(惠)委員 もう一つなのですけれども……
○山内(惠)委員 済みません。  これは、そういう不適格と言われた方の場合ですね。では、本人が希望して、自分は教職員に合わなかった、だから異動したいという場合にも適用されるのですか、それは。
○山内(惠)委員 次に行きます。  このような場合、人事ですから、本人のプライバシーというのはどうなるのかということが大変心配です。いわゆるだめ教員としてレッテル張り、先ほどレッテル張りはないとおっしゃいましたけれども、この守秘義務に関してはどのような措置があるのでしょうか。
○山内(惠)委員 指導というのは文書によってでしょうか。その部分を、済みません、急いでそこのところをお願いいたします。
○山内(惠)委員 わかりました。  次なんですけれども、本人の同意によることなくということについて、もう一度、今言われましたけれども、本人に同意することなくとなれば、当然本人に不服が生じることがあり得ると思うのですけれども、この不服審査はどのようになさるのでしょうか。
○山内(惠)委員 地方公務員法でということで受けとめさせていただきますが、これは配転職種ですので、本人の同意を得ることが私は基本的な人権として重要だと思います。その意味で、このことは本人の同意を盛り込む努力をされるおつもりがあるかないか、お聞かせください。
○山内(惠)委員 これは、基本的にはやはり本人の同意ということをきちんと文章化する、法律化することを、私としては必要なことではないかというふうに思っていますが、次に行きます。  指導が不適切という問題は、できればそういう状況は最初から起こらないことが望まれると思うのですね。特に...全文を見る
○山内(惠)委員 その研修を何度も何度もしても、なおかつ指導に不適格とおっしゃられるまでの過程の部分についていえば、このことが、私は本当に教職員を萎縮させなければいいなというふうに思います。  それで、私は、私のクラスでちょっと問題が起こったときに、隣の先輩が私に言ってくれた言...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  今回の学校教育法の一部改正にかかわっての奉仕活動の部分についての質問を中心にきょうは質問したいと思いますが、その前に、幾つか大臣にお聞きしたいということがあります。  本会議場でも申し上げましたけれども、ハンセン病の訴訟、控...全文を見る
○山内(惠)委員 望ましくないということだけははっきりしているというのであれば、表現の自由との絡みとおっしゃいますけれども、基本的にこれは、文部科学省として、検定を通すという手続上の中で採択前は望ましくないとおっしゃっているわけですね。しかも、これは子供たちの教育にかかわる教科書...全文を見る
○山内(惠)委員 今おっしゃった、その望ましくないということをどのような形で鮮明にされるのか、お聞きしたいと思います。  小学校の高学年であれば、この問題はもう新聞その他でも見ていることと思いますし、中学生の教科書ですから、中学生は自分たちが使うことにかかわる教科書問題ですから...全文を見る
○山内(惠)委員 鮮明にされるとさっきおっしゃった、その部分をお答えください。望ましくないということを鮮明にしていきますとさっきおっしゃったことに対しての、どのようにということをお答えいただいていないと思います。
○山内(惠)委員 このことを子供たちはマイナスイメージで見ると私は思います。約束事を破っていくことをどうすることもできない大人たちの姿として、本当に残念な状況だと思います。  もう一つ、従軍慰安婦問題の部分について、一言だけ、これは前にも私も質問していますので、終わりにしたいと...全文を見る
○山内(惠)委員 子どもの権利条約を批准する前はどうだったかということのお答えがいただけなかったのですけれども、前も後も同じというお答えでよろしいでしょうか。
○山内(惠)委員 子供観は変わらなかったとおっしゃったということを押さえて、次の質問に行きたいと思います。  一九九四年、子どもの権利条約を批准した同じ年ですけれども、スペインで開かれた特別なニーズ教育に関する世界会議で採択されたサラマンカ宣言というのがございますが、この宣言と...全文を見る
○山内(惠)委員 子供観が変わっていないということの発想と、このサラマンカ宣言の受けとめということを考えると、だからだったのかというふうに思うのですけれども。  今回の教育改革国民会議で分科会、それぞれ持たれて、そこで資料を配付したということを記録として私は見ていますが、例えば...全文を見る
○山内(惠)委員 そのお答えには本当に賛成です。内容についてお聞きします。  障害のある子供にとって、今後の寄宿舎が果たす役割についてはどのようにお考えでしょうか。寄宿舎についてです。
○山内(惠)委員 大変重要な役割を果たしているというふうに思います。  その意味で、今回、障害児教育で重要な寄宿舎で働く寄宿舎指導員ということを、名称変更するそうですが、この方たちの研修を含めた専門性の確立と処遇問題についてどのように対応していくお考えか、お聞かせください。
○山内(惠)委員 サラマンカ宣言の中では、すべての政府に対して、やむにやまれぬ理由がない限り、普通学校にすべての子供を在籍させるインクルーシブな教育の原理を採用することということを求めています。  その意味では、私がいました地元の学校にも、車いすの子供が一年生に入り、全校生徒の...全文を見る
○山内(惠)委員 ところで、皆さんも御存じの兵庫県のトライやる・ウイークの成果は大変大きかったと私も思っています。これは体験活動として実施されているものですけれども、これも社会奉仕体験活動の範疇に入ると文部科学省ではされていらっしゃることかどうか、短くお答えをお願いいたします。
○山内(惠)委員 ところで、このトライやる・ウイークには相当のお金がかかったと私は聞いています。体験学習として、総合学習で、一週間に五日間、中学二年生が全員。それで、これに費用はどれぐらいかかったのか、お聞きしたいと思います。
○山内(惠)委員 四億七千万というこの金額、これが兵庫県一つでこれだけかかった。そうなると、全国で行うとしたら相当の金額になると思います。  ところで、この四億七千万円というのは、一校当たりにするとどれぐらいだったのか、子供の数が違うから難しいかと思いますが、それから、どのよう...全文を見る
○山内(惠)委員 保険料は一人お幾らだったのでしょうか。
○山内(惠)委員 このことだけでも、まだまだお聞きしたいのですが、もう時間が本当に少ないので、また次のチャンスのところで引き続きお聞きしたいと思いますが、これだけの金額がかかって実現して、やっと一人一人の感動も得て、例えば看護婦さんになりたいと思って病院へ行って、本当にいい体験が...全文を見る
○山内(惠)委員 この活動が子供たちの希望をとったということで成功に導くことができたのだと私は思っています。行きたいところに行って体験ができた。そして、そこで教えていただくテクニックというのも、人間関係も、とても温かいものであったというのを、私もビデオで見ましたし、実際に体験した...全文を見る
○山内(惠)委員 いずれにしても、もう既にトライやる・ウイークのことが、相当高い評価があるわけですから、恐れ入りますが、後で結構ですが、どのように使われたのか、支出の明細とまでいかなくても、大まかわかれば資料をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回の奉仕...全文を見る
○山内(惠)委員 その意味では子供たちの自発性を育てるということも含めての取り組みだと思いますが、ある意味では、子供たちの自発性というときに、本人の希望を重視してほしい、それから、企画とか内容なんかについても、学年や学級での声、生徒会や委員会の活用など、本当に子供たちの意見を取り...全文を見る
○山内(惠)委員 私は、この教育改革国民会議の報告を見ながら、子供たちがひ弱になった、それから自制心を抑えることもできない子供たちが育っているという視点から導かれた奉仕活動であれば、わがままになってしまった子供を国家が抑え込もうとするというふうに読み取れるような教育改革国民会議の...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  きょうは、参考人の皆様には急な要請だったと思いますが、お忙しい中、本当にいい御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  先日、池田小学校では大変な事件が起きてしまいまして、この報道を通して、私も、本当にあの子...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  二つ目の質問に、今の追加でちょっとお聞きしたいと思いますが、これは川西市の先生でいらっしゃるのでしょうか、御紹介くださった方の例を言うと、今回の法案と比べれば、かつてどんなにいい先生であったかもわからないけれども、このままでいくと不...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  何か時間が少なくて、もっとたくさんお聞かせいただきたいと思っていることがあったのですけれども、本当に今幼稚園、保育所、不足だと私は思っていましたから、総理大臣も待機児をなくするという方針を掲げている中で、この幼稚園、保育所の統廃合が...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  介護保険がスタートしているだけに、六万人の実習生が高齢者の施設に行くなんというお話は受け入れ体制が大変だろうなということを想像してお聞かせいただいただけに、今少子化で、兄弟、姉妹のいない中で育って、親になることを自分で体験しな...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  教育改革関連三法案の審議がきょうが最後となっていることを、私は、実感不足ということも含めて、大変残念に思っているところです。全国各地から、お手紙、ファクス、それからはがき、お電話、いろいろな御意見をいただいていますし、毎日このように傍...全文を見る
○山内(惠)委員 先日、遠山大臣は、採用においては人物評価を重視したいというようなこともおっしゃっていらしたので、今後の採用の仕方も変わっていくのかなと思いますが、私としては、初任者研修のあり方も、担任をして、そして初任者研修に行く、学校にいない間はどなたかが来てくれるという状況...全文を見る
○山内(惠)委員 私も、マスコミを通じたり、それから、このように傍聴された方の中から私の部屋を訪問してくれて、お聞かせいただいた状況でいえば、もう既に、先進的にというのか、そういう研修をして、それを受けた方の声などもお聞きしています。  一般の現職教員の研修とは別の棟で、個室で...全文を見る
○山内(惠)委員 同じようなお答えですので、プログラムをしっかりと示す努力をさせていただきたいということを申し上げて、私としては、次の質問に行きます。  もう本当に最後のところですので、教育委員会の活性化につきまして一言です。  地域に密着した初等教育ということを考えると、例...全文を見る
○山内(惠)委員 社会民主党・市民連合を代表しまして、今回の教育改革関連三法案と修正案、ともに反対の立場で意見を申し上げたいと思います。  本会議でも申し上げましたが、私は、国会で活動を始めてやがて一年です。この短い期間に、文部にかかわる大臣が三人目です。そして、今回のこの関連...全文を見る
06月22日第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  今回の事件は想像を絶する事件だっただけに、現地の皆さん、教育関係者の皆さんは本当に大変な日々を過ごされていると思います。きょうは、できれば小学校の先生のお声も実際にお聞きしたかったとは思いますけれども、お忙しい中、学長がいらし...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。時間の関係上、今のお答えで、ありがとうございます。  学校の先生方、教職員の皆さんは、今おっしゃられたように申し出ることはしないと思います、大変な事件ですから。その意味では、計画的な休養ということをぜひ考えていただきたいと思います...全文を見る
○山内(惠)委員 今までこのような事件、こんなにひどい事件はなかったわけですけれども、大体は自治体が行うことで来たと思います。  でも、このような社会ですから、このような事件が本当に二度と起こってほしくないという願いは強くありますけれども、心のストレスの問題のケアという意味では...全文を見る
○山内(惠)委員 学校現場にはいろいろな職員がいます。給食を担当する方もいれば、草を刈ったりする方たち、いろいろな方たちがいるのですけれども、あえて、この警備という言葉で民間へということだけはぜひやめていただきたいと思います。その日その日に子供たちの顔を知らない人たちが来る状況こ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  子供たちを地域で守り、そして育てていくという発想の根本に子どもの権利条約を置いてほしいということが一つで、地域に任せるということではなくて、その意味での文部科学省のリーダーとしての御意見をいただきたかったのが一つ目です。  それか...全文を見る
○山内(惠)委員 時間の都合上、ここはわかりましたということで、次に行きたいと思います。本当に、時代、社会の状況に合わせて再検討も期待しています。  最後の質問ですけれども、今回の事件の容疑者である宅間容疑者のことを報道されたときに、私は、先日の教育改革関連法案の中での問題行動...全文を見る
○山内(惠)委員 子供たちが伸びたいとする芽を温かく支援する社会、大人社会をこそ希望するとしたら、子どもの権利条約が全国に広まり、大人たちが温かい目で子供の成長を支援する社会が望まれますので、ぜひ今回の事件をしっかりと分析していただきたいと思います。  発言を終わります。
10月31日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  九月の十一日に起こりましたテロ事件、あの事件で、数千人の方々が犠牲になりました。この方たちに哀悼の意を表し、このような事件が二度とあってはならないという観点で、大臣が、十月十六日、パリで開催されました第三十一回ユネスコ総会に出席され、...全文を見る
○山内(惠)委員 テロリストというのは、やはり戦争ではありませんので、国際法で裁くべきだと私は思っていますので、大臣のお答えの最初のところだけお聞きしたかったんです。  次に行きたいと思います。  それで、国際法廷で裁くべきだというふうに考えているだけに、民間人が巻き込まれて...全文を見る
○山内(惠)委員 イスラム教に改宗した元フォークロック歌手のキャット・スティーブンズさんは、ハイジャックテロの根源は空中で生まれたのではなく、貧困と不正義がその環境をつくり出している側面があるというふうにおっしゃっています。そして、イスラム教徒はなぜ、イスラムの名のもとであれほど...全文を見る
○山内(惠)委員 ちょっと、私は今大臣に、きのう言ってありますが、副大臣にお答えは私は要求していなかったのに丸がついていたのですよ。大臣にお聞きしたい。
○山内(惠)委員 私は、大臣に基本的にお聞きしたいということで、強く要請してあったはずです。そのことは、それでは、今の結構です。  学校に任されているという。でも、文部科学省が教育をするに当たって、今ユネスコの総会に行かれた大臣のお答え、私はしたかったのです。時間がありませんの...全文を見る
○山内(惠)委員 日本のユネスコ協会では、六つのテーマを盛り込んだピースパックというのを、日本版をつくって学校に無料配付をしたと聞いています。  この六つのテーマの中の一つ、相互理解をもし子供たちに教えるとしたら、アメリカでは今回のテロの事件で、数千人と言っていますけれども、六...全文を見る
○山内(惠)委員 ユネスコの総会で発言されたことの多くは、識字率を高めようとか、科学の問題とか宗教の問題とか、世界の国々に向けての発言が多かったと思います。私は、今質問したのは、私たちのこの国での子供たちに向けて、どんな決意で臨まれるのかということを中心にお答えいただきたかったん...全文を見る
○山内(惠)委員 その意味で、今回、四十年ぶりに就学基準を見直すということで、ことしの一月に出された二十一世紀の特殊教育のあり方についての調査協力者会議の最終報告、そしてこれに基づく学校教育法の改正問題については、相当たくさんの方たちの期待があったということをお伝えしたいと思いま...全文を見る
○山内(惠)委員 外部に出るものではないのになぜか相当たくさんの人たちがこのものを持っている状況を私は知っています。地方議会でも取り上げた方がいるように聞いていますが、お答えは今のようなお答えだったそうです。  その意味で、外部に出るものではない、ましてきょう議員の皆さんに心配...全文を見る
○山内(惠)委員 皆さんが心配しているのは、やはりこの違法ということや不適切だが違法ではないということが現状で起こり得る心配をしているということだと思います。もしここで不適切だが違法ではないと言われても、じゃ、不適切だと言われたら、受け入れる学校だって大変じゃないかというふうに思...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。
11月08日第153回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  四月に行われました北海道の視察に行かせていただきました。私も北海道出身です。  今回の有珠山の災害は本当に大変大きなものでしたけれども、人的には、火山予知連の方々のおかげで人災に至らなかったことが、せめてものほっとすることでした。火...全文を見る
○山内(惠)委員 心強い御支援の内容、お言葉をいただきましたけれども、そのお言葉が具体的な数字となってぜひ強化されますようにということを期待しています。  その意味で、具体的な問題につきましては国土交通省の方にお聞きしたいと思います。  防災集団移転事業、Aゾーン地域、このこ...全文を見る
○山内(惠)委員 一番最後のところを先に質問させていただきますが、どれぐらいの予算でどれぐらいの内容なのか、そこのところ、ちょっと詳しくお聞かせいただきたいと思います。済みません、先にそっちの方をお願いいたします。
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  きょうの新聞を見せていただきましても、Aゾーンの事業だけで三億六千万円かかるという想定のもとで、今お話しされた中身でいいますと、地元では九千万円とおっしゃっているんですけれども、九五%が国の負担ということですから、地元の計算でいうと...全文を見る
○山内(惠)委員 まだ具体的に上がってきていないのでということですから、具体的に地元は上げてくる計画をしていますので、ぜひ御検討するときには力を入れていただきたいと思いますが、まずAゾーンのことだけを考えても、地元が九千万も出さなければならない。そうなると、ほかのところも相当の額...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  今のお言葉の中の十二分にというところに期待をして、地元の計画をいずれ要望として持ってくることになると思いますので、よろしくお願いいたします。  先ほど大臣もおっしゃっていましたけれども、人災はなかったけれども、大変な災害だったとき...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございます。ぜひ全力を挙げてこちらの方も御支援いただけますように、よろしくお願いいたします。  もう一つ、先ほど地籍調査のことをおっしゃられていたんですけれども、済みません、質問が抜けたので、この調査にちょっと戻って、来年度以降に土地などの調査...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。では、ぜひ隅々まで調査を丁寧にやっていただけますよう、よろしくお願いいたします。  それから、次の質問なんですが、厚生労働省の方に質問したいと思います。  全国的に今失業率が五・三%まで落ち込んでいる状況ですが、地元は、この有珠山の噴火...全文を見る
○山内(惠)委員 補正予算もあわせて新しい交付金事業をなされるということで、今、三千五百億円という数字をおっしゃったんですが、これは、北海道にということですか、それとも、北海道におりてくる枠の中からまた地元へということですか、ちょっと数字の辺、よろしくお願いいたします。
○山内(惠)委員 大枠のところでお聞かせいただきましたので、また具体的な中身につきましては、私も地元の方たちの声を持って道庁の方にも足を運びたいと思いますし、また、こちらにも御相談したいと思います。  地元の皆さんが元気になるための雇用として、この厳しい雇用状況の中で冷え込んで...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  日本の芸術文化政策が、各国から比べると、予算が少なく、ある意味での貧困ということが言われている中でしたから、皆さんが本当にいい法案をつくりたいと御努力されたということがよくわかりますが、どのような理念の法案をつくるかについて、多くの人...全文を見る
○山内(惠)委員 基本法をつくるという、策定するということですから、公明党の例でおっしゃられましたから、公明党は選挙の公約の一つでもあったというふうにお聞きしていますので、その御努力はわかりますけれども、今回の新聞にあるように、ある団体は法案の動きも知らなかったというようなことま...全文を見る
○山内(惠)委員 今までは芸術文化という慣用句というふうにありましたので、そのことをお聞きしました。意見はいろいろありますけれども、急ぎます。  先ほど一つ言おうと思ったんですけれども、新聞報道の中に要請文を出したという文がありましたので、私も取り寄せてみたんですけれども、本当...全文を見る
○山内(惠)委員 はい。その部分を指摘したものです。
○山内(惠)委員 大変重要な項目ですから、後のところでもまた触れていきたいと思います。  諸外国で、芸術や文化にかかわった基本法があるかということを調べて、研究された方がいらっしゃいます。それによりますと、文化領域に属するものは法とか法律とか規制という言葉になじまないというふう...全文を見る
○山内(惠)委員 斉藤議員が、伝統の中にやはり古い因習その他があるということを押さえていらっしゃるということを、私と共通する部分を持っていらっしゃるということでのお答えとしてはわかりました。  日本の文化というのは、大陸や半島やアジアの諸国から伝来されてきていますね。それは、た...全文を見る
○山内(惠)委員 伝統にはプラス面とマイナス面があるということを御理解していただいているということを考えるときに、日本の伝統文化、それはすばらしいとたたえるその当人が、自分の文章を毛筆ではなくてペンで書くと思います。和とじではなくて西洋風の本をこしらえているのではないでしょうか。...全文を見る
○山内(惠)委員 時代とともに伝統の評価は変わってくるということの一つの例だというふうに思います。  この文章をあえてなぜここに入れたのかということを、ここに法案化する前の段階でちょっとお聞きしましたら、日本の人が、ここにある国際化が進行する中でにかかわって、外国へ行っても日本...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  この後きっと、この法案ができたら、その地域地域に予算がどのような配分でか行くと思いますが、その予算の配分だとか援助だとか表彰だとか、あらゆる部分では、政党とか官僚とか、いろいろな地域の、今まで担当してきた方だけではなくて、やはりもっ...全文を見る